この日、初めて自分以外の赤ちゃんに出会った2人の赤ちゃん。ママ達も2人がどんな反応を示すか楽しみにしていましたが…!?赤ちゃん同士のコロコロと変化する表情に注目ですよ♪ 初めまして♪この日が初対面の赤ちゃん2人。さらに、お互いに自分以外の赤ちゃんに会うのも初めてなんだとか。 2人とも、ママと一緒に「こんにちは〜」とご挨拶。 「あれ?なんだろう…?」「ちょっと触ってみようかな…」 と、まずはちょんちょんとトムくんに触れてみるお友だちの赤ちゃん。 初めて見る赤ちゃんにびっくり!? 仲良くなれそうかな♪と思っていたら…初めて見る自分以外の赤ちゃんにお友だちもびっくりしてしまったようで、思わずギャン泣き!! トムくん困惑中 突然泣き出してしまった赤ちゃんに、トムくんもびっくり!ちょっと困ってしまったようで、トムくん固まっています(笑) すると… 「あ…ぼくも泣いちゃうかも…」 「がまんがまん…」 と唇を噛み締めながらじっと耐えるトムくん。 やっぱり泣いちゃう しかし、やっぱり涙を堪えることができずにトムくんも大泣きに。 だいじょうぶかな?? トムくんが泣き始めると、今度はお友だちがトムくんを心配して様子を伺います。 「泣いてるけど、だいじょうぶかなぁ?」 と心配してくれている表情ですね。 目が合った2人は… 一瞬、涙が止まった2人。そして、目が合ってお互いのことを認識。 今度こそ、仲良くなれそうかな? お助けモードの2人 目が合ったものの、どうしたらよいのかわからない2人。ママ達に「どうしたらよいの〜?」という表情で訴えます。 この姿もとっておも愛おしいですね。お互い初めての赤ちゃんに出会って、きっとビックリしてしまったんですね。 やっぱりまた涙 お互いのことはなんとなく認識できた2人。それでもやはり涙は溢れてきてしまうようで…。2人とも目に涙を溜めて耐えています! すぐに仲良くなれるよ♪ さらに涙は止まらなくなってしまい、2人で大泣きに。この日は涙涙の初対面になってしまいましたが、大丈夫!きっとすぐに仲良くなれるよ♪次に会う時は笑顔で沢山遊ぼうね。 初対面からの2人の表情の変化はぜひ、動画でご覧くださいね。初めての赤ちゃん、戸惑いなど、2人の表情の変化がとても愛おしくなりますよ。 YouTube「トムちゃんねる」では、他にも癒される動画がたくさん!YouTubeをスタートさせた頃から、ほぼ毎日欠かさずアップされている動画の数々。トムくんの成長を感じることができて、ほっこりした気持ちになりますよ。もうすぐ2歳になる現在のトムくんの姿もぜひ、ご覧くださいね。画像提供・協力/トムちゃんねる
2023年11月24日実家に帰省する途中に、夫と2歳の子どもと3人でご飯を食べに立ち寄った定食屋さん。子どもは自分一人ではうまく食べられないので大人の手助けが必要です。いつもは外食と言っても結局バタバタになるのですが……!? 店員さんの神対応夫と子どもと3人で遠方にある私の実家に帰省する途中、ご飯を食べに立ち寄った定食屋さんでの出来事です。子どもが小さく、まだ一人ではうまくご飯を食べれないので、夫は定食を頼んで、私は子どもと一緒に食べられるようにミニうどん付きの定食を頼むことに。注文をお願いすると店員さんが、「お子さんにご飯食べさせるなら、お父さんとお母さんのご飯は時間差で持ってきましょうか?」と気遣ってくれたのです……! そのおかげで、夫の食事中に私が子どもにご飯を食べさせ、私の食事中は夫が子どもを見ることができ、夫婦2人とも出来立てのご飯を食べることができました。それから、時間のある時には家でも交代でご飯を食べるように夫が提案してくれて、落ち着いて食事を味わう機会も増えました。子どもにご飯を食べさせながらだと、どうしても大人の食事は後回しになってしまいがち……。店員さんのちょっとした気配りに感動しつつ、夫婦円満の秘訣さえも学んだ出来事でした。 イラスト/きりぷち著者:yuuki emi
2023年11月24日現在2歳の娘は、卵と乳のアレルギーがあります。病院での負荷試験などを経て、今は少しずつ卵も乳製品も食べられるようになってきましたが、1歳のころはまだどちらも一度も口にしたことがありませんでした。そんな中、義実家に出かけたときに義母が娘に乳製品を与えてしまうという事件が発生しました。アレルギーへの理解が低い義母娘は生後6カ月までには病院で血液検査を受け、卵と乳のアレルギーがあることがわかっていたので、早くから義実家には何度もアレルギーのことを伝えていました。しかし、義母が娘にくれるお菓子がアレルゲンを含む物ばかりだったり、一緒に食卓を囲んだときには娘のすぐ近くにアレルゲンを含む食べ物を置いたりして、義母はアレルギーへの意識が低いと感じてしまうこともしばしば。 それでも、その都度「これはダメです」と私が注意してきたので、娘が食べてしまうことはありませんでした。 目を離した隙にイチゴオレを飲ませた義母娘が1歳のとき、義実家に夫と娘と遊びに行った際、私と夫が少し席をはずしているときに事件が起きました。私が家の中に入ると、義母といた娘が「イチゴオレ」を手にして飲んでいるのです! それを見た瞬間サーッと血の気が引きました。慌てて駆け寄り、何を言うよりも先にイチゴオレを娘の手から奪いました。当然娘は大泣きですが、義母は何が起こったのかわからない顔。その義母に向かって「これ牛乳じゃないですか!」と思わず怒鳴りました。 娘は嘔吐し、すぐに病院へその後、娘には緊急用で病院からもらっていたステロイド薬を飲ませましたが、数十分後にはおう吐。この日は休日でかかりつけの病院が休みだったので、市の救急外来へ夫と急いで行きました。救急外来では抗ヒスタミン薬を注射され、そのまま安静に。数時間後に容体は無事安定。 イチゴオレを取り上げたときはまだ飲み始めで大量には飲んでいなかったこともあり、アナフィラキシーショックを起こすまでいかなかったのは幸いでした。けれどもこの数時間は本当に不安で、娘のそばにいながら私はずっと泣いていました。 これをきっかけに固くルールを決める目の前で孫が嘔吐したショックもあって、これをきっかけに義母は食品の原材料の見方について私に質問してくるなど、娘のアレルギーについて真剣に考えてくれるようになりました。 また、食べ物に関しては「私がOKを出したもの以外は食べさせない」と固くルールを設定。しばらくは義実家に娘を連れて行くのも怖かったですが、今はきちんとルールを守ってくれる義母がいるので安心して任せられます。 最初は義母にアレルギーの理解がなくても、私が目を光らせていればいいやくらいに考えていました。しかしそれには限界があるもの。もう二度としたくない経験ですが、これをきっかけに義母と意識をきちんと共有できてよかったと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2023年11月24日保育士の中田馨さんが、子どもに強く当たってしまったときの対応について詳しく教えてくれました。自分自身に余裕がなくて、子どもに大きな声で怒鳴ってしまった……冷たい態度をとってしまった……と落ち込んでしまうママやパパもいることでしょう。ぜひ、参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。子どもに冷たい態度をとってしまったり、大きな声を出して怒ったり、頭をたたいてしまったり……などなど。日々育児をしていく中で、思わず子どもにやってはいけない対応をしてしまった! と後で落ち込んでしまうことってありませんか? きっと、誰でもあるのではないかと思います。保育の専門家でもある私だって、わが子への対応には「ああ、失敗した!」と反省の日々です。そこで今回は、できるだけ避けたい子どもへの対応のお話をします。 どうして思わず、“やってはいけない対応”をしてしまうのか?本当は何度も言いたくないけれど(叱りたくないけれど)、子どもの態度を見ていると思わず“やってはいけない対応”をしてしまいます。どうして“やってはいけない対応”をしてしまうと思いますか? それは、親が子どもに「正しい行動をしてほしい」と思うからこそです。子どものことを思っているからこそなので、「正しい行動をしてほしい」と思うこと自体は決して悪いことではありません。なので、「思わずしてしまう、やってはいけない対応」を変えていければよいですよね。 私の場合、「思わずしてしまうやってはいけない対応」をしてしまいそうになる直前に、大きく息を吸い込みゆっくりと吐きます。つまり、深呼吸ですね。1回で足りない場合は2回、3回と繰り返します。そうすると“頭で考える暇”ができるので、「さて、どう対応しようか?」と考えることができます。また、前回同じようなことが起きた場合は反省した時に、「次は、こう対応してみよう」と改善策を自分なりに考えていれば、深呼吸の後の対応がしやすいものです。 やってはいけない対応をしてしまった! と後で落ち込んだときは、落ち込むだけでなく次につながる改善策も考えてみるとよいですね。では次からは、具体的な例を挙げてみましょう。 子どもに冷たい態度を取ってしまったとき「子どもに冷たい態度を取ってしまった……」。子どもが何度も同じことを「なんで? なんで?」と聞いてきたり、サークル活動や習い事で、みんなの輪の中に入らずママにべったり……なんてときに冷たい態度をしてしまうことがあるかもしれませんね。 例えば、前者の場合、「なんで? なんで?」と聞かれることに疲れたのなら「なんでだと思う?」と聞き返してみてください。まさか聞き返されるとは思っていないので子どももびっくり! そして、子どもなりにその答えを導き出すはずです。また、後者の場合は「みんなの輪の中に入ること」が「正しい行動」と思うことを諦めてみましょう。今、子どもができていることを探すことのほうが、気持ちがラクになります。 例えば、みんながリズム体操をしているときに、ママの膝に座って体を揺らしていたら「この子なりに楽しんでいるんだ!」と感じることができれば心の余裕が生まれ、ママもきっとうれしくなるはずです。 大きな声を出して怒ってしまったとき「大きな声で怒ってしまった……」。大きな声を出すことは、子育てをしていたらあります! 例えば危険なことをした時や、お友だちを傷つけるようなことをした時は、とっさに大きな声を出して止めなければいけません。ここでママが反省してしまうのは、その大きな声を出すときに「感情的になっているかどうか?」ではないかと思います。必要以上に感情的になって大きな声を出したからきっと反省してしまうのですよね? 例えば、「いい加減にしなさい!! あなたは本当に……」と言いかけたなら、最初にお話しした深呼吸を1回入れて、低い低い声を腹の底からゆっくり出して「〇〇ちゃん……」と言ってみてください。(いわゆる“どす”の利いた声です)。これは、かなり冷静に子どもに注意することができますよ。これができると、感情的に「怒る」ではなく、冷静に「叱る」ことができるはずです。一度お試しを! 子どもをたたいてしまったとき「子どもをたたいてしまった……」。子どもがあまりに言うことを聞かないので、思わずたたいてしまった。たたかれた子どもが痛いのはもちろんのことですが、たたいてしまった親の手や心も痛くなってしまいますよね。それこそ本当に“思わず”手が出てしまったのだと思います。 もしも、子どもをたたいてしまったときには、そのままにせず必ずフォローを入れましょう。「ゴメンナサイ! たたいてしまった」と言い、たたいたところをさすったり抱きしめたりして謝ります。後でフォローをすればたたいていいものではないので、たたかずに言葉で子どもに伝える方法を、親としても考えていきましょうね。 また、たたきそうになったら、意識的に子どもとの距離を取ってみましょう。「大きな声を出して怒ってしまったとき」にご紹介した「深呼吸を1回入れて、低い低い声を腹の底からゆっくり出して……」の方法も使えますよ! 子どもにやってはいけない対応をしてしまうことは「誰しもあること」です。完璧な親なんてどこにもいませんよ! だから、やってしまったことを後悔した後は、「じゃあ次のときに、どうすればよいのか?」と前向きに考えていきましょうね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月23日ひいひいばあちゃんのお家に遊びに来た玄孫の玲央くん。この日は、ひいひいばあちゃんがお昼ご飯を作ってくれることになりました。おばあちゃんのお料理姿を見ながら、完成するのをワクワク待ち構える玲央くんの姿、ぜひご覧くださいね。お手伝いも沢山してくれていますよ。 お昼ご飯は何にしよう? ひいひいおばあちゃんの家に遊びに来た玲央くん。お昼ご飯の時間になり、ひいひいおばあちゃんがご飯の準備を始めました!今日のご飯は何かな?? 焼きそばを作るよ!今日は焼きそばを作ることになりました! 野菜を切ってくれたりと、色々と準備をしてくれるひいひいばあちゃんに、玲央くん「ありがとう」とお礼を伝えます。ちゃんと感謝の言葉を伝えることができて素敵ですね♪ ホットプレートを使って焼きそば作りをスタート!切った野菜やきのこを炒めていきます。 お手伝いをしたい玲央くん。ママに確認しながら、ひいひいばあちゃんと一緒に野菜を炒めていきます。 おしゃべりも上手だよ 野菜を炒めている間、ひいひいおばあちゃんやママとおしゃべりも楽しみます。 幼稚園に行ったお話や、どのお野菜が好きかなど、玲央くん上手にお話しています。一生懸命伝えようとしている姿がとっても可愛らしいですよ。 お手伝いも沢山するよ! お手伝いも沢山してくれる玲央くん。 ひいひいおばあちゃんが閉め忘れてしまった冷蔵庫の扉を閉めてくれて、おばあちゃんも大助かり! ママやひいひいおばあちゃんに見守られながら、麺と野菜を混ぜるのもにも挑戦!一生懸命頑張る姿、応援したくなりますね。 おいしそうな焼きそばが完成! 完成した焼きそばを自分でお皿に盛り付けてみます。上手にお皿に盛ることができました! いただきます! 早速焼きそばを食べる玲央くん。耳の遠いひいひいおばあちゃんに「トントン」とまずは合図! そして、「ばあちゃん!いただきます」と伝える玲央くん。健気な姿にキュンとしますね。 ひいひいばあちゃんも玲央くんの「いただきます」に気づいてくれました! 早速、焼きそばを食べる玲央くん。おいしかったようで、思わずグッドポーズも飛び出しました♪ひいひいばあちゃんと一緒に作った焼きそば、美味しいね! 美味しいご飯ありがとう! もちろん、ひいひいばあちゃんにも焼きそばが美味しいことを伝えます♪ おばあちゃんも玲央くんの言葉にとっても嬉しそうですね!2人の微笑ましいやりとりは、ぜひ動画でご覧下さいね。 最後はしっかり「ごちそうさまでした!」も言えました。玲央くん、ひいひいばあちゃんお手製の美味しい焼きそばを食べれてよかったね♪ YouTube「最強ばあちゃんときどき玄孫」では、他にも心が和む素敵な動画がたくさん!ひぃひぃおばあちゃんと玄孫達とのやりとりはどれも癒されるものばかりですよ。暮らしの知恵なども動画にたくさんアップされています。 ぜひご覧くださいね。 ※ホットプレートを子供と一緒に使用する際には、安全に十分配慮して大人が必ず見守りながら使用するようにしましょう。画像提供・協力/最強ばあちゃんときどき玄孫
2023年11月22日子どもと家で遊んでいたある日。雨が降ってきたため、急いで洗濯物を取り込もうとしたときのママの衝撃エピソードをご紹介します! 絶対絶命…?子どもとリビングで遊んでいるときに急に雨が降ってきて、急いで洗濯物を取り込もうとした時の話です。私の家はリビング、キッチン、隣の部屋がベランダですべて繋がっているような間取りになっています。いつもは危ないのでリビングのベランダから出ることはないのですが、その日は慌てていたのでリビングのベランダから出ました。 ベランダのドアは閉めていたので子どもが出ることはなく、もし出ても私がベランダにいるので落ちることはないと思っていました。すると「カチャッ」と音が。びっくりして窓の方を見ると中から、子どもに鍵をかけられていたのです。普段あまり触らないので完全に油断していました。その日に限っていつもは開けているキッチン側の窓も閉めており、もちろんスマホも部屋の中で家に誰もいない状況。ベランダづたいに隣の部屋の人のベランダまで行けるので「最悪それしかないなぁ」と思っていたところ、キッチンの隣の部屋の窓を開けていたのを思い出しました。そして無事に部屋へ。 よく子どもにベランダの鍵を閉められてしまったという話は見ていましたが、まさか自分が締め出される体験をするとは思いませんでした。いくら急いでいてもリビング側のベランダから外に出ることは辞めようと決め、また1つは部屋の窓を開けておこうと思いました。 作画/マキノ 著者:一ノ瀬 音1児の母、出産のため仕事を辞め現在専業主婦。子供の手が離れ始めたので在宅ワーク中。
2023年11月22日2人の息子を育てていますが、実は数年間後悔し続けていることがあります。それは電動自転車を買わなかったこと! 5年前のある日、私は数万円安く済ませたいがために、電動ではない自転車を購入しました。車の運転ができない私は、現在、毎日自転車で保育園の送迎をしています。「電動を買っていれば、汗だくになりながら全力で自転車をこがなくてよかったのに……」と毎日思っている私のさまつな体験談です。保育園の送迎が始まる長男は1歳のとき、保育園に通い始めました。保育園は最寄り駅の近くにあり、大人の足なら10分ほどですが、ベビーカーを押して歩くと20分ほどかかります。そこで子どもを乗せられる自転車を買おうと思った私。 早速、夫と長男を連れて自転車屋さんへ行きました。独身時代に使っていた自転車は1万円ほどで買ったので、子ども用の椅子が付いていても3万円くらいと想像していました。 自転車は想像以上に高価しかし、子どもを乗せる自転車はタイヤの強度が高いなど、ひとりで乗るための自転車と比べるとさまざまな機能が充実していて、電動ではないの物でも5万円。電動自転車は一番安くて10万円でした。 保育園が始まるまで無職だった私は、節約のことで頭がいっぱい。「少しでも安い物がいい」という考え方をしていました。私が「10万円は高い」と言うと、自転車屋の店員さんは「平たんな道が多いなら電動じゃなくても大丈夫、運動にもなりますよ」と言ってくれ、そのまま5万円の自転車を買うことに。 電動の快適さに衝撃長男が軽いうちは、ストレスなく使えていたのですが、かなり大きめの長男は2歳を過ぎたころには15kgくらいに。こぎ始めるときにとても力がいるようになりました。子どもを乗せている状態で立ちこぎをすると危ないので、坂道では降りて自転車を押さなければならないことも。 ちょうど不満に思っていたとき、ママ友に相談すると電動自転車を少しこがせてくれました。走り出しの軽さが衝撃的! 坂道もすいすいのぼれ、やはり10万円の価値はあるのだと実感しました。でも長男もあと少しすれば、歩いて登園するだろうと思い、買い替える決断はしませんでした。 買った当時は長男が小さい間だけ使うという想定だったのですが、長男が3歳のときに次男が生まれ、結局、私は現在まで5年間、自転車での送迎生活をしています。おそらく、あと1年くらいは次男を自転車で送迎することになるのですが、いまさら電動自転車を買うのはもったいない気がして、買えない私。5年前にタイムスリップして、当時の私に「電動にしなさい」とアドバイスしたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:土田えり子2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
2023年11月21日YouTube「なのは日和」は、2021年生まれのなのちゃんの成長の記録や日常生活をご覧いただけるチャンネルです。かわいらしい姿に思わずほっこりしてしまいますよ。今回は、なのちゃんの寝かしつけの様子の動画をご紹介します。ママが寝かしつけをする予定が……、なのちゃんよりも先に寝落ち! その後の、なのちゃんの行動がかわいすぎると話題です♪ なのちゃんは眠りにつくことができたのかな……!?なのちゃん、ねんねの時間です この日はママがなのちゃんを寝かしつけ。 パパがお仕事なので、2人でねんねです。 ねんねの予定ですが… お部屋を暗くして、ねんねの時間です。 ママは横になって、なのちゃんが寝るのを待ちます。 しかし、どうやらなのちゃんはまだ眠たくない様子。 立っちしたり、ベッドの上を歩いたりとゴゾゴゾ(笑)。 ママの方が眠くなってきました なのちゃんをトントンとしながらママは寝かしつけ。 しかし……、ママのほうが先に眠たくなってきてしまったようです。 これはママあるあるですよね! 気持ちがよくわかります。 あれ? ママ寝ちゃった!? トントンの手が止まったので、なのちゃんママの様子をうかがいます。 「あれ?」「ママ、手止まってるよ?」 なのちゃんもママをトントン。 ママも眠たいながらもなのちゃんをトントンします。 なんだか癒やされる光景ですね。 でもやっぱり眠たい…… ママ、もう限界です……。 とうとうママが先に寝落ちしてしまいました。 すると、なのちゃん 「あれ? ママ、また寝てる?」とでも言っているかの表情。 なのちゃん1人でゴロゴロ…… ママは寝てしまいましたが、なのちゃんどうやらまだ眠たくない様子。 ママの横でゴロゴロしています。 なのちゃん覚醒! 夜の大運動会のスタート!! 初めはゴロゴロしていたなのちゃんですが…… ここからなんと覚醒! 目がすっかり覚めてしまったのか、大運動会の始まりです! ママの体をよじ登ってみたり……動き始めます。 ママにいたずらもしてみます(笑) 爆睡中のママにちょっといたずらもしてみます。 ママの腕を引っ張ってみたり…… キックもしてみます! この様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。コロコロとママの周りを動き回る様子がとってもかわいらしいですよ。 少し落ちつたかな? 動き回って落ち着いたかな? と思っていたのも束の間。 ママが寝ているそばで、大運動会が再び始まりました! なかなか眠たくならないようです(笑)。 ようやく眠たくなってきました ゴロゴロとママの周りを動き回り、大運動会を繰り返していたなのちゃん。 ようやく、眠気が訪れてきたようです。 最後に、お気に入りのぬいぐるみをギュッとして無事に眠りにつきました。「おやすみなさい♪」 ※ぬいぐるみは窒息の恐れがあるので、寝ついたら外すようにしましょう。 画像提供・協力/なのは日和
2023年11月21日保育士の中田馨さんが、子どもの食事のお悩みについて詳しく教えてくれました。「すぐに遊び食べをしてしまう」「うちの子、好き嫌いが多くて困ってる……」など、子どもの食事に関する悩みは尽きませんよね。じょうずに楽しく食事する方法についても教えてくれているので、ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。子育ての悩みの中で、上位に上がってくるお悩みのひとつに「食事」があります。食べることは「生きること」につながるので、元気いっぱい大きくなってほしい! と願うパパやママにとって重要な位置に占めることだと思います。 今回は、そんな食事周りのお悩みのお話です。 手づかみ食べさせるとグチャグチャになるんです……離乳食の進め方をみると、離乳食後期ごろから新たにスタートするのが「手づかみ食べ」。「よし! 手づかみメニューを作ってみるぞ!」と、きっとママも張り切っていることだと思います。しかし、実際に手づかみメニューを子どもの目の前に置いてみると、グチャグチャと潰すだけで、口に入れようとしない。挙句の果てに、テーブルに擦り付けたり、床に落としたり、ポ~イと放り投げたり大惨事! なんてこともあると思います。 できるだけきれいに食べさせたいので「手づかみ食べはやめておこう」と封印してしまうママもいることでしょう。しかし手づかみ食べは封印しないでください! 手づかみ食べは、赤ちゃんにとって利点しかありません! いろいろな軟らかさ、温度の食材に触れることで、手指の感覚を育ててくれます。つかんで口に入れることで、手指や口の使い方をマスターすることができます。自分で食べることで食べられた満足感を感じることができます。 テーブル周りが汚れることが気になる場合は、手づかみ食べしてOKな食材をまずは1口分だけ目の前に置きましょう。口に入れたら、次の食材を置きます。今日食べる全てを赤ちゃんの前に置くからグチャグチャになるのです。手づかみ食べに慣れるまでは、この方法で進めてみてください。 うちの子、好き嫌いが多いんです……子どもの好き嫌いは、離乳食期、幼児期のあるある問題です。色々な食材を食べてほしいという気持ちは親として当然持っているものですよね。離乳食期であれば、おかゆに混ぜたら食べてくれたり、工夫次第で食べてくれることもあると思いますが、2歳を過ぎ自分の気持ちが確立されてからはなかなか難しい時もあります。 子どもの食事で大切にしたいことは2つ。1つ目は、大人も子どもも食べ物の好みは人それぞれ。だから無理強いはしないということ。2つ目は、食べないからといって食卓からその食材を消さないこと。消してしまうと苦手な食材ではなく「知らない食材」になるからです。また、細かく刻んで食材をわからないようにしてしまうというのも、食卓から食材を消してしまうということにつながるため実はあまりよくありません。なるべく食材がわかる状態で食卓に並べてあげるのが良いでしょう。 上記を踏まえた上での対応策を2つご紹介します。子どもの好き嫌いに悩んでいるというパパやママは参考にしてくださいね。 対応①食材をほんの少しお皿にのせる苦手な食材は小指の爪くらいの大きさだけお皿にのせましょう。「食べてくれたら“ラッキー”」っという感じです。 対応②周りの大人がおいしそうに食べる周りの大人が「わあああ! コレおいしいわあ!!」と、本気でおいしく食べること。子どもに「(苦手な)ほうれん草食べなさい」と声掛けするよりもずっと効果があります。 子どもが苦手な食材は、何かのきっかけで食べてくれる日が来るかもしれません。もしかすると、ずっと苦手なままかもしれませんが、苦手な食材がいくつかあっても問題ありません。「いつか食べてくれるかもしれないな」ぐらいの気持ちで、気長に取り組んでみましょう。 食事周りのお悩みは尽きないかもしれません。我が家も中学生の娘が急に「魚キライ」になったので(ビックリ!)。いかに克服するか、気長に取り組んでいる途中ですから! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月20日抱っこを求めて大泣きの赤ちゃん。そこでパパが抱っこをしてくれることになりました!しかし、赤ちゃんはママを探しているようで…抱っこしてくれているのがパパだと分かった時の赤ちゃんの反応に注目ですよ♪ 抱っこして欲しくて大泣きの赤ちゃん 抱っこをして欲しくて大泣きのいちちゃん。そこへパパが駆けつけてくれました! なかなか泣きやまず… パパが一生懸命抱っこしていちちゃんをあやしますが、なかなか涙はとまらず。 泣き止む気配はなく、さらに大泣きしてしまいました。 ママはどこ〜? ママに抱っこをして欲しくて、大泣きして訴えているようです。 さらに、「ぶ〜ぶ〜」と言ってママを探しています。いちちゃんがママを求めて大泣きしている間も、パパはずっと抱っこしてくれていますよ。パパ、ファイトです! パパの抱っこで落ち着いてきたよ! パパが根気よく抱っこしてくれていたお陰で、いちちゃん段々と落ち着いてきました♪ なんだかとっても気持ち良さそうな表情ですね。パパの抱っこに安心したかな? 誰が抱っこしてくれてるの?抱っこが心地よくなってきたいちちゃん。 ふと、顔をあげてみると… 「!?」 「あれれ…!?マ、ママじゃないの!?」 という驚きの表情のいちちゃん(笑) パパも思わず、「また泣いちゃうかな…」と心配になります(汗) この様子、ぜひ動画でご覧くださいね。いちちゃんとパパの表情に思わず笑ってしまいますよ♪ パパの抱っこも心地よいね! 抱っこしてくれているのが、パパだと分かったいちちゃん。なんとも言えない表情をしているのが微笑ましいですね。パパの抱っこも心地良かったね♪ YouTube「このいち日記」では、他にも思わずクスッと笑顔になってしまう動画がたくさん配信されていますよ。いちちゃんやお姉ちゃんのこのちゃんの日常の姿をぜひご覧くださいね。InstagramやTiktokの更新も行っているので、そちらも要チェックですよ。 抱っこしてるのは誰?再確認する赤ちゃん。|このいち日記画像提供・協力/このいち日記
2023年11月18日育児につまずき、思い詰めて心療内科を受診した私。そこで医師から投げかけられた言葉は「発達障害の疑いがある」という、私にとって意外な言葉でした。そこで心理テストを受け、結果を受け止めた今の自分の心境をお伝えします。ほかのママとどこかで比べてしまう現在、私は3歳と0歳の姉妹を育てている2児の母親ですが、上の子も下の子も出産後から両親や親戚などに頼らず、ほぼワンオペで育児をおこなっていました。孤独に育児をしていたこともあってか、ほかのママ友たちと自分を比べると「どうも私は子どもに対する愛情に欠けているのではないか」と思ってしまう自分がいることに気づいたのです。たとえば、子どもとどうやって遊べばよいか本気でよくわからなかったですし、一生懸命に育児本を読んでそのようにおこなっても、いまいち乗り気になれない自分がいたりしました。特に下の子を出産したあとの数カ月の間は、上の子に対して感情的に怒鳴るなどひどい扱いをしていたことも事実です。そんな出来事から「私はもしかして産後うつなのでは?」と思い悩み、また慢性的な睡眠障害もあって、思い切って心療内科を受診したのです。 思い切って心療内科を受診心療内科を受診したのは下の子が生後半年を過ぎたころでした。医師からの診断は「適応障害と産後うつ」そして「発達障害の疑いがある」という、私にとっては衝撃的な話でした。恥ずかしながら発達障害というワードだけは聞いたことがありましたが、詳しくは知りませんでした。早速家に帰って発達障害について調べてみたり、セルフチェックテストなどをおこなったりしました。たしかに今までの人生を振り返ってみて対人関係においてのつまずきや、職場でのトラブルなどはあったのも事実ですし、いわゆるADDやADHDの症状である「忘れっぽさ」や「衝動性の強さ」「こだわりの強さ」があったように感じました。 愛着障害と診断を受けて後日、2日ほどに渡って精密な発達障害の心理テストを受けたのですが、結果は「発達障害の所見はなし」でした。しかし、私が過去に実親から暴力などの虐待を受けたことがあるということから、「愛着障害の可能性がある」と医師から聞かされました。愛着障害とは、乳幼児期において暴力やネグレクトなどで傷を負い、適切な愛情を持って育てられなかった子どもが、社会人になったときに対人関係や仕事、そして育児などに支障が出る障害のことだそうです。医師からその診断を受けたときは、正直言って「やっぱりな」と思う自分がいました。 まさか自分が発達障害の疑いを持たれるとは思いもよらず、心理テストの結果が出るまではモヤモヤでいっぱいでしたが、発達障害やそのほかの精神疾患などについての勉強にもなりました。客観的に自分が親にされてきたことは虐待だったのだと受け止め、過去の自分と向き合うことで本当の私になれる気がしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年11月18日2人の子どもを育てています。第1子である長女が2歳のとき、夜は私とでなければ寝ない習慣を変えようと「お父さんと寝てみようキャンペーン」をおこないました。しかし、長女の意思にそぐわないかたちで断行したため、つらい思いをさせてしまってしまったお話をご紹介します。長女2歳「お母さんとしか寝ない」長女は2歳まで、夜は私と2人で寝るのが習慣でした。それまでお父さんと夜2人だけで寝たのは、私が体調を崩したとき2回のみ。しかし、これから第2子を……と考えていたのもあり、「そろそろお父さんとも寝られるようになってほしいな」と思っていました。 けれど長女に、「今日はお父さんと寝てみようか」と言っても「やだっ!!」と断固拒否。お父さんのことも大好きなのに、長女が「お父さんと寝てみる」と言い出すことはなく、わが家の「お父さんと寝てみようキャンペーン」はなかなか進みませんでした。 「お父さんと寝てみよう」決行やきもきしていたある日、夫が寝かしつけをした日に「今日は俺がここで寝るよ」と提案。私も「2回もお父さんと寝たことあるわけだし、朝まで起きずにいけば長女の自信になるかも」と思い、彼女の知らないところで「お父さんと寝てみようキャンペーン」を決行することに。 私は久しぶりにひとりで眠れる開放感をかみしめながら、朝までぐっすり眠らせてもらいました。翌朝、いつも長女は6時には起きるのに7時になっても1階から物音がしません。8時近くまで待って下の階へ降りてみると、2人はやっと起きてきたところでした。 夜通し泣いた長女夫が妙にぐったりしているのでどうだったのか聞いてみると、「9回起きた……」とげっそりとした表情。長女は私がいなくなったあとトイレに起き、私がいないことに気づくと泣き出したそうです。 夫は必死になだめましたが「嫌だ! お母さん!!」と聞かず、何とか寝かそうとする夫に「抱っこしてくれなきゃ寝ない!」と言って抱っこして、ずっと夫の肩で泣いていたそうです。寝たと思って置いてもしばらくするとまた「お母さんは!?」と泣いて起きる繰り返しだったと話してくれました。 朝、長女に聞くと「お母さんと寝ると思ってたから……」と泣き出しました。勝手にお父さんと寝ることを決められてしまったのが、相当ショックだったようです。 いくら2歳とはいっても、きちんと事前に了解をとるべきでした。それ以来、長女が「いいよ」と言うまでお父さんと無理に寝かせることはしなくなりました。3歳になった長女はたまに気が向くと、「今日はお父さんと寝てもいいよ」と言ってきてくれます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2023年11月18日現在、夫の実家近くに住みながら、3人の子どもを育てています。夫には妹がおり、妹家族も近くに家を構えて住んでいて、同じくらいの子どもが3人います。いとこたちに会うと子どもたちは楽しそうに遊んでいますが、ふとしたときに義母の対応の違いが感じられて切なくなります。旅行に誘われない妹家族の家は別に構えているものの、パパの仕事が忙しく帰りが遅いため、食事やお風呂などはすべて実家で済ませています。 そのため、ずっと一緒に住んでいるような感覚なのでしょう。連休には度々義母と妹家族で旅行に出かけており、わが家はまったく知らされません。もしかしたら妹家族が旅費を出していたりするのかもしれませんし、うちに気を遣ってくれているのかもしれませんが、なんだかちょっぴり寂しい気持ちになります。 誕生日を忘れられる妹家族は義母とほぼ一緒に過ごしているため、子どもたちの誕生日も毎回一緒にお祝いしている模様。しかしわが子たちは3人目が生まれたころから誕生日については触れられなくなり、「おめでとう」とも言われなくなりました。 数年前に義父が亡くなり、孫が多くなり、義母も大変なんだろうとは思います。でも、「おめでとう」も言われなくなるのはやっぱり寂しいものがあり、その傍らで妹家族が一緒にお祝いしているのを知ると、なんだか差を感じてしまいます。 「うちの子たちは……」と言われる義母にとっては何気ないひと言なんだと思いますが、妹の子どものことを「うちの子たちは……」といつも言います。実の娘の子どもですし、ほぼ一緒に暮らしているようなものなので、そう言うのも不思議ではありません。 でも、「うちの子たちは」と聞くたびに、私や私の子どもたちはよそ者扱いされているような感覚になります。義実家近くに住んでもう8年になりますが、なかなか関係的な距離は縮まらず、私の足も遠のく一方です。 近いのになかなか足が向かない義実家ですが、行けば子どもたちはいとこたちと楽しそうに遊んでいますし、義母も子どもたちにやさしく接してくれるので特に問題はありません。義母の何気ないひと言や行動にちょっぴり切なくなることもありますが、適度な距離感で良い関係を保つほうがいいのかなと思うようにしています。 イラスト/ののぱ著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年11月17日普段はパパの抱っこですんなりお昼寝をしてくれるきい君。しかし、この日はなかなか寝かしつけがうまくいきません。パパがどれだけ抱っこをしても眠たくならないきい君。さて、パパは無事お昼寝を成功させることができるかな? お昼寝の時間だよ いつものようにお昼寝の時間になり、きい君を抱っこして寝かしつけをするパパ。 普段なら、パパの抱っこですんなりとお昼寝することができるきい君。しかし、なんだかこの日はうまくいきません。パパが30分近く抱っこしてみますが、眠くなる気配がありません…。 むしろ、だんだんお目目もぱっちり!どんどん覚醒してきてしまいました(汗) なんとかお昼寝させたいパパ お昼寝をしないとリズムも崩れてしまい、夕方ぐずってしまうきい君。なんとかお昼寝をさせようと頑張りますが…やっぱりうまくいきません。 パパも長時間の抱っこにお疲れ気味に…。抱っこでは寝てくれる気配がないので、一旦抱っこでの寝かしつけは諦めて少し遊んでみることにしました! 気分転換に遊んでみよう! パパのお腹の上にきい君を乗せて、お気に入りの「あくびの音」を聞かせてみることにしました! すると… 早速効果あり!? 抱っこしていた時は、全然眠ってくれなかったきい君。 しかし、パパのお腹の上にちょこんと乗せて、お気に入りの音が聞こえてきた途端… なんだか眠たそうな表情に!? これにはパパもびっくり(笑) どんどん眠気が… さっきまで全く眠たくなさそうだったきい君ですが、もうすでにお目目もトロンとしてきました。 あっという間に眠ったよ そして、あっという間に眠ってしまいました! この姿、たまらなく愛おしいですね。きっと、眠たい気持ちはあったけどなかなか眠ることができなかったのかな? 安心して眠っている表情に癒されますね。 この寝落ち姿、ぜひ動画でもご覧くださいね。パパが遊ぼうとしたら、あっという間に寝てしまうきい君の姿にほっこりしますよ。 パパ、無事に寝かしつけ完了! きい君が無事眠って一安心のパパ。そーっと、きい君を移動させます。 そして、無事に寝かしつけ完了です。お昼寝できたので、夕方からもご機嫌良く過ごすことができそうですね♪パパも長時間の寝かしつけお疲れ様でした! YouTube「たつごろう」では、他にも癒される動画がたくさんアップされていますよ。現在は2歳になったきい君の姿もぜひご覧くださいね。共働き夫婦のリアルな育児ルーティンや、パパ目線の育児動画も参考になりますよ。 画像提供・協力/たつごろう
2023年11月16日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんのお風呂の入れ方について教えてくれました。赤ちゃんとのお風呂はバタバタ……どんなことに気をつければ良い?冷え込む季節になると、特にママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れる場合、寒くならないようにと気を使いますよね。また、月齢によっては待たせている間の転倒予防なども気になってくるかと思います。今回は、ママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるときの気をつけるべき点や、ママたちの工夫をについてご紹介します。 ママが体を洗っている間、赤ちゃんを湯船に立っちっぱなしにさせるのはNG! 様子は常に確認できるようにママが体を洗っている間、赤ちゃんはどうしたらいいの?と悩むママも多いことでしょう。まだねんねの赤ちゃんと、月齢が上がって動くことができる赤ちゃんとでも待たせ方は異なります。また、ひとりでたっちできるようになったからといって、湯船に入れて待たせるのは絶対にNG! 湯船に張っているお湯の深さが10cmあれば、子どもが溺れる心配があります。 ここからは、安全を考慮した赤ちゃんの待たせ方についてご紹介していきます。 脱衣所で待たせておく場合脱衣所で待たせておく場合には、座布団、マット、クーハン、バウンサーやハイロウチェアなどを脱衣所に置き赤ちゃんを寝かせて待たせておきます。バウンサーやハイロウチェアは、転落予防の為、しっかりベルト装着を忘れずにしましょう。ベビーバスをベッド代わりにするのも良いかもしれません。ママが見えないと泣いてしまう子も多く、赤ちゃんの様子を確認できるようにする為にも、お風呂のドアは少しあけておくと安心です。すぐに入れられるようにオムツ一枚にして服は脱がせておき、タオルなどにくるむかかけておきましょう。 洗い場で待たせる場合洗い場で待たせておく場合には、浴室は暖めておき、バスチェアに座ってもらったり、バスマットに寝かせます。動きが活発になってハイハイをする時期になると、バスマットは難しいかもしれません。お風呂用のおもちゃなどを持たせておくのも良いですね。脱衣所や洗い場の大きさ、お子さんの月齢などによって、さらに工夫が必要な場合もあるかと思います。たっちをしはじめたり歩きだしたばかりの子どもを湯船の中で立たせて、ひとりで湯船に入れておくのは危険なのでやめましょう。 赤ちゃんを冷えさせるのはNG! 便利グッズを使って素早くお着替え赤ちゃんが出たあとは、寒くならないように拭いたり着替えさせたりで大忙し。自分の事は後回しで寒さで震えながらのママも。動きが活発になってくる赤ちゃんには、フード付きのタオルポンチョが大活躍します。お風呂から出たらポンチョを着させて、ママが最初に体を拭いて着替え、その後にゆっくりあたたかい部屋で着替えや保湿ができます。ママが、タオルガウンを着て寒くならないようにして赤ちゃんの着替えをするのもひとつの方法です。 他のママたちから聞いた、おすすめアイデアもご紹介!ここまで赤ちゃんのお風呂の入れ方についてお伝えしましたが、他にもママたちが実践している赤ちゃんとのお風呂でのアイデアや工夫はたくさん! 母乳相談室に来てくれているママたちに伺った、赤ちゃんをお風呂に入れるときの工夫もいくつかご紹介していくので、自分にも合いそうなものがあればぜひ、取り入れてみてくださいね。 ・月齢が大きくなっても、ベビーバスで入れる。 ・パパの帰りが遅い場合、シャワー浴などで赤ちゃんだけ洗い、パパがいる時間にママが入る。 ・お風呂で洗うときの時短を考えて、赤ちゃんが寝ているときなどに洗面台で髪や顔を洗ってしまう。 ・パパが出張などで1日程度不在の場合、ママが疲れていてひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるのが不安というときには、温かいタオルで体を拭くだけににするなど臨機応変に対応する。 まとめ毎日のお風呂、月齢が進むと動きが活発になることでの転倒予防や季節によっては寒さへの配慮など工夫が必要になってくるかと思います。 私自身も先輩ママに工夫を聞いたりいろいろ試しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年11月15日現在2人の子どもを育てています。第1子である娘の1カ月健診は、娘との初めての外出でした。しかも検査などに時間がかかったために長時間の外出となったのですが、その間に必須の授乳で意外な問題に直面してしまったエピソードです。長時間かかった1カ月健診娘は生後すぐに心雑音があることを指摘されていました。すぐに手術などが必要ではなかったものの、家で経過を観察し、1カ月健診でレントゲンなどの検査を受けることになっていました。 そのため、娘の1カ月健診の日は、私の産後1カ月健診、そして娘の心臓の検査2つを受けることに。大きな病院で待ち時間もとても長く、最終的にすべてが終わるまで6時間ほどかかりました。 初めての外での授乳! アレがない!その間にどうしてもおこなわなければいけなかったのが、授乳。完全母乳で育てていたので育児用ミルクなどは持ってきていません。病院に行く前にたっぷり授乳はしてきましたが、長い待ち時間のなかで娘がおなかを空かせて泣き始めました。事前に病院の授乳室の場所は把握していたので、「ちょっと授乳してきます」と受付の方に伝え、意気揚々と授乳室へ。 これが退院後、家以外での初めての授乳です。授乳室というのも初体験で少しワクワク。たどり着いた授乳室には、広いスペースに椅子がいくつか並んでいるだけでした。思わず私は「アレ?」と思い、授乳室の外にもう一度出てあるはずの物を探しました。そこには私があると思っていた「授乳クッション」がありませんでした。 テンパりながらなんとか終えるそれまで家での授乳は授乳クッションが必須でした。当然、病院の授乳室にも授乳クッションがあるものと思い込んでいたのです。しかし私が行った病院では授乳クッションが置いてありませんでした。「え、授乳クッションなしで授乳ってどうやればいいの?」とさっきまでのワクワク感はどこへやら。 ドキドキしながらとりあえず椅子に座りました。そして、長女と同じくらいの月齢の子に授乳クッションなしでおっぱいをしているママをチラリと見ました。その授乳室は個々を隔てるカーテンなどもなく、他の人の授乳も丸見え。授乳中に盗み見るようで申し訳ないと思いながらも、そのママの授乳の仕方をマネさせてもらい、なんとか長女の授乳を終えることができました。 病院の授乳室には、当然のように授乳クッションがあると思い込んでいた私。今の私からすれば、「どんなあげ方でも赤ちゃんがおっぱいを飲めればそれでいいじゃない」と思いますが、新米ママだった当時は必須の授乳クッションがないという状況に戸惑うばかりでした。もう少し気楽に考えていればよかったなと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2023年11月15日保育士の中田馨さんが、登園時のママやパパのちょっと困ってしまう行動について教えてくれました。バタバタと忙しい朝の登園ですが、ちょっとしたことを気をつけるだけで子供もママやパパも、保育士もみんなが気持ちのよい1日をスタートさせることができますよ。こんにちは。保育士の中田馨です。保育園に通っているご家庭の朝は大忙しだと思います。私も、2人の子どもを抱え働いていますので、朝の目まぐるしさはとてもよく分かります。そんな忙しい朝の登園時ですが、「ここを心がけてくれたら、保育士が助かります。逆に、これをされるとちょっと困っちゃう」というポイントをいくつかご紹介します。 保育園は多くの子どもが生活するところだから決まりがある保育園は多くの子どもたちが生活する場です。ですので、ある程度の決まりがなければ運営することができません。保護者から見ると「何でこんなに厳しいんだろう?」と感じることもあるでしょう。 また、「あっちの園ではOKなのに、うちの園はNGなのはなぜ?」ということもあると思います。それは、きっとその園で過去に問題があったり、園が大切にしている思いが含まれていたりするのだと思います。 保育園が多くの子どもたちを預かり、元気にケガも少なく過ごせるのは、実はこの「決まり」があるからなのです。生活リズムや対応が「いつもと一緒」でいることが子どもたちにとって「安心」の材料になり、スムーズに生活が進むことにつながるのです。 最初に決めた時間に登園を多くの保育園は、登園・降園時間は保護者の勤務時間+通勤時間+準備時間(更衣など)を合わせた時間になっていると思います。入園前にその時間を双方で話し合い決めた時間です。できる限り、毎日最初に決めた時間に登園するように心がけましょう。 「保育園が開いている時間だし、今日は30分早く行こう」と気軽に思うかもしれませんが、保育園は「子ども○人に対して保育者が○人」という人数が決まっています。30分早く行くことで、保育の体制が整っていないこともあります。また、遅くなるときや休むときも必ず連絡を! 例えば「今日は園外の公園に遊びに行こう!」と計画していても、いつ来るかわからない子どもを待てばいいのか、出発してもいいのか? 悩むところなのです。保育園をお休みする場合や、登園時刻が大幅に変わる場合は園への連絡を忘れないようにしましょう。 朝食は保育園に入る前に終わらせる乳幼児に朝食を食べさせるのは、一苦労です。例えば、遊び食べをしたり選り好みをしたりして、食事自体にあまり興味がない時期もあります。よく食べる子だとしても、自分で食べさせていたらテーブル周りがグチャグチャになって片づけが大変! なんてこともあります。 時間がなくて保育園に来る途中に、おにぎりやパンをかじりながら来ることもあるかもしれません。おうちの食べ物を保育園に持ち込むと、他の子どもたちが欲しがったりすることもあるので保育園に入る前に、片づけるかゴックンと飲み込むなど配慮していただければ助かります。 このとき、子どもに「早く食べなさい」と言うと慌てますので、慌てさせないようにします。また、移動中の飲食は、のどに詰まったりする原因になる恐れがありますので、できる限り控えるようにしましょう。 子どもが泣いても元気に「行ってきます!」を心がけて!登園時に子どもが泣いてママから離れなかったら。どうにか泣き止ませたいけど、出勤時間が迫っているし! と焦ることだと思います。「泣いているのに、預けてもいいのかな」「うちの子、泣くことが多くて先生たちに迷惑かけているなあ」など心配する親御さんもいますが、そこは心配しなくて大丈夫です! だって、泣いている子どもを保育するのも保育士の仕事なので、泣かれてもへっちゃらなんですよ。 ママとしては、泣いている子どもを置いての出勤は、後ろ髪惹かれる思いでしょうが、そこはプロに任せて仕事へ向かってください! 「行ってきます!」と元気に出発する親御さんの姿を、子どもと見送ることが、私たちのパワーにもなるのです。 一日の始まりの朝を、子どもも親御さんも保育士も、気持ちよくスタートできるといいですね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月13日2023年10月28日に放送された、日本テレビ系列『世界一受けたい授業』の番組内で「おばあちゃん仮説」が紹介されました。おばあちゃん仮説とは、育児と女性長寿の関係性を示した仮説で、放送後、視聴者の間で議論を呼んでいます。番組放送後、SNSでは異論の声が多く見られています。「おばあちゃん仮説」とは、一体どのような仮説なのでしょう。 おばあちゃん仮説とは?おばあちゃん仮説とは「女性は孫を育てるために長寿になった」というもの。シャチなどの哺乳類は、母親が狩りに出るため、子育てはおばあちゃんの役目なのだそうです。本来子育てが終わる(出産できない年齢になる)と生き物は寿命を迎えます。しかし、おばあちゃんは子育てをするために長生きしなければなりません。そのため、だんだんとおばあちゃんの寿命が延びたと考えられているのです。 番組では『おばあちゃんが子育てをすることで元気に長生きでき、子育てをおばあちゃんに助けてもらうことで母親の負担が減る。すると良い循環が生まれ、少子化対策にも良い影響を与える』という仮説が立てられました。 この仮説がたしかなら、互いにwin-winであることは間違いありません。しかし、おばあちゃんに育児のサポートを受けることに抵抗があるママや、自身の趣味などでシニアライフを楽しむおばあちゃんは、この仮説に違和感を抱いているよう……。 育児の専門家である大阪教育大学教育学部教授・小崎恭弘先生に、おばあちゃん仮説に基づく、ママとおばあちゃんの在り方についてお聞きしました。おばあちゃん仮説の実態小崎先生「大正、昭和、平成の人々の標準的なライフサイクルを比較すると、寿命の長さという点が大きく異なります。約100年前の大正時代は、男女ともに平均寿命は60歳代でしたが、2009年になると平均寿命は80歳代まで延びています。そう考えると、現代社会の長寿化がより鮮明に感じられるでしょう。 また、注目したいのは老後の長さです。大正時代には数年だった老後が、2009年には15年にまで延びており、退職から先の人生が長期化していることがわかります。まさに寿命が長くなり、老後が飛躍的に長くなりました。また結婚、妊娠、出産も、時代と共に遅くなりました。2022年の平均初婚年齢は、夫31.1歳、妻29.7歳で、長子出生年齢は母が30.9歳と過去最高となっています。 そんな中、老後をどのように過ごすのかは、高齢者にとって大きな課題です。さまざまな生き方や活動が考えられますが、そのひとつが“孫を育てる”ということ。孫育てが生きがいに繋がり、生活の張りとなることもあります。保育所などを見ると、祖父母が送り迎えなどに熱心に関わっているご家庭も見られます。 ただしあまりにその負担が大きいと、祖父母の生活も大変です。夫婦・祖父母、家族全体のバランスが大切だと思います。 ママからしても、家族の協力は大変ありがたいものですし、また家族間の愛情や関係性が深まっていきます。人との関わりが希薄な現代において、おじいちゃん、おばあちゃんとの関わりは子どもにとっても有意義なものです。人々のライフサイクルが大きく変化していく中で、「おばあちゃん仮説」の一部は支持できると思います。しかしその負担が祖父母のみに大きくかかるのでは、本末転倒です。家族内の良いバランスが大切であると考えます。」おばあちゃんを頼りたくないママはどうしたらいい?小崎先生「とはいうものの、おばあちゃんになんでも頼るのはストレスというママもおられるでしょう。けれども、子どもを育てるということは、決して親だけでできるものではありません。 さらに言うと、親以外の他人の力も借りたほうが、さまざまな人との関わりが生まれるので子どもにとっても良いのです。家族、身内に頼みづらい、と言うのであれば、ママ・パパの友だちやファミリーサポートサービス、民間のベビーシッターさんなど、子どもを取り巻くたくさんの人的なリソースを用意してほしいと思います。子どもを育てるときに必要なひとつの力は『受援力』です。うまく他者に頼り、多くの人の中で子どもたちを育ててあげてほしいと思っています。」子育てをする上で大切なのは…ヒトの子育てにおいては、お父さんの参加も忘れてはなりません。おばあちゃん仮説に関しては賛否両論あったものの、その本質は「子育てに関わる人の手を増やすことで、子育てを楽にする・子育てを豊かにする」ということだと考えます。 夫婦・祖父母はもちろん、ママ友だちや子育てサービスなど、たくさんの手を借りて、良い循環が生み出せるといいですね。そして、女性が子どもを産みたいと思えるような世の中になり、少子化対策への歯止めとなることを願います。 監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授、大阪教育大学附属天王寺小学校校長 小崎恭弘
2023年11月10日保育士の中田馨さんが、子どもを叱るときの「言ってはいけないNGワード」について詳しく教えてくれました。「早くしなさい!」や「また散らかして!」などついつい言ってしまう言葉もたくさんありますよね。中田先生が子どもを叱るときの効果的な言い換え方法をいくつも教えてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。毎日子どもと生活していると、どうしても叱らなければいけない場面が訪れます。子どもを叱るって本当に難しい! と実は私も思っている一人。それは保育所の子どもたちもそうですし、もう中高生になった自分の子どもを叱るときもそうです。 叱るときに大切なことはいろいろありますが、私が大切にしているのは3つ。子どもの目を見て叱ること。そして、子どもの感情に影響されないこと。また、自分の感情は平たんでいることです。今回は、子どもを叱るときに思わず言ってしまいがちな言葉と、その言い換えの方法をご紹介します。 “また”○○したのね!子どもは、何度言っても同じことを繰り返しします。例えば、「また指を吸って!」「また、意地悪して!」「また、散らかして!」などあるかもしれませんね。しかし、大人が何か指摘されるときに、「また」と言われるとどうでしょう? 「また、テレビばっかり見て!」と言われたら? 「いやいや、さっきまで家事をしていて、今やっと休憩するところよ。“また”なんて決めつけないで」と思いませんか? 子どももきっとそう思っているはず。なので、言い換えてみましょう。 ・「また指を吸って!」⇒「指をはずそうね」 ・「また、意地悪して!」⇒「どうして○○したのかな?」 ・「また、散らかして!」⇒「ママ、お願いがあるんだけど。ここを片づけてくれると嬉しいな」 上記はあくまで一例です。子どもにして欲しい行動を具体的に伝えたり、子どもの気持ちを聞くとよいでしょう。 “早くしなさい!”「早く~しなさい」の“早く”は、親が思わず使ってしまう言葉の第1位かもしれませんね。「早くこっちに来なさい」「早く食べなさい」「早く着がえなさい」「早く寝なさい」などなど、年齢が高くなるごとに“早く”を言うことが増えてきます。 それはどうしてでしょう? それは、子どもがだんだん自立してきて自分でできることが増えてきたことを親自身が知っているからではないかと思います。しかし、思ったようには子どもが動いてくれない。そのため“早く”と言ってしまうのです。思ったように子どもが動いてくれないということは、親としては自分が思った通りに動いて欲しいわけです。しかし、親と子どもは別の生き物。思ったように動いてくれるはずがありません。 実は私もわが子には“早く”と言ってきた母親の一人です。でも、あるとき息子に言われたんです。「ボクは一生懸命早く動いているんだ!!」ってね。そこで気づいたんです。「そうだった。私は数十年人生経験があるけれど、この子はまだ数年しか生きていないんだ」と。大人は新幹線。子どもは普通列車。と思って、今以上に子どもを待ってみてください。その上で、言い換えをしてみましょう。 ・「早くこっちに来なさい」⇒「準備はできた?」 ・「早く食べなさい」⇒「よく噛んで飲み込んでね」 ・「早く着がえなさい」⇒「ズボンを履こうね」 ・「早く寝なさい」⇒「そろそろ寝る時間だから寝るよ」 言い換えるときは、今の状況をたずねてみたり、子どもにして欲しい行動を具体的に伝えるといいでしょう。 実は先日、中2の娘に「明日何時に起こしたらいい?」と聞いたときに指摘されました。「毎晩、“ホンマに起きてよ”って言うのやめてくれへん? 腹立つねん」と。最近の娘は、何度起こしても起きなくて手を焼いているので、口癖になっていたんですね。いやあ、反省しましたね。叱る場面じゃないにしても、普段思わず子どもに言ってしまっている「NGワード」は他にもありそうですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月10日保育士の中田馨さんが、子どもの褒め方や叱り方について教えてくれました。実はあなたのおこなっているその褒め方や叱り方、実はNGかも……!? ぜひ参考にしてくださいね!こんにちは! 保育士の中田馨です。1日子どもと過ごしていると、子どもを褒める場面、叱る場面が何度も訪れると思います。今回は、子どもを褒めるとき、叱るときに意識してほしいことをお話しします。 実はNGな褒め方 「すごい!」だけ「すごいね!」と褒めてばかりいませんか? 「すごい」という言葉を使ってはいけないわけではありませんが、必ずしも子どもは「すごい!」と言われたいわけではありません。 例えば、カラフルな絵を描いてママに見せに来たとします。このとき「すごいね!」だけだと、何がすごいのかが分かりませんよね。そのため、こんなときは「たくさんの色を使って描けたね。何色がある? 赤、青、黄色、緑。たくさんあるね。ママ、この絵が好きだなあ」と具体的にママが感じたことを言葉にするのです。 では、苦手な食べ物を食べられたら? 「ブロッコリー食べられたね!」。段差のある所からジャンプしたら? 「高いジャンプだったね!」。すごいと褒めてもいいですが、その前後に、ママの感想も付け加えてください。子どもは、より満足するはずです。 実はNGな褒め方 できたところだけ褒める子どもを褒める場面は、実は生活のさまざまなところに潜んでいます。子どもが「できた!」ことばかりに意識を向けず、普段の何気ない生活のなかでも見つけてみましょう。 例えば、ブロックであそんでいるとします。集中してあそんでいるときは、そっとしておいてもいいですが「その車、〇〇ちゃんが作ったの? カッコいい形だね」など、さりげなく子どもが作ったものを褒めることができます。 また、すでにできるようになっていることは、なかなか褒められなくなっていませんか? 例えば、妹が、食後の食器を台所まで持ってきてくれたら「ありがとう、助かるわ」と声をかける。でも小学生の兄が持ってきたときは持ってくることが当然だと思っているので「は~い」ぐらいのそっけない返事。親は新たにできるようになったことにどうしても目が行きがちですが、できるようになっていることにも目を向けると、子どもにかける声かけがまた変わってくるかもしれませんね。 実はNGなり方 「ダメ」だけ「ダメ!」という言葉、使ってしまいますよね。私も、わが子には思わず使ってしまうことがありました。「ダメ」だけじゃ「ダメ」って分かっているのに……。そう、「ダメ」だけだとあまり効果がありません。なぜかというと、子どもが、何が「ダメ」なのか分からないからです。「ダメ!」と大きな声で言われると、一瞬「ビクッ」として子どもの動きは止まると思いますが、それだけでは親の気持ちが伝わりません。触ってほしくないものを触ろうとしたら? 「見てるだけにしてね」と、ママがしてほしい行動を言葉にして伝えます。 私は「ダメ!」は、本当にしてほしくないことを子どもがしたときのための、とっておきの叱り文句だと思っています。「ダメ! そんなことしたら、ママ本当に悲しい!」と感情込めて叱るときのね。そのため普段の生活のなかでは、「ダメ!」ではなく、別の言葉に置き換えられないか? を考えてみてください。 実はNGな叱り方 「〇〇しない」「〇〇しなさい」「〇〇しない」の否定、「〇〇しなさい」の命令もよく使ってしまう言葉です。否定の言葉の例でいうと、「ベビーカレンダーのサイトで、私のプロフィール写真見ないでくださいね」と言われると、「え? 何で? めっちゃ見たい!」という気持ちになるのではないでしょうか。大人も「〇〇しないで」と言われると逆にしてしまいたくなるものです。 そのため、走ってほしくない場面で走ったら「走らない」ではなく「歩いてね」とママがしてほしい行動を言葉にして伝えましょう。 同じように、命令の言葉の例でいうと、座ってほしい場面では「座りなさい」ではなく「座ろうね」が良いでしょう。言葉を言い換えるだけで、親のイライラも軽減されるように思います。 昔あったわが家でのそのエピソードをご紹介しましょう。親子でハイキングをしていて、車も走る細い道を歩いていた時の事。幼い私は父母と少し離れて対向車線側を歩いていたそうです。私が、父母の方へ道を渡ろうとしたときに車が走ってきて父は思わず「走るな!」と言ったそうです。でも、私は、走って父母の方へ。幸い間一髪で車とはぶつからなかったのですが、「あのとき、“止まれ”と言うべきだった」と何年経っても父の心に恐怖が残っていました。 褒めるときも叱るときも、共通点としては「子どもと目と目を合わせて声かけする」と言うこと。「ママはちゃんとあなたのことを見ているよ」と子どもに伝えるためにも大切です。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月08日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断を迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病について、病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽい物は食べられず、甘い物なら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やおしりに神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・おしりの痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師 松田玲子著者:桜井りこ2児の姉妹ママ。不妊治療から流産を経験し妊娠。美容系会社勤務、現在は育児休暇中。整理収納・株、投資信託が趣味。美容・コスメ系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2023年11月06日1人目の子を出産した10年前、私の育児に関しての知識は先輩ママから聞くか、育児書から得たものだけでした。特に授乳は、最初にぶつかった大きな壁です。試行錯誤しながら子どもを育てていく中で、育児書通りにいかないことも多くて……。母乳って自然に出ないの?私が初めて妊娠した10年前、育児の知識はあまりありませんでした。育児書や先輩ママに聞いたりしていても大変というイメージはなく、赤ちゃんが生まれるのが楽しみ!と悠長に構えていました。 その後、出産を終え、入院中に初めて知ったことは「母乳って自然に出るものではないんだ」ということ……。授乳練習ではなかなかうまく飲ませてあげることができずに、育児用ミルクをあげる毎日。おっぱいは張っているのに飲ませてあげられないことに悲しくなってしまい、産院のスタッフさんに弱音を吐いてしまうこともありました。 望んでいることは何?退院したあとも母乳育児は思うように軌道に乗らず、気分が落ち込む日々。そんなとき、不安になっている私に気がついてくれたのは夫でした。娘が寝ているタイミングでじっくり話をし、「何が不安なのか、今どう思っているのか」を時間をかけて聞いてくれたのです。そして夫は「自分たちが一番望んでいるのは、子どもの成長だよね。母乳でも育児用ミルクでも、大きくなったときに比べる子はいないよ」と言ってくれたのです。 元気が一番!と気づいた夫の言葉を聞いて、その通りだと思いました。いつからか母乳育児にとらわれすぎて、私は周りを見る余裕を失っていたのです。気持ちが落ち着いたからか、生後3カ月になるころには母乳育児の生活が送れるようになりました。 「私たち夫婦にとっての幸せは、子どもが元気に成長してくれること」。今でもその言葉を胸に、子育てに臨んでいます。 現在10歳になった子どもは、風邪もひかずに元気に成長しています。初めての育児は慌ててしまうこともありますが、1つずつ家族で乗り越えていけたらと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:高山ななみ
2023年11月05日保育士の中田馨さんが、子どもを叱るときの「言ってはいけないNGワード」について詳しく教えてくれました。子どもを叱らなくてはいけない場面、どうしてもありますよね。自分に余裕がないとついついキツい言葉を子どもに言ってしまい、反省する……なんてことも育児の中ではあるのではないでしょうか。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。毎日子どもと生活していると、どうしても叱らなければいけない場面が訪れます。子どもを叱るって本当に難しい! と実は私も思っている一人。それは保育所の子どもたちもそうですし、もう中高生になった自分の子どもを叱る時もそうです。 叱る時に大切なことはいろいろありますが、私が大切にしているのは3つ。子どもの目を見て叱ること。そして、子どもの感情に影響されないこと。また、自分の感情は平たんでいることです。今回は、子どもを叱る時に思わず言ってしまいがちな言葉と、その言い換えの方法をご紹介します。 片づけないなら“捨てるわよ”「おもちゃを片づける」は、どのおうちでもあるあるのお悩みかもしれません。「片づけてね」という声かけを何度しても聞いてくれなかったら「とほほほほ」となってしまいますね。だから思わず、「片づけないなら、捨てるわよ!」と言ってしまう気持ち、分かります! 分かります! しかし、これは“脅し”のようになってしまい、子どもの心に悪影響を与えてしまうことにもなり兼ねないのです。子どもにとっては「大切なおもちゃが捨てられる!!」とビックリしてしまいますね。 子どもに片づけてほしい部分はどこでしょう? そんなことを考えてみながら、「片づけなさい!」を違う言葉で言い換えをしてみましょう。 「今、あそんでいないおもちゃを片づけてほしい」⇒「使っていないおもちゃをおもちゃ箱に入れよう」 「これから予定があるから、全て片付けてほしい」⇒「そろそろお出かけするから片付けようね」 遊んでいるとき、“次のおもちゃ(遊び)に移るときには、今まで遊んでいたおもちゃを片づける”ことが基本。家事をしながらでも子どものあそびが変わったときは、「ブロック片づけてからパズルをしようね」と声かけをしていきましょう。それが習慣になると、自分でできるようになっていきます。低年齢のお子さんは、まだ自分ひとりでは片づけることができないので、親も一緒に片づけるようにしましょう。 “ダメ!”子どもが危ないことをするときに必要な言葉は「ダメ!」ですね。とにかくその危険な行動をやめてほしいときに使うにはよいのですが、例えば電車の中で騒いだとき、公園で順番のルールを守らなかったとき、「お菓子を買って!」と駄々をこねたときなど、何でもかんでも使ってしまいがちになるのもこの「ダメ!」です。では、「ダメ!」ではなく違う言葉で言い換えをしてみましょう。 ・電車の中で騒いだとき⇒小さな声でお話ししてほしい。と伝える。 ・公園で順番のルールを守らなかったとき⇒○○ちゃんの後ろに並ぼうね。と伝える。 ・「お菓子を買って!」と駄々をこねたとき⇒今日は、お菓子を買わない日なの。と伝える。 もちろん、どれもこの言葉だけでは納得いかないこともあるでしょう。その場合は、また別の言葉でしてほしいことや決まり事を伝えます。「ダメ」をたくさん使い続けていると「ダメ」では、子どもが反応しないようになります。「ダメ」は危険なことが起きたとき(起きそうなとき)のとっておきの言葉として残しておきましょう。 実は先日、中2の娘に「明日何時に起こしたらいい?」と聞いたときに指摘されました。「毎朝、“ホンマに起きてよ”って言うのやめてくれへん? 腹立つねん」と。最近の娘は、何度起こしても起きなくて手を焼いているので、口癖になっていたんですね。いやあ、反省しましたね。叱る場面じゃないにしても、普段思わず子どもに言ってしまっている「NGワード」は他にもありそうですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月05日5歳の娘、1歳の息子、夫と私の家族4人で休日の公園へ遊びに行ったときのことです。最初は4人で楽しく遊んでいたのですが、次第にパパが休憩モードに入っていくのが横目に見えました。そしてついに夫はベンチに座ってスマホをポチポチ。そんなパパに娘が叫んだ言葉が衝撃的で……。気配を消して休む夫にイライラ…休日に家族4人で出かけた大きな公園。最初こそはしゃぐ子どもたちと一緒に夫も遊んでいました。しかし1時間も経つと、夫は疲れたのか無口に。そして隙を見つけてはベンチに座り、勝手に休憩。少しして戻ってきてくれれば良いのですが、夫は娘が呼びに行かないと戻ってきません。 そして次第にベンチから動かなくなり、ついに完全にひとり休憩タイムに。そんな夫を見て私はイライラ。夫が休んだら私は子ども2人を相手にしなければいけないし、そもそも私だって休みたいのです。けれど、子どもたちの相手が優先だと思い、見て見ぬふりをしていました。 遠くから娘が叫んだ言葉にパパ赤面少し遊んでいると娘が「あれ? パパは?」と言います。見るとさっきのベンチにいません。どこかに移動したのかな?と思い、娘に「ちょっと探してきてみたら?」と提案しました。 娘はてくてくと公園内を歩いていき、少し歩いたところで日陰のベンチに移動した夫を発見。すると娘は公園中に響く大きな声で「パパいたー! まーたスマホ見てるー!!」と叫びました。 娘の言葉に思わず吹き出してしまった私。夫はベンチから娘の元へ駆け寄り、「見てない見てない!」と大慌て。恥ずかしさから顔を赤くして「声が大きいよ!」と娘に言っていました。 言うまでもなく、その日パパはスマホを封印。公園から帰るまで子どもたちと思い切り遊んでいました。毎日仕事で疲れている中、休日に子どもたちの相手をするのは大変だろうとは思います。しかしそれは私も同じ。娘の言葉はパパの行動を変えるのに効果てきめんでした。 イラスト/森田家著者:山口花
2023年11月04日お友だちとのおもちゃの貸し借りでの子どものトラブル、経験したことがあるという方も多いのでは……!? 今回は保育士の中田馨さんが、お友だちとのおもちゃトラブルを招く、実はNGな声かけについて教えてくれました。こんにちは。保育士の中田馨です。私は0~2歳児が対象の保育園を運営しています。日々、子どもたちと過ごしていてよくあるのが「お友だちとのおもちゃトラブル」です。おもちゃをとられてしまった時や、逆に相手のおもちゃをとってしまった時に「どう声かけをするべきか?」と悩むところだと思います。今回は、低年齢児の子どもたちの「お友だちとのおもちゃトラブル」についてお話しします。 お友だちにおもちゃを取られた場合はどうすればいい?公園や児童館で遊んでいて、同じくらいの年齢のお友だちにおもちゃを取られる場面があると思います。相手の親御さんは見ているのに何も言ってこない。さて、こんなときどうすればいいか? このような場合、まず大切にしたいのがご自身のお子さんの「遊びを保証」することです。きっとその遊びを楽しんでいたと思います。ですので「今、遊んでいるからおもちゃ返して欲しいな」と伝えましょう。そしてお子さんには「お友だちも遊びたいみたいだから、終わったら渡そうね」と伝えます。 お友だちも返そうとはしないかもしれません。そんなときは、相手の親御さんにも協力してもらえるとベストですが「うちの子も使いたいのに、なんで貸してくれないのよ」と思っているかもしれません。そうなると、なかなか難しいですよね。 でも、私は「すぐに貸せることがえらい」とは思いません。子どもがその遊びに満足し「もう、貸せるよ!」という気持ちになるまで周りの大人が待つことも大切だと思います。まずは「この子の遊びが終わるまで、待ってもらえますか?」とお願いしてみましょう。 お友だちのおもちゃを取ったときはどうすればいい?逆に、ご自身のお子さんがお友だちのおもちゃを取ったときはどうしましょう? この場合まずは、返さなければいけませんね。「このおもちゃで遊びたかったの?」と遊びたかったことに共感し、「でも、これはお友だちのだから返そうね」と伝えます。 低年齢児は、自分から返すことがなかなかできませんので「返しなさい」と何度も言うのではなく「ママと一緒に返そうね」と一緒に返すといいでしょう。このとき、お子さんが泣いても返します。そして「あのおもちゃで遊びたかったんだね」と遊びたかった気持ちに共感します。 また、こんな場面は「貸して」と伝えることを学ぶ機会でもあります。「貸してもらえるかママと聞いてみよう!」と一緒に聞いてみましょう。「いいよ」と言われれば「やった!!」ですし、もし「イヤ」と言われても「今、お友だち、楽しく遊んでいるみたい。じゃあ、あっちでママと遊ぼうか!」と気持ちを切り替えることも大切な経験です。 「お友だちと仲良く遊ぶ」ことはとても大切なこと。しかし、実は「お友だちとモノの取り合いやケンカする」ことも大切なんです。「こうしたら友だちは嫌がる」「こうなったら悲しい」「これをされたら嬉しい」なんて喜怒哀楽の感情を沸き立たせる経験は、友だち関係だからこそできること。今、子どもたちは親以外の人間関係を学んでいる時です。むやみに止めるのではなく、安心して友だちと過ごせる場を提供することも、私たち大人の役目なのですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月03日双子の妹たちのお世話を楽しそうにしていた娘が、本当は我慢していると知った私は、それまで気がつかなかったことに反省と後悔の気持ちでいっぱいに。そこである行動にでることにしました。それは、毎日たった10分のことなのですが、それが功を奏したのです。幼稚園の先生から驚きの話が双子を妊娠したと知らせたときから、生まれてくることをとても楽しみにしてた当時4歳の娘。妹たちが生まれてからは、育児用ミルクを飲ませたり、本を読んであげたり、歌をうたってあげたり、とても楽しそうにお世話をしていました。 そんな姿を見て、私はとてもうれしく思っていたのです。しかし、双子たちが生まれて半年くらいたったころ、幼稚園の先生に「ちょっと我慢しているように感じます」と言われ、正直私は驚きを隠せませんでした。 気がつかなかった娘の気持ち先生に話を聞くと、幼稚園で娘が「お姉ちゃんだから我慢するんだ」などと言っていたので「ママに甘えてもいいんだよ」と声をかけると、「でも、お姉ちゃんだから……」と少し寂しそうに答えるということでした。気になるたびに声をかけると娘は毎回同じような答えを返すので、先生は私に話をしてくれたようです。その日の夜は、娘にかわいそうなことをしてしまったという反省と、気がつかなかったことを後悔する気持ちでいっぱいでした。出産前から1カ月ほど娘を実家に預けて入院をし、産後は双子の育児が中心の生活。思えば、娘に寂しい思いをさせていたはずなのに気がついてあげることができませんでした。 双子のお世話に追われながらできることを考えた結果……娘に何かしてあげられることはないか、を考えました。ただ、どうしても日々は手のかかる双子の育児が中心となってしまいます。そのため、時間もありません。でも、何かしてあげたい気持ちで考えたのが、「娘とママだけの寝る前の10分」を作ること。 この10分は双子をパパや手伝いにきてくれている母にお願いし、私と娘だけの時間にしました。パズルをしたり、積み木をしたり、好きな本を読んだり、折り紙をしたり、2人でその日にあったことを話したり、娘のしたいことをして最後にぎゅっと抱きしめて「おやすみ」をします。娘もこの時間を毎日楽しみにしていました。 娘の様子に変化が現れた!この10分の時間を過ごすようになりしばらくしたころ、娘がよく笑っていて変化がみられると幼稚園の先生から連絡がありました。先生から「何かしたのですか?」と聞かれるほどでした。 たった10分の短い時間ですが、大事なのは「娘だけのママとの時間」だったのです。下の子が生まれるまではひとり占めしていたママとの時間がなくなり、娘は本当に寂しい気持ちでいたと思います。 娘が無理していることに気がつかせてくれた、幼稚園の先生からのひと言。本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。多くのことはしてあげられなかったのですが、娘の気持ちに気がつき、少しでも寄り添うことができて本当によかったです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:田中つばさ二卵性の双子(年中)と小学生の娘の三姉妹を育てる母。Web企画や秘書、人材系営業職を経験。現在は在宅ワークとワンオペ育児に奮闘する毎日。出産体験や双子育児に関するエピソードを執筆中。
2023年11月02日初めての予防接種に挑む生後2カ月の赤ちゃん。病院の雰囲気になんだかソワソワ…。表情からも不安な様子が伝わってきます。初めての予防接種、無事に終えることができるかな? 今日は予防接種を受けるよ 予防接種を受ける予定の赤ちゃん。しかも今回は、シロップ1つと予防接種4つというなかなかの多さです。 初めての注射になんだか緊張気味の赤ちゃん。パパたちもいるから、一緒に頑張ろうね! まずは診察から まずは診察からスタート。まだまだ注射をされるとはわかっていない様子の赤ちゃん。通い慣れた病院なので、緊張も解れたかな? 「今から何するの?」 先生の様子をじーっと見つめて観察する赤ちゃん。この辺りから周りの様子を察知して、なんだかソワソワし始めました。 「え?ぼく、一体今から何するのかな…」という表情に癒されますね。 いざ!初めての予防接種スタート! まずは、シロップから。先生がお口にシロップを入れた瞬間… みるみる赤ちゃんの表情が変わってきました!あまり美味しくはなさそう…頑張って飲み切ろうね。 シロップを終えると、すぐに注射のスタンバイです!「え?これで終わりじゃないの?まだ何かするの?」と不安そうな表情です(涙) やっぱり大泣き心の準備が整う前に、4本の予防接種がスタートです。 注射を打ち終わるとともに、大きな声で泣き始めてしまった赤ちゃん。やっぱり、注射は怖いし痛いですよね。 初めての「注射」に、びっくり&大泣きの赤ちゃんの姿。思わず応援したくなってしまいますね。 本数も4本とたくさん!お医者さんは素早く、注射を打っていきます。あと少し!頑張ろうね! さっきまで大泣きだったけど…!?無事に注射を打ち終えた赤ちゃん。大きな声で泣いていたので、パパやママも心配していましたが… 注射を打ち終えた直後は、もう放心状態…。 涙もすっかり止まっていました!! この姿、なんともたまらなく愛おしくなりますね。たくさんの注射、本当によく頑張ったね。 お家ではぐっすり 予防接種を終えて、無事おうちについた赤ちゃん。たくさんの注射に疲れたのか、帰宅後すぐに寝てしまいました。 初めての注射はどうだったかな?ぐっすり眠る姿に、癒されますね。 次の注射も頑張ろうね! お昼寝から目覚めたお赤ちゃん。ニコッと笑顔で、「ぼく、注射がんばったでしょ!」と得意気な表情ですね。 本人はもちろん知るはずもありませんが、実は予防接種はまだまだ続きます。2回目も3回目の予防接種もこの調子で頑張ろうね♪初めての注射、本当によくがんばりました! YouTube「Papatoiku パパといく」では、他にも素敵な動画が配信れていますよ。兄弟や家族で過ごす日常の姿に、思わずクスッと笑顔になってしまいますよ。また、Instagramも更新しているので、ぞちらもぜひチェックしてみて下さいね。 画像提供・協力/Papatoiku パパといく
2023年10月31日中学生1年生の息子と5歳になる娘を持つママ。子どもたちの不思議な行動に背筋が凍ったエピソードをご紹介します。 何が起こっているの?初めに上の子の不思議な行動に気付いたのは息子が2歳のときでした。和室の押し入れの上の方をずっと指さして笑っていたのです。 「どうしたの?」と聞くと、息子は「だって面白いんだもん。でも内緒!」とだけ言い、詳しく教えてくれませんでした。息子のその行動は3歳くらいまでときどきありましたが、大きくなるにつれてその行動もなくなりました。 その後歳の離れた下の娘が生まれたのですが、その子が2歳になったころ、また同じ場所を指さして笑ったり怒ったりしていたのです。娘は発達に障害があり会話が出来なかったので理由を聞くことはできませんでした。娘が反応したのは、なんの変哲もない普通の押し入れを閉めた状態なので中の荷物を見て笑ってることはないのです。 ある日、スピリチュアルや霊感を持っているという友人が遊びに来たときその押し入れを見て「なんかそこの押し入れ、寒い感じがする」と言われました。理由はわからないようです。その後、娘も数年するとその行動は無くなりました。私には霊感がない様でただの押し入れにしか見えませんが、少し怖いと感じる出来事でした。何が災いの様なものがあるならお祓いを、と思いますが今は子どもたちも家族にも特に変化はないので気にしないようにしています。(40代/女性/専業主婦) 作画/市田スナオ
2023年10月31日食べることが大好きなもえちゃん。しかし、この日はいつもと様子が違います。どうやら眠たくてご飯どころではないよう。少しでもご飯を食べさせて寝かせてあげたいママ。ご飯を前にしたもえちゃん、さて大好きなご飯食べることができるかな? もう眠気が限界… いつもご飯を楽しみにしているもえちゃん。しかし、この日はいつもと様子が違います。もえちゃん、とっても眠たそうです。 ごはん、食べない!? 眠たくてご機嫌斜めのもえちゃん。「ご飯食べる?」「お肉あるよ?」のママの問いかけにも、まさかの「いやだぁ」の返答。いつも食欲旺盛なもえちゃんの「ご飯いらない」宣言にママもびっくり! とにかく、眠たそうなもえちゃん。少しだけご飯を食べさせて、早めに寝かせあげることにしました。 もえちゃんの前に大好きなご飯が登場!ひとまずご飯の準備をしたママ。 すると…大好きなご飯が見えたもえちゃん。急に表情が変わります! ご飯を前にして、目が覚めてきたようです(笑)「早く、ご飯ちょうだい〜」と催促し始めました♪ 早くご飯を食べたい!! 美味しそうなご飯に、もえちゃんの食欲もアップ!スタイやフォークが待ちきれない様子も微笑ましいですね。 いつもの食いしん坊なもえちゃんの姿に戻り、ママも一安心です。 たくさん食べるよ♪ ぱっちーんと手を合わせて「いただきます」をしたもえちゃん。 ここから、もえちゃんの爆食スタートです! モグモグと美味しそうに食べ進めるもえちゃん。 ママの「ご飯おいしい?」の問いかけにも反応。「おいしい!」と言いながらたくさん食べてくれますよ♪ この様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。もえちゃんが美味しそうにご飯を食べる姿、思わず見入ってしまいますよ! お箸も使ってみるよ ママがお箸を使っているのを見て興味を示したもえちゃん。少しだけお箸を持ってみることにしました。 初めてのお箸に嬉しそうなもえちゃん。お箸で食べるのもきっとすぐに上手になりそうですね。 ご飯を完食! お箸も使いながら、ご飯を全て食べ終えたもえちゃん。ママにもお手伝いしてもらい、綺麗に完食です。 こんなにたくさん食べてくれると、ママも嬉しいですね♪ デザートも欲しい!「ごちそうさま」をして、ねんねの時間かな?と思っていたママですが… もえちゃんからまさかの「デザート」コール(笑)すっかり眠気は飛んでしまったようで、まだまだご飯を食べたいもえちゃん。 「よーぐるとー」「れいぞうこ」とママにヨーグルトを要望しています。 言葉も色々と理解しているもえちゃん。自分の思いをちゃんとママにお話できていて、さすがです! ヨーグルトが待ちきれない♪ ママがヨーグルトの用意をしてくれているのがわかると、ワクワクし始めたもえちゃん。ニコニコ笑顔で、ママの様子を観察。 ヨーグルトの到着をユラユラ揺れながら嬉しそうに待ち構えていますよ♪喜びがこちらにも伝わってきますね。 ママに「ありがとう」も伝えて、ヨーグルトをパクリ!美味しいデザートに大満足です。 今度こそ「ごちそうさまでした」 ヨーグルトを美味しそうに食べるもえちゃん。ママも念の為、「それを食べたらごちそうさまだよ」と伝えます。 ママの言葉に「はい!」としっかりとお返事をしてくれました。 そして、ヨーグルトも綺麗に完食して!無事「ごちそうさま」をすることができました。 たくさん食べることができてよかったね♪ 食後も元気いっぱい! はじめはとっても眠たそうだったもえちゃん。ご飯を終えると、いつも元気な姿で楽しそうに遊んでいました!明日もたくさん美味しいご飯を食べようね。 YouTube「MOECHANNEL」では、可愛らしい動画がたくさん配信されていますよ。とにかく食べることが大好きで、いつも美味しそうに食事をするもえちゃんや妹のすずちゃんの姿にファンもたくさん♪日常のちょっとした姿なども癒されてしまうものばかりですよ。ぜひご覧くださいね。 ※小さな子どもにご飯を与える際には、月齢や年齢に合わせて喉に詰まらないように子どもが食べやすい大きさにカットしたり、すりつぶしたものなどを与えるようにしましょう。画像提供・協力/MOECHANNEL
2023年10月30日現在3歳になる息子は、1歳6カ月のときに保育園に入園しました。先輩ママから「入園してすぐは病気の連続で、まともに保育園に通えないよ」と聞いていましたが、まさかここまでとは! 病気の連続で心が折れてしまった私を救ってくれたのは……。入園後、新型コロナウイルスに感染息子が4月に入園し、慣らし保育が終わってすぐのことでした。ゴールデンウィーク中に家族全員が新型コロナウイルスに感染してしまったのです。幸い息子の熱は1日で下がったのですが、当時は10日間の隔離期間があったので、保育園に登園できたのは5月中旬ごろ。 「やっと登園できる!」と通い出した3日目に、今度は保育園から「息子さん、お熱が出ました」と電話が……。高熱が1週間ほど続き、親子ともにつらい時期でした。やっと元気になって登園できたのは、月末ごろ。気づけば5月は5日間しか登園していませんでした。 保育園の先生がかけてくれた言葉思うように登園できない焦りと不安で落ち込んでいる私に、「大変だったね」と保育園の先生が声をかけてくれました。 大学生のお子さんがいるというその先生は、「私も息子が入園した月は、数日しか通えなかったよ。すごくつらかったから気持ちわかるよ」と共感してくれたのです。「そのうち元気に毎日登園できるようになるから大丈夫!」と励ましてくれて、とても勇気が出ました。 3歳になった今でも月に1度は熱を出す息子。しかし、入園直後に大変だった経験があるからこそ、「今は頑張って免疫をつけている時期なんだ」と前向きに捉えることができています。共感し、励ましてくれた保育園の先生に感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:田中はぐみ
2023年10月30日育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
ドイツDE親バカ絵日記