フリーアナウンサーの尾崎里紗が5日、自身のインスタグラムを更新。【画像】尾崎里紗、憧れの通販番組に初出演!「ずっと可愛い」の声!進行を務めるYouTube番組「REAL VALUE」#10が公開されたことを報告した。「今回も、かなり、かなり、白熱しています…」と番組の内容に触れつつ、「これまでのアナウンサー人生で1番といっても過言ではないほど刺激的な現場です!!」と、並々ならぬ熱量を伝えた。三崎優太のチャンネルで公開されている同番組は、毎回鋭い議論が交わされることで話題を集めている。 この投稿をInstagramで見る 尾崎 里紗(@ozaki.risa)がシェアした投稿 この投稿には「尾崎ちゃんめっちゃ可愛くて衣装もめっちゃ似合ってます」「衣装めちゃくちゃ素敵でお似合いですね」といった称賛の声が寄せられている。
2025年03月05日バーブラ・ストライサンドのドキュメンタリーの製作が進行中であると発表された。映画には、これまで公開されたことのないストライサンドのパーソナルなビデオ、写真、レコーディングなどが盛り込まれるという。何部かに分けた作品になるとのことで、大規模なプロジェクトのようだ。製作はソニー・ミュージック・ビジョン、コロンビア・レコード、ジグゾー・プロダクションズ、ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー。監督は、2020年のドキュメンタリー映画『ビー・ジーズ栄光の軌跡』も手がけたフランク・マーシャル。プロデューサーは『「闇」へ』でオスカー長編ドキュメンタリー賞を受賞したアレックス・ギブニー。彼は過去にジャニス・ジョプリン、タイガー・ウッズ、ロビン・ウィリアムズなどの人物のドキュメンタリーも製作してきている。公開予定日は明らかにされていない。文=猿渡由紀
2024年09月27日パラマウント・ピクチャーズで、新たな『スター・トレック』の映画を作る企画が進行している。監督は、Disney+の『キャシアン・アンドー』で製作総指揮と監督を兼任したトビー・ヘインズ。脚本は『ダーク・シャドウ』『リンカーン/秘密の書』のセス・グレアム=スミス。製作は、『X-MEN:ダーク・フェニックス』でプロデューサー、監督、脚本を兼任したサイモン・キンバーグが手がけることになりそうだ。オリジンストーリーで、2009年にクリス・パイン主演でリブートされた『スター・トレック』の数十年前が舞台になるらしい。『スター・トレック』シリーズの最近の劇場用映画は、ジャスティン・リンが監督した2016年の『スター・トレック BEYOND』。文=猿渡由紀
2024年05月22日皆さんはパートナーの行動で困った経験はありますか?今回は結婚式の進行を勝手に変えた夫のエピソードを紹介します!実家に帰省中の夫相談なしに式の進行を変えられる義父の顔を立てるため…?夫も事情があったのかもしれませんが、勝手にプランを変更してしまった様子。勝手に決められてしまったことに、妻は怒りがおさまらないようですね…。これからの生活では、よりお互いに意見を伝え合うことが大切ですね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年10月11日女性の身体には、歳とともにさまざまな変化が訪れます。自覚症状がないとついつい見逃してしまい勝ちですが、知らないうちに疾患が進行していることも。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Tさんの場合……第二子を妊娠中に卵巣嚢腫になりました。とくに自覚症状はありませんでしたが、妊婦健診の超音波検査で発覚しました。たまたま見つかってとても運がよかったと思います。妊娠していなければ症状が出るまで気がつかなかったと思います。どんな治療を受けましたか?とくに治療はしませんでした。というのも、妊娠中は胎児に影響があるため治療できないと言われたからです。経過観察をしながら出産を待ちました。産後に超音波検査をすると卵巣嚢腫は自然消滅していたので、そのあとは何もしていません。世の女性陣へ伝えたいことは?卵巣嚢腫は症状がないため、なかなか気づきにくい病気です。進行すると捻転して緊急手術することもあるとのこと。毎年、健康診断を受けると安心だと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。定期的な婦人科検診を……自覚症状はなかったものの、妊婦検診の超音波検査で卵巣嚢腫と診断されたTさん。病気が隠れていても、自覚症状がないと見逃してしまうこともあります。皆さんも異変に少しでも気づけるように、定期的に健康診断や婦人科検診を受けてみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月07日「お酒に弱い人、つまりアルコールを分解しにくい体質の人がお酒を飲むと、胃がんを発症するリスクが高まることが、新たな研究結果からわかりました」こう話すのは、国立がん研究センター研究所がんゲノミクス研究分野長の柴田龍弘先生だ。胃がんは全体の約7割が「腸型」、約3割が「びまん型」と、大きく2種に分類される。腸型の胃がんはピロリ菌感染が原因とされているが、びまん型の胃がんの発症原因は「まだ解明されていないんです」と柴田先生。しかし、柴田先生を中心とする研究チームによって、アルコールを分解しにくい体質の人は、お酒を飲む習慣から遺伝子変異が引き起こされ、それが原因となり「びまん型胃がん」の発症リスクが高まることが確認されたのだ。耳慣れない「びまん型胃がん」という病気には、進行の早いスキルス胃がんも含まれる。「がん細胞が胃全体に広がり、線維化して硬くなっている状態がスキルス胃がんです。腸型の胃がんより進行や転移が早く、5年生存率も低くなる傾向があります」命を脅かす胃がんのリスクが、お酒が弱い人の飲酒と関係があるとは驚きだが、そもそも「アルコールを分解しにくい体質」とは?「まったく飲めない人や、ビールをコップ1杯飲めば顔が真っ赤になる人は分解しにくい人といえます。日本人の数%が該当します」少しの飲酒で気持ち悪くなったり吐いてしまう人や、よく二日酔いになる人もあてはまるそうだ。「また、本来アルコールを分解しにくい体質でも、飲酒に慣れてある程度飲めるようになる人もいます。これが『中間層』で、日本人の4割ほどはいると考えられます」学生時代や社会人になりたてのころなど、最初はお酒が苦手だったのに、飲み会など飲酒の機会が増えるうちに飲めるようになってきた、という人には、この「中間層」が少なからずいるそうなのだ。夫の晩酌に毎回付き合う人や、仕事や友人との付き合いでよく飲む人のなかにも、中間層の人がいるかもしれないから要注意。自分が認識していないだけで、じつはアルコールを分解しにくい体質の可能性もあるとなれば気になるところ。柴田先生がセルフチェックの仕方を教えてくれた。「次の2つの質問で判定します。(1)現在ビールをコップ1杯程度の少量の飲酒ですぐ顔が赤くなる傾向がありますか?(2)飲み始めたころの1~2年間はそういう体質がありましたか?このうち一方でも『はい』であれば、アルコールを分解しにくい体質です」これにあてはまる場合、飲酒を続けていると胃がんリスクを高めてしまうことに……。「本当は飲めない体質なのに自分で『飲める』と思っている場合は厄介です。月並みですが、『休肝日』を設けるところから始めましょう」一度、自分のアルコールとの付き合い方を見直してみよう。
2023年03月30日イーロン・マスクのドキュメンタリー映画の企画が進行中だ。タイトルは『Musk』。監督はアレックス・ギブニー。ギブニーは『「闇」へ』でオスカー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。『エンロン巨大企業はいかにして崩壊したのか?』でも同部門にノミネートされた。その他の監督作に『ランス・アームストロングツール・ド・フランス7冠の真実』『ストーリー・オブ・ウィキリークス正義と犯罪の狭間』などがある。ギブニーは長いことマスクをテーマに取り上げたいと考え、少しずつ準備をしてきたらしい。彼は deadline.com に対し、「すばらしいチームがついてくれたことに興奮を覚えている」とコメントしている。文=猿渡由紀
2023年03月07日声優事務所の81プロデュースが、2023年2月17日にウェブサイトを更新。所属声優の1人である津久井教生(つくい・きょうせい)さんが、筋萎縮性側索硬化症(通称:ALS)の進行を受け、気管切開の手術を行ったことを明かしました。津久井さんは1992年から、ニャンちゅう役としてNHKのさまざまな番組に出演していましたが、症状の進行を受け2022年11月に降板を発表。世代を超えて愛されてきた、ニャンちゅうの声優交代は世間に衝撃を与え、たくさんの惜しむ声や応援する声が上がりました。津久井教生、ALS進行で発声が困難な状況に国によって指定難病に登録されている、ALS。身体を動かすために必要な筋肉が萎縮することで、呼吸すら困難になってしまう恐ろしい病気です。以前からALSの治療を受けていた津久井さんは、今回、気管切開の手術を行うと同時に人工呼吸器を装着。それによって、声を出すことができなくなってしまったといいます。津久井さんの今後について、事務所は「今できることを模索し、これからも責任をもってマネジメントを続けていきたい」とつづりました。声優の仕事をしているにもかかわらず、声を失うつらさは、想像を絶するものでしょう。津久井さんはYouTubeに動画を公開し、想いを明かしています。動画の概要欄で「ALS罹患者としては、ここからがスタートな気がします」と前向きなコメントをしている、津久井さん。文章を読み上げる機能を使い、現状や今後について、動画を通して「ゆっくりと前に進みたい」という気持ちを多くの人に発信しました。今回の前向きな姿勢で難病と闘っている津久井さんに、多くの人からエールが寄せられています。・動画を見たら、以前と変わらない優しい笑顔で涙が出た。前向きな姿が本当にかっこいいです。・本当に心の強い人だなあ。声が出せなくなっても、ずっと大好きです。・声を仕事にしている人が声を失うのは、とてもつらいと思う。でも、命がご無事でよかった。どんなに大きな壁にぶつかっても、今できることを考えて努力する姿は、たくさんの人に勇気を与えてくれたようです。そして、全国から寄せられたエールは、津久井さんに元気を与えていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年02月17日オーディション番組「Japan’s Got Talent」において、参加者を鼓舞し応援する進行役として、お笑いコンビの「かまいたち」が決定した。同番組は、浜田雅功(ダウンタウン)、GACKT、山田孝之、広瀬アリスといった、芸能界の酸いも甘いも知る日本屈指の審査員たちが、世界中の様々な才能を持った未来のスターとなりうる原石を日本で発掘する公開オーディション番組。番組を通して世界の舞台に活躍するスターが誕生する瞬間はもちろん、参加者によるパフォーマンスやオーディション番組ならではの挫折や葛藤、そして参加者の成長過程を配信する。今回発表された進行役の2人は、11月上旬に行われた一次オーディションの様子について「すごい人集まってますね。歌もダンスもコメディ要素があるものも…ワンちゃんもいましたね」と明かし、「すごいやつが日本で出たらしいぞって本家の審査員たちが会場に乗り込んでくるぐらいの、話題になってほしいですね」と参加者へエールを送る。この一次オーディションを経て、35人が予選へと駒を進め、そこから決勝のステージに立つことができるのは8人。視聴者投票によって優勝者が決定する。なお、そんな一次オーディションの様子が垣間見れる事前番組は、11月26日(土)夜8時より配信される。「Japan’s Got Talent」は2023年2月、ABEMAにて配信予定。(cinemacafe.net)
2022年11月21日1996年の大ヒット映画『ツイスター』の続編の企画が進行している。製作はユニバーサル、ワーナー・ブラザース、スティーブン・スピルバーグのアンブリン。現在、監督を探しているところで、候補には『プレデター:ザ・プレイ』のダン・トラクテンバーグ、ドキュメンタリー『フリーソロ』のエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ&ジミー・チンなどの名前が挙がっているようだ。プロデューサーはフランク・マーシャル。キャストにはオリジナルに出演したヘレン・ハントを呼び戻すことを考えているという。来年春の撮影スタートを目指している。文=猿渡由紀
2022年10月19日1993年の『ジョイ・ラック・クラブ』の続編の企画が進行していることがわかった。原作者エイミー・タン、オリジナルの脚本家ロン・バスが手がけるもので、オリジナルのキャストにも出演交渉がなされているという。監督は未定。母と娘のストーリーというアプローチは続編でも貫かれるが、今回は次の世代に焦点が当てられるようだ。ウェイン・ワンが監督したオリジナルは、当時のハリウッドで非常に珍しい全アジア系キャストの映画ということで注目された。製作費は1,100万ドルに対し、北米で3,300万ドルを売り上げるスマッシュヒットとなっている。文=猿渡由紀
2022年10月13日20世紀映画で、80年代のヒット映画『ワーキング・ガール』のリブート企画が進行しているようだ。セレーナ・ゴメスがプロデューサーを務める形で、現在最終交渉に入っているという。オリジナルの『ワーキング・ガール』には、メラニー・グリフィス、シガニー・ウィーヴァー、ハリソン・フォード、ジョン・キューザック、アレック・ボールドウィンが出演した。このリブート版のストーリーがどんなものになるのか、またゴメスがどんな役を演じるのかは不明。アメリカでは、おそらくHuluでの配信になりそうとのことだ。ゴメスはHuluが配信する『マーダーズ・イン・ビルディング』でもエグゼクティブ・プロデューサーを兼任している。文=猿渡由紀
2022年08月04日『ロッキー』のスピンオフ『ドラゴ』の製作準備が進行している。TheWrapが報じるところによると、MGMは最近、ロバート・ロートンを脚本家に雇ったようだ。『ドラゴ』の主人公は『ロッキー4』で初登場したイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)と、『クリード炎の宿敵』に登場した息子ヴィクター・ドラゴ(フロリアン・ムンテアヌ)。ドラゴを中心にしたスピンオフの構想があることは以前にもラングレンが語っていたが、脚本家が決まったことで本格始動となった。やはり『ロッキー』のスピンオフである『クリード』の3作目は、来年3月に北米公開が予定されている。今回は主演のマイケル・B・ジョーダンが監督も兼任する。文=猿渡由紀
2022年07月29日ディズニーで新たなミュージカルコメディ映画の企画が進行している。タイトルは『Penelope』。フェアリーテール『エンドウ豆の上に寝たお姫様』を新しい形で解釈するもののようだ。プロデューサーは『ANNIE/アニー』『ピーターラビット』のウィル・グラック。脚本はロバート・サダスが執筆する。オリジナルの楽曲はイングリット・マイケルソンとラリー・オキーフが書き下ろす。配信直行の作品が増えているが、今作は劇場での公開が意図されているらしい。キャスト、監督はこれから決まる。文=猿渡由紀
2022年07月22日■前回のあらすじ娘の入園がスムーズに進むように、母子分離に慣れるべく支援センターや公園にたくさん連れ出してみたけれど…。幼稚園入園前、ニコゴリさんの「母子分離」の心配がありましたが、この頃もうひとつ心配なことが…。夫の転勤で引越しをしたばかりだったのですが、恐ろしいことに再転勤になるという辞令が…。(転勤して2ヶ月後に再転勤!)なので、再度行く予定だった幼稚園が変わる…というイレギュラーに見舞われ、入園準備(願書から!)と引っ越しが重なり、慌ただしい日々を送っていました。■娘にとって幼稚園とは…■入園式で見た驚きの光景!おそらく、これからも母と遊びに行く場所、それが幼稚園だと思っている娘…。登園初日は果たしてどうなるのか…!?次回に続く「幼稚園に慣れるまで」(全7話)は17時更新!
2021年09月15日株式会社サリバテック(代表取締役CEO:砂村 眞琴、以下 サリバテック)は、唾液によるがんリスク検査「サリバチェッカー」に、2021年9月1日胃がんの検査項目を追加いたしました。【検査概要】検査名 :唾液によるがんリスク検査【サリバチェッカー】検査項目 :胃がん(9/1~)、肺がん、膵がん、大腸がん、口腔がん、乳がん※1検査方法 :唾液に含まれる代謝物を液体クロマトグラフィー質量分析機(LC/MS)で測定し、がん細胞で特異的に上昇する代謝物を用いリスクを評価検体採取量:唾液 0.1mL以上※1乳がんは女性のみ【背景】2017年1月より開始した唾液によるがんリスク検査【サリバチェッカー】は、痛みがなく場所を選ばず短時間で検査ができます。コロナ禍のセルフヘルスケア課題を解決できる検査サービスとしてのニーズが高まり、現在1,300以上の医療機関と300の企業・団体や健康保険組合にご利用いただいております。一方、評価できるがん種が限られており特に罹患率の高い「胃がん」追加をご期待いただいておりました。この度、都内医科系大学協力のもと研究開発が進み胃がんを追加する運びとなりました。今後もより簡単で高精度な検査を目指し、お客様からのご要望を反映し、多くのがん種および様々な疾患リスクの検査を開発し当社は進化を続けてまいります。【サリバチェッカー概要】「サリバチェッカー」は、唾液で現在のがん罹患リスクを評価します。唾液中の代謝物濃度を高精度に分析し、がん罹患時に異常値を示す物質の濃度をAI等で解析することで、現在のがん罹患リスクを評価します。唾液を採取し、サリバテックへ返送するだけで検査が可能なため、からだ・気持ちに負担をかけることなく、一度の検査で6種のがん罹患リスクを調べることができます。また、検査結果について相談可能な提携医療機関が全国に約400施設ございます。今後も提携医療機関を拡大してまいります。サリバチェッカー イメージサリバチェッカー URL: 【サリバテック・代表取締役CEO 砂村 眞琴より】胃がんの臨床研究に取り組んでおりましたが、代謝物からリスクを判定するAIのアルゴリズムが完成し、9月1日より胃がんを検査項目に追加する運びとなりました。これもひとえに、研究に参加していただいた胃がん患者の皆様とご家族様、そして各医療機関で研究に携わっていただいた先生方のご協力のおかげです。本邦に於いて、胃がんは男性の死因第2位、女性の死因第4位であり唾液検査の胃がんプロジェクトは最重要課題でした。サリバチェッカーがきっかけで大腸がんや膵嚢胞性腫瘍が発見された方から感謝のお言葉をいただいており大変励みになっております。既存の大腸がん・膵がんに胃がんが加わることになり、消化器系の疾患を広くカバーできるようになりました。コロナ禍でがん検診の受診率低下がニュースとなっております。医療機関の皆様におかれましても検診受診率の回復と意図したがんの早期発見の取り組みに当検査を是非ご活用ください。今後もアカデミアとの共同研究を進め、がんの検査項目を増やしていく予定です。また、がんだけでなく生活習慣病や精神疾患などの早期発見技術の開発にも着手しており、皆様の健康を守る役割を担っていきたいと考えております。臨床研究にご協力いただきました胃がん患者皆様のお気持ちを忘れずに、がんで苦しむ人を1人でも減らせるように当社は研鑚を重ねてまいります。【サリバテック概要】会社名 :株式会社サリバテック代表者名:代表取締役CEO 砂村 眞琴事業内容:・唾液によるがんリスク検査事業・新規リスク検査開発事業・研究検査受託事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月01日コロナのワクチンに大きな期待が寄せられる中、開発競争の舞台裏を描くドキュメンタリーが進行していることがわかった。タイトルは『Race for the Vaccine』。製作するのはCNNフィルムズとBBC。監督は、元ウィルス学者でフィルムメーカーのイギリス人キャサリン・ゲールと、医療ジャーナリストでフィルムメーカーのアメリカ人ケイレブ・ヘラーマンが共同で行う。ナレーションは、CNNの医療コレスポンダントで医師のサンジェイ・グプタが担当する。来年春、アメリカではCNN、イギリスではBBC Twoが放映する予定。文=猿渡由紀
2020年12月11日今年1月に岐阜市で胃がんの検診を受けた50代の女性が、7月16日に亡くなった。「要精密検査」と診断されていたにもかかわらず、「異常認めず」と誤って通知されていたのだ。市区町村が実施するがん検診への信頼を、大きく揺るがす事件であった。「全国の自治体で行われているがん検診で、正しくがんが発見できる精度は、そもそも7〜8割。4〜5割の自治体すらあります。がんの見落としは、かなりの確率で起こりうるのです」そう語るのは、国立がん研究センター・社会と健康研究センター検診研究部長の中山富雄医師。がん検診にはなぜ、そのように“穴”があるのだろうか?中山医師と、東京大学医学部附属病院放射線治療部門長の中川恵一医師が部位別に解説してくれた。【乳がん】乳腺が発達している人にマンモグラフィーは不向き女性の11人に1人がかかるといわれる乳がんは、40〜50代女性の部位別死因のトップ。年間1万4,000人ほどが命を落としている。「『マンモグラフィー』が乳がんの早期発見に効果があることは明らかですが、弱点もあります。画像で乳がんの部分は白く写るのですが、同時に乳腺も白く写るので“雪原で白うさぎを見つける”くらい、がんとの判別が難しいのです。とくに日本人は乳腺濃度の高い“デンスブレスト”が多く、画像を読む技量の低い医師による“見落とし”の可能性はあります。乳房に超音波を当ててがんの有無をみる『超音波検査(乳腺エコー)』は乳腺が白く写り、がんは黒く写ります。二親等以内に乳がんか卵巣がんにかかった人がいる“乳がん家系”の方は、40歳以前から乳がん検診をするべき。とくに若い人は乳腺が発達しているため、超音波検査がいいでしょう」(中川医師)乳がんの発見率はマンモグラフィーが8割、超音波が7割と万能ではないことも知っておきたい。「超音波検査も検査する技師の腕次第。機器を扱う角度のわずかなぶれで、乳がんが見逃されてしまうこともあるのです。わずかな病変を見つけ出す名人もいますが、そうでない人もたくさんいるのが現状。超音波検査の認定試験が’15年からスタートしていますが、技術の均一化には時間がかかりそうです」(中山医師)【胃がん】早期で見つかりやすいのはバリウム検査より胃カメラ’90年代まで日本での死亡者数が最も多かった胃がん。今でも5万人近くが亡くなっている。ただし、早期に発見できれば、ほぼ100%が治るという。おもな検査は「胃部X線検査(バリウム検査)」か「胃内視鏡検査(胃カメラ)」のどちらかを選択する。「胃がん患者の98%はピロリ菌の感染が原因です。採血や採尿などで感染の有無を調べ、感染していた場合には抗生物質で除菌することも重要です。バリウム検査は、X線画像に写る胃の粘膜の凹凸から病変を見つけます。これで手術可能な大きさまで進行した胃がんを見つけることはできますが、凹凸がない早期がんは盲点になりやすい。胃カメラは胃の内部の変化まで見られるため見落としが少ないのが特徴。早期の咽頭がんや食道がんが見つかることもあります」(中山医師)厚生労働省の「地域保健・健康増進報告」によれば、’16年に新たに胃がんになった13万人のうち、自治体のバリウム検査で見つかったのはわずか4,500人。もはや時代にそぐわないようだ。【子宮頸がん】「細胞診」の精度は高いがそれでも“見落とし”は2割年間で約1万人が患者となり、3,000人近くが亡くなっている子宮頸がん。おもな検査となるのはブラシやヘラで子宮頸部の粘膜を採取して調べる「細胞診」だ。「顕微鏡で採取した細胞を調べるため、有効性が高く、大規模な臨床研究でも『検診で死亡率が下がる』ことが判明しています」そう話す中川医師。それでも見つかる確率は、最大で8割という。「子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因。海外では主流になっている、HPVに感染しているかどうかをチェックする検査も、検診とあわせて行うといいでしょう」(中川医師)どうやら“見落とし”も多い、がん検診。とはいえ、「受診しないのは間違いです」と中川医師。「がん検診はそもそも“受診者個人のがんと向き合い、死亡リスクを下げる”ためのものではなく、“国民全体のがん死亡率の減少”が目的。でも、だからこそ公的な補助があるわけで、受けなければ損だと思います。そのうえで、自分の家系に多いがんや、生活習慣病の既往歴など、抱えているリスクに応じて、自己負担での検査も受けることが重要です」(中川医師)検診に頼りきらず、“自分に合った”がん対策を始めよう!
2019年08月13日アカペラグループ・RAG FAIRの土屋礼央が、17日に放送されたニッポン放送『土屋礼央 レオなるど』(毎週月曜~木曜 13:00~)で、妻が胃がんの手術を受けていたことを告白した。土屋は自身が10月に番組を急きょ欠席した際、「家族の手術に立ち会うため」であったことを番組で語っていたが、今回、妻の胃がん手術だったことを明らかにした。そして自身も人間ドックを受診してきたことを報告した。土屋は夏休みに家族旅行をしていた際、義母との会話で「ピロリ菌がいるかもしれないから検査した」という話があり、妻も受診する流れになったと経緯を説明。検診の結果、妻が「進行がん」であることがわかったという。その後、妻の手術日が決まったが、同番組の生放送日と重なっていた。結果的に、土屋は代演パーソナリティを立てることを決断し、番組を休んで手術に立ち会った。手術の結果は、胃の全摘出であり、医師からは「あと半年遅れていたら、助からなかった」と告げられたことを語った。今回、この一連の出来事を番組で語った理由は、妻から「あなたは、物事を世の中に伝えられる役割をもっているんだから、発信してほしい」と言われたこと。土屋はリスナーにも胃カメラによる検診を受けてほしいという気持ちと、そのためには自分自身が受診すべきだと感じて行動に移したことを明かした。
2018年12月17日高齢化や人口減少が進行することにより、我が国では今後様々な問題が発生すると予想されており、その中には「空き家の大量発生」や「廃墟マンションの出現」といったマンションに関わってきた者にとって目を背けたくなるものも含まれています。何か適切な解決策はないか、と「第2回団地マンションリノベーション総合展」で開催されたマンション管理についての講演会に先日参加し、思いがけない考え方に接することができました。■ 団地マンションリノベーション総合展とは?11月20日~22日に東京ビックサイトで開催された「Japan Home & Building Show2018」は住まいに関する建材・部材・設備・サービスが一堂に会する日本最大規模の専門展示会で、その中で「第2回団地マンションリノベーション総合展」も併せて開催されていました。イベントでは講演会も開催されており、大手のマンション管理会社である大和ライフネクストの丸山肇氏による「高経年マンションのための将来設計」は、マンションで今後予想される危機を避けるために何が必要かを説いたものでした。■ 2025年のマンションでは「2つの老い」が進行している!?2025年の日本は国民の3人に1人が65歳以上で5人に1人が75歳以上という「超・超高齢社会」となっており、それによって発生する諸問題が「2025年問題」と呼ばれています。マンションは総戸数が700万戸を突破しますが、それと同時に高経年化が進行し、全体の平均築年数がなんと28.3年なります。さらにマンションの内部では60歳以上の世帯主が全体の70%を超えると予想されており、2025年のマンションは建物と居住者の「2つの老い」という問題にさらされることになります。しかしここまでなら筆者もよく知っている事実です。■ 盲点だった「終の棲家を全うした後」スイマー / PIXTA(ピクスタ)管理が簡単でバリアフリー化が進んでいるマンションは高齢者の住まいとして適しており、子供が独立した夫婦が戸建てを売却してマンションに住み替えるという事例も珍しくなくなっています。以前なら戸建てに移る前のひとつのステップだったマンションですが、今では終の棲家として永住志向が高まっています。「終の棲家を全うした後」という視点は筆者にとっても盲点でした。講演では「マンションで人生を全うするたびに空き家が増える」と説き、「その後の姿」として1.子供たちも、多くは自分の家を所有済み、転売して新しい購入者が住む。2.転売せずに賃貸に出す。賃借人が付くなら、空き家にはならない。3.売るに売れず、貸すに貸せず。固定資産税や管理費等が持ち出しになる負の資産になる4.負の資産として、はなから相続を放棄。管理費等の請求先がない状態へという4通りのモデルを提示しています。1か2なら全く問題なし。管理会社のフロントを長くやった筆者は3の事例は知っていますが、4については考えたこともありませんでした。今回のセミナーで最も印象深かった項目です■ 「三つの方法」に飛びつくな?ABC / PIXTA(ピクスタ)2025年問題で最も避けなければならないのが管理不全によるマンションの廃墟化であることは誰もが認めています。老朽化したマンションの「建替え」や「更地清算」が現実問題としてかなり困難である以上、諸問題への対策としては「長寿命化」しかないというのが一般的な論調となっています。これについては筆者も同感でしたが、一方で「長寿命化」のために必要だとして提示された管理組合の活動内容に対しては「非現実的」と感じたのも事実です。この何とも悩ましい問題に対して講演では「3つの方法に飛びつくな」とし、現状を把握してマンション全体で学び、共有化していくことこそが大切であるとしています。「長寿命化」「建替え」「更地清算」という「3つの方法」 はどれもハードルが高く、最初からどれかひとつに決め打ちしてしまっては話がまとまらなくなってしまうからです。それぞれのマンションが持つ潜在力を全員が正確に把握し、アイデアを出し合えば「3つの方法」以外の解決策が見つかるかもしれず、たとえ最終的に「3つの方法」のどれかに頼らなければならなくなった場合でも、このような取り組み方をすれば今後につながります。■ 持続可能性につなげる方法を考え出す建物と居住者の「2つの老い」という問題に対して講演では「持続可能性」という考え方を提示し、若い世代が「住みたいと思える価値造り」がカギになると説いています。筆者もフロントとして数多くの管理組合を見てきましたが、売買などにより常に新しい人が入ってくるようなマンションでは管理組合も幅広い年齢層で構成されており、そのような組合は多様な問題に対応できるだけの強さと柔軟性を持っていたと思います。「マンションの廃墟化を防ぐには長寿命化しかない」と突っ走るより、こういった考え方の方が多くの人にとってはとっかかりやすいかもしれません。■ 自分がかかわるマンションだけは何とかしたいPIXTOKYO / PIXTA(ピクスタ)今後人口減少が加速化していく中、それでもマンションは建ち続けています。需要の減少が確実な状況で供給が変わらないのですから、いくら個々のマンションで「持続可能性」を追求しても社会全体の流れとして「空き家の大量発生」というのはもはやどうしようもないでしょう。こうした中で採りえる策としては「自分が関わるマンションだけは何とかする」ということしかないかもしれません。
2018年12月06日親の“ボケはじめ”は突然やってくる。大事なのは慌てないこと。脳の活性化や心のケアなど、家族全員で支えてあげれば、その進行を遅らせることができるという。「老いた親が認知症と診断されたからといって、子どもが絶望する必要はありません。認知症自体、直接的に死に結びつく病気ではないわけですし、対応次第では症状を緩和させたり、進行を遅らせることが十分に可能だからです」こう語るのは『先生!親がボケたみたいなんですけど……』(祥伝社)の著者、精神科医で国際医療福祉大学心理学科の和田秀樹教授。50代女性の親世代は70~80代、その多くが「ウチの親はいつ認知症と診断されるか」といった不安を抱えているはず。だが、診断が出た途端に別人に変わるわけではない、と和田先生は忠告する。そして、認知症は老化に伴う自然現象であり、前向きな姿勢で受け入れてほしいとアドバイスする。では「親の物忘れがひどい」と思ったときの対処法は?和田先生は、“全体の90%は使われていない”とも言われる脳をもっと活用して、脳の老化を防ぐことが大事だと話す。「脳内で最も早く老化が進行するのは前頭葉だといわれています。前頭葉は、記憶や感情、やる気などをつかさどる器官。この機能が落ちていくと、感情のコントロールが悪くなり、頑固になったり、怒りっぽくなったりします」(和田先生・以下同)しかし、老化した前頭葉を刺激し続ければ、気持ちや意欲の老化を防ぐことができるという。「親にはできるだけ“前頭葉を使う暮らし”をしてもらうことが大事です。前頭葉は老化すればするほど楽をしたがるので、子どもが親の前頭葉を刺激するシチュエーションを作ってあげることも、介護をするうえでの、大きなポイントになります」そこで、老化した前頭葉を活性化させ、認知症の進行を遅らせる生活習慣を和田先生が教えてくれた。■「やっていなかったこと」に挑戦「脳の残存機能を高めるためには、いつもと違うことに挑戦することが最も効果的です。毎日違った道を歩く、毎日違う服を着るなど、“変化”を経験させることが、脳の活性化につながります。読書であれば、ふだんは読まない作家の本や、初めてのジャンルを選びましょう。料理であれば、今まで作ったことのないメニューにトライしてみてください」■「年の離れた異性」との交流「私の知人に70歳を過ぎてもなお“女性のいるお店”が好きな方がいますが、非日常の空間で年の離れた異性と会話をするというのは、脳の活性化を促します。そういった場所では、ふだん家族と話している内容とは違う“知識”も必要となってきますので、前頭葉はフル回転。相手が、想定外の言動をすればするほど、対応のため脳が刺激されます」■お笑い番組などを見て大笑い「若いころに比べて感動することが少なくなったという人がいますが、確かに、前頭葉が老化すると感受性も弱くなります。とくに“笑い”は前頭葉を使う反応なので、積極的に『笑えるシチュエーション』を増やしてください。世代的にはテレビ番組『笑点』がお薦めでしょう。可能であれば、落語の寄席などに連れていって、プロの話芸を生で見せるのも効果的です」■「がんばりすぎない」適度な運動「適度な運動として代表的なのは散歩ですが、体操や軽いストレッチなど手足を動かすものは、前頭葉を活性化させるのに役立ちます。ただし、無理して“がんばりすぎる”のはNGです。過度な運動を続けていくと、活性酸素が増えて体内の細胞や遺伝子が酸化。老化を早めてしまうのです。毎日続けられる程度の負荷を心掛けてください」
2018年11月25日「’14年8月、病院で母がピロリ菌の検査を受けたところ、担当医から『お母さんはピロリ菌どころか胃がんになっています』と、突然告知されました。それもステージ4。『このままだと、あと3カ月で胃のすべてががんに侵され、腸閉塞になる』と……。それをイタリアにいたときに聞いた私は、頭の中が真っ白になりましたね」 当時の心境をこう振り返るのは、独自の美容メソッドが、多くの女性たちから絶大な信頼を得ている“吉本の美容番長”こと、シルクさん。 このたび累計40万部を突破した人気シリーズの4作目となる新著『シルクのべっぴん塾筋膜ゆるトレ』(ヨシモトブックス)を出版した彼女。その本のあとがきで、母・粕谷富美子さん(85)が胃がんで余命6カ月の宣告を受けたことを初めて明かしたのだ。 「がん告知を受けてから1カ月後に胃を全摘しました。ところが腹膜播種といって、すでにいろんなところにがんが散らばっていることがわかりました。担当医からは『余命6カ月~1年を覚悟してください』と言われ、めちゃくちゃショックでしたね」(シルクさん・以下同) その場にいた2人の妹たちに、「もっと母に生きてもらって、これからの6カ月をみんなで頑張ろう!」と声をかけた。 胃を全摘した富美子さん。これからは、胃腸に負担のかかる普通の食事はできない。野菜ソムリエプロの資格を持つシルクさんだが、食材選びから調味料、そして調理法に至るまで、これまでの食生活を根本から覆すほど猛勉強したという。とくに調理法では、油で揚げる・焼くといった料理が激減。土鍋や蒸し器を使った、蒸す・煮る料理を中心に考えた。 そしてシルクさんが、食生活の改善と並行して取り入れたのが、筋力トレーニング。 「母は82歳のときにがんの手術をしました。年齢とともに筋力が衰えてくると、家の中で転倒して複雑骨折することもありうる。そこから再び入院となれば、さらに筋力が落ちていく。そうならないために、自分のピラティスインストラクターの知識を生かしつつ、どこでも使えるフレックスバンド(ピラティスで使う伸び縮みするバンド)で、無理なく足腰を鍛えてもらうようにしたのです」 週に3~4日、富美子さんと一緒に暮らしているというシルクさん。仕事で家を空けるときは、2人の妹がサポートしてくれている。 「母ががんになるまで、LINEなどしたことなかったけど、がんをきっかけに3姉妹でLINEを始めて、母を細かく観察するようになりました(笑)」 そんな3姉妹の献身的なバックアップが奇跡を起こす。余命6カ月を宣告された富美子さんだったが、全摘手術から3年6カ月を経過した今もお元気なのだ! 「触診するとがんはあるんです。でも、大きくなっていない。抗がん剤の量も通常の半分にしてもらっています。担当医の先生も『奇跡だ』とおっしゃっています」 じつは食事と運動のほかに、富美子さんを元気にさせたもう一つの要因がある。それは「ドッグセラピー」。余命宣告を受けた後に、シルクさんは心のケアになると思い、富美子さんが大好きなヨークシャーテリアを飼うことにしたのだ。 「名前はルチア。今では母の腕枕で一緒に寝ています(笑)。このルチアがとても役に立っています。母が『散歩に連れて行ってあげないとかわいそう』と言いながら、外に連れ出すんです。散歩中にはご近所から声をかけられますし、誰かとしゃべってから帰ってくる。おかげで“家に閉じこもってしまう”という心配もなくなりました」 厚生労働省統計による、日本人の死亡原因は男女共に「がん」が1位。死亡者全体の約30%を占めている。もし、愛する家族が突然がんを告知されたら、どう対応すべきか。誰もが悩むはずだ。だが、シルクさんの体験談に、そのヒントがあるのではないだろうか。 「がんと闘うのではなく、がんと共存しながら一緒に生きていく。私たち姉妹はそうやって母を支えています。がんは急には消えないし、やっつけようとすればするほど、牙をむく。そんな気がするからです。母ががんを告知されたときは、『がんと一緒に生きていこうね』と語りかけました。そのうえで、自分にできることを考える。食事のことでは『今は胃腸を休めてゆっくりやっていこうね』、筋トレでは『こんな運動もいいから一緒にやろうね』と、常に声をかけながら母を巻き込んでいきました。ただ、何をやるにしても、自分が健康でいることも大事かな」
2018年04月13日質問:がんは遺伝するものと聞くのですが、わたしにも同じ部位に遺伝でがんができますか?先日祖父が脳梗塞で倒れました。幸い脳梗塞は軽いもので、発見も早かったので大事には至りませんでしたが、詳しく検査してみると胃がんが発見されました。ある程度進行したがんのようで、祖父は胃を全摘出する手術を受けました。がんを摘出したことにより、祖父は元気を取り戻し、今では以前より元気に過ごしております。がんは遺伝するものとよく聞くのですが、わたしにも同じ部位に遺伝でがんができるものなのでしょうか?福島県:クローバーさん(26)回答:「がん」の遺伝性についてお答えします。――「がん」の遺伝性おじいさまが脳梗塞で倒れられて、脳梗塞は軽症であったものの、検査によって進行胃がんが発見され、胃の全摘手術を受けられたということですね。短期間の間に大きな病気に二つもかかられて、ご本人はもちろんのことご家族も大変に心配されたことでしょう。ご質問いただきました、がんの遺伝性についてお答えしたいと思います。がんには数多くの種類がありますが、発生するがんの中で明らかに遺伝によるものと認められるのはわずかに約1%であるともいわれます。ずいぶん少ないように思いますが、実際には同じ家族の中で数人が同じタイプのがんにかかったという話を耳にすることも多いですよね。では、なぜ同一家系内に同じがんが多いような印象があるのでしょうか。これは、食事の好みや運動習慣をはじめとする生活習慣が、家族や親戚内で共通する場合が多いためと考えられています。多くのがんはいわゆる遺伝子による遺伝と、環境・生活習慣の微妙なバランスで発生することがわかっています。家族として生活していると、どうしても食事や運動習慣などの選択基準や好みは似通ってくることが多いものです。<「がん」の予防法について>がんのなかでも、胃がんは、スキルス胃がんと呼ばれる若年女性に多いタイプを除き、遺伝性よりも食生活やピロリ菌感染の有無の方が発病に関連が深いとされています。具体的には、塩分量の多い食事を避け、野菜や果物を多くとり(一日400g以上が望ましいといわれています)、熱い食べ物や飲み物は避け、またピロリ菌が陽性の場合はしっかり除菌を行うことで、ご家族に胃がんの方がいても多くの場合、胃がんを予防することができると考えられています。また、過度のストレスは万病の元になります。忙しい現代においてなかなか難しいこととは思いますが、できればある程度若いうちに、心からリフレッシュできるストレス解消法を見つけておきたいものです。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が30日、自身のブログを更新。昨年、胃がんのために32歳で亡くなった黒木奈々キャスターへの思いをつづった。麻央は、「今日は、報道番組のキャスターをされていた黒木奈々さんのことを想っていました」と書き出し、「同じ事務所で、同じ1982年生まれ同じ上智大学出身そして同じ時期に癌で闘っていました」と共通点を列挙。「元気になったらいつかお会いして、お話したいなと思っていました」と打ち明けた。続けて、「でも、奈々さんは亡くなられて、その、いつか、は叶えられませんでした」と悔やみ、「ご本人にも何も伝えられませんでした」と吐露。「今も、時々、黒木奈々さんを想います」と記した。そして、「『いつか』と思っていると、『いつか』までの距離は果てしなく縮まらない気がします」との思いを告白。「最近は、今は無理でも、『いつか』と思わないで、何年何月何日頃って決めて思うようにしました」と考え方を変えたことを明かした。
2016年09月30日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が20日、自身のブログを更新し、がんの進行状況を明かした。麻央は、「告知日」というエントリーで、14年10月に受けた生検の結果を知らされた日のことを振り返り、「診察室に入った時の先生の表情で、『陽性だったんだな、癌なんだな』と分かった」と明かした。そして、「心の準備は意外とできており、冷静に先生のお話を伺った」と続け、「この時点では、まだ脇のリンパ節転移のみだった」と説明。加えて、現在は肺や骨などに転移していることも打ち明けた。さらに、「私が結婚をした頃に、母が、乳癌を患っていたため、治療に関する知識はある程度あった」とつづった。その後、麻央は「お見舞い」というタイトルで再びブログを更新。夫で歌舞伎俳優・市川海老蔵の笑顔の写真をアップし、「突然、来て、驚いた」とコメントした。
2016年09月20日プロ野球・横浜DeNAベイスターズ前監督の中畑清が、千葉テレビ(チバテレ)で、ビジネス番組の進行役を担当することになった。8月6日スタートの『燃える男中畑清の123絶好調』(毎週土曜22:15~22:30/再放送毎週水曜11:30~11:45)で、企業のトップと対談する。この番組は、毎回、中畑がさまざまな企業のトップと対談し、社長の熱い一面や会社の熱いエピソード、熱い社員などを発掘していくというもの。"熱い"つながりで、燃える闘魂・アントニオ猪木のモノマネでおなじみのアントキの猪木も出演し、企業に闘魂注入を行うほか、エンディングでは、中畑が熱唱を披露するコーナーも用意されている。中畑は「監督業を終えた後、いろいろな企業の方とお会いする中で、こんな番組をできたら面白いな、という構想があり、それがチバテレとうまくマッチしてこの番組が実現しました」と、立ち上げの経緯を説明。球団の監督と企業の社長の共通点は「スタッフに対する意識」だといい、対談した企業のトップから「パワーを感じられ、成功していてうらやましく思いました」と感想を語る。番組については「すごく良いアイデアを提供できると思います」と自信。「視聴者の皆さんには番組を見て、利用できるものが見つかったらトライしてほしいですね。幸せになるためのアイデアやヒントが、この番組には転がっていますよ!」と見どころを話している。
2016年07月26日『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』シリーズのピーター・ジャクソン監督と、スティーヴン・スピルバーグ監督が秘密のプロジェクトを進行中だという。ジャクソン監督とスピルバーグ監督は2011年に『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』を共同製作した仲であり、『タンタン』シリーズ2作目はジャクソン監督がメガホンを取ることが発表されていた。しかし1作目からすでに5年が経過しているが一向に続編製作の進み具合が聞こえてこない。「TimesOut」がスピルバーグ監督に話を聞いたところ、「ピーターはここ数年『ホビット』シリーズで忙しかったから『タンタン』からは遠ざかっていたね。それに、彼は私の製作会社でもう1本の映画を作っているんだ。誰も知らない秘密の映画だよ。それが終わったら『タンタン』に着手するだろう」と密かに1本の映画が製作進行中であることを明らかにした。また、『タンタン』2作目に関しては、まだ公開日は決定していないとのことだが、タイトルは「The Adventures of Tintin: Prisoners of the Sun」(原題)に決まっており、脚本は出来上がっているそうだ。スピルバーグ監督は、「ピーターは私の製作会社と『タンタン』シリーズを3作一緒に製作する契約を結んでいる。2作目は私がプロデューサーで彼が監督、3作目はまだ誰とは言えないけれど、新たに監督を選ぶつもりだ」と語っている。『タンタン』2作目よりも早く公開が見込まれる秘密の映画とは一体何なのか、情報解禁を乞うご期待!(Hiromi Kaku)
2016年07月04日国立がん研究センターは3月10日、インターネット上で複数の質問に回答していくだけで胃がんのなりやすさが確認できる「胃がんリスクチェック」を公開した。同センターはこれまで、科学的根拠に基づく「がんリスクチェック」シリーズとして、「大腸がんリスクチェック」「がんと循環器の病気リスクチェック」などの4コンテンツを公開してきた。このほど、これらのコンテンツに新たに「胃がんリスクチェック」を追加した。同コンテンツの対象者は、40歳から69歳の男女。年齢や性別、喫煙、塩蔵食品の摂取頻度などから導かれる今後10年の「胃がん罹患リスク」をその場で確認できる仕組みとなっている。具体的には「たばこを吸っていますか? 」「血のつながりのある親、または兄弟・姉妹で胃がんになった方はいますか? 」などの7つの質問に回答することで、胃がんのリスク分類(ABC分類)と性別、年齢に基づく今後10年間の胃がんリスク度がわかる。さらに、「油断せずに胃の調子に気を配り、症状があれば医師を受診して必要に応じた検査を受ける姿勢は必要です」などのアドバイスも確認可能だ。国立がん研究センターはこれまでにもがんの10年生存率や糖尿病リスクに関するデータを報告。今回の新規コンテンツに関しては、「胃がんリスクを知り、あなたの生活習慣やがん検診受診状況を見直すきっかけとしてご利用ください」としている。
2016年03月11日徳島大学は2月29日、胃がんにおける分子標的治療薬の標的であるHER2遺伝子増幅を高感度・高精度に低侵襲で検出できる方法を開発したと発表した。同成果は、徳島大学大学院 医歯薬学研究部 人類遺伝学分野 井本逸勢 教授、増田清士 准教授、京都府立医科大学 消化器外科 大辻英吾 教授、市川大輔 准教授らの研究グループによるもので、2月13日付けの日本胃癌学会誌「Gastric Cancer」オンライン版に掲載された。HER2遺伝子増幅によるHER2分子の活性化は、乳がんや胃がんの一部の症例で悪性化の原因となっており、現在は手術時のがん組織を用いて、その陽性・陰性が診断されている。特に、胃がんのHER2遺伝子増幅症例では、外科治療後の再発時にこの分子を標的にした分子標的治療薬などを用いた薬剤治療を行うことができる。しかし、HER2陽性胃がんと診断されても、すべてのがん細胞でHER2増幅が起こっているわけではないために、再発したがんのなかでHER2増幅を持った細胞が主に増えていなければ分子標的薬の治療効果は見込めない。また、胃がん組織でHER2陰性と診断されていても、がん中のわずかなHER2増幅細胞が見逃されていた場合には、それが主に増えて再発が起こった場合、分子標的薬の効果が見込めるのにもかかわらず、治療には使えないことになる。今回開発された手法は、血液中に流れるがん由来のDNAから高精度にHER2遺伝子の増幅の有無を判定するもので、採血のみで何度でも行うことが可能。同グループでは、すでにリアルタイムPCR法を用いた検出法を論文報告していたが、今回Droplet digital PCR法を用いることで、より安定で高感度、高精度に検出が可能になり、臨床現場で用いることができる実用性に近づいたとしている。また、手術標本ではHER2陰性で血液でもHER2増幅のなかった症例のなかに、再発後の血液でHER2増幅を示した症例が約半数認められた。繰り返し採血できた症例では、HER2増幅の程度を示す値が再発の進行と共に上がっていくことが確かめられており、このような患者では分子標的薬を用いた薬物治療が有効な可能性がある。また、手術前に血液でHER2増幅があることがわかっていた症例では、手術で一旦値が低下した後、再発と共に再度値が上昇し、分子標的薬を用いた薬物治療開始によって再発腫瘍が小さくなるとまた値が低下するなど、再発のモニターや治療効果のマーカーになることもわかった。同研究グループは今回の成果について、血液で診断できることで、再発の監視や治療効果の予測・判定がリアルタイムに行えることになり、今後の胃がん治療に有用なツールとなる可能性があると説明している。
2016年02月29日放射線医学総合研究所(放医研)は1月29日、パーキンソン病の進行に伴い変化する新しいバイオマーカーを発見したと発表した。同成果は、同研究所 分子イメージング研究センター 分子認識研究プログラム 山崎友照 研究員らの研究グループによるもので、1月13日付けの米科学誌「The Journal of Neuroscience」に掲載された。パーキンソン病は、脳の線条体という部位でドーパミンとアセチルコリンという神経伝達物質の絶対量の不均衡が生じることで、ふるえや強剛、無動、姿勢障害などといった運動障害や認知機能障害を引き起こす脳の病気。病因は諸説あるが、α-シヌクレインと呼ばれる異常タンパクの蓄積がドーパミン産生細胞の障害を引き起こすことが要因のひとつであると考えられている。しかし、異常タンパクの蓄積から神経障害に至るまでの病態背景についてはわかっていない。今回の研究では、グルタミン酸由来の興奮性神経伝達を介在する神経細胞のスパインと呼ばれる部位で発現している代謝型グルタミン酸受容体「mGluR1」に着目。近年、放医研において、mGluR1に特異的に結合するPET薬剤[11C]ITDMの開発に成功し、PETイメージングで生きた動物の脳内におけるmGluR1の発現量を正確に測定することを可能にしていたことから、パーキンソン病モデルラットのmGluR1発現量の変化を生きたままの状態で長期間観察した。パーキンソン病の病態進行度は、ラットの自発的な活動性を測定するオープンフィールド試験により測定した行動量のスコアを用い、行動障害の指標とした。この結果、野生型ラットの行動量は月齢と共に緩やかな減少を示したのに対し、パーキンソン病ラットでは、若齢の4~5月齢にかけて一時的に増加傾向を示し、その後、劇的に減少し明らかな行動障害を呈した。また、16月齢のラット脳切片を用いて、変異型α-シヌクレインに対する抗体を用いて染色したところ、パーキンソン病ラット線条体において変異型α-シヌクレインの集積が確認された。PETイメージングの結果では、野生型ラットに比べて、パーキンソン病ラットにおけるmGluR1に対する[11C]ITDMの結合能は4月齢で高く、その後、月齢が進むにつれて有意に減少していた。また、パーキンソン病ラットの各月齢における[11C]ITDMの結合能と行動量スコアを用いて相関の有無を確認したところ、mGluR1の発現量変化と行動障害の進行度との間には強い相関が認められ、またドーパミン神経の密度測定に用いられるPET薬剤 [18F]FE-PE2I11の結合能とmGluR1の発現量変化との相関を確かめたところ、中程度の相関が認められた。つまり、mGluR1の発現量変化は、パーキンソン病における行動障害とドーパミン神経の密度変化に対して相関関係があることを示している。パーキンソン病ラットでは、野生型ラットに比べて運動障害が現れる前にmGluR1の発現量が高かったことから、同研究グループは、ドーパミン神経の変性が起こる前にグルタミン酸に由来する過剰な神経興奮が起こり、このことがドーパミン神経に障害を与えたのではないかと推測している。今回の結果は、異常タンパクの蓄積により引き起こされるさまざまな脳神経疾患の病態背景の解明においても重要な知見と考えられ、パーキンソン病をはじめとする異常タンパクの蓄積が引き起こす神経障害のメカニズムの解明に役立つことが期待される。また、PETイメージングによるmGluR1発現量の測定は、異常タンパクの蓄積が引き起こす脳神経疾患において、疾患の進行度を客観的に判定することができる有用なバイオマーカーとなることが期待される。
2016年01月29日