3歳児の成長と変化、生活リズムや食事、しつけや叱り方、反抗期の過ごし方、保育園やお出かけ情報など、ママとパパをサポートするための育児情報が満載です。 (2/4)
乳児期には笑顔で見守っていた娘の指しゃぶりも、卒乳して1歳半を過ぎたころから「そろそろやめさせるべき?」と悩み始めました。幼稚園へ入園する3歳までにはやめさせようと指吸い防止グッズや絵本を試してみましたが、どれも劇的な効果はなし。「もうすぐ5歳、来年は年長なのに……」と諦めかけていたとき、パパのあるひと言でその日から指吸いを卒業できました。赤ちゃんのころから四六時中…娘は、赤ちゃんのころから昼夜問わず指を吸っていました。おしゃぶりを与えることはなく、乳児期は指吸いについて注意しませんでした。そして、1歳半ごろから指吸いの注意をし始め、幼稚園入園までにやめさせることを目標にしていました。 対策として、2歳前ごろには子どもが舐めても害がない、爪噛み・指しゃぶり防止のマニキュア(おもちゃなどの誤飲防止に使用される安息香酸デナトニウムという苦味成分を配合した物)を爪に塗りました。舐めた瞬間は“苦い”という顔をしましたが、舐め続けてしまうため効果はありませんでした。 いよいよ幼稚園の入園が迫った3歳目前に、指吸いをやめるように促す絵本を購入。大きくなった娘にとって指吸いは恥ずかしいこと、やめたほうが良いことと認識させる効果はありましたが、やめることはありませんでした。 無意識の睡眠時は何をしてもダメ…幼稚園入園後は、幼稚園から帰宅した昼間に手持ち無沙汰なときは指吸いしている姿が見られましたが、徐々に昼間は指を吸うことがなくなりました。 ただ、本当に厄介だったのは夜間の指吸いでした。入眠の際は布団をかぶって隠れて指を吸い、完全に熟睡しているときも指を吸い……。こちらがそっと口元から指をはずしても、またすぐに吸うのでとても困りました。また、就寝中に指を吸うことで寝起きの娘の口臭は最悪……。指の臭いもひどいものでした。 爪噛み・指しゃぶり防止のマニキュアも、指吸いをやめるように促す絵本もほとんど効果がなく、指吸いをしているところを発見したら口頭で注意するしか術がない……。昼間は吸わなくなっても寝ているときは注意することもできず、無意識なので指がはずれなくて半ば諦めていました。 5歳目前にやめたのはアニメのおかげ!?あと1カ月で5歳の誕生日を迎えるというころ。幼稚園の友だちから「乳歯が抜けて永久歯が生えてきた」という声が聞こえ始め、いよいよ睡眠中の指吸いをやめさせなければ歯並びに影響が出る、と焦っていました。 そんなとき、娘がハマっていたアニメのなかに、嫌われ者の出っ歯のキャラクターがいました。パパが娘へ「娘ちゃん、かわいいのにこのまま指を吸い続けたら●●みたいな出っ歯になっちゃうよ」と言いました。これを受けて娘は「嫌だ! もう吸わない、やめる!」と宣言。 私は正直、「そうは言っても無意識だし、吸うんだろうな」と思っていました。ところが、その日の夜は一切指を吸っていませんでした。寝起きで口臭と指のにおいを確認しても無臭! その日を境に夜間も指を吸うことがなくなりました。 言葉がわかるようになったころから私は、娘に「前歯が出てしまうからやめようね」と指を吸い続けるとどうなるか具体的に説明して指吸いを注意していましたが、娘には響いていませんでした。パパの「●●みたいな出っ歯になっちゃうよ」のひと言は、出っ歯のイメージがわきやすく、そうなりたくないと思わせたようです。そのおかげで“指を吸わない”という強い決意が固まり、無意識だった夜間の指吸いを卒業することができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:寺田梓地方在住で、幼稚園へ通う5歳の娘を育てる母。フリーランスの編集・ライターとして在宅勤務をしている。
2021年11月08日私の息子は恥ずかしがり屋で、人前で歌うのが苦手なほうです。幼稚園の生活発表会での合唱に力が入らない息子に、私は頑張ってほしくて大きな声で歌うようにお願いしました。それがきっかけで、発表会当日に息子がしたことに夫婦して赤面した体験をお話ししたいと思います。 生活発表会のはじめの園歌で息子は…息子たちのクラスは、はじめのあいさつと園歌の担当でした。発表会前のクラスでは保護者に見守られながら、先生とクラスメイトで円陣を組んで「エイ、エイ、オー!」。そして私たち夫婦は先に会場へ。 開演しステージに上がる息子を見て、私はどんなふうに歌うのかドキドキしながら見つめました。すると、ピアノの伴奏のあと息子は張り切るあまり怒鳴るような声を上げて歌い始めてしまったのです。 怒鳴る歌声は会場の端までも…私たち夫婦は会場の後ろのほうにいましたが、息子の声だとばっちりわかるくらい耳に届きました。そんな怒鳴るような声を響かせるものですから、隣のお友だちは息子を2度見、3度見……何回見たでしょうか……。 耐えきれない隣のお友だちは耳を掻いたり、息子につんつんしたりしていました。きっと、お隣のお友だちは不快な思いをしていたと思います……。 息子の歌う姿を見て自分のひと言を憎む息子は私との約束を守るべく、大きな声を出すのを頑張っていただけ……。息子は真面目そのもの。堂々たる姿で最後まで歌い切った息子は澄み切った表情をしていましたから。 息子たちがクラスに戻ったとき、私の説明の仕方が悪かったせいで息子が怒鳴るように歌ってしまったと諸事情を先生に話しました。そして、隣にいた息子のお友だちとそのお母様にも「ごめんね……」と謝罪。 息子の先生から温かいお返事が?!後悔している私に先生は、「息子さんのその声のボリュームで緊張していたクラスメイトを引っ張ってくれましたよ」と逆にお褒めの言葉をいただきました。 その言葉に私は息子にさせてしまったことが、少しでもクラスメイトの緊張をほぐすことに役立てたならよかったのかも……と心が救われた気持ちになりました。 私は息子が張り切れるならという思いで伝えたことが、このような結果を招くとは思いませんでした。やはり物事の解釈には人それぞれ違いがありますし、この件以来、私が実際に見せたり聞かせたりして、子どもがまねできるくらいわかりやすく伝えるようにしています。また、伝わり方にズレがないか息子に確認するようにもしています。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2021年10月23日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。2歳から始まった次男のイヤイヤ期。3歳になった今も、おさまる気配がありません。いつどこで爆発するかわからない次男のかんしゃくですが、わが家での対処法をご紹介します。とにかく自分でやりたい!長男にはイヤイヤ期というものがありませんでした。そのため、次男のイヤイヤ期が始まったときは、どう対応して良いのかまったくわかりませんでした。次男の場合は、とにかく「自分でやりたい!」という気持ちが強いようです。 例えば、外食中にお手拭きを渡すだけで「自分で取りたかった!」と大泣き。ゼリーのフタを開けて渡すと「自分で開けたかった!」とひっくり返ります。寝言で「それ〇〇君がやる!」と言ったことも……。 どのような行動が次男のかんしゃく爆弾に触れるかわからず、夫も私もかなりストレスが溜まっていました。 少し様子を見る最近3歳になった次男ですが、イヤイヤはおさまらず逆に激しくなったように感じます。かんしゃくを起したときはなだめたり、別の話をして気をそらしたりしますが、一度スイッチが入ってしまうと、自分でも気持ちを落ち着けることができないよう。 足をバタつかせ蹴られると痛いですし、無理に抱っこしようとしても、体をそり返し落ちてしまいそうになることも……。 そのため、ある程度の時間は話しかけたりしてなだめますが、どうしても無理な場合は、何もせずに少し様子を見ます。そうすると次男は「抱っこ~」と言って手を伸ばしてくることが多く、比較的すぐに泣き止みます。 常に質問するまた、何かを出すときや、次男がかんしゃくを起こしそうな行動を取るときは「これは自分でやる? ママがやる?」と細かく聞くようにしています。 忙しいときはかなり面倒なのですが、かんしゃくを起こされ、なだめる時間を考えると、先に聞いたほうが無難です。次男も「聞いて確認してくれている」という安心感があるようです。 他には、次男お気に入りのぬいぐるみを使って「どうして泣いてるの~?」と話しかけ、次男の言い分を聞いてあげるのも効果がありました。 メリットもイヤイヤ期は大変ですが、良いこともありました。たとえば、洋服の着脱。次男の「自分でやる!」が続いたある日、とうとう最初から最後まで完璧にひとりで着替えることに成功。朝も自分で着替えてくれるので、ラクになったのです。 これには「根気よく付き合ってよかった〜」と実感。他にも靴を左右逆にならずに履けたり、ゼリーのフタをひとりで開けられたりと、イヤイヤしながらも日々、成長しています。 どんな対処法をしてもまったく泣き止まないことも多い次男。イヤイヤが始まると「またか~」とうんざりしてしまうことも多いです。しかし、これも永遠に続くものではないと割り切り、次に有効な方法を模索したいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKO著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2021年08月30日2人目は何歳差で産むのが良いのか? ママ友ともよくそんな話題になっていたころ、「3歳差は入園・入学が重なるから大変だよ」と複数人から聞き、深い考えもなく、ならば2歳差でと妊娠・出産してみたところ……。マタニティ期間の苦悩私には11月末生まれの長女と、1月生まれの次女がいます。長女は2歳1カ月でお姉ちゃんになりました。マタニティ期間に大変だったことは、長女を抱っこできなくなることでした。当時1歳半の長女はまだあまり歩けず、抱っこをせがまれることがよくありました。 けれど私は貧血で通常の暮らしもつらいときがあり、抱っこしてあげたり、してあげられなかったり……。おなかが大きくなってからは切迫早産の不安があり、まだ小さい長女が満足するまで抱っこしてあげることができませんでした。 0歳と2歳の育児はドタバタ次女誕生後、ちょうどトイレトレーニングをしていた長女。トイレの間隔が短かったので、次女のおむつ替えや授乳などをしているときでも、「トイレ!」となることが多く、あっちこっちにお世話をしにいかなければならず、体力的に大変でした。 また、長女は3歳まで夜泣きがあり、授乳で泣く次女に母乳をあげながら泣くので、1年間は夜にあまり眠れませんでした。 2歳差と3歳差の大変の違い私の周りで言われていた「3歳差は大変」は、行事が重なることや金銭面で一度にお金が出るという部分が大変という意味でした。 2歳差は行事や支出はタイミングがずれますが、まだ自分のことを自分ですることができない、うまく気持ちを伝えられない時期の2歳の長女と、何にも自分でできない0歳の次女との生活は忍耐と体力がかなり必要でした。愛情を持って接していましたが、私自身も毎日がいっぱいいっぱいになり、イライラしがちでした。 眠れない日々が続いたときは、2歳差で出産したことを後悔するときもありました。けれどもそれは2歳差だからではなく、子どもの性格にもよるものも大きく、同じように出産した友人とはまったく悩みが違い、何歳差だから良いとかラクというのはないんだと気がつきました。金銭的なことは予想できますが、育てる際の大変さは何歳差であろうとしてみなければわからないと思いました。 原案/横山まい作画/やましたともこ監修/助産師REIKO
2021年08月10日3~6歳くらいの子どもに起きる夜驚症は、睡眠から覚醒するための脳の機能が発達途中であることが原因で起こります。親にとっては心配になる症状ですが、ほとんどの場合、自然に治ります。今回は、小児科師の保田典子先生に夜驚症についてお話を伺いました。寝ている子どもが突然、泣き叫んだりパニックを起こしたりする夜驚症(やきょうしょう)。その姿を目の当たりにすると、ちょっと不安に感じることもあるかもしれませんが、これは3~6歳の子どもが発症することが多い睡眠障害の1つです。脳の機能が発達途中のため起きるもので、その原因や対処法などを詳しくご紹介していきます。 夜驚症と夜泣きの違いは? 夜泣きは3~4カ月から2歳ぐらいまでの乳児に多くみられ、浅い睡眠の途中で、覚醒したときに感じる不安や興奮をうまくコントロールできず泣き出すことです。 一方で夜驚症は3~6歳くらいの幼児が、深い睡眠に入っているときに恐怖やパニックに襲われ、自分の無意識の状態で泣き叫んだりパニックを起こすことです。突然起き上がり、歩き回るということも。5分ぐらいから長くても15分ぐらいで治まります。 夜泣きとは違い、夜驚症は脳の一部だけが起きている状態でほかは眠っているため、声をかけても反応しないか、とても鈍い反応しかみせません。そして朝、目を覚ましたあと本人は何も覚えていないことが特徴です。 ストレスや不安から脳が興奮状態に!? 夜驚症の原因とは 子どもの脳は発達途中のため、睡眠システムも整っていません。通常は浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠が一定の時間ごとに交互に訪れ、レム睡眠から覚醒に至ります。ただ、3~6歳は睡眠と覚醒を調節している部分がまだうまく働かないため、ノンレム睡眠中であるにも関わらず、日中感じていた不安やストレス、恐怖などが脳に興奮を与えてしまうことがあります。その場合、脳が完全に覚醒しないまま興奮状態になってしまい、泣き叫んだりパニックになったりする症状が現れるのです。また、興奮状態を引き起こす原因は、日中のストレス、恐怖体験、過度の刺激、強い不安や緊張の4つが挙げられます。逆に、遊園地に行くなど、楽しい出来事でも引き起こされることもあります。大人にとってはささいなことと感じても子どもにとっては興奮状態を引き起こす原因になることがあります。そのような体験をしたときに「安心していいよ」「怖がらなくて大丈夫」などと伝えることが症状の改善につながることもあるようです。 落ち着いて見守ることが重要! 夜驚症の対処法と治療法多くの場合は成長とともに症状が落ち着き、特別な治療は必要ないケースがほとんどです。専門的な治療はおこなわず経過観察という場合が多いでしょう。 経過観察をする場合のポイントは、ママやパパが慌てずに落ち着いて対応することです。子どもが泣き叫んだり、パニックを起こしても無理に起こしたり、押さえつけたりせずに、動き回ることを想定し、周囲に危険なものがないかを確認して治まるまで見守ります。 また、決まった時間に布団に入り、決まった時間に寝るという規則正しい睡眠習慣や安心して寝られるように好きな絵本を読むなどの入眠儀式も改善の効果があるようです。ただ、夜驚症があまりに激しく、親子の睡眠や健康に支障をきたすようであれば、小児科や睡眠外来のある精神科に、症状をしっかり観察したうえで相談し治療法や対策がないかを聞いてみましょう。投薬治療で症状を軽くすることができる場合もあります。 夜驚症は発達段階で起こる症状なので、珍しいことではありません。成長とともに回数が減り、いずれ治まってくるので、ママやパパはおおらかに構えて見守る姿勢でいることが大切です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!著者:アキモトスズ
2021年08月01日長男が6歳、長女が4歳のときに第3子となる次男が生まれました。上の子たちは2歳差と歳が近かったので大変でしたが、年の差があるとまた違った大変さがあります。6歳差・4歳差の育児で大変だったこととよかったことを紹介します。 園の送迎がとても大変!3人目の妊娠がわかったのは、長男が6歳、長女が4歳になる年の夏のことでした。なかなか3人目ができなかったので、待望の妊娠に大喜び! しかし、すぐにひどいつわりに悩まされることになります。食べ物はおろか水すらも吐き、仕事も休職、お風呂に入ることもできませんでした。 上の子たちは徒歩で登園していたので、その状態で送るのは至難の業……。毎日タクシーを利用して乗りきりました。長女を妊娠したとき長男はまだ未就園だったので、送迎がこんなに大変とは思いませんでした。 行事への参加がとても大変!年の差育児で最も大変だったのは、上の子たちの行事への参加です。3人目の出産予定日は3月の初旬でしたが、長男の卒園式が3月中旬に予定されていたのです。少しでも出産が遅れると、卒園式に参加できなくなります。そこで私は、出産予定日が近くなっても陣痛がこなければ誘発してほしいと先生に相談しました。 結局そんな心配はいらず、妊娠37週に入ってすぐに陣痛が来て次男を出産! 卒園式のときには次男も生後1カ月近く経っていたので、おくるみに包んでいっしょに連れて行きました。赤ちゃんを連れての参加は大変でしたが、みんなにかわいがってもらえました。 年の差育児でよかったこともたくさん!年の差育児でよかったと思ったのは、昼間は上の子たちが家にいないことです。長男と2歳差で長女を出産したときは、産後も長男の相手をしなければならず大変でした。3人目の今回は、上の子たちは小学校と保育園に行っているので昼間ゆっくり過ごすことができました。 そして、年の差があると上の子たちが次男をとてもかわいがってくれます。歳の近い上の子たちは喧嘩ばかりですが、小さい次男にはやさしくしてくれるのです。上の子たちは赤ちゃんがうちにいることがうれしいようで、よくお世話を手伝っています。 次男の出産と長男の卒園・小学校入学が重なり大変でしたが、年の差があるからこそよかったこともたくさんありました。子どもたちの物心がついてから赤ちゃんが生まれたことで、小さい子に対する思いやりが育まれたと感じます。最初は年の差育児に不安がありましたが、今ではちょうどいい年の差だったなと微笑ましく思っています。 監修/助産師REIKOイラスト/おもち著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2021年06月23日娘さんが1歳10カ月のころに娘さんとお風呂に入っていたパパのお話です。何でもやりたがる時期、お風呂でおけにお湯を入れるのを手伝ってくれたのですが……そこには地獄が待っていたそうです。 お手伝いしてくれるのはうれしいけど…?娘が1歳10カ月のころの話です。何でもやりたがる時期、お風呂でおけにお湯を入れるのを手伝ってくれたのですが……そこには地獄が待っていました。 育児は忍耐だなと、改めて思い知らされました。冬場だったので寒くて地獄でした…… けど、やりたいことはできるだけやらせてあげたい♪ 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 月光もりあ
2021年06月05日3歳の息子と生後7カ月の娘を連れて百貨店に買い物に行ったときのことです。エレベーターに乗ろうとしたとき、私はベビーカーを押していたので、先に息子に中へ入ってもらったのですが……。ドアが閉まっちゃう! 何が起こったのかわからないような、ポカンとした息子の顔を見て、私はたまらず息子を思いっきり抱きしめて謝りました。このときほど肝が冷えて心臓が飛び出そうになったことはありません。 これからは、子どもをひとりで乗せないように手をつないで乗る、子どもを先に乗せないようにすると決めました。 監修/助産師REIKO著者:みん3歳の息子と0歳の娘の2児の母。外資系ホテル会社に勤めながら、すきま時間にイラストや漫画を描いている。結婚生活・妊娠・出産・子育てに関する体験談をSNSに投稿中。
2021年06月01日息子は話し始めるのが遅く、文章として話せるようになったのは2歳が終わろうとしているころでした。3歳8カ月ごろになるとすらすらと話せるようになったのですが、ちょうどそのとき、突然びっくりするようなことを言い出したのです。 そこまで覚えていたの!?息子が話していたことがあった当時、息子はやっと単語をつなげて話せたころで、周りからも口数の少ない子だと言われていました。私自身、子育てが初めてということもあり、そのころ息子が何を考えているのかわからないことが多かったです。 なので、この話を聞いたとき「あのときはまだあまり話せなかったけど、よく状況を見て、感じていたことがあったのだなぁ。それを覚えていたんだなぁ」と感心したのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:なつお0歳、4歳の2児の母。漫画、アニメ、イラスト、ハンドメイド(フェイクスイーツ)、ネイルが好き。漫画の専門学校卒で担当付きの経験有り。
2021年05月15日年齢とともに変化していく子どもの日用品。すぐ大きくなるからすべてを揃えるのはもったいないけれど、必要なものは必要だし……。いったい何を揃えたらいいの?と、悩みは尽きません。今回は、わが家で長く活躍しているアイテムを3つご紹介します。 言葉の少ないシンプルな赤ちゃん絵本 言葉が少なく、シンプルな内容の赤ちゃん用絵本。娘が生後2カ月ごろから読んでいましたが、1歳を過ぎても毎晩読んでとせがまれました。子どもに必要なのは難しいストーリーではなく、言葉のリズムを楽しむこと、描かれているものを発見すること、そしてそれを母親と一緒に分かち合うこと! 3歳になった今、ストーリーのある絵本も読んでいますが、赤ちゃん用絵本はいまだにちょくちょく登場します。まさに長く使えるアイテムです。 おままごとセット 何を使うかわからないし……と、少しずつ買いためていた、おままごとセット。1歳過ぎから徐々に活躍し始め、今では3歳の娘、0歳の息子ともに楽しんでいるアイテムです。 息子はひたすらカミカミするのみですが、娘はそんな彼の前にせっせとお皿や食品を並べて楽しんでいます。100円ショップでも包丁と切れる野菜などが購入できるので、コスパがよくて手に入れやすいところも魅力ですね。 プラスチック製の子ども用食器 プラスチック製の子ども用食器は、離乳食が終了してもまだまだ使えます。何しろ子どもは落ち着いてごはんを食べることが難しいので、落としても割れない食器は必須アイテム! プレート、ご飯茶碗、コップ、いずれも3年使い続けて、今は下の息子に使わせているロングユースのアイテムです。電子レンジ対応のものを選ぶとさらに使い勝手がよくなりますよ。 子ども用品は買うタイミングが難しいですが、今だ!というときに手もとにあると本当に役に立ちます。毎日使う日用品や、自分も一緒に楽しめそうなおもちゃは、きっと長く使えると思います。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO著者:里川まちこ一男一女の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はフィルム写真・旅行・手芸。とくに毛糸小物を作ることが毎年冬の恒例。
2021年03月16日乳児期には笑顔で見守っていた娘の指しゃぶりも、卒乳して1歳半を過ぎたころから「そろそろやめさせるべき?」と悩み始めました。幼稚園へ入園する3歳までにはやめさせようと指吸い防止グッズや絵本を試してみましたが、どれも劇的な効果はなし。「もうすぐ5歳、来年は年長なのに……」と諦めかけていたとき、パパのあるひと言でその日から指吸いを卒業できました。 赤ちゃんのころから四六時中…娘は、赤ちゃんのころから昼夜問わず指を吸っていました。おしゃぶりを与えることはなく、乳児期は指吸いについて注意しませんでした。そして、1歳半ごろから指吸いの注意をし始め、幼稚園入園までにやめさせることを目標にしていました。 対策として、2歳前ごろには子どもが舐めても害がない、爪噛み・指しゃぶり防止のマニキュア(おもちゃなどの誤飲防止に使用される安息香酸デナトニウムという苦味成分を配合した物)を爪に塗りました。舐めた瞬間は“苦い”という顔をしましたが、舐め続けてしまうため効果はありませんでした。 いよいよ幼稚園の入園が迫った3歳目前に、指吸いをやめるように促す絵本を購入。大きくなった娘にとって指吸いは恥ずかしいこと、やめたほうが良いことと認識させる効果はありましたが、やめることはありませんでした。 無意識の睡眠時は何をしてもダメ…幼稚園入園後は、幼稚園から帰宅した昼間に手持ち無沙汰なときは指吸いしている姿が見られましたが、徐々に昼間は指を吸うことがなくなりました。 ただ、本当に厄介だったのは夜間の指吸いでした。入眠の際は布団をかぶって隠れて指を吸い、完全に熟睡しているときも指を吸い……。こちらがそっと口元から指をはずしても、またすぐに吸うのでとても困りました。また、就寝中に指を吸うことで寝起きの娘の口臭は最悪……。指の臭いもひどいものでした。 爪噛み・指しゃぶり防止のマニキュアも、指吸いをやめるように促す絵本もほとんど効果がなく、指吸いをしているところを発見したら口頭で注意するしか術がない……。昼間は吸わなくなっても寝ているときは注意することもできず、無意識なので指がはずれなくて半ば諦めていました。 5歳目前にやめたのはアニメのおかげ!?あと1カ月で5歳の誕生日を迎えるというころ。幼稚園の友だちから「乳歯が抜けて永久歯が生えてきた」という声が聞こえ始め、いよいよ睡眠中の指吸いをやめさせなければ歯並びに影響が出る、と焦っていました。 そんなとき、娘がハマっていたアニメのなかに、嫌われ者の出っ歯のキャラクターがいました。パパが娘へ「娘ちゃん、かわいいのにこのまま指を吸い続けたら●●みたいな出っ歯になっちゃうよ」と言いました。これを受けて娘は「嫌だ! もう吸わない、やめる!」と宣言。 私は正直、「そうは言っても無意識だし、吸うんだろうな」と思っていました。ところが、その日の夜は一切指を吸っていませんでした。寝起きで口臭と指のにおいを確認しても無臭! その日を境に夜間も指を吸うことがなくなりました。 言葉がわかるようになったころから私は、娘に「前歯が出てしまうからやめようね」と指を吸い続けるとどうなるか具体的に説明して指吸いを注意していましたが、娘には響いていませんでした。パパの「●●みたいな出っ歯になっちゃうよ」のひと言は、出っ歯のイメージがわきやすく、そうなりたくないと思わせたようです。そのおかげで“指を吸わない”という強い決意が固まり、無意識だった夜間の指吸いを卒業することができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:寺田梓地方在住で、幼稚園へ通う5歳の娘を育てる母。フリーランスの編集・ライターとして在宅勤務をしている。
2021年01月25日現在、5歳になる長男は言葉が遅く、3歳になっても「パパ」「ママ」の発語もありませんでした。同い年の子どものおしゃべりばかりが気になり、毎日ネットで発達障害の情報を検索していました。「この子は、このまま一生おしゃべりができないのかな?」と悩んだ日々についてお話しします。 長男がしゃべらない!長男は本当に言葉が遅く、3歳になっても「ママ、パパ」もはっきりとした言葉で話すことができませんでした。言葉の理解はあり、1歳のころには「おいで」や「ちょうだい」の言葉に反応して行動することができましたが、自分の名前に反応しないなど心配な点も……。 昔のビデオを見ても宇宙人のような喃語(なんご)を話す長男の動画が残っています。最初の子どもということもあって、私はとても悩み、同級生の子どもたちが流ちょうに話すのをうらやましく見ていました。 「男の子は遅いから」「そのうち話すようになるから」という周囲の言葉を信じて待っていましたが、一向に話す気配がありませんでした。 子どもが話さないのは母親のせい?年齢が上がるにつれ、はっきりとしゃべれない長男に私はとても焦りました。他の同級生の子どもたちに引け目も感じて、一緒に遊ぶこともできませんでした。 絵本も毎日読み聞かせ、言葉掛けもしましたがそれでも発語は増えません。義理の母からは「母親の言葉掛けが少ないからだ」「保育園に入れているからだ」など心ない言葉を言われ、「私のせいなのかな……」と悩みました。 毎晩、長男が寝たあとにネットで発達障害について書かれたブログやネット記事を読み漁り、長男と同じ症状の子どもを探して一喜一憂するという日が続きました。 療育に通いみるみる話すように当時は長男とおしゃべりする夢を見るほど、悩んでいた日々でした。しかし3歳から「言語遅延」ということで療育に通い、発語の練習をおこなったところ、だんだんと滑舌が良くなってきたのです。そして、4歳の誕生日を目前に他の子たちと同じようにおしゃべりができるようになりました。 今では、幼稚園の先生に「発音が良い」と褒められるほどです。私が当時、言葉の遅い子に多いと聞いていた言葉の爆発というのではなく、本当に少しずつ、いつの間にか言葉が話せるようになっていったのです。 悩んだ日々も後悔しない結果、話せるようになった長男は、月に1度通っていた療育も「問題ない」ということで卒業しました。 「あれだけ悩んだ日々はなんだったんだろう?」「狂ったようにネット検索している間に、もっとやれることがあったんじゃないか」「もっと他の子どもとも遊ばせてあげればよかった」などと後悔した時期もありました。しかし、今は「私にとっては悩んでいたあの日々も育児の一部だったんだ」と思えるようになっています。 当時の私に声を掛けるとしたら、「この子はもう少しでしゃべるようになるよ」ではなく、「ゆっくりと見守ってあげてね」だと思います。今の私にとっては悩み抜いたことも、子育ての一環だと思えるからです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 原案/竹内優実作画/YUDAI9℃監修/助産師REIKO
2020年11月05日キッズコーディネーショントレーナー(※1)という資格を持つ、小島よしおさんがベビーカレンダーに初登場! 今回は「じゃんけんホイホイ」という親子で簡単に取り組めて、子どもの運動神経を鍛えられるトレーニングを紹介してくれます。 ※1 キッズコーディネーショントレーナーとは、子どもの発育発達面や心理面を理解し、運動神経能力の向上を図るためのプログラムを提供できる指導者のことを言います。 よしおお兄さんと親子で対決してみよう♪ ただのじゃんけんではありません!今回ご紹介する「じゃんけんホイホイ」は普通のじゃんけんではありません。勝ち負けを決めるものではなく、「よしおお兄さんと同じじゃんけんを出す」あるいは「よしおお兄さんのじゃんけんに勝つ、または負ける」など、じゃんけんを出す人のお題に沿って対応する能力が必要となります。 楽しく遊びながら運動神経が鍛えられる!じゃんけんホイホイは、楽しく子どもと遊びながら運動神経が鍛えられます。じゃけんと運動神経? と思う方もいるかもしれませんが、目で見たものを脳で判断し、筋肉に命令を出すのが運動神経になります。よしおお兄さんのじゃんけんホイホイは、小さい子どもも気軽にゲーム感覚で楽しく取り組めるのが魅力です。じゃんけんホイホイに慣れてきたと思ったら、ペースを速くするなど、さらなるレベルアップを目指しましょう! 何回も繰り返すことによって子どもの運動神経能力は鍛えられ、その能力はどんどん上達していきます! どこでも簡単にできるので、ぜひお子さんと一緒にやってみてくださいね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
2020年10月15日「男の子なのにスカートをはきたがる」「女の子なのに戦隊ものが好き」など、性別とは真逆なことに興味を示すと、親としては心配になることもありますよね。そんなとき、どう対処したらいいのか悩む方もいるかと思います。 将来への影響はあるのか、ママやパパの受け止め方や接し方はどうすればいいのかなどを紹介していきます。 遊びの性差は、環境と性ホルモンの違いから 教えたわけでもないのに、2歳前後になると男の子は乗り物、女の子はお人形など、遊びに性差が出てきます。なぜ、遊びに性差が出てくるのでしょうか? その理由ははっきりしてはいませんが、先天的に男の子は動くもの、大きいもの、強いもの、女の子はやわらかいもの、丸いものなどに興味を示す傾向があるようです。 先天的なものを左右するのはホルモンの影響が考えられ、性別化が起こる妊娠8週ごろに、男の子の胎児には精巣がつくられ男性ホルモンが多量に分泌されますが、女の子にはありません。このホルモンの違いがおもちゃや遊びの好みの差をもたらしている可能性があると考えられています。 もう1つには、車や電車で遊ぶことが男の子らしい、人形なら女の子らしいという観念から、男の子らしいおもちゃ、女の子らしいおもちゃを与える大人からの働きかけも影響しているようです。 性別と真逆の遊びや好みなどが出てきたら、やめさせるべき? 「男の子なのに乗り物に興味がなく、お人形遊びばかり…」「女の子なのにプラモデルやミニカーが大好きで…」など、性別とは真逆の遊びや興味を示す子どもがいます。もしかして、うちの子は普通と違うの!? と不安になり、興味を遠ざけたり、やめさせるママもいますが、無理にやめさせることはありません。男の子向け、女の子向けと区別しているのは大人です。せっかく興味を持ったのなら、「男の子だから」「女の子だから」という固定観念は捨てて、子どもたちの好きなものや個性を受け入れ、一緒に楽しく遊んでみるといいでしょう。 お人形遊びが好きな男の子なら、将来子育てに積極的なパパになるかもしれません。プラモデルが好きな女の子なら、将来理系女子になるかもしれません。子どもが自発的に興味を示したことは貴重なチャンスでもあります。秘めた可能性に気づけたり、新しい発見だってあるかもしれませんよ。 大人の価値観を子どもに押しつけないことが大切子どもは、2歳ぐらいになると自分が男か女かを表面的に理解するようになります。そして、男の子、女の子として接せられるうちに、性差への意識が深まっていくと考えられています。その後、5歳ぐらいになると性を自認していきますが、実際に自分の性の自認がはっきりしてくるのはもう少し先のことが多いです。子どものころに、性別とは違う遊びをしたからといって、将来の性の自認に影響を及ぼすことはありません。親は無意識のうちに男の子らしさや女の子らしさを求めがちですが、幼少期から価値観を押しつけ、線引きをしないことを意識することが大切です。 親としては、「男の子らしく」「女の子らしく」を求めてしまうのは当然なことです。でも、一番大切なのは、“その子らしく”あること。不安になることもあるけれど、今ある個性を尊重し、伸ばしてあげることが、今やるべきことなのかもしれません。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:井上 裕紀子監修者:医師 国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長 小枝 達也 先生鳥取大学医学部脳神経小児科入局。小児神経科、小児科、新生児医療、神経内科、障害児医療の研修を積み、オランダ政府奨学生としてアムステルダムライ大学小児科へ留学。その後、鳥取大学医学部講師、助教授を経て、鳥取大学教育学部教授に就任。その後、鳥取大学地域学部教授、鳥取大学附属小学校長(併任)、鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センター長(併任)を歴任し、平成27年3月鳥取大学退職。平成27年4月より国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長に就任。平成29年4月より副院長併任。
2020年09月29日イヤイヤ期は、子どもの自立心や自我が発達してくる時期と言われていますが、ママやパパには自己表現ができても、保育園や幼稚園など一歩外に出ると、自己表現ができないという子どももいます。例えば、自分の使っていたおもちゃを友達に取られたのに何も言えない、友達に嫌なことをされたのに「やめて」と言えないなどです。 そんな自己表現が苦手な子どもに対して、「もう少し、自分の思ったことを相手に伝えられたら良いのに」と悩むママも多いと思います。そこで今回は、自己表現をできない子どもに対して、どんな声かけや接し方をすると良いのかを紹介していきます。 自己表現の強い子、弱い子とは? 自己表現とは、いわゆるわがままとは違い、「この服を着たい」「○○で遊びたい」など、自分の意思を伝える力のことを言います。この意思表示をはっきりと伝える子は自己表現が強いと言われ、逆に、自己表現の弱い子とは、意思表示をあまりしない子。 その原因は、「自分はこうしたい」という意見があまりなくこだわりがない、恥ずかしがり屋、緊張しやすい、いい子に思われたいなどで主張できないことがあります。兄弟姉妹の有無や環境、親の接し方と併せて、生まれ持った気質や性格も影響するようです。 自己表現の弱い子は、強くする必要はあるの? 自分の意思をはっきり伝えることは必要ですが、強い子、弱い子のどちらが良いかではなく、子どもの個性だと受け止めることが大切です。自己表現の弱い子は、いろいろなことに我慢をしている、気が弱い、優柔不断とネガティブなイメージを持ってしまいがちですが、一方では協調性があったり、やさしい子であるとも言えます。 ただ、幼稚園や小学校などの社会生活の中で、はっきりと物事を言えないばかりに損をしてしまうなど、マイナスになるシーンが出てくるかと思います。そこで、自己表現が弱い子どもに対しては、まずはママやパパが自分の意見を相手に伝える大切さを教えてあげることが必要です。 親は先回りせず、子どもに考えさせよう自己表現が苦手な子どもは、そもそも自己表現の方法を知らない可能性があります。例えば、「こっちが良いよね?」「○○したほうが良い」、おもちゃを取られたら相手に「返して」と仲裁に入るなど、子どもの考えや行動を待たずに親が先回りをして、子ども自身にどうしたいかを考えさせていないケースが考えられます。 ただ、いきなり自己表現を求めても子どもは戸惑ってしまいます。まずは「AとBどっちが良い?」と選択させ、自分で考えることから始めると良いです。選択したものを承認し、選んだ理由をゆっくりと聞いてあげると良いでしょう。やがて選択肢以外のことを選んだら、それは徐々に自己表現が身についてきた証拠です。 また、対人面で「嫌!」と言えないシーンでは、親が代弁するのではなく静観することも大切です。子どもが我慢したことに対して、「おもちゃを取られて悲しかったね」など子どもの悲しかった気持ちを受け止めましょう。 しかし、あまりにも頻繁にお友達に自分の意見を言えなくて、嫌な気持ちをしてしまうということが多い場合は、自分の思っていることを相手に伝えるのは、とても大切なのだということを子どものペースに合わせて、少しずつ教えてあげましょう。 例えば、くまの人形をお友達に見立てて「おもちゃを取られたとき、お友達に何て言ったら良いと思う? くまちゃんに向かって練習してみようか」など、子ども自身に一度考えさせ、口に出して伝える練習をするなど、実際にお友達との場面を想定してシミュレーションをさせるというのも1つの手段です。子ども自身が自分の頭で考え、何度も口に出すということを訓練するうちに、自然と身についていくでしょう。 もし、子どもの言い方が弱かったり、伝わりにくいという場合は「じゃあ、こうに言ったらもっと伝わりやすいんじゃない? 」など、伝え方のアドバイスをおこなうと良いですね。子どもが相手に伝えられるようになったら、褒めてあげるのも忘れずに。 自己表現が弱いことは、決して悪いことではありませんが、我慢ばかりして自分の気持ちを抑えてしまうのは心の発達によくありません。自己表現を覚えないまま大人になっていくのも心配です。時に、親はハラハラすることもあるでしょう、口を出したくなることもあるでしょう。でも、先回りせず子どもの考えを引き出すスタンスを繰り返すことで、自己表現ができるようになるはずです。そして、何より子どもの個性として認めてあげるようにしましょう。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:井上 裕紀子監修者:医師 国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長 小枝 達也 先生鳥取大学医学部脳神経小児科入局。小児神経科、小児科、新生児医療、神経内科、障害児医療の研修を積み、オランダ政府奨学生としてアムステルダムライ大学小児科へ留学。その後、鳥取大学医学部講師、助教授を経て、鳥取大学教育学部教授に就任。その後、鳥取大学地域学部教授、鳥取大学附属小学校長(併任)、鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センター長(併任)を歴任し、平成27年3月鳥取大学退職。平成27年4月より国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長に就任。平成29年4月より副院長併任。
2020年09月28日実は、赤ちゃんはおなかの中にいるときから指しゃぶりをしているって知っていましたか? なぜおなかにいるときから指しゃぶりをしているかというと、生まれてすぐ母乳を吸うための練習をしているのだそう。そして、生まれてから徐々に手の動きが活発になり、口元に手や指が触れたときに反射的に吸うようになるのです。 赤ちゃんの時期の指しゃぶりは、基本的に見守っていきましょう。歯科的な影響が心配されるのは2~3歳から。このころには指しゃぶりの頻度はだんだんと減っていきます。 指しゃぶりとおしゃぶりの違いって? 指しゃぶりはおなかの中にいるときからしている行為で、本能的な行為と考えられます。一方で、おしゃぶりは「ぐずったときにくわえさせると落ち着く」「くわえさせると寝つく」など、精神的な安定とママの負担を軽減するアイテムとして使われます。 なんで指しゃぶりをするの?子どもが指しゃぶりをする意味は不明とも言わていますが、気持ちを落ち着かせるために指しゃぶりをしていることもあります。また、生後5カ月ごろになると身の回りのものをなんでもなめたり、口に入れて形や感触、味を確かめたりしています。指しゃぶりは乳首以外のものを口にして、吸うことから食べることに移るためだとも考えらえているそう。指しゃぶりをすることで精神的に落ち着くという面もあります。 いつまで指しゃぶりしていてもいいの? つかまり立ちを始めるようになると、姿勢を安定させる必要があるため、指しゃぶりが自然と減っていく場合が多いよう。1歳を過ぎるとおもちゃを使ったり、外で遊んだりするようになって、さらに指しゃぶりの機会も減ります。眠いときや退屈なときに時々見られるくらいでしょう。 3歳~5歳にかけては、お友だちと遊ぶことが増え、指しゃぶりはほとんどなくなっていきます。精神的に安定したいときに指しゃぶりをする場合はあるかもしれません。指しゃぶりは子どもの成長によって、自然な行為から、口の機能発達、精神的なよりどころのためと意味が変化していきます。そのなかで、あまりに長期間にわたって指しゃぶりをしていると心配される影響もあります。やめたほうがいい理由には以下のようなことがあります。 やめさせたほうがいい理由●歯並びやかみ合わせへの影響「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」といって前歯が前方に出てしまうケースや、上下の前歯の間に隙間があく「開咬(かいこう)」、上下の奥歯が横にずれ、中心が合わない「片側性交叉咬合(かたがわせいこうさこうごう)」など、指しゃぶりを続けるほど影響が出ることがわかっています。 ●発音への影響指しゃぶりによって歯並びやかみ合わせのトラブルが起こると、それによって発音にも影響が。 そして、これらの影響が心配されるのは乳歯の奥歯も生えそろう3歳ごろ。もともとのかみ合わせや、指しゃぶりの頻度や時間によっても影響の度合いは違いますが、そのころまでにやめるのが望ましいといえます。ただし、無理にやめさせなければ! と思わず、少しずつ減らしていこうという気持ちで対応を。 指しゃぶりをやめさせるときのコツ子どもが気持ちを落ち着かせるために指しゃぶりをしていることもあるため、叱ったり無理やりやめさせようと思わず、見守る姿勢が基本。頻度を減らすために次のような工夫を心がけてみましょう。 ●日中、よく体を動かして寝つきをよくする夜寝るときの指しゃぶりはよくあるケース。昼間、元気に遊ぶと寝つきがよくなり、指をしゃぶらなくても寝られるようになるでしょう。また、寝るときにママやパパがそばで絵本を読んであげるのも安心感につながっておすすめです。 ●手を使った遊びを促す日中に指しゃぶりが多い場合は、ほかのことに興味を向けさせることを意識してみるといいかもしれません。一緒におしゃべりをしたり、手遊びをしたり、クレヨンでお絵描きをしたりなど、手を使った遊びを促してみましょう。 ●指しゃぶりをしていないときにほめる指しゃぶりをしていないときはほめましょう。ほめられたうれしさや自信がつくことで、指しゃぶりをやめる可能性も。 指しゃぶりは何歳までにやめなければいけないという、はっきりとした定義はありません。とはいえ、3歳を過ぎてママとパパが働きかけても続く場合は、小児科医や臨床心理士など専門家に相談してみましょう。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:ムトウハルコ監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2020年09月27日工作エンターテイナーとして活躍しているほか、YouTube動画を配信したり、ワークショップを開催するなど、多方面で活躍しているできたくんがベビーカレンダーに登場! 今回は、トイレットペーパーの芯とストローを使ってできたくんと一緒にかわいいメガネを作りましょう♪ 超簡単♪「かわいいメガネ」の作り方 トイレットペーパーの芯と曲がるストローを使ってかわいいメガネを作っていきます! 用意するものはコレ!●トイレットペーパーの芯……1個●曲がるストロー……2本●マスキングテープ……2色●はさみ ①トイレットペーパーの芯をつぶす まずは、トイレットペーパーの芯を手でつぶしてぺったんこにします。 ②マスキングテープを貼る ①のぺったんこにしたトイレットペーパーの芯の真ん中にマスキングテープを貼ります。 このとき真ん中に貼るマスキングテープの色は、メガネの色に使わないほうの色を選びます。できたくんは青いメガネを作りたいので、上の写真のように真ん中にピンク色のマスキングテープを貼ります。真ん中にテープを貼り終わったら、その両脇には青いマスキングテープを貼ります。 横にも真っすぐ真ん中に青いマスキングテープを貼ります。 ③4つの角をはさみで切る 4つの角(マスキングテープを貼っていない白い部分)をはさみで切ります。 ④マスキングテープのピンク色の部分を切る ピンク色のマスキングテープの部分を全部切ります。 切り終わると上の写真のようになります。 ⑤先ほど切った④を裏側にして、マスキングテープを貼る ④をひっくり返すと裏側は真っ白になっています。 その白くて短い部分の縦2本に青いマスキングテープを貼ります。 ⑥トイレットペーパーの芯の形を元の状態に戻す ぺったんこにしたトイレットペーパーの芯を指で押し、上の写真のように丸みのある元の状態に戻します。 上の写真のような状態にしたら、マスキングテープを貼っていない白い部分(できたくんが両手の人差し指で押さえている2カ所)をはさみで切り落とします。 ⑦⑥を反対側にして色が重なっている部分を切る ⑥の反対側には、青色とピンク色のマスキングテープが重なっている部分があるので、そこをはさみで切り落とします。 ⑧メガネの真ん中の根本の部分をしっかり折る ⑦をくるっと回すと、真ん中の白くてつながっている部分が1カ所だけあります。その部分を外側に折り、メガネの形を整えていきます。 ⑨折り曲がるストローを切る 次にストローを切ります。ここはメガネの耳にかける「テンプル」という部分になります。子どもだと顔が小さいので、写真のようにストローの蛇腹から半分くらいの位置を切ります。大人は子どもより顔が大きいため、弧の部分を長くする必要があります。そのため、蛇腹から半分より少し長めの位置を切ります。 ⑩ストローを貼り付ける 切ったストローを上の写真のようにメガネの本体にくっつけて、青いマスキングテープでしっかりと貼り付け固定します。また、反対側も同じようにくっつけて、ストローの蛇腹を下に曲げたら完成です! 普段家庭にあるもので簡単に作れるので、ぜひ皆さんも作ってみてください! まだはさみが使えない年齢のお子さんには、ママやパパがサポートしてあげてくださいね☆ できたくんのYouTube動画やInstagramは下記になります。簡単に作れる工作動画がほかにもアップされていますので、ぜひご覧ください♪ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! この投稿をInstagramで見る できたくん ハッポゥくん(@dekitakun)がシェアした投稿 - 2020年 8月月20日午後7時39分PDT
2020年09月26日寝ている子どもが突然、泣き叫んだりパニックを起こしたりする夜驚症(やきょうしょう)。その姿を目の当たりにすると、ちょっと不安に感じることもあるかもしれませんが、これは3~6歳の子どもが発症することが多い睡眠障害の1つです。脳の機能が発達途中のため起きるもので、その原因や対処法などを詳しくご紹介していきます。 夜驚症と夜泣きの違いは? 夜泣きは3~4カ月から2歳ぐらいまでの乳児に多くみられ、浅い睡眠の途中で、覚醒したときに感じる不安や興奮をうまくコントロールできず泣き出すことです。 一方で夜驚症は3~6歳くらいの幼児が、深い睡眠に入っているときに恐怖やパニックに襲われ、自分の無意識の状態で泣き叫んだりパニックを起こすことです。突然起き上がり、歩き回るということも。5分ぐらいから長くても15分ぐらいで治まります。 夜泣きとは違い、夜驚症は脳の一部だけが起きている状態でほかは眠っているため、声をかけても反応しないか、とても鈍い反応しかみせません。そして朝、目を覚ましたあと本人は何も覚えていないことが特徴です。 ストレスや不安から脳が興奮状態に!? 夜驚症の原因とは 子どもの脳は発達途中のため、睡眠システムも整っていません。通常は浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠が一定の時間ごとに交互に訪れ、レム睡眠から覚醒に至ります。ただ、3~6歳は睡眠と覚醒を調節している部分がまだうまく働かないため、ノンレム睡眠中であるにも関わらず、日中感じていた不安やストレス、恐怖などが脳に興奮を与えてしまうことがあります。その場合、脳が完全に覚醒しないまま興奮状態になってしまい、泣き叫んだりパニックになったりする症状が現れるのです。また、興奮状態を引き起こす原因は、日中のストレス、恐怖体験、過度の刺激、強い不安や緊張の4つが挙げられます。逆に、遊園地に行くなど、楽しい出来事でも引き起こされることもあります。大人にとってはささいなことと感じても子どもにとっては興奮状態を引き起こす原因になることがあります。そのような体験をしたときに「安心していいよ」「怖がらなくて大丈夫」などと伝えることが症状の改善につながることもあるようです。 落ち着いて見守ることが重要! 夜驚症の対処法と治療法多くの場合は成長とともに症状が落ち着き、特別な治療は必要ないケースがほとんどです。専門的な治療はおこなわず経過観察という場合が多いでしょう。 経過観察をする場合のポイントは、ママやパパが慌てずに落ち着いて対応することです。子どもが泣き叫んだり、パニックを起こしても無理に起こしたり、押さえつけたりせずに、動き回ることを想定し、周囲に危険なものがないかを確認して治まるまで見守ります。 また、決まった時間に布団に入り、決まった時間に寝るという規則正しい睡眠習慣や安心して寝られるように好きな絵本を読むなどの入眠儀式も改善の効果があるようです。ただ、夜驚症があまりに激しく、親子の睡眠や健康に支障をきたすようであれば、小児科や睡眠外来のある精神科に、症状をしっかり観察したうえで相談し治療法や対策がないかを聞いてみましょう。投薬治療で症状を軽くすることができる場合もあります。 夜驚症は発達段階で起こる症状なので、珍しいことではありません。成長とともに回数が減り、いずれ治まってくるので、ママやパパはおおらかに構えて見守る姿勢でいることが大切です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:アキモトスズ
2020年08月30日現在私は、3人の子どもに恵まれてお母さん業に奮闘する毎日です。子どもたちは、長女5歳1か月・次女2歳6か月・三女6か月の2歳差の3姉妹。今回は、毎日大騒ぎの3姉妹育児のリアルな現状を紹介します。子育てが大変だなと感じている人やこれから第2子、第3子をと考えている方の参考になるとうれしいです。大変なこと1三女妊娠時は次女が抱っこ抱っこの毎日で次女を妊娠したとき長女は2歳わが家の長女は7月生まれ、次女は2月生まれの2歳7か月差の姉妹です。次女を妊娠したときは長女が2歳ちょうどでした。長女は言葉が早かったので、そのころには言葉で、親子の意思疎通が可能でした。その後の妊娠生活は長女に助けてもらう場面も多く、出産後もかなり助かった記憶があります。三女を妊娠したとき次女は1歳5か月三女を妊娠したとき、次女はまだ1歳5か月。言葉で意思疎通ができない状態で成長も遅めでした。そのころ長女は幼稚園に入園していたので、毎日幼稚園バスまでの送り迎えをしていましたが、次女がなかなか歩いてくれず、抱っこで連れていく日々が続いていました。もともとわが家は典型的なワンオペ育児家庭です。夫は、朝早く子どもたちが起きる前に出勤して、帰りは夜遅く子どもたちの就寝後。3人目の妊娠生活は、次女が1歳5か月になり、ようやく授乳期が終わって、少し楽になりはじめたころにスタート。次女はまだまだ抱っこが必要な時期だったのもあり、私は切迫早産になってしまいました。大変なこと2長女と次女の姉妹ゲンカでカオス!三女が産まれてからは、次女が少しお姉ちゃんになってきて三女のことをかわいがってくれるようになってきました。ですが、次女はやっと言葉が2語出てくるようになったくらいなので、姉妹ゲンカが起こると次女の要求や言い分を理解するのに時間がかかります。次女は言葉で伝えられないために先に手や足が出て、時には長女に噛みつくことも!姉妹ゲンカが激しくなると、次女は長女に噛みつき長女が号泣、反撃に出た長女が次女を蹴って次女が号泣…。私は三女の授乳やおむつ交換、抱っこなどのお世話をしながら、それを止めたりなだめたり…。家の中はまさにカオスな状態となります。大変なこと3一番手がほしいのはお風呂ワンオペ3人育児では、何もかもに手が足りないのですが、その中で一番大変なのはお風呂の時間です。6か月の三女はひとりで座ることができない、次女はまだ言葉での意思疎通が難しい、長女は少しは自分で洗えるけれど全部任せるのは不安…という状態。お風呂時間は全員のご機嫌とタイミングが合っていないと、とんでもないことになってしまうのです。三女がみんながいないとさびしくて泣きだすようになった生後3か月頃からは、お風呂用のベビーチェアに座らせて一緒に入るようにしました。三姉妹全員を洗って自分を洗っている間に、次女と三女のご機嫌が悪くなると、お風呂で泣き声の大合唱となります。できるだけ短時間で、ご機嫌を損ねないように、出るタイミングを計りながら三姉妹を洗うので、お風呂の時間はまるで子どもたちと私の心理戦です。それにしても、毎日同じ時間に同じようにお風呂に連れて行くのに、三者三様、その日によって違うので毎日が戦場のよう…。何かいい方法はないのかと日々模索していますが、ベストな方法はまだ見つけられていないのが現状です。子どもが増えるたびに幸せは倍増する毎日の様子を少し紹介しましたが、大変なことをあげれば正直キリがないのが本音です(笑)。とはいえ、「子どもが増えるとその分幸せも増える」とよく聞きますが、本当にその通りです。3人それぞれの成長に日々驚き、感動しています。中でも、2歳差3人育児をする日々で幸せに感じるのは、長女と次女の成長。三女が産まれたことによって、長女にも次女にもガマンをさせていると感じることが増えました。次女は赤ちゃん返りもある中で、彼女なりにガマンしていることも多いと感じます。それでも二人とも、三女のことをとてもかわいがってくれて、長女は今まで以上にお世話やお手伝いをしてくれるようになりました。諦めること、頼ることを学ぶ日々子育てが大変で、それでいて楽しくもあるのは、子どもの人数に関係ないですね。子どもが1人でも2人でも、3人いても同じだと思います。すべての親が育児に悩み、日々頑張っているんだと私は3人出産してやっと実感しています。かなり遅いですが…。それまでは、「何で私だけ」と自分が一番大変だと感じがちだったのです。2歳差3人育児をするようになってからは、家事でも育児でもいい意味で諦めがつくようになって、無理をしないようになりました。頑張りすぎると自分が大変になって疲れるだけなので、ほどよい加減で家事・育児をこなして、頼れるところは他人に頼ることが前より上手にもなりました。まわりに頼れる人がいない時には、自分の合格ラインを下げて、子どもたちと楽しむことを優先したら、気持ちに余裕が生まれて、「私だけが大変なんじゃない。みんな頑張っているんだ」と感じるようになったのです。諦めること、頼ることができるようなってきたら、それまでより毎日が楽しくなってきたのは大きな変化だと感じています。私も今、激動の毎日の中にいますが、子育てが大変!と悩んだりしんどくなったりしていたら、「諦める、頼る、今を楽しむ」を実践してみてください。きっと少しずつ気持ちがラクになると思いますよ。<文・写真:ライターyuikitiiii>
2020年08月27日マタニティ期間の苦悩私には11月末生まれの長女と、1月生まれの次女がいます。長女は2歳1カ月でお姉ちゃんになりました。マタニティ期間に大変だったことは、長女を抱っこできなくなることでした。当時1歳半の長女はまだあまり歩けず、抱っこをせがまれることがよくありました。 けれど私は貧血で通常の暮らしもつらいときがあり、抱っこしてあげたり、してあげられなかったり……。おなかが大きくなってからは切迫早産の不安があり、まだ小さい長女が満足するまで抱っこしてあげることができませんでした。 0歳と2歳の育児はドタバタ次女誕生後、ちょうどトイレトレーニングをしていた長女。トイレの間隔が短かったので、次女のおむつ替えや授乳などをしているときでも、「トイレ!」となることが多く、あっちこっちにお世話をしにいかなければならず、体力的に大変でした。 また、長女は3歳まで夜泣きがあり、授乳で泣く次女に母乳をあげながら泣くので、1年間は夜にあまり眠れませんでした。 2歳差と3歳差の大変の違い私の周りで言われていた「3歳差は大変」は、行事が重なることや金銭面で一度にお金が出るという部分が大変という意味でした。 2歳差は行事や支出はタイミングがずれますが、まだ自分のことを自分ですることができない、うまく気持ちを伝えられない時期の2歳の長女と、何にも自分でできない0歳の次女との生活は忍耐と体力がかなり必要でした。愛情を持って接していましたが、私自身も毎日がいっぱいいっぱいになり、イライラしがちでした。 眠れない日々が続いたときは、2歳差で出産したことを後悔するときもありました。けれどもそれは2歳差だからではなく、子どもの性格にもよるものも大きく、同じように出産した友人とはまったく悩みが違い、何歳差だから良いとかラクというのはないんだと気がつきました。金銭的なことは予想できますが、育てる際の大変さは何歳差であろうとしてみなければわからないと思いました。 原案/横山まい作画/やましたともこ監修/助産師REIKO
2020年08月14日現在、9歳・8歳・6歳・2歳の4人の子どもがいます。ようやく子育てが落ち着きましたが、過去を振り返ったとき、あまりの大変さに記憶が飛んでいた時期があります。それは3歳・2歳・0歳の三兄妹を育てていた過酷な時期。どのような状況だったのかをご紹介します。 見ず知らずの方にも励まされる日々 「過酷な時期」だった当時、3歳の長男、2歳の次男、0歳の長女の3人を連れて歩いていると、見ず知らずの方々に「大変ね! 一気に大きくなるから頑張って!」と、たくさん声をかけてもらっていました。 自分自身あれよあれよと3人の母になり、「子育てはこれが普通だ」と思っていたのですが、幼い3人を連れて歩いている姿は、地域柄や時代も相まってめずらしいものだったのかもしれないと今になって思います。 3人の子育てで配慮していたこと毎日、3人の同時または交互の欲求にひたすら答え、あっという間に日が暮れる生活でした。1人に時間がかかるとほかのことができなくなってしまうため、子どもたちを泣かないように、兄妹間の感染を防ぐために1人も風邪を引かせないように、と神経を尖らせていました。 また、わが家は2階のある戸建てなのですが、私が目を離したすきに、子どもたちが階段を使うと危険だと感じ、夜も布団を1階に持ってきて、ほとんど1階だけで生活をしていました。 つらかったことが夜泣きとお風呂!また、わが家の長男は3歳までほとんど言葉が出ませんでした。周りの人が言っていることはわかり、自分の意思もあるのに、うまく伝えられないもどかしさ。その影響か、ひどい夜泣きが3歳まで続きました。毎晩1時間から2時間ほど泣きわめくのです。 2歳の次男もその泣き声で目を覚まし、0歳の長女は授乳時間に夜泣きが被ると一緒に泣き、忍耐の日々……。お風呂も私がひとりで入れており、長男もひとりでお着替えができないので、冬は私が湯冷めをしながら3人の着替えをしていました。 4人目の子どもたちをを育てていて思うことは、「3歳はまだまだ赤ちゃんの延長」ということ。2人の兄役でたくさん我慢させた長男のことをかわいそうに思うこともあります。でも、過ぎてみれば本当にあっという間で、3人とも一気に大きく頼もしくなりました。私自身も頑張って育ててきてよかった!と思っています。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年08月13日文字を読めるようになるのが早かった、わが娘。3歳で入園するときには簡単な絵本を読めていました。でも、親が特に意識して覚えさせようとしていたわけではありません。むしろ、私自身は所用で忙しく、思うように構ってあげられないことに苦悩していた時期でした。落ち着いて文字を教えてあげるような余裕もなかったというのが実情だったのです。では、なぜ娘が文字を読めるようになったのか?現在、小学校3年生の娘の話を聞きながら当時を振り返ってみると3つのポイントが見えてきました。【あちこちに興味のタネ】本を読みあさるママが気になる!当時、実父母の体調不良のために悩みの多かった私。医療や介護の本を読みあさり、たびたび電話がかかってきては、即座にメモをとるような日々でした。仕事でも執筆をしていたので、仕事関連の本や資料も山積み。家のあちこちに私の本やメモが置いてある状態でした。その時、娘は「ママ、何してるんだろう?何読んでるんだろう?」と、とても気になっていたそうです。そんなとき娘は、私の横にきて、私のマネするように絵本を持ってきては、見よう見まねで読もうとしていました。家にあった「はじめてのあいうえお」という絵本が、当時の娘のお気に入り。パラパラとめくっているうちに少しずつ、ひとりで文字を覚えていったそう。家のあちこちに本があり、「何してるの?気になる!」と思わせたことが、文字への興味を引き出したようです。「はじめのあいうえお」絵:柏原晃夫、発行:永岡書店【楽しい遊び】お風呂の「ひらがなポスター」が楽しかった!慌ただしい日常の中、親子がひと息つけるのは、お風呂の時間でした。私も疲れていたので、いろいろなおもちゃを使ったり、凝った遊びはできません。唯一、バスルームの壁に貼っていた「ひらがなポスター」が、遊び道具になっていました。ポスターを見ながら簡単なクイズやしりとりをしました。そのやりとりが、娘にとってはとても楽しいものだったそうです。楽しいひとときの中心にあったのが「文字」。だから、どんどん文字を覚えたくなっていったと言います。【強要されない】文字を「覚えなさい!」と言われたことがない小さな娘が楽しそうに絵本を開いている姿に、ほほえましくて癒される。私はそんな気持ちだけだったので、「文字を覚えなさい」と言ったことがありません。余裕がなかったので、一緒に取り組むことも難しかったのです。でも今思えば、そのことがよい作用をもたらしたように感じています。もしたくさんの時間の余裕があったら、娘が初めて授かった子であることや、私のわりと生真面目(?)な性格を考えると、娘のやっていることがいつも気になってしまい、余計な口出しをしていたかもしれません。忙しい状況だったからこそ、過干渉を防げたのだと思います。娘は、自分の思うままに絵本を開き、メモ用紙に書き、自ら進んで文字に親しんでいきました。強要されることなく、自分から取り組んでできるようになったという経験は、娘にとっても自信になったようです。3つのポイントはほかのことにも応用できるわが家の事情は、あくまで一例。さらに、文字は読めても書くときのフォローにはとても苦労した経験もあります。でも、【あちこちに興味のタネ】がある環境で【楽しい遊び】として文字に触れあうことができて【強要されない】状況で自分のペースで取り組めたこの経験は、早く文字を読めるようになることに限らず、いろいろなことに生かせるように感じています。興味のタネをたくさん撒いてあげて、子ども自身のペースを尊重しながら、サポート役として応援する姿勢をとる…この3つは、親としてこれからも大切にしていきたいなと思っています。そして、さまざまな事情で、子どもをきちんと見てあげられない、サポートする時間が足りないと感じていても、親が懸命にがんばっていれば、子どもはその姿を見て、何かを感じ身につけていってくれることを実感しています。これからも前向きに親業に励んでいきたいと思います。■紹介した絵本はこちら<文・写真:ライターOtoka>
2020年07月04日3月に6歳になったイチコ。誕生日プレゼントは、将棋でした!■子どもたちと将棋をしてみたら…犬と猫のイラストが描かれたかわいらしいもの。幼稚園で遊んで楽しかったそうで、本人からのリクエストでした。二太郎が小さいうちは、こういう小さいパーツのおもちゃは注意が必要だったのですが、もう3歳だし口に入れること心配はない!存分に遊べるぞ! と思ったのですが…。ひー! ややこしい!隣で眺めてるだけとか、子どもたちに言われたとおりに駒を置くとかを期待していたのですが、全然むり〜!この後、何とか将棋を始めたのですが…■3歳と6歳は将棋で遊べるのか?ということで、私はイチコの駒をひたすら取り、その駒は二太郎に徴収され、もちろんイチコにも駒を取られ、どんどん駒が減っていく…!最終的には…ほぼゲームにはなりませんが、イチコは勝てて喜んでいるし、二太郎は駒をたくさん取れて喜んでいる…!私は楽しめないけど、子どもたちが喜んでるならまあ今はこれでいいか…。二太郎が大きくなったら楽しめるのかなぁと思いつつ、じつは私、ボードゲームが苦手。二太郎の邪魔が、将棋で負けたり、勝負を切り上げたりする言い訳にもなってたりするのが本音…(笑)二太郎も将棋を楽しめる頃には、夫のチチオにがんばってもらおうと思いまーす!\モチコさんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月08日本日はアリッサが3歳頃のエピソードをマンガにしてみました。出先で荷物が多い時に限って「だっこしてー」と言われるもの。今日はそんな時のお話です。この日はママンの代わりに2人で近所のスーパーにお買い物。何かアリッサが駄々をこねていますよ。幼児の体力はアルカリ電池のようで、ギリギリまでフルパワーで動き回り、突然に電源が切れたようにグズり出すのです。育児ではよくある風景ですけどね。この頃は3歳を越えていたので、こちらの事情もちゃんと話せば少しは理解してくれるはず。さっきまで駄々をこねていたアリッサが一転、協力してくれると言い出すなんて…。言ってみるもんですね。 残念ながらこれが現実…(笑)皆さんもきっと心当たりがあるのではないでしょうか!?当時はキツくて死ぬかと思いましたが、今となってはよい思い出です。
2020年05月15日わが家は4人きょうだい。長男は現在小学4年生です。今では頼れるお兄さんですが、生後6カ月から3歳まで、毎日1時間から2時間ほど何かに怯えたようにひどい夜泣きをしていました。新米ママだった私は、理由がわからずにいましたが、4人の子どもを育てて性格の違いを実感し、長男の夜泣きの理由がようやくわかったような気がしました。 長男の夜泣きの状況長男が生後半年のとき、私は次男を妊娠しました。そのあたりから、長男が毎日夜に泣き叫ぶように。抱っこをしても何かに怯えたように1時間以上泣いていました。 毎日毎日、それが繰り返されるので、私も寝不足で精神的に不安定になっていました。「1歳になったら落ち着く」「2歳になったら落ち着く」、周りの人からそんな慰めを受けていましたが、結局、夜泣きがおさまったのは3歳でした。 3歳になり、言葉が発達して気付いたこと長男は言葉の発達がゆっくり。長男の性格と次男の性格を比べられるようになると、長男はとても繊細で臆病な性格だということに気が付きました。 アンパンマンのアニメも「怖い」、海が遠くに見えるだけで「怖い」、お風呂の湯船も「怖い」と言って泣いていました。年子の弟に続き3歳下の妹ときょうだいが増えることで、臆病な性格の長男は何とも言えない不安に押しつぶされそうになっていたのかもしれない……と気付いたのでした。 「ごめんね…」それでもやさしく育ってくれた新米ママだった私は、長男の気持ちに気が付いてあげられず、今でも後悔しています。夜泣きの影響で私自身も不安定になり、長男に厳しくしてしまうこともありました。 大きくなった長男に、赤ちゃん時代の話をするときは、毎回「あのときはごめんね」と謝っています。長男は毎回「いいよ」と言ってくれます。当の本人は夜泣きをしたことなど覚えていないようですが、こんな母でもやさしい子に育ってくれてよかったと思っています。 長男が夜泣きをして大変だったころの自分自身にアドバイスできるなら、長男を繊細な性格なのかな~と理解して、できるだけ寄り添ってあげてと言いたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO イラスト:sawawa著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年04月21日年齢とともに変化していく子どもの日用品。すぐ大きくなるからすべてを揃えるのはもったいないけれど、必要なものは必要だし……。いったい何を揃えたらいいの?と、悩みは尽きません。今回は、わが家で長く活躍しているアイテムを3つご紹介します。 言葉の少ないシンプルな赤ちゃん絵本 言葉が少なく、シンプルな内容の赤ちゃん用絵本。娘が生後2カ月ごろから読んでいましたが、1歳を過ぎても毎晩読んでとせがまれました。子どもに必要なのは難しいストーリーではなく、言葉のリズムを楽しむこと、描かれているものを発見すること、そしてそれを母親と一緒に分かち合うこと! 3歳になった今、ストーリーのある絵本も読んでいますが、赤ちゃん用絵本はいまだにちょくちょく登場します。まさに長く使えるアイテムです。 おままごとセット 何を使うかわからないし……と、少しずつ買いためていた、おままごとセット。1歳過ぎから徐々に活躍し始め、今では3歳の娘、0歳の息子ともに楽しんでいるアイテムです。 息子はひたすらカミカミするのみですが、娘はそんな彼の前にせっせとお皿や食品を並べて楽しんでいます。100円ショップでも包丁と切れる野菜などが購入できるので、コスパがよくて手に入れやすいところも魅力ですね。 プラスチック製の子ども用食器 プラスチック製の子ども用食器は、離乳食が終了してもまだまだ使えます。何しろ子どもは落ち着いてごはんを食べることが難しいので、落としても割れない食器は必須アイテム! プレート、ご飯茶碗、コップ、いずれも3年使い続けて、今は下の息子に使わせているロングユースのアイテムです。電子レンジ対応のものを選ぶとさらに使い勝手がよくなりますよ。 子ども用品は買うタイミングが難しいですが、今だ!というときに手もとにあると本当に役に立ちます。毎日使う日用品や、自分も一緒に楽しめそうなおもちゃは、きっと長く使えると思います。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 監修/助産師REIKO著者:里川まちこ一男一女の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はフィルム写真・旅行・手芸。とくに毛糸小物を作ることが毎年冬の恒例。
2020年03月31日子どもが0歳から3歳ごろまで使っていた乳幼児グッズ。できれば捨てたくないですが、そうもいっていられません。でも捨てる前にちょっと待って! まだまだ使える物もたくさんあるんですよ。 0〜1歳ごろによく使ったものまずは赤ちゃん用のフードつきタオル。出産祝いなどでもらった方も多いのではないでしょうか。このタオル、赤ちゃん用なので、ちょっと小さめだし、フードがついているので子どもが大きくなるにつれて使いづらくなり、タンスの肥やしになっていることもあると思います。実はこれ、子どもがプールや海に行くようになるころ、大活躍します。体の形に合うように作られているので、プールや海上がりで、ちょっと寒いときに子どもの肩にかけるのにとても便利なのです。 抱っこひものよだれカバーも使い道のあるグッズ。こちらはぜひ、ベビーカーの持ち手のところにつけてください。ベビーカーの持ち手部分は黒色のことが多いので、あまり気にならないかもしれませんが、毎日使っていて結構汚れています。カバーをつければ汚れても簡単に洗えます! 1~2歳ごろによく使ったもの大きめでちょっとどうしよう……と思うのが、おまる。わりとすぐに使わなくなり、あとは、おまる部分にフタをしてトイレに登る際の台にするのが一般的です。ただ、トイレに登る際の台としてもすぐ使わなくなるんですよね。 その後はぜひ、キッチンや洗面台の台として使ってください。安定感バッチリのこの台は、自分でいろいろとしたがるようになる3歳以降に大活躍します。ただし、ご使用前には必ず、商品の取扱説明書などで、ステップとして使用する場合の適用体重をチェックしてくださいね。 3歳くらいに使っていたものすぐにあげてしまったり、捨ててしまうものの1つに小さくなったショートパンツがあるのではないでしょうか。もうパンパンではけなくなったから……と思いきや、子どもの多くは3歳後半くらいから、急に細くなり始めます。縦に伸び始めるんですね。大きく出ていたおなかが引っ込み始め、入らなかったショートパンツが入るようになる、なんてことも多くあります。 やせてきたな……と思ったら、女の子のお子さんをお持ちであればスカート下にはくオーバーパンツに利用するといいですよ! 特に夏のパジャマのショートパンツはやわらかい素材なのでおすすめです。 用途をひとつに絞らないと、意外にも便利に使えるものがたくさんあります! 思い出いっぱいの品々。捨てる前に、ぜひ別の利用法を考えたいですね。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年03月01日先日、3歳の長男と7か月の次男を連れて、家族で結婚式に参列。パパとママ、子ども達も楽しく参加できるように、わが家が工夫して助かったことを紹介します。ママの参列コーデはセパレート&パンツスタイルがベスト!今回は授乳中の0歳児と、動きまわる可能性のある活発な3歳児を連れての参列だったため、普段だったらチョイスしているドレスワンピースは諦めました。代わりに、シワになりにくい素材のブラウスにパンツを合わせ、授乳しやすく動きやすいセパレート&パンツスタイルで参列。セパレートにしたことで授乳をパッと済ますことができ、0歳児連れでありながら、ずっと着座して披露宴を楽しむことができました。しかしながら、結婚式では様々なゲストがいて、公の場で授乳することをよしとしないゲストもいる可能性があります。そのため、結婚式の会場に授乳室があれば授乳室で授乳するようにしたり、あらかじめ後ろの方の席をリクエストするなどの気遣いは必要かもしれません。披露宴ではベビーベッドがとっても便利!次男のために、私の席の隣にベビーベッドをリクエストしておきました。これが思いのほか便利!ベビーベッド内を自由に動きまわれ、終始ご機嫌に過ごしているかと思ったら、動きまわって疲れたのかスヤスヤ…。子連れでありながら、ゆとりのひとときがあり、式の途中で感動して涙する余裕もありました。また、今回の結婚式は子連れが多かったのですが、ベッドのおかげで動きまわる他の子どもから、0歳児を守ることができたのもよかったです。子どもに役割を持たせるとお利口に?今回、次男はリングボーイ、長男はフラッグボーイをお願いされました。「途中で泣いてしまって式を台無しにしてしまったらどうしよう」「気分屋の3歳児は直前でやらないと言い出したらどうしよう」などなど不安はつきませんでしたが、事前の練習もあるとのことだったので引き受けました。結果、二人とも完璧に勤め上げ、本人たちはとても満足そうでした。やらせてみて思ったのは、ある程度責任が伴うことを任せてみると、程よい緊張感を保つことができ、いつも以上に式中の話をよく、聞いていたということ。配役を頼まれなくても、御祝儀袋を渡してもらう、おめでとうと言ってみようねなど何か役割を持たせておくとよいかもしれません。結婚式場の近くに前泊すると安心!結婚式場まで日帰りで行ける距離でしたが、念のため近くのホテルに前泊の予約をしました。結婚式前日の移動日、予想した通り、渋滞に巻き込まれ、子ども達は車内でグズグズに。結婚式当日ではなかったので急ぐ必要はなく、高速を降りてリフレッシュ!子ども達もパパママもストレスなく移動できました。これが結婚式当日の移動だったと考えると、グズグズしたまま式場に行くことに…考えただけでゾッとします。持っていって良かったアイテム基本的には、普段持ち歩いているマザーズバックと同じで不便はしないと思います。それに加え、今回は長男専用の子ども用の箸を持っていきました。結婚式場に子ども用のスプーンやフォークの用意はありましたが、いつもと違って使いにくい場合もあるので、普段使っているお箸やスプーン、フォークがあると便利だと思います。結婚式は新郎新婦にとっての一生に一度の晴れ舞台!台無しにしないように、事前に準備できることはしっかりとして、子どもも大人も楽しめるとよいですね。<文・写真:ライターかつき>
2020年01月27日我が家は1歳、3歳、10歳の3姉弟。一番末っ子1歳の長男は、今年初めてのサンタクロースが来る予定!年齢が違う姉妹弟への、今年のクリスマスプレゼントをご紹介します♪1歳7ヶ月になる長男に、初めてのサンタがやってくる!まだまだプレゼントのリクエストもできないし、クリスマスを理解し出すには早い1歳。でも、お姉ちゃんたちが何かもらっていたらなんだか可哀想かな…。姉たちは早生まれで、初めてのクリスマスは1歳間近だったのでプレゼントがありましたが、5月生まれの長男は、去年のクリスマスは0歳(6ヶ月)。さすがにプレゼント無しだったので、今年から用意することに。初めてのクリスマスプレゼントとなると、サンタも張り切って喜ぶものを考えます。長男は、お姉ちゃんたちが持っていないおもちゃも買ってあげたい!まだリクエストできる年齢ではないので、リサーチを開始することに…。長男はさすが男の子、最近では機関車トーマスやプラレールにハマり中。以前、武蔵小杉にあるグランツリーへ行った時、おもちゃ売り場のプラレールコーナーで、トンネルやアップダウンのあるセットに釘付け。ずーっと憧れの眼差しで見つめていたので、その姿をもう一度我が家で見たい♡と思いました。それから、よく見るyoutubeの動画を参考にして、サンタさんからはトーマスの仲間のお喋りシリーズに。パパ&ママからのレールは、どきどきマウンテンセットにしようと決めました。これからちょっとずつ、トーマスの仲間とレールを増やしてあげたいなとパパと一緒に考えています。子どもって、1歳といえども「好き・嫌い」があるもの。百貨店のおもちゃコーナーや、お友達の家、児童館などの遊び場コーナーで観察していると「これが好きそう…」というものが自然とわかってくるはず!ボールを転がすおもちゃだったり、音が鳴る楽器だったり、女の子だったら早くもお人形さんやごっこ遊びのセットだったり、と、その子の好みはそれぞれのようです。よ〜く観察してみて、気に入りそうなものを探してくださいね。最近は最新おもちゃのレビューをあげているyoutuberさんたちも多いので、そちらも参考になると思います♪3歳10ヶ月の次女は、ディズニーシリーズで♡次女の去年のXmasプレゼントは、レゴのduplo(デュプロ)。長女が持っていたLEGOで普段から遊びたがっていましたが、まだ2歳の時点では手先がそこまで器用でないこと、ピースが小さく誤飲が心配だったことから、普通サイズより大きなデュプロをプレゼント。女子っぽいシリーズで、とっても大喜びしていました。レゴやデュプロは、シリーズで少しずつ集めていけるのもいいところ。ディズニーシリーズを元々持っていたので、まとめて収納できるようにBoxタイプの物にすることによってお部屋もスッキリ!きょうだいが増えたのでみんなで遊べるし、とってもオススメです!4歳を目前にした今年、サンタさんには先日観に行った「Frozen II」の大好きなアナ雪のぬいぐるみ(エルサとアナ)をリクエスト中。ちゃんと届くかな?また今年は、幼稚園でたくさん新しい刺激を受けた1年でもあり、「あいうえお」に興味を持ち始めたので、パパ&ママからは、ディズニープリンセスのあいうえおレッスンにしようと決めました。3歳をすぎると、サンタを理解して、自分でリクエストするようになる子も。サンタさんへのリクエストはなるべく答えてあげられたらなぁと思いつつ、親としては知育的な要素もあるおもちゃも買ってあげたい!あいうえおレッスンはディズニープリンセス仕様なので、こちらもきっと喜んでくれるはずです♪10歳11ヶ月の長女、用意する方も楽チンになる一方で…さすが小学生ともなると、季節問わずにサンタからのプレゼントを考えており、欲しいものは半年前から決めていることも。毎年「コレが欲しい!」と明確なリクエストを伝えてくれるようになったので、用意するサンタも気が楽なようです。年齢とともにプレゼントの価格帯も大きくなっていくのが玉に瑕…ですが、朝届いたプレゼントをみて「よかったね♡」と、パパもママも嬉しくなります。我が家のサンタは、こうやって来る!ところでみなさん、サンタさんはどうプレゼントを置いていきますか?我が家は、毎年、朝起きると枕元にプレゼントが置いてあります。子どもたちは大喜びでリビングへ持ってきて、パパとママにお披露目してくれながら開ける…のが恒例です。私たちは寝不足ですが(あれ?)、喜ぶ子どもたちの顔をみて幸せな気分に♡サンタにとっては、この子どもたちの笑顔が、1年の醍醐味のようです。しかし、人数も増え、寝室もなかなか狭くなってきた我が家。3人とも静かに寝静まってから、そ〜っと姿を見られないようにお届けにくるのが、サンタもなかなか大変になってきたよう。今年からは「ツリーの下に置いておいてくださいね」とお願いしてみようと考えています。あの瞬間の子どもたちの表情って本当にキラキラしていて、可愛い!1年の疲れも吹き飛ぶ瞬間ですね♡我が家のクリスマスの迎え方、大盛り上がりの点灯式!我が家では、11月末〜12月最初の週末までに、毎年ツリーを出します。パパがXmas songをかけて、子どもたちで協力して飾り付け。あれれ、お姉ちゃんたちが一生懸命飾った物を、次から次に取っていく人が1人…(笑)最後にパパが電飾を付けたら、部屋を真っ暗にして、カウントダウン!ここが盛り上がりどころ、我が家のツリー点灯式です!無事ツリーに明かりが灯ったら、家族みんなで歌って踊ります。賑やかな年の瀬がやってきたなぁと感じる瞬間。ちょっとしたイベントですが、楽しいクリスマスとお正月を迎える我が家の楽しい恒例行事。これからも家族仲良く、楽しく続けていこうとおもいます♪
2019年12月11日皆さんこんにちは、チッチママです。前回の記事では「3歳の長女が文字に興味を持ったのでひらがなの練習を始めるも、一文字書いて大満足! 大量の練習プリント長い眠りにつく!(アニメの次回予告みたいだな…笑)」という内容をお届けしましたが、これにはまだ続きがあります。自分から「ひらがなを書きたい」という気持ちが湧いたこともそうですが、「書き順を示す色」のことも覚えていたことに驚きました。単純な作業の様に思えて、子どもにとっては全てが刺激的なことなんだな〜。なんとこの日は15枚も書くほど集中していました。1枚終わるごとに達成感を得たような顔をして、そしてまた挑戦したいという顔で「次のやつ!」とまっさらなプリントを手にとって書き始めます。もちろん毎日ではありませんが、たまにこういう「文字練習モード」になるタイミングがあるらしく、そんな長女のペースで楽しんでくれれば良いなと思います。
2019年12月11日子育て楽じゃありません
細川珠生のここなら分かる政治のコト
私の愛すべき家族