「配慮できない」と言われた小学校から特別支援学級のある学校へ転校した息子Upload By ユーザー体験談現在6歳(小1)の息子がいます。4歳でASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)と診断を受けました。不安感が強く嫌なことばかり思い出してしまい、癇癪やこだわりも強い傾向があります。居住地域には自閉症・情緒障害特別支援学級がなかったため小学校は通常学級へ入学したのですが、学校からは「ほかの子と違う対応をすることは特別扱いだからできない」「配慮はできない」といわれ、息子は毎日先生方から怒られるばかりの日々に。学校へ対する不安が大きくなり、このままではダメだと、1年生の2学期から自閉症・情緒障害特別支援学級のある学校へ転校しました。大きな決断でしたので不安もありましたが、ここで転機が訪れたのです。新しい学校で出会った担任の先生新しい学校ではまず体験入学をしました。ここでは、特別支援学級の担任の先生が見てくださいました。「こだわりも強いけど、切り替えもできますね」「これからいろいろ問題は出てくると思いますが、大丈夫ですよ」と先生は力強く言ってくれました。当時、私は前の学校からさまざまな指摘を受けたことで滅入っていました。(受け入れてもらえるところに転校するしかないけれど、この子は変われないかもしれない……)と思っていたので、特別支援学級の先生に「この子は大丈夫」と言ってもらえた事が本当に嬉しかったのを覚えています。そして先生は、発達障害のある子どもにとても理解があり、愛情を持って根気よく接してくれました。Upload By ユーザー体験談息子の困った行動に先生は……転入後も息子の困った行動はみられました。授業中何度も立ち歩いてしまう、ダメだと言われていることも、どうしても気になってやってしまう(触らないで、入らないでと言われていることをしてしまう)、癇癪を起こして関係ないお友達を叩いてしまう、棒を振り回してしまい、お友達に当たってしまった……。そんなとき先生は、優しいだけでなく、ダメなことはダメだとはっきり伝えてくれます。そのあとは「本当は分かってるんだよね」「大丈夫」「できるよ」など安心できるような声かけをしてくれました。息子は「一番」に対してこだわりがあり、授業中の発表順や並び順などたびたび一番ではない事に癇癪を起こしていました。先生は一番にこだわって息子が癇癪を起こしそうになっていた時、「大丈夫、大丈夫、待てるよ」と言いながら息子を抱きしめて、一緒に順番が来るのを待ってくれました。順番まで待てたら、すかさず「ほら、待てたでしょ。できるんだよ!」と言って褒めてくれました。Upload By ユーザー体験談息子は幼稚園でも同じ理由で転園した事がありました。今回の転校もかなりショックだったと思います。「自分はみんなと同じように学校に通えなかった」という劣等感を抱いているようでした。転校した当初は、学校には行きたいけれど校門を入ると不安が押し寄せて癇癪を起こしたりしていました。ですが、すぐに「行きたくない」という事はなくなり、今では校門で「行ってきます!」と元気に登校していく姿を見送っています。家では学校での事を「楽しかった」「またやりたい」など笑顔で話をしてくれることも多くなりました。幼稚園から今まで、つらいことが多かった子育ての中で、子どもの様子にこんなに良い変化が見られたのは初めてでした。Upload By ユーザー体験談毎日笑顔が増えていく!思い切って転校を選択してよかった毎日笑顔が増えました。毎日何度も起こしていた癇癪は今は起こすこともなく、思い通りにいかない時に泣く事もあるものの、切り替えがとても上手になりました。弟がいるのですが弟に対して優しくなり、こだわりのある勝負事で負けたときも、負けを認めて「楽しかったー!」と終わりにできたり、弟に「上手だね、強いね」など褒める様子もみられるようになりました。まだ先は長いですが、思い切って転校を選択してよかったと心から思っています。先生は、優しいだけでなく厳しい面もありますが、いつも笑顔で、何があっても全力で受け止めてくれます。指導は厳しいけれど愛情たっぷりなのが息子にも伝わっている様子で、息子にも、親にも安心感を与えてくれます。今はまだ目の前にある問題と向き合って一つずつ解決していけるように模索しているところです。転校により良い変化が見られているので、このまま息子と私も成長していけたらいいなと思います。イラスト/吉田いらこエピソード提供/AAA(監修:鈴木先生より)お子さんにとってつらい環境から早く転校ができて良かったです。どんなに遠くても理解ある先生のいる学校がいいですよね。これは学校だけでなく医療や、美容院や塾などでも同じです。学校によって教育環境の差がなくなるように、本来は自治体や教育委員会が医療と連携して定期的な勉強会や会議が必要なのですが、現状はなかなか難しいようです。個人でいろいろな講演会を聴いて勉強している先生がいる学校では障がい児に対する「配慮」ができていると感じています。大事なのは教員の数ではなく、障がい児に対する知識の深さ&経験(センス)で、子どもの行動は教育環境にも左右されるため、いい環境に出合えることが重要です。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年02月01日子どもが幼稚園のときのこと。先生とお話しするのが大好きな娘はよく幼稚園で色んなことを話していたらしいのです。 そんなこと言ったの!?ある日、娘が「あんまりママにきつく言ったらダメなの。えーんえーんって泣いちゃうからって先生言ったの」と言い出し、びっくり。そのころ私は夫婦喧嘩をして、よく陰で泣いており、そのことを娘は知っていたようです。先生に「怒られてよく泣いてる人」と思われたかなと思い、とても恥ずかしかったです。 その後「ママやパパのことは恥ずかしいから幼稚園で言わないでね」と娘に話しました。子どもは家で起きた事をよく理解しており、よく見ているので気をつけなければと反省しました。 作画/きょこ著者:竹之内蘭子1児の母。家事と育児をしながら記事執筆を行う。
2024年01月31日息子が3歳になり、幼稚園に入園。息子は言葉が遅く、私は発達について心配だったので担任の先生に相談しました。すると返ってきた先生のなにげない言葉に私は傷ついてしまったのです――。 言葉が遅め? 先生に相談すると…息子は1歳半ごろから車が大好きです。そんな車好きな息子のために、ショッピングモールに併設されているディーラーによく通っていました。また、すぐに車種を覚える息子を、私たち夫婦はなんとなく誇らしく思っていました。 幼稚園に入園して数カ月、息子は集団行動が苦手で、コミュニケーション力もまだ乏しかったため、自分の要求だけを伝えていた様子。ある日、息子を迎えに行ったとき担任の先生が様子を伝えてくれたので、家ではたくさん話すけれど、人より遅い気がして発達面で心配だと打ち明けました。 すると、先生は……。 「車に詳しくて変わったお子さんですよね。うちの息子も変わってて……」と言ったのです。集団行動がなかなか身についていないことについては悩んでいたのですが、車に詳しいことを「変わっている」と言われてしまい、なにげないひと言に傷つきました。 半年後息子が入園して半年後。人見知りも少なくなり、会話を楽しめるようになりました。幼稚園での様子に変化があったのか気になり、担任の先生に聞くと、「車に詳しくて本当に賢いですね」と言われました。 詳しく聞いてみると、集団行動が身につき手のかからない子になっていたとのこと。息子の成長はうれしかったですが、“手のかからない子”になると、車に詳しいことが「変わっている」から「賢い」になることに疑問を感じました。 何気ないひと言で先生に悪気はないと思いますが、息子の発達に悩む私にとって、「変わっている」という言葉は傷つくものでした。先生から見て集団行動が苦手だったところも含め、「変わっている」という判断であったとしても、言葉選びに気をつけてほしかったなと思います。私自身、ママ友と話したりするときは、なにげないひと言で相手を傷つけたりしなよう言葉に気を付けようと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:宮﨑るか
2024年01月31日東京都放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報2023年12月1日にオープンしたunico八王子は、「脳科学×コーチング」をテーマとしたアクティブラーニングを取り入れたレッスンを行っています。unicoでは「ちがい」と「おなじ」をどちらも大切にしたいという想いをモットーに、お子さん一人ひとりが持つ「育つ力」を引き出すことを大切にしています。「子どもたちが楽しめる場所」「子どもたちが安心する場所」そして、「子どもたちが育つ場所」を目指しています。⻑時間の集団支援だからこそ得られる体験やワークショップも充実している施設です。東京都の放課後等デイサービスをもっとみる東京都児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス信濃町教室は、JR総武線「信濃町駅」、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」より徒歩8分の場所にある教室です。すべてのお子さんがもつ「無限の可能性」と「やった!できた!楽しかった!」と思える支援を大切に日々のレッスンを実施。お子さんが「今日、コぺルプラスに来てよかった」と思えること、そして、保護者の方にとっても安心できる場所になれるような教室づくりに力を注いでいるそうです。楽しく遊ぶ中から学び、できることを増やし、お子さんが園や学校、家庭で自分らしく過ごしてしていくためのスキルを身につけられるようにサポートしています。東京都の児童発達支援をもっとみる神奈川県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報コぺルプラスジュニア稲田堤教室は、「できないこと」にアプローチするのではなく「できること」を増やしていくことを大切に考えている教室です。また、勉強という枠にとらわれず、日常生活に大切な「気づき」や「思考」にもアプローチした発達支援を実施。レッスンの中で、お子さん自身が持つ能力を楽しみながら最大限に発揮できるようなレッスンの提供を目指しています。お子さんと保護者の方が笑顔を増えるように、そして「また、コペルに来たい!」という声を聞くことができるように、ご家族にも寄り添いながら、共にお子さんの成長をサポートしています。Upload By 発達ナビ施設情報ふらっぷすは2024年2月にオープンする課後等デイサービスです。お子さんとその保護者の方の心配事、悩み事など些細なことでもヒアリングし、個別支援計画を作成してくれます。日常生活で必要な挨拶、礼儀、姿勢など自立につながることから少しずつ「できた!」という気持ちを大事にし、意欲的に取り組める支援を提供。プレオープンは2024年1月から。見学や体験はすでに受け入れ可能とのことです。保育士や児童指導員、介護福祉士など経験豊富なスタッフが迎えてくれます。神奈川県の放課後等デイサービスをもっとみる神奈川県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス稲田堤教室は、川崎市の方はもちろん、調布、府中、稲城にお住いの方も通うことができる児童発達支援施設です。お子さん一人ひとりの発達の過程に寄り添い、個別または小集団のレッスンを提供。楽しく遊びながらできることを増やし、園や学校、家庭で自分らしく過ごしていくためのスキルを身につけられるようにサポートをしています。また、お子さんや保護者さんの要望や困り事にしっかりと耳を傾け「個別支援計画」を作成。 教室の隣には小学生向けのコペルジュニア稲田堤教室もあり、年長から就学への移行もスムーズに行うことができるのも特徴です。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス宮前菅生教室は、2023年7月にオープンした教室です。言葉の遅れや行動に落ち着きがない、集団行動がむずかしい、癇癪、こだわり……など、発達特性や困り事はお子さんによってさまざま。診断名がなくても、お子さん本人や周囲が生活するうえで困難を感じている例もあるのではないでしょうか。コペルプラス宮前菅生では、目の前にいるお子さんの状態を理解し、起こっている困難に対し何ができるのかを第一に考えることを大切にしているそう。そして、豊かな発達の途上にあるお子さんと保護者の方をあたたかくサポートする教室です。Upload By 発達ナビ施設情報2024年2月にオープンするふらっぷすでは、お子さん一人ひとりの個性に合わせ、自立支援、対人関係支援、運動能力向上、社会適応能力の向上などを目指して、個別、集団の支援を提供。児童発達支援管理責任者、保育士、児童指導員、介護福祉士などのさまざまな分野の専門スタッフが、お子さんたちの日常生活がより良いものとなるよう将来を見据えた支援を行い、お子さん自身、また、保護者の方の不安にも寄り添い、支えになることを目指しています。そして、失敗や成功する体験を共にしながら、お子さんたちの自信へとつなげていくことに力を注ぎたいと考えている施設です。神奈川県の児童発達支援をもっとみる埼玉県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報東武スカイツリーライン「草加」駅西口より徒歩3分とアクセスしやすい場所に位置するコペルプラス草加教室。レッスンでは、苦手な部分をフォローするのはもちろん、お子さんのできるところにスポットを当てていきます。スタッフたちがたくさんの笑顔で褒めることにより、自己肯定感を育みお子さんの可能性を引き出していきます。実際の教室の雰囲気やレッスンの様子が気になる方は、体験レッスンへお申込みされてみてはいかがでしょうか。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス飯能教室は、西武鉄道池袋線 「飯能」駅 北口より徒歩3分の立地にあり、公共交通機関でも通所しやすい場所にあります。駐車場も完備されており、車での通所も可能。「子どもの可能性は無限大」をモットーに、お子さんの持つ力を最大限に発揮できる支援を常に目指しているそう。「楽しいあそび」を通して、「できた!」「やったー!」という自信につなげていくことを大切に、お子さんの発達過程の姿に寄り添い、個別または小集団のレッスンを提供している教室です。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラスせんげん台教室では、保育士や児童指導員などの資格を持ったスタッフたちがお子さん一人ひとりの可能性を引き出す支援を提供しています。楽しみながら挑戦をすることで、「できた!」「やりたい!」の気持ちを引き出し、お子さんの「できないことをなくす」のではなく「できることを伸ばす」ことを大切にしています。発達のことや子育てのことなど、些細なことでも相談しやすい環境を整え、「お子さんの成長の瞬間を一緒に感じ、喜び合える」そのようなスタッフがいる教室です。Upload By 発達ナビ施設情報JR高崎線「宮原駅」から徒歩3分、アクセスのよい場所に位置するコペルプラス宮原教室では、お子さんや保護者の方が安心して通える教室づくりを目指して、一人ひとりに合わせた「楽しいショーのようなレッスン」を提供。また、個別クラスだけではなくソーシャルレッスンクラスで集団でのレッスンも実施。園や学校、そして家庭でも、お子さんが自分らしく過ごしていくためのスキルを身につけることを目指しています。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス川口領家教室は「できないことをなくす」のではなく「できることを伸ばす」ことで、自分の個性を認め、お子さん自身が自分の個性を認め、何事にも前向きに取り組めるようになることを目指しています。無料体験レッスンでは30分間実際の支援を受けることで、教室の雰囲気を感じられ、お子さんが楽しく通い続けられるかどうか、また保護者の方も安心してお子さんを預けられるかどうかを確認することができます。専用駐車場もあり、小さなお子さんも通いやすい環境が整えられています。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラスさいたま見沼教室では、お子さん一人ひとりに合わせた支援を大切にしています。そして、瞳が輝くような楽しい支援を通して、お子さんが自発的に取り組み、自ら能力を発揮していく姿をサポート。「できないことをなくす」のではなく「できることを伸ばす」ことで、お子さん自身が自分の個性を認め、何事にも前向きに取り組めるようになることを目指しています。同教室では、無料体験レッスンの随時受付に加え、無料の子育てサロンを毎週水曜・土曜日に開催。駐車場も2台分用意されているので、車での通所も可能です。埼玉県の児童発達支援をもっとみる千葉県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報わくわくクラブは、JR常磐線、武蔵野線「新松戸駅」、流鉄流山線「幸谷駅」より徒歩3分の場所にあります。スタッフは、子どもたちの課題や苦手なことをいかに楽しくできるかを工夫しプログラムを設定。そして、子どもたちの個性を大切に、さまざまなカリキュラムや遊びを通じて、「できた!」という成功体験を積み重ねていけるようにサポート。また、時間を使った気持ちの切り替え方や、自由遊びの中でのやり取りを大切にし、お子さんがありのままの自分を認めながら、成長していけるような支援を行っています。千葉県の放課後等デイサービスをもっとみる千葉県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス千葉中央教室は、千葉都市モノレール「 葭川公園」駅 徒歩5分、JR総武線 「千葉」駅、京成千葉線・京成千原線 「千葉中央」駅 徒歩10分の立地にあり、公共交通機関でアクセスがしやすい場所にある教室です。日々のレッスンでは、「笑顔あふれる発達支援」を心がけ、さまざまな着目点からのアプローチを実施。「できないことをなくす」のではなく「できることを伸ばす」ことに注力。お子さんが自分の個性を認め、何事にも前向きに取り組める姿を目指してサポートしています。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス柏たなか教室は、つくばエクスプレス 「柏たなか」駅より徒歩3分と、公共交通機関で通所しやすい場所にある教室です。「できないことに対する訓練」ではなく、できないことの背景に存在する「課題」に焦点をあて、お子さんの能力を引き出すための発達支援を実施。2000種類以上の、さまざまな感覚や物事をとらえる力を育てるための多種多様な教材を通じ、お子さんの集中力を高め、豊かな学びの環境を届けています。まった、保護者の方はレッスンの様子をマジックミラー越しに見ることができ、お子さんの表情や成長の瞬間を感じることできます。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス柏松葉町教室は、「けやき通り」という緑が豊かな通りに位置し、室内も広々としたとても開放感のある教室です。「柏の葉キャンパス駅」と「北柏駅」から同教室方面へ向かうバスもあり、教室から徒歩5分圏内に駐車場も用意されています。笑顔が絶えないアットホームな雰囲気の中、お子さまが自分らしくのびのびと成長し、楽しく学べるレッスンを提供。また、お子さんが自分自身を表現し、自己肯定感を高めるためのプログラムも充実しているそうです。千葉県の児童発達支援をもっとみる栃木県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報「みんなちがって、みんないい」。それぞれの「ちがい」を認め、受け入れ、互いに助けあうことのできる社会を創りだしたいと考えるブロッサムジュニア下永田教室では、発達支援を通して自尊感情を高め、お子さんが自信をもって社会へと飛び出していけるようにお手伝いをしています。そして、お子さんの個性を丸ごと受け止め、それを伸ばしながら、新しいスキルも身に付けられるように一人ひとりに合わせた多様な支援プログラムを用意しサポートしています。栃木県の放課後等デイサービスをもっとみる茨城県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報「つたえるってたのしい、つたわるってうれしい」をコンセプトに、コミュニケーション支援に力を入れている施設です。アートプログラムも充実しており、さまざまなアートの技法を取り入れながらお子さんに豊かな経験を提供しています。また、臨床美術士によるアートセラピー、理学療法士が作成した特別支援計画に基づく発達支援も実施。送迎も用意され、未就学児にも対応しています。保育園や幼稚園へのお迎えも可能です。茨城県の児童発達支援をもっとみる愛知県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報就学に必要な基礎知識や生活習慣をレッスンするコペルプラス上前津教室は、地下鉄「上前津駅」から徒歩3分の通いやすい場所にある教室です。スタッフは児童指導員の資格とさまざまな経験を持ち、お子さん一人ひとりの個性を尊重する支援をしています。また、お子さんだけでなく保護者の方にも寄り添い、サポートを行ってくれるので、たくさんの喜びを分かち合いながら、お子さんの成長を見守ることができます。無料体験レッスンでお子さんの瞳が輝く瞬間を実際に見届けてはいかがでしょうか。Upload By 発達ナビ施設情報「ストリート」という施設名には「子どもたちが前に進むための“道”になりたい」という思いが込められています。日々のレッスンでは、お子さんにとっての「よいこと」を見つけ、「できる」を引き出し、「できた」ことへの達成感を獲得できるようにサポート。ABAを用いたレッスンを中心に、個別支援と、ダンスや音楽等の集団支援を組み合わせたレッスンを行い、保護者の方はその様子を見守ることができるようになっています。長年の経験を持つスタッフが、個別と集団を組み合わせた支援で、お子さんや保護者の方の困り事に誠心誠意対応できるように努めています。愛知県の児童発達支援をもっとみる静岡県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス藤枝教室は、JR東海道本線「藤枝駅」南口から徒歩3分の場所に位置しています。コペルプラス藤枝教室では、お子さんの瞳が輝くような楽しいレッスンを通して、お子さんが自発的に取り組み、自ら能力を発揮していく姿をサポートしています。スタッフは保育士や幼稚園教諭、特別支援学校教諭をはじめ、精神保健福祉士や児童指導員など全員が有資格者で、お子さんの発達に関するさまざまな知識を有しています。2000種類以上のオリジナル教材は、ゲームや製作などもあり、お子さんが楽しみながら取り組めるように工夫されています。楽しいレッスンの中でできることを増やし、園や学校、家庭で自分らしく過ごしてしていくための必要なスキルを身につけることを目指しています。静岡県の児童発達支援をもっとみる新潟県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス長岡教室は、JR信越本線「長岡」駅大手口より徒歩9分の場所にあり、駐車場は関東町パーキングに3台分用意されています。フラッシュカードや百玉そろばん等、さまざまな教材を使ったレッスンは、お子さんの興味や関心を引き出しながら、スタッフもお子さんの気持ちに寄り添い、共に楽しむことを大切にしているそうです。お子さんのあるがままの個性を尊重し、一人ひとりの力を伸ばす支援を目指している教室です。新潟県の児童発達支援をもっとみる大阪府児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス箕面粟生外院教室はマンションの1階部分が教室となっており、敷地内に専用の駐車場が2台用意されているため車での通所も可能です。さまざまな感覚や物事をとらえる力を育てるための多種多様な2000種類の教材を通じ、お子さんの集中力を高め、豊かな学びを届けています。1回60分のレッスン時間で、25~30個程度の課題に取り組むのだとか。同教室では、個別支援を中心に、2~6名の小集団レッスンや、毎回異なる運動支援も実施。また、全ての部屋にマジックミラーが設置され、保護者の方はお子さんがレッスンを受ける様子を見守ることができます。大阪府の児童発達支援をもっとみる京都府児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報JR「丹波口駅」から徒歩10分の場所にあるコペルプラス京都中堂寺教室は、「楽しい!」と感じられる時間の中から、「できた!やりたい!」という気持ちを引き出すことを大切にする教室です。「常にお子さんの成長をサポートできる存在でありたい」という考えのもと、明るく優しいスタッフたちが、お子さんに寄り添い、何事にも前向きに取り組めるように導きます。また、保護者の方は、マジックミラー越しにレッスンに取り組むお子さんの姿を見ることができ、成長の瞬間を感じることができる工夫が取り入れられています。京都府の児童発達支援をもっとみる兵庫県児童発達支援Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス塚口教室は、JR福知山線 「塚口」駅より徒歩8分の場所にある教室です。たくさんの教材を取り入れた遊びを通して、お子さんの「できた!」の積み重ねを大切にしています。「コペルはいつ?」「コペルに行くのが楽しい!」「コペルにまた行きたい!」とお子さんが思えるような支援を心掛けているそうです。スタッフは全員が児童指導員の資格を持ち、お子さんの発達に関するさまざまな知識を備え、お子さん一人ひとりの成長や自己肯定感の育成を全力でサポートしています。Upload By 発達ナビ施設情報コペルプラス明石教室は、JR「明石」駅、山陽電鉄 「山陽明石」駅より徒歩5分とアクセスのしやすい場所にあります。お子さんの発達に合わせた2000種類の豊富なオリジナル教材を用いて、「できた!」という達成感を大切にした楽しいレッスンを行っているそうです。また、知育だけでなく徳育も大切にし、お子さんの心の成長もサポート。保護者の方の不安や疑問にも寄り添い、共にお子さんにとって、よりよい未来を見つけられるようスタッフ一丸となって取り組んでいる教室です。兵庫県の児童発達支援をもっとみる「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、Webからもお問い合わせが可能です。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができますよ。
2024年01月30日私の家族は犬が大好きで、2匹のゴールデンレトリーバー・プディとフランと一緒に暮らしています。先日、プディが3匹の子犬を出産! かわいい子犬が家族の仲間入りしました。プディ・フランと一緒に子犬たちの成長を見守りたかったのですが、さすがに3匹とも家族として受け入れることはできません。1匹だけ残して、2匹は友人にお譲りすることになったのですがーー。かわいがるから頂戴!子犬たちはすくすく成長し、ついに受け入れ先の家庭へのお渡し日が近づいてきたある日。幼稚園のママ友・アヤナさんが子犬を見たいと娘のノアちゃんと一緒に遊びに来ました。ノアちゃんは、娘が事前に注意すべき点を伝えていたからなのか、抱き方も声のかけ方もバッチリ! しかし、ママのアヤナさんは「ぎゃああああ!かわいいいいい!やばいいい!」と、突然大声を出します。ワンちゃんの聴覚は人間の数倍とも言われているので、近くで叫ぶと驚いてしまいます。注意をしてもお構いなし! 「うちもペット欲しいな〜! こんなにかわいい子犬なら大歓迎だわ! かわいがるから頂戴!」と言ってきました。 命を預けるということアヤナさんの態度は子犬を前に思わずテンションが上がってしまっただけで、いざ家族として迎えたときには、正しい対応をしてくれるはず……。そう思っても、命を預けるというのは、簡単な話ではありません。 その場で結論を出せず、後日アヤナさんのご主人も交えて話し合いをすることにしました。すると、アヤナさんのご主人はとても犬に詳しく、受け入れ準備も完璧。これなら任せられると思い、残りの1匹をお譲りすることにしたのです。幼稚園のうちは、娘を通して子犬の様子を聞いていたものの、娘とノアちゃんは別々の小学校に進学します。卒業以来疎遠になってしまい、子犬の近況はわからなくなってしまいました。 そのころ、私は動物病院で事務のパートを始めていたのですが、ある日すっかり成長したプディとフランの子犬を連れて、アヤナさんがやってきたのです。 無責任な言い分久しぶりの子犬との再会でしたが、アヤナさんはなぜか怒っていてそれどころではありません。アヤナさんは「こんなに大きくなるなんて聞いてない! だから、この子やっぱり返す! 映えない犬なんてかわいくないもん!」と吐き捨てて、帰っていきました。 あまりの事態にフリーズしてしまった私。冷静に考えると、あのしっかり者のご主人がこんな勝手な行動を許すのかと疑問が残ります。 お譲りするときに聞いていた連絡先に電話をかけると、ご主人は何も知らなかったよう。話を聞いたご主人はカンカンに怒り、あとは自分に任せてほしいと言われて、電話を終えました。その言葉を信じて、ワンちゃんはわが家で預かることにしました。やっぱり返して?!数日後、再び動物病院にアヤナさんがやってきました。かなり焦った様子で「やっぱりあの子、返して」と言っています。 どうやら、ご主人から相当怒られたようで、大切な家族を勝手に追い出すような極悪非道な人間とは家族なんてやっていられないと、家を追い出されたそう。このままじゃ離婚されてしまうと泣いていました。そんな理由で返すわけにはいきません。私はキッパリ断りました。 手ぶらで帰ったアヤナさんをみて、ノアちゃんは号泣。ご主人は依然、無責任すぎるアヤナさんが許せないようです。結局、アヤナさんはこの件をきっかけに離婚。ご主人とノアちゃんから頼み込まれて、私はワンちゃんを再び任せることにしました。 少し迷ったけれど、赤ちゃんのときから一緒に過ごしていたノアちゃんと再会したワンちゃんは嬉しそう。たくさんの愛情を受けて育っているのだと確信したのでした。 ペットは映えの道具でも、アクセサリーでもありません。ペットを迎え入れるなら、命の重さを理解して、一生を見届ける覚悟をもってほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月30日療育園から幼稚園に転園して早3カ月が経過したどんちゃん。幼稚園にもすっかり慣れて毎日、楽しそうに通っています。■お友だちからお手紙をもらったそんなどんちゃんのクラスは現在、お友だちや先生にお手紙を送り合うのが、はやっているのだそうです。定型発達の年中さんだと、確かにそろそろ文字に興味を持ち始め、平仮名やカタカナの読み書きができる子が増え始める頃です。しかし、知的障がいに加えて発達障がいもあるどんちゃん。文字はまだまだハードルが高いです。(きっとお手紙を送り合うお友だちを、離れたところから見つめるのが精一杯なんじゃないだろうか…)と、なんとも言えぬ寂しさがあるのかもしれないと心配していました。ですがある日、どんちゃんの通園バッグの中から見慣れないサイズの紙が出てきました。なんと! お友だちからお手紙をもらったのです!お手紙の内容もさることながら、読み書きがまだできないどんちゃんを仲間はずれにすることなく、お手紙を書いて渡してくれたお友だちのことを思うと、涙が止まりませんでした。そんなことがあった数日後。 ■どんちゃんからのお手紙は家宝に今度はどんちゃんから私にお手紙が!体が未発達なうえに小さくて、ペンを持つための力もあまり強くないどんちゃん。話によると、いつもどんちゃんをサポートしてくださる加配の先生が手を握ってくれて、どんちゃんが書きたいように補助してくれたそうです。お手紙の内容も相まって、私はさらに涙が止まらず…!先生やお友だちの温かい気持ちの中で、どんちゃんは日々成長している! と強く思った出来事でした。ちなみに、このときのお手紙はあまりにうれしかったので、額に入れて飾っております。家宝です。
2024年01月26日大きな不安を抱え始まった幼稚園生活。順調に見えたけれど……わが家の長男あーにはASD(自閉スペクトラム症)があります。まだそうとは知らなかった頃に迎えた幼稚園の入園式で、一人だけ走り回り、夫の眼鏡も私のコサージュ(借り物!)も破壊する暴れっぷり……。大きな不安を抱えた状態で迎えた幼稚園生活ですが、いざ始まってみると一見そこまで大きな問題があるわけではありませんでした。登園不安が強いわけでもなく、泣いたり暴れたりが頻発するわけでもない。トイレにも行ける。身辺自立や集団参加には難があるけれど、年少さんでは珍しいことでもない。それでも私は、3歳半健診で発達について相談しようと決めていました。私が発達相談をしようと決めた2つの理由3歳半健診であーの発達について相談すると固く決意していたのはなぜか……母親の勘、というとあまりにもふわっとし過ぎているので、当時をよくよく思い返して言語化を試みようとするのならば、やはり「わが子とコミュニケーションが取れないことによるストレス」の一文に尽きると言えるでしょう。3歳なりのコミュニケーション。いや、年相応でなくてもいい、それが叶わないフラストレーション……。おしゃべりはするんだけど、会話のキャッチボールができないんですよね。例えば、「パパはどこに行ったの?」と聞いたら「パパはお菓子が好きなんだよ」と返ってくる。「パパ」という単語は分かる。それについての話をする。おしゃべりはできている……だけど、それってコミュニケーションではないんだよなああああ(ここで頭を抱える)。会話の……ストラックアウトなんだよなああああ!(うまいこと言えた?)Upload By よいこ一事が万事これなんです、ちなみに12歳の今もその傾向が非常に強いです。そして謎遊び。幼稚園で、小高い山の上に立って葉っぱや砂をひたすら落とす。人とは遊ばないし、いったい何が彼をそんなに魅了しているのか分からない……。それがダメってわけじゃないけれど、おままごとやごっこ遊び、お友達との交流などにだんだんと興味を持ち始める年齢において、意味のない(ように見える)ことを2時間とか平気でできる。Upload By よいここの2点から導き出される結論……。わたしにとって、あーは「よく分からない」存在でした。わが子なのに「よく分からない」存在?募る不安自分で産んだ、自分の子どもなのに、何を考えているのか、よく分からない。いや、生まれた時からべったりで育てているので何が好きか、何が嫌か、は分かります。何が欲しいかも。でもそうじゃなくて、こちらの言うことを理解してくれない、してくれようともしないあーは、私にとってまるで「未知の生き物」のようでした。そして理解できないことで、なんだか不安になるのです。Upload By よいこしかし相手は自分の子ども。「可愛さ」と「分からない」が拮抗する毎日。よく分からない、を分かりたい。愛しているから、可愛いからこそ理解したい。そしてこの不安から脱して安心したかったんだと思います。発達相談を決めた一方で……「気のせいだよ」という言葉も期待していた自分というわけで、発達の相談をすることになんの迷いもありませんでした。でも一方で心の奥底で、「気のせいだよ」「そんなことないよ」「普通に生きていけるよ」って言われることを望んでいた気もします……。Upload By よいこ母の気持ちは常にアンビバレンス。だってそうじゃないー!?できれば普通がいいじゃん、みんなと一緒がいいじゃん!そんな物分かりよくいられるわけなくない??と、思い返せば雑念だらけの診断前。いいじゃんいいじゃん人間だもの!そんなこんなで、運命の(?)3歳半健診の日を迎えたのでした。執筆/よいこ(監修:初川先生より)3歳の時に発達相談を受けると決断された理由のシェアをありがとうございます。自分の子どもなのに分からない。可愛いと分からないが拮抗する。よいこさんが言葉にしてくださった当時の心境に共感なさる読者の方も多いのではないでしょうか。よいこさんが理由として挙げられた、会話のキャッチボールならぬ「会話のストラックアウト」(お伝えされたいニュアンスがよく伝わる表現ですね)。そして、「謎遊び」。このくらいの年の子どもはこのくらい育っているはず、こうして遊ぶはずという知識や経験との違和感。体感としておぼえる違和感。そうした違和感はとても大切だと相談業務にあたりながら日々思います。そうした違和感をきっかけに相談やお子さんへの理解、支援などへつながることができます。場合によっては、「心配しなくて大丈夫ですよ」の場合もあるかもしれませんし、支援者の方としばらく一緒にお子さんの成長を見守る伴走体制に入ることもあると思います。どんなお子さんであっても、子育ての中で悩ましく思うときはあると思いますが、そこに何らかの診断が後からつく場合にはその悩みや違和感、葛藤の度合いがかなりのものだと思います。保護者が日々悩みながら、アンビバレントな心境になりながらも、子どもは育ち、子育ては続いていきます。お子さんはもとより、保護者を支える意味でも相談や支援につながってくださることを支援者としては願うところです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月26日こんにちは!編アシありさです。先日、親子で胸キュンなサンリオグッズを100円ショップの『Can☆Do(キャンドゥ)』で発見したので、ご紹介しようと思います~!ころんとしたサイズ感がたまらない♡ マスコットキーホルダーまず1つ目にご紹介するのが、フェイスマスコットキーホルダーです! 100円ショップでの販売となりますが、いずれも220円(税込)になります。それでもお財布にやさしすぎるので、4つもゲットしてしまいました(笑)。サイズ感はこんな感じ。小さすぎず、ちゃんと存在感を発揮してくれるので、お値段以上のパフォーマンスをしてくれると思います! 我が家は、娘の推しのシナモンロール、マイメロ、クロミ、そして私が気になったハンギョドンを購入しましたが、このほかにも、キティ、キキララ、ポムポムプリン、ばつ丸、ポチャッコ、マロンクリームなどがいました! どれも可愛くて4つに絞るのが大変だった……。収納袋やギフト用、旅行用に便利! ジッパーバッグ次は、いくつあっても困らないジッパーバック。キャラクターもののジッパーバッグは『セリア』や『ダイソー』などでも見かけますが、『キャンドゥ』でも発見!今回は、この4種類を購入。どれもちょっぴりレトロなデザインが、母ちゃんたちの心をくすぐりませんか? 私が幼稚園~小学校の頃、マロンクリームがめちゃくちゃ流行っていた気がする!キャンディやチョコレートなど、小さめのお菓子を入れるのに最適なサイズ感なので、お友だちとお菓子交換する時に使えそう! あとは、飲み薬やヘアゴムを入れて持ち歩くのもいいし、旅行の時にも便利ですよね。持ち歩き用にぴったり♪ クリアミニポーチ3つ目に紹介するのは、ビニール素材のポーチです。小さめなので、小ぶりなバッグにおさまるサイズ感が嬉しい。母のコスメを入れるのにも適しているし、子どものお菓子を入れるのも良さそう! ハンギョドンも、昔なつかしのキャラクターですよね? このなんとも言えないゆるい雰囲気に惹かれてハンギョドンを選びました。裏表で絵柄が違うのが可愛い♪ 巾着ポーチ最後に紹介するのは、娘の幼稚園のコップ入れとして購入した巾着袋です! サンリオの中でシナモンロールが一番好きな娘は大喜び。ちなみに、裏側と絵柄が異なっており、もう片面にはポチャッコのプリントが! 母の幼少期の最推しキャラはポチャッコだったなぁ……。みんなの幼少期の推しがどのキャラだったか気になります!(笑)(※左下に記名をしたあとに撮影したため、加工しています)今回は、『キャンドゥ』で購入したサンリオグッズを紹介させていただきました! マスコットキーホルダーは、最近発売されたばかりのようなので、売り切れてしまう前にぜひ店舗に行ってみてください~!ただ、『キャンドゥ』の店舗数が『セリア』や『ダイソー』に比べて少ないため、どこの店舗が近いか調べてみてくださいね♪『キャンドゥ』店舗検索はこちら!また、一部商品はオンラインサイトでも購入することができるようなので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください~『キャンドゥ』公式サイトはこちら!
2024年01月25日職場で出会ったA子とは、お互いの子どもが同い年という事もありすぐに仲良くなりました。ある日、A子とランチをしていると、カフェの水を見て何やら思い出したように愚痴をこぼし始めたのですが……。ママ友の衝撃発言に困惑!A子の娘が幼稚園のとき、持参していた水筒が空になったので先生が水道でお水を足してくれたそうです。しかし、この行動に対してA子は「うちの娘に水道水を飲ませようとした! なんてひどい先生なの! 」と大激怒したというのです。 私は、熱中症にならないために先生が配慮してくれたのだと思いました。しかしA子は「水道水」を飲ませたことが気に食わないのか園に怒鳴り込みに行って謝罪させたと得意げに話すのでした。 ここまで水道水を悪として激怒する理由が私には理解ができませんでした。それから少しづつ距離を置いて今ではフェードアウトすることにしました。 A子は自分は絶対に正しいことをした! と思っているようでした。私も、知らず知らずのうちに攻撃的になってしまわないよう反面教師にして気をつけていきたいと思います。 作画/ぽよ母著者:桑野雪
2024年01月25日娘の通う幼稚園はわが家の目の前にあります。送り迎えがラクなことはもちろん、ママ友が気軽に立ち寄ってくれるので、母子ともに楽しい幼稚園生活を送っていました。しかし、夫の転勤が決まったことで、まもなくこの家ともお別れです……。そんな中、ある事件が起こります。ことの発端は、最近幼稚園に転入してきたサナちゃんのママ・ハナエさん。わが家が幼稚園の目の前だと知り、送り迎えをする際に、断りもなくうちの駐車場に無断駐車するようになったのです。迷惑なママ友の言い分車を勝手に停められてしまうと、遊びに来てくれる友人が停められないので困ってしまいます。私が車をどけてほしいとお願いすると「ここに停めれば私も歩かなくてラクできるのよ」と堂々と言ってきます。 幼稚園にも駐車場はありますが、5分ほど歩かねばなりません。また、わが家は駅からも近いので、便利なことも事実です。だからと言って停めていいとは言えません。何かにつけて車を停められるので、私もだんだん抗議するのが面倒になってきてしまいました。 抗議をしなくなるとハナエさんは調子に乗って、送り迎えの一時的な駐車にとどまらず、車を置いてどこかに出掛けてしまうようになりました。朝幼稚園に送ったときに駐車して、車がなくなるのは夕方なんて日も……。図々しさに頭を抱えてしまいます。 最後の忠告それでもどうにか耐えられたのは、もうすぐ引越しをするから……。ついに引越しの前日になり、私は娘が幼稚園に行っている間にあれこれ手続きをしに出掛けていました。家に帰ってくると、今日もまたハナエさんの車が……。 近くに姿が見えないので電話をかけてみると「今から旅行だから、戻れないわ~♪」と信じられないことを言います。サナちゃんの迎えを義実家にお願いし、どこかに旅行に行ったようで、戻るのは明日の夕方とのことでした。 「今日は何が何でもどけてもらわないと困ります!」と私が言っても「無理だってばぁ〜ケチね」と笑っています。そして「ハナエー! 早く行こう!」と、遠くから男性の声が聞こえた途端、電話は切れてしまいました……。 そして翌日。私たちは予定通り、家を引き払って出発しました。 だから言ったのに…私たちが引越しをした日の夕方、ハナエさんが車を取りに来たようで、私のスマホに着信が入りました。電話の向こうで焦っている様子のハナエさん。きっと、目の前に見えているのはシャッターがおりたガレージと、そこに貼られた「売屋」の文字でしょう。「文字通り、その家は売りましたよ。私、何が何でも取りに来てって言ったじゃないですか!」そう言い終えるころには、ガシャンガシャンと大きな音が聞こえてきました。どうやら、ハナエさんはシャッターを壊して車を出そうとしているようです。さすがにマズイと思い、私たちは一旦元の家に戻ることにしました。 元の家に到着すると、幼稚園のママや子どもたちも集まっていて、大騒ぎになっていました。そこに1人の男性が歩いてきました。「ハナエ……?」その声の主は、ハナエさんの夫でした。 目撃者はすぐそばに!「どういうこと?」と夫はハナエさんを問い詰めますが、ハナエさんは何も言えません。ピンと来た私は「あれ? 旅行は旦那様と行ったんじゃなかったんですね! 電話の向こうから男性の声が聞こえたからてっきり……」と言ってやりました。 その上、娘が「サナちゃんのパパって金髪でしょ? この人がパパなら、いつもこの車に乗っていた人は誰なの?」と不思議そうにしています。娘は、幼稚園の園庭から車を運転する男性の姿を何度も目撃していたのでした。 「ここうちの駐車場だったんですけど、勝手に停められて困っていたんです」と言って、再び不動産屋から借りたシャッターの鍵をハナエさんの夫に渡しました。ハナエさんの夫は、ハナエさんの制止を押し切って車を開け、ダッシュボードや足元をチェック。すると、ホテルのポイントカードや男物の洋服がわんさか! もう言い逃れはできません。気まずそうに立ち尽くすハナエさんを見て、スカッとしたのでした。 幼稚園の前という便利な立地がアダとなり、不倫がバレるという結果になってしまいましたね。『身から出たサビ』としか言えない出来事でした。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月23日私は独身の会社員で、在宅で仕事をしていました。ある日体調不良の義姉が、預かってほしいと甥っ子たちを連れてきて……。私は、具合が悪い中面倒を見るのは大変だと、3歳と4歳の甥っ子たちを泊まりで預かることにしました。義姉がすこしでも多くゆっくり休めて、早く治ってほしいという気遣いでしたが、なぜか義姉はそれからも私を託児所代わりに使うようになったのです。 たまのことならまだしも、週の半分も預けられることもありました。エスカレートする義姉の行動最近、兄は長期出張中とのこと。義姉の両親も兄や私の両親も遠方に住んでいるため、なかなか子育てを手伝ってもらえる人がいないのは大変だと思います。すこしでも力になりたいとは思いましたが、ここまでとは思っておらず……。正直なところ、だんだんと強気な態度で甥っ子たちを預けてくる義姉の様子にも腹ただしさを覚えていました。 このまま続くようであれば、母を呼んで一緒に甥っ子たちを見てもらおうと思ったのですが、義姉は兄や母にこの状況を知られるのがなぜか嫌なよう。 さらに、黙って言うことを聞かなければ甥っ子たちを迎えにこないと言うなど、脅しや圧力をかけてくるようになり、困っていました。そして、事件は起きた…ある日、私は早朝から遠方へでかけていました。前々から都合が悪いと言っていたのに、義姉は記憶に留めていなかったようです。義姉から連絡が来て「居留守はもうやめてね」と。私は何のことだかまったくわからず、家にいないことを説明すると、義姉は恐ろしいことを言い出したのです。なんと1時間も前に、私のうちの玄関前に幼い甥っ子たち2人を置いてきたとのこと。 急いで戻ってもらえるよう伝えましたが、義姉は逆に私に戻れと命令。そして予定が台無しになったと文句を言い、役立たずとののしったのです。 数時間後、義姉は大騒ぎで連絡してきました。「あんたのせいで子供が行方不明になったじゃない!」「警察に通報してやるから」人をののしりつつも、一応は子どもたちのもとへ向かったよう。しかしそこには誰もおらず。さすがの義姉も焦ったのでしょう。 そんな義姉に喝を入れたのは……。「通報されているのはあんたよ」「いい加減にしなさいバカ嫁!」この連絡を送ったのは、母でした。義姉は最初、私が告げ口をしたと思ったようですが、それは間違い。私はその日、朝から母とでかけていたのですから。母は、大切な孫を任せられないと判断し、義姉に対して子育てする資格はないとものすごい剣幕でした。無責任な行動の果てに…実を言うと、甥っ子たちはマンションの管理人さんに保護されていました。私が戻ろうと思っていたところ、管理人から連絡が来て保護したとの連絡が来ていたのです。そして、管理人さんは「幼い子どもの面倒を見ることは難しい」と、管理人さんの娘さんに助けを求めたと言います。 なんと奇遇なことに、娘さんのお子さんと甥っ子たちは同じ幼稚園でした。そこで娘さんは、即警察に通報。じつは義姉、幼稚園で問題を起こしていたのです。私と同じようにあちこちのママ友に子どもたちを預けては、飲み歩いたり、男性に会ったりしていたと……。 後日調べると、やはり義姉には不倫相手がいたそう。義姉が自分の遊びを優先するために甥っ子たちを人に預けていたと知った私は、当たり前ですがもう協力できないと思いました。 兄は義姉との離婚を望み、子どもたちの親権を持つことを要求。義姉の行動が行動だけに、兄の願いは簡単にかなえられたようです。「母親を奪うな、両親がそろっていないとかわいそうだ」と義姉は最後まで抵抗していたそう。 泣いて暴れる義姉でしたが、今では細々とアルバイトをして慰謝料と養育費を何とか支払っているそうです。 現在兄は両親と同居しており、平日の育児に協力してもらっているよう。休日は、以前と同じように子どもたちとの時間を大切に過ごしているそうです。放任されることがなくなった甥っ子たちは、いくぶん前より表情が輝いている気がします。 育児中に誰かに頼ることは悪いことではありません。ただ、そのやさしさにつけ込んだ義姉の行動は許されたことではありませんよね。今回は、管理人さんが甥っ子たちを保護をしてくれていたから事故や事件に巻き込まれなかったものの、最悪の場合が起きる可能性もあります。義姉には「自分の行動が子どもたちを危険な目に遭わせていたかもしれない」と事の重大さを知ってもらい、自分の考えの甘さも反省してほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月23日for next株式会社(本社:千葉県柏市、代表取締役:草場 勇介)が運営する、未就学児~小学生向けのSTEAM教室「zunOw」※(読み方:ズノー)は、北習志野校(千葉県船橋市)における、2024年度生募集に向けた春の体験イベントを開催することを決定しました。※「O」の字は「O」にマクロンを付したものが正表記<体験イベント開催概要>開催日 : 2024年2月12日(月・祝)・2月23日(金・祝)開催時間: 第1部 10:00~11:30/第2部 13:00~14:30開催場所: zunOw北習志野校(千葉県船橋市習志野台2丁目13−23)詳細 : <プログラム>北習志野校で開講している算数脳・プログラミング・サイエンスの3つのプログラムを体験していただけます。1. zunOwとはzunOw 各プログラムの様子zunOwのコンセプトは『アソビとマナビで探究する次世代型教室』。“STEAM教育”を実践する小学生向けの教室として、2021年8月に北柏校(千葉県柏市)をオープン。現在はサービス提供対象を年中・年長まで広げ、次世代を担う子どもたちの教育に取り組んでいます。“STEAM”とは、Science・Technology・Engineering・Arts・Mathematicsの頭文字を取ったもの。STEAM教育は、子どもたちの「もっと知りたい!」「なんでこうなっているんだろう?」といった知的好奇心を起点に、文理の枠を超えた良質な学びのインプット(知る)と、探究・創造していくアウトプット(創る)の循環を目指す、横断的・実践的・創造的な学びです。2. なぜ今、STEAM教育が重要なのかSTEAM教育これからのAI時代、文系・理系という枠組みを超え、STEAM教育は誰にとっても重要な学びになっていきます。経済産業省による『「未来の教室」ビジョン』(第2次提言/2019年)でも、教育の質・環境の改革に向けた3本の柱の1つとして「学びのSTEAM化」が提言されており、STEAMは今後の教育における重要なテーマの1つであることが分かります。zunOwでは、これらの潮流を捉えながら、算数・サイエンス・プログラミング・ロボットテック・アート等のさまざまなプログラムを提供し、子どもたちの興味関心の幅を広げていけるよう、アプローチを行っています。3. 2023年10月、zunOw北習志野校をオープンzunOwでは、1店舗目となる北柏校を2021年8月に開校後、これまでに延べ2,000名を超える子どもたちにさまざまなプログラムを提供してきました。オフライン・オンライン両軸でのマーケティング活動に力を入れ、教育事業としては突出した“集客力”を武器に、2023年4月には流山おおたかの森校、2023年10月には北習志野校を、2023年11月には都内1店舗目となる池袋校を開設しました。北習志野校の様子北習志野校では、STEAMの“横断的な学習”をより体験していただける『レインボーコース』(対象:年中~小学6年生)を新設しています。レインボーコースでは、算数・サイエンス・プログラミングを横断的に学び、VUCAの時代を生き抜くための基礎を身につけてもらうことを目指しています。例えばサイエンスの授業では、「なぜ?という問いから、仮説(こうなるだろうという見立て)を立ててみること」を、毎回繰り返して実験に取り組みます。この思考力は、算数でもプログラミングでも共通して大切な力です。各教科を縦割りで考えるのではなく、「一つひとつの学びは繋がっている」ということを、さまざまな体験を通して子どもたちに実感してもらいたいと考えています。4. 今後の展望今後は、各エリアに合わせた形態でzunOwの出店を進めながら、オンライン配信での授業も開始する予定です。また、地域に根差した活動にも力を入れていきます。2022年4月から“出張授業”として、まつがさきの森幼稚園(千葉県柏市松ケ崎)にて、幼児に向けたSTEAM教育の授業を継続的に実施してきています。さらに、野村不動産グループが運営する、メガロス柏(千葉県柏市)のキッズアフタースクールのプログラムにも、zunOwのコンテンツを提供しています。2024年4月からは、メガロス立川南館(東京都立川市)でもプログラムを提供する予定です。このように、自社での教室展開に加え、地域の幼稚園や保育園、学童に対してもプログラム提供を行い、我々のSTEAM教育を広く地域に浸透させていきます。【会社概要】会社名 :for next株式会社所在地 :千葉県柏市松葉町2-15-13 クキタビル1F・2F代表者 :代表取締役 草場 勇介設立 :2010年6月事業内容:未就学児~小学生向けSTEAM教室「zunOw」の運営学習指導塾「正学館北柏校・流山おおたかの森校」の運営NPO法人「キャリアbase」の事務局運営経営コンサルティング事業【公式ホームページ】・zunOw : ・正学館北柏校: ・キャリアbase : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月23日視覚刺激で理解を深めるーー『会話力がおどろくほど育つ だれ?どこ?なに?カード』Upload By 発達ナビBOOKガイド会話のなかで頻繁に使われる、「だれ」「どこ」「なに」という疑問詞。それぞれの疑問詞が「人」「場所」「物」をあらわすということを理解していないと、質問に正しく答えられないことも。「だれ・どこ・なに」を区別し、適切な使い方を理解することは、知的障害や発達障害のある子どもたちのコミュニケーション力を高めるポイントのひとつです。本書は、楽しく遊びながら、会話でネックになりがちな疑問詞の理解を深めることを目的とし、特別支援教育士として発達障害がある子どもたちへ訪問療育サービスを行う八坂美穂先生が、ABA(応用行動分析)の理論に基づいて開発したカードゲームです。明るい色合いのかわいらしいイラストで構成されたカードは、7枚の「だれカード」、13枚の「どこカード」、32枚の「なにカード」と「場面カード」そして「だれ・どこ・なにシート」がセットになっています。ゲームは、ABA療育で行われる課題の一つ、支援者からの質問や見本に対して、子どもがいくつかある選択肢から対応するものを選んでいくという「見本合わせ(マッチング)」の理論に基づいて考案されています。本書の対象年齢は3歳から。絵カードなので、まだ文字が読めない子どもや、視覚優位の子どもにも取り入れやすいでしょう。さらに、理解度に合わせ、できることからスモールステップで進めるように工夫されています。親子でやりとりをするなかで、子どもの成長を感じられるのではないでしょうか。楽しみながら学べる本書は、家庭学習はもちろん、児童発達支援や放課後等デイサービス、学校や園など支援の現場にもおすすめの教材です。ちがいが分かれば、寄り添うヒントが得られるーー『発達障害の子どもたちは世界をどう見ているのか』Upload By 発達ナビBOOKガイド本書は、発達障害がある子どもたちから見た世界がどのようなものなのか、豊富な精神医学的知見を有する精神科医、昭和大学医学部精神医学講座主任教授 岩波明先生が、優しく理解しやすい言葉で解説した一冊です。本書では、ASD・LD・ADHDの3つの障害ごとに「家庭」「学校」「社会」において発達障害がある子どもたちの言動や気持ちを深堀し、一つひとつ丁寧に解説されています。さらに、発達障害の特性が小児期、思春期、成人期にわたってどのように変化していくのか実際の症例をもとに紹介。そのうえで、子どもたちと関わる立場の人々が、彼らとどのようにコミュニケーションを図っていけばよいか、当事者たちのことを的確に理解するための対応方法がまとめられています。わが子や担任児童など、身近にいる発達障害がある子どもたちが、どのように世界をとらえ感じているのかを理解することができたら。「なんで?」や「イライラ」が減り、これまでより少しだけ肩の力を抜いて共に日々を過ごせるようになるかもしれません。当事者に関する事例紹介と、医学的知見に基づいたよりよい接し方を盛り込んだ本書は、保護者はもちろん、学校や塾などの教育現場などで日々子どもたちと接する方にとっても、手元に置いておきたい一冊となるのではないでしょうか。困りごとに向き合う育て方のヒントが万歳ーー『発達障害グレーゾーンの子の育て方がわかる本』Upload By 発達ナビBOOKガイド発達障害の特徴がみられるものの診断を受けるほど色濃くはない、発達障害の「グレーゾーン」といわれる子どもたち。発達障害の診断項目を満たすほど特性はなくても、発達に凸凹があり、そのために日常生活に困りごとがある状態です。本書では、発達障害のグレーゾーンの解説から、グレーゾーンの子どもへの発達支援の基本、さらに、幼児期の就学前にできるサポートと、就学後の学童期にできるサポートの4部構成でイラストを交えて分かりやすく記されています。監修は、横須賀市療育センター所長であり小児精神・神経科医の広瀬宏之先生。本書では監修に加え、専門家からの視点でのコラムも執筆されています。発達障害は目に見えにくい障害のため、周囲の理解を得にくいことがあります。グレーゾーンであればなおさらです。しかし、発達の凸凹からくる困りごとを見過ごしてしまうと、やがて周囲の環境とのミスマッチが高じて、本人が傷つき、結果として発達の遅れや2次障害に繋がることも。診断があってもなくても、毎日の生活では工夫が不可欠なのではないでしょうか。声かけやほめ方、適切な環境設定、就学準備や学習支援など、幼児期から学童期までの子どもとの関わり方や工夫が具体的に紹介された本書は、発達障害グレーゾーンの子どもたちの困りごとに向き合うヒントが詰め込まれた一冊です。苦手を減らして小学校につなげる工夫ーー『発達凸凹キッズがぐんと成長する園生活でのGood!なサポート』Upload By 発達ナビBOOKガイド本書は、保育園、幼稚園、認定こども園などの集団生活の場面を取り上げ、多くの園で実際に起こりがちな「おしい!」対応と、ひと工夫加えた「Good!」な対応をそれぞれ4コマイラストで紹介。それらを比較しながら、なぜ「おしい!」のか、なぜ「Good!」なのかを分かりやすく解説された一冊です。著者の石川道子先生は40年以上にわたり、発達専門の小児科医として名古屋市立大学病院などで発達専門外来を担当しながら、診療室外では巡回相談や家族支援なども実地。NPO法人アスペ・エルデの会の統括ディレクターも務めています。また、同じく著者の三輪桃子先生はフリーランスの言語聴覚士として、保育園や幼稚園などでの巡回相談や療育機関での言葉の療育を担い、集団の場と個別の場、その両方から子どもの発達を支えているエキスパートです。第1章では、乳幼児期の集団生活が大切な理由を、第2章では乳幼児期に「人とよい関係を築く」ためサポート方法を、第3章では保護者とよい関係を築く対応方法、第4章では、幼児期の頑張りを就学後の生活に繋げる工夫が記されています。発達に特性がある子どもの関わり方だけではなく、その保護者との関係づくりや、小学校との連携についても丁寧に記されているのも本書のポイントです。保護者との情報共有や就学に向けたサポートについてなど、それぞれの場面で保護者にどのように伝えたらよいのか、また、何に配慮したら良いのかも具体的に解説されています。発達に凸凹がある子どもに関わる幼稚園や保育園などの保育者の方、療育関係の方、そしてこれから子どもたちを引き継ぎ受け入れていく小学校の先生にもおすすめの一冊です。できた経験を積み重ねてほしいーー『発達障害の子のためのできる道具自信を育てる』Upload By 発達ナビBOOKガイド本書は、筑波大学付属大学特別支援学校で発達障害のある子どもたちに日々寄り添う佐藤義竹先生の監修のもと、「できない」を「できる」に変えるお助け道具満載のビジュアル図鑑のような一冊です。特別支援教育では、「手立て」をとても大事に考えられています。手立ては、言葉かけなどの関わり方や、教材教具までさまざまです。大切なことは手立ての活用を通じて、「できる」から「できない」に変わるということ。本書には、手立ての一つである教材教具の視点から、子どもたちに寄り添う道具がたくさん紹介されています。道具を使うことで「できた」という経験、その積み重ねを通じて、子どもたちが達成感を得て、自信を深め自己肯定感を高めることを意識して構成されています。本書では、「ちゃんと洗いなさい」の「ちゃんと」を見える化する道具や工夫、指に入れずに握って切るタイプのハサミの紹介や、親子の会話が生まれるゲームでコミュニケーションの手立て、持ちやすい鉛筆や書きやすくなるノートなど学習についてなど、道具の紹介と共に「できる!ポイント」や佐藤先生からの道具を導入する場合の一言コメントも、一つひとつ丁寧に記されています。身辺自立の手助けや学習面のサポート、コミュニケーションを楽にしてくれるお助け道具の数々。さまざまな道具の紹介を通じて、発達障害がある子どもたちの成長に寄り添う、新たな視点を感じる子育てサポートブックではないでしょうか。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2024年01月21日共働きにも関わらず、家事育児のほぼすべてを担う妻のミサト。そんなミサトに対し、夫のコウジは「劣化した」などと妻を見下したような発言ばかり。ミサトはそんなコウジに不満を抱えつつも、“何も手伝わないけど口出しもしてこない”と、なんとか気持ちを納得させようとしていました。しかし娘のリカのおゆうぎ会の日、コウジがリカの発表も見ずに、幼稚園の山森先生と談笑しているところを見つけてしまいます。 真っ黒だわ偶然、幼稚園の先生たちの噂話を耳にしてしまったミサト。おゆうぎ会の日にコウジが仲良さそうに話していた山森先生には、彼氏がいるそう。しかもそれはおゆうぎ会に来ていた保護者のようで……。 そんなとき、ミサトは同僚から「ボイスレコーダーを仕込んで浮気の証拠を掴んだ」という情報を聞きました。 ボイスレコーダーに録音されていたのは、コウジと山森先生がいちゃついている会話でした。 まるで夫婦のように「ただいま」「おかえり」と言いあい、一緒に夕食をとる2人。それだけでなく、ミサトのことを「要領が悪い」と言って笑いあっていました。 仕事をしながら家事と育児をすべて担っているミサトは、この言葉にブチ切れ。同僚の「クズ男のせいで時間をムダにしたらもったいない」という言葉を思いだし、コウジが不要であることに気づきました。 そして“ゴミ掃除”を始めることを決意し……。 ◇◇◇ ミサトの勘は当たっていたようです。「不倫」の証拠を見つけてしまいましたが、ミサトの言う通りこんな夫なら必要ないかもしれませんね。リカにとっても、2人で生活するほうが幸せになれるかもしれません。これから離婚に向けて準備をし、苦労することもあると思いますが、ミサトには頑張ってほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 小針みみず
2024年01月20日石やどんぐりを集めることが好きな4歳の息子が、私が知らない間に幼稚園でおこなっていたことがありました。そのことで、初めての幼稚園参観の日、まさかたくさんのママから声をかけられることになるとは……。 毎日持って帰ってきてくれるお土産4歳の息子は、幼稚園に入園してからとにかく毎日、私にお土産を持って帰ってきてくれます。 「今日は紅葉の葉っぱだよ!」「今日はハートの形の石を見つけたよ!」など、日々何か見つけてはポケットに入れて帰ってきます。私はその姿をほほ笑ましく見ていました。 知らぬ間に有名人に!?待ちに待った初めての参観日。保護者は防犯のため、首から子どもの名前が書いてあるネームプレートを下げて、幼稚園に入らなければなりません。クラスに向かおうとした瞬間、何名かのママに声をかけられました。そしてみんなの第一声は、口をそろえて「うちの子はいつも息子くんに石をもらって帰ってきます!」なのです。どうやら、息子は仲良くなった子に自分が拾った石をプレゼントしている模様。しまいには、「この間、幼稚園に娘を迎えに行ったら、息子くんに『◯◯ちゃんのお母さんにもあげる! 大事にしてね!』と石をもらいました」というママまで。たくさんの知らないママたちから「息子くんから石をもらいました」と声をかけられ、懇談会で先生からは「息子くんの石配りは、園では知らない人がいないぐらい有名です!」とまで言われてしまい、赤面しました。 きっと、息子はお近づきのしるしに石を配っているのでしょう。石を持って帰っているお友だちやママには申し訳ない気持ちがありつつも、大好きな人に何かを贈る息子の思いやりの行動がほほ笑ましくもありました。それからは「石配りの息子くんのママ」として、クラスで有名人になったことは言うまでもありません。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/キヨ著者:なかまる あゆみ
2024年01月20日共働きにも関わらず、家事育児のほぼすべてを担う妻のミサト。そんなミサトに対し、夫のコウジは妻を見下したような発言ばかり。ミサトはそんなコウジに不満を抱えつつも、“何も手伝わないけど口出しもしてこない”と、なんとか気持ちを納得させようとしていました。しかし娘のリカのおゆうぎ会の日、メイクを頑張ったミサトさんはコウジさんに「劣化した」などとルックスに対してまで暴言を吐かれてしまいました。 まさか…リカのおゆうぎ会の日、コウジにボロカスに言われたメイクを直したり、職場のトラブル電話をしていたことで、到着がギリギリになってしまったミサト。 先に行ったコウジがしっかりビデオを撮ってくれているものだと思っていましたが、コウジはビデオカメラを置きっぱなしにして、去年リカを担当してくれていた先生と仲良さげに談笑していました。 リカの発表を見ることもせず何をしていたのかと問い詰めると、コウジは「急に腹が痛くなって」と明らかに嘘だとわかる言い訳をしてきました。呆れたミサトが「リカの出番終わったわよ!」と伝えると……。 結局、「ダルいから」と先に家に帰ってしまったコウジ。ミサトが意気消沈して歩いていると、幼稚園の先生たちの噂話が聞こえてきました。 それは、おゆうぎ会の間、夫が談笑していた山森先生の話でした。山森先生はどうやら恋愛体質らしく、おゆうぎ会の今日「彼氏が来ている」と言っていたそうです。 「彼氏=保護者では?」と盛り上がる先生たちですが、ミサトの脳裏には山森先生と楽しそうに話しているコウジの顔が思い浮かび、不安にかられます。 そんなとき、たまたまミサトの同僚がボイスレコーダーを仕込んで彼氏の浮気の証拠を掴んだという話を聞きました。 ◇◇◇ 自分に非がある場合でも、相手の小さなミスを責め立て謝罪を要求したコウジ。ミサトはリカのためを思って我慢してしまいましたが、本来なら謝る必要はありませんよね。納得できないことがある場合は、謝るよりも、時には話し合う必要もあるかもしれませんね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 小針みみず
2024年01月19日共働きにも関わらず、家事育児のほぼすべてを担う妻のミサト。そんなミサトに対し、夫のコウジは妻を見下したような発言ばかり。ミサトはそんなコウジに不満を抱えつつも、“何も手伝わないけど口出しもしてこない”と、なんとか気持ちを納得させようとしていました。しかし娘・リカのおゆうぎ会の日、メイクを頑張ったミサトはコウジに「劣化した」などと暴言を吐かれてしまいます。 わざわざ休み取って来てやったのに以前、「昔はもっときちんとメイクしていたのに劣化した」とコウジに言われたミサトは、夫婦2人で参加する幼稚園のおゆうぎ会当日に久しぶりに本気でメイクをしました。しかしその姿を見たコウジは、褒めるどころか「すっかり老けた」「痛々しい」「若かった昔とは違うんだから」と暴言の嵐。ミサトはショックを受けてしまい思わず涙がこぼれました。 メイクを直したり職場のトラブルで電話をしていたことで、娘の発表にギリギリになってしまったミサト。なんとか発表には間に合いましたが、あたりにはコウジの姿がありません。しかも、リカの発表を撮影しておいてと端で置いたビデオカメラも置きっぱなしです。 ミサトがコウジを探しにいくと、そこにはコウジと去年リカを担当してくれていた先生の姿が。仲良さげな雰囲気で談笑していました。 リカの発表をカメラで撮影することも、見ることもせず何をしていたのかと問い詰めると、夫は「急に腹が痛くなっちゃってさ〜」と明らかな嘘をつきました。 ◇◇◇ せっかくの娘のおゆうぎ会なのに、おしゃれをした妻を責めたり、リカの発表を見ていなかったりと、コウジの行動には疑問だらけ。大事な娘の発表を見ず、幼稚園の先生と談笑していたなんて驚きです。せっかく頑張ってダンスを練習していたのに、これではリカもかわいそうですよね。妻に対してはモラハラ、その上子どもも大切にしないというのなら、家族の一員とは言えないのではないでしょうか。今一度、自分のおこないについて考え直してほしいですよね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 小針みみず
2024年01月18日発達支援教室に行けず……現在5歳の息子は1歳半健診で発語が遅れていることや意思疎通ができにくいことを指摘され、保健師さんから自治体が運営する親子通園の発達支援教室を紹介されました。しかし、そこはきょうだいの同伴が不可とのこと……。生後2ヶ月の娘は当時持病があり一時保育などの預け先がなく、また実家義実家などの親戚も遠方に住み、頼ることができません。結果、週1回の発達支援教室に行くことができませんでした。どうにもならない状況なので、発達支援教室に行くことは諦めてそのまま様子を見ることになりました。しかし、家の中にいても出かけてもすぐに怒られるようなことをする息子。合わせて持病がある娘に手がかかり、息子に十分に手をかけられる状態ではありませんでした。私自身もどうしたらいいのか分からない気持ちと、息子の発達に対する焦燥感で精神的に追い詰められていたのだと思います。いつの間にか私は息子に対してだけでなく、時にはまだ生後2ヶ月の娘にさえも、イライラと腹を立てることが多くなっていきました。Upload By ネコ山しかし子どもに当たり散らしたところで何かが変わるわけではありません。それどころか、罪悪感が重くのしかかってくるのです。誰かに助けてほしい……そう思い産後サービスなどを利用したりもしましたが、週に数時間程度の利用では焼け石に水状態……。そんな苦しい時期でしたが、さらに他の子の様子を聞きショックを受けました。息子と同じ歳の親交のあった子が療育に通い始めたそうなのです。その子も息子と同じように1歳半健診で発達支援教室をすすめられ、教室に通ったところ、そこで療育をすすめられたとのこと。「うちも発達支援教室に通うことができていたら……」と、まるで私と息子だけが取り残されてるような気持ちになり途方に暮れました。焦った私は、息子の発達を促すことができる場所を探すことにしました。そこで見つけたのが、2歳児対象の私立幼稚園のプレ教室です。幼稚園のプレ教室を経験して見えたことUpload By ネコ山幼稚園のプレ教室は、年少や満3歳クラスに入園する前に通う週1回の親子通園教室で、療育や発達支援を目的としている会ではありません。しかし、抱っこ紐を利用すれば下のきょうだいが同伴しても良く、評判も良かったので「少しでも息子が伸びれば……」との思いで入会することにしました。結果から言うと、息子には合わなかったかなと思います。大きな癇癪を起こすような事態には至りませんでしたが、最終的にはずっと先生に注意されている状態になってしまいました。息子の多動傾向が強く出ていたことが理由だとは思いますが、園のカラーと合わなかったのが一番の原因だと思います。しかし、このプレ教室に参加して良かったことがたくさんあります。1つは息子の得意なことが分かったことです。教室では絵カードを使ったレッスンがよく行われていました。その時、息子は果物や動物の絵や国旗、漢字が書かれたカードに強い興味を持ったのです。特に息子は国旗のカードを気に入っていたので、自宅でも国旗カードを購入してみました。するとたちまち国旗を見ただけで国名を答えられるように!Upload By ネコ山息子の意外な特技が発見できて私も驚きました。また、息子の苦手なこともプレ教室を通して見えてきました。息子の苦手なことは場面の切り替えやルーティン化したものが崩れることです。そのこと自体にはプレ教室入園前から私は気付いていました。しかし、それらの苦手なことの根源が、その時やりたいことを止められることだと分かったのです。このことから「息子が年少から入園する幼稚園は、比較的自由な時間が多い園にしよう」と決めました。入園説明会にて……プレ教室を利用した幼稚園は教育的にとても魅力的な幼稚園と思いましたが息子には合わないと感じたので、改めて息子と相性が良さそうな幼稚園を探すことに。まずは、知り合いのお子さんも通っている幼稚園の入園説明会に参加しました。この頃には既にインターネットで、「発達障害がある子が入園を断られたり、退園を言い渡されたりしたこともある」などの情報を聞きかじっていました。私は「もしかしたら息子もそんな事態に陥るのでは……」と、不安に思っていました。そんな背景もあり、入園説明会で園内を案内していただいた後に「誰でも入園できますか?入園面接などありますか」と幼稚園の先生に聞いてみると「職員が限られているので、自閉症(※自閉スペクトラム症)の子はご遠慮頂いています」とのこと……。息子について、発達障害の傾向があるかなどの話をまだ園にしていない状態での発言だったので、息子の入園を断られたわけではありませんが、嫌な予感がしたので入園候補からは外しました。Upload By ネコ山最後に入園説明会に参加したのが公立幼稚園です。正直なところ親としては、下にきょうだいもいるので通園バスや給食がある幼稚園だと助かるのですが、私が住む地域の公立幼稚園にはそれがありません。入園候補としては優先順位が低かったのですが、実際に入園説明会に訪れてみて印象が変わりました。園児数が少ないということもあるのでしょうが、園児ひとりあたりの職員数が多く、一人ひとりに目が届いているように見えました。そして、外遊びの時間が終わりなのに遊び続けている園児に対して、先生が丁寧に接していたことが印象的でした。また、園でのタイムスケジュールでは自由時間が多く、毎日好きな遊びや工作にそれぞれ自由に取り組んでいいとのことで、まさに息子にピッタリだと思いました。念のため「誰でも入園できますか」と聞いたところ「誰でも入れます!」と即答があり、この幼稚園に息子をお願いしようと決めたのでした。執筆/ネコ山(監修:室伏先生より)ネコ山さん、療育に通うことができなかった経緯、幼稚園選びの奮闘のご様子、その時のお気持ちなど共有くださり、ありがとうございます。療育や保育園幼稚園を選ぶにあたっては、実際に親御さんが足を運んで探さなくてはならず、療育に関しては空きがなかったり、保育園幼稚園については職員さんの人数や体制などによって断られてしまったりすることも多く、不安感や孤立感、焦燥感などのお気持ちを吐露してくださる親御さんは少なくありません。また、実際に通ってみると園のカラーや方針に合わなかったり、お子さんが馴染めなかったり、ということもあって、親御さんの苦労は絶えませんよね。なかなか現状としては難しいのかもしれませんが、自治体と園が連携して、支援を必要とするお子さんと親御さんがスムーズに、安心して、園を選べるような社会になっていくことを願います。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年01月17日こんにちは!miharuです♪息子が小学生になってからもうすぐ10ヶ月、、!最初は心配だらけだった毎日でしたが沢山のお友達もできて、楽しく学校に通っております去年の今頃、入学に向けていろいろ調べたり購入したアイテムを今回のblogでご紹介させてください♪名前入りなのに安い!!12本セット998円の鉛筆息子が通っている小学校は、文房具など勉強道具はキャラ物がNG♀️いろいろ調べた結果、名前入りが楽ちんで字も消えないし安心!と思い、購入してみたのがコチラ♀️ラピス【日本製】 名入れ 鉛筆 2B 4B ウッディねーむ鉛筆楽天で購入したこちらのネーム入り鉛筆セットは、12本入りで赤鉛筆が入ってるセット、入っていないセット、柄なども選べて998円!!小学校では赤鉛筆も使うので、とても助かりました✨名前も入れてくれるのに良心的な価格購入から、土日祝除く3営業日以内に出荷してくれるので、だいたい一週間以内に届きます。学校の持ち物に貼ろう!おなまえシール「Names」で手軽にオリジナルシールが作れる♪幼稚園に通ってる娘も小学校1年生の息子も使用しているこちらのお名前シール。愛用しすぎてシールがかなり減った状態の写真ですみませんよく子供用品売り場などに置いてあるNamesという、黄色い可愛いクマの形をした機械で自分だけのお名前シールが作れます❤︎自分の顔写真を使ってシールを作ることも、シンプルな名前だけの物も作ることができます!耐熱、耐水なのが嬉しい!シールは耐熱、耐水なのでお弁当箱や、幼稚園で使うコップなどにも貼ることができます♀️✨粘着性も高いので、すぐに剥がれてしまうということも今の所はないですまた、入学までまだ日にちがある場合は、お名前シールもネットで注文できるようです!「みてねみまもりGPS」が毎日のお守りがわりに!我が家は入学と同時にみてねみまもりGPSを購入しました!本体価格¥5280月額¥480このGPSはiPhoneと連動できるので、息子が何時に学校に着いたのか、何時に学校を出たのか、今どこにいるのかアプリで確認することができます。息子も、ママがアプリで自分の行動を見てくれているという安心感があるようですみてねみまもりGPSの詳しいことについても記事を書いているので、気になる方はblogの1番下をチェックしてみて下さい❤️幼稚園や私立の学校の入学前準備にオススメ!汚れが目立たない「足底濃色ソックス」幼稚園ではこちらをずーっと愛用しています!!ベルメゾン】 足底濃色 スクール靴下 3足セット ハイソックス ¥990幼稚園は、白い靴下が指定で、もう洗濯では落ちないくらい足底が汚れていっつも気になっていたのですが、このソックスを使うようになってからは本当にノンストレスです!!✨底の色は黒やグレーがあります。靴下の長さや、サイズ展開もありますよ♪いかがでしたでしょうか?入園前準備はワクワクと共にいろいろと準備も大変なので、少しでもお役に立てたら嬉しいです✨最後までお読みいただきありがとうございました!みてねみまもりGPSについての記事はコチラ
2024年01月17日年長の次男が幼稚園で仲良くなった男の子がいます。私は、子ども同士が仲良しだし、親同士も連絡先を交換して、ママ友になりたいな、と勝手に思っていました。そこで保育参観の日に、話しかけてみることに。すると、思いもよらぬ反応が返ってきたのです―。 2回話しかけた結果…幼稚園の保育参観の日に、次男のお友だちママさんに「いつも息子がお世話になっています」と話しかけてみました。すると、「ああ。どうも」とだけ言われて、離れた場所に行ってしまったのです。子ども同士が幼稚園で何度も仲良く遊んでいる姿を目撃していたため、なんだかとても迷惑そうな対応に、正直戸惑ってしまいました。 また別の日、お友だちママさんをお見かけしたので、もう一度話しかけてみました。すると……。 「ああ。○○くんのママですね。子どもがお世話になっております」とだけ言われて、そのあと一瞬沈黙が流れました。 これはもう、話しかけないほうが良いんだなと思っていると、「ごめんなさいね。私、極度の人見知りなんです。でも、次男くんが息子といつも仲良くしてくれていてうれしく思っています」と言われたのです。 子ども同士がそのまま遊び始めたので2人で見守っていました。ママさんは熱心に子どもたちが遊ぶ姿を見ていて、私と話そうという感じではなかったので、ママ友になりたいと思っていた自分が少し恥ずかしくなりました。次男のお友だちのママさんは子ども思いの素敵な方だなと思いました。 お迎えのときある日のお迎えのときに、お友だちとママさんが歩いている姿に気が付いた次男が「お!! またね!!」と声をかけました。すると2人は笑顔で手を振ってくれたのです。そのときの笑顔がとてもうれしく、子ども同士が仲が良いから、無理して親同士まで仲良くする必要なんてないんだなと心から思えました。 子どもの成長にしたがって子ども同士のつながりや親との関係も変わっていきます。成長に合わせて子どもを通した人付き合いを大切にしたいなと思えた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:小川 朝美
2024年01月16日ある日、妻に「結婚指輪はどこ?」と聞かれた私。サイズが合わなくなり外してケースに入れていたため、そのケースを開けて妻に見せようとしたところ、なんと空っぽだったのです! 一体どこへ……!? どうしよう、どこにもない!?わが家は、2人の子どもと妻、私の4人家族です。最近、結婚指輪のサイズが少し合わなくなっていたので、ケースに入れて洗面所に置いていました。 すると数日後、妻から「ねぇ、結婚指輪は?」と聞かれます。私は「サイズが合わなくなってきたから外したんだよ〜」と洗面所に置いていたケースを開けますが、なんとケースは空っぽ! 確かに入れたはずなのにと焦っていると、妻が「はい」と私の結婚指輪を渡してきました。 どうやら幼稚園に通う娘がアクセサリーとして遊ぶために、いつのまにかケースから持ち出していたようです。娘のお迎えに行ったとき、幼稚園に落とし物として張り出されていたのを発見したと、妻が話してくれました。 私はひとまず無事に見つかって安堵。しかし、もし幼稚園ではなく外で落として行方知れずになっていたらと思うと、背筋が凍りました。 気づかないうちに、子どもが親のものを触っていることに驚いた私。今後は「まさかそんなことが……」と思うようなことが起きる場合もあるとを肝に銘じ、絶対に触ってほしくないものは手の届かない場所に保管しようと強く思いました。 ◇ ◇ ◇ 手の届く範囲にあるものを、子どもが親の知らないうちに触ることはよくありますよね。今回は無事に見つかりましたが、子どもが危ない使い方をしたり、誤飲してしまう恐れもあります。このパパさんの言う通り、大事なものや危なそうなものは子どもの手が届かない場所に保管することを心がけると安心ですね。 ※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。 作画/さくら著者:本郷さとし
2024年01月14日主婦のユリは幼稚園に通う娘・サクラを迎えに行くため、バス停に向かいました。バス停に到着すると、次々とバスから降りてくる子どもたち。しかし、いつもなら1番にバスから降りてくるはずの娘が降りてきませんでした。焦ったユリが先生に確認すると、先生は「おばあちゃんが園まで迎えに来たって担任のメモがありました」と言いました。そこで、実家に電話をかけたユリですが、母親に事情を話すと「ここにはいない」と言われてしまいます。そこで、慌てて園に電話をかけると、「お父さんのほうのおばあちゃんがお迎えに来た」と言われたユリ。娘の居場所が見つかりホッとすると同時に、夫からは何も聞いてなかったため、"なんで私に黙ってたの?"と、怒りが込み次第に上げて来ました。 ユリが突然電話をかけると、「なんでいきなり怒ってんの?」と状況を把握できずにいた夫。その反応を聞いたユリは、簡潔に状況を説明するのですが……!? 妻の怒りはいっこうに収まらず… 「ちょ、ちょっと待ってよ、ユリ!今、給湯室でカップ麺のお湯を入れてて……」 「カップ麺なんて今どうでもいいでしょ」 「なんで今日お義母さんが迎えに来るって言ってくれなかったの?前から決まってたんじゃないの?」 ユリに問いかけに対して、夫は言い訳を始めました。 「今日出社してから母さんから連絡があってさ。朝一で会議もあったからバタバタしてて……」 「それにしたって、幼稚園に連絡した後に私にメッセージを送るくらい1分もかからないじゃない……」 「面倒くさがってわざとやらなかっただけでしょ?」 「は?そんなことないって……。だって、母さんからユリに連絡すって言ったんだよ」 夫の言葉に呆れながら、連絡は一切来てないことを伝えるユリ。 「いやいやいや!俺の母さんが忘れるわけないから。ユリが着信無視したんじゃないの?」 夫は母親をかばう発言をすると、ユリに非があったのではないかと言い出したのでした。 出社してから夫に義母から連絡が入ったとのことですが、そうなると義母の連絡するタイミングがそもそも悪かったように思います。娘のお迎えに行くことが分かっていたのらなら、せめて前日までには連絡をもらいたいですよね。さらに、義母は自分からユリに連絡すると言っていたようですが、実際義母からの連絡はありませんでした。夫も自分の母親をかばいたい気持ちも分かりますが、これ以上ユリをイラ立たせる発言は慎んでもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2024年01月11日「ううう」の始まりは2歳前2歳になるより前からだったと思いますが、スバルは時折こわい顔をして、手や肩に力を入れて「ううう」と声を漏らしながら歩き回ることがありました。Upload By 星あかりその頃のスバルはまだ「バイ(バイバイ)」「ばあ(いないいないばあ)」「あー(Car)」の3語と宇宙語だけでコミュニケーションを取っていたので理由を聞くこともできず、その異様な様子を見守ることしかできませんでした。1回の時間は5秒から20秒くらいで長くはないのですが、多い時期には1日に何度も何度も行われるので不安になりました。そもそもこの行動が何なのか分からない、インターネットで検索するにしてもキーワードが分からない、病気に関わるのであっても何科に相談すれば良いのか分からない……、何も分からない。かかりつけの小児科で相談したことがあるのですが「大きくなったら落ち着くでしょう」と言われました。スバルは1歳半健診時に言葉の遅れを指摘され、3歳で言葉が溢れるまで何度か発達検査を受けていたので、その時にも相談したのですが「爪を噛むようなものでしょう」とサラッと言われました。私が大げさに気にしすぎなのかなと思いつつも、どうしても気になってしまうのでした。「ううう」が出るタイミングは暇な時や不安な時だったので、怖い、嫌だなど負の感情の表現のように感じました。それだと「爪を噛むようなものでしょう」という説明もしっくりくるのですが、「もうすぐおやつだよ」「今度バスに乗ろうね」「またばあばの家に遊びに行こうね」などのスバルの喜びそうな話をした時に出ることもありました。私はますます理解できなくなるのでした。これって「常同行動?」3歳で言葉が溢れ、単語でコミュニケーションが取れるようになった同じ時期に、スバルは自閉スペクトラム症と診断されました。自閉スペクトラム症を勉強するために本をたくさん読んだり療育に通ったりするうちに私は「常同行動」と言う言葉を知りました。常同行動の具体例として、手をヒラヒラさせる、飛び跳ねる、爪を噛む、体を揺らすなどがありました。ピタリと当てはまるものはありませんでしたが、これらの仲間だろうと私は納得しました。常同行動を行う理由として「何かの要求を訴えている」「精神的な安定を求めている」「刺激を求めている」などがあげられており、スバルの「ううう」が出るタイミングとほとんどマッチしていると思いました。しかし「今度バスに乗ろうね」のようなスバルに最大級の喜びを与えたつもりの言葉が「ううう」のトリガーになる事もあったので、そこが引っかかっていました。先の見通しができないと不安になる……自閉症スペクトラム症の息子その後、幼稚園生活が始まり集団生活を送る中で、言葉もかなり増えました。スバルがつたないながらも自分の気持ちを説明できるようになった事で「先の見通しができないと不安になる」ことが分かりました。例えば、幼稚園生活の中で「10時になったら絵本を読むので座って待ちましょう」など具体的な時間を言われると落ち着いて待つことができるのですが、「絵本の時間までもうちょっと座って待ちましょう」などの曖昧な表現だと不安になって「ううう」が出てしまうことがありました。「ううう」の原因……答え合わせそこでようやく気づいたのです。私がスバルを喜ばせるつもりで言った「今度バスに乗ろうね」に対して、スバルは「今度っていつ⁉」という気持ちだったのだと。「もうすぐおやつだよ」「ううう(3時なら3時と言って)」「またばあばの家に遊びに行こうね」「ううう(日にちで言ってもらえます?)」くらいの気持ちだったのだと思います。スバルにとって「先の見通しができない」ことの気持ち悪さは相当のものだったようで、早々に時計の読み方とカレンダーの読み方をマスターし自分でスケジュール管理をするようになりました。幼稚園の先生の「ちょっと待っててね」に対して「いつ頃になりますかね」と聞いて自分で安心できる状況をつくるようになりました。集団生活の中では予期せぬことがたくさん起こり、最初に聞いたスケジュールの通りにいかないことも、そもそも時間が決められないこともありました。それでも時々「ううう」を挟みつつ気持ちを落ち着かせているようでした。Upload By 星あかり暇な時や「先の見通しができない」以外の負の感情でも「ううう」が出るので、参観日でスバルの苦手な工作の時間を参観した時には「ううう」の多さに、私は冷や汗が出ました。ただ、家にいる時と違って、スバルは席についたままこっそり「ううう」を出していたことに成長を感じました。小学生になった現在の「ううう」小学生になった現在、「ううう」はかなり落ち着きましたがなくなった訳ではありません。外で「ううう」が出ることはほとんどありませんが、家ではちらほら顔を出します。宿題の量が多い時、TVで登場人物がピンチになった時、晩ごはんが苦手なメニューだと気づいた時……。2歳の時に言われた「爪を噛むようなものでしょう」と言う解釈は、今となっては「確かにそのようなものだった」と思います。ただ爪を噛むよりかなり派手な動きなので、今でも久しぶりにみるとぎょっとしますが、私も慣れたもので「おっ!今日も派手にやってるね!」くらいの気持ちで見守ることができるようになりました。私も「ううう」とは10年弱の付き合いになりますので。執筆/星あかり(監修:森先生より)常同行動は、ストレスを緩和するためにしていることが多く、自分や他人を傷付けることでなければ基本的には無理にやめさせず見守りをして、不安の原因を考えてみるようにしましょう。今回のように、保護者の方がしっかりお子さんを観察して原因を考えてくれると、支援もしやすくなりお子さんの不安は軽減されますね。お子さん本人は不安の原因をまだうまく説明できないので、観察を続けてもなかなか原因が分からないということもあり得ます。成長してから、「あの時はこんな気持ちだった」と本人から話してくれてようやく意味が分かることもありますね。一般には、発達障害の傾向がある方は「もうすぐ」といった曖昧な表現だとイメージがつかめなかったり、手順にこだわりがあったり、頭の中で考え過ぎてしまったりして、「先の見通しがたたないこと」そのものに不安感をおぼえることが少なくありません。スバルくんが「楽しい予定」を伝えられても、不安になってしまっていたのはこのためかもしれませんね。お子さん一人ひとり、不安ポイントは異なります。あまり思い詰めずに、おおらかな気持ちで見守っていくことが大切ですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月09日主婦のユリは幼稚園に通う娘・サクラを迎えに行くため、バス停に向かいました。バス停に到着すると、次々とバスから降りてくる子どもたち。しかし、いつもなら1番にバスから降りてくるはずの娘が降りてきませんでした。焦ったユリが先生に確認すると、先生は「おばあちゃんが園まで迎えに来たって担任のメモがありました」と言いました。そこで、実家に電話をかけたユリですが、母親に事情を話すと「ここにはいない」と言われてしまいます。そこで、慌てて園に電話をかけると、「お父さんのほうのおばあちゃんがお迎えに来た」と言われたユリ。娘の居場所が見つかりホッとすると同時に、夫からは何も聞いてなかったため、"なんで私に黙ってたの?"と、怒りが込み次第に上げて来て……? 夫のへの怒りが込み上げた妻はある行動に出て… 夫がなぜ義母が来ることを自分に伝えてくれなかったのか、理解できずにいたユリ。 (鹿児島からここまで飛行機だし、お義母さんが今日になってフラッと来たことは考えにくい) (少なくとも1週間前、いやもっと前から今日のお迎えは決まってたんじゃないの?) そう思いながら時計を見ると、ちょうど夫が昼休みの時間であることに気付きました。 (パパからしたら、自分の母親が幼稚園に迎えに行っただけのことかもしれないけど……) ユリはスマホを片手に取ると、夫に電話をかけ始めたのでした。 義母の家が鹿児島というと、飛行機の予約の兼ね合いがあると思うので、結構前から決まっていた可能性が高いように感じました。もしかしたら、夫は伝えたつもりでいた、あるいは伝えるのを忘れてしまっていただけかもしれませんが……。ただ、いずれにしてもこの件はちゃんとユリに伝えるべき内容だったと思うので、しっかり反省してもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2024年01月09日もともと言葉が遅かった長女は3歳になっても2語文が出ることがなく、私は心配でたまりませんでした。とはいえ、単語は豊富でコミュニケーションも取れており、夫や周りのママ友は「心配ないよ」と口をそろえました。「せめて3歳半健診まで待ったら?」と言われると確かにそう思うのですが、私の中の不安は日に日に膨らんでいく一方だったのです。 3歳半健診が遠い…私が住む自治体では幼稚園は3年保育が主流なので、3歳になる年の9月後半に幼稚園の説明会を受け、10月1日に願書を出します。長女は9月生まれ、3歳になってすぐの10月に幼稚園に入園するか判断しなければいけません。 「2語も出ていないのに幼稚園生活が送れるのか」と悩む日々の中で、10月に幼稚園の受付が終わったあとの3歳半健診はとても遠く感じ、そこまで待つと手遅れになるような気がしていました。不安が高じて発達検査ができる病院を探すと、なんと車で10分ほどの場所に見つかり、翌週には発達検査ができることになりました。 驚くほどひっかからない発達検査予約した日、病院について問診票を書き始めました。問診票には学校・幼稚園の様子を聞くところもあり「やっぱり2歳で発達検査は早かったのかな……」と戸惑っていた私に、担当の心理士さんがやさしく「該当しない内容は飛ばしていいよ」と言ってくださり、ほっとしたのを覚えています。 「目が合わないと感じることがあるか」「順番が守れないことがあるか」など、わかる部分だけ書いていきましたが、言語の遅れ以外はまったくひっかからないなと書きながら驚いていました。 気になる検査結果は?問診票の記入のあとは母子分離で検査をおこない、その日は終了。後日検査結果を聞きに行くと、「言語の発達は2歳程度」とのことでした。ただ遅れていたのは言語だけとのことだったので、がっかりよりも、娘の発達具合がはっきりしたことですっきりした気持ちが大きかったです。 医師からは「言語の遅れは発達障害などによるものではないと思う。コミュニケーションは取れているから幼稚園も行けないことはないよ」と言われましたが、私は「2歳程度の言語では幼稚園は大変だろう」と、長女の入園を1年見送り翌年から2年保育で入れることに決めました。 原因は私だった?検査の結果を聞く際に、長女の検査をおこなってくれた心理士さんとも再度お話しすることができました。「お母さん、娘さんととってもコミュニケーション取れているよね。文章にしなくてもお母さんが気持ちをわかってくれるから、娘さんはあんまり文章で話すことを必要と感じてないのかも」。 そんな心理士さんの言葉にはっとしました。私は人一倍空気を読んでしまうタイプで、娘に対しても先回りして要望に応えることが多々あったからです。 その後、幼稚園に行かない1年間で、私はなるべく「長女が言いたいことを言えるまで待つ」ことを心がけ、長女の言葉は少しずつ文章になっていきました。結局、娘の言葉の遅れは私が先回りしていたことが原因だったのですが、発達検査を受けなければそれに気付くことができませんでした。なので、あのとき勇気を出して発達検査を受けてよかったなと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 REIKOイラストレーター/しおん著者:岩崎はるか
2024年01月08日小学校入学直後から始まった「行き渋り」現在小学6年生のわが家の長女『姉子』は、赤ちゃんの頃から繊細なところはあったものの、幼稚園の時は楽しく園生活を送っていました。そして、いざ小学校に入学!「さあ、きっとこのまま楽しく小学校に通うはずだし、私も幼稚園の送り迎えから解放されるぞー!」と思っていました。最初の頃は、保護者や先生に見守られて集団で登下校して楽しそうにしていた姉子。しかし、入学から1週間ほど経つと、朝泣き出すようになり、登校前に腹痛や頭痛を訴えるようになりました。Upload By スパ山けれども、一旦登校してしまえば、そのまま学校で過ごして帰ってくるので、朝の登校は私がつき添い、校門まで先生に迎えに来てもらうという形になりました。当時はほぼワンオペ育児だったので、下のきょうだいたちの送迎もあり、姉子を送ったらすぐに家に戻らなければならず、校門で泣いている姉子を先生に半ば強引にお願いして帰ることもありました。第一子だし、まだ1年生だから「最初はこんなもんだろう」と、私は楽観的に思っていました。それが2学期になり、3学期になり……、もう他の同級生は一人で登下校するのがへっちゃらになっているというのに、姉子の行き渋りはずっと変わりませんでした。親としては放っておくわけにもいかないので、なだめたりすかしたり、あの手この手で登校させようと必死でした。ある日突然始まった「チックの症状」Upload By スパ山ある日突然、姉子が目をキョロキョロ動かすようになりました。さらに、まるで何かに引っ張られるように首を振るようになりました。それを見た私は、学生の頃に児童発達関係の専攻をしていた経験から、「あ、チックだ」と思いました。チックは癖のようなもので、幼児期から青年期にかけて現れる子がわりと多い症状だそう。原因など解明されていないことも多くありますが、決して育て方が悪いとか、愛情不足などではないと言われています。姉子本人も、出したくて出しているわけでもないので、止めることもできません。指摘すると悪化することもあるらしいので、「やめなさい」「またやってるよ」など言わず、そっと『あたたかい無視』をすることでほとんどの場合、自然におさまっていくと習いました。でも、いくら知識があったとしても、わが子にチックが出たとなるとやはり不安だったので、念のため、かかりつけ医に診てもらおうと思い、姉子に気づかれないように気をつけつつ、チックの様子を動画に撮っておきました。そして予防接種のついでに動画を見てもらうと、「チックが出やすい年齢だし、そのうちおさまるので指摘せず見守っていい」と、お医者さんからもアドバイスをいただき、待つことにしました。学校の先生方にも姉子のチックの症状について伝え、配慮していただきました。低学年だったからなのか、クラスメイトから指摘されることもなく、症状は良くなったり悪くなったりを繰り返したものの、姉子のチック症状は1年ほどで完全に出なくなりました。小学生になって初めての個人懇談で「発達検査」を薦められるUpload By スパ山姉子にチックの症状が出始めた頃とほぼ同じ時期に、小学生になって初めての個人懇談会がありました。その時に初めて担任の先生から姉子の学校での様子を聞いた私。それは、「本当に姉子のことなのか?」と、耳を疑いたくなるようなことばかりでした。例えば、「名前を呼ばれた人からプリントを取りに行く」のような全体指示が伝わりにくく、呼ばれていないのに取りに行ってしまい、別に叱られていないのに、嗚咽が止まらないほど大泣きしたり、ほとんどのテストが白紙だったり、授業中に教室から飛び出して校舎の外で泣いていたなど……。行き渋りはあったものの、登校さえしてしまえば、一日学校で過ごして下校できていたので、何も問題なく学校生活を送っているものだと私は思っていました。そして担任の先生から「発達検査(WISC)を受けてみてはどうでしょうか」と言われ、そこで初めて姉子にも発達障害があるのかもしれないと思いました(2歳下の弟のハジュがすでに発達障害の診断を受けていた)。まさに寝耳に水。いや、寝耳に氷水くらいの衝撃でした。正直なところ「あ、この子もか」と目の前が真っ暗になりました。発達検査で凸凹が分かった!Upload By スパ山すぐに発達支援センターへ相談に行き、2年生になってすぐWISCを受けました。発達支援センターはすでに弟が通っている所で、姉子も何度か付き添って行ったことがあるので、心理士さんも弟の担当をしてくれている顔見知りの方にお願いしました。姉子が私と離れることを激しく嫌がったので、発達検査に同席させてもらいました。姉子は緊張がとても強く、一つの質問に3分~4分ほど黙って考えこんでしまうので、だいたい90分程度だと言われていた検査に2時間半もかかってしまい、終わったときにはぐったりしていました(それに根気よく付き合ってくれた心理士さんには感謝しかありません……)。結果はかなり凸凹があり、知的能力についてはボーダーかどうかギリギリのところ。しかし、検査中の緊張の強さから正確に判断できないとのことで、しばらく様子を見ることになりました。検査の結果や検査中の姉子を見て、今まで本人は相当しんどい思いをしてきたことが分かりました。私は姉子に申し訳ない気持ちでいっぱいで、今まで気づかなかった自分をすごく責めました。行き渋りやチックは姉子から出ていたSOSだったことにやっと気づくことができたのです。そして、発達検査を受けたことで姉子の特性や困り事を知ることができたので、「上手にサポートできれば学校生活も楽しめるかもしれない」と、淡い期待を抱いていた頃、コロナ禍が始まってしまったのです……。コロナの影響でさらに大変な事態になってしまったわが家。そのお話は別の機会に書きたいと思います。執筆/スパ山(監修:初川先生より)姉子ちゃんの小学校入学した後のエピソードをありがとうございます。幼稚園保育園から小学校という場に変わり、朝校門や児童玄関で泣いてしまうお子さんは結構いらっしゃいます。保護者が玄関などまで送っても泣いてしまい保護者と別れがたいお子さんに対して、保護者が笑顔で去りながら先生方にお子さんを託すという方法はよく取られる方法です。それで朝の会や1時間目頃までに気持ちが切り替わり教室へ入れる、活動に参加できるのであればよいかなと思います。それ以降まで涙が止まらない場合などは別のやり方も検討してみるのもよいでしょう。そうして学校というものに慣れていくことが新入生の時期には通過するプロセスではあります。チックに関しては、どういう時にチックが出やすいか観察してみるのは有効です。家でも学校でも出るのか、緊張したときだけなのか、逆にリラックスしたときにでるのかなどです。いずれにせよ、何らかストレスが過度にかかっているのではないかなと気を配りながら、チック自体はスパ山さんがされたように本人には指摘せず、見守るのみにしていく。そうした対応が一般的です。頑張りすぎているサインかもしれないと思って生活を見直してみたり、先生に学校での様子を聞いてみたりするのもよいでしょう。個人懇談会にて、学校での姉子ちゃんの苦戦する様子を知ったとのこと。だいぶ驚かれたことと思います。学校、集団生活、一斉での指示理解、決められた活動に取り組むという設定……そうしたものの何かにつまずきが見られた、あるいはとても苦手としているということでしょう。帰宅するとほっとして、学校でのいろいろを良くも悪くも周囲に感じさせないという面もあったのでしょう。気になることがある場合(行き渋りもそうですし、そもそも幼少期の様子から学校や集団生活の中での苦戦が想定される場合など)は、連絡帳や電話などで、お子さんの学校での様子を(懇談会を待たずして)聞いてみてもいいですし、先生のほうで気になることがあったら教えてほしいと頼んでおくのも一つです。発達検査によって分かること・分からないことありますが、まずはざっくりとした知的レベルや得意不得意に関して客観的に掴むには有効です。検査受検にあたっても、姉子ちゃんの抵抗はなかなかのものだったのですね。新奇場面(新しく、珍しい場面)への苦手さ、見通しのつかなさなどが強いとなかなか検査者と二人きりで検査室に入れないことがあります。それでも検査の公平性を保つためにも基本的には保護者とは分離して実施できるよう、最大限工夫するのですが、なかなか難しかったからか保護者が同席した形での実施になったということですね。こうした場合は少数で、基本的にはお子さん一人で受検するものになります。そうした緊張の強さ、そしてなかなかに熟考・長考したというところで、分かっているのに答えられなかった可能性などが浮上するため、全体として参考値扱いになったのではと想像します。ただ、指示を聞いて、期待される回答や言動を取るということや初めての環境で良く知らない人と、というところの掛け合わせでかなり困難が生じやすいことがよく分かり、ということは学校生活もなかなかにしんどい思いをしながら過ごしている可能性が想定されたということですね。家庭での生活が姉子ちゃんにとって安心安全で、そこまでの不適応を家庭の中では出さずにやってこられたからこそ、学校のような集団の場では苦手さが重なっていたけれど家庭からは見えにくかったのでしょう。気づいてあげられなかったという後悔の思いも語られていますが、ただ、「家庭では楽しそうに過ごしていたんだよね」というところは姉子ちゃんにとって過ごしやすい環境を提供できていたからこそでもあります。行き渋りやチックがSOSであったのはそうかもしれませんが、気づくのに遅すぎることはありません。気づいてからの対応が大事です。検査の結果や検査時の様子もふまえて、学校での支援や家庭でのサポートが姉子ちゃんに合ったもので充実してゆくといいなと思いました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月08日私は28歳の兼業主婦です。実家の父が経営する工場で働きながら、家事や幼稚園に通う娘の育児に忙しい毎日を送っています。幼稚園のママ友との交流は楽しみの一つであると同時に、幼稚園の情報を入手できる貴重な場なのです。その日も、娘のお迎え前に幼稚園のママ友とランチをしていたのですが……。 ママ友と楽しいランチタイムたわいもない会話を楽しんでいると「そういえば、新しい車を買ったんだ」と仲良しのママ友のカズエさんが嬉しそうに言いました。今度みんなで子連れドライブしようか!と盛り上がっていると、今年幼稚園に転園してきたばかりのママ友・ヒトミさんが「うちも車が欲しいな」と呟きます。 なんてことない会話から悲劇が私の実家の工場が車の製造をしているため、安く車が手に入ると煽るカズエさん。ヒトミさんはものすごい勢いで食いつき、紹介してとしつこく迫ってきます。 困った私は本当の事情を説明しようとすると、今年転園してきたばかりで付き合いが浅いから、お得な買い物をさせないように邪魔してるんでしょう! と言いがかりをつけてきたのです。 思い通りにならないことに腹を立てたヒトミさんは、会計もせず立ち去ってしまいました。 車を購入!?1週間後、私が娘を幼稚園へお迎えに行くと駐車場に黒い煙をあげた1台の車が。その車の持ち主はなんとヒトミさんでした。 フリマアプリを使い14万という破格で車を購入したと自慢してきたのです。その車は、見た目はピカピカですが、走行距離は25万キロで整備した証明もされてないような危ない車だったのです。 心配になり大丈夫なの? と聞くも、人の車に文句をつけないで! と言い返されてしまいます。聞く耳を持たないヒトミさんは、ピリピリしながら車を走らせ帰っていくのでした。 突然見知らぬ男性が現れ……ある日、私が実家の工場で働いていると突然工場のドアを叩かれたので出てると、見知らぬ男性2人が立っていました。その男性は「オンボロ車を売りつけた詐欺師め!だから事故を起こしたんだ」と言い放ちます。隣にいる男性は弁護士だといい、不良品である車を騙して買わされ、事故を起こした。その責任は劣悪な車を売りつけたこの工場にあり損害賠償を請求するというのです。 なんのことかまったく検討がつかない私。そんな車を売っていないと反論すると男は「妻のヒトミに車を売りつけたのはここの工場だろう!」と怒鳴り散らすのでした。すべてを理解した私は 「あの…うちはおもちゃ工場ですが?」とひと言。ヒトミさんの夫と弁護士はあわてて工場内を見ると、私の父と母がおもちゃの車を作っていました。 車はフリマアプリで購入し、自分は買い物上手だと自慢していたヒトミさんの実態を暴露。ヒトミさんの夫と弁護士はまさかの事態にバツが悪そうに工場を去るのでした。私は身の潔白を証明することができ一安心。これからも子どもたちのために質の良い車を作り続けます。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年01月06日わが家の三女は、年中薄着。できれば靴下もはきたくないほど、衣類を身につけること自体が苦手です。幼稚園に通うときは、頑張って制服や靴下をはいています。日に日に「本当は靴下をはきたくない」という気持ちが増していき、すんなり靴下をはく方法はないだろうかと、試行錯誤することに。 「靴下なんてはきたくない!」娘が考えた必殺技とは? 幼稚園の年長クラスに通う三女は、家にいるときはタンクトップにパンツスタイルが定番です。重ね着も上着も嫌がり、とにかく年中薄着で過ごします。幼稚園に通うときは、仕方なく制服を着て靴下もはきますが、あるときから汗で蒸れるのが不快で、靴下をはくのを嫌がるように。 靴下をはきたくないけど、はかなくてはいけない……幼稚園の決まり事を守れる年齢になったからこその悩みにぶつかります。三女は、快適な靴下のはき方を必死に模索。私が急かしたりごまかしたりしても、意志が揺れることはありませんでした。最終的に私は、お着替えタイムを1時間ほど早くして、三女に寄り添うことに。 三女は頭をフル回転させ、思いついたことを次々に実践していく日々。私はもどかしい気持ちでしたが「とにかく自分で考えたい! はき心地を良くしたい!」という三女の思いを尊重して見守ることに。そしてついに「足裏をウエットティッシュで拭く→ベビーパウダーを付ける→扇風機で乾かす」という、自身も納得の工程を発見したのです。 三女は自ら導き出した方法で、毎日うれしそうに靴下をはくようになりました。三女の粘り強さと発想力に感動した私は、あきらめない力をもっと伸ばしてあげたいと思うように。これからもさまざまな場面において、温かく見守りたいと感じました。 作画/Pappayappa著者:友川 しずく
2024年01月06日突然の退園勧告、そして転園先探し。息子が通える園はある?わが家の長男は4歳の時に軽度の知的発達症(知的障害)と診断されました。受給者証や療育手帳も取得し、療育に通い始めた矢先、当時通っていた幼稚園の園長先生から「長男くんは、うちの園の年長クラスに進級するのは難しいと思う」と直々にお話があったことがきっかけで、幼稚園を退園することになりました。突然の出来事だったので、退園時には息子の転園先については全く考えていませんでした。そのため次に通う園を急いで探すことにしました。Upload By プクティ今まで長男が通っていた幼稚園はやることも多く、一クラス30人近くいる大人数の幼稚園でした。療育の先生にもアドバイスを求めたところ、「長男くんには少人数でゆったりと過ごせる園のほうが合っているのでは?」ということだったので、少人数保育をしている園を中心に探すことにしました。インターネットを使って探してみると、比較的家からも通いやすく一クラス15人程度の少人数で、しかも療育施設も併設されている園を発見!しかし、そこは幼稚園ではなく保育園だったので、年度途中に入れるのか分かりませんでしたが、とりあえず電話して話を聞いてみることにしました。インターネットで見つけた保育園。電話してみると……?Upload By プクティその保育園に電話をしてみると、園長先生がとても親切に応対してくださいました。ぜひ一度見学にと言っていただけたので、早速夫と一緒に、長男を連れて保育園の見学に行くことにしました。園内を案内してもらい、クラスの様子や給食をつくる様子など見学をさせていただきました。やはり少人数ということもあり、先生方が手厚く見てくれていて、これまで通っていた幼稚園とは違い自由遊びの時間も多く、子どもたちがのびのびと生活している姿が見られ、長男にも合った環境だと感じました。Upload By プクティ見学が終わった後は長男もすごく気に入った様子で、この保育園に通いたいと言ってくれたので、早速役所へ行き申請書類を提出しました。Upload By プクティそして後日、保育園に併設されている療育施設も見学してみることにしました。すると、療育施設のほうもとても環境が良く、活動を体験させてもらった長男も楽しんでいる様子でした。こちらの療育施設は保育園の中にあるため、先生同士のやり取りもスムーズで、さらに引き渡しも先生方で行ってもらえるので保護者の送迎は不要!当時、長男はすでに別の療育施設に通っていましたが、ぜひこちらに変更したい!と思いました。しかし聞いてみると、残念ながら空きがない状況だったので、新年度から入れるように空き待ちをすることになりました。保育園の希望は通る!?一本の電話がかかってきて……Upload By プクティ保育園のほうはというと、年度途中で入園するのは難しいかと思いつつ申し込んでいたのですが、なんとたまたま枠が空いていたという連絡があり、無事に転園が決まりました。幼稚園を辞めることになった時は、あまりに突然のことで大きな衝撃を受けましたが、結果として、長男にとっても、私たち保護者にとっても、もっと安心して過ごせる環境の園に出合うことができたのでした。執筆/プクティ(監修:室伏先生より)プクティさん、転園先決定までの道のりを具体的に共有してくださりありがとうございました。療育併設、しかもお子さんも気に入った保育園に、希望通り転園できたとのこと、本当によかったですね。保育園での時間は、お子さんの生活の大部分を占めるので、ご本人がリラックスできて、楽しめる環境にしてあげたいですよね。今まで通っていた園での継続保育が難しいと言われてしまうと困惑されてしまう親御さんも多いかと思いますが、ほかの障害のあるお子さんの数や、園の先生の数などによっても対応できるかどうかが変わってしまうので、園の先生方と相談しながらどのような環境で過ごすのが望ましいか、考えていけるとよいですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2024年01月05日わが家は5人家族です。幼稚園の年中である次女は、転んだりぶつけたりするたびに、ばんそうこうを貼りたがります。ある日、幼稚園から帰ってきた次女の足に大きなばんそうこうを発見。そのばんそうこうについて次女に聞くと、意外な言葉が返ってきたのです。 「どうして絆創膏が好きなの?」娘の真意とは 年中のころの次女は、転んだりぶつけたりするとすぐに「ママ~」と私に報告。「傷ができなくてよかったね」「次からは気をつけないとだめだよ」と、私はたびたび声をかけていました。 そんな次女の唯一困った点は、少しの傷でもばんそうこうを貼りたがり、貼ってもすぐにはがしてしまうところです。次第に私も「またばんそうこう? 傷ができてないから貼らないよ」と伝えるようになりました。 そんなある日、次女の足に大きなばんそうこうが。幼稚園へ迎えに行った際に、先生から何の伝達もなかったので次女に聞くと、「けがしちゃって、先生が貼ってくれたの」とのこと。お風呂に入ったときにはがしてみると、小さな擦り傷でした。「大きな傷じゃなくてよかったね! ママ安心した」と次女に話しかけると「ママにも先生みたいにいっぱい大丈夫? って言ってほしい」と言うのです。 次女のことを勝手に強い子だと思い込んでいた私。もちろん心配する気持ちはありましたが、次女を励ますつもりの声かけが、次女からすると心配していないように思えたのかもしれません。これをきっかけに、次女が転んだりぶつけたりしたら、まずは「大丈夫? 痛くなかった?」と聞くように。そのおかげか、年長になった今ではばんそうこうを貼りたがることもなくなりました。 作画/ヒロミンミン著者:内田かな
2024年01月05日ぽこちゃんです&どんちゃんです
子育てはフリースタイル
両手に男児