結婚2年目で長男・のりまきくんを、リラックスした状態で痛みを和らげてお産に臨むことを目的とするソフロロジー分娩を推奨している産院で出産した、おおやたまこさん。のりまきくんを出産後、おおやたまこさんは家事・育児の仕方を言った通りにしてくれない夫・たま夫さんに苛立つように。そこで、おおやたまこさんは、たま夫さんに対して思ったことをそのまま伝えるようにしたところ、夫婦で話し合う回数が増えました。そのおかげで、お互いに寄り添えることができるようになったのですが……。 2人目出産後。夫にある変化が…次男のために「育休を取る」と言い出した夫だったが、長時間一緒にいることで、長男のときのように夫の嫌なところが、見えてくるのが怖かった。そのため、夫に「産後の自分のメンタルが怖い」と正直に伝えたのだが……。 私が「2人目を産んだ後は何でも許してください!」と言ったら、絶対夫には「嫌」と言われると思ってたのに、「わかった大丈夫」と言ってくれました。 また、夫が長男と初対面したときは、淡々としていたのに、次男のときには「頑張ったねぇ」と泣きながら抱っこ。その様子を見ていた私は、あまりの反応の違いに大爆笑してしまいました。笑ってしまって申し訳ない! 育休を取るといった旦那さんに正直に「産後に自分のメンタルが落ち込むことが怖い」と相談した、おおやたまこさん。すると、旦那さんはおおやたまこさんの不安を「わかった」と受け止めてくれました。おおやたまこさんが諦めずに自分の思いを伝え続けたことで、夫婦間の認識の違いがなくなり、旦那さんの態度も変わっていったのかもしれませんね。 このほか、おおや たまこさんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター おおや たまこのりまき(2020年4月生まれ)とおにぎり(2022年5月生まれ)の2歳差兄弟の育児に奮闘中。InstagramとTwitterでずぼら主婦と家族の日常をマンガでつづっている。普段は仕事でデザインやイラストを描いたりもしている。
2023年01月03日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変だったのです。出産予定日を8日後に控えた日の深夜。突然破水したyasucoさんは、旦那さんと一緒に病院へ向かいます。病院に到着し、事情を話すと、陣痛室へ案内されるyasucoさん。破水していることを助産師さんが確認すると、その場で入院が決まったのでした。そして、その後陣痛を何回か経験しながらも、子宮口が開いていなかったため、我慢を余儀なくされていたyasucoさん。赤ちゃんが戻ってくると、洋服を着ていて… キレイにされ戻ってきた赤ちゃんは、お洋服を着ていました。 yasucoさんは赤ちゃんを見ると(本当に私から出てきたんだ……)と、思わずドキドキ! ハイテンションで写真を撮ってもらっていたら、なぜか突然気持ちが悪くなってしまったのです。 「血圧が高いわね。出血も多かったみたい。ちょっと安静にしましょう」助産師さんに言われると、部屋は暗くされ、2時間ほど分娩台の上で体を休めることになったのでした。 生まれたわが子を抱っこして、テンションが高かったyasucoさんですが、急に体調が悪くなってしまったようで心配ですね……。ただ、yasucoさんに限らず、分娩後2時間は分娩室で休むことが多いです。yasucoさんのように具合が悪くなるケースもあるので、分娩室で経過を見ているときに体調に変化があれば、助産師さんに伝えるようにしましょう。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2023年01月02日2人目の出産時、出産予定日を大幅に過ぎていたママ。やっと陣痛がきて分娩室へ行ったのですが、なかなか赤ちゃんが出てきません。どうしたのだろうと思っていると、助産師さんから意外な理由を告げられました。赤ちゃんが出てこない理由は…?2人目の出産予定日を過ぎたある日、やっと陣痛と思われる痛みがきたので病院へ! 分娩室に案内され、いざ出産と思いきや、なかなか赤ちゃんが出てこない!? それにはある衝撃的な理由がありました。 出産は人それぞれなので、どんなに経験や予習をしていても、その通りにはならないものだなと改めて思いました。息子は当時2歳だったのですが、私が入院中も毎日楽しそうな写真が父母から送られてきており、安心でしたが複雑な気持ちでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:すずきち都内に住む平凡なオタク主婦。3歳の息子と0歳の娘を育てながら絵日記やイラストをのんびり描いています。
2022年12月30日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。度重なるトラブルから、緊急帝王切開で出産することが決まったぬぴさん。 「緊急帝王切開にします。ぬぴさん、旦那さんいいですか?」 先生の言葉に泣きながら「はい」と答えるぬぴさん。 しかし、出産が終わることへの安堵感、わが子に対する罪悪感など、いろいろな感情が押し寄せたぬぴさんは号泣。 旦那さんが代わりに手術の同意書を書いてくれました。 そして、18時になると緊急帝王切開が開始! ぬぴさんの腰には麻酔が打たれ、入念な麻酔確認が済むと、いよいよ執刀となるのでした。 一方そのころで、旦那さんはというと……!? 泣きながら電話で報告。2人とも陰ながら見守ってくれていて… 「ぬぴさん、もうすぐ産まれますよ~」 「ほら! 産まれました! おめでとうございます!」 「赤ちゃん、声が……。泣き声聞こえない……」 ぬぴさんそう言うと、「大丈夫。背中トントンしてるからもうすぐ出るよ」と助産師さん、 すると次の瞬間、元気な産声が……! 「頑張ったね。ありがとう。お疲れ様」 ぬぴさんにやさしく話しかける旦那さん。 「そんなことないよ。キヨシがいてくれてよかった」 わが子の誕生に、2人は心から喜び合うのでした。 つらい思いをしながら、必死で痛みに耐えたぬぴさん。さらに、時には涙を流しながらぬぴさんと赤ちゃんの無事をずっと祈っていた旦那さん。最後はみんながハッピーになることができて、本当によかったなと思いました! これからも家族みんなで仲良く楽しい毎日を過ごしてくださいね。 ◆「初産で帝王切開」はこれで連載終了です。短い間でしたが、ご愛読くださりありがとうございました!監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月26日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日、2回ほど破水したような感覚を覚えたぬぴさん。 両方病院で破水の検査をしてもらったのですが、結局破水ではないという結果に終わってしまいました。 2回目に病院に行ったのが夜だったことから、明日から入院予定だったぬぴさんは、そのまま入院することに。 翌朝、バルーンを入れることになったのですが、バルーンを入れるとき、あまりの痛さに絶句してしまうのでした。 日付けが変わり、午前0時あたりから、痛みはさらに強くなってきました。 助産師さんに内診をしてもらうと、バルーンが抜けていたことが判明! 「そろそろ旦那さん呼ぼうか」 助産師さんの言葉を聞き、旦那さんに連絡します。 午前2時50分に旦那さんが到着したのですが、陣痛促進剤を輸液ポンプを通して投与してから30分後には、さっきとは比べ物にならない激痛が襲ってきたのでした。 旦那さんにしがみつき、必死に痛みに耐えていると、先生が登場。 「子宮口が4cmのままだから、11時に人工破水しようね」 11時になると、「破水は痛くないからね~。いくよ~」という先生の言葉で、バシャ―ッと破水。 破水後はさらに強い痛みを覚え、泣いたり叫んだりするしかできなくなってしまったのでした。 それから時刻は回って14時。なかなか開かない子宮口に対して、「もう帝王切開にしたい」と本音を漏らしたぬぴさん。 旦那さんに弱音を吐きながらも、気持ちを持ち直した次の瞬間、透明な液体が下半身からバシャ―ッと出てきたのです。 その後、ぬぴさんの体調が悪化! 38度6分の熱とやナプキンが深緑色に染まるなどの異常事態に……。 そこで、急きょ血液検査をおこなうと、炎症が起きていることが判明! さらに帝王切開になる可能性が出てきたのでした……。 緊急帝王切開に変更することになって… 「緊急帝王切開にします。ぬぴさん、旦那さんいいですか?」 先生の言葉に泣きながら「はい」と答えるぬぴさん。 そしていろいろな感情が混ざり合ったぬぴさんは号泣。 旦那さんが代わりに手術の同意書を書いてくれました。 そして、18時になると緊急帝王切開が開始。 腰に麻酔が打たれ、入念な麻酔確認が済むと、いよいよ執刀となるのでした。 ようやく出産まであと一歩のところまで来ましたね。今回のことはすべて予想外の連続だったと思うのですが、ぬぴさんが言うように、本当に出産は何が起こるかわからないということを今回改めて感じました。心身ともにつらかったと思いますが、無事にお産を乗り切ることができますように……!監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月25日病院へ到着したミロチさんは、前回の出産のときと同じ部屋に通されました。助産師さんから「便意が来たら、それは赤ちゃんだから我慢して……」と言われたのですが、「あの……出そうです」と訴えるミロチさん。病院到着早々に分娩台へ上がることになったミロチさんですが……!? もうダメっ! ゆっくり歩いて分娩台へ向かうミロチさん。「もうダメ……お尻が噴火しそう」というミロチさんに対し、助産師さんは「弱気にならないで! 頑張って我慢して!」と励まします。 「いやいや無理無理ッ! これもう……あ!」 なぜか便意がせき止められました。便意があるはずなのに出てこない……どうなってんの、どうしたの私の体……。不思議がっていると、助産師さんから「もしかしたら赤ちゃんが下まで降りてきて、頭が出かかってるかもしれないよ!」と言われました。 陣痛の波がおさまっている間に分娩台に乗り、「次の波が来たらいきみましょう!」と言われ、すぐに陣痛が来ていきみます……! 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ミロチ
2022年12月25日腹痛に襲われたミロチさんは、総合病院へ転院になる前に、通院していた帝王切開ができない個人病院で診てもらうことに。「本当に下から出てくる? もし回旋異常が起きたら、大きすぎて裂けたら……赤ちゃんも私も、無事に帰って来られるの?」。急に怖くなったミロチさんですが、病院へ向かって……。 部屋に案内され早々に… 病院へ到着したミロチさんは、階段をのぼるのもひと苦労……。 通されたのは、前回の出産のときと同じ部屋。 助産師さんがお産セットを渡しながら「今は3〜4分間隔で痛みは弱いけど、2人目だから急に早まるかもしれない……」と続け、「便意が来たらそれは赤ちゃんだからグッと我慢して、呼び出しボタンを押してね!」と言われました。 すると、ミロチさんは息を切らしながら……「あの……出そうです」 「もう便意が、お尻の内側から蹴破ろうとしています!」 その言葉を受けた助産師さんは「ぶ……分娩台に行きましょう!」と、病院到着早々に分娩台へ上がることに! これにはパパも「展開早すぎませんか!?」と驚きを隠せませんでした。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ミロチ
2022年12月24日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日、2回ほど破水したような感覚を覚えたぬぴさん。 両方病院で破水の検査をしてもらったのですが、結局破水ではないという結果に終わってしまいました。 2回目に病院に行ったのが夜だったことから、明日から入院予定だったぬぴさんは、そのまま入院することに。 その日の夜は痛みで眠れなかったぬぴさん。 翌朝、バルーンを入れることになったのですが、バルーンを入れるとき、あまりの痛さに絶句してしまうのでした。 日付けが変わり、午前0時あたりから、痛みはさらに強くなってきました。 「いい陣痛来てるね。内診してみよっかー?」 助産師さんに内診をしてもらうと、バルーンが抜けていたことが判明! 「そろそろ旦那さん呼ぼうか」 助産師さんの言葉を聞き、旦那さんに連絡します。 午前2時50分に旦那さんが到着したのですが、陣痛促進剤を輸液ポンプを通して投与してから30分後には、さっきとは比べ物にならない激痛が襲ってきたのでした。 旦那さんにしがみつき、必死に痛みに耐えていると、先生が登場します。 「子宮口が4cmのままだから、11時に人工破水しようね」 11時になると、「破水は痛くないからね~。いくよ~」という先生の言葉で、バシャ―ッと破水。 破水後はさらに強い痛みを覚え、泣いたり叫んだりするしかできなくなってしまったのでした。 それから時刻は回って14時―。 なかなか開かない子宮口に対して、「もう帝王切開にしたい」と本音を漏らしたぬぴさん。 旦那さんに弱音を吐きながらも、気持ちを持ち直した次の瞬間、透明な液体が下半身からバシャ―ッと出てきて……!? 「やばいなんか出た」謎の液体の正体は…!? ※この当時はコロナ禍でしたが、ぬぴさんは入院する前に抗原検査をおこっており、陰性結果が出ていました。そのため、破水に伴う子宮内感染が疑われ、血液検査を実施。すると炎症反応が高かったため、緊急帝王切開になるかもしれないということで、絶飲食になりました。(なお、その後も数日発熱の状態が続いたため、ぬぴさんはその後、さらに2回ほど抗原検査を実施。全て陰性という結果に終わっています) 「出てるのは羊水だね」 ナースコールで駆け付けた助産師さんが、謎の液体の正体を説明。 助産師さんはぬぴさんがリラックスできるようにと、足湯を持って来てくれたのですが、足湯をセットして足をお湯につけた次の瞬間、羊水がバシャ―ッと足湯に流れ落ちてしまいました。 「申し訳ないけど足湯もやめておこうか……」 「なんか体がすごく暑くて……」 ぬぴさんは体が熱いと感じたので、ひとまず体温計で熱を測ることに……。 すると、38度6分! (これ、大丈夫じゃないよね?) 旦那さんにナースコールを押すように頼み、ぬぴさんはトイレへ行きナプキンの状態を確認すると、なんとナプキンが深緑色になっていたのです。 トイレに来てくれた先生に現状を話すと、急きょ血液検査をすることに。 その結果、炎症が起きていることが判明したほか、帝王切開になる可能性が出てきたのです。 「今後一切飲食禁止で」 先生からそう言われると、ぬぴさんは絶望的な気持ちになってしまうのでした。 ぬぴさんはこの経験を通して、少しでも「あれ?」と思うことがあれば、何回でもナースコールして助産師さんに伝えることが大切だと思ったそうです。初めて出産する方は、わからないことも多いと思いますが、自分の体の異変や生命の危機を感じたときは、例え小さなことであっても、しっかりとその事実を医療関係者に伝えることで、大切な赤ちゃんとママ自身の体を守ることができるのではないでしょうか。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月23日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日、2回ほど破水したような感覚を覚えたぬぴさん。 両方病院で破水の検査をしてもらったのですが、結局破水ではないという結果に終わってしまいました。 2回目に病院に行ったのが夜だったことから、明日から入院予定だったぬぴさんは、そのまま入院することに。 その日の夜は痛みで眠れなかったぬぴさん。 翌朝、バルーンを入れることになったのですが、バルーンを入れるとき、あまりの痛さに絶句してしまうのでした。 日付けが変わり、午前0時あたりから、痛みはさらに強くなってきました。 「いい陣痛来てるね。内診してみよっかー?」 助産師さんに内診をしてもらうと、バルーンが抜けていたことが判明! 「このまま進みそうだし、そろそろ旦那さん呼ぼうか」 ぬぴさんが旦那さんに連絡を取ると、午前2時50分に旦那さんが到着。 陣痛促進剤を輸液ポンプを通して投与してから30分後には、さっきとは比べ物にならない激痛が襲ってきたのでした。 旦那さんにしがみつき、必死に痛みに耐えていると、先生が登場します。 「子宮口が4cmのままだから、11時に人工破水しようね」 先生の言葉に「はい」と返事をするぬぴさん。 結局痛さで何がなんだかわからないまま、11時を迎えることになったのですが……!? 隣の人も痛そう。隣の陣痛室から叫び声が聞こえてきて… ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。 「はい、破水は痛くないからね~。いくよ~」 次の瞬間、パチン! バシャ―ッと破水した音が聞こえました。 (これが破水か。本当にバシャーって出るんだ……) 痛みと睡眠不足により意識がもうろうとしながらも、そんなことを思っていたぬぴさん。 そして、あまりにもつらい状態が長く続いたことから、「もう帝王切開にしたい」という言葉がポロッと出たのでした。 「もうすぐぽこに会えるよ? 頑張ろう」 「私だってこんなこと言いたくなかった。いつまで頑張ればいいの?」 旦那さんに励まされるものの、本音が漏れてしまいます。 (歩いたら子宮口開くかも……。今が頑張りどきだ!) 気持ちを切り替えようと、体にグッと力を入れた次の瞬間、バシャーッと透明な液体が!! 「やばい。なんか出た。ナースコールして」 旦那さんは「えっ、何が?」と動揺しながらもぬぴさんの指示通り、慌ててナースコールを押すのでした。 長時間に渡り、痛みが続いていたぬぴさん。きっと隣から赤ちゃんの産声が聞こえてきたとき、焦る気持ちが出てきてしまったのではないでしょうか。しかし、ぬぴさんが弱音を吐いても、前向きな言葉をかけてくれる旦那さんの存在は心強いですね。監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月20日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えたぬぴさんは、念のため病院に電話をかけました。 すると、「破水かもしれないので今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かうことに! しかし病院で内診を受けると、破水ではなく、自宅に戻るのでした。 その日の夜、生理痛のような痛みがぬぴさんを襲ってきました。 (まだ痛みも我慢できるし、どうせ明日入院だしな……) そう思い、痛みを我慢していたぬぴさんですが、お風呂に入ろうとすると下半身からダラダラと血が流れていたため、急いで病院に連絡。 病院からは「破水かもしれないので、今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かい、再び破水検査をおこなうことに……! しかし、またもや破水ではなくて……。 本来なら明日から入院だったぬぴさんですが、助産師さんの計らいで、この日から入院することになったのでした。 その日の夜は痛みで眠れなかったぬぴさん。 朝になると、先生に「これからバルーンを入れるよ」と言われて……!? 「まだまだ痛み全然弱いからね」って嘘でしょ!? ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。 助産師さんには、「バルーン入れるかどうかは先生が診察してから決めるからね」と言われていましたが、診察なしでバルーン入れることになったぬぴさん。 内診室に入ると(リラックスしていれば大丈夫)と、心を無理矢理落ち着かせます。 しかし、実際はあまりの痛さに絶句! 「はい! 入ったよ~。大丈夫? 下着つけて診療室来てね」 バルーンを入れ終わったというのに痛みが続き、なんとか必死で診療室へと向かいます。 診療後はごはんをしっかりと完食。 日付けが変わって午前0時あたりから、痛みはさらに強くなり、腰は爆発しそうに……! 「モニターみる感じ、いい陣痛来てるね。内診してみよっかー?」 ぬぴさんの様子を見に来てくれた助産師さんに内診をしてもらうと、バルーンが抜けていたことが判明。 「このまま進みそうだし、そろそろ旦那さん呼ぼうか」 そう言うと、助産師さんは分娩室の準備に向かいます。 ぬぴさんは旦那さんに連絡を取り、午前2時50分に旦那さんが到着。 陣痛促進剤を輸血ポンプを通して投与してから30分後……。 さっきとは比べ物にならない激痛が襲ってきたのでした。 (冗談抜きで死ぬ……) そう思いながら、必死に旦那さんにしがみついて耐えるぬぴさん。 するとそこには先生が……! 「子宮口が4cmのままだから、11時に人工破水しようね」 内診をしながら先生がそう言うと、「はい」と返事をするぬぴさん。 そして、痛さで何がなんだかわからないまま、11時を迎えることになったのでした。 ぬぴさんの表情や言葉づかいから、必死で痛みに耐えているのが伝わってきました……。「出産は命がけ」という言葉をよく耳にしますが、まさにその通りだなぁと思ってしまいました。出産まであと少し! 無事に元気な赤ちゃんが生まれますように……!監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月18日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えました。 トイレへ駆け込んで確認すると、出血ではありませんでした。 (でもしっかりパンツ濡れたなぁ……) 念のため病院に電話をすると、「破水かもしれないので今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かうぬぴさん。 しかし病院で内診を受けると、破水ではなく、また自宅に戻ることに……。 さらにその夜、生理痛のような痛みがぬぴさんを襲ってきました。 (まだ痛みも我慢できるし、どうせ明日入院だしな……) そう思い、痛みをそのまま我慢していたぬぴさん。 ところがお風呂に入ろうとすると、下半身からダラダラと血が流れていたため、急いで病院に連絡。 病院からは「破水かもしれないので、今すぐ来てください」と言われたのでした。 病院に到着すると、再び破水検査をおこなうのですが、破水ではないという結果に……。 本来なら明日から入院になっていたので、一度自宅に戻らなければいけなかったのですが、助産師さんの計らいで、この日からぬぴさんは入院することになったのでした。 とにかく痛い! 全然眠れなくて… 痛みで眠れなかったぬぴさんは、寝不足と疲労でボロボロの状態でした。 「内診するね~」 助産師さんはそう言うと、ぬぴさんの内診を始めます。 しかし、「まだ指一本くらいしか子宮口が開いてないね~」とひと言。 その言葉を聞き、(こんなに痛いのに、まだ子宮口1cmか……)と思わず落胆してしまいます。 (やっぱりバルーン入れるのかなぁ。怖いなぁ……) そんなことを考えながら、診療室に向かうぬぴさん。 診療室に入ると人の気配がなかったため、「すみませーん!」と声をかけると、先生が登場! 「バルーンの準備してた!これからバルーン入れるからね!」 同意書を片手に、先生がそう言ってきたのでした。 ぬぴさんのお母さんは、おにぎりを持たせてくれていたのですね。「おなかが減ったらかわいそうだから」と娘さんのことを思い握って持たせてくれていたなんて……。お母さんのやさしさが伝わってきて、思わずグッときてしまいました…!監修/助産師松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月16日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。そして、妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えました。 トイレへ駆け込んで確認すると、出血ではありませんでした。 (でもしっかりパンツ濡れたなぁ……) 念のため病院に電話をすると、「破水かもしれないので今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かうぬぴさん。 しかし病院で内診を受けると、破水ではなく、また自宅に戻ることに……。 さらにその夜、生理痛のような痛みがぬぴさんを襲ってきました。 (まだ痛みも我慢できるし、どうせ明日入院だしな……) そう思っていたぬぴさんは、痛みをそのまま我慢することにしたのですが……!? ズキズキする下半身の痛みに、なんとか耐えていたけれど…? 「どっか痛いの?」 ぬぴさんの様子を見たお母さんは、「病院に電話したら?」と提案。 しかし、「まだ不規則だし……」とぬぴさんはお風呂に入ろうとしたのですが、下着を脱いだらダラダラ血が流れていたため、すぐに病院に電話をすることに……! すると、「破水だと思うので入院の用意してすぐ来てください」と言われ、お母さんと2人で産院へ向かいます。 産院では、再び破水検査をおこなうのですが、破水じゃないという結果に。 「え? じゃああの大量の血は一体…」 「多分ね、おしるしだと思う。今から帰ってもなんだから、このまま入院しちゃわない?」助産師さんのやさしい心づかいで、ぬぴさんはこのまま入院することになったのでした。 お風呂場では大量の血が流れ出ていたそうなので、ぬぴさんもかなりびっくりしたことかと思います。破水検査の結果は残念でしたが、助産師さんのやさしい気づかいでそのまま入院できることになってよかったですね。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月15日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。 妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。 すると、先生から誘発分娩の提案をされます。 誘導分娩について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。 そして、ついに妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えました。 さっそく確認するため、トイレへ駆け込むのですが、出血ではありませんでした。 (でもしっかりパンツ濡れたなぁ……) そう思いながら、念のため病院に電話をすると、「破水かもしれないので今すぐ来てください」と言われ、急いで病院へ向かうことに。 ぬぴさん自身も「いよいよ出産できる」と思い、心構えをしていたのですが、病院で内診を受けると、破水ではないという結果に……。 「あとNST(ノンストレステスト)して、赤ちゃんが元気か確認したら帰っていいよー」 助産師さんからそう言われると、ぬぴさんはさっそく帰る支度を始めるのでした。 なんだか家に帰る足取りが重くて… (あんなにエールもらったのに、家に帰るの恥ずかしい) そう思いながらも、結局この日は帰宅することに。 するとその日の夜、生理痛のような痛みがぬぴさんを襲ってきたのです。陣痛タイマーで間隔を測っていると、その間隔は10〜15分ほど。産院からは「定期的に10分間隔の痛みが来るようになったら電話してね」と言われていました。 そのため、(まだ痛みも我慢できるし、どうせ明日入院だしな……)と思っていたぬぴさんは、痛みをそのまま我慢することにしたのでした。 翌日が入院日だったということもあり、「これくらいなら耐えられる」と思ってしまったのかもしれませんね。間隔も病院から言われた間隔と若干ですが、異なっていたため余計にそう思ってしまったのではないでしょうか。しかし、痛いのを我慢するのもつらいですよね。皆さんがぬぴさんだったら、今回の場合どうしますか?監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月13日結婚2年目で長男・のりまきくんを妊娠し、リラックスした状態で痛みを和らげてお産に臨むことを目的とするソフロロジー分娩を推奨している産院で出産した、おおやたまこさん。のりまきくんを出産後、おおやたまこさんは家事・育児の仕方を言った通りにしてくれない夫・たま夫さんに苛立つように。そこで、おおやたまこさんは、たま夫さんに対して思ったことをそのまま伝えるようにしました。夫との関わり方を意識するようになり…私は冷静になって、夫が不満に思っていることを聞いてみると……。 夫の気持ちをしっかり聞くと、私が言った通りにやらなかったのは理由があったり、理解していない部分があったとのことでした。もちろん私自身、納得がいかないところはたくさんありましたが、まずは自分の悪かったところを認めてから、その上で「〇〇だったんだよ」と伝え、「悲しかった」と自分の気持ちを話すようにしました。 また、お互いに感謝することなどができていなく、夫も私に不満が溜まっていたんだと思います。「直して」と言われてもどうしても直せない部分があるのは、みんな一緒なのに、私は「直せないこと」を責めていたのだと思い、考え方を改めました。ただ、「諦める」とか「我慢」してしまうなど、一方が耐えてしまうと、いつか本当に嫌いになってしまいそうなので、そうならないように夫に「一度、自分の言動を振り返ってほしい」と伝えました。夫・たま夫さんとの関係を改善するため、自ら歩み寄ったおおやたまこさん。おおやたまこさんは、たま夫さんの意見に賛同できなくても、自分の悪いところも一回認めた上で、自分の意見を言うことを意識していましたね。 相手の立場を考えて話すと、同じ内容でも相手の受け取り方は変わるもの。自分がいっぱいいっぱいになったときこそ、相手のことを考えて伝える努力をしていきたいですね。 このほか、おおや たまこさんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター おおや たまこのりまき(2020年4月生まれ)とおにぎり(2022年5月生まれ)の2歳差兄弟の育児に奮闘中。InstagramとTwitterでずぼら主婦と家族の日常をマンガでつづっている。普段は仕事でデザインやイラストを描いたりもしている。
2022年12月13日正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、さらに先生に「生まれません」と訴えることに! すると、先生から誘発分娩の提案をされます。 誘導分娩について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。 そして、ついに妊娠41週0日に突入したある日のこと。 突然下半身からじわっと何かが漏れた感覚を覚えたぬぴさん。 さっそく確認するため、トイレへ駆け込んだのですが……!? トイレに行き、パンツを見てみると……? 「よかったぁ~。血じゃない」 パンツを見てホッとするぬぴさん。 しかし、何で濡れていたのか気になったぬぴさんは、さっそくスマホで調べることに……! すると、「高位破水」というワードが引っかかります。 高位破水について調べ終わったあと、すぐさま産院に電話をかけるぬぴさん。 すると、「破水かもしれないので、病院に来てください」と言われ、急きょ病院へ行くことに。 病院に着き内診が終わると、まさかのひと言が告げられます。 「これが青色になったら破水なんだけど、色が変わらないから破水じゃないと思う」 助産師さんの言葉を聞いて、心の中で泣き出すぬぴさん。 ようやく出産できると期待していたので、その期待は見事に裏切られてしまったのでした。 病院へ向かう前に、「いよいよだね。頑張って」とお母さんにハグをされ、ぬぴさん自身も出産する心構えで病院に向かったと思うのですが、内診の結果は破水ではないという結果になってしまいました。「もう出産できる!」と思っていた訳ですから、大変残念でしたね……。とはいえ、もう少しの所まで来ていると思うので、気を取り直して出産に臨んでもらえればと思いました。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月12日おおやたまこさんは、結婚2年目で長男・のりまきくんを妊娠し、リラックスした状態で痛みを和らげてお産に臨むことを目的とするソフロロジー分娩を推奨している産院で出産しました。のりまきくんを出産後、おおやたまこさんは家事・育児の仕方を夫・たま夫さんに何度も教えましたが、してほしいことが伝わらず、次第にたま夫さんに対して口調が強くなっていきました。そんなとき、おおやたまこさんがはたま夫さんに言われた「こんなに仲が悪くなるなら、2人目はいらない」という言葉をきっかけに、自分の今までの言動を考え直すようになり……。冷静に夫に伝えるようと心がけると…夫に注意するたび、お互い嫌な気持ちになることが多くなった。 私は、その思いをそのまま夫に伝えることにしてみた。 「思ったことをそのまま伝えてみよう」と実践してみたところ、夫にムッとされず、かつ言った通りにしてくれることに気付きました。 また、ケンカが減ることでイライラする時間が少なくなったように思います。 私は夫に「教えた通りにやってくれない」「家事が行き届いてない」とイライラしてましたが、まずはやろうとしてくれたことに感謝すべきでした。 ケンカした後や「やらなくていい」と言った後に、夫はよく動くようになるので、当時は「何だ?あてつけか?」と思っていましたが、昔から口下手で、お礼を言ったり謝ったりすることが苦手だった夫。 「あれ?もしかして悪いと思って積極的にやってくれてる?」と思えば、納得がいくように。 私は「結婚してもらった」とは思ってないけれど、自分本位だった夫が少しずつ変わってきていたことに、冷静になって気付き始めました。 冷静になって考えた結果、夫・たま夫さんなりに「考えて行動してくれているのではないか」と思い始めた、おおやたまこさん。人はいっぱいいっぱいになったとき、どうしても自分本位に考えてしまうことも少なくないですよね。みなさんは、自分がいっぱいいっぱいだなと感じた際には、どう対処していますか? このほか、おおや たまこさんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター おおや たまこのりまき(2020年4月生まれ)とおにぎり(2022年5月生まれ)の2歳差兄弟の育児に奮闘中。InstagramとTwitterでずぼら主婦と家族の日常をマンガでつづっている。普段は仕事でデザインやイラストを描いたりもしている。
2022年12月10日出産予定日を迎えたにも関わらず、赤ちゃんが生まれてくる気配をまったく感じなかったぬぴさん。出産前はいろいろな人の出産レポを読み漁り知識を蓄えていたのですが、実際の出産は想像以上に壮絶で……!? 1児のママのぬぴさんが、息子さんを出産したときの出産体験エピソード。正期産に時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。 妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。 それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……! そのため翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。 ただただ日にちだけが過ぎていったのでした。 40週の健診のとき、さらに先生に「生まれません」と訴えるのですが……!? 先生から、誘発分娩の提案をされて……? 妊娠40週の健診時に相談をすると、誘発分娩の話を始めた先生。 胎盤が妊娠40週を過ぎると、胎盤がどんどん古くなってしまい、赤ちゃんにうまく酸素がいかなくなる可能性があることがあることから「41週のうちに誘発分娩をします」と口にします。 「もちろんその前に普通の陣痛が来たら、普通のお産になるから」 そう付け加えると、「誘発の予定は41週の4日ということでどうかな?」とスケジュールを提案。 「その日でお願いします」 ぬぴさんが答えると、この日の健診は終了。 帰りの車で旦那さんに報告を済ませたぬぴさん。 しかし、頭の中は誘発分娩のことでいっぱいになっていました。 さらに日にちが過ぎ、ついに妊娠41週0日に突入! お産のことが気になって仕方がなかったぬぴさんですが、「まぁ気にしてもしょうがない!」と気分転換にお散歩でも行こうと思ったそのとき……! じわっと何かが漏れた感覚を覚えると、思わずドキッとしてしまったのでした。 先生に誘発分娩の話をされてから、誘発分娩のことが頭から離れなかったぬぴさん。出産予定日を超過していたこともあり、このときのぬぴさんはいろいろと不安だったのではないでしょうか。早く無事にお産が終わるといいですね。皆さんはどう思いましたか?監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。
2022年12月10日おおやたまこさんは、結婚2年目で長男・のりまきくんを妊娠し、リラックスした状態で痛みを和らげてお産に臨むことを目的とするソフロロジー分娩を推奨している産院で出産しました。のりまきくんを出産後、おおやたまこさんは家事・育児の仕方を夫・たま夫さんに何度も教えましたが、してほしいことが伝わらず、さらに、たま夫さんの嫌なところばかり目に付くようになりました。そしておおやたまこさんは、たま夫さんに対して口調が強くなっていき……。別に夫を非難したいわけじゃないのに…家事を言った通りにしてくれないことや、なんでも「大丈夫だよ」と言う夫に苛立っていた私。 すると、「やること全部に文句を言われて、もう耐えられない」 「俺、子育て向かないよ」 「こんなに仲が悪くなるなら、2人目はいらない」 と夫から言われてしまい……。 夫の愚痴を言いたいわけではないのですが、描いてたら当時のことを思い出したので、私が夫に対して、グッと堪えたことを少しだけ吐き出しました。 このときの私は「夫婦のため」というより、「自分のため」に物事を考えていたように思います。のりまきくんが寝た後に皿洗いを始めた、たま夫さん。そんなたま夫さんを見て、おおやたまこさんは「いまやったら、のりまきが起きるじゃん」と苛立ちました。きっと、たま夫さんも「のりまきくんを育てる」という志は、おおやたまこさんと同じものを持っていると思うのですが、お互いの優先順位や感覚が違っているため、すれ違いが起きてしまっているのではないでしょうか。 みなさんも旦那さんと子育てする中で、おおやたまこさんとたま夫さんのように夫婦間のすれ違いを経験したことはありますか? このほか、おおや たまこさんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター おおや たまこのりまき(2020年4月生まれ)とおにぎり(2022年5月生まれ)の2歳差兄弟の育児に奮闘中。InstagramとTwitterでずぼら主婦と家族の日常をマンガでつづっている。普段は仕事でデザインやイラストを描いたりもしている。
2022年11月26日妊娠39週のある日、わこさんはひどい腰痛や発熱などの症状があり、病院に行き、そのまま帝王切開で出産しました。その後わこさんは「腎盂腎炎(じんうじんえん)からくる敗血性ショック」と診断され、ICUに入室。わこさんの体は、リハビリなどを経て良くなっていき、退院しました。出産のときに赤ちゃんの心拍が低下し呼吸も止まっていたとのことで、脳に障害が残るのではないかと不安だったわこさん。医師から脳の検査結果を聞き、ひとまずその心配はなさそうだとわかり、安心しました。赤ちゃんと一緒に退院した日娘の退院日が決まり、最後の2日間は親子そろって同じ部屋で過ごした。 退院の前に、母子同室で1泊。新生児のお世話に追われ、ほとんど寝られないまま朝を迎えました。覚悟はしていましたが、こんなにも一晩中やることがあるのかと驚きました。 その後、いろいろありまして、退院時間まで分娩室で待っていてと言われて、移動。出産のときは帝王切開だったので手術室でしたし、まさかこんなタイミングで分娩室の中に入れるとは思いませんでした。切迫早産で入院していたときと分娩室の見学をさせてもらったときと、あわせて2回も(しかもそれぞれ違う病院)分娩室に入れたのは貴重な経験をさせてもらったなと感じました。 また、夫は仕事だったので、退院の付き添いは父でした。最後に病院の前で写真を撮ってもらい、私と娘の入院生活は終わりました。 ◇◇◇ 妊娠してから出産まで、さまざまな困難を乗り越え、これから赤ちゃんとの生活が始まるわこさん。家族でいっぱい写真を撮って、たくさんの思い出を作っていってほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年11月25日私が1人目を出産したときの出来事です。義母との付き合いはまだ浅く、義母の性格について理解しきれていませんでした。安定期に入ったころに義母から、「分娩には立ち会ってあげるから、安心してね」と言われ、直接お断りしていたので、伝わっていると思っていたのですが……。分娩には立ち会ってあげるからね妊娠が判明して安定期に入ったころ、子どもの性別がわかったので義母に伝えるために、夫と2人で義実家を訪問しました。性別を報告すると、義母から「性別がわかってよかったわね。初産は大変だろうから分娩には立ち会ってあげるから、安心してね」と言われたのです。 以前から、夫婦でバースプランを話し合っていて夫がお産に立ち会うことになっていたので、「夫と2人で乗り越えたいと思っていますので、ごめんなさい」とお断りしました。 お母さんがいらしています出産当日、分娩室に移動したときでした。看護師さんから「お母さんがいらしていますので、お通ししましたよ」と声をかけられました。分娩室に入る前に夫が両家にもうすぐ産まれることを連絡したようで、立ち会いをお断りしたはずの義母が分娩室に現れたのです。 どうやら看護師さんは立ち会う人を把握しておらず、義母を分娩室に通してしまったようです。突然入ってきたのでお断りする隙もなく、痛みで余裕もなかったため、結果的に義母と夫がお産に立ち会うこととなりました。義母と言えど、股を広げている分娩室にいきなり入ってこられて不快な気持ちになりました。 2人目のお産での対策1人目のお産での反省を生かし、1年後の2人目出産の際には夫婦2人でお産に臨みたいことを夫には口を酸っぱくして伝えておきました。 今回は、陣痛がきても周囲には伝えず誕生してからの事後報告にすると夫と約束すること、夫以外は通さないでほしいと夫には内緒でバースプランに記入しておくことの2つを新しい対策として実行。対策の甲斐あって、夫婦2人で穏やかな気持ちでお産に臨むことができました。 2人目の出産の際には夫婦2人で出産に挑みたいことを義母にどう伝えるのがいいか悩みましたが、病院に頼るのも1つの手だと思いバースプランに記入しておきました。2人目の出産経験を生かし、対策をしておくことで今はうまく義母とお付き合いができています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:森優美2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年11月18日私には7人の子どもがいます。第7子を出産するにあたり、上の子どもたちにも出産に立ち会ってもらうことを希望しました。近くに助産院がなく、自宅出産や助産院での出産は断念しましたが、子どもたちも立ち会いOKの病院に出合いました。出産当日、病院へ向かう途中に夫が取ったある行動に驚いたエピソードをお伝えします。※コロナ禍前の体験談です 子どもたちにも出産を見守ってもらいたい第7子の妊娠が判明したとき、私は上の子どもたちにも出産の大変さや素晴らしさを感じてもらいたいと思い、家族全員での立ち会い出産を希望しました。助産院にも問い合わせましたが、遠すぎるため自宅出産は不可。 しかし、幸い子どもたちも立ち会いOKの病院を見つけました。私は自然分娩を希望していたため、お産がいつになるかわからずドキドキする日々を過ごしました。 家族で病院へ! 夫の行動に驚き妊娠38週で早朝4時ごろに破水し、陣痛が始まりました。奇跡的に、4時30分ごろには子どもたちが全員起床。全員で車に乗り込み、病院へ向かいました。 ところが、病院まであと1〜2分というところで、なんと夫がコンビニに停車し、「朝ごはんのパン食べる人〜!」と子どもたちに呼びかけたのです。「わーい! 食べる食べるー!」と子どもたち全員と夫はコンビニ店内へ。 陣痛MAXの中、私は車内で待つことになり不安を感じましたが、幸い数分でパンの購入を済ませた家族が戻って来て、無事に病院へたどり着きました。病院の入り口で車椅子を広げて私を迎えてくれた助産師さんが天使に見えたことは言うまでもありません。 家族が見守る中、無事出産私はひと足先に分娩室へ。一方、夫と子どもたちは車内でパンを食べてから分娩室へ来てくれました。陣痛の最中だった私は、夫の行動が呑気すぎると思いましたが、実は夫が機転をきかせたゆえの行動だったのです。 朝早く起床した子どもたちに朝ごはんも食べさせずに立ち会いをさせたら、おなかが空いて誰かがグズりだし、夫がグズる子どもを連れて分娩室から出なければならなくなっていたかもしれません。 しかし、腹ごしらえをしたおかげかグズる子は1人もおらず、時折「お母さん頑張れ〜!」と応援しながら、あたたかく出産を見守ってくれました。そして、家族全員に赤ちゃん誕生の瞬間を見守ってもらい、私の希望が叶いとてもうれしい瞬間となりました。 立ち会い出産から3年経ちましたが、子どもたちは今でもそのときのことを話してくれます。赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会えたことは、子どもたちにとって貴重な経験となり、良い思い出となっているようです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:藤原ナオミ3男4女の母。ハワイ留学中に学生結婚。育児の合間を縫って英検1級・TOEIC970 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2022年11月14日第2子の出産エピソードです。コロナ禍での出産だったため、立ち会い出産はできないと言われていました。そこで、生まれる瞬間を見せてあげられない代わりに、産声だけは録音したいと希望を伝えていたのですが……。思ってもいない展開となったのです。バースプランでは産声の録音を希望今回の出産はコロナ禍ということで、立ち会い出産はできないと産院から言われていました。そこで、バースプランには「できれば赤ちゃんの産声だけでも録りたい」と希望を伝えました。 助産師さんからは、「昼間の出産や人手が足りている時間帯なら、看護師にスマホを渡したら録画してくれるかもしれないけど、夜の出産だと難しいかもしれない」とのこと。なので、昼間の出産で運がよければ録音できるかな……程度に思っていました。 深夜の出産で録音はあきらめかけて…出産予定日の前日、夜の11時ごろにおなかが痛くなってきました。陣痛カウンターで確認すると6分間隔で陣痛が! 産院へ連絡をしてすぐにタクシーで向かいました。 診てもらうと、子宮口6cm。診察台から分娩台へ移動することになりました。夜中ということもあり、分娩台で横になっている私の様子を数十分おきに見にきてくれるのは、助産師さん1人と看護師さん1人でした。「人少なそうだし、産声を録音するのは無理そうだな……」とぼんやり考えながら、腰をさすって過ごしていました。 いきんでいると助産師さんが!?時間が進むにつれて、どんどん陣痛が痛くなり、午前3時ごろ、ついに出産の時がやってきました! 助産師さんの声に合わせて、いきんではまた力を抜いてを何度も繰り返し、途中で破水もしながら、陣痛と共に徐々に誕生の瞬間が近づいてきました。 助産師さんに「赤ちゃんの頭もう見えてきてるよ!」 と言われて、「あぁ、もうすぐ生まれるんだ。夫にも息子にも生まれる瞬間を見せてあげられなかったな。録音もできなかったな」と、頭の隅でぼんやり考えながら、次の陣痛でいきむと、助産師さんに「赤ちゃんの頭出た! もうすぐ産声あげるから! 録画用意 !!」と言われ、「えっ?! 録画用意?」と私は混乱と驚きで固まってしまいました。助産師さんにもう一度「もうすぐ産声あげるから、スマホ起動させて動画の用意!」と言われて、私は慌ててテーブルに置いていたスマホを起動して、自分の下半身にカメラを向けました。 出産の瞬間をスマホで自撮り!次の陣痛でいきむと、赤ちゃんが出てくる姿がスマホの画面を通してハッキリと見えました! そして元気な「おぎゃー、おぎゃー」という産声も! 助産師さんはテキパキと赤ちゃんの体を拭きながら、「希望通り赤ちゃんの産声録れてよかったね」と、マスク越しでもわかる笑顔で話しかけてくれました。 希望通りなのかは少し疑問でしたが、たしかに無事に赤ちゃんの産声は動画付きで撮ることができました。まさか出産シーンを自撮りすることになるとは思ってもみなかったので驚きです。1人目のときは、30時間を越える分娩で記憶も途切れ途切れでしたが、今回は陣痛から6時間ほどと安産だったこともあり、そのあとは胎盤を見せてもらったり、赤ちゃんが入っていた卵膜の破れた部分を説明してもらったりと、イベント盛りだくさんの出産になりました! その後、落ち着いてから録画を見てみると、産声はちゃんと撮れていました。ただ、赤ちゃんの声より大きい私の叫び声もバッチリ撮れていました(笑)。 無我夢中で撮りましたが、恥ずかしくて将来、子どもに見せられるかなぁ……と悩ましい動画となったのでした。 1回目の長男のときとはまったく違う体験をして、出産は1人ひとりまったく違うんだなと身をもって感じました。今回、出産しながら自分で動画を撮れたことで、何だか少し母としてたくましくなれたような気がします。とても良い経験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:かずママ手のかかるわんぱくな3歳と抱っこ大好き0歳の2児の母。現在は産休中。 監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生
2022年11月13日第4子の出産エピソードです。必死でいきんでいる途中で、しっかりと便が出てしまいました。自分でも感覚ははっきりとありましたが、分娩台に固定中で子宮口も全開大で、自分の意思ではどうにもならなかったお話です。いよいよ出産!!妊娠39週3日目の朝、陣痛が始まり、私は荷物を持って産院へと向かうところでした。もともと便秘症ではないので毎日快便の生活を送っていて、出産当日の朝もバッチリ済ませてすっきりしたおなかで産院へ向かったのです。 産院へ着くと助産師さんが便通について尋ねてきました。「2、3日出ていない人は浣腸をしたほうが良いですね」との話でしたが、毎日快便で今朝もお通じがあったことを伝えたら、「浣腸はいらないね」とのこと。私も実際のところ浣腸なしでオッケーと考えていました。 昼ごはんをしっかり食べ…朝からの入院でしたが本格的な陣痛は来ていなくて、のんびりと過ごしていました。そこへ昼食が運ばれてきました。私は、このあとの出産に備えて体力をつけておかねば!と意気込んでしっかりと完食。あとは「強い陣痛早く来て!!」と願うばかりでした。 午後4時を過ぎたあたりからようやく強い陣痛がきて、そろそろ全開大くらいかな?という感覚の中、急に便意が! ひとまずトイレに向かったら、するっとお通じがあり少しびっくり。でも、今このタイミングでお通じがあったのなら分娩中に便はでないだろうな……大丈夫、と自信を持っていました。 いきんだ瞬間に便が…そして娘を出産しかし、私の自信はどこへやら……子宮口が全開大になって必死にいきんでいたら、何かが出そうな感覚が。そのとき! 助産師さんが看護師さんを呼んだのです。「ビニール取って!!」と言ったその瞬間、いきみながら頭の中では「便が出てるーー!」と実感していました。 先ほどのビニール袋で出てきた便をサッと包み、お尻を拭かれ何ごともなかったように分娩は続きました。そしてまもなく娘は元気に生まれてきたのです。 毎日お通じがあるし、まさか出産時に便が出てしまうとは思ってもみませんでした。でも実際に経験してみると、本人以外は誰も気にしてないんだな、と思いました。そして助産師さんと看護師さんのあっさりとした処置と対応を見て、「さすがだな!」と感心。何よりも赤ちゃんが元気に生まれてきてくれたことで、オールオッケーな気持ちで終われた出産でした。 監修/助産師 REIKO著者:優木 まり25歳になる長男を筆頭に4歳女児までの3男1女を育てるアラフィフママ。元美容部員のスキルを生かして美容記事を執筆するほか、子育て・出産関連についても執筆している。
2022年11月06日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?出産予定日を8日後に控えた日の深夜。 突然破水したyasucoさんは、旦那さんと一緒に病院へ向かいます。 病院に到着し、事情を話すと、陣痛室へ案内されるyasucoさん。 破水していることを助産師さんが確認すると、その場で入院が決まったのでした。 「内診の前にお手洗いに行っておきましょう」と提案されたyasucoさんは、痛みに耐えながらもトイレを済ませます。 トイレから戻ると「内診の準備をしてくるから」と助産師さんに言われ、しばらく待つことに……。 しかし、待っている最中に“どぅくん!!”と音がすると、突然痛みが変化したのです。 「うんちしたい感じかもです」 助産師さんにストレートに伝えると、内診は分娩室ですることに。 陣痛を必死に耐えながらも、必死で分娩室へと向かったyasucoさん。 何とかたどり着くことができ、先生が来るのを今か今かと待っていたのでした。 「あと少し」ってどれくらい? 体がもう我慢の限界で… 「早く出したい。いきむのがもう我慢できない……」 yasucoさんは必死で我慢していましたが、自分の限界を感じ始めていました。 そして、頭の中では(先生来ないと産めないよね!?)という疑問でいっぱいに。 (先生!!! 先生っっ!!!!)必死に心の中で連呼していると、「お待たせ」という声が! 振り向いた先は、なんと夫。残念ながら先生ではありませんでした。 ついに限界を感じたyasucoさんは、「先生来ないと産んじゃダメですか!?」と助産師さんに質問。 すると、「ダメじゃないですよ。赤ちゃんが出て来てくれたらいつでも産んでいいんですよ」という言葉返ってきたのです。 (先生いなくてもいきんでいいんだ!!)パァァァッと明るくなる表情。ようやく一筋の光が見えたように思えました。 しかし、次の瞬間、「やすこさんはまだ全開じゃないんで、いきまないで下さいね」と忠告されてしまったのです。 (そもそも先生待ちじゃなかったわ……) 助産師さんの言葉にショックを隠せないyasucoさんなのでした。 yasucoさんのつれない返事にショックを受けた様子の旦那さん。実際痛みに耐えながらの状況では、どうしても最低限のそっけない対応になってしまいますよね……。ご出産経験のある方の中には、yasucoさんの気持ちがわかるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年11月05日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?出産予定日を8日後に控えた日の深夜。 突然破水したyasucoさんは、旦那さんと一緒に病院へ向かいます。 病院に到着し、事情を話すと、陣痛室へ案内されるyasucoさん。 破水していることを助産師さんが確認すると、その場で入院が決まったのでした。 「内診の前にお手洗いに行っておきましょう」と提案されると、yasucoさんは痛みに耐えながらも、トイレに行くことに。 トイレから戻ると、「内診の準備をしてくるから」と助産師さんに言われ、少し待つことに。 しかし、“どぅくん!!”と音がすると、突然痛みが変化したのです。 「うんちしたい感じかもです」 ストレートにそう伝えると、内診は分娩室ですることになり、「ご自分で分娩室まで行きましょう!」と次なるミッションが与えられました。 陣痛を必死に耐えながらも、yasucoさんは分娩室へ行くシミュレーションを立てていたのですが……!? 陣痛メーターはついにMAXになって… ※このときの注射は、血管確保のためのものだと思いますが、当時は必死だったためよく覚えておらず……。記憶の中にあるイメージで描いてみました。 「行くぞ!」「行ける!」 心の中で自己暗示をかけ、気合いを入れて分娩室へと向かうことに。 助産師さんより先に到着したyasucoさんは分娩台に乗り、次の陣痛を迎えていました。 すると、助産師さんが到着。内診が始まりました。 しかし、「全開直前って感じかなー。まだいきまないでくださいね」とひと言。 「承知しました」と言いながらも、心の中では(もう出したいよー)と涙するyasucoさん。 痛みを必死で耐えながらも、先生がいつ到着するのかを今か今かと待ちわびていたのでした。 心の中では「もう出したいよー」と叫びながらも、助産師さんの言葉に忠実に従うyasucoさん。痛みに耐えるのは、かなりしんどいですよね。全開大直前ということは、かなりいっぱいいっぱいな状況だったのではないでしょうか。 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年11月03日1児のママ、yasuco(@yas_uco)さんが2017年に娘さんを出産したときの体験談をつづっています。初産で分娩時間3時間だったことから、周りからは「安産で良かったね!」と言われたyasucoさん。しかし、実際の出産は思っていた以上に大変で……!?出産予定日を8日後に控えた日の深夜。 突然破水したyasucoさんは、旦那さんと一緒に病院へ向かいます。 病院に到着し、事情を話すと、陣痛室へ案内されるyasucoさん。 破水していることを助産師さんが確認すると、その場で入院が決まったのでした。 「内診の前にお手洗いに行っておきましょう」と助産師さんから提案されると、yasucoさんは痛みに耐えながらも、トイレに行くことに。 用を足すと、急いで古いナプキンを新しい物に着け替えます。 しかし次の瞬間、(次の陣痛が来る……!)とパニック状態に! 床に落ちてしまった使用済みナプキンを拾う余裕なんてまったくなく、回収できずに猛ダッシュでトイレをあとにするのでした……。 “どぅくん!!”と音がしたあと、急に痛みが変化して…!? 助産師さん内診の準備をしてくるというので、yasucoさんは少し待つことに……。 しかし次の瞬間、“どぅくん!!”と音がすると、突然痛みが変化したのです。 (勝手に体に力が入る。早く戻ってきてー!) すると「大丈夫ですか!?」と戻ってきてくれた助産師さん。 「痛みが変わりました!! これはうんちしたい感じかもです……」 yasucoさんの言葉に「内診は分娩台でしましょう!」と、助産師さんが反応。 そして、yasucoさんは分娩台まで移動することになったのでした。 「痛みのステージが変わった」と言っていましたが、この時点でyasucoさん、結構しんどそうですね。出産まであとひと踏ん張りという感じなので、何とか乗り越えて早く赤ちゃんに会えますように! 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター yasuco2017年生まれの娘のママで、3人家族! 出産マンガや育児マンガを始め、イラストなども描いています。
2022年11月01日私は先月、第3子を出産して3人の子育てに日々奮闘しています。妊娠中から気がかりだったのが、毎日の夕食の準備です。今回の出産では、私は里帰り出産をしない選択をしたので、産後に待っているワンオペ育児タイム。それに備えて、妊娠中に少し頑張ってみました。0歳児を抱えたワンオペ育児タイム私は現在、中学2年生の娘、年少児と生後1カ月の息子を育てています。次男の出産にあたり、上の子たちの学校や保育園があるので、里帰り出産はしませんでした。夫は家事・育児に協力的ですが、夜勤もあるシフト制の勤務のため、昼間から寝かしつけの時間までいないことも多々あります。 そんなワンオペ育児で大変なのが、夕食の支度です。長女はダイエット中なので「炭水化物を控えめにするから副菜多めにお願い」と言っているし、長男は保育園から帰ってきたときには眠くてぐずっているので、とにかくラクに早く食事の準備をすることが重要になってきます。 分娩予定日前にストック作り次男は計画分娩で分娩日が決まっていたので、分娩予定の3日前から私は食事のストック作りを始めました。カレー、シチュー、ミートソース、コロッケ、ハンバーグなど、メインになり、冷凍できる物をたくさん作りました。魚や肉は下味をつけてカットしておき、あとは焼くだけ・揚げるだけの状態に。 他にも、にんじんしりしりやほうれん草を茹でた物、切干だいこんやきんぴらごぼうなどの副菜も作り、冷凍できる野菜はカットして冷凍しておきました。レトルト食品もたくさん買い込み、とにかく出産後2週間ほどは夕食の支度がラクにできるように備えました。 次男を出産。産後の生活は…次男を出産して、現在は生後1カ月ですが、自分で作った冷凍ストックにとても助けられました。次男は夜もよく寝てくれるほうですが、それでも夜中の授乳もあり寝不足なのと、体が完全に回復していないためか、体力・気力があまりないのが現状です。 そんなとき、夕食が焼くだけ、解凍するだけで準備が終わると考えただけで、気持ちにゆとりができます。また、家にいるときの自分の昼食としてもレトルト食品や冷凍ストックが活躍してくれています。 臨月の大きいおなかで、キッチンに立ってたくさんの冷凍ストックを作るのは大変でしたが、冷凍ストックにかなり助けられているので、妊娠中に頑張っておいてよかったと思っています。過去の自分に「大変だったけど、ありがとう!」と伝えたいくらいです。 著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2022年10月24日美月さんは夫に、義父が分娩室に押し入ってきたことを話しました。見られたくないところまで義父にしっかり見られてしまった。泣きたいくらい怒りがあり悔しさがあり。夫なら私の気持ちを理解してくれるはず。そう思っていたのに……? 見られたの! 全部! 義父に分娩室に入られただけでなく、足を開いた側から見られてショックだったことを夫に伝えると…… 夫は吹き出し、大声で笑い始めました。 「マジかよ! でも親父ならやりそー!」 夫のまさかの反応に美月さんはあ然。まさに、開いた口が塞がらない状態に。 ◇◇◇ 美月さんにとっては出産時の嫌な思い出として残ってしまうほどのショッキングな出来事だった……のに、夫はケラケラと笑ってまったく気にしていない様子。一番に味方になってほしい夫に、苦しい気持ちをわかってもらえないのはつらいですよね。 ▶▶▶人気マンガ作品が無料で読める! 著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年10月22日2人の子育て中に3人目を妊娠。でも、その子はお空へ帰ってしまいました。何も手につかない……そんな日々をしばらく過ごしたあと、妊娠が判明。その妊娠生活で、不思議な、そして私にとって衝撃的な夢を見て……。誰にも話さず、自分の中だけで大切にしてきた体験談を、ここで初めてご紹介します。自分を責め続けた流産の経験「そろそろ3人目が来てくれたらうれしいね」。長女が4歳、次女が2歳だったとき、夫とそんな話をしていました。当時は仕事が忙しく、なかなか子どもとの時間も取れない中だったけれど、家庭も仕事も大切にしたいと頑張っていました。 そんな中、妊娠が判明。まだ心拍が確認できたばかりの、小さな小さな命に、私と夫はとても喜びました。「まだまだ小さいし、妊娠4カ月くらいに子どもたちには伝えよう」と夫婦で話して、「男の子かな? 女の子かな?」など、気の早い想像をしていました。 ある日の仕事中、おなかに一瞬チクンッと痛みが。「あ、何か痛いかも。でも、気のせいかなぁ」。次の日が健診だったので、そのときに伝えたらいいかと思い、そのままにしていました。そして次の日。おなかの痛みがあったことを伝えると「初期はそんなことあるからね。見てみようねー」とやさしい笑顔の先生。私も、何も気にせず診察を受けていました。 ……でも、診察の時間が長い。先生はずっとモニターを見て、何もしゃべりません。だんだんとドキドキしてきました。「え、大丈夫だよね……?」。私が心配していると、「残念だけど……心臓が動いていない」 。稽留(けいりゅう)流産でした。先生は、「赤ちゃんの異常による流産で、仕方がないこと。あなたは何も悪くないよ」と慰めてくれました。 でも、どうしても「仕事をセーブしていれば……」「昨日すぐ病院に行っていれば……」「私の栄養が足りなかったのかな……」といろいろなことを考えてしまい、自分を責める言葉ならいくらでも出てきてしまう状態でした。夫にも「ごめんね、ごめんね」と謝りました。子どもたちにはなんと伝えればいいかわからず、妊娠したことも、流産したことも伝えられませんでした。 夢で会えた大切な息子数日仕事を休まないといけないため、職場にも伝え、 仕事に復帰してからも、しばらく涙が出てくる日々でした。「1人目じゃないから、悲しみは少ないよね」「上の子たちがいるからいいよ」。こう言ってくれる先輩や同僚の言葉にも何とも言えず、「私が悲しむのは、ぜいたくなのかな」と思い、当時はそのことも苦しかったです。 でも、しばらくして、だんだんと前を向かなきゃと思っていた、そんなとき。妊娠が判明。前回のことがあったので、うれしい気持ちの半面、怖い気持ちもあり、1人目、2人目以上に慎重に妊婦生活を送っていきました。 いよいよ臨月というところまできたある日。産休に入り、ゆっくり過ごしていた9月の終わり。昼寝をしていた私は不思議な夢を見ました。私は双子を妊娠していて、陣痛が来たところ。急いで病院に行って、分娩台へ。数時間後、男の子と女の子の双子が生まれた……という夢でした。 その夢から覚めてすぐ、「あ、あの子だ」 と思いました。そう、お空に帰った子です。私が今、妊娠しているのは女の子。夢で出産した男の子は、空に帰った子だと思ったのです。そのときに、「おなかにいる子を産むとき、この男の子も一緒に産もう」。そう決心しました。 そして、この男の子に「翼(つばさ)」という名前をつけました。この名前は、以前夫が「男の子が生まれたらつけたい」と言っていた名前でした。 息子に伝えたい「ありがとう」の気持ちそして、いよいよ出産の日。陣痛が来たのは、ちょうど日曜日の17時過ぎ。夫と子どもたちと一緒に病院へ行きました。「もうすぐ会えるね。一緒に頑張ろうね。翼くんも一緒に頑張ろうね」。おなかの赤ちゃんに話しかけ、いざ分娩台へ。初めて里帰りをしない中での出産で、初めての病院というのもあってドキドキしていました。 分娩台にあがって、「ふぅ」と息を吐き、上を見つめました。するとそこには、天井一面、空の壁紙だったのです。「あ、翼くんがいる」。そう思いました。「翼くん、見てくれているんだね。ありがとう。一緒に頑張ろうね。生まれてきてね」。心で語りかけながら、おなかをさすりながら、無事に女の子を出産。そして、私の中で翼くんも一緒に出産しました。 とてもとてもかわいい女の子。夫も子どもたちも立ち会って喜んでくれ、とても幸せなお産でした。三女を妊娠中、夢を見たこと。それが双子を出産する夢だったこと。そして、分娩室の天井が空の壁紙だったこと。すべてきっと偶然なんだろうけど、私にとって幸せに包まれた偶然でした。 現在、三女はもうすぐ4歳。そして、四女も生まれました。4姉妹のわが家。喧嘩も絶えない毎日ですが、賑やかな日々です。きっとお空で、わが家の黒一点、翼くんが笑って見てくれているのかな、と思っています。この話は、誰にもしたことがない私だけの話。いつか子どもたちが大きくなったら、家族で青空を見ながら話せたらいいなと思います。 ただの偶然が重なったことに、意味はないのかもしれません。ただの「変な話」かもしれません。でも、私の中で「翼くんを出産できた」と思えたことは、とても幸せな瞬間でした。「妊娠、出産は当たり前ではない。目の前にある幸せを見つけて大切にする」。……そんなことを息子から教わった気がします。 監修/助産師 松田玲子著者:マチコ9歳、7歳、3歳、1歳の4人の母。今年の目標は、「眉間の皺をのばすこと」。子育てに悩みながら泣きながら、9年目に突入。文章を書くことが大好きで、エッセーやコラムを書くことが夢。
2022年10月22日上機嫌で美月さんの面会に来た義父でしたが、看護師さんに面会拒否を言い渡されると、美月さんのことを「できない嫁」と言い始めました。好き勝手に語る義父の姿に看護師さんも我慢の限界がきて……。 看護師さんの迫力に… 看護師さんに怒られた義父は肩を落として病院をあとにしました。一方で、夫は美月さんの病室へ。そして、美月さんは分娩室で起こった義父のありえない行動を夫に話すことに……。 ◇◇◇ 義父の身勝手な言い分に痺れを切らした看護師さんは怒り爆発! 「少しは気づかってあげるのが、義父としてあなたにできることじゃないんですか!?」という、読み手の気持ちを代弁するような看護師さんの鋭い言葉に、スカッとさせられますね! 著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年10月21日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々