赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! こんにちは。保育士の中田馨です。今年も残りわずかになりましたね。年末が近付くと気になることが「大掃除」ではないでしょうか。この時期は特に、どんどん増える子どもの物をどうすればいいかを悩んでしまうところです。 今回は、年末に向けて子どもの物を片付けるコツを話します。 子どもの衣類の片付け方法子どもの物と一言で言ってもさまざまあります。まずは衣類を見てみましょう。 衣類は処分しにくい物の1つでもあります。「初めて着た服」「初めて履いた靴下」「おばあちゃんにもらった帽子」などなど思い出がつまっているのが子どもの衣類。また、もしかすると次に生まれてくる子に使えるかも、などと考えることもあります。 そんな思いがつまった衣類を処分するタイミングは下記の3つです。・サイズアウトした・ひどい汚れがついた・着ることがほとんどない衣替えをする際、来年は着れるかを考えてみます。もし難しい場合は処分を考えましょう。処分は捨てるだけではなく、まだ着れる場合は友人に譲ったり、リサイクルしたりするという方法もあります。また、思い入れがある衣服は大切に収納しておきましょう。 子どものおもちゃの片付け方法子どもに「このおもちゃいらない?」と聞けば、きっとほとんどが「ダメ!」という返事が返ってきます。長いこと使っていないからと、子どもに内緒で処分したおもちゃを「アレはどこ?」と突然思い出すこともあります。 こっそり処分してしまうと、子どもが傷付いてしまう場合もあるので、子どもとじっくり相談しながら処分するようにします。 子どもとおもちゃの処分を相談するときのポイントは4つです。・最近使っていない(半年以上)・対象年齢を過ぎた・壊れている・付録などでもらった(それほど思い入れがない)など 「もしかするとまた遊ぶかも」と悩んだおもちゃは別の場所に片付けておき、子どもが「遊びたい」と言わなければ後日処分します。 幼稚園・保育園の作品はどうする?幼稚園や保育園で作った作品は、思い入れがあって、これまた処分しにくいものです。お気に入りの作品は、額や棚に飾ったりすることもできますが、それ以外の作品はどうすればいいでしょうか。段ボールに入れていても、そのまま何年も押し入れの中に入れっぱなしになり、見返すことはないと思います。 わが家の場合は、絵は製本して1冊にまとめたり、写真に撮って処分したりという方法をとっています。あとから見返すことができるので、子どもにもなかなか好評です。 子どもの物を増やさないコツ成長とともに増える子どもの物ですが、家の収納スペースには限りがありますので、どんどん増やすわけにはいきません。物を増やさないようにするには、第一に「物の買い方を見直すこと」です。当然のことながら、物は買えば増えます。子どものおもちゃでありがちなのが、「子どものため」と言いながら、実はママやパパが欲しくて買ってしまっている場合があります。 私の場合、車のおもちゃがそうでした。1台数百円と手軽で、ついつい集めるのが楽しくなりました。気付けば車のおもちゃで箱がいっぱいになっていたのです。おもちゃは多ければよいというわけではありません。きっとみなさんそれぞれの「物の買い方」があると思うので、それは本当に子どもに必要なものかを見直してみてください。 物を処分すると、部屋も心もスッキリして子どもも遊びやすくなります。今年は年末に向けて、子どもの物の片付けを始めてみましょう! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2020年12月20日2020年10月、アメリカ・オクラホマ州をアイスストーム(氷雨をともなう暴風雨)が襲いました。このアイスストームによって多くの樹木がなぎ倒され、広い範囲で停電が発生するなど大きな爪痕が残されました。そのストームが過ぎ去った後、エドモンド警察がFacebookに動画を投稿。暴風雨によって折れた木の枝を片付けるために警察官がやってきたのですが…何が起きたのかはこちらをご覧ください。Tree Limb: 1Edmond Officer: 0It’s been a rough few days for our state, and we thought you could use a laugh! Don’t worry...Other than his pride, our officer is not seriously injured! #okwxPosted by Edmond Police Department, Government on Thursday, October 29, 2020Tree Limb: 1Edmond Officer: 0It’s been a rough few days for our state, and we thought you could use a laugh! Don’t worry...Other than his pride, our officer is not seriously injured! #okwxPosted by Edmond Police Department, Government on Thursday, October 29, 2020笑ったらかわいそうですが、これは笑える!!エドモンド警察はこの動画を投稿した理由について説明しています。我々の州はこの数日間大変でした。だからみなさんに笑いが必要だと思いました!この警察官はプライド以外は傷付いていませんのでどうぞご心配なく!Edmond Police Department, Governmentーより引用(和訳)派手に転んだ警察官は大きなケガはしていないそうです。よかったですね。この動画を見た人たちは大笑い。たくさんのコメントが寄せられています。・警察官が無事でよかったけど、大笑いしたわ。気を付けて!・笑いをシェアしてくれてありがとう。そしてお仕事お疲れさまです。・転んだ警察官自身もおかしくて笑っているのが最高!・彼に暴行を加えた罪でこの木を逮捕してくれ!転んだ警察官本人が笑っているところが余計に笑いを誘います。何よりケガがなかったからこそ、警察もおもしろ動画として投稿したのでしょう。重たいと思っていた木の枝がポキンと折れて、ちょうど後ろが斜面になっていて、雨に濡れた草が滑りやすくなっているという…コントのような展開。まるで笑いの神様が彼に舞い降りたかのような完璧な転倒シーンですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月04日私に似て片付けが苦手な子どもたち。2歳の次男だけではなく、6歳の長女までもがおもちゃの片付けをしてくれません。そのたびに「コラー! 片付けなさい!」と言いながら、結局私が片付けることもしばしば……。そんなある日、たまたま訪れたダイソーで見つけたのが20Lの「収納BOX(透明、フタ付)」。これがおもちゃ収納にぴったりだったので、紹介したいと思います。 中身が見えてわかりやすい! 以前は色つきの小さいケースをたくさん並べ、細かくおもちゃを分類していました。しかし子どもたちは中身が見えないと何がどこにあるのかわからないようで、すべてのおもちゃをひっくり返し、部屋はおもちゃだらけ……。ところが20Lの透明な収納BOX(39cm×27.5cm×27.5cm)に変えてからは、遊びたいおもちゃが一目瞭然! 必要なおもちゃだけ出すようになり、片付けもすすんでしてくれるようになりました。わが家は大きい20Lサイズを使っているので、分類もざっくりしてわかりやすいようです。 おもちゃは中身が見えてもかわいい 以前、中身が見えないケースを使っていたのは、おしゃれだからという理由でした。中身が見えなくても片付けられる子もいると思いますが、わが家の子どもたちは本当に片付けが苦手なので、「おしゃれよりもわかりやすさを選ぼう!」と透明に決めたのでした。実際、収納してみると、中身が見えていてもおもちゃならかわいい! プラスチックの透明ケースはダサいと思い込んでいたので、目からうろこでした。たくさんのおもちゃが詰め込まれていると、本当にかわいいです。 安い&買い足しやすい! ダイソーの収納BOX(透明、フタつき)は、20Lと容量たっぷりなのに400円(税抜き)と格安で気に入っています。買い足すときに「同じものがない!」ということもあるのですが、ダイソーにはシューズケースや透明収納ケースなどいろいろなサイズの透明ケースが売っているので気になりません。 もうちょっと小さいサイズが欲しいなと思うことがあったのですが、そのときはダイソーの「シューズケース(16cm×29cm×9.5cm)」で代用できました。 ダイソーの透明収納BOXに変えてから、私の負担もぐっと軽くなりました。何より子どもたちが自分でおもちゃを選び、片付けてくれるのがうれしいです。もう少し年齢が上がったら、色つきケースに戻してもいいかなと思います。片付けの基礎を身につけさせたい幼児期に、中身がわかりやすいケースに出合えて本当によかったです。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2020年06月08日こんにちは! ねここあんな。です!あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします!今年最初のテーマは…「子どもの片づけ問題」について。我が家の2歳の息子は、瞬時に部屋を散らかせる才能を持っています。そんなわけで、リビングはいつも散らかり放題…。子どものおもちゃってなんでこうも散らかるのでしょうね!?片付けても片付けても、足の踏み場がない状態が続いていました。しかも横で私が片付け始めると、「今それで遊んでいたの!」と言わんばかりの勢いで騒がれます(笑)いやいやいや、今、絶対違うおもちゃで遊んでいただろう!?という心の声もむなしく、片付けることも許されない…。息子がつかまり立ちができるようになって、よく散らかるようになったから、約2年以上、片付けてもすぐにおもちゃが散乱しているようなリビングでした。これに最初は悩みましたが、途中からどうでもよくなっていました。このままではまずいよな、と心のどこかで思っていたわけですが…。しかし、とある出来事がきっかけで、部屋が散らかりにくくなったのです。■防災のためにしたことが思わぬ効果を生んだ!?その“きっかけ”というのが去年秋に、猛威を振るった「台風19号」でした。我が家は大きな川がわりと近い一軒家に暮らしており、川が氾濫したらかなり危険な地域なのです。台風当日は「もし川が氾濫しても被害が小さく済むように」と、夫婦で荷揚げを決意。1階の運べる荷物を、すべて2階に移動することにしました。朝起きてすぐに取り掛かったのですが、15時ぐらいまでずっとこういった作業をしていたと思います。それこそ夫は、1階和室の畳でさえ2階へ運んでくれました。もちろん、それまで1階にあったおもちゃたちもすべて2階の寝室へ。焦り邪魔をする息子…。おもちゃをすべて没収されるのだと思い込んでいたので、私も必死で説得しました。結局うちの近辺では川の氾濫はありませんでした。でも数メートル先では、干上がった田んぼの中に雨水が溜まりすぎてあふれ、隣のお家を膝下まで浸水させたそうです…。そういった話を聞きながら、「明日は我が身だな」と思った私たちは…またいつか大きな台風が来てもすぐに対処できるようにと、1階の荷物を減らすことにしました!我が家はリビングが1階にあるので、おのずと行きついた結果は…遊びたいものを別室から選んで持ってきて、なるべく一種類のおもちゃで遊んでもらうシステムにしました! ※寝室に置いてあった勉強机にすべて収納!片付けやすいから…とリビングにおもちゃ箱(収納用の入れ物や絵本の棚)を置いていましたが、それは逆に言えば「散らかしやすい環境」なのでした。まず「散らかりにくい環境」を確保!ちなみに我が家では1階から2階へと移動させましたが…とにかく「リビング以外の部屋におもちゃを置く」というのがポイントです。マンションやアパートの方などは同じフロアになると思いますが「別室」ならどこでもいいと思います。うちの場合、おもちゃはすべて寝室に置くことにしました。■収納場所を変えただけで、メリットは倍以上に!2階におもちゃを置いてしまったので、一緒に取りに行くのは少し面倒ではありますが…それ以上にメリットは結構ありました。「遊びたいものだけ」を自分で選ばせて持ってくるため、息子は「目の前のおもちゃ」で集中して長く遊ぶようになりました。私が料理している間など、長い時間もくもくと遊んでくれるようになったのですごく助かります!さらにそのおもちゃだけがリビングに広がるので、散らかる範囲が狭い。だから散らかりにくい。しかもいざ片付けようとなったときにも楽ちんです!プラレールならプラレール用の箱に入れて完了。これはどこのなんのおもちゃだっけ? と入れ物を探したり迷ったりすることもありません。そしてもし、息子が目の前のおもちゃに飽きて別のものをリクエストしたとしたら…「ひとつ片付けたら次が手に入る」という決まりが自然と生まれ、息子自身も率先して片付けに取り組むようになりました!リビングにおもちゃ箱がないだけで一石二鳥、いやそれ以上かもしれません!とはいえ、まるで片付かない日もあります。それは「最初に出したおもちゃ」を飽きもせずずっとやりたがるようなとき…そのおもちゃだけが長らくリビングに滞在していることもしばしば…。そこはズボラな母ちゃんなので。一種類しか出ていないなら、「そこはなんとなくインテリアっぽいからいいのだ!!(良くない)」と言い聞かせて見てみぬフリをしたりしています(笑)何種類もおもちゃが混在していた頃と比べると、圧倒的に今の方が部屋が散らかりにくくなっているので!
2020年01月16日こんにちは! おにぎり2525です~もう年末ですね。本当に12月って早くてブルブル震えています(泣)年末といえば、大掃除…子どもができてから、おもちゃ等が多くて…片づけるのが毎年憂鬱です。■片付けに困る子どものおもちゃ年々増えていくおもちゃ。1年でおもちゃが増える機会って、少なくても誕生日とクリスマスで2回あります。それ以外でもお土産で小さいおもちゃを貰ったり、嬉しいけれど、これでは増え続けていきます。そこで…■捨てるなら「売る」!近くのリサイクルショップなどの買取は安いので、わたしはフリマアプリを利用しています!ちなみに売ることを考えて、念のため、おもちゃの箱や説明書までちゃんと取ってあります(笑)箱があるだけで価値があがったりするので、取っておくことをおすすめします! (あれ、これって荷物増える・・・? 笑)梱包などは大変ですけど、ゴミとして捨てるよりはおもちゃも嬉しいかと!!1つおもちゃが増えたら、1つ処分するようにしたら以前よりおもちゃが片づけやすくなりました。モノが多いと息子もどう片づけていいか悩むみたいで、まずはモノを減らすことから始めてみるべきかと!!以上がわが家のおもちゃの処分の仕方でした!本当はもっとモノを大事にしてほしいんですけど、教えてもまだまだ理解が難しく、今後の課題となっています(泣)
2019年12月27日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。今年も残すところあと少しとなりました。みなさまは大掃除などしていますでしょうか? 私は年末に大掃除をしたいなぁ…と思うだけで、毎年たいして掃除をせずに終わってしまいます。さて今回は、わが家のおもちゃ事情、そして不要になった息子の物の処分方法について書きたいと思います。特にわが家はおもちゃが多い気がするのですが…■おもちゃが多い理由は…?イベントの度に新しいおもちゃが増え…さらに中古ショップめぐりが趣味の義父が、掘り出し物のおもちゃを、たびたび買ってきてくれる…ということがあります。壊れた中古のおもちゃは、とにかく安いのです。それを義父が家で修理して使えるようにしてくれるので、かなりお得! 義父にはとっても感謝しているのですが…おもちゃは場所をとりますし、服などもすぐにサイズアウトするので、衣類も気がつくと増えています。わが家は収納スペースがあまりないので、とりあえず取っておく、ということはできません。そんなこともあり、使わなくなった物は、すぐに手放すようにしています。 ■以前はフリマアプリを活用していたいとこに子どもが生まれてからは、息子が赤ちゃんのときに使っていた品々は、ほとんどあげてしまいましたが、以前はフリマアプリを活用していました。 子ども用品はすぐに売れるので、せっせとフリマアプリに出品。捨てるにはもったいない物が多いので、物は減るし、お金にもなるし、一石二鳥でした!これからの課題は、使いやすく片づけやすいように、おもちゃの収納を工夫することですね。収納づくり、がんばりたいと思います! 今年はウーマンエキサイトさんにて連載させていただくことになり、とても良い年でした。来年も、どうぞよろしくお願いします!
2019年12月27日今回は、子どもが拾ってきた、「これ、いらなくない?」というモノを捨てる方法について。「捨てていい?」っていうと絶対「ダメ」っていうから…私はこうして捨ててます!!■捨てないとどんどん増えていく、子どものよくわからないモノそして、このペースでモノをとっておくと、あっという間に家がいらないものであふれてしまうのです…。■そんなとき、私はこうして捨ててます!捨てなくてよかった気持ち半分、捨てられなくて残念な気持ち半分です…!!
2019年12月25日こんにちは。わたしはこいしさんと申します。4歳差の姉妹を育てる主婦です。現在、子どもとの生活の中で、一番頭を悩ませているのは、おもちゃの片づけのことかもしれません。特にここ数年、子どもにお片づけをさせる難しさを感じています。日々の片づけは、何度も声をかけてやっとできる…というのが現状ですが、定期的におもちゃを見直す日をつくることで、なんとか人の家を保てている気がします。今回は、わが家の片づけについて書きたいと思います。■子どもと一緒にいらないものを選別する物が散らかる原因のひとつは、収納の量に対して必要ではないものを持ちすぎていること。(分かってはいるのですが、日ごろすっかり忘れてしまっています)成長が著しい子どもたちにとって、年齢に合った、おもちゃや洋服が入れ替わるペースはとても早いです。思い出や愛着はあっても、使わないのなら意味がないので、定期的におもちゃを見直して、壊れているものや、もう必要のないものなどを処分しています。■子どもと一緒にしまう場所を決める残すおもちゃが決まったら、今度はしまう場所を子どもと一緒に決めます。大人もそうですが、なんとなく使っていて、しまう場所が決まってないと「散らかるなぁ」という実感があります。「場所を決めて、遊んだ後は定位置に戻す」ことを習慣にするために、片づける場所は子ども自身が決めると、本人がよく理解できると思います。 ■シンプルなボックスをフル活用子どものおもちゃを収納する家具や収納グッズは、さまざまなタイプのものが売られていますが、わが家では基本的にカラーボックスやリンゴ箱(ネットで買えます)など、シンプルな四角のボックスを利用しています。大人の持ち物は、頻繁には変わらないので、持ち物に合わせて収納家具を選べますが、子どもの持ち物は成長に合わせてガラリと変わります。シンプルなボックスであれば、収納するものや場所が変わっても、いろいろな使い方ができるので、使い勝手が良いなと感じています!■片づけは大人にとっても難しい思えば小さい頃、私自身「片づけしなさい!」と言われることはあれど、お片づけの方法を具体的に教わったことはなかったかもしれません。片づけは、みんなそれぞれの自己流でやっていたり、「コレ!」という正解がひとつではないため、大人にとっても難しいんですよね。私も正直あまり片づけは得意ではないのですが、みんなが心地よく生活していくために、ほど良い片づけの方法を見つけていきたいと思います。
2019年12月24日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは! まつざきしおりです。幼稚園のある日は、毎朝バッタバタなわが家。今回は、そんな日々の幼稚園の準備を少しでもスマートに…と、実践している「幼稚園グッズ収納法」について書きたいと思います。■わが家の幼稚園グッズ収納法いろんなところにグッズを置いていると、朝あれこれ取りに家中を走り回ったり…また、しまう場所が決まっていないと、「あれ!? 名札が…ない!!」となったりするので、幼稚園にもっていくものをできる限りひとつの場所にまとめるようにしています。幼稚園から帰ってきて、制服を脱いだらすぐに名札とティッシュをとって定位置である棚の上に置いて、服は洗濯機に入れてもらうようにしています。(特にこの2つはうっかり洗濯機に入れると大惨事になるので) ■ランドセルや小物類を収納する用の棚が便利ちなみに棚は、小学生の子どもがいるママ友に「もう使わなくなったから~。」と譲ってもらったものなのですが、ランドセルや小物類を収納する用の棚だけあって、サイズ感や使い勝手もとても良いです。このおかげで、だいぶ準備が楽になりました。が…。いかんせん出発直前にバタバタ準備してしまうので、こういうことも起こりがちです。ちなみに、記事を書いている今日は、お見送りで幼稚園に着いて娘を見たら、コートを着ていませんでした。子どもは風の子ー!
2019年12月24日突然ですが、私はめちゃくちゃ横着です。片付け自体はそこまで嫌いではないけど、とりあえず動くのが面倒臭い。…が、部屋がモノで溢れているのも地味にストレスです。日常生活の中では何かにつけて、はさみやらメモやら細々したものを使うことが多い。いちいち戸棚から取り出すのは面倒臭い(そのレベルで横着)から、パッと使える場所においておきたい。でも全てを出しておくとかなりゴチャついて見映えが悪い。■そんな横着ぎみな私が見つけた収納術ということで、私が落ち着いた方法は…もぅ~私にはこのやり方がベストでした!この箱をリビングの、一番行き来する位置にある棚に置いてます。「よく使うけど出しっぱなしにはしたくないな」とか「近日中に使うから収納にしまっちゃうと忘れそう」というようなポジションのモノたちをバンバン入れていく何でもボックス。ちなみに中身はこんな感じです。あんまり何でも突っ込みすぎるとブラックホールになっちゃうので、入れるのはこれくらい。少し大きめのお菓子缶なんかで十分です。しかし、向き不向きがあると思うので… ■課題は家族もできる片付け術はい。なので、細々したものの片付けは解決したけど部屋全体としては普通に散らかってます!次の課題は「家族に自分で散らかした分を自分で片付けてもらう方法」試行錯誤しつついまだに解決しない、最大の課題…。誰か策を~~~!!!
2019年12月13日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! こんにちは。保育士の中田馨です。今年も残りわずかになりましたね。年末が近付くと気になることが「大掃除」ではないでしょうか。この時期は特に、どんどん増える子どもの物をどうすればいいかを悩んでしまうところです。 今回は、年末に向けて子どもの物を片付けるコツを話します。 子どもの衣類の片付け方法子どもの物と一言で言ってもさまざまあります。まずは衣類を見てみましょう。 衣類は処分しにくい物の1つでもあります。「初めて着た服」「初めて履いた靴下」「おばあちゃんにもらった帽子」などなど思い出がつまっているのが子どもの衣類。また、もしかすると次に生まれてくる子に使えるかも、などと考えることもあります。 そんな思いがつまった衣類を処分するタイミングは下記の3つです。・サイズアウトした・ひどい汚れがついた・着ることがほとんどない衣替えをする際、来年は着れるかを考えてみます。もし難しい場合は処分を考えましょう。処分は捨てるだけではなく、まだ着れる場合は友人に譲ったり、リサイクルしたりするという方法もあります。また、思い入れがある衣服は大切に収納しておきましょう。 子どものおもちゃの片付け方法子どもに「このおもちゃいらない?」と聞けば、きっとほとんどが「ダメ!」という返事が返ってきます。長いこと使っていないからと、子どもに内緒で処分したおもちゃを「アレはどこ?」と突然思い出すこともあります。 こっそり処分してしまうと、子どもが傷付いてしまう場合もあるので、子どもとじっくり相談しながら処分するようにします。 子どもとおもちゃの処分を相談するときのポイントは4つです。・最近使っていない(半年以上)・対象年齢を過ぎた・壊れている・付録などでもらった(それほど思い入れがない)など 「もしかするとまた遊ぶかも」と悩んだおもちゃは別の場所に片付けておき、子どもが「遊びたい」と言わなければ後日処分します。 幼稚園・保育園の作品はどうする?幼稚園や保育園で作った作品は、思い入れがあって、これまた処分しにくいものです。お気に入りの作品は、額や棚に飾ったりすることもできますが、それ以外の作品はどうすればいいでしょうか。段ボールに入れていても、そのまま何年も押し入れの中に入れっぱなしになり、見返すことはないと思います。 わが家の場合は、絵は製本して1冊にまとめたり、写真に撮って処分したりという方法をとっています。あとから見返すことができるので、子どもにもなかなか好評です。 子どもの物を増やさないコツ成長とともに増える子どもの物ですが、家の収納スペースには限りがありますので、どんどん増やすわけにはいきません。物を増やさないようにするには、第一に「物の買い方を見直すこと」です。当然のことながら、物は買えば増えます。子どものおもちゃでありがちなのが、「子どものため」と言いながら、実はママやパパが欲しくて買ってしまっている場合があります。 私の場合、車のおもちゃがそうでした。1台数百円と手軽で、ついつい集めるのが楽しくなりました。気付けば車のおもちゃで箱がいっぱいになっていたのです。おもちゃは多ければよいというわけではありません。きっとみなさんそれぞれの「物の買い方」があると思うので、それは本当に子どもに必要なものかを見直してみてください。 物を処分すると、部屋も心もスッキリして子どもも遊びやすくなります。今年は年末に向けて、子どもの物の片付けを始めてみましょう! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2019年12月05日大好きな彼との同棲を考えたときや、すでに一緒に住んでいる彼がいるけれど「捨てられない、片付けられない男」で悩んでいる女性は多いようです。言っても喧嘩になる場合、はたしてどうやったら聞いてくれるの?掃除が嫌いな男性を動かした方法について経験者に聞いてみました。■ ○○だからお泊りできない、と拒否「一人暮らしの彼の家が、日当たりが悪いのもあるんですがマメに風通ししてないのと物が多すぎるのもあって掃除機がかけにくく、カビっぽい、埃っぽい部屋なんです。でも、言っても喧嘩になりそうだったので、持病のアレルギー性鼻炎を理由にして『お泊りしたいけど、鼻炎が辛くなるから泊まれないの』とデートの回数を減らしたんです。そしたら彼も焦ったのか、掃除機をかけられる床になるくらい物を減らしてくれました」(25歳/飲食関係)モテたいという意欲がある男性なら、「片付けないと女性を家に呼べない」となったらどんなにズボラでも頑張って片付けする可能性は高いですよ。「汚い家は無理」と言ってしまうとトゲがありますが、「アレルギーが出ちゃう」という言い方ならカドが立ちにくいのではないでしょうか。■ 一人で頑張っている姿を見せた「私も“片付けられない女”で、忙しいときは床にホコリが溜まろうが洗濯物が積んであろうが気にならない人だったんです。でも、彼の両親が上京してくることになって、家を綺麗にする必要に迫られて……。整理収納アドバイザーの人に来てもらって、片付けのアドバイスをしてもらったんです。それで、休みの日は1人でひたすら片付けている姿を見せていたら、彼に『俺もやるわ』とついに言わせることに成功しました」(33歳/イラストレーター)男の人って「ちゃんとやってよ!」と押し付けると猛反発しちゃうんですよね。小学生の宿題と同じで、「やろうと思っていたのにうるさく言われたからやる気をなくした」と逆効果になってしまうことも……。このケースの場合、彼にガミガミ言わずに自分がまず頑張る姿勢を見せたのが大正解だったのでしょうね。■ 自腹でレンタル倉庫を借りて物を移した「彼は服やスニーカーが大好きで、一緒に住んでる狭い部屋にいつも箱や紙袋が積み上がってるしクローゼットもパンパンでした。でも、売るのも捨てるのも嫌がるし、勝手に触ると怒るのでどうにもできなくて……。そこで諦めて、近くにレンタル倉庫を借りて移したんです。月に8,000円くらいの出費でストレスが減るならもっと早くやればよかった!」(26歳/Webデザイナー)フリマサイトに売るという方法もありますが、コレクション欲が強い人にとっては自分の大事なものを手放すのは決していい気分になりません。場合によっては「彼女に売らされた」とずっと根に持つ人もいます。そういうタイプの彼なら、「物を別の場所に移す」という方法は決して間違いではありません。お互いの妥協点を見つけることは大事ですね。■ 彼にどの方法が効くか見極めるのが大事片付けられない彼への対処法は「下手に出てお願いをする」「率先してやっている姿を見せる」「別の解決策を探す」など、正解は一つではありません。大事なのは、彼の性格を見極めること。そこを無理して解決させようとしても、わだかまりが残ります。本当に大事なのは、彼と仲良くしつつ自分がストレスを感じない部屋にすることではないでしょうか。そこを見失わないように、正解のアプローチを選んでくださいね。(上岡史奈/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年09月15日わが子は6歳と3歳。なかなか身の回りを片付けることができません。特に3歳の娘は片付けの声かけをしても行動に移せません。そんなとき、保育士さんに「片付けられるようになるポイント」を教えてもらいました。 いつしかママが片付けることが当たり前に娘には2歳前後から少しずつ「片付け」を教えていった私。ところが娘は「どっちが早くお片付けできるかな?」と誘ってみるものの、動こうとしません。結局、すべて私が片付けをしていました。 まだ小さいから仕方ないとそのころはあまり気にしていなかったのですが、3歳になってもお片付けができません。いつの間にかママが片付けるのが当たり前になっていました。小さいうちからお片付けの習慣をつけておくべきだったと後悔しました。 保育園に通っていたから?息子はお片付けできる2歳前後の子どもにお片付けを教えるには、まず親が見本を見せる、次に一緒にお片付けをするのが基本ステップかと思います。私のようにすべてやってしまうのでは、子どもに片付けの経験を積ませてあげられませんよね……。 一方、息子の場合は保育園へ通っていたからか、娘よりは身の回りを片付けることができました。保育園で毎日繰り返していたことが、自然と習慣化していたのだと思います。 「片付け場所がひと目でわかる工夫」そんなときに保育士さんから聞いたのが「片付け場所がひと目でわかる工夫」をすることでした。子どもはどこに何を置くのか、わからないからできないことが多いそうです。もしかしたら娘も片付けられないのではなく、置く場所がわからなかっただけかもしれないと感じました。 そこで「ボールは黄色い箱ね」など、本人と相談しながら片付ける場所を決めてみました。最初は一緒に片付け、徐々に手助けを減らしていくと少しずつ自分でできるようになりました。 お片付けが苦手な子どもは「どこに何を置くのか」わからないケースが多いことを知り、わが家では娘がお片付けできるようになるきっかけになりました。お片付けボックスにシールを貼るなどして目印をつくってもいいですね!著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年06月15日子どもに「部屋が散らかってるから片付けなさい!」と何度言ってもすぐ散らかる。または、そもそも片付けをしなくてイライラ…そんな経験どのママもお持ちかと思います。片付けられないのは性格?片付けできるかどうかってその人の性格によるところが大きいなと思ってまして、かくいう私も大雑把なので実はあまり片付けが得意ではないです。なので基本多くは望まないのですが、当時高校生の娘のだらしなさにはビックリしてしまった私。ここまで散らかっても平気なのかと。幼いころなら、「お片付け競争、どっちが早いかな~?よ~いどんっ!」でノせてお片付けできましたが、もうそんな方法は通用しない…正論で諭しても「やるやる」でやらない。私が片づけると、「勝手に部屋触らないで!」と思春期問題が顔を出すわけです…(涙)その数日後…片付けの魔法は以外な方法…虫、特にGが大の苦手な娘。散らかった部屋の中でも娘の目につきそうなところに自然な感じでひっくり返しておいておきました(笑)苦手ゆえじっくり見たりしないので大成功!部屋を片付ける必要性を本人が(強制的に?)感じて、自ら率先して部屋をきれいにしていました。これが一番大事な片付けの魔法!片付いていてキレイな部屋は気持ちがいいし、どこになにがあるかすぐわかって探す手間も減る…片付いた状態のメリットを改めて感じてくれたようです。親が子どもにイライラしてしまうのは思い通りに行動してくれないからですよね。私もそういう経験を経て、年を重ね、怒ることには疲れてしまった!(笑)ので違った角度から物事を考えるようになりました。一番大事なのは「子ども自身が必要だと思うこと」だと思います。必要と思えれば行動はするものです。子どもが「そう思えるようになる」ためにはどうしたらいいかな~を考えるのは結構楽しいです。でもこの記事子どもたちに読まれたらもう使えない手になってしまうので、その時はまた別の角度から攻めたいと思います(笑)
2019年04月04日子どもが自主的に子ども部屋を片付けてくれたら……と望むママさんたちはとても多いはず。ただ「お片付けをしなさい!」と言ったところで、子どもたちは動いてくれません。元塾講師の筆者が講師時代に子どもたちの話を聞いて分かった、子どもが自主的に片付けできるポイントをご紹介します。■ 子どもに合った“仕組みを作る”ことがポイントまだ成長途中の彼らは、どうやって片付けをすればいいのか、上手く理解できていないことも多いのです。つむぎ / PIXTA(ピクスタ)「このおもちゃで遊んでいい?」「明日は〇〇ちゃんと公園に行ってもいい?」と、逐一お母さんに指示を仰いで生活をしている子どもたちにとって、なんの指示もなくただ片付けろと言われるのは、けっこう酷なことだと思います。さらに以前、筆者が塾講師をしていたときに、「きちんとお片付けをしたつもりでも、“全然できていない”と怒られる」「お母さんの気に入る片付けができない」と、文句をこぼしていた子がけっこう多くいました。タカス / PIXTA(ピクスタ)そういう子どもたちの声を聞いてみると、ある共通事項があがりました。それこそが、いつもはお母さんが子ども部屋を掃除してくれているけれど、お母さんに時間的な余裕がないときには「自分でやりなさい」と声をかけられるということでした。これでは、“自主的な掃除”は身につきません。現状を変えるためには、子どもに合った片付けの仕組みを作ってあげることが大切なのです。■ 子どもに合った片付けの仕組みを作る3つの方法子どもに合った片付けの仕組みを作るための3つの方法をご紹介します。1. ワンステップの収納法を取り入れるSatoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)保育園で働いている知り合いに聞いたところ、かけるだけ、置くだけ、などのようにワンステップでの収納法を意識すると、比較的自主的に片付けをしてくれるようになるそうです。家でも仕組みは同じでしょうから、取り入れる価値はあると思います。2. 印をつけておくことでわかりやすくチュン子 / PIXTA(ピクスタ)おもちゃのシルエットを収納したい場所に貼り付けておくと、誰がどう見ても「そこに収納するものはコレだ」とわかるようになります。最初の手間はかかりますが、一目でわかるようにしておくことで後々の声がけが楽になります。3. 子どもと相談するYUMIK / PIXTA(ピクスタ)どこになにを収納するか、それ自体を子どもと相談しながら決めていくのもアリだと思います。お母さんの気に入るように片付けるのではなく、自分のやりやすいように片付ける、これを徹底してやれば次第に自主的な片付けができるようになります。いかがでしたか?最初は一緒に考えるという手間が発生し、面倒くさいと感じるかもしれません。しかしルールさえ理解していれば、徐々に自主的に片付けをしてくれるようになるはずです。もしも子どもが自主的に片付けをしてくれないと悩んでいるのであれば、ぜひトライしてみてください。
2019年02月20日おもちゃや服、使ったものなど、子どもはすぐに出したまま、使ったままにしてしまいますよね。親としては自分から率先して片付けてくれる子になって欲しいのに、その願いはあまり叶うことはありません。とは言え、中には自分から物を片付けられる子だっていますよね。そこで今回は、子どもが率先して片付けたくなる部屋に共通するポイントを3つご紹介していきましょう。1. 入れるだけ、かけるだけ大人は、おもちゃをキレイに整頓したくなりますよね。ブロックはここ、パズルはここ、細かいものはこれにまとめてこっちに入れるなど、種類によって分けて入れておきたいと考えます。しかし、これを子どもにさせようと思っても「めんどくさい」、「むずかしい」と感じられ、どう片付けたら良いのかわからなくなってしまいます。子どもが自分で片付けおうと思わせるには、なんでもいいからただ入れるだけ、ジャンバーやコート、パーカーなどのアウター類はかけるだけ。 これを徹底しましょう。どんなものでも、ワンステップで終わるようにすることで、子どもが自分で片付けやすくなるのです。整理しながら片付けるのは、教えなくとも年齢と共に自ずと覚えます。子どもが小学生低学年のうちまでは特に、簡単に片付けられる環境を作ってあげましょう。2. 色分けをする子どもはゲームが大好き。トランプ、じゃんけん、かくれんぼなど、どんなことでも全力で取り組みますよね。そこを利用し、片付けを「ゲーム」として認識させてしまいましょう。子どもには、色を見分ける能力が長けています。赤を「あか」とわかっていなくても、見比べて同じ色だという事はわかるはず。そこで、片付けを「色分けゲーム」とするのです。おもちゃを入れる場所に直接「色シール」を貼り、おもちゃにも同様に入れる場所の色に合わせたシールを貼ります。そうすることで、片付けをするときに、「同じ色のところを探してみよう!」とゲームのように始められるのです。時にはシールの色を変えてみると、毎回同じ場所に入れることもないので飽きずに続けることができますよ。おもちゃを片付けるのを苦手とする子どもは、どう片付けたらいいのかわからないからということが多く、片付けやすい状況を作ってあげることで改善するのです。3. 音楽のかける時計で意識付けを子どもは片付けが苦手。そのうえ、遊んでいるうちに片付けのことが抜け落ちてしまっているということも少なくありません。そこで、時計のアラーム機能を使い、「片付けの時間」というのを設けてみましょう。アラームも、普通のピピピという音より、子どもの知っている音楽が鳴るものがオススメですね。幼稚園では、片付けを音楽に合わせてするというところが多いです。自分の子どもの幼稚園や保育園が流すお片付けの音楽を知っていれば、一緒に歌って楽しく片付けができるかもしれませんが、わからなければ自分の家のお片付けの音楽を設定してみましょう。「歌が鳴り終わるまでに終われば合格!」など、親がノリノリで片付けを促してみると、子どもも楽しく片付けが出来るかもしれませんよ。片付けは、子どもを楽しい気分に出来た方が早く楽に終わるのです。いかがでしたか?子どもは楽しくなければ何もしません。ブロック遊びも塗り絵もお絵かきも、楽しいからするのであって、楽しくないと感じる子は他の楽しいと思える遊びをしますよね。片付けは楽しくないこと、そう子どもにインプットされているから率先して片付けられないのです。片付けが楽しいと思わせるためには、親の協力が必要なのですよ。
2019年01月23日片付けの話。相変わらず散らかすばかりの子どもたちです。黙って見守ってても誰も片づけないので最終的には・・・「片づけなさい!!!」と怒鳴る羽目になります。一度怒鳴ったくらいで片付くならいいのですがほらこれも!そこも!途中でさぼらない〜〜とどんどんエキサイト。ギスギスする空気と、「ああ〜また怒ってる」とため息をつく旦那。片づけなさい!と注意してるときの旦那のため息もイヤなもので…旦那本人にそのことを言ってみたのですが、どうやら無意識で出てるらしい。私はただ家の中をキレイにしたいだけなのに・・・。なんだか一人でワーワーいってるのがアホみたいじゃん?数日間、何も言わず、私が積極的に片づけもしなかったら(最低限の掃除などはしていましたが)散らかった部屋を見て、「片付けは大事」と気が付いてくれるかな?と思い、2日間ほどスルーしてみました。平和と引き換えに散らかっていく部屋・・・。(なんか荒れ果ててるんだけど、みんなこれでいいの? 気にならないの???)結果、やっぱり「片づけなさい」という怒声が響いてしまいました。片付けをしやすいように収納方法を変えてみたり出したら片づけるようにと徹底的に注意してみたのですがなかなか身につきませんね…。来年の抱負は「子供たちに片付けを習慣づける」を抱負にしたいと思います。
2018年12月22日散らかり放題の部屋を子どもに片付けさせるのは至難の業だ。「掃除しなさい!」という言葉も功を奏することは少なく、大抵はむなしく響くのみだが、こんなありふれた声がけが信じがたい悲劇を生んでしまった。FOX10ほか、米国の複数のメディアが報じている。米アリゾナ州のリッチフィールドパークに住むイヴォンヌ・ウッダードとドイル・W・ハバートの夫婦は先週の土曜日、同居している11歳の孫に朝から「部屋を片付けなさい」と言い続けていた。2人は孫の保護者で、両親はいない家庭だったようだ。リビングルームでテレビの前に座った祖母が何度目かの「自分の部屋をきれいにしなさいよ」と声がけをした後のことだった。地元警察署のスポークスパーソンによると、孫はおもむろに祖父のハンドガンを手に取り、背後から祖母の後頭部を撃ち抜いたという。祖父は逃げた孫を追いかけるも、すぐに踵を返した。妻に駆け寄り、手当を始めようとしたその瞬間、再び銃声が響いた。孫が今度は自分自身を撃ったのだ。祖父は銃を取り戻し、911に電話をかけた。だが、祖母も少年も死亡した。詳しい状況は捜査中だが、この孫に、他人もしくは自分を傷つける衝動は見られなかったという。
2018年11月08日気温も下がり、そろそろ扇風機を片付けようと思っているご家庭も多いのではないでしょうか。毎年の作業ではありますが「扇風機ってかさばるし、収納しづらいな」と思うことありませんか?わが家では「収納法」をイチから見直してみました。スッキリ片付けるための3つのプロセスをご紹介します。■ 1.まずは労いの気持ちをこめて「ホコリ」の除去まずは扇風機の分解です。プロペラを覆うカバーを取り外し、プロペラを取り外します。分解完了!扇風機の頭部を分解すると、本体は意外にもコンパクトに感じます。ひと夏の汚れとはいえ、ホコリがものすごい!汚れを除去できる布や掃除用具で、ホコリをきれいにお掃除します。扇風機は夏の代名詞だからでしょうか?掃除している間、この夏の思い出が頭をよぎります(笑)。■ 2.ジャストサイズのダンボール収納をDIYわが家ではよくある「扇風機カバー」をかぶせて、そのまま物置に入れていました。扇風機は形もいびつだし、自立させたまま収納しなければならないので、物置に「どん」と置いてそれで終わり。しかし、その姿のまま収納すると、扇風機の上に物が置けません。わが家の物置は狭いので、ちょっとでも多く物を積み上げたいところ。そうなると、欲しくなるのがジャストサイズの「ダンボール」。ですが扇風機を買った時のダンボールは、とっくの昔に捨て去りました。ここにきて後悔するハメになるとは思いもよらず……。ないなら作るしかない!不要になったダンボールで作るジャストサイズのダンボール!今回は扇風機よりやや大きめサイズのダンボールを用意しました。ちなみに、ダンボール収納の詳細については「ピッタリサイズのダンボール収納」をご覧ください。■ 3.スペースが「20%減」に!分解して収納頭部を分解してお皿のように重ねると、とてもコンパクト。その頭部のかたまりを、扇風機本体のお腹に抱えるように収納してみます。これまでは扇風機そのままの姿で収納していましたが、分解して収納すると、高さが低くなって収納スペースを20%も節約できるんです!横幅だけでもプロペラ部分の出っ張りがなくなって、10%ほどコンパクトになりました。ダンボール収納になると、蓋が開けっ放しになるのが気になりました。今回はダンボールの都合で、観音開きになってしまったのでなおさらです。そこで見つけてきたのがダイソーの「ダンクリップ」。一時期テレビでも話題になった商品です。日本製!使い方は簡単です。段ボールの閉じる部分をお互い挟んでクリップするだけ。「サクッ」と挟まりますよ。これで、ぴったりと蓋が閉じました。季節ごとなどに何度も開け閉めが必要なダンボールには最適です。いちいちガムテープを使うと、開閉部分が「がっさがさ」になるという現象を防げそうなアイテムですよ。わが家の物置で来年の夏を待つ扇風機の様子。どこか清々しさを感じるのは筆者だけ?上部をご覧ください。これまでは天井に頭がぶつかって、窮屈そうに頭をかがめていた扇風機ですが、今年からは収納スペースに余裕が生まれました。扇風機そのままの姿で収納している方や、かさばりが気になる方は「考え方をリセットする収納方法」をいちど試してみてはいかがですか?(written by キタノ)
2018年09月30日典型的な「ザ・適当男子」な長男。ある夜。ランドセルから出したふでばこがそのまま出しっ放しになっていたので、ちゃんとなおす(片付ける)ように言うと、まさかの「わざと出してる」発言。しかし、その後使われることなく、再度注意したものの、「ちゃんと自分でなおすから!!」の一言。「分かった。じゃあお母ちゃんもう何も言わないからちゃんと自分でランドセル入れや~」というと、「はいは~い。大丈夫大丈夫~!!」しかし翌日。ランドセルに入れられることなく、ぽつんと放置されたままのふでばこを発見。もう、こんな感じのことが週に何度もあって、毎回↑な顔になってます(笑)
2018年05月30日「夫がそこらじゅうにものを置くから片付かない」「夫が着ない服をなかなか処分しなくて困っている」など、片付けられない夫に対してイライラを募らせる女性は少なくないもの。「30オトコの本音に向き合う」ビジネスマン向けサイト『R25』が20~30代の既婚女性200人に「これだけは許せない夫の習慣」を調査した結果でも、第1位が「衣服・靴下などを脱ぎ散らかす」、第2位が「ゴミをいろいろなところに置く」となり、「使った文具や工具などを片付けない」や「使ったバスタオルを所構わず置く」もランクインしました。この結果に、「わかるわかる!」と思う方も多いのではないでしょうか。『片づけられない・捨てられない夫を変えて汚部屋がキレイになりました』(まきりえこ著、扶桑社)では、物を捨てて部屋をスッキリさせたい著者が、いかにして夫や家族の協力を得られるようになったのかがコミックで書かれています。今回は本書の中から、夫が片付けられるようになる方法をご紹介します。■1:まずは1ヶ所だけを片付ける著者の夫の場合、一人暮らしをしていたころはそれなりに自分で片付けていたのですが、結婚後、妻がバタバタと片付けている姿を見ると何をしていいか分からなくなっていたといいます。しかし、あるときテレビで「トイレ掃除をすると運がよくなる」と言っているのを見た夫が、思い立ってトイレ掃除をしてみると達成感があり、自分の部屋も片付けてみようという気になったそうです。これは、スポーツや学習などの上達法である「スモール・ステップ」を実践しているようなもの。いきなり大きな目標に挑むのではなく、乗り越えやすい小さな課題をクリアする経験を積み重ねながら、最終目標に近づいていくやり方です。そもそも、夫は片付けが苦手なわけではなく「週末は机を片付けて、パソコンブースを作ろう!」などと楽しみながら片付けをするタイプだったのです。それなのに妻が「あなたは片付けができない」というレッテルを貼り、一気に片付けようとするのでついていけなくなってしまっていたのです。夫側に片付けたいという気持ちがあっても、妻のペースを押し付けられるとやる気が失せてしまうもの。妻がイライラしながら片付けている様子をみると尚更です。片付けをするのはいいことですが、相手の性格やペースを考慮することも大切。そうすれば夫も自分から片付けるようになるはずです。■2:夫を「中古品を売る係」に任命する片付けられるようになったとはいえ、なかなか物が捨てられず、「溜め込み癖」が直らなかった夫。ところが、中古品を売りに行く係として家電や服を売りに行くようになってから、徐々にものを手放せるようになったといいます。特に服は思い入れがあり、もう着られないと自分でもわかっているのになかなか捨てられないもの。リサイクルショップに売りに行き、まとめて何百円にしかならない現実を目の当たりにしたとき、もう手放そうという決心がついたそうです。また、著者が行った「ご褒美作戦」も効果あり。「片付いたら新しい服を買っていいよ」という言葉で、夫はウィンドーショッピングをしたり、ネットで流行をチェックしたりしてワクワクする気持ちになったそうです。ものを手放すタイミングは人それぞれ。誰かに無理強いされると、余計に捨てたくなくなってしまうこともあります。相手の気持ちが熟すまで待ちつつ、うまく提案できるといいでしょう。■3:お互いがラクになる収納方法にする著者は以前、衣類を引き出しに隙間無くきっちりとしまっていました。しかし、スペースなく詰め込まれていると、次にものを入れようとしたときに入らず、他の家族にとっては使いづらいものになってしまいます。また、すぐにぐちゃぐちゃになった引き出しを見てイライラするという悪循環も生まれます。そんな事態を避けるためには、お互いにとってラクな収納をすること。引き出しの中身に余裕を残しておけば、家族が片付けるときもどこに入れればいいのかがすぐわかります。また、「保留用の引き出し」を用意しておくのもポイントです。どこに入れればいいか迷ったものはその引き出しに入れるようにしておけば、床などに置きっ放しのものが減り、お互いにストレスを減らすことができるでしょう。*著者は自分一人が片付けを頑張っているときにはイライラしがちで、いつも空回りしていたといいます。しかし、ただやみくもに片付けるのではなく、家族がラクに片付けられるような空間をつくることで、夫や子供も協力してくれるようになったそうです。他人を無理やり変えようとすれば反発が起こるもの。お互いにどんな環境で生活するのが快適なのかを考え、相手のペースも尊重しながら片付けを進めましょう。(文/平野鞠) 【参考】※まきりえこ(2016)『片づけられない・捨てられない夫を変えて汚部屋がキレイになりました』扶桑社※妻が絶対許せない「夫の習慣」1位は-R25
2016年06月28日【女性からのご相談】34歳OLです。片付けるのが苦手です。片付けをするとなると気が重くなりなかなか進みません。アドバイスをお願いします。●A. “捨てる、捨てない”以外の選択肢を作りましょう。ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。まず、相談者さまは片付けになると気が重くなってきてなかなか動けないとのことですね。筆者もそうなのですが、“必要ないもの、必要なもの”に分けるのが苦手なのだと思います。それが難しいために、苦痛になってしまう……。選別に時間がかかりすぎて「今日のところは、これでいいや」と中途半端なことになっていませんか?結局は広げてみたものの大して進行しないまま、物をまた元通りにしまい込んでおしまい……といった具合ですね。片付けが苦手な人は、・決断するのが苦手・優先順位を決めるのが苦手です。そういった理由から、大切なことが後回しになってしまいます。●見分ける作業は肩の力を抜いて“捨てる”ことが前提なので、必要以上に力が入り自分で気分を重くしているのかもしれませんね。“決断”は大切なのですが、それによって気が重くなっていては今までの繰り返しです。もっと気楽に見分けるように工夫 してみてはいかがでしょうか。たとえば、身につけるもの……衣類やアクセサリーなどで考えたとき・使う・使わないに分けます。しかし、その他にすんなり選別できない、“あいまいなもの”が出てきたりします。それは「使わないけれど大切な思い出がつまっている」といった思い入れがあるものたちが多いもの。そこで手をとめずにとりあえず・あいまいなものとして分けておきます。●“あいまいなもの”と向き合う仕分けが難しい“あいまいなもの”は「使わないけれど、思い入れがあるから捨てられないもの」 ですよね。そこで“思い入れる”理由を3つに分けてみましょう。たとえば、・旅の思い出に購入したなど捨てるのが忍びないもの・母親から受け継いだ指輪やネックレスなどお金では買えないもの・高価だったから捨てるのがもったいないものこのように3つに分けて収納しておけば、後からいつでも眺めて楽しんだり吟味し直したりすることができます。●高価だったからもったいないものは?そのとき買ってはみたけれど、高価で捨てるのがもったいないものとは、購入当時の“欲の象徴” を表すものですね。眺めながら「いらない!」と実感するときまで、半年サイクルで見分ける作業をしましょう。----------ものを“思い”重視で区分けするのは、衣類やアクセサリー類などです。食器類については、“目的”で区分けしていきます。とにかく、肩の力を抜いて気楽に作業することをおすすめします。【参考文献】・『捨てる勇気残す覚悟―整理できない私が変わる』土井けいこ・著●ライター/渦マキ(フリーライター)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2016年06月22日ライフオーガナイザーという仕事柄、よく尋ねられるのが「なぜか部屋が散らかっちゃうんです」「どうしたら片付けられるようになりますか?」という質問。なぜ「片付けられない」ことが起こるのでしょうか? それは、自分が管理できる物量 < 実際の物量となっているからです。自分が管理できる物量と実際の物量とが等しければ、「片付けられない」という事態にはなりません。つまり、このバランスがなぜ崩れているのか、どこに片付かない癖があるのか、どこからなら直しやすいのかを分析すると、対策が立てやすくなるというわけです。「片付けられない」と悩んでいる人は、まず次のチェックで、自分の片付けられない原因を考えてみましょう。■片付けられない原因がわかる、片付けタイプチェックあなたの片付けられない原因はどこにあるのでしょうか? 当てはまる項目の数と数字をチェックしてください。<片付けタイプチェック>(1) 家より外で過ごす方が好き、または日中家にいる時間が少ない(2) 隙間を見ると「ここに何が置けるか…」と考える(3) ショッピングでは一目ぼれや衝動買いが多い(4) 好みではないものでも、もらったお土産やプレゼントは捨てられない(5) ネットやスマホ、気づくと1時間以上見ていることがある(6) 「ハサミどこ?」と電話で聞かれても、すぐに説明できない(7) もらえるものは、とりあえずもらっておく(8) 中身がわからない段ボールや紙袋がある(9) 明日でもいいことは明日やることにする(10) 鍵が行方不明になるのは、よくあること(11)「限定」や「今だけ」という言葉に弱い(12) いつか使えると思うものは、お菓子の箱でも取っておく■片付けタイプチェックの結果は…まず、チェックの数が多いほど、家が散らかりやすい傾向にあります。これは、なんとなくわかりますよね。このチェックではさらに、どの項目にチェックがあったかによって、片付かない原因もわかってしまいます。というのもこの12項目、実は4種類に分かれているんです。■(1)、(5)、(9)に当てはまった人 =「時間の使い方」に注意日々生活をしている家を心地よい状態に保つには、それをリセットするための時間が必要です。たとえば(1)、(5)、(9)の3つの項目すべてにチェックがつく場合、やっと家に帰ってきて家事をして、ちょっと気分転換にスマホでネットサーフィン、気づいたらもう寝かせる時間になっちゃった…なんていうケースが考えられます。それはつまり、少なくとも1日分の物が散乱した状態になってしまっているということです。<改善策>時間の使い方が原因で片付けられないという人は、時間の使い方と行動を見直す必要があるでしょう。家にいる時間を増やすことはできないか、自分で予定を詰め込み過ぎていないか、振り返ってみましょう。一日の流れや週の中でここだけは…とリセット時間を設けるのもよい考えです。ほかにもスマホやTVを「だらだら」見てしまうのをやめると、それだけで時間が生み出せます。たとえば5分でどれだけのことができるか、一度タイマーをかけて動いてみてください。想像以上に物が片付きますよ。■(2)、(6)、(10)に当てはまった人 =「定位置管理」に注意物は誰かが動かさない限り、勝手に移動しません。そして、家の中で物を置ける場所というのは限られています。ここにチェックが付いた人は使った物をそのままにしておく癖があったり、物を置くのに決まった場所がなかったりすることが多いです。また、隙間があるとそこにぴったり収まる収納グッズが欲しくなる人も多いです。<改善策>片付けが苦手な人にとって、物の住所を決めて守ることと、空間に適度なゆとり(隙間)を保つことは大変重要です。特に、最初の決めた場所を「守る」、まずはこれを癖づけることに注力しましょう。そのためにはラべリングをしたり、しまう⇔出すが簡単にできるようにしたり、見える収納を意識することを考えます。■(3)、(7)、(11)に当てはまった人 =「物の入り口」に注意物は誰かが家に入れない限り、勝手に入ってくることはありません。必ず誰かが入ってくるのを許可しています。片付かないと悩んでいて、ここにチェックが付く人は、まず入り口をぐっと狭くする必要があります。また、よく聞くのは、「こどもの物が片付かなくて…」という声。年齢が高いお子さんなら事情は異なると思いますが、小さいお子さんが「お買い得だったから」とか「可愛かったから」などと物を買ってくることはまずあり得ませんよね。片付かなくしているのは、実は大人なのです。<改善策>自分が物を買い過ぎていないかはもちろん、子どもの物の場合、おじいちゃんおばあちゃんからのプレゼント、お下がりの洋服やおもちゃについても考えてみましょう。もらいものに関しては、相手の気持ちを考えるときっぱりと断りにくいこともあるでしょう。しかし、物を収納できる空間は限られています。管理できなくてストレスがたまるようなら、相手との関係性も考慮しつつ、ミュニケーションを図って改善していきましょう。■(4)、(8)、(12)に当てはまった人 =「物の出口」に注意一度入ってきた物を、いつどのように家から出すのかも、片付けにおいては大きな問題です。物の出口がないと、いくら入口を狭くしても物は減りません。増えていくだけです。「もったいない」というのは素晴らしい美徳ですが、物は使われてこそ活かされるもの。どんなに高価ないただきものでも、しまいこんで使わないのでは、相手にも何だか申し訳ない気がします。まずはどうしたら活かすことができるか考えてみましょう。<改善策>「月に1回」でも、「この箱が一杯になったら」でも構いません。自分なりの時期を決めて出口を広げる作業をしましょう。「何かに使える…」と取っておいてしまうものについては、本当に使えるのか、他のもので代用できないか、どのくらいまでなら取っておいてよいのかなどを考えてみましょう。片付けで悩みたくないという場合、一度は出口を最大限広げる必要があります。これを最初にできると後がすいぶん楽になりますし、繰り返すうちに自分の管理能力に見合った出入り口を作れるようになります。以上、「片付けられない」と悩む人の特徴と改善策を見てきました。ご自分の癖や対策は見つかりましたか? できることから一つずつで構いません。それでも、進めると必ず変わっていきます。ぜひ実行してみてください。ただし、「片付けが苦手だ」という人の中には、小さな頃からどうしても片付けができないという方もいらっしゃいます。そのような場合には、専門家を頼りましょう。専門的なアドバイスを取り入れながら最初の環境作りを進めると、片付けられるようになってきます。ぜひお近くのライフオーガナイザーを頼ってみてくださいね。
2015年02月11日ワニブックスは、整理収納コンサルタントの本多さおりさんによる初の著者「片付けたくなる部屋づくり~古い2Kをすっきり心地よく住みこなす『片付けのプロ』の暮らしテクニック65~(ワニブックス 美人開花シリーズ)」を12月10日に発売した。価格は1,280円。同書では、2Kの自宅を例にあげて、毎日をラクに楽しむための収納術を写真付きで公開している。著者は「片付けやすさ」を重視しており、片付けに必要なのは本人のやる気が20%、残り80%は「片付けたくなる収納法」だと述べている。同書では「やる気を出さなくても片付くシステム」をはじめ、欲しい時間を捻出するための時短につながる暮らしのアイデア、ケースを使って衣類を「立てる」収納法などの片付け術を紹介している。なお、著者の本多さおりさんは、ブログ「片付けたくなる部屋づくり」を開設しているほか、「まる得マガジン」(Eテレ)に講師として出演しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日