今回は、今こうしてコミックライターとしてお仕事をさせていただけるようになった経緯について描かせていただこうと思います。■育児日記にメモすることから始まった!そして結婚し子どもが生まれ、初めての育児に右往左往する日々が始まりました。毎日繰り返される同じ日々。自分の時間がとれず、睡眠不足のなか、私のちょっとした気分転換が育児日記をイラストつきでつけることでした。一日の書けるスペースは、3センチ角ほどの小さいスペース。でも、毎日が発見や成長の連続である子育て期において、描くことには困りませんでした。むしろ、描きたいことが多すぎてスペースが足りないくらい。忙しい日々の中のちょっとしたことを毎日一コマずつおもしろおかしく描くことは楽しい日々でした。でも、私が購入した育児日記は1歳までしか書く欄がなくて…。その後のことはちょこちょことメモに記すものの、まとまっていなかったので、じつは紛失したものもあったりで、じつはきちんと残せていなかったのです。■今しか描けないものを残したい! 初SNSに挑戦マメな性格ではない私は、これまでSNSやブログなどはまったくやっていなかったので、これを機にInstagramに登録して、育児絵日記を描き始めることに!熱しやすく冷めやすい私。なにかと三日坊主になりがちなのですが、SNSで公開することによって、「もしかしたら見てくださる方がいるかも」と思ったことが続けられた理由かもしれません。そして息子が一歳半ごろになる頃。初めは自分の記録用のつもりだったSNSの投稿が、ありがたいことにたくさんの方に見ていただけるように。そうしていまは、こうして仕事として育児漫画を描かせていただけるようになりました。■育児は大変! でもひとりじゃないとはいえ、やっぱり育児は大変。赤ちゃんのときは身体の発達について悩み、育児にいっぱいいっぱいになって家事まで手が回らない自分のふがいなさに自己嫌悪し、大きくなってくると周りとの関わりや心の成長について悩み…。子育ては、それぞれの月齢で違った悩みが出てきます。人見知りであまりママ友が多くない私は、なかなか発散したり相談したりする場がなくて、つらいこともありました。が、育児漫画を公開するようになってからは、見てくださる方々のアドバイスに励まされ、叱咤(しった)に反省し、共感のメッセージに涙することで、「一人じゃない。みんながんばっているんだ!」と思うことで心が軽くなりました。そんな皆様に支えられながらさせていただいているこのお仕事、かつての夢だった、絵を描くお仕事、本当にありがたいことだなと、あらためて感じています。
2019年08月16日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ学生時代から友達づくりが苦手だった峰ゆかりは、自分によく似た息子に不安をおぼえます。「あんな明るいお母さんだったら、そうちゃんの人生はもっと幸せだったのかな」スーパーですれ違った見知らぬママの笑顔すらまぶしくて…。■第12話 私はいつも、何か足りない“○○すれば幸せになれる”と信じて、そのつど手に入れてきたはずの人生。なのに私は、どうしてこんな気持ちのままなんだろう。(次回に続きます) >> 「峰ゆかり」のエピソード一覧
2019年07月30日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじフリーランスの在宅ワーカーとして、仕事をしながら1歳半の息子を育児する峰ゆかり(36歳)。おでかけ先ですぐに泣いて帰りたがる人見知りの息子の姿に、これまでの自分の姿が重なります。■第11話 きっとこの子もこの先苦労するんだろうなスーパーですれ違った見知らぬママの明るい笑顔すら、やけにまぶしく見えてしまいます…。(次回の更新は7月30日です)>> 「峰ゆかり」のエピソード一覧
2019年07月29日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ「お願いだから話してよ」2歳になっても言葉を話さない息子に焦り、思わず涙する谷口ちさと。そのころ同じ町に暮らす別の家では…。■第10話 在宅ワーカーの私と、人見知りの息子おでかけしてもすぐに泣いてしまって帰りたがる内気なわが子の姿は、まるで自分を見ているよう…。(次回の更新は7月29日です)>> 「峰ゆかり」のエピソード一覧
2019年07月28日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。ちょっ子です。今回は 「私がコミックライターになるまで」というテーマ で、私が漫画ブログを描き、こうして連載させていただくようになった経緯をお話ししたいと思います。エッセイ育児漫画を書こうとしたキッカケは…私は息子のきゃん太が生まれる前からイラストの仕事をしていました。出産後は子育てをしながら仕事をこなす日々…。(私の住む街は待機児童が多く、きゃん太は保育園に入れなかったのです)育児と仕事に追われ、趣味など自分のための楽しみに使える時間はほとんどありませんでした。 そんな日々を経て、ついにきゃん太が幼稚園に入園。少しずつ手がかかることも減っていき、時間と気持ちにいくらか余裕ができたところで何か仕事以外で楽しいことがしたいと思うようになりました。そこで考えたのが、日常を綴ったエッセイ漫画のようなものを描いてみようかということ。昔からエッセイやエッセイ漫画を読むのが好きだったのですが、書こうとしたことはありませんでした。それがここに来てなぜやってみたくなったかと言いますと…前から薄々、うちの息子、めちゃめちゃ面白いのではないか?と思っていたからです。記録したい。このオモロさを。文章だけじゃ追っつかない。育児の記録は手帳にメモしたりはしていましたが、もうちょっと違う形で残してみたくなったのです。こうして私は息子の様子をマンガに描き始め、どうせならブログを開設し公開することにしました。しかし夫に見せて感想を聞いてみると…。微妙な反応でした。夫の反応は微妙だし当然アクセスも少ない。そんなスタートだったのですが、誰にも読まれなくても自分が楽しめればそれでいいかな、という思いであまり気にせず描き続けました。 しかし続けていくうちブログの読者数と、同じころ始めたTwitterのフォロワー数が少しずつ少しずつ増えていきました。他のブロガーさんや、読者の方々との交流も生まれ、ブログをやっていなければ味わうことがなかったであろう楽しさを感じていました。仕事の息抜きで始めたことがさらに仕事にそしてブログを始めて一年半ほど経ったころから、少しずつですが寄稿や連載の依頼が入るようになったのです。嬉しいのと同時に、「私がそんな漫画家みたいなことを…!?」といちいち動揺していました。自分がひっそり楽しめたらいいと思って始めたブログでしたが、継続することで思いもよらない貴重な経験ができたと思っています。こうして仕事の息抜きで始めたことがさらに仕事となり、本業との兼ね合いでバタバタしてしまうこともありますが、寄稿のお仕事は自由度が高く毎回楽しんでやらせていただいています。現在もブログや連載のネタのため、息子のおもしろ行動は見つけ次第すぐに携帯のネタ帳にメモしていますが、これから息子が年頃になるにつれ、書く内容には今までよりも気を配る必要が出てくることでしょう。そういうことに気をつけながら、今後もお見せできる範囲で我が家の日常の記録をお届けしていきたいと思いますので、楽しんでいただければ幸いです。ちなみに最初は微妙な反応だった夫も、だんだん面白くなってきたと言って読んでくれています。自分がネタにされている回ではやはり微妙な反応ですが…。
2019年07月28日いつもウーマンエキサイトをご覧の皆様こんにちは、M子です。今回は「私がコミックライターになるまで」特集ということでコミックライターとして毎日の出来事を綴るようになった経緯をご紹介したいと思います。■絵を描くことが好きだった私に夫から提案がきっかけは2年前、娘を妊娠した頃…娘を妊娠後すぐに壮絶なつわりライフに突入したM子ですが、そのつわりは想像以上のもので立ち上がるのも辛いほどだったこともあり当時勤めていた会社を退職することを決意。その後少しずつ復活し体調も良くなってきた頃…この夫の一言が私がコミックライターになったキッカケです。元々絵を描くのが大好きだった私。幼い頃から気がつくといつも絵を描いていました。夫のその一言で、貴重なぷんにーライフ(妊婦ライフ)を記録していこうと思ったのです。そして誰か同じ境遇の人にそれを読んでもらえたらどんなに幸せなことだろうと考えました。その日にあった出来事を描き、それをブログにあげ、沢山の人に見てもらう。それは私にとって幸せな毎日の日課になっていきました。 ■共感や励ましがあるから続けられる娘が生まれてから寝返りをうつあたりまではお昼寝の時間に絵を描くことができたのであまり困ることはなかったのですが、大きくなるにつれてお昼寝することがなくなり、歩き始めて更にバタバタし、なかなか時間がとれなくなってきました。そこで昼間は難しいと判断し、夜、娘が眠った後で毎日コミックを描くように。幸い娘はネントレのお陰で20時には眠り翌朝まで目を覚まさず夜泣きも皆無だったため、夜に集中して絵を描くことができました。娘を出産してもコミックライターを続けていけるのは、もちろん絵を描くことが大好きだということが一番ですが、育児で大変だったこと、嬉しいことを読者の皆さんと共有できること、そして同じ子育てを日々頑張るママさん達に共感してもらえること、時には励ましてもらえること。こんなに嬉しいことは他にないと思うからです。そして描き続けることが自分の中でストレス発散にも繋がっています。これからも自分の好きなことを通して子育てや結婚生活、毎日の大切なことを記録していけたら幸せだなと強く思う次第です。
2019年07月23日こんにちは。5歳の双子と2歳の末っ子、三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。今回は、私が現在、コミックライターとして在宅ワークをすることになったきっかけをお話したいと思います。小さいころは漫画家になりたかった私。成長するにつれ、自分の画力では無理だと自覚し、漫画を描くことは仕事ではなく趣味にしていました。そんななか、結婚し、双子を出産。双子の育児は、あまりにも忙しく、趣味などをする暇もなく、絵を描くことすらできませんでした。そんなとき、私が出会ったのが育児ブログでした。■双子育児の息抜きに絵日記ブログを読んでいたら…双子の育児について書かれているブログや、絵日記で面白おかしく描かれている育児ブログを見て、「おもしろそう! 私も描いてみたいな。そして、双子のお母さんとつながってみたい!」と思いました。そこで夫に、クリスマスプレゼントに「ペンタブレット」というパソコンでイラストが描くことができる製品をねだったのです。ちょうどそのころは、双子たちも立ち始めるようになり、睡眠もしっかりとることができるようになった時期でしたので、私もブログを書く時間を持つことができました。イラストとともに、子どもたちの日記を書くのはとても楽しい時間になっていました。ブログを通じて、同じ年ごろの子どもを育てるお母さんや、双子のお母さんとつながることができて、育児の悩みやおもしろさを共有できて、とても楽しかったです。そんなとき、フォローしていた他の育児ブログを書いている人たちが、次々にインターネットの育児メディアに寄稿するように…。■仕事にできるかも? アプローチしてみた!「私もできないかな?」と思って、とあるメディアに「こういうブログを書いているのですが、私も御社で書かせてもらえないでしょうか」とメールしたのがきっかけで初めてコミックライターをすることになったのです!最初は当然低い金額からスタートしましたが、記事のアクセス数が増えたり、反響が大きくなってきたりすると徐々に執筆料もあがっていきました。いまではブログやSNS経由で依頼をいただくこともあり、ときにはどうしてもスケジュールが合わなくて残念ですがお受けできないことも。絵を描いて収入を得る。小さいころ諦めた夢がインターネットの普及のおかげで「こんな形でかなうこともあるんだな」と、うれしい気持ちです。そして何よりうれしいのは、子どもが3人いる中で、在宅で仕事ができるということ。いま、子どもたちは5歳の幼稚園児と、2歳の未就園児。2歳の子は一時保育に通わせていますが、低年齢ということもあって病気になると互いにうつしあって2週間ぐらい、幼稚園や保育園に行くことができないことがあります。■在宅ワークのメリット、デメリットは?在宅ワークは、「自分で1日のなかのスケジュールを調整できる」ことが最大のメリットだと思っています。子どもの病気、体力が落ちているときなど、育児や家事、仕事を自分で調整しながら、柔軟に対応しやすいところに魅力を感じています。反面、在宅ワークは個人で企業と取引するので、育児や家事も対応しながら締め切りを守ったり、求められるレベル以上の作品を作るといったプレッシャーもあります。でもそれすらも自分のレベルアップにつながるし、励みにもなります。女性が輝ける社会…と言いますが、妊娠、出産、育児をしている女性にとって、子どもを抱えながら、仕事をするというのはハードルがいくつもあります。保育園の問題、子どもが病気になったときの対応など、みんないっぱい悩んでいるんだろうと思います。じつは私はコミックライターになる前は、仕事をするなら子どもが小学生になってから。留守番ができるようになってからと考えていました。でもいまは、自分の好きな絵を描くことが、仕事になりました。仕事を通して、子どもたちとの関わり合いも楽しく持つことができています。そして、小さな子どもを育てながら、収入を得ることができることは、私の自尊心を守ってくれました。今はとても楽しくて、人生で一番生き生きしています。
2019年07月22日結婚前に体をこわしてしまい、働くのがむずかしい時期があった私。結婚後はしばらく専業主婦をしていました。次女を産んでしばらくしてから、育児絵日記のブログを書きはじめました。今思えばこれがコミックライターという仕事をさせてもらうようになったきっかけになったのではと思います。ブログがきっかけで、ツイッターでは同じような子育て世代の方達とつながることもできました。結婚してから見知らぬ土地に住み、ママ友もいない私が、だれかと楽しくコミュニケーションをとることができるなんて思ってもいませんでした。そしてブログを書き続けていくうちに、コミックライターという仕事をさせていただく機会をいただけるようになりました。それからは家事と子育ての合間の時間を使って仕事をこなしている私ですが、実はけっこう効率よくやれている気がしています。子育ての合間のスキマ時間も活用できていると思います。そんな私の時間管理術をお話しします。それは2点のポイントがあります。まず1つめは、週のざっくりとしたタイムスケジュールを見えるところに貼っておくこと。こちらは目標であり、ざっくりとした感じで書いておきます。全部こなせたら自分をむちゃくちゃ褒めてあげます。もし、全部できなくてもOKにしている、ゆる~い感じのスケジュールです。そして、2つめは今日絶対やることチェックリストを書いておくこと。これはその日の仕事をはじめる前にチェックリストに記入しておきます。週のタイムスケジュールと違い、細かく書きます。ハードルが高いことをしようとしているときは、それを細分化して、ちょっとずつ、できると思えるレベルに分解し、小さくしてからチェックリストに記しておきます。まとめますと、仕事を始める前に、週のタイムスケジュールで1日の流れをざっと確認してから、1日のチェックリストを作って仕事を開始します。週のスケジュールは余裕を持たせた時間設定にしています。子どもが病気のときは、そのお世話をするため仕事ができなくなってしまう時もありますが、余裕をもってスケジュールをたてているせいか、仕事の遅れをとりもどすのは難しくありません。自分はそれで不思議と今まで帳尻が合っています。また、できるときに集中して仕事をこなしておくのも大事です。そして、こんなふうにスケジュールを決めるようになってから、効率よく動けるようになりました。ゆるい週のスケジュールとタイトな1日のチェックリストの2本柱のおかげで、私は子育てしながらコミックライターの仕事をこなすことができています。
2019年07月22日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! ねここあんな。です!今回のテーマは「私がコミックライターになるまで」ということで…「あれ? 私ってコミックライターだったんだ!」と今更自覚しました(笑)!そんな肩書ができるなんて、去年の私なら思いもしないことでした。絵を描くことは、子どものころから大好きでした。いつか漫画家になる! とよく文集とかで言っていました…(ちょっと恥ずかしいですね)しかし厳しい美術予備校で美大受験のために絵を勉強するようになってから、少しずつ絵が嫌いになっていきました。私の描きたいものってなんだっけ? とわからなくなり、好きな漫画も何年も描くことはなくなりました。■結婚と妊娠が、再び絵を描くキッカケにそして大学生活、社会人生活と時は過ぎ…ようやく自ら絵を描くことになったのは、自分の結婚式で使うウェルカムボードでした。“大事な人を描くため”なら原動力が湧くと実感し、その後もウェルカムボードや似顔絵皿作りなどを副業にしていました。誰かの大事な人を描ける楽しさ、受け取ってくれた方からの喜ぶ声が、いつも間にか絵が大好きな自分を思い出させてくれました。さらにここで大きなきっかけが訪れます。それは息子を妊娠したことでした。どんな子育て生活が待っているんだろうとドキドキしながら、生まれてくる赤ちゃんを想像していました。それともちろん、毎日のように育児への不安も抱いていました。その不安を明るい気持ちにさせてくれたのが、実際に育児に奮闘するママたちの描くイラストや漫画だったのです。書籍化されたものも何冊か購入し、産休中に読んでは笑っていました。私もわが子を産んだら、こんなふうに絵に残そうと思うようになりました。■しかし、産後は怒涛の日々に…!…しかし、いざ出産を経てみると、漫画を描く気力はおろか漫画を読む余裕もなくなり、あれよあれよと過ぎていきました。それでも息子の愉快な一面に笑わされる日々で、育児は大変でありながらも、私にとって毎日が宝物のようでした。だからこそ「いつかこの日々を絵にするんだ!」と決め、ノートにその日の出来事やイメージを描いて過ごしていました。■インスタ開始! 寄せられたコメントに“次も描きたい”という気持ちに少し余裕が生まれ試しに描いてみようかな~と思えてきたのは、離乳食期が落ち着いてきた息子が生後11ヶ月の時でした。恥ずかしながらもインスタにあげてみると、友人からあたたかいメッセージが届いたりしてうれしくなったのを覚えています。そのうちなんとなく息子が昼寝をしているうちに絵を描くという習慣がつき、気づけば再び私の趣味となっていました。インスタに載せるということで、さまざまな人が共感してくれたり、一緒になって笑ってくれたり、逆に笑わせてくれたり。本当に多くの人たちに支えられてきました。時には育児の悩みへのアドバイスもいただけたりして、もはやママ友なんじゃないかと勝手に思ってしまっています(笑)「授乳中に笑ってしまい、わが子がビックリして乳首を離してしまいました」とか「笑い声で寝かしつけた娘を起こしてしまいました」とか、リアルに今、母業をやってる人たちの声が印象的でした。素直にうれしいです。また、たまに「うちの子も、きっくんのような優しい子に育ってほしい」といったありがた~~い言葉をもらうこともあります。叱ってしまったり私自身イライラしてしまう日もあり、優しい子に育てられているのか不安になるものですが、こんなふうに周りから見たら“優しさ”を感じられる部分もあるのだなと思って少し安心することもあります。そういった皆様の声のおかげで、また次も描きたいと思えるようになり、今日まで私は描いてこられたんだろうなぁと思います。■また絵が好きになれてよかった! コミックライターになった今そうして、描いた絵に反響があったりしていくうちに、こういった絵のお仕事の声をかけてもらえました。本当、去年の今頃の自分では考えられないような未来に、今、います。以上が私のコミックライターになるまでの経緯です!ちょっと照れ臭いですが、また絵が好きになれてよかった、絵を仕事にできて幸せだ、と思う毎日です!
2019年07月19日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは。私は2人の姉妹を育てる主婦です。今回は「私がコミックライターになるまで」の話を書きます。じつは、この記事を書くにあたって「ほう、このお仕事はコミックライターっていうんや」と知りました。そんなへっぽこライターをしている私ですが、趣味としてイラストを描きながら、お仕事の依頼をいただくようになるまでを振り返りたいと思います。■落書きが好きだった学生時代私は落書きをすることが大好きな子どもでした。(そっから振り返るんかい)とはいえ、芸術系の学校に行ったり、美術部で絵を学んだことはなく、ただ教科書に落書きをしたり(おい)、授業中の眠気しのぎに先生の似顔絵を描いて、友だちを笑わせるのが好きでした(勉強せえ)。大人になると、ほかにも楽しいことがたくさんあるので、だんだんと絵を描かなくなりましたが、いまのように落書きをするようになったのは、上の娘の出産がきっかけでした。■育児日記がわりの落書き絵日記私にとって初めての子育ては楽しいことばかりではなく、むしろ不安な気持ちが強かったように思います。仲の良かった友人たちは仕事に打ち込んでいたので、育児について気軽に相談できる人がいませんでした。そのため、教科書に落書きをしていた学生時代のように、チラシの裏側に今日あったことをちまちまと描くようになりました。そして当時、私の周りでは限られた人しか使っていなかったInstagramに絵を載せたところ、姉と地元の友人が「いいね!」を押してくれて、そこから楽しくなり定期的に絵を描くようになりました。■趣味が「仕事」になった理由SNSやブログにイラストを投稿している人の大半が「たくさんの人に見てもらいたい」とか「お仕事にしたい」と思っているのではないでしょうか。しかし、私にはどちらの気持ちもなく、落書きをInstagramに投稿し始めてから数年間は、自分の記録のためだけに描いていました。どうして最近になってお仕事の依頼がくるようになったかといえば、私自身が「仕事にしたい」と思うようになったからです。イラストに限らず「これは仕事だ」と思うと、おのずとクオリティを上げようと思いますよね。例えば、ハンドメイドのお洋服づくりを仕事にしようと思えば、自分で着るものをつくるときよりも、細部の処理を気にするはずです。こうして、仕事の目線をちょっとずつ意識するようになり、できる範囲で絵を描く道具や環境を整えながらSNSでの投稿を続けたところ、コラム記事やイラストの依頼がくるようになりました。もし、趣味を仕事にしたいな、と思っているなら、まだお仕事になっていなくても「これは仕事なんだ」と思って取り組み、SNSで発信してみてはいかがでしょうか。自分自身のスキルアップにもなりますし、思わぬところから仕事につながるかもしれません!■趣味が仕事になるともっと楽しい!私は息抜きとして落書きをしているくらいなので、Instagramやブログを更新するのはとても楽しいです。それがお仕事になるともっと楽しい! というのが私の実感です。名だたるコミックライターさんと比べると、イラストのクオリティやお仕事の実績もまだまだですが、私は外での仕事と育児、日常生活に無理のない範囲で、やりがいのあるイラストやコラムのお仕事を続けていけたらと思っています。
2019年07月14日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちわ。渋谷です。今回は「私がコミックライターになるまで」とのことで、自分語りになってしまいますがしばしお付き合いください。■まるで“生ける屍”だったあのころウーマンエキサイトさんにコミックライターとして拾われるまで、私は絶望の淵に立っていて、まさに崖っぷちにいました。慣れない育児に追われて思うように自分の生活ができず、漫画家になりたくて上京したのに芽は出ず、しまいにはメンタルをやられて会社からクビを言い渡される始末。何も良いことがなくて「これから先、私は何をガソリンにして、何を楽しみに生き延びて、何を希望に暮らしていけば良いんだろう?」と生ける屍と化していました。それでも子どもだけは育てなければいけない。どんなにつらいことがあっても育児からは逃げられない。そんなとき、少しでも子どもがかわいく思えるように、少しでも子どもといる時間を楽しく感じられるようにと【育児日記】をつけることにしたのです。わが子をかわいくデフォルメしたイラストを描いて、日記の中だけでも自分なりに良いお母さんでいようと思ったのです。思えばコレがコミックライターになるきっかけだったのかな~と思います。しかしここまで書き続けられたのは、わが子や旦那といった家族のサポートはもちろんのこと、今こうしてこの漫画を読んでくださってるみなさんがいてくださっているからこそなのです。声も姿も知らない画面ごしの赤の他人なのに、私の話を隣に寄り添って黙って聞いてくれている、そんな感じがするのです。みなさんいつもありがとう~~~!! 今後もお時間のあるときにでもパツキン腐れ主婦の戯れ言にお付き合いいただけますとうれしいです!!
2019年07月13日こんにちは! ちゅいママです。 今日はいつもの子育て記事と趣向を少し変えて、私がどのようにしてコミックライターになれたのかについて書いてみたいと思います。 「好きを仕事に」と言うのは簡単だけれど、子育て真っ最中のママ達がこのフレーズを聞くと、憧れる反面心のどこかでモヤモヤしてしまいませんか? 子育て中って好きな事に打ち込みたくても日々忙殺されて時間は過ぎていきますし、自分のための時間なんてほんのわずかしかありません。そんな状況の中で「好きを仕事に」というフレーズを耳にすると、子育てに打ち込んでるだけの私じゃダメなのかな…って焦りにも近いような感情が湧いてくる時もあると思います。私もそうでした。 でも好きな事に打ち込めない自分も、好きな事が特にない自分も否定はしないでほしいです。 だって私もそもそも仕事にしようと思ってブログを書き始めたわけじゃありませんから。 ■コミックライターになった最初のきっかけ私がコミックライターになる最初のきっかけはブログでした。 ブログを書き始めたのは長男が2歳で、次男があともう1カ月で生まれるという頃でした。 転勤で見知らぬ土地に住んでいた私に、昔からの友達が「ブログ書いてみたら?」って薦めてくれたんです。 日記のように書き記せて、遠くに住んでいる家族にも見せる事ができるし、めったに会えない友達にも近況を知ってもらうことができる。転勤族の私にとってはとても便利な伝達方法だなと思ったんです。 ちょうどその頃スマホを持ち始めた頃でしたので、軽い気持ちではじめてみました。 そしたらドハマりしちゃって!! 一番ハマった理由は、次男がまぁぁぁ~~毎日イタズラばっかりするんですよ!! 引き出しを全部ひっくり返したり、物を投げたり、片付けたものを即引っ張り出してきてはぐちゃぐちゃにしたり。気が付いたら台所の床にごま油まいてたり!! これをただ1人で片付けたからといって、そんなこと誰も知らないし、ねぎらわれないし、褒められない毎日。 でもブログに書けば誰かが励ましてくれるし、コメントがなくても自分で今日1日を振り返って記録していくことが心の整理にもつながるんですよね。 もともと文章を書くのが好きだったことや、記録するのが好きだったこともあり、いつしかブログがモチベーションに変わっていきました。 イタズラされても「よし!! 今日はこれをネタにしよう!」と考えるようになり、大変な事ほど面白おかしく記事にしようと思えるようになってきたことが大きかったですね。 ただ、私にとっては子ども達が寝静まったあとに取れる唯一の自分時間が、夫にとっては唯一の夫婦の時間でもあるわけで、時間の使い方でモメることが多かったですね。 特に口うるさい夫なわけではありませんが、あまりにも私がブログに熱中するので、「ブログ」が原因で喧嘩することがよくありました…。 ただの趣味なのに、寝る暇も削って打ち込む妻を呆れて見ている夫。 その状態を何年続けたでしょうか…。■ブログを書き続けた私の大きな転機5年経った頃に、アメブロの公式トップブロガーに自薦で応募して、めでたくトップブロガーになれたんです!! これが大きな転機でした。 そこから出版が決まったり、ウーマンエキサイトでの連載が決まり(一番最初に連載を持たせてもらったのがウーマンエキサイトさんでした)そして今こうしてSNSで発信することを仕事にしています。 私が思うに、好きを仕事にした人って最初から仕事にするつもりではじめてないんですよね。 私の一番の原動力は、たとえ周りに止められてもやめたくないほどブログに夢中になれたこと。 どんな努力も夢中には勝てません。 もともと根気強いタイプでもないし、三日坊主の私がなぜこんなにブログに夢中になれたのか言語化するのは難しいのですが、自分が好きな物ってなんでそんなに好きなのか説明しろって言われてもなかなかうまく説明できなくないですか? とにかく好きなんだもん! 継続は力なりと言いますが、継続できるのも夢中になれたからこそ。 7年間ずっと書き続けられるのは、やっぱり好きだからです。 きっと明日からもう二度と書くなと言われたとしても書いてしまうと思います。■私が「好き」を仕事にできている理由3つ私がなぜ「好き」を仕事にできているのか。その理由を考えてみました。・自分のブログに自信をもっている私、なぜかやたらと自分のブログに自信満々だったんです。ヤバいやつですよね(笑) 全くの無名だし、アクセスも全然ないのに、自分が作るものを自分が一番好きだし、自分の作るものが一番だ! って根拠のない自信を持ち続けられたこと。 これが結果的によかったなと思います。 当時、1本の記事が長すぎるとか、スクロールが多すぎるとか、色々周囲からのアドバイスはあったのですがどれも聞かなかったんです。 アクセスを取れるセオリーからはかけ離れていたかもしれませんが、模範に囚われず、自分のやりたいようにやり続けてみてよかったなと思います。・周りの評価を受け流すメンタルメンタルも最重要事項です。 何かを書くという事には必ず周りの評価がくっついてきます。面白いと思うか、つまらないと思うか人それぞれ。ウェブは読者とより距離が近いため、普段なら直接言われないような言葉も投げかけられますし、きつい言葉に傷ついたり自信をなくす事との戦いでもあります。 顔も知らない匿名の人の言葉に傷ついて辞めていってしまう人もたくさんいましたし、辞めたくなる気持ちもよくわかります。 ただそこを乗りこなせるメンタル!! そこを身に付ければ、 最強だなと思います。なかなか難しいんですけどね。私もいまだに落ち込んだりしますし、傷つきもします。 受け流すメンタルを保つ、とても重要だなと思います。 会社勤めでもなんでもそうですよね。 ・そして最後のひとつは…最後のひとつは、努力とは関係ない、いわば自分にはどうしようもできない事なのですが、 運の良さです!私はとても運がよかったんです。あの時公式トップブロガーになれた事がすごく強運でした!本人の努力と継続力と、そして運! この3つが合わさって今こうして好きを仕事にできていると思います。 別に好きな事を仕事にしているのがエライわけでもないですし、ドヤる事でもありません。 ただもし、読者の方たちの中に好きな事を仕事にしたいのにうまくいかなくて悩んでいる人がいたとして、私の経験から3つアドバイスできることがあるとしたら、・自分に自信を持つこと・運を自分から掴みに行くこと、・とにかくまずはやってみること!この3つをお伝えしたいと思います。 私の天職!! いつまで続けれるかわかりませんが、これからも変わらず私の中心にあるのは「楽しさ」!楽しさを軸にして、今後も頑張っていきたいと思います。
2019年07月12日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!今回は私が育児漫画を描き始めたきっかけのお話です!■育児漫画を描き始めたきっかけは…出産してすぐの頃、毎日育児に追われ忙しくしていたものの思ったように外出もできず、部屋にこもりがちになり少し人恋しさを感じていました…育児記録にもなるし、ちょっとした気分転換に描き始めた育児漫画。せっかくなので前から使っていたsnsにも投稿してみたら、友人たちから「面白かった」「もっと描いてほしい」などのコメントをもらえ、それが本当に嬉しくて! それからも育児漫画を描いてはsnsに投稿するようになりました。■SNSでたくさんの反応が!すると見てくださる方が少しづつ増えてきて、いいねやコメントをもらえるように!いただいたコメントは共感してくださるものから応援メッセージ、さらには育児に関するアドバイスまでもらえたり! と育児に疲れても皆さんのいいねやコメントで元気をもらうことができて、いつしか私の心の支えになっていました…!さらには、連載のお話までいただく事ができ、こうして今ウーマンエキサイトさんコミックライターをさせていただくきっかけとなったのです!■どのように描いているかの環境について私の育児絵日記の描き方なのですが、最初は紙にペンで描いたものをスマフォで写真を撮り、それをアプリで編集していました。しかしそれだとカラー原稿を描くのが難しかったり、画像編集にも限界があるため、連載用の原稿はパソコンで描くことに。しかしパソコンは起動するのにまず時間がかかるし、育児の合間にちょっと描くという事ができないためどうしても時間がかかってしまい、なかなか作業が進まず困っていると…それを見かねた旦那からタブレットと専用ペンシルのプレゼントが!!起動も早く、持ち歩くとこも可能なのでいつでもどこでも気軽に描くことができ、一気に作業スピードがアップしました!今では手放せないアイテムになっています。気分転換にと始めた落書きが、たくさんの方に共感いただいて、さらには連載まで出来るようになるとは思ってもみなかったため、本当に本当に「いいね」やコメントをくださるみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです!これからもマイペースに、子供の成長を楽しみにながら育児絵日記を描き続けていけたらと思っています~!
2019年07月11日ブログを書き始めてから4年が過ぎ、今現在はとてもありがたいことに色んなサイトで連載をさせていただいている私ですが、一番最初のきっかけはこんな感じでした。元々絵を描くのは大好きで学生時代は油彩画を専攻し、結婚して3人目を出産する直前まで児童絵画の講師として働いていていました。そんな私でしたが、今から4~5年ほど前の当時、自分でラインスタンプを作って販売するのがブームになっていて、夫にススメられて私もスタンプを作る事になり、この時はじめて《イラスト》にチャレンジしたのでした。(当時私はガラケーでライン自体全く使ったことなかったのにスタンプ作ってました 笑)当たり前ですが特に売れることもなく(笑)身内だけで使って楽しんでいると… 元々、育児が落ち着いたら絵画教室を再開させたいと思っていて、(結局4人目・5人目が次々産まれて今のところ何も進んでない 笑)「再開させたときに告知できる場としても使えるし、今作っているラインスタンプを公開することも出来るから、ブログやってみたら??」と夫にススメられました。SNSの類いは全くやっておらず、しかも自分の日記を公開する『ブログ』なんていうのは完全に未知の分野…。色々不安でしたが、夫の後押しもあり『まあ、とりあえずやってみるか!』という軽い気持ちではじめることにしました。 実はブログを始めた当時は4人目を妊娠中でしかも臨月(笑)自分でもよくこのタイミングで始めたな~と思います(笑)どうせならただのブログじゃなくて絵日記を描こう!と、パソコンに繋げて絵が描けるペンタブを購入。元々パソコンを使って仕事をしていたので、作業自体はあまり抵抗なく始められました。続けられるか分からなかったブログでしたが、少しづつ皆様からいいねをもらえたり、コメントをもらえたりするのが凄く嬉しくて、気がつけばほぼ毎日更新するようになっていました。 すっかりブログにハマリ、時間を見つけてはちょこちょこ更新するうちに、書籍の話をいただいたり、子育てサイトでの連載の話をいただけるようになりました。あれから4年…。今も当時購入したペンタブと無料のイラストツールをずっと使い続けています。4年たった今でもイラストのクオリティーがさほど上がることもなく、プロのイラストレーターさんに比べてビックリするほどザックリした簡単イラストなままです(笑)何事も継続が難しく、飽き性な私がこれだけ長い間未知の分野で続けてこられたのは、いつも見てくださっている皆様のおかげだと心から感謝しております。いつも本当にありがとうございます!!これからも、見てくださる方がいる限り、続けさせていただけたら嬉しいなと思います。
2019年07月10日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじスーパーで出会った1歳半の男の子。その子はママと会話をしていた。そんなどこにでもあるあたり前の光景を見かけた谷口ちさと。2歳でもまだ何も言葉を話さない自分の息子に、ついに…。■第9話 ねえ、お願いだから話してよ!他の子と比べてはいけない。そんなことしても意味がないってわかってる。それなのに…。(次回につづきます)>> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年07月01日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ昔からがさつだった母。イライラする母との電話中に、2歳の息子がまだ話せないことを吐露してしまう谷口ちさとだったのだが…■第8話 日常で出会う“苦しくなる影”1歳半の子どもでもママと会話ができている、ダッコと言えている。やっぱりうちの子は… >> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年06月28日平成が終わり、令和時代が幕を開けた2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。 前回 からのあらすじ子どもが話さなくて不安そうにしている初対面の谷口ちさとに対して、何か言ってあげたいと思う山岸みさ…■第7話 母との会話がストレスになる…自分の心配を言葉にしたときから、漠然とした不安がホンモノに変わっていく…>> 「谷口ちさと」のエピソード一覧
