師走に入り、一段と寒さが増すこの季節――2019年を締めくくる秋ドラマが続々と終了を迎えています。今期は、人と人との“絆”を描く愛に溢れた物語が多かったような気がしますね。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」を発表!ランキング形式でご紹介していきましょう。第1位:“ワンチーム”で目指す三ツ星への道観る者の心を打つ極上の再起奮闘ドラマ「グランメゾン東京」木村拓哉さんが型破りなフランス料理シェフを演じたヒューマンドラマ「グランメゾン東京」。パリでアレルギー物質混入事故を起こしてしまった主人公・尾花(木村さん)が挫折を経て少しずつ変わっていく姿は、観る者の心に大きな勇気を与えてくれました。新たなパートナー・倫子(鈴木京香)との出会いで、人との関わり方を見直し始める尾花。言葉足らずですれ違ってしまっていたかつての同僚・京野(沢村一樹)や相沢(及川光博)との雪解けシーンも、実力派が揃う本作ならではの見どころと言えるでしょう。加えて今作では、話の鍵を握る尾花の弟子・祥平(玉森裕太)の踏ん張りが、「グランメゾン東京」を大きく支えてくれていた気がします。取り返しのつかないミスを犯してしまった後悔と葛藤、逃げ出したい気持ちと裏腹にある愛情。誰しも一度は経験したことがあるだろうもどかしい感情を一手に担い邁進していく祥平の背中に、思わず涙した視聴者も多いのでは?例えどんなに高い壁が立ちはだかろうとも、“ワンチーム”の絆があれば乗り越える方法に辿り着くことができる――ひと筋の光を見せてくれた力強いドラマです。最終回あらすじミシュランの審査が近づき、「グランメゾン東京」の新メニュー開発は大詰めを迎えていた。そんな中、新しい魚料理のため、フレンチにとって禁断の食材である“マグロ”に挑んでいる尾花を見て、倫子は不安になり、口を出してしまう。口論した末に、尾花は「スーシェフを辞める」と告げるのだった…。突然の発言に動揺する中、倫子も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案する。一方、丹後がいなくなった「gaku」は、新しいシェフ・結月の傍若無人な振る舞いで店はボロボロになっていた。その矢先、ついにある事件が起きてしまう…。そして、いよいよ運命のミシュランの審査が始まる。果たして「グランメゾン東京」は、三つ星を獲得することはできるのか?第2位:理想と現実の狭間で揺れ動く心“恋のはじまり”を丁寧に描いた「G線上のあなたと私」恋愛漫画の名手・いくえみ綾さんが紡ぐ、世代を超えた友情…そして恋愛の物語「G線上のあなたと私」。誰に強要されたわけでもない大人のバイオリン教室という偶然の場を舞台に、婚約を破棄されたアラサー主人公・也映子(波留さん)×兄の元恋人への想いをこじらせた大学生・理人(中川大志)×夫の浮気を消化しきれない主婦・幸恵(松下由樹)――心にモヤッとした悩みを抱える三世代が集い、心を通わせ、各々の悩みに向き合うほんの少しの元気をもらう心温まるストーリーはまさに絶品! 年齢も境遇も関係ない愛に溢れた第三の絆があってもいいんだと、肩の荷を下ろしてくれるとっておきのドラマに仕上がりました。中でも、恋に臆病になってしまった也映子と理人の付かず離れずのやり取りが毎話たまらなく愛おしく、壁ドンやバックハグのような激しい感じではない、指先が少し触れるだけでドキドキ意識してしまうリアルな展開がとても良かったです。純粋に恋がしたいという理想と裏腹に、結婚という現実を障害に感じてしまうジレンマ…。等身大の恋模様を、非常に丁寧に描いてくれていましたね。悩める全ての人に観て欲しい、おすすめの一作です。第3位:妙にリアルで巧みな会話劇が癖になる!“家族の絆”が胸に沁み渡る一作「俺の話は長い」働くことに意義を求め、得意のヘリクツで武装しながらニート生活を続けるアラサー主人公・岸辺満(生田斗真)の3か月を描いた「俺の話は長い」。会話劇をメインに、かつ30分二本立てという斬新な構成に挑んだ本作――日常を逸脱した出来事はほとんど起こらず、生活に根づいた食事風景、季節のイベントなどを切り取っていくシンプルな形は、現代ホームドラマの在り方に大きな一石を投じたと言えるでしょう。口では憎まれ口を叩き、時に核心をつく嫌味を言い合いながらも、一度食卓を囲めば元通り。一方で、口に出さずとも、辛い時は察して優しく背中を撫でてくれる“家族の絆”の尊さを教えてもらいましたね。会社という舞台は一切出てこないのですが、朝・夕の食事シーンや商店街ですれ違う人々の姿を描くだけで、一人の青年が就職にもがき苦しむ葛藤を丁寧に表現。ストレートな言葉が胸を打ち、思いを言葉にして伝えることの大切さを身に染みて感じさせてくれた最終回。観た人が、あとほんの少しだけ素直になりたくなる…非常にほっこりとした最新鋭のドラマでした。2020年は、どんな作品が登場するのでしょうか。引き続き、ドラマニアをお楽しみくださいませ。(text:Yuki Watanabe)
2019年12月27日木村拓哉主演、鈴木京香、沢村一樹、及川光博らが出演する「グランメゾン東京」の第7話が12月1日オンエア。今回は相沢のもとに失踪した妻が現れるという展開。視聴者からは相沢への声援が送られるとともに京野の“衝撃告白”にも驚きの声が上がっている。パリで二つ星を獲得までに至るもアレルギー食材混入事故を起こしたことで全てを失った尾花夏樹を木村さんが演じる本作。鈴木さん演じる天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子と出会った尾花は、沢村さん演じる京野陸太郎や、及川さん演じる相沢瓶人らとともに「グランメゾン東京」を立ち上げ、再び三つ星を目指す…というのがこれまでのおはなし。尾花のライバルで東京で二つ星を獲得した「gaku」のシェフ・丹後学に尾上菊之助。元々尾花の弟子でいったんはグランメゾン東京に力を貸すが、いまは「gaku」で働く平古祥平に玉森裕太。尾花たちを妨害する「gaku」のオーナー・江藤不三男に手塚とおる。尾花の元カノで「マリ・クレール ダイニング」の編集長・リンダに冨永愛。また寛一郎、中村アン、吉谷彩子、朝倉あきらも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トップレストラン50発表の一週間前、グランメゾン東京に失踪していた妻・エリーゼ(太田緑ロランス)が突然現れ、娘のアメリー(マノン)をパリに連れ帰ろうとする。尾花や相沢らと口論の末、グランメゾン東京がトップレストラン50で10位を超えないとアメリーはエリーゼとともにパリに連れていかれてしまうことに…。トップレストラン50の発表セレモニーでグランメゾン東京は10位を獲得。日本のレストランでは不可能と言われた10位に沸く会場だが、10位を超えることがエリーゼの出した条件だったため、結局アメリーは相沢のもとを去ることになるというのが今回の展開。愛娘との別れに涙する相沢の姿に「相沢さんもエリーゼもアメリちゃんも幸せになって欲しい」「相沢さん、頑張って!!三ツ星取って、アメリちゃん迎えに行ってね」など声援の声が贈られる。さらにラストでは京野が倫子に「好きです」と衝撃告白。「京野さんの告白にビックリ」「あんな風にストレートに言われてみたい」など視聴者からも驚きの声が上がるとともに「倫子さんも夏樹も鈍感すぎない?!」といった感想も寄せられている。(笠緒)
2019年12月02日1億3千800万円の無申告と所得隠しを指摘され、多数のレギュラー番組を降板することとなったチュートリアル・徳井義実(44)。ゴールデン帯から深夜帯まで老若男女に愛されていただけに、テレビ各局も後継者探しに奔走している。そんなななか、同世代の人気ツッコミ芸人たちは“堅実な選択”として名前があがっている。テレビ局の編成担当はこう語る。「坂上忍さん(52)司会の『バイキング』(フジテレビ系)で日替わりMCを務めるブラックマヨネーズの小杉竜一さん(46)とフットボールアワーの後藤輝基さん(45)は最近の編成会議でも頻繁に名前があがっています。ただ、千鳥のノブさん(39)の勢いはすごいです。独特なたとえをするツッコミは老若男女から愛されていて、『ノブさんがMCの番組に出たい!』と言っている有名俳優&女優も多いといいます」そんななか、各局が熱視線を送るのがピースの綾部祐二(41)だという。「綾部さんはルックスもよく、下ネタも得意なので、徳井さんの後継者としてぴったり。2人は周りから“師弟コンビ”と呼ばれるほど仲がよく、騒動の直前には徳井さんが綾部さんのいるニューヨークまで遊びに行っていました。また綾部さんは徳井さんのキャラクターを誰よりも熟知しているので、すぐなじむでしょう。現在はニューヨークを拠点にしていますが、“師匠”である徳井さんのためなら、要請があれば緊急帰国する可能性も大いにあると思います」(前出・編成担当)そんな綾部を脅かす“意外なダークホース”の存在が――。ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)に出演中の沢村一樹(52)だという。「沢村さんは出演した番組でも自ら進んで下ネタを話し、“エロ男爵”の異名を取るほどです。数年前にはバラエティ番組のMCを務めたこともあり、女性人気も非常に高いので徳井さんとキャラクターも似ています。俳優業で引っ張りだこなのでハードルはかなり高いですが、時期と内容次第ではオファーを受けてくれる可能性はゼロではないでしょう」(前出・編成担当)さらに、先日行われた天皇陛下のご即位を祝う国民祭典で司会を務めた谷原章介(47)も候補の一人だ。「谷原さんは過去に『王様のブランチ』(TBS系)でも司会を務めるなど、俳優のなかでも抜群のMC力があります。徳井さんとは真逆なキャラクターですが、もの柔らかな進行はお茶の間からも愛されているので、情報番組などでの起用は十分あるでしょう」(前出・編成担当)群雄割拠の“ポスト徳井”争い。果たして闘いを制するのは――。
2019年11月22日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」の11月21日(木)今夜のオンエアに、女優の長澤まさみ、俳優の木村拓哉、沢村一樹らがゲスト出演。また原口あきまさ、ホリ、山本高広、ミラクルひかるらによるモノマネ芸人ユニット「変人」も登場する。東宝「シンデレラ」オーディションのグランプリに輝き芸能界入り、『モテキ』や『海街diary』で日本アカデミー賞に輝き、今年に入っても『マスカレード・ホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』と3本もの映画が公開されいずれも大ヒットしている長澤さん。今回は長澤さんとともに、原口さん、ホリさん、山本さん、ミラクルさんらのものまねユニット「変人」も登場。長澤さんの“謎生活”を大公開。毎晩動画を見ている人気YouTuber「M」との初対面や、愛してやまない(秘)アイテムのプレゼン。さらに材料の90%が昆虫で作られているという“コオロギラーメン”も初体験。色々な役柄で様々な顔を見せる長澤さんの素の表情をお見逃しなく。そして放送中の日曜劇場「グランメゾン東京」で主演を務める木村さんと、共演の沢村さんが先月の放送に続き登場、2人はパリで作ったシャツをドラマの撮影現場に届ける。また「変人」の4人は「A-studio」や「踊る大捜査線」「W出川」など、爆笑コラボものまねを大連発する。今夜のゲスト、長澤さんの出演する舞台「神の子」が12月15日(日)~30日(月)までの間、下北沢の本多劇場にて上演、その後2020年1月7日(火)~9日(木)まで愛知・ウインクあいち、1月13日(月・祝)に福岡国際会議場で、16日(木)には広島・JMSアステールプラザ 大ホールで、18日(土)~19日(日)には大坂・サンケイホールブリーゼで、23日(木)には長野・サントミューゼで、25日(土)~26日(日)には静岡・浜松市浜北文化センターでもそれぞれ上演される。出演は大森南朋、長澤さん、江口のりこ、田中哲司ほか。木村さんと沢村さんが出演する日曜劇場「グランメゾン東京」は毎週日曜21時~TBS系で好評放送中。「櫻井・有吉THE夜会」は11月21日(木)今夜22時~TBS系でオンエア。(笠緒)
2019年11月21日俳優・沢村一樹の息子・野村大貴が、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」のグランプリに輝き18日、東京・Royal Garden Cafe AOYAMAで行われた新メンズノンノモデル発表式に出席した。1986年の創刊以来、田辺誠一、谷原章介、東出昌大、坂口健太郎などを輩出し、人気俳優への登竜門として注目を集める集英社のメンズファッション誌『メンズノンノ』。このたび、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」で2,300通以上の応募の中からグランプリ、準グランプリ、ラボ シリーズ賞に選出された3人がお披露目された。グランプリに輝いた野村大貴(のむらたいき)は、2000年10月4日生まれの19歳で、東京在住、身長187cm。「『僕かぁ』とは思ったんですけど、『なぜ僕なんだろう』という感じではありません。このために頑張りました。グランプリに恥じない活躍を見せたいです」と意気込みを語った。発表会には、メンズノンノモデルで俳優としても活躍している成田凌、清原翔、宮沢氷魚、鈴木仁も登場。野村は「本当にいらっしゃるのかという感じです」と憧れのまなざしを向け、「触れてみたいです」と希望すると、成田が近寄りハイタッチ。野村は「夢が叶いました」と笑顔を見せた。また、父である沢村から何か言葉をもらったか聞かれると、「父は芸能界を勧めるわけでもなかったんですけど、やりたいことをやりなさいと応援はしてくれています」と答えた。なお、準グランプリは、埼玉在住の16歳・水沢林太郎(みずさわりんたろう/2003年2月5日生まれ/181cm)、ラボ シリーズ賞は、東京在住の20歳・豊田裕大(とよだゆうだい/1999年4月10日生まれ/179cm)に決定した。
2019年11月18日「12年前、同じく日曜劇場のドラマ『華麗なる一族』で共演した2人ですが、敵対する役柄だったため撮影中は意識してほとんど会話をしなかったそうです。そのため今回、木村さんと鈴木さんの再共演には当初、現場に緊張感が漂っていました」(TBS関係者)主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)が始まった木村拓哉(46)。令和初の連ドラ主演は自身初のシェフ役で、鈴木京香(51)扮する女性シェフと二人三脚で“三つ星”を目指すストーリーだ。「8月のフランスロケでは木村さんは当初、フランス語のセリフに苦戦していましたが、ロケ後半には、アドリブや冗談も飛び出すほどフランス語が上達し、周囲を驚かせていました」(制作関係者)かつて共演した話題作『華麗なる一族』では、木村演じる主人公が憎む“父の愛人”役を熱演したのが鈴木だった。「当時、鈴木さんはどんな表情や言い回しをすれば主人公を怒らせることができるのか毎回考えて演技していたそうです。本番ではお互い感情がむき出しになる一幕も。現場は常に張りつめていました。撮影後、木村さんが『本当に殴りかかりそうになる……』と漏らすほどでした」(前出・TBS関係者)実際、木村はラジオ番組でも《『華麗なる一族』でのお互いの立ち位置は非常に近寄りがたく、現場で明るく『おはようございます!』と挨拶しづらい役柄だった》と明かしている。今作の現場には当時を知るスタッフもいたため、12年前の緊迫場面が再び思い出されたというのだ。「今回は敵対関係とは真逆の“同じ夢を追う同士”ということで、木村さんは顔合わせのとき『今回はゆっくり話せますね』と自ら鈴木さんに歩み寄ったそうです。鈴木さんも『今回は、近寄りがたい感じじゃなくてよかった~』とお互い笑い合っていましたね。そんな2人の様子を見て現場も安堵して一気に和やかになりました。フランスロケでは2人はスタッフらと夕食をともにし、12年前の思い出話や今作の演技プランを出し合ったりしたそうです。空き時間には2人とも“愛犬家”という同じ趣味から、ワンちゃん談議に花を咲かせているようです」(前出・制作関係者)さらに、2人はドラマで料理監修を担う都内の三つ星レストランをお忍び訪問したそう。「木村さんが音頭を取って鈴木さん、共演の沢村一樹さん、及川光博さんの4人で訪れたといいます。木村さんは鈴木さんを今や“きよか姉さん”と呼んで慕っています。夏の野外ロケで蚊が多かったときは『きよか姉さんのために虫よけスプレーを!』とスタッフにお願いしたりと、座長として、京香さんに対して常に気遣いをしています」(現場スタッフ)木村と鈴木の12年越しの“氷解”で、ドラマのチームワークも“三つ星”のようだ。
2019年10月30日来年1月期の月9ドラマは、沢村一樹、横山裕、本田翼が出演する「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」を放送することが決定した。あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する“未然犯罪捜査班”(通称・ミハン)の活躍を描く刑事ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」。2018年夏ドラマとして放送された本作は、平均視聴率10.6%を獲得。今回、前作と同一タイトルで月9にスケールアップして帰って来ることに。そして前作同様、沢村さんが主演、横山さん、本田さんも集結。しかし、「絶対零度~未解決事件特命捜査~」をはじめとするシリーズに出演してきた上戸彩は、今回出演しないという。ミハンのリーダー・井沢範人役の沢村さんは「いつかまた“ミハンチーム”で集まれたら良いな、集まりたいなという思いと、ひょっとしたら続編があるかもという期待を持っていたので、今回の決定は本当にうれしいです」と続編決定に喜び、「前作を上回るアクション、スケールで、お届けしたいと思います!ご期待下さい!」とメッセージ。特殊捜査班から捜査一課を経て、ミハンのメンバー入りをした横山さん演じる山内徹は、引き続きミハンのメンバーとして捜査に当たるが、今回は新たな辞令が下っており、“警察が警察を取り締まる”監察官としての立場に。違法捜査をチェックする…というのは表向きの理由で、本当は井沢を監視するように命じられているのだという。そんな山内役の横山さんは「今回は新しい仲間がミハンに加わると聞いていますし、僕自身にも新たな任務ができるようですので、期待してください。そしてこの作品は、アクションシーンも見所の一つなので、今回は一体どんな激しいアクションシーンが出てくるのか、僕も今から楽しみです!」と期待している。そしてかつては生活安全課の女性警官だったが、異動でミハンメンバーとなった小田切唯役の本田さんも「新たなミハンメンバーの登場や新事実の発覚など、前作からさらに複雑で面白い物語になっているので私自身も楽しみです」と撮影が待ち遠しいと言い、「前回は暑い夏、今回は寒い冬と厳しい季節での撮影ですが、小田切として潜入捜査やアクションにも引き続き挑戦させていただきますのでよろしくお願いします」とコメントしている。日本全国の防犯カメラ映像、メール、電話、SNSの通信履歴など、あらゆるビッグデータを解析して割り出された“未来の犯罪者”を潜入・追跡捜査し、犯罪を未然に防ぐ特命班「ミハン」。今作は、大規模なテロがいままさに起きようとしている数か月後の未来から物語がスタート。何者かによって複数の場所に警戒最大レベルの爆発物が仕掛けられ、官邸からは非常事態宣言が発動。SATや爆発物処理班が出動する中、ミハンの山内と小田切も捜査に参加。小田切が爆発物の捜索をする中で入った部屋には、拳銃を手にした男性が立ち尽くし、目の前には銃殺された女性が横たわっていた。涙を浮かべ立ち尽くしている男性は、なんと井沢で…というストーリー。現在時制では毎話新たな事件に挑み、未然に犯罪を防いでいくミハンの捜査員たち。しかし、いずれ来たるべき未来に向かって物語は次第にリンクしていく――。「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」は2020年1月6日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月26日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務めゲストの願望・疑問・悩みを解決・実現していく「櫻井・有吉THE夜会」。その10月24日今夜放送回に、日曜劇場「グランメゾン東京」から木村拓哉と沢村一樹がゲスト出演。またミス・ジャパングランプリに輝いた土屋炎伽も登場する。「4週連続夜会フェス」第3夜目となる今回は先週に引き続き、「A LIFE~愛しき人~」で天才外科医、「BG~身辺警護人~」では非武装で要人警護にあたるボディガード、『無限の住人』では“死ねない”用心棒を、『検察側の罪人』では検事に、『マスカレード・ホテル』ではホテルマンに変装した刑事と、さらにバリエーションに富んだ役柄に意欲的に取り組み続け、俳優として成長し続ける木村さんがゲスト出演。また木村さんと「グランメゾン東京」で共演中の、モデルから俳優業に進出。バラエティでもそのトーク力を発揮し、2時間サスペンス「浅見光彦シリーズ」をはじめ、「ショムニ」シリーズに「働きマン」『十三人の刺客』など数多くの作品に出演。近年では「レンタル救世主」「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!」「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」「刑事ゼロ」など民放各局でドラマに主演しているほか、大河ドラマ「西郷どん」にも出演するなど多彩に活躍する沢村さんも登場。今回木村さんはMCに初挑戦。関係者への取材で判明した沢村さんへのタレコミを監修、紹介していく。さらに元女子バレーボール日本代表の木村沙織が登場。女優・土屋太鳳の姉で「2019ミス・ジャパン」の土屋炎伽も出演する。木村さん主演でおくる「グランメゾン東京」は、パリに自分の店を持ち二つ星を獲得するまでに至るも、アレルギー食材をVIPに提供してしまったことで店も仲間も全て失ったシェフの再起を描くストーリー。天才シェフ・尾花夏樹を木村さんが演じ、パリで尾花が出会った天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子に鈴木京香。尾花と共に世界一を目指し、その後尾花を憎むようになるが、再び共に店を立ち上げる京野陸太郎に沢村さんというキャスト。そのほか玉森裕太、及川光博、尾上菊之助らも共演する。「グランメゾン東京」は毎週日曜21時~TBS系で好評放送中。「櫻井・有吉THE夜会」は10月24日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年10月24日木村拓哉が再起を賭けたフランス料理シェフを演じ、鈴木京香、玉森裕太、沢村一樹、尾上菊之助らと共演する「グランメゾン東京」の第1話が10月20日から放送開始。木村さん演じる尾花の料理シーンに「手際がいい」「料理してる木村くん最高」と視聴者の声が寄せられている。パリに自分の店を持ち二つ星を獲得するまでに至るが、ある事件がきっかけで店も仲間も全て失ってしまう尾花夏樹を木村さんが演じ、尾花が出会った天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子に鈴木さん。フランスで尾花の弟子として働いていた平古祥平に玉森さん、尾花と共に世界一を目指したが今は尾花を憎む京野陸太郎に沢村一樹、尾花とは昔からのライバルで今は東京に店を出す丹後学に尾上さん。尾花と共に働いていたがいまは日本でWEB料理研究家をしている相沢瓶人に及川光博。京野、丹後らが働いているレストラン「gaku」のオーナー・江藤不三男に手塚とおるといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話では3年前のナッツ混入事件で落ちぶれた尾花が、三つ星レストランの面接に来ていた倫子と出会い、倫子に「一緒に店をつくらないか」と提案。帰国後、京野や相沢らに声をかけるがことごとく拒否されてしまう。さらに尾花が東京で店を開くことに危機感を感じた丹後は倫子を引き抜こうと画策。尾花に対し丹後の店に行くと告げる倫子だが、京野が背負った借金を肩代わりして逆に引き抜く。一方丹後の店も2つ星を獲得する…というストーリー展開。1話を見ていた視聴者からは「やっぱり木村さんは手際がいい」「料理してる木村くんたんまり観れて最高」「調理シーンがとても丁寧」「木村くんの料理の手際が良いのでずっと見てて飽きない!!」など尾花を演じた木村さんの料理シーンでの腕前を讃える声が多数。また「天才的なアウトローというTheキムタクは健在」「ちょっとやさぐれた木村拓哉って、好物かも」「彼の存在感と彼が放つインパクトは他の誰にも出せない」など、天才シェフという新しい役柄に挑んだ木村さんの演技を讃える声まで、様々な声がSNS上に寄せられている。(笠緒)
2019年10月21日『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(8月23日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が4日に都内で行われ、田中圭、林遣都、瑠東東一郎監督が登場した。同作は、モテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描いたラブコメディ。2018年4月クールに放送されたドラマシリーズは大きな話題を呼び、映画化が決定、新たに天空不動産の狸穴迅(沢村一樹)、新入社員の山田正義(志尊淳)が加わり五角関係となる。観客100万人を動員した同作だが、田中は「『あな番』とかでも後輩の前原(滉)とかに、『お前見に言ってきてよ』と言ってみてもらったら『めちゃくちゃ面白かった』って。今朝、ナインティナインの岡村(隆史)さんからも『めっちゃ面白かったで!』って来て」と様々な反響を明かす。さらに林が地元・滋賀の映画館が満員になり、母親の前に中学の担任の先生が座っていた……という話をしていたところ、田中が「今日いつもより目でかくない?」と質問。林は「真面目な話をしてたんですよ! 見てるなと思ったら。」と抗議しつつ、「コンディションを整えてきました」と照れていた。この日はファンが選ぶ名シーンの投票結果も明らかになり、第3位「橋の上の春田と牧のシーン」、第2位「サウナ」、第1位「ラストシーン」と発表されると、会場のファンたちも納得といった雰囲気で拍手が起こる。さらに質問コーナー、吉田鋼太郎からのメッセージ映像など盛りだくさんとなった。ドラマから期間が空いてからの映画に、田中は「僕、すごい不安で」と撮影前の心境を吐露。特に林演じる牧とのシーンについて「ドラマの時ってまだそんなに知らなかったんですけど、めちゃくちゃ(林と)仲が良くなって。今、大体わかるんで。でも彼らは1年ずっと愛を育んでるわけですから、もう1回恋愛できるかなって不安だったんですけど、杞憂に終わった。牧だったんですよね」と振り返った。さらに田中は「武川だったり麻呂もパワーアップしていて、そこの世界観に沢村さんとか志尊とかすんなり入ってきてくれたのはただただ感謝」と思いを表す。「初対面の人、みんな敵みなことあるので。『ゲストのための映画なんですか! 牧と春田の2人の愛を伝えたいんです!』くらいのことも思った」と明かしつつ、「ほんと最初だけなんで。本当にみんながいいチームワークになったんじゃないかな」と語った。最後には2人が互いに感謝の言葉を伝え合う一幕も。さらにフォトセッション時にはカメラマンからの「肩を組んで」という要請に応え、会場からは歓声が上がっていた。○田中圭から林遣都へ林遣都くん。『おっさんずラブ』という作品で共演させていただくまで、もちろん存在は知ってましたし、お芝居も見ていましたけど、実際に対峙して、遣都のパワーだったり情熱だったりをひしひしと受け続け。本当にとにかく楽しかったですし、本当に見てくれる人がここまで『おっさんずラブ』という作品をピュアなラブストーリーだと思ってくれてるのも、絶対に牧という男を遣都が生きてくれたからだし、じゃなかったら俺の春田はできていないし。とにかくすごい感謝はしてます。めちゃくちゃ楽しかったです。ただまあ、どうせこれから先も付き合いは一生ものだと思ってるので、特に言葉にすることはないんだけども、一つだけ言うと、たまにずれてるから気をつけろよ。ほんとに。ほんとに。すっごいすっごいずれてるから、気をつけろよ(笑)。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。○林遣都から田中圭へ(田中は)僕に限らず、ずれてたりするところ、人のダメな部分をひっくるめて付き合ってくれる人なので。眞島さんとかもそうなんですけど、圭くんの周りは良い人間関係で、ものすごい好きで。だから私生活もすごく仲良くさせてもらっていて、本当にいい出会いだったなという思いがあります。普段からけっこう直接伝えてるので、特に何を言うこともなく、これからも直接伝えていくんですけど、やっぱり牧という役が多くの人に愛してもらえる役となったのは、アドリブの話とかもそうなんですけど、その環境を作ってくれたのは圭くんですし、牧を作ってくれたのは春田さんだと思ってます。本当に大変な役だと思うんですけど、相手が俳優・田中圭さんだったから、構えることなくやっていけたというのがあります。俳優としても、春田って誰にもできない役だと思ってるんですね。見てて、ちゃんと俳優業を積み重ねてきた人しかできない役だと思っているし、自分もいつか圭くんがやっているようなことをやりたいなと思いながらこの仕事をしてますし、本当に尊敬の思いを常に持っているということです。あとは、これからも変わらずいてほしいとか。本当はこれを先に言いたかったんですけど、思い返すと、連続ドラマの時に撮影始まってすぐ、圭くんの舞台を観に行って楽屋に挨拶しに行った時に「この後、何か予定あるの?」と言われて。僕正直すっごい体調悪かったんですよ、寝不足で。でも「大丈夫です」と言ったら、「じゃあ遊び行く〜?」みたいな誘い方で。それが最初で結構鮮明に覚えていて。変わった人だな、そういう誘われ方初めてだな、面白そうだなって、最初に興味が湧いて。その時はゲームセンターにでも行くのかなと思ったけど、ふつうにごはんに行って、今思うとその時間がとってもよかったなと思っています。さらけ出すことができて、自分が積み重ねてきたものを前面に思いっきり出していい現場なんだなと思って、牧ができた。『おっさんずラブ』という作品に関わった人に感謝してますけど、1番は圭くんに感謝しているということを、伝えたいです。
2019年09月04日木村拓哉主演秋ドラマ「グランメゾン東京」が、フランス・パリでクランクインしたことが分かった。パリでのロケの模様は、「ノーサイド・ゲーム」第8話(9/1放送)から解禁となる本作の予告映像で見られる。木村さんが型破りなフランス料理のシェフ・尾花夏樹を演じる本作は、料理に人生をかけ、パリに自分の店を持ち、二つ星を獲得するもその座を追われ、店も仲間もすべて失い、どん底まで転落した尾花が、女性シェフ・早見倫子(鈴木京香)と出会い、もう一度シェフとして生き直し、世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する物語。この度のクランクインの場所となったのは、世界最高峰の味を誇る超高級三つ星レストラン「ランブロワジー」。ここにTVドラマのカメラが入るのは世界初、ミシュランガイドの全面協力により実現したのだ。今回パリでは、尾花がパリに自分の店を持ち、二つ星を獲得していた頃のシーンと、重大事件によってその座を追われ、どん底まで転落した尾花が、倫子と出会うシーンと、本作の大きな軸となるシーンが撮影された。木村さんはこの「ランブロワジー」での撮影が、自身にとっても、作品にとっても貴重な体験になったそうで、中でも花形の肉の部門シェフを務める日本人男性・吉冨力良との出会いは印象深かったという。吉冨氏の生き様や料理に対する姿勢に感銘を受け、撮影の合間にも進んで厨房に立ち、料理の演技に関して手ほどきを受けるほか、料理に関するあらゆる知識の指導も受けたそう。さらに撮影初日、木村さんは監督にファーストシーンでいまパリで流行している“あるモノ”を使って登場するアイデアを提案したという。果たして、尾花はどんなモノを使って現れるのか、乞うご期待。木村さんは「こんなにいい ことばかりクランクインから立て続けに起こると、この先悪いことばかりなんじゃないかと嫌な予感がするんですけど(笑)、本当にいい条件ばかりに恵まれています」と今回のパリでの撮影をふり返る。そして「パリにいる間、京香さんや沢村さんや監督と、グランメゾンをいかに構築していくかってことを毎晩のように煮詰めることができました。グランメゾンが出来上がっていくさまをみなさんにお届けしますが、レストランは単純に料理だけあれば良いのではなくて、人と人とが繋がってできるものだと思うんです。そういった過程を僕自身も楽しみにしています。絶対、面白いものにします!なので、食べてください!!」と呼びかけている。一方、木村さんとは12年ぶりの共演となった鈴木さんは「木村さんは相変わらず、いろいろなシーンにアイデアを盛り込んでくださって、すごく助けられています。本当に頼りがいのある方です。凄いんですよ。良い画を撮るために工夫をしてくださって、そのバイタリティーとその場を引っ張ってくださる熱さも嬉しいです。ついていこうと思います!」とコメントしている。また、かつて尾花と二人三脚でパリの店を二つ星レストランにした支配人・京野陸太郎役の沢村一樹もパリで撮影。彼に経営を任せていたはずの尾花がなぜ店を失うことになったのか、その秘密が明らかになる重要なシーンとなっている。そんな本作でキーとなりそうな人物を演じる沢村さんは、パリ初日はずっとフランス語での撮影だったそうで「2ページ半くらい、僕がずっとフランス語を話しているんですが、その日までずっとフランス語の準備をしていたので、やっと始まってやっと終わったという気持ちです(笑)」と正直な感想を。そして「木村くんはどの引き出しを開けたらシーンが一番成立するのか、アイデアをたくさん持っている方。見ている方に伝えたいことをしっかり決めていて、やるたびにどんどん明確になっていくので、見やすくなってより強く気持ちが伝わるんじゃないかと思います。パリにしかないこの雰囲気を、そのまま画面を通して視聴者のみなさんにも届けられたらいいなと思います」とコメントした。「グランメゾン東京」は10月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年08月30日●座長・田中圭が現場の熱を仕組むモテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描き、異例のヒットとなった、ドラマ『おっさんずラブ』。単発ドラマ、ドラマシリーズからまさかの映画化となり、『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が23日より公開された。劇場版では、新たに沢村一樹演じる天空不動産の狸穴迅、志尊淳演じる新入社員の山田正義(ジャスティス)が加わり”五角関係”が勃発。今回は、新メンバーとなった沢村&志尊にインタビューし、撮影の思い出や人気作に加わる意気込みなどについて話を聞いた。○■キャスト同士を競わせるーー『おっさんずラブ』映画化で新たに加わったお二人ですが、オファーを受けての感想をぜひ教えてください。沢村:僕は楽しみだったんですけど、撮影が始まってから熱のすごさを感じて、そこからはプレッシャーがありました。周囲でも、マネージャーや奥さんが『おっさんずラブ』ファンで、「~だお」と使うし、どれだけ面白いか説明される(笑)。見ている方たちの”好き度"が濃い作品ですよね。志尊:僕は逆で、入る前のプレッシャーの方が強かったです。人気作ですし不安でもあったんですが、撮影に入ってみたら、すごく楽しかった。キャスト同士でもお互いに切磋琢磨し合うことができました。圭くんが「志尊、明日花火大会のシーンだな。大丈夫か」とか、「今日、遣都との2人のシーンを撮ってきたけど、まじやばかった。すげえいいよ」とか、おっしゃるんですよ。もし自分とのシーンのあとに何も言われなかったらどうしよう、と思ったんですが、「志尊と撮ってきたよ」という話もしてくださって。さらに(金子)大地が触発されて「俺、明日蝶子さんのとこ行ってきますわ!」みたいな(笑)。みんなで高め合える環境を作ってくださいました。沢村:座長がそういう風に仕組んでるんだよね。志尊:特に、僕と大地を競わせる(笑)。「大地、志尊に言いたいことがあるんだよな。『絶対負けねえ』って言ってたよな」とか(笑)。僕は、すごく燃えるんですよね。圭くんが意図的にやっていたのか、ただ楽しくてやっていたのかはわからないですけど(笑)。沢村:「中途半端な気持ちで来ていないだろうな」と、火をつけるのがうまいんだと思います。僕に対して座長感を出すことはなかったですけど、素の田中圭なのか、”はるたん”なのか、境目がわからない感じでした。見たことがない自然さで、体ごとボンとぶつかってくる芝居をする。僕はエリートの役だったので、ぶつかられても崩せない自分がもどかしくて。考えながらやってたけど、難しかったなあ。田中圭くんは、相手のスイッチを入れるのがうまいんだと思います。志尊:圭くんは、初日に僕がいろいろ悩んでいるのを察して「何してる? 飯行こう」と言ってくださって、瑠東監督と3人で食事会をしました。「何でも受け入れるから、志尊の好きなようにやってこい」と言ってくださって、「よし!やるぞ」と思えましたし、帰り際にさらっと「心配してないから」と言われてすごく安心しました。「自由にやっていいんだ」という気持ちになれたので、圭くんとの2人のお芝居が楽しくてしょうがなかったです。ーーお二人は映画版を見て、キュンとしたシーンはありましたか?沢村:僕は、サウナシーンではるたんと部長がいるのを見た瞬間の牧の顔。すごい表情するな、と思いました。『ん? こいつら、何かあったのかな?』というのが、一瞬でわかる。あえて言うならそこですね。志尊:僕がすごくかわいらしいなと思ったのは、記憶喪失になった部長がはるたんに2度目の恋をしたときの、鋼太郎さんの瞳。僕と対峙している時の部長と、はるたんを見る時の部長にギャップがあって、愛おしくて、部長にキュンとしてしまいました。目が変わるんですよ。沢村:あれ、いいよね(笑) 俺もやりたかったな。見てくださる方には、ジャスティスとはるたんの花火のシーンも印象的なシーンなんじゃない?志尊:ジャスティス的には、花火のシーンに想いを捧げてます!●春田の胸筋を触っていると思っていたら、牧だったーー沢村さんと志尊さんががっつり一緒だったシーンというと、サウナシーンが印象的だったのですが、撮影はどのような雰囲気だったんでしょうか?沢村:あそこは、動き自体はあまりちゃんと決めていないんです。志尊:僕は外にいたので、全然中の様子がわからなかったんです。僕は最初にサウナにいて、1回出て、みんなが入っている中に戻ってくるという流れだったんですが、もう、中がめっちゃ暑くなってるんですよ!(笑) 温度が5度くらい上がってる。セットがガタガタ揺れているんです。崩れるんじゃないかってくらい!沢村:狸穴としては、急にバトルが始まるから事情がわからないんですよね。部長と牧の感情がすごくぶつかるから、鳥肌が立ちました。2人とも、こちらが「本気で喧嘩してるんじゃねーよ!」と思うくらいのテンションで。林遣都くんがまず、殻をぶち破ろうとするんですよ。鋼太郎さんはお手の物だから、「やるのか!」とそこからぶつかり合いになって、めちゃくちゃ面白かったです。ーー林さんが飛び出していくというのが、意外でした。沢村:「役に入っちゃったんだね」という感じでした。憑依型なんだと思いますよ。でもきっと、最初にスイッチを入れたのは、田中圭くんです。レギュラーシーズンのときに、スイッチを押してあげたんじゃないかな。ーーサウナシーンでの、お二人の間での思い出はありますか?沢村:俺の胸をずっと触ってたよね。志尊:僕、あのシーンでの居方がわからなくて!(笑) 能天気に途中から入ってくるから、とにかく「胸筋すげえ!」で盛り上がろうとしていました。本編では短くなっているんですが、撮影時は2~3分近くずっともみくちゃになってるんですよ。そのときに「春田さん胸筋すごいですね~」ってずっと春田さんの胸筋触ってたら、春田さんじゃなくて牧の胸筋だったんですよ! 遣都くんに「ジャスティス!! なんだよ!」とはねのけられて、「あ、ごめんなさい!」となって(笑)。だから今度は沢村さんに「すっごい胸筋ですね~!」といきました。ずっといろんな人の胸を揉んでいました(笑)。沢村:僕はそれに対するリアクションが難しかった。そこで「あら……」となるのか、「なんだよ!」となるのかで、キャラクターも変わりますからね(笑)。○■3人は円になった関係性ーー田中圭さんは、舞台挨拶で「違う現場でも『おっさんずラブ』のような現場を目指したい」とおっしゃってたんですが、それだけ熱い空気だったんですか?沢村:これを全部の現場でやるのは難しいんじゃないかなあ。なんか、『アベンジャーズ』なんですよ。でも、すごくコアがあって、目指すべきだとは思います。志尊:皆さんのベクトルが同じですし、技術さんも含めて若いスタッフさんが多かったんですよね。皆さんが作品を愛していて、それぞれのこだわりをもっていて、熱量や一丸となる大きさがすごかった。沢村:また、鋼太郎さんが圭くんの後ろを支えているから、「怒られるまで自由にやる」ということはあったと思います。志尊:絶対あったと思います! それで、遣都くんが暴れるのを圭くんが抑える。沢村:で、鋼太郎さんがやんちゃすると、今度は遣都くんが抑える。志尊:円になってる(笑)。沢村:三すくみ(笑)。視聴者の方も、それを見て、気持ちが良かったんじゃないかな。好きになったり憎しみ合ったり、昨日の敵に塩を送ったり、日本人が大好きな時代劇の要素も詰まっている。その周りに眞島(秀和)くんとかも見守っていて、すごくバランスが良かったんでしょうね。ーー5人の中で「この2人の演技バトルが面白かった」という組み合わせを教えてください。沢村:やっぱり牧と部長のバトルですね。あと自分が好きだったのは、うどん屋の裏での、部長とジャスティスのバトル。部長の攻撃はアドリブだったんですよね。本当に痛かったでしょ?志尊:痛かったし、突然で驚きました(笑)。後半、セリフ言うの怖くなりましたもん。沢村:田中圭くんが笑ってたところ、本編でも使われてたよね。志尊:でも、使ってないところの圭くんは、声が出ないほどもっと笑ってました(笑)。ただ圭くんが「鋼太郎さんは相手を信頼していないと、絶対にそういうアドリブをしないから」と言ってくださって、すごく嬉しかったです。ーー志尊さんは、サウナシーンもうどん屋のシーンも、その場で「つなげなきゃ」ということが多かったんですね。志尊:けっこうありました(笑)。沢村:ありがたいことだよね。「ついて来られない」と思ったらやらないでしょう。志尊:すごくありがたいです。ジャスティスの新しい表情を出すことができました。沢村:いい表情してたよ。■沢村一樹1967年7月10日生まれ。鹿児島県出身。1996年に俳優デビューし、以降様々な作品で活躍。『浅見光彦シリーズ』(00~12)では12年間主役の浅見光彦役を演じた。ドラマ・映画だけでなく、NHKのコント番組『サラリーマンNEO』では「セクスィー部長」として人気を博した。主な出演映画として、『ごくせん THE MOVIE』(09)、『十三人の刺客』(10)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』(11)、『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』(11)、『遺体 明日への十日間』(13)などがある。■志尊淳1995年3月5日生まれ。東京都出身。2011年に俳優デビューし、2014年には『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウ1号役で主演。その後も、数々の作品に出演し、2018年には『女子的生活』のトランスジェンダー役が評価され、第11回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」主演男優賞、平成30年度文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門放送個人賞を受賞した。7月スタートのドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系・毎週火曜22:00~)に出演中。映画『HiGH&LOW THE WORST』などの公開、舞台NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』への出演を控えている。
2019年08月29日「ぴあ」調査による2019年8月23日、24日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、田中圭が主演を務める『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が第1位になった。出口調査では「ドラマが好きなので続きが観たかった!」「ハッピーエンドの後がどう描かれるのか気になった」など、公開を待ちわびていたファンから熱い声が数多く寄せられた。本作は、2018年に放送された人気ドラマを映画化したラブコメディ。田中圭、林遣都、吉田鋼太郎に加え、沢村一樹、志尊淳が新キャストとして登場。一度は結末を迎えたはずの“おっさん同士の恋愛”に新たな展開が訪れ、三角関係ならぬ五角関係の恋模様が描かれる。出口調査では「笑いあり、涙あり、アクションありで想定外のことがたくさん起こった!」「ドラマではできない演出があり派手で楽しかった」「スケールが大きくなっても主人公たちの日常がしっかり描かれていてバランスがいい」「たまにハラハラするけれど、終始ハッピーで、ドラマ以上にパワーアップしたおじさんたちのラブが観られた」「新キャストの登場で刺激が加わった」「ドラマのファンが映画で見たいと思っていたことを全部見せてくれた感じ。恋、仕事、人生のことが掘り下げて描かれていたのがよかった」などの声が寄せられた。またキャストについて熱く語る人も多く「春田の心情がより丁寧に描かれていて、田中圭さんの周りの俳優を引き立てるような演技が素晴らしかった」「林遣都さんが演じる牧くんはケンカのシーンなのにコメディになっちゃうところが好き」「吉田鋼太郎さんは相変らず、カッコイイのに面白いことをしていて笑えた」などの声も。そのほか「幸せってなんだろうってことを考えさせられる。幸せの形はいろいろあるんだということが伝わってくる」「ドラマからさらにたくさんの幸せの形が増えていた」と話す人や、「どんな形でもいいから続きが観たい!」と続編を熱望する人もいた。(本ランキングは、8/23(金)、24(土)、に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年08月26日『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が大好評、公開中だ。2016年に放送された単発ドラマののち、2018年に放送された連続ドラマはキャスト、スタッフの高い熱量がお茶の間にあれよあれよと広がり、視聴者の興奮の渦を生み出した。最終回の翌週は、「(幻の)第8話」の妄想実況ツイートが広がる、という異例のロスを引き起こしたほどである。満を持しての劇場版となった本作においても、シリーズを0から作り上げてきた徳尾浩司が脚本を担当した。連続ドラマより徳尾さんを追ってきたシネマカフェでは、劇場版でもインタビューを独占敢行。『おっさんずラブ』Tシャツを着込み、変わらぬ穏やかな表情の徳尾さんに、有終の美を飾り「潔く終わった」と語っていた連続ドラマ以降、今日(こんにち)まで、ヴェールに包まれた製作過程を根掘り葉掘り聞いた。「天空不動産東京第二営業所が大好き」…だからこその劇場版――連続ドラマ当時、「潔く終わった」とおっしゃっていました。劇場版となると、新たな生みの苦しみがありましたか?はい。ありがたいことに、連ドラが終わってから、そんなに間を置かずに映画化のお話をいただいたんです。僕もプロデューサーもすごくうれしいけど…完全に終わったつもりだったので、「どうしようか?」と(笑)。「実はあのプロポーズはうそで…」というのは嫌だったので、「その先をやろう」と、話し合いました。――ほかの候補案もあったんですか?連ドラの最後、春田が上海に転勤になったので「上海編」みたいなこともできるな、というのは自分の中でありました。とても映画っぽいし、「どうかな?」と会議で言ってみたりもしたんです。けど、僕は天空不動産東京第二営業所が大好きなんですよね。上海編にしてしまうと、営業所があまり出てこなくなってしまうので、武川さんやマロ(栗林歌麻呂)たちも活躍できるように、東京を舞台にした今作の形になりました。――舞台はそのまま天空不動産、内容は「プロポーズのその先」と固まったんですね。そうですね。恋愛ドラマでは駆け引きが面白かったりするから、両想いの後の話は、ややスピードダウンする懸念もあったんです。でも、結局、僕ら20~30代は結婚する相手が決まってから、いざ結婚するまでにも、いろいろ問題があったりするじゃないですか。結婚式までに何かが起こったり、結婚後の仕事はどうするの、とか。いまの若い人たちも同じような問題を抱えていると思ったんです。個の人生もすごく大事だし、家族になることも大事だから、どちらもうまくいかせるために、悩みながら乗り越えていく話にしよう、となりました。テーマで言えば、「家族になること、夢を持つこと」という2軸ですね。夢と言っても、「サッカー選手になる」とかではなく、大人の夢のことです。会社には属しているけど、会社員として40~50代をどうしていくか、どんな自分になっていくか、という自己実現の話。夢と家族が両立して、その葛藤が描けたら、と思いました。次のページ:みんながプロ意識を持ち寄り作り上げるのが『おっさんずラブ』みんながプロ意識を持ち寄り作り上げるのが『おっさんずラブ』――テーマはぶれていないのに説教くさくなく、コメディ要素で包んでいて見やすいところが、徳尾さんの脚本やキャストの力を感じるところです。『おっさんずラブ』チームのいいところですよね!僕は脚本をやっていますけど、自分ひとりで全部を考えているわけではなく、プロデューサー陣と監督、みんなのアイデアが集まった結果なんです。現場では役者さんが脚本を読んだときに「俺ならこうやる」とひとりひとりが考えて、キャラクターを作ってくれる感じがしますし。誰かひとりがサボってしまうと、その分、穴が空くし、逆に言えば誰も助けてくれないので、みんながプロ意識を持ち寄っている感じが、スクリーンからひしひしと伝わります。――具体的にコメディシーン、リアルに響かせるシーンのコントラスト、メリハリは意識して執筆されましたか?僕や監督は、考えがちょっとコメディ寄りで、爆発とかをキャッキャ喜ぶタイプ。コメディや思いっきりおバカなところは考えるから任せて、というか(笑)。一方、女性プロデューサー陣らはとても冷静で、「爆発、意味あるの?」とか「家族のところが弱くない?」とか「ここは真面目に締めよう」と、脚本ができていく段階で、すごくバランスを見てくれたんです。『おっさんずラブ』はチームとして絶妙なバランスで成り立っているんですよね。――中でも「ここだけは絶対に落としたくない」と脚本に入れ込んだシーン、要素はどこでしたか?今回、営業所のみんなが一つのテーブルを囲んでワーワー議論する、とある場面が出てくるんですね。映画としては非常に地味だし、実はなくても話は成立するんだけど(笑)、僕は好きで。ところが尺の関係上、あのシーンを「丸ごとカットしようか」という議論になったんです。僕の中では『おっさんずラブ』っぽいシーンだと思っていたので、「何とか残したい!」と言った記憶があります。…まあ、よく生き残ってくれたなと(笑)。あとは、部長が炎の上を通過するシーンも「必要なのか?」と言われたら口ごもってしまいますけど、あれは熱意のメタファーなので、必要なんです(笑)!次のページ:思い出に残る作品になるため大事にしたこととは思い出に残る作品になるため大事にしたこととは――本作より参戦する沢村一樹さん、志尊淳さんもおいしいキャラクター設定です。どうやって思いついたんですか?最初に、プロデューサーが「ライバルをふたり登場させたい」と言っていました。入れるなら、ただ豪華にするのではなく、いままでのキャラクターたちの背中を押してあげるような、「このふたりがいてよかった」と思えるキャラクターにしたい思いがありました。だから、ひとりは部長より年下だけど、大人の魅力が溢れて危険な香りがする狸穴迅(沢村さん)で、もうひとりは春田が「かわいいな」と弟分として面倒を見たくなるような山田正義(ジャスティス)(志尊さん)。狸穴は、さらに牧の本社でバリバリ仕事をする、仕事の理解者としての立ち位置でもある。テーマの「家族と夢」という両方のテーマを支えるキャラクターを入れたつもりです。――脚本家によってはセリフを変えることを好まない方もいらっしゃるかもしれないんですが、徳尾さんはどう見ていますか?僕、自分がどう書いたか一言一句覚えているわけではないので、映像を見て「ここ、違うな」とは、思わないんです。シリアスとコメディの2パートあったら、シリアスなところは脚本通りやらないと意味が通らないですし、心情がずれてしまうのでほとんど変わらないと思いますが、コメディ部分は脚本通りやっても面白くならないこともあるというか、ひとりが違うことをしたときに、空気で合わせてやっていくことが大事だと思うんですね。脚本にある文字を一言一句違わず追うことが一番大事なことではなくて、そのシーンの意味をみんなが脚本から汲み取り、理解してやることが大事なので。そこを瑠東監督が、うまくさばいてれていますよね。笑いの部分は特に、瑠東監督じゃないとできない。だから、たとえ書いたセリフと違っていても、ちゃんと面白くなっているのでいいのです。――総じて「劇場版をやってよかった」というお気持ちでしょうか。最後に一言、お願いします。劇場版なので、テレビドラマと違い、お客さんがチケットを買ってご覧になるわけなので、「映画を観た!」と思い出に残るものにしたい気持ちがありました。連ドラの「おっさんずラブ」で、皆さんが「よかった」と言ってくれたのは、人と人との関係性を今一度見つめ直すところ、向き合い方の部分だったはずなので、そこは大事にしたつもりです。彼らがどうなっていくかが重要なので、例えば、春田と牧なら、ふたりの愛が深まっていく要素をきっちり描くことも決めていました。…花火や爆発も起きていますけど、想いが溢れて爆発しちゃった、というくらいのものです(笑)。(cinamacafe.net)■関連作品:劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 2019年8月23日より全国東宝系にて公開©2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
2019年08月26日人気シリーズの途中参戦は、ハードルが高いと言われる。2018年、社会現象を巻き起こしたドラマ「おっさんずラブ」の劇場版となれば、プレッシャーを感じないわけがないだろう。しかし、不安要素を期待値の高さにさえ変え、新規組の沢村一樹と志尊淳は『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』で既存のキャストたちの世界観に溶け込み切った。…どころか、新しい風を吹かせ、物語のスパイスとなり、作品の魅力をより強固にした最強のふたりである。『劇場版おっさんずラブ』は、天空不動産に勤める春田創一(田中圭)が主人公の物語。後輩の牧凌太(林遣都)と永遠の愛を誓った春田は、上海・香港の転勤を経て帰国する。久々に戻ってきた東京第二営業所には、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)をはじめ、お馴染みのメンバーのほか、新入社員・山田正義(ジャスティス)(志尊淳)も加わり賑やかだった。だが、狸穴迅(沢村一樹)がリーダーを務める本社のプロジェクトチーム「Genius7」が突如として現れ、暗雲が立ち込める。そこには本社に異動し、チームの一員となった牧の姿もあった…。劇場版では、春田と牧、黒澤部長の3人にジャスティス、狸穴ががっぷりと絡み合い、爆笑必至、感涙必至の出来となっている。俳優として踏んだ現場は数知れず、百戦錬磨の沢村さん、若くして数々の作品で芯を食った演技を披露してきた志尊さんをもってしても、覚悟と挑戦が必要な現場だった。『おっさんずラブ』に触れて、ものづくりへの高い意識や楽しさ、「なれ合いではなく、妥協がない」現場に臨む気持ちについて、洗いざらいしゃべってもらった。せっかくの『おっさんずラブ』だから…――大反響ドラマ、劇場版への出演です。それぞれの役のオファーがきたときの想いはいかがでしたか?沢村:天空不動産のみんなは、決してふざけてやっていないんですよね。真剣にコメディをやっているのがわかったので、そこを壊してはいけないと強く意識していました。僕の役はなかなか底が見えないキャラクターという部分もあり…加減が難しかったです。例えば、牧を見る目も、普通に見ているのか?じっとりと見ているのか?という感じで。志尊:すでに完成されているチーム、天空不動産で一丸となっているところに途中から参加させていただくという点で、最初、少し遠慮していたところがあったんです。初日に圭くんに見抜かれて、ごはんに誘われて、芝居どうこうという話ではなく、「何をやっても受け入れるから、志尊の好きなようにやってね」と言ってくれたんです。それからは自分からアプローチしたりして、いろいろ試みました。皆さん、本当に寛大に受け入れてくださいましたし、絡みの多かった圭さん、鋼太郎さんが引き出してくださったことが一番大きかったです。――劇中、関わり合いの深い田中さん、吉田さん、林さんとのお芝居について、引き続き伺いたいです。沢村:僕は本社側の人間なので、林遣都くんと一緒の時間が多かったんです。林遣都くんは…本当に憑依型の芝居なんです。「本番」となった瞬間に、目がクルンと変わった、と思うくらい。連ドラで作った役が体に染みついているんでしょうね。「よーい、スタート」となったら、もう牧なんですよ。圭くんは自分が普段やっていることをそのまま役にぶつけていて、感情をぶつけないとわからないような、すごい芝居をするし。鋼太郎さんは初共演だったんですけど、全部を包み込むようなジェントルさがあるのに、芝居になると変化球を投げてきたりして(笑)、面白かったです。いいバランスでできていますよね、すごく刺激になりました。志尊:僕は圭さんとの芝居が多かったのですが、テイクによって違うことが起こるんです。その場で感じたことを大事にやられていて、圭さんだからこそ、自分の感情も高まったと思います。特に花火のシーンは、どう作っていくか、リハーサルから監督とディベートを重ねましたが、その中でも感情に没頭できたのは、確実に春田さんと会話をしていたからだと思います。湧き立つものがどんどん出てきました。アドリブ全開! サウナシーンでの強烈な裏話披露――5名が一堂に会するのはサウナのシーンかと思いますが、『おっさんずラブ』を象徴するシーンともいえそうです。最終日に撮られたとか?沢村:そうなんですよ。もう…アドリブだらけでしたよ(笑)。志尊:サウナシーンに挑む前、色々と話し合ったのに、結果「台本って何だっけ?」という感じでしたよね(笑)。沢村:全然反映されていないよね!林遣都くんが…鋼太郎さんに負けじと挑んでいくところが、すごくて(笑)。部長は本当に牧のことを敵視しているし、互いがライバルとして見ていて、めっちゃ面白かったなあ!ネタバレなしでお話できることと言えば…、何テイク撮るかわからないのもあって、メイク直しが大変になるから「顔に水をかけるのは止めよう」という話になったんですよ。いざ本番になって、いざこざが始まったら、林遣都くんがバッシャーッと鋼太郎さんの顔に勢いよく水をかけていた(笑)。志尊:一瞬ヒヤッとなりましたよね!?何が起きているか、わかりませんでしたもん。沢村:ね!本当に牧を気持ちで演じているから「頭にきているときに、顔に水かけないって何だよ!かけるに決まってるだろ!!」ということだと思うんですよね。あれはすごかった。志尊:アドレナリンが出まくっていましたよね。深く携わった沢村さん&志尊さんが語る『おっさんずラブ』の魅力――深く携わった『おっさんずラブ』について、改めて今どう感じていますか?沢村:ほかの現場であまり感じない熱量、ただ高いだけではなく、役者同士だけでなく、スタッフにも伝染してできていったのが『おっさんずラブ』だと感じました。ひとりひとりのキャラクターがちゃんと生きているのも、強いところだと思うんです。田中くん圭、吉田鋼太郎さん、林遣都くん以外の皆さんも、すごい輝いているんですよね。本当の温かさみたいなものが、これだけ多くの人に愛されているゆえんかなと、改めてすごく感じました。志尊:すべてのキャスト、スタッフさんたちの作品へのこだわり、愛が格段に違います。「作品をよくするため」とベクトルがきちんと同じ方向に向いている雰囲気がありました。僕、初めて天空不動産に行くとき、皆さんと「初めまして」でしたし、すごく緊張していたんです。ただ、行く前からグループLINEがあって、その中で最年少組の僕と(金子)大地に圭くんが、「頑張れ」という気持ちで「ジャスティスめっちゃよかったぞ~」とか「大地大丈夫か~?」などと言って煽るというネタがあって。…ということもあって、天空不動産の撮影初日、みんなの前で圭くんが大地に「志尊に言いたいことあるんだろう?」と促したら、大地がに「お前に絶対負けねえから!!」と急に言われたんです(笑)。沢村:え、ホントに!?志尊:はい(笑)。もちろん、ふざけて言っているんですけど、「そうだよな」とも思ったんです。僕が新メンバーとして入ることに対して、「軽い覚悟じゃないだろうな?」ことだろうなと、すごく引き締まりました。だから、新しく入ったからにはプラスできる何かを見出さなきゃいけないと感じましたし、このチームのなれ合いではなく、妥協がないところを垣間見れて、すごく素敵な現場だなと思いました。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 2019年8月23日より全国東宝系にて公開©2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
2019年08月23日モテない独身ダメ男と、誰もが憧れる理想の上司、そしてイケメンでドSな後輩の三角関係をピュアに描いたラブコメディ『おっさんずラブ』。TVドラマとして放送され大いに話題をさらった本作が、『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』として本日より公開される。2018年4月クール(テレビ朝日系列/土曜23時枠・全7話)で放送されるやいなや、“はるたん”こと主人公の春田を巡って繰り広げられる“おっさん”同士の恋模様に笑いながらも、あまりのピュアな愛に心を打たれる視聴者が続出。SNSを中心に話題となり、オリコンのドラマ視聴者満足度ランキングや、読売新聞の民放連続ドラマ読者投票、Twitter“世界トレンド”などで、堂々の1位を記録し、大きな盛り上がりを見せていた。最終話放送終了後には、“おっさんずロス”の声も相次いだほどだ。そんなメインキャストの3人にはそれぞれ、“モテない独身ダメ男”・春田を田中圭、“誰もが憧れる理想の上司”・黒澤を吉田鋼太郎、“イケメンでドSな後輩”・牧凌太を林遣都が演じており、舞台となる天空不動産で“ピュアラブ”を巻き起こす。さらに劇場版の新キャストとして、数々の大ヒットドラマにて主演を務める沢村一樹が、天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで、春田たちの前に立ちふさがる強敵・狸穴迅を演じる。そしてTVドラマ『半分、青い。』などの話題作に出演し、目覚しい活躍をみせる志尊淳が、春田が所属する天空不動産第二営業所に配属された陽気な新入社員・山田正義(ジャスティス)に扮する。主演の田中は新キャストの沢村について「沢村さんの大きな瞳に吸い込まれながら楽しく撮影をしています」と撮影当時に語っており、志尊については「東京第二営業所の仲間みたいな感じで、ひとつのシーンを皆で作る時も参加してくれるので、新キャストのような感覚はないです(笑)」と述べていた。田中いわく、「爆破あり、笑いあり、涙あり、そしてアクションありのスペクタクル超大作!」との本作。夏も終盤、前代未聞の五角関係で熱い恋の火花を散らす、“おっさんのラブ・バトルロワイアル”を、ぜひ劇場の大スクリーンでこそ味わいたい。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』本日より全国公開
2019年08月23日8月13日、六本木ヒルズの特設ステージに登場した田中圭(35)や林遣都(28)に黄色い悲鳴が沸き起こった。映画「おっさんずラブ LOVR or DEAD」の公開直前トークイベント「おっさんずラブフェス」だ。「おっさんずラブ」と言えば、2018年放映のドラマ版(テレビ朝日系)が社会現象となった超人気作品。深夜帯の放送にも関わらず、SNSでは毎話リアルタイムでトレンド入り。田中や林、吉田鋼太郎(60)ら “おっさんキャラクター”の三角関係を描いたストーリーは、多くの熱烈なファンを釘付けに。登場人物のアカウントを模した公式インスタグラムや、イラスト投稿サイトPixivでのイラストコンテストの開催なども大盛り上がりとなっていた。そんな大人気ドラマが、今月23日に映画となって帰ってくる。「おっさんずラブLOVE or DEAD」の公開に際し、勢いを後押ししたのが今回のイベントだ。映画で新たに登場する沢村一樹(52)や志尊淳(24)らも登壇し、豪華キャスト陣が制作秘話や意気込みを告白。その様子はAbemaTVでライブ中継され、SNSは公式ハッシュタグ「おっさんずラブがとまらない」がトレンド1位に急浮上。トークイベント観覧の倍率は40倍、試写会の倍率は250倍!1年経ってもなお高い人気をみせつけた。今回のイベントで主演の“はるたん” こと春田創一を演じる田中は「パワーアップしてみなさんの前に戻ってくることができました!」と宣言。SNS上では「はるたんを100億の男に!」を合言葉に、劇場版をヒットさせようという機運が高まっている。《きじPからはるたんを100億の男にしたいとお達しがあったので全力で映画観に行く》《はるたんを100億の男に?そんなん最初からそうする気しかないから任せとけ》《会場の熱気を見てると100億も夢じゃないのではと思えました》劇場版公開まであと10日、今回も“おっさんずラブ旋風”が吹き荒れそうだ。
2019年08月13日『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』公開を記念した「おっさんずフェス」が8月13日に都内で開催され、主演を務める田中圭をはじめ、林遣都、内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉、沢村一樹、志尊淳、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎、瑠東東一郎監督が登壇しトークショーを行った。テレビ朝日の深夜に連続ドラマとして放送され話題になった『おっさんずラブ』の劇場版。沢村一樹や志尊淳など新キャストを迎え、ポンコツサラリーマン春田創一(田中)をめぐる新たなラブバトルが展開される。熱狂的なファンが会場に詰めかけるなか、人力車にのって登場したメンバーたち。ボルテージがあがる会場を見渡した田中は「1年2カ月ぶりですね。ただいまです」と挨拶すると、ファンからも「お帰り」の大合唱。続けて田中は「なんとか映画が完成して、作品がパワーアップしました」と呼びかけると、吉田も「ネット上や紙面でたくさん応援してくださっているを知っていました。その応援してくださっている方を目の前で見ることができてうれしいです」と興奮気味に語っていた。劇場版では、沢村や志尊も参戦。さらなるラブバトルが展開されるが、吉田は「僕と圭と遣都、佐村さんと志尊が出てくるサウナのシーンがあります」と注目ポイントを挙げると「すごくやり切った感があるので、ぜひお楽しみに」と客席を煽ると、林も「全シーン、皆さんが120パーセントで演じ切り、どんなシーンになるんだろうと楽しみでした。特に花火のシーンでは、エキストラの方々も『おっさんずラブ』を愛してくださるばかりで、作品の一部として細かいお芝居をしてくれました」とスタッフ、キャスト、ファンが一丸になって作品を作れたことに胸を張っていた。この日のイベントの入場券は40倍という倍率だったという。田中は「試写会は250倍と聞きました。それだけたくさんの方が楽しみにしてくださっていることは、重々わかっていました」と表情を引き締めると「僕たちもやり切りましたので、劇場版もドラマのようにもっと大きくなってくれれば、日本が温かく愛情にあふれるのではないでしょうか」とファンにメッセージを送っていた。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』8月23日(金)全国東宝系にてロードショー
2019年08月13日映画『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(8月23日公開)に出演する、志尊淳の場面写真11日、公開された。同作は、モテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描いたラブコメディ。2018年4月クールに放送されたドラマシリーズは大きな話題を呼び、映画化が決定、新たに天空不動産の狸穴迅(沢村一樹)、新入社員の山田正義(志尊淳)が加わり五角関係となる。志尊が演じるのは、春田が所属する天空不動産の新入社員・山田正義(ジャスティス)。キラキラ系の陽気な名前や可愛すぎるヴィジュアルで、ひときわ注目を集めるキャラクターとなった山田は周囲から”ジャス”と呼ばれ、かわいがられる。上海・香港転勤から帰国した春田とぶつかり、スーツケースからこぼれ出たパンツを手渡したら思わず手が触れてしまった……という少女漫画さながらの“偶然の出会い”を果たし、運命のごとく2人はコンビを組むことに。本予告の「春田さんって、お兄ちゃんみたいですねっ!」というジャスのキラー台詞には、SNSでも2人のただならぬ雰囲気にヒヤヒヤドキドキするファンも。あざとい弟キャラ、人懐っこく誰からも愛される子犬系男子として、五角関係をかき乱していく。
2019年08月11日俳優の田中圭が9日、都内で行われた『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(8月23日公開)公開記念! 連続ドラマイッキ見上映会に、瑠東東一郎監督とともに登場した。同作は、モテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描いたラブコメディ。2018年4月クールに放送されたドラマシリーズは大きな話題を呼び、映画化が決定、新たに天空不動産の狸穴迅(沢村一樹)、新入社員の山田ジャスティス(志尊淳)が加わり五角関係となる。"公式オフ会"ということで、ポップコーンを持って登場した田中は「すごいいっぱいマスコミさんもいるし、ちょっとこれ間違えたな」と苦笑。第3話まで見終えた観客に「久しぶりに見返したけど、3話好きだった。面白かったなあ。あと僕はどうしたって最終回の怒涛のは心に残ってますね」と振り返る。さらに田中は「ラストシーンはブラックアウトで、その続きはご想像にお任せしますけど、撮影のときに本当に最後のシーンで、ちょっと揉めたんですよ、僕。監督と」と告白。「だってあんな一番最後の大事なシーンで、ゾイド撮ろうとするんですもん!」と抗議し、「ブラックアウトじゃなくて、手前でゾイドとゾイドがチューしてるとこ撮ろうとしてるんだもん! 癒着してんのかな? くらいの」と暴露する。瑠東監督が「あれ、ざわざわしたよね。プロデューサーにも怒られた」と明かすと、田中は「こだわりがよくわかんなかったよね」としみじみしていた。また、予告編が初公開されると、ファンの悲鳴が止まらず「声やばいね」とニヤリ。「(トークゲストが)なんで瑠東ちゃんなの、遣都だろって感じだよね」とつっこむと、瑠東監督も「それはずっと感じてたけど、ぐっと飲んでやってたんだよ」と苦笑していた。田中は改めて、「本当に大好きなキャスト・スタッフがいて、連ドラですごくたくさんの人に愛していただける作品になっていると十分わかった上で、『あの連ドラを超えるぞ、それでなきゃ意味がない』と始めて。不安なこともプレッシャーもたくさんあったんですけど、やってみると、できちゃいました」と劇場版に自信を見せる。「悔いが全くないので。やりきってるので、僕らの思いは絶対届くと思うし、純粋にただただ楽しみにしてください。めちゃくちゃ面白いと思います。(まだ)観てないけど」とアピールした。さらに翌日に35歳の誕生日を迎える田中に、サプライズで「はるたん弁当」ケーキが登場。端を少しかじるなど自由な田中だが、会場中のハッピーバースデーに包まれ、恥ずかしがりつつも目を閉じて「ありがとうございます」と受け止める。35歳の抱負を聞かれた田中は「そうですね……がんばります」とシンプルに回答。「本当に僕、『おっさんずラブ』の現場でみんなから学んだことがたくさんあって。自分1人でできることはたかが知れてて、みんなでやると何倍も何倍も作品が膨らんでったりするんですよ。チームのみんなは座長と言ってくれてるけど、座長関係なしに、すべての現場がこうあるべきだった思うくらい『おっさんずラブ』の現場が好きだったので、違う現場でもそれを目指しています。それが目標ですね、ずっと。『おっさんずラブ』の世界は悪意がないから」と真摯に語った。
2019年07月09日田中圭、林遣都、吉田鋼太郎ら連続ドラマのオリジナルキャストに、沢村一樹、志尊淳が新たに加わる『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』から、キャスト勢ぞろいの最新ポスタービジュアルと驚愕の予告編が解禁となった。本日7月9日(火)に開催された「おっさんずラブ」連続ドラマイッキ見上映会にて、ポスタービジュアルと予告編、劇場版最終追加キャストなどが一挙に発表された本作。解禁となった本ポスターは、春田(田中圭)&黒澤(吉田鋼太郎)&牧(林遣都)、狸穴(沢村一樹)、ジャスティス(志尊淳)という映画版でさらにスケールアップした五角関係の5名のほか、連続ドラマからお馴染みの、ちず(内田理央)、マロ(金子大地)、舞香(伊藤修子)、鉄平(児嶋一哉)、武川(眞島秀和)、蝶子(大塚寧々)が勢ぞろいした賑やかな1枚。その上、映画に登場する春田の出張先・香港と花火大会が背景を彩り、牧の得意料理である唐揚げや、黒澤部長の手作り弁当、さらには時限爆弾や消防車など“ラブコメディ”の次元を超えた(?)多彩なアイテムがちりばめられている。「おっさんたちの愛の頂上決戦(ラブ・バトルロワイアル)、ついに完結。」とのコピーもあり、映画版が連続ドラマからの“完結編”であることは間違いないようだ。予告編では、春田を中心とした新たなラブ・バトルロワイアルを繰り広げる狸穴のキャラやジャスティスとの出会いのシーンを盛り込みつつ、本社VS営業所の対立構造までもが明らかに。そして、なんと黒澤部長が階段から転落、春田のことだけ「君の名は?」と忘れてしまう記憶喪失になり、春田にまたビビビと来ちゃうのか!?という衝撃展開も。結ばれたと思った春田と牧は、仲むつまじいシーンもあったかと思えば「別れようぜ」というショッキングなセリフまで描かれ、2人の恋の行方も気になるばかり。しまいには「最悪の事件」というテロップののち、春田が何やら爆破事件に巻き込まれた模様…。駆けつける牧、叫ぶ黒澤、泣くジャスティス、怪しげな表情で電話をする狸穴。彼らは一体、どうなってしまうのか!?サウナで大揉めする5人など「おっさんずラブ」ならではのコメディテイストを残しつつ、一瞬だが、春田の超絶スタントシーンも!?劇場版にふさわしい、とんでもないスケールの物語となるようだ。最終追加キャストは「おかずクラブ」ゆいP予告編にもちらりと映る最終追加キャストは、「おかずクラブ」ゆいP。演じるのは、天空不動産会長の御令嬢という役どころ。「おかずクラブ」の2人は「おっさんずラブ」の大ファンとしても有名で、とりわけオカリナは、ある番組企画で連続ドラマのロケ地を巡る“聖地巡礼”をしていたほど。今回オファーをしたところ、オカリナさんからは「好きすぎるので出演できません!!」と熱烈すぎるファンだからこその悩ましい回答が!代わりに相方のゆいPさんが出演することになった。ゆいPさんは「おっさんずラブの民の方達やオカリナさんが命や家族と同じくらい大切にしている作品に出るプレッシャーで撮影日まで緊張していましたが、本番は監督や田中圭さん、スタッフさんのお陰で凄く楽しくやらせていただきました」とコメント。「撮影が終わった今もあれは夢だったんじゃないか?と思います。こんな素晴らしい作品に関われて幸せです」と語っている。そして「映画化が発表されてからずっと楽しみに生きてきました」というオカリナさん。「何度も見に行く予定なので、ゆいPが出ると気が散ったりするかもと少し不安になった」と明かしながらも、「相方が出演しているのは信頼している親戚が出てるような感覚で、自分が大好きなものに間接的に関われた気がして凄く嬉しかった」と思いを寄せている。また、7月12日(金)より全国上映劇場(一部劇場を除く)にて販売される前売券の特典も明らかに。劇場窓口での購入者に限り全国3万名限定の特典として、「オリジナルポストカード3枚セット(選べる3種)」が付く。加えて、公開初日の8月23日(金)には劇場版オフィシャルブックの発売が決定、8月13日(火)には完成披露試写会を含むイベント「おっさんずフェス」の実施も予定されている。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は8月23日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 2019年8月23日より全国東宝系にて公開©2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
2019年07月09日日テレの人気バラエティ「人生が変わる1分間の深イイ話」「しゃべくり007」が合体するSP番組「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話」2時間SPが6月17日(月)今夜オンエア。「しゃべくり」パートに俳優の沢村一樹と伊藤健太郎がゲスト出演する。今回「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当する「しゃべくり」パートに出演するのは、モデルとして活躍したのち「浅見光彦シリーズ」の浅見光彦役や「ショムニ」シリーズなどに出演、俳優としても活動の場を広げつつバラエティでも人気を博し、最近では連続テレビ小説「ひよっこ」や大河ドラマ「西郷どん」、昨年夏の月9「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」に「刑事ゼロ」などで知られる沢村さん。映画『俺物語!!』や「仰げば尊し」で注目されると、「レンタルの恋」『チア☆ダン』『サクラダリセット』と立て続けに話題作に起用され一気に知名度を上げ、『デメキン』で映画初主演。昨年秋クールの「今日から俺は!!」では賀来賢人とともに80年代熱血ヤンキーを演じて大きな話題を振りまいた伊藤さん。今回は沢村さんの18歳になる長男が“初解禁”。イケメン長男が自宅でのパパの裏の顔を暴露するほか、沢村家の“鉄の掟”も明かす。また2019年ブレイク俳優として注目を浴びる伊藤さんが“どんな人”かを知るべく、しゃべくりメンバー7人と得意ジャンルで対決する。沢村さんが出演しているドラマ「白衣の戦士!」が6月19日(水)22時~のオンエアでいよいよ最終回を迎える。中条あやみが「元ヤン新米ナース」を、水川あさみが婚活中「がけっぷちナース」をW主演で演じ、沢村さんが看護師長の本城昭之役で出演。最終回では中条さん演じるはるかと小瀧望演じる斎藤、沢村さん演じる本城と水川さん演じる夏美の恋の決着と、はるか最大のピンチが描かれる。伊藤さんが声優として出演する劇場アニメ『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。同作は「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太、川栄李奈、松本穂香、伊藤さんら豪華なメンバーが声優を、『マインド・ゲーム』などの湯浅政明が監督を務め、サーフィン好きのヒロインと消防士の青年の恋を描く作品になっている。「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話」2時間SPは6月17日(月)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年06月17日田中圭、吉田鋼太郎、林遣都をはじめとした連続ドラマからのお馴染みのレギュラー陣に加え、沢村一樹&志尊淳が新キャストとして決定した『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』から、待望の初映像とティザービジュアルが解禁となった。2018年「新語・流行語大賞」トップ10に選ばれ、Twitter世界トレンド第1位を獲得するなど社会現象を巻き起こした「おっさんずラブ」が奇跡の映画化。待望の特報では、撮影したての劇場版本編シーンが初公開!手と手が触れ合い、見つめ合う春田(田中さん)と山田ジャスティス(志尊さん)、「ちょっと付き合えよ」と色気たっぷりに牧(林さん)を誘う狸穴(沢村さん)、「結婚って…本気で言ってます?」という意味深な牧の言葉に、謎の手編みセーターを抱えて微笑む黒澤部長の姿も。そのほかにも、浴衣姿で指輪を見つめる春田、キス寸前(!?)で対峙する黒澤&狸穴など、いったい誰と誰がどうなる“五角関係”なのか…期待感が募るばかり。そして特報にも流れる主題歌は、連ドラでもお馴染みの「スキマスイッチ」の「Revival」が引き続き採用! 白熱するおっさんたちのラブ・バトルロワイアルがますます楽しみになる映像だ。また、ティザービジュアルは、田中さんらメインキャスト5人がそれぞれタキシードを纏って闊歩!その後ろには大爆破の炎によって形作られた、どでかいハートマークが…?「ラブが、とまらない」というコピーが踊り、おっさん同士のラブ・バトルロワイヤルの“五角関係”のスケールの大きさを期待させてくれるビジュアルとなっている。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は8月23日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 2019年8月23日より全国東宝系にて公開©「劇場版 おっさんずラブ」製作委員会
2019年05月27日映画『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(8月23日公開)の特報&ティザービジュアル、および主題歌が27日、明らかになった。同作は、モテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描いたラブコメディ。2018年4月クールに放送されたドラマシリーズは大きな話題を呼び、映画化が決定、新たに天空不動産の狸穴迅(沢村一樹)、新入社員の山田ジャスティス(志尊淳)が加わり五角関係となる。ティザービジュアルでは、メインキャスト5人がそれぞれタキシードで登場し、後ろには大爆破の炎によって形作られたどでかいハートと、「ラブがとまらない」というコピーが踊る。特報では、撮影したての劇場版本編シーンが初公開となり、手と手が触れ合い見つめ合う春田と山田ジャスティス、「ちょっと付き合えよ」と色気たっぷりに牧を誘う狸穴、「結婚って……本気で言ってます?」という意味深な牧の言葉、更には謎の手編みセーターを抱えて微笑む黒澤部長の姿も。その他にも、浴衣姿で指輪を見つめる春田、キス寸前で対峙する黒澤&狸穴など、様々な関係性が入り乱れる。主題歌は連続ドラマからの続投となるスキマスイッチの「Revival」に決定した。
2019年05月27日『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』の主題歌が、ドラマ版に引き続き、スキマスイッチの『Revival』に決定。この度、待望の特報映像とティザービジュアルが公開された。モテない独身ダメ男・春田創一と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵、イケメンでドSな後輩・牧凌太の三角関係をピュアに描いたラブコメディ『おっさんずラブ』。2018年4月クール(テレビ朝日系列/土曜23時枠・全7話)で放送されるやいなや、“はるたん”こと春田を巡って繰り広げられるおっさん同士の恋模様に笑いながらも、あまりのピュアな愛に心を打たれる視聴者が続出した。SNSを中心に話題沸騰となり、オリコンのドラマ視聴者満足度ランキング1位、読売新聞の民放連続ドラマ読者投票1位、放送中にTwitter“世界トレンド1位”を記録するなど大きな盛り上がりを見せ、最終話放送終了後は“おっさんずロス”の声も相次いだ。その後もファンの熱は冷めることなく高まり続け、DVD&Blu-rayはテレビ朝日史上最高の予約数を記録。『オリコン年間映像ランキング2018』テレビドラマDVD部門、BD部門ともにNo.1を獲得する大ヒットとなり、さらには『新語・流行語大賞2018年』トップ10にノミネートされるなど社会現象を巻き起こし、待望の映画化が決定したのだ。先日、田中圭、吉田鋼太郎、林遣都の3人をはじめとした連続ドラマからのお馴染みのレギュラー陣に加え、沢村一樹が天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで、春田たちの前に立ちふさがる強敵・狸穴迅を、志尊淳が春田が所属する天空不動産第二営業所に配属された、キラキラネームの陽気な新入社員・山田正義を演じることが発表されたところだ。公開された特報で、撮影したての劇場版本編シーンが初公開。手と手が触れ合い見つめ合う春田と山田、「ちょっと付き合えよ」と色気たっぷりに牧を誘う狸穴、「結婚って……本気で言ってます?」という意味深な牧の言葉、さらには謎の手編みセーターを抱えて微笑む黒澤部長の姿も。その他にも、浴衣姿で指輪を見つめる春田、キス寸前で対峙する黒澤&狸穴など、もはや何がどう“禁断の五角関係”なのか、期待感を大いに煽る。そして主題歌は、連続ドラマからの続投となるスキマスイッチの『Revival』。白熱するおっさんたちのラブ・バトルロワイアル……いったい誰と誰が“LOVE”になるのか? “DEAD”とは何なのか?という謎と期待でヒートアップした特報に仕上がっている。さらにティザービジュアルは、メインキャスト5人がそれぞれタキシードを纏って闊歩する姿が収められたもの。その後ろには、大爆破の炎によって形作られた大きなハートが……?“ラブがとまらない”というコピーが踊り、おっさん同士の五角関係、ラブ・バトルロワイヤルのスケールの大きさを期待させてくれるような仕上がりとなっている。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』8月23日(金)より全国公開
2019年05月27日田中圭、吉田鋼太郎、林遣都をはじめ、連続ドラマからのレギュラー陣が全員続投する劇場版「おっさんずラブ」のタイトルが、『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』に決定。さらに新キャストとして沢村一樹&志尊淳が加わり、おっさん同士のピュアラブは五角関係になることが分かった。モテない独身ダメ男・春田創一と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵、イケメンでドSな後輩・牧凌太の三角関係をピュアに描いたラブコメディが待望の映画化。連続ドラマからのレギュラー陣が全員続投することでファンを歓喜させているが、劇場版では2人の魅惑の新キャストが決定。おっさん同士のピュアラブにさらなる嵐を巻き起こす!TVドラマ「DOCTORS~最強の名医~」シリーズや「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ 」などで主演を務め、現在「白衣の戦士!」に出演する沢村一樹は、天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで、春田たちの前に立ちふさがる強敵・狸穴迅(まみあなじん)役に。そして朝ドラ「半分、青い。」や映画『帝一の國』など多数の作品に出演し、主演ドラマがカンヌ・国際ドラマアワードにも出品されるなど、目覚しい活躍を続ける若手注目俳優・志尊淳が、“はるたん”こと春田(田中圭)が所属する天空不動産第二営業所に配属された、キラキラネームの陽気な新入社員・山田正義(やまだジャスティス)を演じる。Happy Happy Weddingを迎えたはずの男たちに新たなおっさん2人が加わり、前代未聞の五角関係となる“おっさんのラブ・バトルロワイアル”が開幕!スクリーンで熱い恋の火花を散らすことになる。田中圭、沢村&志尊に「新キャストのような感覚は既にないです(笑)」現在撮影中の劇場版について「連続ドラマが終わってから1年ぶりにキャスト、スタッフが集まり映画を撮影していますが、培ってきたチームワークが、すべてのシーンに活かされていると感じるほど全てが見どころだと思います。現場はとても楽しいです!」と田中さん。沢村さん、志尊さんも「新キャストのような感覚は既にないです(笑)」と言い、「沢村さん演じる狸穴とは、営業所と本社でぶつかりあいますが、沢村さんの大きな瞳に吸い込まれながら楽しく撮影をしています。志尊くんは早くも東京第二営業所の仲間みたいな感じで一つのシーンを皆で作る時も参加してくれる」と語る。「映画はスケールアップして五角関係になっています。爆破あり、笑いあり、涙あり、そしてアクションありのスペクタクル超大作!となっています」と語っており、ストーリーも気になるばかり。吉田鋼太郎「俺の立場がいよいよ危うくなってきたな」黒澤部長役の吉田さんもまた、「沢村さんは役柄上もお芝居上も『最強のライバル現る!』と感じる方。実際に存在感がすごくて目を見るとたじろいでしまう感じがします」とコメント、「俺の立場がいよいよ危うくなってきたなと感じていまして、負けるもんかと思いながら演じさせていただいています」と複雑な胸中(?)を明かす。志尊くんには「ドラマにも出演していたんじゃないか? と思うくらい現場に馴染んでくれていますし、これからもずっといてほしいと思うぐらいの存在」と言う。「台本はすごく面白いし、ものすごく良いチームワークでやはり『おっさんずラブ』の世界はすごいなと思いながら日々撮影しております」と語る。林遣都「圭くんがみんなを引っ張ってくれています」ツンデレな牧役で人気を博した林さんは、「ドラマの後に様々な事が起きて映画のストーリーに繋がっていくのですが、牧はドラマの最後から変化しているんです。その変化のきっかけになるのが、沢村さんが演じる狸穴さん」と激白。そして、チームワークができ上がっている中に加わる「志尊くんの気持ちはよく分かりました。でも(田中)圭くんが先頭となってみんなを引っ張ってくれていますし、気持ちの面で通じ合えているように思います」と言う。「映画版はスケールアップして、天空不動産の人たちに様々なことが降りかかるのですが、届けたいものは変わっていない」と林さん。「人と人との物語や、大切な人たちの存在、愛することの喜びが映画でより強く深く届けられると思っています」と期待を込めている。沢村一樹「愛情や人を愛する気持ちがより伝わる作品」「皆さんの人間関係や人間関係を超えたラブみたいなものが出来上がっているとすごく感じました。今回は仲間というよりは、少し敵対するような役柄ですので、みなさんの輪の中にずっと入っていられないのが残念なのですが、楽しく演じさせてもらっています」と、撮影に臨む沢村さんはコメント。視聴者として見ていたときから「ラブがテーマの作品だと思っていました。それは性別も年齢も超えた、人としての思いやりも超えた愛情のような『純愛の物語』だと思っています。今回の劇場版では、僕と志尊くんが新たに参加したことで関係性も複雑に絡み合っていきますが、その分、愛情や人を愛する気持ちがより伝わる作品になっていると思います。気合十分です!」と頼もしい。志尊淳「映画ではさらに皆さんのことが好きになる」「チームのみなさんの空気感に早く馴染めるように心掛けました」と志尊さんも語り、「(田中)圭さんが率先してコミュニケーションをとってくれて引っ張って下さいますので、安心して付いていかせて頂いています」と言う。「テンションを高くキープすること、また現場で感じる生の空気感を真っ直ぐ受け取って発信するということを意識し大切にしています。僕もいち視聴者として、ファンとして見させていただいていたこの作品に参加することができ、皆さんと同じ時間をお芝居で共有することができてとても幸せです。そして、映画ではさらに皆さんのことが好きになる素晴らしい姿を観て頂けると思います」と、それぞれが連ドラから変化している劇場版をアピールしている。『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は8月23日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 2019年8月23日より全国東宝系にて公開©「劇場版 おっさんずラブ」製作委員会
2019年04月22日俳優の沢村一樹と志尊淳が、『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(8月23日公開)に出演することが22日、明らかになった。同作は、モテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描いたラブコメディ。2018年4月クールに放送されたドラマシリーズは大きな話題を呼び、映画化が決定した。田中、吉田、林の3人をはじめとした連続ドラマからのお馴染みのレギュラー陣は全員続投となり、さらに劇場版は新キャストが登場。沢村は、天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで、春田たちの前に立ちふさがる強敵・狸穴迅を演じる。さらに志尊は、春田が所属する天空不動産第二営業所に配属された、キラキラネームの陽気な新入社員 山田正義(ジャスティス)を演じる。ドラマ版では春田が牧にプロポーズをして結ばれるという感動のエンディングを迎えたが、新たなキャストが加わり、五角関係ラブ・バトルロワイアルが開幕となる。撮影は3月末~4月末を予定している。○田中圭 コメント連続ドラマが終わってから1年ぶりにキャスト、スタッフが集まり映画を撮影していますが、培ってきたチームワークが、すべてのシーンに活かされていると感じるほど全てが見どころだと思います。現場はとても楽しいです!沢村さん演じる狸穴とは、営業所と本社でぶつかりあいますが、沢村さんの大きな瞳に吸い込まれながら楽しく撮影をしています。志尊くんは早くも東京第二営業所の仲間みたいな感じで一つのシーンを皆で作る時も参加してくれるので、新キャストのような感覚は既にないです(笑)。ドラマの時は三角関係がどうなるのか? というのが大きなテーマだったと思うのですが、映画はスケールアップして五角関係になっています。爆破あり、笑いあり、涙あり、そしてアクションありのスペクタクル超大作!となっていますので、ぜひ劇場でお待ちしております。○吉田鋼太郎 コメント沢村さんは役柄上もお芝居上も「最強のライバル現る!」と感じる方です。実際に存在感がすごくて目を見るとたじろいでしまう感じがします。とても洒脱でとてもオシャレな方ですし、俺の立場がいよいよ危うくなってきたなと感じていまして、負けるもんかと思いながら演じさせていただいています。志尊くんは、ドラマにも出演していたんじゃないか? と思うくらい現場に馴染んでくれていますし、これからもずっといてほしいと思うぐらいの存在です。映画の公開を楽しみにして頂いているお客様がたくさんいらっしゃると思います。僕たちも撮影に入ることをすごく楽しみにしていました。その反面、連続ドラマよりも面白いものにしたいという気持ちがありましたので、どんな作品になるだろう? どんな台本が上がってくるんだろう? と少し心配していたのですが、台本はすごく面白いし、ものすごく良いチームワークでやはり『おっさんずラブ』の世界はすごいなと思いながら日々撮影しております。必ず楽しんでいただける作品になると思います。○林遣都 コメントドラマの後に様々な事が起きて映画のストーリーに繋がっていくのですが、牧はドラマの最後から変化しているんです。その変化のきっかけになるのが、沢村さんが演じる狸穴さんです。僕も連続ドラマから入った時、その前の単発ドラマでみんなのチームワークが出来上がっていて不安もありましたので、志尊くんの気持ちはよく分かりました。でも(田中)圭くんが先頭となってみんなを引っ張ってくれていますし、気持ちの面で通じ合えているように思います。映画版はスケールアップして、天空不動産の人たちに様々なことが降りかかるのですが、届けたいものは変わっていないと思います。人と人との物語や、大切な人たちの存在、愛することの喜びが映画でより強く深く届けられると思っています。楽しみにしていただきたいです。○沢村一樹 コメント現場では皆さんの人間関係や人間関係を超えたラブみたいなものが出来上がっているとすごく感じました。今回は仲間というよりは、少し敵対するような役柄ですので、みなさんの輪の中にずっと入っていられないのが残念なのですが、楽しく演じさせてもらっています。視聴者のひとりとしてこのドラマを見ていた時から、『おっさんずラブ』はラブがテーマの作品だと思っていました。それは性別も年齢も超えた、人としての思いやりも超えた愛情のような「純愛の物語」だと思っています。今回の劇場版では、僕と志尊くんが新たに参加したことで関係性も複雑に絡み合っていきますが、その分、愛情や人を愛する気持ちがより伝わる作品になっていると思います。気合十分です!○志尊淳 コメント普段のみなさんの関係性が作品に色濃く反映されていると感じる現場です。今回映画から参加させて頂くということで、チームのみなさんの空気感に早く馴染めるように心掛けました。(田中)圭さんが率先してコミュニケーションをとってくれて引っ張って下さいますので、安心して付いていかせて頂いています。役柄としてはテンションを高くキープすること、また現場で感じる生の空気感を真っ直ぐ受け取って発信するということを意識し大切にしています。僕もいち視聴者として、ファンとして見させていただいていたこの作品に参加することができ、皆さんと同じ時間をお芝居で共有することができてとても幸せです。そして、映画ではさらに皆さんのことが好きになる素晴らしい姿を観て頂けると思います。すこしでも力になれるように一生懸命演じさせていただきます。楽しみにしていてください。(C)「劇場版 おっさんずラブ」製作委員会
2019年04月22日中条あやみが「元ヤン新米ナース」を、水川あさみが婚活中「がけっぷちナース」を演じW主演する「白衣の戦士!」が4月10日から放送開始。主演の中条さんと新人看護師役で出演する小瀧望に視聴者から数多くの反応が寄せられている。ナース(看護師)たちの奮闘ぶりを描いていく本作で中条さんが演じているのは元気で明るく情に厚い、失敗してもくじけない“元ヤンの新米ナース”立花はるか。その指導係となる婚活中の“姉御肌の頼れるベテランナース”三原夏美を水川さんが演じ、2人を中心に物語が進む。2人を取り巻く人々として、はるかと共に新人看護師として働く爽やか体育会系男子・斎藤光役で小瀧さんが出演するほか、片瀬那奈、鈴木紗理奈、小松彩夏、安田顕、沢村一樹らが共演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話では四季総合病院の外科病棟で働くことになったはるかが、やる気が空回りして仕事が上手く行かず夏美から叱られ続ける勤務初日の姿から始まり、腸閉そくで入院中の高校生・潤也(鈴木仁)を担当することになり、その反抗的な態度に手を焼くものの、病院を抜け出し不良仲間と遊ぶなかで禁じられた固形物を食べ、腹痛で倒れた潤也に適切に応急措置、その危機を救う様子が描かれた。1話を観た視聴者からは“元ヤンナース”という役柄で主演を務める中条さんに「可愛すぎて内容がまったく頭に入ってこない」「可愛いし顔小さいしおんなじ人間とは思われへん」「中条あやみのナース姿が可愛いすぎる!」「中条あやみの顔ファンタジーすぎ」などの反応が寄せられる。そんな中条さん演じるはるかが対抗意識を燃やす“優等生”看護師を演じる小瀧さんにも「小瀧ナース爽やかすぎる」「ウルトラスーパー可愛いな」「小瀧くん可愛いナース似合ってる!」などの声が集まる。今回の1話では小瀧さんがはるかの噂話に反応(?)してコケるシーンも。これには「小瀧くんこけるのうまいんだよなさすが」「安定に小瀧コケるのうまい」などの感想が投稿されている。また患者役でゲスト出演した鈴木さんにも「鈴木仁くん、演技がお上手すぎて泣けた」「目で訴えてくる感じやばい」などのツイートが送られ、注目度の高さを伺わせている。「白衣の戦士!」は毎週水曜22時~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2019年04月11日沢村一樹(51)主演で1月10日にスタートしたテレビ朝日系「刑事ゼロ」(木曜午後8時)。初回2時間SPは平均視聴率14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。各スポーツ紙によると同局の「木曜ミステリー枠」新シリーズ初回では、歴代最高の視聴率を記録したという。「沢村さんが演じるのは優秀な刑事だったものの、転落事故に遭って刑事としての記憶を喪失した主人公。それでも五感と優れた洞察力を活かし、以前とは異なるアプローチで事件の謎に迫っていきます。沢村さんといえばイケメンにもかかわらず、コミカルなキャラ・エロ男爵がおなじみ。しかし今回のドラマでは、硬軟自在な演技力が存分に発揮されています」(テレビ局関係者)40代に入ってからドラマ初主演を演じるなど、俳優としては遅咲きだった沢村。今作がこのまま好調を維持すれば、代表作と呼べる作品になりそうだ。「沢村さんといえば、すでにテレビ朝日系でシリーズ化されている『DOCTORS~最強の名医~』が代表作。医療ドラマと刑事ドラマでそれぞれ代表作を抱える俳優はいないだけに、貴重な存在。いつの間にか視聴率俳優の仲間入りを果たしていると話題になっています」(前出・テレビ局関係者)今後、「刑事ゼロ」がどこまで数字を伸ばすかが注目される。
2019年01月13日2019年1月の「木曜ミステリー」枠では、沢村一樹演じる“異端のヒーロー”が登場する「刑事ゼロ」を放送することが決定。「相棒」「科捜研の女」を手掛けた戸田山雅司が脚本を務め、1話完結形式で全く新しい刑事ミステリーを描く。木曜ミステリー新シリーズとなる本作は、ある事件がきっかけで、刑事になった直後からの“20年間”の一切の記憶を失ってしまった京都府警捜査一課・時矢暦彦が主人公。日常や生活については覚えているものの、“仕事”“刑事”“犯罪”に関することは一切記憶から消えてしまった時矢だったが、“生まれたての五感”と“洞察力”という才能が残されていた。記憶をなくすまでの時矢は、経験に頼った捜査を実践していたが、記憶を失い、刑事にまつわる全ての経験が“ゼロ”になったことで、彼は思いもよらないアプローチで事件を解決へと導いていく!また時矢の記憶喪失は、犯人を追いかける際に負った外傷が直接的な原因だが、実は“ある秘密”を知ってしまったことによる“心理的要因”が大きく影響しているという。そんなかつてない新ヒーローの時矢を演じるのは、「浅見光彦シリーズ」「DOCTORS~最強の名医~」「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」など、シリアスからコメディーまで変幻自在な沢村さん。「“新参者”のようなフレッシュな気持ちで臨めるのではないかと、今、とてもワクワクしています」と現在の心境を語った沢村さんは、「これまで数多くの刑事を演じてきましたが、“時矢暦彦”は今まで演じたことのない刑事です」と新たな挑戦であるとコメント。また「舞台となる京都では、当然ですが、東京では撮れない“画”を撮ることができます。そんな京都ならではの人情味や風情を感じていただけるような、そして幅広い世代の方に楽しんでいただけるような、新しいミステリーをお届けしていきたいと思っています」と見どころを説明し、「時矢刑事が記憶をなくす前と後ではキャラクターがガラリと変わるのですが、記憶をなくした後の時矢の行動は、“誠実さ”がいちばん大きな比重を占めていると思います。“絶対に犯人を捕まえるんだ”ということより、被害者の気持ちを考えて、『この人を助けてあげたい』という思いで事件を解決していく…。そんな感じでベクトルが変わっていく、というのは意識して演じていこうと思っています」と語っており、記憶を失う前と現在の演じ分けに注目だ。そして、“記憶喪失”という秘密を共有することになるパートナー・佐相智佳刑事というキャラクターも登場。「京都府警に時矢刑事あり」とまで言われた、記憶を失う前の“ビフォー時矢”に憧れていた彼女は、時矢が手がけた事件の調書をすべて読み込んでおり、いまの時矢にとっていわば“外付けハードディスク”的役割。記憶喪失が周囲にバレないように奔走する、2人のコミカルなやりとりも大きな見どころのようで、智佳刑事を誰が演じるのか続報が楽しみだ。<第1話あらすじ>京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦は優秀な刑事だが、容疑者を追跡中、廃工場の貯水プールに転落。病室で目を覚ましたとき、なんと刑事拝命以来の20年間の記憶を失っていることに気づく。時矢は見舞いにやって来た元相棒・福知市郎のことを暴力団関係者と誤解するばかりか、新たにコンビを組むよう命じられた新人女性刑事・佐相智佳から、深夜に女性府議会議員・椎名蒼が刺殺されたことを聞いてビビりまくり。そして記憶喪失のことを周囲に打ち明ける間もないまま、新たに発生した殺人事件の初動捜査に当たることに…。木曜ミステリー「刑事ゼロ」は2019年1月、毎週木曜日20時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年11月29日私、「サレ妻予備軍」になりました。
兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい