インターワイヤードはこのほど、花粉症に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は1月20日~23日、同社運営のネットリサーチサイト「DIMSDRIV(ディムスドライブ)」のモニター4,626人を対象にインターネット上で実施したもの。まず花粉症歴を質問したところ、現在花粉症の人は39.2%いることがわかった。一方で「花粉症になったことがない」人は55.2%、「以前は花粉症だったが今は治った」人は5.6%を占めている。現在花粉症である人の花粉症歴は「20年以上」が最も多く、14.7%。「1年未満(この1年に発症した)」人は1.4%にとどまった。また、男女ともに40代が最も多く、40代男性は44.9%、女性は43.1%となっている。また、50代以上は、年代が上がるほど割合が低い傾向が見られた。70代以上では、男女ともに2割前後しかいないことがわかる。また、50・60代以外では、どの年代も女性よりも男性の方が花粉症である人の割合が少し高くなっている。地域別に見ると、最も花粉症率が高いのは「甲信越」(49.7%)と判明した。以降、「関東」(43.7%)、「東海」(41.9%)、「東北」(38.2%)が続いている。一方で「北海道」は他の地域に比べてかなり低く、18.7%にとどまった。「どの植物が原因か」との質問には、「スギ」が圧倒的に多く、69.5%を占めた。「ヒノキ」は24.6%、「ブタクサ」は21.6%、「イネ科植物」は14.9%となっている。一方で、「どの植物が原因か分からない」と回答した人も23.4%いることがわかった。地域別では、東北以南の地域は「スギ」が最も多く、「関東」では74.6%にのぼっている。これに対し「ヒノキ」は、「東海」「近畿」「九州・沖縄」では3割を超えるものの、「関東」では21.3%と低い傾向が見られた。また「北海道」では、46.2%が「シラカバ」と回答。「スギ」は33.3%にとどまり、「ヒノキ」は5.1%と非常に低い結果となっている。続いて、現在花粉症の人に「特につらいと感じている症状」を聞くと、「鼻水が止まらない」が最も多く、72.9%を占めた。以下には、「眼がかゆい」(66.8%)、「くしゃみが止まらない」(51.0%)、「鼻がかゆい」(46.2%)が続いている。花粉症によって「生活において困ること」についての自由回答では、「コンタクトレンズが使えない」「マスクで化粧がボロボロ」「運転中のくしゃみで一瞬目をつぶってしまう」などが寄せられた。また「仕事において困ること」の自由回答では、「集中力が落ちる」が最多となった。そのほか、「会議中に眠い」「調理などの衛生的作業のため、顔を触れない」などがあがっている。一方で、「風邪なのか、花粉症なのかわからない」という意見も見られた。最後に「花粉症によるくしゃみ連発の最高記録」について質問。その結果、「5連発」した人が29.9%、「3連発」した人が22.6%と上位にあがっている。さらに「10連発」した人は14.9%と1割を超え、「20連発以上」を経験した人も4.5%いることが判明した。また、回答者の平均は「6.57連発」。これについて、2005年に行った同様の質問でも平均は「6連発」となり、10年前とほぼ変わらないことがうかがえる。
2015年02月24日日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第4報)」を発表した。第4報では、北海道のシラカバ花粉の飛散開始時期を新たに予測。また、最新の長期予報や花芽調査などに基づいて、前回予測(1月14日発表・第3報)を一部修正している。同協会では、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日以上連続して観測した場合を「飛散開始」と定義している。それによると、2月前半には九州から関東地方の多くの所で花粉シーズンに入り、東京都心でも2月8日にスギ花粉の飛散開始が確認された。2月中旬以降は中国地方から関東では晴れて気温が高い日が多く、広島(広島県)と高松(香川県)でも2月11日に飛散開始が確認されている。「九州や四国地方では、スギ花粉の飛散数が次第に増加しており、まもなくスギ花粉のピークを迎えるでしょう」と同社は発表している。今週末から来週のはじめ頃(2月21日~2月24日)は全国的に気温が高くなる所が多く、西日本はスギ花粉の飛散数が増加し、北陸や東北地方の一部も飛散開始となる見込み。北海道では、3月から4月の気温は平年並みか低い予想となっている。しかし花粉の飛散開始時期が大きく遅れることはなく、シラカバ花粉は例年並みに4月下旬から5月上旬に飛散が始まるとのこと。スギ・ヒノキ花粉の飛散数がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散数と関係があると考えられている。3月の気温は全国的にほぼ平年並みとなる予想。4月の気温は西日本では平年並みで、東日本と北日本は平年並みか低い見込みだが、ピーク時期を遅らせるほどではないという。このため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピーク時期は例年並みと予測できる。スギ花粉のピークは、福岡(福岡県)は2月下旬から3月上旬、高松(香川県)、広島(広島県)、大阪(大阪府)、名古屋(愛知県)、東京(東京都)は3月上旬から中旬の見込み。金沢(石川県)と仙台(宮城県)は3月中旬から下旬にピークを迎えるという。そして、スギ花粉のピークが終わった後は、各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込みとなっている。金沢と仙台では4月にヒノキ花粉が飛散するものの、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないという。2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年(2005年~2014年の平均値)より少ないかやや少なく、東海地方から北海道は例年並みの所が多いという。2014年の総飛散数から予測すると、北陸、関東甲信、東北地方では、前年の2~3倍となる見通し。一方で九州や四国地方では、前年に比べて非常に少なくなる見込みだという。また、2014年の夏の気象条件から考えると、西日本では例年より少ない所が多く、東日本と北日本では例年並みかやや多いと予測されている。
2015年02月19日エルカフェ(ELLE cafe)の六本木ヒルズ店は3月1日、コールドプレスジュースの新作3メニューを発売する。“K”のイニシャルを持つケールにからし菜と、二つの野菜を主役としたのが「ケークレンズ(K Cleanse)」(920円)。水溶性食物繊維を豊富に含んでおり、お腹の調子を整えるだけでなく、体内の余分な塩分を排出出来る。更に、免疫力を向上させるバジル、脂質を分解するパイナップル、コレステロールを抑えるチアシードをブレンドした。その他、「フラッシュジンジャー(Flash Ginger)」(900円)は、生姜と唐辛子が新陳代謝を効果的に改善させるジュース。運動前に飲むことで脂肪燃焼を助け、発汗を促すことも出来る。一方、「ハニービービューティー(Honey BB)」(900円)では、蜜蜂が体内から分泌した酵素で花粉を固めた“ビーボーレン”を配合。疲労回復、滋養強壮、抗アレルギーなどに効果があると言われており、これに花粉症を抑えると話題のマヌカハニーをブレンドした。コールドプレスジュースとは、野菜や果物からパルプと呼ばれる不溶性の食物繊維を取り除いたもの。食材が持つビタミンや酵素などを損なうことなく、消化器官に負担をかけずに摂取出来る。更に、水溶性の食物繊維による整腸効果も期待出来るとのことだ。
2015年02月19日東京都などはこのほど、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは日本医科大学大学院医学研究科 頭頸部・感覚器科学分野の大久保公裕教授が「花粉症予防と対策及び治療に関する最新の話題」との題で講演し、花粉症治療の現状や展望などについて解説した。○花粉症はどのように発症するのか最初に大久保教授は、スギ花粉症発症のメカニズムについて解説した。花粉(抗原)が体内に侵入してくると、かゆみや炎症を引き起こす化学伝達物質をたくわえている「肥満細胞」に、花粉に対する抗体(IgE抗体)が付着するようになる。花粉との接触を何年も何回も繰り返すうち、IgE抗体が付着した肥満細胞が増加していき、ある一定のレベルに達すると「感作」が成立する。感作はアレルギーを発症する1段階手前とも言える状態だが、この時点でアレルギーを発症する確率は50%以上となる。感作の状態で抗原が再侵入してくると、肥満細胞に付着しているIgE抗体が「抗原抗体反応」と呼ばれる反応を起こす。それに伴ってヒスタミンなどの化学伝達物質がまき散らされることで、くしゃみなどの症状が出るようになる。大久保教授は、スギ花粉症の有病率は1998年に比べて2008年ではほとんどすべての年代で増えていると話す。「有病率は決して高くないのですが、一回かかると治りづらいということがわかります」と、完治がなかなか難しい花粉症のやっかいな性質を指摘した。○花粉を寄せ付けないための簡単な行動そんな花粉症の悩みから抜け出すにはどのようにしたらよいのか。大久保教授は2つの観点から「対花粉症」の解説をしてくれた。抗原の除去と回避2つの「対花粉症」のうちの1つは、日常生活においてなるべく抗原(花粉)を寄せ付けないように努めることだ。特別な施術などをすることなくスギやヒノキの花粉を回避するには、下記のことに取り組むとよいという。■飛散の多いときの外出を控える■飛散の多いときは窓・戸を閉めておく■飛散の多いときは外出時にマスクやめがねを着用する■外出時に毛織物などのコートは避ける■帰宅時は衣服や髪をよく払ってから入室する■帰宅時に洗顔、うがいをして鼻をかむ■掃除を励行する○自ら実施できる舌下免疫療法そしてもう1つの対策方法が、根本的解決を目指す「免疫療法(減感作療法)」だ。免疫療法(減感作療法)対症療法の薬物療法とは異なり、免疫療法は"治癒"が期待できる根治療法だ。小児期に行うと他抗原の感作を抑制し、他のアレルギー疾患の合併を減少させる効果があるとされている。免疫療法の中でも特に近年注目を集めているのが、「舌下免疫療法」(舌下減感作療法)だ。これは抗原のエキス、すなわちスギ花粉症ならばスギ花粉エキスを舌の下側(舌下)に滴下し、一定時間その状態を保ったあとで飲み込むというものだ。注射などによる「皮下免疫療法」よりも全身性の副作用が出るリスクが少ない可能性があるそうで、通院せずに自宅で自ら"治療"できるというメリットもある。実際、スギ花粉による症状が緩和できたという臨床試験例もある。花粉症患者531人はシダトレン(スギ花粉エキス舌下液)とプラセボ(偽薬)のいずれかを、スギ花粉飛散期1年目の約9~20週間前(中央値18.9週間)からスギ花粉飛散期2年目が終わるまでの最長83週間にわたって、1日1回、舌下に滴下。患者はそれを2分間保持した後に飲み込み、その後5分間はうがいと飲食を控えていた。2つのグループの差は、総合鼻症状薬物スコアと総合眼症状薬物スコアで調べた。これらのスコアは症状と薬物併用状況を点数化したもので、スコアが低いほど症状が軽いことを意味している。その結果、シダトレンを舌下に滴下することで、スギ花粉飛散期2年目では、平均4割のアレルギー症状の程度の軽減が確認された。特に花粉飛散のピーク期間で顕著に症状がやわらいだという。そして、治療をやめた後のシーズンも、治療効果が続いている実感を伴っている人が多いこともわかっている。ほかの試験でも、舌下免疫療法によって患者のQOL(生活の質)に改善が見られたという報告もされている。○患者自身の理解力や自己管理能力が必要舌下免疫療法は自ら行うだけに、治療に対する理解や毎日しっかりと投与を行えるだけの自己管理能力も求められる。事実、大久保教授も「(アレルギー症状の原因となる)自分にとっての『異物』を持って帰ってやる治療法なので、それを理解していない人にはできません」とクギを刺す。それでも、自分の努力次第でつらいアレルギー症状をコントロールできるというのであれば、トライしてみる価値はあるといってもよさそうだ。「毎日やる必要のない免疫療法がないか、5~6回注射するだけでスギの反応性を落とせないか、そういったことも考えて免疫療法は続いています」と大久保教授が話すように、免疫療法は日々、新たな可能性を模索している。重度の花粉症に悩みながらも、これまで一度も医療機関を訪れていないという人もいることだろう。そういう人は一度医師と相談してみて、できる限りよいQOLで花粉症シーズンを乗り切るように試してみてはいかがだろうか。
2015年02月18日ウェザーニューズは2月13日、関東全域、東海、甲信、九州の一部で"花粉シーズン"に突入したことを発表した。同社は、全国1,000カ所に花粉観測量に応じて目の色が変化する独自の花粉観測機「ポールンロボ」を設置。そして、各都道府県の3割の「ポールンロボ」が花粉を10個以上観測した日が2日以上あった場合に「飛散開始」と定義している。これによると、2月12日は関東(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県)、静岡県内、山梨県内の3割以上、長崎県や宮崎県内の5割以上の観測地点において、10個に達したという。関東や山梨県では、2日以上という条件を満たしていないものの、今後も飛散が徐々に増える見込みであることから今回の発表に至った。花粉シーズンインの時期は、昨年と比べて関東では18日、山梨県では13日、宮崎県では11日遅くなり、長崎県と静岡県では4日早まっている。2月中旬は、西日本を中心に春の気配を感じられるほど暖かい日や、風が強まる日もあるため、西~東日本の太平洋側でも続々と花粉シーズンに突入する予想。また2月下旬は、まだ冬の寒さになる日が多くなるものの、冬型の気圧配置が緩んで寒さが和らぐ日もあり、そのタイミングで山陰など西日本の日本海側では花粉シーズンに突入する見込みだという。平年(2008~2014年)と比べると、東北や北陸では3~7日程度遅く、その他のエリアでは平年並みのシーズンインとなる予想。なお花粉シーズンに入った後、1週間から10日くらいで本格的な飛散シーズンに突入する。九州では3月上旬、関東から中国・四国の各地では3月中旬にスギ花粉の飛散ピークを迎える予想だという。また、スギ花粉の飛散量がピークを過ぎた後は、桜の花が咲く頃にヒノキ花粉の飛散量が増え、西~東日本では4月上旬~中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる見通しとのこと。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、東北や関東、中部では平年(2008~2014年平均)の110~150%と多くの花粉が飛散する予想となっている。近畿では平年と同程度~130%となる見込み。一方、その他の西日本の飛散量は平年より少ない所が多く、中国・四国では平年の80~90%程度、九州では平年の70~90%程度となる見通しだという。また、昨シーズンと比べると、東北~近畿は飛散量が多く、特に関東を中心に2~3倍(200~300%)となる見通しとなっている。一方、中国・四国以西では、四国(太平洋側)~九州を中心に昨夏の天候不順の影響が大きく、昨シーズンの70~90%となる地域が多い予想。特に、高知県・徳島県・佐賀県・大分県・宮崎県・長崎県では、昨年と比べて大幅に少なく、50~60%程度となる見通しだという。
2015年02月16日東京でも、2月11日よりスギ花粉の飛来が発表されました。花粉症の皆さん、対策はお済みでしょうか。オススメの対策法は、宇宙服を身につけることです。宇宙服を着れば地球の外でも暮らせるのですから、花粉ごとき簡単に防げるに違いありません。ただファッションの観点から見ると、この格好はあまりよいとは言えません。全身が守られているので、男性には「付け入るスキのない女だ」という印象を与えてしまうでしょう。同じ女性からも、「無機質で冷たい」という印象を持たれ、翌日から誰も話しかけてくれなくなるかもしれません。いくら花粉から身を守るためとは言え、大切な人間関係を壊したくはないですね。ここにも、宇宙服のような完璧な防護服に身を包んだ研究員たちがいます。二人しかいないということは、仰々しい防護服のせいで、他の研究員たちから見放されてしまったのでしょうか…。しかし、たった二人だけでも新薬の開発に成功した様子。その新薬とは、アレルギー専用眼科薬「マイティア(R)アルピタットEXα」シリーズです。この新しい目薬は、目のかゆみを抑える「抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンマレイン酸塩)」を、従来品(※1)の2倍もの量を配合しています。(※1:従来品とは、「マイティア(R)アイテクト(R)アルピタット」シリーズ)そもそも花粉症で目がかゆくなるのは、目に入ってきた花粉を異物(抗原)とみなすのが原因です。そこで対抗するためにつくられた抗体が、目の粘膜内にある肥満細胞と結合することで、ヒスタミンなどを放出し、知覚神経を刺激します。すると、目のかゆみが生じるのです。抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンが知覚神経を刺激するのを防いでくれます。「マイティア(R)アルピタットEXα」シリーズは、この抗ヒスタミン成分を最大濃度配合(※2)しているとのこと。これまでの目薬ではあまりかゆみをおさえられなかったという人にとって、頼りになりそうですね。(※2:一般用眼科用薬製造販売承認基準)それでは、この新薬によって、解放された研究員たちの様子をご覧ください。この清々しい笑顔。もうこれからは、大げさな防護服のせいで他の研究員たちからのけ者にされてしまうことも、きっとなくなることでしょう。よかったですね! …もちろん、これらのストーリーはCMの演出によるものでフィクションですが、開発された目薬の性能は現実のものなのでご心配なく。シリーズは、「マイティア(R)アルピタットEXα(クールタイプ)」と、「マイティア(R)アルピタットNEXα(ノンクールタイプ)」の2つのラインナップ。いずれも第2類医薬品、メーカー希望小売価格¥1,800(税抜)で、現在発売中です。・千寿製薬 公式サイト
2015年02月16日暖かな陽射しを感じるようになれば、あの嫌なシーズンがやってくる。まさに花粉の到来だ。一説には日本国民の約10~20%が罹患しているといわれる“花粉症”。しかし、皆さんが受けている花粉症の治療には、思わぬ落とし穴がある。今では、耳鼻科や内科などでも「くしゃみ」や「鼻水」だけでなく「眼のかゆみ」や「充血」などに点眼薬や内服薬を処方してもらえるが、病院やクリニックによってはドクターが医薬品の効能や用量・用法を正確に理解しておらず、症状がなかなか治らないということが起こっている。コンタクトレンズ使用者においては、レンズによって点眼薬が異なるため、誤った処方をして、眼に傷を負わせるなどのトラブルも発生しているらしい。やはり、それぞれの専門医に診てもらうこと。そして、早期予防が一番効果的なため、症状が出る前に最寄りのクリニックへ行くことがオススメである。そこで今回、眼科による花粉症の治療に詳しい、JR東浦和駅近くにある「柳崎眼科クリニック」の竹井浩明院長にお話を伺った。ベストメガネコンタクト東浦和店と併設している同院は、今年1月30日にリニューアルオープンしたばかりで、飛散量がピークの時期には1日で最大100名前後の患者さんを治療するという地域に根差したクリニックだ。○スギ・ヒノキの飛散量は例年並みの多さ。まずは、2015年の花粉の飛散量はどの程度なのか。その傾向についてうかがった。竹井院長: 「今年の関東地方でのスギ及びヒノキ花粉の総飛散量は、例年並みというものの花粉飛散量が少なかった前年よりは多いという予測です。特にスギが多い傾向です」花粉症の中でも患者数が最も多いとされるスギが昨年と比べて、花粉の飛散量が多いということなら油断は禁物だ。スギ花粉の飛散が始まるのは、通常は2月の2週目2月9日~10日あたり。ピークの時期が2~5月なので、これからが特に要注意だ。○薬を飲んでも、眼のかゆみが治まらないケースもある。花粉症にかかると、ほとんどの人が耳鼻科や内科に通院している。その理由のひとつが、「眼のかゆみ」「充血」「涙がでる」などの『季節性アレルギー性結膜炎』に罹っても耳鼻科などで点眼薬や内服薬を処方してくれるからだ。竹井院長: 「『眼のかゆみ』だけでなく『鼻水』『くしゃみ』など、その症状に合わせて効き目のある薬を選ぶので、耳鼻科や眼科でも処方する薬は変わりません」患者さんもいくつもの病院を周るよりは、一つの病院でまとめて処方箋を出してもらえたほうが楽なので、そういう選択をするのは無理もない。しかし、それが必ずしも花粉症の治療に最適だと限らないと竹井院長は危惧している。竹井院長: 「薬の用量・用法をきちんと理解しないまま、処方している病院・クリニックなども少なくありません。例えば、薬の種類によりますが『眼のかゆみ』があるにも関わらず、抗アレルギー薬だけを処方していては、いつまで経ってもかゆみが軽減されないということがよくあります。いつ始めるかという治療の時期などによっても、使う薬は異なってきますから、患部の症状や薬の効用など、あらゆる状況を把握して適切な治療ができる専門医に診てもらうのが大切です」○コンタクトレンズ使用者は、要注意!最近特にトラブルとして多いのが、コンタクトレンズをしている患者さんへの花粉症の治療である。竹井院長 「コンタクトレンズのハードとソフトで違うのはもちろん、ワンデー、マンスリーなど、ソフトタイプの中でも種類によって、使う点眼薬は変わってきます。懸濁液(液体の中に粒子が分散して、濁っている状態)などのように振って使う点眼液は、溶け残ったものがコンタクトに付着して目を傷つけてしまう可能性があるので、コンタクトレンズでは一切使えません。こうしたことを理解しておかないと、思わぬトラブルになりかねません」眼科以外ではコンタクト装用者の治療までは、理解していないケースが多いという。花粉症の患者さんにとっては、これからの季節を快適に過ごせるかどうかは、適切な治療にかかっているといっても過言ではない。「各専門領域のドクターに診断してもらうことも大切ですが、一番は初期療法です。花粉症の症状がでる前に治療を始めたほうが効果的」と竹井院長は言う。気になる人は、いますぐ身近なクリニックへ。○今回お話を聞いた柳崎眼科クリニックとは?柳崎眼科クリニックはJR武蔵野線東浦和駅から徒歩7分にある眼科医院で、土・日・祝日の診療も行っています。個人眼科では数少ない検査機器も導入しており、健康診断や人間ドックで、眼科を受診するように指示された方も、精密検査を行うことができます。
2015年02月16日ヤフーは2月12日、「Yahoo! 地図」において全国の花粉飛散情報を地図上に反映する「花粉情報」の提供を開始した。配信期間は5月末までを予定。同コンテンツは、「Yahoo! 天気・災害」にて提供する情報と連携。日本国内の観測地点102カ所の花粉飛散情報をもとに、花粉量に応じた5段階の「花粉顔アイコン」を表示する。花粉量が多くなるにつれアイコンの表情が"怒り顔"になり色味や形も激しくなるなど、一目で花粉の飛散情報がわかるよう地図上に可視化しているという。朝と夕方の1日2回更新で、当日だけでなく2日後までの花粉量予測も地図上に反映する。なおスマートフォンアプリ版では、利用者が設定した地域の花粉量予測の通知機能を実装する(Android版は2月12日より、iOS版は2月中旬以降に実装)。これにより、毎週日曜日の夕食時間帯に翌月曜日の花粉量予測が自動で届くという。同コンテンツは、 PC版、アプリ版(iOS、Android)、スマートフォンブラウザ版に対応。
2015年02月13日一般財団法人日本気象協会とP&Gは2月9日、花粉飛散ピークとPM2.5に備えて共同開発した「部屋干し指数」の情報提供を開始。同日、共同記者発表会を行った。「部屋干し指数」とは、「天気」だけでなく、洗濯物に付着してしまう花粉やPM2.5といった大気の汚れも条件判断に含めて5段階で指数化したもの。算出方法は、日本気象協会の天気・風速・花粉の飛散量予測・PM2.5の分布予測と、アレルギー専門医の清益功浩氏が監修した洗濯物の花粉付着モデル実験の結果を掛け合わせている。これにより、洗濯物を乾かす際に、屋外干しよりも部屋干しがふさわしい環境であるかを判断できるという。○花粉対策の3原則日本気象協会が1月14日に発表した「2015年春の花粉飛散予測(第3報)」によると、スギ花粉は2月上旬から飛散を開始。北陸、関東・甲信、東北地方の花粉飛散量は前年の2~3倍となることが予測されている。清益氏は、花粉対策の3原則として「花粉症の症状を軽減すること」、「花粉の体内への侵入を防ぐこと」、「花粉を室内に持ち込まないこと」をあげた。まず花粉症の症状を軽減するためには、「抗ヒスタミン薬」「抗ロイコトリエン薬」などの内服薬をできるだけ早い時期に服用することだという。このほか、スギ花粉エキスを体内に吸収させる「皮下免疫療法」や「舌下免疫療法」なども有効とのこと。次に花粉の体内への侵入を防ぐ方法として、飛散量の多い日は外出を控えること、外出する場合にはマスクとメガネを装着することをあげている。そして、花粉を室内に持ち込まないためには、洗濯物などの衣服の扱い方がポイントとなる。具体的には、「花粉が付着した衣服をはたくことと、洗濯物を屋外干しから部屋干しに切り替えることがあげられます」と清益氏。実際に、清益氏が監修した花粉付着モデル実験では、花粉の飛散量が多いと「ウール」「綿」「ポリエステル」の3種類の衣服素材への付着量も多いことがわかっている。○正しい洗濯物の干し方とは?同発表会には、"洗濯王子"こと洗濯アドバイザーの中村祐一氏も登場。中村氏は、部屋干し特有の嫌なニオイの原因を「洗濯物の湿り気によって衣類に繁殖した雑菌」とし、それを防ぐための洗濯物の洗い方と乾かし方のポイントを伝授した。洗い方のポイントは、洗濯物を溜め込まず、できるだけこまめに洗濯することだという。そして、濡れた洗濯物を洗濯機に入れたまま長時間放置しないこと。さらに、洗浄力が高く雑菌臭に強いタイプの洗濯用洗剤を使用することだという。そして、乾かし方のポイントは2つ。エアコンや除湿機などで空気を循環させることと、洗濯物の空気に触れる表面積を増やすようにして干すことだという。具体的には、ジーンズなどの厚手のボトムスは裏返しにし、洗濯バサミなどを使って筒状(履いた時と同じような状態)にして干す。そうすることで、空気が通りやすくなり、型崩れも防ぐとのこと。また、フードのついたパーカーなどは、腰部分をハンガーにかける"逆バンザイ干し"にすると、空気に触れる表面積が広がって乾きやすくなるという。なお部屋干し指数は、日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」にて閲覧できる。8時と18時の1日2回更新。配信期間は5月末までを予定している。
2015年02月13日ウェザーニューズはこのほど、同社が提供するスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」(一部有料/月額・税別300円)にて「花粉対策info」の配信を開始した。同コンテンツは、当日の花粉飛散予想と、ユーザーの症状に合わせた対策を通知するサービス。受信時間は6時と7時から選択できる。「花粉症は症状のタイプや強さが一人ひとり違うため、症状に合わせた対策が必要」と同社。そこで、過去10年にわたって蓄積した全国のユーザーの症状報告をもとに花粉飛散量と症状の出方を検証し、症状別に16パターンの対策方法を割り出したという。まず、同アプリの「花粉Ch.」内にある「My カルテ」のチェックシートで症状に関する質問に回答すると、花粉症のタイプが自動判定される。花粉症のタイプは、鼻・目・肌・のどへの症状の出方によって16パターンに分類され、症状別に対策を通知する「花粉対策info」に活用されるという。「花粉対策info」では、「Myカルテ」で判定された花粉症のタイプ、ユーザーが日頃行っている主な対策、当日の花粉飛散予測をもとに対策を決定。「今日の対策」として、「マスク対策必須なレベル」「必要な対策は点鼻薬です」などのアドバイスが表示されるという。なお「臨時花粉対策info」を受信する設定にしておくと、昼や夜の時間帯に対策が必要なレベルの花粉が観測された場合にも臨時で通知される。
2015年02月12日ヤフーは12日、「Yahoo!地図」において期間限定で花粉情報の提供を開始した。5月11日までのサービスとなる。PC・スマートフォンのブラウザもしくはiPhone、Androidアプリ「Yahoo!地図」で閲覧できる。花粉情報は、スギ花粉を中心に花粉の飛散予測情報を地図上に表示するサービス。画面上の花粉ボタンを押すだけで、「非常に多い」「多い」「やや少ない」「少ない」「飛散開始前、ほぼ終了、欠測」を意味する5種類のアイコンで表現される。予測情報は当日を含む3日分の情報が閲覧でき、1日に2回更新される。スマートフォンアプリでは、翌日の飛散予測が非常に多い場合に、前日の19時頃に通知するプッシュ通知にも対応する。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月12日くしゃみや鼻水が止まらず、さらに頭がボーッとしてくると、「風邪を引いたかな?」と思いますよね。しかし、じつは花粉症の初期にも、似たような症状が見られるのだとか。2月から3月にかけて花粉が飛散する時期にこれらの症状に見舞われたら、もしかしたら風邪ではなく花粉症かもしれません。そこで今回は、花粉症と風邪の見分け方をご紹介。さらに2015年春の花粉情報もお届けします!○熱っぽいと思ったら花粉症だった!花粉症に悩むマイナビニュースの読者300人に、花粉症と風邪、どちらか迷ったことがあるか尋ねたところ、「はい」と答えたのは15.0%とやや少なめ。もしかしたら、花粉症の初期症状が風邪と似ていることに気付いていない可能性もあるかもしれませんね。どちらか迷ったことがある人たちにその顛末を聞いてみると、「ついに自分も花粉症になってしまったかと思ったけど単なる風邪でした」(25歳女性/不動産/事務系専門職)という「風邪」派はごくわずか。ほとんどの人が「花粉症」だったことがわかりました。・「最近鼻水が止まらないと思っていていくら鼻炎カプセル飲んでも効果ないと思ったら花粉症でした」(35歳男性/機械・精密機器/技術職)・「初めて花粉症になったとき、のども痛いし熱は出るしでわからなかったから」(28歳女性/人材派遣・人材教育/事務系専門職)・「風邪で絶対花粉症じゃないと意地を張っていたけれど、アレルギー検査であっさり発覚」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「喉が痛くて鼻が出たり詰まったりするし、熱っぽい感じがしたので、風邪だと思ったが、耳鼻科に行ったら花粉症と言われ、鼻が詰まるせいで夜に口を開けて寝ることによる乾燥による喉の腫れなどで、風邪ではなかった」(26歳女性/金融・証券/専門職)まさに風邪の症状と似ていますね。「そもそも、花粉症という病名を知る前、ずっと風邪だと思っていました」(50歳以上男性/電機/技術職)という意見も見受けられました。症状から風邪だと思ってしまう人は多いようですが、中には「花粉症だと思ったら、花粉症と風邪の両方だった」(35歳男性/情報・IT/技術職)という意見もあり、ますますどちらかわからなくなってしまいそうです……。○「目」の症状もチェック!アンケートによれば、本当は花粉症だったのに、勘違いして風邪薬を飲み続けていた人がチラホラ。そこで、花粉症対策の専門家である、ベストメガネコンタクト武蔵浦和店の高木香乃(たかぎ かの)さんに見分け方を教えてもらいました。――風邪と花粉症、どちらも症状が似ていますが、見分ける方法はありますか?高木さん「くしゃみが立て続けに何度も出る場合は、花粉症の可能性大。風邪だったらそこまで連続しないものです。また、透明でさらさらの鼻水が出ることも、花粉症の特徴です」――風邪のときにも、さらさらの鼻水が出ることがありますが……。高木さん「風邪の場合は、最初はさらさらしていても、だんだん黄色っぽく粘着質な感じに変わっていきます。風邪と比べるとひどい鼻づまりに悩まされるのも特徴で、鼻の通りが一度よくなったと思っても、すぐにつまってしまいます」――鼻水の状態をチェックすることもポイントになりそうですね。ほかにも、花粉症の特徴があれば教えてください。高木さん「目のかゆみや充血、涙、異物感といった、目にも症状があらわれます」○花粉の飛散時期&量は例年以上!――今年の花粉は、いつごろから飛び始めるのでしょうか?高木さん「北日本は例年並みですが、西日本・東日本は2月下旬から。例年より早く花粉の飛散が始まると予測されています」――例年より飛散時期が早いということは、花粉の量も多くなるのでしょうか?高木さん「花粉飛散量は平年の1割増、東日本は3割増とやや多い予想です。もっとも飛散量が多いのは関東で、平年より5割と増加する見込みです」――ありがとうございました。高木さんによれば、「関東では例年より早く、例年以上の花粉が飛散する」とのこと。ある日突然、花粉症が発症することも珍しくないそうです。読者アンケートでは花粉が飛散する「2月(20.7%)」「3月(17.7%)」に花粉症対策を行う人は約4割でしたが、メガネやマスクなどを使って早めに対策することで症状をやわらげることができるといわれています。つらい目にあわないためにも、これからやってくる本格的な花粉シーズンに早めに備えたいですね。
2015年02月10日MSDはこのほど、花粉症・アレルギー性鼻炎情報サイト「花粉なう」において、期間限定コンテンツ「花粉飛散予報」をオープンした。「花粉なう」は、花粉症に悩む人へ向けて、花粉症対策に役立つ情報を提供するウェブサイト。花粉症の知識をゲーム感覚で習得できる「花粉症道場」と「花粉症の基礎知識」をはじめ、さまざまなコンテンツをそろえている。今回オープンした「花粉飛散予報」では、毎日更新される全国132地域の1週間分の花粉飛散量を5段階で表示する。また、スギやヒノキなど飛散している花粉情報を7パターンで提供。自分の地域における花粉量と飛散している花粉の種類を一目で確認することができるという。同コンテンツの掲載期間は5月末までとなり、パソコンおよびスマートフォンで閲覧できる。
2015年02月07日日本調剤は2月5日、「花粉症の実態と対策」の調査結果を発表した。同調査は1月16日~19日、これまでに花粉症と自覚・診断されたことがある全国の20~70代以上の男女1,198人を対象に、インターネット上で実施したもの。まず「花粉症の症状がひどい季節」について聞いたところ、「春(3月~5月)」と回答した人が85.1%と圧倒的に多かった。また、花粉症で起こる症状のトップ3には「目のかゆみ」(80.6%)、「くしゃみ」(72.6%)、「鼻づまり」(66.4%)があがった。次に「花粉症の治療で病院に行くか」を聞いたところ、「病院に必ず行く / 行く場合もある」と回答した人は約6割を占めた。「病院に行く」割合が最も高いのは、女性70代以上の層であることがわかった。一方で「病院に行かない」人も約4割おり、その理由としては「我慢できる程度だから」(44.6%)、「面倒だから」(33.5%)が上位にあがっている。また、病院に行く人に「1回の診察費や治療薬費でかかった費用」を聞いたところ、「1,000~2,000円未満」が最も多く、36.2%を占めた。男女ともに70代以上の後期高齢者では、「1,000円未満」が最も多いことがわかった。続いて「花粉症の治療薬を使用するタイミング」を聞いたところ、内服薬、外用薬ともに「花粉症の症状が出てから使用する」(内服薬: 29.6%、外用薬: 38.0%)、「症状がひどい時だけ使用する」(内服薬: 24.1%、外用薬: 23.5%)が上位にあがった。これらを合わせると、半数以上の人は花粉症が発症してから治療薬を使用していることがわかる。花粉症の治療薬を使用している人の満足度を調査したところ、「満足している」人が10.0%、「やや満足している」人が44.5%を占めたものの、半数近くの人は治療薬に満足感を得ていないことがわかった。さらに、「花粉症の治療薬の影響」について聞いたところ、内服薬は「特に影響はない」との回答が最も多く、42.8%を占めた。次いで「眠気」(36.8%)、「口や目の渇き」(26.6%)、「ボーッとする・集中力の低下」(24.7%)があがっている。そこで、「治療薬の影響が出た場合は医師や薬剤師に相談するか」を聞いたところ、約7割の人が「必ず相談する / 相談することもある」と回答した。最も相談する人が多いのは、女性40代で83.0%を占めている。
2015年02月06日東京都などはこのほど、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは、日本医科大学大学院医学研究科 眼科学分野の高橋浩教授が「眼科からの花粉症予防と対策」との題で講演し、目のアレルギーや治療薬、花粉症患者の目のケア方法などについて解説した。○花粉症とは季節性アレルギー性結膜炎のことそもそも花粉症とは、スギ花粉やヒノキ花粉などの花粉によって起こるアレルギー疾患のことであり、特にそのアレルギー症状は目と鼻で起こりやすい。目のアレルギーには、即座に反応が出るものに「季節性アレルギー性結膜炎」と「通年性アレルギー性結膜炎」があり、やや時間をおいてから反応が出るものに「アトピー性角結膜炎」「春季カタル」などがある。いわゆる花粉症は、「季節性アレルギー性結膜炎」に該当する。その症状はかゆみや充血、流涙などがあるが、花粉症シーズンにこれらの症状が出ているからといって、自分で季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と決めつけるのは危険だと高橋教授は話す。「花粉症はいろいろなアレルギー性結膜炎の一つにすぎません。(発症の)原因はダニ(による通年性アレルギー性結膜炎)で、それがたまたま時期が(花粉シーズンと)重なっただけかもしれません。これらの(かゆみ、充血などの)症状を見て花粉症と決め付けるのは早いです」。高橋教授によると、季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)と同じような症状を呈する結膜炎が他にもあるそうで、その代表的なものが『ウイルス性結膜炎』、いわゆる『はやり目』だという。花粉症だと思い込んで生活していると、周囲に感染させてしまうなど、思わぬ"被害"を与える可能性もある。季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)かウイルス性結膜炎かはっきりと判明するまで、注意が必要だと高橋教授は警鐘を鳴らした。○万全の予防策をしても、すべての花粉は防げない少しでも花粉症の症状を和らげるためには、予防やセルフケアが大切だ。■帽子を着用する■めがね、または花粉症用ゴーグル型めがねを着用する■マスクを着用する■スカーフを着用する■髪をまとめる■凹凸のない素材の衣服を着用するこれらの予防策をとるのが好ましいが、高橋教授は花粉による曝露(ばくろ)を100%防ぐことはできないと指摘。どれだけ予防策を講じても、すべての花粉をシャットアウトすることは不可能だと覚えておこう。治療に関しても解説してくれた。眼科では季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)の治療には、肥満細胞安定薬と抗ヒスタミン薬を用いるのが通例。それでもどうしてもかゆみが治まらない場合は、ステロイドを使用することもある。肥満細胞安定薬は効果が出るまでに時間がかかるため、「花粉が飛び始めたら点眼するのが良い」と話した。一方の抗ヒスタミン薬は、かゆみへの即効性に優れるのが特徴だ。最近はこの2つの要素を備えたものも多いので、点眼薬選びの参考にするのもいいだろう。○過度の洗眼・点眼がさらなる危険を招く恐れも最後に、高橋教授は季節性アレルギー性結膜炎(花粉症)に悩む人に知っておいてほしいことについても言及した。ドライアイは花粉症を悪化させるアレルギー性結膜炎に負けないくらい患者が多いと言われているドライアイ。ドライアイとアレルギー性結膜炎は似たような症状が出るが、両者は互いに「負の相互作用」がある。すなわち、ドライアイがアレルギー性結膜炎を悪化させ、アレルギー性結膜炎がドライアイを悪化させる。どちらにも該当するという人は注意が必要だろう。過度の洗眼・点眼は危険過度の目洗いは、目を閉じた状態からパッと目を開いた際に目元に現れる「涙の膜」の維持機能を低下させる恐れがある。この涙の膜の維持機能が低下していくと、涙の量は普通でもドライアイの症状が出てくる。「曝露(ばくろ)されてしまった目の花粉を取り除くという考え方は正しいですが、やりすぎはよくないです」。洗う際には防腐剤なしの人口涙液がお薦めだという。同じく過度の点眼にも注意が必要で、使用する点眼薬は防腐剤なしのものがいいとのこと。2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼をしないコンタクトレンズはさまざまな成分を吸着する。花粉が吸着されていることもあるし、点眼薬が吸着されていることもある。1dayタイプやハードコンタクトの上から点眼しても大丈夫だが、2weekなどのソフトコンタクトレンズの上から点眼するのは避けるようにしよう。○花粉シーズンを快適に過ごすための努力を花粉症の症状がひどくなると、意識が目や鼻にばかりいってしまい仕事や家事に集中できなかったり、倦怠(けんたい)感やだるさに悩まされたりする。ただ、高橋教授が解説してくれたように、点眼や洗眼など「目のために良いだろう」と花粉症患者が思ってやっていることが、実は自身の目をさらなる危険にさらしている可能性もある。それでは元も子もない。自身の目のケア方法に不安や疑問がある場合は、しっかりと医師に相談した上で、少しでも花粉シーズンに快適に過ごせるよう、努めてもらいたい。
2015年02月05日そろそろ花粉症が気になるシーズンですね。花粉症の人にとっては、憂鬱な日が続きます。少しでも楽に過ごせるように、今から対策を考えたいものです。室内の花粉症対策には、空気清浄機が注目されがちです。けれども、床はもちろん、ソファや家具の隙間、棚の上などあらゆるところに花粉は存在し、一度落ちてしまうと空気清浄機では取り除けないのです。そこで、花粉対策にこそ是非使ってほしいと名乗りを上げているのがミーレの紙パック式掃除機。AllAbout家電ガイドの滝田勝紀さんもまさに「花粉対策には掃除!」の提唱者。滝田さんも指南するミーレの紙パック式掃除機の注目すべき3つのポイントとは?■床だけではなく空気もきれいにできること掃除機で床をきれいにするのはもちろんですが、きれいな排気を送り出すことで、空気もきれいにできる掃除機を選びましょう。ミーレの紙パック式掃除機なら、合計11層のエアクリーンシステムによって、0.3μm以上の微粒子の集塵率99.999%以上(ASTM F1977に準拠したテスト結果)の排気性能を誇ります。空気清浄機にも負けないほどのクリーンな排気を送り出すことで、床だけでなく、空気もきれいにしてくれるのです。■吸引力がすぐれていること室内の花粉を確実に取り除くには、床やカーペットから花粉を確実に取り除く力強い吸引力が必要です。排気性能とともに、高い吸引力を持つ掃除機を選びましょう。ミーレの紙パック式掃除機なら、ゴミをしっかり集めるノズル、心臓部である高効率なモーター、さらには吸引力を最大化する空気の流れの三位一体の吸引力によって、強力なダストピックアップ率を誇ります。だから、床やカーペットから花粉をしっかり取り除いてくれるのです。■床以外にもたまった花粉を取り除けること花粉は、空気中や床だけでなく、ありとあらゆるところにたまっています。例えば、ソファ、家具の隙間、棚の上、テレビ、パソコンの電子機器など。帰宅した際の洋服にも花粉はたくさんついています。さまざまなところに対応できる掃除機を選べば、お部屋の花粉症対策はバッチリです。ミーレの紙パック式掃除機なら、ホコリ取用ノズル、すきま用ノズル、家具用ノズルの3点のノズルが備わっているので、家中のあらゆる場所に対応できます。今なら、対象のミーレ掃除機を買った人に抽選で、HEPAエアクリーンフィルターを10個プレゼントする 「きれいな空気を最大10年分プレゼントキャンペーン」 も実施中。さらに応募した全員にHEPAエアクリーンフィルター(税抜¥5,940相当)がプレゼントされるので、この機会にぜひ応募しては?(キャンペーンは4月30日まで。応募受付は5月18日まで)本格的に花粉の季節がくる前に、しっかり花粉対策ができる掃除機を準備しておくことをオススメします。ミーレ紙パック式掃除機で、ツライ花粉の季節を少しでも快適に過ごしたいですね。・ミーレ・ジャパン 公式サイト
2015年02月03日東京都などは2月1日、東京都健康安全研究センターにて「第9回 花粉症予防・治療シンポジウム」を開催。同シンポジウムでは、気象業務支援センターの専任主任技師・村山貢司気象予報士が「今春の花粉飛散予測について」との題で講演し、花粉の飛散量や飛散開始日などについて解説した。○花粉は日中に100キロ先から飛んでくるまず村山さんは花粉の飛散方法について説明。花粉の代表格の一つであるスギ花粉は、大気の渦(乱流)が発達しやすい日中に飛散しやすい。その距離は100キロメートルにも及ぶ一方で、夜間はほとんど移動せずにおおよそ10キロ以内の飛散にとどまる。○花粉量を決める要素そんな遠方よりわざわざ飛来してきて私たちを悩ます花粉だが、毎年の花粉飛散量はどのように決まるのだろうか。村山さんは、花粉は前年の夏の気象と関連性があると話す。具体的には■7月中旬~下旬の気温と7月中旬~8月中旬の日照時間が影響する■ヒノキは気温、雨量の影響が大きい■スギは雨量の影響が小さいこれらが花粉の多寡を決める要素となってくる。「2014年の関東地方の日照時間は、平年に比べて110%でした。この気象条件だけで見ると、今年は花粉が例年よりも多くなると考えられます。ただ、これだけでは(花粉量は)決まりません」。そう話す村山さんがもう1点強調した要素は、「前年に花粉が多いと次の花粉シーズンは花粉が少ない」。すなわち、2015年シーズンでいえば、2014年シーズンの花粉量が多いか少ないかが関係してくるということだ。これらの条件を鑑みると、関東地方は例年並みかやはり例年よりも多いと予想されると、村山さんは解説した。関東地方の中でも東京23区に限定すると、2015年シーズンの花粉量は例年並みかやや少なくなると予想される。だが、油断はできない。「23区内では過去10年の平均値と同じか、若干少なくなると思われます。ただ、静岡県からどれぐらい花粉が飛んでくるかによって、23区は最大で(1平方センチメートルあたり)5,200個ぐらいになる。それがなければ、(1平方センチメートルあたり)4,000個かもうすこし少なくなるでしょう」。○30年で都内の飛散量は3倍に1平方センチメートルあたりの花粉が4,000個、5,000個と言われてもピンとこない人もいるだろう。では、過去の数字と比較してみるとどうだろうか。都内在住の人にとっては悲しい事実だろうが、都内の平均花粉量は年々増加しているのだ。「昭和60年代から平成はじめまでの頃の平均値は(1平方センチメートルあたり)2,000個台だったのですが、今の都内全体の平均値は6,000個台です。この30年くらいの間に、花粉がおよそ3倍に増えています」。すなわち、報道などで「今年の花粉は例年の半分ほどです」と言われても、30年前の時代では例年の1.5倍量に該当するというわけだ。村山さんは、直近20年における1平方センチメートルあたりの花粉量は毎年200個増えていると話した。○花粉が飛び始めたらすぐに予防策をそして最後に、2015年シーズンの花粉飛散開始日についても解説してくれた。スギの雄花は「11月~12月が低温」「1月~2月初めが高温」だと、開花が早くなる。今冬は1月が平年並みの気温で、2月以降も平年並みの予想がされているため、「飛散開始時期はほぼ例年並み」(村山さん)とのこと。飛散開始日は「1平方センチメートルの花粉が連続して1個になった最初の日」と定義されている。例えば、2月3日に1平方センチメートルあたり1個の花粉が確認され、翌4日にも確認された場合、2月3日が「飛散開始日」となる。村山さんは、例年1月下旬には1平方センチメートルあたり、0.3個とか0.6個の花粉が確認されるようになると話す。「早い時期に花粉症を発症される方は、やはり少ない花粉で症状が出てしまうので、飛散開始日より少し前から予防策を取るようにしましょう」。さらに、一昔前と比べて花粉の飛散量が急激に増えるようになったことについても言及。「花粉が飛び始めて2、3日で(1平方センチメートル)1個だったのが30個とか50個も飛ぶ時代になってきています。花粉が飛び始めたら、すぐに予防策を取ってください」と結んだ。
2015年02月03日女子がバッグのなかに入れて持ち歩くアイテムといえば、ハンカチとティッシュは王道。特に駅前や街中で配られているポケットティッシュを可愛らしいケースに入れて持ち歩いている女子力の高い子もいるのではないでしょうか? ところが最近は、女子力があまりにも高すぎる(?)せいか、ポケットタイプの小さいティッシュではなく、日常生活で使う箱ティッシュを鞄のなかに入れて持ち歩く女子も多いという噂を耳にしました。というわけでイマドキ女子の「バッグin箱ティッシュ」事情についてサーチしてみました!イマドキ女子は箱ティッシュを持ち歩いていた!▽「花粉症がひどいから春になると箱ティッシュをバッグに入れて持ち歩いてる」 ▽「ポケットティッシュは小さすぎて足りないから箱ティッシュ持っていく」 聞いてみてびっくりしたのは、日本人で増えている花粉症を理由に時期になるとマスクや箱ティッシュをつねに鞄に入れて持ち歩いている女子の多さ……!ハンカチは持っていないけど箱ティッシュは持ち歩いている、という子もいました。さらに聞いてみたところ……。▽「女優さんが洗顔後はタオルではなくティッシュで顔を拭くって言ってたからハンカチは必要ないと思う」 と言うではありませんか。恐るべきティッシュの支持率の高さ。確かに、一度汚れると洗わなければならないハンカチと比べて、ティッシュは捨ててしまえる消耗品。現代では使いやすいのかもしれません。人気の箱ティッシュランキング3位:ネピア鼻セレブティッシュ出典元:シャディギフトショッピング うさぎやハムスター、羊などパッケージの動物が愛くるしい「鼻セレブ」で有名なネピアの箱ティッシュ。天然由来のスクワランオイルが配合されているため、やわらかい鼻ざわりがします。「なめると甘い!」と有名なように、保湿成分のグリセリンが含まれています。触り心地がよく、鼻をうずめるとまるで花畑に顔をうずめたような幸福感にひたれるそう。商品名の通り、ちょっぴりセレブ気分を味わえる品質です。花粉症の人に強く支持され、ファンが多く「なくてはならない愛用品!」との声も多いです。2位:エリエールプラスウォーター出典元:ブログ「子育て・懸賞DAYS」 シンプルな水色のパッケージが印象的な「エリエール+Water」。通常品と比べて170%の水分量を誇り、やさしくてなめらかに仕上がっています。保湿成分をたっぷりと配合したことで、繊維が見ずを吸収し、表面性のなめらかさがアップ!破れにくく丈夫なのも嬉しいですね。また、ふたは切り取らずに開閉式になっているので、ふたのごみが出ないのもポイントが高いです。1位:ネピアネピネピティッシュ(¥253・5個パック)出典元:コジマ そしてもっとも支持を集めたのが、ネピアネピネピティッシュ。なんといっても価格が安い!消耗品なので毎日使う人にはこれくらいの価格がベストなのでしょう。コスパもばっちりです。カラフルで大振りなお花のパッケージにはインパクトがあり、デザイン性も優れています。3位や2位のティッシュと比べると柔かさは少ない者の、品質は十分。また、通常より20%ほど容量が少ないこともあり、薄い箱型になっています。そうです、箱ティッシュのなかではとってもスマートなので持ち運びに便利!可愛さと便利さを重視するならこれがベストですね。注目ティッシュは「エリエールのローションティッシュUfu」(¥589・3個パック)出典元:amazon そして今女子のなかでもっとも注目を集めているのが、女性視点の「カワイイ」を徹底的にデザインしたエリエールのローションティッシュ、ウフ。「かわいいデザインだから洗面所に置きたくなる」とお洒落女子も太鼓判。お部屋に置いてもインテリアになりそうですね。また、パルプ100%で作られ、肌へのダメージも軽減。ほどよくしっとり感のある品質もお墨付きの箱ティッシュです。というわけで、みなさんも箱ティッシュを持ち歩いてはいかがでしょうか?
2015年01月30日ロート製薬はこのほど、「子どもの花粉症」に関する調査結果を発表した。同調査は2014年12月2日~8日、0~16歳の子どもを持つ父母を対象にインターネットで実施したもの。父母1,522人の有効回答をもとに、その子ども2,452人の症状や実態などについて集計・分析を行った。はじめに「自分の子どもが花粉症であるか」を聞いたところ、親が「花粉症である」と実感している子どもは32.7%(「花粉症」「花粉症も通年性アレルギー性鼻炎も両方」の合算)を占めた。過去に行った同様のアンケートによると、2012年は「花粉症の子ども」の占める割合が25.7%、2013年は28.8%だった。2012年と比較すると2014年は7ポイントも増加していることになる。次に「現在、子どもが該当するアレルギー症状」について聞いたところ、「アトピー性皮膚炎」の子どもが10.6%なのに対し、「花粉症」の子どもは32.7%と3倍以上いることがわかった。そこで、子どもの花粉症を実感している親にその発症年齢を聞いたところ、「3歳」「5歳」と答えた人が12.3%(同率)で最も多かった。さらに「5歳までに発症」した子どもは43.8%(2012年:36.6%、2013年:41.8%)、「10歳までに発症」した子どもは80.4%(2012年:69.3%、2013年:78.6%)を占め、過去3年間で花粉症の発症年齢が低くなっていることがわかる。続いて「子どもが目をこすったり、かいたりすることはあるか」を聞いたところ、「充血やかゆみがあり、目をかいている」子どもが最多で21.3%を占めた。「充血はなく、目の周りの皮膚をかいている」(9.2%)、それらの症状が「両方ある」(3.5%)という回答と合わせると、34.0%の親が子どもの目元に何らかの症状を感じ取っていることがわかった。さらに「子どもに目の充血やかゆみがあり、目をかいている」と回答した親に、「症状が出た時に目薬を使っているか」を聞いたところ、73.4%の親が「目薬を使っている」と回答した。その一方で、「目薬は使っていない」という親も19.0%おり、約5人に1人の子どもは、充血やかゆみなどの目の症状がありながら目薬を使っていないことが明らかとなった。調査結果を受けて、小児アレルギー専門医の末廣豊氏(大阪府済生会中津病院小児科 免疫・アレルギーセンター/日本小児アレルギー学会評議員・理事)は、「花粉症の子どもの症状は大人と同様に、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起こります。特に目のかゆみに関しては、我慢できずに目の周りや目の粘膜を手でかいたり、こすったりしてしまいます。目のかゆみは手でかいたり、こすったりしても良くならず、粘膜が傷ついたり炎症が悪化する恐れがあるため、目薬でかゆみを抑えることが有効です」とコメントしている。
2015年01月28日人気グループ「嵐」の大野智が1月26日(月)、都内で行われた久光製薬「アレグラFX」の新CM発表会に出席。3年連続でメインキャラクター“アレグラ人”に扮することになり、「地球に来てかれこれ3年。年に一度の恒例行事になりました」と意気込んだ。アレグラ人とは、花粉に苦しむ地球人を救うため、100万光年彼方のアレグラ星からやって来た異星人。アレグラ人のリーダーである“サトシーラ”役の大野さんは、紫頭に裃(かもしも)の獅子姿という純和風なCM衣装で会見に臨み、「これがアレグラ星の正装です。裃?アレグラ星ではカミーシモーって言うんです」とすっかりなりきり!ただ、フサフサの紫頭は「1~2キロある」(大野さん)と言い、体勢を保つのも一苦労の様子だった。今回、製作されたのは富士山を背景に、ハイキング中にくしゃみした登山者にアレグラを勧める「ニッポンのアレグラ篇」(1月27日から放送)、マスクをし観劇中のOL二人の前に裃姿のアレグラ人が登場する「平成アレグラ座篇」(2月15日から放送)の2パターン。大野さんに加えて、格闘家の桜庭和志とモデルの奈緒がアレグラ人を演じるほか、登山者役で女優の片桐はいりが出演している。会見では受験シーズン到来を前に、花粉に苦しむ受験生を応援したいという大野さんが、「アレグラ星からもってきた」と言う合格祈願の巨大傘をお披露目する場面も。「この時期、受験生の皆さんにとって大切なのは、集中力を持続させること。僕らが24時間体制で応援するので、ラストスパート頑張ってください。眠気に負けるな、集中だ!」とエールを送っていた。(text:cinemacafe.net)
2015年01月26日一般財団法人日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第3報)」を発表した。第3報では、全国8都市のスギ・ヒノキ花粉飛散のピーク時期について予測。また、最新の長期予報や花芽調査などに基づいて、前回予測(2014年12月3日発表・第2報)に一部修正を加えた。○飛散開始時期&ピークは?2015年春のスギ花粉の飛散開始は、例年並みか早くなる予想となり、2月上旬に九州、四国、東海地方から花粉シーズンが始まる見込みだという。気温の点から見ると、1月下旬は全国的に概ね平年並みとのこと。2月から3月にかけては、西日本と東日本では平年並みか高く、北日本は平年並みだという。この時期の気温が平年より高いとスギ花粉の飛散開始は早くなる傾向にあるため、スギ花粉の飛散開始は、西日本と東日本は例年より早く、北日本は例年並みと予測されている。ただし、寒い日が続いていても急に気温が高くなる日があると、予測よりも早く飛び始めることもあるという。そこで、天気予報専門サイト「tenki.jp」では、全国各地の飛散情報を公開している。スギ・ヒノキ花粉の飛散数がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散数と関係があるとされている。2~3月の気温は全国的に平年並みや高い予想だが、ピークを早めるほどではない見込み。このため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピークは例年並みだという。スギ花粉のピークは、福岡(福岡県)は2月下旬から3月上旬、高松(香川県)、広島(広島県)、大阪(大阪府)、名古屋(愛知県)、東京都は3月上旬から中旬の見込み。また、金沢(石川県)と仙台(宮城県)は3月中旬から下旬にピークを迎えるという。そして、スギ花粉のピークが終わった後は、金沢と仙台を除く各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込み。金沢と仙台は4月にヒノキ花粉が飛散するものの、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないという。○飛散数は?2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年より少ないかやや少なく、東海から東北地方は例年並みとのこと。ただし、北海道は例年よりやや多くなる見込みだという。2014年の花粉の飛散数が少なかった北陸、関東甲信、東北地方では、2015年春の飛散数は前年の2~3倍になるとのこと。一方、前年の飛散数が例年よりも多かった九州や四国地方では、2015年春の飛散数は前年に比べて非常に少なくなる見込みだというまた、花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は、花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなるとのこと。2014年の夏は、北陸、関東甲信、東北地方では気温が高い所が多く、九州や四国地方では「低温」「少照」「多雨」という花芽が形成されにくい気象条件となった。このため、2015年春の花粉飛散数は、西日本では例年より少ない所が多く、東日本と北日本では例年並みかやや多いと予測されている。
2015年01月26日「JINS 花粉CUT(ジンズカフンカット)」を販売するジェイアイエヌはこのほど、"正しい花粉対策"についてまとめたニュースレター第1弾を発行した。○関東の飛散量は昨年比180%以上の予測環境省の「平成27年春の花粉総飛散量及び飛散開始時期の予測(第1報)」(2014年12月25日発表)によると、花粉シーズンの本格到来は2月上旬となる見込みだという。2015年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、東北、関東、甲信、北陸、東海の各地方で昨年に比べ「かなり多くなる」(前年比180%以上)見通し。また、近畿地方および中国地方でも「並」(前年比80%以上~120%未満)か「やや多くなる」(前年比120%以上~150%未満)と予測されており、昨年よりも万全な対策が必要とのこと。なおスギ花粉の飛散開始時期については、関東、東海地方の太平洋側、四国、九州の各地方では遅くなり、その他の地方は昨年と同様かやや早くなる見通しとなっている。○ドクターが教える花粉対策のポイントそこで、眼のアレルギーの専門家である「両国眼科クリニック」院長の深川和己氏に対策のポイントを聞いた。まず、「スギ花粉は飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めるので、花粉前線が到達する2週間程度前から早めの花粉対策を行うことをおすすめします」と深川氏。そして最も効果的な花粉対策として、「体内に花粉が入ることを可能な限り防ぐこと」をあげた。花粉対策として多くの人がマスクを着用しているが、それに比べて無防備になっているのが防衛機能の弱い「眼」だという。「仮に眼の症状が軽かったとしても、眼から入った花粉が涙に溶けて鼻涙管(眼と鼻をつなぐ管)を伝い鼻や口に侵入して症状を引き起こす可能性があります。このことから、花粉対策メガネのようなアイテムをマスクと組み合わせて使用することは非常に効果的な対策になります」と深川氏。○注目を集める「舌下免疫療法」とは?花粉症の治療法のひとつに、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させ、アレルギー反応を弱めることで完治させる「免疫療法」がある。特に、2014年10月に保険適用の新薬が発売され注目を集めているのが「舌下免疫療法」だという。これまではアレルゲンを入れる方法は注射療法のみだったが、新たに「スギ花粉エキス」を浸したパンを舌下に入れる舌下療法が開発された。これにより、自宅でも安全に取り組みながら根治が期待できる治療法として、治療を受ける人の増加が予想されるという。深川氏は注意点として、「舌下免疫療法は毎日の投与が必要だったり、最低でも2年程度の期間を要するなど、長期間にわたり根気よく治療に取り組む必要があるので、治療中はできるだけ体内に花粉を入れないようにすることが大切です。治療の成果が見られるまでは、マスクや花粉対策メガネでしっかりと対策することをおすすめします」とコメントしている。
2015年01月24日花粉対策メガネ「JINS 花粉CUT」などを展開するジェイアイエヌはこのほど、「2015年の花粉動向」について明らかにした。環境省の発表(2014年12月25日)によると、花粉シーズンの本格到来は2月上旬となる見込みだという。2015年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、東北、関東、甲信、北陸、東海の各地方で昨年に比べ「かなり多くなる」見通しで、前年比180%以上(※)と予測している。近畿地方および中国地方でも並かやや多くなると予測されており、昨年よりも万全な対策が必要とのこと。また、スギ花粉の飛散開始時期については、関東、東海地方の太平洋側、四国、九州の各地方では遅くなり、その他の地方は昨年と同様かやや早くなるという。同社では、本格的な花粉シーズンの到来に先駆け、花粉対策メガネ「JINS 花粉 CUT」シリーズのハイエンドモデルを販売している。シリーズ過去最高値の最大98.7%の花粉カット率を実現。また、花粉よりも細かい微粒子PM2.5(微小粒子状物質)も最大97.9%カットする。さらに顔の形に合わせてフィットする「フレックスカバー」を採用したことで、よりフィット感が高まり、花粉から目を守ることができるという。価格は度なし5,900円、度付き7,900円(いずれも税別)。※前シーズン比が、50%未満は少ない、50%以上~80%未満はやや少ない、80%以上~120%未満は並、120%以上~150%未満はやや多い、150%以上~180%未満は多い、180%以上はかなり多い、としている
2015年01月23日資生堂はこのほど、花粉、PM2.5を肌と髪に寄せ付けないスプレー「イハダ アレルスクリーン」(50g/税込972円)を全国のドラッグストアにて発売した。同商品は、資生堂独自の特許技術「反発イオン技術」(特許第4562585号:花粉吸着防止剤に関する特許)により、花粉の反発と吸着を防止するスプレー。でかける前にひとふきするだけで、湿疹、皮膚炎の原因のひとつである「アレル物質(花粉、PM2.5)」を肌と髪に寄せ付けないという。天然温泉水も配合。なおエアゾール容器を採用し、ミクロの霧でメークの上からでも使うことができる。約4時間おきに1日3~5回の使用が目安となる。
2015年01月16日今年、例年より早くからインフルエンザの流行が始まり、人が集まる街中でのマスク着用率は高い。風邪やウィルスの流行時期が過ぎても、春になれば花粉の季節になり、PM2.5の飛来など、日本では年がら年中マスクの需要がある。これまで機能性を重視して改良されてきたマスクなのだが、趣向を変えたお洒落マスクがあるのをご存知だろうか?“デザインで楽しむマスク”をコンセプトに、オーストラリア在住でデイビットと娘のマディが立ち上げたブランド「TECMASK(テックマスク)」のマスクだ。アパレル業界で30年以上仕事をしてきたデイビットは喘息持ちで、マスクは必需品だったというが、マスクをする人々が一様に白色のマスクを着用していることに疑問を感じていた。また娘のマディもマスクが服とのコーディネートできる、機能的でスタイリッシュなファッションアクセサリーにできないかと考えたことが、「テックマスク」のデザインされたマスクを作るきっかけだったという。2人は「マスクもデザインで選ぶ時代」が来ていると話す。「テックマスク」は、肌に触れる部分にシルクタッチ素材を採用。耳ひもは天然ゴムに含まれるラテックス不使用で非アレルギー性の着け心地にこだわっている。また花粉、ウィルス、PM2.5や粒子状物質、煙、ホコリ、細菌などさまざまな大気汚染物質をガードする高性能のフィルターを採用しており、PM2.5よりも小さい粒子の0.26ミクロンを99パーセントブロックできる。デザインは、22種類で季節やTPOに合わせたコーディネートが可能だ。1月21日(水)から25日(日)には、青山のスパイラル1Fのショウケースに日本初の期間限定ストアがオープンする。ぜひこの機会に立ち寄って、洋服やアクセサリーを選ぶようにマスク選びを愉しんでみてはいかが?「テックマスク」の価格は、5枚入り(1枚ずつ個包装)で、1,080円。(text:Miwa Ogata)
2015年01月15日名古屋眼鏡は1月下旬、子ども用の花粉防止メガネ「スカッシーセーフティー」(キッズサイズ・ジュニアサイズ/税別3,000円)を発売する。2014年の花粉飛散シーズン、同シリーズの出荷状況はキッズ用サイズが全体の20%を占めたという。また各機関の調べでも、子どもの花粉症の発症が年々増えていることが発表されている。一方で、メガネの使用方法の誤りや不慮の事故により、目の周りをケガするなどの事故も発生しているという。そうした状況から、同社では子ども向けに特化した、安全性の高い花粉防止メガネを発売するに至ったとのこと。同商品は、花粉の侵入を防ぐためのフード部分にシリコンを採用し、すき間が少なく、肌にやさしくフィットするのが特徴。万一の衝撃などで、フードが押し当てられてしまった場合の危険も軽減されるとのこと。また、シリコンフードは簡単に取り外せるため、手入れもしやすく、清潔に保つことができるという。フレーム部分の素材には、柔軟性に富んだ「TR90」を使用。また、耳に掛ける部分が調節できるソフトアームを採用し、子どもの顔にも合う仕上がりに。なお、レンズは度付レンズに交換が可能とのこと。
2015年01月07日日本バナナ輸入組合はこのほど、花粉症に関する調査結果を発表した。同調査は11月11日~14日、全国の20歳~49歳までの花粉症に悩んでいる女性500名を対象に、インターネットで実施したもの。「花粉症の自覚症状がどの程度か」を聞くと、最多は「中度」で54.2%を占めた。また「重度」の悩みを抱えている人の9.0%と合わせると、6割以上の人は毎年の花粉症対策に手が抜けないことがうかがえる。「花粉症でもっともつらいこと」を聞いたところ、最多は「鼻水が垂れる」で52.8%。続いて、「くしゃみ・かゆみで眠れない」(18.2%)「ものごとに集中できない」(16.0%)があがった。「花粉症はあなたの仕事の効率・成果・内容に影響を及ぼしているか」を聞いたところ、「とても影響している」「影響している」「少し影響している」と回答した人の合計は80.0%を超えた。ほとんどの人にとって、花粉症が仕事に影響を及ぼしていることがわかった。花粉症対策で行っていることを質問したところ、最多は「マスクをする」で81.4%を占めた。続いて「薬を服用する」(59.4%)「うがいをする」(34.8%)「点鼻薬を注す」(31.8%)が上位にあがった。「花粉症対策は毎年、自覚症状が出るどのくらい前からしているか」を聞いたところ、最多は「自覚症状が出てから」で62.2%だった。このことから、花粉症の症状に苦しんでいる人が多いものの、多くの人が日頃からの予防は行っていない実態が明らかとなった。「普段、花粉症に効く食べ物を意識して食べているか」を聞いたところ、意識して食べている人は18.8%にとどまった。「食事に気を使っている」と回答した人に、「どういったものを花粉症対策として食べているか」を質問したところ、94.7%もの人が「ヨーグルト」と回答。続いて「お茶」(41.5%)「トマト」(21.3%)が続いた。一方で、花粉症対策として食べているものを摂取した結果については、「とくに変化はない」と感じている人が64.9%と半数を超えた。
2014年12月19日ねむログが運営する女性専用「おひるねカフェcorne(コロネ)」は2015年1月6日より、花粉症対策として「ブルーエア空気清浄機」を設置する。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、関東では平年(2008~2014年平均)の110~150%と非常に多くの花粉が飛散する予想だという。また、室内に入った花粉は浮遊しながら落下し、割れた中から0.5~1マイクロメートルアレル物質を拡散させるため、室内に舞い込む花粉を床に落ちるまでに効率よくかつ速く除去することが大事とのこと。仮眠スペースを設ける同店では、花粉症がピークとなる2月から4月は、世界基準No.1(※)の「ブルーエア空気清浄機」を仮眠ルームとカフェスペースに常設することを決定。花粉を気にせずにゆっくり休める空間を提供するという。※米国家電製品協会(AHAM)が定める「CADR」の全項目で最高値を取得。設置する商品は、一般的な空気清浄機と比べ2.5倍のハイスピード清浄と、空気中に漂う0.1マイクロメートルの物質を99.97%除去する高い性能をもつブルーエアシリーズの「ブルーエア センス」「ブルーエア 650E」「ブルーエアミニ 空気清浄機」。
2014年12月11日セールス・オンデマンドは、東京都・神保町にある「おひるねカフェ corne(コロネ)」とコラボした「NO! 花粉ルーム」を2015年1月6日から実施する。カフェ内に「ブルーエア空気清浄機」を設置して、花粉症による睡眠不足の女性をサポートするのが目的だ。おひるねカフェ corneは、昼休みなどの休憩時間に短時間の仮眠とリフレッシュできる場を提供する女性専用のカフェ。このたび、セールス・オンデマンドとcorneがコラボして、「ブルーエア空気清浄機」をカフェ内に設置した「NO! 花粉ルーム」を花粉症シーズンに先がけて提供する。設置されるのは、セールス・オンデマンドが日本総代理店を務めているブルーエアの空気清浄機「ブルーエア 650E」「ブルーエア センス」「ブルーエア ミニ」。ブルーエアの空気清浄機は0.1μm以上の微粒子を99.97%除去する性能を持つ。
2014年12月09日カンキョーは8日、タービュランス空気清浄機の新モデル「TB202」と「TB502」を発表した。発売は12月25日。価格はオープンで、推定市場価格はTB202が税込29,800円前後、TB502が税込88,800円前後だ。タービュランス空気清浄機とは、ファンとフィルターの役目を同時に果たすカンキョー独自の空気清浄エンジン「HRF(ハイブリッド・ロータリーフィルター)」を搭載した空気清浄機。回転するファンに高圧放電をすることで「ロータリーイオン」を発生させる。ロータリーイオンによってアレル物質を分解・除去することが可能だ。HRFは0.1μmから2.5μmの大きさの粒子「PM2.5」にも対応する。このたびの新モデルでは、HRFの回転数が約20%アップした。HRFはファンと一体になっているため、フィルター交換時に汚れたファンもまるごと交換できる。HRF交換の目安は1年から3年程度。内部構造がシンプルで凹凸が少ないため、定期的な掃除も簡単に行える。また、花粉専用のHRF、ウイルス専用のHRFを用意し、ユーザーはニーズに合わせてカスタマイズ可能だ。購入時にはTB202に花粉専用のHRF、TB502にウイルス専用のHRFが標準装備されている。サイズと重量は、いずれもW502×D117×H434mm/5kg。適用畳数は202が25畳まで、502が27畳まで。502は5分間に限って出力を最大化させる「急速5分モード」を搭載。カラーは202が白、502がチタンシルバー。交換用HRFは、花粉専用のものを税込6,480円、ウイルス専用のものを税込10,800円で用意する。
2014年12月09日モラハラ夫図鑑
あの日、私はいじめの加害者にされた
私の愛すべき家族