職場や友人関係、恋愛など、さまざまな人間関係で「困った!」「こういうとき、どうすればいいの?」と悩むことは多いものです。心理学の理論やテクニックを使い、そんな人間関係の「困った!」を解決してくれるのが、『一瞬で相手の心をつかむ 1行心理術』(渋谷昌三監修、宝島社)。「交渉時」「部下・上司関係」「ウソを見抜くしぐさ」「第一印象」「メールをはじめとした文章」「恋愛シーン」という7つのシチュエーション別に、ズバリ1行のアドバイスが掲載されているのです。そのなかから、すぐに役立つ“回数”にまつわる1行心理術を5つピックアップしてみます。■1:鏡を見る回数が多いほど外見は魅力的になる好感度を上げる第一印象のテクニックがこちら。「他人からどう見られているか」という意識を、心理学では「公的自己意識」と呼びます。この意識が高い人ほど、鏡を繰り返し見るということがわかっています。つまり、鏡を繰り返し見るのは、他人から見た自分の印象をアップさせたいという思いの表れ。実際、アメリカの大学で行われた実験では、男女ともに外見が魅力的な人ほど鏡を見る時間が長かったという結果も出ています。意識して鏡を頻繁に見るようにすれば、自分の外見をもっとよくしようという意識が育ちます。外見に磨きをかけたい場合は、現実をしっかり見つめて意識を高めるようにしてみましょう。■2:何度も顔を合わせて「回数」で挽回するアポイントに遅刻する、相手の名前を間違えるなど、最悪の第一印象を与えてしまうことってありますよね。そんな、初対面での失敗を取り戻したいときのテクニックがこれ。ちょくちょく顔を出して、なるべく相手と数多く会うことを心がけるのです。心理学には、会う回数が増えるほど親しみがわくという「熟知性の原則」があります。あまり印象のよくなかったタレントが、CMで顔を何度も見るうちにいつの間にか気になる存在になっていた、なんていうことはありませんか?それは、この熟知性の原則によるもの。初対面で失敗したときこそ、恐れずどんどん相手に向き合ってみましょう。■3:4回目のメールから「~様」を「~さま」に変える取引先の担当者など、あまり親しくない相手にメールで連絡をする場合に、さりげなく親しみを演出したければ、このテクニックが有効。メール冒頭の「~様」という宛名を、「~さま」に変えてみるのです。ひらがなには、文章をやわらかく見せて親しみを演出する効果が。より効果をアップさせるため、最初のやりとりではあえて「~様」を使い、4回目から「~さま」に変えるのです。すると、相手にグッと距離が縮まったような印象を与えることができます。もし、受け取ったメールがカジュアルな文面なら、こちらも思い切って同じくらい砕けた雰囲気で返しましょう。たとえば、社外の人から「お疲れさまです」という書き出しのメールが来た場合。そこはためらわず、こちらも「お疲れさまです」と返してOK。じつは、相手に調子やリズムを合わせるとお互いに好感を持ちやすくなるという効果があり、これを心理学では「同調ダンス」と呼んでいます。■4:部下の提案には3回までダメ出しするこれは、職場で部下の潜在能力を引き出すアドバイス。部下が企画を出してきたら、1~2回目はあえて機械的に突っ返し、だいぶ練りなおされたところでもう一度突っ返すと、部下は必至に知恵をしぼり提案をまとめてくるので、ここでようやくゴーサインを。すると企画が見違えるようにブラッシュアップされている、というテクニックです。これは、徹底して「反対」を繰り出し相手国から妥協策を引き出す旧ソ連の交渉術「反対の原則」を応用したものです。ただし気をつけたいのは、部下のタイプを見極めること。自尊感情が高い部下には有効ですが、自分の能力を低く見ている部下の場合、ダメを出されると「やっぱりダメか」とあきらめてしまうこともあるので要注意。■5:プレゼントは回数が大事本書には、恋愛にまつわるテクニックも登場します。気になる相手やまだ距離感がつかめない恋人にプレゼントを贈りたい場合がこちら。男性と女性では、もらってうれしいプレゼントの頻度に感覚のズレがあるもの。女性にとってプレゼントは「心遣い」なので頻度が重要。ささやかでもこまめにすることの方が大切で、ときには「ありがとう」といった感謝や労いのメッセージが大きな意味を持つこともありますよね。一方、男性は頻度よりも1回の大きさを重視するもの。大きなことをドーンとすることに意味を見いだす生き物といえます。この男女の違いをよく理解することが、成功の秘訣。ただし、あまり高価なものは逆効果になることも。心理学では「好意の返報性」といって、好意には好意で返さなければならないとう心理が働くとされているのです。あまりに相手の負担になってしまうようなプレゼントも考えもの。相手への気持ちを上手に伝える手段にしたいですよね。*本書では、合計250もの1行心理術が紹介されています。人間関係の「困った」に対する答えがきっとみつかるはず。『家庭の医学』やマナー本のように、かたわらに置いて必要なときに手に取りたい一冊です。(文/よりみちこ) 【参考】※渋谷昌三(2016)『一瞬で相手の心をつかむ 1行心理術』宝島社
2016年05月03日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「職場でも家庭でも孤独を抱えている」という、もくれんさん(40歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師の小林威之からアドバイスをいただきました。■もくれんさんのお悩み職場で、どの部署に異動になっても、誰からも声をかけてもらえません。ほかの人たちは話の輪のなかで盛りあがっており、ひとりひとり話を振られるのに(○○さんはどう? というような感じ)、私だけがいつも振ってもらえずにいます。また、今年4月に異動してきた現在の部長が、ほかの人たちには声をかけるのに、私には仕事以外の話は一切しません(さすがにあいさつは返してくれますが)。存在感がないのか、嫌われているもしくは無視されているのか…。しかし、いまとなってはもはやどうでもよくなってしまい、諦めの境地にいます。家庭内でも、育児のことや家のことでさまざまな悩みがつのり、主人をあてにすることや信頼することもできません。疲れはてて、来年の3月末で退職をしようと思っています。3月末までに、どう気持ちを持ちこたえるか、孤独に耐えられるか。職場でも家庭でも孤独で居場所のない私に、ぜひアドバイスがほしいです。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりもくれんさんこんにちは、心屋流カウンセラーの小林威之です。職場でも家庭でもどこにいても孤独感を感じていらっしゃるとのことで、とてもつらい状況だと思います。よくがんばりましたね。よく我慢しましたね。本当に大変だったと思います。おそらく、もくれんさんは、この孤独感を感じる状況から抜けだそうと、さまざまな努力をされたはずです。職場だけでも大変なのに、家に帰っても落ちつける場所がない。そしてこの状況がずっと続くかと思うと、どうしていいのかわからなくなります。こういった状況に追いこまれると、どこか自分に原因があるのではないかと「原因探し」をはじめる人もいます。ですが、原因は自分にはありません。コミュニケーション能力が必要だとか、ポジティブに物ごとを考られるとか、ハキハキ意見を言うとか、自分に自信を持つとか、とりわけビジネスの場では用いられる言葉ですが、これらは、物ごとがうまくいくいかない原因にはなりません。あるに越したことはありませんが、自分の人生を楽しむという観点からは、ほとんど関係のないことです。ですので、もくれんさん自身が何かが足りない、「ない」から、いまの状況が起きているわけではありません。一見すると、ネガティブに感じられる状況は、じつは自分の人生を変える上で大きなターニングポイントになります。言いかえますと、より自分らしく生きるために、より自分を好きになるために、より自分が幸せになるために、ネガティブに見える状況を自分でつくって、それを乗りこえることでポジティブな状況にひっくり返そうとするのです。もくれんさんは、とてもすてきな女性です。育児や家事、仕事をやりつつ、友人関係、近所付きあい、親戚付きあいなどを含めたら、気の休まるときなんてほとんどないと思います。男性なんて「仕事」の1項目もままならない人が多いですが、もくれんさんは、その何倍もやっています。まずは、がんばってきた自分をたくさんほめてあげてくださいね。もちろん、休息もたくさん取ってほしいのですが、それに合わせてやってみてほしいことがあります。それは、「わがままを言う」です。わがままは人に嫌われてしまう大きな原因と思われてしまいがちですが、じつは、わがままには自分の本音が隠れています。そして、わがままは隠しても表情や雰囲気から周りの人になんとなく気づかれてもいます。周りの人は「言ってくれたらいいのに」と思っているのに、本人が言ってくれないと「信頼してもらえない」「距離を置かれている」と感じてしまうものです。なにより、わがままを我慢することは、自分にウソをついていることになります。自分にウソをついていると自分を信用できなくなります。すると、今度は周りの人も信用できなくなります。ですので、ぜひ「わがままを言う」を試してみてくださいね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年04月26日新生活のはじまりを告げる春。子どもの入学や進学、また自身の勤務先などでも多くの出会いがある季節です。新しく出会うメンバーのなかには、どうしてもウマが合わないという人もいるでしょう。意識するほどマイナスの感情が高まりそうな人が…。でも、視点を変えることで、そんな苦手な人ともよい距離感で付きあっていけるのです。■単純接触効果で苦手意識を克服世のなかには、愛想がない・近寄りがたいタイプの人もいます。けれど、もしかしたらその人は単にシャイでコミュニケーション下手だけなのかもしれません。直感だけでイヤな人と敬遠せずに、まずはその人の本質を見極めてみましょう。その方法のひとつに「単純接触効果」があります。「単純接触効果」とは、1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文にまとめたもので、繰りかえし接すると、好感度や印象が高まるというものです。人との付きあいは接触の頻度を高めることで、しだいに相手を肯定的に捉えられるようになるのです。ですから、あえて会う機会を増やしましょう。まずは、あいさつをしてみましょう。先方の様子を伺いながら、天気などの日常会話を交わすまでに関係が進展すれば、親近感も生まれるかもしれません。■装う、受けながす技術を身につける苦手という意識が芽生えると、潜在的に相手との接触をさけるようになるのが人間の心理です。しかし、それがあまりにも顕著であると、相手も気付いて不快感を抱くように。適切に対処することが大切です。話すときには相手の声のトーンや口調をまねてみましょう。さらに、傾聴のテクニックとしてオウム返しもよいとされています。■感情をコントロールし、ターゲットから回避高圧的な態度、自己主張の強い人もいますが、このような人はある程度ターゲットを絞っています。オドオドと気弱な人は標的にされやすい傾向に。目をつけられないように気をつけてください。理想はハキハキとしていて、自信があるオーラを放つこと。この態度を貫きましょう。もちろん、はっきりとした意思表示ができればよいというわけではありません。強すぎる自己主張は反感を買う原因になることも。相手と対等であることをイメージしてください。ちなみに、視線を合わせるときは、対等をあらわす水平を意識すること。上から見下ろすと威圧的となり、上目づかいは自信がないことの表れとなりますので要注意です。誰にでも苦手な人はいるものですが、ちょっとした意識でその気持ちを半減できるかも。大人の対応で人間関係を円滑なものにしたいです。
2016年04月17日職場での人間関係、同僚に気をつかったり上司の顔色をうかがったり、何かと面倒ですよね。とくに面倒くさいのが男性とのコミュニケーション。正直なところ、その都度相手するのが面倒ですし、かといって無視するわけにもいかない。簡単な方法で良好な人間関係を保つことができれば便利です。どんな方法であれ、嫌な気持ちにさえさせなければコミュニケーションなんて簡単。それを解決するためには、思いきって“媚び”を売っちゃいましょう。腹黒いと言われようが、うまくまとまれば結果オーライ。今回は、職場で役立つ媚びを売るひとことをご紹介します。■「やっぱり頼りになりますね」媚びを売る女性の定番フレーズはコレ。ナチュラルなのにインパクトが強く、そのうえ男がよろこぶひとことで、誰も傷つかないフレーズです。男心としては「○○さん、やっぱり頼りになりますね」と言われると、なんでも積極的に手伝ってあげたくなっちゃうとか。■「はじめて知りました」職場で交わす男性との世間話が苦手な女性も多いはず。さっさと切りあげて仕事に集中したいのに、くだらない上司の自慢話やうんちく話が延々と続き、うんざり。会社での飲み会でも同じです。うまく会話からフェイドアウトしたいときは、「はじめて知りました」でOK。そのあと2~3分くらい適当に話を聞いたら、「そうなんですね」と共感して終わりです。それでも話が長引きそうな気配なら、こちらから「今度も聞かせてくださいね」で強制シャットアウト! 先ほどのひとことで印象が良くなっているので、不快な気持ちにはさせません。■「楽しみですね」どうしても行きたくない会社のイベントが決まったとき、前もって保険をかけておくフレーズがこのひとこと。「今度の○○楽しみですね」と言っておけば、一週間前や10日前にキャンセルしても嫌なヤツ扱いされません。“楽しみにしていた”という印象を前もって与えているのですから、言われた相手は「参加できなくて残念だったね」とかわいそうに思うわけです。3つのフレーズをつかうときのポイントは、さり気なく媚びを売ること。気負いすぎると変な空気になりますし、かんちがいさせたら厄介です。会話のアクセント程度に使うのがいいでしょう。注意しなければならないのは、わざとらしく振るまわないこと。あくまでもナチュラルに、サラッと言うのがポイントです。それさえできれば職場での人間関係良好になることでしょう。さらに、ポジティブな雰囲気も伝わりますから、コミュニケーションだけでなく会社での評価も良くなるかもしれません。あまり連発すると、ウソだと思われる場合もあるので、乱発・乱用はNG。適度に活用してくださいね。
2016年04月16日こんにちは、栗原達也です。今回は、「真の人間関係とは、どんなものか?」について、話をしていこう。君は人間関係について、どんな考えを持っているかな? たくさんの人から好かれ、魅力的な人たちと交流し、輝いている…そんな人物にあこがれることもあるかもしれないね。でも、どんなに人気者に見える人でも、本当の意味で心を開いている友人は数えるほどじゃないかな。だから、君がもし友人が少なくて悩んでいるとしたら、そのままでいいと僕は思うよ。友人はたくさんいればいるほどいい、というものでもない。むしろ、たくさんの人と幅広く交流する姿勢が八方美人に見えて信頼を失ってしまったり、結局誰とも深いつきあいができなかったり…という事態になりがちだ。だから、今君にひとりでも親友と呼べる人物がいるならば、その人との関係を大切に育てていく姿勢を忘れないでほしい。それは、何ものにもかえがたい、一生の宝なんだからね。 また、そういったケースとは逆に、ある程度人と交流はしているものの、心が満たされない…という悩みを持っている場合もあるだろう。それは、誰かに好かれること、合わせることばかり考えて、自分の気持ちをないがしろにしているからなんじゃないかな? たとえ一緒にいてワクワクしないような関係でも、「この人とつきあっておけば、トクだから」という気持ちで繋がりを持ち続けてしまう、なんてことがあるかもしれないね。でも、損得勘定でつきあっていることは、たとえ上手に隠していても相手に伝わってしまうものだ。それに加えて、相手も君のことを同じように見ているかもしれないよ。おたがいに表面上のことだけでつきあっているから、信頼も育たないし、どこかむなしさを感じるんだ。君が真の人間関係を築きたいと思うのだったら、数にはこだわらないこと、それと自分自身に正直になることが何よりも大切だよ。それは、つまり目の前の相手に対しても正直に、嘘をつかない姿勢で向きあえるということ。君が誠実な態度を取り続けるのならば、周囲も君に対して真摯な気持ちを投げかけてくれるだろう。そうやって、真の人間関係がはぐくまれていくんだよ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年04月15日この春から職場復帰を果たしたママもいることでしょう。子どもが小さいうちは時短勤務をすることが多いですが、だからといって仕事を途中で放りなげると嫌われてしまいます。そこで、短い時間でも効率的に仕事をこなす方法を紹介します。■1日のスケジュールを紙に書く子どもを保育園に送りとどけてから出社するママは、朝から疲れてしまうことがあります。家族の朝ごはんをつくるだけでなく、自分と子どもの支たくもしなくてはなりません。すでにひと仕事終えた気分です。そこですぐに仕事にとりかかっても、効率的ではありません。まずは、1日のスケジュールを紙に書いて整理しましょう。スマホのTo Do機能を使ってもいいのですが、やはり自分で書いたほうが流れを把握しやすいもの。メモ用紙などに今日中にやらなくてはいけないことをまとめます。リストができたら、優先順位を決めましょう。自分にしかできないこと、明日でも間に合うこと、誰かにお願いできそうなことなどをまとめると、いますぐやらなくてはいけないことが明確になります。■時間を効率的に使う方法朝はまだ頭がぼんやりしていることもあるので、できるだけ頭を使わない作業に費やすのがおすすめ。スケジュールやメールのチェック、書類整理、資料のコピーのような作業からスタートして、じょじょに仕事モードのスイッチをオンにしていきます。本格的に仕事をはじめるときには、目標時間を定めること。たとえば、伝票整理は12時までに終わらせる、プレゼン用の書類は15時までに部長に見せるといったように、自分にノルマを課します。時間を決めれば、それまでに終わらせようとがんばれるし、自分の抱えている仕事の所要時間を把握できるようになります。■引きつぎのタイミングを考える会社の制度にもよりますが、時短勤務の場合は16~17時まで働くことが多いようです。定時にさっと退勤できるように、終業時間の1~2時間前には引きつぎの準備をしておきましょう。1日では終わらない大きな仕事を抱えているときには、誰かに割りふれるか、フォローしてくれる人とボリュームを考えます。定時になってから資料を渡されても、相手にだって予定があるわけです。急に仕事をお願いするのではなく、事前に相談しておいたほうが受けいれてもらいやすくなります。仕事を引きうけてもらったときには、ちょっとしたことでもお礼を忘れずに。ささいなことにも心配りをすることが、時短勤務を円滑に進めるための秘けつです。時短勤務はママたちに認められた権利ではありますが、それに甘えすぎると同僚たちに迷惑をかけてしまいます。制度とはいえ、自分が帰宅した後もほかの人たちは働いているわけですから。そのことを忘れずに、できるだけ効率良く仕事を進める方法を見つけていきたいですね。
2016年04月15日こんにちは。Dr.コパです。4月は新しい生活が始まり、ウキウキすることも多いですが、同時に不安も伴いますよね。特に、新しい人間関係になじめるかドキドキしている人も多いでしょう。今回は、そんな人でもすぐに打ち解けられるための風水をお教えします。■色の力って大切! 好印象カラーで人気者にまず、第一印象から好感を持ってもらいたいのなら、着ていく服に気をつかうようにしましょう。風水では、色というのは地球のパワーを吸収するものだと考えられています。その恩恵を受ければ、あなた自身の印象も変わるというわけ。また、心理的に与える影響も強いんです。たとえば、スーツを着ている人がたくさんいる場所に行くと緊張することがありますよね。そのため、黒やグレーばかりを着ていると相手に威圧感や人情味が薄いというイメージを与える可能性があります。職場などで服装が決まっていない限りは、できるだけ明るい色の服を着ると、最初から良い印象を与えられるでしょう。■テーブル囲んで縁を結ぼう! 食事に誘うなら? 手っ取り早く相手と仲良くなってしまいたいなら、食事に行くのがおすすめです。食べ物の話題で会話を進めていけば、話が途切れてぎこちなくなる可能性も低いでしょう。 また、同じテーブルを囲んだということが心に残り、そこから絆が深まるはず。「今度は何を食べようか」といった話で盛りあがれるかもしれませんね。おすすめのメニューは、麺類です。風水では、長い物は人の縁を結んでくれると考えます。そばやうどん、ラーメンならば、あまりかしこまった雰囲気のお店でないはずですから、行きやすいでしょう。■ツンとした態度はNG! あなたの振る舞いが運気を下げるかも? もし、あなたが新しい人を受け入れる立場なら、上から目線の態度を取ってはいけませんよ。なめられたくないという気持ちもわかりますが、あなたの格を下げてしまいます。下手に出る必要はありませんが、トゲトゲした態度は見せず、にこやかに接しましょう。そうすれば、後輩から慕われる先輩になれるかもしれませんよ。どんな出会い方でも、関係が深まれば後で笑い話になる可能性もありますが、できるだけ印象が良い方がいいですよね。ちょっとした振る舞いひとつで、長く続く縁かそうでないかを左右するのだと思ってください。 ・なまえだけで驚愕的中!【陽気な幸運オヤジDr.コパ】開運姓名判断
2016年04月14日生きている以上、誰かと関わって生活しなければなりません。職場でも友人関係でも恋愛でも同じ。つまり、コミュニケーションは必要不可欠です。 でも最近、何かと問題になっているのが“コミュニケーション障害”について。ひょっとしたらあなたも、彼や職場の人から「もしかしてコミ障?」なんて疑われているかもしれません。LINEやSNSといったインターネットでの交流により、日常的なコミュニケーションが成立しない人が急速に増えているそう。ネットでの一方的なコミュニケーションに慣れてしまい、リアルな場での会話が誤作動を起こしているんですね。どういったケースがコミ障に当たるのか、ポイントをご紹介しましょう。もし心当たりのある人は、今後のために見直す機会にしてみてはいかがでしょうか。■接続詞が「否定形」コミ障の女性は否定形の接続詞を言葉の頭に入れ込む傾向があります。これが癖なら、かなりの確率でコミュニケーション障害ですね。たとえば、「最近どう?」と聞かれると普通は「元気だよ」とか「忙しいよ」と答えますが、コミ障の場合、返事の始まりが「だけど」や「でも」です。「だけど、元気」とか「でも、忙しい」とか、いきなり言葉の始まりに否定形の接続詞を使ってくるパターン。言うまでもなく、かなり違和感が生じます。 ■会話があちこち飛ぶこれまでの話題とは関係なく、急に話を切り替えるのもコミ障の特徴。あちこち話が飛ぶので、薄っぺらい内容のない会話になってしまうんです。自分中心のコミュニケーションになっているせいで、相手のペースを考えず思いつきや衝動的な発言を繰り返す癖があります。基本的に自分の話が8割。自分に会話のペースを合わせてもらう意識なので、上手くコミュニケーションが成立しません。本人はスムーズにやり取りできていると思っているようなのですが…。■最後まで話が聞けない集中力がなくて話を最後まで聞けないのもコミ障の特徴です。途中で会話をさえぎったり、話題を終わらせたりする厄介なパターン。また、スマホをいじりながら話を聞いたり、ほかのことに意識を向けながら話を聞いたりする癖もあるようです。■自覚がないから危険コミ障の一番の難点は本人に自覚がないところ。本人は、問題なくコミュニケーションが成立していると思っているし、相手を不快にさせているとは思っていないのです。それどころか「私はコミュニケーションが上手♪」なんて思っている傾向も…。コミ障は「相性が悪い」「楽しくない」というマイナスな印象を与える原因。キャッチボールが成立しているかを客観的に判断し、くれぐれも一方通行にならないよう意識しながら会話を楽しみたいですね。
2016年04月12日正しい日本語を使える女性って魅力的ですよね。オフィスシーンで、さりげなく使いこなせていたらとてもすてきです。日本女性のたしなみとして、大和言葉を上手に使いこなすコツを紹介します。■大和言葉とは私たちが日常で使っている言葉は、大和言葉、外来語、漢語の3つにわけられます。大和言葉はこのうちのひとつで、古来日本に伝わっている言葉のことをいいます。■オフィスで使いたい大和言葉大和言葉は決してよそ行きの言葉ではありません。日常の会話のなかで、さりげなく使うことでよさが引きたつのです。オフィスではとくに目上の方や取引先の方と話す機会が多くあります。なので響きがよく、やわらかい大和言葉を選ぶとよいでしょう。■オフィスに使いたい大和言葉・心待ち相手の反応を待つときによく使われる「お待ちしております」といういい方。これを「心待ち」という大和言葉を使って「心待ちにしております」といういい方にしてみましょう。相手に「とても期待している」いう感じがより強く伝わりそうですね。・お手すき仕事中に何かをお願いすることは多いと思います。そんなときは「お手すき」を使ってみましょう。「お手すきのときにお願いいたします」という言葉を添えると、相手に対しての思いやりを表現できます。・折りあい会議などではいろいろな意見が出され、まとまりがつかなくなるということはよくあることです。そんなときは「妥協案を考えましょう」といういい方をしますよね。それを「折りあいをつける方法を考えましょう」とすると、やわらかい印象になります。・不躾(ぶしつけ)何かお願いをするときに使う「大変失礼なのですが」は「不躾(ぶしつけ)ですが」といういい方にすると、相手に対して敬意を示す表現になります。・続けざま何度も聞いてしまったり、メールで連絡してしまったりすることもあります。そんなときは「続けざまに申し訳ありません」とひとこと添えてみましょう。オフィスでは人付きあいが大切です。はっきりと伝えなくてはならない場面もあると思いますが、できるだけやわらかく伝えたいものです。「結構です」を「おかまいなく」、「先ほど」を「いましがた」、「意外に」を「思いのほか」というふうに、言葉のひとつを大和言葉に置きかえるだけでも、受けとる側の印象は変わってきます。オフィスで何気なく使っている言葉は、たくさん大和言葉に置きかえられます。自分の話す言葉を改めて見直すのも楽しいかもしれません。センスのよい言葉使いは女性の品格を上げてくれます。大和言葉で話し方美人を目指してくださいね。
2016年04月12日会社でどうしても気のあわない同僚が、誰しも一人はいるのではないでしょうか。仕事上、その人と関わらないといけない日は、朝から憂うつになることも。「もっとうまくコミュニケーションがとれれば、仕事もはかどるのに…」と、いろいろ考えたけれど、やっぱりイライラ。そんなことでずっと悩んでいるあなたに、対処法をまとめてみました。あなたのためにも相手のためにもきっと役立つはずです。■何のために働くのか? 目標を再確認あなたが会社で働く理由は何ですか? もちろん生活のため、お給料をもらうためでしょう。しかし、それだけではないはずです。あなたを慕ってきてくれるお客さまの笑顔のため、社会に貢献するため、自己実現のためなど、会社で働くのには、ひとつ先の目標があることでしょう。気のあわない同僚がいると目の前のことにとらわれてしまい、本来の目標があったことを忘れてしまいがちです。あなたはその同僚と会うために会社へ行くのではありません。ひとつ先の目標に向かうためです。自分を見つめなおして目標を再確認してみましょう。■相手の思考回路を考えすぎない人は、気のあわない人がいるとき、なぜあんな行動をとるのかと原因を探りたくなるものです。原因がわかれば何か対処法を見つけられるのではないかと考えるからです。しかし、いくら考えてもその答えはなかなか出てきません。人間は共有することで、うれしい気持ちになります。共有できることが多くなればなるほど、友人との距離も縮まります。だから、相手も同じように考えるだろうと想像するのです。ところが、問題の相手はそうではありません。思考回路があなたとはまったくちがうのです。考えても考えてもわからないのだから、重要なのは考えすぎないことです。考えすぎてあなたが気を落としてしまっては元も子もないのですから。■自分は自分、相手は相手の人生がある結局は考えすぎないことです。すべての人間とわかりあうことはもちろんむずかしいこと。むしろ、気のあう人との時間をより大事にしていくべきだと思います。もしかしたら、周りの環境や状況によって、問題の相手といつかわかりあえる日が来るかもしれません。しかし、まだそのときではありません。真面目なあなたは考えすぎてしまっているのです。来るであろういつかの日を長い目で待ってみましょう。仕事をしていると、ついストレスをためてしまうことが多々あります。少しでもよりよい方向へ向けて心がけたいものです。解決策を模索しているあなたはきっと正直で真正面な人です。あまり考えすぎず、明るい将来へ目を向けられるよう応援しています。
2016年04月08日部下のことをしっかり見てくれて、いざというときには責任をとってくれて、ミスをしたら一緒に謝ってくれる。ドラマやCMに出てくるような理想の上司に出会えることは、そうそうありません。むしろ、苦手な上司の方が多いものです。でも、ずっとイヤだイヤだとストレスをためるより、そんな上司とでもうまく付きあえるようになる方が、より気持ちよく働くことができます。大丈夫、上司も人です。攻略法があるのです。上司のタイプ別にその方法を紹介します。■ひとりよがりなワンマンタイプひとりよがりなワンマンタイプの上司の場合は、まずその上司の価値基準を知りましょう。何をよしとして、何を問題とするのか? 何を言ったら喜んで、何を言ったら機嫌を損ねるのか? どれだけの結果を出せば満足するのか?それらを分析したら、まずはそれに従ってみましょう。このタイプは意外と実力があるので、自分自身にも学べる点があるものです。また、自分に酔っていることが多いので、部下が思う理想の上司像をうまく擦りこむことができれば、そうなろうと努力し協力的になってくれるでしょう。■エラそうに理想論だけ語って何もしない役職に就いたとたん、エラそうに理想論だけ語って何もしない上司もいます。そういう人が直属の上司になった場合、残念ですが、すべての仕事は自分や同僚などの部下がするものと諦めましょう。上司はあくまで飾り物。そう思ってしまう方が気は楽です。でも、その上司の邪魔をせず、お世辞をひとことでも言えば機嫌がよくなるので、単純といえば単純。あいさつを忘れず、仕事の進め方と結果を報告し、時折軽い相談でもすれば、あなたのことを敵視することはありません。ただし、一緒に飲みに行ったりなど、仕事上以外の付きあいは極力しないこと。便利な子分と思われてしまうのもシャクですからね。■とにかく気弱で上の意向ばかり伺う人年功序列のせいで、その器ではないのに役職についてしまった気弱で上の意向ばかり伺う上司も困りものですよね。とにかく決定ができないから物事が進まない。何かというとすぐに上の意見を伺おうとするから、仕事がとどこおる。こんな人が上司の場合は、影のリーダーシップは自分や同僚が取るようにしましょう。また、ひとつ上の上司と親しくするのも手です。不安に思っているのはそのひとつ上の上司も同じはず。だから、ひとつ上の上司はあなたのことをよく覚えてくれるかもしれません。他部署との関係を友好にしておくのも一案です。上司の代理として相談や報告ができるほどに。そうすれば、気弱な上司は安心してあなたに仕事を任せるでしょう。あと、このタイプはいい人の場合が多いので、子どもの熱によるいきなりの早退や有給取得など、会社の規定のなかにあることに関してはきっと協力してくれるはずですよ。人との付きあいの基本は、その人を観察して理解すること。そして、それに合わせて対応することです。それは上司も同じ。仕事の満足度は、かなりの部分が人間関係で決まるもの。仕事を楽しく充実させるためにも、上司をよく知り、その上司とのベストの付きあい方を見つけられるといいですね。
2016年04月06日新年度は新入社員や人事異動などで、新しい人間関係が生まれやすい時期。新たな出会いを楽しみにしている人もいるかもしれませんね。そんな出会いに向けて、今から心がけたいこと、それはデスクの整理です。え、普通すぎる?でもそのデスクに、あなたの人柄が出ています。人間化関係がスムーズにいかないなら、それはデスクが原因かもしれません。今回は私の独断と偏見による「デスクタイプ別」モテ診断をしたいと思います。デスクにはキーボードだけ!シンプル潔癖タイプデスクが整然と片付いている人は、仕事もできるし気も利く、才色兼備の方が多い印象です。秘書のように誰かをお世話する仕事に就いている人は、自分の身の回りもしっかり管理して、デスクがキレイに片付いている傾向があります。その一方で、スキがない印象を周囲にもたれている可能性も。デスクには人となりが表れるものですが、何もないデスクからは私生活やその人の性格が見えてこないものです。男性からは高嶺の花と見られてしまい、実はお誘いが少ないかもしれませんね。一輪挿しのお花やミニ観葉植物などの生きたオブジェを飾ると、デスク周りに潤いが出て女性らしい柔らかさを演出できますよ。デスクは可愛く!自分らしく!趣味全開デスク恐らく女性に一番多いのが、こちらのタイプではないでしょうか。デスクも自分好みに飾りつけて、趣味を楽しみたい女性は多いものです。お気に入りのカップとコースターに、ペットの写真のピンナップは鉄板中の鉄板でしょう。周囲にセンスをアピールするチャンスでもあるので、小物選びに意外と力を入れている人もいるようです。女子力の高さを表現する力があるので、このタイプが一番男性からモテるのは間違いないでしょう。中にはマニアックな趣味でデスクを彩りたいという方もいるかもしれませんが、小出しにしつつ職場の様子を伺うのが正解です。調子にのって、好きなアニメのキャラクターなどをどんどんディスプレイするのは控えましょう。自分が満足しているのだから周囲の目は関係ないという人もいるかもしれませんが、職場で調和をはかるのも社会人の大切な心得です。デスクの添え物を超えた飾りは、モテ度も仕事の効率も下げかねません。デスクは戦場・・・!カオスデスクタイプ仕事の資料でてんこ盛りのカオスデスクは、一見仕事ができそうな印象ですが、実際にはマルチタスクをこなすのが苦手なタイプかもしれません。カオスデスクというと小説家や名だたる企業家に多い印象ですが、共通しているのはゼロから何かを生み出すクリエイター系の人であること。彼らも、マルチタスクをこなすというよりは一つのことをとことん突き詰める印象が強いですよね。でも、もしみなさんがクリエイター以外の職業なら、断然片付いているデスクの方が仕事の効率が上がるはずです。そもそも、ちらかっているデスクは清潔感がありません。どんなにキレイに飾ってもホチキスの芯が散らかって、カップの輪染みがついているようなデスクではモテません。資料の下から、使ったティッシュなんか出てきた日には、百年の恋も冷めることでしょう。何歳になっても乙女が保つべきは、清潔感です。春から目指そう!「ストレスフリー」デスクどんな仕事にもストレスはつきもの。不本意な仕事を任せられたり、人間関係に悩んだりと、職場のストレスはつきません。そんなストレスを少しでも減らすためにも、デスクを片付けてみることをおすすめします。使いにくいデスクではイライラが倍増するのは当然です。イライラからくる貧乏ゆすりや舌打ち、ため息も、他でもない自身のデスクが元凶ということも……。仕事の効率が上がるようなレイアウトを考えてみたり、不要になった資料は思い切って廃棄したりするのも良いでしょう。お気に入りの写真や絵葉書も、たまには新しいものに変えてみるのも◎。デスクも仕事もマンネリ化したときが要注意です。新年度を迎える前に、掃除もかねた模様替えで”出来る”デスクを目指してみては?人モテするためにも、イライラしていては始まりませんよ。
2016年04月04日もうすぐ入社シーズン。新たに社会に出る新入社員はもちろん、迎える立場の先輩のみなさんも、仕事で必須なのがビジネス敬語です。「敬語の使い方くらい大丈夫」と思っていても、意外と普段間違った使い方をしてしまうことも。年度の変わり目、この機会に正しい使い方を確認しておきたいですね。■お休みをいただいております取引先などから「○○さんはいらっしゃいますか?」とかかってきた電話を、取り次ごうとしたら担当者が休み…。そんなときに、つい言ってしまいがちなのが「○○はお休みをいただいております」。まず、自社の人間に対して「お休み」と丁寧語にしているのがNG。さらに、休みを「与えて」いるのは自社になるため、「(自社から)お休みをいただいております」という自社を持ち上げた意味合いになってしまいます。正しくは「休みをとっております」や「休んでおります」。もし、もう少し柔らかい表現にしたいと思った場合は、「あいにくですが」「申し訳ありませんが」と加えるとよいでしょう。■とんでもございません恐縮した気持ちや、へりくだる意味をこめて使いがちな「とんでもございません」。「とんでもない」という言葉は、「もったいない」と同じように、それ自体で一つの言葉。なので「ない」の部分を丁寧にして「とんでもございません」というのは、実は日本語として間違っているのです。正しく敬語にすると「とんでもないことでございます」ですが、ビジネスシーンでは少し使いづらいかもしれません。そういう場合は「とんでもないことです」または「恐れ入ります」と答えましょう。■ご持参ください相手に何か用意してきてもらいたいとき、「○○をご持参ください」と伝えるシーンがよく見られます。「持参」という言葉は、本来自分の行動に対して用いるもの。ですから、「ご持参」と丁寧な言い方にしても、やはり相手への敬意を表す言葉として使うのは誤りです。正しくは「お持ちください」です。お客様や目上の人に使う場合はとくに注意してくださいね。■了解しましたメールなどでもよく使われがちな「了解しました」や「了解です」。同僚や後輩、気の置けない相手に対して使うのは問題ありませんが、「了解」という言葉には敬意が含まれていないため、目上の人に対しては「承知しました」「かしこまりました」が◎。「了解いたしました」と丁寧にいえばOKともいわれていますが、言葉づかいに厳しい上司などには、やはり正しく使った方がよさそうです。■参考になりましたとくに新人のうちは、先輩や上司にいろいろなことを教わる機会が多いもの。そんなとき、お礼のつもりで「大変参考になりました」といっていると、実は相手をムッとさせてしまっているかもしれません。「参考」という言葉には「自分の考えの足しにする」という意味があり、目上の人に対しては失礼です。同様に「感心しました」もNG。目上の相手には「勉強になりました」というようにしましょう。間違った敬語で相手に不快感を与えるのは避けたいもの。目上の人と接する機会の多いビジネスシーンだからこそ、正しい敬語を身につけておきたいですね。
2016年03月13日心理カウンセラーの小高千枝です。先日、あるテレビ番組で “下着” への意識の配り方についてコメントをさせていただきました。下着は自分の肌に直接触れるものです。女性は皮膚感覚が男性よりも10倍敏感だといわれているため、自分がつけ心地のよい素材のものや、気分が上がる色彩豊かな下着を身につけることで、高揚感や心の安定が保たれ、愛しむ気持ちや優しさが芽生えてくるのです。下着や洋服、バッグやアクセサリーなど、いつも一緒にいるものだからこそ “好き” を大切にして選んでいくと、自然と心のゆとりが生まれてきます。今回は “身に着けるもの” の選び方ひとつで変わる「心のゆとり」の育て方についてご紹介いたします。その1:「本当の自分」の魅せ方を習得する私は白い服が好きです。白は素直さ、順応性、誠実で自分に厳しく、不正なものを避けることを意味するため、私自身の人生の基礎として捉えている色です。柔らかい白、凜とした背筋が伸びる白と様々な顔を見せてくれるため仕事上、 “白い服” をケースバイケースで使いこなしています。ただ、あくまでも自分が社会で演じている “顔” に寄り添っている色。プライベートでは違った色を楽しみ、素材も気分に合わせたものを自然と選択するようになりました。心に安らぎをもたらすものや、気分がのってくるものなど。一番身近にあるものだからこそ、その時の自分の 色 、 立場 や キャラ にあった “楽しみ” を忘れないでいたいと思っています。そして、ある程度の年代になるとアクセサリーにも自分らしさを反映させたいもの。私は線が細く、小ぶりのアクセサリーが好きです。きっと、そういう華奢なイメージにどこかに憧れもあるのかもしれませんね。繊細なアクセサリーをつけると、身のこなしに変化が生まれます。伸びやかでゆっくりとした手の動き、柔らかい表情。アクセサリーのイメージに順応しようとする意識から、自然と一体化できるようになっていけるのです。パーティやイベントへ足を運ぶときは少し大ぶりのものも。ただ “ジャラジャラ” つけるのではなく、ポイントを抑えて。自分だけが知っている、本当の自分の魅せ方ができるようになると、心にゆとりと余裕が芽生え、瞬間瞬間の幸福感を味わうことができます。その2: 自分なりの「基準」を持つ女性誌の取材を受けるときに、編集部の方が最新号を持参してくださいます。私の記事の掲載号も勿論手にしますが、流行のものを見ることができる取材時の雑誌はファッションだけではなく時代の流れを知ることができるため、ありがたい存在です。「へ~こんな洋服の組み合わせがOKなんだ」「わ~ステキ~。今度行ってみよう!」「皆、こういう物事の見方をする傾向があるのね…」小高の冒険心が多々駆り立てられますが、ふと立ち止まることも忘れません。そこに “私らしさ” はあるのか? 服に着られ、流行に流され、それでも自分の内面からの喜びを感じ、自分のスタイルとして取り入れることができるのか? やってみなくてはわかりませんが、自分なりの基準、ベースは持っていたいと思っています。自分の魅力が伝わる服。定番の基礎となるファッションの確立が大切です。そのベースが理解できていると特別なときに、そのベースを基軸にたし算・引き算し、特別感と自分らしさが引き立つファッションを導き出すことができるのです。ゆったりしている服が多い人が、しめつけ感のある服やヒールで颯爽とあらわれても違和感を感じない。どこか普段のその人が更にステキになった…。そんな感覚を受ける人っていますよね。それは、自分の定番、基礎、ベースをわかっているからこその自信が反映されているのです。定番をアレンジできると、他人にも安心感や心地よさを与えることができます。その3: “相手の気持ち” にも寄り添うファッションを選ぶ他人に安心感や心地よさを与えることについて少し触れましたが、「自分らしさ」「自分が好きなモノ」「自分の定番」と自分軸がある中にも、接する相手も心地よく楽しい気持ちになれるファッションができたらステキですよね。それこそ、相手を “視覚的効果で思いやる” あなたの心のゆとりです。私はカウンセラーになってから、臨床の現場でずっと心掛けていることがあります。それは、クライエントさまが安心して自己開示、自己解放できるような服装をすること。環境を整えることは当たり前ですが、人的環境として私自身が安心安全な環境でなくてはなりません。時間を作り、サロンへ足を運び、そしてお金を支払う。その価値がある存在かどうかということはカウンセリングの技量と同じように、クライエントさまに失礼がないようにしなくてはいけないと感じております。最初は試行錯誤の日々でしたが、これこそ定番に落ち着いてからかれこれ10年弱。私自身も非常に楽になり、本来力を注ぐべきことに集中できます。自分は勿論、相手も好感が持てるものを身につけること。それは皆さんの成長、変化にも大きな影響を与えるモノだと感じます。
2016年03月10日3月は人事異動や転勤の多い季節。上司や同僚、クライアントに迷惑をかけず、むしろ評価がアップするスマートに対処できるよう、「飛ぶ鳥跡を濁さず」のマナーを心得ておきましょう。■あいさつは早めに、フェイストゥーフェイスで異動直前になると、期末の忙しさに加えて引き継ぎなどに追われてしまいます。職場でのあいさつを後回しにすると、どうしても最終日に会えない人ができてしまいがち。あいさつは異動がオープンになったら早めに始めてもよいでしょう。同僚や先輩はもちろん、他部署でお世話になった人には、なるべく直接会って報告・あいさつするのがベスト。一斉メールなどとは違い、特別な感謝の気持ちが伝わります。その時、日頃サポートしてくれている事務さん、アシスタントさんへの感謝も忘れずに、丁寧に!■最終出社日は菓子折り持参で送別会を開いてもらったり、送別品をいただいた場合などはもちろん、これまでのお礼として菓子折りを用意しましょう。個別包装で日持ちする焼き菓子などが無難です。持参するなら最終出社日に。帰りがけにそっと誰かに託すのがスマートです。特にお世話になった方や、よくごちそうになった方などには個別でお礼の品を贈っても。デスクで使えるちょっとしたグッズや、何枚あっても困らないハンカチなどがおすすめです。■クライアント、後任への気配り営業部門などでは、担当するクライアントへのごあいさつや後任への引き継ぎも重要です。クライアントへのごあいさつには、なるべく後任を同行できるよう調整しましょう。引き合わせの際、クライアントに不安を感じさせないよう、課題や懸念事項があれば三者で共有しておくことも大切です。異動後に「そんな話聞いてないよ!」とトラブルが発覚することだけは避けましょう。また、引き継ぎの際は、後任にクライアントの「パターン」を必ず伝えること。たとえば、先方の社内確認に通常どのぐらいの時間がかかるか、急ぎの案件が発生する頻度、求められるテイストや好み・クセなど。担当者だからこそわかる感覚的な部分こそ、後任の助けになるはずです。異動時のふるまいによって、社内外でのあなたの評判は一変します。異動になったときは、これらのポイントを押さえてスマートに新天地に向かってくださいね。(SARA)
2016年03月06日人は誰でも他人から褒められるとうれしいもの。でも、それが心にもない言葉だったりお世辞に聞こえてしまったりすると、「わざとらしい」とかえって悪印象になってしまいます。意外と難しい褒め方のスキル。職場の人間関係をよくするためにも、周りの人を上手に褒めてみましょう。■上司や先輩には感謝の気持ちで「上司や目上の人を褒める」というと、何となく失礼なのではないかと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。ポイントは、感謝の気持ちを伝えながら、上から目線にならないようにすること。たとえば、相談に乗ってもらったときには「○○さんに相談してよかったです」、仕事がうまくいったときには「○○さんのアドバイスのおかげでうまくいきました」など。褒めようとして、ただやみくもに「すごい」を連発していても、相手によっては心がこもっていないと思われてしまうことも。「私には出せないアイディアです。さすがですね」など、自分の言葉で伝えるようにしたいですね。■「心強い」と褒めて後輩のモチベーションアップ「○○さんがいるから心強い」という言葉は、誰に言われてもうれしいもの。もちろん上司や同僚に使ってもよいのですが、一番“効く”のが後輩や部下に対してです。先輩から「あなたがいると心強い」と言ってもらえれば、本人の自信になり、「信頼に応えよう」というモチベーションアップにもつながります。ここぞというときに使えば、相手との信頼関係を、よりアップさせることができるはずです。■同僚を褒めるときはほかの人とちがうところを親しい間柄である同僚には、褒め言葉も気軽にかけやすいもの。だからこそ、ありきたりではない印象に残る褒め方を心がけてみましょう。たとえば、いつもテキパキと仕事を進めている同僚に「仕事が早くてすごいね」と褒めても、本人にしてみればほかの人からもいつも言われているはず。「○○さんは職場のムードメーカーだね」「○○さんは一番話しやすい」など、あえてまったくちがうところに目を向けて褒めると、相手の印象にも残りやすくなります。他人を上手に褒められる人は、周りからの好感度も高くなります。職場の周りの人の良いところを見つけて、どんどん褒めてみてくださいね。(加藤朋実)
2016年03月05日こんにちは。栗原達也です。今回は、人間関係がうまくいかないと悩んでいる君に、メッセージを送ろうと思う。さまざまな人の相談を受けているけれど、やはり “人間関係”の悩みが一番多い。職場、友人、家族…いろいろな共同体に人間は所属して生きているからね。そこで、よく思うことがある。「人とうまくやれない」という人のほとんどは、話下手であり、人との関わりに神経質になりすぎているところがあるんだ。まず、会話が苦手だと思うのなら、雑学の引き出しをたくさん持つといい。たとえば、新聞や本を読んだり、流行していることを調べたり…。暇つぶしに、テレビやインターネットを眺めるだけでも、話題の幅が全然違ってくるよ。そして、人間関係に過敏になっている人に、特に言いたいのは、何事もほどほどが大切だということ。ここで言っているのは、過度に自分を追い込まない、ということだ。 人間というのは3人集まれば派閥ができるし、心理的に人の不幸を喜ぶところがある…。悲しい事実だけれど、人はそういう面を持った生き物だから、人間関係で嫌な思いをするということは、世の中に山ほどある。これはいくつになっても変わらないだろう。「どうすれば誰とでもうまくやっていけるのか?」「いい関係を継続できるのか」…そう、真剣に考え抜いても、ストレスがたまってしまうだけなんじゃないかな。それよりも、「こういうことをされると嫌な感じがするから、自分はしないでおこう」と学んで、笑顔でかわせるといい。また、社会、そして組織においては、周囲との雰囲気を崩さないことがやはり重要だね。たいていの人は、「嫌だ」と思うことに対して、口には出さなくても、表情や態度に自然と表れてしまうものなんだ。そうなると、「あの人は…」という目で周囲から見られたり、孤立させられたりしやすい。結局は君の「損」につながってしまう。生きていく上で、やはり協調性は必要不可欠だといえる。肝心ではないことに気を取られすぎず、自分自身に誇りを持つことだ。これは、ひとりでも多くの人に伝えたいな。 どんなに悩んでも答えは出てる!~【相手の本心本音】今後の未来展開
2016年03月04日子どもを育てながら働く…。仕事に対し、ワーキングマザーが「与えられた任務を最後までやり遂げる」という強い気持ちを持っている一方で、周囲の人たちは「無理して抱え込まないでほしい」と真逆の思いを抱いているという事実が、アンケート調査で明らかになりました。ワーママ「任務遂行」、周囲「ひとりで抱え込まないで」このたびエン・ジャパン株式会社が行った「 ワーママ(ワーキングマザー)の就業意識 」で、子育て中のワーキングマザーは「周囲の社員への配慮」を最も意識していることが判明しました。ただワーママ以外からの「周囲への配慮(協力を当然と思わない、等)は必要」とする声は95%に対し、ワーママは68%。就業意識は一致しているかに見えるものの、その数値には開きがあることもわかっています。また、「業務を抱え込まない」とするワーママの割合が38%に対し、ワーママ以外の周囲は82%と高い数値。「ひとりで抱え込まずに周りに頼ってほしい」と周囲が思っている一方で、ワーママは「自分に求められる任務を完遂すること」を周囲への配慮と同じく重要視しているようです。「与えられた仕事は最後まで責任を持って取り組まねば」とする責任感でいっぱいのワーママと「ひとりで何でもやろうとしないで、頼って。でも、周囲への配慮も忘れないでほしい」という周囲とのギャップが少なからず存在するようです。管理職がしている配慮と、ワーママが求める配慮マネジメント経験のある人を対象に行われた「マネジメント対象にワーママがいた場合、配慮する/したいこと」というアンケートでは、ワーママ本人の希望との比較が明確になっています。1位は「勤務時間の柔軟性」、2位は「急な休みや業務時間外の対応」、3位に「周囲の理解獲得」と続きますが、ワーママ本人の希望と大きな差が開いたのが「時間ではなく成果での評価」です。『フルタイムの前任者が残業していた業務を時短内でこなし、かつ新たな案件への取り組みなどもこなしているのに、時短という理由だけで不就業分を控除するのはおかしい』というコメントも寄せられているように、時間評価よりも成果を重視してほしいという強い思いがワーママには存在するようです。急なお願いを快く引き受けられるのは本人からの「感謝の気持ち」ワーママと一緒に働いた経験がある人を対象に行われた「ワーママから残業務対応・急な休みの対応などをお願いされたことはありますか?」というアンケートでは57%があると回答。「快く対応しようと思うためには、何が必要ですか?」という質問には72%の人が「ワーキングマザー本人からの感謝の言葉や態度」、続いて46%の人は「自分にかかっている業務負荷の可視化(周囲からの理解)」と回答しました。仕事を完璧にこなすことももちろん大切なことですが、人との関わりなくしては成り立たないのが仕事です。もし周囲との隔たりを感じることがあったら、請け負っている仕事量を周囲からわかりやすく提示しておく、助けてもらったら「ありがとう」を伝える。こんなことを意識してみてはいかがでしょうか。柔らかい心で人を受け入れて、周囲と働く自分とのずれを少しでも解消できるといいですね。(すだあゆみ)
2016年03月02日職場の人間関係が原因で離職や転職を決意する人は多く、厚生労働省がまとめた「個別労働の紛争に関わる相談件数」の内容のトップは、いじめや嫌がらせでした。2010年度に約32,000件だった相談件数は、2015年度には約59,000件にまで増加しています。せっかく手に入れたポジションを、人間関係のために離れなければならなくなったら大変です。アメリカのビジネスサイト『Entrepreneur』の紹介する、職場の人間関係を良好にしたければしてはいけない9つのことを知り、いじめや嫌がらせから距離を置きましょう。■1:噂話をする噂話は風邪のウイルスのように職場を駆け巡り、あっという間に会社じゅうに広まります。人々の仕事の質を下げ、下手すると会社の利益に関わってくることさえあります。職場の噂話を止めさせるのはたやすいことではありませんが、まず噂を聞いた自分自身が、それを広めるのを防ぐことです。もしかしたら、噂を流した張本人に止めさせることもできるかもしれません。いずれにせよ、早いうちに手を打つことが肝心です。■2:信頼を失うことをするどんな職場にも必ずひとりは、遅刻の常習犯や会議の出席をドタキャンしたりする人がいるもの。こういう人がいるだけで、仕事を最後までやり抜く上での障害になります。チームワークを崩さないためには、自分の能力以上の仕事を引き受けるときや、締切前に間に合わないと思ったときにはきちんと同僚に伝え、アドバイスを受けるなどコミュニケーションを怠らない努力をすることが大事。これができれば、同僚の信頼を得られるだけでなく、自分の仕事を広げるチャンスにもなります。■3:仕事を先延ばしする会社はひとつのチームです。ひとりが仕事を先延ばしするだけで、多くの人を慌てさせ急がせることになります。同僚は不必要なストレスだけでなく、あなたに対する大きな失望も感じるはず。そうならないために、仕事に優先順位をつけましょう。そして、大変な仕事を1日の早いうちに済ませてしまう習慣をつけるのです。そうすれば、やり残しはなくなります。■4:パワハラをするパワハラとは、職場で優位に立つ人が、下位の人に身体的・精神的苦痛を負わせること。子ども時代でいう「いじめっ子」と「いじめられっ子」の関係です。子どものいじめと一緒で、パワハラははじまってしまうと、それを止めさせるのは簡単ではありません。日ごろからのコミュニケーションも大事ですが、もしパワハラがはじまってしまったら、企業のパワハラ相談に行くなど、誰かに相談しながら解決していくのが効果的です。■5:嘘をつく私たちはときどき他愛ない嘘をつくことがあります。しかし嘘をつくと、重大な問題になることもあります。職場では、地位争いで相手に痛手を負わせるために嘘をつく人もいて、これは深刻な影響を与えます。企業の最高幹部に、病的に虚言癖のある人がいたら、企業全体の統一感を揺るがせることになるでしょう。■6:口でいうことと、実行することが違う同僚のなかには自分の仕事をちゃんとやらない人もいて、まわりを苛立たせます。たとえば、ウェブサイトの立ち上げが完了していつでも稼働できるのに、ひとりの同僚の書類作成が間に合わずに待たされているときなどは特にそうです。職場の平和を守るためには、約束を果たすことでチームの信用を維持することが大切です。■7:人の功績を横取りするこういうことをする人は、相当に自己中心的な人です。結果的には信用を失い、敵対する同僚を増やしてしまうことでしょう。ですから、いい仕事をした人がいれば、その人にはちゃんとした功績が与えられるように見守るべきです。■8:1日に4回以上SNSを見るみなさんは1日に何回ぐらいSNSを見ていますか?1回だけと答えた人でも、おそらくその4倍の4回は見ているもの。SNSにハマってしまうと、メールの返信を後回しにする人が多いそうです。メールは仕事上の大切な要件が多いので、見る優先順位は必ずメールからにしましょう。■9:チームの和を乱す1匹狼になる大勢の職場で働く時は、「1匹狼」になってはいけません。チームで働くということ自体が、いろんな意味で人を成長させます。また個人の目標よりも、チームの目標を達成できたときのほうが、企業にとっても、個人にとっても大きな利益をもたらします。チームプレーは、個人の信用を築くだけでなく、互いをサポートし合うことで、やる気も起きて、プロジェクトをまとめやすくします。*どれも、当然だと思えることばかりですが、実行するのは難しいもの。長年の慣れから周囲に対してルーズになってしまったり、最初は小さかった問題が気づかないうちに大きくなったりしがちです。職場の同僚への感謝や尊敬の気持ちを忘れずに、チームの一員としての自分という立場を常に意識して行動しましょう。(文/スケルトンワークス) 【参考】※10 Habits That Destroy Workplace Relationships-Entrepreneur※平成25年度個別労働紛争解決制度施行状況-厚生労働省
2016年02月28日心理カウンセラーの小高千枝です。「先生は人間関係で悩むことはありますか?」「どうして、コミュニケーションで問題が起こらないんですか?」という質問をいただくことが多々あります。私の場合、問題が起こらないのではなく「相手と自分の心のポジショニングや感情のコントロールをし、問題にまで発展しないようになった」という言い方のほうが正しいかもしれません。それでも人間同士ですから、問題が全く起こらないわけではありません。ただ、終息するのは早くなりました。対人コミュニケーションにおいて大切なことのひとつは “心の距離感” です。今回は一定の心の距離をとることでの人間関係のあり方について、私の事例をもとにご紹介しましょう。「必要とされたい」 かまってちゃん時代のあの頃“誰かに必要とされたい”と思うことは誰にでもあることです。私も以前はそうでした。かれこれ15年以上前になるでしょう。話題の中心でいたい気持ちやパートナーとは常に連絡をとっていたい。自分のペースを維持し、相手に押し付けるとても迷惑なことを多々やっていました。こうやって可視化すると自分を振り返るきっかけになります。「そうそう。私ってこういう人だった。恥ずかしい」と自戒の念を込めて書いてみました。今も昔も私は自他ともに認める協調性のかたまりのような人間ですが、根本的には、人と同じ行動をすることがあまり得意ではありません。相手に寄り添いながら自分のペースに導いてしまう。自分の価値観や行動を自分で納得できていなかったために人に押し付けていたのですよね。自信が無かったのでしょう。だから、人を巻き込み、そこに自分の存在価値を見出していたのだと思います。そういったことを繰り返していた、承認欲求が強いかまってちゃん時代。「必要とされたい」という根底にある気持ちが、話題の中心になることや、パートナーとオンリーワンの関係を常に意識することで満たそうとしていました。 “ご縁”があるから必要とされる本当の意味で、私の強みである“協調性”を活用できるようになったのはここ5~6年のことです。公私ともに人生経験を積み重ねていく中で、ご縁があるから必要とされるのであって、ご縁がないのに無理やり相手を自分の方向へ向かせてもお互いに何のためにもならない。そう気づき、感情と理性のバランスをとりながら人間関係を構築していくと、気持ちが楽になりました。そして「私を必要として」という主張が一切なくなりました。それはカウンセリングを通して、クライアントさまに教えていただいたことがひとつのきっかけかもしれません。私はカウンセリング、メンタルトレーニングの際に必ず「自分にあった専門家を選んでください。私が必ずしも○○さんと相性がいいとは限りませんからね」とお伝えします。時間を作り、お金を払い、形に見えない心と向き合うわけです。人生の大切な1ページをご一緒するわけですから、ご縁を大切にしたい。そう思えるカウンセラーと向き合っていただきたいと思います。私と相性が合わない方は「小高のようなタイプのカウンセラーは向いていない」と感じる良い経験だったと捉えてみていただきたいです。マッチングすることだけがご縁ではなく、感覚や価値観が合わない。そういったことを教えてくれる存在の人も、私はご縁として素晴らしい出会いだと思い、受け止めています。人生のステージが変化するごとに、“過去の人たち” に感謝先日、30年来の親友と食事をしました。私の人生の転機となった離婚と向き合う時期も見守ってくれた友人です。「本当に頑張ってきたよね」と励ましの言葉を伝えてくれたと同時に「それにしても波乱万丈な人生だね」と苦笑。確かに、一般的ではない人生を歩んでいるのかもしれませんが、すべて今の私を築き上げるために必要な経験でした。そして、人生のステージの変化と関わる人の変化も改めて客観視。出会いと別れ「ともに成長している人とはずっと一緒にいるな」「あの時のAさんとの出会いがあったからBさんと知り合えた」Aさんとはもう連絡をとっていなくてもAさんには感謝ですよね。私は少し時間ができたときに自分の人生の全体像をイメージし、なぜこの方とご縁が続かなかったのか? 続いているのか? を感謝しながら見つめなおすことがあります。そう、続いている人とは心の距離の取り方が心地よいからなんですよね。その心地よさは人によって違う、ということも合わせて落とし込みます。 心地よい “心の距離感” を知っていますか?私が「かまってちゃん」だった時代のことを書きましたが、この頃は “心の距離の近さ” をとにかく求めていた気がします。近くにいてもらうことで自分の心の安定を保ち、自己承認できていたのです。近いこと、遠いことどちらが良いとか悪いとかではありません。自分軸、相手軸にそれぞれ置き換え、どういう距離感をとることがお互いの幸福度が増すかを考える必要があるということです。近いことを喜んでいた人もいれば、迷惑だった人もいたでしょうね。当時、お付き合いをしていた彼も正直面倒くさいと思ったこともあったでしょう。若かったこともありますが、素直に「ごめんなさい」と伝えたいです。みなさんも自分軸と相手軸をちょっと意識してみてください。自分が良くても相手にとっては違和感を感じる距離感。自分なりの一定の距離感の基軸を持ち、相手の価値観や感覚に寄り添うようにしてみてくださいね。ほどよい “執着” と “諦め”“執着”や“諦め”という言葉は一瞬マイナスの感覚を与えられますが、私はそう思わないようにしています。執着心を抱き一生懸命追いかけること、次のステージに上がるために諦め手放す勇気を持つこと。どちらかに偏る必要もなく、ほどよいバランスが大切だと感じます。そういう感覚を身につけたことにより、「わかってくれる人とは執着心をもってとことん向き合う。ただ、無理に強要したり理解してもらおうなんて思うことはおこがましい。どこかで理解しあえないことには、どこかのタイミングで諦めを持つことがお互いのため」こういった意識を持てるようになりました。そして、自分の立場や状況によって、対人コミュニケーションにおける心の距離感が違うという認識を心の引き出しに常備。仕事、プライベートそれぞれの立場における二面性、三面性を生かし心のポジショニングをとるようにしています。ただし、すべてに共通して言えることは、自分の中にある “物差し” で、一定の距離を必ずとること。そこの距離感を維持しながら近づいたり離れたりを繰り返し、ほどよい距離・ポジションを相手との間に築き上げるのです。
2016年02月19日人間関係で悩み、落ち込んでいる人にお薦めなのが、『「心を軽くする超戦略的“人間関係”論」万年補欠の僕が17年間生き残れたワケ』(小田幸平著、KKベストセラーズ)です。著者は元プロ野球選手の小田幸平氏。2014年までの17年間にわたって読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズの選手でありながら、現役時代は一度もレギュラーになれず補欠。しかし、首脳陣から守備と巧みなリードを高く評価され、ムードメーカーとしてチームを盛り上げる存在に。そして、落合博満、山本昌、桑田真澄ら一流監督や選手から信頼され続けてきた人物です。なぜ彼は、平均寿命8~9年と言われるプロ野球の厳しい世界で、17年間も生き残ることができたのでしょうか?その秘訣は、超戦略的「人間関係」論にあったといいます。本書では、「人間関係」力を磨き、他の選手にはない、強さを身に着けた著者の人間関係論を紹介。人生をハッピーに生きるために必要なトレーニング、心得、テクニックを伝授しています。小田流「人間関係」論のなかから、彼が定めている4つの心得と3つのルールをご紹介しましょう。■人間関係を築く4つの心得[心得1]「人間関係」は全員と築かなくてもいい人間関係を大事にしなさいといわれると、「気の合わない人と話さなきゃいけない」と思いがち。しかし、そうではないと著者はいいます。例に挙げているのは、引退直前、独立球団からのオファーのエピソード。自身は「プレーイングマネージャーとして、強いチームを作りたい」と思うと同時に、17年間の経験と実績を生かすことを考えていたそうなのです。しかし交渉を重ねるうち、手の平を返した相手の態度に「裏切られた気持ちになった」と愕然とし、オファーを断ったといいます。そしてそんな経験に基づき、こういう態度の人と我慢してつきあう必要はないといい切ります。人間関係を大事にすることは、無理して誰とでもつきあうことではないということ。[心得2]常に一番を目指せプロ一年目のとき、周囲の選手たちのレベルの高さに打ちのめされ、自己嫌悪に陥りながらも入ったからには一番を目指そうと考えたそうです。一番になるためには、どんな人とどんな人間関係を築いていくべきなのかを考え抜き、一流と呼ばれる人たちと話をし、相手を知り、自分を知ってもらう必要があるといいます。「一番を目指す意識」は、自分がどういう人と人間関係を築くべきか、それをどう磨いていくべきか、ということを考えるきっかけとなるもの。常に一番を目指そうとする姿勢が大事だというのです。[心得3]3つの「ない」を心がける(1)第三者は関係「ない」プロ野球界では「マスコミは信用するな」といわれているそうですが、そうした周囲の意見を鵜呑みにせず、記者たちに丁寧に対応し、よい関係を築くようにしたそうです。第三者の意見や常識は自分で判断して、結論を出すことが必要だということです。(2)見た目は関係「ない」見た目が怖い、理屈っぽい、暗そうなど、組織には周りから敬遠されがちな人間がいるものですが、見た目は関係「ない」と著者は断言します。「見た目の評価というのは、人から伝え聞くものや、周囲が醸し出す空気が生んだものだったり、その人自身のことを知らない段階で決めつけてしまっているもの」。だからこそ、まずはその人の懐に飛び込むべきだという考え方。(3)年齢は関係「ない」プロ野球は年功序列の縦社会で、年齢が年上のほうが先輩。だからこそ年齢によって関係が決まってしまう上下関係の厳しい社会だということですが、著者は、先輩風をふかさないようにやってきたとか。年下の阿部慎之助との関係を例にとり、「リスペクトの関係があれば、年齢など関係なくつきあっていける。年齢を気にして、人間関係に縛られていてはお互いを認め合うことはできません」といいます。[心得4]一言を大事にするプロ1年目、ジャイアンツ春季キャンプで、当時のエース、桑田真澄氏からいわれた一言が野球選手としての17年間を支えたそうです。「ボールを受けてくれてありがとう。君、キャッチングうまいね」という言葉が、大きなモチベーションになったというのです。この経験を踏まえて、自分の一言で後輩たちが自信をつけてくれるかもしれないと、新人選手が入ってきたら、自分から声をかけるようにしたとのこと。■人間関係づくりの3つの戦略的ルール著者はチームメイトと仲よくなる、苦手な人と行動を共にするなど、人間関係づくりのために3つのルールを決めて行動したといいます。[ルール1]3回ルール人間関係を構築できる人と会う回数を3回と決め、3回会う間にテーマを設定するというもの。つまり、3回会うことができれば、その人が自分とどう付き合おうとしているのか、良好な関係を築けるのがある程度判断できるというのです。テーマを設けるとは、1回目は「聞く」。初対面ですから相手の話を聞き、印象付けます。2回目は「話す」。1回会った人と、次の2回目に会った時に、1回目の話を踏まえて話すのです。著者は1回目に会った後、趣味や出身地、利き腕、クセなど、その人がどんな人だったかをメモし、パーソナルデータをつくるそうです。3回目はノープラン。ただし、1回、2回目にどんな話をしてきたのか、パーソナルデータを見て復習しておくことが大事。[ルール2]50:50ルールたとえば100人のうち、50人が自分のことを好き、もう半分の50人は嫌いだとすると、多くの人は嫌われている50人を意識し不安になってしまうものです。しかし著者は、自分を好きだいってくれた50人とよりよい関係をつくるといいます。つまり、自分の意見に賛成50、反対50で分かれたとすると、まず賛成してくれている50人との関係をよりよいものにして、その後反対している人を1人、2人と減らすよう努力するべきだということ。50:50ルールとは、好んでくれる人との関係を当たり前だという考えを戒め、嫌いな人を味方に取り組んでいくための方法だというのです。[ルール3]人間関係は「観察」と「暗記」「観察」と「暗記」は、人間関係を築くためのトレーニング方法。選手時代には欠かさず試合前に相手チームの練習を観察し、試合に臨んでいたようで、観察によって感性が養われたとか。観察することで他の人が知らない情報を得られ、それを暗記して現場で生かすことで深い人間関係が築けるということです。さらに「観察」の質を上げるためのトレーニングをしていたそうです。人の往来を観察する「雑踏トレーニング」です。自家用車やタクシーで移動するプロ野球選手が多いなか、著者は電車に乗って人を観察したとか。「目の前にサラリーマンが座っていたときはこんなことを想像します。高そうなスーツで身を固め、膝に抱えているカバンもおそらくブランド品だ。ところが目線を靴に向けると、値段はそこそこする品だろうに汚れが目立っていて手入れもしていなさそう。靴は人間性を表すといわれているから、この人はお金を持っている。日々の仕事はしっかりとするだろうけれど、詰めが甘いんだろうな、と勝手に想像する」という具合です。雑踏で人を観察することは、人間関係で重要な技術を養ってくれるのです。*本書では、プロ野球選手時代の経験やエピソードを交え、具体例を挙げながら人間関係を築くための方法論が紹介されています。読んでみれば、厳しいプロ野球の世界で17年間も現役を続けてこられた理由が納得できるはず。また、「人生は9割が人間関係」というその重みが伝わってきます。人間関係で悩んでいる人はもちろん、そうでない人も、手に取ってみてはいかがでしょうか。(文/森美奈)【参考】※小田幸平(2015)『「心を軽くする超戦略的“人間関係”論」万年補欠の僕が17年間生き残れたワケ』KKベストセラーズ
2016年02月13日もうすぐバレンタイン。職場での対応に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。軽い気持ちで渡したつもりでも、相手から誤解されてしまったり、あげない派の女子から反感を買ってしまったり…。職場のバレンタインをソツなくこなすコツを紹介します。■ぬけがけは絶対NG当たり前のように用意したら自分だけだった! という事態だけは、絶対に避けましょう。まずは周囲の動向を確認し、歩調をあわせておくのが無難です。基本的には、これまでの慣例にならうこと。その部署では、皆どうしていたか。あげていた場合はどこまで(誰に)、予算はいくらぐらいだったか。個人か連名か…などを確認します。参加するなら、そこから大きく外れないラインを見きわめましょう。あまりにも積極的に幹事役を引きうけたり、品物選びを張りきりすぎると周りにドン引きされるので気をつけて。■周りの意見がわかれるときは要注意周りが「あげる・あげない派」にわかれるときは、派閥争いに巻きこまれないように気をつけましょう。「あげるべきか、あげないべきか」といった、「どちらが正しいか」という議論はなるべく避け、マイルールを持っておくのがよさそうです。あげない場合、「金欠だからパス!」「本命の彼に怒られるから…」など、他人から口出しされにくい理由があると断りやすくなります。逆に、あげたいけど、男性にこびているように思われそう…という場合は、男性だけでなく、女性にもちょっとしたプレゼントをすることを提案してみては。日ごろの感謝を伝える機会、という認識が伝わるので、誤解を招きにくくなります。■義理チョコの用意が面倒なときは…チョコのかわりにコーヒーやランチをごちそうしましょう。できれば男女数名で一緒に行って、女性がお会計を済ませるのがスマート! わざわざ買いにでかける必要もなく、相手にもよろこんでもらえますよ。じつはこのパターン、バレンタインをきっかけに距離を縮めたい人がいる場合にも使えます。日ごろのお礼と仕事の相談をかねて…という口実で誘えるうえ、チョコのように「あげて終わり」ではなく、一緒に過ごす時間もつくれるのです。うまくいけばホワイトデーは食事に誘ってもらえるかも!? そうなれば、さらに仲良くなれるチャンスが広がりますね。たかがバレンタイン、されどバレンタイン。職場の円滑な人間関係のためには、意外と軽視できないイベントです。上手に賢くふるまって、大人のバレンタインを楽しんでくださいね!
2016年02月05日マクロミルはこのほど、20~59歳の働く男女1,000名を対象に「ストレス実態調査」を行い、その結果を発表した。同調査は2014年に引き続き、今回で2回目の実施となる。普段どの程度ストレスを感じているか尋ねたところ、ストレスを感じている人は、「強く感じる」(30%)と「やや感じる」(56%)を合わせて86%にのぼった。そこで、ストレスを感じている人にストレスを感じる頻度をたずねると、「ほぼ毎日」と答えた人は42%で、「週に3~4日」と答えた人も33%にのぼっている。ストレスの原因は、「仕事内容」(62%)、「職場の人間関係」(58%)が上位にあがっており、仕事や職場関係でストレスを抱えている人が多いことがわかった。最後に、2015年12月1日から施行される「ストレスチェック制度」を知っているか尋ねたところ、72%が「知らなかった」と回答。2014年10月に実施した同様の調査データと比べ22%伸長したが、同制度に関する認知率はまだまだ低いことがわかった。同調査は、11月20日~22日の期間にインターネットリサーチによって実施。20~59歳の会社員(マクロミルモニタ会員)を対象とし、男女×年代(20・30・40・50代)を均等に回収、合計1,000サンプルの有効回答を得た。
2015年12月07日新しい職場に行くとき、人事異動で新メンバーにあいさつするとき、それなりの経験値のある大人でもやはり緊張をするものです。新たな職場でスムーズな人間関係をスタートするために、またできるだけ苦手な人を作らないために、まずははじめが肝心です。人は話しを聞いているようで、実は見ている!のです。スムーズな人間関係をスタートさせるためのコツをご紹介しましょう。自己紹介の時に、最優先で「気をつけるべきこと」とは?自己紹介の時、あなたは何に気をつけますか?A. 何を話そうかB. 何を着て行こうか両方大事ですが、まずはB. 何を着て行くか、が優先事項です。なぜかというと、人は話しを聞いているようで見ているからです。今度来た人はどんな人だろう? 興味津々なメンバーたちはまずは視覚から入ってくる情報をインプットします。コミュニケーションによるメッセージは、非言語・・・65%言語 ・・・35%( レイ・バードウィステルによる )非言語の方が多く受け取られるのです。何を着て行くか。もちろんあなたらしい服装が一番ですが、普段よりもワントーン落として、落ち着いた服装がよいでしょう。目立つ色や、派手なフリル、短すぎるスカート、胸元が大きく開いたものなどは当然避けます。センスの良さをアピールするよりも、仕事をきっちりこなせそうなイメージです。どちらかというと、少し野暮ったいくらいがベストです。だんだん職場の雰囲気を見て、どのくらいのオシャレさまでいいのか、を判断して行きます。オシャレは職場に馴染んでからですね。また腕時計をしていくといいでしょう。しっかりと時間を守れそうな印象になります。派手なブランドものは避けます。これは時計もカバンも同じです。ヒールの低い靴にしてフットワークの良さをアピールします。髪型もお化粧も地味目に。 「堂々と話すこと」で、明るくポジティブな印象にただし、話す姿勢は堂々と。良い姿勢で顔をしっかり上げて笑顔でみんなの方を見て話します。下ばかり向いていると、暗い印象になり、「人の言うなりになりそうな人」「頼りなさそう」と軽んじられます。服装は地味に、話す姿は堂々と、です。声の大きさも大事です。大きな声だと、明るくポジティブな印象になり、周囲から期待されます。小さい声だと、コミュニケーション力が疑われ、期待値が低くなります。では内容は? 次の順番で組み立ててはいかがでしょうか?1. 名前2. 以前やっていた仕事3. 早くみなさんに馴染めるよう努力しますので、よろしくお願いします。と結びます。「何もわからないので、いろいろ教えてください」では、20代ではあるまいし、情けないですね。誰も親切に手取り足取り教えてはくれませんよ。「なにブリッ子してるの!」「そんな暇ないわよ。図々しい!」そんな反応になりかねません。また、趣味の話などは飲み会の時に取っておきましょう。飲みの機会が早くあるといいですね。その場にはなんとしても参加します。多少体調が悪くても這ってでもいくぞ、という覚悟で。皆の本音が出て、職場の雰囲気が一番わかる場なのですから。地雷は事前にリサーチ!家族構成にも注意飲み会も含めて、とにかく職場を観察しましょう。新しい仕事に慣れるのも大変ですが、人の名前を早く覚えることを心がけます。毎日、家に帰ってから、職場の人の名前を復習します。机の並びで覚えるのもいいし、その人の特徴をメモしておくといいでしょう。とにかく名前を覚えないと話になりません。自分の名前も自ら連呼します。「新人の○○です」と事ある毎に名前を言います。「ああわかっているよ」と3回言われるくらいまで。名前を覚えるということがまずは相手を承認したという証ですから。3か月間は観察に徹します。人間関係、仕事の進め方などその職場の見えないルールまで会得します。3か月間はあまり自分の色を出さずに、人の話を聞くこと。それをメモ、メモ、メモしまくります。小さいメモ帳をいつも持ち歩いてください。できればその家族構成まで調べます。というのは、同じ女性でも、結婚しているかいないかでは話題が違うし、そこに地雷がある場合が多いからです。特に女性はバックボーンの違う人との会話には警戒しなくてはなりません。結婚している、していないで、共感性は全く違います。子どもがいる、いないもそうです。結婚していない人に「今朝も子どものお弁当作りが大変だったー」なんて言おうものなら、「それは大変だったわねー」と表面的には返事を返されても、陰では「だからいつも遅刻ギリギリ。また私が部長にお茶を入れたわ」なんて言われているかもしれません。夫の話題、子どもの話題はすべて自慢話にしか聞こえないと思った方がいいでしょう。これは男性にもあります。以前、これは私の経験ですが「最近この人はやけに私を目の敵にするな」と思ったら、その男性は、私と同い年で似たタイプの「口が立つ」奥さんと離婚協議に入ったところだったということがありました。公私混同、迷惑千万な話ですが、そんな地雷を踏まないように避けて通るにも、一に観察、二に観察ですね。
2015年11月10日平日の大半を職場で過ごす、働く私たち。ストレスフリーな職場環境が理想ですが、仕事が上手くいかないこともあれば社内の人間関係にモヤっとすることもあります。そんなとき、頼れる上司が味方になってくれているだけで心強いけれど、そもそも上司は私のことをどう思っているのかわからない! ということも。そこで、社員数約1,500名のエンターテインメント企業で課長職を勤める男性Kさん(42歳)に、「味方になりたくなる女性部下」の特徴から、周囲にねたまれることなく上司と上手につき合うコツまでお聞きしました。■目をかけたくなる部下に共通する、ふたつの特徴さまざまなタイプの部下を見てきた中で、協力したくなるのはやっぱり「今後会社に貢献してくれることが想像できる人物」だとKさん。具体的には、以下のふたつのポイントを見ているそう。・その1「自分自身で考える力がある」何か問題が起きたときにすぐ上司を頼るのではなく、まず自分で解決法を考え、行動できるかどうか。そんな部下は、会社への貢献度の期待もあって「じっくり育てたくなる」のだそう。・その2「上司への声がけのタイミング」上司は何かと忙しいもの。空気を読んで、タイミングを見計らって声がけしてくれる部下は、上司だけでなく周囲への気配りも自然にできるタイプが多く、会社にとって欠かせない存在だと思えるそうです。では、目をかけている部下は特別扱いしたくなるものかというと、Kさんご自身は「ひいきはせず、それぞれに合わせた対応を心がけている」とのこと。大げさに褒められたり頼られたりしないからといって、「信頼されていないのかも…」と心配しなくても大丈夫。あなたの仕事ぶり、きっと上司は見てくれています。 ■周囲からやっかまれないための“予防線”とは? 「男性の上司と女性の部下」の場合、あくまで仕事上でよい関係だったとしても、周囲からよからぬウワサをたてられたりすることも…。そんな事態を避けるために、女性部下に心がけてほしいのが、「勤務時間外で一対一のコミュニケーションは必要最低限にする」こと。最近ではSNSなどで上司とつながることもありますが、プライベートな書き込みにはコメントしない、あるいは目を通さないことも予防線のひとつです。また、仕事以外での相談ごとにはある程度ならアドバイスできるけれど、恋愛話は「できれば女性社員同士でお願いします」とKさん。頼れる上司でありたいものの、込み入った話や過度なコミュニケーションをしてくる女性部下には、内心困惑してしまうこともあるそうです。周囲に勘違いされないためにも、プライベートな話題は最小限。仕事を離れたら無関心くらいのドライさが、ちょうどよいのかもしれません。媚びずへつらわず。仕事に真摯(しんし)に取りくんでいれば、上司はそんなあなたの姿をちゃんと見ていて、いざというときにはきっと味方になってくれるはずです。
2015年08月24日人間関係の悩みは尽きないもの。恋人についイライラしてしまったり、オフィスでトラブルに巻き込まれたり……。しかし実は、こうした問題の80%は自分自身のなかにあるのだと『Your Tango』の記事が指摘しています。なにが問題なのか、どうしたら解決できるのか、人間関係に悩んでいる人は必見です。■1:欲しいものは80%までしか手に入らない恋人と健全な人間関係を築くための大切なポイントは、「80:20のルール」だといわれています。「自分の欲求は、80%しか満たされないのが普通」だということ。パートナーがスポーツ万能のイケメンではなかったり、自分の気持ちを素直に表現してくれなかったり、20%の不安もいろいろ。そして人が浮気をするのは、「手に入らない20%を求めるから」だともいわれています。では私たちは、いま手にしている80%ではなぜ満足できないのでしょうか?どうして手に入らない20%を求めてしまうのでしょう?それは、「自分は必要なものをすべて手にしている」と考えられないから。また、その原因は自分ではなく、相手にあると考えているから。つまり、パートナーの問題ではなく、自分自身の問題なのです。恋人との関係が悪くなったとき、「うまくいかなくなったのは、全部彼のせい。私はなにも悪くない」と考えてしまいがちですが、問題は相手ではないわけです。■2:トラブルの80%は相手ではなく自分の問題人間関係のトラブルの80%は、自分自身の問題。ふたりの関係が発端になったケースは20%だけ。ここにも80:20のルールがあります。つまり、80%の問題を自分自身で解決しなければ、いつまでも本当の問題解決にはたどりつけないわけです。自分のなかの80%の問題は、自分自身の経験からくるもの。子どものころの記憶、家族や社会から学んだことなど、自分のわずかな経験を一般化してしまい、すべての人に当てはまることだと考えてしまうのです。■3:相手に対する批判は全て自分を映し出す鏡デートをしているとき、「考えていたプランと違う」とか「想像と違う」といった理由で相手を減点していき、最終的に「二度とデートしたくない」と結論づけてしまったりします。でも、それは本当に相手が悪いのでしょうか?相手に期待した自分の気持ちが裏切られたために不快に思ったのではありませんか?相手に対して勝手になにかを求め、勝手に裏切られ、勝手に減点しているのではありませんか?私たちは、人間関係に見返りを求めがちです。知らず知らずのうちに、自分を心地よくさせてくれる人を求めているのです。しかし、実際に関係が長持ちするのは「この人のためになにかしてあげたい」と思うとき。相手からなにかを得ることだけを考えている間は、関係は長続きしません。相手といい関係を築くには、まず自分自身を好きになること、自分に満足することが大切です。そうすることによって、相手になにかを求める気持ちが薄れ、相手のことを考えた人間関係を築くことができるようになるのです。人間関係は、相手との問題のように見えても、自分自身を投影したもの。初めて会った人に批判的な感情を持ってしまったなら、自分のなかに問題があるサインです。まずは80%の自分の問題に目を向け、相手といい関係を築いていきましょう。(文/和洲太郎)【参考】※The REAL Deal On The 80:20 Rule For Relationships―Your Tango
2015年08月04日ゼリア新薬工業はこのほど、20~40代の女性を対象に実施した「PMSと人間関係に関する意識調査」の結果を明らかにした。調査は6月13日~14日にかけて行い、1,200名から有効回答を得た。PMSは、日本産科婦人科学会により「月経開始の3~10日位前から始まる精神的、身体的症状で月経開始とともに減退ないし消失するもの」と定義されている。生殖年齢の女性の約70~80%が、月経前に何らかの症状を伴うという。月経前に精神的、身体的症状を感じるか尋ねたところ、85.9%が何らかの症状を感じていると回答した。症状は1位が「イライラ」(51.3%)、2位が「怒りっぽくなる」(38.5%)、3位が「乳房のはり・痛み」(35.4%)となっている。月経前に家族や友人、恋人など身近な人への思いやりが欠けるか聞くと、57.4%が感じていると答えた。相手に対する思いやりや愛情は通常時と比較してどの程度になるかという問いでは、「通常時の59~40%」という回答が43.0%で最も多く、次いで「通常時の79~60%」(32.7%)だった。PMSが原因で同僚や部下に八つ当たりをしたことがあるか尋ねたところ、12.8%があると回答した。一方、職場の上司や同僚、部下のPMSによる機嫌の変化を感じたことがあるかという問いでは、33.3%が「ある」と答えている。自分や周囲のPMSが原因で、仕事上のトラブルになったことがあるという人は7.4%だった。具体的には「ミスが多くなる」「口論が多くなる」「体調が悪く仕事がおろそかになる」「被害妄想」「口調が強くなる」「悪質な意地悪をされた」「常に機嫌が悪く、話しかけられない」などが挙げられた。月経前の精神的、身体的症状に対しどのような対策をとっているか聞くと、42.3%が「特に対策をとっていない」と答えた。月経前に何らかの精神的、身体的症状を感じている人に対して「PMS」だと認識していたか尋ねると、46.6%が「いいえ」と回答。PMSだと認識していない、また症状に対する対策もとっていない人が多く存在することがわかった。
2015年07月10日働く女性は職場でもプライベートでも対人関係に悩む傾向が、ピースマインド・イープの調査・研究機関である国際EAP研究センターの調査で浮かび上がった。同調査は、同社のEAP(従業員支援プログラム)サービスを導入している団体の従業員53万9,392人のうち、カウンセリングやフォローアップを行った3,557件を対象に実施。調査期間は2014年4月1日から2015年3月31日まで。予約制相談における問題を職場とプライベートに分類すると、プライベートに関する相談内容の割合が男性は25%強であったのに対し女性は約40%と、男女間で差が見られたという。問題の内訳では、男性は職場では仕事の問題が最多だったのに対して、女性は職場での対人関係に関する相談が20.9%、プライベートでの対人関係に関する相談が22.4%であり、職場・プライベートとも対人関係の悩みがトップだった。この結果を受けて同センターは、職場とプライベートの両方において、女性は男性よりも人とのコミュニケーションにストレスを感じていることを示唆していると指摘する。このような悩みの解決とストレスの軽減には、例えば、職場で円滑なコミュニケーション体制を整える、社員同士で情報交換や気持ちの共有ができる場を作る、外部の心理相談窓口を利用するといった施策が役立つ可能性があるという。また補足事項として、女性の対人関係以外のプライベートな相談内容には「自分、家族・パートナーの健康に関する悩み」「仕事と家庭の両立」「子供の教育問題」「介護問題」「育児問題」などが挙げられている。このような悩みに対しては、私生活の問題解決をサポートするワークライフ・サービスなどが、女性の負担や責任を軽減することでより仕事に集中でき、女性のさらなる活躍と能力の発揮を促すことに貢献できると、同センターはみている。
2015年06月30日「だって」「どうせ」「私なんて」…。知らず知らずのうちに口をついているネガティブなフレーズを今すぐ封印!言い方を肯定的に変えれば、自分の印象も人間関係も、劇的に改善されます。(株)櫻井弘 話し方研究所顧問の櫻井弘さんに聞いた、すぐに実践できる、肯定語を使うコツをご紹介。■何かをしてもらったら「すみません」ではなく「ありがとう」×「お手数をかけてすみません」→○「お忙しい中、本当にありがとう」「『すみません』が口癖の人は多い。これは謙虚なようで『謝られることじゃないのに』と相手を複雑な気持ちにさせる場合も。謝罪より感謝のほうが相手は気持ちよく受け入れられるもの。相手の名前を添えるとさらに効果的です」(櫻井さん、以下同)■言う順番を変える。(悪いこと→良いこと、の順で)×「あの人は、本当に頭がキレるけれど、あんまり優しくない」→○「あの人は、あんまり優しくはないけれど本当に頭がキレる」“○○だが、××”という言い方は、後に言ったことが強調されるので、相手の長所や良いことを後半に。「伝えたいことを後ろに持ってくるのは有効です。とっさに順番を考えるのが難しければ、良いことだけを言いましょう」■相手に会いたい、相手のことが必要だと思わせる×「忙しいだろうし、無理して来なくていいんだけど…」→○「忙しいのはもちろん分かってるんだけど、来てくれたら本当に嬉しい」気遣いのつもりで否定的な言い方をしてしまうことが。「『~~してくれたら嬉しい』と言われるほうが、必要とされていると感じられ嬉しいもの。あなただからこそ、という肯定の気持ちを伝えましょう」※『anan』2015年7月1日号より。イラスト・長場 雄文・熊坂麻美
2015年06月27日みなさんは、いまの職場や仕事仲間が好きですか?給与や待遇がよくても、人間関係がギスギスしていると、会社にいくのが億劫になってしまいますよね。とりわけ、うっとうしく感じるのが女同士の人間関係だったりしませんか。でも、男性より頼りになるのも女性だったりするんですよね。気の合わない後輩女子との付き合い方を、女同士の人間関係を描いた小説から読み解くことにしましょう。これがゆとり世代?理解できない後輩を持つあなたにはコレ!23歳のキャピキャピOL千絵と、まわりから「お局」呼ばわりされている35歳の瑞子。立場や考え方が異なるせいか、仲の悪いふたりを描いた『彼女の嫌いな彼女』(唯川恵著・集英社文庫刊)。彗星のごとく現れたアメリカ帰りのエリート男性・冴木をめぐり、対立を深める千絵と瑞子でしたが……。この小説はドラマ化もされているので、もしかしたらご存知の方も多いかもしれませんね。レビューには「主人公のOLふたりが現実味のある性格なので、共感できるところがある」「お互いに疎んじてきた二人が、最後には歩み寄ろうと努力している姿が格好良い」などがありました。誰もが感じる年齢の不安や、人生の岐路で難しい選択に立つ姿が描かれた作品です。「悪い子じゃないんだけど、空気読め!」な、鈍感な後輩を持つあなたにはコレ!お嬢さま大学を舞台に、14歳のときに親のコネで作家デビューを果たした先輩・栞子。その先輩に憧れを抱くダサくて真面目な後輩・真実子。真実子の幼なじみでクールな美里。若くして認められたが堕落気味の栞子と、努力家で美人な美里の狭間に居る真実子という設定でストーリーが展開していく『けむたい後輩』(柚木麻子著・幻冬舎文庫刊)。栞子に心酔して慕ってくる真実子を煙たがるも、彼女の賞賛なしには自分の存在意義を認められなくなる栞子。先輩風を吹かせて孤高の存在を装う栞子でしたが、最後にはしっぺ返しが……。レビューの一部をご紹介すると「真実子は稀有な存在ですが、栞子のような女は結構周りにいそうな感じで苦手かな」「若い女子特有の盲目さ純粋さや虚勢…真実子も栞子もぞっとするほど嫌な女。どこか自分に当てはまるから見てられないほど気持ち悪い」など、共感することも多そうです。先輩風を吹かせるあまり、わたしたち自身が、後輩から煙たがられる存在にならないように気をつけたいものですね。「あなたは女王様?」やたらと上から目線な後輩を持つあなたにはコレ!語り手の「わたし」とは、似ても似つかぬ超美人の妹のユリコ。幼い頃から劣等感に苛まれていた「わたし」は、ユリコと離れたい一心で名門女子高に入学するも、そこは女同士が格付けし合うエリート社会でした。そんな女同士のぶつかり合いをこれでもか、と描いたその名も『グロテスク』(桐野夏生著・文藝春秋刊)。新たな人間関係やエリート社会に悩む「わたし」をさらに追いつめたのが、思いがけないユリコの編入!彼女はその美貌で華やかな男性遍歴を重ねるものの、男性教員との売春がバレてしまい退学に……。女同士が序列をつけあう内面を鋭く描いた作品です。レビューの一部には「読んでいて自分のいやな部分がむくむくと出てきているような気分になった」「誰もが心に抱えている歪みが大げさなほどに痛々しく描かれていて読むのがつらかった」など、ドロドロした人間のグロテスクな部分と向き合える、というコメントが目立ちました。ギラギラした後輩にイラッとしたとき読むと「わたし」の気持ちが理解できそう。それと同時に、自分の態度も改めようという気になるかもしれません。後輩だけでなく、女同士の人間関係を見直すきっかけになりそうな小説たち。雨で外出する気分になれない梅雨の時期、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょう
2015年06月10日東京マウントガールズ
編集部の「これ、気になる!」
兄の連れてきた婚約者は…