「食事をしたあとは、なるべく早く歯磨きをしたほうが、歯の健康のためにいい」そう考えている人は多いはず。しかし、それは間違いである可能性があります。そこで、テレビや雑誌などでも活躍中の医師・ジャーナリストである森田豊さんに話をうかがいました。食後30分以上経ってから歯磨きをする「食後すぐの歯磨きは、実は歯に深刻なダメージを与えることが判明しています」と、森田さんはいいます。「それは、アメリカの総合歯科学会(AGD)の研究です。歯の外側にはエナメル質、内側にはエナメル質より柔らかく虫歯が進行しやすい象牙質(デンティン)という層があります。AGDの研究では、象牙質のサンプルを被験者たちの口内に装着し、それぞれ異なったタイミングで歯磨きを行い、腐食度合いを観察しました。その結果、食後30分以内に歯を磨いた被験者の口内で、象牙質の腐食が確認されたのです。さらに、20分以内に磨いた被験者でも腐食具合は著しく増していました。しかし、食後30分~1時間経ってから磨いた人たちには、ほとんど腐食がみられなかったのです」(森田さん、以下同)なぜ、食後すぐに歯磨きをしてしまうと、象牙質(デンティン)の腐食しやすくなってしまうのでしょうか?「AGDの学長・ハワード・ギャンブル医師によると、“食後すぐに歯を磨くと、食べ物に含まれていた酸を歯のより深い部分へ、より早く浸透させることになる。今回の研究により、歯磨きによって歯の腐食が促進されてしまうのは、食後30分以内ということがわかった”そうです。忙しい現代人は“食後30分も待っていられない”という人がほとんどでしょう。しかし、歯の腐食を防ぐには、少なくとも食後30分経ってから歯磨きをするほうがいい、ということは覚えておいてください」特に仕事をしている人なら、朝食後にすぐ歯磨きをして出勤、昼食後に休憩時間が終わる前までに…。と、食後30分も待っていられないかもしれませんが、歯のことを考えると、食後30分待てる工夫を考えてみるほうがよさそうです。歯磨き後のすすぎは回数少なめでいい?さらに森田さんは、歯磨き後のすすぎに関しても、よくある間違いがあるといいます。「歯磨き後、たいていの人は何回も口をすすぐでしょう。しかし歯磨き後の口の“すすぎ”は1回でいいのです。その理由は『フッ素』にあります。フッ素は、ほとんどの歯磨き粉に含まれている、虫歯予防や歯を丈夫にするはたらきがある成分です。フッ素入り歯磨き粉を使うと、歯はフッ素のコーティングに包まれます。しかし、このフッ素コーティングは、短時間では歯に沈着しないため、長時間保持する必要があります。ですから、フッ素が沈着する前に何度も口をすすぐと、フッ素のコーティングがはがれてしまうのです。だから口をすすぐのは1回がいいというわけです」森田さんがすすめる口のすすぎ方は以下の通り。(1)歯磨き後、口に含んでいる歯磨き粉を吐き出す(2)水を口に含み、30秒程度ブクブクすすぐ(3)水を吐き出して終了すすぎに必要な水の量は、コップ1cm程度(10ml)だそうです。また、冷たい水だと歯にしみる人は、ぬるま湯でもいいのだとか。歯は楽しい食事をするためにも、とても大切な存在だから、日ごろから念入りにケアをする人は多いでしょう。ですが、ケア方法を間違ってしまうと、余計に歯にダメージを与えてしまいかねないので、ご注意を。(文・奈古善晴/考務店)
2018年02月11日市の歯科検診や、幼稚園の歯科検査では、毎回「問題なし」のハンコをもらってくる娘。まぁまだ5歳だし、ちゃんと毎日念入りに歯磨きしているから大丈夫よね、とたかをくくっていました。そんな時、幼稚園のお友達が歯の痛みを訴えたので歯医者デビューするというお話をききました。結果虫歯ではなく、歯磨き指導と家庭ではできない高濃度のフッ素を塗布してもらったという話をきき、歯は一生ものだし、うちもしてほしいなと思い、この度はじめての歯医者さんに行ってきたのですが…。自信満々で行った歯医者さん…結果はクロでした…(衝撃の事実)。健診などで問題なしと言われているからといって余裕をかましていましたが、一度歯医者さんに診てもらうと安心です。虫歯がなければ問題なしですし、もしあれば治療するのは少しでも早いに越したことはありません。また、さまざまな媒体によって子どもたちには「歯医者さんは怖いもの」というイメージが植え付けられていることもあると思います。うちの場合もそうで、はじめは行くのをすごくためらっていました。が、小児歯科だったということもあり、あちらも「歯医者さんを嫌がる子ども」の扱いにも慣れており、最初に検査や治療に使う道具をひとつひとつ手に触らせたりして、どのように動いてどのような働きをするのかをくわしく教えてくださったおかげで、恐怖感を抱かずに治療することができました。治療が最後まで終わった後には、家庭用のジェルなどよりも高濃度のフッ素を電気で歯に染み込ませる処置を行い(こちらは実費ですが、行った院では、1,000円でしていただけました)、次は3か月ごとの定期健診に来てくださいね、ということになりました。そして、もう虫歯にならないように、メリハリをつけた飲食を心がけようと思いました。
2018年02月02日風邪やインフルエンザが流行っているこのシーズン。ご自宅で手軽に予防してみませんか?部屋に出しておきたくなるスタイリッシュなパッケージでありながらプロも認める実力派除菌アイテム「JAMESMARTIN(ジェームズマーティン)」は、こんな時にひとつあると心強いもの。ますはシリーズのハンドソープを使って、基本の手洗いから初めてみませんか?■予防手洗い基本の「き」風邪やインフルエンザ予防の基本の「き」。予防においてまず大切なこととして認識されている「手洗い」ですが、実はその正しい手順と方法を知らないという方も多いのでは?1・両手を流水ですすぐ2・ハンドソープで手の甲→指の間→指先→爪→手首をしっかり洗う3・ふく4・きっちり消毒までしましょう「ジェームズマーティン薬用泡ハンドソープ」なら、一日に何度も手洗いをする飲食店スタッフの手を守るために開発された商品だから殺菌消毒に優れているのはもちろんのこと手肌と同じ弱酸性で保湿成分もたっぷり。その後は、有名レストランのキッチンでも愛用されていて、なんと15秒で除菌が完了するともうたわれている「ジェームズマーティンフレッシュサニタイザー」でしっかり除菌することで、予防手洗いの基本の「き」が完了します。予防手洗いの基本のきが完結する 「ジェームズマーティン薬用泡ハンドソープ+除菌用アルコールスプレーボトルセット」 は今なら食器用洗剤とスポンジのオマケ付き。ぜひこんな嬉しいセットでできるお手軽予防で、この冬家族みんなで元気に過ごしてくださいね。【ご紹介したアイテム】 ⇒ ジェームズマーティン薬用泡ハンドソープ+除菌用アルコールスプレーボトルJAMESMARTIN 2,517円(税込) 暮らしのはなし
2018年01月26日こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。歯磨きって、幼児の時にちょっとでも痛い思いをしてしまうと、嫌がって歯を磨きたがらなくなってしまうことがあります。痛いことってやっぱり嫌なものだと認識してしまいがちなので、「やだ!やらない!」なんてことになってしまいがちです。今回は、子どもに歯磨きを仕掛ける方法 を紹介したいと思います。●なぜ、歯磨きが嫌になってしまうの?歯磨きが嫌いになってしまう理由の大半は、『痛さ』です。子どもの口の中を見るとお分かりになると思いますが、歯より歯茎の方が広め です。そのため、歯を磨いている時に歯ブラシが歯茎をこすってしまうことがあります。これが意外と痛いんです。くちびると歯茎をつないでいる『小帯』と呼ばれる部分に歯ブラシなどの固い物が当たると、飛び上がってしまうくらいの痛さを感じる 子もいます。お母さんの膝枕で歯磨きをしていたとしても、早く終わらせようとするがために、力が入りすぎてしまうこともあり、やはり痛みに繋がってしまうのです。●歯磨きテクニックと歯磨きスキンシップ歯磨きを嫌がるので、お菓子やテレビやスマホのゲームなど気をそらして歯磨きをさっとしているという話を聞くことがありますが、痛くしないことと、スキンシップを組み合わせると歯磨きを成功させることができます。歯磨きテクニックを使う時は、お休みで時間があるときに行うようにする と慌てることがないのでうまくいきます。無理強いすることは歯磨き嫌いをさらに嫌いにさせてしまいますので、その点には注意しましょう。●【歯磨きテクニック】・小帯に歯ブラシがあたらないように指でガードする・歯は歯ブラシで、歯茎は濡らしたガーゼなどで拭く・歯ブラシをこまめに優しく動かして、磨いている状態を手鏡で見せる使う歯ブラシの目安は、ブラシ部分が子どもの前歯2本分です。それ以上の幅が長いと、当たる部分が多くなり、痛い思いをさせてしまうことになります。歯ブラシを購入するところから一緒にやってみましょう。●【歯磨きスキンシップ】子どもに「歯磨きをしよう」と言っても「やだ!」という返事しか返ってこないことがあります。このような時は、怒ってしまうのは逆効果です。スキンシップをしながらやる方が習慣づけにもなります。・子どもを抱きながら「なぜ歯磨きをしたくないのか」を聞いてみる・お母さんの歯磨きを子どもにさせてみる(歯磨きごっこ:親と子が逆転してみる)・スモールステップで進む(できたらハグやほおずりなどのスキンシップをする)例:口を開ける→お母さんに歯を見せる→歯を1本だけ触らせる→濡れたガーゼで歯を拭かせる→歯を1本だけ磨く→部分的(前歯だけなど)に磨く→全部磨く怒ってしまう気持ちをスキンシップに変えたら、子どもの態度も変わってきます。親に構われることが大好きですから徐々にできるようになっていきます。----------歯磨きって、いったん嫌ってしまったら小学校に上がっても嫌がってやらなくなってしまいます 。ですから、なるべく小さいうちに嫌いを克服して、習慣づけができるようにしたいものですよね。忙しいとイライラから怒ってしまいますよね。これは逆効果になりますので、最初は時間のあるときをスタートにしましょう。そこから徐々に進めていきます。たいていは、スタートさせたら一気に「全部磨ける」まで到達します。(途中で叱りや、無理強いをしないことがポイントです)笑いながら楽しんで「歯磨きイヤ!」に対処していきましょう。【参考書籍】ほめるとき、叱るとき、諭すとき、最強の子育て思考法著:和田秀樹●ライター/桜井涼
2017年11月23日小学校入学前後に子どもの歯は生え替わり始めます。歯が抜けた後は永久歯が生えますが、永久歯が育っているか、また生えた永久歯が虫歯になっていないかの確認をすることが、大事な永久歯の虫歯予防となります。生え替わり時期に気を付けるべきことについてまとめました。生え替わり期の受診が必要な理由乳歯は20本、親知らずを除く永久歯は28本あります。生え替わりは小学校入学前後から始まりますが、全てが替わるまでにはおおむね12歳くらいまでかかります。永久歯の数が生まれつき少ない「先天性欠如」や、あごの中で十分に育たずに生えてくる「形成不全」が、どちらも子どもの10%前後に見られます。さらに、通常より歯の多い「過剰歯」のケースもあり、歯並びや歯の育成に関わってきます。発生する原因は分かっていませんが、こういったことは見た目では分かりません。発育状況を確認するために、生え替わり時期には歯科を受診することが大切になります。生え替わり期の手入れのポイント生えたばかりの永久歯は未成熟で抵抗力が弱く、虫歯になりやすいです。永久歯が成熟するまでには3年程度かかると言われます。成熟するまでの期間は、大人が仕上げ磨きをしっかり行うことがとても重要です。仕上げ磨きをの方法は、膝の上に子どもの頭を乗せ、仰向けに寝かせます。鉛筆のように歯ブラシを持ち、シャッシャッと音がなる程度の軽い力で磨きましょう。虫歯になりやすい前歯の横の第1臼歯は特に念入りに行います。口の横から歯ブラシを入れて小刻みに動かすのがコツです。奥歯は生えたことに気付かないことも多いですが、下の前歯が向けたら奥歯も生え始めるサインと考え意識して見てみましょう。仕上げ磨きをのポイントは、・リビングなどの明るい場所で行う・磨いている間は呼吸しづらいので、短い休憩を何度か挟む・歯間の歯垢はデンタルフロスを使って取る間食は虫歯の最大の要因ですので、食べさせる場合は回数を決めだらだら食べさせないことです。乳歯の虫歯は放置せず、治療した上で歯磨き習慣をつけましょう。歯ブラシと歯磨き粉について生え替わり期の歯の高さは異なり歯並びがデコボコしているため、磨き残しが増えます。奥歯まで届く長さで、ヘッドの小さい子ども用歯ブラシを選びましょう。表示は「6~12歳」「生え替わり期用」などと書いてあるものが目安です。毛先が開いたり毛のコシがなくなったりした歯ブラシで磨いても効果がありません。使用して1ヶ月程度を目安に交換しましょう。歯磨き粉はフッ素配合のものが虫歯予防に有効です。歯磨き後に口をすすぎ過ぎるとフッ素の効果が薄れてしまうため、多めの水で1回程度で済ませるようにしましょう。今は歯科医がコンビニより多いと言われるほど、街のあちこちにありますね。昔は歯科医には歯が痛くなったら、虫歯になったら行くというイメージでしたが、今は予防や矯正などで定期的に通う方がほとんどです。歯の健康はとても大切です。子どもの内から歯を磨く習慣と歯科医に通う習慣をつけ、きれいな歯を保ちたいですね。
2017年10月05日生後二ヶ月から始まる、怒涛の予防接種ラッシュ!夏に生まれたベビーは、そろそろ予防接種のスタート時期なのでは?ママも、初めてのことだとハラハラドキドキしますよね。最初は、針を刺され泣く我が子が可哀想でわたしの方が泣いてしまいそうになるほど…。しかも、我が子は二人とも副反応で発熱しているため、予防接種の度に毎回ドキドキしています。そんな我が家の、予防接種を受ける際に気をつけていることをご紹介します!1・予防接種スケジュールの確認!初めての予防接種は数も多く、受けられる期間が決まっているものもあります。まず、ママとしての仕事はスケジュールの管理と確認。「同時接種するの?定期接種のみ?任意接種もするの?」など、知れば知るほど疑問はたくさん出てきます!そこで、まずは予防接種を受ける小児科を決めましょう♪かかりつけ医を決めることは、子どもの健康と成長を見てくれるお医者さんがいるという、とっても心強いもの。予防接種に関しては病院の方針も様々なので、受ける前に予防接種スケジュールの相談をしてみるといいと思います。スケジュールを相談した上で、《同時接種or単独接種、定期接種、任意接種》をどうするかはママ次第!しっかり勉強して、きちんと理解した上で、どう予防接種を受けていくのか決めましょう。2・当日は簡単に着脱できる服装を♪予防接種当日は、簡単な診察を受けてから行います。胸の音を聞いたりするために服を脱いでの診察。また長袖の場合は腕を出す必要があります。このときにまごまごしてしまうと、子どもも不安に…。さっと脱げて、さっと着られる服を選んでいきましょう♪3・授乳は30分前までに予防接種のワクチンには、注射と経口投与があります。授乳期の赤ちゃんは、授乳のタイミングを見て行うといいでしょう。経口投与のワクチンの場合、予防接種の時には『もうすぐお腹空いちゃう!』くらい前に授乳を終わらせておく方が◎。というのも、ギリギリに授乳させておくと、お腹いっぱいで経口投与ワクチンを飲まなかったり、せっかく飲んだワクチンを吐き戻しちゃう!なんてことも…。注射の場合はワクチン吐き戻しの心配はありませんが、注射で泣きすぎて吐いちゃったりするので、やはり接種の30分くらい前に終えておくのをオススメします。いずれも、バタバタしていると子どもが不安になってしまうもの。余裕を持って授乳を済ませ、ママ&ベビーの気持ちが落ち着いた状態で行えるといいですね。4・接種後は、すぐ帰らない!予防接種の激しい副反応は、30分以内出ることが多いそう。そのため、接種後は急いで帰らずに、そのままなるべく院内、もしくはすぐに病院に戻れる場所に居ましょう!その後はどこか寄ったりせず、まっすぐお家に帰って休ませてあげてくださいね♪5・接種後2〜3日はゆっくり休んで♪まだまだ小さな体で免疫をつけるため頑張る赤ちゃん。接種後2〜3日はグズグズ不機嫌になることも。できれば無理なお出かけはせずに、ゆっくり過ごしてあげてください♪また発熱はしていないか、接種部位が赤く腫れて硬くなっていないか、食欲はいつも通りか、など様子をしっかり確認してあげてください。熱が高すぎる、なかなか熱が下がらない、腕がすごく腫れているなど、心配な時はすぐ病院に伝えて診てもらってくださいね♪我が子たちの、副反応体験談上の子が3ヶ月、予防接種2回目の時のこと。接種した日の夕方頃から、子どもの体がなんだか熱い!熱を測ると38.3度。何度測っても、38度台から下がらず…。これは予防接種の副反応かもしれない…と思いつつも、初めての発熱なため心配でたまらず翌朝病院へ。接種部位が赤く腫れて硬くなっていたのもあり、「副反応の発熱でしょう。」と言われました。3日目には熱は下がり、腕の腫れや赤みも治まりました。その後、3回目の予防接種でも同じように発熱し、3日目には解熱。このときは、肺炎球菌の接種による副反応だったようです。下の子も同じく3ヶ月の時、2回目の予防接種にて、翌朝38.4度の発熱!上の子の経験があるため、腕の腫れや赤みが同じ様子だったので自宅安静していたところ数日目には解熱し、腫れや赤みも治まりました。その後、3回目でも同じようになりました。同時接種のため、何の予防接種が原因なのかは分かりませんでした。同じ予防接種でも体調によって副反応が出たり、出なかったり。1度熱が出たからといって、2度目も必ず熱が出るとは限らないそう。子どものよっても、副反応はでやすい子、そうでない子がいると思います。同時接種だと1日何本も一気に予防接種を打つこともあり、大丈夫だとわかっていても親としては少し心配になりますよね。子どものために、しっかり理解し、無理せず予防接種を受けていきましょう♪
2017年08月16日こんにちは! コソダテフルな毎日のちゅいママです。小3長男、年長次男、年少三男の三兄弟の母です。お子さんの歯磨き事情、どんな感じですか? 喜んで磨いてくれてますか? 嫌がってませんか?この間、歯医者さんに行ったら隣の席のお母さんが先生に相談されている内容が耳に入ってきました。 どうやら、この方のお子さんは歯磨きが嫌いらしく、その一方でいとこ(ということはこの方からしたら姪っ子か甥っ子にあたる)はものすごく歯磨き好きで喜んで磨くそうな。どうして歯磨きを嫌がるんだろう…どうしたら好きになってくれるんだろう…と悩まれてる様子でした。うん! 分かります!我が子ができないこと、好きじゃないことを身近な他の子が喜んでやってのけたりすると、比べちゃいけないとは分かっていつつもどこか落ち込んでしまうんですよね。私、この方、全く知りもしないし、どんな顔かもわからないけど(カーテンで仕切られてるので)思わず出て行って励ましてあげたくなりました。大丈夫…っ!我が家の子どもたちも相当な歯磨き嫌いで苦労しました! 決してあなたのお子さんだけじゃないです! 実は私自身が虫歯だらけで苦労してるので(奥歯が全部銀歯な上に、その銀歯でさえも銀歯の下が虫歯になっていってしまってます…もうどないせーっちゅーねん)子どもたちの歯はなんとしても虫歯にさせたくないんです。ですので、歯が生え始めた頃から歯固め用のブラシを持たせてはガジガジとかじらせていました。毎回3食磨くのは面倒なので、お昼寝の前と夜寝る前だけはしっかりと。物心つく前から歯を磨くことが当たり前だと思わせておけば、歯磨き嫌いになんてならないだろうと思っていました。ですけど、一筋縄で行かないのが子育てですね~。人間ですから。長男が2歳になる手前(1歳8ヶ月頃だったかな?)突然、強烈な歯磨きイヤイヤ期に突入してしまいました。それまでさほど手のかからなかった長男が急に豹変してしまい、すっかり面食らって驚きました。どうすれば楽しく歯磨きしてくれるようになるかと考えた結果、とりあえず金で解決することにしました(え!)3種類の子ども用の歯磨き粉を買ってきて、 今日はどれにする~~? と一緒に選ぶことにしたんですね。そしたらこれが長男の気質にピタッ! とはまったようで、歯磨きのために腰をあげるという段階はクリアできるようになりました。(一件落着)でも、歯磨きが好きかと聞かれれば全然好きじゃないと思います。磨けと言われるから渋々磨いてるだけで。ただ、「好きになってほしい」というところまで求めてしまうのは、子どもにとってもかなりハードルが高いと思うんですよね。大人だって歯磨きが好きな人もいれば「めんどくさいなぁ」と思う人もいるわけで、最終的に「めんどくさいけれど磨かないといけなから磨く」というところに持っていければそれでいいと思ってます。そう思うようになったのも、次男がきっかけです。長男の時には私も「好きになってほしい」と歯磨きバーをしてみたり、パペットを使って歯磨きごっこをしてみたり、色々と趣向を凝らしました。が、次男にはどれも通用しませんでした。歯磨き粉も、パペットも、シールも、説得も、洗脳も、どれもダメ。無意味。結果、毎晩、これ。強行突破のデットヒート!腕を太ももの下に敷き、足で体をおさえ、内腿で顔を固定。泣き叫ぶのもおかまいなしにとにかく磨きます。泣くわ泣くわ…まぁ~~すごい! 大騒ぎです。いったいこの家では今、何が行われてるんだろうかと思われるほど。でも、 歯医者さんで虫歯治療を受けさせることを考えたら、一日数分泣かれることぐらいどうってことありません。次男が歯医者さんで虫歯の治療をおとなしく受けるだなんて、とてもじゃないけどできそうにありませんでしたから。それに、前記のお母さんが歯医者さんに相談されてるときにも、歯医者さんも同じようなことを答えてらっしゃいました。「虫歯治療をさせることを考えたら、泣いてもわめいても毎日の歯磨きを頑張ったほうが結果的に楽です」って。3人の子どもの歯磨きをしてきて思いますが、結論から言って、歯磨き嫌いの子は何をしても嫌いです。あとは心を無にしてひたすら磨くのみ。長男は物で釣り、次男は断固拒否、三男はさほど嫌がったことがありません。何が違かったのかは誰にもわかりません(笑)ただ、強行突破するものの、ちょっと不安なんですよね。嫌がる息子を捕まえて、羽交い締めにして歯を磨く毎日。トラウマになったり、親子関係にヒビが入ったりしないかな?って。あとは、「これ、一体いつまで続くんだろう…」って。磨く側からしてもこの時間、苦痛なんです。泣かれるのはやっぱり辛いですからね。次男はこの期間が長くて、赤ちゃんの頃から3歳ぐらいまで毎晩毎晩暴れまわっていました。先が見えなくてげんなりした時もありましたが、今となっては、驚くほどすんなりと歯磨きをしてくれるようになりました!いやぁ~あの次男でさえも(こら)成長するんですね~。あの頃はいつまで続くの? なんて思ってましたが、大人になっても泣きながら歯磨きしてる人なんてどこにもいません!うちの子たちも泣きながら歯磨きを続けた結果、「歯は磨くものなんだ」と諦め(?)がついたようです。(今もまだ仕上げ磨きは続けていますよ)日々歯ブラシ激戦を繰り広げておられるお母さんたち! いつか必ず諦めてくれるときがきます!それまで、お子様の大事な歯を守るべく鋼の心でプロレスに励みましょう!ファイトオーですー!(力尽くで大人が子どもの歯磨きをすると口内を傷つける恐れもありますので、力加減に注意しましょう!)
2017年06月15日足がむくんだり重く感じたりする事はありませんか?気になる足元のケアをもう一度見直してみましょう。むくみを予防することは、実は最終的にセルライト予防することにもなります。「むくみ」を予防するには?足がむくんだり、重く感じたりする事はありませんか?気になる足元のケアをもう一度見直してみましょう。水分補給をしっかりすること、反対にあまりにも多くの水分を摂り過ぎてしまうことを避けながら、足が重たくなるのを和らげていきましょう。むくみを予防することは、実は最終的にセルライト予防することにもなります。今回目指したいこと、大切なキーワードは、「足を美しく生命力に溢れさせる」こと。足がきれいに輝くためには、体内の水分がバランスが良く、体の隅々に行き渡っていることが必要です。美容の為だけではなく、健康的に過ごすためにも気をつけないといけません。体内の水分補給やリンパ液の流れが悪くなること、循環器系のシステムの働きが悪くなる事は、どんどん身体の状態を悪くしてしまいます。これらの状態から抜け出すためには、塩分控えめの食事をして、保湿成分がたくさん含まれているボディークリームをしっかりと塗り、ケアすること、むくみ予防のマッサージ、むくみによく効くハーブやアプリメントなども効果的です。むくみによく効く植物もたくさんあり、ヨーロッパでは薬草セラピーなども行われることがあります。足のむくみを少しでも少なくするための方法について見ていきましょう。「むくみ」が起こるのは?いつも、足のむくみは女性にとって大敵です。特に、春から夏に向けて服装が軽くなるので気になります。むくみが起こる事は、人間の生理現象とも言えます。ずっと立ちっぱなしでいたり、反対にずっと座りっぱなしでいたりすると起こりやすくなります。でも、理由はこれ以外にも「むくみの足」に効く方法を知り、和らげすっきりとした足元をゲットしましょう。1.体内の水分の流れをよくする”マッサージ”体内の循環を良くするために、マッサージはとても効果的です。マッサージをする上で便利なものが「マッサージ機」。とはいっても高価なものではなくても大丈夫です。生でできたものやプラスチック製の時物のあるローラーなどを使ってみましょう。循環を良くし、マッサージで力を使わなくてもいいので簡単にできます。乾いたボディーブラシでブラッシングをするのも効果があります。できるだけナチュラル素材でできたブラシで足首に円を描くようにブラッシングします。そのまま太ももへと下から上と優しくブラッシングをします。このようにしているとむくみも少し良くなってきます。お風呂でもマッサージはできます。シャワーをしながらスポンジにソープを含ませてアロマオイルを数滴落とし、足首から太ももの方向に洗いながらマッサージをするのも良いでしょう。(肌に直接アロマオイルを使うときは絶対に大量に使ってはいけません)ヨーロッパで人気の高い「Cellu-Cup」Cellu-cup Anti-cellulite Vacuum Slimming (spangled) by cellu-cup「Cellu-Cup」というマッサージ機を知っていますか?むくみで悩むヨーロッパ女子達が使っています。体内水分の流れを良くし、循環を良くすることができます。このカップを気になる部分にオイルやボディークリームを塗ったあと、水をつけるようにのせ、肌の上を滑らせるようにしてマッサージをします。この時、優しく肌に吸いつけるようにしましょう。(強く吸い付けないように注意しましょう。)このように吸引マッサージをすると肌に余った老廃物やセルライトを排除するのを助けます。心地よいマッサージでむくみ撃退&セルライト予防。試す価値ありです!2.”樺の木”で毒素排出むくみ予防に使われているハーブティーは、カバノキが材料となったハーブティーやサプリメントです。フラボノイド、タンニン、グコソール、ビタミンCが含まれ、保湿にもよく効果を発揮します。水分の循環が悪くなった身体に働きかけます。脂肪を溶かす効果があると研究でわかっています。3.”パイナップル”と”生姜”でデトックスウォーターこの2つのセットが、体内の水分の循環を良くし、セルライト撃退に働きかけます。生姜をプラスすることで、パイナップルのむくみ予防効果を高めます。この2つでデトックスウォーターを作るのがオススメです。腸内に溜まったガスを消すので下腹ぽっこりを予防デトックス効果消化しやすくなる効果が期待できます。4.”食事”からも予防足のむくみ予防には食物を取り入れることも大切な方法です。低脂肪のタンパク質 鶏肉、魚、豆腐、低脂肪乳、卵、豆類など(アミノ酸が入っていてコラーゲンをつくります。セルライトを遠ざけるために役立つハリのある肌をつくります。)カラフルなフルーツと野菜 ルーべリー、キウイ、いちご、にんじん、桃緑茶(タンニンと言う特別な成分が含まれていて循環を良くし、むくみにくい身体になります。)生姜、ウコン、唐辛子(抗酸化作用があり循環を良くし、むくみにくくします。)いかがでしたか?これらを試すだけで足元すっきり美人になれそうです。
2017年05月25日株式会社ホワイトワンプラスは、ティラミス味の薬用歯磨き粉、『スイーツWスター』を新発売した。歯磨きは、私たちの健康の為に欠かせないもの。しかし多くの人が「歯磨きが嫌い。面倒だが仕方が無く磨いている。」ようだ。そんな嫌な作業と化している歯磨きが、美味しいスイーツだったら楽しく出来るのでは無いかと考えたのが『スイーツWスター』だ。どんな歯磨き粉?『スイーツWスター』は、口に含めば甘いティラミス味が広がる美味しい歯磨き粉。ダイエット中は、夜甘いものを食べない代わりに食後は『スイーツWスター』で気分転換を楽しむなど、いつもとは違う贅沢な歯磨き時間を提案している。もちろんリラックス効果だけでは無く、オーラルケア三大成分の虫歯予防・歯周病予防・ホワイトニング成分配合ときっちりと基本はおさえてある。更に歯垢(プラーク)予防に、知覚過敏予防、口臭予防の効果成分も配合されており、目新しいだけで無く歯磨き粉としての機能も十分だ。ティラミスのような甘さはカロリーゼロのキシリットを使っているので、ダイエット目的に使うもの安心である。美味しい歯磨きでダイエット効果を狙うも良し、ちょっとしたリラックスに使うも良し。斬新なこの提案で、歯磨き習慣に変化を与えてみてはいかがだろうか?(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ホワイトワンプラス公式サイト※株式会社ホワイトワンプラス@Press
2017年05月10日こんにちは、歯科衛生士の鈴木ハナコです。今日もワンオペ育児がんばってます!同志のみなさまいかがお過ごしですか?ワンオペ育児で交代要員がいないと、子どもの不調もさることながら自分自身の体調にも悩まされますよね。中でも一番避けたいのはインフルエンザ!実は私も、予防接種をしていたにも関わらずかかりまして、大変な目に遭いました。今回は手洗いうがいなどの基本的な病気予防に加えて気軽にできる予防法を紹介します。●普段の予防法に一工夫、インフルエンザは歯磨きで予防する!手洗いうがいが基本のインフルエンザ予防ですが、流行期にはさらに一工夫していつもより丁寧に歯磨きをしましょう。口の中にはインフルエンザのような悪質なウイルスが体内に入るのを手助けする細菌がたくさんいるので、口の中の清潔を保つことは風邪やインフルエンザにきちんと対抗できる体づくりの一助 になると言えそうです。日々育児に追われ無理をしがちなママは免疫力も弱りがち。手洗いうがいに加えて歯磨きに力を入れるだけなら簡単にトライできますよ。『インフルエンザや風邪の予防には朝の歯磨きが大切です。夜のうちに増えた細菌を一掃してしまいましょう。舌ブラシという舌を磨くのに適したブラシを使うのもいいですよ』(東京都/20代女性/歯科衛生士)●効果的な歯磨き方法歯磨きはインフルエンザ予防に効果がありますが、テキトーに磨いているだけでは効果が薄れてしまいます。コツは細かく小刻みに!鉛筆を握るように持った歯ブラシを細かく小刻みに動かしながら一歯ずつ磨いていくのがベスト 。歯ブラシの他にもフロスなどを使うとより高い清掃効果が得られます。『自分自身の歯磨きを見つめ直す機会はそうそうあるものではありませんよね。ご自身が歯科検診を受けられる際には、歯科衛生士に気軽に歯磨きの相談もしてみてください。最近では妊娠時の歯科検診で歯磨き指導を受けられる方もいて、ママたちの歯への意識の高さに感心します』(東京都/30代女性/歯科衛生士)----------風邪やインフルエンザなどの流行を歯磨きで阻止しようという動きは、集団生活を余儀なくされる避難所での暮らしなどでも試みられており、実際に被災地支援として歯ブラシを送ったり配ったりする歯科関係者の姿も多く見られました。忙しいママでも普段の歯磨きにちょっぴり力を入れるだけ!という予防法なら、簡単にトライできそうですね。ぜひお試しください。●監修・文/歯科衛生士・鈴木ハナコ●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年03月14日トロフィー佐藤は2月23日、妊婦が安心して使用できるように改良した「木曽檜(きそひのき)歯磨きジェル」(1,800円・税別)をオンラインサイトにて発売する。妊娠期は、つわりで歯磨きができなかったり、胎児の健康を考えて化学物質を含む歯磨き粉の使用に不安を抱えたりする妊婦も多いとのこと。同社では、そのような妊婦に向けて、2015年から販売している「木曽檜歯磨きジェル」をリニューアル。防腐剤のかわりに天然のワサビエキスを使用し、成分の安全性を究極まで高めたという。ミントの香りはつわり時の吐き気の原因とされるため、天然ハッカの味をぎりぎりまで弱めたとのこと。成分の80%を占める天然木曽檜蒸留水は、歯周病菌に対する効果がエビデンスで証明されている天然素材であるという(日本食品分析センターで取得済み)。ジンジバリス菌(歯周病菌)を99.9%、ミュータンス菌(むし歯菌)を99.9%除菌する効果があるとのこと。硬さを感じない、なめらかな使い心地を実現するために、従来の歯磨き粉の作り方にとらわれず、化粧品の製法を用いた。成分は100%天然由来成分で、化学的な殺菌剤、発砲剤・研磨剤・防腐剤・合成香料・合成着色料は不使用。
2017年02月17日あなたは予防接種を受けているだろうか。または子供に受けさせているだろうか。ワクチンには病原体の感染を防いだり和らげたりする効果があるが、一般的にはあまり知られていない危険性もある。私たちはその危険性と、必要性を踏まえ、ワクチンというものをもう一度考えてみてもいいかもしれない。学校、病院、メディアなどで繰り返し宣伝される「ワクチン神話」(Photo by jacco de boer)日本は予防接種を推奨しているため、学校、病院、メディアでは大々的に予防接種の広告が打ち出されている。私たちは予防接種のメリットについて理解するチャンスは多いが、副作用などのデメリット、必要性などについての情報は自分で調べない限りなかなか手に入らない。予防接種が義務接種だった時代には、反対の市民運動が日本各地で起っていた。その結果、1994年に予防接種法が改定され、義務接種ではなく、全ての予防接種が任意となった。にもかかわらず、現在の分類の仕方は「定期接種」と「任意接種」とに別けられており、あたかも「定期接種」が「任意接種」ではないように見せられている。今もこのように、予防接種は半強制的に行われているのだ。全ての予防接種が任意接種である今の時代の私たちは、どれだけ予防接種の知識があるだろうか。ただ「打つのが当たり前」と思っているなら、一度予防接種について考え直してみた方がいいかもしれない。現代の日本はそんなに病気が蔓延している国?(Photo by David Shackelford)戦後の日本は衛生環境が現代に比べると悪かったため、たくさんの乳幼児が伝染病で命を落としていた。しかし、衛生環境の改善とワクチンの導入で、伝染病は激減。にもかかわらず、今ではほとんど存在しない病気のワクチンが推奨されているのをご存知だろうか。そんな中で私たちは、接種するワクチンが本当に必要なのか見極めなくてはならない。「新・予防接種へ行く前に(ジャパンマシニスト社)」は、予防接種についての本だ。モットーは、広告をとらない、スポンサーをおかない、専門家には平易な言葉と高みにたたない、つねに「弱い」もの・「少数」のものの視点を忘れない。この本には実に詳しく予防接種についての情報があらゆる視点から書かれている。下記は本書の一部。BCG・・・生後半年を過ぎたら必要なしポリオ・・・病気そのものがありません麻疹風疹混合(MR)・・・単独ワクチンという選択もDPT/DT・・・D、DTを選べないのが大問題日本脳炎・・・接種見合わせの間も患者は増えていませんインフルエンザ・・・厚生労働省も乳幼児にすすめていませんおたふくかぜ・・・自然感染の機会を待って水ぼうそう・・・重い病気を持つ子供だけ子宮頸がん・・・ワクチンで防げるのは16型と18型だけこの本を読めば、ポリオの国内の自然感染は30年前に終わっていることや、日本脳炎も現代では感染者は年間一桁程度でそのほとんどが高齢者であり、20歳未満であると0〜2人まで激減していることがわかる。このように、衰退、またはすでに国内ではなくなっている病気もある。それらの病気のための予防接種は本当に必要があるのだろうか。なぜそんなにワクチンの副作用を疑わなければならないのか?(Photo by Carlos Reusser Monsalvez)ワクチンはウイルスや細菌、また菌が作り出す毒素の病原性を弱めて作っている。病原菌を体に接種するのだから、抵抗力が弱っている時などに接種をすることは絶対に避けたい。しかもワクチンはウサギやニワトリやサルなどの動物の内臓の細胞などを使っているため、薬事法上「生物由来製品」であり「劇薬」扱いである。もしワクチンの中にアレルゲンとされるものが入っていた場合は、呼吸困難や失神を起こし、ひどい場合は死亡してしまう可能性もある。また製造される過程でアルミニウムやホルムアルデヒド、水銀などの添加物が使用されていることも副作用をもたらす原因だと考えられる。通常インフルエンザのワクチンでは卵を使い6ヶ月かけて培養するところを、最近は、蛾の幼虫の遺伝子を組み換える方法により、2ヶ月で培養できるようになった。(参照元:Wonderful World)日本ではまだ申請中であるが、アメリカではすでに実用化されている。効率を重視し遺伝子組み換えが行われた製品が、私たちの体にどのような問題を起こすかは分かっていない。それは接種する人の健康を本当に考えて作られているのだろうか。欧米で行われる「水ぼうそうパーティー」(Photo by Brooke Lark)なんと欧米では水ぼうそうになった子供の家に水ぼうそうになってない子供たちを集めて「水ぼうそうパーティ」を行うという。水ぼうそうは小さい頃にかかれば大した病気ではなく、実際にかかってしまえば強い免疫を得られることから、こういったパーティを開くのだとか。環境の向上した日本では、子供に多かった麻疹やおたふくかぜといった感染症の流行が少なく、体内で一度作られた免疫機能が、再度抗原に接触することによって、さらに高まる「ブースター効果」が得にくい。それに加えてワクチンで流行を抑えているため、自然感染の機会は減り、強い免疫を持った母親が少なくなってきているのだ。これでは赤ん坊にしっかりとした免疫を譲ることはできない。私たちはウイルスや細菌を恐れ、遠ざけすぎたために、小さな病気にも抵抗力を十分に発揮できなくなっているのだ。私たちは呼吸をしながら生きている。空気中には細菌やウイルスが常にいるため、病気にかからずに生きていくことはできない。しかし病気になることで、免疫がつき、強くなっているということも忘れてはいけない。メリット、デメリット両方を見比べる冒頭でも述べたように、予防注射のメリットの情報というのは私たちのまわりに溢れている。しかしデメリットの情報を踏まえてしっかりと考えることが大切だ。全ての予防接種を「打つ、打たない」と判断するのは私たち国民一人ひとりである。それには「予防接種を受けることが当たり前」「ワクチンは安全」といったワクチンに対しての姿勢を変える必要がある。しかし予防接種の副作用の訴訟問題は全国で起きているのが現状である。ワクチンに副作用の可能性がある以上、予防接種は決して安全なものだとは断言できない。そのリスクを念頭に入れ、たくさんある中のどの予防接種が自分や自分の子供に本当に必要なのかを判断することが大切と言えるだろう。—————Text by バンベニ 桃ーBe inspired!
2017年01月25日歯磨きの時間って、ただ歯を磨いている…。なんていう時間にしていませんか?今回は、歯磨きしながらできる、美容法をご紹介します。歯磨きしている時って、何もすることがない毎日、朝晩と最低2回は行う歯磨き。しかし、歯磨きの時間って何もすることがないのではないでしょうか。「歯磨きの時間をもっと有効的に使えたらいいのにな〜」と思ったことのある方も多いはず。歯磨きをしている時間を有効的に使おうそこでおすすめなのが、歯磨きをしている時間を有効的に使うことです。エクササイズ、ストレッチなど、自分の体に効果的なことを行っていきましょう!今回は、歯磨きしながらできる、おすすめの美容法をご紹介します。美容法①エクササイズ歯磨きをしている間って、腕以外は空いていますよね。そういう時こそ、空いている箇所をシェイプアップさせることが大切です。歯磨きをしている時に、エクササイズを取り入れてみましょう!おすすめエクササイズ①二の腕痩せ【方法】①歯ブラシを持っている手を、肩と水平になるまで上げます。②その状態で、歯磨きをすると二の腕を引き締めることができるのです!おすすめエクササイズ②ぽっこりお腹【方法】かかとに体重を乗せたり、つま先に体重を乗せたりなど、交互に行っていきます。こうすることで、お腹にも自然と力が入り、ぽっこりお腹へのアプローチをすることができるのです。おすすめエクササイズ③ヒップアップ【方法】①姿勢を正します。②空いているほうの手を上に伸ばします。そして、手の平を内側に、指先を天井に向けます。③この状態で、爪先立ちをしながら思いっきり背伸びをします。背伸びしたら元に戻す、など行っていきましょう。おすすめエクササイズ④美脚エクササイズ【方法】①タオルを膝にはさみます。この時、脚の内側にぎゅっと力をいれていきましょう。②その状態でゆっくりスクワットをします。10回ほどの回数がベストでしょう!おすすめエクササイズ⑤顔筋エクササイズ【方法】①うがいをする際に行うといい、顔筋エクササイズ。水を口の中にたくさん含ませ、クチュクチュさせます。②これを右頰、左頰、上唇、下唇に行っていきます。美容法②パック歯磨き中は、パックを行うものおすすめです。おすすめのパックもご紹介しますね。サボリーノ/目ざまシート32枚 1,404円(税込)出典:@cosmeより朝におすすめな朝用パック。寝起きの肌にそのまま貼るだけで、洗顔、スキンケア、化粧下地まで完了する、パックなのです!クールな清涼感とひきしめ効果のスキンケア成分で、むくみもスッキリさせることができますよ。はがすときにサッと拭き取ることで、余分な角質と汚れを絡めとり、保湿成分が一日中うるおいをキープします。フルーティーハーブの香りで心地の良い朝を迎えましょう!ミノン/アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスク22ml×4枚オープン価格出典:@cosmeより乾燥による小じわを目立たなくしてくれるパックです。水分を保つ機能が低下しがちな肌に、しっかりと保湿成分を補給してくれます、繊維刺激の少ない密着やわらかシートが、肌に吸い付くように密着し、付着している間、液ダレの心配もいりません。ぷるぷるのジェル美容液が角質層に浸透し、うるおいに満ちた柔肌に仕上げます。ルルルン/プレシャス レッド350ml 1,620円(税込)出典:@cosmeよりコメヌカ油やコメセラミドなどといった、コメ生まれの美容成分が含まれています。これにより、肌の気になる部分をケアすることが可能。ふわふわな高密着シートは切れ込みがなく、日本人の平均顔に合わせた形状を採用。目元、口元までしっかりカバーします。アスタブラン/エイジセンセーションマスク22ml×6枚入2,484円(税込)出典:@cosmeより高濃度アスタキサンチン、コラーゲン配合でぷるぷるな肌を作ってくれるマスクです。美容成分を、角質層まで浸透させ、ハリと透明感溢れた肌へと導いてくれますよ。リラックスさせてくれる、穏やかな香りです。美容法③歯茎ケア最後にご紹介するのは、歯茎のケアです。というのも、いつも使っている歯磨きで歯茎もケアするという、とっても簡単な方法です。【方法】ここで注意するのが、歯ブラシで歯茎ケアをする際は弱めの力で行うことです。歯茎に、歯ブラシを置いたら、上下に優しく動かします。これを10秒行ったら10秒休む。3セット行いましょう。こうすることで、歯茎の血行が良くなるのです。いかがでしたか?歯磨きをしながら行うことができるケア方法は、たくさんあるのです。「歯磨きしている間、何もすることがないな〜」と思っていた方は、今回ご紹介した方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。これを習慣化することで、歯磨きの時間がもっと楽しくなりますし、有効的に使うことができますよ。歯磨きを行っている時間を、有効的に使える女子は、「女子力が高い!」とも言えるでしょう。早速、今回ご紹介した方法を、日常に取り入れてみてくださいね。
2016年12月21日赤ちゃんの乳歯が生えてきたら、考えたいのが虫歯のこと。体の健康のためにも歯はとても大切です。できるだけ虫歯ができないように気をつけてあげたいですよね。■家族から虫歯菌をうつさない唾液から虫歯の原因菌がうつる、ということは、現在では広く知られています。生まれたての赤ちゃんの口の中には、もともと虫歯菌は存在しません。感染ルートはほとんどの場合、パパやママなどの家族からです。そのため、スプーンや箸の共用は避ける、赤ちゃんの口にキスはしない、など、虫歯の感染リスクをおさえる努力をしているママも多いはず。そのほか、食事のときにフーフー息を吹いて冷ますのも、赤ちゃんの食事や口の中に唾液が飛んでしまう恐れがあります。とくに乳歯が生えてから2歳半くらいまでは虫歯の原因菌がうつりやすいといわれているので、気をつけるようにしたいですね。■赤ちゃんを歯磨きに慣れさせるには赤ちゃんに乳歯が生えてきたら、歯のお手入れをスタート。はじめのうちはガーゼで歯の表面を拭いたり、授乳後に湯冷ましを飲ませたりすればOKです。この頃から赤ちゃん用のゴム素材の歯ブラシを持たせて、口の中にものが入ることに慣れさせるのもおすすめです。上下の前歯が2本ずつ生えてくる頃からは、ママが仕上げ磨きをしてあげましょう。口元を触られることに慣れていると、子どもも歯磨きを嫌がりにくくなります。普段から子どもの口元を優しく触るように心がけるとよいですね。 ■夜中の授乳が虫歯の原因に!?ママのなかには「夜は授乳しながら寝かしつけている」という人も多いはず。また、夜泣きをしたときも、授乳をすればグズらずに寝てくれるケースがよくあります。でも、離乳食が進む1歳頃からは、夜中の授乳が虫歯リスクを高めてしまう可能性も。眠っている間は唾液の分泌が少なくなるため、とくに上の前歯に、母乳やミルクが残ってしまうことが多いのです。母乳やミルクの糖分は、それだけでは虫歯の原因になりにくいものです。ただし、口の中に食べかすなどが残った状態では、虫歯の危険がぐんとアップ。夜寝る前には、食べかすを残さないように、きちんと歯磨きをしてあげることが大切です。虫歯が気になる場合は、授乳の後に水やお茶を飲ませたり、ガーゼで歯を拭いたりしてあげるとベスト。子どもの成長とともに、できれば夜中は授乳ではなく、水やお茶にシフトしていけるとよいですね。■歯並びも虫歯の原因になる!?歯並びが凸凹だと磨き残しの原因になり、食べかすが詰まりやすくなってしまうこともあります。乳歯が生えそろって、出っ歯や受け口、歯並びの凸凹が気になったら、矯正治療を検討してもよいかもしれません。また、永久歯は乳歯より大きいため、乳歯の段階ですきまなくキレイに生えそろっている場合、将来的に永久歯が顎に入りきらず凸凹になってしまう可能性も。噛み合わせの悪さは、見た目や顎の成長に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。小児矯正は顎の成長を利用して治療が行えることも多いので、子どもの歯並びが気になったら、まずは矯正歯科医に相談してみてくださいね。
2016年12月06日【ママからのご相談】こんにちは。先日の1歳半健診の際、歯垢染色剤を使った検査で、子どもの歯の汚れが落としきれていないと注意されました。幸い虫歯は見つからなかったものの、毎日ていねいに歯磨きをしているつもりだったのでショックです。 日々の歯磨きはもちろんですが、他にプラスアルファで虫歯を予防できる方法があれば安心です。ぜひ教えてください。目次 歯科検診に定期的に通いましょう食事の後はすぐに歯磨きを!食べる量や物ではなく、食べる回数に注意してよく噛むことによってできる虫歯予防●A. 歯科検診に定期的に通いましょうこんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのなかやまあぽろです。離乳食が完了し、食べられるもののバリエーションが増えると子どもはなんにでも興味を持ち、食べたがりますね。また、1歳を過ぎると好き嫌いも出てくるころなので食べむらも目立ち、ママは食事のたびに一苦労なんてことも。そして平行して心配なのが子どもの虫歯です。私たちが視覚で判断できないことを、専門機関の方に指摘されるとドキリとしますよね。ご相談者様のようにショックを受けたとしても、定期的に大人も子どもも歯科検診を受けることで、虫歯予防への意識を保ち続けることができるものです。今回は歯科医師の方の指導をもとに、歯磨きをするタイミングでできる虫歯予防のポイントをまとめました。ぜひ参考にしてくださいね!●食事の後はすぐに歯磨きを!“歯磨き”は、虫歯予防の基本中の基本です。でも、磨くタイミングを間違えるとあまり虫歯予防の効果が期待されません。食事後の口内環境は、虫歯菌のエネルギーとなる食べかすや、歯を溶かす原因の酸でいっぱいです。特に、歯が酸に長時間さらされている状態が危険だと言われています。食べ終わったらすぐ磨くこと を、親子で習慣にできるといいですね。また、夜に寝る前の歯磨きは特に丁寧にしたほうがいいそう。一日の汚れをしっかり落とすことにより、寝ている間に虫歯菌が活動するのを防ぐことができます。就寝前の歯磨きは、小さなお子様と大切なコミュニケーションの時間を取ることにも一役買いますね。●食べる量や物ではなく、食べる回数に注意して前出のとおり、歯が酸に長時間さらされている状態はとても危険です。だらだら食べるのではなく、1日3回規則正しく食事をすることが虫歯予防にもつながります。おやつに甘いお菓子は食べさせない、というママもたくさんいると思いますが、あまり神経質にならなくてもよい のだとか。なぜなら子どもの成長に適度な糖分はかかせないからです。子どもに必要な栄養やエネルギーは3食では補え切れないと言われていますので、食べ方や量、タイミングに注意すれば、与えてもよいとされています。また、おやつや間食は時間を決め、ジュースではなく酸を流す役目となる水や麦茶なども一緒に与えるのがポイントです。●よく噛むことによってできる虫歯予防食事はよく噛んで食べる習慣を身につけることも大切です。噛むことによって唾液がたくさん分泌され、歯に付着した食べかすや酸を洗い流してくれます。そのために噛みごたえのある食材を使ったり、親子で食事を取るときは「よく噛んで食べようね 」などと声かけをして、噛むことを意識した食事ができるといいですね。----------いかがでしたか?お子様にかかるストレスも少なく、毎日の生活の中でほんの少し習慣を変えるだけでも、虫歯予防になるアドバイスばかりでした。ぜひ今日からお試しください!【参考文献】・『Happy-Note夏号2016 Vol.47』ミキハウス子育て総研株式会社・発行●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年09月27日みなさんのお子さんは、上手に歯磨きしていますか?1歳を過ぎると歯磨きを嫌がる子が多いそう。我が家も上のお兄ちゃん(2歳なりたての頃)イヤイヤ期も始まり、嫌の一点張り…毎日あの手この手で、仕上げ磨きに奮闘していました。毎日のことだから、ママも歯磨きタイムが憂鬱になりますよね…。0歳〜9歳のお子さんがいるママに聞いた、歯磨きを楽しくする歯磨き情報をまとめました。歯磨きはいつから?歯磨きの進め方ステップ1:生え始めは…一般的には、乳歯2本が生えてきたら、歯磨きスタートの合図!初めはガーゼなどを使って、歯や口内の汚れを拭き取るだけでOK。まずは赤ちゃんに、口の中にものを入れるという行為に慣れてもらいましょう。ステップ2:子ども用歯ブラシにチャレンジ乳歯が上下2本生えてきたら、子供用の歯ブラシを使ってみましょう。(目安は8ヶ月~1歳半くらい)この時期も「歯ブラシに慣れる」ことが1番!無理にブラシを入れたりしないようにしてあげてくださいね。ステップ3:本格的に歯磨きスタート!上下の奥歯が生え始めたら本格的に歯磨きスタート!(1歳~2歳くらいが目安)歯ブラシを持たせて、シャカシャカと自分で磨いてもらうようにします。最後にママが仕上げ磨きで綺麗に磨いてあげてくださいね。嫌がる歯磨き、先輩ママはこう誘導してるよ!好きなキャラクターの歯ブラシやコップは基本。歯磨きの絵本や歌を歌ったり、他にもいろいろ試行錯誤してるママがほとんどで、私だけじゃないんだと、少しホッとしました(笑)我が家は嫌いな虫さんを使って「歯磨きしないと、虫さんきちゃうよ〜」と脅かしたりしてます。最近は「お母さんといっしょ」の「虫歯建設株式会社の歌」を歌いながら楽しくやってます♪他にもいくつか、楽しく歯磨きを誘導する方法をご紹介!・歯を磨かないと玄関に虫歯さんが来て歯を食べられちゃうよ。あっ!足音が!って半分脅す(笑)/Mママ・歯ブラシさん、コップさん、歯磨き粉(フッ素ちゃん)が楽しく指導させてくれるように、ママが吹替えコント風に演じたり、役になりきる。/Nママ・Jママ・真似したがる子には、大人が先に歯磨きするところや、パパにも協力してもらって膝枕でママの仕上げ磨きをしてるフリをする。/Jママ・Yパパ・泣かない、少しでも口が大きく開いた時など上手にできている事は、しっかり褒めてやる気を引き出す。/Nママ・Yパパ・鏡持たせたり、鏡の前で自分の姿を見せて興味を持たせる。「前歯は何本あるかな、数えてみよう」と言うと楽しく数えてます。/Nママ歯磨きしないからと叱ってしまうと、もっと歯磨きが嫌いになってしまい、後々大変になってしまいます。無理意地はせず本人が楽しくできるように、いろいろ試してあげてみてくださいね。気になる、フッ素ジェルやタブレットって使ってる?他にも気になる歯磨き事情、先輩ママたちに聞きました。①フッ素ジェル使ってる?YES…5人NO…10人NO回答のママは、「3ヶ月に1回歯医者さんで歯面塗布法をしている」そう。お口の状態によって異なりますが、1年に2~4回の塗布を継続することで、20~40%程度の虫歯の予防効果があるとされています。歯医者さんでやる歯面塗布方はフッ素がかなりの高濃度のため、塗っても3か月に1回程度で十分なんだそうですよ。また、「デンタルリンス使っている」というママも。これは、通常ブラッシングの後に行なうもの。口の中の細菌が増えるのを防いでくれたり、ブラッシングでは取りきれなかった歯と歯の間や歯と歯ぐきの間の細菌も殺菌してくれます。忙しい朝など、丁寧なブラッシングができなかったときにも良さそうですね。②タブレット使ってる?YES…2人NO…13人YES回答のママは、「歯磨きした後に、ご褒美としてあげていた」とのこと。タブレットは虫歯の原因になるプラークの働きを抑える効果があり、外出中に歯磨きができない時や食事やおやつの後に使用するのが良いそうです(1歳6ヶ月~2歳を過ぎたぐらいが目安)。仕上げ磨きっていつまでしたらいい?仕上げ磨きはだいたい、9歳くらいまではやってあげた方が良いそう。小学校の間は混合歯列と言って、永久歯と乳歯の両方がある時期で、この時が一番虫歯と歯肉炎になりやすいので、気を付けなければなりません。出来たら、仕上げ磨き用の歯ブラシかプラウトのような筆状の歯ブラシで磨いてあげるのがオススメ。私も以前使ってましたが、指磨きサック(写真真ん中)で奥歯まで仕上げ磨きしたり、フッ素を塗ってるママもいました。コレで歯磨き頑張って!ママたちのオススメアイテム先輩ママたちにいろいろインタビューしたなかで、私も早速購入したのは、歯科用の丸い鏡!歯の裏とか自分の歯を楽しくチェックさせています。また、brian歯磨き粉も使ってるママが数人いました。ブリアン歯磨き粉は、子供が大好きなイチゴ味。キシリトールを豊富に含んでおり口の中が酸性になるのを中和し、口内の雑菌が繁殖を防ぐ効果があるそうです。また、子供用の糸ようじ「フロス」も。フロスを使うことによって、歯と歯の間の虫歯を防ぐことができます。歯磨きは嫌がるけど、フロスは好き!というお子さんも多いそうですよ。忙しい中、アンケートにご協力頂いたママ、パパ、ありがとうございました。子どもと楽しく、歯磨きで虫歯予防できたらいいですね♪
2016年09月13日【ママからのご相談】近頃、2歳の息子の「歯磨きイヤイヤ」が激しくて困っています。1歳くらいまでは歯ブラシを見せると自分から横になって口を開けていたのに、あるときから急に仕上げ磨きを嫌がるようになりました。嫌がる子どもの歯磨き、どんな方法がおすすめでしょうか?●A. 泡歯磨き剤やフッ素スプレー、キシリトールを利用するのも手。ご相談者様と同じく、末っ子の仕上げ磨きで毎朝毎晩格闘中のライターNANARUKAです。わが子も赤ちゃんのころから歯磨きは問題なくできていたのに、2歳直前くらいから突然嫌がるようになりました。時に心理作戦で、時に力ずくで、あれやこれやと試しますが、たいてい最後は汗だくギャン泣きで終了……。ちゃんと磨けているのかどうかも不安なので、そろそろ小児歯科デビューしようかと思案中です。今回は、お子さんとの歯磨きに格闘中のママさんへ、嫌がる子どもの仕上げ磨きテクニックをご紹介します!●(1)歯ブラシを見ただけで逃げてしまう子には……歯磨き恐怖症に陥っているかもしれません。歯磨きに関するしつけ絵本などを利用しながら、あえて「歯磨き」「歯ブラシ」などの言葉は伏せ、「シャカシャカしようね」「シュッシュでピッカピカ!」など楽しくなるような声かけ をして、子どもが自然と受け入れられるようになるまで何度も読み聞かせてあげましょう。●(2)歯磨き剤の味を嫌がる子には……歯科医院で購入できる泡歯磨き剤 を試してみましょう。フッ素は入っていますが研磨剤が入っていないので、ほとんどが空気。そのため味も感触も優しいので、歯磨き剤を使っているような感じがしません。●(3)首を振ったり暴れたりして嫌がる子には……抵抗して暴れる子どもにまともな歯磨きはしてあげられないうえ、歯肉や口内を傷つけてしまう恐れもあるため、磨いてあげる大人が左右の腿と膝で子どもの頭と腕を固定 します。激しく抵抗する場合も、頭をしっかり固定し、他の人に腕を押さえてもらうなどして手早く磨きましょう。●(4)歯ブラシを噛む子には……子どもが口を開けるまで歯ブラシを構えてじっと待ちます。または、鼻をつまんだりあやしたりして口を開けた瞬間に狙いを定めて素早く磨きます。●(5)どうしても磨かせてくれない子には……歯磨きの代わりに、フッ素スプレー を使ったりキシリトール を食べさせたりすることも虫歯予防に効果的。どうしても毎日歯磨きできない場合は、小児歯科で定期的なクリーニングをしてもらいましょう。----------お子さんに効果が期待できそうな方法はありましたか?子どもが歯磨きを嫌がる原因として、実は歯ブラシや歯磨き剤が合っていない、歯ブラシにかかっている力が強すぎるために痛がっている、という場合も多いようです。今一度、ブラシの握り方や動かし方、ヘッドや毛先の大きさ、磨くときの姿勢などを見直すとともに、キッチンスケールに歯ブラシを押し当て、子どもの仕上げ磨きの力として理想の150グラム を体感してみるといいかもしれません。小さな子どもの小さな歯、心地よく磨いてあげるための参考になれば幸いです。【参考文献】・『はじめての歯みがきレッスンー強い歯・いい歯は幼児期が決め手!』倉治ななえ・著●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年09月10日毎日きちんと歯磨きしているのに虫歯になってしまった……ということはありませんか?毎日歯磨きしているつもりでも、間違った歯磨きをしている人が実はとても多いんです。子供の頃に歯医者さんや学校で教えてもらった記憶はあっても、大人になってからきちんと歯磨きについて指導を受けた方は少ないのではと思います。今回は、いつまでも綺麗な歯でいるために、正しい歯磨きの知識をご紹介します!歯を磨くポイント4選歯ブラシを濡らすのはよくない歯ブラシを水につけてから歯磨き粉をつけるという方が多いと思います。泡立ちをよくするには水をつけたほうがいいような気がしますが、実は歯磨き粉に含まれた歯を磨くための成分が水分で流れてしまうため、歯ブラシを濡らすと歯磨きの効果を半減させてしまうんです。歯磨き粉の成分をしっかり歯に定着させるために、歯ブラシは濡らさずに、歯磨き粉をしっかり歯に塗りつけるようにして磨くようにしましょう。歯磨き粉はつけてもつけなくてもいい歯磨き粉をつけるべきか否かは、専門家の間でも意見の分かれるところだそうです。しっかりと磨けていれば、つけてもつけなくてもそれほど違いはないようです。逆に、歯磨き粉をつけすぎると爽快感があるので磨き残しに気づきにくいという意見もあります。最近はフッ素配合の歯磨き粉が増えてきました。フッ素は歯のエナメル質の修復・強化をしてくれる成分なので、フッ素が配合されている歯磨き粉をすすめている歯医者さんも多いようです。強く磨かない汚れをしっかり落とそうとして、ゴシゴシと力を入れて磨いていませんか?歯ブラシを歯にあてる力が強いと、ブラシが寝てしまい汚れをしっかり落とすことができません。ブラシの先端が歯の表面にずっと当たっている状態で磨くようにしましょう。歯ブラシの当たる力が強すぎると、歯茎を傷めて歯茎が下がってしまいます。いつもゴシゴシ磨いていた人は物足りないように感じるかもしれませんが、力の入れすぎには注意しましょう。うがいは1回まで歯磨き粉の後味がなくなるまで、何度も何度もうがいをしていませんか?うがいをしすぎると、有効成分を全て流してしまうことになります。慣れるまでは気になるかもしれませんが、歯磨きのときのうがいは1回だけにしましょう。ゆすぐ水の量も、なるべく少なくする方が歯磨き粉の効果を強化できます。歯磨きのタイミングは?食べてすぐに歯を磨くのはよくない?食後の口の中は食べ物の成分により酸性に傾いており、エナメル質がダメージを受けた状態になっています。この状態で歯磨きをすると歯の表面を傷つけてしまい、虫歯になりやすくなります。食後15分から30分くらい経ってから歯を磨くようにしましょう。ですが、インプラントデンタルケアによると、時間が経ち歯磨きをすることを忘れてしまうことは良くないとのこと。時間に余裕がある時のみ食後の15分から30分を意識してみると良いかもしれません。就寝前と起床後は必ず磨こう歯磨きは食後だけという方も多いと思います。しかし寝ている間は唾液の分泌が減るため、口の中の殺菌力が弱まるので虫歯になりやすい状態になってしまいます。寝る直前と起きてすぐのタイミングでも歯を磨くことで、虫歯になりにくくなります。歯磨きの後30分は飲食しない歯磨き粉に歯を強化する成分が配合されている場合は、それらの成分を歯に定着させるために食後30分くらいは飲食を控えるようにしましょう。せっかくの成分が流れてしまわないよう注意してください。歯磨きにプラスしたいものデンタルフロス虫歯の90%は歯と歯の間から発生しているというデータもあります。歯ブラシが届かない歯と歯の隙間にも汚れがたまっているので、その汚れの除去にはデンタルフロスが有効です。デンタルフロスを使用すると、歯垢除去率が30%もアップするそうです。洗口液(マウスウォッシュ)口の中の菌を殺してくれる洗口液ですが、使い方に注意が必要です。菌を殺すとはいっても歯についた汚れを落とす力はないため、歯ブラシでしっかり汚れを落とした後に、口の中に残った菌を殺すには有効です。また、歯磨き後にすぐ使用すると歯磨き粉の成分を流してしまうので、フッ素などの成分を歯に定着させたい場合は歯磨き後すぐの使用は控えるようにしましょう。口臭が気になる方には、臭いの原因になる雑菌を殺してくれるので効果的なようです。歯ブラシの交換も忘れずにブラシが開いてしまうと汚れを落としにくくなります。歯ブラシの交換は最低でも月に1度の頻度で行うようにしましょう。いつまでも健康で美しい歯でいるためにホワイトニングや歯列矯正など歯の審美ケアに関心の高い女性が増えていますが、美しくて健康的な歯になるにはまず虫歯予防です。正しい歯ブラシの知識がないと、せっかく毎日歯を磨いても効果が半減してしまいます!いつまでも美しく健康な歯でいるために、正しい歯磨きを実践するようにしましょう。
2016年08月03日こんにちは、栗生です。日頃、病院に行くのはもっぱら子どもの通院です。子どもの病院といえば、まず1ヶ月検診。その次に生後2ヶ月で初めて予防接種を受けに行ったという人も多いのではないでしょうか。この0歳児の予防接種、経験してみると、けっこう大変なんですよね。わが家は早めに集団生活(保育園入園)をさせる予定だったこともあり、定期接種・任意接種すべてをコンプリートすることにしました。でも、調べてみてびっくり。予防接種って種類が多い上に、同じ種類を「しばらく経ってから、もう一度追加接種してね〜」というのもあるじゃないですか。自分の仕事のスケジュール管理だって苦手なのに、それより多忙な赤子の予防接種スケジュールが私にコントロールできるのか?…と当初はあきらめ気味だったのですが、ありがたいことにかかりつけ医のほうでスケジュールを組んでくれることが判明。赤子の体調によっては予防接種ができない日もあり、スケジュール通りにいかないこともありましたが、なんとか無事に0歳のワクチンマラソンを終えることができました。これで少しは赤子のマネージャー業に自信がついたかな?…と息をつく間もなく、赤子は幼児へとステップアップし、また新たな業務がたっぷり発生するのでありました…。今日のカルタ「予防接種はもはや競技」
2016年06月29日【ママからのご相談】わが子は虫歯が多いです。甘いおやつばかりだと心配なので、たまには甘くないおやつも手作りしてあげたいのですが、手軽に作れる甘くないおやつのアイデアがあれば教えていただけますでしょうか。●A. 信州の健康おやつ、「おやき」の魅力をご紹介します。こんにちは、歯科衛生士の鈴木ハナコです。虫歯の原因はさまざまですが、実は味の好みも虫歯を増やす原因の一つになりえます。子どものおやつを甘いものばかりにならないように工夫するのも立派な虫歯対策です。「でも、甘くないおやつのレパートリーはあまり多くないな」と思うママにもオススメなのが、簡単に作れる“甘くないおやつ”、長野県のソウルフード『おやき』です。●不思議なお茶のみ文化信州には農作業の合間を縫って、お茶を飲みながら休憩する習慣があります。1日に2回、だいたい10時と3時に緑茶を入れて、みんなでひと休みします。ここで注目したいのはそのお茶うけ!お茶うけというと普通は和菓子など少し甘めのものを想像される方がほとんどだと思いますが、信州では漬け物を中心とした甘くないお茶うけがずらりと並びます 。漬け物や煮豆、自家製果物のシロップ付け、そして、おやき!その様子はさながら軽食のよう。どれもおいしくて、体にもいいものがずらり。このお茶の習慣は近年、健康習慣としても注目されはじめています。●信州のお茶うけの定番、おやき数々のお茶うけの中でも特に注目したいのはおやき。おやきとは野菜を中心とした具を小麦粉の皮で包んだおまんじゅうのようなもの。中の具は野沢菜だったり、カボチャだったりきんぴらだったり、切り干し大根だったりと本当にさまざま。余ったおかずを手軽におやつに変身させることができます 。強力粉と薄力粉を1:1で混ぜたものに熱湯を加えてまぜ、まとまるようになったら耳たぶくらいの固さに手でこねます。1時間ほど寝かせたあと具を包んでフライパンで焼き付け、最後は水を入れて蒸し焼きに、水分が飛んだら完成という本当に簡単なレシピ。各家庭や地域でも作り方が全然違うので、特にこれと言った決まりもありません。ただ、中に入れる具は少し濃いめの味付けのほうが皮に良く合うので、余ったおかずに火を入れ直して少し水分をとばしてから包むのがオススメです。冷蔵庫の常備菜としても活躍するきんぴらやカボチャの煮物なども、おやきにすれば簡単におやつに変身します!ぜひお試しくださいね。【参考文献】・『おばあちゃんのお茶うけ―信州の漬物・おやつ・郷土料理240品』吉田文子・著・『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ:漬け物から干し菓子まで、信州全土の保存食110品』大平一枝・著●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)
2016年06月03日歯が少し痛くても、子育てや仕事に忙しくて歯科医院に行く時間がない。そんなママたちも多いのではないでしょうか。虫歯を放置しておくと、どんどん悪化して死に至ることも。最悪の事態を未然に防ぐために、歯科医院でおこなう、虫歯を根本から治療する根管治療について紹介します。放置した虫歯が大変なことに虫歯は何も治療しなければ歯の深部まで進行し、歯髄(しずい)という神経に到達します。こうなると鎮静剤も効かず、歩くだけで鈍痛を感じるなど、日常生活に支障が出るほどの痛みに苦しむことになるのです。さらに虫歯が進行すると歯髄が腐って死に、歯茎が腫れて白いできものができます。これは歯根嚢胞(しこんのうほう)という、歯の根っこの先にできる膿の袋です。歯茎だけでなく首や顔全体が腫れあがって、激しい痛みのため食事や睡眠がとれなくなることがあります。蜂窩織炎(ほうかしきえん)という命にかかわる病気になることもあるので、たかが虫歯と思っては危険です。 歯科医院で、根本的に虫歯を治療歯科医院では、歯髄に達した虫歯や、細菌に感染して腫れた歯の治療をおこなっています。これを根管治療(こんかんちりょう)といいます。根管とは、歯の根っこにある管のことです。この治療によって炎症の原因をすべて取り除き、全身に影響が出るのを防ぎます。虫歯になった歯の寿命を守ることも可能です。根管治療の方法とは? 麻酔をして虫歯になった歯を削って、細菌によって変質、腐った歯髄や血管を、やすりのような道具で削りながら取り除きます。侵された組織が少しでも残っていると、何度も炎症が再発してしまいます。すべてを除去するために、熟練した医師の技術とマイクロスコープなどの精密機器が医院にあることが望ましいです。除去作業が終わったら洗浄をします。歯の空いた穴に隙間なく薬剤を詰めて、医療用の金属などでフタをして処置は終了。費用は治療法によりますが、1本1,500~3,000円ほどです。保険診療でできますが、無菌室を作るためのラバーダムという道具やマイクロスコープなどの精密機器の使用料は、保険の適用外で自費となります。歯に激しい痛みを感じたら、近所に根管治療に力を入れている歯科医院があるか調べてみましょう。ただし、根管治療が必要になる前に虫歯の治療を受けるのがベストです。虫歯で命を落とすことにならないように、歯に痛みを感じたら早めに歯医者に行くように時間をつくりましょう。
2016年05月03日磨くだけ!歯茎が若返るコスメブランド【Macchia Label(マキアレイベル)】は5月1日、研磨剤フリー&美容液のような贅沢成分の歯磨きジェル『薬用クリアエステデンタルジェルコスラン』を発売する。加齢によって発生する口元の悩みのひとつ、歯茎下がり。この『薬用クリアエステデンタルジェルコスラン』は美容液レベルのコラーゲンを贅沢に配合しており、歯茎にハリを与える。歯茎下がりをケアすることで、歯周炎、歯肉炎を予防する効果があるという。歯茎を傷つける恐れのある研磨剤は使用せず、液だれしない、もっちりとした厚みのあるジェル状を採用。これにより歯茎をこすらなくても、丁寧なブラッシングが可能になった。もちろん白い歯、さわやかな息!もちろん虫歯や歯の黄ばみも予防。ハッカやスペアミントを配合し口臭を予防するだけでなく、茶葉とセージで口臭の元を分解し、より本格的な口臭ケアができる。ワレモコウエキス・トウキンセンカエキス・シャクヤクエキスなどの天然由来成分が歯茎を引き締め、白い歯の輝く若々しい口元を作ってくれる。容量は80gで1,920円(税込み)。毎日の歯磨きタイムで、口元からアンチエイジングに挑もう。(画像はプレスリリースより)【参考】・Macchia Label・株式会社JIMOSプレスリリース
2016年04月29日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。口の中に小さなブラシを突っ込んでかき回す、子どもにとって歯磨きとはそれくらい乱暴で不快に感じられる行為なのだとか。成長して大人になれば、歯磨きの重要性や必要性を理解できるため、そんな感情は消えてしまいますが、子どもにそんな理屈は通用しません。でも、歯磨きは大切。嫌がるからといってせずに済ませることはできないので、何らかの対策を講じる必要があります。子どもの歯磨き嫌いを刺激せず、進んで歯をキレイにしたいと思えるように手助けしてあげられる大人の対処法をご紹介します。●無理強いは絶対にダメ!歯磨きは確かに大切ですが、無理強いすれば歯磨き嫌いに拍車がかかってしまいます。歯磨きをしないことで起こる虫歯や治療の痛みも、経験しない限りはピンとこないものです。そこで、歯磨きを楽しませる工夫 をしてみましょう。●歯磨きをスキンシップの延長にスキンシップは抱っこばかりではありません。体の隅々まで、そう、歯にも触れてみてください 。口の中に手や歯ブラシを入れることに子どもが不快感を持たないようになじませることができます。歯磨きのためではなく、遊びの延長でお互いの歯の触り合いをしてみましょう。まずは、パパやママの歯を子どもに触らせてあげるところからスタートです。●歯磨きを遊びの延長に子どもが好きな「パパママごっこ」や「変わりバンコ」を遊びながらだと、歯磨きを楽しい遊びの延長 として受け入れてもらえます。パパやママだって、子どもに自分の口の中を磨いてもらうのには抵抗を感じるはずです。歯磨きを嫌がる子どもの気持ちに気づくだめにも、まずは大人がママやパパに扮(ふん)した子どもに磨いてもらい、そのあと「変わりバンコ」で大人が子どもの歯を磨いてあげましょう。●まとめとして誰かに磨いてもらうにしても、自分で磨くにしても、まずは口の中に歯ブラシを入れることに慣れるところからスタートです。子どもが嫌がるようならアプローチを変えて、時間と心の余裕を持って笑顔で接しながら、歯磨きを楽しいものだと印象づけてあげることで、歯磨き嫌いをなくしましょう。【参考リンク】・歯磨きのコツ-湘南台 | 花こども歯科()●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
2016年04月17日【ママからのご相談】妊娠3か月のプレママです。最近つわりがひどくて、きちんと歯磨きができていません。虫歯以外にも、きちんと歯を磨かないと何かトラブルが起きますか?●A. 虫歯以外にも口臭や口内炎、歯周病のリスクも高まりますし、早産の危険性もあります。ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。つわりでつらい時期は食べたくても食べられませんし、歯ブラシを口に入れただけでも吐き気がしてしまう場合もありますからおつらいですよね。しかし、妊娠中でつわりのつらい時期とはいえ、やはりきちんと歯を磨かないとさまざまなトラブルが起こります。特に妊婦さんは、お腹の赤ちゃんに影響する場合もある のです。そこで今回は、妊娠中に起こる口腔内のトラブルについてご紹介します。●どんなものがある? 妊娠中に起こる口腔トラブルとは?妊娠中に起こる代表的な口腔トラブルには次のようなものがあります。・歯周病・虫歯・ドライマウス・口臭・歯肉炎・口内炎●なぜ? 妊娠中に口腔トラブルが増える理由妊婦さんは出産までに一度は歯科検診を受けるように推奨されており、各自治体から妊婦歯科検診が無料で受けられる受診券が配布されます。これは、妊娠中には口腔トラブルが起こりやすいと言われているためです。では、妊娠中に口腔トラブルが起こりやすいのはどうしてなのでしょうか。日本口腔保健協会によると、妊娠により増加する女性ホルモンにより、女性ホルモンを好む歯周病菌が繁殖しやすい状態 になるためとのことです。また、つわりで何度も吐くと、歯磨きをするタイミングを逃してしまいますし、食事が思うように取れないと唾液の分泌が低下し虫歯や口臭などの口腔トラブルが増えてしまうのです。ご紹介した虫歯や口臭といったトラブルは、妊婦さんでなくても歯磨きをきちんとしていない方にはよく起こるトラブルですが、特に妊婦さんが注意したいのが歯周病です。妊娠中に歯周病にかかっていると、早産や低出生体重児を出産する可能性が高くなる ことがすでに明らかにされています。日本の疫学調査では、歯周病でない妊婦と比べると約5倍も早産のリスクが高かったというデータもあります。●妊娠中の口腔トラブルを予防するには?妊娠中の口腔トラブルを予防するためのポイントは次の通りです。●(1)一日一回でもいいので時間をかけて丁寧に歯磨きをするつわりがひどく毎食後に歯磨きができない場合には、一日一回でいいので、体調のいいときにゆっくり丁寧に歯磨きしましょう。大きなヘッドの歯ブラシは避け、なるべく小さめのものを選ぶと吐き気を防ぐことができます 。●(2)一日三回歯磨きできないときは洗口液を利用する一日一回は歯ブラシでの歯磨きをしたら、他の二回は洗口液(マウスウォッシュ)を使ってうがいをするだけでも口の中の汚れを落としたり、細菌の繁殖をある程度抑えたりすることができます。●(3)妊娠中に一度は妊婦歯科検診を受ける歯科医師や歯科衛生士が、虫歯や歯の磨き残しのチェック・アドバイスをしてくれますので、つわりがつらい場合は、少し落ち着いた妊娠中期ごろ に妊婦歯科検診を受診ましょう。----------いかがでしたか。今回は、妊娠中に起こるさまざまな口腔トラブルについてご紹介しました。ママに虫歯があるとお子さんも虫歯になる確率が高くなるというデータもありますので、妊娠中も出産後も適切な口腔ケアを毎日行うことが大切です。【参考リンク】・女性のお口の健康 | 一般財団法人日本口腔保健協会()●ライター/MAKI(健康・美容ライター)
2016年04月08日【ママからのご相談】私も主人も虫歯が多くて困ったので、子どもは虫歯だらけにならないよう気をつけて育てたいと思っています。甘いものをあげないこと以外に気をつけることはありますか?●A. わが子を虫歯だらけにしないための4つのポイントをご紹介します。こんにちは、ご相談ありがとうございます。歯科衛生士の鈴木ハナコです。今回は現役の歯科医師や歯科衛生士へのインタビューを交えながら、「子どもだけは虫歯にならないようにしたい」というお気持ちに精一杯お応えしていきます!●知っておくべき、虫歯が増える4つの要素虫歯の原因は甘いものだけだと思っていませんか?もちろん甘い食べ物も虫歯の原因の1つではありますが、知っておくべき原因は、実は全部で4つあるんです!『虫歯の原因は歯科医療界においては糖・歯質・時間・菌の4つの輪 として提唱されています。これらの輪が重なり合う人ほど虫歯のリスクが上がります』(東京都/30代歯科医師)●(1)第一の輪『糖』虫歯の原因菌である『ミュータンス菌』 はお砂糖が大好き。特に白砂糖などの「ショ糖」と呼ばれる糖類には要注意 です。虫歯を増やさないためにはまず“お砂糖”を口にする頻度を減らすことが大切。チョコやクッキーなどの甘いお菓子をおやつにするよりは、お煎餅や焼き芋など昔ながらの素朴なおやつの方が圧倒的に虫歯リスクを減らすことができます。乳幼児期から与えるお菓子に気をつけることで、後々、虫歯リスクが上がるような甘いものを食べる習慣を防ぐことができるのです。『普段の診療では、「飴・チョコ・ガムは絶対にダメ!」 と診療に来た親子に言い聞かせています。これは虫歯菌が好む糖が長く口の中に留まり虫歯リスクを高めてしまうお菓子類だからです』(千葉県/40代歯科医師)●(2)第二の輪『時間』次に注目したいのは時間。これは糖が作用する時間のことです。つまり、お口の中に甘いものが残り続ける時間が長いほど虫歯菌にとっては好環境、虫歯リスクが上がるというわけです。食後一休みしたら歯磨きをする、というのはこの“時間”を管理するのにとても良い習慣です。『たとえば、飴よりはアイスの方がお口の中に残る時間は短いですし、歯に張り付く感じのする乳酸菌飲料よりは100%フルーツジュースの方がまだ歯に与える影響は少ないです。自分の子どもに甘いものをあげるときも、常に甘いものが口の中に残り続けないようなもの を選んで与えるようにしています』(神奈川県/30代歯科衛生士)●(3)第三の輪『菌』言わずと知れた虫歯の原因菌、『ミュータンス菌』。どんな人のお口の中にも存在しますが、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはまだこの菌はいません。主にママやパパなどと食器を共有したり、キスなどの接触によってだんだんと赤ちゃんに菌がうつっていきます。お口の中の常在菌のバランスはだいたい3歳くらいまでに決まる と言われているので、この時期まで食器の共有やちゅーに気をつけましょう!『コップやフォーク、スプーンといった食器類の共有には特に気をつけています。ミュータンス菌だけでなく、歯周病菌もうつってしまいますよ』(愛知県/歯科医師)●(4)第四の輪『歯質』家系的に虫歯が多い、という場合は歯質といって歯の強さが遺伝的に若干弱い場合もあります。しかし、上記の3つに気をつけるだけでなく歯磨きをしっかりしたり定期的に歯医者へ通ってフッ素を塗ったりすることで随分と虫歯リスクが下がります。----------私も実際に歯科医師として活躍していらっしゃる先生方のお子さんには虫歯が少ない!というのを何回も目の当たりにしてきました。4つの輪を意識しながら地道に気をつけていくことでお子さんの虫歯リスクは格段に減らせますよ!【参考リンク】・しまだ歯科こども歯科クリニック()・歯とお口のことなら何でも分かるテーマパーク8020()●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)
2016年03月28日虫歯の原因となる菌の中で、最も虫歯への影響力が大きいのは「ミュ―タンス菌」だと考えられている。この感染を防ぐ一番のチャンスが、生後すぐに訪れることをご存知だろうか。そこで今回、子どもの歯の健康・歯並びのために生後すぐに気をつけておきたいことを、歯科医師の倉治ななえ先生にうかがった。○乳歯が生えそろうまでの期間が大事生まれたばかりの赤ちゃんはミュ―タンス菌をもっていないにも関わらず、日本人の約9割はミュ―タンス菌に感染しているという。この感染は、母親から子どもにうつる「母子伝播(でんぱ)」の割合が高い。つまり、これを防げるかどうかで、子どもの歯の環境が変わってくると言っても過言ではない。ミュ―タンス菌はどのようにして虫歯をつくるのか。まず、ミュ―タンス菌は口腔内でグルカンというネバネバした物質を生成し、歯の表面に張り付いて歯垢(プラーク)を形成する。このミュ―タンス菌由来のプラークは非水溶性のため、歯ブラシでブラッシングをしても落ちにくいという特徴がある。プラークの中でミュータンス菌は糖分をエサとして「酸」を発生、その「酸」によって歯のエナメル質が溶け、表面から深部へと侵食し、虫歯になる。ミュ―タンス菌に一度感染すると、根絶させることは難しい。だが、ミュ―タンス菌の感染年齢が遅いほど、虫歯リスクは低くなると倉治先生は言う。「成長とともに感染率は減り、大人になればほぼ感染しません。目安としては子どもが4歳になるまで。その中でも特に、乳歯が生えそろうまでの1歳6カ月~2歳7カ月は感染を防ぐ大切な時だと思ってください」(倉治先生)。特に子どもと一番接する機会が多いのはお母さんなので、お母さん自身のミュータンス菌レベルを減らすことも大切になる。ミュータンス菌を減らすため、「フッ素が配合された歯磨き粉を使う」「キシリトールをかむ」「歯をクリーニングする」等は有効だ。なお、ミュ―タンス菌の感染率が高いのは、日本のほかにタイやベトナムなどアジア圏などでみられる傾向だという。これは、ミュ―タンス菌が周囲の大人の唾液を通じて感染するからであり、子どもが食べやすいように食べ物をかみ砕いて与えるなどの習慣が、アジア圏に共通して言えるからではないか、と倉治先生は考えている。そのほか、子どもと同じ箸やスプーンを使って食べることも感染のリスクとなりうる。○あごを鍛えて歯並びを整える出産後すぐにできる歯の対策として、授乳は子どもの歯にとって大切、と倉治先生は指摘している。母乳がいい、という意味ではなく、乳房から自分の力で飲み込む行為が、子どもの歯並びに影響を与えるからだ。「母親のおっぱいから母乳を飲むために、赤ちゃんはかむ・ベロを引き込む・筋肉を働かせることを自然と行います。そうすることであごの発育が促されます。あごの発育が悪いと歯並びが悪くなるだけではなく、かみ合わせが悪くなり、虫歯や歯周病等の歯のトラブルにもつながります。離乳食を食べる時に『しっかりあごを使って』と言っても、まだ言葉を理解できない内はなかなかコミュニケーションができないでしょう。ですが、母乳で育っていると自然とあごの使い方を身につけられるものです」(倉治先生)。実際、さまざまな理由で授乳ができないこともあるだろう。その場合は、母乳に近いタイプの人工乳首を使うことを推奨している。近年の人工乳首には、形状や硬さ、大きさなどが異なるさまざまなタイプがある。飲みやすさだけではなく、より授乳と近い環境でミルクが飲める人工乳首を選ぶことが大切になる。※写真はイメージで本文とは関係ありません○記事監修: 倉治ななえ歯学博士。日本歯科大学附属病院臨床教授、日本フィンランドむし歯予防研究会副会長、日本アンチエイジング歯科学会理事(認定医)、東京都大田区学校保健会副会長。「クラジ歯科」(現在院長)と「テクノポートデンタルクリニック」を開設。著書として『魔法の口もと美人スティック』(学研パブリッシング)、『むし歯・歯周病の最新知識と予防法』(日東書院)など。また、「Drななえの予防歯科」を通じて、はじめての歯磨きから予防歯科まで、歯のケア情報を発信している。
2016年03月23日歯磨きの時間って…タバコを吸ったとき、臭いが気になる料理を食べたとき、口内のネバつきを感じたとき、長時間の移動中、、、歯磨きをしたいと思う時って、食事の時だけに限らず、様々なシーンで出てきませんか?でも、歯ブラシセットをつねに持ち歩いているのも面倒だし、さっと磨くことができたら楽なのになぁ~なんて思うこともしばしば。そんな方にオススメなのが、持ち運びが楽でいつでも簡単に歯磨きをすることができるもの。携帯できるオススメ歯磨きアイテムRolly brush(ローリーブラッシュ)出典:Rolly brush公式サイトより水も歯磨き粉も必要ない、新しいタイプの携帯ミニ歯ブラシ!この緑の小さいブラシを口のなかに入れて、3分~5分ほど舌でゴロゴロと転がすだけで、簡単に歯の隙間や舌の汚れを描き出して落としてくれるのです。虫歯予防に効果のあるキシリトール配合でミント味なので、口臭がきになる時も活躍してくれます。(ミントの他に、ピーチ味もありますよ)これなら、通勤中の電車や車の中でも使用できそうです。しかし、一見ガムのような感覚で噛んでしまいそうですが、これは歯ブラシだという事をお忘れなく!噛まずにちゃんと転がして、飲み込まないように注意してくださいね。LUSH 歯磨き用タブレット出典:LUSH公式サイトより見た目はラムネのよう。思わず食べてしまいたくなってしまいますが、こちらは歯磨き用のタブレットです。口に入れて粉を歯でくだき、水で濡らした歯ブラシで歯を磨いていけば、爽やかなライムの香りで口内を爽やかにしてくれます。出典:LUSH公式サイトよりしかし歯ブラシがないときも使えるのが人気の理由の一つ。粉をくだきながら歯全体に馴染ませるのもOK!マウスウォッシュとしても使えるんです。ただしこちらも食べ物ではないことを忘れずに!使用後はきちんと口をすすぎましょう。上の画像はライムの香りがするものですが、その他にも、ミントやフルーティーな香りがするもの、少しビターなオレンジの香りのものなどなど、種類も豊富ですよ。ナノテク歯ブラシMISOKA出典:夢職人公式サイトよりこちらは歯磨き粉不要の歯ブラシ。コップに水を注ぎ、歯ブラシを水に漬けて磨くだけ、といういたってシンプルなものですが、これ1本で歯磨きが完了するのでとても便利なのです。なぜ歯磨き粉が不要なのかというと、ブラシの毛一本一本に微細加工を施しているから。汚れをしっかり磨き上げて、歯の表面をツルツルにしてくれますよ。歯磨き時間を有効に!使い心地はもちろんですが、見た目もお洒落で持ち歩きたくなってしまいませんか?いつでもさっと簡単に出来るもので、歯磨きタイムを有効につかってみてくださいね。
2016年03月11日【ママからのご質問】6歳の女の子のママです。今まで生えていた歯の後ろに新しい歯が生えかけていて歯科医院に行ったら、「シーラントという処置をします」と言われました。虫歯でもないのになんで治療をするんですか?●A. 6歳臼歯はとっても大切な歯なんです! 絶対に守り抜いて!こんにちは、ご相談ありがとうございます。歯科衛生士の鈴木ハナコです。『シーラント』という処置は歯を守るために行うもので、とてもポピュラーな処置です。今回はこの『シーラント 』と『6歳臼歯 』の重要性を合わせてご説明しますね。●シーラントって何?シーラントとは奥歯の咬合面(こうごうめん)、つまり噛み合う面にある細かく複雑についている溝を虫歯にしないように、溝に合わせて透明に近いプラスチックを埋め込んでしまう予防的な処置です。虫歯ではない歯に施すので相談者様のように疑問を持たれる患者さんも多いのですが、生えたての永久歯などに施せば虫歯予防効果 が期待できます。●6歳臼歯とは今まで生えていた乳歯の後ろに生えてくる6番目の歯は、『6歳臼歯』といって一番最初に生えてくる大人の歯 です。この歯が生えたのを機にどんどん大人の歯に生え変わっていきますが、一度大人の歯、つまり永久歯に生え変わってしまうと二度と生え変わりはありません。この6歳臼歯をスタートラインにして、大人の歯を虫歯にしないように守っていくことが大切です。●なんでそんなに大切なの?6歳臼歯はとっても大切な歯。それは、これから生えてくるすべての永久歯のガイドラインとなり、歯並びや噛み合わせがこの歯を基準に決定される からなんです。万が一この歯を失ってしまうと、歯並びや噛み合わせに大きな影響を与えてしまいます。すべての歯の中で噛む力が一番強い歯なので、失った場合、食べ物を噛み砕く効率が低下するという報告も……。『お口の中の歯はどれもとても大切な役割を担っていますが、あえてどれが一番大切か?と聞かれたら、僕は「6歳臼歯が一番大切です」と答えます』(東京都/歯科医師)●こんなに大切な歯なのに虫歯になりやすい!さて、こんなに大切な6歳臼歯ですが、それと同時にとっても虫歯になりやすい歯でもあり、そのケアにはママやパパの協力が必要不可欠です。生えたての6歳臼歯は『歯肉弁』という歯のお肉に隠れていることがあり、生えている位置や複雑な溝の構造からも磨き残しが多くなりがち。お子さんに任せっぱなしにせずに、必ず仕上げ磨き をしてあげてください。----------6歳臼歯が生えたら一度歯科医院に行き、フッ素を塗ってもらったり磨き方を指導してもらったりするのもおすすめです。必要に応じてシーラント処置などもしてもらえます。初めての大人の歯が生えたことを機に、お子さん自身にも歯の大切さを理解してもらえたらいいですね。【参考リンク】・歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020()●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)
2016年03月10日妊婦中に高まる歯のトラブルのひとつとして、虫歯菌を介した酸によって歯の表面にあるエナメル質が溶け出してしまう「う触」と呼ばれるものがある。また、妊娠時にすっぱいものが欲しくなる人もいるが、飲食物に含まれる酸でも「酸触歯」になるリスクがある。このう蝕や酸蝕歯になるとどうなるのか、また、妊娠中にどう対策すればいいのか、歯科医師の倉治ななえ先生にうかがった。○口腔内の酸性化が引き起こすリスクそもそもなぜ、妊娠中はう蝕や酸蝕歯になりやすいのか。妊娠初期につわりになる人が多いが、これも原因のひとつだ。度重なる嘔吐で歯磨きができない状態だと、口腔内の細菌が繁殖し活動が活発化してしまう。また、妊娠中は「女性ホルモン」と称されるエストロゲンやプロゲステロンなどが高まるが、このプロゲステロンの作用で胃の中のものが逆流しやすくなり、口腔内が酸性化することも理由に挙げられる。それ以外の要素として、妊娠中に食べ物の好みが変わることも関係する。人によって個人差はあるが、妊娠中はレモンや酢の物などのすっぱいものを通常より多く摂取してしまう人もいるだろう。そうなると、口腔内も酸性化されてしまう。加えて、妊娠中はホルモンバランスが崩れることで唾液の分泌量が減るほか、唾液が持つ中和力も削がれてしまうという。では実際、う触や酸蝕歯になるとどうなるのか。まず、歯を被っているエナメル質からカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出す脱灰(だっかい)が起きる。脱灰が進むと、エナメル質が白っぽく変化して白濁状となりさらに進むと穴があいて虫歯となる。虫歯がさらに進行すると神経まで達して激しい痛みを感じる。酸蝕歯ではしばしば知覚過敏の原因にもなり、その結果、歯磨きや食生活が疎かになり、歯ぐきにも影響を与える歯周病にもなりうる。なお、歯周病に関しては「歯周病で早産のリスクが約7倍に! 妊娠する前に知っておきたいこと」でも紹介したが、歯周病になると早産のリスクが高まるため、妊娠前から対策をしておくことが大切になる。○安定期になれば治療もOKでは、実際に妊婦はう触や酸蝕歯に対してどうすればいいのか。一般的な対策としては、「エナメル質を強化・保護するフッ素を配合した歯の歯磨き剤を用いる」「エナメル質を傷つけないように優しく歯ブラシでブラッシングをする」「唾液の分泌を促すためにガムをかむ」「酸性度の高い飲食物を控える」などが挙げられる。しかし、妊娠中のつわりで物理的に歯磨きができない人もいるし、酸性度の高い飲食物がほしくなることもあるだろう。倉治先生ご自身もつわりがひどかったようで、つわりの苦しさを忘れられたのは仕事をしている時だけだったと話す。「そんな時は無理をせず、できる時にブラッシングをするようにしましょう。食後に水で口をすすぐだけでもいいので、口腔内を清潔に保つ心がけが必要です。歯科医院でクリーニングしてもらうのも手ですね」(倉治先生)。また、妊娠中は歯の治療ができないと認識している人もいるかもしれないが、実際は治療ができると倉治先生は言う。歯の治療は安定期(妊娠5~9カ月頃)を推奨しているが、麻酔やレントゲンの影響は全くないに等しいと考えられている。妊娠が分かった段階で早めに歯科検診を受け、治療が必要な場合は安定期に治療を行うことで、妊娠中・出産後の歯のトラブルを回避するようにしよう。※写真はイメージで本文とは関係ありません○記事監修: 倉治ななえ歯学博士。日本歯科大学附属病院臨床教授、日本フィンランドむし歯予防研究会副会長、日本アンチエイジング歯科学会理事(認定医)、東京都大田区学校保健会副会長。「クラジ歯科」(現在院長)と「テクノポートデンタルクリニック」を開設。著書として『魔法の口もと美人スティック』(学研パブリッシング)、『むし歯・歯周病の最新知識と予防法』(日東書院)など。また、「Drななえの予防歯科」を通じて、はじめての歯磨きから予防歯科まで、歯のケア情報を発信している。
2016年03月08日天然成分ヒノキの力で歯周病と口臭予防天然成分のヒノキで除菌する安心な歯磨きジェルが誕生。歯周病と口臭の原因となる代表的な歯周病菌はジンジバリス菌。天然成分の木曽ヒノキ蒸留水により、このジンジバリス菌を99.9%除菌。効果的に歯周病、口臭予防ができます。虫歯予防にも効果あり曽ヒノキ蒸留水はいわゆる虫歯菌と呼ばれるミュータンス菌を99.9%除菌できるとのこと。口臭予防だけでなく、虫歯を防ぐ効果も期待できます。除菌効果についてはエビデンス(検査証明)も取得済みとのこと。価格もお手頃でクリスマスの景品やプレゼントに最適なアイテム。是非ご検討を。商品名:木曽檜歯磨きジェル定価:@1,800 円(税別)(画像はプレスリリースより)【参考】・ご注文はこちら!「木曽檜歯磨きジェル」有限会社トロフィー佐藤
2015年12月22日