映画『ジョン・ウィック:チャプター2』(7月7日公開)の来日ジャパンプレミア舞台挨拶イベントが13日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演のキアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキ監督が登壇。2人をおもてなしする日本人ゲストとして歌手の和田アキ子も駆けつけた。和田は「ハロー!」と英語であいさつし、事前に「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌う和田の動画を見たというキアヌが「とても感動しましたし、とても特別で素晴らしかった」と称賛すると、「本当に!?」と感激。続けて、「(キアヌは)昔、バンドをやっていてベースマンだと。今度一緒にやりましょう!」と誘い、キアヌは勢いに圧倒されるように「OK。ありがとうございます」と返した。また、衣装について和田は、キアヌ演じる主人公が殺し屋であることから「黒に決めました」と明かし、「歌うときはきらびやかなステージ衣装ですが、それだと殺し屋に狙われやすいでしょ?」と説明。キアヌに「とても美しい。お似合いです」と褒められると、和田は「女性を褒めるのがうまいですね」と照れ笑い。監督からも「このまま映画に出演できます」と絶賛され、役について「親分役」と提案されると、「役作りいりませんね。そのまま出られます」と得意げに話した。さらに、時代劇の必殺シリーズでキアヌと同じく殺し屋を演じたことがある和田は、司会者からそのときの武器を聞かれると、「素手です。素手で相手の首を1回転させる」とニヤリ。そして、本作でのキアヌについて「銃を選ぶところがめっちゃかっこいいですよ」とべた褒めし、「あんまり言っちゃうとね。私何でもしゃべりたくなっちゃう」と、もっと魅力を伝えたくてウズウズしている様子だった。イベントの最後には、「あの鐘を鳴らすのはあなた」にちなんで3人で鐘を鳴らし、映画のヒットを祈願した。
2017年06月13日タレントの泰葉(56)が6日、マスコミ各社へのFAXで、「2017年6月6日をもちまして、タレント活動に終止符を打つことになりました」と報告。「タレントとしてはとてもとても未熟者」であるとして、活動を休止することに理解を求めた。歌手や作詞・作曲など、音楽活動は今後も続ける模様。冒頭では、シンガーソングライターとしてデビューしたことに加え、「2007年離婚後はタレントとしてみなさまからたくさんのオファーをいただき数々のメディアに出演させていただき心から感謝申し上げております」と活動の幅が広がっていったことに触れる。今回の発表を6月6日にしたのは、「六歳の六月六日より、ピアノ、三味線、バレエ、歌等、数々のお稽古を始めました」「古典芸能の世界ではこの日にお稽古を始めると縁起がいいとされ、ジンクスになっています」という理由から。「父の意思を継ぎ、『芸道』の道を極める決意をいたしました」「歌手、作詞家、作曲家、古典芸能人、プロデューサー、そして、現在経営している弊社泰葉エンターテイメントの経営者、実業家としてその道をひたすら邁進していく所存でございます」と今後への意気込みをつづっている。泰葉は今月2日、都内で会見を開き、元夫で落語家の春風亭小朝とタレントで歌手の和田アキ子を提訴する意向であることを明言。6日、自身のブログでは「タレント活動休止のお知らせ」と題し、今回の発表と同様の内容を記している。○コメント全文(原文ママ)マスコミ各位の皆様私、泰葉は本日、2017年6月6日をもちまして、タレント活動に終止符を打つことになりました1981年9月21日シンガーソングライターとしてデビューしフライディテャイナタウンが現在も愛されています音楽家として厳しい訓練を受け、芸大受験、桐朋音大入学と基礎を学びました2007年離婚後はタレントとしてみなさまからたくさんのオファーをいただき数々のメディアに出演させていただき心から感謝申し上げております私、泰葉は六歳六月六日より、ピアノ、三味線、バレエ、歌等、数々のお稽古事を始めました古典芸能の世界ではこの日にお稽古を始めると縁起がいいとされ、ジンクスになっています本日の六月六日、50年前のこの日のことを思い出し両親、祖母が見守る中、芸に精進することを誓った私を思いまします父の意思を継ぎ、「芸道」の道を極める決意をいたしました歌手、作詞家、作曲家、古典芸能人、プロデューサー、そして、現在経営している弊社泰葉エンターテイメントの経営者、実業家としてその道をひたすら邁進していく所存でございます私はタレントとしてはとてもとても未熟者でございますですのでその活動に終止符を打つことを何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます2017.6.6泰葉こと海老名泰葉
2017年06月06日タレントで歌手で泰葉が2日、東京・内幸町の帝国ホテルで「音楽活動状況並びに一連の告発に関するご報告」と題する会見を開き、元夫で落語家の春風亭小朝とタレントの歌手の和田アキ子を提訴する意向であることを明かした。泰葉は、4月に自身のブログで2007年に離婚した小朝から虐待を受けていたと告発しており、提訴の理由も改めて度重なる暴力や虐待であると明言。「(結婚生活は)地獄の日々でした」と表現し、「布団でグルグル巻にされて2階から突き落とされた」「逆さ吊りにされて食パンをのどに詰め込まれた」「熱いお味噌汁をかけられたり、俺を誰だと思っているんだと包丁を振り回したり、その時は10針縫った。今、左耳の聴力がほとんど低下していますが、これは暴力の後遺症です」などと語った。"虐待"は婚約中からあったとし、周囲に助けを求めなかったのは「難しいところ。父を亡くなって家の大黒柱を失って大変なことだったので…」と説明。離婚後は一切連絡を取っておらず、ブログの"告発"についても小朝側からの連絡もないという。すでに弁護士を雇っており、東京地裁に民事訴訟を起こす考え。裁判となると具体的な証拠が必要となるが、泰葉は医師から「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されたことを明かし、「PTSDと診断されたことが大きな証拠になる」と語った。またPTSDの影響で「悪夢をみて夜尿する。男性が怒鳴っているのを聞くとそれだけで悪寒。電車には乗れない」などの症状があるとことも告白した。和田アキ子に対する提訴については「名誉毀損、営業妨害」を理由に、小朝と同じく東京地裁に民事訴訟を起こす。泰葉は「私を否定する言葉は営業妨害です。離婚してから何度もあった」といい、「楽屋でのひどい言葉、忘れられない。『サンデー・ジャポン』さんに出演したとき、『アッコにおまかせ!』の楽屋に行くことを義務付けられていて、たくさんの人で関所みたいになる。楽屋であいさつをしたら、返事はなく『なんでそんなに肌が露出している服を着ているの?』とみんなの前で晒し者にされた」と回想。「ほかのみなさんも大変な思いをしている。芸能界のドン、大物は関係ない。虐待は犯罪。そういうことを平気で笑い話にしているのはどうなのか。社会に対する提言という意味も含まれている」とした。この日、会見後に泰葉が弾き語りをしたことから、会見は曲を売るための宣伝ではとの意見も飛んだが、それは否定。泰葉は「真実を明らかにしていきます。これだけ話したので怖いものはない」ときっぱり。裁判には出廷することも視野に入れているという。
2017年06月02日●すごすぎて怒りを覚えた『ビリー・エリオット』和田アキ子、綾瀬はるか、石原さとみ、藤原竜也、松山ケンイチ等、そうそうたる芸能人を抱える芸能事務所・ホリプロ。今夏、ホリプロが手がけるミュージカル『ビリー・エリオット』が上演されるが、この作品は堀義貴社長が「素晴らしすぎて腹が立った」と語り、「ここまでのめりこむことはない」と断言するほどの情熱が向けられていた。日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『Billy Elliot』を舞台化した同作は、世界中で高い評価を得ている。1984年、イングランドの炭鉱町に住む少年ビリー・エリオットがバレエの才能を開花させていく姿を軸に、個性的に生きるというメッセージや、消えゆく炭鉱と子供達の未来の対比が、エルトン・ジョンの音楽にのせて描かれていく。東京・大阪合わせて4カ月間、17万人の動員と日本ではなかなか例を見ない大規模な公演に加え、主役のビリー役のオーディションも話題となった同作。その魅力と、堀社長がかける思いを聞いた。○ロンドン公演のオープン前から交渉に――もともと、映画の『リトル・ダンサー』をご覧になっていたんですか?僕は全然バレエに興味がなかったんですが、映画の予告編の音楽にグラムロックが使われていることが気になり、観に行ってとても感激したんです。その後社長になってから、合間に海外の演劇のサイトをチェックしていたら『Billy Elliot』という文字が飛び込んできました。映画の邦題は『リトル・ダンサー』でしたが、サントラも買っていたので、原題も覚えていたんですね。あの『ビリー・エリオット』がミュージカルになる、しかも作曲はエルトン・ジョン。「え~!」と驚いたわけです。きっとイギリスだからこの作品がミュージカルになるんだ、でも日本でやったら絶対に受けるだろうと考え、ロンドンでもまだ幕が開いていなかったのに、プロデューサーに「絶対に良いと思う」と言ったら「調べてみましょう」と。映画会社が製作を担当していることがわかり、そのままプロデューサーがロンドンに行ったんですよ。――まだ何もオープンしていない頃からとは、驚きました。当然まだオープンもしていませんから、「日本版を作るつもりは全くない」と言われました(笑)。「じゃあオープンしてから、もし可能であれば交渉させて欲しい」と伝えました。実際に幕が開いてからロンドンに観に行きましたが、その頃にはもうチケットが取れないくらいの人気になっていましたね。1幕が終わって、もう、泣けて泣けてしょうがないんです。「みっともないかな」と思いながら周りを見たら、子供も大人も老人も、みんなおいおい泣いていたんです。「いや、すごいな」と思って2幕が始まると、まわりの反応もビビッドで盛り上がりましたし、またおいおい泣けました。終わってから、打ちひしがれました。子供もすごいし、装置もすごいし、バレエもすごいし、子供達のアンサンブルもすごいし、大人達もすごいし。普通の人達が主人公で、どの世代の人も当てはまる。うちでオファーしているけど、こんなすごい作品はもう無理だ、できない、とだんだん腹が立ってきて(笑)。ひとしきり泣いた後に、酒も飲んで「俺たちがやってきたのは"制作者ごっこ"だ! こんなスゴいことできない! どこであんな子供探せばいいんだ。無理無理、やめた! 俺はもうやる気なくした!」と、怒りがこみ上げてきて(笑)。もう、全てのやる気をなくした、というくらいの衝撃でした。でも、一応オファーはしているんだし、やらせてもらえるなら……。その場で社員と「やれたらいいよな」「いいと思いますね」「絶対受けるよな」「受けると思います」「泣いたよな」「泣きました」「絶対日本のお客さんも泣くよな」「泣くと思います」と話したのを覚えています。●ホリプロという会社が乗り越えるべきハードル○生きているうちにこれ以上の博打はない――先日行われた制作発表で、堀社長は「一度はあきらめかけた」とおっしゃっていましたが。何度かやりとりをして「うちでやれるかもしれない」というところまで行ったんですが、その時には日本からもたくさん「やらせてくれ」という話はあったそうで、一度は諦める状況になりました。こちらも「よかったんだよ、こんな作品、できないんだから」と慰め合っていたのですが、しばらくしたらまた「ホリプロにもチャンスがある」と話が復活しました。やらせてもらうしかないでしょう。最終的にうちになりそうだという状況の中、蜷川(幸雄)さんの舞台でロンドンに行った時に相手方の本社まで行ったら、プロデューサーのエリック・フェルナーがわざわざハリウッドから戻ってきてくれて挨拶ができました。その直後に、契約が決まったんです。――ホリプロさんへの決め手として、何が良かったのだと思いますか。情熱でしょうか。まだオープンする前から言っていましたからね。普段は私も社長業を行っているわけですし、本当にたまたま目に入ってきて、もう偶然でしかありえないです。念じていると来るものなんだな、と思いましたね。これからも会社で様々な作品を手がけるとは思いますが、ここまでのめりこむというのは、多分ないと思います。――公演が4カ月、動員数も17万人ということで、これだけの規模でというのも驚きました。なかなかないですよね。まず、劇場に空きがないですから。もしうちが劇場を持っていたら、1年でも2年でもやりたいくらいですが、東京はTBSさん(TBS赤坂ACTシアター)が3カ月間貸してくれたことが大きいです。どんなにやりたくても1カ月ではペイしないと絶対わかっていましたし、TBSさんのおかげですね。あまり人が入らなかったら、絶対にうちは赤字になります。だから、そのくらいの覚悟でやります。ホリプロという会社も、このハードルを乗り越えられないと、もうこれ以上の演劇の会社には多分ならないと思っています。だからその覚悟をもって、大博打ですよ。多分、生きているうちにこれ以上の博打をすることはない、というくらいの。○おじさんにこそ見て欲しい作品――それほどまでに堀社長を惹きつける、この作品の魅力はどこにあると思いますか?単に子供が一生懸命頑張ってバレエダンサーになる話ではなく、どこの国でも、誰にでも起こる話だと思うんです。特に日本と照らし合わせると、社会が閉塞して内部で対抗しあっている中で、親父が「子供には未来があるから、頑張ろう」と行動する姿は、かっこいいですよ。あらゆる世代が前に進もうという気持ちに溢れている。だから、おじさんにこそ観て欲しいです。舞台を観に来てくださる層は女性が多くて、もちろんそれでもいいんですが、できたらおじさんを連れてきてあげて欲しい。来れば「いや、俺たちにはまだやれることがある」と思ってくれるはずです。私は蜷川さんのおかげで色々な国に行かせてもらいましたが、どこへ行っても客席は男女比が半々なんです。日本は男性が演劇を観に行かないのがもったいなくて、感動して号泣するような経験をしてもらえれば、と思っています。――これだけの規模だからこそ、通常の客層とは違う人も来られるかもしれないですよね。もちろんどなたもすごく大切なお客様で、観ていただければ絶対に感動してもらえる自信はあります。ただ、これから定年を迎える男性たちがたくさんいて、やることがないとか、会社を離れると居場所がないとか、下手すると定年離婚されてしまう、などと聞かされると、この先やるべきなのは「どうやっておじさんを引き込むか」なんですよね。劇場に行くと、しぶしぶ連れてこられている男性とか、気持ちいいくらい寝ている(笑)。喫煙所で黙って聞いていると「さっぱりわからない、ほとんど寝てた」とか話していて、もう、寂しすぎる。せっかく奥さんが連れてきてくれたのに、家に帰った後も「いや~、寝た寝た」とか言って、感想の会話が全然成り立たない。きっと、今後誘われなくなりますよね。それでいて、家でじっとして、テレビを見ても「つまらない、つまらない」と言っていたら、本当につまらないじゃないですか。『ビリー・エリオット』は一歩前に踏み出すきっかけになる、おじさんの応援歌にもなる作品だと思います。ポール・マッカートニーのライブなんか、後ろから観ているとみんな白髪頭で真っ白なんですよ。でも観客のみなさんは青春を謳歌していて、ポールが水も飲まずライブをしている中、腰が痛いと言いながらも誰も座らないで見ている。例えば音楽をかじったことがないという人も、なにか一つ良い作品を見た時に、劇的に世の中が変わって見えるという感覚を味わってもらえたら、と思っています。だからぜひ、奥さんやお子さん、お孫さんと一緒に観に来てほしいですよね。○『ビリー・エリオット』1984年の英国。炭鉱不況に喘ぐ北部の町ダラムでは、労働者たちの間で時のサッチャー政権に対する不満が高まり、不穏な空気が流れていた。数年前に母を亡くしたビリーは、炭鉱で働く父と兄、祖母と先行きの見えない毎日を送っていたが、偶然彼に可能性を見出したウィルキンソン先生の勧めにより、戸惑いながらも名門ロイヤル・バレエ・スクールの受験を目指して歩み始めるようになる。息子を強い男に育てたいと願っていた父や兄は強く反対したが、11歳の少年の姿は、いつしか周囲の人々の心に変化を与え……。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて7月25日~10月1日(プレビュー公演:7月19日~23日)。大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて10月15日~11月4日。
2017年06月01日4月末、自身のブログで元夫・春風亭小朝(62)から虐待を受けていたことを“告発”したタレントの泰葉(56)。 5月27日にはブログを閉鎖して有料SNSで情報を発信していくとも発表していたが、ここへきて“爆弾”を投下したのだ。 「最後にもう一人告訴します和田アキ子です」 「明らかなる営業妨害名誉毀損いいかげんにせんかいこちらのセリフ!」 泰葉がURLを貼り付けて“やり玉”にあげたのは、一部スポーツ紙のネット版記事。4月29日放送のニッポン放送「ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1,000回」で和田アキ子(67)が泰葉に対し苦言を呈したというもので、そこにカチンときてしまったようだ。 「泰葉さんの義理の兄にあたる峰竜太(65)さんの名前まであげて批判をしています。峰さんは『アッコにおまかせ!』(TBS系)で和田と共演しています。峰さんは今、和田と顔を合わせる毎週日曜が憂鬱でしょうね……」(TBS関係者) さらに今回の書き込みで思わぬ“とばっちり”を受ける形となったのが、URLを貼り付けられたスポーツ紙だろう。 「最近は各スポーツ紙が著名人のテレビやラジオでの発言をネット記事として配信することに力を入れています。それは、記事にするとアクセスが稼げるから。和田さんの記事も同じです。放送後すぐアップされていましたが、それが泰葉さんに和田さんの発言を気づかせることになってしまった。いわば、騒動のきっかけをつくってしまったわけです。記事の影響がどうなるか、書いた側としては戦々恐々でしょうね」(ベテラン芸能記者) 泰葉は6月2日、都内で会見。会見の発言で今度はどこに“余波”が及ぶことやら……。
2017年05月29日長谷川博己をはじめ、岡田将生、香川照之ら豪華キャストが集結する現在TBSにて放送中のドラマ「小さな巨人」 。5月21日(日)第6話より始まる“新章”のキャストが続々と発表される中、今回新たにユースケ・サンタマリアが出演することが決定した。警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描いていく警察エンターテインメントドラマ「小さな巨人」。新章では、「早明学園の事務局で経理課長を務めている夫の裕一が失踪したから探して欲しい」と相談された香坂(長谷川博己)は、捜査のため山田(岡田将生)らと早明学園に向かう。その学園の専務・富永(梅沢富美男)は、元警視庁捜査一課長であり刑事部参事官にまでなった男で、退任後に天下りでこの職に就いていた。また、小野田(香川照之)を一課長の座に引き上げた人間であると同時に、捜査一課で勤務していた香坂の父・敦史(木場勝己)を所轄へと異動させた過去を持つ。香坂は、新人警察官時代に世話になった富永と久々の再会を果たすと、そこで理事長の金崎玲子(和田アキ子)を紹介される。金崎と富永から失踪事件の聴取をすると、「横沢は横領していたが、長年学園の成長を支えてくれた。学園の一大プロジェクトが始まった大事な時期に公にしたくないから示談にする」と言われるのだった。しかし、この横沢の失踪騒ぎは、のちに日本警察を大きく揺るがす大事件へと発展し…。本作でユースケさんが演じるのは、新たな舞台となる学校法人早明学園事務局の経理課に事件の半年前から勤務している謎を秘めた男。同僚からも不思議がられている存在で、香坂と共に捜査で学園にやってきた山田とはどうやら知り合いらしい…。2011年放送「LADY~最後の犯罪プロファイル~」以来6年ぶりのTBSドラマ出演となるユースケさんは、「ストイックな主人公たちの中で、突然 出てくる矢部に視聴者の方も驚くと思います。そして、どんな結末になるのか、僕もワクワクしながら台本を待っています。皆さんにもワクワクしていただきたいです」とコメント。さらに今回の事件は、昨今、世間を騒がせている学校法人問題に一石を投じるようなストーリーとなっており、そのことについてユースケさんは、「オリジナル脚本だからこそできる攻めた姿勢が、この作品の魅力」と語り、「なんといっても、キャスティングが凄すぎる!皆さんもビックリしていると思いますが、そんな作品に出演することができてとても光栄です」と喜びを述べた。さらにユースケさんのほかにも、失踪する横沢裕一役を井上芳雄、その妻・亜美役を中村アン、新たに香坂や山田の上司となる刑事課長・須藤文香役を神野三鈴、2人の同僚となる刑事・関口一也役に石黒英雄が参加する。「小さな巨人」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月15日現在TBSにて放送中の長谷川博己主演ドラマ「小さな巨人」。この度、5月21日(日)放送の第6話から、和田アキ子が出演することが分かった。和田さんが民放連続ドラマにレギュラー出演するのは、1991年放送の「スクールウォーズ2」以来26年ぶりとなる。本ドラマは、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描いていく警察エンターテインメントドラマ。第6話より「後編」がスタートする本作だが、今回出演が明らかになった和田さんは、グローバル化の名の下に海外から留学生を多く招き入れ、国内の優秀な人材を根こそぎ引き入れているがしかし、実は元々埋立地であった土地を、何らかの形で安く購入し建てられたとうわさされている、今回の新たな舞台となる学校法人「早明学園」の理事長・金崎玲子役で参加する。新章では、「早明学園の事務局で経理課長を務めている夫の裕一が失踪したから探して欲しい」と相談された香坂(長谷川博己)は、捜査のため山田(岡田将生)らと早明学園に向かう。その学園の専務・富永(梅沢富美男)は、元警視庁捜査一課長であり刑事部参事官にまでなった男で、退任後に天下りでこの職に就いていた。また、小野田(香川照之)を一課長の座に引き上げた人間であると同時に、捜査一課で勤務していた香坂の父・敦史(木場勝己)を所轄へと異動させた過去を持つ。香坂は、新人警察官時代に世話になった富永と久々の再会を果たすと、そこで理事長の金崎玲子(和田アキ子)を紹介される。金崎と富永から失踪事件の聴取をすると、「横沢は横領していたが、長年学園の成長を支えてくれた。学園の一大プロジェクトが始まった大事な時期に公にしたくないから示談にする」と言われるのだった。しかし、この横沢の失踪騒ぎは、のちに日本警察を大きく揺るがす大事件へと発展し…。TBSの日曜劇場は前から見続けているという和田さんは、「まさか自分が出演することになるとは」と驚きを隠せない様子。また「しかもタイトルが『小さな巨人』!私は現実の巨人ですよ」と笑いつつ、「現場が良い雰囲気なので、いかに自分が金崎玲子という役に入り込めるかが大事だと思っています。昔からの鉄則なのですが、お芝居をするときは演出の方にお任せして、私は皆さんにご迷惑をお掛けしないことを心掛けています。久しぶりに緊張しながら楽しめるお仕事なので、頑張ります!」と意気込みを語った。長谷川さんとは初対面だそうで、「素敵な方でした。一緒のシーンも多いので楽しみです」と対面した感想を話し、「ほかの共演者の方々とお会いするのも楽しみですね。ストーリーもいまの時代に合っていて面白いですよ」とコメントした。「小さな巨人」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月12日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(46)が16日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)に生出演。タレントの中居正広(44)がダンサーで振付師の女性との熱愛を報じられたことについて言及した。リスナーから「結婚不適合者とまで言われていた中居さんに熱愛が発覚。岡村さん追い込まれたのでは?」という質問が寄せられ、岡村は「中居とご飯食べに行ったりするけど、女性関係の話は一切しない」と説明。「向こうも聞いてこないし俺も聞かないから、全然知らない。仕事の話とかはするけど、彼女できたかできてないかという話はしない」と話した。その上で、「まぁ、ちょっとは焦るよね、中居がそうだったとするならば。中居もせえへんやろなと思ってた」と心境を明かし、「わからへん、こればっかりは。ほんまかどうかもわからへんし」とコメント。「いつもやったら電話かかってくるんだけど、かかってこないから、WBCで忙しいというのもあるだろうから」と続け、「この間ご飯に食べに行ったけど何も言ってなかったから、ほんまかどうかわからへん」と"わからない"を繰り返した。さらに、「『どうなん?』って、アッコ(和田アキ子)さんスタイルで電話するのもどうかなと思うから電話せえへんけど、向こうからも何も言ってこないし、自分からも聞かないからわからへんけど、ほんまにできてるんだったらいいことっちゃいいこと」と祝福。「そうしたら、だれかダンサーの人を紹介してもらえるかもしれない。グループ交際に発展することもあるかも」と期待も口にした。
2017年03月17日清水富美加&飯豊まりえ主演で話題の映画『暗黒女子』に女子高の教師役で出演している千葉雄大が3月9日(木)に開催された試写会に登場。女性の暗黒面についてのトークに加え、当日、28歳の誕生日を迎えた千葉さんのためにサプライズでケーキが用意された。読後の何ともイヤな後味が病みつきになるミステリー“イヤミス”の話題作を注目の女性キャストを揃えて映画化。ある学園のカリスマ的な美女の死をきっかけに、知られざる彼女の姿が証言によって浮かび上がってくる。この日は、“暗黒女子会”と称して招待された女性客に、本音を語ってもらうために仮面を配布。客席を埋め尽くした“仮面女子”に千葉さんは「いやらしいですね…(笑)」となぜかエロティックなムードを感じたよう…?この日は、手相芸人の島田秀平もゲストで来場したが「これまでに女子の怖さを感じた経験」と問われ、事務所の大先輩である和田アキ子の名を挙げ「(手相の)頭脳線が短くて…」「でも、アッコさんは“女子”ではないので…」などの放言を連発し、会場は笑いに包まれた。会場の女性客には「女子の暗黒面」に関する質問が次々と投げかけられるが、そのうちの「禁断の恋の経験がある?」という問いには複数の女性が挙手!その詳細を問うと、学生時代に同じテニス部の先輩にこれまた同じ部の彼女がいることを知りつつ、裏で付き合っていたという告白が…。千葉さんは、これに激しく反応!当人に「略奪したってこと?」と芸能レポーターばりに畳みかけ、略奪ではなく、あくまでも秘密裏に付き合っていたという答えを引き出すと「流行りのヤツ?二股…?」とグイグイと切り込んでいく。思わぬ女子の素顔に「怖い!」と言いつつも「面白い、これ!お酒飲んでやりたいですね」と興奮気味に語っていた。イベントの終わりには、千葉さんの28歳の誕生日を祝うケーキが登場!『暗黒女子』らしい、黒系のベリーが飾られたケーキに千葉さんは思わず「僕のお腹の中みたいですね」と腹黒の一面を自らチラ見せ!島田さんに運勢を占ってもらったところ「人気線」「カリスマ線」、「ナルシシズム線」、そして甘えん坊の傾向がある「ヨチヨチ線」が伸びているという結果が…。さらに、この1年の仕事運について島田さんは「仕事で嬉しいことがある大吉兆線が見られる。『大変動』の年に入る」と語り「口に出せば実現する」と太鼓判を押す。これを受け、千葉さんは「お金持ちになりたい!」と早速口に出し「映画が好きでこの世界に入ったので、たくさん出たいです。『サイコパスとか似合うよね』とよく言われるので(苦笑)、二面性のある役もやりたい」と目標を掲げていた。『暗黒女子』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗黒女子 2017年4月1日より全国にて公開(C) 017「暗黒女子」製作委員会 (C) 秋吉理香子/双葉社
2017年03月09日昨年12月に接触事故を起こして書類送検され、きのう6日に不起訴処分となったお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が7日、都内で記者会見を開いて謝罪。謹慎中に歌手の和田アキ子から毎日電話をもらっていたことを明かし、感謝の思いを語った。『アッコにおまかせ!』(TBS系)で頻繁に和田と共演している井上は、「アッコさんが本当に心配してくださり、もちろん厳しいお言葉もいただき、『井上が少しでも芸能界の風を忘れないように私が毎日電話するから』と言っていただいて、本当に毎日お電話をいただきました」と告白。不起訴が決定したときには「僕の方から電話をさせていただいた」と言い、「アッコさんが涙を流されて、『してしまったことは本当によくないことだし、しっかり反省しなさいと。ただやっと処分が出てよかったね』と涙ながらに温かい言葉をいただきました」と明かした。そして、「毎日電話をいただき、温かい言葉をいただき、ものすごくありがたかったですし、ただ、それと同時にもう二度とアッコさんを…本当にお優しいアッコさんを裏切ってはいけない、ご迷惑をかけてはいけないという気持ちでいっぱいでした」と涙ながらに語った。井上は昨年12月11日夜、東京・世田谷区内でタクシーと接触し、運転手に軽いけがを負わせたものの、警察への通報や救護措置を行わずに逃走。今年2月に道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検されたが、きのう6日に不起訴処分となった。
2017年03月07日現在主演映画『新宿スワンII』が公開中の俳優・綾野剛が、「ダウンタウン」の冠番組「ダウンタウンなう」の1月27日(金)放送回に登場することが分かった。今回綾野さんが登場するのは、「ダウンタウン」の浜田雅功と松本人志、そして坂上忍の3人が豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気企画「本音でハシゴ酒」。放送開始時間を変更してから初めてお届けする今回の舞台は、東京・神楽坂。飲み仲間には小島瑠璃子が参加する。「ダウンタウン」の2人と飲みたかったと番組出演を熱望していたという綾野さん。この日は彼に関する「人たらし」「役作りが異常」「雰囲気イケメン」という3つのキーワードを元にトークを展開。「人たらし」というキーワードでは、綾野さんが自分の出番がなくても、共演者にあいさつするためだけに撮影現場に行くなど、さまざまな仰天エピソードが披露。さらに、「役作りが異常」というキーワードからは、昨年公開された映画『怒り』で恋人役を演じた妻夫木聡と役作りのために、ホテルで共同生活を行い、お風呂まで一緒に入っていたというエピソードが明かされる。また「スピードワゴン」小沢一敬を通じ、プライベートで飲んだことのあるという綾野さんと松本さん。その際に泥酔していた松本さんの様子を綾野が赤裸々に語る!酔っていて、そのときのことをほとんど覚えていないという松本さんのリアクションは…?続く2人目のゲストには、和田アキ子が登場。ここでは番組史上初となる、トークテーマなしのフリートークで展開し、「昨年の大みそかは何をしていましたか?」という坂上さんの危険球ともいえる強烈なフリに、和田さんは「馬鹿野郎!(笑)」と言いながらも、昨年世間を騒がせた「紅白歌合戦」落選の真相を語っていく。綾野剛登場の「ダウンタウンなう」は1月27日(金)21時55分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年01月26日歌手の和田アキ子が21日、ニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(毎週土曜11:00~13:00)に生出演し、無期限謹慎を発表した狩野英孝に「バカだねぇとしか言いようがないね」と語った。狩野は、この放送が行われている最中に記者会見し、淫行疑惑を受けて無期限謹慎を発表。和田は「世の中がトランプさん、トランプさんなのに、何なのこいつは…どうしちゃったんですかね」とあきれた。一方で、「擁護してるわけじゃないですよ」と前置きしながら、「本人が22歳って言ってたって説明してるみたいで、所作動作で分かりそうな気がするんですけど、ちょっと大人っぽかったのかな?」と推測した。それでも、あらためて「これはちょっと、バカだねぇとしか言いようがないね」と一蹴。あす22日のTBS系『アッコにおまかせ!』に、事務所の先輩である出川哲朗が出演予定だと明かしたが、「出川もちゃんと説明できるかな…」と心配していた。
2017年01月21日歌手の和田アキ子が21日、ニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(毎週土曜11:00~13:00)に生出演し、角田信朗が原因で『ダウンタウンDX』の収録が中止になったとする話を否定した。角田は今月に入って自身のブログで、ダウンタウン・松本人志と確執があることを告白。10年前に『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)から出演オファーがあったものの、マネージャーから「松本さんが台本を見て角田の名前を見つけた途端に収録は中止や!!ということになった…」と聞かされたと明かしていた。しかし、この収録に参加したという和田は、中止になったということを明確に否定。和田は「マネージャーがおせんべいかおまんじゅうを持ってきて、『すいません、今日は角田が出る予定だったんですけど、都合で出られなくなってので、くれぐれもよろしくお伝えください』って言われた。でも番組は中止になっていません」と説明した。その後、和田は角田の弟子に空手を習っていたこともあり、角田に「どしたん?」と聞いたところ、「よく分からんのですけど、(K-1の)ミスジャッジの件からNGになったみたいで…」と言われたそう。ただ、和田は、それぞれに事情があるとして「松本アカンで、という話でもない」と伝えたそうだ。だが、それから年月がたって、角田がこの件を告白したことに、和田は「『は? どしたの? 今?』っていう感じです」と戸惑いを隠せない様子だった。和田は、27日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ダウンタウンなう』(毎週金曜21:55~)で、「本音でハシゴ酒」企画にゲスト出演。この中で、ダウンタウン、坂上忍とともに「共演NGは誰か」という話題になっったそうだが、「(OAで)使われるかどうか分からない」とした。
2017年01月21日歌手の和田アキ子が25日、TBS系情報番組『アッコにおまかせ!』(毎週日曜11:45~12:54)に生出演。覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕され、19日に不起訴処分で釈放された歌手のASKAと、薬物使用疑惑を報じられ芸能界を電撃引退した元俳優の成宮寛貴氏について、苦言を呈した。番組では、22日にASKAが「尿とお茶」というタイトルで更新したブログを紹介。尿検査でお茶を提出したことについて説明するも、「今回、これをお伝えするのには、誰の言葉も借りず、誤解のないよう、別の形で文字にしたいと思っています」と核心はまだ語らず、和田は「きょう25日で今年あと1週間よ。気持ち悪くないのかね、このまんまで」と疑問を口にした。そして、「この人とか成宮さん、違うっていうことちゃんと言わないと」と薬物疑惑の潔白を証明しないまま芸能界を引退した成宮氏の名前も出し、「お二方とも子供であったり兄弟であったりするわけだから、身内でこんな人いたらつらいでしょ」と意見。「うちらもそんな迷惑かかってないよ。会ってないし。でも仲間としてイヤじゃない」と苦言を呈し、「どうされたんだろう。なんかニュース入ってくるたびに気持ち悪い」と打ち明けた。さらに、「宮根ちゃんとこに電話したりあったんでしょ? もしよければお電話いただきたい」と生電話出演を呼びかけると、共演者から「今からですか?」と驚きの声が。結局、番組終了までにASKAから電話はかかってこなかった。
2016年12月25日歌手の和田アキ子が18日、TBS系情報番組『アッコにおまかせ!』(毎週日曜11:45~12:54)に生出演。当て逃げ事故を起こしたお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介から事故後に連絡があったことを明かした。NON STYLEは先週の同番組に出演しており、その日の夜に井上が東京・世田谷区内で事故を起こした。和田は、事故後に井上からメールと電話があったことを明かし、「深く、深く、深く反省してます。それだけです」と井上の様子を伝え、「私も『反省しろ。相手がお元気になられるまで』と言いました。それ以上は言えません」と語った。番組では、当日の井上の動きを詳しく紹介。和田は、複数の現場をはしごするハードなスケジュールを見て、「こんだけやってると疲れていて、自分で運転っていうのはどうかと思うけど」と疑問を呈し、「私はお酒が好きだから、ちょっとでも飲んでこれで大丈夫って思う可能性があるから、絶対運転免許はとらないんです。運転手さんに任せてるの」と話した。また、井上の相方・石田明が電話出演し、「このたびは本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。和田は「こういうときのコンビはつらいね」と心配し、井上の復帰まで一人で活動するという石田に「東京近辺だったらツッコみに行ってもええで!」と提案も。石田は「アッコさんにつっこまれたら首もげそうになるので」と返し、笑いを誘っていた。
2016年12月18日歌手の和田アキ子が11日、TBS系情報番組『アッコにおまかせ!』(毎週日曜11:45~12:54)に生出演。写真週刊誌『フライデー』で薬物使用疑惑を報じられ、9日に芸能界引退を発表した俳優の成宮寛貴について、「なんでやめなきゃいけないのか」「戦わなきゃ」とコメントした。和田は「びっくりしました」と言い、所属事務所を通じて発表された成宮の直筆FAXを見ながら「この文面を見ると、(薬物を)絶対やってませんとか書いてないしね。警察も介入してないっていうことは…なんでやめなきゃいけないのか」と疑問。「セクシャリティの部分がクローズアップされてしまいって…この芸能界で仕事をする上で絶対知られたくないという状況ではないと思うんだけど」と話した。そして、「やってないならやめる必要ないよね。普通にうちらでも書かれて嫌やなと思うのもあるよね」とコメント。その後も、「やめることはないと思うんですけど」「なんのためにやめる?」とやめることへの疑問を口にし、「戦わなきゃ。やっちゃいけないことを報じられたら、そうじゃありませんって。選択が違うんじゃないかなと思います」との考えを示した。
2016年12月11日俳優の坂上忍が30日、MCを務めるフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。歌手の和田アキ子が落選するなど、紅白歌合戦の世代交代が進められていることに疑問を呈した。坂上は「若いときは紅白に興味ない。失礼ですけど、なんでおっさんおばさんしか出てないんだよって思ってた。それが自分が年をとってくると、なんでおじさんおばさん出てないんだよってなる」とコメント。「今の時代考えたら高齢化社会でしょ? ネットなんてどうだっていい。高齢化社会で、大みそかくらいジジイにチャンネル権くれ」との考えを示した。そして、「若返りっていうのは時代に逆行しているのかもしれない」と続けた坂上。それでも、「やるんだったら1回やりきって結果をみればいい」と述べ、「今回はこれでやってみて、来年もとに戻ったっていい。前の方が楽しかったなって思ったら戻せばいい」と語った。また、モデルの森泉が「(紅白は)1人で見るっていうことはあんまりない。うちの場合だと、おばあちゃんもいて両親もいて子供たちもいるから、いろんな世代で唯一見られる番組だった。それが見られなくなるのは悲しい」と残念がると、坂上は「いいこと言うなあ。そういうことなんだよ!」と同調した。さらに坂上は、海外などからの中継出演について、「あれって目上の人間に対してどうなんだよ。なんでお前だけって思いません?」と否定的な見方を示した。
2016年11月30日俳優の坂上忍が30日、MCを務めるフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演し、『第67回NHK紅白歌合戦』に落選した歌手の和田アキ子について言及した。女性歌手歴代最多の39回の出場を誇る和田は、出場者が発表された24日に所属事務所を通じてコメントを発表。26日に自身がパーソナリティを務めるラジオでも悔しい思いなどを打ち明け、今年の紅白は「見たくはない。とっとと日本を後にしたい」と笑いながら話した。坂上は、出場者発表の後に和田と連絡を取り合ったことを明かし、ラジオでの発言について「アッコさんらしい。『泣いた』『見たくない』って正直に言って。でも、シャレは効いてると思いますよ」とコメント。そして、「ちゃんと、一番最初に出したコメントでは、紅白に対する恩義…『お世話になった』っておっしゃっていたから」と加えた。また、美川憲一は「ショックでした。39回でしょ?彼女がみんなを支えてきて、応援するときもみんなでやってきた。だから40回までは出てほしかったし、出してあげてほしかった」と残念がり、「あれだけ貢献してきて、ネットでももういいんじゃないかとか言われてても、でも彼女はやっぱり出たかったと思うよ」と和田の気持ちを推測した。
2016年11月30日お笑い芸人のカンニング竹山が27日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。歌手の和田アキ子が『第67回NHK紅白歌合戦』に落選したことについて、NHKに対して「竹山家のことも考えて」と冗談交じりに訴えた。竹山は、26日のニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』の本番前に和田から電話がかかってきたことを明かし、「元気そうでしたよ」と告白。「今からラジオやねんって言ってましたよ」と話した。そして、「個人的に困っているのは、紅白に出ないということは、その分スケジュールが空く。だから、『竹山空いてるか?』って言われて…」と年末年始の予定を聞かれたことを報告。「NHKさんには竹山家のことも考えてほしい。うちの嫁まで誘われるんですから」と訴え、笑いを誘った。和田は26日のラジオで、「この30年間、29日のリハーサルから用意して、(本番が)終わって自分の出番だけ何回か見て、1日に外国に行くのが恒例になっていた」と話し、「このルーティーンをどう変えるか、というのは私がやらなきゃいけないこと」と思案している様子だった。
2016年11月27日女医でタレントの西川史子が27日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。歌手の和田アキ子が『第67回NHK紅白歌合戦』に落選したことについて苦言を呈した。女性歌手歴代最多の39回の出場を誇り、1986年から30年連続で出場していた和田の落選について、事務所の後輩である西川は「ホリプロはかなりざわざわしてますね」と告白。「視聴習慣が変わって親子一緒に紅白を見るという感じじゃなくなって、ヒット曲がないと出られないんじゃなくて、アッコさんの今までの功績を考えたらちゃんと花道を飾ってあげるべき」と主張した。さらに西川は、「アッコさんの『あの鐘(を鳴らすのはあなた)』を聞かないと1年終われないという人もいっぱいいると思うので、なんでだろうな」と意見。すると、爆笑問題の太田光が「あれが除夜の鐘」とコメントし、笑いを誘った。また、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏も、「あと1回で40回。節目を無視して嫌がらせ的に見える」と苦言。一方で、タレントのテリー伊藤は、和田が「悔しい」などと発言していることは「往生際が悪くていい」とした上で、「あんまり周りがフォローするのは微妙」との考えを示した。
2016年11月27日タレントのテリー伊藤が27日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。歌手の和田アキ子が『第67回NHK紅白歌合戦』に落選したことについて言及した。女性歌手歴代最多の39回の出場を誇る和田は、所属事務所を通じてコメントを発表。26日に自身がパーソナリティを務めるラジオでも悔しい思いなどを打ち明けたが、テリーは「アッコさん往生際が悪くていいと思う。『悔しい』とか『NHK見たくない』って言うのは、アッコさんがまだ若い証拠。ギャーギャー言うのはいいと思う」とコメントした。その上で、落選を残念がる声が芸能界から上がっていることについて、「あんまり周りがフォローするのは微妙」と意見。「テレビを見てる方は冷静で、見てる人からすると『何でみんなでフォローしてるの?』ってなる。だから普通にした方がいい」と話した。また、「戻ってくるにはヒット曲しかない」と発言。「もちろんいい曲あるんですけど、事務所が全力をかけていい曲を。アッコさんは切ない歌もいい。そういう新しいアッコさんを考えることも大切。『さすが、和田アキ子しか歌えないな』という歌を選んでいくことが大事」と持論を展開した。
2016年11月27日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、27日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、『第67回NHK紅白歌合戦』についてコメントした。和田アキ子(66)が落選するなど、世代交代が進んだといわれる今年の紅白。松本は、「全体通して僕が思うのは、あまり面白そうじゃない」と率直な感想を述べ、AKB48の出演メンバーを国民投票によって決める特別企画などが予定されていることに触れて「まさかNHKさんはマンネリをダメだと思ってるのか?」と投げかけた。さらに、「風物詩はマンネリの極地なんですよ。マンネリをやめてしまったら、紅白の良さが何一つない。だから、マンネリでいいんです」「毎年ちょっとずつのマイナーチェンジ、ちょっとの脱皮ぐらいがいいと思う」と主張。「今年は脱皮というか、"身をえぐっている"」「シェイプアップしすぎというか」と警鐘を鳴らしていた。
2016年11月27日歌手の和田アキ子が26日、ニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(毎週土曜11:00~13:00)に生出演。大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』に落選したことについて心境を打ち明け、「今年は見たくない」と発言した。女性歌手歴代最多の39回の出場を誇り、1986年から30年連続で出場していた和田は、「この30年間、29日のリハーサルから用意して、(本番が)終わって自分の出番だけ何回か見て、1日に外国に行くのが恒例になっていた」と明かし、「このルーティーンをどう変えるか、というのは私がやらなきゃいけないこと」とコメント。「今年は(紅白は)見たくはない」と言い、「とっとと日本を後にしたい。NHKだけスクランブルをかけてほしい」と笑った。また、今年の紅白に落選したことについて、「言いたいこともいっぱいあります。かつ、もう落ち着いて…。極端に言うと、こんな人の優しさを感じられる私を戻してくれたことに感謝しないといけないなと思うようになりました」と心境を告白。そして、「何も私は変わりません。これからも歌い続けていきます。誰かの心のオンリーワンになれるように」と誓い、「和田アキ子は不滅です」と力強く宣言した。
2016年11月26日歌手の和田アキ子が26日、ニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(毎週土曜11:00~13:00)に生出演。大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』に落選したことについて言及した。和田は「まあ、結果ですからね」とコメント。落選を残念がる芸能人たちの声が紹介されると感謝を表し、「出川(哲朗)と松村邦洋からメールが来たけど『歌手・和田アキ子様へ』って」と明かした。そして、「言いたいこともいっぱいあります。かつ、もう落ち着いて…。極端に言うと、こんな人の優しさを感じられる私を戻してくれたことに感謝しないといけないなと思うようになりました」と心境を打ち明けた。また、24日に所属事務所を通じて発表したコメントをあらためて読み上げ、「今回このような形になり、とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちをもあります」と思いを吐露。「紅白歌合戦にはいろいろと勉強させていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。これも、これからの歌手人生のための通過点。いくつになっても、声が出る限り誰かの心のオンリーワンの歌手になれるよう、今後も精進していきます」と伝え、「このコメントがすべてです」と説明した。さらに、「こんなに思われているんだ、みんなこんなに優しいんだ、ということを感じさせてもらって、すっごく幸せ」と話し、「毎日泣いていた」ということも告白。「こんなことでもなきゃ和田アキ子、人の気持ちがわからない人間になっていたと思う。本当に感謝している」としみじみ語り、「本当にありがとう」と感謝した。最後に「何も私は変わりません。これからも歌い続けていきます。誰かの心のオンリーワンになれるように」と誓い、「和田アキ子は不滅です」と宣言した。
2016年11月26日『第67回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~23:45)に出場することが決定したアイドルグループ・TOKIOの国分太一が25日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、紅白の世代交代について言及した。北島三郎や森進一など"大御所"と呼ばれてきた歌手が次々と紅白を卒業し、23回目の出場となるTOKIOは、白組では五木ひろしの46回目、郷ひろみの29回目に続く、3番目の出場回数に。この日の『ビビット』で共演者から「大御所」と言われた国分は、「前回まではいろんな先輩がいたのでそんな気持ちはなかったですけど、こうやって数字で見るとその域に達してきているんだなと思いますね」と感慨深げに語った。番組では、出場歌手の平均年齢が昨年の41歳から38歳に下がったことも紹介し、国分は「NHKさんは改革元年と考えたということなので、僕は素晴らしい一歩なんじゃないかと思います」と理解。その上で、「北島さんや森さんにあいさつすることで紅白の重みを感じていたので、それがなくなるのはちょっと寂しいなとも思う。その独特の雰囲気というのは、紅白歌合戦という重みだと思うんです」と話した。また、39回の出場を誇る和田アキ子が落選したことについて、「アッコさんはリハーサルを盛り上げてくれたり空気をつくっていくれる方。今年はそれが見れないのかと思うと残念」とコメント。「アッコさんってすごく堂々としているイメージがあると思うんですけど、本番前は『あかん』『緊張する』って言っていて、みんなで応援しているところがあった。ベテランですけど若手との距離を縮めてくれる方だった」と明かした。そして、「次はその役を太一さんが…」と言われると、国分は「いやいや。この方たちの貫禄はTOKIOには出せないですし、どうしていくのがいいんだろう」と悩みつつ、「でも受け継がれないかなきゃいけないんだなと思いますね」と語った。
2016年11月25日歌手の和田アキ子(66)が24日、今年の大みそかに放送される『第67回NHK紅白歌合戦』に落選したことを受け、所属事務所を通じてコメントを発表した。これまで39回出場し、今年は31年連続を目指していた和田。「今回、この様な形になり、とても残念に思っております」の書き出しからはじまる書面では、「悔しい」と正直な思いを吐露する。一方で、司会やトリを務めたことに触れながら感謝の気持ちも記し、最後は「今後も邁進していきます!」と歌手としての抱負で結んだ。■和田アキ子からのコメント全文今回、この様な形になり、とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります。ただ、今までトリも務めさせて頂き、司会も務めさせて頂き、紅白歌合戦には色々と勉強させてもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです。これも、これからの歌手人生のための1つの通過点と思っております。和田アキ子は、これからも、歌い続けていきます!!!いくつになっても、声が出る限り、誰かの心のオンリーワンの歌手になれる様に、今後も邁進してきます!和田アキ子
2016年11月24日タレントの安田美沙子(34)が20日、TBS系バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(毎週日曜11:45~12:54)に生出演し、第1子を妊娠したことを発表した。和田アキ子から「おめでたい発表がありまして…安田美沙子ちゃんから」と振られた安田は、「私事ですが、赤ちゃんを授かりました」と報告。「結婚して3年目」と説明し、「妊活をしていた」と明かした。和田には事前に伝えていたようで、「アッコさんすごい喜んでくれて」とコメント。和田があらためて「本当によかったです。おめでとうございます」と祝福し、スタジオから拍手が起こると、「ありがとうございます!」と喜んだ。また、和田が「テレビ出て平気なんでしょ?」と聞くと、「ぜんぜん元気です。安定期に入ったので元気いっぱいです!」と笑顔で話した。安田は2014年3月14日にデザイナーの下鳥直之氏と結婚した。
2016年11月20日●デリケートなテーマも特に反対なし注目を集めるテレビ番組のディレクター、プロデューサー、放送作家、脚本家たちを、プロフェッショナルとしての尊敬の念を込めて"テレビ屋"と呼び、作り手の素顔を通して、番組の面白さを探っていく連載インタビュー「テレビ屋の声」。今回の"テレビ屋"は、NHK朝の情報番組『あさイチ』チーフ・プロデューサーの河瀬大作氏。「セックスレス」「閉経」といった極めてデリケートな特集を組んだり、女性アナウンサーの脇汗・つけまつげ落下といったハプニングをネタにしてしまうなど、従来の朝の情報番組の常識を壊し続け、視聴率は連日トップを独走中だ。民放に比べて"お硬い"イメージのあるNHKで、なぜこのような番組が打ち出されたのか――。――当連載に前回登場した『電波少年』のディレクターだった〆谷浩斗さんが、ある日『あさイチ』を見ていたら「おりもの」をテーマにやっているのを見てびっくりしたと驚いていました。情報番組は、老若男女みんなが共通に興味を持つネタを考えるのが常識だと思っていたのが、少なからず男性という半分を捨てることになるわけで、なぜ規制が多いと言われるNHKでそんなチャレンジができるのか、ということを大変気にされていたんです。実はNHKってあんまり規制はないというか、極端なことを言うと一番自由かもしれないですね。出演者の方もおっしゃるんですけど、NHKはスポンサーという概念が無いじゃないですか。だからスポンサーNGで「これを言わないでほしい」というのがあまりないというのが1つ。それと、平日のあの時間にテレビの前に座っているのは、やっぱり主婦の方。『あさイチ』はターゲットをそこに特化して作っているので、「おりもの」も、わりと必然的に取り上げたテーマなんです。――〆谷さんは「それまでも『あさイチ』のチャレンジ精神は感じていたけど、『おりもの』でとどめを刺された」と言っていました(笑)。このテーマを取り上げたのは「女のホケン室」というシリーズ企画ですが、そもそもこの企画はどのような経緯で立ち上がったんですか?『あさイチ』を立ち上げるときに1つ決めたのは、"40代女性"をターゲットにしようということでした。先ほど半分捨てるという言い方をしていましたが、女性の中からさらに捨てていたわけです。今は少し緩くしているんですけど、当時やっていた「キラキラ40」という企画で、最初に話題になったのが「セックスレス特集」でした。そこから、取材でいろんな人に話を聞いているときに「身体のこともやってほしい」という話があったんです。医者に行くほどではないけど、どこかに書いてあるわけでもない。そこで、「女のホケン室」をやることになって、最初は「閉経」を取り上げました。そこから、「おっぱい」をやったりして、部位ごとにテーマを取り上げるのが定着していき、そうやって進化しているだけなので、われわれとしては「不思議なことをやってる」という自覚は、あまりないんですよね。――とはいえ、朝の時間に「閉経」「おりもの」といったデリケートなテーマを取り上げることに、反対意見はなかったのですか?それが特に無かったんです。ただ、表現の方法をどうするか。男性陣のイノッチ(井ノ原快彦)と柳澤(秀夫解説委員)さんがスタジオにいると話しにくいだろうから、どのタイミングで入ってくればいいのかといった部分は、いろいろ考えています。ただ、それはその場を成立させるためのテクニカルの話ですから、根本的にテーマとして扱うということに対しての問題は、あんまりないです。むしろ「閉経」のときは、最初は生理の悩みをやろうと思ってたのが、40代はそれよりも生理があと何回来るのかが悩みだろう、となって「閉経」になったくらいですからね。――視聴者の反応はいかがですか?それがすごいんですよ! うちは毎日FAXを送ってもらってそれを集計してるんですが、その数が毎回すごいです。やっぱりこういう話題って、他のどこでも触れてないじゃないですか。「おりもの」のシートをみんなで嗅ぎあって「あ、私の匂いと似てる」なんて言ってるシーン、見たことないですよね。でもそうやって井戸端会議をしてると、ウェブや本を読んでも分からないことが伝わってくるようで、顕在化しないニーズを掘り当てたときは「『あさイチ』が私たちの声を聞いてくれた!」という反応がドーッと来ますね。――だいたいどれくらいの数が届くんですか?「女のホケン室」に限らず、そういうテーマを掘り当てたときは、FAXが2,000~3,000通、さらに多いときは8,000通がドーンって来るんです。それが視聴率に跳ね返るときもあるし、直接跳ね返らない日もあるんですけど、FAXを送ってくれるのは、能動的・積極的に見ている人たちですよね。だから絶対に後で効いてくると考えています。――視聴者からのFAXでも、やっぱり賛否の「否」の意見は少ないんですか?「朝からこんなことをやってけしからん!」というのは、ほとんどないです。なぜかというと、デリケートな話題であることは間違いないので、真面目に、真摯に向き合うという線さえズレなければ、わりと大丈夫なんです。だから、柳澤さんとかはたまに暴走しちゃうんで(笑)、イノッチとちょっとスタジオから外れてもらうとか、そういうところはものすごい気をつかっています。一見センセーショナルに見えるんだけど、それをクソ真面目にやるというところが、『あさイチ』の面白さなんですよね。最近よくNHKが面白いといってもらえるのは、そういう部分があると思うんです。●優しさが立つイノッチ、逸脱しちゃう有働アナ――NHKさんが面白いと言われる理由。それはどういう部分でしょうか。何年か前に、日本テレビさんとテレビ放送60年を記念した『NHK×日テレ 60番勝負』という番組を共同制作したんですが、その時に日テレ側の担当だった土屋敏男さん(『電波少年』などのプロデューサー)に、「NHKさんってズルいですよね」と言われたんです。その番組は、NHKと日テレでいろんな対決をしたんですが、過去の映像を出すアーカイブ対決というのをやると、必ず日テレがフリになって、うちがオチになるんです。なぜかというと、日テレは面白いことをしようと思ってつくるから当然面白いんですけど、結局は面白いだけなんですよね。だけど、NHKの人は面白いものを作ろうと思ってるわけじゃなくて、真面目に突き詰めてやって、後から見てみたらすごい変な番組になってしまうということがあるんです。――具体的にどんな番組があったんですか?あれは80年代くらいかな? 「子供の性」についての番組で、お母さんが「子供部屋に行ったら、男の子が自慰行為をしていたので、そういうときはどうやって対応すればいいんでしょうか?」と相談してるんです。普通はそのままドアをバタって閉めちゃえばいいと思いますよね。でも、その番組では、専門家の先生が「ニコッと笑って『元気?』と声をかけてあげることが大事なんです」って言うんですよ(笑)――えっ(笑)でも、当時の時代風俗では正しいことで、真面目にやってるわけなんですよね。――そう言えば最近でも、Eテレで和田アキ子さんと藤岡弘、さんがスマホを学ぶという番組をやってるのを見たんですが、真面目に一生懸命やってるんですけど、どうしても機械音痴っぷりが面白くて笑ってしまいました(笑)そうそう。だからうちの立ち位置というか、面白がり方として、コント番組の『LIFE!』なんかもそうなんですけど、ああいうメタ認知がハマっているのが、わりと多い気がしますね。――ところで、『あさイチ』も番組がスタートして6年半になりました。井ノ原さん・有働さん・柳澤さんの抜群のチームワークも魅力の一つだと思いますが、キャスターそれぞれの魅力はどんなところにあると考えていますか?柳澤さんは、やっぱり安心感ですね。世の中の"いいおじさん"の象徴のような感じでダジャレも言うし、面白くなくてツッコまれることもあるんだけど、解説委員なので、災害のときはこういうことに気をつけた方がいいとか、非常に細かなところまでいろいろ答えてくれたりして、いざという時に頼りになるんです。イノッチと有働さんは、本来はキャラが逆なんですよ。――逆、ですか?NHK的なレギュレーションで言うと、いわば外から来てくれているイノッチが逸脱したり面白いことをしたりして、内部のアナウンサーである有働さんが「まぁまぁ」と言ってそれを止めるのが役割なんですけど、あの2人は逆じゃないですか(笑)。有働さんが暴走して、イノッチが「いやいや、それはそうなんですけどね」ってフォローしてくれる(笑)。逆だから、すごく新鮮なんだと思いますし、だからこそ、イノッチが朝ドラ終わりで泣いてる有働さんに、スッとハンカチを出すとか、優しいキャラが立ってきますよね。有働さんは、普通NHKのアナウンサーってふざけにくい立ち位置のはずなんだけど、どんどん逸脱しちゃう(笑)。でも、それって今のテレビにすごく求められる正直さとか本音とかを、なんとなく2人がやっていくうちに探り当てて、手応えをもってやってるんじゃないかなというふうに見ています。――「朝ドラ受け」(※)なんて、今では当たり前のようにやっていますが、すごく斬新なことでしたよね。朝ドラ受けは、ちゃんとしたタイミングで受けないと、SNSのタイムラインが荒れるんですよ(笑)。災害や大きな事件があると、今日はスルッと流したほうがいいなというときがあるんですけど、実際に受けないと「えっ! 今日受けてくれなかった! 」となるんです。僕は毎日、副調整室でタイムラインを見ているんですけど、「リアタイ(リアルタイム)であさイチは久しぶりでうれしい」という人がすごく多いんです。朝の時間に何かを共有する"お茶の間"みたいな、ある種の安心感があるのかなと思っています。(※)朝ドラ受け…連続テレビ小説(朝ドラ)の放送が終わった直後に始まる『あさイチ』のオープニングトークで、キャスターの井ノ原・有働アナ・柳澤解説委員が、感想を言い合う光景。有働アナが感涙して、井ノ原がハンカチを差し出す場面はもはや名物となり、有働アナのつけまつげが取れるハプニングが発生したことも。――「正直さ」「本音」というテーマに戻りますと、爆笑問題の太田光さんがゲストに来て大騒ぎしていたら、井ノ原さんが「『サンジャポ』じゃないんだから」とツッコんで、太田さんに「NHKで民放の番組の名前言っていいのかよ」と返していた場面が印象的でした。ああいうことを正直に言えるのが『あさイチ』ですよね。それでも、イノッチと有働さんは普段ものすごく気をつかっていて、生放送が終わってスタジオで5分くらい、「今日のあれさ、ちょっと踏み込んじゃったよね」「あー、あそこはそうでしたよねー」っていう会話を、結構してるんですよ。――スタジオにいるスタッフの笑い声が本番中に普通に入るのも、NHKの情報番組では見たことがなかったです。あれも新鮮でした。そうですね。毎日生放送の前にリハーサルするとき、いくつか段取りを確認してるんですが、その時に有働さんはとにかくスタッフを笑わせるんです。自虐的なことも言ったりして(笑)。なんでやるのかを聞いたら「リハって単純にこなすとすごくつまんなくなる。毎日やらなきゃいけないことだから、放送の前だし、面白くしないといけないと思ってやってる」と言ってました。そういう意識が、本番にも通じてるのかもしれないですね。――『紅白歌合戦』のリハを拝見したときも、有働さんのサービス精神をすごく感じました。そうなんですよ。あの人、NHKのアナウンサーとしては、ちょっと特殊ですからね(笑)。それと、「これはやっちゃいけない」という考えをなるべく外しているかもしれないですね。「そういうのは情報番組だからダメなんじゃいか」という空気になったときは「え?なんで? どっちの方が雰囲気が伝わる?」とよく言っています。「こうじゃなきゃダメだ」という固定概念を外していく作業が、『あさイチ』を『あさイチ』たらしめている気がしますね。●ハプニングも手を叩いて喜んじゃう(笑)――『あさイチ』は中継コーナーまで、異例だなと感じます。NHKさんでやる中継って、きちんと段取りを組んでリハーサルして、予定時間に収まるようにしてるイメージがあるのですが、ある日の放送で、ワカメ漁をして、急いで港に戻り、すぐしゃぶしゃぶにして食べるという中継がありましたよね。あれ、絶対間に合わないと思いましたよ(笑)最後までいかなくても、なんとかなるんじゃないかって(笑)。つまり、予定調和にならないようにすることを、すごく考えているんです。もちろん、情報番組だからどこかでせき止めないといけないんですが、予定調和になるとつまらないじゃないですか。だから、誰かが段取りを間違えたりすると、普通は「コラー!」って怒られるけど、僕なんか手を叩いて喜んじゃいますからね(笑)。そういうのを面白がるという空気は、『あさイチ』は特別強いかもしれないです。――『笑っていいとも!』などを担当されたフジテレビの木月洋介さんも、以前この連載に登場された際、「予定不調和」をすごく意識していると言っていました。予定調和というのは先が分かること。先が分かることなんて別に見たくないじゃないですか。私も、え?この先どうなっちゃうの?という番組をずっと考えてきたんで、『あさイチ』の担当になった時に、だからこれだけ支持されるんだなというのを感じましたね。――今後河瀬さんが、こういう番組をつくっていきたいという企画はありますか?「タブーを面白がれるもの」ができたらいいなと思って、いつもやってます。予定調和にならないということは、タブーに触れるということですよね。そういう意味では『あさイチ』も面白いんですけど、やっぱり「これってテレビじゃできないよね」と勝手に思ってるところはあるじゃないですか。でも、できないということはなくて、やる方法はちゃんとあるはずなんですよ。「絶対そんなことできないよ」ということをやらないと、これからは見てもらえないと思うんですよね。――最近テレビの規制が増えてきたということがよく言われますが、それを感じることはありますか?規制はあんまり感じないです。本当は、昔から変わらないんじゃないですかね。日テレの土屋さんが『電波少年』でやってたことって、あの時代だって「えーそんなことするの!?」と言われてたわけじゃないですか。土屋さん本人も「あの当時は自分も"あるゾーン"に入ってた」とか「普通の感覚だったらやらないよね」と自分で言ってたくらい。ただ、今、自分がテレビを作っている身だから、「規制が多くなってきた」とは言いたくないという気持ちもあるかもしれませんね。――そんな河瀬さんにとって、影響を受けたテレビ番組を1本挙げるとすると、何ですか?振り返ってみると『電波少年』ですかね。僕はドキュメンタリーが好きでNHKに入ったんですけど、あのシリーズは面白かったし、ドキュメンタリーですよね。その手があったのかとか、そこで二の足を踏まなくて良いんだとか、日々常識を覆していってましたから、すごく面白かった。土屋さんにはしょっちゅう会うから、口はばったいですけど(笑)――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、気になっている"テレビ屋"をお伺いしたいのですが…『マツコの知らない世界』(TBS系)って面白いですよね。マツコ・デラックスさんが面白さを担保してるんだけど、過剰な人を見せているわけじゃないですか。あの過剰さがある種のバラエティになっていて、そこに情報が乗っかっている情報番組ですよね。どうやってあの過剰な、変な人たちを毎回見つけてくるんだろう(笑)。それに、どういう企画の端緒であの番組が始まったのか、すごく知りたいです。
2016年10月25日16日に火ぶたを切った日曜夜のバラエティ戦争は、日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!×世界の果てまでイッテQ! はじめての交換留学スペシャル』(19:00~20:54)が平均視聴率20.5%で王者の貫禄を見せつけたが、データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」による満足度調査では、テレビ東京『モヤモヤさまぁ~ず2 狩野アナ卒業SP inハワイ』(18:30~20:54)が横並びトップだった。○10月16日(日)19~20時台民放バラエティ番組満足度テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、『モヤさま2』は3.99という高数値を記録した。同番組への自由記述による感想を見ると、「狩野アナが終始涙だったのでこちらも涙が止まらなかった」(42歳女性)、「狩野アナの一生懸命さ全力投球大好きでした」(29歳女性)など、この日の放送で卒業となった狩野恵里アナへのコメントが大半を占め、笑いあり涙ありの内容が満足度を押し上げたようだ。2番目に満足度が高かったのは、視聴率トップの『DASH&イッテQ』で3.63。前回のレギュラー放送時は『DASH』が3.73、『イッテQ』が4.02という好記録だったが、自由記述のコメントでは「ダッシュをじっくりみたかった」(52歳女性)、「やっぱり普段のイッテQの方がいい」(51歳女性)など、"合体SP"への疑問の声が目立った。次いで3.62となったのが、TBS『クイズ☆スター名鑑』(19:00~20:54)。日曜のファミリーが見る時間帯に"下世話"な番組が参入することで注目を集めたが、「くだらなさが好き」(23歳男性)、「以前と変わらず危なっかしくて楽しい番組だった」(34歳女性)と、もともとのコアなファン層を満足させた。そして、視聴率9.3%で2位だったテレ朝『日曜もアメトーーク!』(18:57~21:00)は3.44。「安定感のある面白さ」(53歳男性)という声があった一方、「深夜ほどキレがなくテーマにも見飽きてしまった」(52歳女性)、「やや、マンネリ」(52歳男性)など、定番企画に厳しい意見も見られた。だが、録画数で見ると、同番組がダントツの92となっており、多くの視聴者が期待を寄せていたようだ。なお、フジテレビは11月6日から、古舘伊知郎メインの『フルタチさん』(19:00~20:54)をスタートさせるが、この日は、和田アキ子や長嶋一茂がひとり旅を繰り広げる『大物芸能人ジャーニー2016秋 わがままひとり旅SP』(19:00~20:54)を放送。こちらの満足度は3.2で、視聴率は4.8%だった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年10月19日「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の決勝大会が19日、都内で行われ、栃木県出身で小学6年生の栁田咲良(やなぎた さくら)さん(12歳)が史上最年少でグランプリに輝いた。深田恭子や石原さとみら、数多くのスターを輩出している同オーディション。41回目を数える今年は、深田恭子がグランプリに輝いた1996年の第21回大会、石原さとみが優勝した2002年の第27大会以来、3回目となる「PURE GIRL」がテーマ。応募総数2万4,794人の中から選ばれた者が1次・2次審査に挑み、それを通過した18人が熱海での3次審査を経てファイナリストが決定。そして、この日行われた決勝大会でファイナリストの9人が自己PRや演技審査に臨み、グランプリを目指した。自分の名前を呼ばれて、手を覆いながら涙を流した栁田さん。「他の子がすごく美人だったし演技も上手くて、勝てなかったらどうしようと不安でした。今この場に立てていることが本当に信じられません」と心境を明かしながら「でもやっぱりグランプリを獲れたからには、ここで戦った子たちのためにも頑張っていきたいと思います」と宣言。栁田さんに花束を贈呈した石原さとみは「今は漠然としていると思いますが、この瞬間に人生が180度変わったと思います。これからうれしいことや楽しいことと同じぐらい悔しいことや辛いことがありますが、その時に側にいる家族や友だちを大事にして下さい」とエールを送ると、石原のことを憧れているという栁田さんは「近くで見るとテレビより全然キレイですね」と思わず頬を緩ませていた。大会終了後、初めて報道陣の取材に応じた栁田さんは「確かに他の子も魅力的だからグランプリに選ばれないとも思いましたが、心の中で自分の番号を呪いのように唱えてました」と明かしつつ、「呼ばれた時は信じられなくて頭が混乱しましたが、センターに立った瞬間に少しずつ実感が湧いてきて、奇跡なことだとびっくりしました」と改めて心境を語った。栁田さんは、グランプリを獲得したことで芸能事務所・ホリプロ所属の芸能人となるが、「まだ実感は湧かないです」と語るも「色んな色に染まれて色んな役をやり、どんな役でも見てくれる人たちを感動させられるようなすごい女優さんになりたいです! 憧れの石原さとみさんに追いつきたいし、いつか共演したいですね。(事務所の大先輩の)和田アキ子さんは怖いとよく聞きますが、どんな人なのか興味はありますね」と目を輝かせていた。なお、審査員特別賞には滋賀県出身の中学1年生・三浦理奈さん(12歳)が選ばれた。
2016年09月19日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
モラハラ夫図鑑