花粉問題対策事業者協議会はこのほど、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、同協議会の取り組みを紹介する「秋季フォーラム」を開催した。同イベントでは、日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科・松根彰志医師が「身近な花粉症対策の考え方」をテーマに発表した。花粉症・アレルギー性鼻炎とは、スギなどの花粉(季節性)、ダニ(通年性)の成分の一部を吸入することにより感作され、即時型アレルギー反応を介して、くしゃみ、鼻水、鼻づまり(3主徴)などの鼻症状が現れる。時には目のかゆみなどの目症状、のどのイガイガ感などの異常感を引き起こすことも。なお、原因は吸入抗原であり、卵白や乳製品などの食餌性アレルギー疾患とは異なるという。患者数は世界的に先進国を中心に増加傾向にあり、世界中で推定6億人の患者(世界人口は約70億人)がいるという。「鼻アレルギー診療ガイドライン 2013」によると、日本だけでも、1998年と比べて2008年は花粉症・アレルギー性鼻炎が増加傾向に。また、若い世代への影響が極めて大きいとのこと。花粉症・アレルギー性鼻炎による悪影響として、仕事能率の低下、成人睡眠時無呼吸、生活習慣病(高血圧、血管障害、糖尿病)の発症や増悪、治療抵抗性などがあげられる。また鼻呼吸障害により、小児睡眠時無呼吸、学校生活や学習効果への弊害などが起きるという。同ガイドラインによると、花粉症・アレルギー性鼻炎の治療法は大きく2つ(広義・狭義)に分けられる。広義の治療としては、患者とのコミュニケーション、花粉抗原の除去と回避がある。また、狭義の治療としては、薬物療法、アレルゲン免疫療法、手術療法があげられる。中でも免疫療法は、舌下免疫療法がスタートするなど注目を集めているという。これについて松根医師は、「複数の治療法を組み合わせて治療していくことが大事です」とコメントした。
2014年12月09日花粉問題対策事業者協議会はこのほど、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、同協議会の取り組みを紹介する「秋季フォーラム」を開催した。同協議会は、花粉問題に取り組む企業や研究機関が中心となり、その取り組みを多様な角度から検討し、より効果的かつ効率的な対策を進めるために結成されたという。同協議会専門家理事の妹尾堅一郎氏は、「花粉問題対策の"合わせ技"ができるように、産学官の皆さんにお声掛けをして結成した。現状では、市販の花粉対策品は統一表示になっていないため、一般消費者に分かりやすいように標準化を目指していきたい」と述べた。まずはスギ花粉に着目し、飛散する過程で破断して小さくなった花粉を「花粉片」と名づけたとのこと。そして、花粉と花粉片の対策を示した「花粉問題対策イメージ図」が今回初のお披露目に。「生成」「飛散」「曝露(屋外/屋内)」「発症」の各段階に分けて、対策前(現状)と対策後をチャートで表した。なお同協議会には、幹事会員(サントリーホールディングス、ダイキン工業、武田薬品工業、日油、三菱電機、ユニ・チャーム)、一般会員(ADEKA、ウェザーニューズ、NTTドコモ、塩野義製薬、田辺三菱製薬、帝人ファーマ、名古屋眼鏡、ロート製薬)、アドバイザー(独立行政法人産業技術総合研究所、独立行政法人森林総合研究所、独立行政法人農業生物資源研究所、独立行政法人理化学研究所)、オブザーバー(文部科学省、林野庁、経済産業省、山形県鶴岡市)が参加している(2014年12月時点)。
2014年12月09日花粉問題対策事業者協議会はこのほど、来春の花粉飛散の本格シーズンを前に、同協議会の取り組みを紹介する「秋季フォーラム」を開催。同イベントでは、ウェザーニューズが2015年春の花粉飛散予測について発表した。2015年のスギ・ヒノキ花粉は、2月上旬から関東や九州を中心に飛散が始まる予想とのこと。2月上旬~中旬には東海や近畿でも飛散が始まり、3月中旬にかけて東北へ拡大していく見込みだという。飛散開始後、7~10日間前後で飛散が本格化し、3月中には西~東日本の広いエリアで飛散のピークを迎える見通しに。関東地方のスギ花粉のピークは3月中旬、ヒノキ花粉のピークは4月中旬の予想だという。なお、マスクや処方薬などの花粉症対策は、飛散開始の2週間前までを目安に準備する必要があるとのこと。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、東北や関東、中部では平年(2008~2014年平均)の110~150%、東北や中部でも110~150%と多くの花粉が飛散する予想だという。近畿では平年と同程度~130%となる見込みとのこと。一方、その他の西日本エリアの飛散量は平年より少ない所が多く、中四国では平年の80~90%程度、九州では平年の70~90%程度となる見通し。また、2014年シーズンと比べると、東北~近畿は飛散量が多く、特に関東を中心に2~3倍(200~300%)となる見通しに。一方、中四国以西では、四国(太平洋側)~九州を中心に今夏の天候不順の影響が大きく2014年シーズンの70~90%となる地域が多く、中でも高知県、徳島県、佐賀県、大分県、宮崎県、長崎県では、2014年と比べて少なく50~60%程度となるそう。スギ・ヒノキ林の活性度については、全国の森林における雄花の成長状況を衛星データを利用して把握したとのこと。今回用いたのは、千葉大学環境リモートセンシング研究センターと共同研究してきた「光合成有効放射吸収率(植物が光合成に有効な波長の光を吸収する割合:FPAR)」から解析したもので、この値が高いほど植物は光合成を活発に行い、スギの雄花の量が多くなると考えられるという。地域別に見ると、関東、甲信越、東北、北海道では2013年夏よりもFPARが高いか同程度となり、北陸西部や東海(静岡県を除く)、西日本各地では、2013年夏よりもFPARが低くなった。このことから、2015年の花粉飛散量が、西日本を中心に2014年より少なくなり、東~北日本では2014年並みか多くなることが示唆されるという。一般的に、天候の良い夏ほど植物の光合成が盛んになり、雄花の生産量が多くなるという理由から、スギ・ヒノキ花粉の発生源となる雄花生産量は前年の夏の天候との相関が高いと言われている(北海道のシラカバ花粉も同様)。2014年の夏の天候は、北海道や関東を中心とする東日本(太平洋側)で、晴れて暑い日が多くなり、西日本では中国・四国~九州を中心として曇りや雨の日が多かった。このため、北~東日本では、北海道や関東を中心に雄花の生育に適した夏となり、西日本では特に九州など西のエリアほど雄花の生育に不向きな夏となったという。加えて、花粉が多く飛散した翌年は飛散量が少なくなったり(裏年)、少ない年の翌年は多くなったり(表年)と、花粉の飛散量は交互に増減する傾向があるそう。2015年の花粉シーズンは、東北~中国や四国(瀬戸内側)では表年となり、前年よりも飛散量が多くなる傾向に。一方、北海道や九州、四国(太平洋側)では裏年となり、前年よりも飛散量が少なくなる予想だが、近年は表年・裏年による増減がやや不明瞭になる傾向があり、東日本エリアと比べると、夏の天候の影響が大きいと考えられるという。このほか、全国のウェザーリポーター(同社モバイルコンテンツ会員)の報告を元にした「雄花リポート」を加味して、花粉の飛散量を予想しているとのこと。
2014年12月08日●まずは空気清浄機のトレンドをチェック空気の乾燥やウイルスの蔓延、花粉・PM2.5の飛散などが気になるこの時期。家電量販店でも、その対策として空気清浄機を買い求める人が目立つ。売り場に設けられた専用コーナーには、今年も新商品からスタンダードな製品まで各社の商品が並んでいる。家電量販店の担当者によると、今年の空気清浄機のトレンドは、昨年に引き続いてやはり"PM2.5対策"を謳った商品だそうだ。PM2.5は自動車や工場の排ガスなどに起因する直径2.5マイクロメートル以下の極めて小さな大気汚染物質で、肺などに吸い込んでしまうと深刻な健康被害を及ぼすとされている。ここ数年、このPM2.5が"環境基準値"と呼ばれる、1立方メートルあたり35マイクログラムを超える日が増え、気象庁などが注意喚起を行うようになってから、人々の間で関心が高まっている。花粉の飛来と同じで、特に冬から春にかけては偏西風の影響で、日本全土に広がりやすいという。こうした状況の中、各社がこのPM2.5対策を謳った空気清浄機を市場に送り込んでいる。空気清浄機で言う、PM2.5対応というのは主にフィルターの性能が基準となっている場合が多い。現在、主流となっているのは"HEPAフィルター"と呼ばれるもので、工業製品規格上「0.3マイクロメートルの粒子を99.97%以上捕集できる」というのがその定義。PM2.5はその範囲に含まれるため、PM2.5対応と謳うことができるのだ。さて、このPM2.5対策を考えると、空気清浄機で最も重要となるのが"空気清浄能力"だろう。空気清浄能力をメインに製品を選ぶのであれば、マイナビニュースの別稿「寒い季節を"キレイな空気"で乗り越える! - 空気清浄機の選び方について考えた」で紹介している通り、"加湿空気清浄機"や"除加湿空気清浄機"といった多機能型ではなく、空気清浄機能に特化したシンプルな製品を選ぶのがおすすめだ。加えて、日々の手入れの手軽さも重要。工業規格で認められた性能でも、当然ながら使用し続けるにつれて下がっていくもの。また、メーカーが推奨する方法で適切なメンテナンスを行わなければスペック通りの性能は維持できない。通常、一般的な空気清浄機では、フィルターのお手入れは2週間から1カ月に1回というのが標準的だが、このお手入れを怠ると、フィルターはホコリや微粒子によって目詰まりしてしまい、見る見るうちに空気清浄能力が低下してしまう。さらに、加湿機能を兼ね備えた機種では、加湿フィルターなどの内部の部品がカビや雑菌の温床となりやすく、最悪の場合、浄化したはずの空気に混ざって、空気中に再放出されるという危険性もあるのだ。本稿で紹介する「ブルーエア450E」は、この"空気清浄能力"と"手入れの手軽さ"という2つのニーズを満たす製品だ。ブルーエアは、スウェーデンに本社を置く空気清浄メーカー。加湿機能などを搭載した多機能型の空気清浄機が占める日本市場では、少々異端児に映るが、世界的にはその実力を認められたトップメーカーで、米国家電製品協会(AHAM)が定める"CADR(Clean Air Delivery Rate/クリーンエア供給率)"と呼ばれる世界基準でナンバーワンの実績を誇る。日本では、病院など医療や福祉機関で設置されていることが多いことからも、空気清浄機としての信頼性が高いイメージだ。家電量販店の販売員の話でも「ブルーエアは"空気清浄力"を求めるユーザーに人気。コンパクトな製品も出てきており、一般家庭の選択肢としても注目されている」とのこと。とはいえ、量販店の売り場に並んでいても、はっきり言って他の製品よりもひと回りは大きく、設置場所の観点から躊躇してしまう人も多いかもしれない。筆者もはじめはそういう印象を抱いていた。「確かに性能は高そうだし、見た目もスタイリッシュだけど、自宅のリビングには大きすぎる」と思って、長年選択肢から外していた。ところが、実際に約14畳の自宅のLDKに設置してみたところ、以前使用していた国内メーカーの機種に比べて邪魔くさいという印象はなかった。シンプルで表面にゴチャゴチャとした装飾がないフラットなデザインのせいか、壁と一体化してインテリアとしてなじんでさほど自己主張せず、それまで抱いていた印象は一変した。しかし、加湿機能などを備えた多機能型でもなく空気清浄機能に注力した特化型の製品なのに、なぜこれほどまでに大型なのだろうか? という疑問は、使用し始めてしばらくして解消された。それは圧倒的な風量だ。●ブルーエア450Eの実力をチェック!!ブルーエア450Eには、本体(右側面上部)にダストセンサーとニオイセンサーの2つのセンサーを備える。このセンサーもなかなかのもので、本体から2~3メートル離れた場所でバタバタと動いたり、異臭が放たれても、瞬時に反応するほどの感度の高さだ。センサーが空気の汚れを検知すると風量がアップする。しばらくの間は風の音が気になるが1分ほどですぐに静かになる。平常時は本体に耳をそばだててみないと稼動しているかわからないほどの静音だ。このように、空気の汚れを感知すると、内部のファンが激しく稼動する。一気に空気を大量に吸込み、とにかく汚れた空気が広がるのを阻止しようと働くのだ。1週間ほど経過した後には、外側のスチールパネルの穴にホコリが大量に付着しており、内部に入り込めない粒子の大きな浮遊物はここに溜まり、空気を強力に吸い込んでいる形跡だと感じられる。続いて、メンテナンス性に言及しよう。前述のとおり必要なのは、24時間の稼動を一日とカウントすれば、6カ月に1回のフィルター交換のみ。それ以外は、外側に付着したホコリを床掃除やテーブルなど他の家具や家電製品と同様に行う以外は一切必要なしだ。フィルターの交換も、側面の扉を開けてボックス型のフィルターを引き出すように取り出し、新しいものに入れ替えるだけ。使用済みのフィルターは普通ごみとして捨てればよい。基本的にはこの作業を半年に1回行うだけだ。ちなみに、ブルーエアで採用されている技術は"HEPASilentテクノロジー"と呼ばれる独自のもの。大風量のファンにより強力に吸い込まれた空気中の汚染物質はまずは"イオナイザー"と呼ばれる部品で帯電させられる。これにより、プラスに帯電されたその奥にある"3ステップHEPASilentフィルター"と呼ばれる使い捨てのフィルター効率的に吸着される。この不織紙のフィルターは、目の粗さが排気側に行くにつれ細かくなっていく3層の構造を持ち、強力な風で吸い込まれた微粒子がそれらを通ってろ過されていき、最終的にキレイな空気だけが反対側の排気口に吐き出される仕組みとなっている。フィルターを取り外す際に中を開けて驚くのは、拍子抜けするほどシンプルな内部の構造だ。フィルターを外した奥にブリキ缶のようなファンが見える以外は、目立つものは特にない。しかし、ここでもうひとつ気付いたのは、世界で認められる空気清浄能力はこのシンプルな構造ゆえということだ。というのも、空気を浄化するのに必要な空気の通り道を確保するには、間に余計な障害物がないことが重要。それを思うと、複雑な構造やギミックというのはどう考えてもその阻害要因である。中を見るとわかるが、本製品では吸気口から排気口まで送風路が一直線だ。ブルーエアは無駄なく空気清浄能力を発揮させることを優先したゆえのこの大きさや形状と言えるのかもしれない。このシンプルさこそが高い空気清浄能力の秘密とも言えるだろう。構造、機能以外の部分もシンプルだ。天面に操作パネルを備えるが、ボタンは、電源、タイマーと風量調節のみ。表示項目も、風量と検知したホコリ、ニオイレベルと、フィルター交換の残り日数の4つだけだ。これに加えて、電源のオン/オフとタイマー、風量調整ができるリモコンが付属する。キッチンを併設するリビングで煙やニオイが発生する調理の際に、遠くから事前に強運転させておいたりするのに便利だ。ここまでブルーエア450Eの特長を紹介してきた。使い捨てのフィルターというとランニングコストがかかり、他社に比べて割高に感じる人もいるかもしれない。しかし、言い換えれば手入れしなくても半年間は性能を維持できるということだ。また、掃除機などで手入れできるフィルターを備えた他社製品もあるが、こちらは手入れが面倒なだけでなく、手入れの際に付着した汚染物質を再度空気中にばら撒いてしまう可能性も伴う。それを考えると、多少割高でもより確実で面倒のない製品を選ぶというのも考え方のひとつだ。"空気"という、目に見えない空間のお掃除を担う空気清浄機。せっかく購入するのだから、間違いのない製品を選択したい。本稿で紹介したブルーエア450Eは、安心度、信頼度が高い質実剛健な製品と言えるだろう。
2014年12月04日ユニ・チャームが5月に20~69歳女性1400人を対象に行った調査によると、6割の女性が掃除でハウスダストが除去できているかを不安に思っていることがわかった。ハウスダストとは、ダニの死骸やホコリ、花粉などの総称。家庭内のあらゆる場所に存在し、これを除去し、体内への侵入を未然に防ぐために多くの人が習慣的に掃除を行っている。しかしながら、せっかく掃除機をかけても、その排気からホコリを逆に舞い上げている可能性があるとの指摘も多い。掃除の方法を1つ間違えると、逆効果ということもあるのだ。例えば、掃除機をかけている最中やホコリを払った後に、くしゃみや鼻水が止まらなかったという場合には、ホコリを舞い上げている可能性が考えられる。そこでハウスダストを効果的に取り除くには、いかに舞い上げずに行うかがカギ。ITEA東京環境アレルギー研究所の白井秀治所長は「適切な掃除道具を選択し、窓を開けて換気をするなど、ホコリを舞い上げない、吸い込まないといったことへの工夫を心がけたいもの」と語る。"ラク家事アドバイザー"として活動する島本美由紀さんによると、賢いお掃除方法の1つ目は「時短・こまめ習慣」。毎日わずか1分間のお掃除でも掃除機をかける回数が少なくなり、部屋のホコリや汚れもたまりにくくなることから、リビングや寝室、子供部屋などの各部屋の手に取れる場所に掃除道具を1本ずつ置いておくことで、気がついたときにささっと掃除する習慣を推奨する。次に、掃除方法については"朝掃除"を勧める。「家族が寝ている朝の時間はホコリが舞い上がりにくいので観葉植物や小物雑貨の小物雑貨の隙間や棚の上などをささっと掃除」と島本さん。さらに「余分なホコリを舞い上げないように、上から下へ。ホコリは部屋の中心よりも四隅や端にたまりやすいので、部屋の四隅外側から中心に向かって、しっかりホコリをからめとることが大切」とアドバイスする。こうしたホコリやハウスダストの除去に最適なお掃除グッズとして、例えばユニ・チャームの「ウェーブ ハンディワイパー」を紹介したい。本体ヘッド部分が"超立体ヘッド"と呼ばれる3D構造となっていることで、シートのふわふわとしたボリューム感が高められているという。さらに凸凹やミゾのホコリ・ゴミまでかき出して、残さずからめて離さない特徴もあるそうだ。同製品と化学雑巾の使用時に舞い上がるハウスダスト等の浮遊性についてスギ花粉を用いて検証した実験では、化学雑巾に比べて同製品のほうがハウスダストの舞い上げ量が非常に少ないという結果が確認されたとのこと。また、実験容器内のスギ花粉残存量も化学雑巾の使用時よりも少ないことが実証されているという。ハウスダストを効果的に取り除くことで、お部屋の綺麗さだけでなく健康にも気をつけたいところだ。
2014年12月02日PM2.5や花粉の除去、風邪やインフルエンザ対策として話題に上がる空気清浄機。しかし、キレイにする対象が"空気"と目に見えないものであるため「何を選べばいいのかわからない!」という人も多いのではなかろうか。本稿では、健康をサポートしてくれる「空気清浄機」の2014年モデルをまとめて一挙に紹介する。以下、各製品の見出しが詳細記事へのリンクとなっている(発表日順に掲載)。○部屋の隅まで風を届ける - パナソニック「F-VXK90」F-VXK90は、部屋中に漂うPM2.5の濃度を見極めて風量・気流を切り替えながら運転する「PM2.5解析プログラム」を搭載した加湿空気清浄機。吹き出し口には2枚のルーバーを備え、家具などの障害物にも負けず部屋の隅まで風を届ける。発売日:2014年9月1日発売時の市場価格(税別):80,000円前後フィルター:加湿フィルターPM2.5対応:○PM2.5の微粒子にすばやく反応 - ダイキン「MCK70R」ダイキン工業の空気清浄機は、集じん力が持続しやすい電気集じん方式を採用している。さらにフィルターに付着した有害物質に「ストリーマ照射」を行い、酸化分解する機能も搭載。2014年モデルのMCK70Rは、「高感度ホコリセンサー」によって微小粒子にすばやく反応する加湿空気清浄機だ。発売日:2014年9月9日発売時の市場価格(税別):60,000円前後フィルター:高性能フィルター(静電フィルター)PM2.5対応:○プラズマクラスターイオンをピンポイント放出 - シャープ「KI-EXシリーズ」KI-EXシリーズは、高濃度プラズマクラスターイオンを前方向に集中して放出できる「パワフルショット運転」機能を搭載した加湿空気清浄機。シャープ独自の音声ガイド機能「ココロエンジン」も備えており、部屋の空気の状態を教えてくれる。発売日:2014年9月20日から順次発売時の市場価格(税別):68,000円~110,000円前後(モデルによって異なる)フィルター:抗菌・防カビ後ろパネル、ガスもと~る脱臭フィルター、静電HEPAフィルターPM2.5対応:○デザインを一新してスタイリッシュに - 日立「クリエア EP-KVG900」日立アプライアンスのEP-KVG900は、前面に強化処理ガラスのパネルを採用し、デザイン性にもこだわった加湿空気清浄機。操作部はタッチパネルになっている。吸気面積の拡大や新モーターの採用などによって8畳を7分で清浄する空気清浄能力を持つ。発売日:2014年10月4日発売時の市場価格(税別):65,000円前後フィルター:アレルオフ微細じんHEPAフィルターPM2.5対応:○好みの湿度にお部屋をキープ - ダイキン「クリアフォースZ MCZ70R-W」MCZ70R-Wは、除湿と加湿を自動で切り替えて湿度をコントロールする「しつどセレクト運転」を搭載した除加湿空気清浄機の最上位機種だ。集じん力が持続しやすい電気集じん方式で、花粉やPM2.5などの微粒子も除去してくれる。発売日:2014年10月2日発売時の市場価格(税別):140,000円前後フィルター:高性能フィルター(静電フィルター)PM2.5対応:○空気清浄能力に特化 - 「ブルーエア ニオイフィルターモデル」ブルーエアは、独自の「3ステップHEPASilent(ヘパサイレント)テクノロジー」によって、ハイスピードで空気清浄・脱臭を行う空気清浄機。加湿機能などは搭載しておらず、空気清浄に特化した設計だ。ニオイフィルターモデルでは、5分で92%のニオイを除去できる。発売日:2014年9月18日発売時の市場価格(税別):55,000円~81,000円前後(適用畳数によって異なる)フィルター:3ステップHEPASilentフィルターPM2.5対応:○バルミューダ「AirEngine」のテクノロジー搭載 - 良品計画「MJ-AP1」MJ-AP1は、三層構造の「360°集塵脱臭フィルター」や垂直方向に循環器流を生み出す「デュアルカウンターファン」など、バルミューダの空気清浄機「AirEngine」のテクノロジーを搭載した空気清浄機。良品計画が企画とデザインを、バルミューダが技術設計と開発を担当した。発売日:2014年秋発売時の市場価格(税込):39,000円フィルター:360°集塵脱臭フィルターPM2.5対応:○世界基準「CADR」で認められた実力 - カドー「AP-C700S」AP-C700Sは、高性能3層フィルターによって空気をろ過する空気清浄機。光触媒でフィルターをセルフクリーニングする「フォトクレアシステム」を採用しており、フィルターの長寿命化を実現している。発売日:2014年10月28日発売時の市場価格(税別):111,000円前後フィルター:光ブルー活性炭フィルター、銀イオン抗菌HEPAフィルター、特殊活性炭フィルターPM2.5対応:
2014年11月08日三陽商会の展開ブランド「マッキントッシュ フィロソフィー」から、「キルティングコート」が発売された。同ブランドでは、皮膚から発せられる湿気を吸収して発熱するという「吸湿発熱機能」を持つ中綿を使用したコートを、2011年秋冬から毎年新たなデザインで販売している。今シーズン発売されるコートには、昨年まで使用したものより吸湿発熱機能とやわらかさを高めたという中綿を用いた。新たに繊維上の細菌の増殖を抑制する抗菌・消臭機能も持たせたという。表素材にウールを使用したダッフルディテールの「キルティングダッフルコート」は、カラーがボルドー・ネイビー・チャコールグレーの3色、価格が4万5,000円(無地)・4万7,000円(柄)となる。ボア仕様の裏地と、「耐久はっ水性・花粉プロテクト機能」をあわせ持つポリエステル素材の表地を用いることで、雨天や花粉にも対応できるという「キルティングコート」は、カラーがネイビー・ベージュの2色、価格は5万7,000円(価格はすべて税別)。10月下旬から、全国の百貨店・同社直営店の計58店舗と、直営オンラインスト[「サンヨー・アイストアで販売予定。各商品のサイズは36・38・40(7・9・11号サイズ)で展開する。
2014年10月22日日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第1報)を発表した。2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海度はシラカバ)の総飛散数は、九州と中国・四国のほとんどの地域では例年を下回ることが予想され、近畿から北海道にかけては例年並みの所が多い見込みとなっている。前年(2014年)の飛散数と比較すると、九州と中国・四国は少ない所がほとんどであるという。しかし、近畿から東北にかけては前年より多く、特に関東や東北では非常に多くなる所があることが見込まれるとのこと。北海道は、前年並みの飛散数になると予想している。花粉の飛散数は夏の気象条件が大きく影響する。一般には、「気温が高い」「日照時間が多い」「雨が少ない」と花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数が多くなるとされている。2014年の夏は、太平洋高気圧の西への張り出しが弱く「平成26年8月豪雨」の影響を受けたことにより「北暑西冷」となった。気温は北海道から中国・四国にかけては平年並みか高く、四国や九州では低め。日照時間は、北海道から関東では平年並みが多く、東海から西は少ない傾向が見られた。降水量は、平年を上回った所が多く、特に北海道や西日本の太平洋側では顕著となった。また、花粉の飛散数の多い年と少ない年は、交互に現れる傾向がある。2014年は、西日本の一部を除き全国的に花粉の飛散数は例年並みか例年より少なかったが、高温・多照・少雨などの花芽が多く形成される夏の気象条件がそろった所も少なかった。そのため、特に九州や中国、四国は花芽の形成にとっては悪条件となり、例年を大幅に上回ることはない見込みだという。ただし、東京では2倍以上、大阪は、およそ1.5倍になると予想している。
2014年10月14日「鏡を見ると、まぶたが重たくどんよりしている」「アイメークをしているのにパッチリした目元に見えない」……。印象的な目にしようと励んでいるものの、うまくいかずに悩んでいる女性は少なくないかもしれない。特に元来一重というわけではなく、「以前はもう少しパッチリとした目元だったはずなのに、最近まぶたが重たく感じる」という人は、日々のちょっとしたクセやメーク習慣が影響している可能性が考えられる。○まぶたを引っ張ったり、こすったりする動作はNGまぶたが重たく下がって、視野がせまくなってしまう症状に「眼瞼下垂(がんけんかすい)」というものがある。先天的になっている人もいるが、多くは年齢とともに次第にまぶたを持ち上げる腱(けん)が弱くなり、まぶたが落ちてくる症状をいう。症状が出るのは主に50代以上なので、20~30代でこの眼瞼下垂になるというケースはまれだ。ただ、若い世代でもこの眼瞼下垂のような症状が出るのが、ハードコンタクトレンズを使っている人だ。ハードコンタクトレンズの場合、まぶたを引っ張ってレンズの装着をすることが多い。そのため、まぶたの皮膚が伸びてたるむことなどで、ぼんやりとした目元になることがある。また、引っ張るだけでなく、目をこする動作もまぶたの皮膚にダメージを加えてしまうためによくない。○まぶたに負担をかけすぎると、下垂状態が早く訪れるまぶたに負担がかかる生活をしていると、今は自分にしかわからない程度のまぶたのたるみでも、将来的に眼瞼下垂の時期を早めてしまうことも考えられる。年齢とともにまぶたは次第にたるむため、誰しもがまぶたは下垂状態になるが、その時期が早くなったり、大きな症状として現れてしまったりすることがあるというわけだ。これは女性だけでなく、男性も同様に起きるのでまぶたに負荷をかけないことが重要になってくる。まぶたに負担がかかる生活は日常で無意識に行っていることが多いので、自分はしていないか意識的にチェックして、必要ならば生活改善に努めてみてはいかがだろうか。対策1 コンタクトレンズの装着はまぶたを強く引っ張らないように意識ハードコンタクトを使用している人は、装着時にまぶたを引っ張り過ぎないようにしよう。1日で考えれば朝晩のわずかな時間ですむ動作だが、365日積み重ねると結構な時間となり、まぶたへの負担も相当なものになるだろう。休日や家にいる日はメガネを着用する時間を作るなど、負担を減らすようにしよう。対策2 アレルギーは早めの治療をまぶたがたるむ大きな要因として、こする動作がある。花粉症などのアレルギーで目がかゆくなる人は、ゴシゴシとこするたびにまぶたに負担をかけることになる。花粉症などのアレルギー症状が出そうというときには、早めに治療して目のかゆみが出ないように調節しよう。対策3 過度なアイメークも負担につけまつげやまつげのエクステそのものが、まぶたをたるませるわけではない。だが、毎日つけまつげをして、外すときに強く引っ張ったり、刺激が強い接着剤などを使ったりすると、まぶたに必要以上のダメージを与えてしまうことになる。つけまつげを外すときには、強く引っ張り過ぎず、手を添えてやさしくはがすようにしよう。対策4 アイメークをゴシゴシこすって落とさないパッチリ目元に見せたくて、アイラインをかなり濃く書いている人も多いはず。アイラインそのものは悪くはないが、クレンジングでゴシゴシと目をこするように洗ったり、コットンで強くふき取ったりすると、まぶたは悲鳴をあげる。コットンにアイリムーバーをたっぷりと含んでまぶたに軽く押し当てて、2~3秒おいてからやさしくふき取るようにしよう。また最近は、目に負担をかけず、アイケアもしてくれるアイライナーなども出ているので、そういうものを使用するのもいいかもしれない。対策5 しっかりと保湿をし、睡眠もたっぷり保湿と睡眠も大事だ。目元の皮膚は薄いので目元用のアイケアアイテムでしっかりと保湿し、目をいたわるためにも睡眠時間をたっぷり取るようにしよう。からだエイジング
2014年10月02日ビーズは同社自転車ブランドDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)より、花粉や微小粒子を99%カットするフィルターを採用した自転車用マスク「ダストシールドマスク」と、交換用の「ダストシールドマスク専用交換フィルター」を発売する。○逆止弁バルブ付きで呼吸もしやすい同商品は花粉はもちろん、微小粒子状物質(PM2.5)や大気中の浮遊物質、車やバイクの排気ガスなどからサイクリストを守る自転車用マスク。花粉捕集効率99%、0.1マイクロメートルの粒子を99%以上(※)カットするフィルターを採用した。呼吸が苦しくならないよう、逆止弁バルブを左右に付けている。素材には伸縮性のあるネオプレーン素材を採用。鼻部分にはアルミ製ノーズクリップを用いた。装着部分はズレないよう、幅広のベルクロテープを採用している。サイズはM(顔周り45~48cm)とL(54~58cm)の2種類を用意した。価格は2,000円(税別)。別売の交換フィルターを使用すれば、高い微小粒子カット効果を維持できる。フィルターは5枚入りで1,400円(税別)。※日本衛生剤工業連合会全国マスク工業会規定試験方法およびPFE(微小粒子捕集効率)試験(ASTM F 2299)による。フィルター性能の数値であって、マスク本体の性能を示すものではない
2014年09月30日花粉の飛散量が多い時期は、花粉症に悩む人にとって本当につらい。なんとか鼻みずや鼻づまりを改善させるべく、毎日鼻うがいに取り組んでいる人もいるだろう。ただ、鼻うがいの効果的なタイミングや、適正な頻度をちゃんと理解した上で実践している人となると、その数はかなり減るかもしれない。そこで、鼻うがいの関連製品を販売している小林製薬のマーケティング部 外用剤グループ・亀井枝里子さんに聞いてみた。○鼻うがいはしすぎてもダメ――鼻うがいをするのに適したタイミングはいつですか「弊社が販売している『ハナノア』ですと、朝の起床時と帰宅時に使うのが有効です。一日に1~2回使用されている方が多いですね。朝は主に寝ている間に鼻の奥にたまった鼻水などを洗い流すことで鼻通りがよくなると思いますし、帰宅したときは外で吸い込んできた花粉やほこりなどを洗い流せるというメリットがあると思います」。――あまり何度も神経質に鼻うがいをする必要はないということですね「あまり洗いすぎてしまうと、鼻の粘膜の表面の粘液を洗い流してしまうので、それによって逆に刺激に敏感になるということも考えられます。手も洗いすぎると乾燥しますよね。体全般に言えることですが、人の自然の防御作用が粘液などで担保されている以上、洗いすぎるとバリアー機能が損なわれる恐れもあります。そのため、鼻うがいは1日に2~3回が適正ではないでしょうか」。○花粉症の発病率は国民の3割というデータも同社の鼻うがい関連製品「ハナノア」はここ数年、堅調に売り上げを伸ばしており、昨年までは対前年比120%で推移。同製品は洗浄器と洗浄液がセットになったものと、詰め替え用の洗浄液のみのタイプが販売されている。特に詰め替え用の洗浄液は、花粉量に関係なく毎年10%ずつ売り上げが伸びているそうで、「一度使っていただいた方のリピート率が高いと考えています」と亀井さんは話す。全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした「鼻アレルギーの全国疫学調査」(2008年)によると、花粉症全体の有病率は全国で29.8%にものぼるとの報告がされている。すなわち、全国1億3,000万人のうち約4,000万人以上が花粉症であると推計できる。この数値を鑑みると、立派な「国民病」のひとつと言っていいであろう花粉症。正確な知識や方法による正しい鼻うがいをすることによって、少しでも快適な日々を送れるようにしよう。記事監修 / 亀井 枝里子小林製薬 製品開発・マーケティング 統括本部 薬粧品事業部 マーケティング部 外用剤グループに所属。
2014年07月17日ドラッグストアや薬局には、ケガの貼り薬や頭痛薬、制汗剤、ストッキングや染み抜きアイテムなど、ちょっとした時に便利な日用品がそろっています。かなり遅い時間まで開いている店舗も多く、海外の方々も行くことが多い場所と言えるでしょう。そこで今回は、日本在住の外国人20名に「ドラッグストアや薬局で売っている物で、日本ならではの便利なグッズは?」と質問してみました。■使い捨てホッカイロが便利です。(中国/30代前半/女性)■かいろ(イタリア/30代後半/女性)■カイロ(イギリス/40代後半/男性)■ホカロン(韓国/40代後半/男性)■使い捨てカイロ(スリランカ/50代後半/男性)■カイロ(ドイツ/30代後半/男性)■ホッカイロ(ペルー/40代後半/男性)■カイロ、シャンプー。(オーストラリア/40代前半/男性)■カイロ、写真の現像、缶コーヒー(フランス/30代後半/男性)■カイロです。あとはお菓子を売っていて便利です。薬局が24時間営業ではないのは残念です。(ロシア/20代後半/女性)ダントツだった使い捨てカイロは、1978年にロッテ電子工業が「ホカロン」の名前で発売したのが最初です。日本は四季があり建物にも通気性が重視されていること、また商品への厳しい基準があることから一般的な存在であり、(少し古いデータですが)2010年度には約14億9842万枚の実売を上げています。ある記事によると、海外でそれほど広まっていない理由には、衣服や建物などでの防寒対策が古くからあること、まれに低温やけどの原因になるため訴訟のリスクが起こる可能性があることなどが理由なんだそうです。しかし、これだけの回答数を見ると、存在を知らないだけで海外でも需要がありそうです。事実、海外へのお土産としても人気なのだそうですよ。■たくさんある。睡眠をよくする暖めるマスク、靴の匂いを消臭するパッドなど。(ベトナム/30代前半/女性)こちらは花王の「めぐりズム」などでおなじみの暖めるマスクシリーズ。カイロの機能に蒸気を発するシートを組み合わせた日本ならではの発明です。肩こりの解消やリラックス効果を継続して求める人が多いのか、箱入りのお徳用が陳列されているのをよく見かけますね。■花粉マスク。(スペイン/30代後半/男性)■メガネクリーナー。(アメリカ/30代後半/男性)回答に出たマスクですが、実は風邪用と花粉症用では構造が違うため区別して発売されているんですよ(用途的には変わりませんが)。現在は200ほどの種類があるとも言われ、季節になると店頭にずらりと並ぶマスクの様子は、ある意味日本らしい光景なのかもしれません。■携帯用の薬(携帯用のかゆみどめ、ナプキンなども)。(ブラジル/50代前半/女性)■水虫の薬(じゅくじゅくタイプ)。(シリア/30代前半/男性)虫さされはもちろん頭痛薬や風邪薬などの薬品は当然のこと、女性に欠かせないアイテムなども含め「あってよかった!」という経験をした人も多いことでしょう。処方箋が必要な薬以外はかなり遅い時間まで購入できるのも嬉しいですよね。■エネルギードリンク。(トルコ/20代後半/女性)■日本のドラッグストアでは何でも売っています。薬を服用する事はほとんどないですが、栄養ドリンクなどを買ったりします。(スウェーデン/40代後半/女性)■ウコンの力!(ポーランド/20代後半/女性)■ミンティア。(インドネシア/30代後半/男性)■食べ物。(インドネシア/30代前半/女性)栄養ドリンクなども含めた食品も、最近ではバリエーションが増えてきました。価格も安いので商品によってはドラッグストアでの購入を決めている人もいるのでは?実際に、日本政策金融公庫が行った「2013年度上半期消費者動向調査(特別設問)」でも、食品を購入する先としての利用が増えているとのこと。ちなみに安さの秘密には、チェーン店ならではの大量購入が大きいんだそうですよ。私たちにはすっかりおなじみのカイロがこれほどまでに人気があるものとは思いませんでした。かつて日本のメゾンが冬のパリで行われたファッションイベントに参加し、屋外ショーを行った際にカイロを配って大喝采が起こった話を筆者は聞いたことがありますが、それは本当だったんだなとしみじみ…。最近は化粧品や輸入雑貨などを取り扱うチェーンもあり商品の種類は増す一方ですから、上手に活用したいものですね。
2014年07月03日富士重工業は22日、軽乗用車「スバル ステラ」に4種類の特別仕様車「G」「GS」「カスタムR type S」「スマートアシスト α」を設定して発売した。なお、同車はダイハツ工業よりOEM供給を受ける商品となる。GとGSは、「ステラ カスタム」で人気のブラックインテリアやサイドシルスポイラー、ルーフスポイラーといった装備に加え、質感や使い勝手を高めた特別装備を採用している。価格は、Gの2WD車が119万3,000円、AWD車が131万7,500円。GSの2WD車が132万8,000円、AWD車が145万2,500円。カスタムR type Sは、「ステラ カスタム R」をベースに専用の15インチアルミホイールを装備し、スポーティで質感高いエクステリアを実現したモデル。価格は、2WD車が137万1円、AWD車が149万9,500円。スマートアシスト αは、衝突回避支援システム「スマートアシスト」や、紫外線を約99%カットするスーパーUVカット&IRカットガラス(フロントドア)、花粉・PM2.5などを大幅にカットするエアクリーンフィルター(花粉除去機能付)を追加して、快適性を高めたとのこと。ステラ Lからステラ カスタム RSまでの各種グレードに適用され、価格は116万円~166万6,500円。
2014年05月22日今年も花粉の季節がやってきました! 毎年辛い思いをしている方、今年からという方も、みなさんどんな対策をしていますか? ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。朝は鼻水鼻づまりで目覚めてしまったり、目のかゆみを我慢できず、こすって余計にかゆみを感じたり、頭痛やのどの不快感などもありますね。この時期はちょっと煩わしいなと思ったりしていませんか? いくら花粉症がつらくても仕事のパフォーマンスは落とせませんし、休日も楽しみたいですね。ここぞというときはクスリで症状を押さえるにしても、のどが乾いたり、眠くなったりと副作用を心配する方も多いものです。女性なら鼻のかみすぎによる肌荒れも気になるところです。花粉の時期は約2ヵ月あります。なるべくクスリの摂取を減らしつつ、症状も押さえる方法を取り入れていきませんか? ■花粉症を撃退! ツボを押してみよう! 睛明(せいめい)、承泣(しょうきゅう)は目のショボショボ、かゆみに効果的です。1か所につき5秒押しましょう。睛明(せいめい)は、目頭の少し内側にあります。人差し指で気持ちいいくらいの力で押します。承泣(しょうきゅう)は、目の真下にあり、骨のきわにあります。人差し指で骨のきわを引っ掛けるようにして、奥から手前に少し押し出すように行います。目がかゆいときに、こすると余計にかゆみを感じたり充血してしまいます。女性はマスカラに花粉が付着しても、簡単に洗顔することができないので、まめにツボ刺激をして不快感を和らげましょう。鼻の症状に効果があるのは、鼻通(びつう)というツボです。鼻の通りをよくします。ツボの位置は、鼻の両側にあり、小鼻の上のくぼみにあります。親指と人差し指でつまみ、指を少し上下に動かします。30秒程度行うと良いでしょう。ツボ押しは仕事中、症状が気になるときや、お風呂上がりなどの好きな時間に何度でも押すことができます。個人差はありますがツボ刺激をすることで、一定の時間、症状が解消されスッキリ過ごすことができます。東洋医学では、花粉症の発症には体質が大きく関わっていると考えています。体質を改善して症状を押さえるというのが考えかたの根底にあります。もちろん今すぐ解消したい、というときもツボの場所を知っていると解決できます。ツボ押しは、通年通して習慣化していただき、体質改善に役立ててもらえるといいと思います。今年の春は、スッキリ爽快に過ごしましょう!
2014年04月06日春の訪れとともに、花粉症の季節がやってきました。花粉症の人にとっては、しばらくツライ季節が続きますね。どういう点に気をつけて過ごせばいいのでしょうか。対策を考える前に、まず花粉症が起こるメカニズムを簡単に知っておきましょう(出典「海洋ミネラル通信」)。もともと人の体には、最近やウィルスが侵入したときに、その異物に抵抗して身体を守るためのIgE抗体を作る働きがあります。花粉症はこの防御反応が過剰になった状態で、本来ならほとんど無害の花粉に対しても抗体ができているのです。その後、花粉が再び侵入すると、花粉とIgE抗体が結合し、その結果、ヒスタミンなどの化学物質が分泌されて知覚神経や血管を刺激し、くしゃみや鼻水が出るのだそう。IgE抗体ができても、すぐ花粉症になるわけではなく、それまで吸ってきた花粉の量にも関係するので、なるべく花粉を体内に入れないことが大切。また、不規則なストレスなど原因で身体の抵抗力が弱まったり、身体の中で調整素として働くミネラルが不足して、免疫機能が低下するとアレルギー症状がより強く現れるので、注意したいですね。では、花粉症の症状をやわらげるには、具体的に何をすればいいのでしょう?(出典「海洋ミネラル通信」) まずは、花粉に接触しないよう、マスク、眼鏡やゴーグルを着用する、花粉が付きにくい素材の服を着るなどして、花粉を取り込まないようにします。さらに、窓を開けるのは最小限にして空気清浄機を使う、洗濯物も外に干さないなど、日常生活でも気をつけることがありますね。薬で症状を抑え対処療法や手術療法のほか、花粉の抗原を少しずつ体内に入れる免疫療法(減感作療法)なども。医院へ足を運んで、医師と相談しながら自分に合う治療法を見つけるのがよさそうです。そして自分でもできることとして、免疫力を上げるというのも大切なポイント。腸内環境を改善して免疫機能をアップさせる乳酸菌、抗酸化作用で炎症を抑える働きがあるポリフェノールも有用だそう。また規則正しい生活や食生活も基本。身体のミネラルバランスを整えるのもいいですね。最近の食生活では不足しがちなミネラルは水分からとるのもひとつの方法なのだとか。花粉症とミネラルというのはちょっと意外な気もしますね。ミネラルというと、サプリメントなどを使用する人もいるかもしれませんが、ミネラルを摂取するときに大切なのはバランス。特定のミネラルだけを多量に摂るのでは意味がないのだそう。そこで、ミネラルが豊富に含まれたミネラルウォーターを飲むのがオススメ。海洋深層水由来のミネラルが10%アップした「miu」なら、ミネラルをバランスよく摂取することができそうです。また「miu」には、フレーバーウォーターの「miu ピーチ&マスカット」、スポーツウォーターの「miu アクティブチャージ」もあるので、シチュエーションに合わせて選んで。花粉症の季節を上手く乗り切るには、免疫力をあげるなど、自分でできる努力も大切。少しでも快適に過ごせるように、ミネラルウォーターを飲むなどすぐにできることから始めてみては?・ダイドードリンコ 公式サイト
2014年03月13日春はいろいろなことが始まる新しい季節。寒さもゆるむと、気分も明るくなりますね。その一方、花粉症の人にとってはつらい季節でもあるのが残念なところ。花粉症さえなければ、もっと春を楽しめるのにと思っている人も多いかもしれません。花粉症は、花粉によるアレルギー症状なので、屋外に出ているときに症状が強く出ると思われているかもしれませんが、実際花粉症の人にアンケート(エスエス製薬による「花粉症に関する実態調査」)を行うと意外な結果がわかりました。花粉症の症状が一番ひどいタイミングは、特に決まっていない人を除くと、「起床時」が22.4%で断トツ。続いて「午後の屋外での時間」が11.4%。屋内にいるのにもかかわらず、多くの花粉症の人が「起床時」の症状に悩まされているようです。そのため、花粉症の人にとって朝は憂鬱な時間に。アンケートでも、「機嫌が悪くなる/気分がすぐれない」が55.6%と半数以上、「寝覚めが悪い」が34.6%と、多くの人が花粉症のために一日のスタートを上手く切れていないことがわかりますね。このような朝の発作的な鼻炎症状を「モーニングアタック」と言いますが、いくつかの原因が考えられているそうです。例えば、夜間に床の上に沈下した花粉やハウスダストなどの濃い抗原を吸入するためや、起床やふとんをたたむときなどに、床やふとんから抗原が空中に舞い上がるためなどの理由が考えられるとか。けれども、花粉の侵入の少ない室内においても「モーニングアタック」が発生することから、起床時に自律神経が副交感神経優位から交感神経優位の状態に切り替わることによって、一時的にバランスが乱れて鼻が刺激過敏になることが原因ではないかと考えられているそう。ですから、「モーニングアタック」の症状に悩んでいる方は、夜に服用するタイプの鼻炎薬を活用することで、朝の鼻炎症状をしっかりと抑えるといった対策をすることがオススメです。また、花粉症対策で薬を服用するときに気になるのが副作用。抗ヒスタミン薬を服用すると、集中力や判断力、作業能率などが低下した状態=「鈍脳」(インペアード・パフォーマンス)になることも。仕事がはかどらなかったり、集中できないという経験を持つ人もいるはず。東北大学教授の谷内一彦先生によると、これは、抗ヒスタミン薬が鼻の粘膜にある「H1受容体」をブロックすることで、アレルギー症状の原因物質「ヒスタミン」と結合するのを防ぎ、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を緩和するのと同時に、脳の中にある「H1受容体」もブロックするせいだからだそう。そこで「鈍脳」を起こしにくいものをと開発されたのが、第2世代抗 ヒスタミン薬。中でも、非鎮静性の抗ヒスタミン薬の成分が使用されているものは、脳に入りにくいため、 「鈍脳」の状態が現れにくいのだとか。このように最近では、「鈍脳」になりにくい薬が増えてきましたが、中でも、寝る前に服用するだけで、「モーニングアタック」をやわらげ、一日、花粉症の症状を抑える薬を選ぶのがおすすめだとか。一度、薬局で薬剤師さんに相談してみて。また、スギ花粉などの季節性のアレルギー性鼻炎は、症状が出始めた初期の段階から服用を開始すると、より効果的に症状を抑えることができるから、まだ症状が出ていない人もすぐに飲み始めるといいかも。もう春は目前です。今年は、賢く薬と付き合って、花粉症のために憂鬱になりがちな季節を明るく楽しく過ごしましょう。
2014年03月11日春の気配を感じはじめる、この季節。何となく目がかゆい、鼻がムズムズするなんて方も多いのでは…。私は、花粉症でないから大丈夫! と思っていたら 大間違いです。花粉症は、ある日突然に発症する、誰にでもかかる可能性のあるアレルギー反応なんです。■花粉症のメカニズムアレルギーとは、特定の物質に過剰に反応する現象のこと。私たちの身体は、花粉が体内に入ると、身体の免疫機能が反応して「抗体」をつくり、再び花粉が吸い込まれると異物として「抗体」が反応し、ヒスタミン などの物質を放出します。ヒスタミンによって、神経や粘膜の血管が刺激されて、くしゃみ、鼻水、かゆみ、などといった花粉症の症状が現れるのです。■外出時の花粉対策花粉症対策は、とにかく花粉を体内に侵入させないこと。日頃から、マスク、眼鏡、帽子などを活用して、花粉から身を守るように心掛けることが大切です。マスクは、花粉が入り込みにくい目の細かい物を選び、鼻までしっかりと覆うようにするのが鉄則です。長時間マスクを使用する際は、こまめにマスクの表面をはたいて、花粉を落とすようにしましょう。喉の乾燥を感じる場合は、水で濡らして固く絞ったガーゼを挟むと、喉の乾燥が和らぎます。また、外出時には、花粉が付着しにくい服装で出かけることも効果的。毛糸などの静電気が起こりやすい服は、花粉を引き寄せてしまうので避けるようにしましょう。ナイロン地のようなツルツルした素材の洋服を選ぶのがオススメです。■生活習慣や食事習慣を見直す外出先から帰宅したら、うがい・手洗い・洗顔を習慣にするようにしましょう。身体についてしまった花粉を、長時間放置しないことが大切です。髪にも花粉が付着しているので、花粉が多く飛び交う季節は、できれば毎日シャンプーするのがオススメです。また、花粉症対策には、食生活も重要です。長期間にわたって、高タンパク・高カロリーな食生活を続けていると、花粉症になりやすいと言われています。花粉症改善のためには、魚や野菜を中心にした食生活を心掛けること大切です。魚にはα-リノレン酸、EPA、DHAが多く含まれ、これらはアレルギー反応を抑制する働きがあります。また、玉ねぎやニンニクなどの野菜には、免疫力を高める作用や、炎症を抑制する効果があります。玉ねぎの皮には、ケセルチンが含まれており、花粉症に有効な成分としても有名です。毎日、規則正しい時間に、バランスの良い食事を心掛けることも、花粉症の予防&改善に効果的です。
2014年03月11日前回 は、花粉症になってしまうメカニズムを紹介しました。これを踏まえて、引き続き今回はアロマセラピーを利用した、花粉症の症状別対処法をご紹介したいと思います。■頭痛、喉の痛み精油:ラベンダー、ティーツリー、カモミール、ユーカリ。鎮静作用、鎮痛作用のある精油、抗ウイルス作用のある精油を使います。方法:上記のオイル1~2滴をこめかみ辺り、または喉に直接擦り込みます。ラベンダー、ティーツリーは原液のまま直接肌に使用できます。ユーカリとカモミール・ローマンは10mlのホホバオイルに対し、5滴の割合で希釈してお使い下さい。注意点1:カモミール・ローマン、カモミール・ジャーマンは、月経周期を整える、通経作用があるので、妊娠初期の数ヵ月は使用を避けましょう。注意点2:ユーカリは、高血圧、てんかんのある方は使えません。また、多量に用いるのはやめましょう。■くしゃみ、鼻水、鼻づまり精油:ティーツリー、ペパーミント、ユーカリ。鼻の炎症を抑え、鼻の粘液を出しやすくする作用のある精油を使います。方法1:ハンカチやマスク、ティッシュにスプレーして鼻からゆっくり呼吸をしてください。ティーツリーは原液でも使えます。洗面器やコップにお湯をはってその中に精油を2〜3滴垂らし、バスタオルをかぶせて吸入します。方法2:ティーツリー2滴、ユーカリ1滴、ローズマリー1滴、、カモミール・ジャーマン1滴を、ホホバオイル10mlで希釈し、鼻の周りのツボ、迎春(鼻翼から親指半分外側の笑いしわのうえにあたる所)を指圧するように擦り込みます。■目の充血、かゆみ精油:カモミール・ローマン、ラベンダー。鎮静作用、鎮痛作用、かゆみを和らげる作用のある精油を使います。方法:洗面器に精油を1~3滴垂らしてタオルにしみ込ませて目の上を冷湿布します。■免疫バランスを整える精油:カモミール・ジャーマン、ティーツリー方法:ディフーザーで拡散して呼気から体内に取り込みましょう。■皮膚の保湿、潤いを与える。精油:カモミール・ローマン方法:ホホバオイル10mlに対し、精油を5滴垂らしたマッサージオイルを作って皮膚の荒れた部分に擦り込みます。以上が、花粉症の症状別アロマセラピーでの対処法です。不快な花粉症の症状を 和らげるのに自然の精油の力を、ぜひ使ってみてくださいね。市販の薬よりも効き目はゆっくりですが、副作用もなく、何より原料は身体に優しい天然原料です。また、日常で使い続けることによって、身体自体の免疫力を高め、花粉症にかかりにくい身体作りをしてくれるのもアロマセラピーの嬉しい作用ですね。また、8歳未満のお子さんにご使用する場合は、ラベンダーとカモミール・ローマンのみにして下さい。アロマセラピーの正しい使用方法を知って、ぜひ日常生活の中に取り入れてみてくださいね。
2014年03月05日春が近づいて徐々に暖かくなると嬉しい反面、気をつけなくてはならないのが花粉。毎年悩まされている方、少なくないのではないでしょうか? 去年まではならなかったからと言って安心はできません! 花粉症は一種のアレルギー反応で、免疫の容量がいっぱいになって、あふれ出すことで症状が突然表れます。今回は、どうして花粉症になるのか? そのメカニズムと、どのような人がかかりやすいのかを、分かりやすく解説します。■なぜ花粉症になるの? 花粉症のメカニズムとは身体は外からの異物に対して、その物質を排除する働きが有り、花粉もその対象になります。そして、外部から侵入してきた異物「抗原体」に対し、対抗する物質「抗体」を作って身体を守ろうとします。しかし、身体を守るための抗体の数が一定量を超えたとき、抗原体が抗体と結びつき、それまでとは違った反応を示すようになってしまいます。このような免疫の過剰反応が花粉症などのアレルギー症状なのです。また花粉症になる人とならない人がいる中で、どんな人が花粉症になりやすいのでしょうか? ■体質要因1.アレルギー体質の人中でもハウスダストアレルギーがある子供の70〜80%が花粉症を持つと考えられています。アレルギー体質は遺伝すると考えられていますが、花粉症そのものが必ずしも遺伝するとは限りません。2.体内に活性酸素を取り除くSOD(抗酸化酵素)の量が少ない方や、乳酸菌など善玉菌の減少で腸内環境が悪い方。3.体内でIgE抗体を作りやすい人通常IgE抗体は腸内に侵入した寄生虫からの感染を撃退する抗体です。衛生環境の改善で寄生虫が少なくなった今、IgE抗体の行き場がなくなり、異物である花粉に異常反応していると考えられています。鼻粘膜の抗体であるIgG抗体も、花粉症になりやすいと言われています。■食生活の乱れや不規則な生活インスタント食品、外食、ファストフードなど食品添加物を多く摂取したり、肉食などによるタンパク質の摂取が多くなって、腸内細菌のバランスが崩れると、アレルギー反応を起こしやすくなります。また、睡眠不足、生活時間が不規則な場合、自律神経系が乱れ、免疫力が低下する為にアレルギー反応を起こしやすくなります。■都市環境マンションなどの気密性の高い住宅で、ダニが増えるとアレルギーの原因になります。また、アスファルトが多く空き地などが少ない、車の排気ガスなど、都市環境には花粉症を悪化させる原因が多いと言えます。それと共に、身の回りの抗菌化や、土が消えて自然に触れる機会が少なくなった現代においては、身体の免疫力が試される出番が減り、そのかわりに花粉に異常反応するようになってしまった、ということも考えられます。いかがでしたか? 引き続き【アロマセラピー活用編】では、目のかゆみや鼻水などの不快な症状をやわらげる、アロマセラピーの活用法をお伝えします。ぜひご覧になってみて下さいね。
2014年03月04日日本でも年々うつ病の患者が増加。2011年には、厚生労働省の定める「5大疾病」の中にうつ病を含む精神疾患が加わり、患者数は約323万人と「5大疾病」のなかで一番多くなっているという(平成20年現在)。うつ病など精神疾患には、季節によって発病する疾患が存在。その中でも、日照時間の短くなる冬には「冬季うつ(冬型SAD)」になる危険性が高まる。この病気の原因は、日照時間が短くなることで起こる「ビタミンD不足」。日本でも北海道や東北、北陸地方のような日本海側で、緯度が高く、日照時間が少ない地域に多く見られる。「冬季うつ」は通常のうつとは少し違った症状が現れ、生活のリズムの変調などが見られる疾患。特に顕著なものが、冬になると眠くてたまらない、甘いものが欲しくなるという症状で、うつと自覚しにくいが、10月~11月頃から始まり3月ごろには快方に向かうようなパターンが見られる場合、冬季うつの可能性が高いといわれている。冬季うつを解消するためには、照明器具による治療よりも「ビタミンD」の摂取のほうが効果的という結果が出ている。冬季うつの患者15人のうち8人には「ビタミンD」のサプリメントを投与、7人には光線療法を実施したところ、両群ともにうつ病は改善に向かったが、光線療法(36%)よりも「ビタミンD」投与(74%)のほうが有効であるという結果となった(1999年 米国ユニオン・メモリアル病院とジョンズ・ホプキンス大学のグロス博士の研究より)。冬季うつに効果的な「ビタミンD」は、油に溶ける脂溶性ビタミン。ビタミンD2(エルゴカルシフェロール)とビタミンD3(コエカルシフェロール)に分けられ、前者は植物に、後者は動物に多く含まれる。「ビタミンD」は、カルシウムの吸収を助け、くる病や骨粗鬆症の予防に不可欠であることが広く知られているが、近年では、先に述べたうつ病などの精神性疾患、大腸がんや乳がんといったがん予防(細胞の不健康な増進をコントロールし、正常な細胞にする)、結核、インフルエンザ予防・改善(免疫強化)、花粉症などのアレルギー緩和、糖尿病の予防などにも効果が期待できる試験結果が出ており、いまだ効果的な予防法が見当たらない疾病にも有効である可能性が示唆されている。このようにさまざまな疾病の予防に効果が期待される「ビタミンD」は、サンシャインビタミンとも呼ばれ、日光(紫外線B波)を浴びることによって皮膚でつくられる`ホルモン`でもあり、魚やきのこなどの食品からも摂取できる。しかし、近年の過剰なUVカット、魚を食べる機会の減少などで、日本や欧米では「ビタミンD」が不足傾向にある。サプリメント先進国・アメリカでは、様々な研究を通じて「ビタミンD」に対する認知が高まり、その市場規模は2006年~2011年の5年間で、約50倍(※)にも伸びており、アメリカの人気ドラマでも「ビタミンD」を摂取するシーンを見ることができる。日本でも今後、「ビタミンD」への注目は更に高まっていくだろう。※VASPI Main & Archive Database 2006-2011○効率的な「ビタミンD」摂取に便利なサプリメント日光や食品によって摂取可能な「ビタミンD」だが、現代的なライフスタイルではどうしても不足しがち。「冬季うつ」はもちろん、「インフルエンザ」や「花粉症」などの予防には、1日20~25µg (800~1,000 I.U.)の「ビタミンD」摂取が推奨されているが、この量を普段の食事で補うには、鮭では1切れ半、しいたけでは約1,000gも必要になる。現実的には、なかなか続けるのは難しそうだ。そこで、手軽に不足分を補えるサプリメントでの摂取も検討してみたい。サプリメントにもさまざまな種類があり、ビタミンD高含有タイプや、水なしで口で溶けるタイプも登場し、選択肢が広がっている。■大塚製薬「ネイチャーメイド スーパービタミンD」90粒 (90日分目安) / 961円(税込)ビタミンD 25µg (1000 I.U.) / 1粒 (1日分目安)■バイタルケアーズ「ビタミンD 1000」30粒 (30日分目安) / 1,029円(税込)ビタミンD 25µg (1000 I.U.) / 1粒 (1日分目安)■インターフェニックス「スーパービタミンD3」60粒 (60日分目安) / 3,480円(税込)ビタミンD 50µg(2000 I.U.)/ 1粒(1日分目安)■大塚製薬「ネイチャーメイド ビタメルト D」50粒 (10日分目安) / 630円(税込)ビタミンD 17.5µg (700 I.U.) / 5粒 (1日分目安)※価格などは2014年1月31日現在
2014年01月31日いよいよ春本番です。3月からの花粉症シーズンはピークを迎え、まだ4月もつらい時期は続きますね。今年は昨年夏の気候条件により、スギ花粉の飛散量が大変多く、つらい症状に苦しめられている人も多いのではないでしょうか。この後も、ヒノキ、イネ科、ブタクサと花粉の飛散は続き、花粉症シーズンは終わりません。花粉症の症状を完全におさえることは難しいですが、花粉の性質を理解してコントロールすることができれば、症状を軽くすることはできます。「花粉対策の3つのコツ」をご案内しましょう。■空気のコントロール部屋の空気の入れ替えは、花粉が屋内に舞い込みやすい時間帯を避けましょう。実は、屋外の空気中に舞う花粉の量は、時間帯や季節、その日の気象条件によって変化するのです。一般的にはお昼前後と日没後の時間帯は要注意。花粉症シーズンの換気は、花粉の飛散量の少ない時間帯に行うのが鉄則です。花粉が飛ぶ前の早朝、もしくは飛散し終わり夜露で地面に落ちた後の深夜に換気しましょう。ただ風の強い日は花粉を招き入れやすいため避けてください。しかしそうはいっても物を動かしたり、掃除機で音を出したりするお掃除を深夜に行うのは近隣のお宅への迷惑を考えると遠慮してしまうもの。その場合は無理に窓を開けて換気する代わりにお部屋の消臭スプレーを使ってみましょう。例えば、最近 ファブリーズ から発売されたW消臭タイプのミストであれば、トウモロコシ由来の天然消臭成分が空気中を漂うニオイを包み込んで瞬間消臭し、クエン酸がそのニオイを中和してしっかり消臭、すっきりした気分を味わえます。また、外から入ってくる空気をなるべくきれいで、花粉の少ない状態にするために、給気口用のフィルターを取り付けるのも簡単でおすすめです。寝室の給気口だけでもフィルターを装着すれば、寝ている間に吸う花粉を減らすことができます。■衣服のケアこの時期、ぽかぽかと心地よい晴天の日には、思わず洗濯物を外に干したくなりますが、外干ししてしまうと衣類が乾燥する過程で繊維が花粉を絡めとって、手ではたいてもなかなか落ちにくくなってしまいます。せっかく洗濯しても、逆効果になってしまいますね。そこで効果的なのが、天気が良くても洗濯物を部屋干ししてしまう方法です。部屋干しの場合は、その生乾きのニオイが気になるところですが、長時間抗菌効果が続く洗剤なら、そのいやなニオイを防ぎ、部屋干ししてもとても快適な空間を実現できます。また衣服への花粉の付着を未然に防ぐためにも、お洗濯の時には一緒に柔軟剤を使いましょう。柔軟剤は、衣服を柔らかく仕上げるだけでなく、静電気を防ぐ効果もあります。静電気は花粉が衣服にまとわりつく一因となりますから、その対策のためにもぜひ試してみて下さい。外出時に着る服は毛足の長い静電気をため込みやすい素材ではなく、表面がなめらかな素材のものを選ぶように心がけましょう。■お掃除のタイミングどんなに気を遣っても花粉は部屋に入ってしまうので、こまめに掃除機をかけましょう。けれども、一度室内に入った花粉は布団やカーペット、ソファやカーテン、玄関マットなどの布製品に付着してしまいます。しかも、ふとした衝撃で舞い上がってしまうため、掃除機で吸い取るのも至難のワザ。花粉はこのように舞い上げずに除去することがとても大切です。朝一番か帰宅直後にさっと拭き取ってしまいましょう。掃除機をかけるのは気が引ける時間であれば、大量に安価で購入できる紙のお掃除シートを使うのもおすすめです。花粉症の症状は非常に不快ですが、さまざまな対策を講じて、少しでも快適に過ごせるように工夫をこらしましょう。監修:藤原千秋大手住宅メーカー営業職を経て2001年よりAllAboutガイド。主に住宅、家事まわりの記事執筆を専門とするライター・アドバイザー&コラムニストとして活動。
2013年04月25日春の訪れとともに、今年も花粉症の季節がやってきた。日本気象協会によると、昨年の夏の気温が高く、日照時間が長かったなどの気象条件の影響のため、スギ及びヒノキ花粉の総飛散量は関東地方で例年のおよそ1.5倍となるらしい。既に、花粉症の症状に苦しんでいる人も多いことだろう。昨年の飛散量が少なかっただけに、いっそう症状が厳しく感じられるのではないだろうか。花粉症に苦しむ人が多いだけあって、花粉症の対策グッズも非常にたくさん販売されている。薬や目薬はもちろん、マスク、メガネなど、症状をやわらげるものや、とにかく花粉に触れないようにするものなど、多種多様だ。けれども、花粉症に苦しんでいる人にとっては、完璧な予防方法はないというのが実感かもしれない。このままあとしばらくは憂鬱な季節が続くと思うと、気が滅入ってしまう人も多いことだろう。少しでも症状をやわらげたいと思っている方に、ひとつ良い情報がある。それは、EPA(エイコサペンタエン酸)という成分が花粉症によいと考えられているということだ。EPAとは、健康を維持するために欠かすことのできない脂肪酸の一つで、イワシなどの青魚の油に多く含まれているほか、昆布やワカメなどの海産物にも含まれている。近年の研究で、EPAは花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息といったアレルギー症状の緩和に効果があると考えられるようになっている。青魚に含まれる脂質は、α-リノレン酸のEPA(イコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)という成分で、過剰にとったリノール酸系の油とのバランスを整え、免疫の働きを正常にしてアレルギー症状を抑える働きを持っているのだ。 そもそも花粉症とはアレルギーの一種で、花粉に含まれる抗原が体の中の抗体と過剰反応することで、「クシャミ」「鼻水」「涙目」などの症状が出ることを指す。過剰反応を示すことで有名なロイコトリエンは「鼻詰まり」、ヒスタミンは「クシャミ」「鼻水」を引き起こすのだ。ロイコトリエンは細胞膜の脂肪酸が変化して発生する物質で、EPAやDHAを多く摂ることで産生を抑制できることから、EPAやDHAが花粉症の症状を軽減できることが考えられる。 既に述べたように、EPAとは脂肪酸の一種であり、脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられる。高血圧や動脈硬化を招きやすいのはAA(アラキドン酸)を含む牛や豚などの肉、バターなどに多く含まれる飽和脂肪酸である。一方、n-3系不飽和脂肪酸であるEPAには中性脂肪を減少させ、動脈硬化の原因とされる悪玉コレステロールの生成を抑え、血液をサラサラにするなどの働きがある。 花粉症などのアレルギー以外にも、さまざまな効果が期待されているのだ。例えば、持久力の向上や抗炎症作用、精神安定、眼精疲労の抑制、肌の潤いなど、非常に幅広い効果が期待される、人の体にとって欠かせない大切な成分であると言えるだろう。しかし、EPAは体内でほとんど作ることができないため、食物などから意識的に摂取しなければならない。青魚などに多く含まれるが、焼く、煮るといった調理によっては油が流れ出てしまう場合もある。また、青魚や刺身が苦手な人、魚嫌いの人、食生活が不規則で魚が摂れていない人、また中性脂肪値が高い人やメタボが気になる人は、EPAを意識的に摂取することが必要だろう。魚に含まれる脂肪酸ということでは、EPAよりも、生活習慣病予防などに役立つ健康成分としてDHAを耳にしたことのある人が多いかもしれないが、実際の医療現場で注目されているのは、むしろEPAであるということは意外と知られていない。また、EPAは摂取した後に、一部体内でDHAに転換されるため、DHAの機能を兼ねているとも言える。つまり、EPAを基準に摂取すれば、EPAのみならず、DHAも摂取することができるのだ。花粉症対策はもちろん、健康維持のためにも意識的にEPAを摂取したいものだ。特に青魚が苦手な人や食生活が乱れている人は、EPAが摂取できるような食事や対策を考えてみてはどうだろうか。
2013年03月21日いよいよ花粉症の本格的なシーズンが到来。環境省によると、今年は例年に比べてスギやヒノキ花粉の飛散量が2〜6倍になるなど、全国的にかなり多くなるとのこと。今まで花粉症の症状がなかった人でも、突然発症することも考えられます。また、都会の花粉には排気ガス等の大気汚染物質が付着していて、田舎の花粉に比べてアレルギー症状が10〜20倍にもなるとも言われています。PM2.5が花粉に付着して飛散することも考えると、すでに花粉症の人もそうでない人も、花粉症対策は万全にしておきたいもの。花粉症の基本的な対策方法としては、外出時にマスクをしたり花粉をカットしてくれるメガネを使用するなどがあげられます。けれど、外出時には花粉を対策できても、室内にまで入り込んだ花粉にはどう対処したら良いのでしょうか?室内の花粉対策に有効と言われる空気清浄機を販売するダイキン工業が開催する、2013年2月16日(土)から3月31日(日)までの期間中の土日に開催されている、親子向けの花粉対策の体験学習イベント『“目指せ!空気博士”体験学習イベント〜花粉の特別授業』へ行ってきました。 (イベントの詳細はこちら) 会場には白衣を着た15名ほどの子供たちと、その親御さんたちが集合。授業形式で花粉の大きさや特徴等の豆知識を学んでいきます。実際にスギやイネ、ブタクサなど色々な種類の花粉を顕微鏡で観察したり、模型で花粉の構造を理解する等、わかりやすいレクチャーで子供たちも興味津々です。■花粉症の症状を疑似体験花粉や花粉症について学んだ後は、花粉症による鼻づまりを疑似体験する実験が行われました。鼻づまりを疑似体験している状態と、通常の状態で3種類のドリンクを飲み比べて、その味の違いを確認。花粉症の子も花粉症じゃない子たちも、花粉症の症状とはどんなものかを体感できたようです。花粉症の症状を体験した後は、花粉症対策についてのレクチャーが。家に入る前は花粉をしっかりと払い落とす、手洗い・うがいや洗顔をする、床に落ちた花粉を水拭きする、家の中で飛んでいる花粉を空気清浄機で吸い込むなど、マスクやメガネ以外にもできる花粉症対策についても説明がありました。自宅ですぐに実践できる花粉対策について、子供たちはもちろん親御さんたちも真剣に聞いていました。授業終了後はワークシートに授業の感想等を記入して提出し、体験学習終了のハンコを押してもらえます。ぴちょんくんグッズなどのお土産ももらえて嬉しそうでした。お子さんと一緒に参加されていた親御さんたちにとっても、花粉症について知らなかった内容があって為になったようです。■屋内での効果的な花粉対策とは?今回のイベントを主催したダイキン工業の酒井茂孝さん(ダイキンソリューションプラザ「フーハ東京」マネージャー)にお話を聞きました。———どうして今回のイベントを開催しようと思われたのでしょうか?「今までは花粉症になるのは大人だと思われていましたが、近年は子供の花粉症もかなり増えてきています。弊社では日頃から空気や熱等の理科の実験や体験ができる場を提供しておりますが、今の時期に問題となる花粉に関する特別授業を開催することで、その対策方法を知ってもらうことはもちろん、普段あまり意識することのない空気にも関心を持ってもらえる機会ができればと考えました」———屋内での花粉対策に空気清浄機が効果的とのことでしたが、ダイキン工業の販売する空気清浄機の特徴を教えて下さい。「弊社の空気清浄機には大きな2つの特徴があるのですが、まずひとつ目はダイキン独自の“ 光速ストリーマ ”です。これはわかりやすく説明すると、小さな雷のような状態を起こし、吸い込んだ花粉を芯まで分解・除去するなど、有害物質を分解する仕組みになっています。ふたつめは“ 電気集塵方式 ”です。これは吸い込んだ花粉等の物質にプラスの電気を帯びさせ、フィルターのマイナスの電気を帯びさせた部分に吸着させる方式。細かいフィルターでこすのではなく、静電気を起こさせたプラスとマイナスの網のようなものに吸着させるので、目詰まりしにくく性能が持続しやすいのが特徴です。」目には見えない花粉に悩まされるこの季節、花粉症をきちんと対策するためにも、花粉についての知識や花粉症の対策方法をしっかり学んでおくことが必須。花粉症対策としてはもちろん、家の中の空気を清潔に快適にしてくれる空気清浄機をチェックしてみてはいかがでしょう?お問い合わせ:ダイキン工業 tel.0120-88-1081(24時間365日受付) 公式サイト
2013年02月26日今年1月から大気汚染が話題になっている。よどんだ空気は視界を妨げ、交通事故まで引き起こしているから事態は深刻だ。もっと大気汚染がひどくなったらどうなるのか?花粉よりも小さい微粒子や有害物質に肺を冒され、慢性的な気管支炎やぜん息に悩まされそうだ。■消えないホコリ大気汚染の基準は有害物質と浮遊粒子状物質(SPM)、つまり地面に落ちずに空中をただよい続けるちりやホコリの量によって測られる。粒径10μm(マイクロ・メートル)未満は粗大粒子、2.5μm未満は微小粒子と呼ばれ、それぞれPM10/PM2.5と表現される。いま話題になっているPM2.5は1,000分の2.5ミリだから肉眼では見えないが、大量に集まると視界が悪くなるほど空気を濁らせる。世界保健機関(WHO)では、1立方mの空気に含まれる浮遊粒子状物質の基準量が定められ、24時間平均と年平均量(マイクロ・グラム)は以下の通りだ。・PM10…50μg/20μg・PM2.5…25μg/10μgPM10よりPM2.5が厳しく定められているのは、その小ささに起因する。一般的に自動車やエアコンのフィルタで除去できるのは3μm程度なので、PM2.5はこれを透過してしまう。薬品や水蒸気を吸い込むと呼吸器系にダメージを与えるが、軽度なら回復が見込める。だが肺に達した浮遊粒子状物質は、消えることなく未来永劫(えいごう)残り続ける。たとえ人体に影響しない物質であっても、たまれば肺の機能を低下させる。もし発がん性や放射性を伴った物質なら、たった一度吸い込んだだけでも、ダメージを与え続けることになるので危険だ。WHOの調査によると、大気汚染世界一は2011年のモンゴル。PM10の年間量が1立方メートルあたり279μg。ギネス世界記録ではアフヴァーズ(イラン)が世界一で372μg/立方mだ。どちらも基準値の10倍以上となった原因は石炭や石油で、煙に含まれる煤(すす)や微粒子がまん延しているのだ。中国の大気汚染も同様で、火力発電に使われる石炭がおもな原因と報じられている。2013年1月の北京では900μg/立方mものPM2.5が観測され、これはWHOの定める24時間平均の36倍、年平均なら90倍、日本の基準の60倍に匹敵する。およその大きさを比較すると、海岸の細かい砂が90μm、頭髪の直径は70μm、スギ花粉でも30μm程度だから、PM2.5は花粉症対策のマスクでさえ防ぐことができない。PM2.5が危険視されているのは、0.5~5μmの黄砂よりも微小なため日本に飛来すると考えられているからだ。北九州地方では、飛来した黄砂がフィルタを詰まらせ、ビルのエアコンなどに影響が出るという。3~5月の3か月間で年平均のおよそ87%の黄砂が飛来するから、間もなくピークが始まる。浮遊粒子状物質は、免疫系にも悪影響を及ぼすので、ぜん息や花粉症などのアレルギー症状を引き起こす可能性が高い。今まで免れていた人も、花粉と黄砂とPM2.5がそろう今年は花粉症デビューの年になるだろう。■自然の逆襲化学物質で警戒すべきは、大気汚染の御三家とも呼べる窒素酸化物、硫黄酸化物、光化学オキシダントだ。大気の80%近くを占める窒素は、アミノ酸や肥料など生命に欠かせない元素だが、酸素と結びつき窒素酸化物になると敵に変わる。水に溶けにくいので肺胞まで達し、のどや肺を刺激する。低濃度でも気管支炎や上気道炎、免疫機能を低下させ感染症に発展し、高濃度になると肺胞や毛細血管が壊死(えし)する。自動車の排ガスがおもな発生源だから、モータリゼーションが急速に発展した地域で見られやすい。硫黄酸化物も自動車に起因し、燃料に含まれる硫黄が主成分だ。二酸化窒素と同様にぜん息や気管支炎を引き起こす。日本ではサルファーフリーが実現され、ガソリンや軽油に含まれる硫黄は10ppm(=0.001%)まで引き下げられているので安心だが、中国では150~500ppm、最も低いものでも50ppm含まれる。10ppmまで下げるには10年ほどかかると予測されているので、なすすべがないのが現状だ。光化学オキシダントは、窒素酸化物や炭化水素系物質が紫外線を受けて発生する強力な酸化剤だ。主成分のオゾンは鼻やのどの粘膜を刺激し、目がチカチカするなどの症状から始まり、免疫機能の低下、染色体異常を起こし遺伝毒性となる可能性が高い。発生には太陽が一役買っているから、当分晴れた日は要注意だ。■まとめこの騒ぎに便乗して、空気の缶詰を販売している人が報じられていた。商魂たくましいのは良いが、事態の深刻さを考えると少々脱力感を覚える光景だ。この先の展開を考えると缶詰では小さすぎる。ドラム缶や空気ボンベ、ガスマスクを用意すべきだろう。(関口寿/ガリレオワークス)
2013年02月17日MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)は、ファッション性と実用性を兼ね備えたメンズ用スプリングコート「花粉プロテクトコート」を、2013年1月上旬より全国百貨店及び直営店を合わせた43店舗で発売を開始した。紳士服マッキントッシュ フィロソフィーは、春のトレンドカラーを取り入れた、スタイリッシュな花粉プロテクトコートを提案。同アイテムは、花粉の飛散と着用時期が重なることを考慮した、コートに求められるはっ水性などの機能に加えて、花粉などアレル物質の働きを抑制する加工を施した素材を用いている。ステンカラーコートのカラーバリエーションのデザインは、セットインスリーブですっきりとしたシルエットのステンカラーに、生地表面に付着した花粉などのアレル物質の働きを抑制する特殊加工を施したポリエステルのツイル素材で、家庭洗濯も可能である。カラー展開は、オフホワイトなどのベーシックカラーに、ミントグリーンとフューシャピンクの春のトレンドカラー2色を新たに加えている。また、素材は独特のハリ感とストレッチ性がある綾織り組織のため、春だけでなく秋雨の時期にも着用できる。ステンカラーの「花粉プロテクトコート」は昨年より発売しており、新たに鮮やかなカラーを加えることで、ファッションにこだわる男性のニーズに応えた商品となっている。【マッキントッシュ フィロソフィー「花粉プロテクトコート」】価格:39,900円(税込)サイズ:38、40、42カラー:オフホワイト、ネイビー、ミントグリーン、フューシャピンク元の記事を読む
2013年01月19日クラシエ薬品は12月6日・7日の2日間、全国の20代~60代の男女560人を対象に「漢方薬」に関する意識調査を実施した。まず「漢方薬を飲んだことはありますか?」と尋ねたところ、「飲んだことのある(毎日飲んでいる、ときどき飲む、飲んだことがある、以前は飲んでいたが今は飲んでいない、の合計)」と回答した人は、75%だった。同社が7年前に行った調査では33%という結果で、今回は服用経験者が2倍以上になっていることが分かった。次に、漢方薬を飲んだきっかけについて尋ねたところ、「医師の処方」が1位で35%。2位は「興味があって、自分で調べて」で30%だった。年代別に大きな差はなく、若年層が漢方薬に興味を持っているということが明らかとなった。漢方薬に関するイメージについて聞くと、「身体にやさしそう」(60%)、「副作用がなさそう」(52.3%)、「体質から改善できそう」(37.1%)といったプラスイメージが上位3位を占めた。一方、「長い期間、服用しなければならない」(30.4%)、「苦い、臭そう」(28.4%)というマイナスイメージは4位以下だった。漢方薬に対するイメージが以前に比べ「良くなった」と答えた方は、全体の28.4%。その理由の半数以上が、「実際に服用して」(52.8%)というものだった。漢方薬を服用した症状は、「かぜ」がトップ(42.4%)、次いで「胃痛などの胃腸関連」(26.9%)、「花粉症、アレルギー症状」(14.8%)だった。知っている漢方処方名を聞いたところ、トップは「葛根湯(かっこんとう)」で認知率は92.3%だった。知名度を大きく上げたのは、こむらがえりや筋肉のけいれんなどの症状に用いられる「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」(27.7%)で、7年前に調査より16ポイントアップした。その他の漢方薬の認知度は低く、花粉症やアレルギー性鼻炎の対処薬「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」も20.7%にとどまった。しかし、ひとつも知らないと回答した人は6.6%で、7年前の結果(14%)と比較すると、漢方薬が徐々に浸透していることがうかがえる。漢方薬に対する自由回答では、「西洋薬でカバーできないところを、漢方薬に頼るという方法で使ってみたい」、「最近は漢方薬を処方してくれる病院が多くなった」、「授乳中でも服用できるので助かる」、「以前は飲み難いものが多かったが、最近はかなり改善されていると思う」などの意見が寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日オンデーズは2013年1月11日より、花粉対策用デザインアイウェア「OWNDAYS EYE PROTECTOR(オンデーズ アイ プロテクター)」を、オンデーズオンラインショップにてWeb先行販売、1月18日より、全国のオンデーズ店舗にて発売を開始する。同商品は、「Fashionable and Protect(ファッショナブル アンド プロテクト)」をコンセプトに機能性とデザイン性を追求した花粉対策用デザインアイウェア。レンズの上下にある目の周りを覆う防塵フードを設置し、花粉カット率90%以上を可能にした。フレームにファッショナブルなデザインをプラスし、これまで実現できなかった「オシャレに眼を守る」高機能デザインアイウェアの開発に成功したという。また、フレーム素材は医療器具として定評のあるナイロン樹脂「TR-90」を採用。従来のモデルよりも軽量化し、耐久性と柔軟性が高く、掛けているストレスを感じさせない仕上がりとなっているという。花粉症対策のさまざまな需要に対応できるよう、「機能重視型」「デザイン重視型」の2パターンで展開。カラーバリエーションも4型各4色の計16パターン用意した。価格は2,980円~3,980円(フレーム代)。サングラスタイプ、メガネ度付きタイプに変更可能(カラーレンズ+3,150円/度付きレンズ+3,800円)。2013年1月11日より、オンデーズオンラインショップにてWeb先行販売。1月18日より、全国のオンデーズ店舗にて発売を開始する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日西日本や九州でセアカゴケグモによる被害が増加している。オーストラリア原産の毒グモで、体長1センチほどながら、かまれて死んだ人もいるというから恐ろしい。もしも外来生物が攻めてきたらどうなるか?在来種を根絶し、生態系を狂わせ、毒や病気をまき散らし、恐怖に満ちた生活を強いられることになるだろう。■触ると危険な食用生物外来生物とは、もともと日本に存在しない動植物を指し、わかっているだけでも2,000種を超えるといわれている。そのうち、日本の生態系、ひとの生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの(可能性を含む)を特定外来生物と呼ぶ。2004年に公布された外来生物法によって飼育や輸入が規制され、生きている状態であれば、卵、種子、器官も該当する。特殊な動植物に思えるかもしれないが、アライグマ、ハリネズミ、ウシガエル、ボタンウキクサなど聞き覚えのある名前も多い。また、被害に関する情報不足や、生態系への影響が不明確なため指定されていないが、特定外来生物の候補となっている要注意外来生物もあり、ミドリガメやフェレット、グッピーなどが名を連ねている。対して、甚大な被害や影響をおよぼす動植物は侵略的外来種と区分され、日本/世界ともにワースト100リストが存在する。日本のワーストリストにはヤギ、ドバト、ニジマス、ハルジオン、ヒメジョオンなど身近な動植物も含まれているから驚きだ。中でも強烈な生物を紹介しよう。まずはアフリカマイマイだ。東アフリカ原産で、成長すると殻の高さが20センチほどになる世界最大級のカタツムリは、落ち葉や生葉、動物の死骸(しがい)や菌類もエサにする雑食性で、農作物を手当たり次第に食べつくす。乾燥すると半年以上も仮眠で過ごすことができ、気温20℃以上なら10日周期で100~1,000個もの卵を産む。現在は輸入が禁止されているので要注意外来生物にすぎないが、餌食となった在来種は少なくない。これだけでもやっかいな害虫なのだが、広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)という寄生虫を媒介するから迷惑だ。感染すると幼虫が脳や脊髄(せきずい)に侵入し、好酸球性髄膜脳炎(こうさんきゅうせいずいまくのうえん)を引き起こすのだ。2週間ほどの潜伏期の後に、激しい頭痛、麻痺(まひ)、けいれん、こん睡の症状があらわれ死亡することもある。触れるだけでなく、はった跡からも感染する。アフリカマイマイがはった野菜を食べて感染することもあるので油断できない。アフリカマイマイが日本にきたのは1930年ごろで、目的はなんと食用。きちんと熱処理すれば問題なく、本場フランスでもエスカルゴの代用品として食されているのだが、この話を思い出すと食欲が失せそうだ。世間を騒がせているアカゴケグモは、α-ラトロトキシンという神経毒で運動神経系と自律神経系を侵す。咬(か)まれた直後はほとんど痛みを感じないが、1時間ほどたつとうずくような痛みが始まる。数時間後には全身に広がり、頭痛、おう吐、呼吸困難などの症状があらわれる。数日で軽減するが、ひとによっては数週間続き、進行性の筋肉まひに発展する場合もあるから楽観視できない。16歳以下の子供や持病のある高齢者には死亡例があるので、病院で血清を打ってもらうのが無難だ。■見えない攻撃日本の侵略的外来種ワースト100には27種もの植物が挙げられ、中でも極悪なのはオオブタクサだ。北アメリカ原産のオオブタクサはキク科ブタクサ属の一年草で、北海道から九州まで広く分布し高さ3mにも成長する。8~10月に花をつけ大量の花粉を産生するのだが、これが風でまき散らされブタクサ花粉症の原因となるのだ。第二次世界大戦後に、アメリカから持ち込まれた物資に付着していたのが始まりと言われ、現在はすっかりと日本に帰化したオオブタクサは、スギ、イネに次ぐ3大花粉症の原因となる。直径6mmの大きな種子が風で運ばれ、広範囲に分布し続けるから根絶は難しい。ひとの生活を脅かすオオブタクサは、植物ながらも侵略の名にふさわしい攻撃力を持っている。■まとめマングースはハブ駆除のために持ち込まれたが、役目を果たさないどころか絶滅危惧(きぐ)種のヤンバルクイナの脅威となり、いまや駆除対象となっている。長い年月をかけてその地に宿った生態系は、自然の奇跡と呼ぶべきだ。安易な操作を続ければ、やがて人間が駆除される日が来るに違いない。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年12月16日総合医療メディア企業のQLifeは7日、花粉症に伴う「目のかゆみ」に関する実態調査の結果を発表した。同調査は10月12日~29日までネット上で行われ、5,851名から回答を得た。「この3年間のうちに花粉症で悩んだ経験」について聞いたところ、全回答者の約半数にあたる2,859人が「はい」と答えた。続いて、その2,859人を対象に「花粉症でもっとも症状がつらい月」を聞いたところ、1位は「4月」の84.8%。次いで「3月」の78.0%となった。データを集計すると、平均で3.5カ月間、花粉症に悩んでいることが分かった。「花粉症でどんな症状に悩んでいるか」を聞いたところ、もっとも多かったのが「目のかゆみ」の86.7%。次いで「鼻水」(83.0%)、「くしゃみ」(68.9%)、「鼻づまり」(55.8%)などとなり、平均すると1人につき5つの症状が出ていることが分かった。また、「症状の中でもっともつらいもの」は「鼻水」(31.6%)と「目のかゆみ」(30.3%)がほぼ同数となった。「花粉症治療のために病院・クリニックを受診したか」を聞いたところ、受診した人は半数以下の42.6%に止まっていた。さらに、花粉症対策をスタートするタイミングを聞いたところ、65.4%が「症状が出た後」と回答した。「病院での治療や市販薬、マスクなど花粉症対策の満足度」について、病院に行った人と行かなかった人を比較したところ、病院で治療した人は「大変満足」「やや満足」が68.3%だったのに対し、行かなかった人は40.5%と大きな差が出た。花粉症の目のかゆみ対策として話題になっている、抗アレルギー点眼薬を使用する「初期療法」経験者では、90%以上が「非常に効果があった」「やや効果があった」と回答。「病院を受診」し、かつ「初期療法に取り組んだ」人の治療満足度が高いことが分かった。調査の詳細は「QLife」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日北海道以外の土地から北海道に移住すると、その生活文化の違いにとにかく戸惑ったり、驚いたりするそうです。今回は、転勤や引っ越しなどで北海道以外の土地から北海道に移住した人に、北海道に移住して驚いたことは何か聞いてみました。いわゆるあるあるネタのようなものでございます。あくまで、北海道に移住した人が驚いたことですので、北海道に生まれ育った方は「バカにしてる!」なんて思わず、どうか広い心で読んでいただけると幸いです(笑)。●どこのトイレにも「暖房」が設置されていて驚きました。暖房のないトイレは寒すぎてとても用を足せるレベルではないそうです。(31歳/男性/大阪から移住)本州でも冬場のトイレは行くのがイヤになるくらい寒いですからね……。北海道だと暖房は必須なのは理解できます。●どこの家も玄関は二重扉になっていて、入ると風除室という寒さ対策の部屋になっている。東京では見かけない家の仕組みだったのでびっくりした。(27歳/男性/東京から移住)寒さがあまり厳しくない地域では見かけない構造ですよね。●北海道に移住して気づいたのですが、今住んでいる地域には瓦屋根の家が見当たりません。(24歳/女性/東京から移住)瓦屋根は雪に弱いそうなので瓦屋根の住宅はあまりないとのこと。ただ、北海道でもあまり雪が降らない地域では屋根瓦の住宅があるそうですよ。●営業車で北海道中を回っていますが、しょっちゅうキツネやシカに遭遇します。くまは激レアなのでそうそう遭遇しない模様。(25歳/男性/埼玉から移住)激レアでもくまには遭遇したくありません(笑)。●オホーツク付近では流氷が接岸するだけで2℃くらい寒くなる……気がする(笑)。(25歳/男性/岡山から移住)ただでさえ冬は厳しい寒さなのにそこからさらに2℃も下がるとは……恐るべし流氷!●北海道には竹林がまったくないので京都出身の私は嫁いできてとにかく驚きました。(30歳/女性/京都から移住)調べてみたところ、竹は寒さにあまり強くないのが要因だそうです。本州では竹林はどこにでも見かけるものですから不思議に思ってしまいますね。●お赤飯には小豆ではなく甘納豆が入っていて、スーパーとかにも普通に売ってる。(28歳/男性/東京から移住)甘納豆のお赤飯は食紅で色付けしているそうですよ。●どこに行ってもセイコーマートばっかりです。どんな田舎でもセイコーマートがある……気がする。(30歳/男性/東京から移住)北海道を拠点にしているコンビニチェーンだけあってやはりそこかしらにあるようです。●杉の花粉症がなくて楽になりましたが、北海道は白樺の花粉症があるそうで……初めて聞きました。(29歳/女性/大阪から移住)ほかにティモシーやカモガヤといった、本州ではあまりない花粉症があるそうです。●北海道では買った荷物をソリに乗せて移動する光景が見られます。雪があまり降らない地域から来たので衝撃でした。(23歳/男性/高知から移住)確かに雪があまり降らない地域では見られない光景ですね(笑)。といった感じで、北海道に移住した人に聞いた『北海道に移住して驚いたこと』でした。特にあまり雪の降らない地域の人間だと、ギャップは大きいようです。ということは、北海道出身の人が別の地域に移住した場合も同じような驚きを感じる訳で……。今度はそのあたりを調査してみてもおもしろいかもしれませんね!(貫井康徳@dcp)
2012年11月29日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!