福山雅治と『モテキ』『バクマン。』の大根仁監督が初ダッグで挑む映画『SCOOP!』。この度、本作の新たなポスタービジュアルが完成した。かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた敏腕カメラマン・都城静(福山雅治)。しかし、その輝かしい業績も現役の雑誌編集者たちにはほとんど知られていない。過去のある事件をきっかけに報道写真への情熱を失ってしまった静は、芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身。それから何年のも間、自堕落な日々を過ごしてきたのだ。そんな彼に再び転機が訪れる。ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりのド新人記者・行川野火(二階堂ふみ)とコンビを組まされる羽目になってしまったのである。案の定まったく噛み合わずケンカばかりの静と野火。この凸凹コンビが、まさかまさかの大活躍で独占スクープを連発! そしてついに、日本中が注目する重大事件が発生する――!本作は、1985年に製作された伝説の映画『盗写1/250秒』を原作映画として、芸能スキャンダルから社会事件まで様々なネタを追いかける写真週刊誌カメラマンと記者の物語。福山さんとコンビを組む相棒の新人記者役に二階堂ふみが出演するほか、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキーら超豪華キャストがキャスティング。すでに全国の劇場で掲出され、話題を集めている本作の“週刊誌風ビジュアル”とはまた違う新たなポスタービジュアルがこのほど公開。福山さんがカメラを片手にこちらを見据える今回ポスターには、「ごめん。馬鹿で悪かったな。」の文字。実はこのコピーを書き下ろしたのは、西武百貨店の「不思議、大好き。」(1982年)や「おいしい生活」(1983年)などのキャッチコピーを生み出し、コピーライターという仕事を世に知らしめた第一人者でもある糸井重里。彼は作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など幅広いジャンルでも活躍し、現在は「ほぼ日刊イトイ新聞」の主宰として多数のプロジェクトを展開、6月に犬と猫と人が親しくなるためのアプリ「ドコノコ」をスタートするなど活動の幅をますます広げている人物。以前より大根監督作品を応援してきたという糸井さんは、本作の完成初号を観て、今回のポスタービジュアルの宣伝コピーの依頼を快諾。今回のコピーは福山さん演じる都城静から着想を得て書き下ろされたもの。このコピーについて糸井さんは「ギラッギラのすれっからしに見える映画ですが、あんがい素直なことのほうが、こころに残るのではないかと思いました。B級映画のパロディみたいな味わいにもなりそうですけどね」とコメントを寄せた。なお、糸井さんが映画ポスターにキャッチコピーを書き下ろすのはジブリ映画『ゲド戦記』以来、実に10年ぶりとなっている。さらに福山さんがかねてより糸井さんとの対面を熱望していたということもあり、福山さんがパーソナリティを務める「福のラジオ」にて異色の対談も実現。映画の情報を何も知らずに本作を観たという糸井さんは「まるで『インディ・ジョーンズ』みたいな冒険活劇のようでもあり、恋愛映画の要素や社会派の側面もあって、すごく楽しかった」と映画を絶賛。また、福山さんの演技について「普段、“撮られる側”の福山さんに“撮る側”を演じさせることが面白いし、福山さんがカメラを持つ所作は、実際に獲物を狙い射つ(=shoot=写真を撮る)ハンターとしてのリアリティを感じました」「ルックスもこれまでの“フクヤマ”とは変えてきましたよね。髭も生やして、ちゃんと“だらしない男”に見えました。カッコ良すぎちゃダメな役ですもんね(笑)」と語る。これに対して福山さんは「以前から糸井さんのことを『生き方がカッコいい、ああいう人になりたい』と思っていたので、そのカッコいい先輩にそんな風に思っていただけたなんて本当に嬉しい限りです」と照れつつも喜んでいた。今回、2人の対談はこのラジオ収録が初。初めてとは思えないほど大いに盛り上がりをみせていたようだ。そんな今回の対談の模様は、全国38局ネットで放送されているTOKYO FM「福のラジオ」にて8月27日(土)14時から放送予定。また、ラジオでは福山さんがギタリストとして参加する本作の主題歌「TOKYO No.1 SOUL SET feat.福山雅治 on guitar」の「無情の海に」も初OAされるとのこと。『SCOOP!』は10月1日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月19日奥二重の人は、マスカラを使っても思い通りにアイメイクが決まらない・・・なんてことはありますよね。マスカラにはいろいろな種類がありますが、実はどれを選ぶかによって、奥二重メイクの仕上がりが劇的に変わるのです!マスカラ選びに注目して、もっとかわいい目元に変身しましょう!■■奥二重さんのお悩みとは・・・奥二重さんは、せっかくアイラインをひいても二重の内側に入り込んで見えにくくなったり、細く引かないと二重を塗りつぶす感じになったりして、逆に目が小さく見える・・・なんてことに。マスカラも同様で、目を大きく見せようとしてボリュームがでるものを選ぶと、二重をまつげで埋めてしまい、目を小さく見せてしまう要因になります。二重の人におすすめのマスカラでは、なかなか解決できないでしょう。奥二重さんの目は、マスカラの選び方次第でもっとかわいくなれますよ。■■最適なマスカラは?そんな奥二重さんにおすすめしたいマスカラは、「ロングタイプ」のものです。奥二重のまつげは下方向にまっすぐ生えて短く見えてしまう場合が多いので、マスカラをつける前にまずはビューラーでカールをしっかりつけましょう。より目元を強調させるには、アイラインの効果も重要です!横にちょっと長めに引くことで、目元をさらに印象的に見せることができますよ。アイラインで横方向に、マスカラで上方向に長く広げることで、目を大きく見せられ、目力もアップします。■■コームも重要マスカラには、ブラシタイプとコームタイプがありますが、奥二重さんは、コームタイプを選ぶのがおすすめです。奥二重のまつげは、根元にちょうどまぶたが重なっている場合が多いですが、コームタイプなら、まつげの根元から楽にきれいに塗れて、ダマにならないのでおすすめです。ブラシタイプだと、まつげにつけようとしても、先にまぶたにマスカラがついてしまうなどして、なかなか思うように上手く塗れない・・・なんてことに。■■ぱっちり目になるポイントブラシタイプのマスカラでも、ブラシの密集度合が少なく、まつげを上向きにカールしてくれるものを選べば、奥二重さんでも使いやすいでしょう。塗るときのポイントは、まぶたを少し上方向に引っ張り、まつげの根元からマスカラをあてること。そうすることで、まつげがくるっとカールしてくれて、ぱっちりかわいい目元に近づきます。また、まつげを広げる感じで、パーツごとに分けて上向きに塗ると、目がぱっちりした印象になります。■■マスカラ選びで愛らしい目元に奥二重さんにとってマスカラの選び方は、アイメイクをばっちり決めるのに重要なポイントです。マスカラの選び方を見直して、目元の印象をガラッと変えましょう!(hidamari/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月16日sacai(サカイ)を、ファッション・カルチャー誌『EYESCREAM』が総力特集。別冊『EYESCREAM+(アイスクリーム プラス)』の全128ページがsacaiに染め上げられる。デザイナー阿部千登勢のクリエイティブの現場に踏み込み、99の質問を用意。糸井重里やリリー・フランキー、妻夫木聡、小木“Popgy”基史といったフィールドの異なる人物との対談コンテンツも掲載する。藤原ヒロシやスケートシングなど、sacaiと取り組みを行ったクリエイターにも取材を敢行。菊地成孔やミシェル・ゴベールなどもブランドとの関係性を語り、ファッションだけではない魅力に迫っている。表紙や中面の随所ではアートディレクター界の巨匠、井上嗣也が担当。この特集のために作られた特別なグラフィックも堪能できる。また、今回発売を記念し、sacai×EYESCREAMによる100枚限定のスペシャルコラボレーションTシャツのデザインも担当。sacaiのハイブリットなイメージを元に、写真家・吉田多麻希によるフクロウの写真をハイブリットしたグラフィックには、阿部千登勢によるAsymmetry/Symmetryのキーワードをミックスしている。【詳細】EYESCREAM+sacai発売日:2016年7月28日(木)価格:1,000円+税■コラボレーションTシャツ価格:9,000円+税・sacai 青山住所:東京都港区南青山5-4-44南青山シティハウスA-1F, 2F限定数:40枚TEL:03-6418-5977・代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5限定数:40枚TEL:03-3770-2525・梅田 蔦屋書店住所:大阪府大阪市梅田3-1-3ルクア イーレ9F限定数:20枚TEL:06-4799-1800【問い合わせ先】sacaiTEL:03-6418-5977
2016年08月01日EYESCREAMの別冊として、サカイ(sacai)を総力特集した『EYESCREAM+sacai』が7月28日に発売される。今回、月刊『EYESCREAM』の特集としてではなく別冊として制作された本誌では、現在男女問わず世界中のファンを惹きつけるサカイの人気の理由が全128ページにわたって様々な角度から紐解かれる。サカイに関する書籍の刊行は、2015年4月にRizzoli社が出版したブランド初の写真集『sacai AtoZ』以来であり、国内メディアとしてはEYESCREAMが初の取り組みとなる。コンテンツには、デザイナー阿部千登勢の現場に踏み込みぶつけた99の質問を始め、糸井重里やリリー・フランキー、妻夫木聡、小木“Popgy”基史といった異なるフィールドで活躍する人物との対談も掲載される。さらに、藤原ヒロシやグラフィックデザイナーのスケートシング(SKATE THING)など、これまでサカイと取り組みを行ったクリエイターへの取材や、菊地成孔、DJミシェル・ゴベール(Michel Gaubert)などからもサカイ×カルチャーについてが語られる。表紙や中ページの一部を手がけたのはアートディレクター界の巨匠、井上嗣也。本誌のために新たに井上が制作した特別なグラフィックも見所である。また書籍の発売を記念し、sacai×EYESCREAMによる特別なコラボレーションTシャツも限定100枚でリリース。アートワークを手がけたのは本誌と同じく井上嗣也。フクロウは写真家・吉田多麻希が撮影を行ったもので、阿部千登勢による“Asymmetry/Symmetry”のキーワドとミックスされている。Tシャツはsacai AOYAMAと代官山 蔦屋書店にて40枚限定、梅田 蔦屋書店にて20枚限定で発売される。
2016年07月29日グローバル化が広がり続けるなか、英語教育の必要性は増す一方です。東京オリンピックが開催される2020年度には、小学校3年生から英語が「必修」になります。必修とは、教科書やテスト、成績評価はないものの、すべての小学校で時間割に組み込まれるのです。大分県別府市郊外に誕生した、グローバル化という点で唯一無二の大学があります。「立命館アジア太平洋大学」(APU)。学生6,000人のうち約半数が、世界数10ヶ国から集結した留学生だというのです。タイトルにある“混ぜる”をキーワードに、『混ぜる教育』(崎谷実穂・柳瀬博一著、糸井重里解説、日経BP社)をひもといてみましょう。■1:国際学生と国内学生を「混ぜる」APUは、設立にあたり無謀な条件を自らに課しました。それが「学生の50%を留学生に、出身国を50ヶ国・地域以上に、教員の50%を外国人に」という「3つの50」。知名度のまったくない開学前の大学に、世界中から数百人規模の留学生を集めるなんて……。日本中の大学関係者が「そんなことができるわけがない」と一笑に付すなか、APUは2000年の開学時にさっそく「3つの50」をクリアしてしまったのです。現在APUでは、海外からの留学生である「国際学生」と、日本人・在日外国人を意味する「国内学生」が約3,000人ずつと半々。多くの科目が日本語と英語の2本立てで開講され、国内学生と国際学生が混ざり合ってディスカッションしたり、プレゼンしたり。教員も半数が外国人で、メキシコ人、ドイツ人、フィリピン人と、じつに国際色豊かです。学生寮は、国内学生と国際学生が相部屋で生活し、管理するのもすべて学生。日替わりでそれぞれの国や地域の料理をつくってはふるまうなど、日常生活レベルで国際交流を日々行っているのです。■2:企業と大学を「混ぜる」開学前、文字通り知名度ゼロの段階で50ヶ国から数百人もの学生を集められた裏には、企業とのタッグがありました。多くの日本企業がアジアに進出する21世紀、グローバルな人材が必ず必要になる――。そんな思いで、地道に企業を回って寄付を募り、開学時には382の企業・個人から総額41億円もの寄付を集めることに成功。授業料を減免する奨学金制度を用意したのです。APUで4年間学んだ国内学生・国際学生の多くが、名だたる日本企業で活躍しています。また、幼児~高校生を対象に教室事業を行う公文教育研究会では、開学当時から子どもたちと国際学生が一緒に英語のみでキャンプを行うプログラムを毎年実施しています。■3:教員と職員を「混ぜる」奨学金制度を整えても、海外の優秀な学生に知ってもらわなければ、これほど多岐にわたる地域からの学生を集めることはできません。それを達成した陰には、教員と職員が「混ざる」ことによって起こる化学反応がありました。開学時、職員と教員がチームを組んでアジアなどの各国をそれぞれ担当。事務局の壁には世界地図を貼り、国ごとに入学者の数値目標を立てて、国ごとにこれはと思う高校を回って知名度ゼロのAPUをアピール。その結果、開学1年目には新入生902人中421人の国際学生が入学しました。■4:地元の人々と学生を「混ぜる」国際色に富んだAPUですが、その立地にも意外性があります。キャンパスがあるのは、温泉地としても知られる人口12万人の地方都市・大分県別府市。高齢化が進んでいた別府市に6,000人もの若者が流入、しかもその半数は海外からの留学生だというのですから、地元の衝撃はかなりのもの。当初は、国際学生が「自分の国ではよくあること」と高速道路に徒歩で進入する、といった事件も毎日のように起きていたそう。学生課にあたるスチューデント・オフィス内に地域交流チームをおき、地域のお祭りで民族衣装を着て踊ってほしい、小学校に外国語を教えにきてほしいといった地域の要望と、学生たちを根気よく結びつけていったのです。2010年には、APEC成長戦略ハイレベル会合を別府市に誘致。APUの国際学生がそれぞれ出身国の代表団をアテンドし、各国政府代表に高く評価されるなど、地元のブランド力向上にも大きく貢献しています。*立場の違いから“分かれる”ことが当たり前になりがちなものを混ぜて、まったく新しい成果を生み出す。そして生まれたのがAPU。2014年には、文部科学省が選出する「スーパーグローバル大学」37校のひとつにも選ばれました。コピーライターで『ほぼ日刊イトイ新聞』を主宰する糸井重里さんは、APUに深い関心を抱いているひとり。本書の解説で「APUでは、基本的に英語と日本語というふたつの言語が公用語で、それが混ざり合うと、日本語だけの体系が壊されて、新しい体系が否でも応でもできてくる。コミュニケーションのルールも新しくできる。だから、より混ざりやすいんでしょう」と話します。本書では、1年以上にわたる取材とさまざまな企業のトップへのインタビューを通して、APUの成り立ちを知ることができます。英語はあくまでもコミュニケーションの道具。そう気づかせてくれる新たな大学のあゆみに興味は尽きません。(文/よりみちこ) 【参考】※崎谷実穂、柳瀬博一(2016)『混ぜる教育』日経BP社
2016年06月15日ストリングスホテル東京インターコンチネンタル内のレストラン&バー「ザ・ダイニング ルーム」で、 夏をテーマにしたアフタヌーンティーセット「涼菓の重(りょうかのじゅう)」が登場。2016年6月1日(水)から9月11日(日)までの期間提供される。「涼菓の重」は、有田焼の球型三段重とアフタヌーンティーが融合した、スイーツとかき氷のセット。テーマはブラジルとトロピカルで、3段の重に詰め込まれているスイーツ、マラクジャシャーベットのかき氷を堪能することができる。球型三段重にはアサイースコーンやココナッツスコーンを一の重、香り豊かなベルガモットのギモーヴやライムのタルト、パッションフルーツのマカロンやボンボンショコラなどを二の重に。三の重には、ブラジル生まれのポン・デ・ケイジョのもちもち食感が癖になるサンドウィッチと、バラエティ豊かな三段重となっている。かき氷は、 甘味と酸味のバランスが絶妙なマラクジャシャーベットをベースに鹿の子豆を重ね、和とブラジルを融合させた。ココナッツアイスを添えたかき氷の上には、カイピリーニャというカクテル風のトロピカルシロップがかかっており、夏の雰囲気満載だ。ドリンクはシンガポール発ラグジュアリーティーブランド・TWG Tea(ティーダブリュー ジー ティー)セレクション6種など充実のラインナップ。お代わり自由であり、スイーツと一緒にゆっくり楽しみたい。【概要】かき氷アフタヌーンティー「涼菓の重」 期間:2016年6月1日(水)~9月11日(日)時間:14:30~17:30(17:30L.O.)場所:ストリングスホテル東京インターコンチネンタル 26F レストラン&バー「ザ・ダイニング ルーム」住所:東京都港区港南2-1-16料金:4,000円 ※消費税とサービス料12%を加算。メニュー例:■かき氷 マラクジャ・マラクジャシャーベット、鹿の子豆ミックス、カイピリーニャ風トロピカルシロップ■球型三段重・一の重アサイースコーン、ココナッツスコーン※ミックスベリージャム、 国産クロテッドクリーム付。・二の重パッションフルーツのマカロン、パッションフルーツのボンボンショコラ、バニラのシュー、ベルガモット ギモーヴ、ライムタルト、ポイセンベリーのパート ド フリュイ、メープルショコラロールケーキ、ヘーゼルナッツ サブレ・三の重ポン・デ・ケイジョのサンドウィッチ、オリーブ【予約・お問い合わせ】ザ・ダイニング ルームTEL:03-5783-1258
2016年05月13日ファッション誌「S Cawaii!」株式会社主婦の友社では、ムック『ウソみたいにとびきりかわいい二重になれる本』を2016年5月2日に発売。付録には、二重美容液がついた特装版だ。同ムックでは、一重まぶたや奥二重の人が二重になるためのテクニックやメイクを紹介している。「S EYE GLOSS」の発売を記念して『ウソみたいにとびきりかわいい二重になれる本』は、二重まぶた用美容液「二重記念美」と、S Cawaii!がコラボした二重美容液「S EYE GLOSS」の販売にさきがけて発売されるもの。「S EYE GLOSS」の試供品と、二重になれる方法を記載したムックがセットになっている。移りゆくトレンド目元のトレンドはいつも変化している。2009年には、ギャル仕様の「デカ目」が流行し、その後2010年は、下目尻を盛る「タレ目」がブームに。さらに2012年には目尻ラインが主役となり、現在のナチュラルだが弱々しくないまるい目がトレンドとなった。「S EYE GLOSS」でトレンドに「S EYE GLOSS」を使用すれば、一重でも奥二重でも簡単にトレンドのまるい目に仕上げることができる。使い方は、洗顔後にまぶたの油分を取り去った後、付録のY字プッシャーでラインを決め、液を塗るだけ。エタノールを極限までカットしたやさしい処方だが、粘着力はそのままだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・人相悪めなヤンキー奥二重から、くっきり女らしいナチュラル二重も夢じゃないビフォー&アフターで激しく変化する二重美容液が付録の美容ムック発売
2016年05月03日私の目は生まれつき典型的な日本人らしい一重まぶた…。二重に憧れて、もうかれこれ15年近く、二重まぶたメイクを研究してきました。その結果としては…・アイテープはテカるし、クリームシャドウが塗れないなどメイクの幅が狭い。・メザイクは私の瞼が薄くて、食い込まないので二重にならない。・でも整形手術は痛いのが怖くて……できない。…そして行き着いたのは【付けまつげで二重まぶたメイクをする!】ということでした。付けまつげをすることによって、睫毛の力でまぶたが持ち上がり、二重ができるという方法です。瞼に接着面がないので、アイメイクは自由に楽しめますし、下を向いた時も汚くないんです!この方法で二重まぶたにし続けて10年が経ちましたので、この方法をシェアしたいと思います。もし、私のように悩んでいる方がいたら、ぜひ試してみて欲しいです。アイプチやアイテープより、朝のメイク時間も短縮できて、失敗しにくい点もお勧めのポイントです!■今回は自然な仕上がりにしたいので、資生堂の付けまつげを使って二重まぶたを作っていきます。メイク手順こちらがスッピンの一重の状態目力の無い寂しいシンプルな顔でお恥ずかしいですが(笑)、メイク前はこのような目元です。少しでも顔が薄くならないように眉毛はしっかり生やしています。アイシャドウを塗ります。今回は、二重幅を分かりやすくするために、ブラウンのアイシャドウを薄く塗っただけですが、お好きなようにアイメイクをしていってください♪アイテープなどと違って、テカるからブラウンしか付けられない……という心配をする必要はないので、カラーメイクもラメ入りのアイシャドウも沢山楽しめます。もちろん、クリームシャドウもOK。アイライナーとマスカラを塗ります。ここでのポイントは、ビューラーでしっかり睫毛をカールすること!付けまつげと自まつげが、馴染むようにするために、マスカラは睫毛の根元にたっぷり液を付けて、とにかく上向きになるのをしっかり意識して塗ります。(私は長年やっていてるので、ビューラーだけでうっすら二重になります。)いよいよ付けまつげを付けます!ポイントは睫毛の際に、少し上向きで付けることです。ここが一番重要です!付けまつげに、瞼のお肉をのっけるようなイメージで。ピンセットで角度を微調整すると簡単に仕上がりますよ。目を開けば二重まぶたの完成です!!お好みでアイラインを引き直したり、アイシャドウを足したら完成!!とても簡単に、まぶたを痛めずに二重をつくることができます。何より、アイメイクが自由に楽しめるのが一番の魅力。資生堂の付け睫は、まつ毛エクステのような自然な仕上がりになります。もっとパッチリ二重まぶたにしたい方にお勧めの付けまつげ付けまつげを選ぶポイント・芯がしっかりしていること・クロスタイプこのような付けまつげを選ぶと、まぶたがしっかり持ち上がり、二重の線がクッキリとします。クロスタイプの付けまつげは、アイメイクが濃く見えるので、お好みで毛の長さや量を調整してみてくださいね。写真撮影が多い日にお勧めです。最後にポイントをおさらい①自まつげをしっかりビューラーでカールすること。②付け睫を上向きに角度を調整して付けること。③付け睫は芯がしっかりしているものを選ぶこと。この3つを意識して、色んな付け睫で挑戦してみてくださいね!
