安倍晋三首相(65)は10月13日、台風19号に関する関係閣僚会議で非常災害対策本部を設置すると発表した。朝日新聞によると、広い地域で甚大な被害が発生したことを踏まえて判断。さらに長野県と福島県に、情報先遣チームを派遣するとも明らかにしたという。非常災害対策本部については、台風の被害が報じられるようになっても設置されていなかった。12日には、ネットでこんな声が巡っていた。《本当にわからない、この時点で政府が災害対策本部を設置しないことを正当化できるロジックって何?なんで設置しないの?もう20時過ぎてるよ》《災害になると、首相の顔が全く見えなくなる。何故なのか?政府は何故、災害対策本部を設置しないのか?理解できない》そのため13日になって非常災害対策本部を設置したことについて、Twitterでは《なぜ、今朝になっての設置なのでしょうか?緊急事態に即応できない政府なのでしょうか?》《予定予測可能な台風なのに、この遅さ。ほとんど事後じゃん。未然対策の概念がない?》と政府の対応が「遅すぎる」と訴える声が上がっている。しかし、政府は8日時点で台風19号に対し「情報連絡室」を官邸に設置していた。NHKニュースによるとその時点で情報収集と警戒にあたっているとしている。さらに11日に安倍首相は関係閣僚に対し被害状況などの情報収集、さらに自治体などと連携した“先手先手の対策”を講じるようにと指示。くわえて防衛省は救援活動のため、1万7,000人にも及ぶ自衛隊員の即応態勢を取っていたという。そして12日、情報連絡室は官邸対策室に改組している。そもそも非常災害対策本部は災害対策基本法・第二十四条で、「非常災害が発生した場合において、当該災害の規模その他の状況により当該災害に係る災害応急対策を推進するため特別の必要があると認めるとき」に内閣総理大臣が内閣府に設置することができると記されている。また12日の首相動静も注目を集めている。首相動静には「午前8時現在、公邸。朝の来客なし」「午前中は来客なく、公邸で過ごす」などと同日の22時まで首相が一日中、公邸にいたとつづられている。そのため《安倍晋三、今日は何もしませんでした》《12日は公邸に籠りっきり…。で、「先手先手の対応」がこれだってよ》といった否定的な声が上がっていた。しかし前述のように情報連絡室・官邸対策室は官邸に設置されたものであるため、《首相は普段は私邸から官邸に通勤してるので、官邸と同じ敷地にある公邸に居たという事は、単に不測の事態に備えて待機していただけでは》《首相動静だけ見ると官邸にこもってるように見えるけど、官邸に対策本部あるだろうしそれなりに仕事してるんだと思うけどな》と推測する声も上がっている。非常災害対策本部という名ではないが、情報連絡室として情報を集めていた政府。また首相は本当にただ公邸にいただけなのかという疑問から、ネットではこんな声が上がっている。《首相官邸の危機管理センターに設置していた情報連絡室を官邸対策室に改組した。って書いてあるし自衛隊も各県より要請が有って出動してる。指示はされてると思うし、被害がある程度明確にならないとそれに対応出来ないと思うのは俺だけかね?》《公邸で各自治体から上がってきてた情報を精査していたんじゃないの? 非常災害対策本部って真っ最中にできることないで》さらに《河川の氾濫や決壊が多く、何から手をつければ良いのか難しいが人命救助が第一なのは間違いなく、自衛隊・消防・警察と情報連携して総力戦で復旧復興を目指して欲しい》《政府のしっかりした対策を望みます。担当大臣や政務官は能力のある人材が望ましいのが今回でよくわかると思います》と非常災害対策本部の「これから」に期待する声が上がっている。
2019年10月14日今年のカンヌ国際映画祭にて審査員満場一致で最高賞のパルムドールに輝き、オスカー前哨戦ともいわれるトロントやニューヨークなど各映画祭で絶賛&受賞を重ねているポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』。来る第92回アカデミー賞でも有力視されている本作は、近年、名匠や気鋭監督たちがこぞって取り上げる国境を越えた共通のテーマを浮き彫りにしている。全員失業中の貧しい一家とIT企業を経営する裕福な社長一家という、相反する2つの家族の出会いから想像を遥かに超える展開へと加速していく物語は、すでに韓国では1,000万人突破、フランスでは160万人突破ほか、各国で動員記録を塗り替える驚異的な盛り上がりをみせている。ソン・ガンホが父親を演じるキム一家は、窓を開ければ目の前に地面、日の光もほとんど入らず、水圧が低いために家の一番高い位置にトイレが鎮座する“半地下”の家での生活から抜け出せずにいる。彼らの極貧生活が、豪邸をかまえるパク社長一家との出会いでどのように変化していくのか、気になるところだ。そんな本作は貧富格差はもちろん、学歴社会、雇用問題など…いま世界が直面している問題への痛烈な批判を内包しつつ、ユーモア、サスペンス、アクションなど、あらゆる要素を融合させながら、ツイストの効いた展開で超一級のエンターテインメント作品として描かれている。ポン・ジュノ監督はカンヌの受賞式で、「世界の人たちにどこまで伝わるかがわからなかった。だが家族の問題というのは、どこの国でも共通なのだと思った」と語った。次に挙げる作品群もまた、いま世界が注目する監督がそれぞれ全く異なったアプローチで描く、貧富の両極化の中でもがく“どこにでもいる普通の人々”の姿。決して他人事ではない普遍性のあるテーマだからこそ、個性豊かな作品を貫く共通テーマに注目してみてほしい。●カンヌ、昨年のパルムドール『万引き家族』是枝裕和監督(’18)様々な“家族のかたち”を描き、今年はカトリーヌ・ドヌーヴやジュリエット・ビノシュらを迎えた『真実』が公開される是枝監督が、実際の事件に着想を得て“犯罪でしか繋がれなかった家族の絆”を描いた。昨年、カンヌ国際映画祭の審査委員長を務めた女優ケイト・ブランシェットから「見えない人々(Invisible People)に声を与えた」と評された本作を、是枝監督は「社会的、政治的問題を喚起する目的で映画を作ったわけではない」としながらも、「通常の枠を超えて多くの人のところに届いている」と実感を込めて語っていた。●ヴェネチアで最高賞『ジョーカー』トッド・フィリップス監督(公開中)「バットマン」の悪役ジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックスを主演に迎え、オリジナルストーリーで描いた。ゴッサムシティという架空の街を舞台にしながら、両極化が進み、理不尽がまかり通る社会体制からはみ出した存在にフォーカスしている点も興味深い。第79回ヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞を受賞し、アカデミー賞の最有力候補の1つとされている。フィリップス監督はヴェネチアの記者会見で、アーサー/ジョーカーという存在について「彼のゴールはあくまで『人々を笑わせたい』、『世界に喜びをもたらしたい』ということだったんだ。でもそれが様々な出来事が重なって、まったく異なる結末になってしまうんだ」と、格差社会をはじめとする様々な要因がジョーカー誕生の背景にあることを明かしていた。●全米で記録樹立『アス』ジョーダン・ピール監督(公開中)『ゲット・アウト』でアカデミー賞脚本賞に輝いたジョーダン・ピール監督の最新作。自分たちとそっくりな存在と対峙する、裕福な黒人一家の恐怖を描いたサスペンススリラーだ。全米では前作を上回る、週末興行収入ランキング初登場1位を記録。オリジナル・ホラー作品のオープニング記録、オリジナルR指定作品のオープニング記録の歴代1位をそれぞれ更新した。ピール監督は、本編冒頭に象徴的に登場する“貧困層やホームレスを救おう”と銘打った1986年のチャリティーイベント「ハンズ・アクロス・アメリカ」に触れ、「その頃から、アメリカの貧富の差は拡大していった。貧困層もホームレスも急激に増えていった」とふり返っている。●カンヌ・ある視点部門グランプリ『ボーダー 二つの世界』アリ・アッバシ監督(10月11日公開)醜い容姿のせいで孤独を抱えながらも人並外れた嗅覚を持つ女性が、奇妙な男との出会いにより人生を変える事件に巻き込まれる様を描く。善悪、美醜、性別、貧富…様々なものに境界線が引かれた世界のいまを浮き彫りにし、第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門のグランプリ受賞。イラン系デンマーク人の新鋭アリ・アッバシ監督と、『ぼくのエリ 200歳の少女』原作者のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが共同で脚本を手掛けた本作。監督は「この作品は自分自身のアイデンティティを選ぶことができる人についての映画」とその魅力を語っている。●引退を撤回して描きたかった物語『家族を想うとき』ケン・ローチ監督(12月13日公開)第69回カンヌ国際映画祭(2016年)のパルムドール受賞作『わたしは、ダニエル・ブレイク』を最後に映画界からの引退を表明していた英国の巨匠ケン・ローチが、それを撤回してまで描きたかったのは“現代の家族の姿”。第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。夫は宅配業者とフランチャイズ契約を結んだ個人事業主、妻はパートタイムの介護士。ギリギリの生活を送る主人公家族は、「ウーバーイーツ(Uber Eats)」などのギグエコノミー(インターネットを通じて単発の仕事を受注する)の浸透や、コンビニのフランチャイズ店オーナーの24時間営業問題、ブラックバイトや過労死にも繋がる長時間労働問題など、いまの日本にも通じるタイムリーさも。ローチ監督は是枝監督とNHKの番組で対談を行い、『誰も知らない』や『万引き家族』に「通じるものがある」と語っている。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アス 2019年9月6日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 UNIVERSAL STUDIOSジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”ボーダー 二つの世界 2019年10月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開©Meta_Spark&Kärnfilm_AB_2018家族を想うとき 2019年12月13日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©Joss Barratt, Sixteen Films 2019
2019年10月14日「娘のドラマは、いつも見ています。(主演した)『これは経費で落ちません!』(NHK)も話題になってうれしかったです」そう語るのは、女優・多部未華子(30)の母。10月1日、多部が写真家の熊田貴樹氏と結婚したことを公表した。熊田氏は40代というが、どんな男性なのだろうか。多部の母に聞くと――。「そうですね、もう何度かお会いしていますが、“いい方”というのが、いちばんの印象です。年齢差?そういった不安はないですね。家事については……、どうでしょう(笑)。私はそんなに(娘に)料理を作ってもらったことはありませんが、これから頑張ると思いますよ」多部にはこの数年、交際報道もなく、まさに“電撃婚”だった。芸能関係者は言う。「’13年に写真誌により熱愛が報じられた俳優・窪田正孝(31)とは、’16年ごろに破局したと言われています。多部はそれ以降“結婚願望”も薄れてしまったようで、’17年には月刊誌のインタビューで《今ではマネージャーさんにも『結婚がすべてじゃない!』とアツく語っています》(『MORE』’17年3月号)などと、明かしています」実はそんな彼女に影響を及ぼしたのが、樹木希林さん(享年76)だったという。希林さんが亡くなったのは’18年9月。がんに侵された彼女が命をかけて撮影に臨んだ映画が『日日是好日』(’18年10月公開)だった。晩年の希林さんと交流があり『日日是好日』でも着物や茶道のオフィシャル・アドバイザーを務めた観世あすかさんは言う。「樹木さんは映画で共演した黒木華さん(29)と多部さんを、『自分の跡を継いでくれる女優』と、おっしゃっていました。多部さんについては、『いまは若くてきれいなだけの女優が多いけど、あのコは顔が整っているだけでなく、女優として芯がある』とも言っていましたね」多部は舞台挨拶で「付き合っている人いるの?」「整形しているの?」など、希林さんから色々と質問されたことを明かしている。「多部さんを認めていたからこそ、ズバズバと質問されていたのでしょうね。撮影の合間に希林さんと黒木さんや多部さんは、いろいろなことを話していました。そのなかで希林さんがこんなことを言われたのです。『結婚にはいろいろな形があるけれども、私は(内田裕也さんとの)結婚を続けてよかった』。何げない一言でしたが、とても印象に残っています。多部さんが結婚されたと伺ったとき、希林さんの、あの言葉も後押しになったのかな、と思いました」(観世さん)多部が選択した結婚生活は、希林さんの“跡継ぎ”となるうえでも大きな糧となるだろう。
2019年10月13日映画『みをつくし料理帖』が2020年10月16日(金)に全国公開予定。制作・監督は、角川春樹が務める。ベストセラー時代小説が映画化原作は、髙田郁による同名時代小説。大洪水によって両親を亡くした主人公が、女料理人として運命を切り開いていく成長と、幼馴染との不変の友情を描いたハートフルな物語だ。これまで発売されたシリーズ全10作は、累計400万部を超えるヒットを記録。2012年以降は、北川景子を主演に迎えたスペシャルドラマや、黒木華を主演に迎えた連続ドラマが放映され話題を呼んだ。映画『みをつくし料理帖』は、原作小説の刊行10周年を記念した初の劇場版となる。『みをつくし料理帖』あらすじ時は、享和二年。大坂。8歳の澪(みお)と野江(のえ)は、暮らし向きが違えども仲の良い幼馴染。「何があってもずっと一緒や」と約束を交わす二人。その約束の夜に大坂に大洪水が襲う。大洪水で両親を亡くし、澪は野江とも離れ離れになる。それから時は流れ、江戸・神田にある蕎麦処「つる家」に、女料理人として働いていた。試行錯誤の日々を過ごしていたが、数々の困難に立ち向かいながら、やがて看板料理を見出し、「つる家」はたちまち江戸でも評判になっていく。店にある日、吉原の翁屋で料理番をしている又次がやってきた。吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼むのだった。そして、この日を境に運命の歯車が動き出す。果たして、澪と野江は再会を果たせるのか?幾度となく訪れる艱難辛苦を乗り越えながら、料理に真摯に向き合い、運命を切り開いていく女料理人の成長と、不変の友情を描いた爽快な物語が描かれる。角川春樹“生涯最後”の監督作メガホンを握るのは、映画『犬神家の一族』『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』など、1970年代からの“映画の黄金時代”を築き上げた巨匠プロデューサー角川春樹。今年で77歳を迎える角川が、“生涯最後の映画監督作”として、制作・監督を務める。登場人物・キャスト澪(みお) - 松本穂香大阪の大洪水で両親を亡くす。「何があってもずっと一緒や」と約束を合わす幼馴染野江(のえ)がいたが、大洪水によって、子供の頃に生き別れとなる。その後、天性の料理の才を見出され、江戸・神田にある蕎麦処「つる家」の店主・種市の計らいで、江戸時代の女性でありながら料理人として働く。江戸の味にもなじめず、数々の困難に立ち向かいながらも料理に真摯に向き合う。主人公の澪を演じるのは、ドラマ『この世界の片隅に』で主演を演じた松本穂香。野江(のえ) - 奈緒澪の幼馴染。野江もまた両親を失い、路頭に迷う中、遊郭(ゆうかく)に身を置いた。そして幼き頃の悲劇から十数年後、江戸の吉原で頂点を極める花魁(おいらん)・あさひ太夫になっていった。遊郭とは遊女屋を集めたエリアのことで、花魁とは遊女の中で位の高い人。野江役はNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で注目を集めた奈緒が艶やかに演じる。永田源斉 - 小関裕太下町から遊郭・吉原まで幅広く評判が良い町医者。患者からは「源斉先生」と親しみを込めて呼ばれている。「食は人の天なり」という本作のキーワードともなる言葉を澪に説く。澪がスランプに陥るたびに、助言を与えたり、街に連れ出したりと、物語の鍵を握る人物だ。演じるのは、映画『曇天に笑う』やドラマ「来世ではちゃんとします」で好演した小関裕太。小松原 - 窪塚洋介御膳奉行で「つる家」の常連客。上方と江戸の味の違いに悩む澪の心を見破り、「料理の基本がなっていない」と一喝し、澪に料理の基本とは何かを考えるきっかけを作る。澪が困難に立ち向かう様子を見守り、時に助言を与える存在。演じるのは映画『沈黙-サイレンス-』の窪塚洋介。駒沢弥三郎 - 榎木孝明御膳奉行である小松原の上役。種市 - 石坂浩二江戸・神田にある蕎麦処「つる家」の店主。澪の料理人としての才能を見い出し、温かく見守る。芳 -若村麻由美大阪の名料理店「天満一兆庵」の元女将。両親を亡くした澪の前を偶然通りかかり、助ける。江戸では澪と長屋で暮らし、澪“はご寮さん”と慕っている。おりょう - 浅野温子澪と芳が暮らす長屋の隣人。おせっかいな性格で、澪のことを気に掛ける。清右衛門 - 藤井隆「つる家」に通う食通の戯作者。戯作とは、江戸時代に流行った通俗小説のこと。あさひ太夫の正体を暴こうとし、物語の重要な役割を担う。お百 - 薬師丸ひろ子清右衛門の妻で「つる家」に通うお百は、角川映画の常連、薬師丸ひろ子が担当。原作には登場しない役どころだが、実在の人物とされている。清右衛門との夫婦仲はあまりよくなかったそう。劇中では料理人として奮闘する澪のことを気にかける。お満 - 渡辺典子つる家に通う常連客。薬師丸ひろ子とともに“角川三人娘の一人”として角川映画を背負う存在である渡辺典子が特別出演。清八 - 野村宏伸つる家の食にうるさい常連客。「ありえねぇ」が口癖の江戸っ子。演じるのは、映画『キャバレー』で角川春樹事務所創立10周年記念作品に出演した野村宏伸。采女宗馬 - 鹿賀丈史名店、日本橋登龍楼の店主。「つる家」とはライバル関係にあたる。水原東西 - 反町隆史大坂で評判の有名易者。易者とは現代でいう占い師のことであり、離れ離れになる前の澪と野江の手相を占い、物語の鍵を握る“易”を見出す。映画『座頭市 THE LAST』や大河ドラマ『八重の桜』など、時代物にも縁が深い反町隆史が演じる。又次 - 中村獅童あさひ太夫(野江)を守る男。吉原の翁屋の料理番。あさひ大夫を守るためならば命も惜しまない無骨さを見せる一方で、情にも厚い、強面の男。吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために、澪の得意料理を作ってくれと頼む。澪と野江の運命の歯車を動かす重要な人物。伝右衛門 - 永島敏行伝右衛門は、あさひ太夫のいる翁屋の楼主(ろうしゅ)。楼主とは今でいう経営者のこと。菊乃 - 衛藤美彩翁屋の遊女は、元乃木坂46の衛藤美彩。卯吉 - 村上淳大阪の遊郭(ゆうかく)に出入りする女衒(ぜげん)。女衒とは、いわゆる人身売買のブローカーのことで、あさひ太夫の秘密を握っている。村上淳は『みをつくし料理帖』が角川春樹監督作初出演だ。■作品概要映画『みをつくし料理帖』公開時期:2020年10月16日(金)出演:松本穂⾹、奈緒、若村⿇由美、浅野温⼦、窪塚洋介、永島敏⾏、藤井隆、野村宏伸、衛藤美彩、村上淳、榎⽊孝明、⿅賀丈史、⽯坂浩⼆、中村獅童、反町隆史製作:角川春樹監督:角川春樹脚本:江良至、松井香奈、角川春樹主題歌:手嶌 葵「散りてなお」作詞・作曲:松任谷由実原作:「みをつくし料理帖」髙田郁 ハルキ文庫
2019年10月12日アイドルグループ・乃木坂46の梅澤美波が、9日深夜に放送されたラジオ番組『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週水曜25:00~27:00)にゲスト出演し、パーソナリティを務める同グループの新内眞衣に悩みを告白した。「乃木坂ラジオサミット~秋~」と題して、大園桃子と梅澤がゲスト出演した。大園は『らじらー! サンデー』(NHKラジオ第1/毎週日曜20:05~)、梅澤は『乃木坂46の「の」』(文化放送/毎週日曜18:00~)にそれぞれ出演している。『らじらー! サンデー』はお笑いコンビ・オリエンタルラジオと、『乃木坂46の「の」』は週替わりで登場する乃木坂46メンバー2名とともに放送するため、"1人しゃべり"をすることは基本的にない。そのため、リスナーから「大園さんと梅澤さんは1人でラジオパーソナリティをやってみたいと思いますか?」という質問が寄せられた。すると梅澤は「1回だけ挑戦はしてみたい」としつつ、「でも、無理だと思います。私、本当につまらない女なんですよ」とつぶやいた。「どうした急に!?」と驚く新内に、梅澤は「悩みに悩んでいるので。バラエティ番組とかで話を振られても、誰もが想像のつく答えしか言えない」と告白。そして「1人で録音してやってみようかな」とも話していた。
