『カキフライが無いなら来なかった』で組んだ名コンビ、せきしろさんと又吉直樹さんが、『まさかジープで来るとは』から10年ぶりに帰ってきた!シリーズ第3弾となる『蕎麦湯が来ない』は、連載に、自由律俳句とエッセイを書き下ろしで大量加筆。読み応えもたっぷりだ。「最初の『カキフライ~』が出たとき、僕は29歳で、もうまもなく四十になりますし、その間いろいろありました」(又吉直樹さん)「連載はずっと続いていたので、そんなに間が空いた感覚はなかったんですが…。僕より又吉くんは身辺が変わりましたよね」(せきしろさん)「なにせ相方がニューヨークに行きましたから。俳句の本を出した人間史上初めてじゃないですかね、それ」(又吉さん)と、インタビュー中も息の合ったやりとりが微笑ましい。本書は、ふたりの自由律俳句と、その句に呼応するようなエッセイで構成されている。先に句が浮かびエッセイになるときも、エッセイから句になるときもあるそうだ。決まりがあるようなないような、ゆるいルールが実はキモ。言葉とどう格闘するか、世界を切り取るか。個性的な才人ふたりの化学反応によって、面白さに磨きがかかる。おふたりから見た、自由律俳句の魅力とはなんなのだろう。「僕の場合は、説明したくない、言いたいことだけ言いたいというのがあって、自由律俳句ならそれができるんですよね。いま自分は蕎麦屋にいて、食べ終わってて…と説明なしに、ずばりと『蕎麦湯が来ない』で終われる。その感じは自分に合っているなと思います」(せきしろさん)「共感を引き出せるのが面白いというか。共感というと、みんなが思いつくあるあるネタのように捉えられがちなんですが、『10人いたら5~6人はそこ言うよね』というところは避ける。特にせきしろさんは、絶対詠まないですよね。むしろ、10人いて1人いるかいないかのポイントを突いて、『言われてみればそうだな』と納得させる。せきしろさんの句はご自身が俳句で笑わそうとしているわけではないのに、わかりすぎて笑ってしまいます」(又吉さん)数句取り出してみる。カツ丼喰える程度の憂鬱(又吉直樹)憂鬱を切り裂く保育園児の散歩(せきしろ)コーラを好む老人の過去(せきしろ)路上で卵の殻を剥いていた老人(又吉直樹)同じ言葉が出てきても、見えてくる情景はまるで違う。おふたりも、思いがけない相手の句に驚くこともしばしばらしい。ゆえに、互いが互いのいちばんのファンだと言う。「又吉さんは僕とはまったく違う視点で来るから、かぶることがない。こんなに広い視野を持っている人がいるんだと感心するし、悔しくなるほど虜です」(せきしろさん)「〈すまないがきつねの影絵しかできない〉というせきしろさんの句があるんです。一瞬でわかるというより、謝りながら影絵をやってる彼の状況を想像するとより面白い。噛めば噛むほどといいますが、せきしろさんのはそういう感じ」(又吉さん)ふたり合わせて404句が収録されているが、その3倍は詠み、絞りに絞ったものばかり。「最後の最後まで、差し替えたりしましたね。過去の句と似たものにならないようにするのがけっこう大変なんです」(せきしろさん)「居酒屋のメニューを詠んだ句なんていくつあるのか。砂漠とか行ったことのない場所にでも行かないと浮かばないとか思うけど、だからこそ新しいのがひらめくとうれしい」(又吉さん)ふたりの作風をくくるなら、見過ごせばいいかもしれないことを見過ごせない、そのこだわり。エッセイも然りで、どこかショートショートのような趣が読んでいて楽しい。連載は終わってしまったが、このふたりの無敵のタッグに、まためぐり合いたいと切に願う。『蕎麦湯が来ない』これまでのシリーズでは、写真も著者のふたりが撮影担当していたが、本書では本シリーズを手がけてきたデザイナーの小野英作氏によるもの。404句の自由律俳句と50編の散文を収録。マガジンハウス1400円写真左・せきしろ1970年、北海道生まれ。文筆家。ハガキ職人、構成作家を経て、2006年に初の単著『去年ルノアールで』(小社刊)を出版。『たとえる技術』(文響社)、小説『海辺の週刊大衆』(双葉文庫)ほか、単著、共著多数。写真右・またよし・なおきお笑い芸人、作家。2015年、小説デビュー作『火花』で芥川賞を受賞。小説のほか、随筆や自由律俳句の世界でも才能を発揮。『又吉直樹のヘウレーカ!』(NHK Eテレ)などテレビの冠番組も持つ。※『anan』2020年4月1日号より。写真・中島慶子取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2020年03月27日「スチャダラパー」のBoseとモデルで女優の横田真悠がゲストを迎えオトナのカルチャーを熱く語り合う番組「B面ベイビー!」の3月26日(木)放送回に、俳優の磯村勇斗がゲスト出演。磯村さんが語るのはなんと“ゾンビ”。果たしてどんなトークが展開するのか!?高校時代に劇団で芝居を学び大学進学後、2015年「仮面ライダーゴースト」への出演で人気俳優への足掛かりを得ると、続いて朝ドラ「ひよっこ」にヒロインと結ばれる相手役として出演。中条あやみ、志尊淳ら同世代の人気俳優と共演した『覆面系ノイズ』や『ういらぶ。』、月9「SUITS/スーツ」への存在で瞬く間に広い世代に愛される存在に。一昨年秋放送の「今日から俺は!!」では子どもたちの間でも人気者となり、「きのう何食べた?」「時効警察はじめました」ではその演技力も高く評価されている磯村さん。そんな磯村さんだが、なんと「ゾンビ」を愛してやまないとか。というわけで今回は「ゾンビ」をテーマに古今東西のゾンビ映画やそのストーリー、映像演出のインパクト、そこから作品の文化的、歴史的背景にいたるまでを語りつくしていく。この7月には『今日から俺は!!劇場版』の公開を控えているほか、10月には北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之、間宮祥太朗、吉沢亮と人気若手俳優が大集結し、累計発行部数300万部超のコミックを映画化する『東京リベンジャーズ』も控える磯村さん。同作はどん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(タケミチ)が元カノ・ヒナタの弟・ナオトが関東最凶の組織“東京卍曾”に殺されたことをニュースで知った翌日、何者かに背中を押され線路に転落したことで10年前にタイムスリップ。そこでナオトに「10年後ヒナタは殺される」と伝えたことにより、未来が変化し…という物語。磯村さんの「ゾンビ」への偏愛がダダ漏れの43分をお楽しみに。「B面ベイビー!」は3月26日(木)22時~NHK Eテレで放送。(笠緒)
2020年03月26日この方も、あの方も…!anan連載「It GIRL」のこれまでの登場者は200名以上。その中から葵わかなさんにインタビューし、その他4人の方の近況と当時のエピソードもまとめました。愛猫と共演したananは何度も見返している宝物!登場してもらったIt GIRLの記事を目にした葵さんからまず出た言葉が、「懐かしい!」。インタビュー時のことを覚えてくれていた。「撮影した場所も覚えています。遠い昔に感じますが、まだ4年前くらいなんですね。いろんな変化があったから、もっと時間が経ったように感じるのかも。あの頃はまだ高校生で自信もなく、女優で生きるんだということを決めきれていなかった気がします。学校を卒業して、朝ドラのヒロインをやらせていただくなどして経験を重ねるうちに、“これが私の仕事なんだ”と思えるようになりました。当時はシリアスな役を演じることが多かったけれど、『わろてんか』以降明るい役が増えました。この写真の私が思っていたよりは、役の幅は広げられたかな」It GIRLを皮切りに、ananに何度も登場してくれている葵さん。昨年は「にゃんこLOVE」特集(2150号、2019年5月8日発売)で、愛猫のみろちゃんを披露してくれた。「みろと共演できたのが本当に嬉しくて。猫と一緒に写真撮るのって、動いちゃうし難しいじゃないですか。でもananで撮っていただいたみろが、すっごくかわいく写っているんです!その写真は何度も見返して、スマホの待ち受けにもしました(笑)。みろは実家にいるんですが、今度ついに自分の家でも猫を飼うことになったんです。今度ananで猫特集があったら、ぜひその子とも出たいです」【葵わかなさん】No.1978(2015年11月4日発売)に登場。「クイズ番組で早押しボタンを押すのが夢だった」という、可愛らしいエピソードを披露。シリアスな役が多いと話していたが、この2年後には連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)で笑い上戸なヒロインに大抜擢。あおい・わかな1998年生まれ。2009年デビュー。映画『キャッツ』日本語吹き替え版に出演。上演中のミュージカル『アナスタシア』では、主役・アーニャを演じる。【佐久間由衣さん】No.1958(2015年6月10日発売)に登場。当時20歳になったばかりで、「誕生日前日にバンジージャンプに挑戦した」と驚きの発言が。この頃の肩書はモデル。2年後に連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)でヒロインの幼馴染みを演じ、女優として躍進を遂げた。さくま・ゆい1995年生まれ。昨年『“隠れビッチ”やってました。』で映画初主演。近作に映画『屍人荘の殺人』など。2021年に主演映画『君は永遠にそいつらより若い』が公開予定。【平 祐奈さん】No.1962(2015年7月8日発売)に登場。「6人きょうだいで、家族が揃うと笑いが止まらない」と話す姿があどけなかった5年前。映画『ReLIFE リライフ』『未成年だけどコドモじゃない』『honey』など数々の作品でヒロインを演じ、美少女から大人に!たいら・ゆうな1998年生まれ。この春放送のドラマ『ひまわりっ~宮崎レジェンド~』(テレビ宮崎ほか)で主演を務める。「アリシアクリニック」新イメージキャラクター。【佐野ひなこさん】No.1972(2015年9月23日発売)に登場。初出演映画『探検隊の栄光』でネズミやコウモリがいる過酷な現場を経験し、ワイルドになれたと語ってくれた佐野さん。昨年は映画『魔法少年ワイルドバージン』でヒロインを演じ、コメディエンヌの才能も発揮。さの・ひなこ1994年生まれ。“驚異のくびれ”でグラビア各誌を席巻し、女優としても活躍。写真集『Hina』(光文社)が3月10日発売。『テレビで中国語』(NHK Eテレ)出演中。【大野いとさん】No.1981(2015年11月25日発売)に登場。昨年の人気ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)では主人公の隣に住むギャル役を好演。素顔はほんわかモード。パン屋に憧れ、酵母からパン・ド・カンパーニュを作ったというエピソードを語ってくれた。おおの・いと1995年生まれ。2011年公開の映画『高校デビュー』でヒロインに抜擢され、女優デビュー。出演映画『高津川』が、4月3日より全国公開予定。※『anan』2020年3月11日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2020年03月06日グラビアアイドルの水咲優美がこのほど、最新イメージDVD『Private Lesson』(発売中 4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。2013年から2016年にかけてNHK Eテレ『Rの法則』に4期生レギュラーで出演して注目を集めた水咲優美。グラビアも積極的で、上からB91・W59・H90という奇跡的なボディーとGカップのバストを武器に、第1回フォトジェニックジャパンコンテスト日刊スポーツ新聞賞、第2回サンスポGoGoクイーンでベストスマイル賞を受賞するなど、輝かしい実績を誇る。そんな彼女が昨年9月に発売した1stDVD『First Bloom』以来となる待望の2ndDVDをリリース。セクシーな家庭教師役となって、メリハリボディーとGカップのバストをたっぷりと披露している。純白のビキニ姿で報道陣の取材に応じた水咲は「今回は家庭教師という設定で、男性の妄想を詰め込んだ内容になっています。オススメは光沢のゴールドビキニを着たシーンです。その水着を着てダンスをしました。それに回想シーンとして制服を着ました。22歳なんですが、私的には高校生っぽかったと思っています」と自信を見せた。セクシーなシーンについては「夜のベッドのシーンで着た紫の下着風水着のシーンです」といい、「こんなに大人っぽいセクシーな衣装を着たことがないですよ。このシーンでも踊るんですが、アクセサリーもじゃらじゃらつけて踊っています。お姉さんでセクシーかなと思います」とアピールした。同DVDではバスルームのシーンで泡まみれになるシーンも披露している。「いろんなグラドルさんの泡のシーンを見るのが趣味なんです。だから自分のシーンになると気合が入りすぎてめちゃくちゃ泡立たせ、洗いまくってかゆくなってしまいました(笑)」と失敗談も。さらに「誰のDVDを観たら興奮した?」と質問されると「泡のシーンじゃないんですけど、森咲智美さんの花びらブラがヤバかったですね。もう私"オス"になっちゃいました(笑)。エロすぎましたよ」と森咲のエロさに驚嘆したそうで、「私も森咲さんの年齢になったらやりたいですね」と意欲を見せていた。
2020年02月21日シリーズ最新作『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』にきゃりーぱみゅぱみゅが出演、本格声優に挑戦することが分かった。時代の流れか、めっきりラクガキが減ったことで崩壊の危機に直面している王国・ラクガキングダム。今回きゃりーさんが声を担当するのは、このラクガキングダムを救うため、王国の宝である“ミラクルクレヨン”を勇者しんのすけに託し、共に世界を救おうと奔走するラクガキングダムの姫だ。これまできゃりーさんは、2012年のTVアニメ放送のオープニングテーマ「キミに100パーセント」が起用、歴代オープニングテーマの使用期間最長記録を保持し、TVアニメ版で“本人役”として登場、さらには『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』で自身初の映画主題歌を担当するなど、自他ともに認める「クレヨンしんちゃん」ファミリー。Eテレの番組「u&i」のキャラクター・メッチャカを務めているきゃりーさんだが、製作サイドが本作を見て「この声の持ち主は誰だろう?」と驚き、今回の出演オファーに至ったのだという。本作でアニメ作品の声優に本格的に挑戦するきゃりーさんは「これまでとは違った一面を楽しんで出来たらいいなと思います」と話し、「テストで100点を取るとお父さんが原作漫画を1巻ずつ買ってくれて、小学生のころから集めて読んでいたしんちゃん。苦手な勉強を頑張らせてくれたしんちゃんは私にとってまさに”救いのヒーロー”です!しかも本作では、漫画に登場しているエピソードをもとに今回映画化されるということで、しんちゃんのファンとして嬉しいですし、ずっとしんちゃんが好きな皆さんにも楽しんでいただけると思います!」と作品愛を語っている。また、テレビ朝日プロデューサーは「今回演じて頂くラクガキングダムのお姫様は、一見幼く頼りなさそうに見えるものの、その実とても正義感に溢れ、行動力のある、芯の強い役どころです」ときゃりーさんが演じるキャラクターについて説明を付け加え、「きゃりーさんにしか表現できない魅力的なヒロインがスクリーンに誕生するものと楽しみにしています!」と期待を寄せている。なおきゃりーさんは、本作のテーマともなる“ラクガキ”にちなんだ「ラクガキ応援大使」への就任も決定。活動内容は今後明らかになるという。『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は4月24日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 2020年4月24日より全国東宝系にて公開©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020
2020年02月21日グラビアアイドルの水咲優美が、最新イメージDVD『Private Lesson』(4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。2013年から2016年にかけてNHK Eテレ『Rの法則』に4期生レギュラーで出演して注目を集めた水咲優美。グラビアも積極的で、上からB91・W59・H90という奇跡的なボディーとGカップのバストを武器に、第1回フォトジェニックジャパンコンテスト日刊スポーツ新聞賞、第2回サンスポGoGoクイーンでベストスマイル賞を受賞するなど、輝かしい実績を誇る。そんな彼女が昨年9月に発売した1stDVD『First Bloom』以来となる2ndDVDをリリース。メリハリボディーとGカップのバストをたっぷりと見せつけている。水咲が今回演じたのは、教え子をセクシーに誘惑するイケない家庭教師役。全編で凹凸ボディーを惜しみなく披露して教え子を悩殺する。"イケない家庭教師"を象徴するのが、紫の下着風水着とストッキングをはいた夜ベッドのシーン。自慢のダンスを披露して上下左右にGカップのバストを揺らすなど、バストが堪能できる。女教師ということで、メガネを掛けた私服姿も必見。そこから水着へと展開していくが、清楚な姿からは想像もできない見事な女体に見惚れてしまうだろう。なお、同DVDの発売を記念したイベントが2月15日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館6F(16:00~)で開催される。
2020年02月13日人気子ども番組『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の劇場版最新作『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』(1月24日公開)。同作のプロデューサーを務めたNHKエデュケーショナルこども幼児部統括部長・古屋光昭氏が、“第四の壁”と子どもを夢中にさせる“ある仕掛け”を明かした。「映画館でいっぱい遊ぼう!」というコンセプトのもと、親子で楽しめる体験型ムービーとして制作された本作は、「どうやって小さな子どもを映画に参加させ、親子で楽しい時間を過してもらうか」が重要な鍵となる。「大人は普通どのように映画を観ているかというと、ゆったりと席に座り、スクリーンの向こうに繰り広げられる物語や冒険を、『鑑賞』していることがほとんどだと思います。映画は、今ここで起こっている出来事ではなく、現実とは別ものとして受け止めており、舞台や映画と言った『フィクション』と、観客席すなわち『現実』との間には、概念上の見えない“第四の壁”がある、と言われています」ストーリーや世界観などで感情移入する大人に対して、子どもはフィクションと現実の境界線が曖昧で、ストーリーについていくことが難しい上に画面を見続ける集中力も十分に備わっていない。そんな子どもを引きつけるため、同作では「画面から直接視聴者に語りかける手法」を取り入れている。また、そのほかにも「具体的に参加できる要素」として、劇中には大人気の体操「からだ☆ダンダン」「ブンバ・ボーン!」、手遊びでおなじみの「パンダうさぎコアラ」「こぶたぬきつねこ」、そして「おまめ戦隊ビビンビ~ン」など、おなじみの人気曲が多数登場。すりかえかめんやお兄さんとお姉さんたちから、映画館の子どもたち、お母さん、お父さんたちに様々な指令が飛び、周りにいるお友達といっしょに力を合わせて物語に参加できる様々な仕掛けが散りばめられている。「どんな仕掛けを作れば、子どもが参加できるのか、例えばどう問いかければ答えを言ってもらえるのか、親に一緒に歌ってもらうためにはどうするのか、劇場でどんな遊びが考えられるのか、そもそも参加するとはどういうことか、心理的についていく仕掛けは出来ないのか、など様々なアイディアを出し合いました」ストーリーありきで参加要素を盛り込んでいったのではなく、そこで出たアイディアを活かせる形で、映画全体のストーリーを構築していった。劇中では、「一緒に●●しよう!」や「●●してね」という指示など終始何かが進行し、そこに参加することで自然と子供を夢中にさせる。「この映画は、『映画を観る』のでなく、『映画に参加する』映画です。親子が共に味わう体験をし、親子の幸せな時間、楽しい思い出が増えてくれれば本望です。そんな新しい映画のあり方を提供できればと思います」とアピールする古屋プロデューサー。その言葉通り、歌・体操・クイズと様々な方法で映画に参加することができるほか、映画の最後には記念撮影タイムも設けられ、小さな子どもの“映画館デビュー”にも最適な作品に仕上がっている。(C)2020「映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!」製作委員会
2020年02月06日e.m.(イー・エム)2020年春夏コレクションのアクセサリーが、e.m.表参道、伊勢丹新宿店、丸の内、横浜、名古屋、難波、梅田、福岡岩田屋にて発売をスタート。「ポルトガル」着想のボリュームリングe.m.2020年春夏は「ポルトガル」がテーマ。石畳で描かれた道、歴史的な建造物、カラフルな景色、レンガ色の屋根の上に広がる夕焼け。デザイナーがポルトガルへ足を運び、実際に見て、感じたものからインスピレーションを得ている。特徴的なのはユニークなシルエットだ。ポルトガルで見つけた建物をイメージしたアクセサリーは、凹凸のあるデザインや波のようなうねりが多用され、立体感あふれるデザインとなっている。シルバーまたがゴールドのリングは、地金の美しさを際立たせたモデルと、ヴィンテージ感のあるカラーの天然石をあしらったモデルを揃える。ピアスとリンクしたデザインもあり、揃えてコーディネートするのもおすすめだ。ボリューム感あるリングは重ねづけすると、より華やかな手元を楽しめそうだ。「モロッコ」イメージの曲線リングまた同時に、little emblem 2020年春夏の新作アクセサリーも発売。こちらは「モロッコ」がインスピレーションになっており、曲線が独特なゴールドのリングやピアス、カラフルな天然石をセッティングしたリングが登場。e.m.同様に旅の思い出がインスピレーション源となっている。【詳細】e.m.2020年春夏コレクションlittle emblem 2020年春夏コレクション発売日:2020年1月29日(水)取り扱い店舗:e.m.表参道、e.m.伊勢丹新宿店、e.m.丸の内、e.m.横浜、e.m.名古屋、e.m.難波、e.m.梅田、e.m.福岡岩田屋※店舗によって取扱い商品が異なる。【問い合わせ先】■e.m.e.m. 表参道店TEL:03-5785-0760
2020年02月02日E-girlsが本日2月2日、静岡エコパアリーナで「E-girls PERFECT LIVE 2011→2020」の静岡公演2日目を行う。『Follow Me』などのヒット曲で知られる人気ガールズグループのE-girls。昨年末に「2020年を以って活動を終了する」という電撃発表が驚きをもって迎えられたのは記憶に新しい。そして先日、ニューシングル『別世界』をリリースし、ミュージックビデオのYouTubeでの再生回数は10日で33万回を超えている。最後まで走り続ける準備は万全だ。本日から始まる「E-girls PERFECT LIVE 2011→2020」が彼女たちのラストツアー。これはLDHが6年に1度行う「LDH PERFECT YEAR 2020」の一環となる、全国アリーナ公演だ。タイトルの通り、活動11年の集大成となるだろう。セットリストもそれにふさわしい内容になることが予想される。メンバーのYURINOは「全てが詰まっているし、大事なライブになると思います。皆さんと大事な思い出を作たらいいなと思うので、絶対遊びに来てほしいです」とコメント。グループ最後の大一番をぜひ現場で体感していほしい。■公演情報「E-girls PERFECT LIVE 2011→2020」静岡公演2月1日(土)開場18:00/開演19:002月2日(日)開場17:00/開演18:00会場:静岡エコパアリーナ
2020年02月02日長寿番組「おはなしのくに」が、今年から海外の名作シリーズを放送。2月より秋山竜次、浜野謙太、浜辺美波がそれぞれ出演する物語を放送する。幼稚園・保育所~小学校3年生向けに、読み聞かせや読書の楽しさを伝える番組「おはなしのくに」。1990年の放送開始から30年目を迎える、学校放送番組で一番の長寿番組だ。これまで放送してきた日本の昔話シリーズに続き、今年から“海外の名作シリーズ”を放送。来月は「はだかの王さま」(アンデルセン童話)、「ブレーメンのおんがくたい」(グリム童話)、「ヘンゼルとグレーテル」(グリム童話)といった3つの物語を、秋山さん、浜野さん、浜辺さんの一人芝居で放送する。秋山竜次(ロバート)×「はだかの王さま」まず、秋山さんが王さまに扮する「はだかの王さま」では、ペテン師のうまい言葉に惑わされる王さまの心情を、表情だけで描写するお芝居が見どころ。さらに、大臣や家来、町の人々まで、大勢の役柄を演じ分ける。秋山竜次コメント普段から裸になる自分としてはぴったりなお話で嬉しかったです。昔から見ていた番組なので、一生懸命挑みました。収録前日に日焼けサロンにも行っておきました。ご家族でご覧になっていただけるとうれしいです。浜野謙太×「ブレーメンのおんがくたい」続いて浜野さんが、コミカルに温かく演じる「ブレーメンのおんがくたい」を放送。飼い主に捨てられたロバ、犬、猫、オンドリの4匹の動物たちの演じ分けや、歌とトロンボーンの演奏シーンも登場する。浜野謙太コメント子どもたちには、単純に笑ってもらえたらうれしいです。なかなかブレーメンへ行かないところや、動物がタワーになって脅かすところ、どろぼうがびびりすぎて間違えまくるところをおかしなこととして笑ってほしい。昔話の教示的な雰囲気を超越して笑えるものになっていたらいいなと思います。浜辺美波×「ヘンゼルとグレーテル」主演ドラマ「アリバイ崩し承ります」の放送を間近に控える浜辺さんは、「ヘンゼルとグレーテル」の物語を瑞々しく演じる。浜辺さん演じる妹のグレーテルが、恐ろしい魔女と対峙する場面での迫真の演技、グレーテルが成長していく姿に注目だ。浜辺美波コメント幅広い年齢とキャラクター設定の役を一度に演じることは初めてだったので新鮮でした!知っていた物語をもう一度考え直すことにより新しい発見があって、たくさんの物語を読み返したいなと思いました。「おはなしのくに」は毎週月曜日9時~Eテレにて放送中。(cinemacafe.net)
2020年01月30日ユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド「UT」から、「ピングー」とのコラボレーションウェアが登場。第1弾としてベビーパジャマが、2020年1月27日(月)から全国のユニクロ ベビー取り扱い店舗などで発売される。第2弾のレギンスは4月中旬に発売予定。ユニクロUTが「ピングー」とコラボ「ピングー」は、南極に住む「ピングー」となかまたちの日常をコミカルなタッチで描いたアニメーション。2017年10月からは13年ぶりの新作となってNHK Eテレで「ピングーinザ・シティ」が放送されており、誕生40周年を迎える2020年の夏には、松屋銀座店にて展覧会企画も決定している。そんな人気アニメーション「ピングー」とユニクロ「UT」とのコラボレーションでは、「ピングー」の愛らしいイラストを配したベビーパジャマやレギンスを展開。ベビーパジャマパジャマには、「ピングー」のフェイスを大胆にあしらったモデルと、アニメーションに登場するキャラクターたちが風船を持ちながら散歩しているかのようなモデルの2種類を用意。トップスには、着脱しやすいように肩スナップをつけたり、寝ている間にお腹が冷えないように上下を留めるボタンをつけたりと、機能性にもこだわっている。レギンスレギンスには、「ピングー」と「ピンガ」をドットのようにあしらった総柄と、「ピングー」と「ロビ」の刺繍を施したボーダー柄デザインの2種類を取り揃えた。【詳細】ユニクロ UT「ピングー」コラボレーションウェア販売店舗:全国のユニクロ ベビー取り扱い店舗、オンラインストア■第1弾ベビーパジャマ発売日:2020年1月27日(月)価格:クレイ アニメーション パジャマ ピングー(長袖) 1,500円+税■第2弾レギンス発売予定:2020年4月中旬価格:クレイ アニメーション レギンス ピングー(7分丈) 790円+税【問い合わせ先】株式会社ユニクロ カスタマーサポートセンターTEL:0120-170-296(受付時間:9:00~17:00 年中無休)
2020年01月30日舞台『天才てれびくん the STAGE ~てれび戦士REBORN~』の公開ゲネプロが23日にヒューリックホール東京で行われ、前田公輝、長江崚行、鎮西寿々歌、ド・ランクザン望、高野洸、多和田任益、松村優、麿赤兒、横山だいすけが登場した。同作は、放送開始27年を迎えるNHKの人気子供番組『天才てれびくん』初の舞台化作。宇宙に楽しいことを届ける選ばれし"てれび戦士"たちが、世界を「つまらないこと」で支配するテレゾンビ党に記憶を奪われ大人になってしまうが、『天才てれびくん』を復活すべく戦うことになる。歌、ダンス、アクションも満載の120分となった。同番組にてれび戦士として出演していた前田らだが、「前田公輝役の前田公輝です」「長江崚行役の長江崚行です」という自己紹介に、長江は「なんかあれですけど……」と苦笑。メンバーたちは「唯一の女性キャストということなので、男性陣に負けないようにパワフルに頑張りたいと思います」(鎮西)、「天才てれびくんは僕の原点でありスタート時点なので、初心に戻ってシンプルに、楽しんで楽しませるということを、やりたいと思います」(ド・ランクザン)と意気込む。同番組で結成された「Dream5」のメンバーとして活躍していた高野は、「てれび戦士の仲間としてここに立てるのを嬉しく思います。Eテレっ子だったら、絶対タイムマシーンに乗って時間旅行した気分になれると思うので、ぜひ楽しんでください」とメッセージ。さらに悪役刑事役の多和田が「悪役も刑事も初めて演じる役なんですけど、以前経験したヒーローショーにも通ずるところがあるなと思いました」、テニス・キング役の松村が「最後まで全力で駆け抜けていきたい」、てれび仙人役の麿が「美男美女に囲まれて幸せに過ごしております。これからも幸せになります」と続く。また横山が「本日はだいすけお兄さんファミリーコンサートに……」と自己紹介を始めると、前田らが「違います違います!」と総ツッコミ。横山が「小さいお友達が少ないなって……」とボケると、前田は「大きいお友達の方が多い」と指摘し、横山も「みんながつっこんでくれる。メンバーも和気藹々と稽古に臨んできまして、来てくれる皆さんに楽しんでもらえるように頑張りたいと思います」と語った。最後に前田は「本当に、『天才てれびくん』がまさか舞台になるとは思ってなくて。『天才てれびくん the STAGE ~てれび戦士REBORN~』というタイトルなんですけど、当時我々が出てた時は、素でやっていたところからドラマを発信するみたいな番組」と振り返る。「また新しい、皆様と一緒に別の色の『天才てれびくん』が作れたんじゃないかなと思っておりますので、当時のライブ感と、芝居部分のハーモニーを楽しんでいただけるように千秋楽まで頑張りたいと思います」と宣言した。東京公演はヒューリックホール東京にて23日〜26日、大阪公演はCOOL JAPAN OSAKA WWホールにて2月1日〜2日。
2020年01月23日デーモン閣下の歌うおまじないソング「toi toi toi!」が1月17日、「0655」(NHK Eテレ)で放映された。「リクエストにおこたえフライデー」と題し、視聴者のリクエストにこたえた閣下。受験シーズンを目前に控えた中での粋な計らいが、ネットで話題を呼んでいる。「toi toi toi!」は、もともとドイツのおまじない。「幸運を祈る」という意味が込められており、そのことにちなんで制作された番組のオリジナル曲「toi toi toi!」は閣下の優しい歌声がファンの間で評判を呼んできた。同日、番組では「3月に受験なので、いつも私を応援してくれた『toi toi toi』で応援して欲しいです!」というリクエストが紹介された。曲中では受験生への応援の言葉も。さらに閣下も登場し、エールを送るように歌うシーンもあった。この週末からセンター試験が開催され、いよいよ受験シーズンに突入する。そのなかで流れた「toi toi toi!」は大きな話題となり、曲名がTwitterでトレンド入り!また《これをセンター試験前日に放送することにしたのは素晴らしいと思う!》《粋なことするなぁ0655》といった番組への賛辞や、《そうか明日からセンター試験か。受験生の皆さんにToi, toi, toi!》《この曲聞いて、机3回叩いて、自分信じてがんばって!!》と受験生へのエールも上がっている。さらに「toi toi toi!」に感激する、こんな声も上がっている。《toi toi toi聞くとデーモン閣下の優しい声に目頭熱くなる》《聴き終わる頃にはとても幸せな気持ちになってた。ありがとうな……閣下……》《閣下のtoi toi toi 流れてて頑張るぞ!ってなった!》《いい1日を 送れそうな気分になりました》
2020年01月17日「自信がないとなると、大きなものってあると、なんか、頼りたくなっちゃうというか。ネット右翼の人たちもそうかもしれませんし」2020年1月1日に放送された「100分deナショナリズム」(NHK・Eテレ)でこう語ったのは、稲垣吾郎(46)だ。古今東西の“名著”を100分で読み解いていく「100分 de 名著」のスペシャル版である同番組。4人の識者とともに、ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』、マキャヴェッリ『君主論』、橋川文三『昭和維新試論』、安部公房『方舟さくら丸』という4つの名著から、ナショナリズムを紐解いていくという高度な内容。芸能界きっての読書家らしく、稲垣は見事なMCぶりを見せた。識者のコメントを視聴者にわかりやすく伝えるのはもちろん、元SMAPならではのコメントも。テーマがテーマなだけに、硬くなりがちな場の雰囲気を和ませた。アンダーソンの「ナショナリズム(国民意識)は植民地で生まれ、それが独立戦争に発展した」という論を受けて、稲垣はこんな発言をする。「僕なんかも個人的に言うと、大きな会社にいて、ちょっと独立して。でもなんかそうなることによって、仲間意識がいつも以上に強くなってきたりとか<中略>独立戦争したわけではないんですけど(笑)」さらに「(日本人の)日本に対する自信」の推移を示したグラフが紹介される場面では、こんな冗談も。高度経済成長とともに上昇していった“日本人の自信”が1983年をピークに下降していき、2003年ごろからふたたび上昇に転じていることを受けて……。「2003年の要因として、『世界に一つだけの花』があったからかな、と勝手に思っちゃった」稲垣が冒頭のように、“ネット右翼”に言及したのはこの直後。“経済的衰退による自信の喪失が、排他的なナショナリズムの一因ではないか”という識者の指摘をうけてのものだった。だが、これに噛みついたのが、作家の百田尚樹氏(63)だ。1月9日にニュースサイト「LITERA」が番組の内容を記事にまとめると、ツイッター上で稲垣の発言が話題に。すると、10日に百田氏はこんなツイートをしたのだ(現在は削除)。《頭の悪いタレントが、リベラル的なこと言えば受けるかもと考えて発言したんだろうね。 マジレスすると、「大きなもの」とは何かも定義せず、「自信がないとそれに頼る」という仮説の前提の上に、抽象的な結論を導き出したバカ発言》だが、これに対して“百田氏は番組を観ていないのではないか”という指摘が多く出た。《稲垣吾郎のことを批判しているが、実際のところ番組自体をしっかり見た人は皆、稲垣吾郎を絶賛している。このような著名人が番組自体を見ず、好き勝手意見を言って良いものか?》《この番組はオンデマンドで視聴できるので批判するのであれば最低番組を見てからにしてもらいたかったですね》稲垣の発言前に社会学者の大澤真幸氏が、“昭和維新”の活動家たちが「自分の自我が“大きいもの”と一体化することで救済が来るという気持ち」があったこと、そして彼らにとってはそれが「天皇」であったことを指摘している。さらにカルト宗教の信者の場合、“大きいもの”が教祖であった例も紹介している。要は、稲垣が言った“大きいものに頼りたくなる”というのは人間の精神構造を指しており、文脈によって“大きいもの”は異なる。そこに“リベラル的”も、“保守的”もない。さらに番組では明治政府によって日本のナショナリズムが“作り出された”過程や、第一次大戦後の不況がナショナリズムを醸成した経緯も詳細に論じられている。番組を観ていれば稲垣の発言はけっして唐突なものではないし、具体的な議論の上でなされた発言であることも一目瞭然だ。また番組内容を理解していれば、ネット右翼が頼る“大きいもの”として、稲垣が明治維新後に生み出されたいわば「想像の共同体」を念頭に置いていることも想像がつくだろう。番組の最後で、稲垣吾郎はこう語った。「すぐ近くにいる人のことを違うなって思っても、それを受け入れられる。そういう許容、寛容みたいなものって絶対に(必要です)。それが広がっていくのかな、なんて、ちょっと夢みたいなことを言いますけれども(笑)」自分と意見を異にする相手を“頭の悪いタレント”と断じてしまう百田尚樹氏には、この言葉が響くだろうか。
2020年01月13日この1年で、公式インスタグラムのフォロワー数がおよそ10倍の140万人超え、紛れもなく“2019年の顔”となった横浜流星。さらに、初主演映画を含めて6本の映画に参加し、日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれた昨年度以上の活躍を見せた成田凌、世代随一の演技力で広く認知された若き才能・清原果耶など、平成から令和へ、時代が変わった今年、映画に、テレビにと大躍進を見せた俳優たちに迫った。横浜流星、“ゆりゆり”で時の人に“どーやん”“藍ごはん”もSNSを席巻「日経トレンディ」が選ぶ「2019年“今年の顔”」、「Yahoo!検索大賞」大賞・俳優部門賞のW受賞、「GQ MEN OF THE YEAR」の「New Generation Actor of the Year」と、2019年をふり返る各賞を受賞した横浜流星。「ワイモバイル」、資生堂「recipist(レシピスト)」、森永「ダース」などCM数は一挙に5社となり、「2019年TV-CM急上昇ランキング」でも第1位となった。1~3月に放送された「初めて恋をした日に読む話」の東大を目指すピンク髪の高校生・由利匡平役をオーディションで獲得して、初めて出演をしたプライムタイム連続ドラマで大ブレイク。クールで物憂げな眼差しと儚げな色気、時折覗かせる気骨さ、あざとすぎるほどの“舌ペロ”などで、深田恭子演じる主人公・春見順子のみならず、年上女性を中心に多くの視聴者を魅了した。1つの役で、ここまで広く、大きく知られるようになった若手俳優の登場は久しぶりかもしれない。1996年9月16日、横浜市生まれ。モデル活動を経て2012年「仮面ライダーフォーゼ」で俳優デビューし、「烈車戦隊トッキュウジャー」にレギュラー出演。その後、『オオカミ少女と黒王子』『キセキ―あの日のソビト―』『虹色デイズ』など話題作に相次いで出演してきた。「技術がないからこそ、真正面からぶつかっていけるところ」が自らの“武器”と謙遜し、「例えば、お芝居が上手い人たちは、毎回同じタイミングで涙を流せたりする。“どうやっているの?感情、どうなっているの!?”と驚くこともあるけど、俺はそういうタイプではない。毎回違うようになるからこそ、ぶつかっていけるところもある」と、シネマカフェが行ったインタビューで語っていた横浜さん。そうやってぶつかってきた結果、ピンク色だけではない、様々な色合いを作品ごとに見せてくれた。大ブレイクの後、スクリーンで彼を見たいと“飢えた”ファンのために(!?)、恋をしたことがない内気少年を演じた『愛唄 ―約束のナクヒト―』、イケイケキャラながらギャップのある『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』、身体能力の高さを見せつけた『チア男子!!』、抑えた演技を見せた『いなくなれ、群青』と、恋愛王道ものから青春ミステリーまで4作の映画が公開。うち3作がW主演を含む主演作品となった。忘れてはならないのが、紆余曲折あって2018年12月に公開された『青の帰り道』(藤井道人監督)だ。群馬県・前橋と東京を舞台に、7人の男女の10年間を描いた青春群像劇は、5月にアップリンク渋谷にて再上映がスタートするや、35回連続満席を記録、その後全国各地でも再上映された。横浜さんの大ブレイクはもちろん、藤井監督らスタッフ・キャスト、何より本作に魅せられたファンたちの草の根的な活動もあり、ソフト化および配信もされている現在でも劇場でかかれば大入り。同作で演じたのは、藤井監督の親友がモデルという、漠然と“デカイことをやる”と粋がっているリョウ。地元に残るも窃盗事件を起こし、上京するもオレオレ詐欺の道へ。だが、根っこには仲間への熱い思いがあり、建前にあらがい、忖度はしない、何物にも染まらない役柄で、結果的に仲間を救い出すキーパーソンとなったその姿は、どこか“ゆりゆり”にも通じるところが。いまとなっては、渋谷スクランブル交差点付近でのロケシーンはなかなかの貴重映像だ。さらに、同作で深まった縁により、藤井監督が手掛ける「amazarashi」の「未来になれなかったあの夜に」のMVに、『L・DK ひとつ屋根の下~』で共演した杉野遥亮や、泉澤祐希、柄本時生らと参加。バンドが空中分解してもなお、音楽にこだわり続けた男性(メンバーの秋田ひろむがモデル)を無精ヒゲや長髪姿で体現。これがまるでショートムービーのようなクオリティで、横浜さん自身も「このチームで映画を創りたい」とコメントするほど。その映画が実現したら、ぜひとも観てみたい。また、2クール連続のドラマ「あなたの番です」に“反撃編”から理系大学院生・“どーやん”二階堂忍として登場。西野七瀬演じる黒島沙和との初々しいイチャイチャ、田中圭演じる手塚翔太との鍋を挟んだ掛け合いなどで最終回まで目が離せない存在となった。「4分間のマリーゴールド」でも、花巻家4兄妹の末っ子・藍役で注目を集め、本格的な料理シーンに初挑戦。序盤の手作り誕生日ケーキやきんぴら、サバの味噌煮から最終回のグラタンまで、食卓に並ぶ「藍ごはん」が「毎週美味しそう」と話題に。2020年は早速1月12日から、「あな番」と同じ日曜ドラマ枠「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」で「今日から俺は!!」の清野菜名とW主演にして連ドラ初主演。吉高由里子とのW主演でキックボクサー役を演じる恋愛映画『きみの瞳が問いかけている』、伊藤健太郎と共演する舞台「巌流島」などが待機し、さらなる飛躍に期待がかかる。成田凌、ミュージシャンやダメ男から活動弁士まで演じ分け躍進の年となった2018年と同様、今年も『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』など話題作ばかりに出演した成田凌は、現在公開中の『カツベン!』で満を持して映画初主演を務めている。1993年11月22日生まれ。2013年より「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍し、翌年「FLASHBACK」で俳優デビュー。社会現象となった「逃げるは恥だが役に立つ」やNHK連続テレビ小説「わろてんか」で注目を集め、新海誠監督『君の名は。』にも声優として出演した。そして2018年、大ヒット作『劇場版コード・ブルー ードクターヘリ緊急救命ー 』から井浦新と共同生活を送った『ニワトリ★スター』など、大作からインディーズ映画まで縦横無尽な活躍が魅力だ。埼玉県出身であることから、今年スマッシュヒットとなった『翔んで埼玉』に友情出演して劇場を沸かせたかと思えば、『さよならくちびる』ではそれぞれが複雑な思いを抱えた女性デュオ、ハルレオ(門脇麦と小松菜奈)解散ツアーに同行するマネージャーに。今泉力哉監督と念願のタッグとなった『愛がなんだ』では、スキじゃないのに一緒にご飯を食べたり、一晩過ごしたりできるダメ男、マモル役へのハマりっぷりが“リアルすぎる”と話題に。特に、料理を作る主人公・テルコ(岸井ゆきの)に“肩トン”からの“追いケチャップ”は、日本映画界の流行語大賞となり得る強力ワードとなった。これらの作品で評価された成田さんは、“石原裕次郎を彷彿とさせる将来性豊かな映画デビュー5年以内の新人”を対象にした「日刊スポーツ映画大賞」石原裕次郎新人賞を受賞したばかり。そして、『それでもボクはやってない』『舞妓はレディ』の周防正行監督の最新作『カツベン!』では、映画がまだモノクロでサイレントの「活動写真」と呼ばれていたころに、独自のしゃべりで物語をつくりあげた活動弁士“カツベン”として大奮闘。約100年前の大正時代にも違和感なく溶け込み、喜劇の中で若き弁士として生き生きと躍動し、猛特訓したという見事なカツベンぶりも披露している。また、スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」での“就活するタラちゃん”役も印象的だった成田さん。浜辺美波と安田顕がバディを組むテレビ朝日系の新ドラマ「アリバイ崩し承ります」では、“見た目だけは”クールな刑事というかつてない役柄に挑む一方、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)では千葉雄大演じる加賀谷刑事と“コインの裏表”のような殺人鬼・浦野を再演する。「同期のサクラ」の脚本家・遊川和彦の第2回監督作品『弥生、三月 -君を愛した30年-』(3月20日公開)では初共演の波瑠とW主演でラブストーリーに挑戦するほか、『糸』『窮鼠はチーズの夢を見る』など2020年も公開作が続き、今度は主演男優候補の一角を担う存在となることは間違いない。宮沢氷魚&清原翔、メンノンモデルの活躍に熱視線成田さんと同じく「MEN’S NON-NO」専属モデルであり、今年俳優として広く認知されたのは、「偽装不倫」で4年ぶりの連ドラ主演となった杏の相手役を務めた宮沢氷魚だ。繊細でどこか謎めいている、海外で活躍していたカメラマンという役柄は彼にぴったりだった。1994年4月24日、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれの東京育ち。父は「THE BOOM」のボーカル・宮沢和史、母はタレントの光岡ディオンという二世俳優。2017年「コウノドリ」第2シリーズで俳優デビューした。今年は「僕の初恋をキミに捧ぐ」「賭ケグルイSeason2」「偽装不倫」と3本のドラマに相次いで出演し、映画初出演となった『映画 賭ケグルイ』でもギャンブルに反対する「ヴィレッジ」のリーダー・村雨天音役を演じた。184cmのすらりとしたスタイルで黒い衣装を着こなす様は、白装束ばかりのヴィレッジの中で映えに映えた。2020年は今泉監督による『his』(1月24日公開)で、藤原季節と同性カップルを演じる。恋愛映画の旗手といわれる今泉監督が“好きだけではどうしようもない”恋愛のその先を描く同作で、映画初主演。今後の伸びしろに、大いに期待したい。また、成田さんと同じ1993年(2月2日)生まれの清原翔も、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で人気を獲得。綾野剛似の塩顔、クールで現代的なルックスながら、北海道・十勝で牛と共に生きるピュアな“照男兄ちゃん”としてお茶の間を魅了し、「あさイチ」に初登場した際にはギャップのある“きよたんスマイル”に多くのファンが沸いた。2017年「レンタルの恋」で俳優デビュー。映画『うちの執事が言うことには』『PRINCE OF LEGEND』ほか、今年10月期は「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」「死役所」と2作のドラマに引っ張りだこ。1月24日より映画『サヨナラまでの30分』が公開、松下奈緒演じる腫瘍内科医と木村佳乃演じる消化器外科医が登場する新・木曜劇場「アライブ がん専門医のカルテ」への出演も決定している。清原果耶中学生から母親役まで!確かな演技力見せる驚異の17歳「日刊スポーツ映画大賞」にて新人賞を受賞したのが、山田孝之がプロデューサーを務めた藤井監督『デイアンドナイト』や、ヒロインの中学時代を演じた『いちごの唄』などで映画ファンを唸らせた若き演技派・清原果耶。NHKドラマ「透明なゆりかご」(2018)の反響も冷めやらぬ中、今年はその圧倒的なまでの演技力が幅広い層に知れ渡った。2002年、大阪生まれ、1月30日で18歳になる。「アミューズオーディションフェス2014」にてグランプリを獲得して芸能界入り、13歳にしてNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主要キャストに大抜擢された。雑誌「nicola」から「Seventeen」へと移籍し、専属モデルとしても活躍中だ。命の誕生の現場に寄り添う若き看護見習いを演じた「透明なゆりかご」は毎回話題となり、平成30年度(第73回)文化庁芸術祭(テレビ・ドラマ部門)大賞を受賞、「東京ドラマアワード」では自身の主演女優賞を含む3冠を獲得(『愛唄 ―約束のナクヒト―』で共演した“ゆりゆり”横浜さんが助演男優賞)。また、今年7月放送のNHK BS「螢草 菜々の剣」では時代劇にも初挑戦した。『デイアンドナイト』で演じたのは、企画・原案・主演の阿部進之介が児童養護施設で心を通わせていく少女・大野奈々。昼は子どもたちのために料理を作り、夜は車の盗難やアコギな裏商売を繰り返す阿部さん演じる主人公・明石と、“親がいない”現実に直面する孤独な奈々の心のやりとりも見どころとなった。また、劇中の役柄・大野奈々名義で、山田プロデューサーが「RADWIMPS」野田洋次郎にオファーした主題歌「気まぐれ雲」を歌唱、透明感のある歌声がエンドロールを優しく包み込んでいる。さらに、連続テレビ小説=“朝ドラ”100作目「なつぞら」で演じた奥原千遥は、登場シーンはそれほど多くなくとも、清原さんが演じたからこそ、より人間味と深みを持ったキャラクターとなった。戦災孤児のなつ(広瀬すず)と千遥の姉妹は幼いころに生き別れになっていたが、第14週(7月1日~6日)では18歳の千遥が北海道・十勝の柴田牧場を訪れ、ひとり去っていくエピソードが涙を誘った。第24週の144回(9月14日)、なつたちが新天地・マコプロで手掛けたTVアニメ「大草原の少女ソラ」が放送されると、なんと母になった千遥が再登場。続く第25週(9月16日~9月21日)では神楽坂の小料理屋の女将として、苦労を重ねた横顔と大人びた姿を披露した。なつや咲太郎(岡田将生)らと空白の時間を埋め合うような会話から、それまで“ちゃんと生きてきた”生き様が伝わってくるような佇まいでもあった。そして、「新鮮なキャラ」「演技が上手い」と話題となったのが、先日最終回を迎えた傑作ホームコメディ「俺の話は長い」だ。主演の生田斗真と姉役・小池栄子、「なつぞら」にも出演していた安田顕、「透明なゆりかご」では婦長だった原田美枝子らによる会話劇の中にあって、全く引けをとらないばかりか、最終回では“母”小池さんさながらの鋭いツッコミをするなど、新たな魅力が開花。2020年は元旦1月1日(水)から、NHK「2020巻頭言 10years after 未来への分岐点」(仮)で次世代の代表としてMCを務める。大ヒットドラマ「あな番」奈緒、「3A」福原遥にも注目朝ドラといえば、2018年前期の「半分、青い。」でヒロイン(永野芽郁)の親友・菜生を演じて注目され、今年は「あなたの番です」の“尾野ちゃん”こと尾野幹葉役で一躍ブレイクした奈緒。先日、永野さんとの久々の2ショットがSNSにアップされるや、瞬く間にネットニュースにもなった。1995年2月10日生まれ、福岡県出身。地元でモデルをしていたが、脚本家・野島伸司が総合監修を務める俳優養成スクール第1期生に合格、女優としての道を本格的に歩み始める。今年は連ドラ初主演となった「のの湯」で幕を開け、10月期の「まだ結婚できない男」などにも出演し、前川知大(劇団イキウメ)×山田裕貴主演「終わりのない」で初舞台を体験したばかり。「あなたの番です」では2クール通して出演、当初は翔太(田中圭)、やがては二階堂(横浜さん)に一方的に好意を寄せる粘着質なキャラや、二階堂と交際し始めた黒島(西野七瀬)に緑色の“毒霧”をお見舞いするなど、その奇怪な言動が毎回話題に。交換殺人ゲームを発端にした連続殺人の“容疑者”の1人として、翔太たちのみならず、視聴者をも撹乱させた。そんな奈緒さんの初主演映画『ハルカの陶』が現在公開中だ。同名コミックの映画化で、奇をてらったストーリーでもなく、殺人事件も起こらず、備前焼に魅せられて人生が変わった女性が新たな1歩を踏みしめていくまでを描いた陶芸映画。現・朝ドラ「スカーレット」は滋賀県甲賀市の信楽焼だが、こちらは岡山県備前市が舞台となり、実際の工房や窯で撮影が行われた。本作では、役を離れたときの話しぶりのように柔和でありつつも、芯の強さと情熱を感じさせる主人公を好演。特に、“私だって覚悟を決めてやってきた”と叫ぶシーンは、女優になるため福岡から一念発起して上京してきた奈緒さん自身の姿にも重なる。今後は、「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔が主演する日本テレビ系深夜ドラマ枠「シンドラ」の「やめるときも、すこやかなるときも」が2020年1月20日深夜よりスタート。又吉直樹の恋愛エッセイの映画化『僕の好きな女の子』、吉原の花魁を演じる『みをつくし料理帖』などが公開される。一方、「ニッポンノワール」との連続性が話題となった、1月期に放送された「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も2019年を代表するドラマ。菅田将暉演じる教師のもと、生徒役にブレイク必至の若手俳優たちが勢揃いし、それぞれが新境地を見せる中、NHK教育(現・Eテレ)「クッキンアイドル アイ!まい!マイン!」で“まいんちゃん”として親しまれた福原遥の号泣演技に多くの人が驚愕することに。1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。「3A」後の活躍ぶりは素晴らしく、『4月の君、スピカ。』では佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と、現在公開中『羊とオオカミの恋と殺人』では杉野遥亮という、話題の若手俳優とW主演。『映画 賭ケグルイ』では主演・浜辺美波や高杉真宙、矢本悠馬、森川葵らが熾烈な演技合戦を繰り広げる中で豹変演技も。主演ドラマ「コーヒー&バニラ」 、「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」、そしてシチュエーションコメディ「ウレロ☆未開拓少女」にも加わるなど、多彩な顔を見せてくれた。桜井ユキ、時代がようやく彼女に追いついた!?最後に、大活躍した桜井ユキも挙げずにはいられない。ドラマでは、「絶対正義」では山口紗弥加演じる“正義モンスター”に疑念を抱くジャーナリストに、「東京独身男子」では斎藤工と滝藤賢一から惚れられる敏腕弁護士に、初主演作「だから私は推しました」では白石聖演じる不器用な地下アイドルを“推す”アラサーOLに、そして「G線上のあなたと私」ではバイオリン教室の講師を演じ、配信も含めると7作もの作品で輝いた。1987年2月10日生まれ、福岡県出身。2011年、24歳で女優デビューする。2013年から活動の場を映画に移すと、『新宿スワン』『リアル鬼ごっこ』の園子温監督をはじめ、三池崇史、石井岳龍ら日本映画界の名だたる鬼才監督の作品に出演。月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)が連ドラ初出演、高橋一生と妖艶なラブシーンに挑んだ『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・オブ・スリーピング ビューティ-』(2017)で映画初主演を飾った、いわゆる“遅咲き”。松坂桃李×三浦大輔『娼年』にも“顧客”の女性として出演しており、体当たりの演技には定評がある。今年は、ドラマ版に続いて映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』に登場、22歳の新鋭・井樫彩監督の『真っ赤な星』(小松未来とW主演)などのほか、『マチネの終わりに』では福山雅治と石田ゆり子の恋に割って入り、一途な思いのあまりに2人の運命を変えてしまう役柄で強い印象を残した。これらの活躍により、第44回報知映画賞・助演女優賞にノミネートされている。一方、「G線上のあなたと私」では、波瑠演じる主人公・也映子や松下由樹演じる夫・姑との関係に悩む幸恵をバイオリンの世界に引き込む眞於先生に。中川大志演じる理人から片思いされ、公私ともに挫折を経験した女性を柔らかく、繊細に演じ、いくえみ綾の世界観にもハマる存在であることを実証してみせた。ソフトバンクの新CM 「恋人がサンタクロース」篇では、大根仁監督のもと田中圭と共演。パパラッチに追われる田中さんが待ち合わせていたのは、サンタ…に変装した“恋人”桜井さんという設定で、早くも「かわいすぎる」との声が続々。どんな役も自分のものにしてしまう実力派に、ついに時代が追いついてきた、と言っても過言ではないだろう。(text:Reiko Uehara)
2019年12月26日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「レギュラーワーク」です。『anan』で連載をはじめてちょうど2年になります。なんと今回で100回目を迎えます。ありがとうございます。メジャーデビュー以降、うれしいことにレギュラーのお仕事が途切れたことがありません。ずっとやっているラジオやTVのレギュラー番組、そして雑誌の連載と、ミュージシャンですがやっぱり毎週とか毎月とか決まっているお仕事があるというのは、心の安心・安定に繋がっていいですね。スタッフが決まっているのもありがたいです。新しい環境とか人に慣れるのに時間がかかるタイプなので、レギュラーでいつも同じメンバーでできる仕事は気持ちもすごく楽。音楽はひとりきりでプレッシャーを抱えながら向き合うものなので、作るのもライブも常に緊張感があります。本業なので当然ですが、でもしんどいことも多い。一方レギュラーワークは、いろんな人と関わりながら作るものなので、その場その場で考えられる。楽しんでできているので、ありがたいなあと思います。ミュージシャンの方は、音楽番組以外だと自分の趣味を活かした連載や番組を持っている方が多い気がします。映画好きの方が映画のコラムを書いたり、コメントをする番組を持っていたり。実を言うと、僕はそれはちょっと苦手、というか、多分できません。なぜかというと、そこまでこだわっている趣味がないからです。なんでも広く浅くで終わってしまう。だから、逆に言うと誰とでもなんの話でもできます。カメレオンタイプです。話合わせるのはうまくできるほうですし、浅くなら、いろんなこと知ってます。野球の話も映画の話もできると思います。そう考えると僕はMCタイプなのかもしれません。ケーブルTVの専門番組を見るのがめっちゃ好きなんですが、そこに出ているような、いろんな世界のエキスパートに会ってみたい。僕のようなズブの素人が超専門的な釣り番組の司会とかをしていたら、めっちゃ面白くないですか。詳しい人ばかりで掘り下げるより、「なんでコイツおんねん?」というような視聴者目線の僕みたいなのがいたほうが、番組的にもわかりやすくなっていいと思うんですよね。そうなると、もう音楽とは全然関係ないほうがいい。ガーデニングとか手芸を専門家に教えていただくとか。僕がなんかチクチク作ってたら、ちょっとかわいくないですか?おかざきたいいく1/3(金)23:00~、NHK Eテレで『前山田×体育のワンルームミュージック』完全版放送。2/11(火)、エディオンアリーナ大阪で、ワンマンライブ「OKAZAKI ROCK FESTIVAL 2020」開催。※『anan』2019年12月18日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年12月12日くりくりの瞳、鼻の横の大きなほくろ、白黒のハチワレ模様がなんともチャーミングな猫、その名もむぎ。一見すると普通の“猫”だが、なんと正体は木琴を叩きながら歌い踊るミュージシャン!“猫”離れした多彩な才能を発揮。メジャー初EPをリリース!「むぎはですね、“かいぬしのゆうさくちゃん”と元々東京と沖縄で暮らしてたんですが、’09年に一度死んでしまって…。それから5年ほどの天国暮らしを経て、ゆうさくちゃんが呼び戻してくれたんです。天国から戻った後、散歩の様子をSNSにアップしてみたらイベントに誘われて…それが音楽活動の始まりです」そんな異色の経歴をもつむぎ(猫)が、メジャー1stEP『ねっこほって e.p.』を発売。キャッチーで軽快な表題曲をはじめ、ボサノバやパンクなど幅広いジャンルの魅力を盛り込んだ作品になっている。「『ねっこほって』は、アニメ『ねこねこ日本史』(NHK Eテレ)のEDテーマのお話をいただいて、“自分のルーツ(=根っこ)を掘ってみよう”という思いを込めて作りました。“猫が根っこを掘る”っていう。むぎはこういう言葉遊びが大好きなんです。ボサノバ調の『My Favorite Towel』も元々は“むぎはボサボサのバスタオルが好きだぜ”ということを言いたくて。言葉の切り方を変えてみたら“ボサノバ”が出てきたんです!」ただのダジャレのように見えて、そこには奥深いメッセージも込められている。「むぎの好きなものを伝えることで、みんなにも“あなたは何が好き?”って聞きたくて。“僕はボサボサのタオルが好き”“私はふわふわの方が好きだな”という感じで、お互いが好きなものを自然と認め合える、そんな社会になったらいいなと思います。このEPを通して、みんながルーツや好きなものを見つめ直して、最終的に自分を好きになってもらえたら嬉しいです」どこまでも愛と優しさに溢れるむぎ(猫)さん。最後にアンアン読者にメッセージを一言!「むぎはアレルギーフリーなので、猫アレルギーの人も安心してライブに来てくださいね」DJみそしるとMCごはんとのコラボ曲など、全6曲を収録。メジャー1stEP『ねっこほってe.p.』【初回限定盤(CD+DVD+マスコットキーホルダー)】¥5,000【通常盤(CD)】¥1,600(スピードスターレコーズ)むぎかっこねこ1997年7月、東京都生まれ。全ての楽曲の作詞作曲を手掛け、宅録で制作。2017年には猫界初の「FUJI ROCK FESTIVAL」への出演も果たす。来年2月から13都市を巡る全国ツアー開催予定。※『anan』2019年12月11日号より。写真・大嶋千尋(by anan編集部)
2019年12月09日ジャーナリストの池上彰氏が6日、都内のホテルで行われた「第67回菊池寛賞」の贈呈式に出席し、高校時代にラグビー部に所属していたことを明かした。今年は、ラグビーワールドカップで活躍した日本代表チームが受賞。選考顧問を務める池上氏は「こんなにも日本にラグビーファンがいたのかとビックリする状態になりまして、『実は昔やってたんだ』とカミングアウトする人たちがにわかに出てきましたね」と、社会現象の影響を振り返った。そして、「実は私も、高校時代にラグビー部にちょっとおりまして。補欠の上にタックルの練習をしてるうちに腰を痛めてしまって、結局ダメになったってことをずっと悲しい歴史として封印してきたんですが、今回の活躍を見て『実は私も…』とカミングアウトして、みんなからビックリされるということがありました」と、自身もその1人だったことを明かした。また、「テレビを見ていて『これはノックオンと言って…』とか、思わず解説したいという欲求を満たされることができて、大変楽しかったなと思っております」とご満悦の様子。さらに、「なんと言っても日本代表チームというのは多様性ですよね。日本国籍を持ってなくても日本チームなんだよということで一丸になれば、これだけのことができるんだと、これからの日本をあり方というのを本当に体現しているのではないかと思いました。私たちを勇気づけてくれましたし、日本のこれからのゆく道というのを示してくださったような気がします」と賛辞を送った。「第67回菊池寛賞」には、ラグビー日本代表のほか、NHK Eテレの子供向け番組『おかあさんといっしょ』、作家の浅田次郎氏、バレリーナの吉田都氏、『[証言録]海軍反省会』を結実させた海軍史研究家の戸高一成とPHP研究所が選ばれた。
2019年12月07日メディア・通信事業を行う「Xfinity」と「Sky」が、ファミリー向けのホリデーシーズンCMを公開。このCMにE.T.が出演しており、『E.T.』でエリオット役を演じた元子役のヘンリー・トーマスも、2児の父親として登場している。クリスマスが近づいてきたある日、E.T.がエリオット宅の庭へやってくる。E.T.と再会したエリオットは「帰ってきたんだね!ぼくの子どもたち」と家族を紹介。「きみがここにいた頃から、ずいぶん色んなことが変わったんだよ」とE.T.にインターネット、VR、スマートTVなどの現代テクノロジーも紹介した。エリオット家にすっかり溶け込み、ホワイトクリスマスや一家だんらんを楽しむE.T.。満月を背景に、自転車の前かごにE.T.を乗せて飛ぶあの名シーンもあり、エリオットの子どもたちが再現している。ほかにも、オリジナル版『E.T.』へのオマージュが感じられる要素が散見するので要チェック。「The Wrap」によると、このCMは『E.T.』を監督したスティーヴン・スピルバーグの承認を得て、『ロスト・イン・トランスレーション』の撮影監督ランス・アコードが監督したという。アコードが「この物語はなによりも、家族について描いたもの」と語っている。また、エリオットを演じたヘンリーは、「オリジナル版の美しさをまったく壊すことのない続編になっている」と自信を見せている。(Hiromi Kaku)
2019年11月29日NHK Eテレの番組「ねほりんぱほりん」が11月20日、「元薬物中毒者」を特集した回を再放送すると発表した。相次いで報じられる芸能人の薬物問題。番組の下した判断は、大きな反響を呼んでいる。同日、「買い物依存症」を特集した「ねほりんぱほりん」。放送終了後、公式Twitterアカウントはこう投稿した。《来週の「ねほりんぱほりん」は、今だからこそ薬物の恐ろしさをお伝えすることが大事だと判断し、予定を変更して2016年放送の「元薬物中毒者」の回を再放送いたします》NHKといえば今月6日、公式サイトで公開されていた「バリバラ」の田代まさし容疑者(63)の出演回を一時的に非公開にした。同日、覚せい剤取締法違反の疑いなどで逮捕された田代容疑者は番組で薬物依存の実態について語っていた。「大切なものよりも魔力が勝っちゃうんだ」などリアリティのある話をしていたため、《局は、内容を見て判断していない》《依存だったり犯罪犯した人の更生を妨げるテレビの報道に警鐘鳴らしていたのにね》と否定的な声が上がっていた。20年の大河ドラマ「麒麟がくる」に出演する予定だった沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたばかり。そんななか、“今だからこそ”と「元薬物中毒者」の回を再放送すると決めた「ねほりんぱほりん」。ツイートは現在1.9万件のリツイートと4万件の“いいね”を記録。さらに、その決断を称える声が上がっている。《今まさに伝えるべき事だし、この番組だから伝えられる事ですね》《覚えてます、答えてくださっていたブタさん、警察に捕まって安心したっておっしゃってましたよね。沢尻さんも、自らアクセサリーケースから出したと聞いて、そうだったのかなって思いました》《NHKさんには、そう判断していい権利があると思いますし、NHKだからこそ啓蒙出来るノウハウも持っているので賛成です》《ねほりんぱほりんさん英断だと思います》
2019年11月22日女性のみのダンスカンパニー、プロジェクト大山。彼女たちの作品をなんと男性のみで踊るという公演『プロジェクト男山』が11月17日(日)に東京・神楽坂セッションハウスにて上演される。プロジェクト大山は、『みいつけた!』(Eテレ)のダツイージョ役としてもおなじみの古家優里が主宰している。今回の男性バージョンでもいつもと同様、古家が構成・演出・振付をする。今回踊る男性メンバーは、「ふんどしダンサー」として注目を集めている五十嵐結也や大学生ダンサーの岡本五ら6人。ふだん女性のみで活動しているとはいえ、プロジェクト大山のダンスには力強さもあり、セクシャリティを感じさせない振りもたくさんある。しかしやはり一方で女性ならではのパートも、女性ならではのやわらかさを感じさせるシーンも同様にあるのは確か。それを男性が演じたとき、果たしてどんなものができあがるのか。性差が生み出すものと、性差に関わらず魅力的なもの、両方が観られる公演になるのかもしれない。また、Twitter等で公開されている稽古の様子を見るにつけ、プロジェクト大山のダンスを観たことがない人にとっても楽しめるポップなものになることは、期待できそうだ。文:釣木文恵
2019年11月16日元タレントの田代まさし容疑者(63)が11月6日、覚せい剤取締法違反の疑いなどで現行犯逮捕された。すると同日、NHK公式サイトで公開されていた番組「バリバラ」で田代容疑者が出演していた企画「教えて★マーシー先生」(NHK Eテレ)の動画が非公開に。動画で田代容疑者は薬物依存の苦しみを切実に語っていたため、「今こそ公開するべきでは」といった声が上がっている。今回で5回目の逮捕となる田代容疑者。7月に放送された「教えて★マーシー先生」では薬物依存の実態について明かし、こうも語っていた。「捕まる度にファンをがっかりさせた、家族に心配をかけた、もう二度とやってはいけないって強い意志を持つんだよ。それでもね、目の前に(クスリを)出されたり辛いことが起きると、大切なものよりも魔力が勝っちゃうんだ」BuzzFeedによるとNHK大阪広報局の広報担当者は動画を非公開にしたについて「事実」と認めたものの、経緯や理由については「確認中です」と述べたという。16年12月に出演した「Session-22」(TBSラジオ)で田代容疑者は、薬物から離れられなかった大きな原因として社会と自身に植えつけられた薬物依存症者への偏見だったと明かしていた。さらに「やめるのは簡単なんですけど、やめ続けるのが難しいんですよ」「まず正直になることから始めないと回復はないですよ。だって、やめられないって言える社会じゃないじゃないですか?」と話し、薬物に手を出すことについて「2度とないですよって前は嘘ついてたけど、ちょっと自信ないかもしれないって言えるようになった」と語っていた。当事者だからこそのメッセージを発信していた田代容疑者。その動画が“非公開”となったことに、こんな声が上がっている。《NHKよ、このバリバラのアーカイブはずっと公開を続けるべき、というかこの動画こそ薬物依存の怖さ(本人がやめたいと思っても、やめなくてはいけないとわかっていてもやめられない、それこそが依存症の本質)を伝える教材として活用するべきだ》《バリバラのサイトから、田代まさしの部分が削除された。私は反対する。それは番組の姿勢に反するものだ。局は、内容を見て判断していない。今こそ番組が何を伝えていたか、戻って考えるべき》《バリバラ。薬物に限らず、様々な物での依存だったり犯罪犯した人の更生を妨げるテレビの報道に警鐘鳴らしていたのにね/肝心のNHK自身がその姿勢ならますますテレビ自体が信頼無くす》また田代容疑者はメディアや講演会を通じて薬物依存について語ってきたため、今回の逮捕についてこんな声も上がっている。《あれだけ危険性を語っていた人も再び手を出してしまうリスクがあるという、まさに薬物依存は終わらない戦いなのだということを知って欲しいのです》《「やっぱり薬物はやめられない」ではなく、だからこそ「大変な回復努力をしてやめ続けている回復者に光があたる社会へ」と変わって欲しい》
2019年11月07日タレントの横山だいすけ(36)が11月6日にブログを更新し、一般女性と結婚したことを報告した。《みんなーげんきー!?大事な報告もやはりこの言葉からでないと始まりません!》と切り出した横山は、《突然の報告になりますが、私横山だいすけは、本日11月6日婚姻届を提出し結婚致しました》とつづった。続けて、《お相手は一般女性の方となります。お付き合いは数ヶ月ですが、どんな時も、この人とだったら幸せな家庭を築けると思い、結婚の運びとなりました》と結婚を決意した経緯を明かした。この報告に横山のブログは祝福で溢れている。投稿から約1時間で700件以上ものコメントが寄せられた。《だいすけお兄さんご結婚おめでとうございます!!いつもみんなにパワーを与え続けてくれていたお兄さんが幸せになるのが本当に嬉しいです》《おめでとうを100回!だいすけお兄さん、ご結婚おめでとうございますビックリしました!と同時にすごく嬉しい幸せな気持ちになりました暖かい素敵な家庭を築いてくださいね。これからも応援してます!》《わあああ!!!!すごく嬉しいです!!!おめでとうございます!数え天狗も今日は祝福しながら数を数えていそうですね》08年から17年まで『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)で歴代最長の「うたのおにいさん」を務めた横山。同番組の卒業時は、子供だけでなく親からも“だいすけロス”が巻き起こるほどの人気ぶりだった。卒業後はドラマやバラエティといった新たな分野にも挑戦。いっぽうで子供向けの番組や舞台でも精力的に活躍し続け、今でも “だいすけお兄さん”の愛称で親しまれている。「根っからの子供好きという理由で『うたのおにいさん』を志した横山さんは、自分の家庭を築く夢を長年抱いていたので喜びもひとしおでしょう。子育てについても、結婚相手と協力し合いながらのびのびと子供を育みたいようです」(テレビ局関係者)ファンからも盛大に祝福され、ますますの活躍が期待されそうだ!
2019年11月06日NHK Eテレの子供番組『おかあさんといっしょ』の元うたのお兄さん・横山だいすけが6日、一般女性と結婚した。同日、自身のブログで発表した。「大切なご報告」と題してブログを更新。「みんなーげんきー!?大事な報告もやはりこの言葉からでないと始まりません!」といつものフレーズで書き出し、「いつもお世話になっている皆様突然の報告になりますが、私横山だいすけは、本日11月6日婚姻届を提出し結婚致しました」と報告した。お相手は「一般女性の方となります」とのこと。「お付き合いは数ヶ月ですが、どんな時も、この人とだったら幸せな家庭を築けると思い、結婚の運びとなりました」と説明した。そして、「歌のお兄さんを務めた9年を合わせ子ども・家族に勇気や希望の歌を届けたいと活動を続け12年目となりました。その間、沢山の家族の笑顔に出会いました。自分自身もいつか笑顔溢れる家庭を築きたい!という夢を持ち続け、今日ここに結婚のご報告ができますこと幸せいっぱいです」と喜びをつづり、「結婚を機に、今まで以上にみんなが笑顔になれるよう精進してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます」と決意を記した。
2019年11月06日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」の10月31日(木)今夜放送回は、デヴィ夫人、武田真治らによる「チームデヴィ」が参戦。対する嵐はともさかりえ、片桐仁の2人をプラスワンゲストに迎え応戦する。今夜「嵐」に戦いを挑んでくるのはデヴィ夫人のほか、「ますだおかだ」岡田圭右に「アンガールズ」田中卓志、平野ノラ、「霜降り明星」らと、NHK Eテレ「みんなで筋肉体操」や夏クールのドラマ「凪のお暇」などで改めて話題沸騰中の武田真治らによる「チームデヴィ」。対する「嵐チーム」は、1995年から放送された「金田一少年の事件簿」シリーズでヒロイン・七瀬美雪を演じ、『ちょんまげぷりん』では報知映画賞最優秀助演女優賞を受賞。最近では朝ドラ「花子とアン」や「ファーストクラス」といったドラマから『SUNNY 強い気持ち・強い愛』などの映画に出演、幅広い活動を続けるともさかさん。「99.9 -刑事専門弁護士-」「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」などで個性的な存在感を発揮。『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』『泥棒役者』『空母いぶき』などの映画や、この春から放送された「あなたの番です」ではプレッシャーに弱い医者役も話題を呼んだ片桐さんの2人をプラスワンゲストとして迎えて応戦。「ピンボールランナー」ではデヴィ夫人がランナーに挑戦、嵐チームからは片桐さんがランナーに挑戦し対決するほか、「バルーンシューティング」や「ボンバーストライカー」などの人気アトラクション対決はもちろん、今回は特別対決として「セレブ嵐」を実施。「セレブ」バージョンの対決は必見だ。今夜のプラスワンゲストであるともさかさんと片桐さんはこの秋から上演される舞台「鎌塚氏、舞い散る」で共演。M&Oplaysプロデュースによるこの舞台は、貴族制度が続いている世界の現代の日本を舞台にしたストーリー。三宅弘城、大空ゆうひの2人をはじめ、ともさかさん、片桐さんのほか、広岡由里子、小柳友、玉置孝匡らも出演。東京公演は下北沢・本多劇場で11月22日(金)~12月11日(水)まで上演。その後大阪、島根、石川、宮城、名古屋と全国各地を回る。「VS嵐」は10月31日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年10月31日KinKi Kidsのニューシングル「光の気配」が12月4日(水)に発売すると発表された。1年ぶりの新曲ということで盛り上がる中、一層話題なのは製作陣の意外な名前。表題曲の作詞を、声優で歌手の坂本真綾(39)が担当するというのだ。坂本真綾は声優として多くの作品で主役クラスを好演しているほか、カードキャプターさくら(NHK Eテレ)やマクロスシリーズ(TBS系)等数々の人気アニメのテーマソングを作詞したアニソン界の実力派。リリース情報の発表後、KinKi Kidsとともに坂本の名前はトレンド2位に躍り出て、ジャニーズアイドルに歌詞を提供したことがない彼女とKinKi Kidsの前代未聞のコラボレーションに驚きと期待の声が上がっている。《KinKiニューシングルおめでとう。剛くんの体調の問題とかあったけど、CD出ることに安心した》《意外!KinKiも真綾さんも好きだけど、混ざることはないと思ってたから楽しみ》《真綾ちゃんらしいきれいで儚い歌詞を期待》ジャニーズ・エンタテイメントの公式サイトでは坂本の起用に触れ、《今のKinKi Kidsでなければ表現することができないバラードに仕上がっています。また新たなKinKi Kids神話が始まります》と告知している。一度はお休みしたドームコンサートや堂本光一(40)の誕生日公演でもある元旦コンサートも復活するKinKi Kids。“神話”と題するにふさわしい、期待できる展開になりそうだ。
2019年10月24日村田沙耶香さんの新作『生命式』は、2009年~’18年の間に発表した短編を選りすぐった作品集。「読み返してみて、昔からこんなことを考えていたなとか、今に繋がる内容だなと思うものも多いですね」いちばん古い作品「街を食べる」は、東京に住む主人公が、街で摘んだ雑草を食べようとする話。「私が千葉に住んでいた頃は、家族が近所で山菜を摘んできて調理していました。でも東京に来てからは、道端の草を食べるのには抵抗がある。その生理的な嫌悪感はなんだろう、と思ったのがきっかけです」村田さんはいつも、自分の中の固定観念や常識を疑っている。「自分の中にある常識を破壊するために、小説で実験をしているところがあります。短編は思い切った実験ができるのがいいですね」人に対する嫌悪感のない女性が主人公の「パズル」、自分よりも年配の人を書きたかったという「夏の夜の口付け」「二人家族」、女の子の部屋のカーテンの視点で綴られる「かぜのこいびと」…。おとぎ話のような「大きな星の時間」は、NHK Eテレの番組『おやすみ王子』で吉沢亮さんが朗読した一編。「依頼があった時に、吉沢さんが王子様の格好をして読むと勘違いしておとぎ話風のものを書きましたが、実際は彼氏が彼女に朗読するという設定でした(笑)。寝る前に読むお話なのでグロテスクな描写は避けたのですが、薄気味悪い話になってしまいましたね(笑)」表題作「生命式」は2013年発表。亡くなった人の肉体を調理してみんなで食すという儀式が描かれる。「こんな変なことを書いたら怒られるかなと思い、おそるおそる締め切りより半月ほど早く提出したら、担当編集者さんがノリノリで、参考にと料理の本を送ってくれました(笑)。他にも受け入れてくれている人が多くて、小説ってなんでもできるんだなってしみじみ感じて、転機になりました。ここから『殺人出産』や『消滅世界』に繋がっていきました」死んだ人間の毛髪や骨を服やインテリアに使用することが当たり前となった社会が舞台の「素敵な素材」、文化や環境による食生活の断絶をブラックなオチで語る「素晴らしい食卓」。読者がぐっと身近に感じるのは「孵化」なのでは。幼い頃から、所属するコミュニティによって異なる人格を演じてきた女性の物語だ。「私も子どもの頃は今より内向的で、でもバイト先では“しっかり者”、友達からは“ほんとにアホ”と言われたりしてきました。そうすると、みんなと繋がるFacebookで、どの人格の文体で書いたらいいのか分からなくて。他の人はどうしているのかな、という妄想があってできた短編です」グロテスクなものからふんわりした作品、ユーモラスなものまで、著者のエッセンスが詰まった一冊。「作家の多面性の部分と、何かゆるぎない部分があるんだなということと、両方感じてもらえるといいなと思っています」むらた・さやか作家。1979年生まれ。2003年『授乳』で群像新人文学賞優秀賞受賞。’13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島由紀夫賞、’16年『コンビニ人間』で芥川賞受賞。『生命式』人が亡くなると行われる奇妙な儀式を描く表題作のほか、世の中のタブーを覆す世界を提示し、固定観念を揺るがす12編を収録。河出書房新社1650円※『anan』2019年10月30日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年10月23日タレントの石田桃香が、16日発売の漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)46号の巻頭グラビアに登場した。石田桃香が『週刊少年サンデー』(小学館)46号の巻頭グラビアに登場NHK Eテレ『Rの法則』にレギュラー出演していた石田は、7月にグラビアデビュー。『週刊少年サンデー』初登場となる今回、初秋の海デートで水着姿を披露し、元気にキックスケーターで遊ぶ姿や、泡風呂でリラックスする写真も掲載されている。「桃香ちゃんに質問!」と題したQ&Aコーナーも。“農業高校時代のエピソード”や、“憧れのひと”について語っているので、そちらも要チェックだ。21日には、誌面での未公開衣装&未公開カットを多数収録したデジタルフォトブック『旬果』も発売予定(発売元:小学館、各電子書店にて600円+税)。
2019年10月16日人気クレイ・アニメーションの長編映画最新作『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』から、ショーンたちの周りをUFOや仲間たちが飛び回るポスターと、宇宙へ飛び出す予告編が解禁となった。来年2020年には生誕25周年を迎える英国アードマン・アニメーションズが手掛ける本作。2007年に英国BBCで1話7分のショートアニメ「ひつじのショーン」がシリーズ化、日本でもNHK Eテレで放映されるなど、映画公開後もファンは年々増え続け、2015年にはシリーズ初の長編映画『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』が公開されると全世界興行収入1億600万ドルの大ヒットを記録。第88回アカデミー賞長編アニメ賞にもノミネートされた。その待望となる劇場用長編第2弾は、アードマン・アニメーションズ初の劇場版SF作品!公開されたポスターには、おなじみのキャラクターから、本作で初めて登場する宇宙人の女の子ルーラ、ブラックスーツに身を包む謎の人物の姿が。牧場と青空のイメージから一転、どこまでも続く空の先には地球らしき星を越えて宇宙まで広がっている。そして予告編では、牧場にやってきたカラフルなボディで、犬のような顔をした宇宙人の女の子ルーラの予想だにしない行動にショーンと仲間たちは大騒ぎ!いたずら好きな者同士ですぐに意気投合するも、不思議な力をもつルーラには手ごわい追っ手が現れる…。家族に会いたいけど帰れない―ルーラの事情を知ったショーンたちは、銀河の果ての家族の元へ彼女を無事に送り届けてあげられるのか。宇宙にまで飛び出したショーンの大冒険を見届けて。『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』は12月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【重複のため使用不可】A Shaun the Sheep MOVIE: FARMAGEDDON(原題) 2019年12月、全国にて公開予定©2018 AARDMAN ANIMATIONS LTD AND STUDIOCANAL SAS映画 ひつじのショーンUFOフィーバー! 2019年12月13日より全国にて公開© 2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All Rights Reserved. 公
2019年10月10日10月7日に放送された子供番組「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)で、Perfumeの歌う「はみがきじょうずかな」が流れた。編曲は椎名林檎(40)のプロデュースなどでおなじみの亀田誠治(55)が担当。Twitterでは視聴者から、こんな声が上がっている。《おかあさんといっしょの歯磨き上手かなの歌がPerfume、編曲が亀田誠二でえらいことになってる。こんなお洒落な歯磨き初めて見た》《はみがきじょうずかな?の曲変わったと思ったら、歌ってるのPerfumeだし、編曲は亀田誠治だし、豪華すぎないか!?これで歯磨きするなんて今の子供達が羨ましい~》《はみがきじょうずかなを遠くで聴きながらめっちゃロックになったなと思ったら亀田誠治編曲でPerfume歌になってたのか!贅沢!》たびたびライブで「はみがきじょうずかな」を披露してきたPerfume。そういった縁もあり、16年11月にはサンスター「Ora2」のCMに大抜擢。また同商品の「“はみがきのうた”プロジェクト」ではチャットモンチーから「はみがきのうた」という歯磨きソングが提供されたこともあった。今年元日に放送された「Eテレ60 Eうた♪ココロの大冒険」でもPerfumeは「はみがきじょうずかな」をスタジオで披露。またその様子が先月にリリースされたベストアルバム「Perfume The Best ““P Cubed”」の初回盤などに収められており、ファンも“本家”に登場することを待ち望んでいた。各メディアによるとPerfumeの歌う「はみがきじょうずかな」は、これからも毎週月曜にオンエアされるという。Twitterでは「感慨深い」といった声が上がっている。《おかあさんといっしょでPerfumeがはみがきじょうずかなの歌を歌えるなんてほんとに感慨深い》《10年間やり続けて本家にたどり着いたわけです。夢という夢を継続によって叶えていく人たち》《まさに継続は力なり!おめでとう!!》
2019年10月07日夫婦の危機
セレブ婚で変わってしまった親友
私のママ友付き合い事情