画家・今井麗(うらら)の新作展覧会『MELODY』が、6月25日(金)より、PARCO MUSEUM TOKYOにて開催される。今井は1982年、神奈川生まれ。2004年に多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業し、2012年シェル美術賞本江邦夫審査員奨励賞受賞。主な個展に「LOVERS」(xyz collective、東京、2019)、「project N 78 今井麗」(東京オペラシティ アートギャラリー、東京、2020)、「LOVERS」(Union Pacific、London、2020)、 MARCH」(OIL by 美術手帖 、東京、2020)、「REVELATION」(nidi gallery)、「AMAZING」(新宿高島屋美術画廊、東京、2020)、「AMAZING」(Nonaka-Hill、Los Angeles、2020)などがある。さらに画集『gathering』(baci)も発表してきた。本展示は6月25日よりPARCO出版から出版される作品集『MELODY』の完成を記念して行われるもの。会場ディレクションにデザインスタジオ「HYOTA」を迎え、リズミカルにつながる空間の中で作品鑑賞できるこれまでにない展覧会となる。会場では約30点の新作の展示(一部販売)に加えて、作品集の先行販売も予定。この機会をお見逃しなく。<アーティストステートメント>「MELODY」新しい画集『MELODY』(PARCO出版)の完成を記念して、PARCO MUSEUM TOKYOで約30点の新作を発表いたします。最近、大作を手掛けるようになりました。昨年描いた、バナナの上に寝そべるクマの小作品を機に、等身大のモチーフを大きく引き伸ばして描いてみたいと思うようになったのです。画集の表紙にもなった作品『メロディ』の制作以降、大作が可能にする大胆で伸びやかな筆のタッチや、大きなキャンバスに優しく包み込まれるような感覚に取り憑かれています。長年に渡る育児ライフの中、 私はリビングの窓際にイーゼルを立て、家の中にある両手に収まるサイズの物、内なるモチーフを中心に描き続けていました。それが、コロナ禍のステイホームを余儀なくされた日々の中で、例年と変わらぬ四季がみせる何気ない風景に心動かされるようになりました。穏やかな日常は、平凡なようでいてとても愛おしく、けれど絶対ではないと痛感したのです。いつしか私が描く対象は、風景や、引き伸ばされたモチーフの組み合わせとなり、内と外の繋がりに関心が向くようになりました。この一年と少しの間で、私の作品は随分と感じが変わったように思います。いつも新作の発表を楽しみにして応援してくださるお客様方に『MELODY』展、楽しんでご高覧頂けますように。今井麗より■展示情報「ULALA IMAI EXHIBITION MELODY」6月25日(金)~ 7月18日(日)11:00-20:00※入場は閉場の30分前まで※最終日18時閉場※営業日時は感染症拡大防止の観点から変更となる場合がございます渋谷・PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)東京都渋谷区宇田川町15-1 tel:03-6455-2697入場料:一般 500円 / 学生 400円※小学生以下無料公式サイト:
2021年06月02日今から800年ほど前、平安時代の終わりから鎌倉時代の初め頃にかけて段階的に描かれた、京都・高山寺に伝わる全4巻の絵巻「鳥獣戯画」。これまでも幾度となく展覧会などで公開されてきたが、東京国立博物館で開催中の『国宝鳥獣戯画のすべて』では、甲・乙・丙・丁からなる全4巻の、全場面を一挙展示。これは展覧会史上初のこととなる。展覧会は、第1章「国宝鳥獣戯画のすべて」、第2章「鳥獣戯画の断簡と模本―失われた場面の復原」、第3章「明恵上人と高山寺」で構成。第1章が「国宝鳥獣戯画のすべて」なのだから、第1章からいきなり展覧会のクライマックスがやってくる。まずは、「鳥獣戯画」といったときに一番はじめに思い起こされる人気の高い甲巻の展示だ。「鳥獣戯画」(甲巻)展示風景甲巻には、ウサギ、サル、カエルなどの動物たちが擬人化され、追いかけっこをしたり、水遊びをしたりする姿が生き生きと描かれている。「鳥獣戯画」の中でも最も有名なシーンが収められているこの巻の展示ケースの前には、何と「動く歩道」が設置され、鑑賞者はゆっくりと動くこの歩道から、全場面をじっくりと鑑賞することができる。「鳥獣戯画」(甲巻)展示風景甲巻にはほかにもシカやキツネ、イノシシ、ネコなど計11種、平安時代の日本でも目にすることができた動物たちが登場し、相撲をとったり、法会を行うなど、人間の営みを行う姿が描かれている。また、前半と後半では紙の質や墨線の太さや筆の運び方が異なることから、前半と後半は別の人物によって描かれた別の巻物だったとみられている。「鳥獣戯画」(甲巻)展示風景「動く歩道」での鑑賞はここまで。会場を進むと、乙・丙・丁3巻の展示会場となる。「鳥獣戯画」乙、丙、丁巻、展示会場乙巻は、さながら「動物図鑑」ともいえる巻だ。この巻には16種類の動物が登場するが、甲巻との違いは、それらが擬人化されていないということ。また、前半にはウシやイヌ、ニワトリ、ウマなど日本に生息していた動物が描かれているが、後半になると、ゾウやヤギ、麒麟、龍など、この時代の日本にはいなかった動物や空想上の霊獣たちも描かれている。「鳥獣戯画」(乙巻)展示風景「鳥獣戯画」(乙巻)展示風景続く丙巻は、前半が人物戯画、後半が動物戯画という構成。前半は人間が囲碁や双六、将棋などをしている姿が、後半は擬人化された動物たちによる競馬(くらべうま)、蹴鞠(けまり)などの場面が描かれている。近年の研究により、丙巻の前半と後半は本来、同じ紙の表裏に描かれ、それを剥がしてつなぎ合わせたものであることが判明している。「鳥獣戯画」(丙巻)展示風景「鳥獣戯画」(丙巻)展示風景最後の丁巻は人物が主体の巻。法会や流鏑馬(やぶさめ)、田楽(でんがく)、毬打(ぎっちょう)など、さまざまな儀礼や遊びの場面が描かれている。これらは甲巻と丙巻にも描かれているモチーフで、丁巻が先行する巻の強い影響を受けて制作されていることを伺い知ることができる。「鳥獣戯画」(丁巻)展示風景「鳥獣戯画」(丁巻)展示風景「鳥獣戯画」全4巻の展示はここまで。つづき第2章「鳥獣戯画の断簡と模本―失われた場面の復原」では、伝来の過程で巻物から切りとられ、掛け軸に仕立てられた「断簡」、さらに「鳥獣戯画」の原本から失われた場面も写しとられた「模本」を展示。原本とあわせて、かつて存在した完全版「鳥獣戯画」がどのようなものだったかを知ることができる。《鳥獣戯画断簡(東博本)》展示風景そして最後の第3章では、「鳥獣戯画」が伝わった京都・高山寺の名宝を紹介。高山寺を再興した鎌倉時代の高僧、明恵上人の姿を映した《明恵上人坐像》をはじめとする貴重な品々が展示される。《明恵上人坐像》展示風景展示はここまでだが、かわいい動物たちをあしらった「鳥獣戯画」グッズも見逃せない。マスキングテープや一筆箋、トートバッグといった定番アイテムからマスクやスマホグッズまで、豊富な品揃えだ。なお、同展は6月1日(火)より再開し、展示期間を6月20日(日)まで延長。全期間、日時指定予約制となる。詳細は公式HPで確認を。【開催情報】『国宝鳥獣戯画のすべて』4月13日(火)~6月20日(日)まで、東京国立博物館平成館にて開催。
2021年05月31日展覧会「ルネ・ラリック リミックスー時代のインスピレーションをもとめて」が、東京都庭園美術館にて2021年6月26日(土)から9月5日(日)まで開催される。ルネ・ラリック“自然”からのインスピレーションに着目「ルネ・ラリック リミックス」展は、ジュエリー作家であり、 アール・デコの時代を代表するガラス工芸家としても高く評価されたルネ・ラリックにフォーカス。特に、フランス、シャンパーニュ地方の小さな村アイに生まれたルネ・ラリックにとって、幼少期から身近な存在だったインスピレーション源の「自然」に着目。「自然」を起点として、どのように世界を見つめ、装飾という芸術を希求したのかに迫る。「自然」を注意深く観察することによって培われたルネ・ラリックの眼差しは、後のイギリスでの経験や日本美術からの影響、大戦間期における古代ギリシア・ローマへの回帰、エキゾティックな嗜好、新しい女性たちのイメージなど、20世紀初頭のフランスで見られた様々な芸術潮流と結びつきながら磨かれた。例えば浮世絵に着想を得て、パリ郊外の自邸付近で撮影した雪景色を表現したペンダントや、1909年に他界した妻アリスの面影をシダのなかに刻印した香水瓶など、日常的な事象や個人的の記憶を「装飾品」の表現に昇華することで、作品を世に送り出していった。希少な初期のジュエリーが集結注目したいのは、“モダン・ジュエリーの祖”といわれるルネ・ラリックがキャリア初期に手掛けた希少なジュエリーだ。量産されたガラス作品とは異なり、1880年代から1900年代初頭の間に制作されたジュエリーは、ほとんど1点もの。会場には、20点のジュエリーと2点のデザイン画が展示される。大女優サラ・ベルナールや詩人ロベール・ド・モンテスキューといった、時代を象徴する著名人からも愛された、ルネ・ラリックのジュエリーを間近に見られる貴重な機会となっている。プロダクトとして使用されていたガラス作品もその他、本来は建具やプロダクトとして都市生活の中で使用されていたガラス作品も展示。会場の東京都庭園美術館の建物である旧朝香宮邸にもルネ・ラリックが作品を提供しており、自然光の降り注ぐ旧朝香宮邸ならではの華やかな雰囲気の中で作品を鑑賞することができる。さらに、新館ギャラリーでは生活の空間で使われてきたルネ・ラリックのガラス作品と、作品のバックグラウンドを「図鑑」のように体験できる展示を展開。新鮮な展示空間によって、ルネ・ラリック作品の新たな魅力を体感できそうだ。【詳細】ルネ・ラリック リミックスー時代のインスピレーションをもとめて会期:2021年6月26日(土)~9月5日(日)開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館30分前まで休館日:毎週月曜日 ※ただし7月26日、8月2・9・30日は開館、8月10日(火)は休館会場:東京都庭園美術館 本館+新館住所:東京都港区白金台5-21-9入館料:一般 1,400(1,120)円/大学生(専修・各種専門学校含む) 1,120(890)円/ 中・高校生 700(560)円/65歳以上 700(560)円※( )内は20名以上の団体料金■『ルネ・ラリック リミックス』展 公式図録出版社:株式会社左右社発行日:2021年7月31日(土)予定デザイン:岡崎由佳会場撮影:三部正博執筆者:樋田豊次郎(当館館長)/ヴェロニク・ブリュム(ラリック美術館館長)/筧菜奈子(東海大学教養学部講師)/池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)/牟田行秀(当館副館長)/田中雅子(当館学芸員・本展企画者)
2021年05月31日画家・絵本作家のヒグチユウコが手掛けるギャラリー「ボリス雑貨店」にて、SFストップモーションアニメ『ジャンク・ヘッド(JUNK HEAD)』の展覧会「ジャンク・ヘッド」展(仮称)が開催される。期間は、2021年10月7日(木)から12月26日(日)まで。堀貴秀が1人で7年かけて完成させたSFストップモーションアニメ映画『ジャンク・ヘッド』『ジャンク・ヘッド』は、映画の制作経験のなかった堀貴秀が独学で作り始め、たった1人で7年もの歳月をかけて完成させたSFストップモーションアニメ映画。ひとコマひとコマを撮影し、それを繋げて映像にするという非常に手のかかるストップモーションアニメを、セット制作から声優まで1人で行ったということでも話題だが、何といってもその精巧な映像とストーリーに魅了される人が後を絶たない。日本では、2021年3月26日(金)より全国10館で公開され、ミニシアターランキングでは2週連続で1位を獲得し、現在も公開劇場数を増やし続けている。また、これまでファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞、ファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど世界的評価も非常に高い。ヒグチユウコの申し出から実現、実際に使用したパペットやセットを展示今回の展覧会「ジャンク・ヘッド展(仮称)」は、公開後の早い段階で、映画を鑑賞したヒグチユウコがその世界観を気に入り、制作中の三部作の応援を申し出たことがきっかけになったそう。会場では、撮影で使用されたキャラクターのパペットや緻密なセットなど、『ジャンク・ヘッド』の世界観を感じられる様々な展示が予定されている。「トロちゃん」と「ギュスターヴくん」のイラスト完成、グッズ販売も予定また、ヒグチユウコが、『ジャンク・ヘッド』にオマージュを捧げ、特別なイラストを描き下ろした。劇中に登場する「トロちゃん」と、ヒグチ自身のキャラクターである愛らしいネコの顔、ヘビのような手、タコのような足が特徴の「ギュスターヴくん」の触れ合う様子が描かれている。展覧会では、このイラストを使った商品の販売も見込んでいる。【詳細】「JUNK HEAD」展(仮称)期間:2021年10月7日(木)~12月26日(日)会場:ボリス雑貨店住所:東京都渋谷区神宮前4丁目16-2
2021年05月30日アンリアレイジ(ANREALAGE)は、展覧会「AとZ」を、福岡市の三菱地所アルティアムにて2021年5月22日(土)より開催する。アンリアレイジ展覧会「AとZ」、"言葉"からつくられたコレクションアンリアレイジは、デザイナー森永邦彦が手掛けるファッションブランド。"日常の中で見落とした非日常"をすくい取るようなテーマを設定し、一着の服に落とし込むことによって、固定概念を覆すコレクションの数々を提案してきた。アンリアレイジのコレクションはすべて、一つの言葉から服づくりがスタートしている。そこで、今回の展覧会「AとZ」では、デザイナー・森永邦彦の言葉で壁一面を埋め尽くし、“言葉と服”の関係性を色濃く反映した。鑑賞者は“言葉の壁”に配されたスリットのような隙間から、展示されたコレクションを覗き見ることができる。コレクション展示、初期「パッチワーク」から最新「グラウンド」まで会場では、ひとつの言葉=テーマから製作された、18年に渡るコレクションの数々が展示される。例えば、記憶にも新しい2021-2022年秋冬シーズンのパリファッションウィークで発表された「グラウンド(GROUND)」。デジタル形式でのコレクション発表を逆手に取り、天地が逆転した世界を表現している。2016年春夏に発表の「リフレクト(REFLECT)」は、ショーに訪れる人々がスマートフォン越しの鑑賞に夢中になることに目を付けたコレクションだ。フラッシュ撮影による反射によって模様が浮かび上がる服は、スマートフォンの中の"画像"と肉眼で見る"実像"を一つの服の中で両立させ、リアルとバーチャルの垣根を取り払った。ブランド初期のコレクションである「パッチワーク(PATCHWORK)」は、ブランド理念"神は細部に宿る。"を象徴した作品。アンリアレイジの手仕事へのこだわりを感じることができる。■展示内容グラウンド(GROUND) 2021-22年秋冬ホーム(HOME) 2021年春夏ブロック(BLOCK) 2020-21年秋冬ディテール(DETAIL) 2019-20年秋冬クリア(CLEAR) 2019年春夏リフレクト(REFLECT) 2016年春夏◯△□ 2009年パッチワーク(PATCHWORK) 2005年バイオデグラデーション(BIODEGRADATION) 2019年【詳細】アンリアレイジ展覧会「AとZ」期間:2021年5月22日(土)~2021年7月4日(日)会場:三菱地所アルティアム(イムズ8F)住所:福岡市中央区天神1-7-11イムズ8F開館時間:10:00~20:00※休館日:2021年6月15日(火)入場料:一般400(300)円(税込)、学生300(200)円(税込)、高校生以下無料、再入場可※()内は前売料金(チケットぴあ)。※アルティアムカード会員・三菱地所グループCARD(イムズカード)会員は無料※当面の間、団体入場割引きはなし。※入場制限を行う場合がある。
2021年05月28日展覧会「めぐりあいJAXA─ながのとながめ」が、2021年6月19日(土)から8月15日(日)までの期間、長野県立美術館にて開催される。「めぐりあいJAXA─ながのとながめ」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星「だいち」が撮影した、宇宙から俯瞰した長野県の姿を迫力のある映像作品で体験することが出来る展覧会。「だいち」から見る、長野県の高精細画像を元にした映像作品を関連資料と共に展示する。地図作成や観測、災害状況把握の為の高精度な環境測定を行う、2006年に打ち上げられた地球観測衛星「だいち」。会場では、データとしてだけでなく、多くの映像作家、写真家のインスピレーションの源となっている最先端の宇宙観測技術の凄みを感じることが出来そうだ。また、長野県立美術館では期間を同じくして、展覧会「つながる美術館宮崎浩とランドスケープ・ミュージアム」も開催。1966年開館の長野県信濃美術館を全面改築し、2021年4月に誕生した長野県美術館の完成までの歩み、その全貌を紹介する。さらに、同時開催となるマメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)のデザイナー黒河内真衣子の単独展覧会「10 Mame Kurogouchi」も併せてチェックしてみて。【詳細】展覧会「めぐりあいJAXA─ながのとながめ」「つながる美術館宮崎浩とランドスケープ・ミュージアム」会期:2021年6月19日(土)~8月15日(日)会場:長野県立美術館 展示室1・2住所:長野市箱清水 1-4-4 善光寺東隣観覧料:無料※「10 Mame Kurogouchi」は一般観覧料500円。高校生以下または18歳未満無料。
2021年05月16日展覧会「妖怪大戦争展2021ヤミットに集結せよ!」が埼玉・所沢の角川武蔵野ミュージアムで2021年9月20日(月・祝)まで開催される。“妖怪”をテーマにした展覧会「妖怪大戦争展2021ヤミットに集結せよ!」は“妖怪”をテーマにした展覧会。会場では、2021年8月13日(金)より公開される予定の映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の世界をいち早く体感できる。ギャラリーの入口に出現するのは、映画に登場する人間嫌いの豪傑妖怪「隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)」だ。ドラマチックなワンシーンのセットが、来場者の期待を高めてくれる。映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に登場する“ヤミット”の会場また、映画に登場する妖怪たちによって開かれる闇のサミット「ヤミット」の会場を再現した空間も用意。オープン時は昭和版『妖怪大戦争』の一部を上映し、6月からは同空間に集結した誰もが自由に席について、妖怪に変身できるコンテンツも展開される予定だ。「ろくろ首」が現れる3D映像さらに、美しい女性に扮する「ろくろ首」を3D映像で楽しめるユニークなコンテンツも用意する。展示コンテンツは段階的に増幅される予定なので、気になる人は随時公式サイトをチェックしてみてほしい。詳細展覧会「妖怪大戦争展2021ヤミットに集結せよ!」会期:2021年4月29日(木・祝)~9月20日(月・祝)開館時間:日~木曜 10:00~18:00/最終入館17:30、金・土曜 10:00~20:00/最終入館19:30休館日:第1・3・5火曜日※祝日は該当する曜日の開館時間と同様※休館日が祝日の場合は翌日休館※レストランは除く※開館日・時間は変更される場合もある場所:角川武蔵野ミュージアム 1F グランドギャラリー住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内チケット価格<オンライン購入価格>大人(大学生以上):1,600円/中高生:1,000円小学生:800円/未就学児:無料<当日窓口購入価格>大人(大学生以上):1,800円/中高生:1,100円小学生:900円/未就学児:無料※すべて税込価格【問い合わせ先】TEL:0570-017-396(受付時間 10:00~17:00)
