「不妊」について知りたいことや今話題の「不妊」についての記事をチェック! (3/11)
接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。ヘルプ要員としての業務にも慣れてきたころ、今度は隣県へのヘルプを打診されます。慣れない店舗での業務はストレスも溜まっていく一方。さらにリーダーからの着信は続き……。 通勤時間が往復5時間弱の隣県の店舗へのヘルプでは、慣れない環境に悪戦苦闘。日をまたぐ直前に帰宅する日々が続いていました。翌日もまた忙しい日曜日がやって来ると考えると、「いつまで続くんだ……」という不安が押し寄せます。いつしか「仕事がつらい……」と思うようになり、ヘルプ要請の連絡が入るたびに気が重くなっていき……!? もう断りたい… いつまで続くかわからない隣県店舗へのヘルプに加え、不妊治療中の同僚がいるB店舗へのヘルプにも回される日々。徐々にくらさんの生活は乱れ、仕事がつらいと切実に思い始めます。この日も、帰宅中にB店へのヘルプを求める連絡が入り、「断りたい……」という気持ちがあふれます。「他の人はダメなんだろうか」と思いつつも、期待に応え続けるくらさん。「自分にも真っ当な理由があれば休みやすいのに……」と思ってしまいます。 しかも、くらさんと同じように連勤しているリーダーのことを考えると、「休みたい」という本音は出せずにいました。そこにまたスマホが鳴り……。 従業員が休みを取るのは真っ当な権利であるはずなのに、「休む理由がないから……」という人の負担が大きくなってしまうのは心苦しいですね……。さらに言うと、そんな状況を強いられていることを他の人が知ると、ますます「働きづらい……」と感じてしまう人が増えてしまいそうです。せめて、この状態がいつまで続くのか、一刻も早く知りたいと思ってしまいますね。くらさんの最新投稿は、ブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。
2023年02月13日接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。ヘルプ要員としての業務にも慣れてきたころ、今度は隣県へのヘルプを打診されます。仕事だから仕方ない、そう割り切ろうとしますが……。 B店に入社した不妊治療中のいこさんの代わりにヘルプとして入ることに慣れつつあったころ、今度は産休に入るスタッフの代わりに隣県の店舗のヘルプに入ることになったくらさん。不妊治療中の同僚、子どもを授かったスタッフ、自らも超連勤中のリーダー、残業できない子育て中のママ……。全員、悪くない。でも、そのしわ寄せの威力にひるんでしまうくらさん。徐々に「仕事がつらい」と思い始めて……!? 先が見えない不安… 通勤時間が往復5時間弱の隣県の店舗へのヘルプでは、慣れない環境に悪戦苦闘。日をまたぐ直前に帰宅する日々が続いていました。翌日もまた忙しい日曜日がやって来ると考えると、「いつまで続くんだ……」という不安が押し寄せます。 「仕事がつらい……」 人手不足であることは明白だけど、「人件費がうんぬん……」などと、あれこれ考えこんでしまうくらさん。「女性が働きやすい社会って……」と考えているところに、くらさんのスマホが鳴ります。いつからか、リーダーからの着信に怯えるようになっていました。 心の不安は体にも悪影響を与えるだけに、ハードワークが続くくらさんの体調面が気になってしまうところ。みなさんは、出産・育児をする人がいる職場で働くうえで、「もっと改善してほしい」と思ったことはありますか?くらさんの最新投稿は、ブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。
2023年02月12日接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。ヘルプ要員としての業務にも慣れてきたころ、今度は隣県へのヘルプを打診されます。仕事だから仕方ない、そう割り切ろうとしますが……。 不妊治療中のいこさんが在籍するB店でのヘルプ業務にも慣れてきたころ、リーダーから今度は隣県にある店舗へのヘルプを打診されます。産休に入るスタッフの代わりに往復5時間ほどかかる店舗へのヘルプ、期間も未定といった内容に、内心ではザワついていたくらさん。しかし、「土曜日に働けるのがくらさんだけ」と言われ、絞り出すような声で「承知しました」と返事。しかし、それに追い打ちをかけるように、直近で9連勤になってしまうことを告げられます。しわ寄せのすごさにひるんでしまい……!? 仕事だからと割り切ろうとするも… B店に入社した不妊治療中のいこさんの代わりにヘルプとして入ることに慣れつつあったころ、今度は産休に入るスタッフの代わりに隣県の店舗のヘルプに入ることになったくらさん。不妊治療中の同僚、子どもを授かったスタッフ、自らも超連勤中のリーダー、残業できない子育て中のママ……。全員、悪くない。でも、そのしわ寄せの威力にひるんでしまうくらさん。 隣県店舗のヘルプ業務では、度重なる伝達ミスによりお客さんからお叱りを受けることもしばしば。自分のせいではなかったとしても、仕事だから頭も下げる。「働くって大変だな……」。そう思わずにはいられませんでした。 仕事に対する責任感が強いことは素晴らしいことですが、誰かが困っているから、仕事だから……と、ついつい自分を犠牲にせざるを得ない状況に置かれるのは、誰だってつらいもの。くらさんのように、たとえ当事者でなかったとしても「妊娠出産・育児と仕事の両立は難しい」と痛感する環境では、働き方に対する不安は尽きないですね……。くらさんの最新投稿は、ブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。
2023年02月11日接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。ヘルプ要員としての業務にも慣れてきたころ、今度は隣県へのヘルプを打診されます。 不妊治療を理由に欠勤が多い新人いこさんの代わりに、別店舗からヘルプ要員として駆り出されていたくらさん。現場からはいこさんに対する不満の声を上がっていましたが、事情が事情だけに「誰も悪くない」という一心で日々の業務にあたっていました。そんなとき、リーダーから着信が入って……!? 今度は産休に入るスタッフが…? 不妊治療中のいこさんが在籍するB店でのヘルプ業務にも慣れてきたころ、リーダーから今度は隣県にある店舗へのヘルプを打診されます。 「産休に入るスタッフの代わりに往復5時間ほどかかる店舗へのヘルプに……」「一番忙しい土日に一切休めなくなる……」「期間も未定……」といった内容で、内心では「まさか……」と思っていたくらさん。しかし、「土曜日に働けるのがくらさんだけ」と言われ、絞り出すような声で「承知しました」と返事。しかし、それに追い打ちをかけるように、直近で9連勤になってしまうことを告げられるのでした。 同じ職場で働くスタッフのピンチをフォローするのは当然ですが、こうも一人に負担がかかってしまうと、くらさんの心身が心配になってしまいます。誰も悪くない。だけど、モヤモヤする……。行き場のない心の叫びが届くことはあるのでしょうか。くらさんの最新投稿は、ブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。
2023年02月10日接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。ヘルプ要員としての業務にも慣れてきたころのお話。 連勤が続くなか迎えた合同ミーティング当日、上司のマネージャーとの個人面談があり、そこで不妊治療を理由に休みがちないこさんと他スタッフとの間にトラブルが起きていることを知ります。事情は人それぞれ。誰も悪くないけどギスギスするやつだ……。ヘルプ要員となることをマネージャーからお願いされ、引き続き受け入れるくらさんでしたが……!? やさしい人は助けたくなる いこさんの事情を知り、度々のB店へのヘルプにも慣れてきたくらさん。休んでしまった日は、お菓子や連絡をくれたりと、ヘルプに入ってくれた人への気遣いを欠かさないいこさん。 「やさしい人は助けたくなる」 そんな一心から日々のヘルプ業務をこなしていたくらさん。そんなある日、くらさんのスマホにリーダーから着信が入りました。 「イヤな予感がする……」 少しビクビクしながら電話に出ると、「……産休を……」という言葉が聞こえてきました。一見するとおめでたい話題なのかもしれませんが、人手不足の職場では、そうも言っていられない先々の不安も出てきそうですね。 くらさんの最新投稿は、ブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。
2023年02月09日接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。連勤が続くなか迎えた合同ミーティング当日、上司のマネージャーとの個人面談がありました。 「休みたいけど、仕事だしな……」と思いながら、度々のヘルプ要請に応え続けていた正社員のくらさん。合同ミーティングで久々にいこさんと顔を合わせた瞬間、その場の空気が変わったことに気づきます。その後、マネージャーとの個人面談が始まりまり、そこで新人いこさんが在籍するB店でトラブルがあることを知り……!? 通院で休みがちな人へのクレームが… いこさんが入社してすぐに仲よくなったくらさん。いこさんからは不妊治療を受けていることを知らされていましたが、ミーティングの空気が重かった理由が、いこさんの度重なる欠勤にあったこと、それが原因でB店ではちょっとしたトラブルが起きていることをマネージャーから知らされます。 治療中のスタッフでも働きやすい環境を整えるため、できる限りのシフト調整はしているものの、前日に欠勤の連絡があるとどうしてもヘルプの人員が必要になり、ヘルプに入れる人にも限りがある状況。不満の声を上げる人にも、治療しながら働きたいと思う人にも、それぞれに事情がある――。 「これ、誰も悪くないけど、ギスギスするやつだ……」 当のいこさんは、周りに迷惑をかけている申し訳なさと、でも子どももあきらめたくないという気持ちの狭間にいる様子。でも、いこさんがこの仕事が好きで入社したことを知り、なんだかうれしくなってしまうくらさんでした。 これまで多くのフォローに回っているくらさんですが、そんな彼女の明るさと前向きな姿勢に勇気をもらう人も多そうですね。 くらさんの最新投稿は、ブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。
2023年02月08日接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。連勤が続くなか迎えた合同ミーティング当日のお話。 店舗スタッフとして従事するくらさんは、すぐに打ち解けた新人のいこさんとは別店舗のB店で働いていました。どの店舗も人手不足が深刻で、ギリギリで回している状態。そのため休日の予定だった日に、ヘルプ要請が入ることもめずらしくなかったと言います。「まぁこういうのはお互い様だしね」と思いつつも、度重なるB店からのヘルプ要請により、くらさんの連勤は続いていて……!? 休みたいけど、仕事だし… 正社員のくらさんは、度々のヘルプ要請に応え続けていました。「休みたいけど、仕事だしな……」と思いつつ、再びの連勤ループに……。その後もB店のヘルプに入りつつ、迎えた合同ミーティング。久々にいこさんと顔を合わせた瞬間、その場の空気が変わったことに気づきます。 違和感を抱きながらも、何とかミーティングは終了。すると、個人面談が始まりました。「今まで個人面談なんてなかったのに」と、不思議に思うくらさん。案の定、それは個人面談という名の、新人いこさんについての話でした。 今回くらさんが感じた不穏な空気は、いこさんの不妊治療と何か関係があるのでしょうか。ともあれ、不妊治療をしながら仕事をするのはとても大変なことなのだと、あらためて感じますね。 著者:マンガ家・イラストレーター くら2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。
2023年02月07日接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。 正社員として接客業に従事していたくらさん。年齢が近く、仕事熱心ないこさんが入社したのを機に、2人はすぐに打ち解けます。プライベートな話もできる仲になっていたころ、いこさんから「実は不妊治療を受けていて……迷惑をかけるかもしれない」という告白を受けます。そのときは、いまいちピンと来ていなかったくらさんでしたが……!? 「お互い様」と思っていたけれど… 店舗スタッフとして従事するくらさんは、すぐに打ち解けた新人のいこさんとは別店舗のB店で働いていました。どの店舗も人手不足が深刻で、ギリギリで回している状態。そのため、休みの予定だった日に、ヘルプ要請が入ることもめずらしくなかったと言います。 「誰か風邪でもひいたのかな?」「まぁこういうのはお互い様だしね」と思いながら、くらさんはヘルプ要請に応えていました。しかし、数日後に再びB店へのヘルプがかかり、「またB店からヘルプ……?」と身構えてしまうのでした。 「お互い様」とは思いつつも、こうも続くと「なぜ……?」と思ってしまいそうです。それによって連勤が続いてしまうくらさんの体調面も心配になってしまいますね……。 著者:マンガ家・イラストレーター くら2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。
2023年02月06日Instagramにて自身の体験談マンガを発信されているこいあともまやさん。34歳のときに夫となる「すんさん」と出会い、35歳で結婚。年齢のことも考え、結婚を決めてからは妊活に励むことに。しかし、妊活は予想以上に過酷で……。現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。 エゴだと思う。でも…こいあさんとすんさんは、結婚を決めたタイミングで妊活をスタートさせました。しかし半年経っても実を結ばず……。 不妊治療をするのかどうかの話し合いの中で、こいあさんは、すんさんから言われた「不妊治療で子どもを授かれたとして、金銭的に余裕がなくなってしまったら、子どもに大変な思いをさせてしまうのではないか」という言葉が深く胸に突き刺さりました。 それは、自身も過去に親から「お金がない」ということで強い言葉をかけられたことが影響していました。「子どもにはあんな思いさせたくない」とは思うものの、金銭的に余裕がなくなってしまったら、母と同じことを子どもにしてしまうのではないか。改めて「親になること」について考えさせられて……。 自分のエゴかもしれない。それでもやっぱりすんさんとの子どもが欲しい――。それがこいあさんの本音であり、出した答えでした。ただ、同時にこの段階で「不妊治療はしない」ということも決めたこいあさん。このとき2人で決めていたタイムリミットまで残り3、4カ月。 「できる限りのことはやりたかった。 自分の中でまだベストを尽していない気がした」とこいあさんの中で、可能性が少しでもあるならば、最後まであきらめず走り続けたいという思いがあったそうです。そして、こいあさんの思いにすんさんも応えてくれました。パートナーに受け入れてもらえる、それだけこいあさんは心が救われたことと思います。2人の絆にグッとさせられてしまいました。 監修/助産師 松田玲子 こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター こいあ福岡県在中アラフォー。SNSで妊活やPMDDの体験談を発信してます。うちの猫動画と自作のシュール系ショートアニメにも挑戦中。人生ブレまくってます。
2023年01月23日Instagramにて自身の体験談マンガを発信されているこいあともまやさん。34歳のときに夫となる「すんさん」と出会い、35歳で結婚。年齢のことも考え、結婚を決めてからは妊活に励むことに。しかし、妊活は予想以上に過酷で……。現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。 やっぱり子どもは欲しい飲み友だちだと思っていたすんさんから告白をされ、付き合うことになったこいあさん。 すんさんと過ごす日々は穏やかで、彼のやさしい人柄に惹かれていたこいあさんは次第に彼との「結婚」を意識するようになり……こいあさんからプロポーズ! 晴れて、2人は結婚することになりました。そして、考えたのは子どものことで……。 入籍はまだ先でしたが、年齢のことを考えすぐに妊活をスタートさせることにした2人。しかし、お互いに不安要素がありました。こいあさんは過去、卵巣に腫瘍ができ手術を受けたことがあり「妊娠には問題ない」とは言われていたものの不安に……。すんさんは、結婚をしている上のきょうだいに子どもがおらず、「子どもができにくいのかも」と感じていました。2人は不妊の可能性があることも視野に入れ、今後を考えることに……。 妊活はお互いの歩み寄りが大切。そのため、不安を抱くことにはなってしまいましたが、お互いに胸の内を打ち明けられたことで、これからの見通しをより考えやすくなったことと思います。検査についてもお互いを思って相談し合える。素敵な関係ですね。 ※日本産婦人科学会では、不妊の定義を「避妊をしないにもかかわらず、1年妊娠しないもの」としています。また、日本生殖医学会のHPによると、アメリカの生殖医学会では、2013年に「不妊症と定義できるのは1年間の不妊期間を持つものであるが、女性の年齢が35歳以上の場合には6カ月の不妊期間が経過したあとは検査を開始することは認められると提唱している」とされています。 参照:監修/助産師 松田玲子 こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター こいあ福岡県在中アラフォー。SNSで妊活やPMDDの体験談を発信してます。うちの猫動画と自作のシュール系ショートアニメにも挑戦中。人生ブレまくってます。
2023年01月13日上の子が1歳になり、2人目妊娠のタイミングを考えるようになりました。夫婦で今後の家事や育児の役割分担ついて話し合い、2人目妊娠に至るまでの体験談をご紹介します。 上の子が1歳になり、2人目を考えるように結婚して夫婦で子どもについて話し合ったときに「できれば子どもは2人欲しいね」とお互い話していました。そんなことから、上の子が1歳になったころには2人目を意識するようになりました。 しかし正直なところ、ちょうど上の子が1歳になったと同時に保育園へ預け始め、仕事復帰も果たしたばかり……。家事や育児と仕事の両立がとても大変な中、今2人目を妊娠して私はやっていけるのだろうかと、不安がよぎることが多々ありました。 2人目のタイミングは2歳差を計画!2人目のタイミングは少し迷いましたが、1人目の出産がすでに高齢出産だった私。自分の年齢を考えても、2人目妊娠のタイミングを先にするほど余裕はないと思っていました。私自身、4人きょうだいで育ち、大人になってきょうだいの心強さを感じています。なので、自分の子どもには将来、親がいなくなっても支え合えるきょうだいを作ってあげたい。 そこで、2歳差を意識して計画を立てました。そのためには夫の協力は必須。家事や育児の分担について、洗濯とお風呂掃除は夫、料理と部屋掃除は私、と話し合いました。 2人目妊娠は計画通りにはいかないものちょうど2歳差になるように計画したものの、理想通りにはいかず……。私は1人目も不妊治療をおこなって妊娠しているので、不妊治療を再開することに。1人目はなんとかタイミング療法で妊娠できましたが、私の年齢も上がっているせいか半年経っても妊娠せず……。 先生からステップアップを提案され、体外受精へ踏み切りました。家事や育児、仕事を両立しながらの不妊治療はかなりつらかったのですが、その後、妊娠できました! 私は子育ても仕事も頑張りたいと思っているタイプなので、夫が家事や育児に協力的でないと2人目は考えられませんでした。夫婦で納得いくまで話し合い、夫が家事や育児の分担をすすんでしてくれたからこそ、2人目を生み育てようと決心できたと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:桜井りこ/女性・会社員兼ライター。2児の姉妹ママ。不妊治療から流産を経験し妊娠。美容系会社勤務、現在は育児休暇中。整理収納や株、投資信託が趣味。美容とコスメ系を合わせ、自身の体験をもとに、妊娠や子育てに関するライターとしても活動中。作画:はたこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年11月29日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断を迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病について、病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽい物は食べられず、甘い物なら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やおしりに神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・おしりの痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師 松田玲子著者:桜井りこ2児の姉妹ママ。不妊治療から流産を経験し妊娠。美容系会社勤務、現在は育児休暇中。整理収納・株、投資信託が趣味。美容・コスメ系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2022年11月28日本当は辞めたくないけれど、仕事を捨てでも夫と家族になりたい……そんな思いで仕事を辞めると、義母から次々に雑務を言いつけられ……家業の手伝いと言っても、お店に立たせてもらえるわけではなく、姑が住む母屋の掃除や送迎、買い出しなど……完全に小間使いのつくし。それでも、間接的に夫の助けになっていると思い込もうと頑張るつくしなのですが……? 嫁にプライバシーなんてなくて… 今日は“あの日”だ……。「今日病院の日よね。先生に私がよろしくって言ってたって伝えといて」 つくしが診察日を教えていないにもかかわらず、診察日になると毎回声をかけてくる義母。 病院の先生と仲が良いため、つくしが言わなくても義母には全部筒抜け……。 プライバシーなんてない。狭い街だし、姑の言う事は何でも通る。 不妊治療の第一段階として、タイミング療法をおこなっているつくし。しかし……「奥さん、ちゃんとタイミング取れてますか?」この半年、夫に協力してもらっても……成果には繋がっていません。 「今度は旦那さんも連れてきてください。前にも言ったけど……もう次の段階に進まないといけないの。この意味、わかりますよね?」 医師にそう言われ、つくしは力なく返事することしかできませんでした……。 わざわざ診察日に声をかけ、“先生に私がよろしくって言ってたって伝えて”と言ってくるあたり、義母が嫁を自分の管理下に置こうとしているのがわかります。病院側も、家族とはいえ義母に個人情報を漏らすとは……。地元の人からひいきにされているお店とはいえ、プライバシーは守りたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月15日義母に“不妊の自覚があるか”と問われたつくし。「普通、妊娠はすぐできるもの」とため息混じりに言う義母が続けて「これからは口出しさせてもらいます。まずは外へのお勤め禁止」と義母から衝撃の行動制限を言い渡され……!?仕事はストレスのもとだと言い張る義母。「不妊治療に専念しなさい。このまま仕事続けたら、あなた一生子どもできないわよ?」義母にそう迫られたつくしは……? 義母に逆らえず、仕事を辞めると… 震える手で退職届けを出すつくし。「君には期待してたのに……残念だ」上司にそう言われても頭を下げ、姑に逆らうことはできませんでした……。 仕事を辞めたら、あの家で姑とごはんを作って、不妊治療を受けて、合間に家業の手伝いを……。 仕事を辞めた後のことを考えると、涙が溢れるつくし。「ごめんなさい。ごめん、お母さん……」本当は辞めたくないけれど、仕事を捨てでも夫と家族になりたい……。 そんな思いで仕事を辞め、家事を手伝っていると……「ふ・ち。よくこすりなさい。この前汚れが残ってたわよ」義母からチクリと嫌味を言われました。 つくしが謝ると、「それ終わったら買い出ししてきて」渡された買い出しリストのメモに書かれていたのは、すべて姑個人のもの。 「買い出しから戻ったら、田中さんのところに車出してちょうだい」雑務を言いつけられたつくしは……? 義母の脅しに屈して仕事を辞めてしまったつくし。後悔を残しながら辞めたにもかかわらず、家業の手伝いというより、実際には義母の小間使のような家事を頼まれるだけ……。本当にこれで良かったのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月13日4年間毎日義母から「孫はまだなの?」と言われ続け、夫の助け舟にもイラつくようになったつくし。ある日、義母が「娘が妊娠した」と報告。義理の妹の妊娠を喜ぶと、「あなた悔しくないの?」と言ってきて……義母に“不妊の自覚があるか”と問われたつくし。「普通、妊娠はすぐできるもの」とため息混じりに言う義母が続けて「これからはガンガン口出しさせてもらいますから。まずは外へのお勤め禁止」と、衝撃の行動制限を言い渡され……!? 夫との子どもは欲しい、だけど… 「え? 今の仕事やめろってことですか?」「そうよ! 仕事なんてストレスのもとですからね!」焦るつくしに強い剣幕で命令し続ける義母。 「夕飯だって7時って約束なのに、最近残業残業ってごはん作るのサボって……あなたも結婚したんだから、少しは奥さんらしい生活をして、不妊治療に専念しなさい」「このまま仕事続けたら、あなた一生子どもできないわよ? それでもいいの? 後悔しない?」 子どもは欲しい、だけど……「仕事はあなたを支えてくれる……」亡くなった母の言葉が頭にチラついたつくし。 仕事を簡単に捨ててしまって良いのだろうか?「これからうちの家業も忙しくなるし、前からあなたにも手伝って欲しいと思っていたのよ」「それにあなただって本当は子どもがほしいんでしょ?不妊治療は早ければ早いほど良いから。つくしさんなら仕事とうちの跡継ぎ、どっちが大切か、わかってくれるわね?」義母に力強く肩を掴まれるつくし。 お母さん……私どうしたらいい? 不妊の検査もしていないのに、“仕事を続けたら一生子どもができない”と脅す義母。さらに家業は手伝わない予定だったのに、仕事を辞めたら手伝う羽目になりそうです。不妊治療自体は早くスタートした方が妊娠できる確率が上がると言われていますが、仕事を辞めることは必ずしもマストではありません。義母の勢いに負けて、つくしは仕事を辞めてしまうのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月12日立花つくしは夫と結婚して4年。まだ子どもはいません。震えながら客間にお茶を出し、お辞儀をして部屋を出ると義母とご近所さんの会話が聞こえて……「あれが例の?」「不妊の嫁なんていらなかったわ」義母から“不妊の嫁”と言われていました。つくしは夫と結婚したことに後悔はないものの、“この家に嫁いでしまったこと”は大後悔していて……。 同居じゃない……はずがまさかの!? さかのぼること5年前。 「家業を継ぎたいから、実家のそばに住んでほしい」これがプロポーズの言葉でした。 夫の家はこの地で3代続く布団屋さん。旅館や地元の人から贔屓にされている。“長男の嫁”になり、“義実家のそば”に住む……苦労するのはわかっていました。それでも……「同居じゃないなら……いいよ」つくしは夫を選んだのです。 そして引っ越しの当日。「えっ……ここ?」 「うん。こっちが母屋で、その隣が離れ。俺たちはここに住むんだ」「……隣」 敷地内同居だなんて……聞いてないよ。嘘でしょ……。 つくし夫婦が住む離れから母屋は、その距離たった2メートル。 引っ越し先をよく確かめずにオッケーしてしまったことを後悔するつくしですが……? 「同居じゃないなら……」と結婚の返事をしたはずなのに、実際蓋を開けてみたら敷地内同居……。義母の住む母屋から2メートルしか離れていない、古い小さな離れで新婚生活をスタートすることになったつくし。一体どんな日々が待ち受けているのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月03日「いいから黙って食え!」「ママ友の財布」「私の家に入らないで」を描くツムママさんのフォロワーさんの体験談を元にした新作が始まります。夫と結婚したことに後悔はないけれど、義母とご近所さんからは“不妊の嫁”と呼ばれていて……主人公の立花つくしは夫と結婚して4年。まだ子どもはいません。夫が家業を継ぐために引っ越した先は、義実家の敷地内の離れ。目と鼻の先には義母が住む母屋があり、敷地内同居状態で……? 義母から陰で“××な嫁”と呼ばれ… 「お待たせしました。粗茶ですが……」震えながら客間にお茶を出し、お辞儀をして部屋を去る主人公の立花つくし。 「あれが例の?」「えぇそうよ。××の嫁なんていらなかったわ」 夫と結婚して4年半が経ったけれど、まだ子どもができていなかったため、つくしは義母から“不妊の嫁”と言われていました。 「いつになったらできるのかしらね」 義母には新婚のときから嫌味を言われ続け、すごく辛く、落ち込む日々を過ごしていました。 そんなつくしは夫と結婚したことに後悔はないものの、“この家に嫁いでしまったこと”は大後悔していて……。 義母に毎日いびられているつくし。陰で“不妊の嫁”と呼ばれるのも傷つきます。夫との結婚に後悔はないと言うつくしですが、嫁いでから4年間、どんな日々を過ごしてきたのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年11月02日私は長年に渡る不妊治療をおこない、やっとかわいい命を授かることができました。ですが、息子がおなかにいるときに病気が見つかり、やっとの思いで出産してみると……! 息子の顔を見たときの衝撃エピソードを紹介します。 突然の医師の言葉に言葉を失い…妊娠9カヶ月目に入り、いよいよ産休も目前で、ドキドキワクワクの日々でした。「また今日もかわいいお顔が見えるかな」と思って楽しみに行った健診で、先生が「あれ?これはもしかして……」。突然の先生の言葉に、何か悪い予感が働きました。 「口唇裂がありそうです」と言われ、無知だった私たちは、「?」で頭の中がいっぱいになりました。その後、先生から「口唇裂は赤ちゃんの唇が割れて生まれてくる先天性の病気で、先天性の病気の中では比較的発生確率が高い」「原因はいろいろと複雑に絡み合って発生するため、特定ができない」「口唇裂はきれいに治る」ということを言われました。 私たちは口唇裂の知識がまったくなく、先生の話を聞いてもどこか他人事のように聞こえて、呆然と帰宅しました。しかし、帰宅してからインターネット検索し、他の方の写真を見つけてからは検索の嵐に。 「口唇裂」「症状」「術後」「経過」など、あらゆるワードで検索し、情報収集をおこないました。検索をすると、初めて目の当たりにする写真に恐怖を覚えました。インターネット検索で出てくる写真は重症のものばかりに見え、「これからどんな生活が待っているのだろう」という不安に駆られました。 インターネット検索しても、出てくるのは不安になる情報が多いことはわかっていても、やっぱりどういう症状なのかが気になり、少しでも情報を入手して今後のことを検討したいと思っていました。 毎日不安になり泣いて、また調べて……。悪循環ですが、ひたすら毎日同じことを繰り返していました。 「きっと大丈夫」そう信じて…そんなとき、エコーを見ていた先生から、「口唇裂は高確率であるけど、そんなに深くはなさそう。口蓋裂は生まれてみないとわからないけど、たぶんなさそう」との言葉をいただきました。 「100%言い切ることはできない」ということだったので、先生の言葉をどれほど信じて心の準備をして良いのかわからず、モヤモヤしながらも、「きっと大丈夫。あったとしてもそんなにひどくはないからすぐにきれいに治る」と信じて、むやみに検索するのを控えるようにしました。 でも、「口唇裂がない」と思い込むこともできず、頭の片隅には常に口唇裂のことがあり、状態が気になって仕方がないという気持ちでした。 その後、なかなか陣痛が来なかったため、陣痛促進剤を使用しての分娩を試みたのですがうまくいかず、翌日に帝王切開で出産することになりました。 やっと会える喜びと不安が一気に押し寄せてきて、また泣いてしまいました。すると、助産師さんが「大丈夫だよ、出産後も私がフォローするからね」。本当に素敵な助産師さんの存在に、気持ちが少し落ち着きました。 2歳児のするどい突っ込みに脱帽翌日、麻酔をして手術開始。あっという間に赤ちゃんが出てきました。まず、すぐに聞こえた産声のかわいさにホッとしました。「赤ちゃんが息をした!」。それだけで感動でしたが、その後の私の心配は口唇裂について。 不安でドキドキしながら待っていると、「口唇裂だけで口蓋裂はないですよ」との先生の言葉に本当に安心しました。そして、顔を見せてくれて、感動しました。 「かわいい!」 口元が少し割れていたので、なんだか笑っているようにも見えました。顔を見て不安は一気に吹き飛び、かわいいと思えて安心しました。もちろん、口唇裂の手術はあるし、見た目にも影響するので大変なことは多いと思います。ですが、待ちに待ったわが子の誕生、そして小さな体で頑張って息をしている姿、それだけで何よりも幸せでした。 「口唇裂を持って生まれた子を見て、私はどう感じるのだろう」と、生まれてくる前は思っていましたが、ただ「かわいい、生まれてきてくれてありがとう」と、それだけを素直に思えたのです。 ホッとした産後初めての夜、「ホギャー」とかわいく息子が泣いたので、「授乳だね、待っててね」と息子を見ると、なんと、かわいかった息子の顔が変化していました! パパ譲りの太い眉毛、口唇裂で少し大きく開いた口、泣いたことにより垂れ下がった口角により、かの梅サワーのマスコットそっくりになっていたのです。 ミルクが欲しくて泣いている息子を横目に、笑いを堪える母……。「泣いているところごめん」と思いながらも、すぐに写真撮影をしてしまいました。 口唇裂のショック、出産のつらさ、コロナ禍での出産の寂しさ、育児の不安、そんなことをすべて忘れさせてくれるように、初日から笑顔にさせてもらいました。口唇裂があるとわかったときは、ショックと不安でつらかったですが、口唇裂による特別なかわいさもあることを実感した出来事となりました。 監修/助産師 REIKO 0歳一児の母。長年に渡る不妊治療の末、息子を授かりました。息子には口唇裂があり、治療も経験しました。
2022年10月08日大変だっだ不妊治療からの待望の妊娠。妊娠したら幸せな毎日が待っているかと思いきや、毎日具合が悪い苦しい日々でした。もちろん幸せな瞬間もたくさんありましたが、思い出すのは苦しい日々ばかり。なんとつわりが出産まで続いたのです。自分で自分の体調管理ができないことが、こんなにつらいとは……。当時の気持ちを思い出しながらマンガを描きました。 出産まで続いたつわり 妊娠してすぐにつわりが始まってとても具合が悪い日々でした。つわりは出産まで続き、妊娠中、調子のいい日が1日もありませんでした。自分で自分の体調管理ができないことがこんなにつらいとは……。けれど、わが子を見ると、かわいくて、苦しかった日々が嘘のようです。妊娠中、毎日つらかったけれど、「産んでよかった」と心から思います。 著者:リコ不妊治療を経て妊娠、出産しました。やんちゃで独特の感性を持つ繊細な4歳の男の子と大自然の中で暮らしています。息子の忘れたくない愛おしい出来事を絵日記に残しています。Twitter:@fuddyxxduddy30
2022年10月04日無痛分娩を希望していた長女の出産時、さまざまな場面で「出産は思うようにいかないな」と思った体験談を紹介します。 無痛分娩を予定していたけれど…私は約4年にもわたる不妊治療の末、ようやく第1子を妊娠しました。里帰り出産を予定していましたが、実家のある地域は妊娠8週ごろには分娩予約をしないと、希望する病院の予約が取れないという地域。出産時の痛みが怖いので無痛分娩を希望し、またやっと授かった赤ちゃんであることや、切迫流産も経験していたことから、何かあったときのために総合病院を希望していました。 いくつかの病院のHPや口コミを調べに調べ、幸い実家近くの無痛分娩をおこなっている総合病院を予約することができました。予約したらすぐに一度その病院で健診をおこなう予定でしたが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言と私の切迫流産による安静生活のため、最初の健診は1カ月以上遅れてしまいました。 健診時にあらためて説明されたところによると、この病院では平日の9〜16時しか無痛分娩に対応していないとのこと。やや不安がありましたが、無痛分娩を実施できる時間が決まっている病院は、計画分娩をおこなうことが多いと聞いていたので、この病院もそうなのだろうと思っていました。また、今からでは他の病院の予約も埋まっており、変更は実質不可能でした。 細かい条件に戸惑いながらも…その後は住んでいる家の近くで健診を受け、妊娠32週からは再び分娩予定の病院での健診が始まりました。それと同時に、無痛分娩希望者は麻酔学級を受けるよう言われ参加すると、驚きの事実が! なんと、この病院では基本的に計画分娩はおこなっておらず、平日9〜16時以外は麻酔ができないこと、運良くこの時間内に麻酔を開始できても、分娩の進行が遅く産まれないまま16時になってしまった場合、麻酔を切られるというのです。 無痛分娩を希望して、実際に無痛分娩できる割合は3割ほどとのこと。無痛分娩する気満々だった私はびっくり。でも、今さら他の病院に変更することも不可能なので、とにかく毎日「平日の9〜16時に産まれて来てね!」とおなかの赤ちゃんに話しかけることしかできませんでした。 妊娠36週ごろの健診時、赤ちゃんの体重があまり増えず、「早めに出産したほうがいいかもしれない」と言われました。その後、2,500gをぎりぎり超えたので、「このまま出産予定日を待ってもいいけど、無痛分娩も希望してることだし、妊娠39週で陣痛促進剤使って産もうか?」と医師から提案を受けましたが、その日はさんざん苦労してようやく予約が取れた新型コロナのワクチン接種日。これを逃すと次はいつワクチンの予約が取れるかわからない状況だったため、泣く泣く見送り、自然に予定日を待つことになりました。 その後、ワクチン接種前に陣痛が来ないかヒヤヒヤしながらも無事にワクチン接種が終わり、出産予定日前日の健診で自覚はないものの、すでに子宮口が4cmも開いているとのこと。そのため、医師からは「明日入院して、明後日9時から無痛分娩を開始しましょう」と言われ、入院が決まりました。私は内心ガッツポーズ! 無痛分娩できる確率がかなり高くなったと思いました。 思いどおりにいかないのが出産…!?無痛分娩なら、「産むまでリラックスして過ごせるはず」と、何冊もマンガを持ち込み、動画もダウンロードして、次の日の昼に無事に入院しました。この時点で、私はもう完全に無痛分娩できるものと思っていました。 ゆっくり部屋の荷物を整え、病院内のコンビニで次の日のお菓子や飲み物も買い、明日に備えて「さぁ寝よう」と思った21時過ぎ、だんだんとおなかが痛くなってきました。最初は「気のせいかな」くらいだったのがだんだん強くなり、間隔感覚を測ると15〜20分くらい。