東映70周年記念を冠し、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結して製作された映画『レジェンド&バタフライ』が2023年1月27日(金)に公開となる。この度、豊臣秀吉役・音尾琢真、徳川家康役・斎藤工の出演、木村拓哉演じる織田信長の新規カットが解禁となった。木村拓哉が主役の織田信長を、綾瀬はるかが濃姫を演じ、脚本・古沢良太、監督・大友啓史という日本の映画界を牽引するスタッフが名を連ねる本作。企画発表と同時に大きな話題を呼んだ。政略結婚という最悪の出会いから始まったふたりは、いかにして真の夫婦となり、ともに天下統一へと向かっていったのか?魔王と呼ばれながらも時に悩み苦しむ信長を<ひとりの人間>として描き、その側で支え続けた濃姫との知られざる物語を描いた感動超大作の誕生に期待と注目が集まっている。ふたりの生涯を今まで描かれることのなかった新たな目線で体現しようと脚本を手掛けたのは、『コンフィデンスマンJP』シリーズなどで知られ、2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の脚本も務める古沢良太。監督には『るろうに剣心』シリーズで世界を驚愕させ、アクションエンタテインメントの金字塔を打ち立てた大友啓史が立ち、他の日本映画とは一線を画すハリウッド級の映像スケールで、既存の作品を超越する圧倒的なエンタテインメントの世界を生み出す。信長・秀吉・家康といえば活躍した年代も近く、歴史的な功績の数々で知られる戦国の「三英傑」だ。「大うつけ」と揶揄されながらも、「魔王」と呼ばれるほどまで天下布武の道をひたすらに突き進んだ織田信長、農民から織田家の家臣に重用され一時代を築いた豊臣秀吉、幼少期を他家の人質となり過ごしながらも持ち前の知才で後に江戸幕府を開く将軍にまで登り詰めた徳川家康。今回の解禁によって遂に本作の三英傑が並ぶことになる。木下藤吉郎=のちの豊臣秀吉を演じたのは音尾琢真。信長と対照的に「陽の活力に満ちた、エネルギッシュな成り上がり者」だ。本作が求める、そんな秀吉像にぴったりであると白羽の矢が立った音尾だが、歴史的に有名でこれまで名だたる俳優たちが演じてきた「秀吉」を自身が務めることに最初はプレッシャーを感じていたという。「現場では特にメイクに力を入れてくださり、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました」と、大友組の現場でのメイクへのこだわりの一端も明かした。秀吉の鼻には特徴的なイボイボが施され、眉毛など細部にわたる作りこみによって音尾“秀吉”の独特の魅力が感じられる。また徳川家康を演じたのは斎藤工。のちに豊臣秀吉から天下を奪う戦国武将でもあり「どっしりとした、懐の深い“柔”の存在感で信長と渡り合える俳優」としてキャスティングされた。彼は「正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、愉しく“家康”様に臨むことが出来ました」と撮影を振り返っている。本人の面影がほとんど見えない驚きのビジュアルは“目”以外の顔部分すべてに特殊メイクが施され、史実には肥満体形だったとあることから体形にまでも手が加えられた仕上がり。撮影が進み現場が更なる熱を帯びるにしたがって、「家康」という人物の捉え方も撮影前とは別のものに変化していったそう。「奇策の様な私の家康を、木村“信長”様は『ようやく来たか、家康』と、当たり前の様に私の背中を押してくださいました」と現場での一幕も明かし、斎藤“家康”独自のキャラクターの完成度に自信を匂わせた。また木村“信長”の新規カットを加えた三英傑集結のビジュアルには、木村による天下への一点のみを見つめる強固な眼差し、音尾演じる秀吉の朗らかで親しみやすい表情、斎藤演じる家康の纏う不気味でしたたかな心の内が見え隠れ。ついに揃った三英傑。秀吉と家康が、新たな織田信長と濃姫の物語にどのように交わり合っていくのかにも注目が集まる。<音尾琢真:木下藤吉郎役・コメント>歴史的にも有名なあの「秀吉」の役を演じることに最初はプレッシャーも感じていましたが、現場では特にメイクに力を入れてくださいまして、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました。どんな細かい所にも手を抜かない、作品を良くするための一丸の姿勢が現場の全員に感じられたのが何よりも士気を上げてくれました。以前にもご一緒した大友監督が東映70周年記念の超大作で、古沢さんの魅力的な脚本と素晴らしいキャスト・スタッフ陣とで一体どのように仕上げるのか、撮影現場にいながらにしてこんなにも早く観たくなった映画は久々です。<斎藤工:徳川家康役・コメント>“徳川家康”と言うスケールを、どの様に斎藤工如きで向き合うか。正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、そこは大友監督の見事な導き、一種の裏技の様な魔法をかけて頂き、全てのスタッフキャスト方のご尽力を頂戴し、愉しく家康様に臨む事が出来ました。特にビジュアルに纏わる部署の面々には、根気よく寄り添って頂き、頭が下がります。そしてそんな奇策の様な私の家康を、木村信長様は「ようやく来たか、家康」と、当たり前の様に私の背中を押し、自然にチームに混ぜて下さいました。現代は何処か乱世とも呼べる時代、そんな現代に置いて、本作の中に力強く美しく生きる人々の選択、真心、生き様は、過ぎ去った過去の様で、これからの未来を照らす光になるのでは無いかと思います。『レジェンド&バタフライ』2023年1月27日(金)公開
2022年10月06日木村拓哉が織田信長、綾瀬はるかが信長の正室・濃姫を演じる映画『レジェンド&バタフライ』の新たなキャストが発表。豊臣秀吉役で音尾琢真、徳川家康役で斎藤工が出演、三英傑が揃った。音尾さんが演じる木下藤吉郎=のちの豊臣秀吉は、信長と対照的で陽の活力に満ちたエネルギッシュな成り上がり者。これまで、名だたる俳優たちが演じてきた秀吉を務めることに、最初はプレッシャーを感じていたそうだが、「現場では特にメイクに力を入れてくださり、自分の顔をベースにしながらも新しい秀吉像を作り上げてくれることへの感動と、作品の世界観に安心して入っていける感覚がありました」とコメント。鼻には特徴的なイボイボが施され、細部にわたる作りこみによって独特の魅力が感じられる。斎藤さんが演じる徳川家康は、のちに秀吉から天下を奪う戦国武将であり、どっしりとした懐の深い“柔”の存在感で信長と渡り合える俳優としてキャスティング。斎藤さんは「正対すればするほど、吹き飛ばされそうな感覚がありましたが、愉しく“家康”様に臨むことが出来ました」と撮影をふり返っている。またビジュアルでは、目以外の顔部分全てに特殊メイクが施され、史実には肥満体形だったとあることから、体形にまでも手が加えられた。そんな2人に加え、信長の新規カットも披露された三英傑ビジュアルが公開。信長の天下への一点のみを見つめる強固な眼差し、秀吉の朗らかで親しみやすい表情、家康の纏う不気味でしたたかな心の内が見え隠れする。『レジェンド&バタフライ』は2023年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:THE LEGEND & BUTTERFLY 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年10月06日来年の大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康を演じる松本潤が、家康の素顔を求めて旅をする歴史ドキュメントの第2弾「どうする松本潤?徳川家康の大冒険2」が9月10日(土)に放送される。今回のテーマは、「なぜ家康は天下人になれたのか?」。幾度となく襲いかかる人生の危機の中で、家康が熱心に行っていたのは戦や政争ばかりではない。実は、家康が人知れず、日々熱心に取り組んできた「趣味」の中に、家康が危機を乗り越え、天下人にのぼりつめることができた秘密が隠されている。乗馬、たか狩り、聞香など家康が打ち込んだ趣味の数々を松本さんが体を張って実際に体感。さらに、「最も家康に似ている」といわれる普段は非公開の家康・等身大の木像や、徳川宗家・次期当主の徳川家広さんも登場。愛知県、岐阜県、山梨県、京都府をめぐり、教科書には載っていない知られざる徳川家康の人物像に迫る。解説は本郷和人(東京大学史料編纂所教授)、語りはキムラ緑子が務める。【どうするポイント 1】「乗馬」天下人への道は「負けても死なない」こと三方ヶ原の戦いで武田信玄に惨敗し、絶体絶命の危機に陥った若き日の家康。「生きていてこそ次がある!」。どんな状況であっても最後は逃げて命をつなぐために、家康がのめり込んだのが「乗馬」だった。日本伝統の古馬にまたがり、「家康の逃げの乗馬術」に迫る。【どうするポイント2】「たか狩り」天下人への道は「誰よりも長生きする」ことライバルたちが次々と病死する中、家康の秘策は「ライバルたちよりも長生きすること」。健康オタクへの道を邁進する家康がことのほか重視したのは「たか狩り」だった!75歳という驚きの長寿を全うし、天下人レースを逃げ切った家康健康長寿の秘訣に迫る。【どうするポイント 3】「聞香」天下への道は「己に勝つ」こと誰が敵で誰が味方なのか?陰謀渦巻く心理戦を勝ち抜いた家康の強さは、どんな状況下でも冷静さを失わないメンタルの強さでもあった。それを支えていた家康の趣味こそが「香」。家康がのめり込んだ「聞香」とはどんな世界なのか?家康考案のオリジナル香の再現にも挑戦する。■木道壮司チーフ・プロデューサーよりコメント天下人となった徳川家康は、神君・家康公として神格化され、「いかにエラい人か」を伝える記録ばかりが残されています。本当の人間・家康とはどのような人物だったのでしょうか?今回、そんな家康の素顔を探るため、家康がのめり込んでいた「趣味」を、松本さんが家康の気持ちになりきって体当たりで挑戦!そこからどんな家康像を発見することができたのでしょうか?歴史の裏側を松本さんと一緒に探っていけば、2023年の大河ドラマ「どうする家康」がより楽しくなること間違いありません。「どうする松本潤?徳川家康の大冒険2」は9月10日(土)19時30分~NHK BSプレミアム、BS4Kにて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年09月06日2023年放送予定の松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」より、タイトルロゴが発表された。脚本家・古沢良太が徳川家康の生涯を新たな視点で描く本作。今回ロゴのデザインを担当したのは、浅葉球・飯高健人・石井伶の3人のグラフィックデザイナーで活動するデザインユニット「GOO CHOKI PAR」(ぐー・ちょき・ぱー)。「ナイキ(NIKE)、「レッドブル(Redbull)」などのグラフィックを手掛け、「東京 2020 大会」においては、パラリンピックのアイコニックポスターも制作した。完成した丸いロゴについて、番組チーフ・プロデューサーは全く意表を突いたものだったと言い、「家康の人生は波乱万丈で、必死に転がり続けるようで円形になったと……。そう言われれば、徳川家の葵の御紋のようにも見え、家康の和を尊ぶ精神を表現しているような。家康が目指したのは四角四面でなく、多様な価値観を受け入れる丸い世の中でした。甲冑にロゴを重ねたイメージ画は、鎧に家康の刻印が押され、彼の不屈の生き様、不動の精神を示しているようにも見えます。大河ドラマのタイトルロゴとしてはちょっと変わっていますが、そこには深いメッセージが込められています。ドラマともども親しんでいただけるとうれしいです」とコメントしている。▼ロゴのコンセプトどうする、どうする。家康の頭の中は、ぐるぐるぐる。行ったり来たり、巡り巡って気づけばまるっと天下統一。強くもあり、弱くもある。怒りもあり、優しさもある。時代の激流のなかで、揺れ動く家康の人間味あふれる生き様。松本潤さんが表現する新しい家康像を、有機的かつ躍動感のある文字の表情で描き出したいと考えた。悩みながら、翻弄されながらも、なし得た天下統一の偉業。円形の塊は、一本道ではいかず必死に時代を転がり続けた家康の人生の旅路を表現している。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月よりNHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年09月05日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は、西田敏行主演『影武者 徳川家康』を7月13日(水)よる8時より毎週2話連続で放送します。1.連続ドラマ『影武者 徳川家康』について隆慶一郎の時代小説をドラマ化。過去には、漫画化もされた人気の作品。主演の徳川家康、影武者の世良田二郎三郎(せらだ・じろうさぶろう)の性格の異なる2役を演じるのは、西田敏行。和睦に反対する、家康の三男・秀忠を演じるのは、山本耕史。石田三成の家臣でありながら、二郎三郎の考えに共感し、志を共にしていく、島左近を高橋英樹が演じます。歴史フィクションならでは魅力あふれるストーリー展開が見どころの娯楽大作。■番組HP: 時代劇「影武者 徳川家康」 | 無料ドラマ・映画 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 2.あらすじ慶長五年(1600年)、関ヶ原の戦いの火ぶたが切られた時、徳川家康は石田三成方・島左近の刺客により暗殺された。今ここで家康が殺されたことを敵軍に知られては、形勢不利に陥る…。そう判断した家康側近は、家康の影武者・世良田二郎三郎を、急遽本物の家康に仕立てる。そして、当初の劣勢を挽回し、逆転勝利をおさめたのだった。事の真相を知った家康の三男・秀忠は、二郎三郎を「家康」として利用することで豊臣家滅亡を企てる…。3.放送スケジュール7月13日(水)よる8時~放送スタート毎週水曜日よる8時~9時50分 (2話連続放送/全5話)※7月20日は休止※編成都合により、休止の時があります。4.キャスト世良田二郎三郎(徳川家康)…西田敏行お梶の方…観月ありさ徳川秀忠…山本耕史石田三成…及川光博甲斐の六郎…高橋光臣おふう…谷村美月風魔小太郎…榎木孝明加藤清正…中村雅俊柳生宗矩…内藤剛志淀君…名取裕子島左近…高橋英樹豊臣秀頼…髙地優吾ほか■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月06日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年6月6日に嶋津義忠著『若武者徳川家康』を発売しました。家康は、2023年放送予定の大河ドラマ主人公として、いま再注目の戦国人です。腹黒く老獪なイメージが強く、「狸親父」の異名をもちますが、その青春時代は親も城も金もなく、家名存続はおろか命すら心もとないものでした。本書は、PHP文庫『北条義時』で、義時の成長と葛藤を描きあげて好評だった著者が、若き家康の実像に迫る歴史小説です。臆病で優柔不断な家康少年の成長物語を書き下ろしました。『若武者徳川家康』表紙清新な家康が見えた物語は、祖父の清康が25歳で刺殺され、跡を継いだ父の広忠も24歳で暗殺された竹千代(家康)が今川の人質となり、どうすることもできなかったところから幕を開けます。竹千代から元信、17歳で元康となり初陣を飾るも、とにかくピンチの連続です。しかし、今川義元が敗れた桶狭間の戦いを契機に、図らずも岡崎城への帰還がかないます。そのきっかけをつくった織田信長との出会いによって、家康の人生が大きく変わるのです。著者の嶋津義忠氏は、幼少期から青年期までの家康に「清新さ」を見出しました。固定したイメージと異なる家康を描きたいという思いは、本作の序章で、徳川家お抱えの豪商である茶屋四郎次郎清延に語らせた「戦国の武将としては異色のお人、とわしは思う」という言葉にも表れています。天下取り以前「伊賀越え」までを描く9歳の松平竹千代は、14歳で元服して元信を名乗り、16歳で妻を娶って元康と名を改めます。「旅立ち」の章は、17歳の初陣で勝利を飾るも人質のままだった元康が、織田信長の急襲によって義元が討たれた混乱に乗じて、岡崎に入城するまでが描かれます。再会した信長の人物の大きさに圧倒されたり、下手な戦に嘆息すれば家臣に叱咤激励されたりするなど、本作の家康は、等身大の若武者そのもの。家康41歳の「伊賀越え」の章まで、危機と好機に翻弄されながらも、戦国の世を終わらせる礎を築き、天下を目指す成長物語となっています。新作大河ドラマの予習もできる1冊です。ふと、青春、という言葉を思い出した。いつか文書の中で出合うた憶えがある。清新で暖かみのある言葉だったから記憶に残っていた。おれにも、青春、はあったはずだ、と家康は思う。だが、あっという間にそれは過ぎ去ってしまったようだな。(「七章信康の死」より)さて、これからどうするか。家康は穏やかな伊勢湾の海面に目を遊ばせながら、己に呟いた。信長様はお優しい心をお持ちだった、とふと思う。家康が人質として尾張にいた頃のことが思い出される。(中略)長い人質時代を苦しんで来た家康にとって、なにより大事なことは自立独立である。信長はそれを慮ってくれたのではないのか。そして、それが信長の優しさだった。とまれ、その信長の唐突な死によって、一つの時代が終りを告げた。その結果、天下が大きく動いて行くことになる。(「九章伊賀越え」より)『若武者徳川家康』について【著者】嶋津義忠(しまづよしただ)1936年、大阪生まれ。59年、京都大学文学部卒業。産経新聞入社。化学会社代表取締役社長を経て、作家に。主な著書に、『わが魂、売り申さず』『乱世光芒 小説・石田三成』『幸村 家康を震撼させた男』『上杉鷹山』『明智光秀』『竹中半兵衛と黒田官兵衛』『小説 松平三代記』『柳生三代記』『上杉三代記』『楠木正成と足利尊氏』『信之と幸村』『賤ヶ岳七本槍』『平家武人伝』『「柔道の神様」とよばれた男』『北条義時』(以上、PHP研究所)、『半蔵の槍』『天駆け地徂く』『甲賀忍者お藍』(以上、講談社)、『半蔵幻視』(小学館)などがある。【書誌情報】タイトル:若武者徳川家康著者:嶋津義忠価格:968円(10%税込)判型・製本・ページ数:文庫判並製320ページレーベル:PHP文庫ISBN978-4-569-90221-0発行:PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月07日大河ドラマ第62作「どうする家康」より、松本潤扮する家康が直面する数々の困難と向き合い、共に“どうする?”と考える<チーム家康>の面々が発表された。本作は、脚本家・古沢良太が、徳川家康の生涯を新たな視点で描く、ド真ん中の戦国エンターテインメント。今回明らかになった<チーム家康>は11名。家康を守ることだけを考えている、個性派家臣団のまとめ役で気遣いの人、酒井忠次役には大森南朋。女性にはものすごい奥手な戦国最強武将のひとり、本多忠勝役を山田裕貴。家康にその才能を見いだされる、マイペースでちょっとひねくれた、徳川家臣団のクールな貴公子・榊原康政役を、大河ドラマ初出演の杉野遥亮。杉野遥亮激動期の家康を支え、ユーモラスな行動が周囲に癒やしを与えるが、実は苦労人な秀忠の母・於愛の方役を、大河ドラマ初出演の広瀬アリス。忍者ではないが、忍者の代表・服部半蔵/正成役を山田孝之。広瀬アリス家臣団の新戦力・井伊直政役を板垣李光人。徳川一筋の忠義者・鳥居元忠役を音尾琢真。色男を自称する、面倒見のいいみんなの兄貴・大久保忠世役を小手伸也。幼少より家康に付き添い、苦楽を共にする平岩親吉役を岡部大。松平家再興を支えた長老・鳥居忠吉役をイッセー尾形。家康が最も信頼する常識人・石川数正役を松重豊が務める。板垣李光人「どうする家康」は2023年1月~12月NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年04月15日2023年大河ドラマ「どうする家康」出演者発表会見が4月15日(金)に行われ、徳川家康を演じる主演の松本潤ほか、“チーム家康”となるキャスト勢がずらりと顔をそろえた。このたび出席した新たなキャストは、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、音尾琢真、広瀬アリス、山田孝之、松重豊の8名となった。「どうする家康」は、『コンフィデンスマンJP』シリーズなどで知られる脚本家の古沢良太が、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。国を失い、父を亡くし母と離れ、心に傷を抱えた竹千代(後の家康)。三河武士の熱意に動かされた竹千代は、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込む。「ただ勝つ」と名付けられた最強サムライ、一番の武闘派である本多忠勝を演じる山田裕貴さんは、愛知県出身で地元が舞台となる大河ドラマへの出演となった。山田裕貴さんは、「住んでいた頃に徳川美術館に行ったりして、ご縁を感じました。“戦国最強のサムライ”ですがアクションだけでのドラマではない中で、芝居でどう表現できるかが課題だなと思っています。皆さんと楽しんで作っていきたいです!」と並々ならぬやる気を表現した。徳川家臣団のクールな貴公子・榊原康政を演じる杉野さんは、大河ドラマ初出演。「最初は時代劇ですし、難しいことが多いのかな、所作など慣れないのでどう芝居すればいいかなと思っていました。けど企画書を読んですごくワクワクして、松本さんの顔もどーんとあってキラキラしていて、参加できるのがうれしいです」と興奮気味に伝えると、松本さんは「杉野くんにキラキラと言われるとは思っていなかったので、びっくりです(笑)。貴公子なのでキラキラしていただきたい、期待しています!」とエールを送っていた。同じく大河ドラマ初出演となった広瀬さんは、激動期の家康を支えた二代将軍・秀忠の母、於愛の方を演じる。「役者をやる上で、大河ドラマや朝ドラはいつか出たいと思っていて、憧れがありました。今回お話をいただいたときは、率直に嬉しかったです。松本さんとのシーンが多いので、頼りきりたいと思います」と信頼の瞳で松本さんを見つめたが、松本さんは「そんなそんな!楽しくやりましょう!」と笑顔で返していた。一方、忍者ではないが、忍者の代表・服部半蔵/正成を演じるのは、松本さんとはプライベートでも仲良しという山田孝之さん。松本さんが主演の大河ドラマでの共演について、山田孝之さんは「うれしいです。デビュー年も同じ、生まれた年も同じなんです。うれしいですけど、たぶん彼のほうがうれしいと思います」と山田孝之さんが松本さんに振ると、松本さんも「そうですね!一緒にできると聞いたときはうれしくて『やれる!ありがとう!』と連絡しました。長丁場を一緒に過ごせるのは、普段プライベートから一緒にいるのでもらえる刺激もあると思う。すごく気合いを入れて現場をかき回すと思うので楽しみです」と全幅の信頼を置いていた。また、この日は大森さんや松重さんが松本さんを「食事係」に任命したという話でも盛り上がった。全員が「ご馳走様です!」と言う中、松本さんは「食は大事だと思うので、スタッフの皆さんも含めて、お世話していける部分はなるべくやっていきたいと思います」と発言。記者から「皆さんは何をリクエストしますか?」と聞かれると松重さんの「カレー!」から始まり「揚げ物、天ぷらが食べたいです。麺類もお米も好き」(広瀬さん)、「ラーメンと餃子」(板垣さん)、「すごい愛情のこもった野菜」(杉野さん)、「野菜ときのこ、お魚、まぐろとかもいいですね。あとお肉、お米と…」と山田裕貴さんが続き、松本さんは「いっぱいですね(笑)、頑張ります!」とチームの士気を高めていた。「どうする家康」は2023年1月~12月NHKにて放送予定。(cinamacafe.net)
2022年04月15日企画展「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」が、2022年1月2日(日)から3月6日(日)まで江戸東京博物館で開催される。“外”から徳川家を支えた人々に注目「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」は、御三家・御三卿など“外”から将軍家を支えた徳川のひとびとの活躍を、徳川宗家に伝来するゆかりの品々を通して紹介する展示。江戸幕府草創期「プロローグ」から、1章、2章、3章、幕府の終焉「プロローグ」の構成で、時系列に沿って徳川家の盛衰を追っていく。プロローグ ―将軍家康―260年あまりにわたり続いた“泰平の時代”江戸時代は、家康を始祖とする徳川将軍家の治世によってもたらされたもの。「プロローグ」では家康、そして幕府草創期において徳川家の基盤となり、のちの「徳川御三家」へと繋がる家康の子供たちにフォーカス。神格化した徳川家康を束帯姿で描いた「東照大権現像」などの資料が飾られる。第1章 御三家・御三卿 ―吉宗の登場―第1章は、御三家から初めて将軍家を相続した8代将軍・吉宗が主役。嫡流でなかった彼が自らの血統を維持するべく、息子たちに邸を与え「御三卿」とする過程が展示される。第2章 一門の広がり ―家斉とその子どもたち―第2章、時代は化政文化が花開いた文化・文政(1804~1830)へ。ここでは、御三卿一橋家より迎えられた11代家斉に注目。54年の長期政権の中で53人もの子女をもうけた家斉は、実子の多くを縁組させることで、8代吉宗から始まった新たな徳川宗家の血統の流れを拡大していった。第3章 激動の中で ―天璋院・家茂・和宮・慶喜―外から将軍家に入り家を支えたのは、将軍その人だけではない。薩摩藩主島津家の一門のひとつに生まれ、13代家定の御台所となった天璋院(篤姫)、緊張関係にあった幕府と朝廷の関係修復のため14代家茂の正室として降嫁した皇女和宮。第3章では幕末、激動の時代に徳川家の存続の重責を担ったひとびとに迫る。エピローグ ―公爵家達―「エピローグ」では、江戸から明治へと政権が移る中で、徳川将軍家が公爵家として変化を遂げる過程を展示。「非役有位(四位以上)大礼服」などの展示からは、時代は変われど「家」が継承された様子を伺い知ることができる。【詳細】「徳川一門―将軍家をささえたひとびと―」会期:2022年1月2日(日)~3月6日(日)休館日:1月11日(火)、17日(月)、24日(月)、31日(月)、2月7日(月)、14日(月)、21日(月)、28日(月)時間:9:30~17:30(入館は閉館30分前まで)会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室 5階 企画展示室住所:東京都墨田区横網1-401観覧料:一般 600円、大学・専門学校生 480円、高校生・中学生(都外)・65歳以上 300円、中学生(都内)・小学生 無料※企画展は常設展観覧料で観覧可能。※2022年1月2日(日)、1月3日(月)は常設展観覧料が無料。※会期中に展示替えがあり。※展覧会会期や閉館時間等の最新情報は、公式ホームページ及びツイッターを確認。【問い合わせ先】江戸東京博物館TEL:03-3626-9974 (代表)9:00〜17:00(月曜日のぞく)
2022年01月08日お笑い芸人の友近、お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が演じるキャラクター“徳川徳男・徳子”による全国ツアー「徳男と徳子 オレだよ、アタシだよ2022」が2022年冬に開催される。徳川徳男(近藤)・徳子(友近)は、何から何まで「オレだよ、アタシだよ」と自分の手柄にしてしまう“凶悪コンビ”。今回開催が決定した全国ツアーも、決して放送や配信には乗せない乗せられない秘密のライブとなる。「徳男と徳子 オレだよ、ワタシだよ 2022」は、2022年2月25日に東京・有楽町よみうりホール、2 月27日に北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)、3月6日に福岡 福岡市民会館、3月13日に広島・広島国際会議場フェニックスホール、3月18日に大阪・森ノ宮ピロティホール、3月22日に愛媛・松山市民会館、3月25日に愛知・名古屋市公会堂、3月27日に東京・有楽町よみうりホールにて開催。チケットは、21日11時から2022年1月5日11時までHP抽選先行販売を受付。一般発売は東京(2/25公演)・北海道公演は1月22日10時より、福岡・広島・大阪・愛媛・愛知・東京(3/27公演)は2月19日10時より開始。■徳川徳子コメント徳男と全国を回るなんてことは想像もしてなかった、何泊分の下着と服とシャンプーとリンスを持っていけばいいかわからないけどとにかく色んな所いってその土地の風土を感じるの。風土って言葉はアタシが作ったんだよ。皆様ありがとう■徳川徳男コメント徳子と旅するのはオレだよ。各地の発祥という発祥がオレだってことを証明する時がついに来たんだな。 久しぶりに顔を出す土地もあるから楽しみにしている。お手柔らかに頼むな。お手柔らかにって言葉を世界で初めて言ったのはオレだよ。徳男より
2021年12月20日脚本家・古沢良太が、新たな視点で徳川家康の生涯を描く奇跡と希望の物語、松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」。この度、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、野村萬斎、阿部寛という豪華キャストの出演が明らかになった。今回発表となった5名が演じるのは、家康(松本さん)に「どうする?」を突きつける人々。「軍師官兵衛」に続き、大河ドラマ2回目の出演となる岡田さんが演じるのは、家康がその背中を追い続けた孤独なカリスマ・織田信長。大河ドラマ初出演となる有村さんが、家康の正室で家康を一番知り尽くした女、瀬名/築山殿。ムロさんが、家康の最大のライバルとなる、明るく人たらしな豊臣秀吉を演じる。有村架純また萬斎さんが、家康が父のように心から尊敬し、家康を乱世へと導く駿河国大名・今川義元役。阿部さんが、家康のなすこと全てを先読みし、赤子の手をひねるようにたたき潰す武田信玄役に決定した。阿部寛なお、本日より「どうする家康」のTwitterも始動した。今回の出演者発表会見の内容や、舞台裏をまとめた映像も後日公開予定だという。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月~12月NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年11月29日俳優の北大路欣也が、その年に圧倒的な活躍をみせた人を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2021」に選出され24日、都内で行われた「GQ MEN OF THE YEAR 2021」フォトコールに出席した。メンズファッション・ライフスタイル誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン刊行)が毎年開催している同アワード。今年は「勇者たちの年」をテーマに受賞者を選出した。北大路は「メン・オブ・ザ・イヤー・レジェンド賞」を受賞。「NHK大河ドラマ『青天を衝け』にてナビゲーターの徳川家康役で出演し、SNSや口コミで話題をさらった。今年、芸歴65周年を迎え、時代劇、現代劇を問わず数多くの映画、ドラマ、舞台、さらに声優としても活躍する。今もなお、色々な役に挑戦し続け唯一無二の役者として邁進し続ける」との理由で選出された。北大路は「レジェンドという言葉をいただいたんですが、自分では実感がなくて。今現在も若いスタッフの皆さんと一緒に汗をかいていますので。でもデビューしてから65年になりますから、いよいよそういう覚悟をしてやっていかないといけないのかなと思います」と気を引き締めた。また、『青天を衝け』の徳川家康コーナーの反響について、「ドラマを俯瞰の目で見る立場の人がドラマに対して発言をしていくというアイデアを作られた作家の方、プロデューサーの方々の大勝利だと思います」と述べ、「私は徳川家康の役にはすごい縁がありまして、20歳くらいから何回もやらせていただいています。ですから、感謝の思いで務めさせていただきました」と思いを語った。○「GQ MEN OF THE YEAR 2021」受賞一覧有村架純(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクトレス賞)北大路欣也(メン・オブ・ザ・イヤー・レジェンド賞)北村匠海(メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞)JP THE WAVY(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・ラップ・アーティスト賞)志尊淳(メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーション賞)TOMORROW X TOGETHER(メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞)マヂカルラブリー(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞)役所広司(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクター賞)ゆりやんレトリィバァ(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディアン賞)LEX(メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アーティスト賞)阿部詩&阿部一二三、五十嵐カノア、都筑有夢路、野口啓代、堀米雄斗(メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞)
2021年11月24日一般社団法人ツーリズムとよた、松平観光協会、豊田市しもやま観光協会は、徳川家の始祖、松平家にゆかりのある松平・下山の2地区をつなぐ御朱印巡り「徳川家のルーツ 松平さんのおひざ元で開運 秋の松平・下山御朱印六所(ろくとこ)巡り」を2021年11月6日(土)・7日(日)に開催するにあたり、参加者を11月4日(木)まで募集いたします。参加者には、“豊田産ひのき”を使用した「御朱印帳」が渡され、寺社で御朱印を受け取ることに加え、史跡巡り、写経体験など、マイカーで自由に楽しんでいただきます。今回は、下山地区在住のイラストレーター中村広子さんが寺社のイラストや見どころを描いた案内マップを製作し、参加者にお渡しいたします。徳川家のルーツ 松平さんのおひざ元で開運 秋の松平・下山御朱印六所(ろくとこ)巡り1 開催日時2021年11月6日(土)・7日(日)両日とも9:00~15:002 参画寺社高月院、松平東照宮、高徳寺、六所神社、等順寺、妙楽寺3 参加料3,500円/1口※参加料には以下の料金が含まれます。(1)御朱印帳 1冊(豊田市産ひのき使用/ウッディーラー豊田製作)(2)御朱印 各寺社1体(3)木製しおり 1枚(豊田市産ひのき使用/ウッディーラー豊田製作)4 申込方法申込先:ツーリズムとよたホームページ(URL: )期限 :2021年11月4日(木)17時まで※定員に達した場合は予告なく締め切ります。5 その他(1)御朱印は、「直書き」と「書置き」で、各寺社の対応が異なります。(2)参加料は、参加当日の受付にて現金払いのみとなります。(3)その他、イベント詳細は、ツーリズムとよたホームページをご確認ください。(URL: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月25日戦乱の世に終止符を打ち、265年にもわたる天下泰平の世の礎を築いた徳川家康。家康を祀る国宝・久能山東照宮(静岡市駿河区)には歴代将軍ゆかりの宝物500件2000点余りが収蔵されている。その中から選りすぐりの名宝150件を紹介するのが、特別展「徳川家康と歴代将軍~国宝・久能山東照宮の名宝~」だ。「質・量ともに久能山東照宮の宝物展の中で最大規模」という本展覧会の見どころをご紹介!久能山東照宮の創建にまつわる品々の中でひと際目を引くのが、二代将軍秀忠が本殿完成時に奉納した国宝の太刀「真恒(さねつね)」(平安時代末期)。刃長90㎝もある身幅の広い豪壮な造りで、まるで銀の砂子をちりばめたようなきめ細かい鍛え肌(きたえはだ)も美しい。家康が枕刀として愛用していた太刀切付銘「ソハヤノツルキ/ウツスナリ」(無銘 三池光世作)は、ご神体同然とされる久能山東照宮随一の重宝。三池(福岡県大牟田市)の刀工・光世により鎌倉時代に作られた刀で、今回は里帰り展示となる。先まで身幅が広い独特の形状は、三池ものの典型だ。その他、歴代将軍から奉納された12振りの刀剣(うち10振りが重要文化財に指定)が、見事な刀装とともにずらりと並ぶ。家康から慶喜まで、15代の歴代将軍の甲冑全20領が一堂に会しているのも圧巻。関ケ原の戦いで着用した「歯朶具足(しだぐそく)」など家康の甲冑3領は、戦場で大将の所在を知らせるための巨大な金扇馬標(きんせんうまじるし)と共に展示。二代将軍秀忠から十五代将軍慶喜までの歴代将軍の甲冑17領は、広い展示空間に勢ぞろいしている。各時代最高の技術や、甲冑の変遷を見ることができるのはもちろん、並べて見ることで「家康は恰幅が良かった」「八代将軍吉宗は、頭も足も巨大だった」など、在りし日の将軍たちの体格を想像できるのも面白い。「徳川家康関係資料」として重要文化財に指定されている家康公の愛用品の中には、スペイン国王から贈られた国内最古の洋時計(1573年製、1581年改造)や、日本で一番古いとされる鉛筆(メキシコ産、16世紀末期~17世紀初期)など、海外との平和交流にも尽力してきた家康ならではの品々も。NHK大河ドラマ「青天を衝け」で再び注目が集まる最後の将軍慶喜の書画やカメラなども興味深い。期間中、福岡市博物館1階グランドホールに刀剣男士「ソハヤノツルキ」「日光一文字」「へし切長谷部」「日本号」の等身大パネルと描き下ろしイラストが登場(写真撮影可)。展覧会出口物販コーナーではオリジナルコラボグッズも多数販売されている。本展は9月5日(日)まで福岡市博物館にて開催中。人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボチケット(特別展と企画展「天下取りと黒田孝高・長政」の共通券)も好評だ。チケットは発売中。
2021年08月11日11日より放送されるアコムの新CMに先駆け、ティザームービー「侍ビッグ3 『天下を取りたい若者たち』編」が7日に公開。歴史上の偉人である「信長」「秀吉」「家康」に扮した謎の3人組が登場する。ティザームービーでは、ロックバンド・忘れらんねえよの新楽曲を口ずさみながら歩く信長に、秀吉と家康が「これいい曲やなー。若々しくて軽やかで」と話しかける。信長も「だよなー」と共感しながら、「けど、俺らこんなことしてて天下取れるのかな?」とボソリ。すると家康が「え、天下取りたいの?」と返し、信長が「逆に取りたくないの?」と驚く。そして「秀吉は?」と問いかけると「そりゃあ、取りたいよ」と答える秀吉。家康だけ天下取りに興味がないと答える中、秀吉から「こういうこと言うやつが、一番狙ってるやろ天下を」とツッコミを入れられる。続けて、天下を取るにはどうしたらいいかを話し合う3人。最後は「とりあえずアコム行っとく?」と歩き出す……という内容になっている。ティザームービーは、それぞれの表情がわからない目元のアングルや、後ろ姿のみで展開。果たして、「信長」「秀吉」「家康」を演じているのは誰なのか?また、新CM公開に先立ち、「アコム【公式】Twitterアカウント」をフォローしてキャンペーン投稿をリツイートすると、期間中、毎日抽選で10名(合計40名)にQUOカードPay1万円分が当たるTwitterキャンペーンも実施される。応募期間は、7日0時から10日23時59分まで。○■忘れらんねえよ・柴田隆浩コメント若者、そして今しかできないことに挑もうとしている人たちを肯定したい、と聞いたとき、ぱっと思い浮かんだのが、あの伝説的しょーもないフレーズ「これだから最近の若者は……」でした(これ、5000年前の古代エジプトでも言われてたらしいです笑、しょーもなっ!)。で、この呪いみたいな言葉を破壊すっか、と思い、今回の曲を作りました。僕はゴリゴリのおっさんですが、年齢とかなんも関係ないですよね。何歳だろうが、かっこいいやつはかっこいいし、そうじゃないやつはそうじゃない。それだけだと思います。
2021年08月07日EXILEのAKIRA、SHOKICHI、白濱亜嵐が24日、都内で行われた『戦国無双5』完成発表会に出席した。この日発売された『戦国無双5』は、歴史ドラマと爽快アクションが楽しめる「戦国無双」シリーズ7年ぶりのナンバリング最新作。これまでの「戦国無双」からストーリー、キャラクター、ビジュアルを一新した、新シリーズの開幕となる。発表会には、本作のテーマソングを担当したEXILEよりAKIRA、SHOKICHI、白濱亜嵐が登壇。AKIRAは「大役を任せていただきうれしく思っています」、SHOKICHIは「貴重な機会。本当にうれしく思っています」、白濱は「『戦国無双』シリーズは小さい頃からやっていたゲームで、EXILEとして携われることができてうれしく思っています」とそれぞれ喜びを語った。同ゲームにちなみ、最も織田信長らしいEXILEメンバーを聞かれると、AKIRAはHIROを挙げ、「直球にカリスマ性、男性が惚れるというところでは、HIROさんしか織田信長というワードに合う人がいなかった」と説明。白濱もHIROと答え、「人に慕われて、しかも上に上に上り詰めていくというのは通ずるものがあると感じました」と話した。SHOKICHIはAKIRAを挙げ、「AKIRAさんもカリスマ性があると思いますし、見てください、このスタイル。天下統一するスタイルですよね。そのくらいAKIRAさんは人を惹きつける魅力や人間力があると思う」と熱弁。AKIRAは「恐縮です。うれしいです」と照れていた。さらに、EXILEメンバーの中で最後に天下を獲る徳川家康に該当する人は誰か聞かれると、3人ともTAKAHIROで意見が合致し、「キラキラした感じは天下獲りますね」とコメント。また、AKIRAが「関口メンディーさんではない?」と白濱に聞くと、白濱は「そうですね。1あるかもしれないですね。何かを成し遂げる根性はありますから」と返した。発表会には女優の大原優乃も出席し、濃姫のコスプレ姿を披露した。
2021年06月24日北イタリアの美しい港町を舞台にした、“シー・モンスターの少年の憧れと友情”を描くディズニー&ピクサー最新作『あの夏のルカ』。この度、本作の日本版ボイスキャストが発表された。本作の主人公であり、人間の世界に憧れるシー・モンスターの少年ルカ役は、ブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」ほか、話題のミュージカルに出演する阿部カノン。ルカの親友で人間の世界を知るシー・モンスターのアルベルト役には、大河ドラマ「麒麟がくる」で徳川家康の少年時代を演じた若手俳優の池田優斗を抜擢。オーディションで役を射止めたフレッシュな2人。阿部さんは「ピクサーの映画が前からずっと大好きだったので、すごく嬉しかったです」とふり返り、池田さんも「めちゃくちゃ嬉しくて、早く台本が読みたいというワクワクした気持ちになりました」と参加できた喜びを語った。2人は、アフレコ初日に揃って収録をしたそうで阿部さんは「すごく楽しかったです!最初は本当にずっと緊張しちゃっていたんですけど、(池田が)優しく話しかけてくれて楽しく収録できました」と話し、池田さんも「収録の間に話した時間はカノンくんが演じるルカの感覚もつかめましたし、初日はすごく大事な時間だったなと思います」と感想を述べた。さらにこの2人を支える、実力派声優陣の出演も明らかに。町のいじめっこ、エルコレを、「君に届け」(風早翔太役)や「ルパン三世」(石川五ェ門役)の浪川大輔。ルカの母ダニエラを、ナオミ・ハリスやヘレナ・ボナム=カーターの吹き替えを多く担当する高乃麗。ルカの父ロレンツォを、俳優であり多くの海外作品で吹き替えも担当する磯部勉。ジュリアの父で漁師のマッシモを、「PEACE MAKER鐵」原田左之助役の乃村健次。また、ルカとアルベルトに人間の世界を教える少女ジュリア役は福島香々が演じる。また今回の発表に伴い、日本版声優の声が入った新映像が到着した。『あの夏のルカ』は6月18日(金)よりDisney+にて独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:あの夏のルカ 2021年6月18日よりディズニープラスで配信開始© 2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2021年05月20日俳優の新田真剣佑が3月26日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた初の単独主演作『ブレイブ ‐群青戦記‐』の公開御礼舞台挨拶に出席し「とても大切な作品になりました」とファンにメッセージ。ハリウッド挑戦を控えるなか「春馬さんの夢だった海外進出を叶えるため、そして思いをつなげるため、必ず結果を残したい」と決意を新たにした。笠原真樹の人気コミック『群青戦記グンジョーセンキ』を実写映画化。ある日突然、校舎まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまったスポーツ名門校の生徒たちが、“部活で培った身体能力”と“歴史を知る現代人の知識”を駆使し、戦乱を生き延びようと奮闘する。新田は「日本で活動してきた僕にとって、この作品との出会いで新たな夢をいただいた。感謝しています」と語り、本作で共演した俳優・三浦春馬さん(武将・松平元康/のちの徳川家康役)へ思いをはせた。公開から2週間が経過し、新田のもとにもさまざまな反応が届いているといい「友だちはほとんど見てくれた」とにっこり。「長文でメッセージを送ってくれる方や、ボイスメールで熱い感想がくれる方も。すごく感動した、良かったというメッセージをいただき、とにかく良かったなと」と安どの表情を浮かべた。舞台挨拶には新田をはじめ、共演する山崎紘菜、鈴木伸之(劇団EXILE)、草野大成、濱田龍臣、鈴木仁、飯島寛騎、長田拓郎、足立英が勢ぞろいした。コロナ禍でのプロモーションでは、大人数が集まることが難しかったため、新田は「ついにこの日が来た。素直にうれしいです」と貴重なキャスト集結に大喜びだった。山崎は「両親が見てくれたんですけど、最後めちゃくちゃ泣いたと言ってくれて、うれしかった」と報告。鈴木も「感動したって言葉をたくさんいただいた」というが、自身が演じるキャラクターの衝撃的な展開については「結構序盤で…(笑)。なので、ビックリしたという声も多かった」と話していた。また、イベント初登場の草野は「このままのキャストで、続編を作ってほしい」とシリーズ化に意欲を燃やし、「もう僕の頭の中では、面白いストーリーができあがっている。聞いてくれる人がいないんですが、いつか監督(本広克行)に伝えたい」と意気込んでいた。取材・文・写真=内田涼『ブレイブ -群青戦記-』全国公開中
2021年03月26日映画『ブレイブ -群青戦記-』(2021年3月12日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が26日に都内で行われ、新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之(劇団EXILE)、草野大成、そしてサプライズで濱田龍臣、鈴木仁、飯島寛騎、長田拓郎、足立英が登場した。同作は笠原真樹による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』の実写化作。いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す。新田は同作について、「ここにいる役者全員、とても大切な作品になりました」と言いながら声を詰まらせ、「僕は日本で活動してきて、今日が僕の第一章の終わりだと思っています」と、同作の区切りを表す。同作には、新田が演じた主人公・西野蒼をを導くことになる松平元康(後の徳川家康)役として、故・三浦春馬さんが出演していたが、新田は「これから、春馬さんの夢だった海外進出を叶えるために、思いを重ねるために海外で挑戦していきます。そして、必ず結果を残してみせます」と宣言。「それが僕のこの作品で出会った……なんていうの? なーんだろ! いただいた新たな夢です」とお茶目に言葉を選びつつ語り、「この作品には本当に感謝しています。僕にとって大切な作品になったように、皆さんにも忘れられない大切な作品にしてほしいです」と観客へのメッセージを贈った。
2021年03月26日累計発行部数150万部を超える人気コミックを実写化し、絶賛公開中の『ブレイブ -群青戦記-』。現在、大きな反響を呼んでいるところですが、今回は本作を語るうえで欠かせないこちらのおふたりにお話をうかがってきました。新田真剣佑さん&鈴木伸之さん【映画、ときどき私】 vol. 368ある日突然、学校ごと戦国時代にタイムスリップしてしまった高校生たちが、部活で鍛えたスキルを駆使しながら、織田信長や徳川家康と戦っていく姿を描いている本作。劇中では主人公で弓道部の西野蒼を新田真剣佑さん、蒼の幼なじみで剣道部の松本考太を鈴木伸之さんが演じています。そこで、撮影現場での忘れられない思い出からお互いに対する思いまでを語っていただきました。―共演されるのは今回が初めてですが、以前からおふたりは親交があったとうかがっています。どのくらい前からお互いのことをご存じですか?鈴木さんあんまり覚えてないけど、2~3年くらいだっけ?新田さんどうだったかな……。5年にしときますか(笑)。鈴木さん嘘の記事になるけど(笑)。じゃあ、5年にしますか。―では、5年前からということで(笑)。どういった出会いだったんですか?鈴木さんあのときは、卓球やったんだよね?新田さんうん、楽しい会だったよね。鈴木さん僕は卓球に相当自信があったんですけど、まっけんも卓球が強くて、五分五分のやりあいを1時間くらい続けてたんです。でも、そこからまさか映画で共演させてもらえる日が来るとは思わなかったので、やっぱり縁はありがたいなと感じています。離れていても、つねに一緒にいる感覚があった―実際ご一緒にお仕事されてみて、役者としてのお互いの印象はいかがですか?新田さん僕の役にとって、考太というキャラクターはものすごく大きな存在だったので、離れていても通じ合えているというか、つねに一緒にいるような感覚がありました。鈴木さん確かに、そういう感じはあったよね。新田さん考太がいたからこそ、最後の蒼が生まれたので、役としても僕自身としても支えてもらいました。鈴木さん僕はまっけんの作品をずっと観ていたので、まずは一緒にお芝居できるのが楽しみでした。現場に入ってから驚いたのは、この作品がまっけんにとっては初の単独主演作だと聞いたとき。そんなことをまったく感じさせないくらいみんなに気を配ってくれていましたし、蒼というキャラクターに人生をかけているのが伝わってきたんです。それを見て、男としても、蒼としてもまぶしくてステキだなと思いました。―そのなかでも、座長としての新田さんにすごさを感じた瞬間といえば?鈴木さんいっぱいありましたよ。率先して現場をチームにまとめてくれましたし、キャストのみんなが自信を持ってお芝居に向かっていける環境にまっけんがしてくれていました。そんなふうにドンと構えてくれていたので、周りもスイッチが入るんですよね。現場の雰囲気というのは、主演の人の立ち振る舞いによってどちらにも転ぶと思うんですけど、この作品に関しては、温かい空気で包んでくれたまっけんのおかげでものすごく楽しくて、青春時代みたいな1か月になりました。強く見えるか不安だったけど、大変なことはなかった―新田さんは、オリジナルのパーカーをキャストとスタッフにプレゼントされたりもしたそうですね。そのほかにも、主演として現場の士気を高めるために、意識していたこともありましたか?新田さん僕は何もしてないですけど、誰ひとり仲間外れになることなく、みんなが楽しい現場になるようにコミュニケーションを取ろうと思っていただけです。とにかく、いい人ばっかりだったので、現場はつねに明るかったのが印象的でした。僕としては、役をこれほど細かく掘り下げられる場があってすごくうれしかったです。ここまでできたのは初めてだったので、役と向き合えることがこんなにも幸せなことなんだなと知りました。―役作りでアクションやそれぞれの競技の練習などもあったそうですが、今回の作品で一番の大変だったことは何ですか?新田さんひとつだけ、やりにくいと思ったことがありました。それは、親友でもある草野大成との共演です(笑)。普段、友達としてつねに一緒にいるので、大成と一緒にお芝居するのはやりにくいなと思いました。―恥ずかしさがあったということですか?新田さん全然恥ずかしくはないんですけど、現実世界に引き戻されそうな感じがしたんですよね。なので、大成が目に入ってきたときは、スッと目をそらしたこともありました。って、冗談です(笑)。でも、それ以外やりにくかったことは思い浮かばないですね。鈴木さんそうなんだよね。僕もないかも。考太はスポーツ強豪校の剣道部という役なので、すごくうまくて強い人に見えるようにしないといけないという不安はありましたが、それぐらいだったと思います。みんな必死に汗を流しながら役と向き合っていた―初挑戦となった剣道の練習も、つらいよりは楽しめた感じですか?鈴木さんそうですね。今回はいろいろな部活の人が出ているんですけど、事前に大きな倉庫みたいなところでみんなでアクションや競技の練習をしていました。それぞれが必死に自分の役と向き合いながら汗を流している姿は、本当の部活動みたいでしたね。いま思うと、あのときからすでにこの作品は始まっていたような気がしています。―そのなかで、ご自身の高校時代や青春時代を思い出す瞬間は?新田さん部活の朝練をしていたことを思い出しましたね。鈴木さん確かに、それはあるね。新田さんみんなでモチベーションを上げていた感じがすごく部活みたいで、しかも全員がやる気だったので、それもよかったなと思いました。鈴木さん朝一に校庭でのシーンがあると、呼ばれてもいないのにみんな少し早く集まって、ランニングしたりキャッチボールしたりしてたよね。新田さんそうそう、みんなでピョンピョン飛び跳ねたりして。鈴木さんそれぞれが自主的にアップしてたんですけど、そういうのも作品のなかに生きていたように感じています。―画面に写ってないところでも、そういった空気感がすでにできあがっていたんですね。本当に仲が良かったようですが、そのなかでもみんなで爆笑したエピソードといえば?鈴木さん笑ったことは、いっぱいありましたね。つねにゲラゲラ笑ってたんじゃない?新田さんうん、毎日そんな感じだったよね。この作品に出たからこそ、できるようになったことがある―ムードメーカーとなっていたのは誰ですか?鈴木さん福山翔大をはじめ、いっぱいいましたよ。新田さんタイプの違うムードメーカーが何人もいたので、うるさかったなぁ(笑)。鈴木さんそうそう。うるさかったけど、楽しかったよね。新田さんまあ、ケガもなく終われたのは本当によかったなと。それにしても、ああいう現場はなかなかないんだろうなと改めて思っています。鈴木さん本当に、またあんな現場に行きたいですね。―年下から先輩まで個性豊かなキャストが多いので、刺激的な現場だったと思いますが、そこで学んだことを振り返るとすれば?新田さん今後、この作品に出たからこそできるようになったことが、たくさん出てくると思います。でも、それはこれからの現場で実感することだと思うので、いまはまだわからないことかもしれないです。鈴木さんそうですね、僕も学んだことはいっぱいありました。それは改めて全編通して作品を観たときに感じたことでもありますが、相手を思いやる気持ちとか家族のありがたみとか、どのシーンを通してもいろいろなことが勉強になったと思います。この作品には、そういうステキな瞬間がたくさん詰まっていると感じました。―完成した作品をご覧になって、印象に残っているシーンについて教えてください。新田さんあとになって監督から聞いてびっくりしたのは、みんなの死に際がそれぞれのアドリブだったことです。ひとりひとりがかっこよく死を遂げていたので、「みんなどうしているのかな?」と考えていたんですけど、全部台本にないアドリブだったと聞いて、鳥肌が立ちました。鈴木さんグッとくるシーンはたくさんありましたけど、高校生たちが人のことを思いながら行動している姿がとにかくまぶしかったですね。特に中盤に大きな展開がひとつあって、蒼が心変わりするところがありますが、それ以降は本当にあっという間に感じました。まっけんの瞬発力と本番の強さに驚かされた―ちなみに、それぞれが演じられたキャラクターと高校時代の自分と重なる部分はありましたか?新田さんどうだろう、戦国時代にタイムスリップしたことないからなぁ……。鈴木さんそうだね(笑)。新田さんただ、僕も蒼みたいに高校時代は部活に明け暮れた日々を過ごしてはいました。―蒼みたいに自分に自信が持てなくて悩んだことは?新田さんそれはなかったですね。というのも、僕は自信満々でしたから(笑)。鈴木さん(笑)。でも、まっけんは本当にすごいので、いまの言葉に嘘はないと思いますよ。「この人ほどすごい人はいないんじゃないかな」と思う瞬間は何度もありましたから。―たとえば、どのようなことがあったのでしょうか?鈴木さんこの前、ある番組で「1分間に最も多く箸でキャッチしたマシュマロの数」でギネスの世界記録を持っている僕に寄せた企画をしてもらったことがあったんです。あ、ギネスの世界記録を持っているとこだけ、太字で書いてもらってもいいですか?―(笑)。ギネスの世界記録は、本当にすごいですね。鈴木さんそれで、「お箸でお手玉を取る」というゲームをしたんですけど、実はめちゃくちゃ難しいんです。なのに、まっけんが練習を始めたのは本番の5分前。にもかかわらず、本番では1発で成功させたんですよ。その瞬発力と本番の強さに、この人すごいなと思いました。実際、ほかの人がまっけんのあとに挑戦したら、全部落としてましたからね(笑)。新田さんあはは!役と向き合うということに関しては、つねに一生懸命―鈴木さんがこれなら新田さんに勝てると思うものは?鈴木さんうーん、ないっすね。確か、卓球もまっけんのほうがちょっと強かったですから……。でも、卓球だけは僕にしておこうかな!―では、卓球は鈴木さんということで(笑)。ちなみに、おふたりがもし戦国時代にタイムスリップしたら、ご自分はどんな武器を使って戦いますか?新田さんこの前、番組の企画で弓の的当てをしたんですけど、けっこうそれができたので、弓ですね。もしくは銃を使って、スナイパーになるというのもいいかな。鈴木さん僕は、逃げ足の早さですね。戦わずに逃げ続けて、戦いが終わるまでうまく逃げ切りたいと思います(笑)。―それぞれの個性が出ておもしろいです。また、本作では一生懸命になれることの素晴らしさも改めて感じましたが、いま一番ご自身が一生懸命になれる瞬間を教えてください。新田さん役と向き合うということに関しては、つねに一生懸命だと思います。そんなふうに僕は仕事だけに一生懸命なので、プライベートは何でもいいと思っているくらいです。鈴木さん僕も仕事に関しては、自分の役について一生懸命考えていて、それをなるべく体現できるように意識しています。あとは、どこでも同じようなこと言っていて申し訳ないんですけど、僕はゲームかサウナですね。これだけです。新田さんあ、僕もゲームには一生懸命かも!それは同じですね。インタビューを終えてみて……。とにかく仲が良くて、お互いのことが大好きなのが伝わってくる新田さんと鈴木さん。この作品について本当に楽しそうに振り返るおふたりの姿からも、いかに今回の現場が充実していたのかが想像できました。いろいろな裏話を踏まえたうえで、ぜひ本編もお楽しみください。前代未聞の戦いに熱くなる!アクションあり、青春あり、友情あり、恋愛あり、歴史ありと見どころ満載の本作。命をかけて一生懸命に戦う高校生たちの姿と、スピーディーな展開にどんどんと引き込まれてしまうはず。戦国時代へと一緒にタイムスリップしてみては?写真・大内香織(新田真剣佑、鈴木伸之)取材、文・志村昌美ストーリー自分に自信を持つことができず、部活動にも力が入らないままでいた弓道部の西野蒼。そんな様子を見て、幼なじみの瀬野遥と松本考太は蒼のことを気にかけていた。その日も退屈な授業と常勝を義務付けられた部活といういつもと変わらない日になるはずだったが、一本の雷が校庭に落ちて、彼らの日常が一変してしまう。その直後、学校の外の見慣れた風景は、見渡す限りの野原となり、校内には刀を持った野武士が襲来。パニック状態で次々と生徒が倒されていくなか、歴史オタクの蒼は、学校がまるごと戦国時代にタイムスリップしてしまったことに気がつく。はたして、彼らは戦国時代を生き抜き、現代へと無事に戻ることはできるのか……。時空を超えた予告編はこちら!作品情報『ブレイブ -群青戦記-』全国東宝系にてロードショー中配給:東宝©2021「ブレイブ -群青戦記-」製作委員会 ©笠原真樹/集英社写真・大内香織(新田真剣佑、鈴木伸之)
2021年03月26日「松本さんと久しぶりに会った人が、彼が髭を生やしていてビックリしたそうです。他人目があるところでは必ずマスクをしているので、意外に気づかれていないそうですが……」(芸能関係者)’23年の大河ドラマ『どうする家康』への主演が決まった松本潤(37)。嵐の活動休止から3カ月。しばらく表舞台から離れている松本だが、プライべートでは徳川家康さながらに髭をたくわえた生活を送っているという。「大河ドラマの役づくりの一環で、まず自分の髭面がどう映るか確認してみたかったそうです。嵐の活動中は、なかなかできなかったことですから。これだけの期間、仕事が入っていないのも人生で初めてだとか。今まで経験できなかったことができるようになっていることに、本人は嬉しくて仕方ないようです」そう語るのは、松本の知人だ。「本来なら当面、演出の勉強でNYに長期滞在する予定でした。しかし、コロナ禍で断念したんです」そのため、時間のある今のうちに大河ドラマのイメージを把握しておきたいのだという。「彼が意欲的なのは、現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』でまさに北大路欣也さんが徳川家康を演じているからでしょうね。毎週欠かさず見ているといいます。北大路さんとは’08年の映画『花より男子ファイナル』で共演していますから、尊敬する大先輩の風格ある演技に触発されているようです」(前出・松本の知人)松本が時代劇に挑戦するのは’08年、黒澤明監督のリメイク作品となった映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』、’19年のNHK SPドラマ『永遠のニシパ北海道と名付けた男松浦武四郎』に次いで3作目となる。「とはいえ、1年以上にわたって時代劇の主役を演じる経験はありません。そのため、親しい人たちに心構えを聞いたところ、『隠し砦の三悪人』の黒澤明監督が主演の三船敏郎さんに“ふだんの日常生活で和服を着る”よう指示したという逸話を耳にしたそうです。そこで、和服を実際に毎日着ることはしないまでも、松本さんの友人である中村七之助さんや尾上松也さんに和服の所作や振舞いを聞いたり、時代劇の映像を見たりして、今から家康像のイメージを作り上げているそうです」大河開始2年前から、早くも自宅で“なりきり家康”として修業中の身の松本だが――。「とはいえ、主演映画『99・9-刑事専門弁護士-THE MOVIE(仮)』(今冬公開予定)の撮影がまもなく始まります。5年ぶりの復活を松本さんも喜んでいました。もちろん髭を剃ることになるでしょうから、“なりきり”生活はクランクアップまで一時中断ですね」(前出・松本の知人)3カ月の沈黙を経て、再び俳優業にいどむ松本。嵐の活動中とはまた違った姿を見せてくれそうだ。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月26日現在公開中の映画『ブレイブ -群青戦記-』。笠原真樹による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』を実写化した同作では、いつも通りの日常を過ごす高校生たちが、ある日突然学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。スポーツの名門校で活躍していた彼らは「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を活かして、戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す。弓道部所属で驚異的なポテンシャルを持つが、引っ込み思案で歴史オタクの主人公・西野蒼(新田真剣佑)、蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥(山崎紘菜)、蒼の幼馴染で剣道部の主将・松本考太(鈴木伸之)など魅力的な生徒達が多く登場する中、異彩を放っているのが渡邊圭祐演じる高校生・不破瑠衣だ。蒼たちに先駆けて戦国時代にタイムスリップした不破は、物語のキーパーソンでもある。今回は、不破を演じる渡邊にインタビュー。2018年に『仮面ライダージオウ』で初のドラマ出演を果たした後に『恋はつづくよどこまでも』『MIU404』など続々話題作に出演、今最も注目を受けている若手俳優である渡邊に、作品の思い出や現在の自分などについて話を聞いた。○■大先輩たちと共演できるなんて――映画『ブレイブ -群青戦記-』出演決まったときにはどのような思いがありましたか?