2021年8月6日 16:00
背筋がゾクッとするのに見てしまう…韓国ホラーの魅力に迫る
ギョンミン役は「椿の花咲く頃」のコン・ヒョジン。「君は私の春」『サニー 永遠の仲間たち』のキム・イェウォンらが共演。
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悪魔に襲われる一家が豪華すぎ
『メタモルフォーゼ/変身』(2019)
韓国ホラーの一角を担う、『エクソシスト』を彷彿とさせる悪霊退散(エクソシズム)系の作品。カトリックが約11%、プロテスタントと合わせると約30%がキリスト教徒という宗教的背景が大きいだろう。キム・ウンスク×カン・ドンウォンにパク・ソダムが流石すぎる『プリースト 悪魔を葬る者』(15)ほか、昨年はパク・ソジュン主演でアクションテイストを強めた『ディヴァイン・フューリー/使者』(19)も公開された。
本作『メタモルフォーゼ/変身』では、ある家族に悪魔が順々と取り憑いていくため、さらに厄介だ。除霊を行う神父役には『スウィンダラーズ』『藁にもすがる獣たち』の“巻き込まれがち”なバイプレイヤー、ペ・ソンウ。
彼の兄で、一家の父役には「刑務所のルールブック」『探偵なふたり』のソン・ドンイル、母役には「サイコだけど大丈夫」