映画『罪の声』(10月30日公開)の大ヒット舞台挨拶が11日に都内で行われ、小栗旬、星野源、宇野祥平、原菜乃華、土井裕泰監督が登場した。同作は塩田武士の同名小説の実写化作。新聞記者の阿久津英士(小栗)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。すでに50万人を動員するなど、大ヒットの同作。小栗と星野の仲の良い様子に、観客から「互いに直して欲しいところは?」という質問が飛ぶと、小栗は「ないですね〜。いつも僕は源ちゃんに迷惑をかけてきた人間なので……」と苦笑し、星野は「そんなことないよ!」と否定する。しかし「たまに深夜にLINEをポッてくれて、『元気?』みたいな。いわゆる飲みの誘いかな? と思って『元気だよ』と返事すると、返ってこなかったり……」と指摘。「生存確認」と笑う小栗に、星野は「もうちょっとキャッチボールしない? というくらいかな」と直して欲しいところを明かした。さらに「今度2人で共演できるとしたら?」という質問には小栗が「今度はコメディみたいなのやりたいね。年齢的に2つ違うので、兄弟もできるんじゃないかと思っていて、ホームコメディをやりたい」と希望し、星野も「いいですね。じゃあ土井さんお願いします」と監督に頭を下げた。また俳優志望の若者が「若い時の夢、努力してきたことは?」と質問すると、「高校生のときくらいにはなんとかして俳優になりたいなと思っていたので、今現在も夢の途中」(小栗)、「小学校低学年の時に『ブルース・ブラザース』という映画を観て、『あっち側に行きたい』と思った。今の原型があるのかな」(星野)、「映画が好きで、何かになりたいというわけではなかった」(宇野)、「10歳の時は、アイドルが主人公のアニメにハマっていたので、アイドルになりたかったです」(原)と、それぞれ夢を明かす。しかし「これまでの努力」については「う〜ん」と長考。小栗が「努力なのかもしれないけど、あんまり努力と思ってやってきた感じがないんだよなあ」と答えると、星野が「かっこいい!」と称賛する。小栗は「でしょう? いまのはかっこいいと思って言ったから」と喜び、星野は「いいよね。かっこいいと思って言って許されるんだから」とつっこんでいた。
2020年11月11日俳優の小栗旬と星野源が映画初共演することで話題を呼んでいる、映画『罪の声』(10月30日公開)。塩田武士氏の同名小説の実写化作である同作は、日本中を震撼させた未解決事件を追う新聞記者の阿久津英士(小栗)と、父の遺品の中にあるカセットテープを発見し、その事件の脅迫テープに幼いころの自分の声が使われていたことを知った曽根俊也(星野)の人生が交錯していく。実際にあった事件をもとに映画化した本作。今回は野木亜紀子氏にインタビューし、脚本化するときに感じた難しさや、原作もの/オリジナル作品の脚本を書く時に共通する矜持などについて話を聞く。○■実在する事件を扱う際に気をつけること――映画を観させてもらって、勝手に野木さんらしい作品だなと感じました。そう言われる意味がわかる気がします。塩田武士先生の書かれていることと、私が書いてきたことが、非常に親和性が高いと感じるので。塩田先生には1、2回しか会ったことがないんですが、私と塩田先生は過去に同じタイミングでフェイクニュースに関する話を発表していたりするんですよね。だから、ちょっと似たようなことを考えているのではないかと勝手に思っています。――野木さんも『フェイクニュース』をテーマにずばりのタイトルでオリジナルドラマを書かれてますもんね。野木さんが、原作のあるものを映画化するときって、何か軸のようなものを見つけて脚本化するのかなと思っていて、今回も報道する側の矜持のようなものがそうなのかなと思いましたが、実際にはいかがでしょう?原作自体、子供の未来をテーマにした話ではあるんですが、同時に警察の縦割りの構造が生んだ歪みへの批判、メディアへの批判が通底してあるので、そこをいかに粒立てていって、映画にしたときに目に見えるようにしていくかということを考えていました。その中で、記者の阿久津英士がなぜ社会部から文化部に移ったのかということを描いていかないと、単なる狂言回しで終わってしまう。主人公として機能させるためにも、記者としての矜持の部分を掘り起こしていきました。――阿久津のある部分が、完全にオリジナルの言葉で書かれていて、その部分が個人的にはぐっときてしまったので。阿久津の帰結の仕方みたいなところを「野木さんっぽい」と言われるとそうかもしれないですね。ただあれを書いたのは、あくまでも阿久津で、原作のト書きに潜んでいた心情を記事として起こしたという形ですね。――それとやっぱり、報道とかマスコミに関わるものとしては、「他人の人生に踏み込む」ということを考え出すと、どこまでやっていいことなのだろうかとドキっとするところがありまして。野木さんは、脚本を書いていく上で、そういう影響力とか責任みたいなものを感じることはありますか?脚本は基本的にはフィクションなので、というところはあります。ただ『MIU404』でも、実際の事件や、外国人労働者のことなんかも書いたので、現実にあることだし、現実に波及するものだということで、すごく気を使いました。例えば、いろんなフィクションで、実際の事件を元に書くことってありますよね。でも、被害者がまだ生きていたりするのに、元の事件を連想させる形のままで好き勝手に物語化していくというのは、どこまで許されるんだろうと。何十年も前の話で、すでに遺族もいないような事件であったり、都市伝説化してしまったようなものならばいいと思うんですけど、モデルとなった家族や被害者を直接連想させるようなものは、フィクションの名を借りて他人に踏み込みすぎているし、一種の暴力にもなりうるんじゃないかと思うんです。自分が実際の事件を扱う際には、そうならないように、あえていろいろ混ぜて、固有の事件そのものにならないようにしています。――それって、ルールが明文化されてもいないですし、その事件によっても、どこまで踏み込んでいいかの基準があいまいだから、すごく難しいですよね。最終的には、実際に傷つく人がいるということを繊細に想像するしかないですよね。書く側のある種の肌感覚というか、倫理観の世界なんですけど、そこはちゃんとしないとと思ってます。ただ、実在の事件を扱う意義がある場合もあるので、少なくとも加害者と被害者が逆転するような表現だけはやめようとか、ケース・バイ・ケースで難しいですよね。○■原作があるからこその難しさ――今回の原作は、塩田先生がものすごく取材をされていたということで、そこは安心があったんじゃないですか?それがまた難しかったんですよ。塩田先生がフィクションとして肉付けした部分と、ノンフィクションの部分との境が、すぐにはわからない。だから今回、映画を作るにあたって、まず1個1個、これはどこがフィクションでどこが事実なのかということを確認していきました。もう一段難しいのが、ノンフィクションの部分も「世の中で一般的に知られている事実」と、「塩田先生が独自に取材して『これは事実であろう』と認定して書いている部分」があって、さらに、それとはまた別に「完全なノンフィクションの部分」があるんです。映画を作るにあたっては、フィクションの部分だけは変えてもいいと思うんですけど、やっぱり、事実の部分は変えないようにしたいので、その境目を見つけるのが大変でした。細かいことをひとつひとつ、本打ち(脚本の打ち合わせ)のときに、みんなで確認していって、気づいたら12時間が経っていたということがありました。原作の中では地の文になっている箇所を、台詞に起こしたりする部分もあったんですけど、そこに関しても検証が必要だったりするので、かなり大変な作業でした。――『MIU404』でも、かなり取材を重ねて書いたそうですけど、それともまた違うものなんですか?違いましたね。オリジナルだと、映像としてベストなところで進めていけばいいんですけど、原作ものは、どこまで変えていいのだろうということがあるので。そういう意味ではオリジナルの方が楽なんですよね。――確かに、以前もまた別の意味でオリジナルが楽だということは言われてましたもんね。『罪の声』の原作は、映画を観た後でもぜひ読んでほしいです。臨場感があって入れたかった場面も、本筋を描く中では枝葉になってしまうところがあって、やむなく入れられなかったんですけど、そういう部分が面白い小説でもあるので。当時の警察の動きのあれこれや、新聞記者の取材技術が知れる部分など、見どころがたくさんあります。○■「巨悪」を描いても社会は変わらなかった――脚本を書かれた時期と、放送や公開の順番は逆になってしまいましたが、『MIU404』を見ていた私たちは、少しだけ『MIU404』と『罪の声』と地続きみたいな感覚がありまして。野木さん自身は、2つの作品が地続きのような感覚はありますか?同じ人間が書いているので、価値観は同じだし近くなることはあると思います。塩田先生もわりと近いことを考えてる人だろうなという点もあるし、『MIU404』の後半ではメディアやSNSに翻弄される人々のことを書きましたけど、『罪の声』も、SNSではないけれど、同じなんですよね。当時、マスコミや新聞が犯人によって踊らされ、それを読んだり見たりして興味を持った人が、世の中の空気を作ってしまったというところが共通していて、単なる過去の話ではないなと思いました。実は『MIU404』のSNSにまつわる後半は、『フェイクニュース』のリベンジでもあったんですよ。諸事情で放送終了後にお蔵入りしてしまったので、だったらもう一度違う形でやってやろうと密かに(笑)。だからつながっていると言えば、すべてつながってますね。――それとやっぱり地道に生きている人々の声をないがしろにしてはいけない、というところも共通しているなと。一方で『MIU404』の伊吹や志摩は地道に生きている人ですが、公権力の側の人でもあるので、もっと権力の側を疑う目線も必要なのではという意見も見たんですが、そこに対してはいかがですか?『MIU404』は結局、ドラマとして「巨悪」をやりたくなかったんですよ。それは、日本の刑事ドラマって、最後はすべて巨悪に向かっていくということが多くて。なので、自分が刑事ドラマをやるときは、やりたくないと思っていたんです。実はオンエアでは尺が足りずカットになってしまったんですが、ディレクターズカット版の最終話で志摩が「確かに警察は組織もデカいし、悪いやつらもいるかもしれないけど、末端の自分たちはルールの中で出来る限りのことをやってるんだ」という話をしています。『MIU404』は、末端の刑事たちを描くことで、「こうあるべき」という姿を見せるドラマにしようと思っていました。今までの刑事ドラマで「巨悪」を描いてきて、結果どうなったかというと、社会は変わらなかったし、権力側の不祥事を見ても「ああそんなもんか」といつの間にか慣れてしまってたんじゃないかと。それよりも、ルールは絶対に守る、公文書は破棄しないという、本来あるべき姿を描いていれば、それが当然だという空気になるかもしれない。もし実際の社会に、ルールを破る警察が出てきたり、公文書を破棄する官僚が出てきたら、「それはダメでしょう」という空気になるだろうと思うからこそ、私は、そっちの方を描いたし、むしろ今はそのほうが意義があると思ったんですね。――やっぱり、そういう視線は『罪の声』にも通じるところがありますね。そうですね。マスコミにもそうあってほしいですしね。■野木亜紀子1974年生まれ、東京都出身。主な作品に映画『図書館戦争』シリーズ(13・15年)、『アイアムアヒーロー』(16年)、ドラマ『空飛ぶ広報室』(13年)、『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』(16年)、オリジナル作品にドラマ『アンナチュラル』『獣になれない私たち』『フェイクニュース』(18年)、『コタキ兄弟と四苦八苦』(20年)、『MIU404』(20年)など。(C)2020 映画「罪の声」製作委員会
