ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)から、初のスポーツスマートウォッチが登場。2019年11月上旬よりケイト・スペード ニューヨーク店頭で先行発売された後、取扱各店で販売される予定だ。ケイト・スペード ニューヨークの新作腕時計は、ランニングやサイクリング、ダンスなどを楽しむアクティブな女性に向けたタッチスクリーンのスポーツスマートウォッチ。フェミニンなデザインながら、運動時に便利な機能も搭載している。レッドやライラックなどカラフルなケースに、スカラップ形状のリングを組み合わせて。シリコンストラップは、スペードのシェイプを連想させるユニークなフォルムに仕上げている。ピンクのエナメルが目を惹くボタンをプッシュすると、その日のコーディネートに合わせてダイヤルをカスタマイズすることも可能。着用した人の動きに合わせて、スペードが浮かび上がるようなアニメーションダイヤルになっている。スポーツ時に活躍してくれるのは、Google Fitを使用して1日中アクティビティを記録する機能や、心拍数を継続的にトラッキングする心拍センサー、 GPSにより位置情報や移動距離のログを取得するGPS距離トラッキング機能など。その他、タイマーなど各種設定をサポートするGoogleアシスタントや、ミュージックコントロールなどスマートウォッチならではの機能が充実している。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク スポーツスマートウォッチ先行発売時期:2019年11月上旬予定先行販売店舗:ケイト・スペード ニューヨーク、ケイト・スペード ニューヨーク公式オンラインストア※time + style、WATCH STATION INTERNATIONAL、WSIおよび、ケイト・スペード取り扱い小売店では2019年11月上旬より発売開始予定。※発売日、販売店舗は、予告なく変更される場合がある。価格:全3型 40,000円+税※Wear OS by Google、Qualcomm Snapdragon Wear 3100プラットフォーム搭載【問い合わせ先】フォッシルジャパン(ケイト・スペード ニューヨーク)TEL:03-4578-3366
2019年10月26日今年のカンヌ国際映画祭にて審査員満場一致で最高賞のパルムドールに輝き、オスカー前哨戦ともいわれるトロントやニューヨークなど各映画祭で絶賛&受賞を重ねているポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』。来る第92回アカデミー賞でも有力視されている本作は、近年、名匠や気鋭監督たちがこぞって取り上げる国境を越えた共通のテーマを浮き彫りにしている。全員失業中の貧しい一家とIT企業を経営する裕福な社長一家という、相反する2つの家族の出会いから想像を遥かに超える展開へと加速していく物語は、すでに韓国では1,000万人突破、フランスでは160万人突破ほか、各国で動員記録を塗り替える驚異的な盛り上がりをみせている。ソン・ガンホが父親を演じるキム一家は、窓を開ければ目の前に地面、日の光もほとんど入らず、水圧が低いために家の一番高い位置にトイレが鎮座する“半地下”の家での生活から抜け出せずにいる。彼らの極貧生活が、豪邸をかまえるパク社長一家との出会いでどのように変化していくのか、気になるところだ。そんな本作は貧富格差はもちろん、学歴社会、雇用問題など…いま世界が直面している問題への痛烈な批判を内包しつつ、ユーモア、サスペンス、アクションなど、あらゆる要素を融合させながら、ツイストの効いた展開で超一級のエンターテインメント作品として描かれている。ポン・ジュノ監督はカンヌの受賞式で、「世界の人たちにどこまで伝わるかがわからなかった。だが家族の問題というのは、どこの国でも共通なのだと思った」と語った。次に挙げる作品群もまた、いま世界が注目する監督がそれぞれ全く異なったアプローチで描く、貧富の両極化の中でもがく“どこにでもいる普通の人々”の姿。決して他人事ではない普遍性のあるテーマだからこそ、個性豊かな作品を貫く共通テーマに注目してみてほしい。●カンヌ、昨年のパルムドール『万引き家族』是枝裕和監督(’18)様々な“家族のかたち”を描き、今年はカトリーヌ・ドヌーヴやジュリエット・ビノシュらを迎えた『真実』が公開される是枝監督が、実際の事件に着想を得て“犯罪でしか繋がれなかった家族の絆”を描いた。昨年、カンヌ国際映画祭の審査委員長を務めた女優ケイト・ブランシェットから「見えない人々(Invisible People)に声を与えた」と評された本作を、是枝監督は「社会的、政治的問題を喚起する目的で映画を作ったわけではない」としながらも、「通常の枠を超えて多くの人のところに届いている」と実感を込めて語っていた。●ヴェネチアで最高賞『ジョーカー』トッド・フィリップス監督(公開中)「バットマン」の悪役ジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックスを主演に迎え、オリジナルストーリーで描いた。ゴッサムシティという架空の街を舞台にしながら、両極化が進み、理不尽がまかり通る社会体制からはみ出した存在にフォーカスしている点も興味深い。第79回ヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞を受賞し、アカデミー賞の最有力候補の1つとされている。フィリップス監督はヴェネチアの記者会見で、アーサー/ジョーカーという存在について「彼のゴールはあくまで『人々を笑わせたい』、『世界に喜びをもたらしたい』ということだったんだ。でもそれが様々な出来事が重なって、まったく異なる結末になってしまうんだ」と、格差社会をはじめとする様々な要因がジョーカー誕生の背景にあることを明かしていた。●全米で記録樹立『アス』ジョーダン・ピール監督(公開中)『ゲット・アウト』でアカデミー賞脚本賞に輝いたジョーダン・ピール監督の最新作。自分たちとそっくりな存在と対峙する、裕福な黒人一家の恐怖を描いたサスペンススリラーだ。全米では前作を上回る、週末興行収入ランキング初登場1位を記録。オリジナル・ホラー作品のオープニング記録、オリジナルR指定作品のオープニング記録の歴代1位をそれぞれ更新した。ピール監督は、本編冒頭に象徴的に登場する“貧困層やホームレスを救おう”と銘打った1986年のチャリティーイベント「ハンズ・アクロス・アメリカ」に触れ、「その頃から、アメリカの貧富の差は拡大していった。貧困層もホームレスも急激に増えていった」とふり返っている。●カンヌ・ある視点部門グランプリ『ボーダー 二つの世界』アリ・アッバシ監督(10月11日公開)醜い容姿のせいで孤独を抱えながらも人並外れた嗅覚を持つ女性が、奇妙な男との出会いにより人生を変える事件に巻き込まれる様を描く。善悪、美醜、性別、貧富…様々なものに境界線が引かれた世界のいまを浮き彫りにし、第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門のグランプリ受賞。イラン系デンマーク人の新鋭アリ・アッバシ監督と、『ぼくのエリ 200歳の少女』原作者のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが共同で脚本を手掛けた本作。監督は「この作品は自分自身のアイデンティティを選ぶことができる人についての映画」とその魅力を語っている。●引退を撤回して描きたかった物語『家族を想うとき』ケン・ローチ監督(12月13日公開)第69回カンヌ国際映画祭(2016年)のパルムドール受賞作『わたしは、ダニエル・ブレイク』を最後に映画界からの引退を表明していた英国の巨匠ケン・ローチが、それを撤回してまで描きたかったのは“現代の家族の姿”。第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。夫は宅配業者とフランチャイズ契約を結んだ個人事業主、妻はパートタイムの介護士。ギリギリの生活を送る主人公家族は、「ウーバーイーツ(Uber Eats)」などのギグエコノミー(インターネットを通じて単発の仕事を受注する)の浸透や、コンビニのフランチャイズ店オーナーの24時間営業問題、ブラックバイトや過労死にも繋がる長時間労働問題など、いまの日本にも通じるタイムリーさも。ローチ監督は是枝監督とNHKの番組で対談を行い、『誰も知らない』や『万引き家族』に「通じるものがある」と語っている。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アス 2019年9月6日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 UNIVERSAL STUDIOSジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”ボーダー 二つの世界 2019年10月11日よりヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開©Meta_Spark&Kärnfilm_AB_2018家族を想うとき 2019年12月13日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©Joss Barratt, Sixteen Films 2019
2019年10月14日第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門へ正式出品され、現地時間8月31日(土)に世界初お披露目された『ジョーカー』に早くも絶賛の嵐。レッドカーペットセレモニーには主演のホアキン・フェニックス、共演のザジー・ビーツ、監督・脚本をつとめたトッド・フィリップスが参加、彼らは記者会見にも登壇した。本年度アカデミー賞の行方を占う本映画祭ほか、第44回トロント国際映画祭ガラ・プレミア部門にも選出され注目を浴びている本作。そんな本作のレッドカーペットセレモニーとあって、会場は炎天下にも関わらず世界中から集まった大勢のマスコミと早朝から陣取ったジョーカーのコスプレをしたファンや、ホアキン・フェニックスの写真や似顔絵を手にしたファンで溢れかえった。本作のスタッフ・キャストに先行して、是枝裕和監督最新作『真実』に主演するカトリーヌ・ドヌーヴ、『ブルージャスミン』『キャロル』のケイト・ブランシェット、『女王陛下のお気に入り』『トールキン旅のはじまり』のニコラス・ホルト、さらにホアキンの婚約者である『her 世界でひとつの彼女』『キャロル』のルーニー・マーラなど大物俳優たちがこぞって祝福に駆け付けた。熱気に包まれた会場にザジー・ビーツ、トッド・フィリップス監督、そしてホアキンが登場すると会場のファンからは大歓声が!3名がファンへのサインや撮影に応じると、中には感極まって泣き出すファンの姿も見られ、プレミア上映の時間が迫り、ホアキンが会場への移動を促されるも、押し切ってファンの元へ戻るひと幕もあった。8分間のスタンディングオベーション!「アカデミー賞の価値がある」その後の座席数1,032席を誇るSala Grandeで世界初お披露目となる上映が行われると、終映時には「ブラボー!」の声と今年の上映一番の拍手喝采が起き、スタンディングオベーションが8分間も続いた。その圧倒的な完成度とジョーカー誕生の衝撃の物語を目撃した評論家からは、「ホアキン・フェニックスにはアカデミー賞の価値がある」(Total Film)、「ホアキン・フェニックスに心奪われる」(Time Out)、「決して見逃してはならない作品」(Hollywood Reporter)、「大胆かつ衝撃的で、この上なく美しい」(Empire)など、早くも絶賛の声が続出中だ。監督「ジョーカーの完璧な狂気にたどりつくまで、ホアキンと毎日話し合った」過去に『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でゴールデン・グローブ賞作品賞を受賞したことのあるフィリップス監督は、「本作で最初からはっきりしていたのは、これまで描かれてきたジョーカーとは異なるアプローチをすること。ジョーカーの過去は原作でも詳しく描かれていないから、自由に創造できるスペースがあったんだ」と明かし、「だから、ジョーカーの完璧な狂気にたどりつくまで、ホアキンと毎日話し合って、撮影中ですら脚本を書き替えていったんだ」と、ジョーカーという人物を追及した過程をふり返る。「もともとはカオスをもたらすのが彼の目的だったわけじゃない。彼のゴールはあくまで『人々を笑わせたい』、『世界に喜びをもたらしたい』ということだったんだ。でもそれが様々な出来事が重なって、まったく異なる結末になってしまうんだ」と、記者会見では物語の行く末をにおわせた。ホアキン「役者人生で初めての経験」、ジョーカー役をふり返るさらに、これまでアカデミー賞3度のノミネート経験を持ち、本作での受賞に注目が集まっているホアキンは「アーサーの明るい部分に興味を持ち、深く探ってみたいと思った。彼には、苦悩もありますが、喜びもあり、幸せを感じ、人との繋がりや、温かさ、愛を求めている人物」と、“悪のカリスマ”ジョーカーのイメージとはかけ離れたアーサーの人物像に興味を抱いたことを告白。「彼が、単に苦痛を抱えたキャラクターだとは思っていませんし、私は演じる上でキャラクターをそういう風に決めつけることは、絶対にしない。8か月かけて探求したこのアーサーという人物を一言で語るのは難しいが、オファーを受けてからの数週間で感じた彼と撮影を終えるころに感じた彼とでは完全に異なっていた。常に変化していて、役者人生で初めての経験だ」と、改めてその役が与えた影響に言及、「“ジョーカーの笑い方のオーディションをして欲しい”とトッドに依頼したんだ。彼は“(役に決まっているんだから)お願いだからやめて!”って気まずそうにしていたけどね(笑)」とジョーク交じりに語っていた。本作には、本映画祭最高賞の“金獅子賞”受賞、および早くもアカデミー賞への期待もますます高まっている。『ジョーカー』は10月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年09月02日10月4日(金)より日米同日公開となる『ジョーカー』。孤独だが心優しかった男が“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描くサスペンスエンタテインメントだ。本作の公開に先駆け、第76回ヴェネチア映画祭コンペティション部門へ正式出品。現地時間8月31日(日本時間9月1日)に世界で初お披露目され、レッドカーペットセレモニーには、主演のホアキン・フェニックス、ザジー・ビーツ、監督と脚本を務めたトッド・フィリップスが参加し華々しく執り行われ、同日開催となった記者会見にも登壇した。本映画祭だけでなく、第44回トロント映画祭のガラ・プレミア部門にも選出されており、「今年もっとも驚くべき映画。アカデミー賞は確実だ」(ヴェネチア映画祭:アルバート・バルベーラ)、「ホアキン・フェニックスによるキャリア史上最高の演技。世界の映画賞が注目している」(トロント映画祭:キャメロン・ベイリー)ら映画祭ディレクターをはじめ、世界の映画関係者が「本年度アカデミー賞最有力」と絶賛と注目を浴びせている。そんな注目の本作のレッドカーペットセレモニーとあって、会場は炎天下にも関わらず世界中から集まった大勢のマスコミと早朝から陣取ったジョーカーのコスプレをしたファンや、フェニックスの写真や似顔絵を手にしたファンで溢れかえった。本作のスタッフ・キャストに先行して、カトリーヌ・ドヌーヴ、ケイト・ブランシェット、ニコラス・ホルト、フェニックスの婚約者ルーニー・マーラーなど大物俳優たちがこぞって祝福に駆け付けた。熱気に包まれた会場にビーツ、フィリップス監督、フェニックスが登場すると会場のファンからは歓声が起こり、カメラのフラッシュが一斉に焚かれた。3名がファンへのサインや撮影に応じると、中には感極まって泣き出すファンの姿も。そして、プレミア上映の時間が迫り、フェニックスが会場への移動を促されるも、押し切ってファンの元へ戻る一幕もあった。その後、座席数1032席を誇るSala Grandeで世界初お披露目となる上映が行われ、終映時には「ブラボー!」の声と今年の上映一番の拍手喝采が起き、スタンディングオベーションは8分間も鳴りやまなかった。その圧倒的な完成度とジョーカー誕生の衝撃の物語を目撃した評論家からは、「ホアキン・フェニックスにはアカデミー賞の価値がある」(Total Film)、「ホアキン・フェニックスに心奪われる」(Time Out)、「決して見逃してはならない作品」(Hollywood Reporte)、「大胆かつ衝撃的で、この上なく美しい」(Empire)など、早くも絶賛の声が集まっている。高評価を受けた本作の監督と脚本を務め、過去には『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でゴールデングローブ賞作品賞を受賞した経験を誇るフィリップス監督は「本作で最初からはっきりしていたのは、これまで描かれてきたジョーカーとは異なるアプローチをすること。ジョーカーの過去は原作でも詳しく描かれていないから、自由に創造できるスペースがあったんだ。だから、ジョーカーの完璧な狂気にたどりつくまで、ホアキンと毎日話し合って、撮影中ですら脚本を書き替えていったんだ」とジョーカーという人物を追及した過程を振り返る。そして、ジョーカーを演じたアカデミー賞・3度のノミネート経験を持ち、本作での受賞に注目が集まっているフェニックスは「アーサーの明るい部分に興味を持ち、深く探ってみたいと思った。彼には、苦悩もありますが、喜びもあり、幸せを感じ、人との繋がりや、温かさ、愛を求めている人物」と、“悪のカリスマ”ジョーカーのイメージとはかけ離れたアーサーの人物像に興味を抱いたと明かす。スタンディングオベーションの大きさや、各国ジャーナリストからの絶賛の声の高さから、本映画祭“金獅子賞”受賞、及びアカデミー賞受賞への期待が高まっている本作。「どんな時も笑顔で」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。ドン底から抜け出そうとした彼はなぜ“悪のカリスマ”・ジョーカーに変貌したのか?あわせて、フェニックス、フィリップス監督のコメントも公開された。■ホアキン・フェニックスまずは、アーサーの明るい部分に興味を持ち、深く探ってみたいと思った。彼には、苦悩もありますが、喜びもあり、幸せを感じ、人との繋がりや、温かさ、愛を求めている人物。彼が、単に苦痛を抱えたキャラクターだとは思っていませんし、私は演じる上でキャラクターをそういう風に決めつけることは、絶対にしない。8カ月かけて探求したこのアーサーという人物を一言で語るのは難しいが、オファーを受けてからの数週間で感じた彼と撮影を終えるころに感じた彼とでは完全に異なっていた。常に変化していて、役者人生で初めての経験だ。“ジョーカーの笑い方のオーディションをして欲しい”とトッドに依頼したんだ。彼は“(役に決まっているんだから)お願いだからやめて!”って気まずそうにしていたけどね(笑)。■トッド・フィリップス監督もともとはカオスをもたらすのが彼の目的だったわけじゃない。彼のゴールはあくまで「人々を笑わせたい」「世界に喜びをもたらしたい」ということだったんだ。でもそれがさまざまな出来事が重なって、まったく異なる結末になってしまうんだ。『ジョーカー』10月4日(金)より日米同日公開
2019年09月02日近年、耳にする機会が多くなった「LGBTQ」という言葉。それぞれに、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング・クィアを表すセクシュアルマイノリティの総称であり、今の時代、理解していてもはや当然。そんな中、より深く、きちんと学ぶための教科書となるのが、LGBTQの人物が登場する映画。実際、現代の状況を反映してか、セクシュアルマイノリティの主人公が登場する映画が時を超えて公開されたり、ヒットするケースが増加。その実情を、映画ライターのよしひろまさみちさんに伺った。対話をして相手を知る大切さを映画で学べます。「9月末に公開されるアンドリュー・ヘイ監督の『ウィークエンド』は、2011年の作品です。第21回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭などのイベントで上映されたことはありますが、いよいよ日本で初めて劇場公開されることになりました。これは実は、ゲイを主人公にした作品の作風が大きく変わった、ターニングポイントとなる映画です。それまでは、『ブロークバック・マウンテン』に代表されるように、結ばれてもそうでなくても最後には死ぬといったドラマティックな悲恋ものがほとんどでした。でも、『ウィークエンド』で描かれていたのは、クラブで出会った二人の週末だけの物語。お持ち帰りや年齢差のあるカップル、意見の食い違いなど、ゲイの出会い系における“あるある”が満載で、これまでになかった日常を描くということに切り込んだのです。以降、市井のセクシュアルマイノリティや、異性愛者の社会保障に入りにくいなど現実的な悩みが登場する作品が主流となっています」昨年公開された『ゴッズ・オウン・カントリー』も、その一つ。「牧場を営むジョニーと季節労働者のゲオルゲの男性同士の恋物語です。イベントや映画館での限定上映からスタートし、口コミやSNSでその評判が広がって、全国公開にまで拡大しました。ただ、日本映画にそういったムーブメントがあるかというと、まだないのが実情です。『俺のスカート、どこ行った?』『きのう何食べた?』『腐女子、うっかりゲイに告る。』が同時期に放送されたように、ドラマ界には新しい動きが起こっているだけに残念といえます。今後に期待したいところです」先述の2作以外にも、セクシュアルマイノリティが登場する名作は、数多く存在する。そこには、LGBTQの現状を知るヒントがたくさんあると、よしひろさん。「例えば、1980年代イギリスを舞台にした『パレードへようこそ』は、サッチャー首相と警官という共通の敵を持つ炭鉱町とLGBTQコミュニティが手を組む物語です。最初はセクシュアルマイノリティに偏見を持っていた人たちが、対話をし、一緒に戦うにつれて、相手を理解し始める姿には感動してしまいます。また、ゲイであることを告白した父と戸惑う息子を描く『人生はビギナーズ』は、監督であるマイク・ミルズの実体験がもとになっており、カミングアウトをする方とされる方の気持ちが繊細につづられています。それぞれの映画を観ると、自分とは違うセクシュアリティを持つ人を異質なものとして突っぱねるのではなく、対話をして理解し合うことの大切さを教えてくれます。それは、性にまつわることはもちろん、どんな問題と向き合ううえでも大切なことですよね。映画は、“違う人がいるのが社会”ということを、理解のない人に知ってもらうための良きツールだと思います」よしひろさんおすすめの注目作品をピックアップ。観て、さらに理解を深めてみよう。『WEEKEND ウィークエンド』ライフガードのラッセルは、一夜限りの相手を求めて訪れたクラブで、アーティストを目指すグレンと出会う。年の離れた二人は会話を通じて、お互いの秘密やこだわりについて知っていくが…。9/27~、YEBISU GARDEN CINEMAほかで公開。『ゴッズ・オウン・カントリー』イギリスのヨークシャーを舞台に、2人の青年の出会いから愛が生まれる瞬間までをつづった名作。ベルリン国際映画祭やサンダンス映画祭など、多数の映画祭で賞を受賞。監督はフランシス・リー。Blu-ray&DVD発売中発売・販売元:ファインフィルムズ『キャロル』デパートで働くテレーズと、そこへ買い物に来たキャロル。同性ながらも強く心惹かれ合い、異性のパートナーがいながらも逢瀬を重ねるようになる。「キャロルの眼差しから、その思いが伝わってくる。演じるケイト・ブランシェットの美しさに魅了されます」DVD¥3,800発売・販売元:KADOKAWA『人生はビギナーズ』75歳の父親・ハルに、ゲイであることを告白されたオリヴァー。内気な彼だったが、父が亡くなった後に行ったパーティで運命の女性と出会う。「余生を若い恋人と過ごすハルを見ると、親には、彼のように幸せに、自由に暮らしてほしいと感じるはずです」DVD¥1,500発売元:クロックワークス販売元:アミューズソフト©2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.よしひろまさみちオネエ系映画ライター、編集者。小誌をはじめ『otona MUSE』『sweet』など、様々な媒体で執筆を行う。『スッキリ』(日本テレビ系)では、月1オススメ映画紹介を担当している。※『anan』2019年8月14日-21日合併号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2019年08月18日『マイティ・ソー』シリーズ第1作、第2作でジェーン・フォスター役を演じたナタリー・ポートマンが、第4作『Thor:Love and Thunder』(原題)に帰ってくる。この報道に対し第3作『マイティ・ソー バトルロイヤル』でソーの姉ヘラを演じたケイト・ブランシェットが「すごく、すごく楽しみ!観るのを心待ちにしているの。だって、すべての作品を子どもたちと観てとても楽しかったから」と「ETonline」に期待を語った。「でもね、本当に大好きなのは『キャプテン・マーベル』。(前作・今作の監督の)タイカには気を悪くしないでほしいんだけど、『キャプテン・マーベル』が私のお気に入りの作品」とも。ケイトは『Thor:Love and Thunder』でナタリーが女性版ソーを演じることにあたり、「彼女はマーベル・ユニバースにおける、素晴らしいフェミニズムの主導者になるでしょうね。原作のコミックがもともとそうであるように、マーベル映画は最先端を行くべきだし、それが正しいことだと思う 。だからこそ、ナタリーが重要な役を演じることがとても楽しみでしかたない」と、フェミニストの視点からの期待も語った。ケイト自身がMCUに復帰することはあるかと問われると、「それはマーベルに対しての質問だと思う」と答えを濁しつつ、「私はいつでもここにいるから…」と否定はしなかった。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年08月16日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)のアイコンバッグ「ニコラ」から、デニム素材を使用した「ニコラ デニム」が登場。ブランド初の日本限定バッグとして、2019年8月21日(水)より、全国のケイト・スペード ニューヨーク 直営店で販売される。「ニコラ」はケイト・スペード ニューヨークのクリエイティブディレクター、ニコラ・グラスが就任後初めてデザインを手がけたアイコンバッグ。スペードからハートへと姿を変えるターンロッククロージャーが魅力で、最新の2019年フォールコレクションでも、様々なバリエーションが展開されている。ブランド初の日本限定バッグとして登場する「ニコラ デニム」は、日本の伝統的な藍染の技術や、現代女性たちのデニムスタイルからインスピレーションを得たバッグ。カジュアルなデニム素材のボディに、ブラック&シルバーのスペードモチーフを合わせることで、洗練された印象に仕上げている。なおケイト・スペード ニューヨーク 銀座店では「ニコラ デニム」の発売記念イベントを、8月23日(金)から8月25日(日)まで開催。オーストラリア出身のクラフトアーティスト・ハロー サンドウィッチ(HELLO SANDWICH)を迎え、「ニコラ デニム」など対象アイテム購入者に、ハンドクラフトによるフラワーコサージュをプレゼントする。また、期間中の来店者全員へオリジナルうちわや、ノベルティも配布する。【詳細】“ニコラ デニム”ツイストロック ミディアム ショルダー バッグ発売日:2019年8月21日(水)展開店舗:全国のケイト・スペード ニューヨーク 直営店(※一部店舗を除く)価格:50,000円+税■ニコラ デニム 発売記念イベント期間:8月23日(金)~8月25日(日) 11:00~20:00場所:ケイト・スペード ニューヨーク 銀座店(東京都中央区銀座5-5-19)【問い合わせ先】ケイト・スペード カスタマーサービスTEL:050-5578-9152
2019年08月09日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)から、2019年フォールの新作バッグが登場。2019年7月中旬から順次発売される予定だ。アニマルプリントやカラーブロックの秋バッグ2019年フォールシーズンの新作バッグは、レオパードやスネーク、クロコダイルといったアニマルプリントや、表情豊かなカラーブロックを印象的に用いたデザインが特徴的。二コラクリエイティブディレクターのニコラ・グラスが就任後初めてデザインしたアイコニックなバッグ「二コラ」は、丸みを帯びたフェミニンなフォルムに、スペードからハートへと姿を変えるターンロッククロージャーが、グラフィカルな印象を残す。レオパードプリントのグリッターやヘアカーフ、スネークエンボスをあしらい、秋らしく深みのある色彩に仕上げている。CANDIDプレイフルなカメラバッグ「CANDID」は、プレイフルなマルチからのストラップが特徴。爽やかなライトブルーやレオパードなど、8つの色柄を展開する。ROMYトップハンドルバッグ「ROMY」は、フロントにぺブルレザーを、バックにスムーズレザーをあしらった異なるレザーコンビネーションのモデル。リッチなヘアカーフのレオパード、目を引く大胆なスネークエンボスの他、チェリーウッド、ベージュ、ペパーミント、オレンジといったカラーバリエーションも含め9色を展開する。また、ひと回り小さいミニサイズのモデルも4色を展開する。キャンペーンビジュアルもまた、イギリスの写真家、ティム・ ウォーカーが手掛けたキャンペーンビジュアルも公開。生まれながらにエフォートレスでフェミニン、スピリットのある女性のクローゼットをイメージした、しなやかでグラマラスな表現が落とし込まれている。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク 2019年フォール新作バッグ発売時期:2019年7月中旬~末※モデルによって時期は異なる。価格例:・nicola haircalf twistlock medium chain shoulder bag in natural multi 72,000円+税・nicola snake embossed twistlock small chain shoulder bag in cherrywood 60,000円+税・candid medium camera bag in frosted spearmint 40,000円+税・romy medium satchel in cherrywood 54,000円+税【問い合わせ先】ケイト・スペード カスタマーサービスTEL:050-5578-9152
2019年07月14日第71回カンヌ国際映画祭最高賞(パルムドール)を受賞し、第42回日本アカデミー賞最優秀賞最多8部門受賞、第91回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされるなど、世界中で大絶賛の嵐を巻き起こした是枝裕和監督の『万引き家族』が、フジテレビ土曜プレミアムにて本編ノーカットで地上波初放送。そのほか、この夏には話題作が続々と地上波放送されることになった。『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』『三度目の殺人』など、“家族”をテーマにして多くの作品を描いてきた是枝監督が“家族を越えた絆”を描いた本作は7月20日(土)放送。息子に教えられることといえば万引きくらいしかないという、甲斐性なしの父・治に是枝作品常連のリリー・フランキー。家族が転がり込んだ平屋の家主である祖母を、是枝作品には欠かせない故・樹木希林が演じ、唯一無二の存在感をみせる。さらに母・信代役を安藤サクラ、信代の妹・亜紀役を松岡茉優が演じて是枝組初参加。また、オーディションで選出された子役の城桧吏と佐々木みゆも存在感を放つ。特に安藤さんの迫真の演技には、カンヌ審査員長のケイト・ブランシェットが大絶賛を贈ったことも話題となった。この個性的なキャストが織り成す衝撃のヒューマンストーリーを本編ノーカットで放送。さらに、是枝監督の最新作で今秋公開予定の『ラ・ヴェリテ』(仮)の紹介と監督コメントも併せて放送する。ほかにもこの夏は話題映画が続々地上波に!7月6日(土)には『ワイルド・スピードMEGA MAX』を放送。シリーズ全作の主要キャラが大集結し、史上最速のドリーム・チームを結成したアクションの常識を覆す最強のエンターテインメント。ホブス役のドウェイン・ジョンソンが初登場。今夏公開するシリーズ最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の前にぜひチェックしてほしい。7月19日(金)にはディズニー不朽の名作アニメーション『ライオン・キング』を放送。アカデミー賞オリジナル作曲賞、主題歌賞に輝き、いまもなお心に響き続ける素晴らしい音楽と、“家族”そして“生命”への限りない愛を描いた、世代を超えて語り継がれる感動のストーリー。8月に公開される“超実写版”が話題のいまこそ、オリジナルアニメでライオンの子どもシンバが、イボイノシシのプンバァ、その親友のミーアキャットのティモンなど愉快な仲間たちに励まされながら成長する姿に注目。翌週7月26日(金)に登場するのは『ペット』。『ミニオンズ』の生みの親、イルミネーションが手掛けた大ヒット作を地上波初・本編ノーカットで放送する。飼い主がいない間、愛するペットたちは何をしているのだろう…? という視点で繰り広げられる、おかしくも愛おしい、ペットたちの知られざる世界が明らかに!最新作『ペット2』は同日、全国にて公開。さらに8月10日(土)には『ONE PIECE FILM GOLD』を放送。満島ひかり、濱田岳、菜々緒、小栗旬など超豪華ゲスト声優陣を迎え、強烈なキャラクターたちが続々登場する。巨大カジノ船を舞台に“黄金帝”テゾーロが仕掛けた華やかなゲーム。史上最強のトラップがルフィたち麦わらの一味に襲い掛かる!今年はアニメ放送20周年にあたり、劇場版最新作『ONE PIECE STAMPEDE』がその前日8月9日(金)より全国公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード MEGA MAX 2011年10月1日より全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.ペット 2016年8月11日より全国にて公開© Universal Studios.万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月24日テレビ朝日では6月9日(日)今夜、世界中で愛される不朽の名作をディズニーが実写映画化、2015年に日本公開され大ヒットした『シンデレラ』をオンエアする。世界中で知られる童話である原作はディズニーによってアニメ映画化されたほか、舞台やTVドラマなど様々な形でこれまで映像化されてきた。本作ではディズニースタジオが総力を結集、絢爛豪華なセットと衣装でシンデレラの美しく煌びやかな世界観を実写で完全再現。シンデレラが小さな勇気から大きな幸せをつかんでいく感動の物語を丁寧に描いていく。監督には『マイティ・ソー』などで知られるケネス・ブラナーを迎え、ドラマ「ダウントン・アビー」や『高慢と偏見とゾンビ』『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』などのリリー・ジェームズがエラ=シンデレラ役で主演。「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズなどのリチャード・マッデン、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに『アビエイター』などのケイト・ブランシェット、『英国王のスピーチ』『アリス・イン・ワンダーランド』などのヘレナ・ボナム=カーターらも出演。日本語版の吹き替え声優を高畑充希、城田優らが担当。2人の歌にも注目だ。エラ(リリー・ジェームズ)は行商人の父と優しい母と共に森の中の屋敷で暮らしていたが、突然母が病死。その後父が再婚することになり、エラの家にはプライドの高いまま母(ケイト・ブランシェット)と姉たち(ソフィー・マクシェラ、ホリデイ・グレインジャー)がやってくる。父が亡くなるとまま母たちはエラを屋根裏部屋に追いやり、使用人のように扱い始める。3人の仕打ちに耐えかねて遂に家を飛び出してしまったエラは、森で陽気な青年・キット(リチャード・マッデン)と出会う。エラとキットは互いに惹かれ合うが実はキットは王子で死を目前にした父王(デレク・ジャコビ)から政略結婚を勧められていた…という物語。『シンデレラ』は6月9日(日)21時~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開© 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月09日日本はもとより、世界中で記録的数字を打ち出す大ヒットとなっている『アベンジャーズ/エンドゲーム』。今回のアベンジャーズは、最凶最悪の敵サノスを倒す最強の逆襲<アベンジ>に挑むだけでなく、究極の力を秘めた6つの石(インフィニティ・ストーン)によって消し去られた全宇宙の半分の生命をどうやって取り戻すか、が鍵となっている。すでにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の“集大成”“総決算”といわれるこの映画を目の当たりにして、衝撃と感動に震えている方は多いはず。今回は、『エンドゲーム』に合わせてぜひとも観てほしいMCU作品を、“MCU沼”にドハマリしたライターが独断と偏愛でピックアップ。『エンドゲーム』をまだ観ていない方の予習になるのはもちろん、とりあえず『アベンジャーズ』は観たけれど…という方や、『エンドゲーム』鑑賞直後という方に向けて、感動がいっそう深まる10本を厳選してみた。1)アイアンマン(2008)「私がアイアンマンだ」ロバート・ダウニー・Jr. が主人公トニー・スターク/アイアンマンを好演して大ヒットした、MCUの記念すべき1作目。テロ組織に誘拐されたトニーは、命を救ってくれた外科医ホー・インセンの協力のもとアイアンマンの初号機(マーク1)をつくって脱出。兵器製造事業からの撤退を表明するが、そのことで重役による策略に巻き込まれていく。世間が突如現れた謎のヒーローに注目するなか、「私がアイアンマンだ」と宣言するラストシーンが印象深い。マーベル側の反対を押し切ってダウニー・Jr. を主演に後押しした監督のジョン・ファヴローには感謝しかないが、彼はトニーの運転手ハッピー・ホーガン役でもお馴染み。最愛の人ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)とは、まだ上司と部下のぎこちない関係なのも新鮮。『エンドゲーム』の後に見返せば、さまざまなシチュエーションやセリフの端々に本作へのオマージュが捧げられているのが分かる。誰もが後を引く“あの音”も…?2)アイアンマン2(2010)ブラック・ウィドウ初登場!大ヒットした前作に続く続編。政府はアイアンマンのアーマーを兵器とみなし、引き渡しを要求するが、トニーは軽く交わす。そんな中、アイアンマンと同じ動力源を持つイワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)が現れ、ライバル企業のハマー(サム・ロックウェル)が暗躍する。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフが優秀な秘書に扮してトニーに近づく。MCUといえば、エンドロールで席を立つのは損、次の物語につながる大事な映像が流れることで知られるが、『アイアンマン』のエンドロール後には、アベンジャーズ計画を口にするS.H.I.E.L.D.(シールド)のフューリー長官(サミュエル・L・ジャクソン)が登場していた。本作ではフューリーとトニー、ナターシャが対面し、アイアンマンはアベンジャーズにふさわしいのか否かが話される。あっという間に大柄の男性たちを倒してしまう、ナターシャことブラック・ウィドウの勇姿にも注目。3)キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)キャプテン・アメリカ誕生!人一倍の正義感と愛国心はあれど、身体がひ弱だったスティーブ・ロジャースが、スーパーソルジャー計画によりキャプテン・アメリカというスーパーヒーローに。演じるのは、こちらも彼以外には考えられないクリス・エヴァンス。物語の舞台は第2次世界大戦中の1940年代でMCUでは最も過去にあたり、その後も人類の脅威となるナチスの科学部隊ヒドラが登場。四次元キューブと呼ばれるブルーのスペース・ストーンを、ヒドラが研究していた。戦争映画の側面が色濃く、キャップのコスチュームがダサいだの、地味だのと言われがち(!?)だが、キャップがスーパーソルジャー計画に選ばれた理由である善なる信念はアベンジャーズの精神面の支えとなり、トニーの父ハワード・スタークが作った盾を駆使した接近戦や強靱な肉体は攻撃の要。また、凄腕エージェント ペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)との別れは涙なしには観られない。4)キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)『エンドゲーム』の監督作『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『インフィニティ・ウォー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督による本作を、MCU最高傑作に挙げるファンは多い。『アベンジャーズ』(2012)のニューヨークの戦いから2年後、キャップが実はヒドラの巣窟だった シールドに フューリー長官や ブラック・ウィドウと共に立ち向かっていく政治サスペンスアクションとしても見応えたっぷり。影の大ボス、国防長官 ピアースを演じていたのは、ハリウッドの名優 ロバート・レッドフォード。キャップを追い詰める謎の暗殺者“ウィンター・ソルジャー”が登場するが、その正体はヒドラに洗脳されたキャップの親友バッキー(セバスチャン・スタン)だったという事実。サムことファルコン(アンソニー・マッキー)も初登場し、70年の眠りから覚めたキャップの現代での人間関係が大きく動き出す1作。5)エージェント・カーター(2015~16)キャップ最愛の人が活躍「エージェント・オブ・シールド」と並んで「エージェント・カーター」も、MCUと同じ世界観を共有しているTVシリーズ。キャップ最愛の女性ってどんな人?と気になる方に超絶にオススメ。『ザ・ファースト・アベンジャー』の後、キャップが氷漬けになって生きているとはつゆも知らないペギー・カーターの、シールドの前身SSR(戦略科学予備軍)での活躍が描かれる。女性であるゆえ、お茶くみや雑用しかさせてもらえなかった彼女に極秘任務を依頼するのが、トニー・スタークの父ハワード(ドミニク・クーパー)。後にアイアンマンの人工知能のモデルとなる執事ジャーヴィス(ジェームズ・ダーシー)が手助けする。40年代のレトロファッションで悪に立ち向かう、美しく、凛とした強さを持ったペギー。彼女の人生を知れば、『エンドゲーム』もまた違った受け止め方ができるかも。6)ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)愉快なヤツら初登場!クリス・プラット演じるスターロードことピーター・クイルや、サノスの養女であるガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、遺伝子操作されたアライグマのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)&歩く木グルート(声:ヴィン・ディーゼル)などが話題を呼んだ、銀河を舞台にしたアドベンジャー・アクション。個性豊かな彼らのコミカルなやりとりや、シーンに合った70年代の音楽も人気の秘密。惑星モルグで、クイルがノリノリの音楽を聴きながら奪う謎のオーブの中身は、インフィニティ・ストーンの1つである紫色のパワー・ストーン。とてつもない破壊力を持ち、普通なら触れた者が消滅してしまうが、クイルは触れても平気だった!その秘密は続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)で明らかになる。7)アントマン(2015)アベンジャーズ起死回生の世界最小ヒーローひとり娘キャシーを愛する父親で、前科者のスコット・ラングが特殊スーツに身を包んだ身長1.5センチの世界最小ヒーロー・アントマンとなって活躍する。スコットを演じるポール・ラッドのどこか情けないキャラも相まって、これまでで最も庶民的で親しみやすいヒーローとなった。小型化の秘密は、かつてシールドでハワード・スタークやペギー・カーターと働いていたハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)が開発したピム粒子だ。ピム博士は実は初代アントマンで、続編『アントマン&ワスプ』(2018)でワスプとして活躍するホープ(エヴァンジェリン・リリー)の母ジャネット(ミシェル・ファイファー)が初代ワスプ。彼女は原子レベルまで小さくなり、量子世界に迷い込んだといわれている。8)シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)アベンジャーズ分裂…『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でスカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)が見せたアベンジャーズ全滅と世界滅亡の幻覚の恐怖によりウルトロンを生み出したトニーことアイアンマン。そして、信頼していた組織シールドが崩壊し、もう裏切りや陰謀はこりごりのキャップ。初対面から微妙な雰囲気になることが多かった2人は、キャップの親友バッキー/ウィンター・ソルジャーも引き金となって決裂。アベンジャーズも二分されてしまう。そこでキャップの仲間サム/ファルコンがスカウトしたのがアントマン。一方、トニーが新たにスカウトしたのが、YouTubeで話題になっていたスパイダーマンことピーター・パーカー(トム・ホランド)で、以来、彼の父親がわりとなって面倒を見るようになるのだが…。結局、このときの決別が最新作『エンドゲーム』まで尾を引くことになるアイアンマンとキャップ。だからこそ、予告編にもあった2人の握手は胸に迫るものがある。9)マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)雷神ソーが成長見せるクリス・ヘムズワース演じる雷神ソーの物語からは本作を選択。美しく荘厳なアスガルドを我がものにしようとする、ソーの姉で死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)に立ち向かう。辺境の変な星サカールで再会したソーとハルク(マーク・ラファロ)という『シビル・ウォー』のバトルに登場していなかった2人の凸凹コンビぶり、タイカ・ワイティティ監督による前2作とはひと味違うポップな世界観はそれぞれの魅力を増し増しに。ワケありの女戦士ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)も心強い助っ人となった。また、ソーといえば、腐れ縁の義弟ロキ(トム・ヒドルストン)の存在も欠かせない。『アベンジャーズ』で地球を大混乱に陥れたことから、再訪時にはドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に“飛ばされた”ロキ。兄弟のこれまでの物語は、劇中序盤に登場する寸劇「アスガルドのロキの悲劇」からも伺える。寸劇でソーとロキを演じている人物にも要注目!10)アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)『エンドゲーム』前日譚単体の作品で主役を張ってきたヒーローたちが集結する「アベンジャーズ」シリーズ第3弾は、『エンドゲーム』といわば前後編の関係にある。『マイティ・ソー バトルロイヤル』の直後から始まり、サノスはソーやアスガルドの民たちが乗る船を襲撃。さらに、ロキの杖の中にあったマインド・ストーンから誕生したヴィジョン(ポール・べダニー)、時間を操るタイム・ストーンを所有するドクター・ストレンジのいる地球に強奪者を放つ。アベンジャーズにガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、スパイダーマン、ブラックパンサーらが加わり、“異種混合”チームに分かれて立ち向かうが、ご存知のようにインフィニティ・ストーンを全て手に入れたサノスの野望は果たされ、全宇宙の生命の半分が消されてしまった…。なお、ここでは詳しく紹介しなかったが、シリーズ第2弾『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は5月5日(日・祝)にテレビ朝日系で、ストレンジの修行の様子が描かれる『ドクター・ストレンジ』は5月17日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でそれぞれ地上波初放送されるので、合わせてチェックしてみて。「私こそが絶対だ」と言うサノスを打ち砕き、“今はここにいない”仲間や失われた命を取り戻すことができるのか。アベンジャーズ最後の物語は、やはりスクリーンで見届けてほしい!『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.アントマン 2015年9月19日より全国にて公開© Marvel 2015マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年05月05日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)のカスタムブレスレットが、2019年4月27日(土)より全国のケイト・スペード ニューヨーク ストアにて発売される。回転させるとハートに変わるスペード新カスタムブレスレットには、ケイト・スペード ニューヨークの新アイコン「スペード・ハート・ツイストロック(spade heart twistlock)」を起用。回転させるとハートに変化するユニークなスペードは、新クリエイティブディレクター ニコラ・グラスによって生み出された、ブランドを象徴する新しいシンボルだ。お守りのように選べる色に秘めた思い今回は、ブレスレットの中央に「スペード・ハート・ツイストロック」をモチーフにしたエナメルスペードスタッズを配置。中のハートは、グリーン、ピンク、ブルー、パープル、レッドの5色からチョイス可能。それぞれのカラーには、ピンク=ラブ、パープル=運、レッド=勇気などの意味が込められているので、お守り代わりにセレクトしてもOKだ。また、ボディとなるレザーブレスレットも全5色を展開。スタンダートは20cm、プチサイズは18cmと長さ調整も可能だ。モノグラミングイベントが大阪で発売を記念して、大阪・阪急うめだ本店では、5月8日(水)から5月14日(火)まで、モノグラミングイベントを実施。スタッズ、ブレスレットのカラーを選んだ後、モノグラミングを施してオリジナルのブレスレットを完成させることができる。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク新作カスタムブレスレット発売日:2019年4月27日(土)※広島店のみ4月26日(金)取り扱い店舗:全国のケイト・スペード ストア ※オンラインショップ及び一部店舗を除くカラー:グリーン、ピンク、ブルー、パープル、レッドブレスレットサイズ:スタンダート 20cm、プチサイズ 18cm<カスタマイズイベント>開催日程:5月8日(水)~5月14日(火)会場:阪急うめだ本店 1階 バッグギャラリー アトリエ横スペース住所:阪府大阪市北区角田町8-7※実施期間中に阪急うめだ本店で購入した者に限る。【問い合わせ先】ケイト・スペード ニューヨークTEL:050-5578-9152
2019年04月25日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)より、新作タッチスクリーンスマートウォッチ「Scallop Smartwatch 2」コレクションが登場。ケイト・スペード ニューヨーク各店、time + style、WATCH STATION INTERNATIONAL、WSIなどで販売する。「Scallop Smartwatch 2」は、心拍センサーやGPSトラッキングなどの新機能を搭載した、新作タッチスクリーンスマートウォッチ。シャワーや浅水での水泳などで使える耐水性能や、カラフルなアニメーションで受信・着信通知などを表示するダイアルも備える他、独自のファッションカスタマイゼーションアプリ「choose your look」も搭載。その日の洋服やジュエリーなど、コーディネートに関するいくつかの項目に答えることで、おすすめのウォッチフェイスを表示してくれる。ダイアルには、シンボルの“スペード”マークをデザインに取り入れている。また、前コレクションから踏襲されたスカラップのトップリングや、スカラップカットを施したブラックのシリコンストラップ、ローズゴールドカラーのブレスレットなど、フェミニンなディテールを施し、表情豊かに仕上げている。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク「Scallop Smartwatch 2」〈全3型〉全国発売日:2019年3月20日(水)※ケイト・スペード ニューヨーク各店ならびにケイト・スペード ニューヨーク公式オンラインストアでは2019年2月下旬から先行発売。販売店舗:ケイト・スペード ニューヨーク各店、time + style、WATCH STATION INTERNATIONAL、WSI、ケイト・スペードのスマートウォッチ取扱小売店、ケイト・スペード ニューヨーク公式オンラインストア価格:42,000円~49,000円+税仕様:心拍センサー、GPS距離トラッキング機能、Googleアシスタント機能、泳げる防水機能※支払機能は日本未対応。【問い合わせ先】フォッシルジャパン(ケイト・スペード ニューヨーク)TEL:03-4578-3366
2019年03月24日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)のアイコンバッグ「ニコラ ツイストロック」から、2019年夏コレクションの新色が登場。2019年5月頃より発売される。ケイト・スペード ニューヨークの「ニコラ ツイストロック」は、2019年春コレクションよりクリエイティブディレクターを務めるニコラ・グラスが手掛けた新アイコンバッグ。スペードからハートへと姿を変えるターンロッククロージャーが特徴のショルダーバッグだ。2019年夏コレクションには新色として、溌溂としたジューシーオレンジや、ブラック×ホワイトのコントラストを効かせたバイカラーモデルが加わる。2019年夏シーズンには、その他にもカラフルなオウム型のクロスボディバッグなど、プレイフルなアイテムが多数ラインナップ。アクセサリーには、マーガレットとミツバチをモチーフにしたブレスレットや、好き、嫌い...と花びらを1枚ずつ千切っていく花占いにインスピレーションを受けたリングなどが展開される。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク 2019年夏コレクション 新作バッグ展開時期:2019年5月頃展開場所:全国のケイト・スペード ニューヨークアイテム例:・nicola twistlock medium flap shoulder juicy oragen 60,000円+税・nicola bicolor twistlock small flap shoulder black&optic white 50,000円+税・bee open hinged cuff white 12,000円+税■二コラ ツイストロック新色ジューシーオレンジの先行予約期間:3月19日(火)~3月25日(月)場所:渋谷西武A館1F 期間限定ストア住所:東京都渋谷区宇田川町21-1 渋谷西武A館1F プロモーションスペース【問い合わせ先】ケイト・スペード ジャパンTEL:050-5578-9152(平日10:00~18:00)
2019年03月18日映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』が、2019年3月15日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開される。運命に翻弄される2人の女王の物語『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は、歴史学者ジョン・ガイによる原作「Queen of Scots: THE TRUE LIFE OF MARY STUART」をもとにした、激動の16世紀英国を生きる2人の女王の物語。メアリーとエリザベスの往復書簡から、2人の姉妹のような連帯感を見出して生み出されたストーリーだ。0歳でスコットランド女王、16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートは、未亡人となった18歳にスコットランドへ帰国し王位に戻る。しかし当時のスコットランドは、隣国イングランドの女王エリザベスⅠ世の強い影響下にあった。メアリーはイングランドの王位継承権を主張し、エリザベスの権力を脅かす。恋愛、結婚、出産を経験し、若く美しく自信にあふれたメアリーに対して複雑な想いを抱くエリザベス。2人は、お互い全く異なるタイプの性格。従姉妹でありながら恐れ合い、同時に惹かれていた。誰よりも理解し合えたはずの孤独な若き女王たちは、それぞれ陰謀渦巻く宮廷の中で運命に翻弄され戦うのだった……。シアーシャ・ローナン×マーゴット・ロビーが2人の女王にメアリーを演じるのは『レディ・バード』や『ブルックリン』などに出演し、今までに3度のアカデミー賞ノミネートを誇るシアーシャ・ローナン。エリザベスは『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー賞にノミネートされたマーゴット・ロビーが演じる。その他、『ダンケルク』のジャック・ロウデンや、ジョー・アルウィン、ガイ・ピアースといったキャストが集結している。アカデミー賞2部門にノミネート監督を務めたのは、イギリス演劇界のトップ女性演出家ジョージー・ルーク。本作が長編映画監督デビュー作品となる。脚本はテレビドラマ「ハウス・オブ・カード野望の階段」を手掛けたボー・ウィリモンだ。また、第91回アカデミー賞では、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネート。ヘアメイクを担当したのはケイト・ブランシェット主演『エリザベス』でアカデミー賞を獲得したジェニー・シャーコア。衣装デザインは、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』でアカデミー賞を受賞したアレクサンドラ・バーンが担当した。ストーリー《メアリー・スチュアートVSエリザベスI世》――女王は私ひとりだけ。生後すぐにスコットランド女王、16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートは、未亡人となった18歳にスコットランドへ帰国し王位に戻る。さらに、メアリーは隣国イングランドの王位継承権を主張、エリザベスI世の権力を脅かす。恋愛、結婚、出産を経験し、若く美しく自信にあふれたメアリーに複雑な想いを抱くエリザベス。誰よりも理解し合えたはずの孤独な若き女王たちは、従姉妹でありながら恐れ合い、それぞれ陰謀渦巻く宮廷の中で運命に翻弄され戦うのだった......。詳細映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』公開日:2019年3月15日(金)出演:シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー、ジャック・ロウデン、ジョー・アルウィン、デヴィッド・テナント、ガイ・ピアース、ジェンマ・チャン、マーティン・コムストン、イスマエル・クルス・コルドバ、ブレンダン・コイル、イアン・ハート、エイドリアン・レスター、エイドリアン・レスター監督:ジョージー・ルーク脚本:ボー・ウィリモン製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、デブラ・ヘイワード原作:「Queen of Scots: THE TRUE LIFE OF MARY STUART」(ジョン・ガイ著)原題:Mary, Queen of Scots配給:ビターズ・エンド/パルコ
2019年03月11日第42回日本アカデミー賞において、安藤サクラが『万引き家族』で最優秀主演女優賞に輝いた。目に涙をためながら、安藤さんは自身の状況と照らし合わせた赤裸々なスピーチを行い、会場中が温かい感動に包まれた。優秀主演女優賞には『日日是好日』の黒木華、『人魚の眠る家』の篠原涼子、『勝手にふるえてろ』の松岡茉優、『北の桜守』の吉永小百合という豪華な顔ぶれが並んだ。しかしながら、第71回カンヌ国際映画祭の審査委員長ケイト・ブランシェットも絶賛した安藤さんの演技は、一歩抜きん出ての受賞となった。『万引き家族』は、クリーニング店で働きながら、家族を支える柴田家の母親・信代を演じた安藤さん。最初は犯罪でつながっているだけに見えた家族の絆を、人として、母親として、女として存在する演技で魅了。台本なしで臨んだという刑務官の取り調べシーンでは、信代が憑依したかのような佇まいをみせた。菅田将暉から最優秀賞の受賞が発表されると、松岡さんと抱き合った安藤さん。ブロンズ像を受け取った後は、深々と一礼し、「ありがとうございます」と瞳を潤ませた。当時、安藤さんは第一子出産後、初の撮影現場となっていたという。「本当に…正直どうやって子育てをしながら、作品に関わる時間を作れはいいのかってずっとわからなくて…」と迷いの中、必死で向き合っていたことを告白。「子育ては24時間、映画の現場も24時間、子育ては全力でなければならないし、映画の現場でも全力を尽くしていかなければならない。どうバランスをとっていいかわからなくて、どう両立すべきなのか今まったくわかりません」と安藤さんは言葉を紡いだ。「でも今日この場に来て、本当に素晴らしい先輩方の姿を見て、その方たちと出会えた時間、今まで作品で関わらせていただいた先輩方と過ごした時間も、これから生きていく時間に活かせていけたらいいかなと思っていました」と絶えぬ情熱を語る。「自分が曖昧な気持ちでいるのがすごく嫌で、ずっとモヤモヤしていたんですが、こうして賞をいただくことができて、必ず自分の中で決着をつけてきちんと映画の時間に携われるような環境に、自分自身を整えてまた映画の世界に戻ってきたいと思いました。本当にありがとうございます」と、晴れやかな表情で安藤さんがスピーチを終えると、松岡さんが感動のあまり涙をハラハラとこぼしていた。(cinamacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2019年03月01日イスタンブール・オープンでATPツアー初優勝を果たしたダニエル太郎さんに、お話を伺いました。祝・ツアー初優勝!成長著しいテニス選手が目指すのは“最強の自分”。5月、イスタンブール・オープンでATPツアー初優勝。世界最強のジョコビッチ選手にも勝つなど、昨年大躍進したプロテニスプレーヤーのダニエル太郎さん。その原動力は、スペインから日本に拠点を移し、トレーニング法を変えたことだった。「10年間、同じパターンを繰り返してきたんですが、サーブを変えたり、ベースラインの近くでアグレッシブにプレーできるような新しい練習を取り入れるようになって、結果が出てきた感じですね。やり方を変えるってことは、失敗する可能性もすごくあります。でも、新しいことに挑戦しなければ、メンタルへの刺激もないし、上には絶対に行けないですからね。他人と比べるのではなく、“最強の自分”を目指しています」そうして勝ち取ったツアー初優勝。喜びもひとしおと思いきや、「勝った嬉しさは一瞬」といたってクール。「特別なこととは思ってなくて、ジュニアのころから、優勝の嬉しさは同じです。僕は、できるだけワイドな目線で自分を見るようにしてるんですけど、40歳まで現役でいても、あと40年も人生は続くじゃないですか。そう考えると、この優勝もそんなにデカいことじゃないんです」勝利には、趣味のドラマ&映画観賞にまつわる意外なジンクスが。「大会中、ハマっているドラマシリーズがあると結果がいいんです。試合後、部屋に戻って続きを観られる楽しみがあるからかな?『ブレイキング・バッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ』が、大、大、大好き!イスタンブールでの大会中は、『アベンジャーズ』シリーズとか『アイアンマン』とか、マーベル映画を毎日1本ずつ観てたら優勝してました(笑)。映画はラブストーリーもファンタジー系も、社会派の作品も何でも観ます。女性と映画館デート?『面白かった』『誰々がカッコよかった』くらいの感想しか出てこなくて、作品について深く語り合えない人は無理…。だったらひとりで観たいタイプ。僕、面倒くさいんですよ(笑)。好きな女性のタイプは、ケイト・ブランシェット。フェミニストムーブメントのとき、パワフルなメッセージをアグレッシブになりすぎず、静かに話しているのがカッコよかったですね」2月から、国別対抗戦のデビスカップの予選が始まる。「今年から、試合方式が5セットから3セットに変わったので、どうなるのか楽しみですね。日本チームのひとりとして、11月のファイナルにクオリファイすることが目標です。チームメイトとは、よく一緒にごはんを食べるし仲がいいですよ。でも、僕だけゲームをやらないから、その会話になるとついていけなくて…。それだけが残念(笑)。個人としては、今年、ランキング50位以内に入りたい。あと、全英でまだ勝ったことがないので勝ちたいです」テニス観戦のポイントは、“フットワーク”だそう。「ラケットスポーツなので、どうしてもラケットとボールに目がいきますけど、フットワークを見ると『こんなに動いてるんだ』と驚くと思います。選手がボールに追いつくときのエネルギーってすごいんです」だにえる・たろう1993年1月27日、アメリカ・NY生まれ。12歳まで埼玉県で育つ。1月14日付のランキングは82位。好きな日本食はしょうゆや塩のあっさり系ラーメン。会ってみたい芸能人は「キムタク」。デビスカップ 日本対中国(予選)は、2/1、2/2にWOWOWで放送。トップス¥3,300パンツ¥4,900(共にオークリー/ルックスオティカジャパン〈オークリー〉TEL:0120・009・146)スニーカー¥29,000(diadora/ディーエムアールTEL:03・5770・3040)※『anan』2019年2月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中原正登(FOURTEEN)ヘア&メイク・高松由佳インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年02月02日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、新クリエイティブディレクター、ニコラ・グラス(Nicola Glass)による2019年春コレクションを、日本では世界に先駆けて1月23日より発売。コレクション発売を祝し、写真家ティム・ウォーカー(Tim Walker)によるビジュアルを発表した。新クリエティブディレクター、ニコラ・グラスの初コレクションを祝し発表された、写真家ティム・ウォーカーによるビジュアル。ティム・ウォーカーはストーリー性の強いシュールレアリスティックな作風で知られ、今回は創業者であるケイトとアンディ・スペード夫妻とともにコラボレーションした1999年から2006年以来のカムバックとなる。キャンペーンのヒロインは、女優のジュリア・ガーナ―、サディ・シンク、そしてキキ・レーン。3人はいずれも、ニコラ・グラスがブランドコンセプトとして掲げる“optimistic femininity(楽観的な女性らしさ)”を体現する、前向きで自信に溢れながらも、あたたかで心地良い感性をもった女性たちだ。今回のビジュアルは、ニコラ・グラスの新しいブランドビジョンの核である楽観的でフェミニンな世界観を表現したもので、週末に友人同士が思いつくままに集まり、ふとしたことから人生の喜びや親密な瞬間を分かち合う、というコレクションのテーマにインスピレーションを受けている。スタイリングはサラ・ムーンが手掛けた。今も昔も変わらない、ブランドの核となるDNA“モダンな色使いとオーセンティックなデザイン”を尊重しながらも、ニコラは彼女らしい手法でブランドらしさを進化させた。ブランドの原点にインスピレーションを受けながらも、シーズンを重ねるごとにどのカテゴリーでも共通する、ブランドにとってたしかなコアエレメントを根付かせようとしている。その一つが“スペード”。コレクションを通して、スペードがデザインの一部として多数登場する。スペードを象った柄、ハードウェア、モチーフというように、ときに大胆に、ときにささやかにあしらわれている。70年代と40年代を感じさせるフェミニンなシルエット、モダンで想像もつかないようなコンビネーションのカラーに溢れたパレット、発見に満ちたユニークで他にはないプリント、そして一つ上のステージへと導く丁寧に考え抜かれたハンドバッグタグ、これらすべてがニコラの思い描く“every day luxury”を表現している。初のコレクションは、日本では世界に先駆けて1月23日より発売。1月25日・26日には、銀座店1階にて、コレクションの発売記念イベントを開催。フォトブース、ケータリングなどが用意され、ニコラがディレクションしたストアデザインを体験できる。2月9日と10日には一部店舗でもドリンクサービスを実施する。【イベント情報】ニコラ・グラス初コレクション 2019 Spring 発売記念イベント会期:1月25~1月26日会場:ケイト・スペード ニューヨーク 銀座店 1階会期:2月9日~2月10日会場:ケイト・スペード ニューヨーク 一部店舗
2019年01月21日是枝裕和監督の『万引き家族』が、アカデミー賞前哨戦として注目を集める第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞にて、日本映画としては33年ぶりとなる外国語映画賞を受賞、是枝監督が現地で行われた表彰式に駆けつけた。ロサンゼルスを拠点に活動する映画批評家で構成された“ロサンゼルス映画批評家協会”のメンバー投票によって決定する同賞。今年は、村上春樹の短編小説「納屋を焼く」をもとにしたイ・チャンドン監督による韓国映画『バーニング 劇場版』も『万引き家族』と並んで外国語映画賞を受賞している。なお、日本映画では黒澤明監督の『乱』以来、33年ぶりの外国語映画賞受賞となる。過去には『君の名は。』(新海誠監督)、『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)、『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)がアニメーション映画賞に輝いており、本年度のキャリア功労賞には宮崎駿監督が選ばれている(日米合作映画としてはクリント・イーストウッド監督『硫黄島からの手紙』が作品賞を受賞)。表彰式では、割れんばかりのスタンディングオベーションに包まれる中、是枝監督が登場。トロフィーを受けとると、「この賞を頂いたお礼を一言述べたくて、10時間飛行機に乗って、今朝この街に着きました。本当にありがとうございます」と喜びの挨拶。「5月にカンヌの映画祭で賞を頂いたときに、審査委員長のケイト・ブランシェットさんがこの作品のことをインビジブルピープル、目に見えない人たちを目に見える形にしたというところをすごく評価していただきまして、とても嬉しかったんですね。この映画に限らず、いつも映画を作る時には、見えないもの、声にならない声をどういう風に映画にするかという事をいつも考えているのでとても嬉しかったです」と語った。さらに「映画にはある力があると思っています」と続けると、「例えば日本と韓国とか、アメリカとメキシコとか隣り合う国と国、人とひとの間に大きな力が、壁を作りお互いがお互いを見えなくしようとするときに、その壁を取り払ってお互いを見える形にしていく、そういう力が映画にはあると思っています。なのでこの賞を友人でもあり、韓国の最も尊敬する監督でもあるイ・チャンドンさんと同じ賞を受賞できたことが本当に嬉しいです」とスピーチ、大きな喝采を浴びていた。また同日、1月13日に発表となったパームスプリングス映画祭でも、外国語映画に贈られるFIPRECI賞(国際批評家連盟賞)を受賞。こちらにも是枝監督が駆けつけた。本作は、先日発表された英国アカデミー賞やアジアン・フィルム・アワーズなど、現在56の海外映画賞各部門でのノミネート、30の受賞歴を重ねている。第91回米国アカデミー賞の外国語映画賞部門・最終ノミネーション発表前の候補リスト9本にも選ばれており、1月22日(火)に行われるノミネート発表に向けても大きな弾みとなっている。『万引き家族』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.バーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
2019年01月13日ともに演技派として名高いケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンが、映画『Ammonite』(原題)でカップルを演じることになるようだ。「Variety」誌などが報じた。『Ammonite』(アンモナイト)は、実在した化石採集者で古生物学者のメアリー・アニングをテーマに描く作品。1840年代を舞台に、英仏海峡の崖で化石を発掘しているメアリーと、療養のため海沿いの街にやってきたロンドン出身の若き女性が出会い、恋に落ちるというストーリー。ケイトがメアリー、メアリーの恋の相手をシアーシャが演じるという。監督は昨年、イギリスの牧場で展開する2人の男性の恋物語『ゴッズ・オウン・カントリー』で高い評価を得たフランシス・リー。リー監督は15日、「しばらくの間、ツイッターから離れるね。映画を撮ることになったみたいだ。2年に渡って『ゴッズ・オウン・カントリー』とぼくを応援してくれたみんな、ありがとう。そろそろ、ほかの映画を作らないと。じゃあまたね…」とツイートしており、『Ammonite』の撮影準備に入ったとみられる。撮影は来年3月にスタートする。(Hiromi Kaku)
2018年12月17日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、2019年春コレクションを2018年11月28日(火)、東京タワーメディアセンターで発表した。ニコラ・グラスによるファーストコレクション新クリエイティブディレクターのニコラ・グラスによるファーストコレクションは、ケイト・スペード ニューヨークのコアな要素をフィーチャー。ユニークな感性やスタイリッシュなアプローチで、新たなブランドの世界観を切り拓いた。“スペード”をフィーチャー注目すべきは「スペード」の表現。4つの「スペード」を組み合わせた“スペードフラワー”は、総柄プリントのドレス、立体感のあるジャカードドレス、ラメ糸のニットカーディガンなど、様々な表現方法で繰り返し登場しているモチーフだ。黒地にピンクの“スペードフラワー”を隙間なくプリントしたドレスは、袖口や襟などにブラックのパイピングをあしらい、レトロな表情に仕上げている。ウェアだけでなく、バッグにも「スペード」モチーフを多用している。バッグを閉めるとハート型にもなるスペード型のターンクロージャーをあしらったバッグ「二コラ」は、淡いピンクや、ブルーとライトブルーのバイカラーなど、明るいカラーリングがアイキャッチ。その他、レザースぺードを無数に編み込んだバケツバッグ「ドリー」や“スペードフラワー”を全面にあしらったハンドバッグなど、象徴的な存在としての「スペード」を印象付けた。プレイフルなテキスタイルパターンまた、遊び心に溢れたポップなテキスタイルパターンが、前向きで楽観的な女性像を後押しする。マッチ棒をランダムに並べたプリントドレスや、ヴィンテージ風の平面的なフラワープリントワンピース、花の中にリップモチーフやハートを描いたロングドレスなど、コミカルでアーティスティックな模様は、楽しい空気感を演出。水彩画のようなタッチで色彩豊かに表現されたテキスタイルは、群生する花を彷彿させるようなエネルギーに満ちている。フェミニンながらも凛とした佇まいタイブラウスやトレンチコート、チェックのセットアップなど、オーセンティックでマニッシュなアイテムは、ライラックやピンクなどの色彩と組み合わせることで、都会的で柔らかなオーラを放っている。また、ギャザーを寄せ、ボリューム感のあるフォルムに仕上げたバルーンスリーブのブラウスや、リボンやベルトを使用してウエストマークしたスタイリング、ハイウエストに仕立てたワンピースやパンツは、クラシカルなフェミニンさを見せる一方で、凛とした表情を描き出す。
2018年12月01日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、新クリエイティブディレクター、ニコラ・グラス(Nicola Glass)のデビューを迎える2019年春に先駆けて、カプセルコレクションを限定発売。11月28日から始まる伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグでのポップアップショップを皮切りに、全国4カ所にて期間限定で展開する。「nicola twistlock medium flap shoulder in rococo pink」(6万円)ニコラによる新生ケイト・スペード ニューヨークのコンセプトは「optimistic femininity -楽観的な女性らしさ-」。前向きで自信に溢れながらも、あたたかで心地の良い感性で装うブランドに進化する。今も昔も変わらず同ブランドの核となるDNA、モダンな色使いとオーセンティックなデザインを尊重し、ニコラらしい手法でブランドらしさを展開。ブランドの原点にインスピレーションを受けながらも、シーズンを重ねるごとにどのカテゴリーでも共通するコアエレメントを根付かせる。「dorie large bucket in black」(7万4,000円)まずは“スペード”そのものから。コレクションを通して、スペードがデザインの一部として登場。スペードを象ったプリントやハードウエア、モチーフなどを時に大胆に、時にささやかに表現する。ニコラのカプセルコレクションであるクロスボディバッグの「ニコラ」(5万3,000円〜6万6,000円)、レザーバケツ型バッグの「ドリー」(6万円〜7万4,000円)、ジオグラフィックなプリントスカーフ(1万2,000円)は、スペードをアイコニックにデザインへ取り入れ、今年9月に開催されたニューヨークファッションウィークのランウェイショーでも多数披露された。「nicola floral spade medium flap shoulder in bright pink multi」(6万6,000円)「ニコラ」は丸みのあるシルエットに、スクラッチレジスタンスが施された滑らかなレザーとカラーコンビネーション、ポケットのカッティングからハードウエアまで細かなディテールに気を配られた美しいクロスボディバッグ。スペードからハートへと姿を変えるユニークなターンロッククロージャーが特徴的で、ニコラのファーストコレクションを代表する。同じシルエットで3Dプリントによるスペードフラワー(4つのスペードからなるフラワーモチーフ)や、より控えめなエナメルスペードが配されたデザインなど、バリエーション豊かに取りそろえる。「dorie medium bucket in chartreuse」(6万円)「ドリー」は、ハンドクラフトタッチのレザースペードを無数に編込んだバケツ型バッグ。取り外し可能な美しいピンクのインナーバッグによって表情を変え、一年を通してカジュアルにもパーティーにも似合う上質なアイテムとなっている。どのアイテムもクラフトマンシップを感じさせる高いクオリティー、モダンなデザインエレメントと驚きに満ちた配色やプリントで、毎日のささやかな贅沢とエンパワメントを提供する。同コレクションは、11月28日から12月11日まで伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグ、12月5日から11日まで阪急うめだ本店1階 プロモーションスペース12、12月19日から25日まで名古屋タカシマヤ1階 南エスカレーター横特設会場、12月26日から31日まで銀座三越1階 グローバルメッセージにて限定発売される。【イベント情報】ニコラ・グラス カプセルコレクション限定発売 ポップアップショップ会期:11月28日〜12月11日会場:伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグ会期:12月5日〜12月11日会場:阪急うめだ本店1階 プロモーションスペース12会期:12月19日〜12月25日会場:名古屋タカシマヤ1階 南エスカレーター横特設会場会期:12月26日〜12月31日会場:銀座三越1階 GINZAステージケイト・スペード公式URL:
2018年11月26日サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイら超豪華女優陣が集結、「オーシャンズ」シリーズ歴代No.1のオープニング記録を樹立した『オーシャンズ8』。この度、11月28日(水)よりリリースされるブルーレイ収録の映像特典の中から、大きな見せ場となった「メットガラ」の裏側に迫るメイキング映像がシネマカフェにて解禁となった。「メットガラ」とは、毎年5月の第一月曜日にニューヨークのメトロポリタン美術館でUS「VOGUE」の編集長アナ・ウィンター主催により開催される世界最大規模のファッションの祭典。まさにニューヨーク版オスカーともいえる世界が注目するイベントだ。この度、入手した映像特典「メットガラの再現」では、メイキング映像のほか、スタッフ・関係者・キャストのインタビューを交えて、本作の重要な舞台である「メットガラ」を完全再現するまでに至った舞台裏に迫っている。■アナ・ウィンターがメトロポリタン美術館と映画をつないだ!監督・脚本を務めたゲイリー・ロスは、本作の構想について「世界的に有名なメットガラでの宝石強盗を題材にしたかった。盗むのは金庫からではなく、もっと面白い場所にしようと考えた」と話し、実際に「VOGUE」に行って、アナ・ウィンターと会うことに成功。「VOGUEは協力的だったよ。面白半分じゃないことをアナは理解してくれた。ガラの再現としてふさわしいものになるよう全力を注ぐと話したんだ」と彼女の協力を仰ぐため、ロス自らが説得に臨んだことも明かした。さらに、製作総指揮を務めたダイアナ・アルバレスは、「セットを計画しているときに『VOGUE』との話の流れから、メトロポリタンの館長を紹介してもらえたの。メトロポリタンをそのまま使うことで合意できたわ。じゃないと再現できない!」と告白。当初はセットで再現するプランもあったが、「VOGUE」のおかげで、実際にメトロポリタン美術館での撮影を実現することができ、よりリアルな「メットガラ」の再現につながったという裏話も明かされた。■監督も感謝、「これは特別なこと」ロス監督は「美術館には知り合いが多くいるが、まず約束することは施設を大切にして、決して危害を加えないということだ。僕らはとても貴重な機会を与えてもらっている。これは特別なことであり、展示品はとても神聖なものだ」と撮影時はかなり気を使ったよう。メトロポリタン美術館の館長兼CEO、ダニエル・H・ワイスも「映画に使ってもらえて光栄だ。スタッフもキャストも監督も全員が施設を大切に扱ってくれたよ」と好意的な様子で、「VOGUE」やメトロポリタン美術館の全面協力のもと、監督が徹底的にこだわった「メットガラ」の完全再現が実現することができたのだ。この度公開された映像以外にも、「メットガラの再現」では架空の展示室を再現するため、“王国の終わり”をテーマにデザインされた「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」などによるドレスや、それぞれのキャラクターのイメージにマッチした各有名デザイナーが本作のためだけにデザインしたドレスの特徴を、コスチュームデザイナーのサラ・エドワーズやキャスト陣が解説するなど、ファッション好きにもたまらない内容となっている。そのほか、「未公開シーン集」に加え、「新生オーシャンズ」では、スタッフやキャストが“オーシャンズ8”それぞれのキャラクター設定の解説、過去シリーズとのキャラクターの比較、さらにキャスト同士がお互いの印象や役作りについて語るインタビュー映像を収録。また「美しく華麗に盗む」では、撮影の合間に子育てや役作りについて話したり、美容情報を交換したというエピソードを交え、キャスト同士の仲の良さが垣間見えるメイキング映像・インタビュー映像が収録された内容となっている。『オーシャンズ8』ブルーレイ&DVDは11月28日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年11月14日女優のケイト・ベッキンセール(45)とコメディアンのジャック・ホワイトホール(30)の熱烈キスが目撃された。ケイトは、実写版『ジャングル・クルーズ』でディズニー初のゲイ役を演じることでも話題になっているイギリス人コメディアンのジャックと2日、ロサンゼルスにあるカラオケバーで情熱的なキスを交わしている姿が目撃された後、深夜にホテルへと一緒に帰って行ったという。関係者の1人はザ・サン紙日曜版にこう話す。「誰もジャックがハリウッド随一の女優をものにするとは思っていませんでした。これ以上意外なロマンスはありませんよね」「2人はラブラブのティーンエイジャーかのようで、お互いへの気持ちを隠そうともしていませんでした」「ナイトクラブのブース内で、膝に座っているような感じで、笑い合っていたんです」「そしたらジャックがケイトの首元に手をまわして引き寄せて、情熱的なキスを交わしていました」「ケイトが彼に寄りかかったような状態で囁き合っていました。その後すぐさま帰ることを決めたようです」2人はその晩、セレブに人気のクレイグズでのディナーからデートを始めていた。レストランは別々に去ったものの、その後ケイトがジャックを車に乗せて同じくセレブに人気のカラオケバー、ブラインド・ドラゴンへと向かい、最後はおしゃれなロンドン・ホテルで時を過ごしたようだ。元パートナーのマイケル・シーンとの間に19歳の娘を持つケイトは、12年間の結婚生活を送ったレン・ワイズマン監督と2016年に破局を迎えており、一方のジャックも昨年12月、『ヒューマンズ』のジェンマ・チャンとの6年間の交際に終止符を打っていた。(C)BANG Media International
2018年11月06日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)から、新クリエイティブディレクター ニコラ・グラスによる2019年春コレクションが登場。ニコラ・グラスによる新生ケイト・スペードニコラ・グラスは2018年1月にケイト・スペード ニューヨークのクリエイティブディレクターに就任。ブランドのDNAであるモダンな色使いやオーセンティックなデザインはそのままに、「optimistic femininity-楽観的な女性らしさ-」をコンセプトとしたコレクションを展開していくという。"スペード"モチーフのバッグなどを発売日本では2018年11月より東京・大阪・名古屋の4か所にオープンした限定ストアにて、バッグやスカーフなどを先行発売。2019年1月より、これらのアイテムを含め、ウェア、シューズ、アクセサリーなどが全国の店頭に並んだ。多くのアイテムにアイコニックなスペードモチーフを印象的に取り入れており、中でもバッグはその象徴と言えるだろう。クロスボディバッグ「ニコラ」は、滑らかなレザーと、丸みのあるシルエットが特徴。スペードからハートへと姿を変えるターンロッククロージャーを配したモデルや、4つのスペードからなるフラワーモチーフを3Dプリントであしらったモデルなど、バリエーション豊富に取り揃える。ハンドクラフトタッチのレザースペードを無数に編み込んだバケツ型バッグ「ドリー」は、取り外し可能なピンク色のインナーバッグがセットになっており、異なる2つの表情を楽しむことができる。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク 2019年春コレクション発売日:2019年1月23日(水)販売店舗:全国のケイト・スペード ニューヨークアイテム例:・ニコラ ツイストロック ミディアム フラップ ショルダー イン ロココ ピンク 60,000円+税・ニコラ フローラル スペード ミディアム フラップ ショルダー イン ブライト ピンク マルチ 66,000円+税・ドリー ラージ バケツ イン ブラック 74,000円+税・ジオスペード スペード スクエア スカーフ イン ブルー 12,000円+税■渋谷西武A館1F 期間限定ストア期間:3月19日(火)~3月25日(月)場所:渋谷西武A館1F プロモーションスペース取扱アイテム:2019年春ハンドバックコレクション※先行販売・限定販売アイテムの販売、対象商品へのモノグラミングサービスも実施。※2019年夏コレクションに登場する二コラ ツイストロックの新色ジューシーオレンジの先行予約を実施。■インストアイベント内容:ドリンクやスイーツサービス、フラワーやステッカーオリジナルラゲッジタグのプレゼント。日程・実施店舗:3月16日(土) 丸の内店/3月23日(土)・3月24日(日) 銀座店/3月23日(土)六本木店、神戸店/3月30日(土) 名古屋ミッドランドスクエア店※リニューアル店舗・新店でも実施。3月14日(木) 小倉井筒屋店/3月21日(木) 吉祥寺パルコ店/4月12日(日) なんばパークス店【問い合わせ先】ケイト・スペード ジャパンTEL:050-5578-9152(平日10:00~18:00)
2018年11月05日10月1日にスタートした、NHK連続ドラマ小説『まんぷく』。朝ドラ99作目にして、初めて育児をしながら撮影に挑むヒロインとなった、女優の安藤サクラさん(32)。インスタントラーメンを生み出した夫婦の物語を、明るく逞しく演じている。21歳で父・奥田瑛二さん(68)が監督した映画『風の外側』でデビューしたサクラさんは、数々の女優賞に輝き「異次元の能力の女優」との呼び声も高い。今年5月、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督作品『万引き家族』では主演を務め、その演技は、審査委員長ケイト・ブランシェットに絶賛された。姉の桃子さん(36)は、気鋭の映画監督。’10年『カケラ』で監督デビューし、自身の小説を映画化した『0.5ミリ』(’14年)で、数々の映画賞を受賞した。現在は、『0.5ミリ』の撮影地だった高知市に移住。昨年10月、映画館「ウィークエンドキネマM」を開館し、舞台や映画製作などを学ぶ「桃子塾」を開くなど、高知を拠点に活動の幅を広げている。映画監督と女優の姉妹。2人の天才を生み出した安藤家。2人の母でエッセイストの安藤和津さん(70)は、感受性を育むことをいちばんに考え、子どもの目線になって娘たちに接したという。「知識は後からでも学べる。それよりも、ものを感じる力をつけることが大事だと思っていました」ユニークなのは、桃子さんと4歳違いでサクラさんが生まれたときのことだ。「桃子の立場で、妹ができるとはどういうことなのか考えると、手放しでうれしいわけではないでしょ?お父さんもお母さんも赤ちゃんに取られちゃう。皆からプレゼントをもらうのは、生まれてくる赤ちゃんばっかりだし」そこで、和津さんはお祝いをくれる人たちに、「大変、申し訳ないですが、桃子に『お姉ちゃんになって、おめでとう』のプレゼントか、妹とのペアのものをいただけたら、すごくありがたいです」とお願いした。“お姉ちゃんになって、おめでとう”のお祝いの効果は絶大だった。「これがたぶん桃子のサクラへの限りない愛の発端だったような気がする。桃子もまだ4歳だったから『なんで妹ばっかり』ってなったら面白くないじゃない」桃子さんはいま、何の衒いもなくサラリと言う。「母は母性の塊、菩薩のような愛を注いでくれました。おかげで私、ずっと安藤サクラのファンクラブ会長です。幼少期からサクラには私がいる。私が守る。それが、いまもあるんです。サクラが生まれた瞬間、無償の愛を思いました。4歳で、命を捧げようと」桃子さんはすでにこのときから、母の深い愛情を受け継いでいた。サクラさん出産後、仕事に復帰した和津さんが心がけたのは、娘たちとの密度の高い時間だ。「1日最低5分は2人きりで向き合って、話をする。桃子とも、サクラとも2人っきり。それぞれ1対1で話をする。1人に集中する時間を作りました。それから毎日ワクワクすることを1コさせたの。生きていてうれしいと思うこと。“1日1笑”というのかな」和津さんの育児法は、自身の生い立ちとは逆のものだった。「私の母が忙しく働いていていつも仕事が頭にある人だったから。結構つらい子ども時代だったのかも」愛知県春日井市出身の奥田さんは、長期休暇になると、故郷に娘たちを連れていき、自然のなかで感性の幅を広げていった。意外だが、奥田さんはボーイスカウトの指導員もしていたという。塩むすびと水筒を持って、山登りをし、いとこたちと一緒にヘビやカエル、ザリガニに触れさせた。「男の子、女の子の隔てなく、自然と触れ合う。スッポンポンで池に入って、カエルの卵を頭からかぶったりしていましたよ」奥田さんは、独立プロで妥協しない映画製作を続けながら、俳優としても高い志を持ち続けている。奥田さんが主演し、ガレッジセールのゴリが、本名で監督した映画『洗骨』(来春公開)は、今年8月、ニューヨークで開催された映画祭で観客賞を受賞した。和津さんも娘たちの育児サポートをしながら、エッセイストとして多忙な日々だ。母・昌子さんの介護の後に陥ったうつ。そこから脱した経緯を『“介護後”うつ』(光文社)にまとめ10月18日、出版。桃子さんは『0.5ミリ』を高知で撮った縁で、’13年、高知県観光特使に就任。その翌年、高知市に移住し活動拠点にしてきたが、娘に続いて奥田さんも今年、県の観光特使に任命された。家族一人一人がそれぞれの場で自分の道に邁進しながら、安藤家は何か目的が見えたら集結し、いつでも一丸となれる。奥田さんはこう語る。「集結力とか才能も含めてそこは最強だと思う。コッポラ一家よりうちのほうが。クリント・イーストウッドのところも最強だろうけど、わが国では安藤家が最強だと思っています」
2018年10月12日“ハリー・ポッターの原点”ともいわれるジョン・ベレアーズ著書を映画化する『ルイスと不思議の時計』から、魔女のツィマーマンを演じているケイト・ブランシェットの姿を捉えた写真がシネマカフェに到着した。■大御所女優と肩を並べる実力をもつケイト・ブランシェット本作でジョナサンの屋敷の隣に住む一流魔女、ツィマーマンを演じるのは、『オーシャンズ8』で男女問わず惚れ惚れするような佇まいを見せてくれたケイト・ブランシェット。彼女は、監督のイーライ・ロスが「『世界で最も優れた女優は?』と質問されたら、「人々は『ケイト・ブランシェット、メリル・ストリープ、ジュディ・デンチ』と答えるはずだ」と、大御所女優と肩を並べるほどの評価を得ている。94年に映画女優としてのキャリアをスタートさせたケイトは98年公開『エリザベス』で主演を務めると、アカデミー賞主演女優賞ノミネート、ゴールデングローブ賞主演女優賞ほか、多くの賞を受賞した。その後も『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで大きなインパクトを残し、マーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』ではアカデミー賞助演女優賞を獲得。さらにはウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』で、一癖も二癖もある悲劇的な主人公を演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞した。また、女性同士の恋を描いた『キャロル』では、共演のルーニー・マーラをリードする役柄で、こちらでも大きな注目を浴びた。■新たな役柄に挑み続ける姿にくぎ付け!演技派女優としての地位を確かなものとしたケイトだが、近年は『マイティー・ソー バトルロイヤル』などの大作での演技にも挑んでいる。特殊メイクを施した強烈なビジュアルをもつ「死の女神ヘラ」を演じた際は、マーベルシリーズのファンのみならず、多くの映画ファンを驚かせている。ケイトについてロス監督は「彼女は、『シンデレラ』に出てくる意地悪な継母のような雰囲気があるクラシックな役柄を演じるのを楽しんでいたように感じたよ。非常に思慮深くて、丁寧で繊細で、この素晴らしい役柄を創り出すことを楽しんでくれたね」とふり返っている。3児の母親でもあるケイトは「これは最高の家族映画よ。本当に怖いの。親として映画館で子供の手を握って『これからジェットコースター級の面白さを体験するわよ』なんて言えるのはまさに喜びだわ」と喜びを隠せない様子で、「この作品は洗練されていて、ダークで、切なくて、可笑しくて、驚きがいっぱいの一大アドベンチャーよ。それにちゃんと原作の良さもそのままなのよ」と、本作がファミリー映画に最適なテーマとユーモアが詰まった作品だと語ってくれた。世界を代表する女優でありながら常に新たな挑戦を続ける彼女の姿をぜひスクリーンで確かめてほしい。『ルイスと不思議の時計』は10月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイスと不思議の時計 2018年10月12日より全国にて公開Ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC
2018年10月08日10月12日公開の映画『ルイスと不思議の時計』の日本語吹替版完成会見が24日、都内で行われ、佐藤二朗、宮沢りえ、松本梨香、矢島晶子、本名陽子が出席した。スティーブン・スピルバーグが設立した映像制作会社・アンブリン・エンターテインメント制作に参加した本作は、"ハリー・ ポッターの原点"ともいわれるジョン・ベレアーズのファンタジー小説『壁のなかの時計』を映画化。両親を亡くした少年のルイスが、ポンコツ魔法使いの叔父ジョナサンや魔女のツィマーマンと知り合い、3人で力を合わせて世界を破滅に導く時計を見つけようと奮闘する、というストーリーとなっている。ジャック・ブラックが演じるジョナサンの日本語吹替を担当した佐藤は「ジャック・ブラックさんはすごく大好きな俳優さんなんです。その日本語吹替を担当することになってすごく光栄でしたし、楽しくやりました」と満足げで、会見中にジャック・ブラックからのビデオレターでメッセージをもらい、「さすがにうれしいですね。他人とは思えないですよ」と笑顔を見せた。宮沢はケイト・ブランシェットが演じた魔女・ツィマーマンの吹替を担当。「ケイト・ブランシェットさんとは骨格が違うんだなと感じました。やっぱり英語の発音と日本語の違いで、深い声はどうやっても日本語では出せないと思いまた」とハードルの高さを実感したそうだが、この日披露されたツィマーマンのワンシーンでは、普段の宮沢のイメージからかけ離れた声音を披露。「ケイト・ブランシェットさんはとても低い声だったので練習してみましたが、自分の声帯では無理がありました。わざとらしさが出たら興ざめしてしまうので、私が出来る範囲でいつもとは違う声でやってみようと思って挑戦しました」とやりきった様子だった。この日は声優の松本梨香、矢島晶子、本名陽子が担当したキャラクターのシーンも映像で披露された。プロの技を目の当たりにした宮沢は「私たち役者と声優さんは筋肉が違うんですよね。私たち役者は出てなんぼ、というところもありますが、いつも吹替のお仕事をやる度に声優さんたちへの尊敬と憧れが増していきます。余計なものを省いても存在出来る、私たちには通用しない感じがします」と称賛。佐藤も「本当に声優さんってすごいですよ。僕たちはいかに表情や仕草に頼っているかが分かりますよね」と褒め称えていた。映画『ルイスと不思議の時計』は、10月12日より全国公開。
2018年09月25日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、“自分へのご褒美”がテーマのイベント「YESSSSSSS」を、2018年9月22日(土)に銀座店をはじめとする全国の路面店にて開催する。「YESSSSSSS」では、ドリンクやフードを提供する他、様々な“ご褒美”体験を用意。店内スタッフに「自分にご褒美をあげたい」エピソードを伝えると、トータルビューティーサロン・uka(ウカ)のヘアケアサンプルが先着で配付される。さらに、アイテム購入者はご褒美エピソードを書いて抽選に参加するとukaのサロンチケットや商品が当たったり、銀座店と六本木ヒルズ店限定で、ukaのフィンガーリフレクソロジー体験ができたりと、特別なコンテンツを楽しめる。その他、店舗ごとにオリジナルの企画も実施。銀座店では対象レザーアイテム購入者に向けてモノグラミングサービスを行う。イベント当日がヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト(FNO) 2018開催中となる神戸旧居留地店では、店内にカラフルなバルーンルームを用意する。また、「YESSSSSSS」開催店舗以外の直営店でも同日、イベントに連動して、税込30,000円以上の購入者に先着でオリジナルトートバッグをプレゼントする。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク「YESSSSSSS」開催日:2018年9月22日(土)開催場所:ケイト・スペード ニューヨーク 銀座店、六本木ヒルズ店、丸の内店、名古屋ミッドランドスクエア店、心斎橋店、神戸旧居留地店■「YESSSSSSS」キャンペーン例・店内スタッフに「自分にご褒美をあげたい」エピソードを伝えるとukaのヘアケアサンプルを先着でプレゼント。・アイテム購入者限定で、ご褒美エピソードを書いて応募すると、ukaのサロンチケットや商品を抽選で合計10名にプレゼント。・銀座店・六本木ヒルズ店限定 ウカ フィンガーリフレクソロジー【問い合わせ先】TEL:050-5578-9152(平日10:00~18:00)
2018年09月21日10月12日(金)に公開する『ルイスと不思議の時計』。今回、ケイト・ブランシェット演じる魔女ツィーマンの日本語版吹き替えの声を演じる女優が、9月24日(月・祝)に行われる記者会見で発表されることが分かった。■魔女ツィーマン役の声優は記者会見で発表監督は、鬼才のイーライ・ロス、ジャック・ブラックやケイト・ブランシェット共演でも話題を呼んでいる本作。さらに、日本語版吹き替えのキャストとして、主人公ルイス役に高山みなみ、ジャック・ブラック演じる魔法使いジョナサン役を佐藤二朗、ほかに松本梨香、矢島晶子、本名陽子など豪華声優陣が名を連ねた。そんな中、ケイト・ブランシェット演じる魔女ツィーマン役の声優だけは未だに発表されておらず、9月24日(月・祝)に開かれる記者会見で明らかになるという。■新たな予告と場面写真を公開!さらに、日本語版吹き替えの新たな予告編も公開され、ツィーマンの日本語版吹き替えの声も聞くことができる。このキャスト、数々の映画賞を受賞しているという。今回の発表に併せて、予想キャンペーンも実施され、応募者は抽選で、24日に行われる記者会見に参加できる。果たして、一体誰なのか?この予想レースに参加してみてはいかがだろうか。また今回、いくつかの場面写真も一挙に公開された。目の前で広がる宇宙に驚くルイスや、魔法を披露するジョナサンの姿が確認できる。また、着物をアレンジしたジョナサンのローブやツィーマンの持つ傘の魔法の杖など、衣装、小物にも注目が集まる。『ルイスと不思議の時計』は10月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイスと不思議の時計 2018年10月12日より全国にて公開Ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC
2018年09月07日モラハラ夫図鑑
あの日、私はいじめの加害者にされた
右手に指輪をする夫