総務省による、発達障害者の支援に関する実態調査。その結果は?出典 : 年1月20日、総務省は、文部科学省と厚生労働省に対し、発達障害者支援に関する行政評価と監視の結果に基づく勧告を行いました。この調査は、保育所・学校現場を含む、都道府県・市町村における発達障害者支援の実態を初めて調査したものとなります。前回の記事では、早期発見に関する実態の調査報告と総務省の勧告内容についてお伝えしました。今回の記事では、発達障害がある子どもへの支援状況と情報の引継ぎに関する調査・勧告内容についてご紹介します。発達障害児に対する支援「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」とは出典 : 発達障害を含む障害のある児童生徒の指導について、学校等では、児童生徒それぞれに「個別の教育支援計画」(以下「支援計画」)と「個別の指導計画」(以下「指導計画」)を「必要に応じ」作成し、指導と支援を行っていくこととされています。(4) 関係機関との連携を図った「個別の教育支援計画」の策定と活用特別支援学校においては、長期的な視点に立ち、乳幼児期から学校卒業後まで一貫した教育的支援を行うため、医療、福祉、労働等の様々な側面からの取組を含めた「個別の教育支援計画」を活用した効果的な支援を進めること。また、小・中学校等においても、必要に応じて、「個別の教育支援計画」を策定するなど、関係機関と連携を図った効果的な支援を進めること。(5) 「個別の指導計画」の作成特別支援学校においては、幼児児童生徒の障害の重度・重複化、多様化等に対応した教育を一層進めるため、「個別の指導計画」を活用した一層の指導の充実を進めること。また、小・中学校等においても、必要に応じて、「個別の指導計画」を作成するなど、一人一人に応じた教育を進めること。特別支援教育の推進について(通知)なお、2016年の改正発達障害者支援法においても、発達障害児が年齢及び能力に応じ、かつその特性を踏まえた十分な教育を受けられるようにするために必要な措置として、これらの支援計画及び指導計画の作成を推進することが具体的に明示されています。法律第六十四号(平二八・六・三) ◎発達障害者支援法の一部を改正する法律支援計画や指導計画、実際にどれくらい作成されているの?その効果は?出典 : しかし支援計画に関していうと、必ずしも発達障害のある児童全員に作成されていないのが現状のようです。この度の総務省の調査で調査対象となった111の保育園および幼小中高校において、発達障害児(発達障害が疑われる児童生徒を含む)は計2,431人でした。そのうち支援計画作成が「必要」と判断された児童生徒は829人であり、さらにそのうち支援計画を作成済みの児童生徒は690人でした。支援計画作成が「必要」と判断されたものの、未作成の生徒が139人いることが明らかになりました。未作成の理由としては、教員の業務が多忙で作成する時間の確保が困難であるため、保護者の同意が得られないため、などとされています。また、支援計画作成が「必要」と判断する範囲に関して、111の調査対象のうち19の保育園および幼小中高校では、医師の診断がある児童生徒のみなど、計画の作成対象をかなり限定した範囲にとどめている例がみられました。そしてこうした計画作成対象が限定されていたことの結果として、支援計画や指導計画が作成されていなかった生徒の中には、不登校等の二次障害が生じている例がみられたとのことです。問題行動の度合いが高くない生徒には支援計画及び指導計画を作成することとしていないため、発達障害の診断を受けているにもかかわらず、両計画とも作成されず、結果として、学習障害等で授業についていけずに、平成22年度から26年度までの間に、不登校4人、休学1人、退学1人が発生した。一方、調査した保育所及び学校において、支援計画又は指導計画を作成したことにより、特別支援学校など関係機関による助言や保護者との連携等が図られ状態が改善するなど効果的な支援が行われている例が30事例みられました。総務省は文部科学省と厚生労働省に対し、保育所及び学校において、一律の基準によって支援計画及び指導計画の作成対象を限定するのではなく、個々の児童生徒の特性や状態を踏まえ、支援が必要な児童生徒に対して着実に作成されるよう、作成対象とすべき児童生徒についての考え方を示すことを勧告しました。継続的な支援のために欠かせない、進学先等への情報の引き継ぎ。しかし現状は…出典 : 支援計画や指導計画の作成だけでなく、支援の前提となる子どもに関する情報の引き継ぎ共有も重要です。こうした情報共有の実態についても調査がなされました。具体的には、・乳幼児健診の結果として発達障害の疑いがあるとする情報を保育所へ渡す取り組み・保育所や幼稚園で作成された支援計画等に適宜資料の追加等を行った上で、障害のある児童生徒等に関する情報を一元化し、支援計画や相談支援ファイル等として小・中学校等に引き継ぐ取り組みなど、関係機関同士の情報の引き継ぎ・共有が十分ではないという勧告がなされています。しかし、情報共有が十分に進まない背景には、個人情報保護の観点からの障壁もあるようです。そのことが明らかになったのは、調査対象となった31市町村が実施した乳幼児健診結果の引き継ぎ状況の調査からです。平成26年度に実施した乳幼児健診の結果の、進学先(保育所、幼稚園等)への引き継ぎ状況をみると、30市町村で「引継ぎを行うこと」という方針を立てているものの、個人情報保護の観点から、保護者の同意が得られた場合であって、保育所等から情報提供の依頼があった児童のみ引き継ぐとしている自治体が14市町村にのぼりました。つまり、半数近くの市町村では、保育所等からの働きかけがなければ引継ぎが行われない状況であるということです。調査した市町村の中には、乳幼児健診の結果の進学先への引継ぎ時における保護者の同意取得については、次のような取組を行っている例がみられたとのことです。乳幼児健診の問診票の中に、健診結果等について、保育所等の関係機関と連絡を取り合う場合がある旨をあらかじめ記載し、これに同意するか同意しないかを選択させることとしている。児童が幼稚園に入園する前に、心配事のある保護者に「保護者との連携シート」の記載を依頼しており、同シートにより、幼稚園が保健師等の関係機関等から情報を入手する旨の同意を得ている。また、乳幼児健診の結果が引き継がれなかったことにより、対応が困難になった例もみられたとのことです。市外からの転入により入所した児童について、転出元の市町村での乳幼児健診結果(発達障害の疑いあり)を把握できなかったため、支援計画の作成、個別の配慮、小学校への引継ぎ等を行わなかったところ、小学校で集団行動になじめない状況となり、急遽支援が必要となった歳児健診及び3歳児健診で紹介された親子教室において、軽度な知的障害を伴う発達障害の疑いを指摘されたが、それらの結果が、入園先の幼稚園に伝わらず、児童の知的障害の把握が遅れた。その結果、児童は、特別支援学級へ入級したが、知的学級ではなく、自閉・情緒学級へ入級することとなり、児童に対する教育的配慮や課題設定を行うのに数箇月要した同様に、進学の際や転校の際における引き継ぎの不備も指摘されており、総務省は厚生労働省に対して、市町村に乳幼児健診の結果等の進学先への引継ぎの重要性を周知し、積極的な引継ぎを促進することを勧告しました。他にも総務省は、厚生労働省と文部科学省に対して、保育所・幼稚園から大学・就労先までの各段階において、発達障害児に対する必要な支援内容等が文書により適切に引き継がれるような呼びかけを行なっています。都道府県、市町村、都道府県教育委員会及び市町村教育委員会に対しては、・具体例を挙げて支援内容の引き継ぎを周知すること・支援計画及び指導計画については、引継ぎまでの適切な保存・管理を求めるとともに、具体的な引継方法を提示し、確実に引き継がれるよう徹底を図ることを勧告しました。「切れ目のない支援」を実現するための課題は出典 : 情報の引き継ぎは、切れ目のない支援を推進する上で不可欠だと言われています。そして文部科学省でも障害のある子どもに対して小学校から高校まで一貫した支援ができるよう、進学先の学校へも引き継げる「個別カルテ(仮称)」の作成を学校に義務付ける方針を固め、推進しています。また逆に保育所から専門機関に相談するようすすめられる場合もあるようです。現在、4歳の男の子を持っていますが、引越しして、2ヶ月前ほどから、転園した先の、保育園の先生から、落ち着きがなく、みんなと一緒のことができない、話す単語が少ない、との指摘を受けて、療育センターに問い合わせをするように、言われました。保育園で発達障害を疑われました。3歳1ヶ月の男児です。保育センターの心理相談の結果、問題はなさそうでした。しかしモヤモヤと心配が晴れず、何か息子のためにできることはないかなと焦っています。親や支援者が発達障害をどう理解するか、そして個人情報保護や当事者、家族の不安に配慮する仕組みの構築が、実際に切れ目のない支援を実現するためには必要なのではないでしょうか。
2017年01月30日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が30日、自身のブログを更新し、退院後の自宅での生活についてつづった。29日に退院し、自宅に戻った麻央。「昨日は、子供達が『ママ、帰ってきてくれてありがとう』と言ってくれました」と明かし、「ほぼ動けずに 座ったり寝たりしているだけですが、子供達の姿が見える世界は楽しいです」と記した。そして、「朝、寝ている私のおでこにキスをして、幼稚園へ行きました!!」とうれしそうに報告。「私は今、三時間かけて目標の食事を食べ終わりました。疲れたけれど、クリア!がうれしいです」と喜びをつづり、「ひとつずつ クリア!目指してがんばります」と力強く宣言した。
2017年01月30日年度末となる2月・3月。進学や進級を前にした、保護者会のシーズンでもあります。子どもの一年間を総まとめするこの季節、ママたちは幾度となく学校に足を運ばなければならなりません。さて、保護者会などで学校に行くとき、どんな装いで向かえばいいのか悩んだことはありませんか?ガチガチのスーツを着ていく必要はないけれど、普段使いのジーンズで行くのもNG。何しろ、多くの先生やママ友たちの目がある場です。トレンド感をおさえつつも悪目立ちせず、ほんの少しのフォーマルさも兼ね備えたウェアで行きたいものですよね。ああ、一体なにを着ていけばいいのやら……。そんな悩めるママたちの救世主となるのが、今回紹介するユニクロのドレープパンツシリーズです!ここでは数あるアイテムの中から、最も保護者会にピッタリのパンツを3点選りすぐりました。どうぞ参考にしてくださいね♪●(1)ドレープワイドアンクルパンツ参考画像:まずは大人気のワイドパンツから一枚。軽やかなアンクル丈が魅力の、ドレープワイドアンクルパンツです。『おしゃれ初心者ママさんも、今年はコレにチェスターコートを羽織っておけば問題なしの安心アイテム。簡単にトレンドの着こなしができるので、本当にオススメです』(20代女性/幼稚園児のママ)『絶妙なとろみ感があり、着ていてとてもラク。生地が分厚く、しっかりしているので長時間座っていてもシワになりにくいです。役員ママの話が長くてずっと座っていなければならないときでも、クシャクシャにならず最後までキレイでいられますよ(笑)』(30代女性/中学生、小学生のママ)●(2)ドレープワイドクロップドパンツ参考画像:次にご紹介するのも、ゆったり系のパンツです。こちらのクロップドパンツはアンクルパンツよりも若干股下が短め。センタープレスが入っている点も特徴です。『学校に行くときはできるだけ“きちんと感”を出したいので、センタープレスのあるこちらのパンツを選んでいます。しっかり見えるのに、ウエストはイージーフィットタイプ。一度着ると手放せません』(30代女性/小学生のママ)●(3)ドレープジョガーパンツ参考画像:ユニクロのパンツといえば、忘れてはいけないのがジョガーパンツ。世代や性別を超え、非常に人気の高いアイテムですよね。さまざまな素材や着丈で展開していますが、学校に履いていくなら断然、ドレープタイプがおすすめです。『実店舗で販売しているジョガーパンツは、股下がかなり短め。履きやすく動きやすいのは確かなのですが、ドレープのとろみ感がちょっと足りなくてイマイチなんですよね。キレイめに見せたいなら、ネット限定販売の長め丈のものを選ぶのがポイントです。一度チェックしてみて』(30代女性/中学生、小学生のママ)『ここのところずっとクルーネックが流行していますが、あえて深めVネックのトップスを選ぶのがコツ。程よく鎖骨を見せて、上品さや女性らしさを演出しています』(20代女性/小学生、幼稚園児のママ)----------ゆるやかに落ちるシルエットが魅力のドレープパンツ。あなたの気になるデザインはありましたか?ユニクロから出ているドレープパンツはどれもしっかりした作りが特徴です。季節を問わず着ることができる素材なので、ほとんど一年中楽しむことができます。その上お値段も2,000円〜3,000円程度とお買い得(2017年1月23日現在)。一枚買っておけば、保護者会だけでなくさまざまなシーンで大活躍してくれそうですね!【画像出典元リンク】・WEAR/●文/パピマミ編集部
2017年01月26日普通級から特別支援学級へと転学した長男。過ごしやすさはどう変化した?出典 : 小5の長男には、自閉症スペクトラム・ADHD・学習障害の診断が出ています。就学相談では普通学級を勧められて小学校へ入学しました。ところが学年が上がるごとに学習障害に苦しめられ、学校に行くことができなくなった長男。いろいろ悩みましたが夫婦で話し合った結果、今年の2学期から知的障害対象の特別支援学級に転学しました。長男が現在通っている支援学級では、3人の担任と4人の介助員とで、1年生から6年生まで十数人の子どもたちを指導しています。授業では、学年ごと3、4人の少人数指導で、1人ひとりの実態と目標に合わせた課題の提示をしてくれるので、今まで授業のスピードについて行けず、わからなくても聞くこともできずに、ただ授業時間を耐えていた長男にとっては、やっと「学べる」授業を受けられるようになったのではないかと思います。生活面では、朝学習と朝の会から始まる規則正しいスケジュールで時間にもゆとりがあり、スケジュール変更や慌ただしいことが苦手な長男にとっては、過ごしやすいようです。また、友達と遊ぶことが大好きな長男に、新しい学校で友達ができるのか?楽しく遊べるようになるのだろうか?という不安もありました。今は同じ学年の交流学級には行かず、支援級だけで学習や生活をしています。その中で、下級生の面倒をよく見るので慕われているらしく、6年生のお兄さんとは意気投合し、放課後お互いの家で遊ぶほど仲良くなることができました。先生方のフォローなどがきっと行き届いていることもあるのでしょうが、すぐにみんなと仲良くなれて、休み時間には楽しく遊ぶ毎日を送れていること、本当に良かったと胸をなでおろしています。それでも、悩みや不安は尽きなくて…出典 : 彼の特性に合ったカリキュラムにはなったけれど、長男本人にとっても、以前より学校生活は楽になったのかな…?私たち親にとっては、それが何より気になるところです。家での様子は、以前に比べて穏やかになったと感じています。イライラして当たり散らしたり、自分を責めて大泣きしたりすることは減ってきました。それでもたまに、「学校いやだな~」「今日も疲れちゃったよ…」という言葉を長男から聞くたびに、「なんで?何があったの?何がまだ辛いの?」とビクビクしてしまう私がいます。支援級に移ってもまだ毎日が辛いなら、後はどうしてあげたらいいの?わからない…。また、将来のことを夫婦で話し合うたびに、「支援級に移ったことで、長男が将来やりたいことができなくなったらどうしよう…」という弱音を吐いてしまいます。今まで辛そうな長男をずっと見てきたので、親の私が少し過敏になっているのかもしれません。そんなある日、長男が自ら語ってくれた現在の心境出典 : そんなある日のことでした。大好きなハンバーガーショップでニコニコとお昼を食べていた長男が、私と2人きりになったとき、急に話し始めました。長男「お母さんあのね…、今ね、毎日楽しいな~と思えるんだ。大変なこともあるけど、前より楽になった感じ。」私は急に話し出した長男にビックリしましたが、笑顔で「うんうん」と聞くことにしました。長男「そうだな~…小さい頃の僕に戻った感じかな。いろんなことが楽しいって思えるし、嫌なことがあっても、まあいっかって思えるんだ。幼稚園の年中さんぐらいからね、僕ずっと辛かったんだ。グラグラする吊り橋にずっと乗ってるみたいで、いつかヒモがブチっと切れるんじゃないかって、怖かった。今思えば、1番辛かったのが、3年生の頃だったな。色んなことがワーッて僕を襲ってきて、どうしたらいいのかわからなかった。今はね、大丈夫だなって、思えるんだよ。」私たちの選択は適切だった。長男に、そう励まされた気がして…出典 : 私はただ笑って、彼の頭を優しくなでていました。次男がそのとき席に戻って来なかったら、たぶん泣いていたでしょう。長男は、幼児の頃から自分が抱えている辛さを自覚していたのでしょう。でも、上手に表現できなかったし、助けを求めることもできなかった。ただただ「幼稚園行きたくない、学校行きたくない。」と言って泣くことしかできない彼に、当時の私は「わがまま言わないの!」と理解してあげられなかった…。どれほど絶望的で救いがなく、辛い毎日だったのか…。その頃の気持ちを客観的に捉え、今こうして表現できる長男に本当に驚きました。そして、今を「楽しい!」と笑顔で話してくれた長男に、私の方が救われたような気がしたのでした。夫婦で思い出したのは、子育てで最も大切なことだった出典 : ちょうどその日の翌日、夫が嬉しそうに私に話しかけてきました。たまたま通勤途中に長男の学校を通りかかったところ、支援級のみんなで朝マラソンをしている長男に会ったそうです。友だちと笑顔で話したり、じゃれあったり…本当に楽しそうだったとのこと。夫「俺、思い出したんだよ。長男は小さい時、あんなふうに底抜けに楽しそうな笑顔をする子だったよね。長いことあんな笑顔見ていなかった気がするけど、そういえば最近また見られるようになったと思わない?」ああ…支援級に移って、あの子は本当に良かったんだ。やっと心底、そう思えるようになった瞬間でした。不安は尽きない。それでも「楽しい!」と思える日々が、きっと将来への道につながっている出典 : それでも、将来への不安はやはりあります。彼が幸せな大人になるための道を、これからも親子で真剣に模索していかなくてはならないし、支援級にいたことで辛い思いをすることが、今後出てくるかもしれません。それでも、今を「楽しい!」と言って、前を向いて生きていける。本来、長男が持っている明るさや優しさを活かし、伸ばすことができる。そんな長男なら、きっと困難にぶつかっても乗り越え、自分の道を前へと進んで行けるんじゃないか…。今の彼を見ると、そう思えるのです。私たち親にできることは、彼が「楽しい!」と思える毎日を過ごせるよう、環境を整えていくこと。そして、困難にぶつかったときに、「一緒にいるよ」と伝えて、共に乗り越えていくこと。これからも揺らぐことはあると思いますが、改めて親として彼を支え、見守っていきたいと思います。
2017年01月23日こんにちは。NPO法人Collable(コラブル)の山田小百合です。私たちは障害があってもなくても、遊んだり学んだりできる環境づくりに挑戦しているNPO法人です。多様な人たちが集う場において、関係性をケアするという視点で、活動を行っています。先日の記事では、さまざまな反響をいただきましてありがとうございました。一つひとつ読ませていただきました。法人 CollableCollableが生まれて3年ほどですが、活動を始めるに至る経緯について、お話する機会を多くいただくようになりました。そのときによく話すのが、自分の家族のことです。今日は私が育ってきた家庭環境について、少し書かせていただこうと思います。私には年子の兄と3つ下の弟がいますが、実はどちらも知的障害と自閉症を併せ持っています。現在は父と母と一緒に暮らし、福祉事業所に通う日々を過ごしています。今となっては私自身が東京に暮らすようになったので、彼らと会うのは年2回の帰省のときくらいですが、変わらず元気にしているようです。家族がなかよくしていられるのは、両親のタフで楽観的な性格(?)が影響しているのかもしれません。とはいえ、それなりに考えたり悩んだり、時を経て今気づいたりすることもあるので、そんな経験をみなさんと共有できたらと思っています。障害のある子のきょうだいに多いのは、「面倒見がよいしっかりした子」出典 : 障害のある子どものきょうだいである子は、少し考え方が大人びていて、振る舞いも実年齢から数歳上に見えることが多いなと感じます。Collableのワークショップにも、きょうだいの子が一緒に参加してくれることがありますが、ファシリテーターが説明をする時間に静かに座って待っていたり、落ち着きのないきょうだいに声をかけたりと、しっかりもののお兄さんお姉さん(年が下であっても)です。例えば、自分の障害のあるきょうだいがトイレに中座したときに「どこにいったの?」と心配そうに質問をしてきたり、言葉が明瞭ではない子が何かを言ったとき「『これ作ったよ』だって。」と何を言ったか教えてくれたりもします。いろんな施設の方にきいても、きょうだいの子はしっかりしていると言う方が多くいます。振り返ってみても、自分自身もそんな子でした。「さゆりちゃんはしっかりしてて偉いわね」と、もはや言われ慣れてしまうわけです。おそらくそれは、兄弟が自分より少しできないことを程よく手伝う塩梅を理解して振る舞っていたりとか、弟がパニックになっているときに黙ってそこにいて待っているとか、そういう経験を日常に重ねていったからかもしれません。きょうだいは福祉や特別支援教育の勉強をしてきているわけではありません。それにもかかわらず、肌感覚として自分のきょうだいをどのようにサポートすれば良いか体得していくことが多いので、「しっかりしている」と見られやすいのかもしれませんね。きょうだいで「同じ場所に通える」のはやっぱり嬉しい出典 : 私が幼稚園に通っていた歳のころは、兄と同じ地元の幼稚園に通うことができて、幼稚園のお友達や先生たちにはとても良くしてもらっていました。ただし結果として、私が兄と同じ幼稚園に通えたのは1年のみ。私が年中に上がる頃に、兄は別の保育園に移ることになったからです。兄が別の園に移ることは、その保育園からの要望だったようです。そこから母が市内の園を訪問しては、受け入れてくれるところを探していたことを、おぼろげながらに覚えています。「よそのお家は兄弟が同じ場所に通うのに、なぜか自分の兄弟は同じ学校や園に通えない」という経験をするので、ちょっぴり寂しい気持ちにもなります。兄が特別支援学校に通ってからも、「交流及び共同学習」の時間に交流校として自分の学校に来ていたときは少し誇らしげでもありました。自分の兄弟のことを知ってもらえる機会が学校という場でもあったので、頻度は人それぞれですが、同じ学校環境の中に少しでもいられるときは嬉しいものです。Collableのワークショップでも、「兄弟で遊びに来れるところがないので」と来てくださるご家庭もいます。親も子も、根本的には同じ場所にいられることに喜びを感じるものなのかもしれません。きょうだいのことは大切。だけどやっぱり、どこか寂しい出典 : 同じ場所にいれば嬉しいし、困っていれば面倒も見る、大切な存在。しかし、矛盾するようですが、そのような境遇にある障害児のきょうだいだからこその寂しさもあるように思います。自分自身を振り返ってみても、同じ場所で遊んでいたとき、親や先生は手のかかる兄と弟に目を向けている、というのは日常茶飯事。自分が大人に見てもらいたいと思う瞬間に誰も見てくれていない、という経験も重ねてきました。だけど、そこで我慢をしていると、「いい子にしていてえらい」と褒められるので、「兄弟のことを必要なときに手助けしながら、親を困らせないことがいいことだ」と、一種の刷り込みのような状態になっていたような気もします。私の場合はおかげである日突然、感情が爆発してしまうような経験もありました。「なんでそんなにご機嫌ななめなの!」と怒られても、理由がうまく言えずにいましたが、よくよく考えると、自分の要望には目を向けてもらえないという小さな積み重ねが影響していたのかも、と当時を思い返しました。障害のある子も、そのきょうだいも、家族みんなが健康であるために出典 : 今日の記事は、知的障害のお兄ちゃんと一緒に活動に参加してくれた、とあるワークショップ参加者の女の子のことを思い浮かべながら書きました。ワークショップに来てくれた彼女に、ちょっかいを出すお兄ちゃん。そしてそれに何も言わずにただじっとしている様子に、「たくましいな」と思いつつ、「どこかで我慢をしてそうだ」と思った瞬間でもありました。お母さんも、当然ながらお兄ちゃんのことに常に目がいき、いつも不安げな様子が印象的でした。その子に出会ってから、昔、障害のある弟がいる友人が、「お母さんがいつも家で抱え込んでるから私ががんばらなきゃ」と思いつつ、苦しい胸の内を話してくれたことが一層鮮明に思い出されました。Collableが「障害がある子もない子も」というコンセプトを大切に活動をしてきた背景には、こうしたきょうだいの複雑な気持ちも受け止めながら、遊びの場を作りたいという気持ちも込められています。「障害があってもなくても、きょうだいどちらのことも見てるよ」という関係を、丁寧に作っていく場でもありたいと願っています。一見しっかりしているきょうだいは、どこかで自覚のない「我慢」を積み重ねているかもしれず、それが一見「しっかり者にみえる」状態なのかもしれません。障害があってもなくても、こどもたちが毎日心も体も元気でいられるためには、やっぱり家族の存在が大きいなと思っています。お父さんお母さんには笑顔でいてほしい。一方で親御さんにも我慢も無理もしてほしくない。親御さんの不安な気持ちを少しでも和らげられるよう、貢献したいなと思い、今日も活動をしています。
2017年01月19日やっぱり知りたい!よそのおウチのカミングアウト事情出典 : 周囲に子どもの障害を知ってほしいとき、伝えなくてはいけなくなったとき、みなさんはどんな風に告知していますか?今回は我が家の3つの事例を振り返りながら、障害のカミングアウトの在り方について考えてみました。最初にお伝えしておくと、長男は広汎性発達障害の診断が下りています。次男は発達が緩やかで、診断は出ていませんが、「先の見通しのつかないこと」への恐怖感が強い特性があります。出典 : 私が最初にカミングアウトをしたのは、長男の幼稚園の保護者会での集まりです。長男は当時、他のお子さんのように指示に従ったり椅子に座ったりが難しい状況でした。幸いお友達も保護者のみなさんも、とても温かく優しかったので、息子をいじめたり叱責する人は1人もいませんでしたが、だからこそ、様々な理由でパニックを起こし暴れる息子が、みんなに迷惑をかけていないか?と、常にとても心配していました。そんな我が子のことを周りに知ってもらい、できない部分を認めてもらうため、勝手だとは思いつつもある種の「免罪符として」、私はクラスにカミングアウトをすることに決めたのです。そして当時の担任の先生に何度か相談し、「保護者会の日に伝えよう」ということになりました。当日は何を話そうか、主人と何度も相談を重ねました。いよいよ訪れた保護者会の日。伝えたことは以下のような内容でした。・障害があること、障害名、どのような障害なのか・聴覚に過敏さがあり、イヤーマフを使っていること・障害によってご迷惑をおかけすることがあること、ご迷惑をおかけしたら遠慮なく教えてほしいこと・パニックで暴れているときは、危険が無いかだけ見て頂き、後は構わないでOK保護者の皆さんは私が想像していたよりもさらに温かい雰囲気で、私の話を聞いて下さり、中には涙しながら私の思いに共感してくださる方もいらっしゃいました。その後、それまでよりも更に長男のことを理解し、応援してくださる方が増えたのです。このときは、クラスメイトや保護者の皆さんの人柄を信じたことが、カミングアウトの成功に繋がったのだと思います。出典 : 次は、次男が通っていた保育園の保護者会でのカミングアウトです。次男はどちらかというと「全てにおいてゆっくりタイプ」なため、カミングアウトについては完全にノープラン。しかも保育園なので、他の保護者の皆さんとはあまり接する機会もありません。先生と相談し、子ども同士のケアができていれば、特にカミングアウトをする必要も無いよなぁ…と思っていました。しかしそのときは突然訪れたのです。保育園の保護者会での一幕でした。「最近お子さんと接していて困ったことを教えてください」というお題で、フリップに絵を描いて発表するというレクリエーションが行われたのです。他の親御さんが「下品な言葉を連発してくる」「口喧嘩で子どもに勝てない」など、思わずクスっとなる年相応の可愛い「あるある」を披露していきます。出典 : そんな中、私が発表した内容は…「言葉が話せないので『ハァ~』『んん~』などの、ニュアンスで物事を伝えようとしてくるので困る」と、およそ4歳児の「あるある」とはかけ離れたネタでした。正直、このネタをネタと受け取ってもらえるのか?引かれてしまうのか?気を遣われてしまうのか?…賭けでした。でも、嘘の「あるある」を発表するのは、保護者の皆さんも我が子をもバカにしているように思えたので、正直にそのとき感じていた困りごとをイラストと共に発表しました。このときは結局、それ以上お伝えすることもありませんでしたが、「あの子がおしゃべりができないのは、悪気があるわけじゃないんだな」とは、わかってもらえた感触がありました。そしてその数ケ月後、あるお母さんから「◯◯くん、お話が増えたよね」と話しかけてもらえたときに、「ああ、あんな曖昧なカミングアウトだったけど、ちゃんと伝わったんだな」とあらためて実感することとなりました。出典 : そして最後のカミングアウトは、長男が転園した保育園の、保護者との飲み会です。いろいろあって幼稚園をやめることになった長男。その後、偶然欠員が出た保育園になんとか転園することができました。次男とは別の保育園で、園の雰囲気や保護者の皆さんのカラーも、また違ったものでした。どちらかというと、元気でノリのいい雰囲気の保護者さんたち。ざっくばらんで話しやすい方々という印象だったので、そのうちの1人であるAさんに、息子のことや発達障害が原因で幼稚園をやめたことなどを伝えていました。その数週間後、クラスで飲み会が開催されました。出産後、飲み会どころかランチもほとんど断り続けていた私でしたが「みなさんとの親睦を図るため」と、一念発起して飲み会に参加することにしたのです。そこでの乾杯の音頭をAさんがとることになり…Aさん「みんな~!新しく入った◯◯くんは、成長に凸凹があります!!イエーーーーーイ!!乾杯!!」というわけで、私は全く気を揉むことなく、乾杯の勢いでサプライズ的にカミングアウトをしてもらうこととなったのです(笑)。正直ビックリしましたが、「ああ、別にそんな大したことじゃないんだよな…」と感じ、実は私にとって一番嬉しかったカミングアウトの思い出となりました。酔いが冷めた後も、親子ともども優しく接してくださりクラスメイトに助けてもらいながら、長男は元気に保育園に通っています。カミングアウトに正解なし!でも、知っておきたいことは…出典 : いかがでしたか?●場を設けてもらってしっかりと説明●たまたま機会があったのでなんとなく●周りの方がいきなり発表私は色々なタイプのカミングアウトを経験してきました。そんな私が言えるのは、「カミングアウト、万人に当てはまる正解はない」ということです。自分にとってはこの方法が良い、子どもはこうして欲しいはず、という思いも大切ですが、カミングアウトを「する側」があれば「される側」もいるということを忘れてはいけないと思うのです。「される側」が期待通りの反応をしてくれなかったと思うこともあるでしょう。でも、私は思うのです。心の準備ができていない状態で障害のことを伝えられ、困惑しない人の方が珍しいと。「カミングアウトする必要があるかどうか」「いつ、どのタイミングがいいのか」探りながら相談しながら、当事者にとっても周りにとっても負担のないカミングアウトの方法を見つけていくことができれば、周囲との関係性は良い方向へ変わっていくと私は思うのです。
2017年01月18日妊娠から出産までは、“十月十日”と言われています。妊娠が分かってすぐに計算し、その日を心待ちにしているマタママさんも多いことでしょう。でも、予定日が1月、2月、3月に当たることがわかると、手放しで喜ぶことができない人もいるのでは。そう、“早生まれ”になってしまうからです。保育園に入れるのがとても難しくなる、クラスの友だちよりも幼く能力が劣る、幼稚園や小学校のお受験をする際に不利になりそう……といったデメリット面ばかりが取り沙汰されがちな“早生まれ”。しかし、早生まれは本当に損するばかりなのでしょうか。今回は現役保育士さんや早生まれっ子のママさんたちに、そのメリットやトクしたことを聞いてみました。●(1)園のリズムになじみやすい保育園や幼稚園へ入園させる際には、多くの早生まれっ子ママたちが気をもんでしまうものです。わが子が集団生活についていけるのか。ほかの子よりもずっと幼いのに、ちゃんとやれるのかどうか。とても心配になってしまいますよね。でも、心配ご無用。都内で働くベテラン保育士さんからこんな話を聞くことができました。『月齢が高い子は、私たちの指示にも「なんでやらなくちゃいけないの?」「そんなのイヤだ」とハッキリ自己主張してきがちです。頼もしい反面、園生活のリズムに乗せるのが少し難しいと感じることもあります。その点、早生まれのお子さんはあっさりしたものです。周囲をよく見て模倣し、アタマではなくカラダから生活リズムを吸収してくれるんですよね。素直に流れに乗ることができるのは、月齢の低さならではのメリット だと感じています』(50代女性/保育士)●(2)空気を読むチカラに長けている4月生まれと2月生まれ、両方のお子さんをお持ちのママさんは、それぞれのお子さんを比較・分析してくれました。『4月生まれの上の子は、幼稚園でも小学校でもリーダー格。先生や友だちから「さすが○○くんだね!」「クラスで一番のお兄さんだもんね!」とほめそやされていました。本人もその自覚を強く持っていて、リーダーであろうとし続けるあまりプレッシャーに感じたり、時にはお友だちの行動に口出ししすぎて煙たがられたりしたこともあったようです。下の娘は2月生まれ。クラスで一番チビで幼く、たよりない存在でした。そのぶん、先生から手厚くされ、かわいがってもらえたと思います。お兄ちゃんのようにリーダーにはなれませんが、いつもみんなの様子をうかがい、和を乱さず行動しています。空気を読むチカラに長けている ようです』(40代女性/会社員/小学生男児、幼稚園女児のママ)●(3)努力を惜しまない子になる月齢が低いぶん、できないことがどうしても多くなりがちな早生まれっ子。しかし、「長い目で見たらデメリットだけではない」と強く語ったママさんのエピソードです。『小さいころは確かに、お友だちよりもできないことばかりでした。かけっこは常にビリ、鉄棒もなわとびもヘタ、絵も文字も書けない、口ゲンカではいつも言い負かされてばかり。家で悔し泣きしては、「みんなみたいに、できるようになりたい」と言っていました。そんな息子も、小学3年生ごろになり、生まれ月の影響が少なくなってくると、メキメキと頭角を現すようになったんです。勉強も運動も、あっという間にクラスの上位に食い込むようになりました 。劣等感をバネにして、コツコツと努力を続けてきた結果だと思います。「やればできるんだ!」ということが分かったときの、早生まれっ子の伸びしろはスゴイものがありますよ』(40代女性/主婦/中学生男児のママ)●(4)入園、入学が早いのでママがラクこれをメリットと言っていいのか分からないけれど……と、そっと打ち明けてくれたママさんもいました。『わが子は3月26日生まれ。ママ友の子は4月4日生まれ。ほんの1週間程度の差しかないのに、わが子が“一学年上”なんです。つまり、ママ友の子よりも1年早く幼稚園に入れる ってこと。これには正直助かりました。ママ友も羨ましがっていましたね』(30代女性/幼稚園女児のママ)手のかかる時期、少しでも早くお子さんを入園させたいと願うママたちの本音が垣間見えますね。----------今回お話を聞かせてくれた人たちのほとんどが、「早生まれが発達に直接影響するのは、せいぜい10歳くらいまでだと思う」と語っていました。その後は持って生まれた気質や生活環境などに大きく左右されてくるようです。早生まれっ子を育てるときは、決して焦らず、長いスパンで発達を捉えることがとても大事。やさしくあたたかく、見守ってあげましょうね。●文/パピマミ編集部●モデル/藤本順子(風悟くん)
2017年01月16日子どもの送迎にお買い物、公園遊びの相手など、ママたちの日常はとてもハードです。子どもの手を引いて走ったり、重たい荷物を持って長時間歩いたりは日常茶飯事。少しでも負担を軽くするために、歩きやすいぺたんこ靴を愛用しているママたちは多いことでしょう。歩きやすい靴といえば真っ先に思い浮かぶのはスニーカーですよね。ですが……実はモカシンシューズも、ママたちにとっては強い味方になってくれるフットウエアなんです。GUから出ているモカシンシューズは、2,000円でお釣りがくるスグレモノ。値下げのタイミングを狙えば、なんと990円(税抜)でゲットできる可能性も!(2017年1月10日現在)そこで今回は、GUのモカシンシューズをステキに取り入れたママコーデを3つ紹介していきましょう。●(1)もう着ぶくれも怖くない! モカシンで足元にヌケ感を参考画像:まだ一足も持っていないという人は、まず基本のベージュをおさえておきましょう。寒さ厳しいこの季節こそ、大活躍してくれる一足になりますよ。『この時期、気づけば着込みすぎて上半身モコモコになってることってよくありますよね(笑)。着膨れているのに、さらに足元にムートンブーツなどをもってくると重すぎてダサい。でも、いつものコンバースじゃつまらない。そんなときはモカシンの出番です。女らしさとヌケ感を出すことができるので、一気にスタイリッシュになりますよ』(30代女性/主婦/幼稚園児のママ)●(2)GUモカシンの一番人気! 差し色にピッタリの深い赤参考画像:大人っぽさを演出したいなら、グレーのモカシンがオススメ。ベージュよりもぐっと落ちついた雰囲気を出すことができます。また、中がボアになっているタイプを選べば、防寒性もバツグンです。『ベージュのモカシンに靴下をあわせるのって、たしかにカワイイ。でも私たちママ世代がやったらちょっとアウトかなと思うんですよね。だから私は中ボア素材のグレーモカシンを愛用してます。フットカバーだけでも十分あたたかです』(30代女性/パート/小学生女児のママ)●(3)GUモカシンの一番人気! 差し色にピッタリの深い赤参考画像:ベージュやグレーの定番色のほかに、実は大人気なのがレッドのモカシン。色味をおさえたモノトーンコーデの差し色にピッタリなんです。『深みのあるこっくりした赤は上品で合わせやすい。いつものコーデにあわせても悪目立ちしません。これならママ世代でもトライしやすいですよね。赤は2017年春のトレンドカラーでもあるので、今買って春先まで楽しめるのもおトク♪』(30代女性/主婦/小学生男児・幼稚園児のママ)----------いかがでしたか?歩きやすくて疲れにくい、さらにコーデを選ばないモカシンは子育てママたちの強い味方です。GUからは今回紹介したカラーのほか、ネイビーやブラウンも出ています。気に入ったカラーをまとめ買いしていく人も多いのだとか。まだ持っていない人は、ぜひチェックしてみてくださいね!【画像出典元リンク】・WEAR/●文/パピマミ編集部
2017年01月11日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。子どもを保育園へ入園させるかどうか、そこには家庭ごとの“理由”があるものです。ただ、生まれて数か月以内の0歳児を保育園に預けることに関しては、世間で多くの賛否両論が交わされています。ここでは、どちらかというと「何も生まれてすぐに預けなくても……」という声が多い0歳の保育園入園について、実際に0歳のわが子を保育園に通わせている、または通わせたことのあるママ4人にうかがった「メリット」をご紹介します。●(1)親の自由時間が増えるインタビューした4人ともが何らかの形で認めたのが、「親の自由時間が増える」というメリットです。2歳の女の子を生後3か月から保育園に預けているというTさんは、『産後3か月で職場復帰できたのは、保育園のおかげ』と言います。10か月の男の子を保育園に通わせているというNさんは、出産を機に仕事を辞めたものの、ステップアップを狙って産後半年で資格取得のための勉強を始める予定だったため、『0歳保育があって本当に助かった』そうです。他の2人のママも同じように、外で働く、または習い事に通う時間など、自由に使える時間が持てた ことをメリットにあげました。●(2)子育てを助けてくれる存在7歳の女の子のママUさんは専業主婦でしたが、娘さんを0歳から幼稚園入園まで保育園に預けたそうです。その理由を尋ねると、『子育てに自信がなかったから』との答えが返ってきました。自身が一人っ子、両親とは離れて暮らし、ご主人は出張の多い職業というUさんは、子どもと二人きりでいる時間の長さと孤独感に、生後3か月ごろにはもうノイローゼ気味だったそうです。『相談相手を探していたときに、保育園の体験入園会に行ったら、保育士さんが何人もの0歳~4歳の子どもたちの相手を上手にこなしているのを見て、「これだ!」と思ったの』Uさんの場合は、子育てを完全に任せてしまうわけではなく、数時間や半日保育で預けながら、プロの保育士に育児の相談ができた ことが一番のメリットだったというわけです。●(3)一日のリズムが整いやすいUさんはさらに、子どもと二人でいると、お互いの都合で一日のペースがバラバラになり、夜中に起きだした娘の相手をして昼夜が逆転してしまうこともあったと話してくれました。『保育園に入れることで、起きる時間、食べる時間、寝る時間が自然と固定して、イライラが減ったのも、大きなメリットだった』と言います。一日のリズムの基礎となってくれる 保育園の存在はUさんにとっては救世主だったようです。●(4)子どもとの時間を有意義に過ごせる前述の、習い事のために0歳児の子どもを保育園に通わせているNさんは、こんなことも話してくれました。『自分の都合で保育園に入れたことで罪悪感も持つけれど、だからこそ、子どもと一緒に過ごす時間を大事にできていると思う』そうです。24時間育児に取り組んでいると、子どもと一緒に過ごせる時間のありがたみや幸せ を実感するチャンスはあまりないのかも。確かに、“離れて初めてわかる”こともあるのでしょう。●(5)入園しやすく慣れやすい最後に、2歳の男の子を生後2か月から不定期で保育園に通わせているというIさんがあげたメリット。それは、「入園の競争率が低い」ということと、「子どもが保育園に慣れやすい」ことでした。保育園ごとに条件は違うでしょうが、確かに0歳からの入園希望者は2歳、3歳に比べると少数の傾向があります。また、子どもが物心ついてからだとママと離れるのを嫌い、保育園に馴染めない例も確かに多いようです。特に将来的に保育園に預ける必要がある家庭では、0歳児のうちから数時間や半日保育としてでも入園して籍を確保し、子どもを保育園慣れさせておく とスムーズかもしれません。●まとめとしてここでは主に親の都合とメリットをご紹介しましたが、0歳からの保育園通いは、子どもにもメリットを与える可能性があります。たとえば、Uさんの娘さんは幼稚園でも小学校でも、常にクラスのまとめ役になるようなリーダーシップを持った子どもに育っているそうです。『保育園で早いうちから自立を学んだからだと思う』とUさんは考えています。核家族、それも一人っ子家庭では身に付きにくいとも言われる“社会性”が身につきやすいという意見も聞かれました。0歳児保育を検討している方にとっては、心強いメリットの数々です。ただ、育児方針は家庭ごとに異なります。親も子どもも含めた各家庭にとってのメリットとデメリットをよく考慮した上で、0歳児の保育園入園を決めたいですね。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/杉村智子(まさとくん)
2017年01月07日幼稚園の3年間、友達の輪に入っていかなかった息子出典 : 発達障害のある息子は、お友達との関わり方が独特です。例えば人の話を聞くのが苦手で、自分の話を一方的にしてしまったり、友達と協力が必要な集団のゲームは疲れるから関わろうとしなかったり…たまに幼稚園に様子を見に行くと、いつも1人で遊んでいます。他の子どもたちも、息子からはちょっと距離を置いている感じがします。送迎の園バスでも、仲良し同士で隣に座っておしゃべりに賑やかな中、息子は1番に誰もいない席に突進していきます。そして、窓の外をぼんやりと眺めているのです。年少から年長までの3年間、様々な面で成長が見られましたが、お友達の輪からササっと抜けてしまうところはずっと変わりませんでした。そして、何やら楽しそうにボーっとしていたり、空想上の誰かとブツブツ話をしていたりします。1人でも楽しそう…でもウチの子、どうして友達と遊ばないの?出典 : 幼稚園の先生方も私も、息子に「みんなの仲間に入ろう」と促すことは1度もありませんでした。幼稚園だけではなく、息子は幼稚園外での「ママ友付き合い」に連行されることも大嫌いです。幼稚園に通っていると多かれ少なかれ「○○ちゃんのおうちでみんなで遊ぼう」とか「みんなでピクニックに行こう」なんてお誘いを頂くことがありますが、私は3年間、見事に1度も参加しませんでした。それは、そういうイレギュラーな集まりを息子が嫌うこと、幼稚園以外で園のお友達と会うとパニックを起こすことなどを知っていたからです。こんな風にお友達の輪からすぐに外れ、幼稚園外での付き合いも一切拒否する息子を見ていたら、親も不安にならないと言ったら嘘になります。特に年少の頃は息子の行動の理由がつかめず、みんなで戦闘ごっこをする男の子たちの横で、ポールの周りをくるくる回り続け1人楽しんでいる息子に「おいおい…」と思わず思ってしまったものです。息子が語った「1人で遊ぶ理由」。そこには息子の頑張る姿があった出典 : 息子は友達に一切興味がないの?気になった私は、ある日息子に「1人で遊んでて、寂しいとかある?」と聞いてみたことがあります。そのときに、息子はこう言ったのです。「お母さんたちがみんなでキャーキャー喋る声とか、お友達がワーワー言う声が辛くて頭痛がするから、いいの」「お友達から離れて、ボーっと景色を見ていると、疲れが取れる」「バスの中でも隣に人が座って欲しくない」これを聞いたとき、私はハッとしたのです。私は、いつしか輪から外れてみんなと一緒に遊ぶ息子を「可哀想」と思ってしまっていたのです。きっとみんなに外されて嫌な気持ちになっているんだろう、そのうち成長したら入れるようになるかな、お友達の家に遊びに行けなくて寂しくないのかな…と。けれども息子の言葉を聞いて、私の考えが間違っていたことに気付きました。息子にとっては、集団生活を問題なく送るというだけでも重労働なのです。息子は聴覚過敏があるため、子どもがみんなでワーワー言っている声が大嫌いです。けれども、集団生活ではそれを我慢しながら生活しています。だからこそ、息子はお友達と遊ぶ時間よりも、1人になって自分を休ませる時間が必要だったのです。幼稚園の自由時間に1人でブツブツ言いながら集団から離れているからこそ、バスで1人の座席を陣取って景色をボーっと眺めているからこそ、息子は集団生活で頑張ることができていたのでしょう。社会性やコミュニケーション能力は、みんなの輪に入れることがゴールではない出典 : 私は息子の気持ちを聞くまで、自分が息子に療育を受けさせ、早期から支援をしていたのは「社会性を身につけ、友達の輪に問題なく入れるようにすること」だと勘違いしていました。けれども、息子の話を聞いて私は思ったのです。療育や支援を受けたことで、息子は「いっぱいいっぱいになってパニックになる前に、自分で集団から抜けて休憩を取る力をつけた」のだと。これこそが、息子にとっての「社会性」の獲得の大きなステップだったのではないでしょうか。「社会性」とは友達みんなと仲良くすることではなく、自分の特性を知りながら、自分なりに社会と上手く関わる方法を知ることなのだと思いました。それが、息子のように「お友達の輪から離れる」ということだとしても、それは決して間違ったことではないのだ、と私は感じたのです。
2017年01月05日マンション、アパートなどの集合住宅に住んでいると、どうしても気になるのが“生活音”ですよね。単身や夫婦だけの世帯ならまだしも、子どもがいるとなると悩みは深刻。ところ構わずドスドス歩く、キーキー言いながら地団駄を踏む、ソファやベッドから飛び降りる、電子音の鳴り響くオモチャで遊ぶ…… そのたびにママたちは、「近所から苦情が出ないか」とヒヤヒヤしてしまいます。子どもがいるなら、家の防音対策は必須です。かといって、業者に依頼してリフォームしてもらうのは手間もコストもかかりすぎてNG。そこで今回は、自分の力だけでできるマンションの防音対策を体験談とともにご紹介しましょう!●(1)床にはコルクマットや防音マットを『リビングと子ども部屋に、コルクマットを敷き詰めています。防音もできるし、床の保護にもなる。おまけに、冬場は足元があたたかいですよ』(30代女性/小学生、幼稚園児のママ)『マンション用の防音マットをネットで購入し、DIYで敷きました。大変だったけど、ジョイントマットやカーペットなどよりも強力に音をシャットアウトしてくれています 。階下からのクレームも減りました』(40代男性/中学生、小学生、2歳の子のパパ)パズルのように部屋に敷き詰めていくだけのジョイント式コルクマット。手軽で便利な防音用品として、高い人気がある製品です。いっぽうで、中にはこんな体験談を聞かせてくれたママもいました。『賃貸マンションの人は、原状復帰できる方法で施工するように気をつけましょう 。ウチはウッドカーペットを敷いたら、下にあったフローリングにカビが生えてしまい、退去時にかなりお金を取られてしまいました……』(20代女性/幼稚園児、1歳の子のママ)マットを固定するのにテープを使うときにも、跡が残らないように注意しましょう。●(2)壁には吸音パネル、カーテンは遮音性のあるものを騒音対策というと、床が真っ先に思い浮かびがちですが、実は壁面からもかなりの音が漏れているのです。床をチェンジしても足りないときには、壁やカーテンを見直してみましょう。『フェルト製の吸音パネルをピアノ部屋につけています。壁にペタペタと貼っていくだけなので、設置は簡単。私1人で1時間もかからずにできましたよ 。効果は上々です』(30代女性/小学生のママ)『イヤイヤ期の子と泣きっぱなしの乳児、そしてキャンキャン吠える小型犬がいるわが家。いろいろ対策しましたが、その中でも良かったのが遮音カーテンというものです。窓全体を隙間なく、完全に覆うことができるように、購入前にはサイズをしっかり確認するのがポイントですよ』(30代男性/2歳の子、7ヶ月の子のパパ)●(3)近隣との良好な関係も必要マンションの防音対策は、床を張り替え、壁に対策を施せばそれで終了というわけではありません。近隣住民との距離が近い集合住宅だからこそ、“気配り”も必要です。『ひとつ前に住んでいたマンションを、騒音トラブルで半ば追い出されるように退去しました。そこで学んだのは、最終的にはご近所との関係性が最も重要 だということ。ですから、今のマンションに入居するときには、子どもも連れて両隣と上下の部屋にご挨拶に行きました。「騒がしいと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。なにかご迷惑をおかけするようなことがあったら、いつでも仰ってください」。最初にキッチリと伝えることが重要かと思います』(40代男性/中学生、小学生、幼稚園児のパパ)顔や素性がわからない子どもの声は“騒音”でも、よく知っている子の声ならなぜだか許せてしまうものです。近隣といい関係を保てるよう、十分なコミュニケーションを取りましょう。----------いかがでしたか?自分で施工・設置できる防音床材や壁材などは、“防音・壁・DIY”などのワードで検索すると数多くヒットします。素材によって性質が異なり、防音力もさまざまです。気になる製品を見つけたら、ホームセンターなどで実物を見たり、店員さんに相談してみるといいでしょう。また、ハード面だけではなくソフト面からの防音対策も忘れずに。挨拶や声掛けを丁寧にしていくことで、無用な騒音トラブルを避けることができるのですね。●文/パピマミ編集部●モデル/神山みき(れんくん)
2017年01月02日こんにちは。ママライターのあしださきです。寒さが厳しくなってきましたね。小さなお子さんをお持ちのママさん、公園遊びがツライなぁとお悩みではありませんか?とにかく防寒しなくては!と高機能インナーを着込み、ボトムスは裏起毛のパンツばかり履いていませんか?確かに、ママの日常は過酷そのものです。子どもを追いかけるし、お砂場で地面に座ることもあるし、何かしらの事態に備えて汚れてもいいような服を選んで着ていくことが多い毎日。ふと、自分の姿を見たときに、「なんだかつまらない服ばかり着ているな 」と思うことってありますよね。私は以前、モデルの仕事をしていました。その当時はファッションのことばかり考えていたせいか、引退して今はママ業だけになってもなお、“つまらない服を着ている自分”がどうしても嫌で仕方ありませんでした。でも、現実問題としてはいろいろ制限がある。そんなときに試したのが、“いつもの服装に色をプラスする ”という小さな変化をコーデに組み込む方法でした。これがとてもおもしろいもので、いつもの公園や、幼稚園のお迎えに行くテンションがまったく違うのです。タイツ1つでウキウキと楽しいのなんの。色は人間の気分にとても大きな影響を与えるということ、ご存知でしょうか?『色彩心理学』という学問も2003年にアメリカで誕生し、その研究成果が徐々に知られるようになってきたところだそうです。冬のママのコーディネートに簡単に取り入れられる“色”のアイテムと言えば、カラータイツですよね。そこで今回は、カラータイツの上手な取り入れ方 についてご紹介したいと思います。寒い季節は防寒性能も兼ね備えている優れもののタイツ。黒ではいつもと同じで気分が変わりません。ぜひカラーを取り入れてみてください。●実際どんな色を取り入れれば良いのか『オルビス株式会社』のサイト『オルビスキクラボ』内のアンケートによりますと、「お気に入りのカラータイツは?」という質問に対して、一番多い回答が「グレー系」で23%、次いで「ボルドー、ブラウン系」が22%、「ネイビー系」が16%という結果でした。黒のタイツをやめてカラータイツを履くなら、まず“グレー系 ”が本当におすすめです。ファッションという視点でみた理由は、「足元が軽く見える 」から。黒だとどうしても重く暗い印象になってしまいがちなのです。しかもグレーの良いところは、黒や白のスニーカーに合わせやすいところ。お子さんと公園に行くのに最適なコーディネートを考えることができますね。また、2016〜2017年秋冬流行のチェック柄のボトムスにも相性抜群です。色彩心理学の視点では、「上品でお洒落な印象を与える 」から。いつもの黒タイツをグレーに変えると、それだけで気分も随分変わると思います。●ビビットカラーは見える分量を計算して使うこのアンケートではビビットな色はまったく人気がないようですが、確かにあまりにも目を引くような黄色や赤、オレンジなどのカラータイツは相当なオシャレ上級者か、舞台衣装でない限りはむずかしい。ママが日常的に着る服装に合う気がしませんよね。でも、そこで諦めずに考えてみました。もしママが取り入れるならば、ロングブーツか雨の日の長靴からチラッと見えるほんの少しの分量に留めてみることで差し色の効果を発揮させるという方法があります。おすすめのカラーはマスタード色 とボルドー です。マスタード色は明るくて、たくさんの面積が見えているとやはり派手な印象ですね。しかしロングブーツとスカートの間から見える分量ならとてもおしゃれでかわいいと思います。ボルドーならボトムスはパンツもOK。ロールアップしたデニムの裾から少し見えるタイツというのもいいですね。流行のスカンツやガウチョにも。冬のおしゃれは(1)見た目で暖かい印象、(2)実際の体感的にも暖かいという2つが揃うとよいでしょう。マスタード色の色彩心理学的な分析では、「気分が明るくなる 」という効果も期待できます。私は個人的に、「おしゃれをしている」という実感を得やすいのがこのカラーだと思うのですが、見せる分量を誤るとそわそわと1日中落ち着かないこともあるので注意です。ぜひ全身のバランスをみて、取り入れてみては?私は実際、雨の日の幼稚園のお迎えで長靴を履くときに、この色を初めて試しました。雨の中徒歩でのお迎えというと、いつもはとても憂鬱ですが、ちょっとした色の変化で自分がとても素敵に見える気がして楽しいなと思いました。----------いかがでしたか?マンネリ化したママコーデにパンチを効かせて、ちょっとしたおしゃれを楽しむという今回の提案です。2017年、初売りではぜひとも福袋だけではなく、“カラータイツ”も狙ってみてください。【参考リンク】・お気に入りのカラータイツは? 聞かせて!アンケートラボキクラボ | ORBIS(オルビス)()・色彩心理学とは? | 日本色彩心理学研究所()●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/ゆみ
2017年01月02日こんにちは。ママライターのamuです。皆さんには、ご両親と出かけるのが恥ずかしかった時期がありましたか?私はありました。母と買い物に行っても離れて歩いたり、父の言うことすることすべて疎ましく思ったり。今となっては何でだったのかわからないし不思議だけど、思春期あるあるなんですよね。先日、中学生の子がいる友達と会う機会があったので、親離れしたと感じたエピソード を聞いてみました。●子どもが親離れしたと感じたエピソード●(1)一緒にお風呂に入らなくなった『一緒にお風呂に入ってくれなくなった。兄弟では入るのに。覗いたら、やめろよーと言われた 』(当時小4男の子のママ・30代)これはわかりやすい瞬間ですよね。私の娘も、幼なじみの子とみんなでお風呂に入っていたのに、小3あたりから急に男女に分かれだし、お風呂場の鍵まで閉め、覗くと「キャー変態!」と騒ぐようになりました。……失礼な!●(2)頬にチューすると拭かれる『頬にチューしたら、拭かれたり、笑いながらかわされるようになったとき。旦那にはもっと早くて4歳くらい』(当時小1女の子のママ・30代)なめまわすようにかわいがれるのは、本当に小さいうちだけですよね。男の子は堂々と拭くのに対して、女の子はこっそり拭くという声もあり、笑ってしまいました。●(3)母親の呼び方が変わった『呼び方がママからお母さんに変わった』(当時小1男の子のママ・30代)「僕」から「俺」呼び するようになったり、友達の前では「親が~」と話したりと、呼び方の変化はよくあるらしいです。「“俺”だって」と、ついニヤニヤしてしまうとの声に、確かに娘の友達が名前から「ウチ」と言い始めたとき微笑ましかったのを思い出しました。●(4)一人でトイレに行けるようになった『「一人でできる!」とトイレに行くようになったとき。怖いからついてきてと言われていたのに』(当時小2女の子のママ・30代)オムツがはずれたときも成長を感じたけど、一人でトイレに行くようになったときも、手が離れたな……と感じるママたち。初期はトイレのドアを開けながら、こちらに大声で話し掛けながらだったのに、いつの間にか当たり前のように一人で行くようになっているんですよね。●(5)人目を気にするようになった『幼稚園へ送るとき、園へ近づいたころ手をパッと離された 』(当時幼稚園年長男の子のママ・30代)『「見て」って何をするにも自分に注目させていたのに、照れるようになったとき』(当時小2女の子のママ・30代)『授業参観に来るなとか、手を振るなとか、名前を呼ぶなとか、NGなことが増えた 』(当時小2男の子のママ・30代)人の目を意識し始めた証拠。もう赤ちゃんじゃない!かっこいい姿を見せたい!そんな気持ちの芽生えです。これは、男の子のほうが顕著かも。●(6)買い物についてこなくなった『スーパーへの買い物についてこなくなった。行くか聞いても、いいって言うようになった』(当時小3男の子のママ)ひとりぼっちは、さみしくてこわいもの。ずっとママと離れたくない。そんな時期を過ぎ、留守番のときのちょっと大人になったような、自由になったような開放感 を味わいたい時期へ。ママのほうがさみしくて、「ついてきてくれたら好きなお菓子買っていいよ」と物で釣る作戦をしたという声も多かったです。●(7)迎えに来なくていいと言われた『下校時に心配で校門まで行ったら、「迎えに来なくて大丈夫」と言われた。それからは帰ってくるころ、ベランダから通学路の息子の姿を探していた』(当時小1男の子のママ)登下校時って、なんであんなに心配なんでしょうね。何度も通って、治安面も、交通量も人通りの多さ的にも安全だとわかっていても、毎日無事帰ってくるとホッとします。たまには迎えに行かせてほしい!●(8)一人で寝られるようになった『一人で寝られるようになった。添い寝をしたり、読み聞かせしないと寝れなかったのにな……。さみしいから、たまに一緒に寝てもらってた』(当時小3女の子のママ)我が家も小4にしてついに子ども部屋を作りましたが、愛犬がいなかったらとてもじゃないけどこちらが無理だー!と思いました。「え?本当に一人で寝れるの?」と。たまに一緒に寝ると、なんだか暑そうで狭そうです。●(9)一人でお泊まりできるようになった『一人でじいじや友達の家にお泊りしたとき。いつ迎えに来てと電話があるかと待っていたけど来なかった』(当時小1女の子のママ)枕が変わったから寝れないとかそういうことではなく、不安でママが恋しくてとにかく帰りたい ……それが小さいころ味わったホームシック。でも、いないとさみしいのはママのほうなんですね。娘は、2歳くらいから平気でどこでも泊まれる子だったので、夜中の電話で迎えに行った経験なしの私です。●(10)学校の話をしてくれなくなった『ほとんど自分の部屋で過ごすようになったり、学校の話をしてくれなくなったころかな。今日ね、今日ね、とベラベラしゃべっていたころが懐かしいと思った』(当時小5女の子のママ)秘密ができると大人に近づいた感じがしますね。何でも話していたのに、その話を友達にするように なります。でも、何でも話せる友達ができたことは嬉しいことだし、そっと見守りたいですよね。●(11)お祭りに友達と行くようになった『お祭りに友達と行くようになった。「ママはゆっくりしてて。欲しいものあったら買ってきてあげるから」と言われた』(当時小5女の子のママ)お祭りから始まり、クリスマスや誕生日も家にいなくなってしまうんですよね。私だってそうだったけど、大晦日とお正月だけは死守したいなぁ……。●(12)デートをするようになった『初デートと聞いたときはしみじみした。帰ってきたところをつかまえて、根掘り葉掘り聞いちゃった』(当時中1女の子のママ)ついて行きたくなりそう。娘の幼なじみたちに彼や彼女ができたときは、もれなく私たちママ友軍団と強制的に仲よくさせられることになりそうです。●(13)写真を嫌がるようになった『写真を嫌がる。撮っても仏頂面だし、一緒になんて絶対撮ってくれない。友達とは笑顔』(当時小5男の子のママ)笑顔が減るのも思春期あるある。こちらは、一過性のもの として、あくまでもサラッと流していればよさそうです。----------子どもの成長は嬉しいし、手がかからないのは楽だけど、複雑ですよね。振り返ってみると、子育てに追われて大変だった時間も、かけがえのない幸せな時間だったんだなと感じます。山口県の教育者の方が提唱したという『子育て四訓』には、**********乳児はしっかり肌を離すな幼児は肌を離せ手を離すな少年は手を離せ目を離すな青年は目を離せ心を離すな**********とあります。いつになっても、心の目で見守っていきたいと改めて感じました。●ライター/amu(ママライター)●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
2017年01月01日障害の特性で多弁な息子。困ることも多いけど、私は信頼していて…出典 : 発達障害のある息子は、「思ったことをそのまま口に出す」という特性があります。道を歩く人に「お母さん、この人太ってるね~!」「あのおじさん、洋服が破けていて汚いね!」などと、指をさしながら大声で言ってしまうことがよくあるのです。私が慌てて「そんなこと言っちゃダメ!!」と叱ると、「どうして?本当のことを言っただけだよ」とキョトンとした顔で言うのです。そんな息子を見て、私はよく「この子は正直で嘘がつけない子なんだ!」と思ったものです。そんな調子で息子を「正直な子」と信用しきっていたある日のことです。息子が、「幼稚園で自転車を10台ぐらい買ったんだよ。それでみんなで自転車大会をやった。みんな補助輪がない自転車に慣れていなくて転んでいたけど、僕だけは転ばずに乗れたんだ。それで先生に褒められた!家でも練習したいから自転車を買ってくれる?」と言うのです。この話に私は大喜び。自信を失いがちな息子が何かに興味を持ってくれるのは大歓迎だからです。その後すぐに自転車を買いに行ったのでした。あれ?この子嘘をついてる…?出典 : その数週間後のことです。幼稚園の先生と立ち話をしていたときに、「幼稚園で購入した自転車に上手に乗れたとかで、すごく喜んで帰ってきたんです」という私の言葉に対し、先生はこう言いました。「…幼稚園で自転車なんて購入してませんよ?」そのとき私は、「あれ?」と思いましたが、まさか息子がそんな巧妙な嘘をつくはずがない…と思い、そのときはそのまま流していました。その後も、息子との会話の中でちょこちょこと「これは嘘かな?」ということが何度かありました。何かが欲しいときに、作り話をすることが多かったので、私のほうもあまり過剰反応しないようにしていました。息子がとうとう嘘を認めた!その決定的な瞬間出典 : そのうちに、息子がこんなことを言い出しました。「お母さん、今日ね、幼稚園で○○先生が僕のことを指さして『あなたは発達障害なんだよ』ってみんなの前で言ったんだ。発達障害ってなに?」それを聞いた私は真っ青になりました。幼稚園の先生方には発達障害のことはお伝えしてありましたが、まさかそんな無神経な形でみんなの前でそれを言ってしまうなんて…とビックリしたのです。「どういうこと?お母さんちょっと今から幼稚園の先生に確認してみてもいい??」と言って私が電話を手にした途端、息子が大慌てで止めに来ました。そして、「お母さんごめんなさい、今の話は嘘です。先生に電話したりしないで…」と言うのです。そのあと息子に話を聞いてみると、私が見ていたテレビ番組で「発達障害」という言葉を知ったと言います。その時だけではなく、息子は私が「えっ??」と動揺するような嘘を平気な顔をしてつくようになりました。なぜ嘘をつくようになったの?2つあった、その背景とは出典 : 私も場数をこなしているうちに、「あ、この子嘘をついているな?」というのがだんだんわかるようになってきました。どうやら息子の嘘には、2つのパターンがあるようなのです。1つは被害妄想的な嘘、もう1つは叱責から逃れるための突発的な嘘です。被害妄想的な嘘に関しては、コミュニケーションが苦手な息子のことを気にかけるあまり、私が過剰反応していたことが原因だと思います。息子の「○○くんにいじめられちゃった」という一言に、「どうして?どうしたの?なんでそんなことになったの??」と私はいちいち動揺していました。そして、息子が辛そうなことを言うたびに「かわいそうに、頑張ろうね」と息子を励ましたのです。これを繰り返していくうちに、息子の話はどんどん大きくなっていきました。子どもは意外に親を見ています。息子は、私に可哀想と言ってもらうため、ありもしない作り話を次々と考えてくるようになっていったのです。出典 : もう1つの、叱られることから逃れるための突発的な嘘。これは息子が、多動多弁で小さい頃から叱られてばかりだったことが影響していると私は思います。とにかく息子は突発的な行動が多いため、私は1日中叱っていました。発達障害だとわかる前は、自分が甘やかしているせいでこんなに我儘なったのだと思い、怒ってばかりいました。いつしか息子は、私の叱責から逃れるため、後になればすぐわかるような嘘をつくようになったようです。発達障害の子は後先のことを考えるのが苦手な場合が多く、息子もそのタイプです。嘘をついた後にどうなるのか?想像ができません。ストレスが強くかかったときには、その場の不快なことから逃げるのに必死なのです。嘘が増えたときは、子どもに何が起きているのかを知る出典 : その後、幼稚園の先生からの助言もあり、息子が被害妄想的な嘘をついたときは過剰反応しないこと、そして息子の失敗を叱らないように心がけたところ、嘘をつくことが徐々に少なくなってきました。そうした息子の変化を見てわかったことがあります。それは、発達障害児だから嘘をつくわけではなく、嘘をつくようになった背景があるということでした。子どもの嘘が増えたときにはすぐ叱らず、その背景を探り、嘘をつかなくても済む安心できる環境を提供していくことが、大切なのかもしれませんね。
2016年12月29日子どもがいると、多かれ少なかれ発生するママ友との付き合い。「子どもの年齢が同じ(または近い)」ことをきっかけに付き合いがスタートするケースが多いため、性格も属性もバラバラです。当然ながら気が合わないママもいますし、ときにはトラブルに発展することもあります。ママ友の必要性を考えるとともに、トラブルを避けるコツも紹介します。■ママ友は「必要」だけど「面倒」なのが本音2016年4月にアットホームが発表した「小学生の母親に聞く、『ママ友との理想の距離』調査」によると、ママ友を「必要な存在だと思う」と答えた人は、620人のうちの74.7%。一方、「ママ友付き合いを面倒だと思ったことがありますか?」という質問に対して「はい」と答えた人は67.5%に及んだそうです。ママ友は必要だと思ってはいるものの、付き合いを煩わしいと感じることもあるようです。同調査によると、ママ友付き合いは幼稚園や保育園への入園を機にはじまることが多いようです。また、赤ちゃんのころに児童館や支援センターなどで出会ったことがきっかけで付き合いがスタートすることもあります。近ごろは、TwitterやInstagramなどのSNSを通じてママ友を作るケースも増えています。似たような趣味を持つママがつながりやすいこともあるため、実際に会っても仲良くなれることが多いようです。Twitterでハッシュタグを使って検索すれば、同じ月齢の赤ちゃんがいるママ友を見つけられます。たとえば、赤ちゃんが2016年12月生まれの場合は、「#2016dec_baby」というハッシュタグを入れればOKです。0歳児のころは月齢によって成長具合や悩みも異なります。離乳食や夜泣きなど、同時期に同じような体験をしているママたちに出会えるのは心強いものです。パパに対するグチや不満など、SNSだからこそ話せることもありますよね。■ママ友付き合いのメリット・デメリットママ友付き合いのメリットのひとつが、お互いに助けあえること。慣れないうちは不安な赤ちゃんとの電車移動も、ママ友親子と一緒なら心の負担が少し軽くなります。育児に時間をとられてしまって家事もままならない乳幼児期には、誰かの手があるだけで助かることが多いものです。実際に、ママ友に助けられたという声もあります。「ママ友がお子さんを連れて家に遊びに来てくれたときのこと。『私が子どもたちと遊んでいるから、いまのうちに夕飯の支度をしていていいよ!』と言ってくれて、とても助かりました。私もママ友の家に遊びに行くときは、同じように声をかけています」また、地域や子育ての情報交換ができるのも大きなメリットです。子どもがお世話になることも多い小児科や耳鼻科は、実際に行った人の意見が参考になるもの。先生の印象や混雑状況、予防接種の金額まで、インターネットだけでは収集できない情報を得られることもあるでしょう。一方、苦手な人ともうまくやっていかなくてはいけないというデメリットも存在します。とくに、価値観や距離感が異なるママとの付き合いはつらいものです。「子どもが0歳のころ、児童館などで何回か会ったことがあるママに誘われて、子連れでお茶をしたことがありました。待ちあわせ場所に着いたら、挨拶もそこそこに『持ち家ですか? 賃貸ですか?』と聞かれてびっくり。ほかにも『旦那さんは何時ごろに帰ってくるの?』『いつもそんなに早いの?』と質問攻めにされました。逆に私が話をふっても、大した答えが返ってこない。早く帰りたいのに、なぜか彼女はのんびり食事をはじめてしまい、食べるのを待っていたら外は真っ暗になっていました。そのママ友に対しての苦手意識が働いてしまって、しばらくはあいさつをするのもしんどかったくらいです」最初から踏み込んだ質問をしたり、距離が近かったりする人は、仲良くなるとさらに遠慮がなくなる可能性も。相手に嫌な気持ちを感じさせないように注意して、少しずつ距離を置いたほうがよさそうです。■子どものケンカやSNSの投稿などに潜むトラブルの種近ごろは、InstagramやFacebookなどのSNSに我が子の写真を載せているママも増えています。『児童心理』(金子書房)に掲載された幼稚園の園長によるコラムでは、他園で起きたSNSをめぐるトラブルについて触れていました。「LINEに個人情報を勝手に載せて流してしまう母親がいて困ると、ある母親からクレームがありました。トラブルのもとを作る母親は、フェイスブックも行っており、幼稚園の行事の写真等も載せてしまうため他の園児も一緒に写っている場合があるそうで、困るとのことです。(中略)さらに、休日、同じクラスの子どもをたまたま見かけて、勝手に写メを撮影して流してしまったりもしているようです。出典:『児童心理』2016年7月号「LINEのトラブル―幼稚園児のママ友の世界」トラブルの原因となったママは、ほかの子どもの顔を投稿する際には、スタンプなどで顔を隠すようにしていたそう。しかし、顔が見えなくても、関係者が見れば服装や場所などで個人が特定されることもあります。他人の子の画像は、たとえ顔を隠しても載せない方が無難です。また、自分が発したなにげないひとことが、相手の気分を害することもあります。実際に、ママ友からの心ない言動に傷ついたという人もいました。「子どもが1歳半のころ、同じ年の子を持つママ友から長文のメールを受け取ったことがありました。内容は、私の子育てのやり方やうちの子の発育状態についてです。言葉を発するのが遅いとか、私の接し方に問題があるとか…。善意を装っているつもりかもしれませんが、文面からは悪意しか感じられませんでした」いくら仲が良くても、相手の子育てに口を挟むのは避けたほうがいいでしょう。どうしても気になることがある場合は、ママ友との関係性をよく考えて、細心の注意をはらったうえで伝えるといいかもしれませんね。子ども同士のトラブルが原因で、ママ友との関係が悪化する可能性もあります。とくに自分の子に否がある場合は、誠意ある対応を心がけたいものです。「子どもが2歳のころ、ママ友の子の腕を噛んでしまったことがありました。その場で謝って、改めて菓子折りを持って謝罪に行くことを伝えると『気にしないでいいから』と断られてしまいました。でもその後、ことあるごとに子どもの腕の具合を報告するLINEが来るように…。やはり最初から、きちんと謝罪に出向いておけばよかったです」相手の「気にしないで」という言葉を鵜呑みにせずにきちんと謝罪をしたほうが、後々気まずくならずにすみそうです。■ママ友ランチを断る理由を確保しておく子どもが幼稚園に入ると、ママだけの付き合いが始まるというケースも多いようです。ママ友ランチやお茶会もそのひとつ。お迎えまでの時間はもちろん、クリスマス会や、おゆうぎ会などのイベントの準備と称して集まる機会も出てきます。ママ同士の連絡先交換はLINEというケースが多く、複数人でグループを作ってやりとりしているそう。休日でもLINEの通知が鳴りやまないママもいます。「ママ友とのトラブルもないから助かっているけど、公園や誰かの家に毎日集まるのは疲れます。私は自宅で仕事をしているので、適度に参加するようにしています」付き合いそのものはうまくいっていても、適度な距離感は大切です。ママ友グループとの関係性にもよりますが、仕事のほかにも、「義理の両親が来るから」など、自分の意思ではどうにもならない理由で断ると角が立たないようです。一方、ママ友同士の付き合いがほとんどない幼稚園もあるそうです。「うちの幼稚園は延長保育があり、夏休みも預かってくれます。そのせいか、働いているママが多いんです。それに、送迎バスを利用していることもあり、平日にママだけでランチをすることもほとんどありません。幼稚園の行事以外で付き合いがあるとすれば、同じバス停になったママと一緒に子どもを連れて公園に行くくらい。家にいても時間を持てあましてしまうので助かっています」■ママ友カーストにいじめ!? 孤立するケースも2015年に栃木県で起きた2人の母親の自殺。原因は、子どもを同じ小学校に通わせているママ友たちからのいじめによるものだといわれています。ママ友間の階級を意味する「ママカースト」という言葉もあるくらい、ママ友との関係性や立ち位置がデリケートになっているのかもしれません。たとえば、専業ママが多い幼稚園では、仕事をしているだけでいじめの対象になってしまうケースもあるようです。「友人が通っているのは、セレブなママが多い幼稚園。送り迎えの車種によってグループ分けがされているそうです。専業主婦が多いなかで、ワーキングマザーの友人はめずらしい存在。ひんぱんに行われるパーティーも仕事があるため、ほぼ参加できていませんでした。あるとき、仕事の都合がついたので参加したところ、『あら、幽霊さんが来たわ』と言われたそうです」夫の仕事の関係で幼稚園を転園したため、グループに入れずにママ友が一人もいないという人もいます。「うちの幼稚園では、懇談会の帰りにママだけでランチに行くというのが恒例になっているようです。当然のことながら、私は誘われませんでしたけど。ママ同士の仲がいいと子どもたちも仲良くなりやすいので、複雑な気持ちはあります。でも、いまの幼稚園のママたちとは服装の趣味もちがうし、気が合うとは思えません。仕事をしているので、無理して付き合っても疲れるだけだと割り切りました。いまは、あいさつだけの関係にとどめています」都内から都外の幼稚園へと移ったそのママと、幼稚園ママたちとでは服装の趣味も全く違うタイプ。互いに相いれない部分もあるのかもしれません。2015年に発売されて話題となったコミックエッセイ『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』(KADOKAWA/メディアファクトリー)でも、ママ友間のいじめが描かれています。主人公のサキは、仲の良かったママ友グループから無視や嫌がらせをされるようになります。ちょっとした行きちがいや嫉妬心からママ友との関係が崩れていく様子は、こわいけど身近に起こってもおかしくないことばかり。自分とママ友との関係性を考えるきっかけにもなりそうです。■ママ友トラブルは幼稚園の雰囲気によりさまざま!ママ友との関係性は、幼稚園の雰囲気によっても異なるようです。少人数でアットホームな雰囲気の幼稚園を選んだという人は、ママ友とのトラブルとは無縁だと言います。「うちの幼稚園は延長保育も送迎バスもないけど、雰囲気がとてもいいんです。古くて趣のある園舎で、私はとても気に入っています。私と同じように建物が好きで選んだというママも多いため、趣味も気も合う人が多いです。某大学付属の幼稚園を検討していた時期もあったけど、雰囲気が合わなかったので受けませんでした。その幼稚園に通わせている友人に聞いたら、入園早々にほかのママから『ご主人のお仕事は?』と聞かれたらしいです。いまの園にしてよかったと思いました」ママ友は、子育ての苦労を一緒に乗り越えている同志。心強い存在である反面、距離が近くなればなるほど気になってしまうこともあるものです。一定の距離感を保つことが、ママ友とうまく付き合うための得策と言えそうです。<出典>・ 小学生の母親に聞く、「ママ友との理想の距離」調査 <参考文献>・『児童心理』2016年7月号(金子書房)・『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』(KADOKAWA/メディアファクトリー)
2016年12月28日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。子どもは良くも悪くも正直です。思ったことは、遠慮や考慮というフィルターを通ることなく、そのまま口や態度に出てしまうことがあります。そんな子どもの正直すぎる言動 にドキッとしたことのあるパパやママも多いはず。今回は、「あのときはホントにまいったよ」というパパママの体験談で、「あるある!」と思わず頷いてしまう例を3つご紹介します。●(1)臭い!中学生の娘を持つ40代のママAさんは、当時4歳の娘がエレベーターの中でつぶやいた「ママ、なんか臭~い! 」の一言に、顔から火が出る思いを経験したそうです。エレベーターという定員のある密室の中、その“悪臭”の犯人もある程度特定できてしまいます。大人は場の空気を読んで我慢できても、子どもには無理。『エレベーターの中では逃げることもできないし、でも謝るのもおかしいでしょう?本当に困ったわ』とAさんは思い出して苦笑いです。●(2)違うママ?離婚や再婚が珍しくなくなってきた昨今ですが、それでも大人同士は知人のパートナーが入れ替わっていても、すぐに突っ込んだ発言をすることはありません。でも、子どもは不思議に思えば口にでます。「ねぇ、Oくんのお迎え、違うママだね 」と言った息子(4歳)の口を思わず両手でふさいでしまったというのは、30代のママUさん。幼稚園のお迎え時の出来事。クラスメイトのOくんのご両親は少し前に離婚し、新しいママが送り迎えをするようになっていたそうです。まだ、Oくんのパパからも新しいママからも正式な挨拶をされていなかったため、みんな腫れ物に触るような状況だったところの一声。Uさんは、『気まずさはMAX。もう、息子の口を押えて、「じゃ、お先に~」ってその場から逃げだしたわ』とのこと。家に帰ってからも、息子さんに「どうして?」攻撃を受けて困り果てたそうです。これは対応が難しい問題ですね。●(3)サンタなんかいない!いつかは誰もが知るであろう「サンタはいない」という事実も、それを信じている子どもにとって、否定的な意見はもう爆弾が落ちたような衝撃です。幼稚園で少し早めのクリスマス会が開かれた日、サンタスタイルで登場した園長先生とそれに群がるクラスメイトたちに対して、「サンタなんかいないんだから! 」と5歳の娘が叫んでしまったと話してくれたのは、30代のパパWさん。10歳の姉から「サンタはいない」と教えられてショックを受けた後だった彼女は、まだサンタを信じている子どもたちに対してある種の嫉妬を感じたらしいとは、Wさんの推測。『事実ですけどね、タイミングが悪かった。子どもたちは泣くし怒るし、園長先生は衣装を引っ張られてモミクチャだし、事態を収拾するのが本当に大変で……』と。さらには、『娘はずっと不機嫌だし、家に帰れば、ほかの保護者から連絡をもらったらしい妻に怒られるし、散々でした。でも、子どもの口に蓋はできませんよね?』とやはり苦笑いのWさんでした。●まとめとして親としては、「正直であることは正しい」と子どもに教えたいですね。だからこそ、正直な発言で周囲を凍りつかせたり、憤慨させたりしたとしても、それを叱る理由を見つけるのも、子どもを納得させるのもひと仕事というわけ。子どもの正直さから起こるこのトラブル、なんとか避けるいい方法を考え出したいものです。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2016年12月26日愛するわが子と一緒に過ごせる時間は、ママたちにとって幸せなもののはず。でも、時おりちょっぴり息苦しく、苦痛に感じてしまうことはありませんか?特に子どもが3歳を迎えるころ、限界を迎えるママたちが増えてくるようです。それを裏付けるかのように、3歳から入園できる“3年保育”の幼稚園は大人気。倍率が高く、定員オーバーで入園できないこともよくあるのだとか。2年保育の園まで待てない。少しでも早く子どもと離れ、自分の時間を持ちたい……悲鳴にも似たママたちの本音が垣間見えますね。「子どもと一緒にいすぎてツラい」。今回は、そんなママたちの思いをじっくり聞いてきました。●(1)いつでも子どもが第一。自分のことは全部後回しとても多かったのが、「子ども優先の毎日がツラい」という声でした。『出産してからというもの、何をするのも全部子どものペースです。朝起きてから夜寝るまで、自分の考えや意思は二の次。自分のことは全部後回しが当たり前。ちょっとでもグチをこぼせば、「親になったんだから頑張らなきゃダメよ」と言われてしまう。そんなこと分かってるし、自分でもそう思うから必死でやってるんです。うまくやれた日は達成感があり、子どものことも愛おしく思えます。でも、思うように行かなかった日は最悪。母親失格だと自分を責め、子どもを産んだのは間違いだったかも とすら感じてしまいます。ママ友たちはみんな、おおらかで幸せそう。子育てを心から楽しんでいる様子をSNSなどで見ると、どうして自分はこうなんだろうと絶望します』(30代女性/3歳男の子のママ)●(2)全力すぎる愛情表現が重いクール系のママからは、こんな話がありました。『子どもが私のことを好きなのはよく分かるのですが、その愛情が濃密過ぎてツラいです。100%の全力で「大好き」をぶつけてくるので、重すぎるというか、ちょっと疲れてしまう というか……。受け止めきれないときがあるんですよね。ちょっと前にも、家の中でずっとベタベタくっついてきたことがありました。「ママ大好き〜!うちのママが世界一かわいい!あったかくて気持ちいい〜!くっついて取れなくなっちゃった〜!」なんてことをいい続けていたので、正直ちょっと鬱陶しかったです』(30代女性/5歳女の子、3歳女の子のママ)大人どうしの世界では、そこまで全身全霊で愛情を表現されることはあまりないものですよね。強く求められるのは嬉しい半面、ちょっぴり困惑してしまうのかもしれません。●(3)子どもの失敗を許せず、責め立ててしまう『娘と1対1で顔を突き合わせ続けてきたせいか、彼女のちょっとした失敗や欠点を、どうしても見過ごすことができなくなってしまいました。飲み物をこぼしたり、おしゃべりが過ぎて着替えや歯磨きの手が止まっていたりすると、猛烈に腹が立ち、冷酷な言葉をぶつけて突き放してしまいます。娘がシュンとしたり、取り入ろうとしてきたりすると更にイライラして、底意地の悪い対応をしてしまうんです 。こんなの私もツラいし、娘にも悪影響ですよね。早く幼稚園に入れたい……』(40代女性/3歳女の子のママ)成長には失敗がつきものだと分かっていても、どうしても許すことができずキレてしまう。子育てをしていればよくあることですが、やはりツラいものですよね。●(4)これ以上どこに連れて行ったらいいの?「いいママでいなければ」と思うあまりに、子どもとの時間が苦痛になってしまうこともあるようです。『私自身は共働き家庭で、わりと放任されて育ちました。日中はテレビやビデオを見て過ごすことが多かったので、子どもなんてみんなそんなものだと思っていたんです。でも、自分が親になってみてビックリ。ママ友たちの中に、そういった意見の人がほとんどいなかったんです。テレビに頼らず、子どもに寄り添い、よく語りかけ、創造的な遊びを提供し続けるのが“いいママ”。子どもをDVD漬けにしたり、スマホを握らせておくのは“ダメなママ” 。だから私も、休日はあらゆるところへ子どもを連れていき、刺激を与えるように努力し続けました。育児サークル、リトミック、ベビーマッサージ、スイミング、公園、水族館、動物園、図書館の読み聞かせ会……。だけど、それが私にとって楽しいことなのかといわれれば決してそうではありません。子どもの機嫌が悪い日は、苦労してでかけてもすぐにグズり出してしまい、がっかりすることもあります。更にいえば、もうネタ切れです。これ以上、どこに行ったらいいのか分かりません。先日は寒空の下、駅のベンチに子どもと座って、発着する電車を延々ずっと見て過ごしました』(20代女性/3歳男の子、1歳男の子のママ)----------ママだってひとりの人間です。子どもと顔を突き合わせ、息が詰まる暮らしを続けていればストレスが溜まるのは当たり前。できれば一時預かりを使うなどして物理的に離れる時間をとるのがベストでしょう。それが難しいなら、できるだけこまめに心の電源をオフにしてみては。“自分ひとりの世界”をキープすることこそが、子育てを楽しく乗り切るコツなのかもしれませんよ。●文/パピマミ編集部●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
2016年12月26日結婚して子どもが生まれ、女性が一度家庭に入ってしまうと再び働きに出るハードルはぐっとあがります。専業主婦になることは憧れの的とされ、共働き世帯が当たり前になってきた現代では、子育てをしていても働きに出ることを考えなければなりません。とはいえ、子どもがいると急なトラブルでお迎えを求められることもあり、職場の条件はシビアに見なければならないでしょう。そこで、パピマミ読者の既婚女性のみなさまに「仕事選びで一番重視することは?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●既婚女性に質問! 仕事選びで一番重視することは?・1位:労働時間や日数……20%(25人)・2位:一緒に働く仲間の雰囲気……18%(23人)・3位:急な欠勤OK……17%(21人)・4位:勤務時間帯……14%(18人)・5位:家から職場までの距離……11%(14人)・6位:賃金額……9%(11人)・7位:福利厚生……5%(6人)・8位:やりがい……3%(4人)・9位:正社員登用制度の有無……2%(2人)・10位:将来役立つ資格・スキルが習得できるか……1%(1人)※有効回答者数:125人/集計期間:2016年12月19日〜2016年12月22日(パピマミ調べ)●第1位:労働時間や日数最も多くの票を獲得したのは『労働時間や日数』という回答で、20%(25人)でした。『幼稚園に子どもを迎えにいかないといけないから、終業時間が遅いところや残業が多いところは無理ですね』(30代女性/主婦)『平日全部仕事になってしまうと家のことをする余裕がない。週に3日ぐらいの勤務を認めてくれるところだと、家事とも両立しやすいですね』(30代女性/パート)時間が自由になる独身時代と違い、家族のために夕飯の準備をする必要などもある既婚女性。子どもがいれば、育児に時間をとられることも明白です。幼稚園などに子どもを預けている家庭では、毎日決まった時間に送り迎えする必要があり、それに仕事の時間を合わせなければならない ということもあるでしょう。また、夫婦共働きでお互いにフルタイムで働いていると家のことが何もできないということから、女性側がパートなどで日数をおさえるということもあるようです。●第2位:一緒に働く仲間の雰囲気2位にランクインしたのは『一緒に働く仲間の雰囲気』という回答で、18%(23人)でした。『新卒で何も知らないころだったら、どんな雰囲気でも「そういうものなんだ」と受け入れられると思うけど、今は雰囲気の悪い職場なんて無理。人間関係のストレスが一番つらいって知ってますからね』(40代女性/事務)『子どものことで急な休みをもらうこともあると思うけど、なかなか言い出しづらい雰囲気の職場もある。制度が整っていても、周りの協力がなければとてもじゃないけどやっていけない』(30代女性/販売)家庭との兼ね合いで仕事探しをする人も多いと思いますが、まずは職場の雰囲気が良くなければ働きたいとは思えないはず。特に女性は人間関係でストレスを感じることが多い ようで、気の合わない人と一日中一緒にいなければならないのは相当キツいようです。仕事である以上ガマンしなければならない場面もあるかと思いますが、一緒に働く人たちと殺伐とした雰囲気で働くのは避けたいものでしょう。ただし、実際に勤務してみるまで判断しづらい部分でもあり、見極めるのは難しい と言えそうです。●第3位:急な欠勤OK3位にランクインしたのは『急な欠勤OK』という回答で、17%(21人)でした。『子どもが体調を崩せばすぐに迎えにいく必要があるため、急な欠勤を許してもらえるところじゃないと難しいですね……』(20代女性/パート)『子どものトラブルで振り回されることが多いため、早退や当日の急な休みなどを認めてもらえるところじゃないと、働きに出るのは無理だと思います』(30代女性/主婦)急なトラブルにOKを出してくれるかというのは、子育てするママにとって最も大切なことと言えるのではないでしょうか。特に乳児だと、それほど熱が高くないと思っていても体調が急変することもあり、「朝はあんなに元気だったのに!」と慌てることもしばしば。当日に終わらせなければならない仕事を抱えていれば、それを他の人に頼まなければならなくなりますし、やはり気を使うところです。いざというときに休めるよう、周囲の人と協力し合える関係を築いておく ことも必要かもしれません。----------いかがでしたか?出産があることで、女性はキャリアを積むことが難しいという面もあります。一度家庭に入ったことで、ただでさえ仕事探しが難しくなる中、子育てとの両立を考えるとさらに選択肢は狭まるはず。とはいえ、結婚や出産によって幸せを感じられることも事実です。どちらも全力で取り組めるような社会になることが望ましいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】既婚女性に質問! 仕事選びで一番重視することは?()●文/パピマミ編集部●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2016年12月23日男の子は食べることが大好き!だから彼女の食事マナー、意外と気になっちゃうんです。あなたの食べ方は大丈夫?彼が気持ちよく、楽しく食べられるようにきちんとマナーを守れていますか?今回は男子がドン引きした彼女との食事エピソードを取材してきました。デートには必ずと言っていいほど、付き物のランチやディナー。ぜひ、みなさんチェックしてみて。■・食べ物を分解して食べる「サークルの奴らと回転寿司行ったんだけど、女子でシャリを残すヤツがいてドン引きした。普段、酒をピッチャーのまま一気飲みすると『お下品よ!』とか注意してくるくせに・・・。分解したらもはや寿司じゃないじゃん!皿の上が残飯の山!マジでありえない。」(21歳/学生)嫌いなものを少し避けて食べるというくらいなら許容範囲内と思いますが、これはやり過ぎな気が・・・。他にもイチゴ狩りで甘い部分だけ食べて捨ててしまうなんて人もいるようですね。お寿司はお刺身とお米セットでお寿司なんです。イチゴだって甘い部分だけでなく、酸っぱい部分も含めてイチゴです。一部分しか食べず、残飯山盛り状態で彼と食事を共にすると、彼の食欲を奪ってしまうのでは・・・?食べられるものは残さず食べるのが美しいマナーですよ。■・歯に食べ物が挟まる「学祭の打ち上げで気になる子とお好み焼きに行ったんだけど、彼女の歯に青のりが挟まってて・・・。好きだっただけにかなりの衝撃を受けて完全に冷めてしまった。いつも鏡持ち歩いてるんだから、そこらへんはちゃんとチェックしてよー!」(20歳/学生)ツケマの状態が気になる!チークのノリ具合が気になる!ならば、お口の中も鏡でしっかり気にしましょう。歯にものが挟まったまま口をあけるとかなりのインパクトがあります。可愛ければ可愛いほど、ネタにもできずにドン引きされてしまう可能性が・・・。特に青のりは挟まりやすいですから、気を付けて。■・食べながら大笑い「口の中にこれでもかってくらい食べ物入ってるのに大口あけてガハガハ笑う女って下品だよね・・・。元カノに冷めてしまったのはそれが理由。汚い&臭い感じがしてチュウしたくなくなっちゃったんだよね・・・。」(24歳/銀行)実際に臭いという訳ではありませんが、確かに口の中にかみ砕いた食べ物が見えると汚そうで臭そうな感じがしてしまいますよね・・・。楽しくなると食事中でも豪快に笑いたくなってしまいますが、上品に微笑むように心がけて!彼のチュウ願望を損なわないように注意しましょう。■・食べ物をごちゃまぜにする「元カノはなんでもぐちゃぐちゃに混ぜるんだよね。カップ麺にご飯入れてぐちゃぐちゃに混ぜて食べてるの見たときには残飯食ってるようにしか見えず、マジ引いた・・・。」(25歳/メーカー)あー。私もこのタイプ、苦手です。麺が入っているのに、ご飯を混ぜる意味がわかりませんよね・・・。他にも魚をぐちゃぐちゃにして食べる人!魚が無惨すぎてかわいそうな気にさえなってきてしまいます。お料理は見た目も大切。せっかくの美味しそうなビジュアルを大きく壊すことなく、キレイに食べたいものですね。■・箸の使い方がひどい「箸の持ち方があまりにもメチャメチャな子は嫌だな。俺も別に上手な訳じゃないんだけどさ、さすがにグーで持って、食べ物をぶっ刺してる子はキツイでしょ。『幼稚園生みたいで可愛いでしょ!』って言われたことあるけど、『いやいや・・・いい歳してドン引きですから!』って感じ。」(23歳/大学院生)たしかに幼稚園生なら可愛いですが、“歳相応”でいることが大切。そこをチャームポイントと思うのはかなり危険です。箸遣いは食事マナーの基本。おかしいと、見た目もそうですが、こぼしやすいというデメリットもあります。完璧にマスターする必要はないのかもしれませんが、せめて“刺す”でなく“掴む”ができるような持ち方をすることをおススメします。■最後に彼女とのデートでは食事を一番の楽しみにしているという男子は少なくないもの。美味しいものを大好きな人と一緒に楽しみたいんです。それを台無しにすると、ドン引きだけでは済まされず、完全に冷められてしまうことも・・・。どうか彼の至福の時間を取り上げることのないよう、ご注意を!(城山ちょこ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年12月23日感情のコントロールが苦手な息子。大変なのはキレると暴言を吐くだけでなく…出典 : 発達障害のある6歳の息子は、感情のコントロールが苦手です。息子はADHDの診断が出ていますが、衝動性のコントロールが小さい頃からできませんでした。成長と共に、気になる物に突然ダッシュすることはなくなりましたが、最後まで残っているのは「感情と言葉の衝動性」です。ちょっと他人から気に食わないことを言われると、「うるせぇこのバカヤロぉ!!」「黙れ、この○△★?▼◇★!!(←書くのもためらわれるような言葉多数)」と暴言が口をついて出ます。相手が子どもであれば、この暴言には黙っていません。当然言い返されます。すると、息子はパニックになって大泣きし始め、「○○くんがいじめた!!!」と言い始めるのです。発達障害の特性なのか何なのか、息子はとにかく被害者意識が強く自分はすぐにカッときて暴言を吐くにも関わらず、他人から言い返されると「いじめられた」とパニックになるのです。そんな息子の瞬間沸騰湯沸かし器に、私は毎度毎度ヒヤヒヤ、がっくり、胃がしくしくの6年間でした。どうにかして息子の辛さを軽減させてあげたい…息子と試してきたあれこれ出典 : 幼稚園の年長になり、多動性がだいぶおさまってきた息子でしたが、相変わらずカーッとなるとコントロールが利かなくなるところは変わりませんでした。そんなとき、息子は拳を握り締めて、私を叩こうとしてきます。我が息子ながら、そんなところが怖く感じられてしまい、彼が拳を握り締めるたびに私自身が半分パニック状態になっていました。カーッとなりやすい息子との6年間、私は悩みに悩んで様々なことを試してきました。「カーッときたら10秒数えてごらん」と伝えてみたことがありましたが、これはあまり効果がありませんでした。衝動性が高まってしまうと、数を数えることを忘れてしまうといいます。1番効果があったのは「その場をとにかく離れる」こと。そして「もし大人がいたら、大人に助けを求める」と言う指示でした。これで幼稚園のお友達との喧嘩は激減しました。しかし、その場を離れることができないシチュエーションのときに、パニックになってしまうことがわかりました。落ち着きたくても、その場をすぐに離れることができません。幼稚園のお教室で先生のお話しを聞いているときや、幼稚園バスに乗っているときなどが正にそうでした。そんなとき息子が考えたのは、逃げ場の無いときに使える感情コントロール法だった出典 : そんなある日のこと、幼稚園のお迎えでバスを待っていたときでした。息子は幼稚園のバスからぼんやりした顔で降りてきました。目線はどこか遠くを見ています。遠くを見ながら、ブツブツブツブツと呟いています。私が「どうしたの?疲れたの?」と聞いても答えません。何を言っているのか聞いてみると、「飛んでいる飛行機」「流れる雲」「駐車禁止のマーク」「スーパーマーケット」「赤いコートのおばさん」…などと、意味不明の言葉をズラズラと繰り返しているのです。さすがに私は焦ってしまい、「どうしたの。何を言ってるの」と聞いてみたところ、息子がこんなことを言ったのです。「幼稚園バスで友達に嫌なことを言われた」「頭がカーッときて止まらないときは、遠くの景色を見ながらそこにあるものを読み上げていくと落ち着くんだ…」これには驚きました。逃げ場のない場所でカーッとくるのが抑えられないとき、息子は自分なりに「アンガーマネジメント」の方法を一生懸命考えていたのです。これは我が息子ながらあっぱれで、大人の私がイライラしたときにやってみても、結構効果がありました。感情コントロール、「怒っちゃダメ」では解決できない出典 : カーッときて暴言を吐いて、周囲に白い目で見られる…。この状況で誰が辛いって暴言を吐いた本人も本当に辛いのです。発達障害の子どもは暴言を吐きたくて吐いているわけではないのです。衝動性をうまくコントロールする術がわからなくて、困っているのです。息子本人も苦しかったのでしょう。自分なりに一生懸命アンガーマネジメントの方法を考えていました。発達障害の子どもの感情コントロールは「怒っちゃダメ」では解決できません。私は散々息子に「すぐカッと怒るのは良くない」と言っていましたが、この方法は本人を追いつめるだけで、何の行動改善にも繋がりませんでした。こういう場合、「代わりの行動」を提案してあげると良いことがわかりました。「その場を離れる」というのもその1つです。息子が考えた「遠くに見えるものを読み上げる」というのも代わりの行動にあたります。湧き出てくる感情を抑え込むのではなく、湧き出てくる感情は感情で受け止めつつ、別の行動をするように促してあげると良いかもしれません。
2016年12月22日子どもが急にあげるキーキー声。子育てをしていれば、どんなママでも一度や二度は悩まされるものです。特にイヤイヤ期と呼ばれる2歳〜3歳くらいの子どもたちは、地べたに寝そべりながらギーギー言ってみたり、小猿のような声を出しながらグルグル走り回ったりと騒がしさもひとしお。周囲の視線にヒヤヒヤしながらお出かけしているママたちも、きっと多いハズです。子どもが外出中に奇声を発したら、いったいどのように対処すべきなのでしょうか。今回は、子どものプロである保育士さんなどの意見と、実際に子育てにあたっているママたちの声を聞いてみました。●共感し、よりそい、導くことが大事そもそも、なぜ2歳〜3歳の子どもたちは奇声を発しがちなのでしょうか。その理由を保育士さんに聞いてみました。『この年代は、子どもたちの自我が急速に発達してくる時期です。自分はこっちに行きたいんだ、こうしたいんだ、という意志を持ち始め、それをなんとか叶えたいと願うようになります。しかし、その思いをどう伝えたらいいのかまでは分かりません。“表現方法は分からないのだけれど、強い思いだけはある ” 。イヤイヤ期の子どもは、そんなときに奇声を発してしまうことが多いですね』(40代女性/保育士/公立保育園勤務)なるほど、そう考えるとあの声は子どもたちの“魂の叫び”ともいえるのでしょうか……。しかし、だからといって放っておくわけにはいきませんよね。園の先生たちは、そんな奇声にどう対処しているのでしょうか。『子どもが奇声をあげたときは、“やりたいことの伝え方”を教える絶好のチャンスと捉えます。まずは気持ちに寄り添い、子どもの願いを聞き出す ことです。そして、「そうか、こうしたかったんだね。そういうときは、こんなふうに伝えればいいんだよ」と導いてあげるようにしています』(30代女性/幼稚園教諭/公立こども園勤務)子どもを否定せず、じっくり話を聞いてあげるのが一番なのですね。とはいえ、模範解答やマニュアルどおりにはいかないのが子育てというもの。毎日子どもと奮闘しているママたちからは、「そんなふうにいちいち、子どもによりそっていられないよ」「正しい方法ばかり押し付けられると、こちらも参っちゃう……」という悲鳴が聞こえてきそうです。そんなママたち、実際にはどのように接しているのでしょうか。ちょっとのぞいてみましょう。●(1)ママの声1……抱きかかえてでもその場を離れる『子どもの気持ちによりそってあげたいのは山々ですが、お店や電車の中などで急に奇声をあげられると周囲の目が痛くてそれどころじゃないです。私は、奇声がマックスになる前に、ムリヤリ抱きかかえてでもその場を離れます。電車やバスなら途中下車しています 。より一層大声を出されることもありますが、その場にいつづけて周囲の冷たい目線を浴びるよりはずっとマシ。とにかく一度、人のいないところでクールダウンさせます。子どもの気持ちと向き合うのはそれからですね。抱きかかえて移動してるときは、修羅場の鬼ママに見えてるだろうなぁ』(30代女性/主婦/2歳半男の子のママ)●(2)ママの声2……ビシっと叱ってからホメる『オモチャが欲しい、遊びたいなど、自分の要望が叶わなくて奇声を発しているときは「ダメなものはダメ!」とキッパリ伝えます。頭ごなしに叱らないように、きちんと理由を述べるようになどと育児書には書いてありますが、「お母さんがダメといったら、それはダメなの」という問答無用なルールも必要なのでは と考えています。グダグダ説明しても子どもはヒートアップするばかりですしね。そして、自分で奇声を止めることができたら、「ちゃんと自分でコントロールできたね!」とたくさん褒めてあげてます。うちの子は“お姉さん”に憧れているので、「すごいね、4歳のお姉さんみたい!」というフレーズが効果的です』(30代女性/会社員/3歳女の子のママ)●(3)ママの声3……飴玉などで口封じしちゃう公共の乗り物などで奇声が始まってしまい、終わる様子が見られなかったときの対処法として、こんな方法を使っているママもいました。『最後の手段ですが、歯磨き後でも使える飴やキシリトール系のタブレットを口の中に入れちゃいます。モグモグしているあいだは声出しませんから。あんまりイイことじゃないのは分かってるけど、ギャーギャーキーキー言って周りに迷惑かけるよりはいい ですよね……』(20代女性/主婦/2歳男の子のママ)----------意味のよく分からないキーキー声に悩まされるのも、多くは4歳くらいまでのこと。幼稚園に入るころにもなれば、声を出していい場所・いけない場所が分かるようになってきます。また、自分の声の大きさを自分で聞いて、大きすぎる・小さすぎると調節できるようになるのも4歳くらいからです。それまでのあいだ、工夫をこらして何とかのりきっていきたいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/いちご姫(いちごショートくん)
2016年12月19日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が15日、5日ぶりにブログを更新した。麻央は「久しぶりの、、、」というタイトルで更新。「ブログが久しぶりになってしまいました。だいぶ弱ってしまい、すみません」と体調が悪かったことを明かし、「幼稚園のクリスマスパーティも参加できず、悲しく思っていましたが、子供の笑顔を写真で見るとそれだけで、うれしいです」と記した。そして、「写真を送ってくれる幼稚園のママたちや遊びに連れて行ってくれるママたちに感謝でいっぱいです」と麻央。「はじける笑顔の娘」「息子は、風邪をひいてしまって大好きな梅干しの白湯を飲んだりして安静に過ごしています」と長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんについてつづった。さらに、「昨夜は姉が一晩中私の背中をさすってくれました」と姉でフリーアナウンサーの小林麻耶が付き添っていてくれたことを明かし、「本当に優しい手。みんなみんなありがとう」と感謝の思いを伝えた。
2016年12月15日周囲でよく耳にしていた「家で暴れる発達障害児」。その実態とは出典 : 発達障害児を育てている親たちからよく聞く困りごとの1つに「子どもが家で暴れて困る」というものがあります。更に、その暴力暴言の標的は母親であることが多いです。私も何度か子どもの暴力で悩む母親と話をしたことがあります。そのお母さんの手には、引っかき傷やあざが沢山ありました。全部、発達障害の子どもからの暴力による傷だと言います。ところがその、「家で暴れる子ども」に外出先で会うと、(変な表現ですが)とてもそんな風には見えない「普通の子」であることが多いのです。お母さんや兄弟姉妹とも、外ではとても穏やかに接していることが多く、公共の場で見る態度はとても模範的です。「こんないい子がどうして…」という場合がほとんどです。だからこそ、悩む母親が多いようです。体中に傷をつけられている状態なのに、周囲からは「こんなにいい子なのに」「普通じゃない?」「信じられない」という言葉をかけられることが多いからです。一体なぜ、子どもたちは家の中と外とで態度がこんなに違うのでしょうか?息子にも現れ始めた、暴力・暴言。やはり周囲にはなかなか理解してもらえず…出典 : 歳になってから落ち着きが出てきた我が家の息子。発達障害と診断された頃は、家で癇癪を起こしては何時間も泣きわめき、それはそれは大変でした。しかし最近は癇癪のコントロールも上手になり、感情を爆発させることが少なくなってきました。何よりも社会性が伸び、幼稚園でもしっかりと人間関係を構築し始めました。しかし、息子のこの「社会性の伸び」と相反するように、私に対する暴力・暴言が始まったのです。毎日毎日、「このバカヤロー!」「うっせぇ」「くそボケ!」と、びっくりするような言葉が息子の口から飛び出します。少しでも気に食わないことがあると、拳を振り上げ私にかかってきます。6歳であっても、このような暴力・暴言は身に応えます。出典 : ところが息子は、園や習い事など公共の場では、実に手のかからない「模範的な子」なのです。このため私の悩みは、どこにも理解してもらえませんでした。以前幼稚園の遠足で、息子が私のことを拳で叩きまくっているところを、たまたま先生が見かけたことがあります。先生はびっくりして、「○○くん、お母さん痛いでしょう。どうしたの!?」と止めに入りました。「いつもこんな感じです…」と私が言うと、先生は「信じられない…普段は本当にみんなに優しいんですよ…」と目を丸くしていたのを覚えています。どうして母親にだけ暴言・暴力が現れるのだろう出典 : 発達障害児の母親に対する暴力・暴言はなぜ現れるのでしょうか。外で頑張っているから家で爆発している、という意見もよく聞きます。だから母親は受け止めてあげるべきだとも言われます。けれども、徐々に身体が大きくなっていく子どもの暴力・暴言を全て受け止めきれるほど、母親は強いものではありません。限界があります。発達障害児は人間に対してもこだわりを持つことがあります。息子は小さい頃、物にこだわりがありましたが、それが思い通りに動かなかったり壊れたりすると、よく癇癪を起こしていました。そのこだわりが、人間にも向き始めているのでは…?つまり、母親に対する暴力・暴言は「母親こだわり」なのかもしれません。そして、思い通りに動かない母親に対して、癇癪を起こしている気がします。それが、暴力・暴言という形で出ているのだと私は思っています。けれども、母親は発達障害児の「お気に入りの物」ではありません。暴力・暴言を受け続ければ、母親といえども壊れます。極端な態度を少しでも緩和させるには出典 : 息子の様子を日々見ていて感じるのは、「発達障害児の暴力・暴言を、声かけ1つで変えていくのはとても難しい」ということです。このため、母親への内向きのこだわりをなくそうと努力するのではなく、外向きのベクトルを増やしていく必要があると思います。家庭の外でも、自分の気持ちが言えたり、自分を受け入れてくれる場所をたくさん持っておくこと。そうすることで、母親を思い通りにしたいというこだわり行動は、少しずつ薄れていくのではないかと私は信じています。外で常に模範的な態度をとることは、決して理想的ではないと思うのです。それがストレスとなり、内向きのこだわりをますます強めてしまっている可能性があります。外では模範的、内では暴力・暴言という極端な態度が、その子の基本行動になってしまわぬよう、外でも自分を崩すことのできる相手を増やしていくことが必要かもしれない、そう思うのです。
2016年12月15日ママ友が数人集まれば、誰からともなく必ず出るのは「今日のごはん、何にしよう……」という呟きですよね。ママたちはいつだって、家族の食事のことを気にかけています。少しでも簡単でおいしくて、お財布にやさしいレシピを求めていたら、とあるベテランママさんがとっておきの食材を教えてくれました。それは市販の、“冷凍パイシート”。冷凍庫に忍ばせておけば、とっても役に立つというのです。さっそく料理好きのママたちにリサーチしたところ、出るわ出るわ、冷凍パイシートの活用法!今回はその中でも、特に簡単&時短なレシピを3つ厳選してご紹介しましょう。●(1)くるくる簡単♪ ソーセージーロール【材料】・冷凍パイシート・小さめのソーセージ1.冷凍パイシートを常温に戻し、三角形にカットする2.カットしたパイシートの上にソーセージを乗せ、三角形の底辺のほうからクルクル巻いていく3.巻き終わりを下にして天板にならべ、200℃に熱したオーブンで15分焼く『パイシートを麺棒で伸ばしたり、上に卵黄をぬったりと凝ることもできます。でも面倒くさいのでどんどん省略していったら、最終的にこのスタイルに落ち着きました。これだけで十分おいしいですよ!』(30代女性/主婦/中学生男の子、小学生女の子のママ)『うちの娘はソーセージではなくチョコレートを巻きこみ、チョコクロワッサンを作っていました 。工夫しだいでいろいろ楽しめそうなレシピです』(40代女性/会社員/高校生女の子のママ)●(2)おもてなしにも! ドライカレーのパイ包み焼き【材料】・冷凍パイシート・冷凍ドライカレー・レトルトカレー(パウチタイプ)・バター・卵黄(あれば)1.耐熱容器にバターを塗り、冷凍ドライカレーを凍ったまま入れる2.その上に、パウチタイプのレトルトカレーを常温のままかける3.さらにその上に常温に戻したパイシートを乗せる。パイシートに卵黄を塗ると照りが出てキレイに仕上がる4,200度に熱したオーブンで15分〜20分程焼く『父から教わった、レトルト食品だけでできる簡単レシピです。中はとろとろのカレー、上にはサクサクのパイ 。子どもの好きな組み合わせなので、喜んで食べてくれますよ。見た目にもオシャレなので、おもてなし料理にだってなります。余裕があるなら、ドライカレーは解凍してから調理するといいですね。中にお好みでレーズンを入れると、味にアクセントをつけることもできますよ』(30代女性/主婦/幼稚園女の子のママ)●(3)究極のメニュー!? パイシートの“そのまんま焼き”【材料】・冷凍パイシート・砂糖『作り方も何もありません(笑)。適当に切って、上にお砂糖をまぶしてオーブンで焼くだけ 。巻いたりもしませんよ。平らなままでいいんです。こんがり焼けると、それだけでオヤツになります。ラスクともクラッカーとも違う、独特の食感がやみつきになります』(30代女性/調理師/小学生男の子、3歳女の子のママ)『食パンの耳揚げは、油を使うので面倒。でもこのレシピなら、冷凍パイシートを焼くだけなのでとっても簡単です。洗い物も出ないし、安上がり。子どもが多いわが家の定番ですね』(40代女性/主婦/中学生男の子、小学生女の子、幼稚園男の子のママ)----------簡単でおいしい上に、ちょっぴり贅沢な気分も味わえるパイシートのレシピ。冷凍食品は定期的に半額セールなどをやっていることが多いので、買うならその時が狙い目です。スーパーに行ったら、売り場を一度チェックしてみてはいかがでしょうか?●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2016年12月13日こんにちは。3児の母をしているママライターのあしださきです。2016年も残すところ1か月を切りましたね。子どもたちの喜ぶクリスマスはもうすぐそこです。この時期、幼稚園に通っているお子さんをお持ちのママたちは、 「クリスマスパーティーどうしよう?」という話題で頭を悩ませていませんか。現在7歳になったわが家の長男が幼稚園のころは、毎年クラスでクリスマスパーティーを開くのがお決まりのようになっていました。それは、子どもたちにとっては最高にワクワクするイベントだったでしょう。しかし、ママたちは準備が大変!午前保育の日に合わせて自治会館やイベントスペースを借り、デリバリーの昼食やケーキを用意し、プレゼント交換用に100均でたくさんお買い物も……。そして一番苦労したのが、“レクリエーション” でした。4歳児、5歳児、6歳児と大きくなるにつれて、どうやったら楽しんでもらえるかがわからず苦労の連続でした。そこで今回は、私の周囲の幼稚園ママたちに対して実施したアンケートをもとに、「クリスマスパーティーのレクでこれが一番盛り上がった」というものをランキング形式でご紹介したいと思います。ぜひこれを読んで、今年のパーティーをより楽しいものにしていただければと思います。●第3位:宝探しゲーム……約24%シンプルだけどとても喜んでもらえたのが、この“宝探しゲーム”でした。部屋のあちこち にキャンデーや個包装のお菓子を隠しておき、ゲームスタート。子どもは部屋じゅうを探していきますが、ただ物陰に隠しただけでは面白くないので、部屋にいるママたちの中にもその宝を持っていてもらいます。子どもはママたちに「宝を持っていますか?」とたずねます。見事に当たると「わー!」と歓声が湧き上がり、「○○ちゃんママが持っているよ!」と大盛りあがりに。『宝探しはお友達とのクリスマスパーティーで子どもが1番楽しかったと言っていたゲームです。難しければその分見つけたときの喜びも大きく、その後おやつを食べることができるので、さらにうれしかったようです。普段甘いおやつはあまりたくさん食べられないけれど、「パーティーは特別ね」と言われているお子さんもいますし。とても盛り上がっていましたよ!』(30代/5歳の女の子のママ)●第2位:紙芝居……約30%クリスマス関連の紙芝居はどの学年でも本当に喜ばれました。しかも調達方法もいたってシンプルなのでおすすめです。近所の図書館に行けば“季節の紙芝居コーナー”があるので、クリスマスのお話を簡単に見つけることができます。一応、時間が余ったときの予備に、誰もが知っているようなお話もひとつ借りておけば完璧。年長さんになるともう字が読めるお子さんも多く、「自分たちで読んでみたい」と言うので、役柄ごとに配役を決め発表してもらったこと もあります。子ども同士が協力してひとつのお話を読み終えると、非常に楽しい経験になります。『紙芝居を始めると、それまで興奮して暴れていてもみんな途端に“集中モード”になってくれます。ママたちが何人かで役になりきって演じると、とてもうれしそうに聞いてくれますし、静かに聞き入っているあいだに残りのママたちは会場の後片付け作業をしてしまいます。このように分担すると、最後の最後で喧嘩をしたり、興奮しすぎて物を壊してしまったりすることもなく、平和に終わることができますね』(30代/年長の男の子のママ)●第1位:○×クイズ……約42%いつの時代もお馴染みの“○×クイズ”はとても盛り上がります!クリスマスパーティーなので、出題もクリスマス関連のものはウケます。たとえば「サンタクロースのそりを引いている動物はカバである。○か×か?」のような簡単なものや、ちょっと正解がわかりにくいものなどをミックスして出題していくと面白いかもしれません。正解の発表ごとに折り紙で作った景品 などがあるとさらに盛り上がります。クイズの中に、幼稚園の先生ネタやクラスメイトのママ、パパのネタを入れるというのも楽しいですね。『年長さんのときにクリスマスパーティーでやった“○×クイズ”が相当楽しかったようで、わが子はしばらく家でも“○×クイズ”を考えていました。パーティーでは「幼稚園の遊具の階段の数」とか、考えてもわからないようなものを「どっちだろうね」と友達同士で相談しながら選び、正解発表では大歓声が上がっていました。見ていた親としてもとても楽しかったです』(40代/小学生の男の子のママ)----------いかがでしたか?これからパーティーを開くご予定の幼稚園ママさん、ぜひ参考にしてみてくださいね。企画、準備、当日の手配と、毎日ただでさえ忙しい中でアイデアを出し合っていると、「何か面倒かも」とネガティブになってしまうときもありますよね。そんなときは、この中からひとつでもピックアップして試しにやってみてください。実績のあるものを、自信を持ってご紹介いたしました。それでは、楽しいパーティーを!●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2016年12月12日誕生日当日、みんなに祝福を受ける長男Upload By モンズースー言葉を覚えるのが遅く、コミュニケーションが得意ではない長男ですが、少しづつ自分の気持ちを周囲の人に伝えられるようになってきました。待ちに待った誕生日が嬉しすぎる長男は、周囲にそのことを数日前まで話して歩き回っていました。そして誕生日の朝、幼稚園へ登園すると…長男を知っている幼稚園中の人から、次々にお祝いの言葉をかけられたのです。最初の2人までは照れながらも嬉しそうだったのですが、3人目からキャパオーバー。段々口数が減り、ついには自分の世界に引きこもってしまいました。長男にはたくさんのお祝いが想定外だったのかもしれませんし、思ったより恥ずかしかったのかもしれません。構ってもらえるのは嫌いじゃない、自分から話すのも好き、でも向こうからぐいぐい来られるのは苦手…という、何ともややこしい長男なのです。実はこうした理由で、子どもに受けのいいオーバーリアクションの面白い人や、激しい遊びをしてくれる楽しい人、積極的に関わってくれる人は苦手なのです。でもよく周囲の子を見ていると、自分から行くのは好きだけどぐいぐい来られるのは苦手…という子はけっこう多いようです。それでも、慣れてきたり、落ち着いた環境なら同じ対応でも楽しく過ごせることも多いようですし、成長すると少しづつ変わっていくようにも思います。コミュニケーションが得意ではない子との接し方は、近付きすぎず、最初はゆっくり接する方が、打ち解けやすいのかもしれません。
2016年12月09日発達障害の息子にとって、とにかく大変だった幼稚園1年目出典 : 我が家には発達障害と診断を受けた6歳の男の子がいます。今でこそ多動がだいぶ落ち着き、いろいろなことが一緒に楽しめるようになりましたが、3~4歳の頃の大変さは、今となっては思い出すのも辛いレベルでした。幼稚園年少の頃、参加する全ての行事が初めてで、そのたびに荒れる息子を、私は励まし続けました。お友達にも全く興味を示さず、1年間の間に1人の名前も覚えませんでした。遠足に出かければパニックになって座り込み、結局全行程おんぶして回ったこともありました。私にとっても辛いことがたくさんありましたが、「初めてが苦手」「集団生活が苦手」な息子にとっては、幼稚園年少の1年間は一杯いっぱいだったのでしょう。息子は初めての幼稚園生活を1年間よく頑張りました。そして、ストレスが爆発した3月。息子はまるで別人のように荒れ始め…出典 : ところが、息子の気力が崩れ落ちる日は、ある日突然やってきました。3月。全ての行事が終了し、「4月から上の学年になりますよ」と繰り返し告げられる時期です。いろいろなことが大きな変化の渦に巻き込まれていくこの季節、不安定になる発達障害児が多いのではないでしょうか。学年の切り替わりという見通しの立たないイベントに、息子の不安はマックスになり、さらに慣れない環境で頑張り続けた疲れが一気に爆発することになりました。息子は幼稚園から帰宅すると突然、家のクローゼットに頭を打ち付け始めたのです。頑丈なクローゼットは陥没し、それまで落ち着いていた奇声等の自己刺激行動も復活し、とにかくあっという間に息子は別人のような振る舞いを見せたのです。「一体何が起きたのだろう…」と思いながらも、何の手立ても思い浮かばず、私は夜も眠れないほど憔悴する日々が続きました。タイミングよく訪れた発達外来での診察。医師に勧められたのは投薬だった出典 : その時期、ちょうど発達外来の診察がありました。息子が調子を崩していることは、かかりつけの先生にも一目瞭然だったようです。診察室で息子は、部屋中のものをひっくり返して脱走し、隣の診察室に飛び込みました。その後、看護師さんにつかまえられて戻ってきましたが、興奮は冷めやらず診察室で大声でわめき続けます。「先生、3月になって急にこんな感じなんです。どうしたら良いでしょうか」と先生に助けを請うと、先生は静かに言いました。「このままじゃお母さん、倒れちゃうね。そしてね、1番辛いのは本人なんですよ。お母さん、ちょっとお薬使ってみますか?このままじゃ2人とも辛いですよ」この言葉を聞き、私はショックで倒れそうになりました。わずか4歳の息子に薬を飲ませて良いのだろうか、私は大変なことをしているのではないか…そんな気持ちでいっぱいだったからです。このとき先生から処方された薬は、精神安定剤の一種でした。しかし、投薬に対する周囲の意見は厳しく…反対派の意見が刃のように刺さる出典 : その当時、私が付き合っていた発達障害児のママ友さんたちは「お薬反対派」の方がほとんどでした。薬の服用を勧める医師をまるで敵のようにみなしている方が多く、とてもじゃないけれど、息子に薬を服用させるか迷っていることなど打ち明けられませんでした。投薬に対する意見の中でも、私が1番辛かったのは「本人の意思ならいいと思うけど」という言葉でした。4歳の息子には、「本人の意思」なんて確認できないのです。「薬を飲みたいか」と聞いたら、4歳では「美味しいなら」ぐらいの回答しかできません。本人の意思ならば薬を飲ませても悪くない、じゃあ本人の意思が確認できない年齢のときは、どうしたらいいのでしょうか…。このまま、暴れ狂う息子と一緒に暮らしていくしかないの?私は誰にも相談できず、悶々としていました。溢れる子育て情報。正解がないからこそ、周囲に振り回されない意思を持ちたい出典 : 投薬について悩んでいると、ママ友だけではなく、親や教師などからあれこれと反対されることが、よくあります。ネット上にも、薬の副作用などについて、ネガティブな情報が溢れています。そんな中、決断をしなければならないのは、本当に辛いことだと思います。けれども、発達障害児を育てていたら薬だけではなく、様々な場面で外野の声に左右されます。そんなとき、いちいちその言葉に傷ついて自分を責めていたところで、何も事態は改善しません。私は投薬を迷っていたときに決めました。外野のアドバイスは、「ほどほどに」聞いておけば良い、と。そうでなければ、心が壊れてしまうと思ったのです。迷った時は、とことん納得するまで確認して出典 : そして私は、●あり得る副作用●副作用がひどいときにすぐに薬が中止できるかどうか●半永久的に飲むのではなく状態が改善したら服薬をやめることができるのか…等を、繰り返し医師に確認しました。その結果、自分で納得できる答えを得ることができました。結論から言えば、息子は服薬を1年程度したことで落ち着いたため、現在は薬の服用をしていません。けれども今後就学してから、また状態が変わる可能性もあります。また薬が必要だと医師に提案されれば、そのときまた考えようと思います。そうやって、親も周囲の声と折り合いをつけながら、育児をするしかないのだと思います。
2016年12月08日こんにちは。保育士ライターのyossyです。近年は共働き世帯が増加傾向にあります。でも、住んでいる地域によっては待機児童数が多く、なかなか保育園に預けられないケースもありますよね。しかし、保育園に預けられなくても働いているママは大勢います。保育園や両親・親族以外の預け先 と、それぞれのメリット・デメリット について、ご紹介しましょう。●(1)ベビーシッターまずは、ベビーシッターです。ベビーシッターにお願いする場合、基本的に自宅に保育者を呼んで面倒をみてもらうことになります。子どもが病気のときにも融通がききやすい点や、1対1で面倒をみてもらえる点がメリットでしょう。なお、「ナニー 」と呼ばれる人たちにお願いする場合、教育的な要素を含んだ保育 をしてもらえる場合もあります。ただし、自宅に他人を入れることに抵抗がある人や、逆に1対1での保育に不安がある人もいるでしょう。また、費用は高額になります。職場が内閣府管轄のベビーシッター派遣事業を利用している場合は、割引が受けられることもあります。一度確認してみましょう。●(2)ファミリーサポート地域で育児・介護などに関する「援助を受けたい人」「援助をしたい人」が会員になり、お互いに助け合うのが、「ファミリーサポート」という制度。流れとしては、次の通りです。まずはファミリーサポートセンターに利用登録。研修を受けたら、紹介された援助会員と事前に打ち合わせをします。援助を受けたい日時が決まったら依頼をして、援助終了後に報酬を支払うのです。報酬額は地域によっても違いますが、例えば新宿区の場合、午前7時から午後7時まで(年末年始を除く)の時間帯で、1時間800円です。病児保育も行っている ことと、ベビーシッターよりは費用が安い傾向にあること。また、関係性が築ければとても利用しやすくなるので、その点がメリットといえるでしょう。ただし、援助会員に特別な資格は必要ありません。基本的には「近所の方にお願いする」というイメージ です。その点はしっかり理解しておく必要がありますね。事前打ち合わせでしっかりと対話しておきたいものです。●(3)幼稚園+預かり保育幼稚園であっても、最近は早朝、夕方・夜間の預かり保育 が充実しているところが増えています。働くママに協力的な園の場合、フルタイムで働くことも可能です。「子どもを幼稚園に入れたいけれど、働きたい」と思っているママにとっては、メリットになるでしょう。ただし、ケースバイケースですが、園のお手伝いや行事が平日に行われるケースもあります。また、預かり保育の料金は園ごとに違いますので、よく確認しておきましょう。●(4)保育園の一時預かり待機児童数が多く、とてもじゃないけれど保育園に入れない……という場合でも、一時預かりなら利用できる場合があります。一時預かりの場合、自治体の窓口は通さずに、保育園に直接申請することになるのです。預かりの時間帯や給食の有無など、通常保育よりも制限されるケースが多いことや、収入に関係なく一律で保育料が決められていることなどがデメリット。異年齢混合での保育 になるケースが多いので、その点も通常保育とは異なります。でも、パートタイムや在宅仕事などであれば、十分継続的に働くことが可能でしょう。●(5)認定こども園幼稚園と保育園の特色をあわせ持つ のが認定こども園。保育を必要とする家庭も、幼稚園として通いたい家庭も両方利用可能です。途中で就労状況が変わっても、保育所のように退園しなければいけない、ということがありません。ただし、認定こども園といっても特色はさまざま。個々の園の様子をリサーチしておく必要があるでしょう。幼稚園同様、専業主婦世帯にあわせて行事やお手伝いが設定されるケースもあるようなので、確認が必要です。●(6)二重保育二重保育というのは、複数の保育サービスを利用する手段のことです。ひとつの保育サービスでは就業時間との兼ね合いが難しいような場合は、そういう選択肢もあります。例えば、幼稚園のお迎えとその後の保育をベビーシッターやファミリーサポートの援助会員などにお願いする。また、幼稚園降園後に保育園に移動する、というパターンもあり得ます。子どもにさまざまな出会いや保育環境を提供できることがメリット。親として手続き・管理が複雑になる点や、合計料金が高くなりやすい ことなどがデメリットでしょう。----------「保育園に預けられないから働けない」と思うかもしれません。でも、実際にはさまざまな保育サービスを利用しながら働いている人も多いものです。まずは保育園以外の情報も含めて、周辺のリサーチをすることから始めてみませんか?【参考リンク】・「ベビーシッター派遣事業」の平成28年度の取扱いについて | 内閣府()・ファミリーサポートセンター | 女性労働協会()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年12月07日気付けばあなたも園にとって“お困りママ”かも? 園でのママの困った行動は、子どもに切ない思いや無理をさせることになります。あなたの子どものために、先生たちの声に耳を澄ませてみませんか? 全国の幼稚園へのアンケート結果と、現役先生3人が集まって語り合った声をお届けします。私たちが普段の“ちょっと困った”を本音で語り合いました!※氏名はすべて仮名ですどんなママに困っていますか?お困りランキング 1位:園からのおたよりを読まない■西川先生ママにとっては「ついうっかり」でも切ない思いをするのは子どもです「遠足なので体操服で登園してください」「この日はお迎えが1時間早まります」など、大事なことは前もっておたよりで知らせています。ママが読んでいなかったために、「僕だけ服が違う、どうしよう」とソワソワしたり、お迎えが来るまでポツンと待たなければならなかったり、子どもが切ない思いをすることがあります。■北村先生園バッグの中におたよりを入れっぱなしにしないで~!おたよりを何日も園バッグに入れたままというママも。うちは全員徒歩通園なので、よっぽど大事なことは「明日◯◯があります」と、お迎えのときにあらためて伝えるようにしていますが、バッグの中身は毎日確認してくださいね。■南山先生LINEは伝言ゲームになって全く違う情報が伝わることがあります行事で使う衣装の飾り付けを、「折り紙などご家庭にあるもので」と、おたよりに書いてお願いしたのですが、いつの間にかママたちのLINEでは全く違った情報が出回っていて、慌ててストップをかけたことがありました。LINEはあくまで連絡ツールにとどめ、正しい情報の確認はおたよりで。お困りランキング 2位:熱があるのに登園させる■西川先生病気を明かさず登園させて「やっぱりダメでしたかー」はNG!登園時に何の報告もなかったのに、急に熱が上がったので連絡すると、「実は◯◯だって診断されてたんです。やっぱりダメでしたかー」と言われることも。容体が急変することもあるので、発熱時はお休みさせてください。■南山先生無理な登園は治りも遅くなるしほかの子にうつして迷惑を掛けますお友達に病気をうつしてしまわないためにも、熱が完全に下がってから来てください。「うちの子は平熱が高いから」という言い訳はナシですよ(笑)。■北村先生具合が悪いときこそママのそばでゆっくり休ませて遠足やお泊まり保育に、熱がある状態で無理に参加させるママがいますが、結局本調子ではないのでみんなと同じ行動はできません。反対にかわいそうです。お困りランキング 3位:登園時間に遅れる■北村先生すでに遊びができあがっている中になかなか入っていけない子もいます園に着いたころにはみんなの遊びができあがっていて、「入れて」と言いにくくなってしまうことが、遅刻の一番の問題だと思います。消極的な子ほど、遊びの始まりから加われるよう、時間内の登園を心掛けてください。■南山先生今、生活リズムを整えておくと小学校に上がってからも安心です朝の会は全員そろってから始めるので「たまには遅く行っても問題ないはず」と思うのかもしれませんが、早寝早起き、登園の決まったリズムで生活することが大切。■西川先生ぐずっていても思い切って登園させると気持ちが吹っ切れる場合もあります特に4月や長期の休み明けは、ぐずりでの遅刻が増えますが、ママと離れることで気持ちの整理がつくので、思い切って登園して、あとは園に任せてください。お困りランキング 4位:子どもの持ち物に名前を書かない■南山先生名前が書かれていないと子どもも自分の物が分からなくなります市販品はお友達とかぶる場合があります。また、気合いを入れた手作りグッズには名前を書きたがらないママもいますが、デザイン性より分かりやすさが第一です。■北村先生途中で買い足す&買い替える物にも抜かりなく記名を!途中で買い替えた靴などへの記名は漏れがち。またタオルなどよく洗濯する物は字が薄くなっていないかのチェックも。卒園児や兄姉のお下がりの場合は書き直してほしいですね。お困りランキング 5位:保護者会・保護者参観で私語が多い■南山先生自分の関心が低い話のときおしゃべりする傾向があるように感じます保護者会の説明の際、上履き袋についての説明はよく聞くけれど、直近の話題でない感染症の話になった途端おしゃべり、というママ、大事な話もあるので聞いてほしいです。■西川先生ママたちの撮影会になってしまうと参観本来の目的が果たせません最近多いのは、参観中にスマホで撮影を始めて、子どもたちが「写真だ!」と盛り上がってしまうケース。普段の園生活を見るのが参観の目的です。撮影会と間違えないでくださいね。お困りランキング 6・7位:わが子の言い分だけを信じる、わが子中心のクレームを言う■北村先生子どものけんかに0対100はありません。お互いさまの気持ちを持って子どもだって、ママに共感してもらいたくて都合の良いように話すときもあります。どちらか一方が100%悪いということはないですから、お互いさまの気持ちでいてほしいですね。■西川先生特に若い先生にはクレームではなく相談というかたちを取ってほしいです経験の浅い先生ほど、いきなりクレームがくると萎縮(いしゅく)してしまうもの。「子どもはこう言っていますが、どうでしょう?」と相談してもらえるととても助かります。お困りランキング 8位:先生に対して友達のように接する■南山先生「先生と保護者」の関係性がブレないよう気を付けていますお友達同士のノリになると関係性がブレてしまうので、教師としての姿勢は崩さないように気を付けています。親しくなりたいと思ってくれる気持ちはうれしいんですけどね。■北村先生仲良しが行き過ぎないよう若い先生にも伝えています友達扱いしたがるのは「仲間=自分の味方」と思うからでしょうか。平成生まれの若い先生も増えてきたので「親しくなるのと、友達になるのとは違う」と伝えています。お困りランキング 9位:子どものしつけを園任せにする■西川先生園で身に付けたことを持続させるには家庭でのフォローが欠かせません園には「オムツ外しをお願いします」と言うのに、家ではお漏らしの片付けが大変だから紙パンツをはかせているというママがいます。家庭でのフォローこそ重要なのですが…。■北村先生「先生はプロ」の意味をはき違えないで「プロなんだからオムツも外してくれる、嫌いな物も食べさせてくれる」と思うママが増えていますが、園にいる時間は1日のうちたったの4時間。過剰な期待は正直困ります。3人の先生から:保護者と園が信頼し合うことが何より子どもたちのお手本となります■北村先生子どもは入園して初めて、大きな集団生活を経験します。その中で学ぶのは「折り合う」こと。これは、子どもに限ったことではありません。園と保護者が、信頼を築くこと・ルールを守ることのお手本になりましょう。■南山先生子どもたちの成長は、私たちにとっても喜びです。初めての園生活を緊張から安心に変えられるよう、家庭と園のコミュニケーションを大切にしていきましょう。あっという間の園生活、親子一緒に楽しんでください!■西川先生幼稚園は子どもたちにとって初めての社会であり、家庭ではできない経験を積める貴重な場です。そんな園生活が成り立つのは、保護者の方の協力あってこそ。ルールを守って、共に楽しい園生活を過ごしてほしいです。監修/西東桂子(あんふぁんサポーター)illustrationKAWAZOE Mutsumi
2016年12月01日タレントのIMALUが、きょう30日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に登場。初恋&初チューの相手だった幼稚園時代の同級生の現在が明らかになる。有名人の同級生の今を取材する同番組。明石家さんま&大竹しのぶの娘であるIMALUは、世田谷区立の幼稚園、小学校を卒業、私立中学校へ進学し、カナダのオークベイハイスクールに進学したが、今回は幼稚園・小・中・高校の卒業アルバムを見ながら、18人の名前を挙げる。そんな中から、両思いだった初恋相手とは、みんなの前で堂々とチューを繰り返していたと告白。おしくらまんじゅうをしていたときも、卒園式でもチューをしていたという。しかし、その卒園式以来会っておらず、どこの学校に進学したかさえ知らないというIMALU。番組が取材すると、27歳の大人に成長していた彼は、IMALUも驚くの立派な職業についていた。しかし、驚愕の事実が彼の口から判明し、IMALUは思わず肩を落とすほどの衝撃を受けてしまう。
2016年11月30日