2016年02月25日This!編集部員(左から小林、金城、前列濱谷)昨年11月13日に創刊した小学館のファッションカルチャーマガジン『This!(ディス)』。漫画、書籍、演劇など、ファッション以外のジャンルも幅広く扱う雑誌(ムック)です。同誌は、それぞれヒット作品を持つ女性編集者3人が、20代から30代の女性が本当に読みたいものを届けたいという思いで、所属部署の垣根を越え、各自の得意分野の企画を持ち寄ることでつくられています。そんな一大プロジェクトを実現させた彼女たちに創刊の裏側を尋ねたインタビュー第1回「やりたいことをやりたい女子へ!まずは「数字」と「好き」を探そう」では、客観的なデータを大事にしつつ「好き」を仕事にするのが、成功の鍵かもしれないという話に。ただ、多くの苦難を越えてまで実現したいと願う “本当に好きなこと”って一体どういうものなのでしょうか。第2回ではさらに詳しくお伺いしました。死ぬほどやりたい企画なのか?勝算があるからやりたい企画なのか?――『This!』は、編集部員それぞれの「好きなことを仕事にする」が体現されている雑誌だと感じます。ただ実際には、その第一段階の「企画を通す」というところにつまずく人も多いように思うのですが。金城小百合さん(以下、金城):そうですね。私は転職したばかりということもあり、本業『スピリッツ』での企画の通し方が分からず悩んでいた時期がありました。そのことを小林(『This!』編集長)に話したところ、「なんで悩むの?企画というものは通すものだよ」と返されたのが衝撃的で。その言葉に励まされて、さらに2、3回出し続け粘ったら、最終的には連載に至りました。濱谷梢子さん(以下、濱谷):「通すのが企画」、と小林はよく言っていますね。彼女は名言が多くて、ほかにも「それは土下座してまでやりたいことか」というのもあります(笑)。上司に土下座してたのみこんでもやりたい企画であれば実現させるべきだし、土下座をしてまでやりたいとは思えないなら、そもそもそれはいい企画じゃないんだって。小林由佳編集長(以下、小林):「土下座」なんて言ったっけ?(笑)私の場合、自分のセンスをあまり信用していないから、データを調べることで企画に自信をつけていきます。やりたいことを実現するためのコストや、過去の類似作の売上データなど、“数字”を把握することで「これならいける!」と自信をつけていくんです。濱谷:「好きを仕事にする」といってしまうと、情熱だけで動いている編集部のように受け止められるかもしれませんが、勝算もシビアに求められます。「絶対この企画がやりたい!」というとき、そう言える根拠はどこにあって、この記事があれば絶対この本を買う!という人がどのくらいいるか説明しなければいけないんです。小林:それはそうですね。でも究極を言っちゃうと、『This!』編集部では、明確な勝算がなくても、土下座してまでやりたい企画ならOKっていう気持ちはあるかも…(笑)。例えばふたりが依頼したい作家さんが編集長の私にはピンとこなかったとしても、それほどまでに推す思いがあるならいいのかなって。「…とはいえ、いかかでしょう?」の取材交渉術――データを根気強く調べたり、「好き」への情熱を持続させたり、「企画を通す」こと1つとっても粘り強さが必要なのですね。濱谷:そうですね。今回小林と金城と一緒に仕事をして、ふたりがとにかく「絶対に諦めない」のがすごいと思いました。『This!』創刊号で「あこがれの仕事につく100人の図鑑」というアンケート取材の特集がありますが、実際には200人以上に依頼しています。有名人や一般の方、国籍なども問わず幅広く取材しましたが、少なくとも3回断られるまでは同じ人に依頼するんです。そんな風に粘り強く交渉していると、先方から「今回はダメだけど、次は絶対協力したい」と言って頂くケースがでてきて、感動しました。「そんなに言ってくれるなら」って。小林:でも、断られるのが3回目ともなると、さすがに不安になります。それで金城に「どうかな、やっぱりやめようかな」と相談したら、「でも、交渉するのはタダだよ」って言うんです(笑)。金城:何度断られても、「…とはいえ、いかかでしょう?」を合言葉に決して諦めませんでした(笑)。小林も持ち前の粘り強さで、かねてより念願だったという今田耕司さんに漫画作品をレビューしていただく企画を今回実現していました。濱谷:その取材には私も立ち会ったのですが、初めてお目にかかる今田さんに対しても、実際のサイズで作ってきた見本を見せながら説明したりと、とても積極的でした。そうするうちに、今田さんの表情が生き生きとしてきて…そういうことが今回の創刊の過程で何度もありました。仕事とは「企画を実現する」までが半分――「企画を通す」、「企画を通して実現する」の過程でずっと情熱が行動として途切れない。それこそ、「本当に好き」だという気がします。金城:それだけ真剣に向かい合ったので、出版直後は本当に疲れ果てて燃え尽きました。『This!』を見るのも嫌だというぐらい(笑)。小林:私も、終わった直後は朝なかなか起きられなかった。でも、糸井重里さんがツイッターで「人は仕事をするためには休まないといけない」というようなことをおっしゃっていたので、休んでもいいかなと。自分を振り返ってみても、『おじさん図鑑』など気合い入れた本を作った後は、よく休んでいます。ただ休んだ後は、こうしてネットの媒体に取り上げていただくようにPRをしたりと、本をつくった後もすごく大事だと感じています。金城:PRは本当に大事ですよね。今、担当している『プリンセスメゾン』という漫画があるんですが、絶対に面白いし、たくさんの人に読んでほしかったので、たとえば漫画書評家の方に献本した後、電話でも追いかけて「○○で取りあげてください!」とお願いしました。「そこまでお願いしてくる編集者は初めてだ」と驚かれましたが、ご紹介くださって。「でも、このやり方は1回だけだぞ」って言われました。ブルボン小林さんですが、すごく感謝してます。そこまでしたくなるぐらいの心からの自信作だったということがあります。濱谷:仕事って企画を実現するまでが半分で、そこからそれを世の中にどこまで広げるかがもうあと半分なのだと実感しています。本をつくるなら、製作に費やしたエネルギーと同じぐらいの熱量で、世の中に広めたいと思うような本をつくらなければと思います。『This!(ディス)』が気になった方はこちら!【プロフィール】小林由佳さん(こばやし・ゆか)さん1980年生まれ。山と溪谷社を経て2007年小学館入社。児童・学習編集局 図鑑百科編集室所属。<主な担当書籍>『あたらしいみかんのむきかた』(岡田好弘 作・神谷圭介 絵)、『おじさん図鑑』(なかむらるみ/絵・文)、『図鑑NEO花』、『わたしがカフェをはじめた日。』以上、小学館。『おとなのおりがみ』(山と溪谷社)。濱谷梢子(はまたに・しょうこ)さん1979年生まれ。リクルートを経て2007年小学館入社。女性誌局編集部を経て、現在は広告局所属。<主な担当雑誌>『Oggi』(編集部、後に広告担当)、『AneCan』(編集部)、『Domani』(広告担当)以上、小学館。『ゼクシィ』(編集部、リクルート)。金城小百合(きんじょう・さゆり)さん1983年生まれ。秋田書店を経て2014年小学館入社。第三コミック局 ビッグコミックスピリッツ編集部所属。<主な担当漫画>『アイアムアヒーロー』(花沢健吾)『プリンセスメゾン』(池辺葵)以上、小学館。『cocoon』(今日マチ子)、『花のズボラ飯』(久住昌之 原作・水沢悦子 漫画)以上、秋田書店。Text/皆本類
2016年02月22日同じ形のパーツでも、違った悩みをいただくことがあります。たとえば、一重の目元。一般的に多いのが、「目を大きく見せたい」という要望なのですが、「一重の目元が好き」「気に入っているから生かしたい」といったご依頼をいただくことも。10代よりも20代後半以降の方からはこの「生かしたい」という意見が多いです。つけまつ毛やアイプチを卒業したい、メイクに時間をかけられない、といったことも原因があるようです。皆さんはどちらの要望に近いでしょうか?意見は分かれるところですが…、今回は、「一重の目元を生かして、印象的に見せたい」というお悩みのほうに注目して考えていきましょう。多部未華子さんや黒木メイサさんなどに憧れる方はぜひ参考に♪まず、目を「どのように印象的に見せるか」次の2パターンから選んでみましょう。1、クリッとした丸みのある目元に見せたい2、スッキリと切れ長に見せたいイメージとしては、丸みのある雰囲気に近いのが多部さん、切れ長の雰囲気は黒木さんかと思います。選べたら具体的な方法です。上アイラインの引き方1、クリっとした丸みのある目元図のように、「目頭~黒目の外側」のラインを少し太めにしてみましょう。2、スッキリと切れ長な目元図のように、「黒目の内側~目尻」のラインを少し太めにしてみましょう。下アイラインここで、さらに下のアイラインをプラスしていきます。目尻の角度によって引く場所を変えていくと理想に近づきやすくなりますよ。1、クリっとした丸みのある目元目尻がやや下降または水平な方は「黒目の下」に、上昇している方は「目尻」にラインを加えましょう。2、 スッキリと切れ長な目元この場合はどの角度の方も「目尻」に上昇のラインを加えましょう。眉1、クリっと丸みのある目元曲線的な眉を描いていきます。丸みが強調され、目が縦に大きく見える効果もあります。2、スッキリと切れ長な目元直線的な眉を描いていきます。角度が強調され、目が横に大きく見える効果もあります。さぁ、これでそれぞれ完成です!意外な落とし穴なのですが、アイラインを入れる場所は目尻だけではないところもポイントです。目的に合わせて、効果的に活用しちゃいましょう♪
2016年02月15日東京糸井重里事務所は、芸術家・岡本太郎氏の作品がプリントされた「ほぼ日手帳2016 spring」の発売を記念した展覧会「みんなのTARO2016」を開催する。会期は2月5日~2月21日 11:00~19:00(火曜休み)。会場は東京都・南青山のTOBICHI2。入場無料。同展は、芸術家・岡本太郎氏が1970年の大阪万博のために制作したモニュメントと「太陽の塔」と、同氏の最大の壁画作品である「明日の神話」がカバーに配された、「ほぼ日手帳2016 spring」の発売を記念して開催されるもの。岡本氏が「明日の神話」を作るときに最初に描いたという、幅2メートルの木炭デッサンをはじめ、1961年富士銀行発行の手帖に書いた直筆メモや、同氏の秘書でありパートナーであった岡本敏子氏のほぼ日手帳など、貴重な品々が公開される。さらn、マンガ家・タナカカツキ氏がデザインし、奇譚クラブが製作した巨大な「コップのフチの太陽の塔」や、タナカ氏が描いた「太陽の塔」とTAROのことばに絵を添えた巨大パネル、「オッス! トン子ちゃん」よりトン子ちゃんフィギュア(明日の神話 Ver.)、岡本太郎記念館にある各種サイズの太陽の塔コレクションなども展示されるということだ。また、会場では「太陽の塔(オリジナル)」と「明日の神話(オリジナル・カズン)」のほぼ日手帳が販売される。購入者には「岡本太郎記念館」が所有する、現在では入手できないアイテム(非売品)が当たる"ガチャガチャ"を、商品1点につき1回まわすことができるとのことだ。ほぼ日手帳の価格は、「太陽の塔(オリジナル)」が7,992円、「明日の神話」はオリジナルが4,752円、カズンが7,344円(いずれもカバー+本体セットの価格)なお、会場のTOBICHI2は「岡本太郎記念館」から徒歩5分ほどの場所にあり、会期中は2ヶ所をつなぐスタンプラリーが開催されるという。両方でスタンプを押すと、特製ステッカーが贈呈されるとのことだ。