2021年05月10日北海道美幌町生まれの熊彫り作家・藤戸竹喜(ふじとたけき/1934-2018)の全貌を紹介する、東京では初めてとなる展覧会が、7月17日(土)より東京ステーションギャラリーにて開催される。共にアイヌ民族であった両親のもとに生まれ、12歳のときに木彫り熊の職人だった父に弟子入りした藤戸は、15歳の時には阿寒湖畔の土産物屋の店先で職人として熊彫りの実演を始める。30歳の時に阿寒湖畔に移り住み、以降数多くの木彫作品を生み出した。藤戸は制作にあたって一切デッサンすることがなく、丸太に簡単な目印を入れるだけで、あとは一気に形を彫り出していた。繰り返し、繰り返し彫ることで、熊の形態を、熊を取り巻く空間を理解していったという。34歳の時に依頼され、半年かけて観音立像を制作したことが制作の大きな転機となり、その後、人物、狼や鹿、海洋生物など、熊以外のさまざまなモチーフにも命を吹き込んでいった。特にアイヌ民族の先人たちの姿を等身大で彫った作品群は、精緻な写実的描写のなかに威厳に満ちた存在感が表現されている。80歳を超えてなお、旺盛な制作活動を続け、北海道文化賞、文化庁地域文化功労者表彰、 北海道功労賞などを受賞。2017年には札幌芸術の森美術館、国立民族学博物館(大阪)で大規模な個展も開催された。同展では、84歳で亡くなるまで、アイヌ民族として、熊彫りとして、誇りをもって生き抜いた藤戸竹喜の初期作から最晩年にいたる代表作80点あまりを展観。大胆さと繊細さ、力強さと優しさが同居する、その作品世界を紹介する。《怒り熊》1964年、(一財)前田一歩園財団蔵《群熊》1967年、(一財)前田一歩園財団蔵《語り合う熊》2018年、個人蔵左から《日川善次郎像》1991年、《杉村フサ像》《川上コヌサ像》1993年、3点とも個人蔵《狼と少年の物語》2016年、個人蔵《鹿を襲う熊》1977年、個人蔵《遠吠えする狼》2018年、個人蔵『木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ』の招待券を5組10名様にプレゼント!応募方法ぴあアート編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあアート編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあアート編集部Twitter対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年5月27日(木)23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。【開催概要】『木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ』会場:東京ステーションギャラリー会期:7月17日(土)〜9月26日(日)時間:10:00〜18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで)休館日:7月19日(月)、8月10日(火)、8月16日(月)、8月23日(月)、9月6日(月)、9月13日(月)公式サイト( www.ejrcf.or.jp/gallery )※新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催内容が変更になる場合があります。
2021年05月06日山梨の中村キース・ヘリング美術館で展覧会「キース・ヘリング(Keith Haring): 360°」が2021年5月15日(土)から2022年5月8日(日)まで開催される。キース・ヘリングとはキース・ヘリングは、1980年代のニューヨークで活躍した、アメリカ美術を代表するアーティスト。地下鉄構内の空き広告スペースにチョークで描いた「サブウェイ・ドローイング」によって人気を博し、1990年に31歳の若さでこの世を去るまで幅広く活動した。絵画・映像・彫刻などを紹介展覧会「キース・ヘリング: 360°」では、絵画や映像、写真などを紹介しつつ、ヘリングの多岐にわたる活動を多角的に考察する。中でも注目したいのは、彫刻作品《無題(犬の上でバランスをとる人)》だ。ヘリングの彫刻といえば、まるで二次元から飛び出てきたような平面的な形を組み合わせたヴィヴィッドカラーの作品が代表的だが、同作はシルバーのアルミ素材で作り上げられている。見る角度によって異なる象が現れ、人が犬の上に乗って無邪気に遊んでいるようにも、なんとかバランスをとっているようにも捉えることができる。“世界初公開”の写真もまた、アーティストと美術ジャーナリストとして活動する村田真が、1982年12月から翌年1月にかけてニューヨークでヘリングに密着取材した際の一連の写真群も“世界で初めて”公開する。全6点の版画シリーズさらに、防水布にペイントを施した絵画作品《無題(KH.200)》や、東京都多摩市で約500人の子どもたちと描いた壁画《マイ・タウン》、《平和I-IV》に加え、アムステルダムで制作された全6点の版画シリーズ《バッド・ボーイズ》も紹介する。【詳細】展覧会「キース・ヘリング: 360°」開催期間:2021年5月15日(土)~2022年5月8日(日)開催場所:中村キース・ヘリング美術館住所:山梨県北杜市小淵沢町10249-7休館日:定期休館日なし※臨時休館についてはウェブサイト、SNSにて告知する開館時間:9:00~17:00入館料:大人 1,500円、学生(16歳以上) 600円、障がい者手帳所持者 600円(同伴者1名も同額で入館可)、15歳以下 無料、団体(20名以上) 1,000円※各種割引には身分証明書を必ず提示All Keith Haring Artwork (C)Keith Haring FoundationCourtesy of Nakamura Keith Haring Collection.
2021年05月03日ディズニープリンセスに焦点を当てた展覧会「WHAT IS LOVE? ~輝くヒミツは、プリンセスの世界に。~」が、福岡・大阪で開催される。福岡アジア美術館で2022年1月2日(日)から3月27日(日)まで、大阪では2022年夏に開催予定。ディズニープリンセスの物語に溢れる“愛”を五感で体験それぞれに異なるユニークな人柄や特性、信念を持つディズニー&ピクサー映画のヒロイン・ディズニープリンセス。展覧会「WHAT IS LOVE? ~輝くヒミツは、プリンセスの世界に。~」では「WHAT IS LOVE?」をテーマに、白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫、アリエル、ベル、ジャスミン、ポカホンタス、ムーラン、ティアナ、ラプンツェル、メリダ、モアナの12人のディズニープリンセスたちの物語で紡がれる様々な“愛”を、映像やデジタル技術、音楽、香りなどを様々な手法を駆使して紹介する。展示は全6つのエリアで構成展覧会は全6つのエリアで構成。例えば「7 Keywords〜物語から紐解く7つのキーワード〜」では、それぞれの物語から見えてくる7つのキーワードを元に、彼女たちの“愛”を体験。ARを駆使し、野獣がベルを喜ばせるためにプレゼントした書庫で物語の様々なシーンを追体験するなど、インタラクティブな仕掛けが楽しめる。「Music and Fragrance〜目に見えない輝きを纏って〜」では、プリンセスたちをイメージした香りと音楽が用意されているので、より感覚的にディズニー プリンセスの世界を体感することが可能だ。また、プリンセスたちの言葉やそのシーンを空間全体に映し出すクロージングシアター「Glowing Lines〜世界を輝かせる言葉たち〜」など、それぞれ異なるコンセプトのもと、さまざまな展示が展開される。オリジナルグッズを販売するグッズショップも展示の世界観そのままにショッピングが楽しめるのが、併設されたグッズショップ。展示会のキービジュアルを用いてデザインされたアールグレイティーやクリアファイル、 展示にも使用されているプリンセスのルームフレグランスなど特別なアートを用いたグッズが多数展開される。VR展も同時開催また、会場には「WHAT IS LOVE? ~輝くヒミツは、 プリンセスの世界に。 ~」VR展も併設し、同時開催。展覧会の一部コンテンツを、没入感あふれるVR体験を通して楽しめる。なお、展覧会「WHAT IS LOVE? ~輝くヒミツは、プリンセスの世界に。~」は、2021年6月から7月にかけて東京、8月に名古屋で開催されており、2022年以降は福岡・大阪以外にも、順次全国を巡回予定となっている。開催概要「WHAT IS LOVE? ~輝くヒミツは、プリンセスの世界に。~」■福岡開催期間:2022年1月2日(日)~3月27日(日)会場:福岡アジア美術館 企画ギャラリー住所:福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階休館日:毎週水曜日 ※ただし2月23日(水)は開館、2月24日(木)休館予定。時間:9:30~18:00 ※入館は17:30まで。問い合わせ先: ディズニープリンセス展福岡事務局(西日本新聞イベントサービス内) TEL:092-711-5491(平日9:30~17:30、 年末年始12月28日(火)~1月4日(火)は休業)※来場にあたり、アプリ「ディズニーDX」ダウンロードが必要。※物販コーナーの利用は、展覧会およびVR展を体験した人のみ。※展覧会とVR展の入場には、それぞれチケット購入が必要。会場はいずれも福岡アジア美術館 7階企画ギャラリー内。※展覧会とVR展両方のチケットを日時指定で購入する場合、時間に余裕を持たせたチケット購入を推奨。※状況により、開催が中止・変更となる場合や開場時間が変更となる場合あり。〈展覧会チケット〉料金:一般・大学生 1,800円(1,600円)、中高生 1,200円(1,100円)、4歳~小学生 800円(700円)チケット販売場所:ARTNEチケットオンライン、チケットぴあ、(会期中に限り)会場受付※( )内の料金はディズニー★JCBカード優待料金。前売券の優待料金はなし。※3歳以下および身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者本人は入場無料。※小学生以下は保護者同伴で入場。※「中高生」料金で入場の際、 学生証・生徒手帳等の提示が必要。※平日は日時指定不要、土日祝日は無料入場対象者を含め、 日時指定チケットの事前予約を推奨。※土日祝日は1時間当たりの入場者数を制限。〈VR展チケット〉料金:大人(13歳以上) 1,400円(1,100円)※( )内の料金はDisney+会員およびディズニー★JCBカード優待料金。前売券の優待料金はなし。※13歳以上が対象につき、13歳未満は体験不可。※チケットはVR展公式サイトにて販売。■大阪開催時期:2022年夏会場:未定※上記以外にも、順次全国を巡回予定。■開催済み会場・東京開催期間:2021年6月23日(水)〜7月29日(木)会場:渋谷マルイ 7F・8F ※受付は7F・愛知開催期間:2021年8月4日(水)~8月23日(月)会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ10階 特設会場© Disney © Disney/Pixar
2021年05月01日愛知県美術館にて、展覧会「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~ 」が2021年7月17日(土)から9月23日(木・祝)まで開催されます。「ジブリパーク」開園のプレイベント「ジブリの大博覧会」「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~ 」は、懐かしの映画ポスターやグッズ、未公開の原画など、ジブリ作品にまつわる貴重な資料を展示する人気の展覧会。2015年の愛・地球博記念公園での開催を幕開けに、5年間で国内全11ヶ所を巡り反響を得ています。そんな「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~ 」が、“ふるさと”愛知でついに完結。第1回目と比べ約5倍の展示面積に拡大し、全ての展示物を勢揃いさせた集大成で、2022年秋に開園する「ジブリパーク」のプレイベントを飾ります。『天空の城ラピュタ』の “空飛ぶ巨大な船”の大型模型展示注目は、東京展でも注目を浴びた愛知県初登場となる『天空の城ラピュタ』の “空飛ぶ巨大な船”を再現した大型模型の展示。ダイナミックに頭上を浮遊する姿からは、アニメの世界観をそのまま体感することができます。また、同じく空飛ぶ機械として、『紅の豚』や『風立ちぬ』に登場した飛行機などを紹介します。スタジオジブリ作品全てのポスターを一堂に会すポスタールームでは、スタジオジブリ作品全てのポスターを一堂に展示。キャッチコピーのメモなど、一般には公開されなかった貴重な資料や原画も公開されます。歴代作品の公開当時に作られた貴重なグッズや書籍を数え切れないほど集めた「ジブリの倉庫」も必見です。ネコバスや大きいトトロのぬいぐるみも館内には、『となりのトトロ』でおなじみのネコバスや、大きいトトロのぬいぐるみも展示。スタジオジブリ35年の歩みを振り返りながら、子供から大人までジブリの世界観を楽しめます。「ジブリパーク」とは「ジプリパーク」は、国内外で多くの人に親しまれてきたスタジオジブリ作品の世界観を表現するテーマパーク。愛・地球博記念公園の未利用地や既存施設が再整備され、「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」「どんどこ森エリア」の5つのエリアが設けられます。【詳細】「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~ 」開催期間:2021年7月17日(土)〜9月23日(木・祝)開催場所:愛知県美術館住所:愛知県名古屋市東区東桜1-13-2<入場券>※全て事前に日時指定の予約制料金:一般 1,900円/高大学生 1,500円/小中学生 1.000円/障がい者 各券種の半額入場時間枠:(1) 10:00〜10:50/(2) 11:00〜11:50/(3) 12:00〜12:50/(4) 13:00〜13:50/(5) 14:00〜14:50/(6)15:00〜15:50/(7)16:00〜16:50以下の時間枠は金曜日のみ(8) 17:00〜17:50/(9) 18:00〜18:50※指定の入場時間枠内であれば、いつでも入場可。※各入場時間枠の予定数に達し次第販売終了。販売場所:Boo-Woo チケット(オンライン予約購入)/ローソン、ミニストップ(L コード:48222)販売スケジュール:・7月入場分/6月1日(火)10:00発売・8月入場分/7月1日(木)10:00発売・9月入場分/8月1日(日)10:00発売ジブリの大博覧会の問い合わせ先:050-5542-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)■特別プレビュー概要:開幕前日の7月16日(金)に300名限定「特別プレビュー」実施日時:2021年7月16日(金) 17:00〜19:00(入場は17:00〜17:30)参加料:無料申込方法:事前申込制。 Boo-Wooチケットウェブサイト特設ページより申し込み。応募はひとり1回まで。1回の応募で2名まで申し込み可。応募多数の場合は抽選。応募期間:2021年4月6日(火)〜5月23日(日)23:59まで当選発表:締め切り後、5月28日(金)までに登録済メールアドレスにて当落選通知を送付。当選メールに記載の予約番号で、ローソン、ミニストップ店頭で特別プレビュー招待券を発券。特別プレビューの申し込み方法についての問い合わせ先:Boo-Woo チケットカスタマーセンター 0570-084-700(11:00〜17:00)
2021年04月28日チームラボの展覧会「Teamlab: Tea Time in the Soy Sauce Storehouse」が、岡山の「福岡醤油ギャラリー」にて開催される。会期は2022年3月31日(木)まで。チームラボによる”光の共鳴”茶室アート「Teamlab: Tea Time in the Soy Sauce Storehouse」は、明治時代に醤油が貯蔵されていた地下空間を茶室として作り上げた展覧会。黒い液体で満たされた空間には、淡い光を放つ茶と無数のランプが置かれる。訪れた人が茶を持ち上げたり、ランプを揺らしたりすることで、それぞれの光のリズムが変化していく。光のリズムをテーマとする《旧醤油蔵の共鳴する浮遊ランプ》は、ランプどうしの”引き込み現象”を表現する。”引き込み現象”とは、異なるリズムが互いに影響を受けて次第に揃っていくこと。人に揺らされてバラバラのリズムで光を放っていたランプたちが、次第に近くのランプどうしで同じリズムに統一されていく。そして再びランプを揺らすと、またリズムがずれていき、近くのランプどうしでリズムを整えていく……という光の共鳴が空間全体で演出される。《共鳴する茶- 動的平衡色》も、ランプと同様に共鳴する光を持った茶の作品だ。茶を持ち上げるたびに、チームラボが「動的平衡色」として提唱する4つの色で変わっていき、光の共鳴に色の変化を加える。【詳細】Teamlab: Tea Time in the Soy Sauce Storehouse会期:2021年4月15日(木)~2022年3月31日(木)時間:10:00~17:00(最終入場 16:30)休館日:毎週水曜日会場:福岡醤油ギャラリー住所:岡山県岡山市北区弓之町17−35入場料:1人 1,000円(税込)※EN TEAのお茶(1杯)が含まれる。※チケットは現地当日券のみ(先着順)※事前予約不可※キャッシュレス決済のみ※再入館不可主催:公益財団法人 石川文化振興財団、チームラボ【問い合わせ先】公益財団法人石川文化振興財団TEL:086-235-8020
2021年04月19日展覧会「コウペンちゃん にじいろミュージアム」が、名古屋パルコ 南館7Fにて2021年4月29日(木・祝)から5月23日(日)まで開催される。その後、北海道・札幌、大阪・心斎橋にも巡回する。「コウペンちゃん」原画150点以上が集結「コウペンちゃん にじいろミュージアム」は、イラストレーター・るるてあが描く人気キャラクター「コウペンちゃん」の4周年を記念した展覧会。「コウペンちゃん」は、日常の些細な事を肯定してくれるコウテイペンギンの赤ちゃんで、愛らしい癒し系キャラクターとして親しまれている。“虹”をテーマにした空間の中に、描きおろしの原画をはじめ、るるてあによる原画150点以上が集結する。るるてあの原画集第2弾である『コウペンちゃんの世界』に収録されている原画も登場する。また、展覧会のために製作された映像やフォトスポット、「コウペンちゃん」へのメッセージを書くことのできるコーナーも設置。優しく愛らしい「コウペンちゃん」ならではの世界観を存分に楽しめる空間となっている。限定複製原画やマスコットなどグッズ会場内ショップでは、るるてあ描きおろしビジュアルを使用した展覧会記念商品をはじめとする約500点のグッズを販売。イベント限定で販売される複製原画や、カラフルなマスコット、マグカップ、ダイカットステッカー、アクリルスタンドなど、多彩なラインナップのグッズを揃える。加えて、原画集『コウペンちゃんの世界』の「にじいろミュージアム」限定カバー版やサイン本も数量限定で販売される。尚、会場内ショップにて、1会計あたり税込5,500円以上購入すると、1人1点ランダムでぬいぐるみバッジをプレゼントする。【詳細】コウペンちゃん にじいろミュージアム会期:2021年4月29日(木・祝)~5月23日(日) 11:00~20:00※入場は閉場の30分前まで ※最終日18:00閉場※入場数の制限、営業日程・時間の変更及び休業となる場合あり、詳細は名古屋パルコ ホームページにて告知会場:名古屋パルコ 南館7F・イベントスペース住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1入場料:前売券 一般 500円、学生 400円/当日券 一般 500円、学生 400円 ノベルティ付き※小学生以下無料 ※一部会期は日時指定の前売券入場制入場特典:会場限定香り付きバースデーカード(香りは3種ランダムから配布、1入場1人1枚)※名古屋展開催後、札幌、心斎橋に巡回。■日時指定制前売券・抽選販売抽選受付開始日:2021年4月20日(火) 20:00~4月22日(木)23:59 ※イープラスにて販売対象期間:2021年4月29日(木・祝)~5月2日(日)※購入は1人2枚まで※当落発表は4月23日(金)・先着販売販売開始日:4月27日(火) 17:00~ ※イープラスにて販売対象期間:2021年5月3日(月・祝)~5月5日(水・祝)※4月29日(木・祝)~5月2日(日)の残り枠も先着順にて販売※先着前売券は入場前日18:00ま購入可能※入場枠に空きがある場合は、会場にて当日券を販売※5月6日(木)以降は当日券のみ販売■グッズ例・新作描き下ろし複製原画 2種(B5額装) 16,500円・書籍『コウペンちゃんの世界』 にじいろミュージアム限定カバー版(会場限定『るるてあ』サイン本500冊) 1,485円※会場購入特典ステッカーを進呈※限定カバー・特典共に無くなり次第終了・虹を渡れるマスコット(8種) 各1,430円・マグカップ 1,760円・アクリルスタンド(2種) 各880円※価格は全て税込※一部商品は購入制限あり※1入場につき1会計まで※4月2日(金)~展覧会記念グッズ一部商品をパルコオンラインストアでも販売