嬉しかったです。でもすごく重要な役だったので、心から「大丈夫なのかな」と思いました。僕の中では2つめの作品という意識が強かったので、こんなどこの誰かもわからないロン毛が大丈夫なのかな……というのが正直な気持ちでしたし、本広(克行)監督からも「この映画、圭祐にかかってるから」と再三プレッシャーをかけていただきました(笑)。いざ終わってみたら、皆さん「よかったよ」と言ってくださって。僕にとっても挑戦的な役だったので、演じていて楽しかったです。最初に感じた不安がいい方向に転がっていれば、と思いました。――「あまり緊張しない」ということですけど、今回大がかりな撮影で松平元康(後の徳川家康)役の三浦春馬さん、織田信長役の松山ケンイチさんと、これまでテレビで見てた人たちとの共演でもあったかと思いまして、どんな感想を抱きましたか?やっぱり、わくわくの方が大きかったです。春馬さんは事務所の先輩でもありますし、撮影当時はちょうど佐藤健さん主演の『恋はつづくよどこまでも』を同時に撮っていたので、アミューズの大先輩たちと共演できるなんて……という気持ちでした(笑)。ドラマ『銭ゲバ』が大好きだったので、松山さんと共演できることにもわくわくしていましたけど、信長とのシーンは、不破として緊張しました。問い詰められ、どきまぎして言葉が何も出てこなくて、「頭が真っ白になるというのはこういうことなんだ」と思い、心の底から信長に圧倒されました。カメラが回っていないところでは本当に優しくて気さくな方だけど、信長の圧が本当にすごかったです。不破は歴史を改変するために戦国時代に来ていて、信長と対峙していると、それが見透かされるんじゃないかな、と。信長は気付いていないはずなんですけど、全部見透かされてる気分になっちゃって、何か1つでもアドリブを入れたら、絶対に演技が成立しなくなってしまうと思いました。「やりすぎですよ!」と思うくらい、すごかったです。――渡邊さんが『仮面ライダージオウ』で演じたウォズは歴史改変を防ぐ立場でしたが、今回は逆の立場になったわけでしょうか?ただライダーでも劇場版では、歴史を変える方だったんです。だから「また来た!」と。「歴史改変顔なのかな?」と思って、2021年は歴史改変俳優としてやっていこうかな(笑)。すごくたくさんの役者さんがいる中で、自分にそういう色があると思えるのは嬉しかったです。――ちなみにもしご自分がタイムスリップするとしたらどうしますか? 改変しますか?戻り方によりますよね……『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように、何かすると自分の人生が変わってしまうのだったら、もう見届けるだけです。ただ、自分が生まれる前の親とか、一緒に飲んでみたいです。親の若い頃のことは知らないから、そういう経験ができたらいいなと思います。歴史を変えようとは思わないです(笑)。――けっこう近めの歴史なんですね。戦国時代に行っても、生き残れないですもん! ごはんとか、口に合わない気がする(笑)。○■歴史ネタは「大塩平八郎の乱」――不破は信長の懐に入り込んでいきますが、渡邊さんは誰かの懐に入ったりするのは得意ですか?もちろん、相手が心を開いていただいていればですけど、年上の方に行くのは得意です! 基本的に自分から話しかけるタイプではないので、元々話しかけてくださるベースがあるところに入っていくという間隔なんですが。――何かコツなどはありますか?ふいにため口を使ってみたりとか……(笑)。「大丈夫」と思ったときだけですよ! 例えば芸人さんとかだと、普通の会話で一箇所だけタメ口を使うと、「おいおいおい!」とつっこんでくださって、ぐっと距離が縮まったりします。ギリギリを攻めてますが、失敗したことがないので、得意なんだと思います。――作中では戦国時代の知識などが役に立ちましたが、渡邊さん自身は日本史は得意ですか?全然歴史を知らなくて……社会が苦手なのかな? 覚えていられないんです。大塩平八郎の乱だけは詳しいんですけど。――なぜ…!?響きが好きで(笑)。歴史の話題で僕が持ってるカードは「大塩平八郎の乱」だけです。ただ、この作品ではさすがに、めちゃくちゃ読みました! 信長や家康についてやっぱり知っていなければいけないので下調べしました。○■笑いどころのことばかり考えている――渡邊さんは会見やイベントなどでもすごく落ち着いていますし、小粋なトークを繰り広げていてすごいなと思います。距離もあるし、記事を書いてくださるみなさんって、笑わないじゃないですか。よくMCを務めてくださる荘口(彰久)さんには学祭のトークなどでもお世話になっていて、ちょっとボケてもつっこんでくれる方だとわかっていたし、笑いどころがほしくなってしまう性格なんです(笑)。本当はもっと真面目なことを言いたいんですけど、笑いどころのことばかり考えています。――注目度もどんどん上がっていると思いますが、ご自身としてはどのように捉えられていますか?もう、体と心が追いつかないです。ありがたいお話ですし、色々な作品に呼んでいただけて嬉しいんですけど、理解が追いつかない(笑)。映画やドラマに対して、見た方の感想をいただくことで「間違ってなかったのかな」とか、「そういう見え方なのか」と自分を客観視することができるので、応援してくださる方の声で、ギリギリ自分を保てているという感覚があります。皆さんの声が、自分の中でも理解が追いついていない部分を底上げしてくださってる。早く、自分が納得いく力を身につけたいです。■渡邊圭祐1993年11月21日生まれ、宮城県出身。東北地方でモデルとして活動したのち、2018年に『仮面ライダージオウ』で初のドラマ出演を果たし、注目を受ける。その後ドラマ『恋はつづくよどこまでも』『MIU404』(20年)、『直ちゃんは小学三年生』(21年)など立て続けに話題作に出演する。また、4月スタートの『恋はDeepに』(21年)への出演も決まっている。
2021年03月21日2月14日にスタートした、吉沢亮(27)主演のNHK大河ドラマ『青天を衝け』。3月14日に放送された第5話で、ちょうど1カ月が経った。各メディアによると第5話の平均視聴率は、16.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。20%で好発進した初回以降、第2話は16.9%、第3話は16.7%と推移。第4話で15.5%とダウンしたものの、盛り返しを見せている。そんなドラマの堅調ぶりに貢献しているのは、オープニングで登場する北大路欣也(78)扮する徳川家康だという。登場の度にTwitterでトレンド入りするなど、視聴者の評判も上々のようだ。「北大路さんの役どころは“いざない役”。重厚なイメージとは反対に、『今日も出てきましたよ』などと語りかける愛嬌ぶりは大好評。“士農工商が現在の教科書には載っていない”ことを伝えるなど、気づきを与えてくれる 重要な存在です。時代背景である幕末から明治にかけては、史実の多さから理解するのは容易くありません。徳川慶喜が尊敬していたという家康に“語り部”をさせることで、ストーリーを飲み込みやすくする狙いがあるようです」(テレビ局関係者)昨年はTBS日曜劇場『半沢直樹』に頭取役として登場し、ドラマを盛り上げた北大路。さらに『剣客商売』(フジテレビ系)の秋山小兵衛役や『刑事7人』(テレビ朝日系)の堂本俊太郎役も続演し、映画『コンフィデンスマンJP -プリンセス編-』にも登場した。07年から始まったソフトバンクのCMでは、「お父さん犬」の声優としてお馴染みとなっている。そんな北大路は今年で芸歴65年。あと2年で傘寿を迎えるが、現役として第一線を走り続ける原動力は“先輩の背中を追うこと”だという。「50代までは時代劇で、実年齢より若い役を演じることが多かったといいます。ですが60代に入ってからは、『華麗なる一族』(TBS系)といった現代劇で等身大の役を演じるように。北大路さんはベテランの座に胡坐をかくことなく、『新たな可能性を見出した』と意欲的でした。何度も演じてきた家康役でも、今回のようにカメラと対峙して話をするのは初めての経験だといいます。そんな北大路さんが尊敬する先輩は、萬屋錦之介さん(享年64)と高倉健さん(享年83)。かつて2人の熱量に圧倒された北大路さんは、『追いつきたい』という気持ちをずっと持ち続けているのです。だからこそ、幾つになっても新しいことに挑戦できるのでしょう」(芸能関係者)今期は“家康様”として人気を博している北大路。まだまだ新境地を見せてくれそうだ。
2021年03月16日サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生、本田康祐・中川勝就・浦野秀太・佐野文哉で結成された4人組ボーイズグループ・OWV。『PRODUCE 101 JAPAN』ではデビューに至らなかったが、それぞれ実力を認められて夢をつかんだ。このたび4人にインタビューし、OWVとして活動する喜びや一人ひとりの魅力に迫った。昨年9月30日に1stシングル「UBA UBA」でメジャーデビューし、1月20日に2ndシングル「Ready Set Go」をリリースしたOWV。昨年12月27日には初のオンラインライブ「OWV OFFICIAL FANMEETING ~ROUTE Ⅰ~」を開催し、圧巻のパフォーマンスとともに、素顔が垣間見えるトークも話題となった。――改めてOWVとしてデビューし活動している喜びをお聞かせください。中川:『PRODUCE 101 JAPAN』では、僕はメンバーの中で一番早く脱落してしまったので、あきらめようかなと。両親ともたくさん話をして普通に就職しようと思ったのですが、そんな中で吉本さんからお話をいただいてOWVとして今活動できているので、自分の夢を叶えられてすごくうれしかったです。また、夢に向かって一生懸命やっていたら形になることもあるんだなと実感できたので、これからもたくさん努力して目標を見つけてやっていったら、それもいっぱい叶っていくんじゃないかなと思っています。本田:デビューさせていただいたからには、プロとして頑張っていかないといけないと思っています。コロナウイルスの関係でなかなか人前に立ってライブパフォーマンスができない中で支えてくださっているファンの方たちがいるというのは当たり前ではないですし、そういう方たちのためにも僕らがいい音楽などを届けていかなければいけないという責任感もあるので、もっともっといいものを作っていこうと心がけています。その思いは、2ndシングルを作る中でより一層強くなりました。佐野:僕は番組に出ていたとき大学4年生で、卒業と同時にOWVを結成することが決まりました。みんなスーツを着て就活をしている中、僕だけ普段着で学校に行っていて、「このままで大丈夫なのかな」、「ダンサーに戻ろうかな」という気持ちもあった中で結成が決まり、今こうしてしっかり2ndシングルを出せていることがありがたいと思いますし、状況がよくなったら色々なところに行って僕たちの魅力をより伝えられたらいいなと思っています。浦野:10代の頃からダンス&ボーカルユニットになりたいと思い、そこを目指してずっとやってきました。なかなか叶わなくて、周りからは「もうやめたら?」、「1人でやればいいんじゃない?」などと言われていたんですけど、グループでやりたいという気持ちが強かったので、今こうやって4人のグループで活動できているのが率直にうれしいです。この4人はお互いリスペクトし合えている関係ですし、フィーリングが合う4人で、とても幸せを感じているので、これからも共に頑張っていきたいと思っています。――お一人ずつご自身の持ち味をアピールお願いします。浦野:いつもはクールめですが、OWVに明るいスパイスを加えられたらなと思っています。OWVにはイジられキャラがいないと思ったので、自らその位置に。佐野:もとからイジられキャラ(笑)浦野:やめてよ!本田:イジらせてるんだもんな(笑)浦野:イジられキャラではなく、イジらせキャラです。佐野:僕はOWVの中で一番、自由人。どこにも属さず、特に役職もなく、自由に立ち回っていけばいいのかなと。時と場合によっていろんな役割で立ち回るのがアピールポイントです。――ダンスに関するお話をされるかと思いました!浦野:ダンスは言わずもがななので、あえて言わないです!(笑)――なるほど! 本田さんはいかがでしょうか?本田:僕は織田信長みたいな……。佐野:それちゃんと着地見えてます!?本田:織田信長みたいにみんなを引っ張って上に立てる野心家でありたいなと。浦野:できれば天下統一した人を!(笑)本田:徳川家康でいきますか! 天下を取るために前に立ってみんなのかじを取っていけたらいいなと。(『ONE PIECE』の)ルフィみたいな。浦野:多い!中川:たとえが多いのよ(笑)――では、中川さんの持ち味はいかがでしょうか?中川:天真爛漫な感じでOWVを明るくしてくれるキャラ(浦野)、自由人なキャラ(佐野)、ルフィとして統率してくれるキャラ(本田)。僕はこのメンバーをアシストしていい方向にいけばいいかなという、縁の下の力持ちになれればと思っています。――最後にグループとしての目標をお願いします。佐野:個が際立ったグループになっていきたいです。浦野:明確なものとしては、武道館でライブをするという目標があります。初心を忘れずこの4人で、リスペクトし合っている状態を保ちながら活躍していきたいなと思います。そしてビッグになります! これだけは宣言します!■OWVオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(2019)に出演した元練習生、本田康祐・中川勝就・浦野秀太・佐野文哉の4人で結成されたボーイズグループ。2020年9月30日に1stシングル「UBA UBA」でメジャーデビューし、2021年1月20日に2ndシングル「Ready Set Go」をリリース。グループ名「OWV」には、“Our only Way to get Victory~勝利を掴む僕たちだけの道~ 誰にも真似することのできない唯一無二のグループとなり、この世界で勝利を掴む”というメンバーの強い思いが込められている。
2021年03月16日高校生VS戦国武士という“異色”のアクションを描くエンタメ超大作『ブレイブ ‐群青戦記-』。この度、新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之、渡邊圭祐、本広克行監督が出演した特番映像がWEBにて解禁された。キャスト&スタッフが、映画の魅力と撮影の舞台裏を語り尽くすスペシャル番組。ここでしか観られない貴重なメイキング映像や出演者も驚きの新事実など、見どころたっぷりな内容で一部の地上波で先んじて公開されている。ほかにも作品・役どころのポイントや、“鳴かぬなら殺してしまえホトトギス”の織田信長そのものの気迫だった松山ケンイチをふり返る渡辺さん、そして鈴木さんが「グッと来た」と語る、新田さん演じる蒼役と徳川家康役の三浦春馬さんとの撮影をふり返って語る場面も。様々な部活動が活躍するところにかけて、“戦うならどの部活がいいか?”や、何でも出来てしまうイメージの“新田さんが出来ないこと”など作品に紐づけたトークも満載。映像後半には本広監督から「〇〇はほとんどアドリブだった」とまさかの事実が明かされ、新田さんも思わず「鳥肌立っちゃった!!」と興奮を隠せない様子を見せている。『ブレイブ -群青戦記-』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレイブ ‐群青戦記‐ 2021年3月12日より全国にて公開©2021「ブレイブ ‐群青戦記‐」製作委員会©笠原真樹/集英社
2021年03月15日●「制服を着られるうちは…」 抵抗感は共演者の年齢次第20代後半になっても高校生役のオファーが続き、どの役も生き生きと力強く演じている劇団EXILEの鈴木伸之(28)。『今日から俺は!!』シリーズでは開久高校の番長・片桐智司、映画『時々もみじ色』(2019)では高校生ボクサー、そして、12日公開の映画『ブレイブ -群青戦記-』では、剣道部の主将を演じた。鈴木にインタビューし、高校生役を演じる心境や『ブレイブ』の撮影エピソードなどを聞いた。笠原真樹氏による人気漫画『群青戦記 グンジョーセンキ』を実写化した本作は、いつも通りの日常を過ごす高校生たちがある日突然、学校まるごと戦国時代にタイムスリップし、「部活で培った身体能力」と「未来を知る現代人の知識」を生かして戦国時代を生き延び、平和な現代に戻ることを目指す物語。主人公・西野蒼を新田真剣佑、蒼の幼なじみであるヒロイン・瀬野遥を山崎紘菜、徳川家康を故・三浦春馬さん、織田信長を松山ケンイチ、蒼の幼なじみで剣道部の主将・松本考太を鈴木が演じた。――まず、『ブレイブ -群青戦記-』出演が決まったときの心境をお聞かせください。とても豪華なキャストで、台本もエンターテインメントが詰まった内容だったので、どんな撮影になるんだろうなと、すごくワクワクしたのを覚えています。――主人公・蒼の幼なじみで剣道部の主将・松本考太を演じられましたが、ご自身との共通点はありましたか?考太はリーダーシップがあって、みんなをまとめる生徒会長であり、剣道部の部長でもあるという人物です。僕はみんなをまとめるタイプではありませんが、考太はすごくまっすぐなキャラクターだったので、そこは少し似ているかなと思います。――鈴木さんは高校生役が多いですよね。そうなんです。学生モノが多くて、また制服を着るんだなと(笑)。でも、近い将来、制服が着られなくなる日が来るので、着られるうちはまだ着ていてもいいのかなと思っています!――抵抗を感じることはありますか?共演者の年齢によるなと思っていて、周りがすごく若いと「やばいぞ」という風になりますし、周りの年齢も僕くらいの年齢だと「大丈夫かな」と思ったり、全体のバランスでいけるかいけないか、自分の中で判断しています(笑)――今回は大丈夫でしたか?僕より年齢が上の方もいましたし、大丈夫でした!――役作りで苦労したことを教えてください。初めて剣道に挑戦したので、剣道のアクションは一番苦労しました。でも、苦労したというより楽しかった印象が強いです。――どれくらい剣道の練習をされましたか?アクション稽古はすごく多くて、袴をはいて、木刀・竹刀の素振りからはじめて、立ち回りをして、というのを週に3回くらいやっていました。2カ月くらい練習したと思います。――剣道シーンで特に意識したことを教えてください。YouTubeで高校生の剣道の試合をたくさん見たのですが、立ち姿がすごくきれいで、背筋がピンと伸びているような印象があったので、そこはすごく意識しました。●新田真剣佑の役との向き合い方に刺激「勉強になった」――現場の雰囲気はどんな感じでしたか?すごく楽しい現場で、出演者同士が打ち解けるのも早くて、毎回現場に行くのが楽しみでした。自然とそれぞれが役として現場に行き、その中で笑いが起きたり、真剣にお芝居と向き合ったり、撮影期間はすごく楽しかったです。――主演の新田さんとの共演はいかがでしたか?以前から知り合いではありましたが、仕事で一緒になるのは初めてで、仲良くなれました。幼なじみの役どころで、とにかくコミュニケーションをとって、なるべく近くで話すように心がけていたので、映像でいい感じに映っているのではないかなと思います。――新田さんから刺激を受けたことはありましたか?自分の中でやりたいお芝居が明確に決まっている印象で、どっしり自分の役と向き合っているイメージがあったので、そういったところはすごく勉強になりました。――三浦さんとの共演の感想もお聞かせください。印象的だったシーンはたくさんありますが、三浦さんの立ち姿と剣さばきが素晴らしく、そして、自分の役柄を生きているという感じがすごくしました。近い距離で共演させていただき、すごく大きく見えました。――本作において注目してほしいポイントを教えてください。この作品は、タイムスリップしてしまった強豪スポーツ高校のみんなで一致団結して時代に立ち向かっていく物語です。完成した映像を見たとき、仲間のために戦う姿が一人ひとり輝いて見える作品だなと感じました。人が人を思いやるような、すごく背中を押してくれる映画になっているので、みんなの輝かしいシーンを大きなスクリーンで見ていただきたいです。――新型コロナウイルスで大変な状況が続いており、一つの作品が公開される重みなども感じていらっしゃるのかなと思いますが、いかがでしょうか?そうですね。コロナの影響でストップしてしまう作品もありますし、難しい世の中になっていますが、みんなで一生懸命撮っているので本当に多くの方に見ていただきたいです。そして、音楽や映画、ドラマなどのエンターテインメントは、必ずどこかで誰かの力になっていると信じて頑張りたいと思っています。――今後の活動への意気込みもお聞かせください。僕は、いただいた役を一生懸命やることが大事だと思っています。先々のことを考えていた時期もありましたが、目の前のことを一生懸命やっていくことが大きいことにつながっていくと思うので、これからもいただいた役を一生懸命やっていきたいです。■鈴木伸之1992年10月14日生まれ、神奈川県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格後、数々のドラマや映画、舞台に出演。主な出演作は、ドラマ『ろくでなしBLUES』(11)、『GTO』(12)、『あなたのことはそれほど』(17)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(18)、『今日から俺は!!』(18)、『私たちはどうかしている』(20)、映画『桐島、部活やめるってよ』(12)、『アラグレ』(13)、『東京喰種トーキョーグール』(17)、『リベンジgirl』(17)、『今日から俺は!!劇場版』(20)など。『HiGH&LOW』シリーズや『PRINCE OF LEGEND』にも出演。現在、主演ドラマ『お茶にごす。』(2021年テレビ東京系にて放送予定)が現在Amazon Prime Videoにて全12話配信中。また、映画『東京リベンジャーズ』(7月公開)も控えている。
2021年03月13日戦国時代にタイムスリップした高校生アスリートたちが戦国武将と戦うという奇想天外なストーリーの漫画『群青戦記』。2013年から2017年まで週刊ヤングジャンプで連載され人気を博した作品が映画『ブレイブー群青戦記ー』という名で実写化、2021年3月12日に上映される。国内映画初主演の新田真剣佑を筆頭に多くの人気俳優が出演する本作から、作中最もミステリアスな人物と言っても過言ではないキャラクター「不破瑠衣」を演じる俳優・渡邊圭祐さんにインタビュー。『仮面ライダージオウ』でウォズ役を演じて以降、人気ドラマ『恋はつづくよどこまでも』や『MIU404』など多くの作品に出演している渡邊さん。『ブレイブ-群青戦記-』ではキーパーソンとなる役を演じている。ご自身が演じる不破の印象や同じ年代のキャストが多いという撮影現場について語ってもらった。大人になって忘れていたことを思い出す映画『ブレイブ ー群青戦記ー』――映画『ブレイブ ー群青戦記ー(以下、ブレイブ)』のお話をいただいた際、作品に対してどのような印象を受けましたか?オファーのお話をいただいた際に企画書を読んで、とてもぶっ飛んだ設定だなと思いましたね(笑)。高校生アスリートが戦国時代にタイムスリップして戦国武将と戦うなんて……。これまでに見たことのない戦い方も面白いですよね。時代劇は鎧と刀、弓矢、銃などが主流ですけど、『ブレイブ』は野球やボクシング、アメフトで戦うのも新しいなと感じました。だけど、そういうぶっ飛んでいる設定だけじゃなくて、心揺さぶられる瞬間もあります。出来上がった映像を見たとき、僕が想像していた以上に強いメッセージ性を感じました。――どんなメッセージ性を感じましたか?大人になると見えるものが広がってきて、先のことを考えて行動するようになるんですよね。明日は朝から仕事だから響かないように行動しないと…とか考えるようになっていて。それが大人になるってことだと思います。一方で、高校生の頃はそんなことを考えていなかったなって。明日の授業のことなんか考えずに部活や課題、学祭の準備に取り組んでいましたし。『ブレイブ』は目の前のことに変な雑念なしに行動していくことの大切さ、後先考えていることで失ってしまっている時間や得るものに気づける映画だと思います。僕自身、後先考えずに行動する思い切りの良さは仕事面でも必要ということに気づけました。頭が真っ白になるほどの気迫を感じた、松山ケンイチの芝居――今回渡邊さんが演じられた不破瑠衣は、主人公たちより先に戦国時代へタイムスリップし、歴史の操作を目論むキャラクターです。最初に抱いた不破の印象はいかがでしたか?世の中の全てをくだらないと思っている人間で、パッと見は相当な“悪”です。『ブレイブ』の中でも唯一の悪と言っていいくらいの悪だと感じました。でもいざ演じてみると、彼の行動は不破本人からしたら正義だと気づいたんです。はたから見たら悪であることに変わりはないけれど、彼自身は自分が正しいと思うことを選択して行動している。見る角度によってこんなにも見え方が変わるのかと。すごくおもしろい人間だと思います。――歴史モノの作品に出演されること、不破のような“悪”のキャラクターを演じること、どちらも初挑戦だと思います。『ブレイブ』で不破を演じる際、難しさは感じましたか?本当に初めて尽くしだったので難しさを感じる以上に楽しく刺激的な日々でしたね。甲冑を着るのも槍を振り回すのも馬に乗ってアクションをするのも初めてで。タイムスリップもしたことないし……それはみんなしたことないか(笑)。――(笑)。同じ世代の役者がいっぱいいて楽しさもあり、松山ケンイチさん(織田信長役)や三浦春馬さん(徳川家康)のように人として厚みのある方たちから刺激をもらいました。とてもありがたい存在でしたね。――ご自身が演じられた中で印象に残っているシーンはありますか?全てが印象に残っていますけど、一番は織田信長演じる松山ケンイチさんとのシーンですね。信長に不破の思惑がバレいるのではないかと感じるシーンで顔の距離がとても近い瞬間があるんです。少しでも動いたら自分の考えていることが全部バレてしまうのではないかと思うほど、目の動きさえ許されない状況に陥って、瞬きもできなければ言葉なんて出てこない。頭が真っ白になるとはこういうことか、と思わされるくらい信長の気迫を見せつけられました。――あのシーンは見ている側もドキドキします……。松山さんの信長はやり過ぎなくらい怖かった(笑)。松山さんご自身はとても良い人なんですけど、『ブレイブ』の中での信長という役にとてもピッタリで。めちゃくちゃ不気味で何を考えているか分からないし、一緒に演技をしているとすごく汗が出てくる。エネルギーを吸い取られる感覚がありました。不破として恐怖を感じたと共に、お芝居の可能性の広がりを感じて楽しかったですね。一番実りのある時間でした。あと、馬に乗って登場するシーンがあるのですが、撮影中は馬がすごい暴れていて(笑)。映画では微動だにせず乗っているように上手く切り取られていたので、映画ってすごい!と思ったシーンでした。――不破や今お話された織田信長以外に渡邊さんが魅力的に感じるキャラクターはいますか?相良煉(演:福山翔大)と成瀬勇太(演:飯島寛騎)の組み合わせは関係性がすごく魅力的だと思います。もちろん主人公の西野蒼(演:新田真剣佑)や松本考太(演:鈴木伸之)も魅力的ですけど、物語が進むにつれて関係性が変化していく相良と成瀬の関係性は見ていてワクワクしました。健康管理に徹底した環境。ご飯で士気を高める撮影現場――本広克行監督とは初めてご一緒されていますが、撮影時の本広克行監督とのエピソードがありましたら教えてください。本広監督はとにかく飯にこだわる人で。「現場の士気は飯にある」という方なんですよ。だから、昼も夜も弁当は極力なしでケータリングを入れてくださって。キャスト、スタッフさん全員がテンションの高い状態で撮影に臨む現場でした。弁当が出たときは本広監督の機嫌が悪いときなので(笑)、そういう分かりやすく人間味のあるところも素敵な監督だと感じます。――ご飯のこだわりは演じる上で力になっていると感じましたか?ご飯からいい状態で撮影に臨めたと思います。アクションが特殊で体力的にもしんどいことの多い現場だったので。本当にいろんな種類のケータリングがあって、おかわりも自由でしたし、アメフト部の人達は喜んで食べていました(笑)。あと、整体師さんも現場に入っていたんですよ。僕以外のみんなはアスリートのプロフェッショナルという役どころだったので、より良いアクションができるようにと空き時間に体のケアができて。充実した環境でしたね。――渡邊さんも整体師さんにマッサージしてもらったのでしょうか?一回だけ使いました。僕の衣装、とてもこだわってつくっていただいた衣装で。京都から布を取り寄せて、甲冑も本格的なものを付けていて、不破の妖艶な雰囲気を衣装からつくり込んでくれたんです。同時に一人で着れないし脱げないくらいすごく着込んでいたのですが、最初は重いとかあまり感じずに着ていたんですよ。でも、一度せっかくならと整体を受けたら「よくこれで歩けていたね」と言われて(笑)。すごい凝り固まっていたんでしょうね。鍼も打ってくれて、施術が終わった後はめちゃめちゃ体が軽く楽になりました。そしたら、そのあと衣装を着るのがキツくて……一度楽を知ってしまったから、甘えが出てきてしまった。受けない方が良かったのかもと思いましたね(笑)。――後悔するほど効果があったんですね(笑)。本広監督の演技指導の面ではいかがでしょうか?ご飯に関して以外は、自由にやらせてくれました。本広監督の求めることも少し言われるけど、基本的には僕ら演者のことを第一に考えてくれる監督でした。撮りたい演技よりも僕らのやりたい演技をやらせてくれる。すごくありがたかったです。――キャスト同士の仲はいかがでしたか?キャスト同士の仲も現場の雰囲気もすごく良かったですよ。主演のマッケン(西野蒼役、新田真剣佑)がつくったキャストの空気感を壊さないように、スタッフのみなさんも意識してくださって。高校生役だから役がノってくるとはしゃぎ過ぎてしまう部分があって、そういうときに軽く「やり過ぎだよ」とスタッフの方に言われることもありました(笑)。学祭でどれだけふざけて楽しめるかって醍醐味だと思うんですけど、そういう空気をキャストだけではなくスタッフのみなさんも含めて全員でつくっていけたと思います。渡邊圭祐に聞く、4つの「もし〇〇だったら」――ここからは映画『ブレイブ』と関連する「もし〇〇だったら」という質問を4問お伺いしていきます!1問目、もし『ブレイブ』の世界に行ったら味方につけたい部活は何ですか?科学部ですね。頭を使えば近距離でも長距離でも戦うことができる。現代人が勝つには科学を使わないとと思います。――2問目、もし『ブレイブ』の世界に行ったら渡邊さん自身はどのようなスキルで敵と戦いますか?うーん……(少し考え込む)。僕自身、学生時代はバスケ部だったんですけど、アメフトのように接触プレーもしないし、野球・サッカー・バレーのようにボールを強く放つこともしないから、できることがないかもしれない……。なので、上手く科学部側に回りたいですね(笑)。――演技のスキルも活かせそうですが……。歴史に詳しくないから暗躍できなさそう(笑)。懐に入るのは得意なので、どうにかして武将側に入る生き方をするくらいですかね。――3問目、もしタイムスリップできるとしたらどの時代に行って、何をしたいですか?自分の生まれる少し前、30~35年前くらいかな。自分と同い年くらいの両親とお酒を飲みたいですね。当時どんな考え方をしていたのか、自分とどれだけ似ているのか知りたい。時代は違えど、自分と通ずる部分があるのか、ちょっと気になります。――4問目、もし戦国時代に行けるとしたら行ってみたいと思いますか?思います。戦国時代じゃなくてもいいのですが、ネットのない時代に行きたいですね。今っていろいろなものが発達し過ぎた結果、全てを見られている感覚になるというか。それがたまに面倒に思うことがあるんですよ。窮屈さを感じるというか。なので、そういうものがない時代に行きたいなって。もちろん行ったら行ったで、ほかの部分で大変なことはたくさんあると思いますけどね(笑)。――ありがとうございます! それでは最後に映画『ブレイブ』をご覧になる方たちに向けてメッセージをお願いします。高校生だからこそもどかしく感じる部分もありますが、何かしらの刺激を受けていただけると思いますし、高校生たちの熱量を見ていろいろと大切なことに気がつける映画だと思います。万全の対策をして、ぜひ劇場に足を運んでください。渡邊圭祐さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=25da821e-4a74-474f-9b25-7b44351b244d&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/友野雄、取材・文/阿部裕華
2021年03月10日ディズニー&ピクサー映画『あの夏のルカ』が、2021年6月18日(金)ディズニープラスで独占配信される。北イタリアの海辺の街を舞台に『ソウルフル・ワールド』に続くディズニー&ピクサーの新作は、夏の太陽が照りつける北イタリア・海辺の町“ポルト・ロッソ”が舞台。物語の主人公となるのは、大きな瞳を輝かせながら「最高の夏」を迎えようとしている少年・ルカだ。人間には知られてはいけない“ルカの秘密”しかしルカには、ひとたび水に濡れると、人間の姿から海を自由自在に泳ぐ<シー・モンスター>へと変わってしまう秘密があった。絶対に人間に正体を知られてはいけない<シー・モンスター>にとって、人間の街は決して交わってはいけない禁断の世界。止まぬ好奇心から、そんな彼らの掟を破って人間界へと繰り出したルカの大冒険が幕を明ける――。監督に、エンリコ・カサローザ『あの夏のルカ』で監督を務めるのは、第84回アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされたピクサーの短編アニメーション『月と少年』のエンリコ・カサローザ監督。自身も北イタリアにルーツを持つ経験を活かして、その土地が持つ空気や風景を繊細に表現しているのが特徴だ。なおカサローザ監督は、本作の着想源について「子供の頃に自分とは全く違う世界に住む少年と夏に出会ったんだ。その夏の思い出から、少年が大人へと成長する物語を作りたいと思ったんだ」と、自身の子供時代の経験に基づいたものであることを明かしている。日本版声優に阿部カノン&池田優斗日本版声優キャストとして、主人公の少年ルカ役には、ブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」などにも出演した阿部カノンを抜擢。気は小さいが冒険心に溢れるルカの無邪気なキャラクターを等身大に表現している。また、ルカの親友で<人間の世界>を知るシー・モンスターのアルベルト役は、大河ドラマ「麒麟がくる」で徳川家康の少年時代を演じた若手俳優・池田優斗が務める。その他、ルカとアルベルトに人間の世界を教える少女ジュリア役に福島香々、町のいじめっこエルコレ役に浪川大輔、ルカの母ダニエラ役に高乃麗、ジュリアの父で漁師のマッシモ役に乃村健次、そしてルカの父ロレンツォ役に磯部勉と、実力派日本版声優陣が脇を固める。【詳細】ディズニー&ピクサー映画『あの夏のルカ』公開日:2021年6月18日(金)※劇場公開を予定していたが6月18日(金)よりディズニープラスにて独占配信することになった。監督:エンリコ・カサローザ製作:アンドレア・ウォーレン〈日本版声優キャスト〉出演:阿部カノン、池田優斗、福島香々、浪川大輔、高乃麗、乃村健次、磯部勉配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2021年03月05日突然、戦国時代にタイムスリップした高校生たちを描く映画『ブレイブ -群青戦記-』より、高校生たちが織田信長に挑む新スポット映像が3種一挙に公開された。まず1本目は、新田真剣佑扮する主人公・西野蒼が、徳川家康(三浦春馬)と出会うシーンから始まる<ドラマ篇>。「仲間を救いだしたい」と嘆く蒼に、家康は「ならばその道を進め」と力強く鼓舞する。家康に導かれ「俺たちなら絶対に出来る!」と心に決める蒼。2人の関係を詰め込んだ映像だ。続いては、<部活全開編>。タイムスリップした高校生たちは、現代ではスポーツの名門校で活躍中の高校生アスリート。そんな彼らが、弓道、剣道、ボクシング、野球など、様々な部活で培った身体能力を活かして、織田信長(松山ケンイチ)に挑んでいく様子が垣間見える。そして最後は<出陣篇>。蒼の幼なじみで本作のヒロイン・瀬野遥(山崎紘菜)の叫ぶ姿、蒼が弓を放つ姿など、必死に戦国武将たちに立ち向かおうとする場面が映し出されている。『ブレイブ -群青戦記-』は3月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレイブ ‐群青戦記‐ 2021年3月12日より全国にて公開©2021「ブレイブ ‐群青戦記‐」製作委員会©笠原真樹/集英社
2021年03月01日3月12日(金)に公開となる映画『ブレイブ ‐群青戦記-』の新スポット映像3種が一挙公開となった。本作は、集英社「週刊ヤングジャンプ」で、異色の【部活×青春×歴史】作品として熱狂的なファンを獲得した人気コミック『群青戦記 グンジョーセンキ』を実写映画化したエンタメ超大作。戦国時代にタイムスリップした高校生アスリートたちが、仲間を守るために生死を賭けた戦いの中で成長していく結束力のドラマと、いまだ見たことのない高校生VS戦国武士という異色のアクションを描く。主人公・西野蒼役を演じるのは、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、多くの映像作品でその存在感を発揮する若き才能・新田真剣佑。主人公を導くことになる徳川家康役には三浦春馬。さらに、主人公たちの前に立ちはだかる強大なカリスマ・織田信長役には、松山ケンイチ。また蒼を支える幼なじみであるヒロイン・瀬野遥役を山崎紘菜が演じる。また本作の監督は、『踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で今なお破られぬ実写邦画興行収入の歴代1位を獲得。そして近作ではアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズをテレビアニメから劇場版まで総監督として務めて大ヒットシリーズに導き、実写作品でも『亜人』など多くの話題作を送り出している巨匠・本広克行が務める。今回公開されたのは、本作で時空を超えた高校生たちが織田信長に挑む、迫力ある新スポット映像3種。「ドラマ篇」の映像は、自分に自信が持てない蒼が、タイムスリップした先で徳川家康に出会うシーンから始まる。「仲間を救いだしたい」と囚われた仲間たちを想い嘆く蒼に、「ならばその道を進めと」力強く鼓舞する家康。そして家康に導かれ「俺たちなら絶対に出来る!」と心に決める蒼と、「頼むぞ」という家康の言葉。15秒という短い映像の中に、蒼と家康の関係が詰め込まれた目が離せない展開となっている。「部活全開篇」では、高校生アスリートたちが弓道・剣道・空手・ラグビー・ボクシング・野球・科学など、さまざまな「部活で培った身体能力」を活かして、戦国武将の織田信長に挑んでいく様子が。さらに「出陣篇」では、蒼の幼馴染の遥の叫ぶ姿に決死の表情で弓を放つ蒼の姿など、必死に戦国武将たちに立ち向かおうとする姿が映し出される。それぞれに違った魅力が詰まった3種類のスポット映像を見て、『ブレイブ -群青戦記-』の公開を心待ちにしてほしい。映画『ブレイブ -群青戦記-』スポット映像●ドラマ篇●部活全開篇●出陣篇『ブレイブ -群青戦記-』3月12日(金)より公開
2021年03月01日