2019年10月11日この秋のTBS系金曜ドラマ「G線上のあなたと私」に主演する女優の波瑠が10月11日(金)オンエアの「A-Studio」にゲスト出演。本番組5代目アシスタントを務めた波瑠さんが、久々に帰ってきたスタジオで番組MCの笑福亭鶴瓶と繰り広げるトークに注目。13歳で芸能界デビュー、雑誌「セブンティーン」のモデルとして活動しつつ、女優としてもMVや映画などに出演。2010年公開の『マリア様がみてる』で長編映画初主演を飾ると、NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインに抜擢。その後は「嵐」大野智との共演が話題となった「世界一難しい恋」や、同窓生と不倫する人妻を演じて大きな反響を呼んだ「あなたのことはそれほど」。豪華キャストとともにコメディに挑戦した「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」や、吉沢亮を相手役に主演した「サバイバル・ウェディング」などに出演してきた波瑠さん。2013年春から1年間にわたり本番組のアシスタントを経験。ゲストとしては3年半ぶり2度目の出演となる波瑠さん。気心も知れている鶴瓶さん相手に容赦のないツッコミぶりをみせる。また番組お馴染みの極秘取材では「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」で共演した俳優・小澤征悦が登場。ドラマ撮影の思い出や舞台裏もふり返るほか、中学時代の親友たちと当時の担任の先生にも極秘取材。意外な少女時代の姿が明らかになっていく。さらに波瑠さんの父からは、還暦祝いでプレゼントした温泉旅行で家族を襲ったハプニングが語られる。元本番組アシスタントならではのリラックスしたムードの中で繰り広げられる貴重なトークをお楽しみに。波瑠さん主演でおくる「G線上のあなたと私」はいくえみ綾原作のコミックをドラマ化するもので、波瑠さん演じる主人公の小暮也映子が寿退社間近に婚約者から婚約破棄を告げられ、そんな日にたまたま立ち寄ったショッピングモールで「G線上のアリア」の生演奏を耳にしたのをきっかけに大人のバイオリン教室に通い始めると、教室でイマドキ大学生・加瀬理人と主婦の北河幸恵と出会う――という物語。也映子を取り巻く人々には加瀬理人に中川大志、北河幸恵に松下由樹。理人の兄・侑人に鈴木伸之、バイオリン教室の講師・眞於に桜井ユキ、侑人の妻・芙美に滝沢カレンといった顔ぶれ。「G線上のあなたと私」は10月15日(火)22時~TBS系で放送開始。初回15分拡大。「A-Studio」は10月11日(金)23時15分~TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年10月11日「博多華丸・大吉」とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を務める「あさイチ」の10月11日放送回に、俳優の綾野剛がゲスト出演。元陸上部だったという綾野さんの“陸上愛”に「ガチ過ぎる」「印象良い意味で変わった」など好感を覚える視聴者が続出している。中学、高校と陸上部で中学時代には岐阜県大会で優勝、高校時代にも準優勝するほどの実力の持ち主だったという綾野さん。番組では「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」の映像を用意。綾野さんが映像を見ながら“解説”するという企画を実施すると、「こういったことをさせていただけるだけで感謝」と喜びの笑顔をみせる。映像に登場した各選手についての豊富な情報と「足を残す」などの専門用語も交え、まるでスポーツ解説者のような口ぶりで説明していく綾野さんに「すっかり解説者になってる綾野剛さん、ステキ」「陸上大好き、箱根駅伝大好きとかめっちゃ綾野剛推せる」「陸上の解説者並み!!」「陸上競技自己記録が800m1’57で5000mが15’41なのガチ過ぎる」などの声が上がる。その後は最新作『楽園』にまつわるトークに。同作の瀬々敬久監督から「インディーズ魂を持っていて音楽の人に似ている。グルーブ感とかそういうものを大切にしている感じ」と演技について評された綾野さんが「台本はあくまで設計図に近く現場に行ってみないとわからない。ほぼニュートラルな状態で現場に行く」と語ると、「ロケーションが最後の共演者…綾野剛名言録に収録決定」「言葉選びがいちいち文学的でロマンチック」などの反応が。国会中継のため短縮版となった今回、ラストぎりぎりで視聴者から寄せられた「箱根駅伝走るとしたらどの区間を走りたいですか?」に再び“陸上愛”が爆発。「良い質問ですね~」と悩みながら「往路で2区か4区」と解答。その理由を「4区が要、そこをちゃんと行けたら5区の選手に限りなく負担がない」とした綾野さんに、視聴者からも「箱根駅伝の4区推しはかなりマニア!!意外な一面がみられて一気に親近感」「本物のマニアだな綾野剛!好きになったぞ!」「ガチ勢w綾野剛の印象良い意味で変わったw」「綾野剛が語る箱根駅伝…もっと聞きたかった」など好反応が続出している。(笠緒)
2019年10月11日ついにスタートしたNHK連続テレビ小説「スカーレット」。第2週に入った10月10日、木曜日という週半ばながら子役キャストからバトンタッチし、戸田恵梨香がヒロイン・喜美子として本格登場した。しかも15歳の中学生役!さらに彼女とともに学ラン姿で登場し、早速SNSをザワつかせているのが、喜美子の幼なじみで、雑貨店の一人息子・大野信作を演じる林遣都だ。「おっさんずラブ」のドSな後輩・牧凌太とも、「HiGH&LOW」シリーズの達磨一家の頭・日向ともまた異なる、気弱で引っ込み思案な性格の信作を演じる林さんが、自身の故郷・滋賀県を舞台にした“朝ドラ”について語った。戦後まもなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた絵が得意な女の子・川原喜美子が、地元の信楽焼にひかれ、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込んでいく姿を描く本作。どんなにつらいことがあっても、緋色(スカーレット)の炎のような陶芸への情熱は消えることはなく、喜美子は自らの窯を開き、独自の信楽焼を見出していく。舞台は滋賀・信楽「実家の玄関にも小さめのタヌキがあります」林さんの“朝ドラ”出演は「べっぴんさん」以来2作目。「また戻ってきたいなと思っていました。なかなか、こんなに長期にわたって人の人生を生きられるチャンスはないですし、それが“朝ドラ”のだいご味だと思うので」と林さん。しかも、「滋賀が舞台のドラマに出演するのは初めてです。お話をいただいたとき、すごくうれしかった。滋賀が舞台というだけでやりたいと思いました」と言う。「信楽焼は常にみぢかにありました。祖父の家の玄関には大きめのタヌキの置物があって、実家の玄関にも小さめのタヌキがあります。母は、僕が東京に行くたびにそのタヌキに安全祈願をしたり仕事の幸運を祈ったりしていたらしく、今回の作品に携われるのはタヌキにお願いしてきたおかげだと喜んでいます」と、地元ならではの秘話も。また、「べっぴんさん」のスタッフも多く、「自分自身の人柄を知ってくれている方がいてくれて、すごくあたたかく『おかえり』と出迎えてくれました。やっぱりそういう雰囲気が作品につながっていくと思うので、“朝ドラ”の相乗効果みたいなものがある現場が好きです。滋賀でのロケはホーム感もあり、居心地がよくリラックスできました」と語り、「もしずっと滋賀にいたら目を向けていなかったと思うんですけれど、琵琶湖ってほかにはない景色で、とても空気が美味しく、町並みも人も落ち着きます」と、“ホーム”での撮影を楽しんでいる様子だ。中学生役は「3人そろえば大丈夫でしょうと自分たちに言い聞かせました」彼が演じる大野信作は、幼少期から喜美子(戸田さん)と照子(大島優子)と共に過ごしてきたこともあり、「お姉ちゃんふたりの下にいる弟みたいな環境で育ちます。そんな幼少期のせいか、なかなか前に出るタイプではありませんし、学生時代もちょっと人とは違う雰囲気なんです。友だちもいないですし、内に秘めるものがある若者なのかなと思っています」と解説。「学生服で初登場しますが、そのときも喜美子にカバンと学校で描いた絵を持たされていますし、子分的なところから始まるんです。まだ微妙な気持ちの学生時代、将来も何も定まっていない学生役なので、演じるにあたって難しいところが出てくるのはこれからだと感じています」と語り、今後、“思わぬ変化をとげる”という役柄が自身でも楽しみにしているよう。「戸田さんと大島さんが同い年で、僕が2歳年下なんですが、中学生を演じるシーンがあって……3人そろえば大丈夫でしょうと自分たちに言い聞かせました。そこでおさななじみの絆を深められた気がします」とコメント。「3人でチーフ演出の方に、エキストラさんをリアルな中学生年齢に近づけないでください、できることなら僕たちより若干あげてくださいと冗談半分にお願いしたりしました(笑)」とも明かし、和やかな撮影現場の雰囲気も伺える。「滋賀県出身の僕が、ドラマを通じて滋賀の魅力を伝える立場のひとりになれて、うれしいですし、楽しみです。せっかく滋賀で産まれましたし、僕も信作に共感する部分があるので、自分が滋賀で生きてきたことや、家族関係、学生時代どのような過ごし方をして、どんな気持ちを抱いていたかを思い出しながら、役に重ねていけたらなと思っています」と期待を込める林さん。「本当に毎朝元気にしてくれる、愛にあふれた作品だと思うので、あたたかく見続けてください」と視聴者に向けメッセージを送っている。連続テレビ小説「スカーレット」は月~土曜8時~NHK総合ほかにて放送中(全150回)。(text:cinemacafe.net)
2019年10月11日今回、ご紹介する作品は、カリスマラッパーANARCHYさんの初監督作『WALKING MAN』。本作で極貧生活のどん底からラップひとつで這い上がる主人公・アトムを演じた野村周平さんにお話をうかがいました。写真・角戸菜摘 文・田嶋真理 スタイリスト・清水奈緒美 ヘアメイク・矢口憲一(駿河台矢口)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 49ラッパーになる夢へ向かって力強く歩き出す主人公を熱演『WALKING MAN』は、ANARCHY監督が自身の実体験を盛り込んだ、オリジナル脚本の青春映画です。主人公は、極貧の家庭に生まれ、幼い頃から人前で話すことが苦手な青年・アトム。彼はふとしたことがきっかけでラップと出会い、ラッパーになる夢へ向かって力強く歩き出します。アトムの妹・ウランをNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で注目された優希美青さん、職場の良き先輩・山本を柏原収史さんが好演。さらに、T-Pablow、WILYWNKA、Leon Fanourakis、じょう、LETY、サイプレス上野、hMzといった人気ラッパーたちが出演し、華を添えます。ANARCHY監督が手掛けた主題歌『WALKING MAN』やクライマックスで野村周平さんが熱い想いを込めて歌う『Promise』など、本編を彩る音楽も聴きどころとなっています。ーー人前で話すことが苦手で気弱なアトムは、野村さんご自身とは真逆のキャラクターに思えます。役作りとしてどのようなことを?野村さん 脚本を読んでアトムのキャラクターをつかんだ後、言葉がうまく話せない症状のある方の動画を観たり、関連する本を読んだりして役を作っていきました。ーーアトムに共感したところを教えてください。野村さん 物語の序盤で、アトムは思ったことをうまく伝えることができず、フラストレーションをためていきます。僕も自分の想いをうまく伝えることができないもどかしさを感じたことがあります。そこは人類共通の問題だと思っています。ーー野村さんのラップがとてもお上手でビックリしました。この映画のためにラップを練習されたのですか?野村さん クラブを1日貸し切り、監督とふたりでビールを飲みながら、お互いに撮った動画を観て、ラップの確認をしました。酔っていた方が、ラップは上手く出来るんですよ。ーーもともとリズム感は良いほう?野村さん いいえ。ちゃんとやらないと監督がキレるので、一生懸命がんばりました(笑)。ラップは監督の専門分野ですから。ーー“なめんな、なめんな”というフレーズがとても印象に残っています。この映画を観た後、思わず口ずさみたくなるような。野村さん くれぐれも街なかで“なめんな、なめんな”とは言わないでくださいね(笑)。ーー今年の6月からニューヨークへ語学留学されているそうですね。ホームシックになったことは?野村さん ホームシックというより、犬シックですね。飼い犬に会いたいなと思うときはあります。ーー現在、野村さんの飼い犬はどこに?野村さん 母親が日本で面倒を看ています。犬種はボーダー・コリーで、スヌープという名前なんです。ーーまさか、スヌープ・ドッグ(※ハリウッドの殿堂を果たした、ヒップホップ界の重鎮)にちなんで!? プライベートでもヒップホップがお好きなんですね。野村さん 犬と言えば、スヌープかなと思いまして(笑)。ーードッグだけに(笑)。ーー野村さんは、11月14日で26歳をむかえます。野村さん 誕生日をむかえるころは留学先のニューヨークへ戻っている予定です。26歳と聞くと、「もうすぐ30歳か、ときよ止まれ」と思うときもあります。個人的には、25歳は男にとっていろんなことが変わってくる時期だと考えていて。このタイミングでニューヨークへ行くことができて、良かったなと思っています。ーー若手演技派として、トップクラスの評価を得ているなか……野村さん いいえ。菅田将暉がいますから。ーー(笑)。留学することに迷いは?野村さん 迷いはみじんもありませんでした。この時期に1年間行けば、良い経験になるとわかっていましたし。これから、その経験を生かせるような仕事に出合いたいと思っています。インタビューのこぼれ話『WALKING MAN』の見どころについて、「ひとりの青年が好きなことを見つけて、人生を変えていく物語です。アトムがラップに助けられたように、僕も音楽、スケボーやBMXに助けられたことがあります。この映画を観て、自分の好きなものは裏切らないし、好きなものに対する気持ちは自分を成長させるということを知っていただけたら嬉しいです」と、熱く語っていた野村さん。渾身の演技が光る『WALKING MAN』、必見です!Information『WALKING MAN』10月11日(金)より公開監督:ANARCHY出演:野村周平、優希美青、柏原収史ほか©2019 映画「WALKING MAN」製作委員会
