【持続可能な恋ですか? 第6話 感想】ともに生きる上で『大事』なこと
何も知る由もない虹朗は、学童のキャンプイベントに仕事で行けない晴太の代わりに来てほしいと杏花にねだる。
キャンプで好きな子に告白するつもりの虹朗は、先生である颯の好きな人が杏花だと知り、お互いの恋を応援し合う約束をしていたのだった。
しかしそう簡単には考えられなかった。
二人の関係を表すのに、『恋人』のような確かな名前はないのである。
杏花はまだ他人である晴太の家庭に、どこまで踏み込んでいいのか悩んでいた。
杏花から事情を聞いた颯は、「雰囲気変えるか…」と、改めて杏花に一緒に行くことを提案する。
恋愛対象として見られない『家族』から関係を進めるため、この機会に本気で杏花と向き合いたいと考えたのだ。
杏花は提案を受け、キャンプに付き合うことにした。
一方の晴太は、虹朗から颯とお互いの恋を応援し合うということを聞かされる。動揺した晴太は「告白して…そのあとどうするんだ?」と虹朗に聞くが、虹朗はこう答える。
「ただ好きだって伝えたいんだ」
虹朗、人生何周目だよ…と思ったが、これこそ大人が忘れてしまっている『本当に大切なこと』なのだ。
この真っ直ぐな言葉が晴太に響く。