A.B.C-Zの橋本良亮主演ミュージカル『スワンキング』が、2022年6月、東京・東京国際フォーラムでの公演を皮切りに全国4都市にて上演されることが決定した。本作はバイエルン王国の国王・ルートヴィヒ2世と作曲家リヒャルト・ワーグナーという“狂王”と“天才”を描いた作品。ルートヴィヒ二世は、若さと美貌を持ち合わせた国王で、音楽と建築を愛するあまり破滅的浪費を繰り返し「狂王」の異名で知られた人物だ。一方、リヒャルト・ワーグナーは天才的な作曲家でありながら借金と女性関係に生涯苦しんだといわれている。そんなワーグナーの人格を嫌悪しながらも、才能に心酔していたルートヴィヒ二世。両者の愛憎関係からインスピレーションを受け、構想を温めてきたG2が今作の脚本と詞、演出を務める。さらにミュージカル『日本の歴史』や映画『記憶にございません!』『ギャラクシー街道』など三谷幸喜作品を多数手がける荻野清子の音楽で、新作オリジナルミュージカルが誕生した。作曲家・ワーグナーの才能に心酔する美貌の青年王・ルートヴィヒ2世を演じるのは、近年ドラマや舞台で主演を務め、その活躍ぶりが光るA.B.C-Z橋本良亮。ルートヴィヒ二世から寵愛を受け、オペラに全てを捧げた天才作曲家・ワーグナーを演じるのは、映像・舞台問わずこれまで数多の作品に出演し、俳優として輝かしい経歴を誇る別所哲也。天才ピアニスト・リストの娘であり、ワーグナーの才能に憧れ大胆な行動を起こすコージマは、アイドル卒業後ミュージカルを中心に活躍を続けている梅田彩佳。さらに、リストの弟子でありコージマの夫でもある指揮者・ビューローは多彩な役柄を演じ分け、ミュージカルの出演経験も豊富な渡辺大輔、ルートヴィヒ2世の弟・オットーは主演舞台『大阪環状線 大正編』が好評を博している関西ジャニーズJr.の今江大地。バイエルン王国の秘書官・ルッツは、劇団「柿食う客」の中心的俳優である牧田哲也、ルートヴィヒ2世が敬愛するオーストリア皇妃・エリザベートは、宝塚歌劇団星組でトップ娘役を務め、退団後は名作ミュージカルに次々と出演している夢咲ねねが演じる。物語の核となるルートヴィヒ二世とワーグナー、ふたりをめぐる愛憎を豪華キャストとともに壮大なスケールで描く本作。日本発ミュージカルの最高傑作となることを期待したい。<橋本良亮・コメント>俳優としてミュージカルは好きなお仕事ですし、舞台が決まった事が素直に嬉しく今からわくわくしています。かつて「『ルードウィヒ・B』~ベートーヴェン 歓喜のうた~」で、人物は違いますが、同じ役名の役を演じたことがあり、その時は初主演舞台、そして今回はミュージカル初主演と、“ルートヴィヒ”という役名には強い縁を感じています。今回はミュージカルということで、台詞より歌が多いことが、歌が本当に大好きなのでとても楽しみですし、気合を入れて挑みたいと思います。僕のルートヴィヒ、ミュージカルでの僕、僕らのステージ。皆さんが観てきたミュージカルを超えてみせます!ぜひ楽しみにして下さい。<別所哲也・コメント>祖母がピアノの先生で幼いころから多くのクラシック音楽に触れてきたことが、俳優としてもミュージカルの音楽的な原点です。そのクラシック音楽の世界の中でもドイツオペラの巨匠の人生を演じられるチャンスに俳優としても、音楽のファンとしても喜びを感じました。音楽、芸術、とりわけ自分の信じた世界観とそのオペラ創作に対して理想を追い続け、全てをかけるワーグナーの姿は、恋愛も生き様も、まさに、激動の時代の激情のせめぎあい!ルートヴィヒ2世との絆や、コージマへの愛。そして、人間臭い駆け引き。早く音楽の調べと共にどんな立体的な作品になるのか。そして、史実から見える景色、其々の登場人物の存在感、何よりも、ミュージカルとしての音楽。この作品自体が、創作されるプロセスで、俳優としてどんな旅が出来るのか?今からとても楽しみです。また、『マイ・フェア・レディ』でご一緒した演出家のG2さんが、この作品から何を産みだそうとしていらっしゃるのか?その想いを、自らに重ね、具現化出来たらと思っています。人間は理想と完璧を追い求める存在。そんな夢想家夢追い人の魂の叫びのようなものを、分かち合えたら最高です。劇場で新たなるミュージカルの誕生の瞬間を目撃に来てください。■公演情報ミュージカル『スワンキング』脚本 / 詞 / 演出:G2音楽:荻野清子出演:橋本良亮(A.B.C-Z)別所哲也梅田彩佳渡辺大輔今江大地(関西ジャニーズJr.)牧田哲也夢咲ねね他公式サイト: 東京公演:2022年6月東京国際フォーラム(ホールC)※その後、愛知、大阪、福岡公演あり
2021年12月09日アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮が、ミュージカル『スワンキング』の主演を務めることが9日、明らかになった。同作は劇作家・G2による新作オリジナルミュージカルで、若さと美貌を持ち合わせ“狂王”と呼ばれたバイエルン王国の国王・ルートヴィヒ二世(橋本)と、借金と女性関係に生涯苦しんだ作曲家・リヒャルト・ワーグナー(別所哲也)という“天才”の愛憎関係を描く。ルートヴィヒ二世はワーグナーの人格を嫌悪しながらも、才能に心酔してたと言われ、その愛憎関係からインスピレーションを受け構想をあたためてきたG2が、今作の脚本、詞、演出を務める。ミュージカル『日本の歴史』や映画『記憶にございません!』『ギャラクシー街道』など三谷幸喜作品を多数手がける荻野清子の音楽で、新作オリジナルミュージカルを誕生させた。橋本は芸術に傾倒する若き美貌の国王を演じ、ミュージカル初主演。別所は退廃的な天才作曲家を演じ、初共演の2人がヨーロッパ音楽界における史上最悪のスキャンダルを紡ぐ。天才ピアニスト・リストの娘であり、ワーグナーの才能に憧れ大胆な行動を起こすコージマ役に梅田彩佳、リストの弟子でありコージマの夫でもある指揮者・ビューロー役に渡辺大輔、ルートヴィヒ二世の弟・オットー役に関西ジャニーズJr.の今江大地、バイエルン王国の秘書官・ルッツ役に牧田哲也、ルートヴィヒ二世が敬愛するオーストリア皇妃・エリザベート役に夢咲ねねが決定した。東京公演は2022年6月、東京国際フォーラム(ホールC)にて上演され、ほか大阪・愛知・福岡公演を予定している。○G2 コメント「ワーグナーの妻」という本を読んで「なんて面白いエピソードの連続だろう!」と感動し、ぜひこの実話をミュージカルにしたい。何年かかっても実現したいと考えておりましたら、企画会議であっさりゴーサイン。もう嬉しくてたまりません。橋本くんは去年ご一緒し、とてもセンスと勘がよく、最終的にはゴールを決める男と感じました。別所さんはとても知的な俳優さんで、常に深いところを目指してらっしゃる。この二人なら、世紀を揺るがす大スキャンダルにまみれながら、お互いの夢を叶えようと熱狂的に奔走し、ぶつかり合い、傷つけあい、そして最後には……。という一筋縄ではいかない物語に嬉々として取り組み、それこそ熱狂的な芝居を作り上げてくれるでしょう。これからはミュージカルも輸入品に頼るのではなく、自国で製作し輸出する時代にしなければ。その先駆けとなれるよう初日まで全力で精進します!○橋本良亮 コメント俳優としてミュージカルは好きなお仕事ですし、舞台が決まった事が素直に嬉しく今からわくわくしています。かつて「『ルードウィヒ・B』~ベートーヴェン 歓喜のうた~」で、人物は違いますが、同じ役名の役を演じたことがあり、その時は初主演舞台、そして今回はミュージカル初主演と、“ルートヴィヒ”という役名には強い縁を感じています。今回はミュージカルということで、台詞より歌が多いことが、歌が本当に大好きなのでとても楽しみですし、気合を入れて挑みたいと思います。僕のルートヴィヒ、ミュージカルでの僕、僕らのステージ。皆さんが観てきたミュージカルを超えてみせます! ぜひ楽しみにして下さい。○別所哲也 コメント祖母がピアノの先生で幼いころから多くのクラシック音楽に触れてきたことが、俳優としてもミュージカルの音楽的な原点です。そのクラシック音楽の世界の中でもドイツオペラの巨匠の人生を演じられるチャンスに俳優としても、音楽のファンとしても喜びを感じました。音楽、芸術、とりわけ自分の信じた世界観とそのオペラ創作に対して理想を追い続け、全てをかけるワーグナーの姿は、恋愛も生き様も、まさに、激動の時代の激情のせめぎあい!ルートヴィヒ2世との絆や、コージマへの愛。そして、人間臭い駆け引き。早く音楽の調べと共にどんな立体的な作品になるのか。そして、史実から見える景色、其々の登場人物の存在感、何よりも、ミュージカルとしての音楽。この作品自体が、創作されるプロセスで、俳優としてどんな旅が出来るのか?今からとても楽しみです。また、『マイ・フェア・レディ』でご一緒した演出家のG2さんが、この作品から何を産みだそうとしていらっしゃるのか?その想いを、自らに重ね、具現化出来たらと思っています。人間は理想と完璧を追い求める存在。そんな夢想家夢追い人の魂の叫びのようなものを、分かち合えたら最高です。劇場で新たなるミュージカルの誕生の瞬間を目撃に来てください。
2021年12月09日東山紀之主演の痛快時代劇「必殺仕事人」の最新作にて、高月彩良がヒロインを務めることが分かった。渡辺小五郎(東山さん)を筆頭に、経師屋の涼次(松岡昌宏)、リュウ(知念侑李)、花御殿のお菊(和久井映見)、瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)ら仕事人たちが、世にはびこる悪をスカッと成敗する本シリーズ。今回は、SNSの怖さをテーマに、根も葉もないうわさが生む悲劇や、無自覚に人を傷つけてしまうことの恐ろしさを描く。高月さんが演じるのは、夜な夜な世直し活動を始める岡っ引きの明神 亥ノ吉(岸優太)&絵師・才三(西畑大吾)兄弟の幼なじみで、辰巳芸者の美代。また、陣八郎がリュウとともに始めた屋台の唯一の常連客で、陣八郎から思いを寄せられるという重要な役どころだ。必殺シリーズは憧れだったと語る高月さんは「携わることができて、とても嬉しいです」と出演を喜び、「長年愛されている作品の台本を手に取った時に、その重みを感じ、飛び込む勇気が必要でした。初の辰巳芸者を演じるため、所作や言葉遣いの特訓を受けて挑み、慣れない着物と一枚歯の下駄で奮闘しています」とコメントしている。また、世にはびこる悪事を落書きで暴露する絵師・晩来(ばんくる)、若者たちが権力者にへつらう奉行所を見限って結成した「世直し組」が出現するきっかけとなる、悪行三昧の日々を送る極悪人・岸田藤十郎を木村了が演じる。今回の出演にあたって「昨今暗いニュースが多い中、少しでもスッキリして欲しい思いで、自分が作品の良きスパイスになればと、尽力させて頂きました。どうぞお楽しみください」をメッセージも寄せた。ほかにも、権力を振りかざして息子・藤十郎の悪事を隠蔽する勘定奉行・岸田重右衛門を金田明夫。岸田重右衛門に仕える用人・斎藤源太郎を羽場裕一。亥ノ吉、才三、美代を何かと気に掛け、幼い頃から世話をしてきた団子屋の夫婦、たねを杉田かおる、吉蔵を小林隆。亥ノ吉が率いる「世直し組」のメンバー、勘太役に須賀健太、盆山の新八役に前野朋哉、寅之助役に吉村界人、権七役に佐久本宝。代官所手代・坂口勝之助(松田悟志)が仕える、代官・中野市太郎役にクロちゃんが抜擢された。「必殺仕事人」は2022年1月9日(日)21時~ABCテレビ・テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月06日全国のロフト・PLAZAでも株式会社mano manoから、宮脇咲良さんプロデュースする新コスメブランド『CRAN BY MOLAK(クランバイモラク)』が、12月8日(水)12時より公式オンラインショップにて発売を開始する。全国のロフト・PLAZAでは、12月22日(水)から順次販売開始予定だ。同ブランドは、宮脇咲良さんがイメージモデルを務めるカラコンブランド『MOLAK』のコスメラインとして、本人が一つ一つの製品内容やパッケージを全プロデュースしたコスメをリリースしていく。第1弾はリップティント3色第1弾商品として発表された商品は、「ブルームジェリーティント〈リップティント〉」。塗った瞬間垢抜ける絶妙カラーは、ピンクにほんのり赤みをプラスした「01 PURE CORAL」、ぱっと顔色を明るくし透明感をアップするピンク系の「02 PINL PETAL」、モーヴに大人っぽさを演出する「03 NOIR ROSE」の3色で、価格は各1,680円(税込)だ。みずみずしく軽い使用感ながら、ツヤと色味を長時間キープするティントタイプ。唇に溶け込むテクスチャーで、4つの保湿成分がしっとりツヤめく唇に仕上げてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※『CRAN BY MOLAK(クランバイモラク)』公式ブランドサイト
2021年12月05日ほかのアイテムに比べてお値段が高いアウターは、できるだけコスパがいいものを選びたいですよね。今回は、賢くおしゃれを楽しめるハニーズの「高コスパアウター」をまとめてご紹介します。アウターとは思えない価格にきっと驚くはず♡スタイルアップも叶うキルトブルゾン出典: Honeysストンと落ちるIラインシルエットと縦のラインを際立たせるストライプステッチで、着膨れ感なしでスマートに着こなせそう♡パイピングデザインもアクセントになっていていいかも。価格は4980円(税込)。カラーは、ベージュ・オリーブ・ブラックの3色展開とのこと。季節感をアップできるコーデュロイジャケット出典: Honeysほっこり感を感じられるコーデュロイ素材で仕立てたジャケットは、今すぐ使いたくなるようなアウター。顔まわりがスッキリ見えそうなノーカラーデザインで、タートルネックやマフラーとも相性がよさそうです♡ゆるっと着られるオーバーサイズと、ふわっと膨らんだボリュームスリーブの作りは今年らしいシルエットかも◎価格は3980円(税込)、カラーはモカ・ベージュ・アイボリーの3色から選べますよ。コスパ最高!2WAYボアジャケット出典: Honeysふわふわもこもこのボアジャケットは、リバーシブルで使える2WAY仕様なんだとか。柔らかな雰囲気を感じさせるボアジャケットに対して、撥水加工が施されている裏布はつるんとした質感でカジュアルライクな着こなしを楽しめそう。シーンや気分、テイストに合わせてコーディネートできそうなのが嬉しいですよね。2通りの使い方ができて3980円(税込)はお買い得です♡高見えすぎるカラーレスロングコート出典: Honeysきれいめアウターを探している人には、こちらのコートがおすすめかも。ノーカラーデザインとロング丈が特徴のコートは、上品かつ洗練されたデザインで3980円(税込)とは思えないクオリティかも♡シワになりにくい程よくハリ感のあるスウェット素材で作られているそうで、気負わずに着られるのも嬉しいポイント。デイリー使いはもちろん、通勤コーデにも活躍してくれそうです。ハニーズのアウターで賢くおしゃれを楽しんで♡ハニーズの高コスパアウターを紹介しました。どの商品もこれからの季節にぴったりのアイテムなので、アウターを購入したいと思っている人はぜひ参考にしてください。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2021年12月03日宮脇咲良プロデュースのコスメブランド「クランバイモラク(CRAN BY MOLAK)」がデビュー。2021年12月22日(水)より全国のロフト・プラザ(PLAZA)にて順次発売される。宮脇咲良プロデュース「クランバイモラク」誕生クランバイモラクは、日本出身の女性アイドル・宮脇咲良がプロデュースするコスメブランドとして誕生。自身がイメージモデルを務める、カラーコンタクトレンズ「モラク(MOLAK)」のコスメラインとしてスタートさせた。製品は、内容からパッケージまで、宮脇咲良がプロデュース。触り心地やサイズ感、ブラシまでこだわってデザインしたキュートなパッケージや、何回もサンプルチェックをしたというカラーなど、宮脇咲良のこだわりがぎゅっと詰まっているのが特徴だ。唇をおしゃれに魅せる「ティントリップ」デビューコレクションでは、リップティント「ブルームジェリーティント」を発売。みずみずしく軽い使用感でありながら、チェリーブロッサムオイル、アーモンドオイル、マカデミア種子油、スクワランと4つの保湿成分配合でしっとりツヤめく唇をキープしてくれる。唇にのせた瞬間からおしゃれに決まる絶妙なカラーリングは、ティントタイプで長時間色味を持続しているのがうれしい。カラーは全3色展開。どの色もパーソナルカラーにとらわれず、トレンドメイクを楽しめるこだわりのカラーとなっている。01 ピュア コーラル:ピンクにほんのり赤みをプラスした、デイリーメイクに馴染む、絶妙カラー。02 ピンク ペタル:ぱっと顔色を明るくしてくれる、華やかなのに浮かないフューシャピンク。03 ノアール ローズ:グッと大人っぽくみせてくれる、センシュアルなモーヴリップ。【詳細】クランバイモラク「ブルームジェリーティント」全3色 各1,680円発売日:2021年12月22日(水)※公式オンラインショップでは12月8日(水)より先行発売。取り扱い店舗:全国のロフト・プラザ、公式オンラインショップ※一部店舗を除く
2021年12月02日ミュージカル『蜘蛛女のキス』のプレスコールが25日に東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて行われ、石丸幹二、安蘭けい、相葉裕樹、村井良大、日澤雄介(演出)が取材に応じた。同作は1976年に出版されベストセラーとなった作家マヌエル・プイグ作の小説を原作として1990年代にミュージカル化され、1993年にはトニー賞ミュージカル作品賞などを多数受賞した。ラテンアメリカの刑務所の獄房の一室で、映画を愛し頭の中に女優・オーロラ(安蘭けい)の姿を描く同性愛者のモリーナ(石丸幹二)と、同室になった社会主義運動の政治犯バレンティン(相葉裕樹/村井良大)が距離を縮めていきながら、周囲の思惑や状況に翻弄される姿を描く。プレスコールでは2シーンが上演され「オープニング」(安蘭)、「オーロラ」(石丸、安蘭)、「嘆きの壁1」(囚人達)、「ブルーブラッド」(石丸、相葉)、「ドレスアップ」(石丸、相葉)、「嘆きの壁」(村井、囚人達)を披露。同作への見どころを聞かれた石丸は「バレンティンとモリーナのお話ではあるんですけど、モリーナの中に出てくるオーロラ、蜘蛛女が色々なショーを繰り広げてくれる。それを楽しんでいる私たちや、賑やかに舞い踊ってるオーロラ、そこが見どころになるんじゃないかなと思います」と安蘭の見せ場を挙げる。安蘭も「私自身、久々にこんなに踊って歌っています。すごく早替わりが多いんです。1幕だけでも8回着替えてるので、お見逃しなく」とアピールした。初めてミュージカルを演出するという日澤は「モリーナとバレンティンが監獄の中での共同生活の中での2人の思惑、葛藤、濃密な時間というものを丁寧に演出をさせていただきました。注目ポイントは、2人の関係がどう変わっていってどう結末を迎えるのか。そこにオーロラ、蜘蛛女がどのようにモリーナの運命を押していくのか」とポイントを表す。村井は「予備知識なくともフラットに観ていただけて、胸に感じるもの、心に響くものがたくさんある作品。ぜひご自身だけでなくお友達やご家族、いろんな方と観ていただいて、意見交換をするのがいいと思います」と勧める。さらに「トランスジェンダーのモリーナに対して、当時の刑務所の中ではコンプライアンスがひどいセリフがたくさんあるんですけど、閉鎖的な空間、時代があったんだなと肌で感じていただいて、心に何を感じるのか、ぜひ体感していただきたいです」と語った。稽古場で印象に残ってるエピソードを聞かれると、相葉は「マスクをしてお芝居をしているんですけど、幹二さんが、マスクガードを全員分くださいまして。それがあると、歌う時もマスクが口にビタビタッとならない。空間ができる」と感謝。さらに相葉が「僕と良大には、パンツをいただいたり……」と明かすと、一瞬ざわっとした空気になった会場の様子に、安蘭が「私もいただいた」、石丸が「パンツ(下着)じゃないですよ! タイパンツです!」とツッコミ。相葉は「サルエルパンツのような……」と補足を入れ、「そういうお心遣いと言いますか、あたたかいものをいただきました」と振り返った。石丸は「このカンパニーって、ほぼ男所帯なんですよ。部活みたいな状態で、日々生活が積み上がっていって、チームワークはあっという間に強くなりましたよね」としみじみ。また「舞台面と舞台中にあるセットの角度がずれているんです」とセットの裏話も。「そのずれた角度に馴染むのにものすごく大変な感覚があって、実際舞台上に立ったらよりそれがはっきりと体に迫ってきて、歪んだ中での日常生活をどう落とし込むのか今でも戦いながら、でもそれが世界観を表していると思いますので、そこを乗り切っていければ」と意気込んだ。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて11月26日~12月12日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて12月17日~19日。○プレスコール・会見写真撮影:マイナビニュース編集部
2021年11月25日「大好きな人と結婚して、ずっと幸せに暮らしたい」一生のパートナーを見つけられたら、ずっと大切にしてほしいと思うのは、自然なこと。ただ、ずっと大切にしてくるかどうかは、しっかりと見極めなければなりません。そこで今回は、「結婚後もずっと大切にしてくれる」男性の見極め方をご紹介します。■ タイミングが合うお互いの動作がまるで鏡に映っているかのようにシンクロしている……。このような現象は、お互いが心理的に同調している場合によく見られるものです。もしもあなたが、水の入ったグラスを彼と同時に取ったり、ランチに行くタイミングが一緒だったりしているなら、彼との相性がいいことの証です。そんな相手なら、結婚後もずっとあなたと波長が合い、大切にしてくれるはずです。■ 生活スタイルが似ている類似性……つまり似た者同士と好意の関係は、非常に分かりやすいでしょう。価値観が似れば似るほど、好意が増すとされているのです。ただし、好意と関係したのは類似度であり、類似数ではありません。つまり、すべてにおいて似ている必要はないのです。食べ物や洋服の好みなど生活にまつわるスタイルが深く似ていれば、他が違っていても相性はバッチリなのです。あなたと彼がそういった生活感の面で深く似ていれば、結婚後も気持ちが通い合いずっと優しくしてくれるでしょう。■ 損得を重視しない結婚後、愛のある関係を築けるかどうかは、「交換的な人間関係」を重視しているか、を見てみましょう。「交換的な人間関係」とは、やったことに対してすぐにお返しをしたり、与えたのに返してもらえないと不満を感じるという関係です。こういったドライな発想を持つ男性は、結婚相手としては避けたほうがいいかもしれません。結婚生活のような損得に対してアバウトな間柄に、交換的な発想を持ち込むと別れの原因になってしまいます。損得勘定抜きに感情を大切にしてくれる彼なら、まず結婚生活は問題ないでしょう。■ お互いに思いやりの心を持ってずっとパートナーを大切にし続けられる男性は、ちゃんといます。でも、それはあなた自身の彼に対する態度も大きく関わってくるもの。お互いが思いやりの心を持つことが何よりも大切なのです。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年11月21日『ドラゴン桜』の真面目な優等生役で一躍注目を集めた女優の志田彩良さん。主演映画『かそけきサンカヨウ』も公開し、次にブレイクするのは彼女と各方面から期待の声が上がっています。そんな志田さんはどんな女の子なのでしょうか。次世代ヒロインの素顔に迫りました。性格はマイペース。小さい頃の夢は薬剤師さんでした――小さい頃はどんなお子さんでしたか。母からはマイペースだとよく言われていました。また、迷子常習犯だったらしいです。自分でも記憶しているのが、家族でショッピングセンターに行ったときのことです。お店からトイレまで近かったので、私ひとりでトイレに行ったのですが、トイレから出た瞬間、右から来たのか左から来たのかわからなくなって、近場でも迷子になってしまうような子供でした(笑)。――家族のみなさんとは仲が良いんですか。とても仲が良いです。父も母もとても面白い人で、兄はすごく優しくて、なんでも妹の私に譲ってくれる人です。そんな優しい家族に育てられたこともあって、今も性格はすごく末っ子体質(笑)。お仕事のときは周りのみなさんにご迷惑をかけないよう(に)早め早めの行動を心がけていますが、普段の私は…今でもマイペースなままです(笑)。――小さい頃の夢はなんですか。薬剤師になりたかったです。仲の良かった女の子の友人がお医者さんを目指していて。その子がやっている病院の横で、私は薬局をやるねという話をよくしていました。――当時は芸能界に入りたいという気持ちはなかったんですか。まったくありませんでした。恥ずかしがり屋だったので、まさか自分が人前に立つ仕事をすることになるとは思っていませんでした。――それが、小学6年生のときにお母さまがネットにアップした写真がきっかけで、今の事務所からスカウトされることに。本当にびっくりしました。ただ、その頃からテレビドラマをよく観るようになって。なんとなく私もこういう仕事ができたらな、と興味を持ちはじめていた時期でした。その頃、『14歳の母』を毎週欠かさず観ていました。なので、声をかけていただいたときは、素直にやってみたいと思いました。――最初はモデルからスタートしたんですよね。はい。事務所に入るときから、お芝居がやりたいですという話はしていたのですが、その前に表情の勉強になるから雑誌のモデルさんをやってみようかと当時のマネージャーさんに言われて、『ピチレモン』で専属モデルのお仕事をさせていただくことになりました。――そして、2014年、短編映画『サルビア』で女優デビューにして初主演を飾りました。初めての演技はいかがでしたか。すごく楽しかったです。カメラの前でお芝居することや事故に遭う役だったので、特殊メイクをしたのですが、何もかもが初めてだったので、ワクワクしていました。初めて完成した映画を観た時、画面の中に私がいることが信じらませんでした。不思議な気持ちでいっぱいでした。『ドラゴン桜』の藤井くんみたいな意地悪な役もやってみたい――どの作品もそれぞれ思い入れがあると思いますが、中でも転機になった作品といえばなんですか。高校生のときに出演させていただいた『パンとバスと2度目のハツコイ』という映画が印象に残っています。この作品で、初めて今泉(力哉)監督とご一緒させていただきました。今の私の中にあるお芝居の軸は、今泉監督の現場でつくっていただいたものなので、そういう意味でも思い入れがありますし、改めてお芝居が好きということが再確認でき、こんなに楽しい仕事に参加できて感謝しています。――今泉監督はどんな方ですか。役者の意見を聞いてくださる方という印象があります。今泉監督はよく「今のシーン、やりにくくなかった?」と現場で確認してくださいます。正直、監督に話しかけることは勇気がいり、どうしても躊躇してしまうところがあるので、監督から話しかけてくださることが、ありがたかったですし心強かったです。そして、役者の意見を監督が聞いて下さったときに、ちゃんと自分の考えを持っておかないといけないということを学んだのも、今泉監督の現場でした。ただ言われたことをやるだけではなく、自分はどのように演じたいのか、ちゃんと意見を持って、時にはそれをしっかり相手に伝えること。そういうことをもっとできるようになりたいと、今泉監督とご一緒してから考えるようになりました。――今年は『ドラゴン桜』が注目を集め、志田さんにとっても飛躍の1年になったのではないかなと思います。この仕事を始めて10年になりますが、今まででいちばん濃い1年でした。『ドラゴン桜』をはじめ、バラエティ番組にも初めて出演させていただいて、私の知らない世界を知ることができました。最近は楽しいお仕事をたくさんやらせていただいて、おかげさまで本当に充実しています。――バラエティ番組に出るのは楽しいですか。楽しいです!お笑いが大好きです。最近はニューヨークさんにハマッていて、『NEWニューヨーク』を毎週欠かさず観ています。また、バナナマンさんと千鳥さんのファンなので、いつかご一緒したいです!――今後どんな女優になっていきたいですか。特定の役やイメージの強い女優さんも素敵ですが、私はいろんな役が演じられる、色のない女優さんになりたいです。これまで真面目な子や、何か問題を抱えている役を演じることが多かったので、今後は狂気的な役や今ドキギャルなどの全く違うキャラクターに挑戦いたいです。――確かにギャルをやっている志田さんは新鮮です(笑)。私は全くギャル要素がないので、役で演じてみたいです。なれることは役者の特権だと思います)。そういう意味では意地悪な役もどんどん挑戦したいです。『ドラゴン桜』で言うと鈴鹿さんが演じた藤井くんみたいな。人の虫カゴを蹴ることは、私生活では絶対にできないので、ドラマの中で体験してみたいです(笑)。<志田彩良をもっと知るためのAtoZ>Anniversary(大事な記念日といえば?)誕生日です。7月28日生まれなのですが、偶然見かけた車のナンバーが728だったり、ふと時計を見たら7時28分だったり、よく728という数字の並びを目にします。調べたら、そのような数字をエンジェルナンバーと呼ぶそうで、私のエンジェルナンバーはおそらく自分の誕生日だと思います。Book(好きな本は?)茨木のり子さんの『おんなのことば』という詩集です。もともと詩集が好きでいろいろ読んできましたが、その中でも茨木のり子さんの言葉は優しさの中に鋭さがあって、強く自分に刺さります。また、渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』も好きです。Cry(最近泣いたことは?)ある作品のオーディションで「最近、自分の中で一番印象に残っている作品は?」という質問があり、『ドラゴン桜』と答えました。私、『ドラゴン桜』の撮影初日に、共演者のみなさんのお芝居の上手さに圧倒されて、すごく悔しかったです。その話をしていたら、当時の悔しさが甦ってきて、オーディションにも関わらず大号泣してしまって(笑)。終わってから恥ずかしくなりました。Desire(今ほしいものは?)Desire(今ほしいものは?)演技力と語彙力です。このようなインタビューの場でもなかなか思うように言葉が出てこなくて。他の役者さんのインタビュー記事を読んでいると、素敵な言葉を使える方は考え方も素敵なんだろうなと憧れてしまいます。私も詩集を読んで、もっと自分の語彙力を高めたいです!Eat(きのう何食べた?)昨日は現場でお弁当を食べて、夜は帰宅したのが遅かったので、コンビニで野菜タンメンを買って食べました。コンビニはよく行きます。半生ドライフルーツ柿とクリームチーズを一緒に食べるとめちゃくちゃ美味しくて、見かけたらつい買ってしまいます。いつも行くお店には2つぐらいしか置いてなくて。私が毎回買い占めるせいか、ある日突然大量の半生ドライフルーツ柿が入荷されるようになりました(笑)。Family(家族との思い出といえば?)小さい頃、毎年軽井沢にある祖母の家に家族みんなで遊びに行ったのですが、軽井沢に向かう車の中でよく兄と後部座席にタオルを上からかぶせてテントみたいにして、その中でオリジナルの歌をつくって歌っていました。私にとって家族はいちばん応援してくれている存在であり、いちばん相談できる相手でもあります。私のことを私を知ってくれているのが、家族。大好きです。Gift(うれしかった贈り物といえば?)2歳の頃に祖父母からもらったピンク色のタオルは今でも寝るときに使っています。バスタオルくらいの大きさで、それがないと眠れません(笑)。だから、ホテルに行くときも必ず持っていきます。小さい頃はそのタオルのはしっこを噛むのが好きで、よくかじっていましたが、今でもその噛み跡が残っていて。もうボロボロなのですが、いっぱい思い出がつまっているので、絶対に手放せないです。Habit(うっかりやってしまう癖は?)ドラマのメイク中、共演者のみなさんと話している時に、無意識に話している相手の顔を向いてしまい、 「前向いて〜!笑」とよくメイクさんに両手で顔を前に向き直されています。普段も相手の目を逸らさずに話を聞いてしまい、友達から「少しは目逸らして話してよ」とよく言われています。Imposible(これだけはできないことは?)虫を食べることです。虫が大の苦手なので、触ることもできません。部屋にクモが出たら、どんなに小さくても大声で家族を呼びます(笑)。Kasokekisankayou(『かそけきサンカヨウ』の撮影の思い出といえば?)妹役のひなたちゃんがパンを食べているシーンで、カットがかかって新しいパンに変えたら、もともと食べていたパンの形がお気に入りだったらしくて、「あのパンじゃないと嫌だ」って泣き出してしまいました。そして、最初に使ってたパンを出演者・スタッフさん総出で探すというプチ事件がありました(笑)。ひなたちゃんは、めちゃくちゃ可愛い怪獣みたいな女の子でした。末っ子の私にとっては本当の妹みたい存在で、よく休憩中も遊んでいました。そしたら、ひなたちゃんが「お姉ちゃん大好き」と書いた手紙をくれて、ますます大好きになりました(笑)。Learing(今学びたいことは?)韓国語を学びたいというより学んでいます。きっかけは、Netflixで配信している韓国ドラマ『わかっていても』にドハマりして、そこから韓国ドラマをよく観るようになりました。韓国語を覚えられたらもっと楽しいだろうなと思うようになり、ドラマを観ながら、ノートに韓国語を書いて勉強中です。Music(今日聴いてきた音楽は?)さきほどまでメイク中にoasisの曲を聴いていました。『かそけきサンカヨウ』の撮影中に鈴鹿央士くんと遠藤雄斗くんがoasisの話をしていて、そこから聴くようになりました。最近、『オアシスネブワース1996』という映画を観て、ますますハマりました。Night(お気に入りの夜の過ごし方は?)友人との電話です。今はなかなか直接会えないので、代わりに電話でマシンガントークをしています。最長10時間ぐらい電話したこともありました。お互い何かしながら通話しているので、無言の時間もあるのですが、それもなんだか居心地がいいです。また、グループ通話が多いんですけど、夜中だと大抵誰かしら寝落ちしています(笑)。Oshi (推しはいる?)ワン・ダイレクションのリアム・ペインさん!中学生のときにバラエティ番組でワン・ダイレクションの曲が流れていて、調べてみたのがきっかけなのですが、メンバーの顔を見たらリアム・ペインさんがカッコよすぎて一目惚れしました(笑)。人生でいちばんハマッたグループです。Propose(プロポーズされるならなんて言われたい?)シンプルに「結婚しよっか」って言われたいです。憧れは、私の両親のプロポーズ。お風呂上がりの母に父が「結婚してください」と告白したらしいです。もちろん夜景の綺麗なレストランなどの非日常的な場所でプロポーズされるのも素敵ですが、何気ない日常の場面で突然プロポーズされたらドキッとするだろうなと思いました。両親は本当に仲が良くて、今でも休みの日はよく2人で出かけています。こんな夫婦になりたいなと思える、私の理想です。Queer(自分のちょっと変わっているなと思うところは?)Queer(自分のちょっと変わっているなと思うところは?)変なところが潔癖で、口に入るものだけはすごく神経質です。今はあまり気にならなくなりましたが、回し飲みなどに少し抵抗がありました。Room(お部屋のこだわりは?)物を置かないことです。3年前ぐらいにベッドも捨てて、今はマットレスだけです。机もないですし、家具らしい家具は何もないです。その方が掃除もしやすくて楽チンです。Scent(好きな香りは?)パクチー。味も香りも大好きで、何にでも乗せちゃいます。Thrift(節約は得意ですか?)日頃からあまり無駄なものはあまり買わないようにしているので、得意だと思います。ですが、好きなものには少しお金をかけてしまうところがあります。ガチャガチャが大好きで、少し高い800円のガチャガチャがあったのですが、ゴッホの絵がガチャガチャサイズになっていて、可愛くてついやってしまいました(笑)。Unrest(不安の解消法は?)友達から「不安に思ってることは大体起こらないよ」と言われたことがあって。確かに今までのことを思い返してみても、こうなったら嫌だなと思ったことってあまり現実にはならないことが多かったです。ですが、何も考えてないときの方が急に嫌なことが起こったりします。なので、何か不安に思ったときは、大体起こらないから大丈夫だって思うようにしています。Vacation(休暇をもらえたら何がしたい?)最近、いとこに赤ちゃんが生まれました。すごく可愛くて、毎週のように会いに行っています。世の中の状況が落ち着いたら、その子と一緒にディズニーランドに行きたいです!ディズニーランドは、ビッグサンダーマウンテンとタートル・トークが好きです。Wink(ウィンクできる?)一瞬だけなら!Xmas(クリスマスの思い出といえば?)幼稚園生のとき、母が「ちょっと卵を買いに行ってくるからお兄ちゃんと2人でお留守番してて」と言って出て行って。兄と2人でお留守番していたら、窓をコンコンと叩く音が聞こえて、覗いてみたらサンタさんがいて。ですが、私は怖くて、家の中で唯一鍵のかかる場所がトイレだったので、急いでトイレに逃げ込んで、兄が代わりに私の分のプレゼントも受け取ってもらいました(笑)。Youth(青春の思い出といえば?)母の手作り弁当がすごく変わっていて。たとえば、お弁当箱を出し忘れた次の日は、その弁当箱の上に「お弁当箱を出さないとこうなりますよ」ってメモがついてて、開けたらリアルなゴキブリ型の海苔が白米の上に乗っていました(笑)。あと、「おにぎりがちょっと小さくて足りなかった」って言ったら、次の日は私の顔よりも大きいおにぎりがドーンって入っていました(笑)。友人からも「今日のお弁当は何?」ってすごい注目されていて。毎日のお弁当がちょっとした楽しみのひとつでした。Zeal(今いちばん熱を注いでいるものは?)お仕事です。この仕事は、毎回違うことをするので、同じ現場が絶対にありません。なので、毎回新鮮で、現場ごとに人との出会いがあって、新しい役とのめぐり合わせがあってと、そういう毎日が今すごく楽しいです。<志田彩良のFashion&Beauty>――ファッションのこだわりは?あまりテイストを決めず、その日の気分に合わせていろんな服を楽しむようにしています。――今日の私服のポイントは?最近肌見せのファッションが好きで、この服も背中がちょっと開いてるのですが)中にデザイン性のある編み編みのキャミを合わせることで、あまり肌見せ感が出すぎないようにしています。――メイクのこだわりは?アイラインとリップが好きです。愛用しているアイラインの色がすごく可愛いです。向きによって細くかけたり太くかけたり調節できるのも便利で、お気に入りです。――今日のメイクのポイントは?アイラインは黒ではなく、赤みのあるブラウンを入れることで、柔らかい印象にしています。リップは洋服に合わせてマットなものに。髪は外巻きにして、ちょっと遊びをくわえています。<カバンの中身>シャネルのバッグは祖母のおさがりです。財布は、両親から成人祝いにもらったマルニの財布。鏡もいとこから誕生日祝いにもらったもので、ネーム入りです。ハンドクリームもマネージャーさんからプレゼントしてもらったもの。そう考えると、人からいただいたものばかりで、私は本当にいろんな人に支えてもらっているんだなと思いますね。ちなみにカメラはコンタックスです。写真を始めたのは14〜5歳の頃。当時のマネージャーさんから「自分で撮るようになると、どういうふうに写っているかわかるようになるからいいと思うよ」と勧められて、写ルンですを買ったのがきっかけで、そこからよく写真を撮るようになりました。普段は友人の現場のオフショットを撮ったりしています。休みの日には、裏路地とか気になった風景をよく撮っています。撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年11月16日2021年6月19日マリンメッセ福岡にて開催された『宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~』の模様を収めたDVD&Blu-rayが、12月22日にリリースされることが決定した。今作は同公演で披露された全31曲の本編映像を収録するほか、初回生産限定盤のSpecial Editionにはコンサートのメイキング映像やステージ上の宮脇咲良をあますことなく収めた“宮脇咲良推しカメラ”によるコンサート映像、そしてHKT48に合流した宮脇咲良の密着ドキュメンタリー映像や単独インタビューを収録。さらに、当日のコンサート写真をおさめたコンサートブックレットも付属し、宮脇咲良の軌跡とHKT48にとってのメモリアルな1日を完全収録したアイテムとなっている。また、HKT48オンラインショップでは今回のリリースを記念したキャンペーンを実施。11月21日18時までに今作を予約をした方に抽選で、卒業コンサート当日のステージで舞台セットとして飾られた装飾花がプレゼントされる。<リリース情報>『宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~』2021年12月22日(水) リリース●初回生産限定盤 Special EditionBlu-ray 3枚組:17,390円(税込)DVD 4枚組:15,390円(税込)・コンサートブックレット(80P / サイズ:190mm×135mm)・LIVEランダム生写真1枚付き(全5種)※LIVEランダム生写真は各形態共通絵柄・三方背スリーブケース(H194×W136×D23mm)※DVDとBlu-rayのスリーブケースのジャケットビジュアルは同一となります。【収録内容】・宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~ 2021.6.19 マリンメッセ福岡(約2時間40分)・特典映像・宮脇咲良 推しカメラ(約1時間35分)・SAKURA MIYAWAKI Documentary(約60分)・Making of 宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~(約1時間25分)●通常盤【DVD2枚組】5,390円(税込)・LIVEランダム生写真1枚付き(全5種)※LIVEランダム生写真は各形態共通絵柄※通常盤はDVDのみの発売となります。『宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~』通常盤ジャケット ©Mercury【収録内容】・宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~ 2021.6.19 マリンメッセ福岡(約2時間40分)【予約キャンペーン】上記期間中に「HKT48オンラインショップ」で予約・購入いただいた方から抽選で、卒業コンサートで使用した舞台セットの装飾花をプレゼント。※当選結果は予約商品と同梱の発送をもって発表とかえさせていただきます。※内容はお選びいただけません。【予約期間】11月9日(火) 12:00〜11月21日(日) 18:00HKT48オンラインショップ: オフィシャルサイト:
2021年11月09日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ、シャンパーニュ地方の男たち第3弾です。彼らの夢やお気に入りのシャンパーニュを聞いてみました。シャンパーニュで出会った「ときめくしかない男前」6人カメラマン松永学さんが見つけたイケメン6人。あまりに輝いているから、ビールのサーブ中でも声をかけちゃいました!アレクシー22歳レストランサーバー-ビールをサーブしていたアレクシーは広いテラスを行ったり来たり。僕の働いてるお店はランスの繁華街にあって、「Ernest Hemingway」という昔からの古臭いレストランだったのですが、僕が働く4年前から改装して、若者向けのお店に変わりました。ビールを26種類も置いていていつも人気のお店です。外はちょっと寒いけどみんなテラスが好きなので、夕方には満席になります。お店が上がれば友達と一緒にここのテラスでビールを飲んだり、誕生会の時はシャンパーニュを分け合って飲んだりすることもあります。日本のことはよく知りませんが、休みの時は日本発のオンラインゲームで過ごしています。ランス生まれの僕は街に有名な大聖堂があること、それからシャンパーニュの発祥の地であることも自慢です。お気に入りのシャンパーニュは『Moët & Chandon』や『Veuve Clicquot』のような大手メーカーです。いつも品質が一緒で安心して飲めますよね。付き合う女性なら、優しくて笑顔を絶やさない人、笑わせてくれる面白い人が良いですね。ハリポッター好きなのでエマ・ワトソンが大のお気に入り。理想の女性です。アントワーヌ23歳洋服デザイナー-洋服大好きなアントワーヌは実家がシャンパーニュメゾン。『Milan』というシャンパーニュメーカー知っていますか?実家が代々家族経営をしている古いメゾンです。Ogerという小さい村にあって自社畑で醸造製造から全てを行なっています。今のところは実家を継ぐとは思えませんが、先祖代々のことは誇りに思っています。見学や試飲なども現地でやっていますので日本の方もぜひ訪問してください。特にシャルドネ好きの人にはBlanc de Blancの種類が多いので楽しんでいただけると思っています。洋服はIssey Miyakeが大好きですが高すぎて買えません。他にも日本には多くの優れたクリエーターがいるのでいつも注目しています。女性はお互いの夢を話せる人が理想です。女優ではないのですが最近事件があったアレック・ボールドウィンの大ファンです。エレクトロミュージックをいつも聴いていますが、BabySolo33のフレンチラップも大好きです。歌う彼女も個性的でいい感じです。マキシム20歳 家具職人– マキシムは友達と大好きなビール中、寒いけどテラスがお気に入り。僕は南仏生まれですが、お母さんの実家がこの街にあったので小学校の時に引っ越ししてきました。今は仕事でパリに行ったり来たりしています。パリまで電車で1時間ほどなので日帰り通勤する人も多いですよ。シャンパーニュはあまり飲む機会はないのですがお気に入りは『Pommery 』です。ランス発祥の歴史があるメゾンで、史上初の辛口シャンパーニュを作り始めたという話を聞きました。パリに比べればとても小さな街ですが若者が多いので遊ぶ場所はいっぱいあります。おすすめはQuartier Libre Reimsという場所で、いろんなイベントが行われていて、時には音楽系のコンサートもやっていて僕がよく出没する場所です。日本にはとても興味があります。洋服好きなのでいつかは買い物ツアーに行ってみたいです。付き合う人は音楽の趣味が合う人が最優先、一緒にコンサート行ってくれる人が良いですね。Ibeyiというユニットはフランス&キューバ出身の双子姉妹デュオで音楽もルックスもとっても格好いいですよ。ぜひ聞いてみてください。トム19歳フォトグラファー-長身のトムは古着のコートがお気に入り。ランス生まれの僕は今までこの土地を離れたことがありません。2年前からフォトグラファーをしていて、おもにイベントやコンサートでの撮影を仕事にしています。この街のお気に入りはplace de la mairie です。この辺りは少しパリっぽい雰囲気でいい感じですよ。そんなに大きい町ではないので1日もあれば見て回れますよ。歴史的にもフランスでは重要な場所なので観光客も多いです。シャンパーニュは『Martel 』や『Nicolas Feuillatte』が家にありホームパーティの時は必ず登場します。女性はよく話を聞いてくれて、人生を楽しめる人。特にアーティスト肌なら最高ですね。フランス俳優マチュー・カソヴィッツの娘のカルメン・カソヴィッツはとても可愛いしとてもタイプなんですよ。マティア30歳医学部学生-週半分はランスの大学に通っているマティアはローマ人。僕は今パリの医学部に籍を置いているのですが、週の半分はここランスの大学院で研究生として勉強中です。今アメリカのニューイングランドへの留学を考えているところです。将来的には生まれ故郷のイタリアのローマに戻るかもしれませんが今はフランスを楽しんでいます。パリでは街を見渡せるモンマルトルの丘が大好きでよく行きます。ここからの景色を見るたびに未来の予想図を想像できる喜びがあります。スプマンテなど気軽に飲めるスパークリングはイタリアには数多くありますが、シャンパーニュ地方には聞いたことがないシャンパーニュメーカーが多くて当初は驚きました。でもやはり高額なのでなかなか手が出ませんね。理想のパートナーは、人種に関係なく強く生きている女性に魅力を感じます。アン・ハサウェイはインテリで美貌も持ち合わせていて史上最高の女性像ですね。クレモン 22歳ブティック販売員-実家帰省中のクレモンは今からロンドンに戻ります。僕は今ロンドンにある洋服のブティックで働いています。ファッションが大好きで幼なじみの彼女は女優を目指していて、今はロンドンで同棲中です。実は僕の家も彼女の家も代々大手シャンパーニュメーカーに葡萄販売をしているのです。今回の帰省は彼女ともども、家の将来の話し合いのための帰省でした。実家は畑を持っているので将来的に家を継ぐかどうかの会議です。僕たちはまだ若く、夢もあるのでいろいろ考えることが多いです。最近は葡萄栽培をしていて自分のシャンパンブランドを持っていない家でも、やり方によっては醸造所を借りて自分なりのブランド作りするという人も出始めています。もし彼女と結婚をするときは現実的にシャンパーニュ作りを目指すことになるかもしれません。日本には姉が2年前からグラフィストとして滞在中です。日本は映画『Lost in Translation』のイメージが強いです。姉がいる間には訪問したいと思っています。あと今一番行きたいと思っている場所があるのです。モンゴルです。そこの大自然に触れたいと思っています。女優のケイト・ブランシェットはエレガントで素晴らしい役者だと思います。写真、文・松永学写真、文・松永学
2021年11月06日●ミュージカル『蜘蛛女のキス』Wキャストに驚き名作ミュージカル『蜘蛛女のキス』が11月〜12月に東京(東京芸術劇場 プレイハウス 11月26日〜12月12日)、大阪(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 12月17日〜19日)で上演される。1976年に出版されベストセラーとなった作家マヌエル・プイグ作の小説を原作として1990年代にミュージカル化され、1993年にはトニー賞ミュージカル作品賞などを多数受賞した。原作は映画化、ストレートプレイでの舞台化もされ、そのどれもが高い評価を得ている。舞台はラテンアメリカの刑務所の獄房の一室で、映画を愛する同性愛者のモリーナ(石丸幹二)と、同室の社会主義運動の政治犯バレンティン(相葉裕樹/村井良大)が距離を縮めていきながら、周囲の思惑や状況に翻弄される姿を描く。また、モリーナの心の支えである映画スター、大女優オーロラが演じる蜘蛛女(オーロラ/蜘蛛女:安蘭けい)も作品を引っ張っていく存在に。演出を担う劇団チョコレートケーキの日澤雄介が、初めてミュージカル作品に挑む点も注目となっている。今回は、Wキャストでバレンティンを演じる相葉裕樹と村井良大にインタビュー。ミュージカル『テニスの王子様』、『戦国鍋TV 〜なんとなく歴史が学べる映像〜』、ドラマ『妖怪! 百鬼夜高等学校』など共演を重ねていたが、Wキャストとなるのは2人とも意外だったという。20代前半から今になっての互いの印象や、今作について思うところなど、話を聞いた。○■反響も大きかった『戦国鍋TV』で共演——今回のWキャストがSNSでもかなり話題のお二人ですが、まずは出会った頃の印象を教えていただきたいです。ミュージカル『テニスの王子様』が初対面ですか?相葉:最初は『テニミュ』で一緒だったんですけど、その時はほとんど絡みがなく、『戦国鍋』からがっつりでした。もう、良大さんは、当時からすごかったですよ。村井:なんで急にさん付けなの?(笑) さっきまで「良大」って呼んでたのに! やめてくださいよ、相葉さん(笑)相葉:(笑)。当時から歌もダンスも出来るし、もちろん芝居もすごかった。今もさらにパワーアップしていると思うんですけど、なかなか20代前半で出せない佇まいを持っていたという印象です。村井:ありがとうございます! もう『戦国鍋』はやることが多すぎて、みんなで作戦会議みたいな日々だったんです。それぞれの味を出すために、毎日「そう来るんだったら、俺はこうする」みたいなことを話し合っていて、中でもばっち(相葉)はリーダー気質というか、まとめてくれる感じがありました。相葉:そうかなぁ!?村井:誰かが真ん中に立ってくれないと、周りもどうしていいかわからなくなるんですけど、ばっちがそこでリーダーシップをとってくれていたから、調和できた。年も上だし、皆をまとめてくれるお兄ちゃんみたいな印象がありました。だから、ばっちが座長をやっている姿もまた見たいな。相葉:嬉しい。——『戦国鍋TV』はすごく盛り上がっていましたが、当時の反響は感じていましたか?相葉:当時はTwitterをやっていなかったから、よくわかってなくて。どうやら話題になっているらしいと聞いて「そうなの?」と驚きました。本当に不思議でしたけど、最初は地方のローカルで何局かしか放送されていなかった番組が徐々に広がって、最終的にはほぼ全国を網羅する形になっていたので、嬉しかったです。村井:色々な人が存在を知ってくれて、そこから興味を持って舞台を観に来てくれたのも嬉しかったし、影響力がありました。いまだに再放送されると、Twitterでトレンドに上がってきたりしているんですよね。——歴史的な事柄でも何かあると話題になっている印象があります。最近も骨が見つかったり…。2人:ミゲルの!相葉:まさか「千々石ミゲル」がTwitterのトレンドに入ってると思わなくて「何があったの? 良大がなんかしたかな?」と思った(笑)村井:なんでやねん(笑)。でもあのニュースにはさすがに反応しちゃいました。※注:『戦国鍋TV』で相葉は伊東マンショ、村井は千々石ミゲルを演じており、最近千々石ミゲルの遺骨の可能性が高い骨が発掘され話題となっていた。○■10年の変化は?——そこから時間も経ってのWキャストということですが、今回どのような心境ですか?村井:ばっちは、バレンティンにぴったりだと思うんです。心に燃えるものがあるタイプで、すごく似合うんだろうなと想像できるから。僕がバレンティンを演じることについては、「いいんですか!? ありがとうございます」という感じでした(笑)。Wキャストのばっちとはタイプも違うし、バレンティンのイメージを壊さないようにしないと……。相葉:いやいやいや、よく言うよ。村井:それはリアルにマジで! だって石丸さんと安蘭さんとばっちが並んだら、絵になるじゃん! 想像つくよ!——ビジュアル公開の時に、村井さんがかっこいいという反応もたくさんありました。村井:ありがとうございます。スタッフの皆様のお陰です(照れて)相葉:今回は僕も本当にびっくりしました。いつか共演という形はあるだろうなと思ってたんですけど「あ、Wキャストなんだ!」と。持ち味が違うから驚きましたけど、心強い。昔、共演していたし、助け合えたら良いなと感じました。村井:僕もばっちだったら「ここ、どうしてる?」とか、相談しやすい。相葉:僕はスロースターターなんです。だから今回の『蜘蛛女のキス』に関しても、ご迷惑をおかけすることがあると思う。村井:ゆっくり役を作っていくタイプってこと?相葉:いや、そういうつもりはないんだよ。ゆっくりやろうなんて思ってないんだけど、頑張って頑張ってやっとできるようになる、みたいなところがあるから。それはもう自分でわかっていて、どの現場でも「人一倍やらないといけないな」という気持ちで臨んでいます。——お二人の感覚としては「昔、共演していた」なんですか? それとも「ユニットとして一緒に活動していた」という感じですか?相葉:たしかに、一緒にライブをやったりもしましたけど……実際に活動していたわけじゃないので!(笑)村井:番組内の設定だからね。「グループは解散したけど、久しぶりに……」みたいな感じではない(笑)。でもあの時の青春感はあって、そこから年齢を重ねた感慨もある。相葉:10年経ってますからね。——10年の変化も感じたりされましたか?村井:今日本当に久しぶりに会って、細身のイメージだったばっちが筋肉質になっていてびっくりしたんです。それで聞いてみたら「『レミゼ』(ミュージカル『レ・ミゼラブル』)のために鍛えた」と言っていたので、もう僕が知ってるばっちじゃないんだろうな、と。いろんな世界、いろんな作品を経た新しいばっちなんだろうなというのをすごく感じます。相葉:逆に、良大のイメージは変わらないかも。昔からひょうひょうとしているイメージが強くて、テンパったところを見たことがない。内心では色々あったり、すごく努力していたりすると思うんだけど、それを見せずにさらっとやっちゃうところがかっこいいから、パワーアップしてると思うと、ちょっと怖いくらいです。村井:いやいやいや、いつもテンパってるよ。わかりやすいと思うよ、汗かいてるとテンパってるから。相葉:そうだったの? でも表情は変わらないというか、常に冷静で、見習いたい。今思い返すと、20代前半で良大みたいなタイプって周りにもいなかったし、本当にすごい役者さんなんだというのを改めて感じます。●「どこで好きになりましたか?」と質問したい○■まさかまた革命に…——『レ・ミゼラブル』の話も出てきましたが、相葉さんはアンジョルラス役から続けて革命家の役にもなりますね。相葉:また革命に関われるとは思っていませんでした。バレンティンにはナイーブなところもあって、男らしいけど恋人に対する想いがダダ漏れになったり、センチメンタルになったりするので、アンジョルラスとは全然違うなとも感じています。時代も環境も違って「革命の幅って広いな」とも思いました。——村井さんも『デスノート THE MUSICAL』で世界を変えようとしてたり…。村井:そう言われると、あれも革命だったかもしれないです(笑)。バレンティンというキャラクターは、革命の中心に近い部分にはいても活動に参加する側だから、アンジョルラスとまた違いそう。相葉:アンジョルラスは完全にリーダーだった。村井:バレンティンは引っ張っていく存在というより「仲間のために」という意識があって、そういうところは男から見てもかっこいいと思います。——台本を読むと、舞台ではモリーナに感情移入してしまいそうで、そうなるとお二人が演じるバレンティンは「ずるいけど、かっこいい」というところもあるかと思います。どう表現されていくのか、楽しみかつ気になるところで…。村井:そこが多分、1番難しい……。相葉:結果的に利用しようとするところはあるんだけど、心は開いてないわけじゃなくて……。村井:逆に、モリーナを演じる石丸さんに「どこで好きになりましたか?」と質問したくなる。Wキャストだから、それぞれ好きになるところが違うかもしれないし、そこが気になるな、と。もちろんこれから作り上げていくんだけど、バレンティンもモリーナのことをどこまで受け入れてるんだろう? ただ結論としては、わからなくていいし、観る方の想像でいいんだとは思う。相葉:そうだね。そんなに強い人間なんていないし、感情も1つじゃなくて、揺れ動いて矛盾も生じる。バレンティンはマルタに思いを寄せながらも、モリーナに心を許して、でも利用しようとするところもある。それがどういう風に映るのかな?村井:ここでモリーナがバレンティンを好きになったんだなとか、バレンティンが思いを寄せたんだなというところが表現できると、さらに面白いかもしれない。○■観客の受け取り方に「おもしろい」——ちなみに、お互いのバレンティンについて「こんなところがかっこよくなるんじゃないか」と思うのはどこでしょうか?村井:ばっちは、歌っている時の目が1番かっこいいな、と。本当に思ったの!『レミゼ』の歌唱披露の動画を見た時に、すっごい目がキラキラしてて。だから、今回もバレンティンの目がかっこいいんだろうな。相葉:ありがとうございます。僕の思う良大のかっこよさは、やっぱり佇まいなんだよね。誰にも出せない存在感のある人だから、バレンティンの怒りだったり、鬱屈した思いだったり、言葉の範疇じゃない部分を体現してくれるんだろうな、と。村井:頑張ります!相葉:そういうこと、言われない?村井:あんまり面と向かって言われることはないかも(笑)。でもそれぞれ持ってる個性とか空気があるから、そこを面白さとして見てもらえたら嬉しいな。相葉:本当に、質の違うバレンティンになりそう。——舞台を観ている方は、キャストや解釈の違いもすごく楽しんでいますよね。『蜘蛛女のキス』も、そういうところも楽しめそうな作品だと思いましたが、役者の方はどうとらえられてるんですか?相葉:おもしろいですよね、お客様の受け取り方って。本当に色々で、「そうやって解釈するんだ」と驚くこともあるんです。村井:何を受け取るかって、受け取る人の個性もあるじゃないですか。舞台は映像と違って全身の肉体がそのまま板の上に存在するから、僕は自分の人生を出している感覚なんです。僕には僕の人生があって、観に来たお客様一人ひとりにも人生があって、そこで色々な作用が起きるんじゃないかな。もちろん根底には作品のストーリーがあるけど、感じ取るものは絶対に人によって違いますよね。相葉:元気なのか、落ち込んでるのか、その日のお客様のコンディションもあるだろうし。僕らも当然、日々コンディションが違うから、演じる上での変化は起こってくる。本当に一期一会だなと思う。村井:以前『RENT』のキャスト皆でミュージカルを観に行ったんだけど、RENTチームって超テンション高いから、曲が終わったら「イエ〜!」と盛り上がっちゃって。でも、そうしたらお客様も舞台上もどんどんヒートアップしていったの。やっぱり、舞台も相互作用で変化するライブなんだなとすごく思った。最近はもう感染症対策で、幕が上がる前からみんなシーンとしなくちゃいけなくて、ちょっと悲しくならない? すごく緊張するし。相葉:悲しくなる。でも、だからなのか、以前よりも拍手の音が大きく聞こえる気がする。村井:きっと今は、思いを拍手に乗せてくれてるんだね。■相葉裕樹1987年10月1日生まれ、千葉県出身。2004年映画デビュー、ミュージカル『テニスの王子様』(05年~08年)で初舞台デビュー。以来映像・舞台・アニメと様々な作品で活躍し、『侍戦隊シンケンジャー』(09年)、『戦国鍋TV ~なんとなく歴史が学べる映像~』(10年〜12年)出演も話題となる。近年の主な出演作にミュージカル『レ・ミゼラブル』(17年・19年・21年)、ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』(19年)、ミュージカル『アナスタシア』(20年)、現代能楽集Ⅹ『幸福論』(20年)、海外ドラマ『S.W.A.T.』シリーズ日本語吹替、ゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』(20年〜/ボイスキャスト)など。2022年6月には中川晃教とのW主演、水江建太とWキャストでミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』上演を控える。スタイリスト:大森優希、ヘアメイク:SUGA NAKATA(GLEAM)、衣装=シャツ・パンツ:シャリーフ/シューズ:ボエモス■村井良大1988年6月29日生まれ、東京都出身。2006年に舞台『赤毛のアン』にて俳優デビューし、翌07年にテレビドラマ『風魔の小次郎』、舞台『風魔の小次郎』で初主演を務める。ミュージカル『テニスの王子様』(08年〜09年)、『仮面ライダーディケイド』(09年)、『戦国鍋TV ~なんとなく歴史が学べる映像~』(10年〜12年)、舞台『弱虫ペダル』(12年〜15年)など話題作に出演し、近年の主な出演作にミュージカル『RENT』(15年・17年)、舞台『魔界転生』(18年・21年)、『デスノート THE MUSICAL』(20年)など。2021年は舞台『ローズのジレンマ』、Musical『DEVIL』Japanプレビューコンサート、舞台『甘くない話〜ノン・ドサージュ〜』に出演。スタイリスト:大森優希、ヘアメイク:天野誠吾、衣装=ブルゾン:イロコイ/シャツ:アタッチメント/パンツ:シュープ/シューズ:スタイリスト私物
2021年10月28日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優、モデルの新井舞良さんです。トリリンガルを目指して韓国語も勉強中。目標は海外作品への出演!連続ドラマで初のレギュラー出演。「動きや表情、声の出し方などを臨機応変に演じるのが難しくて、満足することがないです。でも日々勉強して成長できているので、すごくやりがいを感じています。もっと実力をつけて、余裕を持って楽しめるようになりたいな。現場では、先輩の福原遥さんが相談にのってくれて心強いです!」。夢は海外でも名が知られる俳優になること。「全編英語で話す作品に出て、カナダにいる祖父母にも観てもらいたい。英語を忘れないように、父との日常会話はほぼ英語です」韓国にいる友達と週1回、語学勉強。オンラインでお互いの母国語を教え合っています。課題もあって結構本格的。週に3~5回はトレーニングします。今はキックボクシングやジムでお尻を鍛え中。学生時代から運動が好き!オートミールおにぎりはダイエットの味方。食物繊維たっぷりでヘルシー。鮭や梅ふりかけと食べるとおいしい!あらい・まいら2001年生まれ。美容誌『VOCE』(講談社)専属モデル。ドラマ『アンラッキーガール!』(読売テレビ・日本テレビ系)にて三田亜子役で出演中。特技は陸上(七種競技)。※『anan』2021年10月27日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年10月26日映像配信サービス・dTVが今年5月に新ジャンル「ライブ」を開設し、オンラインライブの有料配信をスタートした。有料ライブはdTV契約の有無にかかわらず個別決済での視聴が可能となり、リアルタイム視聴以外にも、配信期間中は何度でも視聴することができる。ローンチ時に発表された配信ラインナップの中でも、特に注目を集めたのが、6月19日にマリンメッセ福岡で開催された「宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート~Bouquet~」の独占配信。宮脇咲良のHKT48卒業を彩るメモリアルライブで、見届けるファンにとっても忘れられない一日となった。コロナ禍によって、人々に浸透しつつあるオンラインライブ。その舞台裏では、スタッフがどのような思いで臨んでいたのか。同ライブに携わったNTTドコモ コンテンツビジネス部担当部長・山下智正氏、主査・藤島善太郎氏に話を聞いた。――宮脇さんの卒業、さらに独占配信ということで、注目度の高いオンラインライブとなりました。アクセスが集中すると通信障害が発生するケースも耳にしますが、どのように備えていたのでしょうか?山下:楽しみに待ってくださっていたファンの方々のためにも、そこは万全の態勢で臨みました。dTVではa-nationのライブ配信をしていたこともあるので、シミュレーションはできています。そのほかにも、5Gに向けてマルチアングル機能などを導入した「新体感ライブ CONNECT」でユーザーさんの動きによってシステムにどのような負荷がかかるのかなど、そのあたりのノウハウは今回にも生かされています。――コロナ禍によって、オンラインライブも音楽の楽しみ方の1つになりました。山下:そうですね。ライブは、チケットを購入した瞬間からストーリーが始まっています。1カ月後にどのような服を着て誰と行くのか。事前に物販をチェックしたり、前回のライブを観て気持ちを盛り上げたり、PVを観ながらセットリストを考えてみたり。そうやって余韻に浸りながら当日を迎えることも、ライブの醍醐味の1つです。その体験をデジタル上でユーザーさんに届けることは、常に意識しています。今回は、タワーレコードさんでパッケージ商品も販売しました。クリアファイルに視聴コードが入っていて、それを登録するとデジタルで購入するのと同じようにコンテンツを観ることができます。特典には生写真を付けました。卒業前の最後の生写真を手にすることも、ファンの方々にとっては貴重な疑似体験になるのではないかと。そのほか、ライブ会場には宮脇咲良さん専用のカメラを設置しました。宮脇さんだけを追った「宮脇咲良さん推しカメラ」の映像を見逃し配信で流したところ、そちらもファンの方々に喜んで頂けました。藤島:K-POPでは、カムバックのときにファンカムといってメンバー各々を追った“推しカメラ”が通例となっています。宮脇さんは当然その流れを受けていらっしゃいますので、もともとのファンに加えて、IZ*ONEから好きになった人にも喜んでもらうにはどうすべきかという着想で、事務所さんにご相談しました。この見逃し配信は、ユーザー一人当たりの平均で、だいたい5回~10回ぐらい観ている方がほとんどです。視聴スタイルは様々で、通して何度も観る方もいれば、曲ごとやもう一度観たいシーンを何度も観て楽しむ方もいらっしゃるようです。私個人としては、トータルで30回ぐらい観ていると思います。――30回!? そんな藤島さんのお気に入りシーンは?藤島:宮脇さんは一期生なんですよね。その中でも仲の良い村重杏奈さんと歌った「思い出のほとんど」という曲があるんですが、2018年12月のTDCホール のお別れのときにその曲を歌って、再会の印として6月19日にも歌った……というシーンです。これ以上は記事にならないと思うので控えます(笑)。僕らにとっては「配信」ですが、ファンの方々にとっては「卒業」という大きなイベントでもあります。メンバーをはじめ、ファンも含めて彼女を送り出すためには何をすべきなのかをすごく考えて、6月10日からTwitterでのカウトダウンで、メンバーから宮脇さんへのメッセージを入れさせて頂きました。メンバーのみなさんのメッセージを添えることで、単純に配信を楽しみにするだけじゃなく、卒業コンサートという事象そのものの気運を高めたい。そんな思いを込めました。事務所さんとも密に連携し、HKT48さんのライブは100本以上頭に入っているので、「あのときのあのライブ」という具体的な事例を挙げながら様々なご提案をさせて頂きました。――藤島さんは以前からHKT48を担当されていたのですか?藤島:2019年に「新体感ライブ」が立ち上がってから携わったことがきっかけで、アイドルの仕事を多くやらせて頂くようになりました。「自分が一番のファンであること」は事務所さんと折衝する上でも大切なことの1つという思いで、これまで2年間取り組んできました。コロナ禍によって様々な有料ライブが行わるようになったので、それらをアーカイブで観続けています。あるときは、1日中ずっと誰かのライブを観るような生活も……(笑)。でも、そうやって向き合うことは、自分にとっては礼儀なんです。そして何よりも、事前に調べてアーティストさんの魅力に触れて、ファンの方々と同じような気持ちになることがすさまじく楽しい。女性のアイドルさんだけじゃなく、ロックやヒップホップ、男性のアイドルさんについてもこの熱量で語れます。――これだけ熱量高いスタッフが運営していると、ファンの方々もきっとうれしいですよね。山下:そう思って頂けるとありがたいです。単純なライブではなく、「卒業」という重要なイベントと捉えるのは大前提で、そのような目線で取り組むことは、われわれとしても常に心がけています。今後は、ファンの方々に喜んで頂けるような有料配信ライブを増やしていくことはもちろんなのですが、過去の作品やオリジナル番組にも力を入れています。今は1,200本ほど長尺のライブを配信しているので、リアルライブ、ミュージックビデオ、オリジナル番組、ライブレポートなどでも、引き続きアーティストさんを盛り上げていきます。そしてその奥に、これだけ熱量の高いスタッフがいることも、頭の片隅に留めて楽しんで頂けるとうれしいです。
2021年10月22日●役づくりの方法を変えて臨んだ撮影女優の志田彩良が主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』(公開中)。『愛がなんだ』(18)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)などで知られる今泉力哉監督が、窪美澄氏の短編集『水やりはいつも深夜だけど』の一編「かそけきサンカヨウ」を中心に、もう一編「ノーチェ・ブエナのポインセチア」のエピソードも重ね合わせた同作。早くに大人にならざるを得なかった少女・陽の葛藤や成長が、同級生の陸との“恋までは辿り着かないような淡い恋愛感情”を交えつつ、ひとつの物語として描かれる。主人公・陽を演じるのは、今年放送されたTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』で、父親からDVを受ける少女という難しい役どころに挑戦し、大きな反響を呼んだ志田。今作では、幼い頃に母(石田ひかり)が家を出て以来、父(井浦新)とふたりで穏やかに暮らしていたのだが、ある日「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と告げられ、父の再婚相手である美子(菊池亜希子)とその連れ子の4歳のひなた(鈴木咲)との生活を送ることになる少女を見事に演じている。彼女は今回、繊細な10代の少女の気持ちが揺れ動く様をどのようにとらえ演じたのか。そして『ドラゴン桜』という注目度の高い作品に出演したことで今感じること、同作で共演した鈴鹿央士、細田佳央太と3人で語り合う夢の話を聞いた。○■映画『かそけきサンカヨウ』出演に感謝と喜び――最初に『かそけきサンカヨウ』の台本をもらった時の感想を教えてください。台本を頂く前に窪美澄さんの原作を拝読したのですが、涙が止まりませんでした。陽の強い部分も弱い部分も愛おしくて、すごく素敵な作品だなと思いました。その後に台本を頂いて、その素敵な世界観にさらに今泉監督の色が加わって、また違う素敵な作品になっていたので、この作品に陽として携わらせていただけることがありがたくて、嬉しかったです。――役作りを行う際、志田さんはご自身が演じる人物の背景を掘り下げて、ノートに書いていくそうですね。今回も同様の作業を行ったのですか?おっしゃっていただいたように、今までは台本に書かれていない部分まで役を深く考えることが多かったのですが、今回はすごく繊細な10代の女の子の役だったので、その繊細さを出すためにどうすればいいんだろうなと思った時に、あえて、いつもみたいに深堀りするのではなく、その場で感じたことをそのまま言葉にして伝えたほうが、その繊細さが出せるのではないかと。父や、新しい母と妹との関係性については事前に考えましたが、セリフの言い回しであったり、“このシーンはこうしよう”ということは全く考えず、セリフだけを入れていって、現場での相手とのやり取りの中で感じたことをそのまま表現するようにしていました。――これまでのやり方を変えることに怖さはなかったですか?やっぱり不安が全くなかったわけではありませんが、今泉さんとはこれまでにもお仕事でご一緒させていただいたことがあり、現場では安心感がありました。“今泉さんがいらっしゃるから、きっと大丈夫だ”と、すごく心強かったです。○■陽と陸に重なる鈴鹿央士との関係性――新しい母と妹を家族に迎えて家ではどこか気をつかってしまう陽にとって、長らく会っていなかった実の母に会いに行く時に一緒にいてほしいと思えたり、何気ない愚痴をこぼしたりできる陸の存在は大きいだろうなと感じました。志田さんには、陽にとっての陸のような存在はいますか?陸役の鈴鹿央士くんは、『かそけきサンカヨウ』だけでなく、『ドラゴン桜』でも共演させていただいて、『ドラゴン桜』の撮影中にお芝居について悩んでいることがあった時、相談させていただいたり、「次のシーンこうしようと思うんだけど、どう思う?」と聞いたり、悩みも打ち明けられる存在です。陸と陽の関係性に私たちも実際近いのかなと思います。陸と陽みたいに“恋愛はどうなんだろう?” っていう関係は本当に全くないんですけど(笑)。――そこは違うんですね(笑)。お互いにそういった気持ちがないから仲良くできている部分もありますし、すごく信頼していて、尊敬している役者さんなので、そんな素敵な方が同い年で身近にいてくれることは刺激にもなり、大切な存在だなと思います。――お話を伺っていると、鈴鹿さんのことを本当に信頼していることが伝わってきます。撮影は『ドラゴン桜』よりも『かそけきサンカヨウ』のほうが前だったということですが、お二人は最初からビビッときて、仲良くなれたんですか?実は、『かそけきサンカヨウ』の時はお互いに人見知りをしていて(笑)。演技の話をすることはあまりなかったのですが、その絶妙な距離感が陽と陸のリアルな関係性を出せたのかなと思います。その後に共演した『ドラゴン桜』を通して、お芝居の悩みを相談できるようになったので、『ドラゴン桜』での共演がなかったら、ここまで央士くんに色々なことを話せるようになっていなかったかもしれません。●一番の夢は「脚本を書いて映画を作ること」○■『ドラゴン桜』出演で感じた“大きな変化”――前回マイナビニュースで取材させていただいた時は、『ドラゴン桜』放送中の時期でした。注目度の高い作品でしたが、今改めて振り返ってみていかがですか?『ドラゴン桜』に出演させていただく前と後では、自分の中でも大きな変化がありました。阿部(寛)さん、長澤(まさみ)さんをはじめとする共演者の皆さんから頂いた刺激はもちろんですが、TBS『日曜劇場』という枠で放送されるドラマを経験させていただいたことはすごく大きかったです。反響はとてもありがたいことなのですが、自分の実力ではなく、共演者の皆さんと、『ドラゴン桜』という作品の影響だったと感じているので、感謝の気持ちを持って、自分の活動で恩返ししていけたらと思っています。――『ドラゴン桜』の小杉麻里役もそうですし、志田さんがこれまで演じてきた役は、精神的にツラい経験をしていて、演じるのにエネルギーをすごく持っていかれそうですね。自宅に帰るとエネルギーを使っているのかなと感じることがあります。現場では朝からの撮影でも一日中同じテンションで、「ずっと元気だね」という風に言われることが多いのですが(笑)、家に帰った瞬間に眠たくなるので、すごく体力を使ってるんだろうなと感じます。――役者の仕事は「別の人の人生を生きること」という風に言われると思うですが、“自分に戻ってきた”と感じる瞬間はありますか?カメラが回っていない時はすぐに素の自分に戻ることができるので、『ドラゴン桜』では「カメラが回ってる時と回ってない時のギャップが一番大きい」って、共演者のみなさんから言われていました(笑)。ですが、次の日が重いシーンの撮影だと、“あのシーンはどうしようかな……”とずっと悩んでしまい眠れなくなることはよくあります。常にどこかで役のことを考えてしまっています。○■鈴鹿央士、細田佳央太と描く夢――完全に役を忘れるのは難しいかもしれませんが、“この時だけは他のことを何も考えないくらい幸せだな”と感じるのはどんな時ですか?いとこの子供が1歳半なのですが、その子と遊んでる時間が一番楽しくて癒されるし、幸せだなって思います。休日はよく一緒に遊んでいます。ちなみに、昨日もお休みだったので遊んでました。――お話されている笑顔で幸せなのが伝わってきました(笑)。1歳半だと、まだ名前は呼んでくれないくらいですかね?「彩良って言ってみて」と話すと言ってくれないのですが……昨日、お別れする時に「帰らないで!」って泣かれてしまうので、気づかれないようにこっそり帰ろうとしたら、私の名前を呼びながら歩き回ってる動画が送られてきて! すごくかわいかったです(笑)。――それはたまらないです(笑)。では最後に、今後実現したい目標を教えてください。やりたいことはたくさんありますが、その中でも映画を作ってみたいと思っていて。脚本を書いて映画を撮ってみたいというのが一番の夢で、鈴鹿央士くんと細田佳央太くんと3人で監督をして、共同で一つの映画を作りたいという話をよくしています。――細田佳央太さんも一緒に! 『ドラゴン桜』から青春が続いている感じがして、一ファンとして嬉しいです……。ありがとうございます(笑)。日常生活において、“この瞬間映画にしてみたい”って思った瞬間があったらメモして、3人で共有してネタ集めしています。それぞれ3人が色んな経験をして、人としても役者としても1人前になった時に実現したいです。■プロフィール志田彩良(しだ・さら)1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。2013年よりファッション誌『ピチレモン』の専属モデルとして活動。2014年、短編映画『サルビア』で初主演を務め、女優デビュー。2017年、『ひかりのたび』で長編映画初主演。2021年、TBS系日曜劇場『ドラゴン桜』で小杉麻里役を演じ、大きな注目を集める。そのほか、ドラマ『チア☆ダン』(18/TBS系)、『ゆるキャン△』シリーズ(テレビ東京系)などに出演。
2021年10月20日今、映画界から最も注目されている監督の一人である今泉力哉監督の最新作に出演した井浦新さんと志田彩良さん。最新作に込められたメッセージから、映画を愛する想いまでを聞きました。観客の心に染み入る“嘘のない”芝居。父と娘の二人暮らしから、再婚相手と連れ子を含めた4人家族へ。思春期の少女の戸惑いや、同級生への淡い恋心を穏やかに描いた今泉力哉監督最新作『かそけきサンカヨウ』が間もなく公開となる。――日常を生きる人物をリアルに描く作風で知られる今泉監督。現場ではどんな方でしたか。井浦:一見物静かで、実際に物腰の柔らかい方なんですけど、現場での監督は、常に悩み、苦しみながらご自分と闘っていました。ご自身の内側に、映画作りへと駆り立てる、ものすごく大きな馬力のエンジンを積んでいるんだろうなと。僕はずっと今泉組に参加したくて、今回念願が叶ったわけですが、また一緒に人間というものを追求したいと思いました。志田:映画作品で監督とご一緒させていただくのは今回が3作品目で、今泉組には勝手に仲間意識を感じています。監督作品で主演させていただくことは、私にとって大きな目標でした。こんなにも早く実現するとは思いませんでしたが、とても嬉しかったです。これまでの現場では、監督から「こういうふうに演じてみようか」とアドバイスをいただくことが多かったのですが、今回は監督から役についての指示があまりなく、少し不安でした。しかし、これまで築いてきた信頼関係があったので、今泉監督が「OK」と言うのなら大丈夫なんだろうという、絶対的な安心感がありました。――高校生の陽を志田さん、父親の直を井浦さんが演じた本作。どんなメッセージが込められた作品なのでしょうか。志田:父親の直、娘の陽、再婚相手とその連れ子、陽が憧れる同級生…、この映画には誰一人、相手の意見を否定する人が出てきません。どのシーンも、みんな相手が伝えてくれた言葉をちゃんと自分の中に落とし込んで、自分の気持ちもちゃんと伝える。一人ひとりが相手を思いやり、尊重し合いながら、一生懸命関係を築いていく物語だと思います。井浦:これは、今泉監督作品の根本だと思うんですが、相手を許して、受け入れていこうとする人間たちをこの映画では描いていて。親子関係、友達や恋人同士など、人と人とが関わるって、大変じゃないですか。でも、互いを受け入れ合いながら人と関わって生きていくさまをとても瑞々しく描いていて、心に染み込むように伝わる作品になったのではと思います。――志田さんは、陽の感情の揺れを繊細に表現していましたが、どんなことを考えて演じましたか。志田:ちょっとした言葉で傷ついたり、周りからの刺激で揺れ動く10代ならではの感情を一つひとつ丁寧に、目の前にいる父や同級生の陸くん(鈴鹿央士)の言葉をちゃんと受け止めて、嘘のないように、ちゃんと動けるようにしようと思って演じていました。――井浦さんは、直と陽の親子関係をどのように感じましたか?井浦:直の妻が去ってからの二人の距離感というのは、心がすれ違ったとしても、けっして遠くはなくて、時には恋人のように見えるほど近くなることもあります。時どきで変わるそうした距離感を大事にしたくて、その都度その都度、監督と相談しながら演じました。――お互いの印象は?井浦:志田さんは真っすぐで瑞々しい方。すでにご自身が等身大で持っているものと、僕が陽に感じた危うさや不安をうまく混じり合わせて、内側から表現できるのが素晴らしいなと思いました。現場でもこうしたインタビューでも、感じたことや想いを、ちゃんと言葉にして伝えることができて、しっかり芯が通っていますよね。志田:そんなふうにおっしゃっていただいて嬉しいです。新さんは、普段から一つひとつ丁寧に言葉を選んでいらっしゃって、嘘のない方だなあって。お芝居もそう。私は“お芝居で嘘をつかない”ということをひとつの目標にしているので、新さんのお芝居や立ち居振る舞いを間近で拝見して、勉強させていただいています。――最後に、映画にはどんな力があると思いますか。井浦:映画は、出会いがあるから面白いと思うんです。作る時は、役との出合いもあるし、表現者である俳優や監督、スタッフとの出会いから力をもらうことで、挑戦もできるんです。そうした現場で作られた映画は、観る側に自分の知らない世界との出合いをもたらしてくれますよね。小さな路地裏から、一生かけても辿り着けない遠い場所まで、見知らぬ世界に連れていってくれ、新たな気づきをもたらしたり、心を潤したりしてくれるのが映画の魅力ですね。志田:私にとって映画を観るということは、ごはんを食べるのと同じ感覚で、日常の一部です。そのくらいなくてはならないもので、家ではひたすら映画を流しています。自分の考えや価値観、時には人生さえも変えてくれる力が映画にはあると思っています。なので演じる側としても、一人でもそう感じてもらえる作品を届けたいですし、誰かの救いになると信じながら、責任を持って一つひとつの作品を丁寧に作っていきたいです。『かそけきサンカヨウ』長らく父親の直(井浦新)と二人暮らしだった高校生・陽(志田彩良)。直の再婚相手の美子(菊池亜希子)とその連れ子との新生活に戸惑いが隠せない。タイトルのサンカヨウは、雨に濡れると花びらが半透明になる植物。10月15日全国公開。【井浦新さん】My 名作映画『エンドレス・ワルツ』社会派で知られる若松孝二監督作。「狂おしいほど愛し合い、転がりゆく男女を、美しく、力強く描いた愛の物語。こんな純度の高い大恋愛ができたら素敵だと思わせてくれます」【志田彩良さん】My 名作映画『チョコレートドーナツ』同性愛カップルとダウン症の少年が司法や偏見と闘う。「昨日、3度目の観賞をしましたが、ふと観返したくなる作品。性別や血縁といったものは、愛があれば関係ないんだなって」いうら・あらた1974年9月15日生まれ、東京都出身。‘99年、『ワンダフルライフ』主演でデビュー。11月公開映画『恋する寄生虫』、10月15日スタートのドラマ『最愛』に出演。井浦さん・コート¥49,500(ティーエスエス/ティーエスエス 代官山ストア TEL:03・5939・8090)その他はスタイリスト私物しだ・さら1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。モデル活動を経て、2014年、『サルビア』主演で俳優デビュー。今年、『ドラゴン桜』第2シリーズでの好演が話題に。※『anan』2021年10月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・上野健太郎(KEN OFFICE/井浦さん)山本隆司(style3/志田さん)ヘア&メイク・NEMOTO(HITOME/井浦さん)髙取篤史(SPEC/志田さん)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年10月15日女優の志田彩良が主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』(15日公開)の本編映像が13日、公開された。『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉監督が、窪美澄氏の短編集を実写映画化した同作。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれる。主人公・陽を志田、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陸をTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』でも志田と共演した鈴鹿央士が演じている。この度公開されたのは、直が陽に恋人ができたことを告白するシーン。幼い頃に両親が離婚して以来、父と穏やかなふたり暮らしを送ってきた陽だったが、この突然の告白によって生活が一変するという映画のカギとなる重要な場面だ。陽が支度した夕飯を二人で食べていると、陽が席を外した瞬間、ふと思いつめた表情を見せる直。そして「陽、大事な話があるんだ。恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と切り出す。父からの突然の告白に驚き、思わず黒コショウを挽く手が止まってしまう陽。この後、父の再婚相手である美子(菊池亜希子)と連れ子の4歳のひなたとの新しい生活が始まる――。(C)2020 映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年10月13日おうち時間が長く続く今、着心地がよくて使い勝手がいいアイテムがあれば、より快適に過ごせそうですよね。今回はユニクロでおすすめの「ルームウェア&グッズ」をご紹介します。コスパも使い心地も最高な名品をチェックしていきましょう。着回し抜群!コスパ最高なルームウェアセット出典: UNIQLOユニクロの「ウルトラストレッチセット」は、4WAYストレッチでストレスフリーの着心地を実感できるアイテム。適度にリラックス感のあるシルエットのトップスと、ややスリムなシルエットのボトムスで、楽チンなのにだらしなく見えないのが魅力だそう。上下別々にコーディネートできるので、ルームウェアとしてだけじゃなく、ワンマイルウェアとしても活躍してくれると思います。ふわふわの手触りで着心地最高なカーディガン出典: UNIQLO肌寒いときにサッと羽織れるロングカーディガンは、柔らかくて暖かいフラッフィーニットを使用。少し毛足が長めのもこもこ&ふわふわ素材で、見た目も着心地も最高そうです。お尻がすっぽり隠れる丈感なので、冷え性の人にもおすすめ。フードつきで大人かわいく着こなせちゃうかも。フィット感抜群で歩きやすいルームシューズ出典: UNIQLOはき心地のよさに定評があるユニクロのルームシューズ。新商品は温もりのあるコーデュロイ素材と、はき口周りのテープをアクセントにしたデザインが魅力で、足にしっくりなじむように計算されたフォルムで、心地いいフィット感と歩きやすさを実現しているようです。マシンウォッシャブル仕様で、清潔な状態をキープできるらしいのも嬉しいポイントです。マルチに使える超優秀ブランケット出典: UNIQLOおうちで活躍してくれる便利アイテムといえば、ブランケットがハズせませんよね。ユニクロのブランケットは、チェック柄と無地の両面仕様&膝掛けにも羽織りにも使える2WAY仕様で、シーンや用途に合わせていろいろな使い方をできるのが魅力のようです。なめらかな質感のマイクロフリースと、ふわふわのシルキーフリースを貼り合わせた素材で、どちらの面も極上肌触りを実感できるかもしれません。ユニクロアイテムはコスパ最強!ユニクロでおすすめの「ルームウェア&グッズ」を紹介してきましたが、いかがでしたか?どのアイテムも使い心地がよく、コスパも文句なしの名品ばかりに見えます。気になる商品があった人、ぜひ購入してみてくださいね。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2021年10月01日今泉力哉監督最新作『かそけきサンカヨウ』の完成報告会が昨日9月27日にスペースFS汐留にて行われ、親子を演じた志田彩良と井浦新をはじめ、鈴鹿央士、中井友望、菊池亜希子、今泉監督が登壇した。主演の志田さんのキャスティングについて「何度かご一緒していたので、プロデューサーとも、志田さんならできるんじゃないかという話をしていました」と全幅の信頼を寄せている今泉監督。一方、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽を演じた志田さんは「脚本をいただく前に小説を読ませていただいたんですが、その時に陽の強い部分も、弱い部分も含めて、すべてが本当に愛おしい女の子だなと感じて」と魅力を語り、「今泉監督と初めてご一緒したのが『パンとバスと2度目のハツコイ』だったんですが、そのときに、監督から『いつか志田さん主演で映画を撮りたいと思っているので、その時はよろしくお願いします』と言っていただいて。そこからわたしも、いつか今泉組で主演することが目標となっていたので、まさかこんなに早くそれが実現するとは」と喜んだ。また、陽の父・直を演じた井浦さんは「監督が、現場で生まれてくる俳優のお芝居をすべて受け止めてくださったので。先ほど、監督がおっしゃられた通り、小さなできごとを繰り返していく物語なので、俳優のお芝居にも繊細さが求められていたと思います。その繊細さを共演者と確かめ合いながら、やっていけた現場でもありましたし、父親の作り方もそういう風にやらせてもらってありがとうございます」と撮影をふり返る。「ドラゴン桜」でも志田さんと共演した鈴鹿さんは、今作で陽の同級生・陸役で出演。陽が淡い恋心を抱く陸役について「自分の家族だったり、陽のことだったり、自分の身体もそうですが、いろいろなところに進む中でいろいろな壁がどんどんできていたんですけど、その壁に当たった時にも、人に当たらないというか。ものすごくやさしい人だったので。誰かに背中に押されて、自分で解決しに行く、その姿がすごく優しいし、ステキな男の子だなと思いながらやっていましたね」と演じたキャラクターを説明。さらに、陽の新しい母・美子役の菊池さんは「(鈴木咲演じる娘の)ひなたちゃんが、いい意味で本当に子役っぽくないというか。どう動くか分からない場面がたくさんあって。予測できないというか。子どもらしさがさく裂している子だったので。お芝居をしている最中でもどこかへ行ってしまうこともあったんですけど、それがひなたっぽくて」と明かし、陽と陸と三角関係となる同級生・沙樹役の中井さんは「沙樹も家庭環境に何かしらのコンプレックスがあって。二人の男女の間に入る女の子がいたとしたら、すごくドロドロしたりすることも多いと思いますけど、そうならないのは、陸と陽の関係性を見ていると、納得できましたし、わたし自身、沙樹を演じて、強さだったり、優しさだったりを知りました」と演じた感想を語っていた。そして最後に志田さんは「『かそけきサンカヨウ』を通じて、自分よがりではない、相手を思う気持ちの大切さとか、そういう当たり前の大切さを伝えられたらなと思っています」とメッセージを送りイベントは幕を閉じた。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年09月28日映画『かそけきサンカヨウ』の完成報告会が9月27日、スペース FS 汐留で行われ、志田彩良、井浦新、鈴鹿央士、中井友望、菊池亜希子、今泉力哉監督が登壇した。映画は、人気作家・窪美澄の同名短編小説を映画化したもの。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれる。主人公・国木田陽に『ドラゴン桜』(TBS系)が話題となった志田彩良、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陽の同級生・陸に『ドラゴン桜』でも志田と共演した鈴鹿央士、直の再婚相手・美子を菊池亜希子、陽と陸の同級生の沙樹を中井友望が演じる。監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本の作品が公開され、城定秀夫監督とのコラボ映画が来春公開を控える今泉力哉監督だ。報告会では、まず本作を映画化したいと希望していたという今泉監督が「小説を読んでいて、そこにある家族の関係性だったりとか、普通ならあまり描かれないような部分での、小さな衝突や、小さな気持ちに焦点を当てた作品」とコメント。さらに「家族のありかたとか、恋愛と呼べるのかというぐらいの距離感の、高校生の時間などもすごく繊細に描かれていて。そして特に惹かれたのは、父親と娘の時間と、そこに父親が再婚することによって新しい家族になっていく奥さんと子どもと、主人公の陽との距離感とか。そういう部分に惹かれて、この作品を映画にしたいと思いました」と語る。志田のキャスティングについても「何度かご一緒していたので、プロデューサーとも、志田さんならできるんじゃないかという話をしていました」と全幅の信頼を寄せている様子。その志田は「脚本をいただく前に小説を読ませていただいたんですが、その時に陽の強い部分も、弱い部分も含めて、すべてが本当に愛おしい女の子だなと感じて。もし私だったら、その場から逃げたくなることも、逃げずにちゃんと向き合って。前に進む姿が魅力的だなと思いました」と話した。続けて「今泉監督と初めてご一緒したのが『パンとバスと2度目のハツコイ』だったんですが、その時に監督から『いつか志田さん主演で映画を撮りたいと思っているので、その時はよろしくお願いします』と言っていただいて。そこからわたしも、いつか今泉組で主演することが目標となっていたので、まさかこんなに早くそれが実現するとは。私は今泉さんの現場が大好きなので嬉しかったですし、事務所(テンカラット)の25周年記念という大切な作品で、今泉組の主演という大役をいただけて、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」としみじみ。さらに主人公・陽の父親・直を演じた井浦は「監督が、現場で生まれてくる俳優のお芝居を受け止めてくださったので。先ほど、監督がおっしゃられた通り、小さなできごとを繰り返していく物語なので、俳優のお芝居にも繊細さが求められたと思います。その繊細さを共演者と確かめ合えた現場でもありましたし、父親の作り方もそういう風にやらせてもらって、ありがとうございます」と話した。そして陽が淡い恋心を抱く、同級生の陸を演じる鈴鹿は「陸くんは自分の家族だったり、陽のことだったり、自分の身体もそうですが、色々なところに進む中で壁ができていたんです。でも壁に当たった時にも人に当たらないというか、優しい人だったので。誰かに背中に押されて、自分で解決しに行く、その姿がすごく優しいし、ステキな男の子だなと思いながらやっていましたね」とコメント。さらに陽の新しい母親・美子を演じる菊池は「(鈴木咲が演じる娘の)ひなたちゃんが、良い意味で本当に子役っぽくないというか。どう動くか分からない場面がたくさんあって。予測できないというか、子どもらしさが炸裂している子だったので。お芝居をしている最中でもどこかへ行ってしまうこともあったんですけど、それがひなたっぽくて。それでオッケーになりましたが、すでにひなたができあがっているなと思いました」と笑顔で振り返る。陽と陸と三角関係となる同級生・沙樹を演じる中井は「陽と陸ほどは描かれていませんが、沙樹も家庭環境に何かしらのコンプレックスがあって。ふたりの男女の間に入る女の子がいたとしたら、ドロドロしたりすることも多いと思いますが、そうならないのは、陸と陽の関係性を見ていると納得できましたし、私自身が沙樹を演じて、強さだったり、優しさだったりを知りました」と語った。イベント終盤で最後のコメントを求められた志田は「私はSNSが主流になっている環境で育って陽みたいに、自分の気持ちを相手に顔と顔を合わせて、言葉で伝えるという経験がなかなかなかったんです。時代の流れとともに色々なものが便利になって、なくなってしまうものもありますが、人のぬくもりだったりや優しさだけは他の何ものにも変えられないなと実感することが最近多いです。『かそけきサンカヨウ』を通じて、自分よがりではない、相手を思う気持ちの大切さとか、そういう当たり前の大切さを伝えられたらなと思っています」とメッセージを送った。映画『かそけきサンカヨウ』10月15日(木)より全国順次公開
2021年09月28日2016年に誕生した中国の人気コスメ「フラワーノーズ」は2019年に日本に上陸。SNSを中心にジワジワと人気を集め、今シーズンからはアジアブランド大使に宮脇咲良さんが就任し、自身のインスタグラムでアイテムを取り上げるなど、さらなる注目を集めています。そんなフラワーノーズの発売したばかりの新製品のティントリップ、マスカラ、アイシャドウパレット、リキッドアイシャドウの全4アイテムをレビューします!ベーシックカラー4色+ラメ2色の計6色がIN「チェリーラブレトロマグネティック アイシャドウパレット」チェリーラブレトロマグネティック アイシャドウパレット 全5色(01 チェリーガール、02 スプリング&サマーアイスキューブ、03 ロックベイビー、04 チーズボックス、05 バイナルレコード)※画像は04 チーズボックス¥1,980(税込) 現在発売中「チェリーラブレトロマグネティック アイシャドウパレット」は、全6色。どのカラーにも、マットな質感のベーシックカラーが4色、ポイントになるラメカラーの2色がセット。プチプラ価格で、異なる質感が1つのパレットに入っている満足度の高い内容です。赤みブラウンの「04 チーズボックス」の下段左は、ピンクラメ+青みラメのトレンドカラー。04 チーズボックス「04 チーズボックス」は、赤みを帯びたブラウンカラー。下段の一番左は、ピンクラメに青みラメを含んだトレンドカラー。角度を変えると、キラっと青みラメが光って可愛いらしい印象に。落ちついたブラウンの「05 バイナルレコード」は、シーンを選ばない万能の6色がセット。05 バイナルレコード「05 バイナルレコード」は、04 チーズボックスに比べて落ちついたトーンのブラウン。マットな発色のベーシックカラーは、仕事にもプライベートにもシーン問わず使える万能ベージュ&ブラウン。2色のラメは、ブラウンベースなので肌なじみもよく、ベーシックな印象から垢抜け顔になれる程よいポイントになります。マスクメイクにも使える、崩れにくいティントリップは全12色展開チェリーラブグリスニングウォーターティント 全12色 ※画像は上からG02 ピーチソーダ、G05 ロックキャンディー、G09 グレープラバーG12 ピーチジェリー 各1,760(税込) 現在発売中「チェリーラブグリスニングウォーターティント」ツヤ感のあるグロスのようなティントリップ。発色が持続するティントリップは、崩れやすいマスクメイクの強い味方。ツヤ感があるので、マスクをする前に一度ティッシュで抑えるとマスクにつきにくく発色が楽しめます。宮脇咲良さん使用色は、G02 ピーチソーダブランドPRアンバサダーである宮脇咲良さんがこの広告で使用しているのは、G02 ピーチソーダ。プルっとした唇がかわいい目元を印象をハッキリさせる、ロングラスティングマスカラ左 チェリーラブグリッターリキッドアイシャドウ 全5色 ※画像は、P03 ギャラクシーエンカウンター 各¥1,430(税込) 現在発売中、右 チェリーラブレングス二ング マスカラ 全5色 ※画像はM01 クールブラックシュガー 各¥1,760(税込) 現在発売中「チェリーラブレングス二ング マスカラ」のM01 クールブラックシュガーは、ブラシにたっぷりと繊維がつまっていて、まつ毛の長さとボリュームUPが簡単にできます。「チェリーラブグリッターリキッドアイシャドウ」P03 ギャラクシーエンカウンターは、先が細い筆ペンのような形をしていてアイドルメイクには欠かせない涙袋を強調したメイクができます。どちらも暗くなりがちなマスク時のメイクのポイントとなり、顔を華やかにみせてくれるアイテム。チェリーラブシリーズの新製品は全4アイテム。あなたのお気に入りは?以上が、チェリーラブシリーズの新作全4アイテム。日常使いとしても使いやすいラインナップで、カメラ越しのオンライン交流の時はラメやリップを重ねていつもより発色を強くすると、華やかになるのでおすすめです。チェリーラブシリーズで、宮脇咲良さん級のキュートさと強さをゲットしちゃいましょ文・玉絵ゆきの
2021年09月04日おいしいグルメが集まるコストコ。今回はそんなコストコでGETできる「最強シーフード」をご紹介していきますよ!主婦の味方になってくれること間違いなしの商品なので、ぜひチェックしてみてくださいね。コストコのシーフードミックスが優秀すぎ♡出典: Instagram今回ご紹介する商品は、こちらのシーフードミックスです♡1㎏入りで、価格は税込み1,980円。なかなかお安くGETできないシーフードミックスも、コストコなら大量に安く手に入ります♪ここからはさらに詳しくご紹介していきますよ。こんな海鮮が入ってます♡出典: Instagram冷凍されているのは、ほたて・ムール貝・イカ・エビの4種類です…!ちょうどいいサイズ感なのでいろいろな料理に活躍してくれますよ。炊飯器ピラフに♡出典: Instagramお米と一緒にシーフードミックスをお釜に入れて炊けば、炊飯器ピラフができちゃいます♡海鮮の下処理が必要ないので、サッと作ることができますよ。チーズ焼きで一品プラス♡出典: Instagramあと一品欲しいというときは、シーフードミックスを耐熱皿に入れてバターやチーズなどを乗せて温めてみて。トロトロチーズと海鮮の絶品おかずが出来上がります♡アヒージョに♡出典: Instagramおつまみにピッタリなアヒージョにも大活躍!お好みの海鮮やトマトなどを追加すると、おしゃれ度がアップしますよ♡コストコのシーフードミックス、常備しておきたい♡コストコで販売されているシーフードミックス、欲しくなっちゃいましたよね♡生食用なので、サラダなどに並べることもできますよ♪いろいろなアレンジでおいしく食べてみてくださいね♡本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事ではコストコ商品レビュー&アレンジichico(@costco__1)様の投稿をご紹介しております。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2021年09月03日ドラマ「ドラゴン桜」で家庭に事情を抱える優等生を演じた志田彩良が主演を務める『かそけきサンカヨウ』。この度、繊細な表情の変化に注目の場面写真7枚が解禁された。この度解禁された場面写真では、志田彩良演じる主人公・陽が父の直(井浦新)と2人で過ごす中で天を見つめている姿や、父の再婚によって新しくできた義理の母・美子(菊池亜希子)と幼い妹・ひなたと一緒に過ごす優しい表情を浮かべる姿が写し出されている。また庭先でひなたに対して感情的になっている姿など、優しい表情とは対照的な顔を見せるカットも。さらに想いを寄せる同級生・陸(鈴鹿央士)と共に、美術部で絵を描いている様子や、陽の実の母で画家・佐千代(石田ひかり)の個展で絵を真剣な表情で見つめている姿なども切り取られている。新しい家族や同級生との関係性の変化によって、悩みながらもまっすぐにゆっくりと成長していく陽のみずみずしい魅力が伝わってくる場面写真となっている。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年09月02日朗読劇『「ピース」 -peace or piece?』の公開稽古が27日、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで行われ、アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮の印象を、俳優の篠井英介と上演台本・演出を手掛けた鈴木勝秀氏が語った。今作は、橋本と篠井による二人芝居を全編生演奏で盛り上げる朗読劇。衛生的=正義という考え方が蔓延した近未来に生きる、ウォーター・バーの店主・オカモト(篠井)と、その店に通うレンジョウ(橋本)。物語が進むにつれ、過去にオカモトが政府転覆を狙う革命運動に参加していたことやレンジョウの正体が明らかになっていく。橋本は、鈴木氏の稽古について「独特なんです。食べ物も飲み物も摂らない。でも2、3時間くらいで終わる」と振り返ると、鈴木氏はこの意図を「稽古場でやりきっても仕方ない。考える時間を与えてどう出るかを見ているが、はっしーはちゃんと考えて稽古に来てくれる」と説明。橋本は「お風呂場でシャンプーしながら『こういうことなのかな?』と1人で考える時間がすごく楽しいんです」と笑顔を見せた。鈴木氏は橋本の芝居について「はっしーは台詞もどんどん良くなっていて、本番に入るとさらに伸びるタイプ。伸びるというより……どんどん広げて密度を濃くしていくことができる人」と分析し、「多くの回数を見て頂けると楽しいのかなと思います」とアピールした。事前に鈴木氏から「橋本くんはスポンジのようにどんどん吸収できる人」と聞いていたという篠井は、「毎日台詞の言い方を少しずつ変えてくれるので『今日はこんなふうに来るんだ』とフレッシュにセッションを楽しませてもらっている」と橋本との芝居の楽しさを明かす。続けて橋本の印象を「真面目できっちりしている。息子くらい歳が離れているので敬ってくれるし、支えて頂いています」と語った。また、劇中の台詞にちなみ「自身はSかMか」と聞かれた橋本は「どちらかというとドSですね。でも褒められて伸びるタイプ。叱られると沈んじゃいます」と回答。2人からの褒め言葉には「めちゃくちゃうれしい。千秋楽までいろんなことに挑戦してどんどん変えていきたいなと思いました」とさらなる成長を誓った。今作では“革命”がテーマの1つとなっているが「革命を起こしたいこと」について篠井は「コロナ禍でライブや演劇の世界はすごくしんどい現状。生きるビタミン剤になるものだと思うので、もっと皆さんが生で見に行く、生で聞きに行く芸術革命が起きたら」と願いを込める。橋本も「厳しい状況のなかでも、もっと皆さんを幸せにできることを探していきたい。エンタメでやれることをどんどんやっていきたい」と同意した。『「ピース」 -peace or piece?』は、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで7月28日~8月8日に上演される。
2021年07月27日“パンダ”をモチーフにしたマリトッツォ「パンダのマリトッツォ ~和歌山県産のフルーツコンポート入り~」が、和歌山・白良荘グランドホテルに登場。2021年7月17日(土)より、1日10個限定で販売されます。イタリア・ローマの伝統菓子として知られる話題スイーツ「マリトッツォ」が、和歌山・白浜を代表する‟パンダ”のモチーフでお目見え。「マリトッツォ」お馴染みのたっぷりの生クリームには、愛くるしいパンダのフェイスをチョコで描いたほか、ブリオッシュ生地の天面には“耳”をちょこんとあしらった、キュートなビジュアルが魅力的です。また見た目だけでなく、素材にもこだわった「パンダのマリトッツォ」は、生クリームと共に、和歌山県産のジューシーなフルーツコンポートを挟んでいるのも特徴。バターをたっぷりと使用したブリオッシュ生地とフルーティーな生クリームが絡み合う、贅沢な味わいに仕上げています。【詳細】「パンダのマリトッツォ ~和歌山県産のフルーツコンポート入り~」1個600円販売期間:2021年7月17日(土)~8月31日(火) 11:00~21:30(L.O.)販売場所:白良荘グランドホテル 1階ロビーラウンジ「シュガービーチ」住所:和歌山県西牟婁郡白浜町868※1日10個限定販売、予約不可の為、売り切れになる場合あり。※プール・ビーチサイド等へのテイクアウトも可能。【問い合わせ】TEL:0739-43-0100
2021年07月23日「ドラゴン桜」への出演も話題となった志田彩良と、井浦新が親子役で共演する今泉力哉監督最新作『かそけきサンカヨウ』より予告編が公開された。今回公開された映像は、志田さん演じる陽が、同級生との会話をきっかけに、母親と過ごした幼い頃の記憶を思い出すシーンから始まる。幼い頃に出ていってしまった母。母親不在でも父との静かな暮らしに満足していた陽だったが、父から「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と唐突に打ち明けられ、陽の生活は一変。新しい母と幼い妹が家族に加わり、一人、宙ぶらりんな気持ちを抱える陽。そして、そんな感情がついに爆発してしまう様子も映し出されている。また予告編と併せて、陽と父・直が一緒に過ごす、穏やかな時間が切り取られたキービジュアルも到着した。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年07月15日広瀬すずと松坂桃李のダブル主演する『流浪の月』が8月上旬にクランクインし、2022年に公開されることが分かった。凪良ゆうによる原作『流浪の月』(東京創元社刊)は、2020年の本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた作品。9歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の大学生・佐伯文を松坂が演じる。いつまでも消えない“被害女児”と“加害者”という烙印、そして事件の契機となったそれぞれの秘密を抱えたまま、15年後に再会した更紗と文の選んだ道とは。繊細に揺れ動くふたりの思いが胸にせまるこの珠玉の物語を監督するのは『悪人』や『怒り』の名匠・李相日。先行きの見えないこの世界の片隅に確かにあると信じられる、「魂と魂の未来永劫揺るがない結びつき」を描きたいと意気込みを語る。今や同世代女性を代表するアイコン的存在であり、国民的女優としての地位を築き上げている広瀬すずは『怒り』(2016年)に続く2度目の李監督作品への参加に「私は毎日なんだか、どこかずっと緊張しています」と胸の内を明かした。そして『孤狼の血』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、『新聞記者』で同最優秀主演男優賞を2年連続受賞するなど近年の日本映画界で圧倒的存在感を放つ松坂桃李は、初の李組参加に向けて「全身全霊でいきます」と丹念に準備して挑む。<広瀬すず・コメント>本当にびっくりしました。でも、いつかまた、李組に参加したいという事は「怒り」以来、ずっと思い続けてきた事でもありました。「この役の気持ちを知ってると思って」と監督に言われたその日から私は毎日なんだか、どこかずっと緊張しています。私の少しの変化を、誰よりも早く細かく気付かれてしまいます。だからこそ監督の前では絶対嘘がつけないし、ちょっとでも誤魔化そうとするもんなら…想像するだけで…今、監督の前でお芝居するのが怖いです。あ、その緊張ですかね。松坂さんは、以前ご一緒した現場でとても真面目で大らかな印象を受けました。文を松坂さんが演じると知った時も、なんだかすぐにしっくりくる不思議な雰囲気もあり、今回の役、作品で、ご一緒出来る事はとても楽しみです。<松坂桃李・コメント>李監督とは初めてご一緒しますが、作品を拝見していて、いつかやってみたいとずっと思っていた方でした。正直今は霧の中にいる気分です。ただこの作品に文として参加できる喜びを噛み締めてもいます。全身全霊でいきます。広瀬さんは成島組以来の再会ですが、肝が据わっていて頼もしさすら感じます。改めてご一緒出来ることほんとうに楽しみです。李組の皆さんと創り上げていきたいです。宜しくお願い致します。<李相日監督・コメント>痛ましい過去を背負った二人の物語なのに、悲壮感が漂わずにどこか浮遊しているような心地良さに包まれました。恋愛、友情、家族愛…名前のつけられない関係がここには存在します。魂と魂の未来永劫揺るがない結びつき。そんなものはこの世界に存在しないのかもしれません。けれど、まずは信じてみる。この物語を信じる。更紗と文、二人の息遣いを信じる。そこから、映画『流浪の月』はスタートしました。「怒り」以来ですが、広瀬すずとは必ずまた映画で再会する。疑いのない確信と、強い願望を常々持ち続けていました。松坂桃李君のこの作品への意気込みには驚嘆するばかりです。身体つきはもちろん髪や体毛の一本一本、皮膚感に到るまで役に向けて丁寧に積み上げていく執念には心が震えます。二人の眼差しが重なり、互いを慈しむ優しさに溢れた時、自分がどれほど心を奪われるのか…待ち遠しくてなりません。<原作:凪良ゆう・コメント>夢みたいでした。初めての映画化、さらに以前から作品のファンだった李監督に撮っていただけると聞いて、人生ってこんなことがあるんだなあと呆然としたほどです。小説からさらに広がっていく映画『流浪の月』が今から楽しみでなりません。李監督から脚本をいただいたとき、人物への理解の深さに鳥肌が立ちました。原作にはないエピソードを追加しながらも、どこまでも更紗らしく文らしい。どれだけ原作を読み込んでくださったのだろうと、李監督にお任せして本当によかったと改めて確信しています。広瀬さんも松坂さんも際だった存在感と透明感のあるおふたり。一見静かながら内に渇望を秘めた文と更紗に、どこか通じるものを感じています。おふたりに演じていただくことで、物語に込めた思いがより多くの方に伝わるよう願っています。『流浪の月』2022年公開予定
2021年07月12日俳優の綱啓永、井上想良が出演するTikTokオリジナルドラマ『世界が終わる1分前』(全7話 1週間連続投稿20:00〜)が、14日より配信される。同作の原案は、TikTokで110万回再生を記録したオリジナル動画『世界が終わる5分前』を制作した、Z世代注目のTikTok厳選クリエイター「ひろと。ゼロテン公式」氏。さらに脚本として、このドラマのた めにオリジナルストーリーも作成している。また、600万回再生にのぼる作品も投稿するTikTok厳選クリエイターのフォトグラファー「Ayane/写真撮る人」氏が撮影と編集を担当する。世界が終わりを迎える1分前、二人は何を思うのか……。友情を確かめ合い、希望を語り合い、これまでの人生に思いを馳せる。映画館・海・歩道橋・稽古場・屋上・渋谷の街・公園の7つのシチュエーションで繰り広げられる、切なさあふれる物語。ABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー番組『恋とオオカミには騙されない』でも話題になった綱、井上が、シチュエーション毎に異なる役柄をこなし演じきる。また、同作の公式TikTokアカウントでは、ドラマ予告編となるティザー動画を7日より配信中。さらに、14日〜20日までドラマ投稿時間の15分前(19:45〜)から“つなそら”によるTikTokライブも開催される。ライブ配信には吉田伶香、りゅうと、樋口晃平らZ世代注目の俳優・モデルや、インフルエンサーながらTikTokプロデューサーとしても活動している、あぃりDXらスペシャルゲストも参加する。■綱啓永コメントこの度、TikTokオリジナルドラマ『世界が終わる1分前』に出演させていただく事になりました。ひろとさん、Ayaneさん、そして“つなそら”がチームを組んでのTikTokドラマという新しい試み。とてもワクワクしながら撮影しました。想良とじゃないと、“つなそら”じゃないと撮れないような、この関係性をそのまま活かしたようなドラマになっています。TikTokならではの新しい感覚のドラマになっていて、一人でも多くの方々に楽しんでいただきたいです。ぜひご覧下さい。■井上想良コメント今回TikTokオリジナルドラマ『世界が終わる1分前』に出演させていただきました。TikTokでのドラマという新たな試みですごくワクワクしています。僕たちの普段の楽しくてポップな空気感、それと裏腹に考えさせられるようなエモいストーリーに大注目です。ひろとさんのアイデアとAyaneさんの撮影技術。お二人とも僕と啓永にしかできない、僕たちらしいものを作るために力を貸してくれました。色々な思いが詰まっている新しい世界観のドラマをぜひ多くの方に観て頂きたいです!■ひろと。ゼロテン公式氏コメント「人は死ぬ前に何を思うのか」。僕たちはどのように人生の最期を迎えるのでしょう。笑っているのか、泣いているのか、後悔しているのか。人の数だけ、さまざまな最期があるかと思います。本作品は「死ぬ直前の二人」をテーマにしたものです。悲観的に捉えられる「死」を前にした時に、彼らは何を話すのか。ご覧いただいた皆様の心の中に、何か少しでも残すことができれば、とても嬉しく思います。■Ayane/写真撮る人氏コメントこの度、TikTokドラマ『世界が終わる1分前』の撮影・編集を担当させていただくことになりました。人気沸騰中の若手俳優“つなそら”コンビ、TikTokで独自の世界を作り出すひろとくんとのコラボとのことで、Z世代だからこそ作り出せるコンテンツになっているかと思います。これまでのドラマとは違った楽しみ方ができるTikTokドラマですので、ぜひたくさんの方にご視聴いただければと思います。
2021年07月08日TwitterとInstagramの合計フォロワー数は約455万人、4本のレギュラー番組を抱えるなど、AKB48グループ卒業生の中で圧倒的な活躍を見せる指原莉乃(28)。そんな指原の“プレゼント力”が話題を呼んでいるという。6月26日、自身のYouTubeチャンネルを更新した指原。後輩の宮脇咲良(23)と村重杏奈(22)にハイブランドのプレゼントを渡す「太っ腹動画」を公開した。135万回再生超えと話題になっている。動画のなかで指原は「この前2人からプレゼントをもらったから、そのお返しに」と、宮脇と村重にグッチのカチューシャをプレゼント。実はこのカチューシャ、NiziUのMAYUKA(17)がABEMAで着用し、品薄状態になるほど話題になったもの。それだけに宮脇と村重も「めっちゃうれしい!」と興奮しながら歓喜していた。さらに、HKT48を卒業した宮脇には「SAKURA」の名前がデザインされたクリスチャン・ディオールのバッグもプレゼント。これに宮脇は「すごい!ありがとうございます」と感無量の様子だった。この動画は135万回以上再生され、YouTubeのコメントでは《さっしー。プレゼントセンス、最&高やん(笑)》といったプレゼントセンスを称賛する声が相次いだ。また今年1月には、公私ともに仲のよいフワちゃん(27)にバレンシアガの蛍光バッグをプレゼント。フワちゃんは自身のTwitterで「さっしーが誕プレでバレンシアガ買ってくれた!!!!!!!ウレンシアガ!!!!!!」とツイートしていた。こうした指原の“プレゼント力”は芸能界でも評判だという。「指原さんは友人や後輩だけでなく、仕事仲間にもよくプレゼントを贈ることで知られています。『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で共演しているフットボールアワーの後藤輝基さん(47)の誕生日には、そらジローのぬいぐるみをプレゼント。実は、後藤さんの息子さんがそらジローの大ファンで、そのことを事前に調べて用意したそうです。これには後藤さんも『これはすごい!』と大喜びしていました。プレゼントをただ贈るだけでなく、きちんと相手の好みなどを調べてから用意する指原さんの気遣い力にみんな心を鷲掴みにされるそうです」(テレビ局関係者)さて、指原が次にプレゼントするものとは――。
2021年07月08日先月HKT48を卒業した宮脇咲良が6日、都内で行われた「KDDI×OPENREC.tv 業務提携に関する発表会」に出席し、七夕の願いごとを発表した。新たなゲーム視聴・配信体験の提供に向け、KDDIと動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を提供するCyberZが業務提携することを発表。これを記念し、ゲーム好きで知られている宮脇咲良、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの海沼流星、そして、プロゲーマーのナウマン、ミリンケーキが登壇した。宮脇は、ゲーム好きになったきっかけについて、「小学1年生のときにDSが出て、そのときからです」と説明。「すごいするときは(夜から)朝の7時くらいまでやるときがあります」と明かした。イベントでは、4人で『ボンバーマン』をプレイして勝負。宮脇は「やばい!」などと声を上げながらゲームを楽しみ、ナウマンが2連勝すると「すごい!」と驚いていた。また、翌日が七夕ということで、短冊型のフリップに願いごとに書き入れ、笹に飾り付け。宮脇は「エイム力向上」(ゲームなどに必要な正確に当てる能力)と書き入れ、「どのゲームをするにもエイム力って必要かなと思うので。私は好きなんですけど下手なほうなので、ゲームが少しでも上手になればと思ってこの願い事にしました」と説明した。ちなみに、アイドル時代は毎年、「世界平和」をお願いしていたという。「13歳からアイドルしていて毎年アイドルのイベントで書かされるのでそこで『世界平和』を書くようにしていました」と述べ、願いごと変更をツッコまれると「卒業したので」と笑った。
2021年07月06日