2022年7月31日の夜、タレントの渡辺直美さんは、自身のYouTubeチャンネル『NAOMI CLUB』にて、ある企画を実施しました。その名も、『今夜は寝かさないぞSP』!タイトルの通り、翌朝まで徹夜で生配信をする企画です。配信が開始されると、すっぴん姿の渡辺さんが登場。リアルタイムで書き込まれるコメントに対応しながら、渡辺さんは視聴者とのコミュニケーションを楽しんでいました。…しかし、配信開始からおよそ1時間40分が経過すると、渡辺さんに変化が現れます。ベッドの上で寝息を立て、喋らなくなってしまったのです。そう、渡辺さんは視聴者に「今夜は寝かさないぞ」と宣言したにもかかわらず、自分が寝落ち!およそ視聴者たちが「ウソでしょ!?」「爆笑した」といったコメントを寄せながら、渡辺さんの寝る姿を眺める展開になってしまったのです。いびきをかきながら爆睡する渡辺さんを、ただひたすら5万人が見守るという、シュールさが極まった生配信。『眠る渡辺さんを見守る配信』が白熱する中、寝落ちから1時間が経過すると、生配信は突然終了してしまいました。その後、動画のコメント欄に投稿された、スタッフからのメッセージがこちらです。本日の配信につきまして、本人が朝の起床をするまで行う予定でしたが、本人のPCが落ちてしまったため配信が強制終了となってしまいました。本人は就寝中なので、このまま本配信は終了したいと思います。皆様大変申し訳ありませんでした。NAOMI CLUBーより引用コントのような展開で、ネットでは渡辺さんの生配信が話題に。「さすがは渡辺直美だ…」といった声が上がっています。渡辺さんの生配信は、当初の想定とは異なるであろう形で、多くの人を笑顔にしてくれました![文・構成/grape編集部]
2022年08月01日2019年7月18日、アニメ制作会社『京都アニメーション(通称:京アニ)』の第1スタジオで発生した、放火殺人事件。2022年7月18日で、事件発生から3年が経ちます。同日、京都府伏見区にある、京都アニメーションの第1スタジオ跡地では追悼式が行われ、関係者約120人が出席しました。また、京都アニメーションは、YouTubeで追悼のための映像を配信。映像は、同日18日の24時まで閲覧することが可能です。三年目の追悼式の映像配信は終了いたしました。配信映像は本日7月18日(月)終日まで弊社YouTube公式チャンネルにてご覧いただけます。 — 京都アニメーション (@kyoani) July 18, 2022 多くの人に衝撃を与えた、痛ましい事件。京都アニメーションの追悼式や追悼映像の配信に対し、ネットからは、さまざまな声が寄せられました。・京アニの作品が大好きです。謹んで哀悼の意を表します。・追悼の場を用意してくれて、ありがとう。二度とこんな事件が起きないようにと、心から祈ります。・犠牲者の方々のご冥福を心から祈ります。いつまでも、1人のファンとして、京アニを支えていきたいです。遺族のほか、ともに仕事をしていた京都アニメーションの社員や、関係者の精神的なつらさは計り知れないものでしょう。しかし、京都アニメーションは、事件後も新たな作品を生み出し続けています。前を向いて作品を生み出し続ける京都アニメーションを、応援したいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月18日犬のかわいさは、多くの人の心を一瞬で魅了します。柴犬のこむぎくんと、豆柴のわらびちゃんと暮らしている飼い主(@Shibamugi28)さん一家が、夫の実家へ行った時のこと。夫の父親は、愛犬2匹と対面すると、こんな状態になってしまいました。実家に柴犬と豆柴が来て30分で完全に駄目になったじいちゃん #シヴァ犬こむぎっす #わらび #愛犬 #柴犬 #豆柴 pic.twitter.com/kpCA0rlNhj — シヴァ犬こむぎっす豆シヴァわらび (@Shibamugi28) July 16, 2022 階段の陰で、愛犬をかわいがる父親。仲よしの『キス』を愛犬からされて、デレデレな表情になってしまいます!その様子に、動画を見た人たちも笑顔になりました。・おじいちゃん、メロメロでかわいい。・おじいちゃん孝行なワンちゃんたちですね。・犬は無条件でかわいいから無理もない。夫の実家に、極上の癒しを届けた飼い主さん一家。こんなに喜んでもらえると、飼い主としても嬉しいでしょうね!飼い主さんは、YouTubeにロングバージョンの動画も投稿しています。興味のある人は、こちらもご覧ください。[文・構成/grape編集部]
2022年07月17日朝の顔として、多くの人にポジティブエネルギーを送ってきた、モデル、俳優の貴島明日香さん。コツコツ続けて歩んだ道を自信に変え、等身大で自分と向き合っていました。毎日、意識して自分を褒めるようにしています。今年の春まで朝の情報番組『ZIP!』のお天気キャスターを務めていた貴島明日香さん。その明るい笑顔に癒された人も多いはず。「やっぱり朝の番組ですから、表情も声も明るいトーンでお伝えするように心がけていました。『ZIP!』を始めるまでは自分の笑顔があまり好きじゃなかったんです。でも、私自身、番組スタッフさんの笑顔に元気をもらっていて。笑うと自然と気持ちがポジティブになるし、周りもポジティブにするんだと気づいてから、自信が持てるようになりました」しかし、もともとは自己肯定感が低いタイプ。仕事のたびに、もっとこうすればよかったと落ち込むこともあったそう。「その頃は、人と自分とを比べちゃうことが多かったんですよね。人前に出る仕事なのもあって、無理なダイエットをしたり。苦手なのに必死に運動して、逆にそれがストレスになってたり。自分に対してストイックになりすぎて…病んじゃっていたなと思います」そんなある日、ふと「このままではダメだ」という思いに至る。「仲のいい友達に食事に誘われても、ダイエットを理由に行けなかったり、『痩せたね』って言われても自分では全然そう思えなかったり。自分と周りの価値観が合っていないことに気づいたんです」そして訪れた運命の出会い。相手は現在の愛猫だ。その出会いが貴島さんの価値観を一変させた。「それまでは生活のすべてが仕事でしたが、猫を飼い始めてから愛情を向ける相手ができて、ひとりで考えすぎることがなくなったんですよね。そして猫の誰にも媚びない姿に、私も猫のように生きたいと思うようになりました」そこから「自分の好きなことや楽しいことに時間を使おう」と、以前から好きだったゲームを再開。食事も、好きなものや食べたいものは我慢せずに食べるように。「ただ、もともとネガティブ思考なので、ともするとネガティブループに陥ってしまう。だから家では、あまりひとりで考え込む時間を作らないようにしています。お風呂の時間も音楽を聴いたり、あとはとにかく意識的に毎日ひとつ自分を褒める!今日はひと駅ぶん歩いたとか、そんなことですけど、寝る前に“今日も頑張ったなぁ”“エライ、エライ”って言っています(笑)」自身のYouTubeチャンネルをスタートさせたことも大きい。「お天気のお姉さんの、清楚で品行方正なイメージに縛られすぎていたんですよね。でもYouTubeで自分の素を出したら、そんな私を好きだって言ってくれる方がいて、今のままの自分でいいんだって思えて、楽になりました」そんな貴島さんには好きな言葉がある。ゲームのキャラクター・カービィの座右の銘「明日は明日の風が吹く」だ。「明日は誰にもわからないからクヨクヨしない…すごくポジティブな言葉ですよね。カービィのその自由な生き方が好きなんです」自分をリセットしてくれるもの根の真面目さゆえにストイックになりすぎる貴島さん。時々考えすぎてネガティブモードになってしまったときに、リセットしてくれるのは“素の自分”に戻れる時間。猫との暮らし自分とは正反対だからこそ、その生き方に憧れるのかも。現在は2匹の猫と同居し溺愛中。「猫って、私とは正反対の生き物。食べたいときに食べ、寝たいときに寝て、甘えたいときに甘えてくるのに、こっちが構うと嫌がったり。その自由に生きている姿すべてにグッとくるんです」YouTube配信ちゃんとしていなくていい。素の自分をさらけ出せる場所。2年前にスタートした「あすかさんち。」は、現在チャンネル登録者40万人超え。ゲーム実況や2匹の愛猫との生活を紹介、チャレンジ企画や、フォロワーの質問に答えるコーナーなど、貴島さんの多彩な魅力が満載。きじま・あすか1996年2月15日生まれ、兵庫県出身。雑誌『nonno』の専属モデルを務める傍ら、ドラマやバラエティ、CMなどで活躍。現在、『ZIP!』準レギュラーのほか、『パズドラ』(テレビ東京系)にレギュラー出演中。トップス¥12,100(MIESROHE)アクセサリーはスタイリスト私物※『anan』2022年7月6日号より。写真・大内香織スタイリング、ヘア&メイク・橋本裕介(TRAPEZISTE)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年07月01日いまや多くの人の生活に大きな影響を与えているYouTubeですが、そのなかで交錯する男女を描いた話題作『神は見返りを求める』がいよいよ公開となります。そこで、こちらの方々にお話をうかがってきました。ムロツヨシさん & 吉田恵輔監督【映画、ときどき私】 vol. 495ムロさんが演じるのは、イベント会社に勤める主人公の田母神。合コンで知り合った底辺YouTuber・ゆりちゃんに対して見返りを求めることなく“神”のように手伝い、徐々に距離を近づけていきますが、あることをきっかけに2人の関係が豹変していくさまを描いています。今回は、本作を手掛けた吉田恵輔監督とともに、撮影の裏側やSNSとの向き合い方、そしてお互いに暴露したいことなどについて語っていただきました。―まずは、「見返りを求める男と恩を仇で返す女」という設定はどこからきましたか?監督2018 年くらいに、プロデューサーと何かしようという話になり、そのときに取り上げたいと思ったのが承認欲求と自己顕示欲について。それから、このテーマを描くなら男と女がいいんじゃないかと思うようになったのが最初です。ムロさんそういった言葉については、すでにその時期にはいろいろと言われてましたからね。―そこで、舞台をYouTubeという設定にしたのはなぜですか?監督たとえば、これが売れない役者と監督とか、ミュージシャンとプロデューサーだと世界が狭くなってしまいますよね。でも、YouTubeだと2人の痴話げんかを世界に発信できるというのが広くておもしろいと思ったんです。ムロさんまあ、途中から痴話げんかの域を超えてますけどね(笑)。監督あとは、正直に言うと、お金を集めやすいかもしれないというのもありました。なぜなら、YouTubeっていままであまり映画の題材にはなっていなかったので。しかも、ここまでアカウントの作り方から消し方までちゃんと入れている作品もなかなかないと思います。まさにドンピシャの時代が来て驚いた―とはいえ、先が読めない題材でもあるのでリスクもあったのではないかなと。ムロさんそうなんですよ。僕が脚本を読ませてもらったのは、3年前ですけど、そのときに「公開される3年後にはどうなっているかわからないな」と思いました。いまの世の中は、良くも悪くもどうなるかわからないというか、すごいスピードで変化する可能性もありますから。特に、YouTubeや承認欲求の行く先なんてどんどん変わっていくものですからね。しかも、人がここまで“承認のモンスター”みたいになってしまうことがあるのかと思っていたら、まさかドンピシャの時代が来るとは……。監督むしろ、ちょっと弱かったかも?僕としては、もっと厳しくなって逆にBANされると思ってたんですよ。でも、もっとすごいやつが出てきましたからね。ムロさんいや、だから監督は見抜いていたんだなと感じました。―まさに、いまの時代を象徴していてすごいです。ムロさんは「演じている自分にここまで腹が立ったことはない」とコメントされていますが、演じる苦労などもあったのでしょうか。ムロさんいつもは役のどこかに自分がいることがありますが、途中からだんだん田母神にイライラしてきて、ものすごく自分を客観視し始めるようになりました。劇中で、ゆりちゃんに対して嫌な感じで「すごいね」と言うシーンがありますが、あのときのトーンなんて、これまでの自分のなかにあるトーンではないですが、自然と出てきちゃったんですよ。監督本当に、役に入ってる感じでしたよね。ムロさん完成した作品を観たときも、上映が終わってすぐに「監督、すごいです!」と言ってしまったほど。それくらい感謝しました。“美女と野獣”の物語にキュンとしてしまう―監督にとっては、久しぶりにキュンとする作品を作ったという認識のようですが、いっぽうで心温まりづらいラブストーリーでもあると。監督が思う“キュン”とはどのようなものですか?監督僕は、昔から“美女と野獣”みたいなものが好きなんですよね。でも、そこで裏切ってくれる女性じゃないとダメなんです。たとえば、「やっぱり毛むくじゃらの人は嫌だった」とか「私、野獣アレルギーでした」みたいな(笑)。ムロさんそこがキュンポイントなの?監督というか、オジサンと女の子が大したことないことにキャッキャしたり、一生懸命になったりする姿が美しく見える瞬間があって、そこにキュンですね。それが美男美女だと「まあ素敵ですわー」と思うだけでキュンはしないです。おそらく、僕はみなさんとは違うのではないかなと(笑)。―ムロさんは、監督の感覚も理解できますか?ムロさんもし、これが一緒に仕事をする最初の作品だったら「この人、何言ってるんだろう?」で終わっていたかもしれないです。でも、2作目なので理解はできました。脚本を読んだときは、人が変わってしまう恐ろしさとか、愚かでかわいそうな人たちの距離が縮まっていくところを描きたいんだろうなと。そういうのが好きなんだろうなというのは感じました。監督あと、今回で言うと、僕は岸井ゆきのという女優が好きなんですよね。途中からは好きを超えてしまって、「ゆきのになりたい」と言ってたくらいですから(笑)。ムロさんこれ本当ですからね。あと、「ムロさんには申し訳ないけど、ゆきのが主演の映画みたいじゃない?」と撮影中にカメラマンと話してたことがあると監督から聞いたときは、びっくりしましたよ。でも、そのあとに「編集してつなげてみたら、ムロさんが主演だったわ」と。こっちはちゃんと演じているんですからね!監督すみません、忘れていました(笑)。ムロさんでも、ゆきのちゃんの豹変ぶりがすごかったおかげで、僕も引き出されてあんなことになりました。作り手としてYouTubeの大変さがよくわかった―劇中では、ムロさんが覆面の暴露系YouTuberへと変わっていくさまも引き込まれましたが、お互いの素顔で暴露したいことがあれば、教えてください。ムロさん吉田監督は、ほぼ全部出しちゃっているので、暴露することがないんです(笑)。もちろん、監督にも裏はあると思いますが、現場とかでも言わなくていいようなプライベートなことを自ら教えにくるんですよ。監督確かに、僕は全部見せて歩いている感じですから。これは暴露ではないですけど、ムロさんはハッピーエンドにこだわっているタイプなのに、実はそこに蓋をしていて、開けるとものすごいバッドエンドが出てきそうだなとは思っています。ムロさんあははは!でも、まさにそうなのよ。たとえば、家族の闇を描いている映画とか観たときに、「これを作っている人は、もしかしたら本当の苦しみを知らない人なのかなぁ」と思ったりしますから(笑)。監督その“心の闇”の匂いみたいなのはありますよね。―では、ご自身がやってみたいYouTubeチャンネルはありますか?ムロさん僕はデジタルに弱い人間なので、あまりYouTubeも見てこなかったんですが、この脚本を読んでから少しずつ見始めるようになりました。そのときに、登録者数や再生回数が多い方というのは、本当に考えて作り込んでいるんだなと。僕も舞台を作る側にいるので、すごくよくわかるんです。これを毎日やっているのかと思ったらめちゃめちゃ大変なことだとわかりました。なので、見れば見るほど、絶対に手を出せないものだと感じています。人に発信することは楽しいものだと気づかされた―監督が作るとしたら、どんなことをしたいですか?監督僕は「今年やる100のこと」というリストを毎年作っているんですけど、それを人にやらせるかもしれないですね。ちなみに、いまやりたいことのひとつは、自分の切手を作ることです。ムロさんやりたいことの100に「切手を作る」を入れてる人なんて、そういないですから(笑)。気になってしょうがないですよ。―ムロさんがリサーチとして見ていたなかで、ハマった動画などはありましたか?ムロさん火をつけるところから消えるところまでを流しているたき火の動画あるんですけど、それがおもしろくて、お酒を飲みながらずっと見てました。あとは、高速道路を走っているドライブレコーダーをただ流している動画。ほかの人があれだけ工夫しているなか、何の編集もしていなくて、ある意味すごい勇気のある人だなと。でも、懐かしい道路とかが見れて、僕はハマってしまいました。―YouTubeだけでなく、この2年でSNSの在り方も大きく変わっていると思いますが、ご自身は向き合い方で気をつけていることなどもあるのでしょうか。ムロさん僕は、SNSに助けられたというか利用したかなと思っています。特にコロナ禍になったときに、何もできませんでしたが、Instagramやライブ配信があったおかげで、何かしようという気になれたので。そうしないと、僕はお酒を飲んで不平不満を言いながら堕落していくタイプなので、みなさんのコメントを見ながら人前で話すことができたのはよかったです。僕みたいな仕事をしていない方にとっても、人に発信することは楽しいものだと気づかされた2年でした。監督ここ最近だと、映画界で起きているいろんな問題について書かれているのを読むことが多いです。なかには納得いかない意見もありますが、そういうときは逆に「この人が褒めていることは何だろう?」と探すようにしています。そうすると、「確かにここの部分に関しては、あなたが言っていることが正しいし、そのほうがみんなハッピーになれるよね」と思うところがあるんですよ。そしたら、じゃあ僕もそれを取り入れてみようかなと。そんなふうに、「気づかせてくれてありがとう」と考えるようにしています。見返りを求めない自分がかっこいい(笑)―ちなみに、おふたりは見返りを求めるタイプ?それとも、尽くすことに喜びを感じるタイプですか?ムロさん両方ですね。尽くす喜びもありますが、「ありがとう」の言葉とか、「あれしたからいつか助けてもらおうかな」みたいに考えることはやっぱりありますから。監督僕はいつも後輩におごるんですが、そのときに「たまに返してくれなくてもいいし、俺に感謝する必要も一切ない。ただ、俺がおごったぶんだけ自分の後輩におごれよ!」と伝えるんですよ。で、「そう言ってる俺ってかっこいいだろ?」と内心思ってます(笑)。ムロさんあははは!めちゃめちゃわかる!!見返りというか、自分の気持ちよさですよね。監督「あー、俺ってなんて大人なんだろう」と思って喜んでます。―わかる気がします。それでは最後に、ananweb読者に見どころなどがあれば、メッセージをお願いします。ムロさんおそらくみなさんと同世代くらいだと思いますが、劇中に梅川というキャラクターが登場します。悪意がないからこそしてしまう行動に対しての恐怖というか、彼の存在もひとつのホラーではないかなと。「こういう人っているよね」みたいに、みなさんも共感すると思うので、そのあたりにも注目していただきたいです。インタビューを終えてみて……。気心の知れたおふたりだけに、絶妙なやりとりで終始笑いが止まらず、ときには書けない話に脱線することもある楽しい取材となりました。そんな“最強タッグ”が繰り広げる衝撃をぜひ劇場で体感してください。俳優陣の豹変ぶりも見逃せない!ラブコメとしての要素もありながら、狂気をはらんだ予測不能な展開で引き込んでいく愛憎劇。人間のなかにわき上がるあらゆる感情を描きつつ、天国と地獄が隣り合わせと言われるYouTubeの裏側にも迫ったまさにいまの時代とリンクした1本です。写真・北尾渉(ムロツヨシ、吉田恵輔)取材、文・志村昌美スタイリスト・森川雅代ヘアメイク・池田真希ストーリーイベント会社に勤める田母神は、合コンで底辺YouTuberのゆりちゃんに出会う。再生回数に悩む彼女を不憫に思った田母神は、見返りを求めることなく、神のようにゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。人気が出ないながらも力を合わせて前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていく。ところが、ゆりちゃんが突然バズってしまったことで、徐々に2人の関係が変わっていくのだった。そして、ついに田母神が暴露系YouTuberに豹変してしまうことに……。釘付けになる予告編はこちら!作品情報『神は見返りを求める』6月24日(金)TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイント他 全国公開!出演:ムロツヨシ岸井ゆきの若葉竜也吉村界人淡梨栁俊太郎田村健太郎中山求一郎廣瀬祐樹下川恭平前原滉監督・脚本:吉田恵輔配給:パルコ©2022「神は見返りを求める」製作委員会※吉田恵輔監督の吉は、士の部分が土になります。写真・北尾渉(ムロツヨシ、吉田恵輔)
2022年06月22日お笑いタレントとしてだけでなく、ボディビルダーとしても活躍している、なかやまきんに君。2022年5月31日、アメリカで行われたボディビルの大会に参加し、優勝したことをTwitterで報告しました。なかやまきんに君「優勝は優勝です」なかやまきんに君が参加したのは『マッスルビーチインターナショナルクラシック』。過去には開催地であるアメリカのカリフォルニア州で『筋肉留学』を行うなど、昔から憧れていた土地で開かれる大会だけに、特別な想いがあったと語っています。ステージでは、お笑いネタとしてもおなじみである、ロックバンド『BON JOVI』の楽曲『It’s My Life』に合わせてポーズを披露し、観客を盛り上げていました。なかやまきんに君が優勝した『マスター40歳クラス』の参加者は2名でしたが、「優勝は優勝です」と喜びを爆発させていました。 マッスルビーチインターナショナルクラシックメンズボディビル40歳クラスで優勝しました。エントリーは2名でしたがね。しかし、優勝は優勝です。ボンジョビでフリーポーズしたら、アメリカ人大盛り上がりしました。是非ご覧くださいませ。パワーなかやまきんに君 pic.twitter.com/yxRVLVpLhG — なかやまきんに君 (@kinnikun0917) May 31, 2022 また、大会の様子は、YouTubeチャンネル『ザ・きんにくTV』にて公開されています。優勝後には、「順位よりも、憧れの大会に向けて挑戦をして、何度も挫折を仕掛けたが、乗り越えてベストを尽くせたことが大きい」と涙をこらえながら語っています。最後には「みなさんも何か挑戦することがあれば、ぜひ挑戦してください!挫折しそうになってもやり終えた後、乗り越えた後は成長できるし、次の目標を作ることができる」と視聴者へエールを送りました。優勝の報告を受けて、ネット上では歓喜や祝福の声が続出しています。・おめでとうございます!『参加者が千人いても優勝できたんじゃない?』ってくらい身体がバッキバキですね!・エントリー2名に笑いました。最後までやり抜いた、なかやまきんに君、本当に尊敬します!・YouTubeを見て、もらい泣きしそうになりました。人々に笑いだけではなく踏み出す勇気も届けた、なかやまきんに君。今後の活躍も楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2022年06月01日YouTubeで配信中の子供向け算数動画が「大人も勉強にもなる!」と話題の小島よしおさん。実は多くの資格を取得していたり、日々学びを続けている小島さんに、毎日を少し楽しくする学び直しのコツを聞きました!知識が増えると世界が広がり、人と話すのも楽しくなる。それが勉強の楽しさです。水泳パンツ一枚で、「はい、おっぱっぴー!」という謎のセリフとともに大ブレイクした、お笑い芸人の小島よしおさん。もちろん今も芸人として活躍していますが、一方で小学生に勉強を教える“先生”としても大人気。’20年4月、新型コロナの影響で休校になってしまった小学生のために、YouTubeで〈おっぱっぴー小学校〉を開校。算数などをわかりやすく解説する“授業”が、子供に加え、親世代にも大好評です。「自分が学生だった頃は全然勉強していませんでした。小中学校は比較的能動的ではありましたが、高校では野球に夢中で勉強は二の次、大学では授業中はお笑いのネタを考える時間になってしまい…。でも芸人になりブレイクして3年くらい経つと、仕事が急に減りまして。大きな不安に襲われ、形に残る、積み重ねられるものを持たないと…という気持ちで、資格を取り始めたんです。最初に取ったのは、〈ナマハゲ伝導士〉(笑)」その後、ダイエット検定1級に漢字検定準1級、さかな検定3級、ジュニア野菜ソムリエ(現・野菜ソムリエ)、キッズコーディネーショントレーナーなどの資格を取得。その過程で、目標に向かい勉強する面白さに目覚めたそう。「資格のためとは言いつつも、勉強をすれば新しい知識が増え、すごく世界が広がるんです。例えば僕は今、ヨガインストラクターの資格を取る勉強をしているんですが、街で〈アーユルヴェーダ〉の看板を見ると、以前だったらなんとも思いませんでしたが、“ヨガの授業で習ったあれだな”と理解ができ、さらに興味が出る。話の引き出しも増えるので、いろんな人と話が合うようになる。これも幸せの一つだと思います」大人の学び直しは、“自分が興味があること”を、好きな方法で学ぶことができる。これが学生時代の学習との大きな違いだ。「小さい頃の勉強は、学校という食堂で出てくる決められた献立で、“みんなで食べなさい”という、最大公約数的な場での食事だと思うんです。好きなお店やメニューを自分で選ぶことはできない。でもあの頃は美味しくないなと思った人参も、別のお店や高級店だったら、美味しく食べられるかもしれない。大人になれば、どのお店で何を食べるか、自由に選べるんです。その食事は勉強と同じこと。味わってみたいな、と思うことがあったら、気になる専門店=教えてくれる場所に出かけ、試食してみるといい。今は、本や対面の学校、オンライン講座もある。勉強を始めやすい環境だと思います」ただ知識を覚えるだけではなく、理解し、身につけることで初めて“勉強した”といえる。「僕は、自分のことや意見を自分の言葉で説明できる人になりたくて、その土台として“知識”が必要だと思うんです。でも、その知識を頭では理解していても、言語化できなかったり、的確に説明できなかったり、とっさに浮かばないうちは、まだ身になってないんですよね。身につけて初めて、自分の言葉として使えるようになる。勉強をすることで土台の材料を手に入れて、そのステージにたどり着けたらいいな、と思っています。憧れは、池上彰さんや林修先生なんですけどね。お二人みたいな方って、本当にカッコいい」一方で、自身のことを飽きっぽいという小島さん。それでも勉強を続けるコツはいったいなに?「いいんですよ、飽きても。僕も昔取った資格とか、もう完全に飽きてますから(笑)。長く続けることって実はすごく難しい。とりあえず知りたいな、と思っていることがあれば、集中的にやってみて、学ぶって面白いと思えたら、もうそれでOKでしょう」楽しく身につく学びの3つのコツ1、本を探して読んでみる「いろんな学び方があると思いますが、僕は本が好き。知識や思考がギュッと集約されているところが、ありがたいし便利です」2、手を動かして書いてみる「書いて覚えるスタイルは、昔から。今もヨガを習っていますが、授業のときはしっかりノートをとってます。手を動かすって大事」3、誰かに話して教えてみる「覚えた知識を説明すると、その知識をおさらいすることになるのか、なぜかスルスル頭に入る。僕はすぐ誰かに説明しますね」こじま・よしおお笑い芸人。沖縄県出身。2007年「そんなの関係ねぇ!」で大ブレイクし、以降テレビやお笑いの舞台などで活躍。『NHK短歌』(NHK Eテレ)、『サタデーウォッチン!』(東北放送)などに出演中。YouTube チャンネル「小島よしおのピーヤの休日」も人気。※『anan』2022年4月20日号より。写真・小笠原真紀(by anan編集部)
2022年04月16日映画界においても、LGBTQをテーマにした作品は増えていますが、まもなく公開を迎える注目作『私はヴァレンティナ』で描かれているのは、トランスジェンダーの女子高生。そこで、リアルな現状に迫っている話題の本作について、こちらの方にお話をうかがってきました。ティエッサ・ウィンバックさん【映画、ときどき私】 vol. 469役柄同様に自身もトランスジェンダーであり、人気YouTuberとしても活躍中のティエッサさん。ソーシャルメディアがきっかけで主人公のヴァレンティナに抜擢され、演技未経験にもかかわらず、見事な演技を見せて高く評価されています。今回は、自身の経験や葛藤、そして本作を通じて伝えたいことについて、語っていただきました。―最初に、映画出演のオファーを受けたときのお気持ちから教えてください。ティエッサさんすごくうれしかったので、躊躇することなく、その場ですぐに承諾しました。というのも、私は映画で役を演じることがずっと夢で、小さい頃から自分の部屋をスタジオに見立てては撮影ごっこのような遊びを一人でしていたほどなので。そしてもうひとつは、自分が生きている現実と映画で描かれている現実とが非常に似ていたからというのも大きな決め手となりました。―とはいえ、演技の経験がないなかでの挑戦はいかがでしたか?ティエッサさん一度セットに入ったら、1日中そこから出たくないと思うほど、すごくエキサイティングな経験でした。役を演じることが好きなのもわかりましたし、キャストやスタッフのみなさんともワイワイしながら過ごしていたので、仕事とは思えなかったほど。本当に毎日が楽しくて仕方がなかったです。―劇中では、初めての演技とは思えないくらい堂々とされていましたが、不安を抱えていたところもあったのでは?ティエッサさん実は、ひとつだけありました。それは、母親役のグタ・ストレッサーさんと初めてカメラテストでお会いしたときのこと。彼女はベテランの女優さんで、ブラジルではものすごく有名な方なので、そんな方と本当に一緒にやるんだと思ったら、ものすごくプレッシャーを感じてしまいました。でも、ご本人がとても優しい方で、いろいろなことをたくさん教えてくださったので、いまでは「お母さん」と呼んでいるほど。セットの外でも私のことを娘のように扱ってくれています。初めてでも、自分を最大限出せるように意識した―現場に入る前には、何か自分なりの準備もしていたのでしょうか。ティエッサさん心がけていたのは、自分を最大限に出せるようにしようという意識。そういったことを考えながら脚本を読んで準備をしましたが、もちろん緊張はしましたね。でも、みなさんが本当に快く迎えてくれたので、撮影中はずっと幸せな時間でした。とはいえ、私は自分がしていることに批判的なところがあるので、監督に「いまので本当に大丈夫でしたか?」と何度も確認してしまったことも。OKだと言われても納得できずに、心配になることはたびたびありました。―演じるうえでは、ご自身の経験を活かしたり、アイディアを監督に伝えたりというのもありましたか?ティエッサさんそうですね。まず初めに脚本を読んだとき、トランスジェンダーが置かれている現状などにいろいろな疑問点があったので、それを監督には伝えました。その後、さまざまなディスカッションをしたうえで、監督が私の意見をしっかりと受け入れてくれたのはありがたかったです。―そのなかでも、思い入れのあるシーンといえば?ティエッサさん一番は、ヴァレンティナが性被害を受けたことを母親に告白する場面。「私にもこういったことを告白できる母親がいて、自分を支えてくれていたら……」と考えながら演じていたら、撮影が終わっても涙が止まらなくなってしまいました。そのときに、トランスジェンダーの人たちにとっては、家族や親しい人が家にいて安心して暮らせることがものすごく重要だと改めて感じたのです。性の多様性については、もっと議論していくべき―この作品を通して、心境の変化を感じることもあったのではないですか?ティエッサさんすごく変わりましたね。撮影を終えたあとはヴァレンティナと自分を区別するのが難しくなってしまい、セラピーに通ったこともありましたが、それによって自分のことをより理解できるようになりました。実生活では母親が不在なので、大きくなっていたのは母親に対する感情。この作品に出演したことをきっかけに、母親を探してみようと考えるまでになったのです。残念ながらすでに私が小さい頃に亡くなっていたということが判明しましたが、そういった大切なプロセスを経験することができました。―背景にはそんな思いも抱えていらっしゃったんですね。ティエッサさんはもともとYouTuberとして活動していたということですが、きっかけは?ティエッサさん以前働いていた職場のなかにトランスジェンダー嫌悪の女性上司がいて、非常につらい思いをしていたので、仕事を辞めることになりました。そこで次に何をしようか考えていたときに、YouTubeを見るのも自分がカメラに映るのも好きだし、アーティスティックなことをしたいと考えていたので、自分で撮影してみようと始めたのが最初です。―ブラジルではトランスジェンダーの中途退学率は82%、そして平均寿命は35歳というデータが出ていると知り、かなり衝撃を受けました。この事実をどう感じていますか?ティエッサさん本当に、ひどいことだと思っています。それ以外に言葉が出てきませんが、私たちトランスジェンダーの人生というのは、それほどいつ断ち切られてしまうかわからない状況に置かれているのです。ただ、そういったことをなくしていくためにも、性の多様性については、もっと議論していくべきですし、そのうえで相手をリスペクトすることが基本になってくると思います。保守的な街で、多くの嫌がらせを受けたこともあった―映画のなかのヴァレンティナのように、ご自身も危険な思いをしてきたことは多かったのではないでしょうか。ティエッサさんそうですね。私はブラジルにある非常に保守的な田舎で育ったので、そういったことは当然ありました。しかも、私がその街でトランスジェンダーを自称する最初の人間だったので、歩いているだけで指を差されたり、侮蔑的な言葉を投げつけられたりは日常茶飯事。そういう意味では本当にたくさんの虐待を受けてきましたし、パブリックな人間になったことによって、私の状況は悪化していると感じています。―そういった恐怖や危険には、どのように対処しているのですか?ティエッサさんまずは、絶対にひとりで外出しません。同僚や友人と必ず一緒に出掛けますし、知らない場所には行かないようにもしています。それくらいブラジルは、何が起こるか本当にわからない国なので……。自分の精神的かつ肉体的安全を守っていくためには、自分の行動を制限しなければならないのが現状です。―厳しい生活を強いられることはあると思いますが、パブリックな立場にいるからこそ、この状況を変えるために行っていることもありますか?ティエッサさんまずは、この映画で話し合うところから始めたいと考えています。公開される前は、ネガティブな反応が多いと予想していましたが、蓋を開けてみたら、感動したといった声をたくさんいただくことができましたので。ほかにも、いまブラジルで放送されているリアリティ番組にトランスジェンダーの女性が出演していて評判になっているのですが、「彼」と呼ぶのか「彼女」と呼ぶのか、といったことなどさまざまなことが話し合われていて、徐々に認知度が上がっているのを感じています。人は情報がないから偏見を捨てることができないと思うので、これからもいろいろなメディアを通じて、たくさん情報を届けていけたらと。そのうえで、多くの方と議論を進めていきたいです。どうありたいかは、他人ではなく自分で決める―そんななかでも、ご自身を支えているような言葉や信念があれば、お聞かせください。ティエッサさん私は自分がどうすべきか、何ができるのか、何をしてはいけないのか、といったことを他人には言わせないようにしています。なぜなら、自分がどうありたいかは他人ではなく、自分自身が決めることですから。そういったことは、いつも大事にしています。―非常に興味深い問題なので、日本でもこの映画によってもっと議論してほしいですが、公開を控えてどのようなお気持ちですか?ティエッサさん本当に信じられないですね。 もし、子どもの頃の私に誰かが「いつか自分が出ている映画の取材を日本から受けることになるよ」と言ったとしても、「そんなバカな!」と思うでしょうから(笑)。それくらい信じられないことですが、日本での公開はありがたいです。―日本のカルチャーで好きなものとかがあれば、教えてください。ティエッサさん私は日本のアニメをよく見ていて、『新世紀エヴァンゲリオン』やポケモンが大好きです。日本を訪れたことはまだないですが、よく日本に遊びに行く友達がいて、いつも素敵な動画を見せてくれるので、私もいつか行きたいなと考えています。―それでは最後に、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。ティエッサさんこの映画を観てくださる方に感謝するとともに、みなさんの心に届くことを願っています。そして、トランスジェンダーというひとつの問題について、思いやりとリスペクトを持っていただけたらうれしいです。インタビューを終えてみて……。劇中で見せていた姿より、ぐっと大人の魅力を増していたティエッサさん。太陽のような明るい笑顔と芯の強さがとても印象的でした。とはいえ、時折見せる表情からは苦悩も感じずにはいられなかったので、ティエッサさんが提唱するようにもっと議論と理解を進めていくことの重要性を多くの人にも感じてほしいです。偽りの自分を捨てて、新しい自分と出会う!いくつもの壁と危険が立ちはだかる理不尽な社会のなかでも、毅然と立ち向かうヴァレンティナの姿に心が動かされる本作。暗闇のなかでも希望を感じさせる生き方は、ありのままで生きることの大切さだけでなく、思い通りに行かない人生のなかでも自由を手にするために闘う意味を教えてくれるはずです。取材、文・志村昌美ストーリー母親とともに、ブラジルの小さな街に引っ越してきた17歳のヴァレンティナ。出生届の名前ではなく、通称名で学校に通う手続きのため、蒸発した父を探している。未だ恋を知らないゲイのジュリオ、未婚の母のアマンダなど、新しい友人や新生活にも慣れてきたが、自身がトランスジェンダーであることを伏せて暮らしていた。そんななか、年越しパーティに参加した際、見知らぬ男性に襲われる事件が起きる。それをきっかけに、トランスジェンダーであることが広まり、SNSでのネットいじめや匿名の脅迫、暴力沙汰などヴァレンティナの身に危険が襲い掛かるのだった……。胸を締めつける予告編はこちら!作品情報『私はヴァレンティナ』4月1日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開配給:ハーク©2020 Campo Cerrado All Rights Reserved.
2022年03月31日今回、ご紹介するのは、映画『あしたのわたしへ私の卒業―第3期―』。静岡県伊東市を舞台に、高校生たちが自身の将来に思い悩みながらも、それぞれが決断をしていく姿を描いた青春映画です。本作に出演した、織部典成さんと島太星さんにお話をうかがいました。「青春も、伊東市の良さも楽しめる作品です」織部典成さん(左)と島太星さん(右)【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 103映画『あしたのわたしへ私の卒業―第3期―』は、YouTubeオリジナルで240万再生を突破した、若手発掘・育成プロジェクトを映画化した作品です。出演者はプロアマ問わず、すべてオーディションで決定。オーディションに参加した741名から22名が選ばれ、3回のワークショップを経て、役が割り振られるという過酷なもの。映画の成功を目指して懸命に努力する若手俳優たちの姿と、人生における初めての大きな岐路に立つ劇中の高校生たちの姿がリンクし、観る者の胸を熱くします。メインキャスト7名のうちのひとりに選ばれた織部典成さんは、個性派演劇集団『劇団番町ボーイズ』に所属するイケメン俳優。島太星さんは、北海道を拠点に活動するボーイズユニット『NORD(ノール)』のメンバー。事務所の先輩である大泉洋さんとバラエティ番組で共演し、憎めない天然キャラを披露したかと思えば、カラオケ番組では披露した楽曲7曲すべてが90点台をたたき出すという圧倒的歌唱力のギャップで注目を集めている、バラエティ期待の新星です。ーー過酷なオーディションだったようですね。織部さんまず最初に、どうしてこのオーディションに参加したのかを語るという課題がありました。おそらく、参加者それぞれの人間性をチェックされていたんだと思います。島さん実はワークショップの段階で、よっしー(織部さんのこと)が演じた役はあったのですが、僕が演じた役はなかったんです。織部さんスタッフさんがワークショップで太星くんのキャラクターを知って、新しい役を作ってくださったんだと思います。ーーワークショップはどのようなものでしたか?織部さんいただいた情報は、メインキャスト7人の名前と人柄だけでした。その情報を頼りに、約3時間、参加者全員がお芝居を披露し、役を奪い合うようなものでした。すごい緊張感でした。島さんワークショップは、食うか食われるか。精神の殺し合いのような現場でした(笑)。織部さん僕と太星くんは以前から顔見知りで、お互いのライブを観に行くような仲だったんです。ワークショップで、太星くんを見かけたとき、「太星くんがいてくれてよかった」と心から思いました。島さんよっしーが、王子さまのように見えました。織部さん張り詰めた空気が一変したのは、撮影初日のロケバスの中です。そこで打ち解けました。みんな、緊張していただけで、本当はいろいろなことを話したかったんだなって気づきました。ーー演じた役の魅力について教えてください。織部さん僕が演じたのは、父親の事情で、東京から移住してきた転校⽣、清⽔洋輝です。クラスで浮いている存在で、なじもうとしない彼が菜穂⼦に出会って、新しい自分を知り、変わっていきます。普段見せない一面を見せるところに気をつけて演じました。彼が父親を尊敬していたり、自分をかっこよく見せようとからまわりしたりするところは、自分とリンクするところがありました。島さんよっしーは、撮影現場で一番みんなとなじんでいたので、そんな彼が浮いている存在を演じるなんて、とても難しかったと思います。僕の役について、ですが、高校生ではなく、従業員なんです(笑)。本作にはシリアスなシーンもあるのですが、僕の登場シーンは雰囲気が違っていて。高石監督が楽しそうに、笑顔を見せながら撮っているところが嬉しかったです。ただ、僕が台本にないセリフを言いまくって、噛んでしまったときにも「はい、OK!」と言ってくださっていて。あれはどこがOKだったのか、いまだにわかりません(笑)。ーー最後に、本作の見どころを教えてください。島さん本作の舞台は、静岡県伊東市なんです。青春も、伊東市の良さも楽しめる作品となっています。食べ物もすごくおいしかったので、コロナが落ち着いたら、僕らが撮影したスポットを観光していただきたいです。織部さん高校卒業は、人生の分岐点です。そういうとき、悩みをひとりで抱え込まず、いろんな人に助けを求めても良いんだよというメッセージが伝わってくる映画です。多くの方に観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話大泉洋さんが所属事務所クリエイティブオフィスキューの公式サイト内「CUE DIARY」で、『太星からのメール(電車などでは読まない方が良いです)』というタイトルで紹介した島さんのメールについて、ご本人に真意を確認!「適当に送ったわけじゃないんですよ。最大限の敬語を使った結果、おかしな日本語になってしまっただけなんです」(島さん)。まだ読んだことのない方は、落ち込んだとき、楽しい気分になりたいときにぜひ一度お試しください!Information映画『あしたのわたしへ私の卒業―第3期―』3月18日より、新宿バルト9にて限定公開出演:永井彩加、織部典成 / 三原羽衣、南北斗 / 立石ケン、片田陽依、足川結珠小高サラ、加藤菜津、宮本和奏、道北陽菜、中正夕愛、木村魁希、簡秀吉、奥野太陽桜木雅哉、さかたりさ、伊藤雛乃、菅田愛貴、八木拓海、村田寛奈、島太星ほか監督:高石明彦、北川瞳撮影・山野浩司文・田嶋真理 ヘアメイク・仲田須加撮影・山野浩司 文・田嶋真理 ヘアメイク・仲田須加
2022年03月17日YouTubeをビジネスに活用したい人や、個人でYouTube動画を配信して収益化したいと考える人は少なくありません。YouTubeは、身近な娯楽の1つとして定着している一方で、ただ視聴する場合とは違い、自分でチャンネルを開設する場合は難しく感じるのではないでしょうか。しかし、実際はGoogleアカウントがあればチャンネル開設は簡単です。いくつかの注意点を事前に理解しておけば、スムースに動画投稿ができるでしょう。当記事では、YouTubeチャンネルの詳しい作成方法と、動画投稿のポイントを解説します。YouTubeで動画投稿を始めるにはチャンネル作成が必須!※写真はイメージYouTubeにログインせず、動画視聴するだけの場合は、特別な手続きは必要ありません。一方で、チャンネル登録や評価などのさまざまな機能を使いたい場合は、YouTubeにログインする必要があり、Googleアカウントの取得を求められます。さらに、YouTubeに動画を投稿したいと考える場合は、Googleアカウントの取得以外にチャンネルの作成が必要。チャンネルを作成すれば、動画投稿のほか、配信動画の管理、コメントなどが可能です。YouTubeのアカウントには、自動で作成される個人アカウントと、ブランドアカウントの2種類があります。個人アカウントGoogleアカウントを作成した時に、自動で作成されるYouTubeのアカウントです。そのため、Googleアカウントをすでに1つ持っている人は、YouTubeのアカウントも1つ持っていることに。この場合のYouTubeアカウントは、Googleアカウントと同じユーザーネームとアイコンが使用されます。ブランドアカウント個人アカウントとは別に、任意のアカウント名とアイコン画像で作ることができるYouTubeアカウントです。アカウント取得に費用はかかりません。ブランドのためのアカウントであるため、複数人が各自のGoogleアカウントで管理できます。ブランドアカウントと個人アカウントとの関係は公開されず、視聴者に名前などの情報を知られずに済むという点もブランドアカウントのメリットです。また、1つのGoogleアカウントで複数のブランドアカウントを管理することもできます。ブランドアカウントは個人アカウントよりもメリットが多いため、これからYouTubeチャンネルを運営する人は、ブランドアカウントを選ぶとよいでしょう。ここからは、ブランドアカウントを作成することを前提に解説します。YouTubeチャンネルを作成する方法※写真はイメージYouTubeでチャンネルを作成する方法は簡単です。Googleアカウントを持っていれば初心者でも簡単に、無料でチャンネル作成が可能。パソコンでもスマホでもチャンネル作成は可能ですが、『YouTubeアプリ』からはチャンネルの作成ができません。スマホを使う場合は、『Google Chrome』などのブラウザで作業しましょう。ここでは、チャンネルを作成する手順をご説明します。YouTubeにログインするYouTube スクリーンショットチャンネルを作成するには、まずYouTubeにログインしましょう。YouTubeにログインする際に、Googleアカウントが求められるため、持っていない場合は取得が必要です。YouTube用のGoogleアカウントを新しく取得することも可能。Googleアカウントをすでに持っている場合は、YouTubeのログイン画面からログインします。チャンネルを作成するYouTube スクリーンショットYouTubeにログインしたら、アカウントのアイコンをクリック。表示された中から『設定』をクリックしましょう。設定画面に切り替わったら『チャンネルを作成する』をクリックします。YouTube スクリーンショットYouTube スクリーンショット次に、チャンネル名を決めて入力します。チャンネル名は、チャンネルの特徴を表現した分かりやすいものにすることがポイントです。YouTube スクリーンショットYouTube スクリーンショットほかのチャンネルと名前が同じ、もしくは、似た名前は、先に開設しているチャンネルのほうが表示されやすく、再生回数が伸びない可能性があります。同じようなチャンネル名がないか、事前にチェックしましょう。なお、チャンネル名は後から変更できますが、ファンになってくれた視聴者を離さないためにも、なるべくチャンネル名を変更しないことをおすすめします。チャンネルをカスタマイズする※写真はイメージチャンネルのトップページは、初期状態では装飾や説明がないため、魅力的に見えるようにカスタマイズをしましょう。チャンネルカスタマイズは以下の3点を行います。・アイコンの設定・概要欄の設定・バナーの設定それぞれ詳しく解説します。アイコンの設定アイコンは、チャンネルを印象付ける重要なものであるため、視聴者にどのようなイメージを持たれたいか考え、関連性のあるものやインパクトのあるものを選ぶとよいでしょう。設定方法は、まず、YouTubeアイコンをクリックして『チャンネル』を選択。次に、歯車の形の設定マークをクリックして、好きな画像を登録します。YouTube スクリーンショット概要欄の設定チャンネル概要欄は、チャンネルに興味を持ってくれた視聴者が、どのような人(企業)が動画配信しているのかを知るために見る場所です。自身(自社)のアピールや、ウェブサイトへの誘導も可能なため、内容をよく検討してから作成しましょう。設定方法は、『チャンネル設定』画面から『説明』の欄に入力。入力したら『概要』ボタンから確認します。YouTube スクリーンショットYouTube スクリーンショットバナーの設定バナーは『YouTubeチャンネルアート』『YouTubeヘッダー』とも呼ばれ、チャンネルページの上部に大きく表示される画像のことを指します。アイコンと同様に、チャンネルイメージを決める重要な部分であるため、ブランドイメージに合ったものを選びましょう。設定方法は、YouTubeアイコンをクリックし、『YouTube Studio』もしくは『クリエイターツール』をクリック。左側に出るマークの中から、『ブランディング』マークをクリックし、『チャンネルのカスタマイズ』画面から『ブランディング』を選択します。『アップロード』をクリックしたら、画像を選んで終了です。YouTube スクリーンショットYouTube スクリーンショットYouTube スクリーンショット初期状態のままでも問題ありませんが、ユーザーの人気を集めたい、チャンネルを印象付けたいと考える場合は、しっかりとカスタマイズを行いましょう。YouTubeでチャンネルを作成する際の注意点3つ※写真はイメージスムースにチャンネルを作成し、動画を公開するためにはどのような点を意識すればよいのでしょうか。ここでは注意したい点3つについて説明します。アカウント制限を解除しておくチャンネルを作成した初期は、利用できる機能が制限されています。あらかじめYouTubeアカウントの確認を行い、制限を解除しておきましょう。制限を解除すると以下のことができるようになります。・15分を超える動画の投稿・カスタムサムネイルの追加・ライブ配信YouTubeアカウントの確認は、『YouTube Studio』の『設定』から電話番号を入力し、確認コードを送信する方法で行います。チャンネルのコンセプトを決めておくチャンネルに一貫した方向性があると、固定ファンが付きやすいため、チャンネル登録者数も増加するでしょう。『何について伝えるチャンネルなのか』『誰に向けたチャンネルなのか』ということを明確にした上で、投稿動画や配信内容を決めましょう。投稿する動画テーマを決めておくチャンネルを成長させてファンを獲得するには、定期的な動画投稿が欠かせません。テーマが思い付かず、動画コンテンツの配信が滞ってしまうことを避けるために、動画のテーマは始めに思い付く限り書き出しておくのがよいでしょう。まずは20テーマほど考えると安心。YouTubeのチャンネルはただ作成するだけでなく、便利な機能をフル活用したり、コンセプトや投稿内容などをしっかり決めたりすることも重要です。YouTubeで動画投稿を始めよう!※写真はイメージチャンネルの作成と設定が完了したら、YouTubeで動画投稿を始めましょう。動画を投稿するには、アプリを開き、上部のビデオカメラのマークをタップします。『アクセス許可』が表示されたら、アクセスを許可してください。一覧に表示された中からすでに撮影した動画を選ぶか、『録画』をタップして動画撮影をスタート。次に、動画のタイトルとその下に動画内容を説明する文章を入れてください。動画をアップロードする際には、子供向けか、成人の視聴者に制限するかなどの質問に回答。アップロードのボタンをタップすると投稿完了までの残り時間が表示されます。動画アップロードが完了したら、再生できるかを確認しましょう。まとめ※写真はイメージYouTubeでのチャンネル作成は、Googleアカウントがあれば簡単です。YouTubeアカウントには、Googleアカウント作成時に自動的に作成される『個人アカウント』のほか、任意に名称を決められる『ブランドアカウント』が存在します。これからチャンネルを運営する人は、メリットの多いブランドアカウントを選択しましょう。チャンネルを作成する際には、コンセプトを決めたり、あらかじめ複数のテーマを用意したりすることが必要です。アカウント制限の解除も忘れずに行いましょう。YouTubeのチャンネルを育てるには定期的な動画投稿が欠かせません。注意点をふまえてスムースに動画を投稿しましょう![文・構成/grape編集部]
2022年03月11日深刻化の一途をたどる、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻。ロシアの軍事侵攻は、思わぬ方面に飛び火をし、自身のYouTubeチャンネルでロシア料理のレシピを投稿した料理研究家のリュウジ(@ore825)さんに、「ウクライナの気持ちを考えろ」などと、批判の声が寄せられる事態となっています。しかし、料理のレシピと今回の軍事侵攻は、同列に考えるべきではありません。事実、動画を見れば明らかなとおり、決してロシアの軍事侵攻を支援するような内容ではなく、リュウジさんに寄せられている批判の声に対して、疑問の声も目立ちます。また、一部のネットニュースが批判の声を報じたことで、さらに動画の注目が増すことに。そんな中、渦中の人物であるリュウジさんの『コメント』が反響を呼んでいます。状況を逆手にとった発想に絶賛の声YouTubeチャンネルの登録者数は200万人を超え、投稿した動画が数百万回再生されることも珍しくないリュウジさん。しかし、今回のロシア料理の動画はこれまでとは違う意味で注目を集めており、それはリュウジさん自身、予想だにしなかった展開でしょう。動画を投稿した翌日、リュウジさんは、自分の意図とは違う形で動画の再生数が増えている状況を受け、Twitterを更新。そこには、こうつづられていました。かなりの閲覧が予想されるので、この動画の広告収益を全額ウクライナに寄付することに決めました。ore825ーより引用不本意な形ながらも、再生回数が増えている状況を逆手に取り、動画の広告収益を全額ウクライナに寄付すると発表したのです。まさに逆転の発想といえるリュウジさんの行動は反響を呼び、擁護の声や称賛の声、さらに応援も数多く寄せられました。・センシティブな問題かも知れませんが、正面から向き合う料理さんのリュウジを支持します。・逆手にとって、正の方向にエネルギーを変えていくリュウジさん、すごい。・料理に国境はない。再生回数に貢献します!ロシアの軍事侵攻は決して静観できるものではなく、1日も早く平和な日々が訪れることを世界中の人々が願っていることでしょう。また、ウクライナ国民を想うがゆえ、ロシアに対して敵意をもってしまう気持ちも一部理解できます。しかし、料理も含め、ロシアに関係しているというだけで、すべてが否定され、また、差別されるべきではありません。「おいしいロシア料理が排除される世界になりませんよう祈っています」ともつづっている、リュウジさん。本当に批判すべきことは何か、また、なんのために声をあげるのか、その目的を見誤ってはいけません。リュウジさんの行動は、多くの人が自分にできる正しい行動を何かを考えるきっかけにつながるはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年03月10日2020年5月にYouTubeチャンネル「ダイアン津田のゴイゴイスーチャンネル」を開設し、玄人はだしの腕前を見せるダイアンの津田篤宏さん。意外(?)にもマメな実況生活に迫る。ジャンルを問わず、どんなゲームも遊んできた。小さい頃はね、友達の家にしかファミコンがなかったんですよ。その子の家に行って『テニス』『ツインビー』『ゼビウス』『マッピー』とか、ほんま初期のゲームを遊ばせてもらってました。そのあとでファミコン買ってもらえて、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』を遊んで。衝撃を受けたのは『火の鳥』。大人っぽいゲームでね。『ファミコン通信』か『コロコロコミック』に載ってたのを見て欲しなって、親父に頼んで買ってもらいました。ゲーム機はお年玉とかバイト代を使って全機種買ってきました。スーパーファミコンもPSもセガサターンも、メガドライブも。PS5まで一通り持ってます。携帯ゲームならゲームボーイもワンダースワンもあったし。あ、PCエンジンだけ持ってなかったな。なんでやろ。芸人になってもジャンルを問わずいろんなゲームをやってきましたけど、なかでも好きなのは『ペルソナ』とか『デトロイトビカムヒューマン』みたいなやりこみ系のアドベンチャーゲーム。没入感があるし、時間を忘れて遊べるところがいい。『逆転裁判』も『ダンガンロンパ』も好きやったなあ。あと育成も好きで、『モンスターハンターポータブル2nd』は楽屋でよく遊びました。(笑い飯の)西田さんもゲーム大好きで、よく一緒にやりました。実況を始めたのはコロナで休みになったから。2020年の5月がいちばんきつくて、みるみる仕事なくなって。なんかやらなあかんなと嫁と一緒に電器屋に買い物行ったら、ゲーム配信用の特設ブースができてたんです。ちょうど実況が流行り始めてて、PCやゲーミングチェアが丸ごと売ってて。そうか、これがあれば自分でもできるなと思って即買ったんです。僕、やろう思たらすぐやっちゃうんで。YouTubeで接続方法を調べてセットアップして、全部ひとりでやったんすよ。まったく何もやってくれないです、よしもとは(笑)。最初の実況はダイアンのYouTubeチャンネルのチームの方におすすめしてもらった『デッド・バイ・デイライト』。初回は顔が表示されなくてバタバタしましたけど、面白かったですね。自分の発言にお客さんがリアルタイムでコメントを返してくるなんて今までなかったんで新鮮やった。無言でゲームしてると「喋れや!」ってコメントが来るから、ああゴメン、いま何も喋ってへんかったなって。実況のことは僕より視聴者さんのほうが詳しいはずやから、何かツッコまれるたびにルールを教えてもらってる感じでした。たまにスパチャ(YouTubeの投げ銭)投げてまでコメントで文句言うてくる人もいて、ショック受けたこともありますよ。煽られてマジゲンカすることもあるけど、エンターテインメントとして面白くね。まあ芸人なんで、喋りで言われてもなーんも。結局みんな定型文なんすよ。オリジナルなコメント言うてこない。だから、たまにひねったことを言うやつがいると、めっちゃわろてまうんです。一回、「さっきから後ろにずっと映ってるの何?」って言われてつい振り返ってもうて。やられた!って思いましたね。取り上げるゲームはいつも自分で探してますね。好きやから気になるんすよ。ネットで調べて「こんなの出たんや」って。『Apex Legends』は、息子が「めちゃくちゃ面白いからやって~」って言うたから始めました。ああいうシューティングゲームってプレイしたことなかったんですけど、そのほうが素のリアクションが出るし、いいかなと思って。それにプレイしてる60人全員、どこかの誰かが動かしてるっていうリアル感は体験したことなかったんで、ガチハマりしました。そのなかでチャンピオン獲れた日には最高やし。あ、そうそう、息子に「実況では挨拶が絶対必要やで」って言われたから「こんちゃ、こんちゃ」って言うようにしてます。最近忘れてるけど。チャンネルでは『APEX』や『デッド・バイ・デイライト』など、津田さん初挑戦のゲームも多数。つだ・あつひろ1976年、滋賀県生まれ。2000年に相方のユースケとお笑いコンビ・ダイアンを結成。ゲーム歴は40年。YouTube「ダイアン公式チャンネル」も配信中。『ダイアンのTOKYO STYLE』(TBSラジオ)が放送中。※『anan』2022年2月9日号より。写真・下屋敷和文取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年03月03日毛がふわふわで、体が柔らかい猫。猫好きであれば、存分にそのモフモフ感を堪能したくなるでしょう。2匹の猫を飼う、飼い主(@wataneko_tsuki)さんは、1枚の写真をTwitterに投稿しました。その写真に映るのは、スコティッシュフォールドのしらたまちゃん。ベッドで気持ちよく寝ていたところ、飼い主さんにモフモフとなでられたそうです。ヘソ天してたからモフモフしたら顔がめっちゃキレてる #猫 #スコティッシュフォールド pic.twitter.com/EdlNPA4bMP — 月としらたま (@wataneko_tsuki) February 5, 2022 なんだあいつ…!気持ちよく寝てたのに!眉間にしわを寄せ、飼い主さんにメンチをきっているかのような表情です…!飼い主さんによると、「モフモフされている最中は気持ちよさそうにしていたのに」とのこと。【ネットの声】・あ!本当にキレてるお顔。でもかわいいからモフモフしたくなる。・ヤンキーのにゃんこですね!つまり、『ニャンキー』ってこと!?・「まったく。油断も隙もないにゃ!許さにゃい!」っていってそう。・いいキレ具合ですね!表情が最高。猫の気まぐれな一面も、人間をとりこにし続ける、魅力的なポイントですね。しらたまちゃんが不機嫌になってしまう前後の様子は、こちらの動画で確認してください![文・構成/grape編集部]
2022年02月09日バーチャルライバーグループ『にじさんじ』のVTuberが、日清食品グループのカップ麺『⽇清のどん兵衛』とコラボレーション!2022年2⽉7⽇から、コラボレーション企画『どん壱グランプリ』が開催されます。『にじさんじ』VTuber5人が『⽇清のどん兵衛』とコラボ!『にじさんじ』に所属する不破湊さん、椎名唯華さん、星川サラさん、樋⼝楓さん、ジョー・カーさんがアンバサダーに就任。同企画のために用意された画像には、5人がいろいろなポーズで『⽇清のどん兵衛』を持つ姿が写っています。今回行われる『どん壱グランプリ』は、アンバサダーの5人が『どん兵衛レコメン対決』『ゲーム対決』『うた対決』の三番勝負をするというもの。一体、最強の座をつかむのは誰になるのでしょうか。各ライバーのファンは必見です!対象商品を購入して特別配信を視聴しよう!『うた対決』は、同年3⽉27⽇に配信予定の『どん壱グランプリ』の視聴チケットを持つ500人のみ見ることができます。チケット抽選の応募方法は、キャンペーン対象企業の店舗で対象商品を300円以上購入し、キャンペーン応募サイトでレシートの写真をアップロードするだけです!また、キャンペーン対象企業の店頭に掲出されているポスターなどの告知物には、二次元バーコードが。読み取ると、なんと描きおろしのスマートフォン⽤壁紙をダウンロードすることができます!寒い季節にぴったりな、今回のコラボ企画。温かいどん兵衛を食べながら、ライバーたちの対決を見守ってみてはいかがでしょうか!【『どん兵衛×にじさんじ』スペシャル配信番組視聴チケットプレゼント】購⼊期間:2022年2⽉7⽇~同年3⽉6日応募締切:2022年3⽉7日対象商品:⽇清のどん兵衛ブランドの商品計300円(税込)以上で1⼝(⽇清⾷品冷凍、⽇清⾷品チルド商品は除く)[文・構成/grape編集部]
2022年02月07日大人気シリーズだけに世界中に多くのファンがいる『バイオハザード』。TBSアナウンサー初のゲーム実況者であり、YouTuberでもある宇内梨沙さん。ゲーマーの間ではバイオハザードの大ファンという点でも有名人だ。5歳で洗礼を受け、以来、バイオファン歴25年です。「子供の時からいろんなゲームで遊んできましたが、『バイオハザード』は1作目からずっと大好きなシリーズです」――シリーズ第1作の発売は1996年、当時は5~6歳ということになりますが。「はい、最初は兄がプレイする画面を見ているだけでした。映る映像や音がとても怖かったんですが、何度も催促していたら、自分でやれ、と兄に言われてしまい……恐る恐るプレイしました。バイオ1はラジコン操作と呼ばれる独特なカメラアングルだったのもあり、とても操作が難しかったのを覚えています」――5歳という年齢ではかなりハードルが高いですし、恐怖に耐える点でも大変だったのでは?「もちろん当時はとても怖くて序盤で諦めてしまいました。自力でクリアできるようになったのは中学生時代にやった『バイオハザード4』からです。その時の爽快感や達成感は、それまでホラーゲームに苦手意識があった私にとって大きな自信になりました」――大きなリニューアルを経て、はじめて三人称視点が取り入れられた意欲作ですね。「加えて、アクション性に大きく振った作品でもあって、やり込み要素が非常に充実している点も魅力です。本編をクリア後も楽しめ、1周目のクリアデータを引き継ぎ、2周目では強化させた武器と成長させたライフでプレイできます」――強いキャラクターで、再度プレイできるのは楽しいですよね。クリアした人だけの特権。「私の中でマイベストゲームが3作品あるんです。一つは小学校高学年の時にプレイした『ファイナルファンタジーX』。そして中学生の時にクリアした『バイオハザード4』。3つ目が大学時代にプレイし、海外のゲームに衝撃を受けた『フォールアウト3』。いずれもたくさんのゲーム体験の中で、強く印象に残った作品です。それでも、一番影響を受けたのはバイオ4かもしれません。思春期に触れたものってゲームに限らず、映画や音楽でも忘れられないものが多いですよね」――では、作品を手掛けた三上真司さんの存在もご存じなのでは。「もちろん大ファンです。現在、幸運なことにお仕事でもゲームに携わる機会があるので、今後は三上さんをはじめ、開発者の方々にも取材してみたいです」――ゲームプレイをYouTubeで実況配信。女子アナゲーマーのパイオニアでもあります。「認めてくれた会社には感謝ですし、10代の頃の自分には、そのままゲームをやり続けていいんだよ、間違っていなかったよ!と言ってあげたいです(笑)」宇内さんイチオシの作品『バイオハザード4』クリアすることで自信も得られる!?フルモデルチェンジの意欲作。各種ハードに移植され、発売から17年を経た現在も人気のタイトル。「これをクリアできたんだから何でもできる!」と当時の宇内さんは本作を通じて大きな自信を得たという。「the another order」バイオ4はアナザーストーリーも満載。『バイオハザード4』には本編とは異なるサイドストーリーやミニゲームが収録されており、やり込み要素も充実。「the another order」はその一つ。「バイオ4はエイダでも遊べるやり込み要素も魅力」と宇内さん。うない・りさTBSアナウンサー。『アッコにおまかせ!』『ひるおび!』『金スマ』など人気番組を担当。また、自身のYouTubeチャンネルも話題に。※『anan』2022年2月9日号より。写真・中島慶子土佐麻理子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)取材、文・川上浩平©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.(by anan編集部)
2022年02月06日気高く戦う、FPS界の騎士。ゲーム実況で圧倒的な存在感を放つ、渋谷ハルさんに迫ります。渋谷ハル/チャンネル登録者数 67.1万人・初めてやったゲームは?/『ポケットモンスター ルビー・サファイア』・一番熱中したゲームは?/『AVA』・ゲーム選びのポイントは?/気になるな、と思ったら一回触ってみる・配信のターニングポイントは?/大会を主催してリスナーが増えたこと・実況で気をつけていることは?/ネガティブなことは言わない人と人との繋がりを生む、VTuberの世界。VTuber黎明期の2018年に誕生した渋谷ハルさんは、『PUBG』や『APEX』などのFPSゲームで圧倒的な存在感を放つ実況者だ。2020年に行われた、『APEX』を採用したeスポーツイベント「RAGE×Legion Doujou Cup」では、劣勢から形勢逆転しチームを優勝に導いた。ゲーマーとして確かな腕を持つ渋谷さんの初めてのゲームは、『ポケモン』の『ルビー』と『サファイア』。周りの友達と交換や対戦を楽しんだそうだが、本格的にゲームをするようになったのはパソコンを買ってからだという。「よくニコ動のランキングを見ていたんです。それで初期の『マインクラフト』が気になって、パソコンで遊んだのが最初ですね。そのあとに5対5で戦う『AVA』をやるようになって、それからはFPSばっかり。『オーバーウォッチ』『PUBG』『APEX』、一通りやりました」FPS沼にどっぷり浸かっていた2018年、ニコニコ動画で突然にVTuberが流行り始めた。「その過程をちょうど見ていたんです。コミュニティができて、人と人との繋がりが生まれていくのがいいなあと。僕もVTuberになりたいと思いました」自身で2Dのキャラクターを作り、“渋谷ハル”としてYouTubeチャンネルを開設した。“エイト・トゥウェルブに勤めるバーチャルコンビニ店員”という設定を持ち、通常はコンビニのユニフォームを着用。FPSなどゲーム実況の際はマント姿へと変身する。フリーだったため、VTuberとしての様々な決まりごとも、全て自分で決めた。初めの頃はなかなか再生回数が伸びず苦労したという。「全然見てもらえないし、どうしたらいいんだろうと悩みました。それで、VTuberを80人くらい集めて『PUBG』の大会(『VTuber最協決定戦』)を開催したんです。各参加者のリスナーが視聴すれば、相互にプラスになるだろうと思って。そうしたら、企画が面白いと話題になってハネたんです。当初、僕の登録者数は300人くらいだったのが、一気に5000人から1万人くらいまで増えたんですよ」自身のプロモーションを兼ねて計画した大会だったが、反響を受けてそれ以降も開催が続いた。さらに『APEX』が流行したことが、渋谷さんの人気を決定づけた。「僕は『1』からプレイしてたんですけど、その頃はユーザーが少なかった。でも『4』や『5』くらいから流行りだして、一気にメジャータイトルになったんです。いつか人気が出るとは思ってたけど、想定の上を行きましたね」オンラインゲームは息が長いものが多いから、触れたゲームが、いつ爆発的なヒットをするかわからない。それもあって、気になるゲームは必ず一度はプレイする。「新しいゲームは2~3回遊んだら、わりとすぐ次、ということが多いです。やっぱり自分で試してみないとシステムもわからないし、面白さも実感できませんから」ゲームでも、雑談配信でも、実況中は喋りっぱなし。渋谷さんはこんなことを気遣っているという。「実況のときはネガティブなことを言わないようにしています。嫌なコメントが来ても怒ったりヘコんだりせずに、茶化すくらいの感じで返す。コミュニケーションの基礎ですね。僕自身、早くからニコ動でVTuberを見ていた一人のファンなので、こういうことはしないでおこう、反対にどんどんやってみよう、というポイントはわかっている気がします」渋谷さんが見据えているのはゲーム実況の底上げだ。VTuberがもっと活躍して、実況という文化を押し上げる一助になればと考えている。イベントの主催や、ゲームが好きな芸能人とのコラボに果敢に取り組むのはそのためだ。「ゲームが持つ力はものすごいけれど、どうしたって届かない層もいる。そういう届き得ないところにも影響を与える存在がVTuberだと思ってるんです。僕たちのような入り口から入ってもらって、ゲームを楽しんでもらえたら。そう願っています」大切なゲーム『Alliance of Valiant Arms』韓国のNEOWIZが開発するオンラインFPSゲーム。通称「AVA」。美麗なグラフィックが特徴的で、攻撃側、防御側の2チームに分かれて戦う。2008年リリース。しぶや・はる2018年にYouTubeチャンネルを開設し、VTuberとしての活動をスタート。『PUBG』『APEX』のライブ配信のほか、「歌ってみた」も多数。「VTuber最協決定戦」主催。昨年10月にVTuber事務所meriseを設立し、運営兼所属タレントに。登録者数は1月20日現在※『anan』2022年2月9日号より。イラスト・望月けい取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年02月05日結成11年。絆ばっちり雑談トリオ。ゲーム実況グループ“三人称”に注目します!SANNINSHOW/チャンネル登録者数 53.3万人・3人が熱中したゲームは?/『マインクラフト』・辛かったことは?/2時間の雑談イベントを1日3ステ・嬉しかったことは?/「三人称ハウス」があるのでボードゲームが遊べること・今後やりたいことは?/トークイベント・1日のゲーム時間は?/3時間(ドンピシャ)、2時間(ぺちゃんこ)、3時間(鉄塔)“上手い”より、“面白い”を目指した。実況歴は11年。ゲーム以外にも何気ない日常の雑談がファンに愛されてきた三人称の3人。その軌跡について雑談してもらった。鉄塔(以下鉄):父親がゲーム好きで、家にアタリの本体があったのを覚えてる。最初にやったのは確かファミコンの『F1レース』。ドンピシャ(以下ド):そんなゲームあったんだ。俺は従兄弟の家でよく『影の伝説』をやってた。お姫様がさらわれちゃうやつ。鉄:お姫様さらわれがちだよね。ぺちゃんこ(以下ぺ):確か最初に欲しいってお願いしたのは『ロックマン2』。あのシリーズは大体やってた。友達とは『くにおくん』の運動会とかドッジボール。鉄:風邪ひいたとき、母親に『ファンタジーゾーン』っていうシューティングゲームをねだったら、渡されたのが『ファイナルファンタジー』。これじゃない!って思いつつ遊んだけど難しかったな。ぺ:中学入ったら64かなあ。学校終わって部活がない日は誰かの家に行ってひたすら『スマブラ』。4人まで対戦できるから、コントローラーを家から持っていって。鉄:俺は64ってパーティゲーム感が強くてやらなかったんだよ。PSとかセガサターンばっかり。ド:中学だと『バーチャファイター』とか『バーチャコップ』とか『サッカークラブをつくろう』。鉄:『闘神伝』『トバルNo.1』。ド:やってた(笑)。でもなんだかんだスーファミとか64やってた気がするなあ。鉄:あの頃って新機種が出ても前のものもやってたよね。ド:そう。ケーブル差し替えて。鉄:二人とも『ボンバーマンオンライン』で夏を潰したんでしょ。ぺ:そう。高校最後の夏休みを。ド:朝までやって、寝て、午後に起きてログインし、また朝までやるっていうのを30日間ずーっと。ぺ:そのときタイピング覚えたんだもん。爆弾置いて、爆発するまでの間にチャットするから。ド:上手い人ばっかで、「そんな連鎖できるんだ!」って興奮した。ネットだから直接話せるし、色々教わって面白くなっちゃって。鉄:オンラインゲームが増えた頃だよね。俺はPS2で繋げてた。ド:BBユニット使って?鉄:そう(笑)。『機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDX』をやったなあ。あと『モンハン2』。一緒に狩りに出かけてたユウカさんて人に恋しそうになったり……。ド:見てますか、ユウカさん!(笑)でもネットゲームやる人、当時そんなに多くなかったよね。ぺ:うん。そもそもPCを持ってるっていうハードルが高かった。ド:ネットでの活動は鉄塔さんが一番早かったよね。鉄:うん。学校出て演劇やって、そのあとコントやってるときにニコニコ動画のβ版ができて。『CoD4』のプレイ動画を見て、楽しそうだな、でも上手くないしなとか色々考えて。まあ上手さがなくても面白ければいいかと思って投稿するようになった。ド:うちらも鉄塔さんの動画を見てたんだよな。ニコ動の『CoD』のコミュニティにはゲーム実況者さんがたくさんいて、そこに交じりたくて。どうしたら認知してもらえるだろうって考えてた。ペ:ニコ動は勢いあったけどやっぱりマイナーで、ゲーム実況もマイナー。マッチしてたんだよね。ド:有名になりたいとかじゃなくて、ただあの人たちと知り合いたい、仲良くなりたいっていう。専門学校出てバンドやって、辞めて、ニコ動に投稿し始めて。ぺ:俺もバンドやってたけど、ドンピシャの動画を手伝うように。鉄:あるときコミュニティの知り合い経由で二人と繋がって、徐々に3人だけで話すことが増えて。ペ:オフ会で牛角に行って、初めてリアルで会った気がする。鉄:しょっちゅう話してたから、「ラジオ感覚で雑談をしたいよね」って話になって、2011年に3人で雑談を始めるんだよね。ぺ:で、ニコ動で雑談をするコミュニティの名前を決めようと。ド:みんな一人称のFPSをやってて、それが3人いるから三人称。鉄:“称”が“SHOW”になる、って冗談みたいな感じだったね。ド:最初はずっと雑談。日常のこととか、昔あったこととか。鉄:ゲームの話をしちゃうとゲームから抜け出せない気がしたんだよね。広がらないと思って。ド:それとは別で、『マインクラフト』の生配信をしてたしね。ペ:β版のときから遊んでた。何から何までできる、こんなゲームがあるんだって驚いて。鉄:知識がなくても楽しめる。こんなに長いことやってるのに全然詳しくならないって凄いよ(笑)。ド:その『マイクラ』のニコ動のアーカイブが1週間で消えちゃうから保存用にYouTubeを始めて。サブの位置付けだった。鉄:そのうち収益化できるようになって、“YouTuber”が誕生して、流れが変わってきた。自分たちの活動と世間の足並みが揃ってきた感触があったなあ。ド:2016年、2017年くらいかな、この活動でやっていけそうって思ったのは。2年前には「三人称ハウス」も借りて。ぺ:会う機会が増えたよね。鉄:ほんと。前は年1回くらいしか会わなかったのにここ2年で急にめちゃくちゃ会ってる(笑)。ド:奇跡の3人(笑)。鉄:みんな、ほぼプライベートのこと話さないから。ドンピシャに彼女ができたときだって……。ペ:高校生からの友達で!仲いいと思ってたのに!なんで半年後に知らなきゃいけないのよ。ド:いま思うとなんで話さなかったのか全然わからない。鉄:俺は3か月後だったからね(笑)。そんな関係だから、コロナ前はイベントで雑談しに地方に行くのが新鮮で楽しかった。ド:そのときに「どこイキ」っていう旅動画を撮ったりもして。ぺ:俺が『水曜どうでしょう』が好きで、『マイクラ』の動画も俺がカメラ役で二人を映してるんだよね。ああいうのが好きだから、実写でもやってみようって。ド:47都道府県を制覇したい。ざっと計算するだけで10年かかるから、早くやらないと。鉄:いつも「これやってみよう」って、緩く進んできたから。ペ:ゲームもこれまで通り!ド:うん。好きなことをやっていきたいね、今後も。大切なゲーム『ボンバーマンオンライン』ハドソンキングダムで2006~2007年に運営されていたオンラインゲーム。爆弾を配置して相手を追いつめる。画像はシリーズ最新作のもので、基本プレイ無料で配信中!©Konami Digital Entertainmentさんにんしょう高校の同級生であるドンピシャ(写真中央)とぺちゃんこ(写真左)、作家でもある鉄塔(写真右)による実況グループ。初回は2011年1月8日にニコニコ動画で行った雑談放送。’14年にYouTubeチャンネルを開設。トークイベントを行うほかオンラインショップも運営。登録者数は1月20日現在※『anan』2022年2月9日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年02月05日人狼からスプラトゥーンまで、ひとつ目で射抜く。人気のゲーム実況者・先端恐怖症さんとは!?先端恐怖症/Sentan/チャンネル登録者数 20.3万人・初めてのゲーム体験は?/お兄ちゃんがプレイする『バイオハザード2』を隣で見る・一番熱中したゲームは?/『実況パワフルプロ野球』シリーズ・ゲーム選びのポイントは?/視聴者のコメントを参考にする・配信のターニングポイントは?/『スプラトゥーン』・1日のゲーム時間は?/5時間敵の立場に立って戦う、対人ゲームの面白さ。昨年の小誌トレンド大賞特集にも登場してもらった先端恐怖症さん。そのときは人狼ゲーム『アマングアス』の話が中心だったけれど、『CoD』や『PUBG』『APEX』といったバトルロイヤルゲームの実況でもお馴染みだ。その歴史を振り返ると、最初に遊んだのはPS2の『実況パワフルプロ野球8』だったという。「“サクセス”というモードで、自分だけの野球選手を作ることができるんです。好きな漫画のキャラクター名を付けて、ポジションを決めて、筋肉量や運要素を操作して。ショートが好きでしたね。守備の華だし、一番カッコいいなあって。ショートだけど、筋肉量を上げてムキムキにして(笑)」ゲームを色々と買ってもらえる環境ではなかったから、手に入れたらとことんやり込んだ。『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』の2大シリーズは、周りの友達も含め、機会がなくてプレイしていないらしい。「好きなのはシミュレーション。『ザ・コンビニ』で商品の価格を通常の1.5倍にして、詐欺まがいの方法で儲けてました(笑)」友達と『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』を遊んだこともある。ゲームキューブとゲームボーイアドバンスを有線で繋ぐと、同じ画面で各々のキャラを動かすことができたのだ。「ヘタくそだったのと、僕のケーブルの接触がめちゃくちゃ悪かったせいで、“あとで生き返らせてやるからとりあえずやられとけ”って言われて。ボス戦だけ生き返らせてもらうっていうひどい扱いを受けてました(笑)」その後、『バイオハザード5』で初めてオンラインゲームの面白さを知ったという。「ストーリーモードで、知らない人のプレイを手伝ってました。チャットをタイプしてたら間に合わないんで、シグナルで“カモーン!”って。普通に生きてたら出会わない、言語が違う海外の人とゲームができるのが新鮮でしたね」続いてプレイしたのが『CoD』のモダン・ウォーフェア2。8年間ずっとやり込むほどに夢中になり、「対人ゲームじゃないと意味がない」とまで思うようになったという。「スポーツと一緒で正解がないんですよね。相手もいろんな戦術を駆使してくるので延々楽しめる」実況は2013年に始めた。「どこの誰かもわからない人の声を聴きながらゲームを見るって素敵だなと思ってたんです。そういう楽しみ方もあるよねって。小さい頃、自分もお兄ちゃんがゲームするのをずっと隣で見ていたし、どこか懐かしい感覚もありました。それで、ちょうど遊んでいた『みんなのテニス』を実況したら、“つまんな”ってコメントが付いて(笑)。でも反応があること自体が面白くて、動画をアップし続けました」最初に反応がいいなと思ったのは『スプラトゥーン』だった。2010年代中盤から、一人になるまで戦い続けるバトルロイヤルゲームが一気に流行し、『スプラトゥーン』はその大きな担い手となった。実は先端恐怖症さん、2015年には「スプラトゥーン甲子園中国地区大会」でチーム優勝を果たした実力の持ち主でもある。「“スプラトゥーン実況者”という位置づけにしてもらえたのは大きな転機だったと思います。『スプラトゥーン』はTPS(三人称視点シューティングゲーム)ですが、FPSもTPSも敵の立場になって、相手がどう動くか予測して戦うことが大事。マップを先に覚え、相手の強いポジション、弱いポジションを頭に入れてパターン化する。僕はFPSの『CoD』を長くやってきたので、その経験を活かせたんです」実況では流行のゲームもレトロゲームも幅広くプレイする。心がけていることは?「ゲーム実況は脇役で、主役はあくまでゲーム。そのゲームを作ってくださった制作者さんへのリスペクトを忘れないように、引き立て役になれるように、というのは必ず意識してます。開発者さんあってのゲーム実況なので、いちゲームファンとしてもその気持ちは大切にしていきたいです」大切なゲーム『実況パワフルプロ野球8』KONAMIから発売されたPlayStation 2用野球ゲーム。サクセスモードでは今作より二刀流投手の作成ができるなど、新たな仕様が多く追加された。2001年発売。一般社団法人日本野球機構承認©Konami Digital Entertainmentせんたんきょうふしょう2013年にYouTubeチャンネルを開設。『スプラトゥーン』の実況で人気をはくし、現在は人狼系を得意とし『アマングアス』をほぼ連日プレイ。マスク姿で「踊ってみた」動画をアップすることも。愛称は「せんたん」。登録者数は1月20日現在※『anan』2022年2月9日号より。イラスト・望月けい取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年02月04日リアリティを持った、等身大VTuber・一ノ瀬うるはさんに迫ります!一ノ瀬うるは/チャンネル登録者数 32.9万人・初めてやったバトルロイヤルゲームは?/『H1Z1:キングオブザキル』・一番熱中したゲームは?/『デトロイト ビカム ヒューマン』・ゲーム選びのポイントは?/楽しくできる自信があるゲームを選ぶ・配信のターニングポイントは?/『PUBG』でVTuberとコラボしたこと・1日のゲーム時間は?/3時間オンラインゲームが、友達と遊ぶツールだった。「VTuberの中では異様なくらい、自由に活動できていると思います。学校をドロップアウトした話も、家族の話もしているので」。そう話す一ノ瀬うるはさんは、長い黒髪の可愛らしいビジュアルのVTuberだ。落ち着いた語り口で、勉強優先でゲームをさせてもらえなかった話や、校則が厳しいのに髪を金髪にした話、その結果8者面談が行われた話、自主退学後にニートになった話など、プライベートも赤裸々に話す。実況者としてもVTuberとしても、珍しい経歴を持っている。「学校を辞めたあとでネットにハマって、そこでできた友達に勧められたのがオンラインで遊べるFPSゲーム。通話しながら一緒にプレイするから、友達と遊ぶためのひとつのツールでした」一ノ瀬さんのゲーム体験は、オンラインから始まった。サーバー上に広がる世界でパーティを組み敵を倒す、MMORPGの『TERA』でも遊んだそう。「RPGのバトルはFPSみたいなシューティングじゃないから、私にはスローライフのようでした。ファンタジーな世界観で、ゆったりしていて。そのあと『H1Z1:キングオブザキル』っていうバトルロイヤルゲームに出合うんです。生き残るための物資を調達して戦う必要があって、装備が不十分な状態で敵に遭遇することもある。新鮮で面白かったです」『PUBG』は、ゲーム人口の多さに惹かれたという。「『H1Z1』と違って『PUBG』は爆発的にヒットしたので、“やろうよ”って言うと人がすぐ集まるんですよ。必然的にプレイ回数も増えました」その頃、ニコニコ動画でゲームカテゴリーのランキングをチェックし、面白い動画は初回から順を追って見ていたという。『PUBG』なら、StylishNoobさんやSHAKAさんの実況が好きだった。自分でやってみようとは思わなかったが、あるとき、思いがけずチャンスが巡ってきた。「〈ぶいすぽっ!〉所属の花芽姉妹と前から友達で、“興味ない?”って声をかけられたんです。VTuberってキズナアイさんしか知らなかったから、なんぞ?って感じで(笑)。でもその頃の私はニートで、なんとなく毎日が過ぎていくし、将来は親のスネでもかじるかって思ってたから、“好きなゲームをしてお金がもらえるならいいかな”と」キャラクターはほとんど作り込まず、あくまで等身大の一ノ瀬うるはとしてゲームチームLupinus Virtual Gamesに所属。通常、VTuberのデビュー配信は一人で行うものだが、一ノ瀬さんはメンバーと一緒に『PUBG』をプレイした。「4人でゲームすることに集中してたので、配信としては4点くらい(笑)。個人で配信を始めてからも、うまく回そうなんて考えてなかった。自分のやりたいことをやって、話したいことを話すだけ。喋るのはもともと好きだったんで、そのノリだけでやってました。リスナーさんのコメントを見るのも難しかった。どこから敵が出てくるかわからないのに、いつ読めばいいんだろうって」『PUBG』を通じて、叶さんや渋谷ハルさんをはじめ数々のVTuberとコラボ配信を行い、視聴者を増やしていった一ノ瀬さん。次第に意識も変わっていった。「ひとりでゲームをしてたときは勝ち負けにこだわってましたけど、配信を始めてからは楽しむのが一番だと思うようになりました。それを見たリスナーさんも、一緒に楽しんでもらえたらいいなって」昨年末、〈ぶいすぽっ!〉のメンバー12人で歌った楽曲「Blessing ~12人で歌ってみた~」の動画が公開になった。これまで歌には触れてこなかった一ノ瀬さんのパートもあり、視聴者をおおいに沸かせた。「VTuberが誕生日や記念ごとに歌を出すのって華やかなんですよね。私はカラオケが好きだったわけでも、歌が身近なわけでもなかったけど、リスナーさんがめちゃくちゃ喜んでくれたんで、配信者としてやる価値があると思った。これからも挑戦したいと思ってます」大好きなゲーム『TERA』『リネージュII』の開発スタッフが手掛ける韓国発MMORPG。7つの種族と13のクラスからキャラクターを選び、ノンターゲティングバトルを行う。4月にサービス終了予定。いちのせ・うるは2019年に〈ぶいすぽっ!〉に所属し、YouTubeチャンネルを開設する。歯に衣着せない物言いには定評があり、コラボ配信などではツッコミ的な立ち位置を担うことが多い。『PUBG』や『APEX』の数々の大会でも優勝する実力者。登録者数は1月20日現在※『anan』2022年2月9日号より。イラスト・望月けい取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年02月04日ポケモン実況というジャンルにおいて、唯一無二の存在感を放つもこうさん。ニコニコ動画で配信をスタートし、トレードマークのサングラスと感情を爆発させる“キレ芸”で視聴者を魅了してきた。声優や俳優など、活躍の場を広げるもこうさんだが、あくまで「自分はゲーム実況者」だという。物心ついた頃から身近にゲームがあり、小学生の頃にはニンテンドー64の『大乱闘スマッシュブラザーズ』『スーパーロボット大戦64』『ボンバーマン64』『ドンキーコング64』などのゲームを軒並みプレイ。のちに人生を変える『ポケモン』との出合いもその頃だ。自分だけのポケモンを育成するのが好きだった。「『コロコロコミック』で、応募者全員に『ポケットモンスター 青』が当たる企画をやってたんですよ。カメックスがパッケージに描かれている特別バージョン。それを手に入れて。とにかく育てるのが面白かったですね。捕まえて、レベルを上げて、進化させる。自分の手で育てるから、他の子が持ってる同じ名前のポケモンとは違う。愛着が湧くんです」『金・銀』も『ルビー・サファイア』も全てプレイ。どうやら育成ゲームが好きだったらしい。「『ドラゴンクエストモンスターズ』でモンスターを配合するのも好きで、友達と“来週までに育成してどっちが強いか決めようぜ”って計画的にバトルしてました」クラスではマスコット的な人気があったというもこうさん。しかし小5で極度の人見知りが襲う。中学に上がると部活の辛さも相まって潰瘍性大腸炎を患い、半年にわたり入院。復学の日を迎えたが、「あ、これ無理や」と不登校に。「2ちゃんねるの掲示板とかで荒らしをしてました。あの正体って、だいたい行き場のない憤りを抱えた子どもなんですよね。そんなときに出合ったのがネット対戦ができるPCの『ぷよぷよフィーバー』。普通は階段積みでも5連鎖、6連鎖組めたらすごいのに、平気で10連鎖、19連鎖と打つ人がいる。ネットには有象無象のすごいヤツがおる!と、彼らに追いつきたくて猛練習を始めました」対人ゲームの面白さにのめり込んでいったもこうさん。この頃からキレ芸の片鱗も見え始める。「チャット機能があって、連鎖の発火中はヒマやから“返してみろよ雑魚!”って送るんです。引きこもりの中学生が、ネットでバトってんすよ(笑)」進学したのは通信制高校。高2の頃に遊んだ『東方Project』の音楽に感銘を受け、ピアノを弾くようにもなった。やがて大学入試に挑むも、ほとんどの志望校に落ちてしまう。「『ポケモンプラチナ』と『モンスターハンターポータブル2nd G』で遊んで、受験勉強を一切しなくて。予備校の先生に“浪人しても勉強せんだろうから、現役で入れるところに行きなさい”と言われて、奈良の大学に行きました」時代の波にのり、次はYouTuberへ。入学と同時にひとり暮らしを開始。そこで実況に手を出した。「ニコ動でジャック・オ・蘭たんさんとかしんのすけさんの実況をよく見てたし、憧れがあったんですよね。実家から持ってきたパソコンを繋げて、ネットで撮影方法を調べて、勢いで撮りました。それが『ポケモンバトルレボリューション』を実況した『第一回厨ポケ狩り講座!』です」2009年5月にニコニコ動画に投稿した『ポケ狩り講座』は、初投稿動画でありながら、もこうさんの名を広く知らしめた名作だ。“厨ポケ”こと強いポケモンに弱いポケモンが挑むという企画で、シリーズ化され「マンダの流星群は強い」などの名言が誕生した。「ネット対戦やとみんな強いポケモンばっか使うから、弱いポケモンで挑んだるわっていう正直誰でも思いつくコンセプトなんですけど、当時は“実況主=ゲームが上手い、強い”というのが前提やったから珍しがられて。あの日は、次の日の朝から授業があったんで、夜中の1時過ぎにポンッて上げてすぐ寝たんです。で、翌朝すっかり忘れて学校行って、帰って反応見たら想像以上で。それが始まりでしたねえ」大学に友達がいなくても、動画を待っている人がいると思うと自信も湧き、バイトも始めた。動画が収益になる時代ではなかった。「ニコ動の実況主は、みんな趣味でやってました。自己顕示欲が満たされれば十分だったんです。仕事しながらやるのが当たり前と思って、俺も普通に就職しました」いつか東京に行きたいという漠然とした目標があったもこうさん。2013年の春に晴れて上京し、システムエンジニアになった。パソコンは得意だったが、慣れないメンテナンスやサーバー構築に追われるうち心が折れた。「10か月で辞めました。再就職したときには“会社を辞めてもネットで食べていけるようにしよう”と考えてました。徐々にネットがお金になる時代になってきたんです。ヒカキンさんやシバターさんが登場して“YouTuber”っていう言葉も生まれて。これからはそういう時代なんやと察知して、ニコ動からYouTubeに動画を転載して、切り抜き動画もいち早く始めました」2014年、顔出し動画が会社にバレた。上司は優しく「これは人生のターニングポイントだよ」と諭してくれた。もこうさんは退社を決め、YouTuberとしての道を歩き始めた。「動画はとにかく数を上げるのが大事やと思って、より全力でやりました。『スプラトゥーン』が勢いなくなってきたら『シャドウバース』。コロナ禍では『あつまれどうぶつの森』。もう次々と」流行のゲームを追いかけても、やはり原点はポケモンだと言う。「好きっていうのが大きいです。世界観はもちろん、いちばんは対戦ゲームとしての魅力ですよね。どんなポケモンも考えてあげれば絶対に勝てる可能性がある。さらに対人やから、相手によって今までやってたことが通用しなくなる。どう工夫したら勝てるか考えて育成するのもまたおもろくて。ここまで来られたのもポケモンのおかげやし、もう、ポケモンに足向けて寝られないです」大切なゲーム『ぷよぷよフィーバー』2004年発売。’03年に発売されたアーケード版をWindowsへと移植し、ネット対戦機能を付与。「フィーバーモード」のほかに『ぷよぷよ通』に近い「クラシックモード」も。©SEGA次に遊びたい一本『ポケモンレジェンズ アルセウス』アクションとRPGが融合した『ポケモン』シリーズ最新作。物語の舞台は、人とポケモンの共存がまだ珍しかった遥か遠い昔。主人公は世界初のポケモン図鑑を作るため、のちにシンオウ地方となる“ヒスイ地方”へと冒険に出る。バトルにも新たな要素が追加され、これまでのシリーズとは一線を画すポケモンワールドが幕を開ける。絶賛発売中。「ついにポケモン図鑑が生まれた頃の世界が見られる。この号が出る頃にはめちゃくちゃ遊んでると思います!」もこうの実況/チャンネル登録者数 133万人初めてやったゲームは?/『ぷよぷよ通』一番熱中したゲームは?/全ポケットモンスターシリーズ実写とゲームのバランスは?/実写はネタに困ったときの奥の手。本業はゲーム心がけていることは?/ゲーム以外の関係ない話をしない1日のゲーム時間は?/12時間もこう1990年、大阪府生まれ。2009年にニコニコ動画に初投稿し、’13年にYouTubeチャンネルを開設。サブチャンネル「とある漢のチャンネルもこう」も運営。声優の仕事では本名の馬場豊として活動。好きな野球チームはオリックス・バファローズ。登録者数は1月20日現在※『anan』2022年2月9日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年02月03日“ニートのゲーマー吸血鬼”を自称するVTuber、葛葉さん。抜群のトークスキルとゲームセンスで、数々の人気実況者やプロゲーマーとコラボ。Hey! Say! JUMPの山田涼介さんとの『Apex Legends』(以下『APEX』)での初コラボでは瞬く間に距離を縮め、8時間超えの配信を実現。“伝説の一夜”と語り継がれている。知識も豊富な葛葉さんは、どんなゲームをプレイしてきたのだろう。相手を負かすと、ドーパミンが出ます。「記憶が曖昧なんですけど、最初に遊んだゲームは、確か兄が持ってたゲームボーイカラーの『ワリオランド2 盗まれた財宝』ですね。自分から遊びたい!と思ったのは『ドラゴンボールZスパーキング! NEO』。3Dでのバトル描写がすごくて、友達とよく遊びました。あとは『半熟英雄』とか、『ドラゴンクエスト8』はかなりやり込みました。ゲームならなんでも好きで、ジャンルのこだわりはなかったです」衝撃を受けたのは『メタルギアソリッド3』だという。「神ゲーでしたね。『1』と『2』は視点が固定されてるのが苦手でやらなかったんですけど、『3』は自由に視点を動かせるし、とにかくグラフィックが綺麗で、もう映画だった。ノーキル、ノーアラートでクリアするようなやり込み要素はもちろん、ツチノコを捕まえると銃の弾が無限になるとか、ケロタンを破壊するとアイテムがもらえるとか、隠し要素も隙がなくて。あと、ジ・エンドっていう老兵の敵キャラと戦うとき、登場してすぐにヘッドショットを決めると倒せて、戦闘自体がなくなる。あっ、死んじゃうんだ!って。バグじゃないんです。ゲームなのに、そういう方向にリアリティを貫けるんだ、っていうところがめちゃくちゃ刺さりました」その後、『CoD』(コールオブデューティ)でFPSに足を踏み入れ、以降『AVA』(アライアンス・オブ・ヴァリアント・アームズ)や『PUBG』『APEX』などのオンラインバトルゲームへと守備範囲を広げていく。「ずっと友達と遊んできたので、画面の向こうの誰かと戦うのが楽しいんですよ。相手を負かすとドーパミンが出る(笑)。対人じゃないと満足できない体になりました」配信を始めたのは2018年。その理由は単純明快だった。「ラクしてお金が稼げたらいいなあと思って始めました(笑)。とにかく人気者になって、お金持ちに気づいてもらおうって。リスナーさんにも“どうしたらいい?”って聞いて、コメントをもらって。動機は不純ですけど熱意はありました。何もわからなかったけど、配信で一緒に遊んだ人に“音響整えたほうがいいよ”と言われたら、スーパーチャットのお金で揃えて。少しずつ環境を整えました」大切なゲーム『メタルギアソリッド3 スネークイーター』コナミデジタルエンタテインメント制作のタクティカル・エスピオナージ・アクション。シリーズで最も古い時代を扱う。主人公はビッグボス。2004年発売。©KONAMI次に遊びたい一本『ホグワーツ・レガシー』ハリー・ポッターの小説をオープンワールドRPG化。1800年代のホグワーツを舞台に、新たなストーリーが展開する。プレイヤーは魔法魔術学校に入学し、魔法薬を調合したり、呪文を覚えたりして、理想の魔法使いを目指す。仲間と共に闇の魔法使いを倒し、レガシーを作り上げる。2022年発売予定。「『ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド』以降、オープンワールドが盛り上がってますよね。ハリー・ポッターなんて絶対面白いでしょ」Kuzuha Channel/チャンネル登録者数 116万人初めてやったゲームは?/『ワリオランド2 盗まれた財宝』一番熱中したゲームは?/『メタルギアソリッド3』ゲーム選びのポイントは?/流行ってるゲーム配信のターニングポイントは?/にじさんじメンバーとの『ARK:Survival Evolved』1日のゲーム時間は?/16時間くずは2018年にVTuberとして活動を始め、同年VTuberグループ「にじさんじ」からスカウトを受け加入。親の甘い蜜を吸い続けるニートのゲーマー吸血鬼で、すぐ調子に乗る悪い癖がある。3月9日に1stミニアルバム『Sweet Bite』発売予定。登録者数は1月20日現在※『anan』2022年2月9日号より。イラスト・望月けい取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年02月02日でびさまの愛称で日々契約者と呼ばれる視聴者を増やし続けているでびでび・でびるさん。見た目は灰色の小さな可愛らしいぬいぐるみのようで、独特なボイスは不思議な癒しがある。YouTubeのチャンネル登録者数は約3年で45万人以上。その4割が女性というのも特徴だろう。ゲーム配信ではでびさまの言動や一喜一憂する様を視聴者は楽しんでいるようだ。いじられキャラで、ホラー好きな怖がり悪魔。「そうだね、契約者(視聴者)が僕に望んでいるのは超絶神プレイとかではないからね。もちろん、悪魔だから神プレイはできる!余裕だよ。でも、悪魔だから“神”って付くことからして嫌だしね。あえて普通の人間レベルで見せているんだよ」『スーパーマリオブラザーズ3』で始めたゲーム配信。難しさから苦しみつつもクリア。他の配信者とのコラボでは、『マリオカート』や『スプラトゥーン』が見ていて面白い。そこでのでびさまは常に劣勢だ。コラボ相手からは頻繁にいじられている。そして想像を超えた斜め上をいく言動が飛び出し、終始見ている人を喜ばせている。「なんのこと?いじらせてあげているんだよ。プロだから、お仕事でいじらせているのであって、プロいじらせ。もし、そう見えたのであれば、僕の狙い通り、僕の勝ち!たとえいじられてイライラしても、そこも含めて楽しいし、自分が楽しめないとダメ。まず、自分がとことん楽しむことが大事。それがみんなにとっても幸せだと思うからね」配信では常に自身が楽しむことに努めているでびさま。それ以外では『アイドルマネージャー』をお酒とともに嗜んでいるらしい。「酒を飲みながら、アイドルを育成するというのは最高の時間だよ。もう、できません!とアイドルが泣き言を吐けば、頑張れ!まだできる!と励ましつつ働かせる。これこそ至高の時間。疲れたanan読者にもおすすめ(笑)」そもそもゲームをやり込むようになったのは配信者になってから。それまでは触れる程度のライトユーザーだったそうだ。「悪魔だからゲームなんて簡単に攻略できちゃう。だから、これまではやり込むなんてことはしなかった。でも、最近はストーリー性があるものを好んでやっているかもしれない。そうした点で言えば『デトロイト』は映画の中に入ってプレイする感じだし、選択肢次第で物語がどんどん枝分かれしていくから面白い。もともと映画が好きだったのもあるけど、物語性があるゲームは気になるよね。『SEKIRO|隻狼』は、いわゆる“死にゲー”というジャンル。でも、絶対に乗り越えられないわけではなく、何度も繰り返し挑戦することでクリアできる点がいい。難しさの先にはきちんと物語があって、爽快感や達成感も得られる良いゲームだよ。どちらも映像も素晴らしいので、未プレイの人はぜひやってみてほしいぞ。うむ」では、現在気になるゲームもストーリー性重視なのだろうか?「そうだね。『デドバ』(デッド・バイ・デイライト)とかもやっているけれど、『ブラボ』(ブラッドボーン)は気になる。不気味な感じが漂っていて良い感じなんだよね。もちろん不気味さで言えば僕の方が遥かに上だけどね。あと、『零』シリーズも大好きで配信もしている。これは和風ホラーで昭和の日本が舞台。成仏できない心霊たちをカメラで撮って撃退するという心霊現象体験ゲームなんだよ」配信を見る限り、ホラーがとても得意には見えないが…例えるならでびでび・びびる…?「なにがびびるだ!あれもプロとして怖がってみせているだけ!ぜんぜん怖くない」では、ゲーム配信だけでなく、「超絶冷たい恋愛相談」や対談など、人気コーナーを多数抱えるでびさま。この先、どんな未来を思い描いているのだろうか。「契約者(視聴者)を増やし、すべての人間から崇拝される。これは当然として、サブ的にはピカチュウのポジションを奪うこと。女子高生とかが僕のマスコットやキーホルダーを付けて、あーそれ新しいやつ!でびさまはやっぱり可愛いよねー、とか言ってキャッキャしている。そんな光景が僕には見える!うむ」大切なゲーム『零』シリーズ2001年に1作目『零 zero』が発売されて以降、根強い人気を博している。’21年にはシリーズ20周年を記念して、リマスター版『零 濡鴉ノ巫女』が発売された。©2014-2021 Nintendo /コーエーテクモゲームス次に遊びたい一本『Evil West』「昨年のThe Game Award 2021で最新のトレーラーを見たんだが、地獄の扉が開く感じが、僕の世界観と同じ。プレイヤーは吸血鬼ハンターとなって、アメリカの西部に漂う脅威に立ち向かう。という感じなんだと思う」とでびさま。稲妻を燃料にガントレットやガジェットで血に飢えた怪物たちを叩く。1人でもマルチでもプレイ可能なアクションアドベンチャー。PS5、PS4、PC(Steam)などに対応。販売価格や発売日はいずれも未定。でびでび・でびる/チャンネル登録者数 45.5万人初めてやったゲームは?/『スーパーマリオブラザーズ3』一番熱中したゲームは?/『SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE』ゲーム選びのポイントは?/ストーリー性配信以外で楽しんだゲームは?/『アイドルマネージャー』1日のゲーム時間は?/2~3時間くらいでびでび・でびる2018年、にじさんじSEEDs 2期生第2弾として活動開始。同年、YouTubeで初配信。ゲームを始めたのは近年。『デトロイト』をはじめ、『SEKIRO|隻狼』『零』シリーズなどを配信。他の配信者とのコラボも人気。愛称は「でびさま」。登録者数は1月20日現在※『anan』2022年2月9日号より。イラスト・望月けい取材、文・川上浩平(by anan編集部)
2022年02月02日メジャー作品からマニアックなインディーズタイトルまで、幅広いジャンルのゲーム実況を行うポッキーさん。高校卒業と同時にYouTuberとして生きる覚悟を決めて上京し、今やチャンネル登録者数約316万人を誇る人気実況者に。『グランド・セフト・オート5』の山頂からバイクで高速下山するネタ動画は、現在までに1100万回以上も再生されている。そんなポッキーさんの初めてのゲーム体験は、8歳の頃に見つけた父親のスーパーファミコンだった。苦手だったホラーゲームが、チャンネルの色になった。「横スクロールの『ミッキーのマジカルアドベンチャー』でずっと遊んでました。あとプレイステーションの『クールボーダーズ』っていうスノーボードゲームも。延々滑るだけなのに面白かった」リアルタイムではない、父親世代の2つのソフトにのめり込んだポッキーさん。小6になって、初めて自分のゲーム機を手にした。「二つ折りのゲームボーイアドバンスSPと『マリオvs.ドンキーコング』というパズルゲームを買ってもらいました。おもちゃ屋に行くたびに眺めてたゲームで、その一本をずーっと遊びましたね」ゲームキューブの『マリオカートダブルダッシュ!!』で対戦ゲームの面白さを知り、友達や妹と『マリオパーティ』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』を遊んだ。中学生になると、PSPの『モンスターハンターポータブル3rd』を持ち寄ってみんなで狩りに出かけた。アドホックモードを使えば、近くにいるプレイヤーと同じフィールドで遊べたのだ。「別売りの機器を繋げればオンラインでも遊べたんですよ。でも集まって遊んだほうが面白くて。クエストが受けられる集会所に温泉があって、狩りのあとはみんなでお風呂に入ってました(笑)」その裏で、実は13歳で実況を始めていたポッキーさん。現在のチャンネルを始める前に、YouTubeで動画を公開していた。「よく『モンスターハンターフロンティアオンライン』のゆっくり実況(音声合成ソフトを使った実況動画)なんかを見てたんです。なんとなく自分も真似したいと思い始めて、確か最初に投稿したのは『モンスターハンターポータブル2nd G』。音声のないプレイ動画でしたけど、コメントが来るのが嬉しくて続けました」その後、2013年に本格的にポッキーとしてチャンネルを立ち上げる。ゲームとの付き合い方も徐々に“友達と遊ぶもの”から“撮るもの”に変化し、苦手だったホラーゲームもポッキーさんの代名詞のようになった。「怖くてあんまりプレイしてなかったんですけど、実況だと面白いんですよね。ドキドキするし、怖いシーンも耐えられる。それで、実況を始めて2~3年経った頃に『サイコブレイク』をやってみたんです。それまでホラーに触れてこなかったから微妙な反応もあったけど、新しい視聴者も増えて、徐々に“ホラーゲームの人”として認知されるようになりました」『バイオハザード』シリーズや『アンティル・ドーン 惨劇の山荘』といった名作ホラーに限らず、海外のレアなインディーズゲームも貪欲に取り上げる。ポッキーさんが選ぶのは、人食い猿と鬼ごっこをする『ダークディセプション』や、隣人に襲われる『ホームセキュリティ』など、怖くて笑えるホラーばかりだ。「実況って、基本的に流行っているゲームの動画が人気なんですけど、なぜか僕の場合は見たことがないゲームのほうが再生回数が伸びやすくて。見る側も新鮮に楽しめるんでしょうね。誰も知らないゲームを選ぶために、海外のサイトは毎日チェックしています」個人的に好きなのは、映画のような人間ドラマだという。キャラクターの関係をしっかり描写した物語に惹かれるのだそうだ。「例えば『デトロイト』は3人のアンドロイドが主人公のアドベンチャーゲーム。プレイヤーの選択ごとに物語が分岐するので結末も無数にあり、プレイヤーの色が出るのが面白かったです。サバイバルホラーの『ラスト・オブ・アス』は、未知の寄生菌が猛威をふるう世界で、娘を亡くした中年男性と14歳の少女が信頼を築いていくドラマ。プライベートでクリアして、あまりに素晴らしかったので改めて実況でも撮りました。反応も良かったので、やっぱり自分が楽しめるゲームを紹介するって大事だなと」ゲームが苦手な人も、楽しめるチャンネルに。動画投稿は、できる限り1日1本と決めている。撮影後は即アップロード。常に“撮って出し”の新鮮な動画を公開している。「朝は10~11時くらいに起きて、まずはメールや打ち合わせ。それから動画を撮影します。プレイしたら夜にはアップして、次の日のゲームを決めてから寝る。ゲームのビジュアルは動画のサムネイルにも影響するので、わりと時間を割いて選びますね」スタジオを兼ねる自宅の一室で撮影と編集をこなす。ルーティンは平日も土日も変わらない。「何本かまとめて撮ることもありますが、そうするとあんまり気持ちがのらなくて。ほぼ毎日更新していればみんなに楽しんでもらえるし、新しいゲームもキャッチしやすいですしね。1日に1本、やりたいゲームを選んで、楽しみながら全力で撮るのが好きなんです。それに、もはや撮らないと落ち着かない。1週間くらい休んだときは、気づいたら“何しよう、今日”って呟いてました(笑)」自己分析すると「腰が重くて挑戦が苦手なタイプ」。本音を言えば実況だけしていたいけれど、チャンネルには雑談だけの「ポキラジオ」や、マスク姿の実写動画も充実している。『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のVRゲームのプレイ動画は、ワイプのドタバタを含めて面白い。「ゲームに興味ない人にも楽しんでほしいなと思って始めました。実況だとつい“ポッキーさん”のモードになって素が出せないけど、雑談や実写は友達と遊ぶような緩さを出せる気がして」最近は実写に力を入れ、週に1日は撮影日を設けているという。「見てもらえなくなってからでは遅い。多くの人に届けるためにも、チャレンジし続けたいと思います」大切なゲーム『マリオvs.ドンキーコング』ゲームボーイアドバンス用のパズルアクションゲーム。盗まれたミニマリオを取り戻すため、時間内に鍵を取りドンキーコングを追いつめる。©2004 Nintendo Developed by Nintendo Software Technology Corporation次に遊びたい一本『星のカービィ ディスカバリー』「Nintendo Direct 2021.9.24」で発表された『星のカービィ』シリーズ初となる3Dアクションゲーム。公開されたプレイ動画には、廃墟と化した都市のようなフィールドを自由に駆け巡るカービィの姿が。おなじみの吸い込みアクションもコピー能力も健在で、フィールドではマップ上の敵をリアルタイムに倒していく模様。3月25日発売予定。「横スクロールからスタートしたカービィのゲームが、ついに3Dアクションに。かなり気になってます」ポッキー/チャンネル登録者数 316万人初めてやったゲームは?/『ミッキーのマジカルアドベンチャー』一番熱中したゲームは?/『ラスト・オブ・アス』ゲーム選びのポイントは?/まだ誰も手をつけてない海外モノ配信のターニングポイントは?/苦手なホラーゲームをプレイしたこと1日のゲーム時間は?/4時間ポッキー2011年から動画投稿を始め、’13年に現在のチャンネルを開設。「ポキラジオ」などをアップするサブチャンネル「ポッキーの休憩所」も運営している。初のエッセイ『エンディングにはまだはやい』(KADOKAWA)発売中。登録者数は1月20日現在※『anan』2022年2月9日号より。写真・五十嵐一晴ヘア&メイク・小宮四海(CharmeR)取材、文・飯田ネオ(by anan編集部)
2022年02月02日自身の筋肉を使ったネタでブレイクした、お笑いタレントの、なかやまきんに君。身体作りに磨きをかけ、ボディビルダーなど活躍の場を広げています。そんな、なかやまきんに君は2021年12月31日をもって、約21年間所属していた吉本興業から円満退所したことを発表しました。2022年1月25日には、YouTubeチャンネル『ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】』で退所の経緯などを語っています。なかやまきんに君は、引退をせずに「海外に挑戦する」「日本中の体脂肪を燃やす」という2つの夢を目指すといいます。10代の頃から夢だった海外進出を目指しつつ、YouTubeチャンネルへの反響を受けてオンラインフィットネスのプロジェクトも進めていくようです。動画内で『第2の筋肉人生』と語ったなかやまきんに君は、自身のステップアップについて次のように述べました。筋肉においても、ステップアップっていうのは大切です。毎回毎回同じ刺激を与えていましたら、筋肉というのは、そこで成長は止まってしまいます。ステップアップすること。それを私は『筋肉の扉』といっています。筋肉の扉は自分の筋肉で開くというふうにいっております。人からああだこうだいわれても、やりたくないものはなかなかできないものなんですけども、自ら開いた扉というのは、なかなか閉まることはないと思っています。ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】ーより引用なかやまきんに君は、吉本興業からの退所をTwitterでも報告。同月26日時点で、34万件以上の『いいね』が寄せられています。皆様へご報告です。私、なかやまきんに君は約21年間お世話になりました吉本興業を退所させて頂く事になりました。吉本興業の皆様、芸人の皆様大変お世話になりました。改めまして、ありがとうございました。文字数の関係で写真を添付させて頂きましたのでご覧下さいませ。パワーなかやまきんに君 pic.twitter.com/4vwKvStfer — なかやまきんに君 (@kinnikun0917) January 25, 2022 次のステップに進んだ、なかやまきんに君には、ファンからたくさんの応援メッセージが届きました。・さらなるご活躍を陰ながら応援しています!・なかやまきんに君の筋肉ネタが大好きです。頑張ってください。・子供の頃からずっとファンです。期待しています!・今後も一緒に筋肉を磨いていきたいです。オンラインフィットネス、ぜひよろしくお願いします。また、報告の文章を読んだ人からは「『敬具』とか『草々』とかの感覚で、文末に『パワー』って添えている点に笑う」という声も。なかやまきんに君らしい報告は、人々に踏み出す勇気と笑いを届けたようです。今後の活躍も楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2022年01月26日2021年1月13日、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さんと、妻でタレントの南明奈さんが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染したことを、所属事務所が発表しました。弊社所属のよゐこ 濱口優が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されましたので、ご報告申し上げます。1月12(水)に発熱の症状が出たため、PCR検査を受けたところ、本日陽性の検査結果が出ました。現在は保健所の指示に従って療養しております。妻の南明奈さんも合わせてPCR検査を受けたところ、陽性の検査結果が出ましたので同じく保健所の指示に従って療養しております。松竹芸能株式会社ーより引用所属事務所によると、濱口さんとコンビを組む有野晋哉さんは濃厚接触者に該当せず、PCR検査の結果も陰性だったとのこと。発表後、SNSには濱口さん夫婦を心配する声があふれました。ファンの声を受けて、同月14日に、有野さんは濱口さんと2人で出演しているYouTubeチャンネル『よゐこチャンネル』を更新。濱口さんからファンに寄せられたメッセージを代読しました。完全復帰にはまだ数週間かかるかもしれませんが、『一福神』が一周短くしてくれるので、2人そろっての『よゐこチャンネル』はしばらくお待ちください。ご心配をおかけします。かならず戻るので、待っててください。みなさま、感染にはくれぐれもご注意ください。よゐこチャンネルーより引用有野さんによると、『一福神』とは濱口さんが創作した、すべてのものを1に戻してくれる神様。スタンプを自作するほどお気に入りで、ご利益で早く治ると思っているようです。動画のラストで、有野さんは次のように視聴者に呼びかけました。みなさんは手洗い、換気、消毒をしっかりして、医療従事者の方にご迷惑をおかけしないように日々の生活を送ってください。よゐこチャンネルーより引用『よゐこ』の2人からのメッセージは、多くの視聴者に届いたようです。投稿には、温かなコメントが殺到しました。・ご夫婦が元気になるよう、祈っています。・容体がひどかったらどうしようと思っていました。安心しました。・どうか、経過に関わらずお大事になさってください。・お二人での配信が再びできる日を心待ちにしています。病からの回復には、体力を使うもの。あせらずゆっくりと治し、全快の知らせを届けてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年01月14日2021年12月30日、お笑いコンビ『霜降り明星』がYouTubeで生配信。動画の冒頭で、「あのー、結婚したわ」とラフな調子で粗品さんが結婚を報告しました。粗品さんによると、入籍は同月27日で、都内の役所に提出したといいます。2人の出会いをつなげたイス粗品さんが相手の女性と出会ったのは、高校生の時に出場したお笑い大会の予選。女性が照明係を務めており、「その時はしゃべってないけど、印象には残っていて」と明かしました。その後、お笑いタレントの三浦マイルドさんのライブで再会。イスが足りなくなった際、運んできてくれたことから女性も打ち上げに参加することになり、粗品さんと同じテーブルに着いて話す機会があったといいます。以降も再会する機会があり、仲を深めて5年間ほど交際し、結婚に至ったとのこと。『霜降り明星』のせいやさんは、「一脚のイスがつなげたのか」と驚きの声を上げました。また、ケンカの有無について聞かれた粗品さんは「普通のカップルくらいのケンカしました」と述べ、仲直りの方法について語りました。ケンカした時はケーキを買って帰って、それを2人で食べたら手打ち、仲直り。しもふりチューブーより引用粗品さんの結婚に祝福が寄せられるほか、「仲むつまじそうなエピソードに胸が温まりました」「愛が伝わってきます」などの声が上がりました。粗品さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年12月30日タレントとしてだけでなく、YouTubeチャンネル『中川翔子の「ヲ」』でYouTuberとしても活動をしている、中川翔子さん。『しょこたん』の愛称で親しまれている中川さんは、アニメやゲーム、そして猫が大好きなことで知られています。天寿をまっとうした猫を含めて、中川さんはこれまで10匹以上の猫と暮らしてきました。中川翔子、YouTubeの『猫虐待動画』に怒りと悲しみ2021年11月21日、いつものようにYouTubeを見ていた中川さんは、衝撃的なものを目にしたといいます。それは、猫を虐待した様子をとらえた動画。悲しいことに、ネットでは動物を虐待し、その様子を写真や動画で公開する人がいます。中川さんによると、YouTubeのおすすめ欄に、そういった目的の動画のサムネイルが表示されていたのだとか。詳細は分かりませんが、ひと目で猫をいじめていることが分かる静止画だったのでしょう。悪意を含む動画のサムネイルが表示され、不可抗力で目に入ることに対し、中川さんはこのように想いをつづりました。YouTubeをなにげなく開くとなぜか、おすすめ?に猫を虐待しているようなサムネイルの動画がでてくるのが不快で悲しすぎる。どうにかならないのか?そんな動画を出せる状況もそんな人間がいる現状も、、— しぶとい中川翔子⭐️ (@shoko55mmts) November 22, 2021 倫理観のある人であれば、たとえサムネイルだけだとしても、虐待動画が表示されることに強い不快感を覚えるもの。中川さんはそういった動画が存在することはもちろんのこと、おすすめ欄に表示されてしまうシステムにも苦言を呈しました。投稿に対し、中川さんのファン以外からも、同意する声が寄せられています。・そういう動画が野放しになっている世の中が怖い。今一度、社会全体が考えなくては。・弱いものをいじめるなんて許せない。虐待する人の気持ちが分からないし、分かりたくもありません。・「もし子供の目に入ってしまったら…」と思うと震える。大人でもショックなのに。今回のように不適切な動画が一覧に表示された場合、メニューから『興味なし』や『おすすめに表示しない』を選択すると、同様の動画が表示される可能性が下がるとされています。また、『報告』を選ぶと、不適切な動画としてYouTubeの運営側に情報を共有することが可能。虐待を目的とした動画が表示された場合は、この対応をとることをお勧めします。[文・構成/grape編集部]
2021年11月23日他人が作ってくれる料理は、満腹感だけでなく多幸感も与えてくれます。家族の「今日はアレを作ろうかな」というひと言を聞くと、楽しみでドキドキしますよね。しかしネコランド(@NEKOLAND13)さんは、夕飯を用意しようとした妻のひと言に「ドキッ…」と不安を覚えてしまったといいます。喜びではなく不安を覚えてしまった理由は、キッチンに広がっていた光景にありました…。『夕飯は鍋にしよっ。』と言っていた嫁の言葉に不安しかない。 pic.twitter.com/U7VKGLM5KP — ネコランド (@NEKOLAND13) November 21, 2021 キッチンの鍋に入っているのは…愛猫のエマちゃん!妻が作る予定の料理は鍋料理のため、ネコランドさんを含む多くの人が「ま、まさか…!?」と冷や汗をかいてしまったようです。この時は妻がキッチンから離れた場所にいたため、後にこの光景を見た妻は笑ってしまったのだとか!なぜか目を輝かせているエマちゃんの表情も相まったシュールな1枚に、「吹き出した」「逃げてー!」といった声が寄せられました。ネコランドさんは、愛猫たちとの日常をYouTubeでも公開しています。癒されたい人は見てみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2021年11月23日2021年11月8日、お笑いタレントの江頭2:50さんが、自身のYouTubeチャンネルを更新。そこで見せた姿に、反響が上がっています。江頭2:50さんが見せた『地元愛』同日に投稿された動画で、自身の故郷がある佐賀県を訪れていた江頭さん。コロナ禍で苦しむ商店街を応援するべく、佐賀県唐津市にある『呉服町商店街』にて、店で一番高いものを購入する企画を行いました。しかし、チャンネルで設けられた予算は1万円。江頭さんは、企画で購入するほとんどの商品を自費で支払う覚悟で挑みます。あらゆるお店を巡り、地元の人たちと交流しながら、企画を実行していく江頭さん。「佐賀ならではのものを買いたい」という江頭さんが動画の最後に訪れたのは、伝統工芸品『唐津焼』を販売する陶器店でした。店の前で「絶対に高い」とスタッフに止められるも、江頭さんは佐賀や視聴者のためを想い、入店を決意。店内で一番高いといわれた三島唐津の大皿を、66万円で購入したのです。大皿の値段を聞いた瞬間、ヒザから崩れ落ちた江頭さんでしたが、購入後の想いを次のように語っています。もう(大皿を当てた)『アタオカ』がこれでチャーハン盛って、ビール飲んでくれたら、それ写真送ってくれ!エガちゃんねる EGA-CHANNELーより引用ファンの総称である『アタオカ』の名を叫び、「写真を送ってほしい」と笑顔で語った江頭さん。地元である佐賀やファンを想う江頭さんの真っ直ぐな姿勢に、多くの視聴者が心打たれました。・江頭さん、すごい。そのひと言に尽きる。・伝説回だったなあ。金額発表で崩れ落ちた江頭さんを見て、息ができなくなるくらいに笑った!・地元の商店街を盛り上げて経済を回して、地域貢献されている姿が素敵です。地元愛がすさまじい。ありがとうございます。江頭さんは同年5月にも、動画の企画で東京都北区にある『十条銀座商店街』で、同様の企画を実行していました。人々の幸せを願う江頭さんの想いは、商店街の人たちだけでなく、全国の人に伝わったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年11月08日犬や猫など、特定の動物を好きになる人は多いでしょう。実際に好きな動物を飼うのはもちろん、身の回りの生活用品やグッズが好きな動物ばかりになることはありますよね。その『好き』が、仕事に影響をもたらしたら。猫好きの担当者が考えたことで話題になった、日産の軽自動車『日産デイズ』ならぬ、『にゃっさんデイズ』の新作ウェブ動画をご紹介します。『にゃっさんデイズ』の新作ウェブ動画がかわいいと話題に猫が車を運転するという、斬新なウェブ動画で人気を博した、猫用の日産軽自動車『にゃっさんデイズ』。2021年9月、日産デイズのCM動画を猫で再現したことで話題になりました。猫好きは企画まで狂わす?「たまりませんにゃ」「ヤバすぎる」の声が寄せられた動画とは2021年11月現在、日産の新CM放送を記念し、『にゃっさんデイズ』の新ウェブ動画が制作されたのです。その動画が、こちら。新CMに映る2人の女性の行動を、2匹の猫が完全再現。乗車時の様子や、ハンドル、アクセルを操る姿まで、猫たちが見事に再現しています!日産の担当者いわく、『にゃっさんデイズ』はシーズン2のため、猫を2匹乗せたのだとか。製品に対する想いはもちろん、猫への愛も感じますね!また、全18種類と豊富なカラーバリエーションがある『日産デイズ』の魅力を伝える新CMも、猫で再現されていました。あまりにもかわいい新ウェブ動画に、見た人からは「にゃっさんデイズのシリーズ動画が大好き」「かわいすぎる」「にゃっさんデイズを購入したい!」などの声が上がっています。ちなみに、『にゃっさんデイズ』は本物の自動車ではなく、また、販売も行っていないのだとか。猫好きの担当者が考えた『にゃっさんデイズ』のウェブ動画の人気は、1年経った今もなお健在なようです!『にゃっさんデイズ型キャリーバッグ』のプレゼントキャンペーンが開催中!日産では、第1弾で行った『おうち用にゃっさんデイズ』に続き、『にゃっさんデイズ型キャリーバッグ』のプレゼントキャンペーンが開催されています。にゃっさんデイズの特設ウェブサイトにアクセスし、応募フォームに必要事項を入力して応募すれば、抽選で3名に『にゃっさんデイズ型キャリーバッグ』がプレゼントされるそうです。『にゃっさんデイズ型キャリーバッグ』キャンペーンは、同年10月29日13時から11月30日の17時まで。気になる人は、応募してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2021年11月05日