グルメ意識の高い街・芦屋にオープンしたデリショップ生産者から直接仕入れる珍しい食材を使って、素材を生かした料理、お菓子を考える無農薬、有機、オーガニック素材を丁寧に扱った料理、お菓子は彩り豊かグルメ意識の高い街・芦屋にオープンしたデリショップ【amasora(アマソラ)】神戸の人気パティスリー【ダニエル】での経験を経て、レストランのレシピ開発やケータリング、スイーツの販売などを手がけてきた、料理研究家・池7彩子さん。子供の頃からお菓子作りが大好きで”おやつの時間”という日々の暮らしの中で楽しめるお菓子を作り、さらには料理も手がけるように。白とグレーを基調としたスタイリッシュな店構え白×グレーを基調にした、清潔感あふれる空間には、スイーツやジュース、デリの並ぶ2台のショーケースが鎮座。そして、その中には、彩りも美しいサラダや前菜、揚げたてのコロッケや唐揚げ、ロールケーキやクグロフ、シロップなど、池7さんのこだわりのフードやスイーツが並びます。ショーケースには見た目も鮮やかなお惣菜や焼きっぱなしの素朴なデザートが並ぶ生産者から直接仕入れる珍しい食材を使って、素材を生かした料理、お菓子を考えるレストランで働いていたときに、毎日届く野菜や魚介を見て、日替わりメニューを考える池7さん。「届いたばかりのみずみずしいピカピカの野菜や鮮魚を、どんなふうに調理すれば、大切なお客様においしく食べてもらえるかなあ、と考えるのが楽しくて」。新温泉町から、週に2~3回届けられる天然の野菜はイキイキ!これらを池7さんがおいしい料理に仕立ててくれますそんな日々を過ごすうちに、「大切に育てられた素材を、大切に調理し、大切な人に食べてもらうこと」を生業にしたいと思うようになり、自身のお店をオープンします。その思いを表現した言葉が「自然派料理」。池7さんが使うのは、北海道のアグリシステムの有機栽培小麦、高知のあか牛、生姜、塩、兵庫に自生する山野草や野菜など。味付けをシンプルにした素材の良さを引き立てる自然派料理は、身も心もすみずみまで、豊かなものに満たされていくような、なんとも言えない感情が芽生えます。無農薬、有機、オーガニック素材を丁寧に扱った料理は彩り豊か右側のショーケースに並ぶのは、北海道から届くシャドークイーンを使った紫色のポテトサラダ、フルーツトマトの胡麻和え、季節の野菜を使ったお惣菜やキッシュ、土佐あか牛のデミハンバーグなど。全国各地の生産者さんと密につながり、無農薬、有機、オーガニック素材を丁寧に扱った体が喜ぶ料理や味はもちろん、彩りも豊かです。『キッシュ』500円(税抜)は手土産にも好評それらのお惣菜4種と、メインのおかず(3種から1つをセレクト)、高知産源流米の白米と古代米のご飯で作るお弁当「あったかBENTO」も人気商品の一つ。そのほかお弁当はボリューム、内容によって1800円(税抜)から6種類揃えています。パープルカラーが印象的な『紫色のポテトサラダ』300円/g(税抜)文旦で作った自家製酵素ドレッシングで和えた『キャロット・ラペ』300円/g(税抜)素揚げの甘みと生姜ドレッシングが好相性の『夏野菜の生姜和え』350円/g(税抜)また左側のショーケースには、黄金のロールケーキやいちごプリン、クグロフなど、素朴なお菓子とジンジャーシロップや酵素シロップがズラリと並びます。『塩キャラメルプリン』350円(税抜)、『いちごプリン』380円(税抜)などスイーツは6種類お菓子にも、アグリシステムの有機薄力粉・キタホナミ、堺・吉田ファームの卵、沖縄の本和香糖、新温泉町の日本ミツバチが集めるはちみつなど、厳選した食材を使用。「砂糖や塩を悪者にはしたくないんですよね。特にお菓子は、見た目の美しさも大切だと思うので、粉糖、北海道の辞菜糖のグラニュー糖も使っています。」と池7さん。『クグロフ』(ハーフサイズ)1,600円~(税抜)。北海道産の有機小麦粉・キタホナミを使用。イチジクのコンポートをシロップごと使用しているから、生地はしっとり。甜菜糖の甘みも、粉の風味もやさしい。「自宅のキッチンの延長に【amasora】があると思って活用してもらえたら……」と池7さん。1品買って食卓に並べるだけでも、心が豊かなになるような、そんな料理やお菓子を味わってみませんか。店主の池7彩子さん。「夏に向けてカレーも作る予定です!」【amasora】(アマソラ)TEL:0797-61-8551住所:兵庫県芦屋市宮塚町15-5-101アクセス:JR神戸線「芦屋」駅から徒歩8分、阪神本線「芦屋」駅から徒歩8分営業時間:10:30~19:30定休日:火曜
2018年06月17日連載第80回目は、時間のない朝には嬉しいお手軽朝食メニュー♪ アボカドとお好みのフルーツであっという間にできちゃうオシャレなオープンサンドです! カッテージチーズとお気に入りのナッツを合わせて栄養満点! 見た目にも体にも嬉しいひと品ですよ♡『アボカドとフルーツのオープンサンド』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 80旬食材は、アボカド!アボカドには多くの品種がありますが、日本で売られているアボカドのほとんどはメキシコ産です。1年中出回っているものの、1番油分が多く濃厚な味わいを楽しめるのは、今の時期6月~8月といわれています。9~10月頃に出回る新ものは、油分が15~20%と1年の中で最も低く、熟しにくく、青みが強く、若々しい味わいがします。10~5月頃になると油分が標準に戻り、安定した味を楽しめ、6~8月のアボカドは油のりがとてもよく、特にねっとりとした味わいを楽しめます!“森のバター” または “食べるバター” ともいわれているほど油分が豊富なアボカド。脂肪分は、ほとんどが善玉脂質と呼ばれる不飽和脂肪酸です。なかでも、オリーブオイルの主成分としても知られる、オレイン酸が多く含まれています。これは、体内で合成できる脂質で、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げる働きがあり、脂質異常や動脈硬化を防ぐ効果も。また老化防止に役立つ抗酸化作用もあります!その他、新陳代謝を高めるビタミンB6やビタミンEなどのビタミン群も豊富です!アボカドは、女性に嬉しい効果をもたらしてくれるスーパーフルーツ! 継続的に摂り入れれば、キレイをサポートしてくれそうですね。夏はアボカドを食べて美肌を目指しましょう♡材料はこちら!【材料(二人分)】・カンパーニュなどお気に入りのパン:2枚・カッテージチーズ:大さじ4~6・アボカド:1/2個・お好みの柑橘:1/2個・ミニトマト:4個・ローストクルミ:適量・オリーブ油:適量・はちみつ:適量(仕上げ用)・お好みのハーブ:適量・塩:適量・コショウ:適量・オリーブ油:適量まず、下準備を始めます。~その1:フルーツを切り分けます。オレンジなどのお好みの柑橘を切りわける。まず、下準備を始めます。~その2:アボカドをスライスします。アボカドは縦半分に切りわける。皮と種を除きスライスする。まず、下準備を始めます。~その3:トマトを半分に切ります。トマトは横半分に切る。まず、下準備を始めます。~そ4:クルミを細かく砕きます。クルミを細かく砕く。では、作ります! パンにオリーブ油を塗ります。パンにオリーブ油を薄く塗ります。アボカドを並べます。スライスしたアボカドを並べます。カッテージチーズを塗ります。その上にカッテージチーズを塗ります。柑橘とトマトも盛り付けます。その上に柑橘とトマトを盛り付けます。クルミを散らします。クルミを散らします。仕上げに塩コショウをします。仕上げに塩コショウをします。お好みではちみつ、オリーブ油を回しかけます。お好みでハーブを添え、はちみつ、オリーブ油を回しかけます。おいしさのアレンジポイント♪今回はヘルシーなカッテージチーズを使いましたがクリームチーズでもおいしく仕上がります。フルーツはお好みでアレンジしてください。ブルーベリーやバナナなど、お好きなもので♪
2018年06月13日連載第79回目は、あっという間にできちゃう丼ものメニュー、相性の良いマグロとアボカドを合わせた海鮮丼ぶりです。コチジャンだれがくせになって暑い夏でもモリモリ食べれちゃう♪ 隠し味のニンニクがいいアクセントになって食欲をそそり、夏の疲れた体に嬉しいひと品です。お夜食にもおすすめですよ!『マグロアボカド丼』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 79旬食材は、アボカド!アボカドには多くの品種がありますが、日本で売られているアボカドのほとんどはメキシコ産です。一年中出回っているものの、1番油分が多く濃厚な味わいを楽しめるのは、今の時期6月~8月といわれています。9~10月頃に出回る新ものは、油分が15~20%と1年の中で最も低く、熟しにくく、青みが強く、若々しい味わいがします。10~5月頃になると油分が標準に戻り、安定した味を楽しめ、6~8月のアボカドは油のりがとてもよく、特にねっとりとした味わいを楽しめます!“森のバター” または “食べるバター” ともいわれているほど油分が豊富なアボカド。脂肪分は、ほとんどが善玉脂質と呼ばれる不飽和脂肪酸です。なかでも、オリーブオイルの主成分としても知られる、オレイン酸が多く含まれています。これは、体内で合成できる脂質で、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を下げる働きがあり、脂質異常や動脈硬化を防ぐ効果も。また老化防止に役立つ抗酸化作用もあります! そのほか、新陳代謝を高めるビタミンB6やビタミンEなどのビタミン群も豊富です!アボカドは、女性に嬉しい効果をもたらしてくれるスーパーフルーツ! 継続的に摂り入れれば、キレイをサポートしてくれそうですね。夏はアボカドを食べて美肌を目指しましょう♡材料はこちら!【材料(二人分)】・温かいご飯:丼2杯分・マグロ:1柵・アボカド:1/2個(合わせだれ)・酒:大さじ1・ゴマ油:小さじ1・しょうゆ:大さじ2・コチジャン:小さじ1~・きび砂糖:小さじ1・ニンニクすりおろし:1/2かけ(仕上げ用)・大葉:4枚・カイワレ:適量・ウズラの卵:2個・白いりごま:適量まず、下準備を始めます。~その1:ニンニクをすりおろします。ニンニクは皮と芯を除きすりおろす。では、作ります! 合わせだれを作ります。ボウルに合わせだれの調味料を入れ合わせます。よく混ぜ合わせます。きび砂糖を溶かすようによく混ぜ合わせます。マグロを切ります。マグロをひと口大のサイコロ上に切りわけます。合わせだれに漬け込みます。切り分けたマグロを合わせだれのボウルに入れ漬け込みます。ラップをして冷蔵庫で10分程度漬け込みましょう!大葉を千切りにします。大葉を千切りにします。アボカドを切り分けます。アボカドはひと口大のサイコロ状に切りわけます。マグロと同じ大きさに切り分けましょう。丼にごはんをよそいます。丼にごはんをよそいます。ごはんの上に大葉を散らします。よそったごはんの上に大葉の千切りを散らします。マグロを盛り付けます。漬け込んだマグロを盛り付けます。アボカドも盛り付けます。バランスよくアボカドも盛り付けます。合わせだれを回しかけます。お好みで合わせだれを回しかけます。カイワレとウズラの卵を添えます。中央にカイワレを添え、ウズラの卵(卵黄)を添えます。お好みで白いりごまを散らします。おいしさのアレンジポイント♪コチジャンの代わりにわさびでもおいしく仕上がります。ニンニクのすりおろしの代わりにショウガのすりおろしを合わせてもさっぱりして食が進みますよ!今回は赤身のマグロを使いましたが白身のお魚を合わせるのもおすすめです。
2018年06月05日連載第77回目は、夏になると食べたくなる麺メニュー、豚ひき肉とナスを甘辛だれで炒め、キュウリを添えたジャージャー麺です。 隠し味の粉山椒が食欲をそそり、夏の疲れた体にスタミナを注入してくれるひと品です。あっという間に作れちゃうのでお夜食にもおすすめ! お好みでラー油を回しかけていただくのもおいしいですよ♪『ジャージャー麵』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 77旬食材は、キュウリ!キュウリは年中出回っていて、1年中手に入るお野菜ですが、旬は夏の6~8月です。夏場は露地、秋から春にかけてはハウス栽培が行われています。ちなみに露地栽培された旬のキュウリは、ハウス栽培のものよりもビタミンCが多く含まれています。また濃い緑色で、ハリやツヤのあるもの、表面のイボがピンととがっているものが新鮮とされています。キュウリは暑い夏に最適なお野菜! キュウリの95%は水分で体を冷やす作用があり、夏の水分補給に効果的です。また豊富な水分とカリウムで利尿作用が期待でき、むくみケアにも効果的です! まさに夏バテなどで食欲がない時にはもってこいのお野菜ですね。暑い夏に大活躍しそうなキュウリ。手軽に手に入って生で食べられちゃうので調理も楽ちんなのが嬉しいですね。暑い夏はさっぱりとしたキュウリを食べて夏バテ予防に努めましょう!材料はこちら!【材料(二人分)】・豚ひき肉:250g・ナス:2本・ショウガ:2かけ・長ネギ:1/4本・ゴマ油:大さじ1と1/2・中華麺:2玉(調味料)・甜面醤:大さじ2・酒:小さじ2・しょうゆ:小さじ2・きび砂糖:小さじ1(仕上げ用)・キュウリ:1本・ミニトマト:2個・卵:1個・粉山椒:適量・ラー油(お好みで):適量まず、下準備を始めます。~その1:ショウガと長ネギをみじん切りにします。ショウガと長ネギはみじん切りにする。まず、下準備を始めます。~その2:キュウリを細切りにします。キュウリは斜め薄切りにし、細切りにする。まず、下準備を始めます。~その3:ナスを薄切りにします。ナスはへたを除き、縦半分に切り斜め薄切りにする。まず、下準備を始めます。~その4:ゆで卵を作ります。卵を水に入れ火にかける。沸騰したら5~6分強めの中火で茹で、ゆで卵を作る。まず、下準備を始めます。~その5:麺をゆでるためのお湯を準備します。麺を茹でるためのお湯を大き目の鍋で準備します。では、作ります! まずショウガと長ネギをゴマ油で炒めます。鍋にゴマ油を入れ、ショウガと長ネギを加え中火にかけます。豚ひき肉を加えます。ショウガと長ネギの香りが出てきたら豚ひき肉を加え炒めます。ナスを加えます。豚ひき肉が半分色づいたらナスを加え炒めます。調味料を加えます。ナスがしんなりしてきたら、甜面醤、酒、しょうゆ、きび砂糖を加え、なじませるように炒め合わせます。仕上げに粉山椒を振りかけます。仕上げに粉山椒を振りかけ火を消します。麺をゆでます。鍋にたっぷりのお湯を沸かし中華麺を袋の表示通りゆでます。ゆであがったら冷水にとります。ゆであがったら冷水にとり、しっかりと水を切ります。器に盛りつけます。器に中華麺を盛り付け、その上に炒めた具を乗せます。中央にキュウリを添えます。具の中央にキュウリを添えます。トマトとゆで卵も添えます。トマトとゆで卵は1/2または1/4のくし切りにし添えます。お好みでラー油をかけていただきます。おいしさのアレンジポイント♪パンチのある味がお好みな方はニンニクを加えるとより香味アップでおすすめです。その場合はショウガと長ネギを炒める際にニンニクのみじん切りを加えて一緒に炒めてください。お好みでゆで卵の代わりに卵黄を添えていただくのもおすすめですよ!
2018年05月19日料理研究家の森崎友紀(38)が14日、自身のブログを更新し、第2子を妊娠していることを報告した。森崎友紀森崎は「この度、第二子を授かりました事をご報告させていただきます」と報告。「私も旦那さんもとても喜んでいます。娘はまだわかっていないかもしれませんが、妊婦健診ではエコー写真を指差して反応はしています」と夫と長女の様子を伝え、「だいぶお腹も出て来ました」とふっくらしたお腹を長女が触っている写真を公開した。続けて、「やっと安定期に入り、悪阻とはまだまだ格闘中ですが、だいぶ落ち着いてきました」と現状を説明。今後の仕事については「体調を優先しながらできる範囲で続けて行けたらと思っています」とつづり、「これから出産までのマタニティ期間、家族と共に、日々大切に過ごしていきたいと思います」と締めくくった。森崎は2016年1月に一般男性と結婚。同年6月に第1子となる長女を出産した。
2018年05月14日連載第76回目は、ちょっとおしゃれな朝食メニューをご紹介します! お気に入りのパンにハムと市販のホワイトソース、チーズを使って作る ”クロックマダム”! 目玉焼きを乗せてちょっとリッチでおしゃれな朝食またはブランチとしていかがでしょうか。手軽に手に入る食材で簡単に作れちゃうからうれしいメニュー。朝からリッチなメニューで彼をびっくりさせちゃいましょう♪『クロックマダム』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 76旬食材は、パセリ!パセリの旬は3~5月の春の時期と9~11月の秋の時期の2回です。特に春のパセリは柔らかく香りも良いのが特徴です!パセリはビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。こららの栄養素は抗酸化作用があり、美肌効果やアンチエイジング効果が期待できます。ほかにも、貧血を予防する鉄分や腸内環境を整えてくれる食物繊維も豊富に含まれているので女性には嬉しいですね。サラダなどに付け合わせで使われているパセリ! 栄養が豊富なだけでなく彩りもきれいでお料理のアクセントにもなる優秀なお野菜です。また生で食べれるのもうれしい♪ ぜひ旬のこの時期に積極的に取り入れたい食材ですね♡材料はこちら!【材料(二人分)】・お好みのパン:4枚・ハム:4枚・ホワイトソース缶:1/4缶・ピザ用チーズ:20g・粒マスタード:適量・バター:適量・コショウ:適量・卵︰2個・オリーブ油︰適量まず、下準備を始めます。~その1:パセリを刻みます。パセリは水でさっと洗いよく水気を切り、細かく刻む。では、作ります! まずバンの片面にバターを塗ります。1枚のパンの片面にバターを薄く塗ります。もう1枚のパンの片面にマスタードを塗ります。もう1枚のパンの片面にマスタードを薄く塗ります。チーズを散らします。バターを塗ったパンの上にチーズを散らします。ハムを乗せます。チーズの上にハムを乗せます。ホワイトソースを乗せます。ハムの上にホワイトソースを乗せます。パセリを乗せます。ホワイトソースを乗せたらパセリをその上にお好みで乗せます。もう一枚のパンで挟みます。マスタードを塗ったもう一枚のパンで挟みます。上にホワイトソースを塗ります。挟んだらパンの上面にホワイトソースを塗ります。ソースの上にチーズを散らします。その上にチーズを散らします。お好みでコショウを散らします。最後にお好みでコショウを散らします。もう1セットも同様に作ります。トースターで焼きます。トースター、またはオーブンでこんがりと色づくまで焼きます。魚焼きグリルでも焼けますよ!目玉焼きを作ります。フライパンにオリーブ油を入れ、卵を静かに割り入れ目玉焼きを作ります。お好みの固さに仕上げます。パンを焼いてる間に作りましょう!パンに目玉焼きを乗せます。パンがこんがりと色づいてら目玉焼きを乗せます。仕上げにパセリを散らします。お好みでベビーリーフやトマト等を添え、仕上げにパセリを散らします。おいしさのアレンジポイント♪ハムの代わりにベーコンまたはスモークサーモンを挟むのもおすすめです!
2018年05月11日『ルッコラとタコのサラダ』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 75旬食材は、ルッコラ!ルッコラの旬は4~6月と10~12月の2回です。地中海沿岸が原産で、ゴマのような風味と辛みや苦みが特徴的なお野菜です。イタリア料理などでよく見かけますね!ルッコラはβ-カロテンやビタミンC、ビタミンEを豊富に含んでいます。こららの栄養素は抗酸化作用があり、美肌効果やアンチエイジング効果が期待できます!女性に嬉しい栄養素がたっぷりのルッコラ! オリーブ油と塩コショウで和えるだけでオシャレに仕上がるのも嬉しいお野菜です。これから紫外線が強くなる季節にぜひ積極的に取り入れたい食材です♡材料はこちら!【材料(二人分)】・ルッコラ:ひと束・新玉ネギ:小1/2玉・ゆでタコ:50g・レモン:1/4個・オリーブ油:大さじ1・塩(あれば岩塩):ひとつまみ~・コショウ:適量・パルメザンチーズ:適量では、作ります! まず玉ネギを切ります。玉ネギは繊維を断ち切って薄切りにします。今回は辛みが少ない新玉ネギなので水にさらさず使いますが、辛みが苦手な方は冷水に5分程さらして、水をしっかり切って使ってください。ルッコラを切ります。ルッコラを5㎝幅に切ります。ゆでタコを薄く切ります。ゆでタコを薄くななめにそぎ切りします。切った材料をボウルに入れます。切った玉ネギ、ルッコラ、タコをボウルに入れます。オリーブ油を回しかけます。オリーブ油を加えます。ない場合はサラダ油で代用も可能です。レモン汁を加えます。レモンを絞ってレモン汁を加えます。塩を加えます。塩を加えます。さっと和えます。さっと和えます。ここで味を見て、足りない場合は調味料を適宜加えてください。器に盛りつけます。器にバランスよく盛りつけます。仕上げにコショウとパルメザンチーズを散らします。仕上げにコショウとパルメザンチーズを散らします。おいしさのアレンジポイント♪今回はゆでタコを使いましたが、市販のサラダチキンをそぎ切りにして和えてもおいしいですよ!レモン汁の代わりに白ワインビネガーまたはバルサミコ酢を使うのもおすすめです!連載第75回目は、旬のルッコラを使った簡単サラダです。オリーブ油とレモン汁と塩コショウで和えて、ゆでタコを合わせるだけで、簡単だけどおしゃれなサラダがあっという間にできちゃいます!仕上げにパルメザンチーズを散らして、お酒やパスタのおともにどうぞ♪
2018年05月03日『春キャベツとアサリの酒蒸し』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 74旬食材は、アサリ!アサリは通年出回ってますが、一番おいしい時期は3月から5月の春と、9月から10月の秋です!今が旬のアサリは、女性に嬉しい栄養素がたっぷりの食材。 まず注目すべき点は、貧血予防ができる栄養素の鉄分と、ビタミンB12が豊富に含まれていること。ビタミンCや葉酸の豊富な野菜と一緒に食べると、さらに貧血予防の効果を高めることができます。貧血は疲れやすさや肌荒れを引き起こすので、鉄分豊富なアサリを摂取して、肌トラブル知らずの潤った肌を育てましょう。貧血や疲労を予防することは、美肌を育てることにもつながるんです!そのほか、むくみ対策に効果的なカリウムも含まれているので、疲労回復や、老廃物排出にも効果があるといわれています。また、嬉しいことに低脂肪でたんぱく質が豊富! ダイエットをしている女性でも積極的に食べやすい食材といえますよね!女性に嬉しい栄養素がたっぷり詰まったアサリ! お野菜と一緒にぜひ積極的に取り入れたい食材です♡材料はこちら!【材料(二人分)】・アサリ:250~300g・春キャベツ:1/4玉・ニンニク:1かけ・唐辛子:1本・酒:大さじ4・水:大さじ2・ゴマ油:小さじ1・うす口しょうゆ:小さじ1/2・青ネギ:適量まず、下準備を始めます。~その1:アサリの砂抜きをします。ボウルやバットに1%の食塩水を用意し、アサリをつけ、砂抜きをしておく(冷蔵庫で2時間~ひと晩)。貝は暗い環境にするとよく砂を出します。光を通さないホイルなどでボウルやバットを覆って暗くしましょう。まず、下準備を始めます。~その2:キャベツを切りわけます。キャベツは葉の部分をひと口大に切りわける。芯の部分はうす切りにする。まず、下準備を始めます。~その3:ニンニクを薄切りにします。ニンニクは皮と芯を除き薄切りにする。まず、下準備を始めます。~その4:唐辛子は種を除き半分に切ります。唐辛子は種を除き半分に切る。まず、下準備を始めます。~その5:青ネギは小口切りにします。青ネギは小口切りにする。では、作ります! まずキャベツとフライパンに入れます。フライパンにキャベツを入れます。キャベツの上にアサリを並べます。砂抜きしたアサリは水で良く洗い水を切り、キャベツの上に並べます。ニンニク、唐辛子も加えます。ニンニク、唐辛子も加えます。酒と水、ゴマ油を加え、火にかけます。酒と水、ごま油を加え、ふたをして火にかけます。煮立ったら中火にします。煮立ったら中火にしてアサリの口が開くまで火にかけます。仕上げにうす口しょうゆを加えます。アサリの口が開いたらふたを開け、うす口しょうゆを加えなじませ、火を消します。器に盛り付けます。器に盛り付けます。最後に青ネギを散らします。仕上げに青ネギを散らします。おいしさのアレンジポイント♪今回は春キャベツを合わせましたが、しめじなどのきのこ類を合わせてもおいしいですよ♪連載第74回目は、春に旬を迎えるアサリと春キャベツを使ってあさりの酒蒸しをご紹介します♪ とっても簡単だけどアサリの出汁で上品な和食の一品ができちゃいます。アサリに甘くて柔らかい春キャベツを加えて春を感じてはいかがでしょうか。
2018年04月24日チキンを使った2つのスープで、想いを伝える「心を込める、それがいちばん大切です」。聞きなれない譚家菜料理について伺うと、リュウ・グォヂゥー氏はゆっくりとそう話し始めました。譚家菜の調理法は元より、山東料理、そして後に赴いた四川料理のエッセンスまでを取り入れ進化をしてきた氏の料理。貝と合わせた清湯「まずは味わってください」と2つのスープが食膳に差し出されました。濃湯(ノンタン)と清湯(チンタン)。どちらもチキンをベースにしたスープでありながらアプローチの違いで全く別物の料理が登場。濃湯は鶏の脂肪がクリーミーになるまで煮込み、清湯は脂を取っては澄まし取っては澄ましを繰り返しクリアな一滴を生み出します。濃湯を使った蟹と魚の浮袋のチキンスープ煮は、鶏から出る旨みが浮袋に染み渡る力強い味わい、対して貝と合わせた清湯はじんわりと儚い滋味が口中に広がるから不思議です。「見えないもの、事こそ、料理ではもっとも大切なのかもしれません」と氏。取材中も言葉少なですが、その分、言わんとしていることは十二分に伝わってくる、これぞ巨匠の料理への姿勢なのです。手間ひまかけた譚家菜には、優雅な空間が似合う高級ホテル・ウィンマカオ内にあり豪華絢爛な空間が広がるミシュランガイド香港・マカオにおいて2つ星に輝いた【ゴールデンフラワー】。店は高級リゾートホテル「ウィン・マカオ」の1Fに位置し、店内では、金色に輝く菊のモチーフや優れた造形のランタンが出迎えてくれます。目を見張るような花のモザイクや気品溢れる優美な陶器など、真に贅沢な雰囲気を醸し出し、最高級と言われる譚家菜を味わうのに理想的な空間が用意されているのです。フォーブストラベルガイドでも栄えある5ツ星に輝いた名門ホテルです。【ゴールデンフラワー】のメニューには、吉浜アワビの煮物、蟹と魚肝のチキンスープ煮、高級デザートなど、心ゆくまで譚家菜を味わえるリュウ・グォヂゥー氏のもてなしが待っているのです。リュウ・グォヂゥー氏 プロフィール北京出身で、北京ホテルで長年勤務。譚家菜の後継者として、エリザベス女王や各国首脳などの国賓をもてなしてきた。【GoldenFlower】電話:+853 8986 3663住所:Rua Cidade de Sintra, NAPE, Macau営業:11:30014:30(土曜・日曜のみ)、18:00022:30休日:月曜
2018年04月10日連載第73回目は、春においしい春キャベツを使って作る ”生姜焼き”! 家庭料理の定番中の定番、生姜焼きに甘くて柔らかい春キャベツを加えて一緒に炒め合わせます。調味料は生姜のしぼり汁に酒・みりん・しょうゆを1:1:1に合わせるだけ! とってもシンプルで簡単だけど生姜の香りが食欲をそそり、おいしく仕上がりますよ♪『生姜焼き』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 73旬食材は、キャベツ!今回の旬食材は春キャベツ! 旬は春、夏、冬と3回あり、春キャベツは3~5月、夏キャベツは7~8月、冬キャベツは1~3月ごろに旬を迎えます。なかでも春キャベツは水分を多く含み、甘くてやわらかいため、生でもおいしくいただけます♪そんなキャベツは、女性に嬉しいビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCはメラニンの生成を抑える働きや、コラーゲンの生成を促してくれ、美肌効果が期待できます。また、抗酸化作用もあるのでアンチエイジング効果も期待できます!甘くてやわらかくて生でもおいしい、春キャベツ♪ これから暑くなる季節に備えて、美肌を目指して積極的に摂り入れたい食材ですね。ぜひ旬のこの時期に春だけのおいしさを味わってみてはいかがでしょうか!材料はこちら!【材料(二人分)】・豚切り落とし肉:200~250g・春キャベツ:1/2玉・玉ネギ:中1個または大1/2個・ピーマン:2個・塩:適量・コショウ:お好みで・オリーブ油:適量(調味料)・ショウガ:2かけ・酒:大さじ1と1/2・みりん:大さじ1と1/2・しょうゆ:大さじ1と1/2まず、下準備を始めます。~その1:キャベツをひと口大に切ります。キャベツは葉の部分をひと口大に切りわける。芯の部分はうす切りにする。まず、下準備を始めます。~その2:ピーマンを細切りにします。ピーマンは種を除き、縦4等分の細切りにする。まず、下準備を始めます。~その3:玉ネギをくし切りにする。玉ネギは芯を除き1㎝幅のくし切りにする。まず、下準備を始めます。~その4:ショウガをすりおろす。ショウガはよく洗い、皮付きのまますりおろす。まず、下準備を始めます。~その5:調味料を合わせる。酒、みりん、しょうゆをあらかじめ合わせておく。ショウガのしぼり汁も半量加え、混ぜ合わせる。ショウガのしぼり汁の残り半量は仕上げのときに使います。では、作ります! まずキャベツとピーマンを炒めます。フライパンにオリーブ油を加え熱します。キャベツ、ピーマンを加え強火でさっと炒めます。炒めた野菜はバットに取り出します。炒めたキャベツとピーマンはバットに取り出します。豚肉を炒めます。同じフライパンにオリーブ油を加えて熱し、強めの中火で豚肉を炒めます。塩、コショウをします。豚肉に塩を振り、お好みでコショウを適量振ります。玉ネギを加え一緒に炒めます。豚肉の色が半分変わったところで玉ネギを加え一緒に炒め合わせます。調味料を加えます。玉ネギが透明になったところで調味料を回し入れます。一緒によく炒め合わせます。キャベツとピーマンを戻し入れます。最初に炒めたキャベツ、ピーマンを戻し入れ一緒に強火で炒め合わせます。残りのショウガのしぼり汁を加えます。残りのショウガのしぼり汁も加え、手早く炒め合わせ仕上げます。器に盛り付けます。器に盛り付けます。おいしさのアレンジポイント♪甘めの仕上がりがお好みの方は、調味料に砂糖を小さじ1程度加えてください。
2018年03月30日カットした野菜の小分けや、乾物にお菓子、冷凍ストックの保存など、キッチンのあらゆるシーンで役立つジップロック®。みなさんのお宅でも、欠かせないアイテムになっているのではないでしょうか。実は、ジップロック®の使い道は食品の保存だけにとどまりません。子どもとのクッキングでも大活躍するんです!ここでは、料理研究家で ママリーダーズ の高羽ゆきさんが、親子クッキングがはかどるジップロック®の使い方を伝授。子どもはもちろん、ママもらくになる便利なアイデアが満載で親子クッキングがますます楽しくなりますよ!<お話を聞いたのは>▼高羽ゆきさん 長女(14才)・長男(6才)「食材の保存はもちろん、料理やお菓子作りの準備や調理、料理の持ち寄りパーティなどでもジップロック®を愛用しています。さらに、子どもとキッチンに立つときにも、ジップロック®が大活躍!例えば、食材を混ぜる工程。ボウルだと上手に混ぜられなかったり、こぼしたりすることがありますが、ジップロック®を使えば小さなお子さんでも簡単にできます。何より、調理中の汚れや飛び散りが少なくなるので、イライラせずに親子クッキングが楽しめます(笑)。調理後の後片づけの手間が減るのも、忙しいママにとってはうれしいですよね」【プロフィール】料理研究家。元料理学校講師の経験を生かし、退職後に開設した料理ブログが話題となり、現在、企業・雑誌等のレシピ開発から、TV出演、講演会講師、キャラ弁の定期セミナーなど幅広く活躍。ブログでは簡単なのに豪華に見えるレシピや作り置き、何でもない料理をおいしく見せる盛り付け方のコツも公開中。Blog: cafeごはん。ときどきおやつ Instagram: @yukitakaba 高羽ゆきさんのママリーダーズページ >> 汚れにくい&後片づけもらくちん!プロも実践中、ジップロック®で簡単親子クッキングのすすめ高羽さんがおっしゃるように、子どもとのクッキングでは、こぼされたり散らかされたり…がちょっぴりストレスになることも。そこで、高羽さんが普段から実践しているのがジップロック®を使ったクッキングです。親子クッキングがラクラクになるのはもちろん、時短にもつながるジップロック®活用方法を教えていただきました!今回高羽さんが使ったジップロックは…【ジップロック®ストックバッグ】▼特長▼●ピンク色の開け口が目印のストックバッグ。●2種類のジッパーで、簡単・スムーズな開閉性と高い密封性を両立。●開け口のセンターに、つまみやすいOpen Tabがつき、開けやすい形状。濡れた手でも冷凍庫から取り出した直後でも、すぐに開けられます。●冷蔵保存はもちろん、冷蔵庫以外での保存や小物整理にも便利です。日付や内容物の書き込みスペースがあります。 食品の保存、下ごしらえに!ジップロック®ストックバッグ ▼活用シーンその1:汚れも洗い物もミニマムに! 親子でお菓子作り「子どもたちが大好きなクッキー作り。生地と打ち粉をジップロック®に入れてその上から綿棒で伸ばせば、粉が飛び散らず、手や綿棒にベタベタくっつかないので小さい子でも楽しく作業ができます」(高羽さん)「何よりキッチンが汚れないから、後片付けがらくちんに! そのままジップロック®をはさみで開いて型抜きすれば、洗い物も最小限ですみますよ」(高羽さん)「チーズケーキなどの下に敷くクラッカーも、ジップロック®に入れて砕けば飛び散ることなく細かくできますし、バターもボウルで混ぜるよりなじみやすくなり扱いやすいですよ。」(高羽さん) 他にもたくさん! ジップロック®のアイデアはこちらから ▼活用シーンその2:あっという間にコールスローサラダ「カットした野菜をジップロック®に入れ、ドレッシングをかけてもみ込むだけで、あっという間にコールスローサラダが出来上がります。ボウルで混ぜるとポロポロこぼれたり、まんべんなく混ざらなかったりすることがありますが、密封性の高いジップロック®ならこれらの問題も解決。まだ小さいお子さんなら、袋の上からもんだり、シャカシャカ振ったりする工程をお手伝いしてもらってもいいですね。野菜もドレッシングも、お好みでOK。ヨーグルトを入れるとヘルシーなうえにマイルドな味わいになりますよ」(高羽さん) こんな使い方あったんだ! 新しいジップロック®の使い方がたくさん ▼活用シーンその3:調理〜保存まで1枚で完結! 簡単お漬物「包丁の扱いに慣れてきたお子さんなら、お手軽な漬物作りをおまかせしてもよさそうです。作り方はとっても簡単。食べやすい大きさにカットした野菜を塩と一緒にジップロック®に入れ、ふわっと空気を含ませる様にジッパーを閉めて軽く振り、塩をゆきわたらせます。あとは、醤油やお酢などお好みの調味料を入れて、冷蔵庫で半日〜ねかせるだけで完成です。ちょっとアレンジしたいときは、ニンニクとごま油を少し加えるのがおすすめ。いつもと違う味わいで、お箸が止まらなくなります!多めに作り置きをしても、ジップロック®ならそのまま保管できて便利ですし、冷蔵庫の中でも場所をとりません」(高羽さん) 暮らしのアイデアがたくさん!ジップロック®活用術 子どもも喜ぶ! ジップロック®シリーズ ディズニーデザイン毎回人気のディズニーキャラクターがデザインされたジップロックがこの春も登場! 今回は、「ミッキーマウス」や「ミニーマウス」を中心としたデザインが魅力的。ディズニーの仲間たちと一緒なら、家事がさらに楽しくなること間違いなし!ジップロック® フリーザーバッグ M16 枚入 ミニーマウス 2018開け口のセンターにつまみやすいOpen Tab がついたフリーザーバッグ。「ミニーマウス」とハートが前面にプリントされている。■サイズ:縦189×横177(mm)、厚さ0.06(mm)ジップロック® イージージッパー® M10 枚入 ミッキーマウス 2018つまみを動かすだけで簡単に開閉でき、頻繁に開閉する用途にピッタリな、イージージッパー®。 「ミッキーマウス」が落書きする姿がかわいい。■サイズ:縦177×横203(mm)、厚さ0.07(mm)ジップロック®を上手に活用して、暮らしをもっと快適に!今回高羽さんに教えていただいたように、食品の保存はもちろん、快適な親子クッキングや時短調理のサポートアイテムとしても実力を発揮するジップロック®。キッチン以外でも、園グッズを入れるポーチがわりとして、アウトドアレジャーへの食材や食器の持ち運びに、など、アイデア次第で近い道は無限大です!そんな、さまざまなジップロック®の活用法を集めたムック本 『あたらしい、ジップロック®のつかいかた。』 (マガジンハウス)では、アメリカや日本で暮らすおしゃれジップロック®ファンによるユニークなジップロック®の使い方が紹介されています。また、ウェブサイト「TODAY’S HACKS with Ziploc®」でも、目からうろこなジップロック®活用術を公開中。ぜひチェックしてみてくださいね。・ TODAY’S HACKS with Ziploc® PR:旭化成ホームプロダクツ株式会社
2018年03月28日連載第72回目は、春にさらにおいしくなる新玉ネギを使って、簡単にできるスパゲッティ・ナポリタンです♪ 喫茶店の味だったり家庭の味だったり、どこか懐かしい味わいですよね。トマトケチャップさえあれば、あっという間にできる嬉しいお手軽料理です。目玉焼きを乗せればちょっぴりオシャレなカフェ風ナポリタンになりますよ!『スパゲッティ・ナポリタン』【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 72旬食材は、玉ネギ!今回の旬食材は新玉ネギ! 旬は3月~4月です。通常の玉ネギと比べて、みずみずしく、辛みが少ないのが特徴です。水にさらさなくてもおいしく食べられます。ちなみに玉ネギと新玉ネギの栄養価にはさほど違いはありません。どちらにもビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、硫化アリルなどが含まれています。ビタミンB1には、疲労回復や新陳代謝をよくするといった働きがあり、疲労回復やストレスを抑える効果があります。また、硫化アリルは、玉ネギの辛み成分でもあり、玉ネギを切るときに目が痛くなるのもこの成分からなのです。この硫化アリルが血液をサラサラにしてくれたり、免疫力をアップさせたりしてくれて、健康増進に効果的な栄養素なのです!甘くて生でもおいしい、新タマネギ♪ 新陳代謝アップや血液サラサラ効果もあるので毎日食べたい食材ですね。ぜひ甘くてさらにおいしい旬のこの時期に摂り入れてみてはいかがでしょうか!材料はこちら!【材料(二人分)】・スパゲッティ:160g・ベーコン:80g・玉ネギ:中1個・ピーマン:2個・マッシュルーム:6個・ニンニク:1/2片・トマトケッチャップ:大さじ6・きび砂糖:小さじ1/2・バター:15g・塩:適量・コショウ:適量・オリーブ油:大さじ1と1/2(仕上げ用)・卵:2個・パセリ:適量・パルメザンチーズ:適量(パスタ茹で用)・塩:大さじ2~3まず、下準備を始めます。~その1:大きめの鍋でパスタ茹で用のお湯を準備します。大きめの鍋に2リットルの水を入れて火にかけ、パスタ茹で用のお湯を準備する。まず、下準備を始めます。~その2:ニンニクとパセリをみじん切りにします。ニンニクは皮と芯を取り除き、みじん切りにする。パセリはさっと洗い水気を取り、みじん切りにする。まず、下準備を始めます。~その3:ピーマンを輪切りにします。ピーマンは輪切りにする。まず、下準備を始めます。~その4:タマネギをくし切りにします。タマネギは7㎜幅程度のくし切りにする。まず、下準備を始めます。~その5:マッシュルームは薄切りにします。マッシュルームはペーパー等で汚れを取り除き、薄切りにする。まず、下準備を始めます。~その6:ベーコンは短冊状または薄切りにします。ベーコンは短冊状または薄切りにする。では、作ります! まずパスタを茹でます。たっぷりの沸騰したお湯に多めの塩を加え、スパゲッティを加えます。袋の表示通りの時間でゆで上げます。スパゲッティをゆでてiる間にソースを仕上げます! まずニンニクを火にかけます。フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ、弱火にかけます。ベーコンを炒めます。ベーコンを加え中火で炒めます。タマネギを加えます。タマネギも加え炒めます。マッシュルーム、ピーマンも加え炒めます。タマネギがしんなりとしてきたら、マッシュルームとピーマンを加え炒め合わせます。ここでトマトケチャップを加えます。具材を端に寄せ、トマトケッチャプを加えます。きび砂糖も加えます。きび砂糖も加えます。砂糖を加えることでトマトケッチャプの酸味が消えまろやかに仕上がります。具材と合わせて炒めます。トマトケチャップと具材を合わせて炒めます。パスタのゆで汁を加えます。ここでパスタのゆで汁を大さじ2~3程度加えます。ここでスパゲッティを加えます。ゆであがったスパゲッティの水をしっかりと切り、フライパンに一気に加え、炒め合わせます。バターを加えます。バターを加え、手早く炒め合わせます。ここで味見をして、お好みで塩・コショウを加え味を調えます。目玉焼きを作ります。ナポリタンが仕上がるのと同時に目玉焼きを焼き始め、お好みの固さに仕上げます。器に盛り付けます。器に盛り付け、パルメザンチーズ、刻みパセリを散らします。目玉焼きを添えます。最後に目玉焼きを添えます。おいしさのアレンジポイント♪ベーコンの代わりに、ウインナーやハムでもおいしく仕上がります♪
2018年03月25日あの人の、とっておきのワンクリック良品。今回は、料理家・冷水希三子さんに、最近買ってよかった“NOW”なアイテム、リピート買いしている“EVER”なアイテムを教えてもらいました。信頼できるサイトから、自分だけの逸品を手に入れる悦び。食材や調味料など仕事で使うアイテムをはじめ、昔から愛用している『fog linen work』のリネンのキッチンクロスなどの定番品をオンラインショップで購入。さらに、器に目がない冷水さんは、アンティークの器をネット通販で入手することも。「アンティークショップは品揃え、商品のコンディションも含め、店主の価値観やセンスによってすごく左右されます。だから実店舗を一度は訪れ、オーナーの人柄や好みがわかった上で、そこのオンラインショップを利用します」今回紹介する『エレファント』は、そんな冷水さんお気に入りの店の一つ。「男目線の北欧ものが充実していて、状態がきれい。安心して買い物できます」とのこと。NOW:エリック・ホグランのガラスの器1953年~‘73年までBODA社のデザイナーとして活躍。その後’98年に亡くなるまで、アーティストとして活動したスウェーデンのガラス作家、エリック・ホグラン。「気泡入りの紫色の手吹きガラスと美しいフォルムに魅せられちゃいました。一見、料理に合わせるのが難しそうですが、サラダや和え麺、煮浸しなど意外とコーディネートしやすいんですよ」と冷水さん。参考価格¥35,000(直径25.1×H4.8cm)※撮影商品は冷水さん私物EVER:fog linen workのリネンのキッチンクロス吸水性と速乾性に優れたリネン素材を使ったロングセラーのキッチンクロス。「リネン生地の厚みがほどよくて丈夫ですし、洗濯機でざぶざぶ洗えるので、日々使うのにちょうどいい。洗い替えに何枚もストックしています。これまでいろんな色柄を買いましたが、結局はベーシックなナチュラルに落ち着きました」。ナチュラル、ホワイト、ブラックホワイトストライプ 各¥1,150(45×65cm)ひやみず・きみこ料理家、フードコーディネーターとして雑誌、書籍、広告など幅広いジャンルで活躍するほか、料理教室も開催。著書に『スープとパン』(グラフィック社)など。※『anan』2018年2月28日号より。写真・山口 明スタイリスト・大谷優依構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2018年02月21日鎌田醤油が、アウトドア料理研究家の高松美里さんによる監修のもと、2017年のフードトレンドを盛り込んだオリジナルレシピ「KAMADABBQRecipe」を、公式通信販売サイトにて紹介しています。2017年注目のフードトレンド「ポキ」をアウトドアで楽しむ!KAMADABBQRecipeは、鎌田醤油の商品をBBQなどのアウトドアシーンでも楽しめるようにと、考案されたレシピです。今回ご紹介する「鰹のたたき」の場合、炙る、氷水につけるなどのパフォーマンスをプラス。料理を作っている人も見ている人も楽しいBBQになるように工夫がなされています。アウトドア料理研究家 高松美里 PROFILE高松美里(アウトドア料理研究家/フードスタイリスト)ヘアサロントップスタイリストを経て食の世界へ。アウトドアブランドとコラボした料理企画をはじめ、雑誌、広告のスタイリングなど数多く手がける。2児の母でもあり、子供と一緒に楽しむ食育アウトドアクッキングや、ホームパーティーのおもてなしスタイリングなども合わせて発信しているInstagram(@misatotakamatsu)は各メディアにも紹介され話題に。Seared Bonito Poke ~炙りカツオポキ~【材料】鰹のさく(200g)ポキのたれ:だし醤油(大さじ2)、サラダ醤油(大さじ1と1/2)、ごま油(小さじ2)アボカド(2個)ミニトマト(5個(半分にカット))紫玉ねぎ(1/2個(スライスして水にさらす))白ごま適量氷水【作り方】①カツオに串をさし、炭火で炙り、焼き目をつける。(皮の面をしっかり、他は軽く炙るだけ。コンロ、バーナーでもOK)②すぐに氷水に入れしっかり冷やし、食べやすい大きさにカットする。③薄くスライスしたアボカド、カツオのたたき、ミニトマト、紫玉ねぎを彩りよく並べ、白ごまをかける。ポキのたれを仕上げにかけて完成。【監修者コメント①レシピについて】バーベキューとなるとお肉料理という印象が強いですが、魚介料理も簡単に楽しめます。今回、和食のイメージが強い鰹のタタキをハワイ料理を代表する一品の「ポキ」にアレンジしました。アボカドを盛り付け、女性も食べやすく、彩りに食欲をそそられます。一番のポイントは串にさす、氷水につけるなど調理過程を工夫し、作っている方も見ている方も楽しめる点です。【監修者コメント②使用商品について】「だし醤油」、「サラダ醤油」は、バランスよく様々な食材が原材料に使用されている合わせ調味料です。レモンを絞ったり、他の調味料と細かく計量して合わせたりといった手間も省け、時短にもつながり、アウトドアにぴったりです。だし醤油醤油の名産地讃岐の天然醸造醤油に、日本全国の特産地から厳選したさば節・かつお節・昆布の天然材料のだしを利かせ、普通濃口醤油の塩分より25%減塩した風味豊かなだし入り醤油です。サラダ醤油本醸造醤油とワインビネガーにゆず果汁を加え、野菜の旨みでまとめたノンオイルの体にやさしい和風ドレッシングです。鎌田醤油「BBQレシピ」紹介ページ
2017年07月19日いまさら聞けない料理に関する素朴な悩み。料理家・飛田和緒さんに、わかりやすく答えてもらいました。今回は「油をもっと上手に使うには?」です。風味や香りが違う3種類あれば十分。使い分けて、味のバリエーションを広げて。「それぞれに異なる風味とうま味があり、使うものによって料理の印象ががらりと変わるのがオイル。3種類ほどを使い分けることで同じ料理でも味わいのバリエーションを楽しめます」と、飛田和緒さん。最低限揃えたいオイル2種と、あると便利な2種を、教えてもらった。「万能な油の代表が、オリーブオイル。そのままかけても、ソテーや揚げ油に使っても。醤油と非常に相性が良いので、私は和食にもよく使います」もう1本、常備しておくと重宝するのが米油だそう。「優しい風味で、いわゆるサラダ油の代わりに何にでも使えます。特に揚げ物は香ばしくカラッと揚がるのでおすすめです」その他、焙煎ごま油や、ナッツのオイルにも注目を。「香りも味も濃く、例えば冷や奴にさっとかけるだけでも、おいしいひと品になりますよ」エキストラバージンオリーブオイル【万能なオイルの代表選手。好みの風味のものを探して】「スパイシーなもの、クセがなくまろやかなもの、と産地やメーカーによって味わいはさまざま。あれこれ試して、好みのものを見つけてください」生のオリーブを搾った油。特に良質なものをエキストラバージンオリーブオイルという。程よい香りと風味があり、加熱してもそのままでも、さまざまに使える。和食にもよく合う。やや緑がかっていることが多いので、料理に色みを足したいときにも活躍。【焼き魚や納豆にもひと垂らし】独特の繊細な香りは、仕上げとしてかけて楽しむのもおすすめ。いつもの焼き魚や納豆、冷や奴に垂らせば、味に奥行きが。そうめんや味噌汁にかけてもいい。【和の煮物が、香り豊かな仕上がりに】ほんのりえぐみのある風味は、実は和食と好相性。例えばきんぴらや肉じゃが、筑前煮など定番の和のおかずも、オリーブオイルで作るといつもと違うおいしさに。米油(玄米油)【使いやすい油として最近注目。比較的安価なところも魅力】「クセのない味わいと香りの、万能油。たいていのスーパーで手に入ります。価格も控えめで、揚げ油など量が必要なときにも気兼ねなく使えます」米ぬかから作られるオイル。米油、玄米油など呼び方はいろいろあるけれど、製法はほぼ同じ。さらっと軽く、食材の香りや風味に影響を与えないので、さまざまな料理に幅広く使える。抗酸化作用があり、コレステロールを下げる成分が多く含まれるという健康にうれしい一面も。【天ぷらやフライがカラッと揚がる】唐揚げに天ぷら、フライ。米油なら揚げ物が香ばしく、カラッと&サクサクに。比較的加熱に強く、揚げているときにイヤなにおいが出にくいのもうれしいポイント。【炒め物、焼き物にと幅広く活躍】クセがない米油は炒め物にも、ソテーにも。野菜のスープにコクが欲しいときにかけてもおいしい。「もちろんドレッシングなどに、そのまま使ってもいいですよ」ひだ・かずを料理家。家庭料理を中心に数多くの著書を持つほか、雑誌やテレビなどで幅広く活躍。主な著書に『主菜』『常備菜』(共に主婦と生活社)など。※『anan』2017年7月19日号より。イラスト・SANDER STUDIO小野寺光子取材、文・新田草子(by anan編集部)
2017年07月18日料理は好きだし楽しいけれど、わからないまま放置している料理にまつわるあれやこれや、心当たりは、ありませんか?いまさら聞けない素朴な悩み、料理家のみなさんに、わかりやすく答えてもらいました。今回は「塩」についてご紹介します。塩少々ってどのくらい?→【塩少々=小さじ8分の1を基準に調整を】レシピで目にする「少々」という言葉。いつも、なんとなく分量を決めていたけど、正解ってあるの?「“少々”とは、小さじ8分の1の分量のことで、専用の計量スプーンも売られています。では、なぜ“少々”と書かれているかというと、結局は人によって味の基準が違うから。この量を目安に、徐々に自分で調整していきましょう。気を付けたいのが、味見。すればするほど舌が慣れて味が濃くなるため、味見をしないほうが味がまとまりやすいと私は思います」(料理研究家・ウー・ウェンさん)どうやって選んだらいい?→【まずは天然塩を1種類、使い続けてみよう】いろんな名前の塩があるけれど、選び方、使い分けはどうしたら?「天然の塩かどうかだけ確かめたら、あとは好みの粗さを選んで、浮気せずに使い続ける。すると、その塩の特徴がだんだんわかってきます。同じ小さじ1でも、感じる塩辛さが違うので、いろいろな塩を使っていると料理の勘どころが狂ってしまう気がします」(料理家・高山なおみさん)ちょうどの塩梅を身につけたい。→【まずはゆで卵から。練習あるのみ!】いざ味見をしたら、塩辛すぎたり、薄かったり。一発で味を決めたい!「料理を作り続けていくうちに、舌はどんどん敏感になっていきます。例えばゆで卵は、野菜のように水分が出ないので、塩味がわかりやすい。同じ料理に繰り返し味付けをすることで、自分がどの程度の分量で、どのくらいの塩味を感じるのかが自然とわかってきます」(ウーさん)「適量」に悩んでしまいます。→【素材の様子を見ながら塩加減することです】例えば野菜の塩もみ。塩の分量が「適量」と書かれていたら、うーん、と困ってしまうという人も。「野菜の塩もみの塩の量はいつも微妙に変化します。にんじん1本の細切りに使う分量の目安は小さじ1/2ですが、ものや季節によってもにんじんの水分量は違うので、塩を当てて水分が出にくい場合には、私は少し水を補ったりもします。『適量』とはそういう幅のことなので、素材をよく観察して加減する、ということにつきます。あとは何度もやってみて程合いをつかんで」(高山さん)ウー・ウェン料理研究家。「ウー・ウェンクッキングサロン」主宰。中国の家庭の味を、わかりやすく紹介。たかやま・なおみ料理家。現在は絵本作家としても活躍中。※『anan』2017年7月19日号より。イラスト・SANDER STUDIO(by anan編集部)
2017年07月17日「え、あの放送が“神回”なんて言われてんの?」と語るのは、4月からスタートしたNHK『ごごナマ』で、毎週火曜の料理コーナーを担当している料理愛好家・平野レミさん。’14年10月、同じくNHKの『あさイチ』で披露した「まるごとブロッコリー」という料理の生放送は、“神回”と呼ばれている。ブロッコリーを切り分けず、まるごと使う大胆かつ斬新な調理法だけでも目を引くが、それだけで終わらないのがレミさんだ。 調理中、鍋の蓋が手近に見当たらないと、長年、スタジオのセットとして飾りに使われていた埃まみれの鍋蓋を使い、段差につまずいてコケ、揚げ句、完成したブロッコリーがパタリと倒れて、皿からはみ出し、こぼれたソースで周辺はドロドロ。これには、出演者も視聴者も目が点。そして直後に大爆笑となった。 「あのあとオファーが山のように増えて、CMやら出版のお話やら、もう大騒ぎよ~。世の中って変よね~。失敗したほうが盛り上がるんだからさ~。でも、実は転んだとき、骨にヒビが入っちゃって。ブロッコリーだけじゃなく、私が倒れちゃった(苦笑)」 テレビ初登場となった’85年6月のNHK『きょうの料理』でも、レミさんはやっぱり“やらかした”。湯むきしたトマトを素手で握りつぶして、鍋に放り込む。今では違和感なく見られるが、当時の視聴者から「あの下品な料理はなんだ!」とクレームが殺到した。’79年から現在まで『きょうの料理』のディレクターを務める河村明子さんは次のように話す。 「賛否両論だったんですね。当時の真面目な視聴者からは、彼女のノリがショッキングだったんでしょう。ただ、クレームと同時に『すっごい楽しい』『誰?あれ?』って反応もたくさんあって」 その“大反響”のおかげでレミさんは『きょうの料理』にレギュラー出演することになる。 「彼女はいまだに“料理愛好家”で、“料理研究家”とは名乗っていない。それは自由に楽しく料理することを追求しているからでしょう。彼女がテレビ業界で最初の料理エンターティナーだったんじゃないでしょうか」(河村さん)
2017年04月28日ザ・プリンス パークタワー東京4月1日~6月30日、薬膳料理研究家が監修した春のレディースランチ「楊貴妃ランチ」(1名3,600円・税込 ※男性は4,000円・税込)を、ホテル内レストラン「中国料理 陽明殿」で提供開始する。「楊貴妃ランチ」は、同ホテルの女性ホテリエらによる「TOKYO HONEY PROJECT」が「身体の中からキレイになる」をコンセプトに企画したもので、今回は第2弾となる。季節特有の悩みに効果があるとされる食材を取り入れたメイン料理を、悩みタイプ別に選ぶことができるという。今回は、新生活での「環境の変化によるストレス」や、「季節の変わり目の体調変化」「梅雨の時期のもやもや」など、春から初夏にかけての季節特有の悩みに着目した内容となっている。盛りつけには色鮮やかで目からも料理を楽しめるように、エディブルフラワーを取り入れた。メイン料理には、薬膳料理研究家・谷口ももよ氏監修のもと、「気のめぐり促進」「代謝の向上」「むくみ解消」に効果があるとされる食材を使用した。メイン料理を選ぶときの参考として、自身の悩みを導き出すオリジナルのフローチャートを用意している。環境の変化によるストレスなどにおすすめなのが、気のめぐりを良くする「帆立貝とアオリイカの菊の花入りオレンジソース炒め」とのこと。かんきつ系の香りはリラックス効果があり、気の巡りをよくする働きがあるという。菊花や香草類のセロリ、帆立はイライラを解消し肝機能を高め、免疫力の高い体づくりにおすすめとのこと。季節の変わり目の体調変化に悩む人には、代謝アップが期待できる「八種野菜の酸味と辛味の酸辣煮込みあんかけ」を用意する。菜の花などの春の苦い野菜はデトックス効果が高く、のぼせやイライラ、目の充血などにも効果があるといわれているとのこと。花粉症対策にもおすすめだという。梅雨の時期のもやもやには、むくみ解消効果があるという「大海老と子持昆布、小豆とトウモロコシ入りガーリック和え マヨネーズソース」を用意した。むくみのおすすめ食材は、トウモロコシや小豆であるとのこと。きれいな水を体に取り込み、悪いものを排泄する働きがあるとされる海藻類も使用している。同ランチには、メインメニューのほか、前菜の「陽明殿特製 前菜七種盛り合わせ」、スープの「フカヒレとアオサ海苔の卵白入りとろみスープ」、飯麺の「海の幸入りリゾット風チャーハン」、デザートが付いている。5月14日(母の日)~5月21日までの期間中は、プランを利用者全員に、カーネーションの花茶を提供する。
2017年03月30日今回の「やさしいママのひみつ」は、ご自宅で、料理教室「おいしい週末」を主宰する料理研究家、近藤幸子さん。9歳と3歳の2人姉妹のママです。近藤幸子さん娘さん:長女(9歳)、次女(3歳)料理研究家、管理栄養士。宮城県・仙台で料理学校、料理研究家のアシスタントを経て独立。楽しみながら作る料理教室「おいしい週末」を主宰。簡単でシンプル、気の利いた料理作りに定評がある。著書に『重ねて煮るからおいしいレシピ』(主婦と生活社)、『おいしい週末、だれか来る日のごちそう献立』(地球丸)ほか。 近藤さんが2人の子育てを通してたどり着いた、仕事と家庭を両立し、いつも笑顔でいるための秘訣について、お話を伺いました。 人気料理教室「おいしい週末」と子育ての両立まずは近藤さんの平均的な1日のスケジュールを見てみましょう。6:30 : 起床、メールや家事を済ませる7:00 : 長女起床。朝食7:40 : 長女小学校へ。洗濯など8:00 : 次女、夫が起床。朝食9:00 : 次女保育園へ。家事、掃除を終わらせる10:00 : レッスン、撮影など16:00 : 長女帰宅、習い事など18:00 : 次女のお迎え19:00 : 夕食、お風呂22:00 : 就寝(忙しいときは深夜1時まで仕事、もしくは朝4時に起きて仕事)映像クリエイターのご主人は、平日夜はほとんど不在。小学生の娘さんは16時に帰宅するため、そこからは子どもモードになるそう。「自宅で仕事をしているので、合間を見て家事をすることが可能です。仕事で試作したものや撮影の残りものが、夕食になることも多いんですよ」と近藤さん。子どもの頃から、お菓子を作ったり、料理をするのが好きだったという近藤さん。大学に在学中から、地元では有名な料理家のアシスタントについたのだといいます。「東京とは違って料理家さんが少ないので、新聞やテレビなど、幅広い現場を経験できて、楽しかったです。当時は、料理教室は学ぶ場所という印象が強かったので、同世代の人たちを集めて、みんなで作ってワイワイ食べるような楽しいことをしたいなと思いました。それで月に一度、フードイベントのようなことをしていたんです」それが、結婚を機に上京後、現在も続けている料理教室「おいしい週末」のきっかけとなったのだそう。教室に来てくれた生徒さんからの口コミで、取材や撮影の話が来るようになった近藤さんは、料理家としても活躍。料理教室はなかなか予約が取れないほどの人気です。■「母親が教えてあげられること」がすべてではない出産前は月に15回開催していたという教室は、子育て中のいま、月3,4回できればいい方だと話します。「仕事を頑張っていたので、出産後も戻りたいという気持ちがあったのですが、バランスがうまくつかめなくて、頑張りすぎて身体を壊すこともありました」ご主人は忙しく、またそれぞれの実家も遠いうえ介護などで忙しいため、頼ることができなかったという近藤さん。上の娘さんが3歳くらいまでは、精神的にも身体的にもボロボロで、辛かった時期があったのだとか。「自宅仕事なので仕事と子育ての境目が難しく、夫もほぼ家にいないので、子どもとしか触れ合う時間がなかったんです。でも6歳差で次女を授かって。2,3歳差だと荒波のまま次、みたいな大変さがあると思うのですが、6年あると反省して、どうしたらいいかじっくり考える時間があったことがよかったです」考え抜いた結果、子育て家庭に大学生がインターンシップするという形のシッター会社に、お願いすることに決めた近藤さん。約3年半、主に長女の世話を中心に頼んだことがいい影響となり、ようやく仕事と子育てを両立できるようになったと感じているそう。「4ヶ月ごとに新しい大学生が2人ずつ来てくれるのですが、とてもいい関係が築けました。娘に大好きなお姉ちゃんがたくさんいるというのは、財産だと思っています。娘を見てもらっている間に、考え事やきっちり家事をしたり、そういう時間が少しでもあると充実感がありました。もちろんお金はかかることですが、ある程度、誰かに甘えたり託したりすることは、子育てするお母さんには必要だと感じています。また、4ヶ月間終了すると、大学生たちに私たちがどうやって仕事や子育てをしているか、2時間ほど話す日があるのですが、それを毎回しているうちに、夫婦で改めて子育てをどうしたいか、ちゃんと話せるようになったのもよかったです。大学生のためにと思ってやっていたことが、夫婦間のコミュニケーションにも繋がったんですね。第三者の目は大事だと思いました」「母親が教えてあげられることがすべてじゃない」と話す近藤さん。個人店同士のつながりやお祭りがあり、近所の人が子どもたちをかわいがってくれる下町で暮らしていることも、プラスとなり、心の余裕ができるようになったのだそう。■心に栄養を与えると、夫婦間のイライラもなくなるさらに心に余裕を持てるように、近藤さんが意識的に作るようにしているのが、映画を観たり、音楽を聴く時間。「長女のときは我慢しなきゃというか、自分の好きなことを思い出す余裕がなかったんです。もともと映画や音楽が大好きなのですが、そういうものをうまく取り入れないと、心の栄養が枯渇してしまいます」「映画を1本観ようと思うと、なかなか観られないのですが、区切ってもいいんだと気付いて。寝る前に30分、1時間だけ観ています。区切ると、意外と余韻を楽しむこともできるんですよ。夫とは好きなものが似ているので、すすめあったり、子どもや家庭以外の話ができると、イライラすることもなくなりました」 ■リフォーム・家具選び・色使いで、すっきり見せる片付けを上京してからずっと住んでいるというご自宅は、一昨年リフォーム。賃貸ながら10年以上住んだからこそ、理想を形にできたのだといいます。「新しい家を思い通りに描くのではなく、すべてがわかったうえでのリフォームだったので、ストレスの種だった悩みをすべて解決できました」家具職人のご友人に作ってもらったという、アイアンがアクセントになったキッチンの戸棚や食器棚、リビングにある棚は統一感があります。「細々としたカトラリーや豆皿、パントリーを引き出し式の食器棚に集約することができたおかげで、日々のストレスが減りました。わたしは "片付け下手” なので、いかに労力なく片付けられるか、を考えました」また、リビングとつながった子ども部屋も、見通しがよい分、色使いには気をつけているそう。「椅子やピアノ、電気スタンドなど、できる限り赤色を選ぶようにしています。色に統一感がないと、すごく散らかって見えてしまいます」■日々のストレスを減らす、合理的な道具選び近藤さんは、自宅で教室を開催しているからこそ、使うものにはこだわりたいそう。自身のことを“合理主義”だと分析します。「ただ “かわいい” だけで買うことはなく、ある程度ちゃんと使えるかどうかが、自分の判断基準になっています。ひとつで何役も使えるようなものが好きなので、鍋や皿も、仕事の割には持っていない方だと思います」そんな近藤さんが愛用するのは、「クリステル」のステンレス鍋や「フィスラー」の圧力鍋、チタン製の中華鍋。「大きくて重かったり、こまめな手入れが必要なものはストレスになってしまいます。私は、大は小を兼ねないと思っていて、なるべくコンパクトに済ませたいから、まな板や包丁、ヘラも小さいものを使っています。だから、洗ったり片付けするのもラク。作り置きをする目的でなければ、4人家族でも20cmの鍋で間に合っています」「子どもが生まれてから購入した圧力鍋は18cmのもの。野菜を柔らかく煮るのも5分ほどでできるし、スープや蒸したり、毎日のように活躍しています。それから茹でものには中華鍋がおすすめで、ふきこぼれないし、口が広いから麺や青菜も入れやすくて便利です。チタン製は少し高いですが、絶対に錆びることがないし、軽くて熱伝導がよく、すぐ沸くから、一生モノだと思います子どもと向き合おうと思うと、真剣に調理できる時間って20分くらいしかなくて、できることも限られてくる。10分、15分をなんとかして “5分” に短縮したいからこそ、ちょっとした工夫や道具選びが重要で、それがきっと日々を変えてくれると思っています」■日々使うものこそ、納得のいくものをそんな近藤さんに体験していただいたのが、“肌と地球にやさしい” がコンセプトの「ヤシノミシリーズ」の洗剤。「生徒さんも気にするし、教室に置くものはひとつひとつ、納得いくものにしたいなと思っています。じつは長年サラヤさんのハンドソープや除菌スプレーを使用しているので、すでに信頼感もありました。植物性のものは油落ちが気になりますが、『ヤシノミ洗剤』は泡立ちも油落ちも思っていたよりもよくて、肌もカサカサになることが減りました。国産のもので手頃な価格なのもうれしいですね」また、これまでは強い香りが苦手で、柔軟剤は使っていなかったという近藤さん。使ってみた感想は?「いつも洗濯物は、洗面所に除湿機を置いて乾かしているので、臭いがきちんと取れるかどうかが気になって、いろいろな洗剤を試しているところでした。『ヤシノミ洗たく洗剤』でも洗ってみましたが臭いが気にならないので、しっかり洗えていると実感しています。柔軟剤を使ってみたところ、シワのつき方が浅くなり、洗濯がラクになったようです。『ヤシノミ柔軟剤』は、柔軟剤にはめずらしく “無香料” なので、これなら使い続けられますね」 ■前向きに、力を抜く家事子育てをしながら「ていねいな暮らし」は難しい、という近藤さん。ママたちは、もっとていねいさから解放されてもよいのでは? と話します。「できないことを悲しむのではなく、かといって極端な時短や手抜き料理のようなもので済ませたくはなくて。だから、前向きに工夫することができたらいいと思うんです。先日出した本、『重ねて煮るからおいしいレシピ』で紹介したような、鍋に入れてちょっと火にかけるだけでできる、無理をせず、ちょっとおしゃれに、おいしく仕上がる料理を目指しています」「ていねいな暮らしにこだわりすぎず、時間は子どもと穏やかに過ごすことにかけて、どこかほかのところで力を抜いてもいいんじゃないかと思います。自分に向いているかどうかもあって、私は作り置きよりも、さっとできるものの方が向いているようです」子育てで “できないこと” を前向きにとらえ、自分が “ストレスだと感じていることを減らす” ことが、近藤さんがやさしいママでいられる秘訣。子育ては、優先順位をつけられるようになることも大切だと話します。「子どもが生まれるとできなくなることも多いけど、すべてがそうではなくて、子どもがいるからこそできたり、頑張れることもある。慣れてくると、家事も仕事もこなせるところもあるから、こんなにできて私ってすごい! と、自分を褒めてあげることも大切だと思います。一人目のときは、こんな風には全然思えなかったですね。よく2人目を考えている人から相談されるのですが、この育児スキルを活かさない手はないとよく話しています。こんなに苦労して積み上げた育児スキルを、一人だけにとどめるのはもったいないと思います」最後に、さっと作れて子どもと一緒に楽しめる、クッキーのレシピも教えていただきました。■近藤さんちの「オートミールクッキー」の作り方<作りやすい分量>A・オートミール 60g・薄力粉 55g・塩 小さじ 1/4・ベーキングパウダー 小さじ1/4B・ココナッツオイル 大さじ2 (菜種油や太白ごま油など好みのものでも)・牛乳 大さじ2 (豆乳に代用可能)・メープルシロップ 大さじ2<作り方>1、A を合わせ、よく混ぜる。2、B をボウルに入れて混ぜ、1を加え粉っぽさがなくなるまでヘラで混ぜ合わせる。3、天板にオーブンペーパーを敷いて生地を乗せ、濡れた手で 20cm×20cm厚さ3mm ぐらいになるように広げる。4、180度のオーブンで10分ほど焼く。一度オーブンから取り出し、食べやすい大きさに包丁で切る。さらに10分ほど香ばしい色がつくまで焼く。*ゴマやナッツを加えるのもオススメです。<近藤さん流“子育ての秘訣”まとめ>1. 子育ては、ある程度誰かに甘える。2. 前向きに手を抜く3. 片付けやすい空間作り4. 子どものおもちゃは色を統一する5. 時間を有効に使うための道具選び6. 優先順位をつける 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2017年03月27日料理家さんたちのお仕事の裏側にある、ご自宅での暮らし方。料理家であると同時に、ひとりの妻であったり、ひとりの母であったり、ひとりの女性でもある彼女たち。この【私の家仕事】では、そんな料理家さんたちの毎日の暮らしの中にある「家仕事」について教えていただいています。今日は料理家・みないきぬこさんに教わる、みないさん家の「とりあえず」のおつまみレシピ。ご主人がお腹を空かせて帰ってきた時に、ひとまず晩酌を始めたい時に、ちゃちゃっと作ることができるこんなメニューが大活躍します。■むしゃむしゃ食べたい!チキンのアジアンサラダ身体が野菜を欲している時には、こんなおつまみをむしゃむしゃどうぞ!<材料>(2人分)・ささみ2本A(ナンプラー小さじ1こしょう少々)・香菜1束(30g)・細ねぎ20g・きゅうり1/2本・大葉2枚・かいわれ1/2パックB(ナンプラー大さじ1/2、ポン酢大さじ1/2サラダ油小さじ1、レモン汁小さじ1、砂糖小さじ1/2)【1】ささみは所々フォークで刺し、Aをもみ込んで5分ほど置きます。ラップをしたらレンジで1分加熱しましょう。粗熱が取れたら細くさきます。【2】香菜、細ねぎはざく切り、大葉は千切り、きゅうりは縦半分に切ってから斜め切りに。すべてを合わせて冷水に5分ほど放し、水気をきります。【3】ボウルに、1と2とBを加えて和えたら出来上がりです。みないさんのひとことポイント「パクチーが苦手な方は三つ葉や、レタスで代用を。夏にはトマトや、さっとゆでたゴーヤをプラスしてもおすすめです。旬の野菜をひとつ取り入れて、アレンジしてみるのもレパートリーが増えてお料理が楽しくなると思いますよ。」■お酒がすすむ豚バラザーサイ炒めしっかりした味付けのこちらはビールにぴったり。ぐいぐいお酒も進んじゃいそうなおつまみです。<材料>(2人分)・豚ばら肉120g・ザーサイ40g・キャベツ1/4個分(200g)・にんにくみじん切り小さじ1/2・ごま油小さじ1A(オイスターソース大さじ3/4、黒酢(または酢)小さじ1、こしょう少々)【1】豚肉は4cm幅に切る。キャベツは一口大に切る。【2】フライパンにごま油、にんにくを入れて中火にかけ、香りがたったら豚肉、ザーサイ、キャベツを順に加えて炒める。Aで調味する。【3】お好みで、粗びき黒こしょうをかけたら出来上がりです。みないさんのひとことポイント「ザーサイのしっかりとした味付けと豚肉のうまみが合わさって、お酒のおつまみにも、ご飯のお供にもよく合う一品です。にんにくを控えめにすれば、お弁当のおかずにもおすすめですよ。」みないさんに教えてもらった、「とりあえず」のおつまみレシピ。ちゃちゃっと作れるこんなメニューで、とりあえずの食卓にも大満足。今夜は大きな「ごちそうさま」の声が聞こえそうです。=写真・文:宮城=食のはなし 私の家仕事 レシピ <プロフィール>みないきぬこさん料理研究家の枝元なほみさんのアシスタントを務めた後に独立。雑誌やTVなどで活躍するほか、女子栄養大学で非常勤講師として調理実習の講義も行う。家ではひとりの女の子を育てるお母さん。著書に「はじめてのストウブ(池田書店)」「萌え断(河出書房新社)」「大豆で美味しい毎日レシピ(エイ出版社)」など。【料理家・みないきぬこさんの本はこちら】「はじめてのストウブ素材別シンプルおいしいレシピ 」 池田書店「萌え断」 河出書房新社
2017年03月17日慌ただしく帰宅してからごはんの用意をすると、主菜を作るのが精一杯になって、つい野菜の副菜を省略しがち。「野菜不足にならないかしら」と心配になります。「野菜を洗って、切って、加熱して・・・という作業は手間がかかるので、つい省略したくなります。そんな時こそ、野菜料理でも『サキドリ』と『作りおき』を活用しましょう」と料理研究家の田内しょうこさんは話します。今回は時短調理の3つのコツとおいしい時短レシピをご紹介します。【田内しょうこ プロフィール】アメリカ・カリフォルニア州の女子大を卒業後、出版社勤務を経てフリーに。雑誌・ウェブなどメディアで料理レシピを提供するほか、企業向けセミナー、育休ママ向け時短料理ワークショップ、時短料理教室、食にまつわる取材やライティングなど幅広く活動。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『忙しいママでもできる! 毎日の時短ごはん』(辰巳出版株式会社)などがある。Blog: Twitter: @oyakogohan ■コツ1:スライサーを活用して「野菜の塩もみ」を常備スライサーは目新しい調理器具ではないけれど、意外とうまく使いこなしている人は少ないかもしれません。「スライサーを使って野菜をまとめて切り、塩もみを作りおきしておけば、そのまま食べることもできるし、料理にも使えます」と田内さん。子どもがお手伝しやすい作業なので、子どもにまとめて切ってもらえば大助かりです。田内さんのおすすめはきゅうりの塩もみの常備。冷蔵庫にそれがあれば、そのまま食べられるだけでなく、しらすあえ、ちらし寿司、ヨーグルトサラダ、サンドイッチの具、冷汁などいろいろな料理にも使えます。「きゅうりの塩もみのサンドイッチはヘルシーだし、子どものおやつにもおすすめです」。■コツ2:切った野菜を「サキドリ」で常備2つ目のコツは、野菜を時間のある時や、ついでの作業で多めに切って冷蔵庫に常備しておくことです。「それだけ?」と思ってしまいそうですが、「切った野菜がある、という安心感は思ったよりずっと大きいので、ぜひ試してください」と田内さん。切った野菜があると「みそ汁の具材にしよう」などと、野菜のちょい足しも気軽にできて、野菜の摂取量も増えそうです。「例えば大根を4cm程度の長さにまとめて切って保存しておけば、汁物の具材にすぐに使えるだけでなく、加熱して味つけすれば立派な一品になります」と、簡単なレシピを紹介してくれました。●大根とツナ煮【材料】 4人分大根のまとめ切り 2カップ分ツナ缶(オイル漬け) 1缶水 1・1/2カップ(A)酒 大さじ2しょうゆ 大さじ1みりん 大さじ1【作り方】1. 鍋に水と大根を入れて火にかけ、煮立ったら(A)とツナを缶汁ごと加えて中火で5分ほどに煮る。2. 鍋に入れたまま冷まし、食べる時に再び温める。傷みやすい印象のある切った野菜も、保存容器やビニール袋に入れて保管しておけば4、5日ほど日持ちします。 ■コツ3:ゆで野菜を常備すれば、そのまま料理に使える田内さんによると、切った野菜だけでなく、ゆで野菜も常備しておくと便利だそうです。「少量しか使わない時に、ついでに多めにゆでて保管しておけば、簡単に野菜の副菜が一品できます」。ゆでて保存に向く野菜は、キャベツ、白菜、ほうれん草などの葉物からにんじん、さつまいも、じゃがいもなどの根菜類などだそうです。ゆでたほうれん草を使った、子どもに人気の一品のレシピを紹介してもらいました。●ほうれん草のチーズ焼き【材料】 4人分ゆでほうれん草 6株分冷凍コーン 大さじ山盛り3マヨネーズ 大さじ2ピザ用チーズ 適量【作り方】1. ゆでほうれん草はざく切りにする。2. ほうれん草、コーンをマヨネーズであえる。3. 耐熱皿に 2 を入れ、ピザ用チーズをのせてオーブントースターか魚焼きグリルで焦げ目がつくまで焼く。「塩もみ」「切った野菜」「ゆで野菜」を常備、というちょっとした心がけで「冷蔵庫にすぐ使える野菜がある」と、心に余裕を持ってごはん作りができますね。協力: 『忙しいママでもできる! 毎日の時短ごはん』(辰巳出版株式会社)
2017年03月01日料理家さんたちのお仕事の裏側にある、ご自宅での暮らし方。料理家であると同時に、ひとりの妻であったり、ひとりの母であったり、ひとりの女性でもある彼女たち。この【私の家仕事】では、そんな料理家さんたちの毎日の暮らしの中にある「家仕事」について教えていただいています。今日は、料理家・みないきぬこさんの家族のごはんを作る場所であり仕事場でもあるそのキッチンにお邪魔して、キッチン収納についてお話を伺いました。■ 職人さんに作ってもらったオーダーメイドの食器棚みないさんのキッチンにある大きな食器棚は、ふらり立ち寄ったイベントでたまたま出会った職人さんにオーダーメイドで作ってもらったもの。ブナの木で作られた食器棚は、年を重ねるごとに色が変わって味わいが増してきたといいます。大人数になることもある撮影では作った料理をその場でふるまうことも多く、同じうつわも6-8枚ほどは用意するとおっしゃるみないさん。そのたくさんのうつわやカトラリーのすべてを入れられる、収納力抜群な食器棚です。みないさん「もともとあったキッチンの作り付けの棚は高いところにあるから、たくさんのお皿を出したり仕舞ったりするのは大変だったんです。でもこれなら大丈夫。昔ながらのガラス張りの食器棚をイメージして作ってもらったから、中が見えてどこに何が入っているかもすぐ分かります。」<写真:左上から時計回りに>・左上:撮影に備えて、同じうつわを複数揃えるみないさん。その出し入れが楽になるよう設計されています。・右上:引き出しの中はカトラリーや豆皿を並べて。天板が一部ガラスになっているから、豆皿を見せて収納することが可能です。・右下/左下:たくさんのカトラリーたちもこの通り。この収納力はオーダーメイドならではのもの。■ ヴィンテージマンションの趣ある壁面収納は見せる収納使いにヴィンテージマンションの一室にご自宅兼スタジオを構えるみないさん。前の人の住まいをそのまま使用しているという部屋には、どこか趣が漂います。キッチンの壁1面にある壁面収納は「見せる収納」使いに。ストウブのお鍋をそのまま飾ったり、年度違いの手作り梅酒や梅ジュースなどを並べて目でも美味しく楽しみます。下から2段目にある、アルミのツボと竹製のかごは旅先のチェンマイで出会ったという蒸し器。かごにさらしを敷いて、もち米を炊くことも。ホールのスパイスをすって、オリジナルのスパイスを作るのが好きなみないさん。お気に入りのすり鉢は地元の輸入品店で出会ったもの。ガラス製のキャニスターやジャーもまとめて、見せる収納に。タイのチェンマイから持ち帰ってきたという蒸し器をふと覗けば、そこにはたくさんのレストランやお店などのショップカードが。6歳の年長さんになるというみないさんのお嬢さまの可愛らしいイタズラ収納になんだかほっこり。毎日の暮らしをより楽しく彩る家仕事。日常が詰まったキッチン収納からは、まるでそのご家庭の色とりどりの物語が溢れ出てくるかのようです。キッチンに詰められた物語に想いを馳せて、今夜はどんな料理を作りますか?=文・写真:宮城=暮らしのはなし 私の家仕事 <プロフィール>みないきぬこさん料理研究家の枝元なほみさんのアシスタントを務めた後に独立。雑誌やTVなどで活躍するほか、女子栄養大学で非常勤講師として調理実習の講義も行う。家ではひとりの女の子を育てるお母さん。著書に「はじめてのストウブ(池田書店)」「萌え断(河出書房新社)」「大豆で美味しい毎日レシピ(エイ出版社)」など。【料理家・みないきぬこさんの本はこちら】「はじめてのストウブ素材別シンプルおいしいレシピ 」 池田書店「萌え断」 河出書房新社
2017年02月28日パピマミをご覧の既婚男性の皆さん、妻に恋してますか?夫が妻に作る“料理”がカギとなる1月28日公開の映画『恋妻家宮本』と、パパが作った料理を家族みんなで食べる“共食維新”を掲げ、パパ料理の普及を目指す『日本パパ料理協会』がコラボレート。料理を通じて、夫婦のコミュニケーションを高めるためのヒントを3回シリーズで紹介してきましたが、いよいよ今回が最終回となります!最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします。●料理がつなぐ夫婦の絆『恋妻家宮本』とは――。阿部寛さん、天海祐希さんという豪華なキャストが夫婦を演じることでも話題の映画『恋妻家宮本』。優柔不断な中学校の国語教師、宮本陽平(阿部寛)と妻の美代子(天海祐希)は大学時代に知り合い結婚。27年の時を経て、1人息子の結婚をきっかけに夫婦水入らずとなったものの、できちゃった婚だったため、結婚後初めての二人だけの生活はなぜかギクシャク。互いにうまく伝えられない思いを抱えながら日々を過ごしていたある日、陽平が美代子の書いた離婚届を発見してしまったことから、改めて夫婦について考えていくことになるのです。『家政婦のミタ』『女王の教室』『○○妻』など数々のヒットドラマの脚本を手掛けてきた遊川和彦さんがベストセラー作家・重松清さんの『ファミレス』を原作に、脚本だけでなく、初めて監督まで挑戦した作品です。●恋妻家料理は家ごとに違うそんなこの作品でカギを握っているのが“料理”。主人公の陽平は、新たな趣味として通っている料理教室で習った料理を妻の美代子に作ります。夜、一緒にお酒を飲む二人の前に並ぶおいしそうなおつまみの数々ですが、美代子は微妙な反応しかしてくれません。これほど凝った料理を作ったのに、いったいなぜ?しかし、この陽平が作った料理が、すべての妻に喜んでもらえないわけではありません。美代子にとっては喜べるメニューではなかっただけです。二人として同じ人間がいないように、同じ夫婦は二つとしてありません。もちろん、同じ妻もいません。それぞれに好みもあれば、それぞれに食べたいタイミングもあるのです。ハッキリ言って難しすぎます(汗)。では、常日頃、妻へ料理を作っている日本パパ料理協会に所属する飯士たちは、具体的にどんな恋妻家料理で妻を喜ばせてきたのでしょうか?今回は、過去、妻を喜ばせることに成功したパパ飯士たちのレシピを紹介します!●妻の郷愁を誘う関西風雑煮~五十嵐パパの場合〜結婚3年目に迎えたお正月。当時、妊娠中で苦労が絶えなかった妻のために五十嵐パパは一念発起します。もともと料理は好きだった五十嵐パパですが、そのときばかりは最高のものを食べてもらいたいと、わざわざ築地まで行って食材を選んだそうです。作ったのは“お雑煮”。シンプルな一品ではありますが、そこには五十嵐パパの愛情が詰まっていました。関東出身の五十嵐パパは、それまでお雑煮を作るときはカツオだしをひいていたのですが、関西出身の妻を喜ばせようと、昆布だしにチェンジ!慣れないながらも築地で買ったいい昆布で丁寧にダシをひき、妊娠中の妻を思い、優しいお雑煮を仕上げたのです。事前に予告されていなかった妻はもちろん喜んで完食。懐かしい味を存分に楽しんでくれたそうです。<五十嵐パパ流・関西風雑煮のレシピ>【食材】・水・カマボコ・こんにゃく・大根・ごぼう・新巻鮭(あらまきじゃけ)・いくら・お餅【調味料】・だし用昆布1枚・みりん・醤油・料理酒【手順】1.昆布でダシをひく2.食材をカットカマボコは角切り。こんにゃく、大根は細く板状に切る。新巻鮭もサイコロ状に切る。ごぼうは笹がき。3.だし汁にカットした食材を投入しばらく煮たら、みりんと醤油を1対1の割合で入れて、料理酒大さじ4杯を入れ、またしばらく煮る。4.最後にふかしたお餅を入れていくらをのせて完成----------食材的には五十嵐パパが食べ慣れたものだったそうですが、ダシを変えることで恋妻家料理に。それまでは主にカレーやシチューを作っていたという五十嵐パパの思いがあふれるこの逸品は、言うなれば“恋妻雑煮”だったのでしょう。●結婚のきっかけを作ったアクアパッツァ~勝間パパの場合〜勝間パパは、結婚から4年経った今でもことあるごとに妻からある料理をリクエストされるそうです。その料理は“アクアパッツァ”。実はこの料理には二人の思い出が詰まっているのです。勝間パパが初めて妻に“アクアパッツァ”を作ったのは、結婚する前、まだ付き合い始めたばかりのころでした。その当時は言い合いになることも多く、よくケンカをしていた二人。あるとき、ケンカをしてお互い連絡を取らない期間がしばらく続き、「もう終わりかなぁ〜」なんて思っていたタイミングで妻から勝間パパに「ご飯作ってうちで食べませんか?」というメッセージが届きました。かつて料理人をしていた勝間パパは、これはチャンスと誘いを受けることにしました。一緒に商店街に買い物に行って、狭いキッチンで作ったのがその“アクアパッツァ”。実はケンカの原因は勝間パパ自身の劣等感だったそうなんですが、その思いを察した勝間パパの妻は、得意分野の料理を振舞う場を作って、その劣等感を払拭してくれたのです。別れの危機から起死回生の逸品で絆が深まった二人は、一緒に住むようになり、その年には入籍。今でもその思い出の料理を二人で楽しむ機会が多いそうです。<勝間パパ流・アクアパッツァのレシピ>【食材】・白身の魚(鯛、スズキなど)・アサリ・プチトマト(ドライトマトならベター)・黒オリーブ・ケッパー・イタリアンパセリ(普通のパセリでも可)・オリーブオイル・塩、コショウ【手順】1.魚に塩・コショウしてフライパンで皮目からソテー2.魚に焼き色がついたらアサリを入れる3.アサリが開いて出汁がでてきたら黒オリーブ、ケッパーを加え魚が半分浸るくらい水を加える4.水が半分くらい煮詰まったらオリーブオイル、イタリアンパセリを加え完成----------二人の間に結婚する前からの思い出の料理があると、それはもう鉄板ですよね。特に元料理人ということで味は確か。妻からしてみたらたまらないんじゃないでしょうか?●大切なのは、妻が喜んでくれることを考えて料理を作ることお二人が所属する日本パパ料理協会のFacebookとInstagramでは、“恋妻家”であるパパ飯士たちが妻に作った料理の写真をアップしていく『恋妻家料理のススメ』キャンペーンを実施中。お二人のような素晴らしい恋妻家料理のヒントを見つけることができるかもしれません!ぜひチェックしてみてください!妻に恋するパパ料理飯士たちの恋妻家料理エピソードの数々。楽しんでいただけましたでしょうか?いろいろなお話を聞いていると、どうやら大切なことは手の込んだおいしい料理を作ることではなく、目の前にいる妻のことをよく知って、他の人はさておき“自分の妻が喜んでくれることを考えて料理を作ること”なんだと感じました。ぜひ皆さんも、これを機に自分の妻のことをもう一度知るところから始めてみてはいかがでしょうか?【取材協力/日本パパ料理協会】・公式Facebook【映画】『恋妻家(こいさいか)宮本(みやもと)』2017年1月28日(土)全国ロードショー監督・脚本:遊川和彦原作:重松清『ファミレス』上下(角川文庫刊)出演者:阿部寛、天海祐希/菅野美穂、相武紗季、工藤阿須加、早見あかり、奥貫薫、佐藤二朗/富司純子 他上映時間:1時間57分・公式サイト●ライター/杉山ジョージ(兼業主夫放送作家)
2017年01月26日パピマミをご覧の既婚男性の皆さん、妻に恋してますか?夫が妻に作る“料理”がカギとなる1月28日公開の映画『恋妻家宮本』と、パパが作った料理を家族みんなで食べる“共食維新”を掲げ、パパ料理の普及を目指す『日本パパ料理協会』がコラボレート。料理を通じて、夫婦のコミュニケーションを高めるためのヒントを3回シリーズで紹介していきます。●夫婦の間にある“料理ギャップ”『恋妻家宮本』とは――。阿部寛さん、天海祐希さんという豪華なキャストが夫婦を演じることでも話題の映画『恋妻家宮本』。優柔不断な中学校の国語教師、宮本陽平(阿部寛)と妻の美代子(天海祐希)は大学時代に知り合い結婚。27年の時を経て、1人息子の結婚をきっかけに夫婦水入らずとなったものの、できちゃった婚だったため、結婚後初めての二人だけの生活はなぜかギクシャク。互いにうまく伝えられない思いを抱えながら日々を過ごしていたある日、陽平が美代子の書いた離婚届を発見してしまったことから、改めて夫婦について考えていくことになるのです。『家政婦のミタ』『女王の教室』『○○妻』など数々のヒットドラマの脚本を手掛けてきた遊川和彦さんがベストセラー作家・重松清さんの『ファミレス』を原作に、脚本だけでなく、初めて監督まで挑戦した作品です。●料理ギャップを乗り越えろ!そんなこの作品でカギを握っているのが“料理”。新たな趣味として料理教室に通っている陽平は習ってきたいろいろな料理を美代子に作りますが、肝心の美代子は微妙な反応。これって多くの夫婦が体験している“夫婦間の料理ギャップ”なのではないでしょうか?育ってきた環境も違えば、味の好みも違う。一緒にご飯を食べる機会が多くても、ちゃんと気にしていないと意外とわかっていないものですよね。でも!妻に恋する夫ならそのギャップを乗り越えなければいけません!常日頃、妻へ料理を作っている日本パパ料理協会に所属する飯士たちは、それを乗り越えるためにいったいどんな料理を選んで作っているのでしょうか?●妻の憧れを叶える愛情ミートボール~樋口パパの場合〜樋口パパの妻は5人兄弟の4番目。実家は質素な生活をモットーにした節約生活をしていたそうです。そんな妻の子どものころの思い出の料理が、朝ごはんに食べていた市販の“ミートボール”。これをおかずに食べる白飯が本当においしかったと話していたのですが……よくよく話を聞いてみると、ミートボールの味の話が出てこない。そう、肝心のミートボールは上の兄弟の弁当に詰められてしまっていて、朝ごはんにまわってくるのは、残りのタレのみ。実は、“ミートボール”ではなく“ミートボールのあま~いタレ”をご飯に絡めて食べるのが好きだったそうなんです。でも、もちろん本当のところは、子どものころからちゃんとミートボールが食べたかったとのこと。それを聞いた樋口パパ。そんな思い出を語る妻に悲願のミートボール入りの弁当を持たせてあげようと腕によりをかけて作ったのです!みりんを多めに入れて甘みを強調し、水溶き片栗粉で白飯に絡みつく強いとろみをつけるのが妻の好感ポイントだそうです。このミートボール自体がおいしいのはもちろんのこと、何より幼いころの思い出や憧れを実現しているという“夫の心意気”こそが最高のスパイスになっているのは言うまでもないでしょう。今まで聞いたことがないという人も、一度、妻の“思い出グルメ”を聞いてみてはいかがでしょうか?●妻の窮地を救う豚丼~笠原パパの場合〜それは結婚10年目。笠原パパの妻が偏頭痛でダウンしたときのこと。その日の笠原パパは朝早い仕事を終え帰宅。夕方から家族で参加する夕涼み会のためにバタバタしていたのですが、どうも妻の顔色が良くない。そんな状況を知らない当時6歳の娘からは「おなかがすいた~!」という声が聞こえてきました。料理をするようになってちょうど楽しくなってきたところだった笠原パパは腕まくり!「任せておけ!」と、勢いよく冷蔵庫を開けて中を見回すと、良さそうな豚ロースを発見!苦しそうな妻と、お腹を減らした娘に豚丼を作ったのです。使った豚ロースが思いのほか高級だったこともあり、娘は豚丼にご満悦。無事に妻の窮地を救ったそうです。料理のレパートリーや味はもちろんのこと、シチュエーションも大切。妻が窮地に陥っているときこそ夫としては腕の見せ所なわけです。しかし!この話には続きがあるんです。ちょうど豚丼ができたころ、休んでいた妻がやってきて「何か作ってくれてるの?」と尋ねられたので、「あぁ、冷蔵庫にあるもので簡単にね」と得意げに話したところ、「えっ、その豚ロース使っちゃったの?それは今週にカツを揚げようと考えて買っておいたとっておきの良いお肉だったんだけど……」。妻からすると、とてもありがたいシチュエーションではあったのですが、ほんの少しだけがっかりさせてしまった部分もあったそうです。笠原パパはこれをきっかけに、料理をするときはちゃんと夫婦でコミュニケーションを取ることを大事にしよう!と考えているそうです。もちろん、こういうコミュニケーションも妻に喜んでもらうためには重要なので、大切なポイントですよね。----------お二人が所属する日本パパ料理協会のFacebookとInstagramでは、“恋妻家”であるパパ飯士たちが妻に作った料理の写真をアップしていく『恋妻家料理のススメ』キャンペーンを実施中。お二人のような素晴らしい恋妻家料理のヒントを見つけることができるかもしれません!次回も、日本パパ料理協会の飯士たちが作った恋妻家料理とその裏側にあるストーリーを紹介していきます!【取材協力/日本パパ料理協会】・公式Facebook【映画】『恋妻家(こいさいか)宮本(みやもと)』2017年1月28日(土)全国ロードショー監督・脚本:遊川和彦原作:重松清『ファミレス』上下(角川文庫刊)出演者:阿部寛、天海祐希/菅野美穂、相武紗季、工藤阿須加、早見あかり、奥貫薫、佐藤二朗/富司純子 他上映時間:1時間57分・公式サイト●ライター/杉山ジョージ(兼業主夫放送作家)
2017年01月19日パピマミをご覧の既婚男性の皆さん、妻に恋してますか?夫が妻に作る“料理”がカギとなる1月28日公開の映画『恋妻家宮本』と、パパが作った料理を家族みんなで食べる“共食維新”を掲げ、パパ料理の普及を目指す『日本パパ料理協会』がコラボレート!料理を通じて、夫婦のコミュニケーションを高めるためのヒントを3回シリーズで紹介していきます。●一人息子が巣立ったとき、夫婦はどうなってしまうのか?映画『恋妻家宮本』とは――。阿部寛さん、天海祐希さんという豪華なキャストが夫婦を演じることでも話題の映画『恋妻家宮本』。この映画では、今、子育てをしている夫婦がいつかは直面するであろう 「子どもが巣立った後、どうしたらいいのか?」という問題がつぶさに描かれています。優柔不断な中学校の国語教師、宮本陽平(阿部寛)と妻の美代子(天海祐希)は大学時代に知り合い、想定外の妊娠発覚から結婚することになります。それから27年。一人息子の結婚をきっかけに夫婦水入らずとなったものの、できちゃった婚だったため、結婚後初めての二人だけの生活はなぜかギクシャク。互いにうまく伝えられない思いを抱えながら日々を過ごしていたのですが、ある日、陽平が美代子の書いた離婚届を発見してしまったことから、改めて夫婦について考えていくことになるのです。『家政婦のミタ』『女王の教室』『○○妻』など数々のヒットドラマの脚本を手掛けてきた遊川和彦さんがベストセラー作家・重松清さんの『ファミレス』を原作に、脚本だけでなく、初めて監督まで挑戦した作品です。主軸を担う宮本夫婦だけでなく、彼らを取り巻くさまざまな夫婦の姿が描かれているこの作品でカギを握っているのが“料理”。新たな趣味として料理教室に通っている陽平が作る料理は、なかなか妻の心には届きません。●妻が食べたい料理は“夫が食べたい料理”とは違う初回となる今回は、日本パパ料理協会の会長飯士(はんし)である、パパ料理研究家の滝村雅晴さんに“妻が喜ぶ料理を出すために知っておきたいコツ”を教えてもらいました。『料理経験が少ない男性が料理を始める場合、多くの人は“自分の食べたいもの”を作るところから始めると思います。もちろんそれも悪くはないのですが、それは“男の料理”、つまり自分がおなかが空いたときに、自分が食べたいものを自分勝手に作るものなんですね。我々日本パパ料理協会が普及したい“パパ料理”は、家族のおなかが空いたときに、家族が食べたいものを、家族のために作る料理なんです。ここには自分軸か?家族軸か?という大きな違いがあるのですが、妻に対しても考え方は同じです。そう考えると、妻が喜ぶ料理とは、まず“妻が好きなもの”。これは当たり前ですよね。そして、“妻のTPOにあったメニュー”。日常の家庭料理は、前後の体調や、食べたもので調整しなければいけません。例えば正月明けなど食べ過ぎた朝は“ほうれん草とにんじんと豆乳のスムージー”のように軽いものを選ぶとか、そういった配慮も必要です。もちろん量も重要。男性目線で考える量ではなく、少量を少しずつ作るといったことも考えるべきです。これは味も同じ。妻本人が食べた後に「あ!これ、食べたかった味!」って言ってもらえる料理こそが、まさに妻が喜んでくれる料理ですよね。すごくシンプルに言うと、“夫が食べたい料理と妻が食べたい料理は違う”ということを認識することが一番大事です』●日本パパ料理協会会長飯士・滝村雅晴さんオススメの“恋妻家料理”2つでは、実際にどんな料理を作ればいいのか?滝村さんオススメの恋妻家料理を教えていただきました!●(1)鯛と生ハムのカルパッチョ※パパレシピ(3~4人分)【材料:A】・鯛(1さく)・生ハム(50g程度)・レタス(適量)・市販のすりおろしにんにく(大さじ1)【材料:B】・粗挽きこしょう(少々)・エキストラバージンオリーブオイル(大さじ1)・レモン(4分の1個)【作り方】鯛は斜めにそぎ切りして、皿にならべ、すりおろしにんにくをスプーンでぬり、生ハムを1枚1枚上にのせる。ベビーリーフをのせ、【材料:B】をかけて出来上がり。※妻の好みによっては粗挽きこしょうとレモンは多めでもOK!●(2)ゴーヤチャンプルー※パパレシピ(3~4人分:15分)【材料】・ゴーヤ(1本)・木綿豆腐(1丁)・卵(1個)・ごま油(大さじ1~)・塩(少々)・しょうゆ(大さじ1)・白ごま(小さじ1)・かつお節(ひとつかみ)【作り方】(a)ゴーヤは塩もみし、半分に切ってわたをとり7mm幅に切る。木綿豆腐は3~4cm角ぐらいに切る。(b)フライパンに火をかけ熱くなったらごま油を加え、ゴーヤを塩をふって炒めて透明になったら、豆腐を加えて炒める(先に豆腐に焼き色がつくまで焼いて取り出してからゴーヤを炒めるのもあり)。 卵を加えて、かつお節、しょうゆ、白ごまを加えて炒めて出来上がり。※アト辛おとな味:妻の好みによっては七味をかけてもOK!----------いずれも滝村さん自身が妻に作って喜ばれた経験があるメニューです。料理の経験があまりないという方でも作れる簡単なものなので、ぜひチャレンジしてみてください!日本パパ料理協会のFacebookとInstagramでは、恋妻家であるパパ飯士たちが妻に作った料理の写真をアップしていく『恋妻家料理のススメ』キャンペーンを実施中。滝村さんのオススメレシピの他にもたくさんの恋妻家料理のヒントを見つけることができるかもしれません!次回は、日本パパ料理協会の飯士たちが作った妻恋家料理とその裏側にあるストーリーを紹介していきます!【取材協力/日本パパ料理協会】・公式Facebook()【映画】『恋妻家(こいさいか)宮本(みやもと)』2017年1月28日(土)全国ロードショー監督・脚本:遊川和彦原作:重松清『ファミレス』上下(角川文庫刊)出演者:阿部寛、天海祐希/菅野美穂、相武紗季、工藤阿須加、早見あかり、奥貫薫、佐藤二朗/富司純子 他上映時間:1時間57分・公式サイト()●ライター/杉山ジョージ(兼業主夫放送作家)
2017年01月12日料理家、フードスタイリストとして活躍する、“totto(トット)さん”こと、黄川田としえさん。 <前編> に引き続き、子どもも自分も心地よいアイテムと、笑顔でいるための秘訣を教えていただきました。totto (黄川田としえ) さん息子さん:15歳、娘さん:10歳料理家・フードスタイリスト、「tottorante」主宰、食育インストラクター。メディアでのフードスタイリング、レシピ開発、出演などをはじめ、イベント企画・運営、料理講師など多岐にわたり活動中。家族のための1日限定レストラン「こどもレストラン」など、 子どもたちの心と体の成長をサポートし、家族で楽しめるワークショップを各地で開催中。著書に『食×職』(カナリア書房)、『tottoちゃんのかんたんdeco弁』(祥伝社)、『毎日のごはんと心地よい暮らし』(宝島社)HP: Instagram: @tottokikawada ■シミも思い出に。気にせず使えるリネン類黄川田さんの仕事にもプライベートにも欠かせないものは、リネンアイテム。「すぐに乾くし、使い勝手がいい。気軽に洗えるし、それが味になっていくから、服もリネンのものが多いですね。生地を買って洗いざらしたものや、アンティークのレースをテーブルに敷くこともあります。白いリネンは汚れを気にされる方も多いですが、私は子どもの記憶を大切にしたくて、誕生日などの特別な日に使って、これを敷かれた日は特別なんだなとわかるのもいいなと思いますね。 シミも思い出になるから、こぼしたっていいと思います。自分もそうでしたが、大人になったときにふとそんな記憶を思い出して、「懐かしい」と思うことがあると思いますが、そのときに親へ感謝する気持ちになったりするので、そういうことを残したいなと思っています」 「テーブルクロスとしても、ピクニックのときに敷いたり、川に入って濡れたときに体を拭いたり、首に巻いたり。マルチに使えるから、カバンに1枚あると便利ですよね。オリジナルで作ったクロスは、ハンカチより大きいくらいのサイズ。大判だと子どもが引っ張ってしまいますが、真ん中に敷くと食器も映えるし使いやすいですよ」もう一つ、リネンで作ったオリジナルアイテムは、自身がデザインしたエプロン。ポケットや肩紐など部分的な色使いがかわいらしく、ワンピースとしても使えそうなデザインです。「仕事の後、そのまま着て帰ることもあります。娘もお家で料理をするときは、エプロンをつけて手伝ってくれますね」 ■大切にしたい、肌触りの良さお子さんたちの服は、肌触り重視でコットンを選ぶことが多いのだとか。その中でもお気に入りは、娘さんが愛用する、スペインブランド「コンドル」のカラータイツ。 「色が鮮やかで、肌触りがいいので履きやすいよう。2、3歳くらいから履いている、娘のお気に入りです。サイズも幅広くあり、絶妙にいい色合いで選びきれないほど。全部がナチュラルな色合いにするのではなく、タイツで色をプラスするコーディネートが楽しいです。スペインのものはデザインや色がかわいいから、昔から気がついたら選んでいることが多いんです」 肌触りの良さをキープするために、洗濯洗剤は衣類にやさしいものを使いたいと話す黄川田さん。 「『ヤシノミ洗たく用洗剤』は無添加ですが、しっかり落ちる上にやさしい洗い上がりがするのでいいなと思います。 洗剤で無香料のものはあるけど、柔軟剤はなかなかないですよね。子どもたちが大きくなってきたので汗汚れが多く、リネンや白いものは特に汚れが落ちているか気になりますが、しっかり落ちている気がします。環境にもいいと思うと、気持ちよく使えますよね」 ■スキンシップを通して、たっぷり愛情表現この日、娘さんが「読んで」と出してきたのは海外の作家による絵本。旦那さんが古本屋で買い集めた、掘り出しものだそう。ソファにすわって絵本を読んであげる時間が、母娘のコミュニケーションにも役立っています。 「絵も素敵で、私が選ばないものなので、読んでいて面白いです。娘は小学生ですが、まだまだ甘えたい年頃。休みに仕事が入って、一緒に過ごせないようなこともあるので、常に抱きしめて、抱っこして、言葉でしっかり伝えてあげることが大切かなと思っています。小さくてわからなくても、いやだと言われても、泣いちゃっても伝えてあげる。今でも娘のことは抱っこしますが、息子にも頭を撫でたり、肩を叩いてあげたり、できるスキンシップはしたいなと思います。 抱っこしてあげるのも、きっと最後の日があると思うと少し寂しくなりますよね。できるうちに抱っこして、愛情を表現してあげたいですね」■自分の感情だけで動くと、子どものためにならない子どもたちに、言葉と態度できちんと愛情を伝えるのが、黄川田さんが子育てで大切にしていること。そうすることで、気持ちを切り替えて仕事を頑張れるのだそう。そして、家族や友人など、周りの意見に耳を傾けることも大切だといいます。 「子育てするなかで、人からいろいろなこと言われることは多いと思いますが、私はすべて受け入れて、そうなんだなと思うようにしています。意見を聞きつつ、自分はそれをどういう風に進めていくのか、そこで対立して関係を崩すのか、協力して見守ってもらうのかで全然変わります。そのときに自分にも、子どもにも良い方向を選んであげないといけないなと思います。自分の感情だけで動くと、子どものためにならないし、何も成長しないんですよね。一人で抱え込まないようにして、周りの意見をうまく取り入れながら、子どもとともに自分も成長していきたいです」 取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社
2017年01月11日今回の「やさしいママのひみつ」は、料理家、フードスタイリストとして活躍する、“totto(トット)さん”こと、黄川田としえさん。15歳の男の子、10歳の女の子のママです。totto (黄川田としえ) さん息子さん:15歳、娘さん:10歳料理家・フードスタイリスト、「tottorante」主宰、食育インストラクター。メディアでのフードスタイリング、レシピ開発、出演などをはじめ、イベント企画・運営、料理講師など多岐にわたり活動中。家族のための1日限定レストラン「こどもレストラン」など、 子どもたちの心と体の成長をサポートし、家族で楽しめるワークショップを各地で開催中。著書に『食×職』(カナリア書房)、『tottoちゃんのかんたんdeco弁』(祥伝社)、『毎日のごはんと心地よい暮らし』(宝島社)HP: Instagram: @tottokikawada 黄川田さんが悩みながらもたどり着いた、子どもに優しくなれる子育て術とは? 食まわりの愛用品についても教えていただきました。■“お母さんでいること”が一番の仕事ピンクのテーブルクロスの上に並べられた、カラフルな野菜を中心とした料理。黄川田さんのコーディネートは、ひと目見て「おいししそう!」と思うような色彩の鮮やかさが特徴です。「もともとカラフルなものが好き。ナチュラルな色や素材も好きですが、ちょっとクセがほしいなというときに、ピンクが入るとしっくりくるというか落ち着きます。ピンクを多用するのは自分らしさのひとつだと思います」ヘアメイクからテレビ局のディレクターを経て、そして料理の世界へ入ったという黄川田さん。いまの仕事にはじめたきっかけは、旦那さんだったと話します。「夫はプロのサッカー選手。健康管理のため、いろいろと作っているうちに料理を好きになったし、スポーツの世界があまりにも厳しく、頑張っているので、私も何かやりたいと思ったんです。料理は子どもからご高齢の方まで、世代を問わず必要なもの。ヘアメイクとして入ったテレビ局での仕事で、料理コーナーを任せてもらえるようになり、料理家のアシスタントやフードスタイリストのようなことまで、いろいろなことをやらせてもらいました。そこで学んだことがすごく大きいです。それから、2人目を妊娠中に食育を勉強し、子どもも巻き込んでできる仕事としてワークショップを思いつき、それがいまも続けている「こどもレストラン」の原型になっていますね」自分のやりたいことをしながらも、お母さんであることを一番大事にしたいといいます。「それは母の影響が大きくて、母がしてくれたことをしてあげたいなと思うんです。でも始めた頃は、娘はまだ小さかったから、私が先生として、子どもたちを見ることにやきもちを焼いてしまって。最初の頃は自分の思うようにうまくいかないなと思うことの連続でした」仕事と子育ての両立についての悩みは、お子さんたちの成長とともに解消されていったという黄川田さん。現在、娘さんは料理が大好きな女の子に成長し、家でも戦力になってくれるという頼もしい存在に。「彼女なりにいろいろ思うことはあったと思います。特に教えたわけではなかったけれど、自然と料理の盛り付けもちゃんできるので、私のことを見てくれているんだろうと嬉しく思います」 ■totto料理に欠かせない、こだわりの食材そんな黄川田さんが子育てするなかで、自然と手にするようになったのが環境にも体にも優しい食材。月に1回注文しているというのが、古来種と呼ばれるその土地で代々受け継がれてきた野菜のみを販売する八百屋さん、「warmer warmer(ウォーマーウォーマー)」の古来種野菜です。「おいしくて安全なのはもちろん、昔ながらの野菜のおいしさや形を子どもたちに感じてほしいと思います。『こどもレストラン』でも古来種野菜のことを伝えていきたいと思って、お話を聞かせてもらったのをきっかけに、イベントでもご一緒したりしています。内容はおまかせなので、毎回何が届くのか楽しみ。丁寧に食べ方まで書いてあって、生産者をすごく大切にしているのがわかる。ただ買うのではなく、そういう方から買いたいなと思います。本当においしいし、難しい名前や珍しい色の野菜も多く、勉強になります」 また、ずっと愛用しているというのが子どもでも安心して食べられる、「ゾネントア」のオーガニックカレーパウダー。「辛味成分のカイエンヌペッパーが入っていないので、子どもでも大丈夫。2歳くらいから使っています。カレールーとして使うのはもちろん、チャーハンに風味付けに使うのにおすすめです」■器も洗剤も、子どもにいいものを知ってもらいたい料理を彩る器も、黄川田さんらしいセレクト。「食器もごはんの時間を楽しむアイテムとして使ってほしい」という思いから選んだ和食器は、どこか洋風な佇まいです。「洋食器も好きですが、やはり日本人だから、和食器の良さも小さいときから体感してくれるといいなと思っています。モダンなデザインが好きなので、和食だけではなく、洋食を入れても合いそうなものが多いですね。手前左のブルーのものはヨーロッパな雰囲気ですが、沖縄のやちむん。子どもたちの丼物に使ったり、右側にある益子の作家さんによる湯飲みは、湯飲みとしては大きいのでスープを入れたりします」また、木工製品も欠かせないアイテムなのだそう。「わっぱなど、昔から代々作られている民芸品のような器が好きです。焼き菓子を入れたり、ピクニックに持って行ったり。高価なのでたくさんは買えないけれど、その分大切に使えるかなと思います。よく使う『角田清兵衛商店』さんのヒノキをくりぬいたお弁当箱は香りもよく、デザインも素敵です。子どもたちにも実際に使って、感じとってもらいたいと思っています」日頃から使うもの、そのものの良さを子どもたちに伝えたいと考えている黄川田さん。食器洗いには「ヤシノミ洗剤」を愛用しているのだとか。「仕事柄洗いものをすることが多いのですが、『ヤシノミ洗剤』は植物由来の成分で余計なものが入っていないから、全然手荒れしないので気に入っています。しっかりあらえる上に、洗った後の排水も地球にやさしいだけでなく、植物原料の調達にまで配慮していると知り、改めて使い続けたいなと思いました。」 ■子どもの心配に向き合ってあげられる、精神力をお子さんたちが大きくなった今も、悩みや心配事は尽きないという黄川田さん。「1人目の育児が2人目に確実に役立つかといったらそうでもなく、2人とも全然違うから、比べずにそれぞれの特徴をよく見てあげることが大事かなと思います。理解できないことも多くて、昔は『なんでそうなの?』とよく怒っていました。でも腹を立てるのは自分の基準に当てはめるからで、その子らしさを生かすもダメにするのも “お母さんの存在” は大きいんですよね。向かい合っていくうちに、何も驚かなくなりました。人に迷惑をかけないなど、ルールをしっかり持って、それ以外はその子の良さを見つけて、伸ばしてあげられたらいい。これからは自立に向けての時期なので、どうやって大人になっていくのか、その子の良さを生かした仕事や暮らしをみつけられるように、サポートできたらと思います。心配しすぎず、信頼して、理解してあげる。そして心配がやってきたときに、向き合ってあげられるよう精神力がないと、と思います」そのためには、気持ちに余裕を持ち、リラックスする時間が大切だといいます。「やらなくてはいけないことがあっても、今日はしないと決めて外食をしたり、疲れて余裕のないときは家事の手を抜いて、子どもと一緒に寝てしまう。それだけで全然違いますね。娘と一緒に、バスミルクを入れたお風呂に入って疲れをとったり、花が好きなので、飾ったり買いに行くのも私のリラックス法。花があるだけで癒しになるし、気持ちが良い。忙しくて買いに行けなくなったときは、花を買う余裕を作るようにしています」「忙しいときは頑張って作り置きとかもしないし、限られた時間の中で何ができるかをいつも考えています。全部やろうと思うと自分が大変になってしまう。そうなると子どもに優しくできなくなってしまうから、自分の精神状態はすごく大事。よく、子どもにどうやったらお手伝いをさせられるか聞かれますが、一番大事なのはお母さんのメンタルなので、余裕があるときにやらせてあげてくださいと言うんです。イライラしてやらせてあげられない、そんなときはそれで全然いいし、無理にさせることで自分が辛いと、それこそ子どもによくないですからね」 <後編> では引き続き、愛を持って選んだ愛用品と、子育て術について伺います。 取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社
2017年01月10日現在活躍中の陶芸家による陶芸作品と、気鋭の料理人による創作料理を一つのテーブルで楽しめる「器譚 - KITAN - うつわと食のものがたり」が、17年1月17日に東京・目黒のHIGASHI-YAMA Tokyoにて開催される。同イベントは、12年に全国から陶芸作家が参集して発足した日本陶芸美術協会によって開催されるもの。日本陶芸美術協会は、伝統に敬意を持ち受け継ぎながらも新たな創作の世界を広げることを目的に発足したもので、現在では人間国宝から新人作家まで100名以上の会員が所属している。今回開催されるイベントでは、そんな日本陶芸美術協会の作家たちによる陶芸作品が、気鋭の料理人の創作料理とコラボレーション。当日の11時から13時までは「昼食会」(5,000円)が、14時から15時30分までは「茶寮会」(3,000円)が行われる。なお、定員はどちらも12名。さらに、19時から22時まではレセプションパーティーも開催される予定だ。また、日本陶芸美術協会は17年1月18日から24日まで、日本橋高島屋6階の美術画廊にて初めての会員展「陶美展」を開催する。1月18日15時より、重要無形文化財保持者(人間国宝)の井上萬ニによるギャラリートークも予定されている。【イベント情報】「器譚 - KITAN - うつわと食のものがたり」会場:HIGASHI-YAMA Tokyo住所:東京都目黒区東山1-21-25会期:17年1月17日時間:「昼食会」が11:00~13:00、「茶寮会」が14:00~15:30料金:「昼食会」が5,000円、「茶寮会」が3,000円同時開催 企画展「陶美展」- 日本陶芸美術教会5周年記念 会員展 -会場:日本橋高島屋6階美術画廊住所:東京都中央区日本橋2-4-1会期:17年1月18日~24日時間:10:30~19:30(※最終日は16:00閉場)
2016年12月29日アウトドア料理研究家として、おしゃれで楽しい外ごはんを提案している、高松美里さん。 <前編> に引き続き、愛をこめて選んだ愛用品や、大人も子ども楽しめるアウトドアを通した子育て術を伺います。高松美里さん娘さん:6歳、息子さん:4歳アウトドア料理研究家、フードスタイリスト。ヘアサロントップスタイリストをへて、食の世界へ。アウトドアブランドとコラボした料理企画をはじめ、雑誌、広告のスタイリングなどを数多く手がける。子どもと一緒に楽しむ食育アウトドアクッキングや、ホームパーティーのおもてなしスタイリングなどを発信している、インスタグラム(@misatotakamatsu)も話題。HP: ■お気に入り! 海外のナチュラルアイテム仕事でもプライベートでも、キャンプなどのアウトドアをすることが多いという高松さん。普段から料理系のアイテムに限らず、ナチュラルなものが好きなのだそう。「歯磨き粉も洗剤と同様に、環境に流すことが気になります。海外のオーガニックのものは、パッケージもいいし、香りもいろいろなものがあったりするので、海外旅行に行ったときにスーパーでよく買います。海外ではオーガニックや環境にやさしいもののコーナーが充実しているので、お土産であげたり、もらうことも多いです」「布ならリネンの質感が好み。キャンプ先でテーブルはあるのですが、汚れていたりプラスチックだったりすることが多いので、ナチュラルな素材の布を持っていきます。一枚敷くだけで、自分の好きな雰囲気にすることができますよ。特に『フォグリネンワーク』のリネンのテーブルクロスは、ほとんどの色柄を持っているくらい好き。じゃぶじゃぶ洗って、ノーアイロンで使います。人が来たときもテーブルにクロスをしておけば、後片付けでテーブルを拭かなくてもいいし、汚れても洗えばいいので楽です。ベーシックなものなので買い足せるし、気負わず使えるところがいいですね」 ■体にも環境にもいいものが、もの選びの指針お子さんたちの身につける肌着は、必ずコットンのものを選んでいるのだとか。「機能素材の下着といい香りのする海外の柔軟剤を使っていたら、子どもたちが体をかくようになったんです。皮膚科に連れて行ったら、直接触れる肌着はコットンに変えて、柔軟剤も一度やめてみたらと勧められて。すべてコットンのものに変えたら、症状がよくなってきたんです。柔軟剤はそれ以来使っていなかったのですが、今回『ヤシノミ柔軟剤』を使ってみて、無香料で肌触りが良いので、これからも使いたいなと思いました。子どもにも安心して使える、やさしい柔軟剤があるのはうれしいですね。存在を知らなかったら、今も柔軟剤は使っていなかったと思います」「私は香りが好きですが、それはフレグランスなどで楽しめばいいこと。清潔で肌にも衣類にもやさしいことが一番です。昔からあるという信頼感もありますし、お手軽価格で無理なく継続ができそう。『ヤシノミ柔軟剤』の存在を知らなかったら、今でも柔軟剤は使っていなかったと思います」「洗たく回数はまだまだ多いので、洗剤は肌や環境にはもちろん、繊維にやさしいものを選びたい。『ヤシノミ洗たく用洗剤』は、そんな条件を満たしてくれるし、昔からあるという信頼感もあります。お手軽価格なので、無理なく継続ができそうです」「ヤシノミ洗剤」の売上の1%は、原料の生産地であるマレーシア・ボルネオ島の環境保全活動のため、寄付されています。そのことを知った高松さんは、このシリーズをこれからも使いたいと、改めて思ったそう。「アウトドアを通して、やはり環境には興味を持つようになりました。家にいると、私一人が環境に気をつけたところで何か変わるのかなと思ってしまいますが、自然の中にいると、一人一人の毎日の小さな積み重ねが大事なんだと実感します。寄付されたお金によって、アブラヤシ農園のために分断された森を繋いだり、動物を救出したりと、具体的に活動が報告されているので、自分でもできることがあるとわかるのは、やる気に繋がります。私も子どもたちも動物が大好き。子どもたちには自然に触れ合うことで、環境が今どうなっているのか現状も知ってもらいたいなと思います」 ■都会も自然も、さまざまな場所での経験が人間力に高松さんが子育てで一番心がけていることは、ためこまないこと。そのためには、普段のお出かけから週末のキャンプや旅行まで、親も必ず楽しむことが鉄則。子どもだけが楽しめる場所は選ばないことが、高松さんがいつも笑顔のママでいる秘訣です。「週末のアウトドアだけでなく、平日も大人が見て楽しむお店と公園が一緒になっているような施設に出かけて、子どもと一緒に楽しんでいます。子どもも意外と、おしゃれなカフェや素敵なお店を見たいと言うんです(笑)。美術館や科学館、都会の最先端のものも見せつつ、夏休みなどには海外で砂漠をドライブしたり、実家の田舎に行って野菜を収穫したり。普段生活している都会もすごく好きだけど、旅行などでできる限り、自然にも触れさせたいなと思っています。将来好きなことをやってほしいから、今はいっぱい刺激して、しっかり土台を作ってあげたいです」いろいろな場所に出かけるなかでも、キャンプは子どもたちの教育にも特別役立っているといいます。「普段のキャンプのおかげで、子どもたちはどこでも寝られるし、何でもよく食べます。体も丈夫になってきた気がします。アウトドアは余計なものがないので、焚き火を囲んで話したりしながら、家族でコミュニケーションが図れるのもいいところ。料理も炭火でじっくり焼くだけで、大したことをしなくても絶対においしくできるから、料理が楽しくておいしいということが、シンプルに伝わると思います。自分が関わって料理を仕込んだり、並べると、子どもたちもよく食べるんですよね。料理も片付けも、次に何をするかに自然と目がいくし、みんなが関わっているから、一人の責任にはならない。自然の中で料理をすること自体がエンターテインメントだから、老若男女をこえて楽しめます。そういうことができるのが、アウトドアの魅力ですね。自然だけで何もないので、落ちているもので何かをしてみようと、自由な発想が生まれるのも利点。細かな教育ももちろん大事ですが、アイデアを持っていると人間性が豊かになると思うので、この経験が、人間としての基礎作りになっていくといいな、と思います」 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社
2016年12月06日やさしいママのヒミツ、第5回目はアウトドア料理研究家の高松美里さん。6歳の女の子、4歳の男の子、2人のママです。高松美里さん娘さん:6歳、息子さん:4歳アウトドア料理研究家、フードスタイリスト。ヘアサロントップスタイリストをへて、食の世界へ。アウトドアブランドとコラボした料理企画をはじめ、雑誌、広告のスタイリングなどを数多く手がける。子どもと一緒に楽しむ食育アウトドアクッキングや、ホームパーティーのおもてなしスタイリングなどを発信している、インスタグラム(@misatotakamatsu)も話題。HP: 高松さんの実践する、アウトドアを通した子育て術や、子どもたちにも環境にもやさしいアイテムとは? <前編>では、家でも外でも愛用しているという、調理アイテムをご紹介します。■長く使えて、おしゃれなアウトドアアイテムの魅力もともと美容師の高松さんは、妊娠、出産を機に、好きだったインテリアや料理、アウトドアなどの趣味を生かして、アウトドア料理研究家やフードスタイリストとして活躍しています。高松さんが暮らすのは、都会のど真ん中にある、おしゃれなマンション。一見すると、“アウトドア”からイメージする暮らしと正反対のように見えます。「サバイバルな感じではなく、あくまでもおしゃれに、気軽に、都会の人でも楽しめるアウトドアを提案したいと思っているので、私自身それを実践しています」子どもの頃から、家族でスポーツやキャンプを楽しんできたという高松さん。仕事と子育てで忙しい今も、休日に外に出かけることが一番のリラックス法だといいます。そんな高松さんが愛用する料理関係のアイテムは、やはりアウトドアグッズ。「キャンプがきっかけで買いはじめましたが、アウトドアのアイテムはすごく使い勝手の良いものが多く、長く使えるし、防災にも役立ちます。無駄な買い物にならない気がするし、おしゃれなものも多いのでどんどん増えていきました。今では、家のものとアウトドア用を分けず、両方で使っています」■家でも大活躍なアウトドアアイテム4選そのひとつが「LODGE」の鉄鍋。おいしくできるので、家でも使うようになったのだとか。「鉄鍋は熱伝導率が高く、保温性がいいんです。特にお肉は、表面はパリッと、中はジューシーに焼けるので、本当においしい。ホームパーティーでも、お肉と野菜を詰めておいて、友だちが来たらオーブンに入れるだけで、とても簡単にできるので重宝しています。お手入れは慣れれば楽しいもの。外で使って放っておくと錆びるので、きれいに洗ったあと、オリーブオイルを塗るとピカピカに戻ります。内側は、普段は天然竹を使ったササラで洗うのみ。汚れがひどいときや外側には、洗剤を少量使って洗います」ガラスのジャグやホーローの食器も、高松さんには欠かせないアイテム。「キャンプでは水場が遠かったりするので、このジャグに入れて使います。ホーローは直火OKで割れないし、おしゃれでカラーも豊富。買いそろえやすいし、汚れもウエットティッシュなどでさっと拭けば落ちるのも楽です。外でのお料理がおしゃれで楽しいものになりますね」 アウトドアアイテム以外の愛用品では、見た目もおしゃれなウッドボード。コーディネートもしやすいので、家でもキャンプでも大活躍だそう。「小さなものから特大サイズまで、たくさん持っています。朝は基本和食ですが、ときどきミニサンドイッチを並べて、ピックを刺したりすると、子どもたちも喜んでたくさん食べてくれます。真ん中に大きいウッドボードを置いて、取り皿だけ置くスタイルは、洗い物も少なくて楽。置いているだけで雰囲気が出るし、まな板としても使えて便利です」鉄鍋と同様に、お手入れが必要な土鍋もフル活用。お手入れがてら、毎朝使っています。「炊飯器がないので、毎朝3合炊いています。飯ごうに慣れているからか、早くて簡単に感じますね。手入れもそんなに大変ではありません。とにかくおいしいので、炊飯器には戻れないです。炊きたてのごはんの匂いで、子どもたちが起きてくるくらいです(笑)」■自然の中で使うものには、環境に配慮した「ヤシノミ洗剤」調理器具は、育てる感覚で長く使えるものが好きという高松さん。お手入れに使うものは、必ず環境に配慮したものを使いたいといいます。「キャンプ場では、科学的な洗剤の使用が禁止されているところがほとんど。外では、自分の流したものが実際に目に見えるので、泡が全然消えないで流れていくのを見ると、科学的なものを使う気にはなれないです。水もできるだけ使わず、拭くだけのことも多いですが、洗剤を使うときも匂いが強いものだと残ってしまう気がするので、できるだけ自然素材のものを使いたいなと思っています」そんな高松さんが、ずっと使い続けたいというのが「ヤシノミ洗剤」です。「これを使うようになって、子どもが洗いものをすごくしてくれるようになりました。ポンプ式なので出しすぎることがないのもいいですね。少し使っただけで、手にやさしいこと実感しました。ナチュラル系の洗剤は、洗浄力が気になりますが、サクッと汚れが落ちるのもうれしい。キッチンは匂いが混じると嫌なので、香りがないほうがいいですが、無香料というところもいいですね」 ■お手伝いも遊びのひとつに高松さんのアウトドア料理、スタイリングのコツはカラフルにすること。「グリーンや茶色などの、自然の色と調和するように、トマトの赤や葉っぱの緑、パプリカの黄色を足して、パッと華やかな気持ちになれるように考えています。子どもたちもトッピングが好きで、ピザなどに自由にトッピングしたり、何も言わずとも、花を摘んできてテーブルの上に飾ったり、松ぼっくりを置いたりしてコーディネートしてくれて、自然と美的センスも磨かれている気がします」自然が一番の先生だと話す高松さん。2人のお子さんも、あえてお願いすることもなく、お手伝いをするのが大好きになったそう。「キャンプだけでなく、家でもお手伝いしてくれます。外だと散らかってもイライラしないし、遊び感覚でやらせているうちに、家でも料理や配膳、食器を洗ってくれたりするようになりました。キャンプは非日常が楽しいので、わざわざ遊び道具を持っていかなくても、自然の中から遊ぶものを見つけて楽しんでいますね。テントを張るのも、今は順番をわかってきているのでアシストしてくれます。アウトドアでは何が危険なのか、知ることも大切。“火が熱い”ということも、野菜や肉を串に刺して、火の上の方に入れると温度が高いからすぐに焦げる、という風に実際に経験するとよくわかるし、それ自体がお手伝いすることにもつながっています」2つ違いの娘さんと息子さんは、ずっと2人で遊んでいるほど仲良し。キャンプなどを通して、協力し合う大切さを実感しているのかもしれません。「2人でずっと遊んでいてくれるので、お出かけがすごく楽ですね。お手伝いも競い合って、遊び感覚でするので楽しいようです。子育てでイライラしないコツは、家事も含めて、全部楽しいと伝えること。本人に任せると時間はかかるけど、最初はできなくてもいいという気持ちで、遊びのひとつにしてやらせて、私は別の作業をします。子どもたちが毎朝卵を割ってくれますが、だんだん上手になってくるし、任せてしまうとしっかりやってくれるようになったので、助かります」 <後編> でも引き続き、愛用品やアウトドアを通して学ぶ、高松さん流子育て術について伺います。 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社
2016年12月05日