「嵐」の相葉雅紀の単独初主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』のワールドプレミアが10月26日(日)、開催中の第27回東京国際映画祭で開催。相葉さんに共演の榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真、犬童一心監督が六本木ヒルズで行われたプレミアイベントに来場した。イベント前に流された予告編で、相葉さんの姿が映し出されるたびに会場には悲鳴のような歓声が響き渡る。相葉さんらはクリスマス映画にふさわしくそれぞれ“赤”を取り入れたファッションで登場。映画は漫画家という夢を追いつつ書店員として暮らす、優しすぎる青年・光、彼が運命的に出会い恋に落ちる韓国人の照明デザイナー、その元カレで光とは同級生の人気漫画家、光にほのかな恋心を抱きつつも、それを伝えることなく光の恋を応援する幼なじみの4人の切ない恋が展開する。劇中、アニメーションで登場する光が、ダークな心の声を反映し生み出したキャラクター“デビクロくん”のぬいぐるみを腕に着けた相葉さんは、歓声を浴びながら「クリスマスにぴったりの作品ができました。恋をしたくなると思います」と作品をアピール。単独主演は初めてとなったが「いい緊張感の中でできたと思います。『嵐』として『黄色い涙』を犬童監督に撮っていただき、知らない仲ではなかったのでやりやすかったです」とふり返る。犬童監督は『黄色い涙』の撮影時から相葉さんの魅力を見抜き、単独主演映画を撮ろうと計画していたと告白。「駅のホームに立ってる姿を見て『この人、カッコいいな。こういうキャラはいないな。この人でないと撮れない映画を作りたいな』と思いました」と明かす。生田さんは「相葉くんとの仕事は中学生の時以来、17年ぶりくらいです」と明かし、「大人になった僕らの魅力が詰まった映画だと思います!」とアピールした。ちなみに相葉さんが演じた光は、幼なじみの杏奈(榮倉奈々)の想いに気づかない“鈍感男子”だが、相葉さん自身は?当人は「人の思いに関しては敏感だと思ってます」と語るが、榮倉さんは「鈍感な人って自分で気づかないですもんね(笑)」と不敵な笑みを浮かべポツリ。相葉さんは「そうなの?僕をそんな風に思ってたの…?」と焦った様子で、ヒョジュさんに「どうですか?僕…」と不安げに問いかける。ヒョジュさんは「基本的には思いやりのたくさんある優しい良い人です」と語りつつ、「でも…“デビクロ”部分もありますか?」と逆に相葉さんに質問。相葉さんは「ありますけど一生、見せることはありません!」と語り、会場を沸かせる。すかさず生田さんが「僕は見たことあります!相葉雅紀はすごく怖かったんですよ(笑)」と相葉さんの知られざるブラックな素顔(?)を暴露し、相葉さんは「やめろって(苦笑)。そういう場所じゃないでしょ」と苦笑い。仲の良いやり取りに会場は笑いに包まれた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は11月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』が第27回東京国際映画祭にて上映されるのに伴い10月26日(日)、プレミアイベントに続いて上映直前の劇場にて主演の相葉雅紀(嵐)を始め、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真、犬童一心監督が舞台挨拶を行なった。『黄色い涙』で「嵐」を主演に映画を製作した犬童監督が、中村航の小説を単独では初の映画主演となる相葉さんとのタッグで映画化。優しすぎる青年・光の運命の恋を中心に、4人の男女が紡ぐ恋物語を鮮やかに描き出す。舞台挨拶では登壇陣が撮影中に感じた“胸キュンの瞬間”を告白!相葉さんが胸キュンした相手は幼なじみ役の榮倉さん?それとも運命の恋に落ちるヒョジュさん?…と思いきや、意外にも「斗真かな?」とニッコリ。「撮影に入ってすぐに僕は誕生日を迎えたんですが、『相葉ちゃん、これ使って』とベンチコートをくれたんです。寒かったから助かって、キュンキュンしました」と友情の胸キュンを明かす。榮倉さんは「キュンというより『やったー!』という感じかな?」と相葉さんとのあるエピソードを告白。「相葉さんはいつも変わらず、私生活が見えないし“裏の顔”を見せてくれないんです。でも、ちょっと照れるようなシーンで緊張していて、手を握る場面でギュッと握られた時、『やったー!』と思いました(笑)」としてやったりの表情を見せる。映画祭では英語の同時通訳がつくが、この中で相葉さんの様子が「shy(シャイ)」と英訳されると、相葉さんが「シャイなんです」と照れくさそうな笑みを浮かべていた。一方、ヒョジュさんは自身が演じた照明デザイナーのソヨンと光が初めて会うシーンの撮影の日がかなり冷え込んでいたことを明かし「音がして、顔を上げたら光くんが鼻水を…(笑)。『(寒さで)全然、感覚がない』と言ってて、この人は純粋な方なんだなとキュンとしました」と明かす。同時通訳にこれが「pure(ピュア)」と英訳されると、相葉さんは「ピュアボーイです」と語り、会場は笑いに包まれた。生田さんは、ヒョジュさんとの回想シーンの撮影を述懐。「セリフがないのでアドリブで好きに喋ってくださいと言われ、『昨日、何食べた?』などと話してたんですが、僕は手をケガしてて、そうしたらヒョジュさんが突然、手を取って『どうしたの?大丈夫?』と傷をなでてくださって『かわいいなぁ』って思っちゃいました(笑)」と本気の胸キュンエピソードを告白。ちなみに犬童監督によると、本編でも「その瞬間が映っている」という。また、日本での公開前にもかかわらず、すでに本作が韓国、台湾、香港で2015年に劇場公開されることが決定したことも発表された。相葉さんは「『嵐』としてコンサートでも行ったことがあり、そんな場所で公開されるというのは嬉しいです。より多くの人に見てもらいたいので」と喜びを口にしていた。第27回東京国際映画祭は開催中。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は11月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日漫画家・大島弓子の自伝的コミックエッセイをドラマ化したWOWOWの連続ドラマW『グーグーだって猫である』(10月18日スタート 毎週土曜22:00~ 全4話)の舞台あいさつ付き完成披露試写会が、10月16日に丸ビルホールで開催。宮沢りえ、長塚圭史、犬童一心監督が登壇した。飼い猫との日常を描いた『グーグーだって猫である』は、2008年に小泉今日子主演で映画化され、スマッシュヒットを記録。ドラマ版では、7年ぶりの主演映画『紙の月』も話題の宮沢りえが、ヒロインの人気少女漫画家・小島麻子役に扮する。長塚圭史は、麻子を長年編集者として支える大森役。映画版に続いて、『のぼうの城』の犬童一心監督がメガホンをとった。宮沢は「天才的な漫画を描かれる方が、日々どう過ごしているのか、妄想するのはすごく楽しかったです。でも、あれだけ素晴らしいものを描くにあたり、ものを生み出す苦悩と、それを見せない、穏やかでキラキラした麻子さんのふたつの面を出せればと思いました」と役への思い入れを語った。長塚は、宮沢と食事をするシーンが多かったと振り返った。「カメラの前で食べることには、なかなか慣れないし、しかも正面に宮沢りえがいる。でも、撮影が進むにつれ、だんだん食べられるようになると、思った以上に食べちゃう。相当食べました」と苦笑い。宮沢も「おそば屋さんでは、本番であることも忘れて、ビールを頼もうかと」と言うと、犬童監督も「このふたりの食べ方は最高。普通は抑制されちゃうけど、本当に食べ切っちゃう。あれはすごい」と2人の食べっぷりを称えた。また、猫との共演を堪能した宮沢は「猫的な女優になりたい」と願望を。犬童監督も「本当に宮沢さんって自由で、どこに行くかわかんない雰囲気がある。それが楽しい。サスペンスっていうかドキドキさせてくれる」とベタ褒めした。さらに宮沢は撮影で「子猫との距離が縮まった気がしました」と大喜びし、「猫が出る作品とかで、私これから重宝されるんじゃないかな」とアピールし、笑いを誘っていた。
2014年10月17日WOWOW連続ドラマWで放送される「グーグーだって猫である」の完成披露試写会が10月16日(木)、都内で開催され、第1話上映後の舞台挨拶に主演の宮沢りえを始め、長塚圭史、犬童一心監督が登壇した。2008年に小泉今日子・主演で犬童監督の手により映画化もされた大島弓子の自伝的エッセイ漫画を、同じく犬童監督が連続ドラマ化。長年連れ添った愛猫・サバを失い、落ち込む漫画家の麻子が運命的に出会ったアメリカンショートヘアのグーグーと共に過ごす日々を全4話で描き出す。撮影のほとんどは原作の舞台でもある吉祥寺で行われたが、宮沢さんは「私の中で住みたい街No.1」と語るほど、撮影を通じて吉祥寺が気に入ったよう。「車を降りて撮影の場所に行くまでに入りたくなるお店がたくさんあって、誘惑を断つのが大変でした(笑)」とふり返る。麻子という役を通じて、漫画家・大島弓子の人生を生きたと言えるが「あれほど素晴らしい漫画をお描きになる方が日々をどう過ごしているのか?撮影前に妄想するのが楽しかったです。あれだけ素晴らしいものを描くには葛藤もあるし、表現する人の苦悩、ものを生み出す苦悩がある。一方でそれを見せず、穏やかで、ものや人が好きで、キラキラしている麻子もいて、その2つの面をちゃんと出せたらと思っていました」と語る。長塚さんは麻子の担当編集者の大森を演じたが、何かと麻子を気遣う役で第1話から麻子と食事を一緒にするシーンが多く登場する。「カメラの前で食べるのに慣れないし、目の前に宮沢りえがいるんですよ(苦笑)!」とその難しさを語るが、徐々に楽しくなっていったよう。「なかなか、みなさんは宮沢りえとお食事する機会はないでしょうが、僕は相当、一緒に食べましたよ(笑)」と自慢げにふり返り、会場は笑いに包まれた。宮沢さんも、食事のシーンは印象深かったようで「おそば屋さんでは本番中というのを忘れて、ビールを頼みたくなりました(笑)」と述懐。犬童監督は「本番中なのに、どう見ても普通に食べてました。普通はセリフも言わなくちゃいけないので抑制気味になるんだけど…。これまでいろんな人の食べる様子を撮ってきたけど、間違いなくこの2人の食べるシーンが最高!」と称賛していた。全4話を通して、最後は麻子が51歳になるまでの時間を描くが、不思議と画面からはゆったりとした時間の流れが伝わってくる。長塚さんは「最近、世の中慌ただしいし、海外ドラマなどでもものすごいスピードで進みますが、この作品は全く違うスピードで独特の時間が流れます」と語る。宮沢さんも「麻子が日々をどう過ごし、年齢、人生をどう重ねていくのか?静かな時間の中で温度を持って表現しています」と本作ならではの魅力を強調。会場は温かい拍手に包まれた。「グーグーだって猫である」はWOWOW連続ドラマWにて10月18日(土)より放送開始(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日先日、山下達郎が30年ぶりに音楽監修を務めることが発表された、相葉雅紀・主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』。このほど、本作のテーマソングでもあるクリスマスの代名詞、山下さんの「クリスマス・イブ」の特別映画版PVが完成。相葉さん演じる主人公に片想いし続けるヒロイン・榮倉奈々の目線で、本編映像も盛り込まれて描かれている。本作は、冴えない漫画家志望・光(相葉雅紀)、幼なじみに気持ちを伝えられずにいる杏奈(榮倉奈々)、元カレを忘れきれないソヨン(ハン・ヒョジョ)、素直になれない人気漫画家・北山(生田斗真)の4人の片想いに、“デビクロくん”(声:劇団ひとり)が奇跡を起こす、聖なる夜のラブストーリー。「100回泣くこと」の中村航による、山下さんの名曲「クリスマス・イブ」を基にした原作小説を、「グーグーだって猫である」『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督が映画化。原作のモチーフとなる曲を歌う山下さんが音楽監修をすることに加え、さらに「クリスマス・イブ」の特別映画版PVまで完成したというのだから、まさに“ミラクル”が続いている。「クリスマス・イブ」といえば、遠く離れていた彼を待つ女の子の切なさ、会えたときのとびきりの笑顔を描いた、JR東海の「クリスマス・エクスプレス」のCMで有名だ。以来、28年連続オリコンランキングTOP100入りを果たしており、いまやクリスマスには欠かせないスタンダード・ナンバー。その名曲が時を越え、本作で光(相葉さん)に片想いするヒロイン・杏奈(榮倉さん)の目線で、胸がキュンキュンする新たな「クリスマス・イブ」に生まれ変わっている。特別映画版PVでは、幼少期の可愛らしい光と杏奈の2人の姿があり、よく見れば足元には“デビクロくん”が…。大人になった杏奈を演じる榮倉さんの熱演と相まって、片想いの恋をした女子の心に響く、ちょっぴり切ないPVに仕上がっている。さらに、「クリスマス・イブ」に加え、本作の劇中歌として使用された竹内まりやの「ザ・クリスマス・ソング」と山下さんの「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」のメドレー曲が収録された限定CDが11月19日(水)に発売されることも決定。伝説のクリスマス・ソングが起こし続けている“ミラクル”を、まずはこのPVから目にしてみて。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月07日東京・吉祥寺で猫と暮らす漫画家・麻子。愛猫との日々、人との関わり合い、孤独、自由を描くドラマ「グーグーだって猫である」。大島弓子が自身と猫たちを題材にするコミックエッセイを原作に、犬童一心監督がオリジナル・ストーリーでその世界を描く。2008年に小泉今日子主演で映画『グーグーだって猫である』を手がけた犬童監督が、再び同じ原作を映像化しようと思ったきっかけは何だったのだろう。「今年はTVドラマをやろう、という気持ちがあったんですよ。自分で企画して、できるだけやりたいように作る。その題材のひとつだったんです。宮沢りえさんが小島麻子をやれば、前の映画とは違う『グーグーだって猫である』を作れる、という勘が働いたんですね。4つのストーリーラインを決めた段階で、どういうドラマにしたいかも添えて宮沢さんに打診したんです。そしたら、やってくれると返事が来た。となると、やっぱりできるだけ自由に撮れるところでやりたかったんです。できるだけ自由に大島さんのドラマを作れる場所は、というとWOWOWだったんですね」。宮沢さんは、近年は映像作品よりも舞台中心に活躍してきた。「宮沢さんが40歳になって、やっぱり違う魅力がすごく出てきてたから、それで小島麻子をやりたいというのもありました。宮沢さんは、今まで一緒に仕事をした俳優の中で、ある意味、いちばん普通の人です。ものすごいスターじゃないですか。だけど、現場にいるときには本当に普通にスタッフに接して、一緒にいる人です。それはたぶん、小さな頃から仕事をしてきて、この10年間は舞台をずっとやっていて、自信があるんじゃないのかな。キャリア30年以上の超ベテランなので。キャラクターの理解の幅が広いんですよ、すごく。こじんまりとまとめない。漫画に対して真剣である麻子と、馬鹿なこと言って笑ってる麻子、そのどちらも当たり前としてやる。人ってそういうものなんだ、と把握しているから、堂々とそれができる。小さくまとめて輪郭をはっきりさせていけば、分かりやすい。でも、まるで別人かのような異なる面を平気で演じていくと、逆にそのキャラクターが大きく見えてくる。それをよく分かっている人ですね。いま撮っているシーンの前後に合わせるようには演じない。前後を考えないでやっても大丈夫、とも言えるんです。自分が繋ぎとめられる自信があるのかもしれない。だから最終的には全然違和感がない。とらわれないところがあるんですよ、宮沢さんには。どっか行っちゃう子どもみたいな感じがある。僕はそういう小島麻子にしたかったこともあるから、撮っててすごく楽しかったですね」。猫との日常、さまざまな人との出会いに加えて、このドラマで印象深いのは仕事に打ち込む麻子の姿だ。「麻子は漫画を描いて描いて、描くしかない。この人は漫画を描く以外には、やることもできることもない、という迫力を持った人なんです。馬鹿みたいなことを言って笑ってたりするけど、根底には『描くしかない』という思いがある。大島さんもそうですよ。だから、迫力があるんです。希望を持つために、世界を肯定するために、がんばって漫画は描いてるけど、目の前で理想が実現するとは思ってない人というか。一種の諦観があるけど、理想と希望をちゃんと持とうとして頑張っている。自分は絶対にやめないという決心があるというか。それしかやることがない、これなら絶対ずっとやれる、というものに向かっていく迫力がちゃんとあるんです」。それは宮沢さんの仕事に対する姿勢とも重なってくる。「なぜ舞台に出続けているのかを尋ねたら、『舞台の上で自由になるため』と彼女は答えたんです。その空間で自分が自由でいられるためには、とにかくいっぱいやってみなければ、と思ったと言うんです。僕自身、同じように感じたことがあります。好きなように撮影できるようになるためには、撮り続けるしかない。自由にならないと、できないことがあるんです。今回の撮影期間では、自分の好きなものと必要なものだけを自然にどんどん撮れたと思います」。「ドラマでは、より原作のエピソードを使いたいと思って撮りました。たとえば、ホームレスから猫をもらうエピソード。これが重要なんです。何故かというと、麻子という人の孤独をいちばん理解できるのがこのホームレスだから。彼女も彼の孤独を人一倍感じてしまうわけです。それをちゃんと組み込みたかった。原作のモチーフを、できるだけ全4話の中に組み込むようにしました。映画だと2時間で1つのストーリーを語らなければいけないけど、ドラマでは1話ずつに振り分けられたので、僕としては、すごく原作に近く撮ったつもりです。原作はエッセイ漫画ですから、そのテイストをドラマの中に入れていくという感じでしょうか。孤独がシンクロする話や、グーグーとの15年8か月という年月、そばにいてくれたことへの感謝をちゃんとやりたかったんです」。最後に改めて、ドラマ「グーグーだって猫である」とはどういう作品か、尋ねてみた。「TVドラマなんですけど、やっぱり画と音の魅力で楽しめる映像作品っていうのかな。そういうものを作りたかったんです。ストーリーの面白さも大切だけど、画と音を楽しめる映像作品としてのTVドラマを作りたかったので、そういうふうに楽しんでもらえたらいいなと思いますね。あとはやっぱり、今の宮沢りえさんがどれだけ魅力的なのかということを映像で見てほしいです」。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月03日映画版を手がけた犬童一心監督が宮沢りえを主演に迎え、少女漫画家・大島弓子の自伝的コミックエッセイをドラマ化する「グーグーだって猫である」。10月18日(土)からWOWOWに新たに登場する<土曜オリジナルドラマ>のオープニング作品ともなる本作から、待望の特報映像が解禁となった。吉祥寺に暮らす人気少女漫画家の小島麻子(宮沢りえ)は、締め切りに追われる多忙な日々の中、長年共に暮らしてきた愛猫のサバを亡くし、以来、漫画が描けなくなってしまう。心配した担当編集者・大森(長塚圭史)の勧めで一軒家に引越しをしたものの、依然として生活のペースは戻らない。そんなある日、井の頭公園を散歩していた麻子は、病気の子猫を連れたホームレス(田中泯)と出会う…。7年ぶりの主演映画『紙の月』も話題となっている宮沢りえを主演に、脚本を『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の高田亮、監督を映画版に続いて犬童一心が務める本作。共演に、劇作家・演出家としての顔も持つ長塚圭史、「花子とアン」の黒木華や、『るろうに剣心 京都大火編』が公開中の田中泯ほか、岩松了、「ロッチ」の中岡創一、市川実和子、菊地凜子という、さまざまなジャンルの個性豊かな俳優陣が顔を揃えているのも見どころだ。今回解禁となる特報では、宮沢さん演じる麻子が運命的に出会い、飼うことになるアメリカンショートヘアの猫・グーグーと仲睦まじく井の頭公園を散歩するシーンや、じゃれあって遊ぶシーンなどが初公開に。また、『横道世之介』『箱入り息子の恋』などの音楽を手がけた高田漣のほのぼのとしたメインテーマも、映像全編を彩っている。大島弓子のちょっぴり切なく、時に楽しい原作の世界観を踏襲しつつも、連続ドラマとして新たなオリジナルストーリーを再構築する本作。まずは、宮沢さんとグーグーのかわいさ満点のこの映像からご覧あれ。<土曜オリジナルドラマ>連続ドラマW「グーグーだって猫である」はWOWOWにて10月18日(土)夜10時より放送(全4回)。(text:cinemacafe.net)
2014年08月03日少女漫画界の巨匠・大島弓子の自伝的コミックエッセイ『グーグーだって猫である』が宮沢りえ主演で連続ドラマ化され、WOWOWで今秋に放送されることが14日、明らかになった。『グーグーだって猫である』は、1人の女性が飼い猫と過ごす愛おしい日々を綴ったもので、コミックは累計80万部発行、2008年には小泉今日子主演で映画されヒットした。主人公の小島麻子役に宮沢、監督は映画版と同じく犬童一心。脚本は『婚前特急』などの高田亮によるオリジナルストーリーで、愛猫を失い失意の日々を送っていた少女漫画家・麻子(宮沢)が、井の頭公園で病気の子猫を連れたホームレスと出会うところから始まる。主演の宮沢りえは「普段あまり漫画は読まないのですが、大島先生の作品を読ませて頂いて、小説を読むように物語が進んでいく漫画というのは初めてだったので、とても新鮮でした。大島先生のファンの方々が面白いと思ってくださるような作品にしたいですね。キラキラとした日常が流れていく一方で、モノをつくるアーティストとしての葛藤や苦悩をリアルに出せたらいいなと、思っています」とコメント。映画版に続いて監督を務める犬童監督も「毎日宮沢さんの演技を見て、驚き楽しみ感動しています。彼女の演技にはいつもしっかりアイデアがあり、誠実で、でもそれでいながらあけっぴろげで大胆です。見ていると心がいっぱい揺れてしまいますね。そして、美しい。生涯そう出会うことのない息をのむ美しさです」と、宮沢の演技を絶賛している。
2014年04月14日『のぼうの城』などで知られる映画監督・犬童一心と“AKB48次世代”メンバーがタッグを組んだ新感覚ドラマ「セーラーゾンビ」がテレビ東京・テレビ大阪にて放送される。このほど「AKB48」の渡辺麻友、横山由依、岩田華怜がドラマ限定のアイドルユニット「ミルクプラネット」として出演することが明らかとなった。ゾンビが蔓延る終末世界で、奇跡的に生き残ったセーラー服の女子高生たちが、絶望的な状況でも明るく図太く順応し、ゾンビと戦いながら恋あり友情ありの学園生活を繰り広げる本作。3人が演じる「ミルクプラネット」は、大和田南那扮するアイドルを夢見る主人公・乾舞子が憧れるアイドルユニットだ。舞子のピンチの際には、良きアドバイザーとして彼女の空想の中に現れたり、毎回ドラマ冒頭で放送回の見せ場をオリジナリティあふれる演出で語る、ストーリーテラーとしての役割も果たす。また、ドラマの主題歌「セーラーゾンビ」を「ミルクプラネット」が歌うことも決定!秋元康が作詞を担当し、全編ポップでキュートな親しみやすい楽曲が展開。さらに犬童監督が渡辺さん、横山さん、岩田さんたち演じる3人のアイドルたちがゾンビへと姿を変えるコンセプトを立案するなどミュージック・ビデオにも注目だ。「ミルクプラネット」マユ役を務める渡辺さんは「最初このお話をいただいたとき、『AKB48』の若手メンバーが主演のドラマで、私たち3人が『ミルクプラネット』というみんなが憧れるアイドルグループという設定がとても面白そうだなと感じました」。さらに、ミュージック・ビデオについては「ドラマでは対照的なゾンビの世界もありますが、アイドルシーンがあるからこそ、よりギャップが出せて面白いと思います。ホラーものは怖がりなので苦手なのですが、自分でやるのは楽しいです」と撮影を楽しんだ様子。ユイ役の横山さんは「主題歌を担当し、ドラマにも出演することが、私の夢のひとつだったので、今回3人というユニットの形ではありますが、叶ってとても嬉しいです」とコメント。一方で、カレン役の岩田さんは「今回一番楽しみにしていたのは、ゾンビになれること!普段から特殊メイクも好きで、自分でやって遊んでいたり、ホラー映画も好んで観たりしています。『ミルクプラネット』、ドラマだけにとどまらず単独ライブなどでも活動できればいいなぁ(笑)」とノリノリだ。「セーラーゾンビ」は4月18日(金)より、テレビ東京・テレビ大阪にて毎週金曜・深夜0:52~1:23放送。(text:cinemacafe.net)
2014年04月11日あなたは犬派ですか?猫派ですか?犬は古くから人間のパートナーと言われ、警察犬や盲導犬、介護犬など、人間の役に立ってくれています。優しくてよく懐いてくれ、従順な犬はペットとして人気ですよね。人間にも、そんな犬のような性格の男子がいます。そこで今回は、定期的に獣医さんに取材を行っており、犬猫の生態に詳しい筆者が、犬系男子の落とし方についてご紹介いたします。■1.素直な気持ちを受け止めてあげる犬はご主人様に対し、喜怒哀楽を素直に表現する生き物。犬系男子が「嬉しい」「楽しい」「寂しい」など言ってきたら、広い心で受け止めてあげましょう。そうすることで犬系男子は安心し、ますますあなたに心を許すようになるでしょう。■2.デートはアウトドア派犬は散歩や広い場所で走り回るのが大好き。ドッグランなどで無邪気に走り回っている姿は微笑ましいものです。犬系男子もインドアお家デートよりアウトドアデートを好みます。登山やサイクリング、今の時期ならば紅葉狩りも良いでしょう。体を思い切り動かすデートに誘うと楽しんでくれるはずです。■3.大げさなくらいに褒める犬のしつけは、大げさなくらいに褒めることが重要です。お手やお座りをしたら、「良いコ良いコ」と言いながら頭や体を撫でてあげた経験がある犬好きの方もいるでしょう。犬系男子も、良いことやすごいことをしてくれたら大げさに褒めたり、たくさん「ありがとう」を言ったりしてあげましょう。褒めれば褒めるほど、あなたに懐いてくれることでしょう。■4.社交の場に連れていく元々犬は集団で行動しており、仲間意識が強い動物です。また、多くの犬は人間が大好きです。多くの人が集まる社交の場に行くと、犬系男子はテンションが上がることでしょう。たとえば、グループでのBBQや、懇親会などに連れて行くと喜んでくれるはず。また、犬はご主人様とならばどこへ行くのも楽しく感じてくれるので、一緒に出かけることが重要です。■5.決定権は女性側がにぎっておく最初にも述べた通り、犬は人間に従順で素直な生き物です。犬はご主人様の指示を待っています。ですから、犬系男子は決定権を女性に持っていてもらいたいのです。デートの場所や時間、食べたい物などはきちんと女性側が決め、リードしてあげましょう。■6.尊敬される女性になる犬は家族に順位をつけ、一番順位が高い人の言う事に従います。よく、お父さんの言う事はきくのに、お母さんや子どもの言う事はさっぱり・・・・・・という犬もいますよね。いくら上記の方法を試しても、彼の中であなたが重要人物でなければ意味がありません。犬系男子に好かれるためには彼の身近な人間の中で一番になる必要があります。彼に尊敬される女性になれるよう、中身も外見も磨くことを忘れないようにしましょう。■おわりに犬系男子の落とし方、いかがでしたでしょうか?犬系男子は前回ご紹介した猫系男子よりもストレートな感情が多いので、いかに自分も素直になるかがポイントかもしれません。犬系男子が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。(姫野ケイ/ハウコレ)
2013年11月29日山田孝之×ピエール瀧×リリー・フランキーという、個性あふれる最高のキャストでおくる、日本を驚愕させたベストセラー・ノンフィクションの映画化『凶悪』。本作の衝撃の予告編が、ついに解禁。いち早く本作を目にした、日本映画界を代表する監督たちから絶賛の声が届いた。原作は、死刑囚の告発をもとにジャーナリストが未解決の殺人事件を暴き、真犯人逮捕への道筋をつけた異例の事件を題材にした、『新潮45』編集部編「凶悪 - ある死刑囚の告発 -」。凶悪殺人事件の真相に迫りながら、人間の狂気をあぶり出す極限のドラマだ。山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、それぞれの狂気がぶつかり合い、終始張りつめた緊張感が支配する予告編は、ある死刑囚の告白から始まる---。「自分には、誰にも話していない余罪が3件あります。そのすべての事件の首謀者は、自分が“先生”と呼んでいた男です」。冒頭で静かに語るのは、死刑判決を受けながらも自らの罪を告発した、ピエール瀧が演じる死刑囚、須藤。元は義理人情の厚い親分肌をのぞかせるヤクザで、睨みを飛ばし「ぶち殺すぞ!」と感情を剥き出しにするその姿は、観る者すべての背筋を凍らせる。その3つの殺人事件の真相を明らかにするのは、山田孝之演じるジャーナリスト、藤井。犯罪者の邪悪な魂に近づくことで、少しずつ狂気に感染し変貌する様が映し出される。“先生”と呼ばれた男とは、すべての事件の首謀者であり、仮面の下に隠された狡猾な殺人者の顔を巧みに見せる、リリー・フランキー演じる木村。殺しを楽しむような高笑いを見せる怪演ぶりは、強烈な印象を残している。マスコミ試写でも大反響を起こしている本作をひと足先に目にし、先日、本作のトークショーにも参加した、『藁の楯 わらのたて』三池崇史監督は、「映画の力って凄まじいな。勉強になりました。俺も生きて償います!」と語り、本作のパワーに圧倒された様子だ。また、『血と骨』の崔洋一監督も「怖いのに笑える。この極悪ぶり、突き抜けている」と、手放しで絶賛すると、『アントキノイノチ』などで知られる瀬々敬久監督は「コーエン兄弟や、ポール・トーマス・アンダーソンも蒼褪める今までの日本映画にはない映画感覚」と語った。『のぼうの城』犬童一心監督は、「息をするのを忘れた。すぐそこにある『凶悪』がフルスロットルで描かれる。履いてる靴下の匂いまでしそうな画面の吸引力。こんなに『悪』が生き生きとしているのは久しぶりだ」とコメントし、本作の監督「白石和彌の名が焼きごてで刻印された」と、人間の狂気の闇に迫った同監督にも賛辞を贈る。本作は先日、モントリオール世界映画祭への正式出品が決定。日本映画が放つ、かつてないドラマは、人間はどこまで凶悪になれるのか。誰もが凶悪となりうるのか。人間が持つ正義とは?を問いかける。まずはこの予告編で、その世界を垣間見てほしい。『凶悪』は9月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:凶悪 2013年9月21日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「凶悪」製作委員会
2013年07月29日飼い主と犬のためのグッズ&フードを手掛けるドッグダイナーは、犬用クリスマスディナーとして提供していた「ギャートルズのお肉」を、通常犬用ディナーとして発売した。価格は1,260円。「ギャートルズのお肉」は、1970年代に放映されていたアニメ「はじめ人間ギャートルズ」に登場する、骨付きの肉を再現した犬用ディナーだ。材料に、牛肉、豚肉、ニンジン、小麦粉、オリーブオイルを使用し、骨の部分まで全て食べられるように作られている。また、添加物、保存料、化学合成食品添加物を使用せず、天然素材を100%使用。材料は全て人用の食材を使用し、素材の味を引き出した調理法で処理されているので、老犬はもちろん、飼い主も食べることができるという。なお、カロリーも低いため、ダイエットにも利用できるとのこと。同社ホームページで販売している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日構想から映画化まで実に8年の時間を要した、世紀の大逆転の実話を描いた『のぼうの城』。11月初旬に公開され、3日間で総動員数は40万人以上、興業収入5億円超えを記録する大ヒットスタートを切った本作だが、このほどこの大成功を受けて、主演を務めた野村萬斎からシネマカフェだけにコメントが到着!さらに13分間にもおよぶ本作の特別映像と、撮影最終日のオフショットが到着した。一国一城の主でありながら民から“でくのぼう”の意から「のぼう様」という名で慕われた成田長親。戦国の大武将・豊臣秀吉率いる2万の軍勢にたった500人の兵でケンカを売った、彼の奇想天外な戦人生と戦場にめぐる人間模様を描く。中でも映画の舞台である忍城(おしじょう)のある埼玉県では、県内の劇場の動員数が公開週末の全国の劇場ベスト1位、2位、3位を占めるという異例の大盛況!小説も公開に合わせて売り上げが伸び、累計200万部を突破。まさに、日本映画界の“天下統一”を成し遂げんと、その勢いは止まる気配はない。のぼう様と同様に、公開延期など多くの苦難を乗り越え、時代劇モノの枠を超えた異例の大ヒットを遂げた本作に萬斎さんは、「9年ぶりのスクリーン復帰となりましたが、本当に幸せな気持ちでいっぱいです。犬童監督、樋口監督のおかげで、水を得た魚のように自由に演じることもでき、自分自身としても大満足ですね」と喜びのコメント。さらに、この大ヒットを「ブログやtwitterなど、感想コメントを拝見させていただいていますが、“弱きが、強きを挫く”、そして、そこにあるのが“人間の力”というのがこの作品の見どころだと思います。豊臣軍は水攻めのための労働力をお金で集めますが、のぼう様は百姓たちを信用し、みんなが団結することによって水攻めを打ち破る。いまの日本にもきっと繋がる、一番大切なものがストレートに出ている作品です。『人間っていいなぁ』と、観て、信じて、酔える。そこに共感して頂けたのではないかと思います」と分析する。最後に、スピンオフ作品の依頼がもし来たら?という質問には、「ぜひ、やらせて頂きたいですね(笑)!その場合は、前作を超える作品を目指したいです。そして、“のぼう様”もそうですが、渥美清さん演じる“寅さん”のように、破天荒で人情に弱い、人に愛されるキャラクターを演じたいです」と笑顔で答えてくれた。今回届いた特別映像では、まだ本作を鑑賞した人もそうでない人も楽しめる、ダブル監督を務めた犬童一心と樋口真嗣の2人が明かす本作の映画化に至るまでの数々のドラマ、さらに現場でのメイキング映像、萬斎さんのインタビュー映像まで収めた『のぼうの城』の裏側をギュギュっと詰め込んだ濃厚な13分間に仕上がっている。萬斎さん始め、成宮寛貴、山口智充、佐藤浩市ら豪華キャスト陣が迎えたクランクアップしての破顔の表情からも、快作であることが伺える本作だが、まずはこちらの映像でたっぷりとその魅力を味わってもらいたい。『のぼうの城』は全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年11月21日■四国犬の歴史四国犬は、日本原産の中型犬種で、国の天然記念物に指定された7犬種(現存は6犬種)の1つです。かつては土佐犬と呼ばれていましたが、四国犬をもとに闘犬として改良された別犬種の「土佐闘犬」との混同を避けるため、四国犬と改称されました。四国犬は、紀元前より日本にいた中型犬が祖先とされています。大正、昭和の初期から現在の高知県を中心とする四国山脈の山間部で、主にイノシシやクマ狩りのための狩猟犬として活躍してきた犬種です。交通の便が悪い険しい山岳地帯で飼育されていたことが功を奏し、純粋性を保つ結果となりました。産地によって「阿波」「本川」「幡多」「安芸」「宇和島」などの系統に分かれていましたが、飼育地がへき地だったことから「本川」系がもっとも純血性が高いとされています。昭和初期、洋犬の輸入が活発になり、日本犬を飼う人が減少した際に日本犬を保存しようという機運が起こりました。優秀な日本犬を求めた結果、四国の山間部から四国犬が発掘され、全国に紹介されます。1937年には国の天然記念物に指定されましたが、その当時は「土佐」と呼ばれていたことは前述の通りです。現在では家庭犬として一般家庭にも定着しましたが、その素朴で野性味を残した風貌や性格で、熱狂的なファンを有しています。■四国犬の特徴と性格四国犬は山岳地方の厳しい環境の中での過酷な狩猟に耐えてきた中型犬で、極めて頑強な体力の持ち主です。体形はバランスがとれ、高い運動能力や持久力を持っています。素朴ながら、オオカミを思わせる精強で野性味あふれる顔つきも魅力です。冬は厚い下毛が生え、夏は下毛が抜けスリムな体形となり、寒暖の変化にも柔軟に対応できます。性格は純朴で勇敢。冷静で、状況判断力にすぐれます。飼い主にはこれ以上ないほどに従順です。反面、他人にへの警戒心は強く、番犬に向いています。ただし、場合によっては攻撃性が強く出過ぎることがあり、ふとしたきっかけで他人にかみつく危険性もあるため、散歩などの際には注意が必要です。■飼うなら…忠実な性格のため、飼い主以外のしつけは受け付けない傾向が強いので、子犬の頃からのしっかりとしたトレーニングが重要です。中型犬ですが、運動量は極めて豊富なので、散歩の時間はたっぷりと確保してあげる必要があります。最低朝晩2回の散歩を心掛けましょう。被毛の手入れは日に1、2度のブラッシングで十分ですが、冬毛から夏毛への換毛期は、より入念な手入れが必要です。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日犬のしつけに苦労している人が多いそうです。やたらほえる、ガブガブかむなど、言うことをきかない犬に悩まされているとか。そこで登場するのがドッグトレーナーです。最近では「犬のしつけ教室」も増えました。この犬のしつけは有効なのでしょうか。取材に行って来ました。■犬がたくさんいるのでトレーナーも!今回の取材先は千葉県の『レイクウッズガーデン ひめはるの里』。この施設は大変に面白い場所です。世界中のバラの品種が歴史を追って鑑賞できるバラ園がある一方で、さまざまな犬種の約50頭の犬と触れ合えるという施設です。特に希少犬種オーストラリアン・ラブラドゥードルがいて、思う存分モフモフできるのがワンコ好きには見逃せません。ドッグランやトリミングサービスなども併設されているため、ワンコ連れの観光客が多く訪れます。そのお客さんからの「しつけ相談」も受け付けているのです。なにせ犬が多数飼育されているので優秀なドッグトレーナーが常駐しているというわけです。■しかり方を間違えてはダメ飼育管理課・課長の三宅紀子さんと、同施設ドッグ・トレーナーの鈴木葉月さんにお話を伺いました。――相談に来る犬はどんな犬種が多いですか?鈴木さんそうですね。小型犬は飼育頭数が多いので、トイプードルなどが多いです。中にはゴールデンレトリバーなどの大型犬がいたりしますけど。――どんな相談が多いのでしょうか?鈴木さん吠え癖、かみ癖、リードの引っ張りなどが多いでしょうか。――近所の家の犬がそうですね。ほえ始めるとずっとほえてます。近所迷惑になってます。なかなか直らないですよね。飼い主のおばさんが怒ってますけど。鈴木さん怒り方が間違ってる場合が多いんです。犬がほえるたびに「ダメでしょ」「ダメでしょ」と高い声でしかる人が多いんですが。これは逆効果になる場合があります。――本人はしかってるつもりだと思うんですが……。鈴木さん犬から見ると「声援してくれている!」と思ってさらに張り切ってしまうことがあるんですよ。――自分と飼い主さんのコラボだと思うわけですね(笑)。なるほど。鈴木さんやはり適切なしつけの仕方をするべきですね。■ほえ癖を直す方法とは?――ほえ癖の良い直し方は具体的にどんな方法でしょうか?鈴木さん例えば、犬がほえたらリードを一度強く踏むんです。すると首が下に引っ張られて、犬が一瞬驚いて「あれ!」という感じでほえるのを止めます。そうして「吠え」が止まったらそこで褒めてあげる。「よしよし。よくやめたね」という具合に。もちろん犬の性格によって最適な方法は違うので、これはほんの一例です。――そういう手段でほえ癖というのは止まるものですか。鈴木さん止まります。少なくとも今までのまま、なんてことはないです。ずいぶん良くなりますよ。三宅さんただ、愛情を大事にしてください。せっかんのようにしてはダメです。人間に愛情があるかないかはすぐに犬に伝わります。しつけというのはせっかんではありません。犬と人間がより良く暮らすために、お互いが守るルールを作ることなんですよ。■リードを引っ張る癖は上下関係に問題――リードを引っ張る癖などはどのように直すのでしょうか。鈴木さん犬が先にぐいぐい行ってしまうというのは、飼い主との上下関係がきちんとしていないことが疑われます。飼い主の横について歩く、というのが理想の姿ですから、そこに向けて上下関係を教え込むようにします。歩くポジションの確認をしっかりすることが大事です。――そのような修正で犬の態度は良くなりますか?鈴木さんだいぶ変わりますよ。人間社会での過ごし方を犬に理解してもらうことが「しつけ」です。――ほかに、例えばトイレトレーニングの相談などはありますか?室内飼いの犬が増えているので結構深刻な問題ではないかと思うのですが。鈴木さん相談はありますね。仰(おっしゃ)るとおり大事な問題なので。本来、犬は外で排せつをします。例えば散歩の時まで我慢して、散歩でするという風に。マーキングをしたりという犬の本能によっている行為ですよね。でも室内飼いになると、それを中でもできるようにしないといけないわけです。体得させるにはトレーニングが必要です。――トイレに関してですが、成犬が来ますか、それとも子犬が来ますか?鈴木さん成犬になって来ることも多いです。本当であれば子犬の時にきちんとしつけてしまうのがいいと思います。■犬のしつけ、ここが重要!――犬のしつけで、大事な肝って何ですか?鈴木さん飼い主が望んでいることをいかに犬に伝えるかですね。逆に言えば、犬にどうやって飼い主の希望を伝えるかです。ただし、その伝え方には愛情がなければなりません。三宅さんタイミングです。怒るタイミング、褒めるタイミング。それがしつけの一番大事な部分です。――どんなおバカな犬を連れて来ても何とかなるもんでしょうか。鈴木さんなんとかしますよ(笑)。三宅さん愛情を持って接すれば!お任せください(笑)。きちんとドッグトレーナーに行ってもらう「しつけ」は有効なようです。あなたの家のワンコはお行儀が良いですか?もし「きかん坊」なら一度トレーナーさんに相談してみるのはどうでしょうか。(高橋モータース@dcp)『レイクウッズガーデンひめはるの里』のサイトオーストラリアン・ラブラドゥードルは希少犬種でここでしか触れ合えないそうです。モフモフしたい犬好きの人はせひ来てみましょう。
2012年11月10日ブランディング事業やシステム開発事業などを行っているマインドプラスは、犬の飼い主専用のSNS「ドッグオーナーズ」を5日にオープンした。同SNSは、犬のご飯コンサルタントとして活躍している「いちかわあやこ」さんが運営する。犬の飼い主だけが登録でき、犬を飼っているからこその悩みや楽しさ、良い生活を営むための方法を分かち合い、学び合うSNSとなっている。なお、同社では、今後も新しいSNSをオープンする予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日■柴犬の歴史柴犬は、日本古来の小型犬種で、国の天然記念物に指定された犬種の1つです。日本を代表する犬種となっています。一般に「柴」は背の低い雑木を意味しますが、柴犬の名の由来には「柴の中を巧みに移動し、猟を助けた」、あるいは「毛色が枯れた柴の色に似ている」「古語で小さいを意味する」などの説があります。柴犬の起源は古く、縄文時代に大陸から日本に渡ってきた人々と、生活を共にしてきたとされます。縄文時代の遺跡からは、埋葬されたものと思われる縄文犬(縄文柴犬)の骨が多く出土しています。昔から本州の各地で飼われ、主に鳥や小動物の狩猟に利用されてきました。地域によって「信州柴」「美濃柴」「山陰柴」「川上犬」など、いくつかのグループに分かれていました。1936年、柴犬は天然記念物に指定されましたが、その後、他の犬種や洋犬などとの交配が進み、また第二次世界大戦後の食糧難や1952年の犬ジステンパー(犬がかかる感染症)などにより、純血種の柴犬の数が激減してしまいます。その後、柴犬を絶滅の危機から守ろうという運動が起こり、日本各地の異なったタイプの柴犬同士を交配させる試みが開始されます。やがてその努力は結実し、柴犬は復活を果たしました。1954年、柴犬はアメリカに渡り、1993年には公認されています。近年、海外でも大変に人気が高く、多くの愛好家が存在します。海外での呼び名も、ずばり「シバイヌ」です。■柴犬の特徴と性格天然記念物に指定された日本犬の中で、最小の犬種です。しっかりした骨格と発達した筋肉を持ち、バランスの良い、均整のとれた体形をしています。短毛で立ち耳、くるりと巻いた尾が特徴です。被毛は上毛が堅く、下毛は柔らかく密生し、雨にも負けない全天候型です。毛色は、赤、ゴマ、黒、虎、白などがあります。性格は大胆かつ勇敢ですが、飼い主や家族に対してはあくまでも従順です。忍耐強く冷静で、愛情も豊か。純粋で素直な表情も、この犬種の魅力のひとつでしょう。小型犬には珍しく無駄ぼえはしませんが、他人に対しての警戒心が強く、番犬としても優秀です。■飼うなら…家族に対する服従心が強くとても忠実ですが、やや独立心が旺盛な面もありますので、小さい頃からしっかりとしつけ、社会性を身に付けさせることが重要です。運動量が多く活発なため、毎日の散歩は不可欠です。散歩のコースに変化を持たせ、飼い主と体験を共有させることで、いっそう絆が深まるでしょう。遊びの要素を取り入れたトレーニングも有効です。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日ペットの犬のなかには、病気やケガ・過去のトラウマ・環境の変化からのストレスや治療のためのリハビリなどで「そっとしてほしい」犬もいる。「イエロードッグプロジェクト」とは、そのような犬たちが人との距離を必要としていることを広めるためのプロジェクトである。内容は至ってシンプルで、「リードに黄色いリボンや黄色いものを付けている犬を見かけたら、側によらずにそっとしておいてあげてくださいね」というもの。「道を少しあける」、「他の犬を近づけないようにする」などの行為でスムーズなリハビリを促すことができる。活動は、2012年6月にスウェーデンの犬の心理学者やトレーナーなどのグループが始めたもの。活動のヒントは、周囲からの刺激に対して敏感に反応する犬の目印として、「黄色いリボン」を使っていたオーストラリアのドッグクラブから得ている。現在、同プロジェクトはインターネットを通じて日本やアメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、南アフリカ、スペインなどの国々でまたたく間に広まりつつある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日女優・玄里が映画の匠の素顔に迫る!対談インタビュー第2弾に登場してくれたのは、最新作『のぼうの城』が間もなく公開される犬童一心監督。『ジョゼと虎と魚たち』や『メゾン・ド・ヒミコ』などのほろ苦い愛のドラマから大ベストセラーを映画化した『ゼロの焦点』まで、多彩なジャンルの映画を手がけてきた監督が、今回は樋口真嗣監督と異例のW監督というスタイルで時代劇に挑んだ。足掛け9年で完成に至った本作について、映画少年だった頃からの変わらぬこだわりを聞かせてくれた。犬童:玄里さんは映画監督になることに興味があるの?玄里:いえ、私は女優として映画に関わっていきたいんですけど、実は私の弟は監督志望でいま韓国の大学で映画の勉強をしているんです。私も時々シナリオを一緒に考えたりしています。犬童:韓国の方がいまオリジナルの映画が作りやすい、日本とは全然違う。『のぼうの城』は和田竜さんが書いたオリジナルのシナリオがあったんだけど、映画化まで9年もかかって。日本はオリジナルの映画を作るのがすごい難しいんだよね。玄里:今回の『のぼうの城』は規模の大きさから9年もかかったのですか?犬童:それは大きいね。シナリオを小説にしてベストセラーになってやっと映画化にこぎつけた。玄里:監督の映画監督になるまでのルーツに興味があるのですが、最初から映画監督になろうと思ってCMを撮り始めたんですか?犬童:僕は17歳のときから8ミリで自主映画を作っていて、大学のときにはインディーズの世界ではある程度名が知られていたんだけど、仲間たちがそのままフリーで映画業界に進んでいったときに僕は就職しないと貧乏になると思って広告業界に行ったの。そこで6年くらいCMの制作の仕事をやってた。30歳を過ぎてCMディレクターになってからまた自分の作品を作るようになったんだ。大学の後輩だった山村浩二君(『カフカ 田舎医者』)と2人で作ったアニメーションが賞を獲って、その賞金で次の映画を作った。それを観た市川準監督が映画のシナリオを書かないか?って誘ってくれて、映画の世界に来たの。玄里:シナリオも書かれてたんですね。犬童:シナリオは仕方なく書いてたんだけどね(笑)。嫌いではないんだけど、やっぱり才能のあるシナリオライターさんに書いてもらった方がいいから。『のぼう』の和田さんとか『ジョゼ~』の渡辺あやさんとか、本当に才能がある脚本家が書いてくれたシナリオを撮る方がずっとおもしろい。玄里:渡辺さんと言うと、私は『メゾン・ド・ヒミコ』も本当に大好きで、必ず胸にガツンとくる台詞がありますよね。「触りたいものがないんでしょ?」とか。『ジョゼ~』も『メゾン~』もマイノリティというか弱者に対する視線がすごく優しいなと思って、それからずっと犬童監督の作品を観ているんです!犬童:かつて岩井俊二監督がサイトで「シナリオどんとこい」というシナリオを募って批評する企画をやってて、そこに一本のシナリオが送られてきて。『のぼうの城』も一緒に手がけた久保田(修プロデューサー)さんが読んで、それまで応募されたすごい数のシナリオを読んでたんだけど、初めて「このシナリオ読んでもらえないか」と僕のところに送ってきたのが、渡辺さんのシナリオだった。素晴らしかった島根に住んでる主婦の人が初めて書いたものだって言うからとても驚いた。この人はすごい、本物だって思ったの。その頃、大島弓子さんの「つるばらつるばら」という漫画をシナリオにするつもりだったから、それをあやちゃんに書いてもらうことにしたの。出来上がったシナリオが最初からすごく良くて。『ジョゼ』や『メゾン』も絶対にいいものになるという感触があったんだよね。その後『メゾン~』も完成まで5年くらいかかったんだけどね。玄里:『ジョゼ』や『メゾン』とは打って変わって『のぼうの城』は時代劇に挑んでますが、監督自身、どんなジャンルの映画が好きなんですか?犬童:ジャンルは特に…、映画であれば。ジャンルではなくて、“映画になってるか”どうかなんだよね。僕は小学生の頃からビリー・ワイルダーの映画に惹かれてた。『ワン・ツー・スリー』というコメディを観てすごく映画が好きになった。笑えて、スピーディで、くだらなくて楽しくて。それでいろんな映画を観るようになった。たぶん異常に映画を観てる子供で、野球か映画か好きなことしかしないみたいな(笑)。でもあるとき、小林信彦さんという小説家の方がある雑誌で「ビリー・ワイルダーは一流の脚本家だけど、一流の映画監督ではないんじゃないか」ということを書いていて。確かになあと思うところがあって、映画の奥深さ、謎に気付いた。高校生のときに読んで以来、ずっと映画を観るときはそれが頭の中にあるんだよね。面白さだけでなく、出来が悪くても“映画を観たなー”というものの方が自分の中で大事になって。もちろん『のぼうの城』みたいな映画はおもしろくて楽しくなきゃいけないから、そういう部分に一生懸命気を配ったんだけど、それと同時に“映画になってるか?”というのがすごく気になる。ここは間違いなく映画だという瞬間を作れているのかってね。玄里:たしか、以前に監督がホラー映画を撮りたいと仰ってたと思うんですが、それは本当ですか?犬童:そう、僕はホラーや怪奇映画が大好きで、そういった映画の作り方そのものが好き。実は『ジョゼ~』も『メゾン~』も『金髪の草原』もホラーや怪奇映画の作りがベースになってる。3つとも屋敷に変わった人が住んでいて、そこに普通の人が訪ねて来て、ドラマが生まれ、そこから出て行くまでの話なんだ。玄里:なるほど、お化け屋敷みたいな?犬童:そうそう、屋敷に住んでる人というのは一種のドラキュラみたいな存在で、本人のビジュアルや屋敷の美術がキャラクターを表現する。ドラキュラ映画のように作っていく。僕の中では『のぼうの城』は久しぶりの屋敷映画なんだ。玄里:『のぼうの城』についても聞きたいんですけど、先日観させていただいて、とにかく冒頭から目を引き付ける画が多いんです。大波を背に高笑いする秀吉役の市村正親さんを見て「狂ってるなぁ」とゾクゾクしたし、のぼうさまを探すため 大馬を乗りこなして村を駆けずり回る佐藤浩市さんの馬術に感嘆しました。歴史ものとファンタジーって実は紙一重なんだよなあと気づかせてくれる作品でしたね。そしてまさに萬斎さんありきの映画だなと感じました。今回、樋口監督と共同作業をされてますが、一緒に監督をやる中でケンカはなかったですか(笑)?犬童:それはよく言われるんだけど、僕たちの間でケンカは全く考えられないね。相談もしないけど、普通にひとりで映画を撮っていくのと同じように2人でやっていった感じだよね。たぶん誰にでもできるものじゃないと思うんだけど、何かを決めなきゃいけないときに、漫才の掛け合いみたいにやる。例えば、ぐっさん(山口智充)の衣裳をもっとワイルドにするってなったら、僕が毛皮を着せたいと言うと、さらに樋口さんが角をつけた方がいいんじゃないて言いだす、さらに顔に傷もつけようかあってなると樋口さんが甲冑全体が銀色がいいなとか言い出したりするわけ。そうやって発展して一つの魅力的なキャラクターが生まれていく。お互いのやりたいことを両方とも重ね合わせていくから、良い事が多いんだ。玄里:「銀色にしたい」と言われたときに“銀色はないよ”って思ったりはしないんですか…?犬童:思わないね。僕は最初から樋口監督をアーティストだと思ってるから、樋口さんが言った以上はそれを受け入れるし、それがすごくいいアイディアだと思うから。映画がそこでワンテンション上がるんだ。でも大概の監督はそうじゃないから、俺が、俺がだからね。僕と樋口監督だからできたんじゃないかな。玄里:長年連れ添うと夫婦って似てくるって言いますけど、モントリオール映画祭で樋口監督と一緒に兜を被っている写真を見て、すごく似ていらっしゃると思いました!犬童:連れ添う前から似てるの!玄里:そうなんですね(笑)!犬童:僕が痩せて一時期似てなかったんだけど、リバウンドでまた最近似てきたんだよね(笑)。その言葉通り、写真撮影の際にはお決まりといった調子で樋口監督と揃って仲良く兜を被り、少年の顔になった犬童監督。ぜひ、『のぼうの城』に込めた“映画の瞬間”をお楽しみあれ。■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年10月29日第1回 国際どうぶつ映画祭 in 神戸 実行委員会は、27日と28日の2日間にわたって、「第1回 国際どうぶつ映画祭 in 神戸」を開催する。同映画祭は、動物たちに焦点を当てた映画の上映を中心とした催し。映画やイベントを楽しみながら、動物やペットの置かれている環境を正しく認識し、人と動物の共生の重要性についてあらためて感じる機会を狙う。メインとなるプログラムは、国内外で公開された映画やアニメなど、動物が主演した映画の上映。ほか動物やペットの動画・映画コンテスト、動物愛護や虐待防止をテーマとした映画やドキュメント・報道資料の発掘表彰などが催される。開催日は10月27日と28日の2日間。映画の上映会場は、神戸市中央区東川崎町の神戸新聞松方ホールとなる。27日は、11時からBoudewijn Koole監督作のオランダ映画「君がくれた翼(仮題。原題は”KAUWBOY”)」、14時から崔洋一監督作の「クイール」、17時30分からルー・チューアン監督作の中国映画「ココシリ」を上映。28日は、10時からマキノ雅彦監督作の「旭山動物園物語ペンギンが空を飛ぶ」、13時30分からジャン=ジャック・アノー監督作の英仏合作映画「トゥー・ブラザーズ(日本語吹替版)」が、それぞれ上映となる。また16時45分からは、世界の傑作CMを上映するフランスのイベント「世界のCMフェスティバル」より、動物が出演するCMを厳選して紹介する。上映の合間には、犬童一心監督、プリンセス天功など多彩なゲストを招きトークショーを展開。また別会場では、一般からの投稿動画上映、盲導犬デモンストレーション、声優トークショー、FM千里公開生放送などが開催される。映画観賞前売券は、インターネット、電話予約のほか、全国のチケットぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルK・サンクスで購入可能。観賞料金は映画1本500円。世界のCMフェスティバルは1,000円。その他詳細は「第1回国際どうぶつ映画祭 in 神戸公式ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日野村萬斎が7年ぶりの映画主演を果たした歴史スペクタクル『のぼうの城』が10月23日(火)、現在開催中の第25回東京国際映画祭の特別招待作品として、TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映され、萬斎さんを始め、共演する榮倉奈々、上地雄輔、芦田愛菜、共同メガホンをとった犬童一心監督と樋口真嗣監督が舞台挨拶に立った。和田竜のベストセラーを原作に“のぼう様”こと成田長親(萬斎さん)の指揮の下、わずか500の兵で石田三成(上地さん)率いる豊臣方の2万の大軍から、城を守りきった忍城(おしじょう)の史実を映画化。企画から公開まで約7年の歳月を要した超大作で、萬斎さんは「オファーをいただいたのが30代後半で、撮影をしたのが40代前半。やっと公開されることになり、私も40代後半になった(笑)。長い時間寝かせた分、芳醇な香りが沸き立つ作品になった」と誇らしげに挨拶した。榮倉さんが「東京ドーム20個分の土地に、壮大なオープンセットが建てられビックリ…」と撮影をふり返り始めると、隣に立つ上地さんはなぜか悔しそうな表情。なんと上地さんもまったく同じエピソードを話そうとしていたそうで「それ、言っちゃう?」と、榮倉さんの“コメント泥棒”に思わず苦笑いだ。それでも「ここにいる監督2人が撮影中とても仲良くて、“コッチ”なんじゃないかと思うほどだった」と面白コメントで名誉挽回。会場の爆笑を誘っていた。キャスト陣が和装姿でステージ上を彩る中、一際目を引いたのが愛菜ちゃん。読書家としても知られる愛菜ちゃんは「この映画に出られたおかげで、歴史に興味を持つようになりました」とニッコリ。農民の子を演じ、撮影では濃いファンデーションで土汚れが施され「自分の体(の色)がどんどん濃くなっていくのが楽しかった」と無邪気に語っていた。この日は東京国際映画祭という“国際舞台”にちなんで、劇中でライバル同士を演じた男優陣2人が外国語でのスピーチ対決を実施し、その熱意を和装姿の榮倉さん&愛菜ちゃんが厳しく判定。萬斎さんが得意の英語で、上地さんが覚えたてのフランス語で自己紹介や作品のアピールを行った結果、見事に萬斎さんが勝利を収めた。『のぼうの城』は11月2日(金)より全国にて公開。第25回東京国際映画祭は10月28日(日)までTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年10月23日和田竜の同名ベストセラーを映画化した歴史スペクタクル『のぼうの城』が23日に第25回東京国際映画祭の特別招待作品として、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映された。上映を前に7年ぶりの映画主演を果たした野村萬斎をはじめ、榮倉奈々、上地雄輔、芦田愛菜、共同でメガホンを執った犬童一心監督と樋口真嗣監督が舞台あいさつに登壇。海外からも注目される東京国際映画祭にちなみ、劇中でライバル関係を演じた野村と上地が外国語でのスピーチを披露し、その“熱意”を榮倉と芦田が判定した。その他の写真映画は、家臣から“のぼう様”と呼ばれる忍城(おしじょう)の城代・成田長親(野村)が、外見からは想像もできない才能と人望によって、天下統一を目指す豊臣秀吉の2万の大軍を相手に、たった500名の兵で圧倒的な戦いを見せる様を描く。劇中さながらのスピーチ“合戦”は、先手・上地が覚えたてのフランス語で自己紹介。後手・野村は留学経験を活かし、流ちょうな英語での作品アピールを披露し、見事に勝利を飾った。壮大なスケールの撮影を経て完成した後、劇場公開が約1年間延期されるなど紆余曲折あった本作だが、野村は「長い時間寝かせたほど、芳醇な香りが沸き立つもの。時代劇であると同時に、現代劇のようなイキイキした感覚があり、日本が世界に誇れる作品になった」と国際舞台での公式上映に胸を張る。「迫力満載で、絶対に映画館で見るべき作品」(榮倉)、「世界中のあらゆる国の人に見てほしい」(上地)と共演陣も自信のアピール。芦田は「素晴らしい映画に出ることができて、とてもうれしいです。私もこの映画がきっかけで、歴史に興味を持つようになりました。少し難しいかもしれないけど、私と同じくらいの年齢の子にも見てもらい、歴史に興味を持っていただければ」と大人顔負けのあいさつを披露していた。『のぼうの城』11月2日(金) ロードショー
2012年10月23日あるペットショップに取材に行った際に「近いうちに、犬を飼う人よりも猫を飼う人の方が多くなるかも……」と言われました。実際に飼うとしたら、犬、猫、どちらを選ぶ人が多いのでしょうか? マイナビニュース会員1,000人に聞いてみました。調査期間:2012/6/27~2012/6/30アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)現在の犬猫の飼育頭数のデータをまず明らかにしておきましょう。直近では、一般社団法人ペットフード協会が2011年12月26日に公開したデータがあります。それによれば、犬を飼育している家庭は約947万世帯で飼育頭数は約1,193万頭、猫を飼育している家庭は約552万世帯で飼育頭数は約960万頭。飼育されている頭数の比率では、犬:猫は1.24:1。全体を100だと考えると、犬:猫=55:45の比率になります。■犬と猫、飼うならどっち?さて、マイナビニュース会員1,000人に「飼うとしたら犬? それとも猫? あなたはどちらを選びますか?」を聞いてみたところ以下のような結果になりました。犬59.6%猫40.4%約6割の人が「犬」と答えました。アンケートが二者択一でしたので「どうしても飼わなくちゃいけないとしたら……」の結果ですが、犬派の方が多いようです。■犬派の理由犬を選択した「犬派」のご意見を紹介します。●賢い!盲導犬など犬は賢いから。(埼玉県/女性/25)訓練が必要ですけどね(笑)。何度も試験に落ちてやっと受かった「かわいすぎる警察犬」みたいワンコもいますし。●猫は心労の元猫を飼うと、帰ってこなかったりかまってくれなかったりでハラハラして、余計な心労が増えそう……。(群馬県/女性/26歳)迷い猫になっちゃうとかわいそうなので家から出さない方がいいかもしれませんね。●猫はよその家に行く猫はよその家でもかわいがられて自分だけのペットではないのが嫌だから。(広島県/女性/27歳)これは一種の嫉妬(しっと)でしょうか(笑)。あっちこっちで違う名前で呼ばれてたりして。●忠実!忠実でかわいい。(山口県/男性/24歳)犬派では「忠実」をキーワードに挙げた人が多かったです。●もふもふしたい!大型犬をもふもふしたい。(神奈川県/女性/25歳)大型犬のかわいさは格別ですね。幼児だったら背中に乗せて歩いてくれますよ。●しつけができるよ昔から犬好きで今も犬を飼ってるから。一緒にお散歩も行けるし、しつけが猫よりできるから。(神奈川県/女性/29歳)しつけをきちんとできるといいんですが、ちっとも言うことを聞かない犬になっちゃう場合もあります(笑)。飼い主次第ですよね。この人はいい飼い主でしょう。●猫よりなつく散歩に行けて自分も運動になるし猫よりなつくから。(大阪府/女性/28歳)ゴロゴロ、スリスリしてくれる猫もいますよ(笑)。●好きすぎる犬をずっと飼っていて。かわいすぎる、好きすぎる。癒やしてくれるし一緒にいると嫌な事もどうでも良くなってた。(東京都/女性/26歳)本当に犬が好きな人からのご意見です。好きすぎる感じが伝わって来ますね。●昔、猫に追いかけられた犬の方がかわいいと思うから。猫は小さいころに追いかけられたトラウマがあり、怖いから。(愛知県/男性/26歳)「犬に追いかけられた」という話は聞きますが、猫に追いかけられる人もいるんですね。■猫派の理由猫を選択した「猫派」のご意見を紹介します。●犬は散歩が辛い和む。犬は飼いたいけど朝早起きして散歩するなど、ちと辛そう。(東京都/男性/42歳)「犬は嫌なので猫」という人は、その理由に「散歩」を多く挙げています。毎日同じ時間に散歩に行ってあげないと犬がかわいそうですからね。確かに面倒かもしれません。●鳴き声鳴き声がかわいくて好きだから。(愛知県/男性/21歳)ゴロゴロのどを鳴らしてくれますしね(笑)。●犬は絶対に飼いたくない猫は見た目で癒される。犬はほえてうるさい、見た目もイマイチ、遊んでほしがるのがうっとうしいから絶対に飼いたくない。(三重県/女性/31歳)「犬はほえ声が近所迷惑」という人は多かったです。●猫に激萌え!前世が猫だったのではと思えるくらい、猫を見ると激萌えするから。(千葉県/女性/31歳)激萌えなのでツッコむところは特にありません(笑)。●ずっと猫と一緒生まれた時からずっと猫と一緒に暮らしてきたので、やっぱり猫かな。もちろん犬も好き。(広島県/女性/27歳)犬も好きなんだけど「やっぱり猫が好き」な人です。●犬に噛まれたので小学生のころ、犬にかまれたことがあり、それから犬は大の苦手です。(神奈川県/女性/32歳)犬に追いかけられた、ほえられた、といったご意見もありました。子供のころにイヤな目に遭うとやはり嫌いになってしまうようです。●自由きままが良い自由気ままに生きているのがいい。ふわふわして柔らかい。(千葉県/男性/37歳)「ほっといてもいいから猫」という意見は多数ありました。●肉球だ!最近はネコが飼いたい。肉球触りたい。(栃木県/女性/24歳)肉球には確かに触りたいです(笑)。でも猫は嫌がることが多いですよ。●猫の方がじゃれるどちらも飼っていて、猫4匹・犬2匹で猫の方がかわいい(じゃれる)。(愛知県/男性/22歳)ずいぶん多頭飼いをしている人です。この人は猫の方がなついてくると言っていますが……。●私には無理ですシーザー・ミランの『ザ・カリスマ・ドッグトレーナー』という番組を見ていると犬を飼う時は常にリーダーでいなければならないので、私には無理なので。(東京都/女性/25歳)飼ってみると意外にリーダーでなくても大丈夫ですよ(笑)。というわけで、犬と猫の飼育頭数が逆転するかは疑問な結果となりました。みなさんは、飼うとしたら犬と猫、どちらを選びますか?(高橋モータース@dcp)「平成23年度の犬猫飼育頭数」に関する一般社団法人ペットフード協会の公表データ
2012年10月22日■カニンヘンダックスフンドの歴史胴長短足で大人気のドイツ原産の犬種・ダックスフンド(ドイツ語読みではダックスフント)は、スタンダード、ミニュチュア、カニンヘンの3種類の大きさがあります。カニンヘンダックスフンドは、ダックスフンドの中で最も小さい種類の犬。ダックスフンドは、ドイツ語でアナグマを意味する「ダックス(Dachs)」と、犬の「フント(Hund )」を合わせたもので、「アナグマ犬」の名の通り、当初はアナグマを狩る猟犬として作られました。その起源は古く、古代エジプトの壁画にダックスフンドと酷似した姿が描かれています。スタンダードサイズのダックスフンドは、狩猟犬として活躍していましたが、ネズミやウサギを狩る際、体が大きすぎるため獲物が入り込んだ小さな穴の中まで追いかけることができませんでした。そのため、19世紀頃にはスタンダードよりも小さなミニチュアとカニンヘンがブリーダーによって生み出されます。カニンヘンは「ウサギ」を意味し、現在もドイツではウサギやテン(イタチの一種)を狩る猟犬として活躍しています。ダックスフンドは、各国の協会でサイズの定めがあり、国によって若干の違いがあります。日本では、両親がカニンヘンであれば子犬はカニンヘンに登録されますが、ミニチュアでも生後15カ月以上たった状態で、胸囲が30cm以下であればカニンヘンに登録を変更することが可能です。カニンヘンが日本に紹介されたのは1995年と比較的最近ですが、その小さく愛らしい姿と活発な性格で、大きな人気を博しています。■カニンヘンダックスフンドの特徴と性格胴長短足の体形で知られるダックスフンド。顔は面長、尾は長く、耳は下に垂れる形。非常に筋肉質で、運動能力に優れます。機敏な動きと耐久力を併せ持つエネルギッシュな犬です。毛色は「レッド」を基本色とし、「クリーム」「ゴールド」「チョコレート」などさまざまなバリエーションが見られます。性格は毛質によって若干の違いがあるといわれていますが、基本的には好奇心旺盛で、穴を掘ったり獲物を追いかけたりと、もともとの猟犬としての資質を強く持っています。カニンヘンはミニチュアよりもさらに行動的で活発です。頭の回転が速く、動きもきびきびと軽快そのもの。それゆえ、やや落ち着きがないと見られることもあるようです。愛情豊かでとても友好的。人間が大好きですが、見知らぬ人に対しては警戒心が強く、番犬としても優秀です。■飼うなら…適切なしつけやトレーニングが重要であることは他の犬種と同様ですが、基本的にはとてもフレンドリーで手入れも簡単な、ペットとして飼いやすい犬種です。その体形ゆえに足関節の形成不全や椎間板ヘルニアなど、固有の疾患に悩まされることが多いのは、他のダックスフンドと共通しています。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日■ウェストハイランド・ホワイトテリアの歴史真っ白な毛色と、「ウェスティ」の愛称で親しまれているウェストハイランド・ホワイトテリアは、英国スコットランド原産の犬種です。ウェスティは、スコットランドでキツネやアナグマなどの害獣を駆除するために飼育されていたテリア種を起源としています。元来、テリア種のなかで最も古い犬種のひとつであるケアーン・テリアと同種とされていますが、スコットランドのウェストハイランド地方では、ケアーン・テリアに時折生まれる白い犬を虚弱で臆病であるとして忌む風習があり、それ故、19世紀までウェスティは淘汰(とうた)されていました。1907年、イギリスのドッグショーに短い足のホワイト・テリアが出品され、注目を集めます。この犬は、白色のケアーン・テリアに興味を抱いたスコットランドのポルタロッチ地方に住むブリーダーが60年にわたり改良したもので、彼の居住地からポルタロッチ・テリアと呼ばれることになります。1908年にローズニーズ・テリアの名で登録され、翌1909年に現在のウェストハイランド・ホワイトテリアへと改名されています。ケアーン・テリアとの交配は1917年に禁止され、以降ウェスティは独立した犬種となります。現在は、テリア種の中でも屈指の人気を誇る愛玩犬となっています。■ウェストハイランド・ホワイトテリアの特徴と性格なんと言っても特徴的なのは、その純白の被毛です。一説によれば、キツネ狩りの際、キツネとの誤射を避けるために、その目につく白い被毛が評価され、固定されたとも言われています。元は猟犬であるため、小型でありながらも筋肉質な体格を持ち、活動的でエネルギッシュな犬種です。小動物を狩るための鋭い歯や丈夫な顎を持ち、ダブルコートでおおわれた豊かな被毛も、外敵から身体を守るのに有効です。毛色は純白のみが認めれています。活発で物おじしない、無邪気な性格です。飼い主にはとても忠実で、愛情深い犬です。気が強く、勇敢に振る舞う一方で、家族に愛されることを強く願う、甘えん坊な本心も持っています。また自尊心が強く、頑固な一面もあります。無理強いされることを嫌うため、しつけは簡単ではありませんが、賢い犬ですので、愛情をもって根気よくしつけをすることで、とても愛らしいペットとなるでしょう。■飼うなら…活動的で運動が大好きですが、毛色を美しく保つためには室内飼いが望ましいでしょう。毎日の散歩や運動などを怠らないように心掛ける必要があります。健康な犬種ですので、健康管理には特に神経質になる必要はありません。過保護に育てると、かえってわがままになることがあります。個体によっては、加減を知らない子どもを苦手に思う犬もいます。強くかむようなことはありませんが、小さなお子さんのいる家庭では注意が必要です。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月14日映画『のぼうの城』のジャパン・プレミアが9月20日(木)、都内で開催され、主演の野村萬斎を始め、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、佐藤浩市、犬童一心監督、樋口真嗣監督が揃って出席した。石田三成率いる豊臣方の2万の大軍を前に、でくのぼうの“のぼう様”こと成田長親の指揮の下、わずか500の兵で城を守りきった忍城の史実を映画化。東日本大震災の発生を受けて公開が延期となっていたが、ついに晴れのお披露目となった。萬斎さんはこの日を迎え「とにかく嬉しい」とニンマリ。(公開が)1年延びたこともあり、やっとみなさんにこの素晴らしい映画を観ていただけます」と感慨深げに語る。でくのぼう扱いされながらも民衆に愛され、飄々と“奇跡”を起こす長親について「どういう思考回路を持った男なのか全く書かれてないし、どう役作りしたものか?“大きな男”とあるけど僕は全然大きくないし、『困ったなぁ』と思った」と苦労を明かした。犬童&樋口両監督は鎧兜を被って登場。日本映画では異例のW監督となるが「現場に出てみると若干、戸惑うところもありましたが、妙にうまい具合に融合していった」と手応えを明かす。自身の演技は「7割ぐらいが馬上」だったが、「思う存分に馬に乗れました。この仕事を30年ほどやって来て、久しぶりに映画会社の小さなスクリーンで(完成した映画を)観て後悔した」とスケール、完成度に自信をのぞかせた。紅一点の榮倉さんは時代劇初挑戦。監督に勧められて参考に黒澤明の時代劇を事前に観たそうだが「壮大過ぎて、逆に緊張しました」と苦笑い。薙刀を華麗に使いこなし、自分よりも大きな山口さんを投げ飛ばすシーンのために武術も学び、さらに乗馬にも励んだそうだが「乗馬は好きで2か月くらい練習したんですが、(完成した映画では)カットされてました」とちょっぴり不満げ。犬童監督は「僕が切りました。編集してみたら映画のためにはない方が良いと思ったので…。でも乗馬のシーンは(ほかにも)ありますよ」と慌てて釈明していた。成宮さんは出演陣の中でも一番重い甲冑を着こんでのシーンが多くて苦労したよう。「3キロくらい痩せました。もっと動けるイメージだったんですが、重くて全然動けなかったです。当分、甲冑は着たくないです…」と苦笑を浮かべた。上地さんと山田さんは、石田三成&大谷吉継のコンビを演じたが「10年くらい前から何度か共演しているのでやりやすかった」と山田さんが言えば、上地さんは「一緒に誕生日を祝ったり、いつも2人だった」と笑顔で明かす。甲冑を着こむときも、上地さんはいつも山田さんに手伝ってもらっていたそうで「いつも『つけて』とお願いして、『いいかげん、覚えなよ』って怒られてました(笑)」と明かすなど仲の良い様子を見せていた。山口さんは佐藤さんと手柄を競うライバル関係にある役どころだったが、自身が佐藤さんに勝てるところは「これっぽっちもありません!尊敬してます」と恐縮しきり。逆に佐藤さんは「一度、プライベートでご家族にもお会いしたんですが、子供たちがぐっさんをいい目で見ていて、父として確実に責務を果たしてるんだな、負けてるなと思いました」と“父親”ぐっさんを称えていた。犬童監督は「自信満々の楽しめる娯楽作品を自分の手で作れて満足しています」と語り、樋口監督も「普通の映画の2倍の演出が入ってます」とW監督の効果をアピール。最後は萬斎さんの掛け声に合わせて、会場全体で「えいか、えいか、おー!」と劇中にも出てくる鬨の声を上げ作品を送り出した。『のぼうの城』は11月2日(金)より全国にて公開。■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年09月20日胴長短足で、見るからにユーモラスでかわいいドイツ原産の犬種・ダックスフンド(ドイツ語読みではダックスフント)。この犬種の起源は古く、古代エジプトの壁画にダックスフンドと酷似した姿が描かれています。現在のダックスフンドは、12世紀頃に基礎犬が作られたと推測されています。ダックスフンドは、ドイツ語でアナグマを意味する「ダックス(Dachs)」と、犬の「フンド(Hund)」を合わせたもので、その名の通り、当初はアナグマを狩る猟犬として作られました。特に地下での狩猟に適するよう改良されてきたダックスフンドですが、19世紀頃にアナグマだけではなく、小さな穴に入ってネズミやウサギ、テンなどを狩るために、ミニチュアダックスフンドが誕生しました。また、この頃からアメリカなど、他国への輸出も行われ、現在アメリカでもっとも人気のある猟犬、家庭用ペットとなっています。日本では住環境にマッチしたサイズということもあり、絶大な人気を誇ります。ミニュチュアダックスフンドは、胴長短足の体形で顔は面長、尾は長く、耳は下に垂れる形。非常に筋肉質で、優れた体力の持ち主です。体形に似ず、機敏な動きと耐久力とを併せ持った、エネルギッシュな犬種といえます。ダックスフンドは基本的には好奇心旺盛で、穴を掘ったり獲物を追いかけたりと、ハンターとしての資質を強く持っています。見知らぬ人に対しては時折神経質な一面を見せることがあり、臆病な性格の犬も見られます。生まれつき友好的で落ち着きがあり、ペットとして飼いやすい犬種のひとつといえます。ただし、その体形ゆえに、足関節の形成不全や椎間板ヘルニアなど固有の疾患に悩まされることが多く、また太りやすい体質のため、食事管理も重要です。ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日累計140万部を突破した大ベストセラー歴史小説を、8年ぶりの映画主演となる野村萬斎を迎えて映画化した一大プロジェクト『のぼうの城』。8月28日(現地時間)カナダ・モントリオールにて開催中の第36回モントリオール世界映画祭(ワールド・グレイツ部門)にてワールド・プレミアが行われ、石田三成役を演じた上地雄輔を筆頭に犬童一心監督、樋口真嗣監督の3名が“出陣”した!一国一城の主でありながら民から“でくのぼう”の意から「のぼう様」という名で慕われた成田長親。戦国の大武将・豊臣秀吉率いる2万の軍勢にたった500人の兵でケンカを売った、彼の奇想天外な戦人生と戦をめぐる人間模様を描く。長親役の野村さんを始め、榮倉奈々、成宮寛貴、佐藤浩市、山田孝之、市村正親など錚々たる豪華キャストが競演したことでも注目を集めている本作。この日が世界初の一般向けのお披露目となったが、黒のタキシードに身を包み、映画の中で演じた武将・石田三成を彷彿とさせる堂々たる装いの上地さんと、のぼう様こと成田長親と石田三成の兜を被った犬童監督と樋口監督が劇場に姿を現すと、上映を心待ちにしていた大勢の観客からは大歓声が!登場するや犬童監督が「こんばんは、監督を務めた犬童です」とフランス語で挨拶をし、樋口監督もそれに続き「私たちは双子ではありません。私たちは夫婦でもありません」とユーモアたっぷりに挨拶し会場を沸かせた。「この映画は450年ぐらい前の話です。その時代、日本は戦国時代と呼ばれ、日本中が戦争をしてその中で誰が天下を取るかという戦いをしていました。いつ自分が死んでもおかしくない時代で一生懸命生きた人たちの姿を描こうと思いました」と作品に込めた熱い思いを口にした犬童監督。上地さんも「この映画はたくさんのスタッフ、素晴らしいキャストのみなさんと力を合わせて時間をかけて一生懸命に作った作品です。これをきっかけに日本や世界中に力強さや優しさが広がるように、みなさんもこれを観てもし感動したら、いろんな家族や友達に強さや優しさを伝えてもらえたらなと思ってます」と海を越えての上映に感慨深げな様子だ。残念ながら上映開始時間の遅延のため、予定されていたQ&Aは急遽中止となってしまったが、劇場の外では3人に直接映画の感想を伝えようと列をなす大勢の観客の姿もあったそう。映画化実現まで8年、さらに震災での公開延期など大きな波乱の時期を迎えたものの、その苦労も遂に実を結ぶ結果となった。初の海外映画祭に参加した上地さんは、滞在時間20時間弱という超弾丸スケジュールだったものの、文字通り“不眠不休”で楽しんだよう。公開に向けて遂に本格始動となる本作。『のぼうの城』がこの秋、日本の映画界をさらに盛り上げてくれそうだ。『のぼうの城』は11月2日(金)より全国にて公開。■関連作品:のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年08月30日一般社団法人・盲導犬総合支援センターは、日本介助犬協会「2013年 介助犬応援団カレンダー」に掲載する犬・猫の写真募集を開始した。「介助犬応援団カレンダー」は、介助犬サポーターの愛犬や愛猫の写真を集め、ひとつのカレンダーを創りあげていくチャリティー企画。ひと月につき20枠の合計240枠。好きな月を選んで参加できる。全国で活躍する介助犬はわずか59頭。対して、介助犬を必要としている人は約15,000人といわれている。介助犬育成費用の大部分は、寄付や募金によって支えられている。今回の「2013 年 介助犬応援団カレンダー」の登録料および、売り上げの一部は社会福祉法人日本介助犬協会の介助犬育成事業に役立てられる。応募は、同センターの申し込みページから。センターでは、「皆さまからの、あたたかいご支援をお待ちしております」と話している。■「介助犬応援団カレンダー」概要 ・サイズ:B4 (横)36.4cm×(縦)25.7cm ・登録料:3,150円(税込み)※登録料にはカレンダー1冊と送料を含む。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日飼い主と犬のための高級グッズ&フードを手掛けるドッグダイナーは、犬の散歩用に便利でハイセンスな「ショルダー ポーチ」の発売をWEBショップにて開始した。大型犬の場合は特に両手を空けて散歩をする方が安全だが、普通のウエストポーチではおしゃれなものもないし、ペットボトルなどの必需品も入らない。このショルダーポーチは、そんな不満に応えるべく、犬の散歩用に開発されたバッグ。取り出しやすいペットボトル入れ、開閉のしやすいマジックテープ、ご褒美のオヤツをサっと与えられる小物入れなど、犬の散歩のことを考え開発されたショルダーバッグとなっている。カラーは3色で、価格は13.440円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日