朝の情報番組“ワイドショー”を舞台に、中井貴一、長澤まさみらを迎えて描く『グッドモーニングショー』。この度、本作の主題歌が「KANA-BOON」の新曲「Wake up」に決定したことが分かった。澄田真吾(中井貴一)は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のニュースキャスターだったが、ある震災現場からの現場リポートが世間から非難を浴びて番組を降板。以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われていまに至っている。ある日、いつものように深夜3時に起床した澄田は息子と妻の言い争いに巻き込まれる。面倒くさいことから逃げるようにテレビ局に向かう車内で今度は、澄田のアシスタントの小川圭子アナウンサーから連絡があり、2人の交際を今日の番組で発表しようと迫られる。彼女は澄田と付き合っていると勘違いしているのだ!さらにプロデューサーの石山から番組の打ち切りが報告され、新番組への登板はないことも伝えられ、踏んだり蹴ったりの事態に意気消沈する…。『踊る大捜査線』シリーズなどを手掛け、放送作家、脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が描く本作は、報道、スポーツ、芸能、さらにファッション、グルメや人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにする、そんなワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾が主人公。この落ち目のキャスターが陥る、災難だらけの一日を追った抱腹絶倒のストーリーを描いていく。キャストには、主人公・澄田役としてキャスター役初挑戦となる中井さんをはじめ、サブキャスターの女子アナに長澤さん、新人アナウンサーに志田未来、澄田と同期のプロデューサーに時任三郎、澄田の妻に吉田羊、立てこもり事件の犯人に濱田岳、事件の解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらには個性的な番組スタッフに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介とバラエティに富んだ、ひとクセどころか、ふたクセ、みクセの豪華俳優陣が勢揃いしている。そして今回、「KANA-BOON」が本作の主題歌に決定。君塚監督が描く魅力的なラストシーンが、一層輝くような楽曲をイメージしたところ、プロデューサーの頭に「KANA-BOON」の疾走感あるロックが思い浮かび、いまの若い世代の気持ちを代弁する視線が映画を支えてくれるものになると考え、今回のオファーに至ったという。「KANA-BOON」が実写映画の主題歌を担当するのは本作が初めて。メンバーの谷口鮪は「今作『Wake up』は、また新たな自分たちの未来を切り開く、フレッシュで力強い楽曲です。劇中に出てくる言葉や情熱が、ミュージシャンとしての自分の想いとも重なり、映画とも心が通った曲となりました」と楽曲について語り、「より多くの方に、この映画の面白さ、そして僕たちの楽曲に込めたメッセージが届くことを願っております!」とコメントを寄せた。また君塚監督も「テレビキャスターのとんでもない1日を描いたこの映画に、彼らの闘争的なメロディと独特な声の色が必須でした。完成した主題歌は作品をより深く強く包んでくれました」と楽曲を絶賛した。『グッドモーニングショー』10月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月22日WOWOW開局25周年を記念して製作されるドラマWの新作『コールドケース~真実の扉~』で吉田羊が主演を務めることが発表になった。本作は、アメリカで2010年まで放送されていた人気ドラマの日本版で、吉田は本作が連続ドラマ初主演になる。その他の情報『コールドケース』は、神奈川県警捜査一課に所属する主人公・石川百合(吉田)らが未解決事件に隠された真相を見つけ出していくもの。「初主演という気負いはまったくなくて、それはスタンドプレイではなく、チーム全員でヨーイドンで同じゴールへ向かって走っていくスタイルが心地よく、私らしい初主演作品になっていると実感しています」と語る吉田は、“日本版”の特徴を「日本人特有の繊細さと生真面目さ、そういうのがより色濃く描かれていて、繊細であることでより深く捜査対象者の心に寄り添える、そういう日本人ならではの丁寧さを感じる作品になっています」と分析。「日本版コールドケースはオリジナルの世界観を踏襲しつつ、日本人らしい感性を加え、より繊細に心に深く響く作品になっています。“慮(おもんばか)る”という美しい日本語がありますが、まさにその表現が相応しい、相手の心に深く、深く寄り添った素敵なエピソードが満載となっていますので、是非最後まで楽しみにご覧ください」とメッセージを寄せている。ドラマは全10話で、『SP』シリーズの波多野貴文が監督を、瀬々敬久、吉田康弘、蓬莱竜太、林宏司が脚本を手がける。WOWOW開局25周年記念『連続ドラマW コールドケース~真実の扉~』全10話10月放送予定
2016年06月21日WOWOW開局25周年を記念して放たれる、世界的大ヒットドラマ「コールドケース」の日本版「コールドケース~真実の扉~」。先日、本作の特報映像が到着し、そこで主人公の後ろ姿のみが公開され注目が集まっていたが、この度、その主人公の女性刑事を吉田羊が演じることが明らかにされた。「コールドケース」は、2003年から全7シーズンにわたってアメリカ・CBSで放送されていた刑事ドラマシリーズ。製作総指揮には、「CSI:科学捜査班」シリーズなどを手掛けたジェリー・ブラッカイマーが務め、ペンシルベニア州のフィラデルフィアを舞台に、未解決の殺人事件(通称「コールドケース」)を解決する捜査チームを描いている。本国アメリカでは、全シリーズの平均視聴者数が1,000万人を超え、さらには全世界で放送&配信され世界中の人々に愛されている。今回吉田さんが演じるのは、神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る女性刑事・石川百合役。事件に関わる人々の心に深く寄り添い、未解決事件の真相を見つけ出していくという役どころだ。また、米国版ではキャスリン・モリスが演じ話題となった、未解決事件に挑む主人公、リリー・ラッシュに値する。ドラマ・映画だけでなく様々な場面で引っ張りだこの吉田さん。黒木瞳初監督作『嫌な女』では映画初主演を果たし、続けて本作では連続ドラマ初主演に挑む。今回の決定に吉田さんは「私としては初主演という気負いはまったくなくて、それはスタンドプレイではなく、チーム全員でヨーイドンで同じゴールへ向かって走っていくスタイルが心地よく、私らしい初主演作品になっていると実感しています」と話す。また自身が務める主人公については「絶対的な孤独を抱えている人ではありますが、それを抱えつつも乗り越えていて、でもその孤独があるからこそ同じ痛みを持つ人により深く関わっていける。心の近くに寄り添いながら共感できる“愛の人”だなと思いました」とコメントした。さらに「“慮る”という美しい日本語がありますが、まさにその表現が相応しい、相手の心に深く、深く寄り添った素敵なエピソードが満載となっていますので、是非最後まで楽しみにご覧ください」とメッセージも寄せた。そして先日解禁された特別映像に続き、本作の予告編がこのほど到着。各話で紐解かれていく未解決事件の様子を迫力ある映像で捉えている特別映像に加え、そこではわずかな後ろ姿のみのカットだった吉田さんの姿が完全に映し出され、圧巻の仕上がりとなっている。「コールドケース~真実の扉~」は10月、WOWOWにて放送予定(全10話)。(cinemacafe.net)
2016年06月21日6月20日(月)放送「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」の「しゃべくり007」パートにて、ゲストに黒木瞳と、「Sexy Zone」菊池風麿、黒島結菜が登場する。本日、黒木さんは初監督作の『嫌な女』をひっさげて“監督”として登場。桂望実による同名小説を原作に、今年黒木さん主演でドラマ化されたが、今回黒木さん自身がメガホンを取り映画化。仕事も結婚生活も上手くいかず心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた女弁護士の徹子(吉田羊)のもとに、昔から大嫌いだった“詐欺師”従妹・夏子(木村佳乃)が現れる。その日から徹子は夏子に振り回される日々がはじまり…。番組内では本作とのエピソードのほか、黒木さんの知られざる特技が明かされる。そして、もう一組のゲストとして、7月から土曜9時に放送スタートのドラマ「時をかける少女」より黒島さんと「Sexy Zone」の菊池さんが登場。大ロングセラー小説「時をかける少女」は、これまで幾度となく実写映像化・アニメ化・舞台化が行われてきたが、今回新たにドラマ化される。これまでの“時かけ”映像作品には見られなかったキャラクターたちの心理描写が追加され、誰もが知るストーリーに新たな目線が加えられるという。番組では、MCの「くりぃむしちゅー」「ネプチューン」、「チュートリアル」に現役大学生である黒島さんと菊池さんが大学で勉強中のことや流行を教えたり、それぞれのプロフィールをおさらいしていく。「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」は6月20日(月)21時~日本テレビ系で放送(「しゃべくり007」は22時~)。『嫌な女』は6月25日(土)より全国にて公開。ドラマ「時をかける少女」は7月9(土)より毎週土曜21時~日本テレビ系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月20日●芝居の心構えは「何があっても気持ちを大事に」2015年に公開されて大ヒットした『ストロボ・エッジ』と『ビリギャル』。そのクライマックスで、女優・有村架純(23)が見せた演技が今も頭から離れない。専門家でもないので何の説得力もないのだが、演技なのか素なのか見分けがつかない独特のリアリティーに、心をわしづかみにされてしまったのは事実だ。なぜそこまで引き込まれてしまったのか。有村が『ストロボ・エッジ』の廣木隆一監督と、主演映画『夏美のホタル』(6月11日公開)で再びタッグを組むと知り、早速取材を申し込んだ。覚悟の人――彼女には何となくそんなイメージを抱いていた。現在の所属事務所に一度は落とされても諦めずにリベンジし、晴れてデビューを飾ってからもオーディションは落選に次ぐ落選。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で一躍時の人になるわけだが、『夏美のホタル』の夏美は有村の不遇の時代とも重なる。写真学校の同級生たちは実力を評価され、自分は手応えを感じないまま。漠然とした将来への不安。やり場のない焦燥感。父の形見のバイクで向かった思い出の森で、夏美の人生がゆっくりと動きはじめる。目の前の有村は、物静かで聡明。「覚悟の人」というイメージには笑って謙遜しながら、演技の話になると穏やかな中にも控えめな熱を帯びはじめる。そこには廣木監督から受け継いだ「引き算」があり、さらにその背景には「二十歳の節目」と「日記」が大きく関係していた。明確な目標を立てて、不屈の精神で切り開いてきた女優の道。勝手にそう思い込んでいたが、最後の質問にはその真逆となる答えが返って来た。○「つまんねえ芝居だな」の"毒"を浴びる――昨年の主演作『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』を経ての今回。個人的には女優としての"進化"を感じたのですが、そのあたりはいかがですか。ありがとうございます(笑)。『ストロボ・エッジ』と『夏美のホタル』で、それぞれ違うことを学びました。そういった意味では、廣木監督との出会いは大きかったと思います。『ストロボ・エッジ』では「芝居は引き算」というお芝居の根本を教えていただいたような気がして、今でもその言葉を胸にお芝居と向き合っています。その後、舞台『ジャンヌ・ダルク』や『ビリギャル』、そして『いつ恋』(フジテレビ系16年)では連ドラ初主演という大役をいただきました。それらを経ての『夏美のホタル』だったのですが、廣木監督は私を見て「変わった」とおっしゃってくださいました。私自身が変化を実感する部分は微々たるものなんですが、そうやって言ってくださるだけでうれしいです。でも、現場では、一年間の中で経験したものを、一度全部取り除いてくださるんです。「今回は何も考えないで現場に来て」と。もちろん役としてのベースはありましたが、「余計なことは考えないで」という監督の意向に乗っかっていこうと思って臨みました。――「何も考えない」というのも難しそうですね。結構、勇気のいることでした(笑)。でも、廣木監督の言葉を信じて飛び込ませていただきました。そういった面でも、他の作品と取り組み方が違ったような気がします。――先ほどおっしゃった「芝居の引き算」とは?経験を重ねると技術面も身につきはじめて、それは必要なものもあればいらないものもあると思うんです。廣木さんは、うれしいとか悲しいとかの感情を表情で伝えるのではなくて「気持ちがあれば目で伝わる」。今回の現場でも、お芝居は理屈じゃなく、「心」や「気持ち」なんだと教えていただきました。お芝居を引き算していった時に、結局残るのは気持ち。だから私は、何があっても気持ちを大事にお芝居と向き合っていきたいと思っています。――それだけのことを気づかせてくれた監督。出会いは大切ですね。そうですね。廣木さんに出会わなかったら、そのことに気づかないまま……。何も分からないまま『ビリギャル』をやっても、同じように演じられなかったかもしれません。――ブログには「廣木さんの世界でまた生きられる」(2015年12月19日投稿)と書いてありましたが、廣木組の魅力とは?役者一人一人を「魅せて」くれる方。経験が豊かでも、浅くても、絶対に役者に対して妥協しない。そこが私にとっての廣木さんの魅力です。その分ごまかせないし、うそもつけない。厳しい分だけ、ちゃんと愛してくれているというのが伝わる監督です。だから、きっとその思いが作品にも現れているんだと思います。お芝居の上手、下手で役者を選んでいるわけではなくて、たぶん「気持ちでこの役者は伝えてくれる」という思いが、役者さん一人一人に伝わって輝く。気持ちが出ていなければ、当然何回も求められますし、技術で芝居しようものならすぐに気づいて怒られてしまう。本当に妥協をしない方です。――ということは『ストロボ・エッジ』でかなり鍛えられた?はい(笑)。私がどんなタイプかも含めてその時に全部知っていただいたと思うので、今回はあまり探られることなく、わりとまかせてくれたような……。もちろん、私の芝居を見て「つまんねえな」と言われたシーンもありました(笑)。――なかなか厳しい一言ですね(笑)。ええ(笑)。まず、「ドライ」といってお芝居を固めるためのリハーサルを何回もやります。それがOKだったら、カメラテスト、本番とサクサクと進みますが、その「固める」までは何十回とお芝居をする場合もあって、どうしてもうまくいかなかった時に「つまんねえ芝居だな」と言われてしまいました。実際につまらないから言われてもしょうがないんです。そういう毒がたまに飛んでくるのも廣木さんです(笑)。――工藤阿須加さん演じる慎吾をバイクで追いかけきれずに停めて、フルフェイスのヘルメットをかぶったまま泣くシーンがあります。目元しか見えていませんが……それこそ廣木さんが求める「目で訴えかける」演技だったような気がします。ヘルメットをかぶったまま泣くのは難しくないんですか?障害物だとは思います(笑)。でも、気持ちは同じなので演じる上では大丈夫です。『夏美のホタル』はずっと「引き算」を意識していたので、観ている人にちゃんと伝わるのかなという心配はありました。●謙虚なコメントの裏にある思い――きちんと伝わっていました。クライマックスでホタルを撮りながら涙を流すシーン。感情があふれてしまったそうですが、どんな心理状態だったんですか。台本には「涙を流す」とかは書いてなくて、「お父さんありがとう」という一言でした。物語の中で、ようやく父に対する思いを自分の中で理解することができて……そこでホタルが浮かび上がる。お父さんへの思いが届いたんだ……自然とそう思えて涙が出てしまったんです。――夏美ちゃんの気持ちに寄り添い続けていたからこその場面だったんですね。スケジュール的にも後半の方にそのシーンがあったので、それもよかったのかもしれません。○運命を変えた"日記"――仏師の雲月は、夏美に「才能は覚悟である」という言葉を伝えます。心に突き刺さったセリフだったのですが、有村さんはどのように受け止めましたか?私も好きなセリフです。才能は覚悟が必要なことで、その覚悟がないと結果は出ない。本当にその通りだと思います。お芝居の才能がないと思ったこともありますし、向いてないのかなとも。周りを見て、「才能があっていいな」とか思ってしまったり。その人が生まれ持った力はあると思いますけど、そこから広げる作業は自分自身。強い覚悟、意志があって初めて、広がっていくものが結果として残っていく。やっぱり自分を変えるのは自分自身でしかないのだと思います。――私の勝手なイメージですけど、有村さんは「覚悟の女」のようなイメージだったんです。そうですか(笑)?――そのことに関連して。ブログには「私はずっと自分の職業を女優、役者と言うことに違和感がありました。そう言えるまで辿り着いていなかったから。胸を張って言えなかった」(2016年2月7日投稿)と書いてありましたが、その気持ちに変化は?今もはっきりとは言えませんが……昔に比べるとポジティブな気持ちではいます。何か1つ信じられるものができたというものがあるし、自分が二十歳の時に「女優として生きていく」という覚悟を決めたつもりがあって。デビューして3年後のことです。そこから気持ちも変わって、本当に自分の身の回りのいろいろな巡りが変わっていきました。おかげでこうしてお仕事をたくさんやらせていただいていて。だから、そういう自分の気持ちを信じるというのはやっぱり大事なことだなとは思います。――3年前に何があったんですか。お芝居をやっていても何か掴みきれないような感じで、ずっと悶々としていました。「分からないことが分からない」というか。デビューから3年経つと、お仕事が楽しくなってくる時期で、現場の雰囲気も分かりはじめて「撮られる」という環境にも慣れてくる。仕事が楽しいと思えるときに、ふと「このぐらいでいいのかな」「大丈夫かな」と不安になることが増えて、当然そういう中途半端な気持ちで現場に行くと、やっぱり役が残らない。きっと仕事に対する甘えとかだったんでしょうが……。このままだと何も変わらないと思って、20歳の節目で「変わらなきゃいけない」と決心しました。――目標を立てるのも習慣になっているそうですね。ブログを読んで計画的な方だなと思いました。昔からなんですか?この仕事をはじめてからです。きっかけは、当時のマネージャーさん。昔、言葉で気持ちを伝えるのが本当に下手で、こうした取材なんかも本当に取材にならないくらい「こんな私で大丈夫ですか?」と心配してしまうくらい(笑)。そんな私を見かねた当時のマネージャーさんが「日記を書いたほうがいい」と言われて。大学ノート9冊分ぐらいは書きました。半ページの日もあれば、2~3ページの日も。その日に起こった出来事、反省、思ったことを全部書いて、毎回提出していたんです。――えっ! 日記を見せるんですか?はい(笑)。特にコメントくれるわけでもないんですけど、その作業をしていくうちに本当に……本当にしゃべれるようになったんです。自分の頭の中の言葉の整理がスムーズにできるようになって、書くということは本当にすごいことだと思いました。目標もそこに書くことによって、より明確になる。自分が思っていることを客観視できますし、そのための方法を考えることもできます。書くと自然と気持ちが動いていく。目標や願いは絶対に書いたり口にしたりしたほうがいいと私は思います。――確かにブログにも「賞が欲しい」とはっきり書かれていました。「いつかいただければいいな」みたいな漠然としたものだったんですが、今年に入ってたくさんの賞をいただきました。そんなことになるとは思っていなかったんですけど、「25歳までには何か賞が欲しい」といろいろなところで言っていました。自分でも何を言ってるんだろうと恥ずかしくなる時もあるんですけど(笑)、「言うことが大事」だと自分に言い聞かせています。――今年の第39回日本アカデミー賞を取材しましたが、有村さんはコメントを求められた時に「吉田羊さんのおかげ」「伊藤淳史さんのおかげ」とおっしゃっていましたね。謙虚さがあふれた一面だったと感じました。そうでしたか(笑)。自分では分かりませんが、やっぱり自分が今お仕事をさせてもらっているのも自分だけの力じゃないのは確かです。道筋を作ってくれた事務所があってのことですし、たくさんご指導いただいた監督や役者のみなさまのおかげ。私は「自分自身で道を切り開いてきた」という感覚はありません。いろいろな人に助けられて、「目の前に道ができてきた」という感覚なんです。■プロフィール有村架純1993年2月13日生まれ。兵庫県出身。身長160センチ。B型。2010年にテレビ朝日系ドラマ『ハガネの女』で女優デビュー。その後、『SPEC』シリーズなどを経て、2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で多くの人に知られる存在に。2014年公開のスタジオジブリ作品『思い出のマーニー』では主演声優に抜てきされ、映画『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』(共に15年公開)で第58回ブルーリボン賞主演女優賞、『ビリギャル』で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞・新人俳優賞を受賞。今年の出演映画は、『夏美のホタル』『僕だけがいない街』『アイアムアヒーロー』『何者』(10月15日公開)など。(C)2016「夏実のホタル」製作委員会
2016年06月19日福山雅治主演映画『SCOOP!』に、斎藤工が出演することが6月18日(土)、福山さんがパーソナリティを務めるTOKYO FM「福山雅治 福のラジオ」内で発表された。原田眞人監督・脚本作品『盗写1/250秒』(1985)を原作映画とし芸能スキャンダルから社会事件まで様々なネタを追いかける写真週刊誌カメラマンと記者の物語を描く本作。かつて、数々の伝説的スクープをモノにしてきたものの、現在は芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとなり自堕落な日々を過ごす凄腕カメラマン・都城を福山さん、写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりの新人記者・行川を二階堂ふみが演じ、ひょんなことからコンビを組んだ2人が日本中が注目する大事件に巻き込まれていく物語。監督は『モテキ』『バクマン。』などで知られる大根仁。ほかキャストにはすでに吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキーらが発表されていた。6月18日(土)の「福山雅治 福のラジオ」では、出演映画『高台家の人々』のプロモーションとして斎藤さんがゲストに登場。番組終盤で福山さんから『SCOOP!』での出演が発表され、試写で観たばかりの本作の感想を話さずにいられない斎藤さんを、思わず福山さんが止める一幕も。斎藤さんが演じるのは、都城がスクープを狙う超大物ターゲットで将来の総理大臣候補と噂される若手代議士・小田部。SPたちに守られている小田部をどのようにして“スクープ”するのか…?『SCOOP!』は10月1日(土)全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月18日桂望実のベストセラー小説を原作に、女優・黒木瞳が初めて映画監督に挑戦した映画『嫌な女』。この度、全国公開を前に6月15日(水)、完成披露プレミア試写会が行われ、黒木監督と主演の吉田羊と木村佳乃が登壇し会場を沸かせた。石田徹子(吉田羊)は弁護士。仕事も結婚生活もうまくいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子(木村佳乃)。徹子の同い年の従妹だった。夏子は男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され…。この日行われた舞台挨拶に、ゴージャスにドレスアップした黒木監督と映画初主演となる吉田さんと木村さんが登壇が登場すると、会場からは大きな拍手と共に、感嘆の声が沸き起こった。初監督に挑戦した黒木さんは「今日は奇跡の日です! いろいろなことに『丸』がひとつずつ積み上げられて、今日を迎えることができました」とまず感謝の気持ちを述べた。そして質疑応答にて、撮影中に一番しんどかったことは?という黒木監督からの問いに吉田さんは「台本を読んで一番これが山場になるだろうなと思ったシーンが撮影初日のファーストシーンだったこと」と回答。対して黒木監督は「すみません(笑)女優は体力あるうちに大事なシーンを撮っておいたほうがよいと思いまして…」と話すも「でもあのシーンを乗り越えたからこそ1か月を乗り切れたような気がします。瞳さんの計画勝ちだなと思いました」と吉田さんが続けた。また、劇中では吉田さんと木村さんのバトルシーンがあるそうで、吉田さんは「佳乃ちゃんが私を叩くシーンがあるんですけど、本当に叩くのがうまいんですよ!叩き慣れてるなって(笑)」と感心したと話していたが、続けて木村さんは「本気で当ててと言われたので叩かせていただいたんです。でも、叩いた後のふり向いた羊ちゃんの顔が怖くて!(笑)」とふり返った。さらにそのバトルの中には、吉田さんが「あんたってほんと死神みたいな女ね」と言うシーンがあるそうで、「散々バトルして疲労困憊で息が上がりながらそのセリフを言ったら、 瞳さんが『森進一さんみたいだから抑えて!』と言われて(笑)」とダメ出しされたと明かす。何回も撮り直したシーンということもあって印象深い場面となっていたようだ。さらに黒木監督は今後について「羊ちゃん佳乃ちゃんと女優同士でキャッチボールしたらどんな感じになるんだろうと、すごく刺激的になるんだろうなと思います。 芝居を見せていただいたので、興味深々です」と女優同士での再タッグも希望していた。今回は撮影以来、久しぶりの再会となった3人。軽快なトークが繰り広げられ、 笑いの絶えない和やかな舞台挨拶となっていた。吉田さん演じる徹子と木村さん演じる夏子。境遇も立場も違う対照的な2人の女性の人生のケミストリーを鮮やかに描き出し、女性の強さと友情をコミカルかつ情感豊かに謳いあげている本作。この2人のほかにも、中村蒼、佐々木希、田中麗奈、ラサール石井、袴田吉彦、寺田農ら豪華キャストたちが登場し脇を固めている。『嫌な女』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月16日内村光良を中心に個性的なメンバーたちが毎週オムニバスコントを届ける「LIFE!~人生に捧げるコント~」。このほど、注目度上昇中の村上虹郎が番組に参戦し初めてのコントに挑戦する。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は、内村さんを座長にムロツヨシ、田中直樹(ココリコ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)、星野源、西田尚美、石橋杏奈、臼田あさ美という多彩な旬のキャストがコントを行う人気番組で、この4月からスタートした新シリーズには吉田羊も参加。それぞれが個性的すぎる強烈キャラになりきり、話題を呼んでいる。そして今回は、若手俳優の注目株・村上さんがゲストとして登場、自身にとって初めてのコント収録に挑戦した。初共演となる内村さんやムロさんと、スポ根モノ(?)の「歯を食いしばれ」で息のあったコントを披露する。河瀬直美監督の『2つ目の窓』で主演を務め、鮮烈な映画デビューを飾った村上さんは、柳楽優弥の弟役を好演する『ディストラクション・ベイビーズ』やNTT DoCoMoのCMほか、現在次々と話題の映画やドラマへの出演を果たしており、次世代スターのひとりとして期待を集めている。村上さんは「コントの収録は初めてでしたが、新鮮で、楽しかったです!内村さんは優しかったですし、ムロさんは、最初から『虹郎!』と呼んでくれて、僕が出演した作品を見た話などをしてくれました。あまり緊張もせず、楽しむことができました」とコメント。個性的なメンバーに村上さんがどのようなスパイスを効かせるのか、放送が楽しみだ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」村上虹郎のゲスト出演は6月23日(木)22時25分~NHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日6月25日公開の映画『嫌な女』の完成披露プレミアムイベントが15日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、吉田羊、木村佳乃、黒木瞳監督が出席した。桂望実のベストセラー小説『嫌な女』を原作にした同映画は、監督業初めてとなる黒木瞳が原作に惚れ込み、自ら出版社に手紙を書き続けて映画化が実現したというもの。本作で映画初主演となる吉田羊、そして木村佳乃のダブル主演で、堅物弁護士(吉田)と天才詐欺師(木村)という境遇も立場も違う対照的な女性の人生を鮮やかに描き出す。公開に先駆けて完成披露イベントが行われたこの日は、イベントに相応しいドレスアップした衣装で3人が登壇。本作で映画初主演を果たした吉田は「今回初主演と言われてますけど、(主演として)未熟で瞳監督や佳乃ちゃんに引っ張られて何とかゴールしました」と安堵した様子で、黒木監督も「撮影中はおふたりの女優魂というか、根性というか、真摯な姿勢に背中を押してもらいました。この場を借りてお礼を申し上げたいです」とダブル主演の吉田と木村に感謝しきり。また、劇中で上手く言ったシーンを問われた吉田は「佳乃ちゃんとのバトルシーンで、佳乃ちゃんが私を叩くシーンがあるんですけど、叩くのがまあ上手い! あのシーンは上手くいったと思います」とあげると、木村は「フリでも良かったんですけど、羊ちゃんから『当てて』と言われたので、ものすごい力で打ちました。そしたら羊ちゃんの顔が怖くて怖い目で睨んでくるんです。本当に怖かったですね」と明かして笑わせた。そんな2人のバトルのシーンを、黒木監督は「あれは何度も何度もやっていただいたので、上手くいきました」と会心の出来だったとか。演じた吉田は「髪の毛が掛かったりして何度もやったんですが、あの瞬間は『瞳さんしつこいな』と思ってました(笑)」と本音を明かすも、「その粘り強さの連続が成果として現れていると思います」と初監督とは思えない黒木の力量を認めていた。映画『嫌な女』は、6月25日より全国公開。
2016年06月16日女優の吉田羊が3日、都内で行われたロッテ『乳酸菌ショコラアーモンドチョコレートビター』商品発表会&新CM発表会に、女優の小松菜奈とともに出席した。一部週刊誌で報じられたHey!Say!JUMPの中島裕翔との熱愛について、イベント終了間際に報道陣から「守ってほしい人はいますか?」「交際は順調ですか?」などと声が飛んだが無言でにこやかな表情で一礼し、大音量BGMの中、会場をあとにした。7日から全国でオンエアスタートする同商品の新CMで初共演した小松について、吉田は「菜奈ちゃんはナチュラルで壁を作らず、すっと入ってきてくださったので会話もできて居心地よかったです。生まれたときから一緒にいたみたい」と妹を見るような目で語り、3人兄弟の末っ子という小松は「お兄ちゃんが2人いて、お姉ちゃんの存在に憧れていました」とニッコリ。「お兄ちゃんとケンカしてばかりだったので(笑)、お姉ちゃんと服を交換したりするのっていいなあって思っていました。吉田さんはお姉ちゃんのように優しくて、現場でも話しかけてくださって、本当にお姉ちゃんみたいに仲良くさせていただきました」嬉しそうに語った。また、5人兄弟の末っ子という吉田は「妹や弟がいなかったので、こんな可愛い妹がいたら、こんな幸せなことはないなって思って、撮影中にちょっかいを出して、いろいろと話しかけてしまいました。すみません」と告白。「今のお洋服の交換の話でいうと、おさがりがくることが多いので、妹的には『私も新しいものがほしい』とちょっと複雑でした」と吐露した。イベントでは、同商品のCMキャラクターの先輩である小松が先生役となって、吉田に同商品に関する知識をクイズ形式で講義する一幕や、2種類のチョコレートの食べ比べする企画も行われた。
2016年06月03日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:福山雅治の自宅に中年女性が侵入! 吹石一恵が鉢合わせにゴールデンウイーク中の5月6日20時25分ごろ、福山雅治(47)・吹石一恵(33)夫妻の自宅マンションに侵入者が現れた。驚いたのは、その侵入者がコンシェルジュの女(48)で、合鍵を使って部屋に入ったこと。その数分後に吹石が帰宅したところ、女が部屋から猛ダッシュで飛び出して逃げたという。逮捕された女は、10カ月前から同マンションに勤務していたが、これまで問題行動はなし。犯行の理由を「ギターが好きで、福山さんのギターが見たかった」と話しているようが、これはあやしい。「もし福山のファンなら、本当の目的は結婚に対する恨みではないか?」という疑いもある。緊急時に備えて、管理会社に合鍵1本を預けていた福山夫妻。管理や住人向けのサービスを行うコンシェルジュの犯罪だけにショックは大きく、あのオセロ・中島知子の洗脳騒動で話題になったマンションということもあり、引っ越しを考えているのではないか。事件発覚後の23日、吹石の公式サイトが更新され、スタッフが「ご心配をおかけしました。吹石は元気に過ごしておりますので、ご安心ください」と報告した。ただ、吹石は女と鉢合わせしただけに「今度は福山ファンに襲われるのではないか?」というトラウマが残っていないか、心配される。一方の福山も主演ドラマ『ラヴソング』の低調が毎週のように報道されるつらい状況。思わぬ苦境に立たされた新婚夫婦だが、むしろ絆を深めそうなたくましいイメージもある。■4位:吉田羊が突然の絶句と涙……。中島裕翔との熱愛報道が原因か?都内で行われたイベント『ビューティーミューズ大賞』に現れた吉田羊(年齢非公表)。トーク終盤、司会者から「最後にひと言お願いします」と話を振られた吉田は、「とにかく日々…………」と話し出したものの言葉が続かず沈黙。数秒後に話しはじめるも、涙まじりの声で「笑顔で過ごしてください。あなたが笑顔であれば…………」と再び言葉が詰まってしまう。さらに涙をこぼしながら、「きっとあなたを大事だと思っている人も笑顔になると思いますので」と意味深な言葉を続けた。ただごとではない吉田の様子に、イベント会場は騒然。しかし、大半の人は、先月報じられたHey!Say!JUMP・中島裕翔(22)との熱愛報道を頭に思い描いていただろう。実際、20歳年下のアイドルが相手だけに吉田への風当たりは強く、「立場をわきまえろ」「干されるのでは」などのバッシングも多い。あらためてこの日のトークを振り返ってみると、「芸能活動でキツいと思うことは?」と聞かれた吉田は、「すべて試練と思うようにしています。『外に出られない』とか思うこともあるけど、『しんどいことには意味がある』と思えば乗り越えられます」とここでも意味深に語っていた。吉田は「強い大人の女」「自立した女性」というイメージでブレイクしたが、実は傷つきやすいタイプなのかもしれない。ともあれ、今回の言動で芸能記者のさらなる取材攻勢は確定。プレッシャーやバッシングに負けず、どう立ち振る舞うか。その役者魂に注目したい。■3位:あ~ちゃんとサバンナ・高橋に熱愛の噂! 新宿で買い物Perfumeの「あ~ちゃん」こと西脇綾香(27)と、サバンナ・高橋茂雄(40)という意外な2人の熱愛報道が浮上した。『女性セブン』によると、多忙な高橋がテレビ出演の合間を縫って訪れたのは、恵比寿の隠れ家的な高級焼き肉店。そこには、あ~ちゃんと母、妹らが集まり、パーティーを開いていたという。それだけではただの友人関係のようだが、ポイントは高橋がPerfumeの熱烈なファンであり、2人での目撃情報もあること。昨年10月に新宿・伊勢丹メンズ館での買い物姿が目撃されているほか、サバンナのライブにあ~ちゃんが通っているらしい。さらに、「ふたりはつき合ってる」なんて関係者の証言もあったが、両所属事務所ともに「仲の良い友人の1人」と否定。「単なる友人でなく、つき合っているのなら新宿で買い物なんてしない」と考えるのが自然だろう。ともあれ、大好きなアーティストとお近づきになれた上に、ゴシップまで流した高橋は、お得意のセリフ「オレ、売れた!」と感じているのではないか。■2位:沈黙を続ける能年玲奈に「引退」報道。奇行は本当なのか?「引退」の2文字が何とも穏やかではない。『週刊女性』は、能年玲奈(22)が「ブログ更新のみで女優業を行っていないことや、6月末に所属事務所との契約が切れることから、芸能界を引退せざるをえない」と報じた。そこで気になるのは、昨年4月の洗脳・独立騒動。「演出家の女性に洗脳されて、所属事務所に無断で個人事務所を設立した」という報道が、多くの週刊誌をにぎわせた。「所属事務所を怒らせてしまい、能年の姿を見かける機会はほとんどなくなった」という後追い報道も多かったが、真相はどうなのか。『週刊女性』は、「朝ドラ『あまちゃん』でブレイクした能年に事務所側が新たな仕事を持ちかけたが、何らかの理由をつけて拒否」「能年は『辞めたい』の一点張りで代理人を立てたため、直接話ができない状態になった」「事務所が借りたマンションを出て、演出家との同居をはじめた」「事務所が進めていた映画『ちはやふる』(広瀬すず主演)とドラマ『重版出来!』(黒木華主演)への主演が流れてしまった」「能年は契約を更新せず、独立する気でいる」などと詳細にわたる経緯を報じた。もしこれらが全て本当なら事務所側は黙っていないだろう。法的に訴えるか、芸能活動がしにくいように働きかけるか……いずれも能年にとっては前途多難なのは言うまでもない。しかし、「全てに渡って事務所側は正しい対応をしてきた」と書かれたこの報道は、まだ半信半疑のレベル。「田舎出身で20歳そこそこの新進女優が、そんなに大胆なことができるのか?」という見方もあるからだ。朝ドラ『あまちゃん』から3年が過ぎた今、どんな結末が訪れても「じぇじぇじぇ」と驚くことはない。■1位:上野樹里と和田唱が結婚! 17年越しの思い「やっと言えた」26日、上野樹里(30)とトライセラトップスのボーカル・和田唱(40)が結婚を発表。所属事務所からのファクスには、連名で「二人にとって、とても自然な事でした。そしてその事にとても喜びを感じています。お互い支え合いながら、一歩一歩、前に進んでいこうと思っておりますので、皆様に温かく見守って頂けたら幸いです」と書かれていた。さらに上野はインスタグラムに、「早く、皆さんに言いたくて言いたくて、やっと言えるタイミングが来てうれしい限りです!」「皆さま、私は幸せです。そして、これから何事も、もっといいエネルギーでパワフルに頑張れそうです」「こんなに素敵なパートナーとこれから生きていけることは何よりの喜びです」と書き込み、和田との2ショットをアップするなど幸せを爆発させた。2人は知人を通じて知り合い、昨年秋に交際スタート。しかし、上野が初めて買ったCDは、トライセラトップスが1999年のシングル『if』だったというから、17年越しの思いが届いたことになる。同居はまだで、挙式・披露宴は未定という。やはり気になるのは、和田の母である料理研究家・平野レミ(69)のコメント。上野が料理好きなこともあって、“底抜けに明るい仲よし母娘”になりそうな予感しかしない。□おまけの1本:「小倉智昭が膀胱がん手術から1週間で復帰。再発リスクは?」膀胱がんの手術で司会を務める『とくダネ!』を休んでいた小倉智昭(69)が23日、一週間ぶりに復帰。番組冒頭で、「ご心配をおかけしました。やるだけのことはやって戻って参りました」と笑顔で明るく報告した。小倉は13日の番組内でがんを公表したのち、16日に入院。翌日に手術が行われ、21日に退院し、経過は良好という。膀胱がんについて、「転移が少なく、がんの中ではタチがいい方」と楽観視しながらも、「再発は多いので長いおつき合いになるかも」と覚悟もチラリ。病理検査の結果次第で治療方針が変わるものの、番組降板は考えていないようで、復帰早々元気いっぱいの姿を見せていた。糖尿病の持病もあることから、体調の不安はつきまとうが、音楽やゴルフなど趣味の多い人だけに、これからも楽しく生きる姿を見せてくれるのではないか。『とくダネ!』は視聴率も好調であり、裏番組の司会は全て下の世代だけに「中高年の星」として頑張ってほしい。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年05月29日黒木瞳の初監督作『嫌な女』が5月23日(月)、「外国人特派員協会」(有楽町)にて上映され、その後、黒木さんを迎えての記者会見が行われた。真面目で堅物な弁護士の徹子と彼女のいとこで自由奔放に男性を手玉に取り、結婚詐欺まがいのトラブルを起こす夏子。以前から徹子は夏子が大嫌いだったが、彼女が持ち込むトラブルの処理であれこれと振り回されるハメになり…。桂望実の同名小説が原作だが、もともと、自身が女優として演じるために原作の映像化権を手に入れたという黒木さん。「脚本家の先生(※朝ドラ「とと姉ちゃん」を手掛けている西田征史)と話をするうちに、この作品の世界観を一番分かっているのは私だと思い、徐々に監督をしてみようと気持ちが変化していった」と監督をするに至った経緯を明かす。女優業と監督業、その違いについて「女優として作品に入るときは、その女性として生きる――私ではない別の女性になるんですが、監督の場合、私が全部出ちゃうんです。『あ、全部私だな』と思いました」と語る。生真面目な徹子を吉田羊、奔放な夏子を木村佳乃が演じているが、黒木さんは監督として「吉田さんの役はとてもストレスのかかる役。演出面でも負荷をかけてましたが、それを素直に柔軟に乗り越えてくれました。それで私もどんどんハードルを上げていきました。木村さんの役は、この作品におけるムードメーカー。テンションを上げていかないといけないのですが、木村さんのモチベーションを常にキープされているところには本当に感服しました!ポンッと上がる瞬発力は、並大抵のものではないと思います」と称賛を送った。外国人の記者からは、今後の監督業、および女優業との両立についても質問が飛んだが「すでに女優として撮影に入っております。この映画で8か月ほど撮影をしなかったのですが、(女優に)戻ったとき、『監督』という言葉に振り向く自分が怖かったです」とジョーク交じりに語る。ホラー映画『仄暗い水の底から』に出演していることから「ホラーを撮る気は?」という質問も飛んだが「女はホラーみたいなものですから(笑)。『嫌な女』もどこかでホラーかもしれませんよ」とニヤリ。監督業と女優業、どちらが合っているか?との問いには「ここで『監督』と答えたら、私の(女優としての)35年は何だったのか?と悲しくなる…(笑)」とユーモアたっぷりに答えつつ「監督は本当に地味な作業ですが、コツコツと地味にやっていくクリエイティブな作業は意外と好きなんだと再発見できました」と笑顔を見せていた。なお、現時点で本作の海外の映画祭への出品や海外での公開は発表されていないが、黒木さんは「私の口からはまだ何も言えません」とその可能性を匂わせた。『嫌な女』は6月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日昨年、公開が発表され、福山雅治が写真週刊誌カメラマンを演じることで話題の映画『SCOOP!』から、ついに、ワイルドな風貌でカメラを構える福山さんのビジュアルと特報映像が解禁された。原田眞人監督・脚本作品「盗写1/250秒」(’85年)を原作とした本作。かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城静。しかし、その輝かしい業績もいまとなってはほとんど知られることはなく、もはや黄昏モード。芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとして、借金、酒にギャンブルと、自堕落な日々を過ごしていた。そんな彼が、ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりの新人記者・行川野火とコンビを組まされる羽目に。この凸凹コンビがスクープを追いかけていくうちに、日本中が注目する大事件にまきこまれていく――。監督は『モテキ』『バクマン。』の大根仁。本作の主人公・都城静を福山さんが、都城の“相方”となる新人記者を、『オオカミ少女と黒王子』『ふきげんな過去』など主演作の公開が控える若手実力派女優・二階堂ふみが演じる。そのほか編集部の女性副編集長・横川定子役に、『ビリギャル』『HERO』『心が叫びたがってるんだ。』と大ヒット作に立ち続けて出演の吉田羊、編集部の男性副編集長・馬場役に、「半沢直樹」『るろうに剣心』などでみせた味のある演技が魅力の滝藤賢一、そして、静の旧友で情報屋のチャラ源に、福山さんと親交の深いリリー・フランキーと、豪華なキャストが脇を固めている。そして、本日解禁となったのは、カメラマン・都城のビジュアル。髪と髭を伸ばし、カメラを構え、スクープという獲物を狙っているまさに“獣”のような表情の福山さん。衣装をクランクイン前から着込んでなじませるなど、徹底した役作りで臨んだといい、いままで見たことのない姿で、“新境地”とも言える役柄に挑む。併せて『SCOOP!』公式サイトでは特報映像も解禁。怪しくも魅力的な東京の夜を、スクープを追い求めるワイルドな都城の姿を垣間見ることができる。この特報映像は、5月14日(土)より全国の映画館で上映予定。『SCOOP!』は10月1日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日俳優の佐藤健と鈴木亮平が10日、都内ホテルで行われた「第24回橋田賞」の授賞式に出席し、受賞の喜びを語った。2人は、TBSテレビ60周年特別企画『天皇の料理番』での演技を認められ、橋田賞を受賞。ドラマ自体も、「夢を掴み取るために試練に立ち向かう主人公と、それを支える者たちの愛の物語は、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ」と評価され、同賞を受賞した。主人公・秋山篤蔵を演じた佐藤は「このような素敵な賞をいただいて大変光栄です」と感激。「『天皇の料理番』という作品に出演できたことを大変うれしく思います。と共に、今後も見てくださる方々の心に深く残り続ける作品作りを目指して、精進していきたいと思っています」と語った。篤蔵の兄を演じた鈴木も「主役を演じた佐藤健と一緒にこのような賞をいただけてうれしい限り」と喜びを表現。「僕の役は自分の夢をあきらめて弟に夢を託すという役で、弟に対して手紙を書くシーンが多かったのですが、手紙の中での『夢に向かって努力して苦しめることは幸せなことなのだ』というセリフが今でも忘れられない。苦しいことがあるたびにそのセリフを思い出します」と言い、「自分の中でとても大切な作品になっています」と感慨深げに話した。「『天皇の料理番』だけは見ていた」という脚本家・橋田壽賀子氏は、佐藤に対し、「若い時から年寄りまで一生懸命なさっていたのがすごい好感が持てて、ファンになりました」と告白。鈴木に対しても、「役のためにお痩せになったんですって? そんなこと私できない。なんて真面目な人が世の中にいるんだろうと感動した」と同ドラマのために20キロ減量した役者魂をたたえた。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。今回、橋田賞は、『天皇の料理番』、佐藤、鈴木のほか、『あさが来た』(NHK)、脚本家の大森美香氏、古沢良太氏、女優の岸本加世子、新人賞は女優の吉田羊、特別賞は女優の三田佳子が受賞し、大賞は該当者なしだった。
2016年05月10日女優の小芝風花が10日、都内ホテルで行われた「第24回橋田賞」の授賞式に出席。橋田賞を受賞したNHK連続テレビ小説『あさが来た』の代表として、受賞の喜びを語った。『あさが来た』は、実業家であり女子教育にも尽力したヒロイン・あさを丁寧かつ魅力的に描き、「多くの視聴者の関心を集めた」と評価され、橋田賞を受賞。あさの娘・千代を演じた小芝は「お母ちゃんじゃなくてごめんなさい。娘の千代ですいません。波瑠さんじゃなくてごめんなさい」と謙虚にあいさつした上で、「台本をもらうたびにワクワクしていたので、素敵な賞をいただけて本当にうれしく思っています。これからも頑張ります」と述べた。同ドラマのオリジナル脚本を手掛けた大森美香氏も同賞を受賞。「スタッフ、キャストのみなさんと共に、日本の朝を明るくする話をどうにか毎日届けたいという気持ちで書かせていただきました」と思いを伝え、「スタッフ、キャストのみなさん全員と一緒にいただけた賞だと思っています。うれしくて今も胸がドキドキしています」と喜びを爆発させた。脚本家・橋田壽賀子氏が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。今回、橋田賞は、『あさが来た』、大森氏のほか、『天皇の料理番』(TBS)、俳優の佐藤健、鈴木亮平、女優の岸本加世子、脚本家の古沢良太氏、新人賞は女優の吉田羊、特別賞は女優の三田佳子が受賞し、大賞は該当者なしだった。
2016年05月10日女優の吉田羊が10日、都内ホテルで行われた「第24回橋田賞」の授賞式に出席。先月11日発売の『週刊ポスト』でHey!Say!JUMP・中島裕翔との"推定20歳差熱愛"が報じられて以来、初の公の場となったが、交際報道には言及しなかった。吉田は、2015年10月期のドラマ『コウノドリ』(TBS)での演技をはじめとする本年度の活躍を評価され、橋田賞新人賞を受賞。「身に余る素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます」と喜び、演じた小松留美子役について「幸せを感じる役。そんな役はほかにはありませんでした。私がこの役を演じて感じた幸せが見ている方にも伝わって賞につながったのかなと思っています」と感慨深げに語った。また、授賞式の中で脚本家・橋田壽賀子氏が「『天皇の料理番』以外、テレビを見ていない」と暴露したことから、「ちょっと複雑な気持ちではありますが」と笑いを誘い、「橋田先生に見ていただける作品に出られるよう邁進していきたいと思います」と決意を伝えた。授賞式終了後、熱愛について質問しようと報道陣が詰め寄るも、関係者に囲まれながら、ほかの受賞者とは違う出口へ。厳重警戒の中、無言のまま会場を立ち去った。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。受賞者には置時計と賞金100万円が贈られた。
2016年05月10日安定の高視聴率をキープしている大河ドラマ『真田丸』。時にシリアスに時にコミカルに物語が進む中、描かれる、堺雅人さん演じる真田信繁と彼を取り巻く女性たちとの心の交わりや感情の機微に、見ているほうもヤキモキ…ということも多いのでは?三谷幸喜氏が描く『真田丸』の女性たちは、みんな明るくてパワフルでどこかキュート。今回は、彼女たちの愛される理由を姓名判断から探ってみたいと思います!◆姓名判断でみる女性たちの素顔とは言っても、女性が政略結婚のコマとして扱われた時代のこと。当時の女性には姓というものはなく、系図にも「女」としか記載されないことも多かったそうです。北条政子や細川ガラシャなど、姓のある女性もいますが、これは後世の人が呼びやすいようにつけた通称だとか。そこで、姓名判断の中でもファーストネームが司る「地格」という部分を用いて占ってみましょう。「地格」は0~36歳くらいまでの「人生の前半」、そして「その人の本質」をあらわす重要な部分と言われています。(以下の画像にはそれぞれ、父親や兄と同じ苗字を入れています)◆梅(黒木華さん)地格「11」信繁の初恋の相手であり最初の妻となった女性ですね。残念ながら若くして亡くなってしまいましたが、信繁の生き方に大きな影響を与えた人物として描かれています。作中では気は優しくて力持ち、控えめだけど芯の強い梅。その健気さに、ネット上でも「かわいい」と人気を集めていました。姓名判断上では梅の地格は「11」。一歩一歩着実に前進してゆくコツコツ型で、何でも真面目に取り組むので周囲からの引き立てに恵まれて事を大成させる吉数なのだとか。その奥ゆかしさや思いの強さゆえに信繁に愛された梅のキャラクターにぴったり!?彼女の芯の強さは、不遇な中でも自分を輝かせる術だったのかも。そんな女性がいたら、そりゃ男性は放っておかないですよね?◆きり(長澤まさみさん)地格「6」梅の幼なじみで、信繁の良き相談相手でもあるきりは、傍目にはちょっとウザいキャラ。気持ちはわかるんですけどね、強がりでおせっかいでガサツ、といった印象が否めない…良く言えば人間らしいのですが。そんなきりの地格は「6」 。本来の性質はおおらかで穏やか、温かく思いやりがあり器の大きな女性。世話好きで人当たりが良く、胸には大きな志も持っています。ただ、周りに影響されやすいというか、お人好しなところがあり、口車に乗せられやすいところも。信繁と梅のために、何だかんだ言いながらも自分の心を隠してアドバイスしたり、何かと手助けしたりする優しさは、この数字に由来していたのかもしれません。◆松(木村佳乃さん)地格「8」真田家の「姉上」松は、信繁・信幸のお姉さん。ドラマではしっかり者でありつつ、どこか抜けているというか、ユーモラスに描かれています。しばらく行方不明になっていましたが、5月から再登場したので今後の展開も楽しみですね。さて、松の地格は「8」。基本的にはおとなしくて控えめ。でも、感情が豊かで喜怒哀楽をしっかり表現し、涙もろいところもあります。争いを好まず、周りとの調和をきちんと図れるので多くの人から愛されるタイプ。家族との縁が強いのも特徴です。喜怒哀楽をしっかり表現するというのは、松のキャラそのものという感じですね。この性格ゆえに、小山田茂誠とは政略結婚でありながらも愛し愛され、当時では珍しいラブラブ夫婦となったのかもしれません。◆小松姫(吉田羊さん)地格「14」(本名の「稲」で鑑定)徳川家の重臣、本多忠勝の実子であり、後に徳川家に養子に出された小松姫(稲)は、バックに控える徳川家という巨大な権力を盾に、そりゃもうやりたい放題だったそう。後に信繁の兄である信幸(大泉洋さん)の正妻となりますが、あの時代に政略結婚ではなく稲本人が「自分の婿は自分で決める」と言い放ち、強引に妻の座に収まったと伝えられています。そんな破天荒な稲の地格は「14」。こちらは、かなりの大凶数なんだとか。この数を知覚に持つ人は性格にやや偏りがあり、意地を張ったり開き直ったりと、なかなか素直になれません。ただ、その一方で人に甘えたい気持ちもあるとのこと。感情表現は決して上手いほうではなさそうだけど、逆境に強く我慢強いところが、相手への思いを持ち続けるパワーの源になっているのかも?薙刀を操るたくましい姫が実は甘えん坊っていうギャップも、なかなか魅力的ですよね。こうして見ていくと『真田丸』の女性陣は、姓名判断で見てもやっぱり愛される要素がいっぱい。少々の短所も、そこをカバーして余りある長所があれば怖いものなんてなさそうです。…と、ここで質問。みなさんはご自身の名前が持つ運命や人生の傾向を知っていますか?もしご存知ないようなら、まずは名前の画数を調べたうえで、性格や恋愛傾向などをチェックしてみてはいかがでしょうか。「だから私はこうだったんだ!」という新しい発見があったら、それは幸せになるためのチケットを手に入れたようなもの。そこから『真田丸』の女性たちみたいに、大切な人に愛される術を見つけられるかもしれませんよ!(文=石村佐和子)
2016年05月08日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:高橋真麻の彼はイケメン社長だった。早期結婚が濃厚に先日、真剣交際を報じられたばかりの高橋真麻(34)があらためて、待ちに待った恋に言及した。当初の報道では「一般の会社員」と報じられていたが、実際は老舗不動産会社の社長であり、幼稚舎から慶応に通い続けたエリートだったことが発覚。2人が友人時代に『FRIDAY』が食事している写真を掲載したことがきっかけで、彼の優しさに惹かれはじめたという。男性は結婚にも前向きな姿を見せているようで、代名詞の「シンデレラハネムーン」は予想以上に早いかもしれない。何より「よかったな」と感じるのは、男性が記者の直撃を極めて穏やかに対応していたこと。真麻は「来るもの拒まず」で好意的に何でも話すタイプだけに、これくらいおおらかな男性でなければ厳しいからだ。■4位:田口淳之介が小嶺麗奈と熊本移住で実業家転身か?3月でジャニーズ事務所を去った田口(30)の動向が注目されていたが、やはり恋人の小嶺麗奈(35)と同居をはじめたという。しかし、何より驚かされたのは、今後の生活拠点を九州に移すこと。熊本に小嶺の実家があり、高齢者向けの事業をしているため、それを手伝うようなのだが、これまで華やかな芸能界にいただけに眉ツバものだ。田口は芸能界から足を洗って、実業家になろうとしているのか。手堅い業界である上に、総戸数40となかなかの規模を誇るだけに、「何かと落ち着かない東京を離れて、地方でのんびり暮らしたい」という気持ちはわかる気がする。ただ、熊本は木曜に大地震が起きたばかりであり、そちらの心配もあるだろう。■3位:上野樹里とトライセラ・和田が結婚前提交際! 義母に平野レミ?上野樹里(29)がロックバンド・TRICERATOPS(トライセラトップス)のボーカル・和田唱(40)と交際していることがわかった。上野は以前から同グループのファンで、初めて買ったCDが彼らのものだったことをテレビ番組で公言。「ライブ会場でもたびたび目撃されていた」というから、相思相愛のカップルなのかもしれない。交際期間は半年で、年齢的なこともあって「結婚を視野に入れている」とのこと。この報道で注目を集めたのは、相手の和田ではなく、その母で料理研究家の平野レミ(69)。料理の腕以上に強烈なキャラクターが目立つだけに、もし二人が結婚したら、どんな嫁姑関係になるのか、早くもさまざまな声が飛び交っている。上野の気持ちはさておき、バラエティ番組が放っておかないはずだ。■2位:吉田羊が中島裕翔と「ほぼ同棲」の衝撃! 20歳差カップル誕生かドラマ・映画・CMと今、最も売れている女優と言える吉田羊(年齢非公表)。これまでサバサバしたイメージが強くゴシップはなかったが、ここにきて驚きの報道が持ち上がった。3月下旬の夜、吉田の自宅マンションから出て、ともにタクシーへ乗車したのは、Hey!Say!JUMPの中島裕翔(22)。2人はアジア料理店で食事したあと、腕を組んで自宅に戻り、翌朝まで過ごしたという。しかも、(おそらく)20歳の年齢差以上に衝撃だったのは、中島が吉田の家にこの日から“7連泊”したこと……というより、これって同棲そのものではないか。両所属事務所は当然ながら否定したが、手つなぎ写真がある上に、中島が合鍵を持って自由に出入りしているという目撃情報もあるだけに説得力はない。かねてから吉田は「年下が好き」と話していたが、今回の報道を機に発言を避けるだろう。■1位:伊勢谷友介と森星の半同棲が発覚! 長澤まさみとは破局広末涼子、吉川ひなの、木村佳乃らと浮名を流してきた伊勢谷友介(39)だが、2012年以降は長澤まさみ(28)との熱愛と破局の報道を繰り返しているだけだった。ところが今回『FRIDAY』がスクープした相手は、さらに年下の森星(23)。モデルとしても、タレントとしても大活躍中であり、2人で歩いているだけでかなり目立ってしまうが、早くも半同棲しているという。長澤とは1年前に結婚観の違いでケンカ別れしたとのことで、それも納得。そもそも伊勢谷は、7度の結婚歴を持つ父親の影響を受けてか、結婚願望が全くないという。それが本当なら年下女性にこだわるのも理解できるし、16歳年下のトップモデルを落とすテクニックはやはり芸能界屈指だ。次々に美女を落としても、二股や浮気の発覚ではないから大きく叩かれることもない。ただ、森星の姉・森泉(33)はこの交際をどう思っているのだろうか。□おまけの1本:「岡本夏生、失踪騒動の果てに『テレビ引退』宣言」4年半に渡って出演していた『5時に夢中!』を突然降板し、その後の行方が不安視されていた岡本夏生(50)。11日のトークイベント『ガチハル!』で共演のふかわりょう(41)が、「岡本と連絡が取れず、出演の確約ができない」と明かしたことで失踪騒ぎになっていたのだが、さらなる騒動が起こった。『ガチハル!』にギリギリの時間で現れた岡本は、反省するどころか、ふかわとガチの大ゲンカ。その後の出演が取りやめになったほか、『ミヤネ屋』の直撃を受けて、「私はもうテレビの世界に出ることはない」「トークイベントなど地道に自分の等身大に合った活動をやっていく」と語った。実際は「テレビ引退」というより、「もうテレビ局から呼ばれなくなってしまった」という見方が有力だ。最後の砦であり、岡本のキャラを生かす唯一の番組を失ったことで、その顔も背中も寂し気に映った。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年04月17日歌手の和田アキ子(66)が17日、TBS系バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(毎週日曜11:45~12:54)に出演し、熊本地震の被災者へメッセージを送った上で、平常運転で笑いを届けたいとの思いを語った。いつも通り、「アッコにおまかせ~!」のあいさつとピースサインでスタートした同番組。冒頭で峰竜太が「熊本県で大きな地震があり、被害に遭った方が大勢いっらっしゃいますけど」と切り出すと、和田は「地震で被害に遭われた方々、心よりお見舞い申し上げます」とメッセージを送った。そして、「しかし、この番組はバラエティでございます」と続け、「何かあったら逐一速報でお届けしますが、日曜お昼を楽しく過ごしていただこうと。もし九州の方でご覧になっている方々がいらしたら、ちょっとでも安らいでいただけるとうれしい」とコメント。共演者にも「みんな、笑っていただけるように頑張ってください!」と呼びかけた。あいさつを終えると、トレンディエンジェルの斎藤司に「君だれだっけ!?」とからみ、お得意にギャグ「だれだと思ってるんだ。斎藤さんだぞ!」を引き出した和田。さらに、「たかしは覚えたんだけどね…。君だれだっけ!?」ともう一度振り、斎藤が2度目の「斎藤さんだぞ!」を披露すると、スタジオから爆笑が起こった。この日は、吉田羊とHey! Say! JUMP・中島裕翔の熱愛報道や、上野樹里とTRICERATOPS・和田唱の熱愛報道、バドミントン桃田賢斗選手の賭博問題などを取り上げた。
2016年04月17日NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の高幡アリサ役などで知られる元子役で女優の吉田里琴が、学業に専念するため芸能界を引退することを発表した。現在16歳の吉田さんは4月1日(金)、芸能活動を終了するとブログで発表した。「みなさんのおかげで、3歳から子役としてたくさんのお仕事をさせていただきとても幸せな日々を送ってきましたが、学業がどうしてもおろそかになってしまい、このままではいけないと思いました」として、今後は学業に専念すると伝えている。また当該ブログエントリーでは、所属事務所のスタッフによる報告も掲出されており、「大変残念な事ではありますが、吉田里琴の人生もこれから先がずっと長く、芸能以外の世界を知ることは彼女にとっても良い事なのではないかと考えます」と理解を求めている。吉田さんは子役として「リーガル・ハイ」や「坂の上の雲」など多数のドラマに出演してきた。また<a href="" target="_blank">『映画 ひみつのアッコちゃん』</a>で俳優・岡田将生と共演した際、岡田さんに現場で「一緒に住まない?」と誘われたというエピソードから、“岡田将生がプロポーズした美少女”とバラエティ番組などで話題を呼んだ。(花)■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開(C) 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2016年04月01日内村光良を中心に個性的なメンバーたちが毎週オムニバスコントを届ける「LIFE!~人生に捧げるコント~」に、新メンバーとして女優の吉田羊が加わることが発表された。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は内村さんが田中直樹(ココリコ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)といった芸人たちや、星野源、ムロツヨシらいま旬の顔を率いてコントを行う人気番組で、4月で4年目を迎える。そこに、大河ドラマ「真田丸」に出演予定で、いまや映画・ドラマ・舞台などで活躍中の吉田さんが仲間入り!スタジオコントは初挑戦とのことだが、すでに収録では内村さんらとの息のあった演技を披露したという。吉田さんは「『面白いな』と思って見ていた世界に自分が入ることになり、私でいいのかなという思いと、入ったからには面白いことしたいなという思いと、半分半分でした」と、コントというものへの導入には多少の戸惑いはありながらも、「実際入ってみると、みなさんがさらりと仲間として受け入れてくださったので、安心してお芝居できましたし、またスタッフのみなさんも含めて、面白い瞬間を切り取ろうと緻密に計算して準備してくださっていたので、全力で楽しませていただきました」と、楽しんで収録を行った様子。「番組ファンのみなさんに、新メンバーとして受け入れていただけるよう、精一杯頑張りたいと思います」と抱負を語った。吉田さん登場回は7日(木)だが、2日(土)には「LIFE!4月7日スタートSP」として、過去の名場面のふり返りとともに、新しいセットや衣装の披露、そして吉田さんの初収録にムロさんが潜入リポートを敢行する。「LIFE!」シリーズの永久保存版とも言える放送となりそうだ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は毎週木曜22時25分~、「LIFE!4月7日スタートSP」は4月2日(土)20時15分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日NTTドコモは4月1日、羊乃執事喫茶をオープンした。場所は羊県牧場市鳴々町1-1-1。電話番号は内緒で、時間は9時30分~18時となる。同喫茶では、iコンシェルでお馴染みのひつじのしつじとメイドのメイがご主人様の帰りをお待ちするVIP待遇を体験できる。オススメ洋菓子は、羊型風巻キ洋菓子(2999円)や羊模写皺カワ乳液甘味(1999円)でややお高い。また、オープンと同時に接客スタッフの募集も行っており「ご主人様の御用を何でも聞く」「暇つぶしの相手をする」などの仕事内容と、「バカと言われ続けてもへこたれない精神の強さ」などのスキルが求められるという。給与は月給 牧草20kg~30kgで羊歴書が必要。詳しい採用情報は同社Webサイトに掲載されている。ドコモ広報部に売上目標をたずねたところ「1日あたり42万2000円(ひつじ)」との回答を得たが、同日の売上は13時時点ですでに目標を超えたとのことで、好調な滑り出しを見せているようだ。ドコモは昨年、スマートウォッチの「d-Watch」や、一昨年には春モデル「dtabel 4.1」「月面基地局の開設」を発表しているが、いずれも4月1日のエイプリルフールネタです。
2016年04月01日「第24回橋田賞」が3月31日に発表され、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、TBSテレビ60周年特別企画『天皇の料理番』(TBS)などが受賞した。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。『あさが来た』は、実業家であり女子教育にも尽力したヒロイン・あさを「丁寧かつ魅力的に描き多くの視聴者の関心を集めた」と評価され、同作の脚本家・大森美香氏も受賞。『天皇の料理番』は、「夢をつかみ取るために試練に立ち向かう主人公と、それを支える者たちの愛の物語は、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ」と認められ、主人公・秋山篤蔵役の佐藤健、篤蔵の兄役の鈴木亮平も受賞となった。そのほか、『居酒屋もへじ』(TBS)などで活躍する女優の岸本加世子、『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ)などの脚本家・古沢良太氏も選ばれた。最高賞の橋田賞大賞は該当者なし。橋田賞新人賞は女優の吉田羊、橋田賞特別賞は女優の三田佳子に決定。吉田は『コウノドリ』(TBS)での演技をはじめとする2015年度の活躍、三田は長年にわたってテレビドラマに貢献してきた功績が認められた。授賞式は、5月10日に都内で行われ、受賞者には置時計と賞金100万円が贈られる。
2016年04月01日国分太一と真矢みきがMCを務める平日朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」。このほど、3月28日(月)より放送2年目に突入する本番組の人気企画「密着!ビビット」に、先日最終回を迎えたばかりの金曜ドラマ「わたしを離さないで」や映画『僕だけがいない街』に出演する人気子役・鈴木梨央が登場、ギターの弾き語りなどプライベートの姿をテレビ初披露していることが分かった。金曜ドラマ「わたしを離さないで」は、綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみという豪華キャストで、英国の作家カズオ・イシグロのベストセラー小説を舞台を現代の日本に移してドラマ化。人里離れた場所の隔離された施設・陽光学苑で育った主人公たちが、将来、臓器移植の“提供者”となる宿命に抗おうとする姿を切なく描き出し、鈴木さんは綾瀬さん演じる恭子の“子ども”時代を好演した。また、NHKの朝ドラ「あさが来た」ではヒロイン・あさ(波瑠)とあさの娘・千代(小柴風花)の幼少時代の二役で登場して注目を集めたほか、吉田羊と親子に扮しているポカリスエットのCMなどでもお馴染みだ。今回の「密着ビビット」では、現在公開中の映画『僕だけがいない街』の初日舞台挨拶の裏側に潜入!鈴木さんは、藤原竜也が演じる主人公・藤沼悟の小学校のクラスメイトで、母親の恋人から虐待を受け、連続誘拐殺人事件の被害者ともなる雛月加代という難役を熱演中。藤原さんや有村架純、石田ゆり子、及川光博ら錚々たる共演者たちが顔をそろえた、その舞台裏に完全密着する。さらに、今回は鈴木さんの貴重なプライベート姿も初公開。乗馬に初挑戦する模様をはじめ、行きつけの寿司屋で“梨央流”の食べ方を披露するほか、ギター教室で練習中の「ヒカリへ」(miwa)の弾き語りをテレビで初披露!これまでのドラマや映画ではなかなか見ることなかった鈴木さんの素顔を紹介する。「白熱ライブ ビビット」は3月28日(月)8時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月28日女優・黒木瞳の初監督映画で、吉田羊と木村佳乃がW主演を務める『嫌な女』(6月25日公開)の予告映像が18日、公開された。本作では、作家・桂望実氏の同名小説を原作に、人と打ち解けられない真面目な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じ、対照的な2人を通して女性の友情や強さをコミカルに描く。W主演の2人に加え、中村蒼、佐々木希、田中麗奈らが脇を固める。予告映像では、徹子と夏子、相反する性格の2人の摩擦や周囲に波乱を生んでいく様が描かれる。「恋多き天性の詐欺師」の夏子が、一人寂しく仕事に打ち込む徹子に依頼を持ち込むが、徹子は「何で結婚詐欺師の弁護なんか…」とかなり気が乗らない様子。徹子が大雨の中、奔走している時も夏子はパチンコで大はしゃぎしているといったように、生真面目と不真面目、あまりに正反対な2人の生きざまが捉えられている。中盤では、徹子が「あなたの尻拭いをするために私は弁護士になったんじゃないの!」と激怒。「いい加減にして!」と思わず事務所の机をたたき、夏子と必死の取っ組み合いにまで至っている。しかし、終盤では嫌々な表情を浮かべながらも、夏子に抱きつかれる姿も映されており、徹子が「あんたといると私どんどん嫌な女になる…」とこぼすと、夏子が「あんた昔から嫌な女だよ?」とツッコミを入れるなど、ギクシャクしながらもどこかで互いを大切に思い合っているような2人の関係性を垣間見ることができる。
2016年03月18日女優・黒木瞳が桂望実の同名小説に惚れ込み、初の映画監督に挑んだ<a href="">『嫌な女』</a>。この度、本作でW主演を務めている吉田羊と木村佳乃が映る待望の予告編が到着した。石田徹子(吉田羊)はストレートで司法試験に合格し、弁護士になった才媛。29歳で結婚し、日とも羨む幸せな人生…のはずが、仕事も結婚生活も上手くいかず心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、徹子のもとに婚約破棄で慰謝料を請求された女性が訪ねてくる。女性の名は、小谷夏子(木村佳乃)。徹子の同い年の従妹だった。夏子は初対面の相手でもするりとその懐に入って男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男たちは、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。徹子は夏子が子どものころから大嫌いだった。しばらくぶりで再会した二人だったが、この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回されることになり――。原作は、「県庁の星」が映画化され、ベストセラーとなった桂氏の同名小説。原作を読んだ黒木さんが、「この小説は映画で観たい!」と自ら出版社へ手紙を送り映画化権を獲得してから4年、念願のクランクインを果たし、編集作業を経てついに完成した本作。主人公は、吉田さん演じる人と打ち解けられず友達もいない真面目一徹の弁護士・徹子と、木村さん演じる派手好きで社交的な天才詐欺師・夏子。この境遇も立場も違う対照的な二人のケミストリーを鮮やかに描き出し、女性の強さと友情をコミカルかつ情感豊かに謳いあげる。そしてこの二人を支えるのは、徹子が勤務する萩原法律事務所のルーキー弁護士・磯崎賢役に、体当たり演技が話題となった中村蒼、徹子の上司で法律事務所の所長・萩原道哉役に、マルチな才能を発揮するラサール石井、さらに、永島暎子、古川雄大、佐々木希、織本順吉という豪華キャストが集結している。また、主題歌として竹内まりやの名曲「いのちの歌」が起用され、さらに話題を集めている。初解禁となった予告編は、「あなたもひょっとして嫌な女!?」というナレーションから始まり、木村さん演じる夏子が、タバコ片手にパチンコする姿や、吉田さん演じる徹子が「いいかげんにしてよ!」と激怒する姿など、これまでとは全く違う印象の二人が見られる映像となっている。そして予告編中盤では、竹内さんの「いのちの歌」も流れ、物語に一層の輝きと深い余韻をもたらしている。さらに中村さんや織本さん、佐々木さんのウエディングドレス姿も本予告編で確認することがきでる。黒木監督の強い想いが結実した本作。女性ならではの視点と奥行きを持つ本作の魅力を、まずはここから覗いてみて。『嫌な女』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月18日女優の佐々木希、俳優の中村蒼らが、黒木瞳の初監督作『嫌な女』(6月25日公開)に出演することが8日、明らかになり、W主演を務める吉田羊と木村佳乃のポスタービジュアルも合わせて公開された。本作は、作家・桂望実氏の同名小説を原作に、人と打ち解けられない生真面目な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じ、対照的な2人を通して女性の友情や強さをコミカルに描く。2人のほか、新たなキャストとして発表されたのは、ラサール石井、永島暎子、古川雄大、寺田農、織本順吉、袴田吉彦、田中麗奈ら。中村は、徹子が勤務する萩原法律事務所の新米弁護士・磯崎賢を演じる。真面目で堅物の徹子に対して、天真らんまんな後輩という役どころだ。また、石井が同法律事務所の所長・萩原道哉役を、永島が事務担当で徹子の理解者・大宅みゆき役を、それぞれ務める。夏子側は、詐欺事件に関与する太田俊輔役を古川雄大が担う。そして、佐々木が演じるのは太田の婚約者・神谷真里菜役。ウェディング姿も披露しており、作品に華やかな彩りを加えている。公開されたポスタービジュアルには、ひまわり畑のような場所をバックに、いかにも堅物といったような難しい表情をした徹子と、訳ありそうな笑顔を見せる夏子が。その間には、「女の本音、教えます」の言葉も躍っており、正反対な2人を通してどのような女性の裏側が描かれるのか、期待感をあおる。
2016年03月08日黒木瞳が映画初監督を果たし、映画初主演となる吉田羊と木村佳乃がW主演で贈る『嫌な女』。この度、主演の2人に続き、中村蒼、佐々木希、田中麗奈、ラサール石井ら豪華キャストの共演が明らかに。また、併せて本作のポスタービジュアルも初解禁された。石田徹子(吉田羊)は弁護士。仕事も結婚生活も上手くいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子(木村佳乃)。徹子の同い年の従妹だった。夏子は男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され…。桂望実の同名ベストセラー小説を原作に、黒木さんが初監督する話題作。吉田さん演じる徹子と木村さん演じる夏子、境遇も立場も違う対照的な2人の女性の人生のケミストリーを鮮やかに描き出し、女性の強さと友情をコミカルかつ情感豊かに謳いあげている。主題歌には竹内まりやの「いのちの歌」が起用され、本作の注目度はさらに上昇中だ。そして今回、主演の2人を支える共演者陣が発表。徹子が勤務する法律事務所のルーキー弁護士・磯崎賢役に『BECK』「無痛-診える眼-」など体当たりの演技が話題を呼ぶ中村さん。徹子の上司で事務所の所長・萩原道哉役に、芸人でありながら、俳優、声優、演出家としても活躍するラサールさん。事務所の事務で徹子の一番の理解者・大宅みゆき役に名優・永島暎子。夏子の詐欺事件に関与する太田俊輔役に古川雄大。その婚約者・神谷真里菜役を佐々木さんが演じる。また今回、佐々木さんはウェディング姿も披露し、映画に彩りを添えるという。そのほか袴田吉彦、田中さん、織本順吉、寺田農ら実力派俳優たちが脇を固める。さらに今回解禁されたポスターでは、背景のひまわり畑と同化した服を身にまとう主演2人の姿が。「女の本音、教えます。」というコピーをはさんで、お堅い表情の吉田さんと、対照的に笑顔の木村さんが並んで写っており、まさに対照的な2人がどんな物語を繰り広げるのか、本作への想像が膨らむビジュアルになっている。『嫌な女』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月08日女優の黒木華が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた第39回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、昨年の『小さいおうち』に続いて、『母と暮せば』で最優秀助演女優賞を受賞した。緊張の面持ちでマイクの前に立った黒木は、「この場に2回も同じ賞で立てると思ってなかったので、山田(洋次)監督に感謝してもしきれません」と吐露。「映画館に観に来てくださったお客さんのおかげです。これからも地道に精進してきますので、どうか皆さんよろしくお願いします」と意気込みのコメントで結んだ。同賞の2年連続受賞は、余貴美子以来(第33回『ディア・ドクター』、第32回『おくりびと』)、史上2人目。優秀助演女優賞は、黒木のほか、夏帆と長澤まさみが『海街diary』、満島ひかりが『駆込み女と駆出し男』、吉田羊が『映画 ビリギャル』でそれぞれ受賞した。
2016年03月04日第39回日本アカデミー賞において、最優秀助演女優賞部門で『母と暮せば』の黒木華が、昨年の『小さいおうち』に続いての2年連続受賞の快挙を達成した。同部門における2年連続最優秀賞受賞は余貴美子に続いて史上2度目。優秀助演女優賞には黒木さんと共に『海街diary』の長澤まさみと夏帆、『駆込み女と駆出し男』の満島ひかり、『ビリギャル』の吉田羊と実力派の女優陣が顔をそろえたが、黒木さんはその中での2年連続の最優秀賞受賞という快挙を成し遂げた。『母と暮せば』で黒木さんが演じたのは、婚約者の浩二を原爆で亡くした女性で、戦後は小学校で教鞭をとり、浩二の母・伸子の元を訪れる町子。彼女が戦争の傷を少しずつ癒していくさまが描かれる。本作は、故・井上ひさしさんが『父と暮せば』の対となる作品として構想していながらも実現できなかった作品で、山田洋次監督が吉永小百合、二宮和也をメインキャストに迎えて映画化。以前、『父と暮せば』に出演した今年の授賞式の司会者(昨年の最優秀主演女優賞)の宮沢りえは「本当に難しい役だったと思います」と黒木さんの演技を絶賛。同じく司会の西田敏行も、黒木さんの演技を「木綿の肌触り。日本の風土が生み出した女優」と称賛を送る。黒木さんは「吉永(小百合)さんと山田監督が話をしてくださって、勉強になりました」と振り返った。昨年の最優秀助演男優賞受賞者の岡田准一がプレゼンターを務め、黒木さんの名を読み上げると驚きの表情を浮かべつつ壇上へ。「2回もこの場に立てると思ってなかったです。山田監督に感謝してもしきれません。映画館に見に来てくださったお客様のおかげです。これからも地道に精進していきたいと思っています」と受賞の喜びを口にした。なお過去の同部門での2年連続受賞者は、助演女優賞での余貴美子(『おくりびと』『ディア・ドクター』)に続き史上2人目。それ以外の部門では、主演男優賞で高倉健と役所広司、助演男優賞で竹中直人、主演女優賞で松坂慶子が達成している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2016年03月04日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!