妊娠がわかり、夫に報告したときのこと。ドラマのような感動的なシーンを期待していたわけではないのですが……。未だに忘れられません。 赤ちゃんができたと話したところ…結婚して1カ月後に妊娠が判明し、夫に報告したときのこと。泣いて感動してほしいとは思っていませんでしたが、「ヤッター」とか「楽しみだね」など喜びの言葉を期待していました。それに対して夫が言った言葉は、「誰の子?」でした。結婚して1カ月での妊娠だったので、そういう思いが心のなかに少しあったのかもしれません(正真正銘、夫の子ですが……)。だからといって、不倫を疑っているとしか思えない発言をするとは思ってはいませんでした。 後から夫に発言の真意を聞いたところ、びっくりしすぎて思わず言ってしまったとのこと。この件は未だに許せておらず……。あのときの自分はよく離婚しなかったなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 夫は思ったことを口に出したのかもしれませんが、親しい仲であっても言っていいことと悪いことがありますよね。相手の心に一生残る場合もあるので、発する言葉には気をつけたいですね。 イラスト/さくら著者:茶山 紅
2024年03月19日2歳差で3人の子どもがいるわが家では1番上の長女が年長になったとき、次女が年少として同じ幼稚園に入園しました。最初は「姉妹一緒に通えると妹も楽しく行けていいな」「行事もひとまとめでラクちん」と思っていたのですが、最初の授業参観を終えた結果、自分の考えの浅さに気がつき、猛反省しています。その理由は……。長女は2階、次女は1階娘たちが通う幼稚園では年少の教室は1階、年長の教室は2階にまとめられていました。さらに2人の教室は真ん中にある階段を挟んで右端と左端。つまり、幼稚園の中で一番離れている2教室なのです。 当時、末っ子の息子は1歳前で抱っこひもの状態、さらに先天性疾患の影響で酸素吸入が必要だったので酸素ボンベのリュックも背負い、1階と2階を往復するのは本当に大変でした。 時間は分かれていたけれどとはいえ、わが家のように2歳差で2人の子どもを幼稚園に入れている親御さんは少なくなかったので、幼稚園のほうでも「きょうだいへの対応」として親と一緒におこなう作業があるような「絶対に親が必要な時間」は学年ごとに分けられていました。 ただ、それ以外の時間はどちらのクラスにいてもよかったので、必然的に甘えん坊で手のかかる次女のほうの教室で過ごす時間のほうが長くなってしまいました。 意外だった長女の涙ようやく授業参観が終わり、次女を連れて長女を迎えに行くと、長女は暗い顔で私に抱きついてきました。そして「お母さん全然こなかった……日直だったから帰りの会も見てほしかったのに全然こなかった……」と言いながら泣き出してしまったのです。 日直のことを知らなかったとはいえ、次女にグズられて「普段しっかり者の長女なら大丈夫だろう」とほとんど2階に行けなかったのは事実。長女をギュッと抱きしめながら「ごめんね」と繰り返しました。 2人の授業参観をひとりでこなすのは無理長女の涙を見て「もう2度と繰り返したくない」と強く思った私は、そのあとから平日の授業参観でも夫に有給休暇を取ってもらうようにしました。お互い移動はせず、それぞれにひとりの子どもをしっかり見て写真や動画を撮り、授業参観後に家族みんなで楽しんでいます。 どうしても夫が行けないときは娘たち2人ともに「お母さんひとりだと2人を公平に見るのは無理」ということを伝えたうえで、「どうしても見にきてほしい時間があったら教えて」と授業参観前に確認するようにしています。 普段聞き分けの良いしっかり者の長女が見せた涙は、今でも私の心に残っています。わが家の場合、親ひとりで「公平に」参観することが思った以上に難しかったです。結果、子どもを泣かせてしまったので、最初からもっと人に頼ったり、前もって子どもに「大変だから無理かもしれない」と伝えておいたりしたらよかったなと思います。 著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。 監修者・著者:助産師 松田玲子
2024年03月18日息子と公園で遊んでいたときのこと。知らない女性が息子の顔をジロジロと見ていました。あまり気にしていなかったのですが、その女性が急に話しかけてきて……。 女性の言葉が引っかかり…息子が2歳のとき。私の不注意で、息子が転んで顔に傷ができてしまったことがあります。ある日、公園で遊んでいたときのこと。近くにいた女性が息子の顔を見て、「あらー、ひどい傷ね。虐待しないとこんな傷できないはずよ!」といきなり言ってきました。 突然のことに私はびっくり。「何てこというんですか!?」と言い返したのですが……。知らない人からは虐待に見えるんだ……と女性の言葉が引っかかり、しばらくはずっと暗い気持ちに。子どもにけがをさせてしまった自分を責めました。 結果、子どもの傷が治るまでは引きこもりがちに。幸い、一週間ほどできれいに治ってきたので外に出ることができました。 ◇ ◇ ◇ 他人からの心ない言葉に気分が沈むことってありますよね。ひとりで溜め込んでいると内向きになってしまうので、誰かに話したり、動いて気分転換してみたりと心を軽くしつつ、自分の気持ちを大切に過ごしたいですね。 イラスト/シュー子著者:加藤ゆうな
2024年03月17日次女が3歳のころ、よく誰もいない部屋に向かって手を振っていました。そして次女が1人でその部屋に行くと、誰かと会話をしているような次女の声が聞こえることが……。次女に確認すると、恐怖でゾっとする答えが返って来たのです―。 誰もいない部屋に向かって、手を振る娘本3年前に住んでいたアパートは2LDKでしたが、そのうちの1部屋はほぼ使っていない物置き状態の部屋でした。 ある日、買い物から帰ってきて、リビングに行くため物置き部屋の前を通ると、次女が誰もいない物置き部屋に向かって手を振っていたのです。そのときはたいして気にしませんでしたが、その後、物置き部屋に向かって、次女は手を振ることが多くなりました。 誰と話しているのか聞いたところ…その出来事以降、お風呂上りにお風呂の向かいにある物置き部屋に向かって手を振っていたり、廊下を歩いていると、その部屋に笑いかけることがあったりと、次女の行動に私は少々恐怖心を抱き始めました。 次女が物置き部屋に入り、何やら誰かと話しているような声が聞こえたため、部屋に入ると、壁に向かって話している次女の姿が……。思わず私は誰と話しているのか次女に聞くと、「おじさんがいたよ」と答えたのでした。 何が見えているの?!ゾワっとした私は、次女におじさんはどこにいたのか、どんな感じだったのか聞くと、「笑ってたよ」と一言。次女にしか見えないおじさんと会話を楽しむ様子に余計にゾワっとした私は、それ以降1人でその物置き部屋に行くのが怖くなってしまいました。 現在5歳になった次女に当時のことを聞いたことがありますが、覚えていないようでした。一体誰と話していたのか、未だに謎のままですが、恐ろしい存在ではないと願うばかりです。 イラスト/きりぷち著者:なか さおり
2024年03月17日私がずっと夫に抱えていた不満として、「育児の大変さをわかってもらえない」ということがありました。私は「どうしたら夫に育児の大変さをわかってもらえるんだろう……」とママ友に相談。そのときもらったアドバイスに、目からウロコが落ちた話を紹介します。私の夫は、育児ができる人私には3人の子どもがいて、私の夫はありがたいことに育児に協力的です。育児関連で夫にできないことはなく、末っ子の離乳食ストックを作ったり、当時0歳と4歳の下の子2人を夫がひとりでお風呂に入れたりと、すべてをこなすことができます。 私が夫に子どもたちを任せて、夜に家を空けることが何度かありました。帰宅した際に「大変だったでしょ、ありがとう」と夫に伝えるのですが、いつも夫は「いや、別に大変じゃないよ」と答えるのです。 その返答に「そっか」と返しながらも、私は勝手に、普段自分が必死になってしていることを「大変じゃない」と言われているようで、モヤモヤしたのです。 友人の言葉に目からウロコ!ある日、夫に対するモヤモヤをママ友に相談すると、ママ友はこう言いました。 「それはたしかにモヤッとするね。私たちだって、すべての日がずっと大変なわけじゃないし、今日は比較的ラクだったなと思う日もある。 けれど育児は終わりが見えない、毎日続くことだから大変だと感じるんだよね。だから1日や2日代わったところで、きっと旦那さんには本当の育児の大変さはわからないよ」 さらに、ママ友は「例えば、1カ月ほど旦那さん主体で育児をやってもらって、それでも『全然大変じゃない』と言うなら、それはそれですごく頼りになる旦那さんってことだから、どんどん頼っちゃえばいいじゃない!」と言ったのです。 私は「たしかに! 夫に数日育児を代わってもらったところで、本当の大変さはわからないんだ」と、目からウロコでした。 ママ友からの言葉を聞いて、「夫は私のしている育児を否定しているわけじゃないし、夫が『大変じゃない』と言うなら、たくさん頼ってもいいんだ」と思うことができ、気持ちがラクになりました。自分とは違う視点でアドバイスをくれた友人に、感謝した出来事でした。 イラスト/ミロチ著者:吉川 みきな
2024年03月16日出産前に子どもの名前が決まらず、産後に夫婦でもう一度話し合おうと決めていました。無事に生まれ、産後の処置も終わって安心していたときのこと。夫が分娩室に入ってきて……。 突然の夫の告白に動揺して…出産を終え、分娩室で休んでいたとき。夫が分娩室に入ってきて、「今、名前を決めないと間に合わない!」と言うのです。 私は出産を終えたばかりで疲れもあり、夫が何を言っているのか理解できませんでした。話を聞くと出産後14日以内に出生届を提出しなければいけないが、明日から出張になったので出せないかもしれないと話し始め……。 後から調べると届出は代理人や郵送でもいいらしいのですが、そのときは気が動転していて夫が話していることを鵜呑みに。そして2人とも焦りつつ、その場で名前の話し合いが始まりました。夫と私の意見がわかれたので、その場にいた助産師さんたちにも意見を聞くなどバタバタな状態。 もう少し落ち着いて決めたかったと思いながらも、息子の名前が決定しました。焦って決めましたが、とても気に入っています。出産後の忘れられない思い出になりました。 ◇ ◇ ◇ 出産で体力も気力も使い果たしたところに、「今すぐ名前を決めて!」と言われたら混乱しますよね。ハラハラしたと思いますが、いいお名前に決まってよかったです。ご出産おめでとうございます、そしてお疲れさまでした! イラスト/さくら著者:だいママ
2024年03月16日あまり相性が良くない夫と義母は、ケンカすることが多いです。私は義母とは仲が良くも悪くもなく、面倒なつき合いがない万々歳の適当な距離感で、義母はたまに孫の顔を見に来ています。本人目の前にして言うこと!?実母に「季節のご挨拶はきちんとしなさい」と言われていた私は、お中元とお歳暮は毎年欠かさず贈っていました。 返礼もお礼もない義母に「お礼くらいあってもいいんじゃないの?」と多少不満に思っていました。 そして、お正月に義実家へ行ったときのこと、当たり障りのない会話をしていた義母が「お中元とお歳暮はちょっと迷惑だから結構です」と言うのです。 私は「迷惑って、贈った本人に直接言う?」と思い驚きました。 困らせるようなものを贈った記憶もなく、喜んでもらえそうなものを選んだつもりだったのに、本心から迷惑だったのでしょう。 ガッカリしながら「はい、わかりました」と言ったものの、以後あの言葉はしこりとなって残っています。 お正月の楽しい気分を壊されたうえ、義母の心無い言葉をきっかけに夫とケンカをしてしまうトラブルに発展した出来事でした。 ◇◇◇ 「出費が減った」と割り切ったと同時に、良かれと思ってやっていることでも、相手にとっては迷惑なことがあることを痛感させられました。義母の言葉がしこりになって残っているせいか、良くも悪くもなかった義母との仲も今ではあまり良い関係ではありません。 作画/さくら著者:横川幸子40代、夫の協力を得ながら、4歳の女の子の子育てと仕事に日々奮闘中のママです。
2024年03月16日娘が3歳のころ。スーパーで一緒に買い物をしていたとき、目の前をきれいなスキンヘッドのおじさまが通りかかりました。おじさまのことを見た娘は……。 家の中ではいいけれど…ある日、娘を連れてスーパーへ出かけました。3歳になってからおしゃべりが上手になり、本人も楽しいのかたくさん話していた時期でもありました。 当時はお笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀さんの人気が急上昇中で、娘は彼の代名詞である「こーんにーちはー!!」の挨拶を真似するようになりました。元気いっぱいでかわいいのですが、家と外ではまた別の話。 お店の中では静かにするように声かけを行い、買い物に出かけました。無事に買い物が終わり、レジへと向かったそのとき!目の前にはきれいなスキンヘッドのおじさまが!心のなかで「まずい!」と思ったときにはもう遅く……。 娘はおじさまに向かって「あっ!こーんにーちはー!!の人だ!こーんにーちはー!!」と大きな声で挨拶しました。必死に否定して謝る母。気まずそうに笑うおじさん。なぜか挨拶が止まらない娘。もうカオスな状況でした。その後、私はスキンヘッドの人を見かけると娘の視界に入らないよう気をつけるように。5歳になった今は、スキンヘッドの人を見ても反応しなくなりました。 ◇ ◇ ◇ 子どもは自分が感じたことを正直に口に出すので、ときとして焦りますよね。小さいうちは難しいですが、思ったことをすぐ口に出さないよう声かけをしつつ、コミュニケーションを楽しんでほしいですね。 イラスト/シュー子著者:清水理恵子
2024年03月15日娘が生後8カ月のころ、お昼以降何をしても大声で泣き続ける娘を前に、私の心は折れそうになっていました。そんなときに道端で出会った高齢女性がかけてくれた言葉で心が救われた経験をお話しします。いい加減にしてよ…生後8カ月になったころ、お昼以降、何をしても大声で泣き続ける娘。その泣き声を聞いていると、娘に責められているように感じて私は精神的につらくなっていました。 「このまま家にいたら娘に手をあげてしまうかもしれない……」。そう思った私は、娘をベビーカーに乗せて家の近所を散歩することにしました。 高齢女性との出会い30分ほど無心で歩いていると、いつの間にか眠り始めた娘。ようやく寝てくれたことに私は安堵しつつ、「止まると起きるかも」と思いそのまま歩き続けました。1時間以上歩いたとき、前方から手押し車を押しながら歩いてくる高齢の女性が。 道が狭かったため、私はベビーカーを脇によけて待つことに。すれ違いざま、その女性は寝ている娘を見るとにっこり笑って「かわいいねぇ。宝だね。でもお母さんは寝られなくて大変だね。頑張ってね」と声をかけてくれました。 女性の言葉が心の支えにこの女性の温かい声かけのおかげで、いら立ちで波打っていた私の気持ちが少し穏やかになったことを覚えています。 その後も育児をする中で大変なことはありましたが、「宝だね」と言って笑ってくれた女性のことを思い出すと、ほんの少し気持ちが軽くなりました。 見知らぬ高齢女性の言葉が自分の心の支えになるとは思ってもみませんでした。他人の真心に触れると、自分の気持ちも温かくなることを経験し、私自身も周囲に温かい言葉をかけられる人になろうと思っています。 イラスト/森田家著者:下川 美悠監修者・著者:助産師 松田玲子
2024年03月14日娘が3歳になったのを機に、家族3人で旅行に行きたいと思っていた私。しかし、夫に相談すると「俺は行きたくない」と言われてしまい……? 家族の思い出を作りたいのに…娘が3歳になりイヤイヤも落ち着いてきたため、家族で国内旅行に行きたいと思っていました。しかし夫に相談するも、「子ども連れで旅行なんて、疲れるから行きたくない」との返事。私は「家族3人の思い出作りとして行こうよ」と言いましたが、それでも行きたくないと反対されてしまいます。 しかし数日後、夫の友人の結婚式に参列したときのこと。夫が「やっぱり3人で旅行に行こう」と急に言い出したのです! 夫は結婚式で新婦が「両親がよく家族旅行に連れて行ってくれて、とてもうれしかった。いろいろな経験をさせてくれて感謝しています。私も新しい家族とたくさんの思い出を作っていきたいです」と涙ながらに手紙を読む姿に感動したそう。そして、自分も娘との思い出を作りたいと思い直してくれたのでした。 結婚式に参列したことで、家族との思い出がかけがえのないものだと気づいてくれた夫。冷たい態度で旅行を拒否されてモヤモヤしていましたが、他の家族の姿を見て心が動くこともあるのだと気づき、今後なにかお願いごとをするときは、夫の気持ちを動かせるようなエピソードなどを添えて話すと良いかもしれないと学んだ出来事です。 作画/yoichigo著者:富安千秋
2024年03月14日近所に住むママ友Aさんは、何かと私の住むマンションについて口を出してくる人です。はじめはデリカシーのない人もいるものだなと思うくらいであまり気にしていませんでしたが、あまりにも続く嫌みな発言にげんなり。「あのマンション、買う人いたんだ」と言われたこともショックでしたが、また別の日はさらにひどいことを言われ言葉を失いました……。わが家の値段を平気で言うママ友わが家は新築のマンションだったので、そのチラシが地域に住んでいる方々にも配られており、そのチラシには値段も載っていました。 初めてママ友Aさんと会話したとき、「あそこに住んでるの? 家にチラシ入ってて見たけれど、こんなところに〇〇万円なんて値段のマンション建てて、誰が住むんだってみんなで話してたのよね。買う人いたんだ」と言われたのです。私は何だか嫌みな方だなと感じました。自分の家の価格を口にされたことにも不快感を覚えました。 マンションマウントを取るママ友Aさんはその後も、「あなたのマンションって特にオプションとかないでしょ。それなのにあの値段は高すぎる気がする」と度々言ってきました。Aさんが住むマンションは築15年ほどの大型マンションで、プールやゲストルームなどのオプションが充実しているのです。 私個人としてはわが家を悪く言われるのでAさんとはあまり関わりたくないのですが、子ども同士は仲良し。そのため公園で長時間話を聞く機会が多くあり、失礼な会話も笑って流さなければならない日が続きました。 「わたしならそんな家住めない!」公園で子どもたちが遊ぶのを見守りながら世間話をしていたある日、昨日初めて家にゴキブリが出てびっくりしたという話をしました。するとAさんは異様に大きな声で「えっ、ゴキブリ出たの! 気持ち悪い! そんな家、私だったら汚くて住めない、引っ越す!」と言い放ったのです。 ずいぶんあからさまな嫌みを言ってくるなと思っていると、Aさんと同じマンションに住む違うママ友が「うちもゴキブリ出たことあるよ。というか私たちが住んでいるマンション、ゴキブリどころかネズミがすごい出てて駆除してるの知らないの?」と言ってくれました。 他のママ友のフォローでその場はおさまったものの、やはり気分の良いものではありません。こちらに何の非がなくても、何かを見つけ出して攻撃してくる人間はいるのだなと思い、これからはプライベートなことはAさんの前では一切話さないようにと決心。子ども同士が仲が良くても、必ずしも大人同士が仲良くしなくてはいけないわけではなく、じょうずに距離をとることも大切だという教訓になりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:大井絵衣5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。
2024年03月13日ある日、押入れを片付けていたときにアニメのDVDが出てきました。息子が好きそうだなと思って見せたところ……。 長男が好きだったDVDを見つけて…次男が3歳になったばかりのとき。押し入れを整理していたら、長男が4~5歳のころによく見ていたアニメのDVDが出てきました。もしかしたら次男も好きになるかなと思い、そのDVDを再生しました。 最初は大人しくアニメを見ていたのですが、急に「これいっぱい見たよね」と言うのです。次男がこのDVDを見るのは初めてのはず。なのに何でそんなことを言うのだろう……と思いました。このときは「面白いよね」と話を流したのですが、その後に次男はびっくりすることを話しました。 なんと、まだ終わっていないのにストーリーの結末を言ってきたのです。さすがに驚いて、「どこかで見たっけ?」と次男に聞くと、「ママのおなかから見てたよ」と話しました。赤ちゃんはおなかにいると教えたことはありませんでしたが、「ママのおなかから観てた」という発言にも驚きました。 胎内記憶はあまり信じていなかったのですが、この出来事をきっかけにあるのかも……と考えさせられました。 ◇ ◇ ◇ ベビーカレンダーでは胎内記憶の体験談をいくつか紹介していますが、みんなそれぞれ違った内容で本当に不思議ですよね。なかには胎内の記憶以前、お空にいた記憶を話す子も。4歳を過ぎると記憶が薄れていくとも言われるので、小さなお子さんがいるママやパパはぜひ一度、聞いてみてはいかがでしょうか。 イラスト/森田家著者:高梨笑美
2024年03月10日私と夫は、いわゆる“カラダの相性”も良いほうで、出産前は「自分たちはセックスレスとは無縁なんじゃないか?」とさえ考えていました。しかし、帝王切開による出産を終え生活も落ち着いたころ、夫との会話の中で性行為についての話題になりましたが、私は気が進まず……。というよりも、「帝王切開によって感覚が変わったのではないか?」という不安が恐怖となって、なかなか一歩が踏み出せずにいるのです……。長い付き合いの中でも飽きない性行為私と夫は学生時代に出会い、交際期間は10年以上。その間、性行為については悩みやマンネリなどはなく過ごしていました。性行為をすればピロートークで感想を言い合い、してほしいこと、チャレンジしてみたいことなどを真面目に話し合うほど。 長く交際しているとマンネリ化してセックスレスに悩むカップルや夫婦もいるようですが、私たち夫婦はそうしたことには縁はなさそうだなと、出産前は考えていました。 産後の体調は問題なし…だけど疑問が!帝王切開から数カ月が経過し、現在は日常生活に影響する痛みなどはありません。しかし、手術の影響なのか、傷口の感覚があまりない状態が続いているので、性行為をするときどうなのだろうかと疑問を抱いていました。 そしてあるとき、近所に住むママ友と夫婦生活の話になり、ママ友が「自然分娩で産後に1〜2回ほど性行為をしたけど、産前と感覚が大きく変わっていてとても驚いた」と話していたのです。 変化した性行為への気持ちどのように変わったのか詳しく聞くと、産前より快感が得られなくなっていたようで、それ以降は性行為をせずにいるそうです。 もし、私も感じなくなっていたら? むしろ不快感が出てきたら? こうした不安から、私は夫との性行為に臨むことができなくなりました。一度、性行為をすることで答え合わせができますが、それも怖くて勇気が出ないままです。 もともと、夫は子どもを2人以上希望しているため、その希望を叶えるなら答え合わせをしなければなりません。幸いなことに、性行為への私の心境を話すと、夫は理解を示してくれました。しばらく我慢してくれている夫のためにも、勇気を出して性行為をしてみようと思いますが、それはまだ先になりそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:たなか かな
2024年03月08日いつも笑顔で何かと良くしてくれる義両親。とてもありがたく思っていたのですが、義父からのLINEにほとほと困ってしまい……。 義父からのLINEに変化が…!結婚1年目。義両親との関係は良好だったのですが、義父との距離感に悩むようになり……。 義父とLINEをやりとりするようになり、最初は他愛のない挨拶だけの文面でした。そこから家庭での出来事など世間話をするように…...。面倒だなと思うこともありましたが、LINEを返していました。 そんなある日、義父から「子ども待ってるね、かわいい子でお願いします」「胸が大きい女性は母乳が出づらいと聞くけど、嫁ちゃんはミルクで育てるのかな?」という文面が送られてきて……。さすがにゾッとしました。 どうしようかとひとりで悩んでいましたが、友人に相談。友人からのアドバイスで、その日から適当なスタンプを返すようにしました。それでも同じような内容のLINEが続いたため、夫に相談。義父からのLINEを見せ、夫から注意してもらいました。 ◇ ◇ ◇ 義父の問題をひとりで抱え込まず、友人や夫に相談できたのは良かったです。ハラスメントに対して“不快”という意思表示が難しい場合は、周りの人の力も借りて対処していきたいですね。 作画/さくら著者:大葉真由美
2024年03月08日マイホームを建て、引っ越しをした私たち家族。私も夫も馴染みのない土地だったので、引っ越し当初はご近所付き合いも当たり障りなく対応する程度でした。しかし、しばらく経ったころから状況が変わり始めたのです。 隣人の小言に悩まされる日々に…あるときから、なぜか隣に住む高齢の男性から顔を合わせるたびに小言を言われるように。男性は「最近ごみ捨て場が汚いから、掃除をするように」「お宅の庭の木の落ち葉がうちまで入り込んでくるから、木を切れ!」など、自分の言いたいことだけを散々まくしたてます。男性のあまりの剣幕におののいた私は、男性の指示通りにできることはすぐに対応しました。しかし、小言は一向に止むことがありません。 そんな中、家の前でその男性とバッタリ鉢合わせてしまったときのこと。まだしゃべり始めたばかりの3歳の娘がたどたどしく「あ〜、おあよ~!(おはよ〜)」と男性に声をかけました。そのあとも男性に向かってしゃべり続ける娘。「また何か言われるんじゃ……」と内心ヒヤヒヤしていた私ですが、男性は娘に「かわいいね。おしゃべりじょうずだね」と言ってくれたのです。 その日から男性は急にやさしくなり、小言を言ってくることもなくなりました。今思えば、男性も私たち家族にいろいろ教えるつもりが、うまく話せなかっただけなのかもしれません。男性の小言を止めてくれた娘には感謝の気持ちでいっぱいです。あれから数年経ちますが、そのあと生まれた息子のことも一緒にかわいがってくれています。 作画/ひのっしー著者:結城すみれ
2024年03月08日保育園のママ友で、1歳、3歳、5歳、8歳、と4人の子どもがいる方がいます。ある日、そのママ友と話をしていると、お互いの夫の夜勤の話になりました。ママ友の旦那さんの驚きの出勤方法に、勇気を出して物申したお話です。「夫はペーパードライバーだから」ある日、4人の子どもがいる保育園のママ友と夫の仕事の話になりました。私が「夫が夜勤の日のワンオペ、きつくて……」と言うと、ママ友は「わかる! うちも夜勤あるから。しかも、夫はペーパードライバーで私が送迎をしてるから、そっちもきつい」と言いました。 「子ども4人もいて、乗せ降ろしだけでひと苦労だよね」と私が言うと、ママ友はあっけらかんと「子どもたちが寝てる時間だったら、置いていってるけどね。うちの子たち絶対に起きないし」と答えたのです。 勇気を出して指摘した結果!?ママ友から詳しく話を聞くと、旦那さんの夜勤のシフトによっては、子どもたちを寝かせたあとに、ママ友が旦那さんを車で職場まで送ったり、仕事を終える早朝に、まだ寝ている子どもたちを家に残して迎えに行ったりしているそう。 ママ友が「1時間ちょっとだし、まぁ何かあっても8歳の子が対応してくれるよ。鍵はちゃんとかけてるしね」と言うので、私はびっくり。 私は、さすがに危険だと思い、「1時間の間に何もないことのほうが多いかもしれないけど、もし何かあったら一生後悔しない? 万が一何か起きて、下の子たちが『ママを探しに行く』と言って、8歳の子で対応しきれなかったら? 鍵をかけていても、それが壊されて外から人が入ってきたら?」と伝えました。 するとママ友は、「……。鍵が壊されることまで考えてなかった。ほぼないだろうけど、そうなったときに子どもたちを守れないね」と納得してくれました。 あれからママ友の旦那さんはペーパードライバーを克服すべく、運転の練習をし、今では自分で車を運転して夜勤に行っているそうです。家庭の事情はそれぞれだとは思いますが、いくら子どもたちが起きない子で、鍵をかけているからと言っても、小さい子どもたちを家に残して外出するという話に非常に驚いた出来事でした。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:鈴木 沙智
2024年03月07日12時間かかった出産を無事に終えた私の元に、義父母が面会に来てくれました。しかし、義母は生まれたばかりの息子を見ると、開口一番に信じられない発言をしてきて……。 義母の無神経な発言を聞いて…妊娠39週目の朝方から陣痛が来て、分娩室に入ってから12時間で息子を出産しました。生まれたての息子の体重は約4,000g。出産中の上の血圧は200を超えて出血多量。とても大変なお産でした。 しかし出産の翌日に義父母が病院に来てくれたのですが、息子を見た義母が「ねぇ、2人目はいつ?」とまさかのひと言……。長時間の大変な出産を乗り越えた直後の私に対してねぎらいの言葉もなく、次の子どもを望む言葉を投げかける義母にひどく驚いてしまいました。息子を産んで1日しか経っていないのに、次の出産のことは考えられません。 義母には「今は目の前のこの子との時間を大切にしたいので、しばらく予定はないですよ」と答えました。純粋にかわいい孫がたくさん欲しいというおばあちゃん心から出た言葉なのかもしれませんが、私への配慮をもう少ししてほしかったです。 作画/森田家著者:内田 あや
2024年03月07日生後1カ月ごろから、息子は夜寝るとき誰かに抱っこをされないと眠りにつかなくなりました。そのまま習慣になってしまい、生後3カ月ごろになっても息子は抱っこをしないと寝ませんでした。誰かが抱っこをしないと寝られなかった息子だったのですが、ある日私は驚きの光景を目の当たりして……!? 抱っこをしないと寝ない息子は生後1カ月ごろから夜は寝ぐずりするようになり、誰かが抱っこをしないと深く寝つけなくなってしまいました。私は、まだ生まれて1カ月だから抱っこされているという安心感がないと眠れないのかなと考えて、抱っこをしながら息子を寝かせていました。 息子は私が抱っこをしてから10分ほどで目を閉じるのですが、そのままベッドに寝かせると泣いて起きてしまいます。そのため、毎晩1時間ほど息子を抱っこして深い眠りについたことを確認してからベッドに寝かせていました。 寝かしつけをラクにしたい息子が生後3カ月になったころから、私は大きくなってきた息子を抱っこして寝かしつけることが大変だと感じるようになりました。私はこのままでは息子は抱っこをしないと寝ない子になってしまうと思い、抱っこをしなくても寝かしつけられる方法を探しました。 まず私がはじめに試した方法は、動画サイトで検索して見つけた心音を息子に聞かせることです。私は心音を聞かせるだけで寝かせられるなんてすごいラクになると思いましたが、息子には効果がありません。次にバウンサーで息子を寝かしつけたあと、ベッドに移動させてみようとしましたが、バウンサーでも寝ませんでした。 試行錯誤の末に見つけた方法良い方法が見つからない中、私は息子を抱っこして寝かしつけることに疲れてしまいました。ある晩、疲れた私はただ息子とともにベッドに横になり、息子が好きな手遊びをしながら遊んでいました。いつものように手遊びを見始めた息子ですが、ふと気付くと寝ていたのです。次の日も私は息子と一緒にベッドに横になり手遊びをしてみました。 遊び始めてから30分くらいで息子は泣き始めてしまいましたが、そのあと抱っこをするとすぐ寝ついたのです。ベッドで一緒に横になり、遊びながら息子が寝るのを待つようにしてみるとラクに寝かしつけられるようになりました。そして、生後4カ月には抱っこをしなくても息子は寝られるようになりました。 今思い返すと、息子を寝かせられれば自分の時間ができるので、頑張って寝かせようとし過ぎていたなと思います。部屋を暗くして、一緒に遊びながら息子が眠くなるのを待つべきだったと気付きました。赤ちゃんに合った寝かしつけの方法を見つけられると、ラクに寝かせられるようになると学んだ出来事です。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/Michika著者:佐藤ふみ
2024年03月06日3歳のころから人見知りで、保育園に通い始めてもなかなかお友だちに自分から話しかけられない息子。そこで私は、人見知り克服のためにある作戦を実行することに……。 人見知りが激しい息子のために…私は息子の人見知りを克服するために、子ども連れで参加できるイベントに息子を連れて積極的に参加することに。息子自身はあまり乗り気ではありませんでしたが、「楽しいから行ってみよ!」という私の押しに負けてしぶしぶついてきてくれていました。しかし、努力の甲斐もなく、息子の人見知り気質にあまり変化は見られず……。 それからしばらく経ち、息子が小学4年生になったある日のこと。ママ友とその子どもたちが集まるランチ会に行ったとき、息子が「名前、なんていうの?」と他の子に自分から積極的に話しかけているではありませんか! いつの間にかコミュニケーション力がアップしていた様子の息子に衝撃を受けた私。帰宅後、「どうして自分から話しかけたの?」と息子に聞くと「仲良くなりたかったから。それに自分から話しかけたら早く仲良くなれるってわかってきたんだ」と言うのです。 そんな息子の成長に私はとても感動! 親としては、子どもの人見知りが心配で、あれこれ世話を焼こうとしてしまいますが、時間がかかっても子どもは子どものペースで人付き合いを覚えていくのだなと感じた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:佐野千佳
2024年03月05日遠方に住んでいる義両親とはなかなか会えないため、私と夫は3歳の娘の写真を頻繁にメールで送っていました。しかし、毎回反応はなし。誕生日やクリスマスにも特に連絡はなく、「孫に興味がないのかな……」と不安に思っていました。 娘は嫌われている?義父母の本心は…ある日、娘が長距離移動を頑張れる年齢になったこともあり、連休を利用して義実家へ行くことに。娘は義両親と初対面です。「娘に会っても喜んでもらえるかな……」と心配していた私と夫でしたが、義両親は娘を見るやいなやテンションMAX! いつも寡黙な義父も、娘にメロメロです。思ってもみなかった歓迎ムードに、私も夫もぽかんとするばかり。すると、「いつも送ってくれる写真を楽しみにしてるのよ~!」と義母。義父も「何枚か印刷して飾っているんだよ」と教えてくれました。夫が義父に「そんなに楽しみにしてくれているなら、なんでメールの返事をくれなかったの?」と尋ねると「返事をしたほうがよかったのか?」と不思議そうな顔をされました。どうやら写真を送ったメッセージに対して、特に返事をする必要はないと思っていたようです。誕生日にメッセージを送ったりしなかったのも、そもそもその発想がなかったからなのだそう。娘が義両親に嫌われていたわけじゃないとわかり、ほっと一安心。それと同時に、メールではなく一度直接電話をして話してみればよかったと反省しました。これからも義両親と一緒に娘の成長を見守っていきたいです。 作画/Pappayappa著者:井上かえ
2024年03月05日土日や祝日にも出勤日のある職場で、保育園に預けられないときは義母にお願いしていました。その日も義母に娘を預けて会社へ。すると勤務中に電話があり、娘が救急車で運ばれたというのです……。 目を離した隙に起こった事故3歳になる娘を義母に預けて仕事をしていたとき、義母から連絡がありました。話を聞くと、娘は救急車で運ばれて病院にいるとのこと。どうやら、2人で買い物へ行ったとき、義母がレジで袋詰めをしているときに目を離してしまったようで……。 近くにあった階段をひとりで降りた娘はそのまま転んで頭を打ち、嘔吐して救急車で運ばれたとのこと。びっくりして病院に駆けつけるとグッタリした娘が。嘔吐の原因は「脳しんとう」によるものとのことで、様子見で一泊入院することに。頭も縫うほどの傷ができており、とても動揺しました。 それから義母と話し合い、娘と出かける際は家の近くの公園までなど行動範囲を狭めてもらいました。また1〜2年の間だけ、週末の出勤を減らしてもらえないかと会社に相談。義母とは子育ての情報を共有しつつ、今も協力してもらいながら働いています。 ◇ ◇ ◇ 事故が起こるのは一瞬ですが、子どものことをずっと見ているのも難しいですよね。子どもの性格や日頃の行動を考慮しつつ、その子に応じた対策をとっていきたいですね。 作画/さくら著者:石坂らん
2024年03月04日妊娠がわかって初めて迎えた私の誕生日でのこと。夫はプレゼント選びが苦手なので、あらかじめ欲しいものを伝えていました。ですが……。 これじゃないんだけど…プレゼントを選ぶのが苦手な夫。これまでも自作の詩や個性的な置物など、誕生日プレゼントとしては反応に困ってしまう贈り物ばかりでした。 なので今回は「ドライヤーが古くなって壊れそうだから、誕生日に新しいドライヤーがほしいなぁ」と希望を伝えました。夫の誕生日には夫が欲しいバッグや財布をプレゼントしているので、リクエストすることにしたのです。 ところが、夫から渡されたのは赤ちゃんの名付けの本。 たしかに名付けの本は今後必要になると思いますが、そのときはまだ週数が浅く、安定期にはほど遠い時期でした。しかも前年には流産を経験しており、私自身もまだまだ不安な状況で名付けのことを考えられる余裕もありません。 夫は自分が欲しい物をリクエストしてもらっておきながら、私には自分の主観で選んだものを贈って満足している様子。それなのに私が喜ばないことに腹を立てるので、大げんかに発展しました。 ◇ ◇ ◇ プレゼント選びは難しいですが、相手の欲しいものを渡すのが一番喜んでくれる可能性が高いですよね。親しい仲であるからこそ、相手の好みや状況を考えて独りよがりなプレゼントにならないよう気をつけたいですね。 作画/さくら著者:いしいみなと
2024年03月03日息子の保育園の入園式でのこと。式が終わってクラスごとに子どもと親が入った集合写真を撮ることになりました。そこで、ひとりのママがあることを言い出し……。 クラスの集合写真を撮り終えて…1歳になる息子の保育園の入園式が終わり、最後にクラスごとで集合写真を撮ることに。動き出す子がいたり、イヤイヤモードになる子がいたりと、撮影には時間がかかりました。やっとのことで撮影し、各自解散となったのですが……。 みんなが帰ろうとするなか、ひとりのママが「カメラマンさん、ちょっと待って。うちの子、スカートめくれてたかも~」と大騒ぎ。カメラマンが写真を確認し、スカートはめくれてないと説明しましたが、「女の子だし、心配。私が気になるの〜」と大声で不満を言い続けました。 どうしても納得いかないようで、先生方が帰ろうとしていた人を引き止めるなどバタバタの状態で撮り直しに。 撮り終えた後に先生やほかの保護者に向けて一言あるかと思えばそれもなく……、仲のいいママ友たちとおしゃべりを始める始末。ほとんどの人は怒ったり、呆れたりしながら帰っていました。 気になることを主張するのはいいのですが、感謝の気持ちは大切だなと学びました。 ◇ ◇ ◇ 万が一のこともあるので撮り直したい気持ちはわかりますし、最後に一言「お時間いただいてすみませんでした」などがあるとモヤモヤも晴れますよね。春は出会いの季節ですが、他人への気遣いや気配りを忘れないようにしたいですね。 作画/さくら著者:西尾えり
2024年03月02日上の子が親子教室に通っていたとき、ミニ発表会が開かれました。初めての息子の晴れ舞台に私もワクワク。楽しみにしていたのですが……。 初めての息子の晴れ舞台で…ミニ発表会の当日。息子の晴れ舞台が楽しみでテンションが上がり、子どもよりも私の方が元気がみなぎっていました。 会場に着くと先生が「パンダ教室の皆さーん、こっちに来てくださーい」と話します。続いて、「ママさん、パパさんも来てくださいね!大きな返事で見本をお願いします!!」と言われ、「はーい!」と保護者みんなで見本を見せました。 発表会が始まり、息子の出番が来たので見送ろうとしたとき、「パンダ教室の皆さん!こっちですよー!さぁ大きな声で返事をしましょう!せーの!」と先生が言いました。なので誰よりも大きな声でと張り切り、「はーい!!」と返事をすると保護者は誰も返事をしておらず……。 先生には「お母さん、今じゃないです!!ハハハ〜!」と言われ、他の保護者には「張り切ってますね〜」と笑われ、やってしまった!姿を消したい……!!と思いました。今でも思い出すと赤面します。 ◇ ◇ ◇ 張り切りすぎて間違えたり、空回りしたりすることはありますよね。出番の前にひと笑いあったことで、子どもたちはリラックスして演じられたのではないでしょうか。忘れられない思い出ですね。 作画/森田家著者:匿名希望
2024年03月01日病院の外で並んでいたときに、ショックな出来事がありました。びっくりして子どもも半泣き状態になってしまったのですが……。待合室で声をかけてくれた高齢の女性のやさしさに救われたお話です。 病院の外で起こった出来事三女がやけどをしてしまったため、5歳の次女、3歳の長男も連れて朝一に病院へ行ったときのことです。病院が開くまで外の列に並んで20分ほど待っていました。そのとき子どもたちは車がこないスペースで踊ったりしながら、楽しそうに過ごしていました。 子どもたちの姿を見て、周りの人も「かわいいねえ」「元気だねえ」「仲良しでいいね」と声をかけてくれていたのですが……並んでいた女性が突然、「うるさい!ここは病院なのよ!」と子どもたちに向かって怒鳴ったのです。 次女と長男は半泣き状態になり、周りにも気まずい空気が流れました。病院の外だったことや、周りの人たちが子どもたちの姿を笑って見てくれていたので、私も甘えていたところもあります。子どもの声が嫌な人もいるのだと実感し、反省しました。 今度は高齢の女性が…待合室で子どもたちがしょんぼりしていると、後ろに並んでいた高齢の女性が話しかけてくれました。「あんたたち……ちゃんと待ててえらいねえ。いい子だよ。えらいねえ」と言って褒めてくださり、立ち去るときには子どもたちとハイタッチまでしてくれたのです。 声をかけてもらった子どもたちは少し元気を取り戻したようで笑顔が見られ、私はうるっと涙が……。気にかけて声をかけてくれたこともうれしかったですし、子どもたちのことをよく見てくださり、元気までくださったことに感謝でいっぱいになりました。 私は反省し、子どもたちにとっては怖い体験にもなりましたが、この温かい体験を忘れず心に留めておき、私もやさしい言葉をかけられる人になりたいなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子著者:松谷 えりな
2024年02月29日息子が7歳ぐらいのころ、うちの近所には同じくらいの年の子が多く、お隣は4人兄弟、前の家は3人兄弟、その隣は2人兄弟の兄弟児が多いところで、一人っ子なのはわが家ぐらいでした。しかし、ことあるごとに、隣人の女性から、わが家の息子がトラブルの犯人扱いをされるようになったのです……。 証拠もないのに…隣人の女性は、度々「子どもの声がうるさい」とか「ボールが花壇の花を潰した」と言いに来ます。 しかしうちの息子は一人っ子だからなのか、とても大人しく、外で遊ぶより家のなかで折り紙や図鑑を見たりするのが好きなタイプで家で遊んでいました。言いに来るたびに「うちの子じゃないです」と話しているのに、なぜか毎回うちの子だと決めつけて言いに来るのです。 近所のママたちに聞くと誰も文句を言われたことはないと言います。なぜうちにだけ文句を言いに来るのか?他にも子どもはたくさん住んでいて、うちの息子がやったという証拠もないのにと、不思議に思っていました……。 ある日、いつも朝早く出て夜遅くまで仕事している職人の夫も一緒に、家族で買い物に行くことに。家を出たところでいつも文句を言いに来るおばさんと出くわしたので、挨拶をして夫も軽く自己紹介しました。すると……。 その日以降、文句を言いに来ることがパタッとなくなったのです。 職人の夫はどちらかというと見た目に貫録があるので、インパクトが強かったのかもしれません。また、私の普段のファッションが少し派手なので、見た目だけで「だらしない人」と思われていたようにも思えました。 これまでは何かにつけて息子のせいにされてきましたが、一切なくなり、今は普通に挨拶する関係に。せっかく良い関係が築けてきたので、実は根にもっていることは心の内に秘めておこうと思います。 イラスト/ふくふく著者:堂本 晴
2024年02月29日子ども2人を連れ、初めて電車で帰省したときのこと。ベビーカーと抱っこで移動していたのですが、電車に乗ると2人がギャン泣き。必死であやしていると、さらに悲劇が起こり……。 子ども2人を連れて電車で帰省2歳の上の子をベビーカーに、0歳の子を抱っこ紐で抱っこして3人で実家に帰省しました。電車での帰省は初めて。静岡から奈良までの移動で肩はパンパン。静岡から京都までの新幹線は2人とも寝ていて何とかクリア。あともう少し、京都から奈良までの電車は残念ながら混んでいて座席に座れませんでした。 乗車してしばらくするとベビーカーで寝ていた上の子が起きて泣き出し、それに反応して抱っこしていた下の子まで泣き出しました。泣き止んでもらおうと必死であやしていたとき、上の子がベビーカーから降りたいと言うので降ろしたところ……。 ベビーカーのハンドル部分に荷物をぶら下げていた事を忘れ、バランスが崩れてベビーカーがひっくり返ってしまい……。どこから手をつけていいのか私はあたふたし、びっくりした子どもたちの泣き声が車内に響きました。 困り果てていると少し離れた席に座っていた女性が手招きしていることに気づき……。何か言われるかもと思いましたが、「気づかなくてごめんね」と席を譲ってくださいました。 座って気分が変わったのか子どもは泣き止み、女性のおかげで本当に助かりました。 それからは困ってる人がいたらすぐに手助けをしようと心に決めています。 ◇ ◇ ◇ 閉ざされた空間で同時に泣かれると困ってしまいますよね。女性の声かけでお子さんが落ち着いてよかったです。ベビーカーのハンドルに荷物をかけると操作がしづらくなり、またバランスを崩して転倒につながることも。安全にベビーカーを利用するためにも、メーカーで推奨されていないものは使わないよう気をつけましょう。 作画/しおん著者:阿部まるこ
2024年02月29日第2子が生まれるまでの期間にあったトラブルをご紹介します! 娘の本性が表れ…第2子の息子を妊娠中のときのことです。切迫早産のため、出産まで絶対安静で入院となり、私は里帰りして2日目で5歳の娘と離ればなれになりました。 両親に娘をお願いするしか手段がないため、あまり長時間一緒にいたことのない3人が2カ月間一緒に暮らすことに。はじめの1週間は娘もお外用のいい子で過ごしていましたが長くは続かず、わがままが始まったよう。母の焼いたウインナーが少し熱い状態で食卓に並ぶと、娘から「ばーば、ウインナーが熱過ぎます」とクレーム。それに対してばーばは 「フーフーしないで食べないから熱かったんだよ」とウインナーの争いが始まります。 こういった日々が2カ月続き、ばーばが疲弊したころようやく息子が生まれ、私は退院。実家でゆっくりした平和を取り戻しました。 作画/市田スナオ監修/助産師 松田玲子著者:杉井 コナン 2児の姉弟を育てるママ。育休中。趣味は音楽鑑賞。
2024年02月29日祖母から「名付け」をさせてほしいとお願いされたママのエピソードをご紹介します! 名付けをさせてほしい祖母初めての妊娠で不安になっているときに、祖母から名付けをさせてくれとしつこくお願いされました。断ってもしつこくされるためギリギリまで性別も教えないようにしていました。 しかし祖母に性別を知られてしまい、名前の候補を何度も聞かれ候補を伝えると「その名前は知り合いの孫の名前」「変な名前」など言われ、困惑。ちなみに「変な名前」と言われた名前が、長女の名前になりました。 ♢♢♢「名前」というのは、子どもへの最初の贈り物と言っても過言ではありません。そんな大切な名前に関してあまりよくない反応をされると悲しいですよね。みなさんがお子さんに名前をつけるとき、どのようにつけましたか? 作画/きょこ著者:加瀬 ひい姉妹を育てる専業主婦。趣味は推し活。
2024年02月29日子どもが小学生になったころ住んでいたマンションでの話です。小学校が同じで、軽く挨拶する程度の顔見知り程度のママさんがいました。挨拶をするようになってから、だんだんと向こうから頻繁に話しかけてくるようになったなと思っていたのですが、ママさんの言動にだんだん恐怖を感じるようになったのです――。 偶然?言い知れない恐怖ある日、自宅マンションの隣のお部屋に住んでいた方が引っ越しをして、空きが出たと思っていたら……。隣の部屋に、軽く挨拶する程度の、例のママさん家族が突然引っ越して来たのです―。 はじめは「すごい偶然だわ」と思っていたのですが、なんと、「〇〇ちゃんママともっと仲良くなりたくて引っ越してきちゃった!」とそのママさんが言ったのです。まさかの発言に、言葉を失うほど引いてしまいました。正直なところ恐怖を感じてしまったほどです。 どこで隣の部屋の空き情報を知ったかはもとより、そもそも私は自宅に招いたこともなければ、住所を教えた覚えもありません。なぜ私の自宅がわかったの!?と自分の知らないところで情報が出回っていることに恐怖しかなかったのです。 また別の日に、私が友人を自宅に招き楽しく過ごしていたときのこと……。 友人を見送りさよならをしたあと、しばらくすると、「ピンポ~ン」とインターホンが鳴りました。玄関を開けると隣のママさんがいて、何の用事かと尋ねると「〇〇ちゃんのママと仲良かったのですね!私とも遊んで下さいね」と……! 私が今誰と遊んでいたか、隣とはいえどうやってわかったの!?と、驚き、そしてまた恐怖を感じてしまいました。それからお隣のママさんと関わらなくて済むように極力避けて過ごすように……。やがて疎遠になっていきました。 こんなことはドラマや漫画の世界だけの話かと思っていたので、私にとって衝撃の出来事でした。まさか自分が体験するとは思っていなかった私は当時、人間不信気味に……。その後、夫と話し合って引っ越し、現在は2人の子どもと夫と穏やかに過ごしています。 ◇◇◇ いくら仲良くなりたくても、恐怖を感じさせてしまうような言動では、物理的な距離を縮めても本当の距離は縮まらないですよね。まずは人との関係を築くときは、やはり信頼関係を深めることが大切なのだと考えさせられますね。 イラスト/海乃けだま著者:チョコちょここん
2024年02月28日ヲタママだっていーじゃない!
ムスメちゃんとオコメちゃん
猫の手貸して~育児絵日記~