2021年04月19日タイのGMMTVが誇る“四天王”ペアを特集する世界初の展覧会『GMMTV EXHIBITION in JAPAN』が、きょう16日に東京・六本木けやき坂ミュージアムでスタートした。東京では5月23日までの開催となり、博多・仙台・大阪・名古屋を巡回予定。今回はGMMTV所属の俳優陣の中でも実力・人気ともにトップクラスで、GMM“四天王”と呼ばれるペア、Off×Gun、Tay×New、Krist×Singto、Bright×Winをフィーチャー。入口では、早速圧巻のオールスターパネルがお出迎え。その先には8人の直筆サインが飾られている。メインとなるペアごとのコーナーでは、ドラマで使用された小道具や台本を展示。黒でまとめられたBright×Winのスペースには2人のブレスレットや、SarawatがTineに贈った手書きのライブチケット、続いての緑色のエリアはOff×Gunのスペースには、Thirdの名前入りの薔薇や、2人で買ったマグカップが並べられている。Tay×Newはシックな青のシックなスペースに、Kaoのトレードマークのメガネやぬいぐるみが飾られ、最後のKrist×Singto特集の赤いエリアではIDカードや工学部のギアが。また、ドラマポスターに使用された衣装や、昨年のグローバルファンミーティング時に着用した衣装、そして等身大パネルも展示。衣装やパネルからは、2人の“身長差”をリアルに感じることができる。ここでしか見ることのできないスペシャル映像では、お互いの好きなところや、子供の頃の思い出、タイのおすすめをインタビュー。ショップコーナーでは、アクリルスタンドや、うちわ、ペンライトなどが販売されている。
2021年04月16日30年以上にわたり第一線で活躍し続けるコスチューム・アーティスト、ひびのこづえ。その作品世界の全貌に迫る展覧会『森に棲む服/forest closetひびのこづえ展』が、9月10日(金)より横浜・そごう美術館にて開催される。野田秀樹演出の舞台衣装やNHK Eテレ「にほんごであそぼ」の衣装、セットデザインなど、演劇やダンス、映画、テレビといった幅広い分野で数々の作品を制作。想像力をかきたてる奇想天外なかたちやわくわくするような色彩の衣装で知られるひびのの作品世界に、幅広い世代が魅了されている。そごう横浜店を衣・食・住にまつわる膨大な品々が並ぶ森、会場となる6階の一番奥にある美術館をさらに深い森と見立てて開催される同展では、代表的な衣装や新作のほか、不思議な衣装をまとったダンサーたちによるパフォーマス、ワークショップなども実施。ひびのこづえの独創的な作品世界をあますところなく紹介する。『MAMMOTH』2020年 photo ©️出口敏行≪スワンの服≫2012年 Photo ©️角田航『Piece to Peace』九州国立博物館個展『太ンス宰府ク(ダンスザイフク)』2019年Photo ©ひびのこづえ『ROOT:根』2021年『ROOT:根』2021年【開催概要】『森に棲む服/forest closetひびのこづえ展』会期:9月10日(金)〜10月10日(日)会場:そごう美術館(神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階)時間:10:00〜20:00(入館は19:30まで)休館日:会期中無休※営業時間はそごう横浜店に準ずるそごう美術館公式サイト( )
2021年04月14日展覧会「はじめての森山大道。」が、渋谷パルコ 8Fの「ほぼ日曜日」にて、2021年6月25日(金)まで開催される。森山大道の“入門編”となる展覧会展覧会「はじめての森山大道。」は、世界的に有名な写真家として60年ものキャリアを持つ森山大道の“入門編”となる展覧会。「写真家・森山大道のことをぜんぜん知らなかった人にこそ見にきてほしい」というコンセプトのもと、選りすぐりの写真作品を展示。例えば、“森山大道の代表作である「三沢の犬」はなぜ有名なのか?”など、森山大道や写真に詳しくない人こそが楽しめる内容となっている。写真作品に加え、写真集も可能な限り陳列し、過去の著作やインタビューにおける森山大道自身の発言も紹介。近年ではOAMC(オーエーエムシー)やワコマリア(WACKO MARIA)などともコラボレーションを行ったり、レトルトカレーやバイクなどにも写真作品が用いられていたりと幅広い活動を見せる森山大道の唯一無二の魅力に迫る。同フロアで森山大道のドキュメンタリー映画もさらに、「ほぼ日曜日」と同フロアにある渋谷ホワイトシネクイントでは、森山大道の素顔に迫るドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』を5月12日(水)より上映。映画と展覧会、あわせて森山大道の魅力を体感できるようになっている。【詳細】展覧会「はじめての森山大道。」開催期間:2021年5月14日(金)~6月25日(金)※当初は6月13日(日)までの予定だったが会期を延長。会場:ほぼ日曜日 渋谷PARCO 8階住所:東京都渋谷区宇田川町15-1時間:11:00~20:00料金:600円(小学生以下無料)※来場者に、森山大道フィルム風しおりと100nuts(100円分のお買いものチケット)をプレゼント。※開催期間・延期・中止となる可能性あり。詳細は、施設公式サイトを確認。■映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』公開日:2021年5月12日(水)~終了日未定※当初は2021年4月30日(金)より上映予定だったが、渋谷パルコの全館休業に伴い、上映を延期。会場:ホワイトシネクイントWHITE CINE QUINTO住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ8階出演:森山大道、神林豊、町口覚ほか監督・撮影・編集:岩間玄〈ストーリー〉スナップショットの帝王として知られる森山大道は、国内外の若手クリエイターから絶大な支持を集めてきた。本作は、カメラと一体化した写真家のみずみずしい身ぶりを大胆に捉え、いままで誰も見たことのなかった素顔を明らかにしていく。奇跡的なショットと魔法のようなシークエンスの連続に、観客はひたすら身を委ねるしかない。写真史上、最大の謎に迫る前人未踏のドキュメンタリー、ついに解禁。©『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』フィルムパートナーズ
2021年04月08日展覧会「創刊75周年記念 SCREENを飾ったハリウッド・スターたち」が、国立映画アーカイブにて2021年4月13日(火)から7月18日(日)まで開催される。1950~90年代ハリウッド・スターの写真を紹介「創刊75周年記念 SCREENを飾ったハリウッド・スターたち」では、1950年代から1990年代までを対象に、ハリウッドで独自に収めた華やかな映画スターのフォトや、スターの来日時に撮影された貴重な写真を紹介。2021年で創刊75周年を迎える近代映画社の映画雑誌「SCREEN」を軸に、華々しいスターたちの写真を通じて日本の映画ファンが注いできた情熱の系譜を辿る。会場には、日本を訪れたハリウッド・スターたちの取材写真や、名物記者のヤニ・ベガキスによるハリウッド現地取材ならではの写真の数々が勢揃い。外国映画、とりわけハリウッドスター俳優に独自取材した記事を75年間にわたって紹介し続けてきた「SCREEN」ならではの充実した資料から、当時の熱気を伝える写真の数々が登場する。中でも、「ハリウッド・キング」と称されたクラーク・ゲーブルの来日など、1950年代から60年代にかけて日本を訪れた伝説的なスターたちの貴重な取材写真は見所となっている。インタビュー記事やオードリー・ヘプバーンのサイン色紙などもまた、スターへのインタビューや、アカデミー賞授賞式などを掲載した歴代の「SCREEN」誌面を紹介。マリリン・モンローが来日した時の様子を伝える記事なども登場する。さらに、ジョン・ウェインからナタリー・ポートマンまで、多彩なスターたちをパネル展示し、読者投票によるベスト作品や人気俳優の歴史も紹介する。加えて、オードリー・ヘプバーンやジョニー・デップのサイン色紙、ジェームズ・スチュアートやグィネス・パルトローのサイン入りポートレートなど“お宝グッズ”も登場。映画ファン必見の内容となっている。【詳細】創刊75周年記念 SCREENを飾ったハリウッド・スターたち会期:2021年4月13日(火)~7月18日(日)休室日:5月25日(火)~28日(金)、7月6日(火)~7日(水)および月曜日開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで) ※夜間開館は当面の間休止。会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階)住所:東京都中央区京橋3-7-6料金:一般 250円(200円)/大学生 130円(60円)/65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む。※( )内は20名以上の団体料金。※学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズの方は入室の際、証明できるものを提示。※国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(半券可)を提示すると、1回に限り団体料金を適用。※2021年5月18日(火)「国際博物館の日(毎年5月18日)」は、無料で観覧可能。※雑誌「SCREEN」を提示すると、1冊につき1名に限り団体料金を適用。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2021年04月05日世界的な芸術家イサム・ノグチの、彫刻家として精髄に迫る展覧会『イサム・ノグチ発見の道』が、4月24日(土)~8月29日(日)まで、東京都美術館にて開催される。その幕開けを前に、オンライン記者会見が行われ、本展の見どころなどが紹介された。彫刻、舞台美術、プロダクトデザインなど、多岐にわたる創作活動は60年にも及んだノグチ。会見では、担当学芸員である中原淳行氏を中心に、3章から成る本展の構成、ポイントとなる作品の紹介、模型を使ったオンラインギャラリーツアーなどが行われた。「第1章 彫刻の宇宙」では、1940年~最晩年となる80年代までの作品を展示。まず目に入るのは、香川県牟礼町の石匠・和泉正敏氏による本格的なサポートが始まった記念碑的作品、《黒い太陽》だ。さらにその先には、ノグチのライフワークであった光の彫刻「あかり」がなんと150灯も吊り下げられ、深呼吸するかのようにゆっくりと点いたり、消えたりを繰り返す。しかもこの「あかり」のインスタレーションは、来館者による撮影も可能。幻想的で“映える”思い出を作ることが出来そうだ。「第2章 かろみの世界」では、“軽さ”をテーマに、折り紙にヒントを得た金属彫刻や、スタンド型の「あかり」などを紹介。またノグチは遊具のデザインにも情熱を傾けており、真紅の遊具彫刻《プレイスカルプチュア》を新規制作し展示する。さらに展示室の一角には、ノグチがデザインしたソファとオットマンが据えられ、ノグチ作品を実際に体感することも出来る。「第3章 石の庭」には、牟礼町のイサム・ノグチ庭園美術館から約10点の石彫を展示。こちらの庭園には、前出した和泉氏と作り上げた晩年の彫刻が多く所蔵されており、和泉氏は「ノグチ先生の石は、すべて命を宿しているように感じます」と語る。ノグチにとって“庭”とは、“小宇宙”に例えられるほど特別な空間。かつての制作拠点であり、彼のエッセンスが凝縮されたこの牟礼の庭園の様子は、展覧会の最後、高精細な映像にて楽しめるようになっている。会見の最後には、ノグチファンのひとりであるサカナクションの山口一郎氏から、「イサム・ノグチの魅力はやはり“体験”。本展のコンセプトも体験ということで非常に楽しみですし、僕もイサム・ノグチの一ファンとして、この展覧会に何度も遊びに行こうと思っています」とのコメントが。同じアーティストである山口氏の言葉は、本展への期待をグッと高めてくれた。会期は2021年4月24日(土)~8月29日(日)で会場は東京都美術館企画展示室で実施。詳細は公式サイトを要確認。取材・文:野上瑠美子
2021年04月01日展覧会「手塚治虫のクリエーション」が、2021年3月24日(水)から4月5日(月)まで阪急うめだ本店・阪急うめだギャラリーにて開催される。手塚治虫作品の魅力に迫る展覧会科学の発展、自然との共生、ジェンダーレスな世界。マンガというフィルターを通じて、様々な人類の課題と可能性に向き合ってきた漫画家・手塚治虫。本展は、現在もなお、というよりも現代だからこそより輝く手塚作品の魅力を、直筆原稿とそこに込められたチャレンジ精神、メッセージと共に紹介するものだ。また、”現代に息づく手塚クリエーション”とし、琳派のテクニックを生かした作品やイラストレーターとのコラボレーションなど、手塚ワールドとジャパニーズアートを融合した作品、各界の著名人が手塚治虫の魅力を伝えるべく寄せた「私はここに影響を受けた」も併せて展示。さらに、人気作品の公式グッズやキャラクターを描いた九谷焼、落雁なども販売される。開催概要「手塚治虫のクリエーション」開催期間:2021年3月24日(水)〜4月5日(月)会場:阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー入場料:一般 800円(税込)、大学生・高校生・中学生 600円(税込)、小学生以下 無料©Tezuka Productions
2021年03月26日連載開始から15年目を迎える大人気漫画 『キングダム』の圧倒的な迫力を体感できる展覧会「キングダム展 −信−」の東京展、福岡展の会期が、6月12日(土)~7月25日(日)(東京・上野の森美術館)、8月3日(火)~9月26日(日)(福岡・福岡市美術館)に決定した(以降、全国巡回予定)。著者・原 泰久全面監修のもと、第1話「無名の少年」から第438話「雄飛 の刻(とき)」までのストーリーを、400点以上の直筆生原画や、同展のために描きおろされたイラスト約20点で紹介。感動の名場面を生原稿と巨大グラフィックで再構築する、これまでにない規模の原画展だ。3月25日(木)発売の 「週刊ヤングジャンプ」 17号では、展覧会の全容を発表。 原 泰久が展覧会のために描きおろしたキービジュアルを公開した。また、東京会場のチケットについては一般販売の4月24日(土)に先立ち、 4月1日(木)から先行して一部日程の抽選販売を行う。特典付きチケットも多数あるので詳細はHPをチェックしよう。描きおろしイラスト(c)原泰久/集英社描きおろしイラスト(c)原泰久/集英社※画像は描きおろしイラストを一部トリミングしたものです第129話「飛矢」(c)原泰久/集英社YJC44巻カバー用イラスト(c)原泰久/集英社展示イメージ(c)原泰久/集英社展示イメージ(c)原泰久/集英社◆開催概要展覧会名:キングダム展 -信-会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園 1-2)会期:2021年6月12日(土)~7月25日(日)開館時間:10:00~20:00(入場は19:00まで)※会期中無休※全日日時指定制展覧会公式サイト: 展覧会公式ツイッター: @kingdom_exhibit()
2021年03月25日展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」が、群馬・渋川市の原美術館ARCにて、2021年4月24日(土)から2022年1月10日(月・祝)まで開催される。原美術館とハラ ミュージアム アークが「原美術館ARC」として集約40余年の歴史を歩んできた東京・品川の原美術館と別館のハラ ミュージアム アークが統合され、2021年4月、群馬県の地で「原美術館ARC」として再スタートを切る。豊かな自然の中にたつ「原美術館ARC」は、漆黒の建物それ自体が美術品のように美しく、館内には、書院造をモチーフとした特別展示室「觀海庵」などが設けられている。設計は世界的建築家・磯崎新が手掛けた。“虹”をテーマに、多彩な作品を紹介する最初の展覧会「原美術館ARC」としての初めての展覧会は、多様性や共存、平和の象徴ともいえる“虹”をテーマとし、現代美術を集めた「原美術館コレクション」と、国宝・重要文化財を含む東洋古美術からなる「原六郎コレクション」の中から、様々な国籍や文化を背景に持つアーティストたちの作品を紹介する。なお、本展は第1期と第2期に分かれており、各期で異なる作品に出会うことができる。約1,000点から構成される「原美術館コレクション」「原美術館コレクション」は、1950年代以降の世界各国の現代美術を、原美術館設立当初から収集し続けてきたものだ。理事長・原俊夫独自の視点で選ばれた絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど約1,000点で構成される。「虹をかける:原美術館コレクション」展では、2018年の「現代美術に魅せられて」展で出品されたものや、惜しくも中止となった原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群を中心に紹介する。草間彌生、蜷川実花、荒木経惟、安藤正子、ジム ランビー、クリスチャン ボルタンスキーらに加え、原美術館でも人気を博した奈良美智や宮島達男の作品もリニューアルし展示される。狩野探幽や円山応挙らの作品が揃う「原六郎コレクション」一方「原六郎コレクション」では、明治時代の実業家である原六郎が収集した古美術から、中国陶磁の真髄を伝える国宝「青磁下蕪花瓶」、浮世絵美人図の先駆けとなる重要文化財「縄暖簾図屏風」をはじめとする近世日本絵画や書、工芸を所蔵している。本展では、近世日本の住宅に特徴的な書院造をモチーフとした展示室で、狩野派の日本絵画や円山応挙の大作画巻「淀川両岸図巻」といった作品と現代美術の競演を楽しむことができる。【詳細】展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」会期:第1期 2021年4月24日(土)~2021年9月5日(日)、第2期 2021年9月11日(土)~2022年1月10日(月・祝)会場:原美術館ARC住所:群馬県渋川市金井2855-1TEL:0279-24-6585休館日:木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間、1月1日(土)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70 歳以上 550円※原美術館メンバーシップ会員は無料、学期中の土曜日は群馬県内の小中学生の入館無料※ぐーちょきパスポートを提示、障がいのある人は特別料金規定あり※団体については問い合わせ※伊香保グリーン牧場とのセット券(一般 1,800円、大高生 1,500円、中学生 1,400円、小学生 800円)※カフェ、ミュージアムショップのみ利用の場合も原美術館ARC への入館料が必要。【出品作家(予定)】全期:アニッシュ カプーア「虚空」、草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」、宮島達男「時の連鎖」、森村泰昌「ロンド ネオ」(仮題)、奈良美智「My Drawing Room」、鈴木康広「日本列島のベンチ」、束芋「真夜中の海」第1期(春夏季)現代美術:艾未未(アイ ウェイウェイ)、カレル アペル、アルマン、今井俊満、トム ウェッセルマン、アンディ ウォーホル、エロ、河原温、工藤哲巳、篠田桃紅、篠原有司男、ジャスパー ジョーンズ、杉本博司、須田悦弘、ジャン デュビュッフェ、ルイーズ ニーヴェルスン、ナム ジュン パイク、ルチオ フォンタナ、ジャクソン ポロック、クリスト、三木富雄、ロバート メイプルソープ、ロバート ラウシェンバーグ、ジム ランビー、李禹煥(リ ウファン)、ロイ リキテンシュタイン、ジェームス ローゼンクイスト、マーク ロスコなど古美術:狩野探幽「龍虎図」、円山応挙「淀川両岸図巻」など第2期(秋冬季)現代美術:荒木経惟、安藤正子、アドリアナ ヴァレジョン、フランチェスカ ウッドマン、加藤泉、加藤美佳、アンゼルム キーファー、ウィリアム ケントリッジ、マリック シディベ、周鉄海(シュウ テイハイ)、崔在銀(チェ ジェウン)、ジェイソン テラオカ、ミカリーン トーマス、蜷川実花、クリスチャン ボルタンスキー、ジョナサン ボロフスキー、増田佳江、やなぎ みわ、柳幸典、米田知子、横尾忠則、ピピロッティ リスト、ジャン=ピエール レイノーなど古美術:狩野派「雲龍図」、狩野派「層嶺瀑布図」など
2021年03月25日妖しい、怪しい、奇しい…。「あやしい」にはいろいろな漢字が当てはまる。実は幕末の開国から戦前は、絵画や文学、演芸の分野で「あやしい」作品が数多く生まれた時代。伝統的な絵画の世界で、また創刊相次ぐ雑誌の挿絵や本の装丁にも、美しいだけではない、神秘的で退廃的、エロティックでグロテスクな情景が描かれた。そんな絵を集めたのが本展「あやしい絵」展だ。激動の時代のカルチャーが生んだ、魔性の美。幕末から明治初期には、戊辰戦争の場面を描いた「血みどろ絵」、ズタズタに引き裂いた文をくわえた美人画など、錦絵や浮世絵のテーマに変化が訪れる。明治中期になると、ヨーロッパの世紀末美術の影響を受けた耽美的な作風も。会場を巡ると、その時代の人々をひきつけてやまなかった「何か」が伝わってくる。大正デモクラシーを経て、社会全体に民主的、自由主義的な風潮が広まると、画家たちの表現はより多様に。新しい様式やテクニックを取り入れるだけでなく、人の心の奥にある闇を生々しい表現で描き出す、特異な才能が次々と現れた。注目は、上村松園、島成園に代表される女性画家の活躍。浮世絵以来続く美人画の枠にとどまらず、美しさはもとより、狂気をはらんだ怒りや悲しみを内に秘めた姿には、時を超えて訴えかけてくるものが。他にも、幻想文学や異界の生き物、化身が登場する説話を題材としたものなど、不気味ながら色香あふれる登場人物の姿が描かれる。学校で習う美術史には出てこない「あやしい絵」が生み出した豊かな表現に、酔ってしまいそうだ。一、白粉の奥からにじむ悪女の官能。甲斐庄楠音《横櫛》大正5(1916)年頃、京都国立近代美術館、通期展示おしろいで隠した肌の生々しさが透けて見えるよう。昔の恋人のためにゆすりを働き、殺人に手を染めた悪女を描く。二、姫は蛇になり、僧侶に絡みつく。橘小夢《安珍と清姫》大正末頃、弥生美術館、後期展示(4月20日~5月16日)叶わぬ恋をした娘が蛇に姿を変え、相手の僧侶を焼き殺す。安珍・清姫伝説のクライマックスシーン。三、大正浪漫と少女の色香。高畠華宵《『少女画報』 大正14年8月号 表紙》大正14(1925)年、弥生美術館、前期展示(3月23日~4月18日)大正から昭和初期にかけて活躍した挿絵画家・高畠華宵の描く少女は、さわやかさの中にあどけない色気。四、彼女の目線の先には何が?島成園《無題》大正7(1918)年、大阪市立美術館、前期展示(3月23日~4月18日)自画像といわれるが、実際にはあざはなかった。「あざのある女性が運命と世を呪う気持ちを描いた」その心境とは?あやしい絵展東京国立近代美術館東京都千代田区北の丸公園3-1開催中~5月16日(日)9時30分~17時(金・土曜は~20時、入館は閉館の30分前まで)月曜(3/29、5/3は開館)、5/6休一般1800円TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2021年3月31日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2021年03月24日『OZONEが考えるNewNormalな暮らし展』の展示が再開となります。『OZONEが考えるNewNormalな暮らし展』の展示が再開となります。【まついハウス】が展示されています。住宅であるとともに、絵本・紙芝居の展示、壁画家のステンドグラス、パントマイミストの小さな公演の場をもつ建築です。仕事における集中と生活におけるくつろぎという対照的な心の動きを一つの建築の中でつつがなく循環する空間展開をめざしました。場所リビングデザインセンターOZONE6F特設会場2021年3/12(金)~5/11(火)10:30~18:30※水曜日休館OZONEが考える「New Normal」な暮らし 展【OZONEのメッセージ】長引くコロナ禍、住まいについて再考される方も多いのではないでしょうか。リモートワークによる自宅のホームオフィス化や子供の自宅学習、長い時間家で過ごす中で心身の健康を保ち趣味の時間を楽しむなど、みんなが家にいるからこそ個々の快適な過ごし方が求められています。そんな新しい生活様式ともいわれる「NewNormal」な暮らしをかなえるヒントは、実は十人十色の幅広い要望に応えてきた建築家や工務店の住宅事例の中にも、OZONE館内ショールームの商材の中にも、いくつも見つけることができます。この展示では3つの要素:「間取り」「おうち時間」「レジリエンス」を軸に、約30のパネルや模型で紹介いたします。これからの新しい普通の暮らし、一緒に考えてみませんか。
2021年03月18日イラストレーター・中村佑介の展覧会「中村佑介展 金沢21世紀美術館」が、2021年4月29日(木・祝)から5月29日(土)まで、石川・金沢の金沢21世紀美術館にて開催される。中村佑介の展覧会が金沢21世紀美術館で開催ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや小説『謎解きはディナーのあとで』の書籍カバー、TVアニメ「四畳半神話大系」のキャラクターデザインなど、多岐に渡る表現活動を自在に横断するイラストレーター・中村佑介。その活動の軌跡を紹介する本展は、これまで大阪・池袋・名古屋・福岡・後楽園(東京)と全国を巡回し、累計7万7千人以上を動員している。作品総数430以上、その仕事のほぼ全てを網羅北陸地区では初の開催となる今回は、中村がこれまでに手掛けた仕事のほぼ全てを網羅。原画と完成画を合わせて展示するスタイルで、総数430以上という過去最大数の作品が金沢21世紀美術館に集結する。多数の関連商品を販売する物販コーナーまた、会場に物販コーナーも併設。先行発売となる新刊のほか、作品集『Blue』『NOW』をはじめとする書籍、特定の地域でしか手に入らないパッケージの商品、展覧会オリジナルグッズ、金沢限定グッズなど、多数の関連商品が販売される。開催概要「中村佑介展 金沢21世紀美術館」開催期間:2021年4月29日(木・祝)〜5月29日(土)会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(B1F)開催時間:10:00〜18:00入場券:■前売・当日共通一般 900円 / 学生 600円 ※小学生以下無料■数量限定・グッズ付 ※非売品「オリジナルマスクケース」引換券付き一般 1,200円 / 学生 900円※数量限定のため、小学生以下でグッズ付を希望の方は学生券を要購入。発売スケジュール:■イープラス独占先行3月9日(火)12:00〜3月18日(木)18:00■コンビニ各店、イープラス、チケットぴあ、 セブンチケット、ローソンチケット等(会期中は会場入口でも販売)3月20日(土)10:00〜発売開始
2021年03月12日タイのGMMTVが誇る“四天王”ペアを特集する世界初の展覧会『GMMTV EXHIBITION in JAPAN』の詳細が、8日に発表された。4月16日~5月23日の東京・六本木けやき坂ミュージアムを皮切りに、博多・仙台・大阪・名古屋を巡回する。同展覧会は、民放で唯一タイ・バンコクにビジネス事務所を持ち、タイドラマブームの火付け役であるGMMTVとの業務提携も行っているテレビ朝日の「泰(タイ)流」コンテンツの一環として実現した。今回はGMMTV所属の俳優陣の中でも実力・人気ともにトップクラスで、GMM“四天王”と呼ばれるペア、Off×Gun、Tay×New、Krist×Singto、Bright×Winをフィーチャー。名作ドラマで使用された小道具、初の全世界配信で話題をさらった昨年のグローバルファンミーティング時に着用した衣装をはじめ、ここでしか見ることのできないスペシャルインタビュー映像を楽しめる。ショップコーナーでは、本展撮りおろし写真を用いたオリジナルグッズや、GMMTV SHOPグッズを販売する。
2021年03月08日マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)の10周年を記念し、美術館では初となる同ブランド単独での展覧会「10 Mame Kurogouch(テンマメクロゴウチ)」が、長野県信濃美術館にて、6月19日より開催される。「10 Mame Kurogouchi」では、マメ クロゴウチデザイナー・黒河内真衣子の私小説的とも言える、クリエイションの背後に複雑にレイヤーされた諸要素を視覚化し、10年間に及ぶ創作の旅路を紹介。これまでに発表されたコレクションに共通するいくつかのキーワードが、デザイナー自身のダイアリー、着想源となった品々や写真、テキスト、オリジナルのテキスタイル、コレクションのアーカイブなどを用いて多面的に可視化され、ブランドの思想の根底に触れるかのような空間を作り出す。さらに、展覧会に合わせて作品集も刊行。内容は、テキストと写真がメインとなっており、“読む展覧会”として、展覧会の展示内容と作品集が相互補完するようにデザインされるという。黒河内自身の最も初源的なルーツであるこの長野の地そのものを案内役に、10周年を迎えたブランドの、これまで発表される事のなかったクリエイションの源泉を、静かにじっくりと感じて。また、同展の会場となる長野県立美術館(旧信濃美術館)本館は、4月10日にリニューアルオープンする。なお、このタイミングで新しくなる長野県立美術館 本館および東山魁夷館、両館スタッフのユニフォームは、黒河内が手がけており、そのデザインも公開された。>>制服デザイナー就任についての記事はこちらからマメ クロゴウチデザイナー・黒河内真衣子が手がけた、長野県立美術館の新たなスタッフユニフォーム新たに制作されたユニフォームは、“建築を取り囲む雄大な自然と、この地を愛した東山魁夷が描いた深いブルー”といった、本美術館のロケーションそのものがインスピレーションとなっている。ブランドらしいシャープなアールカッティングが施されたドレスに加え、セットでの着用を想定し、ドレスの襟と美しく重なるノーカラーにデザインされた、比翼仕立てのダブルブレストジャケットを提案。見た目の美しさは言わずもがな、体を美しくフレーミングしつつ、軽やかな着心地で、ユニフォームが要求する機能性も内包されている。ジャケットの首元を飾るスカーフには、長野県の県花であるリンドウの刺繍が濃紺で施され、レセプション等、美術館にて想定される華やかなシーンを上品に彩ってくれるだろう。【展覧会概要】10 Mame Kurogouchi会期:6月19日〜8月15日会場:長野県立美術館 展示室3住所:長野県長野市箱清水1-4-4 善光寺東隣観覧料:一般500円、高校生以下無料URL:www.npsam.com(施設サイト)
2021年02月22日展覧会「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」が、渋谷パルコ8階・ほぼ日曜日で開催。会期は2021年3月13日(土)から4月18日(日)まで。漫画『ドラえもん』の“1コマ”をアートとして楽しむ展覧会今回開催する「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」は、漫画『ドラえもん』の1コマをアートとして楽しむ展覧会。会場には、藤子・F・不二雄が描いた原画を高解像度でスキャンし拡大、印刷・額装した1コマ作品が展示される。ポイントは、コミックスなどの紙媒体に掲載されたコマには無い原画ならではの表情を迫力のあるサイズで楽しめる点。鉛筆で書かれた文字や貼り付けられた写植、修正跡などを拡大した1コマ単位で鑑賞出来る貴重な機会となる。また、会場では「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」のミュージアムショップに並ぶアイテムの中からセレクトした、ドラえもんに関するアイテムを販売。さらに、展覧会限定Tシャツの受注販売や、永田町のドーナツショップ「ホーカスポーカス(HOCUS POCUS)」と本展のコラボレーションドーナツの販売も予定している。漫画『ドラえもん』の美術画集を先行発売なお、4月3日(土)からは漫画『ドラえもん』初の本格美術画集『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』を先行発売。カラー&モノクロで130点以上の原画を収録した豪華内容の一冊となっており、ほぼ日曜日で購入すると限定の特大アートカードが追加で1枚付属する。【詳細】ドラえもん1コマ拡大鑑賞展会期:2021年3月13日(土)~4月18日(日)時間:11:00~20:00会場:ほぼ日曜日住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ8階入場料:無料■『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』一般発売日:4月7日(水)価格:6,900円(税込)※ほぼ日曜日では4月3日(土)からの販売。※初回限定特典として特大アートカード2枚が付属。ほぼ日曜日で購入の場合さらに追加で1枚特大アートカードが付属。
2021年02月21日人気漫画『銀の匙 Silver Spoon』の連載開始10周年を記念し、初の大型展覧会「銀の匙 Silver Spoon展」が松屋銀座8階イベントスクエアにて開催される。期間は、2021年3月8日(月)から3月21日(日)まで。荒川弘の人気漫画『銀の匙 Silver Spoon』初の大型展覧会『銀の匙 Silver Spoon』は、2011年から2019年まで『週刊少年サンデー』にて連載された、発行部数1,700万部以上を超える人気青春ストーリー漫画。『鋼の錬金術師』の作者としても知られる荒川弘が手掛ける。ストーリーは、北海道の農業高校「大蝦夷農業高校」(エゾノー)を舞台に、仲間と絆を深め、様々な壁にぶつかりながらも将来の道を見つけていく高校生たちの姿を、ときにはユーモラスに、ときにはシリアスに描く。漫画家デビューするまで、北海道の実家で酪農、農業に携わっていた荒川自身の経験と豊富な取材を背景に、現代日本の農畜産業の実情を、鋭くも愛情深く表現している。直筆原稿やカラー原画など約200点今回の「銀の匙 Silver Spoon展」では、荒川弘が本展覧会のために特別に描き下ろしたイラストを含む貴重な約200点の直筆原稿やカラー原画、初公開の制作資料を展示。会場は、「春」、「夏」、「秋」、「冬〜四季」と「Another」のセクションで構成されており、それらを辿り、作品の舞台となる大蝦夷農業高校で主人公の八軒勇吾とその仲間たちが、酪農や農業など様々な体験を通して成長していく物語を紹介する。入学から感動のラストシーンまでを紹介する「春、夏、秋、冬〜四季」作中のセリフにスポットライトを当てたショートムービーが流れるエントランスを抜けて、まず足を運ぶのが「春、夏、秋、冬〜四季」のコーナー。ここでは、エゾノー入学から感動のラストシーンまでのモノクロ原稿とカラー原画がずらりと並び、八軒とその仲間たちが成長していく様や、作中に登場するエゾノーの食べ物などが紹介される。また、会場でしか見られない荒川弘のコメントも添えられている。初公開の制作資料八軒のメガネや駒場のグローブなど作画の参考となった小物、「銀の匙 Silver Spoon」の世界を描くために欠かせない写真といった初公開資料は必見。制作の裏側を垣間見ることができる。印象的シーンをまとめた特別映像を上映エゾノー青春シアターでは、八軒がエゾノーで経験した印象的なシーンまとめた特別映像を大型スクリーンで上映する。その他見どころが目白押しの「Another」コーナー「Another」コーナーでは、クリスマスなどのイベント用に用意されたカラーイラスト、震災支援企画のコミックス『ヒーローズ・カムバック』に掲載されたスピンオフ作品の原稿などを公開。本展のために描き下ろしたイラストやメイキング映像なども見どころとなる。会場限定オリジナルグッズ販売、貴重なサイン入り複製原画も会場では限定グッズも多数登場。会場でも展示される選りすぐりのカラー原画を複製した貴重な複製原画は、荒川弘の直筆サイン入りで額に入れて販売される。牛乳瓶や牛乳パックの形をした大蝦夷神社特製お守りや、八軒と御影が馬に乗った「必勝祈願」などもラインナップする。なお、前売券の購入者には、荒川弘の描き下ろしイラストをあしらった「来場記念御朱印カード」をプレゼントする。【詳細】銀の匙 Silver Spoon展期間:2021年3月8日(月)~3月21日(日)会場:松屋銀座 8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1<チケット情報>※ローソンチケット(Lコード:35999)にて販売。■前売券販売期間:〜2021年3月7日(日)価格:一般 1,000円、高校生 600円、中学生 500円、小学生 300円■当日券(優先入場/通常入場)価格:一般 1,300円、高校生 800円、中学生 600円、小学生 300円※優先入場券は、午前(10:30〜12:30)と午後(12:30〜14:30)の2種類から時間帯を選んで購入すると、優先レーンより入場することができるチケット。※指定の日以外は通常入場券として利用可。※優先入場券は、ローソンチケットでのみ販売。通常入場券は会場とローソンチケットで販売。※来場前に公式サイトおよび券面の注意書きを必ず確認。※優先入場券は各日数量限定のため完売となる場合あり。※混雑時には会場にて当日券の販売を中止する可能性あり。会場限定グッズ例:・荒川弘直筆サイン入り 複製原画 55,000円(税込)・大蝦夷神社 お守り 880円(税込) ※ひとり5点まで・大蝦夷神社 御朱印帳 2,200円(税込) ※ひとり5冊まで・大蝦夷神社 絵馬 1,210円(税込) ※ひとり5点まで・大蝦夷神社 絵馬(馬型)1,650円(税込) ※ひとり5点まで【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)※入場方法・開場時間等の詳細は、展覧会公式サイトを確認。
2021年02月04日北村匠海がボーカルを務めるバンド・DISH//の初となる大型展覧会「DISHX EXHIBITION//」が池袋パルコ&名古屋パルコで開催。会期は、池袋パルコは2021年2月13日(土)から2月28日(日)まで、名古屋パルコは3月6日(土)から3月15日(月)まで。DISH//は、北村匠海(Vo/G)、矢部昌暉(cho/G)、橘柊生(DJ/Key)、泉大智(Dr)の4人によるバンド。あいみょんが作詞作曲を手掛けた「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」は、2020年に日本レコード大賞優秀作品賞を受賞するなど、今最も注目を集める若手アーティストグループだ。今回はそんなDISH//のグループ初となる大型展覧会が開催。会場では最新アルバム『X』の制作に関する資料展示のほか、メンバーによる録り下ろしの歌詞の朗読を聴く事が出来る体験展示などを展開する予定となっている。また、会場内のショップでは展覧会記念商品も販売。入場特典としてオリジナルステッカーも配布されるので、是非会場に足を運んでみて。【詳細】DISHX EXHIBITION//■池袋会場会期:2021年2月13日(土)~2月28日(日)時間:11:00~20:00会場:池袋パルコ 本館7階「パルコ ファクトリー」住所:東京都豊島区南池袋1-28-2入場料:一般500円、小学生以下無料※入場特典としてオリジナルステッカー(全4種)1枚付き。■名古屋会場会期:3月6日(土)~3月15日(月)時間:11:00~20:00会場:名古屋パルコ 西館6階「パルコ ギャラリー」住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1入場料:一般500円、小学生以下無料※入場特典としてオリジナルステッカー(全4種)1枚付き。
2021年01月31日2月13日(土)より、池袋PARCO“パルコファクトリー”にてDISH//の大型展覧会「DISHX EXHIBITION//」が開催される。北村匠海(Vo/G)、矢部昌暉(cho/G)、橘柊生(DJ/Key)、泉大智(Dr)による4人組バンドDISH//。2020年にはあいみょん作詞作曲の「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」が日本レコード大賞優秀作品賞を受賞するなど今注目の彼らは、2月24日(水)に約2年ぶりとなるフルアルバム『X』をリリースする。今回の展覧会は、同アルバムのリリースを記念して開催されるもの。アルバム『X』の制作に関する資料展示のほか、メンバーによる録りおろしの歌詞の朗読が鑑賞者の耳元で聞こえる体験展示などを予定している。また、会場内SHOPでは展覧会記念商品も販売。入場特典として、「オリジナルステッカー(全4種)」1枚がもらえるので、ぜひ本展を訪れてほしい。【開催概要】「DISHX EXHIBITION//」会期 :2月13日(土)〜2月28日(日) 11:00〜20:00※2月17日休館 ※入場は閉場の30分前まで ※最終日は18:00閉場会場 :PARCO FACTORY(池袋PARCO 本館7F)東京都豊島区南池袋1-28-2入場料 :一般500円・小学生以下無料※入場特典「オリジナルステッカー(全4種)」1枚付き ※各種入場割引あり主催・協力:パルコ / SDR、ソニー・ミュージックレーベルズ※営業時間は感染症拡大防止の観点から変更の可能性があります。ご来場の際は池袋パルコHPをご確認ください。
2021年01月29日