女優の広瀬すずが『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の劇中で松田聖子の「瑠璃色の地球」を披露することが話題だ。過去にも多くの女優が音楽活動をしているが、そこにはどんな理由やメリットがあるのだろうか?様々な女優の音楽活動から探ってみたい。女優のCDリリースがヒットし話題となったものとしては、柴咲コウがRUI名義で『黄泉がえり』の主題歌「月のしずく」を歌唱したケースがある。また松たか子のように、女優デビュー初期から「明日、春が来たら」など歌手活動も並行、最近では『アナと雪の女王』の吹き替え版で「Let It Go」を披露し当時大ブームを巻き起こしたことなどが思い起こされる。このように大きな話題となったもの以外でも、現在活躍中の女優の大半が何らかの形で歌手デビュー、音楽活動を行っている。今回、広瀬さんは自身が主人公の声優を担当した映画の劇中歌を歌唱、楽曲は1980年代から輝き続ける不世出のアイドル・松田さんの楽曲で、劇中歌ではあるが8月9日(水)発売の同作のサントラに「及川なずな(CV. 広瀬すず)」の名義で収録されており“CDデビュー”も果たしたことになる。広瀬さんと似たケースで最近話題になったものとして挙げられるのが、昨年公開された映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』で主演の橋本環奈が主題歌の「セーラー服と機関銃」をカバーした例だろう。1981年に公開された『セーラー服と機関銃』では主演を務めた薬師丸ひろ子が主題歌「セーラー服と機関銃」を歌い、映画同様楽曲も大ヒットした。その後同作が2006年にドラマ化された際には長澤まさみが同じく主演と主題歌をカバー、大きな話題を集めた。現在、広瀬さんは19歳、橋本さんは18歳と共にハイティーンだが、この世代は親がちょうど80~90年代のヒット曲で育った世代。同世代からの支持が高い彼女たちが80年代のヒット曲をカバーすると、それが親子で共有できる話のネタとなる。楽曲がきっかけで家族で映画を鑑賞することにつながることもあるだろう。『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のようなアニメ作品では、親子や家族連れの客層を呼び込むために「80年代の名曲をカバーする」というのは有効なフックになるのではないだろうか。また、広瀬さんは映画のキャラクター名義で楽曲を発表したが、同様に「役名」で楽曲を歌唱し大きな話題となったのが、沢尻エリカだ。ドラマ版「タイヨウのうた」での役名“雨音薫”(表記はKaoru Amane)としてリリースしたシングル「タイヨウのうた」は2週連続1位のヒットを記録。役名で楽曲をリリースすることで作品と音楽の連動性がより高まるのだろう。今回の広瀬さんや橋本さんのように自身の出演作の楽曲を歌った女優はほかにも、自身主演のドラマ「エースをねらえ!」でエンディング曲「愛のために。」を担当した上戸彩や、ヒロインを演じた『恋空』で挿入歌「heavenly days」を歌った新垣結衣などがいるほか、最近では土屋太鳳が『フェリシーと夢のトウシューズ』の吹き替え版でヒロインの声優を担当、映画主題歌に初挑戦している。一方、女優が80年代のアイドル曲をカバーした例としては、綾瀬はるかが作詞家・松本隆のコンピアルバムに参加という形で松田聖子の「赤いスイートピー」をカバー、また太田裕美の「木綿のハンカチーフ」も配信リリースしている。世代を超えて親子、家族を結びつける女優による80年代曲のカバーは今後も増えそうな予感。次は誰がどの曲をカバーするか予想するのも楽しいかも。広瀬さんが声優を担当、菅田将暉、人気声優の宮野真守らも声優として出演する『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は8月18日(金)より全国東宝系にて公開。(笠緒)
2017年08月14日第15回「全日本国民的美少女コンテスト」の本戦大会が8日、都内で行われ、京都府出身の井本彩花さん(13歳)がグランプリに輝いた。米倉涼子や上戸彩、武井咲ら多くの女優を輩出している同コンテストは、芸能プロダクションのオスカープロモーションが1987年から不定期で開催している美少女発掘のオーディション。2014年以来の開催となる今年は30周年の記念大会で、この日行われた本戦大会に応募総数8万150通の中から予選大会を勝ち抜いた21人のファイナリストが登場。前田美波里、藤田ニコル、岡田結実ら審査員の前でウォーキングや自己紹介、音楽歌唱審査や演技審査、質疑応答に挑み、京都府出身で中学2年生の井本彩花さんが見事グランプリの座を射止めた。名前を呼ばれて涙を流した井本さんは「こんな私がグランプリを獲るとは思わなかったので、とてもビックリしています」と驚いた表情だったが、無数のカメラマンのフラッシュの光を浴びて「私がグランプリを獲ったんだな、と思いました」と実感した様子。応募の経緯を「お母さんから『応募してみたら』と教えてもらって応募しました」と説明し、そのお母さんに賞金300万円を「全部あげます!」と親孝行の一面をのぞかせた。将来の夢については「武井咲さんのような女優さんになれるように精いっぱい頑張りたいと思います!」と意欲満々。所属するオスカープロモーションは、25歳まで恋愛禁止というルールもあるが、「知っています。私は好きな人とか気になる人がいないので、そんなに気にしないです。25歳まで恋愛しません!」と宣言していた。なお、審査員特別賞は宮城県出身の玉田志織さん(15歳)、千葉県出身の石井薫子さん(12歳)、モデル部門賞は滋賀県出身の谷口桃香さん(16歳)、演技部門賞は東京都出身の伊丹彩華さん(12歳)、音楽部門賞は埼玉県出身の藤田桜恵香さん(12歳)、グラビア賞は兵庫県出身の木下凛里乃さん(17歳)、マルチメディア賞は愛知県出身の竹内美南海さん(14歳)がそれぞれ選ばれた。
2017年08月09日新たなスターを発掘する「第15回全日本国民的美少女コンテスト」の本選大会が8月8日(火)、都内にて開催され、京都出身の中学2年生・井本彩花さん(13歳)がグランプリの栄冠に輝いた。1987年に第1回大会を開催した同コンテストは、これまでに、米倉涼子、上戸彩、武井咲、剛力彩芽、忽那汐里、河北麻友子、藤谷美紀、吉本実憂、高橋ひかるらを輩出。30年目を迎えた今年は、日本からアジア、そして世界へと羽ばたく可能性を秘めた美少女スターの発掘をテーマとし、応募総数80,150通の中から、厳選なる予選審査を通過した21名がこの日の本選大会のステージに登場。ウォーキング審査、自己紹介、歌唱審査、演技審査、質疑応答に臨んだ。グランプリの井本さんは、名前を呼ばれると、ぼう然とした表情で周りを見渡した後、感極まったのか、手のひらで口を押さえて表彰が行われるセンターステージに進んだ。マイクを持つと、「こんな私がグランプリを取れるとは思いませんでしたので、とてもビックリしました。とても嬉しいです」と心境を告げ、「本当にありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。母親の勧めで応募したという井本さんは、賞金300万円の使い道を尋ねられると、「家族に感謝していますので、お母さんにあげます」とにっこり。小学校1年生からクラシックバレエをやっているものの体育の授業は苦手で、得意科目は数学。周りの人からは「ちょっと抜けているね」と言われることが多いそう。「友だちからよく『天然』と言われるのですが、自分が天然なのか自覚していなくて、どういうところが天然なのかがまだ分かっていないです」とはにかんだ。そんな井本さんの将来の夢は、「武井咲さんのような女優さんになること」。イベントには武井さんも駆け付けていたが、井本さんは「すごくきれいだなと思いました。すごく感動しました」と笑顔を弾けさせた。「大人っぽい演技ができるような女優になりたいです」、「どの役を与えられても、その場でちゃんとできる女優さんになりたいです」と女優としての抱負を語った。「もし、武井さんと共演するとしたらどんなシチュエーションで共演したい?」と質問されると、「武井咲さんが学校の先生で、私が生徒みたいな感じで、武井咲さんの授業を受けているような設定がいいです」と声を弾ませた。井本さんは、同コンテストを主催するオスカープロモーションに所属することになるが、オスカープロモーションには“25歳まで恋愛禁止”との決まりがあるとも言われている。井本さんは“25歳まで恋愛禁止”の決まりについては、「知っています」といい、「私は好きな人とか、気になる人がいないので、そんなに気にしていないです」とコメント。「好きな人ができたらどうします?」と突っ込まれると、「25歳までは恋愛しません!」と答え、女優活動への情熱を燃やした。「第15回全日本国民的美少女コンテスト」結果グランプリ:井本彩花(いもと・あやか/京都府/13歳/中2)審査員特別賞:玉田志織(たまだ・しおり/宮城県/15歳/高1)審査員特別賞:石井薫子(いしい・かおるこ/千葉県/12歳/中1)マルチメディア賞:竹内美南海(たけうち・みなみ/愛知県/14歳/中2)グラビア賞:木下凜里乃(きのした・りりの/兵庫県/17歳/高2)音楽部門賞:藤田桜恵香(ふじた・さえか/埼玉県/12歳/小6)演技部門賞:伊丹彩華(いたみ・あやか/東京都/12歳/小6)モデル部門賞:谷口桃香(たにぐち・ももか/滋賀県/16歳/高2)(竹内みちまろ)
2017年08月08日10月スタートのフジテレビ木曜10時ドラマは、“犯罪者の心を読める天才偏屈刑事”と“正義感強い真面目刑事”の凸凹バディが難事件を解決する刑事ドラマ「刑事ゆがみ」に決定。演じるのは、今作で民放連続ドラマ初主演を果たすことになる浅野忠信と、初の刑事役に挑戦する神木隆之介という、最強バディが誕生する。正義があまりに主観的で、真実がどこまでも曖昧な現代社会の中――刑事・弓神は、ただひたすらに事実を追い、真実へと辿り着こうとする。相手が国会議員だろうが、地元の人が全員に慕われる教師だろうが、はたまたコソ泥だろうが、前科10犯の凶悪犯だろうが関係ない。全て同じ人間である以上、全員容疑者。弓神は、人間に潜むわずかな“ゆがみ”を見逃さない。真実を求めるために違法捜査も日常茶飯事。独特な推理力を持つヒーローだ。そして、弓神の相棒を務めるのは、真面目・正義感にあふれるが腹黒ムッツリな新米刑事・羽生。バンバン犯人を捕まえて点数を上げたい羽生にとって、違法捜査だらけの弓神はとんでもなく邪魔な存在…。そんなかみ合わない凸凹バディが真実を見抜いていく!原作は、「ビッグコミックオリジナル」にて連載中、漫画界にあって希代のストーリーテラーと評される井浦秀夫の同名漫画。井浦氏といえば、2003年から連載を開始した「弁護士のくず」が、第52回小学館漫画賞を受賞し、2006年4月期にはドラマ化もされた。本作の演出を手がけるのは、福山雅治主演「ガリレオ」、草なぎ剛主演「任侠ヘルパー」、上戸彩&斎藤工が出演し映画版も大ヒットとなった『昼顔』など、数々の大ヒット作品を世に送り出してきた西谷弘監督。主人公・弓神を演じるのは、今作で民放連続ドラマ初主演を果たすことになる、浅野さん。1990年に「バタアシ金魚」でスクリーンデビューして以来数々の映像作品に出演し、2010年には『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』と『剣岳点の記』で第33回日本アカデミー賞優秀主演男優賞をダブル受賞。2014年『私の男』では、第36回モスクワ国際映画祭でコンペティション部門最優秀男優賞を受賞するなど、確かな演技力と唯一無二の存在感が高く評価されている浅野さんが、満を持してフジテレビ連続ドラマに登場する。「ラッキー!と思いました!」と出演の喜びを明かす浅野さんは、初共演の神木さんについて「神木君が僕を支えてくれると思います!」とすっかり信頼している様子。見どころについては「一人では何もできない中年刑事を思う存分楽しみたいと思います!」と話した。一方、弓神とバディを組む羽生は優秀で規則を守る几帳面なタイプの若手刑事。演じるのは、今作で初の刑事役に挑戦する神木さん。出演が決まって「25歳という自分の年齢に近い男性なので、どんなふうに等身大で演じていけるか、いまからとても楽しみ」と思ったそうで、「年齢とか関係なく、遠慮せず弓神に突っ込み、たまに突っ込まれるというおもしろい2人になればいいなと思います」と意欲をコメント。また、初共演の浅野さんについて「しっかりとお芝居でご一緒するのは初めてなので本当にうれしい気持ちでいっぱいです。以前、道ばたで偶然声をかけていただいたことがあって、とても気さくで優しい方だと思いました。カフェが好きだとおっしゃっていたので、そんなお話しもできるかな…といまから楽しみです」と、楽しみな思いを語った。原作者・井浦氏も「えー、弓神刑事の名前は“適当”と言いますが、“てきとー”って本来悪い意味じゃなくて、“いい加減”ということで…白黒極端じゃなく“灰色”…(汗) えー、ドラマでどんな風に料理してもらえるか、すごく楽しみです!」と、期待を寄せた。木曜劇場「刑事ゆがみ」は2017年10月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月31日7月15日(日本時間16日)にスペイン・マドリードにて開催された「第6回マドリード国際映画祭」で最優秀外国映画主演女優賞を受賞したタレントの鈴木紗理奈(40)。19日に都内で会見を行い、喜びを語った。 鈴木は主演映画「キセキの葉書」(監督ジャッキー・ウー、8月19日公開)の演技が評価され、同賞を受賞。すでにデビュー26年目だが、映画主演は初。演技に挑戦するのは約10年ぶりで、このところはフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」などのバラエティ番組が主戦場となっていた。 それだけに会見では「女優さん扱いが新鮮だった」と照れ笑い。今後については「等身大で今の自分で、欲張らずにありのままで頑張りたい」と謙虚だった。 「彼女は『これまで何度も芸能界をやめようと思うほど挫折を繰り返してきた』と周囲にも相談していました。それだけに、本人のみならずこれまで彼女といっしょに仕事をしたスタッフにとっても嬉しい戴冠となりました」(民放キー局のバラエティ班担当者) もともと鈴木は92年、米倉涼子(41)や上戸彩(31)らが所属する「オスカープロモーション」主宰の「全日本国民的美少女コンテスト」部門賞を受賞して芸能界入りした。しかし2年ほどでオスカーから現在の事務所に移籍している。 当時は鈴木が事務所の看板。女優として売り出そうと脇役から徐々にこなし、00年に「OLヴィジュアル系」(テレビ朝日)でついに連ドラ初主演をつとめたのだが……。 「なかなか関西弁が抜けず、標準語にしようとするとうまくセリフが読めない。彼女はかなり葛藤していました。見た目がヤンキー風なので、役も限られた。しかしそのうちバラエティで芽が出て、演技よりもバラエティに進出していったのです」(ベテラン芸能記者) その後はレゲエ歌手としてデビューし、ミュージシャンとの結婚・離婚も経験。今では一児のシングルマザーとして、仕事と子育てを両立している。 「『キセキの葉書』は自身の境遇と重なる母親役。これまでの挫折や人生経験が演技に生かされ、映画祭の審査員たちの心に響いたようですね」(映画ライター) 本人は謙遜するが、今後、女優業のオファーが殺到しそうだ。
2017年07月21日「嵐」が旬なゲストたちを迎え、スタジオ内に設置されたアトラクションゲームで対戦するバラエティー「VS嵐」。7月13日(木)今夜の放送は「夏の2時間スペシャル」として山下智久らドラマ「コード・ブルー」出演者ら豪華豪華メンバーが登場する。本番組は大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人の「嵐」メンバーとゲストがチームを組んで、体感型ゲームなどで対戦するというもの。今夜の2時間SPではゲストとして山下さんをはじめ新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、椎名桔平らが「コード・ブルー」チームとして出演、そこにプラスワンゲストとして岡田圭右、山崎弘也も加わり豪華な対決が実現する。さらに「嵐」メンバーとゲストがババ抜き対決を繰り広げる「BABA嵐」には「KinKi Kids」の堂本光一をはじめ市村正親、上戸彩、岡田将生、小栗旬、森高千里といったこちらも豪華なゲストが参戦。堂本さんらと「嵐」による「ババ抜き最弱王決定戦」ジャニーズ師弟対決の行方にも注目。山下さん、新垣さんらが出演する「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は7月17日(月)21時~フジテレビ系にて放送開始。初回は30分拡大。“ドクターヘリ”をテーマにした人気シリーズの最新作となり、今回のゲストチームとして参戦したメンバーのほか、「Hey! Say! JUMP」の有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみか、安藤政信らも新メンバーとして出演。山下さんらが演じてきたフライトドクターを目指すフェローたちが10年以上のキャリアを積んで成長、それぞれの道を歩みだしていた5人の“新たな局面”が描かれていく。また「BABA嵐」のゲストとして出演する小栗さんと岡田さんが出演する映画『銀魂』は7月14日(金)より全国にて公開。「週刊少年ジャンプ」の人気コミックを福田雄一監督が実写化。小栗さんと岡田さんのほか菅田将暉、橋本環奈、佐藤二朗、ムロツヨシ、長澤まさみ、中村勘九郎、柳楽優弥、堂本剛といった豪華俳優陣が競演してパラレルワールドの江戸を舞台にした笑いあり感動ありの物語が展開する。また市村さんは舞台「NINAGAWA マクベス」が7月13日(木)本日より7月29日(土)まで彩の国さいたま芸術劇場で上演される。「VS嵐夏の2時間スペシャル」は7月13日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年07月13日タレントの岡田結実が4日、都内で行われた2017年度「納豆クイーン」表彰式に出席した。2002年より行われている全国納豆協同組合連合会主催の同イベントは、毎年7月10日の"納豆の日"をPRすることを目的に、健康的で納豆好きな著名人を「納豆クイーン」として選出。歴代クイーンには初代の菊川怜をはじめ、和田アキ子や上戸彩、吉田羊などがおり、今年の納豆クイーンには岡田結実が選ばれた。赤いワンピース姿で表彰式に登場した岡田は「小さな頃から家の冷蔵庫を開いたら納豆が必ず入っていました。納豆クイーンになれるとは思いませんでしたが、うれしいし家族みんなが喜ぶと思います」と喜んだ。表彰式ではイメージキャラクターのねば~る君とうめねばちゃんと会うことができ、「テレビで見てて、愛おしいと思っていたので、まさか会えるとは思いませんでした。舞台袖で名前を呼ばれてうれしかったです」と笑顔を見せつつ、「うめねばちゃんは小声で『うめ、うめ』って言ってました。まだキャラを探している最中だと察しました」と笑いを誘った。囲み会見では父・圭佑の話題となり、「家でギャグをするのは見たことがないです。小学校の頃は、父が芸人さんだと知らなかったですし」と明かし、「知るようになってから家のテレビで父のネタを見た時、バッシングしてお父さんがスネて怒ったので、何も言わないようにしています。今はスルーという感じですね(笑)」と岡田家の暗黙のルールを暴露。また、最近は殺陣に熱中しているようで「人前に出た時に様になるようにという目標を持ち、お仕事としてつながればと思っています」と意欲を見せていた。なお、同イベントには8代目ミス納豆に選ばれた三田寺理紗、日野麻衣、avex納豆部の花村想太(Da-iCE)、井澤勇貴、武子直輝も登場した。
2017年07月04日ジューンブライドにふさわしい快晴にめぐまれた6月24日。「アモーレ」でお馴染みのビッグカップル、サッカー日本代表の長友佑都選手(30)と平愛梨(32)の結婚式・披露宴が行われた。2人が式場に選んだのは、都内の高級ホテル。実はここ、彼らにとって大切な“思い出の場所”なのだ。 「このホテルは、サッカー選手が女性と“密会デート”するときに使うことで有名なんです。平さんと長友さんが交際を始めた当初に逢瀬を重ねていたのも同じホテル。そんな思い入れがあり、挙式も披露宴もこのホテルに決めたそうです」(長友の知人) 昨年のクリスマスイブに開かれた婚約会見の5日後にも、2人揃ってホテルを訪れた姿が目撃されている。 「彼が住むイタリアに行く前に、平さんは長友さんと一緒に結婚式の打ち合わせをしたかったのでしょう。2人とも、楽しそうに相談していましたよ」(居合わせた女性) 午後4時半から、ホテル内のチャペルで挙式。つづいて披露宴が6時にスタートした。披露宴の出席者は275人。新郎側の招待客は、長谷部誠(33)、内田篤人(29)、香川真司(28)らサッカー日本代表メンバーが勢ぞろい。 新婦側は、2人のキューピッドである三瓶(40)はもちろん、上戸彩(31)・HIRO(48)夫妻、友近(43)など錚々たる顔ぶれが並んだ。 「披露宴のオープニングは、長友さんが白のタキシード、平さんはウェディングドレスで登場。それから、黄色のイブニングドレスとピンクの色打掛に2回お色直しをされていました」(招待客の1人) 乾杯の発声は、“岡ちゃん”こと日本サッカー協会副会長の岡田武史氏(60)。「愛梨さんのような素敵な女性と結婚して、これからは長友選手の“新スタイル”を見せてくれることでしょう。海外で活躍したら、日本に戻ってきてほしいですね(笑)」とお祝いの言葉を。余興に、ISSA(38)、清水翔太(28)、三浦大知(29)が歌を披露し、会場は大盛り上がり。 「平さんと同じ事務所のISSAさんは、彼女が“ISSA兄ちゃん”と慕うほど仲が良いんです。平さんが好きな『All My Love To You』を熱唱しました」(芸能関係者) そしてこの日のスペシャルゲストは、都議選真っ最中の小池百合子都知事(64)!小池都知事が告示された都議選に触れつつ2人の門出を祝うと、会場は“旬の人”の登場に大いに盛り上がった。 いよいよ宴もクライマックスへ。平が涙ながらに両親への感謝の手紙を読むと、父親の目からも大粒の涙が――。最後は、全員から温かい拍手が沸き起こり、ゴージャスながらもアットホームな“アモーレ披露宴”は幕を閉じた。
2017年06月28日女優の上戸彩が21日、東京・新宿の伊勢丹新宿店本館で行われたフランスの高級ジュエリーブランド「ブシュロン」セルパンボエム新作コレクション発売記念イベントに登場した。フランス・パリの5大宝飾店に名を連ねる「ブシュロン」の日本法人、ブシュロン ジャパンは、6月21~27日に伊勢丹新宿店本館1階でキャンペーンを実施。スネークをモチーフとしたアイコンコレクション「セルパンボエム」の5つのカラーストーンをあしらった新作の発売、および日本限定ペンダントを伊勢丹で先行発売されるほか、ファッション誌『VOGUE JAPAN』とのタイアップ連動企画など、様々なコンテンツが用意されている。同ブランドの総額2億円以上するジュエリーを身につけた上戸は「恐ろしいですね(笑)。身につけるだけでそわそわしてしまいますが、ブシュロンさんのアクセサリーの美しさにうっとりします」と目を細め、「つけ心地が滑らかと聞きました。ジュエリーのつけ心地が滑らかってどういうことか意味が分かりませんでしたが、本物の蛇が手首にいるようでフィット感がすごいんです。つけ心地は本当に素敵ですよ」と絶賛。同店舗で見ることができる同ブランドのコレクションについては「とにかくアイテムがたくさんあるので、色んな組み合わせができますよ。その日の自分に合わせてつけられるので、素敵だと思います」と興味津々の様子だった。同キャンペーンのタイトルでもある「Seeking elements of life~煌めきの探求、新しい私に出会う旅~」にちなみ、「新しく挑戦してみたいことは?」という質問に、「運動やスポーツをしたいなと思っていて、体力をつけたいと思っています。筋肉もつけて健康的な身体になりたいですね」と上戸。また、この日訪れた伊勢丹新宿店の周辺は、プライベートでもよく訪れているそうで「私の娘の散歩ルートなので本当によく来ます。デパ地下か子ども会に入り浸ってますよ(笑)。いつもここを通るんですが、どスッピンで歩いているので、ブシュロンさんのキャンペーン中はやめとこうかな(笑)」と話していた。
2017年06月21日上戸彩と斎藤工が3年ぶりの共演で、再び道ならぬ恋に没入する映画『昼顔』が、4月のイタリア「ウディネ・ファー・イースト映画祭」に続き、6月17日の「第20回上海国際映画祭」日本映画週間にて公式上映。それに合わせて、主人公・紗和を演じる上戸さん、紗和と愛し合う北野を演じる斎藤さん、そしてメガホンをとった西谷弘監督が現地入りし、上海のファンから大熱狂の歓迎を受けた。映画『昼顔』は、社会現象ともなった2014年夏に放送された連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の3年後を描く続編。6月10日より公開され、平日に女性を中心とした観客が詰めかけ、公開8日間で動員67万6,000人、興行収入8億9,400万円(6月17日現在)を突破。海外では現時点で中国、韓国、台湾での配給が決定しており、海外の映画祭での高い評価を受け、アジアを中心に世界各国のファンや映画祭、配給元から「上映してほしい、ぜひ2人に来てほしい」とのリクエストが殺到しているという。そんななか、6月17日、「第20回上海国際映画祭」日本映画週間での公式上映にあわせ、上戸さん、斎藤さん、西谷監督が訪中。まず、浦東(プードン)空港に主演の2人が到着するや、待ち受けていた現地ファン500人以上が到着出口に殺到。本作のポスタービジュアルを用いた手作りうちわや横断幕で歓迎する熱狂ぶりに、上戸さん、斎藤さんは驚きながらもサインや写真撮影に応じ、まるで映画祭のレッドカーペットが始まったかのような熱烈な出迎えとなった。今回、本作が上映される「上海国際映画祭」といえば、毎年6月に開催。中国で唯一、国際映画製作者連盟公認の国際映画祭として、今年20回目を迎えるアジアで最も大きな映画祭の1つ。その公式上映に先立ち、上海オペラハウスではオープニングを飾るレッドカーペットアライバルが行われ、全世界から集まったメディア延べ300人が待ちわびる中、深紅のカーペットを上戸さん、斎藤さん、西谷監督が闊歩。途中、斎藤さんの持ったハンディカムビデオで撮影するなど、現地の盛り上がりを大いに楽しんでいた。終了後は、すぐに上映会場であるマジェスティックシアターに移動。舞台挨拶前には海外メディアに向けて、キャストたちへの囲み取材が行われ、現地メディアだけでなく、国内外から数多くの媒体が詰めかけ、本作に対する想いや役の心情などについて、さまざまな質問が投げかけられた。そしてメインイベントとなる舞台挨拶へ。上海でも2人の人気ぶりは凄まじく、本作の上映チケットは即完売。現地のSNS上ではチケットの譲渡希望で投稿があふれることになったとか。その熱狂は当日も伺え、1,200席の劇場があっという間に満席となった。司会者の呼び込みにより登場した3人は、ここでも熱烈な大歓迎ムードを受けた。割れんばかりの拍手と歓声の中、まず、上戸さんが中国語で「こんにちは、私は上戸彩です。今日はここに来れて嬉しいです。この映画がみなさまの良い思い出となりますよう願っています…シェシェ!」と挨拶。続いて、斎藤さんも中国語で「みなさんこんにちは、斎藤工と申します。今日上海に来ることができて、心から興奮しています。映画を通じ、日本と中国がもっと文化交流できることを願っています…シェシェ」と、それぞれ披露すると、会場はさらなる歓声と拍手に包まれた。上海は実に10年ぶり、ドラマ「李香蘭」の撮影で1か月半滞在していた以来という上戸さんが、「『昼顔』が映画になることは奇跡で、日本だけでなくさらにイタリアや中国にも届けることができるなんて、本当に奇跡だと思います。許されざる恋が、中国の皆さんの心に残ると嬉しいです」と真摯に語ると、斎藤さんも「このテーマの本作が日の目を浴びること自体が奇跡。でも映画は国境を超える手段です。この作品に込めた想いを、内側から感じてもらえることを祈っています」と応じる。そして、西谷監督も、「上戸さん演じる紗和と、斎藤さん演じる北野の内面を大事にして撮影しました。最早2人のドキュメントのような作品です。なので、イタリア・日本・中国とたくさんに方に迎えていただけて本当に感激しましたし、胸がいっぱいです」と、作品への思いと上映の喜びをコメント。また、上海は初めてという斎藤さんは、「とにかく映画に対するエネルギーと熱量がすごいですね。レッドカーペットのときは、日本のクリエイターたちと“日本代表”のように歩けたのがとても誇らしかったです」と力強く語っていた。その後、質疑応答が繰り広げられると、2人の仲の良さに現地のファンからは終始、歓喜の声が。最後に上海ファン代表から花束を受け取った上戸さんと斎藤さんは、一番の笑顔で集まったファンたちに感謝を述べ、大盛況のうちに舞台挨拶は終了した。舞台挨拶を終えた上戸さんは、「上海の方々はパワフルで、明るくて、温かくて。テーマがテーマなので、舞台挨拶はしんみりしちゃうかも、と思いましたがまったくそんなことはなく、『ウェルカム!』な感じがとても嬉しかった」と胸をなでおろした様子。「空港のお出迎えもすごくて…なぜか斎藤さんが警備の人に怒られていました(笑)」と言うと、「空港で警備の方に『お前がここにいるから人が集まる!』と怒られてしまいました(笑)熱狂的な歓迎、本当にありがとうございます」と斎藤さん。「日本とは違った予測できない皆さんの反応がとても新鮮だなと思いました。現場が終わってもなお、“終わらない”と思える『昼顔』という作品に出会えて良かったです。この作品に携わってきた期間は、本当に楽しかったし、幸せでした」と胸の内を明かすと、上戸さんも「ここで『昼顔』はひと段落ですが、また紗和たちに会いたいです」と感慨深げに語っていた。『昼顔』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月19日斎藤工は食虫植物のような俳優だ。以前、そう書いたことがある。食虫植物は、動かずじっとしていても、獲物がやって来て、それを確実に捕獲して生きていく。その植物なのに肉食という奇妙な感じを、斎藤工に重ねてみたのだ。というのは、彼は、申し分ないビジュアルをしている。いわゆるイケメンだ。一般的にはイケメン俳優と認識されていて、俳優として、わかりやすい演技の特性は未だ明らかにされていない。例えば、長谷川博己のように滑舌のいい発声をするわけではないし、香川照之のようにものすごく表情が豊かなわけでもない、堺雅人のように論理的に役や作品に関して分析することもあまりない(しているかもしれないが、それが一般に広く披露されることは少ない)、藤原竜也や小栗旬のように巨匠(蜷川幸雄)から学んだという後ろ盾があるわけではない。ましてや伝統芸能のように子供の頃から芝居しているわけでもない(ただ、父親が映像関係で、本人も映画がずっと好きで、映画制作に熱心であるということは語られている)。にもかかわらず、不思議な存在感で役を成立させている。現在公開中の映画『昼顔』のような恋愛ものから、シュールな世界を描いた『団地』(16年)や、時代劇コメディの『虎影』(15年)などで幅広い役を演じている。自然に役に馴染むというのが斎藤工の特性だと思ったとき、食虫植物が思い浮かんだのだった。○欲望を、無欲に演じる才能とりわけ、食虫植物の喩えが似合うと思うのが、『昼顔』の北野先生だった。2014年に放送されて話題になったドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で斎藤工が演じたヒロインの相手役・北野先生は、いわゆる、いまどきの草食系男子的なキャラクターだった。彼の人生で最優先されるのは、生物の研究で、それ以外のことをあまり構わない。でも、結婚はしていて(女性のほうが積極的だった)、ヒロイン・紗和(上戸彩)と不倫までしてしまう。この不倫劇が盛り上がって、視聴率も後半ぐいぐい上がっていった。北野先生の、草食系のような雰囲気を漂わせながら、動物的にやることはやっているという矛盾を、ごく自然に成立させているところが、斎藤工の巧みたるところであろう。まさに食虫植物である。今回、映画になった『昼顔』を見ていて、斎藤工は食虫植物だが、北野先生は昆虫だと感じた。よく、何を考えているかわからない人のことを、「あの人、昆虫のようだ」というが、そんな感じがする。北野先生は、昆虫の研究に余年のない人物で、映画ではホタルに夢中になっている。その一点に集中して他を見ず、ぶれないところが昆虫のイメージぴったりだ。北野先生の場合、昆虫に注がれていたエネルギーが、紗和に切り替わってしまったとしか思えない。眼鏡越しの、斎藤工の瞳も、虫みたいにギョロッとしている。ドラマ『フランケンシュタインの恋』の、死者蘇生させ不死身にした研究者・深志博士を演じているときも、同じ瞳をしていることに注目したい。ドラマ版で、妻の逆鱗に触れ、法的に別れさせられた北野先生と紗和が、3年後、偶然再会、再び燃え上がるというのが映画の概要だ。北野が夢中になるホタルが映画の重要なファクターになっている。まず、再会のきっかけがホタル。そして、ホタルは一夫一婦制なのか、という子供の疑問に、北野がそうではないと答えるのも皮肉だ。人間社会では、法や愛情という概念によってセーブされているけれど、そもそもの生物のオスとメスが結びつくのは、遺伝子を残すためだ。そのため、動物や昆虫は一夫一婦制などと一匹だけに操を立ててはいられない。真面目でおとなしい北野先生が、結婚しているにもかかわらず、紗和に夢中になってしまうのも、身も蓋もないが、こう思えばナットクできる。オスとしての刹那の人生を、斎藤工は過度な自己主張なく演じきっていた。そう、斎藤工は欲望を、無欲に演じる才能がある。彼があくまで淡々と、目の前の女性を愛する姿を演じているからこそ、生き物の無常観が立ち上るのだ。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年06月18日大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人による「嵐」とゲストがチームを組み、体感型ゲームで対戦するバラエティ番組「VS嵐」。その6月15日(木)今夜放送回のゲストとして映画『昼顔』に出演している上戸彩と斎藤工が出演、嵐と共に熱戦を繰り広げる。今回は「嵐」チームと天野ひろゆき、スピードワゴン、松尾陽介、向井慧、福田彩乃、松井玲奈による「チーム愛知」が対決。そこに上戸さんと斎藤さんはプラスワンゲストとして加わり、様々なゲームに参加する形で番組が進行する。放送では上戸さんが“エロキャラ”のイメージが定着した斎藤さんの変態秘話を暴露。ドラマ、映画と長きにわたり共演してきた2人だからこそ知るお互いのエピソードなどにも期待だ。また特別企画の「〇〇は誰だ?」対決では櫻井さん絶叫の場面も。さらに二宮さんは“あの芸人”のネタを披露。その理由とは!?さらに番組後半には重大発表も。今夜の同番組は必見だ。今夜のゲストである上戸さんと斎藤さんが共演している映画『昼顔』は、2014年に放送され、平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦のことを指す造語「平日昼顔妻」をテーマにして大きな話題となったドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の続編となる作品。「昼顔」というタイトルが同年の流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象を巻き起こしたドラマ版から3年後を舞台に、再び出会ってしまった2人の物語を描いていく。平凡な主婦だった笹本紗和は、担任教師の北野裕一郎と出会い不倫関係に陥り、いつしか2人の関係は本気の恋愛に発展。しかし、紗和の存在は北野の妻の知るところとなった。弁護士も交えた話し合いの結果、別れざるを得なくなる紗和と北野。北野は勤務先の高校を退職し、離婚しない意志の妻と遠く離れた場所へ引っ越した。しかし紗和は結局、夫と離婚してひとりになった。紗和と北野に残ったのは、忘れがたい愛の記憶だけだった。あれから3年、紗和は海辺の町で慎ましくひとりで暮らしていた。その町に偶然講演のため訪れた北野。それを知った紗和は想いを抑えることが出来ず、秘かに会場に向かうのだった…。運命のいたずらにより再会してしまった、会ってはいけない2人。3年前に交わした愛が忘れられず2人は逢瀬を重ねていくのだが――。主人公・紗和役の上戸さんと北野役の斎藤さんをはじめ、北野の妻・乃里子役で伊藤歩も続投。紗和の勤めるレストランのオーナー役で今作より平山浩行も参加。『容疑者Xの献身』『任侠ヘルパー』『真夏の方程式』などで知られる西谷弘がメガホンを取っている。『昼顔』は全国にて公開中。「VS嵐」は6月15日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月15日「クランクインの日。北野先生(斎藤工)の声を聞いた瞬間、一気に3年前の紗和の感情に戻れて。復帰作がこの作品で本当によかったと思いました」 そう語るのは、女優としてのキャリアを着実に積み重ねるとともに、私生活では、’15年に母となった上戸彩(31)。’14年夏に放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』は、名実ともに彼女の代表作となった作品。その映画版『昼顔』(6月10日公開)で女優復帰をはたした。 「自分自身は、連ドラでやり切ったという思いがあったので、最初、お話をいただいたときは正直、気持ちがついていかなかった。でも、子どもも1歳になって、いろんな意味で環境が整って、今かな、と思って。とはいえ撮影前は、正直、不安のほうが大きかったです。それまでまったく子どもと離れたことがなかったですし。『昼顔』の映画が見たいと背中を押してくれた母とおばが、撮影期間中も全面的にサポートしてくれて、どうにか両立できました」(上戸・以下同) 泥沼の不倫劇の末、愛する人・北野との別れを誓ったヒロインのその後が描かれる本作。 「ドラマのときは、紗和の気持ちだけを感じて演じていましたが、映画は、北野の妻・乃里子の気持ちも一緒に感じちゃって。きっと紗和は、乃里子の思いも背負って生きているんでしょうね。私は、そういう人生はつらいし、歩みたくないです」 難役を演じきった心境は? 「女優という仕事の捉え方が変わりました。昔は、自分の人格じゃないものを演じる女優という仕事が大嫌いで。ウソつきって思っていたんです。でも今は、演じる意味やおもしろさみたいなものもわかってきましたし、いい意味で、みなさんの期待を裏切っていきたいと思います」 そして、仕事をする母としての覚悟にも大きな変化が。 「じつは私、出産後は、子どもが喜んでくれるような作品をやりたいと思ったことがありました。でも、こうして女優として復帰して、それは違うな、と。自分の仕事を子どもに胸を張って主張できることが何よりも大事だと思うんです。この映画はそれができる作品になったと思いますし、女優として一段上がることができたような気がしています」
2017年06月12日女優の上戸彩(31)が6月10日、主演映画「昼顔」の舞台挨拶に出席した。 上戸は共演した斎藤工(35)から「上戸さんが十字架を背負うことで、この作品は成り立っている」などとねぎらいの言葉をかけられると突如号泣。 斎藤から渡されたハンカチで涙をぬぐうもなかなか止まらなかったが、上戸は「『昼顔』との出会いは幸せでした」と感無量の面持ちだった。 「まるで、これまで溜め込んでいたものを一気に吐き出すかのようなガチ号泣でした。斎藤さんが絶妙なタイミングでハンカチを差し出せたのも、撮影時から2人が強い信頼関係で結ばれていたからこそできたのでしょう」(舞台あいさつを取材したカメラマン) 上戸演じる主婦が斎藤演じる教師と泥沼の不倫劇を繰り広げたドラマ版は、14年にフジテレビ系で放送され一大ブームを巻き起こした。 上戸は15年8月、EXILEのリーダー・HIRO(48)との間に第1子となる女児を出産。子育てと仕事を両立しながら映画版の撮影に挑むことになった。 「映画版は斎藤さんとの絡みがドラマ版よりも大幅に減りましたが、上戸さんが今まで経験したことがないほど“心身ともにボロボロになる役づくり”が求められました。そのため彼女は自分を相当追い込んできたといいます。そんな上戸さんを絶妙にサポートしたのが斎藤さんでした。舞台挨拶での涙には、彼への感謝の気持ちもこもっていたのでしょう」(映画業界関係者) 主要映画賞ではまだ“頂点”に輝いていない上戸。今作は「十分に映画賞を狙える演技ぶりだった」と太鼓判を押す声も出ているだけに、戴冠で歓喜の涙なるか?
2017年06月11日斎藤工との共演で、2014年夏に放送された大人気ドラマのその後を描いた映画『昼顔』がついに公開された女優の上戸彩。ヘルシーな色気を纏う彼女が、女の色気を詰め込んだ空前絶後のセクシー号「ar」7月号のカバーガールに登場!本誌では、上戸さんの“セクシー無限大”の秘密に迫ったインタビューが掲載されている。上戸さんは、ドラマ「涙をふいて」で女優活動を始めると、「3年B組金八先生」「高校教師」「半沢直樹」や、映画『あずみ』『テルマエ・ロマエ』など数々のドラマや映画で活躍。2016年には、第89回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したディズニー作品『ズートピア』のジュディ役の吹き替えを担当し、高い演技力で話題に。そして2017年、斎藤工との共演で社会現象を巻き起こした連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の、3年後を描いた映画『昼顔』に出演。再び、大きな注目を集めている。プライベートでは、2015年に夫・HIROとの間に第一子を出産。ひとりの女性として、妻として、母として、女優として、ますます眩しい輝きを放っている。今回、表紙を飾る上戸さんは、髪をロングからショートへばっさりとカット!ヘルシーな色気が最高すぎる太陽みたいな印象をふりまいている。本誌内のインタビューでは、様々な角度からセクシーの秘密について告白。色気については「たとえば、私がカメラの前で色気を求められたら、目元のメイクが強いときは唇はフッと抜くし、柔らかい衣装のときは強い表情を意識します」と明かし、女心について「ドキドキしている人生ってすごく楽しいよね。何の音楽を聴いていても幸せで、地に足がついていないあの感覚。女の子ってドキドキしているだけで、絶対にキレイになれると思うんだ。結婚前の女子は、ぜひたくさんドキドキしてください」とキュートなコメント。そして「いま欲しいのは、夏に似合う明るい色のアイシャドウ。自分に似合う色を探して、こっそりネットショッピングしようと計画中です」と美容についても触れた。さらに、『昼顔』共演の斎藤さんとセクシー2ショットを公開。斎藤さんの足に上戸さんの手が絡んでいる構図は、ほかではお目にかかれない貴重なショットだろう。そのほか、本誌は“空前絶後のセクシー号”と題して、いろっぽメイク、セクシー服、いろっぽアクセなど…女の色気を詰め込んだ仕上がりに。大好評連載「さっしーの部屋!」では指原莉乃が、恋愛観を赤裸々告白。「乃木坂46」の堀未央奈と高山一実が「ar」初共演。恋してる夏の日の服を、8ページに渡って特集する。また、セクシー号に欠かせない、とにかく触りたいカラダの持ち主・篠崎愛が初登場。白くてふわふわな“うさぎBODY”を余すところなく堪能できる。雑誌「ar」7月号は6月12日(月)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月11日俳優の斎藤工が10日、都内で行われた映画『昼顔』(6月10日公開)の初日舞台挨拶に、共演の上戸彩、伊藤歩、平山浩行、西谷弘監督とともに登場した。同作は2014年夏に放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の続編。”平日昼顔妻”として社会現象にもなった主人公・紗和(上戸)と、不倫相手の高校教師・北野(斎藤)は、ドラマ版の最終回で引き裂かれたが、映画で再び出会ってしまうこととなる。「『昼顔』に会って、役者として人生が変わったんじゃないかな」という斎藤。監督からは「色気とか艶とか、そういうものを一切排除すると宣言していただいて」と明かし、「カメラや周りの目線を意識しない人間にしていたのが北野なんです」と役作りについて語った。西谷監督は、斎藤について「かっこ良すぎる」と思ったものの、実際に会うと「すごくフラットで。佇まいがナチュラルだった」と語る。「もうこのままで、あんまり自己演出とかプランを立てないで、キャラクターは見る人に決めて貰えばいいくらいの気持ちで」と方向性を決めていったという。とはいえ、北野がかっこよくなかったら、紗和も惹かれないのでは?という意地悪な質問に、上戸は「きっと心で惹かれているので、もっとかっこ悪かろうが、臭かろうが、多分紗和は好きになってると思います」ときっぱり。すると斎藤は「臭さにも種類がある。酢の物系なのか、ボイラー室なのか、靴・部室系なのか……」と”臭さ”の方の話を広げ、周囲を笑わせる。上戸は「そういうクセがある方が、紗和は北野先生を余計に好きになってるかもしれない」と受け止めていた。終盤には、『昼顔』への思いが溢れ感極まって泣き出してしまった上戸にハンカチを差し伸べ、段差があれば優しくエスコートしていた斎藤。紳士な一面と、若干変態よりのネタでトークを盛り上げるお茶目な一面、そして役者として真剣に取り組む一面と、様々な面を見せ会場を釘付けにしていた。
2017年06月10日上戸彩が6月10日(土)、斎藤工らと共に主演映画『昼顔』の初日舞台挨拶に登壇。斎藤さんからの言葉にこらえきれず涙を流した。主婦と教師の不倫を扱い、大きな話題を呼んだ連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の劇場版。ドラマから3年後を舞台に紗和と北野の再会、その後を描く。この日は上戸さん、斎藤さんに、北野の妻を演じた伊藤歩、映画からの参加となる平山浩行、西谷弘監督が登壇した。ドラマから3年を経ての映画公開となったが、上戸さんは「この3年、しんどかったし、つらかった。(紗和として)不倫であること、これだけ苦しいものを背負わないといけなかった3年でした。それでもせめて、もう1度、紗和と北野に会いたいと思った」と「決して、もう2度と。せめて、もう1度。」という映画のキャッチコピーを引用しつつ、胸の内を明かした。そんな上戸さんについて、斎藤さんは「決して短くない時間をかたわらで過ごして、上戸さんの覚悟、背負ったものがあり、紗和として十字架を背負って、この作品が成り立ってると思った」と称賛。上戸さんは、紗和について「周りにどう思われても自分を貫く女性」と語ったが、斎藤さんは「現場での上戸さんは、それとは逆で、周りに尽くす方。一番大変な立場でこの作品を背負っているにもかかわらず、疲れているスタッフにも気さくに声を掛けていた」と明かし「みんなでここにたどり着けて幸せです」と語った。上戸さんは斎藤さんの言葉に思わず声を詰まらせ「不倫というテーマに対して毎日考えさせられました。今日で紗和とお別れするのが寂しいし、『昼顔』と出会えて幸せでした。たくさんの人に愛してもらいたい映画じゃないかもしれないけど、心に残る映画になれば」と語った。上戸さんが涙をぬぐうと一斉にカメラマンのシャッターが切られたが、上戸さんは「そういうとこばっかり撮らないで…」と苦笑。斎藤さんにハンカチが手渡された上戸さんは、後ろを向いて涙をぬぐう間、「工くんが脱ぎます」とこの状況でまさかの無茶ぶり!斎藤さんもすぐさまこれに応え「脱ぎます!」と上着を脱ぎ始めるなど、こんな場面でも2人の息はピッタリ!会場はまさに笑いと感動に包まれていた。『昼顔』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月10日女優の上戸彩が10日、都内で行われた主演映画『昼顔』(6月10日公開)の初日舞台挨拶に、共演の斎藤工、伊藤歩、平山浩行、西谷弘監督とともに登場した。同作は2014年夏に放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の続編。”平日昼顔妻”として社会現象にもなった主人公・紗和(上戸)と、不倫相手の高校教師・北野(斎藤)は、ドラマ版の最終回で引き裂かれたが、映画で再び出会ってしまうこととなる。上戸について、斎藤は「一番大変な立場でこの作品を背負っているにもかかわらず、日々疲れきったスタッフの男の子女の子に気さくに声をかけたり、メイクをしてあげたり、服をあげたり。この人のエネルギーってすごいなと思いました」としみじみ。「普段もお母さんですし、いろんな大変なことはあると思うんですけど。現場に一切持ち込まず……」と語っていると、上戸は「なんでそんなに褒めてくれるの? 後でラブレターくれたらいいよ~。こんなみんなの前で。ありがとうございます」と照れた様子を見せた。改めて斎藤が「同じ船、みんなで辿り着けたことを幸せに思ってます」と振り返ると、上戸は「泣きそうになりましたね。触れないでくれないでほしいくらい」と苦笑。「(斎藤に)本当に支えてもらったんで……」と話しながら声が震え、その目には光るものが。カメラマンの激しいシャッター音に「そういうとこばっか撮らないでもらっていいですか」と声を震わせながら、可憐に抗議した。上戸が「そうやって、いい記事じゃない時にこの顔使うんだよね。わかってるんですけど」と不満を言うと、斎藤も「そういうとこあるよ!マスメディアというのは」と同意する。止まらない涙に斎藤が「さっき僕、お尻拭いたかもしれない」と言いながらハンカチを渡すと、上戸は「いい匂いです。ありがとうございます」と涙をぬぐった。改めて上戸は「本当にテーマがテーマなので、背負うものもたくさんありました。でも、紗和を演じることによって、仕事を通じて、すごく疑似体験させてもらったというか」と振り返り、「いろんな方の立場の考え方もあるので不倫というテーマについて毎日考えさせられた感じでしたね」と涙をぬぐいながらも話し続ける。「これからこの映画が独り立ちしてくれるのもすごく嬉しいですし、最高の現場だったので『昼顔』との出会いはすごく幸せでした」と語った。しかし止まらない涙に、上戸は「泣きやめないんだけど、斎藤さん……。そうですね、斎藤さんがちょっと、脱ぎます」と無茶振り。斎藤が本当に脱ぎだすと、上戸は「そこばっかり使ってもらえるね」と喜び、斎藤は「(上戸が)泣いてる姿の方が美しいんで、着ます」と服を着直した。これらの流れで涙の止まった上戸は「鼻水も止まりました!」と晴れ晴れとした顔を見せた。
2017年06月10日上戸彩との共演作『昼顔』の公開を控える斎藤工が、「齊藤工」名義で長編映画監督デビューを果たした『blank13』。この度、本作が6月17日(土)より開催される「第20回上海国際映画祭」のアジア新人賞部門に選出され、齊藤監督が「新人監督賞」にノミネートされたことが分かった。突然蒸発し、13年間行方不明だった父親の消息が判明。しかし、家族との溝が埋まらないまま、その3か月後にガンでこの世を去ってしまう。取り戻せないと思っていた13年間の空白が、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…。本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて観客賞にあたる、「ゆうばりファンタランド大賞(作品賞)」を受賞している本作は、放送作家のはしもとこうじの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まるある家族の物語。主人公・コウジ役には高橋一生、彼女役に松岡茉優、失踪した父親役にリリー・フランキー、母親役を神野三鈴が務めるなどそのほか実力派、個性派俳優陣が集結。斎藤さん自身も主人公の兄役で出演している。さらに、音楽監督は俳優・ミュージシャンとしても活躍中の金子ノブアキ、スチール撮影はレスリー・キーが務めるなど豪華揃いだ。「上海国際映画祭」は1993年から行われ、世界12大映画祭の一つにも数えられているアジア圏最大規模の映画祭。今回本作が選出された「アジア新人賞部門」は、アジア圏の新人監督作品を対象とし、アジア各国からこれからの映画界を担う才能が集結。映画祭は17日(土)に華々しいオープニングセレモニーで開幕し、26日(月)に閉幕。本作の上映は18日(日)、齊藤監督と神野さんの舞台挨拶を予定。受賞発表は23日(金)となっている。■齊藤工監督コメント『blank13』は日本特有の埋葬・葬儀身内の死に纏わる家族の距離を描いた作品だと思っていますそもそも企画段階から海外の方々からの目線を意識して切り取った作品でもあります。無理を言って火葬場の裏側の作業にもカメラを向けさせて頂いたり我々の疑問すら持たなく“そう言うもの”とやり過ごす当たり前の風習こそが作品の味わいになればと作りましたなので海を渡った反応は本作の大きな“目的”です。世界12大映画祭の一つにも数えられる権威ある上海国際映画祭<アジア新人賞部門>新人監督賞へのノミネート心から光栄に思います。『blank13』は2018年2月3日(土)、シネマート新宿にて限定公開。(cinemacafe.net)
2017年06月08日上戸彩演じる普通の主婦が、斎藤工演じる既婚男性と道ならぬ恋に溺れていく様子を描き、社会現象にもなったドラマの劇場版『昼顔』が、6月10日(土)より公開されます。熟成期間を経て、映画ではドラマの3年後を描く、芳香な大人のラブストーリーに仕上がりました。今回は、連ドラファンもうなりそうな見どころ、そして恋の行方を占ううえでも重要なポイントを3つにわけてご紹介します。映画冒頭で目にする、いまの2人の状況を示す1枚の合意書。3年前、道ならぬ恋に落ちた笹本紗和(上戸彩)と北野裕一郎(斎藤工)でしたが、2人は弁護士を交えた示談の後、別れざるを得なくなりました。夫と離婚した紗和は、誰も知らない海辺の街へ引っ越し、レストランで見習いをしながらひっそりと暮らしています。北野は大学で非常勤講師を務めていますが、ある日、紗和の住んでいる街で蛍に関する講演をすることになり、そこで2人が再会! 運命に引き寄せられた紗和たちは、再び逢瀬を重ねていくようになります。■切なすぎ! “蛍”が道ならぬ恋の行方を暗示ドラマと同様に、人気脚本家・井上由美子の熟達したストーリーテリングとモノローグにご注目。ドラマでは、北野の生物教師という役柄上、生物絡みの名セリフが多数登場しました。たとえば「昆虫は痛みを感じる必要がないぐらい命が短いから、痛覚がないと言われているんだ」といったセリフも話題になりました。映画では「蛍」が2人の許されない愛のメタファーとして使われています。再会後に2人がよく会う場所も、蛍のいる清流。「鳴かぬ蛍が身を焦がす」(口に出さずに心の中深くで、相手のことを思っていること)ということわざは、まさに2人の悲恋そのもの。闇夜でしか存在感を示すことができない光は、蛍の生態うんちくも織り込みながら物語を盛りたてていきます。たとえば日本の童謡の「ほたるこい」の歌詞「こっちのみずは、あまいぞ あっちのみずは、にがいぞ」も意味深に映画に登場。北野の講演に行くかどうかを迷っていた紗和は、“にがい水”があるとわかっていながら、あっちへ踏み出してしまうんです…。さらに、この蛍、クライマックスでも大活躍! そこは観てからのお楽しみということで。■禁断の恋なのにプラトニック!? でもエロティシズム漂う!最初は北野に会いに行くことをためらっていた紗和ですが、燃え盛る胸の炎を鎮められず、北野の下へ駆けつけます。2人は蛍のいる清流で何度も会いますが、そこでは“アンタッチャブル”なまま。抱擁したり、唇を重ね合ったりすることはなく、前半はプラトニックのまま物語が進みます。でも、お互いに心から求め合っている空気感がそこはかとなく漂ってしまう。プラトニックなやりとりだからこそ、じつにそそられるのは、ドラマから続投の西谷弘監督による演出の妙ですね。劇中で、上戸彩と斎藤工の手と手が絡み合う妄想めいたシーンがインサートされますが、こちらも手だけなのに、なんともいえないエロスが! 上戸の細い手と、その手を覆う少し武骨な斎藤の手のビジュアル的相性が抜群です。美しい手の代表格、長谷川博己や豊川悦司の骨ばった長くて美しすぎる指の手とは違い、斎藤の手はどこか不器用な北野らしい手。手でキャスティングされたとは思えませんが、本当に役柄とぴったりです。■北野の妻・乃里子の嫉妬が炎上! さらに第三の男も出現そして、ドラマファンのみなさま、朗報です! 紗和と北野の恋を阻んできた北野の妻・乃里子(伊藤歩)の“恐妻力”は映画でも健在です(笑)。2人の姿を目撃し、車のクラクションを長押し…なんて序の口ですよ。後半の怒涛のような見せ場はさらにすごい!また、紗和が働く海辺のレストランを営むオーナーの杉崎尚人が、第三の男として登場。いかにもモテ男的という感じの手あかのついたイケメンではなく、野性味あふれるセクシーさを醸す平山浩行をもってきたところがナイスキャスティングです。この謎めいた男が、紗和と北野をおおいに揺さぶっていきます。“禁断の恋”に対して反発的な世の中の風潮がありますよね。はたして紗和と北野には、いかなる未来が待ち受けているのでしょうか? その結末をしかと見届けていただきたい。『昼顔』出演:上戸彩 斎藤工 伊藤歩 平山浩行監督:西谷弘脚本:井上由美子2017年6月10日 全国東宝系にてロードショー公式サイト:
2017年06月07日「TOKIO」メンバーがゲストとゲームやトークを展開するフジテレビ系バラエティー「TOKIOカケル」の6月7日(水)今夜の放送は、今週末に公開を控える映画『昼顔』から上戸彩と斎藤工をゲストに招いて2人の新たな一面を引き出していく。「TOKIOカケル」は城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の5人の「TOKIO」メンバーが毎回ゲストを迎え、大人の駆け引きを使った様々なコーナーに挑戦するバラエティー。心理戦で競い合うコーナーがメインのため、メンバーだけでなく出演するゲストの“素顔”も明らかになるのも魅力の1つになっている。今夜上戸さんと斎藤さんが挑戦するのは、「TOKIO」のメンバーが事前に考えてきた“2人がいままで聞かれたことがないであろう質問”が記入されたカードを1枚ずつ引き、その質問に答えていく番組人気企画の“生まれて初めて聞かれました”。今回は上戸さん、斎藤さん、TOKIOが「色気」について深く熱く語り合う。芸能人の携帯番号(秘)交換テクや断り方をはじめ「府中駅女子」が好きな斎藤さんと城島さんの妄想バトルにも注目。「TOKIO」のメンバーたちから繰り出されるさまざまな質問や、収録中のフリートークから浮き彫りにされる上戸さん、斎藤さんの新たな一面をお楽しみに。今夜のゲストである上戸さん、斎藤さんが共演する話題の映画『昼顔』は、2014年夏に放送され社会現象となった連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の映画化作品。主人公・紗和を上戸さんが、紗和と愛し合う北野を斎藤さんが演じ、その“不倫”ぶりに世間が騒然となったドラマ版から3年。再び出会ってしまった2人の物語が描かれる。お互いに結婚していながら、惹かれあい愛し合うようになった笹本紗和(上戸さん)と北野裕一郎(斎藤さん)。その一線を越えた関係はいつしか明るみになり、ついに2人は別れざる得なくなってしまった。そして、紗和は夫とも別れ一人になった…。あれから3年――。紗和は海辺の町で慎ましく暮らしていた。オーナーの杉崎尚人(平山さん)が営むレストランでの見習いと狭いアパートの往復が日課で、北野の夢を見ることさえすでに無くなっていた。海岸沿いの小さな町には、彼女の過去を知る者は誰もいない。一方、大学の非常勤講師となっていた北野は蛍に関する講演を、ある街で行うことに。講演中、客席に目を向けたとき、彼は言葉を失ってしまう。そこには、紗和の姿があった。「神様は、私を試していたのでしょうか」運命のいたずらか、再びめぐり会う2人。あのときに交わした愛を忘れられず、どちらからともなく逢瀬を重ねていく。清流ながれる蛍の住処が“約束の場所”。そんな中、2人の前に現れたのは、北野の妻・乃里子(伊藤さん)だった…。上戸さん、斎藤さんのほか、北野の妻・乃里子に伊藤歩、紗和の勤めるレストランのオーナー役で今回初登場となる平山浩行も出演。『県庁の星』『容疑者Xの献身』の西谷弘監督がメガホンを取る。映画『昼顔』は6月10日(土)より全国東宝系にて公開。「TOKIOカケル」は6月7日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月07日6月10日公開の映画『昼顔』で、待望の女優復帰を果たす上戸彩さん。平日昼間に夫以外の男性との道ならぬ恋に落ちる主婦を描き、社会現象にもなったドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』から3年後を舞台に、禁断の再会を果たす2人を描いた本作。並々ならぬ覚悟で臨んだ映画、そして女優という仕事について、今の想いをたっぷりと語ってもらいました。■『昼顔』の映画化は最強の仲間とできるチャンス―「やらなきゃ」と思いました――大ブームとなった『昼顔』がついに映画化されましたね。何度か続編のお話をいただいていましたが、1年は育児に専念させてもらっていたので、その1年が過ぎたとき、映画のお話をいただきました。『昼顔』という自分の好きな作品、しかも映画というのはすごく嬉しかったですね。――以前、「『昼顔』ならやりたいと思った」ともおっしゃっていましたよね。井上由美子さんの脚本、西谷弘監督の演出、そして斎藤工くん、伊藤歩ちゃんという最強の仲間とできるチャンスですよね。このチャンスを活かしたい、やってみたいと思えるタイミングが来たので「やらなきゃ」と思いました。不安もありましが、家族が『昼顔』の続編を観たいと背中を押してくれました。――映画が完成した心境はいかがですか?見る角度によって、物語の捉え方が全然違う映画だと思います。きっと今回も、「汚い」とか「信じられない」とか言われちゃうだろうけど、2人(紗和と北野裕一郎)なりのドラマがあることは事実。そうは言っても、乃里子(裕一郎の妻)からすると「何言ってるの!?」という話でもあるし…。イライラして途中で劇場を出てしまう人もいるかもしれないし、そういう人がいても当たり前の内容。けれど、作品を通して自分なりの愛を見つめ直してほしいなと思います。特に主婦のみなさまには是非“一人映画デビュー”してほしいですね! 自分の恋愛や愛についてじっくり考えることができると思うし、ちょっと空いた時間があれば、“お一人様タイム”に使っていただきたいですね。■3年前のドラマ撮影を振り返って――連ドラ撮影時の役作りについて、エピソードなどはありますか?撮影前にお稽古みたいな日が1日あって、それは監督が思う役に近づけていく時間だったような気がします。紗和は不倫反対派だったので、基本的に私は私のままでやらせてもらいました。ただ、初めは実年齢より3、4つ上の設定でしたが、私が世間的にそういうイメージがなかったので、監督と話して少し下げてもらいました。1、2歳の違いですが、観ている人が自然にストーリーに入れるように考えましたね。――北野先生はとにかく主婦のみなさんから大人気でしたが、魅力はどこにあるのでしょう?本当にすごい人気でしたよね! 北野先生の魅力は…不器用なところじゃないですかね。紗和からすると、どこが好きとかではなくて、北野先生が好きと言うか、存在が好きと言うか、すべてが好きと言うか…。一緒に居ると、お互い自分の中でも知らない自分と向き合える。自分にない世界を持ってる人なんでしょうね。――紗和は離婚、北野先生は妻の元に戻るという結末についてどう思いましたか?個人的には何も思わなかったかも…ただ、結構不評だったんですよ。「なんで紗和だけ一人なの?」って。だけど私はそうは思わなくて、むしろ紗和の方が自分の好きなように生きてスッキリしていたかもしれない。北野先生にとって、心の無い奥さんと一緒に過ごさなきゃいけないのは大きな罰だし、それを罰と思ってしまうのも悲しいこと。けれど、それが夫婦のあり方なのかもしれないと思いましたね。人間の心理を深いところを突かれている感じですよね。「こうなるよなぁ」とか「そうするよなぁ」とか、私も思いながら撮影していました。もちろん紗和もこの3年、ちゃんと責任を感じて乃里子のことを想ってまっすぐ生きてきたと思います。でも、その責任は最後まで貫かないといけないので、またやってしまった紗和ちゃんも紗和ちゃんなんですけどね…。■映画での再会シーンは「北野先生しか見えなくて、涙をこらえることしかできなかった」――今回、紗和と北野先生が禁断の再会を果たすわけですが、キャスト同士の再会という意味で『昼顔』ならではの秘話はありますか?クランクインは再会のシーンでした。2年というブランクの不安もあったけど、扉を開けて北野先生の声を聞いた瞬間、連ドラで北野先生の放送の声を聞いてさよならを決めた紗和の気持ちに一瞬でフラッシュバックして、涙が止まらなくなっちゃって…。50cmぐらい離れたところに監督の顔があったんですけれど、それすら気にならないくらい北野先生しか見えなくて、涙をこらえることしかできなかった。そのぐらい胸が苦しかったですね。そのシーンは映画の中で“パッ”と音がなくなるのですが、自分の心の中でも“パッ”と音が消える…そんな気持ちになりました。――北野先生に会いに行ってしまった紗和の気持ちは理解できますか?これは経験者にしかわからないので。「ダメだよ」って首根っこ掴んで止めたいと思いますけど、こればっかりは。もし自分が紗和ちゃんだったら…バッチリ化粧で行っちゃうかもしれないけど(笑)。――(笑)。紗和が北野先生に会いに行く前に、洋服の蝶々結びをするシーンがすごく印象的でした。3年間、蝶々結びをするたびに北野先生のことを思い出していたのかなって。そうですね。紗和にとって、久々に楽しい蝶々結びの時間だったんじゃないかな。もしかしたら、3年間はいつもみたいな縦結びにして、「北野先生結び直しに来てくれないかなぁ」なんて思いながら、わざと間違えていたかもしれないですよね。――なるほど、たしかにそうかもしれないですね。連ドラに引き続き出演する乃里子についてはどう思いますか?連ドラの時は、まだ題材について他人事でしたが、不倫というものが世間に取り沙汰され続け、今回の映画の本を読む時は乃里子の気持ちも理解できる、乃里子目線でも本が読めるようになっている自分がいた。そこに恐ろしさも感じたし、3年の歴史というものも紗和にプラスできたかなとも思います。乃里子の気持ちは、誰よりも理解しているつもりだし、乃里子が一番可哀想だと思うんですけどね。乃里子は乃里子で頑張っているんですよね。――映画版には、紗和が働く飲食店のオーナー・杉崎尚人(平山浩行)が登場します。紗和は、ずっと自分の過去を隠して生きてきて、誰とも口を聞けない精神状態だったと思うんです。そんな中、オーナーとだけはどこか通じるものがあったのか、急に隣に座られても避けなかった。そこもまた、人間にある“素直な心“だと思います。今回は悪人が出て来ないというか、みんながみんな心苦しいところがあって、それぞれの考え方がある。ボタンの掛け違いでもつれてしまっているので、本当はみんなを救ってあげたいですよね。――みんな素直で誰も悪くない。だからこそ、胸に迫るものがあるのかもしれませんね。では、映画の見どころを教えてください。“愛のかたち”ですかね。内容については否定も肯定もできないのですが、違う角度で恋愛を見てもらうことができたらいいなと思います。やっぱり恋愛とか人間関係になると、誰でも頑固さって絶対に出てくるし、それがまた恋愛のこじれにもなると思うんですけど…なにかの免疫になるかもしれないですしね、予防接種代わりに(笑)――でも、予防接種も100%予防できるわけじゃないですからね(笑)そうですよ~、怖い怖い!(笑)■自分がボロボロになるくらいの役と向き合いたい――『昼顔』のテーマについて意識は変わりましたか?きっと変わっていたら、この作品は受けていないと思います。やっぱり、こういう役と向き合えた時こそ女優という仕事にやりがいを感じるし、そんな背中を子どもに見てもらうためにも、立ち向かって行かなきゃいけないのかなと。もし悪い方向に進んだとしたら、自分一人が批判されるわけではないし、自分だけの人生じゃない。それを考えた上でも、胸を張れる作品だと思ったのでやらせていただきました。――それって、すごい覚悟ですよね。そうですね。いい人の役ばかりやっていれば、いいことしか言われないけど、それだと仕事への野心がなくなると思って 。――「やるからには仕事にも誇りを持ちたい」というのは、働くママはみんな思っていることかもしれませんね。本当にそう。やっぱり自分がボロボロになるくらいの役と向き合っていきたい。子どもが大きくなってその作品を見たときに「すげーな、母ちゃん」と思われたいなって思っています。――仕事とプライベートとの両立、とてもお忙しいと思うのですが…?もう日々、働く先輩ママ達に頭が上がらないという感じです。まだ私も新米で毎日が初体験だし。想定通りにいかないこともしばしば…。ただ、現場でも家でも100%の自分でいるっていうのは、自分が後悔しないためにも昔から決めているんです。私の場合、ありがたいことに仕事はリフレッシュにもなっています。――それでは最後に、読者へのメッセージをお願いします。きっと皆さん、疲れない人はいないと思うので、息抜きのタイミングを自分なりに見つけてもらいたいですね。あとは一人で抱え込まないで、たくさん周りの方に甘えて…頑張りましょうっ!!とびきりの笑顔でインタビューを締めくくってくれた上戸さん。トップ女優に上り詰めた今なお力強く歩み続ける彼女が、映画『昼顔』で魅せる儚くも美しい紗和の姿…“お一人様タイム”に是非、劇場でご覧ください。映画「昼顔」公式HP
2017年06月07日今期、話題となっているドラマといえば、波瑠や東出昌大らが出演する「あなたのことはそれほど」でしょう。そして2014年に放送され社会現象にまでなったドラマが「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。ドラマ「昼顔」の続編が映画として戻ってきます。この話題作2本が描くのは、「道ならぬ恋」。夫とは違う男性に恋してしまうヒロインふたりにピントをあててみました。■禁断ドラマの禁句を打ち破り続けるヒロイン・美都波瑠演じるヒロイン・美都は、“運命”“奇跡”“必然”“宿命”が大好物の女性。でも結婚したのは、「2番目に好きな人」と、ここまでの展開は、過去のドラマにもありえそうな内容。しかしこのドラマのスゴイところは、ヒロイン美都の暴走的ともいえるほどの身勝手な行動と、理解できないほど愚かな態度です。たとえば第1話で、初恋の男・有島光軌(鈴木伸之)に出会った早々、ほとんど躊躇(ちゅうちょ)なくラブホテルへ。大人の恋愛ドラマだって、そこに至るまでにはかなり悩み、翻弄され、それでも離れられないという揺れまくる心模様があってこそ、初めて体を重ねるという、いわゆる「山場」を迎えるものですが、美都は1話でその壁をなんなくクリア!さらには「うそがヘタな純粋な女性」というよりも「自分の欲望に忠実な女性」そのもの。大好きな有島に会う前の日はルンルン、会えなければガックシと、あまりにわかりやすすぎる態度に、夫の涼太(東出昌大)にはダダ漏れ。さらには有島の家にアポなし攻撃したり、病気の子どもに対しても「あなた(有島)が行っても変わらない」と言い放ったりと、これまでの数多くの禁断ドラマの禁句とされていたことを、次々と打ち破っていく美都。このあきれるほどの行動こそがこのドラマが話題となる要因ではなかろうか。視聴者は、「共感できない」「ウザい」と毒を吐きながらも、見ることが止められない。もしかしたら、このドラマは日常にひっそりとたたずむリアルな道ならぬ恋人たちを描いているんではないだろうか? と思えてきてしょうがないのは私だけでしょうか。■美しすぎる旋律が流れる時にたたずむヒロイン・紗和「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」は、上戸彩演じるヒロインの紗和が高校の生物教師である北野(斎藤工)と出会い、惹かれあっていく物語で、当時社会現象にもなりました。紗和は、日常生活に不満は感じながらも、夫は暴力的でもDVをするわけでもありません。少しずつ積もっていくいびつな感情から万引へと走らせ、結果、北野と出会うことになります。紗和と北野のふたりの世界は、時間の流れがおだやかです。セリフも落ち着いたゆっくりとしたもので、自然へのモチーフをからめた美しい旋律。おそらく自然に身をおいたときの波長が、おそろしいほどぴったりあうふたりなのでしょう。ふたり時間は、ファンタジーのようなにおい感があります。ドラマでは、紗和は離婚、北野は妻とやり直す道を選び終わりを迎えます。でも紗和は「神様、ごめんなさい、またあなたを怒らせるかもしれません」と意味深なつぶやきをしてエンディングに…。そしてあの別れから3年後を描く映画『昼顔』が6月10日(土)に公開されます。ドラマの結末については、ネット上でも「モヤモヤする」「切なすぎる」「ハッピーエンドを期待したのに」といった声があがっていましたが、映画ではどのようなラストを迎えるのか気になるところ。夫のいる人を好きになってしまったら、もちろん相手の妻、そして自分の夫までもが巻き込まれていきます。「あなそれ」では有島の妻・麗華(仲里依紗)が笑顔を絶やさずに有島に感謝を伝えたあとに、一転有島を震え上がらせる一言を放つシーンには、ネットでも「怖すぎる!」と話題に。「昼顔」でも北野の妻・乃里子の逆襲に盛り上がりました。ドラマの「あなそれ」も映画「昼顔」でも、パートナーの存在がキーになってくることでしょう。ドラマ「昼顔」の中で、紗和は次のように語ります。「運命は決して罪を犯した人間には優しくない」。禁断の恋に堕ちたヒロインの行く末はどうなるのでしょうか?文/筧みゆき
2017年06月06日「Kis-My-Ft2」の7人が様々なセンスを競い合うバラエティ「キスマイBUSAIKU!?」の6月5日(月)今夜放送回はゲストに女優の上戸彩を迎えて、上戸さんの映画最新作『昼顔』のテーマにもなっている「不倫」をテーマにしたオトナの世界で勝負を競う。今夜のテーマは上戸が考案した「上司の奥さんをキュンッとさせる一言」。上司の家に招かれたという設定で、上司が席を離れた隙に発する「奥さんをドキッとさせる一言」で競い合うというもの。上戸さんのほかにも、ゲストチャレンジャーとして「よゐこ」濱口優、「スピードワゴン」小沢一敬、「平成ノブシコブシ」吉村崇、バッドナイス常田ら芸人チームが加勢。「キスマイ」メンバーと芸人たちがこれまでにない“オトナの禁断テーマ”で男の意地を賭けて渾身キメ台詞対決を繰り広げる。審査するのは既婚女性100人。出演者一同驚愕の不倫に関するアンケートデータにスタジオトークも白熱。メンバーからの“禁断の恋”に関する質問に上戸さんが思わず大きなツッコミを繰り出す場面も。“禁断テーマ”での熱いバトルをお見逃しなく。今回のゲスト、上戸さんが主演の『昼顔』は6月10日(土)より全国東宝系にて公開。主人公・紗和を上戸さんが、紗和と愛し合う北野を斎藤さんが続投。北野の妻・乃里子に伊藤歩、紗和の勤めるレストランのオーナー役で今回初登場となる平山浩行が参加する。監督は『県庁の星』『容疑者Xの献身』の西谷弘、脚本に井上由美子、音楽に菅野祐悟とドラマスタッフ陣が再び集結。大きな話題となった2014年放送の連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」から3年後を舞台に、再び出会ってしまった2人の物語を描き出していく。お互いに結婚していながら、惹かれあい愛し合うようになった笹本紗和(上戸さん)と北野裕一郎(斎藤さん)。その一線を越えた関係はいつしか明るみになり、ついに2人は別れざる得なくなってしまった。そして、紗和は夫とも別れ一人になった…。あれから3年――。紗和は海辺の町で慎ましく暮らしていた。オーナーの杉崎尚人(平山さん)が営むレストランでの見習いと狭いアパートの往復が日課で、北野の夢を見ることさえすでに無くなっていた。海岸沿いの小さな町には、彼女の過去を知る者は誰もいない。一方、大学の非常勤講師となっていた北野は蛍に関する講演を、ある街で行うことに。講演中、客席に目を向けたとき、彼は言葉を失ってしまう。そこには、紗和の姿があった。「神様は、私を試していたのでしょうか」運命のいたずらか、再びめぐり会う2人。あのときに交わした愛を忘れられず、どちらからともなく逢瀬を重ねていく。清流ながれる蛍の住処が“約束の場所”。そんな中、2人の前に現れたのは、北野の妻・乃里子(伊藤さん)だった…というストーリー。上戸さんが映画にちなんだ“禁断テーマ”で盛り上がる「キスマイBUSAIKU!?」は6月5日(月)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月05日ごく一般的な主婦が、ごく一般的な既婚男性と禁断の恋に落ちる――。2014年夏、平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦のこと指す造語“平日昼顔妻”を描いた連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」が放送され、一大センセーションを巻き起こした。あれから3年、「昼顔」がビッグスクリーンへとスケールアップを遂げて帰ってくる。紗和(上戸彩)は、夫と2人で平凡な毎日を送る主婦だった。ところが、パート先での車上荒らしの一件で高校の生物教師・北野裕一郎(斎藤工)と出会ったことから生活は一変する。お互い既婚者でありながら次第に惹かれ合い、遊びではない本物の愛を見出していく…。その結果、双方の家庭を巻き込み、紗和は離婚、裕一郎は妻の乃里子(伊藤歩)とやり直すという悲しい結末に。映画『昼顔』は、ドラマ放送終了からと同じ時を経た3年後の世界が舞台。運命に導かれ、再会を果たした2人を待ち受けるものとは…。久々の復帰作として最高のタイミングで、上戸さんに映画『昼顔』のオファーが届いた。「プライベートでも仲の良い工くんや歩ちゃん、大好きな監督、信頼の置けるスタッフと再び一緒に働ける機会がめぐってきて、『これだ!』と思えたんです。すごくうれしかったですね」。上戸さんが「地元で一緒に育ったような同級生・身内感がある」と言うように、ドラマからの共演者である斎藤工や伊藤歩との強い絆は心の支えとなったようだ。映画の中ではドラマの悲しい結末から3年が経過しているが、実際の撮影における空白期間は2年。この日の取材には、デビュー当時を彷彿させる久々のショートヘアで登場した上戸さん。「紗和に戻るために髪型を(セミロングに)キープしてたんですけど」と女優魂をのぞかせたため、筆者が驚きの声を上げると「うそです(笑)」と笑い、斎藤さんから「うそか!」のツッコミが。とは言え、「ずっと紗和モードではあったのかもしれない」と2年間をふり返る。「映画が終わってバサッと切ったことで、切ったから何かが変わるわけではないけれど、徐々に紗和が剥がれていくような感じはしていますね」。斎藤さんは『昼顔』の映画化にあたり、1955年の映画『浮雲』の世界観を意識したかったと語る。「世の中の、不貞に対する妙な盛り上がりの延長にこの映画があるのではなくて、さかのぼったところに答えがあるのかなと感じていました。自分の大好きな『浮雲』は、平たくとらえればいびつな(恋愛の)形なのかもしれないけど、その中で描かれる、人と人が惹かれ合うピュアな姿に感銘を受けました」。斎藤さんは、「60年経ってもなお色褪せない『浮雲』のように、数年後にも観てもらえる作品になれば…」と願望を明かした。上戸さんも、「台本が上がってきた時点で監督に『浮雲』のことを言っていたよね」と斎藤さんの『浮雲』への思い入れに理解を見せる。映画『昼顔』では2人が厚い信頼を寄せる西谷監督による、連ドラのファンにとって懐かしい演出が至る所で挿入されている。必見は、裕一郎が紗和に向かって指先だけを“ちょいちょい”っと動かして手招きするあの独特な仕草。実は、“ちょいちょい手招き”は監督と2人にとって特別な仕草だそうだ。「あれは、連ドラが始まる前に監督がリハーサルをしたいとおっしゃって、3時間くらいかけて出来上がった動きなんです。連ドラでは私もやりましたけど、今回は北野先生だけ。監督が北野先生に伝授した、北野先生にしかできないものなんですよ。そう簡単にはできないよね?」と大笑いしながら斎藤さんに答えを求める上戸さん。斎藤さんは「はい」とうなずく。「僕特有の…いびつな形状なんです。僕って色々(笑)。それが織りなす奇跡のハーモニーなんです」といびつな自分と“ちょいちょい手招き”の秘話を教えてくれた。監督のこだわりは登場人物のファッションにも色濃く反映されている。連ドラに映画にと、終始Tシャツにパンツなどのカジュアルスタイルに徹する紗和だが、今回は監督が色と形を吟味して映画用に作ってもらったというこだわり抜いた特別なファッションに身を包んでいるシーンがある。なぜ紗和のファッションにそのような大きな変化があるのか。物語を追ううちに、紗和の心情の変化とともにその答えを目の当たりにする。靴紐を縦結びしかできない紗和に裕一郎が蝶結びを教え、2人が絆を“結んだ”ことを観客に印象付ける、紗和の定番アイテム・スニーカーに加え、海辺の町を舞台とした映画にはビーチサンダル姿の紗和も。「何足も履いて、歩く姿を監督に見ていただいて決めた」という上戸さん演じる紗和の足元にも要注目だ。ドラマで紗和と裕一郎をつなぐキーアイテムとなった裕一郎のメガネについては、斎藤さんから「残念ながら撮影までの2年間で同じ型のものが廃版になってしまって…」という裏話も。このように、紗和と同じく3年後の裕一郎にも、リニューアルされたメガネや山スタイルなど、連ドラでは見られなかったちょっとした装いの変化が見られるところにリアルさがある。上戸さんは裕一郎がかぶる「麦わら帽子もね!」との指摘も忘れない。最後に、人気ドラマが3年の時を経て映画化されたことへの思いを2人に聞いた。「ドラマが盛り上がった直後の映画化ではなく、経過した時間が必要だった、その意味が出たという作品になっています」(斎藤さん)、「そういう、時の流れが映画にも生きています」(上戸さん)。(text:Hiromi Kaku/photo:You Ishii)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月05日「ドラマの結末について、批判もありましたが、それも1つの反響……それだけ皆さんがちゃんと見てくれていたと受け止めました。同時に私の中でも、『あれでは終われない。2人のその後を書いてみたい』と思ったんです」 そう語るのは脚本家の井上由美子さん(55)だ。「昼顔妻」と呼ばれる、平日の昼間に夫以外の男と恋に落ちる主婦をテーマにしたドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(’14年フジテレビ系)は、世の女性たちの心を釘づけに。また「昼顔」は、その年の流行語大賞にもノミネートされた。 ドラマの最終回で、上戸彩演じる紗和は、夫とも、恋人の北野(斎藤工)とも別れ、ひとりに。そして北野は妻の元へと戻っていった……。あれから3年。紗和と北野の“禁断の恋”の完結編となる映画『昼顔』(全国東宝系)が、6月10日に公開。脚本は、今回も井上さんの手によるもの。上戸もインタビューで「本当に井上由美子さんの本が好き」と、絶大の信頼を寄せている。 井上さんは、’10年『同窓会~ラブアゲイン症候群』(テレビ朝日系)でも、夫がいながら恋に落ちる女性を描き話題を呼んだ。“禁断の恋”を描く理由についてこう語る。 「昔は“昼メロ”という、恋に落ちてすべてを失う女性を描くドラマがありました。見ている人はドラマのなかで“疑似恋愛”を楽しんで、そして静かな日常に戻る……。しかしいま、そんな恋愛物語がないと思ったんです」 女性のさまざまな側面からの本音を描きたかった、と語る井上さん。執筆にあたり、主婦でありながら恋に落ちた経験のある女性たちの話も聞いた。 「実際、不倫をしている女性は、『不倫はあくまで不倫』と割り切るか、子どもを捨てそうなほどハマってしまうか、という2つに分かれています」 昨今さまざまな「不倫騒動」が報じられているように、禁断の恋は“夢物語”ではない。ドラマ終了から映画化までの3年間で、井上さんは女性たちの“変化”を感じていた。 「以前は、“昼顔妻”の友人・利佳子(吉瀬美智子)のように、夫に満たされず、恋に走る女性が多かったのですが、いまでは、夫に問題はなくても不倫に手を出してしまう女性が増えた気がします。二股や複数恋愛する女性も増えていますし、女性が“オス化”したのかもしれませんね」 しかし他方で、「不倫なんて馬鹿みたい」と唾棄する人も増えているのも事実だ。放送中のドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)でも、波瑠が演じる元同級生と不倫する主婦像が、「あまりにも不倫に対して考えが軽すぎる!」とネットでバッシングを受けたことも話題になった。 「最近、ドラマで不倫を描くことについて批判する人もいます。昔なら、ドラマはあくまでドラマの世界、と捉えていた人が多かった。いまは、物語として客観的に捉えられずに、感情的な反応を起こす人が増えてきているのかもしれません。夫の不倫が原因で離婚するとき、訴訟に持ち込む女性も増えているとか。これも“オス化”の一面のように思えます」
2017年06月03日上戸彩と斎藤工共演で贈る映画『昼顔』。この度、公開を来月に控えた本作と、6月7日(水)発売の雑誌「anan」のスペシャルコラボが決定。脚本を手掛けた井上由美子による描き下ろしサイドストーリーが掲載されるほか、上戸さんと斎藤さんのインタビューなど『昼顔』が丸わかりとなる大特集となっている。平日昼間に、夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦のことを指す造語「平日昼顔妻」をテーマにした、道ならぬ恋に人生を狂わせてしまった女性を描いたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。本作は、主人公・笹本紗和を上戸さん、紗和と愛し合う北野裕一郎を斎藤さんが演じ、当時流行語大賞にノミネートされるなど社会現象にまで発展した。映画では、ドラマで描かれた物語の3年後、再び出会ってしまった2人の物語が描かれていくのだが、今回は「anan」独占で、その空白の3年間のとある日に、北野が会うことを禁じられた紗和に思いを馳せてしまう1日、北野の胸中が綴られるサイドストーリーが、未公開フォトと共に登場。さらに、ストーリー内ではドラマ版でのもう一人の主人公・滝川利佳子も登場するなど、ドラマファンも必読だ。また本誌では、上戸さんと斎藤さんが余すところなく「昼顔」の魅力を語るインタビュー、ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の名場面・名台詞をふり返るページなども掲載。さらに、今号は「絶対細くなる!ココだけ痩せれば、一気に細見え!二の腕・背中・肩甲骨」特集と銘打っており、表紙も上戸さんが飾っている。『昼顔』は6月10日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年05月31日6月10日公開の映画『昼顔』の女性限定特別試写会が30日、都内で行われ、試写会後の舞台あいさつに上戸彩、斎藤工、吉瀬美智子が出席した。2014年夏にフジテレビ系で放送されたドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』。平日の昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる人妻の人生を狂わせる内容で、流行語大賞にノミネートされるなど、大きな話題を集めた。そんな同ドラマの劇場版となる本作は、ドラマの叙情的な世界観を映画ならではの美しい映像と音楽、深く綿密に紡がれた物語のカタルシスで描き出す。主演の上戸は「この映画を一番初めに工くんと見たんですが、映画が始まる前はいつも通りオチャラケ話をしていたんです。でも見終わったら無言でお尻が重い感じでした」と独自の表現で感想を述べ、斎藤も「この作品は贖罪がテーマになっていると思うので、それなりの締めくくりをしたんじゃないかと思っています」と作品の出来には満足げ。また、この日は本作に出演していないもののドラマ版でもう一人の主人公・利佳子を演じた吉瀬美智子がサプライズゲストで登場し、「この映画に利佳子が出ていなくて寂しい…。今彩ちゃんと工くんにお会いしたら、紗和(上戸)と利佳子のコンビが見たくなっちゃった(笑)」と続編に期待を寄せた。上戸が演じる紗和が惹かれた相手・北野の魅力について「母性をくすぐる子供っぽさがある人」と回答した上戸は、北野を演じた斎藤の魅力について「変態です。さらっと爽やかな変態で(笑)」と即答。吉瀬も「さわやかな変態(笑)。やっぱりそこは変態だよね」と同調した。また、この日は3人の「愛の依存度診断心理テスト」を実施。斎藤が愛の依存度40%で「スイッチオンで暴走特急」の乃里子(伊藤歩)タイプ、吉瀬が愛の依存度10%で「引っ込み思案な冬眠中の熊さん」の紗和タイプ、上戸が愛の依存度90%で「自分本位で貪欲な愛のハンター」の利佳子タイプと診断され、上戸は「これ本当? 当たってるのかな?」と納得いかない様子だったが、斎藤と吉瀬は「ご飯に関してはそうかもね。尋常じゃないぐらいハンターですから」(斎藤)、「ちょっと逃げだすところがあるよね」(吉瀬)と納得顔だった。映画『昼顔』は、6月10日より全国公開。
2017年05月31日2014年放送の大ヒットドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の映画化『昼顔』の「公開直前!女性限定!平日午後3時の特別試写会」が5月30日(火)、スペースFS汐留にて行われ、ゲストにW主演を果たした上戸彩、斎藤工、さらにサプライズゲストでドラマ版でもうひとりの美しい平日昼顔妻・滝川利佳子を演じた吉瀬美智子が登場し、集まった『昼顔』ファンを沸かせた。吉瀬さんの登場を知らされていなかった上戸さん&斎藤さんは、ゲスト登場をほのめかされると「え?北村一輝さん?」「(木下)ほうかさん!?」と、ドラマより縁のある出演者の名前を続々と挙げた。いざ吉瀬さんが笑顔で現れると、上戸さんは弾ける笑顔で「みっちゃんー!」と駆け寄り固いハグを交わした。すると、斎藤さんは羨ましい表情で「イチャイチャするな!」と声をかけた後、吉瀬さんに向かって「信じられないくらいキレイですね」と褒めそやすと、上戸さんに「何でそういうの言うんだよ~(笑)」と嫉妬の表情(?)で睨まれていた。『昼顔』は、互いに結婚していながらも惹かれ、愛し合っていた紗和(上戸さん)と北野(斎藤さん)が別れてから3年後の物語。海辺の町で慎ましく暮らしていた紗和だったが、とある講演で偶然北野に再会してしまう。どちらからともなく、また逢瀬を重ねていく2人に未来はあるのか――。吉瀬さんにとってドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の出演は特別だったとふり返り、「彩ちゃんと工くんと知り会えて、素敵な出会いがありました。この映画に利佳子が出ていないのが寂しくて。いま会ったら、紗和と利佳子コンビが見たくなりました」と胸の内を告白した。イベントで、「愛の依存度診断心理テスト」をすることになった3人。診断結果で、上戸さんは愛の依存度90%、斎藤さんは40%という結果になったが、吉瀬さんは10%で「引っ込み思案な冬眠中の熊さん」と診断された。すると、吉瀬さんは「合っていると思う!私、利佳子じゃないもん。実は利佳子より紗和ちゃんタイプって前から言ったもんね?」と上戸さんに同意を求めた。上戸さんは、「でも両方持っている気がする!普段みっちゃんと遊んでいるときは利佳子さんっぽい。アドバイスをくれるお姉さんっていう感じです」と笑みを交わし、終始仲睦まじい雰囲気だった。『昼顔』は6月10日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年05月30日昨年の「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の中からグランプリに選ばれた是永瞳(21)が、「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」に抜てきされたことが27日、わかった。2020年東京オリンピックの正式種目となった空手をPRする役割として、全日本空手道連盟より任命された是永。小学6年生の時に「小さい頃から負けず嫌いだったので強くなるために」という思いではじめ、高校では全日本空手道選手権大会でベスト16に。現在、三段の腕前だ。今回の就任を受け、「もっと女性にも空手のすばらしさを知ってほしいので例えばSNSで発信するなど発信したり、テレビにキャスターとして出演させていただいたり選手とみている人の架け橋になりたいです」とコメント。オリンピックに出場しそうな選手として、地元・大分の先輩の名を挙げ、「大野ひかるさんという選手がいます。大分の先輩で試合や組みをさせていただきました。すごく強い選手です」と絶賛し、「オリンピックに出られたらアンバサダーとして、ぜひインタビューをさせていただきたいです」と意気込む。また、今後については、「着物を着ておしとやかな部分を持ち合わす反面激しいアクションもこなせる二面性を持った女優になっていきたいと思います」と理想像を口にし、憧れの女優を「アンジェリーナ・ジョリーさんです」と明かしていた。是永は、米倉涼子や上戸彩ら人気女優を多数抱える大手事務所・オスカープロモーションに所属。昨年末、同事務所が毎年主催しているマスコミ向け恒例イベント「晴れ着撮影会」に出席し、注目を集めた。
2017年05月27日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!