出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、言葉を使わず嬉しい気持ちを表現する女性、「会った瞬間にハモる女」になりきり。喜びを共有できる友だちは安心できる大事な存在です。私は、アナウンサーの廣川明美さんが大好きで、かれこれ10年近いお付き合いになります。波長が合うな、なんでこんなに好きなんだろうなと考えてみると、いつも会った瞬間、お互いに「あ~~~~!」と叫び、声がハモる。そのハモる感じが、とても気持ちいいんです。その「あ~~~~!」には、“会えて嬉しい!”“こんなところで会えるなんて運命!”のような気持ちが詰まっているわけです。しかも、ハモるということは自分だけではなく相手も同じように思っている証であり、幸せな気持ちが生まれますよね。きっと、「おいし~!」「うれし~!」など、いろいろなハモりを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。廣川さんと会うのは1年以上ぶりだったのに、やっぱり見事にハモれて嬉しかったです。共感であり、共鳴のようにも感じました。イルカは音でコミュニケーションをとって通じ合っていますが、その感覚に近いような気がします。言葉を超えて意思疎通ができる人には、思いきり気持ちを伝えてもいいんだと思えるし、安心感も覚えますよね。たとえ自分ではなくても、街中で人の嬉しそうな共鳴を聞くと“会えてよかったね”と思えます!いい和音でハモれるようになるためには、まず、誰かに共感したい、喜びを共有したいという気持ちを持つことが大事だと思います。また、普段、あまり高い声を出さないという人は、声のトーンを一つ上げて喜ぶことで自然とテンションが高まり、嬉しい気持ちが芽生えてくるのではないでしょうか。LINEなどのメッセージを送る時に、明るい絵文字を使うようにしてみるのもいいかもしれません。ハモった後に、「ハモっちゃったね」と言うのも、さらに喜びが増しそうでいいですよね!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年7月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年07月15日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、思いがけない贈り物ができる女性「生活の一コマを刺繍する女」になりきり。趣味がプレゼントになる刺繍って素敵です!先日、久しぶりにお友だちの高柳愛実ちゃんに会ったのですが、私と子ども、そして夫の顔を刺繍したポーチをプレゼントしてくれたんです。刺繍って、ひと針ひと針、ちゃんと思いを込めて作ってくれていることが伝わる、重みを感じるもの。頑張って作ってくれたことが見えて、すごくありがたい気持ちになりました。しかも、次女を抱っこしている私や、イヤイヤ期の娘など、生活の一コマをおしゃれに仕上げてくれたことも嬉しかったです。娘の髪の毛をふさふさにしてくれたり、ラメの糸を駆使したり、こんなに豊かな表現ができるんだと驚きました。愛実ちゃんのほかにも、友だちのお姉さんが娘の名前や身長と体重、誕生日を刺繍したものを額に入れて贈ってくださったり、ママ友さんが私の大好きなけろけろけろっぴを刺繍したものをくれたこともありました。自分の趣味が人を喜ばせるものになるというのは素敵ですよね。失敗しないようにひと針を刺し続けることは大変だし高度ではあるけれど、まったくできないものではなさそう。手芸教室もいっぱいありますよね。没頭できて、完成すると達成感が得られるという話を聞いたので、私もチャレンジしてみたいと思いました。日常を描くにはデザイン力が問われるので、刺繍をしたことがない人は、まず、ハンカチやタオルに名前を刺繍するなど簡単なところから始めてみるのがよさそうです。もしくは、取れたボタンをつけたり、服の補修をするなど、とりあえず針と糸に親しむことから一歩踏み出してみるのもいいかもしれません。私は手芸コーナーに行くとテンションが上がるのですが、お店で刺繍アイテムを見たり、手作りのものを売っているオンラインショップを覗くことも、やる気につながりそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年7月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年07月09日「ユキさんは信念のブレないカッコいい女性でした。闘病中も『私は歌うために生まれてきた。だから命の限りステージに立ち続けたい』と、ずっと言っていました」6月27日に腹膜がんで亡くなった歌手の葛城ユキさん(享年73)。“最後の勇姿”となったコンサートで、同じステージに立っていた友人のロザンナ(72)はそう力強く語ってくれた。葛城さんは高校時代、バレーボールのエースアタッカーとして国体とインターハイに2回出場。卒業後、実業団に入るも、セッターへの転向を拒否して退社し、音楽の道を目指した。’74年に歌手デビュー後、’83年に『ボヘミアン』が40万枚以上を売り上げる大ヒットを記録した。以来、“ロックの女王”として熱い音楽魂と飾らない人柄で後輩たちに慕われた。「私生活をほとんど明かさない方でしたが、20代後半で一般男性と結婚するも数年後に離婚。その後はずっと独り身を貫いていました。近年も積極的にコンサートを行っていましたが、昨年4月にステージ4の腹膜がんを公表。同年5月からは活動を休止し、治療に専念していました」(音楽関係者)今年5月、葛城さんは千葉県内で行われた夢グループ主催のコンサートで約1年ぶりにステージ復帰を果たしていた。「葛城さんは車いす姿で登場。ベット・ミドラーの『ローズ』を歌い、『水を得た魚のよう。歌えることは幸せです』と挨拶しました。翌月の17日が最後のステージとなりました」(前出・音楽関係者)ファンや仲間を前に、最後まで歌い切った葛城さん。実は“人生の幕引き”にも一抹の後悔がないようにしていたという。「ラストステージではファンや共演者に『私の人生は感謝、感謝です』と伝えていました。その後、『数日しか生きることができない』と悟ったといい、恩師らに電話で別れの挨拶をしていったそうです。さらに亡くなる当日の朝には、親しい関係者に『救急車を呼びました。今までありがとうございました』とお礼の言葉も述べたといいます。葛城さんは喪主を務めたお姉さんやマネージャーなど、親しい人たちに見守られながら息を引き取りました。声を振り絞りながら『ありがとう』としきりに伝えていたそうです」(前出・音楽関係者)ロザンナと同様、“最後のステージ”に立っていた友人の桑江知子(62)は言う。「1年間、おそらく本当に辛い闘病生活を送っていたと思うのですが、ユキさんは『生きるために私は耐えていたわけじゃない。どうしてもステージに立つために頑張っているんだ』とよく口にされていました。ユキさんは最後のコンサートでは、お世話になった方々に『お体を大事にしてくださいね』って言葉も残されていたそうです。私は『いつまでもその声で歌ってね!』と言われました。『これからもユキさんの代わりに歌うからね』と返したら『ありがとう!』って……」■「自分の人生に悔いはない。幸せでした」コンサートは昼と夜の2部制で、葛城さんは体調を考慮して当初昼の部にだけ参加する予定だった。だが、「もう一度ステージに上がりたい」と急きょ夜の部にも登場し、トークコーナーだけ参加した。「そのとき『自分の人生に悔いはない。幸せでした!』と言い切ってくれたんです。その言葉に、周りは本当に救われましたね。ユキさんは、ステージではロックをガンガン歌うカッコいい女性でした。いっぽう、楽屋では別人。いつでも優しくてチャーミングな方でした」(桑江)同じく友人の石井明美(56)も、こんなエピソードを明かす。「『足は開いていないほうが絶対に格好いいから』と、ステージの立ち方など、プロとしてあるべき姿をよく教えていただきました。一方で、ユキさんはみんなと共演するとき、朝早くに起きて、おすしを振る舞ってくれたんです。夜中にお米をといでいたんですって。尋常じゃない量のゆで卵を用意してくれたり……。唯一無二の声を持ったロッカーでありながら、かつ常に周囲を温かい雰囲気にしてくれる方でしたね」ロザンナは改めてこう振り返る。「ユキさんはかわいいんだけど、すごく強くて。でも弱さも備えていて。すべてを持った人でした。全部自分で段取りをつけて去っていくなんて。なかなか、そうできる人はいません。誰に対しても思いやりの塊のような人でした」ロザンナ、桑江、石井は密葬で、葛城さんへの感謝を示すべくメッセージカードを棺に納めたという。1年2カ月もの闘病生活を経て、動じることなく天へ飛び立った葛城さん。そのカーテンコールに、万雷の拍手が鳴りやまないーー。
2022年07月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、過去の記憶が次々と蘇る女性、「年代物の車にテンションが上がる女」になりきり。その時どきの流行と自分をしっかりと結びつけよう。今年の3月に警察署の一日署長をやらせていただきました!その時、交通課で出会った女性警察官の方が、めちゃくちゃ車に詳しかったんです。とある車を見て、「これ、私が免許を取って一番最初に乗った車だわ」と話しているのを聞いて、なんてカッコいいのだろうと。車と自分の人生がセットになっている方って、そうそういないなと思いました。しかも、その後に「やだ、年齢がバレちゃう!」と言うところまでがセットで(笑)、年代のバレ方もなんだかおしゃれ。トレンディな感じも素敵だし、楽しい時代を車と一緒に過ごしてきたんだなということが伝わってきました。車という、私にはない話の引き出しを持っていることもいいなと思ったのですが、たとえ車ではなくても、“あの時これが流行ってたよね”と、話を膨らませることはできますよね。音楽でもいいし、食べ物やキャラクターでもいい。私にとっては「たれぱんだ」や「こげぱん」がそうで、「メモ帳持ってた!友達にめっちゃ手紙書いてた!」と、自然と記憶が蘇ります。ドラマでいうと『ごくせん』、あと、ケータイ小説の『恋空』も当時のことを思い起こさせるトリガーになっています。まずは、自分の過去を振り返ってみて、いつ、何が流行っていたのか。その時、自分が何をしていたのかということを思い出してみましょう。すると、話の引き出しが増え、こうした話題になった時困らないですよね。以前使っていた携帯が手元にある人は、カバーを見るだけでも当時の記憶が蘇ってくるはず。それと同時に、振り返った時に、今の時代に流行ったものや今の自分を懐かしむことができるよう、いろいろなものを写真に撮って残しておくことも大事だと思いました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年7月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年07月04日身近なところや職場などでもヤバい人やおかしな人には出会うことがありますよね。 今回は実際に募集したヤバい人エピソードをご紹介します!60歳の後輩数年前に退職した会社での話です。男性が多く、また社歴の長い会社であったため、高齢の男性が多く在籍されていました。二交代制で仕事内容がハードな部署で正社員募集がかけられ、丁度繁忙期だったこともあり女性でありながらも就職出来ました。男性ばかりでセクハラまがいな冗談も多く、仕事自体厳しいものでしたが…やり甲斐のある内容だったために意欲的に働けていました。順調に働いていた一年たった頃、自分の下に60歳の還暦間近の男性が後輩として来ました。どうやら自主退職を促すために左遷されたようでした。自分の父親より歳上ということもあり、最初は戸惑いつつ教えていたのですが、物腰が柔らかく穏やかそうな見た目だったのですぐに緊張感はなくなって、同僚として接していました。その人は作業中に妻がどれだけひどい女性か、自分がないがしろにされていて悲しいと話しながら作業していました。私自身はお付き合いしてる男性がいるものの、結婚前だったので他人事のように聞き流して作業していました。3ヶ月ほど経つと敬語がなくなり、日常会話でも離婚するかも、入婿だから住むところを考えなくちゃとよく言うようになっていました。私は順調にお付き合いしてたので、辛いときに幸せな話題は辛かろうと思い聞き役に徹していました。夜勤明けの朝、いつも通り同僚たちで談笑し、会社から自宅へ帰る際に2人きりになったときに「離婚して帰る家がない、なにもしないから泊めて欲しい」とびっくりする提案をされました。「どうして、男性同僚じゃなくて私なのか?」と聞くと結婚している男性同僚には迷惑かけてしまうから、とのこと。独身の私なら大丈夫らしい…。それを聞き、ただ面倒で聞き役になっているだけでそんな優しい都合のいい女と思われたのかとビックリしたのと、少なからず同じ職場で働き続けることに不安があり、半年も経たずに辞めてしまいました。数年経ちますが、今も辞めることなく働き続けていることにゾッとしました。(女性/会社員)いかがでしたか?人間を見た目で判断してはならないとは言いますが、できるだけトラブルは避けたいと思うのが人間の性。無益なトラブルに巻き込まれる前に距離を取った方がいいのかもしれませんね…。以上、ヤバい人エピソードでした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月21日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、思わぬ視点で人を喜ばせる女性、「今日のために痩せてきたと言う女」になりきり。嬉しい気持ちが伝わる最上級の表現を考えよう!仲良しの滝沢カレンちゃんと「今度会おうね」と約束してうちに遊びに来ることになったのですが、「その日までに痩せていきます!」というメッセージが届きました。なんで私のために痩せるの…?と不思議に思って聞いてみたところ、「夏子さんにきれいって思ってほしいので」と。その返事を見た瞬間、すごく嬉しくなり、相手をいい気持ちにさせる魔法の言葉だと思いました。「夏子さんの家で美味しいものを食べるから、これを食べるのを我慢しよう」「腹筋しよう」みたいな、私に会うためにがんばってくれるのは、楽しみにしている気持ちが最上級の形で伝わってきますよね。しかも、「デートのために美容院に行ってきた」などもそうですが、“この日のためにこうした”ということを言われると、会う当日だけではなく、会う前の準備段階や助走期間から、すでに楽しいと思っていたことが伝わってくる。なんて可愛いんだろうと思いました。恋愛関係にある相手にはもちろん、友だちに言うのも素敵ですよね。私は痩せている女性が好きだというわけではないですが、カレンちゃんにいつも、「カッコいいね」と言っていたから、そういう言葉を選んでくれたのだと思います。そんなふうに会える喜びを伝えてくれる人になるためには、まず、楽しみな予定ができた時、嬉しい気持ちを表現するためにできることを考えてみましょう。また、相手が好きなファッションやお土産などを選んでいって、「これ、好きだと思って」と言っても、相手は喜ぶはずです。相手に合わせるのではなく、相手のために自分がいいと思う状態に仕上げていくという気持ちで挑むことが大事。言われた方はいい気分になれるし、会話のネタとしてもポジティブでいいですよね!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年6月22日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年06月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、先回りして相手に気を使わせない女性、「名前を名乗る女」になりきり。相手に言われる前に名乗ってみるのもアリ。この間、久しぶりに会った「ルミネtheよしもと」のヘアメイクさんの名前が出てこないというミスをしてしまいました。ずっとお世話になっている人なのに…!でも、「えっと…、あ、メイクさん…」となっている私に、「ゆかだよ、ゆか!そんなに気にしないで。大丈夫だよ!」と、感じよく名前を教えてくれたんです。自分から名乗ることって、なかなかできないもの。しかも、私が「名前が出てこなくて」とすべてを伝える前に名前を言ってくださったことが、すごくありがたく、助けられました。相手が気まずくならないように名乗るスキルって大事だなとも思ったんです。私も街で、「あ、ほら、あの!」「CM見てるわよ」「お子さん生まれたのよね」と話しかけていただくことがあるのですが、“私のことを知ってくれているけど名前は出てこないんだな”という時に、ヘアメイクのゆかさんを見習って、「横澤夏子で~す」と言うようになりました。それに、今はマスクをつけていることが多く、顔がわかりにくい時代だし、相手に気を使わせないよう先回りして自分の名前を最初に申し出たほうが、お互いにスッキリしていいですよね!まずは、“自分の名前は意外と知られていないもの”と、あらためて意識してみるのがいいのではないでしょうか。“ちゃんと名乗ろう”という気持ちに、自然となれそうですよね。そういえば、よしもとの養成所に入った時にも、先輩に「お前のことを知ってる人なんていないんだから、ちゃんと名乗れ!」と言われ、“その通りだな”と思ったこともあります。あとは、初めての仕事の場所であれば、名札をつけたり、持ち物にさりげなく名前を書いてアピールするのもよさそう。名前を知ってもらう努力、頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年6月15日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年06月11日lamireの大人気コンテンツ”連載漫画”の中から、編集部のおすすめ記事をピックアップ! 今回は古川昌(@furukawa_shou)さんの「かわいい!と理解ってる女に利用され」のあらすじやイチ推しシーンをご紹介します。この物語の主人公は…世の中にはいろいろなタイプの「かわいい女性」がいますよね。でも、この漫画に出てくる主人公・古川さんが出会ったのは「自分が“かわいい”と理解している」女性・かのちゃん。自分のことにしか興味がなく、驚くほどポジティブ?な彼女にいつも疲弊する古川さん…。更に古川さんの知り合い・カラスミさんは偶然にもかのちゃんと同じ職場のようですが、そこでも数々の「伝説」を残しているらしく…?かわいいがゆえ?の奔放な男性関係この漫画のポイントは、「かのちゃん」の問題行動の数々。彼女の職場には「寮」があるのですが、頻繁に「男性寮」の前に彼女の車が停まっているのを目撃。どうやら「毎日」「違う部屋」に通っているらしく…。職場での問題行動に、カラスミさんは優しく注意するのですが、まったく意に返さない、かのちゃん。彼女の「とんでもない回答」に職場のみんなは凍り付いてしまいます…。止まらない彼女の「伝説」さらに職場では男女関係に限らず、ほかの問題も発生してしまう始末…。それはカラスミさんも頭を抱えてしまうほどだったそう。トラブルは古川さんにも降りかかって…そしてかのちゃんにまつわるトラブルは古川さんにも…。共通の知り合いで、かわいい女の子が大好きな男性から突然食事のお誘いが。以前「好みでない」と言われことがあるのに「なぜ私を誘うのか…?」と疑問だらけの古川さん。そこには“とんでもなく面倒くさい事情”が隠されていたのです…。マイペースな彼女に翻弄され疲れ果てる結果に…まさに「かわいいは正義」という考えの、かのさん。しかし他人に迷惑をかけたり、まして職場の風紀を乱すような行動を取ることは許されることではありませんよね。彼女が招いた“数々のトラブル”の裏で嫌な思いをしている人がいることに気づいてほしいものです。女性ならおもわず共感してしまう部分を感じる漫画でした。今回は編集部おすすめ漫画<かわいい!と理解ってる女に利用され>をご紹介しました。あらすじが気になった方は、ぜひ本編も読んでみてください♪"
2022年06月11日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分のミスを素直に謝れる女性、「寝過ごしたことを正直に言う女」になりきり。自分を許すことで、間違いを認めやすくなる!この間、地元の友だちと、「21時半から電話しよう」と約束をしていました。お互いに子どもを寝かしつけてからと思っていたのですが、いつのまにか寝てしまい、パッと目が覚めると22時過ぎ。やってしまった…と思いながらLINEを開いたところ、21時半過ぎくらいに、「もう少しかかりそうだわ」と自分からメッセージを送っていたんです。正直、記憶はまったくありません。そして、寝ながら、寝ていたことを隠そうと本能的に連絡をしていたこと、そうした執念が怖くなりました。その後、友だちから「ごめん、寝ちゃったよ…。このまま寝るね」という連絡が来たのですが、私も隠そうとせず、寝過ごしたことを正直に言えばよかったと反省しました。きっと、自分をいいように見せたい気持ちが強く、寝てないアピールをしたかったんですよね。ジタバタしてもバレるものはバレるし、ましてや相手は友だちだから、本当のことを言っても大丈夫だということもわかっているはずなのに。後悔したし、素直に謝ったほうが結局、気が楽にもなると気づきました。このことをきっかけに、自分たちの首を絞めないよう、「起きていたら電話をしよう」という約束の仕方に変えたのですが、すごく気が楽になりましたね。友だちのように寝過ごしたと事実を言えるようになるには、「ミスをしてもいいよ」と、自分を許してあげることが大事だと思うんです。そうすることで、ミスを隠そうとする気持ちがなくなり、素直に伝えられるのではないでしょうか。私は、「遅刻した人とは遊ばない」というルールを決めていたのですが、そういう厳しい決まり事も自分の首を絞めていたなと、今回のことを通じて気づけました。自分にも人にも優しくできればと思っています!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年6月8日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年06月05日昨年は、メジャーデビュー30周年に向けたプレ・イヤー企画として、東名阪ツアー『よんでコールミー』やSUPER BEAVERと共演した『“対バン”よんでコールミー』を開催。さらに、8月には“ウルっとくる ウルフルズ感動の名曲選”『ウル盤』、12月には“フルえるような ウルフルズ興奮の名曲選”『フル盤』、今年3月には“ズっと聴きたい ウルフルズ不朽の名曲選”『ズ盤』と、セルフカバーアルバム3部作をリリース。そして、この5月についにデビュー30周年を迎えたウルフルズを語る上で決して忘れちゃいけないのが、’00年から通算16回にわたり行われてきた恒例の野外ワンマンライブ『ヤッサ!』だ。ここ数年はコロナ禍の影響等で開催を断念してきたが、今年は’18年以来4年ぶりに復活!アニバーサリーイヤーのスタートを飾ることとなった。時は5月21日(土) 、場所は慣れ親しんだ地元大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場。『“ウルフルズ 30th Anniversary Special Live”OSAKAウルフルカーニバル ウルフルズがやって来る!ヤッサ!やります!30曲 V』と題し、『ウル盤』『フル盤』『ズ盤』に収められた全30曲=名曲・ヒット曲満載のセットリストで贈った、満員御礼ソールドアウトの4時間にわたる宴を完全レポート!大阪・万博記念公園駅から会場へと向かう道中にかの太陽の塔を望みながら、4年ぶりの『ヤッサ!』に胸躍らせる人々が足早に向かった先には、至るところに“30”という数字があしらわれた巨大なステージセット。その前に広がる広大な万博記念公園もみじ川芝生広場には、入場時に配布されたレジャーシートに腰掛け、開演を待つ期待感いっぱいのオーディエンス。歴代のMVでウルフルズの偉大な足跡をプレイバックするヒストリームービーがスクリーンに映し出され、「世界の国からこんにちは」のSEが流れるや、バックヤードでダンサーやスタッフたちとハイタッチを交わしながら舞台へと向かうメンバーの姿へと映像が切り替わる。ミュージシャン一同、円陣を組んで気合一発!いよいよ目の前へと現れたウルフルズ御一行を温かい手拍子が迎え入れる、何ともドラマチックなオープニングだ。「イエーイ!『ヤッサ!』ー!大阪ー!今日はみんなこんなに集まってくれて、ホンマにありがとうな~。もう1回言うけど、ホンマにありがとうな~(笑)。今日はめちゃめちゃ楽しんでいってよ。みんなマスクしてて声は出されへんけど、心の中で歌ってくれ~!心の声で叫んでくれ~!みんなええかー?ええかー?ええのんかー?(笑)」と、トータス松本(Vo / G / Harp)がいかにも言いそうなことを、そっくりそのまま再現するジョンB(B / Cho)に、冒頭からドッと笑いが巻き起こる。気を取り直して、イントロのギターリフとピタリと合わせ「カモン、トータス!」と呼び込むジョンBの掛け声を合図に、せり出しから浮上したトータス松本の「大阪ー!」コールで、場は一気に盛り上がる!そう、1曲目からいきなりの「ガッツだぜ!! V」。総立ちのもみじ川芝生広場に数万の手が伸びる中、真心ブラザーズの桜井秀俊(G)と菅原龍平(G)の魂のギターソロの掛け合いでも魅せ、そのまま「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック V」へ。武嶋聡(Sax)、村上基(Tp)、滝本尚史(Tb)からなるヤッサホーンズと伊東ミキオ(Key)のピアノも映える一曲に、あっという間に最高のライブ空間が出来上がる。トータス松本が「マスクの中で一緒にカモン!小っちゃい声で(笑)」と促した「すっとばす V」といい、“30周年で30曲”と宣言した代表曲の数々を序盤から惜しみなく披露していく。「もうね、今日はここに立ててるだけでうれしいわ。久しぶりのウルフルズという人も、ライブ自体が久しぶりの人も、今日はとにかく最後まで……長いよ、30曲やるから(笑)。目いっぱい楽しんで帰ってください!」(トータス松本)「あそぼう V」で40人のヤッサダンサーズと観客が総出で手を振るド迫力の景色を生み出した後は、学生中心のダンサーとの結構な年齢差に遠い目をしたトータス松本が(笑)、「最初に『ヤッサ!』をやった頃は、俺は34歳で。(客席を眺めて)長いことウルフルズを見てくれてる人がたくさんいるわ。古いTシャツを着てる人とかも来てくれて……30周年のお祝いしに来てくれたのをひしひしと感じる。今日は一曲一曲かみ締めるように、いろんなことを思い出しながら演奏したいと思う。ちょっといつもとは違う、独特なライブになるような気がします」と感慨深げな様相。アコースティックギターをかき鳴らし届けたグルーヴィーな「かわいいひと V」の後も、「もうね、いつも拍手をたくさんもらってる。メンバーそろってここにおる。それだけでホンマにありがたいわ」(トータス松本)と、30年という時を重ね改めて今、ウルフルズとして生きていく喜びに満ちた表情のメンバー。その後も「大丈夫 V」しかり、「本当に数えるぐらいしかステージでやってないと思うけど、『ウル盤』を作るときにスタッフからリクエストがあって」という「泣きたくないのに V」しかり、珠玉かつ哀愁のミドルバラードが続いていく。「みんな、ありがとうな~(笑)」(ジョンB)「今日のオープニング、ナイスやったね(笑)。やっぱりちょっとズルいよねジョンBは。リハではあそこまでやらへんのよ。本番まで取っておくという(笑)。あれはもう舞台監督の無茶ぶりでね」(トータス松本)「(今はバンド活動休止中でウルフル)ケイスケ(G&Cho)さんがおらへんから(笑)」(ジョンB)「ウルフルズを長年にわたって見てくれてる人は、あの感じを受け入れられると思う。けど、初めて見た人はどう思うんやろ?何か性に合ってない人がやらされてる!みたいな(笑)」(トータス松本)「まぁ僕が言いたいことは一言です。ありがとうな~(笑)」(ジョンB)「ついでにサンコンJr.(Ds&Cho)を紹介してまおか」(トータス松本)「みんなありがとうね!松本くんが言ってるように、ここに立ってるだけで感無量で。さっきのジョンBさんの話じゃないけど、キャラじゃないにしろ一生懸命やってると何か伝わると思うんよね。だからきっとこれから、ジョンBさんもすごくなると思います(笑)。そんなウルフルズを今後ともよろしく!」(サンコンJr.)「サンコン、ありがとうな~(笑)」(ジョンB)そんな他愛のないやりとりからも、アニバーサリーライブながらリラックスしたムードが伝わってくる。バンドの長い道のりを思い浮かべ、トータス松本はこう続ける。「一生懸命やってきたんですよ、ウルフルズは。それだけは胸張って言えるわ。まぁデビューもよくできたと思うし、よくみんなに聴いてもらえた。これまでいろいろあったけど、今こんなところでやれてるのは本当に……ありがとうな~(笑)。俺が言ったら変になるやろ(笑)。今から演奏する曲は『ヤッサ!』という感じがする。先日、元事務所のスタッフがべろんべろんに酔って電話してきて、一番好きな歌だと言ってました(笑)」曲の数だけ、人の数だけ、思い出がある。30年という幸福な時間を背負った「きみだけを V」、そして小気味いいブルースハープがスパイスとなった「39(サンキュー) V」と、“ウルっとくる ウルフルズ感動の名曲選”の名に偽りなしの『ウル盤』の収録曲が、これぞウルフルズなノリのいい“動”の楽曲のみならず、人生に寄り添う“静”においても、数え切れない名曲があることを物語っていく。「これも何かいろんなことを思い出す。そんな歌ばっかりよ、やっぱり。今日はかみ締める『ヤッサ!』。若いな~っていう感じもしつつ、嫌いじゃないなと思う。精一杯歌います、心を込めて」(トータス松本)この頃には肌寒く感じるほどに吹いてきた風も、「暴れだす V」の力強いリズムに合わせて手を叩き体を揺らせば、いつの間にか心も体も温かくなる。それに呼応するかのように、「やっぱりお客さんがおると力が入るな!今年は30周年やからツアーもやるし、いっぱい歌って、みんなが喜んでくれたらいいなと」と意気込むトータス松本が、『ヤッサ!』を支えるサポートメンバーにも触れていく。デビュー前からの付き合いの桜井秀俊、’14年の復活に向けたレコーディングに関わってから、同じ時間を共有してきた菅原龍平。『ヤッサ!』最多参加でデビューは先輩の伊東ミキオと、楽器隊それぞれのキャリアを振り返り、トータス松本が『ヤッサ!』について秘めたる思いを述べる。「『ヤッサ!』が最初の頃はホントに若かったし、自分らも、世の中のウルフルズを見る勢いもあったと思うのね。だからソールドアウトもすぐやったし、天気のことをちょっと心配するぐらい。あとは毎年、何か趣向を変えなあかんとかばっかり考えてたけど、やっぱり年を重ねてみんな50過ぎになると、天気も体調もみんなが来てくれるかどうかも心配やし(笑)、『ヤッサ!』を1回やるにしてもいろんなことを思う。今日のこの感じ……“今、ステージ上で俺は『ヤッサ!』をやってるんや”って……今はリアルにそれを感じて、めちゃめちゃうれしいなぁって」歓喜と感謝に溢れた「笑えれば V」では優しいコーラスワークで包み込み、「愛撫ガッチュー V」ではマラカスを手にエモーショナルに歌い上げ、「事件だッ! V」では再びダンサーが合流し、総勢50名近くが入り乱れる圧巻のパフォーマンス!「いや~すごい!ダンサーのみずみずしさ(笑)。負けへんで~!お客さんもめちゃめちゃみずみずしいよ、ピチピチ(笑)。これも何度となく演奏してきた、若さみなぎるラブソング!」(トータス松本)と告げた「いい女 V」では、アウトロでいち早くはけたトータス松本を横目に、「みんなー!トータスに会いたいかー!?」とあおるジョンB。手拍子に呼び戻されたトータス松本が帰還し、最高潮の熱気のまま前半戦が終了した。後半戦では「ガッツだぜ!! V」おかわりもすでにワンマンライブ1本分のボリュームに達している『ヤッサ!』だが、ここで一旦、休憩タイムに。その間、スクリーンにはウルフルズに憧れ過ぎて似まくってるけど決してそれを認めないバンド(笑)、“ウルトラズ”に扮するジャルジャルのコント映像が流れる。新人発掘のプロデューサーを前に、「ヤッター」「お隣さん」「アホグラミー賞」「そりゃそうや」と、ウルフルズそっくりの曲ばかり熱唱するトースター松林と、メンバーのジッパー・ジャンパー、ホンコン・チュニジアの3人(笑)。最後には自らのライブ『ダッサ!』の告知をするなど(笑)、終始、遊び心と笑いの絶えないインターバルとなった。「ジャルジャルありがとう~!じゃあ後半戦いってみよか。何せ30曲やからね。前半ちょっと喋り過ぎたっぽいね(笑)。全てはここから始まった、デビュー曲やります!」(トータス松本)と、「やぶれかぶれ V」から衣装も新たに後半戦がスタート。「心の中で、マスクの中で言ってくださいね、金の切れ目は~!?」(トータス松本)、「(縁の切れ目~!)」(みんなの声にならない声)という心のコール&レスポンスも楽しい「借金大王 V」に続いては、ヤッサホーンズがリードするゴージャスな「年齢不詳の妙な女 V」、「なぜか女性に人気の曲を」と、トータス松本の泣きのギターにもシビれるブルージーな「チークタイム V」、ほとばしる情熱に焦がれる「胸の… V」と、レパートリーの中でもとりわけ円熟味に満ちた楽曲で魅了していく。「次は『ヤッサ!』で初披露した思い出のある曲で、長いこと人前で歌ってなかったけど『ズ盤』でセルフカバーしてみて、個人的に今一番気に入ってる曲みたいなところまでたどり着けて大変満足してます。これ以上何も言うことはない、一番シンプルにそぎ落とした歌」(トータス松本)というその名も「歌 V」は、30年という時間をかけ、50代も半ばに差し掛かった男の歌だからこそ、よりいっそうピュアに聴こえる。「ラブソングが続くな。かみ締めるぞ……」と、トータス松本が幾度となく自らに確かめるように語り掛け歌った「相愛 V」も、時間を音楽に変えたかのような深みのある歌唱と演奏にグッとくる。ギターを奏でるや喝采が起きた孤高の「サムライソウル V」、「これまた『ヤッサ!』の定番。これぐらいの時間になることを想定して、この辺の曲順に置いてみた。いい感じに日が暮れてるかな」(トータス松本)と、徐々に日が落ち始めた時間帯に捧げた人生賛歌「僕の人生の今は何章目ぐらいだろう V」が、スライドギターやハモンドオルガンが何層にも織り重なった、幻想的な音色と共にじんわり沁み渡る……。「何かじわじわと終わりが近づいてるような気がする…」とトータス松本が自覚した「愛してる V」の時点で、もう24曲。それでも“まだあの曲もこの曲もやってない”と思えるウルフルズの30年には、心底感心させられる。となると、クライマックスはその総力戦!セットの上下から炎や花火が噴き出した「ヤング ソウル ダイナマイト V」では、ド派手な演出とスリリングなホーンに見る者のテンションも急上昇。「今日、歌う中では一番新しい歌やね」と言いつつ、すでにウルフルズの歴史に名を連ねて遜色のない説得力の「タタカエブリバディ」が、再びクラップの渦をもみじ川芝生広場に発生させる。まだまだピークはこんなもんじゃないと言わんばかりに、全員参加でおなじみの振り付けが炸裂した「バカサバイバー V」では、見渡す限りが手を振る絶景が……!続く「ええねん V」も言わずもがな、こんなにも一緒に歌えて、こんなにも気持ちがアガる曲たちが、まるで途切れることなく次々と押し寄せるのは、『ヤッサ!』ならでは、30周年ならではか。「30年経って、こんな素敵な仲間たちと一緒に演奏できて、ホントうれしいです。スタッフにこういう場を作ってもらって、ホントにありがたいし。そして何より、僕らがこうやって演奏できるのは、こんなにたくさんのみんながいるからで。ホンマ、ありがとうな~(笑)」(ジョンB)「リハをやってて“この曲ってこんな感じやったんや”とか、また発見があってね。自分でもウルフルズの曲がさらに好きになったりして。今日ライブを見てくれた人が、今まで以上にウルフルズの曲を好きになってくれたらいいなと思いながらやってました」(サンコンJr.)「4年ぶりの『ヤッサ!』、かみ締める『ヤッサ!』と宣言してやってきました。歌いながらいろんなことを思い出したり考えたり、こんな『ヤッサ!』は初めてでした。ホントにありがとう!これはある意味、我々の人生を変えた曲やね。歌います!」(トータス松本)飾らない言葉で、日常と愛を真っすぐに歌う「バンザイ~好きでよかった~ V」に、今日もまた心を動かされる。ウルフルズにとっても、ファンにとっても、いろんなことがあった30年を経た今でも、ちゃんと心が動く。それがウルフルズの音楽で、それを確認できる場所が『ヤッサ!』で。4年ぶりなんて言わずに、また年に一度、こんな素敵な一日があったなら……そう思わせる美しい光景がそこにはあった。「ありがとう大阪!『ヤッサ!』最高!!ウルフルズでした~!」(トータス松本)またも「世界の国からこんにちは」のSEを背に登場し、「イエーイ!『ヤッサ!』ー!大阪ー!みんなこんなに集まってくれて、ありがとうな~」とジョンB。あれ……?この風景、どこかで見たことがあるぞ。3時間半前に確かに見たぞ(笑)。耳慣れたあのギターリフにいざなわれステージに現れたのは、殿様姿のトータス松本!(笑)本日二度目のおかわり「ガッツだぜ!! V」で大興奮のさなか、途中で死んでしまう殿様を拍手で生き返らせる全力茶番劇から、「セルフカバーアルバムには入ってないけど、この曲をやらへんわけにはいかへんね。大阪の、大阪による、大阪のための!」とのトータス松本のお決まりのフレーズで始まった「大阪ストラット」では、ここにきて歌の入りを間違え笑ってしまった上に歌詞が出てこないというグダグダっぷり(笑)。が、それすらもエンターテインメントにしてしまうライブ力でとことん楽しませ、ついに『ヤッサ!』はフィナーレへ。「『ヤッサ!』で30曲やりますと銘打って、場所はやっぱりここしかないからね。いろんな人が集まってくれて、僕らは本当に幸せ者です。いろんなバンド、いろんなミュージシャンが、みんながみんなプロになれるわけじゃないし、プロになってもみんながみんな食えるわけじゃない。そんな中でね、ここ数年はつくづく思うんよ。ウルフルズは運がよかったなって。それって、みんなが俺らに巻き込まれてくれたんやなって。頑張っていきます、これからも。いくつになってもこのカッコができるように(笑)。まだ1曲だけやってない曲があるんです。この曲を作ったときのことはよく覚えてて、「ガッツだぜ!!」で一発屋みたいな言われ方をして終わるのか?“いや、もっとすごい曲を書いてやる!”と思って一生懸命悩んで書いた曲。だから『それが答えだ!』って、自分らに向けて何か思うことがあったんやろうな。長いこと歌ってると、不思議なもんでその歌に自分の意識がついてくるというか、歌いながら「そやな」って思う。一緒に歌ってください。マスクの中で、心の声で、小さな声で、ささやくように、歌ってくれるか大阪!歌ってくれるか『ヤッサ!』!!」(トータス松本)この日一番の大音量の合いの手と作り上げた「それが答えだ! V」が、「名残惜しいからもう1回!」(トータス松本)とワンコーラス延長で、もみじ川芝生広場に響きわたる…!胸いっぱいの感動を抱えたまま、最後は盛大な打ち上げ花火が夜空を彩るのをみんなで見上げる……。「いや~最高!ありがとうございました!また元気で会おう!!」(トータス松本)と再会の約束を交わし、4年ぶりの『ヤッサ!』を見事に締めくくったウルフルズだった。なお、今後のウルフルズは、7月2日(土) に『京都大作戦2022〜今年こそ全フェス開祭!〜』、7月24(日) に『OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2022』に出演。7月31日(日) 10時からは、WOWOWでこの日の『ヤッサ!』の模様が放送・配信されるのでそちらもお楽しみに!そして、11月9日(水) 埼玉・三郷市文化会館 大ホールを皮切りに、全国12カ所を巡るホールツアー『ウルフルズ 30th Anniversary TOUR 2022-2023(仮)』開催、さらには2023年2月からはファンクラブ会員限定全国ツアー開催と、アニバーサリーイヤーに活動が活発化していくウルフルズに乞うご期待!!Text by 奥“ボウイ”昌史Photo by 渡邉一生(SLOT PHOTOGRAPHIC)/ 松本いづみ【セットリスト】5月21日(土) at 万博記念公園もみじ川芝生広場01. ガッツだぜ!! V02. サンキュー・フォー・ザ・ミュージック V03. すっとばす V04. あそぼう V05. かわいいひと V06. 大丈夫 V07. 泣きたくないのに V08. きみだけを V09. 39(サンキュー) V10. 暴れだす V11. 笑えれば V12. 愛撫ガッチュー V13. 事件だッ! V14.いい女 V15. やぶれかぶれ V16. 借金大王 V17. 年齢不詳の妙な女 V18. チークタイム V19. 胸の… V20. 歌 V21. 相愛 V22. サムライソウル V23. 僕の人生の今は何章目ぐらいだろう V24. 愛してる V25. ヤング ソウル ダイナマイト V26. タタカエブリバディ27. バカサバイバー V28. ええねん V29. バンザイ~好きでよかった~ V~ENCORE~30. ガッツだぜ!! V31. 大阪ストラット32. それが答えだ! V<ライブ情報>『ウルフルズ 30th Anniversary TOUR 2022-2023』【埼玉公演】11月9日(水) 三郷市文化会館 大ホール【京都公演】11月13日(日) 文化パルク城陽 プラムホール【兵庫公演】11月16日(水) 神戸国際会館こくさいホール【千葉公演】12月2日(金) 君津市民文化ホール 大ホール【静岡公演】12月9日(金) 三島市民文化会館 大ホール【愛知公演】12月15日(木) 名古屋市公会堂【宮城公演】12月17日(土) 電力ホール【神奈川公演】12月21日(水) 厚木市文化会館 大ホール【北海道公演】 12月25日(日) 道新ホール【大阪公演】12月31日(土) フェスティバルホール【広島公演】1月9日(月・祝) JMSアステールプラザ 大ホール【東京公演】 1月13日(金) 中野サンプラザツアー特設サイト:ウルフルズ公式サイト:
2022年05月30日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、細部まで素晴らしい気遣いができる女性、「確実な予備を用意する女」になりきり。欠点をカバーできる代案を準備しておくことが大事!先日、久しぶりにネタ番組の収録がありました。結婚式のネタだったので、衣装を用意してくださるスタッフの方に、「色は明るめのグレーで、レースで腕が隠れるようなワンピースをお願いします」と頼みました。すると当日、お願いしていたものだけでなく、「これは少し丈が長いものなんですけど」と、もう一パターン、黒いワンピースも準備してくれてたんです。まず、当初の予定どおりグレーのものを着てみたのですが、あと一歩のところでサイズが合わず…。一方、衣装の方が予備として用意してくださったものは、グレーのものよりサイズが大きく、ウエスト部分がゴムになっていて、すんなり着ることができたんです。「ちょっと用意しただけなんで」というテンションでしたが、もしかすると出産後の体型のことを考えて持ってきてくださったのかなと。きっと、これまでの経験から、こうなる可能性があることをわかっていたんでしょうね。サイズ違い、色違いを準備してくださる気遣いを感じて、本当に優しいと思いました。ネタをする時の衣装の選び方って、意外と難しいんです。たとえば、手を上げるシーンがある場合、袖がダボダボだと邪魔になったり、ちょっとした色やデザインのニュアンスで、キャラクターの見え方が変わることもあります。こちらの意図をちゃんと理解して用意してくださる方は、本当にすごいし、ありがたい存在です。確実な予備を用意できる人になるには、“何のための予備なのか”ということを考えることが大事。一つが使えない理由を予測して、その欠点をカバーできるアイテムを準備するようにしましょう。お店選びでも、たとえ第1希望がダメだったとしても、嬉しい第2希望を提案できるよう、日頃から意識しておくとよさそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年6月1日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年05月29日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、隣の席の人に優しい言葉をかける女性、「元気をもらったことを報告する女」になりきり。自分が言われて嬉しかったフレーズを思い出そう。先日、家族みんなで外出し、夕食を食べていた時のことです。上の子が、隣の席に座っている素敵な奥様に、手を振ったり、じーっと見つめたり、笑いかけたりと、とにかくかまってほしそうにしていました。食事の邪魔になっていることがとても申し訳なく、「すみません、すみません!」と何度も謝っていたんです。でも、その奥様が食事を終えて席を立つ時に、「元気をもらったわ~」と言ってくださいました。私は迷惑をかけていたとばかり思っていたので、「え、逆に元気をあげていたの!?」とびっくり。「大変ね」と言われたことはあったけど、まさかそんなふうに言ってくださるとは思いもよらず、想像の上をいく言葉でした。同時に、申し訳なく思っていた気持ちが、一瞬ですごく軽くなりました。たった一言ではあったけど、いっぱいいっぱいになっている私を助けてくれて、元気にしてくれる、まさに魔法の言葉。見ず知らずの人にそう言えるってすごいなと思ったんです。私自身、人に会って元気をもらうことはもちろんあるけれど、相手にちゃんと伝えたことは、ほとんどありません。「元気をもらった」という言葉は、言われたほうも元気になるので、どんどん言ったほうがいいですよね~。それに、ポジティブなフレーズを口にすると、気分も引っ張られて自分も前向きになれる。素敵な言葉を口癖にする習慣を身に付けたいと思いました!元気をもらったことを相手にちゃんと伝えられるようになるには、自分が言われて嬉しかった経験やフレーズを思い出してみるといいのではないでしょうか。私たち家族に声をかけてくれた奥様も、私のように子どものことで焦っていた時に助けられた経験があり、気遣ってくださったのかもしれません…!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年5月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年05月23日皆さんは浮気性の方と付き合った経験はありますか…?何度言っても直らず、しまいには別れてしまう方も…。 今回は実際に募集した浮気トラブル体験談をご紹介します!「デート中、仕事が入った彼女」彼女とデート中「急な仕事が入っちゃったから会社に行かなきゃいけない」とのこと。「会社まで車で送ろうか?」と伝えるも「歩いていける距離だから大丈夫」と断られたのでそこで解散しました。ちょっと腑に落ちないので帰るふりをして車に乗って離れて見ていました。そしたら案の定、迎えの車に乗り込み出発しました。その車は私の友達の車で向かった先は友達の家。夜になってもそのままだったので突撃して謝罪させて別れました。(男性/会社員)「位置情報アプリから浮気が発覚」昔から好きになったら周りが見えなくなるタイプの私。倦怠期など微塵も感じていなかったのですが、高校生のときに付き合っていた彼氏はどんどん冷めていっていたようで…。遊びに行くときは「お金が無いから」と断られ「家で遊ぼう」と言っても、結局することだけして終わり。都合のいい女をやってた自分も悪かったとは思うのですが…。当時、位置情報を友達と共有するアプリがあったのですが、なんと私の親友と当時の彼がホテルに一緒にいることが判明。ドン引きでした…親友にも当時の彼にも。後日、親友から話をされてすごく謝られたんですが「いや知ってっし、別にいらんしあいつ」なんて強がったあと、家で大号泣したのを今でも覚えています。今では笑い話にできるほどの思い出です…。(女性/主婦)いかがでしたか?浮気性の恋人を持つ方々はなかなか苦労しているみたいですね…。今後注意しても直らないようならお別れして誠実な人を見つけた方がいいのかもしれません。以上、浮気トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月17日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、体にいいものに夢中な女性、「背筋を伸ばす女」になりきり。姿勢がよくなると、明るくポジティブな印象に!このあいだ、久しぶりに会ったチーフマネージャーさんの体が、すごくスッキリしていたんです。「どうしたんですか、何をやったんですか!?」と問い詰めたところ、フォームローラーを使い始めたことが原因だと判明しました。もともとは、肩こりや脚のむくみを取るために買ったけれど、パソコン作業などで丸まった背中を伸ばしたり、内側に巻き込んだ肩を開くのに重宝しているとのこと。両肩がベッドにちゃんとついた状態で眠れるようになったとか。あまりにも気持ちよくて、フォームローラーを使ってからじゃないと眠れなくなったり、“早く家に帰って伸ばしたい!”と思うようになったそうです。めちゃくちゃ体にいいものに依存していて、素晴らしいなと思いました。そうして夜に一度、しっかりと背筋を伸ばすことで、体や姿勢がきれいになったのはもちろん、立ち姿がシャンとしているからか、より明るい印象に。私だけじゃなく、メイクさんや他のスタッフの方からも「めちゃくちゃきれいになったね」と褒められていました。背筋を伸ばすのはいいことだと当たり前に言われているけど、本当に大事。彼女いわく、深い呼吸もできるようになったそう。背筋を伸ばすだけと簡単なのに、これだけいいことがあるのなら、やらない手はないですよね。背筋を伸ばすことができる人になるためには、まず、今の自分の姿勢を知ることが大事。エレベーターやショーウィンドーなど、無意識の自分が映るような場所で、姿勢や歩き方を見るようにしてみてください。私自身は、「え、何このダンゴムシみたいな人…」と思う時がありますが(笑)、“普段、こんなに崩れているんだ”と気づくことが、モチベーションにつながるはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年5月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年05月14日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、困っている人の立場になれる女性、「相手の気持ちを全力で受け止める女」になりきり。正論で追い打ちをかけず寄り添える人を目指そう!先日、子どもの予防接種のために病院へ行きました。すると、ものすごく困り眉になった受付の方に、「あの~、今日は予防接種がお休みなんです…」と言われたんです。こういう時、いつもなら自分に腹が立って“なんだよー!”とイライラするはずなのに、ネガティブな気持ちが一切湧いてきませんでした。理由を考えてみると、受付の方の表情が、“わざわざ予定を空けて来てくださったのにすみません”と、私の気持ちを汲み取ってくれたように感じるものだったからだということに気づきました。「今日、やってないですよ」と冷たいリアクションをされると、辛くていら立っていたかもしれません。相手に一切、落ち度はなく、予防接種ができない日を忘れていた私が100%悪いのに、正論で責めるわけでもなく寄り添ってくれる。表情や言い方ひとつで、こんなにも人の気持ちを変えられるんだと思い感動しました。そして、共感してもらうと、こんなにも気持ちがおさまるものなんだということも勉強になりました。もしかすると、受付の方は、私と同じように肩を落とすお母さんを何人も見てきていて、だからこそ、そういう表情ができたのかもしれません。素直に「出直します!」という気持ちになれる、「ベストオブ“今日やってないんです”賞」を渡したくなるくらい、本当に素敵な言い方でした…!人に寄り添えるようになるには、まず、相手の立場になってみる。すると、たとえばですが、書類に必要なハンコを忘れてきた人に「いや、ここに書いてありますよね」と、突っぱねたり、強くは言えないはず。ミスをして、すでに反省して落ち込んでいる相手に追い打ちをかけるのではなく、共感する。そうした大人の対応ができるよう、私も頑張りたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年5月4‐11日合併号。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年05月09日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、愛情を込めたことをきちんと伝える女性、「大切に育てたと胸を張る女」になりきり。愛を注いで作った食べ物は美味しさもひとしお!家族でイチゴ狩りに行った時のことです。最初にイチゴの摘み方を紹介するVTRを見て簡単な講習を受けるのですが、「私たちはイチゴを大切に育ててまいりました」というフレーズが、まるでサブリミナル効果のように、何度も何度も差し込まれていたんです。3~4分程度のVTRでしたが、見終わる頃には、食べるのがもったいないという気持ちに。ほかにも、「先だけを食べるのはやめてください」「ひと粒ひと粒、味わって食べてください」などのフレーズも登場し、とにかく、めちゃくちゃ大事に育てられたイチゴだということが伝わってきました。しかも、“愛を込めて育てたから、こんなに甘いんだな”と、農園の方の愛情も一緒に味わうことができたんです。私が行った農園は、ビニールハウスが何棟もあるくらいに大きく、たくさんの人が食べても余裕なくらいのイチゴがあり、一体、どれだけの愛情が注がれてきたんだろうと想像せずにはいられませんでした。そんなイチゴを来た人が美味しそうに食べる光景は、なんだか素晴らしいものでした。普段、「大事に育てました」と言うことって、なかなかないですよね。娘が結婚する時に親が「ふつつかな娘ですが」と言うことがありますが、それよりも、愛情を込めて育てたということを、ちゃんと伝えるほうが大事なのかもなと。私も娘が嫁ぐ時には、そう言おうと思っています。まずは、自分が大事に育てたものや、大事にしていることがあれば、ちゃんと言葉にして伝えるのが大切だと思います。ビニールハウスのイチゴも、何も言われなければ何も思わず、さらりと食べてしまった可能性が高いなと。スーパーで目にする生産者さんの写真やVTRを見て、伝え方を学ぶことにも役立ちそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年4月27日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年04月23日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、恥ずかしがらずにのろけられる女性、「リンゴを剥いてくれた彼を褒める女」になりきり。近い存在の人こそちゃんと褒めることが大事。先日、友だちとオンラインで話していた時のこと。妊娠したという報告を受け、彼女が「つわりが辛いんだよね…」と話しながら、突然、リンゴを食べ始めたんです。「それ、どうしたの?」と驚きながら聞くと、「旦那が剥いてくれた」と。しかも、「剥いてくれてありがとう。他のことも全部やってくれるし、本当にありがたいよ」と、私が見ている前で感謝の言葉を伝え、褒めたんです。まず、リンゴを剥いてくれる旦那さんの優しさが素敵だし、気持ちをちゃんと伝える友だちもすごい。しかも、相手の優しさを当たり前のことだと思わず、ちゃんと感謝する姿勢も素晴らしいですよね。でも、振り返ってみると、その子は昔から彼を褒めたり、のろけることができるタイプ。私は恥ずかしくて、どうしてもそういうことができないからこそ、尊敬せずにはいられません。もし、同じシチュエーションになったら、「友だちが見てる前だから剥いただけだよ!」みたいな言い方をしちゃいそう(笑)。以前、彼女に「夏子は旦那のこと好きなの?どこが好きなの?」と聞かれたことがあったのですが、褒めることに慣れていないし、こっぱずかしくて、「いやいやいや、好きだよ!」と言ったものの、「えーっと」と言葉に詰まってしまいました。しかも、彼女の旦那さんに会ったことがあるのですが、旦那さんも彼女のことを褒めていて。こういうことが自然にできる夫婦っていいなと思ったことを思い出しました。彼女のようになるためには、旦那や親など近い存在の人こそ褒めることが大事だと思いました。身内やパートナーを褒める人って、人間力も感じますよね。人前だからと恥ずかしがるのではなく、人前だからこそ言うべきなんだなと気づきました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年4月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年04月16日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人目につかずとも努力できる女性、「暗闇で極める女」になりきり。眠る前に自分と向き合う時間を作ってみよう!私の友だちが暗闇の中でエクササイズを行うジムに通っているのですが、めちゃくちゃムキムキでスリムな体になりました。彼女いわく、暗闇では周りの目が気にならないのでいいとのこと。できるだけ人目につくところで運動をして、「頑張ってるよ!見て!」と言いたい私からすると、人目につかないことを良しとする考え方が、まるで武士みたいでカッコいいなと思ったんです。しかも、その子が取り組んでいるダンス系のプログラムは、腕立て伏せからジャンプをして、ダッシュをするなど、ものすごく大変そう。スポットライトを浴びるのではなく、人目につかないところで努力を続けられるなんて、本当にすごいなと思いました。ジムのことを「暗闇」と呼んでいるのも羨ましい。言葉のイメージなのか、「キャッツアイ」感のようなカッコよさもあって、“私もいつか彼女のように暗闇に消えてみたい…”と思わずにはいられません。また、ジムに限らずですが、人が寝静まった頃に家で一生懸命トレーニングをしたり、暗いうちからお弁当を作るなど、暗闇で頑張っている人はたくさんいるし、そういう人もストイックで素敵だと思いました。暗闇というもののイメージが一気にポジティブになりますよね~。まずは、暗闇に身を置いてみることから始めてみるとよさそうです。家の電灯を消して運動をしてみるのもいいし、就寝前の電灯を消したタイミングに、すぐ眠らず、少し瞑想したり、自分に向き合う時間を作ってみるのもよさそうです。私自身、子どもを寝かしつける時に、暗闇の中で今日一日の振り返りをしたり、今週の動きを整理したりするのですが、その時間がすごく大事なんだと気づきました。携帯を見ず、暗闇の中でいろいろと考えてみてください~!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年4月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年04月09日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、月のサイクルを意識して暮らす女性、「月と共に生きる女」になりきり。満ち欠けを把握することが心身の状態を知るヒントに。4~5年くらい前から、整体と鍼で整えてくれるサロンにお世話になっています。そこの先生は、月の満ち欠けのサイクルを意識しながら生活しているんです。そのため、「今日は満月だから自分はこうなりそう」、その時どきの月を知ることで気持ちや体調を予測する。宇宙規模で自分のことを管理しているなんて、壮大ですごいですよね。それに、たとえイライラしても、“これは自分じゃなく今日の月のせいなんだ”と納得できると気持ちが楽になる。仕方ないなと思い詰めずにすみますよね。そうして自分を俯瞰できているからなのか、サロンの先生は、すごく落ち着いていて穏やかな雰囲気の方。私はこれまでまったく月を意識せずに暮らしてきたのですが、そんな先生を見て、“すごく大事なことなのかも…!”と思うようになりました。一緒にお仕事をした女優さんにも、「私、月を見るんです」という方がいて、案外、いるんだなと感じたことも。そして、私は今、サロンの先生がおすすめしてくれた月のハーブティーというものを飲んでいます。満月、下弦、新月、上弦という4種類のお茶が入っていて、月のサイクルに合わせていただくというもの。それぞれにハーブの種類や配合が異なり、味も違うのですが、すごく美味しいし、飲むと心が穏やかになり、調子がいいんですよね。月のサイクルに沿っているためか、1箱を飲み終わると、ちゃんと1か月を生きたなという実感も生まれるんです。それに、月を思いながら暮らすのは、かぐや姫じゃないですが、なんだかロマンティックでいいですよね(笑)。まずは月の満ち欠けをきちんと意識することから始めてみましょう。月のサイクルが書いてある手帳やカレンダーを活用すると、自然と目に入ってよさそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年4月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年04月03日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、家で楽しめる手土産を持ってきてくれる女性、「しゃぶしゃぶを持ってきてくれる女」になりきり。想像を超えた、美味しく嬉しい手土産に感動!先日、ハリセンボンの近藤春菜さんが家に遊びに来てくれました。その時、お昼を用意したほうがいいかなと思い、「ランチはどうします?」と相談したところ、「ううん、大丈夫。しゃぶしゃぶを持っていくから」と言われたんです。“え、どうやって?”と思っていたら、当日、段ボールを持った春菜さんが現れました。中には、高級なお肉と野菜、たれ、そしてシメのラーメンまで入っていました。そして、事前に「お鍋だけ貸して」と言われていたのですが、私が子どもの世話をしているあいだに、全部作ってくれたんです。そして、「これはゴマだれで食べると美味しいよ」とすすめてくれて、私はただ食べるだけという状態に。“しゃぶしゃぶのお店で働いていたんですか?”と尋ねたくなるくらい完璧な段取りで、あまりにも美味しくて、最高の贈り物をいただいたと思いました。ドラマの現場などに差し入れのケータリングが用意されることがあるという話は知っていましたが、まさか自宅でこんなにいいものが食べられるなんて、想像もしていなかったです。今は、なかなか外食をすることが難しい時期だし、人気のお店は予約が取りにくかったりもする中で、“お店に行って食べられないなら取り寄せよう”というアイデアを思いつくことも素敵ですよね。そして私に美味しいものを届けようと思ってくださったことも本当に嬉しかったです。しかも、食材は全部カットされていて、こちらに「私が切りますよ」と言わせない気遣いを感じました。ほかにも、旦那用の食材や、あとで第2弾ができるようスープが多めにされているなど、完璧な気遣いに感動してしまいました。人に気を遣わせすぎることなく喜ばれる手土産を選べるようになるには、日頃からお取り寄せ情報などを調べておくことが大事。実際、春菜さんはグルメで、いつも私が知らないお店に連れていってくれるんです。食へのアンテナを高く張っておきましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年3月30日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2022年03月26日皆さんは周りの人たちと上手く付き合えていますか…?中には人間関係がややこしくなったり、いらぬ恨みを買うことも…!?。 今回は実際に募集した対人トラブル体験談エピソード「友人たちの恋愛事情」をご紹介します!「友人たちの恋愛事情」私はかなりの人見知りで、学生時代は決まった人としか行動しないし、話すのもその人達とばかり…。他の人と積極的に関わろうとするようなタイプではありませんでした。仲のいい友達と…そのため、高校時代も仲のいい女の子達としか関わらず、同性だろうが異性だろうが他のクラスメイトとはあまり関わろうとはしませんでした。しかし仲のいい女の子達は私と違ってみんな明るく、異性とも積極的に関わるのでそれぞれ彼氏なども普通にいて高校生活を謳歌していました。私はというと別に彼氏が欲しいとかは全くなく、みんなとも仲良く生活できていたので特に何の問題もない日々を送っていました。ある日、不穏な空気が…ところがある時、私の周りの女の子達の仲がなんとなくギクシャクしはじめ、どことなく不穏な空気が漂うように。でもみんな私に対しては普通に優しいし、いつも通り仲良くしてくれるので、とても不思議に感じていたのです。しばらく経った頃1人の子がそっと私を呼び出して教えてくれたのですが、なんと私と仲がよかった女の子の内の3人が1人の男の子を巡って四角関係になってしまったそうなのです…。教えてくれた子はその四角関係になってしまっている人達の相談役だったらしく、全ての事情を知っていて私に教えてくれたのでした。私はそもそもその3人の内の1人がその問題の男の子と付き合っているという話は知っていたのですが、どうやら男の子の方が他の女の子2人にもちょっかいを出していつの間にかこんな面倒なことになっていたようなのです…。何とも言えない日々を過ごすことに…。結局その後もよくわからない四角関係は続き、私も知ってしまった以上はなんともいえない日々を過ごす事になりました。最終的には卒業式あたりで一応解決したような雰囲気でしたが、わざわざ仲間内でこんなことにならなくてもと思ったし、自分には関係がなくとも女の友情や男の人に対する考え方が変わる出来事でした。一人の男性を取り合う女友達たち…。投稿者さんは当事者ではないみたいでしたが、女の友情とはなんなのか…?と思ってしまうようなトラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月21日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、素早い動きで人をケアする女性、「涙を拭いてくれる女」になりきり。雑技団のように素早く動く写真館スタッフさんに感動。先日、下の子のお宮参りの時に写真館へ行ったのですが、カメラマンを含めた4名のスタッフさんが対応してくれました。下の子を担当する人は、一定のリズムを刻みながらガーゼをチュパチュパと口もとに当てている。上の子の担当の方は、おもちゃで対応していたのですが、突然、持っていたおもちゃをカメラマンに渡したんです。カメラマンは、「こっちでーす」と私たちの視線を誘導した瞬間、おもちゃを隣の人に渡し、シャッターを切るという連携プレーを見せたんです。一連の流れがあまりにも見事で、まるで最強の雑技団のような4人組だなと思いました。写真に写らないようにとはける時の俊敏さ、お互いを邪魔しない完ぺきな作業の分担ぶりに感動しました。どういう練習をすれば、こんなパフォーマンスができるんでしょうか。仕上がった写真は、ちゃんと子どもの目線がきていてすごかったです。私は、家族の思い出をより良いものにしようと頑張ってくれるみなさんの姿に感動し、泣いてしまいました。すると、カメラマンが「お母さんの涙を拭いてあげて」と言い、子どもをあやしていた人が鈴を置いて涙を拭いてくれたんです。そうしたケアぶりにも感動し、「ありがとうございます」と伝えました。大人になると、人に涙を拭いてもらうことはあまりないので、“なんて優しいんだろう”という気持ちに。対応してくれたスタッフの方の印象は、さらにポジティブなものに変わりました。タイミングよく涙を拭けるようになるには、いつでもすぐに動けるよう、きれいなハンカチと、ポケットティッシュを持っておくことが大事。ティッシュを畳んで渡せたら、より素敵だと思いました。ちなみに、私が毎日のように朝ドラを見て泣いていたところ、上の子が「えんえんした?」とティッシュを渡してくれるように。最近は、主題歌が流れるとすぐに言うのでドラマに集中できなかったりもするのですが、感動しました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年3月23日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2022年03月19日女優の本田翼が出演する、アダストリア・GLOBAL WORKの新CM「ウツクシルエットパンツ」編が、17日より放送される。新CMでは、春らしい色味のスタイリングで本田が登場。自分のシルエットに自信を持ち、明るく前向きな気持ちで楽しんでいる様子を映し出している。ピンクのセットを前に、ポージングを決めながら華麗に動きまわる本田の自然体な表情に注目だ。また、CM楽曲には3人組バンド・雨のパレードが書き下ろした「first step」を採用。同商品のコンセプトから着想を得て、「もっと自分を愛せるように」というメンバーの思いが込められた楽曲になっている。撮影では、モデルとしても活躍する本田が見事なポージングを披露。1テイク目からNGなしで、スケジュールを1時間以上巻くほどスムーズに進行した。あわせて、特設サイトでは本田の本質に迫ったリアルトーク映像も公開。普段語られることのない本音を垣間見ることができる。インタビューの途中では、本田の足元に虫が現れるハプニングも。しかし本田は表情を崩すことなく、冷静に撮影に臨んでいた。■本田翼インタビュー――2022年はどのような洋服のスタイルにチャレンジしてみたいですか?私服はカジュアルな服装が多いので、2022年はちょっと大人っぽい格好をしたいという願望があります! 風が吹いたときに髪がなびいてコートがなびいて、さっと風を切って歩くようなスタイリングに挑戦したいです。あとは、最近はジムに行き体づくりをしていることもあって、シルエットを魅せるようなコーディネートにもチャレンジしてみたいです。1年に1回は新しいことに挑戦したいので自炊や体のメンテナンスも頑張りたいと思っています。今年は大人なかっこいい女性になりたいですね、30歳になるので!――今回の撮影では全部で5種類のコーディネートを着こなしていただきましたが、普段洋服を選ぶときに大切にしていることは何でしょうか?「好きなものを着ること」を一番大切にしています! 一目惚れしたものや「かわいい!」と思ったものを選んでいます。洋服は体型を気にするきっかけでもあり、スイッチのような存在だと思っているので普段から体のラインを綺麗に見せられるよう、姿勢や洋服のシルエットに気を付けています。――今回のCMメッセージでもありますが、シルエットが決まることで、前向きな気持ちになった経験はありますか?決まらないときは本当に決まらないですよね……。だからパッとシルエットが決まったときはすごく嬉しいですし、「よし! 今日うまくいきそう」と思います。シルエットが決まるとその日1日のスタートからわくわくします!――この春、ウツクシルエットパンツを穿いてみようと思っている方々へ、メッセージをお願いします。カジュアルなテイストから大人っぽい雰囲気の服まで幅広いタイプに相性が良いので、ぜひ試してみていただきたいです! 私は特にピスタチオグリーンのカラーが合わせやすくてお気に入りです。ウツクシルエットパンツは穿くだけで下半身のバランスがすごくよくなるので、ぜひウエストインのスタイルで新しい春を迎えてほしいです!■雨のパレード 福永浩平コメント「first step」は自分のことを愛せるようになって欲しいという想いを込めた楽曲です。ウツクシルエットパンツのコンセプトを伺った際に女性に自信を持たせてくれる素晴らしいパンツだと思いました。そのコンセプトに共鳴し“自分のコンプレックスを自信に変えられる”そんな楽曲を僕も作りたいと思い制作にあたりました。春の軽やかさを表現したく、軽快なギターのカッティングやテンポの早い4つ打ちのビートで構成しました。CMで流れる曲の部分だけでも楽曲のコンセプトが伝わるようにと歌詞も含めかなり試行錯誤しましたが、ウツクシルエットパンツを穿き自分のことをより好きになっていき街を颯爽と歩く、そんな女性像を浮かべながら作詞にあたりました。制作中は何度も壁にぶつかることがありましたが、事前に頂いていたCMのダイジェスト映像に映る本田翼さんの弾けるような眩しい笑顔に助けられました(笑)。素晴らしいものに仕上がったと自信を持って言えます。ウツクシルエットパンツを穿き「first step」聴きながら胸を張って歩く女性が街に溢れてくれると嬉しいです。
2022年03月17日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、自分が嫌いな家事を人にさせない女性、「分別してプレゼントする女」になりきり。ゴミを捨てる時のことにまで気を遣った贈り物に感動!以前、私のマネージャーをしてくれていたIさんのお話です。もう、マネージャーの仕事は辞めているのですが、先日、Iさんのおばあちゃんのお誕生日をお祝いする動画を送ったところ、「お礼をさせてください」と。そうして届いたのが、紙袋にガムテープが貼ってあるものでした。“これ何…?”と思って開けると、紙箱に入った黒糖と石鹸と、お手紙が。そこに、「私が一番嫌いな家事は分別です。なので、おしゃれとは真逆ですが、そのまま捨てられる状態で送ります」と書いてあったんです。“嘘でしょ?”と衝撃を受けました。仕事ができるとは言われていた方でしたが、まさか、ここまでとは。実際、プラゴミなどはなく、すべて小さくまとめて捨てることができ、プレゼントってここまで分別した状態で渡せるものなんだと驚きました。たとえ見た目はおしゃれじゃなくても、“すぐ捨てられるじゃん”と嬉しかったし、手紙ですべて種明かしされる感じも素晴らしい。また、手紙には、「贈った黒糖を毎朝1粒食べると、私はイライラが軽減します」ということも書いてくれていて、今、私は麻薬のように黒糖を食べています(笑)。振り返ってみると、Iさんは私が忙しくなり始めた時に担当をしてくれていたのですが、当時にいただいたものはすべて、柑橘系の香りのアイテムなど、イライラを抑えてくれるものでした。私のことをちゃんと見てくれているんだと思ったし、今も変わらず、私が喜ぶプレゼントを選んでくれる。2年担当してくれただけで、すべてを把握してくれたんだと、あらためて感謝しました。Iさんのように気の利いた贈り物ができるようになるには、まずは自分がストレスになることを突き詰めること。そして、同じストレスを人に与えないようにしようという気持ちを持つことが必要だと思います。また、黒糖のように、自分の経験を踏まえて考えることが、喜ばれるプレゼント選びをするためには大事だと思いました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年3月16日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2022年03月13日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、不安な人を落ち着け、励ませる女性、「力強く大丈夫と言う女」になりきり。相手を安心させたいという気持ちを持つことが大事。第一子の出産は自然分娩を予定していましたが、あまりに痛かったため無痛分娩に切り替えたので、第二子の時も無痛にしようと決めていました。いざ生まれるという日になり、まだそこまで痛くないなと思っていると、麻酔科の先生が、「いや、すぐに痛くなるので」と、麻酔を打ってくれました。すると、先生の言うとおり、すぐに痛みが強くなりました。あまりにも痛く、麻酔を追加で打つことになったのですが、痛みで頭がおかしくなっていたせいで、「めちゃくちゃ痛いです!フルマックスで打ってください!」と、大声を出してしまいました。その後もずっと痛がっていたのですが、そんな私を見て、麻酔科の先生が「大丈夫、すぐに効いてくるから」と、きっぱりとした口調で言い切ってくれたんです。まるでドラマ『ドクターX』、大門未知子の「私、失敗しないので」のような言い方で、私はすごく安心できました。その先生のように、“本当に大丈夫なの…?”と心配させない、相手を安心させる言い方をすることって大事だなと思ったんです。しかも、出産が終わって、スタッフのみなさんと写真を撮ろうとした時には姿を消していて、自分の仕事が終わったら静かにいなくなる感じもカッコいい。それなのに、麻酔が切れそうなタイミングになると現れて、「大丈夫?」と聞いてくれる。私の体のことを全部わかってくれている感じもまた心強かったです。「出産中、いろいろと言ってすみませんでした」と謝ると、「大丈夫、大丈夫!ずっと面白いことを言ってたから。面白い出産だったね!」と力強く言ってくださり、「あのお産でよかったんだ」と安堵しました。先生のように力強く言い切れる人になるには、経験を重ねて身についた自信がもちろん大事ですが、“相手を安心させたい、落ち着かせたい”という気持ちも大切なのではないでしょうか。私も人に対して、「大丈夫だよ!」と大きな声で言える人になりたいです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年3月9日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2022年03月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、時代に合ったギフトをユニークに渡せる女性、「ハチミツを贈る女」になりきり。贈り物と添える言葉、両方のチョイスが大事!このあいだ、友だちが「免疫をプレゼントします!」と言って、贈り物をくれました。何だろうと思いながら開けると、そこには、ハチミツが…!「素敵なものをいただいてすみません」と感謝の気持ちを伝えると、「私は買っただけ。一番大変なのは、蜜を集めたミツバチなの」と言われました。まず、最高だと思ったのは、言葉のチョイスです。今は、何よりも免疫力が大切な時期だから、「免疫をプレゼント」という言葉が響くし、「私じゃなくてミツバチに感謝して」というセリフからは、ハチミツをすごくいいものだと思っていることが伝わってきます。たしかに、ミツバチのことを考えてみると、あの小さな体で飛び、蜜を集めている。私がもらった銀座で採れるハチミツは、ミツバチが浜離宮まで行って採ってきたものだという話を聞き、“そんな遠くまで行くんだ!”“なんて健気なんだろう…”とも思いました。すごくありがたいし、素敵なものが手に入ったという気持ちにさせてくれるのがいいですよね。それに、実際、ハチミツは体によく、コーヒーやお茶に入れたり、ハチミツレモンを楽しんだり、料理に使ったりと便利なアイテム。また、みかんやりんごといったフルーツ風味のものや、マヌカハニーなど種類もさまざま。産地によって味や香りが違うなどバリエーションも豊かなので、食べくらべをしてみるのも楽しそうですよね。私も友だちの真似をして、プレゼントとして贈る機会が多くなりました。まずは、ハチミツに触れる機会を増やしてみることが第一ですよね。ハチミツを採取してそうな全国の観光地を訪れた時に、道の駅など地のものを売っているショップをチェックしてみると出合えそうです。地元の方に、ミツバチがどんな場所から採取してきているかを聞いてみても面白いはず。また、専門店に足を運んで、種類だけでなく、どんな料理に合うのかなどを教えてもらうと、さらに興味がわきそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年3月2日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2022年02月27日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、空間を観察してすぐに動ける女性、「何個も目がある女」になりきり。料理のサーブと子どもの両方に対応する姿に感動。以前、家族で「リゾナーレ八ヶ岳」に行った時、ホテルの中にあるレストランで、子どもと一緒に食べられるフルコース料理をいただきました。普段、なかなか子どもを連れていくことがないので、すごくありがたいなと。席に着くと、子ども用の食器を出してくれたのですが、子どもがそれを手にして遊び始め、“これはまずい”と思った瞬間、すかさずスタッフの方が「アニメのDVD見る?」と言ってくださったんです。すると子どもは夢中になり、私たちはゆっくりと食事をすることができました。しかも、DVDが終わるや否や、「他のアニメもあるよ」と、次の作品を見せてくれる。フルコース料理は、食べる速度を見ながら、いい塩梅で次の一品が出てきますが、子どもに対してもタイミングよく対応してくださる。その姿に感動しました。DVDの後にも「お絵かきする?」と言って塗り絵とクーピーペンシルを用意してくれるなど、食事をする空間でできる最大の遊びが、どんどん提供されていく。その充実ぶりはとんでもなく、子どもが席を立つことなく、最後の料理までちゃんとたどり着くことができました。また、下の子どもが泣いた時には、「赤ちゃんの泣き声で気持ちがわかるアプリがあるのを知ってますか?」と声をかけてくれました。親が焦らずにすむアイテムを用意してくださる姿に、すごくホッとできました。料理だけでなく、子どもの動きまで見て、親に気を配ってくれるスタッフさんたち。一体、目がいくつあるんだろうと、高い観察力を感じました。そんな視野が広く、対応力を持った人になるには、空間全体をしっかりと見ること。さらに、次に何が起こってもいいよう、常にシミュレーションをして万全の準備をしておくことが大切だと思います。また、赤ちゃんの泣き声アプリのように、プライベートで得た情報を仕事で活かすという、仕事への積極的な姿勢やモチベーションも大事だと感じました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年2月23日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2022年02月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、大変な人を助けるギフトを選ぶ女性、「炊き込みご飯の素をプレゼントする女」になりきり。家事をラクにする美味しい贈り物は嬉しいもの…!出産祝いに、ママ友から「茅乃舎」の炊き込みご飯の素をいただきました。10食分くらい入っていて、「にんべん」のお味噌汁も一緒に。「お返しはいらないからね」という、気遣いの言葉もセットでした。具材がたっぷり入った炊き込みご飯は、おかずが一品、増えるようなもの。お米と一緒に炊くだけと手軽なのに、いろいろな栄養を摂ることができますよね。子どもも喜んで食べるし、おにぎりにして冷凍しておくとおやつにもなるので、ものすごく助かっています!私は素を使って作ったことしかないですが、自分で一から作るとなると、手間がかかりそう。“子どもが生まれてすぐの大変な時期だから、これで手を抜いてね”というママ友からのメッセージを感じられたことも嬉しかったし、食べるたびに、いただいたママ友に対する“ありがとう~!”という気持ちも湧いてくる。具材の種類もいろいろあるので飽きが来ないのもポイント。日持ちもするし、本当にいいプレゼントだと、しみじみ感じました。お掃除サービスのチケットなどもそうですが、家事が楽になるアイテムのギフトはすごく助かるし、私も真似するようになったんです。そんな、大変な人を助けられるギフトを贈れるようになるには、これまでにもらって嬉しかったものや、“これがあったおかげで、家事が楽になった!”と感じたものを、周りの人にリサーチしてみるとよさそうです。また、炊き込みご飯の素をプレゼントしてくれたママ友は、以前、「離乳食にいいよ」と、とうもろこしを粉末にしたフレークの存在を教えてくれたこともありました。「そのままスープにしてもいいし、野菜と一緒に食べると甘みが出ていいよ」と。きっと彼女は、日頃から、そうした家事や育児を少しでも楽にするライフハックを調べ、たくさん知っているのだと思います。そうしたテクニックを積極的に探して、生活に取り入れてみることも大事なんだと思いました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年2月16日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2022年02月12日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、相手のために面倒な動きができる女性、「しゃがませない女」になりきり。よく使うものを収納の下段に入れて足腰を鍛えて。妊娠中、動作として何が一番辛いかというと、しゃがむことです。たとえば、100円玉を落とした時に、“これ、拾わなきゃいけないのかな…”と、ずっと見つめてしまうくらいのレベル。いつも、“100円分のしゃがみです!”という気持ちで、気合を入れてしゃがんでいます。子どもが生まれて抱っこ紐をつけている場合も同様です。そういう時に、「いいよ、いいよ、妊婦なんだから!」と、さっと拾ってくれる友だちがいて、なんて優しいんだろうと思いました。そもそも、しゃがむことは面倒くさく、労力がいる行為。私はバスルームで足を洗う時も足を浴槽の縁に置いたりと、できるだけしゃがまずに生きている。一方で、誰かのためにしゃがめる人がいるんですよね。ごはんを食べに行った時など、ほかの人が机の下に落としたものを機敏に動いて取ってくれる、“くノ一やってた…?”みたいな人は、ありがたいしカッコいい。瞬発力があって、配慮が行き届いています。一瞬でも“拾わなきゃ…”と考えることなく動けるというのは、どんな生活をしていたら、そうなれるのかと尊敬せずにいられません!現代の生活では、洋式トイレだったりと、しゃがまないことに慣れてしまっているので、まずは足腰を鍛えることが大事なように思います。久しぶりに屈伸運動をすると脚がパキパキいいますから。スクワットをしたり、収納の下段の方によく使うものを入れることで、自然としゃがむ機会が増えると思います。私はキッチンの下段の引き出しにお皿を入れていて、いつも“くそー!”と思いながら出していますが、あえてカルマのように自分に課すことが大事。あとは、陸上のクラウチングスタートなど、機敏な動きをしている人を見たり、“今ここにモノが落ちたらこういうふうに拾おう”と、イメージトレーニングをしておくのもよさそう。いざという時に、躊躇することなく、しゃがむことができるはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年2月9日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2022年02月03日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、ママ目線でグッときたいい女を実演。今回は、子ども時代に楽しんだおもちゃを贈る女性、「お手玉をあやつる女」になりきり。昔ながらのおもちゃは想像力を鍛えられます!このあいだ、友だちが私の子どものために100円ショップでお手玉を買ってきてくれたんです。もちろん、子どもは遊ぶのが初めて。私自身、何年ぶりに手にしたんだろうなと、しみじみしました。友だちがお手玉を買ってきてくれたのは、私の「子どもが物を投げられるようになった」という話を聞いて、「お手玉なら投げても大丈夫じゃない?」と思ったからだそうです。いまだにお手玉を置いている100円ショップのラインナップもすごいですよね。どうやって遊ぶのかなと思って友だちを見ていたら、おままごとをする時にお茶碗に入れて、ご飯に見立てたり。また、頭の上に乗せて歩く、どっちの手に入っているかを当てる、「これ、あの人に渡してきて」と伝えるなど、たくさんの遊び方を提案してくれました。投げるだけじゃなく、いろいろな使い方ができることに感心したし、アイデア次第で、ずっと遊び続けられるおもちゃっていいなと思ったんです。想像力が鍛えられ、頭も柔らかくなりそうだなと。その友だちは、口にくわえて息を吹き込むと伸びる「吹き戻し」を買ってきてくれたことも。今はデジタルのゲームが多く、昔からのおもちゃに触れる機会が少ないので、すごくありがたいなと思いました。充電をする必要もないし、手軽に遊べるところもいいですよね。実際、吹き戻しを見た子どもは、「わー!」と喜び、すごくいいリアクションをしていました。でも、子ども時代を振り返ってみると、自分も同じように楽しんでいたなと。私も、友だちの子どもにプレゼントしてみたいと思いました。まずは、自分が小さい時にしていた遊びや、おばあちゃんの家などでやっていたことを思い出してみる。電池を入れるゲーム以外で何を楽しんでいたかを振り返ると、ヒントになりそうです。けん玉や、あやとりもいいですよね。紐一本で、こんなにもいろいろと楽しめる遊びを編み出した人は、本当にすごいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年2月2日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2022年01月29日うちのダメ夫
あの日、私はいじめの加害者にされた
東京マウントガールズ