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イベントを通じて常國寺(福山市熊野町)の魅力・歴史を発信室町幕府最後の将軍 足利義昭が滞在し、桜の名刹でもある常國寺で、常國寺二引両桜まつりを開催します。常國寺に滞在した足利義昭の遺徳を偲ぶとともに、イベントを通じて常国寺の魅力・歴史を市内外に発信するため、地域住民を中心とした有志が企画した催しが開催されます。※二引両(ふたつひきりょう)について二引両は室町幕府足利氏の家紋であり、足利義昭ゆかりを示すものとして、常國寺内には多くの二引両があしらわれています。開催日2025年3月29日(土曜日)・30日(日曜日)場所常國寺(福山市熊野町甲1481)イベント内容将軍門修理現場と足利家ゆかりの品を特別公開 常國寺ガイド日時:3月29日(土曜日)13時30分~15時30分内容:足利義昭公と渡辺一文字党の史跡を巡る(希望者のみー乗山城跡にご案内)※歩きやすい運動靴でご参加下さい人数:40名(先着)参加費:500円申込先:福山観光コンベンション協会(電話:084-926-2649)足利義昭公 供茶式日時:3月30日(日曜日)9時30分~9時50分会場:客殿、本堂箏曲演奏会日時:3月30日(日曜日)10時00分~12時30分会場:本堂出演:箏曲くすのき社中お坊さんの小噺(こばなし)日時:3月30日(日曜日)①13時50分~、②14時30分~会場:本堂出演:法宣寺堤亭常國寺桜まつり茶会日時:3月30日(日曜日)10時00分~15時00分会場:客殿(立礼)茶券:800円開催団体:鞆の津茶会実行委員会茶券を購入する : 福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約46万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、2025年には世界バラ会議福山大会が開催されます。また、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年に築城400年を迎えた「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年03月13日お笑いタレントのハイヒール・モモコが30日、自身のインスタグラムを更新。京都に先月オープンしたばかりの「萬寿寺はくらん」を訪れたことを報告した。モモコは「のぐち継の出身、吉田くんのお店に行きました❗️美味しかったぁ」と綴り、絶品料理を堪能した様子を公開。さらに、「また、オーソレみ〜よ!に来てね」と、番組への出演を期待するメッセージも添えた。【画像】「マジ美味しかったぁ」ハイヒール・モモコが長男からの贈り物に感動! この投稿をInstagramで見る ハイヒール・モモコ(@highheel_momoko)がシェアした投稿 この投稿には沢山のいいね!が寄せられ、話題の新店に注目が集まっている。
2025年01月30日お笑いコンビ「ぺこぱ」の松陰寺太勇が6日、自身のXを更新した。【画像】ぺこぱ・松陰寺太勇「はいーー! 捕まえましたー」、同郷芸人との2ショットにファン歓喜ご長寿番組である「笑点」にて漫才を披露した松陰寺は、「どうもありがとう!!」と感謝の言葉を綴り、漫才中のカットを3枚載せた。ファンにとっては、「いやお礼を言うのはこちらの方だ!」のように「ぺこぱ」の漫才風にツッコミを入れたくなる投稿かもしれない。それはさておき、3枚目のカットでシュウペイが綺麗な跳躍を見せているのがとても面白い。 #笑点 どうもありがとう!! pic.twitter.com/zXfBBYUeBi — 松陰寺太勇のキザッター【ぺこぱ】 (@shoinjitaiyu) October 6, 2024 この投稿にファンたちからは「伝統ある笑点での初出演おめでとうございます〜w」「久しぶりのテレビでの漫才披露嬉しかったです(*^^*)」などといったコメントが寄せられた。
2024年10月07日幼い子供の言動には、驚かされることがあります。急に大人っぽい口調になったり、仕事や家事の仕草を真似するようになったりと、成長を実感するでしょう。お地蔵さんに向かって?4人の息子さんを育てる、ゴンゾウR4(@R453374510)さんは、家族でお寺を訪れた時のエピソードをXに投稿し、話題になっています。ある日、2歳の四男と電車に乗って出かけていたところ、窓越しにとある大きなお寺を発見した、ゴンゾウR4さん。四男と一緒に、そのお寺に立ち寄ることにしました。お寺に着くと、四男のある行動に驚き、思わず写真を撮影したようです。ゴンゾウR4さんが驚きを隠せなかった、1枚をご覧ください。礼儀正しい…!しっかりと帽子を取って、一礼している、四男。「こんにちは」といったり、頭をちょこんと動かしたりするにとどまらず、深々と頭を下げて挨拶しています!きっと、日頃から3人の兄やゴンゾウR4さんのことを見て、学んでいたのでしょう。立派な挨拶ができる四男の姿には、たくさんのコメントが寄せられました。・本当にお利口さんですね!大人も見習わないと!・丁寧に帽子を取ってお辞儀をする姿に、こちらの頭が下がります。・人として、大切なことを学びました。『子は親の映す鏡』という、ことわざを表すような1枚ですね。これからも四男は、ゴンゾウR4さん家族の姿を見習って、礼儀正しく育っていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年09月09日「え…えっと…あのぉ… すみません、そこは…」2024年8月13日、そんなひと言とともに1枚の写真をXに投稿したのは、浄土真宗本願寺派永明寺の住職である、松崎智海(@matsuzakichikai)さん。松崎さんはこの日、法事のため、ある家に出向いたといいます。しかしこの時、松崎さんはお教を唱えている場合ではなかったとか!次の1枚を見れば、その理由に納得することでしょう。座布団の上で、家主と一緒に暮らす猫が、すやすやと眠っていました!法事を自宅で行う際には、仏壇用の座布団を用意する必要があります。これでは、松崎さんが座るスペースを確保できず、お教を唱えられませんね…。投稿には、さまざまな感想が寄せられました。・あー!猫様!困りますっ!かわいいから、よし。・「さすがの坊主もこれでは手が出せまい、ふふふ…」といっていそう。・これがリアルな『眠り猫』か!誰も猫様には逆らえませんね…。松崎さんは「どいてもらうのは気が引けたので、座布団ごとずらして、私は床の上に座っておつとめしました」と、当時を振り返っていました。松崎さんの優しさに、猫はまどろみながら「ありがとニャン…」と感謝していたかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年08月14日日本のお盆期間は、8月13日~16日の4日間。ご先祖様を自宅にお迎えして供養する夏の風習として、知られています。供養する際、ご先祖様へ感謝の気持ちを示す品として、お供え物をするでしょう。お供え物をするのは、一般家庭に限らず、お寺でも同じようです。お供え物のダイコン、本堂を歩く?「そろそろお盆だし、本堂を歩いていたお供え物のダイコンでも見るか」2024年8月10日、そうコメントを添えてXに1枚の写真を投稿したのは、埼玉県北葛飾郡にある『妙見山上原寺』の副住職、仁部前誠(@nibe_zenjo)さん。本堂とは、寺院において、本尊を安置する建物です。ダイコンが歩くなんて、考え難いですが…。その答えは、次の2枚を見て確かめてください。ダイコンに2本の足が生えている…!こんな見た目をしていては、目に触れない間に突然歩きだしても、不思議ではないでしょう。このダイコンを見ていると、「見つかっちゃった…」などと、アテレコしたくなりますね!二足歩行するかのようなダイコンに、頬をゆるませる人が相次いでいます。・めっちゃ笑った。自立しててえらいです!・「どうも、通りすがりのダイコンです」といっていそう。・お散歩ダイコンだ!かわいいー!ほかには「『ムーミン・シリーズ』に登場する、ニョロニョロみたい!」などの声も。このダイコンはきっと、仁部さんからだけでなく、ネット上の人たちからも愛される存在になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年08月11日唐から帰国した空海の活動拠点となった京都の神護寺は、空海ゆかりの宝物のほか、貴重な文化財を多数保有する名刹として知られる。この神護寺の創建1200年と空海生誕1250年を記念する創建1200年記念 特別展『神護寺―空海と真言密教のはじまり』が、東京国立博物館で9月8日(日)まで開催されている。京都市の北西部、高雄にあり、古くから紅葉の名所として知られている神護寺は、天長元年(824)、高雄山寺と神願寺の両寺院がひとつになり誕生した。高雄山寺は平安遷都を提案した和気清麻呂の氏寺であり、唐で密教を学んだ空海が活動の拠点としていた寺院でもあることから、神護寺には空海ゆかりの寺宝が数多く残されている。同展は、この神護寺に伝わる様々な寺宝を紹介するものだ。展覧会エントランス展覧会の入口を飾るのは、神護寺貫主・谷内弘照の揮毫による大看板。そして、紅葉の名所である神護寺を描いた狩野秀頼による国宝《観楓図屏風》と、重要文化財《弘法大師像》が並ぶ。左:重要文化財《弘法大師像》 鎌倉時代(14世紀)神護寺蔵右:国宝狩野秀頼《観楓図屛風》室町~安土桃山時代(16世紀)東京国立博物館蔵※展示期間:7月17日~8月12日第1章「神護寺と高雄曼荼羅」では、神護寺の宝物を時代順に紹介していく。国宝《金銅密教法具(金剛盤・五鈷鈴・五鈷杵)》は、空海が唐から帰国する際に持ち帰った法具だ。空海はことわざになるほどの筆の名手であるが、彼の書も国宝《灌頂暦名》などで見ることができる。国宝《金銅密教法具(金剛盤・五鈷鈴・五鈷杵)》唐時代(8~9世紀)教王護国寺(東寺)蔵国宝空海筆《灌頂暦名》平安時代・弘仁3年(812年)神護寺蔵※展示期間:7月17日~8月25日また、20世紀においては歴史の教科書に必ずといっていいほど掲載されていた国宝《伝源頼朝像》をはじめとする、通称「神護寺三像」も揃って展示される。右:国宝《伝源頼朝像》中:国宝《伝平重盛像》左:国宝《伝藤原光能像》いずれも鎌倉時代(13世紀)神護寺蔵※展示期間:7月17日~8月12日この神護寺三像に向かい合う形で展示されているのが、高さ4メートルに及ぶ巨大な曼荼羅像《両界曼荼羅(高雄曼荼羅)》の胎蔵界だ。曼荼羅とは、大日如来を中心に密教の世界、宇宙を図示したもの。近くで観賞すると金泥、銀泥で仏の姿が描かれていることがわかる。国宝《両界曼荼羅(高雄曼荼羅)》のうち胎蔵界平安時代(9世紀)神護寺蔵※展示期間:7月17日~8月12日(金剛界の展示期間は8月14日~9月8日)第2章「神護寺経と釈迦如来像──平安貴族の祈りと美意識」では、神護寺経と呼ばれる「大般若経」などを紹介。お経を包んでいた経帙の美しさとあわせて観賞したい。重要文化財 紺紙金字一切経のうち《大般若経》巻第一平安時代(12世紀)神護寺蔵《紺紙金字一切経経帙》平安時代(12世紀)細見美術館蔵つづく第3章「神護寺の隆盛」では、神護寺の絵図などを、第4章「古典として神護寺宝物」では、江戸時代後半から明治時代にかけて神護寺の宝物が「古典」として注目されていた様子を紹介する。左:《紀伊国桛田庄図》鎌倉時代(13世紀)※展示期間:7月17日~8月12日中:《足守庄絵図》平安時代 嘉応元年(1169年)※展示期間:7月17日~8月12日右:《神護寺絵図》鎌倉時代 寛喜2年(1230年)※展示期間:7月17日~8月12日いずれも神護寺蔵そして、展覧会のクライマックスとなる第5章「神護寺の彫刻」では、神護寺の彫刻が一挙に展示される。現存する最古の密教仏像とされる国宝《五大虚空蔵菩薩坐像》は、神護寺では現在横一列で並んでいるが、同展では法界虚空蔵を中心に4体が前後左右に配置され、曼荼羅本来の配置で観賞できる。国宝《五大虚空蔵菩薩坐像》平安時代(9世紀)神護寺蔵神護寺の本尊である国宝《薬師如来立像》は寺外初公開。平安初期彫刻の最高傑作とされ、荘厳な雰囲気を漂わせている。神護寺ではなかなか目にすることができない横からの姿なども注目だ。左:重要文化財《月光菩薩立像》平安時代(9世紀) 中:国宝《薬師如来立像》平安時代(8~9世紀)右:重要文化財《日光菩薩立像》平安時代(9世紀)いずれも神護寺蔵《十二神将立像》(一部)酉神、亥神:室町時代(15~16世紀)、子神~申神、戌神:江戸時代(17世紀)神護寺蔵1200年もの長い歴史を持つ神護寺。その長い歴史を感じ、学び取ることができる素晴らしい機会だ。展示替えする作品も多いので、お目当ての作品がある場合はしっかりと展示スケジュールを確認しておこう。取材・文・撮影:浦島茂世<公演情報>創建1200年記念特別展『神護寺 ― 空海と真言密教のはじまり』2024年7月17日(水)~9月8日(日)、東京国立博物館にて開催公式サイト:
2024年07月30日臼杵山 真言宗 総本山 天光寺(所在地:東京都西多摩郡、住職:高尾 聖賢)は、天光寺の体験修行で撮影した写真をSNS投稿していただいた方に護摩木を1枚プレゼントするキャンペーンを実施しております。滝行【キャンペーン名:夏の修行体験 SNS投稿で護摩木プレゼント】体験修行を受けられた方がSNS投稿すると、自分の願いを祈願できる護摩木をプレゼント。毎月28日に行われる「護摩焚き」でお焚き上げしていただけます。滝行で心身ともに浄化し、願望も祈願してもらえる絶好のチャンスです。夏休みのお子さん、親子参加も有意義な体験です。【キャンペーン概要】天光寺の体験修行で撮影した写真をご自身のアカウントからSNS投稿していただける方に護摩木を1枚プレゼントさせていただきます。お名前とご希望の祈願内容を書いていただきましたら毎月28日お不動様の縁日に護摩焚き供養を奉修いたします。護摩焚きについてはこちら → 【初心者にもおすすめの日帰り・半日滝行】■都内近郊で滝行が体験できるスポット毎日蒸し暑い日が続いて、憂鬱になりがちな夏。そんな夏のおでかけ先におすすめなのが「滝」!自然に囲まれ、マイナスイオンたっぷりの滝はまさにパワースポットです。■天光寺での体験修行・滝行(半日滝行)1日滝行 :8,500円半日滝行:6,000円天光寺の川沿いにある敷地に38,000個の玉石が引かれており、玉石工事には10年の歳月がかかりました。寺院内石積み自然あふれるパワースポット天光寺では一般の方へ向けた修行体験「滝行」を毎日行っております。初めての方、女性、未成年、お一人でも参加が可能です。期間もご自由に設定してください。体験修行によって疲れた心を癒してください。人間関係や仕事上のストレスで憂鬱(ゆううつ)な気分が続くことがありませんか?あなた自身の本来の姿(心、魂)に耳を傾けてください。お一人でも、団体での参加も可能です。天光寺で宿泊をしながら、様々な修行の体験が行えます。日常生活で経験出来ないこと、そのひとつが『滝行』です。経験して損はない修行です。体験修行の様子【修行したい人必見・滝行】心の汚れを落としたい方に人気・特に女性に人気の「滝行」は、天光寺のパワースポット。マイナスイオンの宝庫。東京都の奥座敷檜原村は山々に囲まれ、緑あふれる山道での修行ができます。天光寺では一人でも多くの方に滝行を体験していただけるように、滝行指導を行っております。初心者の方でも、お一人でも参加できます。是非一度体験してみてください。日常生活では、経験出来ないこと、そのひとつが滝行です。■天光寺の建坪は485坪もあり修行道場で国内でも最大級釈迦如来巨大壁画お風呂は自由に使用できます。【滝行とは】滝に打たれ真言を唱え続ける厳しい密教の修行の一つです。天光寺の滝修行はただ一心に精神統一を行います。自然と一体化し達成感で満たされることが醍醐味である天光寺の滝行は、行衣一衣服をまとい水・滝に打たれ、無我の中で自分自身を見つめる修行です。水・滝の力により、仕事の疲れやストレスが癒されます。【滝に入る時】身体を塩で清めます。清め方は口の中、右足、左足、右脚、左脚、右腕、左腕、胸、頭、身体全体、バケツに水を入れて塩を流していきます。 気合を入れて頭から水をかぶります。滝に入るときは、滝を塩とお酒で清め、仏様と自然にあいさつをし、自分の身体を塩で清め護身法、真言、九字を切り滝に入ります。入るときは、印を結び、真言、般若心経を唱えます。気合を入れて、身体の汚れを落とすように両手で払います。【滝を出る】滝行が終わったら、再度滝にあいさつをし、護身法を解き、次の方のために塩とお酒で清めます。■臼杵山 真言宗 総本山 天光寺について所在地 : 〒190-0204 東京都西多摩郡檜原村小沢4040-1住職 : 高尾 聖賢建立 : 2020年4月URL : 事業内容: 宗教団体 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月17日京都市の北西部の高雄に所在する神護寺は、唐で密教を学んだ空海が帰国後に活動の拠点とした高雄山寺と神願寺というふたつの寺院が合併して、824年に神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)として誕生したもの。真言密教のはじまりの地として篤い信仰を集めるその神護寺の創建1200年と、空海の生誕1250年を記念する特別展が、7月17日(水)から9月8日(日)まで、上野の東京国立博物館で開催される。真言密教とは、唐に渡った空海が金剛界・胎蔵界両部の体系的な密教を授けられて帰国したのち、両部を統合して打ち立てたものだ。812年、空海は初の両部灌頂をのちに神護寺となる高雄山寺で行い、最澄が弟子たちとともに潅頂を受けたことが知られている。同展の大きな見どころは、その際の記録となる空海自筆の国宝《潅頂暦名(かんじょうれきみょう)》をはじめ、空海に直接関わる彫刻・絵画・工芸の傑作の数々が展観されること。1200年の歴史をもつ真言密教の貴重な文化財が、国宝17件、重要文化財44件を含め約100件集結する。国宝《伝源頼朝像》鎌倉時代・13世紀京都・神護寺蔵 前期展示もうひとつ見逃せないのは、かつて神願寺にまつられていた神護寺のご本尊である国宝《薬師如来立像》が東京にお出ましになること。量感あふれる造形や威厳あふれる表情から平安初期彫刻の最高傑作とされる本尊が、寺外で公開されるのは神護寺史上初めてのことだという。また、金剛界と胎蔵界という密教のふたつの世界観を図示した「両界曼荼羅」のなかでも、空海の時代に制作された現存最古の国宝《両界曼荼羅(高雄曼荼羅)》が、230年ぶりの修理を終えて展観されるほか、空海の弟子・真済が発願した立体曼荼羅であり、日本でつくられた作例のうちで五体が揃って残る現存最古の《五大虚空蔵菩薩坐像》が寺外で初めて勢揃いして出陳されるなど、話題も多い。国宝《灌頂歴名》(部分)空海筆平安時代・弘仁3年(812)京都・神護寺蔵展示期間:7/17(水)~8/25(日)同展ではまた、中世に後白河法皇や源頼朝の信仰を得て隆盛した神護寺の密教空間を彩った美術工芸品の数々や、江戸時代後半から明治時代にかけて神護寺の寺宝が模範とすべき「古典」として注目を浴びたことで生まれた後世の作品などにも目を配る。「空海と真言密教のはじまり」を中心にすえつつ、その後の神護寺の歴史もたどれるスケールの大きな展覧会だ。<開催概要>創建1200年記念特別展『神護寺 ― 空海と真言密教のはじまり』会期:2024年7月17日(水)~9月8日(日)会場:東京国立博物館平成館時間:9:30~17:00、金土は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(8月12日は開館)、8月13日(火)※総合文化展は8月13日開館料金:一般 2,100円、大学1,300円、高校 900円公式サイト:
2024年07月04日兵庫県姫路市網干区。瀬戸内海もほど近い場所に、悩める女性の駆け込み寺として知られる尼寺・不徹寺がある。300年以上続くこの寺を守るのが、25代住職の松山照紀さん(61)。“庵主(あんじゅ)さん”と呼ばれる照紀さんは、これまで多くの人の相談を受けてきた。悩める女性の心がわかるのは、庵主さんも“そう”だったから。『駆け込み寺の庵主さん』(双葉社)の著書もある庵主さんの数奇な人生を教えてもらった。■二女に恵まれるも、夫から突然の離婚要求が「うちは両親と祖父母が農業と養鶏を営んでいて、私も中学に入ると、兄と一緒に早朝3時から収穫を手伝っていました。幼いころの私は、野山を駆け回る、ただのじゃじゃ馬でしたね(笑)」1962年(昭和37年)8月5日、福岡県筑紫野市に生まれた庵主さんは、地元の小中学校を経て、九州女子高(現・福岡大学附属若葉高)から九州産業大学商学部へ。先生になりたくて教職課程も選択した。「入学後に、中学から続けていた卓球サークルに入り、ここで1歳上の男性と出会って交際がスタート。2年生の冬に妊娠します。内緒にしたまま、大きなおなかで、成人式にも親の用意してくれた振り袖を着て出席しました」成人式を終え、両親に妊娠を打ち明けると父親は激怒したが、結婚後に大学を中退して20歳で長女を出産すると、状況は一変。「典型的な九州男児の父も、孫にはデレデレのおじいちゃんになり和解します。その後、会社員となった夫の転勤で、私たち家族は神奈川県平塚市に転居しました」翌年には第2子の妊娠がわかり、里帰り出産での帰省中に、父親が55歳で突然死する。これを機に九州に戻り夫の実家での同居が始まるが、突然離婚を切り出されるのは、結婚8年目のことだった。「夫は、『自分は結婚には向かないタイプだった』と。つい、『はあ!?』と口から漏れてしまうような理由でした。もちろん納得はしませんが、子供をどちらが育てるかという話し合いのなかで、彼が『どっちでもいいよ』と投げやりに言うセリフを聞いて、ああ、この人にとって家族とはそれほどのものだったのかと、決心がつきました」27歳で離婚して実家に戻ったが、これ以降、90代の祖母、70代目前の母親に、7歳と4歳の幼女という、女ばかり5人の生活がその肩に重くのしかかる。何のキャリアも資格もなくパートの面接にも落ち続けていたとき、台所で洗い物をしていて割れたコップで手を切った彼女は、手際よく処置をする看護師を見てひらめいた。「そうだ。“手に職”で、看護師の資格を取ろう」働きながら准看護師の資格が取れる看護学校へ入学し、午前中は見習い看護師として働き、夜勤もあるハードな日々が始まった。直後に学校の図書館で出合うのが、当時、上智大学教授だったアルフォンス・デーケン氏らが編者となった『生と死を考える』。「生だけでなく死を考えることがよりよい人生につながるという内容に出合った瞬間、頭が真っ白になるくらいの衝撃でした。すぐに東京のデーケン先生の勉強会にも通うようになりました」さらに同じころ、憧れていたマザー・テレサがインドのコルカタで運営していた慈善施設「死を待つ人々の家」でのボランティアも敢行。「インドでは、マラリア、エイズなどで重篤な患者さんも多かった。2週間ほどの滞在でしたが、多くの死の現場に立ち会うなかで、死に関しては誰も平等なんだと知ったことは、その後の私の生き方のひとつの軸となりました」30歳で准看護師となって、3年ほどが過ぎたときだった。「激しい倦怠感と微熱が続き、結核性胸膜炎との診断で即入院。この病床で、自分の魂をあの世に持っていかれそうな体験をします。病状よりショックだったのは、いざ死と直面したとき頭に浮かんだのが、家族の心配より『まだ死にとうない』という恐怖だったこと。5年近くも真剣に死生学を学んできても、そんなもんは何の役にも立たんと知り愕然としたんです」35歳で正看護師の資格を取得。老人ホームで働く一方、ホスピスでのボランティアをするうちに、もっと日本人の死生観を学びたいと、母校の九産大に再入学して民俗学を学び始めた。そして1999年春、人生の転機が訪れる。「卒論も執筆がうまくいかずモヤモヤした思いで過ごしていたとき、太宰府の観世音寺の前を通りかかったんです」いつもは通り過ぎていた道だったが、なぜかその日は車を降りた。「立派な本堂ではなく、吸い寄せられるように奥へと行くと、ほーっ、こんな所にも小さなお寺が、ほーっ、院というんやと、そんな出合いでした」さらに、ふと門前の掲示板に目が留まる。「座禅会のお知らせがあって、参加費500円だと。そのとき、なぜかすんなりと、『次の日曜は参加しよう』と思ったんです。これが、私のお坊さんとしての第一歩でした」■見つけた運命の場所。気づけば、日本中の女性が集う寺に「お坊さんへの第一歩で、戒壇院で座禅をしても、モヤモヤとした気持ちが一気に晴れることはありませんでした。ただ、心が静まっていく感覚はたしかにあって、私はハマっていくんですね」この後、有料老人ホームの活動を通じて知り合った柴田久美子さん(日本看取り士会会長)に誘われ、島根県・隠岐の離島で柴田さんが設立した看取りの施設「なごみの里」にて看護師として働いた。多くの看取りの現場も体験して7年後に福岡に戻り、再び座禅会に熱心に通い始める。やがて戒壇院の住職からも強く勧められ、2010年11月3日に得度し、晴れて僧侶となる。48歳だった。「子供たちも独立していたし、で丸坊主になるのも、なんの抵抗もありませんでした。私の決意を知ってましたから、出家のときも、娘や孫、母まで駆けつけてくれました」そこから岐阜県の天衣寺にて、俗世とのつながりを一切断ち、雲水(修行僧)として3年半の厳しい修行を重ねた。そして、「同期の尼僧さんが挨拶回りをするというのに同行して姫路方面に来て、ふらりと不徹寺の山門をくぐった瞬間、『ここだ!』と、まさに直感が降りてきたんです」30年近く僧が不在の無住状態となっていたこの寺に、まさに導かれるようにしてたどり着いた。「2016年11月、私が正式に庵主を務めるようになったとき、ここはを持たない地域の寺で、訪れる人もほとんどいませんでした。近所の老師から、『よくぞ、この貧乏寺に来てくれた』と喜ばれたのを覚えてます(笑)。では、私は何をしていたかというと、読経などのおつとめと、あとは千坪の庭がありますから掃除したり、壊れた壁を修理したりでした」黙々と作務をこなす姿を目にした近所の住人と挨拶を交わすようになると、やがて気取りのない人柄にふれた人たちが、「うちの主人が」「うちの子が」と立ち話や相談をするようになっていく。「さらに座禅会や写経会を開いたり、娘に聞いてSNSを始めたあたりから、日本中の女性たちが電話してきたり、訪ねてきたり。コロナ禍のときも、うちは催事をストップしませんでしたから、むしろこの時期に多くの声がかかるようになりました」いまや、現代の駆け込み寺の主として、多くの女性たちの悩みや孤独を受け止める日々だ。「私はいつも、まずお相手の話をじっくり聞くことから始めますが、ほとんどの悩みに共通しているのが、過去の自分に縛られていること。『あのときなんでこんなことをしたんだろう』『なぜあんなことを言ったのか』と。よくないとわかっていても、ついつい考えてしまう、というやつですね」そんなとき、庵主さんはこう語りかける。「過去のイヤなことを思い出したら、そのたびに『あれはあれでよかったんだ』と、ひとつひとつ判子をつきなさい、花マルを付けていきなさい。過去は変えられないんです。今は年を重ねてしまって悔やんでいるけど、当時はその行為があなたにとって精いっぱいだったはず。ならば、変えられない過去にも、今の自分にも、おっきな花マルを付けて『こんな私でもいいや』と思えると、初めて自分を好きになれる。すると自然にまわりも愛することができます」特に50代以降の人に、早く気付いてほしいという。「これから私たち、人生の総決算です。もう、腹立たしい他人や過去のことを考えているヒマはないはず。時間というベルトコンベヤーに乗って、棺おけのほうにまっすぐに突き進んでいる状況。だったら、人のことで悩むより、自分にエネルギーを注がないと、もったいない。苦悩しているさなかは、目の前しか見えてません。でも、ちょっと顔を上げたら、あんなに青空が広がっている。そんな習慣をつけましょう。落ち込んだら、空を見たり、ときにはコーヒー一杯飲んで、『まっ、いいか』と口に出してみる。もっともっと、自分よがりになっていいんです」【後編】“駆け込み寺”の庵主さん語る女性のあり方「あなたの名前は“お母さん”でも“奥さん”でもありません」へ続く(取材・文:堀ノ内雅一)
2024年06月02日お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇が20日、ABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月~金21:00~)に出演。“サレ妻の復讐”について語った。○サレ妻がゲストに登場20日の配信では、配偶者に不倫をされた妻、通称「サレ妻」たちによるSNSなどを舞台にした復讐に注目。夫の不倫相手について、SNSに投稿したサレ妻の復讐が紹介されると、松陰寺は、「告発系Youtuberにタレこみ、不倫相手に突撃してもらう動画が、スゴい再生数になっている。これは配信者の儲けに繋がっている。自分の苦悩が他人のエサになっていると知ってほしい」とコメントした。また、夫の不倫相手に会いに行き、その時の音声データを公開したゲストのサレ妻が「あまりにも相手が強気な態度だったので、SNS投稿することで、『私が正しい』と思いたかった。実際に、私の行動に対する肯定的な意見が多かった」と語ると、RaMuは「肯定することでもっと面白い投稿を見られそうだから、そう言っているだけ」と推察した。○松陰寺太勇、時を戻したい話は?當間ローズは、「サレ妻さんの復讐投稿を見るたびに、悲しい気持ちになる。ここから得られるものは何もない。一番の復讐は自分が幸せになることだと思う」と持論を展開。すると、ゲストのサレ妻は「うーん、それは“サレてない”人の意見だなって思います。例えば、周りの友人に不倫相手の音声をばら撒くと、私が悪いことになる。私の捌け口はどこにある? と考えた時に、そこはSNSだと思った」と応じた。これに當間は「SNSには、あなたのことを本当に思っている人は1人もいないと思います。友人だから、あなたのことを思って、行動を止めるんです」と自身の考えを伝えた。また、視聴者から「松陰寺さんは、時を戻したい話はない?」というコメントが寄せられると、松陰寺は「もし、僕が不倫をして、それがバレたとしたら、絶対に『時を戻そう』という見出しで報じられる。だから、浮気なんかしてやるか! と思っている(笑)」と返していた。【編集部MEMO】「ABEMA NEWS チャンネル」で生配信されているニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月曜〜金曜21:00〜) 。キャッチコピーは「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」。これまでの当たり前や価値観が変わるなか、今の時代らしいネット言論に挑戦する。レギュラーメンバーは総勢70人。さまざまなバックグラウンドをもつ論客たちと多様で新しい議論を届ける。
2024年05月24日お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇が24日、ABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月~金21:00~)に出演。口コミ投稿について持論を述べた。○リテラシーが必要となる時代に24日の配信では、悪質な口コミを放置したとして、医師などがアメリカのGoogle本社を集団提訴したことを取り上げ、口コミの投稿について議論した。松陰寺は「Googleマップに『幽霊がでる』と投稿されている場所に行き、検証するロケをしたことがある。どんなことでも気軽に書き込めるほど、投稿のハードルが低くなっていると感じる」とコメント。さらに、「僕は利便性を享受しているけど、提訴によって問題点が浮き彫りになったことで、口コミに書かれている内容を鵜呑みにしてはいけないと思った。不当な書き込みかどうかを判断するリテラシーが必要となる時代になっている」と持論を述べた。○書き込める内容をテンプレ化?また、山崎怜奈も「過去には悪質な飲食店がサクラを使って口コミを投稿し、印象操作をしていたと話題になっていた。口コミは健全に機能していないと思った方がいい」とした上で、「口コミは、“個人の感想”と“事実”のパターンに分かれていると感じる。感想だと、それが虚偽なのか立証しにくいし、言論の自由を踏みにじらないように、プラットフォーム側は削除を慎重に判断していると思う。これに1件ずつ対処していたらキリがないから、書き込める内容をテンプレ化してみては?」と提案した。なお、この配信の模様は、「ABEMA」にて見逃し配信中。【編集部MEMO】「ABEMA NEWS チャンネル」で生配信されているニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月曜〜金曜21:00〜) 。キャッチコピーは「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」。これまでの当たり前や価値観が変わるなか、今の時代らしいネット言論に挑戦する。レギュラーメンバーは総勢70人。さまざまなバックグラウンドをもつ論客たちと多様で新しい議論を届ける。
2024年04月26日知らない場所で一夜を明かすのは、誰でも少し緊張してしまうもの。それが1人であれば、なおさらです。建物が歴史あるものであったり、自分以外に人が少なかったりすると、つい『人ならざるもの』の存在を警戒してしまいますよね。「幽霊なんて非科学的」…そう分かっていても、ちょっとした物音にすらビクッとしてしまうのです…。1人で寺に泊まることになり、ビビっていたら…!?ある日、京都府を訪れた、たけべともこ(@TA_KE_BE)さん。寺の境内に設けられた宿泊施設である、宿坊に1人で泊まることになりました。歴史ある寺の宿坊ということもあり、施設内は落ち着きのある印象。しかし静かすぎるあまり、たけべさんは屋根がきしむ音などの、あらゆる現象に身構えてしまったといいます。そんな状況で、たけべさんの手元には頼りになるアイテムがありました。利用者のこういった心境を想定し、寺が事前に準備をしてくれていたのですから…!どうやら、寺の宿坊に泊まることで、たけべさんのように緊張してしまう人は少なくない模様。寺側は、『ついビックリしてしまう音の正体一覧』を事前に用意し、部屋に設置してくれていたのです…!人間の叫び声に聞こえる謎の声や、日常生活であまり耳にしない不可解な音などの『正体』を記載し、優しく呼びかけるかのように「怖くないよ」とつづった、同施設のリスト。境内にある墓地についても『各々の家族にとって大切な人が眠る場所』と説明しており、あらゆる人たちへの優しさが伝わってきます。温かさにあふれる寺の対応に、多くの人から絶賛する声が上がりました。・目からウロコ。そうか、地方に住んでいない人には、こういう説明をするのが大事なんだなあ。・この投稿のおかげで、自宅周辺でよく耳にする『謎の声』の正体が判明してスッキリした。ありがとう!・「なるほど!」とヒザを打った。ちゃんと正体を理解したら、怖くないもんね。たけべさんによると、宿泊したのは京都府与謝郡にある海蔵寺の『宿坊 櫻海』。同施設で過ごした時間を振り返り、たけべさんは「建物は清潔感があり、ホスピタリティも素晴らしく、居心地のいい滞在時間でした!」とコメントしています。『怖い』という感情は、理解できないからこそ生じるもの。寺の工夫は、生きている人間と動物、そして眠る先人たちの心の距離を縮めてくれました![文・構成/grape編集部]
2024年02月20日パッション(@laughmaker84)さんの職場の近くにあるという、お寺。境内にある掲示板には、私たちをハッとさせるような言葉が、たびたび書かれているといいます。ある日、パッションさんは、掲示板に書かれた言葉を見て「こんな大人になれるように、自分を律していきたい」と思ったそうです。パッションさんが目にした言葉が、こちら。職場やプライベートの場で、モヤモヤしてしまうことは、誰にでもあるものです。しかし、感情のままに、相手を傷付けるような言葉を投げかけるのは、得策ではありません。あえて「いわない」という選択をする心の余裕を持つことこそ、大人には必要なのかもしれません。【ネットの声】・肝に銘じておきたい。・目からウロコな、いい言葉だけど、実際にできるかは難しい…。・いいたくても、ぐっとこらえるのが大人か。気を付けたい!・ありがたいお言葉…。平然と誹謗中傷を行う人にこそ、読んでほしい。ちなみに、こちらは、漫画原作者として活躍していた、故・小池一夫さんの名言だといわれています。一時的な感情による言動で、人間関係を悪化させてしまう事態は、避けたいもの。かっとなった時こそ、冷静な対応ができるようにしたいですね。grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年01月20日子供は、ドングリや小石など、落ちている物をポケットに入れがち。少しでも琴線に触れれば、正体がよく分からない物も拾うことがあります。岐阜県関市にあるお寺『洗手院(千手院)』の住職(@senjuin1010)が、番犬である、せんちゃんと朝の散歩に行った時のこと。すれ違った小学生の少年が、「かっこいいやつ拾った!」と何かを手渡してきたといいます。見た瞬間、「アアアァァ」と奇声が出てしまった拾得物がこちら!少年が拾ったのは、土地や道路の境界を示す『境界標』。種類としては、杭やプレート、鋲(びょう)などがあります。家の建て替えや塀の設置などをする際、土地の境目が明確でないと、隣人トラブルが発生するでしょう。土地トラブルを防ぐ『境界標』を知っていた住職は、「お客様、それはぁ…」と胸中で突っ込みながらも、少年から拾った場所を聞き取り、地権者に返却することを決断。その後、現場付近を探索しても該当する場所を発見できなかったため、市に連絡して、『境界標』を引き取ってもらったといいます。この出来事はネット上で注目を集めさまざまなコメントが寄せられました。・取れたらあかんやつ…境界が迷子になっちゃう!・小学生からしたら、絶妙な劣化具合がカッコイイよな。そりゃあ、落ちていたら拾うよ。・ゲットしたら『境界線を自由に変更できる能力』が手に入りそうなアイテム。・ああ…地面に打ち込む杭ではなく、金属プレートだと、劣化したら車のタイヤが乗った程度で外れることがあるんだよね…。・我が家が失くしたやつ!実家を壊す時に総出で探したけど、発見できなかったですね。問題の解決後、住職は少年に「拾ってくれてありがとうな!市役所のおっちゃん、感謝してたで」と伝える予定とのこと。ちなみに住職は、以前外出中に、似た物を発見して「おまえ…そんなとこにおったらアカンやつやろ…」とのコメント付きでX(Twitter)に写真を投稿していました。落ちていたのは、用地との境界を示すプレート…!あなたも外出中、迷子状態の『境界標』を発見することがあるかもしれません。拾った際には、住職のように市区町村の役所に届けるなどするとよさそうですね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月21日日本では、仮装を楽しむ日として定着したハロウィン。昨今では、量販店やネット通販などで衣装を購入し、手軽にコスプレを楽しむことができます。一方で、本格的な仮装をしたい人は、小物から手作りするなどの工夫をこらしていることでしょう。プロが集結!本気の仏像仮装お笑いタレントである、みほとけ(@mihotoke_chan)さんは、ハロウィン当日に、仮装した自身の姿をX(Twitter)に投稿し、注目を集めました。寺と仏像の研究家として、拝観した仏像は1万体を超えるという、みほとけさん。尊敬する対象に近付きたい気持ちから、身近な物を使って仏にふんした『仏モノマネ』をSNSで公開しています。そんな、みほとけさんがハロウィンに本気で挑んだ結果…!みほとけさんが選んだ仮装は、仏法を守護する『八部衆』の1柱を表現した、阿修羅像!奈良県奈良市にある興福寺の阿修羅像が有名で、3面ある顔の内、何かを後悔するような、悩まし気な表情が見る人の心をつかんでいます。全身が赤色のため、みほとけさんはその点も忠実に再現しました。ヘアメイクは、プロのヘアメイクアーティストである中谷めぐみさん。撮影と画像を編集する『レタッチ』などを、大仏写真家の半田カメラさんにお願いしたそうです。AIを使うことなく、装飾などはすべて手作り。二度見必至な完成度に、称賛の声が押し寄せました。・クオリティーが国宝級。気合と気迫を感じます!・仏像に、阿修羅像状態のみほとけさんが混ざっても気付かないかも。・本物の阿修羅像かと思ったら、人間だった。プロのお仕事、すごい!・切ないような表情の再現が完璧。ハロウィン時期に、この方向性の仮装を本気でやる人は、かなりのレア。好きなものに向ける情熱が爆発した、高レベルな仮装を見られるのが、日本のハロウィンのいいところですね![文・構成/grape編集部]
2023年11月02日季節の変わり目に行う、衣替え。着るには暑すぎたり、寒すぎたりする服を整理して、たんすの奥にしまう人は多いでしょう。もしくは、着なくなった服を処分して、新たに買い替えることも。京都府京都市で扇子店を営む、大西里枝(@RieOhnishi)さんが、衣替えにまつわるエピソードをX(Twitter)に投稿しました。京都郊外のユニクロに、やってきたのは…2023年10月のある日、大西さんはファッションチェーンの『ユニクロ』を訪れました。同年の酷暑ともいうべき暑さから一転、朝晩は冷え込みを感じる日が増えていた時期。大西さんは、市街地の中心から離れた店舗で、ちょっと意外な客を見かけました。なんと、袈裟を身に着け、笠を手に持った僧侶が、冬でも温かさを保てる肌着『ヒートテック』を大量に購入していたのです!※写真はイメージ大西さんによれば、いわゆる『爆買い』のようにむさぼるような買い方ではなく、必要なぶんをそろえるようにして、買っていたそう。「きっと、寒い中でも修行をしていて、大変なんだろうな…」と、僧侶を応援する気持ちと、京都府ならではな冬支度をいっぺんに感じた、大西さんなのでした。【ネットの声】・宗派によるとは思いますが、修行をしていても、やはり僧侶も人の子ですね。・職業柄、地域柄、きっと必須アイテムなのでしょう。寒さに立ち向かうための準備をする姿が、思い浮かびます。・個人的には、モコモコしたフリースの服を、和装の中に着ていてもいいと思うけどなぁ。・笑ってしまいました。別にいいとは思うのですが、なんとなくネット通販で買ってほしい気もします。大西さんのエピソードに寄せられたコメントの中には、「初詣の時期に、神社の巫女のアルバイトをするため『ヒートテック』のアイテムを複数身に着け、『重装備』で臨んだ」という話も。いくらお勤めとはいえ、健康と体調は大事にしてほしいものですね…![文・構成/grape編集部]
2023年10月27日フォトグラファーとして活動している、めかぶ(@aybena)さんが撮影した鳥居の写真が、SNSで話題を呼んでいます。鳥居といえば真っ赤なイメージを持つ人も多いと思いますが、めかぶさんの写真はどうやら様子が違うようで…。「吸い込まれそう」不思議な感覚になる鳥居に反響見る人を不思議な感覚にいざなう鳥居がこちらです!いくつも連なっている鳥居の色が、真っ赤ではなく…真っ白!吸い込まれそうなほど白く、神秘的な景色には、見とれてしまう人も多いでしょう。鳥居をくぐって進んでいくと、異世界へつながっているのではないかと錯覚してしまいそうです。写真が撮影されたのは、岡山県新見市にある、済渡寺(さいどうじ)。白い鳥居は、『白龍門』という鳥居型の門で、白龍という人物を祀るお堂に向かうための門なのだそうです。鳥居のイメージを覆す、真っ白な『白龍門』に驚いた人は多く、「知らなかった」「行ってみたい」などの声が相次ぎました。・白い鳥居、別次元につながっていそうでわくわくする。・初めて知りましたが、素敵ですね!機会を作って一度行ってみます。・超きれい!鳥居は赤のイメージしかなかった!アジサイの名所としても有名だという、済渡寺。真っ白な異世界を体験しに、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年08月10日インターネットが発達し、SNSが普及したことで、遠く離れた人とも気軽にコンタクトが取れるようになった、現代。コミュニケーションのハードルが下がったネット社会は、画面越しとはいえ、ひと昔前と比べて人との心の距離が縮まっているといえるでしょう。SNSの利用は楽しいこともある半面、トラブルに巻き込まれたり、悲しい思いをしたりすることも。中でも、攻撃的な投稿による誹謗中傷が問題視されており、著名人を中心に多くの人が被害に遭っています。カズレーザー&ぺこぱ松陰寺太勇が『エゴサ』で傷付かない理由著名人の中には、自分の名前をインターネット上で検索して反応を確認する『エゴサーチ(通称:エゴサ)』をする人もいるのだとか。たとえ、どれだけ人気の高い人であっても、中には否定的な感情を抱く『アンチ』もいるはず。エゴサで目にするすべてのコメントが、気持ちのいいものとは限りません。2023年7月31日、お笑いタレントのカズレーザーさんと、お笑いコンビ『ぺこぱ』の松陰寺太勇(しょういんじ・たいゆう)さんのYouTubeチャンネル『カズレーザーと松陰寺のチルるーム』が更新。SNSで積極的にエゴサをしているという2人は、エゴサ中にネガティブなコメントを見ても、まったく気にしないのだとか。カズレーザーさんと松陰寺さんが、ネガティブなコメントを見た時に抱くのは、悲しみや怒りではなく…。でも、感受性の差なのかとか、SNSの付き合い方とか、いろいろな差はあるんですけど。我々、多分まったく(ネガティブなコメントでダメージを)感じないと思うのは、まずSNSに重きを置いてないっていうのも、大きい。なんとも思ってないからってのもあるのと…あとは、無名な時代が長すぎて「悪口とかですら書かれてるのが嬉しい」が、まだあるのかと思うんすよ。カズレーザーと松陰寺のチルるーム【公式】ーより引用まだお笑いタレントとして売れていなかった時代、ネット上でエゴサをしても悪口1つすらヒットしなかった経験を持つ、2人。たとえ目に入ったのがネガティブなコメントでも、自分が世間に認知されているという安心感が上回り、悲しむことがないのだといいます。ブレイクした現在でも、有名にならないと『悪口をいわれる特権』は手に入らないと考えているため、その特権を自分が持ち続けていることに胸をなで下ろすのだとか。松陰寺さんも、カズレーザーさんの意見に強く同意し、「会ったことのない人が、自分たちの名前を入力していることに感動を覚える」とコメント。人気商売の芸能人ならではといえる、2人の考え方に、ネットでは驚く声が上がっています。・その発想はなかった。確かに、何もいわれなくなるほうが芸能人としては恐怖だね。・エゴサでヒットする意見は、ごく一部のもの。何事も完璧を目指さないほうがいい。・なるほどなあ。自分も、お2人くらい前向きに考えたい。カズレーザーさんと松陰寺さんのように、中にはネガティブなコメントにすら、安心感を覚える人も存在する模様です。しかし、本人が気にしないからといって、いきすぎた悪口や誹謗中傷を投稿してもいいわけではありません。自分たちが傷付かないことを明かす一方で、ネガティブなコメントに傷付く人に向けて「全員に好かれる人は存在しない」とアドバイスをした、2人。さまざまな意見があふれたインターネットで、自分がどのようにして快適に過ごすべきかを考え、ネット社会を楽しみたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月01日家族の写真を撮影している、Masaya(@88Masaya)さん。ある日、一家でお出かけし、お寺を訪れました。石畳の脇にびっしりと生えたコケに興味がわいたのか、しゃがみこんで手を伸ばす、娘さん。それを見た息子さんは、次の瞬間…。持っていた虹色の傘を、娘の上で広げたのです!撮影当時、雨は降っていなかったようですが、きっと息子さんなりの心遣いだったのでしょう。写真に添えられたのは、『娘の上にそっと、優しさの虹が架かりました』というキャプション。息子さんのさりげない優しさに癒される、1枚なのでした。【ネットの声】・ほほ笑ましいですね!温かい気持ちになれました。・お兄ちゃんの妹への愛に、感涙の大雨が…!・直接優しさに触れなくても、誰かの優しさを見るだけで、人は幸せになれる。なお、MasayaさんのInstagramやTwitterでは、ほかにも多くの作品が公開されています。気になる人は、覗いてみてはいかがでしょうか。Instagram:masaya_88Twitter:@88Masaya[文・構成/grape編集部]
2023年06月09日2023年4月26日、NHKはウェブサイトを更新し、報道資料を公開。同月25日に番組の撮影を行っていたNHK大阪放送局が、滋賀県にある重要文化財を破損してしまったことを明かしました。NHK、ドラマ『ブギウギ』撮影中に重要文化財を破損資料によると、破損したのは滋賀県東近江市にある、百済寺(ひゃくさいじ)。同局が同年秋に放送予定の連続テレビ小説『ブギウギ』の撮影中での出来事だったといいます。この日、百済寺の許可を得た上で、出演者10人がダンスの練習をするシーンのリハーサルを、本堂の濡れ縁で行っていたところ、床板を支える木材が折れ、縁の板が一部外れる事態が発生。撮影関係者は、破損に気付いた時点で速やかにロケを中止し、百済寺に謝罪すると、関係機関に報告を行ったといいます。また、スタッフや出演者にケガはなかったとのことです。同局は、今回の件を受けこのようにコメントを発表しました。貴重な文化財を破損したことを深くお詫びいたします。関係機関の指導に従い、修復等に適切に対応してまいります。改めて文化財の保護を徹底します。百済寺は西暦606年に聖徳太子が創建したとされ、重要文化財に登録されています。歴史ある建築物ということもあり、およそ10人が濡れ縁に集まったことで、木材に負担がかかってしまったのかもしれません。滋賀県の観光地として、長年親しまれ続けている百済寺。1日も早く、元の姿に修復されるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月27日「チームラボ 圓教寺 認知上の存在」が、2023年4月29日(土・祝)から12月3日(日)までの期間、兵庫・姫路の書寫山圓教寺にて開催される。“存在とは何か?”を問いかける特別展「チームラボ 圓教寺 認知上の存在」は、近年チームラボが考える「存在とは何か?」「生命とは何か?」といった大きな問いをテーマとした特別展。今、目に見えている世界がそこに存在しているとは限らないということ、つまり今見えている世界とは、それを見ている者の認知の中にだけに存在しているということを鑑賞者に気づかせる作品を展示する。今回は、光の球体のアート展示2作品がラインナップ。物理的に存在しないはずの光の形や輝きが、環境と認知の作用によって現象として生み出される作品が発表される。チームラボの作品空間に浸ると、その中に連続して存在する自分自身に目を向けるようになる。そのため鑑賞者は、自分自身の認知の中に存在する光の球体を通じ、「生命」そして「存在」という普遍的な問いへ思索を巡らせるだろう。国指定重要文化財・圓教寺の食堂で会場は、平安時代から1000年以上の歴史を刻む書寫山圓教寺の国指定重要文化財「食堂(じきどう)」。現在の建物は室町時代のもので、僧侶の学問や寝食の場として使われていたようだ。2階建ての仏堂としては日本の指定文化財の中で最大規模となる建物の全長約38mの奥深い空間が、チームラボによる作品空間へと様変わりする。【詳細】チームラボ 圓教寺 認知上の存在期間:2023年4月29日(土・祝)~12月3日(日)※会期中無休。天候により中止になる場合あり。場所:書寫山圓教寺 三之堂 食堂(じきどう) 1階住所:兵庫県姫路市書写2968開館時間:10:00~15:45(入館は15:30まで)入場料:一般 500円、大学・高校生 200円、中学・小学生 100円※別途、入山時拝観志納金(中学生以上500円、小学生300円)が必要
2023年04月22日飲み物や食べ物、時には服など、あらゆるものを購入できる自動販売機(以下、自販機)。時と場所によっては、買って便利だと感じるものもありますよね。Twitterに、とある自販機の写真を投稿した@d_itchouさん。投稿者さんは、目撃した自販機で売られていたものに感銘を受けました。これ、キャッシュレス決済でコインを購入、お賽銭に使えるというすごいアイディアらしい 1枚500円ってかなりの実入りだねぇ pic.twitter.com/2yQ1Zr1UMZ — でまえ-T @(×5+→) (@d_itchou) March 26, 2023 自販機で売られていたのは、『Banshoji Coin』というコイン。愛知県名古屋市にある『亀岳林万松寺』の寺内で、賽銭(さいせん)として利用できる硬貨だったのです!1枚500円の通貨として寺内での売店でも利用できるほか、お土産にもなります。キャッシュレス決済が普及して久しい現代社会だからこその光景に、多くの人が驚きました。・現金の賽銭が盗まれることがなくなるだろうし、天才のアイディアとしか思えない!・賽銭を両替する手間もなくなっていいね!・御朱印帳みたいにコレクションするのも楽しそうだ!手元の現金が少なくても、賽銭を入れたい人にはうってつけの自販機ですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月29日新型コロナウイルス感染症の影響で、お店や施設の出入り口などに、消毒液が置かれているのを目にする機会が増えました。お寺も例外ではなく、参拝の前に、消毒をすすめられることが一般的です。奈良県で10年以上観光ガイドをしている、ただうち香織(@KyouYashima)さんが訪ねた、滋賀県のお寺にも、手指の消毒をうながす看板がありました。しかし、その案内は、少し変わっていて…こちらをご覧ください!滋賀県のお寺にて。しょうどくは…だいじ…しょうとく…たいし… pic.twitter.com/GqQbWKthDS — ただうち香織 l 奈良ガイド (@KyouYashima) March 26, 2023 身分の高そうな服装をした人が、消毒液を手につけているイラストに、『しょうどくはだいじだよ』というメッセージ。そう、この看板は、歴史上の人物である聖徳太子と、『消毒』『大事』をかけていたのです!言葉遊びが特徴的な、お寺の看板には、多くの人からコメントが寄せられました。・思いついた人、すごい。・うまいダジャレを考える人がいるものですね。・不覚にも、笑ってしまった!・お笑いコンビの『ジョイマン』が、そのうちネタにしそう。ただうちさんによると、この看板が置かれているのは、竜王観音禅寺(りゅうおうかんのんぜんじ)というお寺。聖徳太子が彫ったとされる観音像が、本尊となっているなど、聖徳太子と縁の深いお寺です。滋賀県を訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月29日長年大切に使っていたモノでも、故障やふとしたタイミングで買い替えを行い、捨ててしまうのはよくあることです。そのため、製造された年が古いモノほど、すでに多くの家庭から姿を消しているといえます。しかし、50年前に製造された冷蔵庫が保管されていたことを報告したのは、家電メーカーでおなじみのシャープ株式会社。同社のTwitterアカウントを運用する担当者の、幼馴染の寺からその冷蔵庫が見つかったというのです。そんな幼馴染の寺から50年前の冷蔵庫が発掘されたとの報せを受け、私が行かないわけにはいかないと、やってきた次第です。 pic.twitter.com/uRflhdmiwG — SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) January 20, 2023 同冷蔵庫は、1973年に初めて野菜室が設けられたタイプとのこと。50年前の冷蔵庫とはこれです。はじめて野菜室が設けられた、1973年の冷蔵庫。 pic.twitter.com/U3TNwwh9uE — SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) January 20, 2023 50年以上前と、かなり古い冷蔵庫であるにもかかわらず、動作に問題がない完動品の状態でした。50年後の野菜室(しかも完動品) pic.twitter.com/5ieWLuvB8a — SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) January 20, 2023 寺は、同社に冷蔵庫を寄付するといいます。同社は、「創業100年を超えるメーカーが、これまでのすべての製品を、現物で保管することは物理的に不可能」とコメント。それだけに、かつての冷蔵庫を保管できることに、アカウント担当者は感謝と感慨深い気持ちになっています。言われると当たり前ですが、創業100年を超えるメーカーが自身の歴史で開発したすべての製品を、現物で保管することは物理的に不可能です。社史に載せるような自慢の製品でさえ、実は手元にないこともあります。この世界初の野菜室冷蔵庫もそうでした。 pic.twitter.com/jaSDnOMpod — SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) January 20, 2023 ネット上では「よく残っていたな…!レアすぎます」「『完動品』でもあり、『感動品』でもありますね!」といった反応が上がっています。さまざまなモノがある世の中。最新のモノは便利である一方、古いからこそ価値のあるモノもあるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年02月27日「お寺が破壊力のありそうなビームを放っていた」そんなひと言とともに、1枚の写真を投稿した、あゆ(@auki999)さん。まるで、SF映画のワンシーンかのような光景がこちらです。奈良県のお寺が破壊力ありそうなビームを放っていた景色が、こちらです。 pic.twitter.com/gvzEMvgaC3 — あゆ (@auki999) December 3, 2022 あゆさんが撮影したのは、奈良県吉野郡にある、金峯山寺(きんぷせんじ)。吉野山に登って撮影したところ、金峯山寺からビームが放たれているような写真が撮れたそうです。吉野郡の人々を守っているような、かっこいい金峯山寺の姿に、さまざまな声が寄せられました。・すごい!ご利益ビームだ!!・地球を侵略しに来た宇宙船を打ち落としているのかな…。・合成かと思ったけど、写真なのか。こんな角度から撮影できるのがすごい。あゆさんはほかにも、幻想的な風景の数々を写真に収めています。美しい光景を収めることができる、あゆさんの撮影技術に拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年12月07日願いの光が鮮やかな紅葉を照らす。大分県豊後高田市内でも有数の紅葉スポットとして知られる富貴寺ライトアップイベントが開催されます。今年もイチョウやモミジの葉が次第に色づき始めており、例年見ごろを迎える11月下旬頃から12月初旬頃までの間で楽しめる予定です。■開催概要(ライトアップイベント)【開催日】11月26日(土)、27日(日)12月3日(土)、4日(日)※ライトアップ点灯時間17時から20時まで※雨天の場合は中止です。【拝観料】500円【場所】豊後高田市田染蕗2395番地■同時開催イベント(第21回国宝富貴寺ふれあいウォーク大会)【開催日】11月27日(日)受付/8:30~9:00(蓮華 駐車場)開会/9:30~(富貴寺大堂)参加料/1,000円 ●小雨決行●弁当、景品配布 10:00~【主催】:国宝富貴寺ふれあいウォーク大会実行委員会【共催】:山下・蕗自治会 田染地区健康推進協議会※当日受付はございませんので令和4年11月20日までに事前申し込みください。【問い合わせ・申込先】 宗教法人 富貴寺〒879-0841 豊後高田市田染蕗2395TEL:0978-26-3189 FAX:0978-26-3190富貴寺富貴寺は平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。中でも阿弥陀堂(いわゆる富貴寺大堂)は、宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつに数えられ、現存する九州最古の木造建築物であり、国宝指定されています。本尊の阿弥陀如来像は970丈にも及ぶ一本の榧の巨木から六郷満山寺院を開基したとされる仁聞菩薩の手によって造られた、と伝えられています。大堂内には極楽浄土の世界を描いた壁画が施されており、風化が激しいが、極彩色で描かれていたという調査結果から県立歴史博物館に忠実に再現されています。他にも大堂の周囲には僧侶が修行のときに使用したとされる、梵字が刻みつけられた仁聞石や鎌倉時代の笠塔婆、室町時代の国東塔等があり、かつての富貴寺の繁栄ぶりを偲ぶことができます。関連リンク■富貴寺 本イベントに関するお問い合わせ先豊後高田市観光協会事務局(豊後高田市役所商工観光課内)大分県豊後高田市是永町39番地3TEL:0978-25-6219FAX:0978-22-0955公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月23日神奈川県鎌倉市にある、大船観音寺がTwitterに投稿した、1枚の写真が話題となっています。カメラが写したのは、『理想』と『現実』でした。15万件以上もの『いいね』が寄せられた写真がこちらです。←理想 現実→ pic.twitter.com/JxcHh8UIvC — 【公式】大船観音(寺) (@oofunakannonji) October 26, 2022 画像の左側には、穏やかでかわいらしい印象の『縁むすび地蔵尊』が写っています。その隣では、地蔵のポーズを再現した、2人の僧侶が!大船観音寺は、『縁むすび地蔵尊』を『理想』としていますが、2人の僧侶も理想的な笑顔を浮かべていて素敵ですね。この投稿には「笑った!」「平和だ」など、さまざまな声が寄せられています。・なんだこのかわいい構図は!2人の笑顔が素敵で笑ってしまった。最高の写真だね!・『理想』と『現実』って書いてあるけど、どっちもほのぼのとして好きだよ。・こんなに穏やかで平和な写真は、初めて見ましたよ。なんだか癒される。・「今日も日本は平和だな~」っていう、穏やかな気持ちになれる1枚ですね。多くの人を和ませた、『縁むすび地蔵尊』と2人の僧侶の写真。大船観音寺を訪れれば、平和で穏やかな空気感に癒されるかもしれません!鎌倉市を訪れた時は、大船観音寺に足を運んでみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年10月28日2022年10月12日、お笑いコンビ『ぺこぱ』の冠番組であるラジオ番組『ぺこぱのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)がオンエア。ツッコミを担当する松陰寺太勇(しょういんじ・たいゆう)さんが、妻との間に第1子が誕生したことを報告しました。2019年に妻と入籍したことを明かしている、松陰寺さん。子供の誕生は、相方であるシュウペイさんにも秘密にしていたようで、番組放送中のサプライズ発表となりました。『ぺこぱ』松陰寺太勇の第1子誕生に、シュウペイ涙番組の冒頭で松陰寺さんが「シュウペイとリスナーのみなさんにご報告があります」と切り出すと、シュウペイさんは「え、何!?」と動揺。2022年10月9日に赤ちゃんが誕生したことが明かされた瞬間、シュウペイさんは驚きのあまり「どういうこと!?怖い怖い怖い!」と大声で発しました。すると、シュウペイさんは「え、なんか嬉しい…すごい涙腺に来ちゃった…」と涙!相方によるまさかのリアクションに、松陰寺さんは爆笑しながらこのようにコメントをしました。なんか涙ぐんでる!シュウペイ泣いてる!シュウペイ泣いてるやん!シュウペイちゃん!うわー、シュウペイちゃんマジで泣いてる…。嬉しい~。俺も泣けてきた、なんか…。ぺこぱのオールナイトニッポン0ーより引用感極まって涙を流してしまった、シュウペイさん。そんな相方の姿を見て、松陰寺さんももらい泣きをしそうになったようです。涙声になり、何度も鼻をすすりながら、シュウペイさんは第1子の誕生について、このように想いを明かしました。いや~なんか、ちょっとね、そういうこと(子供)の話とかしてないからさ、なんか「いろいろあんのかなー」と思って、触れてこなかった部分もあったのよ。ああ、でもなんか、すごいよかった。なんかそういう人生を松陰寺さんもちゃんとしてて。子供とか俺も好きだしさ。そういう新しい命とかさ…。松陰寺さんも結婚して何年か経って、でも「忙しくて、そういうの(子供)ないのかな~」と思って。ぺこぱのオールナイトニッポン0ーより引用\ #ぺこぱANN0 /ありがとうございましたパパ陰寺、娘の誕生をサプライズ報告✨シュウペイ大号泣&崩壊「ようこそ、この世へ」赤ちゃんが産まれた日を振り返るradikoで聴けます 10/18(火) #安田大サーカス #クロちゃん 生登場✨ pic.twitter.com/3ARAWUncxl — ぺこぱのオールナイトニッポン0【公式】 (@pekopaann0) October 11, 2022 松陰寺さんが大切な相方だからこそ、シュウペイさんは自分のことのように喜んだのでしょう。2人のやり取りからは、『コンビ愛』を感じます。ラジオを聴いていた人からは、驚く声が上がると同時に、『ぺこぱ』の2人による絆に「素敵な関係だなあ」といった声が上がりました。子供が大好きだという、シュウペイさん。きっと近いうちに、松陰寺さんのお子さんに初対面を果たすのでしょう!なお、放送の詳細は以下のウェブサイトでも読むことができます。気になる人はチェックしてください。ぺこぱ・松陰寺太勇、ラジオで第一子誕生をサプライズ報告! シュウペイは涙で祝福[文・構成/grape編集部]
2022年10月12日福岡県北九州市にある、浄土真宗本願寺派永明寺の住職である松崎智海(@matsuzakichikai)さんがTwitterに投稿した内容に、「素晴らしい取り組み!」という声が上がっています。それは、納骨堂のお供え物に関する投稿でした。まずは、こちらの写真をご覧ください。お盆の納骨堂のお供えをフードバンクに提供してきました。今回は総重量120kgでした。記録更新です! pic.twitter.com/vg70Rd00ko — 松崎智海(非売品僧侶)@浄土真宗本願寺派永明寺住職 (@matsuzakichikai) August 22, 2022 写っているのは、永明寺の納骨堂に供えられた、お菓子や食品。永明寺では墓参りで供えられた食品をフードバンクへ届けるという取り組みを行っているのです!この取り組みを行うにあたり、松崎さんは利用者に対し、事前にこのような内容を伝えていました。・お供え物をフードバンクへ提供すること。・「フードバンクへ提供するため、子供たちが喜ぶような食品をお供え物として選んでほしい」ということ。これまで、大人向けの渋いお菓子のお供え物が多かったものの、この取り組みを事前に知らせたところ、子供向けのお菓子のほか、カップ麺やパスタが供えられたそうです。納骨堂の利用者が、松崎さんの取り組みに賛同し、協力してくれたおかげでしょう。フードバンクへ届けることができた食品は、約120kgに達しました。この取り組みに対し、多くの称賛の声が上がっています。・故人を偲んでお供えされたものが、生命をつなぐために生かされる。こうして誰かのためになるって、とても素敵だと思う。・子供の頃、「供えた物を親族が食べることで、故人も彼らの身体を通して味わえる」と聞いたことがあります。親族ではないけれど、故人も一緒に、提供先の人々とともに、味を楽しんでいるかも。・これまで、納骨堂に供えたものは後日、自分で回収するか、住職さんに処分してもらっていました。この取り組みなら、利用者も住職さんも気持ちがいいだろうな。・個人でこの量をフードバンクに届けるのは難しい。まさに一石二鳥な取り組みだと思う。全国に広がってほしい。お供え物がフードバンクに届けられるならば、故人も喜ばしく思ってくれるでしょう。素敵な取り組みを行う永明寺に、拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月25日