2020年11月11日俳優の小栗旬と星野源が映画初共演することで話題を呼んでいる、映画『罪の声』(公開中)。塩田武士氏の同名小説の実写化作である同作は、日本中を震撼させた未解決事件を追う新聞記者の阿久津英士(小栗)と、父の遺品の中にあるカセットテープを発見し、その事件の脅迫テープに幼いころの自分の声が使われていたことを知った曽根俊也(星野)の人生が交錯していく。脚本を務めたのは、数々のヒット作を世に出す野木亜紀子で、本作には『逃げるは恥だが役に立つ』や『MIU404』の星野源、『アンナチュラル』の市川実日子、松重豊、尾上寛之、『コタキ兄弟と四苦八苦』の古舘寛治、『MIU404』の橋本じゅんと、過去の野木作品で魅力を放った役者陣が数多く出演している。今回は野木にインタビューし、完成した映画で彼らをどんな風に見たのか、話を聞いた。また、脚本を書くときに共通する矜持などについて語ったインタビューも後日公開する。○■たまたま縁のある俳優が多かった――野木さんは、書いている時には、どなたが出演するのか知っているんですか?この話を受けたときは、監督が土井裕泰さん(『空飛ぶ広報室』『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』を演出)だという座組を聞いたのと、面白そうな企画だなということでお受けしました。主演2人はすでに決まっていましたし、他のキャスティングにも口は出してないんです。たまたまご縁のある方が多かっただけで。どなたも素晴らしい役者さんなので、引っ張りだこというだけなんじゃないでしょうか。――映画をご覧になって、俳優の方に感じたことを聞きたいです。この9月まで『MIU404』の志摩役をやっていましたし、『逃げるは恥だが役にたつ』でも、平匡さんを演じていた星野さんですが、本作のテーラーの曽根俊也という役はいかがでしたか?源さんは、志摩を演じる以前の源さんって感じでしたね。実際に、撮影のタイミングも『MIU404』の前でしたが、どちらかというと平匡さん寄りな部分がありました。出来上がりを見て、やっぱり普通に生きている人を演じるのがうまいなと思いました。実際の本人はポップスターなわけで、大きなステージで「星野源でーす!」と言ってる人なんだけど、どう見ても素朴に地道に生きているテーラーに見えたし、そういう普通の人が巻き込まれていく様子をうまく演じられていたなと。――対して、新聞記者の阿久津英士を演じた小栗旬さんはいかがでしたか?野木さんの作品は初めてということですね。阿久津は狂言回し的な役割なんですけど、それだけでは主人公として機能しないので、なぜ社会部から文化部へ来たのかなどの理由を描いてます。実際観てみると、演技に過剰なところがなく、それでいてちゃんと存在感があるのが見事だなと思いました。存在感があるのに、さりげなくいる感じがあります。だけどクライマックスでは静かな熱が伝わる。――『MIU404』で機動捜査隊の一人の陣馬を演じた橋本じゅんさんも、続けて出演されているということで、公開前から期待が高まっていますね。小料理屋の板長を橋本さんにお願いしたと聞いて、「大丈夫? やりすぎない?」なんて冗談で言っていて。あがりを見たら、すごく良かったですよね。あの役って「うかつ」な役じゃないですか(笑)。そういう「うかつ」な役を、うかつに演じていて面白かったですね。妙な説得力がありました。――シリアスな場面の多い映画の中で、くすっとできるのが橋本さんのシーンでしたよね。『罪の声』は、キャスティングにほとんど口出ししてないとのことですが、本当に野木さんの作品で活躍してた人が演技しているのがうれしくて。市川さんもそうですもんね。市川さんに関しては、「誰がいいと思う?」と意見を求められて私が推した気がします。やっぱり、今、星野源さんの妻の役って難しくないですか? 『逃げ恥』のイメージも大きかった中で、誰が演じたらすんなり見られるのだろうと思って。実際見てみて、市川さんの「すんなり力」が発揮されていたし、自然でリアリティのある芝居が本当にうまいなと思いました。――ほかにも、『アンナチュラル』所長の松重さんと、『コタキ兄弟と四苦八苦』の古舘さんが、同じ新聞社の記者でしたね。この2人も、キャスティングされてから知って、特に松重さんは福岡出身なので「関西弁大変じゃない?」なんて言ってたんですが、さすがお見事でしたね。――特に、古舘さんが後半に入って言う台詞にすごくぐっときまして。意義の問答ですかね? それは良かったです。最後の因数分解のところは原作でいい台詞だなと思って、おそらく塩田武士先生ご自身の矜持だと思ったので入れたかったんです。古舘さんは、『コタキ兄弟と四苦八苦』監督の山下敦弘さんの『マイ・バック・ページ』でも、ちょっと似た部分のある新聞記者を演じられていたんですけど、うまく演じ分けてましたね。でも、そういう意味でいうと、個人的に面白かったのは、尾上寛之さんですよね。――『アンナチュラル』を見ていた人からすると、尾上さんって、めちゃめちゃ悪い人としてインプットされてますもんね。「これは何かあるんじゃないか」って、『アンナチュラル』を見ていた方にとっては地味なミスリードになってますよね(笑)。でも朝ドラの『カーネーション』では純情で素朴な役柄で素晴らしいお芝居をされていたし、今回のような役もとても素敵だと思うので、早く『アンナチュラル』のイメージが抜けるといいなと勝手に心配しています。■野木亜紀子1974年生まれ、東京都出身。主な作品に映画『図書館戦争』シリーズ(13・15年)、『アイアムアヒーロー』(16年)、ドラマ『空飛ぶ広報室』(13年)、『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』(16年)、オリジナル作品にドラマ『アンナチュラル』『獣になれない私たち』『フェイクニュース』(18年)、『コタキ兄弟と四苦八苦』(20年)、『MIU404』(20年)など。(C)2020 映画「罪の声」製作委員会
2020年11月07日歌手・米津玄師の「感電」が、週刊ザテレビジョン主催・第105回ドラマアカデミー賞において「最優秀ドラマソング賞」に選ばれた。「感電」は、TBS系金曜ドラマ『MIU404』の主題歌として米津が書き下ろした楽曲。綾野剛と星野源がW主演、『アンナチュラル』脚本家の野木亜紀子氏によるオリジナル脚本で、主演2人の小気味良いやりとり、個性の際立つ“4機捜”(警視庁刑事部・第4機動捜査隊)のメンバーが悩みながらも一歩ずつ前に進む迫真の演技に加え、劇中を彩る「感電」は回を重ねるごとに大きな話題となっていた。米津の楽曲が「最優秀ドラマソング賞」に選ばれるのは「Lemon」(TBS系金曜ドラマ『アンナチュラル』主題歌)、「馬と鹿」(TBS系日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』)に続き3度目。今回の受賞について米津は、「とても光栄です。『アンナチュラル』のチームとまた新たに関われたこと、そして役者の皆さんの演技によって楽曲をより輝かせてもらったことに感謝しております」とコメント。詳細なインタビューは、4日発売の『週刊ザテレビジョン』(KADOKAWA)にて掲載されている。「感電」のMVは現在再生数9,500万回を超えており、公開時に行われたYouTube企画が国内のクリエイティブアワード「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」内の「メディアクリエイティブ部門」にてグランプリ・総務大臣賞を受賞したばかり。
2020年11月04日新垣結衣と星野源が共演する「逃げるは恥だが役に立つ」の新春スペシャルドラマに新キャストとして西田尚美と青木崇高が出演することが分かった。またタイトルも「ガンバレ人類!新春スペシャル!!」に決定した。スペシャルドラマでは、原作の10&11巻を基に、契約結婚から生まれた恋を経て、みくり(新垣さん)と平匡(星野さん)がついに本当の結婚を決めた連続ドラマのその後が描かれる。また、みくりの伯母・百合ちゃん(石田ゆり子)と風見涼太(大谷亮平)のその後の関係も描いていく。「半沢直樹」の“鉄の女”ぶりが話題となった西田さんが今作で演じるのは、百合の高校時代の同級生・花村伊吹。病院で看護師長として働いており、互いにキャリアウーマンとなった2人は、卒業以来34年ぶりに再会することに。一方、大河ドラマ「西郷どん」、『るろうに剣心』シリーズなどに参加する青木さんは、平匡の新しい職場の上司・灰原慎之介役で出演。コミュニケーションスキルは高いが、体育会系のノリで下ネタも話す、平匡とは対照的な役どころ。また、みくりと平匡に訪れる人生の一大事に関わるキャラクターでもある。西田さんは「実際にゆり子さんとは20年前にドラマ で共演して以来の共演だったので、セリフがすごくリンクして、本当に友達と久しぶりに会えた感覚で現場に居させていただきました」と撮影に参加した感想を語り、「『いろんな人がいる。いていいんだよ』っていう、見てくださる方の気持ちが楽になるような、そういう風になれば良いかな」とコメントしている。出演決定時は「ひっかきまわしてやろう」と思ったという青木さんは、「このドラマは悪者が出てくるっていう訳ではないですし、それぞれ等身大で、皆さんの周りにも居そうなキャラクターの人たちが描かれています。その複合体が社会なんじゃないかなって思いますし、そこを丁寧に描かれていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と視聴者へメッセージを寄せた。「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」は2021年1月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年11月03日10月31日、11月1日の全国映画動員ランキングは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開3週目も首位を守った。31日(土)、1日(日)の動員は202万8283人、興行収入は24億9866万7150円を記録。累計では、興行収入が約157億円、累積観客動員数1100万人を突破した。(※10月16日〜11月1日の17日間、全国411館(IMAXシアター 38館含む)で観客動員1189万1254人、興行収入157億9936万5450円を記録)続いて、塩田武士による同名小説を小栗旬と星野源のダブル主演で土井裕泰監督が映画化した『罪の声』が初登場2位に。シリーズ17作目を迎えた『プリキュア』シリーズの劇場版『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』は初登場3位に入った。公開2週目の『きみの瞳(め)が問いかけている』は先週2位から4位に。公開2週目の『夜明けを信じて。』は先週3位から5位になった。そのほか新作では、“少年ジャンプ+”で連載され、熱烈な支持を集めたウェブコミックを北村匠海の主演で実写映画化した『とんかつDJアゲ太郎』が初登場6位に入った。公開7週目の『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と『TENET テネット』は、それぞれ7位、8位につけている。次週は『おらおらでひとりいぐも』『感謝離 ずっと一緒に』『ジオラマボーイ・パノラマガール』『モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け』『461個のおべんとう』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』2位『罪の声』3位『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』4位『きみの瞳(め)が問いかけている』5位『夜明けを信じて。』6位『とんかつDJアゲ太郎』7位『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』8位『TENET テネット』9位『浅田家!』10位『スパイの妻〈劇場版〉』
2020年11月02日映画『罪の声』(10月30日公開)の公開初日イベントが30日に都内で行われ、小栗旬、星野源、松重豊、市川実日子、土井裕泰監督が登場した。同作は塩田武士の同名小説の実写化作。新聞記者の阿久津英士(小栗)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。久しぶりに映画館での舞台挨拶となった小栗は、「嬉しいですね。結構普通に当たり前に登壇させてもらってたんですが、それがなかなか当たり前じゃないんだということを感じながら、でもここにたどり着けてよかったと思います」としみじみ。同作について「原作がものすごく分厚い作品で、そのテーマをちゃんと抜け落ちずに2時間20分に収めたのがすごい」と脚本家・野木亜紀子を称賛した。また、撮影について松重は「小栗くんがカフェスペースを提供してくれた」と明かす。「女性の方が毎日僕らにコーヒーを入れてくれるんですよ。ちょっとしたお菓子も作ってくれて、それが憩いのひとときだったなと思い出します」と感謝。小栗も「僕は定期的に松重さんとお仕事させていただいていて、別の時には刑事の上司だったり、別の時は父親だったりという時間を過ごしているので、安心してお仕事させてもらえる先輩だなと思います」と語った。イベントの模様は全国の映画館にも中継されており、最後に手を振る小栗のクセが強すぎたため、客席からはクスクスと笑いが起きる一幕も。星野は「そんな感じ!? サライみたいになってる」と笑いながら真似をしていた。
2020年10月30日映画『罪の声』(10月30日公開)の公開初日イベントが30日に都内で行われ、小栗旬、星野源、松重豊、市川実日子、土井裕泰監督が登場した。同作は塩田武士の同名小説の実写化作。新聞記者の阿久津英士(小栗)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。市川と星野は今回夫婦役となったが、舞台挨拶でも仲の良さを発揮。作品の印象を聞かれた市川は「原作と脚本の役の設定が変わるから、原作を読むと混乱してしまうかもしれませんと言われ……」と語り始めたが、「ああ、星野さんにしゃべろう」と観客ではなく星野に向き直る。星野が「俺にしゃべると落ち着く? いいよ俺でも」と頷き、話を再開した市川だが、「待って!」と爆笑。星野から「照れるんじゃないよ! 自分から話し始めて!」とツッコまれつつ、「出来上がった作品を見たら、(脚本の)野木(亜紀子)さんは声にできない人の声をテーマに書かれる方……」と語り始めた市川だが、またも笑いが止まらなくなってしまい、「ごめんなさい。志〜摩!」と、急に野木作品『MIU404』の星野の役名を呼び始める。星野は「志摩です。久しぶりに志摩って呼ばれた」と受け止めつつ、「……と、思いました」と強引に話を締める市川に対し、「……と、思いました!? 声にならない声を書く人なんだと思ったってこと?」とフォロー。市川は「そう! 『罪の声』は集大成だと。本当にありがとうございます」と星野に感謝していた。「こんな感じなので楽しかったですよ」と撮影を振り返る星野は、「『MIU』の監督の塚原(あゆ子)さんが遊びに来てくれた時に、市川さんが走り寄ってジャンプして飛びついてたのを覚えてて、元気な人なんだなという印象があります」と市川について語った。また、同じ野木作品の『逃げるは恥だが役に立つ』の撮影中だという星野は、「未解決なこと」というトークテーマで「とあるダンスを踊らないといけなくてですね。それがちょっと、全然覚えれてなくて」と苦笑。「数日後に撮影があるんですけど、覚えなきゃいけなくて、それがまだかなり未解決で。前と同じなんですけど、ちょっと増えてるんです。なので、ちょっとこれはちゃんと練習しないとなという感じがありまして、頑張ります」と、"恋ダンス"のことを示唆していた。
2020年10月30日Uruが本日10月28日リリースとなるニューシングル『振り子』のミュージックビデオをオフィシャルYouTubeチャンネルで公開した。『振り子』はUruにとって9枚目のシングルで、主題歌を務める映画『罪の声』(10月30日公開)を何度も鑑賞し、映画のために書き下ろしたバラード。この曲についてUruは、「お話を頂き映画を拝見した時に、この作品に沿う主題歌とはどんな楽曲なのかとても考えました。深く体に染み込ませる為に何度も観て少しずつ形にしていきましたが、希望を描こうとすると浅薄な思考や言葉ばかりが浮かび、再び観る。その繰り返しで、映画の人物達の目線で何度も書き直しました。生きていると本当に様々な事がありますが、もし今、悲しみや苦しみの中にいて希望を見出せずにいたり、素直に涙を流す事が出来ずにいる方がいるのならば、この曲が『今悪い方へ振っているその振り子は、次は必ず光の方角へ振る』という希望になってくれることを願います」とコメントしている。また、プロデューサー那須田淳は、「原作小説の衝撃的な着想にひかれ、ふたりの主人公に小栗旬さん星野源さんを想い読み進めて4年経ち、Uruさんの主題歌をえたことで映画が完成しました。Uruさんとは、ドラマ『コウノドリ』でもご一緒しています。『コウノドリ』のテーマは『命』。彼女の歌と歌声には、その源のようなところに響く何かが感じられました」と語り、さらに「Uruさんとは何も打ち合わせすることなく、ただ映画を観て頂き、この楽曲を作ってもらいました。映画『罪の声』には様々な人たちの人生が宿っています。生きてきた証や夢や希望、どんな人生にも必ずある“生きているということ”の源にある何かを感じ取ってもらいたくてこの映画を作りました。その深淵に潜む何かを、Uruさんは『振り子』で、響きしみいる歌声と詞で浮かび上がらせてくれたような気がします。どんな人生も美しいことを教えてもらった気がします。映画の主題歌とはこういうことかと初めて聞いたときから今も繰り返して感動しています」と語っている。今回公開されたミュージックビデオは、現在YouTubeに公開されているミュージックビデオとライブ映像があわせて3700万再生を突破し、Uruの名を広く浸透させるきっかけとなった楽曲『プロローグ』でも監督を務める稲垣理美とのタッグで作成されたもので、本人がミュージックビデオに出演するのは『プロローグ』以来、約2年ぶり。『振り子』のタイトルとも共鳴するように切々と歌うUruの姿が印象的な内容となった。映画『罪の声』は、2016年「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得し、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士の小説「罪の声」が原作。フィクションでありながら、日本中を巻き込み震撼させ、未解決のまま時効となった大事件をモチーフに、綿密な取材と着想が織り混ぜられ、事件の真相と犯人像に迫るストーリーが“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティにあふれた物語が大きな話題を呼び、これまでに累計73万部を突破している。映画で、運命が交錯するふたりの男を演じるのは、小栗旬と星野源。ふたりが映画で初共演する事でも話題を呼んでいる。監督は、『ビリギャル』などの土井裕泰、脚本は、『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来!』などで土井監督とタッグを組み、『MIU404』なども手がけた野木亜紀子が担当する。発売されたシングルは、Uruにとって初の両A面シングルで、「Break」は、TVアニメ『半妖の夜叉姫』のために書き下ろされた楽曲。アレンジャーに気鋭のミュージシャンYaffleを迎えた時空を行き来するようなサウンドが印象的な新機軸のアップナンバー。カップリング曲にはwacci『別の人の彼女になったよ』のカバーソング、今年2月にデジタルシングルとしてリリースしロングヒットを続ける『あなたがいることで』のセルフカバーver.を収録。初回盤には、自身初の開催となったUru Online Live 2020「あなたと私」より『いい女』、『プロローグ』、『星の中の君』3曲のライブ映像と、小松菜奈が出演した事でも話題を読んだ『今 逢いに行く』のMVをブルーレイで収録。アニメ盤(期間限定盤)には、『Break』のTVサイズと、アニメのノンクレジットムービーがBlu-rayで収録。ともにトールサイズのデジパック仕様でリリースされる。『半妖の夜叉姫』 について、同作の佐藤照雄監督は、「『半妖の夜叉姫』のエンディングテーマとして、Uruさんから楽曲提供をしていただけると聞いた時にはガッツポーズ出ました!初めての出逢いは、『あなたがいることで』という楽曲でした。透明感のある歌声とテーマ性のある歌詞、そして、スッと寄り添う感じのメロディーがすごく作品とリンクしていて、非常に素敵なアーティストさんだな、と言う印象を抱きました。今回いただいた楽曲も、夜叉姫達キャラクターの想いが歌詞に綴られているようで作品を見ていくたびに歌詞が刺さって行く感じになれば幸いです!曲調も、Uruさんらしく聴く人を吸い込むようなメロディーと歌声、さらに力強さも相まって素敵なエンディングテーマになってくれること間違いなしです!たくさんの人たちにぜひとも聴いていただきたいです」とコメント。Uruは、「長い歴史があり、沢山の方に愛されているアニメ『犬夜叉』の新たなる物語『半妖の夜叉姫』のエンディングテーマを歌わせていただくことができ、とても光栄に思っています。日本だけでなく世界中で愛されているアニメで、私の曲が海を越えたどこかの国の誰かが聴いてくださっているかもしれないと思うと少し不思議な気持ちですが、『犬夜叉』の物語と、新しい『半妖の夜叉姫』の世界観を大切に曲を書かせていただいたので、アニメと共に愛される曲になってくれたらと思います」と語っている。『Break / 振り子』発売中初回生産限定盤[CD+BD]¥2,200(tax in)トールサイズデジパック仕様[CD]1. 振り子2. Break3. 別の人の彼女になったよ4. あなたがいることで Self-cover ver.5. 振り子 -instrumental-6. Break -instrumental-[BD]Uru Online Live 2020「あなたと私」1. いい女2. プロローグ3. 星の中の君4. 今 逢いに行く MUSIC VIDEO通常盤[CD]AICL-3949 ¥1,200(tax in)初回プレス:カラートレイ仕様[CD]1. Break2. 振り子3. 別の人の彼女になったよ4. あなたがいることで Self-cover ver.5. Break -instrumental-6. 振り子 -instrumental-期間生産限定(アニメ)盤[CD+BD]¥2,000(tax in)TVアニメ『半妖の夜叉姫』描き下ろしイラストジャケットトールサイズデジパック仕様[CD]1. Break2. 振り子3. 別の人の彼女になったよ4. Break [TV size][BD]TVアニメ『半妖の夜叉姫』ノンクレジットエンディングムービー映画『罪の声』10月30日(金)全国東宝系にて公開読売テレビ・日本テレビ系 TVアニメ『半妖の夜叉姫』毎週土曜夕方5時30分より放送中 ※一部地域を除く
2020年10月28日秋も深まり、肌寒い日が多くなってきた今日この頃。そんな季節には見ているだけで心が熱くなる、いまSNSでも話題の俳優たちの最新映画が続々公開される。この秋冬必見の3人をピックアップした。スーツ姿で大人の色気も…老舗テーラーを営む京都弁の星野源に注目未解決のまま時効になった実際の事件をモチーフとした映画『罪の声』より、主人公の一人である曽根俊也。京都で父親から受け継いだテーラーを営む曽根を演じるのは、世界トレンド1位に上がるなど大きな盛り上がりを見せていたドラマ「MIU404」で志摩役を熱演、音楽トーク番組「おげんさんといっしょ」や新春スペシャルドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(仮)など、いま最もお茶の間から熱い注目を集める星野源。曽根は、幼少時の自分の“声”が日本中を震撼させた事件に関わっていることを知り、戸惑いながらも真相に迫っていく。物語の行方はもちろん、グレーのジャケットやベストスーツをさらりと着こなし、いつにも増して大人の色気を漂わせる星野さん扮する曽根の姿にも注目。さらに、もうひとつ注目したいポイントが、星野さんが劇中で披露する“京都弁”。柔らかなイントネーションが特徴の方言だが、「セリフに感情が乗ると、ついイントネーションが変わって、テレビでよく耳にする“関西弁”に流れてしまうんですよね」と語り、慣れない方言に苦戦していた様子。もう一人の主人公であり未解決事件の真相を追う新聞記者・阿久津英士役を小栗旬が演じており、TVドラマ「コウノドリ」以来の共演となる2人の共演は必見。『罪の声』は10月30日(金)全国公開鍛え抜かれた身体で崖っぷちボクサーに!森山未來に注目映画『アンダードッグ』は、チャンピオンへの道から外れ、アンダードッグ(かませ犬)としてリングに上がり続ける崖っぷちボクサーの末永晃が、どん底から這い上がろうと必死にもがく姿を描く。泥臭くても立ち上がろうとする末永を演じるのが、俳優のみならずダンサーとしても国内外で活躍する森山未來。ボクサーを演じるにあたり、プロ顔負けのストイックなトレーニングに臨んだという。そんな森山さんの引き締まった身体に加え、持ち前の身体能力を生かした大迫力のボクシングシーンも見逃し厳禁。さらに、近年俳優としてますます注目を集める北村匠海が若きボクサー・大村龍太を演じ、森山さんに負けず劣らずの過酷なトレーニングを行ったという。芸人ボクサー・宮木瞬を演じる勝地涼とともに、三者三様の生き様を抱えた彼らの手に汗握る闘いは大迫力のスクリーンが似合う。『アンダードッグ』は11月27日(金)よりホワイトシネクイントほかにて前・後編同日公開。何でも作ってあげたくなっちゃう!“腹ペコ系”の林遣都に注目綿矢りさ原作×大九明子監督の“ゴールデンコンビ”の再タッグが実現、のん主演『私をくいとめて』には、TVドラマ「姉ちゃんの恋人」でも話題の林遣都が出演。脳内に相談役「A」を持つ、31歳おひとりさま・みつ子(のん)が、久しぶりに訪れた恋に戸惑いながらも一歩踏み出していくさまを描く。林さん演じる年下男子・多田くんは、みつ子が務める会社の取引先の営業マン。これまでみつ子とは直接的な接点はなかったが、偶然買い物中に彼女と遭遇したことがきっかけで、サシ飯に行くわけでもなく、時々みつ子の家に顔を出してはおすそわけしてもらった手料理を持って帰るだけ…という奇妙な関係に。予告映像では、みつ子の手料理を受け取りつつ、「黒田さん(みつ子)のお料理はいつもおいしいです」と母性本能をくすぐる言葉を放つ多田くんの姿が映し出され、SNSでは「可愛すぎる…」と早くも話題に。そんな多田くんに心を掴まれたみつ子と“大人の男”になりきれない多田くんによる、不器用者同士の“もどかしい恋”の行方は目が離せそうもない。『私をくいとめて』は12月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:罪の声 2020年10月30日より全国東宝系にて公開©2020「罪の声」製作委員会アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年10月27日塩田武士のベストセラー小説を、小栗旬、星野源らをキャストに迎えて映画化した『罪の声』が間もなく公開になる。本作は35年前に起こった未解決事件の真相を追うふたりの男と、当時の事件に直接的/間接的に関わった人々の人生を描いた作品だが、土井裕泰監督は単なる犯人探しに終わるのではなく、主人公ふたりの気持ちが重なり合っていくプロセスやドラマを重層的に描きたかったと語る。かつて、食品会社6社を標的にした一連の企業脅迫事件は、警察やマスコミが翻弄され、日本中をわかせる大事件になったが未解決のまま時効を迎えた。35年後、新聞社の文化部に勤務する阿久津(小栗)はこの事件を改めて調査する特別企画班に選ばれ、取材を開始する。同じ頃、京都の小さなテーラーを父から継いだ曽根(星野)は、父の遺品からカセットテープを発見する。そこには35年前に犯人グループが身代金の受け渡しに使用した子どもの声が吹き込まれており、その幼い声は……自分の声だった。実在の事件をモチーフに、未解決事件を追うふたりの男を描いた原作小説は発刊時から高い評価を得ている。「前半は阿久津と曽根がそれぞれ緻密に取材をしていく“点”の部分。それが後半になってつながって"線”になり、多様な人々の人生があぶりだされてゆくダイナミズムがこの小説の面白いところ」と分析する土井監督は、その一方で「あまりにも情報量の多い話なので、普通に脚本化してしまうと5、6時間の映画になってしまうんですよ(笑)。これを2時間強の映画にまとめるのは至難の技ではないかと。そこが最初の課題でした」と振り返る。『アンナチュラル』や『MIU404』など人気ドラマも手がける野木亜紀子が脚本を手がけることになり、土井監督たちは原作の要素を徹底的に整理し、物語の要素を的確に脚本に落とし込んでいった。「小説がモチーフにした実在の事件のことを知らない若い人もこの映画を観ると考えた時に、事件そのものを詳細に説明するよりは、あくまでフィクションを通じて“犯罪に巻き込まれてしまった子どもたちの人生とその顛末”をメインテーマに描くべきだと思いました。とは言え、緻密に編まれた原作の要素を単純に省略したり短くすればいいわけではないので、何かの要素を削除したら、そこに映画としての新たな文脈をイチから組み立て直す必要がありました。もちろん、事件の全貌を描く必要はないとは言え、そこに登場人物の過去があり、現在の姿があり……物語を構成するレイヤー(層)の数がすごいんですよ! これが重なり合ってひとつになった時にどんな色が見えてくるのかは、僕も最初から掴めていたわけではなくて、ひとつひとつ撮っていき、最後の最後にドキドキしながらひとつに束ねていきました」監督が語る通り、本作は、前半は新聞社で働く阿久津と、幼い頃の自分の声が脅迫に使われたことを知ってしまった曽根がそれぞれの立場で事件を追い、関係者の証言を集め、事件の真相に迫る姿が交互に描かれ、やがてふたりは行動を共にするようになる。「このふたりが主人公ではあるんですけど、彼ら、特に阿久津は35年前の事件に直接的に関わっているわけではないので、ふたりが単なる“ストーリーテラー”になってしまわないように気をつけましたね」しかし、本作は基本的に阿久津と曽根が関係者の話を集めてまわる物語だ。「そうなんです。話を聞くシーンが多いので意外に映画的な動きは少ないんですよ」このままでは主人公がただただ座って相手役の話を聞いているだけの平板な展開になってしまう。しかし、土井監督は“感情のアクション”を描くことで本作に躍動感をもたらしている。「ふたりが出会う人たちに心を動かされる。そういう意味でのアクションを起こせるのではないかと思ったんです。35年前の事件の話なので、証言者はだいたい50歳から70歳台の方が多くなる。そこで、僕がかつて映画やドラマで憧れていた俳優さん、かつてお仕事をさせていただいた方にもお願いして……キャスティングにはすごく注力しました」梶芽衣子、宇崎竜童、松重豊、古舘寛治、火野正平、正司照枝、佐川満男、そして宇野祥平……本作には土井監督の言葉を借りるなら「奥行きのある俳優」たちが集結した。「ほとんどの人物は点でしか描かれない。ほんの数分間の出演でその人の人生、生きてきた背景をセリフだけではなく感じさせなければならない。本当に難しいんですけど、それぞれ存在感に奥行きのある俳優さん達にやっていただけて本当に良かったです」次々に登場する名優たちの顔、細やかな動き、空気を受けて、小栗旬と星野源の心が揺れ動くのをカメラが捕らえる。さらにふたりが演じる阿久津と曽根の間にも友情にも似た感情が芽生えていく。「物語の中盤で阿久津は追う者、曽根は追われる者として出会うんですけど、やがてふたりの間には奇妙な友情が生まれる。そこはこの映画ですごく描きたかった部分で、通常のミステリーのように事件の原因と結果や、犯人をただ答え合わせしていくだけではなく、阿久津と曽根の気持ちが重なり合っていくプロセスだったり、阿久津が背負う“ジャーナリズムの意義とは?”というテーマを重層的に描きたかった。小栗さんと星野さんはタイプの違う俳優だと思うんですけど、お互いが過去を含めたこれまでの表現に対してとてもリスペクトし合っている感じがありました。ふたりともこれまで立ってきた場所が少し違うからこそ、俳優としてガチで向き合った時に自分たちに何が起こるのか? に興味を持っている感じがしたんです。劇中で初めて阿久津と曽根が出会うシーンが、ふたりの最初の共演シーンだったんですけど、その時点ですでに単なる“攻め/守り”ではないある種の共犯者的なシンパシーがあった。それが見えた時に『この映画は面白くなりそうだな』という感触を得られましたね」過去の事件に改めて光をあてることが正しいことなのか迷いながら取材を続ける記者と、知らぬ間に事件に加担していたのではないかと悩むテーラーの男は奇妙な友情を築きながら事件の真相に迫っていく。それぞれが調べていった事実=点はやがて線になっていく。しかし、土井監督は「最後に謎解きをして、最終的にすべてのことが腑に落ちて終わるだけの話にはしたくなかった」という。「描くべきは、事件に巻き込まれてしまった子どもたち=無垢の加担者の人生に起きてしまったことです。この物語の入り口はミステリーで始まるのかもしれないけれど、出口では、あらゆる年代の人たちがそれぞれ自分なりに様々な余韻を抱えて劇場を後にする。そんな映画にしたいと思いました」事件の真相が明らかになったとしても、事件に巻き込まれてしまった人々の過去や痛みが消えるわけではない。知らぬまに事件に加担させられた子どもたちはどんな人生をおくってきたのだろう? もし事件がなければ、どんな人生が待っていたのだろうか?「僕は情報を伝えるメディアで30年以上仕事をしてきましたが、いま改めて小さな声の人たちの声を、市井の人たちの日常に埋もれている声みたいなものをエンターテイメントのかたちを借りて届けることが自分のすべきことなんじゃないかなと感じています。それは、劇中で阿久津が記者としての新たな矜持にたどりついたことと非常に近いなと思ったんです。そういう意味でも、この映画にいま関わることができてよかったと思っています」本作はかつて起こった事件をモチーフに描きながら、そこに生きた人々、事件を背負ってこれからも生きていく人々の"小さな声”を繊細なタッチで描いている。『罪の声』10月30日(金)ロードショー
2020年10月26日軽井沢星野エリアの日帰り温泉施設「星野温泉 トンボの湯」(以下、トンボの湯)は、新サービス「ひとり占め足湯」をスタート。期間は、2020年11月16日(月)から2021年3月19日(金)まで。古くから愛される“美肌の湯”大正4年に開湯以来、“美肌の湯”として親しまれてきた「トンボの湯」は、与謝野晶子や北原白秋など文人墨客から愛されたことでも知られる、歴史深い源泉かけ流し湯。その“とろみ”のある湯ざわりは、疲れた身体と共に心まで癒してくれると、軽井沢の観光スポットとしても人気を集めている。“ひとり占め”できる足湯サービスそんな「トンボの湯」の温泉を使用した新サービス「ひとり占め足湯」は、その名の通り、“ひとり占めできる”足湯サービスを指す。会場となるのは、「トンボの湯」の前に広がる、森に囲まれた自然豊かな広場。ひとりひとつ足湯桶が提供されるため、“お一人様”でも気軽に足湯を楽しめるのが特徴だ。のんびり“ポカポカ”&ホットドリンクもまた湯温が下がる頃合いをみて、足湯の温泉をスタッフが入れ替えてくれるため、心地の良い温かさをゆっくりと堪能できるのも嬉しいポイント。さらにサービス利用者には、スパイシーなシナモンをきかせたホットドリンク「ホットアップルサイダー」も、ひとり一杯プレゼントされる。【詳細】「ひとり占め足湯」サービス期間:2020年11月16日(月)~2021年3月19日(金)時間:13:00~13:45、14:00~14:45、15:00~15:45、16:00~16:45場所:軽井沢星野エリア星野温泉 トンボの湯前の広場住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148料金:1,091円+税内容:足湯一式、足ふき用タオル(レンタル)、ドリンク定員:各回6名予約:公式サイトより当日11時までに要予約備考:雨天・降雪時は中止
2020年10月25日おとな向け映画ガイド今週の公開作品から、さまざまな人間模様の3本をご紹介します。ぴあ編集部 坂口英明20/10/25(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は27本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。とても多い週です。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『罪の声』『とんかつDJアゲ太郎』『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』の3本。中規模公開とミニシアター系の作品が24本です。その中から、3本を厳選し、ご紹介します。『罪の声』35年前、日本を揺るがした未解決の怪事件。その犯人像に迫った塩田武士のベストセラー小説を映画化しています。TV『逃げるは恥だが役に立つ』などの脚本・野木亜紀子と監督・土井裕泰らヒットメーカーたちが集結。小栗旬と星野源がダブル主演という、自信のキャスティングです。京都で小さなテーラーを営む男性が、父の遺品から一本のテープを偶然見つけます。そのテープには、子供の頃の自分の声による、あの事件の脅迫電話が残されていました。まさか、知らない間にあの事件に関わっていた……? 彼は家族に内緒でテープの謎を調べ始めます。テーラー役を演じているのが、星野源です。同じ頃、大阪の新聞社がこの事件を再調査しはじめます。発生当時の状況を知るベテラン記者はすでに現場を離れ、取材を担うのは、テーラーの男性と同世代の記者です。これが小栗旬。このふたりが、迷宮入りの犯罪を地道な聞き込みで調べまわるうちに出会い、闇の中から事件の真相をつかみます。小栗旬と星野源、いい感じ出してます。小栗の役は、スクープのためなら非情にもなるという新聞記者でなく、人間としての暖かさもあるキャラクター。星野は本来の明るい個性を抑え、自分の過去に思い悩む市井人を演じています。ふたりをとりまく俳優陣も納得の顔ぶれ。ある役者さんの登場では、思わず「おー、そう来たか」とうれしくなってしまいました。これぞおとなが満足できるエンタテインメントです。『パピチャ 未来へのランウェイ』パピチャ、というのは、アルジェリアのスラング。“愉快で魅力的で常識にとらわれない自由な女性”を意味するそうです。これは、アルジェリアの1990年代、政府軍と複数のイスラム主義反政府軍が戦う「暗黒の10年」といわれた内戦の時代に、希望ときらめきをうしなわなかった女性たちの物語です。首都アルジェ。ヒジャブという布で頭や体を覆う服装を強要するポスターが街中に貼られています。ドライブをすれば検問にひっかかります。それが政府軍によるものか、反政府かもはっきりせず、運が悪ければ、殺される。男尊女卑、宗教的な制約、性差の抑圧で息がつまりそうです。でも、ファッション・デザイナーを夢見る主人公の女子大生、ネジュマは負けません。彼女の楽しみは、深夜、女子寮をぬけだして郊外のナイトクラブへ踊りに行くこと。白タクのなかで着替えをし、カセットでお気に入りの音楽をかけます。クラブでは、自分がデザインした手作りのドレスを売り、夢の実現への努力も怠りません。自由にファッションを楽しもうとするネジュマたちは、男性だけでなく、原理主義者の女性からも非難の的です。そんな中で、彼女は女子寮で、あるファッションショーを企てるのですが……。弾圧されても、パワフルにカラフルに、自分の人生を切り開いていこうとする女性たち。アルジェリア出身の女性監督ムニア・メドゥールの自伝的な作品です。それをヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞を受賞した注目の若手女優、リナ・クードリが熱演。本国での上映は見込みが立っていないそうです。『愛しの母国』中国の建国70周年を記念して作られた、国威発揚のための宣伝映画、といわれると、ついスルーしちゃいますが、世界の巨匠チェン・カイコーが総合監督で、いまや世界第2位の映画大国、中国を代表する監督たちが7つの歴史的瞬間というエピソードをそれぞれ受け持ち、つむいだオムニバス、となると興味がわきます。しかも、いわゆる上から目線でない庶民視点が特徴の、温かい内容になっています。役者も豪華です。例えば、「前夜(1949年・建国式典)」は、式典会場の国旗自動掲揚装置を開発し、当日の準備に奔走する科学者が主人公です。演じているのは、『西遊記〜はじまりのはじまり』のコメディ役者ホアン・ポー。「初恋(1984年・ロス五輪)」は、女子バレーボールチームが決勝進出し、全中国が注目した当日、上海の下町で、電気屋の少年は、白黒テレビのアンテナ調整の仕事の手伝いで大わらわ、引っ越してしまう初恋の女の子へのプレゼントがわたせない……とか。人気者グォ・ヨウが主演した「Hello 北京」は北京五輪がテーマ。グォ・ヨウはタクシー運転手。会社のくじで開会式のプラチナチケットを手に入れ……、という下町人情劇。監督は『クレイジー・ストーン』などブラック・コメディの名手、ニン・ハオです。そして、チェン・カイコーが監督した「流れ星」というエピソードは中国の宇宙プロジェクト「神舟」計画がテーマです。内モンゴルの兄弟が、神舟11号の高原への帰還を目撃する話。かれらを見守る老人役がティエン・チュアンチュアン監督。役者として出演しています。中国の巨匠ふたりのコラボです。もちろん国として都合の悪い話はでてきません。核開発、香港返還などのエピソードもあくまで中国の視点。ですが、日本の戦後の写し鏡のような庶民の物語にはとても共感できます。首都圏は、10/30(金)から池袋・グランドシネマサンシャインで1週間限定公開。
2020年10月25日星野源扮するおげんさんが登場する音楽番組「おげんさんといっしょ」の第4弾の放送が決定。11月3日(火・祝)よる10時から1時間25分の生放送で帰ってくる。東京・渋谷のおげんさんの家から、高畑充希(おとうさん)、藤井隆(長女・隆子)、宮野真守(おげんさんちのねずみ)ら異色の豪華メンバーと共にゆる~く届ける音楽番組「おげんさんといっしょ」。2017年5月に初回が放送され、昨年10月の第3弾では「#おげんさんが」Twitterのトレンド世界1位を獲得するなどSNSで大きな話題に。今年5月には、おげんさんファミリーのパペット人形が出現し、家族たちは別々の場所からのリモート出演するという「おげんさんと(ほぼ)いっしょ」が放送された。そんな中本日正午、突如ねずみの公式Twitterが更新。「はじめちゃった。 誰かフォローして くれないかな~( C・>」というツイートがされ、Instagramを開設。ファンからは「何かあるのかな~」「ということはそろそろ……」「なにかやるの~??」と期待のコメントが続々寄せられていた。そして「おげんさんと(ほぼ)いっしょ」からおよそ半年。今回ついにおげんさんファミリーが勢揃いする第4弾の放送が決定した。おげんさんと司会進行のねずみに加え、おとうさんや長女といったおなじみのレギュラー家族だけでなく、今回集結する「おげんさんファミリー」にも期待だ。「おげんさんといっしょ」第4弾は11月3日(火・祝)22時~総合にて生放送。(cinemacafe.net)
2020年10月23日映画『罪の声』(10月30日公開)の公開直前イベントが都内で行われ、小栗旬、星野源、土井裕泰監督が登場した。同作は塩田武士の同名小説の実写化作。新聞記者の阿久津英士(小栗)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。久々に観客を前にして、「また皆さんの前に立ってあいさつができるというのは幸せ」(小栗)、「ものすごい、温度を感じます。客前というのは楽しいなと改めて思いました」(星野)と噛み締めている様子。映画での初共演となったが、小栗は星野について「優しくて物腰の柔らかい感じはずっと変わらず。ただ最近は自分がオファーをしたんですが、"旬"と呼んでくれるようになった」と明かし、星野も「かなり仲良くなりました」と交流を深めていた。作品に因んで「罪だと思うこと」について聞かれると、小栗は「星野源ボイスは、"罪の声"ですよね」としみじみ。「なんかこう、気持ちを穏やかにさせる、そういう声の持ち主ですよね」と表すと、星野は「旬もすごいハスキーボイスじゃないですか。テレビを通した時には気付いてなかったけど、隣で話をする時に、本当に胃のあたりが震えるというか。お腹のあたりに響く感じがあって、いい声だなと思いましたね」と互いに褒め合う。土井監督は「なんという罪な男かと」とライブなどでの星野の声について表しつつ、「(2人の)ラジオを聞いてたんですよ。この人たちの厨二みたいな感じが、本当に罪だなと思った」と会場を笑わせていた。自分の声について、小栗は「自分の声ですか? いい声してるな〜って思いますね」とにやり。星野は「僕はやっと、この5年くらいで好きになってきましたね。声が高くてパンと張る歌が好きで、そういう声の人に憧れがあったので、割とぼそっとした低めの声があまり好きじゃなかったんですけど、音楽や演技で褒めていただいたるするようになってから、好きになってきました」と明かした。イベントでは、声の周波数を分類して分析したという「声診断」にも挑戦。小栗は「監督やプロデューサー、経営者などのポジションにも向いてる」、星野は「冷静な面と情熱的な面を持つ万能タイプ」、土井監督は「愛の人」と診断された。さらに、すべての要素を出す「フルボイス」を出すため、「魂を込めて」とのアドバイスを受けて挨拶。その場で診断結果が表示され、2人とも見事バランスの取れた声を出していた。
2020年10月22日ディーゼル(DIESEL)が展開するディーゼル アート ギャラリーは、イラストレーター、ジュン・オソンの国内4年ぶりとなる大型個展「ディスタンス(D_I_S_T_A_N_C_E)」を2020年10月30日(金)から2021年2月4日(木)まで開催する。イラストレーターのジュン・オソン、国内4年ぶりの個展ジュン・オソンは、広告やアニメを中心に、装丁や挿絵、グッズデザインなどジャンルを問わず幅広く活動するイラストレーター。過去には星野源グッズデザインやビームスコラボもこれまでに、星野源「POP VIRUS」のツアーグッズデザインや、NHK Eテレ「あはれ!名作くん」の作画、メトロ文化財団「東京メトロマナーポスター」のイラスト、テレビ朝日「激レアさんを連れてきた」のイラストなど様々な方面で活躍している。また、ビームス(BEAMS)やズッカ(ZUCCa)ともコラボレーション。近年では、北京の情緒美術館でも個展を開催した。“人との距離”を念頭に置いた新作アート今回開催される「ディスタンス」では、“人との距離”を念頭に制作された、巨大作品を含む20点以上の新作ペインティングを展示。体育座りでスマートフォンを眺める犬やヘッドフォンを着けてくつろぐ様子、ゲームをする様子などを描いたポップでウィットに富んだアートワークの数々が登場する。また、作品展示に加え、会場では展覧会限定フィギュアやTシャツ、缶バッジなどの関連グッズを販売する。【詳細】ジュン・オソン「ディスタンス(D_I_S_T_A_N_C_E)」会期:2020年10月30日(金)~2021年2月4日(木)会場:ディーゼルアートギャラリー住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti ディーゼル 渋谷 B1FTEL:03-6427-5955開館時間:11:30~21:00(変更になる場合あり)入場料:無料■展覧会限定グッズ発売日:2020年10月30日(金)展開場所:ディーゼルアートギャラリー、公式オンラインストア・フィギュア 赤色 8,000円+税、彩色版 10,000円+税※フィギュア 彩色版は11月下旬~発売予定・Tシャツ(M / L / XL / XXL) 6,000円+税
2020年10月19日「4年ぶりの続編ですから、新垣さんも“ちゃんとみくりに戻れるか”と、最初は少し緊張していたようです。でもいざ始まると、心配は無用でしたね」(ドラマ関係者)来年1月に放送が決定している、新垣結衣(32)主演の大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のスペシャル版。’16年10月期に放送され、最終回では20.8%の高視聴率を記録しているだけに、待望の続編にファンは大喜びだ。「今回も星野源さん(39)の楽曲『恋』がドラマを盛り上げてくれますから、ファンにはたまらないはず。TBSは『半沢直樹』や『わたしの家政夫ナギサさん』が大ヒットした勢いもあって、いま、局内はイケイケムードです。来年もお正月から『逃げ恥』でスタートダッシュをかけようと気合が入っています」(TBS関係者)本誌は先週号で、その撮影現場の様子を伝えているが、またもや新たな撮影現場に遭遇。そこには……ガッキーの姿が!新垣が現れたのは、横浜にある大手ベビー用品店。傍らには夫・津崎平匡役の星野の姿も見えた。新型コロナウイルスの感染対策のためだろう、撮影の合間にはお互い距離をとって雑談もせず、静かに監督の指示を聞いている様子だったが、いざ本番の撮影が始まると……。店内を歩き回り、商品をうれしそうに眺める2人の姿は、「みくりと平匡さんが帰ってきた」と興奮せずにはいられないものだった!「続編は、“妊娠”や“産休”などのテーマが描かれている原作の10巻、11巻をもとにした内容。連ドラ最終回の2年後から物語が始まります」(前出・ドラマ関係者)実は今回のスペシャルは急に決まったと、ある芸能関係者。「出演者に『逃げ恥スペシャルが決まった』との連絡があったのは9月の頭です。そして10月1日にクランクインとなりました。通常、ドラマの出演は撮影開始の2~3カ月前に決まりますから、今回は超異例のスケジュール。撮影開始時点で台本がまだ完成していなかったほどで、10月6日になってようやく完成したと聞いています」そんなバタバタのスケジュールのなかでも、スタッフや出演者がほぼ前回と変わらないこともあって、撮影は初日からスムーズにいい雰囲気で進んでいるという。さらに、久々の再会を祝したガッキーからの差し入れも、現場の士気を高めているとか。「現在ドラマの現場では、感染拡大防止のため、食べ物の差し入れは禁止されています。そこで新垣さんはカード型の携帯用空気清浄器を出演者やスタッフ100人分プレゼントしてくれたんです!その心遣いに一同感激しています。さっそく首からかけて撮影に挑んでいますよ」(別のドラマ関係者)「女性自身」2020年10月27日号 掲載
2020年10月16日横浜の飲食街が、仕事終わりのサラリーマンらで活気づき始めていた夕方6時ごろ。ある路地裏には、「立ち止まらないようにお願いします」というスタッフの声かけにもかかわらず、足を止める人で4~5人ほどの人垣が。パン、パンと手をたたく音が辺りに響く。のぞき込むと、輪の中心で音頭を取っていたのは、星野源(39)だった。よく見ると、星野の周りは男ばかり。古田新太(54)、藤井隆(48)、大谷亮平(40)という、あのドラマメンバーが一堂に会していた!4年前に一世を風靡した『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の続編がスペシャルドラマとなって来年1月に帰ってくることが先日発表されたばかりだが、その撮影が始まっていたのだ。「『逃げ恥』は回を重ねるごとに視聴率が伸び、最終回の平均視聴率は20.8%に到達。エンディングでキャストが踊る“恋ダンス”も話題になり、YouTubeで1億回再生を記録したほどでした。前作では脇役の石田ゆり子さんまで再ブレークしましたし、そのオリジナルメンバーたちが帰ってくるだけで高視聴率は約束されたようなものです」(テレビ局関係者)新作では、新垣結衣(32)演じるみくりと星野演じる平匡が、結婚を決めた“その後”を描く。目撃した星野ら4人は、前作では全員同じ会社の同僚役だった。仕事終わりの一杯、のシーンだろうか。星野の“気合入れ”で始まった撮影は、和やかそのものに見えた。ドラマ関係者も現場の様子をこう語る。「その日は藤井隆さんが現場入りしたとき、星野さんや古田さんが、スタッフと一緒にタオルを広げて、着替えをガードしてあげる気づかいを見せていました。そのときに『カンチョ~!』みたいなことをしてじゃれ合っていて。藤井さんがお尻を押さえて、『それはダメだよ~』と絶叫していましたよ。仲がよくて、ほほ笑ましかったです。ガッキーや石田ゆり子さん(51)は現場にいませんでしたが、女性陣がいたらあの“男子ノリ”は見せられないかもしれないですね。大谷さんだけは、そこに加わらず、涼しい顔で見ていましたが(笑)」現場の見物人の人垣は、みるみるうちに10人以上に膨れあがり、ドラマの人気の高さがうかがえた。星野自らがラジオで語ったところによると、台本は「とても面白いです」。そこに和気あいあいのチームワークが加われば……。“ムズキュン再び”の期待は増すばかり!「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月09日来年1月放送予定の「逃げるは恥だが役に立つ」スペシャルドラマの撮影が10月初旬にクランクインしたことが分かった。今回、一足先に津崎平匡役の星野源がクランクインし、その数日後に森山みくり役の新垣結衣が続き、ようやく2人が揃った。撮影に向けて髪を切り、原作さながらにみくりになった新垣さんは、最初は少し緊張気味の様子だったそうだが、リハーサルから2人の息はピッタリ。モニターを囲むスタッフも「みくりと平匡だ…!」と思わず笑みがこぼれたとか。続いてほかのメインキャストも続々とクランクインし、久しぶりの再会に喜んだキャストたち。撮影初日から笑いの絶えない現場となっているという。また、今後も新キャストやレギュラーキャストが続々とクランクイン予定だ。新垣さんは「クランクイン初日はセリフが一言しかなくて、それでちゃんとみくりに戻れるか心配だったのですが、監督や平匡さん(星野源)にも『とてもみくりさんだった!』と言ってもらえて安心しました。平匡さんも変わらず平匡さんで『戻れるものなんだな…』と」と撮影に入った感想を述べ、「あれから『逃げ恥』の世界も4年の月日が経ち、みくりと平匡がまた新たな問題に立ち向かっていくので、その姿をぜひ楽しんでいただきたいです。そして、お正月の息抜きとちょっとした希望になれたらいいなと思います」と視聴者へメッセージを寄せた。一方、星野さんは「4年経ってどうなるかと思っていましたが、戻れるものですね。僕は一足先にクランクインしていましたが、みくりさんと会って改めて始まったな、戻ってきたなと感じました」と心境を明かし、「初日は古田(新太)さんと藤井(隆)さんと一緒だったのですが、相変わらず笑うのを我慢するのに必死で、そこのシーンも期待していて欲しいです」と見どころを語っている。本作は、2016年10月期に放送した「逃げるは恥だが役に立つ」の新春スペシャルドラマ。契約結婚から生まれた恋を経て、みくりと平匡がついに本当の結婚を決めた連続ドラマのその後が展開。原作の10巻と11巻を基に、引き続き野木亜紀子が脚本を担当する。新春スペシャルドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(仮)は2021年1月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年10月06日『COCOONMovie!!』初日舞台挨拶が6日にBunkamuraシアターコクーンで行われ、松尾スズキ、大竹しのぶ、宮沢りえ、小池徹平、中井美穂(MC)が登場した。同企画はシアターコクーン過去作品の収録映像蔵出し上映会となっており、芸術監督の松尾がこの20年間シアターコクーンで上演した作品の中から3作品(『女教師は二度抱かれた』『キレイ-神様と待ち合わせした女-』『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』)、初代・芸術監督である串田和美作品(『もっと泣いてよフラッパー』)、二代目・芸術監督である蜷川幸雄作品(『下谷万年町物語』)、松尾が“演劇を始めたころの素朴な喜び”を求めプロデュースした二人芝居『命、ギガ長ス』と、その創作過程を追った WOWOWオリジナル・ドキュメンタリー『ノンフィクションW 松尾スズキ 人生、まだ途中也』を上映する。『女教師は二度抱かれた』に出演した大竹は、「とにかく阿部(サダヲ)ちゃんとか大人計画の方のお芝居がびっくりで、毎日楽しいんですけど、大人計画の方って舞台ではあんなに思い切ったことなさるくせに普段はすごい喋らなくて、おとなしくて。恥ずかしがり屋なのかよくわからないところがある」と振り返る。「私は誕生日だったんですけど、普通は稽古場でハッピーバースデーとかやるのに何にもなく終わっちゃって。そうなんだって思ったら帰りにプロデューサーの方が『しのぶさん、お誕生日おめでとう』ってケーキをくれて、『そんならみんなで言ってくれたらいいじゃんか!』と言ったのが思い出です」とエピソードを披露した。さらに大竹が「『松尾さん、お誕生日おめでとうくらい言ってださいよ』と言ったら、『僕はそういうの苦手なんで』と言ってそれからずっと変わってないです」と訴えると、松尾は「その後からやるようになりました」と苦笑。また、同作には星野源が出演し音楽も務めたが、大竹は「すごくいい、覚えやすいし独特なメロディ」と星野の楽曲を称賛する。「源ちゃんも繊細な方でした。みんな繊細だからいやになっちゃいます。でも大好きなんです」とラブコールを送った。
2020年10月06日林遣都が、10代最後に発売した1st写真集「Clear」から約10年ぶりとなるファン待望の書籍「林遣都 作品集THREE TALES」を自身の30歳の誕生日となる12月6日(日)に発売。「一番の喜びである演じている瞬間というものを切り取っていただきました」とのコメントも到着した。2007年に映画『バッテリー』で鮮烈なデビューを飾って以降、日本映画・ドラマを牽引する人気俳優となった林さん。最近では、NHK連続テレビ小説「スカーレット」での好演や、ギャラクシー月間賞を受賞したリモート撮影の「世界は3で出来ている」で一人三役を演じて話題を集め、カンテレ・フジテレビ系10月期連続ドラマ「姉ちゃんの恋人」、舞台「フェードル」への出演が相次いで発表。さらに、映画『譲られなかった者たちへ』『私をくいとめて』『恋する寄生虫』『犬部』の公開も控え、いま乗りに乗っている俳優の代表格。今回、撮影を務めたのは、あいみょん、星野源、「BUMP OF CHICKEN」、米津玄師、菅田将暉など人気アーティストのミュージックビデオやCM、映画など数多くの映像作品を手掛ける新進気鋭の監督・写真家、林響太朗。「Mr.Children」の「Your Song」のMVでも林さんと組んでいる。書籍の制作にあたり、3つのオリジナルストーリーを作成し、映画を撮るように「俳優・林遣都」を写真で切り取るという、映像監督ならではの切り口で構成、どこか映画的で、心を掴まれる唯一無二の書籍が誕生する。林さんは「応援してくださっている皆様への感謝の思いと、俳優という職業、お芝居に対する思いをこの作品集に込めました。またご一緒したいと切に願っていた林響太朗さんに快く引き受けていただき、一番の喜びである演じている瞬間というものを切り取っていただきました。手に取ってくださった方々の日常に少しでも彩りを与えられたら嬉しいです。30代、より一層精進して参りますので、引き続き応援よろしくお願い致します」とコメント。林監督からも「撮影当日、お互いに多くは語らず、静かに、直向きに魅せてくれました。いつまでも、撮り続けたくなるような、そんな時間が永遠に続いていました。同じ苗字同士、同世代の作り手同士として強く、響くものを作れたと感じています」と、手応えを感じさせる言葉が到着した。3つのストーリーで役者・林遣都を切り取る。短編映画を観たような読後感≪Chapter1≫透明感・自然体を写真で表現する、ある30代男性の休日を切り取ったストーリー30代の独身男性の休日を切り取った物語。読者は独身男性の休日を覗き見している気分に。林さんが演じる男性は、クールで我関せずな無骨さと、好きなことにはこだわりを持ち大切にする信念を持ち合わせた、林さんのイメージにぴったりな男性像。ナチュラルなたたずまいや空気感、細やかな仕草を身近に感じられる内容になっている。やわらかな自然光の下、飾り気のない表情のなかに凛々しさも覗かせる。≪Chapter2≫あるとき思い立って車でふらっと遠くに出かける、そんなひとときをモノクロで描いたストーリーあるときふと思いついて、そんなに深く考えずに、ひとりで海に行く男性を描いた物語。ここでは内面描写をせずに、無機質で乾いた世界をモノクロで表現。林さんは気取らない、野性味がある性格の男性を演じ、男っぽさ溢れるビジュアルが特徴。こちらの章から抜粋した解禁スチール(2)は奥行きある構図のバランスが絶妙。どこまでも続いていそうな真っ直ぐな道と、広がる空。そして、前を見つめる視線の先に一体何があるのか、その先が気になる1枚となっている。≪Chapter3≫大切な何かを失い、それを求め、そして、また取り戻すまでをカラフルな世界観で描いたストーリー夏と冬のひととき、色鮮やかなライティングが際立つ、無国籍のような湿度のあるカラフルな世界観で、「何か」を求める情熱的な男性像を描く。他の章とは違った色っぽい演出で大人の男性を林が演じる。解禁スチール(3)が物語るように、ガラッと雰囲気が一変。じっとりとした高温多湿の雰囲気は、写真からもその熱気が伝わってくるよう。なにかを探し求めるような面差しは、等身大の男性の色気が感じられる。3つの物語は、過去、林遣都が出演したどの作品にもあてはまらず、どれも新しい視点で作り上げられており、演じるキャラクターの印象も新鮮。写真集という言葉には収まらない、一つにとどまらない表現方法の可能性を追い求めた新しい書籍の形。デビューから堅実にキャリアを重ねてきた林さん。どこか少年時代の面影を感じるたたずまいが印象的だが、今回発表された作品集では今までのイメージを良い意味で裏切る、等身大の一面が引き出された仕上がりになっている。「林遣都 作品集THREE TALES」は12月6日(日)より発売。価格:2,500円+税(text:cinemacafe.net)
2020年10月05日10月30日(金)に公開を控える映画『罪の声』のスペシャル映像とメイキングスチール8点が一挙公開された。本作は、2016年『週刊文春』ミステリーベスト10で第1位、第7回山田風太郎賞を受賞するなど、各方面から絶賛の声が寄せられている塩田武士の同名小説を原作としたミステリー。日本中を震撼させた未解決事件をモチーフに、徹底した取材と着装を織り交ぜた原作を小栗旬主演で映像化する。小栗は、35年前に日本で発生した企業脅迫事件の真相を追う特別企画班に選ばれた新聞記者・阿久津英士を演じる。一方で幼少時の自分の“声”が事件に使われた脅迫テープに吹き込まれたことを知ってしまう、もう一人の主人公・曽根俊也の複雑な感情を表現するのは、マルチに活動する星野源。映画初共演となるふたりは運命に導かれるように出会い、過去に翻弄されながらも真実へと立ち向かっていく。監督は『いま、会いにゆきます』や『ビリギャル』など、感動作を次々とヒットさせた土井裕泰。脚本を『逃げるは恥だが役に立つ』で土井監督、そして星野とタッグを組んだ野木亜紀子が担当する。「重版出来!」などで土井監督とタッグを組み、「アンナチュラル」や「MIU404」も手掛けた野木亜紀子が担当。さらに、松重豊や古舘寛治、市川実日子、宇崎竜童など、実力派俳優陣が集結した。彼らの人間ドラマを、Uruが本作のために書き下ろした主題歌『振り子』が彩る。今回公開されたスペシャル映像は、9月下旬からWOWOWにて放送されていた3種類。本編映像とメイキング映像を盛り込む形で編集されたスペシャル映像を見れば、いち早く『罪の声』の世界観を体感できる。小栗と星野も出演し、映画の感想や見どころ、互いの印象について語る場面も。さらに、併せて公開されたメイキングスチールでは、そんな製作の裏側を映し出している。小栗が英語で台詞を読むイギリスでの撮影場面や、役に真剣に取り組む星野、ふたりが監督と台本を熱心に読み合わせる場面など、ここでしか見られないスチールばかりとなっている。『罪の声』スペシャル映像◆声をめぐる謎篇◆製作の舞台裏篇◆映画を彩るキャスト篇『罪の声』10月30日(金)全国東宝系にて公開
