近年、男の子の名付けは「と」を止め字に用いた「と止めネーム」が大人気! 「と止めネーム」は男の子らしく頼もしい印象になります。今回は、2023年上半期生まれの男の子28,668名の名前から、人気の「と止めネーム」ランキングTOP10を紹介いたします。 1位はると2019年から2022年まで、毎年年間よみランキング1位に輝いている今最も人気のよみ「はると」。2023年上半期のよみランキングでも1位となっており、「と止めネーム」の代表格です。「陽翔」「大翔」「悠人」「陽大」「晴翔」「遥斗」などさまざまな漢字が用いられています。 「はる」というよみが「春」の明るくおだやかな陽気を連想させるため、特に春生まれの赤ちゃんに多く名付けられていました。 2位みなと「みなと」が2位にランクイン。ここ数年、安定した人気のあるよみです。「湊斗」「湊翔」「湊」「湊都」といった漢字が人気でした。 「湊」には「人や物が集まる」という意味があります。爽やかな海を連想させることから、特に夏生まれの男の子に多く名付けられる傾向があります。 3位あおと3位に入ったのは「あおと」。2022年、2021年ともによみランキング4位に入っており、近年特に人気のあるよみです。「碧斗」「碧人」「蒼翔」などが、実際に名づけられました。 自然の生み出す美しい青緑色を表す「碧」や、植物が生い茂っている様子を想像するような「蒼」という漢字が人気です。 4位ゆいと4位にランクインしたのは「ゆいと」。「結翔」「結斗」「結仁」「唯翔」といった名前が人気です。 「人とのご縁」や「実を結ぶ」イメージのある「結」の人気が高く、男女ともによく用いられる漢字です。 5位ゆうと5位は「ゆうと」がランクイン。「悠人」「結斗」「悠翔」「悠斗」といった漢字で名づけられています。 「ゆう」と読む漢字は、広大な自然や時の流れを表す「悠」がトレンド。プロサッカー選手の長友佑都さんも、同じ「ゆうと」というよみです。 6位かいと6位に入ったのは「かいと」。「海翔」「海斗」「快斗」「凱翔」といった名前が人気です。 夏生まれには「海」という漢字が使った名前が特に人気。海のように爽やかで心の広い男の子になるようにと、パパ・ママの願いが感じられます。また、英語で「kite」は「凧」を意味します。大空を大きく羽ばたき活躍してほしい、といった願いを込めて名付けた親御さんも多いでしょう。 7位りとと止めネームの7位は「りと」。2022年よみランキングでは35位という結果でしたが、2023年上半期は22位にランクアップしており、今年人気が高まっているよみです。「理仁」「理人」「莉都」「利斗」といった漢字が人気でした。 ラ行で始まる今っぽさと、と止めネームの安定感を組み合わせた、トレンド感満載のよみ。今回のランキングのなかで、唯一の二音ネームとなりました。 8位あやと「あやと」が8位にランクイン。「絢斗」「綾人」「絢人」「彩人」といった名前で名付けられていました。 「あや」という響きがどこか芸術的でやさしい印象を与え、ジェンダーレスな雰囲気に。そこに「と」という止め字を組み合わせることで、凛々しい印象になっています。 9位あきと9位にランクインしたのは「あきと」。「暁斗」「晃士」「彰人」といった名前で多く名付けられていました。 「暁」はあかつきや夜明け、事を実現したときを意味する漢字。転じて、事を成すことのできる人になれますように、という親御さんの願いが込められているようです。 10位かなとと止めネームの10位は「かなと」でした。「奏翔」「叶翔」「奏人」などが人気。 音や声を揃えることを意味する「奏」という漢字が多く使われていました。調和や芸術性を連想させます。 10位 はやと同率で10位に入ったのは「はやと」。「颯斗」「颯人」「隼人」などの名前が人気でした。 「颯」は風が吹く様子やきびきびしたさまを表す漢字。「颯爽」という熟語から、爽やかな印象があります。 「と止めネーム」の「と」と読む漢字には、「斗」「翔」「人」といった漢字が多く用いられていました。安定感や信頼感を与える「と止めネーム」。これから男の子を出産される方は、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:28,668件(男の子)
2023年10月02日2023年上半期に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 近年、女の子のよみは二音から成る「二音ネーム」が人気です。「二音ネーム」は呼びやすく親しみやすいほか、洗練された今どきな印象の名前が多いのが特徴。今回は、上半期に生まれた女の子の赤ちゃん27,503名の名前から、特に人気だった二音ネームランキングTOP10をご紹介します。 1位えま上半期、最も人気だった二音ネームは、「えま」でした! 2022年、2021年ともによみランキングで1位に輝いている、今大人気のトレンドネームです。「咲茉」「依茉」「愛茉」などの名前で多く名づけられています。 「えま」という響きは、外国でも「Emma」としてよく名づけられる人気の名前です。将来ワールドワイドに活躍してほしいと願って、この名前をつけるパパ・ママも多いようです。 2位みお「みお」が2位にランクイン。2022年、2021年ともに年間よみランキングで2位と、毎年人気の高いよみです。「美桜」「澪」「未桜」といった漢字が人気。特に上半期では、春生まれの赤ちゃんに「桜」を用いた名づけが人気となっていました。 マ行で始まる名前は、やさしくあたたかみのある印象に。癒し系の女の子をイメージさせます。有名人では、女優の今田美桜さんが同じよみで活躍されています。 3位めい3位にランクインしたのは、「めい」。2022年のよみランキングでは3位、2021年は5位と人気のよみですが、毎年5月の月間ランキングでは1位となっています。 「5月」の英語表記「MAY」にかけて「芽依」という名前が人気になる傾向にあり、2021年以降3年連続で、5月の月間ランキング1位を獲得しました。 「めい」という響きが呼びやすく、親しみやすさを感じさせます。スタジオジブリのアニメ『となりのトトロ』のメイちゃんをイメージするかたも多いのではないでしょうか。有名人では、女優の永野芽郁さんが同じよみで活躍されています。 4位さな4位にランクインしたのは「さな」。2022年のよみランキングでは4位、2021年は12位にランクインしています。「紗奈」「紗菜」といった漢字が人気です。 爽やかで上品な印象を与える「サ」という音に、明るくあたたかみのある「ナ」という音を組み合わせることで、魅力的な女の子をイメージさせます。有名人では、韓国のアイドルグループTWICEのサナさんが同じよみで活躍されています。 5位ゆい5位にランクインしたのは、「ゆい」でした。2022年のよみランキングでは7位、2021年は4位と、毎年根強い人気を誇る名前です。「結衣」「結」という漢字が特に人気のようです。 ヤ行で始まる名前は、優雅で気品ある印象に。「ゆい」という響きが、可愛らしく親しみやすい印象も与えます。有名人では、女優の新垣結衣さんが同じよみで活躍されています。 6位りお6位にランクインした「りお」。2022年のよみランキングでは6位、2021年は11位と、近年人気が高まっているよみです。「莉緒」「莉央」といった名前が人気です。 ラ行の音はみずみずしい印象を与え、美しい女の子のイメージにぴったり。有名人では、女優の内田理央さんなどが同じよみで活躍されています。 7位りん「りん」が7位にランクイン。2022年のよみランキングでは12位、2021年は17位に入っており、「凛」「凜」といった漢字が用いられています。※「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。 「りん」という響きが可愛らしく、親しみやすさを感じさせる一方、「凛・凜」という漢字は凛々しく引き締まった様子、力強い様子を表します。そのため、自立したかっこいい女性もイメージさせます。 8位ゆあ8位に入ったのは「ゆあ」でした。「結愛」という漢字が特に人気のようです。 やさしく上品な印象の「ユ」という音に、大らかであたたかみのある「ア」という音を組み合わせ、キュートでのびやかな印象の名前になっています。同名では、女優の新川優愛さんが活躍されています。 9位ひな「ひな」が9位にランクイン。「陽菜」という漢字で多く名づけられています。 「ひな」という音が「日向」を連想させ、穏やかであたたかい印象の響きに。また、「雛」も連想させることから、小さく可愛らしい女の子をイメージさせます。 10位のあ二音ネーム10位にランクインしたのは「のあ」。「乃愛」という漢字が多く用いられています。 「乃」という漢字が古風で可愛らしいイメージを与えつつ、旧約聖書に出てくる「ノアの方舟」も連想させ、和と洋がミックスした名前に。「のあ」という響きは海外でも通じやすく、グローバル化する現代に親しまれるようになっています。 2023年上半期生まれの女の子に人気だった二音ネームは、「えま」や「のあ」など海外でも通じるよみもランクインしていました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:27,503件(女の子)
2023年10月01日2023年8月に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気!8月生まれの赤ちゃん9,069名の名前から、男女どちらにも名づけられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。 1位蓮(主なよみ:れん)8月に最も多く名付けられたジェンダーレスネームは「蓮」でした。男女合わせて42名の赤ちゃんに名づけられていました。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。 2位碧(主なよみ:あお、あおい)2位にランクインしたのは「碧」。男女ともに名前ランキング上位の常連で、その人気ぶりは健在です。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 3位陽葵(主なよみ:ひなた、はるき)3位は「陽葵」。男の子は「ひなた」「はるき」、女の子は「ひまり」「ひなた」というよみが人気のようです。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 4位凛(主なよみ:りん)4位は「凛」。女の子の名前として人気だしたが、近年は男の子にも多く用いられるようになりました。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの親しみやすさ、呼びやすさも人気の理由です。 5位凪(主なよみ:なぎ)5位は「凪」。男の子と女の子、偏りなく同数の赤ちゃんに名づけられており、性別関係なく多く名付けられている名前です。8月の月間名前ランキングでは男の子15位、女の子11位と男女にも人気。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。 6位翠(主なよみ:すい)6位に入ったのは「翠」。近年増加傾向にある注目の名前で、特に女の子に多く名付けられています。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という二音の響きは個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 7位湊(主なよみ:みなと)7位には「湊」がランクイン。男の子では定番人気となっている名前ですが、近年は女の子にも用いられるようになっています。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 8位紬(主なよみ:つむぐ)8位にランクインしたのは「紬」。女の子の名前ランキング常連の「紬」が、男の子のランキング内でも見られるようになりました。女の子は「つむぎ」とよむことが一般的ですが、男の子は「つむぐ」というよみ方も人気です。 「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームの一つでもあります。 9位朝陽(主なよみ:あさひ)9位にランクインしたのは「朝陽」。3位の「陽葵」に続き、人気の「陽」を用いた名前です。特に男の子に人気の高い名前で、2021年・2022年と連続で年間名前ランキング5位となっています。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートを感じさせる名前です。 10位陽向(主なよみ:ひなた)10位は「陽向」という結果に。こちらも3位の「陽葵」、9位の「朝陽」に続き、「陽」を用いた名前がランクイン。あたたかさや明るさ、積極性を表す「陽」という漢字に、「向かう」を意味する「向」を組み合わせた名前。希望や明るい未来を感じさせます。 2023年8月生まれの男の子に人気だった「ジェンダーレスネーム」TO10のうち、7つが一文字ネーム、3つが「陽」ネームという結果に。また、「蓮」や「碧」「凪」「翠」など、夏らしい漢字が並びました。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年8月1日(火)~8月25日(金)調査件数:9,069件(男の子:4,587件/女の子:4,482件)
2023年09月25日2023年8月に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 古風で日本的な名前「レトロネーム」の人気が続いています。8月生まれの女の子4,482名の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位紬(主なよみ:つむぎ)最も人気だったレトロネームは「紬」でした! 8月の月間名前ランキングでは3位にランクインしています。また、2023年上半期のレトロネームランキングでも1位でした。まだまだその人気ぶりは健在です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 2位葉月(主なよみ:はづき)2位にランクインしたのは「葉月」。8月の月間名前ランキングでは5位と上位ですが、7月は241位。8月に急増し、大人気の名前だったようです。「葉月」は旧暦8月の呼び名として知られるため、毎月8月生まれの女の子に多く名付けられていますが、今年は特に多い様子。レトロネームや「月」を用いた名前がトレンドとなっている影響かもしれません。 若葉のようにみずみずしい生命力を感じさせる「葉」に、神秘的な美しさをイメージさせる「月」を組み合わせ、明るく元気な印象と優しく美しい印象を兼ね備えた名前になっています。 3位琴葉(主なよみ:ことは)3位には「琴葉」がランクイン。7月の月間ランキングでは25位でしたが、8月は6位にランクアップしています。近年人気が高まっている「葉止めネーム」のひとつです。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。 4位楓(主なよみ:かえで)4位は「楓」。こちらも7月の月間ランキング30位から、8月は7位と大きくランクアップしています。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんに人気の名前ですが、今年の8月は多く名付けられていました。 5位莉子(主なよみ:りこ)5位は「莉子」。レトロネームランキングのなかで唯一「子」がつく名前です。「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。 可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージがありつつ、「りこ」という二音の響きが現代的で、近年根強い人気の名前です。年間名前ランキングでは2021年10位、2022年7位とTOP10入りを続けています。 6位凪(主なよみ:なぎ)6位にランクインしたのは「凪」。8月の月間ランキング11位ですが、男の子の名前ランキングでも15位にランクイン。男女どちらにも名づけられている、今人気のジェンダーレスネームとなっています。 風が止んで、波がなくなり、海面が静まる様子を表す「凪」。穏やかで雄大な海を連想させ、夏生まれの赤ちゃんに人気の漢字です。 7位結月(主なよみ:ゆづき)7位は「結月」でした。2位の「葉月」に続き、「月」を止め字に用いた名前がランクイン。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 7位詩(主なよみ:うた)同率7位にランクインしたのは「詩」。上半期の名前ランキングで10位に入っていた「詩」は、年々人気を高めている注目のレトロネームです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 7位柚葉(主なよみ:ゆずは)さらに同率で7位に入ったのは「柚葉」という「葉止めネーム」。3位の「琴葉」に続き、「葉止めネーム」は2つめのランクインです。7月の月間ランキングでは95位でしたが、8月は20位にランクアップしています。 「柚」は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 10位風花(主なよみ:ふうか)10位には「風花」がランクインしました。 爽やかで心地よい印象を与える「風」という漢字に、美しさや可愛らしさを感じさせる「花」を組み合わせて、趣のある名前に。「ふう」という愛らしい響きも人気の理由です。有名人では、女優の小芝風花さんも同名で活躍されています。 10位涼葉(主なよみ:すずは)同率10位は「涼葉」。「琴葉」「柚葉」に続き、3つ目の「葉止めネーム」です。 心地よい冷たさや爽やかさを感じさせる「涼」に、青々と茂る「葉」を組み合わせ、夏らしい名前に。酷暑だった今年の夏、涼やかな名前としてランクインしました。 2023年8月に名付けられた女の子のレトロネームは、「月」や「葉」を用いた名前が多くランクインしていました。古風で日本的な「レトロネーム」の人気はまだまだ続きそう。女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年8月1日(火)~8月25日(金)調査件数:9,069件(男の子:4,587件/女の子:4,482件)
2023年09月24日赤ちゃんの名付け、女の子は「夏」を用いた「夏ネーム」が約100人増加! 男の子は「陽」を用いた名前が多数ランクインするという結果になりました。2023年8月生まれの新生児9,069名の名前を調査した、名前・漢字・よみの人気ランキングを紹介します。 < 8月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位凛(主なよみ:りん)2位陽葵(主なよみ:ひまり)3位紬(主なよみ:つむぎ)4位翠(主なよみ:すい)5位葉月(主なよみ:はづき)6位琴葉(主なよみ:ことは)7位結愛(主なよみ:ゆあ)7位楓(主なよみ:かえで)9位一華(主なよみ:いちか)9位莉子(主なよみ:りこ) 男の子1位蓮(主なよみ:れん)2位碧(主なよみ:あお)3位湊(主なよみ:みなと)4位結翔(主なよみ:ゆいと)5位湊斗(主なよみ:みなと)6位陽向(主なよみ:ひなた)6位陽翔(主なよみ:はると)8位朝陽(主なよみ:あさひ)8位颯(主なよみ:はやて)10位 蒼 (主なよみ:あおい)10位 悠真(主なよみ:ゆうま) 【女の子】「夏」を用いた「夏ネーム」は約100人増加!「葉月」も大躍進!記録的な暑さが続いた8月、最も多く使われた人気漢字1位は「夏」でした。名前に「夏」を用いた「夏ネーム」は、7月136人から8月は237人へと約100人(約1.7倍)も増加! 6月(57人)と比較すると、8月は4倍以上に増加しています。100位以内にランクインした「夏ネーム」は24位「楓夏(主なよみ:ふうか)」・「瑠夏(主なよみ:るか)」、43位「夏芽(主なよみ:なつめ)」・「千夏(主なよみ:ちなつ)」など、125種類の名前で名付けられていました。 また、今月の注目の名前は、5位にランクインした「葉月(主なよみ:はづき)」。初めて月間ランキングTOP10入りしました。旧暦の8月を「葉月」と言うことから、毎年8月生まれの女の子に多く名付けられる名前ですが、2022年8月は42位。今年は7月100位以下の圏外でしたが、8月は5位へと大きくランクアップ。人数は7月の2人から8月は20人へと10倍に増加していました。「月」を用いる名前が人気になってきていることから、今年は特に多く名付けられたのかもしれません。 8月生まれの女の子の名前ランキングTOP3は、1位「凛(主なよみ:りん)」、2位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、3位「紬(主なよみ:つむぎ)でした。「凛」は今年8カ月連続月間ランキングTOP10にランクインしている人気の名前。2021年、2022年と2年連続年間ランキング2位を獲得していることから、今年も引き続き人気の高い名前だと言えるでしょう。 【男の子】「陽」を用いた名前が多数ランクイン8月生まれの男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮(主なよみ:れん)」、2位「碧(主なよみ:あお)」、3位「湊(主なよみ:みなと)」でした。7月の3位から順位を上げて8月に首位を獲得した「蓮」。7月の22人から8月は40人へと約2倍に増加。2位と大差をつけて首位を獲得しました。「蓮」は周囲に染まらない清らかさを感じさせる名前で、涼しげで洗練された印象を受けるようです。 また、日の当たる丘を指す漢字である「陽」は、太陽が照り付ける様子を指すことから夏らしい漢字の一つです。TOP10以内に「陽」がつく名前は、6位「陽向(主なよみ:ひなた)」・「陽翔(主なよみ:はると)」、8位「朝陽(主なよみ:あさひ)」と3つもランクインしました。 <8月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:漢字ランキング1位は「夏」!8月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「夏」、2位「莉」、3位「愛」でした。夏真っただ中の8月、「夏」は7月5位から大きくランクアップして8月は1位を獲得。2022年の8月も漢字ランキング2位を獲得しており、毎年8月生まれの女の子に多く名付けられています。 よみ:「はづき」が急増!8月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「さな」、2位「えま」、3位「つむぎ」となりました。名前ランキングでもランクインしていた「葉月」の読み「はづき」が、7月100位以下の圏外から36位へと人気急上昇。また、「なつ」という読みかたをする「夏ネーム」が多数ランクイン。67位「なつき」、74位「こなつ」、79位「なつめ」など、よみランキングTOP100以内に3つの「夏ネーム」がランクインしていました。また「夏」を「か」と読む名前も順位を上げており、「ふうか」「いちか」「ほのか」「すずか」「るか」などの読みの名前が人気でした。 <8月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「夏ネーム」が増加!8月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「陽」となり、TOP10には年間を通じて人気のある漢字がランクイン。特筆すべきは「夏」。7月の42位から8月には23位へと大きくランクアップしています。名前ランキングでも「夏向(主なよみ:かなた)」が7月86位から8月27位へ、「夏輝(主なよみ:なつき)」が7月58位から8月34位へ、「夏樹(主なよみ:なつき)」が7月86位から8月79位へ、「琉夏(主なよみ:るか)」が7月100位以下の圏外から8月79位へと、「夏」を用いた「夏ネーム」が多数順位を上げていました。 よみ:ジェンダーレスネームがトレンド8月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位は「はると」、2位は「みなと」、3位は「そうた」という結果でした。TOP10に「あお」とよむ名前が3つもランクイン。4位「あおと」、9位「あお」、10位「あおい」が人気でした。「あお」というア行を連ねた響きが大らかで開放的な印象を与えます。「あおい」は女の子のよみランキング8位と、男女どちらでもTOP10入りしています。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年8月1日(火)~8月25日(金)調査件数:9,069件(男の子:4,587件/女の子:4,482件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年09月22日義父母にとって初孫の娘。日本人と韓国人のハーフになる娘の名前を夫婦で決めた際、義父母が反対し、ある行動に出ました。夫婦が決めた名前に反対していた義父母が、最終的に納得してくれるまでの体験談をご紹介します。娘の名前に対する夫婦の思い日韓夫婦の間に生まれた娘は22歳になったときに国籍を選ばなければならず、その際、日韓どちらかの名前を捨てなければなりません。そのときに日本と韓国の家族のどちらかが悲しまなくていいように、娘の名前は両国どちらでも使える名前にしたいと考えていました。 義父母にとっては初孫となる娘。それでも名前は私たち夫婦が自由に決めていいだろうと思い、夫婦で日韓どちらでも通用する名前を考えることにしました。 私たち夫婦に内緒で姓名判断に行く義父母どちらでも通用する名前で、私たち夫婦がこれだ! と思う名前が決まりました。義父母にその名前を電話で伝えると、「わかった」と言ってくれました。特に反論もなかったため、義父母も気に入ってくれたのだとひと安心。しかし、その数日後、義母から夫へ電話があり、私たちが決めた名前にしたくないというのです。 さらに、義父母が占い師の元へ行き字画のいい名前を聞いてきたので、そのなかから選ぶようにとのこと。名前のリストを見ると、すべて典型的な韓国の名前で私が発音するのも難しいものばかりでした。 夫婦の思いを理解してくれない義父母なぜその名前にしたのか、日本と韓国で別々の名前をつけたくない理由を夫が義父母に説明してくれました。しかし「知ってる日韓夫婦の子どもはみんな、日本と韓国で別々の名前を持っている。子どもは別の名前を呼ばれても混乱しない」など、私たち夫婦の意見をなかなか理解してくれません。 ひと通りの名前で済むのに、わざわざ将来の揉め事に繋がるようなことはしなくてはいいのではないか? という思いが私たち夫婦にはあったため、改めて義父母に伝えました。最終的には「夫婦で決めたことだから、もう言わないでくれ」と夫が釘を刺してくれ、義父母もしぶしぶ了承してくれました。 夫婦が名前を決めたあとに、私たちに相談もなく義父母が姓名判断に行ったことや、義父母を説得する過程はとてもストレスでした。でも、夫がしっかりと間に立って話をしてくれたおかげで、無事に解決することができました。義父母の願いを聞いてあげられず申し訳なかったですが、今でも両家族にとって呼びやすく、夫婦が納得する名前にできてよかったと思っています。 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2023年09月11日2023年上半期に誕生した男の子の赤ちゃんの名前を大調査! 近年、男の子の名づけでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」、そして「一文字ネーム」がトレンドです。2023年上半期に生まれた28,668名の男の子の名前から、上半期に人気だった一文字のジェンダーレスネームTOP10を紹介します。 1位碧(主なよみ:あお、あおい)2023年上半期にもっとも多く名付けられた一文字ジェンダーレスネームは「碧」でした。男の子の上半期ランキングでは2位、そして2022年の名前ランキングでは1位だった大人気の名前ですが、今年もその人気ぶりは健在です。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 2位蓮(主なよみ:れん)2位に入ったのは「蓮」でした。男の子の上半期ランキングでは3位、2022年の名前ランキングでも3位、2021年は1位と、こちらも近年トレンドの名前です。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練された都会的な印象も与えます。 3位蒼(主なよみ:あお、あおい)3位には「蒼」がランクイン。男の子の上半期ランキングで4位、さらに2022年、2021年ともに名前ランキングで4位にランクインしており、こちらも男女どちらにも人気のあるジェンダーレスネームです。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 3位湊(主なよみ:みなと)同率で3位に入ったのは「湊」。2022年の名前ランキングでは7位、2021年は3位と、毎年名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 5位律(主なよみ:りつ)5位にランクインしたのは「律」。男の子の上半期ランキングでは7位でした。2022年は15位に、2020年は16位にランクインしており、今年はさらにランクアップしそうです。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうですね。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律さんが、同名で活躍されています。 6位暖(主なよみ:だん)6位にランクインしたのは「暖」。男の子の上半期ランキングでは8位でした。2022年の名前ランキングで20位、2021年は15位で、今年人気が高まっています。女の子は「はる」と読むことが多いようです。 「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある漢字。「だん」というよみは、力強さを感じる「濁音ネーム」のひとつです。 7位凪(主なよみ:なぎ)7位は「凪」。2022年の名前ランキングでは13位、2021年は19位と、少しずつ順位を上げています。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いが感じられます。 8位樹(主なよみ:いつき)8位に入ったのは「樹」という名前。上半期ランキングでは14位に入っています。「樹」はその字の通り「生えている木」を意味する漢字。「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージさせます。男の子の漢字ランキングでは、21位にランクインしています。 9位朔(主なよみ:さく)9位には「朔」がランクイン。近年じわじわと人気を高めている、注目の名前です。 「朔」は「月の初め」という意味を持ち、物事の始まりを連想させる漢字。「さく」という響きからも、個性的で新鮮な雰囲気の名前になります。 10位陽(主なよみ:はる、ひなた、よう)10位には「陽」がランクインしました。2021年の35位から、2022年は25位にランクアップしており、今年の動向が注目されます。 日の当たる丘を表す「陽」は、日だまりのようなあたたかさや明るさを感じさせる漢字。「太陽のように明るい人になるように」と、名付けに人気です。 2023年上半期に人気だった「一文字ジェンダーレスネーム」TO10のうち、6位までは上半期ランキングTOP10以内の名前。一文字×ジェンダーレスの名づけの人気ぶりがうかがえます! これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:28,668件(男の子)
2023年09月06日2023年上半期に誕生した女の子の赤ちゃんの名前を大調査! 女の子の名前は近年、古風で日本的な名前「レトロネーム」が大人気!2023年上半期に生まれた27,503名の女の子の名前から、人気のレトロネームTOP10を紹介します。 1位紬(主なよみ:つむぎ)2023年上半期生まれの女の子にもっとも人気だったレトロネームは「紬」でした! 上半期ランキングでは4位にランクインしています。2022年の名前ランキングでは8位だった「紬」ですが、今年はランクアップが期待されます。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。 2位琴葉(主なよみ:ことは)2位には「琴葉」がランクイン。上半期ランキングでは7位でした。また、2022年の名前ランキングでは14位、2021年は17位。近年人気が高まっている「葉止めネーム」でもあります。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 3位莉子(主なよみ:りこ)3位に入ったのは「莉子」。上半期ランキングでは8位、2022年の名前ランキングは7位、2021年は10位だった「莉子」ですが、レトロネーム人気によってさらに注目が集まっています。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 4位詩(主なよみ:うた)4位にランクインしたのは「詩」でした。上半期ランキングでは10位に入っています。2022年の名前ランキングは5位、2021年は22位と、年々人気を高めているレトロネームのひとつです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 5位葵(主なよみ:あおい)5位は「葵」。2022年の名前ランキングでは3位、2021年は4位と、近年大人気の名前です。男の子の名前ランキングでも、2022年40位にランクインしている、男女どちらにも人気の「ジェンダーレスネーム」でもあります。「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。花の名前を用いたレトロネームの一つです。 6位紬希(主なよみ:つむぎ)6位には「紬希」がランクインしました。2022年の年間ランキングでは33位という結果でしたが、今年はさらに人気が高まりそうです。「希」は細かい折り目の布を表し、その隙間がほとんどないことから、「まれ」であることを表します。唯一無二の存在であること、希望が叶う人生であることを感じさせる名前です。 7位彩葉(主なよみ:いろは)7位にランクインしたのは、「彩葉」。今人気の「葉止めネーム」の一つで、「琴葉」に続くランクインとなりました。美しく日本的な印象を与えるレトロネームです。 「彩」は色を取り合わせた様子、彩りを表す漢字。「多彩な魅力を持った美しい子に育つように」と、女の子の名付けに人気です。そこに「葉」を組み合わせることで、豊かに色づく葉をイメージさせます。 8位心春(主なよみ:こはる)8位に入ったのは「心春」でした。2022年の名前ランキングでは25位、2021年は23位という順位でしたが、今年はランクアップが期待できそうです。 「春」に「心」を組みあわることで、明るくあたたかい心の持ち主になるようにというパパ・ママの願いが感じられます。 9位 柚葉(主なよみ:ゆずは)9位には「柚葉」がランクイン。「琴葉」「彩葉」に続く「葉止めネーム」のランクインとなりました。 「柚」は料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることもあるようです。 10位楓(主なよみ:かえで)2023年上半期のレトロネーム10位は「楓(かえで)」でした。2022年名前ランキングでは17位で、2021年と同順位でした。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんに多く名付けられます。 2023年上半期に名付けられた女の子のレトロネームは、「葵」「柚」「楓」などの植物にちなんだ漢字が多く用いられているほか、「葉止めネーム」が3つランクインする人気ぶりでした。古風で日本的な雰囲気を持つ「レトロネーム」は、これからも人気が続きそうです。女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:27,503件(女の子)
2023年09月05日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「厄介な隣人がどん底に堕ちる」を紹介します。34歳の専業主婦パニ子は、最近サラリーマンの夫と小学生の娘パニ美とともに、とある住宅地に引っ越してきました。新しい家に満足しているパニ子ですが、困っているのがお向かいに住むサエナのこと……。 パニ子は嫌味ばかりを言うサエナが苦手でした。いつもスルーしていたのですが、そうもいかない事件が起こってしまいます。お向かいさんに車をぶつけられ…?とある日曜日、パニ子が車を自宅の前に停めていると、ドーンという大きな音がしました。様子を見ると、パニ子の車に高級車が衝突しており、2台の車が派手に凹んでいました。 パニ子が呆然としていると高級車から出てきたのはサエナで、こともあろうに修理代を出せと要求してきます。しかし、パニ子が車を停めていた道路は駐車禁止ではなく、十分な道幅もありました。パニ子は警察を呼び、自分の車のドライブレコーダーでサエナの運転に非があることを証明します。その後、サエナと夫のツカサが謝罪に来たので、この件は解決となりました。 しかしそれに腹を立てたサエナは、パニ美を学校で仲間外れにするよう、娘のサナに命令します。それを知ったパニ美はサエナに抗議したのですが、サエナがまさかの逆ギレ! 「みんなの前でサナは恥をかかされた! こんな子どもにあれこれ言われて、かわいそうだ」と、パニ子の家に怒鳴り込みに来たのでした。 勝手な言い分ばかりを並べるサエナにパニ子はうんざり! 右から左に聞き流していたら、サエナは「このままじゃ済まさないから!」と言い残し、サナを連れて家に戻っていきました。 知らない間に高級寿司屋の予約が…さらに数日後のこと。「ママ、今日お寿司屋さんの予約してる?」とパニ美。どうやら同じクラスにいる寿司屋の男の子から、パニ子が今日の夜30人貸切で店を予約していると聞かされたのだそう。 もちろんそんな予定はありません。店に確認すると、確かにパニ子の電話番号と名前で総額60万円のコースが予約されていました。 パニ子が困っていると、インターホンの音が。ドアを開けると申し訳なさそうにサナが立っており、真実を教えてくれました。パニ子の名前で寿司屋を予約したのは、パニ子に嫌がらせをしようと企んだサエナだったのです! 厄介なお向かいさんに仕返し!予約時間の10分ほど前、パニ子のスマホにサエナから電話がかかってきました。「高級寿司屋をあなたの名義で予約しているから、キャンセル料を払っておいて」とサエナは高笑い。しかしパニ子は「代金は支払い済みよ! あなたのカードで!」と返します。 サエナが勝手に寿司屋を予約したとパニ子がツカサに連絡したところ、彼はサエナのカードを持って寿司屋に行き、支払いを済ませたのでした。 嫌がらせするつもりが60万円の支払いをすることになったサエナ。日頃の行いがたたり、ツカサから愛想を尽かされて家を追い出されたようです。厄介な人が周りからいなくなって、パニ子は充実した毎日を送れるようになったのでした。 人の名前と電話番号を勝手に使うなんて、非常識にもほどがありますね。子どものお手本になれる大人でいたいものです。パニコレ記事をまとめて読む▶著者:ライター パニコレ
2023年09月01日出産そして子育てに奮闘する小梅と、その夫で性格にやや難がある!?やっくんの物語です。娘の名前を「結菜」にしたかった小梅は、「麦」で出生届を提出したと聞いて大泣き。ですが、看護婦さんに「かわいいし、お母さんの名前とのバランスもぴったりでいいですね!」と言われ、少し救われた気持ちになります。退院した小梅は食事中、なんで出生届の名前を書き換えたのかをやっくんに問いました。「うちの子は美形ではないし、結菜は名前負けしそうだし、麦なら素朴で……」と容姿を悲観するやっくんに小梅は激怒。そして小梅の悩みはこれだけに尽きず……。出産育児一時金は振り込まれた?実家に戻らず、麦ちゃんと3人の生活をスタートした小梅。両親や姉、義父母のサポートもあり、無理する事なく20日が過ぎました。授乳して娘が寝たタイミングで小梅も寝ようとしたところ、久しぶりに夜の営みを再開しよう!とやっくんが話しかけてきました。小梅は、まだ1カ月検診も終わってないし、赤ちゃんのお世話でそんな体力がないと話します。するとやっくんは不機嫌になり、「出産ぐらいでオーバーだ!」と怒って寝室へ。そして出産から2カ月。小梅の体のことを労ってくれず、育児にも関わらない夫のグチをママ友に話します。そんなやっくんに、今回新たな疑惑が浮上します……。 ※出産一時金→正しくは「出産育児一時金」です(以下同) そろそろ、出産育児一時金の入金があるころだと思った小梅は、やっくんに入金があったかと尋ねました。出産育児一時金は出産のお祝い金で臨時収入だと思っていたやっくん。小梅が分娩費用の補助だと説明すると、焦り始めます。産院にかかったお金は小梅の口座から払っていたので、振り込まれたお金を入金して欲しいと話すと無言に……。小梅が問い詰めると、自分の車に使ったと白状。またも小梅の怒りが爆発します。 出産育児一時金を自分の趣味に使ってしまったやっくん。小梅は、妻のこと麦ちゃんのことを大切に思っているのかと問いかけます。麦ちゃんに至っては、お腹から出てきて「はい!あなたの娘です」と言われても実感がないと答える始末。男親は赤ん坊の世話なんてわからない、逃げてる訳じゃないと話します。 一方の小梅は、「出産した途端、お母さんだからと役割を押し付けられ、初めての子育てなのにひとりじゃ心細い!なんで結婚したのにひとりなの!」と、これまで溜まっていた思いをぶつけました。もう嫌だ!と家出した小梅に、戸惑うやっくんでした。 出産育児一時金をお祝い金だと理解した上で、自分の趣味に使ってしまうとは……。名付けのときと同様、ここでも小梅に相談のなかったやっくん。小梅が逃げ出したくなる気持ちも分かります。いつまでも息子気分のやっくんですが、早く父親になって欲しいですね。紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2023年08月23日出産そして子育てに奮闘する小梅と、その夫で性格にやや難がある!?やっくんの物語です。無事、かわいい女の子を出産した小梅。赤ちゃんの名前の話になり、女の子の場合は小梅が決めることになっていたので、「結菜」という名前で出生届を記入済み。提出は夫にお願いしました。後日、小梅のお母さんが赤ちゃんを見にきたとき、やっくんも産院にやってきました。赤ちゃんの名前は何にしたの?とお母さんが聞いたところ、やっくんは「麦」と答えます。予想外の答えで小梅の頭は真っ白に……。娘の名前を「結菜」にしたかった小梅は病室で大泣き。ですが、看護婦さんに「かわいいし、お母さんの名前とのバランスもぴったりでいいですね!」と言われ、少し救われた気持ちに。退院した小梅は食事中、なんで出生届の名前を書き換えたのかをやっくんに問いました。「うちの子は美形ではないし、結菜は名前負けしそうだし、麦なら素朴で……」と容姿を悲観するやっくんに小梅は激怒。そして小梅の悩みはこれだけに尽きず……。 自由な夫と育児に追われる妻 実家に戻らず、麦ちゃんと3人の生活をスタートした小梅。両親や姉、義父母のサポートもあり、無理する事なく20日が過ぎました。授乳して娘が寝たタイミングで小梅も寝ようとしたところ、久しぶりに夜の営みを再開しよう!とやっくんが話しかけてきました。 小梅は、まだ1カ月検診も終わってないし……、赤ちゃんのお世話でそんな体力がないと話します。するとやっくんは不機嫌になり、「出産ぐらいでオーバーだ!」と怒って寝室に行きました。 出産から2カ月。小梅の体のことを労ってくれない夫のグチをママ友に話します。産後、夜の営みを再開するタイミングは難しいよね〜という会話に。小梅のやっくんに対する不満はこれだけにとどまらず、オムツは替えない、休日はひとりで出かけるなど他にもいろいろあるようで……。子育てに積極的に関わって欲しいのに、逃げられてワンオペ育児になっていると話します。小梅は育児に奮闘し、父親だけ独身のころと変わらない生活というのは困ったものですね。どこまでも自己中なやっくんを小梅はうまく操縦できるのか……。やっくんにはいいパパになって欲しいですね。 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2023年08月22日出産そして子育てに奮闘する小梅と、その夫で性格にやや難がある!?やっくんの物語です。無事、かわいい女の子を出産した小梅。出産祝いをもって親友2人が産院にやってきました。友人は赤ちゃんを抱っこし、やっくんも喜んだでしょうと問いかけます。まだ会いにきていないと話すと2人はびっくり。陣痛がきたときはゲームをしてたし、今日は休みだから寝てるはずと言うと、友人の怒りが爆発。やっくんが勤める美容院に行って文句を言ってやる!と息巻きます。そして夕方になり、ようやくやっくんが産院にやってきました。夕方になって産院にやってきたやっくん。赤ちゃんを見て、「かわいくねぇ、ほんとに俺の子?」と信じられない言葉を放ちます。その言葉に憤る小梅。焦ったやっくんは赤ちゃんの名前はどうする?と話を変えました。女の子の場合は小梅が決めることになっており、「結菜」という名前で出生届も記入済み。夫に提出をお願いしました。後日、小梅のお母さんが赤ちゃんを見にきたとき、やっくんも産院にやってきました。お母さんが赤ちゃんの名前は何にしたの?と聞くと、やっくんは「麦」と答えます。予想外の展開で小梅の頭は真っ白に。そして……。 なんで子の名前を変えたのか…疑問をぶつける かわいい名前にしたかった……と泣き続け、目が腫れてしまった小梅。小梅の姉は「だからあんな男、やめとけって言ったじゃん」と話します。そこに看護師さんがやってきて、「名前は決まりました?」と問いかけます。「麦です」と答えると、「かわいいし、お母さんの名前とバランスもぴったりでいいですね!」と言う返答が。少し救われた小梅でした。 退院した小梅。姉が作ってくれたごはんを食べながら、なんで出生届の名前を書き換えたのか、やっくんに問いかけました。すると、うちの子は美形ではないし、結菜は名前負けしそうだし、麦なら素朴でいいかと思って……と話します。やっぱり名前は顔を見てから決めないとダメだなと言う夫に対し、なぜ娘の顔をそこまでバカにするのかと怒る小梅。出生届は出したんだから諦めろ、とイラつくやっくんでした。 相談なく名前を変えられたら、ずっと根に持ちますよね。やっくんも出生届を提出する前に相談しておけば、こんなことにはならずに済んだのに……。夫婦だから相手に言わなくてもわかるはず、ということはなく、何事も事前に相談することが大切ですよね。 紙屋束実さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
2023年08月21日独身で彼氏いない歴3年の佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマン。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。幼いころは仲のいいふたりでしたが、思春期を迎えるころには、趣味嗜好が合わず真っ向から対立。お互いを軽視するようになり、りなが18歳で家を出てからは、お互い干渉することなく別々の人生を歩んでいました。母を支えながら、幸せに生活していたさえ。ある日突然、りなから「子どもを出産した」と母に連絡があり、状況が一変します。妊娠していることすら知らなかった母とさえ。りなは女の子を出産し、子どもの父親は「認知しない代わりに養育費を月40万円支払う」と言っているそう。信じられない状況に混乱するさえですが、母は腹をくくった様子で、りなと赤ちゃんを家に招き入れました。 そして、約6年ぶり再会したりなは整形しており、“量産型”の見た目に変貌していたのです。「お姉ちゃん久しぶり〜相変わらず地味だね〜」と、嫌みな態度は変わらず、姉妹は小競り合いになります。 母があきれながら止めに入りますが、さえは「ここは私の家なんだから、お礼くらい言いなさいよ」とイライラ。軽い口調でさえの言葉を受け流していたりなは……。 衝撃!赤ちゃんの名前は… 「じゃ、私寝るからあとはよろしくー♡」 まるで責任感のないような態度に、「なんなのあの子!」と声を荒らげるさえ。しかし母は、「強がっているけど、体はボロボロなのよ。やさしくしてあげてね」と、ほほ笑みながら赤ちゃんを抱いていました。 さえにとって、姪となる赤ちゃん。「かわいい……名前は?」と尋ねると、「姫々夢音って書いて、“ききめろ”にするって……」と困り顔の母。 「キラキラネームのレベルじゃない!」とさえが母に話す声を聞いたりなは、「かわいいでしょ? 冴えないさえとは大違い♡」と毒を吐き、のんきなもの。 思わずりなに声を上げると、母に「いちいち相手にしないの!」と止められたさえ。「これ以上、お母さんのことを困らせないで……仲良くしてちょうだい」と訴える母に、納得できない気持ちでいました。 「ききちゃんのミルクを作るから、りなは早く寝なさい」 「はーい! おやすみー!」と言いながらも、ベーッと舌を出し、さえにつっかかるりな。 「りな……すぐにでも追い出してやる……」 さえは心に決めるのでした。 りなの名づけに「そんなの許されるの!?」と、がくぜんとしたさえ。個性的すぎるように感じる名前だと、驚いてしまいますよね。 “キラキラネーム”という言葉も、最近はあまり聞かなくなりましたね。毎年発表される赤ちゃんの名前ランキングには、古くから聞き慣れた名前や、近代的な印象の名前まで、入り交じって並んでいます。皆さんは、お子さんの名前をどのように決めましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年08月20日7月に誕生した男の子の赤ちゃん3,515名の名前を大調査! 「一文字ネーム」と「ジェンダーレスネーム」の人気ぶりが健在です。2023年7月に生まれた3,737名の男の子の名前から、人気の名前ランキングTOP10をご紹介します。 1位湊(主なよみ:みなと)7月に最も多く名付けられた名前、一つ目は「湊」でした。6月の12位から大きくランクアップしています。2022年の名前ランキングでは7位、2021年は3位と、毎年男の子の名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められているようです。また、海を連想させることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名付けられています。 1位陽翔(主なよみ:はると)同率1位には「陽翔」がランクイン。 2022年、2021年ともに名前ランキングでは2位にランクインしており、引き続き人気の高い名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。 3位蓮(主なよみ:れん)3位に入ったのは「蓮」でした。2022年の名前ランキングは3位、2021年は1位と、こちらも近年大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 4位蒼(主なよみ:あお、あおい)4位には「蒼」がランクイン。2022年、2021年ともに名前ランキングで4位にランクイン。男女どちらにも多く名付けられている今人気のジェンダーレスネームです。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2021年男の子漢字ランキングで9位に入っており、近年名付けに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 5位凪(主なよみ:なぎ)5位に入ったのは「凪」という名前。2022年の名前ランキングは13位、2023年6月には9位と、少しずつランクを上げている注目の名前です。こちらも男女ともに人気が高い、ジェンダーレスネームの一つです。上半期の人気ランキングでは、男の子12位、女の子35位でした。 「凪」は、風や波が静まる様子を表す漢字。海や風を連想させるため、夏にぴったりです。 6位結翔(主なよみ:ゆいと)6位にランクインしたのは「結翔」。2022年の名前ランキングでは9位、2023年6月のランキングも9位と、近年安定した人気のある名前の一つです。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2022年漢字ランキングで男の子20位、女の子3位と、男女問わず人気の漢字です。 6位陽向(主なよみ:ひなた)同率で6位に入ったのは「朝陽」。6月の名前ランキング39位から大きくランクアップしています。また、2022年の名前ランキングでは10位でした。男女ともに名付けに用いられるジェンダーレスネームの一つでもあります。 日の当たる丘を表す「陽」に、「向」という漢字を組み合わせて、明るく希望を感じさせる名前に。志高く、前向きな印象を与えます。 6位律(主なよみ:りつ)さらに同率で6位にランクインしたのは「律」。6月の名前ランキングでは14位でしたが、7月はTOP10入りを果たしました。2022年の年間名前ランキングでは15位にランクインしています。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうですね。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律さんが活躍されたことから、今年さらに人気が高まっているようです。 9位暖(主なよみ:だん)9位にランクインしたのは「暖」でした。6月は24位でしたが、大きくランクアップ。2022年の名前ランキングでも20位と、今年人気が高まっている名前のひとつです。 「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある漢字。「だん」というよみは、力強さを感じる濁音ネームの一つです。 9位碧(主なよみ:あお、あおい)同率で9位に入ったのは「碧」。2022年の名前ランキングでは1位だった大人気の名前ですが、今年もその人気ぶりは健在。こちらも人気のジェンダーレスネームです。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。 2023年7月の男の子の名前ランキングには、「湊」「蓮」「蒼」「凪」「律」「暖」「碧」と、一文字ネームが多数。なんと10個中7個が一文字ネームという結果でした。また、引き続きジェンダーレスネームも人気です。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年7月1日(土)~7月25日(火)調査件数:7,252件(男の子:3,737件/女の子:3,515件)
2023年08月19日7月に誕生した女の子の赤ちゃん3,515名の名前を大調査!2023年7月に生まれた女の子の名前から、人気の名前ランキングTOP10をご紹介します。7月は「レトロネーム」人気が継続中! さらに、植物にまつわる漢字を用いた「ボタニカルネーム」も大人気でした。 1位陽葵(主なよみ:ひまり)2023年7月生まれの女の子にもっとも多く名づけられた名前は「陽葵」でした。2023年上半期の名前ランキングでは2位、そして2022年の年間名前ランキングでは1位に輝いた名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 2位翠(主なよみ:すい)2位にランクインしたのは「翠」。2022年の名前ランキングでは19位、2021年では55位だった名前ですが、今年一気に人気が高まった注目の名前です。2023年上半期では、2月、3月、5月、6月と4回TOP10入りを果たし、6位でした。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 3位結愛(主なよみ:ゆあ)3位にランクインしたのは「結愛」。6月の11位から大きくランクアップしました。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、親御さんの愛が感じられる名前です。 3位凛(主なよみ:りん)同率で3位に入ったのは「凛」。 2022年、2021年ともに年間名前ランキングでは2位の大人気ネームで、6月も2位にランクインしていました。さらに今年は1〜3月に連続で1位に輝いており、注目度の高い名前です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。 5位紬(主なよみ:つむぎ)5位にランクインしたのは「紬」。6月の8位から、3ランクアップしました。2022年の名前ランキングでは8位、2021年の名前ランキングでは1位だった人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる「レトロネーム」です。 6位陽菜(主なよみ:ひな)6位に入ったのは「陽菜」。6月の名前ランキングでは7位、2022年の年間名前ランキングでは9位と、安定した人気のある名前です。 日の当たる丘を表す「陽」に、菜の花の「菜」を組み合わせて、明るく親しみやすい印象に。「ひな」という響きも人気です。 7位紬葵(主なよみ:つむぎ)7位にランクインしたのは「紬葵」。2022年の年間名前ランキングでは88位、2023年6月は47位だった名前ですが、今回大きくランクアップしました。これからさらに人気が高まりそうです。 高級な絹織物を表す「紬」と、草花のアオイを表す「葵」を組み合わせることで、どこか古風で日本的な雰囲気を感じさせる名前です。 8位澪(主なよみ:みお)8位にランクインしたのは「澪」でした。2022年の年間名前ランキングでは10位に輝いており、毎年安定した人気を誇る名前です。 「澪」は、細い水路を表す漢字。みずみずしく爽やかな印象を与えます。「みお」という響きも人気で、2022年の年間よみランキング2位に輝いています。 9位結菜(主なよみ:ゆいな)9位に入ったのは「結菜」。2022年の名前ランキングでは6位、2023年6月は6位と、常に人の高い名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2021年漢字ランキングで3位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 10位蘭(主なよみ:らん)10位にランクインしたのは「蘭」でした。2022年の名前ランキングでは36位、2023年6月は90位というランクでしたが、7月に急増しています。陰暦7月の異称を「蘭月(らんげつ)」ということから、7月生まれのお子さんに「蘭」と名付ける親御さんが多かったのかもしれません。 美しく良い香りがする花「蘭」は、甘美で気品あふれるイメージ。「らん」という響きも魅力的で、女の子の名づけに人気です。 2023年7月に人気だった女の子の名前は、例年人気の名前が多くランクインしている一方、「紬葵」や「蘭」など今回急増している名前もありました。「葵」「翠」「菜」「蘭」など植物に関係する漢字を用いた「ボタニカルネーム」のほか、「陽葵」「凛」「紬」「紬葵」など、「レトロネーム」も多く見られました。これからの名づけの参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年7月1日(土)~7月25日(火)調査件数:7,252件(男の子:3,737件/女の子:3,515件)
2023年08月18日赤ちゃんの名付け、女の子は「渚」「夏」を用いた名前が大躍進! 男の子は「陽」を用いた名前が多数ランクインするという結果になりました。2023年7月生まれの新生児7,252名の名前を調査した、名前・漢字・よみの人気ランキングを紹介します。 < 7月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位 陽葵 (主なよみ:ひまり)2位 翠 (主なよみ:すい)3位 結愛 (主なよみ:ゆあ)3位 凛 (主なよみ:りん)5位 紬 (主なよみ:つむぎ)6位 陽菜 (主なよみ:ひな)7位 紬葵 (主なよみ:つむぎ)7位 澪 (主なよみ:みお)9位 結菜 (主なよみ:ゆいな)10位 蘭 (主なよみ:らん) 男の子1位 湊 (主なよみ:みなと)1位 陽翔 (主なよみ:はると)3位 蓮 (主なよみ:れん)4位 蒼 (主なよみ:あおい)5位 凪 (主なよみ:なぎ)6位 結翔 (主なよみ:ゆいと)6位 陽向 (主なよみ:ひなた)6位 律 (主なよみ:りつ)9位 暖 (主なよみ:だん)9位 碧 (主なよみ:あお) 【女の子】「渚」「夏」を用いた名前が大躍進!「蘭」に注目7月生まれの女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「翠(主なよみ:すい)」、3位「結愛(主なよみ:ゆあ)」・「凛(主なよみ:りん)」でした。 今月の注目の名前は、10位にランクインした「蘭(主なよみ:らん)」。初めて月間ランキングTOP10入りしました。蘭の花のように、気品があり、華麗な人をイメージさせるような名前で、艶やかな印象を受けます。陰暦7月の異称を「蘭月(らんげつ)」ということから、7月生まれのお子さんに「蘭」と名付ける親御さんが多かったと推察されます。「蘭」は6月の90位から7月には10位へ大きくランクアップ。蘭と名付けられた赤ちゃんは6月4人から7月は11人へと約3倍に増加していました。 また、着目すべきは「渚(主なよみ:なぎさ)」。海や湖の波打ち際を意味する「渚」は、夏生まれにピッタリの「夏ネーム」の一つです。6月は100位以下の圏外でしたが、7月には25位へと大きくランクアップしていました。その他にも、「夏」を用いた名前は6月103名から7月136名へと30人以上増加! 毎年夏に人気が高まる「夏帆(主なよみ:かほ)」は6月100位以下の圏外から7月には46位へランクアップしました。 【男の子】「陽」を用いた名前が多数ランクイン7月生まれの男の子の名前ランキングTOP3は、1位「湊(主なよみ:みなと)」・「陽翔(主なよみ:はると)」、3位「蓮(主なよみ:れん)」でした。 6月3位から順位を上げて7月に首位を獲得した「陽翔」。「陽」は、日の当たる丘を指す漢字で、太陽が照り付ける7月らしい名前の一つです。「陽」がつく名前はTOP50以内に7つもランクイン。「陽翔」のほか、6位「陽向(主なよみ:ひなた)」、11位「朝陽(主なよみ:あさひ)」、12位「陽太(主なよみ:ひなた)」、22位「陽大(主なよみ:ひなた)」、31位「陽斗(主なよみ:はると)」、45位「陽奏(主なよみ:ひなた)」といった名前が人気でした。 <7月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「夏」ネームが人気急上昇!7月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「結」、2位「愛」、3位「莉」でした。人気が急上昇したのは6月30位から7月5位へと大きくランクアップした「夏」。毎年7月から8月にかけて誕生したお子さんに多く名付けられる傾向があります。7月は、46位「夏帆(主なよみ:かほ)」、95位「夏芽(主なよみ:なつめ)」・「夏蓮(主なよみ:かれん)」・「小夏(主なよみ:こなつ)」・「帆夏(主なよみ:ほのか)」・「瑠夏(主なよみ:るか)」などが人気。93のバリエーションで「夏ネーム」が名付けられていました。 よみ:「なぎさ」が7月も人気7月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「つむぎ」、3位「さな」となりました。夏生まれに多く名付けられる「夏ネーム」の一つ「なぎさ」が、6月から引き続きTOP10にランクイン。その他にも、夏を連想させる「なつき」は6月100位以下の圏外から7月49位に、「こなつ」も6月圏外から7月は75位にランクアップしました。 <7月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「海」を用いた名前に注目!7月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「陽」、3位は「斗」となり、TOP10には年間を通じて人気のある漢字がランクイン。毎年夏生まれのお子さんには「海」という漢字を用いた名前が増加する傾向にあり、6月33位から7月22位へとランクアップ。「海」を用いた名前は、18位「海翔(主なよみ:かいと)」、45位「海(主なよみ:かい)」、58位「海斗(主なよみ:かいと)」などが人気。32種類のバリエーションで名付けられていました。 よみ:「かいと」もトレンド!7月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位は「はると」、2位は「ひなた」、3位は「みなと」という結果でした。「海」を用いた名前が増加したからか、毎年夏になると増加する「かいと」が6月20位から7月は10位へと今年もランクアップしました。「かいと」と読む名前では「海翔」、「海斗」のほか、「櫂斗」、「快斗」、「凱仁」などが人気。26種類の名前で名付けられていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年7月1日(土)~7月25日(火)調査件数:7,252件(男の子:3,737件/女の子:3,515件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年08月16日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「孫の名前を勝手に決めた義母に制裁」を紹介します。パニ子は出産を控えた主婦。おなかの子どもは女の子とわかっていて、名前ももう決めています♪ 義母・クニ子との関係も良好で、大きなおなかのパニ子を労ってたくさんサポートしてくれます。嫁姑の争いなんて無縁と思っていたのですが……。「名前は私に決めさせて!」ある日、クニ子とカフェでランチをしていたパニ子。突然クニ子が信じられない提案をしてきます。 「べビちゃんの名前は私に決めさせて! これは決定ね!」 一瞬唖然としたパニ子でしたが、名前は夫のサクヤとすでに決めています。「この子は私たちの初めての子どもなので、名前はサクヤさんと決めます」とキッパリ断りました。 シュンとしているクニ子を見ると申し訳ない気持ちになるものの、これだけは譲れません。 その日の夜、パニ子はサクヤにクニ子の申し出について相談しました。サクヤは「母さんがもう一度ゴリ押ししてきたら、俺が断るから安心して!」と、パニ子の味方。ひと安心したものの、サクヤは母親を前にすると意見をころっと変えてしまう、いわゆる八方美人……。出生届を出すまで油断できません。 勝手に名前を決めてきた夫と義母それから数日後、パニ子は無事に女の子を出産! ホッとしたパニ子は、疲れて眠ってしまいました。目を覚ますと、そこにはサクヤとクニ子が座っています。 わが子に会えた感動で目が潤んでいるサクヤを見て、パニ子は再び感動の気持ちが蘇ってきました。 「そうだ、パニ子。名前決まったよ!」とサクヤ。名前ならだいぶ前から夫婦で相談して『パニ美』と決めていたはず。それを義母に発表するのかと思いきや、サクヤが手に持っていた命名書には見知らぬ名前が書かれていました。 「名前は……『クク』だよ!!」 「ステキな名前でしょ? 私と息子から1文字ずつとったのよ」とクニ子。どうやらサクヤの『ク』とクニ子の『ク』が由来になっているよう。 あまりにひどい展開に、出産の疲れも感動も一瞬にして吹き飛んでしまったのです。 出過ぎた申し出は断固拒否しかしパニ子も負けてはいられません。「サクヤ! 私たちはずっと、この子をパニ美って呼んでたじゃない! 名前、決めてたよね?」 オドオドするサクヤ。パニ子の嫌な予感は的中していました。 パニ美をかわいがってくれるのは嬉しいけれど、パニ子への相談なしに名前を勝手につけられる筋合いはありません。「この子はサクヤと私の子で、お義母さんの子ではありません!」と強気な姿勢を崩しませんでした。 「もし、どうしても譲らないと言うのなら、私にも覚悟があるわ。離婚ね!」そう腹を括ったパニ子。ここまで優柔不断な夫と図々しい姑とはやっていく自信がありません。 義母も夫も教育あるのみパニ子の覚悟を感じたのか、「孫に会えないなんて絶対にイヤ!!」「俺が浅はかだった……ごめんなさい」と折れた2人は、必死で謝ってきます。 何度も頭を下げるサクヤと義母を見て少し悩むも、決定的な嫌がらせを受けたわけでもないし、サクヤはこれから教育できるかなと睨んだパニ子。 義母には今後一切夫婦のことに口出ししないことを約束させました。サクヤのことは、これからみっちりと鍛えていく予定です。 義母と夫の名前を一字ずつとった名前をつけてきたときはど肝を抜かれたけれど、結果的に言いたいことを言い合える関係になれたのは結果オーライ♪ これから力を合わせてパニ美を育てていこうと思うのでした。 孫のかわいさゆえ、暴走してしまった義母。勝手に名前をつけるのは許し難いことですが、向き合ったことで、これまでより良い関係性を築くことができました。ときと場合によっては、本音でぶつかりあうことも大切ですね。著者:ライター パニコレ
2023年08月12日2023年上半期に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、2023年1月~6月に生まれた男の子の赤ちゃん28,668名の名前で特に人気だったよみランキングTOP10を紹介します!1位はると2023年上半期の男の子で最も多かった名前のよみは、「はると」でした! 「陽翔」「大翔」「悠人」「陽斗」「陽大」「晴翔」「湊翔」と、さまざまな漢字で名づけられています。2022年、2021年ともによみランキングで1位にランクインしており、近年非常に人気の高い名前です。2023年も1月からずっと月間ランキング1位に輝いています。 「はる」というよみは「春」を連想させ、あたたかく明るい印象を与えます。「と」という止め字を用いることで、きりっとかっこいい男の子のイメージに。 2位りく「りく」が、上半期の男の子のよみ2位にランクイン。主に「陸」「凌久」という漢字で名づけられています。「りく」というよみは、2022年・2021年ともに2位に入っている大人気のよみです。 「りく」は「大陸」を連想させ、広く雄大なイメージや、強い生命力を感じさせます。 3位みなと「みなと」が上半期のよみ3位にランクイン。2022年のよみランキングでは5位、2021年は3位と、毎年安定した人気を誇るよみです。「湊」「湊斗」といった漢字で名づけられています。 「みなと」は、水上航路の集まる場所を表す「湊」を連想させ、「人気者になりますように」と願ってつけるパパ・ママも多いようです。海の爽やかさや雄大さも感じさせます。 4位あおと4位にランクインしたのは「あおと」。2022年、2021年ともによみランキングで4位と、トレンドネームのひとつです。「碧斗」「碧人」「蒼翔」といった漢字が人気です。 「あお」という響きはア行が連なり、大らかで開放的な印象に。また、「青」を連想させ、空や海などの雄大さや爽やかさをイメージさせます。 5位ゆいと5位にランクインしたのは、「ゆいと」。2022年のよみランキングでは3位、2021年は7位と、近年人気が高まっているよみです。「結翔」「結斗」という名前が特に人気のようです。 「ゆい」というやさしく可愛らしい印象のある音に、「と」という止め字を組み合わせることで、やさしさと力強さが融合した名前になっています。 6位はるき6位は「はるき」。「陽希」「春輝」「春樹」「晴葵」といった名前で名づけられていました。2022年、2021年ともによみランキングでは6位に入っています。 「はる」とつく名前は春生まれの赤ちゃんに特に人気 で、4月は月間2位にランクイン、上半期で4回TOP10入りしたよみです。また、男女どちらにも名づけられるジェンダーレスネームの一つでもあります。 あたたかく明るい「春」を連想させる「はる」というよみに、「き」という止め字を組み合わせることで、賢くシャープな印象も与えます。有名人では、作家の村上春樹さんが同じよみで活躍されています。 7位そうた7位にランクインしたのは、「そうた」でした。2022年のよみランキングでは9位、2021年は5位にランクインしており、「蒼大」「颯太」「奏汰」といった漢字が人気。 爽やかな印象を与えるサ行で始まり、安定感や男らしさのある「た」という止め字で終わることで、バランスの良い名前に。有名人では、棋士の藤井聡太さんや俳優の福士蒼汰さんが活躍されています。 8位そら2022年上半期、8位にランクインしたよみは「そら」でした。「蒼空」という名前が特に人気で、2022年のよみランキングでは8位、2021年は13位に入っています。 広く大きな「空」を連想させ、「のびのびと大きく育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。男の子だけでなく、女の子にも名づけられることの多いジェンダーレスネームの一つです。 9位ひなた9位にランクインしたのは、「ひなた」でした。「陽向」「陽」といった漢字が多く用いられていました。2021年のよみランキングでは11位ですが、2022年は7位と、年々順位を上げているよみです。また、こちらも男女ともに名づけに用いられる「ジェンダーレスネームでもあります。 日の当たる場所、明るい場所を示す「日向」を連想させ、明るく穏やかな印象に。「陽」という漢字を使った名づけが人気です。 10位そうま10位にランクインしたのは、「そうま」でした。2022年のよみランキングでは13位、2021年は10位にランクインしており、「颯真」「蒼真」「壮真」といった漢字が特に人気のようです。 爽やかな印象のある「そう」という響きに、「ま」という安定感のある止め字を組み合わせることで、包み込むような落ち着きを感じさせる名前に。 2023年上半期に誕生した男の子の名前のよみには、「はる」「あお」「そら」「ひなた」など、春らしい自然を連想させる響きが多く用いられていました。また、「はるき」や「そら」「ひなた」といった男女どちらにも名づけられている「ジェンダーレスネーム」も多数ランクインしており、注目の高さがうかがえます。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:28,668件(男の子)
2023年08月02日2023年上半期に誕生した赤ちゃんの名前を大調査! 今回は、2023年1月~6月に生まれた女の子の赤ちゃん27,503名の名前で特に人気だったよみランキングTOP10をご紹介します。1位えま2023年上半期生まれの女の子で最も多かった名前のよみは、「えま」でした! 2022年、2021年ともによみランキングで1位に輝いている、今大人気のトレンドネームです。「咲茉」「依茉」「愛茉」という名前で多く名づけられています。 「えま」という響きは、外国でも「Emma」としてよく名づけられる人気の名前でう。将来ワールドワイドに活躍してほしいと願って、この名前をつけるパパ・ママも多いようです。 2位つむぎ「つむぎ」が、2022年上半期のよみ2位にランクイン。2021年のよみランキングでは3位でしたが、2022年は11位。今年はまた人気が高まっているようです。「紬」「紬希」といった漢字で名づけられています。 どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる名前です。 3位みお「みお」が3位にランクイン。2022年、2021年ともによみランキングでは2位だった名前で、毎年人気の高いよみです。「美桜」「澪」といった漢字が人気。「桜」という漢字を用いた名前は、特に春生まれの女の子に多く名づけられていました。 マ行で始まる名前は、やさしくあたたかみのある印象に。癒し系の女の子をイメージさせます。有名人では、女優の今田美桜さんが同じよみで活躍されています。 4位めい4位にランクインしたのは、「めい」。2022年のよみランキングでは3位、2021年は5位と人気のよみですが、毎年5月の月間ランキングでは1位となっています。 「5月」の英語表記「MAY」にかけて「芽依」という名前が人気になる傾向にあり、2021年以降3年連続で、5月の月間ランキング1位を獲得しました。 「めい」という響きが呼びやすく、親しみやすさを感じさせます。スタジオジブリのアニメ『となりのトトロ』のメイちゃんをイメージするかたも多いのではないでしょうか。有名人では、女優の永野芽郁さんが同じよみで活躍されています。 5位さな5位にランクインしたのは、「さな」。2022年のよみランキングでは4位、2021年は12位にランクインしています。「紗奈」「紗菜」といった漢字が人気です。 爽やかで上品な印象を与える「サ」という音に、明るくあたたかみのある「ナ」という音を組み合わせることで、魅力的な女の子をイメージさせます。有名人では、韓国のアイドルグループTWICEのサナさんが同じよみで活躍されています。 6位こはる6位に入ったのは「こはる」。2022年、2021年ともによみランキングでは9位でした。「心春」「心陽」「心晴」といった漢字が特に人気です。 「こ」を最初に付けることで、どこか古風ながらも新鮮な印象の名前に。「はる」という響きは「春」を連想させるため、毎年春生まれの女の子に人気のよみです。有名人では、ダンサーの菅原小春さんなどが同じよみで活躍されています。 7位ゆい7位にランクインしたのは、「ゆい」でした。2022年のよみランキングでは7位、2021年は4位と、毎年根強い人気を誇る名前です。「結衣」「結」という名前が特に人気のようです。 ヤ行で始まる名前は、優雅で気品ある印象に。「ゆい」という響きが、可愛らしく親しみやすい印象も与えます。有名人では、女優の新垣結衣さんなどが同じよみで活躍されています。 8位りお8位にランクインした、「りお」。2022年のよみランキングでは6位、2021年は11位と、近年人気が高まっているよみです。「莉緒」「莉央」といった名前が人気です。 ラ行の音はみずみずしい印象を与え、美しい女の子のイメージにぴったり。有名人では、女優の内田理央さんなどが同じよみで活躍されています。 9位りん「りん」が9位にランクイン。2022年のよみランキングでは12位、2021年は17位に入っており、「凛」「凜」といった漢字が用いられています。 「りん」という響きが可愛らしく、親しみやすさを感じさせる一方、「凛・凜」という漢字は凛々しく引き締まった様子、力強い様子を表します。そのため、自立したかっこいい女性もイメージさせます。 10位あおい「あおい」が10位にランクインしました。2022年のよみランキングでは5位、2021年は6位と、近年トレンドになっている名前のひとつです。「葵」という漢字が特に人気です。 「あおい」というよみはすべてア行の音を連ねることで、開放的で大らかな印象に。呼びやすく親しみやすい印象も与えます。 2023年上半期生まれの女の子の名前のよみには、「えま」「みお」「めい」「さな」といった「二音ネーム」が上位を占める一方、「つむぎ」「こはる」といった古風で日本的な「レトロネーム」も多くランクインしているのが印象的でした。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:27,503件(女の子)
2023年08月01日2023年上半期に誕生した新生児(男の子)の名前を大調査! 近年、男の子の名づけでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がトレンドです。2023年上半期に生まれた28,668名の男の子の赤ちゃんの名前、いま人気の名前とは? 上半期人気名前ランキングTOP10を紹介します。 1位陽翔(主なよみ:はると)2023年上半期の男の子でもっとも多かった名前は、「陽翔」(154人)でした! 2022年、2021年ともに名前ランキングでは2位にランクインしており、引き続き人気の高い名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。 2位碧(主なよみ:あお、あおい)2位にランクインしたのは「碧」(137人)。2022年の名前ランキングでは1位だった大人気の名前ですが、今年もその人気ぶりは健在。男女どちらにも用いられる人気のジェンダーレスネームでもあります。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名づける親御さんが多いようです。 3位蓮(主なよみ:れん)3位に入ったのは「蓮」(124人)でした。2022年の名前ランキングは3位、2021年は1位と、こちらも近年大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 4位蒼(主なよみ:あお、あおい)4位には「蒼」(119人)がランクイン。2022年、2021年ともに名前ランキングで4位にランクインしており、こちらも男女ともに人気のあるジェンダーレスネームです。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2021年男の子漢字ランキングで9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 4位湊(主なよみ:みなと)同率で4位に入ったのは「湊」(119人)。2022年の名前ランキングでは7位、2021年は3位と、毎年男の子の名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させるることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名づけられています。 6位結翔(主なよみ:ゆいと)上半期の名前ランキング6位にランクインしたのは「結翔」(110人)。2022年の名前ランキングでは9位、2021年では10位と、近年安定した人気のある名前の一つです。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2022年漢字ランキングで男の子20位、女の子3位と、男女問わず人気の漢字です。 7位律(主なよみ:りつ)7位にランクインしたのは「律」(103人)。2022年は15位に、2020年は16位にランクインしています。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうですね。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。サッカー日本代表選手の堂安律さんが活躍されたことから、今年さらに人気が高まっているようです。 8位暖(主なよみ:だん)8位にランクインしたのは「暖」(101人)。2022年の名前ランキングで20位、2021年は15位でしたが、上半期はTOP10入りしており、今年人気が高まっています。 「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある漢字。「だん」というよみは、力強さを感じる濁音ネームの一つです。 8位湊斗(主なよみ:みなと)同率で8位に入ったのは「湊斗」(101人)。2022年の名前ランキングでは18位、2021年は14位に入っている名前で、今年の動向が注目されます。 水上航路の集まる「湊」という漢字に、北斗七星などに用いられる「斗」という漢字を組み合わせた名前。海と空の雄大なイメージが重なります。「斗」という漢字は、2022年の漢字ランキング4位にも入っています。 10位朝陽(主なよみ:あさひ)上半期の名前ランキング10位は「朝陽」(97人)。2022年、2021年ともに名前ランキングは5位と、毎年人気の高い名前です。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートを感じさせる名前です。 2023年上半期に名づけられた男の子の名前には、「碧」「蒼」「律」「暖」などの一文字ジェンダーレスネームのほか、「陽翔」「湊」「結翔」「湊斗」などの「と止めネーム」が多くランクインしていました。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:28,668件(男の子)
2023年07月30日2019年12月生まれの息子・ウメオくん、2022年6月生まれの娘・イクラちゃんのママであり、イラストレーターのオムスビさんが描くエッセイマンガ。オムスビ一家のほっこりエピソードが満載! 人の名前を覚え始めたウメオくん。自分自身の名前を認識しているのか確認してみたところ、まさかの回答にビックリ!言葉も人の顔もだいぶ覚えてきたウメオくん。 スマホの写真を見ると、誰だか教えてくれるようになりました。 「これは誰でしょう? じゃあ、これは…?」 じーじ、ばーば、おーちゃ(父ちゃん) 全部正解! じゃあ、自分のことは……? 「かーいー(かわいい)」!!その答えがかわいすぎる!! オムスビさんが今までの様子を振り返ってみると、道行くマダムたちからも、おじいちゃん・おばあちゃんからも、パパ・ママからも「かわいいね」とよく言われていたのだそう。まさか、自分の名前を「かわいい」と思っているだなんて……!幸せすぎる勘違い! SNSのコメント欄でも、 「周りからたくさんかわいがってもらってるのがすごく伝わる」「かわいい〜!」と、その間違えにキュンとくる人多数♡ かわいいかわいいウメオくん。これからもすくすく大きくなぁれ♪ 著者:マンガ家・イラストレーター オムスビ
2023年07月28日生後10日で高熱を出した赤ちゃん。病院へ連れて行く際に付き添ってくれた義母が、そこで信じられない一言を放ったという体験談です。 生後10日ほどで高熱を出してしまった息子。念のため総合病院で検査をすることになり、近くに住んでいる義母が付き添ってくれました。付き添ってくれたのはうれしかったのですが、そこで耳を疑う一言を聞いたのです⋯⋯。 生後10日で高熱!第三子となる息子が生まれ、無事退院したのも束の間。39度近い高熱が出て、口内炎のようなものがたくさんできてしまい、哺乳もままならない状態に。かかりつけの小児科に行ったものの、まだ生まれて10日ほどしか経っていなかったため、念のため総合病院で検査してもらうよう言われました。3人目の子どもとはいえ、生後10日で高熱を出すことは初めてだったので、さすがに不安になりました。 義母が付き添ってくれることに……そのことを義母に話すと、心配だからと付き添ってくれることに。不安も募っていたため、付き添ってくれるのはとてもありがたいし、心強く感じました。 そして総合病院の小児科で検査するべく待合室に座って待っていると、診察の順番が来たことを知らせる画面に息子の名前が表示されました。そのとき、義母が信じられない一言を放ったのです。 それ、今言う必要ある!?画面に表示された息子の名前を見て義母が言い放ったのは、 「やっぱり、なんか格好悪い名前よね〜」 ⋯⋯一瞬、何を言っているのか理解できないほど衝撃的な一言でした。 診察を受けながら少しずつ怒りが込み上げてきて、「そう思っていたとしても、今この状況で言う必要ある!? 」 と、心のなかでイライラが募りました。 検査は無事終わりましたがその日に結果に出ず、なんだかモヤモヤした1日でした。 その後、検査結果をひとりで聞きに行き、異常は特になく、息子の体調もよくなりました。 病院での一件以来も、義母はまったく悪びれた様子もなく接してきますし、孫のこともかわいがってくれています。義母の好みの名前ではないという本音が、とっさにポロっと出てしまったのでしょう。名付けたばかりでその名前を否定されるのは正直悲しいものがありましたが、状況的に私も少し気にしすぎてしまった部分があったと思います。今後はあまり細かい発言は気にせず、義母とは良い関係を保ちたいと思います。 イラストレーター/まっふ著者:松本寛子結婚を機に地方へ引っ越し出産。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年07月27日さおりさんは3歳年上の彼氏・雄大さんと授かり婚をしました。友人の満里奈さんと早苗さんに報告すると、満里奈さんは「順番が逆」と非難。しかし、その1カ月後、満里奈さんも妊娠が判明したのです。自己中な友人・満里奈さんは、同じ妊婦のさおりさんに買い物や家事をさせて、お礼を言うどころか愚痴を言うなどしていました。さおりさんが距離を置いていたところ、ある日満里奈さんと遭遇。 そこで、お互いの子が女の子だと分かると、満里奈さんは名前の候補を勝手にベラベラと喋って帰って行きました。 その後、さおりさん夫妻は赤ちゃんの名前の候補を『優里(ゆうり)』に決定すると、満里奈さんは自分たちの第一候補『あいり』と似ていると言いがかりをつけ、「絶対に名前を変えてよ!」と執拗に迫ります。 さらに、さおりさんの家を突然訪れ、「なんで人の家の子の名前をパクるようなマネするの!?」「あんた妊娠して頭がおかしくなったんじゃない?」とひどい発言を連発! リモコンをさおりさんに投げつけて、帰って行きました。 その騒動後、さおりさんは無事に出産。しかし満里奈が病室に現れて……!? 怒りがコントロールできなくなったママ友 さおりさんは可愛い女の子を無事に出産しました。両親や義両親、早苗さんに赤ちゃんをお披露目したさおりさんは、これからの3人の生活に希望を膨らませていた。 ……が、そんなさおりさんの元に満里奈さんが現れたのです。満里奈さんは「おめでとう」と伝えたあと、「話が済んでないと思うんだけど!子どもの名前どうするつもり!?」とすごい形相で怒鳴ってきました。 さおりさんは変わらず『ゆうり』と名付けることを伝えると、満里奈さんは「うちの『あいり』ちゃんと名前が似すぎって言ってるでしょ!!」と怒鳴り、怒りを抑えることができない満里奈さん。 「オンリーワンの名前が良かった……周りと被らないただひとつしかない名前にしてあげたいのに……!」と歯を食いしばりながら言うのでした。 満里奈さんにどう説明しても埒が明かないようですね。似てもいない名前を「変えろ」と会うたびに言われるさおりさんは、とてもストレスになっていることでしょう。早くこの問題から解放されることを祈りたいです。作画:あミン著者:マンガ家・イラストレーター さおり
2023年07月25日赤ちゃんの名づけ、女の子は「凪」を用いた名前に注目! 男の子は「ジェンダーレスネーム」がトレンドという結果になりました。2023年6月生まれの新生児7,775名の名前を調査した、名前・漢字・よみの人気ランキングを紹介します。 < 6月生まれ >人気の名前ランキングTOP10 女の子1位 陽葵(主なよみ:ひまり)2位 凛(主なよみ:りん)3位 結菜(主なよみ:ゆいな)3位 翠(主なよみ:すい)5位 芽依(主なよみ:めい)6位 凪咲(主なよみ:なぎさ)7位 陽菜(主なよみ:ひな)8位 琴葉(主なよみ:ことは)8位 彩葉(主なよみ:いろは)8位 紬(主なよみ:つむぎ 男の子1位 湊斗(主なよみ:みなと)2位 蒼(主なよみ:あお、あおい)3位 陽翔(主なよみ:はると)4位 颯(主なよみ:はやて)5位 碧(主なよみ:あお)6位 樹(主なよみ:いつき)6位 蓮(主なよみ:れん)6位 颯真(主なよみ:そうま)9位 結翔(主なよみ:ゆいと)9位 凪(主なよみ:なぎ) 【女の子】美しい花を咲かせる「葵」、爽やかな海や風を連想させる「凪」に注目6月生まれの女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「凛(主なよみ:りん)」、3位「結菜(主なよみ:ゆいな)」・「翠(主なよみ:すい)」でした。 注目すべき漢字は「凪」。この漢字は風や波が収まる様子を表し、爽やかで穏やかな海や風を連想させます。2023年6月は全国的に記録的な猛暑となりました。暑かったこの6月、海を連想する「凪」が特に多く用いられたのかもしれません。5月の漢字ランキング28位(61名)から、6月には19位(93名)へとランクアップ、32名も増加していました。「凪咲(主なよみ:なぎさ)」は5月の30位から6月には6位に急上昇しTOP10入り! 「凪(主なよみ:なぎ)」は5月の52位から6月には11位にランクアップしました。「凪紗(主なよみ:なぎさ)」も5月の252位から6月には15位に大幅に順位を上げています。 また、6月らしい漢字の一つ「葵」を用いた名前も増加。アオイ科の植物「葵」は6月ごろに美しい花を咲かせます。「立葵(たちあおい)」は「つゆあおい」とも呼ばれ、陰暦の6月を「葵月」とも称することから、6月生まれにぴったりの漢字です。名前ランキングでは、1位の「陽葵」をはじめとして、11位「葵(主なよみ:あおい)」、47位「紬葵(主なよみ:つむぎ)」・「日葵(主なよみ:ひまり)」、66位「結葵(主なよみ:ゆあ)」、90位「葵衣(主なよみ:あおい)」・「葵葉(主なよみ:あおば)」など、7つの葵がつく名前がTOP100に入っています。 【男の子】爽やかな「颯」を用いた名前が多数ランクイン6月生まれの男の子の名前ランキングTOP3は、1位「湊斗(主なよみ:みなと)」、2位「蒼(主なよみ:あお、あおい)」、3位「陽翔(主なよみ:はると)」でした。 「湊斗」は5月の27位から大幅に順位を上げて、6月は首位を獲得。この名前は、「湊」という船や人が集まる場所を意味する言葉に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせたもので、どこか爽やかで神秘的な印象を与えます。 注目すべきは「颯」。「颯」という漢字は風がさっと吹くさまを表し、きりりとしたイメージで涼しげな印象を与えます。名前ランキングでは、「颯(主なよみ:はやて)」が5月の19位から6月は4位にランクアップしました。また、6位「颯真(主なよみ:そうま)」、48位「一颯(主なよみ:いぶき)」・「颯汰(主なよみ:そうた)」、57位「颯人(主なよみ:はやと)」、68位「千颯(主なよみ:ちはや)」、88位「颯太(主なよみ:そうた)」・「颯大(主なよみ:そうた)」など、合計で8つの「颯」がつく名前がTOP100にランクインしています。 <6月>女の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「夏」ネームが約4倍増!6月に生まれた女の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位は「莉」、2位は「菜」、3位「愛」でした。「莉」は2022年の漢字ランキングでも首位を獲得しており、2023年も上半期の6カ月連続でTOP5に入っている大人気の漢字です。また、6月は暦の上では夏ということもあるからか、「夏」という漢字が5月103位(14名)から6月は30位(57名)へと約4倍の女の子に名づけられ、大幅に順位を上げました。 よみ:「なぎさ」が大きくランクアップ6月に生まれた女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位は「えま」、2位は「つむぎ」、3位は「みお」・「めい」・「ゆい」となりました。「えま」は2021年、2022年と年間よみランキングで2年連続首位を獲得している、今最も人気のよみです。5月の3位から順位を上げて、6月は首位を獲得しました。また、6月に名前ランキングで人気急上昇だった「凪」の影響か、「なぎさ」というよみが、5月30位から6月は8位へとランクアップし、6月に人気の名前のよみだったことがうかがえます。 <6月>男の子に人気の漢字・よみランキング 漢字:「葵」が大幅にランクアップ6月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「斗」、3位は「陽」となり、TOP10には年間を通じて人気のある漢字がランクインしていました。また、女の子の名前ランキングでも人気のあった「葵」が5月32位から6月は18位にランクアップしていました。 よみ:「ジェンダーレスネーム」もトレンド!6月に生まれた男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位は「はると」、2位は「あおと」・「みなと」という結果でした。男の子の名づけで人気の「と止めネーム」がTOP3を占め、TOP10内に5つランクイン。人気の高さが分かります。「はると」は2018年以降、なんと5年連続で年間よみランキング首位を獲得している、大人気のよみ。2023年に入ってからも5カ月連続で首位を獲得しています。 また、「あおい」・「ひなた」・「なぎ」など、男女どちらにも名づけられているジェンダーレスな名前、「ジェンダーレスネーム」もトレンド。「あおい」というよみの名前は、男の子24位、女の子7位にランクイン。「ひなた」というよみの名前は男の子9位、女の子18位。「なぎ」というよみの名前は、男の子33位、女の子50位にランクインしていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年6月1日(木)~6月25日(日)調査件数:7,775件(男の子:4,027件/女の子:3,748件) ※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。
2023年07月24日2023年上半期に誕生した女の子の新生児の名前を大調査! 女の子の名前は、近年古風で日本的な名前「レトロネーム」が人気! 今年の上半期ランキングでも、多数の「レトロネーム」がランクインしています。2023年上半期に生まれた27,503名の女の子の赤ちゃんの名前、いま人気の名前とは? 上半期人気名前ランキングTOP10を紹介します。 1位凛(主なよみ:りん)2023年上半期生まれの女の子にもっとも多く名づけられた名前は「凛」(146人)でした! 2022年、2021年ともに年間名前ランキングでは2位の大人気ネームですが、今年は1〜3月に連続で1位に輝いており、さらに人気が高まる予感です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。 「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。また、寒いという意味を持つことから、冬生まれの女の子に特に多く名づけられる名前でもあります。2位陽葵(主なよみ:ひまり)2位にランクインしたのは「陽葵」(131人)。2022年の年間名前ランキングでは1位に輝いた名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 3位芽依(主なよみ:めい)3位は「芽依」(118人)。2022年の名前ランキングは3位、2021年は6位と年々順位を上げています。「芽依」は5月(英語で「MAY」)生まれの女の子に毎年多く名づけられる傾向にあります。月間ランキングでは、2021年以降3年連続で、5月1位を獲得しました。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。 4位紬(主なよみ:つむぎ)4位にランクインしたのは「紬」(114人)。2022年の名前ランキングでは8位、2021年の名前ランキングでは1位だった「紬」。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる「レトロネーム」です。 5位結菜(主なよみ:ゆいな)5位に入ったのは「結菜」(104人)。2022年の名前ランキングでは6位、2021年では7位と、毎年安定した人気のある名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2021年漢字ランキングで3位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 6位翠(主なよみ:すい)6位にランクインしたのは「翠」(103人)。2022年の名前ランキングでは19位、2021年では55位と、今年一気に人気が高まった注目の名前です。2023年上半期では、2月、3月、5月、6月と4回TOP10入りを果たしています。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 7位琴葉(主なよみ:ことは)上半期の名前ランキング7位は「琴葉」(95人)。2022年の名前ランキングでは14位、2021年は17位。近年人気が高まっている「は止めネーム」、そして古風な印象のある「レトロネーム」でもあります。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 8位結愛(主なよみ:ゆあ)8位にランクインしたのは「結愛」(94人)。2022年の名前ランキングでは13位、2021年は12位と、毎年人気の高い名前です。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、パパ・ママの愛が感じられる名前です。 8位莉子(主なよみ:りこ)同率で9位に入ったのは「莉子」(94人)。2022年の名前ランキングは7位、2021年は10位だった「莉子」ですが、レトロネーム人気によってさらに注目が集まっています。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 10位詩(主なよみ:うた)10位にランクインしたのは「詩」(93人)。2022年の名前ランキングは5位、2021年は22位と、年々人気を高めているレトロネームのひとつです。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 2023年上半期の女の子の名前は、レトロネーム人気が爆発中! ちょっぴり古風で日本的な雰囲気、そして一文字ネームがトレンドになりつつあります。これから女の子をご出産予定の方は、参考にしてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年1月1日(日)~6月30日(金)調査件数:27,503件(女の子)
2023年07月21日ユナさんは夫と1歳の息子と3人暮らし。息子のタイチは保育園に通い、ユナさんはフルタイムで復職。忙しい毎日を送っています。夫の郁夫は積極的に息子のお世話をするイクメン。そんな夫に対して感謝していたユナさんでしたが、その裏で夫は不倫していたのです。2週に1回「ママおやすみ日」と称して、息子を連れて外出する夫。外出中に合流しようと連絡しますが、いつも既読になりません。「子どもを連れていては携帯見る暇ないよね」とユナさんはあまり深くは考えませんでした。 そんな話をユナさんが同僚に話していると、男性の同僚が浮気してキッズ携帯を持たされたという話に。その話を夫に話すと、顔色が変わります。 しかし、ユナさんは夫の「驚きすぎてさ」という言葉を疑いもしていませんでした。 初めての懇親会参加で居場所がない… ひどく酔っぱらって帰ってきた夫は、愚痴をこぼしたかと思えば、やたらと営業課長・黒利さんのことを褒めていました。それを聞き、「今度の懇親会で会えるかな?」と楽しげにこぼすと同時に、夫は気分が悪くなったようでした。いざ夫の会社の懇親会に参加したユナさん。初めての参加で居場所がなく立ち尽くしていると、息子のタイチが「ロロチャ!」と言って誰かに近づきます。その相手こそ、夫が褒めちぎっていた黒利だったのです。 酔っぱらってしまうと本音が出やすいもの。ユナさんは、営業課長が女性だとは知らないのでしょう。素直に、そんなにすごい人なら会ってみたいと言ったのではないでしょうか。しかしその相手こそ、夫が月に2回息子を連れて密会していた家の主。しかも会社の同僚だったことにも驚きですね。タイチはいつものように「ロロチャ」と名前を呼んでいますが、黒利はまるで初めて会ったような態度でタイチをあやしている様子にはぞっとしますね。著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2023年07月07日東京都内にあるはんこ専門店の組合・東京印章協同組合(理事長:竹口 雅樹)は、新たな体験イベント「親子でワクワク 古代文字で自分の名前を書いてみよう!」を、7月15日(土)から都内の3教室(いずれもはんこ専門店)で実施します。完成作品を手にニッコリ◇「親子でワクワク 古代文字で自分の名前を書いてみよう!」オフィシャルWebサイト: ◇子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」御徒町教室紹介Webページ: ◇子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」中野教室紹介Webページ: ◇子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」南千住教室紹介Webページ: ◇「親子でワクワク 古代文字で自分の名前を書いてみよう!」予約フォーム: 同組合では昨年7月より「親子でワクワク はんこ体験」イベントを同じく都内3教室で開催、これまで20組以上の親子の皆様方に簡単なはんこ彫刻を楽しんでいただきました。「親子でワクワク」シリーズ第2弾となる本イベントは、今日でもはんこ彫刻に用いられている古代文字の成り立ちを楽しく学ぶだけでなく、実際に自分の名前を古代文字で「書いてみる」ことにスポットを当てています。数千年にわたる漢字の歴史を自分の名前を通じて知ることは、お子様の夏休みの自由研究に最適です。■イベント概要◇小学生以上のお子様とご家族が対象。お子様が飽きない約60分のコンパクトな講座。◇小学生:お1人様¥1,000/大人:お1人様¥2,000(いずれも税込)◇1回の講座につき1家族(グループ)限定/土・日・祝日のみ開催/完全予約制※小学生のお子様のみでの受講はできません。※写真はいずれも御徒町教室です。※写真ではマスクをはずしていますが、実際の講座ではマスク着用をお願いします。自分の名前を古代文字で■イベント内容1. まず最初に講師(はんこ店主)が参加者の名前に用いられている漢字の成り立ちをやさしく・わかりやすく説明します。2. 続いて講師が参加者の名前を古代中国で実際に使われていた文字で書いていきます。3. 参加者はそれを手本に、自分の名前の漢字を古代文字で「練習書き」します。4. 「練習書き」を見た講師の簡単なアドバイスの後、参加者は清書用紙に「本番書き」します。5. 参加者が清書した作品は簡単な額装の上、記念品としてお持ち帰りいただきます。※講師による手本・参加者の練習書き・漢字の成り立ちを説明した字書のコピーなども差し上げます。完成作品は額装して進呈■イベントの狙い◇自分の名前に用いられている漢字の成り立ち~変遷を学び、古代文字への興味と理解が深まり、お子様の漢字学習への意欲が高まることが期待できます。◇実際に自分の名前を古代文字で楽しみながら書いてみることで、歴史ある漢字文化の一端を体験できます。◇自分の姓や名に用いられた漢字の成り立ちを知ることで、親子共通の話題が増え、会話が広がります。■受講申し込み方法1. 予約フォームに必要事項をご記入の上送信してください。※日時は第3希望まで設定できます。2. 折り返し実施教室担当者よりご連絡を差し上げ、日程を確定させます。※事前準備の必要上、受講ご希望日の約1週間前までのご予約をお願いいたします。■主催組合概要組合名:東京印章協同組合所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-4代表者:理事長 竹口 雅樹設立 :1919(大正8)年概要 :東京都内で印章を作製し販売する業者の組合 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月07日近年、性差を感じさせないジェンダーレスネームが大流行中! 5月に誕生した新生児7,353人を大調査!そのなかから、男女どちらにも名づけられていた「ジェンダーレスネーム」を紹介します。 凜(主なよみ:りん) 「凜」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由です。 柚希(主なよみ:ゆずき) 「柚」は、冬に香り良い実をつける樹木。秋〜冬生まれの女の子に人気の高い漢字です。料理の味を引き立てることから、個性的でありながらも協調性がある存在になりますように、という願いが込められることも。 柚葉(主なよみ:ゆずは) 「柚」はミカン科の木で、香り高い実がなることで知られています。また、「葉」は草木の葉っぱを表す漢字。二つの漢字が組み合わさることで、みずみずしさや生命力を感じさせる名前になっています。 莉央(主なよみ:りお) 「莉」はジャスミンの花を表す「茉莉花」の一文字。真ん中や色鮮やかな様子を表す「央」を組み合わせることで、凛々しくエネルギッシュな印象に。 芽生(主なよみ:めい) 草木の「芽」に「生」という漢字を組み合わせることで、新たな始まりや生命の力強さを感じさせる名前に。女優の永野芽郁さんも同じよみで活躍されています。 結心(主なよみ:ゆうしん、ゆい、ゆの)男の子は「ゆうしん」、女の子は「ゆい」「ゆの」というよみが用いられています。 結ぶこと、実をつけることを表す「結」という字に「心」を組み合わせることで、人の絆やあたたかい心を感じさせます。 光(主なよみ:ひかり、ひかる)男の子は「ひかる」、女の子は「ひかり」というよみが人気のようです。 「光」という漢字を一文字で用いることで明るい人柄を感じさせるほか、凛とした姿や強い意志を感じさせます。女優の満島ひかりさん、歌手の宇多田ヒカルさんなどが同じよみで活躍されています。 光希(主なよみ:こうき、みつき)「みつき」というよみは男女ともに用いられていますが、男の子は「こうき」というよみも見られました。 「光」という字に希望の「希」を組み合わせることで、発展性や明るい未来を連想させる名前に。女優の高畑充希(みつき)さんが同じよみで活躍されています。 真央(主なよみ:まお) 嘘や欠け目がないということを表す「真」に、真ん中を表す「央」という組み合わせて、真っ直ぐで誠実な印象を与える名前に。「まお」という丸い響きも人気の理由の一つです。 晴(主なよみ:はる) 雲がなく澄んだ空を表す「晴」を一文字で用いることで、清々しさや潔さを感じさせます。明るく元気な子に育つように、というパパ・ママの願いも感じられます。 碧桜(主なよみ:あお、みお)「あお」というよみは男女ともに用いられていますが、女の子は「みお」というよみも見られました。 「碧」は、自然が生み出す青緑色を表します。「桜」という漢字を組み合わせることで、色とりどりで鮮やかな色彩を感じさせる名前になっています。 紡(主なよみ:つむぐ、つむぎ)男の子は「つむぐ」、女の子は「つむぎ」というよみが人気のようです。 「紡」は、糸をつむいで何かを作り上げる様子を表します。そのため、繊細さや芸術性、細やかな気配りを感じさせる名前です。 柚月(主なよみ:ゆづき) 地球に寄り添う「月」という漢字を用いることで、人に寄り添える優しい子に育つようにという願いが込められていることも。美しく神秘的な印象も与えます。 遥陽(主なよみ:はるひ) 遥か彼方にあること、ゆらゆらと揺れる様子を表す「遥」という漢字。そこに「陽」という漢字を組み合わせることで、大らかであたたかい印象を与える名前です。 玲(主なよみ:れい) 色が冴えて鮮やかな玉を表す「玲」という漢字。華やかで気品漂う字で、「れい」というよみも凛々しく美しい印象に。 澪(主なよみ:れい、みお)男の子は「れい」、女の子は「みお」というよみが用いられています。 「澪」は水が流れる水路を表し、みずみずしく爽やかな印象を与える漢字。「みお」というよみもかわいらしく、親しみやすい響きで人気です。「れい」とよむと、麗しく聡明な印象になります。 2023年5月に名づけられたジェンダーレスネームには、「凜」「光」「晴」「紡」「玲」「澪」と、たくさんの一文字ネームが見られました。「ジェンダーレス」×「一文字」の組み合わせがトレンドとなっています。これからご出産される方の参考になれば幸いです♪<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年5月1日(月)~5月25日(木)調査件数:7,353件(男の子:3,890件/女の子:3,463件)
2023年07月01日結婚から1年が経ち、妊娠が判明した私たち夫婦。夫婦で名前の検討を始める前に念のため、初孫の名前になにか希望があるかもしれないと考え義両親へお伺いを立てました。すると、「名付けは夫婦に任せるよ!」とうれしい返答が。出産後、その言葉を信じて義両親に長男の名前を報告すると、まさかの反応が返ってきたのです……。 愛情を込めた大切な名前なのに 生まれてくる子どもの名前について義両親へ意見を仰いだところ、「あなたたちに任せるよ」という言葉をもらいひと安心! 夫婦で時間をかけて話し合い、これからのジェンダーレス時代にマッチするよう、性別を問わず呼びやすい名前に決定。その日からはおなかの赤ちゃんを名前で呼び、名前への愛着もどんどんと深まっていきました。 それから、無事男の子を出産。夫が電話で出産報告と決まった名前を義両親に伝えました。しかし、部屋に戻ってきた夫は顔面蒼白。義両親から「そんな名前を男の子に付けたらかわいそう! 絶対反対!」とNGが出たというのです。それを聞いた私は、溢れ出る涙を止められませんでした。その後、出生届を提出する期限ギリギリまで義両親を説得。なんとか承諾を得ることができました。 事前に許可を得ていたとはいえ、名前を決めた段階で一度義両親に報告すべきだったと後悔しています。そうしておけば、出産直後に名前を反対され大きなショックを受けることもなかっただろうと……。なにはともあれ、愛情を込めて決めた名前を息子に付けられて本当によかったと思っています。 作画/ひのっしー著者:江夏恭子
2023年06月29日近年、赤ちゃんの名づけで人気の「一文字ネーム」。人気ランキングには、古風で和風な印象のある「レトロネーム」が多く用いられていました。3,463名の名前を調査した5月生まれ女の子の名前ランキングより、人気の「一文字ネーム」ランキングTOP10を紹介いたします。 1位翠(主なよみ:すい)1位に輝いたのは「翠」。5月の名前ランキングでは3位でした。2022年名前ランキングでは19位に入っており、2021年の55位から大きくランクアップした大注目の名前です。 「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。「すい」という響きも個性的で、どこか神秘的な印象を与える名前です。 2位葵(主なよみ:あおい、あお)2位は「葵」。5月の名前ランキングでは4位で、2022年の名前ランキングでは3位と、近年大人気の名前です。「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせます。花の名前を用いた、レトロネームの一つでもあります。 3位凛(主なよみ:りん)「凛」が3位にランクイン。5月のランキングでは5位、2022年・2021年ともに女の子の名前ランキング2位と、近年のトレンドネームの一つです。「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由です。 4位鈴(主なよみ:すず、りん)4位は「鈴」。2022年の名前ランキングでは64位でしたが、5月の名前ランキングでは7位。今年のランキングに注目です。「すず」も「りん」も特徴のある響きで、可愛らしく華やかな印象になるレトロネームです。女優の広瀬すずさんが同じよみで活躍されています。 5位杏(主なよみ:あん)5位にランクインしたのは「杏」。2022年の名前ランキングでは24位、2021年の名前ランキングでは15位にランクインしています。「杏」は春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」を意味する漢字です。同名では女優の杏さんが活躍されています。 5位紬(主なよみ:つむぎ)同率で5位に入ったのは「紬」。年間名前ランキングで2022年は8位、2021年は1位と近年人気の高い名前です。「紬」はつむぎ糸で織った絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせるレトロネームです。 5位菫(主なよみ:すみれ)さらに同率で5位に入ったのは「菫」。2022年の名前ランキングでは100位以下でしたが、今年はランクアップが期待されます。紫や白などの可憐な花を咲かせる「菫」。「誠実」「謙虚」「ささやかな幸せ」といった花言葉があることから、女の子の名づけに人気です。「菫」もレトロネームの一つです。 8位詩(主なよみ:うた)8位の「詩」は、2022年の名前ランキングで5位にランクインしており、2021年の22位から大幅にランクアップした、今注目の名前です。「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった親御さんの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみが魅力的なレトロネームの一つです。 8位凜(主なよみ: りん)本ランキング1位の「凛」の旧体字である「凜」が、同率で8位にランクイン。2023年5月の名前ランキングでは30位にランクインしています。「凛」と同様、「しっかりと自分の考えを持った自立した女性になりますように」という願いが感じられる名前です。 10位桜(主なよみ:さくら)一文字ネームの10位は「桜」という結果に。2023年5月の名前ランキングでは42位に入っています。「桜」は日本の春を象徴する花。そのため例年春生まれの女の子に特に多く名づけられる名前です。同名では、女優の安藤サクラさんが同じよみで活躍されています。 女の子の「一文字ネーム」人気ランキングTOP10では、「葵」「鈴」「紬」「菫」「詩」といった「レトロネーム」が多くランクインしていました。これから女の子の名前を考えられる方、ぜひ参考にしてみてください。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2023年5月1日(月)~5月25日(木)調査件数:3,463件(女の子)
2023年06月27日育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です