2019年10月10日人気クレイ・アニメーションの長編映画最新作『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』から、ショーンたちの周りをUFOや仲間たちが飛び回るポスターと、宇宙へ飛び出す予告編が解禁となった。来年2020年には生誕25周年を迎える英国アードマン・アニメーションズが手掛ける本作。2007年に英国BBCで1話7分のショートアニメ「ひつじのショーン」がシリーズ化、日本でもNHK Eテレで放映されるなど、映画公開後もファンは年々増え続け、2015年にはシリーズ初の長編映画『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』が公開されると全世界興行収入1億600万ドルの大ヒットを記録。第88回アカデミー賞長編アニメ賞にもノミネートされた。その待望となる劇場用長編第2弾は、アードマン・アニメーションズ初の劇場版SF作品!公開されたポスターには、おなじみのキャラクターから、本作で初めて登場する宇宙人の女の子ルーラ、ブラックスーツに身を包む謎の人物の姿が。牧場と青空のイメージから一転、どこまでも続く空の先には地球らしき星を越えて宇宙まで広がっている。そして予告編では、牧場にやってきたカラフルなボディで、犬のような顔をした宇宙人の女の子ルーラの予想だにしない行動にショーンと仲間たちは大騒ぎ!いたずら好きな者同士ですぐに意気投合するも、不思議な力をもつルーラには手ごわい追っ手が現れる…。家族に会いたいけど帰れない―ルーラの事情を知ったショーンたちは、銀河の果ての家族の元へ彼女を無事に送り届けてあげられるのか。宇宙にまで飛び出したショーンの大冒険を見届けて。『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』は12月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【重複のため使用不可】A Shaun the Sheep MOVIE: FARMAGEDDON(原題) 2019年12月、全国にて公開予定©2018 AARDMAN ANIMATIONS LTD AND STUDIOCANAL SAS映画 ひつじのショーンUFOフィーバー! 2019年12月13日より全国にて公開© 2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All Rights Reserved. 公
2019年10月10日株式会社日本取引所グループ(JPX)によるクラシックコンサート「JPXコンサート2020」が2020年3月25日(水)に東京・オーチャードホールで開催される。【チケット情報はこちら】JPXは東京証券取引所、大阪取引所等を運営しており、このイベントは、取引所利用者への日頃の感謝の気持ちを示すとともに、取引所をより多くの人達にもっと身近に感じてもらいたいという思いから毎年開催。今回は初めてチャリティー形式として実施し、チケットの売上金は、社会貢献活動の支援として寄付される。演目は、第一部がブラームス作曲のヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77。第二部がドヴォルザーク作曲の交響曲第9番 ホ短調「新世界より」作品95。誰もが1度は耳にしたことのある作品で、クラシックに馴染みがなくとも楽しめる選曲となっている。指揮は、2011年から2019 年3月まで名古屋フィル正指揮者をつとめていた円光寺雅彦。東京フィル指揮者、仙台フィル常任指揮者、札幌交響楽団正指揮者を歴任し、国内のほとんどのオーケストラに客演している。海外での実績も多く、プラハ響定期演奏会、BBCウェールズ響、ベルゲン・フィル、フランス・ブルターニュ管弦楽団に客演。深い音楽性と的確な指揮で、多くの聴衆を魅了してきた。ソリストに迎えるのは、ヴァイオリニストの千住真理子。2歳半よりヴァイオリンをはじめ、12歳のときにNHK交響楽団との共演でデビュー。コンサートが開催される2020年は、デビュー45周年となる。2017年にはブラームス没後120年記念「ドラマティック・ブラームス」をリリースし、スーク室内オーケストラと全国ツアーを行って好評を博した。管弦楽を担当するのは、新日本フィルハーモニー交響楽団。『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』などのスタジオジブリ作品でも管弦楽を担当した団体で、今回も壮大かつ繊細なサウンドを奏でる。春の夜、一流の演奏者によるすばらしい音楽に心ゆくまで酔いしれたい。取材・文:MUTA HARUKA
2019年10月10日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「表現の自由」です。実は制限を加えているのは私たちなのかもしれない。現在開催されている「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」(10月14日まで)。そのなかの企画展「表現の不自由展・その後」の、慰安婦問題や昭和天皇などを題材にした作品に対し、抗議や脅迫が多数届き、運営側は安全管理上の理由で、開幕3日で企画の中止を決定しました。この騒動をきっかけに、日本における“表現の自由”について、改めて考えることになったのは、とても良かったと思います。表現の自由が脅かされるのは、公権力が介入する場合と、自分たちで自主規制をしたり、忖度して引き下がる場合の2通りあります。僕は、101歳で亡くなった、むのたけじさんにインタビューをしたことがあります。むのさんは戦時中に国民に真実を伝えられなかった責任を感じ、終戦とともに朝日新聞社を辞め、故郷で週刊新聞『たいまつ』を発行し、反戦を訴え続けたジャーナリストです。朝日新聞が大本営発表に加担してしまったのは、軍部の圧力だったのかと問うたところ、「軍はなにもせずにただ笑って見ているだけ。自分たちの生業、会社を守るために、会社が自ら検閲機関を作ったのだ」とおっしゃいました。つまり、表現の自由を阻んだのは権力ではなく、大衆の側。それは今回の「不自由展」にも通じることではないでしょうか。表現の振り幅を窮屈にするのは私たち自身かもしれないと、自覚しておかなければなりません。現在の香港のように、政府に対して市民が徹底的に闘うケースもあります。日本は民主主義で治安も良く、公権力が介入して、表現の自由が脅かされるケースは多くはありません。ただ過去には、わいせつをめぐり逮捕者が出たり、社会秩序を乱すからと、警察から横やりが入ったことはありました。表現の自由は、憲法で保障されています。“公共の福祉”を鑑みて、すべての国民に認められている権利です。公共の福祉とは、互いの人権を侵害し合わない関係を指します。しかし、もしも国が“秩序のために”と表現に制限を加えるようになったら、それは公権力の乱用になります。自由が脅かされていないか?私たちが、注意深く見ておく必要があるのです。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げる。9月、3つ目の新会社「わたしをことばにする研究所」を設立。※『anan』2019年10月16日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年10月09日佐藤健、松岡茉優、田中裕子ら日本を代表する豪華キャストが集結する『ひとよ』。とりわけ、白石和彌監督と初タッグとなる鈴木亮平は、“西郷どん”をはじめとするこれまでの精悍なイメージとは対極にある、内向的で頼りないキャラクターに挑戦している。鈴木さんといえば、昨年主演したNHK大河ドラマ「西郷どん」では主人公・西郷隆盛を演じ切り、来年は映画『燃えよ剣』に新選組局長・近藤勇役での出演が決まっているなど、頼りがいのある役柄のイメージが強い実力派俳優。一方、本作で演じる稲村家の長男・大樹は、メガネ姿で地味な作業服に身を包んでおり、これまでの役柄とは打って変わって全く覇気がない様子。また、幼い頃から吃音が原因でコミュニケーションに苦手意識を持つという難役だ。周りとのコミュニケーションを積極的に取る鈴木さん本人とは全く異なる役柄となった。以前に佐藤さんの兄役を演じたドラマ「天皇の料理番」では20kg減量、映画『俺物語!!』では30kg増量するなど、ストイックな役作りでも知られる鈴木さんだが、本作でも吃音の演技のために、様々な試みをしていたという。自主的に吃音の指導を受けるだけでなく、大樹の子ども時代を演じる子役と違いが出過ぎないよう、一緒に指導を受けて調整したほか、子役たちだけの撮影日にも関わらず、多忙な仕事の合間を縫って茨城県神栖市の撮影現場まで見学に行くなど、万全の準備で本作に臨んだ。先日行われたジャパンプレミアで鈴木さんは、「普段は活発な役をやることが多いですが、今回は全く異なる役柄を『鈴木にやらせてみよう』と思っていただいたことが嬉しいです」と、白石組初参加の喜びを明かしていた。また大樹は、子ども時代に「お母さんのような人と結婚したい」と話すほど、母・こはる(田中裕子)に深い愛情を持っているキャラクター。しかし、事件から15年経った現在、3兄妹では唯一家庭を持っているものの、妻の二三子(MEGUMI)との夫婦関係は上手くいっておらず、帰ってきた母にも素直に接することができない。そんな大樹役について鈴木さんは、「意外と難しくはなかったですね。『自分を見ないでくれ』と大樹は思っていたんじゃないかと思います」と分析。コミュニケーションへの苦手意識が家庭にまで影響してしまっているという不器用さや、思い通りにやり取りができないもどかしさを見事に表現し、鈴木さんの新たな一面が見えるキャラクターとなっている。稲村家の家族を演じる佐藤さんや松岡さん、そして「共演を熱望していた」と語る田中さんらそれぞれとの、思わず画面に見入ってしまうほどの演技合戦にも注目だ。『ひとよ』は11月8日(金)より全国公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ひとよ 2019年11月8日より全国にて公開(c)2019「ひとよ」製作委員会
2019年10月08日「例年だと会の参加費は1人5千円、高くても6千円でした。それが今年は地味に値上げされて、7千円になっていたんです。2次会も5千円なので、合計1万2千円。『やっぱり視聴率が悪かったからかな……』なんて声も上がっていましたね」(芸能関係者)10月4日、都内のホテルでNHK大河ドラマ『いだてん』の打ち上げが行われた。宮藤官九郎(49)が脚本を手掛け、中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(49)のW主演。中村の妻役は綾瀬はるか(34)で母役は大竹しのぶ(62)。それ以外にもビートたけし(72)や役所広司(63)、薬師丸ひろ子(55)、小泉今日子(53)、竹野内豊(48)、星野源(38)、生田斗真(35)、松坂桃李(30)などなど書き切れないほどの超豪華メンバーが脇を固めていた。にもかかわらず視聴率は終始、低迷。8月25日にはついに5.0%となり、大河史上最低記録を更新することとなった。「キャストだけでなく、撮影にもかなりお金と手間をかけていました。なんと、舞台セットを250回も作り直したんです。さらに、エキストラの数はのべ1万5千人。宮藤さんとの打ち合わせも1年間で150回あまり行っていました。おかげで、スタッフと出演者の団結も固まっていました。あとは数字さえついてきてくれればよかったのですが……」(ドラマスタッフ)それだけに打ち上げも超質素になるかと思いきや……なんと600人が参加する超巨大パーティとなっていたのだ。「メイン会場だけでなく、その隣のフロアも控室として貸し切っていました。とにかく人だらけで、こんなに人が集まった打ち上げは見たことがありませんでした。映像を流すためのスクリーンも超巨大。ビュッフェ形式で料理もズラリと並んでいて、とても史上最低視聴率を記録した大河とは思えないほどの豪華さでした」(前出・ドラマスタッフ)これだけ大人数となれば、スケジュール調整も困難を極めるはず。だが、ほとんどのキャストが出席していたという。「豪華共演陣が集結したとあって、大盛り上がり。綾瀬はるかさんや大竹しのぶさんは挨拶まわりに奔走していて、星野源さんと松坂桃李さんと生田斗真さんの3人はずっと楽しそうに話し込んでいました。近くに妊婦さんがいたのですが、生田さんがおなかをさすりながら『元気に生まれてくるんだぞ!』と話しかけていました。参加できなかったのはごく一部で、あとは麻薬取締法違反で逮捕されて降板となったピエール瀧さん(52)くらいでしょうか。瀧さんの話はさすがにNGとなっていて、誰もそのことに触れようとはしませんでした」(前出・ドラマスタッフ)会はNHKの上田良一会長(70)のスピーチに始まり、その後は制作統括が挨拶。そして脚本家の宮藤官九郎と続いた。「宮藤さんは冒頭から『早朝ジョギングをしていたら、一般の人に“いだてんに出演するんですか?”と聞かれました』と言って、会場を笑わせていました。乾杯の音頭をとったのは、ビートたけしさん。『NHKにはカンペを用意するなら志ん生の役をやると言ったんだけど、落語は基本的に上下を見てやるでしょ。だからカンペの意味がなくて。珍しく落語を全部覚えたよ』と“北野節”が飛び出すと、会場は爆笑。でも、こういう場が恥ずかしいのでしょうか。その後は1次会が終わる前に、いつの間にか姿を消していましたね」(前出・ドラマスタッフ)
2019年10月08日10月4日、都内のホテルでNHK大河ドラマ『いだてん』の打ち上げが行われた。宮藤官九郎(49)が脚本を手掛け、中村勘九郎(37)と阿部サダヲ(49)のW主演。中村の妻役は綾瀬はるか(34)で母役は大竹しのぶ(62)。それ以外にもビートたけし(72)や役所広司(63)、薬師丸ひろ子(55)、小泉今日子(53)、竹野内豊(48)、星野源(38)、生田斗真(35)、松坂桃李(30)などなど書き切れないほどの超豪華メンバーが脇を固めていた。にもかかわらず視聴率は終始、低迷。8月25日にはついに5.0%となり、大河史上最低記録を更新することとなった。それだけに打ち上げも超質素になるかと思いきや……なんと600人が参加する超巨大パーティとなっていたのだ。これだけ大人数となれば、スケジュール調整も困難を極めるはず。だが、ほとんどのキャストが出席していたという。会はNHKの上田良一会長(70)のスピーチに始まり、その後は制作統括が挨拶。そして脚本家の宮藤官九郎と続く。その後は歓談タイムとなったが、すぐに第1部主演の中村勘九郎が挨拶を始めた。「勘九郎さんは『やっぱり1年間は長かったです。個性的な演出陣も多くて、たいへん苦労しました』と語っていました。というのも彼は宮藤さんの作品に出るのが初めてで、当初はかなり不安だったそうです。撮影が始まってからも、阿部さんに相談していました。ほかにも主演として現場を切り盛りしようと考えて、スタッフや出演者に必ず挨拶することを心がけていました。でも人数が多すぎて『挨拶するだけで疲れます』と漏らしていたこともありました」(芸能関係者)それだけ頑張っていても、視聴率はいっこうに振るわない。“史上最低視聴率の大河”といわれるなど、プレッシャーも大きかったようだ。そんな彼を支えていたのが、妻の存在だった。「勘九郎さんは続けて『やっぱり、家族の支えがいちばんでした』と一言。そして『実は、今日は妻の誕生日なんです!』と明かしたんです。前田愛さん(36)は梨園妻として、慣れない大河の現場で奮闘する夫のことを献身的に支えてくれたといいます。勘九郎さんはそのことに感謝していました。最初はガヤガヤしていた会場の人たちも、次第に彼の言葉に耳を傾けるように。そして彼が『愛ちゃん、おめでとう!そして、ありがとう!』と涙ながらに叫んで挨拶を締めくくると、会場からはこの日いちばんの拍手が湧き起こっていました」(前出・芸能関係者)その後も挨拶は続いたが、出演者が多いこともあって持ち時間は1人1分ほど。あっという間に1次会はお開きとなった。だが、多くの出演者はそのまま近くのイタリアンレストランで行われた2次会に参加。最後まで、“いだてんの絆”の固さを見せていた。「今回の作品は宮藤さんの持ち込み企画だったそうで、かなりの重圧を感じていたといいます。実際、彼は今年だけで2回も胃カメラの検査を受けていたそうです。数字だけを見ると惨憺たる結果だったでしょう。でも彼の作品は後になって評価されることも多い。再放送やDVD販売など、まだ期待できるはず。スタッフも一丸となって、巻き返しを図ろうとしています」(ドラマスタッフ)いだてんの奮闘は終わらない!
2019年10月08日一大プロジェクト・HiGH&LOWの最新映画が、『クローズ』『WORST』とのクロスオーバーで誕生!男たちの熱い魅力満載の今作『HiGH&LOW THE WORST』を120%楽しむため、『WORST』に登場する鳳仙学園と希望ヶ丘団地の出演者インタビューをお届けします!鳳仙学園不良漫画の金字塔『WORST』に登場する鳳仙学園が、今作で鬼邪高校とバトルを繰り広げる。そのリーダーを務めるのが、上田佐智雄(志尊淳)。幹部以外全員スキンヘッドというチームを従え、鉄の結束力で他校を圧倒する!――志尊さんは『WORST』から飛び出した、鳳仙学園のリーダー役。原作はご存じでしたか?志尊淳:大ファンです!中学生の時に『WORST』のシリーズの『クローズ』にすごくハマっていました。それがこうして映画でできることになってすごく嬉しかったですし、同時にただ喧嘩しているだけの物語ではないと僕はずっと感じていたので、なぜそこに至ったのか、どんな想いで拳を交えているのか、そういう部分も含めて作っていけたのが楽しかったですね。――鳳仙は、“鉄の結束軍団”ともいわれるチームです。結束力を高めるために、出演者のみなさんと何かしたことはありますか?志尊:僕らは地方で撮影することが多かったので、泊まりの時はみんなでごはんを食べたりしていました。すごく仲が良くて、空き時間もずっとコミュニケーションをとっていたんですけど、話すのは基本的に芝居のこと。この作品にとって、チームで同じ方向を向いていることがいいアプローチになるとみんなわかっていたので、思っていることを共有していきました。それに僕らが相談したことが芝居に反映されることもあったので、生意気ながら意見を言うなら、それ相応に考えて答えを出さないといけないという気持ちもあったんです。――この作品で特筆すべきは、やはり圧巻のアクションシーンだと思います。もともと総合格闘技をやっていたとのことで、それが演技にも活かされたのでしょうか?志尊:アクションと格闘技では、やり方が違うんですよね。たとえば格闘技をやっていると、どれだけロスなく最短距離でパンチを当てられるかを意識するんですけど、それをアクションでやると、手元の動きが小さくて見えなくなってしまう。だから逆に、振りかぶって打つようにするとか、クセを直していくことが必要でした。ただ、リーチの距離感や拳をかわす瞬発力は、格闘技をやっていてよかったなって思います。――鳳仙vs鬼邪高の河原での対決も、大迫力でした!志尊:あれは100人対100人だったかな?アクション部さんがカメラを持って走っていたりして、撮影が壮大なんです。久保茂昭監督はHiGH&LOWシリーズをずっとやられていますし、MVも撮られている方なので、画がものすごくきれい。あんなにかっこよく撮っていただけるなんて感激しました。あと、あの現場では、お昼にカレーを差し入れしたのもいい思い出です。出演者だけでなく、スタッフさんとかも含めて300食くらい。みんな「ごちそうさまでしたー!」って喜んでくれて、すごく嬉しかったです。希望ヶ丘団地オロチ兄弟鬼邪高校・全日の花岡楓士雄(川村壱馬)の幼馴染み。メンバーは喧嘩上等で荒っぽい性格の尾々地真也(右・中務裕太)、尾々地正也(左・小森隼)の通称“オロチ兄弟”を含む、誠司(白洲迅)、マドカ(富田望生)、新太(矢野聖人)の6人。――お二人は今作が映画初出演となりますが、シリーズへの参加が決まった時はどう思いましたか?中務裕太:僕はHiGH&LOWシリーズのファンだったので、ずっとHIROさんに「出たい」と直談判していたんです。夢が叶っただけでなく、出演させていただく作品が高橋ヒロシ(※高は「はしごだか」)先生とのコラボと聞いて、ガッツポーズしました。小森隼:HiGH&LOWは事務所が力を入れてやっている大きなプロジェクトでもありますし、高橋先生にはGENERATIONSのライブに来ていただいたり、一緒にお食事をさせていただいたり、普段から交流があったこともあって、気持ち的には前のめりでした。ただ、演技自体がほぼ初めてだったので、不安も大きかったです。――そんな中、同じグループのメンバーが兄弟役というのは心強かったのでしょうか?小森:(白濱)亜嵐くんでも(佐野)玲於でも、(関口)メンディーさんでもなく、演技経験がほぼない二人でチャレンジするというのは、かなり不安でした(笑)。――お二人の普段の関係性は?小森:今日の僕のテーマは笑わないってことだったんですけど…。この二人が揃ったら無理ですね。中務:速攻ふざけちゃいます。小森:さっき撮影で隣に立たれただけでも笑っちゃいました(笑)。中務:そんな関係です。小森:裕太くんはGENERATIONSの中でも一緒にいる時間がとくに長いメンバー。昨日も二人でごはんに行ってました。中務:買い物に行ったりもします。小森:それこそ映画の撮影期間中は、本当に毎日一緒にいましたね。中務:いましたね(笑)。小森:朝7時から二人でアクションの稽古に行って、昼から夕方までGENERATIONSの仕事をして、夕方以降はまた二人で演技レッスンやリハに行って。まぁ、一緒にいましたよ(笑)。この距離の近さが、兄弟を演じるにあたってよかったのかもしれないです。『HiGH&LOW THE WORST』監督・久保茂昭アクション監督・大内貴仁脚本・高橋ヒロシ平沼紀久、増本庄一郎、渡辺啓出演・川村壱馬志尊淳/中務裕太小森隼/吉野北人前田公輝/山田裕貴一ノ瀬ワタル10月4日より全国ロードショー。©2019「HiGH&LOW THE WORST」製作委員会©高橋ヒロシ(秋田書店)HI‐AXしそん・じゅん1995年3月5日生まれ、東京都出身。2018年NHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演。10月8日より、NODA・MAPの舞台『Q:A Night At The Kabuki』に出演。ジャケット¥160,000パンツ¥51,000プルオーバー¥45,000シューズ¥46,000(以上エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03・6274・7070)なかつか・ゆうた1993年1月7日生まれ、大阪府出身。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」パフォーマー。AbemaTV『GENERATIONS高校TV』やラジオ『GENERATIONSのGENETALK』に出演中。こもり・はやと1995年6月13日生まれ、三重県出身。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」パフォーマー。TOKYO FM『鈴木おさむと小森隼の相談フライデー』でパーソナリティを務める。※『anan』2019年10月9日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・手塚陽介(志尊さん)ヘア&メイク・仲田須加(志尊さん)取材、文・菅野綾子保手濱奈美(by anan編集部)
2019年10月07日特別講座『美ママになれる10の方式』開催概要2019年11月17日(日)、NHK文化センター青山教室 6階605教室において、特別講座『美ママになれる10の方式』が開催される。医師の友利新が、忙しいママのために、時短で効果的なスキンケア方法や、好感度の高いメイクなどを伝授。医師目線で語られる太りにくい食事方法にも注目だ。開場時間は10:00。開催時間は10:30から12:00まで。受講料はNHKカルチャー会員が4,576円(税込み)、一般が5,269円(税込み)。申し込みはNHKカルチャーのウェブサイトにて受け付けている。問い合わせはNHK文化センター青山教室(電話番号:03-3475-1151)まで。美しすぎる医師 友利新友利新は沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学を卒業後、東京女子医科大学大学病院の内科に勤務。その後、皮膚科に転科し、現在は東京都内のクリニックに勤務している。extentionに所属し、雑誌やテレビなどでも活躍。医師の立場から発信される美容、健康情報などが注目されている。著書には、「肌老化が怖くなくなる本気の肌トレ炎症ストップケアで肌悩み全解決」や、「美肌暦 28日サイクルできれいになる」などがある。(画像は友利新オフィシャルブログ「ビューティ診療室」より)【参考】※NHKカルチャー※extention※友利新オフィシャルブログ「ビューティ診療室」
2019年10月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「幼児教育・保育の無償化」です。無償化が先か全入化が先か。親が働ける環境を。10月より消費税が10%となり、増えた税収は、未来への投資として、「幼児教育・保育の無償化」が始まることになりました。対象になるのは、すべての3~5歳児と、住民税非課税世帯の0~2歳児。認可外の保育施設やベビーシッターもこれに含まれます。歓迎すべきことですが、いくつか問題もあります。まず、保育所などに入っていない子供たちは対象外。都市部ではまだ、待機児童問題が根強くあり、入園を諦めていた家庭が、無償になるのならと、新たに申請が増える可能性があります。そのため、無償化よりも、全員が入園できるように、待機児童問題を先に解決するべきではないかという声もあがっています。ただ、全入化のために保育所の数を増やす、というのも容易にはいきません。なぜなら、今後子供の数は減っていきます。保育所を新設したものの、利用者が減り、将来、保育所が余ってしまう心配もあるからです。保育所設置の規制を緩和して、会社のなかに保育所を置く、「企業主導型保育」を増やす案もあります。しかし、満員電車に小さな子供を連れて通勤できるものでしょうか?最も不安視されているのは保育の質です。保育士の数は慢性的に不足しており、待遇もよくありません。数が足りていないと、保育士1人当たりの面倒をみる子供の数が多くなり、安心して預けることができません。これだけ働き方改革、一億総活躍が謳われるのであれば、安心して子供を預けられるよう、保育士の待遇や保育環境の改善をしっかりやらないといけないのではと問題提起もされています。長期的な計画になりますが、雇用の流動性を高めて、在宅ワークやワークシェアリングをもっと進め、働きながら、家で子供も育てられるようにする、というのも一つの解決策になるのかもしれません。子育ては日本の将来に関わる問題です。自分に子供がいる、いないにかかわらず、社会全体で子供を育てるという姿勢は必要だと思います。無理して保育所などに預けなくても、必死に働かなくても、安心して子供を産める、子育てだけはできる、そんな国であってほしいと思います。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げる。9月、3つ目の新会社「わたしをことばにする研究所」を設立。※『anan』2019年10月9日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年10月07日10月7日に放送された子供番組「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)で、Perfumeの歌う「はみがきじょうずかな」が流れた。編曲は椎名林檎(40)のプロデュースなどでおなじみの亀田誠治(55)が担当。Twitterでは視聴者から、こんな声が上がっている。《おかあさんといっしょの歯磨き上手かなの歌がPerfume、編曲が亀田誠二でえらいことになってる。こんなお洒落な歯磨き初めて見た》《はみがきじょうずかな?の曲変わったと思ったら、歌ってるのPerfumeだし、編曲は亀田誠治だし、豪華すぎないか!?これで歯磨きするなんて今の子供達が羨ましい~》《はみがきじょうずかなを遠くで聴きながらめっちゃロックになったなと思ったら亀田誠治編曲でPerfume歌になってたのか!贅沢!》たびたびライブで「はみがきじょうずかな」を披露してきたPerfume。そういった縁もあり、16年11月にはサンスター「Ora2」のCMに大抜擢。また同商品の「“はみがきのうた”プロジェクト」ではチャットモンチーから「はみがきのうた」という歯磨きソングが提供されたこともあった。今年元日に放送された「Eテレ60 Eうた♪ココロの大冒険」でもPerfumeは「はみがきじょうずかな」をスタジオで披露。またその様子が先月にリリースされたベストアルバム「Perfume The Best ““P Cubed”」の初回盤などに収められており、ファンも“本家”に登場することを待ち望んでいた。各メディアによるとPerfumeの歌う「はみがきじょうずかな」は、これからも毎週月曜にオンエアされるという。Twitterでは「感慨深い」といった声が上がっている。《おかあさんといっしょでPerfumeがはみがきじょうずかなの歌を歌えるなんてほんとに感慨深い》《10年間やり続けて本家にたどり着いたわけです。夢という夢を継続によって叶えていく人たち》《まさに継続は力なり!おめでとう!!》
2019年10月07日2003年にスタートしたクラシック音楽の祭典「NHK音楽祭」。17回目を迎える今年のテーマは「伝統と革新」。このテーマのもと、歴史と伝統を誇る3つのオーケストラがNHKホールで熱演を披露する。その3つとは、トン・コープマン指揮NHK交響楽団(10月10日公演)、セミョーン・ビシュコフ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(10月25日公演)、ヤニック・ネゼ・セガン指揮フィラデルフィア管弦楽団(11月7日公演)なのだから素晴らしい。先陣を切るのは、オランダ生まれのオルガニスト&チェンバロ奏者にして名指揮者のほまれ高いトン・コープマン率いるNHK交響楽団だ。しかもプログラムはモーツァルトの「交響曲40番」&「レクイエム」なのだから、これはコープマンファンならずとも聴き逃がせない。まさに天才モーツァルトの最高傑作2曲を一晩で楽しむチャンス到来だ。ピリオド演奏の権威でもあるコープマンと現代オーケストラの最高峰をゆくNHK交響楽団とのコラヴォレーションやいかに。素敵な化学変化に期待したい。
2019年10月07日星野源が「おげんさん」に扮して贈る偏愛的音楽トーク番組「おげんさんといっしょ」の第3弾が、過去最長の放送時間となる90分で生放送されることが決定した。東京・渋谷のおげんさんの家から異色の豪華メンバーと共にお届けする「おげんさんといっしょ」は、星野さんの初冠音楽番組であり、何が起こるか誰も予測できない生放送でゆる~く展開。初回放送では、番組関連ツイート数が30万件に達し、その勢いは紅白歌合戦以上といわれるほどの大反響に。また第2弾では、Twitterのトレンド世界1位を獲得するなど、SNSで話題となった。今月6日には、2018年8月に放送された第2弾の再放送が行われ、その放送前からSNSでは歓喜のコメントが上がり、「第3弾があるのでは!?」と早くもネットでは続編を期待する声が噴出。さらに、番組キャラクターのアカウント「おげんさんちのねずみ~(C・>」では、番組情報をにおわせる謎ツイートを投稿しており、第3弾発表を待ち望む声が高まっていた。本番組の見どころは、なんといっても豪華な出演者。主役のおげんさん(星野源)と司会進行のねずみ(宮野真守)に加え、お父さん(高畑充希)や長女(藤井隆)だけでなく、第3弾では新たに大物“おげんさんファミリー”も登場するという。おげんさんちのねずみからは、「みんなのおかげで第3弾も放送することになったよ~ ( C・>Twitterでゲストや番組内容など随時投稿していくから、チェックしてね~第3弾も放送中に家族みんなのリクエストやTwitter投稿で楽しめる番組になっちゃうよ!」とコメントが到着している。「おげんさんといっしょ」は10月14日(月・祝)22時~NHK 総合テレビで生放送。(text:cinemacafe.net)
2019年10月07日「先日、加藤みどりさんをお見かけしたんです。お見舞いではなく、“入所”を検討されていらっしゃるということでした」と語るのは介護関係者。加藤みどり(79)といえば、国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)の主役を担い続ける大ベテラン声優だ。その加藤が、東京都心にある介護付き有料老人ホームで目撃されたのだという。「入居費用は1人なら5千万円、2人なら6千万円からと、かなり高額ですが、周囲の環境も良く、医療体制も整っています」(前出・介護関係者)’69年10月5日に放映がスタートした『サザエさん』。「50周年イヤーということで、9月には藤原紀香主演で舞台が上演されましたし、11月24日には天海祐希主演でスペシャルドラマ(フジテレビ系)も放映予定です。ただそのいっぽう、この8月にはマスオさん役を務めていた増岡弘さん(83)が降板したことも話題になりました。波平役だった永井一郎さんも5年前に82歳で急逝しています。磯野家・フグ田家の家族で、スタート当初から声優が変わっていないのは、加藤みどりさんと、タラちゃん役の貴家堂子さん(78)だけとなってしまいました」(テレビ局関係者)79歳とは思えない張りのある声を保ち続けている加藤。彼女を知る音楽関係者は言う。「若いころから長唄や小唄、義太夫などで、腹式呼吸を心がけて、しっかりと声帯を鍛えていたそうです。またいまでも毎週『サザエさん』を自宅のテレビでチェックしていて、“一人反省会”をしているとか。声のトーンとか、若々しさなどに注意して、常に改善点を探しているのです。50年も続けてこられたのは、そうした“自分に厳しい”姿勢と、ずっと見守ってくださったご主人のおかげなのでしょうね。ただ加藤さんはとてもお元気なのですが、ご主人は最近、体調を崩されているようです」加藤みどりが夫・Mさん(83)と結婚したのは25歳、’65年11月だった。彼女は高校卒業の1年後にNHK俳優養成所に入所していた。Мさんとの出会いについて雑誌のインタビューでこう語っている。《“マスオさん”そっくりの彼に出会ったのは昭和36年。場所はNHKの中でした。(中略)彼は、丸顔で、ポチャポチャとしてて、たよりなさそうで、ボーっとしてて……。その“マスオさん”に私は一目ぼれしてしまったんです》(『SAY』’88年5月号)“リアル・マスオさん”のMさんは、東京大学文学部を卒業後、NHK国際局に勤務していたという、かなりのエリート。「彼女がサザエさん役に選ばれたのは、結婚から4年後。第1回の放送後には、ある新聞が“加藤の声は、サザエさんのイメージに対する冒涜”と酷評したそうです」(前出・音楽関係者)さすがの彼女も泣いてしまったというが、Mさんのお陰で深刻にならずにすんだようだ。《(結婚していたので)別に仕事がなくても生活に困るわけではなかったんです。そういう意味でも本当に気楽に受けたのが“サザエさん”だったんです(笑)》(『日刊スポーツ』(’98年11月8日付)MさんはNHKを退職後の’96年、妻のために個人事務所を設立し、その社長に就任した。「’99年にカツオ役だった高橋和枝さん(享年70)が逝去しました。加藤さんは先輩の高橋さんを慕っており、このときばかりは『サザエさん』を降板することを考えたそうです。そのとき悩む彼女を励ましてくれたのが、ご主人だったのです」(前出・音楽関係者)加藤夫妻には子供がおらず、水入らずでの生活が続いていたが、今年4月に個人事務所を解散している。4歳年上のMさんの体調が悪化し、社長としての仕事を続けることができなくなってしまったというのだ。加藤夫妻は東京都内にある築51年のアパートで生活している。9月下旬、本誌は2人で近所を散歩している加藤と夫・Mさんを目撃した。Mさんはゆっくりゆっくり歩いており、加藤が腕を支えていた。階段を上り下りする際には、加藤も心配そうな表情を見せる……。その後、夫婦の現在の生活について話を聞くために加藤に取材を申し込んだのだが、「そういった話はお答えしておりませんので……。番組のことなどでしたらフジテレビに聞いてください」と語るだけだった。「アパートはかなり老朽化しており、来年1月から3年かけて、建て替え工事をするのです。その前に、引越し先を探している住人も多いですね」(アパートに住んでいる女性)夫の体調悪化と自宅アパートの建て替えが重なり、加藤も老人ホームを探していたようだ。半世紀もの間、24歳であり続けたサザエさん。その底抜けに明るい声を担っている加藤は、“私のマスオさん”といっしょに終活に励んでいたのだった。
2019年10月07日吉沢亮さんが自らオーディションを受けて役を掴んだ劇場アニメ『空の青さを知る人よ』が、まもなく公開される。’21年放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主演に大抜擢されるなど、出演オファーが絶えない中、今なぜ声優に初挑戦しようと思ったのか。「基本的に、ただ大きな作品だから、ただ原作が有名だから、という理由で作品を選んではいません。それより、やったことがないことをやってみたいという気持ちのほうが大きい。この作品においては、“あの花(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)”とか、“ここさけ(『心が叫びたがってるんだ。』)”とか、もともと長井龍雪監督の作品が好きだったということもあり、オーディションがあるという話を聞いて、単純に受けてみたいと思ったんです」吉沢さんが演じたのは、31歳の売れないギタリスト・金室(かなむろ)慎之介と、13年前から時空を超えてやってきた18歳の金室慎之介、通称“しんの”。「同じ人間だということをいったん忘れて、別人だと思ってやっていた」と言うように、同一人物だが同じ時代に別々に存在する二人を、声優初挑戦とは思えないほど見事に演じ分けている。「本当ですか?嬉しいです。でもやっぱり、苦労はしました。普段はセリフの言い回しよりも表情や仕草で表現している部分が大きいので、そういうものが全く使えないとなると、全然感情が伝わらなくて。だから普段の5倍くらいのテンションで演じていました」31歳の慎之介には、共感できる部分も多かったという。「精神年齢でいうと、18歳の“しんの”より慎之介のほうがよっぽどガキ。でもなんていうか、自分は何もしないくせに、周りにめちゃくちゃイラついているダッサい感じは、“わかるよ~”と思いながら見てました(笑)」よしざわ・りょう1994年2月1日生まれ、東京都出身。劇場アニメ『空の青さを知る人よ』は10月11日公開。来年公開の待機作に『一度死んでみた(仮)』『さくら』などがある。’21年放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』主演。カットソー¥43,000カーディガン¥235,000パンツ¥60,000ベルト¥45,000靴¥65,000(以上Saint Laurent/サンローラン クライアントサービス TEL:0120・95・2746)※『anan』2019年10月9日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・小林正憲(SHIMA)取材、文・菅野綾子撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2019年10月06日「9月29日放送のテレビ朝日のドラマ『時効警察・復活スペシャル』では“71歳にして40代の肉体を持つ人気タレント”をみごとに演じました。キャスティング会議では引っ張りだこの状態で、今もっともスケジュールの押さえにくい俳優のひとりですね」(テレビ局関係者)『凪のお暇』(TBS系)でスナックのママ役というインパクトのある役柄演じた武田真治(46)。最近は『みんなで筋肉体操』(NHK総合)への出演で“再ブレイク”したと言われているが、俳優としての評価も高まっているという。もともと90年に俳優としてデビューしてブレイクした後、96年からは『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)でお茶の間にその顔を浸透させた武田。最近でも蜷川実花(46)が監督を務めた『Diner ダイナー』に出演するなど、俳優としての活躍の場は以前より確実に広がっている。「もともと『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』出身で俳優としてブレイクした第一人者。演技力は故・大島渚監督の折り紙つきでした。その後はサックス奏者やバラエティ出演で話題になることが増えていましたが、『めちゃイケ』が終わったことで改めて今後の方向性を考えたようです」(バラエティスタッフ)そんな彼の転機になりそうなのが、10月クールから出演が決まっている『ドクターX』(テレビ朝日系)だ。「武田さんは音楽活動やバラエティ番組など多方面で活動してきたこともあって、他のライバルよりも引き出しが多い。そのため、“使い勝手”が良いと評判です。『ドクターX』で米倉さんにも気に入られれば、次のシリーズにも声が掛かるでしょう。そうなるとさらに人気になることは確実。争奪戦に拍車がかかりそうです」(前出・テレビ局関係者)今後、俳優・武田真治の活躍を見る機会が増えそうだ。
2019年10月06日「好きな給食はカレーです。元気な小学5年生です(笑)」そう話すのは、今週スタートしたNHK連続テレビ小説『スカーレット』でヒロイン・川原喜美子の幼少時代を演じる川島夕空ちゃん(11)。彼女自身も元気はつらつで、喜美子そのまま!3歳から子役として活動し、“朝ドラ”出演経験もあるけれど、ヒロインという大役は今回が初めて。「お母さんから『朝ドラのオーディション、受かったみたいだよ』って言われて、一緒にやったぁやったぁと言いました。あとから涙が出てきました」ドラマでの大阪ことばは方言指導によるもので夕空ちゃんは埼玉県出身。「慣れていないので難しかったです」とは語るものの、上手に大阪ことばを操るところにはびっくり。「演出さんが、喜美ちゃんのこのときの気持ちはこうなんだよって、すっごく細かいところまで丁寧に教えてくださったので、しっかり喜美ちゃんを演じられました」夕空ちゃんが『スカーレット』共演者の素顔を明かしてくれた。■戸田恵梨香(喜美子役)「最初はオーラがすごいと思ったんですけど、ずっと笑顔で話しかけてくれて。喜美ちゃんが小さいころからしている癖を2人で決めました」(夕空ちゃん・以下同)■北村一輝(父・常治役)「お父ちゃんはすっごく面白くて。私はTWICEが好きなので、TWICEのダンスを一緒に踊ったり、お題を出してイケメンボイスで答えてもらったりしました」■富田靖子(母・マツ役)「撮影で少し遅くなった日はパンを買ってきてくれてすごく優しい人でした。お父ちゃんとお母ちゃんと3人でいろいろ話せてとても楽しかったです!」そんな夕空ちゃんの夢は?「レッドカーペットを歩いてみたいって思います。日本のレッドカーペットを歩いてから、外国のレッドカーペットを目指します(笑)」来週の放送では、練習が楽しくて思い出に残ったという「柔道」のシーンが登場するそうなので、お楽しみに。「喜美ちゃんは持ち前の明るさと元気で、いろいろな困難をどんどん乗り越えていく女の子。そういう喜美ちゃんを、ぜひ皆さん、見てください!」
2019年10月06日「1年365日がだんじりじゃい」。初秋に熱くたぎる、日本に誇るだんじり祭りの有名な大阪の岸和田市。岸和田市内の、ファミリー向けのお部屋を集めてみました。 岸和田市ってどんな街?南大阪の中でも大きな街である岸和田市。大阪は旧国名で和泉・摂津・河内の3つに分けられていました。岸和田城の中心に和泉の国、泉州地域で発展したのが岸和田です。約20万人の住民がいて、大阪府の中では中堅クラスの人口を誇る都市ですね。 B級グルメのかしみん焼きや、蛸が有名でもあります。岸和田駅の隣の駅は「蛸地蔵」という駅なので蛸とのつながりが深いのです。NHK連続テレビ小説「カーネーション」の舞台ともなった土地です。人情味と下町風情のある街ですね。 アクセスはと言うと南海本線の特急に乗れば、難波まで約20分。とっても南に感じる方もいると思いますが意外とすぐに着くんです。関西空港へも一本で、20分ほど電車に乗れば着くのも魅力的ですね。そしてなんといってもだんじり祭り。日本に住んでいれば一度は聞いたことはあるのではないでしょうか? この商店街を、だんじりが抜けていくんです。圧巻ですよ。 青年団や三十人組、老人会などの村の組織が総出で、何トンもする1つのだんじりを曳きます。実は岸和田以外にも南大阪では広くだんじり祭りが行われています。色んな味のあるだんじりが9月中旬から10月中旬までの土日に行われていますね。岸和田だんじり祭りの見どころは「やり回し」。ハンドルのついていない木の塊の車輪に前梃子で無理やり内側の車輪に摩擦を加え、後ろ梃子と前の綱で90°直角に回します。この迫力はなかなか見ることができないもので、一度ご覧になってはいかがでしょうか。 岸和田市のファミリー向けのお部屋はこちら 駅から徒歩2分。対面式のキッチンで家族のんびり暮らし(2LDK/65.88㎡/9.1万円)こちらは2LDKの間取りのお部屋。岸和田駅からは徒歩2分。リビングはなんと17畳。かなり大きなリビングですので、大きな家具家電を置くこともできますよ。 キッチンは料理好きの方の憧れ、対面式となります。ごはんを作りながら、家族の様子が見られるのでいいですよね。作った料理を大きなダイニングテーブルに置いて、美味しくみんなで食べちゃいましょう。 玄関横の洋室は、寝るのにはちょうど良い、少し暗めなのが幸い。ぜひ家族の寝室につかってください。 お風呂や洗面台など、水回りの設備がしっかりしているのもいいですね。 この部屋の詳細を見る*いつでも笑い声の絶えない部屋(3LDK/71.76㎡/8.3万円) 角部屋の抜けた眺望。それがこのお部屋の特徴といえるでしょう。単なる空き地に見えますが、実は大きな公園なんです。休日は子供と一緒にここで遊びたいですね。 お部屋の間取りは、家族で住むのにぴったりの3LDK。洋室2つに和室が1つ。リビングには大きなカウンターが。ここで食事をすればダイニングテーブルは不要ですね。 キッチン周りは収納スペースも充実していて、シンクも広々。これまで狭いキッチンに苦戦していた方。ぜひランクアップしてみては? リビング横の和室もとってもいいですね。採光面が南東向きでとっても明るいです。夕方に窓を開けて風を浴びながら、家族で昼寝でもしたいものです。 この部屋の詳細を見る*キッチンはこだわりでいっぱいに(3LDK/65.88㎡/9.2万円) 岸和田駅から徒歩2分。3LDKのお部屋です。キッチンにはこだわりのレンガ風の壁紙が。シンプルな白よりも、汚れも目立たずに、ナチュラルな雰囲気が出て使い勝手がよさそうです。 リビングは広々11畳。対面式のキッチン前に、大きなダイニングテーブルを置いて家族で過ごす場所にしましょう。 リビング横の洋室の扉を開放すれば、17畳の広々リビングに。子どもが小さいうちは、プレイルームにしていつでも走り周れるようにしてあげるのもいいですね。 またこちらのお部屋は和室付き。家の中にひとつ、和室があるだけでも落ち着くから、日本人だなぁって感じます。子どもが大きくなったら、ここを大人の寝室にしてしまえばいいですね。 この部屋の詳細を見る*※掲載家賃は管理費込みです。変更、満室になる可能性があります。 *大阪のお部屋まとめをもっと見る *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年10月06日「10月スタートのNHKドラマ『少年寅次郎』では寅さんの育ての母を見事に演じていますし、12月13日公開の周防監督作品『カツベン』の試写会では主演の成田凌さんやヒロインの黒島結菜さんを凌ぐ高評価でした」(芸能事務所関係者)2016年に所属事務所を移籍した井上真央(32)。移籍直後は地上波の露出がめっきり減ったことから、SNS上では心配の声が多数挙がっていた。だがそこには理由があったという。「地上波の露出を制限していたのはキャスティング側の事情ではなくて、本人の意向が大きかったからです。子役出身の彼女は昔からどんな役でも体当たりでこなしてきたのですが、大人になって芸歴も長くなったことで一度ゆっくりと作品に向き合う必要性を感じたそうです。事務所を移籍したこともきっかけで、移籍先の『アン・ヌフ』所属の先輩俳優・岸辺一徳さんにも今後の方向性を相談していました」(芸能関係者)そんな井上は地上波の露出を絞ったことで“希少性”が増し、逆に役者としての価値が増したようだ。「井上さんは明治大学卒の才女だから飲み込みも早いし、何より性格がいい。過酷な現場でもストレスを表には出さず、いつも笑顔。だから、スタッフからも好感を持たれているんです。女優で朝ドラと大河ドラマの主役をやりきったのは、井上真央さんと宮崎あおいさんしかいませんからね。実は主演映画も決定していて、来年公開予定です。井上さんの意気込みは相当なもののようなので、さらに成長した姿を見せてくれるのではないでしょうか」(テレビ局関係者)
2019年10月05日BiSHが本日5日、埼玉・サンシティ越谷で全国ツアー「NEW HATEFUL KiND TOUR」の初日を迎える。先日、大阪城ホールでのワンマンライブ「And yet BiSH moves.」を即日完売で成功させ、首都圏以外でのホール公演を成し遂げたBiSH。11月にはメジャー6作目『KiND PEOPLE / リズム』をリリースと秋以降も興味深い活動が目白押しだ。「NEW HATEFUL KiND TOUR」はグループにとって史上最長の全国20カ所24公演。本日の埼玉公演から、来年1月末のNHKホール2デイズまで熱いパフォーマンスが繰り広げられる。さらに2年9カ月ぶりの全公演バンド編成となり、特別なステージになることは間違いない。躍進を続けるBiSHの新たな挑戦をお見逃しなく。■公演情報BiSH「NEW HATEFUL KiND TOUR」日時:10月5日開場16:00/開演17:00場所:サンシティ越谷市民ホール
2019年10月05日「私も番組を見て驚きました。堂本光一さんといえば、ジャニーズタレントのなかでも、“王子様キャラ”で知られており、またプライベートは鉄壁のベールに包まれた存在です。事務所のスタッフたちも私生活については、ほとんど知らないと聞いています。そんな彼が自分の“過去の恋愛”について赤裸々に語ったのですからね……」そう語るのは、KinKi Kids・堂本光一(40)の仕事関係者。NHK総合の番組『密会レストラン』はゲストたちが恋愛話を語るというトークバラエティなのだが、9月23日に放映された回に光一が登場したのだ。マダム役の寺島しのぶ(46)も「ジャニーズっていうと、絶対に女の子の話をしちゃいけないってイメージじゃないですか」と語っていたが、光一の告白は出演者たちの予想を超えたリアルなもの。徹底的に注意を払っていたのが“スキャンダル”の発覚だったという。「たとえばね、(恋人と)会うにしても、どこか行ったりとかできないじゃない?デートっていうデート、40歳にして、したことないんだもん」(光一)女性との交際期間は長く、最も短かったときで3年だったという光一。だがその間、一度も外出してのデートはないのだという。「(相手を)車で迎えに行くんですよ。それも絶対バレなさそうなところで拾うわけよ。で、拾って自分ちの(地下)駐車場にそのまま入って……」(光一)この発言について、ある芸能関係者は言う。「光一が女性とのツーショットをマスコミに撮影されたことは、ほとんどありません。唯一の例外が’96年5月の写真週刊誌『フライデー』による報道です。当時、彼は17歳で、デート相手と報じられたアイドルグループ『CoCo』の宮前真樹は6歳年上の23歳でした。バイクに乗った彼は宮前と公園付近で待ち合わせたのですが、人気のない道路に移動した後で、ようやく後ろに乗せるという用心深さでした。彼女のマンションの部屋に出入りするときにも、時間をずらし、さらにヘルメットを被ったままだったのです。だからツーショットといっても、フライデーは顔を彼の顔を撮影することはできませんでした。しかし彼はこの経験に学び、その後は恋人のピックアップにも車を使用するなど、より慎重になったのでしょうね」またジャニーズタレントと仕事をすることが多い映像関係者は言う。「OBの赤西仁など女性との交際を隠さないタイプもいますが、それは一部。多くのタレントは、スキャンダル発覚には注意しています。デートのときはわざわざレンタカーを使ったり、自分の車で彼女とドライブしたいときには地方に行ったりと、それぞれが知恵を絞っているのです。それにしても、堂本光一さんほど“写真を撮らせない”ことを徹底しているタレントはいないのではないでしょうか」
2019年10月04日9月30日から始まったNHK連続テレビ小説『スカーレット』。焼き物の里・信楽を舞台に、男性優位な陶芸の世界で奮闘する川原喜美子の半生を描いている。戸田はヒロインを15歳から演じており、早くも話題を呼んでいる。だが実は、彼女が15歳だったときにも“人生の転機”が訪れていた――。兵庫県神戸市に生まれ、両親と兄と妹の5人家族で育った戸田。小学生時代からすでに、モデルや子役としての活動を始めていたという。小学生にして、学校と仕事を両立させるのは大変だったはず。そんな彼女を支えていたのが父親だった。「恵梨香ちゃんのお父さんはずっと少林寺拳法をやっていて、ハキハキと話される活発な方。どちらかというとお母さんよりお父さんのほうが娘の芸能活動に積極的だったようで、しっかりサポートしていました。たとえば5年生くらいのころに学校行事で日帰りのミニキャンプがあったのですが、恵梨香ちゃんがお仕事の都合で行けませんでした。そうしたら後日、お父さんから電話があって『いっしょにキャンプへ行きませんか?』と言うんです。娘さんが仕事で友達との思い出が作れなかったことを気にしていたのでしょう。だから家族だけで行かず、同級生の子たちも誘ったのだと思います」(同級生の母親)人前でくよくよしたところを見せず、つらいことがあっても笑って吹き飛ばす強い女の子さったという戸田。だが、彼女は中学卒業を前に岐路に立たされていた。当時、彼女は同級生に「神戸に残って進学するか、それとも上京するか……」と明かしていたという。その背中を押したのも、やはり父だった。戸田の父を25年間指導し、結婚式の仲人も務めたという「少林寺拳法神戸六甲道院」の宮原照雄道院長はこう語る。「恵梨香さんのお父さんは大手保険会社のサラリーマンでしたが、仕事をしながら四段にまで昇格しました。私はこれまで2千人ほど教えてきましたが、そこまでいったのは十数人だけ。ものすごく紳士的で、そして強かった。恵梨香さんも小学生になる前までは通っていてね。厳しい練習についてくる娘に、お父さんも真剣に指導していました。われわれは青少年育成にもかかわっていて、自信と勇気を若い人に与えることが使命だと考えています。また『拳禅一如』といって、体だけでなく心も鍛えて心身を健全にしていく。そんなもっとも大事な少林寺の教えを、お父さんは娘に伝えていたのでしょう」悩んでいた娘に「女優になる夢があるなら、それに向かって自信と勇気を持ってチャレンジしなさい」とアドバイスした父。それはまさしく、少林寺の教えや使命に通じるものだった。撮影は大阪で撮影が行われており、実家に住む母親も現場を訪れているという。放送直前の会見で、戸田はこう語っている。「東京に出て15年目。母と家族のことを話したり、仕事の話を聞いてもらったり。母との時間がいとおしい時間になっています」“15歳の誓い”を胸に秘めながら、戸田は今日も朝ドラの現場へと向かう――。
2019年10月04日