“スヌーピー”初のCG/3D映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』が11月17日(火)、東京・品川ステラボールでジャパン・スペシャル・イベントを開催。スペシャル・アンバサダーとしてスヌーピーのことを大好きな前田敦子が、なんとウッドストックをあしらったゴンドラで舞い降り、拍手喝采を浴びた。『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は、スヌーピーのキュートでくるくる変わる表情が楽しめ、今まで知らなかった多彩な魅力にもフューチャーした作品。もちろん、飼い主のチャーリー・ブラウンとの温かい絆も描き出す。観客の度肝を抜き、舞台の上から登場となった前田さんは、ゴンドラ体験について、「ずっと上に一人でいたので、降りてこられてほっとしています」とにこやかに話し、さらには「私は毎日スヌーピーと過ごしているくらい大好きなので、今日はファン代表として来ました。早く3Dで観たいです!」と、場内のボルテージを上げていた。また、チャーリー・ブラウンの声を担当した鈴木福くんは、演技について「チャーリー・ブラウンはすごい喜怒哀楽が激しくて、難しかったりしました」とはにかむと、監督を務めたスティーブ・マーティノから“グー(親指を立てる)”サインをもらい、福くんの前髪をくるっと分けさせたチャーリー・ブラウン仕様の髪型についてもいたく気にいったようで、大喜びしていた。さらにはサプライズで監督が筆と墨の習字セットでスヌーピーの絵をその場で描きあげたり、日本版のエンディング曲をかきおろしたシンガーソングライター・絢香がオリジナル楽曲「A Song For You」を初披露するなど盛りだくさんな内容に、出演陣も集まった観客も夢見心地の様子だった。イベントには、このほか芦田愛菜&小林星蘭&谷花音ら日本語吹替声優を務める子役陣に加え、“ピーナッツ”の生みの親チャールズ・M・シュルツの息子が登壇した。『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は12月4日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE 2015年12月4日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.Peanuts © Peanuts Worldwide LLC.
2015年11月17日世界中で親しまれ愛され続けている“スヌーピー” 初のCG/3D映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』。この度本作のスペシャル・アンバサダーを務める「元AKB48」の前田敦子のコメント入りTVスポットが解禁された。妄想好きなスヌーピーが、パイロットの“フライング・エース”となって大活躍!宿敵レッド・バロンを倒すべく大空へと飛び立ちミッションに挑む。そして飼い主のチャーリー・ブラウンやその仲間たちが織り成す心温まる物語も展開される。さらに注目したいのが学校に転校してきた“赤毛の女の子”とチャーリー・ブラウンとの淡い恋模様。本作はチャールズ・M・シュルツが生み出し、製作は、映画『アイス・エイジ』シリーズで知られているブルー・スカイ・スタジオ、音楽は世界中を席巻した『アナと雪の女王』を手掛けたクリストフ・ベックと豪華スタッフ陣が集結している。今回解禁された映像は、エンディング曲の絢香の「A Song For You」に乗せて本作のスペシャル・アンバサダーを務める「元AKB48」の前田さんがコメントを寄せるTVスポット。ひと足早く鑑賞した前田さんは、本作を「スヌーピーの存在の大きさ、かけがえのなさを実感できる盛りだくさんな映画」と語り、大好きなスヌーピーは「しゃべれないのに感情表現が豊かで、とにかくかわいい!」と大絶賛。「犬なのに人間以上の能力があるのではと思うぐらい多才で、仲間たちみんなを見守ってくれている存在だと気付いた」と、映画でスヌーピーの新たな魅力を発見した様子。また、本作のキャラクターたちはみんな子どもだが、どこか大人びた印象的なセリフが多いところも見所のひとつ。「大人になると、キャラクターたちが実はすごく良いことを言っていることがわかる」として、かわいいだけではない深みのある本作の世界観に、大きな魅力を感じているようだ。『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は12月4日(金)TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月13日「AKB48」の峯岸みなみが来春公開予定の『女子高』にて初映画主演を務めることが決定した。併せて高田里穂、泉はる、中山絵梨奈らも出演することが分かった。深夜の学校に同窓会で集まった6人の女達。再会を喜び、楽しい時間も束の間、停電が起こり、暗闇の中で一発の銃弾が放たれる。再び電気がつくと、同級生の1人が胸を撃ち抜かれ殺されている。異常な状況の中、女達はお互いに疑惑の目を向けパニックに陥る中、全員の携帯に「犯人は誰だ?」というメールが送られてくる。差出人の名前は、「NATSUMI SHIRAKAWA」その名前に女達は愕然となる。何故なら、白川夏美は7年前の夏に死んでいたからだ。女達はこの事件が7年前の事件と結びついていることに気付き、女子高生だった時の記憶を頼りに事件を解決しようとする――。『リアル鬼ごっこ』の山本浩貴が監督を務める本作は、少女たちが最も輝いていた青春時代をふり返りながら、事件を解決していくという、いままでにない新感覚のミステリードラマ。主人公・高橋香月役を演じるのは、「AKB48」の峯岸みなみ。『もしドラ』で映画には出演していたものの、主演は本作が初となる峯岸さんは「すごくビックリしました。撮影が始まってからもずっと、ドッキリなんじゃないかと思っているくらい、何で私だったんだろう?という驚きがすごく強かったです」と初主演に驚きを隠せない様子。また「個性的なメンバーが揃う中で、香月は普通の子だなという印象を受け、それが私とすごく似ていてもどかしいというか、共感できる部分がたくさんありました」と自身の役どころについて語った。本作はミステリーという事もあり、撮影現場の雰囲気はピリピリしているかと思いきや、峯岸さんは「休憩時間はファッション雑誌を読みながら話したりして、女子高ってこんな感じなんだろうなっていう空気を味わえています(笑)。あぁ青春ってこんな感じなのかなって、撮影の合間も楽しく共演者の方々と過ごしています」とコメント。そして本作では、注目の若手女優が多数出演しているのも注目のひとつ。物語の鍵を握る橘美冬役には、「仮面ライダーオーズ/OOO」(テレビ朝日)、11月には『劇場霊』の公開も控えるなど、人気上昇中の高田里穂が務める。また、「non-no」(集英社)の専属人気モデルの泉はるや、11月から放送のドラマ「南くんの恋人~my little lover~」(フジテレビ)への出演が決まっている中山絵梨奈も出演する。ほかにも、北山詩織、寒川綾奈、潮美華など今後の活躍が期待される若手女優が出演する。男性キャストでは、数々の映画・ドラマに出演する阿部亮平や演技派俳優の風間トオルが脇を固めている。現在、撮影の真っ只中であり、近日中にクランクアップを迎えるという本作。そんな中峯岸さんは「私のことは嫌いでも、映画『女子高』は観にきてほしいなって思います(笑)」と前田敦子の言葉をもじって作品への意気込みをコメントしていた。『女子高』は2016年春、公開予定。(cinemacafe.net)
2015年10月10日俳優・松田龍平がモヒカン頭で主役を務め、その恋人役を前田敦子が演じる『モヒカン故郷に帰る』。この度、本作の主題歌を細野晴臣が手がけることが決定。主題歌「MOHICAN」が流れる特報映像が解禁となった。プロのバンドマンを目指し上京した永吉は、恋人・由佳が妊娠することをきっかけに、故郷・広島へ報告がてら数年ぶりにのらりくらりと帰ることになる。永吉が帰郷すると相変わらずのうるさい頑固おやじ・治がそこにはいた。治は、息子の帰省に悪態つきながらも、孫が生まれることが嬉しくてたまらず、島民たちに声をかけ、その夜大宴会を開く。しかし、その宴会の途中、永吉は治が倒れているのを発見。病院に運ばれる治、検査した結果、癌で余命宣告を受ける…。永吉は残された日々、どうすりゃいいか分からない、だけどおやじの喜ぶ顔が見たい!その一心で奮闘する。が、結局空回り…。残された時間、息子はおやじになにができるのか――。『横道世之介』『滝を見にいく』の沖田修一がオリジナル脚本でメガホンをとる本作。松田さん&前田さんのほかにも、父親役に柄本明、母親役にもたいまさこ、弟役に千葉雄大らがキャストに名を連ねている。今回、主題歌を担当する細野さんは『グーグーって猫である』以来8年ぶりのこと。さらに、2013年にアルバムカバー・アルバム「Heavenly Music」のリリースはあったのものの、新曲の発表は4年ぶりとなる。以前から大ファンであったという沖田監督のラブコールを快諾した細野さんは、監督とのディスカッションを経て楽曲を制作。映画と同じくゆったりとグルーヴ感で「Daddy、Oh My Daddyおいらはモヒカン」と歌われる楽曲「MOHICAN」は、松田さんのモヒカン姿にインスパイアされたそうだ。完成した楽曲を聴いた沖田監督は「思わず笑ってしまうほど、素晴らしい主題歌を頂きました。細野さんにこの詞を歌わせていいのか、と畏れ多くも嬉しい気持ちでいっぱいです」と語り、松田さんは「島に住んでいるような、浮遊感のある心地の良い曲だと思いました。映画の雰囲気にぴったりで僕も嬉しいです。ぜひこの曲と共に余韻を楽しんで下さい」と両者とも絶賛のコメントを寄せている。そしてこのほど、細野さんの楽曲が流れる特報映像が公開。松田さんのモヒカン姿はもちろん、柄本さん&もたいさん演じる両親にどやされる松田さんや、「まじ妊婦辛ぇわ」と吐露する前田さんがなんともコミカルだ。まずはこちらの映像から、本編のゆったりとした雰囲気を覗いてみて。『モヒカン故郷に帰る』は、2016年3月より広島にて先行、4月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月09日近年AKB総選挙では「中華砲」と呼ばれる大量の中国人票が力を示しており、日本の女性アイドルが中国でも人気を得ていることがうかがわれる。そこで前回の日本の男性アイドルに引き続き、今回は中国版ツイッター「ウェイボー」に日本の女性アイドルがどの程度登場しているのかを調べてみた。○やっぱりAKB48がナンバーワン!まずはAKB48グループ、乃木坂46、ももいろクローバーZを検索してみた。結果は以下の通りである。なおAKB48の48を記載しない人も多いため、AKBのように数字を抜いた名称で検索している(2015年9月7日調べ)。AKB485,453万6,000ヒットSNH483,142万6,619ヒットNMB48592万8,600ヒットSKE48535万4,359ヒット乃木坂46321万8,462ヒットJKT48907ヒットHKT48803ヒットNGT48797ヒットももいろクローバーZ328ヒットトップに輝いたのはAKB48、次点は中国上海を拠点とするSNH48、この2グループが3位以下に大きく差を付けた結果となった。しかし、前回調べた「嵐」の2億2,198万4,490ヒットと比べると、あれだけAKB総選挙で存在感を見せている割には数字が低いように感じる。○え? 「中華砲」のあの人が一番じゃない??では、AKB48の中では誰の人気が高いのだろうか。AKB48はメンバー数があまりに多いため、2015年のAKB総選挙の上位10人に大島優子さんと前田敦子さんを加えた12人で検索してみた。その結果がこちらだが……大島優子751万4,531ヒット柏木由紀545万3,737ヒット島崎遥香226万9,205ヒット松井珠理奈211万6,416ヒット宮脇咲良992ヒット前田敦子892ヒット山本彩862ヒット高橋みなみ786ヒット横山由依 784ヒット宮澤佐江757ヒット指原莉乃479ヒット渡辺麻友414ヒット○日本人の知らない愛称がいろいろあれだけ「中華砲」を騒がれた指原莉乃さんと渡辺麻友さんが400台という予想外の結果となった。こんな数で「中華砲」を撃てるはずがないので、愛称を使っている人の方が一般的なのかもしれない。そこで、指原莉乃さんと渡辺麻友さんの2人を愛称で検索し直してみた。指原莉乃指皇(総選挙で1位になったところから来ているらしい愛称)926ヒット撒西(さっしー)162万1,871ヒット渡辺麻友麻友友(まゆゆ) 886ヒット馬玉玉(まゆゆ) 878ヒット麻油醤(まゆちゃん) 713ヒット渡辺麻友さんについては「麻油」という愛称もあるが、これは「麻油(ごま油)」と判別し難いために除外した。指原莉乃さんはいささか納得のいく数字が出てきたが、渡辺麻友さんはどうにも理解し難い。もっとよく使われている愛称があるのか、あるいはAKB48ファンはウェイボーとはまた別の交流ツールを使っているのか……。にわかには踏み込めない、ファンの道の深さを思い知った結果となった。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年09月09日全米始め全世界57か国で1位を獲得し、4億ドルを突破する大ヒットとなっている、ドウェイン・ジョンソンの主演最新作『カリフォルニア・ダウン』。本作で、ドウェイン演じる“絶対にあきらめない”父親が守り抜く娘役を演じているのが、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』などで知られるアレクサンドラ・ダダリオだ。彼女は、ハリウッドでいえばクロエ・グレース・モレッツやキーラ・ナイトレイ、日本でいえば前田敦子、堀北真希、綾瀬はるか、柴咲コウなど、顔のパーツが中心に集まる“求心顔”美人のニューフェイスとして注目を集めている。「娘を守りたい…」。極限の状況下で“絶対にあきらめない”父親が愛するものを守り抜く、かつてないアクションムービーとなる本作。救難ヘリコプターのパイロットで、娘の救助に向かう主人公レイには、2013年最も興行収入を稼いだ俳優第1位を獲得した“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソン。その娘で、日々明るく生きる快活な女子大生ブレイクを演じるのが、アレクサンドラ。母親の再婚相手とともにサンフランシスコに向かった彼女は、そこで巨大地震に襲われてしまう。父に助けを求めるものの、その助けを待つ間も襲いかかる災害。しかし、ブレイクは、父親譲りの持ち前の正義感と行動力で生き抜くために奮闘を続けていく。アレクサンドラは、自身が演じたキャラクターについて「彼女は、何事にもめげない強靭な精神の持ち主で、いかにも“ザ・ロック”の娘!というクールな役どころね。若い女性の理想形なんじゃないかな」と分析。また、共演したドウェインについて「彼は本当のプロだけど優しい人。貴重な体験だった。彼の娘なんてカッコいいでしょ! まるで本当に強くなったみたいな気がしたわ。実際の何倍もね(笑)」と楽しげにふり返った。本作ではCGを駆使しつつもリアリズムを追及するため、キャストたちは数多くのスタントをこなしたというが、もちろんアレクサンドラもその一人。「私は肉体を酷使するスタントが大好きなの!やりがいがあるわ。スタントの撮影経験はあるけど、水の中で泳ぐのは初めてでどうなるのかワクワクした。やってみるとすごくおもしろい経験だった」と明かし、続けて、ある緊迫のシーンでは「あれはうその演技じゃないの。だから迫力が画面にそのまま出て、最高のデキになったわ」とその仕上がりに満足している様子だ。そんなアレクサンドラについてドウェインは、「強いけれど、か弱く肩入れしたくなる雰囲気が彼女にある。稀な才能だ。“場外ホーマー”だね」と大絶賛。また、監督のブラット・ペイトンも「彼女は素晴らしかったよ。とても一生懸命だった。そしてとても成長し、これまでで最高の演技の一つを見せてくれたと思う。彼女は本当に役にのめり込んで、見事な演技を披露してくれた」と賛辞を贈る。2012年度「世界で最も美しい顔100人」ランキングで最高3位にも選ばれた、ハリウッドのニューフェイスともいえるアレクサンドラ。その顔をよく見ると、全体的なパーツが中央に寄っている求心顔美人であることが分かる。本作ではタンクトップを爽やかに着こなし、そのスタイルの良さも目立つ彼女は、女子の憧れの求心顔と女優としての度胸と実力も備え、ブレイク間近といえそうだ。『カリフォルニア・ダウン』は9月12日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日中村獅童、上田竜也、前田敦子らが出演する舞台『青い瞳』の製作発表が8月28日、都内にて行われた。ひと筋縄ではいかない人間の心理を繊細に描き、次世代に多くの影響を与えている劇作家、岩松了の新作。戦場から帰還した青年を主人公に、戦争の意味を観客に問いかける作品になる。舞台『青い瞳』チケット情報“帰還兵”をテーマにしたことについて、岩松は次のように語る。「戦争というものは、みんなが悪いことだとわかっていながらなぜ終わることがないんだろうというのが、自分の中で問題だった。そのことをずっと考えていくと、帰還兵というものが戦争の問題をかぶってしまう後遺症のような存在であり、非常に大きなドラマになりうるなと思った。例えば家庭では母親が絶対的な存在だったのに、戦場に行くとそれが絶対ではなくなるという価値観に変わっていく。戦争云々は契機であって、人が何らかの状況になった時に価値ががらっと変わってしまう、何か構築された世界が崩れて、それが本人の苦悩になっていく。それは普遍性のある問題ではないか」。作品のテーマとともに「ずっと前からこういう話をやりたいと思っていた」と話し、熱い意気込みを語った。その物語の中で、主人公の帰還兵ツトムを演じるのが中村獅童。岩松とは2008年の『羊と兵隊』以来のタッグとなる。「尊敬し、大好きな岩松さんとまたご一緒させていただくことが非常に嬉しい」と話し、「前回は岩松ワールドに飛び込んで、自分の知らない世界を勉強しようという気持ちが強かった。岩松さんは「岩松さんの書いたセリフを言えることが嬉しい」という気持ちにさせてくださる作家さん。今回もとても楽しみ」と出演を喜ぶ。出演に勝村政信、伊藤蘭ら岩松作品の常連が顔を揃える中、初参加するのが上田竜也と前田敦子。上田は「岩松さんの何気ないセリフがとても大好きなんです。さりげなく言った言葉がとても自分の心に刺さったりする」と岩松作品の印象を語る。また舞台出演2本目となる前田は「昨年初めてシアターコクーンで舞台デビューをさせていただいた。また同じ場所に帰ってこれて嬉しいです。岩松さんの作品は、とてもその世界観にひきこまれる。いつも観ていて「うらやましいな」と思っていた世界」と、参加を楽しみにしている様子。前田は獅童扮するツトムの妹ミチル役。獅童も「自分はひとりっ子なので、こんなにかわいい妹がいて嬉しい」と話していた。公演は11月1日(日)から26日(木)まで東京・シアターコクーン にて上演。チケットの一般発売は9月12日(土)午前10時より。なお、チケットぴあではチケットの電話先行抽選を特別番号0570-02-9547にて、9月1日(火)11:00まで受付中。
2015年08月31日元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏ら各界の著名人が、原発テロを描いた映画『天空の蜂』(9月12日公開)に関してコメントを寄せた。同作は堤幸彦監督がメガホンを取り、俳優の江口洋介と本木雅弘が初共演する映画。作家・東野圭吾氏が1995年に発表した同名小説を原作に、原発テロ事件とその危機に立ち向かう人々の"8時間の攻防"が描かれる。映画の舞台は1995年8月8日の日本。最新鋭の巨大ヘリ「ビッグB」が一人の小学生を乗せたまま、福井県内の原子力発電所「新陽」の真上に静止する。遠隔操作によるハイジャックを実行した犯人は"天空の蜂"と名乗り、「日本全土の原発破棄」を要求。従わない場合は大量の爆発物を搭載したビッグBを原子炉に墜落させると予告する。原発の恩恵と危険性、翻弄されるマスコミ、人々の心理状態など、劇中で描かれるシーンの数々は現実とも重なり合う。2011年に発生した東日本大震災とその後を予見したような内容であるため公開前から注目を集め、試写室の連日の混雑ぶりにもそのことが表れている。一足早く作品を観た著名人から、その感想が届いた。堀江氏は、本作を「原発推進派は原発がゼロリスクでなく時には事故が起きることを正直に告白した上で有用性を主張すべきだし、反対派は感情論で何でも反対、どんな手段を用いても阻止すべき的な短絡的な動きをしてはならないよ、という戒めの映画」と説明。「その裏には感情を表に出さず黙々と働く、しかし時には非難を恐れて自分の意見を言わない卑怯な大衆が隠れている。言い訳を許さない映画」とも評している。「経済や強い力に依存する国民性や、そこに潜む『沈黙の怖さ』を、20年前に原子力の問題と絡めた物語をこの時代に映画化したことが画期的です」というのは音楽プロデューサーの小林武史氏。「フクシマ以前だからこそ、逆に伝わってくるエソラゴトの怖さは、人間を置き去りにして進みかねない科学や経済や政治の怖さでもあります。時代は懲りずに繰り返します。必見」と呼びかける。俳優陣からは「安易な臭いがしない映画である 安易な褒め言葉が似合わない映画である。 映画屋が作った、本物の映画である」(坂上忍)、「最後まで真相が分からず、ハラハラドキドキしました。親子・家族・同僚などさまざまな人間関係のなかで、いろいろな感情が切なかった」(福士蒼汰)、「壮大なテーマの中に激しいアクションシーンがあり、ハラハラしながらも親子の絆、同僚への信頼、大切な人への愛が描かれており、お互いへの思いが深まるすてきな作品です」(前田敦子)、「信じられないほど美しい緊張感と緊迫感。物語の幕が開いてすぐに、涙が止まらなくなり、後半は一時も目が離せない。いろいろなことがおかしい今の日本…たくさんのことが悲しい"今"に、観るべき…渾身の一作」(広末涼子)など。また、木下優樹菜が「手に汗握るだけではなく、体中から汗が湧き出るうえに涙無しでは見られないのでバスタオルを用意してください! フジモンには湯原(江口さん)と三島(本木さん)のように、仕事においても人生においても自分がこう!と思った信念を貫き通してほしいと思います!」、藤本美貴が「日本が直面している問題を描いた作品。今を生きる私たちにとって重要なテーマで、未来を作っていく子供たちにも伝えなければいけないと思いました。家族のために頑張っているお父さんたちをもっと応援したい気持ちになりました」とコメントを寄せるなど、ママタレントにも話題は広がっている。(C)2015「天空の蜂」製作委員会
2015年08月07日‘70年に連載がスタートし、‘72年にアニメ化された、吉沢やすみさんのマンガ『ど根性ガエル』。カエルのピョン吉が原っぱにいたところに、中学生のひろしがつまずいて転倒。なぜかピョン吉はひろしのTシャツに張り付き、“平面ガエル”として生きていくことに…という、ギャグマンガです。現在、日本テレビのプロデューサー・河野英裕さんが、“実写”でドラマ化するという難題に挑戦中。主演は松山ケンイチさん!「土曜9時のドラマは、世代を超えて、幅広く見てもらえる作品を放送したい枠。今回はそういうドラマを、松山ケンイチさんとやりたい、と思ったことがスタートですね。彼は本当に芝居が上手い人なので、シリアスな重い作品でじっくり見せることもできるんですが、でも夏だし、“楽しかったね、笑えたね、見てよかったね!”っていう、コメディがいいかなって。じゃあみんなが知っている作品がいいかも…と思っている中で、ふと『ど根性ガエル』が浮かんできたんです」河野さんはこれまで、『泣くな、はらちゃん』や『妖怪人間ベム』『Q 10』など、“人間界に不思議な存在がやってくる”というドラマを多く手がけてきた人。「個人的にそういうのがすごく好きなんです。変なヤツがやってきたことで人間が右往左往する様子を描いたり、その変なヤツからの視点で人間を描いたりするのが(笑)。今回はピョン吉というカエルが、その“変なヤツ”である、ということです」成長して30歳にはなったものの、ひろしはなんと無職。それを松山さんが演じることにも驚いたが、何より衝撃的だったのが、ピョン吉、というかカエルの声を担当するのが、あの満島ひかりさんだということ!「ダメ元でお願いをしたらご快諾いただいて…。ホント嬉しかった。僕は満島さんの声がとにかく好きなんです。彼女の声は、シャウトしてもどこかに切なさがあるし、そこに人を勇気づける何かがあるんですよね。ちょっとかすれているところが男っぽくもあって。ピョン吉は江戸っ子なので、ぴったりかな、と。原作はギャグマンガなんですが、今回ドラマにするにあたって、最終回まで1本通す筋のようなものを考えていて、そのキーワードは、“生と死”なんです。そういう意味でも、少し刹那的な薫りがする満島さんの声は、すごくよく合っている気がします」7/29現在、第3回まで放送済み。それにしても、よくしゃべるし、なんか言動が軽いし、ひろしのキャラがなんともウザいです!「ですよね~(笑)。松山さんがひろしの役作りの基礎にしたのは、あの寅さんの愛すべきダメ男ぶりと、落語で学んだ江戸の男の“粋”だそうです。確かにひろしって、“宵越しの金は持たねぇぜ”っていう、江戸っ子気質の持ち主。その研究心は、本当に頭が下がります。しかも今、松山さんはカメラの前以外でもずーっとひろし状態なんですよ。正直スタッフも、“ちょっとマツケン、静かにしてよ!”って感じです(笑)」◇マンガから飛び出してきたようなそっくり加減。前田敦子さんの起用は、「なんか普段、つまらなさそうなのに、笑うと超幸せそうっていうギャップがいい」(河野さん)だそう。(C)吉沢やすみ/オフィス安井◇30 歳で定職につかないひろし。16年前にTシャツに張り付いた平面ガエルのピョン吉に、少しずつ異変が起きており…。二人は一緒にいられるのか?毎週土曜21:00~、日本テレビ系で放送中。※『anan』2015年8月5日号より
2015年07月29日『南極料理人』、『横道世之介』の沖田修一監督が手掛けた最新作『モヒカン故郷に帰る』。モヒカン頭の息子・永吉を松田龍平、昔気質の父・治を柄本明が演じることで話題の本作だが、このたび、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大の追加キャストが発表された。本作は、瀬戸内海に浮かぶ故郷へ結婚報告に恋人と共に6年ぶりに戻った息子が父や母、弟とともに繰り広げるヒューマン・エンタテインメント。今回ヒロインに抜擢された前田さんが演じるのは、妊娠をきっかけに、永吉の故郷へ一緒に帰る恋人・由佳。どこか頼りない永吉をそばにいて支えるが、少し世間知らずな由佳。料理も上手にできず、奔放な性格に、永吉の家族は少し戸惑う。しかし、徐々に島で生活を共にしていくにつれて、次第に家族、島の人とも気持ちを通わせ、田村家のムードメーカーとなっていく重要なキャラクターだ。沖田監督は自分の妻から由佳のインスピレーションを受け、その話を聞いた前田さんは監督夫人のエピソードを役作りに活かしたと話す。前田さんは本作のオファーを受けて、「以前から沖田修一監督作品の大ファンだったので、お話を頂いたとき、本当に嬉しかったです!沖田監督は優しくて、現場は居心地が良く、役者さんから出てくる演技を心から楽しんでくれていると思いました」と語る。また松田龍平さんとの初共演について「松田さんが演じる“永吉”というキャラクターは、松田さんに似ていて、とっても“ありのまま”の方だなと思いました。現場でも自然体な方なので、お芝居でも無理はせず、みんなで一緒に楽しんでくださっている感じがしました」と楽しい現場について語った。また、個性的な永吉の母・春子役に、2007年、映画『それでもボクはやってない』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞、『かもめ食堂』、『ALWAYS 三丁目』シリーズなどのもたいまさこ。嫁姑関係を演じる前田さんともたいさんは、撮影以外でも二人でよくおしゃべりをし、「前田さんは本当に可愛くて仕方がない。彼女のようなお嫁さんはとっても楽しいと思う」ともたいさんは話す。また永吉の弟・浩二役に、映画『アオハライド』、CX『戦う!書店ガール』など人気沸騰中の千葉雄大が参加。今回、沖田作品初出演となる千葉さんは、「出てくる登場人物たちがすごく面白くて、脚本を読みながらクスっとなることが多く、いろいろな事を感じましたが、脚本を読み終わったときは家族っていいなって心から思えました」とコメントを寄せている。『モヒカン故郷に帰る』2016年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日1970年に少年ジャンプで連載開始、2年後にはアニメ化された人気作を、松山ケンイチを主演に迎え、オリジナルストーリーとして日本テレビにて実写ドラマ化する「ど根性ガエル」。ピョン吉の声を満島ひかりが担当し、前田敦子がバツイチになった京子ちゃんを演じることでも話題の本作に、柄本時生が「モグラ」役で登場することが判明した。「ひろしのダメっぷりが見事」「ゴリライモがかっこよくなっていてびっくり!」「五郎が警官になっているのはピッタリ」「京子ちゃんがバツイチとは」など、原作を知っている世代からも知らない世代からも、様々な反響がネットを中心に盛り上がっている本ドラマ。このたび発表となった柄本さん演じる「モグラ」は、ドラマではまだ描かれていない原作の主要キャラクターで、ゴリライモの子分という役どころだ。柄本さんは京子ちゃん役の前田さんとは、テレビドラマ「Q10」で共演しており、同じく同作品に出演していた池松壮亮、高畑充希とともに「ブス会」を結成し、親睦を深めていることは広く知られている。さらにひろし役の松山さんやゴリライモ役の新井浩文とも多くの作品で共演経験があるなど、まさにドラマの最初からモグラが居たかのような雰囲気で、撮影は行われたという。原作のモグラは、ゴリライモの子分的存在で常に一緒に行動し、ひろしと喧嘩ばかり。ゴリライモの陰に隠れ、ずるがしこく立ち回る性格。ドラマ版でのモグラは花火職人となって第4話に登場する。ピョン吉の動きが「原作やアニメをしっかりと再現してる!」と最新技術を駆使した映像への驚きの声も多い本作。モグラの登場により、物語はどのような展開を迎えるのか?放送を楽しみに待ちたい。「ど根性ガエル」は、毎週土曜21時~日本テレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日主婦の友社は7月18日、カジュアルファッション誌「mina」(9月号/税込570円)を発売する。表紙モデルは、石原さとみさん。第一特集は、桐谷美玲さん、岸本セシルさん、前田敦子さん、高橋愛さん、矢野未希子さん、野崎萌香さん、垣内彩未さんほか総勢20名以上による、夏を楽しむための「おしゃれ」と「デート」と「楽しいこと」を紹介する「minaガールのちょっとオトナな夏休みとおしゃれのコト」。さらに今号の注目は、NEWSの増田貴久さんによる連載「MASU Styling(マスタイリング)」の1周年記念4ページ拡大版とのこと。4ページ分を広げるとポスターとしても使える仕掛けとなっている。この連載では毎号、増田さん自ら「大人なコート」「春に着る白」などのテーマに合わせた私服ファッションをコーディネート。「スタイリング/増田貴久」とクレジットが入り「人生の楽しみが増えた」と言うほど、増田さん渾身の連載が好評とのこと。拡大版のテーマは「デートの日のコーデ」。4つのデートシーンに合わせて、おしゃれ魂が炸裂したコーディネートを披露、誌面デートが楽しめる。直筆メッセージも。また、夫の仕事で生活の拠点を北海道に移したminaモデル・田中美保さんが、移住後初めてのオール北海道ロケ企画「田中美保のwelcome北海道❤女っぽベーシックな着回し31days」を披露する。実際に行ったお店や気になるスポットまで、北海道の魅力をたっぷりと紹介。ファッションの着回し術を参考にしながら、北海道の旅ガイドとしても使える特集となっているという。
2015年07月16日いよいよ11日(土)より日本テレビにて放送が開始される松山ケンイチ主演の「ど根性ガエル」。本日7月10日(金)、ヒロイン・京子ちゃん役の前田敦子が誕生日を迎え、一日前の9日(木)、撮影現場にて松山さんからサプライズで“築地セット”が贈られていたことが分かった。物語の舞台は2015年の夏。14歳だったひろしも30歳になりすっかりダメ男に成長。シャツにはりついた相棒のピョン吉も心配で「根性だせよ!」と言い続ける毎日…。そして、京子ちゃんやゴリライモ、五郎や梅さんなど、皆もすっかり大人になった。そんな周りの仲間を巻き込んで、笑いと涙とアクション満載で繰り広げられる人間とカエルの物語が描かれる。主人公のひろしを演じるのは松山さん、ピョン吉の声に満島ひかり、京子ちゃんに前田さん、五郎役に勝地涼、ゴリライモ役に新井浩文、ひろしの母ちゃん役に薬師丸ひろ子ら豪華キャストが集結している。現在撮影真っ盛りの本作。この日、撮影が終わると、突然「明日は前田敦子ちゃんお誕生日です!」と掛け声が。新井さんら共演者から大きなひまわりの花束が贈られ、感激した様子の前田さん。さらに主演の松山さんからは、謎の大きな白い箱が手渡され、恐る恐る開ける前田さんだったが、中身を見て大喜び!その中身とは貝が大好きという前田さんのために用意された、仕入れたばかりの“築地セット”。毛ガニ、中トロ、さざえ、はまぐり、ツブ貝、舌平目、そしてテリーさんの卵焼きが入っていた。前田さんは「まさか、このタイミングでお祝してだいただけるとは思っていなかったからびっくりしました。現場で、お誕生日を迎えられるのは本当に嬉しいです!」と満面の笑みを見せた。1970年に少年ジャンプで連載開始、2年後にはアニメ化されるなど国民から愛されてきた本作。30歳を迎えたひろしを始めとした各キャラクターたちの“今”を確かめてみて。「ど根性ガエル」は、7月11日(土)より毎週土曜21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日●鶴瓶の一言で「ポジティブになれましたし自信にも」篠田麻里子がAKB48を卒業してから7月で2年。タレント、モデル、デザイナー、役者。篠田は笑福亭鶴瓶からの「いろんなわらじを履いた方がいい」や秋元康氏からの「スポンジになりなさい」という金言を胸に、さまざまなジャンルの仕事に身を置いてきた。そんな中、抜てきされたのが園子温監督が手がけた映画『リアル鬼ごっこ』(7月11日公開)。篠田にとって初の本格的なアクション作品で、正体不明の鬼から追われる役を熱演している。以前は「苦手」と話していた演技の仕事。"わらじ"を履き、"スポンジ"状態を続けてきた結果、彼女にはどのような変化がもたらされたのか。苦手意識を持つようになったきっかけや演技との向き合い方、AKB48選抜総選挙の苦悩やメンバーの存在など、篠田が「今だから語れる」ことを赤裸々に告白する。○あわや全治1カ月の大ケガ――以前からアクションに憧れていたそうですね。AKB48時代に『マジすか学園』(テレビ東京系)というドラマに出させていただいて、喧嘩や乱闘シーンで感情移入しやすい自分に気づきました。台本を読んでセリフにつられてしまう自分に比べ、動きながら自然とセリフが言える自分。お芝居の捉え方が動きが入ると全然違うと思ったのと、アクション自体にも魅力を感じました。『マジすか』の時は現場で動きを決めていく流れでしたが、今回は1カ月掛けてアクションの準備をして1から学ばせてもらったので、それがすごく自分のためになったと思います。――篠田さんは過去にこうやって暴れたことがあるんじゃないかと思うくらい、とてもリアルなアクションでした。いやいや! 暴れたことはないです(笑)。役と一体になった自分が「殺さないと殺される」状況に追い込まれた結果、表現できたシーンだったと思います。今まで自分の中で難しく苦手に感じていた演技が、園監督の作品ですごく自然に向き合うことができました。アクションシーンはカットせずに、一連の流れで撮っています。園監督の現場はテストが少なくて不安になるのですが、結果ため込んだパワーを一瞬で出すことができたと思います。相手が男性だったら多少当たっても大丈夫なのかなと思いますが、今回の出演者は全員女性。絶対にケガをさせてはならないと思い、気を付けました。いつかアクションをやりたいと思い、キックボクシングを習っていましたが、格闘技とアクションとの違いは「当てる」か「当てない」か。寸前で止めながら、力強さの雰囲気や躍動感も出さないといけないアクションの難しさを実感しました。――監督からのOKが出ても、映像を観るまでは不安もありそうですね。不安でした。動きとして成立しているのかなとか敵を刺しているように見えたかなとか。実際にケガもしましたので…。アクションシーンを撮っていると、自分でも熱くなっているのが分かるんです。張り切りすぎて、着地に失敗して、片足から落ちてしまって。今まで骨折の経験はないのですが、その瞬間は「折れた」と思いました。でも、痛みよりもいろんな人に迷惑を掛けるので申し訳ない気持ちでいっぱいで、すごく悔しかったです。骨が折れたり、腱が切れたりしていたら全治1カ月だったそうですが、筋肉がびっくりしただけだったみたいで、その日は腫れましたが、しばらくして治まりました。日頃からトレーニングして、筋肉をつけていたかいがあったと思います。リハビリしてすぐに治りましたが、お医者さんからは「普通の人だったら折れてる」「なぜそんな危険な着地を!」と言われてしまいました(笑)。――アクションの撮影には付き物なんでしょうね。そうですね。園監督の現場は役を演じるというよりも、自分がその状況に放り出されるという感じ。実際に自分が体験しているような不思議な感覚で、「お芝居」というよりも「体感型」の作品だったと思います。だから、許容範囲外まで突っ走ってしまうこともありました(笑)。撮影がはじまる前から出演者の皆さんとの稽古があったので、現場は一体感があってとても良い雰囲気でした。――キックボクシングをはじめたのはいつから、どのようなきっかけだったのでしょうか。お尻の筋肉を上げたいと思って、去年あたりから始めました。通っているうちに、アクションに役立つんじゃないかと思って、自然と行く回数も増えて。今はこの作品でお世話になったアクションチームのトレーニングに通っていて、キックボクシングのジムには野呂(佳代)ちゃんが行っています。野呂ちゃんはダイエット目的で、全然ボクシングしていなくて腹筋や背筋をやって帰っています。もったいない(笑)。○苦手意識を克服するまで――以前、インタビューさせていただいた時、鶴瓶さんの言葉「いろんなわらじを履いた方がいい」に励まされたとおっしゃっていました。AKB48の卒業から2年。当時苦手ともおっしゃっていた演技への印象は変わりましたか。だいぶ成長できたとは思います。あの時はいろんなことをやることに不安もありましたし、それでいいのかなという疑問もありました。そんな時に言われたのが鶴瓶さんの一言。ポジティブになれましたし、自信にもつながりました。以前、出させていただいた『家族狩り』(TBS系・2014年7月期)は、セリフに引っ張られてしまうこともあったんです。でも、『リアル鬼ごっこ』で言葉だけに引っ張られるのではなくて、感情を乗せる大切さを学ばせていただいた気がします。例えば、「どうして?」というセリフがあったとして、言い方次第でそれが質問だけでなく、泣きながらや笑いながらで全然違うように。園監督の作品は以前から拝見していましたが、実際に出させていただくと、こんなにも自分の知らない部分が出てくるんだとビックリしました。●現場で聞こえてしまった「スタッフのリアルな声」――園監督は今回の起用に際して、「イメージの破壊」がテーマだったみたいです。私の中で、自分のイメージは壊れました(笑)。周囲の方から怒られていたことなのですが、今まで「こうなりたい」という願望がすごくあって、「自分はこういうものが合う」と勝手に自己プロデュースをしがちだったんです。秋元(康)さんから昔、「スポンジになりなさい」と言われたことがありました。スポンジのケーキはイチゴやチョコレートなどで周りがデコレーションしてくれるもので、いろいろなものを吸収できる。それが、秋元さんからの教えでした。この作品でも監督はじめ、たくさんのスタッフさんの「デコレーション」のおかげで、自分の役も作られています。そこを前提とした「ゆだねる」気持ちが大切だと分かったので、そこから楽しさや充実感、魅力、新鮮味も感じられるようになったんだと思います。――話を聞いているとすごくキラキラしているというか、実生活の充実感が伝わりますよ。ありがとうございます(笑)。確かに充実していると思います。『リアル鬼ごっこ』の撮影は年始からスタートしたんですけど、この作品ではじまる2015年は昨年からすごく楽しみな年でした。お話をいただいた時は「よし!」、こんなに幸せなことってあるんだとしみじみ感じましたし。キックボクシング、日舞、アクション……常に何かに挑戦していたいタイプなので、"いろんなわらじ"を履いて興味を持つことはすごく大事なことだと思っています。――ぜひお聞きしたいのですが、ネットで「本格的」「キャラおかずがすごい」と話題になっている料理もその一環ということでしょうか。料理はあまり上手ではないんです。ハンバーグを作ることはできますが、それに合わせるバランスの良いメニューとか、冷蔵庫のあり物で作る料理とかが苦手で、それを勉強している真っ最中。苦手な部分を「できない」と指摘される方が、頑張ってしまいます。――そのような経験は他にもありますか?あるドラマで、一言だけのセリフを全然言えなかったことがありました。緊張して何度か噛んでしまってうまくいかなくて。休憩している時にスタッフさんの「あのセリフいらないんじゃないか」という声が聞こえてしまって、すごくショックで。自分には演技の仕事は向いてないんだなと思ってしまって…。私がいないと思って話している「現場のリアルな声」だったので、その言葉はいつまでも頭の中に残って「演技=怖い」という状態に。お芝居への苦手意識がさらに強くなって、それ以来、お芝居の話が来ると恐怖しかなくて(笑)。AKB48を卒業してからその時の監督さんにお会いして、その当時のことをお話しました。そこで分かったことなのですが、私が緊張して縮こまっていた姿が、監督にとってはあまり良い印象じゃなかったみたいで。お互い思っていたことを包み隠さず話して、すごく盛り上がりました(笑)。自分の中でのわだかまりみたいなものがなくなってホッとしました。――秋元さんの言う"スポンジ"状態であれば、いろいろなものを受け入れられるので、そこまで敏感にならなかったかもしれませんね。そうですね。自分をスポンジではなくて、ケーキでありたいと思い込んでいたんでしょうね。チーズケーキになって「何もデコレーションできない」ことが良いとアピールしたかったのかもしれません。シンプルな考え方に変えた時に、いろいろなものを吸収できる楽しさに触れられるようになったんだと思います。○篠田麻里子にとってのAKB48メンバーとは――6月のAKB48選抜総選挙後にツイッターで感想を書かれていましたね。卒業から2年が経って同期メンバーや後輩たちは今の篠田さんにとってどのような存在ですか。卒業してから「2年目」というところで見ると私もまだまだ新人。メンバーの一生懸命がんばっている姿を見ると、同じように「がんばろう」という気持ちにもなれます。だから、応援するというよりも、一緒に頑張っていこうという仲間意識。ただ、総選挙での彼女たちの何とも言えないような表情を見ていると、総選挙当日のモヤモヤした気持ちを思い出します。順位という「大人からの肩書」のようなものに押さえつけられることについての切なさやむごさを感じてしまう瞬間もあったり、そういうことをバネに頑張ってほしいなという思いと、自分も頑張ろうという思いもあったり。泣いてしまうので生放送は見ないようにしました(笑)。感情移入しすぎてしまって…選ばれなかった周りの子とかついつい見てしまうんですよね。だから、結果だけをニュースで確認しました。卒業メンバーは刺激になりますね。この前もあっちゃん(前田敦子)が、秋元さんの誕生日会を企画してくれました。――板野友美さんが秋元さんにネタばらししてしまった会ですよね(笑)。そうですそうです! 本当にそういうところがあるんですよ(笑)。みんな家族であり、姉妹。いまだに影響されることもありますし、より頑張ろうと刺激にもなる。自分がつらかった時も一緒に乗り越えた仲間ですから、これからも支えてもらいたいですし、支えていきたいですね。そういう仲間がいることはステキなことで、幸せなことだなと思います。■プロフィール篠田麻里子1986年3月11日生まれ。福岡県出身。身長168cm。A型。2006年にAKB48に加入し、2013年7月にAKB48を卒業。卒業後初出演ドラマとなった『海の上の診療所』(フジテレビ系13年10月期)第2話ではヒロイン役に抜てきされ、翌年には『銭女』(フジテレビ系)で悪女、『家族狩り』(TBS系)で非行に走った後に更生する難役にも挑んだ。映画の主な出演作は、『犬とあなたの物語 いぬのえいが』(11年)、『サラリーマンNEO劇場版(笑)』(11年)、『桜蘭高校ホスト部』(12年)など。
2015年07月10日「少年ジャンプ」での連載マンガ、さらにTVアニメ化で伝説的人気を博し、今年、オリジナルストーリーとして実写ドラマ化される新土曜ドラマ「ど根性ガエル」。本日7月7日(火)放送のスペシャル番組「踊る踊る踊る!さんま御殿!!女子アナ軍団の逆襲!最強2世&ピョン吉祭」に、本ドラマから主演の松山ケンイチ、前田敦子、勝地涼とキャストが参戦。さらに先日の選抜総選挙でセンターを奪還した「HKT48」指原莉乃も登場し、前田さんと“新旧センター”共演が実現していることが分かった。ドラマ「ど根性ガエル」の舞台は、2015年の夏。14歳だったひろし(松山さん)も30歳になり、いまではすっかり無職のダメ男。シャツにはりついた相棒のピョン吉(声:満島ひかり)も心配で「根性だせよ!」と言い続ける毎日。京子ちゃん(前田さん)やゴリライモ(新井浩文)、五郎(勝地涼)や梅さん(光石研)など、すっかり大人になった仲間たちを巻き込み、笑いと涙とアクション満載で人間とカエルの友情物語が描かれていく。今回、「話題の人SP」と題されたコーナーに登場するのは、主人公・ひろし役の松山さんと“マドンナ”京子ちゃん役の前田さん、後輩・五郎役の勝地さん。「実は僕、○○が好きなんです!」と、松山さんが突然、“マル秘カミングアウト”をしてスタジオ騒然!さらに、司会の明石家さんまから女性を紹介された禁断のエピソードを激白する。また、かつてのセンター・前田さんと指原さんとの“新旧センター”によるぶっちゃけトークも飛び出し、スタジオを盛り上げるが、前田さんのある痛恨の一言が、女芸人・渡辺直美をキレさせることに!?そのほか、作家として「芥川賞」にノミネートされた「ピース」又吉直樹、話題の美男子・オネエのGENKING、「リアル・バービー人形」ダコタ・ローズ、熱愛が発覚した「ジャングルポケット」斉藤慎二など、まさに旬の話題の人たちが大集合し、七夕の夜に超プレミアムトークを展開する。さらに、大物2世たちが勢ぞろいする「最強2世芸能人SP」には、離婚騒動で世間を騒がせた三船美佳が登場。2世トークもそこそこに“噂の真相”をさんまさんが根掘り葉掘りツッコみ、「女子アナSP」には、あの噂の芸人と交際中の神田愛花が登場し、交際に至るまでの経緯や惚れたところなど熱愛の真相を披露するという。「踊る踊る踊る!さんま御殿!!女子アナ軍団の逆襲!最強2世&ピョン吉祭」は、7月7日(火)19:00~日本テレビ系にて放送。「ど根性ガエル」は、7月11日(土)より毎週土曜21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日俳優・松山ケンイチが主人公を務め、1970年に少年ジャンプで連載開始、2年後にはアニメ化された人気作を、オリジナルストーリーとして実写ドラマ化する「ど根性ガエル」。この度、本作のオープニングテーマ曲がアニメでお馴染みの“「ど根性ガエル」のテーマ曲”に決定。さらに、松山さんをはじめ豪華レギュラー出演者10名が熱唱していることが明らかになった。物語の舞台は2015年の夏。14歳だったひろしも30歳になりすっかりダメ男に成長。シャツにはりついた相棒のピョン吉も心配で「根性だせよ!」「ど根性ガエル」は、7月より毎週土曜21時~日本テレビにて放送。と言い続ける毎日…。そして、京子ちゃんやゴリライモ、五郎や梅さんなど、皆もすっかり大人になった。そんな周りの仲間を巻き込んで、笑いと涙とアクション満載で繰り広げられる人間とカエルの物語が描かれる。主人公のひろしを演じるのは松山さん。ピョン吉の声を務めるのは『駆込み女と駆出し男』の好演が記憶に新しい満島ひかり。京子ちゃん役を務めるのは、『さよなら歌舞伎町』『イニシエーション・ラブ』など立て続けて話題作に出演する前田敦子。五郎役を、ドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」に出演していた勝地涼。母ちゃん役を、先日、橋本環奈を主演に、シリーズのその後のストーリーの映像化が決定した『セーラー服と機関銃』の薬師丸ひろ子が務める。今回発表されたオープニングテーマ曲は、彼らを含めたレギュラー出演者総勢10名による合唱曲。アニメで歌われていた「ぴょこんぺたんぴったんこ~トノサマガエルアマガエルカエルにいろいろあるけれど~この世で一匹!」という懐かしい「ど根性ガエル」のテーマ曲が、音楽を担当するサキタハヂメのアレンジによって蘇り、ドラマのオープニングを飾る。さらに、本オープニング曲の大合唱をバックに、ドラマ本編映像が番組公式サイト上で解禁されるとのこと。また、本作の主題歌が「ザ!クロマニヨンズ」の「エルビス(仮)」に決定。9月9日(水)にリリース予定の本シングルは、疾走感あふれるロックンロールに仕上がっており、ドラマのプロデューサー河野英裕は主題歌決定について「ザ・クロマニヨンズのロックンロールが、土曜の夜に、日本中に、テレビの中から鳴り響く。想像しただけで、それだけで夢のようで。『エルビス(仮)』最高です」と熱いコメントを寄せた。「ど根性ガエル」は、7月11日(土)より毎週土曜21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月26日6月6日(土)に福岡ヤフオクドームにて開催された「第7回AKB48選抜総選挙」の模様を生中継した特別番組「AKB48総選挙スペシャル2015」。この度、平均視聴率が18.8%(ビデオリーサーチ調べ 関東地区)と昨年の16.2%を上回る高視聴率を記録、さらに、「HKT48」指原莉乃のセンター奪還が確定したシーンで瞬間最高視聴率23.4%を記録したことが分かった。日本を代表する国民的アイドルグループの一大イベントとして、いまや日本中の注目が集まる「AKB48選抜総選挙」。フジテレビで本イベントを生中継するのが4回目となる今回は、開催地福岡・ヤフオクドームと東京・お台場フジテレビのスタジオを生放送で結び、「AKB48」“こじはる”こと小嶋陽菜やゲストを迎えその熱狂を伝えた。いつもイベントごとにサプライズが期待される「AKB48」だが、今回は、第1回&第3回選抜総選挙で第1位に輝き、惜しまれつつ2012年に「AKB48」を卒業した前田敦子が登壇するサプライズ演出が。既に卒業を発表している総監督・高橋みなみのスピーチ後に登場し、ステージ上で泣き崩れる高橋さんをそっと支える姿が見られた。また、第2位の発表で選抜総選挙・初制覇が期待された柏木由紀の名前が呼ばれると、指原さんのセンター奪還が決定した瞬間でもあったため、ヤフオクドーム内はその日最高の盛り上がりを見せた。そして視聴率も、イベント進行の徳光和夫の口から、過去最高の19万票以上を獲得して第1位となった指原さんの名前がコールされ、“センター奪還”が確定したシーンで瞬間最高視聴率・23.4%を記録する盛り上がりを見せた。前回の総選挙で瞬間最高視聴率を記録したのが、初の第1位となった渡辺麻友の喜ぶ顔が映し出されるシーンだったということで、今回、指原さんがセンターの座と瞬間最高視聴率の座の両方を奪還する形となった。さらに、指原さんが所属する「HKT48」のお膝元である北部九州地区では、同時間帯の平均視聴率が20.3%と20%越えの高視聴率を樹立。初の福岡・ヤフオクドームでの総選挙開催に対する地元の注目度の高さを伺わせた。指原さんは、本日、情報番組「直撃LIVE グッディ!」(毎週月~金 13時55分~15時50分)にて、CM撮影現場から中継で自身の喜びの声を伝える予定だ。(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日「映像化不可能」といわれたベストセラーを実写化した『イニシエーション・ラブ』の大ヒット御礼舞台あいさつが6月4日に、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の松田翔太と前田敦子が登壇した。公開12日間で、早くも観客動員は50万人を突破。ヒットを祝い、歌手の松崎しげるが駆けつけ、劇中に使用された代表曲「愛のメモリー」を熱唱した。その他の画像一読するとラブストーリーでありながら、“最後の2行に仕掛けられたどんでん返し”が大反響を呼んだ乾くるみの人気小説を、原作とは異なるラストで映画化した本作。1980年代後半を舞台に、恋に奥手な大学生・鈴木(松田)が、合コンで知り合った女性マユ(前田)と思いを重ねる静岡編の『Side-A』、就職後にマユを置いて東京本社に転勤し、本社の同僚・美弥子との出会いで心が揺れる東京編の『Side-B』で構成されている。松田は「僕自身、すごく気に入っている作品。いろんな人から『2回観た』とメールが来るし、嬉しい限り」と大喜び。「2回見ると、鈴木が案外いいやつだと分かってもらえるはず。僕自身、誠実に演じたつもり」とアピールした。一方、すでに本作を5回観ているという前田は、「どうしても1回目は、いろいろ勘ぐって見ちゃう映画なので、逆に2回以降は純粋に観られる。同じ登場人物も、違う性格に見えるのがおもしろい」とリピーターらしい“極意”を伝授。映画の封切り日には、元AKB48のメンバーである板野友美と一緒に劇場に足を運んだそうで「ともちん(板野)も、もう1回観たいと言っている」と明かした。『イニシエーション・ラブ』全国ロードショー中取材・文・写真:内田 涼
2015年06月04日映画『イニシエーション・ラブ』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月4日(木)、都内で行われ、主演の松田翔太と前田敦子が出席した。5月23日(土)の封切り以来、早くも動員50万人を突破。松田さんは「大好きな作品なので、うれしい限りです」と感謝の意を表した。一方、前田さんは「公開日にともちん(板野友美)と一緒に、劇場で見た」のだとか。公開を前にすでに4回鑑賞している前田さんは、「これで5回目(笑)。でも1回目はどうしても、勘ぐって見てしまう作品なので、2回目以降は純粋に楽しめるはず」とリピーターならではの視点で、アピールしていた。「映像化不可能」と言われてきた乾くるみのベストセラー小説を映画化。80年代後半を生きる男女の切ない恋とスレ違いを描くラブストーリーであると同時に、最後の2行(映画ではラスト5分)がすべてを覆す衝撃的なエンディングが待ち構えている。80年代が舞台になっており、当時のヒット曲も随所に登場する本作。この日は、歌手の松崎しげるがサプライズ登場し、劇中で使われた代表曲「愛のメモリー」のサビ部分を熱唱する一幕も。歌の祝福を受けた松田さんが「(サビだけじゃなく)もっと長く聞きたかった」と話すと、松崎さんは「9月にコンサートがありますよ」とちゃっかり告知していた。松崎さんにとって、80年代は「ガンガンビンビンの時代。毎晩、仲間と浴びるほど飲み歩いていた」そうで、「映画のなかに、公衆電話で恋人と話すシーンがあるでしょ。当時を思い出しましたねえ」としみじみ。当時から仲間で、現在も親交がある俳優の西田敏行が本作を絶賛していると明かしていた。『イニシエーション・ラブ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年06月04日公開初日を迎えた映画『イニシエーション・ラブ』の舞台あいさつが23日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、松田翔太、前田敦子、木村文乃、堤幸彦監督が出席した。販売部数150万部を突破した乾くるみのベストセラー小説『イニシエーション・ラブ』を堤幸彦監督が映像化した本作。1980年代後半の静岡と東京を舞台に、合コンで知り合った鈴木(松田翔太)とマコ(前田敦子)は交際をスタートさせるが、就職して上京した鈴木はマコと遠距離恋愛になり2人の関係が崩壊していく…というストーリー。誰もが経験する恋物語を描いているが、ラスト5分でそれまでの全てが覆る驚愕の展開を迎え、サスペンス要素も描かれている。主演の松田は「すごくナチュラルな感じで出来たので、自然体になれたような気がします。お洒落な映画だと思いますので、色んなお友だちにオススメして下さい!」とアピール。一方の前田は「私は台本から入ったんですけど、最後の結末がわかりやすかったです。その後に原作を読む楽しさがあり、原作を読んでいない方は映画を見た後に原作を読む楽しさがありますよ」と映画の楽しみ方を観客に提案した。本作のキャッチコピーは"すべてが覆る"。それにちなみに、「明日から違う人生を歩むことになったら何がしたい?」という質問に、木村は「野生動物のカメラマンになりたいですね。世界中を飛び回り、特にライオンとかありのまま生きている姿を撮れたらすごいでしょうね」と回答。それに対して前田と松田は「猫になりたいです」と答え、実際に家で猫を飼っているという前田は「本当に可愛いですよ。人間に対する距離感がお互いにイイ感じなんです!」と愛猫に夢中の様子だった。
2015年05月24日映画『イニシエーション・ラブ』が公開を迎え5月23日に、主演の松田翔太をはじめ、前田敦子、木村文乃、堤幸彦監督が舞台あいさつに登壇した。舞台あいさつ/その他の写真乾くるみの計160万部突破のベストセラーを映画化。80年代バブル全盛の時代を舞台に、静岡と東京で遠距離恋愛することになるカップルを描くが、ラブストーリーがラスト数分で全てが覆り、驚愕のミステリーに変貌すると話題を呼んでいる。松田は映画を観終えたばかりの観客を見渡し満足そうにうなずく。演じた主人公の鈴木は静岡の恋人・マユと、東京で知り合った美弥子の間で揺れるという役柄だが、松田は「鈴木という役は自分にしっくりきてて、こんなに誠実な男ができて嬉しいです」としれっと語り、客席、特に女性ファンからは抗議の意を込めた(?)笑いが起こる。木村は、本作で描かれている1987年生まれだが「不思議ですね。母が私を生んだ頃の年齢でこういう時代にいたんだ!と思いました」と語り、当時のファッションに関しても「1周回って新しいと思います。肩パットやウエストがキュッとした服で、女性のスタイルがよく見える。松田さんも、劇中の髪型が気に入ってるそうです」とニッコリ。松田は木村の発言に「ぜひ流行らせたい!僕の周りでも続々とテクノカットになってます」と笑顔を見せた。最後の衝撃シーンについては「あなたは必ず2回観る」がキャッチコピーとなっているが、前田は2回目を観るファンのために「マユのセリフが全く違って聞こえてくると思います」とニヤリ。結末を知っている観客の前での舞台あいさつとはいえ、報道陣が入っていることもあり、宣伝担当スタッフは、キャスト陣、監督のトーク内容をハラハラしながら見守っており、松田は「(ステージ下の)宣伝の人が前のめりになってる。×印が出てます」と楽しそうに語っていた。また、木村が劇中、ホテルの前で松田を誘惑するシーンについて言及すると、松田は木村に「強引だったよ(笑)」と振り返ったが、これに木村が「そういうのがいいんでしょ(笑)?いま大変だもんね…?」と松田のプライベートでの恋のウワサをイジり、これには松田も「何言ってるんですか…(苦笑)」と動揺!壇上でも劇中と同じように木村にすっかり翻弄されていた。『イニシエーション・ラブ』公開中
2015年05月23日関根勤が芸能生活40周年&生誕60周年の“計100周年”を記念し、初めて監督を務めた映画『騒音』が5月23日(土)に公開。関根監督をはじめ、温水洋一、村松利史、酒井敏也、飯尾和樹、岩井ジョニ男、廣田あいか(私立恵比寿中学)が舞台挨拶に登壇した。突然、“地底人”の襲撃を受けるも政府から見捨てられる形となった東京都S区。地底人の出す有毒ガスに対し免疫能力を持つ者たちで戦闘部隊が結成されるが、なぜか免疫を持つ隊員たちは家庭や職場で虐げられているダサくてショボいオヤジたちばかりで…。廣田さんをのぞいて、関根監督を含むオヤジたち6人は気合いの“騒音”Tシャツで登場!関根監督は「今日は『イニシエーション・ラブ』もあるのにこちらに足を運んでいただいてありがとうございます!」と松田翔太&前田敦子出演の東宝作品をライバル視…?「息子の幼稚園の入園式に来た父親の気分」と“我が子”である映画の公開を迎える心境を明かすも直後にその“我が子”を「非常にくだらない映画になってます」と自らバッサリ。会場は爆笑に包まれる。監督のみならず、自身も出演しているが「リチャード3世を演じています」と語り、さらに「この映画は『ノッティングヒルの恋人』を意識して作りました」など思いつくままに適当発言を連発し、煙に巻く。出演陣のオヤジたちも口々に「くだらない映画は僕も好きだけど相当くだらない(笑)」(村松さん)、「バカバカしくてくだらねー映画だけど、僕は大好き」(酒井さん)などと愛情あふれる言葉が漏れる。紅一点の廣田さんは、そんなオヤジたちについて「見ていくにつれてどんどんかわいく見える!『頑張れ!』と思えるんです。最初は、なんとも思ってなかったけど(笑)」と正直な思いを口にし、会場をわかせていた。『騒音』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月23日映画『イニシエーション・ラブ』が5月23日(土)に公開され、主演の松田翔太、前田敦子、木村文乃、堤幸彦監督が揃って舞台挨拶に登壇した。乾くるみの160万部突破のベストセラーの実写化。80年代のバブル期を舞台に、静岡の恋人と転勤先の東京出であった女性との間で揺れる主人公を描くラブストーリーとして展開するが、ラスト数分のまさかの展開でサスペンスに変貌してしまうと大きな注目を集めている。ラストの衝撃シーンから「あなたは必ず2回観る」がキャッチコピーとなっているが、2回目を観る上でのポイントについて尋ねると、2人の女性の間で揺れ動く主人公・鈴木について松田さんは「2回見たら誠実さが見えてくると思う。深く読んで観てほしい。あの最後のシーンの後で、彼はどうしたのかと想像して観ると楽しいと思う」とニヤリ。鈴木の静岡の恋人・マユを演じた前田さんも「2回目はセリフが全く違ってくると思います」と意味ありげに微笑む。東京で鈴木が惹かれていく美弥子を演じた木村さんは、美弥子が鈴木を誘惑するシーンについて語ったが「私が鈴木を大人に導くシーンで…」という言葉に、松田さんは「強引だったよ(笑)」と述懐。すると木村さんは「そういうのがいいんでしょ(笑)?」と返し、さらに「いま、大変だもんね、いろいろ」と元横綱千代の富士(九重親方)の娘でモデルの秋元梢と交際報道があった松田さんを気遣う発言!これには松田さんも動揺した表情で「何言ってるんですか…(笑)?早く答えて!」と語り、会場は笑いに包まれた。ちなみに劇中、カニがあちこちに登場するが、これは監督の遊び心。この時、2人が入ったホテルの入口もカニの装飾で、ホテルの名前も「クラブ」とカニのオンパレード!堤監督は「プロデューサーとカニづくしで盛り上がって」と明かすが、松田さんはアパートの部屋でのシーンにもカニが登場したことに触れ「カニ臭がすごかった」と苦笑していた。『イニシエーション・ラブ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月23日「“ナウい”ってどういう意味?」前田敦子が、松田翔太が発した、映画の舞台となっている1980年代の空気を表現する言葉について、キョトンとした表情で尋ねる。確かに1991年生まれの彼女にとって、「ナウい」などという死語は、生の会話で聞いたこともない言葉だったとしても不思議はない。「“イマドキの”ってことだよ」と前田さんに教えてあげている松田さんも1985年生まれで、決して当時の空気を実感として覚えているわけでもない。昭和は遠くになりにけり…といったところだが、そんなナウでヤングな2人が、80年代ファッションに身を包み、当時の流行に囲まれつつ撮り上げたのが『イニシエーション・ラブ』である。原作は乾くるみが発表し、すでに150万部を突破した人気小説。合コンで出会った鈴木とマユの恋模様がバブル全盛の当時の世相と共に描き出されるのだが、最後の最後で驚くべきミステリーへと変貌する…。主人公の鈴木を演じた松田さんに、まずは1980年代当時の20代前半の若者を演じてみての感想を尋ねた。「正直、以前は『(80年代は)ダサいな』と思ってました(笑)。最近になって、ファッションもリバイバルされたり、当時の音楽もいま聴いてみるといいなと思えたり、あの時代が持ってる雰囲気をオシャレなものだと感じられるようになりました。衣裳の肩パット入りのくびれがくっきりと出るスーツは面白がって着てました(笑)。こういう人が本当にいたのかと不思議な感覚にはなりましたけど、80年代が持ってるイケイケな“ナウい”感じというのは元気があっていいなと思いました。僕らは90年代後半から2000年代の頭が思春期でしたが、その頃と比べると、世の中全体がもっといきいきとした時代だったのかなとも感じましたね」。前田さんが演じたマユは、静岡で歯科助手として働く女性。肩パットスーツこそ着てはいないが、メイクに髪型、様々なところで80年代の香りが漂う。それこそ、80年代と言えば、現在とはまた違ったアイドル全盛期。前田さんも自身が生まれる前の時代の空気を楽しんだようで「全体的な雰囲気は私もすごく好きです。女の子のファッションとしては、いまの時代にも回ってきているくらいだし、抵抗なく楽しめましたね」と笑顔を見せる。文章上の仕掛けにより読者のミスリードを誘う“叙述トリック”を用いた原作ゆえに、出版当時から「映像化不可能」と言われ続けてきた原作小説を、見事にラブストーリーにしてミステリー映画に仕立てたのは、堤幸彦監督。松田さんにとっては初の堤組となったが、多くの刺激を受けたようだ。「撮影の仕方が僕にとってはすごく新鮮でした。監督のブースがあって、撮ったものをすぐに編集して音もつけて、次の日には前日に撮った映像を見ながら『次はこんな感じで』とロジカルに進めていく。その半面、感情重視・お芝居重視の撮り方をしてくださるのでバランスがいいんですね。スタッフも自分の役割を把握できるし、俳優部もすごくやりやすい。監督がボスとして現場を引っ張ってくれるんです」。『エイトレンジャー2』に続く堤組となった前田さんも「基本的に『楽しまなきゃ意味がないでしょ』という方なので、すごく盛り上げ上手で現場を引っ張ってくれるんです」と松田さんの言葉にうなずく。劇中、鈴木の東京への転勤が決まり、2人は遠距離恋愛をすることになる。そして東京で案の定というべきか、マユとは全くタイプの違う美弥子(木村文乃)と急接近し…。互いの役柄について尋ねると、前田さんからは意外にも、2人の女性の間で心揺れる鈴木について「しょうがないのかなと思いますね…」と意外な言葉が漏れる。「あの立場と状況ではそうなるのかなと。いい人であることには変わりないので、(鈴木が2人の間で揺れ動くことも)分かんなきゃいいかなって(笑)。性格が良くて、あとは環境の問題なのかなって思います」。一方、松田さんはマユについて、男性の視点でこんな分析を…。「家庭的なタイプと仕事ができるタイプとセクシーなタイプとで分けるなら、マユは家庭的なタイプだと思います。ただ、それだけだと……、特に仕事で東京に行った男からすると、静岡に戻ってきたときにどうしても物足りなく映ってしまうのかなと思いますね」。2人の共演はこれが初めて。特に恋人たちの会話を中心とした本作にあって、相手の言葉を受け止め、反応するという芝居の上でのコミュニケーション能力の高さが大きな武器となったよう。松田さんは前田さんを「とにかく勘がいい」と称賛する。「臨機応変にいろんなものに対応できるんです。カメラが向いている方に芝居を向けるといったテクニカルな部分でもそうですし。僕の芝居を受け取って盛り上げて、こっちに反してくれるのでそのキャッチボールが面白かったです」。一方の前田さんは、松田さんについて「カップルという設定だから仲良くしなきゃと思って…」と語り「そうだったの?(仲良くしてたのは)設定重視(苦笑)?」と松田さんを慌てさせつつ「すごくスマートな方で、一緒にお芝居をしててすごくスッキリする感じでした。こっちの芝居を吸い取ってくれる感じがありがたかったです」と笑顔でふり返った。作品の性質上、あまり物語について多くを語ることはできないが、いくつものヒント、のちのち考えると、あれも、これもという伏線があちこちに散りばめられている。その全てを見逃さずに見ることは難しいが、騙されないためにではなく、見逃してはいけないものとして、前田さんは楽しそうな笑みを浮かべ、力強くこう言い放つ。「ラストの表情!全てが――その時の感情の全てが出ています。心境の全てが分かると思います!」(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月22日80年代後半を舞台にしたラブストーリーにまさかの大どんでん返しが待つ、乾くるみの同名ベストセラー小説を映画化した『イニシエーション・ラブ』。映像化は不可能と言われていたが、メガホンを堤幸彦が執ると聞き、「これはひょっとしたらイケるかも」と感じた人も多いだろう。かつてないラブストーリーに挑んだ松田翔太と前田敦子が、初共演となった互いの印象や現場の様子を語った。ふたりが演じているのは、合コンで出会った静岡に住む大学生の鈴木と、歯科助手のマユ。幸せな愛を育んでいた鈴木とマユだったが、鈴木が就職し、東京に転勤になったことで、関係に変化が生じていく。『エイトレンジャー2』で堤組を体験済みの前田に対し、松田は堤監督と初のタッグとなった。「すごく新鮮でしたね。ロケ地でも監督用のブースがあって、撮ったものをすぐに編集して音もつけて、次の日には前日撮ったものを見ながら、次はこんなニュアンスでとか、とても細かくロジカルに指示してくださる。同時に芝居、感情を重視した撮り方をされるので、本当にバランスがいいんです。監督がボスになってみんなを引っ張ってくれるので、俳優部もスタッフも、みんなが自分のやるべきことがわかる。不安がないし、本当に楽しかったです」と信頼を寄せる。その他の画像前田も「堤監督は、基本的に楽しまなきゃ意味がないというスタンスなので、盛り上げ上手なんです。それで引っ張っていってくれるんです」と頷く。また、本作ならではの撮影法として「顔のアップが多かった。マユは特に多くて、僕がカメラマンの後ろに立って喋ったりしてました」(松田)、「そうそう。ここまでカメラ目線がいっぱいある映画も珍しいよね」(前田)と述懐した。取材中も相性の良さが現れていた松田と前田。「すごく明るいし、本人は人見知りだというけど、まったくそんな感じはしませんでした。スタッフもメロメロでしたね」と前田の素顔を明かした松田は、さらに女優としての印象を「お芝居を跳ねかえしてきてくれて、キャッチボールが上手な人だと感じました。おもしろかったですよ」と称え、前田も「松田さんはすごくスマートな方。お芝居に対しても。だからすごく助かりましたし、受け止めてもらっている感じがありました」とほほ笑んだ。さて、小説版もさることながら、映画版もラスト5分がすごい。必ず2度観たくなるとの宣伝文句も間違いではない、映画ならではの作りに興奮させられる。ふたりも完成作に満足の様子で、最後に前田が身を乗り出すようにメッセージを送った。「全体的に素晴らしいんですけど、とにかくラスト!ラストの松田さんの表情ですべてがわかります!」『イニシエーション・ラブ』5月23日(土)全国東宝系ロードショー取材・文:望月ふみ
2015年05月22日映画『イニシエーション・ラブ』に出演する松田翔太と前田敦子、堤幸彦監督が5月13日(水)、50組100名のカップルを招待して行われた試写会に出席し、恋愛相談を行なった。乾くるみの人気小説の映画化で、ラストでの大どんでん返しを売りとし、大きな注目を集めている本作。80年代のバブル真っ盛りの時期に、恋に落ちた鈴木とマユ。やがて静岡と東京での遠距離恋愛が始まるが、鈴木は東京で気になる女性ができてしまい…。遠距離恋愛、2人のタイプの違う女性の間で揺れ動く主人公など、様々な恋愛シチュエーションが描かれる本作は、カップルで見るには楽しくもあり怖くもあり…?この日のイベントでは、観客ひとりひとりが質問ごとにスイッチを押し、その数を集計するトータライザーが用意されており、観客は匿名とはいえ、隣にパートナーがいる状況で本音をさらけ出すことに…。最初の挨拶代わりの「いまの恋人や夫とは別に気になる人がいる?」という質問に対し、ボタンを押したのは100名中29名(男性14名、女性15名)!恋人同士で映画の鑑賞に来ていながら、そのうちの3割弱に他に気になる人がいるという現状に前田さんは「悲しいよ~!」と嘆き、松田さんも「すごいですね。多いでしょ!どんな状況か聞きたい」と驚いた様子。ちなみに松田さんは、映画で演じた鈴木が2人の女性の間で揺れ動くさまについて問われ「どう(ニュースで)書かれるか怖い(苦笑)」「あくまで鈴木に関してです…」と前置きした上で「しょうがないのかな?と思います。当時の恋愛は、いまよりも相手の思いが分からなかったと思う。相手が何をしてるのか、SNSで見ることもできないので、想像で『(いまの相手は)違うのかも…』と少しでも考え始めると膨らんでいっちゃうのかな」と控えめに理解を示す。前田さんは遠距離恋愛について問われると「最初は楽しいと思うけど、現実的に考えると苦しい。寂しくなっちゃいます!」と素直な乙女心をのぞかせる。堤監督は「80年代でも二股はダメです」と断った上で、当時の遠距離恋愛事情について「公衆電話がキーポイント。1,000円をいかに両替で持っていられるか?僕は名古屋と東京(間での遠距離恋愛)でしたが、1,000円だと10分くらいしか話せない。毎日は無理だし、電話だとどうしてもディスコミュニケーション(=コミュニケーション不全)が生まれてしまう。でもその分、会ったときに愛が深まります」と自らの経験を踏まえて解説した。恋愛相談では交際中の恋人と結婚を希望しつつ、相手の気持ちが分からないという女性からの悩みについて、堤監督の「ストレートに(自分をどう思ってるのか?結婚を考えているのかと)聞くべき!」という意見に対し、前田さんは「自分からは言いたくない!男性から言ってほしい。だから私は耐えます」と語る。また「お互いに春から社会人になって、相手の会社にも女性はいるので不安です。会うときにいつもと違うという新鮮さを感じさせたい」という女性の悩みには、松田さんは「それは大事です」と語る一方で「彼に合わせるのではなく、自分で楽しんで」とアドバイスを送った。そして最後の相談。「彼が浮気をしている気配があるが、どうやって確かめたらいいか?」というヘビー級の悩みに会場は沸き立つ。松田さんは「それとなく確かめたい?僕は知りたくないです。どうせ別れるときは別れるし、それまで幸せな方がいい。相手が浮気相手と別れることもあり得るし」と相手に確かめずに一緒にいる方がいいという持論を展開。「知ってどうするんですか?知っても別れたくないなら知らない方がいい。(相手の浮気が)分かったらダメになるなら、いま(浮気の)匂いがしている時点でダメですよ」と続け、さらに「勘ぐったり、(浮気を確かめる)やりとりしたり、『携帯を見た』とか、そういうのがめんどくさい!」とも。松田さんの熱い(?)言葉にカップルたちは興味津々で耳を傾けていたが、当人は「ニュースが不安です」と苦笑を浮かべていた。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月13日6月6日(土)、「福岡ヤフオクドーム」で開催される人気アイドルグループAKB48第7回選抜総選挙の模様が、今年もフジテレビにて独占生中継される。毎年、国民的アイドルグループの"センター”を誰が務めるのか日本中からの注目を集め、いまや国民的行事になりつつあるAKB48選抜総選挙。フジテレビでの全国ネット地上波独占生中継は、今年で4年連続となる。誰もが認める国民的NO.1アイドルグループとなったAKB48の41stシングルの選抜メンバーを、ファンによる投票で決定する第7回選抜総選挙。これまでには、第1回(2009年)は前田敦子、第2回(2010年)は大島優子、第3回(2011年)は前田敦子、第4回(2012年)は大島優子、第5回(2013年)は指原莉乃、そして昨年2014年の第6回は渡辺麻友がそれぞれセンターを獲得。今年の選抜総選挙では、昨年同様に41thシングル選抜メンバー(1~16位)、アンダーガールズ(17~32位)、ネクストガールズ(33~48位)、フューチャーガールズ(49~64位)、アップカミングガールズ(65~80位)の5カテゴリー計80人が選出される。全グループ総勢289名のメンバーが、順位を巡って競い合う。今年の番組テーマは“親子の絆”。事前にメンバーと親御さん(もしくは祖父母)との2ショットインタビューを敢行し、総選挙を控えた10代~20代の子どもたちがどんな思いで日々過ごしているのか、メンバーの親御さんはどんな思いで娘を見守っているのか、さらには、子供の頃の思い出や、親でしか知らないエピソードなどが語られる。メンバーからは今回の家族との2ショット撮影について、そしてメンバーの親御さんから、総選挙に向けてのコメントが届いている。■横山由依(AKB48 チームK)「父と二人で写真を撮るのは初めてです!(撮影時、手をつないでいたが)手をつないだからといって恥ずかしいということもなかったです!」(横山)父「一言でいえば、一桁には入ってほしいです。本人が頑張っている姿はみているから、今まで通りに頑張ってということだけですね」。■木崎ゆりあ(AKB48チーム4)「SKE48に入った後、3人でプリクラを撮りましたが、写真をとるのは久しぶりです!撮影の時、ママが笑えなかった(笑)。いつも私に口角あげてって、散々言ってきたけど、今日はママができなかったです」。(木崎)両親「(父)希望はないですね。それなりの順位であればいいです。普段通り頑張ればいいと思います。(母)前回より上がっているとうれしいです。すごいプレッシャーだと思うので、怖いでしょうし、結果を知るのが自分らしく楽しめるようになれば良いと思います」。■山本彩(NMB48チームN / AKB48チームK兼任)「父と二人だけで写真を撮るのは初めてです!照れるっていうか変な感じですね」。(山本)父「やっぱりなってほしいのは1番です。でも、どんな結果になっても、4年間頑張ってきた成果だと思って、受け止めてまた来年に向けて頑張ってほしい。少なくとも家族は1番だと思っているので」。■渡辺美優紀(NMB48チームBII / SKE48チームS兼任)「祖母と二人で写真を撮ったのは初めてです!久々に会ってお互い変わってない感じがして楽しかったです。去年の総選挙で選抜に入れず、おばあちゃんが 、メールで本当に悔しいと言ってきてくれた。もっと家族のためにも、みんなのためにも頑張ろうって思えるようなことをたくさん言ってくれたことが、心に残ってます」。(渡辺)祖母「やっぱりあの子にしたら選抜に戻りたい、ファンにしても選抜に戻したいっていうのが強いと思うんです。で、私もできることなら選抜に戻したい。でもジジババのできることなんて票を1票か2票いれるだけなんで本当に皆さんにお願いするしかないかなって思います」。■宮脇咲良 (HKT48チームKIV / AKB48チームA兼任)「祖母と写真を撮るのは7~8年ぶりですね!(祖母は)全然いつも通りだったんですけど、笑うときすごくシワを気にしてて。そんな気にすることないのになぁと…(笑)。去年の総選挙の時に1か月ぐらい前から近くの神社に毎日通ってくれて、お参りしてくれてたようで…。そのことを聞くとなんか、すごく涙ぐんじゃうというか、雨の日も晴れの日も欠かさずだったようで、そういうことを少しずつ私のためにやってくれててうれしいです」。(宮脇)祖母「大きいことを言うとと、7位(神7)以内に入ってほしい。ここ1か月くらいは選挙のせいかピリピリしていていつもの咲良じゃない感じがします。プレッシャーに押しつぶされそうだと思うけどずっと見守ってます」。また、卒業を予定している高橋みなみにフォーカスした企画も予定。“たかみなの歴史=AKBの歴史”とも言われるほど、名実ともにAKB48を代表する高橋さんの、メンバーになってからの10年をふり返り、集大成ともいえる今回の選抜総選挙で、彼女は一体何を語り、そして次世代のAKBを支えていく若手へのどんな思いを抱いているのか、これまでの密着映像と、たかみなのインタビューを元に展開される。スタジオでは、昨年同様、宮根誠司と加藤綾子(フジテレビアナウンサー)が進行を務め、豪華ゲストも登場する予定。昨年のテレビ放送では、平均視聴率16.2%、瞬間最高視聴率28.7%を記録したAKB48選抜総選挙。渡辺麻友の初連覇や、 地元福岡開催の指原が女王に返り咲きなど、さまざまな期待が飛び交う中、第7回目の総選挙でセンターを勝ち取るのはどのメンバーなのか、大いに注目が集まる。AKB48第7回選抜総選挙は、フジテレビにて6月6日(土)午後6時30分~9時54分放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日松田翔太&前田敦子を主演に、累計発行部数150万部を突破した乾くるみによる衝撃のベストセラーの実写映画化した『イニシエーション・ラブ』。このたび、1980年代後半を舞台にした本編を彩る楽曲を集めたCDアルバムの発売が決定した。小説ならではの巧妙な仕掛けゆえ「究極の“映像化不可能”小説」と言われてきた原作を、「SPEC」や「トリック」で知られる堤幸彦監督の手により奇跡の映画化が実現した。舞台が1980年代というだけあって、森川由加里「SHOW ME」、太田裕美 「木綿のハンカチーフ」、浜田省吾「DANCE」など時代を彩る数々のヒット曲が散りばめられている本作。今回、劇中に使用されているこれらのヒット曲に加え、バブル時代の恋愛を彩った数々の名曲全36曲を収録した2枚組CDが堤監督監修のもと発売されることが決定した。「映画『イニシエーション・ラブ』はエンターテイメント&ミステリー映画として世に送り出しましたが、 私は単に『映画を作る仕事』として割り切れない “前のめり”な思い入れがありました。それは何を隠そう“音楽”の事です」と語る堤監督。「ぜひ自室でハイレゾ音源のカリブ海の波音を背景に、カセットテープにこのCDをダビングして、アロハシャツ、サングラス、ファーラーのパンツ、トップサイダーのデッキシューズをお召になり、カンパリソーダなどをいただきながら、ご自身の人生と重ね合わせてお楽しみください!」と“80年代”が詰まった自身も大満足のアルバムとなったよう。主演の松田さんと前田さんは80年代の楽曲を新鮮に捉えることもできる世代。松田さんは「劇中で使われた80年代の楽曲は、映画を盛り上げてくれ、また、芝居を助けてくれました」とふり返り、「中でも、『ルビーの指環』は今もよく聞いています。当時のヒット曲は、これからもクラシックのような名曲として、いつの時代も新鮮に、聞き継がれてゆくと思います」とコメントを寄せた。「歌詞の内容がまっすぐで、純真な恋愛が描かれている気がします」と話す前田さんは、「木綿のハンカチーフ」がカラオケでもよく歌うくらい大好きな曲だという。どこか懐かしく、なおかつとてもキャッチーなメロディの多い80年代の楽曲。あらゆる世代を魅了する80’S HITS BESTの決定版は必聴だ。「『イニシエーション・ラブ』-あの頃カーステから流れていた80’S BEST HITS-」は5月20日(水)発売。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月02日映画『イニシエーション・ラブ』の完成披露試写会が4月20日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の松田翔太をはじめ、前田敦子、木村文乃、三浦貴大、前野朋哉、堤幸彦監督が上映後の舞台挨拶に立った。「映像化不可能」と言われてきた乾くるみのベストセラー小説を映画化。80年代後半を生きる男女の切ない恋とスレ違いを描くラブストーリーであると同時に、最後の2行(映画ではラスト5分)がすべてを覆す衝撃的なエンディングが待ち構えている。本作で故郷・静岡で交際していたマユ(前田さん)、東京で出会う都会的な女性・美弥子(木村さん)の間で揺れ動く主人公・鈴木を演じた松田さんは、「当時は静岡まで片道5時間くらいかかったし、(通信手段も)電話くらいしかないので、新たな気持ちで上京した鈴木にとっては、(浮気も)仕方ないのかなって…」と男子の思いを代弁。前田さんが見学のため、自身は出演しない東京パートの撮影現場を訪れたそうで、松田さんは「いやあ、浮気中だったので…、ちょっとやりづらかったです」と苦笑いを浮かべた。また、木村さんが、自分に思いを寄せる三浦さんを冷たくあしらうシーンに話題が及ぶと、三浦さんは「実は冷たくされて、うれしかった」と思わず本音!?一方、前田さんは「えっ?冷たくされると、逆に追いかけたくなるの?」と男のツンデレ願望に興味津々だった。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年04月21日「映像化不可能」と言われてきた乾くるみによるベストセラー小説を映画化した『イニシエーション・ラブ』の完成報告会見が4月20日(月)、都内で行われ、主演の松田翔太をはじめ、前田敦子、木村文乃、堤幸彦監督が出席した。本作で遠距離恋愛の相手と、都会的な女性の間で揺れ動く青年を演じた松田さんは、「それぞれ誠実に演じた結果、おのずと二股になってしまった」「遠距離恋愛は無理ですね。僕は(劇中の)どちらの女性も好きです」と赤裸々発言!恋のお相手を演じた前田さんは驚いた表情で、大笑いをしていた。1980年代後半を舞台に、合コンで出会った就職活動中の奥手な大学生・鈴木(松田さん)と、歯科助手・マユ(前田さん)のぎこちない恋愛模様を描いた“静岡編”、就職して上京した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう“東京編”で綴られる青春ラブストーリー。原作は「最後の2行ですべてが覆される」と読者に衝撃を与え、映画本編も「ラスト5分で驚がくの展開が待ち受ける」と大きな話題を集めており、松田さんは「台本を読んで、自分も本当にだまされたと思いましたね。最初は呆気にとられ、すぐに読み直したほど。出来あがった映画も本当に面白くて、俳優としてうれしい限りです」と手応え十分。本格的なラブシーンに初挑戦した前田さんも、「撮影に入る前からこんなにワクワクしたのは初めて。もう4回も見ちゃいました。見るたびに、いろんなシーンが気になっちゃって。公開されたら、また見ます」と完成に胸を高鳴らせ、役柄については「男の人に甘えたいと思う面は、私にも共通していると思う」と語った。また、鈴木とマユの関係を揺るがす洗練された東京の女・美弥子役の木村さんは、「10年前に呼んでいた小説の映画化に、まさか自分が出演するなんて。原作には忠実でも、いろんなシーンに遊び心があり、だまされ方も原作以上に大きかった。それが堤監督のマジックなんだと思います」と満足げ。キャスト陣の大絶賛に、堤監督は「ありがとうございます!」と会心の笑みだった。ちなみに、舞台となる80年代の印象を聞いてみると「やっぱり、公衆電話を使うシーンが新鮮でしたね。きっと10年以上は使っていないですし」(松田さん)、「もし80年代に青春時代をおくっていたら、やっぱりアイドルになりたかったですね」(前田さん)と話していた。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年04月20日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!