EXILE/三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典が主演を務める、dTVオリジナルドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later~』の本編映像が2日に公開された。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作『名も無き世界のエンドロール』のその後を描いたオリジナルドラマ。映画の公開と同日の1月29日より映像配信サービス「dTV」にて全3話配信されている。この度、岩田演じるキダとドラマ版オリジナルキャスト・ミチル(松井愛莉)の出会いのシーンの本編映像が公開された。映画のラストから半年後を描いた同ドラマは、映画から引き続き岩田を主演に迎え、目の前に現れた1人の女性との出会いを通して、命を賭けた交渉に再び臨んでいくキダの姿を描く。映画でキダの幼馴染みでありバディでもあるマコト(新田真剣佑)との意外な繋がりを持つ謎の女性・ミチル役に松井、ミチルが働く裏組織のトップで恐怖で人を支配するケイ役に、ミュージシャンとしても熱狂的に支持され圧倒的な存在感を放つ金子ノブアキと、ドラマ版の豪華オリジナルキャストが出演。また新田真剣佑、山田杏奈、石丸謙二郎、柄本明と映画出演キャストも再び集結した。原案はキャラクターたちの生みの親である原作者の行成薫が書き下ろし、映画の”その後”を丁寧に描写。映画でも監督を務めた佐藤祐市が総監督を務め、映画の世界観をそのままに、ドラマとしてもう一つのエンドロールを作り上げた。尚、本作の主題歌も、映画同様に須田景凪の「ゆるる」を起用している。公開された映像では、”ある出来事”を経て闇の交渉屋の仕事からも遠ざかり、生きる希望を失っていたキダが空虚さを抱えビルの屋上にひとり佇むキダのことをミチルが見つけ、思わず「何があったのか知らないけど、死んじゃだめだよ」と励ましの言葉をかけるが、キダはその声には振り向きもしない。しかし初対面のはずのミチルが発した次の言葉はキダとマコト、そしてヨッチ(山田)の幼馴染たちにとって、運命を変えた大切な言葉だった。映画『名も無き世界のエンドロール』で幼馴染たちが口にした「一日あれば、世界は変わる」という言葉がキーワードとなり、再び運命が錯綜する。何故ミチルは幼馴染以外知るはずのないこの言葉を知っていたのか、そして偶然出会ったミチルとの関わりで再び危険な交渉に挑むキダの運命に注目となっている。
2021年02月02日現在公開中の映画『名も無き世界のエンドロール』のラストから半年後を描くオリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」より本編映像が到着した。本作では、映画から引き続き岩田剛典が主演を務め、目の前に現れたひとりの女性との出会いを通して、命を賭けた交渉に再び臨んでいくキダの姿を描く。今回到着した映像は、岩田さん演じるキダが、マコト(新田真剣佑)との意外な繋がりを持つ松井愛莉演じる謎の女性・ミチルと出会う場面。半年前のある出来事を経たキダは、闇の交渉屋の仕事から遠ざかり、生きる希望を失いビルの屋上でひとり佇んでいた。そんな場所を普段から憩いの場にしているミチルはキダを見つけ、思わず励ましの言葉をかける。さらに初対面のはずのミチルは、キダとマコト、そしてヨッチ(山田杏奈)の幼なじみたちにとって運命を変えた大切な言葉を口にする。「一日あれば、世界は変わる」という言葉がキーワードとなり、再び運命が錯綜する本作。なぜ、ミチルはこの言葉を知っていたのか、再び危険な交渉に挑むキダの運命とは?映画を観たあとは、キダが迎えるもう1つのエンドロールも見逃せない。『名も無き世界のエンドロール』は全国にて公開中、オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて独占配信中(現在第1話配信中、毎週金曜日新エピソード配信、全3話)。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年02月02日映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)に出演する、新田真剣佑の場面写真が31日に公開された。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。今回公開されたのは、新田演じるマコトの10年間の変化をとらえた画像。マコトは住む世界がまるで違う政治家令嬢でトップモデルのリサ(中村アン)と出会い、彼女に近づくため突如幼馴染のキダと一緒に働いていた板金塗装屋から姿を消してしまう。それから約2年後、音信不通になってしまったマコトを探すためにキダが裏社会に潜っていく一方、マコトは手段を選ばずにお金をかき集め、リサに釣り合うよう表社会でのし上がるため方法を画策していた。板金塗装工時代は、キダとお揃いの青い作業着にMA-1を羽織り、素朴だがワイルドな魅力を醸し出している。この頃のマコトの表情には、まだどこか高校生時代の幼い雰囲気が残っており、いたずら好きで無邪気な性格のマコトがキダにドッキリをしかけては大喜び、という幼馴染2人の兄弟のような微笑ましいやりとりが繰り広げられる。リサに出会い姿を消してから、マコトが就いた様々な職業のひとつがカジノディーラー。子どもの頃からマジックを使ったドッキリが得意だったマコトは、無駄のない華麗な手さばきでゲームを盛り上げ、危険な印象が漂う。表情は暗く、板金塗装屋で働いていた時とはまるで別人のようなクールさを漂わせた。なお、本シーンではアメリカ育ちで英語と日本語のバイリンガルでもある新田が話す流暢な英語にも注目となっている。そして最後に登場するのは、ワイン会社の青年社長に就任したマコトの姿。マコトを探していたキダは裏の社会に精通する川畑(柄本明)の協力を得て、ついにマコトの居場所を見つける。2年ぶりに再会したマコトは死に物狂いで働き、ある会社の社長の座を手に入れようとしていた。久々に会ったマコトの思いの強さを確認したキダは、全力でマコトをサポートしていくことを誓う。数年後、交渉屋・キダの力も借り、マコトはついにあるワイン会社の社長に就任する。この頃のマコトは服装やヘアスタイルもすっかり垢抜け、知的でスマートな雰囲気を漂わせているが、昔の面影はまるでなく、鋭い視線で目的を見据えている。全てを手に入れ、仕事も順調で、昔と比べても抱えるものができたのにも関わらず「驚くほどどうでもいいんだ」と語るマコトの、真の目的は作品の中で明かされていく。
2021年01月31日主演の岩田剛典と、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が『名も無き世界のエンドロール』公開を記念し、上映後の舞台挨拶に登壇。ライブビューイングを実施し、全国314館の劇場へ中継された。早くもSNS上では、「真実がわかったとき2人の究極の愛に涙が止まらなかった…」「キダとマコト2人の一途な想いに胸を打たれた」「キダの気持ちが切なくてエンドロール中ずっと号泣だった」などという感動のコメントが続々上がっている本作。これまでに行われた2回のイベントでは無観客での実施となったため、本作で観客の前に立つのは岩田さん、新田さん、山田さん、中村さん、佐藤監督にとって本イベントが初めて。拍手に包まれながら、ようやく観客の顔を見ることができた岩田さんは、感極まった様子。「今日は、お越しいただきありがとうございます。いや~、感動しています!こうしてお客さんと一緒に舞台挨拶ができることがどれだけ幸せかということ実感しています。全国314館のみんなもありがとうございます!」と挨拶。すると、新田さんも「現在は、こうしてお客の前で(イベントが)できる機会が少なったのでとても嬉しいです!」と感慨深げ。上映後の舞台挨拶で語る「実は切ないヒューマンドラマが本作の本質」今回は上映後の舞台挨拶ということもあり、これまで触れられなかった“ラスト20分の真実”を含めて本作の感想を聞かれた岩田さんは、「映像で見て改めて面白いと思った。宣伝では“ラスト20分”という部分が打ち出されているけど、実は切ないヒューマンドラマが本作の本質。自分の大切な人、自分の中で大切にしている感情とか、人生を見つめ返すようなメッセージが込められていると感じました」と力を込めて語る。そして新田さんは、「僕は、個人的に好きなジャンルで、この作品は2回観てしまった。だからみんなも2回劇場へ足を運んで観てね!」と中継カメラに向かって手を振りながら作品をアピール。佐藤監督が「もう2回観た人いる?」と客席に向かって問いかけると公開2日目にして客席から手が上がり、続いて「3回目もいる?」と新田さんが投げかけると数人が挙手。登壇者たちは驚いた様子で「まっけんもまだ2回目なのに有り難い!」(岩田さん)「愛を感じるね」(新田さん)と口々に感謝の気持ちを話していた。岩田剛典のお気に入りシーンは“淡路島のマジックアワー”そしてトークは、試写会でいち早く本作を鑑賞した観客から事前に集められた質問に答えるコーナーへ。劇中でキダはよくマコトからのドッキリに引っかかっているため、【普段みなさんはドッキリを仕掛ける側、引っかかる側どっち?】という質問を振られると、ピシッと手を挙げる新田さん。「僕は仕掛けます!劇中でも沢山引っ掛けましたが、つい最近、某バラエティ番組でも岩田さんにドッキリを仕掛けまして…」とニヤリ。実は軽いダンベルを岩田さんに投げ渡すというドッキリで「撮影現場の時のように引っ掛けられてとても楽しかった」と満足気。それに対して、「岩ちゃん、凄い声だして驚いてたよね(笑)」と佐藤監督が乗っかると、「まっけんは普段から鍛えてるから、凄く自然だったんですよ(笑)カバンからダンベル出てきても驚かなくて(笑)本当にびっくりした」と岩田さんはタジタジの様子。【大変だったけどお気に入りのシーンはズバリどこですか?】という対する質問に岩田さんは、キダとマコト、ヨッチの幼馴染3人で海辺にいるシーンを挙げ、「あのシーンは、淡路島でマジックアワーのとても綺麗な夕日の中で撮影したのですが、凄く限られた時間の中でやり切らなくちゃいけなくて大変だったけど、結果とてもいいシーンになった」と振り返る。さらに、本作でイメージを覆すほどの感情爆発シーンを演じ切った中村さんに対しては、【感情爆発シーンの実際の現場の雰囲気はどんな感じでしたか?】という質問が。「現場は、キャスト、スタッフみんな物凄く集中していましたね」と中村さんが振り返ると、一緒にそのシーンに臨んだ新田さんは「僕もセリフが多かったので自分自身も凄く集中していた。2日間かけて朝まで撮影した」と緊張感ある現場だったことを打ち明けた。最後に岩田さんは、「まっけんが2回観たといっていましたが、2回目はあのセリフがここに繋がっていたという発見などがあり、また違った楽しみ方ができます。そして、まだ観ていない方々には、切ないラブストーリーやヒューマンドラマとして楽しんで頂けたら嬉しい」と思いを語り、「なかなか外へ出てと言いづらい中ではありますが、エンタメが活気づいてくれるといいなと願っています。感染症対策をしっかりとしてぜひ、劇場へ足を運んでいただけたら嬉しいです」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。『名も無き世界のエンドロール』は全国にて公開中。オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて独占配信中(全3話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月31日映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)の公開記念舞台挨拶が30日に都内で行われ、岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登場した。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。同作について中村は「観終わった後、第一声がなかなか出なかった。余韻がすごくて」と振り返り、岩田も「(中村と山田と)同じ回に見てたので、2人の顔が印象的でしたね。言葉が出てこない感じ」と明かす。新田は「僕は個人的に大好きなジャンルで、皆さんとは観られなかったんですけど、家でDVDで観させていただいた時に、2回観たんですよ。そんなことって普通ないんですけど、なんだかものすごく面白くて、想像を超えるシーンもたくさんあって、2回観るほど楽しかった」と明かした。同作の公開日には、綾野剛主演の『ヤクザと家族 The Family』、菅田将暉&有村架純主演の映画『花束みたいな恋をした』も公開となっており、29日に行われた舞台挨拶では、綾野や脚本家の坂元裕二が2作品にエールを贈っていた。佐藤監督も3作品に触れ、「期せずして、3作品ともどこか絆というか、人との関わりみたいなものをすごく大事にしている。うちは幼馴染みで、『ヤクザ〜』は家族、『花束〜』はピュアな恋愛を丁寧に描いてて、なかなか人と顔を合わせて話せない時代に様々な絆を描いた映画が3本同時公開になったのは感慨深いものがある」と語る。また、岩田は「宣伝部が一生懸命考えてくれた宣伝文句で張りますが、『ラスト20分の真実』という文句はいったん忘れて映画をご覧になっていただきたいなと思います。どんでん返し物のサスペンスではなく、切ないラブストーリー、ヒューマンドラマだと僕は思っています。なので、そのつもりで映画館に来ていただけたらと思います」とメッセージ。さらに「緊急事態宣言中ではありますけど、3本の邦画『ヤクザと家族』『花束みたいな恋をした』『名も無き世界のエンドロール』をぜひともセットでご覧いただきたいなと思いますし、こういう時代だからこそ映画がもっともっと活気付いて欲しい。感染対策をバッチリして、映画の時間が皆さんにとって少しでも安らぎのひと時になっていただければと思います」と呼びかけた。
2021年01月30日EXILE/三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典が主演を務める、映画『名も無き世界のエンドロール』(2021年1月29日公開)の場面写真とメイキング映像が29日に公開された。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。今回公開されたのは、3人の幼馴染たちの青春時代を切り取った場面写真。美しい夕日を背景に、笑顔がはじける3人が仲睦まじく映った1枚となっている。キダとマコトの10年にも及ぶ壮大な計画の重要なカギを握るのがヨッチで、複雑な家庭環境で育ち、寂しさを抱えながらもお互いを支え合い生きてきた幼馴染のキダとマコトの2人に、転校生で同じ境遇のヨッチが加わり、3人の“小さな世界“の絆はより揺るがないものになった。「キダちゃんとマコトは、私にとっては本当に神様みたいに特別なんだよ」と語るほど、2人を大事に想っているヨッチの「大人になっても3人が変わらずお互いを大切に想い合えるように」という祈りが込められた重要な1枚となる。また本シーンのメイキング映像も合わせて公開。ロケ地となったのは兵庫県・淡路島の海岸で、1日に数分しかない美しい夕日と重ねるため、入念なリハーサルを重ねた後、ほんの数分の間に撮影は行われた。メイキング映像では、夕日を待つキャストたちの様子や、佐藤監督のディレクションのもと、大急ぎで撮影に挑む様子など、撮影現場でのこだわりを垣間見ることができる。なお、映画館では本編のエンドロールの最後にも、ある“お楽しみ”が仕掛けられているという。さらに、29日より映像配信サービス・dTVにてオリジナルドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later ~』(全3話)が、毎週1話ずつ独占配信開始となる。舞台は映画のラストから半年後の世界で、闇の交渉屋として生きるキダを中心に、幼なじみしか知らないはずのある言葉を放つ謎の女性との出会いをきっかけに自らの運命と対峙していく様を描く。
2021年01月29日本日1月29日(金)より公開がスタートする岩田剛典主演のサスペンス・エンターテインメント『名も無き世界のエンドロール』より、超重要な新場面写真とメイキング映像が到着した。今回到着した新たな場面写真は、美しい夕日を背景に、岩田さん演じる主人公キダと、マコト(新田真剣佑)、ヨッチ(山田杏奈)という幼なじみ3人の青春時代が切り取られている。ヨッチは、キダとマコトの10年にも及ぶ壮大な計画の重要なカギを握っているというキャラクター。複雑な家庭環境で育ち、寂しさを抱えながらもお互いを支え合い生きてきたキダとマコト。そこに転校生で同じ境遇のヨッチが加わり、3人の絆はより揺るがないものになった。この写真は、大人になっても3人が変わらずお互いを大切に想い合えるように、というヨッチの祈りが込められている。さらに、兵庫県・淡路島の海岸で行われたこのシーンのメイキング映像も到着。一日に数分しかない美しい夕日と重ねて撮影するため、入念なリハーサルを行った。夕日を待つキャストたちの様子や、大急ぎで撮影に挑む姿が映し出されている。なお、映画本編のエンドロールの最後にも、あるお楽しみが仕掛けられているという。こちらも必見だ。『名も無き世界のエンドロール』は全国にて公開中。オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて独占配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月29日物語の始まりは、似た境遇で育った幼なじみ、キダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)の学生時代から。強い絆で結ばれた2人は転校生のヨッチ(山田杏奈)と出会い、3人で平穏な日々を過ごしていた。そんな彼らの青春は“ある時点”を境に、別々の道へ。しかし、かたや裏社会の人間、かたや実業家となったキダとマコトには、ある目的があった…。ラスト20分の真実。この世界の終わりに、あなたは心奪われる――。こんなキャッチコピーからも分かるように、『名も無き世界のエンドロール』は実に巧妙で厄介な作品だ。友情と恋心がもどかしく交錯する青春映画かと思えば、衝撃をはらむサスペンスの香りも。そのため、初共演の岩田さんと新田さんも、プロモーションに四苦八苦!?親友同士を演じた親密さを漂わせつつ、物語の秘密を共有する者同士の“共犯感”を匂わせつつ、作品やお互いのことについて語った。岩田剛典「まっけんは本当にいい具合に闇を匂わせる」──キダとマコトは幼なじみであり、同じ女の子に想いを寄せる者同士でもあります。岩田:キダの立場から言えば、マコトのような親友がいること自体は幸せなことだなと思いました。人生のいろいろな出来事を同じ目線で共有してきた唯一の人間ですから。キダにとってのマコトは他に変えることのできない、すごく大切な存在なんです。新田:ただ、キダがマコトを思うほど、マコトはキダを思っていないのかもしれなくて…。岩田:そう考えると、切ないよね(笑)。新田:はい(笑)。でも、マコトにとってはヨッチが“世界の全て”だから。キダのことも大切に思ってはいるけど、やっぱりヨッチが一番なんです。岩田:そこがマコトとキダの違いで、マコトは真っ直ぐなんですよね。その点、キダはもっと受け身。ヨッチへの想いがありつつ、マコトも大事で。現状に抗う気持ちと寄り添う気持ち、その間で生まれる葛藤を常に抱えながら生きているんです。──恋心すら内に抱える点には共感できましたか?岩田:でも、親友と同じ人を好きになったら僕も引くと思う。キダと同じですね。新田:引くんだ!岩田:うん、引く引く(笑)。新田:僕もです。岩田:僕もかい(笑)。新田:争いは嫌いなんで(笑)。それに、マコトの場合はキダの気持ちを知りませんでしたから。知っていたらどうなっていたか、そこはちょっと分からないですよね。──そんな親友関係を初共演にして演じ、お互いにどんな印象を持ちましたか?岩田:マコトって、難しい役だと思っていたんです。やることはストレートだけど、そこには闇があって。闇の出し方が難しいだろうなと。でも、まっけんは本当にいい具合に闇を匂わせるんです。匂わせ過ぎてもサスペンスとして成立しないし、匂わなければ表面的な役になってしまう。それを、実は意識して調節しているんですよね。表情も、話すスピードも、トーンも。まっけんがそうやって早い段階からマコト像を示してくれていたので、僕もキダになりやすかったです。新田:マコトも正義感の強い人ではありますけど、キダは正義そのもの。正義を貫くキダがいて、ちょっと矛盾しているマコトがいて。しかも、マコトのことを誰よりも考えてくれている。物語上、実は一番つらい役目なんですよね。そう思えたのは、岩田さんがキダを繊細に演じていたからだと思います。それに応えるお芝居を僕もできるように臨みました。──その“つらさ”を岩田さんは自覚していましたか?岩田:そうですね。ただ、確かにつらい役ですけど、ある意味客観的な役どころでもあるので。観客と同じ目線で物事を受け止めていくというか。そのせいか、キダのつらさに飲まれるようなことはなかったです。むしろ前向きな気持ちでいられたような(笑)。地方ロケで集中できる環境だったのも、作品と健全に向き合えた理由かもしれない。人生において「目的を達成する」こととは?──地方ロケで、お二人の距離も縮まりやすかったですか?岩田:うん。それは絶対にあります。まっけんは正直なんですよね。心の中をダイレクトに伝えてくれるから気持ちがいい。天真爛漫で、子ども心をまだまだ忘れていなくて。そんなまっけんに、現場で沢山の元気をもらいました。>新田:そう言ってもらえて、うれしいです。だから、ありきたりな言葉で返したくないけど…。岩田さんは例えるなら…。岩田:例えてくれるんだ(笑)。新田:ものすんごくいい表現をしたいんですよ。岩田:してみてよ。(笑)新田:いや、そう言われると…(笑)。でも、岩田さんこそ裏表が全くなくて。きっと、ファンの方々が知っている岩ちゃんのまんま!イメージ通りです。「みんなが思っている通り、岩田さんはかっこいいよ!」と僕は伝えたい。岩田:伝えてくれるのね(笑)。新田:はい。これからも大きな声で伝えていきます。──イメージ通りで、闇などもなく?新田:闇ですか?それはまだ見せてもらえていないです。でも、絶対にないと思う。だって岩田さんだもん。岩田:あるかもよ。ブラックホール並みの底知れないやつが。──(笑)。さて、ネタばれをしないよう気をつけなくてはいけませんが、この作品は人生の優先事項についての物語とも言えると思います。キダとマコトにとっては目的を達成することが第一で、そのために長い時間を過ごしてきたのですから。岩田:確かに。彼らの場合は、それが難しいことでもあった。その目的を知ると、尚更そう思います。でも、目的に向かう熱量の大きさに関しては、ある意味羨ましくもありますね。僕自身、人には遠い目的と近い目的があると思っていて。遠い目的を達成するためには、近い目的を次々とこなしていくことが一番の近道なのかもしれない。そもそも、先々の目的を具現化できる人って少ないと思いますし。いろんな経験、いろんな出会いが影響してくることも少なからずあるはず。結局、自分の目の前にあるミッションをこなすのが人生だと思うと、彼らの明快な生き方に惹かれる気持ちもあります。──岩田さん自身の目の前のミッションは?岩田:僕ですか?この映画を上手くプロモーションしていくことです。新田:難しいですもんね。言っちゃいけないことが多過ぎて(笑)。岩田:そうなのよ。──気持ちはすごく分かりますが、目の前過ぎます…(笑)。新田さんはキダとマコトの人生をどう思いましたか?新田:彼らはいつからそうなってしまったのか…。可哀想だなと思いますし、けれどそれを生きがいにしているのであれば、決して否定できるものでもないのかなと。演じた人間として、僕はマコトの一番の理解者でいたいので。目的を達成させてあげたいなと、一番近くで思ってきました。だからこそ、先々まで考えなくてはならない彼らとは違い、目の前のことに集中できる人生が幸せだとも感じました。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月27日岩田剛典主演のサスぺンス・エンターテインメント映画『名も無き世界のエンドロール』より、“衝撃のラスト20分”へと続く重要なシーンの冒頭映像が公開された。到着した映像は、物語の最大の見せ場のひとつでもある、新田真剣佑演じるマコトのプロポーズシーンの一部。かつては高嶺の花であったリサ(中村アン)へ、1本の薔薇を差し出し、手品を披露するマコト。これは10年前、マコトが初めてリサに出会ったときに彼女の気を引こうと行ったドッキリの再現という粋な演出だった。そして、当時働いていた板金塗装屋を飛び出し、10年間血を吐くほどに働き、社長までのし上がったことを告白すると、感動の表情を見せるリサ。さらにサプライズは続き、マコトの言葉に従い、リサが紐を引くとそこには指輪が…。そんなロマンチックなプロポーズから、どんな衝撃のエンドロールを迎えるのか、ますます期待膨らむ映像となっている。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて1月29日より独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月27日1月29日(金)より公開される映画『名も無き世界のエンドロール』。この度、最大の見せ場のひとつでもある、新田真剣佑演じるマコトのプロポーズシーンの一部が公開された。本作は2012年「小説すばる新人賞」を受賞した、行成薫の同名小説を原作としたサスペンスエンタテインメント。主演の岩田剛典演じる主人公キダと、新田真剣佑演じる幼なじみのマコトが表裏一体のバディとして、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”を実行する。キダは裏社会、マコトはキダの力を借りながら表社会の会社経営者として、10年もの歳月をかけ、それぞれのし上がり住む世界の違う女性に近づいていく。そんな物語のカギを握るふたりのヒロイン役を山田杏奈と中村アンが務め、そのほか石丸謙二郎、大友康平、柄本明などベテラン勢も集結した。1月27日が「求婚の日」ということにちなんで公開された映像は、衝撃のラスト20分へと続く重要なシーンの冒頭場面。マコトにとって、かつては高嶺の花であったリサ(中村アン)に1本の薔薇を差し出す手品を披露するシーンから始まる。リサがその薔薇を手に取ると、マコトの手から次々と万国旗が飛び出す。すると何かに気付いた様子のリサ。それは10年前にマコトが初めてリサと出会った時に彼女の気を引こうと行ったドッキリの再現、という粋な演出だった。マコトはこの日の為に当時勤めていた板金塗装屋を飛び出して、10年間血を吐くほどに働き、ついには社長までのし上がったことを告白。「一緒になりたくて頑張ったんだ」というマコトに、リサは「こんなことをしてくれた人はマコト以外にいなかった」と感動の表情を見せる。さらにサプライズは続き、マコトの「花についてる紐を引っ張って」という言葉に従い、リサが万国旗の紐を引くと、そこには……。この華麗でロマンチックなプロポーズから、一体どのような衝撃のエンドロールを向かっていくのか?それは劇場でぜひ確かめてほしい。『名も無き世界のエンドロール』1月29日(金)全国公開
2021年01月27日岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アンが映画『名も無き世界のエンドロール』の魅力を語り尽くす特別番組「魅力完全公開SP」と「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later~配信記念特番」がYouTubeで公開。撮影から約2年ぶりに再会したキャスト陣が本作を目にした感想や、ここでしか聞けない撮影現場で見つけた意外な一面などを明かしている。「魅力完全公開SP」では、お笑い芸人の「カミナリ」をMCにメインキャストの岩田さん、新田さん、山田さん、中村さんの4人が集結。実は撮影現場で4人全員が同時に集まることはなく、本映像の収録で2年ぶりの再会となったが、そんなブランクを感じさせないほど息ぴったり。本編映像やメイキング映像に加えて、岩田さんは「(初号試写で)山田さん、中村さんと一緒に観たのですが、2人の顔を見たら放心状態だった(笑)。見終わった後椅子から立ち上がれないほど」と“衝撃のラスト20分”について熱弁。さらに「まっけんは硬い床の上などどこでも寝れる」など撮影中に見つけたお互いの意外な部分を暴露するひと幕も。また、新田さんは、「自分が出演した作品で初めて2回も観てしまった。とても面白かったです」と自ら大絶賛し作品をアピール。映像の中盤には本作の主題歌を担当したシンガーソングライター・須田景凪が「ゆるる」制作への思いを語ったコメント映像も盛り込まれている。なお、dTVチャンネルとひかりTVで配信される内容は、放送版には収録しきれなかった未公開トークも収めた特別バージョンになる。「配信記念特番」では、映画についての岩田さんと新田さんの2ショットインタビュー映像に加え、映画のラストから半年後のキダ(岩田さん)の姿を描くオリジナルドラマについての見どころを語る岩田さんの単独インタビューを収録。岩田さんはオリジナルドラマでは「映画とはまた違ったストーリー展開でキダの別の一面を楽しんでいただける」とアピールする。さらに、久々だったというガンアクションシーンの撮影やドラマオリジナルキャストの松井愛莉と金子ノブアキとの共演についてもふり返っており、初披露となるメイキング映像もふんだんに使用され作品の魅力が盛り沢山の内容となっている。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて映画公開と同日1月29日(金)より独占配信(全3話)。「名も無き世界のエンドロール 魅力完全公開SP」は2月4日(木)まで全国の放送局にて、1月27日(水)21時~はひかりTV&dTVチャンネルでも放送・配信。「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later~配信記念特番」はdTVサイトにて無料配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月25日岩田剛典と新田真剣佑が演じる幼馴染が壮大な計画を繰り広げる『名も無き世界のエンドロール』。本作の公開を前に、主演の岩田さんの3歳からの“リアル幼馴染”であるバンド「I Don’t Like Mondays.」のYUとの特別対談が実現した。岩田さん演じるキダと新田さん演じるマコトが10年もの月日を費やして“ある壮大な計画”に挑む本作。この度、特別対談が実現したのは、岩田さんとは“リアル幼馴染”で、現在も家族のような深い親交が続いている唯一無二の親友、「I Don’t Like Maondays.」のヴォーカル担当・YU。この2人は、今夜1月22日放送の岩田さんが地元・名古屋を訪れる「アナザースカイII」(日本テレビ系)で初共演することも発表されている。お互いに「ガン」「YU」と呼び合う2人の空気感が伝わる対談では、幼馴染から岩田さん演じる”キダ”というキャラクターをどう見たのか。幼馴染でありながらお互いが才能を活かしたアーティストで日本中を席巻している2人は、いま何を考えているのか。映画の中の“キダ”と“マコト”のような強い絆で結ばれた2人の注目の初対談となっている。★リアル幼馴染が観た『名も無き世界のエンドロール』YU:映画観ました。(岩田さんは)冷徹な中にも熱い親友を想う気持ちが裏側に流れている主人公。それってすごい本当のガンっぽいなぁと思いました。さすがにあそこまで冷酷ではないですが(笑)ガンは結構クールに見えたりドライな部分もあるけど、深いところに流れてる血液のような熱い友情を大切にするタイプなので、リンクしている部分があるなと思って。演じてる、というよりは自分が持っているものを吐き出すような演技だったなと思いました。岩田:嬉しいですね。実際「観たよ」って連絡ももらって。こうやって冷静に分析して言われるのはさすがに恥ずかしいけど!(笑)今回のキダは職業こそ”交渉屋”っていう設定なんですけど、原作小説の中でも“小心者で心優しく穏やか”な人物として幼馴染の(新田さん演じる)マコトと対比されて描かれているので、いまYUが言ってたみたいに意外と自分と大きくかけ離れてるところはなかったです。友情だったり、幼馴染がピンチになった時に助けたいっていうのは当然僕の中にもあるので、気持ちが分かるというか。確かにそこまで大きく自分の中で変えながら役に向き合わないといけない現場ではなかったです。★名古屋で共に過ごした幼馴染が、お互いを刺激しあうアーティストに成長岩田・YU:(お互いの最初の印象は)覚えてない(笑)。岩田:まだ赤ちゃんの時ですよ!小学校通い出す前なので。YU:彼は相当ヤンチャでしたね。ヤンチャでもあるんだけど、勉強もできましたし、絵も上手かった。高校生の時は、『名も無き』のキダみたいに爽やかじゃなくて、もっとイカツイ系だったような(笑)。岩田:YUは一緒に受験戦争を戦った戦友。休み時間に僕が親が作ったお弁当食べてる時に、よく温かいカレー食べてて羨ましかった(笑)。YU:その当時から受験戦争なのに変なライバル意識もなく、居心地が良かったよね。岩田:自然でいられる存在でした。育った環境も似ているし、共通点がこんなにも重なる幼馴染がいてくれて幸せです。知り合って何十年経つけど、大人になって久々に会った時にカラオケで歌ってるYUが一瞬誰か分からなくて。「YU、こんなに歌うまかったっけ?ちょっと待てよ…!」と。その時は嫉妬(笑)。YU:僕もガンが三代目(J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)として既に活躍してる時期に久々に会って、順風満帆に行ってるだろうと勝手に想像してたけど、実は会ってなかった期間に彼なりの苦悩や試行錯誤があったという話を聞いて。もちろん一緒に遊びに行って楽しい幼馴染ではあるけど、仕事の面でも刺激をもらえる友人が近くにいてくれるのは本当にありがたいことだなって思っています。岩田:YUは同世代で同じ業界に入って、しかも幼馴染っていうのが他にいないので。シンプルにすごく応援してますし、小さい頃から知ってるけど、作詞の才能とか感性とかは「こんなこと考えながら生きてるんだ」って不思議な感じがあって。元々YUは色んな国やアートとか、音楽も好きだし、自分のインスピレーションを掻き立てられるものを探している人なんですよ。僕も好奇心旺盛で常に自分にインプットできるものを探しているところがあるので、そういうところはシンパシーを感じるし、似た空気を持ってる幼馴染だからこそ、自分が持ってないものを持ってるところが疎ましくも思う。純粋にそれで自分の活動の基盤を築いてるっていうのは本当にリスペクトしています。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVで1月29日(金)より独占配信(全3話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月22日EXILE/三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典が主演を務める、映画『名も無き世界のエンドロール』(2021年1月29日公開)の特別対談が22日に公開された。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。今回公開されたのは、強い絆で結ばれた幼馴染の物語である同作にちなみ、岩田と3歳からの”リアル幼馴染”で、現在も家族のような深い親交が続いている唯一無二の親友・I Don’t Like Mondays.のヴォーカル担当・YUとの特別対談。きょう22日放送の『アナザースカイⅡ』(日本テレビ系)で初共演することも発表されている。互いに「ガン」「YU」と呼び合う2人の空気感が伝わる初対談は、幼馴染から岩田演じる”キダ”というキャラクターをどう見たのか、幼馴染でありながらお互いが才能を活かしたアーティストで日本中を席巻している特別な2人がいま何を考えているのか、語り合う内容となっている。○特別対談YU:映画観ました。(岩田は)冷徹な中にも熱い親友を想う気持ちが裏側に流れている主人公。それってすごい本当のガンっぽいなぁと思いました。さすがにあそこまで冷酷ではないですが(笑)ガンは結構クールに見えたりドライな部分もあるけど、深いところに流れてる血液のような熱い友情を大切にするタイプなので、リンクしている部分があるなと思って。演じてる、というよりは自分が持っているものを吐き出すような演技だったなと思いました。岩田:嬉しいですね。実際『観たよ』って連絡ももらって。こうやって冷静に分析して言われるのはさすがに恥ずかしいけど!(笑)今回のキダは職業こそ”交渉屋”っていう設定なんですけど、原作小説の中でも”小心者で心優しく穏やか”な人物として幼馴染の(新田演じる)マコトと対比されて描かれているので、いまYUが言ってたみたいに意外と自分と大きくかけ離れてるところはなかったです。友情だったり、幼馴染がピンチになった時に助けたいっていうのは当然僕の中にもあるので、気持ちが分かるというか。確かにそこまで大きく自分の中で変えながら役に向き合わないといけない現場ではなかったです。岩田・YU:(お互いの最初の印象は)覚えてない(笑)岩田:まだ赤ちゃんの時ですよ! 小学校通い出す前なので。YU:彼は相当ヤンチャでしたね。ヤンチャでもあるんだけど、勉強もできましたし、絵も上手かった。高校生の時は、『名も無き』のキダみたいに爽やかじゃなくて、もっとイカツイ系だったような(笑)。岩田:YUは一緒に受験戦争を戦った戦友。休み時間に僕が親が作ったお弁当食べてる時に、よく温かいカレー食べてて羨ましかった(笑)YU:その当時から受験戦争なのに変なライバル意識もなく、居心地が良かったよね。岩田:自然でいられる存在でした。育った環境も似ているし、共通点がこんなにも重なる幼馴染がいてくれて幸せです。知り合って何十年経つけど、大人になって久々に会った時にカラオケで歌ってるYUが一瞬誰か分からなくて。『YU、こんなに歌うまかったっけ? ちょっと待てよ…!』と。その時は嫉妬(笑)YU:僕もガンが三代目(J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)として既に活躍してる時期に久々に会って、順風満帆に行ってるだろうと勝手に想像してたけど、実は会ってなかった期間に彼なりの苦悩や試行錯誤があったという話を聞いて。もちろん一緒に遊びに行って楽しい幼馴染ではあるけど、仕事の面でも刺激をもらえる友人が近くにいてくれるのは本当にありがたいことだなって思っています。岩田:YUは同世代で同じ業界に入って、しかも幼馴染っていうのが他にいないので。シンプルにすごく応援してますし、小さい頃から知ってるけど、作詞の才能とか感性とかは『こんなこと考えながら生きてるんだ』って不思議な感じがあって。元々YUは色んな国やアートとか、音楽も好きだし、自分のインスピレーションを掻き立てられるものを探している人なんですよ。僕も好奇心旺盛で常に自分にインプットできるものを探しているところがあるので、そういうところはシンパシーを感じるし、似た空気を持ってる幼馴染だからこそ、自分が持ってないものを持ってるところが疎ましくも思う。純粋にそれで自分の活動の基盤を築いてるっていうのは本当にリスペクトしています。
2021年01月22日行成薫の小説を原作とした、岩田剛典&新田真剣佑の初共演作『名も無き世界のエンドロール』より、2人をとらえたメイキングカットが公開された。何よりも強い絆で結ばれた幼なじみのキダとマコトをそれぞれ演じる岩田さんと新田さん。10年もの歳月をかけて表と裏それぞれの社会でのしあがり、住む世界の違うある女性に近づき、プロポーズをしようとしていたが、実はそれは日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だったのだ。過去と現在が激しく行き来しながら、ラストの20分で真実が繋がっていくという仕掛けが見どころの本作。今回到着した写真では、過去パートである学生時代の一幕と、ある壮大な計画を実行するために2人がそれぞれ「闇の交渉屋」と「実業家」へと変貌を遂げた現在パートの撮影現場が写し出されている。学生時代の楽し気なムードと、一方で真剣な顔つきを見せる、印象の異なる2人の表情。ラストシーンの撮影に向け、現場も緊張感が高まっていったことが感じられるようだ。また、佐藤祐市監督が「過去と現在の違いを表現するために、大切な思い出が詰まった過去のシーンは”暖色のアンバー系”に、ある壮大な計画に向かって邁進する現在を”寒色のブルー系”のトーンで撮影しました」と語る通り、比較してみると色のトーンの違いを確認することができる。さらに、計画の準備を進める基地となる、現在パートのマコトの部屋の全貌も公開。色彩の違いは美術セットにも反映されており、マコトの部屋はカーテンやソファー、絵画まで青系で統一。成功を収めたマコトは、一等地のタワーマンションで暮らしているが、その部屋はどこか冷たく、寂しい雰囲気が漂っている。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて1月29日より独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月21日主演の岩田剛典をはじめ、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が映画『名も無き世界のエンドロール』公開を直前に控えた1月19日(火)、大ヒットを祈願するとともに、ラスト20分に明かされる本作のテーマ、人と人との“絆”にちなみ、勝負の神様、縁結びのご利益もある東京・神田明神に集結し、“絆結び”大ヒット祈願イベントを行った。いよいよ公開を10日後に控え本作のヒット祈願と、本作が多くの方と良縁に結ばれることを願い祈祷を行ってきたばかりの岩田さん、新田さんら。まずは、主演の岩田さんが登壇者を代表し、どんな想いで祈祷をしてきたかを漢字1文字で書をしたためることに。MCから準備は良いか聞かれると「自信ないです(笑)」と控えめな表情だが、いざ筆をとると真剣な表情で一画一画丁寧に筆を走らせる岩田さん。想いを込めて書き上げたのは「絆」のひと文字。その達筆ぶりにマスコミ陣から歓声があがると「練習なしの一発本番で挑んだんです!緊張しました」と安堵の表情に。絵を描くことが好きで芸術にも慣れ親しんでいる岩田さんは味のある堂々とした仕上がりに満足気の様子。「絆」にした理由については、「キャストスタッフ含めてみんなで決めたんですが、作品のテーマが“大切な人との繋がり”なのでこれしかないだろう!と満場一致で決まりました」と岩田さん。その書を見た新田さんも「すっごいかっこいい!習っていたのかと思った」と感想を述べると「いや、習っていないです!今日が初めてくらい(笑)」と一同を驚かせた。続けて、「岩田ちゃんは意外とナイーブな面がある」と言う佐藤監督も「力強い文字を書いてくれるとは思わず驚いた!」と大絶賛を贈った。中村アン、「危険なビーナス」でもタッグの佐藤監督に「“縁”を感じました」続いて、その「絆」に絡めて“絆”と“縁”についての話題に。中村さんが「実は、佐藤祐市監督とはこの撮影の後すぐTBSドラマの『危険なビーナス』の現場でも一緒だったんです。“縁”を感じましたね」と話し、それに対して、佐藤監督は「(この現場で難しい役を乗り越えてくれたので)全幅の信頼をおいて現場に入れました」とふり返った。また、昨今新型コロナの再流行を受けてなかなか会いたい人に会えず、コミュニケーションが取りづらい状況の中、絆を感じるために意識していることがあるかというMCからの質問に対して、山田さんは離れて暮らす両親へ「毎日電話はするんですけど、帰省はできないのでちょっといい果物やお肉を取り寄せて送ったりしていました。美味しいものを食べて楽しんでもらえたらと思って」と家族想いのエピソードを披露。新田さんは「僕は、電話ではなくテレビ電話をします。でも、(親友から)やめてくれといわれるんです(笑)。だから気安くテレビ電話はしないようにしましょう」と呼びかけて会場を笑いで包むと「実は、ハミガキをしながらテレビ電話をするんですよ」と明かし「そりゃ嫌がられるよ(笑)」と皆からツッコミをされ、さらに笑いを誘った。岩田さんは「会いたいタイミングで会えないからこそ久しぶりの人と連絡をすることが増えた」と中学の同窓会をリモートで行ったエピソードを披露。「これだけ時間が経つと、太った人や見た目変わっちゃったな~と思うこともあるし、職業や環境も違ってくるけど、いざ話し始めると当時のままで話ができて、関係値は時間が経っても変わらないのだと気づきました」と明かす。最後に、佐藤監督が「色んな宣伝文句が飛び交っているけど、劇場では頭を真っ白にして観ていただきたいです!そうすれば、キャスト達の熱い想いを感じていただけると思います!」と話し、岩田さんは「監督同様に頭を真っ白にして観ていただきたいですし、物語の根底にある“愛”や“絆”を感じて欲しい」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月20日映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)の“絆結び”大ヒット祈願イベントが19日に神田明神で行われ、岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登場した。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。祈願を終えたキャスト陣を代表して、岩田がその場で筆を持って習字を行う。「ぶっつけ本番です」という岩田だが、達筆っぷりに登壇者陣も驚き。「嬉しいんですけど。そんな風に言っていただけると」と照れていた。「絆」という文字については「キャストとスタッフみんなで話し合って決めたんですけど、この作品の大きなテーマでもある人と人とのつながり、大きな絆ということで。この作品を表すならこの一文字しかない」と決定。新田は「ものすごいかっこよかったです。本当に習われてるのかと思いました」と絶賛し、岩田は「ありがとうございます。照れくさいな、なんか」と苦笑していた。佐藤監督も「僕はもっと下手だと思ってたんですけど」と茶化しつつ、「岩ちゃんってナイーブだしあんまり強くドーンとやる人じゃないので、もっと繊細で細い字なのかなと思ったら、すごく男らしく太く勢いのある字を書いていただいたので、僕もそれはびっくりします」と驚きを表した。新田は岩田の印象について「テレビで見ていた王子様そのままだったんですけど、お話しさせていただくにつれ、お兄ちゃんのような存在で」と感謝し、「映画の中では幼馴染みという設定なんですけど、ものすごく(作品を見て)2人が楽しそうでした。見ていて笑顔になると思います」と太鼓判。岩田も「僕も今回初共演というところで、まっけん(新田)とどういう風にコミュニケーションをとって行こうかな、年齢もちょっと離れていたりする中でどんな感じで現場に入って行こうかなと考えていたんですけど、まったく杞憂でした」と振り返る。「初日から意気投合してスムーズに撮影が進んでいったので、頼もしかったですし、やりやすかった。まっけんが人懐っこい弟みたいに思えて、それもご縁。絆を作品の中で生めたのは嬉しかったですね」と語った。最後には境内でフォトセッションも。寒風吹き荒ぶ中、岩田は手をこすり、新田は夜空に「ああ〜!」と叫ぶ状況となるも、笑顔でイベントを終えた。
2021年01月19日藤原竜也主演のシリーズ完結編『カイジファイナルゲーム』が、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて2月12日(金)に地上波初放送されることが決定した。累計発行部数2,100万部を超える福本伸行の大ヒットコミックを、藤原さん主演で映画化した人気シリーズ「カイジ」。今回放送される『ファイナルゲーム』は、2009年の『カイジ人生逆転ゲーム』、2011年の『カイジ2人生奪回ゲーム』に続く、シリーズ完結編で、昨年公開され興行収入20.6億円の大ヒットを記録した。“国家”が敵となる今作では、カイジは1,000億円を目指し、命を賭けた究極の頭脳戦に次々と挑んでいく。また、原作者自ら脚本を手掛け、映画オリジナルのゲームが生み出されているのも見どころ。キャストには、藤原さん、天海祐希、松尾スズキに加え、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎が新規参加している。金曜ロードSHOW!『カイジファイナルゲーム』は2月12日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:カイジ ファイナルゲーム 2020年1月10日より全国東宝系にて公開©福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
2021年01月15日岩田剛典、新田真剣佑が“表裏一体”のバディ、山田杏奈、中村アンが2人のヒロインを演じる『名も無き世界のエンドロール』。この度、岩田さん演じるキダが裏社会の交渉屋として暗躍する姿をとらえた、緊張感漂うシーンの本編映像が解禁された。“ある壮大な計画”のため、命をかけて幼なじみのマコト(新田さん)に協力することを誓ったキダは、交渉屋として培った能力を活かし、手段を選ばずマコトに力を貸す。マコトは、住む世界の違う女性・リサ(中村さん)に近づくため表社会で必死にのし上がったが、リサに恋人がいることを知り、2人を別れさせて欲しいとキダに依頼する…。今回解禁された映像では、キダがリサの恋人の部屋に忍び込み、暗闇の中から姿を現すところからスタート。キダを演じる上で、本作の原作の一節に登場する映画『レオン』のジャン・レノをイメージして役作りをしたという岩田さんの低く響く「おかえり」の声はジャン・レノさながらの渋さで、交渉相手を瞬時に恐怖に陥れる。キダはリサと別れるよう交渉を始めるが、男がそれを拒むと、「いやなら殺すかどうかも視野に入れて交渉しなくちゃいけなくなる…」と男を壁にドンと押し付け、額に銃を突きつける――。別アングルからアップで抜かれた岩田さんの表情は、普段の爽やかなイメージからは想像もつかないほど冷淡で殺気を帯びている。岩田さんの新たな一面となるダークな演技は必見だ。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月14日三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、EXILEのパフォーマー・岩田剛典と新田真剣佑が出演する映画『名も無き世界のエンドロール』が1月29日(金)に公開される。この度、岩田が演じる裏社会の交渉屋・キダの姿を捉えた本編映像が公開された。本作は行成薫の同名小説を映画化するもの。親がいないという共通点を持ち、支え合いながら生きてきたキダとマコトが社会の底辺からのし上がっていくというあらすじだ。「闇の交渉屋」としてのし上がっていくキダ役を岩田、表舞台でのし上がっていく会社経営者・マコト役を新田、物語のカギを握るふたりのヒロイン役には山田杏奈と中村アン。また石丸謙二郎、大友康平、柄本明などベテラン勢も集結した。公開された映像では、キダがリサ(中村)の恋人の部屋に忍び込み、暗闇の中から姿を現すところからスタート。岩田はキダを演じる上で本作の原作の一節に登場する『レオン』のジャン・レノをイメージして役作りをしたという。岩田の低く響く「おかえり」の声はジャン・レノさながらの渋さで、交渉相手を瞬時に恐怖に陥れる。キダはリサと別れるよう交渉を始めるが、男がそれを拒むと、「いやなら殺すかどうかも視野に入れて交渉しなくちゃいけなくなる……」と男を壁に押し付け、額に銃を突きつける。別アングルからアップで抜かれた岩田の表情は、普段の爽やかなイメージの岩田からは想像もつかないほど冷淡で殺気を帯びている。岩田の新たな一面が発揮されたダークな演技にも注目だ。『名も無き世界のエンドロール』2021年1月29日(金)公開
2021年01月14日1月22日(金)より公開の映画『さんかく窓の外側は夜』で、初共演にして“心霊探偵バディ”という新たなジャンルに挑んだ岡田将生と志尊淳。本作をはじめ、今年相次いで公開されるバディが活躍する映画に迫った。霊が“祓える男”冷川(岡田さん)と、霊が“視える男”三角(志尊さん)が運命の出会いによって、“心霊探偵バディ”を組み、除霊という特殊能力を使って怪奇事件に挑む本作。2人は特殊能力を持つという共通点を除けば、性格も行動も正反対の凸凹コンビ。冷川は凄腕の除霊師ながら、どこか常識離れしていてクールな印象の男。一方、三角は心優しく、常識的な書店で働く普通の青年。岡田さんと志尊さんは正反対のキャラクターを演じながらも、除霊シーンでは息ぴったりの演技を見せており、今回の初共演をきっかけにクランクアップ後も仲良しになったという2人が醸し出すバディ感は見逃せない。バディ映画はこれまでも数多くのヒット作があり、その多くがシリーズ化している。代表的な洋画には、シリーズ4作の日本興行収入が100億円を超える『メン・イン・ブラック』(1997~)や、天才的な発想の探偵と常識人で義理堅い助手のコンビが活躍する『シャーロック・ホームズ』(2009~)シリーズなど。また、ディズニーの名作『トイ・ストーリー』(1995~)もウッディとバズの凸凹コンビが活躍する。邦画では、ドラマシリーズから根強い人気を誇る『相棒』(2008~)がお馴染み。近年では熱血刑事と草食系刑事の活躍をコミカルに描いた『ラストコップ THE MOVIE』(2017)、昨年、連ドラ・映画・Hulu配信のメディアミックスで話題となった『ブラック校則』(2019)などが挙げられる。さらに、今年公開作品でもバディ映画は注目のラインアップが勢揃い。岩田剛典×新田真剣佑の『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)や、藤原竜也×竹内涼真の『太陽は動かない』(3月5日公開)などが公開予定。いずれも初顔合わせの豪華なバディを堪能でき、今年は“バディ映画”が豊作となりそうだ。『さんかく窓の外側は夜』は1月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会さんかく窓の外側は夜 2021年1月22日より全国にて公開©2021映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会©Tomoko Yamashita/libre名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月12日主演に岩田剛典、共演に新田真剣佑を迎える『名も無き世界のエンドロール』ほか、2週にわたり連続3本の出演作が公開される山田杏奈。このほど、1月8日に二十歳となった山田さんの表情にフォーカスした本作の新場面写真とコメント映像が到着。また、佐藤祐市監督がこの若き才能について語った。本作で岩田さん演じるキダと新田さん演じるマコトと強い絆で結ばれ、2人の”壮大な計画”の鍵を握るヒロイン・ヨッチを演じるのが山田杏奈。孤独な境遇で育ち、キダ(岩田さん)とマコト(新田さん)と、3人でお互いを支え合うようにして生きてきた幼馴染のひとり・ヨッチ。いつもはマコトと共にキダにドッキリを仕掛け、無邪気な笑顔で周りを明るくする太陽のような存在の彼女だが、ふとした瞬間に辛い過去が垣間見える。山田さんは自身の役柄について「キダとマコトとヨッチの3人で本当にかけがえのない時間の中で、ヨッチも2人との関係をすごく大事にしている。自分の中の信念を強く持っていて、キダとマコトといるときはお姉ちゃんみたいなところもある魅力的な人」と語る。山田さんは強い信念を持って幼馴染の2人を愛情深く見守るヨッチを、次々と表情を変えながら演じきり、監督はじめスタッフたちの度肝を抜いた。本作を手掛けた佐藤監督は、スリリングなサスペンスを描く手腕に定評があり、TVドラマから映画化され日本中を席巻した「ストロベリーナイト」シリーズや、各話放送ごとにSNSで考察が盛り上がったことも記憶に新しい「危険なビーナス」も手掛けた大ベテラン。佐藤監督は本作の物語の鍵を握る重要なヨッチ役のキャスティングを、実際に山田さんに会って決めたという。「山田さんはまだお若いですが、自分の役どころを明確に掴んでいて、最初にお会いした時から質問してくるところもすごく的を得ていました。それと同時に、監督としては一番怖い存在でもありました。繊細な表現力が必要なシーンでも理解が早く、さらにお芝居に入ると自分の意見もハッキリと伝えてくれる頼もしい存在。これからどういう風に成長していくのかすごく楽しみです」と語り、数々の名俳優たちを演出してきた佐藤監督でさえも思わず恐れるような唯一無二の表現力に最大級の賛辞を送りながら、彼女の未来にもエールを送る。2018年にオーディションで勝ち取った初主演映画『ミスミソウ』が公開されるやいなや、その内容と共に山田さんの体当たりの演技が口コミを呼び、小規模公開ながらスマッシュヒットを記録。2019年は映画『小さな恋のうた』での演技が評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。着実に俳優としてのキャリアを重ね、昨年末に公開された主演映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』でも恋に恋する女子高生のハルコをチャーミングに演じきった。そして先日20歳の誕生日を迎えたばかりにも関わらず、芸歴は既に10年目に突入。山田さん自身、20歳を迎えることについて「学生じゃなくて仕事をしている役も増えていくと思いますし、役を通じて色んな職業のことを知ったり、お芝居をすることが増えると思うので、楽しみにしています!」と未来に期待をのぞかせる。今年は、1月29日(金)からヒロインのヨッチ役で出演した本作が公開されると、翌週2月5日(金)には主演作にして『犬鳴村』に続く【恐怖の村】シリーズ第2弾『樹海村』、そして土屋太鳳&田中圭との共演が話題の『哀愁しんでれら』と続々出演作が公開され、才能溢れる20歳の勢いはますます止まらない。監督と真剣に役について会話するメイキング映像では、20歳を迎え、さらに役の幅を広げていくことが確実な心強い姿も見てとれる。果たして彼女はどのようにヨッチを演じきったのか、そしてヨッチの存在はキダとマコトの人生にどう関わっていくのか。2021年は、“山田杏奈”の名を覚えておいて損はない。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月11日岩田剛典と新田真剣佑が初共演する映画『名も無き世界のエンドロール』の完成報告会見が1月7日(木)に開催。サプライズ満載の本編にちなみ、岩田さんや新田さんらが二十歳を迎える山田杏奈にバースデーサプライズを行った。完成披露上映会として観客を入れる予定だったが、安全を第一に考え配信イベントへと変更。「本来はお客様との開催でしたが、無観客での開催となってしまったことお詫びいたします。今日は配信もされるということで、画面の向こうの皆さんと繋がっている時間を精一杯楽しみたいと思います。よろしくお願いします!」と岩田さんが挨拶すると、「マコトを演じた新田真剣佑です。今日は楽しんで行ってください!」(新田さん)、「いろいろお話でたらと思います。配信で見てくれている皆さんありがとうございます!」(山田さん)「リサ役を演じた中村アンです!よろしくお願いします!」(中村アン)とそれぞれ中継カメラに手を振った。岩田剛典、新田真剣佑&山田杏奈と同級生役も「意外と違和感なく」岩田さんが演じたのは、裏社会に身を置く交渉屋として危ない橋を渡っていきながらもマコトと共に計画を遂行していくキダ。「本当は心優しく穏やかな人物なんだけど、とある出来事をきっかけに人柄が丸ごと変わってしまう。“大人の時期”と“学生時代”のコントラストを表現できるように意識しました」と岩田さん。また、ブレザーを身に纏い学生時代も演じたことについて「幼なじみを演じたまっけんと山田さんとの学生シーンは、一番年上だし(馴染めるか不安で)考え過ぎていましたが、現場に入ったら意外と違和感なく、初日に連絡先を交換したり、和気あいあいとした雰囲気の現場で2人には感謝している」と撮影をふり返った。キダと共に10年間の壮大な計画を進めていくマコトを演じた新田さんは、「10年前から現在が描かれていて、過去を明るく出来ればラストが生きてくると思ったので、10年前のシーンはスクリーンを見てくれている人を笑顔にできるように意識して演じてましたね」と述懐。キダとマコトの幼なじみで鍵を握るヒロイン・ヨッチを演じた山田さんは「過去のパートにしか出ていないんですが、“衝撃のラスト”に深く関わっているのでヨッチという役を存在感のあるものにしたかった」とコメント。キダとマコトが10年の歳月をかけて近づこうとする政治家令嬢リサを演じ、これまでのイメージを覆すような熱演を見せている中村さんは「監督に撮影に入る前に『(演じきれるか)不安です!』と正直にお伝えしたんですけど『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』って言って下さって、無事(撮影現場の)神戸に向かえました」と背中を押してくれた佐藤祐市監督に感謝を述べた。“天真爛漫”新田真剣佑「岩ちゃんと呼ばせていもらってもいいですか!」本作が初共演である岩田さんと新田さんは、お互いの印象を聞かれると「まっけんは、イメージ通りの明るくて天真爛漫。撮影の最後の方には年の離れた兄弟のようだった」と岩田さんが仲の良さをアピール。新田さんもそれに続き、「クランクインして間もないころに岩田さんに『すみません!岩ちゃんと呼ばせていもらってもいいですか!』とお話しして、それ以降ずっと“岩ちゃん”と呼ばせてもらってます」と仲を深めるきっかけとなったエピソードを披露した。また、本作のメガホンをとった佐藤監督が、「さっき中村さんが『マスコミの皆さんを笑わそう!私が、今回のニュースヘッドラインをかっさらう』って意気込んでてね」と舞台袖でのエピソードを暴露するひと幕も。「そう今日はお客さんがいないからマスコミの方を笑わそうって話したんだけど、誰も賛同してくれなくて(笑)」とマスコミ陣を笑わせ、サービス精神旺盛な一面をみせた。今年の抱負は「エンタメ業界も復活して欲しいという希望を込めて」イベント中盤には、本作の「ラスト20分の真実」というキャッチコピーにちなんで、始まったばかりの今年をどう締め括りたいか、それぞれに新年の抱負を発表。中村さんは「ピアノを継続する」という抱負を挙げ、「元々習っていて、最近離れていたんですけど、また弾く機会があったので続けたいなと思って。集中力を高められるし、(自分は)アクティブなイメージがあるけど知的な雰囲気も出していきたい」とイメージチェンジへ意気込み。山田さんは「運動好きになる」として「私、運動をするんですけど、なかなか運動が続かなくて…そもそも運動を好きにならなくちゃいけないんだと気付いて…、続けられるよう運動の魅力を見いだせたらなと…」と悩みをぽろり。日頃から体を動かしている岩田さん、新田さんは、「興味があるものから始めていけばいいんじゃないかな」「目標を持つのがいいんじゃないのかな」とそれぞれアドバイスを贈った。そんな新田さんは「笑顔」を挙げ、「今年笑顔で終えるために仕事をひとつひとつ頑張る、という意味での笑顔です」と説明。最後に岩田さんは「復活」を挙げ、「昨年から(新型コロナの影響で)各業界の皆さんが苦しい状況で、自分もエンタメの携わらせてもらっている中でグループ活動もしているので、ライブであったりお客様と同じ環境で楽しめるものがあまりできなくて、発信したいものを100%では届けられない年でしたよね。まだ『復活』というには早いかもしれないけど、今年一年が終わるころには本当にエンタメ業界も復活して欲しいという希望を込めて『復活』にしました」と新型コロナの収束への切実な願いを語った。さらに終盤には、観る者を惑わすサプライズが登場する本作ならではの企画が登場。岩田さんと新田さんが声を揃え、「そうなんです!実は、サプライズがありまして…、せ~の山田杏奈さん!お誕生日おめでとう!」と明日1月8日に二十歳の誕生日を迎える山田をサプライズでお祝い!ケーキを模した美しいフラワーアートが贈られた山田さんはとびきりの笑顔を見せて喜びながら、「(誕生日)前日だからな~と思っていたんですけど、意外と誰も何も言ってくれなくてちょっと寂しいなと思ってたんです(笑)」と明かし、「こうしてサプライズしてもらえて嬉しいです!ありがとうございます!」と感謝。イベントの締めくくりには、岩田さんが「脚本をいただいてからこの映画が公開されるまで2年近くあったのですが、間もなく皆さんにお届けできることうれしく思います。サスペンスではありますが、自分としては、究極の純愛ラブストーリーと思っています」と語り、配信を見守る観客にメッセージを贈っていた。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月08日「(海外進出については)僕も相談を受けていました。向こう(ハリウッド)からいくつかオファーがあり、息子もどうしようかと考えていたみたいだね。だから『出たほうがいい』と、勧めました」そう語るのは、俳優・千葉真一(81)。千葉の長男・新田真剣佑(24)が今年4月いっぱいで、日本での活動を停止し、海外に進出すると報じられたのだ。“国宝的イケメン”として人気を博している真剣佑。所属事務所も退社するというが、この計画は何年も前から温められてきたものだという。「真剣佑は、かねてから『日本でだけ活動していてもダメだ』ということも言っていました。もちろんお父さんの影響も大きいと思います」(真剣佑の知人)電話取材をした千葉は、冒頭のように息子の決断について語ってくれた。「日本の映画界はマンガ(原作)に依存していて、僕は以前からそんな風潮には疑問を感じていた。だから(真剣佑の)弟の郷敦がデビューしたときには2人に、『お前たちは世界で通用する俳優になれ』『ハリウッドを目指せ』と、言いました。役柄にもよるけど、真剣佑は十分にハリウッドでも通用すると思っています。郷敦もいずれはハリウッドを目指しますが、『いまは日本で基本を学びなさい』と、言っています」――5月以降は、ハリウッドの近辺で生活するのでしょうか?「そういうことになるでしょう。アメリカで生まれた彼や弟はアメリカの国籍を持っているしね。ただ、いま携わっている映画の宣伝などもきちんとやらなければいけないとも言ったし、応援してくれる日本のファンを大切にしなさいとも言いました。それに、もちろん日本ではもう仕事をしないということではありません。今後も“いい作品”があれば、日本でも仕事をするでしょう」実は前出の知人によれば、真剣佑には、本命恋人がいるという。「昨年5月に『文春オンライン』が真剣佑の沖縄旅行について報じました。そのときに同伴していた女性です。芸能人ではありませんが、佐々木希さんにそっくりのスレンダー美人です。真剣佑は“米国移住”に際して、その彼女も呼び寄せることを考えています。コロナ禍の状況にもよりますが、恋人の渡米は夏ごろを目指しているようです」父・千葉真一に交際についても聞いてみると――。「息子も立派な大人だからね。恋愛とか結婚とかについては、本人に任せてるよ(笑)。海外進出についてもアレコレは言ってません。ただ僕にはハリウッドの経験もあるから、彼から相談があれば乗るよ。僕はいま、映画の脚本を10本ぐらい書いていて、アメリカのプロデューサーと作品化について打ち合わせをしているんだ。現代劇もあれば、時代劇もあります。僕は嘘っぱちがきらいだから(笑)、実際にあった事件をもとにした作品ばかりだね。その作品に、真剣佑が出るかどうか?彼自身が(僕が書いた脚本の)役に魅力を感じるかどうかだけど、今後、何らかの形で同じ作品に親子で関わる可能性は期待してもらっていいと思うよ」仕事に恋に意欲を燃やしている真剣佑。父にもその姿はまぶしく映っているようだ。「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月08日映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)の完成報告会見が7日に都内で行われ、岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登場した。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。初共演となった新田について、岩田は「まっけんとは、数年前の日本アカデミー賞の新人賞を受賞させていただいた時に面識はあったんですけど、今回が現場では初共演ということで。でもメディアで見るイメージまんま、すごく明るくて天真爛漫なんだなと思いましたし、現場がおわる頃には、年の違う兄弟みたいな感覚になれたかな。人懐っこい弟、じゃないですけど、関係値が築けたんじゃないかな」と良い関係となった様子。一方新田は、「クランクインして間もない時に『すいません、岩ちゃんって呼んでもいいですか』と言わせていただいて、それ以降はずっと岩ちゃんと呼ばせていただいている」と明かす。「この3人が幼なじみなんですけど、山田杏奈ちゃんはその時18歳。年のレンジはあるんですけど、前からずっと知り合いなんだろうなという雰囲気がちゃんと出てましたね。それを見てほっこりしていました」と振り返った。イベントではそれぞれ2021年の抱負も発表したが、「ピアノを継続する。アクティブなイメージを、知的な方に」(中村)、「運動好きになる。運動しなきゃって常々思ってるんですけど、続かなくて、運動の楽しさを見出せたら」(山田)と語っていく中で、新田はスクリーンの「笑顔」という言葉に疑問があるらしく、「もともともうちょっと長かったんですよ。『今年を笑顔で終えるために一つ一つ頑張る』という」と苦笑。「仕事が終わり新しい仕事になり、考えることがたくさんある。頭がパンパンになる前に、一つ一つの目の前にある仕事を頑張ろうという意味でございます」と説明した。「復活」という抱負を挙げた岩田は、「昨年から各業界の皆様が本当に苦しい状態の中、自分たちもエンタメのお仕事にたずさわらせていただいている中で、ライブイベントなども思うように100%で表現できる年ではもうなかった。今の情勢で復活というと気が早い気がしますけど、1年が終わる頃にはエンタメも復活してもらいたいし、映画館も復活してもらいたい」と祈りを込めた。最後には、8日に20歳の誕生日の迎える山田に向けて「せーの、お誕生日おめでとう!」と、岩田と新田の2人がサプライズも。「全然気づかなかったけど、意外と誰もあんまり言ってくれなくて寂しいと思っていた」という山田に、岩田は「ハタチって人生に1回しか来ないので! まあどの年も1回しか人生に1回しか来ないですけど、特別な年にして欲しいです」、新たは「僕も成人してまだ4歳なので何も言えないですけど、いろんなことに挑戦して失敗を恐れずに頑張ってください!」とエールを送った。
2021年01月07日岩田剛典(三代目J SOUL BROTHERS、EXILE)が1月7日、都内で行われた単独主演作『名も無き世界のエンドロール』の完成報告会見に共演する新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督とともに出席。2021年の抱負を「復活」とし、「昨年は同じ空間で、生で直接届けるという表現が100%思うようにはできなかった。今の情勢から、少し気が早いような気もしますが、今年が終わる頃にはエンタメが復活してほしい」とコロナ禍におけるエンタテインメント再興への強い願いを明かした。当初は有観客での完成披露上映会が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、急遽無観客での生配信スタイルで会見を実施。岩田は「画面の向こうにいる皆さんとつながっている時間を、精いっぱい楽しめれば」と無念そうな表情を浮かべていた。行成薫の同名小説を映画化。不遇の少年時代を過ごし、互いに支え合いながら育ったキダ(岩田)とマコト(新田)が10年の歳月をかけ、表と裏それぞれの社会でのし上がり、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”を実行する。岩田は裏社会で暗躍する交渉屋という役どころで、「当然、今まで演じたことのない役柄ですし、ストーリーテラーでもあるので、作品の軸としてキャラクターを成立させることを考えた」と役作りを回想。若き日の出来事がきっかけで、人生が一変するという設定で「キダは心優しく、穏やかな人柄だったが、人間まるごと変わってしまう。そのコントラストを表現できるよう、大きく演じ分けることを意識した」と話していた。出演オファーから約2年を経て、ついに作品の完成報告を迎え「感慨深いです。サスペンスはもちろん、命の重みを伝える究極の純愛ストーリー。ぜひ劇場の大スクリーンで体感していただければ」とアピールにも熱が入った。初共演となる新田とは、第40回日本アカデミー賞の新人賞を揃って受賞した“縁”もあり「まっけん(新田)はイメージまんまで、すごく明るく天真爛漫。撮影が終わる頃には、人懐っこい弟のような存在になっていた」と目を細める場面も。新田も「今回ご一緒させていただくことになり、まず“がんちゃん”と呼んでいいですかと(笑)。撮影中は、がんちゃんと呼ばせていただいた」と強い絆を結んだ“秘策”を振り返った。取材・文・写真=内田涼『名も無き世界のエンドロール』1月29日(金)公開
2021年01月07日主演に岩田剛典、共演に新田真剣佑を迎え、『ストロベリーナイト』『累‐かさね‐』などを手がけてきた佐藤祐市が監督を務める『名も無き世界のエンドロール』。まさにクリスマス・イブが舞台の重要な冒頭シーンの本編映像が解禁、“ドッキリ”を仕掛けたという2人の会話が登場している。本作の冒頭シーンは、まさにクリスマス・イブが舞台となっている。幼馴染のキダ(岩田さん)とマコト(新田さん)が、10年にも及ぶ”ある壮大な作戦”の最終章をスタートさせる重要な場面だ。キダが歩いているのは、クリスマス・イブできらびやかにライトアップされた人通りの多い繁華街。なぜかサンタクロースのコスチュームに身を包んでおり、待ちゆく人たちは物珍しそうに振り返るものの、格段気に留めている様子はない。キダは電話の向こうのマコトと何かを確かめるように少し会話を交わし、「神様がたまには世の中の為になることしろって言ってるんじゃない?クリスマス・イブなんだから」とマコトがキダをからかうと、キダは「神様なんているかよ」とすかさず反論する。短い会話だが、いたずら好きのマコトと、いつもマコトに”ドッキリ”に掛けられてしまうキダの普段の関係性が垣間見えるシーン。会話の最後には「キダ、お前にもドッキリ仕掛けといたからな」と、こんな時でもキダへのドッキリを匂わせるようなマコトの台詞も。伏線だらけの物語に、このオープニングシーンがどのように関わっていくのか…ますます、想像が膨らむ映像となっている。なお、本シーンのロケ地となったのは神戸・元町の実際の街並み。まさにクリスマス・イブといった風景だが、実際の撮影は昨年の8月に行われた。夏真っ盛りの暑い中での撮影だったが、特別に冬季限定の豪華なイルミネーションをメインストリートにあたる大丸神戸店の東側に設置し、人で溢れ返るクリスマス・イブの風景を作り出した。本作ではほかにもポートタワーや旧居留地など神戸の名所が度々登場している。『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2020年12月24日三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、EXILEのパフォーマー・岩田剛典と新田真剣佑が出演する映画『名も無き世界のエンドロール』が2021年1月29日(金)に公開される。この度クリスマスイブに合わせ、冒頭シーンの本編映像が公開された。本作は、行成薫の同名小説を映画化するもの。親がいないという共通点を持ち、支え合いながら生きてきたキダとマコトが社会の底辺からのし上がっていくというあらすじだ。「闇の交渉屋」としてのし上がっていくキダ役を岩田、表舞台でのし上がっていく会社経営者マコト役を新田、キダとマコトの幼なじみヨッチ役を山田杏奈が演じる。主題歌は須田景凪が書き下ろした「ゆるる」。公開されたのはキダが、10年にも及ぶ“ある壮大な作戦”の最終章をスタートさせる重要なシーンだ。キダが歩いているのは、クリスマスイブできらびやかにライトアップされた人通りの多い繁華街。何故かサンタクロースのコスチュームに身を包んでおり、待ちゆく人達は物珍しそうに振り返るものの、格段特に気に留めている様子はない。キダは電話の向こうのマコトと何かを確かめるように少し会話を交わし、「神様がたまには世の中の為になることしろって言ってるんじゃない?クリスマス・イブなんだから」とマコトがキダをからかうと、キダは「神様なんているかよ」とすかさず反論する。短い会話だが、いたずら好きのマコトと、いつもマコトにドッキリにかけられてしまうキダの普段の関係性が垣間見えるシーンだ。会話の最後には「キダ、お前にもドッキリ仕掛けといたからな」と、こんな時でもキダへのドッキリを匂わせるようなマコトの台詞も。伏線だらけの物語に、このオープニングシーンがどのように関わっていくのか、公開までの約1カ月間、想像が膨らむ映像となっている。なお、本シーンのロケ地となったのは神戸・元町の実際の街並み。まさにクリスマスイブといった風景だが、実際の撮影は昨年の8月に行われた。夏真っ盛りの暑い中での撮影だったが、特別に冬季限定の豪華なイルミネーションをメインストリートにあたる大丸神戸店の東側に設置し、人で溢れ返るクリスマス・イブの風景を作り出した。本作では他にもポートタワーや旧居留地など神戸の名所が度々登場するので、映画の中で束の間の旅行気分を味わえるかもしれない。『名も無き世界のエンドロール』2021年1月29日(金)公開
2020年12月24日新田真剣佑(24)が海外に進出すると12月19日に報じられた。「スポーツ報知」によると真剣佑は来年4月に所属事務所を退所し、その翌月には海外で行われる映画撮影に参加。今後は活動拠点を国外に移すという。「真剣佑さんはもともとロサンゼルス出身で、もちろん英語もネイティブ。“マッケンユウ”という名前は日本では聞き慣れない名前ですが、これは父親である千葉真一さん(81)の“世界に羽ばたいてほしい”という意向によるものです。千葉さんは『自分の手でハリウッドスターを育てる』という夢があり、真剣佑さんの海外進出はお父さんの夢を叶える一歩でもあるのです」(映画関係者)新天地に飛び込む真剣佑に、ネットではエールが続出。そんななか、三浦春馬さん(享年30)のファンからは《真剣佑くん海外進出か~!春馬くんが叶わなかった夢だ》《春馬くんの思いも背負って頑張ってほしい》《春馬君もきっとすごく喜んでくれている気がするよ》と期待の声が相次いでいる。「真剣佑さんは、三浦さんの芝居を見て役者を志すようになりました。来年3月に公開される映画『ブレイブ―群青戦記―』ではついに共演も果たし、今月14日に行われた会見では『一緒に芝居できたことは役者人生にとって宝だった』と号泣。さらに会見後、インスタに同作のロゴをアップし、そこに三浦さんのアカウントをタグ付けしたんです。そんな気持ちを三浦さんのファンも嬉しく感じていました。生前の三浦さんも海外進出を目指していました。そのため彼のファンも真剣佑さんに同じ夢を乗せているようです」父だけでなく、三浦さんのファンからも夢を託される真剣佑。その活躍を多くのひとが見守っている。
2020年12月21日佐藤健と大友啓史監督が『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』の来年公開を控えてスペシャル対談。史上初となるオンライン形式の「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」にてその模様が配信された。毎年恒例となっているジャンプのビッグイベント「ジャンプフェスタ」が、今年はオンライン開催。対談は12月20日(日)10時30分より「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」ステージにて行われた。第1作『るろうに剣心』(2012)から約10年間に渡って緋村剣心を演じてきた佐藤さんだが、ジャンプフェスタに参加するのは今回が初めて。また、本作のプロモーションとしては初めて佐藤さんと大友監督が揃って登壇するイベントとなった。「役者辞めます」とまで言うぐらいの覚悟を決めて「8年前に初めて聞いたときは、原作をもちろん読んでいて、アニメも全部観ていたので、まず『本当にできるのか?』と思いました」と、佐藤さんは振り返って告白。「ただ、オファーを頂いたタイミングで初めて皆様とお会いしたときに、『るろうに剣心』映画版のアクションはこういう感じでやりたいんだ、というイメージムービーを作ってきてくれたんです。その映像を観た時に、これなら後は自分が努力すれば、自分が頑張れば実写化が可能なのかもしれないと思えたんです。そのイメージムービーを観た瞬間にスイッチが入ってやろうと思えた覚えがあります」と当時を懐かしんだ。佐藤さんと共に駆け抜けてきた大友監督も「やっぱり漫画の実写化のハードルの高さというのは、映像を作っている人間として分かりますし、しかも『るろうに剣心』ですからね」と言う。「ただ、アクションについては、僕らのイメージムービーを観て彼の目の色が変わって、『アクションかっこよくなかったら役者辞めます』とまで言うぐらいに覚悟を決めてくれました。後はどうやって国民的な人気原作を、地に足の付けた映画として純粋に魅力のある作品にするかということを色々な視点から考え始めました。プレッシャーを感じる暇もなかったという感じでしたね」と映画化を決めたときを振り返った。剣心の過去を描く…「撮り切るまでは死ねない」!?前作から5年の月日を経て撮影されたという本作。久しぶりの撮影にプレッシャーはあったかという質問に対し、大友監督は「過去のハードな撮影の記憶が、記憶って遠くなれば遠くなるほど増幅していくんですよ。『きつかったなぁ、るろ剣』という記憶だけが、いざやるとなったら思い出してしまう。もう1回足を踏み込んでいって、しかももっとすごいものを作るってことを考え始める訳ですよ」と『るろうに剣心』を撮ることへのプレッシャーを語る。そして、佐藤さんは「『京都大火編』、『伝説の最期編』に踏み込んだ時から、剣心の過去のエピソードを『やらないわけにはいかないんだろうな』という想いがありました。だから、撮り切るまでは死ねないじゃないですけど、使命感としてありました」と今回の最終章への並々ならぬ想いを口にする。完成された本作を観たという佐藤さんは、「当然たくさんの方に観て頂きたいし、この映画をヒットさせねばならぬという使命感も当然ありますが、正直それがなかったとしても、やっぱりこのクオリティで、第1作の時からほとんど同じスタッフとチームでこの映画を完成させられたので、僕は満足しています」と、作品のクオリティに自信を覗かせた。「足が上がらなくなる」壮絶なアクションシーンの裏側また、『るろうに剣心』の醍醐味でもあるアクションシーンについて大友監督は、「アクションは谷垣健治さんがウズウズしていましたね(笑)。第1作から谷垣さんと一緒にやりましょうと連れてきているから、あの人達をどう暴れさせるかなんですよ、『るろうに剣心』のアクションは」と明かし、「あのチームにふさわしい土俵をどう与えるかということを頑張らなくてはいけない」と盟友であるアクション監督の谷垣健治についてコメント。さらに「今回は(縁役)新田真剣佑という肉体的にセンスのある人に剣心が横綱相撲でぶつかっていく構造の中で、2人の感情のモーションとエモーションが最大限に合致した戦いが最後にある」と本作のアクションについて言及。「志々雄真実(演:藤原竜也)との戦いは時代を背負った戦いだったけど、今回は2人のプライベートの感情を背負った感情のぶつかり合いをアクションにどう反映させることができるか。後は彼らが考えてくれたものを信じて、現場もそれを支えてくれるように突き進んでいくだけです」と、本作ならではアクションの極意について語った。もちろん佐藤も『るろうに剣心』のアクションシーンについて「物理的に足が上がらなくなるんですよ。特に一対多数のシーンですね。新田真剣佑との一騎打ちも大変でしたけど、僕の場合はそこに辿り着くまでに300人くらい相手にしないといけないので(笑)。物理的に足が上がらなくなるという中々ない経験をさせて頂き、大変光栄でございました(笑)」と壮絶なアクションシーンについて笑顔で振り返った。原作者・和月伸宏からの手紙を佐藤健が代読佐藤さんは「『The Final』は原作と違う、オリジナルストーリーになっているんですよ。そういう意味で、原作者の和月先生の感想というのは結構気にしていて心配でしたが、映画を観て喜んで下さったのなら、凄く嬉しいし報われた気持ちになります」と安堵を見せ、「作品に入る時もそうでしたが、入る前の準備から時間を掛けて監督とやり取りさせていただいたので、その時間がやっと報われたというか、あそこで粘って良かったなという気持ちですね」と感無量の様子。大友監督も「嬉しいですね。全体の世界観含めて、オリジンを作ってくれた方からこう言ってもらえて。僕は和月先生と一緒に作品を観て、そのあと実際に会話させていただきましたが、本当に嬉しそうでした」と明かした。最後に大友監督は「コロナ禍で当初の公開予定日から変わってしまって、作業も苦戦の連続だったんですが、より作品をレベルアップさせるべく、その3、4か月で仕上げに取り組んできましたし、手応えとしても当初より映像面や音楽面、色々な部分でかなりレベルが上がったと思っています。元々『るろうに剣心』原作・アニメのファンの皆様含めて、とにかく喜んでいただきたいという想いで作ってきましたが、今回は剣心のルーツである十字傷の話という、非常に普遍的な内容で、原作ファン、アニメファンだけではなく、多くの方々に届くような作品になっているかと思います。また前作以上の『るろうに剣心』フィーバーを起こしたいと思っています」とファンへメッセージ。そして佐藤さんは「こんなにも、時間と制作費をかけて1つの役に集中させていただける、本気でぶつからせてもらえる機会を与えてくださったことを非常にありがたく思っています。監督をはじめ、多くのスタッフやチームの皆様にも感謝していますし、そのメンバーと第1作から最後まで走り抜けたことを誇りに思いますし、こんなに長い期間、映画を制作できたのは応援して下さる皆様の支えがあったからだと思います」と、感謝の言葉で締めくくっていた。和月伸宏コメント全文大友啓史監督、佐藤健さま、そして視聴者の皆様、こんにちは。漫画家の和月です。つい先日スケジュールの都合で延び延びになっていた映画『るろうに剣心最終章The Final/The Beginning』の試写をやっと観ることができました。二作連続の強行軍、しかもどちらもハイカロリーな作品なのでがっつり疲れるかと思いきや、あっという間の四時間半。映画の世界にどっぷり心地よく浸ることが出来ました。『The Final』は「これぞ活劇」といった1、2、3をさらに押し進めた仕上がりで、そのさまはもはや〈観るアトラクション〉。見どころは原作の漫画的な表現や作風をギリギリまで活かしつつ、時代劇映画に昇華させる大友監督の辣腕ぶり。少年漫画の実写映画化を成功の道へと導いた第一人者の映像美学を存分に楽しめます。対して『The Beginning』は『The Final』と打って変わって静寂。佐藤健さんの「この人、超能力使って本当に飛んでいるんじゃないの?」と疑いたくなるような超絶アクションもしっかりあるのですが、なぜか全体の印象は白くて静か。4作品にわたって剣心を演じてくれた佐藤健さんがついに演じる緋村抜刀斎と有村架純さんが演じる雪代巴の始まりと終わりをぜひ堪能して欲しく思います。他にも制作陣の気合いの入った美術や音楽、レギュラー陣の熱演とハマりっぷり。雪代縁演じる新田真剣佑の縁っぷり等、見どころ満載です。十年前、映画第1作の制作が決まった時、正直言うと「十年以上前に終わった作品なのにありがたいなぁ。でもこれはあくまでもおまけのようなモノであまり期待し過ぎたらダメだよなぁ」と少しのん気に構えていました。それがあれよあれよと原作のラストまで映像化のまさかの全5作。おまけどころか本当に漫画家冥利に尽きます。時代劇且つ少年漫画という面倒な原作を見事映画化して下さった大友監督と制作陣の皆様、各々の役に真剣に取り組んで演じてくれた役者陣の皆様、そして実写映像化において後にも先にもこれ以上の“剣心”はいない剣心を演じてくださった佐藤健さま。ついでに集英社、何より映画『るろうに剣心』を応援し楽しんでくださる視聴者の皆様に心の底より感謝します。コロナ禍で大変ですが健康に十分気をつけて、みんな元気で来春の映画公開を迎えましょう。佐藤健×大友啓史監督のスペシャル対談完全版は12月29日(火)22時よりワーナー・ブラザース映画公式YouTubeチャンネルにて配信予定。『るろうに剣心 最終章 The Final』は2021年4月23日(金)より全国にて公開。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は2021年6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2020年12月20日映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)主演の佐藤健と大友啓史監督によるスペシャル対談が、20日に配信された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。毎年恒例となっているジャンプのビッグイベント「ジャンプフェスタ」が、今年は史上初となるオンライン形式の「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」として開催されることから『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』ステージにて対談が配信された。佐藤は『るろうに剣心』へのオファーを聞いた時の感想を「8年前に初めて聞いたときは、原作をもちろん読んでいて、アニメも全部観ていたので、まず『本当にできるのか?』と思いました」と最初は疑いの目から入ったと告白。そして「ただ、オファーを頂いたタイミングで初めて皆様とお会いしたときに、『るろうに剣心』映画版のアクションはこういう感じでやりたいんだ、というイメージムービーを作ってきてくれたんです。その映像を観た時に、これなら後は自分が努力すれば、自分が頑張れば実写化が可能なのかもしれないと思えたんです。そのイメージムービーを観た瞬間にスイッチが入ってやろうと思えた覚えがあります」と当時を懐かしんだ。佐藤と共に駆け抜けてきた大友監督は「とにかくこの企画を成功させるための幾つかの条件を考えて、やっぱり漫画の実写化のハードルの高さというのは、映像を作っている人間として分かりますし、しかも『るろうに剣心』ですからね。ただ、アクションについては、僕らのイメージムービーを観て彼の目の色が変わって、『アクションかっこよくなかったら役者辞めます』とまで言うぐらいに覚悟を決めてくれました。後はどうやって国民的な人気原作を、地に足の付けた映画として純粋に魅力のある作品にするかということを色々な視点から考え始めました。プレッシャーを感じる暇もなかったという感じでしたね」と映画化を決めた当時を振り返った。前作から5年の月日を経て撮影されたという本作だが、久しぶりの撮影にプレッシャーはあったかという質問に対し、大友監督は「過去のハードな撮影の記憶が、記憶って遠くなれば遠くなるほど増幅していくんですよ。『きつかったなぁ、るろ剣』という記憶だけが、いざやるとなったら思い出してしまう。もう1回足を踏み込んでいって、しかももっとすごいものを作るってことを考え始める訳ですよ」と語る。佐藤は「『京都大火編』、『伝説の最期編』に踏み込んだ時から、剣心の過去のエピソードを『やらないわけにはいかないんだろうな』という想いがありました。だから、撮り切るまでは死ねないじゃないですけど、使命感としてありました」と並々ならぬ想いを明かした。完成された本作を観た佐藤は「当然たくさんの方に観て頂きたいし、この映画をヒットさせねばならぬという使命感も当然ありますが、正直それがなかったとしても、やっぱりこのクオリティで、第1作の時からほとんど同じスタッフとチームでこの映画を完成させられたので、僕は満足しています」と自信を覗かせる。醍醐味でもあるアクションシーンについて大友監督は「アクションは谷垣健治さんがウズウズしていましたね(笑)。第1作から谷垣さんと一緒にやりましょうと連れてきているから、あの人達をどう暴れさせるかなんですよ、『るろうに剣心』のアクションは。あのチームにふさわしい土俵をどう与えるかということを頑張らなくてはいけない」と盟友であるアクション監督の谷垣健治についてコメント。さらに「今回は新田真剣佑という肉体的にセンスのある人に剣心が横綱相撲でぶつかっていく構造の中で、2人の感情のモーションとエモーションが最大限に合致した戦いが最後にある」と本作のアクションについて言及し、「志々雄真実との戦いは時代を背負った戦いだったけど、2人のプライベートの感情を背負った感情のぶつかり合いをアクションにどう反映させることができるか。後は彼らが考えてくれたものを信じて、現場もそれを支えてくれるように突き進んでいくだけです」と極意を明かす。佐藤も『るろうに剣心』のアクションシーンについて「物理的に足が上がらなくなるんですよ。特に一対多数のシーンですね。新田真剣佑との一騎打ちも大変でしたけど、僕の場合はそこに辿り着くまでに300人くらい相手にしないといけないので(笑)。物理的に足が上がらなくなるという中々ない経験をさせて頂き、大変光栄でございました(笑)」と壮絶なアクションシーンの思い出に笑顔を見せた。原作者の和月伸宏から2人への手紙が届けられ、佐藤が代わりに代読も。手紙を読み終えた佐藤は「『The Final』は原作と違う、オリジナルストーリーになっているんですよ。そういう意味で、原作者の和月先生の感想というのは結構気にしていて心配でしたが、映画を観て喜んで下さったのなら、凄く嬉しいし報われた気持ちになります。作品に入る時もそうでしたが、入る前の準備から時間を掛けて監督とやり取りさせていただいたので、その時間がやっと報われたというか、あそこで粘って良かったなという気持ちですね」と感無量の様子。大友監督は「嬉しいですね。全体の世界観含めて、オリジンを作ってくれた方からこう言ってもらえて。僕は和月先生と一緒に作品を観て、そのあと実際に会話させていただきましたが、本当に嬉しそうでした」と反応を喜んだ。○和月伸宏 コメント全文大友啓史監督、佐藤健さま、そして視聴者の皆様、こんにちは。漫画家の和月です。つい先日スケジュールの都合で延び延びになっていた映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の試写をやっと観ることができました。二作連続の強行軍、しかもどちらもハイカロリーな作品なのでがっつり疲れるかと思いきや、あっという間の四時間半。映画の世界にどっぷり心地よく浸ることが出来ました。『The Final』は「これぞ活劇」といった1、2、3をさらに押し進めた仕上がりで、そのさまはもはや「観るアトラクション」。見どころは原作の漫画的な表現や作風をギリギリまで活かしつつ、時代劇映画に昇華させる大友監督の辣腕ぶり。少年漫画の実写映画化を成功の道へと導いた第一人者の映像美学を存分に楽しめます。対して『The Beginning』は『The Final』と打って変わって静寂。佐藤健さんの「この人、超能力使って本当に飛んでいるんじゃないの?」と疑いたくなるような超絶アクションもしっかりあるのですが、なぜか全体の印象は白くて静か。4作品にわたって剣心を演じてくれた佐藤健さんがついに演じる緋村抜刀斎と有村架純さんが演じる雪代巴の始まりと終わりをぜひ堪能して欲しく思います。他にも制作陣の気合いの入った美術や音楽、レギュラー陣の熱演とハマりっぷり。雪代縁演じる新田真剣佑の縁っぷり等、見どころ満載です。十年前、映画第1作の制作が決まった時、正直言うと「十年以上前に終わった作品なのにありがたいなぁ。でもこれはあくまでもおまけのようなモノであまり期待し過ぎたらダメだよなぁ」と少しのん気に構えていました。それがあれよあれよと原作のラストまで映像化のまさかの全5作。おまけどころか本当に漫画家冥利に尽きます。時代劇且つ少年漫画という面倒な原作を見事映画化して下さった大友監督と制作陣の皆様、各々の役に真剣に取り組んで演じてくれた役者陣の皆様、そして実写映像化において後にも先にもこれ以上の“剣心”はいない剣心を演じてくださった佐藤健さま。ついでに集英社、何より映画『るろうに剣心』を応援し楽しんでくださる視聴者の皆様に心の底より感謝します。コロナ禍で大変ですが健康に十分気をつけて、みんな元気で来春の映画公開を迎えましょう。
2020年12月20日うちのダメ夫
あの日、私はいじめの加害者にされた
私の愛すべき家族