パパの手元から落下したトラくんは頭蓋骨骨折、脳内出血をしていることがわかり、緊急入院することになりました。入院して数日が経ち……。トラくん、無事に退院 入院して数日後、思っていたより早くトラくんの体調が回復し、退院できることになりました。 少し不安は残ったものの、退院できることになりホッとひと安心したトマトさんでしたが……。 1カ月後に現れたトラくんの異変とは?! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。
2022年11月07日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんのお風呂の入れ方について教えてくれました。赤ちゃんとのお風呂はバタバタ……どんなことに気をつければ良い?冷え込む季節になると、特にママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れる場合、寒くならないようにと気を使いますよね。また、月齢によっては待たせている間の転倒予防なども気になってくるかと思います。今回は、ママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるときの気をつけるべき点や、ママたちの工夫をについてご紹介します。 ママが体を洗っている間、赤ちゃんを湯船に立っちっぱなしにさせるのはNG! 様子は常に確認できるようにママが体を洗っている間、赤ちゃんはどうしたらいいの?と悩むママも多いことでしょう。まだねんねの赤ちゃんと、月齢が上がって動くことができる赤ちゃんとでも待たせ方は異なります。また、ひとりでたっちできるようになったからといって、湯船に入れて待たせるのは絶対にNG! 湯船に張っているお湯の深さが10cmあれば、子どもが溺れる心配があります。 ここからは、安全を考慮した赤ちゃんの待たせ方についてご紹介していきます。 脱衣所で待たせておく場合脱衣所で待たせておく場合には、座布団、マット、クーハン、バウンサーやハイロウチェアなどを脱衣所に置き赤ちゃんを寝かせて待たせておきます。バウンサーやハイロウチェアは、転落予防の為、しっかりベルト装着を忘れずにしましょう。ベビーバスをベッド代わりにするのも良いかもしれません。ママが見えないと泣いてしまう子も多く、赤ちゃんの様子を確認できるようにする為にも、お風呂のドアは少しあけておくと安心です。すぐに入れられるようにオムツ一枚にして服は脱がせておき、タオルなどにくるむかかけておきましょう。 洗い場で待たせる場合洗い場で待たせておく場合には、浴室は暖めておき、バスチェアに座ってもらったり、バスマットに寝かせます。動きが活発になってハイハイをする時期になると、バスマットは難しいかもしれません。お風呂用のおもちゃなどを持たせておくのも良いですね。脱衣所や洗い場の大きさ、お子さんの月齢などによって、さらに工夫が必要な場合もあるかと思います。たっちをしはじめたり歩きだしたばかりの子どもを湯船の中で立たせて、ひとりで湯船に入れておくのは危険なのでやめましょう。 赤ちゃんを冷えさせるのはNG! 便利グッズを使って素早くお着替え赤ちゃんが出たあとは、寒くならないように拭いたり着替えさせたりで大忙し。自分の事は後回しで寒さで震えながらのママも。動きが活発になってくる赤ちゃんには、フード付きのタオルポンチョが大活躍します。お風呂から出たらポンチョを着させて、ママが最初に体を拭いて着替え、その後にゆっくりあたたかい部屋で着替えや保湿ができます。ママが、タオルガウンを着て寒くならないようにして赤ちゃんの着替えをするのもひとつの方法です。 他のママたちから聞いた、おすすめアイデアもご紹介!ここまで赤ちゃんのお風呂の入れ方についてお伝えしましたが、他にもママたちが実践している赤ちゃんとのお風呂でのアイデアや工夫はたくさん! 母乳相談室に来てくれているママたちに伺った、赤ちゃんをお風呂に入れるときの工夫もいくつかご紹介していくので、自分にも合いそうなものがあればぜひ、取り入れてみてくださいね。 ・月齢が大きくなっても、ベビーバスで入れる。 ・パパの帰りが遅い場合、シャワー浴などで赤ちゃんだけ洗い、パパがいる時間にママが入る。 ・お風呂で洗うときの時短を考えて、赤ちゃんが寝ているときなどに洗面台で髪や顔を洗ってしまう。 ・パパが出張などで1日程度不在の場合、ママが疲れていてひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるのが不安というときには、温かいタオルで体を拭くだけににするなど臨機応変に対応する。 まとめ毎日のお風呂、月齢が進むと動きが活発になることでの転倒予防や季節によっては寒さへの配慮など工夫が必要になってくるかと思います。 私自身も先輩ママに工夫を聞いたりいろいろ試しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年11月06日パパの手元から落下したトラくんは頭蓋骨骨折、脳内出血をしていることがわかり、緊急入院することになりました。そして、入院中のある日のこと……。虐待を疑われていた? トラくんの入院中、ソーシャルワーカーさんに呼ばれ、トラくんが落下したときの様子や経緯について聞かれたトマトさん。 話が終わったあと、夫にそのことを伝えると、「俺も同じこと聞かれた」と……!ソーシャルワーカーさんは、トマトさんと夫に同じ質問をして相違がないか確認していたようです。虐待の可能性がないかを調べていたのかもしれません……。 そのことに気づいたトマトさんは、心が締め付けられるようなショックを受けたのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。
2022年11月06日病院での診察の結果、トラくんは頭蓋骨骨折に加え、脳内出血をしていることがわかり、緊急入院することになりました。入院を聞かされたトマトさんは何を思う――?トラ、ごめんね… 「あのとき私がトラを抱っこしていたら……」 「でも、私だってうまく抱っこできずに落下させてしまうことだってあるかもしれない」いろいろな思いが頭の中を交錯します。 トマトさんは夫を責めてしまいそうな気持ちをぐっと堪え、夫と姉妹にトマトさんの実家で過ごしてもらうことにしました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。
2022年11月05日高いところから落下し、意識がないトラくん。トマトさんはトラくんに付き添い、救急車で病院へ向かいました。医師の診察の結果は……?診察の結果は… 救急車内で「内出血しています」と告げられたトマトさん。病院に着いて待つ間、頭が真っ白になり、うまく呼吸もできなくなってしまいます……。 そして、診察の結果、トラくんは頭蓋骨骨折、脳内出血していることがわかり、緊急入院することになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。
2022年11月04日幼稚園に入ってもしばらくトイレを失敗していた長男。周りの友だちができているのを見て、年少の夏休みにようやくトイレトレーニングが完了しました。自分でトイレに行けるようになった3歳半の長男がある日の夜、下半身が「痛い」と泣き出しました。息子の性器ケアに関して、見直すきっかけになった体験談をお話しします。久しぶりの夜泣きと思ったら長男が3歳半のころ、寝て2時間後に突然「痛い痛い」と泣いて起きました。亀頭部を見ると真っ赤に腫れ上がり、触ることもさせてくれないほどの状態。尋常ではない痛がり方にすぐに受診したほうがいいのかと、スマホで検索しました。 亀頭部だけの痛みで熱もない場合は、翌日の受診でいいとの情報があったため、夜間はおむつをしていたので新しいおむつに替え、抱っこをして寝かしつけながら朝がくるのを待ちました。 翌日病院を嫌がる長男連れて受診受診科がわからなかったので、翌日市民病院の泌尿器科を受診することにしました。年配の患者さんが大勢いるなか、小さな長男と待ち、約40分後に呼ばれ診察室へ。数週間前に日本脳炎の予防接種を受けていた長男は、とにかく痛いことが嫌だと先生を見ただけで半泣きになっていました。 ベッドに横になって診察が始まると、痛みと何をされるかわからない不安で大暴れでした。看護師さんが上半身、私が下半身をおさえた状態で診察に臨んだのです。 結果は亀頭包皮炎泣きながら受けた診察の結果は、亀頭包皮炎でした。亀頭包皮炎はこの年齢に多い病気だそうで、清潔にすることが大事との説明を受け、抗生物質の軟膏と内服薬を処方されました。 先生からは「皮をむいて洗うんだよ」と言われ、私がしっかりと洗ってあげていればよかったなと長男に対して申し訳ない気持ちになりました。 ホームケアの担当は痛みのわかる夫におしっこのたびに痛みがあり、トイレに行くことも嫌になった長男。清潔が大事と聞いたので、自分でするケアの方法を教えてもらうためにお風呂の担当は毎日夫に変えました。 先生に言われた通り、「皮をむいて洗うと下半身の痛みがなくなるよ」と話し、長男も痛みに我慢しながら洗いました。すると3日後には赤みも痛みもなくなり、トイレも復活しました。自信をもってトイレへ行く姿が見られるようになったのです。 男の子の性器のケアについて、母である私にはわからないことだらけです。トイレトレーニングの段階から同性である夫に教えてもらうべきでした。正しいケアをおこなっていたら、長男も痛い思いをしなくて済んだかもしれないと思った出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:渡辺かほ6歳2歳の男児2人のママ。保育士資格を持つ元保育園看護師。訪問看護で働きながら、ライターとして子育てや医療に関する情報を発信している。
2022年11月03日パパの手元から落下し頭を打ったトラくんは意識がない状態でした。急いで救急車を呼んだトマトさん。待つこと10分、救急車が到着して……!「大丈夫だから‥‥」 救急車が到着。 姉妹をパパに託し、トマトさんはトラくんと病院へ。「トラくん……どうなっちゃうの……」 「パパのせいだよ!」号泣する姉妹をなだめながら、 「大丈夫だよ‥‥」 トマトさんは自分にも強く言い聞かせました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。
2022年11月03日パパの不注意で生後3カ月のトラくんが床に落下してしまいました。焦ったトマトさんは、急いでトラくんのもとへ駆け寄りますが……。息子の意識が… トマトさんは慌ててトラくんのもとに駆け寄りましたが、意識がない……!! 救急車を呼ぼうと電話したものの、動揺しているトマトさんはうまく説明できず、パパが電話を代わります。 祈るような気持ちで救急車を待つことに……! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。
2022年11月02日ブログやInstagramにて家族の日常をつづっているイラストレーターのようみんさん。そんなようみんさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化した作品をご紹介します。フォロワーである赤星トマトさんの生後3カ月の息子くんに、ある夜、事件が起こって……!ある日の夜、生後3カ月の息子が…! ある日の夜、家族みんなで寝る準備をしていたとき。 パパが抱っこしていた生後3カ月のトラくんが落下……!!パパが床に転がったボールを足で追っていたときの出来事でした。 「ト……トラッッ!!」 慌ててトラくんのもとに駆け寄るトマトさん。 トラくんの容態は……? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。
2022年11月01日風邪症状で受診、そのまま入院となった娘さん。入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていない状況が続いていましたがMRIの結果が出たあと、医師の監視のもとハナに水を飲ませてみることに…水が飲めるか試したところ、娘はごくんと飲むことができホッ。次は食べ物。医師の指示のもと、売店で買ってきた●っぱえびせんを、そっと口元に差し出したところ…… え!?そんなに…? 娘の驚愕の反応 えびせんに食いついてカリカリ食べ始めたハナ。むせる様子もなく次から次へとかじりつき、先生から「今日は5本までにしてください」と止められました。 翌日は先生から脚をバタバタさせてみるよう言われ、病気になる前のように元気に足を動かした娘を見て、驚きました。入院から今まで見たことがないような元気な動きでした。さらに先生に支えられながらもヨロヨロと立つことができて、またびっくり。「もしかしたら元通り元気になって退院できるかも……?」と思わずにはいられませんでした。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年10月30日父子家庭として2人の子どもを育ててきた夫と再婚。最近1歳になった娘はかわいい盛りですが、歩けるようになり危険も増え目が離せません。育児は夫に任せても安心できると思っていたのですが、夫は「見てるよ」と言うだけで、実際は娘のことをちゃんと見ておらず、「口だけ」だったことが判明! 私自身が毎日仕事と家事と育児とでヘトヘトだからこそ、育児で頼りにならない夫にイライラしてしまった体験談です。すぐに「ママ~」という夫別々に暮らしている夫は週末にわが家へ帰ってくるので、平日は仕事と家事と育児を私ひとりでこなしています。その分、夫がいる週末には平日できなかった掃除をしたり、中学生の娘の勉強をみたり、ごはんの作り置きを準備をしたり。 ですが、夫に1歳の娘の相手をしていてもらっても、「ママ~おしっこ出たみたいだよ」「ママ~眠いみたいだよ」とすぐに呼ばれます。それくらい考えてやってよと思った矢先、「疲れたから昼寝する」と寝てしまう夫の自分本位な態度にイライラが止まりません。 私が体調不良でも私任せの夫ある日、新型コロナワクチンを接種することに。ワクチン接種後に体調が悪くなることを考慮し、私は金曜日に接種しました。案の定、土曜日の午後からだんだん熱が上がってきたので、夫に1歳の娘の面倒を見てもらい、私は少し休ませてもらうことに。 布団に横になって5分くらい経ったころ、娘の泣き声が聞こえるので目を開けると、夫がぐずる娘を抱きながらこちらを見ていました。「ママがいいって。いいなぁ、俺も眠い」と言って娘を私のところへ下ろすので、結局私が起きて娘の面倒を見て、そのまま夫はグーグー寝てしまいました。 ついに娘にけがをさせた夫普段、夫に娘を見ていてと託すと、たいてい夫は娘に動画を見せながら、自分はスマホをいじって検索をしていたりゲームをしていたり……。30分も経たないうちに「ちゃんと見ててよ」と夫に注意することが何度もあり、そのたびに「見てるよ」と言い張ります。 そしてついに心配していた出来事が! 夫に娘を見てもらい、私が寝室の掃除をしていたときのこと。夫が目を話した隙に娘がキッチンに入りこみ、娘の背の高さより少し高い位置にあった炊飯中の炊飯器の蒸気に触って手をやけどしてしまいました。 「見てるよ」などと口だけの夫に心底あきれ、当てにしてはいけないと痛感。娘がいろいろなことに興味を持ち危険がつきまとう年齢のうちは、私が目を離さないようにしないといけないと思いました。今回のやけどをきっかけに夫には「見ていてね」ではなく、「目を離さないでね」と言うように変え、けがや誤飲の危険性も意識するよう度々話をするようにしました。夫は少し煙たそうにしますが、言わなくても安心して任せられるまでは続けようと思います。 著者:星野美月年の差3姉妹を育てるアラフォーママ。保育士資格や幼稚園教諭免許を保有。夫とは週末婚のためワンオペで育児に奮闘中。育休を機に、民間資格を取得したりWebデザインを学んだりなど新たなスキル開拓にも熱意を燃やしています。
2022年10月30日保育園での子ども同士のトラブルに悩んだ親御さんでしたが、無事に問題が解決したという体験談です。親としてどのように対処するべきか考え、おこなったことをご紹介しています。2歳になる息子は保育園に通いだしてからというもの、お友だちに顔や腕などを噛まれてしまい、ケガをして帰ってくることが多くなりました。本人はあまり気にしていないようでしたが、親としてはどうしても心配するものです。そんなときの対策について考えてみました。 息子が噛まれた!保育園に通い始めてからしばらく経ったある日、保育士さんが申し訳なさそうな顔で話しかけてきました。聞いてみると、息子が腕をお友だちに噛まれてしまったとのこと。痛々しく、歯形のあざができていました。痛かっただろうな……と思いました。 でも、もしかすると息子がお友だちが遊んでいたおもちゃを取ってしまったのかもしれない。息子もやり返しているかもしれない。2歳児のすることだし、仕方がない。その日はそんな気持ちで帰りました。 またまた噛まれてしまった…次の週、今度は顔を噛まれていました。その数日後は肩。その数日後は背中。その後も週に1回から2回噛まれることが3カ月ほど続きました。息子本人は噛まれた直後は痛くて泣くようですが、私と会うころには噛まれたことなど忘れている様子。 とはいえ、私がさすがに気になってしまい、なぜ噛まれているのか保育士さんに聞いてみました。すると「お友だちの1人がどうしても〇〇くん(私の息子)が近くにいると気になるようで、突然噛んでしまうんです。なるべく離すようにはしているのですが……」とのことでした。 息子がやり返していないのならよかったという気持ちと、この頻度で噛まれていると保育園を嫌いになってしまうのではという気持ちがわき上がりました。 親としての気持ちを保育園に伝える保育士さんたちは、できるだけのことをしてくれているのだと思います。また、噛んでくるお友だち自身も悪気があるわけではなく、かまってほしいとか、何か嫌なことがあったとか、さまざまな原因でそうしているのだろうと思います。 家族は「どの子に噛まれているんだ!」と相手を特定しようとしました。しかし、噛んでくるお友だちが誰かを知ったところで、「あの子は息子を噛む子」と嫌なイメージがつくだけで、何もすることはできません。ただ、「噛まれていることを心配に思っている」ということを保育園に伝えることだけはしておきました。 保育園がきちんと対応してくれた!3月はじめより、保育園のクラス分けがおこなわれ、今までと違う生活が始まりました。すると、息子がケガをして帰ってくることがなくなったではありませんか! おそらく保育園が、息子を噛んでしまうお友だちとはクラスを分けてくれたのだと思います。 子どもの保育園生活で不安なことがある場合は、園にきちんと伝えることで対応してもらえるのだと安心感が増しました。 今後も子ども同士のトラブルを見つけた場合は、園に相談してみようと思います。どうしても集団生活ではトラブルがつきものですが、息子の気持ちに寄り添いながら、保育園と協力して息子を見守っていきたいなと思いました。 イラスト/Michika著者:岩谷ともこ2歳男児を持つシングルマザー。社会人をしながら博士号取得中。育児・離婚・資産運用について執筆中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年10月29日4人目の育児。何事も慣れたものかと思いきや、初めてのひどい乳児湿疹に悩まされたというママ。赤ちゃんが脂っぽい肌やかさついた肌で悩み、症状が快方に向かうまでの体験談を紹介しています。 4人目ともなると、なんでも「もうベテランよね」と言われてしまいますが、何人産んでも初めてのことはあります。私の場合は、4人目にして初めてのひどい乳児湿疹に悩まされました。脂ぎった肌から、カサカサぼろぼろのお肌……見ていてつらかった乳児湿疹にまつわる体験談をお話しします。 ひどい乳児湿疹。外出先でつらい思いも…湿疹ができ始めたのは生後3週間くらいから。脂漏性湿疹のことは退院前にも助産師さんに聞いていましたし、上の子たちも多少は経験していたので「せっけんで洗い、保湿する」という対処をしていました。しかし一向に症状は良くならず、どんどんひどくなるばかり。 元々活動的な私でしたが、1カ月健診を過ぎても人にわが子の顔を見られるのが嫌で、ふさぎこんでしまいました。たまに出かけると「小さくてかわいいー!」の次には「でもお顔が……」と言われてしまい、ありがたいけれどスキンケアについていろいろアドバイスもされ、余計つらい気持ちになってしまいました。 湿疹が落ち着いてきたと思ったら今度は…わが子が生後2カ月を過ぎるころ、ニキビっぽい湿疹はようやく落ち着いてきました。しかし今度は全身がカサカサに。足や腕、乳輪が赤くなり、頭皮からはフケがいっぱい落ちるようになってしまいました。義母からはローションを渡される始末。 「自分でもしっかり保湿対策しているのに……」と、ありがたいけれどなんとも言えない気持ちになりました。頭皮には魚の鱗のようなものもできていましたし、わが子もかゆいのかかきむしってしまい、枕に血がつくことも。4人目にしてとても髪の毛の薄い子だったので、傷も目立って痛々しかったです。 病院に行くのも気をつかう湿疹を診てもらいたいけど、風邪やインフルエンザなど、病気をもらったらどうしようと思うとなかなか病院に行く気にもなれずにいました。ましてうちは4人の子どもがいて、ほぼワンオペ育児。 産後で弱っている私は、何か病気をもらったらヤバイ!と思っていました。しかし、カサカサでつらそうなわが子を見るとかわいそうで……。そこで生後3カ月のとき、義実家の都合の良い日に上の子たちを預け、午後一番でかかりつけの病院を受診しました。 病院で診てもらってよかった!病院で診てもらったところ、「アトピーっぽいね」と言われ、弱めのステロイド入りの軟膏と、非ステロイドの保湿剤を処方してもらいました。ステロイドと聞くと少し不安もありましたが、湿疹のひどい部分に決められた回数を守れば大丈夫ということで、使っていくとすぐに良くなりました。 しかし、良くなった途端にステロイド剤の使用をやめたら、また湿疹がひどくなってしまったので再受診することに。医師からは、「いきなりやめるのではなく、様子を見ながら徐々に回数を減らしていきましょう」との指導。それ以降、様子を見ながら、不安になったらまた受診しています。 4人目の育児ですが、初めてのひどい湿疹に一喜一憂した日々。病院でもらった薬で、なんとか症状は改善してきたように思います。とはいってもやっぱり保湿は欠かせません。子どもが増えると病院を受診することも大変ですが、いろいろな助けを借りながら頑張っていこうと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/Michika監修/助産師 REIKO著者:小林まり6歳、4歳、2歳、0歳の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2022年10月27日男の子の性器トラブルは、自身に経験がない分、よくわからず慌ててしまいます。わが家の4歳の息子は、これまでも毎年夏になるとちんちんに炎症を起こし痛くなってしまうなど、度々トラブルが起こります。現在も進行形で悩んでいる息子の性器トラブルの経験談です。 突然発症したかゆみことの始まりは、昨年の夏。息子は陰嚢がかゆいと訴えてきたのです。当時は3歳で昼間はパンツでしたが、夜はまだおむつをしていました。朝起きたときにだけかゆがっていたので、「おむつが蒸れてかゆいのかな?」くらいにしか思っていませんでした。 しばらく様子をみていましたがかゆみがおさまる様子はなく、しばらく続きました。次第に朝だけでなく、日中もかゆがるようになったので小児科に相談することに。しかし湿疹もなく原因がわからず、皮膚を保護する軟膏だけ処方されて終わりました。 改善の兆しがなく不安になる私しかし保護クリームを塗っていても改善する気配はなく、息子はかゆすぎてかきむしるように。時には出血してしまうこともありました。そのため、別の病院を受診。しかしそこでも原因はわからず、保護クリームのみの処方でした。 息子は爪を立ててかきむしってしまうので、つい心配のあまり「かかないの!」と強く言ってしまいます。かくと怒られると思った息子は、次第に隠れてかくようになりました。その姿を見て、かゆくてかわいそうなのは息子なのにと、叱ったことを反省しました。 ついに改善の糸口がみつかる外でもところかまわずちんちんをかいてしまうのは親としても恥ずかしく、早く治してあげたいと焦る日々。そして次は皮膚科に相談し、そこで処方してもらった軟膏を塗るとピタリとかゆみが治まりました。ようやく効く薬を処方してもらえて心からほっとしました。 その薬は長期間塗ると副作用が出るので、1週間使用するとのこと。しかし1週間塗り終えしばらくすると、またかゆみが再発してしまいます。再受診し相談すると、週に2回間隔をあけながら塗ってみましょうと指導されました。 そうしてかゆみが出たときにだけ塗るようにしていると、次第にかゆみが出る頻度が少なくなりました。現在、まだ完治はしていませんが、気長に様子をみることにしています。性器トラブルは人には相談しにくく、また男の子でわからないことが多く困惑した経験談でした。次回からは、性器であっても皮膚系のトラブルは皮膚科を受診しようと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師 REIKO著者:村上 素子4歳男女双子、0歳5カ月男の子のママ。ドタバタな育児生活と並行し、フリーライターとして活動中。
2022年10月25日今回のお話は、口唇口蓋裂の娘、くぴこちゃんを妊娠してから、今に至るまでの思い出を振り返ります。くぴこちゃんが生まれた当初は情報も乏しく、不安な日々でいっぱいでした。そして、出産後は新たな悩みや葛藤が生まれることに……。しかし、さまざまな苦難に悩みながらも、家族一丸となって乗り越えていったのでした。そんなじぇにこさんが今、思うこととは一体……?口唇口蓋裂の娘から、たくさんのことを学び…娘を妊娠して初めて知った「口唇口蓋裂」という病気。 娘が生まれた当初は情報が乏しく治療について知りたくても、知ることができなくて、不安でいっぱいでした。 口唇口蓋裂もひとえに症状も程度も異なります。 一人ひとりが同じ病気でも違い、多くの情報のなかで誰かと比べるのではなく、目の前の治療に向けて1つの参考になればと思い、この連載を続けてきました。 程度も違えば、受け入れ方も当事者ごとに違います。 お医者さんの言う「治る」と当事者本人が受ける「治る」という感覚が違い、そのどちらでもない保護者はどのようにあるべきかなのか……。 そもそも病気とは何なのか。そして、治療とは……? 親として向き合う口唇口蓋裂と、当事者の治療の歩みが重なることはないかもしれません。 ですが、少しでも寄り添えるように、親子、夫婦、家族なりの答えを悩んで探して導き出していくことが大事だと感じます。 どんな病気もケガもひとりで耐えるのはつらい。 寄り添って向き合って手を添えながら、娘の口唇口蓋裂の治療が少しでも良いほうにあればいいなと思います。 1つひとつが改善につながるように、「親としてできる限りのことをしたい」その気持ちは娘を産んだときからずっと変わりません。 娘にとっても、私たちにとっても、口唇口蓋裂という病気だけが、家族の思い出のすべてではないこと。 家族でたくさん経験を乗り越え、楽しい思い出を重ね、大切にしていくことが、治療の励みに繋がっていくように思います。 それが影響しているのかわかりませんが、今のところ娘にとって口唇口蓋裂の症状や治療について大きな問題は特にないそうです。 娘のもともとの性格や環境も手伝っているのかもしれませんが、治療や手術のたびにご褒美が出ることなど明るく話しながら、今も元気に治療を続けてくれています。 多様性をうたう昨今、娘を産んだ当時よりも情報は大きく広がり、口唇口蓋裂だけではなく、いろいろな病気や個人の事情を目にして知る機会に恵まれるようになりました。 同じ病気や怪我でも1人ひとり異なることが、当たり前だと柔軟に受け入れられ、理解に繋がるように……。 私たち親子の経験が、誰かの参考に少しでもなれば幸いです。これまでお読みいただき、本当にありがとうございました。 ◆「口唇口蓋裂ちゃん、育ててます」の連載は、これで終了になります。長きに渡り、ご愛読くださった皆様、どうもありがとうございました! 2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター じぇにこ1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!
2022年10月25日妊婦健診で赤ちゃんのおしりに影が見つかったゆーとぴあさん。その後、大きい病院で詳しい検査をしてもらい、医師からは「仙尾部奇形腫(せんびぶきけいしゅ)」と伝えられました。そして、帝王切開で無事、赤ちゃんを出産。しかし、初めて赤ちゃんのおしりを見た、ゆーとぴあさんの夫さんからは、「見るんじゃなかった」 とつらい言葉が……。 赤ちゃんのおしりが…赤ちゃんの病気に関して説明を受けにいくと……。※マスクは、一部省略して描いています。 本来はしっぽがついてないものだけれど、MRIで見た腫瘍は、一体どこに?そして、おしりに何か違和感が……! やっと赤ちゃんのおしりを見ることができる、と医師のいる部屋まで歩いていったゆーとぴあさん。医師から「実際に見てもらったほうが早い」と言われ、すぐ赤ちゃんのおしりを見ることに。出産前に見た赤ちゃんのMRI画像に、しっぽのようなものが写っていたため、同様の形のものが赤ちゃんにもついていると思っていたゆーとぴあさん。しかし、なんと赤ちゃんのおしりは、しっぽはなかったものの、割れていませんでした。 ゆーとぴあさんがMRI画像で見た、赤ちゃんのしっぽらしきものはどこにいってしまったのでしょうか。予想外の出来事に思わず戸惑ってしまいますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ男の子2人を育てるママ。長男くんは仙尾部奇形腫、次男くんは発達障害児。事実を基にした子育てに関するエピソードをマンガ化し、Instagramに投稿しています。
2022年10月25日ゆーとぴあさんは、妊娠7カ月健診で赤ちゃんのおしりに影が見つかり、大きい病院で詳しい検査をすることに。検査後、赤ちゃんのMRI画像には、おしりのあたりに「しっぽ」のようなものがあり、医師からは「仙尾部奇形腫(せんびぶきけいしゅ)」と伝えられました。その後、帝王切開で無事、赤ちゃんを出産したのですが……。 赤ちゃんに会いにいくことに赤ちゃんのおしりを見た夫からは、「ショックだった」「見るもんじゃない」と言われ……。※マスクは、一部省略して描いています。 出産した翌日。みんなで赤ちゃんの顔を見に行くことに。 しかし、赤ちゃんをまだ抱けていない自分に、「本当に母親になれるのか」と不安に思うことがあって……。 赤ちゃんの体を見てショックを受けたという夫さん。一方でゆーとぴあさんは「これからいろいろな困難を乗り越えていかなきゃいけない」「ウジウジしてる暇はない」と考えていました。しかし、そんな考えとは裏腹に、赤ちゃんをまだ抱くことができていないことに母親になれるのかという悩みも出てきました。 ゆーとぴあさんは、出産後「自分が強くなったと感じた」と書かれていましたが、みなさんも、出産前と出産後で考え方が変わったな、強くなったなと感じた経験はありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ男の子2人を育てるママ。長男くんは仙尾部奇形腫、次男くんは発達障害児。事実を基にした子育てに関するエピソードをマンガ化し、Instagramに投稿しています。
2022年10月24日息子のアオちゃんの日常を描く、つぐみ屋さんの育児マンガを紹介します。アオちゃんは熱が続いたため、保育園をお休みしていました。つぐみ屋さんはリモートワークをしながら看病することに……。1人では遊ばず、ママと同じように仕事がしたいというアオちゃん。パソコンのキーボードをおもちゃ代わりにもらって、大満足、と思いきや……!? 「おちごと、ほちい」 2歳になったアオちゃん。1週間熱が続いてしまい、最後はつぐみ屋さんがリモートワークで看病することになりました。 アオちゃんは、「おちごとほちい」と言いました。アオちゃんがそう言いながら指していたのはパソコンのキーボード。 そこでつぐみ屋さんは、駄々をこね始めたアオちゃんに、スペアのキーボードを渡しました。さらに絵本を開いて立てて、画面に見立てます。 するとママと同じような環境に、目をキラキラさせて喜ぶアオちゃん! ママとアオちゃんは並んでお仕事をしました。 カタカタカタカタ……。 アオちゃんはキーボードに夢中。 ……と思ったのもつかの間、ものの1分で自分のキーボードに飽きてしまい、ママのキーボードをバババと触りました。 それは現在進行形で仕事で使用しているキーボード。とても焦ったつぐみ屋さんなのでした。 ◇◇◇このときアオちゃんは2週間保育園に通えなかったそうです。つぐみ屋さんは、2歳児が家にいるリモートワークは不可能と悟ったそう。それにしてもアオちゃん、スペアのキーボードで大満足かと思いきや、やっぱりママが触っているものを触りたいのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター つぐみ屋2020年6月生まれ、食いしん坊アオちゃんのママです。
2022年10月23日妊婦健診で赤ちゃんのおしりに影が見つかったゆーとぴあさん。検査をすると、MRI画像には、赤ちゃんのおしりのあたりに「しっぽ」のようなものが。医師からは「仙尾部奇形腫(せんびぶきけいしゅ)」と伝えられ、その後、精密な検査などを経て、帝王切開で赤ちゃんを出産しました。 出産後、父と初対面帝王切開で無事、赤ちゃんを出産。しかし、看護師にすぐNICUに連れて行かれてしまい、肝心の赤ちゃんのおしりを見ることができず……。※マスクは、一部省略して描いています。 このとき、私は、 「結局おしりはどうなってたの?」と思うばかりでした。 出産後、赤ちゃんのおしりを見られなかったことが、ずっと気にかかっていたゆーとぴあさん。赤ちゃんのおしりを見たという夫さんに聞くと、夫さんの口から出たのは「ショックだった」「見るんじゃなかった」という言葉でした。 今後一緒に赤ちゃんを育てていく夫さんに、赤ちゃんの体のことを「見るものじゃない」と言われたら、これからわが子を育てる覚悟を持ったママにとっては、とてもつらいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ男の子2人を育てるママ。長男くんは仙尾部奇形腫、次男くんは発達障害児。事実を基にした子育てに関するエピソードをマンガ化し、Instagramに投稿しています。
2022年10月23日妊娠39週のある日、わこさんはひどい腰痛や発熱などの症状があり、救急車で病院に行くことに。そして、そのまま帝王切開で出産することになり、出産。その後「腎盂腎炎(じんうじんえん)からくる敗血性ショック」と診断され、わこさんはICUに入室しました。わこさんの体は、リハビリなどを経て徐々に良くなっていき、無事退院。そして出産後初めて、娘のキキちゃんを抱くことができました。 医師から娘の病状を聞き…毎日、娘がいるNICU(新生児集中治療室)に通いました。 娘は体重が軽かったこともあり、私の退院よりさらに1週間入院することに。コロナ禍でしたが、娘が入院しているNICUは、予約をすれば1時間の面会が可能でした。 また、私が入院しているときに、娘の脳のMRI検査をすると伝えられていたのですが、その結果が医師から伝えられました。 脳の重要な部分に損傷はなく、ひとまずは安心して大丈夫とのこと。 出産のときに心拍が低下し、呼吸も止まっていたらしいので、脳に障害が残ってしまうのではないかと不安でいっぱいでしたが、ひとまずその心配はなさそうだとわかってホッとしました。 ◇◇◇ 1日1時間、娘・キキちゃんの授乳やお世話をしに病院へ訪れていたわこさん。1時間という短い時間では「母になった実感がない」と感じていたわこさんでしたが、みなさんは「私、お母さんになったんだなぁ」と感じることができたのはどんなときでしたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター わこ30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
2022年10月23日風邪症状で受診、そのまま入院となった娘さん。入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていない状況が続き……。検査をしたところ結果は異常なしとのこと、しかし娘さんのの状態はほとんど変わらないままで……。MRIの結果が出たあと、医師の監視のもとハナに水を飲ませてみることになりました。コップで飲むわけではなく、スプーンで口にほんの少し入れるだけです。といっても、ハナにとっては約1週間ぶりに口に入る物。誤嚥の可能性もあるので多少緊張しました。 水の次に口にいれるものとは…? 水を飲み込んだハナに異常がないのを確認したときは、本当にホッとしました。次は食べ物をあげてみましょう、と先生が言ったときは、お粥か何かを食べさせるのかと思いましたが、まさかの「えびせん」でびっくり。長さのある物だと、誤嚥しそうになったときにひょいっと引き抜けるからいいんです、とのことでした。 「じゃあ、医療用の、塩のあまりついてない溶けやすくて長いタイプがあるのかな?」とさらに想像したのですが、先生から大分カジュアルな感じで「売店に売っているので買ってきてください」と言われ、またずっこけました。ふ、普通のやつなんだ……! そんなわけで、子どものころからおなじみのあのお菓子を買いに、病院の売店にササッと行ってきたのでした。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年10月22日第一子の娘が2歳のときでした。家中を走り回るおてんばな時期。私がキッチンで夕飯の片付けをしていたら、リビングから物凄い音がしました。すぐにリビングに行ってみたら……!? 私の衝撃エピソードを紹介します。 血を流した娘が…今から4年前、娘が2歳のころの話です。夫は仕事でまだ帰宅していない夜の7時過ぎくらいに、娘と2人で家にいたときに起こりました。私がキッチンで片付けをしていたら、リビングから大きな音がしました。 私は急いでリビングに行くと、娘が血を流して泣きながら立っていました。辺りを見渡すと、ガラスドアの下の部分が割れていました。 娘はつまずいて転んだときに運悪くガラスドアに激突したよう。娘の顔を見たらおでこから血が出ていたのですぐに止血。その後すぐに救急車を呼びました。 慌てて救急車を呼び…10分くらいで救急車が来るとのことだったので、荷物を準備して待っていました。その間、夫に着信だけ入れ、部屋はガラスが飛び散っていたので電気はつけたままにして家を出ました。 救急車が到着しましたが、近所で夜間にやっている小児科がなく……。しばらく救急車の中で娘を抱っこしながら待っている間、気が気ではありませんでした。おでこにタオルを当てていただけだったので、「血が止まらなかったら……」と考えていましたが、救急隊の方が「血は止まってますよ」と言ってくれたので、少しホッとしました。 それから、近くで応急手当をしてくれるという病院に向かい、娘を一度診てもらいました。そのころ、夫が帰宅したようで私の携帯電話に連絡が来て、事情を説明し病院まで車で来てもらいました。そこからやはり小児科で診てもらえる病院を先生と夫に調べてもらい、連絡を入れてから行くことになりました。 うっすら残ってしまった傷あと向かった病院でレントゲンなどいろいろ調べてもらい、異常はなしとのことでしたが、おでこを5針縫うことに。その後はしばらく、通院したりおでこにテープを貼って様子を見たりしていましたが、先生から「大丈夫。もし今後、傷あとを気になるようなら相談に……」との診断をもらい、通院も終了。 今、娘のおでこにはうっすらと傷あとがあります。娘がもう少し大きくなり、傷あとを気にするようになったときは、先生に相談しようと思います。 娘が生まれる前から危険な物などは置かないようにと配慮していたけれど、やはり油断できないと思いました。それからは、ガラス部分には段ボールを重ねてガードしています。娘に傷あとをつくってしまい、「しっかり見ていれば……」と今でも後悔しています。今は2人目もいるので、より注意するように心がけようと思います。 監修/助産師 REIKO 6歳、1歳の2児の母。最近は、小説などを書いて応募しています。いつか素敵な家に家族と住みたいので、ときどきバイトに励む主婦です。
2022年10月22日何気なく利用していたSNSが原因で、まさかママ友からクレームがくるなんて思いもしませんでした。仲良くしていたママ友から責められるなんて……。考えが足りなかった私が悪いのか……。大人になって、こんなにも人に怒られることがあるなんて私は思いもしませんでした。一緒に遊んでいたときに娘が病気に娘が3歳のころ、ベビーサークルで出会ったAさんとよく遊んでいました。そのときは、某有名キャラクターが来るイベントへ、AさんとBさんと出かけました。キャラクターの踊りと音楽に合わせて体を動かす子どもたちを微笑ましく見ていると、娘の手に赤いブツブツが。よく見ると手や足に数個ブツブツがありました。 そのころ、手足口病が流行していたことから、もしかして娘は手足口病かもしれないと思った私。「ごめん、手足口病な気がするから先に帰るね」と言って私と娘は帰宅しました。その後、病院を受診すると、やはり娘は手足口病でした。 ママ友の子どもも手足口病に!?娘の手足口病は3日ほどで回復。ちょうどそのころAさんからAさんの娘さんの写真付きで「うちの娘も手にもブツブツがあるんだけど手足口病かな? どう思う?」という連絡が来ました。私は医者ではないし、写真を見て判断できるわけではありません。 しかし、タイミング的にうちの娘の病気がうつったと思って連絡をしてきたのかなと思いました。私は「ごめん、手足口病かわからないけれど、可能性は高そうだよね。病院へ行ったほうがいいと思うよ。ひどくならないといいけど」と返信をしました。 SNSを見てクレームの電話が来たその週末、私は元気になった娘と家族でお出かけをして、その様子をいつものようにSNSに投稿しました。すると、その日の夜に突然Aさんから着信が。 「自分の娘が病気をうつして私たちは出かけられない週末を過ごしているのに、どんな神経で出かけた様子をSNSにあげているの。信じられない」というすごい剣幕の連絡でした。あまりの剣幕に怖くなり、私は「ごめんね」としか言うことができずにその電話を切りました。 Aさんは交友関係が広く、お出かけすることも多いようで、SNSはいつもキラキラしていました。そのころ手足口病が流行っており、娘にブツブツが見られた時点で、もしかしてと思った私はすぐに帰宅しました。そして、手足口病が回復するまでどこにも出かけていません。もちろん、もし娘がうつしていたら申し訳ない気持ちなのですが、回復後のお出かけをSNSに投稿したことでこんなに責められるとは思いもしませんでした。 その後、Aさんは以前のように仲良くしてくれました。しかし、私はAさんが怖くなってしまいそのまま疎遠に……。今では、自分の家族はもちろん、周りに体調不良の人がいるときなどは、SNSへの投稿も控えるように気をつけています。いつも気軽に利用していたSNSですが、誰からでも見られることを再認識し、SNSの活用の仕方を見直す出来事となりました。著者:柚木 はるかワンオペ2歳差育児の幼少期を乗り切り、現在は小学生2児の母。作業療法士パートをしながら家でもできるモンテッソーリ教育を実施中。「遊び」「子育て」を中心に執筆活動もしています。
2022年10月20日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんがママたちに聞いてじぃじ・ばぁばのちょっと困った育児論について教えてくれました。時代も変化し、昔と今では育児方法が異なることも多々ありますよね。良かれと思ってやってくれているけれど……実は困っている祖父母の子育てエピソードあなたもありませんか……?育児をしている中で、祖父母のサポートはとても助かるものです。しかし、年々変化している育児でママ世代とお世話の方法が合わずに悩んでしまうこともあるかと思います。そこで今回は、祖父母がしてくれる赤ちゃんのお世話で困ってしまったことについてお話ししていきます。 アレルギーに関しての危機感が薄い!?今から50年前には日本では「アレルギー」は、ほとんどありませんでしたが、現在では3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。今のママたちは、昔に比べると食物アレルギーに対しての意識が高いといえます。食物アレルギーがあることを祖父母に伝えていても、「気にしすぎだ」、「少しなら大丈夫」などと自己判断して与えてしまったというお話を聞くことがあります。 また、知らないうちに初めて食べるものを祖父母があげていたということもあるようです。 初めて食べた食材でもアレルギー症状が出なかったなど大事には至らなかったケースもありますが、赤ちゃんが初めて食べるものはもちろん、アレルギーがある場合はその原因食物について細かく祖父母に伝えると共に、どういうアレルギー症状がでるか、お菓子や食事をあげる場合には必ず確認してほしいことなど伝えましょう。 例えば、卵であれば目には見えなくても、お菓子やパン、料理のつなぎとして入っている場合があります。成分表を確認するようにお話ししておきましょう。義両親の場合、自分で伝えづらい場合にはパパに伝えてもらったり、アレルギーについての本やサイトの紹介をしておくのも良いかもしれません。 冬の寒い日は厚着をさせないと風邪をひく!?冬の寒い時期になると、風邪をひかないようにと厚着をさせすぎてしまう祖父母が多いようです。 また、服装をみて「そんな薄着をさせて……」と注意を受けることも多いようです。 乳児は体温調整機能が未熟で、末梢循環がうまくできずに、身体が温かくても手足が冷たくなっていることがあります。室内でも手袋や靴下で末梢を温めすぎると、体温調整機能が発達しづらいといわれています。また、米国立小児保健・ヒト発育研究所(NICHD)の調査によると、「着せ過ぎ」は放熱を妨げ、小児を高体温化(うつ熱)にし、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが上がるといわれています。 実際に厚着をしている赤ちゃんが背中にびっしょり汗をかいていたり、ほっぺが真っ赤になって体温が上がりすぎている場合もあります。 また、洋服の素材が薄手であっても保温性の高いものも出てきており、見た目より温かい場合もあります。 室内でも、空調機能の向上やマンションなど機密性が高い建物では冬場でも室内では薄着で過ごすことも多くなっています。室内では、特に睡眠中の赤ちゃんに、帽子、靴下、足付きロンパース、毛布などの「着せ過ぎ」は良くないことを伝えていきましょう。 まとめ頻繁に会う祖父母でなければ、特に言いづらいということもあるかと思います。孫をかわいがってくれるおじいちゃん・おばあちゃんには感謝を伝えつつ、わが子のために必要なことはちゃんと伝えられる関係性をつくっていきたいですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年10月20日「えっ? 何て言ったの?」と、4歳の息子が何度も聞き返すようになりました。最初はマスクをしているせいかなと思っていたのですが、自宅でテレビを観ていても聞いてくるように。さすがに違和感を覚えて耳鼻科に連れて行きました。すると、診ていただいた医師から出てきた言葉にびっくり……! え、息子がまさか……。衝撃の連続だった体験を紹介します。 「何て言ったの?」と繰り返す息子新型コロナウイルス感染症が流行し始め、世間がざわざわしていた2020年初頭。4歳10カ月になった息子と保育園帰りの自転車で会話をするのが私の楽しみでした。しかし、息子が「えっ? 何て言ったの?」と聞き直すことが増えた気がするようになりました。マスクをするようになって日が浅いので、そのせいで聞こえにくいのかな、というぐらいに考えていました。 ステイホームになってからはテレビ視聴時間が圧倒的に増え、テレビを見ていても「今、何て言ったの?」と何度も何度も確認する息子にさすがに違和感を覚えるようになりました。緊急事態宣言も出たため、病院へ行くのをためらっていたのですが、あまりに聞き直しの頻度が高いので耳鼻科に連れて行くことに。 「これは聞こえてないよ」最初に連れて行ったのは、近所でも長く親しまれているご高齢の先生のところ。診ていただいたら「これは聞こえてないよ」と言われて、びっくり。診断名は「滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)」でした。鼓膜の内側に浸出液がたまっていて、鼓膜が振動できないために、聞こえが悪くなるとのこと。赤ちゃんのころに何度か急性中耳炎をしていたことや、アレルギー性鼻炎があることなどが原因でなってしまったようでした。 そこでの治療法は、鼻から空気を入れる「耳管通気療法」というものでした。先生曰く「週に3回は通院しなくてはならない。治るまでの期間はそれぞれだからわからないが、6年間通い続けている子もいる」とのこと。 あまりの労力に途方にくれましたが、このまま聞こえが悪くなってはいけないと、通院を決意。何とか時間をやりくりして通っていました。しかし、先生の治療に違和感があったこともあり、セカンドオピニオンとして近所にできた新しい耳鼻科に行ってみました。 するとここでも衝撃を受けることになるのです。 別の病院で提案されたのは…私はこのまま難聴になってしまうのか不安なことや、治療法が他にもあるのではないかという疑問を先生にぶつけたところ、「私は、鼓膜切開やチューブといった対症療法ではなく、滲出性中耳炎になった原因を探ってなくすアプローチをとります。対症療法ですと、原因が取り除かれないので繰り返すことがあります。だから、息子さんの難聴の原因である蓄膿を治さないと、耳も良くならないかと思います」と、この病院では対症療法ではなく、原因療法という方法をとることを丁寧に説明してくれました。 3カ月治療を続けた結果…!?結果、信頼を持てた後者の先生を頼りに、最初は週に3日、次第に週に1回程度の通院を3カ月程続けて完治することができました。今は、少しでも鼻水が溜まったりしたらすぐに通院することで、再発も防ぐことができています。 滲出性中耳炎から難治性の難聴になってしまうこともあると知り、不安が大きい中、信頼できる先生に出会えたことは幸いでした。また実際に週に3日の通院を続けることは非常に大変でしたが、6年かかるかもと思っていたので、3カ月程度で済んだことはありがたく感じました。 初めてセカンドオピニオンを受けたのですが、他の先生の治療法や考えを聞くことはすごく大切なことだと実感しました。そして今後も、少しでも聞こえに違和感があるときは、早めに耳鼻科に行くようにしたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 関連記事:「え?わたしが!?」中耳炎かと思いきや、ストレスで突発性難聴に… #67 関連記事:鼻水をふき取るだけでは危険!?子どもが中耳炎に…。わが家で見直した鼻水対策【体験談】 10歳女児、7歳男児の2児の母。現在は会社員をしながら、恋愛や育児に関する記事を執筆中。「自分に甘く、子どもにも甘い」そんな自分を戒めながら日々生活しています。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2022年10月19日今回は口腔外科の診察に行ったときのお話です。先生が「小学校に上がった後、手術が必要ですね」と言うと、くぴこちゃんの口からは「また手術するの?嫌だな……」と本音が飛び出してしまって……!?「また手術するの?」娘が本音を言い始めて…生まれてすぐから毎月のように通っていた口腔外科。 口唇手術、口蓋裂手術、修正手術と経て口腔外科に通う頻度も変わり、6歳になってからは診察も3カ月1回になりました。 矯正歯科で作られたフェイスマスクをつけるようになって1年。 上の顎も下の顎も同じくらいの位置になり、やや受け口気味だった歯並びが整ってきました。 この1年娘が慣れない矯正器具をしっかりつけて、改善に努めている姿勢を先生はとても褒めてくれました。 しかし……。 レントゲンでみると、娘の上顎左側の部分の骨の一部が欠損しているのが、ハッキリとわかり、小学校にあがったあとに骨移植の手術は避けられない。 レントゲンを元に説明する先生の言葉を聞いて、娘が思わず「手術はもう嫌だ」と落ち込みます。 すると先生は娘の目線に合わせてこう言いました。 先生は「半分は嫌で、半分が楽しみみたいな感じだから、それを聞くとワクワクしない?」と冗談めいて話すと、娘も「手術はワクワクしないよ!」と突っ込みを入れてさきほどの空気ががらりと和やかになり2人は談笑します。 娘の目線に合わせて説明する先生の様子からこれまで私たち保護者主体で動いてきたことが、当事者の娘も含めた治療へと進みだしたことを感じました。そして、先生は改めて私たち夫婦に目を向けてこう続けました。 口唇口蓋裂治療のために、今までも何度も乗り越えてきた手術。 次の手術は、より難しく、娘にとっても家族にとっても乗り越える課題が多く、そしてその後もまだまだ治療は続いていく……とのことでした。 今後自覚をもって治療に向かわなくてはならない娘に待ち構えている試練を親としてどう支え向き合うべきか、その不安と心配な気持ちはずっと拭えません。しかし「乗り越えることが多いかもしれないけど、前向きなこともある」という言葉には小さな希望を感じて、とても勇気づけられました。 2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター じぇにこ1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!
2022年10月18日乳児湿疹が酷かった娘は生後1カ月から皮膚科に通い、しっかりと薬を塗り、毎日欠かさずに保湿をしていました。そのためか、生後6カ月ごろには「赤ちゃん、肌が白いね!」と言われることも。そんな娘の肌が、いつの間にか黄色くなっていてびっくり! その原因はママである私にありました……。肌が黄色い? 日焼けかな?最初に娘の肌が黄色く感じたのは生後11カ月のころでした。その時季は真夏。手を持ってあげるとヨチヨチと歩けるようになった娘はおでかけが大好きで、毎日2回は公園に行き、暇さえあれば街中に猫を探しにお散歩。 さらにお昼寝はベビーカーで散歩しながらでないとできなかったため、1日のほとんどを外で過ごしていました。なんとなく娘の肌が黄色い気はしたものの、毎日の長時間の外出から単純に日焼けしたのだと思っていたのです。 ママ友に言われたひと言で病院へ娘が1歳になったころ、いつも通り公園へ行くと、しばらく会っていなかったママ友がいました。私が「暑いね〜! 日焼け止め塗っても汗で流れて焼けちゃうよね!」と話すと、ママ友に「うちも焼けて真っ黒! ○○ちゃんは……黄色いね?」と言われ、ドキッ! やっぱり娘の肌は黄色いんだとようやく認識した私は、翌日かかりつけの小児科に娘を連れて行き、娘は尿検査をすることになりました。 肌が黄色くなった驚きの原因黄疸だったらどうしよう? 尿検査ってことは、腎臓の病気? もっと早くに病院に行けばよかった……と、とても後悔しました。そして、ドキドキしながら聞いた結果は……なんと、にんじんとかぼちゃの食べ過ぎだったのです! 生後9カ月ごろから離乳食で手づかみ食べを始めていた娘は、にんじんスティックとかぼちゃのお焼きが大好きでした。 娘が喜んで食べてくれるので、私は毎日のように娘に与えており、その結果、にんじんやかぼちゃに含まれるベータカロテンという野菜の色素が娘の肌を黄色くしたのでした。 娘の肌が黄色くなった原因がわかってから、にんじんとかぼちゃを食べる頻度を週に1回ほどに減らしました。その結果、約3カ月後には娘の肌は一般的な肌の色に。まさか私がにんじんとかぼちゃを食べさせすぎたことが原因で娘の肌が黄色くなったとは思わず、とても驚きました。野菜だからたくさん食べても大丈夫だと勘違いしていましたが、何事にも限度があることを学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2022年10月17日コロナ禍になる前、私は第1子となる息子を出産しました。初めての育児はわからないことばかりで、てんやわんやの日々。息子は寝つきが悪く、夜泣きも多かったため私は毎日寝不足でした。それでもかわいいわが子のために私は育児に奮闘していました。そんななか、ある日息子と私は体調を崩してしまって……。転職したばかりの夫は頼りにならない当時、わが家は私と夫と息子の3人家族。お互いの実家は遠方であったため頼れません。さらに夫は転職をしたばかりだったこともあり、新しい仕事や職場に慣れることに一生懸命で、なかなか積極的に育児に関わろうとしてくれませんでした。 また、夫は休日も私と息子をほったらかしにして遊びに行ってしまうことも多々ありました。そんな夫に対して私は、転職したばかりで大変なのかもしれないし、言い争いをして傷つくぐらいなら自分ひとりで育児も家事もやってしまったほうがいいと思うようになりました。 母子ともに体調不良! ワンオペ育児の限界……自らワンオペ育児を選んでしまった私ですが、ひとりではどうしようもない出来事が起きました。生後6カ月の息子がインフルエンザにかかり発熱、薬を飲んでも泣き止まないため、私は付きっ切りで看病しました。 しかし翌日には私も発熱、息子はまだ完治していません。ついに私は夫に「今日は仕事から早く帰って来てほしい」と伝えました。しかし、夫から「今日は毎週恒例の上司との飲み会があるから難しい」と信じられない返事をされました。 その飲み会は家族よりも大切なの?夫によると、この毎週恒例の飲み会によって次の赴任地が変わってくる、言わば出世に関わる大事な飲み会で、絶対に欠席はできないと言うのです。私は夫のその発言に呆れて物も言えませんでした。 この飲み会は先週もあったし、きっと来週もその次もあります。その飲み会と苦しんでいる家族、どちらが大切なのか、私は夫に問いました。夫はきちんと返事をしないまま出社をして飲み会に行き、深夜に帰宅。私は怒り心頭でしたが、私も息子も薬が効いて体調は回復傾向にあったのが幸いでした。 その後、私は飲み会を優先したにもかかわらず謝罪もない夫に怒りを爆発させましたが、夫は反省していない様子。そんな夫が変わったのは約1年半後、第2子である娘が生まれてからです。私ひとりではどうにもならないことがようやくわかったようでした。自らワンオペ育児を選んでしまった私にも否がありますが、今ではとても頼りになる夫も、この出来事だけはどうしても許すことができません。 著者:都 うめこ5歳男児と3歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
2022年10月16日風邪症状で受診、そのまま入院となった娘さん。入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていない状況が続き……。再びハナの精密検査がおこなわれることになりました。「ロタウイルスが原因の脳症の場合、小脳にダメージを受けることが多い」と医師から説明を受けきたのですが…… 精密検査の結果は… MRIでの検査の結果は異常なし。小脳にもダメージがなかったと聞き、ホッとしました。しかしハナの状態はほとんど変わらないまま。「どうしたら良くなるんですか?」と聞くと、「見守るしかない」との回答。なんとかしてあげたい気持ちをグッと抑えて、そばにいることしかできませんでした。 検査結果を受けてか、ハナへの投薬が減らされ、数日ぶりに右手が自由になりました。これでお絵描きしたり、本のページを自分でめくったりと、できることが増えるかもなあと喜んだのですが、同時に右手の攻撃力もアップ。ずっとベッドにいて食事もできずイライラすることが増えた娘は、何かと私にだけ当たってくるようになりました。叩かれても強く叱るわけにもいかず、泣き喚く娘をなだめ続けるのは、なかなか大変でした……。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年10月16日肌の乾燥がひどく、生後間もなくから保湿剤を使っていた娘。保湿の効果で乾燥肌は落ち着いているように見えていました。しかし娘が生後3カ月のころに起きた事件をきっかけに、ある部位のひどい乾燥が明らかに……! 娘に痛い思いをさせてしまった私の失敗談です。乾燥肌は落ち着いている様子だけど…娘は乾燥肌で、肌が粉を吹いたりかゆくなったりしやすい体質。生後まもなくから小児科で保湿剤を処方されていました。私も乾燥肌なので、かゆいのが嫌な気持ちは痛いほどわかります。 毎晩毎朝、首の下やしわの中まで入念に保湿していました。その成果か娘の肌を観察しても目に見えて乾燥している様子はなく、「十分保湿できているんだな」とほっとしていました。 ある朝、娘の布団が血だらけに!娘が生後3カ月のある日の朝のこと、私が目を覚ますと、なんと娘の布団が血だらけに! 「けがをしたのかな」と慌てて確認すると、なぜか娘の耳たぶがぱっくり切れて、なんとも痛そうな状態だったのです。 このときは「娘の爪が引っ掛かって切れたのかな?」と思っていました。血は固まっていたものの、なかなか絆創膏を貼りづらい位置でしたし、傷が結構深かったので、念のため病院で診てもらうことにしました。 耳切れの原因は、なんと乾燥!病院の先生は傷を確認して、「あー、これは痛そうだね。原因は乾燥。お母さん、耳も保湿しなきゃだめだよ!」とおっしゃいました。これを聞いて「え! 耳まで保湿が必要なんですか!」と驚いた私! 自分のスキンケアでも耳までは保湿しないので、耳を保湿する必要があるなんて思いもしなかったのです。 それからは反省し、耳までしっかりと保湿するようになりました。しかし娘はかゆいのか、治りかけたかさぶたをかき壊してしまうこともしばしば。何度も爪や顔を血だらけにしてしまう娘の姿に、本当に胸が痛みました。とことん保湿を続けて1週間ほど経ったころ、ようやく耳の傷は良くなったのでした。 しっかりと娘に保湿をしているつもりでしたが、耳まで保湿が必要だとは盲点でした。知っていたら娘に痛い思いをさせずに済んだのに……。娘よ、あのときはごめんね。肌の状態チェックも振り返ってみると甘かったのだと思います。赤ちゃんは自分でかゆい、痛いと訴えられない分、大人が体の隅々までしっかりチェックしなければいけないなと反省した出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2022年10月15日夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
ドイツDE親バカ絵日記