2月2日(金)今夜放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」に星野源が出演。この春公開される『映画ドラえもんのび太の宝島』の主題歌である「ドラえもん」をTV初披露するほか、「GENERATIONS」が番組のためだけの振付で「Y.M.C.A.」を観客と一緒に生パフォーマンスする。音楽アーティストとして大ヒットを連発する一方で、俳優としてもNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や先日第2シーズンの放送を好評のうちに終えた「コウノドリ」をはじめ、2016年放送のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」では新垣結衣演じる主人公の夫役で出演、同時に主題歌「恋」も手がけ社会現象を巻き起こした星野さん。そんな星野さんだが以前からドラえもんファンを公言しており、『映画ドラえもんのび太の宝島』では主題歌と挿入歌の2曲を手がけることに。今夜TV初披露する主題歌は、タイトルがその名も「ドラえもん」。直球すぎるほどストレートなタイトルだけでなく、歌詞とメロディー全てにおいて星野さんの“ドラえもん愛”が込められた1曲となっており、TVでのパフォーマンスを待ち望んでいた人も多いのでは?なお星野さんの「ドラえもん」は2月28日(水)にリリースされる。「ゴールデンボンバー」は、1月31日にリリースしたばかりの最新アルバム「キラーチューンしかねえよ」の、全13楽曲をまさかの全曲披露!アルバム曲全曲披露という荒業は、もちろん「ミュージックステーション」史上初の挑戦となる。限られた時間の中で、いったいどんなパフォーマンスを披露するのか?そして「キラーチューンしかねえよ」というアルバムタイトル通りに、13曲全てが本当に”キラーチューン”なのか…!?1979年に大ヒットした西城秀樹の「ヤングマン」」をカバーした、「GENERATIONS」の「Y,M.C.A.」。過去にも、実に様々なアーティストがパフォーマンスしてきた本楽曲。実は、レイザーラモンHGが”Y.M.C.A”をMステで披露した際、バックで踊るダンサーの中になんと少年時代の「GENERATIONS」メンバーの姿が!!Mステならではの秘蔵映像が大公開される。また、アメリカのガールズ・グループ「フィフス・ハーモニー」の元メンバー、カミラ・カベロがソロとして初登場。ビルボード全米1位を獲得した「Havana」を披露。「Sexy Zone」は、グループ史上最高難易度のダンスが話題の最新曲「忘れられない花」をテレビ初披露。多国籍アイドルとして話題のTWICEは、最新曲の「Candy Pop」をテレビ初パフォーム!アニメ「ラブライブ!」の監督が手掛ける、実写にアニメーションが挿入されたミュージックビデオも披露される。星野さんが主題歌と挿入歌を手がける『映画ドラえもんのび太の宝島』は3月3日(土)より全国東宝系にて公開。「宝島を見つける!」とジャイアンたちに宣言したのび太は、ドラえもんのひみつ道具“宝探し地図”を使って宝島を探すことに。地図が指し示した場所は、なんと太平洋上に突然現れた新しい島だった…。ノビタオーラ号と名付けられた船で宝島に向かったのび太たちは、あと少しで島に上陸というところで海賊たちから襲われる!急にあらわれた敵に立ち向かうのび太たちだったが、戦いのドタバタの中でしずかが海賊船にさらわれてしまう。海賊に逃げられた後、のび太たちは海に漂う一人の少年フロックとオウム型ロボットのクイズと出会う。フロックは海賊船から逃げ出したメカニックで宝島の重要な秘密を知っていた!はたしてのび太たちは海賊からしずかを助けることができるのか!?そして宝島に眠る財宝に隠された秘密とは一体…。脚本を『君の名は。』や『怒り』『何者』などのプロデュースで知られる川村元気が担当するほか、『探偵はBARにいる』シリーズや『鋼の錬金術師』などの大泉洋がゲスト声優として参加する。「ミュージックステーション」は2月2日(金)20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2018年02月02日元カレと別れて新しい彼氏ができた場合、「彼にどこまで過去の恋愛を話せばいいのか」悩んだりしませんか?でも彼は意外と、過去の恋愛は聞きたくないと思っているかもしれませんよ。■『逃げ恥』から学ぶ「過去の恋」の暴露問題2016年に大ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。観ていた人もきっと多いと思いますが、みくり(新垣結衣)が契約結婚のことを、百合ちゃん(石田ゆり子)に正直に話そうと言い出すシーンがありました。でもそれを聞いた平匡さん(星野源)は「百合さんに正直に話してしまったら、みくりさんは楽になるかもしれませんが、今度は百合さんがツラいんじゃないですか。僕たちの罪悪感は、僕たちで背負うしかないんじゃないでしょうか」とそれを止めました。もちろん私たちが現実に契約結婚をすることはないと思いますが、この平匡さんの言葉と「元カレのことを話すか問題」はいくつか当てはまるところがあります。■「過去の恋」を話したくなる理由って?まず元カレに過去の恋を話したくなってしまう理由って何なのでしょうか?おそらく一番は「こんなに傷ついた経験をしてきた」ということを、彼に共有したいからでしょう。「好きな人にありのままの自分を知ってほしい」「こんな苦しい過去も受け入れてほしい」、そしてそこから本当の恋がはじまると考えている人も多いかもしれません。昔の恋を知ってもらうことは、自分を理解してもらうことにもつながりそうですしね。■「過去の恋」を彼氏に話すのはただのエゴでも先ほどの『逃げ恥』の事例と同様、過去の恋愛話を暴露するのって、結局は自分の肩の荷を下ろすだけ。そしてその荷物は消えるわけでもなく、ただ彼に移動するだけなんです。あなたは過去の恋を話すことで、彼とより絆が深まったと思っているかもしれないけれど、彼は思いがけない暴露にただただ困惑しているのです。それはあなたのことが好きだからこそ、余計に。そう考えると相手を傷付ける可能性が高いのに、過去の恋愛をベラベラと話すのは自己満足といえそう。本当は「こういう食べ物が好きなんだよね」「彼氏と遊園地に行くのが夢だったんだよね」など、些細なことからコツコツ愛情は築いていくもの。自分のことをもっと知ってほしかったら、ふたりだけの思い出をたくさん作っていけば良いのです。それなのに彼の気持ちは無視をして、「自分を丸ごと受け入れてほしい」「愛してほしい」とダイレクトに過去の恋をぶつけるのは、ただのエゴでしかないですよね。■おわりに過去の恋愛について話さないのは我慢ではなく、彼に対しての思いやりや愛情です。人間は言葉が喋れるからこそ、時に相手を傷つけてしまうこともあります。それに好き同士だからこそ、知らなくていいこともたくさんあるはず。たとえ「あの元カレは最悪だったんだよね」と過去の恋をグチるような内容だったとしても、彼に「実はまだ元カレのことが好きなのかな?」と誤解されてしまう恐れもあります。いまの彼とずっと付き合い続けたいと思っているのなら、「これって本当に言っても良いのかな?」と、一度頭の中で整理することが大切でしょう。(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年02月02日1月31日に放送された星野源(37)がパーソナリティを務める「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)に、バナナマンの設楽統(44)と日村勇紀(45)が出演。28日に誕生日を迎えた星野のため、バナナマンの2人が星野にプレゼントを贈る場面があった。 プレゼントは、GUCCIの金色ニット。そのニットがあまりに輝かしいので、星野は「完全に黄金じゃないですか」「これピラミッドの奥に眠ってるやつじゃないですか」と爆笑。放送後、プレゼントのニットを着用した星野とバナナマンとのスリーショットが星野のTwitterアカウントに公開された。 両者の出会いは、2006年に放送された「アキハバラ@DEEP」(TBS系)。以降、公私共に交友を重ねているようだ。また星野はバナナマンの“公式弟”。昨年10月に放送された「バナナマンのせっかくグルメ」(TBS系)でバナナマンにイジられた際、星野が「なんてひどいお兄ちゃんなんだ!」と突っ込みを入れていた。 仲睦まじい“兄弟分”のようだが、そこには深い絆が。エンタメ誌ライターはこう語る。 「2012年、星野さんがくも膜下出血で倒れたときのこと。退院した際、留守電に日村さんからのメッセージが入っていたそうです。また活動復帰の当日にも『おめでとう。またご飯でも行こう』という日村さんからのメールが届いていたそうです」 日村の誕生日には、星野が誕生日ソングを作りラジオ番組で披露するという慣習がある。復帰の直後にも、日村の誕生日が控えていた。星野の体調を気遣った設楽は「今年はいいんじゃないか」と提案したそうだが――。 「それでも星野さんは出演しました。いつもなら日村さんをイジる内容の歌なのですが、どうしても日村さんへの感謝の気持ちを歌にして伝えたかったようです。日村さんからのメールや留守電に感動した星野さんは『なぜ俺を泣かすのかお前は芸人じゃなかったのか日村なぜ笑わせないのか』と歌いました。これには、ファンももらい泣きしたそうです」(前出・エンタメ誌ライター) 病を乗り越えることで、両者の絆はさらに深まったようだ。
2018年02月01日いきなりですが、水瓶座の男性(1/21~2/18頃の誕生日)って個性が強いんです。そこで、水瓶座がいかに個性的かということと、水瓶座男性から見た「12星座別の女性の姿」や「恋の勝率アップ作戦」をご紹介。それぞれ1月28日がお誕生日の星野源さん、新庄剛志さん、市村正親さんの生まれ持つ星を通してお届けします。■水瓶座の特徴は?水瓶座について、簡単に説明すると、・独特の雰囲気がある・カメラ目線が多い・お洒落に詳しい・誰とでも親しくなる・恋愛は一目ぼれが多く面食いで内気・顔が広い・KYと呼ばれることあり・スケールの大きな夢を抱く・組織になじめない・こだわらないことにこだわるそんなタイプです。あなたのそばに水瓶座の人はいますか?■水瓶座にオススメの仕事は?クリエイティブなもの、発明家、思想家、サイキック、カメラマン、エンジニア、IT関連、メカニック、演出家、デザイナー、プランナー、NPO、科学技術者、批評家、ジャーナリスト、漫画家、小説家、作曲家、イラストレーター、マスメディア、宇宙関連、気象予報士…趣味を仕事にしたり、組織に属さないフリーランスな立場、好きな仲間とのグループ活動、コアな世界を堪能するなど、今はまだ世の中になくても、数年後の未来にはあっておかしくない新しい肩書き、新しいジャンルが多く挙げられそうです。例えばですが、星野源さんが科学技術者で、新庄剛志さんがカメラマンで、市村正親さんがサイキックだったとしても…面白そうですよね。■水瓶座は革命的で可能性を持つ人々太陽が水瓶座に入る1月21日~2月18日前後は、大寒から立春へと変わる季節で、厳冬の水面下で春の芽を生み出す時です。水瓶座を支配する星は天王星であり、天王星は1781年に発見されました。それまでの占星術では、地球から土星が一番遠くに見えていたため、土星が太陽系との境界線でした。天王星が発見されたことで、それまで当たり前だった境界線が覆されることになりました。それは世の中の常識に新しい常識が組み込まれるようなもの。新しい発見や常識の変化は、たいていは否定されます。知らないことって怖いし。そうしたことからも、水瓶座には革命的で破壊的で、未知な可能性を持つ人たちが大勢います。水瓶座はうかがいしれない個性と、自らへの興味や関心、そして恐怖を抱えているのです。神話では、女性が嫉妬するほどの美少年ガニュメデスと紐づき、抽象的で魅惑的な独特の雰囲気を持つとされています。■水瓶座は基本的に自分大好き別名、異星人と呼ばれる水瓶座にとって、愛は自由で斬新。束縛は偽りの愛、自由は愛すればこその証。なかなかどうして、モテるわりには恋人ができない場合も。その理由は、水瓶座に愛を語らせると理論や理屈が多すぎ、いったいどういう相手を求めているのか、よくわからない持論を展開して、気難しい奴とか潔癖症だと誤解されることもあるから。また、見た目を気にしてお洒落しますが、自己満足で他人の評価はさほど気にしません。人種や性別も問わず、表面的な部分に左右されず、どんないでたちの人とでも付き合う、そんな気さくさもあります。このサッパリした感覚は、他人より自分に関心が向くため。恋愛は関わる相手によって大きく変化するでしょう。3人が生まれ持つ星はこちら◎星野源(1981年1月28日生まれ)◎新庄剛志(1972年1月28日生まれ)◎市村正親(1949年1月28日生まれ)それぞれの星座は…◎星野源さん太陽:水瓶座、月:蠍座、金星:山羊座、火星:水瓶座◎新庄剛志さん太陽:水瓶座、月:蟹座、金星:魚座、火星:牡羊座◎市村正親さん太陽:水瓶座、月:山羊座か水瓶座、金星:山羊座、火星:水瓶座水瓶座らしいイメージが揃った3人ですが、性格や恋愛傾向はかなり異なります。■3人の性格と恋愛傾向は?星野源さんは知的なナルシストタイプで、性格はサッパリした部分とねちっこい部分が。恋愛も誠実な部分とアブノーマルな部分とが複雑に入り混じる感じです。新庄剛志さんは、独特の大物感が漂うタイプで応援する人には恵まれますが…性格は繊細さと強引さが極端でクセが強いタイプ。噂では常にオーラを出す練習をしているとも…。恋愛はハマると勢い任せでストップが効かない感じ。市村正親さんは、好きなことをして生きるタイプで、性格は厳格な部分と自由奔放な部分が。恋愛面ではモテる傾向と刺激を求める感じがあります。奥様はご存知、篠原涼子さんですね。こうして見ても、水瓶座の人たちって、見た目や第一印象だけでは推し量れないもの。というわけで、「水瓶座から見た12星座別の女性の姿」をお届け!水瓶座の男性との関係を成就させるための「恋の勝率アップ作戦」も参考にして!■女性の見え方&恋の勝率アップ作戦◎牡羊座のあなた【あなたの姿】後先考えずに積極的に話しかけ、誘ってくれるのが愉快です。【勝率アップ作戦】水瓶座の予定が急に変わっても、連絡をくれるなら認めてあげること。◎牡牛座のあなた【あなたの姿】疲れた時は癒されます。けど、ずっと一緒だと物足りないかも。【勝率アップ作戦】水瓶座は一時的にはわかりあえます。根気と適度な距離が必要そう。◎双子座のあなた【あなたの姿】知的でノリも良く最高の友達、何でも知っていてほんと頼もしい。【勝率アップ作戦】水瓶座が一緒なら、いろいろと出かけて息をつく暇はなし、工夫次第。◎蟹座のあなた【あなたの姿】仲間や友達と一緒に同じ場所で過ごすってすごい。とても真似できない。【勝率アップ作戦】水瓶座は淡々として愛を言葉にしない傾向。気をもまないこと。◎獅子座のあなた【あなたの姿】時には喧嘩したり、ぶつかったりするけど刺激的で…なくてはならない存在に。【勝率アップ作戦】プライドが高い者同士なので、水瓶座とは知的な会話を楽しむこと。◎乙女座のあなた【あなたの姿】繊細で細かくて一生懸命は認めるけど…ついていけないところがある。【勝率アップ作戦】水瓶座の個性に惹かれてしまうなら、尊重して見守ることも必要。◎天秤座のあなた【あなたの姿】イケてるセンスと美しい姿に、会った瞬間から気になる存在です。【勝率アップ作戦】水瓶座が個性的な人間関係に関わっていてもビックリしないこと。◎蠍座のあなた【あなたの姿】自分にはない魅惑的なオーラがあり、話すきっかけがつかみにくい。【勝率アップ作戦】水瓶座とは感覚にズレが。真意を見抜いて押し付けないように。◎射手座のあなた【あなたの姿】勉強家で明るくて尊敬できるし、一緒にいると情熱を思い出す。【勝率アップ作戦】水瓶座のマイペースさに合わせることで精神的な絆を作れます。◎山羊座のあなた【あなたの姿】真面目で良い家庭に育ったのか、言うことは正しいけど夢がないな。【勝率アップ作戦】水瓶座は言葉通りに受け止めます。考えは隠さずに相談して。◎水瓶座のあなた【あなたの姿】恋人候補として紹介されなかったら友達以上には考えなかった。【勝率アップ作戦】水瓶座同士でお互いを理解できることが、逆に機会を逃すことに。◎魚座のあなた【あなたの姿】優しくて素直で、子どもっぽい感覚や直感の鋭さに惹きつけられます。【勝率アップ作戦】水瓶座は感覚だけでは理解できません。気持ちを押し付けないようにして。■終わりに水瓶座男性からは「こんなふうに見えている」というご自身の姿、イメージできましたか?ぜひ参考にして、星野源さんや新庄剛志さん、市村正親さんのような、破天荒だけど魅力的な男性のハートをゲットしてくださいね!ライタープロフィールはゆき咲くら土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中!略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡
2018年01月28日俳優・大泉洋がゲスト声優として参加することで話題のシリーズ第38作目『映画ドラえもんのび太の宝島』。主題歌&挿入歌を星野源が担当することが発表されたいたが、この度ベールに包まれていた主題歌情報が公開された。以前からドラえもんファンを公言する星野さんが、主題歌&挿入歌の2曲を手掛けることが発表されていた本作。すでに挿入歌は、心温まるバラード「ここにいないあなたへ」が決定していた。このほど、ついに発表された主題歌のタイトルは、その名も「ドラえもん」!その内容は、歌詞とメロディー全てにおいて星野さんの“ドラえもん愛”が込められた1曲となっている。また本楽曲は、明日16日(火)にテレビ朝日「グッド!モーニング」にて、90秒フルに主題歌「ドラえもん」を使用した本作の最新予告映像が初解禁。さらに、同日深夜から放送の「星野源のオールナイトニッポン」番組内では、初フルオンエアされることも決定した。星野源ニューシングル「ドラえもん」は2月28日(水)リリース。『映画ドラえもんのび太の宝島』は3月3日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月15日「綾野剛さんにはオファーが殺到しており、すでに2018年も映画2本とドラマ2本の出演が決まっていると聞いています」(テレビ局関係者) 昨年主演したドラマ『コウノドリ2』の平均視聴率も11.9パーセントと好評だった俳優・綾野剛(35)。12月22日に東京都内で行われた打ち上げも大いに盛り上がったという。 「制作スタッフたちも『ぜひスピンオフ作品を!』と口々に言っていました。綾野剛さんは、共演者やスタッフたち1人ずつに声をかけていました。『あのときのシーン、すごく助かった』とかエピソード付きで感謝の言葉をかけてくれたので、みんな喜んでいました」(打ち上げに参加したスタッフの1人) 打ち上げの目玉となったのはピアニスト・清塚信也(35)や星野源(36)による生演奏だったという。星野は、まず『Family Song』の弾き語りを披露。 「星野さんとしては1曲だけのつもりだったようです。ところが綾野さんがステージに近づいてきて……」(前出・スタッフ) 「これで終わりじゃないよね!」「まさか1曲だけじゃないよね」と、綾野は星野にアンコールをねだったという。実は『コウノドリ』の制作スタッフと、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のスタッフはかなりかぶっていた。 「そこで星野さんが選んだのは『恋』でした。星野さんも、スタッフたちも恋ダンスを踊りまくって、綾野さんもすごく楽しそうでした」(前出・スタッフ) 打ち上げは2次会も含め9時間ほど。綾野もスタッフたちの拍手に包まれながら、会場を後にした。
2018年01月13日Perfumeなどの振付家として知られるMIKIKOさんがプロデュースするダンスユニット、ELEVENPLAY。あの“恋ダンス”を踊る彼女たちは、レディー・ガガのオープニングアクトやリオオリンピック閉会式でもパフォーマンスを披露した、世界レベルで活躍するダンサー集団だ。――8人がそれぞれ個性的な分、チームでの調和が難しそうなのですが、ステージで抜群のチーム感を発揮する秘訣は?EMMY:同じ釜の飯を食べる、ではないですが、公演となれば朝から晩まで同じ時間を過ごしてきているので、空気感や、ひとつひとつの動きに対して熱量を共有していて、合わせやすいですね。NON:これはもう感覚だね。KOHMEN:ELEVENPLAYって、バラバラの個性が集まってひとつのアートになる、まるでステンドグラスみたいなチーム!MARU:8人とMIKIKO先生はもう、言葉で言い表せない、家族をも超えた深い関係です。信頼、絆、愛で結ばれています。YU:あと、ELEVENPLAYは、ONとOFFがはっきりしているよね。やるとなったら、最高のものを作るんだってお互い高め合うんだけど、ダンスモードから離れると女子高生みたいにキャッキャしてる(笑)。NON:大人と子供の心を持っていて、混じり合うと素敵な化学反応が起こる、ピュアなチーム。――チームの認知度が高まったのが、星野源さんと『恋』MVで踊った“恋ダンス”。あれほど人気になると思っていましたか?ERISA:まったく。ブームになっていると聞いても全然実感がわきませんでした。NON:あのMVは、リオから帰国してすぐの撮影だったよね。MIKIKOさんはリオからアメリカツアーに向かったので、日本の私たちにスカイプでダンスをつけてくださいました。KAORI:MIKIKOさんから対面で教われなかった初めてのダンスが“恋ダンス”でした。――他に、思い出深い活動は?ERISA:ELEVENPLAY×Rhizomatiks Researchで『ミュージックステーション』に出演したことです。歌手ではない私たちが、あの階段を下りる日がくるなんて!SAYA:私は、‘14年の「モザイク」公演。チームがぐっとひとつになれた感覚があり印象深いです。KOHMEN:ドローンと合わせて踊った初めてのリハーサルで、ドローンが暴走して。「いやー!!」って叫びながら逃げ回った(笑)。KAORI:まだドローンが今みたいに普及していなかった時代。SAYA:そうそう、最初はドローンのことを「ヘリ」って呼んでました(笑)。懐かしい!KAORI:風もすごいから、音楽も聞き取りにくくて…。ERISA:でも、慣れてくると動じなくなる(笑)。KOHMEN:成功したときの感動はひとしおだったね。MARU:カンパニー公演「phosphere」も忘れない。本番の緊張感、一体感、空気の動き…毛穴が開いていく感覚があった。YU:私も「phosphere」の印象が強いな。自分の課題ややりたいことが明確になったので。EMMY:みんなで細かいところまでストイックに詰め込んでいく作業をひとつずつ丁寧にクリアして。それをお客様に発表できたのは、幸せな時間だったよね。――今後どんなチームを目指す?NON:さまざまな活動を通じて、以前よりも互いを深く知れていますし、関係ももっと密になっています。さらに意見を出し合って、よいチームにしていきたいですね。KAORI:私は「phosphere」の再演がしたい!KOHMEN:そうだね、全員そろっての海外公演も!NON:世界も含め、いつかみんなでツアーできたらいいね。SAYA:いつか自分たちでも作品を作ってみたい。ERISA:それと、11月11日を勝手にELEVENPLAYの日と呼んでいるので、ポッキーのCMにも出たいな(笑)。KAORI:私も~♪イレブンプレイ世界的に活躍する演出・振付家MIKIKOが「心技体、そしてセンスの磨かれた素敵なダンサーが生まれますように」と、‘09年に立ち上げたダンスカンパニー。米オーディション番組にも出演。リオオリンピック閉会式に代表される、テクノロジーと融合した前衛的でアーティスティックなパフォーマンスから、日本中で一大ブームを起こした通称“恋ダンス”のような、誰もが踊れるキャッチーなダンスまで、振り幅の広いダンスで楽しませてくれるのがELEVENPLAY。「得意なジャンルがそれぞれ違う8人が集まっているのが、チームの強み。これからも、面白いものなら何でも踊っていきたいです」(NON)MARUダンス歴10 年。周囲からの評価は、しっかり者。「8人で歩く時は先頭きってます(笑)」SAYACMオーディションでMIKIKOさんと出会う。緊張しやすいが、本番の爆発力はピカ一!YUNY留学後、ELEVENPLAYに憧れて、育成クラスのオーディションを経てチーム入り。EMMYオーディションでチームに入り2年。ダンスのウリは「ジャンルレスに楽しく踊ること」。NON「モザイク」出演をきっかけにチーム入り。みんなを見守る「BIG SISTER」的な存在。KAORIMIKIKOさんのレッスンがどうしても受けたくて上京。「言う時は言う末っ子」。KOHMENダンス歴19 年。広島でMIKIKOさんにダンスを習っていたのを機にチームに入り7年目。ERISA高校時代からMIKIKOさんのレッスンを受けていた。グッズのデザインも担当。※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・Yae-ponヘア&メイク・森ユキオ久保フユミ(共にROI)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年01月02日いよいよ始まったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の年末年始一挙放送。大晦日の12月31日は8話まで放送された。 16年10月期に放送され社会現象になった『逃げ恥』が帰ってくるとあって期待の声が高まっていたが、放送直後からYahoo!のリアルタイム検索では「逃げ恥」「ガッキー」がランク入り。Twitterでも「ガッキー可愛すぎる」と新垣結衣(29)を絶賛する声が殺到している。 「ガッキーが可愛すぎて泣ける」「やっぱりガッキーは天使だわ」「ガッキーは神だよね!」「来世はガッキーになりたい」 だがあまりに興奮しすぎたのか、ファンによる斜め上のコメントも乱立していた。 「来世は星野源に生まれ変わってガッキーとキスしてえ」「ガッキーのパジャマに生まれ変わりたい人生だった」「逃げ恥ってもしかしてガッキーより星野源に萌えるドラマだった…?」「ガッキーくらい可愛くなりたいっていっただけで裏垢凍結されたわ」 残りの3話は、年明けの元日に放送される。年明けもガッキー旋風が吹き荒れるのだろうか。
2017年12月31日国民的テレビアニメ「ドラえもん」が、今年も大みそかに「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル」を放送。さらに新年1月7日(日)には、同じく人気アニメ「クレヨンしんちゃん」とタッグを組み、「ドラえもんクレヨンしんちゃん2018年冬のアニメ祭り」を放送することが決定した。■年末年始のスペシャルは、それぞれ豪華3本立て!12月31日(日)放送の「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル」は、のび太がふって出た十二支の動物に5分間変身できるさいころを手にし、そこからストーリが展開していく「十二支変身サイコロ」、他人が見ている夢を見ることができる“ユメテレビ”が登場する「ゆめのチャンネル」の新作2本に加え、感動の名作として名高い「台風のフー子」をリピート放送。また、3月公開のドラえもん映画最新作『映画ドラえもんのび太の宝島』の公開を記念して、1998年に公開された『映画ドラえもんのび太の南海大冒険』以来、20年ぶりに全長50mを超える本物の帆船「新生ドラりん丸キャプテンドラえもん号」が復活。ドラえもんとのび太が乗船し大海原へ出航。そして、日本に実在する宝島へ上陸。その旅の模様もお届け。1月7日(日)放送「ドラえもんクレヨンしんちゃん2018年冬のアニメ祭り」は、新年にふわさしく縁起の良いエピソード「神さまロボットに愛の手を!」「円ピツで大金持ち」、そして原作ファンも多い「のび左エ門の秘宝」がラインナップ!「神さまロボットに愛の手を!」は、ジャイアンに新しいマンガをうばわれ、神さまなんていないとなげくのび太。それを見たドラえもんは、「神様ロボット」を取り出す。これを神さまと知らずに助けると、3つの願いごとをかなえてくれるらしいのだが…。そして「円ピツで大金持ち」は、パパからおこづかいを断られ、ドラえもんに泣きつくのび太。あきれつつも紙に金額を書き込めばその紙がそのままお金になるという「円ピツ」を取り出すが…というストーリー。■さらに懐かしの「ドラえもん」から現在の「ドラえもん」までなお、CSテレ朝チャンネルでは、37年分の「ドラえもん」を一挙放送!今年も30日の深夜0時から16時間半にわたって、テレ朝チャンネル1とテレ朝チャンネル2でリレー放送し、地上波の大みそかスペシャルに繋げる。最新作『映画ドラえもんのび太の宝島』は、夢とロマン溢れる大海原を舞台に、太平洋上に突如現れた謎の島に隠された宝を巡って大冒険を繰り広げる物語。俳優・大泉洋や人気声優の悠木碧、早見沙織らが出演し、主題歌と挿入歌を星野源が担当することでも話題となっている。『映画ドラえもんのび太の宝島』は2018年3月3日(土)より全国東宝系にて公開。「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル」は12月31日(日)16時30分~テレビ朝日系にて放送。「ドラえもんクレヨンしんちゃん2018年冬のアニメ祭り」は2018年1月7日(日)10時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月30日2016年10月から放送され、社会的ブームを巻き起こした『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が、12月31日・1月1日に全11話一挙再放送。森山みくり(新垣結衣)&津崎平匡(星野源)が繰り出す“ムズキュン”ラブコメがふたたび楽しめる!ママたちの心もわしづかみにしたちょっぴり変わった2人の関係は、夫=雇用主、妻=従業員の「契約結婚」。ドラマのイントロダクションには“「結婚とは?」=「恋愛+家事」である?”というクエスチョン付きの方程式が…でも、これってあながち間違っていない気も!? あらためて夫婦とは、一体どういう関係のことを言うのだろうか。■「結婚」と「契約結婚」の違いって?ドラマは、院卒ながら内定ゼロ、派遣切りにあい、将来の危機を感じた主人公・みくりが、家事代行の顧客であった自称・独身のプロである津崎に「就職という意味での結婚」を提案。津崎はそれを了承し、2人が「契約結婚」するところから始まる。「結婚」と「契約結婚」のもっとも大きな違いは、「結婚に何を求めるか」。一般的に「結婚」の目的は、愛し合う2人があらたな家庭を築くということにある。かたや「契約結婚」が求めるのは、お互いのメリット。お金、時間、立場と、さまざまな利点を考慮し、細かいルールを決めた上で成立する。つまり、夫婦という仮面を被った、住み込みの家事代行と変わらない。家庭内で妻がメインに行うことといえば、どちらも “家事”。「結婚」は「家族のために家事をする」、一方「契約結婚」は「仕事として家事をする」。やることは同じだが、心持ちが全然違う。通常の結婚生活には暗黙のルールが多いが、契約結婚の場合は、すべてにおいてきちんとルールが決まっている。お給料というわかりやすい対価があるし、家事をやるべき理由がハッキリとしているのだ。“妻”を仕事とするみくりの月給は19万4000円。ここから、家賃や食費は差し引かれるのが、この金額を聞いて「家事をやるだけでこんなにもらえるの!?」と思ったママは多いはず。「私なんていくら家事をがんばっても、お給料はもらえないよ…」と。これだけの対価があれば、ワンオペ家事・育児をする妻にありがちな「なんで私だけ」という感覚に陥ることは少ないかもしれない。もしかしたらこれって、とても画期的なのではないかとすら思えてしまう。■家事のボランティア化に妻の不満が爆発!?「契約結婚」に恋愛感情が芽生え、正式な「結婚」へと移行すると、雇用主と従業員という関係は解除され、お給料が発生しなくなる。つまり、すべての家事がボランティアに変わるということ。専業主婦であれば、家賃、食費などは夫の給与から支払うことになるのだが、妻側としては、なんだか損した気分になるのは当然だ。もちろん、最初から「損してるわ~」なんて思いながら結婚する人はいないが、結婚して数年たち、ふと考えると、たしかに家事はボランティアに近いように思えてくる。いや、ボランティアは自ら志願して行い、そこに喜びを感じるものだとすると、ワーママが仕事を終えたあと、疲れた体で行う家事はブラック労働と変わらないような…!?家事にお金が発生すれば、わかりやすく不満もたまりにくい。けれども、対価が発生しないことで、我慢や不満が生じてくる。「夫婦なんだから、そんなことない!」と声を上げたいところだが、悔しいかな納得できてしまう自分がいる。それなら「結婚しても、家事に対してお給料をもらえばスッキリするのか?」という疑問も浮かんだが、“名もなき家事”のことを言い出せばルール作りにキリがないし、育児が加わればより一層一筋縄ではいかなくなる。なにより、「これはあなたの担当だから、私はやらない」という考え方自体、夫婦にとって大切な何かが欠けているように思うのだ。そう考えると、雇用関係のシンプルさと比べて、恋愛関係はじつに厄介…。でも、相手を思いやりながら、ルールでは線引きできない関係こそが“夫婦”ということなのかもしれない。■夫は雇用主じゃない! 理想の夫婦の在り方とは?とはいえ「契約結婚」のメリットから学んだのは、家事をどんなにがんばっても、対価がないから妻には不満が発生するということ。無論、その対価はお金じゃなくてもいい。妻が洗濯をするなら夫は掃除、というように、物々交換でもいい。どうしてもできないなら、せめて感謝の気持ちだけでもいい。いや、できることはやってほしい。いやいや、できなくてもやる努力をしてほしい。夫に対して「対価、対価」と騒ぎ立てるのはなんだか悲しいが、言い換えれば「お給料を払っていないのに、雇用主のような態度を取るのはおかしい」ということ。夫婦は、一緒に生活していくパートナー。妻が家事をやらなきゃいけないという決まりはないし、関係に上下があるわけでもないのだ。みくり&平匡のかわいらしさが際立つ『逃げ恥』だが、意外にも夫婦関係の課題について考えさせてくれる社会派ドラマでもある。物語を楽しみながら、いま一度、夫婦の在り方について考えてみてはいかがだろうか? 年末年始、夫婦そろって『逃げ恥』で“ムズキュン”…これはありかもしれない!『民放連賞最優秀ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」全話一挙放送』全話一挙放送<12月31日(日)>朝8:55~朝11:45…1話~3話朝11:55~午後4:30…4話~8話<1月1日(月・祝)>午後2:30~午後5:30…9話~11話
2017年12月29日2017年の顔といえば、星野源(36)だろう。 12月22日に最終回を迎えた「コウノドリ」(TBS系)にも出演し、話題を呼んできた。 第5話では星野が下屋加江役の松岡茉優(22)を励ますため『プリン食べるか?』と伝えるシーンがあった。実はこのプリン、ロケ地となった横浜市の『ルプレ・オ・ヴェールYAMAMURO』で『YAMAMUROプリン』として実際に販売されているもの。そのことを店の知人がSNS上で明かしたところ、星野源のファンが殺到したのだ。 オーナーシェフの山室典政氏は「経験したことのない売れ方。放送から(販売数は)1,000個以上になりますかね。『ドラマ見ました』というお客さまばかりです」と語っているという。 またCM出演に起用された「どん兵衛」の2017年度の売り上げが過去最高の売り上げを記録しており、星野の生み出す経済効果は絶大なものとなっている。 星野といえば昨年のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で大ブレイクを果たしたが、自身の歌う主題歌「恋」も「Billboard JAPAN Hot 100」の2017年における年間チャートで見事1位に輝いている。 同チャートはCD売上のほか、ダウンロード数やYouTubeでの再生回数、SNSでの言及数などを加味した総合的なランキング。昨年の楽曲である「恋」が選ばれるのも、星野の影響力があればこそだろう。 「逃げ恥」は年末年始にかけて再放送されることも決定している。役者にミュージシャンにと、今年も大活躍を果たした星野。“大スター”の快進撃はとどまるところを知らないようだ。
2017年12月23日『コウノドリ』第10話が12月15日に放送された。描かれたのは、出生前診断を受けた2組の夫婦。サクラ(綾野剛)をはじめ、ペルソナメンバーが「命とは何か」という繊細なテーマについて向き合った今回。どんな選択をしても、そこには事情と葛藤がある。命は尊いが、きれい事ではない。物語をとおして私たちの心に届いたメッセージは、とてつもなく大きなものだった。■出生前診断を受けた2組の夫婦の決断義両親に勧められ、新型出生前診断を受けた高山透子(初音映莉子)のもとに、検査結果の封書が届く。結果は「21トリソミー(ダウン症候群)陽性」。検査を受けた病院に連絡するも、「あとは患者さんのほうで専門の病院を探して受診してください」とあしらわれてしまう。ペルソナを訪れた透子は羊水検査を受けるが、やはりダウン症との診断。出生前診断を何気なく受けた透子は、その結果に戸惑うばかりで、どうするべきかと答えを出せずにいた。かたや出生前診断を受けたもう1組の辻明代(りょう)は、結果が陽性ならば胎児は諦めると決めたうえで、診断に臨んでいた。中絶を希望する理由は、明代がおなかの子どもの世話にかかりきりになれば、夫婦で営む弁当屋を続けられず、生活が成り立たなくなるから。上には4歳の娘もおり、自分たちの死後、娘に負担をかけるわけにはいけないという思いもあった。陽性という結果を受けた明代はカウンセリングを受けるが、決意のままに堕胎。激しい痛みに耐えながらも、明代は赤ちゃんを抱きたいと望む。処置を終え、赤ちゃんについて「すごく小さくて。でも、温かかった」と、小松(吉田羊)に見せた大粒の涙には、明代のさまざまな思いが詰まっていた。命を無下にしたわけではない。命と真剣に向き合い、悩み抜き、下した決断だったのだ。一方、透子も夫や両親から「諦めたほうがいい」と説得され、中絶することを決意。だが、処置室を前にした透子は、涙を流して座り込む。「私の赤ちゃん、産みたい。でも、怖い自信がない。でも…」と。おなかの赤ちゃんは、3年の不妊治療の末に授かった命。そんな透子を実母は抱きしめ「大丈夫。あんたがへばっても、母さんが一緒に育てる」と寄り添うのだった。■育児はきれいごとではない従来のドラマであれば、検査結果が陽性でも「やっぱり産みたい」と結論づける。もしくは、「どんな子どもでも受け入れたいから出生前診断は受けない」…というように、「産むことが正しい」と偏った内容になりがち。でも、この物語は違った。たとえ中絶という選択を選んだとしても、「命の選別。その言葉にみんながとらわれてしまっていて、お母さん、お父さん、家族、その事情には目が向けられていない。それぞれの事情の上に、命は生まれてくる。育てていくのは家族なんだ」というサクラの言葉にあったように、「陽性だから産みません」と簡単に割り切れることではなく、必ずそこには苦悩や葛藤がある。ドラマを観て、「自分だったらどうするか」と考えた視聴者も多いだろう。実際、筆者も考えてみたが、「わからない」という答えにしかたどり着くことができなかった。女性であれば、おなかに宿った命を「産みたい」と思うのは当然のこと。胎動が感じられるなど、わが子としての愛情が高まっている時期ならなおさらだ。けれども、育児はきれいごとではない。産む道を選べば、乗り越えなくてはいけない課題がたくさんある。だが中絶すれば、一生自分を責め続けることになるかもしれない…。サクラの「どんな選択をしても、後悔することはあるんだと思います」という言葉は的確で、とても重いものだった。そして、そんな選択を迫られた夫婦が悩み抜いて出した決断について、批判する権利なんてだれにもないのだと感じざるを得なかった。■『コウノドリ』×『逃げ恥』がコラボ!?物語とは関係ないが、『コウノドリ』にはキャストが出演してきた過去の作品にまつわるさまざまな小道具が隠されていることが、ファンの間で話題となっている。そして、第10話で電子レンジの上にさりげなく置かれていたのは「とぐろターボ」(らしきもの)。これは、年末年始に一挙再放送が決まっている『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で、平匡(星野源)が日野(藤井隆)からもらったマムシエキス。みくり(新垣結衣)と共に出かけた新婚旅行(社員旅行)先の旅館で、平匡が必至で隠そうとしたファンの間ではおなじみのアイテムである。繊細なテーマを真摯(しんし)に描く傍らで、こんな風に遊び心を入れ込むスタッフのおちゃめさには、思わず笑ってしまった。『コウノドリ』は、次回ついに最終話。出産を決めた透子に寄り添うサクラ。そして小松の親友・武田(須藤理彩)も出産を迎えるが、母体の容体が急変してしまう。四宮(星野源)、白川(坂口健太郎)、小松らの今後も気になるが、予告には新生児科医・新井(山口紗弥加)と、育休から復帰した助産師・角田(清野菜名)の姿も映し出されるなど、ますます目が離せない。『コウノドリ』第11話(最終回)は、12月22日夜10時から15分拡大放送。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から
2017年12月21日当たり前といえば当たり前ですが、世のカップル全てがなんの心配事もなく、毎日平穏に過ごしているわけではありません。なにかしらの問題を抱えているカップルもたくさん存在します。そこで、訳ありだけれどうまく付き合い続けているカップルに、そのコツを聞いてみました。【Case1】パートナーがバツイチ子持ちパートナーがバツイチ子持ちというカップル。最近では珍しくないのでは?ただ、バツイチはともかく、子どもを引き取って育てている側と、そうでない場合とでは対応が変わってきますよね。今回のケースは、男性側がバツイチで前妻が子どもを引き取っているパターン。お話を聞かせてもらったのは、3年前に離婚したAさん(男性)とR奈さん(女性)のカップル。未婚のR奈さんは、離婚後のAさんとの交際が順調にもかかわらず、自分が知らない「お父さん」の顔があった過去に、どうしても嫉妬をしてしまっていたそうです。過去は過去と言い聞かせても、Aさんの過去を思わずにはいられない。前妻に嫉妬するのもナンセンスだとわかっているけれど、どうにもならない自分が嫌になり、一度は別れを切り出したそう。そんなとき、Aさんの行動で気持ちが晴れたそうです。その行動とは全てをさらけ出すこと。R奈さん「前提として、人によっては余計にモヤモヤするかもしれません。でもわたしは吹っ切れました。彼は過去の写真を見せてくれたんです。それを見て、婚姻も子どもの存在も変えられない事実であり、過去があって今の出会いがあったんだと冷静になれました」Aさん「わたしが過去の歩みをきちんと見せなかった、説明が足りなかったから、いろいろ不安にさせていたのだと思い、写真や離婚の経緯もきちんとオープンにしたんです。それで嫌われたら諦めようと覚悟して」過去を認めることは、今を否定しなくて済むことなのですね。R奈さんの言う通り荒療治かもしれませんが、白黒はっきりしたい人には良さそうです。【Case2】恋人の仕事が長続きしないT子さんのパートナーは30代半ばになりますが、仕事が続かず数ヶ月おきに転職を繰り返しているそう。一方、T子さんは大学卒業後から総合職としてキャリアを積んでいます。パートナーは在職期間が短いため、職歴として自信のある職種がなく収入も限られているとか。それでも3年にわたり同棲を続けているのは、ほれた弱みだけでなく、お互いの利害関係が一致しているから。T子さん「わたしは今後、キャリア形成のために社会人入学で大学に入り直したり、資格を取得したりしようと考えてるので、家にいる時間が長い人と一緒のほうが都合がいいんです。パートナーの仕事が続かないなら、自分が働ける!ってタイプなので、相手がヒモだとも思いません。もちろん、お小遣いせびるような人なら追い出してるけど、適性が見つけられずに仕事が続かないだけで、代わりに家事を負担してくれてるから続いてます。男が仕事で、女は家庭って概念を捨てたらいいんです。やりたい仕事に打ち込めるチャンスじゃないかな」バリキャリ思考のT子さん独自の考え方かもしれません。でも、これからの時代、彼女のように、女性が稼いで男性が家庭を守ってもいい、という考え方もありなのではないでしょうか。【Case3】年の差30歳のカップルお互いに初婚でご主人60代、奥さま30代のO夫妻。奥さま側の親族だけでなく、ご主人の親族からも反対の声が上がったそうです。でも、ふたりは周囲の心配や反対をはねのけるほどの仲睦まじさを見せてくれます。親子ほどの年齢差でも、うまくいくことがある…その秘訣はいったいなんなのでしょう。ご主人「歌やテレビの話題は世代のギャップを感じます。でも、お互いの世代のネタを食わず嫌いせずに楽しむ気持ちですね。ギャップをエンタメにしてる。最近、星野源とかナオト・インティライミを覚えましたよ」奥さま「これだけ年が離れてると、もはや喧嘩にならないですね。ただ、世間の目は冷たいです。加藤茶の夫婦もそうだけど遺産狙いとか思われてるかも。でも気にしません。食事だけは彼の胃袋に合わせてるかな」年の差婚のコツは、お互いの世代とのギャップを面白いと受け止める感覚だそうです。ちなみに、奥さまの親族が心配していた、ご主人の定年後の生活費の確保については、結婚前からはじめていた副業を、在宅ワークとしてメインにすることで一定の収入を得ているそう。結婚の有無にかかわらず、定年後を見据えてIT知識を蓄えてきたのだと言います。訳あり恋愛中のあなたへいまお付き合いしている人がいるけれども、ちょっと訳あり。気になる人がちょっと訳あり…。そんなこんなで不安を抱えている女性の参考になれば幸いです。ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2017年12月20日『コウノドリ』第9話が12月8日に放送された。今回サクラ(綾野剛)が向き合ったのは、「不育症」。原因がわからないまま、流産を繰り返す女性の苦悩と本音が描かれた。ドラマでも取り上げられていたように、流産はけっしてめずらしいものではなく、経験者も多い。けれどもそれは、あくまで統計上のこと。「あなたのせいじゃない」と言われても、原因がわからないことで、どうしようもない不安や、やり場のない気持ちに陥ってしまうものなのだ。■原因不明の不育症に悩む夫婦3回目の流産となった篠原沙月(野波麻帆)は、流産を繰り返してしまうことを「自分のせい」だと思い悩んでいた。そんな妻を見て、夫・修一(高橋光臣)もまた、どうしたら彼女を元気付けられるのかと葛藤していた。不育症の検査を受けるも、結果はすべて正常範囲内。それを聞いた修一が「それは原因がわからないということですか? 治療方法がないということですか?」と問う。サクラは不育症の原因がわかって治療した女性、原因がわからず治療しなかった女性、どちらも出産できる確率は85%だと説明する。「でも、不安ですよね、怖いですよね」と続けるサクラに、沙月は涙を流し「子どもがほしくて、やっぱり諦めきれないからここに来てるんですけど、妊娠してないってことがわかると少しホッとする自分がいて。一瞬でも、おなかの中に赤ちゃんが宿ることが怖くて。こんなんじゃ母親になる資格ないですよね」と本音を漏らす。そして「(子どもが好きな修一に)自分の子どもを抱かせてあげられないのが一番つらい。本当にごめんね」と泣き崩れる沙月を、修一は「僕こそ何もしてやれなくてごめん」とやさしく抱き寄せる。そんな夫婦を見たサクラは、「次はきっと大丈夫。だって、篠原さんにはこんな近くに世界一の味方がいるじゃないですか」と励ました。時を経て、4度目の妊娠が発覚した沙月。緊張の中、サクラが内診すると、そこにはピコピコと胎児の拍動が。沙月は喜びと安堵(あんど)の涙を流し、エコー写真を眺めて夫婦で喜びを分かちあうのだった。■流産を自分のせいだと感じてしまうつらさ妊娠すれば、無事に出産できるのが当然だと思っている人も多いかもしれない。けれどもドラマ内で四宮(星野源)が「流産はめずらしいものじゃない」と話していたように、流産する確率は25歳で15%、35歳では25%と、けっして少ない数字ではない。実際、ドラマ放送後にはSNSに流産経験者という人の声が本当にたくさん上がっていたし、筆者自身も2度の流産経験がある。自分は子どもが産めないかも…。そんなときに考えるのは、やはり夫のことだ。今回、修一の「子どもがいない2人だけの人生もいいと思ってる」という言葉に、沙月が「全然うれしくないよ、なぐさめにもなってない」とつらく当たってしまったのは、夫に自分の子どもを抱かせてあげられないかもという責任を感じてしまうからこそ。流産後、筆者は「夫婦2人の子どもなんだから、夫も妊娠できればいいのに」という非現実的なことを本気で考えたし、3度目の妊娠で出産に至ったときには、喜びより安堵のほうが圧倒的に大きかった。「流産はあなたのせいじゃない」そう言われても、妊娠・出産について母親は、どうしたって責任やプレッシャーを感じてしまうのだ。■苦しむ妻に夫がしてあげられることとは一方、修一はピアノの練習をすることで沙月の心に寄り添った。自分を励ますために一生懸命努力している夫の姿は、妻にとって何よりの支えとなったはずだ。沙月は胎児心拍の確認までたどり着いたが、出産を迎えるまではまだまだ長い道のりが待っている。それでも修一という強い味方がいる限り、沙月は前を向いて進んでいけるだろう。そして第9話で描かれた“支え合い”は、篠原夫婦だけではない。病に倒れた父を四宮が支え、その四宮をサクラがフォローし、小松(吉田羊)を今橋(大森南朋)が気にかけ、産科医療の経験に乏しい救命チームを下屋(松岡茉優)がリードした。「いまある道を進むことで、光が見える。だから、怖がらないで。人は必ず、誰かがそばにいて、誰かのそばにいる」印象的だったサクラのナレーションのとおり、どんなときでも人は互いに支え合い、補い合いながら生きていくものなのかもしれない。■岐路に立たされた星野源の選択する道とは下屋はたくましく成長し、白川(坂口健太郎)は再びペルソナに戻ると誓うなど、それぞれが歩みを進めるチームの中で、やはり気になるのは四宮の今後。病に伏す父・晃志郎(塩見三省)とのやりとりは、ドラマを越えて本物の親子に見えてくるほどのリアルさがあり、とくに最後に手を握り合うシーンは胸にグッと迫るものがあった。父の思い、早剥の研究、ペルソナの人材不足…岐路に立たされた四宮は、はたしてどんな道を選択するのか。ますます目が離せない。12月15日に放送される第10話で描かれるテーマは“出生前診断”。診断を受けた2組の夫婦をとおし、ペルソナメンバーが命と向き合っていく。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から
2017年12月14日2016年10月にスタートし、「ムズキュン」「恋ダンス」などのキーワードとともに一大ブームを巻き起こした「逃げるは恥だが役に立つ」が、12月31日と1月1日に全話一挙放送されることが決定した。海野つなみの同名漫画を原作にした本作は、「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・森山みくり(新垣結衣)が、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)と「仕事として」契約結婚。「夫=雇用主」、「妻=従業員」の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、「毎週火曜はハグの日」などルールを決めながら同じ屋根の下で暮らすうち、妄想女子とウブ男は徐々にお互いを意識し出す…という社会派ラブコメディとして大人気に。新垣さん、星野さんの初共演もあり、放送開始前から注目度は高かったが、放送がスタートすると公式ホームページの閲覧数は1日で100万ページビュー超え。また、ドラマのエンディングで、星野さんが手がける主題歌「恋」に合わせて新垣さん、石田ゆり子、大谷亮平、古田新太といったキャスト陣が踊る“恋ダンス”が話題沸騰!一般の方や芸能人までも “恋ダンス”を踊る様子がYouTubeに続々アップされ、ネットニュースとして取り上げられるなど、社会現象ともいえる“恋ダンス”ブームに。TBS公式YouTubeでの “恋ダンス”総再生回数は9,000万回オーバーという驚くべき数字を記録した。なお、TBS FREE、TVerなどの本編見逃し配信のアクセス数も、約2,000万回再生を記録。Blu-ray Boxの売り上げも歴代ドラマ1位となっている。ドラマの平均視聴率は最終回に20.8%を獲得。さらに総合視聴率も33.1%をマークし(※いずれもビデオリサーチ調べ・関東地区)、TBS火曜ドラマ枠がスタートして以来の最高視聴率となった。また、放送開始から一度も視聴率を下げずに右肩上がりをキープするなど驚異的な結果も残した。先日も、「東京ドラマアウォード2017」で新垣さんの主演女優賞、星野さんの主題歌賞など5部門を制覇したほか、「民放連最優秀賞」など、さまざまな賞を計37冠獲得しており(※12月12日現在)、放送から1年を過ぎてもまだまだ注目を集め続けている。そして再放送を強く希望する声も数多く寄せられていたことから、今回、年またぎの全話一挙放送が決定。新年を、1年分の“逃げ恥ロス”を埋めながら迎えてみては?『民放連賞最優秀ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」全話一挙放送』は【1~3話】12月31日(日)8時55分~、【4~8話】11時55分~、【9~11話】2018年1月1日(月・祝)14時30分~TBS系にて放送(※一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2017年12月12日「モーニング」で連載中の鈴ノ木ユウによるヒューマン医療漫画を、綾野剛主演でドラマ化した現在放送中の「コウノドリ」。初回から前作を上回る視聴率で好スタートを記録し、毎週感動の声が数多く寄せられ“泣けるドラマ”としても話題となっている本作が、12月8日(金)今夜第9話が放送、いよいよ終盤戦へ突入する。2015年10月期にドラマ化され、続編となる今作では前作に引き続き、産婦人科医と天才ピアニストの2つの顔を持つミステリアスな主人公・鴻鳥サクラを綾野さんが演じるほか、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋らオリジナルメンバーが続投。さらに、宮沢氷魚や松本若菜、古畑星夏らフレッシュなキャストも加わり、新しい風を吹かせている。今作では、命が誕生する奇跡の物語を描いていくのはもちろん、ペルソナで働くメンバーの成長・心の揺れや葛藤などを縦軸として物語が紡がれていた。サクラの後輩である松岡さん演じる下屋は、担当した妊婦の死を乗り越え、救命が出来る産科医になるため救命科に異動。吉田さん演じる助産師の小松は、子宮腺筋症と卵巣チョコレート嚢胞を患い、子宮摘出という大きな決断を。そして、診断ミスを起こした坂口さん演じる新生児科の白川は、自分の力不足さを思い知らされ、小児循環器科で研修するべくペルソナを離れることを決意した。それぞれが悩みに直面し、新たな自分の道を進み始める彼ら。そんな中第9話以降では、星野さん扮するサクラの同期であり良きライバルの四宮のエピソードを色濃く展開していく。過去に担当していた患者を失った後悔から、現場を離れ事故を防ぐための研究に専念するという選択を視野に入れていた四宮。先週までの放送では、故郷・石川県能登へ帰郷した際に、産科医の父・晃志郎(塩見三省)が、重いガンを患っていたことが発覚した。第9話では、四宮はペルソナに戻ってきたものの、執刀中に妹・夏実(相楽樹)から晃志郎が再び倒れたとの連絡が入り、石川県能登に帰省。晃志郎が診察をしていた妊婦に早剥の疑いが出、自らが執刀するしかないと言う晃志郎を見かねた四宮が、父に代わり緊急カイザーをすることに…。一方、サクラは不育症が疑われる妊婦と向き合っており、下屋は救命の忙しない現場で患者の症状に対応できず、悔しい思いを抱いている中、36週の妊婦が緊急搬送され緊急カイザーを提案するが…。最終回に向けて動き出していくペルソナで働く仲間たち。それぞれの決断とは、そしてサクラ自身は自分の未来に対してどのような決断をしていくのか?なお、清塚信也や宮沢さんも参加した、コウノドリの世界観を表現したみんなで作る世界にひとつのアートペイントが、来週11日(月)~22日(金)の最終話放送日まで、TBSテレビ1階展示ブースにて公開される予定となっている。「コウノドリ」は毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月08日『コウノドリ』第8話が12月1日に放送された。新生児科医としての自分を過信することで診断ミスをおかしてしまった白川(坂口健太郎)。もしわが子が診断ミスをされてしまったら、主治医を許すことができるだろうか…。そんなことを考える一方で、今橋(大森南朋)の上司としてのあり方、四宮(星野源)の父への思い、同僚としてのサクラ(綾野剛)の優しさなど、さまざまな人間模様が交錯するストーリーにグイグイと引込まれてしまった。■坂口健太郎の過信が招いた失態と成長白川は、新生児科医として自信がつき、先端医療などの“上”を目指そうとしていたが、それは同時に周囲が見えなくなっている状態でもあった。そんな折、風間真帆(芦名星)の赤ちゃんが新生児仮死で誕生する。その症状から白川は「新生児遷延性肺高血圧症」と診断するが、治療を続けても症状は一向に良くならない。じつはベビーには先天性心疾患があり、早急に手術が必要な状態だったのだ。白川に対し、「それって医療ミスじゃないですか」と激高する父。一方母は冷静に子どもの病状説明に耳を傾け、他院への搬送を懇願する。搬送の準備が進む中、ドクターカーへの乗車を拒む白川に、今橋は「最後まで責任持って見届けなさい」とめずらしく声を上げた。真帆の退院日、白川は風間夫妻に「力及ばず、申し訳ありませんでした」と謝罪する。己の力不足を痛感し「悔しいです」と涙を流す白川。その背中に、今橋は「その気持ち、忘れないでね」と優しく声をかけた。そして白川は、“上”ではなく“先”を目指すことを決意し、ペルソナを辞めて小児循環器科で研修をしたいと申し出るのだった。■もしもわが子が診断ミスにあったら…白川は自分の非を認め、新たな目標へと歩み始めた。だが、もしも自分が真帆の立場だったら彼を許すことができるだろうか…。ひとりの医者の慢心によって、生まれたばかりのわが子が意味のない治療に苦しんだのかと思うと胸が痛くてたまらない。そうでなくても精神状態が不安定になる産後に、子どもの心配、自責、さまざまな感情にもだえる3日間。そのつらさは計り知れないものだ。父親は白川に対して怒りをあらわにしていたが、正直、それが普通のようにも思えてしまう。それでも今回、真帆が気持ちを強く持てたのは、サクラの「がんばり屋さんの赤ちゃんを誇りに思ってください」という助言があったから。正常に出産できないと母は自分を責めがちになる。でも「ごめんね」ではなく「すごいね」と励ます勇気を持ったことで、真帆は母として強くなったのだ。真帆だって、怒りや憎しみといった感情を押さえ込み「お世話になりました」と絞り出したのかもしれない。けれども、そんな彼女の行動があったから、白川も前に進むことができたのだろう。人間なら、だれしもミスはあって当然のこと。だが医師には、ひとつのミスが生死に直結してしまう恐ろしさがある。もちろん、今回は赤ちゃんの命が助かったからこその展開だが、ペルソナを離れて学びを深める決意をした白川の姿はまぶしく、心からエールを送りたくなった。■星野源の「だったら生きろよ」が心を打つ地元・能登に帰省した四宮は、ステージIVの肺がんを患いながらも産科医を続ける父・晃志郎(塩見三省)を治療に専念するよう説得する。なかでも「この町を子供が産めない町にはさせない」と言う父に対して発した「だったら生きろよ」というセリフは、心に刺さるフレーズだった。じつはこのセリフは、星野が監督と一緒に現場で考えたものだとドラマ公式サイト内のインタビューで明かしている。四宮を全身全霊で演じる星野から出た言葉だったからこそ、これほどまでに視聴者の心を揺さぶったのだろう。早剥の研究という自分のやりたいことへと気持ちを固めていた中、白川はペルソナを離れることとなり、父は病に倒れてしまう。「四宮が自分で選択するべきだ。自分の行くべき道を」というサクラの言葉は四宮に届くのか。その決断に注目したい。■絶妙フォローの上司とわが子に怒ってばかりの自分それにしても、白川に対する今橋のフォローは絶妙だった。頭ごなしに叱るのではなく、注意すべきところはきちんと伝え、最後に優しくフォローする。こんな上司がいたらいいなぁなんて幻想を抱きつつ、ガミガミ怒ってばかりのわが子に対して、自分が今橋のように接することができれば、お互い成長できるのかも…とちょっぴり反省。そして久々の登場となった新井(山口紗弥加)は、小児科医として活躍しているとわかり一安心。しかも左手の薬指には結婚指輪が! ペルソナ時代は忙しくてデートも中断ばかりだったので、今は少し時間ができてゆっくり結婚生活を送れているのかしら? と想像し、顔がほころんでしまった。12月8日に放送される第9話で、サクラが向き合うのは原因解明の難しい“不育症”。一方四宮は、父が病院に搬送されたことを知り、再び能登に戻ることとなる。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から
2017年12月07日星野源(36)が12月5日深夜放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演。約1カ月ぶりの復帰を果たした。 ドラマ撮影や音楽制作で多忙を極める星野は、11月7日の放送で「星野源、有給休暇頂きまーす!」と宣言。3週間の休みに入ることを明かしていた。 休暇中は星野とゆかりのある細野晴臣(70)、藤井隆(45)とココリコ・田中直樹(46)、バカリズム(42)が1週ごとに代打パーソナリティを担当。だがネット上では”源ロス”を嘆く声があがっていた。 そんななか復帰を果たした星野はこの日、第一声でまさかの”下ネタ”を披露。その後で「ほぼ1カ月ぶり。みんなただいま。有給休暇をいただいておりましたが、元気に戻ってまいりました」とファンに呼びかけた。 番組休暇中も他の仕事は続けていたが、深夜の生放送であるこの番組を休んだことで負担は軽減できたようす。ただ代打の3人へ感謝の思いを語るなか、放送をチェックしていたことが明らかに。休暇中もやはり気になったようだった。 その後も2時間の放送を終始ハイテンションで乗りきった星野。それに伴い、待ちわびていたファンたちのボルテージも上昇。嬉しさのあまり、Twitterではこう悶絶するファンたちが続出した。 ≪約1ヶ月ぶりの有給休暇明けは、なかなか刺激的でしたわ≫≪興奮しちゃって眠れないよぅぅぅぅ≫≪かわいいし、かわいいし、かわいすぎるしーーーー!!≫ だがいっぽうでは≪3週間ラジオがないことにあまりロスは感じなかったのに、聴き終わった今の方が寂しい!≫と早くも来週の放送が待ちきれないファンも。 今年も残り少し。充電を終えた星野はさらに元気を届けてくれることだろう。
2017年12月06日「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載中の阿部潤による累計販売数50万部突破の「忘却のサチコ」が、テレビ東京にてドラマスペシャルとして映像化することが決定。主演にはテレビ東京のドラマ初主演となる女優・高畑充希を迎え、2018年1月2日(火)、「コメディー」×「ラブ」×「グルメ」の新感覚ドラマが誕生する。あらすじ「忘却」…旨いものをただひたすらに味わった瞬間に達する美食の境地。佐々木幸子(高畑充希)は同僚にその完璧な仕事ぶりから“鉄の女”と一目置かれる、文芸誌編集者。私生活では、旅先で出会った俊吾と結婚することに。結婚式の日を迎え、完璧な人生を手に入れた!…はずが、俊吾が結婚式の最中に突如失踪!?理由も分からぬまま幸子は一人、呆然としていた――。翌日。通常通り出勤した幸子だったが、ふとした瞬間に頭の中に現れる「俊吾」。仕事をしていても、街を歩いていても「俊吾」のことが頭から離れず、自分が想像以上にショックを受けていたことに気が付いた幸子は落ち着こうと定食屋へ。適当に選んだメニューだったが、出てきた定食を何気なく口に運んだ幸子に衝撃が走る!それは幸子が「忘却の美食道」へ足を踏み入れた瞬間だった!「忘却のグルメ」を探し求める彼女の前に現れた一筋縄ではいかないグルメとは?そして、幸子が取った驚きの行動とは…!?高畑充希、テレビ東京ドラマ“初主演”!主演の高畑さんが演じるのは、常に冷静で完璧な仕事ぶりから“鉄の女”と一目置かれ、結婚も決まり仕事も私生活も完璧になるはずだったが、結婚式当日に新郎・俊吾が逃亡し、逃げた新郎のことを「忘れるため」に美味しいモノを探し求めて奔走する佐々木幸子役。趣味がグルメ漫画を集めることで、元々原作ファンだったと言う高畑さんは、「お話をいただいたときにはご縁を感じて大変嬉しかったです。私自身のサチコさん愛が強い分、演じるときには自分の中で理想が高くなってしまって、普段とはまた違ったプレッシャーにドキドキヒヤヒヤしました」とファンならではのプレッシャーもあったよう。キャラクターについては、「表情が能面みたいに変わらず、感情が読み取りにくい上に、明らかに『それはどういうことだろう…?』と周りの人がポカンとなるようなことを、ただひたすら一生懸命にやっているシュールな面白さがあるキャラクターです」と説明し、「わかりやすく共感できるヒロインではないと思いますが、サチコさんに対して『次は何をやるのかな?すごく平気な顔をしているけれど、大丈夫かな?』とペットを見守るような感覚で、愛情をもって観察していただけると嬉しいなと思います!」とコメント。ドラマの見どころについては「食べているときのナレーションのテンポとテンションの高さが好きですね。台本の台詞の文体自体がフィーバーしています(笑)映像と合体したら『激しい』食事シーンになって面白いのではと思います」と語っている。原作者・阿部潤 「人生で味わったことのない衝撃」また、今回のドラマ化にあたり原作者の阿部氏から特別描き下ろしカラーイラストが到着!阿部氏は「テレビで、サチコが動いて 食べて 忘却する!!?しかも、演じるのが高畑充希さん!!!もうこんなに嬉しいことはありません!!一度撮影現場にお邪魔させていただいたのですが、そこにいらっしゃったのは高畑さん…いや…サチコそのもので、『漫画の中のサチコが…現実に…目の前にいる!!』と…人生で味わったことのない衝撃を受けました」と原作者も太鼓判を押している。監督は、星野源や「乃木坂46」など数多くの人気アーティストのミュージックビデオを手掛け、ドラマ24「下北沢ダイハード」の演出も務めた山岸聖太、脚本を「1リットルの涙」や大河ドラマ「花燃ゆ」の大島里美が担当。夜中にジワるシュールな笑いと、切ない恋心、サチコの豪快な食べっぷり、そして劇中に登場する「美食」の数々をお楽しみに。なお、12月11日頃発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」2・3合併号では、高畑さんによるサチコなりきり表紙&巻頭グラビア&スペシャルインタビューを掲載する。「ドラマスペシャル忘却のサチコ」は2018年1月2日(火)23時15分~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月05日綾野剛主演の金曜ドラマ『コウノドリ』第2シーズン。先週放送の第7話のテーマは「母になる人生母にならない人生」。これまで、妊娠・出産と家族のその後について描いてきた『コウノドリ』だが、今回は「出産しないこと」について深く掘り下げていた。■子宮全摘……だけど、仲間たちがいるお腹を押さえて倒れてしまった助産師長の小松(吉田羊)。彼女の病気は「子宮腺筋症」と「卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)」だった。卵巣チョコレート嚢胞は放置しておけば卵巣がんになる危険性がある。四宮(星野源)は子宮の全摘を勧めるようサクラ(綾野剛)に告げる。サクラはあくまで選択肢のひとつとして小松に手術を勧めるが、彼女は自分の身体のことがよくわかっていた。ほかに選択肢はない。しかし、自分自身の辛い境遇にも小松は笑顔を絶やさない。救命科に転科した下屋(松岡茉優)を励まし、赤ちゃんを取り上げ、同期の妊娠を祝福する。「小松も負けてらんないね」というちょっと心をえぐる声にも笑顔で応える。辛いこともあるが、こうした態度が周囲との信頼を培っていくのだろう。「もう少し自分を認めてあげましょうか。一日の終わりに、よくがんばりました、と自分に声をかけてあげてください」これは悩んでいる下屋にかけた言葉。だが、四宮は小松に「自分を大切にするように」と話す。自分を大事にしなければいけないのは小松も同じこと。サクラは小松ひとりのためにピアノを弾く。「鴻鳥先生、私決めたよ。悔しいけど仕方ない。これが私の人生だ」という小松の強がりを、サクラの言葉がとかしていく。「小松さん、あまり頑張りすぎないでください。頑張ってる小松さんも好きだけど、頑張ってない小松さんも大好きです。だからひとりで全部抱え込まないで。みんな、小松さんの味方ですから」手術当日、日々の業務をこなしながら、さりげなく小松のことを気にかけているペルソナのメンバーたち。サクラと四宮が無言でお互いのカップ焼きそばとジャムパンを交換するシーンは、ふたりが小松の不在によって仲間の大切さをあらためて感じたということなのだろう。良いシーンだった。■気のきいた答えはないけど、態度は示すことができる手術前、小松は子連れのメディカルソーシャルワーカー・向井(江口のり子)にこう問いかけていた。「お母さんになる人生と、お母さんにならない人生。何が違うのかな?」このときは答えに窮した向井だったが、手術の後、小松の部屋を訪れる。身寄りがない小松は、ひとりきりで生きていくことに怯えていた。「親も兄弟も夫も子どももいない私にとって、子宮は最後の頼りだったんだ」。小松の言葉を聞いても、まだ向井は何も答えることができない。友達、仲間の大切さ、ありがたさを身にしみて感じたと語り続ける小松。「私の中から大事なものがなくなっちゃったけどさ。私には支えてくれる仲間がいる。それってさ、向井さん、すげえ心強いんだよ」向井は結局、答えを出すことはできなかった。でも、小松のそばにいて一緒に泣き、おばあちゃんになるまで友達だと約束する。泣きながら冗談も飛ばす。小松にとって、気のきいた答えなんかより、向井のこうした態度のほうがよっぽど心強いし、うれしかったはずだ。「お母さんになる人生」と「お母さんにならない人生」は、もちろん違う。でも、どっちが優れていて、どっちが劣っているということはない。どちらの人生だって幸せになることができるはずだ。そのためには、自分を大切にすることと、まわりの人たちを大切にすること。『コウノドリ』は、そのことを理屈ではなく、じんわりと伝えてくれる。■職場に赤ちゃんがいるって素敵なことじゃない小松のエピソードと並行して描かれていたのが、産婦人科医の倉崎のエピソードだ。シングルマザーとして幼い子を育てながらペルソナで働く倉崎は周囲からの“特別扱い”を拒み、他のスタッフと極力同じ仕事量をこなそうとしていた。しかし、産婦人科医は激務だ。オンコールがあれば、深夜だろうが早朝だろうが駆けつけなければならない。サクラたちのフォローの申し出を突っぱねる。ある日、子どものお迎えの時間が迫っていた倉崎だが、帰宅間際、担当していた患者の様態が急変してしまう。倉崎を返そうとするサクラと四宮。「ここはチームだよ。少しぐらい仲間に助けてもらったっていいだろ」。これだけでも良いシーンなのだが、倉崎はまだ戸惑っている。そこへ声をかけたのが小松だ。「もしよければ、私がユリカちゃんのお迎えに行こうか?鴻鳥先生、ここがチームなら、こんな協力の仕方もありだよね?」小松は保育園に赤ちゃんを迎えに行き、四宮は倉崎の手術のサポートに立つ。女性は赤ちゃんの近くにいてやるべき、母親は赤ちゃんの世話を優先するべきだという考え方を乗り越え、働きたい人の意思を尊重し、職場の仲間同士で母子のサポートをするという、とても素敵なシーンだった。職場に同僚の赤ちゃんがいるって良いものだ。赤ちゃんを総出で追い出そうとした、どこやらの議会とは真逆である。仲間を頼ってもいいという部分で、小松のエピソードと倉崎のエピソードは通じている。ふたりの場合は職場に良い仲間がいるが、これが夫婦であったり、家族であったり、友人であったりする場合もあるだろう。子どもがいても、いなくても、夫婦こそ小松とサクラたちのような良き“仲間”であるべきなのかもしれない。今週のひとことメモ。サクラが小松のためにピアノを弾いたテラスのあるダイニングバーは麻布台のイタリアン「ESCRIBA」。“大人の隠れ家”として人気の店だ。ちなみにテラスにピアノは置いてない模様。
2017年12月01日星野源が、2018年3月公開の『映画ドラえもんのび太の宝島』の主題歌と挿入歌を担当することが決定。あわせて、挿入歌「ここにいないあなたへ」が流れる本作の特報映像、そしてポスタービジュアルが公開された。現在放送中のドラマ「コウノドリ」では主要キャストとして出演し、俳優業も大忙しの中、先日来年発売のライブ映像「Live Tour”Continues”」の詳細が発表され、アーティストとしてもこのリリースにますます注目が高まっている星野さん。以前から「ドラえもん」ファンを公言する星野さんが、今回『映画ドラえもん』シリーズ38作品目となる本作に、2曲を書き下ろしすることが決定。2曲のうち、主題歌の詳細は明らかとなっていないが、挿入歌となる新曲「ここにいないあなたへ」は心温まるバラードに仕上がっており、公開された特報映像にて楽曲の一部を聞くことができる。なお、38年続く本シリーズの歴史の中で、同一アーティストが2曲を書き下ろすのはシリーズ史上初となる。また映像では、先日発表されたばかり、俳優・大泉洋が演じるのび太たちを襲う海賊船の船長“キャプテン・シルバー”も登場している。星野さんは、「大好きな『ドラえもん』の長い長い歴史の中に音楽家として参加できることを、とても嬉しく思います。今回の新作映画『のび太の宝島』、そして『ドラえもん』という作品そのもの、すべてを生み出した藤子・F・不二雄先生に向けて主題歌・挿入歌を書かせていただきました」と明かし、「ファンとしても公開の日を楽しみにしております」とコメントしている。さらに、90秒の予告映像が本日12月1日(金)放送のTVアニメ「ドラえもん」で初公開!こちらも要チェックだ。『映画ドラえもんのび太の宝島』は2018年3月3日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月01日『コウノドリ』第7話が11月24日に放送された。いつも明るく妊婦やペルソチームを支えてきた助産師・小松(吉田羊)が迫られた子宮全摘という大きな決断。一方で、そんな小松がシングルマザーの産科医・倉崎(松本若菜)に差し伸べた手は、働くママの心に染みる最強のサポートだった。母になる人生と、そうでない人生。どんな道を歩んでも、肩肘を張らずに自分を認め、ときには周囲の優しさに甘える勇気が必要なのかもしれない。■女性にとって子宮全摘という決断とは子宮腺筋症と卵巣チョコレート嚢胞を患った小松は、その症状からサクラ(綾野剛)に子宮全摘を勧められる。「私の子宮がなくなっても、世界が平和ならそれでいいか」と笑い飛ばす小松だが、迫られた大きな決断に心が揺らいでいた。小松は、偶然出会ったペルソナ病院で働くメディカルソーシャルワーカー向井(江口のりこ)の子どもたちを眺めながら、「お母さんになる人生と、お母さんにならない人生。何が違うんだろうか?」と尋ねるも、当然、そこに答えはなかった。そんななか、サクラは小松を食事に誘い、ピアノ演奏を披露する。小松が「私決めたよ。悔しいけど仕方ない。これが私の人生だ」と夜空を見上げると、サクラは「がんばっている小松さんも好きだけど、がんばっていない小松さんも好きです。だから、ひとりで全部抱え込まないで。みんな、小松さんの味方ですから」と寄り添った。手術直前、麻酔科医の手を握り「ちょっと待って」声を掛けた小松の頬を伝う一筋の涙。意を決して手術に挑んだ彼女が目を覚ますと、テーブルの上にはカップ焼きそばとジャムパン。サクラと四宮(星野源)の精一杯の優しさに、「食えるわけねぇだろ」と小松はいつもの笑顔を見せるのだった。■子育てを理由にしたくないママたちの葛藤一方、小松と対比する形で描かれたシングルマザーの倉崎。担当患者が夜間に急変しても、自分に連絡なくサクラが処置をしたことに不満を抱いていた。「サクラは気を遣ったんだよ」という四宮の言葉にも、寝ている子どもを連れてくることもできたし、母に預けることもできたと反論してしまう。後日、倉崎の担当患者の出血が止まらないというトラブルが発生。倉崎には保育園に預けた娘の迎えがあることから、サクラと四宮は医師として仕事面でのサポートに手を挙げる。だが小松は「私が迎えに行こうか?」「ここがチームなら、こういう協力の仕方もありだよね?」」と、母親業のサポートを提案するのだった。倉崎にとって、小松の言葉はどんなにありがたかったか。子どもがいることで特別扱いはされたくない。けれども、母として子どもの世話はしなくてはいけない。どちらも大切にしたいからこそ訪れる、自分だけではどうすることもできない葛藤。そしてその葛藤への周囲の理解は、働く母にとって何よりの支えとなるはずだ。■どんな女性にもある、それぞれの決意子宮摘出手術を終えた小松は、向井に「私の中の大事なものがなくなっちゃったけど、支えてくれる仲間がいる。それってすげぇ心強いんだよ」とほほえんだ。一方倉崎もチームの大切さにあらためて気付き、四宮に「次からは、皆さんにお願いするようにします」と頭を下げた。どんな道を歩んでも、必ず苦悩は存在する。だからこそ、ひとりで抱え込まずに仲間に頼ること、何より自分自身を「がんばっている」と認めてあげることも大切なのだと気付かせてくれた物語。ドラマ視聴後には、自然とついてしまったため息とともに、心がフッと軽くなった。今回、小松が直面した子宮摘出とは、つまりは「子どもを産まない人生を歩む」ということ。自分が小松の立場になったらと考えると胸が苦しくなるが、それでも手術を決めた彼女の気持ちは、当事者でないとわからない。病で子宮を失った小松、みずからシングルマザーとして生きることを選んだ倉崎のように、母になる人生、ならない人生、どんな人生を歩む女性にもそれぞれの決意がある。加えて、その覚悟の裏に秘めた思いは、本人にしかわからないものなのだ。女性の生き方にはさまざまな事情が混在し、そこに正解、不正解はない。そんな重要ながらもおろそかにされがちな事実について、ドラマをつうじてあらためて示してくれた意義は大きい。そう感じた視聴者は、きっと少なくないだろう。■サクラ×四宮の名シーンにドキドキ!?小松の葛藤を主軸に、ペルソナチームの優しさが描かれた第7話。重みのあるストーリーの中にちりばめられたのは、サクラのお姫様抱っこや、サクラと四宮の主食交換といったドキドキ(!?)の名シーン。緊張感×ホッコリ感というあまりの振り幅の大きさに、最初から最後まで惹き付けられてしまった。そんなすばらしきペルソナチームの関係性が拝めるのも、気付けば残り数話…。下屋(松岡茉優)、小松に続き、次回スポットが当たるのは四宮と白川(坂口健太郎)。産科医の父親が病に倒れ、急きょ地元に帰ることになった四宮、そして白川には、新生児科医としての今後を左右する重大な出来事が起こってしまう。さらに予告には、前シリーズに登場した新生児科医・新井(山口紗弥加)の姿も。懸命に処置をした早産児の父親から浴びせられた「なんで助けたんだ」という言葉がトラウマとなってペルソナを離れてしまった彼女は、どうやって医師として復帰を果たしたのか。注目の『コウノドリ』第8話は、12月1日夜10時から放送。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から
2017年11月30日歌手で俳優の星野源 (36)が自身のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で三週間の“有給休暇”を取得していることについて、ファンの間で話題となっている。 今月7日の放送で、星野は「来週から私、星野源、有給休暇いただきまーす!すいやせん!」と高らかに宣言。理由として音楽制作に入っていること、そしてドラマ『コウノドリ』の撮影が佳境に入っていくことを挙げた星野。「有給休暇じゃないじゃないですか!!有給仕事じゃないですか!」と冗談を飛ばした。 代打のパーソナリティには、星野源にゆかりのある人物が登場。1週目は星野が尊敬してやまないアーティスト・細野晴臣(70)、2週目は星野が「2人のトークが見たい!」とオファーしたココリコ・田中直樹(46)と藤井隆(45)。そして28日放送の3週目は、星野のライブにVTR出演経験もあるバカリズム(41)が担当する。 この対応にファンからは、《忙しかったもんね》《「無理しない」ためにもゆっくり休んでほしい》《去年源さんが倒れちゃってすごく心配したのを思い出した》と星野源を気遣う声が多く見受けられた。 星野は過去にくも膜下出血で倒れているほか、昨年の「日テレ系音楽の祭典ベストアーティスト2016」では「過労による体調不良」で出演を本番当日に急遽辞退していた。ゆえに、ファンにとって星野の多忙ぶりは気が気でなかったようだ。 しかしいっぽうで、《源さんの生声が聴けてなくて満たされない》《源ちゃんが頑張っているのはわかっているけれど寂しいものは寂しい》と“源ロス”を嘆くツイートも広がっている。 星野の『オールナイトニッポン』再登場は12月5日。果たして何を語るのか、期待が高まる。
2017年11月25日綾野剛主演の金曜ドラマ『コウノドリ』第2シーズン。先週放送の第6話のテーマは「突然の命の危機母子の救急救命」。サクラ(綾野剛)の後輩、産婦人科医の下屋加江(松岡茉優)が大きな転機を迎える話だった。■母体死亡……悲しすぎるエピソード下屋はアルバイト先のこはる産婦人科で、切迫早産で入院している神谷カエ(福田麻由子)と出会う。同じ「カエ」という名前で年齢も一緒のふたりはたちまち意気投合。カエの結婚式に出席する約束までする。ある日、下屋が働くペルソナ総合医療に急患が運ばれてくる。カエだ。すでにカエは救急車の中で心肺停止になっていた。下屋はカエの異変の兆候を感じ取っていたにもかかわらず、それを見過ごしていたことに気づく。サクラは死戦気帝王切開を行って赤ちゃんを取り上げる。死戦期帝王切開とは、『コウノドリ』第1シーズン最終回でも行われた、心肺停止した赤ちゃんを取り出した後に母親の蘇生を行うという手術のこと。赤ちゃんは無事に産まれたが、サクラや救命科の懸命の手当も虚しく、カエは亡くなってしまう。強く自分を責める下屋。サクラたちから休むように命じられるが、再び産科に戻りたいという気持ちを強くした下屋は、全身管理を学ぶため、救命科への転科を願い出る。大変辛く悲しいエピソードだったのだが、『女王の教室』や実写版『ちびまる子ちゃん』に出演していた福田麻由子が妊婦役を演じるなんて……と、時の流れの早さを痛感した視聴者も多かった模様。なお、福田の実年齢は23歳だが、カエの設定は28歳である(ホワイトボードに書かれていた)。■失敗を「乗り越える」のは自分本位カエとのことを楽しげに話す下屋に、同僚の白川(坂口健太郎)は「患者さんの事情っていうかプライベートに首突っ込みすぎじゃない?」と告げる。「あんまり入れ込むと、何かあったとき辛いし、問題起きたとき、お前ひとりじゃ背負きれないだろ」あまり患者と親しくなりすぎると、患者の身に何かあったときに冷静でいられなくなるし、自分自身もダメージを負う。今回の下屋がまさにそうだった。では、下屋はどのように辛い試練を乗り越えたのだろうか?結論から言えば、悪かった結果を乗り越えることは「できない」。それはドラマの序盤でサクラの口から語られている。「何か失敗をしたとき、自分でリカバーして乗り越えられるようになりたいんです」と下屋が言うと、サクラはこう教え諭す。「僕たち医者が大きな失敗をしたとき、それは乗り越えるものじゃない」同様の言葉は、ドラマの終盤にも語られている。失敗をリカバーして乗り越えるというのは、あくまで自分本位の行動だ。これが一般企業のサラリーマンなら、失敗を糧にして成長することは良いこととされ、周囲にも評価される。しかし、医療の世界はそうではない。医者の失敗はひとりの患者の生命に直結する。だから、失敗しないことが何よりも重要になるのだ。自分の成長は二の次。自分本位の行動ではなく、患者本位の行動が何よりも必要とされる。では、下屋はどうすればいいのだろうか?ひとつはチームを頼ること。もうひとつは次のために入念な準備だ。■医者に必要な「チーム」と「準備」ペルソナ総合医療センターの産科のチームは本当に温かい。休みを取っていた下屋が出産の現場にいきなり戻ってきたときも、誰も非難めいた顔をしなかった。サクラは一瞬「よく帰ってきたね」と言わんばかりに微笑んでみせている。サクラはいつでも良き先輩として振る舞っている。「救命科へ行きたい」という下屋の申し出を聞いたサクラは、自分の考えを伝えた後、「うん、いいんじゃないか」と笑顔で送り出す。「非難するな・認めよ・相手の欲しがるものを理解せよ」というデール・カーネギーの「人を動かす三原則」を熟知しているような話しぶりだ。四宮も冷たく見えるが、いつも下屋のことを気遣っているし、そのことは下屋にも伝わっている。第5話ではプリンをプレゼントしていたが、今回はホイップクリーム入りのジャムパンを餞別代わりに与えていた。ちなみにこのジャムパンは「Posto」というドラマオリジナルの銘柄。コンビニに行っても売ってません。白川も小松(吉田羊)も、いつも下屋のことを気にかけている。産科はひとつのチームであり、妊婦と赤ちゃんのためにいつでも一丸となれる。下屋はもっとチームを頼っても良かったのかもしれない。だが、彼女は救命科に転科を希望した。これは「準備」のためだ。四宮(星野源)は第5話で、緊急カイザーのため、障害が残ってしまった赤ちゃんにお詫びの手紙を出そうとしていた下屋にこう語りかけている。「俺なら絶対に頭を下げない。次の出産に向けて、綿密な計画を練るだけだ」いくら失敗を避けようとしても、どうしても失敗はある。医者は失敗を乗り越えるのではなく、自責の念を胸に積んだまま、次の出産のための準備に進まなければいけない。下屋にとって救命科で新たな技術と知見を学ぶことは、準備を充実させることにあたる。救命科での彼女への当たりはずいぶんキツそうだ(あんなにエラそうな救命医はめったにいないという現場からの指摘もあるが)。負けずに頑張ってほしい。■原作との大きな違い今回のエピソードは原作12巻収録の「転科」をほぼそのまま映像化している。下屋の訪問を受けた加瀬(平山祐介)が「告られると思ってドキドキしちゃった」と冗談を飛ばすシーンも同じだった。ただし、ひとつだけ原作とドラマに大きな違いがある。原作では、カエは母子ともに死亡していたということだ。この改変は、視聴者に衝撃を与えすぎないようにするためのドラマ制作陣の優しさの表れだろう。母体死亡だけでも衝撃なのに、母子ともに死亡ともなれば強いショックを受けてしまう視聴者もいるかもしれない。辛い現実を伝えるばかりがドラマの役割ではない。赤ちゃんを抱いて退院するカエの夫・久志(笠原秀幸)の後ろ姿が寂しそうだったのも気がかりだ。『コウノドリ』の今シーズンのテーマは「出産とその後」である。今後、久志親子へのケアの様子も描かれるかもしれない。
2017年11月24日『コウノドリ』第6話が11月17日に放送された。描かれたのは、突然の病で亡くなってしまった妊婦と、その死に自責の念を抱いた下屋(松岡茉優)の決意。その一方で、気になったのはシングルファザーとなった夫。病院を後にする彼の背中には、希望である娘を抱いているとは到底思えない、失望感が漂っていた。■松岡茉優の後悔と大きな決断下屋は、ピンチヒッターでこはる産婦人科の当直に入っていた。そこで出会ったのは、名前も年齢も同じという神谷カエ(福田麻由子)。下屋はカエと交流を深めていく中で、彼女の手の震えが気になっていた。甲状腺の病を疑った下屋だったが、院長の「甲状腺に問題があったとは聞いてない」という言葉に、「私の思い過ごしかもしれませんね」と引いてしまう。だが、ペルソナに戻った下屋のもとに搬送されてきたのは、甲状腺クリーゼによって心停止に陥ったカエだった。懸命な処置が施され、なんとかベビーは蘇生に成功するも、カエはそのまま帰らぬ人となってしまう。事の大きさを知らずにペルソナを訪れた夫・久志(笠原秀幸)は、変わり果てたカエの姿にがく然とする。下屋は通常どおり勤務を続けているようにみえたが、患者全員に甲状腺検査をするなどあきらかに不安定な状態だった。そんな彼女に、サクラ(綾野剛)は「下屋はどんな産科医になりたい?」と問い、「その答えが見つかったら帰ってこい、待ってるから」と声を掛ける。休養を経て、下屋が導き出した答えは“救命医になる”こと。「総合的に患者さんを診られる技術を身につけて、何かあったときにお母さんと赤ちゃんの両方を救える産科医になりたい」という。そしてサクラは「おまえは僕の自慢の後輩だからね、行ってこい。そして強くなって帰ってこい」と温かく送り出すのだった。■小栗旬でも描かれたシングルファザーの実情『コウノドリ』新シーズンで、はじめてスタッフ側にスポットが当たった今回。一方で、カエの夫・久志に、前シリーズで描かれた永井浩之(小栗旬)を重ねた視聴者もいるのではないだろうか。永井は、交通事故により妊娠中の妻を突然失う。そして無事に産まれたベビーをひとりで育てていく道を選ぶが、会議中に保育園からの呼び出しがかかったりと、いままでどおりに仕事をこなすことができずにプロジェクトから外されてしまう。その後、一度は娘を田舎の両親に預けようと考えるも、BABYのピアノ演奏を聴いて改心。残業のない部署へと異動し、再び自分で娘を育てていく決意を固めるのだった。■希望と失望が交錯するファザーの背中今回描かれた久志も、家族3人の明るい未来を待ちわびていたに違いない。入院中のカエが寂しさに泣いていれば、慌てて病院に駆けつけ、リンゴを剥いてくれるやさしい夫。カエが亡くなったと知らずに、病院に駆け付けた際、「カエはしゃべれる状態ですか?」と何の疑いもなく問いかける姿が切なくてたまらなかった。退院の日、久志は妻を失った悲しみと、子育ての責任といったさまざまな重圧を背負って病院を後にする。シングルファザー、その苦労は計り知れない。残業の多い仕事につくことはできないだろうし、授乳、夜泣き、慣れない家事もこなさなくてはいけない。例外なく、久志にも多くの試練が待ち構えているはずだ。だが、妻思いの久志は赤ちゃんにカエの面影を重ね、その娘を大切に育てていくのではないか…。そんなけなげな姿が想像できるからこそ、「どんなに無念か」と、彼の背中に私たちはこの上ないやるせなさを感じたのだろう。久志の前に立ちはだかる壁。乗り越えるのではなく、胸の中に積み重ねて進んでいくしかない…下屋に向けたサクラの言葉は、どこか久志へのエールにも聞こえた。■気になる下屋の今後&小松の体調は…?前話の子宮内胎児死亡に続き、母体死亡というヘビーな内容となったが、これが医療現場の現実なのだろう。カエは体調に違和感を抱いていたが、張り止めの副作用と信じて疑わなかった。下屋は「あのとき…」と後悔していたが、亡くなったカエは、その何倍も後悔しているはずだ。体に少しでも異変を感じたら、大丈夫と決めつけずに行動を起こすべき…そんなことも再認識させられる第6話となった。そして物語は、下屋が救命に異動するという急展開を迎えた。救命という壮絶な現場を経験し、下屋がどのように成長して産科に戻ってくるのか。今後の活躍がますます楽しみだ。そんな中、小松(吉田羊)が腹痛を訴え倒れてしまう。11月24日に放送される第7話で、小松は“子宮摘出”という女性にとっての大きな決断を迫られる。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から
2017年11月23日女優の吉岡里帆と歌手で俳優の星野源が出演する「日清のどん兵衛」の新CM「ふっくらマフラー編」が、19日より放送される。新CMは、“どん兵衛の精”どんぎつね役の吉岡と、"孤独な男"星野との不思議な二人暮らしを描く「どんぎつねシリーズ」の最新作。雪舞う寒い日に、星野がつけていたマフラーを、吉岡扮する"どんぎつね"に巻いてあげる、キュンキュンするやりとりが見られる。公開に合わせ、新CMに登場するオリジナルマフラーが抽選で5人に当たる「どん兵衛ふっくらマフラー」プレゼントキャンペーンを公式サイトにて実施。応募期間は11月19日~12月18日となっている。キャンペーンページでは、「ふっくらマフラー編」への布石となる、星野源がマフラーを編んでいるCM「編んでいる編」をみながらキャンペーンに応募することができる。
2017年11月19日『コウノドリ』(TBS系)第5話が11月10日に放送された。描かれたのは、切迫早産により長期入院となった妊婦。子宮内胎児死亡というあまりに悲しい結末に、最後の最後まで涙があふれて止まらなかった。私たちの心にダイレクトに届いた“妊娠・出産は奇跡”というメッセージ。命がいかにはかなく、尊いものであるか、1組の夫婦とベビーが教えてくれた。■産声なき悲しい出産の現実サクラ(綾野剛)のもとを訪れた妊娠27週の西山瑞希(篠原ゆき子)は、切迫早産の診断を受け急きょ入院することになる。同室の七村ひかる(矢沢心)と励ましあいながら明るく入院生活を送るが、32週のエコーで事態が急変。胎児の心拍停止が発覚するのだ。四宮(星野源)の診察も受けるが、結果は同じ。そして、ベビーが亡くなった理由はサクラにもわからなかった。途方に暮れ、「ごめんね、ごめん…」と涙する瑞希を夫・寛太(深水元基)はやさしく抱き寄せる。おなかにいる赤ちゃんの名前は“あかり”に決まっていた。それは「(母・瑞希のように)女は明るい方がいいから」と寛太が名付けたものだった。翌日、陣痛促進剤を投与し瑞希の出産が始まる。赤ちゃんが亡くなっていても、痛みは通常のお産と変わらない。「あかりーっ」そうわが子の名前を叫びながら力を振り絞って出産するが、そこに産声は響かなかった…。子宮内で亡くなったベビーは戸籍に残すことができない。小松(吉田羊)が、あかりのためにしてあげたいことがあれば協力すると西山夫婦に寄り添うと、寛太が「ふたりでお風呂入れてやってもいいですか?」と希望する。小松はそれを快諾。ペルソナチームが見守るなか行われた沐浴は、悲しみと反比例するかのように、息をのむほど美しい時間が流れていた。退院の日、寛太はあかりと瑞希に特大のケーキを用意していた。プレートには「あかり おめでとう ママ ありがとう パパより」の文字。瑞希はあかりを抱いて、正面玄関から病院を後にする。向かったのは、夫婦で営む洋菓子店。そして、「あかり、ここがパパとママのお店だよ」と優しくほほ笑むのだった。■死産のとき自分を責めてしまう母親毎回、胸に迫るものがある『コウノドリ』だが、第5話の切なさは圧倒的だった。ベビーがおなかに宿れば、不安もあるが、これ以上ないと言っていいほどの幸福感で満たされる。これから始まる新生活に思いをはせ、長期入院だって「赤ちゃんのために」と我慢できる。この時点で、女性はすでに母親になっているのだ。そんな中、突如告げられた子宮内胎児死亡。四宮が「死産の4分の1は原因不明」と話していたが、原因がわからないからこそ恐ろしく、瑞希が自分を責めてしまうのは当然だろう。「私のせいですか? 私が切迫早産だったからですか? もっと安静にして、シャワーの回数を減らしていればよかったですか?」と、涙ながらにサクラに訴える瑞希の姿には、胸が張り裂けそうだった。妊娠すれば、元気な赤ちゃんが産まれるものだと考えている人も少なくないだろうが、けっしてそんなことはない。どんなに安静にしていても、悲しいお産を迎えることもある。確実に元気な赤ちゃんを産む方法なんてない…本当に、出産は奇跡なのだ。■残酷な現実と向き合うていねいな時間の温かさ印象的な場面ばかりだった物語の中で、筆者がもっとも感銘を受けたのは、西山夫婦が過ごしたあかりとの大切な時間。愛するベビーとの別れに必要なのは“次を見据えること”ではなく、“今と向き合うこと”ではないかと思うからだ。私は後期流産を経験したのだが、当時、言われて一番つらかったのは「次があるよ」という言葉だった。もちろん、本人たちは励ましのつもりで悪気はないのだが、その言葉は本当に悲しかった。だって、同じ赤ちゃんにはもう二度と出会うことはできないのだから…。西山夫婦は残酷な現実から目をそらさず、限りあるあかりとの時間をとてもていねいに過ごしていた。3人で過ごした温かな時間は、夫婦にとってかけがえのない思い出となったに違いない。そして、互いに痛みを分かちあい、懸命にいまを生きる西山夫婦だったからこそ、視聴者のだれもが無念に思い、心から涙したように思うのだ。この物語を機に、育児させてもらえることのありがたみを再認識。忙しさに追われ、わが子に対してイライラしてばかりの日々。でも、「子どもが元気でいてくれることはあたり前ではないんだ」と身に染みて感じたママは、私以外にもきっと大勢いるはずだ。■“子どもの死”という繊細なテーマの演技力それにしても、瑞希役の篠原ゆき子の名演技には度肝を抜かれてしまった。もちろん、軸にあるストーリーも素晴らしいのだが、篠原の好演により、そのメッセージ性は格段に強まったのではないだろうか。友人のひかるに「元気な赤ちゃん産んでね」と告げるシーンなど、瑞希に渦巻くさまざまな心情を感じ取り、胸が苦しくてたまらなかったママも多いことだろう。“子どもの死”という繊細なテーマながら、迫真の演技で素晴らしい作品を届けてくれたことに、感謝の気持ちと拍手を贈りたい。11月17日に放送される第6話で描かれるのは、緊急搬送されてきた心肺停止の妊婦。それは、下屋(松岡茉優)がヘルプで訪れた別病院で、意気投合した妊婦だった…。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から
2017年11月16日『コウノドリ』(TBS系)第4話が11月3日に放送された。描かれたのは、帝王切開後、第2子以降で自然分娩を行う“トーラック”を望む妊婦・秋野蓮(安めぐみ)。その理由が「産道を通して産んだほうが、子どもに愛情が湧くんじゃないか」という葛藤だったことに、思わず蓮の肩をトントンとたたき、「私、自然分娩ですが、子どもに対して毎日イライラしていますよ」と声をかけたくなった。もちろん出産における、産み方の善し悪しなんて存在しない。そして筆者には、蓮がそんな思いを抱いてしまった状況のほうが問題のように思えるのだ。■優先すべきは妊婦の思いか、リスク回避か第2子妊娠中の蓮は、長女・美奈に強く当たってしまうことを“帝王切開で産んだせい”ではないかと悩んでいた。そして第2子ではトーラック(帝王切開経験者の自然分娩)を希望し、ペルソナ総合医療センターを訪れる。サクラ(綾野剛)からトーラックのリスクについて説明を受けても、なお「自然分娩がしたい」と強く望む蓮。サクラはそんな蓮の思いを優先させようとするが、四宮(星野源)は、その優しさのせいで「妊婦はもちろん俺たちも余計なリスクを背負わされてんだよ」と反論する。カンファレンスでも、スタッフ不足や緊急時の危険性を懸念する四宮に、サクラは「人が少ないから、忙しくて余裕がないから、妊婦の希望に沿えないなんて根本が間違ってるんじゃないかな」と思いをぶつける。サクラと四宮は再び正解のない対立を強いられたが、今橋(大森南朋)の助言で、蓮の望みを優先させることになる。蓮は37週を迎え、ついに陣痛が始まる。痛みに耐える蓮だが、子宮口が開かずお産が思うように進まない。トーラックの場合、リスクが高まることから陣痛促進剤を使うことができないため、サクラはやむを得ず帝王切開の判断を下す。それでも蓮は「私はがんばって下から産むの、がんばって産んで、いい母親になるの」と声を絞り出すが、「ママはがんばってる…」と涙する娘・美奈の姿に、夫(前野朋哉)も「もう十分頑張ったよ、蓮はいい母親だよ」と告げ、蓮は帝王切開を受け入れるのだった。■痛みがなきゃ愛情が生まれない?出産をめぐり、日本ではなぜだか自然分娩はつらい、帝王切開はラクというイメージが定着している。でも、帝王切開だっておなかを切るのだ、痛くないわけがない。帝王切開の場合、出産までは安静に…と言われて来たにもかかわらず、産後は、癒着を防ぐために「歩け歩け」とスタッフたちが突如スパルタになる。トイレにたどり着くことすらしんどいような状態から、いきなり育児をスタートしなくてはいけない。体力が回復したあとだって、手術跡にもトラブルが多く、まったくもってラクではないことは強く伝えておきたい。その上で、そもそも出産について痛い、痛くないという論争自体に意味がないのではないだろうか。第3話で、迷信を信じてしまう妊婦(川栄李奈)の夫(喜矢武豊)が「“痛みがなきゃ愛情が生まれない”って言うなら、俺たち男はどうやって父親になればいいんだよ」と話していたように、大切なのは、母子ともに無事であること。そして、産まれてからどう育てていくかのほうが、よっぽど重要である。■帝王切開だと愛情がわかないのか正直、「帝王切開だから愛情がわかない」という蓮の気持ちに共感することは難しい。だが、育児がうまくいかないことに、なんらかの理由付けをしなくてはやっていられないという気持ちはよくわかる。妻の出産を前に「このあと同僚達と屋形船に乗る予定で…」と発言をする夫。蓮が出産中、美奈の世話は一体どうするつもりだったのだろう?そんなところにも気が回らない屋形船夫。トイレに行きたいという娘にすら慌てていた様子から、おそらく蓮もワンオペ育児だったことが伺える。だからこそ、蓮は「育児がうまくいかないのは帝王切開のせいだ」と考えるほどの精神状態に陥ってしまったように思えてならないのだ。悩み抜いた末、ふとたどり着いたのが「帝王切開だったから」という理由。もちろん「自然分娩でないと…」と考えを抱いている人がいることに否定はしない。しかし蓮の場合、その理由がほかにあるように見えた。つまるところ、ドラマが一貫して訴えているメッセージは同じ。どんな出産であれ、出産後の現実には助けが必要ということに尽きるように思うのだ。■星野源との関係が怪しい女性の正体とは第4話にして、ついにあきらかになった謎の女性の正体! 結論としては、10年ほど前、サクラや四宮と一緒に働いていた後輩だったというワケ。それにしても、四宮との関係が怪しくありません?…疑いすぎ!? 産科医ということで、今後は医師としてペルソナチームに関わっていくことになるのだろうか。そして今回、四宮が初代「ジュニアくん」だったことが判明。自分が置かれていた状況と同じだからこそ、研修医の吾郎(宮沢氷魚)につらくあたっていたということ。四宮なりの指導方法で、心からベビーの誕生に「おめでとう」と言うことができた吾郎には、人材不足に悩むペルソナの戦力となってくれることに期待したい。11月10日に放送される第5話で描かれるのは、切迫早産で長期入院する2人の妊婦。同じ境遇で意気投合する2人に、あるとき不測の事態が起こってしまう。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から
2017年11月09日歌手で俳優の星野源が、7日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演したインターネットテレビ局・AbemaTVの72時間生特番『72時間ホンネテレビ』(11月2日~5日)に言及した。星野は冒頭、「『72時間ホンネテレビ』本当におもしろかったですね。すごかった。僕は全部見れなかったんですけど、ところどころ生で見させていただきまして」と視聴していたことを報告。「ちょうど森さんが登場したときは生で見れて本当に感動しました」と元メンバーでオートレーサーの森且行との21年ぶりの共演に触れ、「僕は川口に住んでいたときがあり、なので森さんがバイクで所属されている川口オートレース場ものすごく思い出がありまして、そういうのも含めていろいろ感動して勇気をいただきました」と自身との接点を明かしながら話した。そして、「みなさんが一生懸命仕事をされていて、すごく楽しくてすごくおもしろくて…。やっぱり年末ということもあり寂しい気持ちになったりする。これからも仕事頑張らなきゃなと思っているときに非常に勇気とか元気とかいただきました」と熱く語り、「本当にみなさんお疲れ様でした。おもしろかったです」と伝えた。
2017年11月08日『コウノドリ』(TBS系)第3話が10月27日に放送された。描かれたのは、さまざまな迷信を信じてしまう妊婦・山崎麗子(川栄李奈)の無痛分娩と、第1話から描かれてきた彩加(高橋メアリージュン)の産後うつ。とくに産後うつについては、放送直後からSNS上に共感の声が殺到。さまざまな思いを抱えながら、日々育児に奮闘する母親たちの叫びを「これでもか!」と詰め込んだ至極の物語だった。■産後うつを救った星野源の言葉とはどんなときでも「大丈夫です!」と仕事の話ばかりする彩加について、小松(吉田羊)は自分が何か力になれることはないかと悩んでいた。だが四宮(星野源)は、産後うつは精神疾患であり産科の領域ではないと主張する。もちろんそれは正論。しかし、彩加に手を差し伸べたいと考えているのはサクラ(綾野剛)も同じだった。第1話に回想として登場した三浦芽美は、産後うつによって自殺。サクラは三浦の命を救うことができなかった自分を、悔やみ続けていたのだ。そんななか、ペルソナ医療センターを訪れた彩加が、病院の受付に赤ちゃんを置いたまま姿を消してしまう。それを聞いたサクラは一目散に院内を探し回るが、靴を脱ぎ、屋上の柵に手を掛ける彼女に声をかけたのは四宮だった。「もう、どうでもいいんです、だれにも必要とされてない」と嘆く彩加に、「まだ治療の道がある患者を放っておくことはできない」と返す四宮。「治療!?」と、思ってもいない言葉に彩加は驚くが、四宮は「治療です、治ります」と続けるのだった。■「育児を美化しすぎ」に激しく共感一般的に、病気と診断されるのはつらいことだが、ときには「病気だ」と診断されることで気持ちが楽になることもある。「いま一番必要なのは、きちんとした知識を持った専門医の助けです」という明確な言葉は「なんで、どうして」と小さな世界で自問自答を繰り返していた彩加にとって一筋の光となった。もちろん、そんな四宮の言葉には感銘を受けたが、筆者が大きくうなづいたのはメディカルソーシャルワーカー・向井祥子(江口のりこ)の「私もこんな仕事していますけど、子どもを窓から投げ出したいと思ったこと何度もありますよ。みんな子育てを美化しすぎです。髪振り乱して必死にやってるんです」という言葉。夜泣き、頻回授乳、たびたびのおむつ替え、ミルクを吐いたら着替えさせ、抱っこをして寝かしつけても、ベッドにおろすとすぐに大泣き…。小さなわが子に振り回されっぱなしの日々の中、たまに鏡を見れば、ボサボサ頭に目の下のクマ…。みんなはちゃんと子育てできているのに、自分だけができていないと追い詰められていく。だからこそ、彩加の産後うつ症状には、「ひとごとではない」とたくさんのママたちが共感したのだろう。今橋(大森南朋)の言うように「お母さんはだれにもがんばったねと褒めてもらえない」。仕事は結果を出せば評価されるが、こんなにもしんどい子育ては、どんなに自分を犠牲にしてがんばっても、だれにも評価はしてもらえない。褒めてほしくて育児をしているわけではないが、ママだって「がんばっているね」と認められるだけで、世界が明るく見えるのは当然である。■ママたちは「仕事が忙しいから帰れない」は通用しない「俺も手伝う」発言で、世の母親たちを敵に回してしまった康孝(ナオト・インティライミ)も「挽回できますかね」と反省の念を口にしていた。「赤ちゃんが0歳なら、お母さんもお父さんも0歳ですよ」というサクラの言葉にあったように、母親もいっぱいいっぱいだが、父親も父親になったばかり。相変わらず康孝は「人間は2人でひとつになんかなれない」と四宮に喝を入れられていたが、夫婦とはいえ“別々の人間だからこそ、互いを尊重しあう”というのは、子育てに限らず夫婦としての大きな指針と言えそうだ。子どもを保育園に預けるのも困難な世の中。苦労を乗り越え仕事に復帰しても、康孝のように「仕事が忙しいから帰れない」というのはワーママには通用しない。外でも家でも、やりたいことをやりたい時間にできない生活は、どうしたってストレスがたまる。それでもわが子を思って必死に戦っているママたちのがんばりをパパには認めてほしいし、心だけでも寄り添っていてほしい(行動も伴ってくれたら、その100倍うれしいが…)。そんな『コウノドリ』からのメッセージに、ママたちはどうしたって共感せずにいられないのだ。■サクラ&四宮の2ショットに眼福! 気になるあの女性の正体は!?シーンごとに心に響く名ゼリフの連発となった第3話。さらに四宮の「おまえが大丈夫じゃないんだよ」というサクラへの投げかけをはじめ、サクラ&四宮の眼福2ショットは、育児に疲れているママたちを癒やす要素としてもありがたかった。そして今回も、最後の最後で登場した四宮が“お茶していた”あの女性。白川(坂口健太郎)は「まじかよ…」とつぶやいていたが、次回こそは何やら進展がありそうだ。というか白川先生、次こそ2人の関係についてしっかりと切り込んでおくれっ!11月3日放送の第4話のテーマは“トーラック(帝王切開後の自然分娩)”。自然分娩がしたいと望む妊婦の意思を優先したいサクラと、子宮破裂などのリスクを懸念する四宮が再び対立する。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から【産後うつに関する記事】
2017年11月02日