長女を出産したときは初めての育児でバタバタしていたせいか、産後すぐに体重が戻った私。次女を妊娠したときも、産後はすぐに体重が戻ると思っていました。ところが次女出産後、3カ月経っても体重が一向に減らず、焦ってダイエットを開始しました。すると、体にある異変が起きてしまったのです。 産後は授乳の影響で体重が元に戻る?長女を出産したときは初めての育児でわからないことも多く、バタバタしていたこともあってか、産後2カ月ごろから「痩せたね」と周りに言われることが増えました。その後、産後半年くらいで妊娠前の体重に戻り、さらには妊娠前の体重よりも少なくなりました。 ありがたいことに母乳がよく出ていたので、母乳のおかげで体重が元に戻ったのかもしれないと思っていました。そして翌年には、次女を出産。また半年くらいで体重が元に戻ると軽い気持ちでいたのですが、今回は違いました。 体重が元に戻らない! 運動をスタート2人目で余裕があったからかわかりませんが、次女を出産してから3カ月過ぎても体重が元に戻りません……。「産んだあとは、自然と体重が元に戻る」と安易な考えでいたため、焦りました。とりあえず買い物がてらにウォーキングをスタート、ダイエットDVDを買って自宅で運動も始めてみました。 ところが体重が戻るよりも先に、腰を痛め、さらには肩も痛めてしまう結果に……。子育てにも支障が出そうな状況だったため、病院に相談に行くと、「産後にいきなり無理をしすぎです!」と厳しく注意されてしまいました。 焦りは禁物! ゆっくりと体重を戻そう私の場合、普段から運動習慣もないうえに、本調子ではない産後に突然運動を始めたことで体がビックリしてしまったようです。病院の先生からは、「産後、すぐに体重が戻る人もいれば、ゆっくり戻る人もいる」「体を動かすのは、もっと落ち着いてからにすること」とアドバイスを受けました。 「今は体重よりも赤ちゃんを気にしてあげて」と先生は言っていました。赤ちゃんよりも、自分の体重のことを先に考えてしまっていた……と、反省しました。それからは食事内容を見直すなどして、1年くらいかけて元の体重に戻りました。産後に無理は禁物です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※母乳を赤ちゃんに与えていると、それだけでこれまで以上に消費カロリーが多くなります。母乳はママの体の血液から作られているため授乳中に無理なダイエットは禁物です。特に赤ちゃんが生まれたばかりの時期に、増えた体重を無理やりもとに戻そうとすると、母乳の出方にも影響します。 ※妊娠中に体重が増えてしまったとしても、産後に極端に食事を制限したり、無理な運動をするようなダイエットをする必要はありません。母乳を赤ちゃんに与えていると、それだけでこれまで以上に消費カロリーが多くなります。ダイエットは、授乳期間が終了してからにしましょう。また、体重は産後3〜4カ月程度でもとの体重に戻ることを目標にしながら、授乳期間を過ごしましょう。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/きょこ著者:深田ようこ
2024年03月06日わが子は生まれたときは平均的な体重でした。しかし、6カ月健診で医師からショックなことを言われてしまったのです……。 把握していなかった現実わが子は飲めばご機嫌になるので、泣けば母乳と育児用ミルクをあげて……を繰り返していた私。よく飲む元気な子だと安心しながら過ごしていました。そして生後6カ月健診を迎え、病院へ行くと……。 子どもの体重が成長曲線の上限を大幅に超えていたのです……!飲ませている量を聞かれて答えると、医師からはっきりとした口調で「ちょっとお母さん!飲ませすぎ! 考えないと! ミルク量は今あげている量の半分にして!」と怒られてしまいました。 良かれと思って育児用ミルクをあげていたのが、良くなかったという衝撃的な事実が判明したのです……。その帰り道は自己嫌悪に陥り、かなりショックだったことを覚えています。 その後、言われた通りに量を調整。すると成長するにつれて成長曲線内に入るように。ご機嫌だからと、育児用ミルクを与え過ぎてはいけないということを学んだ出来事でした。 初めての育児は経験から学ぶことも多く、ときには失敗もするものと思ってはいました。が、健康に関することはきちんと知識をもっておくことが大事だと今は身に染みて感じています。 ※おっぱいの場合、生まれたばかりの赤ちゃんには欲しがったらあげるのが基本ですが、育児用ミルクの場合は消化に時間がかかるため、1日8回程度が目安です。生後2カ月~3カ月ごろは6~8回程度にし、生後4カ月ごろから1日5回程度を目安にしましょう。離乳食を始める生後5~6カ月ごろになったら、食材に慣らすため、離乳食のあとに授乳をします。ただし、飲む量、食べる量には個人差があるもの。気になることや不安なことがある場合は、自治体の保健センターや小児科などで専門家に相談するようにしましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:たけだ みこ
2024年01月28日私の周りには「産後はなかなか体重が戻らない」と悩んでいるママ友が何人もいます。そんな中、私が悩んでいるのは“産後痩せ”です。なかなか体重が増えないという悩みをママ友に打ち明けると……。ママ友の言葉に、解決のヒントが!?もともと少食である私は、妊娠前から臨月までの体重が+7kgほどで、医師からは「しっかり食べておなかの赤ちゃんに栄養を送ってね!」と言われていました。そして出産後、ちゃんと食べているつもりですが、私の体重はどんどん減っていきました。産後1年経過した今、妊娠前よりも2kgほど減った状態です。 瘦せ型の私は育児に必要な体力がなく、子どもの相手を満足にしてあげられないこともあり、本当に悩んでいます。インターネットで体重が増えやすい食べ物を調べたり、増量のためのサプリメントはないか探したりしましたが、なかなか健康的に体重を増やす方法を見つけられずにいました。 その悩みをママ友に打ち明けたところ、「えー! ぜいたくな悩みー!」と笑われました。しかし、そのママ友から大きなヒントとなる言葉もあったのです。それは、「あなたは食べている量が明らかに少ないよ!」ということでした。 たしかに、成人女性が摂取すべきカロリーなどをしっかりと考えたことはありませんでした。調べてみると、30歳から49歳の女性で1日2,050kcalが必要なエネルギーということが判明(※)。当時の私は、ほぼ育児用ミルク+離乳食という状況でしたが、妊娠中や授乳中の場合は、さらに付加量が必要なようです。(※)推定エネルギー必要量は、年齢・性別・身体活動レベルや、妊婦・授乳婦であるかによって異なります。 私の普段の食事を計算すると、1,800kcalほどの摂取量であることがわかりました。そこで、どうやって摂取カロリーを増やすかを考えることに。私はカロリーの低い物ばかりを食べていたわけではなく、一度にたくさんの量が食べられない体質。そのため、3食の食事とは別に、10時ごろにおにぎりを食べたり、15時ごろに子どもと一緒におやつを食べたりするようにしました。まだ始めたばかりですが、体重減少を防ぐことができています。 “産後痩せ”は私にとって切実な悩みです。悩みを人から共感されないことは悲しい気持ちになります。しかし、それでただ「悲しい」と思って終わるのではなく、そんな中でも人の意見に耳を傾けることが大切だと感じました。自分では気づけなかったことが、誰かに話すことで、解決の糸口を見つけられるかもしれないからです。 参考:厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2020年版)』 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:海原えめ
2023年10月28日妊娠前は55kgだった体重が、気がつくと出産時70kgに! このままではいけないと産後ダイエットを開始。育児中でも無理のないダイエットをして、産後8カ月にして18kg落とすことができました。生活のなかで実践したこと、気をつけていたことをご紹介します。開き直って、隠さない妊娠中、私は15kg太ってしまったことを恥ずかしく思っていて、周囲には言えませんでした。体重の増加を知らない友人からは食べ物の差し入れを多くもらい、おいしく頂いていました。 産後も実家の母が作る食事は量が多く、「このままでは痩せられない!」と危機感を抱き、開き直って周囲に「現在70kgです! 前の体重に戻したい!」と公言。 すると「応援する!」とみんなが言ってくれるようになったのです。「どれくらい痩せられた?」と話題にもしてくれるようになり、自分のヤル気に火がつきました。 1日3食はきちんと食べる病院での産後1カ月健診にて、「ダイエットを開始してもよい」と許可を得てから開始しました。 ダイエット中でも母乳を出したい、また、育児は体力勝負と聞いていたので、1日3食はしっかり食べました。洋食よりは低カロリーな和食を心がけ、間食は極力しないようにしました。どうしてもおなかがすいたときは豆腐を食べることに。 また、産婦人科の先生に「果物は案外太るよ」と言われていたので、食べ過ぎないようにしていました。さらに、食材を低カロリーで高タンパクの物に替えたところ、体重が落ち始めました。 赤ちゃんとお散歩ダイエットダイエットには運動も不可欠。しかし、妊娠を機に退職したあと、運動習慣がまったくなくなっていました。 体重減少が停滞しだした産後3カ月目。ちょうど赤ちゃんと外へ出る機会が増えてきたので、それを機に毎日欠かさずに散歩へ出かけることを決めました。夏場は早朝に、雨の日でも少しの晴れ間があれば10分だけでも必ず行くようにしました。 近くのスーパーには車でなく徒歩で出かけるようにしたところ、なんと産後8カ月で18kg減となり、産前よりも痩せることができました。 産後は精神的にも肉体的にも大変なことばかりなので、無理なダイエットは禁物です。自分の生活のなかで無理なくおこなえることから始めてみることが大切だと思いました。産後ダイエットに成功した今、「またオシャレをしたい!」と、心がウキウキしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:前田 梨沙0歳女児の母。食生活アドバイイザー、旅行業務取扱管理責任者の資格を保有。前職は旅行会社勤務、国内外の子連れ旅行に関しての知識や経験が豊富。ハンドメイド作品を作ることが趣味。
2023年02月19日子どもの食欲は日によってかなりムラがあります。わが家の1歳児も食べムラがひどく、せっかく作った料理を半分以上残され、涙することもしばしばです。そんなとき、子どもの「食べ残し」はついママが食べてしまいがち。しかしわが家では「もったいない」という思いを乗り越えて、「子どもの食べ残しを捨てる」ことに決めました!産後太りの原因は子どもの食べ残し?長男が離乳食を卒業し、大人とほぼ同じ料理が食べられるようになったころ、私はなかなか減らない体重にやきもきしていました。妊娠中に15kgも体重が増えた私は、出産直後に7kg減ったものの、出産前の体重には程遠い状態でした。 子どもが1歳になったころ久しぶりに体重計に乗ってみると、なんと体重が増加に転じていたのです! 日中は働いていましたし、間食も控えるようにしていました。それでも体重が増えているのは、毎日の生活習慣に問題があるということ。改めて自分の行動を振り返ってみることにしました。そしてその日の夕食時、子どもの食べ残しを欠かさず私が食べていることに気付きました。長男は食べムラがひどいうえに少食だったので、時には半分以上残してしまうこともありました。私はそれを「あーあ、もったいないな~!」とすべて平らげていたのです。 これでは1.5人分の食事を摂っていることとほぼ同じ。捨てるのはもったいないし、食べ残しの処分という感覚だったので、問題ないと思い込んでいました。さすがにこのままではまずいと思った私は、食べ残しを食べるのをやめることに決めました。 体調不良の原因も食べ残しかも…?しかしそれでも、「もったいない」という思いは正直ぬぐいきれませんでした。あるとき、親子共々体調を崩したことがありました。子どもが保育園でもらってきた風邪がうつったんだろうと諦めていましたが、微熱とだるさが1週間以上続き、ヘトヘトに……。その状態で子どもを病院に連れて行ったりするのもかなりつらく、家事も滞りがちになりました。仲のいいママ友にそのことを話すと、「もしかして子どもの食べ残し、食べてない? 食べ物からウイルスがうつることもあるんだって」と話してくれました。食べ残しを食べることで子どもの手足口病がママにうつり、口の中に発疹ができた事例もあったそうです。もちろん、食べ残しだけがウイルスの感染経路ではありません。しかし、感染経路になる可能性がある以上、少しでもそのリスクを減らしたいと思いました。私はようやく、子どもの食べ残しをためらうことなく処分できるようになりました。 「食べ残しは処分」に決めました!食べ残しを処分するようにしたおかげで、私の体重増加はストップしました。また、これまで子どもがひいた風邪が私にうつると、そのたびに仕事を休み、大変な思いをしてきました。夏や冬など、病気が流行りやすい時期は特に、手洗い・うがいとともに、食べ残しの処分を徹底するようにしています。 子どもの食べ残しは、つい「もったいない!」と食べてしまいがちですが、ママの健康と美容に悪影響を及ぼすだけでなく、ウイルス感染の可能性もあります。なるべく処分しなくても済むように、子どもの食欲を考えながら、適量を作るように心がけたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。
2023年01月24日保湿さえやっておけば大丈夫だろうと間に合わせようとした結果、臨月間際でおなかの大きさに耐えられず妊娠線ができ、産後に後悔することに……。ズボラな私が4回の出産を経て、妊娠中やっておけばよかったと後悔した体験談をお話しします。保湿さえしておけば!と出産した第1子初めての妊娠中はゆっくり雑誌を読む時間もあり、妊娠中の過ごし方や、準備するものなど情報を集めていました。その一方、自分のケアには無頓着だった私は、大きくなるおなかが痒くてよくかいていました。調べると、おなかが大きくなると脇腹やおなかの皮膚が伸ばされていったり、妊娠中のホルモンの変化によって痒くなったりすることがあるとのこと。いろいろな専用クリームがあると知っていながら、保湿さえすればいいかと家にあった保湿クリームを塗っていました。 臨月間際で見えないところに妊娠線が!おなかの赤ちゃんに語りかけながら保湿クリームを塗っていると、赤ちゃんが動いて反応してくれることもありました。いよいよ臨月間際になったころ、おなかの下のほうにピリッとした感覚があり、見えない部分だったので夫に見てもらうと、妊娠線ができているとのこと。もう少しで出産なのに!とショックでした。そのとき保湿だけで済まさずに、やはり妊娠線予防効果があるオイルやクリームなどで対策するべきだったと後悔したのです。 できてしまった妊娠線は消えない…第1子でできてしまった妊娠線は今からケアしてももう消えないと諦め、その2年後に第2子を妊娠。第1子のときに妊娠線はもうできているからと諦めもあり、おなかが痒くなるとお風呂上がりに家にあった保湿クリームを塗るだけで、新たに妊娠線予防用のクリームは買いませんでした。そして無事、第2子を出産。私の体格は身長が150cmほどで小さいほうですが、第1子のときは出産までに14kg、第2子でも12kgと体重が増えてしまいました。2人とも3,500gとやや大きめだったため、2人を産んだ時点でおなか全体に妊娠線ができてしまい……。その後、第3子と第4子は帝王切開で手術になったため、おなかには手術の痕も残っています。 妊娠線ができる原因は乾燥だけではなく、体が小柄だったり、急激な体重増加だったりが原因となることもあるそうです。今思えば、妊娠線予防は保湿だけでなく体重管理もきちんとするべきでした。ですが、その妊娠線も子どもたちにおなかのことを言われるたびに、「あなたたちがママのおなかで大きくなった証だよ!」と前向きに話しています。監修/助産師REIKO著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年11月28日三男の出産からあっという間に月日が流れ、気付くと1歳のお誕生日も見えてきました。三男は順調に成長し、できることも増えて愛くるしい盛り! でもひとつだけ、自分の想定外だったことがあります。それは、自分の今の体形のこと。産後数カ月のあのころの自分に伝えたい、いま私が後悔していることのお話です。妊婦だから仕方がないという言い訳で3回目となった妊婦生活。長男・次男のときもそうでしたが、今回も妊娠初期のころはつわりがひどく、まったく食欲がありませんでした。しかし妊娠中期ころになると食べつわりに変わっていき、ストレス解消も加わって食欲が加速し、体重は増え続けました。 そのうち妊婦健診に行くたびに、体重の増加を医師から注意をされるように……。止められない体重増加に、「無事に出産したら、そのあとに痩せればいいや!」と開き直ってしまったのです。 臨月時点で20kg増!産後も体重は減らず…臨月の私の体重は、妊娠前の通常時の体重から20kgも増えていました。しかし、次男のときも同じくらい増えたものの、産後に授乳と運動で体重を戻せていたことから、それほど危機感を持っていませんでした。 さらに、生まれた三男は4kgもある大きなベビーだったので、これは体重の増加も仕方なかったわ~なんて、楽観視していたのです。産後すぐの体重は5kgくらいしか減っておらず、むくみもひどい私の体は妊娠中と大差ないサイズをキープし続けました。 あれれ?もうすぐ授乳生活も終わりだけどむくみがひいたら体重は減るはず、授乳が安定してきたら食べても痩せていくはず、骨盤が戻れば……。いろいろな可能性を信じて、体形は自然に戻るはずだと軽く考えていましたが、体重が減っていったのは最初の3カ月だけでした。それもそのはず、私は睡眠不足のストレス解消をアイスやお菓子に求めてしまったのです。 その結果、産後4カ月でなぜか体重はまた増え始めました。途中で危険を感じ、食生活や間食の見直しをして、さすがに体重増加は止められたものの、脂肪がしっかり蓄えられたワガママボディは、授乳くらいでは妊娠前の体形には戻れないところまで育ってしまっていたのです。 三男の1歳の誕生日も近くなりましたが、食欲のままに食べ蓄えたお肉は、授乳をしていてもなかなか落ちません。長男出産のときは半年、次男のときは1年かけて戻った体形。今回は年齢のせいもあるのか、これまでよりかなり体重が落ちにくいです。卒乳後は消費カロリーが減るため、より減量が大変になってしまいますが、これまでの食生活を反省しながら体形改善を頑張っていこうと思います。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。無理な産後ダイエットはおこなわず、必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:黒河レイ6歳4歳0歳の3兄弟の母。夫婦ともにフルタイムの会社員の仕事の他、育児や生活情報、映画に関する記事などの執筆活動も。現在は産後の体型を戻すことがもっぱらの課題。
2022年06月19日産後、自然に体重が元に戻ると思っていたら大間違いでした。授乳による空腹から暴飲暴食、お祝いや差し入れで届く甘いお菓子など、産後は体重アップの要因がたくさんありました。そのような環境でも、私が減量に成功した方法をお伝えします。 出産直後に減った体重が2カ月で逆戻り!妊娠前の私の体重は54kgでした。出産前は62kgまで増えましたが、産後は58kgまで減りました。完全母乳だったこともあり、このまま自然に元の体重に戻ると軽く考えていたのですが、産後2カ月でまさかの62kgに逆戻りしてしまったのです。 要因は、完全母乳のせいか妊娠期以上に空腹を感じて食欲のままに食べていたこと。しかも食べたくなるのは甘いお菓子ばかりで、ありがたいことに親戚や友だちが親切心からお菓子を差し入れてくれていたのです。 それでも家にお菓子がなくなると近くのコンビニまで買いに走り、毎日のようにお菓子を摂取していました。産後2カ月は真冬で外出も控えていたので、子どもと2人きりの室内でお菓子を食べるのが一番の息抜きでした。 家に入れる食べ物の量を制限!このままではまずいと思い、対策としてまずおこなってみたのが、家の中に置くお菓子を減らすことです。スーパーやコンビニに買い物に行くのをやめ、宅配業者に1週間分の必要な食料だけを頼むことにしました。お店に行くと必ずお菓子やお総菜を余分に買ってしまうからです。 そして、お菓子を頂いたときはご近所に配ったり、夫に職場に持って行ってもらうようにもしました。手の届くところにお菓子を置かない、必要以上に食料を買いすぎないことでムダに食べる量を減らすようにしたのです。 しかし、甘いお菓子を食べることが習慣化していたため、食べないと口寂しく、毎日お菓子を食べたい欲求にかられていました。 三食、バランスよくしっかり食べる!基本的なことですが、食事は間食に頼らず3食しっかり食べました。それまでは、授乳間隔もバラバラ、家事と育児を一手におこなっているので、自分の食事は後回しになりがちでした。子どもを抱っこして過ごす日々なので、すぐ食べられるお菓子やインスタント食品に頼りがちだったのですが、なるべく朝昼晩、自分の食事時間を守るようにしました。 そして自分のために栄養バランスのよい献立も考えるようにしました。手軽な食事でも、納豆・魚の缶詰・解凍したご飯・インスタント味噌汁といった献立なら、腹もちがよかったです。栄養ある母乳を出すためにも頑張った結果、産後半年で体重を52kgにまで減らすことができました。 産後ママは多忙すぎて自分のことが後回しになりがちです。でも食事の摂取量や内容が乱れると、途端に体重が増えてしまいます。「自分の食事をどう整えるか?」を考え直すことで、体重を落としていく好循環を生み出せたのだと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:小林 晴子3歳男児と1歳女児の母。前職は営業、現在は主婦をメインに時々NPO法人活動。子どもたちと遊んだり食べたりする時間を楽しみながら、仕事復帰の道を模索中。
2022年02月25日長女を出産したときは初めての育児でバタバタしていたせいか、産後すぐに体重が戻った私。次女を妊娠したときも、産後はすぐに体重が戻ると思っていました。ところが次女出産後、3カ月経っても体重が一向に減らず……。そのときの体験談を紹介します。 産後は授乳の影響で体重が元に戻る?長女を出産したときは初めての育児でわからないことも多く、バタバタしていたこともあってか、産後2カ月ごろから「痩せたね」と周りに言われることが増えました。その後、産後半年くらいで妊娠前の体重に戻り、さらには妊娠前の体重よりも少なくなりました。 ありがたいことに母乳がよく出ていたので、母乳のおかげで体重が元に戻ったのかもしれないと思っていました。そして翌年には、次女を出産。また半年くらいで体重が元に戻ると軽い気持ちでいたのですが、今回は違いました。 体重が元に戻らない! 運動をスタート2人目で余裕があったからかわかりませんが、次女を出産してから3カ月過ぎても体重が元に戻りません……。「産んだあとは、自然と体重が元に戻る」と安易な考えでいたため、焦りました。とりあえず買い物がてらにウォーキングをスタート、ダイエットDVDを買って自宅で運動も始めてみました。 ところが体重が戻るよりも先に、腰を痛め、さらには肩も痛めてしまう結果に……。子育てにも支障が出そうな状況だったため、病院に相談に行くと、「産後にいきなり無理をしすぎです!」と厳しく注意されてしまいました。 焦りは禁物! ゆっくりと体重を戻そう私の場合、普段から運動習慣もないうえに、本調子ではない産後に突然運動を始めたことで体がビックリしてしまったようです。病院の先生からは、「産後、すぐに体重が戻る人もいれば、ゆっくり戻る人もいる」「体を動かすのは、もっと落ち着いてからにすること」とアドバイスを受けました。 「今は体重よりも赤ちゃんを気にしてあげて」と先生は言っていました。赤ちゃんよりも、自分の体重のことを先に考えてしまっていた……と、反省しました。それからは食事内容を見直すなどして、1年くらいかけて元の体重に戻りました。産後に無理は禁物です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※母乳を赤ちゃんに与えていると、それだけでこれまで以上に消費カロリーが多くなります。母乳はママの体の血液から作られているため授乳中に無理なダイエットは禁物です。特に赤ちゃんが生まれたばかりの時期に、増えた体重を無理やりもとに戻そうとすると、母乳の出方にも影響します。 ※妊娠中に体重が増えてしまったとしても、産後に極端に食事を制限したり、無理な運動をするようなダイエットをする必要はありません。母乳を赤ちゃんに与えていると、それだけでこれまで以上に消費カロリーが多くなります。ダイエットは、授乳期間が終了してからにしましょう。また、体重は産後3〜4カ月程度でもとの体重に戻ることを目標にしながら、授乳期間を過ごしましょう。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/きょこ著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2022年02月16日妊娠前は55kgだった体重が、気がつくと出産時70kgに! このままではいけないと産後ダイエットを開始。育児中でも無理のないダイエットをして、産後8カ月にして18kg落とすことができました。生活のなかで実践したこと、気をつけていたことをご紹介します。開き直って、隠さない妊娠中、私は15kg太ってしまったことを恥ずかしく思っていて、周囲には言えませんでした。体重の増加を知らない友人からは食べ物の差し入れを多くもらい、おいしく頂いていました。 産後も実家の母が作る食事は量が多く、「このままでは痩せられない!」と危機感を抱き、開き直って周囲に「現在70kgです! 前の体重に戻したい!」と公言。 すると「応援する!」とみんなが言ってくれるようになったのです。「どれくらい痩せられた?」と話題にもしてくれるようになり、自分のヤル気に火がつきました。 1日3食はきちんと食べる病院での産後1カ月健診にて、「ダイエットを開始してもよい」と許可を得てから開始しました。 ダイエット中でも母乳を出したい、また、育児は体力勝負と聞いていたので、1日3食はしっかり食べました。洋食よりは低カロリーな和食を心がけ、間食は極力しないようにしました。どうしてもおなかがすいたときは豆腐を食べることに。 また、産婦人科の先生に「果物は案外太るよ」と言われていたので、食べ過ぎないようにしていました。さらに、食材を低カロリーで高タンパクの物に替えたところ、体重が落ち始めました。 赤ちゃんとお散歩ダイエットダイエットには運動も不可欠。しかし、妊娠を機に退職したあと、運動習慣がまったくなくなっていました。 体重減少が停滞しだした産後3カ月目。ちょうど赤ちゃんと外へ出る機会が増えてきたので、それを機に毎日欠かさずに散歩へ出かけることを決めました。夏場は早朝に、雨の日でも少しの晴れ間があれば10分だけでも必ず行くようにしました。 近くのスーパーには車でなく徒歩で出かけるようにしたところ、なんと産後8カ月で18kg減となり、産前よりも痩せることができました。 産後は精神的にも肉体的にも大変なことばかりなので、無理なダイエットは禁物です。自分の生活のなかで無理なくおこなえることから始めてみることが大切だと思いました。産後ダイエットに成功した今、「またオシャレをしたい!」と、心がウキウキしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:前田 梨沙0歳女児の母。食生活アドバイイザー、旅行業務取扱管理責任者の資格を保有。前職は旅行会社勤務、国内外の子連れ旅行に関しての知識や経験が豊富。ハンドメイド作品を作ることが趣味。
2022年02月02日もともと私はよく食べるほうでしたが、妊娠によりその食欲はとどまることを知らず、第1子の妊娠では、食欲に負けて好きな物を好きなだけ食べた結果、22kgも増えてしまいました。そこから産後6カ月で、−25kgのダイエットに成功した体験談を紹介します。 妊娠中の食生活私はつわりもほとんどなかったため、妊娠期間を通して常に食欲がありました。1日3食の食事の他、夜中になれば菓子パンやお菓子をつまむこともよくありました。昼食後、シュークリームもよく食べました。 そんな生活を送っているうちに体重はみるみるうちに増加して、妊娠前は50kgだった体重が、出産直前には72kgにもなっていました。顔はまん丸になり、二の腕はパンパンになっていました。 産後の体重変化出産後、5kgは減っているだろうと思っていましたが、体重を測ってびっくり! 3kgしか減っていませんでした。完全母乳でしたが、産後3カ月経っても4kgしか減らず、焦りを感じ始めました。 そんなある日、赤ちゃんの湿疹が治らなくて病院に行くと、赤ちゃんに卵と乳アレルギーがあることが判明しました。そのため、「母乳をあげているからと言って極端に卵や乳製品を避ける必要はないけれど、バランスの良い食事を心がけるように」と医師から指示を受けました。 和食中心の食事を心がけた結果医師の指示を受けてからは、ケーキや菓子パンなどをやめ、和食中心の食事に変えました。 すると、今までわずかしか減らなかった体重がどんどん減っていき、産後6カ月の時点で、妊娠前の体重より3kg少ない47kgまで減っていました。25kgのダイエットに成功したのです。 今回は子どもの食物アレルギーがわかったことをきっかけに、私自身の食生活の見直しが必要となり、産後ダイエットの成功に繋がりました。成功を喜ぶ反面、妊娠中の体重管理をもっとしっかりするべきだったと反省もしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2022年01月23日子どもの食欲は日によってかなりムラがあります。わが家の1歳児も食べムラがひどく、せっかく作った料理を半分以上残され、涙することもしばしばです。そんなとき、子どもの「食べ残し」はついママが食べてしまいがち。しかしわが家では「もったいない」という思いを乗り越えて、「子どもの食べ残しを捨てる」ことに決めました!産後太りの原因は子どもの食べ残し?長男が離乳食を卒業し、大人とほぼ同じ料理が食べられるようになったころ、私はなかなか減らない体重にやきもきしていました。妊娠中に15kgも体重が増えた私は、出産直後に7kg減ったものの、出産前の体重には程遠い状態でした。 子どもが1歳になったころ久しぶりに体重計に乗ってみると、なんと体重が増加に転じていたのです! 日中は働いていましたし、間食も控えるようにしていました。それでも体重が増えているのは、毎日の生活習慣に問題があるということ。改めて自分の行動を振り返ってみることにしました。そしてその日の夕食時、子どもの食べ残しを欠かさず私が食べていることに気付きました。長男は食べムラがひどいうえに少食だったので、時には半分以上残してしまうこともありました。私はそれを「あーあ、もったいないな~!」とすべて平らげていたのです。 これでは1.5人分の食事を摂っていることとほぼ同じ。捨てるのはもったいないし、食べ残しの処分という感覚だったので、問題ないと思い込んでいました。さすがにこのままではまずいと思った私は、食べ残しを食べるのをやめることに決めました。 体調不良の原因も食べ残しかも…?しかしそれでも、「もったいない」という思いは正直ぬぐいきれませんでした。あるとき、親子共々体調を崩したことがありました。子どもが保育園でもらってきた風邪がうつったんだろうと諦めていましたが、微熱とだるさが1週間以上続き、ヘトヘトに……。その状態で子どもを病院に連れて行ったりするのもかなりつらく、家事も滞りがちになりました。仲のいいママ友にそのことを話すと、「もしかして子どもの食べ残し、食べてない? 食べ物からウイルスがうつることもあるんだって」と話してくれました。食べ残しを食べることで子どもの手足口病がママにうつり、口の中に発疹ができた事例もあったそうです。もちろん、食べ残しだけがウイルスの感染経路ではありません。しかし、感染経路になる可能性がある以上、少しでもそのリスクを減らしたいと思いました。私はようやく、子どもの食べ残しをためらうことなく処分できるようになりました。 「食べ残しは処分」に決めました!食べ残しを処分するようにしたおかげで、私の体重増加はストップしました。また、これまで子どもがひいた風邪が私にうつると、そのたびに仕事を休み、大変な思いをしてきました。夏や冬など、病気が流行りやすい時期は特に、手洗い・うがいとともに、食べ残しの処分を徹底するようにしています。 子どもの食べ残しは、つい「もったいない!」と食べてしまいがちですが、ママの健康と美容に悪影響を及ぼすだけでなく、ウイルス感染の可能性もあります。なるべく処分しなくても済むように、子どもの食欲を考えながら、適量を作るように心がけたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。
2021年12月19日自粛中、わが家の体重計が壊れてしまいました。これは逆にチャンスと喜んだのですが……。故障は神様のお告げ?乗らないよ!!!!!(暴走)体重計が壊れてから(夫が新しいのを)ポチるまでの時間があまりにも短くて……(涙)。あ……すぐ電機屋さんへ買いに走るよりは猶予がある分、優しかった……のか……?新しい体重計が届くまでの数日間は、好きに食べさせていただくわ!(いや、今までも好き食べていたんだけど(笑))。
2021年05月29日私には4歳と1歳4カ月の子どもがいます。2人とも生後5カ月のころから離乳食をスタートさせ、2人ともたくましい食欲で、「偏食」「食べムラ」などのお悩みは皆無でした。友人からはよく「そんなに食べてくれて気持ちいいね」「そんなに食べてくれたら心配いらないね」と言われるのですが、私としてはよく食べるからこそ悩んでいることがありました……。 1歳半時点で11.5kg上の子が1歳半のころ、「1歳半にもなると集中して食べてくれない」「偏食が出てきた」「体重がここ数カ月変わっていない」などと言い始める同年代の子どもを持つママ友が多くいました。 そのころ、上の子はピーマンやごぼうなど、苦みや独特のにおいがある食材もなんの問題もなくバクバクと食べていました。体重も1カ月あたり300g前後メキメキと増え続けていて、11.5kgほど。1歳半の平均体重を上回っていました。 体重が増え過ぎないための対策その1私はこの時点で「このままの食欲が続いたらとんでもない体重になるのでは?」と気づき始めて、2つの対策を取ることに。1つ目は「あえておかわりをさせていっぱい食べているように感じさせる」作戦です。 食欲旺盛な上の子は、盛り付けられた量では「足りない」と怒りをしめすようになっていました。しかし、上の子の食欲に任せておかわりを与え続けては、体重が増える一方です。そこで1回目の量は少なめに盛り付けておかわりできるようにし、たくさん食べているように感じさせました。 体重が増え過ぎないための対策その22つ目の対策は「なるべく加工食品・ジュース・お菓子は与えない生活を意識する」ことです。たとえばちくわ、ソーセージ、幼児用レトルト食品系を控えたり、おやつは果物やベビーせんべいなど甘さ控えめなお菓子にしました。 また飲み物もジュース類は基本的に出さずに、お茶か牛乳です。野菜・果物100%ジュースすら滅多に出さない徹底ぶりで、これを3歳過ぎまで続けていました。1歳半時点で「このままでは体重が増えすぎる!」という恐れがあったため、早期に食生活を見直せたのはよかったです。 そんなプチストイック生活を続けながらも、3歳を過ぎたころから徐々に野菜ジュースや幼児用おかしを解禁し、現在上の子の体重は18kg越え。大きめですが対策をとっていなければもっと太っていたはず。また、偏食やむし歯などは今のところ一切なく、健康優良児です。下の子に関しても同様の対策を今後も継続していきたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年04月08日こんにちは。保育士の中田 馨です。実際に保育所の保護者に受けた質問です。「先生、同じ月齢の友人の子たちよりも体重が少ないんです。大丈夫でしょうか?」 近くに同じ月齢のお友だちがいると、いろいろとお話ができて心強い反面、自分の子と比べてしまい、不安になってしまうこともありますよね。私もそうでした。そんな不安を感じたときにどうすればいいかをお話ししますね。 お友だちよりも自分の子を見て私は保育士をしているので「個々それぞれ発達は違う。育児書通りにはいかない」ということはわかっていながらも、自分の子どものことになると「本当に大丈夫かな?」と思ってしまいました。 これは子育てが続く限り、多かれ少なかれ親は感じることかもしれません。大切なのは「お友だちよりも自分の子を見て」ということ。自分の子が今どのような発達をしているかを見てあげましょう。 体重が気になるときの6つのポイント「体重が少なめかな?」と心配になったときに、チェックするポイントがあります。 体重は増えている?赤ちゃんの体重が増えているかを確認しましょう。その子なりに増えていれば大丈夫です。ただ、1歳過ぎると体重の増えは徐々に緩やかになります。活動量が増えると体重が緩やかになることもあるうえに、身長がグーンと伸びる時期は体重が横ばいのときもあります。また、病気をしたときは一時的に体重が減ることがあります。そのように赤ちゃんの成長を全体的に見ることも必要です。 母乳や育児用ミルクは飲んでいる? 離乳食は食べている?母乳や育児用ミルクは飲んでいますか? 離乳食は食べていますか? 特に離乳食を始めたころは、離乳食が進まなくても、母乳や育児用ミルクを飲めていればしばらく様子を見ていても大丈夫です。 たくさん活動してる?元気に遊んでいますか? 遊んでいる姿を見守ってみましょう。 機嫌はいい?毎日機嫌よく生活していますか? 体重が少なくても機嫌よく過ごせていることが大事です。 顔色、表情はいい?顔色や表情はどうですか? 普段と変わりないですか? 成長曲線を確認母子健康手帳にある成長曲線を確認してみましょう。身長と体重のバランスはどうですか? その子なりに増えていれば大丈夫です。 赤ちゃんの様子を見ながら、心配なときはかかりつけのお医者さんに相談してみてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年03月25日2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんはTwitterでゆるっと笑える育児漫画を更新中! 2話目の今回は、妊娠中に体重が増えてしまったキヨさん、順調に体重が減っていったものの、4カ月後には思わぬ結果に? 出産後の忙しさでみるみるうちに減っていく体重……。「なんて効率の良いダイエットなんだ」と思ったら……? 3カ月すぎたら増す食欲、増す体重……。妊娠中おいしかったごはんが、今もすごくおいしいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター キヨ2018年7月生まれの女の子の母。妊娠を機にデザイン会社を退職しフリーランスに。出産してから食べることが癒やし……。ゆるっと育児漫画、絵日記、イラストをツイッターで更新中!
2021年03月02日長女を出産したときは初めての育児でバタバタしていたせいか、産後すぐに体重が戻った私。次女を妊娠したときも、産後はすぐに体重が戻ると思っていました。ところが次女出産後、3カ月経っても体重が一向に減らず……。そのときの体験談を紹介します。 産後は授乳の影響で体重が元に戻る?長女を出産したときは初めての育児でわからないことも多く、バタバタしていたこともあってか、産後2カ月ごろから「痩せたね」と周りに言われることが増えました。その後、産後半年くらいで妊娠前の体重に戻り、さらには妊娠前の体重よりも少なくなりました。 ありがたいことに母乳がよく出ていたので、母乳のおかげで体重が元に戻ったのかもしれないと思っていました。そして翌年には、次女を出産。また半年くらいで体重が元に戻ると軽い気持ちでいたのですが、今回は違いました。 体重が元に戻らない! 運動をスタート2人目で余裕があったからかわかりませんが、次女を出産してから3カ月過ぎても体重が元に戻りません……。「産んだあとは、自然と体重が元に戻る」と安易な考えでいたため、焦りました。とりあえず買い物がてらにウォーキングをスタート、ダイエットDVDを買って自宅で運動も始めてみました。 ところが体重が戻るよりも先に、腰を痛め、さらには肩も痛めてしまう結果に……。子育てにも支障が出そうな状況だったため、病院に相談に行くと、「産後にいきなり無理をしすぎです!」と厳しく注意されてしまいました。 焦りは禁物! ゆっくりと体重を戻そう私の場合、普段から運動習慣もないうえに、本調子ではない産後に突然運動を始めたことで体がビックリしてしまったようです。病院の先生からは、「産後、すぐに体重が戻る人もいれば、ゆっくり戻る人もいる」「体を動かすのは、もっと落ち着いてからにすること」とアドバイスを受けました。 「今は体重よりも赤ちゃんを気にしてあげて」と先生は言っていました。赤ちゃんよりも、自分の体重のことを先に考えてしまっていた……と、反省しました。それからは食事内容を見直すなどして、1年くらいかけて元の体重に戻りました。産後に無理は禁物です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2021年02月27日産後、自然に体重が元に戻ると思っていたら大間違いでした。授乳による空腹から暴飲暴食、お祝いや差し入れで届く甘いお菓子など、産後は体重アップの要因がたくさんありました。そのような環境でも、私が減量に成功した方法をお伝えします。 出産直後に減った体重が2カ月で逆戻り!妊娠前の私の体重は54kgでした。出産前は62kgまで増えましたが、産後は58kgまで減りました。完全母乳だったこともあり、このまま自然に元の体重に戻ると軽く考えていたのですが、産後2カ月でまさかの62kgに逆戻りしてしまったのです。 要因は、完全母乳のせいか妊娠期以上に空腹を感じて食欲のままに食べていたこと。しかも食べたくなるのは甘いお菓子ばかりで、ありがたいことに親戚や友だちが親切心からお菓子を差し入れてくれていたのです。 それでも家にお菓子がなくなると近くのコンビニまで買いに走り、毎日のようにお菓子を摂取していました。産後2カ月は真冬で外出も控えていたので、子どもと2人きりの室内でお菓子を食べるのが一番の息抜きでした。 家に入れる食べ物の量を制限!このままではまずいと思い、対策としてまずおこなってみたのが、家の中に置くお菓子を減らすことです。スーパーやコンビニに買い物に行くのをやめ、宅配業者に1週間分の必要な食料だけを頼むことにしました。お店に行くと必ずお菓子やお総菜を余分に買ってしまうからです。 そして、お菓子を頂いたときはご近所に配ったり、夫に職場に持って行ってもらうようにもしました。手の届くところにお菓子を置かない、必要以上に食料を買いすぎないことでムダに食べる量を減らすようにしたのです。 しかし、甘いお菓子を食べることが習慣化していたため、食べないと口寂しく、毎日お菓子を食べたい欲求にかられていました。 三食、バランスよくしっかり食べる!基本的なことですが、食事は間食に頼らず3食しっかり食べました。それまでは、授乳間隔もバラバラ、家事と育児を一手におこなっているので、自分の食事は後回しになりがちでした。子どもを抱っこして過ごす日々なので、すぐ食べられるお菓子やインスタント食品に頼りがちだったのですが、なるべく朝昼晩、自分の食事時間を守るようにしました。 そして自分のために栄養バランスのよい献立も考えるようにしました。手軽な食事でも、納豆・魚の缶詰・解凍したご飯・インスタント味噌汁といった献立なら、腹もちがよかったです。栄養ある母乳を出すためにも頑張った結果、産後半年で体重を52kgにまで減らすことができました。 産後ママは多忙すぎて自分のことが後回しになりがちです。でも食事の摂取量や内容が乱れると、途端に体重が増えてしまいます。「自分の食事をどう整えるか?」を考え直すことで、体重を落としていく好循環を生み出せたのだと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:小林 晴子3歳男児と1歳女児の母。前職は営業、現在は主婦をメインに時々NPO法人活動。子どもたちと遊んだり食べたりする時間を楽しみながら、仕事復帰の道を模索中。
2021年02月17日妊娠前は55kgだった体重が、気がつくと出産時70kgに! このままではいけないと産後ダイエットを開始。育児中でも無理のないダイエットをして、産後8カ月にして18kg落とすことができました。生活のなかで実践したこと、気をつけていたことをご紹介します。 開き直って、隠さない妊娠中、私は15kg太ってしまったことを恥ずかしく思っていて、周囲には言えませんでした。体重の増加を知らない友人からは食べ物の差し入れを多くもらい、おいしく頂いていました。 産後も実家の母が作る食事は量が多く、「このままでは痩せられない!」と危機感を抱き、開き直って周囲に「現在70kgです! 前の体重に戻したい!」と公言。 すると「応援する!」とみんなが言ってくれるようになったのです。「どれくらい痩せられた?」と話題にもしてくれるようになり、自分のヤル気に火がつきました。 1日3食はきちんと食べる病院での産後1カ月健診にて、「ダイエットを開始してもよい」と許可を得てから開始しました。 ダイエット中でも母乳を出したい、また、育児は体力勝負と聞いていたので、1日3食はしっかり食べました。洋食よりは低カロリーな和食を心がけ、間食は極力しないようにしました。どうしてもおなかがすいたときは豆腐を食べることに。 また、産婦人科の先生に「果物は案外太るよ」と言われていたので、食べ過ぎないようにしていました。さらに、食材を低カロリーで高タンパクの物に替えたところ、体重が落ち始めました。 赤ちゃんとお散歩ダイエットダイエットには運動も不可欠。しかし、妊娠を機に退職したあと、運動習慣がまったくなくなっていました。 体重減少が停滞しだした産後3カ月目。ちょうど赤ちゃんと外へ出る機会が増えてきたので、それを機に毎日欠かさずに散歩へ出かけることを決めました。夏場は早朝に、雨の日でも少しの晴れ間があれば10分だけでも必ず行くようにしました。 近くのスーパーには車でなく徒歩で出かけるようにしたところ、なんと産後8カ月で18kg減となり、産前よりも痩せることができました。 産後は精神的にも肉体的にも大変なことばかりなので、無理なダイエットは禁物です。自分の生活のなかで無理なくおこなえることから始めてみることが大切だと思いました。産後ダイエットに成功した今、「またオシャレをしたい!」と、心がウキウキしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:前田 梨沙0歳女児の母。食生活アドバイイザー、旅行業務取扱管理責任者の資格を保有。前職は旅行会社勤務、国内外の子連れ旅行に関しての知識や経験が豊富。ハンドメイド作品を作ることが趣味。
2021年02月16日「低出生体重児」とは、出生時に体重が2500g未満の新生児のことをいいます。日本では約10人に1人の赤ちゃんが低出生体重児として誕生しており、さらに1500g未満の赤ちゃんは極低出生体重児とされます。わが家の現在2歳の次女は限りなく極低出生体重児に近い体重で生まれました。先進国の中でもっとも低出生体重児が多いと言われている日本。実は多くのパパやママが向き合っている問題ではないでしょうか。今回は低出生体重児について無知だった私が、次女を妊娠し育てながら感じたことや支えになった言葉、気持ちの変化などをお話します。同じような不安や悩みをもつ人達の参考になればうれしいです。トラブル続きの2回目の妊娠長女の時は妊娠発覚時から出産まで、何のトラブルもなく過ごした私ですが、次女の時は最初からトラブル続き。次女は妊娠が分かった時から小さく、数回目の健診で出産予定日が1、2週間程度後ろ倒しされました。知識のなかった私は、予定日が変わるってどういうこと!?不安に思いましたが、最終月経開始日から算出する予定日と超音波検査による赤ちゃんの大きさによって算出する予定日が変わることは時々あると説明を受けました。その後もなかなかお腹の中で大きくならない次女。私の体重は増えるのにどうして…お腹の赤ちゃんを大きくするにはどうしたらいいの…とお腹の中に赤ちゃんがいる喜びよりも心配ばかり。成長が止まってしまったら危険と言われていたので、健診の度に少しでも大きくなっていることを祈る日々でした。トラブル続きの妊娠生活からNICUでの日々「生きる力がとても強い赤ちゃんだね」初期に不正出血による流産の危機も経験していたことから、とにかく不安な気持ちが続いた妊娠初期。そんな時、友人にかけられた言葉で気持ちを切り替えることができました。事情を知る友人は「生きる力がとても強い赤ちゃんだね」と言ったのです。その言葉はストンと私の中に入ってきて、ネガティブになりがちだった気持ちをポジティブに変換することができました。「そうだ、赤ちゃんの生命力を信じて、なにがなんでも守っていこう」と気持ちが引き締まったのを覚えています。結局予定日より1か月早く出産することになりましたが、この時気持ちを切り替えられたからこそ、トラブル続きの妊娠生活を落ち着いて受け止めることができました。NICU(新生児集中治療室)ってどんなところ?低出生体重児を出産する時、生まれる前からNICUに入ることが決まってる方も多いと思います。私がそうでした。事前に説明は聞いていましたが、よく理解していなかった私は、NICUの独特な雰囲気に慣れるのに少し時間がかかりました。常に鳴っている機械音、照明を暗くした部屋、緊張感がある独特な空気感に「これからどうなっちゃうの?一体いつ退院できるの?」と不安な気持ちが高まり、NICUを経験した赤ちゃんのママブログなどを検索しまくっていたことを思い出します。NICUは24時間看護師さんや医師に診てもらえる最強の場でもよく考えたら、NICUは24時間看護師さんや医師に診てもらえる最強の場。毎日通う中で先生たちが昼夜問わず真剣に赤ちゃんに向き合う姿を見て、「とにかく今は信頼して任せよう」と気持ちが変化していきました。そして看護師さんたちは、お母さんのようにやさしく赤ちゃんたちに話しかけ、見ることができない夜の様子を教えてくれたりします。小さな娘をたくさんの人の手で育てられることのありがたさを、徐々に素直に受け止められるようになっていきました。NICUに通った1か月で長女をケアする時間がもてたそしてもうひとつ、月日が流れたから今だからこそよかったと思えることは、出産後に長女をケアする時間がもてたこと。次女は生後1か月間入院していたため、その期間は長女とゆっくり赤ちゃんを迎える準備をすることができました。それなりに赤ちゃん返りはしましたが、長女の気持ちに寄り添う時間がもてたことはとてもよかったと今は感じています。1か月で体重が2000gに、NICUを卒業生後1か月経つ頃、ようやく体重が2000gになり、無事にNICUを卒業しました。長女の時は生後1か月には4000gになっていたので、おさがりがまるで使えません。おむつもサイズが合わないので、インターネットで低出生体重児用のものを購入し、新生活がスタートしました。小さな次女サイズに合うものを探して低体重児におすすめの育児アイテム当事者になって初めて知りましたが、抱っこヒモの多くは3000g以上でないと使えません。わが家は、退院直後から長女の保育園のお迎えには次女を連れて行かなければならず、ベビーカーも不安だった私はスリングを愛用していました。スリングは赤ちゃんを入れるのに少しコツがいりますが、赤ちゃんとの距離も近く、横抱きに近い形で連れていけるので、安心して連れ出すことができました。かわいくて45サイズがあるGAPを愛用長女の時の感覚で、肌着やロンパースも60-70サイズなどを用意していましたが、2000gしかない次女には見事にブカブカ。もう少しピッタリのものを着せてあげたいというときにGAPには45サイズがあることを知りました。かわいくて、しかも小さな娘にもピッタリ着せられる、それだけでとても明るい気持ちになりました。インターネット通販で低出生体重児用のロンパースなどが販売されていますが、わが家は手に入れやすいGAPを愛用していました。まわりの視線や言葉が痛い…退院後の生活退院後しばらくはとにかくまわりの目が気になりました。すでに生後1か月経っていましたが、見かけはどう見ても新生児(もはや一般的な新生児よりも小さい)。「小さな赤ちゃんですね」「まだ生まれたばかりじゃない?」と話しかけられたり、「あら、あんな新生児を外に連れ出して…」とヒソヒソと話している声が聞こえたことも何度かありました。「気にしすぎじゃない?」と言っていた夫も、想像以上に視線を感じることを身をもって感じ、「これは気にするのも仕方がないね」と共感してくれるほどでした。「たくさん抱っこできて、赤ちゃんもママも幸せだね」そんな時、先輩ママの友人が「貴重な新生児の期間を長く堪能できるなんて最高じゃない!たくさん抱っこできて、赤ちゃんもママも幸せだね」と明るく声をかけてくれ、その言葉に本当に救われました。たしかに長女の時、新生児期間はあっという間に終わってしまい、外へ連れて出かけることに慣れてきた頃にはすでに抱っこヒモの重さはずっしり。ベビーカーを使うことも増えていました。「毎日たくさん抱っこさせてくれてありがとう」、そんな気持ちで次女と向き合えるようになったことは大きな変化でした。この2年間常に気にしていた体重のことそんな次女ももう2歳。保育園に通いながら元気に成長してくれていますが、この2年間常に気にしていたのは体重のことでした。「保育園のお昼をちゃんと食べていれば大丈夫」生まれてからずっと成長曲線を大きくはみ出していた次女。少しでも大きくなってもらうために一生懸命離乳食をあげていましたが、とにかく食が細い赤ちゃんでした。そんな次女にご飯を食べさせることがとにかく大変で、作ってもほぼ食べないことが徐々にストレスに…。しかし、1歳から通い始めていた保育園の先生に相談すると頼もしい言葉が。「保育園の給食は栄養士が考えた献立。1日に1回、保育園のお昼だけでもちゃんと食べていれば、栄養的にはそんなに問題はないですよ。お昼をきちんと食べさせることは保育士が責任を持ってやりますので、家で食べなくてもあまり悩まないでください」と言ってくれたのです。この言葉でとても気持ちがラクになりました。「好きな物だけでもOK!食べる楽しさを感じさせて」また「食に興味がない子はまず食べることに慣れること、そして食べる楽しさを感じることが大切。好きなものばかり食べて…と思わず、これだけは食べる!というものがあれば、気にせずとことんあげてもいいんですよ。まずは食べることに慣れさせましょう!」とアドバイスをいただきました。そこから長女にも協力してもらい、少し大げさなくらいごはんをみんなでおいしそうに、楽しく食べることを心がけました。次女は何も食べなくても、とにかくその場に一緒にいてもらうように。そんなことを地道に続けていると少しずつ変化が表れてきました。ごはんの時間に興味をもち、少しずつ食べ物に手を伸ばすようになってきたのです。そして少しずつ食べるようになってきた頃、事情により断乳を決行。よく聞く「断乳したら食欲が増す」はまったく食べなかった次女にも当てはまりました。今では長女より食べる時があるほど、よく食べる子に成長したので私も先生もびっくりしています。わが家はみんなでゆっくり成長しています「おおらかに見守ってあげて大丈夫ですよ」長女の時の成長と比べたり、一般的な成長と比べたりして一喜一憂していた2年間でしたが、大切なのは少しずつでも大きくなること。「お腹の中にいた時と同じで、成長が止まったり減ってしまったら問題だけど、そうでなければおおらかに見守ってあげて大丈夫ですよ」と出産をした病院の先生もいつも励ましてくれました。一般的には2歳くらいでまわりの子に追いつくことが多いと言われていたので、それが私の中でひとつの目安になっていました。気にしていた体重はいまだに成長曲線の底辺にいますが、今では体重を家で測ることすらほぼありません(笑)。歩き出すのもおしゃべりも、なんでもゆっくりでしたが、できるようになるとそこからの追い上げはすごい次女!次女と向き合っていくうちに「毎日楽しく、元気に育ってくれればそれでいい」と心の底から思えるようになりました。「よく育つものはゆっくり育つ」私が好きな言葉に「よく育つものはゆっくり育つ」という言葉がありますが、次女を見ているとまさにその言葉を思い出します。寄り道しながら、回り道しながら、ゆっくり成長する娘を、これからも焦らずにじっくりと見守っていきたいと思っています。わが家はみんなでゆっくり成長しています。<文・写真:ライターtocotocoharu>
2021年01月26日もともと私はよく食べるほうでしたが、妊娠によりその食欲はとどまることを知らず、第1子の妊娠では、食欲に負けて好きな物を好きなだけ食べた結果、22kgも増えてしまいました。そこから産後6カ月で、−25kgのダイエットに成功した体験談を紹介します。 妊娠中の食生活私はつわりもほとんどなかったため、妊娠期間を通して常に食欲がありました。1日3食の食事の他、夜中になれば菓子パンやお菓子をつまむこともよくありました。昼食後、シュークリームもよく食べました。 そんな生活を送っているうちに体重はみるみるうちに増加して、妊娠前は50kgだった体重が、出産直前には72kgにもなっていました。顔はまん丸になり、二の腕はパンパンになっていました。 産後の体重変化出産後、5kgは減っているだろうと思っていましたが、体重を測ってびっくり! 3kgしか減っていませんでした。完全母乳でしたが、産後3カ月経っても4kgしか減らず、焦りを感じ始めました。 そんなある日、赤ちゃんの湿疹が治らなくて病院に行くと、赤ちゃんに卵と乳アレルギーがあることが判明しました。そのため、「母乳をあげているからと言って極端に卵や乳製品を避ける必要はないけれど、バランスの良い食事を心がけるように」と医師から指示を受けました。 和食中心の食事を心がけた結果医師の指示を受けてからは、ケーキや菓子パンなどをやめ、和食中心の食事に変えました。 すると、今までわずかしか減らなかった体重がどんどん減っていき、産後6カ月の時点で、妊娠前の体重より3kg少ない47kgまで減っていました。25kgのダイエットに成功したのです。 今回は子どもの食物アレルギーがわかったことをきっかけに、私自身の食生活の見直しが必要となり、産後ダイエットの成功に繋がりました。成功を喜ぶ反面、妊娠中の体重管理をもっとしっかりするべきだったと反省もしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2021年01月25日母乳育児は体形が戻りやすいと考え、出産後にいつかは体形が戻り、あわよくばやせるだろうと考えていたママさん。しかし、3人の出産で体脂肪は増えるばかり。体形、体重を戻すための産後ケアとして、骨盤ベルトを使用しストレッチ、主食量の見直しなどをおこなったそうです。 私は3歳の長男、2歳の長女、生後1カ月の次男と生活をする33歳の母親です。もともとスポーツが大好きで、学生時代は全力でソフトボールを楽しみました。大学を卒業後、スポーツから縁遠くなってしまい、3人の出産を経て得たのは揺れる肉……。今回は、そんな体形を何とかすべく奮闘している様子をお伝えします。 母乳育児で体重が減る予定が…!?長男を妊娠したとき、私の体形は身長168cm、体重87kgでした。かなり大きめなため、妊娠中は体重を増やさないようにと医師から指導されました。初めての妊娠に気を張った生活をしていたためか、体重をキープしたまま出産することができました。 長男は完全母乳での育児。母乳育児は体形が戻りやすいとの情報から、いつか体形が戻り、あわよくばやせるかも……と考えていましたが、長女と次男の妊娠・出産を経てさらに太っていってしまいました。 産後、筋肉がぜい肉に早変わり3人の出産を終えて気付いたことは、妊娠中に筋肉が落ち、ぜい肉に早変わりしてしまったということでした。スポーツを楽しんでいたときの体脂肪率は、自己ベストで12%。現在は、自分の目を疑うほどの数字が並び、体の約半分が脂肪であるとの結果でした。 一生懸命つけた筋肉は、妊娠・出産を経験した4年間という歳月をかけて脂身へと変わり果てていたのです。もちろん代謝も落ち、さらに体形が戻りにくい体へと変化していました。 本格的に産後のケアを開始!そんな状況に危機感を感じ、動ける体を取り戻すために食事の見直しと骨盤のケア、ストレッチを始めました。次男を妊娠したときに使用した骨盤ベルトを産後も着用し、骨盤をケアしながら、ストレッチを毎日継続しておこないました。 現在は、産後の経過を見ながら体を動かす準備をしています。骨盤ケアの成果が出てきたのか、2週間でヒップのサイズが2cmダウンしました! 食事では、無理のない程度に、主食の量を3分の2に減らすという方法を取り入れ、2週間で2kg減をキープ中です。 産後、思った以上に筋肉が落ちていたようで、ちょっと長めの買い物で足腰が疲れるという現状です。そんな状況を打破するために、有酸素運動を無理なくできるだけ長くおこなうことにしています。体形と体重の変化を楽しみに、産後のぶよぶよ体形とこれからも向き合っていきたいです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ニシカタ監修/助産師REIKO著者:簗田智花4歳の長男、2歳の長女、1歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2020年12月31日子どもの食欲は日によってかなりムラがあります。わが家の1歳児も食べムラがひどく、せっかく作った料理を半分以上残され、涙することもしばしばです。そんなとき、子どもの「食べ残し」はついママが食べてしまいがち。しかしわが家では「もったいない」という思いを乗り越えて、「子どもの食べ残しを捨てる」ことに決めました! 産後太りの原因は子どもの食べ残し?長男が離乳食を卒業し、大人とほぼ同じ料理が食べられるようになったころ、私はなかなか減らない体重にやきもきしていました。妊娠中に15kgも体重が増えた私は、出産直後に7kg減ったものの、出産前の体重には程遠い状態でした。 子どもが1歳になったころ久しぶりに体重計に乗ってみると、なんと体重が増加に転じていたのです! 日中は働いていましたし、間食も控えるようにしていました。それでも体重が増えているのは、毎日の生活習慣に問題があるということ。改めて自分の行動を振り返ってみることにしました。そしてその日の夕食時、子どもの食べ残しを欠かさず私が食べていることに気付きました。長男は食べムラがひどいうえに少食だったので、時には半分以上残してしまうこともありました。私はそれを「あーあ、もったいないな~!」とすべて平らげていたのです。 これでは1.5人分の食事を摂っていることとほぼ同じ。捨てるのはもったいないし、食べ残しの処分という感覚だったので、問題ないと思い込んでいました。さすがにこのままではまずいと思った私は、食べ残しを食べるのをやめることに決めました。 体調不良の原因も食べ残しかも…?しかしそれでも、「もったいない」という思いは正直ぬぐいきれませんでした。あるとき、親子共々体調を崩したことがありました。子どもが保育園でもらってきた風邪がうつったんだろうと諦めていましたが、微熱とだるさが1週間以上続き、ヘトヘトに……。その状態で子どもを病院に連れて行ったりするのもかなりつらく、家事も滞りがちになりました。仲のいいママ友にそのことを話すと、「もしかして子どもの食べ残し、食べてない? 食べ物からウイルスがうつることもあるんだって」と話してくれました。食べ残しを食べることで子どもの手足口病がママにうつり、口の中に発疹ができた事例もあったそうです。もちろん、食べ残しだけがウイルスの感染経路ではありません。しかし、感染経路になる可能性がある以上、少しでもそのリスクを減らしたいと思いました。私はようやく、子どもの食べ残しをためらうことなく処分できるようになりました。 「食べ残しは処分」に決めました!食べ残しを処分するようにしたおかげで、私の体重増加はストップしました。また、これまで子どもがひいた風邪が私にうつると、そのたびに仕事を休み、大変な思いをしてきました。夏や冬など、病気が流行りやすい時期は特に、手洗い・うがいとともに、食べ残しの処分を徹底するようにしています。 子どもの食べ残しは、つい「もったいない!」と食べてしまいがちですが、ママの健康と美容に悪影響を及ぼすだけでなく、ウイルス感染の可能性もあります。なるべく処分しなくても済むように、子どもの食欲を考えながら、適量を作るように心がけたいです。 監修/助産師REIKO著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。
2020年12月14日36歳で第一子を妊娠。初期のつわりも落ち着き、胎動が感じられるようになったころから悩まされたのは足のむくみ。明らかに20代とは違い代謝も落ちているなか、フルタイムで働き、立ち仕事も多い職業柄、常にむくみ気味だった私の足は妊娠の影響でさらにむくむように。妊娠後期まで続いた私の足のむくみとの戦いをご紹介します。 あれ? いつもより足がパンパン?34歳で結婚、36歳で第一子を妊娠。双方の両親をはじめ、親戚一同大変喜んでくれました。妊娠初期のころは食べづわりに悩まされ、空腹にならないようにバナナなどを持って職場へ行く毎日でした。しかし、つわりが終わってほっとしたのもつかの間、次第に足のむくみが気になり始めたのです。 普段から運動はほとんどせず、立ち仕事が多いこともあり、もともとむくみ気味だった私。履き慣れた靴も窮屈になり、靴下の痕もくっきり残るほどパンパンな状態に。朝起きたときから足がむくんでいて、仕事へ行くのも、そもそも靴を履いて出かけるのも憂うつでした。 意を決してウォーキング!体重管理とむくみ対策としてお医者さんに言われたのは、「歩く」こと。妊娠前から158cm、64kgのぽっちゃり体型で、助産師さんから「妊娠中の体重増加は7kg以内に」と注告されていたこともあり、運動不足の私も文字通り重い腰を上げ、散歩することに。 しかし、このときは8月。外は暑くて歩けないので、私が選んだお散歩コースは天気にも左右されず、休憩スペースも多い「ショッピングモール」。新しいショッピングモールがオープンしたばかりだったので、スニーカーを新調し、気分を上げてウォーキングへ。隅から隅まで約2kmの距離を体調に合わせて2~3周、週3回ほど通いました。3週間続けると足がだんだん軽く感じられるようになり、次第に靴下の痕も残らなくなっていきました。 ウォーキングに加えて食事の見直しもウォーキングとあわせて食事の見直しもおこない、むくみ防止によいとされるカリウムの多い食品を意識して食べるようにしました。もともと食べることが大好きなので、自分の好きなものを取り入れ、無理なく楽しく体によい食事を意識するようにしたのです。 具体的にはわかめなどの海草類や野菜たっぷりのスープ、バナナやアボカドなどの果物、焼き芋、無添加のナッツ類という感じです。特に野菜たっぷりのスープは食物繊維も多く摂取でき、冷房による冷えや便秘も解消され、それがむくみ解消にもつながったと思います。 出産間近までウォーキングと食事の見直しを頑張ったおかげで、最大の悩みだったむくみは解消されました。さらに、出産に向けての体力をしっかりつけられたように思います。体重も結果的にプラス7kg、また年齢とぽっちゃり体型のため、お医者さんから心配されていた妊娠高血圧症候群にもならず、無事に出産を迎えることに。つらかったむくみの解消から始めたウォーキングですが、結果的にはさまざまな面で役立ちました。 高齢出産にはいろいろな悩みがありますが、30代後半を過ぎたからこその経験値や心のゆとりがあるのではないかと私は感じています。現在も妊娠中なので、前回の経験を活かしてマタニティライフを楽しみたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:上原さちこ夫と2歳の娘と3人暮らし。英語講師としてフルタイムで働きながら子育てに奮闘中。36歳で第一子を出産。
2020年12月06日下半身がしっかりしていることが、昔からコンプレックスだった私。親戚からはよく「安産型だね」と言われていました。下半身がしっかりしているなどの見た目で言われる「安産型」は、果たして本当なの……?「安産型」と言われた私が妊娠し、出産するまでの体験談をご紹介します。 嫌だった「安産型だね」という言葉骨盤が大きくてしっかりしている体型は「安産型」とよく聞きますよね。下半身がしっかりしている私は、親戚などから「安産型だね」「安産型でよかったね」と、昔からよく言われていました。 そんなふうに言われることが、私自身としては非常に嫌でした。まだ妊娠や出産を経験したことがなかったころの私は、無事に赤ちゃんを産むことへの不安や重要性を意識したことがなかったからかもしれません。 「安産型」は本当に安産になる?妊娠してから「安産型」というものには明確な定義がないことを知りました。骨盤が大きく張っていて、歪んでいないことが安産につながることがあるとも言われていますが、産道の広さや子宮口の開きも安産の重要なポイントになるのだそうです。 実際の出産は、妊娠39週に陣痛が来てそのまま入院。分娩時間は13時間かかり、出血も多量でした。初産ということもあり、子宮口の開きが遅く、2~3cmから先にすすむまでに時間がかかりました。 想像よりも出産に苦戦周りから「安産型」だと言われた私も、子宮口の開きが遅く、想像よりも出産に苦戦しました。無事に生まれてきてくれただけで十分ですが、周りから言われていた「安産」とは少し違ったかもしれません。 実際に妊娠・出産を経験してみて思うことは、「安産型」だと言われたことに気を抜かずに、もっと主体的になって妊婦生活を過ごせばよかったということです。安産のために、塩分量などの食事調整や体重管理など、出産に向けての時間の使い方や準備も大切だと感じました。 私と同じように、「安産型だね」と言われることを気にしている方もいるかと思います。赤ちゃんや自分にあまり負担のかからない出産となるように、できる限りのことをしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:手塚みく三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。
2020年10月16日妊娠中は体重が増加するものですが、増え方のペースや数値は気になりますよね。妊娠初期はあまり気にしていなかったけれど、産院で細かくチェックされるうちに食事や運動に気をつけるようになったという方も多いのではないでしょうか。私も後者のタイプで、妊娠29週を境にぐんと体重が増え始めたことで、やっと意識して生活習慣を見直し始めました。 体重に関して無関心私の妊娠前の体重は平均値で、変化も激しくありませんでした。そのため体重計に乗る習慣がなく、体重はいくつかと聞かれても正確に答えられないくらい無関心。 妊娠がわかったときも、10kg増加に抑えるくらいは普通に生活をしていればできるだろうと軽く考えていました。妊娠初期に食べづわりでよく食べたせいか、1カ月に3kg増えた時期もありましたが、つわりが収まると体重増加のペースは緩やかになりました。 妊娠後期に体重増加のペースが倍に危機感をもったのは妊娠29週に入ってから。つわりがおさまってからは2週間に300~500gくらいの増加ペースだったのが、1kgに増えていたのです。そのころはまだ仕事をしていたので、電車で通勤したり届け物をしたり、体を動かす機会がちょこちょこあったにもかかわらずの結果でした。 さらに臨月に入るとこれまでとは比べものにならないくらい体重増加のペースが速くなると聞いていたので、今の時点でこれはマズイ……と感じるようになりました。 やっぱり歩くのが手軽普段から運動をする習慣がなかったので、いざ妊娠中にもできる運動を!と思っても何も思いつきません。マタニティヨガにも興味はあったのですが、近くにいい教室がなく……。結局、1番手軽で無理のない、「歩く」という方法で運動することにしました。1日30分が目安です。 ただ近所を歩くだけだとつまらないので、「今日は書類を出したいから郵便局まで歩く」とか、「天気がいいから河川敷を1周する」とか、その日の気分で目的地を決めて、景色を変える工夫をしました。 ウォーキングの効果があったのか、妊娠35週から出産した妊娠41週までの体重増加を3kgに抑えることに成功! トータルでは10.5kgの増加でした。その年は秋晴れで小春日和の日が多く、気持ちよく歩けたのでストレス発散にもなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2020年06月01日妊活ツールとしてはもちろん、旅行や大事なイベントの予定を立てるときのために自分の生理周期を管理して知っておくことは大事です。ただ、面倒くさがりさんにとって、毎月記録をつけることって結構しんどいですよね。そこで、この記事では、誰でも簡単に管理ができて「本当に使える!」と評判の生理周期管理アプリをランキング形式でご紹介します。生理周期の管理をはじめたい、方法を見直したいという人は必見ですよ! ※調査概要調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方調査期間:2020年2月26日~2020年3月1日調査件数:2,663件 もはやジョーシキ!生理周期の管理 女性の心身の変化と密接な関係にある生理。自分のバイオリズムを知るために生理周期を知ることは、わざわざ言うまでもないほど女性にとって当たり前のこととして認識されています。実際に、約90%もの人が「生理周期を管理している」と回答しています。 生理周期管理のメリットは?複数回答(※回答者数に対する割合のため、合計は100%を超えています) では、生理周期を管理するとどんなメリットがあるのでしょうか? 管理の目的について聞いてみると、「妊娠を知るため」とほぼ同じくらいの割合で「予定を立てやすくするため」という回答が多くありました。 旅行や大事なイベントなど、ここぞ!というときに生理真っ最中だとテンション下がりますよね。そういったことを回避するためにも、日々の記録と管理が役立ちます。 アレを使えば面倒くさがりでも大丈夫!複数回答(※回答者数に対する割合のため、合計は100%を超えています) 続いて、どんな方法で生理周期を管理しているのか調査したところ、やはり手軽に行えるアプリでの管理がダントツ1位という結果になりました。 スケジュール帳やカレンダーにちまちま記入するのって、結構大変な作業ですよね。その点、いつでもどこでも携帯に入力できるアプリは、面倒くさがりさんの強い味方となっています。最近では生理周期の管理だけではなく、付加機能で女性の心身を一括管理してくれるものもたくさんリリースされていて、便利さが格段に上がってきています。 本当に使える! アプリランキング発表!以上の調査結果をふまえて、実際にみんなが使っているアプリのランキングを5位~1位まで発表! たくさんある中で本当に使えるアプリは一体どれなのでしょうか? 5位:FiNC(62票)CMなどでも話題のFiNCは、ユーザーの基本データを入力すると人工知能 “パーソナルAIトレーナー”が美容や健康についてアドバイスしてくれるという、最先端のヘルスケア/フィットネスアプリ。FiNCの生理機能では、生理周期を記録すると排卵日や妊娠しやすい時期を予測してくれたり、AIが周期に合わせてマッサージやフィットネス、ヘルシーレシピなどを提案してくれます。また、記録漏れがあるとAIが呼びかけてくれるので、忙しい人や面倒くさがりな人、妊活だけではなくダイエットも目的としている人にぴったりです。 4位:女性のリズム手帳(73票)排卵日予測・妊活に特化した、女性のための生理周期管理アプリ。妊娠しやすい日/しにくい日の予測はもちろん、体脂肪率、体重、基礎体温の管理や症状の解説、さらに妊娠後のサポートまで充実した内容で長年にわたり愛され続けています。デザインもピンク基調で可愛いらしく、記録したデータはコンビニでプリントアウトすることができるので、ファイリングして手元に残して見比べたり、婦人科検診に持参したりと便利です。 3位:カラダのキモチ(122票)生理周期からPMS対策、妊活、妊娠、出産後のケアまで、女性のライフステージをトータルでサポートしてくれるヘルスケアアプリ。このアプリの特に便利な機能が、基礎体温の自動記録です。オムロン婦人用体温計(MC-652LC)を使うことで基礎体温データを自動でアプリに転送、グラフ化してくれます。もちろん、手入力でも可。また、基礎体温といっしょに身体の症状などをスタンプで簡単入力できるので、毎月の体調の変化を知ることができます。横画面表示で3周期まで表示できるのも有難いですね。 2位:ラルーン(520票)約300万人もの女性が愛用しているという女性向け体調管理・悩み相談アプリ。生理日や排卵日の記録/予測といった基礎機能の使いやすさはもちろんですが、人気の理由は“お悩み相談コーナー”にあります。人には言えないデリケートな悩みなどを匿名で相談することができ、妊娠や妊活のことだけではなく、美容やダイエット、恋愛などさまざまな種類のお悩みに対応してくれます。さらに、相談することに「ラルポ」というポイントが付与され、貯まったポイントは服やアイテムと交換できるという付加価値もついてくるのがうれしいですね。 1位:ルナルナ(1,221票)まさにキング・オブ・生理日管理アプリ!他を大きく引き離し、ルナルナが首位を獲得しました。なんといっても、わずらわしさを一切排除したシンプルなインターフェースが魅力。1,300万DLもされているという、人気のアプリです。近年リリースされているものと比べて機能が少ない分、とにかく生理日・排卵日予測の精度が強化されています。独自の分析データとロジックに基づきユーザーひとりひとりの周期に合わせた予測とアドバイスをしてくれるので、まるで専属の医師がついているような心強さです。 ※票数/1,969(有効回答) 1位は生理周期管理の老舗「ルナルナ」!生理周期管理の他にさまざまな付加機能がついているアプリが多いなか、シンプルかつ正確さに定評のある「ルナルナ」に軍配があがりました。毎日のように開くものだからこそ、余計な機能がなく、パパッと記録できて分かりやすいものが人気なのかもしれませんね。上位にランクインしている他のアプリも本当に優秀なものばかりです。悩み相談は「ラルーン」、基礎体温管理は「カラダのキモチ」、手帳との併用は「女性のリズム手帳」、ダイエットは「FiNC」と、目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
2020年04月20日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。新年度が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか?いま世の中が大変なこの時期、保護者の方々も心身ともに疲れが出始めている時期ですよね。経済面でもさまさまな打撃が起きており、家計への影響を案じております。いざという時のために、やはり日々の節約と貯金は大事だなとあらためて感じています。そこで今回は我が家の「お金のはなし」を少ししたいと思います。■夫を信用して家計管理を任せていたけれど…皆さんのご家庭では夫と妻、どちらがお金の管理をしていますか?我が家は子供ができてからずっと主人がお金の管理をしていました。赤字になっている感じはなかったので安心して任せていたのですが…夫の無駄遣いが発覚!!仕事は頑張っているし…ストレス解消の為にもある程度は許そうと思っていましたが…許容範囲外でしたね。ということで選手交代!今年から私が管理することになりました。家のローン返済も始まったので、無駄はとことん省きたい!!と考えて…■家計簿ってなかなか大変…!!家計簿、続かないんですよね…小さい子供がいると書く暇がないんです。ついつい忘れてレシートの山!!やっぱりデジタルの力はすごいですよねぇ。家計簿アプリなら、レシートを捨てる前に写メするだけでいいので本当に楽です。家計簿アプリのおかげで我が家の無駄が一目瞭然に!! 少しずつ家計の見直しを進めています。いざというときのために、節約と貯蓄頑張りましょう〜いち早く今の大変な状況が落ち着くことを心より願っております。
2020年04月15日妊娠前は55kgだった体重が、気がつくと出産時70kgに! このままではいけないとダイエットを開始。育児中でも無理のないダイエットをして、産後8カ月にして18kg落とすことができました。生活のなかで実践したこと、気をつけていたことをご紹介します。 開き直って、隠さない妊娠中、私は15kg太ってしまったことを恥ずかしく思っていて、周囲には言えませんでした。体重の増加を知らない友人からは食べ物の差し入れを多くもらい、おいしく頂いていました。 産後も実家の母が作る食事は量が多く、「このままでは痩せられない!」と危機感を抱き、開き直って周囲に「現在70kgです! 前の体重に戻したい!」と公言。 すると「応援する!」とみんなが言ってくれるようになったのです。「どれくらい痩せられた?」と話題にもしてくれるようになり、自分のヤル気に火がつきました。 1日3食はきちんと食べる病院での産後1カ月健診にて、「ダイエットを開始してもよい」と許可を得てから開始しました。 ダイエット中でも母乳を出したい、また、育児は体力勝負と聞いていたので、1日3食はしっかり食べました。洋食よりは低カロリーな和食を心がけ、間食は極力しないようにしました。どうしてもおなかがすいたときは豆腐を食べることに。 また、産婦人科の先生に「果物は案外太るよ」と言われていたので、食べ過ぎないようにしていました。さらに、食材を低カロリーで高タンパク質のものに替えたところ、体重が落ち始めました。 赤ちゃんとお散歩ダイエットダイエットには運動も不可欠。しかし、妊娠を機に仕事を退職したあと、運動習慣がまったくなくなっていました。 体重減少が停滞しだした産後3カ月目。ちょうど赤ちゃんと外へ出る機会が増えてきたので、それを機に毎日欠かさずに散歩へ出かけることを決めました。夏場は早朝に、雨の日でも少しの晴れ間があれば10分だけでも必ず行くようにしました。 近くのスーパーには車でなく徒歩で出かけるようにしたところ、なんと産後8カ月で18kg減となり、産前よりも痩せることができました。 産後は精神的にも肉体的にも大変なことばかりなので、無理なダイエットは禁物です。自分の生活のなかで無理なくおこなえることから始めてみることが大切だと思いました。産後ダイエットに成功した今、「またオシャレをしたい!」と、心がウキウキしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:前田 梨沙0歳女児の母。食生活アドバイイザー、旅行業務取扱管理責任者の資格を保有。前職は旅行会社勤務、国内外の子連れ旅行に関しての知識や経験が豊富。ハンドメイド作品を作ることが趣味。
2020年02月20日皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。どすこい母さんことケイコモエナです。今回は、妊娠時の私が感じた日本とスイスでの違いを描いてみました。妊娠初期はずっとつわりに悩まされ、やせ細っていた私。妊娠中期になると食べづわりに苦しみ、常に何か食べないと苦しくて、体重がどんどん増加していきました。妊娠後期にはさらに体重が大変な事になってドキドキしていたのですが、周りを見てみるとそこには、日本で聞いた話とは違う光景が広がっていたのでした。■妊娠時の体重管理、日本とスイスの違いは…■体重増加にビクビクしながら検診へ…周りの妊婦さんは20キロプラスでも体重増加を気にするそぶりはなく、逆に大きくなったバデーを楽しんでる感じ。すごいなー、とカルチャーショックを受けたのでした。お医者さんも、他の数値が良好ならば体重の事は、個人管理という感じで拍子抜け(笑)。その後無事出産し、体重を落とすのに悪戦苦闘するのでした。最後まで読んで頂きありがとうございました。ではまた次回に!※この体験記は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり保証したりするものではありません。詳しくはかかりつけ医にご相談ください。
2020年02月17日ぽこちゃんです&どんちゃんです
子育てはフリースタイル
両手に男児