2020年10月01日日本中を震撼させた未解決事件をモチーフにした小説を、小栗旬と星野源が共演し、野木亜紀子脚本で映画化する『罪の声』。この度、映画の内容を先取りできるスペシャル映像とメイキングスチールが公開された。公開された映像は、9月下旬からWOWOWで放送された3種類のスペシャル映像。新聞記者・阿久津英士(小栗さん)は、未解決事件の真相と謎の犯人グループを追い、幼少時の自分の“声”が事件に使われていたことを知ってしまった曽根俊也(星野さん)もまた、その真相に近づいていく。映像では、映画のシーンはもちろん、メイキング映像や小栗さんと星野さんのインタビューも使用されており、映画の内容を大幅に先取りすることができる。声をめぐる謎篇製作の舞台裏篇映画を彩るキャスト篇さらに映像と併せて公開されたスチールは、英語を駆使して演じた小栗さんのイギリスでの撮影場面や、テーラー役に真摯に取り組む星野さん、監督と台本を熱心に読み合わせる2人など、製作の裏側が写し出されている。『罪の声』は10月30日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:罪の声 2020年10月30日より全国東宝系にて公開©2020「罪の声」製作委員会
2020年10月01日俳優やシンガーソングライターとして活躍している松下洸平(まつした・こうへい)さん。その端正な顔立ちと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな松下洸平さんのインスタグラムについて、さまざまな情報をご紹介します!松下洸平のインスタに『スカーレット』の共演者が戸田恵梨香や伊藤健太郎との写真を公開松下洸平さんが、2020年3月28日にインスタグラムを更新。連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)で共演した、女優の戸田恵梨香さんや伊藤健太郎さんと撮影した写真を公開し、大きな反響が寄せられました。同作で十代田八郎役を演じた、松下洸平さん。同作の最終回を迎えたこの日、松下洸平さんはインスタグラムでこのようにつづっています。大阪から信楽へ、23歳の夏。あれから30年。数え切れない出会いと別れを繰り返し、まだ人生は続きます。生きています。ご覧頂いた全ての人に感謝します。十代田。十代田くん。十代田さん。ハチ。ハッチー。ハレンチさん。八郎さん。八郎。ハチさん。先生。お父ちゃん。30年間演じるとこんなにも沢山の呼び名が生まれるんですね。これが朝ドラ。はぁ愛おしい。最後までご覧頂き本当に!!ありがとうございました!!!!kouheimatsushita_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 松下洸平(@kouheimatsushita_official)がシェアした投稿 - 2020年 3月月27日午後4時32分PDTこの投稿に対し、ファンからは次のようなコメントが寄せられました。・優しくてめっちゃ色気のあるハチさんが大好きです!・『スカーレット』を見て、心の底から洸平ファンになりました。・『スカーレット』は私の朝ドラベスト3に入ります!それくらい大好きな作品でした。松下洸平のインスタは魅力的な写真がいっぱい!フォロワー数は?松下洸平さんのインスタグラムには、ほかにも魅力的な写真が多数投稿されています。2020年9月現在、フォロワーは26万人以上と大人気で、更新を楽しみにしているファンも多いようです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 松下洸平(@kouheimatsushita_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月19日午前12時05分PDT この投稿をInstagramで見る 松下洸平(@kouheimatsushita_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月27日午前5時04分PDT この投稿をInstagramで見る 松下洸平(@kouheimatsushita_official)がシェアした投稿 - 2020年 4月月1日午前5時16分PDT この投稿をInstagramで見る 松下洸平(@kouheimatsushita_official)がシェアした投稿 - 2020年 2月月12日午前1時26分PSTまた、共演者との写真もたびたび投稿しており、ファンの目を楽しませています。 この投稿をInstagramで見る 松下洸平(@kouheimatsushita_official)がシェアした投稿 - 2020年 3月月22日午前6時51分PDT この投稿をInstagramで見る 松下洸平(@kouheimatsushita_official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月3日午前6時59分PDT この投稿をInstagramで見る 松下洸平(@kouheimatsushita_official)がシェアした投稿 - 2020年 6月月21日午前2時17分PDT この投稿をInstagramで見る 松下洸平(@kouheimatsushita_official)がシェアした投稿 - 2019年12月月25日午前2時16分PST松下洸平はドラマのインスタでもかっこいい!松下洸平さんは、出演した作品の公式インスタグラムにもたびたび登場しています。こちらは、2020年10月放送のドラマ『東京タラレバ娘2020』(日本テレビ系)の公式アカウント。同作で、松下洸平さんは朝倉理一役を演じます。 この投稿をInstagramで見る スペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』【公式】(@tarareba_ntv)がシェアした投稿 - 2020年 9月月25日午後8時07分PDT この投稿をInstagramで見る スペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』【公式】(@tarareba_ntv)がシェアした投稿 - 2020年 9月月20日午後7時57分PDT この投稿をInstagramで見る スペシャルドラマ『東京タラレバ娘2020』【公式】(@tarareba_ntv)がシェアした投稿 - 2020年 8月月27日午後8時01分PDT次は、同年6~9月にかけて放送されたドラマ『MIU404』(TBS系)に出演した時の松下洸平さんです。同作の第2話で、松下洸平さんは加々見崇役を演じました。 この投稿をInstagramで見る 『MIU404』DVD&Blu-ray 12/25発売決定!(@miu404_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 6月月19日午後2時06分PDT この投稿をInstagramで見る 『MIU404』DVD&Blu-ray 12/25発売決定!(@miu404_tbs)がシェアした投稿 - 2020年 6月月30日午前2時34分PDT松下洸平ってどんな人?2008年から、自作曲に合わせて絵を描きながら歌う『ペインティング・シンガーソングライター』としてライブ活動をスタートした、松下洸平さん。同年に、シングル『STAND UP!』でCDデビューしました。2009年にブロードウェイミュージカル『GLORY DAYS』で初舞台を踏んだことをきっかけに、「どうしても芝居を続けたい」という思いが大きくなり、音楽活動を一時休止。舞台やミュージカルを中心に、役者としての活動をスタートします。2012年には、ドラマ『もう誘拐なんてしない』(フジテレビ系)でドラマに初出演。以降、ドラマ『もう一度君に、プロポーズ』(TBS系)や『カラマーゾフの兄弟』(フジテレビ系)、『捜査会議はリビングで!』(NHK BSプレミアム)、『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(フジテレビ系)、『スカーレット』、映画『Bの戦場』など、数々のドラマや映画で魅力的な演技を見せています。松下洸平さんのこれからの活躍も応援しています!松下洸平 プロフィール生年月日:1987年3月6日出身地:東京都血液型:A型身長:175cm所属事務所:キューブ2008年から、自作曲に合わせて絵を描きながら歌う『ペインティング・シンガーソングライター』としてライブ活動をスタート。同年に、シングル『STAND UP!』でCDデビューする。2009年にブロードウェイミュージカル『GLORY DAYS』で初舞台を踏んだことをきっかけに、「どうしても芝居を続けたい」という思いが大きくなり、音楽活動を一時休止。舞台やミュージカルを中心に、役者としての活動をスタートした。2012年には、ドラマ『もう誘拐なんてしない』でドラマに初出演。以降、数々のドラマや映画に出演している。松下洸平は朝ドラ『スカーレット』に十代田八郎役で出演戸田恵梨香とのツーショットに「お似合い!」[文・構成/grape編集部]
2020年10月01日第7回山田風太郎賞を受賞した塩田武士の同名小説を映画化した『罪の声』の完成報告会見が9月29日、都内で行われ、本作で映画初共演を果たした小栗旬と星野源が出席した。主演を務める小栗は「オファーをいただいた時点で、(共演は)星野源さんとうかがい、キャラクターにぴったりだなと思いましたし、参加しない手はないなと」と出演を“即決”したことを明かした。昭和最大の未解決事件をモチーフに、新聞記者と事件関係者の男性ふたりが出会い、事件に翻弄されながら、その奥に眠る真実に向かって力強く進む姿を描く。小栗は35年以上前に起き、時効を迎えた劇場型犯罪の真相と謎の犯人グループを追う記者・阿久津英士を熱演。一方、星野はその事件において、幼少期の自分の“声”が脅迫に使われた事実を知ってしまう曽根俊也を繊細に演じた。小栗から「ぴったり」の太鼓判を押された星野は、「この役を小栗君が演じるんだと聞き、とてもフレッシュだなと思った。阿久津は普通のおじさんなんですよ(笑)。挫折を経験した、ぱっと見くたびれた小栗君を見たいなと思った」と回想。この発言に、小栗は「はい、普通のおじさんです!」と笑いを誘った。約1年半前に撮影された映画本編は、先日完成したばかりだといい、「本当に飽きることなく、グッと心をわしづかみにされてしまった。少し複雑なストーリーですが、見事に力強いエンターテインメントとして完成し、見終わった後には『あれは何だったんだろう』とか考える時間も作ってもらえれば。それも含めて楽しめる」(小栗)、「2時間を超える作品ですが、誇張ではなく、あっという間で最後まで飽きなかった。過去の事件を扱っていますが、今を生きている僕らに刺さるものがあるんじゃないかと。愉快犯という言葉がありますが、実際には愉快な犯罪なんてないと感じた」(星野)と強い手応えを示していた。会見には原作者の塩田氏、メガホンをとった土井裕泰監督(『いま、会いにゆきます』『映画 ビリギャル』)が同席。塩田氏は「試写室で拝見し、打ちのめされた感覚が忘れられない。待ちに待った重厚で、本格的な社会派作品が生まれ、胸が熱くなった」と感激しきり。映画には松重豊、火野正平、宇崎竜童、梶芽衣子らベテラン俳優も多数出演しており、土井監督は「毎日毎日、すごい俳優さんが来てくださって、半日1日の出演でも存在感がすごかった。いい意味で緊張感を保っていた」と振り返っていた。取材・文・写真=内田涼『罪の声』10月30日(金)全国東宝系にてロードショー
2020年09月29日映画『罪の声』(10月30日公開)の完成報告会が東京・国際フォーラム ホールCで行われ、小栗旬、星野源、土井裕泰監督、塩田武士(原作者)が登場した。同作は塩田武士の同名小説の実写化作。新聞記者の阿久津英士(小栗)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。印象的だったシーンについて聞かれると、小栗は「高田聖子さんが演じている被害者の友達が、俊也に話すシーンがあるんですけど、そこがこの作品の中で自分が最初に『うわあ、すごいなこのシーン』と思って、とても気に入ってるシーンです」とピックアップする。また星野は「橋本じゅんさんのシーンは、現場でもテンションがすごかったですよね。『もうちょっとおさえてください』というくらいにやってて。あれでもじゅんさんはおさえてやってたんですよ」と思い出し笑い。『罪の声』出演で「『MIU404』という作品の1年半くらい前にじゅんさんとご一緒していた」と明かした星野は、「じゅんさんのシーンはとってもキーマンなんです。あの人がいなかったらも、しかしたらこの映画は途中で終わってるんじゃないかというくらいのキーマンなんですけど、めちゃくちゃおっちょこちょいで迂闊なので、そこをぜひ楽しみに見ていただけると、違った面白さが出てくるんじゃないかなと思います」と語った。小栗はそんな星野の回答を聞いて、「僕らがあげた2人(高田&橋本)は、劇団☆新感線ですね」と共通点に気づく。星野も「そうですね。やっぱり劇団☆新感線はすごいですね」と同意していた。
2020年09月29日映画『罪の声』(10月30日公開)の完成報告会が東京・国際フォーラム ホールCで行われ、小栗旬、星野源、土井裕泰監督、塩田武士(原作者)が登場した。同作は塩田武士の同名小説の実写化作。新聞記者の阿久津英士(小栗)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野)は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった。1500人の会場が無観客となり、小栗は「ある種、ぜいたくなところにいさせていただいていますが、やっぱりお客さんが入っている姿を早く見たいですね」、星野は「僕もずっと舞台をやってきた人間なので、お客さんがいっぱいいる景色を早く見たいですが、こういう風に集まれただけでも感激しているというか、とても嬉しいです」と光景を噛み締める。4年前からオファーされていたという小栗は「曽根俊也というキャラクターは星野源さんでと聞いて、ぴったりだなと思いましたし、原作を読ませてもらって、この作品に参加しないという手はないなと感動しました」と振り返る。同じく星野も「阿久津を小栗くんでやりたいと思ってるんだという話を聞いた時にすごく面白いなと思って。原作を読ませていただいたときに、小栗くんがこの役をやるんだというのがフレッシュ。普通のおじさんなんですよ。人間味あふれるというか」と印象を明かし、「挫折を経験していて、人の気持ちをちゃんと見れる人で、でもパッと見くたびれているおじさんであるという感じを小栗くんがやるんだ、早く見たいなと思いました」と語った。ドラマ『コウノドリ』で少し共演経験はあったものの、映画で初タッグとなった2人。試写を見終わった後には、星野が「小栗くんと電話して、『土井さんすごいね』という話を2人でしました」というくらい仲を深めたという。小栗は「普通に星野源さんの音楽を聞かせてもらって、ファンみたいな気分でいました。共演する前にも何度かお会いする機会があったんですけど、いっつもちょっとしたファン心理みたいな感じで、ただただ会えることを喜ぶみたいな感じだった」と告白する。今回共演に至り「いろんな時間を過ごさせてもらって、星野さんを知っていけて、今では時々食事なんかもできるようになっているのは嬉しい出会いだったと思っています」と思いを表した。星野は「共通の知人が何人かいて、飲みの場とかご飯の場で会っていたので、いわゆるしらふの状態で話をすることがなかなかなかったんですよ。僕はあんまり飲まないけど飲みの場はすごく好きで、ワイワイ状態の小栗くんしか知らなかったんですけど、現場でどうなんだろうなと思って楽しみにしていた」と振り返る。さらに「役に対してまっすぐ丁寧に向き合っていて、現場にもそっといる感じの人。僕も同じタイプなので、2人でぼそぼそずっと話をしているような、そんな待ち時間だったんです。その会話がすっごく楽しくて、一気に好きになりました」と笑顔に。小栗も「僕もとっても好きになりました」と答え、星野は「ありがとう」と相思相愛の様子だった。
2020年09月29日新垣結衣と星野源が共演し社会現象を巻き起こしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が新春、スペシャルドラマとして帰ってくることが決定。バラエティ番組「ぴったんこカン・カン」にて発表された。今回のスペシャルドラマでは、契約結婚から生まれた恋を経て、みくり(新垣さん)と平匡(星野さん)がついに本当の結婚を決めた、連続ドラマの“その後”が描かれる。脚本は、海野つなみによる原作の10巻と11巻を基に、連続ドラマから変わらず野木亜紀子が担当。新垣さんと星野さんの2人に加え、百合ちゃん役の石田ゆり子や、大谷亮平、藤井隆、成田凌らお馴染みのメインキャスト陣も再集結する。ドラマプロデューサーは、今回のスペシャルドラマについて「2016年に放送いたしました連続ドラマから時を経て、結婚生活3年目に入ったみくりさんと平匡さんの2019年から2020年の一年以上を描きます。テーマは『がんばれ人類!』。大きく出たテーマの意味と、お正月にふさわしい、ご家族みんなで、楽しんで、考えて、泣いて、笑っていただけるようなスペシャルドラマになるよう全力で制作いたします。そして、『恋ダンス』は、もちろん・・・!?」とその内容に少し触れた。2016年10月期に放送された「逃げるは恥だが役に立つ」は、「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公みくりが、恋愛経験のない独身サラリーマンの平匡と、仕事として契約結婚。「夫=雇用主」、「妻=従業員」の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、徐々にお互いを意識しだすというラブコメディドラマ。放送時は、回を重ねるごとに視聴率が右肩上がり、最終回では平均視聴率20.8%を記録(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)。エンディングでメインキャストが踊る“恋ダンス”も大きな話題に。さらに今年5月には、未公開シーンや未公開カットを新たに加えた特別編を放送。SNSが大いに賑わい、当時の放送から4年経っても根強い人気を保ち続けていることを証明した。新春スペシャルドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(仮)は2021年1月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年09月25日じっとりとした暑さを吹き飛ばす、スカッと爽快な夏ドラマ――取り分け今回のクールでは、これまであまり扱われてこなかった職業にスポットを当てた“お仕事ドラマ”が、その存在を際立たせていたように思います。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が厳選!この夏の名作をふり返って、ご紹介していきましょう。豪華ゲストとの演技対決に思わず身震い……!機動捜査隊の名コンビを描いた「MIU404」24時間というタイムリミットの中で犯人逮捕に全力を懸ける初動捜査隊を舞台に、警察ドラマ史に残る新たな名コンビが誕生!行動力と運動神経はピカイチだが刑事の常識に欠ける伊吹(綾野剛)と、常に先回り思考で道理を見極めていく志摩(星野源)。真逆とも言える性格の二人が、時に衝突しながらもあうんの呼吸で犯人を追いかけていく姿が何ともシビれる一作でしたね。また、彼らが追う事件のキーマンとして毎話登場するゲスト勢がとにかく豪華でビックリ!2018年1月期に同枠で放送された「アンナチュラル」とのコラボレーションや、「King Gnu」井口理さんのドラマデビューなど、毎回あっと言わせる仕掛けが散りばめられていました。中でも、物語の鍵を握るヒール役として登場した菅田将暉さんとの演技対決は圧巻で、息つく暇のないめくるめく展開――裏の裏をかいた犯人追跡劇は、非常に見応えがありましたね。我々の安全を一番近い場所から見守ってくれている機動捜査隊というお仕事、その裏側を垣間見ることができる学びあるドラマだったと言えるでしょう。踏ん張って生きているすべての人へ――「私の家政夫ナギサさん」が送る愛あるメッセージ働き盛りで仕事に一直線、しかしながら家事と恋には不器用な主人公・メイ(多部未華子)が、ひょんなことからおじさん家政夫(大森南朋)を雇うことになるハートフルラブコメディ。「できるなら、家事より仕事に時間を使いたい」「恋愛にパワーを使う余裕がない」といったリアルな声を余すことなく体言してくれるメイの姿に、共感した視聴者も多かったのではないでしょうか。本作ではタイトルの通り、ナギサさんが担う家政婦という職業の効率的家事代行サービス導入の魅力が余すことなく描かれているほか、メイが勤める天保山製薬のMR=医薬情報担当者という職業についても丁寧に描かれていましたね。病に悩む患者さんたちを薬の力で救うべく、病院と医薬品卸会社の間を日に何度も行ったり来たり…。他社と競合した薬については、プレゼン資料を念入りに作成し、時に講演会の開催なども行う多忙ぶり。彼ら同様、毎日を踏ん張って生きているすべての視聴者へ向け、ナギサさんが「人を頼ってもいいんだよ」と愛ある笑顔で包んでくれるとても温かな作品となりました。薬が与える、身体そして心への大きな影響とは?いまこそ見るべき「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」薬といえば、調剤薬局ではなく、病院内で働く薬剤師にスポットを当てた新しい視点の医療ドラマ「アンサング・シンデレラ」も忘れては語れません。石原さとみさん演じる葵は、医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくとも、患者が“当たり前の毎日”を過ごすため、些細な声に耳を傾けて院内を駆け回る病院薬剤師――医薬品全般における豊富な知識を生かし、医師の処方箋に基づく調剤や服薬指導、医薬品の管理・販売を行うのが仕事です。わずかな行き違いが大きな事故を生む治療の現場において、医師の出す処方箋に唯一異議を唱えることができる最後の砦ともいえる薬剤師の押印。病を患い、心細く不安を覚えた患者ひとりひとりの心に寄り添う真摯な姿は、コロナ禍のいまだからこそ、改めて胸に刻むべき人間の力、心の傷への処方箋というべき一作ではないでしょうか。以上、夏の名作“お仕事ドラマ”3選でした。高まる続編への期待と合わせて、是非チェックしてみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)
2020年09月14日スタッフに導かれながら、引き締まった表情で撮影現場へと向かっていくのは星野源(39)。その姿からは緊迫した様子がにじみでていた――。8月末日のこの日、星野と綾野剛(38)がW主演を務めるドラマ『MIU404』(TBS系)の最後の撮影が行われていた。初回から毎週視聴率2桁をキープするなど好調の本作だが、その裏では9月4日放送の最終回数日前まで撮影が行われる綱渡りの状態が続いていたようだ。「コロナ禍によって、第3話の途中で撮影が休止に。放送は約2カ月遅れの6月下旬にずれ込み、撮影スケジュールも大幅変更を余儀なくされ、撮影期間は予定の2倍となりました」(TBS関係者)コロナ禍での撮影について星野はこう明かしている。《撮影をしているときは“信頼できる仲間がいる”と思えることがとてもうれしくて。その思いは、撮影休止期間が育ててくれたものだと思っています》(6月26日「クランクイン!」)早朝から始まった撮影が終わったのは午後11時過ぎ!「クランクアップ後、星野さんは『2月18日にクランクインしてから、半年以上。皆さん本当にお疲れさまでした』と涙を浮かべながら挨拶をしていました」(前出・TBS関係者)万感の思いを胸に打ち上げも盛大に行われたかと思いきや、感染防止への配慮で行われなかったという。しかし、“最高のサプライズ”が用意されていた。「最後は星野さん、綾野さん、麻生久美子さん(42)3人のシーンだったのですが、出番のなかった九重役の岡田健史さん(21)と陣馬役の橋本じゅんさん(56)が駆けつけたんです。まさかの全員集合に星野さんと綾野さんも大喜びしていたそうです」(前出・TBS関係者)粋な“打ち上げ”で大団円を迎えた本作。最終回放送後、SNSでは続編を望む声も殺到している。「『MIU』は石原さとみさん(33)主演で好評だった『アンナチュラル』(TBS系)の脚本家から、主題歌を担当した米津玄師さんまで同じ座組で現場の結束も固い。星野さんら出演者同士も『また集まろう』と話していたといいます」(前出・TBS関係者)綾野も続編への意気込みをこう語っている。《スペシャルドラマなのか、映画なのか、どんな形にせよ、このチームでもう1度みなさんにサプライズを届けられたら最高です》(9月2日「NIKKEI STYLE」)星野と綾野の“黄金コンビ”はまだまだ日本を騒がせそうだ。「女性自身」2020年9月22日号 掲載
2020年09月10日