さまざまな映画やドラマへ出演し、俳優として活躍中の田中圭(たなか・けい)さん。優しくて甘いマスクとさわやかな演技が、女性ファンを中心に人気です。そんな田中圭さんの妻がどのような人物なのかや、愛妻家ぶり、子供とのエピソードなどをご紹介します。田中圭の妻は元女優・さくら妻にストレスを感じる瞬間を告白するものの…?田中圭さんの妻は元女優・さくらさんです。さくら2人は2010年に放送されたドラマ『まっすぐな男』(フジテレビ系)で共演したことがきっかけで結婚。授かり婚だったと明かす田中圭さんは、結婚を決意した理由についてバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)において次のように明かしています。僕、授かり婚なので、いろんな選択がいっぱいあったんですよ。それこそ仕事もまだまだしていきたいし、人気も欲しいしとか。もっとモテたいし、もっと遊びたいしとか。やりたいことだととにかくいっぱいありすぎて選べないから、「自分が今、失って1番嫌なものなんだろう?」って思った時に、嫁だったんで結婚した。ぐるぐるナインティナインーより引用しかし、そんな妻に対して最近はストレスを感じることがある…と、同番組の人気コーナー『グルメチキンレースゴチになります!』で告白した田中圭さん。コロナ禍の影響で、自宅でセリフを覚えることが多くなった田中圭さんは、オンラインゲームで一喜一憂する妻の声が気になると明かしました。困っていることを告白し出演者の笑いを誘いましたが、同じくレギュラーメンバーの女優・本田翼(ほんだ・つばさ)さんからは「嫁様の気持ちがよく分かります」と妻に同調する声も。妻・さくらさんと本田翼さんが、どのようなゲームに熱中しているのかが気になります。田中圭の嫁・さくらってどんな人?画像をチェックしてみると…田中圭は愛妻家!妻に贈るプレゼントがおちゃめと話題に田中圭さんは出演するメディアでたびたび、妻との仲よしエピソードを披露しています。2020年1月21日に放送された情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)へ出演し、月に1〜2回は妻へ花束をプレゼントしていることを明かしました。「これ、お前のために買ってきたよ」といって田中圭さんが妻に渡す花束…実はドラマや映画の撮影が終わって出演者が受け取る花束なのだとか。しかし、妻にはもちろんバレているそうで、いたずらっ子のように一連の流れを告白する田中圭さんでした。また、同年12月17日に放送された田中圭さんがレギュラー出演中だった『ぐるぐるナインティナイン』では、妻とペアルックの洋服を複数所持しているエピソードも。自分の服を購入する時に、妻にも似合いそうな服があると色違いで購入することもあるそうです。さらっとペアルックの服を買って来れるスマートさは素敵ですね。田中圭さんの自然な愛妻家ぶりは、ほかの番組でも話題に。2018年8月に放送されたクイズバラエティ番組『ネプリーグ』(フジテレビ系)で、次のような問題が出題。既婚女性のうち、パートナーからの愛情を十分に感じている人は何パーセントか。回答者の田中圭さんは「66%」と予想を立てましたが、正解は「29%」だったようです。出演者から、妻が愛情を感じていると思うか聞かれると、「思ってると思ったから66っていったんですけど…」と愛妻家らしい一面をのぞかせました。円満な結婚生活を送っている秘訣は、田中圭さんの愛情表現にあるのかもしれません。田中圭が妻と子供の運動会へイクメンっぷりが素敵すぎる田中圭さんは妻・さくらさんとの間に2人の子供がいます。小学2年生の長女と2歳の次女を子育てしているイクメンっぷりは、テレビ番組へ出演した際などに明かされることも。2019年6月11日号の週刊誌『週刊FLASH』では、長女の運動会を応援に行った田中圭さんが、荷物を持って次女の乗ったベビーカーを押している様子が報じられました。長女が出場した50m走では、ゴール付近で待機して走り終わった長女とハイタッチを交わしていたそうです。運動会に田中圭さんが駆けつけていたという記事に、「ほかのママたちの視線が釘付けだっただろうな…」とうらやむ声も上がっています。また、2020年1月15日に放送されたバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した田中圭さんは、子供の夢を叶えてあげたことを告白。テレビに映る父の姿を見た娘から「私もテレビに出たい!」といわれたことがあったのだとか。そこで、自身が出演していたドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で、セリフのないエキストラとして子供を出演させてもらえないかお願いしたそうです。デビュー作が、人気ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』ということに驚きを隠せなかったTOKIOのメンバーたち。子役の中に紛れて演技をすることになった娘のキョトンとした様子を思い出しながら、子供を見守っていた当時の心境を次のように明かしました。心の中で頑張れ!頑張れー!と必死でエールを送っていました。TOKIOカケルーより引用娘の夢を叶えることができた田中圭さんでしたが、先に妻と自宅へ帰ってきていた娘に「どうだった?」と質問すると予想外の答えが返ってきます。「もうお仕事はこりごり!もうテレビはいい!」と感想を話す娘に、田中圭さんは苦笑いしてしまったそうです。将来、田中圭さんの娘がどのような道に進むのかが気になりますね。田中圭さんは、多忙な芸能生活を癒してくれる家族たちに支えられながら、これからもどんどん活躍の場を広げていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年03月01日頭はオオカミ、身体は人間という究極の生命体5匹からなるロックバンド「MAN WITH A MISSION」の新曲「Perfect Clarity」が、田中圭主演映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の挿入歌に決定した。2020年2月9日に生誕10周年を迎えた「MAN WITH A MISSION」。10周年イヤーには初のドキュメンタリー 映画『MAN WITH A MISSION THE MOVIE -TRACE the HISTORY-』が公開、ベストアルバム3枚をリリースし、うち2枚がオリコン週間アルバムランキング1位を獲得するなど勢いは増すばかり。今回挿入歌に決定した新曲「Perfect Clarity」は、劇中ではクライマックスシーンを感動的に彩り、テストジャンパーたちの知られざる秘話を描く映画を大いに盛り上げる。また、楽曲を使用した挿入歌特別映像も到着。実際の白馬ジャンプ台での撮影の様子や、空サッツの練習風景、キャストたちのオフショットも覗くことができる。なお、田中さん演じる西方仁也の決意に満ちた表情が写し出されたムビチケ前売券が3月12日(金)に発売されることも決定した。<MAN WITH A MISSION Kamikaze Boy(Bass、Cho)コメント>『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』ノ脚本ヲ読マセテ頂イタ時ニ、胸ガ熱クナリ涙ガ溢レ出テ来タノヲ今デモヨク覚エテイマス。コノ素晴ラシイ映画ヲヨリ大キナ感動ト共ニ皆サマニ届ケルタメ、心ヲ込メテコノ「Perfect Clarity」トイウ楽曲ヲ制作シマシタ。主人公ノ西方ガ新タナル人生ヘト踏ミ出ス、大キナJUMPガ、皆様ノ心ヘト届キマス様ニ。『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は5月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~ 2021年5月7日より全国にて公開©2021 映画「ヒノマルソウル」製作委員会
2021年03月01日ロックバンドグループ・MAN WITH A MISSIONが、俳優の田中圭主演の映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(5月7日公開)の挿入歌を担当することが1日、明らかになった。同作は1998年長野五輪、スキージャンプ団体の金メダルを陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化する。腰の故障により代表落選となったスキージャンパーの西方仁也(田中)が、競技前にジャンプ台に危険がないかを確かめ、競技中に雪が降った際には何度も飛んでジャンプ台の雪を踏み固めるテストジャンパーとなり、裏方から日本選手団を支えていく。挿入歌の解禁とあわせ、本楽曲を使用した挿入歌特別映像も公開。実際の白馬ジャンプ台での撮影の様子や空サッツの練習風景、本編には 納められなかったキャストたちのオフショットも映し出され、撮影裏での和気あいあいとした様子に注目となっている。さらに、ムビチケ前売券が12日に発売決定。ムビチケカード型前売券のビジュアルには主演の田中が演じる西方仁也の決意に満ちた表情が印象的に描かれている。○MAN WITH A MISSION Kamikaze Boy(Bass、Cho) コメント『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』ノ脚本ヲ読マセテ頂イタ時ニ、胸ガ熱クナリ涙ガ溢レ出テ来タノヲ今デモヨク覚エテイマス。コノ素晴ラシイ映画ヲヨリ大キナ感動ト共ニ皆サマニ届ケルタメ、心ヲ込メテコノ「Perfect Clarity」トイウ楽曲ヲ制作シマシタ。主人公ノ西方ガ新タナル人生ヘト踏ミ出ス、大キナJUMPガ、皆様ノ心ヘト届キマス様ニ。○企画プロデュース 平野隆コメントこの映画の主人公達は、オリンピック代表に「選ばれなかった」25人のスキージャンパーです。彼等は代表を目指し必死に努力しましたが、オリンピックにはテストジャンパーという裏方として参加することになります。しかし決戦当日、予期せぬアクシデントにより彼等は金メダル獲得へのキーマンとなっていくのです。そんな彼等のテーマソングを作りたいと思い、魂を鼓舞する楽曲ならばこの人達しかいないとオファーさせていただきました。MAN WITH A MISSIONの音楽からはいつも強いパッションを感じていたからです。「Perfect Clarity」は高らかに誇り高く、「舞台裏の英雄たち」にエールを送る熱い楽曲に仕上げていただきました。「Perfect Clarity」とともに映画のクライマックスのシーンを見て頂ければ、きっと皆さんも気づかれると思います。選ばれなかったはずの彼らが、実は「選ばれた」25人だったことに。(C)2021映画『ヒノマルソウル』製作委員会 (C)Sony Music Labels
2021年03月01日田中圭主演『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』が、5月7日(金)に公開となる。この度、MAN WITH A MISSION『Perfect Clarity』が本作の挿入歌に決定し、メンバーのKamikaze Boyからコメントも到着した。1998年の長野オリンピック、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、大逆転の金メダル。この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化したのが『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』だ。キャストには『おっさんずラブ』シリーズ、ドラマ『あなたの番です』、映画『スマホを落としただけなのに』など、人気実力共に今最も旬な俳優・田中圭や、映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し、以後Netflixドラマ『今際の国のアリス』など注目作に出演が続く若手実力派女優の土屋太鳳ほか、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、古田新太などが集結。MISIAと川谷絵音がコラボした『想いはらはらと』が主題歌に抜擢されたことも話題となっている。MAN WITH A MISSIONは、2月9日(ニクの日)に生誕10周年を迎えた「究極の生命体」。10周年イヤーにはバンド初のドキュメンタリー映画『MAN WITH A MISSION THE MOVIE -TRACE the HISTORY-』を公開、更にはベストアルバム3枚をリリースし、うち2枚がオリコン週間アルバムランキング1位を獲得した。挿入歌に起用された『Perfect Clarity』の作詞作曲を担当したのはKamikaze Boy(Bass,Cho)。この楽曲が劇中のクライマックスシーンを感動的に彩り、映画を大いに盛り上げるにちがいない。そして本楽曲を使用した挿入歌特別映像も解禁。競技を影ながら支える感動的なストーリーや彼らのテストジャンプに対する想いや葛藤をより一層ドラマティックに描く。実際の白馬ジャンプ台での撮影の様子や空サッツの練習風景、また、本編には 納められなかったキャストたちのオフショットも。さらに本作のムビチケ前売券が3月12日(金)に発売決定している。ムビチケカード型前売券のビジュアルには主演の田中圭が演じる西方仁也の決意に満ちた表情が印象的に描かれており、ファン必携の仕上がり。こちらをゲットして公開に備えよう。Kamikaze Boy(MAN WITH A MISSION)・コメント『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』ノ脚本ヲ読マセテ頂イタ時ニ、胸ガ熱クナリ涙ガ溢レ出テ来タノヲ今デモヨク覚エテイマス。コノ素晴ラシイ映画ヲヨリ大キナ感動ト共ニ皆サマニ届ケルタメ、心ヲ込メテコノ「Perfect Clarity」トイウ楽曲ヲ制作シマシタ。主人公ノ西方ガ新タナル人生ヘト踏ミ出ス、大キナJUMPガ、皆様ノ心ヘト届キマス様ニ。企画プロデュース平野隆コメントこの映画の主人公達は、オリンピック代表に“選ばれなかった”25人のスキージャンパーです。彼等は代表を目指し必死に努力しましたが、オリンピックにはテストジャンパーという裏方として参加することになります。しかし決戦当日、予期せぬアクシデントにより彼等は金メダル獲得へのキーマンとなっていくのです。そんな彼等のテーマソングを作りたいと思い、魂を鼓舞する楽曲ならばこの人達しかいないとオファーさせていただきました。MAN WITH A MISSIONの音楽からはいつも強いパッションを感じていたからです。『Perfect Clarity』は高らかに誇り高く、「舞台裏の英雄たち」にエールを送る熱い楽曲に仕上げていただきました。『Perfect Clarity』とともに映画のクライマックスのシーンを見て頂ければ、きっと皆さんも気づかれると思います。選ばれなかったはずの彼らが、実は“選ばれた”25人だったことに。『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』5月7日(金)公開(c)2021映画「ヒノマルソウル」製作委員会
2021年03月01日大倉崇裕の小説「死神さん」が、田中圭主演、堤幸彦がメイン監督を務め、「Hulu」でドラマ化されることが決定。この秋、配信されることも分かった。田中さんが演じるのは、警視庁内にある謎の部署でたったひとり、無罪確定となった事件を再捜査するクセモノ刑事・儀藤堅忍。警察組織が掘り返されたくない事件の証言と証拠を徹底的に洗い直し、真犯人を検挙していく人物で、彼の相棒になる者も組織から疎まれ、出世の道を閉ざされることに。組織内では「死神」とあだ名され、かつて類を見ない破天荒ダークヒーローだ。1話完結型となっている本作。メイン監督を務める堤監督と田中さんは、映画『包帯クラブ』以来、実に14年ぶり。主演と監督として向き合うのは、今回が初めて。「前回『包帯クラブ』でご一緒したときは、とにかく堤監督からのムチャぶりがすごかった思い出があります」とふり返った田中さんは、「実は、去年の年末に監督と久々にお会いしたのですが、そこで監督がとても熱くこの作品の話をして、僕が演じる儀藤に関しても肩をぶん回して話してくれたんです。それを受け、僕はどうしようかな、と。家でも台本を読みながら『このシーン、例えば発声の仕方はどうしようかな』と考えていて、奥さんに『こうしたいんだけど、どう思う?』と相談したんです。そうしたら『あなたは考えながらやると、大したことがないから、感じるままにやった方が絶対いい』と言われて…(笑)。確かにそうだと思ったので、ヘンに考え込まず、現場で作っていこうかなと思っています」と明かし、「監督が思う儀藤像と、僕が思う儀藤像と、実際やってみる儀藤像と、実際撮ってみる儀藤像もたぶんバラバラなので、それが早い段階でひとつになったら、とても楽しいんだろうなって。今からワクワクしています!」と心境を語った。一方、堤監督は「どこに心があるのか(笑)完全には理解できない、不思議な佇まいがあるんです。監督の負けだと感じるような、打ち崩させない何かがあるので、『包帯クラブ』でご一緒してから今まで、ずーっと隠し玉みたいに思っていた存在でした」と田中さんについて話し、「この人の存在感の芯の部分に勝ちたいし、今回は“やっぱり田中くんは田中くんだなぁ”と思うような演出はしたくない。《見たことのない姿》やポーズ、仕草も作って流行らせたいです」と意欲をみなぎらせている。また公開された写真では、人差し指を立てたポーズで写っており、この意味も今後明らかになっていくという。Huluオリジナル「死神さん」は秋、Huluにて配信予定(全6話)。(cinemacafe.net)
2021年02月25日田中圭が主演するHuluオリジナルドラマ『死神さん』が2021年秋に配信されることが決定した。田中が演じる主人公・儀藤堅忍(ぎどうけんにん)は、警視庁内にある謎の部署でたったひとり、無罪確定となった事件を再捜査するクセモノ刑事。警察組織が掘り返されたくない事件の証言と証拠を徹底的に洗い直して、事件を180度転換させ、真犯人を検挙していく男。それゆえ、彼の相棒になる者も組織から疎まれ、出世の道を閉ざされることに……。こういった背景から組織内で「死神」とあだ名され、感謝も愛されもしない状況の中、誰とも群れない儀藤は相棒を常に変えながら、闇に葬られた真相をあぶり出していく。事件が変われば、相棒も変わる。1話完結型で田中が自身のイメージを180度覆して生み出す“かつて類を見ない破天荒ダークヒーロー”の活躍から目が離せない。本作のメイン監督を務めるのは堤幸彦。堤と田中がタッグを組むのは2007年公開の映画『包帯クラブ』以来、実に14年ぶり。さらに主演と監督として向き合うのは今回が初となる。はたして、14年ぶりの真剣勝負でどの様な作品が生まれるのだろうか。その衝撃のビジュアルや口癖、決めゼリフとはどうなるのだろうか。今回解禁された写真で、田中が取っている人差し指を立てたポーズの意味も、今後明らかになるだろう。続報に期待だ。田中圭・コメント前回『包帯クラブ』でご一緒したときは、とにかく堤監督からのムチャぶりがすごかった思い出があります。当時、オーディションにも参加者の相手役として関わったのですが、監督がわざとなのか、僕を試したのか、飽きたのか分からないですけど、いろんな人のモノマネでセリフを言わされたんです(笑)。撮影現場でも「ちょっと、ここでこうしてみよう」というムチャぶりがあったので、今回も楽しみ半分、怖いです(笑)。実は、去年の年末に監督と久々にお会いしたのですが、そこで監督がとても熱くこの作品の話をして、僕が演じる儀藤に関しても肩をぶん回して話してくれたんです。それを受け、僕はどうしようかな、と。家でも台本を読みながら「このシーン、例えば発声の仕方はどうしようかな」と考えていて、奥さんに「こうしたいんだけど、どう思う?」と相談したんです。そうしたら「あなたは考えながらやると、大したことがないから、感じるままにやった方が絶対いい」と言われて……(笑)。確かにそうだと思ったので、ヘンに考え込まず、現場で作っていこうかなと思っています。しかも、監督が思う儀藤像と、僕が思う儀藤像と、実際やってみる儀藤像と、実際撮ってみる儀藤像もたぶんバラバラなので、それが早い段階でひとつになったら、とても楽しいんだろうなって。今からワクワクしています!儀藤は分かりやすく言えば“変わってる人”。刑事としての一面もあるけど、刑事じゃない部分もある難しい役ではあるんですけど、誰が相棒になるかによって生まれる儀藤もあると思うし、演じるのが楽しみです。もし今回も監督のモノマネ・ムチャぶりで遊べるようなシーンがあるなら、やりますよ(笑)。兎にも角にも…刑事モノとしてはシビれて、エンタメとしては笑ってもらえて、見終わった後に何か分からない爽快感を皆さんに与えられる「最高に面白いドラマ」にしますので!ぜひ楽しみにしていてください。堤幸彦・コメント田中くんには、どこに心があるのか(笑)、完全には理解できない、不思議な佇まいがあるんです。監督の負けだと感じるような、打ち崩させない何かがあるので『包帯クラブ』でご一緒してから今まで、ずーっと隠し玉みたいに思っていた存在でした。「包帯クラブ」のオーディションや現場でも何かとムチャぶりをしましたが、実はいろいろ試してもらうことで、本当のところを知りたかったんです。当時もそれだけ面白がった、今まさに旬の田中くんとまたご一緒できるということで期待もしていますし、今回はいよいよ勝負かな、と! この人の存在感の芯の部分に勝ちたいし、今回は“やっぱり田中くんは田中くんだなぁ”と思うような演出はしたくない。見たことのない姿やポーズ、仕草も作って流行らせたいです。今のところ予定はないですが、田中くんがどうしてもやりたいと言うなら、モノマネもリクエストしたいと思います(笑)。ちなみに今回、田中くんは何も考えずに現場へいらっしゃるということですけど、それは正解なんです。というのも、儀藤は自分の中ですべて考えて、筋書きが出来上がっているけれど、そこをほぼ見せない。刑事ではありますが、飄々としていて、正義なのか悪なのかもあまり判然としない中で、真犯人を暴き出していく「なんとも不思議な、堅くて柔らかいキャラクター」なんです。『死神さん』はそんな挙動不審なキャラクターがダークに活躍する物語。周りの人間も一言で言えば、ヘンな人ばっかり!刑事モノとしてもなかなかない、ぜいたくな設定ですし、これは今までにやったことのないドラマになるな、と!作り手としてもそんな予感がありますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。■番組情報Huluオリジナル『死神さん』2021年秋から、Huluで配信スタート予定(全6話)
2021年02月25日舞台『結婚しないの!?小山内三兄弟』(3月3日~7日、東京・草月ホール)に日替わりゲストとして出演する田中涼星と植田圭輔のソロビジュアルが公開された。今回は「結婚」という人生の一大イベントをテーマに、小山内三兄弟(黒羽麻璃央、鳥越裕貴、眞嶋秀斗)と仲間たちが舞台で大騒ぎ。これまでのシリーズとは打って変わって、一張羅のスーツを身にまとい、しっかりとキメた姿がお披露目された。猪俣役の田中は「昨年から小山内三兄弟に参加させていただいた身ですが、ドラマにバラエティにとても濃い時間を過ごさせていただき、今度は舞台にも参加できることがとてもうれしいです! ドラマで明かされた猪俣と楢原の関係性にも注目していただきたいですし、観に来てくださる皆さんに楽しんでいただけたらなと思います」とコメント。江里山役の植田は「舞台化が決まったと聞いて『それで僕は呼ばれるのか!?』という気持ちになりました(笑)。今回は日替わりゲストという形ですが参加することができて、ようやく正式に“小山内ファミリー”になれたのか気になります! このメンバーだから起きる芝居の化学反応を、ぜひお楽しみください!」と呼びかけた。さらに、あっくん役の北村諒が映像で特別出演することが決定。「『小山内三兄弟』舞台化おめでとうございます! 結婚するあっくん、新郎のあっくん、もはや主役といってもいい、あっくん。出たかったよーーーー!!と、言いたいところですが。ここは、やはり三兄弟。きっと楽しい作品になることでしょう。僕は映像出演という形で、お力添えさせてもらいます! よろしくお願いします!」と意気込んでいる。
2021年02月20日土屋太鳳が3度、主演オファーを断ったという映画『哀愁しんでれら』。ついに公開された本作から、胸がざわつく本編映像が解禁となった。本作は、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」でグランプリを受賞したオリジナル脚本。タイトルの通り童話「シンデレラ」を下敷きに、シンデレラと王子が結婚した“その先”を描く。2人が幸せになった後の衝撃的な展開に、ネット上では「心臓えぐられた」「重い後味に襲われる」「韓国映画を観てるよう」「かなり引きずる」「胸糞悪くなる映画」「『ミッドサマー』が好きな人は『哀愁しんでれら』も好きだと思う」などの感想が溢れている。今回は、そんな本作のシンデレラこと小春(土屋さん)と王子様・大悟(田中圭)の結婚生活から本編映像を一部解禁。小春が毎日ヒカリ(COCO)へ愛情を込めて作っているお弁当。いつも残さずキレイに食べてくるヒカリだが、ある日、小春の中で「果たしてヒカリは“本当に食べているのか”?」という疑問が生じる。そこで小春は画策する。いつものようにおにぎりを握っていると思いきや、小春の手の中にあったのは最高級の梅干ではなく5円玉。それを炊き立ての美味しそうなごはんの中に隠し味として入れ、続いて冷蔵庫に貼っていたライオンのマグネットにも手を伸ばす。本当に食べているのなら必ず具材の異変に気がつくはずだが、何事もなかったかのように空のお弁当が返ってくる。学校から帰ってきたヒカリに、「お弁当、美味しかった?」と確認をする小春。「美味しかったよ」と平然と言い放つヒカリに対し、この時、何か壊れてしまったのか。きれいな長い黒髪をむしり、怒りに震える小春…。一見幸せそうな家庭に見えるが、もうすでに“何かが壊れてしまっている”本シーン。これ以降も怒涛の衝撃的な展開が待ち受けていそうだ。『哀愁しんでれら』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年02月18日1998年の長野冬季オリンピック、スキージャンプ団体の大逆転の金メダルとその栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる秘話を映画化した『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』。この度、金メダル獲得からちょうど23周年を迎えた本日2月17日を記念して、本作の場面写真が一挙に解禁となった。解禁となった写真は、長野オリンピックでの雪辱を誓うも代表から落選してしまい、テストジャンパーとして日本代表を支えた西方仁也(田中圭)の膝をつき悔しさに満ちた表情や、日本代表を支えることを決意しテストジャンプに臨む姿を写し出す。さらに、西方の妻・幸枝(土屋太鳳)が夫のテストジャンプの成功を祈るように見守るシーンを切り取った1枚も初披露。また、西方と同じくテストジャンパーとして日本代表を支えた聴覚障がいのある高橋竜二(山田裕貴)、25人のテストジャンパーの中で唯一の女子高校生ジャンパー・小林賀子(小坂菜緒)、そして、ケガが原因でトラウマを抱えてしまった南川崇(眞栄田郷敦)といった個性豊かな登場人物の姿も。そんなテストジャンパーたち全員が悪天候下でテストジャンプを成功させなくてはいけない重圧の中、“ヒノマルソウル”を胸にチーム一丸となる場面や、原田雅彦(濱津隆之)のジャンプ成功に歓喜するテストジャンパーたちの様子を収めた場面カットも公開。1994年のリレハンメルオリンピックでは金メダルを逃し、惜しくも銀メダルに終わった日本代表。その4年後のこの日、ラージヒル団体・金メダル獲得の舞台裏では一体どのようなドラマが起きていたのか、物語の全貌が気になる内容となっている。『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は5月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~ 2021年5月公開予定©2020映画『ヒノマルソウル』製作委員会
2021年02月17日俳優の田中圭が主演を務める映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(5月7日公開)の場面写真が17日に公開された。同作は1998年長野五輪、スキージャンプ団体の金メダルを陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化する。腰の故障により代表落選となったスキージャンパーの西方仁也(田中)が、競技前にジャンプ台に危険がないかを確かめ、競技中に雪が降った際には何度も飛んでジャンプ台の雪を踏み固めるテストジャンパーとなり、裏方から日本選手団を支えていく。解禁となった写真には、長野オリンピックでの雪辱を誓うも代表から落選してしまい、テストジャンパーとして日本代表を支えた西方仁也(田中)が膝をつき悔しさに満ちた表情や、日本代表を支えることを決意しテストジャンプに臨む姿も。西方の妻・幸枝(土屋太鳳)が夫のテストジャンプの成功を祈るように見守るシーンを切り取った1枚も初披露となった。さらに、西方と同じくテストジャンパーとして日本代表を支えた聴覚障がいのある高橋竜二(山田裕貴)、25人のテストジャンパーの中で唯一の女子高校生ジャンパー小林賀子(小坂菜緒)、ケガが原因でトラウマを抱えてしまった南川崇(眞栄田郷敦)といった個性豊かな登場人物たちの姿もとらえた。加えて、テストジャンパーたち全員が悪天候下でテストジャンプを成功させなくてはいけない重圧の中、“ヒノマルソウル”を胸にチーム一丸となる場面や、原田雅彦(濱津隆之)のジャンプ成功に歓喜するテストジャンパーたちの様子を収めた場面カットなど、一挙12点が公開された。
2021年02月17日田中圭主演『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』が、5月7日(金)に公開となる。この度、長野オリンピックの金メダル獲得から23周年を迎えたことを記念して、本作の場面写真が一挙解禁された。1998年の長野オリンピック、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、大逆転の金メダル。この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化したのが『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』だ。キャストには『おっさんずラブ』シリーズ、ドラマ『あなたの番です』、映画『スマホを落としただけなのに』など、人気実力共に今最も旬な俳優・田中圭や、映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し、以後Netflixドラマ『今際の国のアリス』など注目作に出演が続く若手実力派女優の土屋太鳳ほか、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、古田新太などが集結。MISIAと川谷絵音がコラボした『想いはらはらと』が主題歌に抜擢されたことも話題となっている。公開となった写真は長野オリンピックでの雪辱を誓うも代表から落選してしまい、テストジャンパーとして日本代表を支えた西方仁也(田中)が膝をつき悔しさに満ちた表情や、日本代表を支えることを決意しテストジャンプに臨む姿を写している。さらに西方の妻・幸枝(土屋)が夫のテストジャンプの成功を祈るように見守るシーンを切り取った一枚も初披露。また西方と同じくテストジャンパーとして日本代表を支えた聴覚障がいのある高橋竜二(山田)、25人のテストジャンパーの中で唯一の女子高校生ジャンパー小林賀子(小坂)、そして、ケガが原因でトラウマを抱えてしまった南川崇(眞栄田)といった個性豊かな登場人物も魅力だ。そんなテストジャンパーたち全員が悪天候下でテストジャンプを成功させなくてはいけない重圧の中、“ヒノマルソウル”を胸にチーム一丸となる場面や、原田雅彦(濱津)のジャンプ成功に歓喜するテストジャンパーたちの様子を収めた場面カットも公開されている。ラージヒル団体・金メダル獲得の舞台裏では一体どのようなドラマが起きていたのか、物語の全貌が気になる内容となっている。『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』5月7日(金)公開
2021年02月17日土屋太鳳×田中圭、勢いに乗る2大俳優が挑んだ映画『哀愁しんでれら』が、全国の劇場で好評公開中だ。児童相談所で働く真面目な小春(土屋さん)が、思いもよらない凶悪事件を引き起こすことになる本物語は、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」グランプリを受賞した完全オリジナル作品。先の読めない「まさか」な展開、土屋さんの新しい扉を開いた演技、小春と再婚することになる開業医の大悟役・田中さんのいびつな佇まいが三位一体となり、物語への没入感をより強くする。…そして、ゾッとさせる。撮影に入る前、キャスティングの時点で「面白い映画になれる自信があった」と話したのは、脚本・監督を担った渡部亮平。渡部監督に、キャスティングの裏話もまじえ、怒涛のストーリー展開や込めた想いなど、ネタバレも“あり”で語ってもらった。自信があった脚本、思い通り撮れた手ごたえ「いい意味で、奇跡を信じず撮った」――シンデレラ・ストーリーのその先を描く、新たな着眼点の映画になりました。脚本を書いているときから「いい作品が撮れそう」な予感はしていましたか?脚本を書き終えて読むと、いつも割と「我ながらいいな、自信あるかも」と思うんです(笑)。けど、時間が経つと「本当は僕にしかわからないのかな…?」と、不安になってしまったりもして。ただ、今回は田中さんと会ってしゃべったとき、「脚本、めちゃくちゃ面白いです!」と言ってくれたので、よかったなと胸をなでおろしました。本当にラッキーだったのが、オリジナルで、ちゃんとエンターテインメント性と作家性を尊重してくれる作品を作れたことですね。いろいろ挑戦しました。――いざ撮り始めてからは、工夫されたり、プラスオンした箇所もありましたか?いえ、特にありませんでした。「意外と思い通り撮れたな」という手ごたえがあります。もちろん、どうしても時間的・予算的にできなかったことはありますけど、代案を考えてはいたので、脚本という設計図を信頼して組み立てていく感覚を持ち、現場で撮っていました。――もともと、そういうタイプなんですか?そうですね。ちゃんと準備した上でやりたい、というタイプです。いい意味で、奇跡を信じず撮っていったというか。いいものにするための準備をちゃんとして、現場に入ったので、思い通りに撮れました。土屋さんが生きた小春を見て、抱いた確信「最高になる、傑作を作れる」――小春は土屋さんに、大悟は田中さんに、という渡部監督の強い思いがあったそうですね。キャスティングについて、伺いたいです。キャスティングが決まり、このふたりでできるとなった時点で「やった!」と思っていました。「きっと大丈夫だな」と、面白い映画になれる自信があったんです。――土屋さんに関しての自信は、どこからきたんですか?土屋さんが持っている普段のパーソナリティ、真面目すぎる感じからです。例えば、Instagramひとつ取ってもわかる、ものすごく長文を書くような、あの真面目さ。異常なレベルの真面目さだと思うんです、これは褒めていますよ…!真面目すぎて変、というか。土屋さんはものすごい努力をしていると思っているので、努力家で真面目すぎるがゆえの危うさ、みたいなものが、小春という人物とすごくリンクしてるように僕には見えました。――どこか重なり合う部分があったんですね。真面目すぎる土屋さんの持っているパーソナリティが、小春とリンクして、頭の中で脚本を読み直したときに、「土屋太鳳の力が存分に発揮される映画のはずだ!」と、強くイメージできたんです。とても根拠のない自信ですけど…(笑)。多くの監督が言うことですが、イメージできるかどうかがあれば、撮影に入らなくても手ごたえは持てたりすると。あとは、度合いはあれど、真面目に生きている人は世の中に多いと思うので、多くの方が共感できる存在に土屋さんがなれると思っていました。――実際、撮影を始めて、どのあたりで予感が確信に変わったんでしょうか?撮影序盤は、割と前半の幸せ描写から始めていたんです。けど、一部、後半のダークというか、堕ちている小春を演じてもらうシーンがあったんですね。妹(山田杏奈)と電話をするところなんですけど。土屋さんは別室でやっていただいたので、僕は声だけ聴いていました。そのとき、声を聴いただけで、小春の後半のキャラクターがしっかり出ていたので、一気に「これはいける!傑作を作れる、想像した作品ができるんだ!」という感覚を持ちました。「後半の土屋さん、最高になるな」と思いましたし、現にそうなりましたね。――小春は、大悟以外の人と結ばれていたら、おぞましい事件は起こしていなかったと思うんです。「誰にでも、小春のようになる要素があるかもしれない」と思わされたのが、本作のゾッとするポイントでもありました。絶対なっていないと思いますね(笑)。それは大悟たちも同じというか…、彼らの部品が集まったとき、たまたまそういうものに仕上がってしまったんですよね。もともと小春は、危ない女でも、モンスターでもないですし、「私、実はモンスターでした」という映画ではないので。たまたま出会った人、環境、場所、立場、与えられるプレッシャーなどが原因で、気が付いたときに「モンスターですよね?」と言われる側に立ってしまっていた。もしかしたら、彼ら自身は「え、違うんだけど」と、まだ思っているかもしれないですし。事件だけを見ると、遠い世界というか、自分とは関係ないし、自分がそっち側の日常にいつかなってしまうなんて想像もしていないんですけど、それは意外と身近な話だったりする。単純に遠い話にはできないな、とやっぱり思いますね。まだ見ぬ一面を見せた田中さん、繊細な芝居が織りなす恐怖の人物像――田中さんに関しても、もともと何かイメージをお持ちだったんでしょうか?田中さんは、いくつか舞台を観に行ったことがあったんです。すごく繊細なお芝居ができる方なんだな、というのを僕自身が知っていたので、オファーにあたって信頼もしていました。脚本に関しても、これだけお芝居の上手い人が「面白いです」と言ってくれているので、「ちゃんとやってくれるんだろうな!」という期待がありました。――大悟を演じた田中さんの演技、まだ見ぬ一面を見られたという印象を受けました。そうですね。田中さんは、脚本を変えるようなお芝居をしなくていいと思われていたようで、忠実に形にしてくれていった気がします。映画の前半と後半で、大悟の目指す像は変えているんですよ。前半では「こんなパパがいるなんて羨ましい~!こんな人と結婚したい!」と思える感じで、後半にいくにつれて、同じ人なのに「怖いかも…」と見えるように、意識していました。1本の映画の中で、憧れの父親像と、「こんな父は嫌だ」という両面、ふり幅のあるパパ像をやってもらえました。「暴力親父だから嫌」というわけでなく、愛情が強すぎて嫌なパパ、なんですよね。あまりにも理想すぎるがゆえ限度がある、というのは、あるんじゃないですかね。――豹変というか、表と裏の顔という見え方のように思います。映画としては、ものすごく「え、何でこうなったの!?」と見えてはいるんですけど、僕からしてみたら、そんなに豹変していないと思っているんです。映画は小春視点で描いているので、「大悟には、こんな一面があった!」と見えてはいますけど、大悟からの視点を想像すると、30何年間ずっとああいう生き方をしているはず。大悟は、頭からずっとそのままでいて、求めているものはいつも一緒で、ずっとそれをやっているだけだと思っていて。小春にとっての日常の延長線とか、大悟にとっての日常の延長線、普通に毎日を過ごしているはずなのに、「何で今こんな場所にいるんだ…」みたいな危うさを、しっかり描けた映画になっているのかな、と思います。渡部監督からのメッセージ「社会の無意識な重圧に気づいてもらえたら」――土屋さんは、インタビューで「物語の過程を見てほしい」、「自分なりの幸せの形を見つけてもらえたら」とお話されていました。監督からも最後にメッセージをいただきたいです。伝えたいことは3つあります。ひとつは、自分が理解できないという側の視点に立ってみることは重要じゃないかな、というところです。理解できないと思う人の人生を体験してみる重要性というか、小春の目を通して、想像できなかった側の視点に立ってみる価値はあるんじゃないかな、と。ふたつ目は、単純に家族って、すごく不思議な関係性だなと僕は思っているんですね。本音を秘密にし合う運命共同体、という感じですかね。永遠に不思議な家族というものの、家族愛の強い人たちの話を、僕がやってみたかったというのがありました。3つ目、最後、作品の中で小春がモンスターのような存在になっていくのは、自分のなりたい理想を求めているがゆえの、裏に苦しみや悲しみがあるからだと思うんです。社会の中で無意識ながら存在しているプレッシャーを感じているというか。世の中に存在する数多くの重圧を、この映画にいろいろ詰めています。家族になるプレッシャー、子育てのプレッシャー、1回手に入れた幸せを手放せなくなるプレッシャー…無意識ながら追い詰められていってしまい、強がって「私は大丈夫」と保とうとするから余計苦しんでいってしまう。モンスターじゃなかった人たちを、気づけば「モンスター」と呼ばれるような存在にしてしまう、そういう社会の無意識な重圧に気づいてもらえたら、という気持ちで作りました。(text:赤山恭子)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年02月10日3月31日(水)リリースのドラマ「先生を消す方程式。」DVD-BOXに、フライングドラマ「頼田朝日の方程式。-最凶の授業-」が収録されることが分かった。「ABEMA」で独占配信した「頼田朝日の方程式。」は、回収しきれないほど謎が謎を呼び続ける、先の読めない怒涛の展開を見せる本編に隠された真実に繋がるヒントや答えを、本編よりも圧倒的にフライングして公開し、話題に。主人公は、山田裕貴演じる3年D組の副担任・頼田朝日。彼の狂気に満ちた怪演がクセになり、“朝日ロス”になった視聴者も。本編と併せてぜひチェックしたい1作だ。ほかにも、メイキングやクランクアップ映像など、特典映像満載。クランクアップ映像では、山田さんの涙ぐむシーンも!?また、本編ではカットされてしまった未公開シーン集や本編主演の田中圭と山田さんのドキッとするシーンなども必見。さらに、SNS用映像集やPRスポット集も収録されている。(cinemacafe.net)
2021年02月10日2月6日、7日の全国映画動員ランキングは、菅田将暉と有村架純が主演した『花束みたいな恋をした』が公開2週目も首位を守った。公開17週目の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』も先週と変わらず2位につけている。山田杏奈、山口まゆが主演を務め、『犬鳴村』の清水崇監督が富士の樹海を舞台に描く『樹海村』は初登場3位に入った。公開7週目の『映画 えんとつ町のプペル』は先週と変わらず4位に。公開5週目の『銀魂 THE FINAL』は先週3位から5位になった。そのほか新作では、堂本光一が作・構成・演出・主演を務め、初演から20年も続く人気ミュージカルをスクリーンで上映する『Endless SHOCK』が初登場8位に。土屋太鳳と田中圭の共演で、渡部亮平監督が“TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016”でグランプリに輝いた自身のオリジナル脚本を映画化したサスペンス・ドラマ『哀愁しんでれら』は初登場10位になった。次週は『劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」《後編》』『春江水暖〜しゅんこうすいだん』『すばらしき世界』『ツナガレラジオ〜僕らの雨降Days〜』『秘密への招待状』『ファーストラヴ』『名探偵コナン 緋色の不在証明』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『花束みたいな恋をした』2位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』3位『樹海村』4位『映画 えんとつ町のプペル』5位『銀魂 THE FINAL』6位『ヤクザと家族 The Family』7位『劇場版ポケットモンスター ココ』8位『Endless SHOCK』9位『約束のネバーランド』10位『哀愁しんでれら』
2021年02月08日映画『哀愁しんでれら』の初日舞台挨拶が本日2月5日に行われ、土屋太鳳、田中圭、COCO、監督の渡部亮平が登壇。2月3日に誕生日を迎えた土屋さんへのサプライズも行われた。悲劇的運命をたどる主人公・小春を演じた土屋さんは、この日、純白のドレスで登場し、「どうにか小春を幸せにできないかなと思って」と説明。王子様的夫・大悟役の田中さんについては「田中さんが演じると聞いたときは、『なるほど!わかった!』と大悟さんの姿が見えて、小春を身近に感じることができました」と信頼している様子。一方、田中さんは娘ヒカリ役のCOCOさんについて「お芝居が初めてだとは途中まで気づかなかった。役への切り替えも自然に出来ていたので、変にケアする必要もなく、一共演者として見守っていました」と絶賛し、土屋さんも「くらいつくように泣くシーンを何度もやっていて、その姿を見ているこちらも涙が出そうでした」と熱演を明かした。また、土屋さんと田中さんの共演は、本作で3度目。土屋さんの裏の顔について問うと、田中さんは「太鳳ちゃんはストレッチ馬鹿。いつでも体をほぐしている」と明かすが、田中さんが土屋さんに肩揉みをしたことをふり返り「マジでガッチガチだった。あのストレッチは何なの!?とビックリたまげた。お前が一番こっとるやないかい!と思うくらいガチガチだった」と暴露。これに土屋さんは「このコリはどうしようもないというか…。頑張ってストレッチしているけれど」と照れ笑いを見せた。反対に田中さんの裏の顔については「圭さんは裏表がなくて、ありのままが服を着て歩いてきた感じ」と土屋さん。「寝ぐせも凄いままで現場に来るし、ジャージにサンダルで来る。でも心は温かいので、アボカドみたい。外は柔らかいけれど中はハードボイルドだよという感じ」と独特の表現で語った。そして26歳の誕生日を迎えた土屋さんへ、ガラスの靴が乗ったオリジナルフラワーケーキをサプライズでプレゼントする一幕も。「来年も再来年もずっとこのままで成長していってほしい。土屋太鳳の木には沢山の実がなっているので、そのまま変わらず、元気に明るく、みんなに愛され愛す太鳳ちゃんでいてください」と祝福した田中さん。これを受けて土屋さんは「私はゆっくりタイプかもしれないけれど、一日一日を大切にして、枯れても種のために枯れられたらと思います」と話していた。『哀愁しんでれら』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年02月06日映画『哀愁しんでれら』(2月5日公開)の公開初日舞台挨拶が5日に都内で行われ、土屋太鳳、田中圭、COCO、渡部亮平監督が登場した。同作は渡部亮平によるオリジナル脚本・監督作。市役所に勤める平凡な女性・小春(土屋)は、一晩で怒涛の不幸にあい、すべてを失ってしまう。人生を諦めようとしていた彼女だったが、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医と出会い、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がる。まさにシンデレラとなった彼女だったが、ある日、前代未聞の凶悪事件を起こしてしまう。土屋はまさにシンデレラのように、肩出しのドレスで華やかに登場。「どうにか小春を幸せにしてあげたくて、白を選びました」と説明した。イベントでは3日に26歳の誕生日を迎えた土屋の誕生日サプライズも。「何!?」と驚く土屋に、花でできたケーキがプレゼントされると、「すごい! びっくり。めちゃくちゃきれい。どうやって飾ろうかな、おうちで」と興味津々の様子を見せる。代表して土屋を祝った田中は「太鳳ちゃんはほんと、このままで、ずーっとこのままで、できたら来年も再来年もずーーっとこのままで成長してってほしいなと思います」と力強くコメント。「昔を知ってるので。昔から変わらず、いい人生を送ってるんだろうな、いっぱいいい経験してるんだろうなというくらい、土屋太鳳の木にいっぱい実が実っているので、そのまま変わらず、これからも元気に明るく、皆に愛され、皆を愛する太鳳ちゃんのまんまでいてください。26歳の1年、太鳳ちゃんのまわりにいっぱい幸せなことがありますように」とエールを贈る。この言葉に、土屋が「嬉しいです。種ですか?」と聞くと、田中は「俺、実って言ったんだよなあ」と首をひねり、「なんでもいいや! そのままで行こう!」と苦笑。土屋は「支えてくださってる皆さんがいてこそ立っていられるので、そんなに早くは咲けないかもしれないというか、ゆっくりタイプかもしれないんですけど、1日1日を大切にして、まあ枯れても、種のために枯れられたらなと思います」と意気込み、会場からは拍手が起こっていた。
2021年02月05日土屋太鳳と田中圭が共演する映画『哀愁しんでれら』の冒頭10分間の映像が公開された。土屋さん演じる主人公・福浦小春は、児童相談所で働く26歳。映像では、物憂げに学校に降り立つプリンセスの姿や、仕事の様子からスタートする。幼い頃に母親が家を出ていったという辛い過去を抱えながらも、父、祖父、妹と4人で平和な日々を送る小春だったが、祖父が倒れたことをきっかけに、事故に遭い、父が飲酒運転で連行され、自宅が火事になり、家業の自転車店は廃業、そして彼氏の浮気を目撃(相手は自分の同僚)と、シンデレラどころではないシーンばかりが映し出される。そしてその後、放心状態の小春は、踏切の中で倒れこむ一人の男に出会うシーンで映像は終了。しかし、この不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がる彼女は、夫と娘と共に幸せな家庭を築いていこうと決意し、新婚生活を始めるのだが、その先には想像もできない毎日が待っていた…。『哀愁しんでれら』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年02月05日土屋太鳳主演、田中圭共演で注目のサスペンス映画『哀愁しんでれら』が本日2月5日より公開となった。この度、本作の冒頭10分間の映像が公開された。一晩で怒涛の不幸にあい、すべてを失ってしまった平凡な主人公・小春(土屋太鳳)。人生を諦めようとしていた彼女だったが、8歳の娘・ヒカリ(COCO)を男手ひとつで育てる開業医・大悟(田中圭)と出会い、優しく裕福で王子様のような彼に惹かれていく。そして彼の娘とも仲良くなり、プロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がった。まさにシンデレラとなった彼女は夫と娘と共に幸せな家庭を築いていこうと決意し新婚生活を始めるのだが、その先には想像もできない毎日が待っていた……。公開映像に映し出されるのは、小春が襲われる不幸の連続。ある夜に祖父が倒れる→車で病院に向かう途中、事故に遭う→父が飲酒運転で連行される→慌てて飛び出したことが原因で起きた火の不始末で自宅が火事に→家業の自転車店は廃業→泣きつこうと訪れた彼氏の家で浮気を目撃(しかも相手は自分の同僚)という内容だ。そして放心状態で夜道を彷徨っていると、踏切の中で倒れこむひとりの男。これが大悟である。観て分かる通り、映画の冒頭ではシンデレラの様な雰囲気は1ミリも感じない。しかしそこで際立つのが、オープニングより前のプロローグシーンだ。小春が銀色のハイヒールで机の上を闊歩している姿を天地逆さまになった映像で捉える大胆な幕開け。教室を出ると、白衣を脱ぎ捨て、煌びやかな水色のドレスが現れる。この蝶がサナギから羽化した時のような美しさは、不幸のどん底にある小春の未来の姿なのだろうか?結末はぜひ劇場で確かめていただきたい。『哀愁しんでれら』現在公開中
2021年02月05日土屋太鳳と田中圭が共演、新鋭監督・渡部亮平の完全オリジナル脚本で贈る“裏”おとぎ話サスペンス『哀愁しんでれら』。この度、土屋太鳳のクランクアップコメントが解禁となった。今回、土屋さんの26歳の誕生日を記念して、本作のクランクアップ時に撮影されたインタビュー映像が解禁された。出演のオファーを3度断り4度目でようやく出演を決意した土屋さん。当時の心境について、「すごく難しい物語だと思いました。よく分からなかったので監督にお会いして『ちょっとよく分からないです』と。『ここはどうしてこうなるんですか』とか聞いて、その時はまだ正直、自分が思うような答えはなかったんです」と率直に語った。しかし、土屋さんは最終的に出演を決意したことについて、「この作品というのは、前々から答えはこうこうこうと決まっているのではなくて、その現場で生まれていくもの、現場で出来ていく大悟さんと小春の子供のような脚本なのかな、という風に感じました」と、心の動きがあったことをふり返る。「やってみないと分からない」と、本作で未知の領域に挑戦した土屋さん。幸せの絶頂から転落していく主人公を、どのように演じているかに注目だ。『哀愁しんでれら』は2月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年02月03日自分のイメージにないものを演じる挑戦と興奮、それは俳優だけが享受できるものだ。土屋太鳳が持つ清廉さは『哀愁しんでれら』(2月5日より公開)には1ミリも存在しない。剥き出しの喜怒哀楽と愛情への執着と貪欲さ、人間の尊厳を根底から揺るがす、シンパシーを感じない人物を土屋さんは演じた。「…これって土屋太鳳だよね?」こちらが戸惑うほどに、どぎまぎしてしまうほどに。強烈なインパクトを剛速球でくらう。俳優としての進化を感じさせる、グラデーションの効いた役、土屋さんの圧倒的な佇まいについて感想を伝えると、「うれしい…ありがとうございます。すごくうれしいです。最初、3回お断りした役だったので」と、「ああ、土屋太鳳だ」と認識させてくれるイノセントな微笑みで、土屋さんは同作について語り出した。覚悟が必要だった役、しかし「“難しいな”とは、あまり感じなかった」主演映画『哀愁しんでれら』で土屋さんが演じたのは主人公、小春。児童相談所で働く実家暮らし・26歳の小春は、ある夜、信じられないほどの不幸が重なり、すべてを失ってしまう。どん底にいた小春だったが、バツイチ&子持ちの大悟(田中圭)と出会った。人柄のよさもさることながら、開業医という地位、広い戸建ての家、そしてかわいい娘という背景も込みで彼に惹かれ、小春は結婚へと進む。「シンデレラストーリー」と友達に羨望がられるほど、順風満帆な結婚生活。しかし、娘からは地味な嫌がらせを受け、愛する夫は理解しがたい“癖”を持っていた。いくつもの落とし穴を、見て見ぬふりをして過ごす小春。その代償は、彼女自身の性格を狂気に染め、とんでもない顛末へと転がっていく。家族や周囲に翻弄され、変化していく小春というキャラクターを演じたことについて、土屋さんは「振り幅がある役のほうが、割とやりやすいんです。“難しいな”とは、あまり感じなかったんです」と意外にも、すんなり入っていけたと話した。小春を生きる上でのキーワード、土屋さんが広げた共通項は「幸せになりたい、という気持ち」だった。「小春が思っている“幸せになりたい”という感情は、私もわかるところがあります。あと、“自分を認めてくれる人に出会いたい”という願望も、自然なことだと思うんです。もちろん、それで小春が取った行動は、受け入れられないところはありましたけど、私が小春をやると覚悟して(現場に)入ったからには、全力で生きようと思いました」。「覚悟が必要だったんですね?」そう聞くと、土屋さんは「はい、覚悟は必要でした」と真っすぐ答えた。「狂っていくことが美しいでしょ?、とは思ってほしくなかったんです。すごくつらくて、苦しいことだから、格好いいという風に受け取ってほしくないと思って、本当に小春が生きているようにしたかったので」。ともすればダークヒロインになってしまう小春を、祀り上げないように演じた。土屋さんの覚悟は、人物の丁寧な掘り下げに表れており、だからこそ、本作は痛みを感じる仕上がりになっている。土屋さんからのメッセージ「自分なりの幸せの形を見つけて」本作のトレーラーでは、「なぜこの女性は社会を震撼させる凶悪事件を起こしたのか」という文字が躍る。いわゆる「どんでん返し」、「とんでもないことが起こるかもしれない」を予告している作品だ。土屋さんに、そもそもそうしたジャンルの映画は好きなのかを聞いてみると、「ドキドキする作品は、すごい好きですね!ただ、不条理に人が巻き込まれていくお話とかだと、首謀者に腹が立って、腹が立って、泣いちゃうんです(笑)。“何してんだー!!私がやってやる!!”と怒りで」と、正義感をのぞかせた。そうした物語の終盤に小春が取る行動は、大悟や子どもを愛するがゆえ、家族の一員として受け入れられたいがゆえの、切実な気持ちから発するもの。大事な人を守りたいという気持ちに関しても、土屋さんは理解を示す。「自分の好きな人が傷ついた、となったら“私は許さない”と思うかもしれないです。姉とか弟、父や母、周りの大切な人に嫌なことがあったときは、どこかで許せない感が…出てしまいます。その相手に何かしてやろうとか、具体的にそういうわけではないんですけどね、そう思っちゃいますね」。波紋を呼びそうな作品が、世に放たれる。同時に土屋太鳳という俳優の真価をまた、世間が知る一作にもなる。「『哀愁しんでれら』は、最後ああいうことが起こるまでの過程を、やっぱり観てほしいと思います。自分の中で、どこかに押し殺している気持ちや不安に思っている気持ちって、あると思うんですね。幸せになりたいと思うと、イコール結婚、子どもと考えてしまいがちですけど、…私もそういうところはあるんですけど、そこには壮絶な戦いがあるのかなと思います。この作品を観て、“自分はこういう形の幸せになりたい”と、自分なりのものを見つけてもらえたらいいな。そして、そこにいくまでの過程を大事にしてほしいと思います」。(text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年02月01日フリーアナウンサーの田中みな実が出演するNTTコミュニケーションズ「OCNモバイルONE」のスペシャルムービー「田中みな実、新しい生き方のゆくえ」と、新WEB CM「新しい生き方に、のりかえよう。砂浜」編、「新しい生き方に、のりかえよう。最新端末」編が1日、公開された。「新しい生き方に、のりかえよう。」というキャッチコピーのもと、田中の本音をドキュメンタリータッチで描写したWEB CMシリーズ第2弾となる今作。夕暮れ時の海辺、一面が幻想的な雰囲気になるマジックアワーでロングインタビューを行ったスペシャルムービーでは、まだ何者でもなかった「昔の田中みな実」が、いかにして「新しい田中みな実」に変わっていったのかを、当時の出来事や価値観、世界を広げてくれた新しい出会い、未来への決意を交えながら赤裸々に語る。人生の“正解”について「今この場に身を置いていて、誰かに求めてもらえてるんだったら、きっとそれは正解だったんだと思います」と、話す田中の胸の内とは。さらに、美しい景観をバックに「1歩を踏み出すことで新しい景色が見えてくる」と人生観を語る「砂浜」編、インタビュー中に突然虫が飛んできて悲鳴を上げてしまうも、その田中らしいりアクションが本編に採用された「最新端末」編にも注目だ。
2021年02月01日平凡な女性が一晩で怒涛の不幸にあうが、ある男性と出会ったことでどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がるも、その先には想像もできない毎日が待っていて…という新鋭監督による完全オリジナル脚本映画『哀愁しんでれら』。この度、クランクアップ時に撮影された田中圭のインタビュー映像が到着した。インタビューでは「すごい面白い脚本だと素直に思いました」と物語の印象を明かした田中さん。今回田中さんが演じたのは、土屋太鳳扮する主人公の小春が、運命的な出会いを果たす開業医の泉澤大悟。王子様的な役回りだが、一方で変わった一面も…。「変わり者だったり、サイコパスだったりとか、そういうところを押し出していった方が良いのかなと思って、(脚本を)読んでいたんですけど、現場に入って、監督の話とかイメージとか聞いていると『あ、多分そうじゃないんだな』って。比較的ナチュラルにやっているつもりなんですけど、まあ、変なところも確実にあるし…」と役柄について語る。また「どんどんどんどん悪い方向に進んでいく話なんですけど。でも実はすごい良い方向に進んでいたかもしれない話で。じゃあ、なぜ悪い方向に進んでいったんだろうってひとつひとつ考えていった時に、実は正解がないんですよね」と本作についてコメント。「ただただ人生のいろんな選択の中で最善を選んできていたはずなのに、ゴールがそこに行き着いてしまっていることの人間の弱い部分や脆い部分とか、そういうのがすごい面白いと思っていて」と見どころを力説し、「それこそ『ジョーカー』と一緒だなと僕思ったんで。小春ってジョーカーみたいなもんだなと」と大ヒット映画『ジョーカー』を引き合いに出しつつも、最後は観客へ「好きに観てください」と呼びかけた。『哀愁しんでれら』は2月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年01月28日映画『哀愁しんでれら』が2月5日(金)に公開される。この度、本作のクランクアップ時に撮影された田中圭のインタビュー映像が公開された。一晩で怒涛の不幸にあい、すべてを失ってしまった平凡な主人公・小春(土屋太鳳)。人生を諦めようとしていた彼女だったが、8歳の娘・ヒカリ(COCO)を男手ひとつで育てる開業医・大悟(田中圭)と出会い、優しく裕福で王子様のような彼に惹かれていく。そして彼の娘とも仲良くなり、プロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がった。まさにシンデレラとなった彼女は夫と娘と共に幸せな家庭を築いていこうと決意し新婚生活を始めるのだが、その先には想像もできない毎日が待っていた……。公開された映像のなかで「すごい面白い脚本だと素直に思いましたし、向き合い甲斐のある役だと思いました」と語る田中。劇中で主人公の小春が運命的な出会いを果たす開業医・泉澤大悟役を演じている。いわばシンデレラにおける「王子様」的な役回り。しかし、そんな本作の王子様には変わった一面があるらしい。「なんかもうちょっと変わり者だったり、サイコパスだったりとか、そういうところを押し出していった方が良いのかなと思って、(脚本を)読んでいたんですけど、現場に入って、監督の話とかイメージとか聞いていると『あ、多分そうじゃないんだな』って。比較的ナチュラルにやっているつもりなんですけど、まあ、変なところも確実にあるし」。見どころについては「起きていることって、結末に向けてバッドエンドというか、どんどんどんどん悪い方向に進んでいく話なんですけど。でも実はすごい良い方向に進んでいたかもしれない話で。じゃあ、なぜ悪い方向に進んでいったんだろうってひとつひとつ考えていった時に、実は正解がないんですよね」と語る。さらに「その場その場でその人ができる最善の選択であったりとか、逆に“そうするしかなかった”っていう選択だったりとか、誰が悪いわけでもないんだけど。ただただ人生のいろんな選択の中で最善を選んできていたはずなのに、ゴールがそこに行き着いてしまっていることの人間の弱い部分や脆い部分とか、そういうのがすごい面白いと思っていて」と力説。さらに「それこそ『ジョーカー』と一緒だなと僕思ったんで。小春ってジョーカーみたいなもんだなと」と続けた。2019年に製作されたアメリカ映画『ジョーカー』を引き合いに出して独自の解釈を語った田中だが、最後には「なんだかんだ言いましたけど好きに観てください」と観客にメッセージを送った。本作の鑑賞後にもう1度この映像を思い出し、コメントの意味についても考えてみてはいかがだろうか。『哀愁しんでれら』2月5日(金)全国公開
2021年01月28日映画『哀愁しんでれら』でヒカリを演じているCOCOのクランクアップ時に撮影されたコメント映像が到着した。ヒカリは、田中圭演じる王子様のような開業医・大悟の愛娘で物語の鍵を握る存在。そんなヒカリを演じたCOCOさんは、フォロワー数63万人を誇る(※2021年1月現在)インスタグラマーで、ファッショナブルな写真が瞬く間に話題を呼び、VOGUE、ELLE、VICEなどの海外メディアに取り上げられたことも。本作が演技初挑戦となったCOCOさん。映像では、本作のオーディションを受けようと思った理由について「少し演技に興味を持っていたので」とコメント。共演の土屋太鳳については「初めての映画出演のCOCOにとても優しくしてくれて、天使のように優しくして。たまに『辛い時は辛いって言っていいんだよ』とか言ってくれて、心強かったです」と撮影をふり返った。また「映画観たり、発声練習したり」と撮影前の準備についても語り、「役に入りきることが難しかった」と明かしている。『哀愁しんでれら』は2月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年01月26日土屋太鳳&田中圭共演で贈る禁断の裏おとぎ話サスペンス『哀愁しんでれら』のコラボアート写真が公開された。本作の公開を記念して到着した今回の写真は、各分野で活躍中のアーティストが本作を鑑賞し、様々な手法で映画『哀愁しんでれら』を表現したアートを写したもの。フードコーディネーター、書道アーティスト、切り絵創作家、コラージュアーティストなど、ジャンルの垣根を超えた総勢7名がコラボアートに参加した。小春風朝食/森映子(フードコーディネーター・フーディーテーブルアンバサダー)主人公小春になったつもりで小春風朝食を作りました。でもこの妻の座は夫大悟と娘にとっては誰でもよかったのではないか?と感じたので大悟の手によって妻の顔を取り換えようとしている場面をトーストアートを使って表現してみました。家族の歪んだ愛情…/原愛梨(書道アーティスト)3人それぞれの名前を使ってシルエットを書いてます。家族の歪んだ愛情をテーマにした作品です。花や蝶もこの映画のキーワードで書いています。幸せそうな家族に隠れている異常な愛の重さや不気味さ、そして衝撃のラストが近づいている様子を言葉、文字、絵を使って表現しました。中毒性のあるおべんとう/梅田啓介(おべんとうアーティスト)劇中で印象的だった料理を取り入れながら、哀愁しんでれらのイメージをおべんとうに投影しました。おかずは、不穏なひじき、焼きすぎた焼肉、5円玉ふうちくわ、ライオンふうポテサラ(カレー味)。食べてみると、焼きすぎた焼き肉は香ばしく、どのおかずも意外とゴハンが進むものばかり…映画本編と同じく、中毒性のあるおべんとうに仕上がりました。繊細…/切り剣Masayo(切り絵創作家福田理代)主人公が2人と過ごすうちに最高の幸せから少しずつ転落の方へ向かって行く様子を、パールやドレスの布などの美しい物で徐々にがんじがらめになって行く姿に重ねて制作しました。ラテアート/ベルコルノ伊藤雄一(ラテアーティスト)作品の持つ美しさと狂気性が、ラテアートにした時に一番映えるように意識して絵柄と構図を考えました。耳鳴り…/Q-TA(コラージュアーティスト)劇中で印象的に描かれる「耳鳴り」のシーン。そこから始まるドロっとした静かな狂気を表現。一番幸せなシーンを/茂本ヒデキチ(墨絵アーティスト)この映画は実にカラフル!!映像が色彩豊かなほど効いてくるその後の顛末。私のこの絵はウラハラ表現として、一番幸せなシーンを敢えて得意なモノクロで描きました。『哀愁しんでれら』は2月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年01月22日2021年1月20日、お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二さんが頭痛を訴え病院に搬送後、くも膜下出血、脳梗塞と分かりました。田中さんは、早めに異変に気付き処置をできたために、大事には至りませんでしたが、1週間の入院と1か月の休養をするそうです。所属事務所『タイタン』の代表取締役社長で、相方の太田光さんの妻である太田光代さんは同月21日にTwitterを更新。田中さんの病状について報告しています。お騒がせしております。色々と、ありがとうございます。先程、田中と電話で話せました。痛み止めの点滴に血圧を下げる投薬を受けておりますが、滑舌も良く、いつもの田中です。奥さんの手料理が恋しいことを遠回しに言いました。心配性の田中の本質が垣間見れ、これは回復していると安堵しました— 太田光代 (@ota324) January 21, 2021 田中さんは順調に回復をしているようで、滑舌もよく、妻の手料理を食べたがっていたとのこと。元気そうな様子に、ネット上でも安堵の声が相次ぎました。・ニュースを見た時は驚きしかなかったです。元気とのこと、ひとまずは安心しました。・無事でよかった。田中さんが戻って来るのを楽しみにしています。・こういう近い人からの報告を聞くと安心しますね。1日も早い回復をお祈りしています。2020年8月には新型コロナウイルス感染症に感染した田中さん。病気が続くと、心身ともにストレスや不安が積み重なってしまうこともあるでしょう。焦らずに、ゆっくり静養をしてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月22日土屋太鳳、田中圭共演の完全オリジナルストーリーで贈る映画『哀愁しんでれら』の完成報告会が1月19日(火)、東京・イイノホールで行われ、土屋さん、田中さん、COCO、石橋凌、渡部亮平監督が登壇。禁断の(?)“撮影裏”エピソードを語った。「禁断の“裏”おとぎ話サスペンス」とも評される本作にちなみ、主演の土屋さんはプリンセスさながらの真っ赤なドレス姿で登壇。シンデレラストーリーに憧れるも、悲劇的運命をたどる主人公・小春役の土屋さんは、小春の王子的夫・大悟役の田中さんについて「圭さんは寒い撮影の時に温かい飲み物を持ってきてくれました。それをストーブの上に乗せながら、一緒に飲む。そういう心遣いも素敵でした」と、その紳士的な一面に感激したよう。そんな土屋さんについて、田中さんは「カメラが回っている時と回っていない時のギャップがスゴイ。メリハリもスゴイ」とモノマネを交えながら褒めると、当の土屋さんは「(モノマネが)上手いです!」と満面の笑みで応じ、田中さんは「(土屋さんは)大体フワフワと宙に浮いている感じ」と普段の柔らかい佇まいを明かした。土屋太鳳「いいシーンが撮れるという確信を持ちながら」また、土屋さんは田中さんとの共演シーンについて「私の手を握って“うん、うん”と優しく話を聞いてくださったのを覚えています。本番での爆発力もあって、いいシーンが撮れるという確信を持ちながら付いていきました」とふり返ると、照れ隠しなのか田中さんは「そうだったんですね!」とニヤリ。渡部監督は「本番直前まで二人ともフワフワしているけれど、本番での集中力はさすがです」と2人のプロフェッショナルぶりに太鼓判を押していた。田中圭、有名インスタグラマー・COCOの演技初挑戦に「ビックリ」大悟の愛娘・ヒカリ役のCOCOは、本作が演技初挑戦。「初めてのシーンは緊張したけれど、皆さんのサポートのお陰で次のシーンからは楽しく演じることができました」とすらすらと感想を述べると、土屋さんは「凄いね、こっちん!」と母親の表情で愛娘の成長に感動。撮影時、土屋さんのことを「たおちん」と呼んでいたというCOCOから「家族三人で似顔絵を描き合ったのが楽しかった。一番絵が上手だったのは太鳳さんです」と褒められた土屋さんは、「苦しいことも沢山あったはずだけれど、この難しい作品が成り立っているのはCOCOのお芝居があってこそ!」と大型新人誕生を予告していた。一方の田中さんは「撮影の途中で演技初挑戦ということを聞いてビックリした」そうで、COCOが有名インスタグラマーであることも途中で知り、渡部監督からは「インスタを見ながら田中さんは『COCOすげえ!カッコいい!』と言っていた」と明かされるひと幕も。「誰が見ても自分の話ではないかと思える作品」と監督小春の父親・正秋役の石橋さんは本作について「病んでいる日本をそのまま描いている」と分析し、「普遍的なオヤジ像がこの作品での僕の立ち位置。昭和の家庭にあった雰囲気や親子の関係を意識しました」と役作りを明かす。とある保護者が学校で起こした事件にインスパイアされたという渡部監督。「ニュースで知ったときはバカバカしい事件だと思ったけれど、その奇行に至るまでには大きな家族愛があったのではないかと考えた」と言い、「理想や願望を持っていると、それに対するプレッシャーや苦しみが付きまとう。それを描いているので、誰が見ても自分の話ではないかと思える作品になった」と胸を張る。「小春も大悟もヒカリもちょっと個性的な登場人物ではあるけれど、誰しもの心の中にいるかもしれないと思わせるストーリー。人を愛するとは? 幸せとは何か? そんなことを改めて考えるきっかけになる作品です」と、“シンデレラ”を演じた土屋さんもアピールしていた。『哀愁しんでれら』は2月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:哀愁しんでれら 2021年2月5日より全国にて公開©️2021 「哀愁しんでれら」製作委員会
2021年01月20日映画『哀愁しんでれら』(2月5日公開)の完成報告会が19日に都内で行われ、土屋太鳳、田中圭、COCO、石橋凌、渡部亮平監督が登場した。同作は渡部亮平によるオリジナル脚本・監督作。市役所に勤める平凡な女性・小春(土屋)は、一晩で怒涛の不幸にあい、すべてを失ってしまう。人生を諦めようとしていた彼女だったが、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医と出会い、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆け上がる。まさにシンデレラとなった彼女だったが、ある日、前代未聞の凶悪事件を起こしてしまう。夫婦役となった田中について、土屋は「お芝居のことから、普通の会話をさせていただいたり。寒い撮影の時にあったかい飲み物を買ってきてくださって、ストーブの上であっためて一緒に飲むと言う、そういう心遣いも素敵だなと思いました」と振り返る。田中は「やっぱカメラが回ってる時と回ってない時のギャップがすごい。メリハリがすごいよね」と土屋について表し、「だいたいふわふわしているので、宙に浮いてる」と普段の様子を明かした。作品自体もむずかしいので、割といろんなことがぐるぐる回ってる時に、圭さんが私の手を握って、まるで自分の子供を説得しているかのように「うん、うん」と話を聞いてくださったのを覚えています」と感謝する。「お芝居に対しても爆発力があって。でも偶然の爆発じゃなくて、ちゃんと積み重なった上で、本番に対してぶつける感じがあったので、絶対にいいシーンが撮れるというのは確信しながらついていかせていただきました」と気持ちを明かした。最後に土屋は「小春も大悟もヒカリも、本当に個性的な登場人物ではあるんですけれども……」と話し始めたものの、「なんて言おうとしたか忘れちゃいました!」と焦り始める。「圭さん!」と助けを求めるが、田中も「一言目も出てないから全然わかんない! 大丈夫だよもう1回いけるよ」と励ます。「なんか久しぶりです、忘れたの!」と狼狽した土屋だったが、「個性的な役柄ではあるんですけど、どこかみなさんの心の中にいたりとか、もしかしたら心の中の隣にいるかもしれない、と思うようなストーリーになっております」と気を取り直す。「どうか皆さん、健康には気をつけて体を大切にしてください」とメッセージを送った。
2021年01月19日主演に岩田剛典、共演に新田真剣佑を迎える『名も無き世界のエンドロール』ほか、2週にわたり連続3本の出演作が公開される山田杏奈。このほど、1月8日に二十歳となった山田さんの表情にフォーカスした本作の新場面写真とコメント映像が到着。また、佐藤祐市監督がこの若き才能について語った。本作で岩田さん演じるキダと新田さん演じるマコトと強い絆で結ばれ、2人の”壮大な計画”の鍵を握るヒロイン・ヨッチを演じるのが山田杏奈。孤独な境遇で育ち、キダ(岩田さん)とマコト(新田さん)と、3人でお互いを支え合うようにして生きてきた幼馴染のひとり・ヨッチ。いつもはマコトと共にキダにドッキリを仕掛け、無邪気な笑顔で周りを明るくする太陽のような存在の彼女だが、ふとした瞬間に辛い過去が垣間見える。山田さんは自身の役柄について「キダとマコトとヨッチの3人で本当にかけがえのない時間の中で、ヨッチも2人との関係をすごく大事にしている。自分の中の信念を強く持っていて、キダとマコトといるときはお姉ちゃんみたいなところもある魅力的な人」と語る。山田さんは強い信念を持って幼馴染の2人を愛情深く見守るヨッチを、次々と表情を変えながら演じきり、監督はじめスタッフたちの度肝を抜いた。本作を手掛けた佐藤監督は、スリリングなサスペンスを描く手腕に定評があり、TVドラマから映画化され日本中を席巻した「ストロベリーナイト」シリーズや、各話放送ごとにSNSで考察が盛り上がったことも記憶に新しい「危険なビーナス」も手掛けた大ベテラン。佐藤監督は本作の物語の鍵を握る重要なヨッチ役のキャスティングを、実際に山田さんに会って決めたという。「山田さんはまだお若いですが、自分の役どころを明確に掴んでいて、最初にお会いした時から質問してくるところもすごく的を得ていました。それと同時に、監督としては一番怖い存在でもありました。繊細な表現力が必要なシーンでも理解が早く、さらにお芝居に入ると自分の意見もハッキリと伝えてくれる頼もしい存在。これからどういう風に成長していくのかすごく楽しみです」と語り、数々の名俳優たちを演出してきた佐藤監督でさえも思わず恐れるような唯一無二の表現力に最大級の賛辞を送りながら、彼女の未来にもエールを送る。2018年にオーディションで勝ち取った初主演映画『ミスミソウ』が公開されるやいなや、その内容と共に山田さんの体当たりの演技が口コミを呼び、小規模公開ながらスマッシュヒットを記録。2019年は映画『小さな恋のうた』での演技が評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。着実に俳優としてのキャリアを重ね、昨年末に公開された主演映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』でも恋に恋する女子高生のハルコをチャーミングに演じきった。そして先日20歳の誕生日を迎えたばかりにも関わらず、芸歴は既に10年目に突入。山田さん自身、20歳を迎えることについて「学生じゃなくて仕事をしている役も増えていくと思いますし、役を通じて色んな職業のことを知ったり、お芝居をすることが増えると思うので、楽しみにしています!」と未来に期待をのぞかせる。今年は、1月29日(金)からヒロインのヨッチ役で出演した本作が公開されると、翌週2月5日(金)には主演作にして『犬鳴村』に続く【恐怖の村】シリーズ第2弾『樹海村』、そして土屋太鳳&田中圭との共演が話題の『哀愁しんでれら』と続々出演作が公開され、才能溢れる20歳の勢いはますます止まらない。監督と真剣に役について会話するメイキング映像では、20歳を迎え、さらに役の幅を広げていくことが確実な心強い姿も見てとれる。果たして彼女はどのようにヨッチを演じきったのか、そしてヨッチの存在はキダとマコトの人生にどう関わっていくのか。2021年は、“山田杏奈”の名を覚えておいて損はない。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月11日●『ゼロワン』に感謝「1から役者を作っていただいた」『仮面ライダーゼロワン』で主人公・飛電或人(仮面ライダーゼロワン)を演じ、『先生を消す方程式。』では狂気に満ちた生徒役を熱演した俳優の高橋文哉(19)。ヒーローから悪役への振り幅で視聴者を驚かせ、演技力に称賛の声が上がった。昨年12月18日には『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』も公開を迎え再び盛り上がりを見せているが、高橋にインタビューし、自身にとって大きな転機になったであろう2020年を振り返って、それぞれの現場で学んだことや高橋流の役作りについて話を聞いた。高橋は2019年9月から1年間放送された『仮面ライダーゼロワン』で令和初の仮面ライダーの座を射止め、幅広い世代から愛される存在となった。「仮面ライダー」シリーズは、佐藤健、菅田将暉、竹内涼真ら人気俳優を輩出している若手俳優の登竜門。1年間という長期にわたる放送は貴重で、また、イベントやインタビューなどの機会も多く、1人の俳優として成長することができ、その後の活躍につながっていると言われている。高橋も、『仮面ライダー』で大きく成長。「アクションもあり、ドラマも映画も撮る。取材もしていただいて、イベントもあり、1から100まで全部教えてもらい、それを生かすのが自分という場所。仮面ライダーをやる前の僕からは想像できないくらい、自分の考えをちゃんと話せたり、自分の思うようにお芝居ができたり、お芝居をこうしたいという意見を持てたり、すべて仮面ライダーのおかげです」と自身の変化を明かす。そして、「1年間同じ役を演じるからというだけでなく、『仮面ライダー』という歴史ある作品で責任を持ってやっていたから、今があると思っています」と続け、「仮面ライダー俳優として名だたる先輩たちに並べたのもうれしいですし、1から役者を作っていただいたので感謝しています」と語った。『ゼロワン』出演によって自分の考えをしっかり話せるようになったとのことだが、実際、インタビューでやりとりしていても、こちらの質問の狙いを瞬時に理解して興味深いエピソードを語り、頭の回転の速さやトーク力に感心してしまう。動画用のコメントをお願いしても、サービス精神たっぷりにカメラに向かってメッセージを送る姿に人柄の良さやプロ意識の高さを感じた。撮影の合間もお茶目な振る舞いでその場の空気を盛り上げるなど或人と重なる部分を感じたが、その陽気さは或人からの影響もあるという。「毎回、役から何かしら教えていただいている。或人だったら、ギャグを言うことによってその場を和ませるといった気遣いを。『先生を消す方程式。』の刀矢だったら、すごく周りを見るタイプの人間なので、自分も周りを見てみたり。僕は日常から役を作るのですが、役のキャラがクセになったりします」●或人の闇落ち時期は「ご飯が喉を通らなくて…」日常から役を作るという点を詳しく聞いてみると、或人を演じていたとき帰り道にスキップしていたという愉快なエピソードが飛び出した。「元気があるときは駅から家までスキップで帰っていました。或人はスキップして帰ってそうだなと思って。元気が有り余ってまだ仕事ができるなという感じのときは、帰り道でも1個仕事をしたい、或人のために時間を使おうと思って。駅から家まで7分くらいずっとスキップするというのを1回やったんですけど、足がきつくて、半分くらいからやるようになりました」そのスキップ姿をぜひ見たいが、撮影期間が終わったあと無意識のうちにスキップしてしまったこともあるそう。「或人を演じ終わって3、4カ月経っているのに、この間、音楽を聴いていたら無意識にスキップして帰っていて、すごく変な目で見られたのでやめました。僕とは気づかれていないですけど(笑)」『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』で約3カ月ぶりに或人を演じた際は、とても懐かしく感じたという。「現場の雰囲気も、スタッフさん一人ひとりも、懐かしいなと。自分が飛電或人を演じていることも懐かしく思いました。また、ちょっとでも成長した姿を見せなきゃなと思ってアドリブを入れてみたり、自分なりの或人をトライし、いろんなパターンを撮影させていただました」と振り返った。最初は役が抜けてしまっていると感じたものの、感覚を取り戻すのに時間はかからず。「1年間演じてきたので染みついている部分があり、小さい火種を大きくするイメージで。或人の衣装を着て、髪型を作ってもらって、現場の人たちの顔を見て、素直に或人になれたらいいなと思ったので、変に作りこむというのをあえてしないで現場に入りました。実際、その場で感じ取ったものでできたのではないかなと思っています」と手ごたえを語った。『先生を消す方程式。』で藤原刀矢役を演じていたときは、「1点に集中するというのをよくやっていた」と明かす。「10分くらい1点をずっと見ていると、そこの色が変わってくるんです。1個に集中することによって外部からの情報をシャットダウンする方法。たまたま電車で窓に映った自分をずっと見ていたら、自分が誰だかわからないという感覚になって、刀矢を演じるのにこれはいいなと思い、鏡でよくやっていました」外部からの情報をシャットダウンしたときの感覚が「刀矢モード」だそう。「刀矢は自分がどうあるべきで、自分がどういう人なのか、理解しているようで何もわかっていなくて、それに悩んでいるのかなと。家で自分の素とは何なのか考えているんだろうなと思いました。鏡を見たときに一瞬だけ刀矢になる瞬間があり、そうやって刀矢に近づきながら、セリフを言ってみたりしていました」と説明した。役に入り込みすぎて大変ではないかと心配になったが、「そうなんです」とやはりそうらしく、「或人だったら、闇落ちの時期はご飯が喉を通らなくてきつかったですね。自分以外の人類に対してムカついちゃうし、自分を正当化したくてたまらない感情が日常でも続いていたので」と吐露。「刀矢のときは、常に自分がどこにいるかわからなかったです。刀矢は二面性を持っていましたが僕は、仕事モード、プライベートモードというように、パターン分けをしてるんです。刀矢を演じているときは自分が何なのかわからなくなって、自分が怖くなったりしました」と打ち明けた。●振り幅のある役で“演じる楽しさ”を改めて実感自分で考えながら刀矢の二面性や狂気を見事に演じた高橋。「すごく難しかったですね。作りこんで出せるものではないので、素直に感じたままやるしかないなと。田中圭さん演じる担任へのムカつくという感情を持ちながら、自分の中で制御しながら。常に天秤をかけながら演じました」と振り返った。ヒーローから悪役への振り幅も話題になったが「インパクトのある役をやらせていただいて光栄だなと思いました」と笑い、「演じる楽しさを改めて感じました」とも。そして、「みなさんから反響をいただくのもそうですし、自分でやっていても、先週まで守る側だったのが、敵対される側に回って不思議な感じでした。いつも自分が言っていた言葉(ゼロワン時)を言われているなと。『何やってんだよ』とか、自分が言っていたはずの言葉を言われて、それに屈辱を覚えてまた刀矢の表情がいい感じになったと思っています」と語る。注目度が高まり、演技力も評価された2020年。自身にとってどんな一年になったか漢字一文字で表現すると「成」とのこと。「成功の『成』と成長の『成』。すごく成長をさせていただいた1年になりましたし、この1年が今後の成功につながると思わせていただいた1年でもあったので。これからも成長したいという思いを込めて、『成』にします」と説明した。コロナ禍だからこそ、芝居ができることなどへの感謝の思いもより感じた一年に。「当たり前のことが当たり前ではなくなっている。友達とご飯を食べるときもパネルがあったり。1年前にやっていた当たり前のことはすごく幸せなことだったのだと感じましたし、今はこの当たり前を自分なりにどう楽しめるか考えるしかないと思いました。お芝居できていることが当たり前じゃないですし、自分がいることも当たり前じゃないですし、すべてのことに感謝をしようと改めて感じました」大きな転機になったであろう2020年の高橋を収めた1st写真集『架け橋(かけはし)』も12月26日に発売。撮影は2月と7月に実施。冬はスノーボードに挑戦し、自身念願の雪見風呂でも撮影を敢行、夏はプールではしゃぎ、夕暮れの海では大人の表情を見せた。高橋は「素直にすごくうれしいです。自分しか載ってない本がこの世にできるというのが、まずうれしかったです」と喜び、「僕の1から100までを堪能していただけたら。18歳→19歳の僕を見ることもできますし、今まで見たことのない僕が詰まっています」と笑顔でアピールした。2021年、俳優としてさらなる飛躍を目指す高橋。「今年より1人でも多く僕の名前を知ってくださる方が増えたら仕事をやる糧にもなりますし、1人でも多くの方に元気や感動を与えられる役者さんになれたらいいなと思っています」早速新たなドラマもスタートする。和山やま氏による話題作を原作とする『夢中さ、きみに。』(MBS 1月7日スタート 毎週木曜24:59~ほか)で、モテすぎた中学校時代のある事件をきっかけに、平穏な日常を求め“逆・高校デビュー”を果たす男子高校生・二階堂明を演じる。学園中から気味悪がられているという役どころで、今回もなかなか強烈な役どころだ。「振り幅を広げさせていただく役に挑戦する機会をいただき、光栄です。漫画原作の作品でもあるので、全力で表現できるように頑張ります」と意気込む高橋の新たな演技に注目したい。■高橋文哉(たかはし・ふみや)2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。『仮面ライダーゼロワン』(19~20)で、主人公の飛電或人/仮面ライダーゼロワン役を務める。そのほか、映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』(19)、『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』(19)、『劇場版 仮面ライダーゼロワン』(20)、ドラマ『先生を消す方程式。』(20)に出演。2021年1月7日スタートのドラマ特区『夢中さ、きみに。』(MBS 毎週木曜24:59~ほか)では、二階堂明役を演じる。衣装協力:AMALA
2021年01月07日