暑い夏がやってきましたね。私の住む沖縄県は、7月入ってすぐ梅雨が明け、そこからは連日暑い日が続いています。そんな暑い沖縄ですが、今からやってくるのが…台風。特に、夏場の7、8、9月は台風シーズンで、頻繁に台風がきます。今回は、沖縄県に移住して7年目になる私が、沖縄に来てから、沖縄県出身者の旦那から学んだ、台風シーズンの常識をご紹介したいと思います。本土出身の私は、台風が近づけば、慌てる状態でしたが…。沖縄県民は、とにかく台風に対して、対応が早く、冷静。台風の進路がこちらに向かっていても、慌てることはありません。■台風が来ることが確定したら、準備を始める台風が来ることが確定したら、まず、ガソリンを満タンにするため、ガソリンスタンドへ行きます。台風が去っても、停電が長く続くこともあるため、いざというときは、車で電気関係を補うためです。そして、食料品の買い出し。火を使わなくてもすぐ食べられるパンや、お湯さえあればいいカップラーメンが、スーパーからすぐ消えます(笑)。ガスや電気が使えなくなった時のため、小型のガスコンロは常備してあるので、ガスボンベの残りを確認し、足りなければ買います。それから、レンタルビデオ屋へ。外に出られず、引きこもることになるため、暇つぶしにDVDを借ります。風が強くなり始めると、家の周りの(風で)飛びそうなものを片づけます。沖縄の家は、もともと台風に耐えられることを前提でつくられているため、壊れることはめったにありませんが、ごみ箱や鉢植えなどが飛んでしまったら危ないので、室内にいれます。そして、停電に備えて、スマホの充電をフルにします。 ■もっともめんどうくさいのは、台風通過後の後片づけ台風が来た朝は、テレビをチェック。基本的に学校は、暴風域に入ったら休校。連絡網など回ってくることはありません。あとは、ただひたすら家にこもる!そして、必ず起きるのが停電。停電になったら、すべてを諦め…寝ます(笑)。意外と知られていないですがの、もっともめんどくさいのが、台風通過後の後片づけ。葉っぱが家の外壁や窓に張りつくので、台風通過後は、水で洗い流し、家の周りの掃き掃除をするまでがセット。1週間おきなど、頻繁に台風が来るときは、家の周りの片づけにイライラします(笑)。台風のくる頻度は毎年違い、頻繁に来る年と、ほとんど来ない年があります(デイゴの花がよく咲く年は、台風が頻繁にくるという言い伝えなんかもあったりします)。今年はどうかな…? なるべくこない方がいいけれど、きた時は、慣れて軽率な行動などとったりせず、警戒しながら対応したいと思っています。
2021年08月05日うちの旦那の顎には、傷痕があります。■小学生の頃、よくいたずらして遊んでいた旦那の古傷全体的に毛が濃い、沖縄県民の旦那。傷があったところだけ、ひげが生えず、目立ちます。実は、この傷痕には、旦那のある思い出があります。さかのぼること約30年前…。小学生だった旦那は、ごく一般的な男の子。特にやんちゃではなかったものの、よくいたずらをして遊んでいたそうです。ある日、旦那はクラスの女子をからかっていました。すると、その女子が怒って追いかけてきたそうです。この時期の男子というのは、そんなことが楽しくて仕方なかったりします。旦那も、女子に追いかけられている状況が楽しくて、ウキウキしながら逃げていたのですが…。滑って転び、顎を強打。顎はパックリと割れ、大量に出血してしまったそうです。周りはパニックになり、先生登場。 ■追いかけてきた女子に謝ることができなかった旦那は現在…!?旦那は病院に運ばれることになりましたが、傷の手当てをされながら、追いかけてきた女子に目を向けると、先生に怒られていたそうです。旦那は顎を痛がりながらも「俺が悪いのに…怒られて…申し訳ない」と思ったとのこと。しかし、その言葉を口にすることはできず、そのまま病院に運ばれて行きました。結局、学校に戻った後も旦那は、その子に謝ることはできなかったそうです。今も思い出すようで、子どもたちの前でこの思い出を話すたびに、「走り回ったら、危ないよね~けがするよね~」と言い、「自分が悪いと思った時は、ちゃんと言おうね」と子どもたちに伝えています。ちなみに、先生に怒られてしまった女子とは、その後、気まずくなることはなく、大人になってからも、同級生の集まりで何度か飲んだそうです。
2021年07月01日新婚時代、あることから夫は生理の実態を知りました。強い驚きとショックを受けた夫でしたが、それからは夫に大きな変化が見られるようになったのです。 生理の実態を見てしまった夫新婚時代のある日のことです。その日、私は生理で、とくに重い日でした。そんな私がトイレに行ったあと、すぐに夫がトイレに入って行きました。 そしてしばらくして、トイレから「おーい、おーい」と、夫の力のない声が。私が飛んで駆けつけると、立ち眩みをし、トイレの壁にもたれ掛かっている夫が! ふと便器に目をやると、なんと便器の中が真っ赤! 実は生理中だった私が、水を流し忘れてしまっていたのです! 普段、流し忘れなどしたこともないのに……。私はすぐに水を流しましたが、立ち眩みを起こしている夫を見て、恥ずかしさより夫のリアクションに驚くばかりでした。 この事件を機に夫が変わった初めて見る経血にショックを受けてクラクラになってしまった夫。本当に申し訳なかったと思いました。しかし、それからは、うそのように生理中の私をいたわってくれるようになったのです。 それまで生理中の私に対してのいたわりなどなかったのに、急に夫が変わったのは、真っ赤に染まった便器を見て、生理について実態を知ったからなのではないかと思うようになりました。 夫の変貌ぶりを見た私は、どのくらいの経血が出て、女性の体がどのくらいダメージを受けているのか、生理痛があることや精神的にイライラすることなど、生理の実態を男性が知ることの重要性を感じるようになったのです。 息子には小さいときから教育をすることにそのため、その後生まれた息子にはきちんと教育することにしました。当時まだ息子は幼稚園児。でも、私は生理についたては小さいころから教えていくべきだと決心し、それからは生理中の腹痛や頭痛を息子にもちゃんと伝えるようにしました。これは子どものころからの体験として生理を知ってほしいと思ったからです。 女性には赤ちゃんが生まれるために生理があること、生理中の女性は体がつらいことなど幼稚園児がわかる程度に話をすると、息子は「ふーん」と言いながらも、「ママ、痛くない?」と聞いてくれました。今はきちんと理解できなくても、将来の彼女や奥さんに対していたわりの持てる男性になってほしいなと考えました。 生理の実態を見てしまった夫の変化に驚いたことをきっかけに、息子には小さいときから生理について教育をしてきました。そんな息子も大きくなり、今では私から生理の話を特にすることはありませんが、今でも私は「今日は生理だから調子悪いんだ」と言っては、女性には生理が生活の中に常にあることを意識させています。 そして、そんな日はいつもはしない食事後の食器洗いなどを必ず手伝ってくれるやさしい男子に成長しました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/SAKURA
2021年06月12日感染症拡大の影響もあり、すっかり外出が制限される世の中になりましたね。家ばっかり嫌だ~! 外に遊びに行きたい~! と、ストレスを感じる方も多いでしょう。しかし、わが家はというと…特に変わりません(笑)実は今、住んでいるところは、田舎。周りにレジャー施設がまったくありません。■自粛生活にすっかり慣れてしまったわが家周りで、できる遊びと言えば、海で泳ぐか…虫取り…散歩ぐらい。買い物に行こうと思っても、どこかの施設で遊びたいと思っても、すべてが遠出になります。もともと、遠出がそこまで好きではない私は、外出がおっくうで、家で過ごしたいインドア派。そのため「○○! に行きたいな~」と思うことは、ほとんどありませんでした。自粛生活が始まった当初は、突然決まった休校や、感染の恐怖にストレスを感じたこともありましたが、もう長く続いていることもあって、おうちばかりの生活にも、お昼ごはんを作ることにも、すっかり慣れてしまいました。そして、わが家の子どもたちも、おうちが大好。特に息子はおうちが大好きで、少し買い物に連れて行っても、30分ほどで、「早くおうちに帰りたい」と言うほどです。 ■家族でこの時期を楽しみながら、のんびり過ごしている娘は、外出も好きなようですが、イベントが何もなくても、まったく気にならず、ひたすら自分の好きなことを、一人で楽しめるタイプです。また、旦那は日曜も仕事のことが多く、ほとんど家にいません。仕事が休みで家にいたとしても、多趣味なため、家でやりたいことがたくさんあるようで…外出できない日々のことは、ほとんど気にならないようでした。外に遊びに行きたい! というストレスがないわが家は、この時期を結構、のんびり過ごしています。家で過ごす時間が増えたことで、思った以上に家族の会話が増え、楽しく過ごせています。きっと数年後には、こんな時期もあったなーと思えるようになるでしょう。今しかできないこと、今だから楽しめることを見つけて、おうちを楽しみましょう!
2021年06月03日生理中の腹痛や頭痛が、比較的強めの私。社会に出るようになって理解し合えるはずの人たちの冷たさを痛感するようになりました。そこにはいろいろな理由があるとは思うものの、やはり私は理解し合えるやさしさを忘れたくないと思っています。 思った以上に理解し合えない学生時代は女性同士、生理の悩みを話し合うこともあり、生理のつらさに対してみんなやさしさを持っていたように感じます。似た考えを持った友人同士という狭い交際範囲だったからかもしれませんが、特に冷たさを感じたことはありませんでした。 しかし22歳で社会に出たら、生理のつらさをわかり合えるはずの女性のなかには生理によるつらさを理解してもらえるどころか、「それがどうしたの?」というような冷たさを感じることも多々あり、大きなショックを受けました。 冷たい言葉に驚愕した…入社したばかりのころのある朝、私は生理痛が思いのほか強く、起き上がるのもつらい状態になってしまいました。そこで有給休暇を取ろうと女性上司に連絡したところ、「これから毎月こんなふうになるのですか? 少し我慢できませんか?」との冷たいひと言。 この言葉は同じ女性同士の言葉とは思えないほど冷たく、電話を切ると同時に思わず涙が出てしまったことを覚えています。でも、そのときの涙は単に悲しいというより、なぜ女性同士なのにもう少し理解してもらえないのかなと寂しい気持ちになってしまいました 新入社員だった私は、無理をして昼から出社をしましたが、その日はつらくて泣きたいほどでした。 女性同士だからこそ理解し合えないこともあるんだ私は同じ生理という経験を持つ女性同士だからこそ理解し合えると思っていましたが、どうして理解し合えないのかなと自分なりにいろいろ考えた結果、同じ経験を持つ女性だからこそ理解できないこともあるのかもしれないと思いました。 例えば生理痛の症状の軽い女性は軽い痛みを基本に考えてしまうので、強い痛みに対して大げさとしか考えれないのかもしれません。生理症状には個人差があるから仕方ないとも考えるようになりましたが、「症状の個人差」についての理解はもっと広まればいいなと思ってしまいました。 生理のつらさこそ、女性同士で理解し合えないことは悲しいことだと思います。厳しさを忘れてはいけない社会人であっても、自分では経験したことのないつらさだったとしても、私は、女性同士、生理の苦しさを理解することのできる人間でいたいと考えるようになりました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/SAKURAイラスト/まっふ ※記述内容に誤りがありましたので、6月1日11:37に訂正させていただきました。お詫びいたします。
2021年05月31日おしゃれが大好きな女の子。広汎性発達障害の小学5年生の娘は、おしゃれが大好き。幼稚園のときから、将来の夢はファッションデザイナーです。服や髪飾り、可愛い小物や布にも興味津々で、おしゃれな服を着るのも好きですし、自分でデザインをして描くのも大好きです。私の服装もよく見ていて、「可愛い」「こっちがいい」という話もよくします。Upload By SAKURAおしゃれが好きなのに、自分の身なりに興味なし?そんなおしゃれにうるさい娘なのですが、不思議なことに…自分の見た目は、全然気にしないところがあります。Upload By SAKURA髪がボサボサなのに、そのまま出かけようとしたり、肌着が出たまま学校に行こうとしたり。顔に何かついていたり、傷があったり、お腹がポッコリ出ていたり、姿勢が悪くても、まったく気にしません。幼稚園のころは、まだ幼いからそこまで気にしないんだと思っていたのですが、小学生になっても、見た目や服装のだらしなさが、直ることはありませんでした。鏡を見ていない!毎日毎日、髪の乱れや、ぐちゃぐちゃな服装を注意しても、自分からは絶対に直すことはない娘。発達障害の特性なのか「小学生なんだから、ちゃんとしなきゃ」という言葉は響きません。Upload By SAKURAなぜ見た目や服装を、きれいにしなければいけないか…絵カード…絵本…さまざまな方法で教えましたが、娘は変わりません。そのとき、気がつきました。娘は、鏡を見ないのです。自分の姿を確認しなくていい?私は主人と相談し、娘の部屋に姿見(鏡)を設置しました。そして「着替えたら必ずこの鏡で確認すること」と話しました。Upload By SAKURAしかし、娘はなかなか鏡を見てくれません。そこで、おしゃれな服を買ってあげたら、自分の姿を見るのではないかと思い、新しい服を購入しました。娘は大喜びで着替えましたが…Upload By SAKURA娘は、私に対して「どう?」と聞いただけで、そのまま遊び始めました。そこで、もう一つ気がつきました。娘は、おしゃれな服に興味はあるけど、その服を着た自分を、確認しないのです。よくよく思い出してみたら、娘は「顔に何かついているよ」と指摘したときも、「どこ?」と聞くだけで、鏡を確認しに行くことはありません。そこで、服が乱れている状態でスマホで写真を撮って見せてあげたのですが、娘は自分の服の乱れに全然気がつきませんでした。Upload By SAKURA本人は、めんどくさそうだけど、身だしなみは大事!どうやら娘は、頭の中で自分を想像しているだけで満足しているようでした。Upload By SAKURAこの会話をした後も、娘は鏡を見に行きませんでした。娘にとって、鏡はさほど重要なものではないようでした。と、いってもそのまま放置していては、だらしない恰好を外で見せることになってしまいます。現在私たちは協力し、ことあるごとに「鏡見てきてごらん」と娘に声かけをしています。Upload By SAKURA娘は毎回めんどくさそうに、鏡に向かっています。最近、ようやく洋服のシャツが出なくなってきました。でも、長い時間見ないため、学校出発直前に髪のボサボサを注意しなければならないことが多々あります。最近は、「顔を洗うときに、1分は自分の顔を見つめて」と言っています。娘は『えー…』と言いながら、無言で鏡の前に不機嫌そうに立っています。この声かけが、効果を見せるのかわかりませんが、気長に続けていきたいと思っています。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年05月25日私は生理中イライラすることが多く、夫は生理のたびにその被害を受けていました。そんな夫が最近、私の生理中を狙ってある場所へデートに誘ってくるようになったのです。 生理中の激しい感情の起伏が抑えられない私は30才を超えたころから生理中のイライラがひどくなり、特に感情の起伏が激しくなってしまいます。例えばテレビや本で感動すると涙がぼろぼろ。そして、ちょっとしたことで不安を感じたかと思えば夫のささいな言動に腹が立ったり……。 特に夫には甘えがあるせいか、つい理不尽に感情をぶつけてしまい怒らせることも。自分でも感情を抑えなければと思いながらも、なかなか抑えることができず、夫の立場だったらどんなに腹立たしいだろうと思いつつ、生理のたびに同じことを繰り返していました。 夫と生理中のイライラについて話してみた夫は女性の生理のことなどまったく無頓着な人。きっと生理とイライラが関係していることすら知らないだろうと思い、あるとき生理中のイライラについて夫に話してみました。 すると夫は、なんとなく納得してくれたようでしたが、それと同時に「生理中だからといっても、自分の精神状態をきちんと管理する必要もあるのではないか」と言われてしまいました。 男の発想らしい厳しい意見を言われ、私は結局理解してもらえないんだ………とがっかり。「理解してもらえないなら、わざわざ生理中の精神状態など夫に話さなければよかった」と思ってしまったのです。 生理中のデートは夫のやさしさだった生理中のイライラについて打ち明けた夫に厳しいひと言を言われ、理解されなかったことに失望した私。そして、また次の生理がやってきたときのことです。夫が突然寿司屋デートに誘ってくれました。ちなみにお寿司は私の大・大・大好物です。私はウキウキと出かけ、おいしいお寿司を堪能しました。 それから、その次の生理のとき。夫はまたも寿司デートに誘ってくれたのです。さすがに二度も生理とお寿司デートが重なるのは意図があるはず。私は夫に、なぜ寿司屋デートに誘ってくれたのか聞いてみました。すると、夫は笑顔で「イライラの被害を受けないための僕の生きるすべだよ」と言ったのです。 つまり夫は、私のイライラ被害を受けないために、私を寿司屋デートに誘って私をご機嫌にし、イライラを減らそうとしたとのこと。この夫の言動に私は夫のやさしさを痛感しました。夫は理解してくれなかったのではなく、合理的にどうすればイライラを軽減することができるのか、それを自ら考えてくれたのです。 それからは、私は生理中にイライラしたときに、やさしい夫の気持ちと行動を考え、感情をぶつけてしまいそうなときにもグッと抑えることができるようになりました。 イライラしてばかりの私に夫だってうんざりしていたはずなのに、それを責めることなく、寿司屋デートに誘ってくれる夫のやさしさに「さすがわが夫!」と感動した私。それからは私も夫のやさしさをしっかり受け止め、感情の垂れ流しを自己管理しなければと決心しました。生理中の感情の起伏をなくすことはなかなか難しいですが、夫のやさしさに報いたいという気持ちから、少しずつイライラをコントロールするように努力しています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------著者/SAKURAイラスト/ののぱ
2021年05月16日新5年生!新しい学年のスタート!広汎性発達障害の娘は、10歳。4月から、小学5年生になりました。新しく始まった学年…、と言っても大きな変化はありません。娘は去年と同じく、引き続き特別支援学級の在籍。交流学級は、児童数も少なく、1クラスしかないので、クラス替えはありません。変わったことといえば、特別支援学級のメンバーが少し変わったことと、特別支援学級の担任が、新任の先生になったことでした。このような(人の)変化は全く平気な娘。(特別支援学級の)新しい先生にも、新しいメンバーにも、すぐ慣れて、始業式には、楽しい様子を報告してくれていました。毎年恒例の不安定が始まった。しかし、毎年、新年度はとても情緒不安定になる娘。去年は、長い休暇明けの新年度で、生活のリズムが崩れ、ちょっとしたことで泣くことが多くありました。今年もやってくるのだろうか…覚悟して構えていましたが、やはりやってきました。Upload By SAKURA今まで明日の準備は、娘に自分でやってもらい、あとからこっそりランドセルを確認していました。いつもは、私がチェックしてもしっかり準備ができていて、フォローすることは多くなかったのですが、新年度が始まってからは、「連絡帳を入れ忘れる」「薬を忘れる」「体操服を忘れる」ということが多く、補助なしでは忘れものだらけになる状態。以前は、連絡帳も自分でチェックできていたのですが、最近は、連絡事項を見忘れることが多くなりました。Upload By SAKURA今まで、し忘れていたことでも、あとから私が指摘すると「わかったー」という反応してくれていたのですが、情緒不安定なせいか、ちょっとした指摘で絶望し、泣き、パニックを起こすようになりました。Upload By SAKURA独り言は今までもあったのですが、その回数が極端に多くなり、ひどいときには、私がしゃべっていても自分の世界から抜け出せず、私の声に反応することなく、独り言を続けています。心の不安定が、身体に現れるようになり…そういった不安定さから、私とのやり取りがうまくいかなくなり、私も私でイライラ…。結果、衝突も増え、私と娘は言い合いばかりするようになりました。Upload By SAKURA私との衝突が増えたせいか、娘は精神的不安定な状態が身体にも現れるようになり、持病のアトピーが悪化したり、蕁麻疹が出たりするようになりました。肌がどんどん荒れていく姿を、私はただただ見ることしかできませんでした。状況を良くしたいけど…私が何か指摘するたび、ストレスから皮膚を掻きむしる娘。悪化しないようにするため、「言い過ぎないように言い過ぎないように…」と、私は自分に制御をかけるようになりました。そのうちに、私は娘のことに対応した後、目が真っ赤に充血するようになりました。Upload By SAKURA私はこの状況を少しでも良くするために、娘の不安定を解消しようと試行錯誤しますが、少し前から思春期&反抗期状態の娘に、療育グッズはもはや効きません。Upload By SAKURA毎年、何かしらありますが、今年は特に激しい気がしています。いつも、時間が経てば勝手に不安定から抜け出しているので、今はただ、嵐が過ぎるのを待っている状態です(笑)去年は5月末には元通りでしたが、今年はどうかな~…。
2021年05月12日私の生理は中学2年から始まりましたが、高校生になったころから生理直前になると胸の張りによる痛みがつらく、なんとかこの痛みから解放されたいと試行錯誤。いろいろな対策を試した結果、ようやく痛みを軽減する方法にたどり着きました。 対策1:就寝時の痛みにはナイトブラ生理直前から始まる胸の張りは、チクチクともズーンとも言い表せないような痛み。ひどくなるとぐっすり眠れない日があるほどでした。特に横を向いたときの痛みが強いため、胸の動きを減らそうとブラを付けて寝てみたところ、「もっと緩ければいいかもしれないな」と感じました。 そこで思い付いたのがナイトブラでした。ナイトブラはゆったりしながらも寝ているときに胸の形が崩れるのを防ぐためのもので、「ナイトブラならいいかも!」と思い付き、早速購入して使ってみることに。すると思ったとおり寝ているときの胸の張りの痛みは半減。今では生理が始まりそうな時期からナイトブラを必ず使用しています。 対策2:日中用に特製ブラを作成!生理前になると、胸の張りに加え、普段着けているブラに乳頭が擦れるだけで不快に。とは言っても、締め付けの比較的緩いナイトブラを日中着けると、洋服に響くのが気になります。そこで普段着けているブラの内側に工夫することを考えました。 胸とブラの擦れを緩和するため、つるつるしたものをブラの内側に縫い付けてみようと試行錯誤。いろいろ試してみましたが一番よかったのは「ナイロントリコット」という生地が使われている古くなったスリップを切って、ブラの内側に縫い付けたもの。乳頭もまったく痛くなく、違和感もなくなったのです。それからは胸が張りだすとこの特製ブラを使用しています。 対策3:お風呂でリラックスもともと私の胸は少し大きめですが、生理直前になって胸が張りだすとブラのひもが肩に重くのしかかる感じがあり、とても肩が凝ります。 そこで私は湯舟にゆっくり浸かって肩マッサージなどをしながらリラックス。浴室にはリラックスに効能があると言われているカモミールやラベンダーなどのアロマオイルを置いています。好きな香りに包まれ、肩がほぐれるだけでも、胸の張りがラクになったように感じます。 生理直前から始まる胸の張りを、少しでもなんとかしようと試行錯誤して見つけた自分なりの対策。完全にラクになるわけではありませんが、これらの対策をしないよりは、したほうがずっとラクになりました。今では必ずこの3つの対策を忘れずにしています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------著者/SAKURA
2021年05月07日みなさんの家庭には、「わが家のルール」や「決まりごと」はありますか?家庭によって、生活習慣も違うので、決まりごとはそれぞれだと思います。わが家は…というか、私が絶対に譲れない「決まりごと」があります。それは、『ご飯の前に、お風呂に入る』ということ。■家族に「帰宅したらすぐお風呂」を推進した結果…!?今は家から帰ったら手洗い、うがいなど感染対策を徹底しなければならないこともあり「帰宅したらすぐにお風呂」という家庭が増えたかもしれません。しかし、わが家はこのご時世になる前から、ずっと私が一人で「帰宅したらすぐお風呂」を推進していました。私は昔から、ご飯を食べた後(満腹状態)で、お風呂に入る…というのが苦手でした。多少、ご飯の時間が遅くなったとしても、ご飯を食べるときは、パジャマで! というのが理想だったんです。結婚後も、子どもが生まれた後も、そのスタイルは変わりませんでした。子どもたちは学校から帰宅後、すぐお風呂に入ってもらい、自分もその後すぐお風呂に入り、ご飯の支度は後回しです。しかし、旦那は帰宅してすぐにお風呂に入りたくないタイプで「ご飯先がいい」と座り込んだら、動きませんでした。 ■今では旦那も帰宅後にお風呂へ直行するようになったしかし、このご時世…仕事中、外出中に、どこでウイルスをもらってきているかわかりません。旦那にも帰宅したら、汚れを洗い流してから、食卓についてもらいたいたかったので、帰宅後すぐに嫌がる旦那をお風呂へ誘導する…ということを何度も続けた結果…今では、何も言わなくても、旦那は帰宅後そのままお風呂に直行するようになりました。子どもたちも、帰宅後、すぐに「どちらが先にお風呂に入るか」をいう話をするほど“帰宅してお風呂”の流れが定着しました。個人的には、お風呂に先に入っておけば、ご飯後にダラダラできるのでオススメです(笑)
2021年05月06日慣れない集団生活や行事、新しいお友達...園生活でつまずいたら新年度が始まって1ヶ月ほど。新しい環境に慣れてくる分、新たな困りごとが見えてくる時期でもあるかもしれません。今回は『園生活の困りごと』コラムをまとめてお届けします!気になるコラムはぜひリンクをクリックして読んでみてください。オムツが外れる前に入園!トイトレを焦る母に先生がかけた言葉まだオムツが外れていなかったあーさんが入園した幼稚園は、オムツ禁止!お漏らしをして大量の着替えを持ち帰る日々が続き、家庭でもトイレトレーニングを進めようとするも、全くうまくいかず...集団活動でポツン。一斉指示が理解できない娘に用意した手づくりアイテム言葉のコミュニケーションが苦手で、一斉指示を聞いて行動することが難しかったあーさん。家庭では絵カードを見せてやりとりをしているけれど、先生にはお願いしづらい!そこでSAKURAさんはある行動に出たのです。母子分離できず毎朝大号泣...慣れるまでには1年かかりました3歳で保育園に入園した自閉症と知的障害のあるほぺろうくん。激しい場所見知り、人見知りで母子分離がなかなかできず、泣かずに登園できるようになったのは1年後のことでした。最初のころは園に対して罪悪感いっぱいで、毎日謝ってばかりいたというぼさ子さんですが、先生とコミュニケーションをとる中で少しずつ考え方が変化していったようで...登園・降園に一苦労、他害に頭を悩ませて...ため息ばかりついていた日々登園渋り、帰宅時の数々の難関、おもちゃを投げたり、他害をしてしまったり...数々の困りごとがあり、ミミくんとの関わり方に悩み続けていたtaekoさん。どの困りごともすぐには解決しませんでしたが、それでも向き合い続けた中で、気づいたことがあったそうです。「迷惑をかけてはいけない」配慮について相談できず医師からの勧めで幼稚園の満3歳児クラスに自閉症と知的障害のある息子を入園させたかさはらあやこさん。入園時には、特性をまとめた書類を作成して提出し、伝わっている、理解してくれていると思っていたものの、小さなモヤモヤをいくつも抱える日々を過ごすことに...教室にいられず脱走...先生の対応は!?楽器演奏の時間に床に寝転んだり、遊んでいる最中にお友達に話しかけられるとおもちゃを投げたり...集団での活動が苦手だったリュウ太くんは、つらくなると教室から出ていくことが度々あったそう。そんなリュウ太くんに対して、先生たちがとった対応は?さらに園長先生から母へのエールも。クモを怖がる息子に振り回され…問題解決は『あの』の存在クモが怖い、と保育園の登下校で遠回りをしてなかなか目的地までたどり着かずの日々に困っていた丸山さん。そんな問題を解決したのは、ときにはトラブル、ときにはコミュニケーションを生むコウくんおなじみの『あの』存在だったのです!LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年05月04日ずっと楽しみにしていた夫婦2人の一泊旅行。生理に重ならないように、日程を決めたのに……。予定より早く、旅行当日の朝に生理が始まってしまいました。そして、思わぬ事件まで……。なんだか情けなく泣きたい気持ちになっていたところ、前向きな夫のひと言がネガティブな私の気分を吹き飛ばしてくれたのです。 久しぶりの夫婦旅行に心弾ませていた私出産したとき、私たち夫婦は子どもが小さくても月に1回は夫婦旅行をしようと話し合っていました。しかし実際には子どもを実家に預けてまで旅行に行くことはなかなかできず、結局2人きりの旅行など十数年かないませんでした。 やっと子どもたちも大きくなり、一泊で夫婦旅行に行くことに。ただ、私は経血がとても多いタイプなので、せっかくの旅行中に経血漏れを気にしたり、イライラすることはどうしても避けたかったので、生理が重ならない日程で計画を立てました。 まさか! 旅行当日の朝に予想外の生理が楽しみにしていた旅行当日、朝のことです。出発前にトイレに行ったところ、生理が始まりかけていることに気付きました。私の場合、今まで生理規則正しく、ズレるといったことはまったく想定していなかったため、5~6日も早く始まったことに驚くばかりでした。 ショーツに薄くついた経血を見て「まさか!」と思いましたが、「とにかくまだ始まったばかり。焦ることはない」と自分に言い聞かせ、生理の準備をしっかりとして出発。しかし、なんとなく不安がよぎり、スタートからちょっぴり暗い気分になってしまいました。 ボロボロの私は夫のひと言に救われた旅行の当日の朝に気付いた生理は、まだ初日なので、経血もそんなに多くはないだろうし、漏れることもはないはず……そう思っていました。しかし、不安は的中。昼食時には大量の経血で、下着が汚れていたのです。そして、ホテルに着いたときには、お気に入りのスカートも汚してしまったことに気づき、気分は一気に落ちてしまいました。 生理初日は、とにかく失敗続き。そのため、ホテルでは経血漏れがないように、いつもよりしっかりガードして眠りました。しかし、万全の対策にもかかわらず、翌朝、確認するとシーツには経血漏れをしてしまいました……。 汚したシーツを洗面所で洗いながら、私はなんだか情けなくなって……。涙が出そうになったそのとき、夫がひと言、私に声をかけました。 「生理のおかげで、息子が生まれたんだから、生理には感謝しないとな!」 夫の言葉は底抜けに明るく、また私が思ってもみなかったこと。夫のこのひと言で、私はネガティブになっていた気持ちが一気に吹き飛びました。前向きな夫らしい発想のひと言が、私の沈んだ気持ちをパッと明るくしてくれたのです。 夫の天真爛漫なひと言で元気になった私は、ネガティブな気持ちはまるでなかったかのように、その日1日明るい気分で旅行を楽しみ、帰路に向かうことができました。何事にも前向き過ぎる夫の性格にはたまに不満を感じることもありますが、今回ばかりは夫ならではのひと言に救われ、本当にこの人と結婚してよかったと思いました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------著者/SAKURA
2021年05月03日不安で始まった、運動会練習。広汎性発達障害の娘は、現在小学5年生。これは、娘が小学1年生のときのお話です。娘が小学校に入学後、初めての運動会の練習が始まりました。私は、娘が無事、練習をこなせるか心配していました。小学校の運動会は、人数も多く、ほかの学年との合同練習もあります。幼稚園の運動会とは、雰囲気もやり方も違う練習…。練習時間も長いので、娘がその時間、最後まで集中できるか不安だったのです。Upload By SAKURAちゃんとやれてる?気になるけれど…娘は、運動会の練習がある日、いつもひどく疲れた様子で帰宅していました。ちゃんと指示は聞けている?動けている?そのことが気になり、練習の様子を聞いてみるのですが、Upload By SAKURA「疲れた」「暑かった」というだけで、具体的な話がなかなか聞けません。先生からの報告や電話も特になかったので、「きっと、きついけどきちんとやっているのだろう」と思っていました。指示を聞けてなかった。ある日、用事があって小学校に行った際、担任の先生にばったり会いました。私は気になっていた、運動会の練習について、聞いてみることにしました。Upload By SAKURA娘は、「朝礼台に注目」という先生からの全体への指示に反応できず、一人、違う方向を向いてボーっとしているということでした。耳で指示を聞きとることが苦手な娘ならではの、行動だと私は思いました。なぜ見れない?私は、帰宅後、早速娘に話を聞いてみることにしました。Upload By SAKURA私は、娘が朝礼台の意味が分かっていないのかと思ったのですが、娘は朝礼台のことはわかっていました。そうなると…Upload By SAKURA私は、娘が言葉だけの指示だけでは、長く指示を聞いていられないのかもしれないと思いました。そこで、娘の脳内に指示のイメージが浮かびやすいよう、絵カードをつくることにしました。絵カードは、直前に見せる!私は、「朝礼台に注目」という言葉と、朝礼台に注目している人の絵を描きました。Upload By SAKURAしかしこのとき、娘はまだ特別支援学級に在籍しておらず、担任の先生に絵カードを渡して見せてもらう…というのは、さすがに気が引けます。娘一人のために、そんな対応を要求することは無理だと思いました。でも…絵カードなら少しは効果があるかもしれない。なんとかして活用できないか…。そう考えた私は、毎朝、登校前に朝礼台の絵カードを見せることにしました。Upload By SAKURAさらに、娘の体操服入れにその絵カードを入れ、娘が着替えるときに自然と目に入るようにしました。Upload By SAKURAこれを数日繰り返したところ、担任の先生から『朝礼台見られるようになりました』と言われるようになりました。運動会当日に確認してみると…そしてやってきた運動会当日。本当に見られるようになっているのか、気になっていた私は、ドキドキしながら開会式を見守りました。娘は「朝礼台に注目!」という掛け声で、朝礼台の方をさっと見ることができるようになっていました。Upload By SAKURAしかし、その集中力は、長く持ってはいませんでした。目が少しずつずれていき、身体がふらふら。最終的には、完全に目が下に向いていました。話している先生を最後まで見ることはできませんでしたが、最初の掛け声に対しては、さっと反応できている姿を見て、絵カードは、役に立ったと実感しました。暑い中で先生の話を聞いている間、ずっと目線をそらさず、じっと立っているというのは、(私も経験がありますが)難しいもの。今、それを求める必要はないと感じました。現在小学5年生になった娘。去年(4年生)の運動会では、「朝礼台に注目」の声かけにも難なく反応できるようになっていて、先生を見ていられる時間も以前より増えました。最近では、成長からか本人が絵カードを「いらない」と拒否するようになり、絵カードの活躍する場がほとんどなくなりましたが、これまで絵カードにはたくさん助けられました。絵カードを見てくれるうちに、たくさん活用できてよかったと感じています。
2021年04月28日生理が始まったころの私は、中学生で多感な年齢ということもあり、生理特有のにおいに悩んでいました。その後もいろいろなにおい対策を試しましたが、社会人になっても悩みは改善されず……。そして、とうとう勇気を振り絞り、絶対するわけないと思っていたことに挑戦してみると、なんと想像以上に生理中のにおいが解消されたのです。 生理特有のにおいに悩みだした中学時代私の生理は中学2年生のときに始まりましたが、そのころはとても多感な時期であり、生理特有のにおいが、ほかの生徒に気付かれないかと、不安で仕方ありませんでした。特に好意をもっていた男子生徒がそばを通ったときなど、身の細る思いだったことを今でも鮮明に覚えています。 当時、生理については、きちんと保健体育の先生から教わっていましたが、生徒たちのなかでは生理はなんとなく恥ずかしいこと・汚いこと考える傾向があり、余計に生理中のにおいが気になっていたのかもしれません。そして、それはもう悩みといっても過言ではなく、生理が始まるとにおいが気になって憂うつになり、学校を休みたい気持ちになるほどでした。 対策をしても悩みはなかなか解消されず生理中のにおいについての悩みは高校、大学になってもずっと続いていました。もちろんいろいろな対策も試してみました。 まず清潔が重要だと思い、タンポンやナプキンをこまめに替えることは基本として必ず心がけていました。 ほかには、経血がこびり付いたデリケートゾーンの毛先を消毒綿で拭いてみたり、デリケートゾーン専用のデオドラントクリームも付けてみたりしましたが、いずれもほとんど効果を感じることはできませんでした。 長年の悩みがあっと言う間に解消!それは…社会人になった私は、においを解消につながる画期的な方法を知りました。それは「VIО脱毛」。そのとき私は「これで生理中のにおいはきっとなくなる!」と思ったのと同時に、デリケート部分の脱毛など、顔から火が出るほど恥ずかしく、私には絶対に無理だと諦めました。 しかし、長年悩んできた生理中のにおい。どうしてもなんとかしたいという思いは強く、一度は諦めたVIO脱毛でしたが実行を決意! 勇気を振り絞って脱毛サロンを訪ねました。 意を決して臨んだVIO脱毛でしたが、技術者は淡々と施術を進め、想像したような恥ずかしさはありませんでした。数カ月間脱毛サロンに通い、脱毛は無事完了。その結果、生理のときもデリケートゾーンを消毒綿で拭くだけですぐにすっきりし、またデオドラントクリームを使用することで、まったくにおいは気にならなくなったのです! 生理中のにおいを解消するためとはいえ、絶対に無理だと思っていたVIО脱毛。決心するまでには、私のなかで相当の覚悟が必要でした。しかし、勇気を出した結果、デリケート部分の清潔はいつも保たれ、においもほとんど解消! 今までこれほど勇気を出したことはなかったかもしれないと思うものでしたが、「思い切ってやってみることは本当に大切だ」と人生勉強をしたような気分になりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------著者/SAKURA
2021年04月22日注意するときは、絵カードで。広汎性発達障害の娘は、現在小学5年生。小さいころは言葉のコミュニケーションが苦手で、言葉でなかなか伝わらないときは絵カードをよく活用していました。3歳~4歳ぐらいのころは、買い物に行くとき、スーパーに入る前に…Upload By SAKURA『お菓子は、買いません』『ママから離れません』『走りません』の絵カードを見せてから、中に入るようにしていました。視覚優位な娘は、言葉で説明するより、絵で見せる方が理解も早く、しっかり守ることもできました。そんな娘が、幼稚園に通っているときのお話です。先生の指示に、反応できない。幼稚園に娘のお迎えに行ったとき、先生から、「おやつ、着替え、移動などの声かけ時に、一人、その場から動かず、みんなが移動した後に、先生が迎えに行ったり、お友達から手を引かれて行動したりしている…」という話を聞きました。Upload By SAKURA娘は、先生のいうことを無視していたわけではなく、先生が言ったことの意味がわからなかったのでしょう。みんなが動いたら、一緒に動く…という周りの行動を見て考えることも苦手だったので、どうしていいかわからず、その場に残っていたのだと思います。娘の特性がわかっている私には想定内だったのですが、園の中では、やはり一人先生の言うことを聞かない子として映ります。私はそのことで、娘が周りに輪を乱すと思われたり、孤立したりしてしまうことが心配でした。絵カードをつくり、持たせてみた。私たちは、幼稚園に入園するときに、言葉でのコミュニケーションが苦手なこと、絵で描くとわかりやすいことは伝えていたのですが…Upload By SAKURA娘一人のために、『絵を描いて説明してください』というのは、なかなか言いづらい…。そこで私は、先生から聞いた話から、園生活の1日の中で指示されるだろう言葉を絵にしたカードをつくり、娘のリュックの中に入れました。使われた様子はなし…翌日、早速先生に、絵カードのことを説明しました。しかし数日経っても、使ってみたという報告はない…。Upload By SAKURA出過ぎた真似だっただろうか…使ったかどうか確認したり、何度もお願いしたりするのも気が引ける…先生も忙しいから、わざわざ見せる時間がないよね…と自分を納得させ、そのままリュックの中に入れ続けました。いつの間にか、娘が…しばらくすると、娘がリュックの中のカードに気がつきました。当時、少しずつしゃべれるようになっていたこともあって、自分でカードを見ながら、一つひとつ確認するようになりました。Upload By SAKURAそれ以降、先生の指示に固まっているという幼稚園からの報告はなく、どうなったのかなと気になりつつ、そのままにしていました。遅れてはいるけれど、先生からの指示に反応できるように!それからしばらく経ったころ、幼稚園に早めに迎えに行き、帰りの会をいつもより長い時間みていると…Upload By SAKURA先生の指示にワンテンポ遅れるものの、なんとかついていこうとしている娘の姿を見ることができました。園でカードを使用してもらった訳ではありませんでしたが、つくったカードを見てことばを確認していたことで、娘自身がその言葉に反応できるようになっていたようでした。意図せぬところで、効果を発揮した絵カード。私の場合、先生が使うことはありませんでしたが、言葉での指示を聞くのが苦手だという子は、絵カードを持参していくのもいいかも!わが家のように、意外なところで効果を発揮するかもしれません。
2021年04月14日娘が幼稚園に通うころ、苦戦したのは…広汎性発達障害の娘は、4月から小学5年生。苦手なことはまだ多くありますが、頼れるお姉ちゃんで、今では私のサポートをしてくれる頼もしい存在になりました。Upload By SAKURAしかし、そんな娘が長く苦労したことがありました。それは…トイレトレーニング。3歳、トイレトレーニングは失敗続き。娘が本格的にトイレトレーニングを始めたのは、3歳になったばかりのころ。入園した幼稚園がオムツ禁止だったため、そこから強制的なパンツ生活になりました。当時の娘は、言葉でのコミュニケーションがほとんど取れない状態。幼稚園に迷惑をかけてしまうことは、目に見えていました。実際始まった幼稚園生活で、娘は何度も何度もお漏らしをし、帰るときはいつも大量の着替え…。Upload By SAKURA娘は、トイレの事前報告どころか、事後報告もできず、パンツが濡れた状態でもまったく気にならないようで、漏らしたまま遊び続けていました。お漏らしのたびに、先生に着替えさせてもらっていることを想像すると、私はいつも申し訳なくなっていました。このままでは、先生に悪い…家でもちゃんとトイレトレーニング頑張らなければ!と思いました。Upload By SAKURAまったく進まないトイレトレーニングに、幼稚園の先生は…しかし、言葉が通じない娘相手のトイレトレーニングは全くうまくいかず、いろんな人からアドバイスしてもらった方法も、娘にはことごとく効果なし…。私はトイレトレーニングに常に頭を抱えていました。Upload By SAKURAクラスの子から、漏らしていることをからかわれたりする姿も見かけました。娘は言葉が分からないのでニコニコしていましたが、私はその様子を見てかなしい気持ちになっていました。Upload By SAKURA園のお迎え時も、先生から大量の着替えを受け取るたび、こんなに頑張っているのに…またこんなに漏らしたのか…と思ってしまい、落ち込んでいました。先生にも申し訳なく、毎回、「迷惑をかけてすみません…ごめんなさい…」と言っていました。しかし、担任の先生はいつも笑顔でした。Upload By SAKURA正直、トイレトレーニングに疲れていた私。その言葉で、肩の荷が降りた気がしました。温かく見守ってくれた先生。その後、トイレトレーニングが終わったのは、4歳2ヶ月(年中さん)のとき。実に1年以上も幼稚園に迷惑をかけ続けましたが、先生はその間、トイレを失敗してしまった娘を一切責めず、私にプレッシャーを一度も与えることなく、対応してくれました。トイレトレーニングが無事完了したときは、自分のことのように喜んでくれたことを今でも覚えています。Upload By SAKURA今だから言えることですが、子どもの『できる』にはタイミングがあり、親がどんなに頑張っても、どうしてもうまくいかないときもあります。同じクラスの子はほとんどみんな自分でトイレに行けている中で不安も感じましたが、先生は私が焦らないように何も言わず、娘のタイミングを待ってくれていたのだと感じます。Upload By SAKURA初めてで、何もかも不安な幼稚園生活。親もひっくるめてみてくれる先生で、心から安心できました。娘のトイレトレーニングが、無事終わったのも、幼稚園の協力が不可欠でした。今でも、幼稚園の先生には感謝しています。
2021年04月07日4月といえば・・・入学式。入学式といえば、いつも思い出すことがあります。それは、中学の入学式当日の話。私は、中学生になることが小学生のころからとても楽しみでした。■中学の入学式当日にウキウキしていたら、いたずら好きな男子に…!? 当時、私の住んでいた地区では、二つの小学校が、一つの中学に集まるため、人間関係も新しくなります。入学式当日も、新しい友だちができることが楽しみで、ウキウキしていました。式が終わった後、新しい教室に入り、先生が来るまでの時間、同じ小学校出身の子たちと、ベランダで話していると、同じ小学校出身の男子に、ベランダのカギを閉められてしまいました。その男子は、いたずら好きで、私はこの子がとても嫌いでした。人の嫌がることをして、ニヤニヤする姿を見ていると、私の中で怒りがこみ上げ、私は唯一、開いていた窓から教室の中へ入り、その男子に、やめるようにいいました。すると、その男子は、「うるせぇ!」といい、つかみかかってきました。その瞬間、私の正義感のようなものに火がつきました。中学一年生だと、身長は女子より男子の方が小さく、その男子も私より小さかったため、私は「勝てる!」と思いました。(若気の至りです…) ■入学早々“ブラックリスト入り”と言われてしまうことに!私もつかみかかり、最後はお互いの髪を引っ張り合う格闘になりました。結局、チャイムが鳴り、先生が入ってきたところで、止められました。先生から、入学早々ブラックリスト入りと言われてしまい、ふと周りを見ると、ドン引きしているクラスメイト。私は、「やってしまった…」と、とても後悔しました。新しい友だち関係を築こうにも、第一印象は最悪です。その上、先生にも目をつけられる始末。最悪な中学生活のスタートとなりました。その後、女友だちはたくさんできましたが、男子からはしばらくの間、「男とマジ喧嘩しておそろしい女」と、ウワサされました。もしかしたら、当時の同級生は、この出来事を覚えていないかもしれませんが、私にとっては、忘れられない入学式。今では、笑い話ですけどね(笑)
2021年04月01日姉弟間のコミュニケーション。広汎性発達障害の娘は、春から小学5年生。発語が遅く心配した時期もあった娘ですが、今では日常会話はほとんど支障なく、伝えたことの理解も伝えたいことの説明もスムーズにいき、以前に比べたら安心感も増していました。しかし、これが姉弟間になると、うまくいかないもので...Upload By SAKURA息子は操作方法を聞きたいため、説明の言葉を待っていたのですが、娘は「どうやるの?」の質問に対して、やってあげて返す...という方法を取っていました。視覚優位な姉と、聴覚優位な弟。視覚優位の特性がある娘は、何事も見て判断するので、耳からの情報(言葉)は意外といらないことが多いです。しかし、息子は対照的に聴覚優位。目で見るというより、耳で聞いて情報を収集するタイプ。Upload By SAKURA息子は説明の言葉がほしくて「やり方教えてって言ってるでしょ!」とその後も何度も聞くのですが、娘は「え?さっき教えたじゃん」と言います。二人のかみ合わない会話が続いたため、私は間に入りました。Upload By SAKURA分かりやすい方法は、人それぞれ。Upload By SAKURA視覚優位の娘は「見せたら分かるだろう」と思っていたみたいですが、どうした方が分かりやすいかは、人それぞれ。自分が分かるからと言って、みんなそうとは限らないということを話しました。Upload By SAKURA娘はしゃべりながら手を動かすということが苦手ながらも、弟に対して必死に言葉で説明し、息子は姉の説明を真剣に聞いていました。言葉を忘れがちな姉と、言葉を待つ弟。別の日のこと...息子がタブレットで動画をみているときに、変なところを押してしまい、よく分からない画面になってしまいました。息子は、姉に助けを求めにいきました。娘が元に戻してあげようとすると、横から息子が手を出し、更に変な画面に。Upload By SAKURAおそらく「触らないで」と言いたかったのでしょうが、興奮したときの娘は、なかなか先の言葉が出てこないという特性もあります。息子は名前を呼ばれるたび、「なに?」「なに!?」と聞きます。息子からしたら、呼ばれたから返事をしているのに、その先をなかなか姉が言わないので「いったいなんなんだ」状態。イライラした息子は怒り始めました。一方娘は、自分が先の言葉に詰まっていることに気づいていないので、なぜ弟が怒っているのか分からず「そっちが変な画面にしたのに、なんで怒るの!?」と驚いていました。回数を重ねて経験に。Upload By SAKURA娘にとって、一番身近なコミュニケーションの勉強相手が息子です。私たち親だと、娘が何を言いたいか、どう思っているかをどうしても先に察してしまうため、もめるところまではいきません。しかし4歳の息子は、良くも悪くも感情のままに娘に向かっていきます。分かりにくければ怒るし、文句だって言います。娘にとっては、相手がどう思っているか、一番分かりやすく、勉強できる相手だと思います。それに、息子は感情のままではありますが、意外と姉思い。娘がパニックになったら言い方を柔らかくしてくれますし、姉に『待って』と言われれば、真面目に待ちます。せっかく姉弟になったわけですから、仲良くもしてほしいですが、たくさんもめて、お互いコミュニケーションについて学んでほしいというのが、私たちの思いです。
2021年03月24日会社では特に避けたい、生理中の経血漏れ。それをついに経験してしまったことから、仕事中でも安心できる生理中の漏れ対策座布団カバーを作ることに。漏れることを想定して作った座布団カバーを使うようになってからは、失敗の不安もなくなり、生理中のストレスがグーンと減少しました。 ついに起こしてしまった大失敗もともと経血量が多い傾向にある私は、経血漏れで失敗をしないようにこまめにナプキン交換をおこなっていました。特に会社の制服はブルーのベストスーツなので、生理中はもし漏れてしまったら……と不安でいっぱいでした。 ある日、生理中に出席した会議が長引き、とうとう大失敗! 同僚が制服のスカートの異変に気付いてくれたので、すぐに私服に着替えました。 しかし、就業中に制服から私服に着替えた理由を男性上司に伝えなければなりません。そのときの恥ずかしさは、今でも忘れられません。このときの経験から、会社での経血漏れの失敗は絶対に避けたいと真剣に考えるようになったのです。 視点を変えて作ってみた座布団カバー今まで、生理中の経血漏れ対策は「漏れないようにする」ことばかりを考えていました。しかし、視点を変え、「漏れてしまったときに恥ずかしくないようにする対策」を考えてみたのです。 私の場合、事務職なのでデスクワークが中心。そのため、椅子への経血漏れがとても不安でした。そこで考えたのは「椅子から立ったときには座布団カバーでチェックをし、もし漏れていた場合はカーディガンなどを腰に巻いてロッカールームに行って予備の制服に着替える」ということ。こうすれば誰にも気付かれません。 「椅子から立ったときに素早く失敗に気付く」+「椅子を汚さない」の2つの工夫を施した自分の思ったような座布団カバーを作ろうと、早速布選びからスタートしました。 生理中の座布団カバーには2つの工夫を!生理中に経血漏れをしてしまった場合、座布団カバーが赤くなれば一目でチェックができますが、白っぽい布ではあまりにも悪目立ちです。そこで赤くなったらすぐにわかり、それでも周りの人が見たら違和感がないような柄を布屋さんで時間をかけて選びました。 5色の小花がぎっしり描かれた柄の布を発見! これなら自分だけが赤いシミを察知することができ、周りの人には知られにくいなと思いました。そして、座布団カバーの中には少し薄めのクッションスポンジを入れ、その上に座布団サイズに切ったバスタオルを3枚重ねて敷きました。 ビニールを敷くことも考えましたが、座布団に血液が吸い込まれないと、スカートがどんどん汚れるので、よく吸い込むようにタオルを重ねて入れることにしたのです。これで、生理中、椅子から立ったときにすぐにチェックできるように。この座布団カバーを使うようになってから、本当に安心して仕事ができるようになりました。 手作りした座布団カバーを使うようになってからは「失敗しても大丈夫」という気持ちになり、そのためか驚くほど経血漏れの不安から解放されるようになりました。念のため、失敗したときのことを考えて、制服の着替えと座布団カバーの予備の用意しています。もう失敗してもあせらなくて大丈夫。これからも使い続けたいと思っています。 監修/助産師REIKO文/SAKURA
2021年03月10日まだまだ発生するパニック。広汎性発達障害の娘は、小学4年生。来月には5年生になりますが、パニックはまだまだ発生しております。特に多いのが、宿題に関する忘れ物のパニック。プリントや教科書を忘れると、この世の終わりかというくらい泣いてしまいます。Upload By SAKURA娘にとって忘れものは、この世の終わりに匹敵するほどの悲しみなのです。国語の教科書を忘れて、宿題ができない!つい先日も帰宅後、音読の宿題をしようとして、国語の教科書を忘れたことに気がつきました。Upload By SAKURAこんなとき、感情的に「仕方ないでしょ!」と言っても、娘にはあまり効果がありません。Upload By SAKURAこういうとき、私はいつも娘にどうしたいかを聞くようにしています。Upload By SAKURA希望を聞いても、叶えられないこともある。娘は、学校に教科書を取りに行きたいと言いました。しかし、この日は学校の後に放課後等デイサービスに通った日だったので、このときすでに夕方の6時すぎ...学校も閉まっているだろうし、この時間から学校に物を取りに行くことはさすがにできません。私は娘にそのことを説明しました。Upload By SAKURAどうしたいか聞きはしますが、叶えられないこともあります。一つひとつ娘の要求が不可能なことを説明していくと、今度は謝り始めます。Upload By SAKURAこの『ごめんなさい』は、私に対する謝罪ではなく、ミスをした自分が許せず、発している言葉。娘は『ごめんなさい』と言った後は、黙り込んでしまいました。できることを提案。そこで私は、一つ提案しました。Upload By SAKURA提案は、受け入れてほしいという思いよりは、ただ「こういう方法もあるよ」と教える感じでするようにしています。無理強いはもちろんしません。最終的には、時間がかかっても、娘に決めてもらいます。学校で先生に説明して...次の日、私はいつもより早く娘を学校に送りました。念のため事の経緯を連絡帳には細かく書いていましたが、まだ娘の気持ちが凹んでいたので、学校の中まで付き添いました。教室に行く途中、去年まで娘の特別支援学級の担任をしてくれていた先生にばったりあったので、経緯を説明。Upload By SAKURA娘の特性をよく理解している先生のおかげで安心した娘は笑顔になり、私は学校を後にしました。パニックが起きた後、自分で抜け出せるように。宿題を忘れるぐらい...と思われるかもしれませんが、娘にとって宿題を忘れるということは許せないこと。その気持ちが、パニックを起こしてしまいます。ただ、人生、予想外の事態はつきもの。パニックが起きないように回避することもできますが、自分でそこから抜け出す力を身につけるのも必要なことだと、私は思っています。パニックが起きたとき、そこからどうするかを自分で見つけることができるようにすることは、娘の将来に必要なことです。今はできる限りのサポートをして、同じようなシチュエーションで練習をして、娘の経験にしたいと思っています。
2021年03月10日現在、小学4年生の娘は、一年前(小学3年生のころ)まで、辞書を引くのが大の苦手でした。宿題の漢字プリントや、日記…小学生が漢字を調べるために、辞書を使うことは、思ったより多い。■辞書を引くのがめんどくさくて、嫌いだった娘娘は、わからない漢字を調べるのがめんどうで、よく私に聞きに来ていました。正直…教えるのは、簡単です。しかし、聞いただけでは、なかなか覚えられないのが漢字。自分で辞書を引いた方が、確実に覚えられる。自分で辞書を引くように言うと、娘は、ブツブツ言いながら部屋に戻って行き、だるそうに、辞書をぺらぺらとめくり始めます。そして「ない! 載ってない!」と、怒りだします。そんな娘を見ていて、自分が小学生の時のことを思い出しました。私も小学生のころ、辞書を引くのが嫌いでした。同じように母親に聞きに行き、「自分で調べなさい」と言われ、イライラした記憶があります。 ■娘が辞書を引くのが上手になったキッカケとは!?辞書を引くのも、うまくなかったので、なんども目的のひらがなを通り過ぎて、「この漢字は、載ってないんだよ! ほら!」と自信満々に親に言いに行き、「絶対にあるから、見つかるまで探しなさい」返り討ちにあっていました(笑)今目の前で見ている娘は、まさにあのときの私…。そう思うと、手助けしたいという衝動にかられます。しかーし! それでは、娘のためにならない!私は、娘の気持ちは、理解していることを話し、それから…辞書を引くのがめんどうだと思うのは、今だけ。練習すればするほど、めんどうじゃなくなると、話しました。それを聞いた娘は、早く辞書を引くのが、めんどうじゃなくなりたいと、やる気を出してくれました。小学4年生になった現在、娘は辞書を引くのがとても上手です。もう漢字を聞きに来ることは、ありません。辞書を引くことに、抵抗もなくなり、わからない漢字があると、ささっと辞書を引くようになりました。めんどうだったり、きつかったりする先には、楽があることを、親として教えてあげることも大切だな~と感じました。
2021年03月04日いじわるが嫌で、泣いてしまう娘。1年生の頃は・・・広汎性発達障害の娘が、小学1年生のころ、周りにされるいじわるやいたずらに、いつも泣いていました。相手にとってはちょっとふざけたことでも、娘にとっては涙が出るほど嫌なこと...小学生になればある程度のもめ事は仕方ないと、覚悟していた私でしたが、帰宅するたびに、「今日も泣いちゃった...」という娘の言葉に、頭を抱えていました。Upload By SAKURA1年生のころの娘は言われっぱなしで、先生に助けを求めることができませんでした。そのため、私が娘の話を聞き、悪質だと感じたものは事後報告として先生に連絡帳で伝えていました。Upload By SAKURA先生は事実確認をしてくれ、もめた子に注意はしてくれていましたが、娘に対するいじわるがなくなることはありませんでした。娘が第一子である私にとっては、初めての経験。先生に「この時期の子は、こんな感じですよ~」と言われても納得ができず、モヤモヤしていました。Upload By SAKURA2年生になると、先生に助けを求められるように。2年生になるころには少しずつ先生に助けを求められるようになりましたが、冗談やふざけただけの行為で大泣きしてしまうことは変わらず、娘はちょっかいをかけてくる特定の男の子たちをとても怖がっていました。Upload By SAKURAただ、幸運にも2年生のときの担任の先生は超体育会系の先生で、「人の嫌がることをする」「いじわるをする」ということに対して、指導がとても厳しい先生でした。Upload By SAKURAおかげで、娘のことも注意してみてくれ、娘も先生を頼るようになりました。3年生からは、友達の言葉に嫌な思いをするように・・・しかし3年生になると、子どもたちも知恵をつけてきます。先生のいないところで、娘にちょっかいを出したりするようになりました。また、「バカ」「死ね」といった言葉も飛び交うようになり、冗談と本気の区別がうまくつけられない娘は、その言葉を聞くだけで泣いてしまうことがありました。特別支援学級の先生から、泣いてしまったという報告も多くあり、言葉や行動を繊細に感じやすい娘は、これから人よりたくさん嫌な思いをしなければならないのかと心配になりました。私に何ができるのか、どうしたら娘が辛くないのか、考えても答えは出ず、いつも何事もなく学校から帰るのを祈っていました。Upload By SAKURA4年生の今、いじわるはされるけど・・・現在4年生の娘。今は先生からのお友達とのもめ事で「泣いた」報告は、ほとんどありません。他の子からのいじわるが、なくなったのだと思っていた私。娘に聞いてみると...Upload By SAKURA以前は一つひとつを真剣に捉えて大泣きしていた娘でしたが、その対応は、なんというか...いい意味で冷めていました。Upload By SAKURA1、2、3年生のころの娘からは、全く想像できない姿でした。家での様子にも変化が・・・確かに娘は4年生になってから、家でも少し変わり、弟のからかいをとても冷静に返すようになっていました。Upload By SAKURA以前なら弟の言葉に大泣きしていた娘ですが、ちゃんと指摘したり、相手にしなかったりして、うまく対応できるようになっていました。どうして変わった?思い出した主治医の言葉。正直、どうしてこういう変化を遂げたか、私にもさっぱりわかりません。娘が成長した...そういうことなのだろうか...と思ったとき、私は、以前主治医の先生に発達の定期健診のときに言われた「娘さんはずーっとこのままではありません。少しずつ変わっていきます」という言葉を思い出しました。その言葉通り、私が慌てたり、心配したりしている間に娘は変わっていき、私の心配から抜け出していたようでした。小学校に入ると、本当にいろんな心配事が増えます。泣いてしまうこと、人より時間がかかってしまうこと、パニックを起こしてしまうこと...しかし、1年生の娘と、4年生の娘は、全く違います。1年生のときに大騒ぎしていたことが、今はすんなりできています。「ずっとこのままではない」という主治医の先生の言葉が、とても身に染みる結果となりました。これから先、中学生、高校生と成長していく上で、最初は壁にぶつかったり、できないことで頭を悩ませるかもしれません。しかし、「ずっとそのままではない」ということを忘れずに、娘と一緒に成長していきたいと思っています。発達ナビライターによる小学校生活での困りごとエピソードをあつめたまとめコラムはこちらです。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年02月24日本を読むことが苦手だった娘が、読書大好きに。広汎性発達障害の娘は、小学生になったばかりのころ、本を読むのがとても苦手でした。Upload By SAKURA音読の宿題には時間がかかり、最後までなかなか読めない状態でした。しかし、寝る前の読み聞かせを続けた結果、本を読むことが大好きになりました。本を読むことが楽しいと感じるようになった娘は、学校の図書室から本を頻繁に借りてくるようになり、1年生のときに、多読賞を取ることができました。小学4年生になった今では暇さえあれば本を読み、私たちも読まないような文字だらけの本も、ささっと読んでしまいます。Upload By SAKURA図書室に行くタイミングが合わない。娘にとって、大好きな本を借りられる図書室での時間は、癒しになっています。しかし、実は「図書室に通う」ということも、最初からスムーズだったわけではありませんでした。学校の図書館に行っていいのは、休み時間や放課後だけ。クラスのみんなは空き時間に、さっと行って、さっと戻ってくる・・・という借り方をしていました。しかし、いろいろな支度にみんなより時間がかかってしまう娘は、空き時間をみんなと同じ分だけ確保することができません。Upload By SAKURA前授業の片づけを終えて、「さあ、図書室へ行こう!」と思ったら、チャイムが鳴ってしまったり...Upload By SAKURA図書室に入った瞬間、同級生が出てきて、「もうチャイム鳴るから、戻った方がいいよ」と声をかけられたり...図書室に行く時間がせっかく確保できているときも、ボーっとして時間を過ごしてしまい、時間を無駄にしてしまったり...帰る前に唯一行けるチャンスの放課後も、ホームルームが長引いてしまうとスクールバスの発車時間が迫り、泣く泣く諦めないといけない...という状況もあったそうです。Upload By SAKURA帰宅した娘が凹んでいるときは、だいだい、図書室に行けなかったことが原因でした。担任の先生に、声かけをお願いしてみると・・・明日こそ...明日こそ...と思ってもなかなかタイミングが合わず、凹んでいく娘。私は、なんとか図書室に上手に行けるようにしてあげたいと思いました。Upload By SAKURAそこで私は担任の先生に事情を説明して、娘に図書室に行くタイミングを声かけしてもらえるように、お願いしてみることにしました。先生は快諾してくれ、図書室に行ける時間に娘がボーっとしているのを見かけたら、「今、図書室行けるよ」と声をかけてくれるようになりました。Upload By SAKURA先生が声かけしてくれるようになってから、娘は毎日図書室に行けるようになりました。そして、だんだんと自分で図書室に行けるタイミングがわかるようになり、先生からの「図書室行ってもいいよ」の声かけが、娘からの「図書室に行ってもいいですか?」という確認に変わっていきました。確認は、安心!娘が2年生に進級し、新しい担任の先生になってからも、娘の確認は続きました。Upload By SAKURA事情を知らない2年生の担任の先生に、私は、「娘にとっての確認は安心につながるので、聞かれたら『いいよ』と答えてやってください」とお願いしました。それから少しずつ娘の、確認回数は減って行き、3年生になるころには、完全に自分のタイミングを見つけられるようになりました。4年生になった今は、自分の判断で図書館へ行ったり、状況に応じて先生に確認したり、特別支援学級のご褒美タイムで「図書室に行きたい」と希望したりできるようになりました。Upload By SAKURA学校でのことは、フォローがしにくい。学校での図書館に行くタイミングは、さすがに家の中でフォローすることができません。その日によって状況も違うので、「〇時間目の後に行ったら?」といったアドバイスがしにくい...最初は、先生にも、手を煩わせてしまって、申し訳ないかなーと思っていましたが、ずっとそのままではありませんでした。声かけは、娘からの確認に変わり、今では自己判断ができるようになりました。最初は少し先生にお手伝いをしてもらい、一緒に成長の過程をつくってもらうのも大事なことだなと感じました。発達ナビライターによる小学校生活での困りごとエピソードをあつめたまとめコラムはこちらです。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年02月10日4歳の息子は、0歳児クラスから保育園に通っています。娘の時は、幼稚園(3歳)スタートだったので、保育園というものが始めてだった私。こんなに小さいのに預けても大丈夫だろうか…と、心配ばかりしていました。しかし、保育園初日、心配していた私をよそに、息子…まったく泣かず!■わが子にバイバイで泣かれることに少し憧れていた私そのままスタートした保育園生活。ところが、息子が2歳児クラスに進級したころ、朝のバイバイで、突然泣くようになりました。実は私、わが子にバイバイで泣かれるのは、初めての経験。娘の時も、泣いたことがなかったため、ちょっと憧れがありました。最初は…(泣くわが子には申し訳ないが)求められている感じがたまらなく愛おしく、口では「困ったなー」と言いつつ、嬉しく思っていました。しかし、泣くことが連日続くと…別れるときの罪悪感の方が強くなっていきました。そのうち、毎朝「息子が泣いてしまったらどうしよう」と思うようになり、保育園に向かう気持ちが重くなっていきました。息子に泣かないでほしいと考えた私は、朝、保育園に入る前に、園の周りや駐車場を、息子と一緒に20分ほど歩くことにしました。息子と二人で、いろんなことを話し、息子が満足したなと思ったタイミングで保育園の中に入るようにしました。 ■息子と園の周りを歩くことが習慣となった結果…!?すると、自然と泣かないようになっていき、自分から「バイバイ」と言ってくれるようになりました。それから、朝のバイバイで、泣くことはなくなりましたが、園に入る前に、息子と園の周りを歩く習慣は、虫取りという形で続きました。保育園の周りで、虫を取りながら、いろんな話をするこの時間は、息子にとってより、私にとって大切な時間になりました。今は冬で、虫がおらず、虫取りはお休み中ですが、暖かくなったら再開しようと思っています。朝はどうしてもバタバタとしてしまいがちですが、息子と二人と過ごした時間は、大切な思い出になります。今しっかり満喫しておいて、子どもたちが独り立ちして、私のことなんて見向きもしなくなったときは、思い出しだしながら、お酒でも飲もうと思っています(笑)
2021年02月04日4年生に進級。またしても、変化した教室の様子。娘が4年生に進級し、下級生も増えた特別支援学級の教室。担任の先生も替わり、たくさんの環境の変化がありました。3年生でも環境の変化はあったものの、娘は、私が予想していなかった成長を見せてくれたため、あまり心配はしていなかったのですが…4年生に進級してしばらくしたころ、娘が再び、家で特別支援学級内の不満を言うようになりました。Upload By SAKURA娘の思いと、学校の事情。話をよく聞いてみると、クラスの人数が増えたことで先生の対応が追いつかず、娘の授業が中断されることも多くあるそうです。さらに騒ぐ声も大きくなり、娘は不快に感じているようでした。Upload By SAKURA娘がストレスを感じていることはわかります。しかし、学校に対応をお願いしても、おそらく人員の関係などで対応はなかなか難しいでしょう。先生たちも、最大限やってくれているはず。Upload By SAKURA通常学級へ戻るとき?どうしたものかと考えましたが、まったくいいアイディアが浮かばなかった私は、夫に相談しました。Upload By SAKURA夫は、「今が通常学級に戻るタイミング」と言いました。確かに娘の学習は順調に進んでいます。私の目から見てもよく理解していると思うし、成績も悪くありません。しかし、大勢の中に入って先生の話を聞くことができるか…わからないときに自分から聞くことができるか…不安はいくつかありました。担任の先生に相談。通常学級でもいける?そこで特別支援学級の先生に、娘が通常学級で授業を受けられそうか、聞いてみることにしました。Upload By SAKURAパニックの回数は、徐々に減ってきているものの、涙を流してしまうことはまだまだあるようでした。「支援員さえつけば…」と私も思いますが、特別支援学級の事情は、私も理解しています。私たちが望んでも、学校の事情でどうしようもないこともあるのです。それから先生は、「そういう状況ではありますが、あーさんとお母さんが望めば、今すぐ通常学級で授業を受けることはできますよ」と言いました。Upload By SAKURAこのまま特別支援学級で、いいのだろうか…。しかし通常学級に移ると、学習が遅れたり、教室でパニックを起こしたりして、他の子に迷惑をかけるかもしれない…。進学や進級のときなど、選択に迷った経験はこれまでにもありましたが、もう一度その選択のときがやってきました。娘の気持ちと、私の考え。しかし今回違うのは、娘が4年生という学年になっているということ。もう自分の意見だって言えます。先生や夫と話し合った結果、娘の希望を聞いてみることにしました。Upload By SAKURA私は、このまま特別支援学級で受けるか、通常学級で受けてみるかを、それぞれのメリット・デメリットを話してから、娘に選ばせることにしました。Upload By SAKURA娘は少し考えてから、「特別支援学級がいい」と答えました。それから私は、いい機会だと思い、娘に今後の見通しとして私が考えていることを話しました。Upload By SAKURA気持ちは、頻繁に確認。1年生のとき、「2年生になったら通常学級にするか、特別支援学級にするか」の選択ですごく悩みました。それは、娘が本当はどうしたいか、わからなかったからでした。しかし今回は、娘がどうしたいか、不安や心配があるか、しっかりと聞くことができ、娘の大きな成長を感じました。娘に気持ちを聞いてからも、学校での様子は頻繁に聞くようにしています。今回、特別支援学級を選んだ娘ですが、いつ考えが変わるかわかりません。4月からは、5年生。特別支援学級、通常学級、それぞれの状況も今のままではなく、変わっていくでしょう。こまめに様子を確認し、そのタイミングは逃さないようにしていきたいと思います。発達ナビライターによる小学校生活での困りごとエピソードをあつめたまとめコラムはこちらです。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年02月03日特別支援学級在籍で、学習に集中できるように!広汎性発達障害の娘は、小学4年生。2年生から特別支援学級に在籍し、国語と算数のみ特別支援学級で受け、それ以外の授業や活動は、すべて交流学級で受けています。娘が2年生のころは、特別支援学級在籍の児童は全部で3人しかおらず、娘以外の2人は6年生でした。Upload By SAKURA教室内は静かで、娘は常に落ち着いて過ごしていました。6年生は交流学級に行くことも多く、先生と娘が2人だけで授業をするという時間が多くありました。3年生になると、教室内は一変してにぎやかに...しかし次年度(3年生)になると、6年生が卒業し、新しく1年生と2年生の児童が入っていきました。教室は一気ににぎやかになり、特別支援学級の先生も、1年生、2年生、3年生の授業をしなければならないことから、常に慌ただしい状態になりました。Upload By SAKURA暴走する下級生も制止しなければならず、先生は大忙し。特別支援学級内で最上級生の娘は、我慢することが多くなりました。今まで静かだった空間は騒がしくなり、先生と2人っきりの授業も、少なくなってしまいました。極端に変わってしまった状況に、私は娘のことが心配でした。すっかり変わってしまった教室の雰囲気に、娘は・・・この状況の中、娘はやはりイライラしているようでした。しかし、支援員も限られており、先生が必死にやっている状況も理解できるため、なかなか「娘優先に!」とは言えません。Upload By SAKURAこのころ、娘は騒がしい状況に不調を訴えるようになり、イヤーマフを購入しました。どうしようもない状況。イヤーマフである程度は音を遮断することはできましたが、イヤーマフをしたままでは授業を受けることはできません。先生の声を聞くために外すと周りの騒がしさも耳に入ってくるため、静かに授業を受けるということは、とても難しいことでした。Upload By SAKURAどうしようもない状況の中、私にできることは、娘に状況を確認しつつ気持ちを聞くということだけ・・・。私自身もモヤモヤした日々が続きました。新学期が始まり、しばらくすると・・・自分の子どものことなら解決策も考えやすいですが、ほかの子が関わってくるとなかなか難しい・・・。娘のことが気になりつつも、解決はできません。しかし、しばらくすると娘は教室の不満を訴えてこないようになりました。Upload By SAKURA私が聞いてみても、「普通」と答えるだけ。教室が落ち着いたのか…それとも娘が慣れたのか…。私はあまりしつこく聞くことはやめて、娘の様子を見守ることにしました。予想外だった娘の成長。気になった私は、たまたまあった保護者面談で、娘の教室内の様子を聞くことにしました。Upload By SAKURA今まで、周りを見るということがとても苦手だった娘。ほかの子の様子を見て、その頑張りを褒めるという話を聞いて、私はとても驚きました。娘の心地いい環境にしたくて、そればかり気になっていた私でしたが、娘はこの環境の変化の中、とても大きく成長してくれていました。4年生進級時は、さらに大きな変化が!新しいクラスでの1年はあっという間に過ぎ、娘は4年生に進級しました。4年生も在籍は引き続き、特別支援学級。しかし、4年生では大きな変化がありました。2、3年生と娘を見てくれた担任の先生が替わったのです。Upload By SAKURAこの変化に動揺したのは、娘ではなく、私。2年間担任をしてくれた先生とは密に連絡をとっていて、とても信頼していたので、新しい先生になることは私にとっては大きな変化でした。娘はというと・・・新しい先生とは、学校内のイベントでこれまでにも関わりがあったので、まったく気にしていないという感じでした。Upload By SAKURA娘は引き続き、特別支援学級内では最上級生。新しい先生は男の先生で、下の学年の子の人数も増え、さらににぎやかになりました。Upload By SAKURAそうして始まった、新しい学校生活。前年も乗り越えてくれた娘だったので、私は今回それほど心配していなかったのですが…そう簡単にはいきませんでした。続く...LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年01月27日初めて生理中に温泉に入ったのは、大学の卒業旅行で別府に行ったときのこと。偶然、生理日と重なってしまったために、生理中に温泉に入っても問題がないかを調べました。結局、経血が漏れないようマナーに注意すれば、体としては温泉に入っても問題ないとわかり、無事温泉に入ることができました。ただ、その後あることをきっかけに、また温泉に入るのを避けるようになったことも。今はちょっとした工夫をすることで、また温泉を楽しんでいます。 人生で初めて生理中に入った温泉生理中は自宅でも湯舟には入らず、シャワーだけということが習慣になっていた私。タンポンを使用するようになっても、やはりなんとなくお風呂を汚すのではないかという気持ちがあり、生理中はシャワーのみでした。 当然、生理中には温泉など行きませんでしたが、友人数人と予定していた大学の卒業旅行の予定日と生理日が重なってしまったのです。行き先は温泉地である別府だったので、生理中でも温泉に入れるのかをネットで必死に調べました。 いくつか調べたサイトではで、マナーとして経血を流さないようにタンポンや月経カップを使用するなどのアイデアが紹介されており、否定的なものはありませんでした。そこで人生初、タンポンを使用して思い切って温泉に入ったのです。 生理中の温泉を遠ざけた 2つのこと人生で初めてタンポンを使用して温泉に入ったときに、特に問題なかったので、それからは生理中でも温泉施設に平気で入るようになりました。 しかし、あるとき温泉施設で、湯舟に入ってきた女性の太ももに垂れているタンポンのヒモが目に入ってしまいました。それを見たとき、私は同じ女性同士なのにも関わらず不快に感じてしまったのです。そして自分も周りの人に、そのような不快感を与えていたのかもしれない……と思うようになりました。 また、生理中に温泉に入っていたときに、今までにない立ち眩みを感じ、いつもの体調とは違うのだから、注意しなくてはいけないと思ったのです。このようなことから、また生理中の温泉には消極的になっていきました。 ちょっとしたアイデアでもう安心!再び、生理中の温泉に消極的になっていましたが、やはりどうしても入りたいと思うときもあり、タンポンのヒモをなんとかならないか前向きに工夫しようと考えました。そこで思いついたのがタンポンのヒモをベージュの絆創膏で隠すという方法です。 これによって、ほとんどヒモは目立たなくなり、他の方を不快にさせることは少ないかなと思い、また温泉に入ることができるようになりました。また、生理中は体調の変化を考慮し、あまり長湯をしないように湯舟に浸かる時間に注意しながら、生理中でも温泉を楽しんでいます。 生理中の温泉やお風呂は、経血を流さないように注意することだけでなく、周りの人の目がある場合は、そこにも配慮することが大切だと感じました。また、生理中は体調の変化も起こりやすいので、そのときの体調に合わせて無理しないことも思っています。このように、ちょっとした工夫や注意することで、今は生理中でも積極的に温泉を楽しんでいます。 監修/助産師REIKO----------文/SAKURA
2021年01月21日私は中学生に入ってから生理が始まりましたが、経血の量がとても多く、こまめにナプキンやタンポンを交換しなかったことで漏れてしまい、恥ずかしい思いをしたり、夜は布団まで汚してしまったこともありました。 経血の量が多いことによる失敗私は生理の量がとても多く、下着を汚してしまったことは数えきれないほどあり、ひどいときにはスカートまで汚してしまったことも。最初はナプキンだけで対応していましたが、タンポンを使ったほうが失敗も少ないだろうと思い、中学生のときに思い切ってタンポンを使い始めました。 それによってナプキンだけよりは失敗も少なくなったものの、ちょっとタンポンの交換を怠ると大変なことに。また夜は交換もできないので失敗の連続でした。一度婦人科にも相談しましたが、体には特に問題はないのでナプキンをこまめに交換するようにアドバイスをもらっただけでした。 昼間はとにかくケチらない!昼間はとにかくタンポンとナプキンをこまめに替えることしかありません。そんな単純なことなのに、なぜ失敗を繰り返しているのかと考えてみました。すると、私は約1時間ごとにタンポンやナプキンを交換していましたが、それではまだタイミングが早い場合もあり、そんなときは「あ~もったいないな~」とケチ根性がムクムク……。それでつい、次の交換を2時間後にすると、そんなタイミングで漏れることが多いと気付いたのです。 そのため、どんなにもったいなくても、生理の量の多い日はケチ根性を封じ込め、少なくとも1時間で交換することを徹底しました。その結果、昼間の失敗をグーンと減らすことができました。 こまめに交換できない夜間はどうする?夜間は寝ているので、こまめにタンポンやナプキンを交換することができず、朝にはパジャマだけでなくシーツや布団まで汚してしまったことも数知れません。 学生のころ、自宅にあった犬用のおしっこシートを、タンポンとナプキンを装着した上から、おむつのように重ねて寝てみたこともありました。しかし用途がまったく違うものだったためか、お尻が蒸れてかぶれる羽目に……。 そこで普通サイズの4倍ほどある夜用ナプキンを4枚使い、ずらしながら重ねて巨大なナプキンのようにして当ててみると、タンポンで処理できなかった分もそこで失敗なくキャッチすることができたのです。 経血量の多い3日間ぐらいは、このような対策を取ることで、寝ている間の失敗がほとんどなくなりました。ただし、お尻はゴワゴワし、夜用ナプキン4枚分で大きく膨らんだお尻に、自分でも笑ってしまいました。 何年も生理中の経血漏れで失敗し続け、そのたびに改善方法を試行錯誤してみましたが、なかなか良い方法が見つかりませんでした。そうしているうちにナプキンも夜用の特大サイズが発売されたこともあり、結果としてはこんなに簡単な工夫ですが、生理が始まってから数年経って、やっと自分の中で経血漏れ防止対策が確立できました。 監修/助産師REIKO----------文/SAKURA
2021年01月20日生理中に起こる異常なほどの眠気は、生理が始まった10代のころから私の悩みの1つでした。そして、生理中の異常な眠気によって、社会人になってからもいろいろやらかしてしまった失敗の数々。今思い出しても恥ずかしい体験談です。 生理中の眠気に悩む日々私の生理が始まったのは中学生のとき。始まってまもなく、生理中に異常な眠気を感じるようになりました。冬などは、自分の部屋でこたつに入ると、10分もしないうちに眠りに落ち、そのまま次の日の朝まで寝てしまうことも。 そのため生理中は、テスト直前で徹夜勉強をしようにもほとんど失敗ばかりです。 そんな学生時代を送った私も社会人となりましたが、責任を持つべき職場でも、生理中の眠気に我慢できずやらかした失敗は数多くあります……。 今でも恥ずかしい職場でやらかした失敗私の仕事は事務職だったので、毎日パソコンとにらめっこ。そのため、普段でも目が疲れてくる夕方にはあくびが出ることもありましたが、生理中には午前中でも急に強烈な眠気が襲ってくることもあり、うっかりすると大変なことに……。 あるとき、パソコンの前で片手はマウスを握り、片手はキーボートに乗せたまま、ぐっすり寝てしまったのです。 そのとき後ろを通った憧れの先輩に、肩をポンと叩かれ起こされました。あとでイビキもかいていたと同僚から聞いて、もう顔から火が出そうになりました。 やらかした失敗はまだまだ続く大事な会議中に眠ってしまい、それに気付いた隣の同僚につつかれて目を覚ますなど、仕事中にあるまじき失敗もやらかしてきました。 帰りの電車で、降りるはずの駅を乗り越したことは数知れず。しかし、朝の通勤で寝過ごすと会社に遅刻してしまうので、本当に気を張って寝ないように注意していました……が、数回の失敗はあります。 また、眠気に襲われると頭がボーッとするため、数字の打ち込みは特に失敗しやすく、1箇所のミスから全体がズレてしまうと、もう大変! ほかにも文章を打ち込んでいても、凡ミスを繰り返すなど小さいミスは数え切れないほどありました。 このように、生理中にはいろいろな失敗をやらかしてきましたが、生理のたびに起こるこの強い眠気も、30代に入ると自然とだんだん治まってきたように感じています。 生理中は失敗のないように本当に気を引き締めていましたが、眠気に襲われたときにはちょっと気を緩めるとスーッと夢の中に引き込まれてしまう私。 夜は早めに就寝したり、満腹になるとよけい眠くなるので、会社で午後に大切な仕事があるときにランチを軽くしたりと自分なりに工夫をしてきましたが、いろいろやらかしてしまった思い出はたくさんあります。今は努力や根性で、生理中の失敗を100%なくすことはできないものだと悟り、生理中には車の運転をしないなど、危険なことは絶対に避けるようにしています。 監修/助産師REIKO----------文/SAKURA
2021年01月17日持久走大会が苦手な娘。広汎性発達障害の娘は、幼稚園のころから走るのが苦手です。速く走ることも苦手ですが、長い距離走ることも大嫌い。小学生になってから、毎年のイベントである持久走大会では、毎回練習だけで憂鬱な気分になるようでした。Upload By SAKURA私たちも毎回、「ちゃんと最後まで走れるだろうか」と、胃がキリキリする思いで見守ってきました。持久走大会も今回で4回目。学年ごとに少しずつ距離が増えていくシステムで、1年生と2年生は距離も短くなんとか完走してきましたが、3年生は「完走できないのでは!?」と思うくらいギリギリの走りでした。Upload By SAKURA始まった持久走大会の練習。そして、今年度もやってきた持久走大会の練習。しかし、今年の娘は違いました。Upload By SAKURA毎年、練習であんなにひーひー言っていたのに...そんな娘の口から、『楽しい』という言葉が出るなんて!娘の目標は…私たちは、毎年娘が完走することしか考えておらず、娘がいつも一番最後にゴールすることを指摘したことはなかったのですが…Upload By SAKURA今まで、練習のきつさばかり言っていた娘から出た言葉とは思えないぐらい、前向きな発言でした。Upload By SAKURA目標を高く持つのはすばらしいことですが、娘の場合、目標通りにいかなかったときにパニックを起こすことがあります。学校でそうなるのは避けたいと思った私は、自分なりの目標でいいと話しました。それから娘は『今日も最後まで頑張ったよ。マイペースに走ったよ!』と、練習の報告をしてくれるようになりました。楽しみにしていた、持久走大会当日!しかし…そして、ついにやってきた持久走大会の当日。応援に行くね~!と見送ったのですが、天気が悪くなり、運動場の地面の状態が悪いことから、持久走大会は延期になりました。Upload By SAKURA帰宅した娘に、「今日、持久走大会なかったね。」と声をかけると…Upload By SAKURA持久走大会の延期が原因で、泣いてしまったというのです。突然の延期!そのとき娘は…娘の話と、先生の連絡帳から整理した話はこうでした。持久走大会の準備で、体操服に着替えていた子どもたち。そこへ先生がやってきて、持久走大会がないことが伝えられました。Upload By SAKURA半分着替えていた娘は、みんなの前で号泣。通常学級の先生は、突然泣き出した娘に驚いたそうです。おそらく娘は、あると思っていた持久走大会がなくなった...突然の予定変更にパニックを起こしたのでしょう。結局、持久走大会がなくなったことで、娘は通常授業を受けるため特別支援学級に移動。そこでも泣いていた娘に、特別支援学級の担任の先生から、延期になったことを説明され、ようやく泣き止んだそうです。Upload By SAKURA後日、持久走大会は行われ、娘は目標通りマイペースに完走してくれました。Upload By SAKURA他からはわかりにくい、娘の成長。毎年、きつくて練習を嫌がるんじゃないか...完走できるか...走りながら泣かないか...いろいろな心配をしていたのですが、今回はそのへんの心配は必要ありませんでした。3年生まであんなに走ることを嫌がっていた娘が、なぜ今回はこんなに前向きになれたのでしょう。走ること自体、好きにはなっていませんし、体力も走りを見た感じ、特別ついてはいません(笑)Upload By SAKURA私が思うに、何事にも「やだなー」から入ってたところが、「がんばるぞー!」に変わったところが大きいと思います。姿勢が前向きになったのかな?と感じます。順位は4年連続最下位ですし、走るのが速くなったというような目に見えてわかる大きな変化ではありませんが、私は、娘の劇的な成長だと感じました。前向きに頑張ろうと張り切るその姿に感動したのですが、その代わり、予想外のところで泣いてしまった娘。しかし、それもやる気の現れ!当日天気が微妙だったときは「今日はないかもしれないよ」という声かけをした方がいいと、私も一つ勉強になりました。のんびりマイペースな娘は、ゆっくりではありますが、一歩一歩進んでいます。5年生はどんな成長を見せてくれるのでしょうか。他の子と比べず、自分の中の目標を少しずつクリアしていってほしいと思っています。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年01月13日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々