2019年06月25日キュートなイラストで心あたたまる家族の日常をつづるコミックライターのチッチママさん。インスタグラムのフォロワー数は11万人にものぼり、ウーマンエキサイトでの連載 『チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て』 でも毎回多くの反響を得ています。チッチママさんの描く作品は、癒し系の育児漫画におさまらず、「夫婦と恋心の両立」を体現した家族のあり方を描き、読むたびに甘酸っぱい気持ちにさせてくれる新感覚の育児漫画なのです。そんな夫婦の愛がたっぷりちりばめられたインスタグラムの絵日記をまとめ、多数の書き下ろしを加えた書籍 『ゆっくりと家族になろうよ』 では、子育てを通してさらに深まる夫婦の絆や家族で助け合いながら生きる喜びを感じられる1冊。インスタグラムでは語られなかったチッチママさんの素顔や育児を巡る夫婦のエピソードなど、心に刺さる作品が数多く収録されています。■子どもが生まれても…!胸キュンが止まらない夫の生態チッチママさんの作品を魅力的に彩る人物といえば、クールでポーカーフェイスな旦那さんの存在。口数が少なくて、そっけないかと思いきや、実はあたたかくて、思いやりがあって、家族を愛するまっすぐな姿に、心をズキュンと撃ち抜かれることもたびたび…。そんな旦那さんにいつまでも恋心を忘れないチッチママさんとのやりとりは、胸キュンのシャワーを浴び続けるような感覚です。そもそもラーメンにジェラシーを感じるって、生身の人間にさえ嫉妬することが減る夫婦関係において、まさかの境地!そして極め付けの「頭ぽんぽん」。正直、夫婦になっても恋人同士のように甘えたり、甘えられたりする関係をうらやましくないと言ったらきっと嘘になる気もするけれど「もう家族なんだから…」と割り切り、先頭に立って育児や家事を取り仕切るのが妻の役割のようになっているのも現実。多忙な毎日を気を張って過ごすなかで、気づけば夫に対して素直に甘えることに抵抗を感じる妻たちも決して少なくないのではないでしょうか。「私が頑張らなくちゃ」という強すぎる想いが、ときとして夫との壁を作り、心を硬くすることにつながるならば、チッチママさんと旦那さんとの関係は、お互いがお互いに対して、素直かつ正直な気持ちで向き合っている証拠のようにも感じられます。口数も少なくて、不器用な旦那さんだけど、妻への愛にいつだって素直で正直であるからこそ、夫婦の心はとけあい、混ざり合い、いつまでも恋の灯火は消えないのかもしれません。■不器用だけど愛おしい!パパ流子どもとの向き合い方ポーカーフェイスを決め込み、無口でクールな旦那さんは、やはりわが子の前でもデレデレすることはないけれど、愛がダダ漏れしてしまうことは間違いがないようで…。洗濯物を“高速ホイホイ”で渡してくる長女に必死に対応したり…水族館に家族でお出かけした際には、4ヶ月の次女に律儀に魚の説明をしたり、子どもたちに対して同じ目線で語り、気持ちに寄りそう姿が印象的。不器用すぎるほどまっすぐなまなざしでわが子を見つめ、まっさらな想いで向き合う姿からは、隠したくても隠せないほどの愛情がいつもはみ出しています。親都合な言い訳や行動ではなく、子どもに寄り添い、そして家族の一員として積極的に子育てに参加する姿勢には、家族を愛する想いが一貫して流れているように感じられます。■幸せってなんだろ…何気ない日常にこそ光る宝物幼いわが子と過ごす時間のなかで、輝く宝石のような美しく幸福なひとときと出会うこともあります。娘と石段に腰かけて、おしゃべりしながら青い空を見上げたことや、父娘がくっついて、すやすやと気持ちよく眠る姿。ありきたりな日常の繰り返しのなかで、見逃してしまいそうなかけがえのない幸福の瞬間。育児の“今”が辛くて、逃げ出したくなったり、目を背けたくなったりすることもあるけれど、目の前のことを積みかさねて、今を夢中に生きることが未来の希望につながるはず…。そんな心強いメッセージが本書の根底に流れているように感じられます。後悔しない育児なんて存在しないかもしれないけれど、それでもやっぱり幼きわが子との時間を思う存分楽しみ、その幸せに現在進行形で気づくことの大切さを、チッチママさんの作品は教えてくれるのです。 ■作者チッチママさんからのスペシャルコメント最後に作者であるチッチママさんに漫画を描き始めたいきさつや現在の旦那さんへの想いなどをお伺いしました。今から2年半前に、机の横に置いてあったコピー用紙と、ペン立てに刺さっていたペンを一本手に取り、娘の可愛い顔を自分の手で描いてみよう…そう思って描いてみました。インスタグラムに初めて投稿したイラストは、今でもはっきりと覚えています。まさか私の描く絵日記が書籍化するなんて、当時の私にタイムスリップして教えにいったらきっと、ビックリ仰天そして先に待ち受ける大きなプレッシャーに絵日記を辞めてしまったかもしれません…だって、本当に落書きレベルの絵しか描けないのですから…笑幸い、書籍化するとは知らずにのんびりと、割と毎日絵日記を書き続けていくと、なんとか人様にお見せできる様な絵が描ける様になり、ありがたいことに「チッチママのイラストが好き」と言ってもらえる様になりました。娘の可愛い部分を残そうと始めた絵日記ですが、家族の事も残したいという想いも出てきてからは、絵日記での夫の登場率が高くなりました。それと同時にファンも密かに増えて、なんと今回の書籍のキーパーソンになるという注目度の高さ。絵日記では素っ気ない態度で有名な夫ですが、それでも「旦那さんのファンです!」と言ってくださる方が多いのはきっと、夫の内に秘めた愛情深さが伝わっているのだと思いました。 『ゆっくり家族になろうよ』 チッチママ著(KADOKAWA)1,200円(税抜) 娘が大好きでたまらないのに「かわいい」と言葉にできない不器用すぎる夫と共に初めて尽くしの毎日に奮闘するチッチママ。おちゃめな長女チッチ、癒し系の次女チッチ、家族それぞれの成長を描く。「2人目マタニティブルー」などインスタでは語らなかった素顔のチッチママを描く50Pの大幅な描き下ろし漫画・イラストを収録。●チッチママさんのInstagram: @chicchi.diary ●チッチママさんのTwitter: @chicchi__mama ●ウーマンエキサイトの連載: チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て
2019年05月17日私の場合「妊娠かも」と思ったのは、ある日突然体がポカポカ温かくなったような感覚と猛烈な眠気におそわれたときでした。■強烈な眠気から妊娠が発覚! でも不安が押し寄せて…当時、仕事が充実していたこともあり、妊娠・出産にかんしては「そのうち、いつか、タイミングを見計らって、きっと」くらいのイメージしかなく、妊娠がわかったときは正直、戸惑いました。そして、突然発生した新しい生命の「これから」に関するあらゆる不安が押し寄せ、「守ってやれるのか!? 守らねば!!」とドギマギしたことを覚えています。「お母さん」は急になるものではなく、だんだんなっていくものなんだな~と「お母さん歴●年」の現在ではそう思えます。だけど当時、何となく世の女性たちは、妊娠がわかった瞬間から「母性が芽生えお母さんになるの?」と思っていたので、この「戸惑い」を感じること自体「いいお母さんになれない!?」「お母さん失格?」と考えてしまい、落ち込みました。それにしても「いいお母さん」て、何でしょうね?いまもよくわかりませんが、気にしません(笑)夫に妊娠を伝えたとき、返ってきた反応が(勝手に)想像していたものとは違ったという点も、不安が増幅した要因かもしれません。■妊娠を喜んでくれると思った夫の反応にショック!妊娠・出産を体で経験しない男性なら、なおさら実感も自覚も「だんだんとお父さんになっていく」ものなのかもしれませんね。「そりゃそうだよな」という感じですが、妊娠ゆえの情緒不安からか、勝手にショックを受け泣きました。妊娠初期に限らず、妊娠・出産そして産後もしばらく泣いたり落ち込んだり、情緒不安定は続きました。でも何度目かの検診で先生の「今ね、赤ちゃんにエラがあるころよ」という言葉に、急に不安が薄れ、とにかく胎児の成長が興味深くワクワクするようになりました。本当に初期の初期、数週間のできごとですが、妊娠がわかり一瞬激しく動揺し、葛藤し、その後めちゃくちゃ興奮し「生物の発生」について猛烈に復習したくなりました。本屋を巡っては育児書コーナーではなく参考書コーナーで「発生」についての詳しい記述を求めてをうろついていたのも妊娠初期の思い出です(これはこれで妊娠によるハイ状態の情緒不安だったのかもしれませんね)。
2019年05月14日手探りだった2人目妊活を支えてくれたのは…筆者が子どもの頃と比べ、一人っ子の家庭が多い気がする今日このごろ。息子(小1)のクラス約30人中、息子含む7~8人は一人っ子です。出生率も毎年最低を更新していますし、初産年齢も上がっています。同じクラスのママに面と向かっては決して聞けないので憶測になりますが、2人目妊活している人もいらっしゃるかも。そういう筆者は「2人目妊活」バリバリにしています!排卵のタイミングに合わせるところから高度治療まで。でも、なかなか大変なのです。子どもの預け先、園や学校行事とのすり合わせ、息子の目につかないところに注射器を隠したり…。しかも実際に始めるまでは、何がどうなのか全然わからず。そこで役立ったのが、2人目妊活をテーマにしたコミックエッセイ。今回は、著者が楽しんで勉強できたKindle版のコミックスを紹介します。子連れ妊活のあるあるに共感!『2人目まだなんです』Kindleで販売中の『2人目まだなんです』(著・桜まづる)は、シンプルな絵柄で読みやすい1冊。「ちゃんと妊娠できたんだから2人目もすぐできるよね」という妊活前の気持ちや、同じように思っているまわりからのプレッシャー、採卵でPTSDになってしまうといった胸に刺さる描写も重くならずに、読み進められます。特筆すべきは、タイミング療法~人工授精~体外受精と各ステップごとにわかりやすい説明が入っていること。そして通院した各クリニックについての説明!同じ体外受精の治療でも、クリニックや医師によって全然違うことがわかります。これ1冊で妊活の流れと各治療の基礎知識が学べるので、これから妊活する方にオススメ。続編の『2人目できたんです』では、体外受精の続きから無事に無痛分娩で出産して育て始めるところまでが読めます。現在主流のガラス化保存法や胚盤胞培養・移植の説明、検討した精子バンク、着床前診断の簡単な紹介も。不妊治療の何にどのくらいかかるのかがわかる『ああ不妊治療』こちらもKindle版で販売中の『ああ不妊治療 8年・1000万費やしたアラフォー漫画家の体当たりコミックエッセイ』(著・榎本由美)。実際に体験し大金を支払った2人目不妊治療の具体的な数字と経緯はとても参考になります。薬で刺激してもなかなか排卵されない作者の叫びとともに、全力で進められていく高度治療。民間医療や都市伝説もとりいれつつ、働きながら東京から大阪まで通院し、そこでできた受精卵を電車で東京へ持って帰るという荒業までも駆使して治療をやりきった姿に拍手。巻末には不妊クリニックへの取材が。「不妊治療はギャンブル」と宣言する作者の「無理をしないで」という妊活さんへのメッセージにジーンとします。人によって治療内容も金額も大きく違う不妊治療。専門用語も多くてハードルが高いイメージですが、コミックエッセイならとっつきやすく、一連の流れや実際の治療内容などがとてもわかりやすいです。孤独を感じやすい妊活中、「私だけじゃないんだ」と思えて心が軽くなったりも。年齢、体質、通うクリニックなどさまざまな要因があるため「こうすればこうなる」とは一概に言えませんが、一例として参考になれば幸いです。<文・写真:フリーランス記者清宮(clabocco)>
2019年05月14日こんにちは。5歳3歳の兄妹を育てているグラハム子です。今回はつわりの思い出を書きたいと思います。つわり、1人目のときは「ちょっと気持ち悪いなぁ」くらい。車酔いをしているような感じでした。食べ物も、食の好みに多少の変化はあったものの「この匂いがダメ!」というものはありませんでした。仕事も休まず働けていました。問題は2人目のときでした。■第一子がつわりが軽かった場合、第二子はどうなる?まさにトイレがお友だち状態でした。朝起きた瞬間からもう気持ち悪い。臭いにも敏感で、すべてのモノのニオイが普段の5倍増しくらいに感じました。マスクを二重に付けて生活する日々でした。そして思ったのは、つわりの重さや症状は、一人目と二人目ではまったく違うということ。●出産は「経産婦の方が軽い」●男の子の方がつわりが重い出産に関してこんなことを言われがちですが、出産にしても一概には言えないし、ましてやつわりもそんなことはないんじゃないかと思います。少なくとも私の場合それは当てはまりませんでした(うちは1人目男の子、2人目女の子)。本当に人それぞれなのだと思います。■赤ちゃんがいることを理解していない第一子。でも…そして、2人目以降の妊娠の場合、つわり中も上の子のお世話があるから、ものすごく大変だということ。上の子がまだ小さい場合は、親の体調不良なんておかまいなし。わが家の場合、2人目を妊娠したのは上の子が10ヶ月のときだったので、上の子自体がまだまだ赤ちゃん。母のおなかに新しい赤ちゃんがいるなど、理解できていませんでした。でも…理解できないながらも、なんとなくおなかをなでてくれることがあって、それを見るとフッ…と心が穏やかになるのでありました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2019年04月26日■つわり中、口にものを入れられない!つわり…つらいですよね…。私も食事関係では苦しめられました。そして食事のほかにも困ったものがありました。それは…つわり中は「口の中に何かを入れる」ということをしただけで吐いてました。なので歯ブラシはつわり中、天敵のような存在でした。でも歯みがきしなきゃ、それはそれで気持ち悪い。しばらく悩む日々が続きましたが、ある日ピカッとひらめきました!■つわり中の歯磨きを克服するお助けアイテム!短い時間でも口の中に入れておけないので、とにかく一瞬でも…! という思いで何回もゆすぎまくってました。おかげで液体歯みがきの消費量、半端なかったですが…。なんとか乗り切ることができました! 歯みがきだけでなく、つわりで吐いた後のゆすぎにも使ってました。つわり中、同じような悩みを持っている方は、すごく大変ですよね。気持ちよくわかります。どうしても歯ブラシができないときは、「液体歯みがき」試してみてはいかがでしょう?※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2019年04月26日私にとって「ママ友」とは、簡単に言うと「同じくらいの子どもがいる顔見知り」です。そう、「友だち」ではない。外で会えばあいさつはするし、行事があれば一緒に仕事もする、子ども同士が遊び始めたら立ち止まって世間話くらいはする…でもそれだけ。■「ママ友」の必要性を考えてみた子どもの成長とともに、幼稚園や学校など親の人間関係も広がります。しかしだからと言って「親同士が友だち」になる必要ってあるのか? その必要性について、ちょっと考えてみました。行事やイベントの情報交換? 子育てに関する悩み相談? 子ども同士や先生と、何かトラブルが発生したときの情報網?必要性については、実際「親同士としての友だち」のいない私があれこれ考えても「情報交換」「悩み相談」くらいしか思い浮かばず…。行事については学校には連絡網やPTAがあると割り切っています。子育てに関する悩みは、私は発育や健康に関するものは専門家に相談するというスタンス。発信源を確かめた上で利用するなら、インターネットやSNSも心強い情報源だと思っています。残るは愚痴くらいなのですが…会えば愚痴ばかりいう関係は苦手で、「一緒にいて楽しいのかな」と思ってしまうタイプなんです。あとは「子ども関連のトラブル発生時の情報網として」ですが、常に網を張っているというのもなんだか疲れそう…といろいろ考えてしまい私には無理そうです。■無理な付き合いはしたくない私の「ママ友」スタンス人が多く集まれば、なかにはウワサ話や悪口が好きな人・図々しい人なんかもいるかもしれません。もちろん楽しいこともあるでしょうが、がんばって「友だち作り」をして「同じくらいの子どもがいる顔見知り」以上の関係を求めた結果、親同士のトラブルや無理なお付き合い(あくまで私のイメージ)にストレスをためたくないというのが正直な気持ちです。なので現時点では、「ママ友」=「ただの顔見知り」くらいのスタンスで接しています。今後、もし「ママ友ってありがたい!」や、「こんなきっかけでステキな出会いになった!」という経験ができたら、ぜひまたの機会に記事にしたいと思います(乞うご期待!)。■「ママ友」が気になる季節での淡い期待ここまで書いてどうも「人見知りの言い訳」のような気がしてきましたが、今のところ、それでとくに困ったということはありません。私には「親同士としての友だち」はいませんが、親になってもつきあっている「友だち」はいます。学生時代からのつき合いで、お互い親になっても家事や育児の愚痴だけではなく、趣味やくだらない話で盛り上がれる友人や先輩。子どもを望まず夫婦でバリバリ稼ぐ友人も、未婚のキャリアウーマンで定期的に一緒にカラオケで盛り上がる友人も、お互い畑違いな悩みや愚痴をぶちまけつつ、わずかな時間を一緒に過ごせるだけで気持ちが満たされる…それぞれに生活があるのでなかなか会う機会はないのですが、そういう「友だち」を私は大事にしたいと思うのです。基本「ママ友」に対しては、やや冷ややかなスタンスではありますが…4月から娘の幼稚園・息子の小学校生活がスタートするわけで、「同じくらいの子どもがいる顔見知り」以上に発展する新しい出会いがあればな~と、ちょっぴり淡い期待を寄せていたりするのも正直な気持ちです。
2019年04月23日今日は子育て中に起こった怖い話をお送りします…。■子育て家庭の怖すぎる事実が明らかに!?「これのどこが怖い話?」って思うでしょう? これからですよ…!?■新品がたった数ヶ月で水の泡に消えた…新品が、たった数ヶ月で…。ウチにペットはいないのですが、子どもの力で超使い古した家具に早変わりしました…。旦那がこだわって買ったみたいですが…すべてが泡と消えました。親戚の家は、合皮ソファ。汚れたのをサッと拭いたのを見たとき、心の底から思いました。「子どもが小さいうちは絶対に汚すと思うので、お手入れしやすい家具を選んだ方がいいなと思います!」ウチはもう諦めて、子どもたちがある程度大きくなるまでこの使い込んだかに見えるソファを使います…。ちなみにこのソファ、ひじかけが取り外し可だったんですが(チャックでつけたり外したりできる)、子どもたちがつけたり外したり遊んでいるうちに壊れてつかなくなりました…。家具は本~~~~~~~当に子どもにあわせて選んだほうがいいです!
2019年04月19日みなさん、こんにちは。被り物イラストレーターかわベーコンです。今回は初めて娘を妊娠したときのお話をしたいと思います。■妊娠検査薬で人生を猛スピードで予測する!?妊娠したかどうか疑うのって、やっぱり生理が遅れたとき。でも、ストレスとかで遅れたりしてしまうこともあるので、不調の方はとくに判断がつきにくい…。私はだいたいいつもくるタイミングが同じで、遅れても2、3日程度でした。だから、1週間遅れたときに「これは…」と思いました。ただ、私の場合、生理前・生理中と、妊娠したときの体調ってほぼ同じような感じでした。市販の妊娠検査薬は、ドラッグストアの避妊用品コーナーとかに一緒に置いてあったりします。発見したときは「そこにあるんかーい!」と思いましたが…。避妊用品や検査薬を買うのは、「おかしいことじゃない」と思いましたので、パッと手に取って、パッとお会計してきました。レジの店員を経験済みの私からすれば「それを買う人はたくさんいるし、印象に残らないから堂々と買っちゃって!」です。「病院はまだ心の準備が!」という方はお手軽に検査できるし、すぐわかるし、早くわかった方が精神的にもすっきりするので買っちゃいなYO! トイレでドキドキしようぜ!(?)妊娠がわかるタイミングと、つわりが始まるタイミングってかぶることが多い気がします(昼ドラとかの「うっ…まさか…!」のあれ)。私も「それ」で疑いましたが、本格的につわりが始まると「あれ? なんかイメージと違うぞ?」ってなったので、私のつわりエピソードでも…。■つわりにジャンルがあるなんて!聞いていたのとちがーーーーう!!妊娠は十人十色…体調も人それぞれ違う…そして、つわりも違う!体重が増えすぎないように気つけなければいけない妊婦さん。私は食べてないと気持ち悪くてしかたがなかったので、体重管理が本当にやばかったです…。旦那さんにはつわりのしんどさって、どんなものか想像がつかないと思うのですが、終わりのない…いつ終わるか不明の二日酔いがずっと続いてる感じとか、もしくはノロウイルスにかかった状態ですかね?「よだれづわり」というのもあって、これはよだれが出て出て止まらないし、気持ち悪いっていうつわりらしいです。つわりがひどい方はずっと吐き続けて何も食べられなくて入院して点滴…という方もいらっしゃる。友人はア●エリアス(ポ●リだったかな)しか口にできなかったと言っていました。新しい命を産むってすごい大変なことです。医学が進歩した今だって、命の危険性も少なからずあります。命をかけて自分たちのお子さんを産む奥さんを、旦那さんはしっかりいたわってあげてくださいね(ここだけの話、妊娠中の奥さんへの態度が今後の旦那さんの評価につながってしまうと言いますよ…!)。以上、夫婦ともども助け合ってこの大イベントを乗り越えていってほしいな、と思う母なのでした。
2019年04月19日この春、コミックエッセイ『母ハハハ!』を出版したお笑い芸人で夫婦コンビ「夫婦のじかん」(相方は元・トンファー 山西章博)兼イラストレーターとして活動している大貫さん。相方であり夫でもある山西さんと付き合って10年で結婚、偶然が重なり夫婦でお笑いコンビを組むことになり、妊娠、出産、ドタバタの育児……。『母ハハハ!』に掲載されているエピソードはすべて、大貫さんのインスタグラムにアップされていた漫画がベース。現在、1歳の男の子のママである大貫さんに、子どもができて夫婦関係の変化と、“妻が稼いで夫は主夫” という夫婦の形についてお話を伺ってきました。PROFILE夫婦のじかん 大貫さん1981年栃木県生まれ。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。夫婦コンビ「夫婦のじかん」として活動中。大貫ミキエ名義でイラストレーター、漫画家としても活動中。Instagram:@ohnuki_fufutimeTwitter:@takada_ohnuki貧乏2人暮らし、リアル夫婦コンビを組んだ矢先に妊娠、出産…編集部:『母ハハハ!』の出版おめでとうございます。つわりで絶不調だった妊娠中から出産、産後……と、タスクが山積みになる怒涛の生活の中で、毎日漫画を更新されていたことに驚きました。大貫さん/以下、大:ありがとうございます。漫画は、元々、お笑いコンビを夫婦でやることになったときに、一人でも多くの人に知ってもらえるきっかけになれば!と、コンビ結成の日から更新を始めて、わたしたち夫婦の日常についてアップしていたんです。その時は書籍化は全く考えていなくて、純粋に宣伝のためにやっていただけなんです。それまでは私と旦那が結婚したことを知らない吉本の先輩も多く、SNSをきっかけに「え、おまえら結婚したの!おめでとう」と声をかけられることもあったので、よかったですけど。毎日漫画を描いてアップするのは正直大変ですが、コンビ結成から1年後に妊娠するまで毎日更新していたので、ここで流れを止めない方がいいなって。育児は未知のできごとだし、大変だと耳にしていたので漫画を描くのはしんどいかな?と少し不安だったんですけど……結果的に出産数ヵ月で書籍化の話がいただけたのはラッキーでした。編集部:それでも毎日更新するのは大変だと思います。「夫婦のじかん」を組む前、インスタグラムはされていなかったんですか?山西/以下、山:はい、僕はSNS自体やっていませんでした。大:私は……実は、アカウントを持ってました(笑)。ただ大好きなBIGBANG関連の投稿に「いいね!」をするためだけに、仕事は無関係のアカウントを(笑)。山:そうだったの?今知りました(笑)。大:でも、芸人として公に始めたのは旦那とコンビを組んでからです。漫画で日常を描くのはしんどそうだなと思ったんですけど、モノマネでブレイクしたガリットチュウの福島さんを始め、周りの芸人が褒めてくれたことが大きかったですね。福島さんはアカウントを開設した当初からフォローしてくれていて。「毎日描くのは大変だけど絶対にやった方がいいぞ。フォロワーが全然いなくても、意外とテレビ業界の人は見ていたりするから仕事に繋がるかもしれないし、とりあえず続けろ」とアドバイスしてくれて。最初はフォロワー数もなかなか増えなくて、大変な思いをしてまでなんのためにやっているんだろうと思うこともあったんですが、いいタイミングで、ムーディ勝山さんやハリセンボンの(近藤)春菜さんが「漫画めっちゃ面白かったよ!」と褒めてくれて。自分が面白いと思っている人が面白かったよ、と言ってくれたことが、励みになりました。編集部:大貫さんが漫画を描いている間、山西さんはどのようにサポートされていたんですか?山:コーヒーをいれたり肩をもんだり。彼女が仕事に集中できる環境を整えていました。編集部:漫画について独学で学んだと聞いて驚きました。大:漫画を描くのは大好きで、昔は芸人になるか漫画家になるか本気で悩んだこともあったんです。漫画は自己流なんです。プロの漫画家の元でアシスタント経験があるわけではないので必死に勉強して。美大で学ぶようなパースをとったり構図を考えるのは独学で、イラストは描くことによって上達するのでとにかく経験を積むようにしました。ハリセンボンの単独ライブ用に、春菜さんを『NANA』(矢沢あい作)風に描いたりと、吉本はイラストを描く仕事も沢山あったんです。気がつくとほぼほぼ吉本専属イラストレーターみたいになってました(笑)。編集部:その後、プロになろう!と奮起して「ちびまる子ちゃんファンコミック大賞」や「小学館漫画賞」を始めとする各漫画賞にも入選され、CMの絵コンテやゲームアプリなどのイラストも手がけられたんですよね。大:イラストも描ける芸人のままだと悲しいほどギャラが安いので、受ける仕事の幅を広げるためにもプロになってやろう!と思ったんですよね(笑)。たまに、芸人もイラストもやっているので、「どっちかに絞った方がいい」と言われることもあるけど、自分の中で「息子のことは一番にする!」と決めてさえいれば、あとは楽しんでやればいいなと。流れに身を流せて。楽しんで生きる方がいいやって。編集部:大貫さんがイラストで稼ぎ、山西さんが主夫として家事を担当と、いわゆる一般的とされている男女の役割とは正反対な点も興味深かったです。大:私は家事が苦手で。それよりもイラストを描いたり、何をどう描いてどうPRすれば営業利益が上がるのか、という経営の視点で考えることも含めて、仕事をする方が向いてるし、得意(笑)。といっても、付き合い始めた頃は今のように考えていたわけじゃなくて。自分は料理だってできる方だと思っていたんです。といっても実際は料理を作るといってもインスタントラーメンを作ったり、レトルトカレーを温めることぐらいしかやったことがなくて。ある日、ぶり大根を作ろうとしてボヤ騒ぎを起こしたことをきっかけに、料理から完全に手を引き、家事は旦那に担当してもらうことにしました(笑)。編集部:漫画でも、山西さんが常に携帯で近所のスーパーの安売り情報をチェックしていたり、そんな山西さんのために大貫さんが新しいフライパンを買ってあげたり、といったエピソードがあって微笑ましいです。大:私達、性格が正反対なんです。私は感情的で、なにかあると言わずにいられないタイプ。でも夫は達観しているというか。穏やかなんですよね。つわりで吐いてしまった時も、「吐瀉物を見たらまた気持ち悪くなっちゃうでしょ?俺が片付けておくからゆっくり寝ていて」と言ってくれて。本当に優しいんです。だから、子どもを生むことに関して小さな不安はあったけれど、「旦那がこういう人なので絶対大丈夫!」と確信がしていました。夫には天才って言って!とピンポイントでオーダーしています(笑)編集部:優しいですね。ちなみに、お子さんが生まれて大きく変わったことはありますか?大:私も旦那もあまり変わっていないんですけど、夫が感情を出すようになりましたね!それまではずっとフラットというか起伏がない人だったんですけど、子どもをあやすために歌を歌っていたり。山:音痴ということもあり、それまでは鼻歌すら歌ったことがなかったんですけど、赤ちゃんって歌が大好きじゃないですか?だからあやしたり寝かしつけたり、年がら年中歌っていますね。大:子どものこと好きなんだ!って新しい発見でしたね。山:自分の子どもが生まれて一気に変わりましたね。生まれた瞬間から可愛くて仕方がなくって。他人の子もめちゃくちゃ可愛く感じるし、ホンマ人生観が変わりました。大:旦那が息子をものすごく可愛がるので、つい「私のことも同じぐらい丁重に扱って欲しいんだけど」と言ったことも。普通は奥さんが子ども一直線になるっていうじゃないですか?でもうちは反対で、しかもここまで子ども命!になるとは思わなくて。だから思わず「ちょっとまってよ、産んだのは私なんだから、まず私のことをねぎらってよ」と(笑)。編集部:子どもが生まれると夫婦喧嘩が増えることが多いと言われますが、お二人はどうでしたか?大:一方的に私が怒ることはあるけれど、旦那はそこで反論してこないので大喧嘩には発展しないんです。山:僕は常に奥さんと子どもの機嫌をとっていますから(笑)。というのも、そこさえおさえていたら家庭がまわりますから。夫婦喧嘩って、だいたいがきっかけは些細なことなのに、お互い主張をしているうちにヒートアップするじゃないですか?それってもったいない。「なんでこんなことになってんねん。こんなにもめてるねん!」て思うんですよね。編集部:夫婦でバランスがとれているんですね。大:自覚はあるんですが……私はそれでも言わないと気がすまない(笑)。ある日、いつもは優しく受け止めてくれる夫が、珍しく言い返してきたときに「ちょっと、刃向かわないでよ!」と言ったことがあって(笑)。それは自分でもさすがに横暴だなと思いました(笑)。まぁでも結局、10年付き合ってお互いの性格は理解しあえているので喧嘩の引きどころも心得ているんですよね。そもそもなんで夫婦喧嘩をするかというと、女の人は別に小言を言いたいわけじゃないんです。共感したり話を聞いてほしくて話しているのに、それが伝わらないから口うるさくなっているだけなんですよね。だからとりあえず聞いてもらって。でもリアクションがないのは嫌なので、コメントや謝罪は欲しい。だから男の人が優しければ家庭はまわると思います!編集部:1歳の息子さんを育てる中で大変だったこと、忘れられないことはありますか?山:一番大変だったのは、僕がぎっくり背中になった時。ウチの息子は抱っこでしか寝ない時期があり、基本ぼくが寝かしつけをしていたんですが、物理的にできなくなってしまって。で、奥さんにスイッチしたいと思っても彼女は漫画を描く作業があるし。そのときに「ウチの家は奥さんが動けなくなるよりオレが動けなくなる方がやばいな。家庭が回らなくなるんやな、と思いましたね(笑)」大:そうなんです!旦那が倒れたらご飯作ってくれる人がいないんで困る(笑)。ウーバーイーツを頼むにしても高いし。山:ウチの場合経済を回してるのは妻だけど、家庭を回してるのは夫。夫がダウンしてしまったら息子に専念することになるので、家事も仕事もできなくなるし。山:だから俺が健康に気をつけないとな、と再確認しましたね。編集部:お互い、今後こうしてほしいという希望はありますか?山:『母ハハハ!』の出版をきっかけに大先生になってもらって、お金をじゃんじゃん稼いで潤していただきたいです!大:私は特にこれといって旦那に変わってほしいところはないんですが……。あ、でも、たまに旦那が若手の仲間たちの「バイトは大変だ、辛い」という話を聞いて、アルバイトしようとするのはやめて欲しい。うちはそんなに余裕がない生活はしてないでしょ?苦労はしてないでしょ?って。単刀直入に言っちゃうと、旦那が働きに出るより、その時間私が仕事した方が稼げるからって(笑)。山:若手のみんなが苦労している話を聞くと、おれだけ全然やってないんじゃないかと思っちゃうんですよね。大:いやいや。だってあなたは家事をやってるから。家事と仕事って同じぐらい大変じゃないですか?あなたが家事育児を一生懸命やってくれているから私は漫画に集中できるんだし。だから、仕事をしている方が偉いとかいう世の中の風潮は変わっていくべきだなと思いますね。『母ハハハ!』絶賛発売中!『母ハハハ!』 著/夫婦のじかん 大貫さん税別1200円PARCO出版:Shiho Kodama
2019年04月09日ムギとハルは、あまり仲が良くなく、私はずっと悩んでいました。そんな2人の関係を描いた記事 「姉弟仲が悪くてつらい…。悩む日を救ったのは、意外なあの芸人!」 から半年以上の月日が流れ…。■姉と弟の不仲エッセイから半年…その後は?関係が改善してきた理由としては、2人が「成長」してきたからに他ならないのですが、親として個人的に気をつけていたことがありました。1.「お姉ちゃんなんだから」という言葉は使わないこと2.やむをえずハルを優先したときは、その後でムギへのフォローをすること3.同等に扱うよう心がけるなどです。まあ、いまでも普通にケンカもするので、これに意味があったのかはよくわかりません…!■「甘えん坊スキル」のすごさを実感!ムギの保育園は縦割り保育です。来年になると年少さんのお世話をするようになるのですが、今からそれをすごく楽しみにしています。頼られると張り切る性格プラス、来年度への練習にもなっているのかもしれません。■「愛がすごすぎる」ことも大変だと実感した母仲が悪いのも良すぎるのも大変なのか…と身を持って知った今日このごろです。
2019年04月03日こんにちは。5歳の双子と1歳の末っ子の三姉妹を育てている田仲ぱんだです。■毎朝パパをふたりでお見送り!我が家の5歳の双子はパパのことが大好き!パパが仕事から帰ってくると、子犬のように玄関に走っていき、まとわりついて大歓迎します。朝行くときも、以前はこんなふうに「いってらっしゃ~い! チュッ」なんてしていたのですが、最近はその様子が少し変わってきました。■でも、なーたんはソファに寝転んだまま…パパの出勤は朝早いし、娘も寝起きでぼーっとしているのか、なんだか扱いが雑になってしまいました。こんなに朝は適当なのに、帰ってくると大歓迎なところを見ると、「朝はパパがいなくなってしまうから、テンションが低いのかな…?」なんてふうにも思えますね。
2019年03月18日みなさんこんにちは! かわベーコンです。今回は「子どもたちの散髪」についてのお話です。この前、美容室で切ったばかりなのに、もう前髪が目にかかってる!全体的にさっぱりさせるなら店に行くところですが、前髪だけ、毛先だけ…となると、散髪代もばかにならないな…。ということで、わが家では不定期に私がエセ美容師さんになります。■気分を盛り上げるため(?)架空の美容師にほんとに毎度言います…(笑)。もっとカッコイイ架空のお店の名前にすればいいものを、語彙力のなさがここで露呈…。娘は今は髪を伸ばしたい時期らしくて、息子ともども切るところは大体同じなんですが…。■難しいおうちカット…でもメリットもあるよ!「まっすぐ切りそろえよう、そろえよう」と切れば切るたびに、原●になっていく息子の髪形…。私はかわいいと思うんですが、両親からは不評です…(苦笑)でもこの髪形のメリットは、前髪が目にかかるまで時間がかかるので、頻繁に髪を切らなくていいところです! 自分がいつも同じ髪形にしかできないから、無理やりメリットをひねり出したわけではない! と強く主張したい母なのでした…。
2019年03月15日平成も終わりを迎える2019年。日本のどこかにあるベッドタウン「あさひが丘」を舞台にくり広げられる、3人のママたちの日常ストーリー。前回からのあらすじショッピングモールの遊び場で、たまたま居合わせた谷口ちさと親子から「娘さん、お喋り上手ですね」と話しかけられた山岸みさ。その胸の内とは?■第3話 余計気にさせちゃうかもしれないし…目の前で不安そうにしている初対面ママ・谷口ちさとに対して、何か言ってあげたいと思う山岸みさ。けれど相手の気持ちを思いやるあまりに…何も言えなくなってしまうのでした。>> 「山岸みさ」のエピソード一覧
2019年03月12日ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし