ドラマシーズン2が放送開始され勢いを増す一大プロジェクト「HiGH&LOW」から、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』の特別長編予告が“20週連続”で解禁中。第9弾として「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」パフォーマー・ELLYや、「EXILE」&「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐、早乙女太一らが属する「MIGHTY WARRIORS」スペシャルトレーラーが公開された。「SWORD」地区――「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」5つのチームが拮抗していることから頭文字をとってそう呼ばれていた。その地区に伝説の男が戻ってくるところから物語は始まる。とある事件を機に表舞台から姿を消していた、チーム「ムゲン」の総長・琥珀(AKIRA)である。SWORD地区の支配を目論む李(V.I)と手を組んだ琥珀は、湾岸地区のチーム「MIGHTY WARRIORS」、TOWN地区の「DOUBT」を引き連れ急襲、日常は脆くも崩れ去る。かつて自らが慕った琥珀、そして琥珀率いる総勢500人の大群を前に、山王連合会のコブラ(岩田剛典)、ヤマト(鈴木伸之)は立ち上がる。SWORD各チームもそれに呼応、そこに琥珀と並び最強と称された雅貴(TAKAHIRO)、広斗(登坂広臣)ら雨宮兄弟も参戦、過去から未来へ、いまSWORD地区は未曾有の事態へと突入する――。日本テレビと「EXILE」「三代目J Soul Brothers」らが所属するLDHが共同で立ち上げた一大プロジェクト「HiGH&LOW」。ドラマ、コミック、オリジナル・アルバム制作、ストーリー連動ライブツアーなど…これまでに類を見ない規模でメディアミックスを展開。先日には、「BIGBANG」のV.Iや井浦新、白竜、稲葉友、柳俊太郎らが新キャストとして出演することが発表され、さらに総勢62名が横一列に並んだビジュアルが公開されるなど、映画公開に向けて常に話題と注目を集める。現在、毎週土曜日に20週連続で、新曲(一部既存曲)にドラマ&映画本編映像をのせたスペシャルトレーラーが解禁。第9弾の今回は、音楽、ファッションへのリスペクトを軸に“理想郷”設立を目標に集まったチーム「MIGHTY WARRIORS」のテーマ曲に本編をのせたスペシャルトレーラー。いまや絶大な人気を誇る「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」のパフォーマーにして、俳優としても主演映画作品を持つELLYさんが、リーダー・ICEを担当。彼のもとには、「EXILE」、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱さんや、流麗な動きで魅せる早乙女さん、さらにモデルの大屋夏南や野替愁平、ANARCHYと、個性的なメンバ-が集結。楽曲は、PKCZとELLYの別名である CRAZYBOY、野替愁平の別名SWAYをはじめ、日本のヒップホップシーンのトップを走るラッパーANARCHY、MIGHTY CROWNが参加した新曲。アップテンポなラップシーンにのせて、彼らが颯爽と登場するシーンや、V.IさんとAKIRAさんが登場するシーンにも注目だ。この後も続々と各チームのテーマ曲、劇中歌に本編映像をのせたスペシャルトレーラーが解禁予定。次週5月7日(土)には、AKIRAさんをはじめ、青柳翔、高谷裕之、岡見勇信、井浦さんらが属する「ムゲン」が登場。テーマ曲「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE/MUGEN ROAD」にのせて新たな映像が公開される。ドラマシーズン2は日本テレビ系にて毎週土曜日24時55分より放送開始。ドラマシーズン1の総集編『ROAD TO HiGH&LOW』は5月7日(土)より2週間限定上映。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月30日「EXILE TRIBE」メンバーや豪華俳優陣の出演で話題を呼ぶ一大プロジェクト「HiGH&LOW」。井浦新ら新キャストを迎えたドラマシーズン2の放送がいよいよ本日4月23日(土)より始まる本企画から、7月公開の映画『HiGH&LOW THE MOVIE』の特別長編予告が“20週連続”で解禁。第8弾として、若手女優・小島藤子が総長を務め、「E-girls」の楓や佐藤晴美らが脇を固める「苺美瑠狂」スペシャルトレーラーが公開された。「SWORD」地区――「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」5つのチームが拮抗していることから頭文字をとってそう呼ばれていた。その地区に伝説の男が戻ってくるところから物語は始まる。とある事件を機に表舞台から姿を消していた、チーム「ムゲン」の総長・琥珀(AKIRA)である。SWORD地区の支配を目論む李(V.I)と手を組んだ琥珀は、湾岸地区のチーム「MIGHTY WARRIORS」、TOWN地区の「DOUBT」を引き連れ急襲、日常は脆くも崩れ去る。かつて自らが慕った琥珀、そして琥珀率いる総勢500人の大群を前に、山王連合会のコブラ(岩田剛典)、ヤマト(鈴木伸之)は立ち上がる。SWORD各チームもそれに呼応、そこに琥珀と並び最強と称された雅貴(TAKAHIRO)、広斗(登坂広臣)ら雨宮兄弟も参戦、過去から未来へ、いまSWORD地区は未曾有の事態へと突入する――。日本テレビと「EXILE」「三代目J Soul Brothers」らが所属するLDHが共同で立ち上げた一大プロジェクト「HiGH&LOW」。ドラマ、コミック、オリジナル・アルバム制作、ストーリー連動ライブツアーなど…これまでに類を見ない規模でメディアミックスを展開。さらに、「BIGBANG」のV.Iが、ドラマ「HiGH&LOW」シーズン2、及び7月16日(土)公開の映画『HiGH&LOW THE MOVIE』に出演するニュースが発表され、大きな盛り上がりを見せている。現在、毎週土曜日に20週連続で、新曲(一部既存曲)にドラマ&映画本編映像をのせたスペシャルトレーラーが解禁。第8弾の今回は、本シリーズの中で唯一の女チーム「苺美瑠狂」のテーマ曲「E-girls/STRAWBERRY サディスティック」に本編をのせたスペシャルトレーラー。総長を務める小島さんは、「ダメな私に恋してください」をはじめ数多くのドラマに出演し、映画『青空エール』への出演も決定している若手女優。その周りを、「E-girls」の楓さんや佐藤さん、そして若手女優・工藤綾乃(「戦う!書店ガール」ほか)らが固める。映像では、人気沸騰中「E-girls」メンバーの楓さんと佐藤さんが、背が高いことから「ツインタワー」という愛称のもと、地元商店でアルバイトをしていたり、終盤の床屋シーンで全員が「石原さとみで!」と髪型をオーダーする姿が。「E-girls」の新曲「STRAWBERRY サディスティック」のポップな曲調にのせて真っピンクの特攻服を身にまとい強面を披露する「苺美瑠狂」メンバーが、恋をしたりバイクに乗ったりと様々な表情を見せている本映像はいままでの動画シリーズの中でも独特の世界観を放ち、思わず笑みがこぼれる仕上がりとなっている。さらに、今後のスペシャルトレーラー解禁スケジュールも明らかに。次週4月30日(土)には、ELLY、早乙女太一、大屋夏南、白濱亜嵐ら「MIGHTY WARRIORS」が登場。テーマ曲「PKCZ feat. CRAZYBOY, ANARCHY, SWAY, MIGHTY CROWN (MASTA SIMON & SAMI-T)/ Mighty Warriors」にのせて新たな映像が公開される。ドラマシーズン2は4月23日(土)より日本テレビ系にて24時55分より放送開始。ドラマシーズン1の総集編『ROAD TO HiGH&LOW』は5月7日(土)より2週間限定上映。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月23日映画を軸に、ドラマ、配信、コミック、ドームツアーと、数多のメディアやエンターテインメントを巻き込み展開する世界初のビッグプロジェクト「HiGH&LOW」。追加キャストやスペシャルトレーラーなども公開され一層盛り上がりを見せているが、今回新たに23日(土)から放映されるドラマ「HiGH&LOW Season2」及び7月公開の『HiGH&LOW THE MOVIE』にて「BIGBANG」のV.Iが出演することが明らかになった。また併せて映画のビジュアル&予告編も解禁された。「SWORD地区」。それは「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」5つのチームが拮抗していることから頭文字をとってそう呼ばれていた。物語は、その地区に伝説の男が戻ってくるところから始まる。とある事件を機に表舞台から姿を消していた、チーム「ムゲン」の総長・琥珀(AKIRA)である。SWORD地区の支配を目論む李(V.I)と手を組んだ琥珀は、湾岸地区のチーム「MIGHTY WARRIORS」、TOWN地区の「DOUBT」を引き連れ急襲、日常は脆くも崩れ去る。かつて自らが慕った琥珀、そして琥珀率いる総勢500人の大群を前に、山王連合会のコブラ(岩田剛典)、ヤマト(鈴木伸之)は立ち上がる。SWORD各チームもそれに呼応、そこに琥珀と並び最強と称された雅貴(TAKAHIRO)、広斗(登坂広臣)ら雨宮兄弟も参戦、過去から未来へ、今SWORD地区は未曾有の事態へと突入する――。今回出演が決定したのは、日本でも人気を誇る韓国の5人組アイドル「BIGBANG」のV.I。日本ドラマへの出演は「金田一少年の事件簿香港九龍財宝殺人事件」以来3年ぶりで、日本映画への出演は本作が初めてとなる。日本語も上手なV.Iが今回挑むのは、韓国の組織「張城」のボス・張(白竜)の息子で、非常に狡猾なキャラクター、李(リ)役。とある事件を機に表舞台から姿を消していた、ムゲンの琥珀(AKIRA)と手を組み、SWORD地区の支配を目論む役どころだ。本作に出演が決定したV.Iは「EXILEの皆さんと共演できるのが本当に楽しみで、“たまらんかった”という感じでした。撮影当初は心配もありましたが、いざ撮影を終えてみるとあっという間だったなという気がして、寂しさを感じました」とふり返り、また「いままで演じたことのないキャラクターだったので勉強になりましたし、何より楽しかったです。AKIRAさんが自分の無茶ブリに応えてくれたのには、やさしさを感じましたし、自分もAKIRAさんとの演技で成長することが出来ました」と語った。また併せて映画の60秒予告も解禁! 今回の映像は、V.Iが琥珀にSWORD襲撃を持ちかけるシーン、V.IがICE(ELLY)率いる「MIGHTYWARRIORS」を琥珀に紹介するシーンを早速盛り込んでいるほか、SWORD急襲をうけて、各チームが立ち上がる様子も合わせて収録。またSWORD全チームが横並びとなって敵地へと赴くシーンは壮観だ。さらに、コンテナ街でのSWORDと、琥珀ら500名の軍勢が対峙するところは、誰しもが手に汗握る緊迫感の溢れるシーンとなっている。両者の間で謎な動きを見せる雨宮兄弟(TAKAHIROさん、登坂さん)の意味深な表情、そして雨宮広斗(登坂さん)とスモーキー(窪田正孝)の背中合わせのカットなど、未だ明かされぬドラマに期待が高まるようだ。同時に公開された映画本ビジュアルについても、「EXILE TRIBE」ほか、林遣都、早乙女太一ら超豪華キャスト勢揃いの壮観なものに仕上がっている。かつてない規模で展開する「HiGH&LOW」だからこそ、実現したこのコラボレーション。普段の活動で見せるチャーミングなV.Iとは対照的な、冷酷で残忍な表情に注目だ。ドラマ「HiGH&LOW Season2」は4月23日(土)25時10分~日本テレビにて放送開始。『ROAD TO HiGH&LOW』は、5月7日(土) より2週間限定で全国にて公開。『HiGH&LOW THE MOVIE』7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月22日モデルの西山茉希(30)が11日、オフィシャルブログを通じ、第2子を出産したことを明かした。西山は「無事に出産を終えました。母子共に健康です」と報告し、「出産にいたるまでのたくさんの支えとなるお言葉、本当にありがとうございました」と周囲の支えに感謝。1月に妊娠7カ月であることを発表していたが切迫早産の恐れから2月に緊急入院し、3月に退院していた。出産には、俳優で夫の早乙女太一(24)と2歳の長女も立ち会った様子。「お誕生日おめでとう。お誕生日ありがとう。やっと会えたね。ようこそ我が家へ」という愛するわが子への思いと共に、「すべてが当たり前ではないことを忘れずに、お誕生日に感謝し、これから家族4人でまた進んでいきます」と抱負をつづっている。西山は、2013年6月に早乙女と結婚。同年10月に第1子となる女児を出産した。
2016年04月11日日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』(毎週月~金曜5:50~8:00)のアニメコーナー「朝だよ!貝社員」(6:45頃)に、同番組総合司会の桝太一アナウンサーがデザインしたオリジナルキャラクターが、あす12日から登場する。このアニメは、アサリ、カキ、ムール貝といったキャラクターが、「ジップ商事」に勤める「貝社員」として登場し、"ダメ会社員あるあるネタ"が展開されるもの。桝アナは、東京大学大学院農学生命科学研究科に在籍中にアサリを研究し、その縞模様を見てアサリの年齢を調べていたほどの"貝博士"ということで、今回デザインを手掛けることになった。こうして誕生したキャラクターは「カガミガイ」をモチーフにした「いかなるときも鏡を手放なさないナルシストな貝」。番組中に、前髪が気になって、時々こっそり直しているという自身の経験から発想したという。桝アナは、この声も演じているが、自身のイメージとは異なる自分勝手なキャラクターに悪戦苦闘し、リテイクを連発。カガミガイが脚光を浴びることに「感無量です」と喜びながら、「ボイスの方は…一生懸命やりましたので、どうかご容赦ください…」とコメントしている。12日の放送では、この新キャラが登場するほか、桝アナのデザイン風景と声の収録の模様を特集。今後、第2、第3のオリジナルのキャラクターも計画されている。
2016年04月11日TOKIOの国分太一と女優の真矢ミキが1日、2016年度TBSテレビ入社式にサプライズ登場し、新入社員30人にエールを送った。同局の情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金曜8:00~9:54)でMCを務める2人は、生放送終了後に入社式の会場に登場。新入社員たちから歓声と拍手が沸き起こった。そして、吉田明世アナも加わり、女性アナウンサー3人を含む新入社員たちと40分近く交流を楽しんだ。最後は、国分が「自分の望む部署にいけない可能性もありますけれども、部署ごとの楽しさがわかってくると思います。なので、そこでもう辞めようとか思わずに楽しむことがとても大事じゃないかなと思います」と温かいメッセージを送った。この入社式の模様は、4月4日放送の『白熱ライブ ビビット』で放送する。
2016年04月01日TOKIOの国分太一、弁護士の大渕愛子氏らが28日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、作家・乙武洋匡氏(39)の不倫発覚後の対応について意見を言い合った。番組では、夫婦の間で門限を決めていたという3月28日付の日刊スポーツの記事を紹介。乙武氏の友人によると、「奥さんは3人の子供を寝かしつけた段階で疲れているため、乙武さんは22時を過ぎたら家に帰らないという約束をしていた」とのことで、乙武氏は22時以降は事務所に寝泊まりするという半別居状態に。そのことを妻も反省し、謝罪文を発表したという。大渕弁護士は「発覚後の対応が引っかかる」と言い、「5人と(不倫)していましたって潔く認めたのも、そこまで言う必要あるのかと思いますし、奥さんと一緒に謝罪文出すとか、ルールに関しても、後付けで正当化しているように見える」と意見。「発覚したものに対して認めて謝るのは普通だけど、演出が過剰なんじゃないかと」と語った。一方、乙武氏と食事にも行く仲だという国分は、「乙武さんと一緒に映画を撮ったりしているので、けっこうわかっている」と話した上で、「正直な方で、プライベートの話も何でも話してくれる。だからこれは普通の対応なのかなと思った」との見方を示した。また、作家でタレントの遥洋子は「妻の謝罪文に引っかかりました」と言い、「夫が浮気した時に妻が悪いケースなどみじんもないと思っています」と主張。謝罪文を発表した妻を「できた女だ」と評価する男性も「ムカつきます」と熱く語った。
2016年03月28日静寂と喧噪が交わる東京・世田谷区の池ノ上駅至近の線路沿いに3月19日、様々なアート文化を発信するギャラリー「クワイエット ノイズ アーツ アンド ブレイク(QUIET NOISE arts and break)」(東京都世田谷区代沢2-45-2 1階)がオープンする。同ギャラリーのチーフキュレーターを務めるのは代官山 蔦屋書店のアートコンシェルジュである秀熊麻衣。東京・下北沢のカフェバー兼ギャラリー「CANDLE CAFE △II」のオーナーでもあるディレクターの井上竜介とともに、趣向を凝らしたカッティングエッジなアート展を企画していく。また、ギャラリー内にはコーヒースタンドを常設。東京・三軒茶屋のOBSCURA COFFEE ROASTERSと山梨県・韮崎にあるコクテル堂で焙煎した豆を使用したコーヒーを飲みながらアートを鑑賞することもできる。オープン第1弾企画展として3月19日から4月17日まで、水墨画家の柏原晋平による個展「灰の夢」を開催。京都・本能寺のふすま絵の制作や早乙女太一の公演「影絵」の作画など多方面で活躍する柏原晋平の最新作を一堂に堪能することができる機会となっている。【展覧会情報】「異彩の画家が描くモノクロームと春の情景 ― 柏原晋平 個展 『灰の夢』」会場:QUIET NOISE arts and break住所:東京都世田谷区代沢2-45-2 1階会期:3月19日~4月17日時間:11:00~20:00休館日:不定休
2016年03月16日昨年、主演に松山ケンイチ、監督に『ジョーカー・ゲーム』の入江悠を迎えて放送された、WOWOW連続ドラマ初の時代劇「連続ドラマWふたがしら」。新しい時代劇盗賊エンターテインメントとして好評を博した本作の、第二弾制作が決定!原作のオノ・ナツメ描き下ろし告知画像とともに解禁となった。2015年6月13日~7月11日(初回放送)にて全5話で放送された「連続ドラマW ふたがしら」は、小学館「ビッグコミックスピリッツ」増刊「ヒバナ」にて連載されたオノ・ナツメによる人気コミックが原作。盗賊一味の男たちの巧妙な駆け引きと痛快な騙し合いを、時代劇らしからぬ軽妙さとカッコよさで彩った新感覚の盗賊エンターテインメントだ。明るく奔放な主人公・弁蔵を演じたのは、WOWOW初登場にして、3年ぶりの連続ドラマ主演となった松山さん。一方、弁蔵とタッグを組むクールで色男の宗次役には、大衆演劇界のスターであり、映画やドラマなどでも目覚ましい活躍を見せる早乙女太一。また、盗賊団・赤目の頭を継ぐ冷血な甚三郎役に、幅広い役柄を演じ切る若手実力派・成宮寛貴。甚三郎と関係を持つ一味の姐さん・おこん役には「サイレーン」の好演も記憶に新しい菜々緒ほか、田口浩正、芦名星、村上淳、山本浩司、橋本じゅん、品川徹、そして赤目一味を率いる頭の辰五郎に國村隼と、ひと癖もふた癖もある豪華キャストも話題を呼んだ。さらに、日本映画界の新鋭・入江悠監督のもとで、脚本を手掛けたのは日本演劇界を牽引する「劇団☆新感線」の座付き作家・中島かずき。音楽を手がけた、世界を舞台に活躍するジャズバンド「SOIL“PIMP”SESSIONS」のオリジナリティーあふれる音色も、本作のクールな世界観を後押しした。第二弾の詳細については、決定次第、WOWOWのオフィシャルホームページなどにて順次発表されていくとのことだ。土曜オリジナルドラマ「連続ドラマWふたがしら」はWOWOWにて近日放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日WOWOWで2015年6月から7月にかけて放送されて好評を博した、松山ケンイチ主演による新感覚時代劇『ふたがしら』の第2弾の制作が決定したことが5日、明らかになった。同ドラマは日本映画界をリードをする実力派俳優・松山ケンイチが豪放な性格の盗賊・弁蔵を演じ、相棒であるクールな色男・宗次(早乙女太一)と共に繰り広げる痛快エンターテイメント。原作は『さらい屋五葉』などで新しい江戸時代劇を描くオノ・ナツメの同名漫画で、監督は『ジョーカー・ゲーム』、『SR サイタマノラッパー』の入江悠。脚本は『劇団☆新感線』の座付き作家・中島かずき。また、世界を舞台に活躍するジャズバンド・SOIL"PIMP"ESSIONSが音楽(劇伴)を手がけたことでも話題になった。キャストやスタッフなどの詳細は決まり次第、WOWOWオフィシャルページなどにて発表される。
2016年01月05日日本テレビと「EXILE」「三代目J Soul Brothers」らが所属するLDHが共同で立ち上げた一大プロジェクト「HiGH&LOW」。12月23日(水・祝)放送のドラマ最終回にてシーズン2製作決定が明かされたばかりの本プロジェクトだが、このほどAKIRA vs TAKAHIROのバトルシーンや、窪田正孝らの姿も確認できる迫力の映画特報映像と最新ビジュアルが解禁。さらに、ドラマ最終回で登場した「MIGHTY WARRIORS」のビジュアルも到着した。数多の不良たちが集まる、危険な荒れ果てた街。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」各チームそれぞれの頭文字をとって、その地区は「SWORD」地区と呼ばれ、そこにいる不良たちは「G-SWORD」と呼ばれていた。SWORDが頭角を現す前、伝説のチーム「ムゲン」が一帯を支配していた。その支配に唯一屈することのなかった「雨宮兄弟」、両者は激しく衝突し、突如ムゲンは解散してしまう。ギリギリのところで保たれている均衡。だが、その地区にある男が帰ってくるところから事件がはじまる。過去から未来へ、未だかつてない戦いが幕を開ける――。今回公開された映画の特報映像では、ドラマシーズン1で話題となった、各チームのド迫力アクションシーンがふんだんにお披露目!クールでスタイリッシュな映像とともに、初披露となる、琥珀(AKIRA)と雨宮雅貴(TAKAHIRO)の壮絶な戦いも収められた必見の映像となっている。また、同時に解禁されたポスタービジュアルには、ムゲン、雨宮兄弟、SWORD各チームのリーダー格がずらり。AKIRA、TAKAHIRO、岩田剛典ら「EXILE TRIBE」の迫力ある表情もさることながら、窪田さんや林遣都、山田裕貴といった実力派若手俳優陣の鬼気迫る表情も目にすることができ、“全員主役”の熱い男の魅力あふれる、硬派なビジュアルとなっている。なお、ドラマシーズン2では、シーズン1最終回で登場した謎のチーム「MIGHTY WARRIORS」がついに動きだし、SWORDの各チームを騒乱に巻き込んでいく、怒涛の展開が待っているという。ELLY、白濱亜嵐、早乙女太一ら、このチームにも要注目だ。壮大な世界観、ド迫力のアクションで、ますます注目を集める本プロジェクト。来年の映画公開に向け、加速度的に魅力を増していく彼らの姿を、まずはこちらの特報映像からチェックしてみて。映画『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』は2016年7月16日(土)より全国にて公開。ドラマシーズン2は来春放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日日本テレビと「EXILE」、「三代目J Soul Brothers」らが所属するLDHが共同で立ち上げた一大エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」。現在、深夜帯のドラマながら壮大な世界観、ド迫力のアクションが話題を呼んでいる「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」。12月23日(水・祝)に最終話を迎える本作だが、この度、最終回の興奮冷めやらぬ12月26日(土)、27(日)二夜連続で本作の一挙放送及び特別番組を放映することが決定した。「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」各チームそれぞれの頭文字をとって、その地区は「SWORD」地区と呼ばれ、その地区にいる不良たちは「G-SWORD」と呼ばれていた。山王連合会総長のコブラ、そしてヤマトは、かつての仲間・ノボルが九龍グループ・家村会の一員として暗躍し、拮抗状態にあったSWORD間の抗争が激化していることに、頭を悩まさせていた。そんな折に、達磨一家の頭・日向が遂に出所、 日向の号令のもと達磨一家が“SWORD狩り”と称し鬼邪高校、WHITE RASCALS、RUDE BOYSへ攻め込む。彼らの執念はすさまじく、襲撃は未遂に終わるが各チームに相当な衝撃を与えた。そんな中、ノボルの言う通り山王連合会を解散するしかないのか、コブラとヤマトはチームの進退を思い悩む。結論が出ない中、二人のもとに山王連合会が達磨一家の襲撃にあっているとの凶報が入り…。不良チームが集まるSWORD地区を舞台に、それぞれのチームのプライドをかけた壮絶な闘いとその裏にある彼らの友情、絆、真っすぐな思いを、「EXILE」のTAKAHIROやAKIRA、「三代目JSB」の岩田剛典や登坂広臣ほか「EXILE TRIBE」メンバー、林遣都、山田裕貴、早乙女太一、「ゴールデンボンバー」、中村達也、窪田正孝、YOU、小泉今日子といった豪華共演陣で描く本作。一挙放送26日の回では1話から5話まで、27日は6話から10話まで放送される。さらに26日には、「これを見れば貴方も虜になる!話題沸騰の『HiGH&LOW』ここが凄い!スペシャル」と題して、特別番組を放映。激動のストーリーをドラマ本編の映像を用いてふり返るとともに、AKIRAさん、TAKAHIROさん、登坂さん、岩田さん、青柳翔ら豪華出演陣による座談会も収録されており、撮影秘話、作品に懸ける思いを熱く語っているという。「HiGH&LOW」特別番組「これを見れば貴方も虜になる!話題沸騰の『HiGH&LOW』ここが凄い!スペシャル」は12月26日(土)24:00~、「HiGH&LOW」1話から5話まで一挙放送は24:40~、「HiGH&LOW」6話から10話までは12月27日(日)24:25~日本テレビにて放送(一部地域除く)。映画『HiGH&LOW』は2016年7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月14日バンダイが展開する玩具「DX超合金」より、「DX超合金 YF-29 デュランダルバルキリー(早乙女アルト機)」の再販が決定し、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどで12月1日より予約受付がスタートする。2016年4月の発売予定で、価格は17,850円(税込)。「DX超合金」は、バンダイのキャラクタートイ開発技術を結集し、最新キャラクターの完全商品化に挑戦しており、常識を超えた超絶可変・合体ギミックが魅力のシリーズ。「YF-29 デュランダルバルキリー(早乙女アルト機)」は2011年に公開された映画『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』に登場する可変戦闘機・バルキリーの最新型試作機で、劇中では主人公の早乙女アルトが搭乗した。「DX超合金 YF-29 デュランダルバルキリー(早乙女アルト機)」は、過去の「DX超合金」のノウハウを基に完全新規設計で立体化。「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」の3形態への完全変形を可能にしており、印象的な赤と白の配色はもちろん、4発式のエンジンなど、細かい設定まで再現されている。セット内容は本体に加え、ガンポッド、専用ステージ一式、交換用手首左右各3種、パイロットフィギュア、ナイフ。商品価格は17,850円(税込)で、2016年4月発売予定となっている。なお、12月29日の18時には劇場アニメ『劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~』、30日には『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』がTOKYO MXで放送される。(C)2011 ビックウエスト/劇場版マクロスF製作委員会
2015年11月30日日本テレビと「EXILE」、「三代目J Soul Brothers」らが所属するLDHが共同で立ち上げた映画やドラマ、コミック、SNS、オリジナルアルバム、ライブツアーなどからなる一大エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」。このほど、深夜連続ドラマ「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」のスタートを目前に控え、先日の「三代目JSB」ドーム公演でも上映され、話題となった2分間の特別映像が解禁となった。不良チームが集まるSWORD地区を舞台に、それぞれのチームのプライドをかけた壮絶な闘いとその裏にある彼らの友情、絆、真っすぐな思いを、「EXILE」のTAKAHIROやAKIRA、「三代目JSB」の岩田剛典や登坂広臣ほか「EXILE TRIBE」メンバー、林遣都、山田裕貴、早乙女太一、「ゴールデンボンバー」、中村達也、窪田正孝、YOU、小泉今日子といった豪華共演陣で描く本作。今回届いた映像は、「三代目JSB」ドームツアー追加公演にて上映され、ファンが騒然となった2分間の特別映像。ドラマにおいてメインとなるコブラ(岩田剛典)が、1人、鏡の前に佇むところから幕を開け、「俺たちはただ、この街を守りたかっただけだ…」という言葉と共に、コブラが拳でその鏡に一撃。それが合図となるかのように、超特報映像でもお披露目された三代目JSBの劇中曲「MUGEN ROAD」が流れる中、コブラ率いる山王連合会、雨宮兄弟(TAKAHIRO&登坂広臣)らを交えたド迫力のアクションシーンが怒涛のように展開していく。また、映像には「MUGEN ROAD」のPV映像の一部も使用されており、異なる世界観のミックスアップにも注目だ。ドラマ「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」は10月21日(水)より日本テレビ系ほかにて放送スタート(※一部地域除く)。放送後、Huluにて連続ドラマ特別版を独占配信。映画『HiGH&LOW』は2016年7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月20日「EXILE」HIROが企画プロデュースを担当し、全国公開映画を軸にドラマ、漫画など様々なメディアコンテンツを展開するプロジェクト「HiGH&LOW」。この度、日本テレビ系深夜ドラマ「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」放送に先駆けて、本プロジェクトの超特報映像及び第一弾ビジュアルが解禁された。伝説はある街から幕をあける。かつて、ムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。その伝説のチームに唯一潰せない凶悪な兄弟がいた。その名は雨宮兄弟。死闘の中、突如ムゲンは解散した…そして、その地区に5つの組織ができた。各チームの頭文字をとって、SWORD地区と呼ばれ、そこにいるチームは「G-SWORD」と呼ばれている。山王街二代目喧嘩屋「山王連合会」、誘惑の白き悪魔「White Rascals」、漆黒の凶悪高校「鬼邪高校」、無慈悲なる街の亡霊「RUDE BOYS」、復讐の壊し屋一家「達磨一家」。この5つのチームによるプライドをかけた闘い、そして敵か味方か謎の組織「MIGHTY WARRIORS」の出現…いったい、この街に何が起ころうとしているのか――。日本テレビと「EXILE」らが所属するLDHが共同で立ち上げた「HiGH&LOW」は、2016年7月16日(土)より公開予定の映画を軸に、深夜連続ドラマ放送や漫画連載、SNS企画、オリジナルアルバム制作、そして「HiGH&LOW」の世界観を表現するライブツアー開催など、様々なメディアコンテンツが連動する総合エンタテインメント・プロジェクト。先日ドラマ放送に、「EXILE TRIBE」メンバー以外にも、林遣都、山田裕貴、早乙女太一、「ゴールデンボンバー」、中村達也、窪田正孝、YOU、小泉今日子ら豪華俳優陣が登場することで話題を集めた。今回公開された超特報映像では、TAKAHIRO、岩田剛典、登坂広臣ら「EXILE TRIBE」メンバーの迫力溢れるバトルシーンが初お披露目!併せて解禁された第一弾ビジュアルでも各キャラクターの気迫あふれる表情が捉えられ、壮絶なドラマの幕開けを予感させる仕上がりに。さらに、本映像では「三代目J Soul Brothers」の新曲「MUGEN ROAD」が本邦初公開。こちらは本ドラマのために書き下ろされた楽曲で、本プロジェクトの世界観を表現したファン必聴の一曲だ。「EXILE TRIBE」メンバーや豪華俳優陣を迎え、不良チームが集まるSWORD地区で巻き起こるそれぞれのチームのプライドをかけた壮絶な闘いと、その裏の彼らの友情、絆、真っすぐな思いを完全オリジナルストーリーで描く本プロジェクト。その世界観の一端を、まずは本映像から味わって。映画『HiGH&LOW』は2016年7月16日(土)より全国にて公開。ドラマ「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」は10月21日(水)より日本テレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年09月30日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、2016年1月発売予定『S.H.Figuarts 早乙女らんま』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は5,184円(税込)。「早乙女らんま」は、高橋留美子氏の漫画で1989年にはTVアニメ化も果たした『らんま1/2』に登場するキャラクター。中国での修行で呪泉郷の「娘溺泉」に落ちたことから、水をかぶると女になり、湯をかぶると男に戻る体質に。アニメの声優は男乱馬が山口勝平、女らんまが林原めぐみが担当。今回の「S.H.Figuarts」化は、今年7月に開催された「ワンダーフェスティバル2015[夏]」にてアナウンスされており、話題となっていた。『S.H.Figuarts 早乙女らんま』は、同シリーズならではの可動で、劇中のアクションシーンを再現。ギャグ顔などの表情パーツ、手首パーツの他、やかんや青龍刀、こん棒、ちゅどーんエフェクトも付属し、さまざまなシチュエーションの早乙女らんまを楽しむことができる。セット内容はフィギュア本体に加え、交換用表情パーツ3種、交換用手首左右各4種、やかん、青龍刀、こん棒、ちゅどーんエフェクト一式、専用台座一式。(C)高橋留美子/小学館
2015年09月08日故井上ひさしが初めて大劇場での商業演劇に挑み、1983年に初演された『もとの黙阿弥浅草七軒町界隈』が、8月から東京・新橋演舞場で上演される。主演は、歌舞伎のみならず現代劇や映像でも大活躍の片岡愛之助。共演の貫地谷しほり、真飛聖、そして早乙女太一とともにコメントを寄せた。舞台『もとの黙阿弥』チケット情報舞台は、文明開化の明治20年の浅草。芝居小屋「大和座」に、男爵家の跡取りの隆次(愛之助)が書生の久松(早乙女)とともに西洋舞踊を習いにやって来る。豪商の令嬢・長崎屋お琴(貫地谷)も同じ目的で、女中のお繁(真飛)を伴って大和座へ。実は隆次とお琴との間には見合い話が進んでいるが、相手を知らぬまま、ふたりとも気が進まずにいた。そこでお琴はお繁と入れ替わることを企むが、なんと隆次も久松と入れ替わって見合いに臨んでいた。互いの正体を知らないままの出会いが、思いもよらない騒動に発展し……。「本当に本当に面白いホン(=戯曲)」と、井上戯曲初挑戦の愛之助。「河竹黙阿弥のパロディがいろいろ入っているので、黙阿弥作品をよくご覧になられている歌舞伎ファンには『あんな要素が入っている』という風に楽しんでもいただけますし、ご存知なくても、頭を使わず充分に楽しめる喜劇になっていて、そういうところの完成度の高さがすごい」。それを受けて「家でホンを読んでいるとき、面白くて声を出して笑ってしまった」という貫地谷は、この中では唯一の井上戯曲の経験者。「『泣き虫なまいき石川啄木』という作品の最終日で、『あ、こういうことだったのか』という発見があって。『もっとやりたかったなぁ』とすごく感じたのを覚えています」と、面白さの中に潜む奥深さを語った。一方、真飛は、「ただ、読んだだけで面白いホンのときって、だからこその不安というか(苦笑)。このメンバーだから大丈夫だろうという思いの方が大きいですけど、自分自身が和物や女性役であることに初心者すぎて、どうしようという気持ちはありますね」と期待と不安を語る。そしてセリフ量の多さにとまどいを見せる早乙女だが、「もし自分が出ていなかったら、客席で観たい舞台。それぞれジャンルの違うところでやってきた人たちがひとつの舞台に立って、いい意味での戦いやチャレンジをしているところが見どころだと思います」と、秘めた情熱をのぞかせた。初演、再演の木村光一に代わり、演出は栗山民也。初演で演出助手を務めていたという縁もある。『デスノートThe Musical』『アドルフに告ぐ」と意欲作続きの栗山による新装版が楽しみだ。公演は8月1日(土)から25日(火)まで。公演チケットの一般発売は6月25日(木)午前10時より。一般発売に先がけて現在インターネット先行を実施中、24日(水)午後11時59分まで受付。取材・文武田吏都
2015年06月23日『SRサイタマノラッパー』でゆうばりファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション部門のグランプリを獲得以来、注目の若手映画監督として話題作を次々と手掛ける入江悠監督。青春ロックムービーである『日々ロック』や、本格的なスパイアクションが繰り広げられる『ジョーカー・ゲーム』と、近年は積極的にエンターテイメント作品を手掛け、次々と新境地を切り開いている。そんな入江監督の次なる挑戦が、ドラマ「ふたがしら」での“時代劇”だ。WOWOWが仕掛ける誰も観たことがない時代劇を、入江監督はどう演出したのか。ドラマの原作となる「ふたがしら」は、オノ・ナツメによる時代劇漫画。独特なタッチで描かれる原作漫画を、入江監督はどう読んだのだろう。「オノ・ナツメさんのお名前は知ってましたけど。普段わりと少年マンガみたいなものしか読まないので、監督することが決まってから初めて読みました」と明かす入江監督。「最初は、絵が独特なのでキャラクターの誰が誰だか分からなかったんですけど(笑)、読んでいくうちにだんだんハマっていって。コマ割りというか、事件の核をすっ飛ばして事後を描いたりとか、物語の進め方や、表情の捉え方がすごい独特だと思いましたね」。オノナツメならではのフェティッシュな色気漂う原作の映像化という難題に挑む本作。映像化への推進力になったのは、「劇団☆新感線」の旗揚げを担った座付き作家である中島かずきの脚本だ。「あのマンガならではの時間の切り取り方とかもあるんで、映像化はなかなか難しいなと思いましたね。あのマンガの空気感って天才的なものがあるので。それでも、中島かずきさんの脚本ができたことで、ちょっと見えてきたところがあるというか。中島さんの脚本は、男臭くて、“ON”というか、表に出す芝居を書くのがすごいうまいなと前から思っていて、今回も随分と中島さんの脚本で見えてきたものがありました。たとえば、原作には盗みのシーンってそんなに出てこないんです。主人公達が部屋でだらっとしたりとか、歩いていたりとか、なに考えているんだか何も考えていないのかわからないような不思議な時間が多くて、もちろんそこがオノさんの原作の魅力だと思うんですけど、せっかく盗人ものなんでそこはちゃんと描いていこうというのがありました」。そして、音楽を務めるSOIL&“PIMP” SESSIONSの起用も、映像化の方向性の舵取りに大きく影響したようだ。「ぼくは時代劇がはじめてだったんで、どこまで崩すかっていうのはまったく見えてなかったんですよ。そこで、もともとプロデューサーがWOWOWで新しく時代劇がはじめるにあたって、何か新しいことをしたいっていうときに、ジャズ的な組み合わせたらどうだろうということでソイルさんを口説いてくれたんですね。脚本をみんなでどうしようかって相談している、それはもう初期の段階でソイルさんの名前が出てきて。そこでちょっと方向性が固まった感じありますね。オノ・ナツメさんのマンガの感じっていうのは映像にするとすごく出しにくいというか、そこをソイルの音楽に助けてもらった感じはあります。たとえば、『死刑台のエレベーター』の音楽をマイルズ・デイビスがやっている、みたいなことって、なかなか今の映画ではできないじゃないですか。でもよく考えると、市川崑監督の『金田一』シリーズとか、石坂浩二さんがばたばたばたっと走るとことか大野雄二さんの音楽が流れて、完全にジャズだったりしますよね。昔ってそういったアバンギャルドなことやっていたんだなって」。インタビューが進行する中、入江監督の口からはさまざまな作品の名前があがる。初の時代劇への挑戦にあたって、参考にした作品は、“スタンダード”な時代劇だったようだ。「もともと時代劇がけっこう好きだったので、東映の昔の時代劇とか、忠臣蔵みたいなものとか、あとは三池崇史さんの『十三人の刺客』とか、ああいうのを見直しました。ほかには、『必殺仕事人』とか、『雲霧仁左衛門』とか、長寿シリーズのDVDボックスを買って見直したりしましたね。『ふたがしら』はあそこまで殺伐としてないんですけど、雰囲気としては参考にしてもらいたくて松山さんと早乙女さんに観てもらったのは、マキノ雅弘さんの『次郎長三国志』とか、“股旅”ものですかね。最近の作品だと、小泉堯史監督の『蜩ノ記』にすごく感動して。オーソドックスで渋いというか、究極の目標としてはああいう作品をやりたいと思いましたね。今回は主演が若い2人で、ぼくも時代劇は初めてなので、ちょっとポップにやりつつも、東映のスタッフさんに勉強させてもらいながら、なるべくリアルに、監修をちゃんと踏まえてやろうというのはありました」。「ふたがしら」の主演を務めるのは、松山ケンイチ。そして共演に早乙女太一。どちらも入江監督とは初のタッグとなるが、日本映画界きっての若手実力派俳優と、“100年に一度の女形”と称さる新星との撮影を振り返り、「すごく助けられた」という感想を語った。「髪型どういう風にするとか、衣装をどのぐらい崩すかとか、その辺はやっぱり経験の積み重ねがすごいなというか。ぼくが演出上でお願いしたのは、セリフのスピード感や間とか、そういったことですね。早乙女くんとか子どもの時から着物着てるからそれはもううまいですよね。立ち振る舞いとか、色気がありましたし」。さらに、それぞれの役へのアプローチの仕方も弁蔵と宗次同様、対照的だったと明かしてくれた。「松山さんって想像していたより熱いひとで、芯が強いというか。子供っぽい表情をしたりとか、間抜けな芝居とか結構してるんですけど、すごい緻密に考えてて。今回は順番に撮影できなくて、5話を入り乱れて撮ったんですけど、前半に撮影してるときに急に最後の方の芝居をとらなきゃならないっていうことがあっても、こういうときはどういう感情なんだとか、主人公がどのくらい成長してるのかっていうのをすごい相談してくれて。撮影中は、“いまのやり過ぎてないですかね?”とか、“ここっていうのはこの流れできてるからこれでいいんですかね”とか、すごい聞いてくれましたね。逆に早乙女くんは全然聞かないで、自分で淡々とやっていました。ふたりが好対照でおもしろかったですね。」一癖も二癖もある個性的なキャラクターたちが脇を固める本作。とりわけ物語の悪役として存在感を発揮するのは、殺しを厭わぬ冷血さを持つ甚三郎役の成宮寛貴と、ミステリアスな美しさをたたえるおこん役を演じる菜々緒の二人だ。「時代劇っていうのは特に悪役が立たないととおもしろくないんですよね。今回、成宮さんも菜々緒さんもけっこうアジトである家の中にいて、二人は頭(かしら)として手下を動かす感じなので、ずっと部屋の中にいるシーンが多いんです。なので、どうしたら毎回変化を出せるかっていうのは相談しながら撮ってました。でも、二人のシーンって策を練ったり腹の探り合いをしていたり、けっこうだらだらしてるというか、退廃的な感じがしたりするので、オノさんの原作と近い感じがします。成宮くんから漂う悪の香りというか、悪い色気があっておもしろいなと思いましたね。」物語の裏で糸をひくおこんを演じた菜々緒は、今年に入ってからもドラマや映画に多数出演し、女優としての存在感をますます増している。そんな彼女に、入江監督は惜しげもない賛辞を送る。「菜々緒さんが色っぽくてよかったですね。あんな風な悪い目とか、なに考えてるんだろうって顔できるひとって意外と少ないですし、珍しいですよね。今回はじめてご一緒させていただいたんですけれど、すごい才能だな…って。『ふたがしら』って、弁蔵と宗次が主人公ではあるんですけど、実は菜々緒さん演じるおこんがキーパーソンなんですよ。蜘蛛の巣みたいに裏で糸を張って、登場人物たちをどこまで操っているのかわからない。あの腹黒さというか、このひと何かあるなっていう存在感がすごいですね。どんな人生送ってきたんだろう…(笑)。特に着物に関しては、女性って着慣れてないと似合わないものなんですけど、菜々緒さんはいきなり似合ってて。“経験あるんですか?”って聞いたら初めてだったみたいで。ある種天才的な女優さんですね」。魅力的なキャストとスタッフが集結した本作。それを取りまとめた入江監督は、どんな演出で挑んだのだろうか。「原作の色気を出すのがやっぱり難しく苦労しましたね。演出として最初にやったのは衣装です。色味とかデザインとか、主要なキャラクターはちゃんと素材から選んで特注で仕上げてもらって。特に二人の衣装は、質感、テカり方とか艶っぽさだとか、色気のあるものを選んで。特に“ふたがしら”なんで、ふたりの衣装の、似てる部分と違っている部分っていう、そういうバランスが大事。衣装について時間をかけたのは、いままでの作品の中でも今回が一番長かったと思います。現代劇だと、だいたいサイズ感がフィットするかとか、質感がとか、そんなに選択肢がないんですけど、今回の時代劇の場合は、当時はこの柄はなかったっていうのをも、このぐらい嘘つくのは許容範囲だろうとか、少しずつ手探りでやった感じです」。新時代の監督として、新しい時代劇を生み出そうと挑戦した本作。しかし、映像全編に漂うのは、どこか懐かしくもある正統派の時代劇としての風格だ。若手監督として、憧れだったという時代劇に挑む胸中にはどんな思いがあったのだろう。「ぼくは30歳半ばですけど、子どもの時はテレビで『水戸黄門』とかそういった時代劇をやっていて馴染みがありましたけど、いまの若いひとって、時代劇を観る機会が減ってきていると思うので、そういうひとたちがはじめて観るきっかけになって欲しいなって思います。ドラマもそうですけど、一時期の日本映画って時代劇がたくさん作られていたと思うんです。京都の撮影所って50代60代のスタッフさんに仕事教えてもらいながらやるんですけど、こういう機会はなかなかないですよ。時代劇って、畳に座った時の美しさとか、現代劇だとなかなか描けない時代劇ならでは“様式美”があると思うんです。ぼくらがいきなり畳に座ってもそういうのって美しく座れないんですけど、スタッフもキャストも、慣れたかたがすっと座ると美しいんですよ。障子の開け方とかにもちゃんと決まりがあって。やっぱりこういうチャンスがないと、伝統が引き継がれないので、こういったことに挑戦するのはすごいいいことだなと思います」。入江監督の語り口は、どこか冷静で淡々としたところもある。過去の偉大な作品への愛を惜しげもなく語るその姿は、とても謙虚な誠実さ同時に、静かなる情熱を感じさせる。日本が誇る時代劇という伝統への尊敬、そしてひとりの作り手として、伝統を次の世代へと繋いでこうという気概を、そこに感じることができた。最後に、次回作への展望を語ってもらった。笑顔で語る入江監督の姿は逞しくもあり、映画が好きで好きでしょうがない、ひとりの映画少年のようでもあった。「ぼくは『ターミネーター』とか『バックトゥザフューチャー』とかで育った世代なんですよ。だから、ずっとSF映画をやってみたいって思ってますね。『宇宙戦争』みたいな、地球が危ない系の映画を(笑)」。(text:cinemacafe.net)
2015年06月13日13日にスタートするWOWOWの連続ドラマW『ふたがしら』(毎週土曜 22:00~)の完成披露試写会が11日、東京・東京国際フォーラムで行われ、キャストの松山ケンイチ、早乙女太一、菜々緒と入江悠監督が出席した。オノ・ナツメの漫画を実写化した本作は、盗賊たちの策略と騙し合いを描く時代劇。盗賊一味"赤目"として盗みを働く、豪放な性格の弁蔵(松山)とクールな色男の宗次(早乙女)。ある日、敬愛する頭が急逝し、2人は旅立つ決意をする――というストーリー。NHK大河ドラマ『平清盛』以来、約3年ぶりに連続ドラマ主演を果たした松山は、「やりたいと思ってから、1年も経たないうちに作品になって幸せ。僕自身、時代劇の素晴らしさを実感したので、たくさんの人に見て欲しい」と胸を張ってアピール。また、コンビを組んだ早乙女に対し、「時代劇のプロフェッショナルなので、心強い味方だった」と感謝した松山だったが、「誕生日に太一くんに水をかけられるシーンがあって。30年間でふぬけてしまった自分の目を覚ましてくれるようなかけっぷりだった。本当に水をかけるのが上手だね!」と暴露した。一方、頭の妻・おこんを演じた菜々緒は、初の時代劇出演ながら入浴シーンも披露しており、「初めてづくしで刺激的な毎日でした」とにっこり。頭の跡目を継ぐ甚三郎を演じた成宮寛貴とは、ラブシーンもあり、「本番でいきなり口の中に指を入れられて……。『ワーッ!』って思ったけどカットがかからないから続けました」と告白すると、松山は、「確かにすごかった~」とニヤけ顔。そんな松山は、「まだ始まってないけど、続編を作りたい」と意気込むと、早乙女は、「続編を作るなら"クールな色男"っていうキャッチコピーを外して」と吐露して笑いを誘っていた。
2015年06月12日WOWOWの連続ドラマW「ふたがしら」完成披露試写会が6月11日(木)に開催され、主演の松山ケンイチをはじめ、早乙女太一、菜々緒、入江悠監督が舞台挨拶に登壇した。オノナツメの人気漫画の実写化。尊敬するかしらの死をきっかけに盗賊集団「赤目の一味」を抜け、自分たちの一味を旗揚げした弁蔵と宗次の山あり谷ありの冒険の日々を描く。登壇陣は、この日のために仕立てられたという浴衣姿で登場し歓声を浴びる。松山さんと早乙女さんは「劇団☆新感線」の舞台「蒼の乱」に続く共演となったが、松山さんは「太一くんは時代劇のプロフェッショナル。そばにいれば何とかなる相棒であり、心強い味方でした」と早乙女さんへの全幅の信頼を口にする。早乙女さんも「僕は映像の経験が少ないんですが、松山さんにいろいろ聞いたり、身を委ねたり助けていただきました」と語り、きずなの強さをうかがわせる。撮影中に松山さんは30歳の誕生日を迎え、スタッフ、共演陣からお祝いされたそうだが、松山さん極寒の撮影のさなかに、弁蔵が宗次から大量の身をを浴びせられるシーンの撮影を指して「太一くんからのプレゼント(笑)」と表現。「30年で腑抜けてしまった自分の目を覚まさせてくれる水のかけ方でした」と語り、会場は笑いに包まれた。菜々緒さんは時代劇初挑戦となったが、お決まりの(?)セクシー入浴シーンにも挑戦!「現代劇も含めて入浴シーンは初めてでした。このドラマを通じて初めて尽くしで刺激的な毎日を過ごしました」と笑顔を見せる。また、弁蔵と宗次の前に立ちはだかる甚三郎を演じた成宮寛貴とは、濃厚なラブシーンも披露している。菜々緒さんは「成宮さんにリードしていただきました」と照れくさそうな表情を見せた。入江監督はこのシーンについて「脚本には『服の中に手を突っ込む』というト書きがあって、その後、どうするのかな?と見ていたら、間が持たなくなったのか、成宮さんが手を菜々緒さんの口に入れ始めて、そこからどうするかと思ったら、ちゃんとリアクションしてましたね」と自身からは特に指示を出さず“放置プレイ”だったことを自白。菜々緒さんは「なかなかカットが掛からず、どうなるかと思いました(苦笑)。リハーサルではなかったのに本番で口に手を入れられて『わっ!』と思ったんですが、続けました」と苦笑交じりに述懐。隣の松山さんは「根性あるな」と菜々緒さんの女優魂を称賛していた。松山さんは現時点ですでに続編の製作を熱望!「弁蔵と宗次がその後、どうなるのか?ドラマオリジナルの行く末を見たい」と語る。早乙女さんは「クールな色男」という宗次のキャッチコピーについて「続編のやるなら外してほしい。それに勝るキャッチコピーを作れることを目指したい」と意気込む。京都太秦撮影所での撮影を初めて経験した入江監督は「僕らの世代で時代芸を作らせてもらえるのはすごいこと。この波を広げていきたい」と熱く語っていた。連続ドラマW「ふたがしら」は6月13日(土)夜10:00スタート(全5話)[第1話無料放送]。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日●大人のクールさを表現したかったWOWOW初となる時代劇の連続ドラマW『ふたがしら』が、6月13日にスタートする(毎週土曜日22:00~第1話無料放送)。オノ・ナツメの同名漫画を実写化した本作は、盗賊一味の男たちの駆け引きと騙し合いを描いた作品。脚本は劇団☆新感線の座付き作家・中島かずき、監督を映画『ジョーカー・ゲーム』の入江悠が務めている。主人公の盗人・弁蔵を演じるのは、3年ぶりの連続ドラマ主演となる松山ケンイチ。明るく豪放で一直線だが、時に酒乱の気がある人物を熱演している。一方、弁蔵の相棒となる宗次を演じるのは、大衆演劇で女形を務め、"流し目王子"と称されてきた早乙女太一。冷静沈着な色男っぷりが、しばし暴走する弁蔵とは対照的だ。松山と早乙女は、劇団☆新感線の舞台『蒼の乱』で共演済み。脚本の中島は共演経験のある2人の個性を加味しながら、書き上げたという。また、今年2月、座長を務める劇団朱雀を自ら解散した早乙女。劇団解散直後に行われた本作の撮影だが、その間、早乙女は何を感じていたのか。今後の野望も含めて話を聞いた。――幼少期から舞台で時代劇を演じてきた早乙女さんですが、今回はテレビドラマの時代劇ですね。「映像は舞台と違うのかな? という不安はありましたけど、自分がやってきたことを生かして、色々試してみたいと思いました。着物に慣れてる分、動きにくいことも無かったので、自然体で自由に出来ましたね。でも、格好良い顔が出来ないから、"クールで色男"っていうのがすごく嫌でした(笑)」――実際に、舞台と映像の違いはありましたか?「景色や小物が全部本物なので、テンションが上がりました。その世界に生きてる感じがして。このドラマは、刀も出てこないし、娯楽としての魅力があるし、出ている人たちもみんな個性的。今までに無い時代劇になったんじゃないかな」――クールな宗次を演じるにあたって、意識したことは?「あんまりしゃべんないし、自分の感情も出さないし、どういう風に魅力を出そうかと考えてました。今までやった役は少年や青年の冷めた感じが多かったので、今回は大人のクールさを表現したいなと。格好良いだけじゃなく、人間らしさやつかみどころの無さを出したいと思っていましたね」●舞台や女形は、自分の少ない武器のうちの1つになっている――弁蔵役の松山ケンイチさんとは再共演を果たしましたね。「松山さんは、原作に無い役作りにどんどん挑戦していくんです。僕はまだ映像に慣れてない分、緊張して不安定になりがちなんですけど、『思いついたことや試してみたいことをどんどんやった方が良いよ。ダメだったら、監督が言うから』ってアドバイスをくれました」――対照的な弁蔵と宗次ですが、どちらのキャラクターに近い?「どっちかと言うと宗次ですね。逆に松山さんは、真っ直ぐで自然で裏表が無くて本当に弁蔵みたい。俺は裏表あるし、だいたい一歩引いて見てる。でも、本番は絶対に負けたくないって思ってて、負けず嫌いですね(笑)。自分が必死なところとかは人に見られたくない」――そんな早乙女さんですが、劇団朱雀を解散後の心境を教えてください。「今までは劇団を背負ってる感覚があったけど、さらに背中の重みが増しました。自分が言い出したことなので、これからの自分の仕事や目標、覚悟に対する重みを感じてます。ありがたいことに、『ふたがしら』の話とすごく状況が似ていて、重なる部分があったんです。自分がこれまでいた場所が無くなって、『でけぇことをしよう』と出て行って何とか進んでいく。これで、1回経験できたなという感じ(笑)」――では、早乙女さんにとっての"でけぇこと"とは?「今まで散々嫌な思いをしてやってきた舞台や女形は、自分の少ない武器のうちの1つになってる。人に勝てるとしたらそこしかないから、時代劇のような日本のコンテンツを世界に向けて作っていきたいと思ってます。日本の伝統を磨いてきた人たちと、最先端の技術を合わせて、今の日本にない新しい文化を作れたら」――とても大きな心境の変化を感じますね。「初めて目標が出来たんです。初めての自分の夢だから叶えたいし、今まで一緒にやってきた人たちに見せたい。新しいホームを作りたいという想いが原動力になってます」――結婚されて、子どもが生まれたことも影響している?「それもかなりデカいですよ。本当に生きる気もなくて暗かったけど、初めて生きようって思いました。そう思い始めたら、必然的に自分がしてきたこと、これからのことを考えるようになりました。今、楽しいですね」
2015年06月10日「何に面白い、カッコいいと感じるかというのは、その人の本物の物差しだと思う」――。ただひたすらに“面白いこと”を求めて生きる弁蔵という男を語る文脈の中で、松山ケンイチはそんな言葉を口にした。それは自身に向けた言葉でもあるのだろう。WOWOW初の時代劇の連続ドラマである「ふたがしら」は、松山さん自身がオノ・ナツメの同名人気漫画と出合い、面白さを感じて実写化を熱望し、まさしくその情熱で実現させた企画である。大河ドラマ「平清盛」以来、3年ぶりとなる連続ドラマ主演。自ら感じる変化。30代に足を踏み入れた“いま”を語りつくす。「劇団☆新感線」の「蒼の乱」で共演した早乙女太一との共演による本作(脚本も同劇団でおなじみの中島かずき)。尊敬する頭目が亡くなったのを機に盗賊集団“赤目一味”を抜けた弁蔵と宗次は新たに一味を旗揚げし「でっかいこと」を成し遂げるべく旅に出るのだが…。弁蔵と宗次は“水と油”という表現がぴったりの正反対の性格の持ち主。クールで全体を見渡す宗次に対し、松山さんが演じた弁蔵は直情型の熱血漢である。2人の違うタイプのリーダーが一味を率いるわけだが、松山さん自身、「平清盛」、「蒼の乱」などで一族や仲間たちを引っ張る強いリーダーを演じてきた。役柄というだけでなく、これまでいくつもの作品に主演、座長として関わってもきており、さらにはプライベートでも家庭を持ち、子供たちを導く立場である。そんな松山さんの目に弁蔵はどのような“かしら”に映ったのだろうか?「弁蔵には『人生を楽しもう』ということが大前提としてあるんですよね。おかしらが死んで、ここ(=赤目一味)じゃ面白くないから出て行って、面白いことをやろうとする。そこに面白そうだとついてくる仲間がいて、じゃあみんなでやってやろうという流れになる。その生き方は男としてカッコいいと思います。演じる上では、一家を率いるというのは何かを背負っていて、そこに余裕みたいなものも感じさせないといけないとは思いました。そうじゃなきゃおっかなくて誰も付いて来ないですから。太一くんも家族があり、ずっと『劇団朱雀』を引っ張ってきた存在であり、やっぱり佇まいが全然違うんですよ。僕も『平清盛』での経験もあるし、家族を持っているし、そういう部分は2人ともにいい影響を及ぼしてるなと思いましたね」。ちなみに松山さん自身は普段は「リーダータイプではないと思います(苦笑)」と漏らすが、理想のリーダー像について問うと、弁蔵でも宗次でもなく、清盛とも違う意外な人物の名が…。「『のぼうの城』に出てくる(主人公の)“のぼう”(※映画で演じたのは野村萬斎)ですね。“バカ”だ“でくのぼう”だのと言われつつ、それでも『おれたちがやらなきゃ…』と周りがみんな、動いてくれる。そんなリーダーが理想です」。本作でメガホンを握ったのは『SR サイタマノラッパー』シリーズで知られ、これが時代劇初挑戦となる入江悠監督。撮影が行われた京都・太秦の伝統と既成概念を壊そうとする入江監督の手法のせめぎ合いの中で、松山さんも「新しい時代劇ができた」と手応えを感じている。「題材として盗賊を主役に、しかもすでに出来上がった一味じゃなくて、いろんなことを経て新しい集団が出来上がっていくという流れが新鮮だし、東映撮影所(=太秦)の様式美を取り入れつつ、カメラワークや照明は全く違う新しいものになってる。太秦の気質、職人的なスタッフの脳みそをいい意味で入江さんがかき乱して、いい具合に絡み合ってると思います。カメラワークでも、スタッフの中では『このセットならこう撮る』という枠が伝統の中であるんだけど、そこを崩したりしてる。土台として伝統を作る人たちがいて、それを壊す人とのコラボレーションが面白いと思います」。時代劇という点や先述の“リーダー”に関する部分など、大河ドラマでの経験が大いに生かされたことは間違いないが、変化や成長はそうした技術的な面だけに収まらない。あれから3年、この3月には節目の30歳の誕生日を迎えたが、松山ケンイチはいま、俳優という仕事にどう向き合い、どんな道を歩もうとしているのか?「大河以前から考えていたことではあったんですが、自分でやりたい企画を見つけて実現してみたいという思いはありました。この作品がまさにそうですが、オファーを受けるだけでなく、僕自身が何を表現したいのか?それが大河以降…いや、ここ最近になってようやくできるようになってきたのかなと思います。それは自分の中でいろんなことの整理がついて、余裕が出てきたのかもしれません」。そして、この「ふたがしら」に関して、続編の製作を強く希望している。「今回は一味が出来上がるまでのお話ですが、その後、彼らがどうなるのか?すごく興味があるしやってみたいです。つい最近、ふと思ったんですが、本当に良い役者というのは、監督が『またこいつを使いたい』と思わせる存在であることと、“続編を作ることができる”というのが条件なんじゃないかと。僕自身、これまであまり続編はないので、その実現のためにいい演技をするように考えていくのがこれからの責任だなと思ってます」。新たにギアを入れ直したこの男の、面白くカッコいいものを求めて進む30代に期待したい。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年06月08日WOWOWで6月13日(土)からスタートする松山ケンイチ主演の時代劇『ふたがしら』のメイキング映像「撮影道中記」が3日、公開された。ドラマは松山演じる弁蔵と早乙女太一演じる宗次という二人の盗賊が繰り広げる、これまでにない新感覚時代劇エンターテインメント。今回公開された映像では弁蔵役の松山が撮影中に早乙女らキャスト、スタッフからハッピーバースデーの合唱とともに30歳の誕生日をお祝いされるシーンや、共演者の成宮寛貴、國村隼らが演じる盗賊「赤目」一味のシーン、松山が演技について入江監督と相談するシーン、時代劇初挑戦となる菜々緒の入浴シーン、成宮と松山・早乙女の緊迫感あふれる戦いのシーン、そして松山をはじめとするメインキャストのクランクアップなど、貴重な映像が満載となっている。映像は映画・音楽・スポーツ・ドラマ・アニメなどのエンタメコンテンツが無料で体験できる「W流」にて公開中。
2015年06月03日オノ・ナツメの人気コミックを原作に、松山ケンイチが3年ぶりの連続ドラマ主演を務める新感覚時代劇「連続ドラマWふたがしら」。このほど、6月13日(土)よりスタートする放送に先駆け、本作のメイキング映像「撮影道中記」がWOWOWのスペシャルサイト「W流」にて公開された。確かな演技力と圧倒的な存在感で日本映画界を牽引し、最新作『天の茶助』の公開も控える松山さんが、明るくて豪放な主人公・弁蔵を演じ、大衆演劇界のスターにして、さまざまな作品で俳優として目覚ましい活躍を見せる早乙女太一が、弁蔵とタッグを組むクールな色男・宗次に扮する「ふたがしら」。松山さん、早乙女さんが演じる弁蔵と宗次は、「脅さず殺さず、汚え金を、根こそぎいただく」ことを信条とする盗賊・“赤目”の一味。頭の辰五郎役に國村隼、頭を継ぐ冷血な甚三郎役には成宮寛貴、甚三郎と関係を持つ姐さん・おこん役には時代劇初挑戦となる菜々緒ほか、田口浩正、芦名星、村上淳ら個性豊かなキャスト陣が集結する。その撮影現場に潜入した「撮影道中記」では、『ジョーカー・ゲーム』でスタイリッシュなスパイアクションを鮮烈に描き、今回初の時代劇に挑む入江悠監督が、江戸時代を巧妙に再現した東映京都太秦撮影所で演出を行う姿を収録。また、潜入した3月5日は松山さんの30歳の誕生日ともあって、出演者・スタッフがそろって松山さんを祝福。早乙女さんが「ハッピーバースデー」を歌いながら、ケーキを持って登場する様子も収められている。クランクインを迎える成宮さん、國村さんら盗賊“赤目”一味が初めて一堂に会したシーンの撮影に続き、物語のカギとなる重要な場面では、迫真の演技で何度もテイクを重ねる松山さん、早乙女さんの姿が。さらに、華麗なアクションを披露する早乙女さんと成宮さんのやりとりも伺える。かと思えば、姐さんでありながら甚三郎と関係を持つ魔性の女・おこんを演じた菜々緒さんを、成宮さん演じる甚三郎が押し倒すシーンでは、劇中の緊張感とは一転、和やかムード。菜々緒さんは“時代劇のお約束”の入浴シーンにも挑戦していることにも注目だ。盗賊たちの策略と騙し合い、二転三転する痛快な展開に目が離せなくなる画期的な時代劇盗賊エンターテイメント。その出来上がりがますます楽しみになってきた。連続ドラマW「ふたがしら」は6月13日(土)22:00よりWOWOWにて放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月03日“天才”、“100年にひとりの女形”と称され、10代の頃から舞台に立ち続けてきたが、実は女形を演じること、いやそれどころか舞台に上がること自体が、苦痛で仕方なかったという。早乙女太一は本来なら“青春時代”と呼ぶべきであろう時期をこう振り返る。「夢を見たこともなかったし、目標を持ったこともなかった。仕事に対するやる気もないし『こんなことができたら』と想像しても、すごく醒めていて『そんな金ないや』って、最初から現実になるはずないとあきらめていた」。それでも、いつのまにか嫌っていたはずの女形や舞台の上で培ってきたものが、彼にとってかけがえのない武器になっていた。それに気づくと共に、初めて胸の奥からわき上がってきた思い。「世界で戦いたい」――。その思いが大きくなり、未来を見据えた時、自身にとってホームであり、かけがえのない仲間や家族と共に作り上げ、自ら看板役者を務めてきた大衆演劇「劇団朱雀」を解散することを決断した。今年2月末の劇団の解散後、早乙女さんが新たな一歩として最初に参加した作品がWOWOWの連続ドラマとしては初の時代劇となる「ふたがしら」である。人生最大の決断、本作への出演で強くした思い、胸に秘めた野望――新たな旅路へと足を踏み出した23歳に話を聞いた。独特のタッチと物語で人気のオノナツメの漫画を実写化した本作。尊敬するおかしらの死後、自分たちで面白い仕事をするべく、新たな一味を旗揚げした明るくて豪放磊落な弁蔵(松山ケンイチ)とクールな色男の宗次(早乙女さん)――2人のおかしらのドラマを「劇団☆新感線」の舞台でも知られる中島かずきの脚本、そして『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督の演出で描き出す。撮影に入る前、あえて原作を読まなかったという早乙女さん。原作の漫画や小説がある作品に関して、事前に読むか読まないかは作品によるそうだが、本作に関して読まないと決めたのは、宗次という男のキャラクターが大いに関係しているようだ。「僕は結構、影響されやすい性格なので、事前に読んでしまうと自分の中で勝手に決めごとができてしまって、それに引っ張られてしまうし、漫画の通りにやりたくなってしまうんです。特に宗次に関しては“クールな色男”というのがあって、漫画の絵もすごくかっこいいし『こんなかっこいい顔は出来ないな』と思いました。僕はあくまで生身の人間として演じるので、もう少し人間らしさやいろんなことを出していけたらという思いもあり、今回は監督や共演者のみなさんと共に現場の雰囲気の中で作っていこうと思いました」。W主演を務める“相棒”松山さんとは、昨年の「劇団☆新感線」の舞台「蒼の乱」で共演したばかり。“水と油”と称される正反対の性格の弁蔵と宗次が“ツートップ”としておかしらを務めるというのが本作の軸であり、意識したのは、2人の関係性を「築かない」こと。「できるだけ相手に合わせないようにしましたね。息が合ってないコンビを目指しました。息が合い過ぎると普通のコンビになっちゃうので。弁蔵と宗次は100のうち99のことは合わないのになぜか一緒に旅しているという2人なので、お芝居をしてても相手を無視して、ほとんど松山さんの方を見ずにしています」。早乙女さん自身、弁蔵と宗次のどちらのタイプかと言えば宗次に近いという。「“クールな色男”という部分は忘れていただいて(笑)、目標に向かう姿勢なども含めてやはり宗次ですね」。実際に10代の頃からリーダーとして劇団を引っ張ってきたが、全体を静かに俯瞰し、言葉ではなく自身の背中で語るタイプのリーダーだったようだ。「元々、熱い人は苦手なところもあって、(熱い思いは)心の中で持っていようよ…と思っちゃうので。本番になると誰にも負けたくないという思いはあるんですよ。闘志を見せたくないし、自分が必死なところも見せたいとは思わないです。劇団でも…言葉で伝えることができればいいんですけど、その言語力を持ってなかったんです。10代の半ばで始めて、大きな舞台に立たせてもらえるようにもなって、そこで自分に何ができるのか?と考えると、先頭に立って、自分がちゃんとやっている姿を見てもらうしかなかったんですよね」。その劇団を自らの意思で解散することを決めた。これまで“看板役者”として劇団を背負ってきた早乙女さんだが、10代の頃からになってきた重荷を両肩から下ろしてはみたものの「劇団がなくなって、逆に背中の重みが増した気がしています」とも。「これまで『劇団を背負う』という意識は確かにありましたが、一方でそこがあるからこそ、助けたり、助けてもらったりもできたわけで、そういう“場所”があった分、いろんなことができていたんだと思います。それが自分が言い出してなくなったことで、その分のこれからの仕事の対する覚悟や思いはさらに重みを増しましたね」。これまでの一座を離れ、新たな一歩を踏み出す――それはまさに「ふたがしら」の弁蔵と宗次そのもの!「ありがたいことに、この作品を生きることでフィクションの中で経験することができたなという思いはあります」と笑う。弁蔵と宗次は“でけぇこと”を成し遂げようと飛び出すが、早乙女さん自身、これまで持つことがなかったという夢や大きな野望でいまは満たされている。「あまり(夢を)口に出して言いたくはないんですが、自分がさんざん、イヤな思いでやって来た女形や舞台で培ってきたものが、自分の数少ない武器になっている。だからこそ、それを何とかしたい――。他人に負けてしまう部分はたくさんあるけど、勝てるとしたらそれなので、そこは絶対に負けないように、日本人として日本の伝統をちゃんと見せられるように、これから自分なりに作っていきたいんです。いま、日本の中で日本らしいところが実はどんどんなくなってて、だから今回、撮影で(京都の)映画村に行った時も、僕にとってはディズニーランドにいるかのように興奮したんです。歴史や伝統を磨いてきた人たちと一緒に、最新の技術も取り入れながら、オリジナルの“本物”の日本の文化を見せられるようになりたいんです」。結婚し、父親になったことも夢や覚悟を抱くようになった大きなきっかけだという。肩の荷を下ろした途端に新たな重荷を背負い、守るべきものが増えると、守りに入るのではなくなぜか夢や野望が広がりを見せる。なんとも厄介なベクトルを持つ男である。「(家族ができたことは)すごくデカかったです。『生きよう』と初めて思えたんですよね。本当に、生きる気力のない暗い子供だったんですよ、僕。このまま死んじゃえばいいのにって思うくらい。そこから初めて、生きようと思えたし、自分がこれまでどうしてきたのか?これからどうしていくのか?そういうことが線として繋がりました。ただ、子供が生まれたことはきっかけとしてすごく大きかったんですけど、いざ夢を見はじめたら『自分のために』という思いが大きくなっていった気がします」。夢も希望も抱いたことがなかった少年は23歳になったいま、日々を「楽しい」と感じている。「楽しいですね。正確に言うと、(新たに歩き始めた)少し前が一番楽しかったですね。いまは、ちょっと不安な気持ちもあります」。不安があるのは、期待があるからこそ。その“流し目”の見据える先に何があるのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年06月01日WOWOWで6月13日(土)からスタートする松山ケンイチ主演の時代劇『ふたがしら』のポスタービジュアルが14日、公開された。同作は、松山演じる豪放な弁慶と早乙女太一演じるクールな色男・宗次という二人の盗賊が繰り広げるさまざまな騒動を描いたオノ・ナツメ原作の痛快エンターテインメント。「汚え金を、根こそぎいただく。」という刺激的なキャッチコピーと弁慶&宗次の表情が印象的なポスターからは、従来のバディものとはひと味違う二人の関係性がうかがえ、これまでにない新しいタイプの時代劇となっている。また、同時にWOWOWや一部映画館で限定上映されていた予告映像も公開。世界を舞台に活躍するジャズバンド・SOIL&"PIMP"SESSIONSによるメインテーマ『THEME FROM “FURTAGASHIRA”』がいよいよお披露目となる。まるで弁慶と宗次のように、サックスとトランペットの2ホーンが疾走しながら絡み合う熱いインストゥルメンタル・ジャズに注目したい。
2015年05月14日主演に松山ケンイチ&早乙女太一を迎え、成宮寛貴、菜々緒、田口浩正、芦名星、村上淳、國村隼ら豪華キャスト陣と『ジョーカー・ゲーム』の入江悠監督で贈る、WOWOW連続ドラマ史上初の時代劇「連続ドラマW ふたがしら」。このたび、本作のタイトル「ふたがしら(2つの頭)」を表現したポスタービジュアルが公開。さらに一部で放映されていた予告編がWEB解禁された。豪放な性格の弁蔵(松山ケンイチ)とクールな色男・宗次(早乙女太一)は、八王子の飛脚問屋で働いていた。彼らの裏の顔は“赤目”を名乗る盗賊。「脅さず殺さず汚え金を根こそぎいただく」のが赤目の仕事。ある日、赤目の頭(かしら)・辰五郎が「一味のこと、まかせた」と2人に託し息を引き取るが、姐さん(菜々緒)が預かった遺言状には、跡目は辰五郎の弟分 ・甚三郎(成宮寛貴)に継がせると記されていた。納得のいかない2人は、一味とたもとを分かち、旅立つ決意をする…。今回公開されたポスタービジュアルでは、盗賊一味を演じる松山さんと早乙女さんが背中合わせになり、タイトルロール「ふたがしら(2人の頭)」を力強く表現。“汚え金を、根こそぎいただく。”という赤目の仕事をメインコピーに冠し、2人の関係性に宿る緊張感が表情や視線から漂い、定番のバディものとは一味違う作風への期待が膨らむ仕上がりに。さらに、赤目の頭・辰五郎を演じる國村さんの眼光の鋭さや、その跡目を継ぐ甚三郎を演じる成宮さんの精悍さ、そして男性陣を惑わす妖艶さが際立つおこんを演じる菜々緒さんの美しさなど、主人公以外の登場人物たちの魅力も表現されているのも見逃せない。また、5月9日(土)からWOWOWでの放送や一部の映画館でのみ限定上映されてきた本作の予告編がWeb上で解禁。映画やドラマの劇伴を初めて手掛けるジャズバンド「SOIL&“PIMP”SESSIONS」書き下ろしのメインテーマ曲「THEME FROM“FURTAGASHIRA”」も、同映像内で初お披露目となった。「弁蔵」と力強く名乗る松山さんに、クールな口調で「宗次だ」と名乗る早乙女さんの姿だけでなく、成宮さんに、菜々緒さんといったキャスト陣も同予告編に登場。本作をイメージして書き下ろされた「SOIL&“PIMP”SESSIONS」の楽曲は、サックスとトランペットの2ホーンが、それぞれ疾走しながら絡み合う2人の主人公を表現しているそう。ソイルならではの熱い楽曲をは必聴だ。「俺たちは悪党だ、だが俺たちの仕事に殺しはなしだ」という弁蔵。彼らはどのような手法で“赤目”を出し抜くのか?これまでの時代劇とは一線を画すであろう本作に、期待は高まるばかりだ。「連続ドラマW ふたがしら」は6月13日(土)22:00よりWOWOWにて放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2015年05月14日俳優の早乙女太一が5月9日(土)、都内で行われた出演作「ゲキ×シネ『蒼の乱』」の初日舞台挨拶に登壇。本作で実弟の早乙女友貴と共演し「気持ちは複雑ですね。こいつには負けられないけど、頑張ってほしい気持ちもあって」と胸中を明かした。国内屈指の人気を誇る「劇団☆新感線」の舞台を10数台のHDカメラでデジタル映像化し、映画館のスクリーンで上映する人気企画「ゲキ×シネ」シリーズの最新作。平安時代の架空の国を舞台に、将門の乱を新解釈したスペクタクルが展開する。この日は同劇団3度目の出演で、座長を務めた天海祐希、共演する新感線初参加の松山ケンイチ、ベテラン俳優の平幹二朗が駆けつけた。一度は挫折した革命の志を取り戻す主人公・蒼真を演じる天海さんは、「座長という大役は恐れ多くて、押しつぶされそうになった」と告白。それでも「ここにいる皆さんをはじめ、キャスト、スタッフの皆さんと一緒だと思うと、気持ちも和らいだ」と言い、「私にとって、人生の宝物がひとつ増えた。私が感じた清々しさが、皆さんにも伝われば」と熱っぽくアピールした。一方、松山さんは蒼真と運命的に出会い、夫となる将門小次郎を演じ「みんな一丸となって、フルマラソンを完走した感覚」とふり返る。以前から新感線の大ファンで、「あがり症なので、ゲネプロではずっと足が震えていた。いろんなところから汁が出ていましたよ…」と当時の緊張ぶりを明かしていた。早乙女さんは都を騒がす大盗賊・帳の夜叉丸役で新境地。コミカルな役どころに加えて、実弟の友貴さんとの殺陣シーンを披露しており「ミスはなかったですね。あっ、弟には失敗がありましたけど」とライバル心を燃やした。また、天海さんが「上演中、女性陣が太一くん派、友貴くん派に分かれていた」と明かすと、照れ笑いを浮かべていた。舞台に立つ演者の表情や息づかいに加えて、新感線の魅力である豪華絢爛なセットや衣装を間近に見られるのも、『ゲキ×シネ』ならでは。御年80歳の平さんは、「芝居は1回限りで消えてしまう宿命。ですがゲキ×シネなら、芝居の緊張と映画の熱意が掛け合わされる。(インドの)ボリウッド映画にも負けません!」とその魅力を熱弁していた。(text:cinemacafe.net)
2015年05月09日大河ドラマ「平清盛」以来、3年ぶりの連続ドラマ主演となる松山ケンイチと「100年にひとりの女形」といわれる早乙女太一がタッグを組んで贈る、WOWOW初の時代劇「連続ドラマW ふたがしら」。京都太秦撮影所で行われた、本作の撮影現場に潜入した。「おもしろいことがやりたい」という野望を胸に、世話になった盗賊一味“赤目”から離れて、大坂、江戸を転々とする弁蔵(松山)と宗次(早乙女)。ふたりは旅の途中でさまざまな人々と出会い、成長し、やがて“ふたりで頭(ふたがしら)”をつとめる盗賊一味を作ることにーー。本作は、オノ・ナツメが描く人気コミックを原作に、「劇団☆新感線」の座付き作家・中島かずきが脚本を執筆。さらに、『日々ロック』『ジョーカー・ゲーム』などで知られる気鋭・入江悠が監督を務めた、痛快な時代劇エンターテインメントだ。その撮影は、3月~4月上旬にかけて東映京都撮影所を中心に行われ、京都市内のロケなども交えて、江戸時代の大坂や江戸の町の空気感を作りあげた。取材の当日は、撮影所のオープンセットにおいて、江戸から大坂の町にやってきた弁蔵と宗次が、泥棒として大きな仕事をすることもままならず焦っていたところ、出会った人たちからチャンスがもたらされるというシーンの撮影が行われていた。お稲荷さん屋やうどん屋の出店の装置などが立ち並ぶ中、エキストラたちが歩き回り、活気に満ちた大阪の盛り場の風景となっていく。そこに颯爽と現れたのが、着物を粋に着こなした松山さんと早乙女さん。熱くてワイルドな設定の弁蔵役の松山さんは、着物の着こなしもワイルドで、歩幅を大きく闊歩。一方、早乙女さん演じる宗次は弁蔵とは真逆、静かでクールな佇まいだ。ふたりは2014年、「劇団☆新感線」の舞台「蒼の乱」で一度共演していることもあり、息はピッタリ。「そのときのふたりの関係性が『ふたがしら』にちょっと似てるんですよ」と早乙女さん。だからこそ、より弁蔵、そして宗次への役作りが深まっている様子だ。また、しこたま酔ったふたりが歩く場面では、いつもクールな宗次もハメを外し過ぎて髷(まげ)まで乱れる、という設定にするなど、入江組は現場で臨機応変なアイデアが飛び出し、より活気を帯びていく。入江監督にとって本作は初の時代劇だが、実はもともと大の時代劇ファン。本作のメガホンを握ることが決まった昨年暮れから、毎日1本は時代劇を見ることを自らに課していたという熱の入れようだ。本作の撮影にもその研究は大いに生かされているようで、さらに京都撮影所のスタッフによる時代劇の手法には、監督自身、感銘を覚えていたという。そんな監督や早乙女さんの様子に、松山さんも、「(連続ドラマとしては)WOWOW初の時代劇で、いままでにない時代劇が生まれると思います」と熱く語り、手応えを覗かせていた。【松山ケンイチコメント】オノ・ナツメさんの原作には、時代劇、盗賊もの、バディもの、若者の成長譚とぼくの好きなものがたくさん詰まっていて、ぜひ映像化したいと希望を出しました。脚本はこれまたぼくの好きな中島かずきさん。原作をまた違った角度から再構築してくださいました。かずきさんの書く台詞は熱くて、気持ちが乗せられます。入江悠監督とは今回がはじめての仕事ですが、これまでの作品も素晴らしく信頼してお任せしています。ぼくらのアイデアも取り入れてくれるので、現場でアイデアを出し合いながら世界観を膨らませています。早乙女太一君とのコンビもかなり面白くなっていますので、お楽しみいただきたいと思います。すでに続編をつくる気満々ですので、よろしくお願いします(笑)。【早乙女太一コメント】盗賊を主人公にした、“いなせ”な時代劇になっていると思います。子どものころから時代劇を舞台で演じてきたぼくにとって、これまでやっていたフィールドとは違うテレビドラマの時代劇、はじめての入江監督との仕事は新鮮で、完成が楽しみです。いままでとの一番大きな違いは、今回は盗賊ということで忍んでいることが多く、得意な派手な立ち回りが少ないこと(笑)。映像経験もさほど多くないため、戸惑いもありますが、映像経験抱負な松山ケンイチさんにいろいろ教えていただきながらやっています。クールな宗次がドラマの中でどんなふうに変化していくか楽しみにしてください。「連続ドラマW ふたがしら」は6月13日(土)22:00よりWOWOWにて放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2015年04月17日WOWOWで6月13日からスタートする松山ケンイチ主演の時代劇『ふたがしら』のオールキャストが発表され、音楽(劇伴)をジャズバンドのSOIL&"PIMP"SESSIONSが担当することが13日、明らかになった。これまでに発表された松山ケンイチ、早乙女太一、成宮寛貴、菜々緒に続き今回発表されたキャストは、旅籠の主人・叶屋喜兵衛に田口浩正、すり一味の頭・お銀に芦名星、夜坂一味のご隠居のお付き・芳に村上淳、赤目一味の巳之吉に山本浩司、夜坂一味の頭・鉄治郎に橋本じゅん、夜坂一味の先代頭・ご隠居に品川徹、そして赤目一味の頭・辰五郎に國村隼となっている。そして、ドラマの劇伴を担当するのは、2001年の結成以来、世界を舞台に活躍し、今年もすでにヨーロッパツアーと国内ツアーが決定しているワールドワイドなジャズバンド・SOIL&"PIMP"SESSIONS。「劇伴/サントラという新たな挑戦の機会をいただき、大変光栄です。『ふたがしら』の粋でお洒落な世界観をSOIL&"PIMP"SESSIONSのサウンドで最大限に増幅させるべく、制作に集中しております。どうぞご期待ください!」と力強いコメントを寄せており、ドラマとどのようなセッションを見せてくれるのか注目となっている。ドラマ『ふたがしら』はWOWOWプライムにて6月13日(毎週土曜 22:00~)スタート。全5話(第1話無料放送)。
2015年04月14日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!