2016年02月04日女性を中心に、一度は美容整形に興味を持ったことがある人は多いのではないだろうか。例えば「二重整形」。一重や奥二重のためにメイクで平行二重を作っている人は、毎日パーフェクトに仕上げるのは手間なはず。手間以外を考えても、ずっと目元をコンプレックスに感じてきたとしたら、その解決法として美容整形を考えるのは自然なことだ。ただ現実的には、興味はあっても美容整形に踏み切るには不安要素があることも否定できない。そこで今回は、二重整形の注意点と加齢との関係について、湘南美容外科クリニックの福澤見菜子医師にうかがった。 *○一生、その目を愛せますか?二重整形を大きく分けると、メスを使わない「埋没法」とメスを入れる「切開法」の2種類があります。埋没法は、いわゆる"プチ整形"で、まぶたを糸で留めて二重のラインを作るもの。切開をしないので、やり直しも可能です。一方の切開法は、目頭を切開して二重にする方法ですが、ラインが定着するぶん、やり直しは難しくなります。初診のカウンセリングでは、なりたい目元をヒアリングするのですが、最近は「こういう目にしたい! 」というはっきりとしたオーダーをする人が多い傾向に。最終的には患者さんの目元に合わせて、施術内容を決定します。できる限りご本人の希望を実現できるように努めますが、あまりにも派手な目元をオーダーされたときは、確認をするようにしています。派手な目元というのは、欧米人のような平行二重の中でも、二重の幅が広すぎる場合。パッと華やかな目元にはなるのですが、ある程度化粧をしないと映えませんし、人によっては違和感のある目元に見えてしまう可能性もあります。そのようなときは、「おばあちゃんになってもその目を愛せますか? 」と患者さんに聞くようにしています。美の基準は人それぞれ違いますが、医師として、客観的な意見を伝えることも大事だと思っています。そのときは良かったとしても、時間がたってから後悔をしてほしくないですから。○将来の旦那さんにバレてもいいですか?切開法では、目頭やまぶたを切開して二重を作ることになります。残念ながら今の日本の技術では、傷跡を修復することはできても、完全に残らない状態にすることはできません。それも踏まえて、切開法を希望される方には、「将来の彼氏や旦那さんに、二重整形がバレてもいいですか? 」ということも確認します。もちろん、男女問わず二重整形をする方は多いですし、女性なら愛らしく華やかな目元を、男性だったら印象のよい目元をかなえることが可能となります。もし目元がずっとコンプレックスだった方であれば、気持ちも明るくなるはずです。ただ、将来的に見て愛せる目元であるか、後悔しないかどうかも重要なポイント。カウンセリングでは、医師とよく相談して、二重のデザインを決めることをお勧めします。○年をとるとまぶたはどう変わる?もう1つ、二重整形について知っておいてほしいことがあります。それは、まぶたと加齢の関係です。よく「まぶたが痩せる」という表現を使いますが、まぶたの皮膚は年齢とともにたるんでいき、かぶさっていきます。例えば、年を重ねるにつれて一重が二重になる人や、つり目からタレ目へと印象が変わる人がいますが、それは加齢による自然な変化。まぶたの状態が変わると、若い頃はキレイにできていた"二重メイク"がやりづらく感じたり、見え方が変わったりすることもあるでしょう。同様に、二重整形後のまぶたも加齢による変化は避けられません。特に埋没法では、医療用の細い糸を使っていくつかの"点"でまぶたの内側からラインを固定しているだけなので、加齢によるまぶたの変化とともに、二重の幅が狭くなったり、ラインがなくなったりすることも自然に起こることです。また、何度も繰り返し埋没法を行っている人には、切開法を勧めることもあります。二重整形をする場合もしない場合も、"加齢によってまぶたは変化する"ということを覚えておきましょう。 *「どんな顔になりたいか? 」と問われたら、憧れの女優やモデルをあげる人が多いはず。ただし実際に自分が整形する際は、「自分のパーツに合っているのか」ということも重要だ。将来後悔しないためには、自分の好みも大事だが、信頼できる医師をはじめ周りの家族や友人に相談して、客観的な目線も考慮してみるとよいだろう。※画像と本文は関係ありません○記事監修: 福澤見菜子(ふくざわ・みなこ)2003年度ミス慶應グランプリで、歴代のミスの中でも唯一「専門医」の資格を持つ医師。2006年に慶應義塾大学医学部を卒業後、同大学病院、東京大学医学部附属病院 形成外科・美容外科、大塚美容形成外科 千葉院院長などを経て、2013年より湘南美容外科クリニックに勤務。そのほか、日本形成外科学会 専門医、日本美容外科学会(JSAPS) 正会員、日本抗加齢医学会 正会員、埼玉医科大学総合医療センター 形成外科・美容外科 非常勤助教など。医師として、正しい美容医療の普及と実現に貢献することをライフワークとし、オフィシャルサイトでも情報を発信している。
2016年01月29日東京糸井重里事務所は2月1日より、新作が加わった4月はじまり版(spring)の「ほぼ日手帳」全87種類を発売する。○新作 7種類が加わり、「ほぼ日手帳」4月はじまり版が登場今回「ほぼ日手帳」の「spring限定カバー」として新たに登場するのは、芸術家・岡本太郎氏、写真家・川島小鳥氏の作品のプリントカバー、「ミナ ペルホネン」の春限定カバーの3シリーズとなっている。芸術家 岡本太郎氏のカバーは、1970年の大阪万博のために制作した高さ70mのモニュメント「太陽の塔」と、岡本氏最大の壁画作品である「明日の神話」がプリントされたもの。写真家 川島小鳥氏のカバーは、川島氏が手掛けた写真集『未来ちゃん』の写真が表紙にプリントされている。デザインは、「バラと空」「屋根うらの空」の2種類で展開している。さらに、ほぼ日手帳のなかでも毎年人気が高いという「ミナ ペルホネン」の「piece,」カバーに春限定の新デザインが登場する。「piece,」カバーは、「布のかけら」を集めパッチワークのように縫い合わせたデザイン。spring版の「オリジナル」(文庫本サイズ)では9種類、「カズン」(A5サイズ)では12種類の布のかけらが使用されている。商品価格は、岡本太郎「太陽の塔」は「オリジナル」のカバー&本体セットが7,992円、カバーのみが5,832円。「明日の神話」は、「オリジナル」のカバー&本体セットが4,752円、カバーのみが2,592円。「カズン」のカバー&本体セットが7,344円、カバーのみが3,564円。川島小鳥「未来ちゃん(バラと空)」と「未来ちゃん(屋根うらの窓)」は、ともに週間タイプの「WEEKS」で2,592円。ミナ ペルホネン「piece.」は「オリジナル」のカバー&本体セットが1万5,120円、カバーのみが1万2,960円。「カズン」のカバー&本体セットが2万1,600円、カバーのみが1万7,820円。(※商品価格はすべて税込)「オリジナル」と「カズン」は「ほぼ日ストア」及び全国のロフトで取り扱う。「ほぼ日手帳WEEKS(週間タイプ)」は、「ほぼ日ストア」と全国のロフトのほか、東急ハンズ、丸善、Amazon、楽天ブックス、ヨドバシ・ドットコムなどで販売している。
2016年01月27日実話をもとに24歳で書店員から住職になったボクが自分の道を見つけるまでを描く『ボクは坊さん。』のブルーレイとDVDが、3月16日(水)にリリースされることが決定した。主演の伊藤淳史は「この作品は、決して特別なことをたくさん描いているわけではありませんが、誰しもが送っている当たり前の日常の中の喜びや悲しみがたくさん詰まった、愛すべき映画になりました」とコメントを寄せている。その他の画像本作は、糸井重里主宰のWEBサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で約7年に渡って連載され話題となった、白川密成のエッセイが原作。伊藤のほか、山本美月、溝端淳平、濱田岳、松田美由紀、イッセー尾形らが出演し、祖父の死をきっかけに仕事を辞めて、四国八十八ヶ所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になった主人公の奮闘が描かれる。メガホンを執った真壁幸紀監督は、人気エッセイを映画化するにあたり“優しさ”という要素を大切にしたと話す。「原作が持っている読後感や、ロケ地の栄福寺の空気感が、とても優しかったので。『優しい映画を作ろう。けど優しいだけじゃつまらない。じゃあどうしよう』そうやって出来たのが、この映画です」。撮影は愛媛県・今治市で行われ、劇中に登場する寺院は、原作者の白川氏が住職を務める栄福寺でロケが行われたほか、高野山奥の院でも初めて映画撮影が許可された。真壁監督は「メイキング映像でもわかると思いますが、撮影現場はとても穏やかに進んでいきました。その撮影現場の雰囲気が、そのまま映画の空気になっていると感じます」とコメント。このほど発売されるブルーレイとDVDには、特典映像としてメイキングや白川密成の般若心経や、初回生産限定『般若心経ミニ経本』が封入される。伊藤は「映画の中で『僕にはまだまだできないことがある』という台詞があるのですが、僕自身、今の自分にできることは少ないけど、目の前のことをコツコツやろうとずっと思ってきたので、それをこの映画で再確認できました。悩んだり、エネルギーを使い果たしたときに、ふとこの映画を観て、癒やされたり、大切な人に思いを寄せてもらえたらうれしいです」と語っている。『ボクは坊さん。』ブルーレイ&DVD:3月16日(水)発売ブルーレイ:4700円+税DVD:3800円+税※レンタルDVDも同時開始発売・販売元:ポニーキャニオン
2016年01月14日映像化権争奪戦となった、話題のミステリーコミックの実写化『僕だけがいない街』。藤原竜也と有村架純が初共演を果たす事でも話題の本作だが、コミックス最新巻7巻の発売にあわせ、物語のカギを握る子ども時代の劇中写真が解禁となった。主人公・藤沼悟(藤原さん)は、ピザ屋でアルバイトをする売れない漫画家。ある時「リバイバル」という特殊な現象が降りかかる。それは、身近で“悪い事”の気配を察すると、その数分前に遡り、事件や事故の原因を取り除くまで何度でも時間が遡るという特殊な現象。配達中、何かを察した悟に「リバイバル」が訪れる。数分前に遡り「リバイバル」の原因を探し出し、大きな交通事故を回避する事は出来たが、悟自身が事故に巻き込まれ入院する事に…。偶然事故現場に居合わせた同じピザ屋で働く愛梨(有村さん)と、上京して来た母・佐知子(石田ゆり子)の看病で回復する悟。「交通事故が起きる直前」「誘拐事件が発生する直前」。“悪い事”を察すると、悟は幾度も数分前に遡り、その原因を取り除くまで「リバイバル」は続く。母が何者かに殺された。突如、悟に訪れる「リバイバル」。それまでの「リバイバル」は数分前だったが、18年前の世界へと遡る悟。そこは、小学5年生の頃、同級生・加代が被害者となった連続誘拐殺人事件が起きる数週間前だった。18年前の世界では、小学生連続誘拐殺人事件が起ころうとしている。頼れるのは同級生の仲間と、担任の八代先生(及川光博)、母・佐知子。現在の世界では、悟に母の殺人容疑がかかり、指名手配に。そして、何者かに命を狙われる愛梨。現在と過去を行き来する悟は、愛梨、母、そして殺人事件の被害者となった同級生を救う事が出来るのか――。原作は、「ヤングエース」にて連載中の三部けいによる同名人気コミック。「このマンガがすごい!」オトコ編と「マンガ大賞」で共に2年連続ランクインするなど傑作漫画との呼び声も高く、スガシカオ、中川翔子、糸井重里といった著名人からも高い評価を得ている。その評価は映像業界にも伝播し、約50件もの映像化のオファーが殺到し、映像化権の争奪戦が繰り広げられるほど。単行本の発行部数も伸び続け、現在累計発行部数は239万部を超えている。さらに、全国「3,000店の書店員と選んだ2015年 コレ読んで漫画RANKING BEST50」でも一位を獲得し、さらなる盛り上がりをみせている。そして、実写映画化を発表するや話題となったのが、難役となる子ども時代の加代と悟を誰が演じるのかということ。加代の子ども時代を演じるのは、連続テレビ小説「あさが来た」で主人公・あさの幼少期を演じるほか、ドラマ、CMなど多岐にわたって出演、最近では『リトルプリンス星の王子さまと私』で主役の女の子役の吹き替えが話題となった鈴木梨央。小学生時代の悟のクラスメイト・加代は、母子家庭で、母親から虐待を受け、1988年連続誘拐殺人事件の被害者という役どころだ。そして、姿は1988年時、頭脳は29歳のままで再び小学生時代の悟を生きるという難役を、「ORANGE」や『ヒロイン失格』、CMにも多数出演し、来年1月放送の「私を離さないで」の出演も控える中川翼が好演する。今回解禁された写真は、子ども時代の加代と悟の2ショットの場面とそれぞれの1ショット劇中写真。悟が加代をみつめ、加代がはかなげに夜空を見つめる2ショット画像は、頬にアザのある加代の姿がただならぬ家庭環境を伺わせる、衝撃的な一枚だ。幼いながらにも誓いに満ちた力強い眼差しが光る悟の姿を思わず応援したくなる場面写真となっている。多くの人々から絶賛を受けているコミックの待望の映像化となる本作。姿は小学5年生で中身は藤原さん演じる29歳の悟という難役を300人のオーディションから勝ち取った中川さんの演技にも注目したい。『僕だけがいない街』は2016年3月19日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月25日東京糸井重里事務所は、働く世代のスマホユーザーに手帳の所持、用途について調査した結果により、2人に1人が手帳併用派であることが明らかになったと発表した。同社が今回発表した調査結果は、2015年11月5日~11月23日に行われたWebアンケートによるもので、男女2,097名、男性1,012サンプル、女性1,085サンプルによる回答に基づいている。スマートフォンをはじめとするデジタルツールのユーザーは年々増加傾向にあり、SNSやアプリを通じた記録、スケジュール管理などを気軽にできる現在もなお、手帳業界は全体で活況だという。これは、同社の販売する「ほぼ日手帳」ユーザーだけでなく、「手帳」自体を身近に感じている層が多いのではないかという推察のもと、働く世代のスマホユーザーに手帳の所持、用途についての調査が行われた。働く世代である20~50代に「スマートフォンを所持しているか」について聞いたところ、約63%が所持していると回答。「手帳を持っているか」について、そのうちの約48%が手帳と併用していることが判明した。また、働く世代(20~50代)の手帳併用派に「スケジュール管理において、手帳・スマホのどちらを活用していますか?」という問いに対しては、仕事では61%が、プライベートでは59%が手帳に比重を置いたスケジュール管理をしていると回答した。それぞれの用途で手帳がスマホを超える結果となり、仕事とプライベート関係なく、手書きでスケジュール管理や記録をつける傾向にあることがうかがえる。また「業務管理などメモや TO DO、日々の出来事など、"ログ"をつけることにおいて、手帳・スマホのどちらを活用していますか?」という問いに対しても、仕事では61%が、プライベートでは59%が手帳を活用してログをつけていると回答し、それぞれの用途で手帳がスマホを超える結果となった。(ログ=メモ・備忘録/業務上の記録/TODO/アイデア/スクラップ/目標実現の項目より選択回答)そのほか、手帳のスケジュール以外に書き記している事柄についてのフリーアンサーについては、男性では「TODOリスト、年間目標、月間目標(20代)」、「体重管理(30代)」、「その日の経済トピックス(30代)」、「ひと言日記(40代)」、「外食の食事内容(40代)」などが挙げられた。また、女性では「TODOリスト(30代)」、「育児日記(30代)」、「晩御飯の献立(30代)」、「強く感じたこと、忘れたくない気持ち(40代)」、「感銘をうけた言葉(50代)」などが挙げられた。
2015年12月22日●重低音なのにハイレゾ?オーディオテクニカは2015年10月、重低音再生に重きを置いた「SOLID BASSシリーズ」のラインナップを刷新。オーバーヘッドタイプ3製品、インナーイヤータイプ6製品の計9製品を一挙リリースした。本稿では、その中から、SOLID BASSシリーズ初のハイレゾ対応製品となる、オーバーヘッドタイプ最上位「ATH-WS1100」とインナーイヤータイプ最上位「ATH-CKS1100」を取り上げてみる。一般的に重低音ヘッドホンは低域の迫力を重視する傾向にあるが、ハイレゾ対応ヘッドホンは解像度を優先しており低域の厚みには欠ける印象がある。重低音とハイレゾ、一見矛盾しているようにも思えるこの2つをオーディオテクニカはどう両立させているのか、この点に注目してレビューを進めていきたい。なお今回は、レッドツェッペリンなどのハードロックからマルタ・アルゲリッチのピアノ曲まで幅広いジャンルのハイレゾ音源を試聴。DAPはソニー「ウォークマン NW-ZX100」を使用した。○新開発ドライバー採用のヘッドホン「ATH-WS1100」まずは「ATH-WS1100」からチェックしてみたい。ATH-WS1100は、SOLID BASSシリーズの最上位ヘッドホンで、オーバーヘッドタイプでは唯一のハイレゾ対応モデル。新開発の「ディープモーション・ハイレゾオーディオドライバー」やエクストラエアフローベース・ベンティングシステムの採用など、オーディオテクニカがこれまで蓄積してきたノウハウを惜しげもなく投入している。次ページでは、ATH-WS1100をじっくり聴いたインプレッションをお届けしよう。●低域の迫力だけでなく明瞭感も良好な「ATH-WS1100」○音全体がリアルに迫ってくる「なるほど」。ATH-WS1100を試聴して思わず口をついて出た一言だ。重低音再生をうたうヘッドホンは低音を強調するあまり、音場が狭く音がぎゅっと詰まったように聞こえる印象があるのだが、ATH-WS1100は全く違う。体に響く質感のある低音が出ているにもかかわらず、音の見通しが良いのだ。低音に中高音域が埋もれることなく、細部の音まで良く聴こえてくる。低音も無理やりブーストさせた感じではなく、バスドラムやベースの音も明瞭に聴き取ることができる。例えば、レッドツェッペリンの4枚目のアルバムに収録されている「Black Dog」(ジョン・ボーナムの重いドラムとジミーペイジの重低音ギターリフが命ともいえる曲)は、解像度重視のヘッドホンで聴くと芯のないペラペラな音になってしまい、重低音重視のヘッドホンで聴くと低域が分厚い塊のようになりドライブ感が失われてしまうのだ。しかしATH-WS1100は、重いドラムと重低音ギターリフをキレのよい迫力ある音で再生するため、絶妙なドライブ感を表現していた。低域の音が塊にならないため、ギター、ベース、ドラムなどが絶妙のタイミングで絡み合うことでグルーブを生み出している曲も、本機の得意とするところだ。例えば、ローリングストーンズの「Tumbling Dice」のような曲は抜群のノリで聴こえる。ATH-WS1100が得意とするのは低音重視のロックばかりではない。中域もよく出ているので、女性ボーカルの曲なども気持ちよく聴くことができる。たとえば、ノラ・ジョーンズを聴いてみると、ボーカルに厚みが生まれ迫力が出る。かといってファット過ぎると言うわけではなく細かいニュアンスもしっかり表現されている。高域もほどよい感じで、耳にささることはない。生楽器を主体としたジャズなども悪くない。低音がしっかり出ている上にキレがあるためウッドベースなどが生み出すグルーブが心地よく感じられるし、解像度が高いため各楽器の音もしっかり表現される。音にいい具合に厚みが加えられるので、演奏に暖かい空気感が加わる点も個人的には気に入った。クラシックも、交響曲に迫力ある音を求める人にはおもしろいかもしれない。各楽器の音を明瞭にオーケストラの全体を見通す感じで聴きたい人には少し低域が出すぎているが、オーケストラを構成する楽器が混然一体となることで生まれる迫力は良く伝わってくる。今回聴いた中でピシャっとハマったのが、佐渡裕が2014年2月にベルリン・ドイツ交響楽団を指揮した「ベートーベン交響曲第5番[運命]」。この演奏は速いテンポとオーケストラの鳴りっぷりの良さが特徴なのだが、本機で聴くと音に厚みが加わり、迫力というか一種の凄みが増す。なお、製品の性質上、この点を指摘するのは妥当ではないかもしれないが、透明感が重要となるクラシックボーカル曲やピアノ曲の再生には向かないようだ。高音の伸びに多少の頭打ち感があり窮屈に感じてしまう。また低音が良く出ているため音に厚みが加わる点もマイナスポイントだ。透明感のある曲を聴きたい人が重低音再生をウリとしたSOLID BASSシリーズを手に取るとは思えないが、本機はハイレゾ再生を特徴としているので、一応記しておきたい。○装着感、携帯性をチェックATH-WS1100はポータブルヘッドホンなので、装着感に加え、携帯性、デザイン性も重要だ。まずは装着感。ハウジングが大きく耳を全体をすっぽり覆う感じで付け心地は悪くない。側圧は強すぎず弱すぎずといった感じ。硬度の異なる2層のクッション材により構成される「2レイヤード・イヤパッド(PAT.P)」はやわらかく肌触りもよいので長時間装着していても不快な感じはしない。重量は約281gとこのサイズのヘッドホンとしては軽量だ。ハウジング部を90度回転させてフラットに折りたたむこともできる。折りたたんだ状態で最厚部は45mmほど。カバンの中に入れると多少かさばるが、オーバーヘッドタイプの中では携帯性は良いほうだと言える。●バランスのいい「ATH-CKS1100」○2基のドライバーを向かい合わせに配置した「ATH-CKS1100」次に、インナーイヤータイプの「ATH-CKS1100」をチェックしてみる。ATH-CKS1100はSOLID BASSシリーズのイヤホンでは唯一ハイレゾに対応した最上位モデルだ。このATH-CKS1100にも、重低音と高解像度のハイレゾ再生を両立させるため、「DUAL PHASE PUSH-PULL DRIVERS(デュアルフェーズ・プッシュプル・ドライバー)」や「デュアルエアフローベース・ベンティングシステム」など、新技術を投入している。○バランスの良い仕上がりこちらは一聴して「ん?」と思った。出音がいわゆる重低音重視という感じではないのだ。SOLID BASSシリーズというイメージから体に響く重低音がくることを予想していただけに、意表を突かれた感じだ。もちろん低音もしっかり出ているのだが、中域、高域(とくに高域)もしっかり出ているため、低音だけが特に際立って聴こえてくることはない。ただ、イヤホンとしては低音の質量が多めでレスポンスもよいので、重厚さが命というような曲でなければ、ロックも気持ちよく聴くことができる。2本のギターが絡み合うことで独特のサウンドを生み出しているローリングストーンズの曲などは、キレのよい低音が出る上に、ギターの細かいフレージングや絶妙なカッティングの間などがはっきりと聴き取れる。B.B. Kingなど、ギター主体のエレクトリックブルースもよい。ドラムとベースを生み出すグルーブの上に、流麗なフレーズが実在感のある音で流れていく。ギターの繊細なニュアンスもよく表現されており、B.B.お得意のビブラートやチョーキングも超リアルだ。ただ今回は先にATH-CKS1100を聴いてしまったころもあり、重低音という点では物足りなさを感じてしまう。レッドツェッペリンのような重厚なサウンドが命のハードロックでは、少し迫力が不足する感じだ。マイルス・デイビス「kind of Blue」など、ジャスにはよい。ドラムとベースが芯のある音でしっかりと聴こえるので、スイング感がよく伝わってくる。高域の再現性も良く、管楽器の音が艶やかだ。各楽器の音が明瞭に聴こえるため、各楽器奏者が、前に出たり引っ込んだり(音の強弱をつけるなど)、それぞれが駆け引きをしながら曲を進行させていく様が手に取るように伝わってくる。解像度が高く、下から上までしっかり音が出るので、クラシックの女性ボーカル曲やピアノ曲もいける。女性ボーカルは高域がきれいに伸び、高域主体の曲でも息苦しくなることなくその世界に浸ることができる。細かい息遣いまで聞こえてきてとてもリアルだ。ピアノ曲は、ピアニストによる音の違いやクセなど、繊細なニュアンスも聴き取れる。そのほか、R&B、ファンク、Jポップ、交響曲、室内合奏曲などいろんなジャンルの曲を聴いて感じたことは、どのような曲にも高いレベルで対応することができるということだ。ただ、聴こえ方はモニター的で音の傾向としてはやや固め。そして、SOLID BASSシリーズというイメージで重低音を期待し過ぎると肩透かしを食らってしまう。その点は注意が必要かもしれない。○装着感と遮音性は?インナーイヤータイプは、音とともに装着感も重要な評価ポイントだ。ATH-CKS1100はハウジングこそ若干大きいが、本体の重さが約14gと比較的軽めなので、装着しても重さを感じることはない。また、形状がよく考えられているためか、ほどよく耳にフイットする。一方、遮音性は改良の余地があると感じた。音漏れは少しあるが、電車の中などある程度騒音があるところでは、よほどボリュームを上げない限り気にならないように思う。○まとめATH-WS1100、ATH-CKS1100ともに、ハイレゾと低域の再生をうまく両立させていると感じた。とくにオーバーヘッドタイプのATH-WS1100は、「重低音命」のハードな曲を、ハイレゾならではの高音質で楽しみたい人には最適なヘッドホンと言ってよい。ATH-CKS1100はどっしりとした重低音を期待すると肩透かしをくらうが、高質量のキレのよい低域再生を実現している上、中域、高域も低域に潰されることなくしっかり出ていた。低音重視モデルというよりも万能型の高性能モデルと考えたほうがよいかもしれない。両モデルともハイレゾ対応イヤホンとしてはかなりレベルの高い仕上がりだ。コストパフォーマンスも高いので、高性能なハイレゾ対応ヘッドホンが欲しい人は、低域重視モデルということで敬遠せずにぜひ一度聴いてみてもらいたいと思う。
2015年12月15日大阪府・万博公園の千里バンパクロフト(ららぽーと EXPOCITY内)は、「ほぼ日手帳」の「ことば」を、さまざまなテーマで集めた展示イベント「手帳のことば展 This is my LIFE.」を開催している。会期は11月25日まで。開場時間は10:00~21:00。入場無料。同イベントは、東京糸井重里事務所が販売する「ほぼ日手帳」を、2002年版の誕生から15年間支えてきた「ことば」を、さまざまなテーマで集めたもの。渋谷・福岡・金沢を回った展示は、同会場が最後の開催地となる。会場では、ほぼ日手帳の1ページごとに毎日書かれている「日々のことば」の展示のほか、手帳のことばを大きく手帳に写せる「日々のことばスタンプ」や、「日々のことば」おみくじなど、心に響く「ことば」を読んで、触れることができる。また、会場限定のオリジナルグッズとして、「セフティ・マッチ金の言葉」や過去の「日々のことば」をさらに選りすぐり、そばに置いておきたい「ことば」をスーパーボール(350円)と特製缶マグネット(250円)にしたものが販売されるということだ。そのほか、会場であるEXPOCITYのオープンを記念して、千里バンパクロフトでは岡本太郎関連のアイテムを取り扱う。そのなかで、「ほぼ日手帳2014」で販売された手帳カバー、岡本太郎「TARO/建設」が特別に再販売される。1956年に旧東京都庁舎の壁画として描かれた「建設」を、手帳カバー全面にプリントしたもので、同店でのみの販売となるということだ。
2015年11月20日ミナ ペルホネン(mina perhonen)とアトリエシムラの着物のコラボレーションによる展示会「シムラの着物ミナの帯」が、11月20日から23日まで東京・南青山のTOBICHIにて開催される。同展では、人間国宝である染織家の志村ふくみと、その長女である志村洋子の監修による6点の着物を出展。今回の着物は、工房で染められた糸で織られたものとなっている。合わせて、ミナ ペルホネンのデザイナーである皆川 明が用意した多数のテキスタイルデザインの中からアトリエシムラが厳選した5点のテキスタイルで仕立てた帯も展示販売される。なお、価格は、着物が45万円から、帯が10万円から。その他、メイン会場の3軒隣にあるTOBICHIの常設ショップ内では11月20日の15時から17時、及び11月21日から23日の11時から12時、16時から17時まで、アトリエシムラによる「仮仕立てライブ」を開催。糸が染められ裂(きれ)になり、着物のかたちになっていく様をじっくりと観覧することが出来る。また、アトリエシムラのコーナーも設けられ、手織りストールや小裂(こぎれ)の額装、書籍、ポストカードなどが販売される。なお、11月20日の12時から13時、21日の10時から11時、18時から19時、22日の10時から11時、18時から19時に実施されるアトリエのスタッフによる着物の見立てサービスと、20日18時の、志村ふくみ、志村洋子、糸井重里によるトークショー、23日19時の糸井重里と皆川明によるトークショーは満員につき申込受付は終了している。【イベント情報】「シムラの着物ミナの帯」会場:TOBICHI 2住所:東京都港区南青山4-28-26会期:11月20日~23日時間:11:00~18:00(20日は13:00~17:00)
2015年11月18日東京都・下北沢のヴィレッジヴァンガード下北沢店は、ほぼ日手帳2016「MOTHER2」シリーズの発売を記念した、ポップアップストアイベント「MOTHERとほぼ日と糸井重里。」を開催する。開催期間は11月21日~12月6日。開場時間は10:00~24:00。入場無料。同イベントは、発売してすぐに品切れ状態となったほぼ日手帳2016「MOTHER2」シリーズや、"どせいさん"のポーチやケースといった商品の販売や、フォトスポットやスタンプラリーなどの「おたのしみ企画」が開催されるもの。イベント中販売される主なアイテムは、「MOTHER2」の手帳カバー、「CAST」、「サターンバレー」、ほぼ日手帳WEEKSの「どせいさん」、そして「どせいさんのケース・ポーチ」など。また、2015年版の手帳カバー「Onett」も特別に再販売される。なお、11月21日、22日、23日限定で、同店の買物袋がほぼ日手帳2016「MOTHER2」シリーズ特別バージョンになり、同イベントの商品に限らず、同店で購入した全ての商品を対象に配布されるということだ。そのほか、「MOTHER」シリーズのガチャガチャが設置されていたり、ヴィレッジヴァンガード名物のPOPやスーパーファミコンで装飾されていたりと、店内の一角に懐かしくて愛らしい「MOTHER」シリーズの世界が広がるということだ。また店内では、ほぼ日手帳2016「サターンバレー」の柄のマップを背景に、記念撮影できる特製ブースが設置され、MOTHER コスプレの店員さんや、"どせいさん"のぬいぐるみ、キャラクターの看板などといっしょに記念撮影ができるようになっている。同時に、「MOTHER2」の人気キャラクターの店内スタンプラリーも開催。オリジナルのスタンプ台紙や持参したほぼ日手帳などに押して遊ぶことができるということだ。そのほか、ゲーム「MOTHER」シリーズの生みの親であり、55万人に使われているほぼ日手帳をつくっている「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰する糸井重里の、「ほぼ日」から出ている糸井氏の著作をはじめ、関連する書籍やグッズも販売される。
2015年11月11日東京糸井重里事務所はコスチュームアーティスト・ひびのこづえ氏の作品を3日限定で公開する個展「生きているコスチューム展 ひびのこづえのほぼ3日のできごと」を開催する。会期は11月6日~8日。会場は同社運営のイベントスペース「TOBICHI2」(1階および2階)。開場時間は11時~19時(※コスチュームを着たモデルが滞在するのは6日 17時~19時、 7日、8日 13時~17時)。同展は、劇作家・野田秀樹氏の舞台衣装の制作を長らく務めるほか、アーティストのPVやテレビ番組の衣装なども手がけるコスチュームアーティスト・ひびのこづえ氏の個展。「誰かに着てもらって、ここにいてもらえたら」というひびの氏自身の意向から端を発して行われる企画で、コスチュームの実物を数点展示する。また、会期中の11月6日には公開リハーサル(17時~19時)を実施した上で、7日と8日はダンサー・稲川千鶴氏がひびの氏のコスチュームを着て会場内で時間を過ごす(ふつか共に13時~17時)。コスチュームを身にまとった稲川氏に、ひびのさんと長年タッグを組んでヘアメイクを行っているesper.氏がメイクをほどこす場面から公開。会場のなかでは、音楽家・国広和毅氏がギターの生演奏を行う。なお、同会場の1階はスペシャルショップとなり、ひびの氏が手がけた「ほぼ日刊イトイ新聞」関連製品(ホワイトボードカレンダー2016、新作ハラマキ)のほか、今回の展覧会限定で、カレンダーの「月の数字」のモチーフとなった「いきもののポーチ」を数量限定で販売するほか、新作の「けいとのぱんつ」や 「てぶくろ」「ケープ」「ワンピース」など冬のアイテムの先行販売を実施するということだ。
2015年11月05日「パッチリ二重に憧れるけど、二重コスメを使うのは苦手」「元々二重だけど、メイクをすると二重幅がつぶれちゃう」そんな子は、こんな風にアイラインを引いてみましょう。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年10月30日東京糸井重里事務所は、堤大介監督による米アカデミー賞ノミネート作品である短編アニメーション『THE DAM KEEPER(ダム・キーパー)』を、同社運営のイベントスペース「TOBICHI2」で上映する。上映期間は10月15日~20日(1日8回/上映時間:18分)、上映開始時刻は平日が11時・12時・13時・14時・15時・16時・17時・18時、土日が11時・15時・16時・17時・18時・19時。鑑賞料は100円(1ドル紙幣も可)。『ダム・キーパー』は、ピクサーで『Toy Story3(邦題:トイ・ストーリー3)』などの制作に参加した後独立した、堤大介監督による短編アニメーション作品。2015年2月のアカデミー賞にてノミネートされ、オスカー受賞こそ逃したものの、多くの予想サイトやハリウッドの雑誌では、受賞作であるディズニーの『Feast』か、『ダム・キーパー』かという事前予想が展開されていた。現在、この映画は英語版がiTunesで販売されているものの、日本人監督による作品でありながら、現時点で「日本語字幕版」を観る手段はないという。この状況を「たいへんもったいないこと」と考えた同社が堤氏に打診し、本作の日本語字幕版を上映する運びとになったとのこと。同イベント中はグッズショップもオープンし、同作品のポストカードやマスキングテープから映画のシーンのシルクスクリーン・プリントなど、これまでアメリカ国内でしか手に入らなかったグッズを数量限定で販売することに加え、イベントのために作られたトートバッグ(2種類)も用意する。なお、堤大介氏は1974年、東京生まれ。高校卒業後アメリカに渡り、Rockland Community Collegeに留学。ニューヨーク市・School of Visual Artsに編入、首席で卒業。LucasArts Entertainment Company、Blue Sky Studioに勤務し、『Ice Age』『Robots』『Horton Hears A Who』のコンセプトアートを担当。2006年、『Toy Story3』のアートディレクターとしてPIXARに移籍。 堤氏が手がけた「スケッチトラベル」プロジェクトでは、 世界的なアニメ作家フレデリック・バック氏はじめ『スター・ウォーズ』のエリック・ティーメンス氏、 『ロード・オブ・ザ・リング』のジョン・ハウ氏、日本からも松本大洋氏、寺田克也氏、宮﨑駿氏と世界12カ国・71人のアーティストの間を1冊のスケッチブックが4年半をかけて手渡しでまわされ、当時大きな話題となった。 2014年7月、ピクサーを去り、トンコハウスを設立。はじめて監督をつとめた『ダム・キーパー』は、2015年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた。
2015年10月14日東京糸井重里事務所は1日より、「ほぼ日手帳2016」の5つのシリーズのカバーとアイテムが新たに追加で販売開始した。○「ほぼ日手帳2016」、10月発売ラインナップ発表9月1日より発売中の「ほぼ日手帳2016」のラインナップに、今回5つシリーズの手帳カバーとアイテムが新たに登場した。追加されたのは、「ほぼ日刊イトイ新聞」で2013年にデビューしたKIGIデザイナーの渡邉良重氏による洋服ブランド「CACUMA」、聖林公司氏のデニムブランド「BLUE BLUE」。シリコン樹脂を素材に用いた手帳カバーの「SSACK」は、「ほぼ日手帳」本体のアートディレクションを担当するグラフィックデザイナー佐藤卓氏が手掛けたもの。このほか、スコットランド老舗タータンメーカー「Lochcarron」からは、手帳だけでなくマフラー・ストールも発売される。さらに、「ほぼ日手帳WEEKS 2016」の手帳カバーで最も人気だという「MOTHER2 どせいさん」シリーズと同じ、ネクタイ生地を用いたペンケース・カードケース、大小のポーチの4種類も登場した。商品価格については、[CACUMA]では、オリジナルの「バラと歩く人」が6,500円、カズンの「ヒヤシンスと座る人」が1万円(ともにカバー&本体セット)。WEEKSカバーの「光るスイセン」が9,000円(カバーのみ)。[BLUE BLUE]INDIGO BOOKは、オリジナルが1万2,500円(カバー&本体セット)。[Lochcarron]Royal Stewartはオリジナル・ジッパーズが7,500円、[Lochcarron]Dress Gordenは、カズン・ジッパーズが1万2,000円(ともにカバー&本体セット)。マフラーは4,800円、ストールは1万3,027円。[SSACK]はオリジナル1,500円、カズン2,300円(ともにカバーのみ)。なお、「ほぼ日手帳」は文庫本サイズの「オリジナル」、A5サイズの「カズン」、ウォレットサイズの週間手帳「WEEKS」、英語版の「Hobonichi Planner」の4種類で展開している。MOTHERシリーズの「どせいさん」グッズは、ペンケースが2,000円、カードケースが2,300円。ポーチの「すこしたてなが」が2,600円、「すこしよこなが」が3,000円。※価格はすべて税別
2015年10月05日俳優の伊藤淳史が主演を務める映画『ボクは坊さん。』(10月17日、四国エリア先行公開/10月24日、全国公開)が、22日に開催される第2回シルクロード映画祭での邦画初となるプレミア上映が決定し、新たなビジュアルが18日、公開された。本作は、コピーライターの糸井重里氏が編集長を務める『ほぼ日刊イトイ新聞』に掲載された人気連載「ボクは坊さん。」を原作に、24歳で住職になった伊藤演じる白方光円が、お坊さんの世界に悪戦苦闘しつつも成長していく姿が、愛媛・今治市を舞台に描かれる。特別招待作品としてのプレミア上映が決定したシルクロード国際映画祭は昨年から開催され、中国が北京、上海に次ぐ映画祭に育てるべく、中国電影電視局による重点プロジェクト。広報大使をジャッキー・チェンが務めるほか、今回は『さらば、わが愛/覇王別姫』(1994年)や『北京バイオリン』(2003年)を手がけたチェン・カイコー監督が審査委員長を担当する。昨年の第1回は、陸のシルクロードの拠点・西安で、今年は海の拠点・福州で開催される。映画祭には真壁幸紀監督、安藤親広プロデューサーが出席。真壁監督は、「遣唐使として唐に渡り修行をした空海と中国・シルクロードの関係はとても深いと言われています」とした上で、「そんなシルクロードの冠が付いた映画祭で上映できることが大変光栄です」と感慨を述べている。あわせて公開された新ビジュアルでは、伊藤の端正な横顔を披露。これまで使用されてきたものは、"後ろ頭"だけだったので、「この坊主頭は一体誰?」という問い合わせもあったようだが、今回ははっきりと伊藤と判る。原作者で本作のモデルとなった僧侶・白川密成氏は、この伊藤の坊主姿を「本物のお坊さんのようなたたずまい!」と太鼓判を押しているという。(C)2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会
2015年09月18日好きな異性をデートに誘いたい、というシチュエーションを想像してみてほしい。この時ストレートに「デートしてください」と伝えたとして、相手が同意してくれる確率は正直なところあまり高くはないだろう。元々相手が自分に強い好感を抱いているといったような特殊事情でもない限り、すげなく断られて終わりのはずである。ところが、同じことをたとえば「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」という形で表現してみると、誘える確率が上がるような気はしないだろうか。どちらも実質的にはデートに誘っているだけなのに、伝え方ひとつでここまで印象が変わってしまう。相手に何かをしてもらいたい場合、「伝え方」はその伝える内容以上に結果を大きく左右する。実はこの言い換えは、『伝え方が9割』(佐々木圭一/ダイヤモンド社/2013年2月/1400円+税)の冒頭で紹介されている例だ。本書の著者である佐々木圭一氏は「プレイステーション」などのヒットコピーを手がけ、米国の広告賞で日本人初の「ゴールド賞」を受賞するなど売れっ子のコピーライターであり、言うならば伝え方のプロである。うまい伝え方を知っているだけで、ビジネスでもプライベートでも有利に事を進められるようになる。伝え方に自信がないという人は、ぜひ本書を参考にしてみてほしい。○「伝え方」はセンスだけの問題ではない「うまい伝え方」ができるかどうかは、ほとんど持って生まれたセンスによって決まってしまうと考える人がいるかもしれない。僕も最近までは、コピーライターという職業はたとえば小説家であるとか映画監督のように神秘化された職業というイメージを持っていた。「うまい伝え方はできる人にはできるし、できない人にはできない、それだけだ」という身も蓋もない意見も、それなりに正しいと思えないこともない。しかし、本書はそのような「センスだけで決まる」という考え方を否定する。「伝え方には技術があり、共通のルールがある」というのが本書の基本思想だ。そのため、本書では単に名コピーや言い換えを列挙するのではなく、その裏にあるシンプルな原理についての説明が試みられている。読んでみると「なるほど」と頷けるものも多い。もちろん、センスが伝え方に与える影響が一切ないと言い切ることはできないだろう。本書を読めば、誰でも糸井重里級の名コピーを量産できるようになるとは残念ながら言えない。もっとも、日常生活で求められる「うまい伝え方」は映画やヒット商品のキャッチコピーを作るのとは違う。冒頭で挙げたデートの誘い方のような言い換えの例は、原理さえおさえれば誰でも実践できるようになると言っても差支えないだろう。そういった「うまい伝え方」を身につけるという意味では、本書で説明されている「技術」は力強い武器になる。○「ノー」を「イエス」に変える伝え方前述のデートの誘い方の例は、伝え方を工夫して相手の「ノー」を「イエス」に変える技術の典型であると言える。「デートしてください」を「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」に言い換える過程には、非常に論理的な思考プロセスが存在する。相手の「ノー」を「イエス」に変える伝え方を考える際には、自分の希望だけでなく相手の頭の中をよく想像するところからはじめなければらない。相手の頭の中を想像すれば「興味ない人とデートはしたくない」と相手が考えているであろうことはすぐわかる。ここで「デートしてください」とストレートにお願いしても、自分と相手の利害が相反している以上、断られるのはある意味あたりまえだ。ゆえに、思ったことをストレートに伝えるのはNGということになる。「イエス」と言ってもらうためには、自分と相手の利害を一致させなければならない。ここでたとえば、相手が初めてのものが好きで、食べ物としてはイタリアンが好物ということがわかっていたとする。それなら、相手が行ったことがない美味しいイタリアンの店に一緒に行かないかと提案してみれば、自分と相手のメリットが一致して提案が成就する可能性が高くなることが想像できる。このようなプロセスを経て、「デートしてください」という体当たり的な伝え方は「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」という「うまい使え方」に変貌する。こうやって書いてみるとシンプルであたりまえのことに思えるが、実践できている人は決して多くない。何かをお願いすることが下手な人は、往々にして相手の都合を無視して自我を通そうとする。それではうまくいくわけがないということが、この技術からもよくわかる。○伝えたいことがあっても伝え方が悪ければ伝わらない本書では他にも「強いコトバ」をつくる原理が5つの技術と共に紹介されている。こちらは上述の「ノー」を「イエス」に変える伝え方に比べるとやや身につけるのが難しいように思えるが、身につけることができれば仕事でメールを書く際やブログに文章を書くときなど、色んな場面で役に立つだろう。詳細は本書を読んでみてほしい。どんなに熱く伝えたいと思うものを持っていたとしても、伝え方が悪ければ残念ながら伝わらない。それはものすごくもったいないことだと思う。自分の思いをムダにしないためにも、「伝え方」はぜひとも身につけたい技術である。
2015年09月11日糸井重里が手掛ける「ほぼ日手帳」の16年度版が9月1日に発表される。新作の目玉はミナ ペルホネンやアンリアレイジとのコラボレーション商品だ。「ほぼ日手帳」は国内だけで15年度版が55万部を売り上げ、取り扱い店であるLoFt(ロフト)の手帳部門では11年連続で売り上げNo,1を誇る。発売に先駆け、東京・青山の「ほぼ日刊イトイ新聞」の店舗兼ギャラリー「TOBICHI」で行われた内覧会では16年度版の総ラインナップが披露され、糸井自らが新作の「ほぼ日手帳」について語った。16年度版のテーマは“This is my LIFE”。ラインナップとして、糸井が任天堂と共に製作した名作ゲーム「MOTHER2」をモチーフにしたものを始め、ミナ ペルホネンとのコラボ手帳、ビームスと吉田カバンによる共同レーベル「B印YOSHID」とポーターのコラボレーションにより製作されたPCケース、ブックデザイナーの祖父江慎がデザインした漫画家・岡崎京子とのコラボ手帳など、全82種類が並ぶ。この中で今年、糸井に衝撃を与えた1つの“作品”があるという。それが、「色が変わる服」「サイズが変わる服」など最新テクノロジーを駆使し、服の可能性を様々な角度から追求するブランド、アンリアレイジがデザインを手掛け、ポーターが製作した「サークルケース」(ブラック、オリーブの2色 各1万8,500円)。開いた時に真円が現れる、直径34cmの半月形のクラッチバックのような作品だ。糸井はこのサンプルがあがってきた当時を振り返り、「ビックリしたね(笑)。これまで一緒に作ってきた人たちに『もっと遊んでもいい』『もっと自由でいい』と言ってきたけど、アンリアレイジにはそう言ってた自分が(その自由さに)驚かされた。僕自身、『ほぼ日手帳』って、もっと“手帳”として使われるものだと思ってたんですよ。でも、『(作るのを)止めろ』とは言えなかった。それは作った人以上の魂や想いがないと説得できないから。僕にはきっとアンリアレイジの人たちの想いを越えられないと思ったので、これはもう受け入れようと。その上で、絶対喜んでくれる人がいると思ったのも確かなんです。もう最終的にはね、手帳だけ抜き出して(バッグとして)使ってくれても構わないんです(笑)。このコラボは、きっと今後の展開に一石を投じるものになるでしょうね」。この度量の深さこそが糸井重里であり、「ほぼ日手帳」なのだろう。糸井は続けて言う、「みんなが好き勝手に使ってくれるようになって、“自由さ”が見えてきましたね。たまに『手帳をうまく使いこなせません』という質問が来るんです。でも、スポーツカーを買った人が『うまく乗りこなせんが、どうしたらいいでしょうか?』とはあまり言わないですよね。もう、その人のモノになっているんだから、あとはその人がどう使うかなんですよ。最近になって“あんたが主役”感が、ようやく分かってもらえるようになったなと感じてます。手帳とはいっていますが、要は使う人にとっての“日々の入れ物”であって欲しい。何も書かない日があるなら、それはそういう日だった、でいいんです。手帳を通して振り返った時に、使う人の人生そのものになっていてくれたら嬉しいですね。そんな思いもあって、今年のテーマは“This is my LIFE”なんです」。「ほぼ日手帳」は、01年に「ほぼ日刊イトイ新聞」のオリジナルグッズとして誕生し、16年度版で15周年を迎える「ほぼ日手帳」。文庫本サイズの「オリジナル」、A5サイズの「カズン」、ウォレットサイズの週間手帳「WEEKS」、英語版の「Hobonichi Planner」の全4種で、世界82カ国で販売されている。また16年度版の発売を記念して、「ほぼ日手帳」を支える根幹として糸井が大切にしてきたという“ことば”を、さまざまなテーマで集めた展示イベント「手帳のことば展 This is my LIFE.」を、9月1日~8日の期間で渋谷ロフトにて開催。初日となる1日には、作詞家の松本隆を迎え、糸井と“ことば”について語るトークイベントも行われる。【イベント詳細】「手帳のことば展 This is my LIFE.」場所:渋谷ロフト6F住所:東京都渋谷区宇田川町18-2日時:9月1日~9月8日時間:10:00~21:00入場:無料
2015年08月25日東京糸井重里事務所は、「ほぼ日手帳2016」全82種類のラインナップで発売する。販売開始は9月1日より順次。販売店はWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」、全国のロフトおよび書店。価格は文庫本サイズの「オリジナル」(カバー+本体セット)が3,500円、A5サイズの「カズン」(カバー+本体セット)が6,000円、分冊タイプの「avec」がオリジナル2,200円/カズン3,800円、週刊タイプの「WEEKS」(本体のみ)が1,800円、英語版の「HobonichiPlanner」(本体のみ)が2,500円(価格はすべて税別)。「ほぼ日(ほぼにち)手帳」は、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」のオリジナルグッズとして2001年に登場以来、ロフトの手帳売り上げランキングが11年連続で1位を獲得し、2015年版は55万部の販売部数を記録した人気の手帳だ。文庫本サイズの「オリジナル」、A5サイズの「カズン」、 ウォレットサイズの週間手帳「WEEKS」、英語版の「Hobonichi Planner」といった4種類が用意される。今回発売される2016年版「ほぼ日手帳2016」では、12カ月のはじめのページに、その月の記念日や目標、やりたいことなどをリストアップしておけるトビラページが装備されたほか、海外ユーザーの声を参考にカズンの1日ページの曜日が英語で併記されるなどの改良がなされている。2015年版で登場した半年タイプの分冊版「avec(アヴェク)」は、2016年版においてもオリジナルとカズンのふたつが販売される(カラーは前期がライムイエロー、後期がアイスブルー)。また、糸井重里氏がゲームデザインを手がけたゲームソフト「MOTHER2-ギーグの逆襲」のコラボレーションカバーとして2015年版で好評を得た「MOTHER2 Onett」に続き、2016年版では6月に発表されている「MOTHER2 サターンバレー」、登場人物がずらりと並ぶ「MOTHER2 CAST」、小紋柄のどせいさんがネクタイ生地に織られた「MOTHER2 どせいさん」の3種類が販売される(特製「おまけクリアブックマーク」が付属)。さらに、先日報じたとおり、岡崎京子氏のマンガ「リバーズ・エッジ」の鉛筆イラストが表紙のWEEKSが新登場するほか、「ほぼ日」ではお馴染みのブランド「CACUMA(カクマ)」の手帳カバー(10月1日発売)や、絵本作家ミロコマチコ氏、イイダ傘店、BLUE BLUE、布芸展+弘前こぎん研究所、Hello Kitty、PORTERなど、多彩なアーティストおよびブランドとコラボレーションしたカバーがそろう。このほか、立体的なフォルムで外側のポケットにiPhone 6 Plusサイズのスマートフォンも入る、軽くて柔らかなジッパーズタイプの「&」(アンド)や、ニットブランドCoohemがほぼ日手帳のために製作した、華やかなデザインのツイード製WEEKSジッパーズ「FLORAL TWEEDBeige]」、さらにはANREALAGEがデザインし、PORTERが製作した、クラッチバッグのように持てる手帳カバー「サークルケース」(11月1日発売)などが用意される。なお、ラインナップの詳細は[「ほぼ日ストア」のWebサイトを参照してほしい。
2015年08月24日東京糸井重里事務所は、9月1日に発売される「ほぼ日手帳2016」の「WEEKS」シリーズとして、マンガ家・岡崎京子氏の絵をモチーフにした「岡崎京子 リバーズ・エッジ」を発売する。販売店は、Webショップ「ほぼ日ストア」およびロフト、東急ハンズ、紀伊國屋書店、丸善、Amazon、楽天ブックスなど、ほぼ日手帳 WEEKS 取り扱い書店。価格は3,240円(手帳本体+クリアカバー+下敷き)。今回発売される「岡崎京子 リバーズ・エッジ」は、漫画家・岡崎京子氏の代表作「リバーズ・エッジ」の鉛筆画が表紙になった、ほぼ日手帳「WEEKS」シリーズの新ラインナップ。デザインは、2015年はじめに開催された「岡崎京子展」を手がけたコズフィッシュのブックデザイナー・祖父江慎氏と鯉沼恵一氏が担当。表紙に描かれている鉛筆画は、「リバーズ・エッジ」初版本のカバーに使われていたもので、 原画の汚れやノイズが積極的に活かされている。真っ白な布地の裏表紙には男の子も印刷され、しおりや見返しの模様にも、通常のWEEKSとは異なる白を際立たせる仕様が施されている。また、特典として、岡崎京子氏の物語集 「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」からの一文が印刷されたクリアカバーと、「ヘルタースケルター」のイラストが入った特製の下敷きがもれなく付属する。なお、WEEKSシリーズは、1週間分のスケジュールを見開きに収めた週間タイプの手帳。スーツの内ポケットやズボンの後ろポケット、女性用かばんのポケットにも収まる、携帯しやすいウォレットサイズで、全240ページのボリュームがありながら厚みは約10ミリ、重さは130~140グラムとスマートフォンと同程度となっている。一週間にひとつずつ「ほぼ日」のコンテンツから厳選した「週の言葉」を掲載されるほか、全国主要都市のJR、地下鉄、私鉄の路線図が1枚にまとまった「ほぼ日の路線図 2015」のミニサイズ版が標準装備されている。
2015年08月21日最近は一重や二重であっても「あるもの」を使えばあっという間にくっきり二重ができちゃうんです。ズバリ!オシャレ女子から人気の「二重テープ」。テープを貼るだけなので、どんなに不器用な人でもぱっちりな目元に大変身♪しかし、正しい方法で貼らないと下を向いたときにテープが見えたり、時間が経つと剥がれたりと、ちょっと残念な感じに……。そこで今回は『「造作」がバレバレ!「二重テープ」をキレイに仕上げる5つのコツ』をご紹介いたします。■まずはテープ選びから二重テープといっても種類はさまざま。まぶたにテープを貼りつけるものもあれば、両面テープになっていて皮膚同士をくっつけるものもあります。色も透明・白・アイカラーつきのものまで豊富に揃えられており、その中でも自分に合ったテープを選ぶ必要があります。メイク方法も人によって異なるので、扱いやすいテープを選んでみてくださいね♪■テープを貼る前に油分を拭き取るいきなりテープで貼ってしまうとテープがゆがんでキレイに貼れなくなってしまいます。まず最初に、コットンやティッシュで油分を拭き取りましょう。多少、手間がかかりますが、拭き取っておいた方が綺麗な仕上がりになります。ちなみにあぶらとり紙もオススメですよ♪■二重の線を入れる次に鏡を見ながら、二重の線を決めていきましょう。大体、二重の位置が決まったら綿棒やアイプチのプッシャーなど先の尖ったもので二重の線を入れます。どこに入れたらいいか分からないときは鏡を上に持ち上げて無理やり二重を作ってみて♪ポイントが分かれば、あとは二重テープを貼るだけでOK!■いよいよテープを装着!二重の線の真下にテープを貼りつけましょう。目尻の方から中心にかけて貼っていくと、綺麗な仕上がりになります。部分的に貼りたい人は黒目の上、もしくは黒目よりやや目頭寄りに貼ると、可愛らしい目元に変身できます♪テープを貼る位置によって目元の印象が大きく変わってくるので、色々と試してみながら自分のイメージに合った貼り方をマスターしてみましょう♪■上からアイシャドウをつけるいかがでしたか?最後の総仕上げとして、テープの上から軽くアイシャドウをつければ完成♪どこから見られても、綺麗な仕上がりになっているはずですよ!最初は使いづらいかもしれませんが、慣れてくれば大丈夫!色々と研究しながら、自分に合った方法を見つけてみてくださいね。
2015年08月19日