先日、エド・シーランのコンサートに行ってきました。たった一人で、そしてギター1本で観客を総立ちにさせる天才、エド・シーラン。武道館でバンドをしたがえないコンサートを観たのって初めてです。いやはや、感動。私はコンサートに行くとだいたい感極まって泣いてしまいます。安定の情緒不安定。今回も『Shape of you』という曲で号泣してしまいまいした。なぜなら、この曲はマンチェスターのクラブでオスカル(知らない人はバックナンバー読んでちょ)と踊りまくった思い出の曲だからです。ただ、それを思い出して泣いたわけではなく、その大好きな思い出の曲を目の前でエド・シーランが歌っていることが幸せすぎて泣いたのです。歌にはそれだけの大きな力があります。そして記憶を鮮やかに呼び起こす力もあります。例えばCHEMISTRYの『PIECES OF A DREAM』を聴くと、三宿の交差点の手前で、運転していた彼がブチ切れて車から降り、助手席に置き去りにされた私が後ろから鳴り響くクラクションに焦りながら運転席に移動して、馬鹿デカいレンジローバーを死にそうになりながら運転して帰ったことを思い出します。その時、カーステレオにこのCDが入っていて、延々とリピートされていたのです。「ハンパ~な夢の、ひと欠片が~」とひたすら耳にしながら必死に運転した思い出。ただ喧嘩の理由はまったく憶えていません。はたまたZIGGYの『GLORIA』を聴くと、スイスの高速道路をドライブ中、オービスにひっかかりテンションがた落ちの彼に対して「ねえ!今撮られた写真、欲しい!スイス警察に言ってもらえないの?だって、旅行の記念になるじゃん!」と言って、さらにテンションを下げたことを思い出します。曲調とはうってかわって、車の外は雪景色でありました。いやー、歌の力って偉大だわ。今回のエド・シーランのコンサートで私の目の前に若いカップルがおりました。2人は『Thinking out loud』でぐっと肩を寄せ合いました。彼氏が彼女の耳元で何かを囁き、彼女は嬉しそうに彼の首筋に顔を埋めました。ああ、2人にとってこの曲が思い出になるんだなあ。結婚式とかでかけちゃったりするんだろうな。なんて素敵なんだろう。でも、ちょっと待って。若いからその前にきっと別れるよね。うん、そうだよ。そうそう幸せになんてなれないから。世の中、そんなに甘くないから。てか、そういうの家でやってくれない?2人がくっつくからエドが見えづらいんですけど?ああ!こんなことを考えているうちは恋の神様がやって来ない!気をつけなければ。私もいつか誰かとエド・シーランの『Perfect』を思い出ソングにしたいものであります。
2018年05月10日8月19日(日)に長崎市稲佐山公園野外ステージで開催される野外ロックフェス、Sky Jamboree 2018。今年で20回目を迎える本フェスの全出演者が発表された。【チケット情報はこちら】今回、既に発表済みのKEMURI、10-FEET、ストレイテナー、SUPER BEAVER、My Hair is Badに加え、Dragon Ash、ASIAN KUNG-FU GENERATION、MONOEYES、THE BAWDIES、go!go!vanillasの5組が出演決定。海と山に包まれた稲佐山という広大なロケーションで、スタンディングエリアと傾斜になった芝生エリアで思い思いの楽しみ方で1日中音楽を満喫できる同フェス。チケットの一般発売は6月17日(日)10時より開始。また一般発売に先駆けて、エフエム長崎にて先行を実施。5月16日(水)16時放送のエフエム長崎『Spicy voxx』および5月17日(木)10時から5月23日(水)18時までSkyJamboreeオフィシャルwebサイトにて受付。■Sky Jamboree 2018 ~one pray in nagasaki~日時:8月19日(日) 開場10:00/開演11:00会場:長崎市稲佐山公園野外ステージ ※雨天決行(荒天の場合は中止)出演:KEMURI / Dragon Ash / ASIAN KUNG-FU GENERATION / 10-FEET / MONOEYES / ストレイテナー / THE BAWDIES / SUPER BEAVER / go!go!vanillas / My Hair is Bad
2018年05月09日山田孝之と長澤まさみがW主演を務め、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などで知られる福田雄一監督が手掛ける初のラブストーリー『50回目のファーストキス』。このたび、山田さん演じる大輔が、“1日で記憶が消えてしまう”瑠以(長澤さん)に必死にアプローチする姿を切り取った場面写真がシネマカフェに到着した。福田監督が「勇者ヨシヒコ」シリーズのスタッフ陣と贈る本作は、ハワイのオアフ島を舞台に、交通事故の後遺症で短期記憶障害を抱え、1日で記憶が消えてしまう瑠衣に一目惚れした大輔が、偶然の出会いを一生に一度の恋にする恋愛映画。長澤さん演じる瑠衣は毎朝、目覚めるたびに前日の記憶が消えてしまうため、山田さん演じる大輔とは毎日が“初対面”。そのため、大輔は瑠衣にあの手この手を使って、“毎日”アプローチを試みるのだ。星座の絵を描いて話しかけてみたり、ときには泣き落としにかかったり。はたまた、エンストを起こしたと見せかけたり、「HELP ME!」のプラカードを持ってぐるぐる巻きで救いを求めてみたり、と偶然の出会いを装うときも。このほかにも、花束と一緒にあるDVDを渡して気を引いたりと、瑠衣のために必死になる大輔の姿には好感しかない!かつてはプレイボーイだった大輔が、瑠衣に対して一途な純愛を貫く姿は、全女性の心を虜にすること間違いなし。瑠衣のために奮闘する大輔の姿に頬が緩み、夢を持つ大輔のために起こす瑠衣の行動には涙する、大人のための恋愛映画といえそうだ。『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年05月06日前回のコラムでも書きましたが、一つの恋みたいなものが終わりめっぽう暇になった私。1週間のうち少なくとも7日は家にいるようになりました。うん、毎日だな。先日はテレビでやっていた『昨日の夜は』という20年以上前の恋愛映画を観ました。『ゴースト』に引き続き、デミ・ムーア祭りです。元旦那のブルース・ウィルスもナカトミビルの中で喜んでいることでしょう。ネタが古くてわからない人はごめんなさい。この映画はワンナイト・ラブから始まった男女の物語です。今、これを書くためにワンナイト・ラブなんて言葉はもう使わないのか?とネット検索したところ、アメリカでは今じゃハーフナイト・ラブの時代だそうです。さすがアメリカ、トランプが大統領に選ばれる国。この映画、船が沈没したりバスが暴走したりといった大きな事件は起きません。すごく普通なのです。その普通さにおける男女のリアルさたるや!昔の映画ですが、男と女ってのはずっと同じことを繰り返しているのですね。一夜だけの関係で終わらせるつもりが、恋に落ちた2人。ラブラブもマックスモードに。すると、ここで出てくるのがやっぱり「一緒に暮らそう」なのです。私はこれまで同棲したことがありません。したいと思ったことはありますよ。でも「一緒に住みたいなあ」と言うと、みんな「え!?」みたいな反応になり、なんだかんだで断られるというパターン。私の友人にすぐに同棲をする人がいるのですが、彼いわく「だって、好きだったらずっと一緒にいたくなっちゃうじゃん」らしい。ってことは、みんな私のことをそんなに好きじゃなかったということなのだろうか…。深く考えるのはよそう。映画の中で同棲を始めた2人、まずはお互いの荷物の多さにうんざり。もうこのシーンを見ただけで、私には無理だなと思いました。私は物に執着がありません。だから物をたくさん持っている人と一緒に暮らしたら息苦しくなってしまう。案の定、映画の中で2人は喧嘩。でもセックスして仲直り。そりゃ同棲してたらしまくるよね。同棲の醍醐味ってそれしかないもんね。(たぶん間違ってる)この映画、公開当時は激しいベッドシーンで話題になったそうです。でも、それがまた喧嘩の原因になってしまう。もともとワンナイト・ラブから始まった2人なので、お互いが「自分の時みたいに、すぐ誰とでも寝るんだろ」と常に疑心暗鬼。ヤらせなかったらヤらせないで「俺(私)のこと好きじゃないの?」ってなるし、ヤらせたらヤらせたで「そうやって誰とでもするの?」ってなるし、もうどっちやねん!面倒くさいわ!Grapps読者の皆さんより少し、いやだいぶ年上の私からアドバイスをしますと、よく耳にする名言と一緒で『やった後悔より、やらなかった後悔』ですよ。何だか良いこと言っている風になってますけど、下世話な話だということをお忘れなく!
2018年04月24日よほどの一目惚れでない限り初っ端から「好きだ」と言ってくる男はほぼいない。男性の多くは三回目のデートでコクってくることが多いものだ。 一回目のデートでまず様子見→二回目のデートで見極め→三回目のデートで告白……と、こんな流れだろう。仮に「付き合って」という告白がなかったとしても、キスしてくるだとか、抱きしめてくるだとか、一回目二回目のデートではしなかった“なんらかのアクション”を起こしてくることが予想される。なぜなら一般的に男が好意や下心を抱いていない女を三回目のデートに誘うことはほぼないからだ。よっぽど暇を持て余しているならアリかもしれないが……そんな暇な男となどあなたのほうが願い下げだろう。なぜ、恋愛ルートは三回目なのか。日本人は何かと“3”という数字にこだわる習性がある、ということが一役買っているかもしれない。ことわざでも「早起きは三文の徳」「石の上にも三年」「仏の顔も三度」「居候三杯目にはそっと出し」……とまぁこんなふうに“3”はよく引き合いに出される。日本人にとって“3”はキリのいい数字。物事の節目やケジメをつけるのにちょうどいい数字なのだ。またそれだけではない。日本では3という数字は昔から“神聖なもの”“縁起の良いもの”ともされてきている。「七五三」「三々九度」「御三家」「三拍子」「三本締め」「三種の神器」など挙げられる。 そんな“3”が縁起のいい数字なら、恋愛においても縁起がいいはずに違いない!ここは男性から三度目のデートで告白を受けるべく、一度目二度目のデートから、なんとしても三回目へのデートにつなげなければならない。一回目二回目で「あ、コイツなんか違うかも」と感じさせてしまったら縁起のいい三回目はないのである。今回は“女が三回目のデートにこぎつけるためにすべきこと”を講義しよう。一回目のデートでは「俺と居て楽しいんだな」と思わせること!・「デート中にこっちが彼女を誉めたときにはにかんだ笑顔を見せてくれたり、素直に嬉しそうな顔してくれたり、あと自分が聞いたちょっとした質問に対して楽しそうに受け答えてくれる女性には好意を感じます。男はそんな様子を見て『俺と一緒にいて楽しんいんだな。コイツ……』って自惚れられる(笑)」(30代男性/貿易) ――男がいうところの“フィーリングが合う女性”っていうのは結局“自分と一緒にいて楽しそうにしてくれてる女性”ってこと!波長が合う感覚を感じ取るのは、女側のナイスリアクションに掛かっているといってもいいだろう。男は自分の発言や取った行動に対して喜んでくれてる女性を見て嬉しくなるのである。自分の話を「それでそれで」と聞きいってくれたり、「やだ~~~◯◯くんってば」と目を丸くして驚いてくれたり、すごくウケてくれてる手応えがあると、男はさらに張り切ってしまうもの。 男の前で楽しそうにリアクションができ過ぎる女というのは“ほぼ女には嫌われる”が、男には確実にモテる!! 反応がいいとますます構いたくなるのが男というものである!「なんだか俺だけが楽しいだけで、彼女はそうでもないのかも……」と思わせてしまったら最後、男はあなたに告白することを取り消すだろう。楽しそうにしている顔を彼の前で見せなければ男は勇気を出せないのである。二回目のデートでは「俺のこと好きかも?」「俺に気があるかも?」と思わせること!・「男って意外とヘタレで臆病なんです。デートしてて少しでも『俺のことはそれほど好きじゃないのかな』とか『別に俺じゃなくても良かったのかな』なんてよぎるといくら好きな女性でも前に進めない。男は全然チャレンジャーじゃないんです」(30代男性/公務員) ――男性は気になる女性に対して真正面から押していくわけではない。ガンガン押してくる、しつこく攻め寄ってくるのは浮気や不倫したくてたまらないオッサンくらいなもので、イマドキの男性は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」なんて思っちゃいない。恋愛に対して案外保守的である。だからこそ「もしかしたらこの女、俺に気があるのか?」と思わせることが重要。男は「多分イケるだろう」という可能性がなければ「付き合ってほしい」ということは言い出しにくい。彼にちゃんと気をもたせることこそ、三度目のデートでの成功が望めるのだ男の気を持たすことを匂わすのに一番てっとり早いのは”ボディタッチ”だろう。あなたの方から男性に触れてあげるのだ。殆どの男というのは女性からのボディタッチにしっかり騙されてくれる。「もしかしたらコイツ、俺に気があるのか?」「俺からも触れていいというサインを出されてるのでは?」「キスしてもいいんじゃ?」……と男を確実に舞い上がらせてしまう。しかし、目的はあくまで相手に気をもたせるだけ。決して自分のほうから「好き」という言葉を発してはならない。男性は相手から惚れられているという確信を持ってしまうと「手に入れたい」と思わなくなる。もうすでに手の内にあるものに対して頑張る必要などなくなってしまうからだ。「……多分、俺のこと好きかもしれないけど本当どうかよく分からない」からこそ俄然やる気になるのだ。もし自分からボディタッチが出来ないようなら彼のパーソナルスペースに飛び込もう。飲食店では対面でなく横並びの席を選ぶとか映画デートをするとか……自然にお互いの体がぶつかる距離になるよう工夫すべし。“触らせてもらえそうな女”になってあげることで彼は期待を持つことがデキる。 神崎桃子が声を大にしていいたいのは「男が動こうとするのは“この女、もしかしたら落とせるかも……?”と感じた時だけである」と言うこと。どうか肝に命じておいてほしい。恋愛において3は運命の分かれ道~「三度目の正直」を本物にしよう!何事も、 三回はちょうどいい頃合い。そう、「三度目の正直」というではないか。「三度目の正直」とは一度や二度は当てにならないが、三度目は確実であるということ。転じて、物事は三度目には期待どおりの結果になるということである。一度目に二度目ではまだ手探り状態でも三回目のデートでは互いの距離感も縮まり、彼に「この先もずっと一緒にいたい」と思わせることができれば大成功!男としての自信を持たせてあげれば彼はあなたにちゃんと告白してくるはず。あなたの三度目の健闘を祈る。(体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子)
2018年04月23日「TIME」誌が今年の「世界で最も影響のある100人」リストを発表した。「Pioneers」(先駆者)、「Artists」(アーティスト)、「Leaders」(リーダー)、「Icons」(アイコン)、「Titans」(偉大な人)の5部門で、今年活躍した世界の著名人たちが選出されている。日本からは「Leaders」部門に安倍首相が選ばれており、北朝鮮の金正恩氏、イギリスのヘンリー王子、メーガン・マークルと名を連ねた。「Titans」部門では孫正義氏の名前も。「TIME」誌の公式HPでは、100人それぞれに対し、ゆかりのある人物が賛辞を贈っており、「Icons」部門に選ばれたリアーナには親友アデルがコメントを寄せた。アデルはまずリアーナと初めて会ったときを振り返り、「いつだったか覚えていないけれど、衝撃的すぎて身体がマヒする感覚を味わったわ」と綴っている。そして、2005年に若くして「Pon de Reply」でデビューを果たしたリアーナは、この時点ですでに抜きんでていたが、2007年の「Umbrella」が歌手としての地位を不動のものにしたと分析。以来、誰にもマネすることのできないリアーナ流の道を突き進んでいると称えた。リアーナの人柄についても「いつ会ってもやさしく、義理堅く、とってもおもしろい人」と褒め、「フラッシュをたいて写真を撮ったあとに目がチカチカするような輝き」を放っていることにも触れた。(Hiromi Kaku)
2018年04月20日男性は一回目のデートで、その後関係を発展させるかどうかを見極めています。デート中もそうですが、終わってからの行動も大事。しっかりお礼をするのは必須です。そこで男性たちに、“2回目のデートに誘いたくなったお礼LINE”というテーマで話を聞いてみました!文・塚田牧夫「さっそく予約しちゃいました!」「気になっていた女の子との初めてのデート。堅苦しくないほうがいいと思って、雰囲気のいい手ごろなイタリアンの店に行きました。するとその子が、店をすごく気に入ってくれて。友だちの誕生日会のお店選びをしていて、ちょうどこういう感じのお店を探してたみたい。デート翌日、その子からお礼のLINEが来ました。“実は、あのお店さっそく予約しちゃいました!”と。よっぽど気に入ってくれたみたいで嬉しかった。またこの子とごはん行きたいなぁって思いました」トシ(仮名)/30歳自分が気に入っているものを、同じく気に入ってもらえるのは嬉しいこと。センスを褒められているようで気分もいいので、また誘いたいって思うんですね。「生きていけそうな気がします」「会社の後輩の女の子の元気がなかったので、仕事終わりに飲みに誘いました。すると、忙しさと人間関係に悩み、しんどい状態だと。たいしたアドバイスはしてないんですけど、帰ってからその子から“ありがとうございました”と丁寧なLINEがきました。声をかけてくれただけでも嬉しかったようです。“なんとか頑張れそうな気がします”と言うので、“辛かったらまた話聞くよ”と返しました。やっぱり放ってはおけないですからね」シュウ(仮名)/32歳「誘いたい」というよりは「誘わざるを得ない」という状況でしょう。ほどよく心配をかけるのも、男の気持ちを引き寄せる良い手段になります。「お肉食べたい」「肉好きな女の子を誘って、ジンギスカンを食べに行ったんです。人気店で、店内は満員。さらに、かなり煙がモクモクと立ち込めていて、服にもだいぶニオイが付いてしまった。食べ終わった帰り。電車の中とか大丈夫だったのかと思い、家に着いてからLINEしてみたんです。そうしたら“問題ありません!”と。“そんなこと気にしてられません。お肉食べたいし”とのこと。なんかちょっとエロい発言だな……と思ってしまいました。次誘ったら何かあるんじゃないか……と期待が膨らんだ」ユキヒロ(仮名)/31歳周囲の目を気にしないというのは、ある種“隙がある”タイプとも捉えられます。男性は、隙のある女性が大好きですからね。お肉よりも、好物なのでは……?“男が2回目のデートに誘いたくなるお礼LINE”をご紹介しました。二回目のデートの誘われれば、かなり興味を持ってもらえていると言えます。このまま三回目、四回目と順調に積み重ねて、交際にたどり着けたらいいですね。(C) Kichigin / Shutterstock(C) Photographee.eu / Shutterstock(C) leungchopan / Shutterstock
2018年04月13日前回のコラムを読んでくれた女友達からメールがありました。「××くんと離れちゃったの?こんなに優しくて美人の繭子さんを理解できないなんて、どこに目がついてるのかね⁉さっさと忘れましょう!」私はサバサバ系とは真逆の人間である根っからのジメジメ系なので、連絡を断ってからも未練がましく彼のSNSを毎日チェック。「ここ誰と行ったんだろう?」「これ誰に撮ってもらったんだろう?」うんうん、我ながら安定のジメジメ系。しかし彼女からのメールで、ここで立ち止まっている場合じゃないわなと目が覚めました。ああ、持つべきものは女友達。ちなみに彼女は独身アラフィフです。類は友を呼びまくる。しかしこの数ヵ月、彼いわく「付き合ってない」とのことでしたが、お互いの家が近いということもあり、何だかんだ週2、3回は会っていたので、いきなり暇になりました。もともと一人でいる時間が好きなので、寂しいといった感情はないのですが、とにかく暇。もちろん時間はいくらでも有効に使えます。しかし、ここしばらく風来坊な彼のためにいつでもスタンバイOKな都合のイイ女だったので、ちょっと自分だけのためにだらだらしようと怠けております。昨夜は仕事が終わって帰宅してから、ノンアルコールビールを飲みながら『ゴーストニューヨークの幻』を観ました。大ヒット映画ですが、ちゃんと観たのは初めてです。姉に「あの陶芸のシーン、男の方がまだ死んでない時なんだよ」と報告すると「え!そうなの!?」と驚いていました。私同様、映画を観ずに同じ勘違いをしている人が世界に1万人はいると思います。しかしまあ、当時のデミ・ムーアの可愛さたるや!完全に感化された私は、次のバレエのコンクールが終わったら、ゴースト時代のデミ・ムーア風ショート・カットにしようと思っています。そして陶芸を始めます。うん、一人になって夢は広がるばかり。ああ、もうここまできたら彼のSNSを見ても心が揺れたりしないはず!うん、絶対に大丈夫!陶芸始めるし!とか言いつつ実際のところ、ただ単に見たいだけ。だってジメジメ系ですから!(開き直る)新しく更新していた写真は、鏡の前に佇む彼の姿。どうやら新しい洋服を買ったらしい。ハッシュタグには『♯たった一つの世界観♯自分らしさ♯かぶらない』とありました。すごいな、読んでるこっちが赤面するわ。そしてお洒落に疎い私は聞いたこともないブランドだったのでネットで調べたみたところ、彼が購入したコートは20万円以上するシロモノで、EXILEのみなさんも愛用しているものでした。全然かぶってるじゃん!冷静に考えれば考えるほど、彼のどこが良かったのかわからなくなります。♯でもそれが♯恋ってやつ♯なのですねWritten by 西山繭子
2018年04月08日前回の記事「付き合い始めが肝心!恋人ができたらやっておくべきこと」の第4回目、今回が完結編!前回言いましたが、愛は相手の幸せを応援する強い「意志」であり、相手の幸せのためを思ってする「行動」なわけです。うまいこと相手の幸せを応援する強い「意志」を持ち続けて、うまいこと相手の幸せのためを思って「行動」することを続けることが、それすなわち「うまく愛する」秘訣であり、こういう努力をお互いが重ねていって、関係性を強固にすることが、それすなわち「愛を育む」ってところなわけです。・・・でもすごく難しいことだと思います。いくら相手の幸せを応援する強い意志があったとしても、「これがあの人の幸せなんだ!」って考えて行動したのに嫌がられちゃったり、一生懸命努力したのに「そんなのは求めていない!」なんて言われちゃったりするわけで・・・。もうほんと、道なき道をかきわけて進んでいく感じなんで、道に迷っちゃったり、底なし沼にハマったり、進んでみたら崖だったり行き止まりだったりするわけです。そこでオススメなのが・2人のルールをつくる・2人共通の目標を持つなわけですよ!なぜかって?以下で説明しましょう。目標とルールは、2人の「ナビ」になる!目標設定とルール作りは、二人が道に迷わないための「カーナビ」みたいなものです。目標設定は目的地を示します。とりあえずコッチの方向に歩いていけばいいんだなーってことがわかるわけです。で、ルール作りは、ここは渋滞していて、ここは通行止めで・・・って危険を回避して、ムダに時間をかけず、イライラしない快適で最適なルートを探るために必要なわけです。コレがあれば、道なき道を進む苦労もないですし、全然アサッテの方向に進んじゃう危険も、途中でリタイアしちゃう危険も回避して、快適に進んでいくことができるわけです!目標とルールは、わかりやすい「幸せ」カーナビにたとえて説明しましたけど・・・・わかってもらえました?もっと端的に言うと、目標って「コレが達成されたら2人は幸せ」っていうのを決めるわけですよね?ってことは、そこに2人の「幸せ」があるわけです!そこに向かって努力をすれば、とりあえずは「相手の幸せのために行動している」ってことが示せるわけで、手っ取り早く「愛」を表現できるわけですよ。当然ですが、2人で頑張って目標が達成できたら、うれしいですよね!達成感も幸福感もあって、なおかつお互いの絆も深まっていくわけです。そしたらそりゃもう「愛」だって深まっていくってもんでしょ?Written by たたた
2018年04月07日本日の東京の最高気温は18度のぽかぽか陽気。近所の梅も綺麗に咲いていて、春はもうすぐそこといった感じですが、西山繭子の恋模様は真冬どころか氷河期の真っ只中であります。なぜなら、この連載でも何度か登場した(第七十回目参照)町工場の優柔不断な社長みたいな人にとうとう愛想をつかされてしまったからです。彼と知り合ったのは半年ほど前でしょうか。私は好きになったら猪突猛進、一心不乱の狂喜乱舞なので「付き合おうよ!付き合おうよ!」とぐいぐいおしていたのですが、ここでも書いたように彼は「不安要素が多すぎるから、もう少し様子を見たい」と言って拒んでいました。考えたら、この時点でありえないですよね。私のことを本当に好きだったら『彼女』として独占したいと思うわけで。でも私は一度好きになったら、その人がどんなに性格が悪かろうと、浮気しようと、貧乏だろうと、嫌いになることができないので、しばらく辛い日々が続いておりました。まず彼は、私からの電話には絶対に出ませんでした。彼からの連絡を待つしかないので、会えるのは彼がふと気が向いた時。一度「ちゃんと予定を決めて会おうよ」と言うと「俺、予定とか決めるの好きじゃない人間なんだよね」とさらり。どんな人間よ、それ。私の誕生日には「その日は地元から友だちが来るから、前日にでも軽くメシ行こうよ」と言っていました。さすがに私の40歳の誕生日を「軽く」祝われたらたまらんなと思ったので、お断りしました。さすがにまずいと思ったのか「今度、お祝いしなきゃね」と言うので、私が「じゃあ、行ったことがないから、××に行ってみたい」と激安居酒屋の名前を挙げると「そんなところでいいの?」と彼は笑いました。でも結局、そんなところさえ連れて行ってくれませんでした。彼は38歳ですが、定職についていません。それなのに家の一部屋はクローゼット代わりにしていて、ブランド物の服や靴がずらり。100万円以上するエルメスのバッグを見た時には、何だか背筋が凍りつきました。人に買ってもらっていても、自分で買っていても、どちらにしてもドン引きだなと。ここまで読んで「彼のどこが良かったの?」と思う読者の方がほとんどでありましょう。私だって、そう思いますよ!しかもこんな男にフラれてるし!フラれた理由は「西山さんは性格が悪すぎる」だそうです。確かに、それは否定できない。彼といるとイライラすることが多くて、悪態をつきまくっていました。彼に対して優しくできなかったってことは、私も彼のことを本当に好きじゃなかったのかなとも思います。久しぶりの恋っぽい雰囲気にしがみついていただけなのかもしれませんね。Written by 西山繭子
2018年03月22日2018年1月1日に始まった「Time’s Up!」は、性暴力やセクハラに対する「#MeToo」運動をさらに一歩進め、“女性の権利”を主張する運動だ。こうした動きが巻き起こった昨年、そして今年は女性が主人公となり、“ひとりの人として生きている”ということを証明する映画が数多く公開されている。そこで、本年度アカデミー賞最有力候補や現代の女性像を描き出した快作など、時には聖母のような優しさで、時には般若のような怒りを放つ、愛に満ちた女性たちが主演の映画をピックアップ。いまこの時代に生まれたからこそ強く、優しく、逞しい女性たちに迫った。1.『女は二度決断する』最愛の家族を失った母親の“決断”に魂が突き動かされる本年度ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞受賞のドイツの名匠ファティ・アキン監督によるクライムサスペンス。舞台はドイツ、ハンブルク。人種差別主義者のドイツ人によるテロにより、突如として最愛の家族を失ってしまう主人公・カティヤ。裁判も思うように進まず、憎悪と絶望の中、カティヤはどんな決断を下すのかが注目どころだ。テロや人種差別問題についても描かれ、現代の抱える問題を浮き彫りにしている。主演のダイアン・クルーガー(『イングロリアス・バスターズ』『トロイ』などに出演)はハリウッドで活躍する一方、本作で初めて母国ドイツ語での演技に挑戦し、第70回カンヌ国際映画祭で主演女優賞に輝いた。『女は二度決断する』は4月14日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。2.『スリー・ビルボード』娘を無残に殺された母親による、徹底した復讐劇!フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェルという、いずれも演技派の3人を主要キャストに迎えた、アメリカの田舎町を舞台にしたヒューマンサスペンス。さびれた道路に立ち並ぶ、忘れ去られた3枚の広告看板に、ある日突然メッセージが現れる。それは、7か月前に娘を殺されたミルドレッド・ヘイズが、一向に進展しない捜査に腹を立て、エビング広告社のレッド・ウェルビーと1年間の契約を交わして出した広告だった――。小さな田舎町に現れた衝撃的な広告と、その町に住む人々を巡り、意外な方向へと向かう物語。一見、常軌を逸して見えても「目的のためには手段を選ばない」強い意志、その奥底にある悲しみや怒りがミルドレッドを突き動かす。演じたフランシスは第90回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。『スリー・ビルボード』は公開中。3.『女神の見えざる手』政府を影で動かすロビイスト、その戦略に誰もが驚愕!政治を影で動かす天才ロビイストをジェシカ・チャステインが演じる本作。大手ロビー会社に勤めるエリザベス・スローンは天性の才能や抜群のアイデアを持って成功へ導くが、突如彼女のプライベートが赤裸々にされたことで事態は一転。自分だけでなく、周囲をも危険に晒し、予想外の事件が勃発。そんな中、エリザベスが考えた究極の戦略は観る者の度肝を抜く!『ゼロ・ダーク・サーティ』『ユダヤ人を救った動物園 ~アントニーナが愛した命~』など、自らの意思をはっきりと伝える力をもつ女性を演じることの多いジェシカ。第74回ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。『女神の見えざる手』は全国にて順次公開中、4月3日(火)ブルーレイ&DVDリリース。4.『エル ELLE』事件の真相よりも恐ろしい彼女の本性…世界中が衝撃を受けたポール・ヴァーホーヴェン監督×イザベル・ユペールによるエロティックスリラー。ある日、自宅で何者かに襲われた女性企業家のミシェル。動揺も見せず、何事もなかったかのように、自身がCEO 務める会社に出勤するが、徐々に襲われた時の記憶がフラッシュバックするように。ミシェルは自らの手で犯人を捕まえようと、思わぬ行動に出るのだが…。第74回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞と外国語映画賞を受賞。イザベルはアカデミー賞にも初ノミネートされた。『エル ELLE』は3月2日(金)ブルーレイ&DVDリリース。5.『悪女/AKUJO』ターゲットは最愛の人。殺し屋になった女性の運命は!?カンヌ国際映画祭でも話題となったキム・オクビンの圧巻のアクション・ムービー。犯罪組織の殺し屋として育てられ、最愛の人を殺された女性スクヒ。国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み、愛と裏切りに翻弄されながら最強無敵の“悪女”と化していく――。CGは一切使用されていないという、キムによるネクストレベルのアクションは必見。『悪女/AKUJO』は全国にて公開中。6.『シェイプ・オブ・ウォーター』心から愛しい。その思いだけで彼女は“彼”を守るため立ち向かうギレルモ・デル・トロ監督が放つファンタジーロマンス。政府の極秘研修所で働くイライザは、ある日密かに運び込まれた不思議な生きものを目撃する。一目でその“彼”に心を奪われたイライザは、こっそりと会いに行くように。幼少期のトラウマから声を失った彼女は、言葉を発することを必要としないコミュニケーションで“彼”と心を通わせていく。だが、ある日、“彼”が国家の威信をかけた実験の犠牲となることを知ったイライザは、ある決断をするのだが…。言葉だけでは表現しきれない、溢れ出る愛の力が差別や偏見を凌駕する。イライザを体当たりで演じたサリー・ホーキンスは第90回アカデミー賞主演女優賞にノミネート。『シェイプ・オブ・ウォーター』は3月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エルELLE 2017年8月25日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2015 SBS PRODUCTIONS - SBS FILMS - TWENTY TWENTY VISION FILMPRODUKTION - FRANCE 2 CINÉMA - ENTRE CHIEN ET LOUP女神の見えざる手 2017年10月20日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2016 EUROPACORP ー FRANCE 2 CINEMAシェイプ・オブ・ウォーター 2018年3月1日より全国にて公開ⓒ 2017 Twentieth Century Foxスリー・ビルボード 2018年2月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox
2018年02月27日幸せな恋をしたい女子の皆さま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。片思いとの上手な付き合い方について書いているこのシリーズ、前回は「2回目のデート」の大切さを書きました。今回は、2回目を失敗させないコツについてです。油断してしまうと…まず2回目で失敗する理由は、2回目のデートを一回目の続きと考えて油断してしまうことが大きいです。油断するとどうなるかというと、「①彼の意思を測ろうとする」「②彼の熱心さがずっと続くと思ってしまう」「③素の自分を出してしまう」ということを行ってしまいます。すると、男性の気持ちが冷めて「続ける気」を失ってしまうのですね。具体的に見ていきましょう。彼の意思を測る①の「まだ彼の意思を測ろうとする」ですが、1回目のデートを楽しく過ごし、2回目が実現する場合って、それまで男性と楽しくやり取りできているということですよね。しかし女性は不安が多いですから「これってどういうつもりなの?」とつい思ってしまいます。で、それを上手に伝えられればいいのですが、「男性の気持ちがわからない限りは自分の気持ちを言いたくなかった」り、「どういうつもりなのか」を聞いたりしてしまいます。しかも、その前に「自分も楽しい」と思っていることを伝えていればいいのですが、急に上から目線になると、引かれてしまうということです。熱心さが続くと思うからそしてどうしてそうなるかと言うと、「②彼の熱心さがずっと続くと思ってしまう」からでしょう。つまり2回目のデートって、3回目までのバトン渡しとすべきところですが、1回目からの「続き」と考えると、うっかりミスってしまいます。そもそも彼の熱心さはずっと永遠に続くものではないし、エネルギーは枯渇します。彼が熱心にしてくれたのは、「ファーストインプレッション効果」のおかげです。それは、あなたがよく思われようと精一杯頑張ったからなのです。その効果が「2回目」なのだから、2回目も引き続き彼を楽しませようとする心を忘れてはいけません。素を出し過ぎない同じ意味で「③素の自分を出してしまう」のも注意です。もちろん、素顔は徐々に出していくべきですが、そうはいっても2回目は、まだ「決める時代」には程遠いです。引き続き、あなたに恋してもらえるよう、素の自分を織り交ぜながらも、女性らしく思いやりある態度を取り続けるよう意識しましょう。素の自分をとりたてて「隠すべし」というのではなく、まだ礼儀正しさを忘れずにいましょうねということです。出すのは、本当に親しくなってからで十分です。まとめ●2回目は3回目までの橋渡し●楽しみながらも女性らしさを忘れずに!
2018年02月27日17歳のとき『サブリナ』で鮮烈にデビュー。23歳にしてキャリア7年目に入った家入レオさんが、1年7か月ぶりにオリジナルアルバム『TIME』をリリース。20代の彼女の心情や成長が素直に溢れ出ている、瑞々しいアルバムになった。「この1年7か月、アーティストとしても女性としても、いろんなことがありました。誰かのことをすごく好きになったり、憎んだり、幸せを願ったり。その瞬間を全部曲にしたくて作り上げたアルバムです」以前は、10代の悩みや傷、思春期の鬱屈などをリスナーと共有しながら、名曲を生み出してきた彼女。しかしこの新作には、ラブソングもあれば、東京で生き抜く女性目線の曲も。今までとはまた別の心の部分に、《力》をくれる作品だ。「10代のころは大人に囲まれていたけど、最近は同世代の友人も増えたし、遅れて青春が来た感じ(笑)。恋の歌もありますけど、私、適切なルートで人を好きになれなくて…。恋にありがちな《爽やかさ》とか、要らないんです、私。その人のきれいな部分に惹かれるのではなく、闘志を燃やしていたり、傷ついていたりという根源的で人間らしい表情に、魅力を感じるんです」例えば、普通の人が夕焼けを見て「美しい」とうっとりしている横で家入さんは「もうすぐ消えてしまうことが悲しい」と感じると言う。ハッピーよりもその先の消失感に心動く人だからこそ、今作の彼女の曲には、見慣れた風景をガラッと変えてしまう力強さがある。「言葉とかお金は余裕があればあげられるけど、限られた時間=TIMEはそうできない。だからこそ、限られた自分の時間を削って、私のアルバムを1時間聴いてくれるって、最高の愛情だと思います。私自身も、このアルバムのために費やした時間すべてが癒される瞬間だったので、“時間の交換は最上級の愛情表現だ”と思い、『TIME』とつけました」そんな彼女独特のものの見方や感じ方を支持し、「レオちゃんの目に映るものをもっと見せて」という大勢のファンがいる。「そう言われることがすごく幸せです。私は表現することが好きだから、去年初挑戦した役者(殺し屋役!)もそうだし、声優さんもやってみたいし、文章も書いてみたい。今回のようなアルバム制作ももちろんですが、私らしい表現を形にして残し、みなさんと共有したいですね」いえいり・れお福岡県出身。17 歳のとき自作曲の『サブリナ』でデビュー、昨年5周年を初の武道館公演で飾った。5月3日から全国11か所のホールツアー「TIME」がスタート。5th Album『TIME』【初回限定盤A CD+DVD】¥4,900DVDには昨年開催された5周年記念ライブの映像を収録。【初回限定盤B CD+DVD 】¥3,500【通常盤CD】¥3,000(Victor Entertainment)ワンピース¥33,000(Edwina Hoerl)パンプス¥32,000(ANNE THOMAS)ピアス¥30,000(THE MEDLEY INSTITVTE)以上N id/DUNE TEL:03・5784・5448※『anan』2018年2月28日号より。写真・内山めぐみ文・北條尚子(by anan編集部)
2018年02月26日恋人が欲しくて積極的に出会いを求めている人に限って、全然良い出会いがないと嘆いている場合が多いですよね。合コンでは「あり」だと思った相手と1対1でデートに行ってみると、やっぱり「なし」だったなんて経験はよくあると思います。でも、その相手、本当にあなたにとって合わないのでしょうか。相手のダメな所ばかりが見えてしまう初デートだと、なぜか相手のダメな所が目についてしまうもの。話がつまらなかったり、食事のチョイスがイマイチだったり、「どうしたい?」って全部女性に丸投げしてきたり、一つひとつ挙げるときりがないぐらい悪い所ばかり見えてきたら、その相手は「なし」だと思ってしまうのは仕方ないのかもしれません。でも、良いところがあると思ったからこそデートをしているはずなのに、相手のダメなところばかりがきになるのはどうしてなのでしょうか。初デートが面接になってしまっている?学生の頃は異性の短所がそんなに気にならなかったのに、最近はちょっとしたことが気になりませんか?それだけ真剣に恋愛をしようとしている証拠ですが、真剣になればなるほど、付き合った後のことを考えてしまうからです。なるべく自分に合う相手と付き合いたいという思いから、今までの経験をもとに、弊害になりそうな要素を最初から取り除こうと考えます。結果的に異性を見る目が厳しくなり、欠点ばかりが気になってしまうのです。自覚はないかもしれませんが、初デートであなたはまるで面接の試験官のように目を光らせているのです。面接を受けたことのある人なら身に覚えがあると思いますが、面接で自分の良さを出すのは簡単なことではありません。相手に良く見られようと頑張るほど空回りしてしまい、上手くいかなかった経験がある人は多いはず。初デートであなたに「なし」だと判定された男性も、もしかしたら緊張のせいで普段の自分を出せなかったのかもしれません。その場合、初デートの印象がそのまま相手の全てだと思い込み、そこで今後の関係を切ってしまうのはもったいないですよね。とりあえず恋人になれるかは置いておく初デートの時、「この人と付き合ったら、上手くやっていけるだろうか?」という目で見るのはやめてみましょう。まずは相手といる時間をどうすれば楽しめるかを考えるのです。あなたが楽しいと感じていれば、相手もデートを楽しめているはずです。男性に限らず、人は楽しい時のほうが自分の良いところが出せるもの。そのため、あなたから積極的に初デートを楽しもうとする姿勢が大事です。初対面の相手との時間を楽しむコツは「聞き上手」になることです。「聞き上手」は一般的に相手を楽しませるテクニックとして使われることが多いと思いますが、実は自分が楽しむためのテクニックでもあります。話が盛り上がれば、それだけ自分の話をするきっかけも増えますし、お互いに興味のある話題が自然と見つかりやすくなりますよ。一緒にいて楽しめるかが大事そもそも欠点のない恋人などどこにもいません。どれだけ弊害を取り除こうと、付き合い出せば何かしらの問題が出てきます。そういった問題を一緒に乗り越えようと思えるかどうかが、恋人を選ぶ基準になるのではないでしょうか。そういう意味で「一緒にいて楽しい」というのは、シンプルでありながら、とても大きな基準となります。最近良い出会いがないと感じている人は、ぜひ、考え方を変えて初デートを楽しんでみてください。そうすれば、今までよりも出会いの幅がきっと広がります。
2018年02月25日山田孝之と長澤まさみがW主演を務める、福田雄一監督(『銀魂』「勇者ヨシヒコ」)初の王道ラブストーリー『50回目のファーストキス』。この度、本作にムロツヨシ、勝矢、太賀、山崎紘菜、大和田伸也、佐藤二朗が出演することが明らかに。あわせて、ハワイの美しい自然をバックに、主演の2人が愛おしそうに抱き合う姿を写したティザービジュアルも公開された。■新キャスト発表「勇者ヨシヒコ」シリーズや『銀魂』など、福田組お馴染みのムロツヨシが演じるのは、山田さん扮する大輔の親友・ウーラ山崎。また、大輔がアルバイトをするツアーガイド会社の上司・味方和彦役を『テルマエ・ロマエ』の勝矢。大輔に密かな恋心を抱く同じツアーガイド会社の同僚・高頭すみれ役を『神さまの言うとおり』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の山崎紘菜。そして、長澤さん扮する記憶障害を抱える瑠衣を献身的に支える筋トレ好きな弟・藤島慎太郎役を、「ゆとりですがなにか」『南瓜とマヨネーズ』の太賀。瑠衣の主治医・名取医師役を「水戸黄門」「踊る大捜査線」シリーズの大和田伸也。瑠衣の幸せを願うがゆえに、彼女が事故に遭った日の出来事を毎日同じように繰り返せるように努力する一癖ある父・藤島健太を、福田組常連の佐藤二朗に決定した。■コメント到着また今回、新たに決定したキャスト陣からコメントも到着。「ずっと続けばいいと思えた」と撮影の日々をふり返るムロさんは、「何よりも思い出されるのは、福田雄一がつくってくれた山田孝之とのお芝居でした。深夜ドラマとはまた違う、新たな福山田ムロをご覧いただければ幸いです」とコメント。勝矢さんは「これはラブストーリーを超えたヒューマンドラマだ!と思います」と語り、“筋トレ好き”という役どころの太賀さんは「役作りで筋トレをしました。ホテルのプールサイドのジム。もちろん山田先輩の指導付きで。プロテインバーをかじりながら、姉の恋模様を見守る家族として現場にいましたが、良い映画が出来るであろう確信で胸筋が踊りまくってました」と明かしている。さらに、山崎さんは「原作をリスペクトしながらも、全く新しい魅力の詰まったこの作品が、沢山の方に届く日がいまから待ち遠しいです」と公開が楽しみと話し、佐藤さんは「なに!?福田雄一が恋愛作品を、しかもガチな純愛作品を監督する!?そんなバカな。何の冗談だ。ははん。さてはドッキリだな。壮大なドッキリだな。なに!?山田孝之と長澤まさみ!?…本気か?福田よ、本気なのか?なに?俺も出る!?…ドッキリだな、やはり」とコメントしている。『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年02月09日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情157】気になる男性と2回デートしたら、3回目もすんなりできるはず!と期待しますよね。でも、3回目のデートに誘われない、自分から誘っても「忙しい」「予定があって」と遠回しに断られる……という女性もいるでしょう。それって何で?今回は、ホステス時代に複数のお客さんから聞いた話をもとに、3回目のデートに誘われない理由をお伝えします。■1~2回目のデートは実現しやすい1回目のデートって誘うのに勇気が必要だけど、恋愛におけるジャッジの目はわりと甘め。男性もそこそこ緊張していますが、「とりあえず楽しく過ごせればいいかな?」と、どこか軽い気持ちがあったりするんです。この1回目のデートはできても、2回目がない女性もいると思います。それはきっと男性が「1回目が全く楽しくなかった」もしくは「この子とは合わない」と判断したから。面白くない&明らかに合わないと感じた女性を、もう一度誘うのは時間のムダですもんね。で、無事、2回目のデートにこぎつけた場合。「この子は自分に好意を持っているか」「価値観は似ているか」などなど、恋愛におけるジャッジが入ります。男性なりの合格点(?)を越えなければ、3回目のデートに誘われることはないでしょう。■3回目のデートに誘われない理由は?2回目のデートが実現したのに3回目のお誘いがなく、行きたい素振りすら見せない。その一番の理由は「なーんか違う」と漠然としたもの。あなたがどんなにかわいく、優しくても、相手の男性と波長がズレていたら、正直、居心地がいいとは言えません。男性が3回目のデートに誘わないのは「いい子なんだけど…なんか違う」ってふわっとした理由だったりするんです。また、2回目のデートで「脈ナシなんだろう」と思われた場合も3回目のデートはないでしょう。その女性によっぽど惚れ込んでない限り、普通、男性は「なんか脈ナシっぽいし、違う子にするか…」とターゲットを変えます。3回目のデートを実現したいなら、2人の波長の問題もありますが、あなたの言動から好意を感じられるかどうかも大事です。■おごってほしいだけ?と誤解される3回目のデートに誘われないのは、男性に「この子は俺のことが気になってるんじゃなくて、ただご飯をおごってもらいたいだけなのか?」と勘違いされている、という可能性もあります。これは1回目のデートも2回目のデートも男性にご馳走してもらった場合に起こりやすいこと。みなさんはデート後、男性に「今日はご馳走さまでした。楽しかったです。また食事に誘ってくださいね!」的なLINEを送るでしょう。で、そこから小まめにやり取りがあれば、まだいいのですが、1~2週間空けて久々の連絡が「おひさしぶりです。よかったら近々またお食事しませんか?」だと「ん?おごってもらいたいだけ…?」と誤解されがちです。1回目だけでなく2回目のデートの後もこんな感じだったら、男性に距離を置かれてしまっても無理はありません。誤解されないためにも、食事の誘いだけでなく、普段からある程度、連絡する必要があるでしょう。それと、1回目のデートでご馳走してもらったのなら、2回目のデートの時に前回のお礼としてちょっとしたお菓子をプレゼントするとか、食後のコーヒーはご馳走するなどの心遣いはあったほうがいいですね。筆者の知る限り、3回目のデートが実現しない女性は、1回目も2回目も男性におごってもらっているパターンが多いんです。毎回ご馳走してくれる男性は、女性としてはうれしいしラッキーって感じですが、男性からすると毎回お金を出している分、ジャッジの目が厳しくなっていたりします。そのあたり、気をつけて。■大事なのは2回目!3回目のデートを実現させたいなら、力を入れるのは2回目のデートですね。わかりやすく好意を見せたり、前回のお礼をしたりして、相手の心をグッとつかめなければ、基本、3回目はありません。覚えておきましょう。
2018年02月07日セクハラ撲滅運動「Time’s Up」の支援表明として、ゴールデングローブ賞授賞式ではレッドカーペットに“黒一色”で集合したセレブたち。先日行われたグラミー賞では、“白いバラ”を身につけることが支援表明の証であった。この動きは2月18日(現地時間)にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われる英国アカデミー(BAFTA)賞でも取り入れられるようで、「WWD」によればノミネートを受けた女優たちや招待客が黒ずくめで参加するという。授賞式まで3週間を切っての決断だったこと、授賞式はロンドンファッションウィーク中に開催されることから、ファッションデザイナーやスタイリストは大きなプレッシャーを抱えることになりそうだ。BAFTAのスポークスマンは、ドレスコードを特に黒に設定しているわけではなく、出席者には自由に着たいものを着てほしいと語っている。今年のBAFTAはいままで12回も司会を務めてきたスティーヴン・フライに代わり、2001年ぶりとなる女性の司会者としてジョアンナ・ラムリーが選ばれたことですでに話題になっていた。BAFTA主演女優賞にはアネット・ベニング、フランシス・マクドーマンド、マーゴット・ロビー、サリー・ホーキンス、シアーシャ・ローナンがノミネートされている。(Hiromi Kaku)
2018年02月01日あけましておめでとうございます!2018年こそ恋を成就させたい西山です。(毎年言っている気がする)昨年末のコラムで恋をしていると書きましたが、その恋は一応継続中であります。と言ってもほぼ片思いのようなもので、私が「付き合おうよ!ねえねえ!付き合おうよ!」とゴリゴリ押しても、向こうは相変わらず「不安要素がまだ多くて決断できない」と町工場の優柔不断な社長みたいなことを言ってくるのです。もう、決断できない間に倒産しちゃうわよ!と私としては思うのですが、彼いわく「今までもじっくり考えてから決めてきた」らしい。うーん、あまりにも自分と違いすぎて理解できない。私の恋愛は、出会った瞬間にアリ・ナシが分かれます。もう、これは本当に一瞬で。かといって容姿に恋をするわけじゃないので、一目惚れとは少し違う。こんなことを書くと痴女かと思われそうですが、アリ・ナシの境目って、その人とセックスできるかできないか、したいと思うかどうかなんですよね。それを会った瞬間に分別するって、もう己の動物っぷりにびっくりなんですが、狼に育てられた私としてはごくごく自然なこと。性的な魅力を感じるって男女間では大切なことだと思います。しかし私の場合、問題なのはそのアリ・ナシが絶対に覆らないこと。一度ナシと思ったら、命を助けられてもナシのままだし、逆にアリだと思ったらどんなに性格が悪くてもアリのまま。その旨を町工場の優柔不断な社長(片思い中の彼のことね)に話すと「そんなんだったから今までうまくいかなかったんでしょ?」と的を得たご意見。「だからちゃんと考えてから付き合わなきゃいけないんだ」と。うーん。でもそれって、自分を査定されている感じがして何だか面白くない。彼の家でブータレながらそんなことを話していた時、つけっぱなしのテレビに美味しそうなアイスクリームが映っているのが見えました。私が「あー、雪見だいふく食べたくなっちゃったー」とブータレたまま言うと、彼が「買ってくるよ」とすっとコンビニへ。買ってきてもらった雪見だいふくをもぐもぐしながら「優しい子だねえ」と褒めると、彼は顔色を変えることなく「だって、俺が買ってくるまで食べたい!食べたい!って言い続けるでしょ?」とな。やっだー、私の性格、ちゃんとわかってんじゃん!彼が買ってきてくれた雪見だいふくを食べながら、私は幸せな気分に浸っていたのですが、今振り返ってみると、またまた不安要素を増やしてしまったなあと思うのです。Written by 西山繭子
2018年01月25日銀座メゾンエルメスのウィンドウディスプレイは1月18日に100回目を迎えた。それを記念し、スペシャルサイトやトークイベントで今までの軌跡を振り返ると同時に、エルメス(HERMÈS)のウィンドウのエスプリを多角的に紹介する。吉岡徳仁「吐息」2004年/2009年 © Satoshi Asakawa / Courtesy of Hermès Japon2001年6月の銀座メゾンエルメスの竣工以来、銀座の街に開かれた「エルメス劇場」として、街行く人々にその世界観を紹介してきたウィンドウディスプレイ。毎年エルメスのクリエーションのベースとなる年間テーマを題材に、国内外で活躍するアーティストやデザイナーによる自由な発想のデザインで2ヶ月ごとに新しく生まれ変わり、主役となる製品が毎回異なる表情を見せる舞台となる。レイラ・マンシャリ(Leïla Menchari )のクリエーションが幕開けを飾った後、レンゾ・ピアノ(Renzo Piano)設計によるガラスブロックの現代的な建築に呼応するように、東京・銀座の今、そしてエルメスの今を表現すべく国内外で活躍するアーティストやデザイナーにより、新たなものがたりが紡がれてきた。小田康平「旅の途中」2016年© Satoshi Asakawa / Courtesy of Hermès Japon 記念すべき100回目となるウィンドウを手がけるのは、プロダクトデザイナーの藤城成貴。2018年の年間テーマ「Let’s Play」を題材に、ウィンドウでゲームを展開。銀座メゾンエルメスのウィンドウを建物に見立て、板を用いて奥行きを感じさせるような空間をつくりだし、障害物に見立てた製品の間を、転がる球が見えなくなったり突然現れたりする。公式サイト内にはスペシャルページ()をオープンし、ウィンドウ100回の歴史を動画で振り返る他、それぞれのウィンドウの画像やコンセプトもより見やすいアーカイブに。ロンドン在住のデザイン評論家、アリス・ローソーン(Alice Rawsthorn)の特別寄稿も公開する。さらに、ゲストを招いたトークイベントを銀座メゾンエルメス フォーラム(東京都中央区銀座5-4-1 8F)にて開催。3月17日の15時から16時には、デザイン評論家アリス・ローソーンによる講演、3月18日の11時半から12時半には、グラフィックデザイナー服部一成とアリス・ローソーンによる対談、同日の15時から16時には、オーストリア人デザインユニット、ミシェール’トラクスラー(mischer’traxler)による講演が予定されている。なお各回80名、参加は抽選となり、公式サイト内スペシャルページにて2月16日より応募受付開始。
2018年01月23日山田孝之と長澤まさみが、『そのときは彼によろしく』(’07)以来の映画共演を果たす『50回目のファーストキス』。ピーター・シーガル監督が手掛けたロマンティック・コメディの傑作『50回目のファースト・キス』を原案に、『銀魂』の福田雄一監督が初の王道ラブストーリーに挑戦した本作から、この度本作初映像となる特報映像が公開された。ツアーガイドのアルバイトをしながら天文学の研究をしている、あとクサれのない恋愛が信条のプレイボーイ・大輔を山田さんが、かつての事故により新しい記憶が一晩でリセットされてしまう後遺症を抱えている瑠依を長澤さんが演じる本作。このほど公開されたのは、大輔がカフェで瑠依に一目惚れする場面やキス寸前シーンなどが映し出された特報映像。「ファーストキスって最高!」と叫ぶ瑠衣や、ハワイの美しい自然の中でのファーストデートと、幸せな日々が続く一方で、苦悩しさけぶ瑠衣と涙を流す大輔の姿も収められている。『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年01月16日俳優の山田孝之と長澤まさみが出演する映画『50回目のファーストキス』(2018年6月1日公開)の特報が16日、公開された。同作はハワイのオアフ島を舞台に、ツアーガイドのバイトをしているプレイボーイの大輔(山田)は、事故の後遺症で新しい記憶が一晩でリセットされてしまう女性・瑠衣(長澤)に恋をする。大輔は、毎日初対面の瑠衣をあの手この手で口説き落とし、毎日ファーストキスを繰り返すことになる。福田雄一監督が初めて王道ラブストーリーのメガホンを取る。今回公開された特報では、大輔がカフェで瑠依に一目惚れする場面やキス寸前シーン、さらに「ファーストキスって最高!」と叫ぶ瑠衣や、ハワイの美しい自然の中でのファーストデートの数々が流れる。一転して、苦悩し叫ぶ瑠衣と涙を流す大輔の姿など、切ないシーンも満載。2人の「明日も50回目のキスをしよう」というセリフで締めくくられる、本編で語られる愛と切なさを予感させる特報となっている。(C)2018 『50 回目のファーストキス』製作委員会
2018年01月16日気づけば年の瀬。歳をとるごとに、どんどん一年が短くなっているので、もしかしたら365日ないんじゃないのと疑っている西山です。今年も恋をしたんだかしてないんだか、よくわからないけれど、クリスマスも大晦日も一人ってことは間違いなく成就はしていないということです。そして気づけば、三十代のカウントダウンが始まりました。1月21日で、私は40歳になります。ひえー!子どもの頃に想像していた40歳と全然違う!寒くて布団から出たくなくて、無理な態勢でテレビのリモコンに手をのばして背中を痛める40歳になるなんて思ってもいなかった!そして40歳なんて、もう女としてはとっくに終了していて、恋なんてしないものだと思っていた!とっくに終了している説は真実かもしれませんが、そんなつまらない説には目をつぶり、私は40歳になっても恋をする気マンマンであります。だってこの連載が続く限り、私には『恋をする』という使命があるのです。いや、ウソ。連載のためではなくて、自分のため。だって恋をしている方が人生は張り合いが出るから。デートに向けて可愛い洋服を買ってみたり、もっと綺麗になれるようにメイクを変えてみたり、おっぱいが大きくなるようにクラランスの美容液でケアしたり、おっぱいが大きくなるように腕立て伏せをしたり、おっぱいが大きくなるように豆乳を飲んだり。(おっぱいへの執念がハンパない)毎日の努力は大変だけど、恋をした時の綺麗になりたいという想いは必ず実を結びます。だって数日前、久しぶりに会った3歳の甥っ子に「あれ?まーたん、おっぱい大きくなった?」と言われたので。ちなみに甥っ子はそのあと私に「パンはパンでも食べられないフライパンは?」というかなり難しいなぞなぞを出してきました。その甥っ子の「いとこが欲しい」というシビアな願いを叶えるためにも、これまで以上に恋をしていく所存であります。ちなみに今はですね、はい、していますよ、恋。ただ先日、その人と付き合う付き合わないの話になった時、「不安要素が多すぎるから、もう少し様子を見させて欲しい」と告げられました。んー、相変わらず雲行きの怪しい恋ばかりしているなあ。まあ、そんなことにめげる私じゃないけどね!Grapps読者のみなさん、2018年もたくさん恋をしていきましょう!Written by 西山繭子
2017年12月30日先日、この連載を読んでくださっている方にはおなじみのオスカルから久しぶりにメールがきました。オスカルを知らない方のためにさくっと説明しますと、彼は私がこの春にマンチェスターで通っていた語学学校のクラスメイトであります。25歳のハンサムなフランス人青年。メールには近況報告が書いてあったのですが、そこには「I found a job as a lawyer in the French Federation of ××」とありました。え?lawyer?14歳年下のオスカルは私から見るととっても頼りなくて、社会性も身についていなくて、正直、この子ちゃんと仕事に就けるのだろうかと心配していました。そのアンドレ…じゃなくてオスカルがlawyer!?確かに本の話をしていた時「あまり小説は読まないなあ。法律関係の本ばっかり」と言っていました。その時は、何カッコつけてんだよと流してしまいましたが、ちゃんとお勉強していたのね。ちなみに日本ではlawyer=弁護士と捉えられがちですが、イギリスでは法律に関わる仕事をしている人を総称してlawyerと呼ぶようなので、オスカルが法廷で「裁判長、シュルブプレ!」と言っているわけではありません。しかしまあ若者の失業率が高いフランスで良い仕事に就けたオスカルは優秀であります。何よりも素晴らしいのは、彼が仕事のためにパリに引っ越したこと!メールにも「パリで繭子のことを待っているよ」と書いてありました。久々の甘いメールに、おばさん胸きゅん。オスカルとはしばらく連絡をとっていませんでしたが、これを機にまたメールをするようになりました。そんなある日、いつもはメールのオスカルから突然テレビ電話の着信。何事かと思って出ると、液晶の向こうにはシャンゼリゼ通りのイルミネーションが輝いていました。「ハーイ、繭子!シャンゼリゼだよ!元気出た?」数日前に送ったメールで、私はオスカルに最近何をやってもうまくいかないと愚痴モード。そして「ニュースで見たけど、シャンゼリゼのイルミネーションが始まったんだね」と書いていました。そんな私にオスカルからのプレゼント。ああ、マンチェスターのハンバーガー屋に行っても、カレー屋に行っても、メニューが決められず一番上に書いてあるのを指さしていたオスカルが何だか大人になっちゃった。「一緒に見たいから、早くおいで!」というオスカルに頷きながらも、もう寒いのがイヤで次の外国はオーストラリアの予定だよとは言えない14歳年上のお姉さんなのでした。Written by 西山繭子
2017年12月08日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。前回は、恋愛で同じ失敗を繰り返さないために、「失敗の内容」を知り、次に生かすべしとお伝えしました。今回は、別の角度から「失敗を繰り返さないための行動」を考えたいと思います。失敗は「課題」を克服しないから実は先日、結婚相談所のベテラン相談員さんと情報交換をしていたら、彼女がつぶやいたのですよ。「婚活で失敗する人は、同じ失敗を繰り返します」と。詳しく聞いてみたところ、「婚活をしている女性でなかなかうまくいかない人は、失敗後に出会う相手が、また同じようなタイプだ」というのです。それは、女性の好みだとか、「選んでいるから」とかそういうのではなくて、「なにか人智を超えた“めぐりあわせ”のようなものを感じる」と言うのです!曰く、「大勢の男女を見てきて、最近気が付いたのですが、同じような人に巡り合うのは、その女性に与えられた課題なのかもしれません。そして、与えられた課題を克服しない限り、幸福な境地にはたどり着けないのかもしれません」…なんということでしょう。しかし当相談所に寄せられるお悩みやリポートの内容と合致するのも事実なのですよ。つまり、「同じような男性と同じような失敗をする女性たちは確実に存在する!」。巡り合うのは「課題」かもしれない「例えば、巡り合った相手に『好みでない』部分を見つけたとしましょう。最近の例でいうと、お金にだらしないタイプの男性にばかり巡り合う女性がいたのですね。で、彼女が次に選んだ相手もやっぱりお金にだらしなかった。だけど、それは最初からわかっていたことではなく、付き合って結婚を決める段階でやっとわかった事実だったんです。それで思ったのですが、彼女が最初からお金にだらしないタイプを選んでいるのではなくて、また、相手にはだらしない自覚はないので、そういうタイプからあえて選ばれてる…というのでもないのです。同じタイプの男性と、引き寄せられるように近づいて、『いいな』と思い合ってしまう。これは、なんらかの課題なのではないでしょうか。だから彼女は、その課題を克服しない限り、結婚にはたどりつけないのかもしれないと思うようになったんです」課題を克服するのは?例に出してもらった女性は、「お金にだらしない男性」と巡り合ってばかりいるわけですが、精神的にもろい男性とばかり巡り合う女性も、女性にだらしない男性とばかり巡り合う女性も世の中にはいるでしょう。いずれも、条件や見た目で男性に共通項があるわけでなく、「ふたを開けてみれば…」がほとんど。そして、「止めておこう」と身を引いてもやはり同じ問題を抱える男性に巡り合ってしまうのだとか。「だから、『違う』と思えた関係は、ストップさせるのではなくて、違うと思う部分があっても、一緒に過ごしてちゃんと課題を克服するのが女性に与えられたミッションなのかもしれません」「愛」を与える具体的には、違うと思った相手でも、「きちんと向き合うべし」だとか。愛し愛される関係を目指すために「まずは、ここが嫌だからと避けないで、彼を自分から愛する。だって避けたところで、ほかの誰かももしかしたら、何らかの問題を抱えているんです。そもそも女性自身もなんらかの問題を抱えているのに、それを見ないでいいとこどりを目指そうとしますよね。けれど、誰だってなんらかの問題を抱えている以上、少しでも惹かれるところがあって、付き合ったり、好意を持ちあったりした相手とは『ちゃんと付き合ってみなさい』ということなのだと思います」…聞いていて感じたのですが、欠けたところがある(と感じられる)男性と巡り合う私たちは、その「欠けている」と感じるのと「同じ量」だけ欠けた部分を持っているのかもしれません。そして巡り合う相手というのは、自分と同じレベル感の相手。だからこそ、「欠けた部分」を補い合うためにも、まずは相手の欠けているところを女性の愛情でカバーする意識を持つと活路が開けるのかもしれません。まとめ→●大人女性は「同じタイプの男性」と失敗を繰り返しがち。●失敗したタイプの男性は、実は向き合うべき相手。●女性から愛することで「欠点」をフォローする関係を目指そう!Written by にらさわ あきこ
2017年11月15日映画『50回目のファーストキス』が2018年6月1日(金)に公開。山田孝之と長澤まさみが10年ぶりに共演を果たす。原案のハリウッド映画『50回目のファースト・キス』と同じハワイでオールロケを敢行した本作は、コメディの王者とも呼ばれている福田雄一監督によるラブストーリー。プレイボーイの大輔役を山田孝之、記憶障害を患う瑠衣役を長澤まさみが演じ、最高にロマンティックなロケーションで繰り広げられるふたりの恋模様を描く。山田孝之×長澤まさみによる王道ラブストーリー主人公の弓削大輔を演じるのは山田孝之。映画のみならず舞台、テレビドラマなどでも多彩な役をこなし、映画では「勇者ヨシヒコ」『闇金ウシジマくん』シリーズなど多数の代表作をもつ彼が、ラブストーリーに帰ってきた。山田が演じる大輔は、ハワイでツアーガイドのアルバイトをしながら天文学の研究をしているという設定。あとグサれのない恋愛が信条のプレイボーイだが、瑠衣に一目惚れし奮闘する。ヒロインの藤島瑠衣役は、『銀魂』での弾けっぷりも記憶に新しい、日本アカデミー賞5度受賞、演技派女優としてますます磨きがかかる、長澤まさみ。一晩で記憶がリセットされるという障害を抱えながらも、とても明るくけなげに生きているチャーミングな瑠衣を熱演する。【対談】山田孝之×長澤まさみ~10、20代の頃僕ら~6月1日(金)公開の映画『50回目のファーストキス』で約10年ぶりの共演となる山田孝之と長澤まさみ。初共演作となる映画『そのときは彼によろしく』の前は、社会現象と呼ばれるほど大ヒットを飾った“セカチュー”こと『世界の中心で、愛をさけぶ』の映画版、ドラマ版にそれぞれ出演した。その後、映画、ドラマ、CM、舞台…と幅広いシーンで活躍をみせ、目まぐるしい勢いで人気俳優としての道を駆け抜けてきた“同世代俳優”の彼らに、それぞれの視点から10代・20代の頃を振り返ってもらった。Q.10代の頃のお二人の代表作の一つと言えば『世界の中心で、愛をさけぶ』。映画版、ドラマ版それぞれ別の作品に出演されていましたが、お互いの作品をどのように見ていらっしゃいましたか。長澤:実はドラマ版は観てなくて。初共演以前は、山田くんの作品を見たことがなかったんです。何か理由があるという訳ではないのですが。山田:僕の場合は、映画公開後のドラマ版という流れでスタートしたので、もちろん長澤さんが出ている映画版の存在は知っていました。ただ、演じる前に人のお芝居を見てしまうと、この人がこうやっているから同じようにしなきゃいけないだとか、逆に違うようにしなきゃいけないだとか思ってしまう。そういった変な意識は、演じる上で無駄なことなので、意識しないためにもあえて見なかったんです。Q.では、初共演作『そのときは彼によろしく』がお二人の出会いの場となったわけですね。山田:そうですね。ただ、当時の僕は閉鎖的な人間だったので、コミュニケーションをほぼ取れていないんですよ。振り返ってみても、長澤さんの当時の印象を思い出せないほど、まともに話したことがなかった。長澤:当時、私は山田君に対して「全然心を開いてくれないな~」と思っていました。私もまだ19歳でしたし、山田君も24歳と若かったというのもありますが、お互い不器用だったのかなと。印象に残っているのは、映画の公開が近づいて、インタビュー取材を受けているとき。山田君に「長澤さんは本当に壁が厚くて心を開いてくれなかった」と言われて。この言葉を聞いた時「あれ?お互い同じ気持ちだったのかな?」って、自分の中で混乱してしまったのを覚えています。実は山田君は話そうとしていてくれたんだって、嬉しく思いながらも、映画のプロモーション期間が終わってしまいましたね。Q.そこから再共演まで約10年。お互いの活躍はどのように見ていたのですが?長澤:5~6年前位に山田君の印象がガラッと変わるCMがあって。それを見た時に「は~!この人きっと仲良くなれる人だった」って感じたんですよね。「本当は仲良くなれたかもしれないのに」って思うと同時に「山田君は私のこと、嫌いだったのかな…」って考えたりもして。そこから印象が変わって興味を持つようになって。山田君の作品を見るようになったんです。Q.長澤さんが好きな山田さんの出演作は?長澤:「闇金ウシジマくん」シリーズ。これを見て「うわ!かっこいい」って思いました。「闇金ウシジマくん」は堂々としている男らしさみたいなものが好きでしたね。何事にも動じずスマートな印象のあるウシジマくんがカッコよく。あの役を見て山田くんに惚れる人は多かったと思うな。Q.山田さんは長澤さんの出演作でお気に入りのものはありますか?長澤:山田君は何も見ていないんですよ(笑)。山田:いやいや、長澤さんに限ったことではなくて、他の役者さんが出る作品をチェックすることをしないんです。もちろん、共演した役者さんは、必然的に自分が出た作品を見ることになるので、映画の試写会やTVドラマのオンエアで観たりはするんですけど。それも1度見るだけで繰り返し何度も見ることはしないんです。でも、共演することが決まった時くらいに、『モテキ』見ましたよ!すごく面白くて、大根監督に思わず「『モテキ』見ました、すごい良かったです」って伝えたくらい。でも大根監督からは「え、今?」って言われたんですけどね(笑)。長澤:(笑)。遅すぎるよね、何年経ったんだろうあれから。山田:『モテキ』は、映画としても面白かったですけど、長澤さんの女性として、そしてキャラクターとしての魅力をひしひしと感じましたね。長澤:ありがとう(笑)。私、山田君がオススメしていた映画を覚えています。山田:僕がオススメした映画?長澤:雑誌の企画で、オススメの映画を紹介するコーナーがあって。たまたま見ていたら山田君が、ディズニーの『魔法にかけられて』を紹介していて。山田:はいはい、オススメしていました。長澤:その記事を読んだとき、友達から『魔法にかけられて』のDVDを借りていたんですけど、まだ見ていなかったんです。山田君が面白いって言うんだったら…と思って観てみたら、ものすごく面白い。ディズニーっぽさはあるんだけど、その魅力を逆にシニカルな笑いに変えている。すごく画期的な映画だなって。「あ、やっぱり仲良くなれる人だったんだ」って改めて思いましたね。Q.なぜ仲良くなれると思ったんですか?長澤:柔らかい人だなって感じたんです。山田:その頃の僕は、やっと東京、芸能界という場に慣れてきた頃。素直に人と付き合えるようになって、純粋に仕事を楽しめるようになってきた時期だったと思います。長澤さんと初めて出会った時は、幼少期から過ごしてきた鹿児島を離れて、東京に出てきて、芸能界に入って。自分にとってとてつもない大きな変化が2つも起きたので、仕事場にも東京という場所にも慣れていなく、閉鎖的になっていたんだと思います。Q.久しぶりの再会。10年ぶりに再共演されて互いの印象に変化はありましたか。山田:長澤さんがこんなに明るい人だとは思っていなかった。最初から長澤さんに対してイメージが固まっていたわけではないのですが、勝手にもっと気だるいイメージがあったんで。今回一緒になって、こんなに気さくで面白い人なんだって気付かされました。長澤:若い頃の私は無愛想だったんですよ(笑)。私は、何に対しても楽しめる山田君の姿勢に魅力を感じました。お芝居をしていく上で、現場でどう過ごすかとか日々の過ごし方は大事だと思うんです。そういう細かいところに気を使えていて、現場をちゃんと受け入れて楽しんでいる。俳優としてどうあるべきかという根本的な部分と、きちんと向き合うことが出来ていてえらいなって思いました。Q.久しぶりの共演はキスシーン。そして山田さんにとっては久しぶりの恋愛映画となりましたね。山田:キスシーンを通して感じたのは、長澤さんにはヒロインの瑠衣に通じる愛嬌があること。瑠衣は1日しか記憶が持たないという特殊なキャラクターなのですが、そんな彼女に対して僕が演じた大輔は、毎日毎日アプローチして恋を実らせるために頑張り続ける。瑠衣は大輔を毎日惹きつける魅力を持った女性じゃないといけない。この瑠衣のキュートさを自然に出せる人はなかなかいないんじゃないかな? 長澤さんが持っている天性のかわいらしさは、何か努力をして出てくるものではない。元々備わっている人間性の部分なので、そのかわいらしさこそ長澤さんの圧倒的な魅力だと思いました。長澤:私は、山田君は人を楽しませるユーモアをもっている人だと思うんです。そして、自分がちゃんと楽しみながら物事と向き合える力もある。今回、台本を読んだ時に大輔役は山田君しかできないんじゃないかなと純粋に思いました。人を楽しませて、同時に自分が楽しめる人じゃないと、大輔みたいな優しい役を演じられなかったんじゃないかな。Q.映画『50回目のファーストキス』といえば、お二人のノリツッコミによるコミカルなシーンも見所ですよね。長澤:コミカルなシーンを真剣にやること。やはりこれは難しかったですね。笑いを狙った芝居にならない様にする事が大変でした。山田:そうですね。コミカルな部分は真剣にやらないと笑えないんですよ。笑わそうとしてやると面白くならない。でも、役者が真剣に演じることはどんなシーンにも通じる大切なポイントなんです。例えば泣けるシーンも、演じている側が泣かそうとしていると、見ている人は冷めてしまう。登場人物が本当につらい状況に置かれていることを客観的に見た時とき初めて、観客もつらい心境になる。笑いだけじゃなくてどんなシーンでも、芝居というのは本気になってやらないといけないんです。福田雄一監督、初の渾身ラブストーリー脚本・監督を務めるのは、映画『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』で2017年ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた、今最も忙しい監督の一人福田雄一だ。福田監督は、映画『50回目のファーストキス』は初めてラブストーリーにチャレンジする。ムロツヨシ、佐藤二朗など豪華キャスト陣主人公・大輔の親友、ウーラ山﨑を演じるのは、TVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズや『銀魂』など、福田組おなじみのムロツヨシ。娘である瑠衣の幸せを願う一癖ある父親・藤島健太を、福田組常連の佐藤二朗が演じている。記憶障害の姉、瑠衣を献身的に支える弟・藤島慎太郎役を演じるのは、若手演技派俳優の太賀だ。また華のある若手注目勢も見逃せない。アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』から生まれたアイドルグループ「Aqours」のメンバーである小宮有紗や、バラエティ番組でも活躍しているモデル・青山めぐ、『MORE』の専属モデルと女優業を両立する逢沢りな、モデル・想乃らが出演する。主題歌は平井堅が書き下ろした新曲主題歌は、平井堅が書き下ろした新曲「トドカナイカラ」。好きな人に気持ちを伝えても次の日には相手の記憶が消えてしまうという切ない感情に寄り添ったラブソングで、映画をドラマチックに盛り上げる。映画版ミュージックビデオでは、本作で何度も恋に落ちる大輔と瑠衣の幸せな瞬間やすれ違っていく切ないシーンなどが描かれている。山崎まさよしの名曲を挿入歌に起用また、挿入歌には山崎まさよしの名曲「One more time, One more chance」を起用。愛しくも切ない恋心を歌い上げたこの楽曲は、大輔が瑠衣を想って行うアプローチシーンに使用されており、心温まる感動的なシーンに彩りを添えている。ストーリーハワイでコーディネイターをするプレイボーイ弓削大輔(ゆげだいすけ)はある日、カフェで藤島瑠衣(ふじしまるい)という女性と出会い恋に落ちる。しかし、翌日同じカフェで会った彼女は大輔の事をまるで覚えていない。実は彼女は交通事故の後遺症により、新しい記憶は1日で消えてしまう短期記憶障害を負っていたのだ。彼女を想う父と弟の手で、その事実を隠され、同じ日を繰り返す瑠衣。事情を知った大輔は、毎日、自分を覚えていない彼女に一途に愛を告白し続ける。瑠衣にとっては毎日が大輔との初対面。大輔の機転と努力により結ばれた二人だが、大輔の本当の夢を知った時、瑠衣はある行動に出るー【作品詳細】映画『50回目のファーストキス』公開時期:2018年6月1日(金)全国公開脚本・監督:福田雄一主演:山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、佐藤二朗、太賀、大和田伸也、勝矢、山崎紘菜、小宮有紗、青山めぐ、逢沢りな、想乃配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2017年11月10日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。出会いを求めて行動していると、過去に好きになった人と同じタイプの男性に出会ったり、付き合ってみたら「あれ、この部分って前の彼と似てる?」なんて思うことってよくありますよね。そしてその「似たような」理由から、失恋したり、破局を迎えたり…。私たちは、どうして同じ失敗を繰り返すのでしょうか。好みの人と「合うハズ」は幻想その理由は、「好み」と「合う・合わない」が合致しないから…というのが大きいのではないでしょうか。人には、異性に対する「好み」がありますが、それと同時に「相性や性格が合う・合わない」という問題もありましょう。もちろん、好みの人と性格や相性もぴったりというのは理想ですが、最初から両方が合う人に出会うのはまれ。そして、私たちはそれを知らずに、「同じハズ」つまり、「好きな人とは相性も合うはず」「分かり合えるはず」という幻想を抱いてしまいがちなので、失敗に陥りやすくなるのです。「好み」と「合う」は別問題もちろん、最終的には「好きな人とは相性も合う」し、「分かり合える」となりたいところですが、「最初から同じはず」と思っていると、ミスを生む原因になりやすいのですね。一方、付き合うにあたって、「合う人の中から、好きになれる人を選ぶ」という順番を選べると、こういうミスは減るでしょう。「今まで好きになった人は、最初は友達だった」という人は、まずは友達付き合いのできるサークル活動を行ったり、習い事やボランティアをしたり…と「生活を充実させる」場所づくりから始めるのが、遠く見えて近道かもしれません。とはいえ、大人になると、学生時代のように「相手の人柄を知っていくうちに恋愛感情が芽生える」機会を持つのは、難しいと言えば難しいでしょう。しかも、「好きな人でないと、交流すらしたくない」という女性もいるでしょうし。では、先に「好きになれるか」を考えてしまうタイプに当てはまる場合は、どうすればいいのでしょうか。「好み」から入りたいなら実は大人の出会いでは、好きな人であれ、「気が合いそうだ」と思っている人であれ、「相手は自分とは違うんだ」ということを胸に深く刻んでおくのがもっとも大事です。相手の行いが「自分の思っていたもの」と違うから、「これってどういうこと?」「好かれてない?」とすぐに女性は落ち込んでしまうのですが、そもそも相手は自分とは違う人。思っていたのと違う対応をされて「当たり前だ」と思うべきなのです。特に恋愛を進める上では、「男性は女性ほど恋愛に重きを置いていない」と言われるように、薄い反応でも仕方ないのです。相手の反応に一喜一憂し、気持ちの裏を読むのを止めて、「これが(相手の)普通なんだ」と思う習慣をつけるといいでしょう。自分の「普通」を相手に伝えるたとえば、相手が押し押しでないからといって、「好きな女性には積極的になるのが普通だから、これって脈がないんだ」と思うのは、早計。また、付き合ってゆく中で、「今度も連絡がまめでない人だった」「お金にだらしない人だった」などと前の彼とのときと同じミスを繰り返してしまう理由も同じです。女性が最初に自分の意思を伝えてないからわかった「すれ違い」なのです。つまり、あなたの普通が彼の普通でないというだけのことで、「また失敗した」というのは、あなたが「自分自身の常識」を彼に伝えてないからだったりするのです。失敗から学ぶのが大事なので、いつも同じ失敗を繰り返している自覚があるなら、「その失敗は何なのか」をちゃんとリストアップしておくのがオススメです。「前の彼は連絡がまめでなかったから辛くて別れた」というのなら、「自分はどれくらいのマメさが欲しいのか」「ラインや電話はどうしてほしいのか」を具体的に考えてみましょう。そして、新しく好きになれる男性に出会ったら、出会いがしらに自分の希望を相手にちゃんと伝えましょう。たとえば、「私は、ラインは毎日もらうと嬉しいんだよ」とか、「週に一度は会いたいな」など。こうして希望を伝えることで、男性は「彼女は、そうしてほしいんだな」とわかって、行動に移せます。伝えてないから、彼は彼にとっての「普通」を行って、それがあなたにとっては「普通でない」と思えて不満がたまってゆくのです。ということで、恋愛で同じ失敗を繰り返している自覚のある人は、自分の「失敗の内容」を知り、その失敗を繰り返さないためにはどういう行動がとれるのかを考えておくと、きっと次回は繰り返さないですみますよ。まとめ→●最初から「合う人は少ない」と肝に銘じよう●合うために「こうしてほしい」と思う内容をリストアップしておこうWritten by にらさわ あきこ
2017年11月08日ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーがハワイを舞台に共演したロマンティック・コメディを原案に、山田孝之と長澤まさみが10年ぶりに共演を果たす映画『50回目のファーストキス』が、2018年6月1日(金)に公開されることが決定。『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などの福田雄一監督が、初めて王道ラブストーリーに挑む。■あらすじハワイのオアフ島。ツアーガイドのバイトをしているプレイボーイの大輔は、ある日、カフェで瑠依という明るくて魅力的な地元の女性と出会う。2人はたちまち意気投合し、次の日も会うことに。でも、翌朝会った瑠依は、大輔のことをまるで覚えていない。瑠依はかつて事故に遭い、新しい記憶がひと晩でリセットされてしまうという後遺症を抱えていた。そんな彼女に本気になった大輔は、毎日、“初対面”の瑠依をあの手この手で口説き落とす。2人は毎日恋に落ち、毎日ファーストキスをくりかえすことになるのだが…。■“セカチュー”ブームを巻き起こした山田孝之&長澤まさみが恋人役に原案は、いまも熱狂的なファンをもつロマンティック・コメディの傑作『50回目のファースト・キス』(2004/ピーター・シーガル監督)。本作で、毎日恋におちる大輔と瑠依を演じるのは、いずれも日本映画界には欠かせない存在である山田さんと長澤さん。映画での共演は『そのときは彼によろしく』(’07)以来、実に10年ぶり。かつて、山田さんはTV版、長澤さんは映画版の『世界の中心で、愛をさけぶ』に出演し、「セカチュー」ブームを巻き起こした2人が、恋人役でタッグを組む。「勇者ヨシヒコ」『闇金ウシジマくん』シリーズなど多数の代表作をもち、俳優として特異なスタンスを築いてきた山田さんは、今回満を持して“王道ラブストーリー”に帰還!山田さんが演じる大輔は、ハワイでツアーガイドのアルバイトをしながら天文学の研究をしているという設定。あとクサれのない恋愛が信条のプレイボーイだが、瑠依にひと目惚れし、実は一途で真面目な一面を見せていく。“男が惚れる・山田孝之”が、本作ではユーモアと大人の色気を炸裂させながら、優しい包容力で全女性の心を虜にするに違いない。また、日本アカデミー賞5度の受賞を埃、演技派女優としてますます磨きがかかる長澤さんが演じる瑠依は、記憶障害を抱えながらもそのことさえも覚えていられず、明るくけなげに生きているチャーミングな女性。『銀魂』での弾けっぷりも記憶に新しいところだが、本作で見せる破壊的な可愛さは『モテキ』以来!?あの“笑顔”に、またしても全国民が恋をする!さらに、秘められた悲哀の繊細な表現には、涙を誘われるはず。脚本・監督を務めるのは、今年も映画『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』の2本が公開、見事2017年「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー」にも輝いた福田監督。コメディ街道をひた走ってきた“コメディの王者”が、本作で初めて渾身の“ラブストーリー”に挑む。福田監督は、長年の盟友・山田さん、そして『銀魂』で初顔合わせとなった長澤さんとともに、オリジナル映画の舞台でもあるハワイでオールロケを敢行。最高にロマンティックなロケーションで繰り広げられる、数々のキスシーンも見どころとなりそうだ。■キャスト&監督コメント山田さんは「脚本を読む度に、こんなに笑って、こんなに泣いたのは初めてではないだろうか。ラブストーリーとして素晴らしく感動的で、コメディとして素晴らしく面白い」と福田監督の脚色を絶賛、「完成作を見たときも涙が止まらないことが想像できる。そして劇場を後にする際、我々は思うだろう。『福田雄一に泣かされたことが少し納得いかない』と」と、盟友らしいコメントを寄せる。また、長澤さんは、「福田監督には『銀魂』でお世話になりましたが、真面目にコメディがやれたら楽しそうだなと思っていたので、願ったり叶ったり」とコメント。「山田さんとは10年前に映画でご一緒させていただいてから共演する機会がほぼなかったので、再共演できる事がとても嬉しい気持ちでいっぱいでした」と語り、「絶対に面白くなるであろう作品に出会えたことが嬉しく、撮影が終わって早くたくさんの人に見て欲しいという思いが募る一方です」と期待を込めている。そんな2人に、福田監督は「気心知れた山田くんと長澤まさみちゃんはまさにイメージ通り」と太鼓判。「ハワイでの撮影は丸々1か月でしたが、あっという間でした」とふり返る。初めてのラブストーリー挑戦となるが、「あの(コメディ映画『裸の銃を持つ男』の)ザッカー兄弟が『ゴースト/ニューヨークの幻』をやっているように、ギャグコメディばかりやってきたこのチームでラブストーリーやってるだけで新鮮で楽しくて仕方ない」と手応えを感じている様子。「ちなみに僕、初めて撮影中、モニター観ながら泣きましたし、編集してまた泣きました」とも明かしている。『50回目のファーストキス』は2018年6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2017年11月07日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。合コンや飲み会で気になる人に出会ったとき、皆さまはどうしてますでしょうか?当相談所に寄せられるのは、「気になる人がいたけど何もできなかった」というお悩みです。どのように動けば、気になる人と次回につなげられるのでしょうか?同席中に近くに行くべし「何もできなかった」という女性たちに、詳細を伺うと、「ずいぶん遠い席にいた〇〇さんが気になりました」「飲み会中に話せなかったから、話してみたいと思って」などと会合中に会話すらしてない場合が多かったのですね。さらに、お見合いパーティーでも「マッチングしなかった」という女性に話を聞きますと、「遠くにいたBさんが素敵で」「途中話ができなかったので」マッチングできなかったというのです。しかもそんな女性たちが「モテない」「人気がない」と言っているのでお伝えしますが、「気になる人とは、出会った時間内に声を掛け合うようにすべし!」です。印象のあるうちに行動を具体的には、飲み会や合コンで「気になる」人がいたのなら、その会合中に近くに行って話をするようにしないとダメ。「あとで幹事に伝えてもらえば」「またきっと会えるから」などと願いたくもなりますが、実際大人のわれらに「次の約束」はなかなか訪れません。ましてや、「顔の印象」すら持ってもらえなかった場合には、そんな「見ず知らずの人」のために時間を割く男性はいないのです。だって忙しい社会人。そうでなくても日々の仕事に忙殺されて、貴重な土日はメンテに趣味にお勉強…とやることはいっぱいなんです。特に、オトナ女子が好きになるような男性は「忙しい人たちだ」ということを心得ておきましょう。「無理目女子」は誘われない「でも、イケメンの横にべったりくっつくようなやり手女子には、とてもなれません!」というお気持ちはわかります。それに、「バレバレな行動をしたら、好きという気持ちがバレて男性に引かれるのではないですか?」という疑問もわいてくるでしょう。しかし、バレバレな行動をするくらいでないと、男性に気にしてもらえないのが現実。「この子、僕に気があるのかな?」→「可愛いな」→「誘おうかな」くらいの気持ちの変遷があるのが、昨今の男性だからです。逆に言うと、無理かも?と思われたら「男性は誘ってこない」というのも覚えておきましょう。また、「男性の横にべったりくっつく」ような行動が苦手な場合、自分から行く必要はありません。そんな時こそ、幹事やお世話焼きの人を頼りましょう。「別の人とも話してみたいです」「全員と話したいです」と言えば、たいていの幹事は席替えをしてくれるはず。「つまらない」と思った会が「つまらないまま」なのは、たいていの場合、我慢し続けるから。「つまらないこと」を表明すれば、責任感ある幹事か世話役がきっとなんとかしてくれるので、相談の姿勢で切り抜けていきましょう。近くなれなかったら挨拶をとはいえ、最後の最後まで、近くに行ったり、話したりができなかった場合もあるでしょう。そんな時には、①「帰りぎわに声をかける」②「印象のあるうちにLINEを送る」のどちらかを行いましょう。①の「帰りぎわに声をかける」は、立ち上がってみんなが帰路に就く間に「今日は話せなかったですね」とか、「お話してみたかったです」と声をかけるパターンです。たいていの男性は、そう言われたら悪い気にはなりませんから、「そうですね」と返してくれますよ。そしたら、連絡先を交換したり、グループLINEを作っているならば、「あとでLINEしますね」と宣言しておきましょう。②の「印象のあるうちにLINEを送る」は、①を踏まえて行うのがベターですが、いきなり送っても大丈夫です。連絡は「会の印象があるうちに」が鉄則です。なので、幹事に連絡先を聞いてもらったあと「一週間後」などに送るのは効果が薄いです。それよりも、会の印象が残っている翌日の夕方までに第一報は送りましょう。なお、なぜ翌日の夕方までかと言いますと、飲み会の場合だったら、「次の飲み会で記憶が消える前」という意味です。お見合いパーティーなら、翌日の昼までが現実的かもしれません。…以上、気になる人がいた場合の動きについてご案内しました。繰り返しますが「次がある」のは、時間のある学生や、同じ会社や趣味の場で出会った人の場合のみ。オトナ女子が、デイリーでない場で、気になる人と出会ったら、その日のうちに「声を掛け合う」関係になるのがスムーズであると心得ておきましょう。まとめ・「その会のうちに会話する」を目標に!・リカバーは、翌日までのLINEで。Written by にらさわ あきこ
2017年11月02日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。恋をすると、「好み」とか「タイミング」とか様々な要因が結果を左右していくとわかるものですが、意外と忘れられがちなのが、「ニーズ」でしょう。ニーズとは、「どれくらいの情熱で」「どういう結果を求めているか(=目的)」ということですが、実はニーズこそが大人の恋の行方を左右しているのですよね。そこで、今回は「ニーズの重要性」とどう意識してゆけばいいかについて、お伝えしていこうと思います。結婚したいのか恋愛したいのかまず恋を左右するニーズとは何かといいますと、「結婚したい度合い」と「恋愛したい度合い」、つまり目的(結果)のニーズと、「すぐにしたいのか」「できればしたいのか」という情熱の高さに対するニーズです。それぞれが同じくらいだと、恋愛関係は成立しやすいのですが、どちらかがズレているとなかなか成立しないです。また、いったんは成立したかに見えても、「実はそれは幻だった」なんてことになりかねず、結果、女性が悲しい思いをすることになる。具体的に見ていきましょう。結婚したい男性とでないと難しいアラフォーのAさんは婚活アプリで20代の男性と知り合い、意気投合。結婚については、男性側は「意識しているが、すぐというよりはいつかは」という意識で、Aさんは「できればしたいけど、結婚ありきの恋愛はしたくなく、それよりもまずは恋愛でしょう」という意識でした。対面の日に、それぞれのニーズを表明し合ったところ、Aさんは「まず付き合うというスタンスなので付き合いたい」と言い、一方の男性は、「付き合うからには結婚を意識したい」という姿勢でしたので、結婚したい意識が不明のAさんとは微妙だったうえ、そもそも「結婚対象としては年齢的に微妙」に思えたので「楽しく話せればいいや」との印象を持ちました。しかしAさんの押しもあり、かつ「すぐに結婚を考えているわけではないから」という余白から、付き合うに至ったのですが、そのような関係にすぐに息苦しさを感じ始めました。先の見えない関係は息苦しい「この先、どうなるの?」という思いが、彼に芽生えたのですね。結局、2人はほんの2か月で別れたのですが、傷ついたのはAさんです。「まずは恋愛でしょ?」とは言いながらも、結局は、「いずれは結婚できる恋愛」を心では求めていたのです。また、35歳のBさんは、すぐに結婚したい思いで婚活を始めました。しかし好ましく思えた男性は33歳の働き盛り。恋には積極的だったのですぐに関係がスタートしましたが、「彼女を作るつもりはないし」「結婚もすぐにはしない」とわかり、Bさんは苦しい状況に。とはいえ、もう好きになっていたので、あきらめることも難しく、いつ終わるとも知れぬ関係を3年も続けているのです。大人だからこそ確認したいことAさんもBさんも、20代だったらもしかしたら、こうならなかったかもしれません。「好きな人と付き合えて」「いつかは結婚出来たら嬉しいけれど、それは流れによる」と素直に受け止めることができたかもしれません。しかし、大人になってくるとどうしても「将来はどうなるの?」という思いが心にちらつきますよね。考えないようにしようと思っても、人生設計もあるし、時間は日々、刻々と過ぎてゆきます。そんな中で、「結婚」という単語を無視することのできる女性などなかなかいないのが現実でしょう。もちろん、「しない」という選択もあり得ますし、「しない」と決めている女性たちは、のびやかに恋愛を楽しんでいます。収入と立場も関係また年収の高い女性…中でも正社員でもある女性は、もっと自由な印象です。人を養えるほどの収入があると、「シングルマザーになる道もある」し、「男性を養える」などと選択肢が増えるからです。なので、自分の収入と選択肢を一度洗いなおすのは大事ですが、その大本になるのは、やはり「自分自身がどういう人生を歩みたいか」ということに尽きます。「結婚をしたい」のか、「結婚につながる恋愛をしたい」のか、それとも単純に日々を彩る「恋愛」ができればいいのか。そして、そのニーズの度合いは「絶対に」「今すぐ」か、「できれば」「いい人がいれば」なのか。これも一緒に考えてみるといいでしょう。意識すると結果がついてくる「意識するとどうなるか」と言うと、なんと結果がついてくるのですね。なぜかというと、出会いにあたっての選択肢に迷いがなくなっていくからです。たとえば「絶対に」「今すぐ」結婚したい女性なら、先のAさんやBさんが選んだような男性には出会いません。出会いはするのですが、意識にないので目に入らなくて、結果的に「出会った」という意識に残らないのです。そして実は私たちは「出会いがない」と言いながらも、日々ありえないほどの出会いを実際には体験しています。その中から、自分の求める出会いだけが目に入り、意識に残っていくのです…。そのためにも、自分の「欲望を意識する」のは大事です。意識することで、求める男性の造形が際立ってくるからです。欲望にフタをしてはいけない実はAさんもBさんも自分の欲望はあるのに、意識にフタをしていたので、欲望の外にある「単なる好みの男性」に恋愛感情を持ってしまいました。しかし一方で、自分は「結婚したい」から、「結婚したいと思っている男性とでなければ付き合わない」と決めている女性たちは、するすると結婚相手にどこかで巡り合い結婚していっています。なぜかというと、彼女たちは、同じように「結婚したいと思っている男性」しか、選ぼうとしないからです。さあ、あなたはどんな将来を見据えて、恋愛相手を探しますか?自分の気持ちがわかると、相応な男性に巡り合ったときに「この人だ」とわかってきます。まずは、自分の気持ちにフタをせず、正直な人になりましょう。まとめ・結婚に対するニーズこそが、大人の女性の恋を左右する。・まずは自分の欲望に正直になるのが大事Written by にらさわ あきこ
2017年10月25日こんにちは、恋愛プランナーのTETUYAです。よく良くある質問で、『何回ぐらいデートしたら付き合っていいのか?』ということ。相手の男のタイプにもよりますが、僕なら、なるべく早めに決着をつけたい派です。なぜなら、2人で何度も会うこと=お互い興味があることは間違いないですからね。逆に、1回目のデートで、「あれ、想像と違うな」って思えば、2回目はないわけですし。ダラダラ回数を重ねても、時間がもったいない気もします。今回、そんな気になる部分について解説します。■3回目くらいまでには決めておきたい遅くても3回目のデートまでにどちらかが告白しないと(本当は男から言うべきもの)、そのまま「付き合いたい気持ちはあるけどなかなか言えない」という状態になってしまい、そのままダラダラと友達関係止まりになってしまいがちです。冒頭にも言ったように、1回目で、お互い、なんとな~く合うかどうかが確認できて、まだ興味が続くなら、2回目のデートにステップアップするわけです。この2回目で、更にお互いが良く知れる。本当は2回目で決めてもいいくらいです。3回目デートは言わば保険。これ以上に回数を重ねても、気持ちも盛り上がりません。最近の男も、好意はあるものの、なかなか最後のキメゼリフが言えない草食男子も増えてきています。だから、女性側から少し誘導してあげることが、今、必要なのかもしれません。■「女性からの告白」はアリか?ナシか?早めに決めておきたいところではありますが、実際に付き合い始めてからの関係を考えると、「彼が言ってくれないから」といって女子から「つきあって」と告白するのは得策じゃありません。なぜなら、「お前がつきあってって言ったから、つきあってあげたんだ。」と、その後、ずっと、何かあるたびに、言われても嫌ですし、言わないまでも何かと男を調子に乗らせる原因になります。だから、ダイレクトに女子から告白しなくてもいいですが、好意があるという意志表示は何気なくするべきです。例えば、「私、押しに弱いんだよね。」という、暗に告白されたら受け入れるという、「いい意味での隙」を見せたり。ここまで言って、告白しない男はサヨナラですね(笑)。■男性が告白をするか迷っているなら男性が告白をするか迷っているなら相手の男が、あなたに好意はあるものの、告白に迷っているならどうするか?告白しやすい雰囲気にもっていくしかありません。とは言っても唐突に女子から「告白して」「私のことどう思っている?」なんて聞くのも、告白に迷っている男には、若干の脅迫感を感じさせます(笑)。そこに一役買うのが、イベント。イベントに積極的に出向いて、男が告白しやすいムードを女性側からリードするしかありません。定番の誕生日、クリスマス、バレンタインなどのイベントから、日本の四季のイベントの一つ、花火大会などもムードが高まるシチュエーションです。■体の関係からのスタートは3回目までのデートで、体の関係を彼が求めてきたとしましょう。それを断るかどうか?頑なに、「つきあわないと、そういうのは・・・」と言うのもアリでしょう。ただ、男は、エッチをしたい、その目的のために「つき合おう」と取りあえず言うパターンもありますから、そこに「つきあう、つきあわない」の誓約はあまり関係ない気がします。むしろ、「お互いに好きなら、先にエッチしようがしまいが関係ない」。だから、彼に純粋に好意があるなら、先に体の関係から入るのもアリだと僕は思います。からだの相性も合う合わないもあるんで、それ次第では、あなたから、恋人関係にならないほうがいい選択を選ぶかもしれません。■おわりにポイントとしては、相手が自分に対して興味のある質問をしてきたら、逆にこっちから隙のあるフレーズを彼に伝えて、彼からの告白を誘導させるという流れも覚えておきましょう。そして、3回目のデートまでには決着をつけること。あまり、意味のないデートを重ねる男は、あなたから「サヨナラ」してあげてください。そうなったら、向こうから告白してくるかもしれませんね。(TETUYA/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年10月23日