「前駆陣痛かもしれないし、初産は時間がかかるから、明日麻酔を入れるころに陣痛が来てバルーンを入れなくて済むかも」と、このときはまだ呑気に考えていました。 しかし、夜中の12時過ぎには10分を切り陣痛に。その後どんどん痛みが強くなり、私は「まだ産まれないで!もしくはめちゃくちゃすぐ産まれて!」と、よくわからないことを思いながら必死に耐え、明け方5時過ぎには破水、全開大になり分娩室へ。 ちなみに、新型コロナの感染対策のために立ち会いも面会も一切禁止のため、陣痛中もほとんど腰をさすってもらえず、1人で耐えるのみでした。もちろん、持ってきた本や動画も一切手つかずでした。 子宮口が全開大になってからが非常に長く、何十回といきんでもなかなか産まれず……。そうこうしているうちに9時を過ぎ、とにかく痛みから逃れたくて今からでも麻酔できるのか助産師さんに聞くと、「ここまで進んでからでは無理」とのこと。いきむ体力もなくなってきて、赤ちゃんの心拍も下がってきたことから、最後は吸引分娩になり、おなかもぎゅうぎゅう押されて9時半にやっと産まれました。 産まれた直後、朦朧とした意識の中で携帯電話を手渡され、「ご家族に報告してくださいね」と言われ、最後の力を振りしぼってLINEしました。家族は「そろそろ麻酔始まったかな〜」と思っていたら、「産まれた」と連絡が来てびっくりしたそうです。 その後、胎盤を出したり会陰裂傷で外科医の先生まで登場して縫うのに時間かかったりと、1〜2時間後にすべてがやっと終わり、ほぼ気絶状態でした。 何回か「無痛分娩できる!」というチャンスがあったにもかかわらず、結局最後は惜しいところで自然分娩になってしまい、「出産は思い通りにはいかないな」と痛感しました。また、病院のホームページ上には書いていない、細かいけれど重要なルールがいろいろあるので、もっと調べておけばよかったと思いました。出産にかかった時間は約8時間と、「比較的安産だった」と言われましたが、それでもものすごく痛かったので、もし2人目を産むことがあれば、今度こそは無痛分娩がいいなと思っています。 監修/助産師 REIKO 著者:さびにゃん不妊治療を経て産まれた0歳の女の子の母。医薬品メーカー勤務だが、現在育休中。
2022年10月01日もともと、私の生理周期は一定ではありませんでした。しかし、「ちゃんと生理はきていて1人目の子を妊娠することもできたので特に問題はないはず。病院に行くほどでもない」と、考えていたのです。ところが……。 生理不順はいつものこと私は昔から生理周期にばらつきがあり、28日で生理がきたと思えば、40日以上生理がこないこともありました。生理不順についてインターネットで調べてみると、不規則な生活や、ストレスによるホルモンバランスの乱れが原因と書かれていて、思い当たる節があるなあ……とは思っていましたが「まあ、大丈夫だろう」と特に受診をすることはなかったのです。 その後、赤ちゃんを授かることもでき、妊婦健診でも異常を指摘されることがなかったため、「生理周期の乱れは体質みたいなものなのかな」と考えていました。 受診のきっかけはPMS(月経前症候群)また、私は生理前になるとささいなことでカッとなったり、この世から消えてなくなりたいくらい落ち込んだりと、情緒不安定になることがありました。 産後はPMSが特に症状が悪化したように思え、仕事でもミスが増えるなど、日常的生活に影響が出るように。なにより、息子に対し理不尽に怒ってしまうのが嫌で、私は産婦人科の受診を決めました。 産婦人科で、普段の生理の様子や、過去の妊娠の経過を問診票に書き、診察室へ。すると……。 「生理周期40日以上は月経異常ですよ」 先生にそう言われて、私は思わず「えっ?」と驚きの声をあげてしまいました。体質だと思い込んでいた生理周期の乱れを指摘されるとは思いもしなかったのです。 生理不順には病気が隠れていた…それから、内診室でエコー検査をしていただき、医師から「多嚢胞性卵巣症候群ですね」と言われました。卵子が育つまでに時間がかかり、生理周期が延びる原因になると言うのです。 PMSに関してはピルの内服を提案されましたが、2人目を希望していたので、漢方薬をいただくことに。PMSの症状を改善するだけでなく、生理周期の乱れにも効果があると説明をうけました。 「漢方薬を飲みながら、半年くらいは妊活を頑張ってみてください。でも、あなたは排卵障害があるから希望すれば早く不妊治療を始められますよ」。その言葉に、私は驚きを隠せませんでした。 1人目をトラブルなく妊娠、出産したため、ある意味余裕ぶっていたのだと思います。そんな私に「不妊治療」という言葉が重くのしかかったのです。 その後、漢方薬のおかげかPMSは改善し、生理周期も安定していきました。排卵の予測もしやすくなり、本格的な不妊治療を始める前に2人目の子どもを授かることもできました。産婦人科を受診しなければ、今も体の異常に気づかないままだったかもしれません。 産婦人科にはなかなか慣れなかった私。内診やデリケートな話題を話すことに抵抗がありました。でも、今回の事で信頼できる先生に出会い、産婦人科受診のハードルが下がったように思います。これからも、困ったときはためらわずにかかりつけの先生に相談して、時には薬の力も借りながら、生理やPMSと付き合っていきたいです。 著者/結城あかね作画/ののぱ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ2014年8月生まれの息子は発達凸凹さん。(自閉症スペクトラム及びADHD) 大変なことも沢山あるけれど、ピースフルでとびきりキュートな息子にいつも笑顔をもらっているシングルマザーです!南九州に生息しています。
2022年09月28日2021年生まれ息子さん・ごうくんのママであるはちななさん。ごうくんを出産される前、妊活をしていた際の検診で「子宮筋腫がある」と医師から告げられました。子宮筋腫が見つかり、病気とどう向き合いながら妊娠生活を送ったのか。「同じ状況で不安な人の参考になれば」とつづる、はちななさんの体験談をご紹介します。 「子宮筋腫があります」突然の宣言に…※子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍です。30~40代の女性に多く、生殖年齢にある女性の20~30%にみられると言われています。子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、大きくなると過多月経、月経困難症、不妊、圧迫症状など、さまざまな症状が現れるため、早めに診断・治療を受けることが大切です。 ※子宮筋腫が大きかったり、筋腫の影響で子宮内腔の形がいびつになっていたりすると、受精卵が着床しにくくなったり、流産、早産の原因となることもあります。筋腫の数も少なく、サイズも5〜6cm程度であれば問題なく出産できるケースの方が多いため、心配しすぎる必要はありません。筋腫の大きさや位置によって不妊につながっている場合には、その部分だけを取り除く手術がおこなわれる場合もあります。7〜8cmくらいの大きさになっていれば、切除してから妊娠に臨むほうがおすすめです。 毎月の生理に不安を覚えたことはなく、定期的に婦人科での健康診断も受けて問題もなかったというはちななさんにとって「子宮筋腫がある」という言葉はまさに青天の霹靂。 このとき、医師には「妊娠に問題はない」と言われ、タイミング法で妊娠できたはちななさんですが、これから妊活を頑張ろうと意気込んでいるときに病気を告げられたら、「何か影響があったらどうしよう」と不安になってしまいますよね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 はちななさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はちななフルタイムで働きながら、趣味で家族のことや息子との思い出をイラストや漫画にしています。
2022年08月05日「不妊治療をしています」「していました」ということをなかなか周りの人たちに言いづらかったのですが、勇気を出してカミングアウトすることで、職場で配慮を受けられたり、仲間が見つかったりすることがありました。「不妊治療をしている(していた)ことを周りに伝えてよかったな」と感じた私の体験談をお伝えします。不妊治療のため、勤務時間を調整してもらえた 不妊治療を始める前は、フルタイムのパートとして週5日、1日8時間働いていました。しかし、不妊治療を始めると、治療のために休みがちになってしまいます。しかも病院からは「生理1〜3日目までに来てください」「次は明後日に来てください」と言われるので、前もって通院の予定が立てられません。 はじめは「不妊治療するなら、仕事を辞めるしかないのかなぁ」と思ったのですが、ダメ元で上司に「不妊治療を始めたいので、勤務時間を短くしてほしい」とかけあってみることにしました。上司は驚きつつも快く承諾してくれて、短時間勤務だけど健康保険もそのまま加入し続けられるように配慮してくれました。 短時間勤務になったあとは、可能な限り勤務後の時間に通院の予約を入れるようにして、できるだけ仕事を休まないように調整し、働き続けることができました。もちろんどうしても休まないといけないこともありましたが、上司も事情をわかってくれているので、後ろめたい思いをすることもありませんでした。仕事を辞めなかったことで、妊娠後も働き続けて、産休や育休もとらせてもらって育休給付金を受給できたので、経済的にも助かりました。職場には感謝していますし、勇気を出して伝えてよかったなと思っています。 SNSで同じ悩みを持つ人と繋がった不妊治療は夫婦で取り組むものですが、一般的に通院回数などは女性のほうが多く、精神的にも肉体的にも女性にかかる負担のほうが大きくなりがちだと思います。 私は不妊治療中、夫がつらさをあまり理解してくれていない気がして、気が滅入ってしまうことが多くありました。 例えば、年賀状を見ているとき。夫が「俺たちよりあとから結婚した友だちのところに子どもが生まれたんだって、早いよね」と言ってくるのです。夫に悪気はないのですが、「なんでわざわざ神経を逆撫でするようなこと言うの?」と苛立ってしまいました。 そんなときに逃げ込んだのがSNS。不妊治療中の見ず知らずの人たちと繋がり、夫への愚痴ツイートや、「つらい、しんどい」というツイートにコメントしあうことで心が晴れて、「また治療頑張ろう」という気になれました。私はSNS上では本名を公開していなかったので匿名ではありますが、治療内容や思いをオープンにすることで、心のバランスを保っていた気がします。 ママ友との絆が深まった体外受精で第1子を授かって2年、再度体外受精にチャレンジして第2子を妊娠しました。そのころ公園で仲良くなったママ友と話していると、そのママ友が「うちも2人目が欲しいけど、なかなかできないからうらやましい」と打ち明けてくれました。 私が「実はうちは2人とも不妊治療で、体外受精でね……」と伝えると、ママ友は驚きつつ「いや実はうちも今クリニックに通い始めて人工授精から始めていて……ねぇねぇ、最終的にいくらかかった? 体外受精の体への負担ってどうだった?」と、 かなり会話が弾み、自分の経験をママ友に伝えることができました。悩みを共有するもの同士、絆が深くなった気がしますし、そのママ友とは引越して離れたあとも連絡を取り合う仲です。 不妊治療中はいろいろなことをひとりで抱え込んで悩んで孤独になりがちでしたが、会社にも理解ある人がいたり、周りの友だちにも不妊治療中の人がいたので、勇気を出してカミングアウトしてよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:矢野あい子2歳の女の子、0歳の男の子の母。子どもは2人とも体外受精で授かり、帝王切開で出産。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこ
2022年08月04日長男が3歳のころのお話しです。義母と電話で話していると、「2人目ができないのは私のせいだと夫が言っている」と聞かされました。なぜか、私が原因で子どもができないことになっているのです。私も2人目が欲しいと悩んでいた時期で、その言葉はとてもショックでした。そこから私がどのように対処したかや、今の義母との関係についてお伝えします。男性不妊のわが家義両親には伝えていませんでしたが、私たち夫婦は男性不妊のため、不妊治療で長男を授かりました。私は2人目が欲しいと考えていましたが、夫が不妊原因に対処しようとせず悩んでいました。 そんなときに、義母と電話で話していると「あなたたちが2人目を作らないのは、恭子ちゃん(私)のせいなんでしょ。○○(夫)がそう言っていたわよ」と。夫がそんなことを言うはずないとはわかっています。それでも夫が言っていたと伝えてくる義母に不信感を抱き、ショックと怒りで言葉が出ませんでした。 義母の話は嘘だった以前から、義母は自分の伝えたいことを、誰かが言っていたと遠まわしに伝えてくることはありました。きっと義母自身が、私が2人目を欲しがっていないと考えて、それを責めたい気持ちがあったのだと思います。 念のため、夫に義母から言われたことを確認しましたが、当然ながらそんな事実はなく、義母の言葉は嘘だと判明。妊娠・不妊というとてもプライベートな問題について、軽々しく口を出してくる義母に対して怒りが収まりませんでした。 もう義母に会いたくない義母からの言葉のダメージは強く、翌週に義実家に行く予定でしたが、私はとても行く気にはなれませんでした。義母に会ったら似たようなことを直接言われるのも目に見えていたので、私は義実家に行かないと断固拒否。夫と子どもだけで行ってもらい、私がどうして行かないのかの説明は夫に任せました。 不妊原因については話さなかったようですが、義母の言葉に私が傷ついていることは伝えたので、それ以降、義母から連絡が来ることもなく、会いに行かないことをとがめられることもありませんでした。 義母との関係修復のきっかけ半年ほど義母と距離をとったことで私も冷静に考えられるようになり、義母は、私たちに2人目ができないのを気にしていたのだと考えられるようになりました。でも、それを上手に話すことができずに、あのような言い方になったのだと思います。あのときは私自身も2人目ができないことを悩んでいたので、義母の言葉に過敏に反応してしまいました。 そうやって冷静になったころに、子どもの誕生日に義両親からプレゼントが届いたので、いい機会だと思い、プレゼントのお礼の電話を私から義母にしました。直接話したことが関係修復のきっかけとなり、今は義母と適度な距離感で過ごせています。発言に対する謝罪などはありませんが、現状に満足しています。 義両親の言動を変えるのは難しいですが、何もかも我慢する必要もないので、無理せず付き合えるよう距離をとることも大切だと気が付きました。距離をとることで問題が大きくならないよう、義母への説明を夫にお願いしたのもいい判断だったと思います。何より、しっかり冷静になれるまで時間をかけるのが、私にとってはポイントでした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:高橋 恭子6歳男児のママで現在妊活中。理学療法士として働きながら、ヒプノセラピストの資格を取得。仕事、子育て、家事など経験を生かした記事を執筆中
2022年08月02日妊活して2年が経過し、なかなか授からず病院に通うことにしました。何度か通い、無排卵のため排卵誘発剤を飲み始めましたが、妊娠せずにまた生理がきてしまい……。落ち込んだり希望を持ったりを繰り返した私の妊活体験談をご紹介します。 2年の妊活で授からず、不妊治療へ結婚して妊活を開始し、2年が経ってもなかなか妊娠せず……。それまでは妊活をしたらすぐ子どもを授かれると思っていた私でしたが、病院に行かなきゃだめかなと思い、不妊治療をおこなっている病院を受診しました。 当時フルタイムで看護師として勤務していたため忙しく、夜勤の合間に治療を開始しました。最初は基礎体温をしっかりつけタイミング法を試しましたが、なかなか妊娠せず。その後、無排卵ということがわかり、排卵誘発剤を飲み始めました。 これで赤ちゃんが授かるかなと期待しましたが、生理がくるたびにまただめだったと悲しくなり、おいしいものを食べたりお酒を飲んだりして気を紛らわせていました。 また生理がきてしまった…と思いきやまた生理がきてしまったあと、受診すると先生が「あれっ、生理きたんだよね? まだ小さいけど袋が見えるよ。妊娠しているよ」と先生も驚き、すごくすごく小さい赤ちゃんの袋をエコーで見せてくれました。 生理がきたからまただめだったと思っていたのは着床出血だったようです。すごく驚き、すごくうれしかったのを覚えています。まさかの妊娠に涙が止まりませんでした。憧れだった赤ちゃんのエコー写真を握りしめ、夫に電話をし、2人でうれし泣きをしました。 仕事中に出血! 赤ちゃんは大丈夫なの!?その後は順調に成長し、妊娠4カ月ごろ、いざ総合病院を受診しようとしたとき、また驚くことが起こりました。手術室看護師として勤務していた私は、ガウンに清潔グローブで手術の器械を並べていたとき、経験したことのない腰の痛みを感じました。痛い……何だろうと思っていると、冷たい何かが足もとに流れている感覚がり、見てみると出血していました! 「赤ちゃんだめになっちゃったかも……!」と混乱していると、上司が受診の手続きをしてくれ、すぐ赤ちゃんを確認することができました。大量に出血していたため、赤ちゃんはだめだったんだ……と涙が止まらず混乱していたのですが、先生の「赤ちゃんの心臓動いているよ」の言葉に驚きました。 赤ちゃんも頑張っているから私もあきらめず頑張らなきゃと、数日安静と薬で乗り切りました。その後は、仕事も産前休暇まで働き、出産予定日まですくすくとトラブルなく成長してくれ、出産予定日ぴったりに生まれてきてくれました。出産時、私はベッドの柵を叩いたり、夫に文句を言ったりといろいろありましたが……結果的には安産でよかったです。 あれから9年。ワガママガールに成長した長女は、ミニバスケットボールに夢中になり頑張っています。気が強い娘なので、夫と私は「出血したとき、きっとこんなことじゃだめにならない!としがみついていたんだね」と、今では笑い話だねと妊娠したときのことを思い出しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/あんこママ著者:かよ9歳、5歳、2歳の3人育児に毎日奮闘中。以前は病院で看護師として勤務していたが、昨年退職し専業主婦をしている。現在求職中の37歳。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年07月31日私は初潮を迎えてからずっと生理痛がひどく、数年前に月経困難症と診断を受けました。この診断を受け、治療を始める前までは、生理が始まって初日から3日目にかけては外出もままならないほど。症状の重い様子を見て当時の彼氏から、私は「ある言葉」をかけられていたのです。 生理が重かったら不妊なの?もともと生理が重かった私は、彼とのデートに生理期間が被りそうなときはキャンセルすることも多くありました。そんなとき、毎月生理痛で苦しむ私を見た彼から「そんなに生理が重いなんて、不妊なんじゃない?」という言葉が。 彼は私よりも年上で、親族がすでに子どもを出産していたことから「子どもが欲しい」という願望を強く持っていました。私も体力がある時期に子どもを産んで、子どもと全力で向き合いたいと考えてたため、私たちは結婚の時期を決め、妊活に励んでいたのです。 子どもができないのは私のせい?しかしなかなか妊娠せず、生理がくるたびに「今回も駄目か……」と肩を落とす日々。「不妊なんじゃない?」と言われてから実際に調べてみると、たしかに生理が重い人には不妊のリスクがある病気が潜んでいる事例が存在していました。 その後、彼からは毎月のように「不妊だろ」と言われるようになり、「私は不妊なんだ、子どもができないのは私のせいなんだ」と自分を追い詰めるようになってしまいました。 病院へ行くという選択肢すら考えることができないほど、私の心はボロボロになっていったのです。 病院へ行ってみると…結局、その彼氏とは妊活のことを含めいろいろと意見が合わないことが多く、別れることに。 別れたあと、婦人科へ行き、体の状態を診てもらうことにしました。その結果「月経困難症」と診断されたものの、「妊娠能力に影響はない」と言われたのです。 医師のすすめで漢方薬を飲んで様子を見ながら、生理前、生理中は生理痛が重くなると言われている食べ物を食べないようにしたり、体を冷やさないようにしたりと、対策して過ごしました。 その後、新たにお付き合いを始めた男性との間に、子どもを持つことができました。そして、妊娠・出産を経た現在は、低用量ピルを飲んで月経困難症の対策をしています。 男性にとって、「生理」を完全に理解するのは難しいかもしれません。それでも、正しい知識を知って、女性と向き合ってくれたら……と思うばかりです。 著者/乙葉えり作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年07月19日2022年4月1日に第2子の妊娠を報告した元AKB48の高城亜樹さん。そんな高城さんに、インタビュー取材をさせていただきました! 本日から3日間連続で配信をおこないます。第1回目は「第二子の妊娠」をテーマにしています。今回の妊娠では「つわりが特につらかった」と話していた高城さん。つわりに苦しみながらの育児をどのようにこなしていたのかや、息子さんに妊娠したことを伝えると、予想外の反応をして困ってしまったというエピソードなど、沢山お話ししていただきました!画像出典:高城亜樹さんのInstagramより ー第2子ご妊娠おめでとうございます。今は何カ月くらいで、体調はいかがでしょうか? 高城さん:ありがとうございます。今は6カ月(取材当時)です。食後にまだ少し気持ち悪いことはありますが、ピークは過ぎて毎日元気に過ごしております! ー2歳の息子さんのお世話をしながらのつわりは大変だったと思います。どのように対応されていたのでしょうか? 高城さん:私自身は気持ち悪くて食事を摂りたくなかったので、とりあえず息子にごはんを作って、お風呂に入れて寝かせてあげてっていう、必要最低限のことだけをやっていました。なので部屋はいつも荒れていたし、プラレールを1週間置きっぱなしにしていたこともあります。また、長い時間子どもに動画を見せるのはよくないと思っているので、普段は動画を見せるのを控えめにしているのですが、つわり中はしんどかったので、YouTubeプレミアムに加入していました。あとは、ちょうどイヤイヤ期だったのと、息子はやんちゃな性格なこともあり、おなかを守るために常にクッションをあてながらあやしていました。つわり中はきつすぎて、当時のことはあまり覚えていないんです。YouTube動画でつわり中の様子を公開したんですけど、撮っておいてよかったと思いますね。 ー高城さんがつわりに苦しんでいるときのYouTube動画を拝見しました!もう息遣いもつらそうで……。よくあのときカメラを回しましたなと思いました。 高城さん:ははは(笑)。普通あんなの見せられないですよね。YouTubeも定期的にやっていきたいなって思っていたところにつわりが始まったので、「何か撮らなきゃ!」って気持ちで撮りました。でも、リアルを伝えるには良かったのかな。あれを公開した後、夫から「俺もっとサポート頑張るね」ってLINEが入りました(笑)。 不妊治療も経験し、無事に命が来てくれたーもともと、2人目の計画があって妊娠の準備をされていたのでしょうか? 高城さん:じっくりと妊活していました!1人目の妊活の時に「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」だと言われていたのですが、1人目の授乳が終わっても生理周期が安定しなかったので、病院へ行きました。そこからしばらく自己流で妊活に取り組んだのですが、妊娠できなくて……。そこで、婦人科で排卵を誘発する注射を打ち、タイミングを取る不妊治療をしました。 ークリニックでの不妊治療もされたのですね。 高城さん:はい。1年近く続けましたが妊娠できず……。実は当時は2学年差で子どもが欲しかったのでこだわっていたんですが、時間の経過とともにだんだん焦りが出てきて、不妊治療専門のクリニックに通い始めました。そこでは、婦人科ではしなかった甲状腺の数値を調べてくれたんですけど、検査の結果が甲状腺の数値が正常値ではなかったようで、先生から「海藻たくさん食べたりしていますか?」って聞かれたんです。先生の説明によると、海苔とか昆布とかを食べ過ぎると、海藻類が甲状腺の機能を下げちゃうことがあるらしくて。実はそのとき、海苔にハマっていて毎日1袋くらい食べていたんですよ。先生にそれを言うと、「それが原因かわからないけど、まず海苔を食べるのを止めてみてください」って言われました。そしたらその結果、妊娠することができたんです。結局不妊の原因が何だったのかという明確な理由はわからなかったんですが、授かれることが一番ですから、無事におなかの中に命が来てくれたことがうれしいです。 ー妊娠がわかったときのお気持ちはいかがでしたか? 高城さん:もう心臓バクバクです。妊娠検査薬を使うタイミングって、一般的には生理予定日から1週間後って書いてあると思うんですけど、私はその期間がどうしても待てなくて。翌日に家族でキャンプに行くのを予定していたんですけど、そこでお酒を飲むかどうかを判断しなくちゃいけないという口実をつけ、フライングで検査したんです。そしたら線がぱぁっと出て……! もうびっくりしました! ーパパの反応はいかがでしたか? 高城さん:2人で陽性のラインを確認して「えっ、うそっ!?」って。でも夫は、リアクションが薄かったんです。あとから聞くと、「まだ何があるかわからないから、俺が喜びすぎてプレッシャーになったらあかん」みたいな気持ちがあったみたいです。もともと、私が”甘やかされてる”って感じるくらいやさしい夫なので、そのやさしさゆえの反応だったんだと思います。でも、それから家事や育児をもっとしてくれるようになって、夫の喜びや気遣いを感じることができましたね。 コロナ禍はもちろん不安。でも、止められない家族の時間を優先画像出典:高城亜樹さんのInstagramより ー息子さんにはどのように妊娠を伝えて、どんな反応でしたか? 高城さん:おなかに乗ったりすることが多かったので、「おなかの中に赤ちゃんがいるから乗らないでね」って一度話したんですけど、そのときは「ヤダ!」って言って逃げて行ってしまったり、泣いて拒否したりと、反抗的な態度を取っていました。また、これまでニコニコで通っていた保育園も、それ以降は泣きながら登園するようになってしまったんですよ。保育園の先生からは、「子どもが拒否するときはお話しなくても大丈夫だと思いますよ」ってアドバイスをいただいたのですが、そこから一切赤ちゃんの話をするのをやめました。 ー妊娠発覚当時は、2歳過ぎたばかりとのことでしたね。 高城さん:息子なりに感じるものがあったのかな。でも、それから少し時間が経ち、胎動を感じ始めたくらいのころ、何気なく私がおなかにあてていた両手の形が、息子のほうから見るとハートマークに見えたみたいで。「ママ、ハートしてる!」って言ってきたんです。そのタイミングでもう一度おなかに赤ちゃんがいることを息子に伝えると、「赤ちゃんいるの?」って以前と反応が全然違ったんですよ。それからは毎日「ママ、ハートして」って言うようになって。今ではおなかの上に作った私の両手のハートマークに向かって息子がお話しするというのが、寝る前の習慣になっています。最初報告したときに「イヤ!」って泣いた姿を見ていたので、赤ちゃんの存在を受け入れてくれたことにホッとしました。 ーコロナ禍で落ち着かない中で、妊娠のタイミングは悩みませんでしたか? 高城さん:コロナ禍の妊娠は、感染対策とかワクチン接種とか心配事はあって、いまだに不安ですね。でも、コロナで世界は変わってしまっても、自分の年齢や家族の時間は止められないじゃないですか。例えば、"あと1年で収束する"とか見通しがわかっていたら、妊娠中の不安を取り除くために妊活はお休みって選択もできたと思うんですけど、そうじゃなかったので……。止められない家族の時間、家族の幸せを優先したいなって私は思いました。 ーパパとは妊娠のタイミングについて話し合ったりしたのでしょうか。 高城さん:そこまで2人で真剣に話し合ったというのはないのですが、パパの中でも、コロナ禍だからって妊娠を先送りにしようっていう考えはなかったようです。ワクチン接種に関しても、妊娠や出産のことを考えて、「俺が遠征で移動したときにコロナをもらってきてしまうとダメだし」って私のことを気遣ってくれて。私たちの場合は、"コロナだから妊活はやめよう"っていう流れにはならなくて、”コロナ禍だからこそ、自分には何ができるのか"っていうのを夫は一生懸命考えてくれていたように感じます。 高城亜樹さん、この度はたくさんお話ししてくださり、ありがとうございました! おなかに添えたママの手を見て、「ママハートしてる!」と言い出した息子さんのエピソードを聞いたときは、とってもかわいい視点だなぁと思いました! さて、インタビュー第二弾は、高城さんが妊娠生活で大変だなと感じたことを中心に、お話しを伺っています。ぜひ次回の配信もお楽しみに♪ ▼高城亜樹さんのSNS情報一覧PROFILE:高城亜樹さん1991年10月3日生まれで東京都出身。アイエス・フィールドに所属をしており、タレントや女優、YouTuber、女優としてバラエティ番組やドラマ、CMなどに出演。InstagramやYouTubeチャンネル「あきちゃのままチャンネル」では子育ての様子を発信している。2019年に2月にプロサッカー選手の高橋祐治さんと結婚。2019年11月に第一子となる男の子を出産。現在第二子を妊娠中。著者:ライター 山口がたこ漫画も描ける主婦ライター。2016年生まれの「ムスメ」と出来すぎた「神ダンナ」との大阪暮らし。Instagramでは、おうちごはんや子育てエピソードを更新中!
2022年07月13日ベビーカレンダーは、2022年6月15日(水)〜6月18日(土)の期間、2018年6月15日以降に第1子または一番下のお子さんを出産したベビーカレンダー会員のママ504名を対象に、「コロナ禍における第2子以降の妊娠」に関するアンケート調査を実施しました。2022年6月、厚生労働省から2021年度出生率が発表されました。出生数としては、81万1604人となり、前年に比べ2万9231人減少。出生率(人口千対)としては、6.6で前年の6.8よりも低下したという結果になりました。この結果は、1899年の調査開始以来過去最少を更新しています。新型コロナウイルスが流行して2年目となる2021年は、妊娠・出産においてもコロナ禍の影響を受けた年だと言われています。 そこで、ベビーカレンダーは、新型コロナウイルス感染症が流行して2年が経った今、妊活に対する意識はどう変化しているのか、アンケート調査を実施しました。その調査結果を、2020年6月に発表した『コロナ禍における第2子以降の妊娠』に関する調査結果と比較し、分析いたしました。 2020年と比較し、妊活を休止・延期・断念する人が減少!新型コロナウイルスの影響で妊活・妊娠に関する考えに変化があったのは約15%と、約20%減。感染拡大から2年以上が経過し、妊活に前向きな人が増加!▼2020年度調査結果 ▼2022年度調査結果 第2子以降の妊娠を希望していた経産婦さん205名に、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、妊活の状況や、今後の妊娠への考えに変化があったかを尋ねたところ、「とても変化があった」3.9%、「まあ変化があった」12.2%と、あわせて16.1%の方が変化があったと回答しました。 前回の調査結果と比較すると、2020年度の調査結果は「とても変化があった」15.4%「まあ変化があった」22.0%と、変化があった方が37.4%でしたが、今回の調査では変化があった方が16.1%と、20%以上も減少しています。 この調査において「とても変化があった」「まあ変化があった」という回答は、「妊活や不妊治療を休止した」「妊活や不妊治療の開始を延期した」という方や、「妊娠を諦めることにした」という方など、新型コロナウイルスの影響で妊活を休止・延期・断念した方々の回答となっています。この結果から、2022年度の調査では、妊活を休止・延期・断念したという方が2020年度に比べて約2割減少したことが明らかになりました。 一方で、「あまり変化がなかった」32.2%、「まったく変化がなかった」29.8%と、新型コロナウイルスの流行に左右されない方が62%と全体の半数以上を占めるという結果に。 2020年から2021年にかけて、コロナ禍の長期化により、国内での「Withコロナ生活」が謳われてきました。今回の調査結果から、普段の生活だけでなく妊活においても、Withコロナが定着し、妊娠・出産への影響も以前に比べ緩和されていることがうかがえます。コロナ禍での生活が当たり前になりつつある今、妊娠・出産について前向きに考える方が増加していることが分かりました。 依然として新型コロナ流行中の現在における妊活の理由は?年齢的なリミットを感じている方が約80%! 新型コロナワクチン接種が始まったことや正しい情報を得て不安が解消されたことも妊活開始のきっかけの一つになったとの回答も上記の調査結果から、2020年に比べ、妊娠・出産に前向きな人が増加しているということが判明しました。そこで、現在妊娠中または妊活中(不妊治療も含む)の方232名を対象に、「依然として新型コロナウイルス感染症が流行しているなか、妊活をした/している理由やきっかけ」について質問しました。 その結果、「年齢や体のことを考え、早めの妊娠を希望していたため」79.3%と、自身の年齢的リミットを感じて妊活を開始している方が非常に多いことが分かりました。その他にも「上の子どもとの年齢差を考えたため」54.7%と、他の子どもの年齢差を考えている方も50%以上という結果に。 多くの方が、自身の年齢、もしくは他の子どもの年齢を考えて妊活を開始しているなか、「新型コロナワクチン接種が開始されたから」14.2%、「新型コロナに関する正しい知識や情報を得て、不安が解消されたため」7.3%と、長引くコロナ禍でさまざまな対策が強化されていることが妊活開始のきっかけになったという方も複数いました。中には、「育児休業法が改正され、男性が育休を取得しやすくなったため」3.5%と、2022年4月の法改正をきっかけに、妊娠・出産を開始する方も見受けられました。 ■妊活を開始した方のコメント・新型コロナがいつ収まるかは未知数だし、自分の年齢もリミットが迫っているため。 ・感染症が怖くて一旦中止したが、流行が収まる気配がなく、年齢的にもあまり時間がないので再開。 ・年齢のこともあるし、Withコロナになっていくと考えたため。 ・新型コロナのワクチン接種の時期との兼ね合いで妊活時期をずらした。妊娠初期にワクチン接種はしたくなかったので、2回目のワクチン接種をしてから妊活を開始した コロナ禍で妊娠・出産は「大変」「不安」ばかりではない!実際にコロナ禍で妊娠・出産を経験した方からは「立ち会いや面会ができない分、助産師さんが陣痛時から入院・退院時までとにかく手厚くフォローしてくださった」などのポジティブな声が多数!新型コロナウイルス流行初期の2020年に比べ、妊娠・出産に前向きになっている方が増加しているとはいえ、まだまだ続くコロナ禍。感染対策もあり、今まで通りの出産ができないことに不安を感じる方も多くいるのではないでしょうか。そこで、実際にコロナ禍で妊娠・出産を経験した方からのコメントをご紹介します。調べるだけでは分かりづらいリアルな声を知り、少しでも妊娠・出産への不安を解消していただければと思います。 ■妊娠・出産時のコメント・在宅勤務がしやすくなり、つわりのときは本当に助かった。 ・診察のとき、妊婦さんのみ待合室にいることができたので、そんなに混雑せず感染のリスクも少なく過ごすことができた。 ・ワクチン接種をしていたので安心だった。周りの人も感染予防対策をしているのが当たり前の時代なので、新型コロナ以外の感染症もかかりにくいことがよかった。 ・新型コロナ流行初期に妊娠中期だったため、出産後どうなるのか不安だったが、助産院で感染症対策を徹底していたし、胎児への影響なども丁寧に説明してもらって安心して過ごすことができた。 ・立ち会いや面会ができない分、助産師さんが陣痛時から入院・退院時までとにかく手厚くフォローしてくださった。 ■出産後のコメント・立ち会い出産や面会ができなかったこと自体は寂しさや残念な気持ちがあったが、感染対策という意味では徹底されていて安心できた。 ・産婦人科が人の出入りの制限や消毒の徹底など実施していたため、入院中は安心して子育てに集中できた。 ・入院中は面会もできず心細かったが、逆に赤ちゃんと2人っきりで貴重な時間を過ごせたし、赤ちゃんを預かってもらっているときは1人で食事したりお風呂に入ったりと、好きなことをしてゆっくり過ごせてよかった。 ・夫が在宅勤務で一緒にお世話できたので、今後の安心材料になった。 ・コロナ禍で夫の在宅勤務が増えたり、友人との外出が減ったりして、パパが子どもと接する時間が増えたおかげで、想像していたよりは気楽に過ごせた気がする。 <調査概要>調査対象:2018年6月15日以降に第1子または一番下のお子さんを出産したベビーカレンダー会員のママ504名調査期間:22022年6月15日(水)〜6月18日(土)調査件数:504件※集計結果は100%にならない場合がございます。
2022年07月11日旦那さんの仕事やわが子の習い事にも、よく意見してくる過干渉な義父の存在に悩んでいたママ。ついに限界がきたママは、ある日思い切って、自分の思っていることを伝えることに。すると、事態が好転することになったという体験談です。 訪問がいつも急!週末の予定は1カ月ほど前に聞かれます。1カ月先の予定なんて決まっていないことが多いほか、子どもが小さいと急に予定が決まることもあります。それでも「予定がまだ決まっていない」と答えると、すごい勢いでうちの週末の予定を勝手に決めてきます。 また、帰る予定がない週末や平日の夕方でも、わが家に遊びにくると決めたら、絶対にやってきます。「今から30分後に行きます」といきなり連絡がくるので、こちらが「用事で出ています」と言うと、居場所を聞いて私たちの出先までやってくることもあるほどです。 夫の仕事や子どもの教育にも口出しをする義父は娘の習い事や、夫の仕事のことにも口出しをしてきます。娘をベビースイミングに習わせたときは「義実家の近くのスイミングスクールにしたほうがいい」とだいぶおすすめされました。最近では、2人目問題にもズカズカと口を出してきます。私は2人目不妊で不妊治療をしています。それでも「今はコロナ禍で出生率が低いので受験の倍率が低いから、早くつくったほうがいい」と会うたびに言われて、こちらもげんなりしています。 はっきり言うことで過干渉を緩和娘が1歳くらいのころに、こちらの都合を無視しての過干渉に嫌気がさし、夫に相談して本人に言うことにしました。話し合いのときは緊張しましたが、義父もこちらの話を真剣に聞いてくれて、理解してくれました。 話し合いをしてからも、過干渉が直っていない部分もありますが、今では「またお義父さん、干渉癖が出ているよ」と笑いながらつっこめるような仲になっているので、正直に話してよかったなと思っています。 たしかに過干渉で面倒なことも多いのですが、過干渉とは言い方を替えれば「夫や孫が心配」ということだと、最近では割り切って考えるようにしています。干渉されて嫌な気分になることもありますが、こちらが育児で大変なときには肉体的にも金銭的にも援助をしてもらっているので、こちらも感謝の気持ちを持って接するように心掛けています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:河井あやの1児の母。営業職をしていたが出産を機に離職。現在は家事・育児の合間に英語教室を開催。自身の体験をもとに、主に家事、育児、教育に関する記事を執筆している。
2022年07月10日YouTube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は42.4万人でママたちの間でも話題になっています。今回は、46歳で12人目を出産したHISAKOさんが、高齢出産のリスクについて語る動画をご紹介!12人目がどうしても欲しかった! まずは、12人目の不妊治療について教えてくれました。HISAKOさんは前の旦那さんとのお子さんが10人います。再婚して、11人目となる今の旦那さんとのお子さんが1人生まれただけでも最初は十分と思っていたそうです。でも、どこかで11人目のお子さんと同じ遺伝子を引き継いでいる兄弟を作ってあげたいと思ったそう。 「上の兄弟たちに失礼かもしれないけど、自分の気持ちに嘘つかんとこ!」と明るく本音を話してくれるHISAKOさん。 できることは全部やって、それから諦めようと44歳で不妊治療をスタートしました。しかし、顕微受精を5回行っても妊娠できませんでした。やれることはやったからあきらめようと言いつつ、手帳には排卵の日にハートマークをつけていたそうです。45歳の1年間はそんなふうに過ごしていました。46歳になってそれももうやめようと決めて、普通に過ごし、でも避妊はしないでいたら、なんと自然妊娠が判明! 妊娠が継続するとは思っていなかった 助産師であるHISAKOさんは、46歳での自然妊娠率、流産率などを考えて、奇跡で妊娠はできたけれども、「きっと流産するな」と思ったそうです。ところが、流産せずにお腹の子は乗り切ってくれました。 46歳の妊娠の心配は流産だけではありません。例えば、染色体異常であるダウン症のリスクは、20代であれば1万分の1ですが、35歳になると300分の1に、46歳になると30分の1になるそう。実際にHISAKOさんも出生前診断について考えました。 でも、出生前診断でわかるのは一部の染色体異常のみ。それ以外にも生まれてこないと分からない異常もたくさんある。さらに、生まれたときは元気でも、そのあと病気や怪我をすることもある。そう思ったら、「そんだけわかって、だから何なん?」と思ったそう。 来るもの拒まず受け入れるしかない 結局は、受け入れるしかないというという結果になったHISAKOさん。でも、不安がないとか、すごい覚悟があるとかそういうことではないと言います。「不安ですよ、一緒やで私も」と。今は、障害があたったりしても受け入れると思っているけど(当時妊娠28週)、実際に生まれてきたらどうなるかわからないと話しています。最終的には、出生前診断は受けないことにしたそうです。 このあと9番目の子どもが生まれてすぐに耳の検査に引っかかったこと、7番目の子どもが発達障害であること、2人とも妊娠中は何も問題がなかったことも話してくれています。 「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2022年06月30日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト