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「うちの子自閉症なので、なかなか気持ちの整理が上手にできなくて」園バスでの大癇癪で、すぐに息子の障害をカミングアウト現在小学3年生の息子は、2歳で知的発達症、ASD(自閉スペクトラム症)の診断をうけました。2年間の海外生活から日本へ戻ってきた私たち。当時息子は5歳でした。海外ののびのびした環境から急に帰国、かつ新しい幼稚園に通うことは、誰でもとてもストレスがかかることだと思います。しかも、通うことになった幼稚園は隔日登園、保育時間も短時間で、今までとは異なることだらけ。息子もこの変化を受け止めきれず、癇癪が増えてしまいました。特に幼稚園が終わって園バスから降りたあとの癇癪が大変。毎日大声で叫んだり泣いたりする日々でした。楽しい園での遊び時間が短すぎて、大好きな先生とのお別れが早過ぎてつらかったのが理由のようです。大きな声で泣き叫ばれたら園バスを待つ他の保護者の方やお子さんたちも驚くでしょうし、不安に思うでしょう。息子が最初大声を出してしまった時に、私は迷わず、すぐにカミングアウトしました。「すみません、うちの子自閉症なので、なかなか気持ちの整理が上手にできなくて……新しい幼稚園は短時間なのが理解しづらいみたいです……」「大きい声ビックリしちゃうよね、ごめんね~。幼稚園大好きすぎて、おうち帰るのがつらいみたい」などと、その場にいるママさんや子どもたちに明るい感じで、息子の気持ちを代弁していました。カミングアウトをするか迷われる方もいると思いますが、私がすぐ判断できたのは、海外での経験によるものでした。Upload By ユーザー体験談私が積極的にカミングアウトをしている理由息子が年少・年中の2年間、わが家はドイツで暮らしていました。通うことになった幼稚園では、外国人の障害児を受け入れるのは初めてとのこと。私は事前にメールで息子の様子を伝えたり、日本の園での様子を撮影した動画を送ったりして、息子の障害がどの程度なのかを伝えました。送った動画は以下の2つです。1.お弁当箱を自分で片づけ、歯磨きをして、先生の指示で順番に動いている様子2.体育の授業で走り回っている様子当時の私は、「よし、ちゃんと自分で片づけできているな。これなら幼稚園も受け入れてくれるはず」と思いました。でもドイツの園長先生がその動画を見て私に返してくれた感想は、「全然楽しそうじゃないね。目が笑ってない。単に従わせているだけ」。予想してなかった視点でした。この時、私の視点は息子自身の気持ちに向いてないと気づかされました。実際ドイツの幼稚園は非常に素晴らしい環境でした。先生方は日々試行錯誤で息子に対峙してくださいました。教室に入れない息子を園長先生は自分のオフィスに連れて行き、ときには膝に抱っこして一緒にパソコンで好きなキャラクターの画像を探して印刷したり、ときにはご自分はお仕事をしながら隣の椅子で息子を自由に遊ばせたり、ときには一緒にスマホで写真を撮って可愛く加工したり、ときには一緒にお散歩をしたりしてくれました。関わってくださった先生方全員、息子に合わせて接してくれました。この経験のお陰で、息子は人を信じることができるようになり、自分を受け入れてくれる人を探すのが上手になりました。自己肯定感の獲得にも繋がっていると思いましたし、仲の良い友達もできました。Upload By ユーザー体験談そして私の心境も大きく変化しました。ドイツに行く前も充分に息子の障害受容ができていると自分では思っていたのですが、実際には受容できていなかったことに気がつきました。以前の私はというと、仲の良い人にだけはカミングアウトしているのに、知らない人には息子の変な発言や態度に対して、なるべく障害だと思われないようにフォローすることを無意識にしており、気疲れすることが多かったように思います。ですが、ドイツで生活する中で、私はクラスメイトのママパパ全員に、息子の障害について話すようになっていました。こういう経験があったので、日本でも私は迷わずカミングアウトをしたのでした。日本の幼稚園でカミングアウトしたら?ドイツでそのような経験をしていても、日本ではみんなどういう反応をするんだろう……と不安はありました。ですが、返ってきたのは温かい言葉ばかりでした。「わかりますー。うちの子も!大変ですよね……」「友達のお子さんも発達障害で同じような話よく聞きます」「うちもグレーです。早く慣れるといいですね」「知り合いに障害児ママいるから、紹介します」「大丈夫ですよ」など、だいたいは笑顔で受け入れてくれ、同じ環境の人を紹介してくれたり、お友達になったりしました。Upload By ユーザー体験談その時、「あれ?こんなに理解してくれるんだ。自分だけが周りに迷惑をかけてつらいと思っていたけれど、もしかして意外とみなさん発達障害の子どもというものに慣れているのかもしれない」と思って、急に気持ちが楽になったのを覚えています。大規模マンションに住んでいるのですが、子どもの数がとても多いため、同じような環境に対する知識や経験のあるママさんたちが多かったのもラッキーでした。そこで繋がった人とは、その後も個別に特別支援学級や放課後等デイサービスの情報交換をしています。カミングアウトは、息子にも私にもいい影響を与えてくれました日本の幼稚園でカミングアウトしてから、息子にはすぐに目立った変化はありませんでしたが、周りの空気をすぐに察知するタイプですので、周りの大人の目が優しいことを感じ取ってはいたようです。同じ園バスの子のママや、私が話をするママさんとは、その後徐々に自分から声をかける様子も見られるようになりました。そして私は、友達、知人以外の他人にもカミングアウトするようになりました。そして意外にも受け入れてくれる方が多いことに気づき、「そっか、私ひとりで頑張らなくても、周りを頼っていいんだ」と思えるようになりました。以前は、私一人で連れて行くのは大変だからと旅行や遠出も諦めていましたが、「一人で頑張らなくてもいい」ことに気づいてからは、友人家族にお願いして家族ぐるみで旅行にいったり、週末は一緒に遊びに出かけたりすることで、自分自身もリフレッシュできるようになりました。Upload By ユーザー体験談その後、いろいろあって夫とは離婚したのですが、この「他人を頼って生きていい」ということに気づけたからこそ、夫と離婚しても大丈夫だと思え、離婚を決意できたと思っています。息子に「自分は一人ではないこと、周りを頼っていいこと」を知ってもらいたい今はまだ「ママといっしょ!」「ママの服着る」「ママと寝る」と、とにかくママ依存の9歳ですが、いずれ私との別れを経験する日がきます。そうなった時には絶望感に打ちひしがれずに、「僕は一人じゃない。周りの人を頼っていい。助けてくれる人はいる」、そう思って生きていってもらいたい。持ち前の愛想の良さとおふざけ気質はそのままに、上手に周りの人に手助けを依頼できる勇気を持ってほしいです。そして社会の人たちにも、ずっと独りでしゃべっていて「怪しいな」と思うかもしれないけれど、怖くないよ、ピュアで愛らしいところもあるんだよ、ということを知ってもらいたい……。今のうちから息子と社会のコネクションを作って、新しい場所、新しい経験を通じて、生きていける場所の広さを知ってもらいたいたいと思っています。そして願わくは、私がカミングアウトをしている様子を見た同じく障害を持っているお子さんの保護者さんたちが、つらい気持ちを吐き出せる雰囲気を感じてもらえると嬉しいなとも思っています。イラスト/keikoエピソード提供/おかんレベル8(監修:鈴木先生より)海外と日本との違いは多々あります。米国ではお昼はランチボックスを持って外で食べて楽しく過ごしています。対して、日本の給食ではみんな同じものを教室の中で食べます。国によって子どもを取り巻く環境はかなり違います。以前ドイツの友人から聞いた話ですが、ドイツでは就学前にペアトレを行う保護者も多いようです。そういうお国柄なので園長先生の対応もうまくできていたのではないかと思いました。また、カミングアウトしても周りのすべての方が理解するとは限りません。相手の立場への理解の困難さがある人の場合、かえって反発されることもあり得ます。そうしたこともあり得ると心にとめておくといいかもしれませんね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年12月21日主婦のユリは幼稚園に通う娘・サクラを迎えに行くため、バス停に向かいました。バス停に到着すると、次々とバスから降りてくる子どもたち。しかし、いつもなら1番にバスから降りてくるはずの娘が降りてきませんでした。焦ったユリはそのことを伝えると、慌ててバスの中を確認しに行った先生。しかし、戻ってくると、「バスに乗ってないみたいで……」と予想外の言葉を口にしたのでした。その後、先生は申し送り事項が書かれた名簿を確認すると、「おばあちゃんが園まで迎えに来たって担任のメモがありました」と言いました。 「お母さんのほうで何か聞いてないですか?」と尋ねられたユリでしたが、一切何も聞かされておらず……。先生に「すみません」と謝ると、実家の母親に電話をかけることにしたのですが……? うちのお母さんしか考えられない!いざ母親に電話をすると… 夫の実家は鹿児島県で、ユリのお母さんの家は幼稚園から徒歩5分の距離の場所にありました。 そのことから、当然自分のお母さんが娘の迎えに行ったものだと思ったユリ。 (保護者証を信用して渡したのに!こんな使い方するなんて……っ) 怒りをあらわにしながら電話をかけると、お母さんはすぐに電話に出たのでした。 ひとまずおばあちゃんと一緒にいるなら安心ですが、ユリが怒るのも無理はないですね。ひとまず、今後このようなことが怒らないように、しっかり2人で話し合ってほしいです。 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年12月21日ある日、息子を幼稚園に送り、家で仕事をしていると、幼稚園と夫から着信がありました。夫からはメッセージも来ていまいた。その内容を見て私は青くなり、すぐさま幼稚園に折り返し電話をしたのです……。 幼稚園と夫からの着信その日は何事もなく息子を園に送り、家で仕事をしていました。スマホはパソコンの横にあり、常にそばにあります。けれど、たまたま宅配便の対応をするためにその場を離れてしまいました。荷物を確認してからスマホを見ると、着信が2件。夫からと、幼稚園からのものでした。 夫からのメッセージも確認すると「息子が幼稚園でけいれんした。すぐ帰る」との文面が……。慌てて幼稚園に電話をすると、息子のけいれんはおさまったが、熱があり意識がないこと、そして救急車を呼んでいるとのことでした。 頭がまっ白になって、先生の話を聞きながら思わず泣いてしまいました。すると、電話の向こうから救急車のサイレンが聞こえてきて……。 救急病院へ救急隊の方とやり取りしたあと、搬送先も決まり、私は病院へ車で向かいました。病院に到着すると、処置室から大きな息子の泣き声が……! 意識が戻ったことに安堵し、合流した夫と検査結果などの説明を受けました。ようやく対面した息子は薬が効いているらしく、まだぼんやりとしている様子。 息子の服にはけいれんをしたときに吹いた泡や、食いしばったときの血がにじんでいて、どうして早く電話に出られなかったのだろうと悔やみました。 その後、医師からは「熱性けいれんだろう」と説明されました。幸い入院することもなく、けいれん予防の坐薬を処方され、その日のうちに帰宅。次の日には熱も下がって元気になり、本当にホッとしました。それからは家族で『けいれんしたときの対応』を共有し、対策を取っています。 ◇◇◇ 日本小児神経学会のHPによると、熱性けいれんは一般に生後6カ月から5歳までに発熱時に起こるけいれん発作のことだそうです。熱性けいれんの症状は熱の上がり際に多く起こり、例として、突然意識がなくなって白目をむき、身体をそらせるように硬くする、手足をガクガク震わせて顔色が悪くなる、ボーっとして意識がなくなるなどの症状があるとのこと。 子どものこのような症状を目の当たりにするとママもパパも驚いてしまうと思いますが、パニックにならず落ち着くことが大切だと言われています。ほとんどの熱性けいれんは5分以内に自然に止まるので、けがをしないよう、安全な場所に寝かせたり、吐いたときに息がつまらないよう体を横向きにしたりするとよいそうです。また、発作が始まった時刻や発作の様子を覚えておいたり、動画に収めておいたりすると、受診時に役立つこともあるのだとか。 5分以上続くようであれば、救急車などで病院に搬送することがすすめられ、また初めての熱性けいれんの場合は、救急外来などの医療機関を受診すると良いそうです。 判断に迷ったら、かかりつけの小児科または小児救急電話相談(#8000)に相談しましょう。 子どもの脳は熱に敏感で、風邪などの熱でもけいれん発作を起こすことがあるそうです。「熱性けいれん」について、知識と理解を深めておき、起こったときにできるだけ冷静に対処できるよう心がけたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:畑野ナツミ/30代女性・主婦。2019年生まれの息子のママ。ピアノ講師として、子どもから大人まで幅広い年代のレッスンを担当。音楽関係の記事や、体験談記事の執筆を中心にライターとして活動中。イラスト:はたこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年12月19日主婦のユリは幼稚園に通う娘・サクラを迎えに行くため、バス停に向かいました。バス停に到着すると、次々とバスから降りてくる子どもたち。しかし、この後予期せぬ事態が起こって……!? いつも通り、ママが娘を迎えにバス停へ行くと…? 娘のお迎えの時間になったので、慌てて家を出たユリ。 走ってバス停に着くと、ちょうど幼稚園バスが到着しました。 (あれ?サクラ来ないな。いつもはすぐ降りてくるのに……。) 「では、みなさんさようなら」 「あの!待ってください!」 先生の言葉にユリは即時に声を掛けました。 「まだ娘が降りてきてないです……」 「え?」 ユリの言葉に先生の表情は青ざめてしまったのでした。 いつも乗っている幼稚園バスに娘が乗っておらず、困惑するユリと先生。ほかのお友だちは問題なく降りてきているようなので、何か園側で手違いでもあったのでしょうか……。早急に幼稚園にいる先生に連絡を取って、安否を確認したいところですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年12月18日現在、わが家の娘は幼稚園に通っています。私は働いているのでママ友との付き合いが難しいところもあるのですが、ひとりのママが近寄ってきて困っています……。同じ幼稚園に通わせているママのひとりが私に会うたび、ブランド品を見せたがり、住んでいるタワマンの自慢をしてきます。おそらく、マウントを取ろうとしているのですが、そういうことに興味のない私は閉口しています。わが家は共働きなので、週末の家族時間は貴重です。自宅を見せたいマウントママから週末にホームパーティを開くと連絡がありましたが、お断りしました。参加しないこともよく思っていないようです。 人間性が疑われるマウントママ私がマウントママからの誘いを断っていたら、「貧乏暇なしなのね」と失礼なことを言ってくるように……。「一生ボロ雑巾みたいな生活をしていなさいよ」と言われたときには、本当にあきれてしまいました。 わが家はお金持ちではありませんが、日々の暮らしに困るほどではありません。ママ友の集まりに行かないのはお金がないからではなく……。ブランド品にも興味がないので、マウントママとは話が合わないのです。 ブランド品を自慢しても意味がないとわかると、今度はモテ自慢をし始めました。若い男の子を知り合い、遊んでいるらしいのです。絶対に関わりたくないと思いました。 化けの皮がはがれてきた!?ある日のこと。マウントママは最終手段に打って出てきました。我が家の目の前に、違法駐車をしたのです。苦情を言ったところ、高級車を自慢できたと思ったのか、彼女はうれしそうにしていました。「え、違法駐車じゃなくて高級車に嫉妬して怒っているの?」嫉妬? 笑ってしまいます。だってあれは……。「あれうちが売った車なんですけど」「え?」 同じ地域なのでナンバープレートを交換しなかったようで、すぐにわかりました。セレブを気取り、新車を購入したかのように車を見せびらかしてくるなんて……。その上、夫が稼いだお金を若い男の子に貢いでいるのですから、いいご身分ですよね。 本物のセレブは彼女のように下品ではないと思うのですが、自分はセレブだと思っているようです。 違法駐車を通報。その後…私は違法駐車を警察に通報し、マウントママは罰金を取られることに。そのこと事態は問題なかったのですが、ご近所さんなどから若い男の子に貢いでいることがバレたようで……修羅場になっているようです。 クレジットカードは取り上げられ、親しくしていたママ友にお金を貸してほしいと連絡してくることも。ですが、お金を貸す人はおらず、最終的に離婚して家から出ることになりました。 マウントママの子どもはパパがしっかり育てています。たまに2人で歩いているのを見かけますが、楽しそうにしているので安心しています。 ◇ ◇ ◇ 中古車を購入するのはいいですが、マウントをとってくる人とは仲良くなれませんよね。マウントをとろうと相手が近づいてきた場合は困ってしまいますが、興味がないという態度をとっていれば向こうから離れていくことも。対応を考えながら、距離をとっていきたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月18日VISH株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、幼稚園・保育園・認定こども園の園業務負担軽減を支援するICTツール「園支援システム+バスキャッチ」を導入した学校法人志村学園 白山幼稚園(所在地:神奈川県川崎市、理事長:志村 雄治)の導入事例についてインタビューを行い、その導入の効果について発表いたします。白山幼稚園では、「園支援システム+バスキャッチ」導入により幅広い機能を活用して園業務の効率化と先生方、保護者の負担軽減を実現しました。導入事例記事全文: 理事長・志村 雄治(写真左) 担当・清水 由実(写真右)■「園支援システム+バスキャッチ」の導入背景白山幼稚園は、「やさしくたくましく」という教育テーマのもと、子どもたちが自然を感じ、感性を豊かに育む環境を提供しています。しかし、日々の業務においては、預かり保育の手続きや欠席の連絡、指導要録の作成などで多くの時間と手間がかかっていました。■導入効果預かり保育の効率化:保護者の預かり保育の申し込みがアプリで行えるようになり、これにより紙ベースの手続きが大幅に削減。先生方の業務効率も向上しました。欠席連絡の合理化:保護者はアプリを通じて欠席連絡を行え、朝の電話が大幅に削減されました。園内でも電話受けの手間が軽減され、保育開始前に時間を有効活用できるようになりました。指導要録の柔軟な作成:スマートフォンやタブレットで指導要録を作成できるようになり、先生たちが作成のためだけに園に来る必要がなくなりました。サポートセンターの素早い対応:VISH株式会社のサポートセンターが柔軟で迅速な対応を行い、先生方がシステムを最大限に活用できるようサポート。継続的な連絡や提案により、運用の最適化が進んでいます。■白山幼稚園からのコメント志村 雄治理事長は、「このシステムの導入により、当園の保育業務は大きく進化しました。先生方も保護者も、より重要な子どもたちとの時間に集中できるようになり、感謝しています。」と述べています。■今後の展望白山幼稚園では今後も、先生方が自身のやり方に合わせた柔軟な運用が可能な「園支援システム+バスキャッチ」を活用していく予定です。機能の活用度を向上させ、保護者とのコミュニケーションを一層円滑にし、園業務全体をさらに効率化していく方針です。【「園支援システム+バスキャッチ」とは?】「園支援システム+バスキャッチ」は、幼稚園・保育園・認定こども園向けに開発された総合的な運営支援システムです。預かり保育の効率化や欠席連絡のデジタル化、指導要録への柔軟なアクセスなど、様々な機能を組み合わせ、園の業務を円滑に進めることができます。園支援システム+バスキャッチ公式サイト: 「園支援システム+バスキャッチ」のポイント【VISH株式会社について】代表者: 代表取締役 田淵 浩之所在地: 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F設立 : 2004年12月資本金: 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月18日私は、夫と5歳の娘との3人暮らしです。最近体調の悪い私のために、夫は料理を作ってくれたり、積極的に娘と遊びにでかけたりしてくれます。やさしい夫だと思っていたのですが……。娘は幼稚園が一緒の男の子と、週末よく公園で遊んでいます。夫がやきもちを焼くくらい、仲が良いんだそうです。今日も娘にせがまれて、夫は週末の公園へでかけていきました。 ある噂を耳にして心がざわつき…ここしばらく、私は体調不良で調子が良くありません。娘を公園に連れていってくれる夫に感謝していたのですが、娘が通う幼稚園のママ友からよくない噂を聞き……。 どうやら、娘が公園で仲良く遊んでいる男の子のママというのが、同じ幼稚園に通わせているパパと不倫をしているというのです。そういう人だから注意した方がいいとママ友に言われました。 夫が週末、娘を連れていく公園の裏手にはホテルが建っています。聞いたところによると、子どもたちが公園で遊んでいる間にホテルを利用して情事にふけるというのです。それが本当であれば幼い子どもを放置することになるので言語道断。許せない行為です。 うちの夫に限って不倫や放置はないと思いたいですが、男の子のママとうれしそうに話しているところを見たことがあり、心がざわつき始めました。 ついに信じられない出来事が!!「あなたどこいるの?」「え? 公園だけど?」「今泣きながらひとりで帰ってきたけど」 今週末も、夫は娘を連れて公園へでかけていきました。しかし、しばらくしてから娘がひとりで帰宅。いつも遊んでいるお友だちの男の子がケガをして、救急車を呼ぶ大騒ぎとなったようなのです。 娘は怖くなり、急いで家へ帰ってきたと話します。泣きじゃくる娘に夫のことを尋ねると、お友だちのママとどこかへ行っちゃったと言われ、がく然としました。 夫の携帯電話へ連絡すると、娘とはぐれただとか、コンビニへ飲み物を買いにいっていたとか、支離滅裂な言い訳のオンパレード。これはもう不倫確定でしょう。私は勤めて冷静に、救急車で息子さんが運ばれたことを隣りにいる人に伝えてほしいと話して電話を切りました。 別々の道を歩むことを決意して…その後、私は離婚に向けて動き出しました。夫は、家族が何よりも大事だと涙ながらに訴えてきましたが、子どもを放置してホテルに行っていた人を信用できるはずがなく……。娘も心の傷になったようで、夫を嫌うようになりました。 私は2人に慰謝料を請求。不倫相手だったママ友も離婚し、家を出たと聞きます。危険人物が去り、幼稚園のママ友たちはみなホッとしていると思います。 私は引っ越して娘と2人、穏やかに暮らしています。体調も良くなったので、公園で娘と一緒に遊べるようになりました。娘の成長をこれからも見守っていきたいと思います。 ◇ ◇ ◇ 不倫だけでなく、子どもを外に放置していたとなると謝られても許せないですよね。いっときの火遊びで後悔することのないよう、行動には気をつけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年12月16日VISH株式会社(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)は、2023年12月11日(月)に、当社が開発・提供する「学童保育支援システム」を導入した放課後児童クラブ るーむず(所在地:神奈川県相模原市)の導入事例を公開いたしました。導入事例記事全文: るーむず・平本 大輔様(写真左) VISH株式会社・齊藤 弘志(写真右)■「放課後児童クラブ るーむず」について・母体である相模つばさ幼稚園は、神奈川県相模原市にある幼稚園型認定こども園・「放課後児童クラブ るーむず」は2021年9月にスタートした放課後児童クラブ・市内外に関わらず、小学校に就学しているすべての児童を対象。定員は1日20名・曜日毎に活動プログラムを設定し、活動内容から利用日を選択することも可能・園外活動(課外活動)にも積極的に取り組んでいる放課後児童クラブ るーむず 紹介ページ: 【導入のきっかけ】・他社のシステムを導入し使用していたが、連絡・お知らせが上手く出せなかったり、保護者からの連絡も上手く受けられなかったりしていた。システムそのものは幼稚園向けのものなので、放課後児童クラブには向かないと思っていた。・そんなことで困っているときに知り合いが、教えてくれた。【利用している機能】・利用申し込み・イベントなどのお知らせ・活動報告・アンケート機能(イベントへの参加アンケート)・入退室打刻機能【学童保育支援システムとは】「学童保育支援システム」は、児童管理を中心に、保護者の連絡手段のデジタル化、教職員の働き方改革に寄与する低価格なクラウドサービスです。2023年12月時点で、幼稚園・保育園・認定こども園・学童保育施設を含め、全国で2,400以上の施設で利用されています。(解約・閉園除く)学童保育支援システム ホームページ: 学童保育支援システムのポイント【VISH株式会社について】代表者: 代表取締役 田淵 浩之所在地: 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F設立 : 2004年12月資本金: 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月11日幼稚園で年少組を担任している先生。息子をうまく撮影できなかったという理由で運動会を再度開催させたり、園に侵入して我が子を見守っていたりと問題行動の目立つ母親、ユリエさんに悩まされていました。ことあるごとにクレームをつけてきたユリエさんですが、3学期末で息子のリョウタくんを転園させると言ってきました。退園するリョウタくんの姿を撮影するために、卒園式にも襲来したユリエさん。最後までいちゃもんをつけることを忘れず、アルバムを持ってようやく帰りました。しかし、このアルバムが新たな火種を生むことに……。リョウタくんの水遊びの写真が一枚もなかったことに、腹を立てたユリエさん。撮影日、リョウタくんは風邪気味で水遊びを見学しており、リョウタくんを撮影した写真自体がなかったのです。 「私が確認する」とデータの確認のため、再び園にやってきたユリエさん。しかし、やはりリョウタくんの水遊びの写真は一枚もありませんでした。 その後――。 リョウタくんが転園した園で働いている先生の友人から、先生に電話がありました。どうやらユリエさんは「いじめられた」「街中で男と歩いていた」と先生の悪口をあちらこちらで言いふらしているそう。 悪口を聞かされたその園の園長は――? 小学校で会長になった母親の提案… 実は、リョウタくんの転園先の園長は、先生と一緒に働いたことのある人でした。毅然とした対応と丁寧な対応を心がけており、周りからも一目置かれる存在なのです。 そんな園長は、ユリエさんから語られた先生の悪口を一蹴。なおも引き下がらないユリエさんに対して、「そんなにリョウタくんが大切なら……、お家のショーケースにでもしまっておいたらどうですか?」と言い放ったのです。園長はユリエさんがやっている言動のおかしさに気付いてほしくて伝えたのですが、ユリエさんは呆気にとられるものの、響きません。 けれども先生は、尊敬する園長が自分のことを買ってくれていたことに誇らしい気持ちに。それからしばらく、ユリエさんやリョウタくんについて耳にすることはありませんでした。 数年後――。 園の保護者から「先生、ユリエさんのことご存知ですよね?」と先生は声をかけられました。とうに小学校高学年になっているはずのリョウタくん。ユリエさんはまたやらかしてしまったようです。 PTA会長になったユリエさんは、他の人の都合も聞かずに、ローテーションで下校する生徒の見守りと地域の清掃を毎日することを提案。当然、周りからは不満の声があがります。すると、ユリエさんは「不平等をなくすため、働いている方からはお金を徴収します!」と言いました。 「何もそこまでしなくても……」と言ったPTA役員に対し、ユリエさんは「じゃあうちの子がもし登下校に何か事故に巻き込まれたらあなた方のせいにしますからね!?」と言ったのです。 この発言をきっかけに、他の保護者は大激怒。ユリエさんは「非常識な人」とのレッテルを貼られ、浮いた存在になってしまったそう。 その後、その小学校に居づらくなったユリエさんは「虐められてる」と無理やり理由をこじつけて、リョウタ君を転校させたそうです。 それから数日後――。 偶然にも、先生はショッピングモールでユリエさんとリョウタくんの姿を見かけました。ズカズカと歩いて行くユリエさんとは対照的に、とぼとぼ歩くリョウタくん。その姿を見て先生は心がギュッとなるのでした。 ◇◇◇運動会で「うまく息子を撮影できなかった」というところから、先生を無視したり、無茶な要求をつきつけてきたりしたユリエさん。都合が悪くなると、理由をでっちあげてリョウタくんを転園・転校させてしまいます。 そんな母親に逆らうこともできず、ただ従ってきたリョウタくん。いつかユリエさんが自分のおこないに気付いて、リョウタくんや周囲を信頼し、リョウタくんがのびのび過ごせる日が来ることを願ってやみません。 母親が自分の子どもを思う気持ちは、先生たちもわかってくださると思います。もしも園生活で疑問や要望があったら、ユリエさんのように感情的にならずに、まずは先生たちに質問、相談をしてみるのがよさそうですね。子どもたちが楽しく園生活を送れるように願っているのは先生たちも一緒なはず。冷静に話し合うことができればお互いにとって良い解決策が見つかるものかもしれません。 そして、子どものためにも、幼稚園側と保護者で、円満な関係を築けるよう心がけることが大切ですね。感情的になったりぶつかったりしそうなときは、このことを思い出すようにしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月09日「ママ友の子を預かったら」最終話。共通のママ友を通じて、シングルマザーのSさんと知り合ったマユさん。明るくノリの良いSさんと意気投合し、Sさんの息子であるS太くんをたびたび預かるようになりました。しかし、Sさんの図々しさに辟易したマユさんはS太くんの預かりを拒否。その腹いせか、Sさんはマユさんの悪口を吹聴していました。さらに、親の事情を知らない子供たちの前で「もう遊ばないで!」と激怒したのです。「S太くんと遊んじゃダメなの?」と聞いてきた息子のアキトくんに、マユさんは「大丈夫だよ」と返しつつも、内心では「またSさんに怒鳴られたらどうしよう……」とひやひや。翌日、幼稚園の先生から声をかけられ事情を話すと、アキトくんとS太くんの様子を見てくれることに。 一方、Sさんはますます横暴になり、幼稚園の先生にも「うちは被害者なんですけど」の一点張り。マユさんにも暴言メッセージを送り始め、マユさんはSさんとの関わりを絶とうと、Sさんの連絡先をブロックしました。 横暴さを隠そうともしなくなったSさん。次第に人が離れていったようで、周りのママたちがマユさんに声をかけてきたのですが―!? ママ友は味方をしてくれたけれど… 横暴さを隠さなくなったSさんの周りからは、人が離れていきました。同時に、マユさんに声をかけてくる保護者も増えたのですが、手のひらを返したような態度にマユさんは不信感を抱いてしまいます。 しばらくして、S太くんの様子を幼稚園の先生に尋ねたマユさん。しかし、S太くんは近頃登園していないとのこと。病気などではないそうですが、詳しい事情は教えてもらえませんでした。 夏休み明け――。 SさんはS太くんを連れて、隣の市の実家に引っ越したそう。ようやくマユさん一家にも平和な日常が戻ってきたのです。 良かれと思って、S太くんを預かったマユさん。幼稚園や他の保護者、子どもたちまで巻き込む騒動に発展するとは夢にも思わなかったのではないでしょうか。 今回、Sさんの横暴さには驚きましたが、いずれにしても、子どもを預かるということは、責任が伴うもの。もしママ友が困っていた時は、一時保育などの預かり先を一緒に調べてあげるなど、他の方法で力になれることがないか検討してみるのもいいのかもしれません。 そしてSさん……。 現在は実家で過ごしているということですが、ママ友たちが離れていった今、何を思うのでしょうか。もしかしたら、冷静になり、自分の言動に反省や後悔をしているかもしれませんね。子育てをしていくなかで、誰しもママ友との出会いがあるはず。せっかく出会えたのですから、相手への配慮を忘れずに、それぞれにとってほどよい距離感や関係性で、気持ちの良いお付き合いができるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年12月09日幼稚園で年少組を担任している先生。息子をうまく撮影できなかったという理由で運動会を再度開催させたり、園に侵入して我が子を見守っていたりと問題行動の目立つ母親、ユリエさんに悩まされていました。ことあるごとにクレームをつけてきたユリエさんですが、3学期末で息子のリョウタくんを転園させると言ってきました。年度末の忙しさから先生は「卒園式当日は荷物はいらない」という連絡を、よりによってリョウタくんの連絡帳に書き漏らしてしまいました。すると、卒園式当日に「うちだけ荷物のことが書かれてなかった!」「転園するからいじめたんですか!?」と、ユリエさんから怒りの電話がかかってきたのです……。先生は素直に謝りましたが、ユリエさんは納得していない様子でした。 そして、ついに卒園式。自分のクラスの園児たちを連れて会場へ向かうと、そこには片手にカメラを構えたユリエさんの姿があったのです。卒園児の保護者ではないため、先生は驚きました。卒園式が終了すると、ユリエさんは先生に声をかけてきました。 「撮影しやすいようにリョウタを前に座らせてくれればいいものを」「最後の最後まで私たち親子をいじめないと気が済まないのかしらね?」 不機嫌なままアルバムを受け取り、リョウタくんとともに帰っていったユリエさん。今後関わることはないだろうと思っていたのですが、春休みに入ってから、また先生宛に電話が来たのです……。 先生のことなんて信用できない カメラマンが来て水遊びを撮影する日、リョウタくんは風邪気味で、ユリエさんから水遊びをさせないように連絡帳を通して言われていたので、見学していました。 そのため、リョウタくんの水遊びの写真データはなかったのです。 アルバムを渡したときに「水遊びの写真もあります」と誤って伝えてしまったことを先生は後悔します。 そしてユリエさんにはこの理由が通用するわけもなく……。 どこかにリョウタくんの水遊びの写真があるはずだからと、ユリエさんは探せと言い出しました。 先生は、誤って伝えてしまったことと、これでユリエさんの怒りが収まるならという気持ちから、水遊びの写真データを調べることにしました。もしかしたらカメラマンではなく、先生たちが撮影した写真があるかもしれないと思ったのです。 そして新学期がスタートしました。ユリエさんのことを忘れてバタバタとした日々を過ごしていた先生のところへ、同じ幼児教育の学校出身の友人から電話がかかってきました。 先生の友人はどうやらユリエさんとリョウタくんが通っている園で働いているとのこと。 そしてユリエさんは新しい園で先生の悪口を言いまくっていると言うのです。 アルバムを渡すときに「普段の園生活の写真や水遊び、玉ねぎ掘り、遠足の写真が入っていると思います」と言った先生。ユリエさんは電話口で開口一番、「水遊びの写真がありません」と言ってきたのです。 アルバム用にカメラマンに来てもらって撮影する日、ちょうどリョウタくんは風邪気味で、水遊びをさせないようユリエさんから要望があったのです。見学していたリョウタくんの写真は、アルバムには入れていませんでした。 私が「水遊びの写真が入っている」と言ったばっかりに、ユリエさんは「こんな納得のいかないアルバムに代金は払いたくないです」「あと本当にうちの子の水遊びの写真がないのか調べなさい!」とクレームをつけてきたユリエさん。 私がデータを確認しても、やはりリョウタくんの水遊びの写真は一枚もありませんでした。そのことをユリエさんに連絡すると、今度は「ちゃんと探したの!?」「いじめをする先生のことなんて信用できないので、私が今からそちらに確認しに行きます!!」と言って、また幼稚園にやって来ました。 ユリエさんにデータを確認してもらいましたが、やはりリョウタくんの水遊びの写真はありませんでした。「非常に残念です」と言い残して、帰っていったユリエさん。 後味はあまり良いものではなく、嫌なこともさんざん言われたものの、先生はようやく関わりを絶てたことに、心は晴れ晴れとしたのでした。 そして、新学期がスタート。 先生がバタバタとした日々を過ごしていると、別の幼稚園で働く友人から電話がかかってきました。友人が働く幼稚園に、リョウタくんが転園してきたとのこと。そして、ユリエさんは「前の園で担任に虐められた」「この前街中であの先生が男の人と歩いていた、公の場であんな姿見せて子どもに悪影響だわ」と、新しい園の園長に悪口を言いふらしていたそうです。 しかし、その園の園長は、「立派な園で立派な先生に1年担任してもらってよかったですねぇ~!」と返したのです。 転園手続きを終えてもなお、先生にクレームをつけてきたユリエさん。さらに、新たな園では前の園と保育士さんたちの悪口を吹聴しているようです。リョウタくんが新しい園でも楽しく過ごせるよう、ユリエさんには配慮してもらいたいものですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月08日共通のママ友を通じて、シングルマザーのSさんと知り合ったマユさん。明るくノリの良いSさんと意気投合し、Sさんの息子であるS太くんをたびたび預かるようになりました。しかし、Sさんの図々しさに辟易したマユさんはS太くんの預かりを拒否。その腹いせか、Sさんはマユさんの悪口を吹聴していました。同じ園の保護者にマユさんの悪口を吹き込んでいたSさん。後ろ指を指されていたマユさんでしたが、数名のママ友の誤解を解くことに成功します。 そんなある日、マユさんは自分の息子とSさんの息子が楽しく遊んでいるのを目にしました。マユさんは「親の事情に子どもは関係ない」と思っていましたが、Sさんは違ったよう。子どもたちの目の前で「もう遊ばないで!」と激怒したのです……。 ある日、子どもたちのことを心配した保育士さんに声をかけられたマユさんは、事情を話しました。すると、Sさんからとんでもないメッセージが届いて―!? 訴えても良いんだからな 不安そうに「S太君と遊んじゃダメなの?」と聞いてきたアキトくんに、「大丈夫だよ」と答えたマユさん。しかし、内心ではまたSさんに怒鳴られたらどうしよう……と思い悩んでいたのです。 翌日――。 Sさんが「アキトくんと遊ばないで!」と言っていたところを目撃した幼稚園の先生から、声をかけられたマユさん。事情を話すと、アキトくんとS太くんの様子を見てくれることに。少しではありますが、ほっとしたマユさんなのでした。 一方、いろいろな人に横暴な態度を目撃されていたSさん。幼稚園の先生が事情を聞こうとしても「うちは被害者なんですけど」の一点張り。 マユさんにはSさんから「先生に余計な事言っただろ」「訴えても良いんだからな」と脅すようなメッセージが届いていました。こんな暴言が繰り返し届くくらいなら、とマユさんはその場でSさんをブロックしたのでした。 以前からその片鱗はありましたが、仲違いしたことでさらに話が通じなくなってしまったSさん。横暴な態度で、他の人からも敬遠されているようです。S太くんのためにも、もう少し節度ある態度を取ってもらいたいものですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年12月08日共通のママ友を通じて、シングルマザーのSさんと知り合ったマユさん。明るくノリの良いSさんと意気投合し、Sさんの息子であるS太くんをたびたび預かるようになりました。今後、S太くんを預かることはできないとSさんにハッキリ告げたマユさん。すると、「高級なお菓子タダであげたのに!」とSさんは逆ギレし、喧嘩別れとなってしまいました。同じ幼稚園に子どもを通わせていたマユさんとSさん。マユさんが「もうS太くんを預かることはできない」と言ってから、SさんはYさんをはじめ、同じ園の保護者達にマユさんの悪口を吹き込んでいました。 幼稚園の送り迎えが憂鬱になってしまったマユさん。さらに、目を疑うような出来事が……!ママ友が自分の子どもに伝えていた指示 Yさんや交流のあったママ友の助けもあり、何人かの保護者の誤解を解いたマユさん。しかし、まだ送り迎えの時の視線は気になっていました。 そんなある日、親の事情を知らないマユさんの息子アキトくんと、Sさんの息子S太くんが楽しそうに遊んでいるのを目撃したマユさん。 しかし、「S太!アキトくんとはもう遊ばないでって約束したでしょ!」という怒鳴り声が響き渡ります。ちょうどお迎えに来たSさんは、S太くんがアキトくんと遊んでいるのを見て激怒。そのままS太くんを連れ帰ってしまったのです。 いくらなんでも酷い、と思ったマユさんは、その日の夜、Sさんに電話することに。「子どもは関係ないでしょ」と言うマユさんに対し、「S太とアキトくんを遊べなくしたのはアキトくんママのほうでしょ」「これ以上子供を傷つけないためにアキトくんと遊ぶなって言ってるの」と逆ギレするSさん。 「もうこれ以上うちの子に関わらないで!」と言って、Sさんは電話を切ってしまいました。話の通じないSさんに、マユさんは恐怖を覚えるのでした。 子どもたちの前で「その子と遊ばないで!」と言ったSさん。S太くんもアキトくんも驚き、傷ついたことでしょう。Sさんはマユさんに親切にしてもらったのを忘れて、すっかりマユさんを恨んでいる様子ですが、子どもたちの気持ちも考えてもらいたいものですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年12月07日幼稚園で年少組を担任している私。運動会を終えた直後から、なぜかリョウタくんの母親、ユリエさんから無視されたり、いちゃもんをつけられたりしていました。どうやらユリエさんは運動会に不満がある様子。2時間の間、一方的に難癖をつけてきた挙句、「もう一度運動会をやってください」ととんでもない要求をしてきたのです。ことなかれ主義の園長により、再度開催されることとなった運動会。ユリエさんとその妹は、通常の運動会では立ち入ることのできないエリアからリョウタくんを撮影できてご満悦の様子。その後、先生に対しての態度も一変し、機嫌よく挨拶までしてくるように。 時は過ぎ、3学期も残り1週間に。毎年恒例の個人懇談会について、ユリエさんから「順番を一番最後にしてください」との連絡がありました。 そして、懇談会当日――。 またクレームをつけられるのではないか、とひやひやしてた先生でしたが、ユリエさんはわが子の溺愛話を語るばかり。しかし、最後に「うちの子『転園』させるので」と言い出したのです。転園理由を聞いて先生はただただ戸惑うのでした……。 衝撃の転園理由とは ユリエさんからの突然の「うちの子オカマ化発言」に驚く先生。 リョウタくんのいる年少クラスは、男の子と女の子の人数が同じぐらいでした。 しかし、リョウタくんと気の合う男の子はハヤトくんのみでした。ハヤトくんは以前、強くリョウタくんを抱きしめて、ユリエさんはハグで内臓が破裂するじゃないかと心配していました。 行事がある日は午前中で終わるため、荷物なしの手ぶら登園のことが多い幼稚園。先生は、手紙や連絡会でも、卒園式の日は荷物は要らないことは話していました。 しかし卒園式前日、年度末でバタバタと忙しくなってしまった先生。 「荷物は要りません」という旨を連絡帳に書いた人と書いてない人を作ってしまうというミスを犯してしまいます……。 どうやら先生はリョウタくんの連絡帳に荷物のことを書き漏らしていたのです。 無事に全員が登園したころ、先生宛に一本の電話がかかってきました。 「うちの子、オカマになりそうじゃないですか?」と突拍子もないことを言い出したユリエさん。「気の合う男の子が少ない」「リョウタの足を引っ張るようなクラスメイトばっかり」と言いがかりをつけてきたのです。 「年中の頃には男子・女子で分かれて遊ぶことも増えてくるからそんなに心配しなくても大丈夫ですよ」「ここで環境が変わるのはリョウタくんにとっても負担になってしまうかも……」と先生は伝えますが、ユリエさんの転園への意思は固い様子。 結局、リョウタくんは転園することになり、先生は事務の人と連携して急いで転園手続きを終わらせました。 卒園式前日――。 年度末の忙しさで、先生は何人かの連絡帳に「明日は手ぶらで来てください」「荷物はいりません」という連絡を書き忘れてしまいました。そして、よりによって、リョウタくんの連絡帳にも書き漏らしてしまったのです……。 卒園式当日。バスで迎えに行くと、リョウタくんは荷物を持っていました。その場にいたユリエさんに荷物をお返しして、リョウタくんたち園児を乗せて園へ向かいました。 すると、登園してすぐにユリエさんから私宛に「連絡帳にうちだけ荷物のことが書かれてありませんでした」「転園するから、いじめたんですか!?」と電話が来たのです……。 ユリエさんは女の子と遊ぶリョウタくんのことを心配しているようですが、気の合うお友だちに性別は関係ないのではないでしょうか。ましてや、女の子のように育つと言っていますが、どのように育ったとしてもその子の個性ですよね。親の都合で、1年間ともに過ごしてきたクラスメイトたちと引き離されてしまうことになったリョウタくん。転園先で楽しく過ごせるといいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月06日共通のママ友を通じて、シングルマザーのSさんと知り合ったマユさん。明るくノリの良いSさんと意気投合し、Sさんの息子であるS太くんをたびたび預かるようになりました。共通のママ友、Yさん宅でランチをした時もSさんの図々しさは相変わらず。女の子の親であるマユさんとYさんに向かって「女の子って生意気だから、私は男の子だけで十分」と言うなど、非常識な発言を繰り返します。S太くんを安易に預かってしまったことを後悔し、「もうS太くんを預かれない」とハッキリ断ったマユさん。しかし、Sさんは「高級お菓子タダであげたのに!」と逆ギレします。「もう頼んだりしないから!」「今まで嫌々預かってくれてありがとね」と捨て台詞を残して、Sさんは去っていきました。 しかし、子どもたちは同じ幼稚園。気まずさを感じているマユさんのもとに、Sさんと共通のママ友、Yさんから驚きの連絡が――!? 嘘八百を並べ立てるママ友 同じ幼稚園に子どもたちを通わせていることもあり、Sさんに対して気まずさを感じていたマユさん。そこに、Sさんと知り合うきっかけになったママ友、Yさんから連絡が入りました。 Yさんによると、Sさんは「急に預かってくれなくなった」「お菓子も毎回ねだられてあげてたのに」とマユさんのことを愚痴っていたそう。Yさんは関係性を悪化させないために黙っていたようですが、さすがに我慢の限界に達してしまったようです。 マユさんは今までにあったことをすべてYさんに打ち明けることに。YさんもSさんに思うところがあったようで、少しずつ距離を置いていきたいと言いました。 数日後――。 送り迎えのたびに、周囲の視線が気になるようになったマユさん。Yさんに愚痴るだけでは気が済まなかったのか、Sさんは幼稚園のママ友たちにマユさんの悪口を言いふらしていたのです。 悪口の内容は度を越したもの。マユさんと交流のあるママ友は嘘だと見抜いたようですが、そうでない保護者たちは信じているようです。マユさんは幼稚園の送り迎えが憂鬱になってしまいました。 自分の思い通りにならなかったからと言って、Sさんのように嘘をついて被害者のふりをして周りを味方につけようとするのはいただけませんね。Yさんをはじめとするママ友はマユさんの味方になってくれていますが、マユさん自身が幼稚園に行くのが苦痛になってしまうのではないでしょうか。ほかのママたちがSさんの話を鵜呑みにしないといいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2023年12月06日幼稚園で年少組を担任している私。運動会を終えた直後から、なぜかリョウタくんの母親、ユリエさんから無視されたり、いちゃもんをつけられたりしていました。どうやらユリエさんは運動会に不満がある様子。2時間の間、一方的に難癖をつけてきた挙句、「もう一度運動会をやってください」ととんでもない要求をしてきたのです。「うちの子をきちんとビデオに残したいんです!」と言って、もう一度運動会をするよう要求してきたユリエさん。しかし、ユリエさんが持ってきた映像には、引きのアングルではあるものの、綺麗に撮れている映像が。 実は、運動会当日、隣のマンションに不法侵入して別アングルからリョウタくんを撮影していた人がいたのです。それは、リョウタくんの叔母、つまりユリエさんの妹でした。 先生が運動会の再度の開催に難色を示していると、ユリエさんは「行進とダンスだけでいいから!」とたたみかけてきました。私の一存では決められないことをユリエさんに話し、園長に相談してみると――? 園長の決断は… ユリエさんの「もう一度運動会をやってください」という無茶な要求について、先生は園長に相談しました。すると園長は「じゃあ……やりましょう」と返してきたのです。 園長は最近うちの園に来たばかり。ただでさえ園児が少ない状況に危機感を抱いており、揉め事が起こるのを危惧しているようでした。 結局、行進とダンスのみではありますが、再度運動会が行われることに。ユリエさんとユリエさんの妹は、通常の運動会では立ち入ることのできないアングルからも撮影ができ、ご満悦。その後、先生に対しての態度も一変し、ユリエさんは機嫌よく挨拶までしてくるように。 これで一件落着かと思いきや……。ユリエさんとその妹は、今度は園内に侵入して、リョウタくんと周りの職員を監視するようになったのです。見かねた先生が注意すると、「親に子供を見守る権利はあるでしょ!?」と逆ギレ。園長にも相談しましたが、やはりことを荒立てたくないようでスルーされてしまいました。 その後、ユリエさんから大きなクレームをつけられることはなく、3学期も残り1週間に。毎年恒例の個人懇談会の時期になりました。 リョウタくんの連絡帳を確認すると、ユリエさんから「懇談会は順番を一番最後にしてください」とのメッセージが。懇談会の順番が最後だと、次の人を気にせず話し込めるため、「今度は何を言われるんだろう……」と憂鬱な気持ちになってしまった先生。 そして、懇談会当日――。 ユリエさんはリョウタくんの溺愛話を語っていました。てっきりクレームをぶつけてくると思っていた先生は拍子抜け。最後に、年中さんクラスで使う用品の注文について確認すると、「うちの子『転園』させるので」と驚きの返答が。 通常、転園については手続きがあるため、決まり次第園に即報告してもらうことになっていました。年度末のばたばたしている時期に突然言われてしまい、先生は戸惑ってしまいます。 とりあえず先生は退園理由を聞いてみることに。すると、ユリエさんは「うちの子、最近ちょっとこっち(オカマ)の方になりそうじゃないですか?」と意味不明なことを言い出したのです。 ことを荒立てたくない園長の気持ちもわかりますが、運動会を再度やり直すという大きな要求をあっさり通してしまったがために、ユリエさんの行動はより大胆になってしまったのかもしれませんね。わが子が通うとはいえ、断りなく幼稚園を隙間から覗くというのはいただけないですよね。担任の先生としては、園長にこそ、はっきりと幼稚園の方針を伝えてユリエさんを説得してほしかったのではないでしょうか。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月05日幼稚園で年少組を担任していた先生。運動会を終えた直後から、なぜか1人の保護者から無視されるようになってしまいました。運動会の翌日から、ユリエさんという保護者に無視されるようになった担任の先生。連絡帳の保護者欄は真っ白のままで、挨拶をしても完全に無視。 心当たりがなく、戸惑うばかりの先生に、ユリエさんは今度は「うちの子をいじめないで!」といちゃもんをつけました。先生は謝罪したものの、また数日後「話がしたいです」と連絡してきたユリエさん。モヤモヤしたまま、話し合いの場に赴くと……? クレームの嵐 運動会当日ー。 ユリエさんはかけっこ、親子競技、玉入れなど、リョウタくんが出る競技のときは自分のレジャーシートから離れて……。 どうやらユリエさんは運動会に不満がある様子。行進で息子のリョウタくんが列の最後尾だったこと、自分たちの座る位置からリョウタくんが見えなかったこと、補助に入った先生のおしりが映り込んだこと……。先生は事情を説明しますが、ユリエさんの怒りはおさまりません。 ついにはリョウタくんと仲の良いカイトくんまで槍玉に挙げられてしまいます。先生から見たら仲の良い2人がハグしているほほえましい光景ですが、ユリエさんは「こんな締め上げてリョウタの内臓が破裂したらどうするんです!?」と怒りを爆発。 そんなわけないだろう……と思っていると、「あと、運動会でうちの子のこと囚人扱いしてましたよね!」とまたもクレームを言ってくるのでした……。 運動会の不満を一気に担任の先生にぶつけたユリエさんですが、何事にも事情はあるもの。すぐにクレームを入れるのではなく、まずは相手の事情に耳を傾ける気持ちの余裕を持って、冷静に話し合えるといいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年12月02日2歳半と生後8カ月の男の子2人を育てている私。長男は最近「抱っこして!」と、抱っこや一緒に何かすることを求めてくるのです。私のそばから離れたくないかのように引っついて、家事ができないほど。最初は「次男に嫉妬していて満たされていないのかな」と思い、要求に応えて抱っこしていました。しかし、長男の訴えは強まるばかり。ある日、幼稚園の面談へ行ったとき、先生に相談してみました。すると先生から驚く言葉が返ってきたのです……。起きてすぐに「抱っこ」を求める長男2歳半の長男は、起きると「抱っこ!」、遊びに飽きては「抱っこ!」と私の家事ができなくなるほど抱っこを求めてきます。最初は次男ばかり抱っこしているから次男に嫉妬しているのかなと思っていました。そこで、長男と過ごす時間を増やしたり、気づいたら抱っこをしたりしていました。 しかし、状況はまったく変わらず、長男の「一緒にいたい!」という言動は強まるばかり。家事も滞るし、最終的にしつこい長男を叱ることも増え、私は悩んでいました。 幼稚園の先生の言葉そんな矢先、今後通う予定の幼稚園の先生との面談がありました。面談では幼稚園の中を見せてもらえました。初めて幼稚園を見学した長男。この幼稚園に通うということを理解しているようで、希望に満ちた笑顔で目がキラキラと輝いていました。 そして、私は最近の長男の様子を先生に相談してみました。すると先生からは「嫉妬ではなく、この年齢だと誰かと一緒に作業をしたい気持ちが強まっているのかもしれませんね」と、予想もしない言葉が返ってきたのです。 一段と成長していた長男先生の言葉を聞いてから、長男の行動をよく観察してみました。すると、長男は外に行くといつもお友だちを探していました。そして積極的にお友だちの近くに寄って一緒に遊び、夫と畑仕事をしているときはお手伝いをしたがっていたのです。 私は「成長している証拠だ。何でもいいから誰かと一緒に作業がしたいんだ」と気づきました。それから、私はできるだけ長男と一緒に家事ができるようにいろいろ考えました。今では一緒に洗いものをしたり洗濯ものを干したりしています。 長男は誰かと一緒に何かをする喜びや楽しさを知っていて、それをしたかったのだと気づいてから私は猛反省しました。今でも長男は「抱っこ」と甘えてきますが、以前のようなしつこさはありません。毎日の何でもないことを私と一緒にするだけで、とても満足そうな顔をしています。お手伝いを楽しんでくれている今の時間を大切にしていこうと思います。 著者:岩見エリ/女性・主婦。2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年12月01日VISH株式会社は幼稚園・保育園・認定こども園向けICTシステム「園支援システム+バスキャッチ」の導入施設数が、2023年12月1日に2,400施設を突破したことをご報告いたします。園支援システム+バスキャッチ公式サイト: 「園支援システム+バスキャッチ」導入2,400施設を突破!2010年12月にサービスの提供を開始した「園支援システム+バスキャッチ」は、幼稚園・保育園・認定こども園のDX化を支援するクラウドサービスです。この13年間、目まぐるしく変化している保育業界の多様なニーズに合わせた機能開発を続け、幼稚園・保育園から認定こども園まで幅広い施設にご利用いただけるサービスに成長しています。その柔軟性と現場の業務負担軽減への貢献を評価頂き、この度2023年12月1日に導入施設数が2,400施設を突破しました。VISH株式会社は今後も多忙な教職員の業務負担軽減、保護者の連絡手段のデジタル化に寄与できるよう新たな機能の拡充を継続してまいります。■園支援システム+バスキャッチの特長◎利用料金基本機能は、園児数・教職員数に関わらず、初期費用0円、月額9,900円(税込)よりご利用いただけます。インターネット経由でアクセス可能なため、端末の台数の制限はなく、利用場所に依存せずにサービスを利用できます。また定期的に無料のアップデートを実施していますので、常に最新の機能の利用が可能です。◎幼稚園・保育園から認定こども園まで幅広い施設に対応2010年12月より13年間、柔軟にバージョンアップしてきたサービスです。幼稚園・保育園の多忙な教職員の業務負担軽減、保護者の連絡手段のデジタル化はもちろんのこと、認定こども園の煩雑な事務処理への対応、幼児教育・保育の無償化の申請書類作成への対応、送迎用バスの置き去り防止を支援する機能の開発と業界への課題に対応したサービスです。◎セキュリティVISH株式会社は、プライバシーマークを取得し、お客様から預かる重要な情報を慎重に管理しています。総務省が推進する「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示指針」に従い、情報の安全性を確保しています。データ通信はSSLを使用して暗号化されており、外部の第三者が内容を確認することができません。さらに、データセンターにはAmazon Web Servicesの高度なセキュリティと信頼性を備えたインフラを利用しています。■園支援システム+バスキャッチの機能概要「園支援システム+バスキャッチ」基本機能・園児情報の一元管理・園児名簿、指導要録、保育計画の作成・施設からのお便り配信、メール配信、アンケート作成・保護者からの欠席連絡、連絡帳、出席簿管理・保護者からの預かり保育予約、預かり保育管理(認定こども園対応)・登降園管理、行政提出書類の作成・送迎バス運行管理(バスロケーションシステム)・午睡チェック・教職員の出退勤管理・未就園児、教職員採用向けメールマガジン・幼児教育・保育の無償化各種書類作成、出力・保育料計算、口座振替【VISH株式会社について】代表者: 代表取締役 田淵 浩之所在地: 愛知県名古屋市中区錦二丁目10番13号 SC錦ANNEX 5F設立 : 2004年12月資本金: 1,150万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月01日幼稚園に毎日楽しく通っている娘ですが、ある日しょんぼりして帰ってきました。理由を聞いたところ、「先生から幼稚園に来ないでくださいって言われちゃった」とのこと。そんな幼稚園の先生から言われた言葉が原因で起きた、ある出来事をご紹介します。娘がしょんぼり帰ってきた幼稚園が大好きな娘は毎日楽しく通っていたのですが、ある日いつもと様子が違う……。元気がない理由を聞いてみたところ、「先生に幼稚園に来ないでくださいって言われた」と話してくれました。 クラス全員で制作活動をしていたところ、娘を含めた数人が集団行動を乱し、困り果てた先生が子どもたちに言った言葉だったようです。私は言葉の選び方に疑問を感じましたが、あなたがしたことで先生が困ってしまったんだよ、ということを伝えました。 しかし、娘は言われた言葉だけが心に残り、状況には関心がない様子で、幼稚園に行ってはいけないと思っているようでした。 娘が幼稚園バスに乗りたがらない翌朝、スクールバスが使用している幼稚園バスの停留所へ。バスが到着して先生が迎えてくれたのですが、娘はバスに乗りたがりませんでした。 前日の出来事が原因と思い、バスに乗り合わせた先生に「昨日先生に幼稚園に来ないでくださいって言われたから行けないって言うけれど、幼稚園に行っていいですよね?」と話すと、「幼稚園に来ていいんだよ」と言ってくれたのを聞いた娘は安心したようで、バスに乗って出かけていきました。会話を振られた幼稚園の先生は、私が話した内容に少し驚いた様子でした。 担任の先生から電話がかかってきたその日の夕方、バスでのやりとりを知った幼稚園の担任の先生から電話がありました。娘には「もう幼稚園に来てもいいです」と伝え、誤解を解くように努めてくれたとのこと。けれども娘が不安を感じた「幼稚園に来ないでください」という言葉については、特に説明はありませんでした。娘に関しては、幼稚園に行ってもいいということがわかってからは、前と変わらず楽しく幼稚園に通い、担任の先生のこともとても大好きです。 実際に現場を見たわけではなく、私自身もいつもお手本のような態度や振る舞いを実践できているわけではありません。それに、先生の言い方や言葉のニュアンスの解釈が違っていたかもしれないので、あえて、なぜあんなふうに言ったのかは聞いていませんが、娘の叱り方や叱るときの言葉選びについて考えさせられる出来事でした。 著者:仲本まゆこ/代女性・主婦。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年12月01日こんにちは〜!hugmug friendsのmaikoです❤︎11月も下旬になり、いよいよクリスマスの時期に入ってきましたね!誰もが好きなイベントではないでしょうか?私ももれなく大好きです❤︎クリスマスって子どもから大人まで本当にわくわくしちゃいますね、、!そこで、今回はフライングタイガーでクリスマスグッズをいくつか購入したのでご紹介させてください^ ^(1)ユーモア溢れるオーナメントまずは毎年買い足しているオーナメントになります!きっと毎年楽しみにしてる方多いですよね!今年は厳選してこの4つを(もっと買いたかった〜)我が家のツリーはオーナメントが飽和状態で、、今年はかなり厳選しました汗上のふたつは娘が選んだもので、下ふたつは私が選びました!(少々言い合いもしながら、、笑)どれもこれもかわいくて悩みました、、。他にもお寿司やホットドッグ、ブロッコリー、牡蠣などもありました笑ユーモアに富んでて見るだけでも楽しいですよね!ただひとつだけ難点を言うと、割れやすい、欠けやすいこと!落としたら終わりです、、(笑)1歳の息子がいるので絶対に触れない上の方に飾っています!こんな感じになりました❤︎下の方は息子がサワサワしちゃうので今年は上部分にオーナメントが集中しちゃってます!笑なので、お写真下半分は割愛させてもらいます。笑あまりおしゃれ感がなくごちゃっとしちゃってますが(笑)どれも娘お気に入りなので、それだけで良しです◎(2)小ぶりで飾りやすいスノードーム雪だるまのスノードームになります。この他にもサンタクロースやツリーもあったのですが、娘チョイスでこちらにしました!値段もお安く小ぶりなので、もう一つ買い足そうかな〜と思っています。ただ置いておくだけでかわいいですよね!(3)絵柄がかわいいクリスマストレイン娘が欲しい〜ということでこちら!合わせて2種類ありました!ジンジャーブレッドマンが描かれているのが可愛くてこちらに❤︎我が家のお気に入りを飾っているところにスノードームと一緒に置きました!どうでしょう〜娘にどう?と聞くと、いい感じ〜と喜んで?ました(笑)(4)2枚入り何かと使えるギフトバッグこちらはギフトバッグとのことですが、普段の息子のおやつ入れに購入しました。これで大きさが大体伝わるかな?サイズもちょうど良くて、お手頃なのでお友達にでもちょっとしたプレゼントを入れるのにも使えますね◎もうひとつは娘にすでに取られちゃいました笑巾着袋は何かと使えて便利なのでとてもおすすめです❤︎(5)幼稚園のお弁当にもサンタクロースのアルミホイルこちらも娘チョイスで購入しました。娘の通っている幼稚園は週2回お弁当なので、おにぎりを包んだり、仕切りにしたりとキッズはテンションあがりますよね!ちなみにハロウィンのときはジャックオーランタン柄で販売されていて、購入しました。イベントごとに柄が変わって私も楽しいです^ ^今回購入したのは以上の5種類になります〜!海外商品ならではのデザインとお手頃価格なのでついつい買いすぎちゃいますね!特に用事がなくてもふらっと寄っちゃう〜きっとまた何か買い足しに行くでしょう、、笑ひとりでゆっくりお買い物するのも、子どもとあれが可愛い、これも可愛いと言い合いながらお買い物するのも大好きです!でも今回は少しバタバタと購入したので、次はゆっくりと見に行きたいなぁ〜それではまた〜!
2023年11月28日娘さんの途中入園した幼稚園での初めての運動会。家族で会場を訪れた際の大ハプニングをご紹介します。 衝撃の光景に…夫の転勤の関係で途中入園した幼稚園で、初めての運動会がありました。会場は駐車ができないところだったのですが、近場だったので歩いていくことに。 娘はオープニングで踊る予定だったので、集合時間も早めでした。少し余裕を持って会場に着くと、園児が誰もおらず、そこでは野球部らしき人たちがキャッチボールをしていました。呆然としておたよりを取り出すとなんと会場を勘違いしていたことが判明。土地勘がなく、必死で調べると走ればギリギリ間に合う場所でした。 娘と共にとにかく走り、道行く人に聞きまくりながらなんとか到着しました。運動会前に娘を盛大に疲れさせてしまい大反省の出来事でした。 著者:平岡さな/30代女性・主婦。2児の母の主婦。日々節約生活に励んでいる。イラスト:きょこ ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年11月27日発達凸凹兄妹を育てるわが家。夫は短気で高圧的で……わが家は二人兄妹、息子は20歳の大学生、娘は17歳の高校生で二人ともADHD(注意欠如多動症)の診断を6歳の時に受けました。私自身診断はありませんがADHD(注意欠如多動症)グレーだと感じています。現在59歳の夫は性格はまじめで短気、そして高圧的な面があります。特にお酒が入ると難癖をつけてきます。今は子どもも大きくなったため、昔より関係は良好ですが、二人が小さい頃はぶつかることもよくありました。息子の幼稚園トラブル、娘の1歳半健診での指摘。その時夫は……息子は幼稚園に入ってからトラブルが目立つようになってきたタイプで、3歳の時、園で他害をしてしまい、園長先生からやんわり退園を促されました。まだ発達障害について何も知らなかった私は、園に言われるまま発達検査を受けたあと、支援センターの方に「幼稚園は辞めるべきなんでしょうか?」と質問。職員の方からは「いや、そこまでしなくてもいいのでは?」と言われたため、それを園にそのまま伝えたところ「じゃあ様子見ましょうか」となり、卒園まで通い続けることができました。その後、園で細かに対応していただいたため、息子は療育に通わず、小学校からは放課後等デイサービスを利用するようになりました。この時の夫はというと、特に何か手伝ってくれるわけでもなく、ただ私の報告を受けるのみという対応でした。「幼稚園内のトラブル」くらいにしかとらえていなかったのかもしれません。Upload By ユーザー体験談そして娘。娘はとにかく気に入ったものを手に入れないと気がすまず、欲しいものを買わないと大癇癪になってしまうので、買い物に出るのが怖かったほどでした。1歳半健診で相談したところ、「療育に行ったほうがいいかもしれませんね」と言われ見学。幼稚園入園まで療育に通うことになりました。この時、夫は単身赴任中でした。私は同居していた義母には相談をしたのですが、夫には相談しないまま療育に通うことを決めました。言うと「行く必要ない!」と反対されると思ったからです。しかし、私が怪我をして療育に送迎できなくなってしまったことで、娘が療育に行っていることが夫に知られてしまいました。そこからは「なんで黙っていたんだ」と大喧嘩になってしまいました。「そんなところ行っても意味がない」やら「幼稚園で十分」やら夫は感情的に怒ってきます。私はたいていは夫のこうした批判は、受け流すようにしていました。意見を言ってもさらに怒らせてしまうだけだと感じていたからです。ですが、この療育通いは譲れなかった。ほかは譲っても反対されても、療育だけは絶対に通うと強く主張しました。その剣幕に夫も強く言えなくなってしまったのでしょう。療育について文句を言うことはなくなりました。Upload By ユーザー体験談その後夫は発達障害について勉強してくれたみたいです。手は貸してくれませんでしたが、子どもの障害や療育についてなにか口を挟むことはなくなりました。兄が放課後等デイサービスに行くことになった時も反対することはありませんでした。これはとてもありがたいことでした。私の磨きのかかった夫対応と、父を「世に放つのはヤバい」という息子夫はお酒が入ると「お前はバカだ」「気が利かない」「だめなんだ」と難癖をつけてきます。こんな言葉を頻繁に言われるのはいやですよね。こんなときの私の対応のコツは「のまれないこと」です。夫の言い分に、私自身の気持ちが持っていかれないようにするのです。自分は間違っていないと思っていれば大丈夫でした。Upload By ユーザー体験談今も「イヤイヤ、その言葉そのままお返ししますよ」と内心思うことも多々ありますが、いさかいにならないよう適当に相槌をうちながら話を聞くようにしています。それは理不尽だと思うようなことを言われていても、自分まで気持ちを高ぶらせて言い返してもしょうがないんだからと客観的に見ている感じです。ですから、夫に「ごめんなさいね」と頭を下げることも、苦ではありません。ただそんな姿を見ている息子は、高校3年生の頃「(父親を)世の中に放つのはヤバい」と言っていました。また「なんで別れないの?」とも……。Upload By ユーザー体験談もちろん子どもの進学費用など現実的な面もありますが、今は私も夫との関わり方に慣れてきたので、昔よりはずいぶん良好な関係になっています。夫も少しずつ変わってきていて、「言わなくていいこと」を言う頻度が明らかに下がってきました。あとはもうちょっと変わってくれて、大きくなった子どもたちから「お父さんにもいい面がある」と思ってもらえたらいいのですが。子育ても終わりに近づいて、今思っていること子どもも大きくなり、子育ても終わりに近いてきたと実感しています。ですが、大人になってからも、子どもたちがそれを許せないと思うのも仕方のないことなのでしょう。夫は障害を差別することはないのですが、一方で別の面で人を下げたり馬鹿にして満足する面があるため、子どもたちがそれを許せないと思うのは仕方ありません。ただせっかくの家族ですので、うまくつき合っていけたらと思います。イラスト/星河ぱよエピソード提供/きつねうどん(監修:鈴木先生より)ADHDとASDはカードの裏表のように併存している場合が多いのです。自分の思い通りいかないとイライラして高圧的になるのは、ASDに併存する易刺激性による場合もあります。私の外来には、親御さんのうち一方がADHDでもう一方がASDという夫婦の組み合わせが多いです。その子どもたちも父派と母派に分かれる傾向にあります。ADHDの診断はチェックリストなどでも可能ですが、ASDの診断は難しく、なかなか認知もされていません。療育だけでなく、診察でさえも無駄だと、外来に1度も付き添わない親御さんもいます。ASDの濃さ・グラデーションの差によって易刺激性には差が出ます。さほど濃くなければ加齢とともに学んでいき「言わなくていいこと」も減っていくのです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年11月22日長女が幼稚園で見えないけがをしました。顔面から転んでしまったものの、本人が痛がらないので、唇が切れた程度で済んだと思っていました。ところが、とんでもない事態になっていたのです……。 顔面から転んだ長女幼稚園へ長女を迎えに行くと、下駄箱にある段差にみんなで座って上靴を履き替えていました。そのとき、先生の「あっ!」という声がし、その直後、長女が顔面から転んでしまったのです。長女は唇が切れて血が出ており、急いで先生が傷口を流しに手洗い場へ行き、私もすぐに駆け寄りました。血はすぐに止まりました。 先生から「履き替えているときに、後ろを通った子が長女さんの背中に当たりました。けがをしてしまい申し訳ないです」と説明がありました。血はすぐに止まり、長女も泣き止んだので、園の先生に歯が折れていないか見てもらい、大丈夫とのことで帰宅。 その日の夜、歯磨きのときに痛いところがあるかと聞くと、大丈夫と元気に話す長女でしたが、次の日から前歯が痛いと言ったり痛くないと言ったり……。心配になり歯医者を受診しました。すると……。 診察の結果歯医者でレントゲンを撮ってもらうと、なんと、前歯の歯根が2本とも折れていることが判明。触診でも前歯の揺動がありました。先生から「生え替わりまでは固定はしません。堅い物は前歯で噛まないようにしてください」と言われました。 生え替わりまでは早くて1年半ほど。それまで前歯で噛むのを控えなくてはいけないとなると、食事で不便が出てしまう。またその他にも急に痛みが出たり、生え替わり後の歯の並びや色に影響が出たりするかもしれないと言われ、ショックで悲しい気持ちになりました。 あれから長女は親の心配をよそに元気いっぱいに園に通い、たくさんいろいろな物を食べ、新しいことに挑戦しています。心配していた食べ方も、園でも食べにくい物は先生に自分で伝えるなど工夫して食べるようになりました。すごくショックな事故でしたが、そんな長女を見て私たちはすごく勇気づけられ、成長していると感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年11月19日聴覚より視覚優位のタイプの息子。動画サイトやアニメが大好き!わが家の息子は現在7歳の小学2年生。特別支援学級の情緒障害クラスに在籍しています。小さい頃から切り替えが苦手で、こだわりが強く、癇癪を起こすことも多かった息子ですが、支援者の方々のサポートもあり、学校や放課後等デイサービスに楽しく通っています。一方、家庭内では、父親は仕事の関係で息子が小さい頃から海外にいて、育児にはほとんどノータッチ。母である私は実家の両親の助けを借りながら、何とか育児をこなしているという状況です。息子は聴覚より視覚優位のタイプで、動画サイトやアニメを見るのが大好き。加えて、赤ちゃんの頃から多動で、スマホで動画を見せて長男の動きを止めている間にしかオムツ替えができないくらい、私にとっても動画は「育児の必需品」でした。Upload By ユーザー体験談動画サイトが見たくて号泣!苦労は多く……やがて息子が3歳頃になると、インターネット接続できるスマートテレビのリモコン操作を覚えてしまったので、幼稚園時代はとても大変でした。リモコンを手の届かない高いところに隠しても、目ざとく見つけてはよじ登って取ろうとしたり、オモチャを投げて打ち落とそうとしたり、危ないことを平気で繰り返しました「あと1つ動画を見たらおしまいだよ」「タイマーが鳴ったら、やめてお風呂に入ろうね」などと言っても全く通じません(残り時間が分かりやすいかな?と思い砂時計も試しましたが、やっぱり駄目でした……。当時はまだ時間の感覚が理解できていなかったんだと思います)。動画見たさに1時間ぐらい泣き続けるようなこともザラだったので、動画との付き合い方には苦労しました。Upload By ユーザー体験談小学生になった今では、動画のために癇癪を起こして泣き叫ぶようなことはしなくなり、切り替えも昔より早くなってきた息子ですが、次に私が恐れていたのは「ゲーム」でした。幼稚園の頃からゲーム機を持つお友達も多い中、「動画の時の二の舞にはしたくない……!」と思い、息子には小学生になってもゲーム機を買い与えていませんでした。「もう少し自分の気持ちのコントロールができるようになってから、買ってあげよう」と慎重に考えていたのです。海外にいる夫、まさかのサプライズ!?ところが、です!コロナ禍での海外渡航の制限もようやく緩和されたので、息子を連れて夫の滞在する国に遊びに行った時のことです。長時間の子連れフライトでぐったりしている私に、想定外の事態が待っていました。なんと夫は、私になんの相談もなく、息子のためにゲーム機を用意してしまっていたのです!当然息子は大喜び、そんな息子も見て、夫も「サプライズ大成功!」とご満悦です。「ゲームはまだ買わないでおこうね」と話していたはずなのに……日本に帰って管理をするのは私なんですけど!Upload By ユーザー体験談思えば、夫のわが子への「サプライズ」は今回が初めてではありませんでした。普段一緒に遊べない罪滅ぼし(?)のつもりなのかもしれませんが、誕生日やクリスマスでもないのに高価なプレゼントを買ったり、アイスを好きなだけ食べさせたり……息子が「これはパパがいる時だけの特別なこと」だと理解できるならまだいいのですが、残念ながら「時と場合による」という考えが通じないので、日本に帰ってからがいつも大変でした。そして、いくら訴えても、私の大変さは夫にはイマイチ伝わってないようでした。帰国後、予想を超える出来事がなので、この時も「またか……」と、半ばあきらめの気持ちでいたのですが、帰国後またしても、私の予想を超える出来事がありました。息子は棚からぼた餅で手に入れたゲームを、絶対にママに取り上げられたくない!と思ったのか、1日1時間というルールをきっちり守って遊んでいるのです。ゲームのプレイ中、画面上に残り時間が表示されるという仕組みがあることも大きいと思うのですが、「おしまい」の声かけやタイマーを見せられるだけで大パニックになっていた頃と比べ、こんなに自分の気持ちをコントロールできるようになってきたんだと驚きました(なんだか夫にいいところばかり取られているような気持ちになって、面白くはなかったですが……)。思わぬ形で息子の成長を目にして、たまにはこんなサプライズも悪くはないなと思ったのでした。Upload By ユーザー体験談イラスト/ネコ山エピソード提供/あかクレヨン(監修:森先生)発達障害の傾向にある方は、一般には「刺激に弱い」「依存をしてしまいやすい」といった方もいらっしゃいます。 我慢をして得られる報酬よりも、目先の報酬の方に魅力を感じてしまうといった特性からであると言われています。 そのため、例えば「動画を観ないで勉強したら褒められる(我慢して得られる報酬)」よりも「今動画を観続ける(目先の報酬)」を選んでしまいがちなのです。 ママとしては、ゲームを買い与えることに慎重になるのはもっともですね。ところが今回は、はっきりと残り時間がわかりやすいということ、取り上げられてなるものかという強い思いがうまく働いたことも助けとなり、結果的に自分で時間を管理できるという思わぬ効果がありました。 「時間を意識してもらおう」という、これまでのママの努力の積み重ねがあったからこそ、このタイミングで自己管理が出来るようになったのでしょう。パパは、「ゲームを買っても問題なかったじゃないか、ママは心配性だな」と簡単に考えるのではなく、お子さんとママのこれまでの努力を理解して労いの言葉をかけましょう。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年11月19日学生時代ずっとサッカーをしていて、JFA(日本サッカー協会)のライセンスも取得して指導の勉強はして挑んだが、いざ現場に出ると状況が全然違った!というコーチ。低学年や未就学児はそもそもおとなしく話を聞いてくれない。技術指導どころじゃない......。と悩む指導者は、実は多いのでは?ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、海外の育成や、いつからどんな練習をすればいいかをアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<動きながらボールを受けてパス、海外選手のように流れるようなプレーを身に付けるには、どんな指導が必要なのか教えて<お父さんコーチからの質問>はじめまして。田舎の少年団で教えています。担当はU-8です学区に1校しかなく、保育園から中学までメンバーが変わらないような地域です。専任の指導者がいるクラブチームなどは車で2時間以上の距離にある都市部にしかありません。そんな感じなので、小学校の少年団ですが未就学児の兄弟も参加することもあります。私自身大学までサッカーをしており指導ライセンスも取得しておりますが、現場に出ると技術の指導以前の問題で、まずおとなしく話を聞いてくれません。身体を動かして遊ぶのは好きなので、遊びを取り入れながらサッカーの要素を学んでいけばいいかと思っていますが、指導歴が浅いのでバリエーションが少ないのです。ミニゴール(※)は2台あります。低学年&一部未就学児に、あまり長い説明が要らず楽しめるような方法があれば教えていただきたく思っています。※編注:E-3ショップで販売、JFA100周年記念として全国の保育園幼稚園に配布している本格的なミニゴール。Jクラブもトレーニングに使用<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。基本的に、スポーツはその語源通り「遊び」です。その理解をまずはしていただけたらと思います。■スポーツは「遊び」、では「サッカーを象徴する遊び」とは?スポーツが遊びであれば、サッカーを象徴する遊びは何でしょうか。そう、試合ですね。うまく試合をやらせてあげると、当然ながら子どもは楽しくなります。私のスクールでは、1回の練習は90分。そのなかで50~60分は試合に費やします。保育園や幼稚園の小さい子や、小学生でもまだサッカーに興味がない子は、ほかのところに興味を示しがちです。トンボが飛べばトンボを追いかけるし、友達同士で遊び始めたりします。そうなるのは当然です。子どもなのですから。おとなしくしてくれないとこぼす大人たちも、子ども時代は同じ姿だったはずです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーにのめり込んでない子たちにもボールが集まるようなルールにしてみてでは、どうするか。小学生と幼稚園生が一緒にやっていると、どうしても学年や月齢が上の子どもがボールを持ちがちです。ドリブルしたり、シュートしたり。そういう子どもたちだけで盛り上がってしまうので、下の子どもたちは楽しくありません。ですので「今はサッカーをする時間だよ」と言い聞かせたりせずに、有効なルールに変えてあげてください。例えば「幼稚園の子にパスを出さないと、シュートが決まっても得点になりません」というルールを作ります。得点までのプロセスで幼稚園児がさわったらゴールにするというものです。もしくは、小さい子たち、学年が下の子が入れると10点にします。小さい子が貢献できるよう、ゴルフのハンディのような要素を入れてみてください。このように、サッカーはボールへのかかわりが増えると、一気に楽しくなります。サッカーにまだのめり込んでない子どもたちにも同じように、彼らにボールが集まるようなルールをつくることをお勧めします。■上手い子たちが注目される場面もつくるこのとき気をつけなくてはいけないのは、少しサッカーがみんなよりもできる子の扱いです。飽きてしまうと、ルールを無視してひとりでドリブルしてシュートを決めて喜ぶ、といった子どももいます。そんなときは「点にならないのにどうして楽しいの?」と尋ねます。「今のルールは幼稚園生にパスをしなくてはいけないルールだね。それはファウル(反則)がダメなのと一緒だよ。君がやっているのはずっとファウルしているのと同じじゃないかな」そういう話をします。また、自分勝手にシュートを打った後に「今のどう?得点になるの?」と質問してみます。すると「だって面白くないもん」と返ってくることがあります。そこで「じゃあさ、どうしてこのルールがあるかわかる?」と問いかけます。全員が楽しむことの大切さを味わってもらうことが重要です。その子たちにとってはハードルが低くなり過ぎて楽しくなくなることもあります。よって、小さい子のためのルールを入れた試合はずっと続けるのではなく、みんなが楽しくなり始めたらまたルールを変えてください。そうすると、出来る子たちが注目される場面が出てきます。行きつ、戻りつでいいのです。それぞれの子どもたちが楽しめる機会を創出しながら、月日が経つと「いつの間にかみんな上手くなったね」とか「みんなで普通に試合できるようになったね」と言えるようになります。■サッカーの要素を「止める・蹴る」に限定しないこと講習会などに出かけると、そこで出会うのは初めて指導する子どもばかりです。初めましての関係なので、その子たちの様子みながらどうオーガナイズすればいいかを考える。どんなメニューが合うかな?どうルールを変えてあげればいいかな?と観察しながら考えます。しかし、ご自分のチームであれば普段から見ているから子どもの特徴がわかるはずです。練習の途中で遊ぶこともあるけれど、こんな遊びを入れるとまた熱中し始める。さまざま試せばうまくいったオーガナイズの引き出しは増えていきます。前述したルール変更同様、試合をする人数を減らして小さいコートでやるのもいいでしょう。環境をさまざま調整します。もうひとつ大事なのは、指導者がサッカーの要素を「止める・蹴る」に限定しないことです。サッカーで遊びたい子どもたちは、そんな練習に興味はありません。楽しくなさそうな話です。よって「楽しくないこともやらないとうまくならないよ」などと言わずに、勝ち負けがあるようなサッカー遊びをどんどん提供しましょう。■池上さんが実際に2年生対象に行っている練習メニュー(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私のスクールの話をしましょう。私のスクールは2年生がすごく多いです。しかも元気で、練習があまり好きではありません。先日、ミニゲームの合間に20分練習をしました。2人組をつくってドッジボールみたいなコートに、3つの2人組、つまり計6人が入ります。1組はディフェンスになります。中央のライン付近でしか動けない決まりです。そこで二つの2人組がパス交換をします。2年生でも理解できます。取られないよう、うまくパスを通さなくてはいけません。24人いるので4コート作れば同時に行えます。遊びのメニューはネット上でもたくさん見つけられます。私の著書にも載っているので検索してみてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年11月17日特別支援学級?通常学級?悩んだ就学問題現在6歳の息子は、4歳でADHD(注意欠如多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けました。幼稚園へは楽しく通っていたものの、切り替えの苦手さ、こだわり、癇癪、見通し不安など問題が盛りだくさんだった息子。小学校入学にあたっては進学先に頭を悩ませていました。最初は小人数で指導してもらえる特別支援学級の方が息子も落ち着いて過ごせるのでは?と思っていましたが、住んでいる自治体には情緒学級がなかったため療育の先生、かかりつけ医の先生に相談しました。すると、息子は新しいことを学ぶのに喜びを感じるタイプであること、学校でみんなと学びたいという気持ちが強いことから、通常学級が好ましいとみなさん同意見でした。そこで通常学級に席を置きつつ通級指導教室で感情のコントロール方法を学ぶほうが合っているのではないかということになり、わが家の希望は通常学級+通級指導教室に決定しました。そして、年長の9月就学相談へ臨んだのですが……。Upload By ユーザー体験談「通級指導教室は必要ない」就学相談でこちらの希望は聞いてもらえず就学相談は自治体の就学科の担当者1名と私(母)、2名で行いました。最初に私が通常学級に所属しながら通級指導教室に通いたいと希望したところ、以前受けた知能検査結果を見ながら「知的な問題がないので、通級指導教室は必要ないと思います」とバッサリ。そして今では通常学級でもある程度配慮が受けられるからと熱く説明されました。・声かけ・座席配慮・答案用紙にバツをつけない・癇癪の時に別室などで対応するその他の要望もできる範囲で聞いてもらえるとのこと。私が圧倒されていると、さらに続けて特別支援学級や通級指導教室には予算に限りがあると説明され、あまり人数を増やしたくない……という雰囲気をひしひしと感じてしまった私。その後も「まだ入学まで半年あるから成長するかもしれませんよ?」「就学前健診で学校側から言われたら通級指導教室を考えればいいのでは?」などと言われたため、こちらの話す時間もほぼ取れず終了してしまいました。これで通常学級に通うことが決定してしまったのです。Upload By ユーザー体験談本当にこれでよかったの?悩んだ母は電話をとった!本当にこれでよかったのか……とても悩みました。就学前健診の時に再度学校側に相談することも考えましたが、今回の就学相談で療育の先生、かかりつけ医の先生から勧められていたことがちゃんと伝わっていたのかも自信がありませんでした。このままモヤモヤしていても仕方がありません。やっぱりもう一度伝えなければと思った私は、勇気を出して電話をすることにしました。緊張しながら「先日の就学相談では通常学級を進められたのですが、やはり通級指導教室にも入りたいと思っておりまして……。就学相談をもう一度お願いしたいのですが」と話したところ、「では二次面接をしましょう」とあっさり二次面接を受けられることになりました。今度はきちんと自分の思っていることを伝えようと面接に行くと、前回とは別の方が担当でした。面接ではすでに通級指導教室に行くことを決めていたかのように話がスムーズに進み、通級指導教室が無事決定。力んでいたので拍子抜けしましたが、電話をしてよかったと本当にほっとしました。楽しみにしていた小学校。でも入学式では奇声と大癇癪を起こしてしまい……入学までは学校生活に関する絵本を読み聞かせたり、幼稚園と学校の違いを話したり、小学校がどういうところかイメージがつくようにしていました。幼稚園のようにいつも先生がついてくれるわけではないこと、自分で自分のことをしたり、みんなと同じように行動することが増えること、遊べるのは休み時間だけ、授業中は席に座って話を聞くなど息子には難しいことが多い状況だと話していましたが、その時は「できるよ」「勉強楽しみ」など前向きな発言が多くありました。また学校を見学し、学校内の雰囲気も味わってもらいました。そして迎えた入学式当日。学校を楽しみにしていた息子でしたが、初めてのことへの不安から学校に着いた途端に不機嫌になってしまいました。受付が終わると親はホールへ、子どもは教室へと離れ離れになったためその後どうしていたかはわかりませんが、入場は泣きながら先生につき添われて入場、席に着きしばらくすると奇声を上げて癇癪を起こしてしまいました。初めて見るくらいの癇癪と奇声で、私もビックリするほどでした。Upload By ユーザー体験談先生がホールの外へ連れ出してくれたので私も外に出てつき添いましたが、癇癪は全くおさまりません。支援コーディネーターの方が居たので一緒に校内を散歩させてもらい、式が終わる頃ようやく落ち着きました。この時の私は疲労困憊。もう疲れと悲しみでいっぱいでした。不安にならないようにといろいろ準備をしましたが、息子には事前の対策は効果なかったようです。もし今就学前に戻れるなら、入学式のイメージや大勢の人の中に入るということをもっともっと具体的に本人に伝えてあげたりイメージできるように考えてあげればよかった……と思っています。困りごとが多い息子が楽しく過ごせる居場所へ入学後、通常学級で実際に受けられた配慮は、座席を1番前にしてもらうこと、支援員にほぼ専属でついてもらうこと、見通しを立てられるよう予定を伝えてもらうなどでした。それでも息子は勝敗や順番にこだわって泣きわめいたり、プリントを破いたり、ときには全く関係のない子を叩いてしまうことも……。そんな息子の行動のため、授業も度々止まってしまっていたようです。Upload By ユーザー体験談学ぶことは好きだけれど、息子に集団行動は難しかったようでした。本人はみんなと勉強したいと頑張ってはいましたが、それ以上の配慮を求められる状況ではなかったため、1年生の2学期から情緒学級のある学校へ転校しました。問題行動はまだありますが、幸いにも癇癪の頻度は減り、癇癪になっても自分で切り替えができるようになってきています。勉強はゆっくりになってしまい不満もあるようですが、一方で楽しいことも増えたようで、母としてはホッとしています。就学前は就学先について悩みましたが、入った後も引き続き試行錯誤中です。今は息子が楽しいと思うことが少しでも増えていってくれればと思い、これからも息子の学校生活をサポートしていけたらと思っています。イラスト/taeko※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:鈴木先生より)残念なことに、自治体や教育委員会は子どもファーストではなく定員・予算ファーストとなってしまう場合があるようです。神経発達症を診断できる小児科医が増えてきたためか、診断が増えると特別支援学級のニーズが高まり、受け皿が限られていることからこういう事例が増えています。しかし、あくまでも子どもファーストで教育する必要があるのではないでしょうか。理解のある市町村では特別支援学級の教室を増室して対応しています。残念ながら、その市町村の教育に関わる予算次第ということです。教員数も含めて市議会で議論する必要があります。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年11月17日娘が4歳のころのお話です。娘は食物アレルギーがあるため、幼稚園の給食はアレルゲンを除去した物をお願いしていました。幼稚園では快く対応していただいていましたが、偶然、担任の先生のアレルギー対応への不満が聞こえてきてしまったのです……。だんだん良くなる娘のアレルギー娘は、卵と乳のアレルギーを持っています。ただ、まったく食べられなかった時期を乗り越え、今ではアレルゲンの量を気にしつつ食べられる物もたくさんあります。しかし、食べられる物が増えても、幼稚園の給食は卵も乳もすべて除去のまま。 これは、体調によってアレルギー反応が出てしまう可能性もあるからです。また、食べられるようになったと言っても、まだ量を気にしつつ食べさせている状況。給食であげてもらう場合、量を気にしてもらわなければなりません。 そこで、幼稚園では除去していただたいたほうが良いと考えました。かかりつけの医師の考えを踏まえわが家で話し合った結果、家庭で心置きなく食べられるようになってからアレルゲン除去の解除をしようと決めました。 先生! そんなふうに思っていたの!?ある日、幼稚園のお弁当の日がありました。娘の体調もよかったことから、卵や乳製品も入れていました。朝、先生には「卵と乳製品が入っていますが、今は問題なく食べられます」と伝えておきました。 そしてお迎えに行った際、廊下にいると教室で掃除をしている先生の声が漏れて聞こえてきたのです。「アレルギーの対応はこっちも大変なんだし、食べられるようになったのなら早く言ってほしいよね」との言葉。 娘を名指ししてはいませんが、クラスでアレルギーがあるのは娘だけです。以前は「気をつけますね!」と快くアレルギーの対応を引き受けていてくれた先生。先生の本音に触れ「そんなふうに思っていたのか……」と、とても落ち込みました。 しっかりと説明することに娘は今まで、何回か軽いアナフィラキシーの症状で病院に駆け込んだことがあります。その怖さもあり、自分が対応できない場所で、多量のアレルゲンを摂取するのはできるだけ避けていました。親としては「みんなと同じ物を食べさせてあげたい」という思いもある中で決めた給食のアレルゲン除去。しかし、先生の言葉を聞いて「これではいけない」と行動に出ることにしました。 後日、先生の時間がありそうなときを狙って話しかけ、今まで説明したことがあることも含めて、娘のアレルギーについてひとしきり説明しました。「現状食べられている物」「体調によって症状が出ること」「今までのアナフィラキシーの経験」「親の思い」など……。 今までの伝え方を反省そして最後に「大変だとは思いますが、よろしくお願いします」とお願いしました。先生は「そうだったんですね。すみません。私、今まで理解が足りなかったです」と応えてくれて、気持ちが伝わったように感じました。 今まで、アレルギーに関する必要なことは伝えてきましたが、あまり立ち話をしない先生ということもあり、わざわざ呼び止めて親の思いやアレルゲン解除に向けての方針までは伝えたことがありませんでした。 また、「幼稚園の先生だからアレルギーの子どもの対応にも慣れているだろう」と思っていた部分もあったと思います。今回の先生の本音に触れて、必要なことを十分に伝えられていなかったと痛感しました。 それまでアレルギーの対応に不満もなく、「必要なことだけ伝えておけばいいか」と思っていた私。しかし、クラスの中でひとりだけに違う対応をする先生はやはり大変です。これをきっかけにコミュニケーション不足を反省し、ちょっとしたことでも報告するようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:山口花/女性・ライター。2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年11月15日上の子が幼稚園、下の子が生まれたばかりのときの話です。夫の仕事は朝が早くて夜は遅く、私は家事と育児に追われていました。とくに朝はバタバタ。そんなときにすごい失敗をしてしまい……。幼稚園に行ったはいいけれど……上の子が幼稚園に通っていたころ、当時は専業主婦でしたが、2人目の子どもが生まれて家事に育児とハードな毎日を送っていました。とくに朝は時間がないので、自分のことは後回しになりがち。生まれたばかりの子どもを抱っこしながら朝食を作り、上の子に食べさせて幼稚園の準備をしていました。 幼稚園までは私が車で送り迎えをしていたのですが、到着してビックリ。ふと足元を見ると、なんと私はズボンを履くのを忘れていたのです……。パジャマを脱いでデニムを履こうと思っていたのですが、途中でおむつ替えをしていたらそのままだったようです。 どうしようか迷った結果、自宅へ戻ることに。子どもは気づいていないようで、「ママどうして家に帰るの?」と言われましたが、ズボンを履くのを忘れたとは言えず……。「忘れ物しちゃった」と乗り切りました。今では笑い話になっています。 ◇ ◇ ◇ 子育て中、朝は何かとバタバタしますよね。かわいい失敗は笑い飛ばして昇華するのが一番かもしれませんね。 著者:後藤さおり/女性・事務員。2児の母。現在は事務員として働く傍ら、体験談を中心に記事を執筆中。イラスト:てる子 ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
2023年11月14日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。つい先日、次女オコメの幼稚園で運動会がありました。今年はついに人数制限もなくなり、姉のムスメも一緒に応援できました。たまたま同じ幼稚園に弟妹がいるお友だちがいたのでムスメは早々に別行動。親より友だち。そんな年頃ですよね。 正直、応援は二の次で遊んでるだろうと思っていた姉たち、親の誰よりも早くベスポジでスタンバイ!(そういえば前日、熱心に走る位置をオコメに聞いたり、パンフレットを読み込んでいたな…)「姉たちよ、疑って悪かった…!」というぐらいの熱量でしっかり応援してくれたムスメたちにママ友とともにこっそり感動していました。弟妹たちもきっと喜んだだろう…と思ったのですが。 まあ実際は恥じらいもあって声も大きくは出せなかったし、小さめの旗をふりふりしていた程度だったので、弟妹たち誰も気づかないという悲劇に終わりました。大丈夫! バッチリ写真には撮ってあるから、後日きちんと弟妹にも見せておくからね!ということで、親が思っていたよりも、姉たちの愛は大きかったというお話でした。
2023年11月11日STEAM教育って何?
子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト