相手のラインを崩し、スペースを作る2人目、3人目のコンビネーションを高めたい。仲間とイメージを共有すること、3人目の動きが合わない。連動した動きを教えるのに最適な練習法はある?とのご相談。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、コンビネーションを理解する練習法をお伝えします。(取材・文島沢優子)サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<U-10年代の守備の基本、状況認知やボールを奪う動きをどう教えればいい?<お父さんコーチからの質問>街クラブで指導者をしています。今の担当は5年生です。(4年生の頃から知っている子ばかりです)チームの課題は、2人目、3人目のコンビネーションを高めることです。相手のラインを崩し、スペースを作って前に運ぶ動きを身につけさせたいのですが、仲間とイメージを共有することや、3人目の動きが合いません。2人目、3人目のコンビネーションを教えるのに最適な練習法はありますか?指導者として自分も日々学んでいかなければ、情報をアップデートしなければと思っていますが、リアルではなかなか自分のチーム以外に関わることがなくて......。池上さんは現在もチーム指導をされているようですが、指導の際の伝え方(言葉、子どもがイメージしやすい伝え方)などの注意点もあればぜひご教示いただけると幸いです。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。お尋ねいただいた「複数で崩して前に運ぶ」という部分を、日本ではうまく教えられていないようです。この部分を、欧州ではグラスルーツで根気よく指導しているようです。■ドイツでは10歳以下で3人目のコンビネーションができるようになっているご相談者様は5年生を教えているようですが、例えば、ドイツは10歳以下でいつの間にか3人のコンビネーションができるようになっています。未就学児から「フニーニョ」と呼ばれる3対3のゲームをやっているからでしょう。日本でも少年サッカーの指導者が取り組んでいるので、ネットやメニュー本に載っていると思います。コーチが少しずつアタックの基本を教えながら取り組むと、2人目、3人目を見ることができるようになります。それを考えると、攻撃のベース作りが5年生できていないとしたら少し遅れているのかもしれません。この年代では3人目が見える状態であることが望まれます。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「ノッキング」を意識させる私は自分のクラブに今年度から中学1年生のチームを設けました。そのクラブの小学生チームからあがってきた中学1年生に比べると、他クラブから加入してきた中学1年生はやはり周りが見られないようです。そこで、視野をつけるさまざまなトレーニングを行っています。例えば、守備を付けない状態で3人でダイレクトパスをしながら、どんどん動きます。グリッドを定めず、移動していいことにします。そこで私は選手に「ノッキングを意識しよう」と伝えます。ノッキングとは、走りながらボールを受けて次にパスをするまでに、一瞬躊躇して動作を止めてしまうことです。それはパスを受ける側だけの問題ではありません。みんなで前に進もうとしているのに、後ろにボールが来てしまうとその人は止まらなくてはなりません。その逆で、ボールが前に行き過ぎてもだめです。全体がスムーズに動けません。よって、スムーズにパスができるよう、まずは守備を付けずパス交換を行います。そのあとで守備を付けて練習をします。ベースとしては2対1をやります。いつ味方を使うのか?そんなことを整理するメニューです。2対1をやるとワンツーパスを使いやすくなります。そこで相手をドリブルではなくパスで抜くことを学びます。パス一本で相手を崩すイメージを植え付けます。■2対1でいつパスをするのか、ドリブルなのかなど崩し方を理解する先日、関西のある学校で中学生を教える機会がありました。その際、2対1をやりました。マーカーでゴールを2つ作ります。2つのゴールの間隔は5メートルほど。つまりゴールはコートに4つある状態です。よって選手は右でも左でもいけます。そこでどんなときに誰にパスを出したらいいかを学んでもらうのです。もしくはパスを出すように見せかけて自分で抜いてもいいのです。次に3対3へ切り替えました。すると、全然点が入りません。中学生は2対1の関係がわかっていないようでした。そこでまた2対1などいくつか基本的な動きを理解する練習をして、最後にまた3対3を行いました。すると、崩し方が良くなって点がたくさん入りました。選手はとても楽しそうでした。後日、中学校の先生が、選手たちが書いた練習の振り返りを見せてくださいました。多くの中学生が「あのような練習をして崩し方がよくわかった」と書いていました。一見簡単そうな2対1で何を磨くか。いつパスをするか、ドリブルなのか、ワンタッチか、ツータッチでよかったのか。そういったことをまずは指導者が理解したうえで練習をすることが重要です。観察する視点が違ってきます。■足が速くもない、身体も小さい、でもJクラブに入るような選手が育つ理由京都には、私が指導を続けている子どもたちがいます。そこのコーチたちは2対1が大事だということを知っていて、ずっと取り組んできました。そのクラブからJリーグクラブのジュニアユースに入る子も出てきました。足が速いわけではないし、体も小さいです。ただ、人を使うのが非常に上手い。練習やコーチ次第でそういう子が育つのです。そういったことを私は経験しているからこそ、確信をもって指導をしています。ここまで説明したような練習は、私が外部指導員として教えている高校生にもやってもらっています。彼らを見始めて今半年ほど経ちますが、ようやく3人目を見られるようになりました。できればこのような練習を小学生からやってほしいと思います。■説明や指示は短くシンプルに最後に指導の仕方を話しましょう。私は長くしゃべりません。説明や指示はシンプルにやります。コーチの話す時間を短くしてプレー時間を長くすることを心がけています。練習中、全体に修正したいことがあるときはいったん集めて説明しますが、ここでも言葉をできるだけコンパクトにします。その際「これって理屈だからね」という言い方をします。あくまで理屈だから、実際にやると違うことも起きる。その都度自分たちで考えるしかない。毎回考えながらやってくださいと伝えます。■コーチがドリブルやパスを逐一指導してたら相手を崩して前に運ぶ力が身につかない(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)コーチが気を付けないといけないのは、練習がうまくいかなかったからといって「こうしなさい」とコーチがすぐに答えを教えないことです。さまざまなチームの練習や試合を見ますが、コーチがドリブルやパスを指示する場面が目立ちます。それをやっている限り、相手を崩して前に運ぶ力は身に付きません。数年前から、指導者を「コーチ」と呼ばなくなってきました。代わりの名称が「チューター」です。補助する人、助ける人という意味です。企業などでは、若手社員に指導する先輩を指すようです。そのようなマインドセットで指導に臨んでください。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年04月26日春が来ると思い出す……大量購入した物たち!Upload By 丸山さとこADHD(注意欠如多動症)がある息子のコウは、なくし物や忘れ物がとても多いです。家から持っていくのを忘れたり学校に置き忘れたりするのならまだよいほうで、コウが首をかしげながら「家にも学校にもない、どこにあるのか分からない……」と言い出すと、もはや紛失事件は迷宮入りです。コウは基本的に物の管理があいまいなため、「いつまで持っていた?最後に見たのはどこ?」と聞いてみても、「全く分からない」と頭を抱えるばかりでヒントが出てきません。大体の物は彼の行動経路を追っていけば見つかるのですが、小学生の頃は集団登校の集合場所や通学路の途中で落としたらしい物も多くありました。コウが保育園の頃は保護者や園の先生がガッツリと管理をしているため『なくし物や忘れ物の多さ』は目立っていませんでしたが、家庭内での様子を見ていると「小学校入学後はよく物をなくすかもな……」という予感がヒシヒシと感じられました。そのため、コウの入学に伴い『なくし物・忘れ物対策』として、私は大量の学校用具を用意しました。主に大量購入したものは、筆記用具・給食袋・ハンカチとティッシュ・水筒・歯磨きセットです。Upload By 丸山さとこ特に、消しゴムや鉛筆などの小さな消耗品は大量にストックが余っても困ることはありませんので、箱単位で多めにストックしておくよう心がけていました。残念ながら「予想よりストックは使わなかったな。余って困ったな~」と思う機会は全くなく、筆記用具はどんどん足していくスタイルのまま、コウは小学校を卒業しました。給食袋は4袋学校に置き忘れたことがありましたし、水筒は3本で足らずにペットボトルを持たせたこともありました。中学生になった現在はこんな感じです中学生以降は頻繁に筆記用具をなくすことは減ってきたため、シャープペンシルやボールペンを安心して持たせられるようになりました。とはいえ、中学2年生になってからも1週間でペンケースを2つ紛失したので、まだまだ油断ならない状況ではあります。先日は、中学生にして初めて『給食袋5袋全部使い切り』を達成してしまい、「小学生の頃も使い切ったことはなかったのに!?」と驚きました。Upload By 丸山さとこ小学生の頃は、給食袋が3袋以上溜まっていると先生から「持ち帰ろうね」と促されていたため、5袋全部が学校に行ってしまうことはありませんでした。ランドセルも容量が小さいために、ランドセル内に複数の給食袋を溜め込むことはできなかったのだと思います。そう考えると、5袋の給食袋を学校やリュックに溜められるようになったのは、中学生ならではなのかもしれません。私からすると全く嬉しい変化ではありませんが、良くも悪くも『ずっと同じ状況』が続くことはないのだなと思います。中学校に入って新しく見えるようになった困り事もあれば、中学生になったことで自然に解決していった困り事もあります。私はついつい目先の出来事に一喜一憂してしまいますが、目の前のことに対してできることを実行していくこと、狭い範囲だけ見て判断を焦らないことを丁寧にやっていきたいと思います。Upload By 丸山さとこ執筆/丸山さとこ(監修:森先生より)「よく物をなくす」、「忘れ物が多い」というのは、発達障害やグレーゾーンの方にとても多い困り事です。「やる気がない」「だらしがない」などと誤解されがちですが、本人としてはやる気がないわけではなく、「どうしてもうっかりしてしまう」というケースも多いのです。「今度は忘れないように気合いを入れる」といった対応にはあまり意味がありません。さとこさんのように、「物をなくす」「忘れる」ことを前提として準備することがとても大切です。「物理で解決」が最も強い解決策なのです。「よくなくすものはたくさん買っておく」「忘れたくないものは玄関のドアにかけておく」「朝出かける前にスマホに表示されるようにスケジュール登録しておく」といった、忘れることを前提とした行動を取るといいですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年04月23日CKCネットワーク株式会社(代表取締役:山崎 朋宏、本社:愛知県名古屋市 支社:福岡県福岡市)が運営する勉強に前向きになれないお子さまのマンツーマン学習サポート『Preステップオンライン』は、2024年5月18日(土)にオンライン説明会を実施します。Preステップオンラインロゴ【イベント概要】◆名称 : Preステップオンライン説明会◆会場 : オンライン(Zoom)他の参加者に顔や名前を出さずに参加できます◆日時 : 2024年5月18日(土)11:00~12:00◆内容 : Preステップオンラインサービス説明◆申し込み: 5/17(金)申し込み締め切り●Preステップオンラインとは当社には33年の通信指導経験と累計50万人以上の生徒たちへの遠隔指導実績があります。その中にはそれぞれのペースや状況に合わせた学習やサポートが必要な生徒がいました。このような生徒のために、少人数制オンライン集団指導と、個別面談を行う中学生向けオンライン学習塾を8年前に開始しました。多くの好評の声をいただいた一方で、生徒一人一人の性格に合わせたマンツーマンでの学習サポートの必要性を感じ始めました。そこで新たに、2023年4月から「Preステップオンライン」を開講し、中学生だけでなく希望者の多かった小学生へのサポートを開始しました。開講から1年を迎えたPreステップオンラインでは、現在150名を超えるお子さまのサポートを行っています。●説明会実施にむけてPreステップオンラインが一番大事にしていることは、成功体験による「自信」の積み重ね、コミュニケーションによる「可能性」の増加です。Preステップオンラインではお子さまには「学習サポーター」が、保護者には「協育サポーター」がそれぞれついてサポートを行います。マンツーマン授業は、お子さまの状況に合わせて学習することを選べる無学年方式で行っています。また、授業の最初では、お子さまとのコミュニケーションの時間をとっています。一人一人に向き合い、好きなこと、興味があることなどについて話し、「可能性」のきっかけを作っています。また、保護者のための個別面談ではお子さまの教育での悩みを毎月お聞きしております。Preステップオンラインの受講を通して明るい未来へ「ステップ」できるようにサポートをしていきたいと考えています。●「Preステップオンライン」保護者へのアンケート結果入会される前どのようなことでお悩みでしたか2023/12 Preステップオンライン保護者を対象としたアンケートより作成入会してみて感じているPreステップオンラインの魅力を教えてください2023/12 Preステップオンライン保護者を対象としたアンケートより作成●保護者の声・学校での話も聞いていただき、リラックスしてからの授業で本人も落ち着いてできる。テストでできなかった所も、聞きながら復習できるのが次につながるので、良いと思います。・先生が常に見て声をかけてくれているから、苦手だったコミュニケーションが少しずつとれるようになってきた。・他の習い事は自ら辞めていったけど、先生との授業は楽しみにしている。・子どもの事を考えた声かけをしてくれている。・オンライン、マンツーマンなので、子どものペースで授業がすすめられる。・送り迎えもいらないし、スタッフのみなさんが素敵だからほかの人に薦めたい。・不登校問題を抱えていると、外部とのコミュニケーションが本当に難しいと感じるので、自宅にいながら外部との接触や成功体験を重ねる事ができる。【CKCネットワーク株式会社について】『家族に自慢できるサービスを、世の中に提供する。』を理念として1990年に愛知県で創業しました。通信指導実績33年、累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業です。オンライン個別指導塾「Fit NET STUDY」や、マンツーマン学習サポート「Preステップオンライン」など、幅広い事業を運営しています。CKCネットワーク株式会社URL: PreステップオンラインURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月16日3月に沖縄から大分に引っ越しました~!単身赴任してたお父さんのところに、家族が合流した感じです。次女は中学生に、次男は高校生になりました。次男は徒歩と電車での通学なのですが、幼稚園年中~中3まで沖縄暮らしなので、電車に乗ったことがあるのは片手で数える程度。ひとりで乗ったのは、登校の練習の1回だけです!心配のあまり、朝からいろいろ言ってたら…うざがられてしまった…!そうよね、次男ももう高校生だもんね。課題もちゃんとやってたし、今朝だって起こされずに自分で起きてきたし、親にグダグダと言われたくないよね~次男が登校してしばらくして…お父さんが、次男のお弁当を発見!次男はもう電車に乗ってる時間だし、お父さんは出勤時間なので車で届けることはできない。確実に間に合わなーい!!!それでも一応電話をしてみたら…翌日から「お弁当、持った?」と何度も確認することにした私なのでした…。なんならお弁当をリュックに入れるところまでずっと見張ってます!
2024年04月13日兵庫県神戸市の街クラブ、「ロヴェスト神戸」代表である昌子力さんにインタビューしました。昌子さんは、Jリーガーであり元日本代表である昌子源選手の父親です。親としてそして指導者としての2つの視点から、サッカー少年・少女を育てる保護者として大事なこと、心得についてお聞きしました。後編では指導者として接する保護者への心構えなどとともにコーチへの助言をまじえてお話しいただきました。(取材・文:貞永晃二写真:柳瀬心佑)Jリーガー昌子源選手の父・昌子力さんに、サッカー少年の保護者としてしていたことを伺いました(柳瀬心佑)子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>><<前編:「指導者ではあるけれど息子にサッカーを教えたことはない」昌子源選手の 父・力さんが実践していた子どもへのかかわり方とは■親が子どもの行動をストップさせるので子どもたちも言われるまで動かない―――他のチームのコーチからお聞きするのは、最近の親が以前とは変わってきているということですが、どう感じますか?私自身も感じますし、うちの若いコーチたちも言いますね。小さいときって、やっぱりいろいろな失敗体験って大事じゃないですか。失敗するからリカバーの方法も考えつくし、サッカーだけじゃなく生活の中でそんなことを繰り返し成長していくわけです。ですが、最近の親御さんはわが子に手や口を出し過ぎだと思います。親はわが子が失敗しないように心配して、良かれと思ってやってあげているんでしょうが......。あれはダメ、これもダメ、何々しなさいと、日常の中で子どもの行動をストップさせる言葉が当たり前の会話になっていますね。特に心配なのはあまり深く考えずになんとなく口に出してしまうことが多いように感じるところです。買い物に出た街の中でも「そんなことするんだったらもう連れてこないよ!」といった交換条件を出すパターンや体裁が気になるのか無理やりある姿に当てはめて、よい子を装うような言動が親に見られることです。勿論体裁や人に迷惑かけないことは大切ですが親の体裁ではないんですよね、本質は。躾ですよね、根本に置いておかないといけないものは。だから子どもたちが冒険をしない、何か言われるまで動かない。もう全国的に今はそんな感じだと思うんですよね。そういうのをやっぱり変えていきたいですよ。みんながワーッと何かやって失敗して......、すると「誰や、ボールを投げたんは!」と、昔ならそんなカミナリ親父が怒る姿が日常でした。どうやったら許してもらえるのか?どうしたらそもそも怒られずに済むのか?いろいろ知恵を働かせたものです。サザエさんじゃないけど、あんな世界が今はもう全くないですもんね。でも昔はそれなりにちょっと駄目もとでやってみようかなって思えたんです。子どもの頃からの積み重ねで、やってみて失敗もしたけど上手くいったという成功体験があるからとにかくやってみようかという思いも湧いてくるんでしょうけど、それすらもなくなってしまったという印象です。それは何か行動を起こすたびに誰かに何か言われるような社会になったからだと思うんですよ。加えてそれは年齢の逆転現象もあると思います。大人も若者を注意しなくなりました。だから余計に考えなくなったのだと思います。■関わりすぎるな=放っておけという意味ではない親が関わり過ぎるな、というのは子どもを放っておけ、という意味じゃありません。7、8年ぐらい前に「親は手をかけすぎないで」というテーマで、ある小学校のPTA向けの講演に伺ったとき、その時女性の校長に聞かされたのですが、画板持参で校外写生大会をすると知った親がその前日に集まってみんなで公園を掃除したというんです。なので、写生をしようと公園に行くと何も落ちていない。先生としては子どもたちに落ち葉やいろんなものをそのまま見たり感じたりしてほしいのに。保護者にどうして掃除したんですかと聞くと、「うちの子が葉っぱに足を取られ滑って転んだらどうするんですか?」と逆に平気な顔で言われたそうです(笑)。びっくりしてね。そんなふうだから、気持ちが一度折れると立ち上がれない。やっぱり失敗経験がないと打たれ弱くなってしまうだろうなと感じました。■「先生はどんな答えを求めているんですか?」と聞く生徒が増えた――何が原因でそうなるんでしょうね。先日高校の先生と話をしていたら、「先生はどんな答えを求めてるんですか」とか「どんなこと言ったらいいんですか」と、そんなことを質問してくる高校生がいると。本当ですか?と聞くと、そんな生徒が増えたというんです。相手を不愉快にさせないで、相手が求めていることにちゃんとストレートで答えてあげたい、そういう気持ちから出た行為にも見えますけど、そんなのは大人になってやればいいことで、子どものときにそんなふうに考えなくてもいいのにな、と思います。どうしても正解を欲しがるんですよね。「1+1=2」みたいな。そのような、すべてにおいて正解を求める気持ちに何か拍車がかかってるような気がしますね。よく例えられる話で、外国だったら「□+□=5」という問題があれば、□に何が入るかな?と聞いたら、1と4が入ったり、2と3が入ったりいろいろあるよねというそのプロセスがすごく大事だけど、そういうことが今なされていない。ここでもまさに質問力ですよ。質問によって会話や求めていくもの、得られるものが広がっていかないんですよね。■スポーツでさえも正解を欲しがる選手が増えたそんな状態で唯一の救いがスポーツのはずなんですが、そのスポーツでさえも「YES」を欲しがる傾向があるように感じます。コーチも選手のプレーに対して否定したり、そうじゃないだろうとすぐに答えを言ってしまう。選手に「今のは何か狙いがあったの?」というワンクッションを入れて尋ねてあげるということが本当に少ない、全然足らない感じがしますね。スポーツって唯一冒険ができて。サッカーなんて特に合法的に相手を騙すことが許されているスポーツなんですよ。100m走のように号砲より早く出発したら失格になる競技ではないんですよ。自分が先に動いたり先に何かをやれば、それが自分に有利になり、先手を打てる訳ですよ。なのにそれを許さない指導者が増えてしまうとちょっと残念ですね。ライセンス講習会でも見られますし、一般的な少年サッカー現場でも習慣になっちゃってるんでしょうけど、ゲームスタートさせるとき「いくぞ、いいか?せーの」とボールを入れるんです。「『せーの』なんて声かけはしないまま、ポンとボールを出して始めさせればええねん、ぼーっとしてる方が悪いねんから」と言うと、それじゃ不公平になりますから、と返ってくるんですそれは、子どもたちに気を遣いすぎですよ。だって試合というのはそんなものでしょう?ゲーム中にこぼれ球が出るたびに誰かが「せーの」と言ってはくれません。不公平、理不尽なことがサッカーにはいっぱいあって......。サッカーだけでないですね、スポーツみんなですよ。場合によっては試合のあらゆる環境にそんな理不尽さを思い知らされることもある訳です。でもそれらを含めてサッカーなんだから、サッカーの競技特性を日頃の練習に取り入れないといけないんですよ。■子どもの頃から周りを見たり、考える力をつけておくことは大事最近はやれボール扱いだの、戦術だの、フォーメーションだのってそんなことばっかり先立っていますが、そんなことは後回しでもいいんじゃないか。そのために指導者の「観る」という能力がすごく問われるんじゃないかなっていうのは、大学生を指導する場合もそうですが、最近小中学生を観ていてより一層思いますね。子どもの時にやるべきは、ボールを扱うこと、神経系に刺激を与えること、と言われますが、刺激を与えるというのは何もボールを触ることだけではないんです。ボールがあろうがなかろうが周りを見るとか、自分がどうあるべきかなって、その「考える」ことそのものに意味があると思うんです。ボールを触る=神経系への刺激=少年時代に必要なことだとか、ドリブル=少年に必要なことだとか言われますが、私はキック練習だって神経系刺激の一つだと思っています。やっぱり小さいときにちゃんと(足で)捉えるフィーリングを養っておかないといけません。近年、キックが上手くない子がすごく多い気がします。高校年代になると、やっぱりキックの質の差が如実に個人差、チーム差になっていると思います。ましてや日本代表レベルなんて、速さと上手さに加えて正確性が必要ですから。■なんでもルール通りきっちりやるのではなく、時に余韻を楽しむこと現在私が代表を務めるロヴェスト神戸は先代の代表者が「ドリブルのロヴェスト」と言われたいと、ずっとドリブルを主体にやっています。私もそれを否定はしませんが、ドリブルと同じくらい他の何かを付け加えないといけないと考えています。ドリブル主体のチームあるあるで、ボールが足元に来て「さあ、サッカーが始まるぞ」みたいなことが多くて......。ですから5割以上とは言いませんが多少はボール操作力と合わせてキック、そして飛んできたボールのワンタッチコントロールにも注力すべきだと思います。例えば飛んできたボールをコントロールしてからドリブルドリルを開始するとか。ファーストタッチで最初のドリブル操作へスムーズに移行させるコントロールをしないと実践的ではない訳です。指導者も先入観や、思い込みを捨てて常に「なぜだろう、どうしてこうなるんだろう」というところを持っていないと、子どもたちに刺激を与えられいないと思うんです。課題を与えられて挑戦し、成功もするし失敗もする。うまくいったら、「ナイス、いいぞ!」ともっと褒めてあげたらいいのにとある指導者に言うと、「次の順番を待っている子のことが気になって、一人ひとりの子どもたちを観れていない」と言ってました。私としては、「いや、何秒以内に次がスタートしないといかん、というルールでもあるんか?別にいいやん、その余韻を楽しんだら」って思うのですが、コーチたちも真面目なので「こういう風にしないといけない」という思い込みがあるみたいです。最近は真面目で一生懸命である一方で、挑戦することを不安がったりする慎重な行動をする子が多いとも感じますが、実は指導者側にもそういうタイプの人が出現し始めている感じが、ライセンス講習会や様々な講演や講習会を通して感じます。選手にも指導者にも、何かトライをするとか、失敗を失敗に見せないような努力、たとえば「こういう失敗はこうしたら防げるな」という研究心をくすぐる必要があるなと感じているところです。■子どもを成長させるには、チームと親で反比例しないこといつの時代もプロならプロ、大学なら大学、高校なら高校でトップの選手たちにはいろいろと磨かれていく環境はあると思いますけど、そこを目指す小・中学生の世界はやっぱり最後は指導者の力がものをいうと思います。そして、保護者はチームの教えと反比例することをしないことをお願いしたいです。例えば、自分のことは自分でやるように伝えているのに、ウェアの準備から何から何まで沢山のことを親がやってしまったり、失敗させないよう先回りして思考力や挑戦・調整する力を奪うような行動を控えて欲しいんです。ユニフォームは自分で用意し、もし忘れたら自分が試合に出られない......。自分で責任を持つのです。そしてその子は次の機会ではきちんと準備するでしょう。■サッカー少年少女の親として何より大事なのは、子どもをプロにすることではない――以前、サッカー少年少女を育てる親として大事なのは、子どもをプロにすることじゃなく経済的、精神的に自立させることだとおっしゃっていましたね。プロになりたいならなりたいでいいと思うんだけど、プロなんていう特殊な能力の仕事をしようと思ったら、余計に自立が必要だと思うんです。サッカーに限らず、どんな仕事でも結局その積み重ねがない人は、何をやってもちょっと物足りないだろうと思うんです。スポーツがとてもクローズアップされるのですが、歌手でも俳優でも会社でも、その筋のプロ(大きな仕事のできる人)と言われる人はそれ相当の努力を重ね、他の人にない技・技量を身につけ、いつ何時でもミスなくタスクを成し遂げるのですよ。歌手・俳優さんはいつも笑顔で苦しい顔も見せずに平然と(そう見えるように)歌い上げ、演技して見せ、歌劇団の演者はステージでミスしないです。ミスがあったとしてもわからないようにカバーもできるんだと思います。サッカーのプロを目指す人たちは普通の努力と経験だけでは簡単にプロになれるものではないからこそ、プロセスが大切なんだと思います。小さい時はサッカーを大好きになり、技の習得など"続ける"力を養いたいですね。歌手で言えば幼少期から歌うことが好きだったというような。そして年齢が上がる度に持っている技の強さ速さを磨いていく。辞めずに繰り返しレッスンする歌手志望・俳優志望の女の子のように。同時に社会を生きていくことを意識していく。ですからもっと子どもにいろんな体験をさせてあげないといけません。■グラウンドは子ども自身が思考して行動する場所、親は手をかけず見守ってサッカーは頭を使って考える良いスポーツだと思います。そんな良い土台・素材になるスポーツであるサッカーをやっているのに、そこに立ち向かう子どもに失敗を含むいろんな経験をさせないようにしているのは、言えば矛盾している行動です。グラウンドの中に入ればそんなに危険なことは起きないので、そんな過保護にならないでくださいと保護者の皆さんには伝えたいですね。それでなくても自分で行動しない環境(親が準備してしまう)が多い中、子ども自身が自ら何かを考えて行動を起こせる折角の時間(サッカー・スポーツ)に親は入ってこないでください、と。スポーツの場面でも常に親があれこれやってあげるなら、わざわざサッカーを習う必要がないんじゃないかと。それなら大事に家に置いておいたら?と言いたくなります。保護者のみなさんが、サッカーを通じてわが子にどうなってほしいのか、親はどうあることが子どもの自立につながるのか、いま一度考えてお子さんの成長を見守って欲しいです。急がば回れ。子どもをサッカー選手にさせたいのであれば自主自立です。子どもたち自身が成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2024年04月11日■パジャマで迎えられる友だち、いる?気兼ねない友だちがたくさんいる女子同士のこういう関係大好きなので、「パジャマでもいっか」が将来「まゆ毛ないけどいっか」みたいな感じで、長く続いていくのかなぁって思っているよ。のまめも「パジャマは恥ずかしい」って言ってるけど、部活着や体操着で遠出しちゃう子なので、はじらいポイントが違うだけで、考えは一緒なのでは?と思っている。わたしはさすがに背中に「バレー魂-〇〇中学バレー部-(※文字は仮)」ってでっかくプリントされたシャツ着て、ショッピングセンター行くの恥ずかしかったぞ(汗)。
2024年03月30日BIGLOBEプレスルーム BIGLOBEは、2023年に「子育てに関するZ世代の意識調査」を発表しました。( )その中で、18歳から25歳までの未婚で子どもがいないZ世代の男女に聞いた、“将来、子どもがほしくないZ世代の約5割”という結果が、複数のメディアで取り上げられました。2024年、BIGLOBEは全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人を対象に「子育てに関する意識調査」を実施。本日、調査結果を発表します。本調査はアンケート形式で実施しました。調査日は2024年1月23日~1月25日、調査方法はインターネット調査です。【調査結果のトピックス】1. 「子どもがいることで幸福度が高まった」約9割2. 子育ては大変と感じるも、気持ちに折り合いがつけられている約9割3. 子どもを授かってから「子どもへの思いが良い方へ変化」8割強【調査結果詳細】1. 「子どもがいることで幸福度が高まった」約9割全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人に「子どもがいることで幸福度が高まったと思うか」質問をしたところ、「思う」(53%)、「やや思う」(33%)をあわせて約9割にのぼった。「子どもを持つことができて良かったと思うか」については、「思う」(54.8%)、「やや思う」(32%)をあわせ「子どもを持つことができて良かった」という割合も約9割にのぼった。子どもがいることで幸福度が高まったと思うか子どもを持つことができて良かったと思うかさらに、「子どもを持つことができて良かった」と回答した434人に、「子どもを持つことができて良かったと思う理由」を聞くと、「子どもの成長が楽しみ」(76%)、「子どもとのふれあいが楽しい」(58.1%)、「家庭が明るくなった」(44.7%)と続いた。子どもを持つことができて良かったと思う理由また、子どもがいることで幸せと感じるとき(こと)について聞くと、以下のようなコメントがあった。(一部フリーコメントを抜粋)・仕事上、深夜前に帰ることが多いのですが、帰って寝ている子どもの寝顔を見ているととても癒されます。同時にこの子達のためにも頑張って働こうと思えます。【20代男性:未就学児・小学生の親】・子どもがどんどん喋れるようになるのが嬉しい。夫婦とは違う話相手になるのでとにかくどんどん成長していく姿が嬉しいです。【30代男性:未就学児の親】・自分の血を分けた生命が存在することを再認識するだけで生命の尊大さを感じることができる。【40代男性:小学生・中学生の親】・旅行に行ったり外出したり、一人よりも楽しい。【50代男性:小学生・中学生・高校生の親】・ご飯を食べ終わった時に必ず「ごちそうさま。美味しかったよ、ママのご飯は世界一だね」と言ってくれる。【20代女性:未就学児の親】・元気で毎日楽しく過ごせているだけで満足。【30代女性:未就学児・小学生の親】・「いつも有難う」と感謝してくれる。誕生日や母の日にお祝いしてくれる。【40代女性:小学生・高校生の親】・存在自体が尊い。いてくれるだけで幸せ。成長と共に、お互い深く話せるようになって来て、かけがえのないものになっている。【50代女性:高校生の親】2. 子育ては大変と感じるも、気持ちに折り合いがつけられている約9割全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人に「子育ては大変だと思うか」質問をすると、「思う」(57%)、「やや思う」(29.4%)をあわせ約9割にのぼった。「子どもを持つことができて良かった」と思う一方で、「子育ては大変」とも感じていることが明らかとなった。子育ては大変だと思うかさらに、「子育ては大変だと思う」と回答した432人に「子育ては大変だが、気持ちに折り合いをつけられているか」質問をすると、「できている」(32.2%)、「ややできている」(55.6%)と回答した人は約9割に。「子育ては大変」だと感じるも、多くは「気持ちに折り合いをつけられている」結果となった。子育ては大変だが、気持ちに折り合いをつけられているか3. 子どもを授かってから「子どもへの思いが良い方へ変化」8割強全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人に「子どもを授かってから、子どもへの思いが良い方へ変わったと思うか(子どもが好きになった、かわいいと思えるようになったなど)」聞いたところ、「思う」(40.4%)、「やや思う」(43.4%)をあわせて8割強に。子どもを授かってから、子どもに対する思いが良い方へ変わったという人が多い結果となった。子どもを授かってから、子どもへの思いが良い方へ変わったと思うかさらに、これから「若い世代が子どもを持ちたいと思うためには何が必要だと思うか」質問をすると、「収入があがる希望」(61.4%)、「大学まで教育費の心配がないこと」(48.4%)、「子育てがしやすい勤務先の制度」(39.4%)が上位となった。若い世代が子どもを持ちたいと思うためには何が必要だと思うか※ 本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。■調査概要・調査名 :子育てに関する意識調査・調査対象:全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人・調査方法:インターネット調査・調査期間:2024年1月23日~1月25日BIGLOBEでは、現代社会が何を課題と捉え、人々が何を必要としているのかを把握するために、若年から高齢の幅広い方々に向けて、多様な角度から意識調査を実施しています。「BIGLOBE調べ」 ※記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。<本件に関するお客さまからのお問い合わせ先>BIGLOBEカスタマーサポート インフォメーションデスク電話:0120-86-0962 (通話料無料)携帯電話、IP電話の場合電話:03-6385-0962 (通話料お客さま負担) ※BIGLOBEのニュースリリースは からご覧になれます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月27日CKCネットワーク株式会社(代表取締役:山崎 朋宏、本社:愛知県名古屋市、支社:福岡支社)が運営する、勉強に前向きになれないお子さまのマンツーマンオンライン学習サポート『Preステップオンライン』は、4月1日(月)に開講から1年を迎え、会員数が早くも100名を突破しました。その100名以上のお子さまの保護者を対象に、どのような悩みを抱えているのか?その悩みの解決を含めて『Preステップオンライン』にどのような魅力を感じていただいてるのかをアンケート調査いたしました。Preステップオンラインロゴ●Preステップオンライン創業ストーリー当社には33年の通信指導経験と累計50万人以上の生徒たちへの遠隔指導実績があります。その中にはそれぞれのペースや状況に合わせた学習やサポートが必要な生徒がいました。このような生徒のために、少人数制オンライン集団指導と、個別面談を行う中学生向けオンライン学習塾を8年前に開始しました。多くの好評の声をいただいた一方で、生徒一人一人の性格に合わせたマンツーマンでの学習サポートの必要性を感じ始めました。そこで新たに、2023年4月から「Preステップオンライン」を開講し、中学生だけでなく希望者の多かった小学生へのサポートを開始しました。開講から1年を迎えたPreステップオンラインでは、現在100名を超えるお子さまのサポートを行っています。●保護者へのアンケート結果今後、よりお子さま、保護者のためのサービスにしていくためにアンケートを実施をいたしました。入会される前、どのようなことでお悩みでしたか?一般的な学習塾同様に、学習意欲や勉強についていけないことへの悩みをお持ちの方が多い一方で、子どもがコミュニケーションをとれる場所への悩みをもってPreステップオンラインに入塾されている方が一定数いらっしゃいます。受講してみて感じているPreステップオンラインの魅力を教えてください『Preステップオンライン』に入会された多くの方が「マンツーマン授業」「コミュニケーションを重視した授業スタイル」に魅力を感じています。●保護者の声・学校での話も聞いていただき、リラックスしてからの授業で本人も落ち着いてできる。テストでできなかった所も、聞きながら復習できるのが次につながるので、良いと思います。・先生が常に見て声をかけてくれているから、苦手だったコミュニケーションが少しずつとれるようになってきた。・他の習い事は自ら辞めていったけど、先生との授業は楽しみにしている。・子どもの事を考えた声かけをしてくれている。・オンライン、マンツーマンなので、子どものペースで授業がすすめられる。・送り迎えもいらないし、スタッフのみなさんが素敵だからほかの人に薦めたい。・不登校問題を抱えていると、外部とのコミュニケーションが本当に難しいと感じるので、自宅にいながら外部との接触や成功体験を重ねる事ができる。●サポートを必要とするお子さま、保護者のためにPreステップオンラインが一番大事にしていることは、成功体験による「自信」の積み重ね、コミュニケーションによる「可能性」の増加です。Preステップオンラインではお子さまには「担当講師」が、保護者には「担任」がそれぞれついてサポートを行います。マンツーマン授業では小学3年生から中学3年生の内容で、お子さまの状況に合わせて学習することを選べる無学年方式で行っています。また、授業の最初では、お子さまとのコミュニケーションの時間をとっています。一人一人に向き合い、好きなこと、興味があることなどについて話し、「可能性」のきっかけを作っています。また、保護者のための個別面談ではお子さまの教育での悩みを毎月お聞きしております。Preステップオンラインの受講を通して明るい未来へ「ステップ」できるようにサポートをしていきたいと考えています。【CKCネットワーク株式会社について】『家族に自慢できるサービスを、世の中に提供する。』を理念として1990年に愛知県で創業しました。通信指導実績33年、累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業です。オンライン個別指導塾「Fit NET STUDY」や、マンツーマンオンライン学習サポート「Preステップオンライン」など、幅広い事業を運営しています。CKCネットワーク株式会社URL: PreステップオンラインURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月22日しながわ水族館(東京・品川、館長:鈴木 正勝)は、普段見かける機会は多いが知られていない魅力も多い“貝”に焦点を当てた春の特別展「カイつまんで、ヒモときます。~しな水の貝展~」を2024年3月20日(水・祝)~2024年5月6日(月・振)の期間で開催します。本企画展では、約18種80点の貝を生体展示します。水族館の生き物の中でも地味な存在とされている貝の、実はすごい生態や美味しさなど、パネルを通じて分かりやすく解説します。また、普段食べている貝が本来どんな姿をしているか知ることができる貝(回)転寿司コーナーも設置します。その他、日本の伝統的な遊びの一つでもある「貝合わせ」や貝殻を利用した製品などを紹介するコーナーも登場。さらに館内では、貝の仲間や貝を利用する生き物を知ることができる貝遊スタンプラリーを実施。また、真珠の歴史や真珠ができるまでの解説を聞きながら、真珠を取り出すことができる真珠貝(解)説+取り出し体験(※実施日限定、有料:1,500円)も実施します。レストランドルフィンでは開催期間中、貝を味わうことができるイベントコラボメニューをお楽しみいただけます。この機会に是非、しながわ水族館へお越しください!詳細: 貝展キービジュアル【「カイつまんで、ヒモときます。~しな水の貝展~」開催概要】タイトル: カイつまんで、ヒモときます。~しな水の貝展~開催期間: 2024年3月20日(水・祝)~2024年5月6日(月・振)展示場所: 地下1F クマノミルーム、他館内各所料金 : 下記水族館への入館料でお楽しみいただけます。大人(高校生以上)1,350円、中学生・小学生600円、幼児(4歳以上)300円、シルバー(65歳以上)1,200円※真珠貝(解)説+取り出し体験は有料詳細 : 【開催内容】■貝の生体展示馴染み深い貝から珍しい貝まで、約18種80点の生体展示をします。また、そんな貝の魅力的な生態や姿をカイつまみながらヒモとけるQ&A方式の解説パネルも設置。貝たちの知られていないすごい特徴や魅力を知ることができる内容となっています。ウコンハネガイ浅い海の岩礁に生息しています。外套膜の縁に光を反射する細胞があり、光を浴びると反射してキラキラと光ります。<展示生物一例>ベッコウイモガイ、ナミガイ、スイジガイ、タカラガイのなかま■貝(回)転寿司コーナー貝の回転寿司が登場!?普段食べている好きな貝ネタがどんな姿をしているのかを知ることができる貝(回)転寿司コーナーが登場。是非、自分の好きな貝ネタを見つけて解説をご覧ください!※貝殻と食品サンプルの展示です。食べることはできません。ナミガイ(みる貝)ナミガイ(貝殻)■貝で遊ぼうコーナー平安時代に貴族の間で広まった遊びである貝合わせや貝殻を利用した製品などを紹介します。また、貝合わせは実際に遊べるコーナーも設置。水族館で普段餌として使用しているホンビノスガイの貝殻に飼育スタッフが絵を描きました。■貝アートコーナー壁面を貝殻で装飾した貝アートのフォトスポットを設置。貝殻で作成した“しなフィンアート”などもご覧いただけます。設置場所:地下1Fクマノミルーム 入口付近■貝遊スタンプラリー館内に常設展示している貝の仲間や貝を利用する生き物たちを紹介する貝遊びスタンプラリーを実施。自然界での貝のすごさや貝殻の利用方法など知ることができます。貝遊スタンプラリー■真珠貝(解)説+取り出し体験真珠の歴史や真珠ができるまでの過程に加え、海の環境などについても交えながらスタッフが詳しく解説。貝や真珠について学びのある内容となっています。さらに、自身で真珠をアコヤガイから取り出す体験もできます。取り出した真珠はお持ち帰りいただけます。その他、真珠養殖の際に使用する器具類も展示します。真珠取り出し体験真珠取り出し体験(養殖)開催日時:2024年3月30日(土)・31日(日)、4月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)※ゴールデンウィーク期間はホームページをご覧ください。開催時間:各日12:30~13:00体験時間:約30分料金 :1,500円開催場所:見晴らしルーム人数 :各日10名限定申込方法:Webチケットをお求めください。対象年齢:4才以上※取り出した真珠は別途有料にてアクセサリー等に加工できます。加工は館内常設の真珠取り出し体験コーナーで承ります。※入館には別途入館料がかかります。【限定グッズ情報】■マリンショップ シーガルマリンショップ シーガルでは、かわいい貝グッズを期間限定で販売します。この機会に是非お買い求めください!<ぽちゃまる貝シリーズ>・アコヤガイ(1,045円)パールのビーズがチャームポイント♪ぽちゃまる貝 アコヤガイ・サザエ(1,045円)フタ部分がパカッと開きます♪・ぬいぐるみ 貝パク(2,750円)パペット仕様になっていて、貝をパカパカ開けます。・クッション ホタテクッション ブルー(4,378円)モチモチのクッションでインテリアにピッタリ♪【限定“貝”フード情報】■レストランドルフィンレストランドルフィンにてイベントコラボメニューを展開します。・たっぷりあさりのボンゴレビアンコ(ドリンクバー付) 1,730円旨みが凝縮されたあさりのパスタ!!ボンゴレビアンコ・ホタテフライとハンバーグのコンビ(ドリンクバー付) 2,440円肉厚なホタテとジューシーなハンバーグの相性バツグン!!ホタテフライとハンバーグ◆「しながわ水族館」概要◆所在地 :〒140-0012 東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内営業時間:10:00~17:00 ※最終入館は16:30休館日 :火曜日(春・夏・冬休み、GW、祝日は営業)、1月1日入館料金:大人(高校生以上) 1,350円小・中学生 600円幼児(4才以上) 300円シルバー(65才以上) 1,200円※画像はすべてイメージです。※状況により内容が変更になる場合がございます。※金額はすべて税込です。■お客様からのお問い合せ先■しながわ水族館TEL : 03-3762-3433公式WEBサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月21日7男2女の大家族! 1歳の7男くんと中学生の長男くんの日常をご紹介!6人の弟がいる長男くん。何度も弟たちの「寝返りできた!」「歩いた!」「しゃべった!」を経験してきたはずなのに……!?12歳差兄弟の日常ハイタッチで「おかえり」12歳差の長男くんと7男くん。中学生の長男くんが学校から帰ってくると…… 7男くんもお出迎え♡長男くんはいつもやさしく、「イエーイ!」と言いながら、ハイタッチをしてくれます。 手をしっかり握り合って、再会を喜び合う2人♪ また別の日も、長男くんからハイタッチ! 7男くんはまだうまく片手でハイタッチができませんが、一生懸命長男くんの手をつかむ姿がかわいい♡ 弟の成長に兄は思わず…そんなある日。いつものように長男くんがハイタッチをしようとすると……。 7男くんが初めて「イエーイ!」と返してくれました! 弟の成長に気づき、うれしすぎた長男くんは…… 喜びが爆発!! 「え~!!!」と叫びながら、胸の前で握りしめた手をブンブン振っています! お兄ちゃんに喜んでもらえて、7男くんもとってもうれしそう♪ こんな幸せな2人の姿を見たお母さんは、喜びも2倍♡ 思春期真っただ中の長男くんですが、7男くんが癒やしになっているそうですよ♪ 動画のコメント欄には、「お兄ちゃん、将来いいパパになりそう!」 「7男くん、お兄ちゃんズに愛されて毎日楽しいだろうね」 「上の子が下の子にデレデレしちゃうのって、どっちもが天使に見えて至福の時ですよねぇ♡」 「なんていい子なんだろう。本当にご家族の教育の賜物なんだろうな。『イエーイ』だけであんなに喜んでくれるお兄ちゃんがいて、下に続くきょうだいたちも、やさしい子に育つんだろうなぁ」と、兄弟のふれあいに癒やされる人がたくさん♪ 何度も目の当たりにしてきたはずの成長の瞬間でも、体全体で感動する長男くん。見ているこちらにも、喜びが伝わってきます。家族でお互いの成長を見つけて共有することで、より一層絆が深まっていくのでしょう。これからも、子どもたちの成長が楽しみですね! 画像提供・協力/@9kids_saiさん
2024年03月18日樹里さんには2歳年上の姉・海さんがいます。海さんには発達障害があり、樹里さんはいわゆる「きょうだい児」であり、「ヤングケアラー」でした。小学生のころから海さんのお世話や家事を頑張っていた樹里さんですが、中学生になり不満が爆発。見かねたお母さんが児童相談所の一時保護所を利用することを提案し、樹里さんは受け入れます。しかし一時保護所には発達障害の子も多く、家にいるときよりもストレスを感じるように。職員からのやさしい言葉も樹里さんにとっては的外れで、苦しい日々を送っていました。実際に一時保護所で生活してみるものの、樹里さんが自分の居場所だと思えることはありませんでした。そうこうするうち、あっという間に満期の3カ月が訪れ、樹里さんは一時保護所を出て家に戻るのでした。もう誰も信じない…愛なんか求めない… ※文句が → 文句を 一時保護所での保護期間が終了し、家に帰ることになった樹里さん。しかし、家族との関係を修復することはできず、その溝は深まっていくばかり……。 そんななか、樹里さんは進学した通信制高校で友だちができます。この友だちの存在のおかげで、樹里さんは自分の人生を諦めることなく、これから足を踏み出す外の世界に希望が持てるようになりました。 ◇ ◇ ◇ 友だちに支えられ、受け入れてもらえたおかげで、ようやく自分の気持ちを外に出すことができた樹里さん。今まで自分の気持ちを理解してくれる人がいなかっただけに、とてもうれしかったでしょう。 すべてを諦めてしまう前に、人生に希望を持つことができて本当によかったです。 これからも、樹里さんが樹里さんらしく生きていけるような道を選んでいってほしいですね。そしていつかは、家族との溝も埋まっていくことを願います。 著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
2024年03月17日保育士の中田馨さんが、ママにお願いしたい子どもが体調不良のときの対応について教えてくれました。急に仕事は休めないから……とついついやってしまっていることありませんか!?こんにちは! 保育士の中田馨です。子どもが体調不良や発熱しているけれど、仕事はなかなかお休みできないし……ということもあるかと思います。 今回は私の保育園で実際にあったことと、友人保育士が経験したことも交え、お子さんが体調不良の際に保護者の方に配慮してほしいことについてお話しします。 ①朝に熱があるようならば登園は控えて!登園時に「昨夜から熱が上がって。朝方まで39度を超える熱があったんですが、解熱剤で下がったので来ました!」というエピソード。現在は新型コロナウイルスのこともあり、各ご家庭が用心しくださっているのでここ2年ほどはありませんが、以前は割とありました。 「体温」という数字でいうと、熱は下がっていますが、あくまでそれは薬で下がっているだけ。私の経験上、昼頃には再び熱が上がりお迎えに来ていただくことが多いです。「ひとまず出勤して、呼び出しで帰らせてもらう方が気が楽」という親御さんもいらっしゃいますが、是非ともお子さんの体を第一に考えていただけるとうれしいです。 大人も朝方まで39度以上の熱があるのに、解熱剤で下げて仕事に行くって、相当しんどいことですよね。お子さんも一緒です。 ②急なお迎え、無理は承知ですが「迎えにいけません」はNG!保育園で熱が出て職場に電話をすると「仕事を代わってくれる人がおらず、迎えに行けない」と言われることがあります。私自身も働く母なので、お仕事の都合がつかないのはよく分かります。私自身も、中学生の娘が体調不良になったときに学校から電話があっても「迎えに行けないので一人で帰らせてください」と言ったことがあります。娘の場合、熱もなく歩けたうえ、中学生ですのでそれができますが、保育園児は1人では家まで帰ることができません。 上記で書いたように、お子さんの体を第一に考えていただくことに加え、次のことも知っておきましょう。保育園で体調不良の子が出ると、感染症の疑いも含め、その子を隔離することになります。隔離するということは保育士がその子に1名専属でつくということ。短時間なら対応できるかもしれませんが長時間となると、うちの保育園のように小規模の場合は特に、難しくなる場合もあります。 保育士は、保育の専門家であって病気の子を見る専門家ではありません。安全に保育するためにも、どうにか仕事の都合をつけてくださると助かります。 中には「そんな細かいこと……」と思われることもあったかもしれませんが、毎日気持ちよく安全に過ごすためにも、ご協力いただけると助かります。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2024年03月12日板書が苦手、忘れ物が多い、提出物を出せない……高校進学が不安ですQ:知的障害(知的発達症)のないASD(自閉スペクトラム症)と診断されている中学生の子どもがいます。通常学級に在籍していますが、板書が苦手、忘れ物が多い、提出物を出せないなどが成績に響いており、内申点が必要な普通科高校へ進学するのは難しいのではと思っています。もし高校に合格できたとしても、勉強や人間関係でつまずくのではないかと不安です。通信制高校などへの進学も視野に入れています。特性のある子どもの進路選びにおいて、どのようなポイントを意識するとよいでしょうか?A:本人の努力だけでは解決が困難な場合、合理的配慮の申請によって個別的な支援を得ることが考えられます。相談室やスクールカウンセリングなど、入学後の相談場所が整っているか確認しておくとよいと思います。通信制高校も多種多様なので、事前によく調べておきましょう。Upload By 発達障害のキホン高校進学に際しての不安として、入学後の勉強や人間関係でのつまずきがあげられるでしょう。特に重要なのは、中学校と比べて、高校は授業の出席が足りないと進級に直結するということです。中学校では保健室登校が出席として認められても、高校だとそれは基本的に認められません。逆に成績に関しては、テストで赤点をとってしまったとしても、再試や追試で救ってもらえる場合が多いようです。成績につながる提出物については、提出期間や提出方法について合理的配慮などで工夫してもらえる可能性はあります。入学前にできることとしては、相談室やスクールカウンセリングなど、入学後の相談場所が整っているか確認しておくとよいと思います。ちなみに、令和6年4月から私立高校でも合理的配慮の提供が義務化されます。また、実習が必須になっている学校やコースは、その内容も確認したほうがよいでしょう。できればオープンキャンパスなどで直接先生方に相談してみるとよいかもしれません。通信制高校も、インターネットを活用した教育を行っている学校、自学自習を中心とした学校、スクーリングの日数がかなり多い学校など多種多様なので、どんな通信制高校が合っているか事前によく調べておきましょう。入学前にインターネットの習い事などを体験してみて、参考にするのもよいかもしれません。参考:リーフレット「令和6年4月1日から合理的配慮の提供が義務化されます!」|内閣府(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月11日■思い出はプライスレス?使い終わったランドセルどうしました?我が家リメイクしようって思って、そのまま現在に至っています(もう1年経ってしまった)一回娘たちにも「ランドセル、場所を取ってて邪魔だなー」って言われちゃったし。このままだと「捨てる」って言われかねないので、アクションを起こさねばと思っているよ。そもそもリメイクグッズ、娘たちが使わなくても、わたしが使うっていう手もあるしな?
2024年03月09日バレーボールクラブCycle(所在地:宮城県仙南地域、代表:大友 美恵)は、福島県と宮城県の小学生・中学生バレーボールチームの交流を目的とした練習会を3月9日(土)、10日(日)に実施いたします。ネット上の攻防バレーボールクラブCycle: Instagram白沢トリニティjvc: SENNANCore : 【練習会の目的】スポーツは人間形成に欠かせない効果を発揮します。中でもバレーボールは、ネットを挟み敵に邪魔されず仲間とのコミュニケーションをとりながら力を発揮することができる唯一無二のチームスポーツです。そのバレーボールを楽しみ、小学生と中学生の連携・交流をもつことで技術と心の成長を促すため、この度の練習会の開催が決定いたしました。その場所を、福島県本宮市白沢に構え、その運営を白沢トリニティjvcとSENNANCoreで行う、福島県と宮城県の総力をつぎ込んだバレーボール交流を行い、PARTYのような楽しい育成世代バレーボール環境の創出を目指します。主催:白沢トリニティjvc(福島県本宮市) SENNANCore(宮城県仙南地区)1. 開催期日令和6年3月9日(土曜日)、10日(日曜日)【2日間】・開館 :8:00・監督会議:8:30・開会行事:9:00・試合開始:9:402. 会場(1)本宮市白沢体育館 アリーナ 4面(2)本宮市松沢コミュニティセンター 1面3. 参加資格以下の要件を満たす小学生チーム、中学生チーム(部活動、ヤングクラブ等)で行います。・宮城県及び近隣県小連所属の優秀な小学生・中学生バレーボールチーム4. 競技規則2023年度公益財団法人日本バレーボール協会の定める6人制競技規則。但し、小学生は特別ルールのフリーポジション制を適用。5. 競技方法以下のとおりとする。なお、参加チーム数により変更があり得えます。・両日、カテゴリー毎総当たりリーグ戦を行う(21点止め、2セットマッチデュースなし)。順位は、各チームの総得点総失点率の順で決める6. 参加費1チーム 5,000円(ラインテープ代など)※練習会の案内、組み合わせ等の配信は全て、LINEで行います。※本会のプログラムは印刷しません。7. 試合球公益財団法人日本バレーボール協会が公認する小学生用人口皮革軽量4号カラーボール(ミカサ)中学生は5号カラーボール(ミカサ)【会社概要】商号 : バレーボールクラブCycle代表者 : 代表 大友 美恵所在地 : 〒989-1501 宮城県柴田郡川崎町前川字北原34-2設立 : 2021年10月事業内容: 地域に根ざしたバレーボールクラブ活動URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月05日■省エネなのか?※のまめは部活時間が違うので別に帰ってきます「カバンも一緒に持って行って部屋に置いてきたらいいんじゃない?」って思うんだけど、なぜか玄関に荷物をどさっと置いて自分だけ部屋に入っていくんですよね。これ、のまめも同じように置いていくの。気になって聞いてみたんだけど、こんな答えが返ってきました。宿題はタブレットがあればできるから、タブレットだけ持ってればいいらしい。な、なるほどなーー!?でも玄関は荷物置き場じゃないからーーーー!持っていってくれよなーーーー!
2024年03月02日株式会社学研ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:宮原博昭)の調査・研究機関である学研教育総合研究所は、2023年10月27日(金)~11月1日(水)の6日間、全国の小学生の子どもを持つ保護者を対象に「小学生調査」、全国の中学生の子どもを持つ保護者を対象に「中学生調査」を実施し、小学生調査では1,200名、中学生調査では600名の有効サンプルを集計しました。今回は、小学生調査および中学生調査のうち、今回は、学習や学校生活の実態・意識に関する結果を「小学生・中学生白書 小学生・中学生の学習・学校生活に関する調査」として公表します。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)表1: 一番好きな教科と一番嫌いな教科をきいたところ、小学生では一番好きな教科は1位「体育」(21.7%)、2位「算数」「図画工作」(いずれも17.7%)、4位「音楽」(8.8%)、5位「国語」(8.1%)、一番嫌いな教科は1位「算数」(22.8%)、2位「国語」(18.4%)、3位「体育」(8.1%)、4位「図画工作」(5.0%)、5位「社会」(4.3%)となりました。また、中学生では一番好きな教科は1位「数学」(21.3%)、2位「英語」「保健体育」(いずれも12.5%)、4位「社会」(11.3%)、5位「理科」(9.5%)、一番嫌いな教科は1位「数学」(22.2%)、2位「英語」(16.7%)、3位「国語」(11.8%)、4位「理科」「社会」(いずれも8.2%)となりました。表2: 子ども自身が受験する高校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(56.8%)、2位「偏差値」(46.2%)、3位「学校の教育方針」(23.5%)、4位「部活動」(21.3%)、5位「在校生の雰囲気」(21.0%)となりました。他方、保護者に、子どもが受験する高校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(52.7%)、2位「偏差値」(42.2%)、3位「学校の教育方針」(27.2%)、4位「学費」(21.7%)、5位「在校生の雰囲気」(20.8%)となりました。子ども自身と保護者の回答結果を比較すると、どちらもTOP3には「自宅からの距離」「偏差値」「学校の教育方針」が挙がりましたが、4位の結果は異なり、子ども自身の回答では「部活動」が4位、保護者の回答では「学費」が4位でした。表3: ChatGPTなどの対話型生成AIを【学校】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」と回答した人の割合は、小学生では9.8%、中学生では16.2%となりました。また、対話型生成AIを【家庭】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」と回答した人の割合は、小学生では12.5%、中学生では16.5%となりました。[小学生調査 調査結果]学習について★小学生の一番好きな教科 1位「体育」2位「算数」「図画工作」4位「音楽」5位「国語」★小学生の一番嫌いな教科 1位「算数」2位「国語」3位「体育」4位「図画工作」5位「社会」一番好きな教科をきいたところ、1位「体育」(21.7%)、2位「算数」「図画工作」(いずれも17.7%)、4位「音楽」(8.8%)、5位「国語」(8.1%)となりました。他方、一番嫌いな教科をきいたところ、1位「算数」(22.8%)、2位「国語」(18.4%)、3位「体育」(8.1%)、4位「図画工作」(5.0%)、5位「社会」(4.3%)となりました。過去の調査と比較すると、一番好きな教科では2022年調査まで10年連続で1位だった「算数」に代わり「体育」が1位となりました。一番嫌いな教科ではこれまでの調査と同様、「算数」「国語」が上位に挙がる結果となりました。一番好きな教科を男女別にみると、「体育」(男子26.7%、女子16.7%)と「算数」(男子24.5%、女子10.8%)は女子と比べて男子のほうが10ポイント以上高くなったのに対し、「図画工作」(男子12.7%、女子22.7%)は男子と比べて女子のほうが10ポイント以上高くなりました。一番嫌いな教科を男女別にみると、「国語」(男子24.7%、女子12.2%)は女子と比べて男子のほうが10ポイント以上高くなったのに対し、「算数」(男子14.3%、女子31.3%)は男子と比べて女子のほうが10ポイント以上高くなりました。過去の調査と比較すると、「国語」を挙げるのは女子よりも男子に多く、「算数」を挙げるのは男子よりも女子に多いという傾向が続く結果となりました。★これから先、保護者が子どもの家庭学習の教材選びで重視すること1位「一人で自習できるよう、解説が充実している」2位「価格が安い」3位「学習状況を確認できる仕組みがある」保護者に、これから先、子どもの家庭学習の教材選びで重視することは何かをきいたところ、「一人で自習できるよう、解説が充実している」(28.2%)が最も高くなりました。自習用教材として活用できるかどうかが教材選びのポイントになっているようです。次いで高くなったのは、「価格が安い」(26.3%)、「お子さまの学習状況を確認できる仕組みがある」(24.8%)、「手軽に取り組める分量である」(24.4%)、「わからないことを質問できる仕組みがある」(22.5%)でした。学年別にみると、5年生では「一人で自習できるよう、解説が充実している」「お子さまの学習状況を確認できる仕組みがある」「わからないことを質問できる仕組みがある」が同率(いずれも26.5%)で1位でした。★「ChatGPTなど対話型生成AIを学校で利用したことがある」10%ChatGPTなどの対話型生成AIを【学校】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は9.8%となりました。また、対話型生成AIを【家庭】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は12.5%となりました。6年生の男子は、学校17.0%、家庭19.0%と、高い割合になっています。対話型生成AIとは、音声やテキストで質問を入力すると、対話するように自然な文章で応答することができる人工知能を指します。その他★「中学校受験を希望している」小学生の36%、「子どもに中学校受験をしてほしい」保護者の34%子ども自身が中学校受験を希望しているかをきいたところ、「希望している」は35.7%、「希望していない」は64.3%となりました。他方、保護者に対し、子どもに中学校受験をしてほしいかをきいたところ、「してほしい」は34.4%、「してほしくない」は65.6%となりました。★受験する中学校を選ぶ際に重視したいことTOP5は「自宅からの距離」「学校の教育方針」「偏差値」「進学実績」「在校生の雰囲気」子どもが中学校受験を希望している人(428名)に、子ども自身が受験する中学校を選ぶ際、重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(32.7%)、2位「学校の教育方針」(25.5%)、3位「偏差値」(19.6%)、4位「進学実績」(14.3%)、5位「在校生の雰囲気」(14.0%)となりました。3年生以下では、ほぼ半数が「まだわからない」と回答していますが、6年生になると「まだわからない」が18.8%と特に低くなっています。他方、子どもに中学校受験をしてほしい保護者(413名)に、子どもが受験する中学校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、1位「自宅からの距離」(32.9%)、2位「学校の教育方針」(29.3%)、3位「偏差値」(19.6%)、4位「在校生の雰囲気」(18.4%)、5位「進学実績」(17.4%)となりました。子ども自身と保護者の回答結果を比較すると、どちらもTOP5には同じ回答が挙がっており、親子で重視する点が共通していることがうかがえる結果となりました。★「学校から支給されているタブレットやパソコンを、自宅に毎日持ち帰って使っている」26%通っている学校でタブレットやパソコンが支給されている割合は全体で87.4%でした。使用状況・様子をきいたところ、「支給されていて、自宅に毎日持ち帰って自分でも使ってもいる」(26.0%)が最も高くなり、「支給されていて、自宅にたまに持ち帰って自分でも使ってもいる」(18.3%)、「支給されていて、自宅に時々持ち帰って自分でも使ってもいる」(16.1%)が続きました。支給されているデバイスを自宅に持ち帰って使っている人が多い一方、使用頻度が低い人もいるようです。学年別にみると、支給されている割合は高学年で高くなる傾向がみられ、4年生94.0%、5年生90.0%、6年生92.5%でした。[中学生調査 調査結果]学習について★中学生の一番好きな教科 1位「数学」2位「英語」「保健体育」4位「社会」5位「理科」★中学生の一番嫌いな教科 1位「数学」2位「英語」3位「国語」4位「理科」「社会」一番好きな教科をきいたところ、1位「数学」(21.3%)、2位「英語」「保健体育」(いずれも12.5%)、4位「社会」(11.3%)、5位「理科」(9.5%)となりました。他方、一番嫌いな教科をきいたところ、1位「数学」(22.2%)、2位「英語」(16.7%)、3位「国語」(11.8%)、4位「理科」「社会」(いずれも8.2%)と、主要5教科がTOP5を占める結果となりました。前回の2020年調査と比較すると、一番好きな教科の1位と一番嫌いな教科の1位は2020年調査と同様にいずれも「数学」となっており、人によって好き嫌いのはっきりした教科である傾向は変わらないようです。男女別にみると、一番好きな教科の1位は男子・女子ともに「数学」となっているのに対し、一番嫌いな教科の1位は男子では「英語」、女子では「数学」と男女で異なる結果となりました。学年別にみると、一番好きな教科の2位は1年生では「保健体育」、2年生では「英語」、3年生では「社会」と学年により違いがみられました。★“ふだんの学習”や“定期テスト対策”として行っている学習方法「先生が指定した学習参考書や問題集に取り組む」80%、「テスト対策専用のまとめノートを作る」61%、「塾の先生や家庭教師が指定した学習参考書や問題集に取り組む」「教科書を音読する」54%、「アプリで勉強する」「動画サイトのテスト対策系コンテンツを観る」「自分で問題を作ってみる」は50%未満に次に、学習方法を提示し、それぞれ“ふだんの学習”や“定期テスト対策”として行っているかをきいたところ、「行っている」人の割合は、≪先生が指定した学習参考書や問題集に取り組む≫が80.3%と最も高くなり、≪テスト対策専用のまとめノートを作る≫が61.2%、≪塾の先生や家庭教師が指定した学習参考書や問題集に取り組む≫と≪教科書を音読する≫が53.7%、≪暗記用語をノートにたくさん書いて覚える≫が53.0%、≪市販の学習参考書・問題集を買って解く≫と≪授業用のノートを赤シートで確認する≫が50.8%でした。また、≪アプリで勉強する≫は42.0%、≪動画サイトのテスト対策系コンテンツを観る≫は36.2%、≪自分で問題を作ってみる≫は25.2%と、半数を下回りました。★「ChatGPTなど対話型生成AIを学校で利用したことがある」16%ChatGPTなど対話型生成AIの利用について質問しました。対話型生成AIとは、音声やテキストで質問を入力すると、対話するように自然な文章で応答することができる人工知能を指します。対話型生成AIを【学校】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は16.2%、「ない」は83.8%となりました。また、対話型生成AIを【家庭】で利用したことがあるかをきいたところ、「ある」は16.5%、「ない」は83.5%となりました。その他★受験する高校を選ぶ際に重視したいこと 1位「自宅からの距離」2位「偏差値」3位「学校の教育方針」子ども自身の回答では「部活動」、保護者の回答では「学費」が4位受験について質問しました。子ども自身が受験する高校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、「自宅からの距離」(56.8%)が最も高くなり、「偏差値」(46.2%)、「学校の教育方針」(23.5%)、「部活動」(21.3%)、「在校生の雰囲気」(21.0%)が続きました。男女別にみると、女子では「制服」が15.0%と、男子(3.7%)と比べて11.3ポイント高くなりました。他方、保護者に、子どもが受験する高校を選ぶ際に重視したいことをきいたところ、「自宅からの距離」(52.7%)が最も高くなり、「偏差値」(42.2%)、「学校の教育方針」(27.2%)、「学費」(21.7%)、「在校生の雰囲気」(20.8%)が続きました。子ども自身と保護者の回答結果を比較すると、どちらもTOP3には「自宅からの距離」「偏差値」「学校の教育方針」が挙がりましたが、4位の結果は異なり、子ども自身の回答では「部活動」が4位、保護者の回答では「学費」が4位でした。※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。■調査概要■調査タイトル:小学生・中学生白書 小学生・中学生の学習・学校生活に関する調査調査対象(小学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする小学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者(中学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする中学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者調査地域:全国調査方法:インターネット調査調査期間:2023年10月27日(金)~11月1日(水)の6日間有効回答数(小学生調査):1,200サンプル(中学生調査):600サンプル実施機関:ネットエイジア株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月29日「学校の理解を得るために」小学生編Upload By 丸山さとこ現在中学生の息子コウは神経発達症があります。そのため、小学校から中学校にかけて、スクールカウンセリングを利用したり担任の先生に支援をお願いしたりすることがありました。今回は、これまでに受けた支援や個別面談について振り返りました。小学校就学前の息子コウは、主にASD(自閉スペクトラム症)の特性が目立っていました。集団に対する指示が分からない、指示の意図を読み取りにくい、共同注意ができない……などの理由により、集団行動が難しい状態でした。そのため、入学後は個別の声かけや視覚支援(次の予定を壁や黒板に掲示するなど)を行っていただいていました。コウと合理的配慮について話し合う場として、小学校入学後に通常学級の担任の先生と個別の面談を行う機会をいただきました。それに際し、資料として療育園から頂いた個別支援計画書をもとに『特性・考えられる困りごと・園や家庭でのフォロー』についてA4の紙にまとめたものを持っていきました。また、2歳ごろからの成長記録や支援方法について書かれたサポートブックも持参しました。サポートブックには、私が書いた成長や対応の記録のほか、保健センターや療育園での面談の記録などもファイリングしてあったため、面談の際の資料としてとても役に立ちました。Upload By 丸山さとこ小学校入学後すぐに担任の先生と面談をする機会をいただいたこと、スクールカウンセリングの利用を始めたことはよかったと思います。学校との連携をとりやすくなりました。毎月1回利用していたスクールカウンセリングでは、特に目立ったトラブルはないときも現状の報告や相談を行うようにしていました。トラブルが起きるとしばらくはその対応に追われるため、日常で気になることが相談できないからです。ただ、スクールカウンセラーの先生により方針や考えはさまざまなため、対応をお願いしても難しい場合はあると思います。その場合は、医師やソーシャルワーカーなど学校外のアドバイスを参考にしたり、仲介をお願いしたりすることもありました。Upload By 丸山さとこまた、小学校で過ごす6年を通じて主に受けていた合理的配慮は、『集団への声かけでは指示が通らないときの個別の声かけ』でした。そのほかの支援に関しては、学年によってさまざまな状態でした。クラス全体へ支援する形で『宿題と持ち物の一覧表』を毎週いただいていた学年もあれば、「もう〇年生なので、自己管理をしていく段階です」として、机の中を確認するよう声かけをしていく形で過ぎていった学年もありました。手厚い支援を受けられた年度の方がコウは安定する傾向があり、翌年の支援が薄いとコウの崩れ方が大きいこともありましたが、その差も含めて『どのような支援が有効なのか』という実績なので、記録をとっておくことが大切であると感じました。「学校の理解を得るために」中学生編中学校入学時は、卒業した小学校の先生からのすすめもあり通常学級の担任の先生と面談を行いました。面談にあたり、診断書とWISCの検査報告書をコピーして持っていきました。検査報告書には『全体的な知的発達水準・指標得点の特徴・支援方法』などの項目が分かりやすくまとめられていたため、大変助かりました。Upload By 丸山さとこ一般的には中学校のほうが厳しくなるとされており、小学校の先生方もそれを前提として指導されていました。そのため、「中学校の活動についていけるだろうか、人間関係のトラブルは起きないだろうか」と不安でしたが、コウは意外にもスムーズに中学生活に馴染んでいきました。コウも周囲の児童も年齢が上がってきたことで、小学生の頃より他人と距離を取ることが上手になっていったようです。授業参観などでコウの様子を見ていると、周囲を見ていないために自分本位な振る舞いをしているときがあります。「これでよくトラブルにならないな!」とハラハラしますが、月に1回利用しているスクールカウンセリングにて都度相談できるため、ある程度は焦らずに見守ることができています。Upload By 丸山さとこまた、小学校と中学校で、学校の先生の理解や配慮に大きな違いはないと感じています。中学でも先生からの声かけなどのサポートはしていただいています。強いて言えば、中学校より小学校のほうが指導が厳しく徹底していた印象はあります。早期によい習慣を身につけることや、中学に向けて自己管理能力を育てていくことなど、小学校だからこその『タイムリミットのある教育環境の厳しさや難しさ』があったのかもしれません。一方、中学校は進路選択などの大きな節目が最終学年にはあるものの、『自己管理も含めて自己責任』というムードが強いなと思います。Upload By 丸山さとこ10代の半ばに差し掛かっていく頃ということもあり、徹底して生徒を指導するよりも、成長を信じて見守る部分があると感じます。その分、中学校の通常学級では細やかな配慮は求めにくいところもあるかもしれません(地域や学年によって違いはあると思います)。宿題に関しても、小学校のように先生から徹底して確認することはない代わりに『ただ本人の成績が下がるだけ』というシビアさがあるのが中学校らしさであると感じています。とはいえ、自己責任として放置されているわけではなく、「宿題はきちんと出しなさい」「前よりは出そうとしているのは分かる。でも、まだ十分ではないからもっと頑張ろうな」と普段の学校生活の中でフィードバックをしていただいています。そのことはコウの記憶にもしっかり残っており、励みになっているそうです。執筆/丸山さとこ読者の皆さんからの質問をもとにお聞きしましたそれでは、発達ナビみんなのアンケート「連載ライターのみなさんに聞いてみたいこと大募集!」にお寄せいただいた質問をもとに、丸山さとこさんの体験を教えていただきました。※お寄せいただいた質問については、一部編集部にて編集していますーー発達の特性などについて理解をしてもらいにくい先生には、どのようなコミュニケーションを取っていましたか?丸山さとこさん:先生にご理解いただくのが難しいときは、医師から診断書の形で所見を書いていただいたり、スクールカウンセラーの先生からもお伝えしていただいたりしていました。また、話し合う際には、お互いに見えている景色が違うことを念頭に置いた上で、できるだけ対立した立場にならないように心がけてコミュニケーションを取りました。それでも、どうしてもご理解いただけない場合は「今学年は仕方がない」と割り切って、別室登校も視野に入れつつ家庭でのサポートに努めるようにしていました。ーー公立中学校での合理的配慮はどんなことが行われていますか?丸山さとこさん:公立中での合理的配慮としては、席を前の方にしていただいたり、個別に声をかけていただいたりしています。持ち物の置き忘れや、机の中の整理整頓などの『確認を促す声かけ』を特にお願いしています。また、スクールカウンセラーの先生から他校での具体的な合理的配慮の事例を教えていただき、前例として担任の先生にお伝えしつつ「必要になった際は改めてご相談させてください」とお願いしています。ーー相性がよくないと感じる同級生との関係をどうしていますか?丸山さとこさん:小学校の頃は、段階に分けて対応していました。まずは、息子本人が距離を持つように気をつける。それでもトラブルが続いていたら担任の先生に介入していただくようにしていました。難しい場合もありましたが、中学生になってからはトラブルになる前にお互いに距離を取っているようです。(監修:初川先生より)コウくんの小学校中学校での理解を求めるコツのシェアをありがとうございます。具体的で参考になる事柄がいっぱいありましたね。小学校入学後の面談から始まっていましたが、入学前に相談に行くこともできます。新入生保護者会でそうしたアナウンスがある場合(心配なことがある方はご連絡くださいなど)もありますのでよく説明を聞いていただければと思いますし、ない場合は終了後に先生方に声がけして聞いてみる(別日に面談できるか聞いてみる)のもいいと思います。また、サポートブックに関しては、保護者が独自につくるのも素晴らしいですが、自治体によってはそうしたフォーマットを用意しているところもあります。就学相談の担当部署、あるいは園の先生に聞いてみるとよいでしょう。面談の際にはそうしたお子さんの得意不得意やあると助かる配慮・手立てについてまとめられたものがあると、言い忘れてしまうことなどもなく心強いでしょう。入学後の生活の中で、お子さん本人が育つことでできるようになる面、先生方の手立てによってできていること、なかなかうまくいかないことなど出てくると思いますので、それを「記録に取っておく」ことはその後の支援を検討するうえで大切だと思います。スクールカウンセラーとの相談や、あるいは通級を利用している場合は通級の先生との面談など、さまざまな方の視点で成長を見守ってもらえることはとてもよいと思います。担任の先生は主に集団の中でのお子さんをよく見てくださり、スクールカウンセラーは心理の立場から保護者からの話を聞き、場合によってはお子さんの実際の様子を見てそれが今どんな状態であるかを解説したり、その後の手立てについての助言をしたりすることと思います。小学校と中学校の違いは、先生方のスタンスが違うというよりも、求める子どもの像が中学校のほうが高いものを求めてゆく(義務教育の完成を目指している)というところが大きいと思います。中学校の先生方のほうが厳しく感じられるかもしれませんが、ある意味分かりやすくはあります。生徒にも評価基準を伝えてあり、何が良くて何がよくないかが分かりやすい環境です。そして小学校時代よりも子どもたちも成長しています。大人が子どもに対して細やかに配慮するというよりも、子ども自身が自分の得意不得意を理解しながら必要なことは自ら申し出られること、困ったら自分で先生方に伝えられることを目指してゆく時期になります。そのあたりで保護者の方が戸惑われることもありますが、保護者の方にとっては、徐々に手を放していく練習だと思っていただくとよいかと思います。そうしたところでの保護者としての不安やその準備段階におけるいろいろ(本人がなかなか言い出せないものを学校に知らせて大人の間で共通理解を持つなど)をスクールカウンセラーとの間などで扱っていけるとよいでしょう。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月27日これまでチームには所属せず、一人で足技練習をしてきた子。この春チームに入団が決定。足元の技術はまるでフリースタイルの方のように上手だけど、チームプレーは初めて。そういった子に、最初は何から教えたらいい?とのご相談をいただきました今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、チームプレーが初めての子に指導する際に大事なことをお伝えします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<大会の格や規模について苦情を言ってくる親たちに、練習試合でも成長できることを伝える方法を教えて<お父さんコーチからの質問>保護者コーチとしてU-11の指導に携わっています。ボール扱いがめちゃめちゃ上手い子が、3月から加入予定です。近所の子なのですが、毎日朝練してて親もそれを動画にとってSNSに上げる熱の入れようです。相談したいのは、ボールコントロールはフリースタイラーのように抜群に上手いけど、サッカーをしたことがない子に、どうやってサッカーを教えればいいのかという事です。なまじ足元の技術があるため(※おそらくボール扱いだけなら同学年で一番うまい)プライドが高そうで、どんなアプローチでサッカーを学ばせたら良いかな、ひそかに悩んでいます。親御さんも、サッカーの才能があっていきなりエース級になれると思っているようですし......。ずっと一人(動画撮ってる親と二人、が正確ですが)でやってきたので、チームとしての動き方やポジショニング、周りとのコンビネーション、チームメイトのタイミングに合わせるところがカギかなと考えています。最初が肝心かなと思っているのですが、池上さんならどんなアプローチをされますか?<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。11歳以下のチームなので小学5年生。お書きになった「サッカーをしたことがない」というのがどの程度やったことがないのかは測りかねますが、サッカーのミニゲームくらいは経験はあるけれどチームに所属したことがないという程度かもしれません。だとしても、ここでは集団でプレーするのは初めてという前提で考えてみましょう。■最初は「マインドセット」からまずは、マインドセットを整えます。コーチの方からそのお子さんに、口頭でサッカーの成り立ちを教えてあげてください。「サッカーはチームプレーであること」「チーム全員で攻めて守るということをベースに、みんなが楽しめるようにそれぞれが動く」コーチの考えを伝え、このチームとしてそこを目指すというビジョンを伝えます。とはいえ、チームプレーをしたことがなく、しかもドリブルなど足元の技術があるのであれば、ひとりでガンガン行ってしまう、という現象は起きるかもしれません。そんなときはこう問いかけてください。「君が持っているその技術は、どんなときに使う?」チームプレーをするために、どう技術を使うのか。そこを要求しましょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■世界に賞賛されたバルサのサッカーは「チームで」サッカーをしている先日、あるところに呼ばれた講演会で、中学生の選手とその保護者に向けて話をしました。中学生になったら親と話さなくなるそうです。そんなとき親はどうサポートをすればいいの?子どもたちのモチベーションを上げるためにどうしたらいい?そんなお話でした。まず子どもたちにはバルセロナの10年以上前の映像をYouTubeで見せました。メッシ、シャビ、イニエスタがダイレクトでぽんぽんとパスを回して、相手を翻弄していました。私が「どう?楽しいサッカーだよね?」と言うと、中学生たちは全員うなずきます。「みんなとボールをつなげてサッカーをやると、楽しいね。そんなことができるためにどうしたらいいかな?」そこからこんな話をしました。「勝ち負けにこだわると、うまくない仲間を責めたりするね。自分だけでいっちゃおうとするよね。でも、バルサみたいなサッカーには、そんな部分はないよね。バルサみたいなサッカーがしたいと思うなら、チームでサッカーをすることを意識してほしいです」■チームメイトとの連動がどうして大事なのか、戦術面から理解させる次に、チームプレーを戦術面から理解してもらいます。中学生に「バルサのサッカーはどうしてつながるか、わかる?」と問いかけます。それは、サッカーのアタックの基本を全員が理解しているからです。「選手がサッカーをわかってるから、パスがつながるよね。彼らはどうしてる?」すると、「周りを見てる」「いつも動いている」といった声が上がりました。確かにその通りです。パスを出すほうも、受けるほうも、視野を確保しながら出しやすいところへ、受けやすいところへと動いてタイミングを合わせる必要があります。出すほうは、相手がボールを奪い取りに来たときがひとつのチャンスです。例えば「相手を食いつかせる」という言い方をします。相手が自分のふところ近くに飛び込んできたらチャンス。そこですれ違うことができれば、数的優位が生まれるからです。「それが数的優位を使うセオリーだよ」そこから中学生たちに、技術が高ければ相手を飛び込ませることができること、相手が飛び込んできたらそこでまたドリブルで抜いて行くのではなく、その瞬間に味方を使う。パスをして、またリターンしてもらうワンツーを使えば、さらにフリーになれる。チャンスがより広がることを知ってもらいます。上述したことを、その子に話したら、親御さんも納得するかと思います。伝わっていないようだったら親御さんにもチームの方針や指導のやり方を解説してもよいでしょう。■ひとりで練習してきた子だから、「ボールのもらい方」を丁寧に教えよう(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最後は練習についてです。ボールのもらい方を丁寧に教えましょう。3対1や4対1の鳥かごでよく練習をしていますが、自分の最初の立ち位置にずっといる姿が目立ちます。コーチが「動きながらやって」と声をかけてポジション修正をしながらやっているチームが少ないようです。私は最近は、3対1はやらず、3対2を重点的にやります。3対1は動かなくてもできますが、3対2はそれぞれが動かなければチャンスが生まれません。ひとりで練習している子は、そこが理解できないかもしれません。冒頭で説明しましたが、サッカーはチームスポーツなので、ひとりずば抜けた選手がいても、チームで噛み合わなければチームの力にはなりません。オシムさんは、メッシがもっと若かった時代の試合を見て「メッシもまだまだだなあ」とおっしゃっていました。メッシのような天才も、点を取れなかった時期がありました。ひとりでドリブルをするだけでは相手を崩せないのです。その後、周囲を使えるようになって、再びゴールを量産するようになりました。それとともに、バルサも常勝軍団の地位を確固たるものにしたと記憶しています。ご相談者様のチームのみならず、日本の少年サッカーでは周りより少し上手い子がひとりでいってしまうケースがよくあります。その子たちにはぜひメッシの話をしてください。チームプレーを理解させましょう。フリーで抜くのは誰でもできます。上手い子たちには、2人もしくは3人から囲まれたとき、そこを抜け出したり、相手を出し抜く技術(味方を使うこと)12を要求しましょう。池上正さんの指導を動画で見られるCOACH UNITED ACADEMY>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年02月19日■受験に必要なのは学力だけじゃない!?こんにちは、エェコです。ついに…、ついに我が家にもやってきてしまう「子どもの受験」。来年高校受験を控えている息子ですが…どうも「ある数値」を甘く見ているようで…。「内申点」。学力も大事ですが、こちらも大事ですよね…!都道府県によって評価対象の時期や計算方法は異なるとのことですが…。私の地域では、こんな感じで中1~中3までの9教科の成績を5段階で評定したものの合計と、学校での生活態度や部活動、特別活動(生徒会や委員会の委員長、音楽会や体育祭でのリーダー)などについても記載されるらしいです。それが目指している高校に入りたいのなら心もとないと…。なぜこんなことになっているかというと…しかし、息子の場合…。■内申点を甘く見ている息子…!雑なんです…。とにかくすべてにおいて雑!一度、息子のノートがチラリと見えたんですが…、字が…、お世辞にもキレイとは言えない…!これは小学生の頃からで何度も注意したんですが「俺が読めればいい」の一点張り。「そうは言うけど、ノート提出するってことは先生も見るんだよ? 先生も読めなきゃ意味がないじゃん!」…と言っても響かず。性格的にも「前に出て授業に積極的に参加する」というタイプではなく…。性格は仕方がないにしても、せめて提出物の完成度上げてくれ~!あげくの果てに…こんなことを言う始末。だから…言いました。とても極端な話ですが…、内申点は受験当日には取り戻せないものなのよ…!学力と同じ、日々の積み重ねだし、高校だって中学校生活を頑張ってきた子に入学してほしいよね…!内申点ばっかりは授業態度もありますし、親が手を出せない領域です。今さらかもしれませんが…、提出物の完成度上げて少しでも内申点を上げてくれ! 息子よ!!
2024年02月18日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの筆頭が、胡内さんとWちゃん。胡内さんは勝手な勘違いから「ナエくまさんがにらんできた」と濡れ衣を着せてきたり、ナエくまさんが別のクラスの知り合いと話していると「関わってはダメ!」と理不尽に怒り出したりする人物。一方、Wちゃんは同級生がナエくまさんの陰口を言うたびに告げ口をしてくる人物。さらに、ナエくまさんが髪型を変えた気恥ずかしさで「あまり人に見られたくないから、ほかのクラスには行かないで!」と伝えたにもかかわらず、そのお願いを無視したことも。それでもナエくまさんは2人と適度に距離を置きながら学校生活を送り、ついに中学校を卒業。 高校入学後、胡内さんともWちゃんとも疎遠になりますが……。 成人式の日に再会すると…? ※訂正:(誤)キャッチセールス→(正)アポイントメントセールス ※訂正:(誤)キャッチセールス→(正)アポイントメントセールス フレネミーの1人である胡内さんは、中学卒業後に街で見かけただけ。 もう1人のフレネミーであるWちゃんとは成人式に久しぶりに再会するも、それをきっかけにセールスの憂き目に遭い、改めてうんざり……。 それでも2人との関係が途切れた以上、とりあえず、2人の幸せを願うナエくまさんなのでした。 妹思いの女性に成長していた胡内さんは別として、久しぶりに再会したナエくまさんを勧誘するWちゃんには、あぜんとさせられますよね。 ナエくまさんが中学生のころから違和感を抱いていたWちゃんとは反対に、当時から誰にでもやさしかったあいちゃんは、ほかの同級生からしても同じ印象だった様子。すると、“まだまだ子ども”といったイメージのある中学生ですが、そのころに抱いた人への印象は、あながち間違ってもいないのかも……。 人は人生経験を重ねながらも、根っこの性格は変わらない。ナエくまさんのマンガから、そんな教訓を得た気がしませんか? 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月17日娘と公園に行くと、いつもは空いている公園が男子中学生に占領されていました。男子中学生の中で幼い娘と遊ぶのには抵抗があったのですが、実際に公園で遊んでみると意外な展開が待っていたのです! 夕方、公園に行ったら……私の娘が1歳半になったころのことです。歩くのが大好きな時期だった娘のために、私はほぼ毎日公園に行っていました。普段は午前中に行くのですが、その日は予定があり、私と娘は夕方16時ごろ公園へ行くことに。 着いてみると、8人の男子中学生が遊んでいて、公園を占領していました。ブランコが2つと、すべり台が1つの小さな公園です。少年たちの中にはブランコに乗りながら楽しそうに会話をしている人もいれば、ボールを使ってサッカーをしている人もいました。 この状況の中で、まだ幼い娘が遊ぶのは難しいと思い、私たちは帰ることに。娘に「今日はもう家に帰ろう」と声をかけました。しかし、着いたばかりで遊びたい娘は、私の手を引っ張って公園に向かって歩いていきました。男子中学生から意外なひと言公園の中に入ると、少年たちの視線が私たち親子に向けられているのを感じました。そこで、ひとりの少年から意外なひと言が。「小さい子どもが来たから、気をつけて遊べよ」と、みんなに声をかけてくれたのです。 その言葉通りに、娘が公園の中を歩くと、少年たちは先ほどまでしていたサッカーを止めて、ベンチに座って会話を楽しんでいました。それだけではなく、少年たちのうち数人は娘にボールをコロコロと転がして、一緒に遊んでくれたのです。娘はとても楽しそうで、私も少年たちのやさしさにうれしい気持ちでいっぱいでした。 少年たちに教えてもらったこと公園では30分ほど遊んで、そろそろ帰ろうとしたときに、少年たちに一緒に遊んでくれたお礼と、「せっかく友だち同士で遊んでいたのに邪魔をしてごめんね」と伝えました。すると少年は「公園はみんなで楽しく遊ぶところだから」と言ってくれたのです。 このような言葉を男子中学生から言われると思っていなかったので、とても驚いたのと同時にとても感動しました。娘にも、公園ではみんなでルールとマナーを守って楽しく遊ぶということを、少しずつ教えていきたいと思います。 最初は、公園で遊ぶ男子中学生の集団に対して、普段接する機会がないこともあり、苦手意識を持っていました。しかし、私が出会った彼らは、素敵な考えを持つ少年たちでした。娘にも少年たちのように、ゆずり合い、みんなで楽しく遊べるような、やさしい気持ちが少しずつ芽生えるといいなと思います。 作画/キヨ著者:西谷 実和子2歳の娘と夫と3人で島で暮らしています。
2024年02月17日友だちのふりをした敵、「フレネミー」。ほとんど接点のないような人から悪口を言われたり、その根も葉もない悪口を告げ口されたり……。根っからの人見知りを自称するナエくまさんが中学生のときに経験した、フレネミーによる“理不尽”の数々をマンガ化!そのフレネミーの1人が、1年生のときに同じクラスだった胡内さん。胡内さんは勝手な勘違いから「ナエくまさんがにらんできた」と濡れ衣を着せてきたり、ナエくまさんが別のクラスの知り合いと話していると「関わってはダメ!」と理不尽に怒り出したりする人物です。一方、クセの強い胡内さんとは正反対なのが、2年生のときに同じクラスだった新節さん。新節さんは誰にでも平等にやさしく、3年生になり、別のクラスになったナエくまさんにも、いつも笑顔であいさつをしてくれます。しかし、そんな新節さんが、急にナエくまさんのことを無視し始めたのです。新節さんはナエくまさんのことを無視しながらも、明らかに困り顔。 新節さんの急変ぶりにナエくまさんは戸惑いますが、無視をし始めた理由は、ナエくまさんを快く思っていない胡内さんが関わらないよう指示しているからでは?と推察し……。 1つだけよかったことがある… 「ナエくまさんに話しかけてはダメ!」と言われながらも、胡内さんのいないところではナエくまさんに声をかけ続けた新節さん。 それでも胡内さんの理不尽な主張に従った新節さんのことを許せず、大人になったナエくまさんは当時のことを思い返しては、猛省するのでした。 急に無視を始めた新節さんのことを許せなかったナエくまさんの気持ちも、胡内さんの機嫌を損ねたくもなければ、ナエくまさんのことを邪険にしたくもないという新節さんの気持ちも、どちらも理解できますよね。 そして、大人になってようやく、新節さんの健気さを理解でき、そのころを思い出しては猛省するナエくまさんに共感する人もいるのではないでしょうか? 中学生といえば、思春期の真っ直中。当時を振り返ると反省したり、恥ずかしくなったりすることもありますよね。しかし、当時のことを反省できたり、恥ずかしく思えたりするのは、これまでに積み重ねてきた人生経験があるからこそ! 思春期のエピソードを思い返し、ちょっぴり後悔するようなときにも、そんな風に思えたなら、少しは心が軽くなるはずです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ナエくま
2024年02月15日BIGLOBEプレスルーム 最大通信速度10Gbps(注1)の光ブロードバンドサービス「ビッグローブ光 10ギガ」を提供しているBIGLOBEは「ファミリー層のインターネット利用に関する意識調査」を実施しました。本日、調査結果の第2弾を発表します。本調査は、全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人を対象にアンケート形式で実施しました。調査日は2024年1月23日~1月25日、調査方法はインターネット調査です。【調査結果のトピックス】1. 「スマホを上手に育児に利用するのは良いこと」未就学児の親の8割2. 小学生のインターネット利用「当たり前だと思う」7割3. 「子どものスクリーンタイム」中高生では1日に「120分以上」4割に4. 小中高生の6割強が「勉強や習い事にタブレットを利用」【調査結果詳細】1. 「スマホを上手に育児に利用するのは良いこと」未就学児の親の8割全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人のうち、未就学児の親に「スマホ育児」について質問をした。「スマホ育児」については約6割が経験。「スマホを上手に育児に利用するのは良いことだと思う」については、「あてはまる」(32.1%)、「ややあてはまる」(48.6%)をあわせ8割にのぼった。「スマホ育児」について2. 小学生のインターネット利用「当たり前だと思う」7割全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人に「子どもがタブレットやスマートフォン(インターネット)を利用することについて」それぞれの成長時期ごとに聞くと、中学生・高校生では「今の時代は当たり前だと思う」「やや当たり前だと思う」と回答した割合が8割、小学生では7割、未就学児でも5割となった。子どもがタブレットやスマートフォン(インターネット)を利用することについて全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人に「子どものインターネット利用のルールについて」決めているか質問をすると、「利用時間に関するルール(タブレットやスマホを見る時間は1日〇時間までなど)」、「利用時間帯に関するルール(夜〇時以降は使用禁止など)」、「利用内容に関するルール(アクセスしても良いサイト・利用しても良いアプリを限定するなど)」いずれも「決めていない」と回答した人の方が多く6割強だった。子どものインターネット利用のルールについて家庭でのルールについて(一部フリーコメントを抜粋)・使用時間は夜21時までとしている。1時間みたら目を休憩するように声掛けをする【50代・小学生中学生の親】・動画はすべての勉強が終わらない限り見せない【30代・小学生の親】・親の目の届くリビングだけで使用する。親が確認した時は隠さない【50代・小学生高校生の親】・夫、私も含めて全員誰かしら端末をいじっているので、家族全員何も言えない。【50代・中学生の親】・決めごとをしても守らないのであきらめている【20代・小学生の親】・本人に任せている【40代・小学生の親】・特に明確なルールを決めてはいないが、トラブルが起きそうなときには必ず事前に報告するようにしている【40代・小学生の親】3. 「子どものスクリーンタイム」中高生では1日に「120分以上」4割に全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人に「子どもの1日あたりのスクリーンタイムについて」質問をした。未就学児では「30分~60分未満」(29.6%)が最も多く、60分未満という割合は6割に。小学生でも「30分~60分未満」(23.4%)が最も多く、60分未満という割合は5割だった。一方、中学生・高校生では、「120分以上」(40.6%)が最も多い結果に。中学生・高校生では、60分以上という割合は7割強にのぼった。子どもの1日あたりのスクリーンタイムさらに、「子どものスクリーンタイムは適切だと思うか」質問をすると、未就学児と小学生では「適切だと思う」と回答した人が多く、約6割に。中学生・高校生では「長いと思う」「適切だと思う」がほぼ半々となった。子どものスクリーンタイムは適切だと思うか4. 小中高生の6割強が「勉強や習い事にタブレットを利用」全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人のうち、小学生~中高生の子どもがいる人を対象に、子どもは「勉強や習い事にタブレットを使用しているか」(通信教育のタブレットコース、塾、勉強アプリ、オンラインの習い事など、一部スマホ利用も含む)質問をすると、「使用している」と回答した割合は、小学校低学年(1~3年)で60.2%、小学校高学年(4~6年)で66.4%、中学生・高校生で65.5%と、6割を超える結果となった。勉強や習い事にタブレットを使用しているかBIGLOBEが提供している「ビッグローブ光 10ギガ」はご家庭で複数人によるインターネット利用や、動画視聴・オンラインゲームなどをご利用いただく方に適したサービスとなります。 BIGLOBEはネットとリアルの世界の「Life-changing Company」を目指し、お客さま一人ひとりのかなえたい想いを実現してまいります。※ 本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。■調査概要・調査名 :ファミリー層のインターネット利用に関する意識調査・調査対象:全国の20代から50代で子ども(未就学児~高校生)がいる男女500人・調査方法:インターネット調査・調査期間:2024年1月23日~1月25日BIGLOBEでは、現代社会が何を課題と捉え、人々が何を必要としているのかを把握するために、若年から高齢の幅広い方々に向けて、多様な角度から意識調査を実施しています。「BIGLOBE調べ」 (注1)最大通信速度はお客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況などにより低下します。※記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。<本件に関するお客さまからのお問い合わせ先>BIGLOBEカスタマーサポート インフォメーションデスク電話:0120-86-0962 (通話料無料)携帯電話、IP電話の場合電話:03-6385-0962 (通話料お客さま負担) ※BIGLOBEのニュースリリースは からご覧になれます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月15日兵庫県神戸市の街クラブ、「ロヴェスト神戸」では、昨秋からサカイクサッカーノートを使用しています。書き始めて数か月ですが、少しずつ効果を感じていると言います。中学生年代も確実に成長を感じるサカイクサッカーノート。前編では中学1年生の二人に、書いていてどんな変化や成長があったのか、これまでのサッカーノートとどう違うのかを伺いました。後編では、中学2年生の選手とジュニアユース監督の緒方太一さんにサカイクサッカーノートを使用した感想や使用前後の選手の変化について聞きました。(取材・文:貞永晃二写真:柳瀬心佑)サカイクサッカーノート書くようになってミスの原因に気づけるようになった子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>前編:ドリブルでの仕掛けが怖かったけどノートの活用で克服ロヴェスト神戸中学1年生がサッカーノートを書き始めて感じた変化■思いのほか書きやすく、短時間で見直せるので良い東 煌明(ひがしこうめい)くん中学2年生―――サカイクのサッカーノートはいつから書いていますか?もらったときは、面倒だし「書くの嫌やな」と思ったんですけど、1ページだけ書いてみたらちょっと楽しいなと思って11月下旬にやり始めたって感じです。思っていた以上に書きやすくて、最初は複雑なことを質問されるかなと思いましたけど、書くところも少なく、短時間で見返せるんでいいなと思いました。―――書くのにはどれぐらい時間がかかりますか?かかるときは最高30分ぐらいですけど、短い日なら15分ぐらいです。――試合や練習で気づいた点や自分の優れているところ、足らないところ、課題、反省というのをノートに書けていますか?一応書けているんですけど、自分でもまだ少しダメなところがあるかなと思います。自分はロングキックが好きで、視野を広げてそれに繋げたいなと思うのでノートには「視野を広くする」と目標を書いているんですけど、(前は見えているが)後ろとかがまだまだ見えていないので、しっかり視野をもっと広げていけたらいいなと思います。――例えば、目標は書きやすいけど、「どんな工夫をしますか」という項目が難しいという意見をよく聞きますが?難しいというわけじゃないです。3つなので苦労せず書けますけど、5つくらいに増えたらちょっと難しいかもしれません。■ノートを書くようになって、試合でのミスの原因に気づけるようになった――ノートを書くのが習慣づいてきたと思いますが、書くようになってよかったなと感じるところを教えてください前の自分としっかり向き合えるところです。ノートを書いていなかったときは、自分がどんなミスしたかを時間が経つと忘れてしまっていましたが、書くようになってから、ミスした原因に気付けたり、目標をしっかり立てられるようになりました。――具体的にどんなミスですか?自分はDFなので、パスミスとかが多いし、相手の位置が把握できていなくて裏に抜け出されたり、状況把握ができてなかったりするところです。――以前書いたページを見直したりすることはありますか?1回書いて、最初の「前回の学びや発見は何があったか」っていうところがあったんで、それで見返すことができるようになりました。これまでは前に書いた内容を見なかったんですけど、サカイクサッカーノートを書き始めて見るようになりました。■ノートを書くようになって、試合でのミスの原因に気づけるようになった――ノートを書くことで、「これは結構できているんだな」と気づくことはありますか?書いていないときよりはしっかり分かるようになりました。僕はセンターバックで自分の立ち位置が間違っていたら、すぐ相手の得点になってしまうポジションなので、しっかり周りの味方の位置も把握できるようになってきました。それと以前は声を出しているだけだったんですけど、今はチームメイトに細かく言えるようになってきました。継続的に使っていきたいなっていうのはあります。■手書きのノートと動画・SNSを併用緒方太一(おがたたいち)さんロヴェスト神戸ジュニアユース監督―――これまでサッカーノートを使っていましたか?選手と僕とコーチが共有できるLINEの中でのノートはありますが、手書きのノートというのは初めてです。―――サッカーノートを使ってみたいなという考えはありましたか?そうですね。使ってみたいなっていうのはあったんですけど、今の子たちは手で書くというよりもLINEとかで打ち込む方が得意なところもありますから、中学生でノートを書くというのはちょっと考えていなかったです。高校生になれば自分の時代のようにノートに書くイメージがあるんですけどね。―――LINEでのやり取りについて教えてください練習、自主練を動画に撮って送り、感想とか、前日の試合の内容とか、そういうのを自分でまとめさせて、それを送ってもらう感じで、それにコメントを返していました。今も継続していますが、見てほしい動画やYouTubeとかを載せたり、コーチが撮影したゲーム(試合)の内容を編集したものを載せるなど、みんなでシェアするコンテンツとして活用しています。―――サカイクサッカーノートはLINEの報告に追加する感じですか?そうですね。■書き始めて、話を聞く姿勢や練習への取り組みや目つきが変わってきた―――サカイクノートを使ってみての感想は?書きやすくできているなと思います。僕らが学生時代にサッカーノートを使っていた頃は、項目を自分で書いて、目標とか結果がどうだったとか、フォーメーション、ポジションがどうだったとかでした。課題を自分で書いて振り返りみたいなことも書いて、反省とかも自分で書いてやっていましたので。それと比べサカイクノートには、お題というか設問がたくさんあって選手たちも書きやすいだろうなと思います。―――目標を立てて、結果を書く仕様のサカイクサッカーノートを書き始めて、それで結構スルーパスがうまくなった話などを選手たちから聞けました。ノートを書くようになる以前、と比べて課題を把握することが出来るようになったと感じますか?自分で目標を設定して、今日の練習ではこれをするとか、自分でポイントをまとめやすいのかなと思います。そういうのが得意な子はスッとできているなとか、練習の取り組み方というか目つきが何か変わってきたなと思います。ちゃんと目を見て話を聞くとか、当たり前のことなんですけど、意識は持ててきたのかなとは感じますね。■書くことで身につく文章力はサッカーでの創造力にもつながる―――サッカーへの向き合い方がちょっと変わってきましたか?直接的に向き合い方に繋がっているかどうか分からないですけど、サッカーノートを書くことで、なんか若干学校の成績とか点数がちょっと上がっている子もいるんです。直接関係ないかもしれませんけど......。サッカーにも、小さな変化ですけど子どもたちの意識の中で変化があるのかなと。ノートを提出するので、字が上手くない子とか、文章力がないと自覚している子たちは苦手だろうなとずっと思っていたんですけど、2年生とかは話の受け答えとかも変わってきている感じはしますね。―――まだ使い始めですが、今後どういうふうに使っていきたいですか?積極的に選手たちに習慣づけはしたいですね。それこそ学校の先生とかにも聞いたりするんですけど、字が上手くないとか、文章力がないというのは創造性とか、プレーに繋がると思いますから。自分を見つめ直すとか、振り返る、思い返すというのは、自分の「できていない部分」に向き合う行為で、恥ずかしかったりするものですが大事なことです。ノートの目標設定ありきですけど、それらの習慣づけになると思うので、今の子たちに必要だと思います。特にウチの選手たちに欠けている部分なので、ノートを使ってみて「これはいいな」と思いましたね。だから、継続的に使っていきたいなと思っています。「しつもん」があるので書きやすいと評判のサカイクサッカーノートは、これまでサッカーノートを書いた経験がないとか、続けられなかったなどという場合の"入門編"とだけでなく、強豪クラブチームに所属する中学生選手でも自身の成長を感じて活用してもらえるノートです。ノートに手書きする時間を持つことで様々な好影響が生まれると選手、指導者が声をそろえるサッカーノートで、自分の目指すプレーが出来るようになったり、課題を克服して今以上にサッカーを楽しみましょう。子どもたちも成長を実感!サッカーが上達するサッカーノート>>
2024年02月14日発達が気になる子どもの避難や防災。事前にできる対策は?発達ナビでは、2024年1月18日(木)から1月24日(水)まで子どもの避難や防災に関するアンケートを行いました。今回はその中から避難所での過ごし方について、発達障害を専門とする井上雅彦先生(鳥取大学大学院教授)にご回答いただきました。避難や防災についてこのような質問が寄せられました。・わが子が常に多くの人がいる避難所で過ごすことができるか分かりません。今回の地震で中学生たちが集団避難をしましたが、災害時に安全な場所だとしてもわが子が親と離れて過ごすことは難しいと思いました。これから先、高校など家から離れている場所で災害が起こったときに、どのように対処するのか、何を教えておけばいいのか分かりません。<中学生、不安が強い>→Q1へ・わが子は、ビバンセを服薬しています。避難先や移動先で、スムーズに薬をいただけるようにするには、本人の財布やスマートフォンなどにも、治療内容や薬の処方箋の写真など入れておくべきでしょうか。混乱の中、ビバンセなど処方してもらえるものなのでしょうか。<大学生、ADHD(注意欠如多動症)>→Q2へ・お薬、特にコンサータはどこでも出してもらえるわけではないので、必ず携帯しようと思っていますが、お薬もなくなったらもっと不安が強くなるのではないかと心配です。災害時に服薬ができなくなったときはどのような対応をすればよいでしょうか。<中学生・高校生、共にASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)>→Q2へ・知的障害(知的発達症)を伴わないASD(自閉スペクトラム症)と診断されました。精神障害者保健福祉手帳は未取得です。万が一、地震等で被災した場合など、手帳は取得しておいた方が良いのでしょうか?<6歳、ASD(自閉スペクトラム症)>→Q3へQ1:いざというとき集団避難はしたほうがいい?子どもが家族と離れた場所で被災したらどうすればいいの?(回答)集団避難は学校教育の保障のために行われています。宿泊先の配慮がどれくらいあるかなどによって、集団避難できるか決まってくると思います。お子さんの状態によって判断するとよいでしょう。個別の避難計画を立てておきましょう。どのような災害がいつ起こるかによって対応は違ってくるため「避難の際に持っていくものリスト」や「〇〇の場合、どこに避難するか」など話し合ってメモしておきましょう。岡山県のおかやま発達障害者支援センターで公開している災害時の『ファースト・ステップ・シート』作成の手引き、日本自閉症協会が作成した『自閉症の人たちのための防災・支援ハンドブック』などもぜひ参考にしてください。参考:災害時の発達障害児・者支援について|おかやま発達障害者支援センター参考:災害時における防災・支援ハンドブックとヘルプカードをご活用ください。|日本自閉症協会【記入例】Upload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホンUpload By 発達障害のキホンQ2:避難先で処方薬がなくなったときの対応は?避難先でビバンセやコンサータなども処方してもらえるの?(回答)避難所では必要に応じて災害処方箋が発行されます。避難袋の中にお薬手帳やそのコピーをいれておいて、避難した先で医療的な服薬を必要とすることを伝えましょう。薬の在庫の状況にもよりますが、災害発生から何日かするとビバンセやコンサータに限らずさまざまな薬の処方も可能となることが多いようです。お薬手帳やコピーがなくても、スマートフォンなどに処方箋の写真を残しておくことで処方がスムーズになります。平成23年(2011)の東日本大震災の発生後には厚生労働省から「情報通信機器を用いた診療(遠隔診療)等に係る取扱いについて」通知があり、処方薬についても状況によって郵送が認められています。調剤された薬剤については、原則として、患者又は現に看護に当たっている者に交付することとするが、客観的にやむを得ない状況であると認められる場合に、郵送することは差し支えないこと。この場合、患者又は現に看護に当たっている者に対して、電話等により、調剤した薬剤の適正な使用のために必要な情報提供を適切に行うものとする。引用:情報通信機器を用いた診療(遠隔診療)等に係る取扱いについて(平成23年3月23日)|厚生労働省 By 発達障害のキホンQ3:障害者手帳は取得しておいたほうがいいの?(回答)災害などのときは手帳の有無によって支援の違いはありません。福祉的な支援が必要な方のための「福祉避難所」の対象も手帳の有無ではなく、高齢者、障害者、乳幼児、妊産婦、傷病者、内部障害者、難病患者、医療的ケア児・者となっています。災害においては手帳の有無ではなく、万が一のときの対応を調べて家族で共有しておくことが大切です。Upload By 発達障害のキホン参考:福祉避難所の確保・運営 ガイドライン平成28年4月(令和3年5月改定)|内閣府(防災担当)まとめどのような災害がいつ起こるかによって対応は違ってくるため、「避難の際に持っていくものリスト」や「〇〇の場合、どこに避難するか」など個別の避難計画を作成しておきましょう。避難時に処方薬がなくなった際には、お薬手帳など処方に関する情報があると処方までがスムーズになります。また、本人の特性などを周囲に伝えられるように、プロフィール(特性や障害について分かるもの)などを用意しておけると安心です。ヘルプマークやヘルプカードなども活用しましょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2024年02月11日株式会社学研ホールディングス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:宮原博昭)の調査・研究機関である学研教育総合研究所は、「小学生調査」「中学生調査」の第二弾として、「習い事」「将来の職業」「メディア・通信機器の利用」に関する結果を公表しました。2023年12月に、お年玉や起床・就寝時刻、好きな食べ物など、日常生活に関する調査結果を発表しましたが、今回はこれらに続き、上記テーマについての調査結果を第二弾として公開したものです。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)URL 表1: 学校以外で行っている習い事をきいたところ、小学生では1位「水泳」(27.0%)、2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(19.3%)、3位「英会話教室」(15.4%)、4位「音楽教室(歌や楽器など)」(14.5%)、5位「通信教育」(10.8%)となり、中学生では1位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(54.8%)、2位「英会話教室」(7.5%)、3位「英語塾(読み書き中心)」(7.2%)、4位「通信教育」「音楽教室(歌や楽器など)」(いずれも6.8%)となりました。表2: 将来なりたいと思っているものをきいたところ、小学生では1位「パティシエ(ケーキ屋)」(5.0%)、2位「YouTuberなどのネット配信者」(4.3%)、3位「警察官」(3.8%)となり、中学生では1位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%)、2位「公務員」「会社員」(いずれも3.8%)、4位「学校の教師・先生」(3.0%)、5位「看護師」(2.5%)となりました。[小学生調査 調査結果]メディア・通信機器について★家庭内で自由に使える通信機器は、「パソコン」38%、「タブレット」53%、「スマートフォン」42%、「ゲーム機」48%6年生では「スマートフォン」が2022年調査から10ポイント上昇家庭内で自由に使える通信機器を聞いたところ、「ゲーム機(家族と共有)」(26.6%)が最も高くなり、「スマートフォン(子ども専用)」(26.3%)、「ゲーム機(子ども専用)」(24.1%)が続きました。また、大きな4つの分類(「パソコン」「タブレット」「スマートフォン」「ゲーム機」)でみると、「パソコン」は38.0%、「タブレット」は53.1%、「スマートフォン」は41.8%、「ゲーム機」は48.1%となりました。学年別にみると、「パソコン」と「スマートフォン」は学年が上がるにつれ高くなる傾向がみられ、6年生では「パソコン」が51.5%、「スマートフォン」が63.5%となりました。前回の2022年調査と比較すると、「スマートフォン」は6年生では10.0ポイント上昇(前回調査53.5%→今回調査63.5%)しました。★通信機器に費やす時間 平均は1時間36分/日、6年生では1時間59分/日家庭内で自由に使える通信機器がある人(1,086名)に、1日にどれくらいの時間を費やしているかをきいたところ、「30分~1時間未満」(23.1%)と「1時間~1時間30分未満」(22.6%)に多くの回答が集まり、平均は1時間36分でした。学年別にみると、通信機器に費やす時間の平均は、高学年ほど長くなる傾向がみられ、6年生では1時間59分でした。★「アプリに課金したことがある」小学生の23%課金したことのあるアプリのジャンル 1位「ゲーム」2位「動画・映画」3位「勉強・学習」アプリに課金したことがあるか(有料でダウンロードできるアプリや定額制のアプリの利用、アプリ内課金など)をきいたところ、「課金したことがある」は23.1%、「課金したことはない」は76.9%となりました。男女別にみると、課金したことがある人の割合は、男子では28.5%と、女子(17.7%)と比べて10.8ポイント高くなりました。課金したことのあるアプリのジャンルをみると、1位「ゲーム」(14.2%)、2位「動画・映画」(4.8%)、3位「勉強・学習」(4.4%)でした。★「保護者とアプリ課金に関するルールを決めている」アプリ課金経験がある小学生の87%ルールの内容は? 1位「使ってよい金額を決めている」2位「ダウンロードするときは親の許可を得る」アプリに課金したことがある人(277名)に、保護者とアプリ課金(有料でダウンロードできるアプリや定額制のアプリの利用、アプリ内課金など)に関するルールを決めているかをきいたところ、「使ってよい金額を決めている」(39.4%)が最も高くなり、「ダウンロードするときは親の許可を得る」(27.1%)、「使ってよい場面を決めている」(23.8%)が続き、「決めている」は87.4%、「特に決めていない」は12.6%となりました。学年別にみると、ルールを決めている人の割合は学年が上がるにつれ高くなる傾向がみられ、6年生では93.1%となりました。習い事について★習い事ランキング 1位「水泳」2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」3位「英会話教室」「受験のための塾・学校の補習のための塾」は2022年調査3位から順位が上昇学校以外で行っている習い事をきいたところ、1位「水泳」(27.0%)、2位「受験のための塾・学校の補習のための塾」(19.3%)、3位「英会話教室」(15.4%)、4位「音楽教室(歌や楽器など)」(14.5%)、5位「通信教育」(10.8%)となり、「学校以外で行っている習い事(勉強やスポーツなど)はない」は22.9%でした。学年別にみると、1年生から4年生までは「水泳」、5年生と6年生では「受験のための塾・学校の補習のための塾」が1位でした。前回の2022年調査と比較すると、「習い事はない」が前回調査27.5%→今回調査22.9%と4.6ポイントの下降となり、何らかの習い事をする小学生が増えたことがわかります。また、「受験のための塾・学校の補習のための塾」は前回調査3位→今回調査2位と順位を上げ、教科学習への関心の高さをうかがい知る結果となりました。★小学生が習い事を始めた“きっかけ”や“理由”水泳では「体力づくりや運動能力の向上につながるから」、塾では「子どもが行きたい・やってみたいと言ったから」、英会話教室では「将来に役立つから」が1位それぞれの習い事について、習い事を始めた“きっかけ”や“理由”をききました。習い事のTOP10に挙がったものについてみると、【水泳】と【体操教室】では「体力づくりや運動能力の向上につながるから」、【受験のための塾・学校の補習のための塾】や【音楽教室】、【通信教育】、【サッカー・フットサル】、【ダンス】では「子どもが行きたい・やってみたいと言ったから」、【英会話教室】と【そろばん】では「将来に役立つから」、【習字・書道】では「子どもが行きたい・やってみたいと言ったから」「将来に役立つから」が1位でした。★保護者が小学生の子どもの塾選びで重視すること1位「家からの通いやすさ」2位「料金」3位「授業内容」4位「受講スタイル」5位「サポート体制」保護者にとって、子どもの塾選びのポイントとなるのはどのようなところなのでしょうか。保護者に、子どもの塾選びで重視することをきいたところ、「家からの通いやすさ」(44.3%)が最も高くなりました。塾選びの際、家からのアクセスの良さがポイントとなることが多いようです。次いで高くなったのは、「料金」(40.5%)、「授業内容」(30.0%)、「受講スタイル(集団指導・個別指導など)」(23.8%)、「サポート体制」(21.3%)でした。将来について★小学生が将来つきたい職業 1位「パティシエ(ケーキ屋)」2位「YouTuberなどのネット配信者」3位「警察官」「看護師」が大幅に順位を上げてTOP5にランクイン男子では「YouTuberなどのネット配信者」が3年連続1位、女子では「パティシエ(ケーキ屋)」が7年連続1位将来なりたいと思っているものをきいたところ、1位「パティシエ(ケーキ屋)」(5.0%)、2位「YouTuberなどのネット配信者」(4.3%)、3位「警察官」(3.8%)となりました。前回の2022年調査と比較すると、「パティシエ(ケーキ屋)」と「YouTuberなどのネット配信者」は前回と同様にTOP2に挙がりました。また、「看護師」は前回調査22位→今回調査5位と、順位を大きく上げました。男子についてみると、1位「YouTuberなどのネット配信者」(6.8%)、2位「警察官」(5.8%)、3位「その他スポーツ選手(野球、サッカー、水泳以外)」(4.7%)となりました。学年別にみると、1年生と2年生では「警察官」、3年生では「運転士」、4年生では「YouTuberなどのネット配信者」、5年生では「YouTuberなどのネット配信者」と「エンジニア・プログラマー」、6年生では「エンジニア・プログラマー」が1位でした。過去の調査と比較すると、「YouTuberなどのネット配信者」は2021年・2022年・2023年と3年連続で1位となりました。女子についてみると、1位「パティシエ(ケーキ屋)」(9.0%)、2位「看護師」(5.3%)、3位「歌手・アイドル」(4.0%)となりました。学年別にみると、いずれの学年でも1位は「パティシエ(ケーキ屋)」となり、1年生では「医師(歯科医師含む)」、2年生では「歌手・アイドル」、3年生以上では「看護師」が2位でした。過去の調査と比較すると、「パティシエ(ケーキ屋)」は2017年調査から7年連続で1位となりました。[中学生調査 調査結果]メディア・通信機器について★中学生が通信機器に費やす時間 平均は1時間59分/日、男子では2時間10分/日家庭内で自由に使える通信機器がある人(582名)に、1日にどれくらいの時間を費やしているかをきいたところ、「30分~1時間未満」(17.2%)や「1時間~1時間30分未満」(18.7%)、「1時間30分~2時間未満」(16.7%)、「2時間~3時間未満」(20.4%)に回答が集まり、平均は1時間59分でした。男女別にみると、通信機器に費やす時間の平均は、男子では2時間10分と、女子(1時間48分)と比べて22分長くなりました。★「アプリに課金したことがある」中学生の39%、男子の1年生では55%課金したことのあるアプリのジャンル 1位「ゲーム」2位「動画・映画」3位「音楽」アプリに課金したことがあるか(有料でダウンロードできるアプリや定額制のアプリの利用、アプリ内課金など)をきいたところ、「課金したことがある」は38.7%、「課金したことはない」は61.3%となりました。男女別にみると、課金したことがある人の割合は、男子では49.7%と、女子(27.7%)と比べて22.0ポイント高くなりました。また、男女・学年別にみると、課金したことがある人の割合は、男子の1年生(55.0%)では半数を超えました。課金したことのあるアプリのジャンルをみると、1位「ゲーム」(24.3%)、2位「動画・映画」(10.7%)、3位「音楽」(8.8%)でした。★「保護者とアプリ課金に関するルールを決めている」アプリ課金経験がある中学生の85%アプリに課金したことがある人(232名)に、保護者とアプリ課金(有料でダウンロードできるアプリや定額制のアプリの利用、アプリ内課金など)に関するルールを決めているかをきいたところ、「使ってよい金額を決めている」と「ダウンロードするときは親の許可を得る」(いずれも34.5%)が最も高くなり、「使ってよい時間を決めている」(19.0%)が続き、「決めている」は84.5%、「特に決めていない」は15.5%となりました。習い事について★中学生の習い事ランキング 「受験のための塾・学校の補習のための塾」がダントツ、2位「英会話教室」3位「英語塾」「受験のための塾・学校の補習のための塾」は2020年調査から10ポイント上昇学校以外で行っている習い事をきいたところ、「受験のための塾・学校の補習のための塾」(54.8%)が突出して高くなり、2位「英会話教室」(7.5%)、3位「英語塾(読み書き中心)」(7.2%)、4位「通信教育」「音楽教室(歌や楽器など)」(いずれも6.8%)と続きました。また、「学校以外で行っている習い事(勉強やスポーツなど)はない」は28.2%でした。学年別にみると、「受験のための塾・学校の補習のための塾」は上の学年ほど高くなる傾向がみられ、3年生では63.0%となりました。前回の2020年調査と比較すると、「受験のための塾・学校の補習のための塾」は前回調査44.5%→今回調査54.8%と、10.3ポイント上昇しました。将来について★中学生が将来つきたい職業 1位「エンジニア・プログラマー」2位「公務員」「会社員」男子では1位「エンジニア・プログラマー」2位「会社員」、女子では1位「学校の教師・先生」2位「看護師」将来なりたいと思っているものをきいたところ、1位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%)、2位「公務員」「会社員」(いずれも3.8%)、4位「学校の教師・先生」(3.0%)、5位「看護師」(2.5%)となりました。男子についてみると、1位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(5.7%)、2位「会社員」(5.0%)、3位「プロサッカー選手」(4.0%)となりました。学年別にみると、1年生では「エンジニア・プログラマー」と「プロサッカー選手」、2年生では「エンジニア・プログラマー」、3年生では「会社員」が1位でした。女子についてみると、1位「学校の教師・先生」(4.7%)、2位「看護師」(4.3%)、3位「公務員」「薬剤師」(いずれも4.0%)となりました。学年別にみると、1年生では「学校の教師・先生」、2年生では「漫画家・イラストレーター」、3年生では「公務員」が1位でした。■調査概要■調査タイトル:小学生・中学生白書 小学生・中学生の日常生活に関する調査 <第二弾>「習い事」「将来の職業」「メディア・通信機器の利用」調査対象(小学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする小学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者(中学生調査):ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする中学生の子どもを持つ20歳~59歳の保護者調査地域:全国調査方法:インターネット調査調査期間:2023年10月27日(金)~11月1日(水)の6日間有効回答数(小学生調査):1,200サンプル(中学生調査):600サンプル実施機関:ネットエイジア株式会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日不登校児童生徒対応のマンツーマンオンライン塾『Preステップオンライン』を運営するCKCネットワーク株式会社(代表取締役:山崎 朋宏、本社:愛知県名古屋市)は、『年度替わりの今だからこそ 不登校は誰にでもある 不登校の不安解消の一手は家庭学習から ~家庭学習の取り組み方 オンライン説明会~』を2024年2月24日(土)に開催することになりましたので、お知らせいたします。説明会タイトルロゴ【イベント概要】◆名称: 年度替わりの今だからこそ 不登校は誰にでもある不登校の不安解消の一手は家庭学習から~家庭学習の取り組み方 オンライン説明会~◆会場: オンライン(Zoom)他の参加者に顔や名前を出さずに参加できます◆日時: 2024年2月24日(土)11:00~12:00◆内容: 不登校児童生徒の勉強への気持ち 家庭学習への取り組み方◆詳細: ●開催に至った社会的背景と現状「増加する不登校児童生徒と不登校時の心配。不登校の原因」文部科学省の調査によると、小・中学校の不登校児童生徒の数は2022年度に過去最多の299,048人を記録しており、2013年度以降、不登校児童生徒は年々増加しています。(別紙参考資料(1))「令和2年度不登校児童生徒実体調査」では、不登校となった中学生のうち約74%が勉強の遅れに対する不安を、約69%は進路・進学に関する不安を抱えています。(別紙参考資料(2))「令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」では、不登校児童生徒が不登校の主な要因として51.6%が「無気力・不安」をあげています。また、未来地図( )の調査によると、「不登校の要因」について、37.5%の保護者が「子ども自身も、学校へ行けない理由がわからない」と回答しています。参考資料(1) 不登校児童生徒数参考資料(2) 不登校生徒が不登校時に不安だったこと●開催への想い「8年間の不登校児童生徒へのサポートから得た経験」不登校生は年々増加していますが、不登校になる理由の半分以上が明確な理由ではなく、ぼんやりとした理由です。勉強が理由で不登校になる生徒は少ないのですが、不登校になった後に勉強や進路について不安を覚える方が多くいらっしゃいます。日常から家庭学習の取り組み方に目を向け、学習習慣の定着、学習の積み重ねをしておくことで、不登校になった際に、少しでも勉強や進路の不安解消につながるのではないかと思います。当社には8年の「不登校児童生徒へのオンライン授業・面談実績」があり、現在も多くのお子さま・保護者の方々への不登校支援のサポートを行っています。当社に問い合わせされる不登校児童生徒をお持ちの保護者の方は、様々な悩みをもって相談に来られます。受講していただいた生徒の保護者からは「このサポートをしていなかったら高校進学も考えられなかった。まさかうちの子が高校に行けるとは思ってもいなかったので希望をもらった。」という声をいただきました。今回の説明会をお子さまの家庭学習の環境、学習習慣などについて考えていただくきっかけにしていただきたいと考えています。【『Preステップオンライン』とは】不登校、軽度発達障害、グレーゾーンの方向けのマンツーマンオンライン塾『Preステップオンライン』の3つの特徴をご紹介します。■マンツーマン授業:1回40分小学3年生~中学3年生の内容で必要なところから学べる無学年方式で、学習以外の話もしながら楽しく基礎を積み重ねます。■個別面談:月1回15分学習状況、頑張り度をデータ化して毎月報告。学習だけでなく生活の不安や悩みの相談にも対応します。■スタディサプリを中心とした学習管理システム小学生・中学生の国語・算数・理科・社会・数学・英語の映像授業が1万本以上見放題です。授業で学習した内容をテストで確認することができ、“できた!わかった!”を定着することができます。【CKCネットワーク株式会社について】『家族に自慢できるサービスを、世の中に提供する。』を理念として1990年に愛知県で創業しました。通信指導実績33年、累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業です。オンライン個別指導塾「Fit NET STUDY」や、不登校、軽度発達障害、グレーゾーンの方向けのマンツーマンオンライン塾「Preステップオンライン」など、幅広い事業を運営しています。CKCネットワーク株式会社URL: PreステップオンラインURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日先頃、日本代表(A代表)のロールモデルコーチとして参加することが発表された、中村憲剛さん。世代別代表のロールモデルコーチも務め、U-17ワールドカップを目指すチームにも帯同していました。プロになる前は、世代別代表とは無縁の"非エリート"だった中村憲剛さんは、エリート選手たちに、どんな言葉をかけていたのでしょうか?さらには「伸びる選手と伸びない選手の違い」についても、お話しいただきました。(取材・文鈴木智之)ここだけのノウハウが詰まったDVD【KENGO Academy】>>■日常を、基準を高めていこうU-16、U-17日本代表に、ロールモデルコーチとして帯同した中村憲剛さん。エリートたちを前に、こんな話をしたと言います。「この環境にいることは、みなさんの努力の賜物なので素晴らしいことです。だけど、いまここにいることが、将来を保証するものではないことも確かです。過去のデータを見ると、このチームからA代表に上り詰められるのは、1人か2人ぐらいしかいないよ」さらにこう続けます。 「そして10年後。16歳、17歳の時点で日本のトップにいるキミたちではない、見向きもされないような選手が、日の丸をつけたケースがあります。それが僕です。僕はキミたちの年齢の頃、世代別代表のような良い場所にはいられませんでした。でも、みんなが途中で断念したところを越えて、違うルートで駆け上がっていきました」中村憲剛さんは「みんなはいま、この場所にいられているのだから、そこにいることを自分から放棄するのはもったいない。右肩上がりで成長していけば、他の選手が追いつけないところに行ける」と言葉に力を込めます。「努力を怠ると、ウサギとカメのように、追い抜かれてしまうんです。それが嫌なら、自分の日常を、基準を高めていこう。日本代表という素晴らしい環境で、最高の時間を過ごしているにもかかわらず、自分のチームに帰ったらそれを忘れて、のんべんだらりと過ごしていると、二度と戻ってこられなくなる。そんなもったいないことはないよ」■伸びる選手と伸びない選手の違いこのような話を聞いた選手たちは、「目の色を変えて取り組むようになる」と言います。そのうえで、中村憲剛さんは「伸びる選手と伸びない選手」の違いを、次のように表現します。「伸びる選手は、素直で聞く耳を持っています。人のせいにせず、自分の足りないところを分析した上で、ちゃんと努力し続けられる人。それが伸びる選手だと思いますし、その反対が、伸び悩む選手なのかなと思っています」中村憲剛さんは現役引退後、指導者の道を進み、S級ライセンス取得の過程で、母校・中央大学で指導を行っています。また、現役時代から若手選手の相談に乗り、アドバイスをしてきました。「現役のときは、後輩たちにも伝えていましたけど、話を聞く子、聞こうとする子、アドバイスをもらいに来る子は、継続して努力ができるんです。一方で、こちらの言ったことに対して『ちょっとそれは』とか『俺はこう思ってるんで』など、意見を聞き入れない人は、成長するチャンスを逃しているのかなと思います」■成長するために大切なことプロとして18年間、第一線で活躍してきた、中村憲剛さん。サッカー選手として成長し続けるために、必要なキーワードを3つあげます。それが「素直さ」と「傾聴力」。そして、努力し続ける「継続力」です。「監督も人間なので、目を見て話を聞く人と、明後日の方向を見ながら聞く人の、どちらに伝えたくなるか。僕はいま指導者なので、指導者目線で見ると『話が頭に入っていないな』『真剣に聞く準備ができていないな』と感じることもあります」さらに、選手から指導者に立場が変わり、見えるものが変わってきたと話します。「育成年代の子たちは、本人はちゃんと聞いているつもりでも、それが態度に現れない子もいます。だから指導者である自分自身も、しっかり人を観ないといけないなと思います」■育成年代を指導する上での気づき育成年代の指導に力を注ぐ中で、2023年には東京・調布でKENGO Academyのジュニアクラスを新設。既存の中学生(神奈川県・川崎市)に加え、S級取得の過程では大学生を指導しており、各カテゴリーで「何を、どのように教えるか。その違いに直面している」と言います。「大学生になったときに、新たなサッカーの考え方を入れるのは、なかなか難しいので、ある程度、小学生の段階でサッカー観を提示したほうがいいのかなと思っていました。でも、そうすると効率が良すぎてしまって、子どもたちがそれしか判断しなくなるのではないか。その結果、彼らが本来持っている、クリエイティブさに欠けてしまうのではないかというのが、いま感じている課題です」中村憲剛さん自身、小中高大、プロと、様々な環境、指導者のもとでサッカーをすることで「30代後半から40歳ぐらいのときに、自分のサッカー観ができあがりました」と話します。「それは、たくさんの経験をした結果だと思うので、削ぎ落としたものを小学生や中学生にポーンと渡すのはどうなのかなって。正解のプレーを提示して、それをさせるのは、道を歩いていて、小石をどかす作業をしているようなものですよね」さらに、こう続けます。「小石につまづくことで、次はつまづかないようにしよう、どうすればいいんだろうと考えますよね。そこに対して大人が関わり、正しい方向に持って行きすぎると、エラーが起きなくなるんです。そうするとトライアンドエラーではなくなってしまうので、すごく難しいですし、指導者としてはジレンマだなって思います」■KENGO Academy DVDでサッカーを学ぼう中村憲剛さんは現場での指導に加え、KENGO Academy DVDを通じて、サッカーの考え方のベースを提示しています。現役生活を振り返り「たくさんの指導者のもとでプレーしてきた中で、それぞれの良いところを抽出して、自分のものにしていく作業を繰り返してきた」と話し、「相手をどう攻略するのか。その基礎の基礎となる部分の話をしている」と自信を持つDVD。サッカーに対する考え方を知ることで、サッカー理解が深まることでしょう。ぜひサッカーIQを高めるために、DVDを観て学び、レベルアップに役立ててみてはいかがでしょうか?前回の記事「相手を観て、プレーすることの大切さ」はこちら>>
2024年02月01日保育士として働く2児の母、みりんぼしだよさん。長女の「結婚してもママになってもバリバリ働くから!」という言葉を聞き、夫の扶養を抜けることを決意します。退職につて友人に相談すると「大好きなみりんちゃんにそんなつらい思いをさせるなんて、許せない!」と心打たれるメッセージと退職に関するアドバイスをもらうみりんぼしだよさん。自分は1人じゃないと気付きます。あと1カ月働くことを決意したころ、以前勤めていた職場の先輩にばったり会い今の状況を相談すると「みんな違ってみんないい」と考え行動するみりんぼしだよさんのことがうらやましいのではというのでした。あと何回……と数えながら仕事をこなすみりんぼしだよさん。ある日、次女の通う学校から「過呼吸で倒れた」と連絡がきて……。さみしかったよね…… 同級生からきつい言葉を投げつけられたことがきっかけで過呼吸になり倒れてしまったと話す次女。次女が中学生になったタイミングでフルタイム勤務を始めたみりんぼしだよさんは、1人になる時間が多い次女にさみしい思いをさせてしまっていたのだと気付きます。そして仕事を辞めると伝えるホッとした表情を浮かべるのでした。 翌日登校すると、クラスメイトや幼馴染に声をかけられ「人に恵まれている」といいます。続けて「人に助けてもらえてとても幸せ者です」と話す次女を見て素直に優しを受け取れることに感心するみりんぼしだよさん。これまで自分の本当の気持ちを隠し助けてもらう価値がないとまでもっていた自分を変え、「もっと人に助けられていいのかもしれない」と思うのでした。 中学生の娘さんから「人に恵まれている」「人に助けてもらえてとても幸せ者です」と聞き感心するみりんぼしだよさん。人に対して感謝の気持ちを口にすることは照れくさかったりで、なかなかできることではないですよね。その素直でまっすぐな気持ちのまま成長してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みりんぼしだよ
2024年01月25日こどもと見つけた小さな発見日誌
育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん