毎年10月31日はハロウィン。日本では主にコスプレをする日として知られています。ハロウィン当日は、アニメやゲームの登場人物などかわいいキャラクターにコスプレする人や、魔女やゾンビといったホラーチックな仮装をして楽しむ人はいるでしょう。仲里依紗の本気すぎる仮装が話題に!俳優としてだけでなく、YouTuberとしても人気を集める仲里依紗さん。仲さんといえば、2020年10月30日に自身のYouTubeチャンネルで、サンリオの人気キャラクター『ハローキティ』のハロウィンコスプレに挑戦していました。顔全体を白く塗り、黄色い鼻や大きく黒い目を表現した仲さんのハロウィンコスプレは話題を呼び、ファンからは「神回」「笑顔になれた」などのコメントが殺到。およそ2千件以上のコメントが寄せられていました。そんな仲さんが、2021年10月30日、1年の時を経て挑んだハロウィンコスプレが…こちらです。仲さんが同年のハロウィンに挑戦したのは、なんとサンリオの人気キャラクター『ポムポムプリン』!パステルカラーの黄色い全身タイツに、こげ茶色のベレー帽が付いた被りもので、ポムポムプリンの特徴を見事に網羅しています。仮装の仕上がりに、満足そうな仲さん。仮装をしたまま、息子さんと妹・れいなさんと、街のアイスクリーム店に訪れたそうです。ハロウィンコスプレ動画から2日が経過した同年11月1日、仲さんはInstagramを更新。今回のハロウィンコスプレについて、次のように語っています。ハロウィンYouTube編集も撮影も公開日前日の半日でモーダッシュでやったけどバチボコに楽しかった私ったら毎日ハロウィン民だからだいぶ通常営業なわけriisa1018nakaーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 仲里依紗 RIISA NAKA(@riisa1018naka)がシェアした投稿 仲さんの本気を感じるハロウィンコスプレに、ファンからはさまざまな声が上がっています。・これで街に繰り出すのは、もうさすがとしかいいようがない…!・去年のキティちゃんもかなり衝撃的だったけど、今回は予想をはるかに上回る強烈さ!元気をもらいました。・やっぱり仲さんはセンスがある。笑ってしまった!中には、「仲さんのおかげで、ケンカ中の母親と笑いあえました」といったコメントも。人々を笑顔にする仲さんの活躍から、今後も目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2021年11月01日俳優、そしてラッパーとしての顔を持ち、今では趣味の域を超えたDIYやリノベーション、こだわりのインテリアなど、YouTubeで配信中の多彩な部屋作り動画までもが人気の上杉柊平さん。再生回数は気にせず、自分が作りたいものだけを。「家が好きで休みの日もまったく外に出ないんです。台本を読むのも曲を書くのも家だし、インテリアが好きなのもその環境を整えたいから。それに父がもともと内装デザインの仕事をしていたこともあって、家にあったインテリア関係の雑誌を小さい頃から読んでいたり、モノ作りに触れる機会も多かったんです」上杉さんが初めて家具を手作りしたのは、一人暮らしを始めた21歳の頃。「当時は若かったのであまり余裕もなく、なんとか低予算で機能的なものを作れないかなと思って。初めて作ったのは、壁に穴を開けずにテレビを壁掛けにする装置。テレビ台を置くスペースもなかったし、少しでもスペースを広げたいなと思って、DIYをやっている人のブログやインスタを見ながら作りました」俳優業と音楽活動だけでも忙しい毎日を送る中、趣味のモノ作りを配信するYouTubeチャンネルを開設したのは、昨年のステイホームがきっかけだった。「あれだけ長いこと家にいると、SNSに上げるネタも枯渇してしまう。そこで何か僕にできることはないかなって考えていた時、みなさんも家でできるようなことを何か発信できればいいなと思って、インスタグラムにこれまで自分が作ってきたものをいくつかアップしていたんです。そしたら、“これどうやって作るんですか?”っていうコメントをいっぱいいただいて。そのタイミングで動画制作をされている方からも、“もしよければチャンネルを開設して、もっと細かく配信したら面白いんじゃないか”と声をかけていただいたので、せっかくなのでやってみることにしたんです」とはいえ、最初は抵抗もあったそう。「俳優は私生活を見せないのがかっこいいと思っていたので…(笑)。でも今は動画の撮影があるからこそ、前からやってみたいと思ってはいたけど、なかなか重い腰が上がらなかった壁塗りとか大掛かりな作業にもチャレンジできているので、やってよかったなと思っています」YouTubeは「俳優業と違って、完全に素でやっている」と語る通り、自然体の上杉さんならではの絶妙なゆるさも視聴者から好評を博している。「正直、再生回数はあんまり気にしてないですね(笑)。制作サイドの方的には僕にもっと再生回数が伸びるようなテーマをやってほしくて、いろいろ提案してくださるんですけど、最初から自分のこだわりが見えないようなものは一切やりませんという話もしていたし、自分の直感でピンときたものしかやりたくなくて。天の邪鬼なんで、求められるとやりたくなくなっちゃうみたいなところもあるんですよね(笑)。でも自分がやりたくないことをやったら後悔しそうだし、基本、自分がかっこいいと思っていれば周りにどう思われてもいいタイプなので、企画もすべて自分で考えるようにしています」配信を続けていくうち、新たな興味も。「俳優業とはまったく別ですけど、家具の買い付けをやれたらなって。花屋もやりたいので、一つの店舗で右側が花屋で、左側がコーヒーと雑貨と家具。そういうお店はいつかやってみたいです。お店の内装も自分でデザインしたいんですけど、そうなると二級建築士の免許が必要だったりするので、通信か夜間の学校に通って免許を取れたらいいなと。ただ、趣味でお金を稼ぎ始めると満足して続かなくなりそうなので(笑)、あくまで生活の主軸は俳優業に置きつつ、今後も楽しんでいけたらいいなと思っています」上杉柊平的こだわりポイント動画内で制作したお気に入りアイテム&スペースTOP3。完成が待ち遠しい!レジンの丸テーブル。「制作中の直径70cmの丸テーブル。レジン(樹脂)を流して固まるのを待っているところです。中に入れたのは八ヶ岳で買った木材。脚はいいものを探し中」パソコンコーナーはお気に入りの空間。「リフォーム前まで使っていたテーブルの天板が新しい部屋と合わなくなってしまって。でも捨てるのは寂しいのでPC台に。iMacの背面の色もお気に入り」フルイドアートもインテリアの一部。「絵の具の流動によってできた模様を作品に落とし込むフルイドアート。YouTube用にやってみたら、意外といいものができたので新居にも飾っています」Q1.未来の目標や夢は?A1.家4つ。東京、山、スペイン、LAにそれぞれ、自分で外装も内装もデザインしたこだわりの家が欲しい。Q2.最近ハマっているのは?A2.家具探し。リフォームを機に自分の中で80点の家具は全部処分しちゃったんで、100点の家具を探し中。Q3.オフの過ごし方は?A3.基本的に何もしません。夕方くらいに起きてゴロゴロして寝ます。外に出ない罪悪感を解消するため、目的地なくドライブすることも。「上杉柊平の3rdPlace」インテリアの他、車やスーツなど上杉さんの“好き”が詰まった企画が満載。うえすぎ・しゅうへい1992年5月18日生まれ、東京都出身。俳優のほか、KANDYTOWNのラッパーとしても活躍中。ジャケット¥30,800パンツ¥25,300(共にサバイ)シューズ¥30,800(ヨーク) 以上HEMT PR TEL:03・6721・0882サーマルカットソー¥33,000(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2021年11月3日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・NOBUKIYO取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2021年10月28日活動歴の長さや認知度の高さから、日本で活動するYouTuberの代表といえるHIKAKIN(以下、ヒカキン)さん。子供から大人まで幅広い世代にファンを持ち、2021年9月10日にはチャンネル登録者数が1千万人を突破しました。動画の面白さだけでなく、常識外れな行動をとらない点や、災害時に寄付を行う性格も人気の理由といえるでしょう。そんなヒカキンさんが発表したある決断に、多くの人から称賛する声が上がっています。ヒカキン、登録者が増えるごとに寄付することを発表チャンネル登録者数が1千万人を突破した1週間後である同月18日、ヒカキンさんは告知動画を投稿。なんと、今後チャンネル登録者数が1人増えるごとに10円を寄付することにしたといいます。さっきもみなさんに「恩返ししたい!」って伝えたんですが、これもその一環だと思ってます。僕が普段ね、このYouTubeを仕事にできて、お金を稼げてるのは見てくださってるみなさんのおかげです。だからこそ「少しでも社会に貢献出来たら」と数年前から思うようになり、「これからもそういった活動を続けていきたいな」と考えてる中で、この取り組みをやっていこうと決断しました。HikakinTVーより引用ヒカキンさんは、チャンネル登録者数が100万人を超えるたびに、一千万円をまとめて寄付することを発表。募金先や寄付先については、まとめて寄付する節目の際、しっかりと考えた上で判断するとのことです。さらに驚くべきことに、今回の決断について、ヒカキンさんは「このチャンネルが続く限り一生続けていきたい」と告げました。また、ヒカキンさんは事前に告知していた通りに、1千万人を突破した生配信での、いわゆる『投げ銭』機能であるスーパーチャット機能で集まった全額を寄付。そこに自身のお金を上乗せし、新型コロナウイルス感染症の医療崩壊を防ぐための支援として、500万円を振り込みました。ヒカキンさんの発表や寄付に、多くの人から称賛する声が上がっています。・ヒカキンさん、本当にかっこいい。応援してきてよかったと思える。・常に低姿勢で、偽りのない言葉がヒカキンさんの魅力。今後も応援しています!・やはりヒカキンは聖人だった。自分の応援が社会支援にもなるって嬉しいなあ。YouTubeチャンネル『HikakinTV』を設立してから10年という節目で1千万人を突破し、改めてファンへの感謝の気持ちを伝えたヒカキンさん。いくら有名になってもおごらず、誠実で謙虚な姿勢だからこそ、ファンは増えていっているのでしょう。ヒカキンさんによると、チャンネル登録者数の次の目標は、日本の人口の10分の1である1200万人とのこと。今後も日本を代表するYouTuberの1人として、さらに活躍してほしいですね![文・構成/grape編集部]
2021年09月18日インパクトの強いビジュアルと言動で人気を博し、『エガちゃん』の愛称で知られる、お笑いタレントの江頭2:50さん。YouTubeチャンネル『エガちゃんねる』ではいろいろな企画に挑戦し、活躍の幅を広げています。江頭2:50が『モスバーガー』にとった行動に称賛の声2021年9月10日、江頭さんは『江頭56歳、初めてのモスバーガー』というタイトルの動画を公開。『初めてのマクドナルド」という企画に続き、ハンバーガーチェーン店『モスバーガー』のメニューを江頭さんが評価する内容です。『モスバーガー』から手紙が来た理由は…?『モスバーガー』の動画を公開した数日後の同月13日、江頭さんはYouTubeチャンネルに新たな動画を投稿しました。タレントとしての衣装ではなく、私服でカメラの前に立つ江頭さん。スタッフから手紙が届いたことを告げられると、「もしかして、苦情?」と苦笑い。スタッフによると、『モスバーガー』を展開する株式会社モスフードサービスから手紙が届いたのだとか!なんと『初めてのモスバーガー』の撮影後、江頭さんは『モスバーガー』のお客様相談室に電話をかけ、熱い想いを伝えていたのだそうです。動画では、江頭さんが「『モスバーガー』がすごくおいしいから、広報の人に伝えたい」と思い立ち、電話をかける姿を紹介。電話がつながると、江頭さんは真剣な表情でこのように思いを伝えました。さっき『モスバーガー』の食べ比べみたいなのをやってたら、非常に全部うまくてですね。ちょっと驚いちゃったんですよ。特に『モスシェイクコーヒー』!あれが120点だったんですよ。すごいおいしくて、伝えたくて電話したんですよ。エガちゃんねる EGA-CHANNELーより引用その後、電話の内容を知った株式会社モスフードサービスは、江頭さんに返事をすることに。なんと、直筆で便箋3枚分の手紙を送ってくれたといいます。手紙には「普段は不満や要望が届くことが多い中、褒める言葉をもらったことで、多くの社員が嬉しい気持ちになった」と感謝の気持ちがつづられていました。また、江頭さんが絶賛した『モスシェイクコーヒー』の商品開発者も感動していたとのこと。江頭さんの熱い想いはしっかりと伝わったようです!動画を見た人からは、江頭さんの行動を称賛する声が続々と上がっています。・ポジティブな感想を伝えるのって、当たり前なようで実は難しい。かっこいい!・エガちゃんの真っ直ぐな気持ちに、モスバーガーが応える姿に感動しちゃった。・見ていて自然と笑顔になった。エガちゃんのこういうところが好き。動画を見た多くの人が、江頭さんと『モスバーガー』による心のこもったやり取りに、心癒されたようです。暴走したキャラクターでありながら、真面目で心優しい一面を持っているからこそ、江頭さんは多くの人に親しまれているのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月13日どれだけ魅力のある人でも、すべての人に好かれるわけではありません。また、目立つ仕事をする人なら、なおさら批判を受けやすいものです。世の中には「アンチは人気のバロメーター」という言葉もあるほど。人気のある人ほど、批判をしてくる『アンチ』が多いといわれています。とはいえ、著名人も1人の人間であるため、いくらそのことを理解していても、アンチの攻撃的な言動には傷付いてしまうでしょう。仲里依紗、アンチコメントに『100倍返し』そんな中、俳優の仲里依紗さんはアンチの攻撃に真っ向勝負を仕掛けることに。2021年9月11日、自身のYouTubeチャンネルにアンチコメントに返信をする動画を投稿。仲さんによると、タレントの『エミリン』こと大松絵美さんがアンチコメントに返信をしている動画を見て、自らも挑戦してみることにしたそうです。わざわざ批判コメントを募集したという、メンタルの強い仲さん。寄せられた批判的な声に対し、『100倍返し』を行いました。「喋り方がウザい」というコメントに「ボリュームを下げてください!」と返したり、「語彙力(ごいりょく)がない」いう意見に「私は個性だと思ってます!」といったりと、仲さんは持ち前のポジティブな性格で回答。また、「最近、動画が面白くない」というショックの大きいであろうコメントへも、「これまで『面白い』って思ってくれたことがあったってことだよね、逆に!」と笑顔で返しました。仲さんのファンは心優しい人が多いようで、厳しく見えて仲さんを気遣うコメントを寄せた人が全体的に多かった様子。悲しい気持ちになるどころか、仲さんを含めてむしろ温かい気持ちになる人が続出したようです!・里依紗ちゃんの考え方が人として好き!こういう性格になりたい。・ネガティブな気持ちになってたけど、この動画を見たら元気が出た。・笑いが止まらん!里依紗ちゃんを見てると前向きな気持ちになれる。「もっと大物女優っぽくして」という声に対し、「自分では女優だと思っていません!」と笑顔で回答した仲さん。YouTubeでは1人の母親としての愚痴や弱音を発信するなど、飾らない姿が視聴者から人気を博しています。確かに俳優としては異色かもしれませんが、親近感のある姿とゆるいトークで、仲さんは今後も動画を通して多くの人を元気付けてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年09月12日2021年9月10日、YouTuberのHIKAKINさんのチャンネル登録者数が1千万人を突破したことが分かりました。登録者数が995万人になった際、1千万人に到達するまで「登録登録登録~」と歌い続ける配信を行うことを発表していたHIKAKINさん。しかし、予想よりも速いスピードで新規登録者の数が増えていったこともあり、『緊急のご報告』と題した動画では、同月11日に『ヒカキンTV登録者1千万人行くまで生配信!』を行うとして発表しました。その後、さらに予想外の展開が…!予想よりも早く登録者数が998万人に到達したため、予定していた生配信を前倒して行うことにしたのです。配信開始後は、わずか10分で登録者数が1千万人に到達。HIKAKINさんにとっては、嬉しい誤算といえる出来事だったことでしょう。まだまだ通過点にすぎないと思ってるんで。むしろここからが本番。止まることなく行けるところまで行きます。よろしくお願いします。HikakinTVーより引用そういって、ファンに向けて感謝と決意のコメントを送ったHIKAKINさん。これからも日本を代表するYouTuberとして、多くの人に笑顔を届けていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月10日「元気ですかー!」という力強い掛け声で現役時代から親しまれてきた、元プロレスラーのアントニオ猪木さん。きっとほとんどの人が、猪木さんの名前を聞くと健康的な身体つきや、パワフルな声を思い浮かべるでしょう。2021年の猪木さんの姿に、多くの人から驚く声が上がっています。アントニオ猪木の、闘病中と現在の姿に驚く声2020年2月にYouTubeチャンネル『最後の闘魂』を立ち上げ、動画を投稿している猪木さん。動画で過去の試合について振り返ったり、コロナ禍で落ち込んでいる人にエールを送ったりと、視聴者に元気を届けています。『元気』という言葉を体現したような猪木さんですが、2021年1月に腸の病気で入院することに。YouTubeチャンネルでは、半年以上にわたって闘病する姿を動画で公開していました。闘病中の動画では、猪木さんはやせ細り、顔色も悪くなっています。現役時代を知る人は、同一人物だと信じられないでしょう。時には病院のベッドで横になりながら、猪木さんは「本当はもっと大きな声で『元気ですかー!』といいたいんですけどね」といっていました。身体が弱った状態でも、たくさんの人に元気を届けるべく、動画で前向きな姿を発信してきた猪木さん。同年8月28日、猪木さんは退院したことを発表しました。そこには、およそ半年前とは別人に見えるほど、すっかり元通りになった猪木さんの姿が!「私も1歩前進、2歩前進ということでね、徐々にリハビリをやり元気になってきています」と思いを明かし、笑顔で「1、2、3、ダーッ!」とお決まりの掛け声を出しました。持ち前の力強さで見違えるほど回復した猪木さんの姿はネットで拡散され、多くの人から祝福する声や、驚く声が上がっています。・『元気』の象徴のような猪木さんが復活して嬉しい!生命力がすごい。・数か月前の姿と比べると、本当に別人のようだ。まさに『燃える闘魂』だわ。・声の張りも闘病中と全然違う。あの状態から復活できるなんて、さすが。同年3月、猪木さんはリハビリをしながら「今、最大の敵である自分と戦っている」といっていました。いつも前向きに努力し、諦めずに戦い続けたからこそ、元気を取り戻すことができたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年08月29日夏休みシーズンに突入し、新しい出会いや経験をしたいという気持ちが高ぶっている人も多いと思います。そんな気分をさらに盛り上げてくれるオススメの映画といえば、ハートフルな青春物語『子供はわかってあげない』。そこで、本作の魅力についてこちらの方にお話をうかがってきました。細田佳央太さん【映画、ときどき私】 vol. 407若手俳優のなかでも、映画『町田くんの世界』やドラマ『ドラゴン桜』の熱演で注目を集めている細田さん。劇中では、上白石萌歌さん演じる主人公・美波の相手役であるもじくんを好演しています。ひと夏の出来事で成長していく高校生たちの青春と恋愛を描いた本作で、細田さんが学んだことや自身の恋愛観などについて、語っていただきました。―まずは、役が決まったときはいかがでしたか?細田さん穏やかで安心感のある沖田修一監督の世界観が好きだったので、そこに自分も参加できるということがすごくうれしかったです。ただ、脚本を読んだときに、原作の漫画から受けていたもじくんの雰囲気を自分に出せるのかは少し心配になりました。―そんななか、どうアプローチしたのでしょうか?細田さん監督から「もじくんらしさはセリフに散りばめてあるから、自然体でやってくれたらいいよ」と言っていただき、そこで吹っ切れました。もじくんらしさを出すというよりは、自分でいいんだと。―ただ、役者さんのなかには、ナチュラルでいることのほうが逆に難しいという方もいますが……。細田さん確かに、そこは僕も最初は悩みました。実際、撮影に入ってすぐはすごく緊張していて、力んでしまうことがありましたが、自分が固くなってしまったらそのままもじくんに出てしまうんだと気がつき、余計なことを考えるのはやめました。―もじくんの話し方もすごく個性的でしたよね?細田さんそうなんですよね。美波との間には“もじ語”というのがあり、言い慣れてないといけないと思ったので、どう自分になじませるかは意識しました。そのために、両親とのメールや普段話すときももじ語を使ってみたり。そしたら今度は抜けなくなってしまって、お礼を言うときに「サンチェス」とか「そりゃするですよ」とかは、いまでも言ってしまうことがあります(笑)。もじくんと出会ったおかげで考え方が変わった―撮影から2年経っても抜けないとは……。そのほかにも、影響を受けていることはありますか?細田さん他人を受け入れる温かさや柔らかさみたいなものは、もじくんから学んだことかなと。おかげで、いまではどんな意見も否定から入るのではなくて、一旦ちゃんと聞くことができるようになりました。いろいろな考え方があるんだなと思えるようになった根本にあるのは、そういったもじくんの姿勢だと思います。―今回、美波が上白石萌歌さんだったから助けられたこともありましたか?細田さん萌歌ちゃんには、すべてにおいて助けてもらいました。リハーサルでも現場でも、とりとめもない話しかしていないですが、そこから出る空気感に自然と引っ張られる感じはありました。―上白石さんも細田さんのことを「お芝居をするうえで一番助けられた存在」と話しているので、お互いに支え合いながらだったんですね。細田さんいえいえ、僕は何もしてないと思いますよ(笑)。自分のことでいっぱいいっぱいでしたから。―劇中では、美波の父親役である豊川悦司さんと一緒に酔っ払っているシーンも、全力な姿が印象的でした。細田さんお酒を飲んだことがないので、かなり悩みましたね。いままでの打ち上げでもあそこまで酔っぱらっている人を見たことがなかったので、あれは酔っ払っている人に対する僕の独断と偏見です(笑)。―ぜひ、最後の最後に出てくるメッセージも含めて見逃さないでほしいシーンですね。豊川さんと共演された印象についても教えてください。細田さん残念ながら、撮影の間はあまり時間がなくてゆっくりとお話することはできませんでしたが、とにかく背中の大きい方だなと。あの姿には憧れました。豊川さんからすると、僕は大事な娘の彼氏みたいな立ち位置でよそよそしい間柄だったので、素敵な関係性を作っていた美波がちょっとうらやましかったです。共通の趣味は関係性をより強くしてくれるもの―兄弟役を演じた千葉雄大さんとは、いかがでしたか?細田さん千葉さんとは撮影中もけっこういろいろな話をして過ごしました。といっても、家族のことや「ポケモン好きだよね?」みたいな話ですが(笑)。ただ、そういう話ができる雰囲気は、沖田監督が作ってくださったんだろうなと改めて感じています。―本作では、美波ともじくんの恋模様がかわいらしかったので、ご自身の初恋についてもおうかがいしたいところですが、事前情報によると忘れてしまっているとか。何があったのでしょうか?細田さん普通覚えているものだと思うんですけど、本当に忘れてしまったんですよ……。というのも、小学校とか中学校のことを振り返ると恥ずかしい記憶しか出てこないので、あるときから考えるのをやめたんです。そしたら、初恋の記憶も一緒に忘れてしまいました(笑)。―(笑)。では、高校時代は胸がキュンとするような思い出はありましたか?細田さん恋愛禁止が校則のなかにあって、僕はそれに従って過ごしていたのでそれも特にないですね。どちらかというと、すぐに人を好きになってしまう性格なので、問題を起こさないように、人を恋愛対象として見ないように心がけていました。―校則を守る真面目な学生だったんですね。細田さん友達とふざけて怒られたこともけっこうありましたが、校則だけは守っていました。―劇中で、美波ともじくんはアニヲタ仲間ですが、細田さんも何かのオタクだったりしますか?細田さん僕がハマっているのは、バスケです。高校くらいのときから見る側になり、いまでも大好きです。―美波ともじくんのように、相手とは自分の好きなものを共有したいと思いますか?細田さんそのほうが話の広がり方がすごいことになりそうなので、楽しいでしょうね。共通の趣味や話題というのは、それくらい大きな力を持っていると思うので。2人の関係性も強くなりますし、お互いがかけがえのない存在になるだろうなと感じます。でも、バスケ鑑賞を共有できる人はあまり多くないので、そこまで期待はしていないです(笑)。何よりも2人でいる時間を共有したい―バスケ以外にも、こういうことが一緒にできたらいいなと思うことはありますか?細田さん何かというよりも、2人でいる時間を共有できたらいいのかなと。それが僕にとっては、恋愛の理想です。―それは素敵ですね。細田さんが今後挑戦したいことのひとつはYouTubeだそうですが、そう思うようになったきっかけは?細田さん中学生の頃からいろいろなゲーム実況にハマっていて、楽しそうだからやってみたいという好奇心が一番です。ゲーム実況でみなさんとワチャワチャできたらいいですね。でも、もしやるならチャンネル名に細田佳央太の名前はつけず、イチから始めたいと思っています。ユーチューバーとしてちゃんとスタートを切り、自分でやれるところまでやってみたいです。―最近は、ドラマでの熱演も注目されていますが、周囲の反応も変わりましたか?細田さん外出するときもそんなに気を遣うこともありませんし、それはあまりないですね。エゴサーチも少し前まではしていましたが、最近は自分の名前ではなく、作品のタイトルや役名で調べるようになりました。というのも、自分の名前だけだと、ファンの方々の応援してくださる意見ばかりに偏ってしまう気がしたからです。作品や自分が演じた役に対して、みなさんが純粋にどう感じてくださったのかも知りたいので、いまはそうやっていろいろな意見を取り入れて糧にしています。―とはいえ、そこで傷つくこともあるのではないでしょうか。細田さんもちろん、批判的な意見を目にしたこともありますが、それもその人の見方であって、間違いではないと思うので、自分とは違う意見も尊重したいなと思っています。いろいろな反応を知ることができるのは、ありがたいですね。こういう考え方ができるようになったのは、ここ2年くらいで、このマインドの変化に関してはもじくんの影響に尽きる気がしています。その前までは、感情だけで動いていてしまう頑固で子どもっぽいところがけっこうあったので。正しいわがままを言える大人になりたい―今年は二十歳という大きな節目を迎えますが、いまのお気持ちはいかがですか?細田さん僕はあまり意識してないですね。というのも、「二十歳は大人」と言われていますけど、成人式で騒いでいる人たちを見ると、年齢だけで大人とは言えないと思うので……。僕自身は、こういう大人になろうみたいなプレッシャーもなく、なるようになればいいかなという感じです。ただ、「正しいわがままが言える大人にはなりたい」とは考えています。周りから何と言われようと、自分がやりたいと思うことを我慢することなく、自分が思っていることを貫く軸を持っている人にはなりたいです。―なるほど。では、最初にしたいことは?細田さんやっぱりお酒は飲んでみたいですね。先輩方からもお酒を飲めるようになると、つながりも広がるよと聞いているので、ぜひそれを体験してみたいです。―いま、役者としてやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?細田さんどんなにつらいことがあっても、お芝居をしている間だけはすべての雑念を忘れられるので、そこはお芝居に救われている部分だと思います。もちろん、ときにはしんどいなと思うこともありますが、お芝居を好きな気持ちは変わらないですし、やめたいと思ったこともありません。―プライベートと仕事の切り替えは、どうされていますか?細田さん切り替えようと意識することなく、普通に過ごしています。僕は役者でも恋愛していいし、コンビニに行ってもいいし、無理にカッコつける必要はないかなと思っているので。―素敵なお考えだと思います。それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。細田さん今回の映画は、一見ほのぼのしたひと夏の物語のように見えるかもしれませんが、観る方の年齢や性別、そのときの心境によっても感想がかなり違う作品です。公開は1年延びましたが、作品から受け取るものに変わりはないので、みなさんにもいろいろなメッセージが届いて、救われる方がいればいいなと思っています。インタビューを終えてみて……。もじくん同様に、芯の強さを持ちつつ、まっすぐで純粋さがにじみ出ている細田さん。とても柔らかいオーラには、こちらまで優しい気持ちになりました。これからも、演技力の高さと幅広い役どころで私たちを魅了してくれることは間違いなさそうです。高校生の成長する姿に背中を押される!青春あり、胸キュンあり、笑いあり、そしてほっこりもありと誰のことも温かく包み込んでくれるこの夏必見の1本。心に焼き付くような熱のこもったラストシーンには、思わず込み上げてくるものを感じるはずです。夏休みの素敵な思い出の1ページを映画館で加えてみませんか?写真・山本嵩(細田佳央太)取材、文・志村昌美ストーリー水泳部に所属していた高校2 年生の朔田美波は、部活の練習中に書道部の「もじくん」こと、門司昭平と出会う。2人は同じテレビアニメの大ファンであることをきっかけに、意気投合し、友達として急速に距離を縮める。そんなある日、美波は幼い頃に離婚して生き別れた父親を捜し出すことを決意。夏休みに行われる部活の合宿に参加するふりをして実のお父さんに会いに行こうとするのだが……。胸騒ぎが止まらない予告編はこちら!作品情報『子供はわかってあげない』8月20日(金)全国ロードショー配給:日活©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年08月19日初投稿から1年余りでチャンネル登録者数は40万人を突破。男女+自称オカマの不思議な組み合わせで3姉妹を名乗るという、斬新なトリオ“ウチら3姉妹”がバズっている。一体どんな3人組なのか、話を聞いてみた。――結成理由から教えてください。ゆら:名古屋で開催されたファッションショーに参加したら同じチームになって。仲良くなって遊ぶうちに私が「YouTubeやらない?」って提案しました。とうあ:それで、なんで“ウチら3姉妹”なんだっけ。当時はこまもオカマっぽかったから…?ゆら:そうそう、唇赤くしててね。だから姉妹じゃない?って。そんな性別ゆるゆるで、距離近くない?みたいなノリで始めた新種のグループです。ちなみに、とうあが爆発的に喋る人、私がそれをまとめる人、こまが喋らない人という役割(笑)。こま:ゆらととうあは東京在住で、僕だけは名古屋在住。YouTube撮る時だけ通ってます。――お互いの好きなところや実は直してほしいところは?ゆら:こまのいいところは…広い心と、顔ですね。とうあ:男友達が少ない自分にとって、こまは5本の指に入る男友達。こまと話すと中学時代の男の自分が出る感じ。こま:うん、やっぱ(とうあは)男だなって思うし。とうあ:ふざけんなー!ゆら:こまはLINEの返信が遅いのと、1時間後に何やるか考えてないところを直して。とうあ:ゆらは絶対にいなくちゃいけないまとめ役。こま:昨日、ゆらの家に泊まったら、歯ブラシを用意してくれていて。そういう気遣いができるいいやつ。直してほしいところはない。いいところしか出ません。ゆら:うっざ!(笑)とうあ:じゃあ次はあたしのいいところ、ちょうだい(ハート)ゆら:仕事への姿勢。とうあ:もっとちょうだい!こま:僕のこと褒めてくれるから自信がつく。気が使える。かわいくなった。もうないね…。ゆら:でも、仕事になると全然休みを取らないから心配だね。とうあ:そもそもオンオフのスイッチが激しいの。仕事で100%出すから、オフはゼロ。――ところで、この中でうっかり恋愛が生まれたりは…。こま:ないない(笑)。とうあ:ガチで、死んでもない!ゆら:誰好きになればいいの?――ネタ作りはどうやって?ゆら:それぞれ持ち寄って決める感じで、全然ストックがない~!とうあとは週2で会うけど、まず1時間普通に恋バナして、そこからわーっと盛り上がったまま撮影するのがパターンかな。とうあ:ネタはないのになぜか恋バナは毎回更新されちゃう(笑)。ゆら:でも、ゆるい企画でも大食いで食べきれなくても、視聴者が上質なので怒られないんです(笑)。こま:炎上経験一度もないね。――ほかのYouTuberの動画を見て、焦ったりは?ゆら:仕事じゃないし(笑)、全然。将来の夢はインテリアコーディネーターだから。とうあ:自分はYouTubeメインで知名度上げて、テレビのお仕事して、いつか服やコスメのブランドを作るのが夢。こま:僕は、将来はわからない…。――こまさんのそのゆるさがまたいいですね(笑)。これからの方向性を教えてください。ゆら:最初はファッションやメイク動画で…なんて話もあったけど、定まることなく今もブレブレのまま(笑)。大きな目標もないね。とうあ:YouTuberみたいなことをやるときっとウチらはうまくいかない。とにかくゆるっと喋り系でいけばいいんじゃない?こま:僕らにとってYouTubeはキレイに言えば、思い出。ゆら:絶対的になくならない、安心できる居場所ですね。うちらさんしまい美容学校に通っているこま、建築関連の専門学校に通っているゆら、YouTube配信をメインにしているとうあの3人組で、全員18歳。’20年3月7日に初投稿すると、中高生の間でブームになり、現在のチャンネル登録者数は48.6万人(7月中旬現在)。一枚目写真右から、こま、とうあ、ゆら※『anan』2021年8月4日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年07月31日お付き合いをスタートして3年10か月のカップルYouTuberの、「なごみ」さんと「こーくん」さん。飾らないありのままの関係や日常のひとときを配信しているおふたりに、SNSを始めたきっかけや想いを伺った。――おふたりが付き合いだしたきっかけは何ですか?こーくん:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにいたなごみにひと目惚れをして、声をかけたのがきっかけです。Twitterアカウントを交換したのに、最初のうちは、DMの返信がすごくそっけなかったよね。なごみ:最初は特別な感情があったわけじゃないから、冷たかったかも(笑)。それなのになぜか、こーくんと一緒に寝ている夢を見て…急にとても意識するように。それから何度かデートをして、こーくんから電話で告白してくれました。実は、私も同じタイミングで告白しようと思っていたから、こーくんから言ってくれて嬉しかったです。――どうして、カップルSNSを始めたのですか?こーくん:最初はInstagramにふたりの写真を気ままにアップしているだけで、本格的な活動はしていなかったんです。TikTokで“かわいい女の子が振り向く”という動画が流行っているのを見て、「なごみがやった方がかわいい!」と思い、試しに投稿したら本当にバズったんだよね。なごみ:当時はお互いに大学の授業などで忙しかったから、あまり更新していなかったのに、街中で声をかけられることが増えて驚きました。半年くらいでフォロワーが10万人になり、YouTubeへのお誘いをもらったんです。人前に出るのは得意じゃなかったけど、InstagramやTikTokのフォロワーさんから「YouTubeを始めてほしい」という声もあったので、ふたりで挑戦することにしました。――YouTubeを始めてから、おふたりの関係性や生活に変化はありましたか?こーくん:日頃から仕事の話をするようになりましたね。今後挑戦したいことや、撮影内容の話をしている時間がすごく楽しい。なごみ:最初の頃は髪がボサボサの寝起き動画とかが恥ずかしかったけど、今はもう慣れて、気にならなくなりました(笑)。私たちの動画は“素を届けたい”というのが基本にあるので、飾らずに、ありのままを届けています。だからこそ、喧嘩しているところを撮影したことも…(笑)。あと、こーくんの反応が面白いから、ドッキリが好き。仕掛けをひらめいたらメモしておいて、タイミングを見計らって仕掛けています。――YouTubeをやっていて良かったことはありますか?なごみ:だんだん応援してくれている人が増え、ファンの人に「何でも言い合える関係性が好き」と言ってもらえるのが嬉しいです。SNSで私生活をオープンすることに不安がゼロだったわけじゃないけど、この先もずっと一緒にいたいと思える、こーくんとだからこそ、動画配信してもいいと思ったし、YouTubeをきっかけに世界が広がったので、始めて良かった。こーくん:動画ごとにコメントをもらえるから、ダイレクトな気持ちを聞けて嬉しい。「学校へ行くのが憂鬱だけど、ふたりを見て頑張ろうと思った」とか「テスト勉強の合間に見て元気になった」とか、自分たちの活動がみんなのためになっていると感じられるのがやりがいになっています。――最後に、これからの展望を教えてください。なごみ:最近、東京へ引っ越したばかりだから、幅広いジャンルの仕事をしていきたいです。こーくん:SNSの流れは早いから、常に新しいものを取り入れて、いろいろなことに挑戦したい。まずはフォロワー150万人を目指します!なこなこカップル関西出身の「なごみ」と「こーくん」によるチャンネル登録者数117万人(7月中旬現在)のカップルYouTuber。TikTokのフォロワー数120万人。10代、20代の男女から人気があり、テレビや雑誌出演のほか、自身たちのファッションブランドを立ち上げるなど、幅広く活躍中。※『anan』2021年8月4日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・三谷真美(by anan編集部)
2021年07月30日人工知能(通称:AI)による、アシスタント機能が搭載されたスピーカーが発展を遂げている昨今。YouTubeチャンネル『しと【Siriの人】』で、しとさんは、2つのスピーカー同士を会話させてみました。しとさんが使ったのは、スマートフォンに搭載されている『Siri』と、『Alexa(アレクサ)』です。しとさんが、「Siri、Alexaだよ。挨拶して」と声をかけると…。クスッとするやり取りを、ご覧ください。『Siri』と『Alexa』は、自分たちが呼ばれたと思ったのか、お互いに反応。その後も、以下のようなやり取りを見せました。Alexa「あなたの声に反応するように設計されています」Siri「え、私にですか?」Alexa「あなたではありません」Siri「失礼しました」『Siri』と『Alexa』が、音を鳴らし合って会話するなど、人間には理解できない会話も見せています。しとさんが入れるツッコミのタイミングもよく、お笑いを見ている気持ちになれますね。しとさんとスピーカーたちによる会話に、多くの人が笑いました。・最高に面白いやり取りで、退屈しませんでした。漫才コンビの誕生ですね!・何回見ても、死ぬほど笑ってしまいました。・興味深くて、愉快な会話ですね。今回のやり取りは、スピーカーの会話力が、発展しているのを感じられます。人同士のように、違和感なく話せる日が訪れるのはそう遠くない未来でしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月30日カメラを真っすぐに見据えるアンニュイな表情が魅力的な、にしなさん。3年前からYouTubeでギター弾き語り動画を公開し、伸びやかな声と表情豊かな歌唱力で人気を集め続けるニューカマーだ。ずっと音楽が好きだった彼女が東京・高円寺などの路上で歌い始めたのは高校3年生の時だった。感覚と思考の間を大切にしています。「その頃は心のモヤモヤを抱えて、窮屈さを感じていました。でも歌を通じてだったら言いづらいことも言える気がして。自分で曲を書いてモヤモヤをちょっと外に出してあげることが救いになりました」今年4月にアルバム『odds and ends』をリリースし、6月にはZepp Tokyoにて初のワンマンライブを成功させた。にしなさん自身が手がける楽曲は些細な心の動きを鮮やかに捉える等身大の歌詞が特徴的。例えば好きな人が吸う煙草に嫉妬する気持ちを〈手持ち無沙汰ならば/両の手を私が握って拘束する〉と表現する。「『ヘビースモーク』という曲は音楽の先輩たちと一緒にごはんを食べていた時に、煙草を吸われる方が多くて『彼女ができたらやめるのにな』と言ってるのを聞いて『いや、やめないでしょ?』と思いながら(笑)、書き始めました。頭で考えて策略的に曲を書きすぎても良いものにならないと思うし、でも感情だけで書いてもいろんな人に伝わってはいかないと思うので、いつも感覚と思考の間を大切にするようにしています」フォーキーにもソウルフルにも、ジャンルは自由自在。全く力んでないように見えるのにどこまでも突き抜ける声は最大の武器かも。「歌を届ける時は、自分の体の後ろに地球を感じながらフワーッと歌うようなイメージをしています。どうイメージして歌うかで声って変わるんですよ、そんなこともいろんなカバー曲を歌って配信していた時に研究して、人体の不思議を感じました」普段は趣味のカメラで写真を撮ったり、ビーズアクセサリーを手作りしたり「本当に普通の子です」と笑う。これからも「興味を形にしたい」というワクワクを音楽でも素直に発揮してくれそうだ。「ステージの上ではちゃんと曲が生きる、カッコよく歌える自分でいたいなと思うんですけど。これからも変わらずに等身大の自分でいられたらいいな」にしな1998年7月25日生まれ、東京都出身。弾き語りで活動を始め、Spotifyがその年に注目する次世代アーティスト応援プログラム「RADAR:Early Noise 2021」に選出。今年6月にPARKGOLFがプロデュースを手がけた新曲「U+(ユーアンド)」を配信。※『anan』2021年8月4日号より。写真・小林真梨子ヘア&メイク・筑波成美取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2021年07月29日夏本番を迎えると、気温だけでなく高い湿度も気になりますよね。湿度が下がるだけで、多少なりとも不快感が減る人もいるのではないでしょうか。YouTubeチャンネル『ぶんちゃん-BUNCHAN Ch.』で生活の困りごとに対し解決策を示している、ぶんちゃんさん。2019年8月に投稿した動画では、湿度を下げる方法を紹介しています。ぶんちゃんさんは、エアコンを使わずにサーキュレーターや扇風機で湿度を下げられると説明。そのやり方を、ご覧ください!動画で紹介されているのは、1つだけ窓を開け、サーキュレーターを外に向けて起動し、室内の空気を外に逃す方法です。これにより、部屋の中の湿気が外に出て、湿度が下がるとか。ぶんちゃんさんが実際に検証すると、25分で12%も湿度が下がっています。思わず、やってみたくなる効果ですね!湿度を下げる今回の方法に、多くの人が「なるほど!」と思ったようです。・換気扇でも、同じ効果がありそう!・部屋にこもった空気を逃せばいいのか…。今度やってみます。ぶんちゃんさんが紹介した、エアコンを使わずに湿度を下げられる簡単な方法。とはいえ、これはあくまでも『湿度を下げる方法』です。熱中症を予防するためにも、暑い時は無理をせずエアコンを使ってくださいね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月29日YouTubeチャンネル『そーはくOfficial』で、歌などの動画を投稿しているそーはくさん。ある日、ほほを叩いて奏でる『ほほ太鼓』を披露しました。ピアノ曲などで知られる『トルコ行進曲』を演奏したところ…。2分間、ほほを叩いて奏でた様子がこちらです。テンポが速いところでも、リズムよくほほを叩き続けています!演奏中は手を止めなかった、そーはくさんですが、曲が終わると「疲れた…」と心の声がもれました。ずっと口を開けてほほを叩くため、あご周りが疲れるのでしょう。ちょっぴりシュールながらも、最後まで『ほほ太鼓』で演奏した姿に、多くの人がクスッとしました。・1人でゲラゲラ笑いました!聴く前から面白いです。・じわじわきます…。右ほほが左より多く叩かれていて、圧倒的なかわいそうさに注目してほしい…。次はどんな『ほほ太鼓』を見せてくれるのか、楽しみにしたいですね![文・構成/grape編集部]
2021年07月28日お笑いタレントや俳優、YouTuberなどで活躍中の、お笑いコンビ『アンジャッシュ』の児嶋一哉さん。児嶋さんのInstagramやYouTubeでは、愛犬・ネネちゃんの写真がたびたび投稿され、「癒し」「児嶋さんもネネちゃんもかわいい」と反響が上がっています。今回はそんな、ネネちゃんの愛らしい姿をたっぷりとご紹介!児嶋一哉の愛犬、ネネちゃんがかわいすぎる2018年9月頃にネネちゃんを迎えた、児嶋さん。実はもともと、動物はあまり好きではなかったといいます。元動物嫌いが一変…!? この投稿をInstagramで見る 児嶋一哉(@kojikojikoji47)がシェアした投稿 動物が苦手だった児嶋さんも、数か月後には慣れてきたのか、ネネちゃんにメロメロ!飼い主がペットの体の匂いを嗅いでしまう、『犬吸い』も披露しています。※写真は複数あります。左右にスライドしてご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 児嶋一哉(@kojikojikoji47)がシェアした投稿 チャームポイントにも注目!児嶋さんによると、ネネちゃんのチャームポイントは「下の歯がいつも出ているところ」なのだとか。 この投稿をInstagramで見る 児嶋一哉(@kojikojikoji47)がシェアした投稿 ちょこっと見える下の歯。なんだか笑っているようにも見えますね!コジとネネちゃんのかけあいにクスッ!さらに、児嶋さんのYouTubeチャンネルでも、ネネちゃんの様子を見ることができます。『コジとネネの日常』というタイトルで始まる動画では、ネネちゃんが芸を披露!『お手、おかわり』はもちろんのこと、ネネちゃんと肩を組む『友情』などの変わった芸も見せてくれています。動画の後半では、難易度の高い芸を見せようとしますが…ネネちゃんはカメラ目線で児嶋さんをスルー!なかなかうまくいかない様子も「児嶋さんらしくて好き」「ネネちゃんに遊ばれてる!」と視聴者の笑いを誘いました。児嶋さん夫妻とネネちゃんが旅行に行くと?犬と一緒に泊まれるホテルに、ネネちゃんと出かけた児嶋さん夫妻。旅行の様子も公開しています。部屋でリラックスして過ごすネネちゃんや、児嶋さんと遊ぶ姿に多くの人が心癒されたようです。児嶋さんの人のよさやネネちゃんへの愛情がたっぷりと伝わってくる、動画や写真。ネネちゃん、これからも児嶋さんをよろしくお願いしますね![文・構成/grape編集部]
2021年07月27日プロのトロンボーン奏者であり、YouTuberとして活躍する、みやけんさん。公共の場に設置され自由に弾ける『ストリートピアノ』を演奏した様子を、YouTubeチャンネル『みやけん / Miyaken』に投稿しています。ある日、聴衆がいない場所で、話題の曲をストリートピアノで弾くと…。ストリートピアノで『夜を駆ける』を弾き始めると?みやけんさんが演奏したのは、音楽ユニット『YOASOBI』の『夜を駆ける』という曲。2020年の年末に行われた『第71回NHK紅白歌合戦』で披露されたため、知っている人も多いのではないでしょうか。演奏前、みやけんさんの背後に人はまばら。ですが演奏が始まると、変化が…。その様子が、こちらです。次第に人が集まり始め、演奏を終える頃には数十人の聴衆が!みやけんさんが奏でる、美しい音に惹かれたのでしょう。演奏技術や集まった聴衆の数に対し、多くの人が驚くコメントを寄せました。・感動して鳥肌が立ちました。これほど多くの人たちを引き寄せられるなんて…!・どんどん聴衆が増えていく様子が圧巻!引き付けは大成功ですね。・生で聴きたかった…。また弾いてください。次は何を、どこで弾くのか…みやけんさんの動向から目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2021年07月26日毎年、幅広い層が待ち望んでいる映画のひとつといえば、『クレヨンしんちゃん』シリーズの劇場版。そこで、いよいよ公開を迎えた最新作『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』について、ゲスト声優を務めたこちらの方にお話をうかがってきました。仲里依紗さん【映画、ときどき私】 vol. 401しんちゃんとその友達で構成されている“カスカベ防衛隊”が全員で超エリート校に体験入学するところから始まる本作で、素行は悪いが多様な才能を持つエリートギャル・アゲハを演じている仲さん。今回は、しんちゃんの魅力や育児で大切にしていることなどについて、語っていただきました。―子どもの頃からしんちゃんの大ファンだったそうですが、オファーがあったときはどのようなお気持ちでしたか?仲さんしんちゃんのことは本当に大好きで、ゲスト声優を務めている方々を毎回うらやましいと思いながら映画館で観ていたので、やっと念願が叶ったという感じですね。夢が実現して、恵まれていると思います。―しかも、仲さんは「ギャルになりたい!」とずっと公言してきたほどのギャル好きですよね。今回のギャル役はまさにハマり役だったのでは?仲さん自分でも、きてるなと思いましたね(笑)。声だけではありますが、ギャルはやりたい役だったので、ここまで待っていた甲斐がありました。―ギャルを演じるうえで意識したことはありますか?仲さんとりあえず私がいま出せるすべての“ギャルパワー”を声に注ぎ込んでいます(笑)。あとは、昔しんちゃんの真似をして「うぇーい!」とか言っていたので、そのころを思い出しながら意識して演じました。ただ、私はもともとしゃべり方がしんちゃんみたいで、声がハスキーだったこともあって、子どものころには、「クレヨンしんちゃんみたいにしゃべらないで、もう少しハキハキ話しなさい」とよく母に怒られていたんです。でも、こうやってお仕事につながって、『クレヨンしんちゃん』にも出演できたので、あのときの母に「声優やりますから。役作りですよ!」と言いたいですね(笑)。今回の出演には、家族がすごく喜んでくれた―ご家族のみなさんも『クレヨンしんちゃん』シリーズのファンだということですが、出演を伝えたときの反応はいかがでしたか?仲さんみんなすごく喜んでくれましたね。特に、妹はうらやましいと。そういう家族の姿を見て、しんちゃんはやっぱり人気者なんだなと改めて感じました。毎週楽しみに観ていたので、しんちゃんとの思い出はたくさんありますね。―ただ、それだけ長年にわたって多くの人に愛され続けている人気アニメへ出演することに対して、プレッシャーもあったのでは?仲さんこれまでゲスト声優として出演された方々も錚々たるメンバーでしたから、「私で大丈夫かな?」と思うこともありました。でも、今回一緒に声優を務めるフワちゃんやチョコレートプラネットさんを含め、みんなで一緒にしんちゃんを盛り上げていけたらいいなといまは考えています。―では、最新作の見どころはどんなところですか?仲さん今回は、いままでにはない謎解きというかミステリーっぽいところがある作品なので、そのあたりが注目ですね。そんなふうに、劇場版の『クレヨンしんちゃん』には、通常のシリーズとは違うおもしろさがあるところが、魅力だと思います。理想の男性像は、頭はいいけど天然の人―息子さんも大好きで、よく一緒にご覧になっているそうですが、母親になってから響くポイントが変わったところもありますか?仲さんそうですね。大人になってから見ると、みさえやひろしの言っていることや親子の掛け合いがより刺さるようになりました。そこが小さいときとは、見るポイントが変わったところですね。それから、結婚してお母さんになってから思うのは、みさえみたいなお母さんっていいなということ。もし、実写化するなら、絶対にみさえを演じたいので、立候補したいです!あと、ミッチー&ヨシりんも昔はただのラブラブな若い夫婦だと思ってましたけど、日本を代表するくらいめちゃくちゃ迷惑な人なんだと、大人になってから気がつきました(笑)。でも、そうやって前とは違う楽しさを新たに探しながら映画を見返したりするのがいいんですよね。―これまでゲスト声優を務めた女性陣から、「ひろしが理想の男性」という声も上がっているようですが、仲さんはいかがですか?理想の男性像に欠かせない要素があれば、教えてください。仲さん私の理想は、頭はいいけどちょっと天然な人なので、どちらかというと、ひろしよりもしんちゃんが大人になった感じの人がいいかもしれないですね。天才的に抜けてるところなんかは、「もうっ!」ってなると思いますが、一緒にいたらきっと笑いが絶えないんだろうなと思うからです。子どもみたいなところがある人には母性本能をくすぐられるので、しんちゃんのような人がいいですね。息子にとって、かっこいい存在でありたい―仲さんといえば、ご家族が仲良しである姿に多くの人が憧れていると思います。ご自身が母として、妻として意識していることはありますか?仲さんまずは「みんなが幸せじゃないと楽しくない」という考えがあるので、私はしたいことがあれば、我慢せずにちゃんと相手に伝えるようにしています。それは息子と遊ぶときでも同じこと。「これに付き合ってあげるからママのしたいことにも付き合ってね」と言っています。なので、意識していることといえば、「家族全員が平等に楽しめる家庭であること」ですね。誰かだけが楽しいのでは、きっとほかから不満が出てきてしまいますから。そうならないように、つねにフェアであることを心がけていますし、自分がされて嫌なことは相手にもしないようにしています。あとは、「母親だからこうしなきゃいけない」みたいなこともあまり考えないようにしていて、大切にしてるのは、子どもとも対等な目線でいることです。―なるほど。とはいえ、家事、育児、女優、YouTubeとお忙しいなかで、嫌になることもあるかと思います。どうやって乗り越えていますか?仲さんいまは、子どもがいるからがんばれるというのが大きいと思います。やっぱり息子にとって自慢の母親でいたいので。私はどちらかというと、優しいお母さんと思われるよりも、かっこいい存在でありたいですね。―YouTubeを見ていても、息子さんがお母さんを大好きなのが伝わってきます。仲さんそうなんです!本当にラブラブなんですよ(笑)!好きな人に好きと言えるようになった―ステキですね。では、オススメのストレス発散方法があれば、教えてください。仲さん爆買いもそのひとつですが、やっぱり心も体も一番元気になるのは、きちんと睡眠をとることだと思います。若いときはあまり気がつかなかったですが、寝不足が続くと、精神的にもきつくなってくるので、最近は睡眠の大切さを実感するようになりました。ちゃんと寝た日はいろいろなことがうまくいく気がしています。でも、やっぱり金曜日は疲れが溜まってきて、一番つらいですね(笑)。―みなさん、同じなんですね。仲さんといえば、ご自分で撮影・編集をしているYouTubeチャンネルが非常に人気です。YouTubeを始めてから変わったことはありますか?仲さん自分の好きなことを表現できる場を初めて持ったことによって、好きな人に自分から好きと言えるようになりました。しかもそれをみなさんに伝えることができるのも、うれしいですね。もちろん大変な部分もありますが、やりがいを感じているからこそ続けることができているんだろうなと。いまは、それによってストレスが発散されている部分もあるかもしれないですね。まだまだ1年しか経っていないので、これからもがんばりたいです。―すでにYouTubeでもさまざまなことに挑戦されていると思いますが、次にやってみたいことは何ですか?仲さんいまは、YouTubeで作った映像を見ていただいていますが、映像だけではなく、今後は実際に物を作ってみたいなと考えています。自分でいろいろとプロデュースしながら、それを形にしていけたらいいなと。新しくておもしろいことをしていけたらいいですね。つらいときは、誰かと話して笑うことが大事―最後に、いつも笑顔で明るい仲さんからananweb読者へ向けて、元気でいられる秘訣を教えてください。仲さんみなさんも「あー、疲れたー。本当に無理!」と感じるときはあると思いますが、そういうときは誰かとしゃべれば底力が出ると言うか、なんとかなるものです。おそらくこれは女の人に多い特徴かもしれないですが、人と話して笑ってスッキリすることってありますよね?でも、それはすごく大事なことだと思うんです。だまっていると、どんどん気持ちが落ちていってしまいますから。いまの時期は、大勢で食事に行ったりすることはできないかもしれないですが、電話でもいいと思うので、つらいときは家族や友達に聞いてもらうのが一番。それは私がYouTubeでやっていることに近いかもしれませんね。でも、それを見て共感してくれる方がいたり、元気になりましたと言ってくださったりする方がいるので、YouTubeを始めてよかったなと思っています。なので、みなさんも、何かあればどんどん口に出していくというのがオススメです!インタビューを終えてみて……。最初から最後まで、とにかくエネルギッシュで笑顔が絶えない仲さん。同じ部屋にいるだけで、こちらまで明るい気持ちになるのを感じました。しんちゃんに対する熱い思いであふれている仲さんが見せる全力のギャルにも、ぜひ注目してみてください。汗と涙の青春から目が離せない!これまで、さまざまな人気作を生み出してきた劇場版『クレヨンしんちゃん』シリーズ。29作目となる今回は、シリーズ史上初となる本格(風)学園ミステリーとしても注目です。青春あり、友情あり、そして予想を超える衝撃の“ケツ末”を見逃しなく!写真・大内香織(仲里依紗)取材、文・志村昌美ストーリーある日、超エリート校「私立天下統一カスカベ学園」に体験入学することとなった“カスカベ防衛隊”。風間くんは、体験入学で優秀な成績をおさめ、天カス学園に入学することを密かに夢見ていたが、そんな想いを知らないしんのすけは足を引っ張ってばかりだった。我慢の限界を超えた風間くんは、しんのすけと大ゲンカになり、「お前とは絶交だ!」と寮を飛び出してしまう。心配になってみんなで探しにいくと、お尻に奇妙な噛み跡がついたまま倒れている風間くんを発見。目を覚ました風間くんは究極のおバカに変貌していた。正体不明の「吸ケツ鬼」による怪事件が多発している学園で、しんのすけたちが繰り広げる迷推理の先に見つけたものとは?ケッ作の予告編はこちら!作品情報『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』7 月 30 日(金)全国東宝系公開配給:東宝©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2021写真・大内香織(仲里依紗)
2021年07月25日2021年7月6日、俳優の黒柳徹子さんがInstagramで発表した『挑戦』に驚きの声が上がりました。なんと、87歳にしてYouTuberデビューをするというのです!発表通り、同月7日には初めての動画を投稿。チャンネル名を決めるため、トークを展開するも、時折脱線する自由な内容に反響が寄せられました。芸能人の人気YouTubeチャンネルを参考に、チャンネル名を決めようとする黒柳さん。しかし、オペラの話題やYouTubeでやりたいことなど、話題がつきません!トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)以上に自由な展開は、まさに黒柳さんらしさ全開。また、87歳ながら新たなことに挑戦しようとする姿勢に、視聴者からはさまざまなコメントが寄せられました。・徹子さんがYouTubeを始めてくださるなんて本当に嬉しいです!・年齢を重ねても新しいことに挑戦されるのって、すごく素晴らしいですね。・すごい時代だ…。2016年には、Instagramを開設し、その際も大きな話題を呼んだ黒柳さん。コメントにもあるように、挑戦するのに年齢なんて関係ないことを実際に証明し続ける黒柳さんに、多くの人が勇気をもらっているようです。今後、どのような動画を配信していくのか、期待が高まりますね![文・構成/grape編集部]
2021年07月07日猫の、もち様はある日、飼い主さんがコーラを出しているのを目にします。コップにコーラが注がれ、炭酸がシュワシュワと泡立つ様子に、興味を示したもち様。飼い主さんはその後、ソフトキャンディの『メントス』をコーラに入れた、『メントスコーラ』をもち様の前で作りました。『メントス』をコーラの中に入れると、コーラ内の二酸化炭素が漏れ出し、一気に噴き上がります。もち様が『メントスコーラ』を目にすると…。驚きの反応をしました!その様子が、こちらです。うつぶせに近い姿勢で眺めていたもち様。コーラが噴き出てくると立ち上がって、きょろきょろとあちこちを見るように!明らかに動揺し、固まる姿も見せたもち様。飼い主さんが2回目を行うと、さほど興味を示していませんでした。早くも慣れたのかもしれませんね。もち様の様子に、多くの人がクスッとしたようです。・いかにもYouTuberって感じの、すばらしいリアクションをしてくれますね!・もっと驚くかと思ってましたが、2回目で意外と冷めてたもち様に笑いました。・『メントスコーラ』があふれた時の、「何が起きてるの?」みたいな反応がかわいくて面白いです!YouTuberのもち様が、次に何をしてくれるか楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2021年07月02日「子供より妻が大事」と口にするなど、愛妻家として知られる、タレントでミュージシャンの所ジョージさん。夫婦円満ぶりを象徴するエピソードも多く、かつてテレビ番組内でビートたけしさんが「あのくらい幸せになりたい」と発言したほどです。2021年6月24日にYouTubeで公開された動画の中で、夫婦円満の秘訣をたずねられた所さんは、「夫婦円満ではない」とひと言。さらに、こうも続けます。よくカップルってさ「お互い価値観が同じ」だとかいうじゃん。で、「価値観の相違で別れる」とかいうじゃん。価値観が同じなわけないじゃん。価値観が同じ人に魅力なんてないからね。だって自分だもん。価値観が同じだよってことは、自分のいってることに「そうだね」って、あっちのいってることに「そうだね」っていってる2人だったら、もう同じじゃん。1人でいいわ。違う意見があって、いいんだもん。違う意見があるから、違う人なんだもん。そういう2人が一緒になるから、面白いんでしょ。所マックのまっくトコローより引用その後も、「違うのに、一緒にいるから面白い」と強調する所さん。意見が食い違うと、衝突することも時にはあるでしょう。しかし、それすらも所さんにとっては「面白い」と感じられる点なのかもしれません。所さんの意見に対して、ほかの出演者は「深い」ともらすなど、感銘を受けた様子。また、視聴者からも「そういう考え方もあるのか」とさまざまなコメントが寄せられています。・価値観が同じわけがないんですよ。所さんみたいなパートナーを探そう!・「なるほど」と思える考え方や受け止め方。・所さんの考え方、素敵だな。真似したい。もしかしたら、所さんは妻と意見が食い違うことをあげて「夫婦円満ではない」と語ったのかもしれません。しかし、「違うから面白い」といえる所さんと、そんな所さんと長年結婚生活を送っている妻は、誰が見ても夫婦円満なのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年06月26日株式会社NTTドコモは、料金プラン『ahamo』の100万契約突破を記念して、人気ボカロPと歌い手がコラボする無料オンラインライブの配信を決定しました。ライブのタイトルは『つながる詩の日』。2021年7月11日、『ahamo』のYouTubeチャンネルで配信されます。人気ボカロP×歌い手がオンラインライブ『つながる詩の日』でコラボ!今回のライブには、音声合成ソフト『VOCALOID』を使う『ボカロP』や、ネットを中心にアーティスト活動をしている『歌い手』が数多く参加。楽曲制作を担当するのは、八王子Pさんや、『ひとしずく×やま△』、40mPさん、和田たけあきさん、『OSTER project』、『針原翼×koyori』、buzzGさんら大人気ボカロPです。また、歌い手からはこはならむさんや、しゅーずさん、遥羽(はるは)さん、PAREDさん、松下ゆらぎさん、RIRIKOさんが出演します。八王子Pさん40mPさんこはならむさんオリジナルソングを披露する、ボカロPと歌い手の組み合わせがこちら!・OSTER project×ゆらぎ・八王子P×しゅーず・針原翼×koyori×遥羽(はるは)・buzzG×RIRIKO・ひとしずく×やま△×PARED・40mP×こはならむ・和田たけあき×松下また、『くらべられっ子』を始めとした楽曲で人気の歌い手である、ツユさんが応援アーティストとして出演します。ネット上で創作活動を行うボカロPと歌い手がコラボレーションし、『新しい音楽』を届ける今回のオンラインライブ。視聴者による事前の楽曲人気投票と当日の審査によって優勝ペアを決定し、優勝したペアは今後の活動で『ahamo』がサポートを行うとのことです。同ライブは無料で見ることができます。YouTubeチャンネルでは、オリジナル楽曲のワンコーラスMVを公開。視聴者による事前投票をTwitterで実施しています。【オンラインライブ『つながる詩の日』】開催日:2021年8月上旬ウェブサイト:つながる詩(うた)の日配信先:ahamoOfficial アハモ公式[文・構成/grape編集部]
2021年06月15日『ストリートピアノ』という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。『ストリートピアノ』とは、商業施設や駅などの公共施設に設置された、誰でも弾くことができるピアノのこと。東京では東京都庁の展望室に設置してあるグランドピアノが有名です。最近ではストリートピアノを演奏し動画を公開するYouTuberも増えており、注目されています。そんな中、プロのトロンボーン奏者でありながら、ストリートピアノでSNSを中心に爆発的な人気を博しているYouTuberがいます。鹿児島県出身の“みやけん”こと、宮原健輔(30)さんです。※プロのトロンボーン奏者として活躍する、みやけんみやけんさんは、東京都交響楽団や東京フィルハーモニー交響楽団など、数々のオーケストラにエキストラ出演しているプロのトロンボーン奏者。一方で、全国各地のストリートピアノを行脚し、主にJ-POP楽曲をアレンジして披露しています。耳コピのレパートリーは1000曲以上!その素晴らしい演奏テクニックは人々を魅了し、瞬く間にファンを増やしました。また音楽ユニット『YOASOBI』の大ヒット曲『夜に駆ける』を演奏したことから、『YOASOBI』の公式Twitterアカウントでも紹介され、いまやYouTube登録者数は9万人となっています。今回は、人気ストリートピアノYouTuber・みやけんさんに、これまでの軌跡について伺いました。幼少期から開花させていたピアノの才能ピアノ調律師の父と専業主婦の母のもとに生まれたみやけんさん。実家にアップライトピアノはあったものの、幼少期にピアノを学んでいたわけではないといいます。しかし当時から、親が聴いていたJ-POP楽曲の音を鍵盤で探して弾くのが好きだったとか。天性の才能は幼少期から現れていました。――教わっていないのに、幼稚園児の頃からピアノを弾いていた?みやけんさん:幼稚園の歌の時間も、一番前に立ってずっと先生のピアノを見ていました。ある時、担任がお休みで別の先生がピアノを弾いたそうです。その先生が園児からのリクエスト曲に対応できなったみたいで。ほかの園児が「けんちゃんなら弾けるよ」といって、僕が弾いたらしい。後から親にお礼の電話があったみたい。小学1年生の時も入学式で初めて校歌を聴いて、家に帰って耳コピで弾いていました。休み時間は、当時流行っていたJ-POPを耳コピで弾いて遊んでいました。当時は『モーニング娘。』や『SPEED』が流行っていたので、自分でアレンジして弾いていましたね。――すごい才能!みやけんさん:当時からピアノが好きで、『習う』というよりは『楽しむ』というところから入っていきました。小学校でトロンボーンに出会いプロの道へ小学生になり、ピアノの個人レッスンに通うようになったみやけんさん。ここでさらにJ-POPをたくさん弾くようなります。また小学4年生で金管バンドに加入し、先生からいわれるがままトロンボーンの担当に。中学でも吹奏楽部でトロンボーンを続け、鹿児島県内の音楽高校にトロンボーン専攻で進学しました。その後、トロンボーン専攻で愛知県立芸術大学に進学。在学時からオーケストラのオーディションに合格するなど、トロンボーンの才能も開花させます。この頃から「就職先はオーケストラ」と考えるように。一方で、流行りの曲をピアノで弾くことも続けていました。この大学時代に、ひっそりとYouTubeチャンネルを立ち上げたみやけんさん。当時は電子ピアノで吹奏楽の楽曲を演奏する程度でしたが、後にストリートピアノによって大人気チャンネルに成長することになるのです。そして大学卒業後、上京したみやけんさんはオーケストラのオーディションを受け、徐々に演奏に呼ばれるようになります。――プロのオーケストラに参加するのはハードルが高い?みやけんさん:うまく成果を発揮できれば次も呼ばれますが、ちょっとしたミスが命取り。厳しい世界ですね。そして完全に口コミの世界です。参加したオーケストラの人が「みやけん、よかったよ」といってくれたり、「いいね」と思ってくださって、次も呼んでくれたり。逆に一緒に吹いていて音が微妙だったとか、本番で間違えれば、次から呼ばれなくなる。先方の反応が「また次もよろしく!」だと安心します。逆に「ありがとうございます」といわれ、それ以降連絡がないと心配になります。――かなり限られた枠なのでは?みやけんさん:オーケストラの世界はすごく狭い。都内のプロのオケも数えるくらいしかありません。その中でトロンボーン奏者は2~3名だけ。募集も1名。その1名に対して50~100名がオーディションを受けるので、結構大変です。30歳になってもプロのオーケストラに呼ばれたことがない奏者もたくさんいます。厳しいオーケストラの世界でも、みやけんさんはフリーランスのエキストラとして地位を確立。東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など、さまざまなオーケストラに定期的に呼ばれるようになります。「なんだこの世界は!」ストリートピアノで味わった感動体験プロのトロンボーン奏者として活躍していたみやけんさんですが、ピアノでのJ-POP演奏は続けていました。そんな中、ストリートピアノに出会います。――ストリートピアノにハマったきっかけは?みやけんさん:新型コロナウイルス感染症が流行る前の2019年11月に、オケの仕事で京都に行きました。京都駅の改札の目の前に大きなグランドピアノが置いてあって、弾いている人がいました。周りにすごく人が集まっていて、「あ、YouTubeでよく見る光景だ!こういうの、本当にあるんだ!」と。僕はその時は弾きませんでしたが、翌日次の仕事場へ移動する前に弾きに行くことにしました。翌朝京都駅に向かい、特に何も準備していなかったので、当時流行っていた『Official髭男dism』の『Pretender』や米津玄師さんの『Lemon』を弾きました。そうしたら、ありえないくらい人が集まった!関西の人たちはすごく温かくて、「ブラボー!アンコール!」って大歓声!「なんだこの世界は!YouTubeみたいなことって本当に起きるんだ!本当にこんなに盛り上がるんだ!」って感動して。この盛り上がりと拍手で、「ストリートピアノっていいな」と思いました。ここからハマりましたね。――かなり印象的な感動体験ですね。みやけんさん:はい。すぐに京都駅のビックカメラで三脚を買って動画を撮り、大学時代に作ったYouTubeチャンネルに投稿しました。この時は音質も悪かったけど、登録者数が伸びたんです。それからストリートピアノを巡るのが楽しくなって、オケの仕事で遠征する際は『○○県・ストリートピアノ』と検索して、弾いてまわるようになりました。――トロンボーンとストリートピアノの違いは?みやけんさん:僕にとって、単純に音を楽しむことができる楽器はピアノ。自分の魅力や、やりたいことを発揮しやすい。トロンボーンは仕事というイメージが強いです。感覚だけでなく、しっかりやらなければならない。オケはほかの楽器のいろんな音を聴いて合わせながらやるので、協調性がないとできない。自分を完全に出しきるよりは、周りと合わせる感じが強いんです。トロンボーンではクラシック曲しかやらないのに対して、ピアノでは絶対クラシックはやらず、「J-POPをやる!」と決めています。もともとJ-POP を聴いている方が好きなので。――その後もさまざまな場所のピアノを弾いて回った?みやけんさん:はい。弾いては動画を撮っていました。そのうち、現場で出会う人達にYouTubeのアカウントを聞かれ、人の縁やネットワークが広がっていきました。――2019年11月に京都駅で初めてストリートピアノを弾き、翌12月には東京都庁でも弾いています。みやけんさん:はい。2019年のクリスマスに都庁で初めて弾きました。いろいろなストリートピアノを弾いてきましたが、都庁はハードルが高いというか、「気軽には行けない」と勝手に思っていて。『ストリートピアノの聖地』なので。都庁は距離感や聴いている人の数が駅とは全然違うんです。「あの展望室で弾くなら、ちゃんと弾かないとダメだ!」と思って、「1曲ちゃんと仕上げてから持っていかないと」と思っていました。今まで即興で楽しんで弾いていましたが、この時は練習してから行きました。楽曲は『Official髭男dism』。『Pretender』はほかの方もよく弾くので、『イエスタデイ』にしました。有名な曲なのに弾いている人がいなかったので。都庁での演奏は、ストリートピアノでは感じたことがないくらい緊張して、足も震えました。ここは特別な場所です。そして、京都駅と東京都庁。この2つの体験が今のみやけんさんに続いているといいます。ついにYOASOBI公認!再生回数ミリオン突破で人気YouTuberへ2019年末からストリートピアノに目覚めたみやけんさん。2020年に入りコロナが爆発的に広がると、本業であるトロンボーンの仕事に陰りが見え始めました。みやけんさん:3月の緊急事態宣言頃から、4・5月の公演がなくなりました。3月から10月までプロの公演の仕事はありませんでした。オケによっては、楽団の人でさえ「9月まで仕事がない」といっている人もいました。本業の仕事がなくなっただけでなく、人が集まるストリートピアノも自粛しなければならなくなったみやけんさん。自粛中はYouTubeでピアノ演奏の生配信を決行しました。みやけんさん:「YouTubeで視聴者からリクエストをもらって、生配信したらいいのでは?」と思い、6月頃まで生配信をしていました。目の前の拍手はないけど、web上でリアルな反応をしてくれたり、配信で聴いてくれる人がいることに幸せを感じました。――緊急事態宣言が明け、再びストリートピアノが再開できるように。みやけんさん:緊急事態宣言解除後も、不特定多数が集まり、密になるストリートピアノをいつ再開するかを迷っていました。ただ、楽器メーカのヤマハ株式会社が、『LovePiano』というストリートピアノを全国に設置しているんですね。1号機から5号機まで5台あります。そのヤマハが緊急事態宣言解除後の6月19日に、商業施設『有明ガーデン』のオープンに合わせて、『LovePiano5号機を初お披露目します』と告知したんです。ヤマハが設置してくれるんだったら、そろそろ弾いて動画を出してもいいかなと思い、再開しました。弾くんだったら「絶対最初に弾きたい!」と思って1番に弾けるように行きました。――ここでの演奏が、みやけんさんを人気YouTuberに押し上げるターニングポイントに。みやけんさん:はい。この演奏も特別でした。有明で弾いたYOASOBIさんの『夜に駆ける』を、YOASOBIさんが公式Twitterアカウントで紹介してくださり、公認をいただきました。この時初めて、動画再生数がミリオンを達成したんです。YOASOBIさんのMVを見ていた人達や、J-POPを聴くのが好きな人達がストリートピアノを知って、僕の動画を見たり、現地に聴きに来てくれるようになりました。――その後どんどん登録者数が増えました。みやけんさん:6月時点で3000人だったのが、8月には1万人。毎日100人ずつ登録者数が増えていく状態でした。動画を投稿しなくても『夜に駆ける』のパワーが強くて、自動的に増えていきました。今はどんな投稿をしても1万再生を突破します。当初は視聴者やお客さんも「この曲が好きだから聴く」という感じでしたが、今は「この人が弾くから聴く」にチェンジしている気がします。2021年2月には登録者数が6万人近くなり、今は9万人に達しました。――ストリートピアノYouTuberとして認められてからの反響は?みやけんさん:今までトロンボーンをやっていても、外で声をかけられることはありませんでした。でもストリートピアノだと必ず声をかけられます。身近だからこそ、演奏後に「よかったです!」「今の曲なんですか?」と声をかけてもらえる。「写真いいですか?サインいいですか?」と、ちょっとアイドルみたいな世界ですが、より生で、距離感を近くに感じられるのがすごくいい。――今後はストリートピアノをメインに?みやけんさん:有明で弾いた去年の6月頃は、本業はトロンボーン奏者で、YouTubeやストリートピアノは趣味だと思っていました。好きだから毎週弾いていたけど、だんだんYouTubeが『稼げるもの』になってきて、今は完全にトロンボーン奏者時代より収入が上回っています。YouTubeをメインとした案件や企画などのオファーも増えました。『やりたいこと』をやらせてもらっているのでありがたい。いろいろ経験してシフトチェンジできたことはよかったです。ただ、“トロンボーン奏者・宮原健輔”としても、“YouTuber・みやけん”としても両立させたいです。「全部の役が自分」 YouTuber・みやけんとして意識していること――YouTuberとしてのこだわりは?みやけんさん:動画配信を始めた頃は、プロの演奏家から『YouTube?』ってちょっと馬鹿にされることもありました。YouTubeで『プロ、アマ・素人』の垣根がなくなっているのに、そこにばかりこだわっている人もいます。でも、「今はこういう時代だから、外で弾けない中でSNSで活動していいね」っていってくれる人もいました。変な表現になりますが、コロナ禍にすごくマッチしたと思います。僕は今できることを発信するしかない。YouTubeは全部の役が自分。撮影も編集も演奏も全部自分。弾くのは数分だけど、編集はすごく時間がかかっています。撮ったものをその場でポンと配信するのもいいけど、それだと再生率が伸びない。「どう伸ばすか」、そして企画は常に考えています。例えば演奏でミスをしても、これまでは「ミスは動画に出せない」と思っていましたが、そのミスをあえて笑いに変えて動画にしたり。――総合プロデューサーですね!みやけんさん:いろんなYouTuberの方から学ばせていただいています。サムネイル1つにしても、クリックしたいと思わせるタイトル付けなど、意識しています。――最後に、ストリートピアノの魅力は?みやけんさん:ストリートピアノは、一瞬で、身近でいい演奏が聴けます。オケの時の自分は、燕尾服やタキシードなどきれいな格好をして舞台上にいる。客席とほどよく距離があり、厳粛な感じで音楽を聴いてもらいます。ストリートピアノは真逆。普段着で、すぐ近くに鍵盤を見ているお客さんがいる。見ている人はより身近に音楽を感じられる。「こんな世界があるんだ!」と感動しました。自分が想像する『楽しめる音楽の世界』に近いです。気軽に楽しめるのが一番いい。すごく楽しいです。幼少期からずっと続けてきた大好きなピアノとJ-POP。ストリートピアノを始めたことで、『好きなこと』で人々を感動させ、さらに新しい仕事にもつながっています。みやけんさんのますますの活躍に今後も目が離せません!みやけんさんの演奏を生で見たい方はこちら!アメリカ出身のピアニスト・ジェイコブ・コーラー氏のコンサートにみやけんさんがゲスト出演します。「Street Piano Concert 2021」日時:2021年7月23日(金・祝)14:00開演(開場13:00)場所:横浜・関内ホール 大ホール[文/コティマム・構成/grape編集部]
2021年06月14日猫のレイくん、エマちゃんと暮らす、飼い主のネコランド(@NEKOLAND13)さんがTwitterに投稿した動画が話題になっています。ある日飼い主さんは、就寝時間になっても寝床ではない場所で遊んでいたレイくんを、抱っこをしない方法で部屋へと連れ戻しました。17万人をキュンとさせた、実際の動画をご覧ください。昨晩、深夜徘徊してたので強制送還しました(笑) pic.twitter.com/NJCD6ewnpl — ネコランド (@NEKOLAND13) June 6, 2021 無抵抗で運ばれていく…!!脇を持った状態で引きずられるレイくんは、完全に飼い主さんに身を委ねています!引きずられるレイくんを不思議そうに見ていたエマちゃんが、「どうしたのー?」といわんばかりに追いかける姿もかわいいですね。ちなみに、飼い主さんは以前にも、レイくんをこのように運んだことがあるようです。体に一切力を入れていないためか、一度飼い主さんの手からずり落ちる姿にもキュンとします!投稿には「おとなしく運ばれている感じがかわいい!」「表情まで最高」「観念していますね」などのコメントが寄せられました。レイくんが就寝前に別の部屋で遊ぶのは、こうして飼い主さんに運ばれるのを待っているから…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年06月08日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「YouTubeを始めるなら」です。最近、MVを公開するだけでなく、ミュージシャンがチャンネルを持ってプライベートな出来事を紹介したり、いろいろなトークをする様子を配信する、というのが増えてきています。例えば、奥田民生さんが宅録する様子を見せる動画を配信していたりとか…。新人、大御所問わず、自分のペースで自由に配信できるのがYouTubeのいいところですよね。僕は、YouTubeでは趣味のゲーム実況の配信をするくらいで、なかなか有効活用ができているとは言えません。もし、本格的に岡崎体育のチャンネルをやるなら、他にはないような岡崎体育らしいことをやりたいですね。例えば、流行りの「韓国メイクをやってみた」より、まだ日本では流行ってないであろう「メキシコで流行っているメイクをやってみた」とか、ちょっと斜め上からの企画を試してみたい。それから、個人的に、BBCのサバイバル番組で有名な、元イギリス陸軍大尉のエド・スタッフォードが大好きで、よくYouTubeで彼の番組を見ているのですが、彼のような極限状態でのサバイバルも試してみたい。特になんの道具も持たず、着の身着のままでアリゾナの荒野に投げ出されて、果たして1週間生き延びることができるのか。そんな男の冒険心を試してみたいです。冒険心で言うと、せっかくならバンジージャンプにも挑戦してみたい。これは、僕が以前から話している「死ぬまでにやりたい100のことリスト」のひとつにあげているものです。あ、だからこの「100のことリスト」をひとつひとつ消化していくチャンネルを作るのもいいかもしれません。人がなにか夢を叶えている瞬間を見るのって、面白くないですか?これは、岡崎体育公式チャンネルができそうな気がしてきました。そういう意味でも、やはり手っ取り早く実現できそうな、バンジージャンプを飛ぶ姿をまずお届けしたいと思います。そうなってくるとどこで飛ぶかが問題ですが、実はもう決めてあります。マザー牧場の低いやつがいいんです。なんか日本一高い渓谷で飛ぶとか、そういうのは僕には無理です。絵的にそっちのほうが面白いとか言われそうですが、そんなのもう見飽きてますし、それを面白がる時代は終わっています。僕にはマザー牧場で小学生からでも挑戦できるライトクラスのバンジーで十分。いずれ飛びますので、みなさん楽しみに待っていてください。おかざきたいいく『おはスタ』(テレビ東京系)火曜日にレギュラー出演中。約3年ぶりとなるコンセプトアルバム『OT WORKS II』が好評発売中。※『anan』2021年6月9日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年06月05日クリクリなお目めとフワフワの毛が特徴的な、1歳のスコティッシュフォールド・もちまるくん。愛らしい姿でたくさんの人を魅了し、2021年6月時点で、YouTubeの登録者数が100万人を突破している人気の猫です。ある日、飼い主(@catmotimaru)さんが仕事をしていると、もちまるくんからかまってほしいとアピールをされたといいます。さびしがるもちまるくんを見かねた飼い主さんは、ジッパー付きのパーカーに着替え、胸元に入れてあげました。その時に撮影された、実際の動画をご覧ください。動画には、飼い主さんのパーカーに入る、もちまるくんの姿が…!前脚をパーカーの外に出して退屈そうな表情をしていますが、しばらくの間居続けたようです。飼い主さんのことがとても好きなのでしょう。YouTubeに投稿する動画を編集していた飼い主さんですが、どうやら、もちまるくんは自分の映像には興味がないようですね!寂しがり屋の猫と一緒にお仕事 pic.twitter.com/5aYuOcF9UQ — もちまる (@catmotimaru) June 4, 2021 飼い主さんは、もちまるくんがパーカーに入る姿の写真をTwitterに投稿。21万件以上の『いいね』と、「かわいすぎ」「赤ちゃんみたい」「甘え上手!」などのコメントが寄せられました。動画の後半には、飼い主さんにおもちゃで遊んでもらって大はしゃぎしている、もちまるくんの様子が映っていました。もちまるくんの愛らしい姿は、飼い主さんのみならず、たくさんの人をキュンとさせたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年06月05日動植物の検疫を行っている『動植物検疫探知犬(以下、探知犬)』。荷物の中から肉製品や果物などを発見し、伝染病などの侵入を防いでいます。日頃、空港・郵便局内で仕事に取り組んでいる彼ら。興奮しないよう訓練も受けていますが、突然ライブが目の前で始まればどのような反応をするのでしょうか。動物検疫を管轄している、農林水産省の職員が実験してみました。音楽が鳴り出すと…動画に登場した犬は、国際郵便局で実際の業務に従事しているラブラドール3匹。使用曲は、探知犬がおこなっていることを歌で分かりやすく紹介する『ハイパークンくんのうた』です。『クンくん、青いコートに身を包んでる~』と、軽快なリズムから始まっています。犬の被り物に身を包み、職員も流れる曲に合わせてノリノリでダンスを披露。3匹とも、尻尾を振ったりあちこちを散歩していますが、残念ながら職員のもとに駆け寄っていきません…。曲が終わり、3匹にマイクを近づけてインタビューを試みた職員。ですが、顔を背けられたり、あくびをされたりして答えてもらえませんでした。急に始まったライブやインタビューに惑わされず、訓練通り落ち着きを保てているともいえますね!コメント欄には、こうした声が上がっています。・シュールすぎて、思わず吹き出してしまいました。・笑いが止まりませんでした。・興奮して吠えたりしないんですね。お利口さんだ!郵送や機内を問わず、国内に持ち込めない肉製品があることは、あまり知られていません。動画を通して、検疫の重要性が広く伝わるとともに、探知犬の認知拡大につながるといいですね。日本の水際対策の最前線で活躍している探知犬たちに、感謝を伝えたくなります![文・構成/grape編集部]
2021年06月03日株式会社カプコンが運営する『カプコンネットキャッチャー カプとれ』と、VTuberグループ『ホロライブ』の常闇トワ(とこやみ・とわ)がコラボレーション!2021年6月5~16日まで、描きおろしイラストを使用したオリジナルグッズがプライズに登場します。カプとれ×ホロライブ『常闇トワ』のコラボが決定今回のイラストを担当したのは、『ホロライブインドネシア』所属タレントのキャラクターデザインを担当しているLAMさんと夜ノみつきさんです。イラストを使用したアクリルスマホスタンドやマウスパッド、タペストリーが景品として登場します。アクリルスマホスタンド(全2種)マウスパッド(全2種)タペストリー(全2種)【カプとれ×ホロライブ「常闇トワ」】実施期間:2021年6月5日21時から同月16日の23時59分まで発送期間:2021年8月下旬以降を予定【景品投入開始日程】アクリルスマホスタンド⇒6月5日21時からマウスパッド⇒6月6日18時から追加投入タペストリー⇒6月7日18時から追加投入(以降、全アイテム投入)[文・構成/grape編集部]
2021年05月31日さまざまなアーティストがスタジオで“一発撮り”を収録する音楽系YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」と、自宅やプライベートスタジオから収録する「THE HOME TAKE」。優里さんは2020年7月10日公開の「THE HOME TAKE」『かくれんぼ』で初登場。この曲はすでにインディーズで配信されていたためSNSで話題になっていたが、「この透明感ある歌声の美声アーティストは誰?」と、公開と同時に大きな注目を集めた。アカペラでインパクトを残したかった。「お話をいただいた時、『THE FIRST TAKE』のことはもちろん知っていました。家族全員が好きでよく観ていたんです。特にうちの父親がめちゃくちゃ好きで、LiSAさんの『紅蓮華』とかを繰り返し観ていました。だから、出演が決まった時、両親にすぐ言うか内緒にしておくべきか、まずそれに迷いました(笑)」自宅やプライベートスタジオから届ける「THE HOME TAKE」の収録も、もちろん一発撮り。この時のためのアレンジは自身で考えたものだという。「せっかくだから、何か特別なことをやりたくて。それでサビのアカペラから入ろうと決めました。インパクトのあることがしたかったんです。収録する前は、音を外したらどうしようとか、あそこで裏声を使ってみたいとかいろいろ考えていたんですが、始まったらもう記憶がなくて。とにかく気持ちを込めること、それだけをずっと考えて歌いました」配信時には、自身もパソコンの前で待機して公開を待ったそう。「確かにパフォーマンスしたはずなんだけど、なんだか実感があまりなくて。パソコンの画面を見ながら、最後まで歌いきれ!がんばれ!って自然と自分を応援していました(笑)」『かくれんぼ』は今、ストリーミング再生数1億回を超えるまでに。そして同年10月にはメジャー2ndデジタルシングル『ドライフラワー』発売直後に「THE FIRST TAKE」に登場。こちらの動画は現在までに、5500万回再生を突破中。楽曲としてもApple Musicをはじめとする音楽配信サービスで次々と1位を獲得した。2021年3月29日付のBillboard JAPAN ストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、男性ソロ最速、歴代3位のスピードでストリーミング累計2億回再生を突破したことがニュースにもなった。この曲のバイラルヒットの火つけとなったのが「THE FIRST TAKE」であることは間違いなさそうだ。「本当にそうだと思います。僕としても『ドライフラワー』はたくさんの人の心に響いてくれるはずだと思えた自信のある曲。それをこの場所で披露することで、曲だけでなく歌っている僕のことまで伝えていただけた。それがすごくうれしかったですね」普段から「THE FIRST TAKE」をよく観ているという優里さん。藤井フミヤさんが歌う『Another Orion』には感動したと、興奮気味に話す。「僕が学生時代に大好きでずっと繰り返し聴いていた曲なんです。それをここで聴けたのは興奮しました!いち歌手としても、いろいろな方の歌を聴けるのは本当にありがたい。歌に込めているものもそれぞれ違うじゃないですか。『THE FIRST TAKE』は、それがよくわかって、めちゃくちゃ勉強になります」では、この出演を経て、優里さん自身の中で変わったことはあるのだろうか?「そうですね。度胸は確実につきましたね。テレビとかラジオとかで一発で決めないといけない時に、あの緊張する一発撮りもちゃんとできたんだから、大丈夫って。そういう強い気持ちを持てるようになりました」ゆうり2019年、SNSに投稿された歌唱動画が注目を集める。’20年8月『ピーターパン』でメジャーデビュー。『ドライフラワー』が配信サイトなどで42冠、男性ソロ最速ストリーミング2億回再生突破と大ブレイク。最新曲『飛行船』が好評配信中。※『anan』2021年6月2日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)ヘア&メイク・Yutaro Ichikawa取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年05月30日2Dや3DのCGやアニメのキャラクターを使い、動画投稿サイト『YouTube』で活躍する『VTuber』。個性的なキャラやかわいいアバターなどを使い、ゲームの実況をしたり、踊ったりしている動画を見たことがある人はいるでしょう。株式会社CyberZは、人気VTuberのオリジナルカードが付いた『VTuberチップス3』を、2021年6月21日に発売することを発表しました。待望の第3弾『VTuberチップス3』が発売決定!人気VTuber全22組66種類のオリジナルカードのうち、ランダムで1枚のカードが付いてくるという同商品。ネタ(N)カード22種、レア(R)カード22種、スーパーレア(SR)カード22種があり、裏面は全レアリティごとに異なる仕様となっています。Nカードには各キャラの能力指標を表したオリジナルパラメーター、Rカードには各キャラのプロフィールやコメント、SRカードには各キャラが作成したオリジナル川柳が記載されているとのこと!価格は、税込み242円です。全国のファミリーマートやヴィレッジヴァンガード、アニメイトなどで販売されます。ヴィレッジヴァンガードでは、6袋を購入ごとに限定特典のクリアファイルがプレゼントされるのだとか!また、通販サイト『eStream Store』では、1カートンを購入ごとに限定特典のマグネットが2個付いてくるそうです。VTuberファンにはたまらない『VTuberチップス3』。気になる人は購入してみてはいかがですか。【VTuberチップス3】■販売店舗・ファミリーマート・アニメイト・ヴィレッジヴァンガード(6袋購入ごとに限定特典のクリアファイルをプレゼント)※上記店舗のうち、取扱いのない店舗もあります。商品のお取扱いに関しては、各店舗へお問い合わせください。※ノベルティはなくなり次第配布終了。※カードはランダムでの配布。■オンライン販売・eStream Store(1箱購入ごとに限定特典のマグネットを2個プレゼント)※eStream Storeでは、カートン販売(1箱12個入)のみ。[文・構成/grape編集部]
2021年05月29日2019年11月にスタートした音楽系YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」。この“一発撮りパフォーマンス”から次々とヒットが生まれている。プロジェクトの運営スタッフとクリエイティブディレクターの清水恵介さんに、いかにしてこの奇跡のチャンネルが生まれたかを聞いてみた!音楽でワクワクできるコンテンツを作りたかった。――“一発撮りで音楽と向き合う”という「THE FIRST TAKE」のコンセプトは、音楽系YouTubeの中、今までになかったコンテンツで、瞬く間に話題となりました。まず、どのようにこの企画が生まれたのか教えてください。運営スタッフ(以下、運営):様々な要因がありますが、一つに既存のメディアからのプロモーショナルなヒットが、なかなか生まれにくくなっている現状がありました。若い世代はどうやって新しい音楽を見つけているのかというと、SNSで知り、YouTubeでMVを観たり、音源をダウンロードして聴いていた。まだストリーミングが視聴習慣の主流になっていない移行期でしたが、いずれ変化するだろうと思っていました。そういった流れの中で、デジタル上でストリーミングの再生に直結できるYouTubeチャンネルを作りたいと考えたんです。清水:運営スタッフのみなさんから新しい体験ができる音楽チャンネルを作りたいとご相談を受けて、まず考えたのは「今の時代の音楽コンテンツに求められることは何か」ということです。音楽をどんな時に聴きたいと思うのか、どんな時に感動するのか、どんな時にワクワクするのか…。基本をいまいちど振り返り、ヒントを探していきました。――音楽の聴き方が変わってきた時代に寄り添った音楽コンテンツを作りたかったんですね。では、そもそも“一発撮り”ありきでスタートした企画ではないんですね。清水:そうですね。すでに世の中にあったテレビ番組や映画、動画配信サービスとは違う体験や価値を作るにはどうしたらいいのか、たくさんの動画コンテンツを研究して、チームで徹底的に考えていきました。運営:まずこだわりたいと思ったのは高音質、高画質であるということです。それを落とし込むコンテンツとして、『MTVアンプラグド』など、アーティストが音源をリアレンジして披露したくなるような、洗練されたブランディングを持ったものを作りたいと思っていました。そして緊張感のあるステージは、やはり“わざわざ観たい”と思わせる魅力がある。それをYouTubeで実現する手法として辿り着いたのが“一発撮り”だったんです。YouTubeのプレミア公開機能は、視聴者がリアルタイムで観ながら、チャット上でコミュニケーションもできる。それもまた、デジタル上でライブをみんなで観ているような感覚に繋がっていると思います。――“一発撮り”を引き立てるシンプルなビジュアルへのこだわりも、このチャンネルの魅力だと思います。清水:撮影場所については、廃銭湯で撮ろうとかビルの屋上に小屋を立てよう、思い切ってスナックで撮るのはどうか、などいろいろ話し合いましたが、結局“音楽と向き合う”というコンセプトに合わせて、ミニマルな撮影手法がいいのではと気づきました。デザインに対する僕の基本でもあるのですが、できるだけ少ない要素まで削ぎ落とすことで、残ったものに本質が宿る。その考えがぴたりとハマった感覚があります。――初回のadieuに始まり、話題性のある旬のアーティストや、注目の新人からキャリアのあるアーティストまで、ラインナップもバラエティ豊か。登場される方はどのように選んでいるのでしょうか?運営:「THE FIRST TAKE」は、ブッキングの自由度を高くしています。音楽のジャンルやキャリアを問わず、幅広いアーティストのみなさんにご出演いただきたいと思っています。大事にしているのは、その日そのアーティストのドキュメンタリー性です。白いスタジオでマイク1本、一発撮りというフレームの中では、その人の個性や音楽に向き合う考え方が際立ちます。――再生数1億回を超えた、『猫』や『紅蓮華』『夜に駆ける』など、チャンネルの知名度と楽曲の認知が同時に上がっていく相乗効果も見事だなと感じました。『猫』は、オリジナルバージョンと合わせて累計ストリーミング再生数が3億回を突破。『紅白』初出場直前に公開されたLiSA『紅蓮華』は、大きく本チャンネルの知名度を上げることに。YOASOBI『夜に駆ける』もここからさらにヒット。その後、『群青』(写真)や『優しい彗星』も披露。運営:adieuの時は、まだフォロワーゼロのチャンネルでしたが、詞曲を手がけた野田洋次郎さんが動画の感想をツイートしてくれたことも含め話題になり、再生数が伸びたんです。YouTube上の一つの音楽コンテンツが、SNSで拡散され相互に作用するのがクロスメディアの面白いところです。LiSAが圧倒的なパフォーマンスを披露してくれた『紅蓮華』にしろ、DISH//のメンバーが新たなアレンジで届けた『猫』にしろ、自宅にカメラを届けたYOASOBIの『夜に駆ける』も、ここだけにしかないパフォーマンスをしてくれたことで話題になり拡散され、動画再生数やストリーミングチャートにも結びつきました。清水:最初の話に戻りますが、僕たちが“音楽と向き合う”ことに真摯に取り組んでいると、それにアーティスト側も気づいて応えてくれました。アーティストに出演したいと思ってもらえるチャンネルであることは、とても大事だと考えています。加工やフィルターが当たり前の時代だからこそ、本物の部分を大事にしたい。歌う息遣いや、ちょっとした手の動きも見逃さないように。友人に「このチャンネルは日本の音楽リテラシーを上げた」と言われ、とてもうれしかったです。視聴者の審美眼を侮らずに、より良くなることに愛を持ち、音楽の本質を届けたい。その原点はずっと変わらないですね。一度きりのパフォーマンス。一発撮りで音楽を届ける、YouTubeチャンネル。2019年11月にスタートした音楽系YouTubeチャンネル。「白いスタジオに置かれた、一本のマイク。ここでのルールは、ただ一つ。一発撮りのパフォーマンスをすること。」と、チャンネル概要にある通り、真っ白なスタジオでアーティストたちが一発撮りに挑む姿を高画質・高音質で切り取る。その迫真のパフォーマンスの数々は大きな反響を呼び、『猫』や『紅蓮華』『夜に駆ける』など再生数1億回を超えるものも。これまでに86組のアーティストが参加、147曲を配信。チャンネル登録者数は441万人に上る(データは5月13日現在)。しみず・けいすけTHE FIRST TAKEの企画・クリエイティブディレクター。UNIQLO、SHISEIDOなどグローバルキャンペーンを手がける。※『anan』2021年6月2日号より。取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年05月28日