ふたりの子どもを育てる美樹さん(仮名・34歳)。夫が子育てに協力的ではなく、育児ストレスを抱えていたそう。ある日ストレス発散のために友人と出かけた際、そこで知り合った年下男性の龍太さん(仮名)と不倫関係に堕ちてしまうことに。龍太さんの休みの日に合わせて、子どもを義実家やママ友に預けてまで密会を重ねていたといいます。その後、どんな展開が待ち受けたいたのでしょうか…。フレンドリーな良いママを演じて…「不倫相手である龍太くんとの関係はしばらく続き、彼の仕事が休みである火曜日に合わせて、私も予定を立てるようになりました。密会の日は、子どもをママ友の家や義実家に預けていましたが、同じ家ばかりだと相手にも負担がかかりますし、何より夫から怪しまれてしまいます。そこで、預かってくれる家を増やすような行動をとりました。つまり、ママ友を増やしたんです。自分から積極的に話しかけ、連絡先を交換し、まめにやり取りをしました。周りから見たら、フレンドリーな良いママだったと思います。そんなある日、子どもを預ける予定だったママ友から、“子どもが熱を出してしまったから、預かることはできない”と密会直前に断られてしまったのです」子どもと共に不倫相手とランチ「その日は、龍太くんは夕方から用事があるらしく、昼間に会う予定をしていました。上の子は保育園にいる時間だったので、下の子だけを預けて出かける予定でした。急遽、別の預け先を探すことになりましたが、本当に急だったので、まったく見つからなくて…。私は仕方ないと諦め、龍太くんとのランチに子どもを連れて行くことにしたんです。“もしかしたら、龍太くんも子どもを可愛がってくれるかもしれない”と淡い期待を抱いていましたが、実際はそうはなりませんでした。“なんで連れてきてんの?”と、完全に引かれましたね。そのまま早々に解散となり、帰宅。私は龍太くんに必死に謝り、なんとか関係を維持することができました」子どもの体調不良で事態が一変「その翌週にも龍太くんと会う約束がありました。その日は、昼間から夕方までの予定。前回彼を怒らせてしまったので、今回は関係改善のために努力しようと思っていました。密会中は龍太くんとの時間に集中しようと思い、スマホをバッグに入れたまま一切見なかったんですね。すると、帰り際に着信が入っていることに気付きました。相手は下の子を預けていたママ友と、夫からでした。まずはママ友に連絡。内容は、私の子どもが体調を崩したということでした。それで迎えに来てほしかったようですが、私に連絡がつかなかったので、仕方なく夫の職場に連絡を入れ、夫に状況を伝えたとのこと。急いで下の子を迎えに行ったあと、保育園に上の子を迎えに行って帰宅。その夜は、夫から“何をやっていたんだ”と厳しくられました。そして後日、夫から“あの日は不倫相手と会っていたんだな”と言われました」ふたりの子どもの親権の行方「夫は私の行動を不審に思い、探偵に調査を依頼して不倫の証拠をつかんだそうです。決定的な証拠を見せられたので、私は諦めて不倫の事実を認めました。夫は私を許すつもりなどなく、そこから一気に離婚の話が進んでいきました。問題は、親権です。私としては、もちろんふたりとも引き取るつもりでしたが、夫も親権を主張。状況は母親である私のほうが有利でしたが、子どもの意見も聞いておこうという話になりました。子どもはまだ小さいので、私は“母親がいいと言うに決まっている”と高をくくっていたんです。ですが、娘が“ママと一緒にいたくない”と言ったんです。ちょっと前までは“ママと一緒にいたい”と泣いていたのに…本当にショックでした。そして、私はその瞬間に自分のおかした罪の深さを思い知ったんです。結局、上の子は夫が、下の子は私が引き取ることになりました。姉弟を離れ離れにさせてしまったことを、今でも後悔し続けています」“育児ストレスから不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。良きママだったはずの女性が、不倫により離婚。なによりも、子どもを悲しませたことを悔いるべきでしょう。せめて、この一件が子どもの成長の妨げにならないよう、努力してほしいものです。©kapinon/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月15日子どもが生まれたことで、育児ストレスを抱える家庭もあるでしょう。ときには気分転換が必要ですが、なかには不倫に走ってしまうケースも…。美樹さん(仮名・34歳)も、育児ストレスを発散するために不倫を始めてしまったそうです。当時の状況を詳しく伺いました。育児に協力的でない夫「私は、6年前に商社マンの夫と結婚しました。その後、ふたりの子どもを出産して、私は専業主婦として家庭を支えるように。夫は収入が多かったため、不自由のない暮らしをすることができました。ただ、夫は出張が多く、忙しいということもあり、子育てにまったく協力してくれなかったんです。家のことは、すべて私に任せきり。近くに義両親が住んでいたので、“何かあったら親を頼って”と言われました。確かに義両親の手助けはありがたいんですが、義母は何かと干渉してくるタイプだったので、結局ストレスがたまるばかりでした」友人たちとの食事会へ「上の子が4歳、下の子が2歳になったときのこと。4歳の娘が保育園に通うようになったので、少しだけ手はかからなくなりました。そんなとき、古い友人から“昔の仲間で集まって食事に行こう”との誘いが。日ごろの育児ストレスを発散したいという思いがあったので、迷わずOKしました。念のため夫にも相談し、当日は子どもを義両親に預けて食事会へ行きました。食事会では、久しぶりに会った友人たちとの話が盛り上がり、めちゃくちゃ楽しかったです。食事を終えたところで、“もう1軒だけ行こう”という話になり、ふたりの友人とバーに入りました」年下イケメンたちとの出会い「広めのバーで、私たちはテーブル席に着きました。すると、隣のテーブルに座っていたふたりの男性が、チラチラとこっちを見ていることに気付きました。友人が“声をかけてみようか”と言い出して、結局5人で飲むことに。男性はどちらも私たちより年下で、しかもイケメン。滅多にないシチュエーションにテンションが上がりましたね。帰り道は、ひとりの男性と家の方向が同じということで、一緒にタクシーに乗ることに。これで楽しい時間も終わりか…と内心寂しく思っていたところで、“うちに寄っていかない?”と誘われました。正直、もう少しだけ今の時間を楽しみたいという思いがあったので、タクシーをおりて彼の家へ行くことに。そして、お酒が入っていたこともあり、流されるまま関係を持ってしまったんです…」子どもを別々の家に預けてまで…「彼の名前は龍太くん(仮名)といい、美容師をしていました。龍太くんは火曜日が休みだったので、なんとかその日に会いたいと思い、火曜日はママ友に子どもを預けられるようにして、予定を組んでいました。しかし、あまり派手な行動をすれば、不貞行為がバレてしまいます。子どもを預けるにしても、なるべく偏らないように気を付けました。今日はこの家、来週はあの家と、バランスをとりつつ預ける計画を立てたんです。そして、ある火曜日のことです。その日は、龍太くんと夕方から会う約束をしている日でした。上の子を保育園へ迎えに行き、下の子を連れて、ママ友に預けに行こうと準備をしていると、娘が“ママと一緒にいたい”と言い出したんです。娘がダダをこねるのは珍しいことでした。ひとまず、下の子だけをママ友に預けて、泣きながらダダをこねる娘をなんとか説得。“おじいちゃんとおばあちゃんの家なら行ってもいい”と言うので、娘を義両親の家に預けました。この頃、私は龍太くんに夢中になっていたので、子どもふたりを別々の家に預けてまで出かけるような無茶なことをしていたんです」“育児ストレスから不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。子どもを育てていれば、ストレスを感じることもあるはず。しかし、それを言い訳にして不倫に走るのはいかがなものでしょうか。子どもの言葉をもっと重く受け止めるべきだったのでしょう。©kimi/Adobe Stock ©Monet/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月15日悠里さん(仮名・31歳)は、交際相手の雅人さん(仮名)がいながらも不倫をしていたそう。あるとき、雅人さんとのあいだに妊娠が発覚。不倫相手とは別れたものの、その妻から雅人さんに不倫の事実を密告されてしまいました。疑心暗鬼に陥る雅人さんに「不倫相手と肉体関係はなかった」と説明することで、なんとか関係を維持できたそう。その後、どんな展開が待ち受けていたのでしょうか…。「汚らわしい血が混じっている」と言われ…「不倫相手と別れ、その妻からの嫌がらせへの対応も終わり、なんとか雅人と結婚をすることができました。そして、息子を出産。息子は雅人とよく似ていて、雅人が父親であることは疑いようがありませんでした。しかし、どうも雅人が育児に協力的ではありません。ある日、ちょうど息子を寝かしつけたタイミングだったので、“寝顔を見てあげて”と言うと、雅人はベビーベッドの傍らに腰を下ろしました。息子を見て“可愛い”と言ってくれるのを期待していたんですが、雅人の口から出たのは、“本当に俺の子どもなのかな”という言葉でした…。“似ているでしょう”と指摘しても、あまり納得していない様子。私が怒って、“だったらDNA検査でもなんでもしてよ”と言うと、“そういうことじゃないんだ”と。“汚らわしい血が混じっている気がして”と言われ、大きなショックを受けました」息子への愛を感じられない夫「ある休日。その日は珍しく雅人も部屋にいました。私は、雅人が息子を見てくれていると思い、少し目を離していたんです。すると、大きな泣き声が聞こえてきて…。息子に近寄ると、おでこからかなりの血を流していたんです。パニックになりましたが、幸いにも、たいしたケガではありませんでした。どうやら、家具の金具の部分に額をぶつけてしまったようでした。雅人を見ると、まったく心配していない様子。それどころか、”お前が悪いんだろう”と言うんです。とにかく冷たく、愛情の欠片も感じられない言動にショックというか、大きく落胆しました。」癒してくれる男友だちと不倫関係に…「それから私は、精神的に少し不安定になってしまったんです。気分転換に、仲良しの友だち数人と食事に出かけました。そこに、同じように育児を頑張っている男友だちがいたので、いろいろ相談をしたんですね。彼は親身に相談に乗ってくれて、雅人との生活に疲れ切っていた私は、彼の言葉に癒されていくのを感じました。グループでの食事が終わってからも彼と一緒にいたくて、二人でバーに行くことに…。その頃、雅人とはレス状態で、男性との関わりがなかったこともあり、彼と並んで座るだけでドキドキしました。お酒が進むうちにガードがゆるくなってしまったのか、そのまま彼と関係を持ってしまったんです…」離婚後の親権の行方「何度か親に息子を預けて、不倫相手と密会をしました。そんな私の行動に、雅人はすぐに気付いたようです。私が結婚前に既婚者と交際していたことも雅人は知っているので、それもそのはずですよね。雅人は興信所に調査を依頼していたようで、ほどなくして不倫していることが雅人にバレてしまいました。もうとっくに夫婦関係は崩壊していたので、不倫の証拠を突きつけられてからは、すんなりと離婚の話が進みましたね。もちろん私は息子を引き取るつもりでした。しかし、私の精神が不安定と判断され、雅人に親権を取られてしまったんです…。私は雅人に対して、“息子を愛していないでしょう”と訴えました。すると雅人は、“この子が不憫でならない”と憐れむように言いました。そして、“この子は僕が幸せにするから、君はもう関わらないで”と…。今、息子は雅人の実家で暮らしていて、月に1回しか会えていません。どうしてこんなに愚かなことをしてしまったんだろうと、今は後悔するばかりの日々を過ごしています…」“結婚直前まで不倫していた女性の告白”をご紹介しました。結婚前にした不倫の代償が、ずっとついて回ってきているようです。不倫していた当時は、たいした罰を受けなくて済んだとしても、のちにこうして、恐ろしい事態につながってしまうこともあるのでしょう。©nfuru/Adobe Stock ©poko42/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月12日結婚を控えている身であれば、幸せにあふれ、これから先を見据えて準備をしていく段階のはず。しかし、そんなときに不貞行為に走る人もいるようです。悠里さん(仮名・31歳)も、パートナーを裏切るような行動をとってしまったそう。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。浮気しながらの妊娠発覚「私が28歳のときでした。そのころ1年ほど付き合っている恋人、雅人(仮名)がいたんですが、実はそれ以前から既婚者の男性とも付き合っていたんです。彼はお金も持っていたので、たまに会っておいしいお店に連れて行ってもらったり、相談にのってもらったりという関係でした。なので、私のなかではさほど罪悪感はなかったんです。そんなある日、妊娠が発覚。不倫相手の彼とはそういう関係もほとんどなかったため、雅人の子どもだと確信していました」知らない番号から電話が…「雅人に妊娠したことを告げると、とても喜んでくれて、自然と結婚の方向に話が進んでいったんです。一方で、不倫相手の彼にもそのことを伝えました。彼もやはり、“おめでとう”と言ってくれました。そして不倫相手とは、“もう会わないほうがいい”という話に。寂しさはありましたが、これも人生の分岐点であり、仕方ないことだと受け入れて、結婚の準備に入っていきました。ご両親への挨拶、結婚式場選びなど、慌ただしく過ごしていたある日のこと。私のスマホに、知らない番号から電話がかかってきたのです」「幸せになれるはずがない」と言われ…「電話に出てみると、不倫相手の妻でした。おそらく彼のスマホを盗み見て、連絡先を知ったのでしょう。彼女は“以前から関係は知っていた”と言い、私と別れたことも把握していました。そして、別れた理由が私の妊娠と結婚であることまで、情報は筒抜けのようでした。逆に、それだけ知っていてよく今まで黙っていたものだと思ったほどです。不倫相手の妻は、私が結婚して幸せになるのが許せなかったよう。“悪事を働いておいて、幸せになれるはずがない”と言ってきました。だんだんとヒートアップする彼女に対して、私も腹が立ってしまって…。そこで、“別れたんだから関係ない”と言い返し、“別れればそれでいいのか”と向こうが言いかけたところで、一方的に電話を切りました」不倫相手の妻からの密告「数日後、雅人から“話がある”と連絡が来ました。式などについての打ち合わせかとも思いましたが、違いました。スマホを見せられ、“こんな連絡が来たんだけど”と言うのです。なんと、相手は不倫相手の妻。SNSで、不倫を密告するような内容のDMを送りつけてきたのでした。雅人は酷く取り乱していましたね。結婚を目前に控えているだけに、それも当然です。私は、もうここは正直に話をするしかないと思いました。不倫相手とは、雅人と付き合う前からの関係だったと。でも、雅人と付き合ってからはたまに会うだけ。年上ということもあり、“相談にのってもらっていただけ”と伝えました。“肉体関係はなかった”と断言すると、雅人も少し落ち着いたようでした。ただ、“ちょっと時間がほしい”と言われてしまい…。私は、もう待つしかありませんでした。その後、雅人から連絡が来て、“悠里を信じる”と言われ、なんとか関係を維持することができました。そのときは、破滅に向かわずに済んでホッとしたことを覚えています」“結婚直前まで不倫していた女性の告白”をご紹介しました。不倫相手の妻からの、「幸せになれるはずがない」という発言は、もっともな意見でしょう。他人の家庭を脅かしておきながら、自分だけ幸せな家庭を築けるはずがありません。今は良くても、いつかは問題が生じてくるはずです。©polkadot/Adobe Stock ©show999/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月12日不倫をするのは、男性ばかりとは限りません。既婚女性の中にも、つい出来心で夫以外の男性と一線を越えてしまう人がいるのだとか…。今回は、妻たちに聞いた「不倫がトラブルに発展したエピソード」を紹介します。パーソナルジムの年下トレーナーと…「パーソナルジムのトレーナーと不倫していた時期があります。年下でイケメンのトレーナーだったので、どうしても誰かに自慢したくなってしまって、ママ友の中で一番仲の良い友達に打ち明けたんです。すると翌週には、付き合いのあったママ友ほぼ全員に広まっていました…。ママ友の世界って、噂が広まるのが本当に一瞬なんだということを知りました。気まずくなってジムはすぐにやめましたが、それ以来ママ友たちから避けられているし、家族の耳に入ったらどうしようかとビクビクしています」(33歳/音楽講師)噂というのは、本当に恐ろしいもの。特に不倫などのゴシップは、ネタにされやすいです。信頼して話したつもりがあっという間に広まってしまい、家族や知人の信頼を失ってしまうことにもなりかねません。海外でマッチングアプリを使ったら…「私は海外出張が多いんですが、あるとき既婚者の女友達から出張先でのマッチングアプリを勧められたんです。『海外に行くなら、マッチングアプリで現地にいる男性と会ってみたら?絶対夫にはバレないし、おすすめだよ』という言葉にそそのかされて、ロンドン出張中、時間があった夜に現地在住のイケメンとマッチング。一夜限りの関係を楽しんだつもりだったんですが、相手が遠距離恋愛をする気満々になってしまって…。慌てて自分は結婚していることを伝えたら、突然キレて逆上してしまい、かなり怖い思いをしました。夫を裏切ったバチが当たったんだな…と本気で反省しました」(31歳/メーカー)マッチングアプリなどを利用して、後腐れのない関係を楽しもうとする既婚者女性もいるのだとか。しかし遊びのつもりなのは自分だけで、相手側が本気になって入れ込んでしまうケースも…。不倫相手がストーカー化してしまうトラブルなども実際にあるようです。不倫相手に本気になってしまい…「夫とは普通にうまくいっていたんですが、ある時バーで出会った男性と恋に落ち、不倫関係になりました。すごく優しい彼を本気で好きになってしまい、夫と離婚して彼と一緒になることを真剣に考えていたんです。ところが彼、他にも付き合っている女性が何人もいたことが発覚。夫に離婚を切り出した後にわかったので、結局夫には平謝りしてなんとか許してもらったものの、それ以来夫婦仲はギクシャクしています…」(30歳/秘書)単なる遊びではなく、結婚している身でありながらも本気で夫以外の男性を好きになってしまうケースもあるようです。不倫中は周りが見えなくなり、暴走してしまいがち。夫との離婚に踏み切る前に、一旦冷静になるべきです。既婚女性に聞いた「不倫がトラブルに発展したエピソード」を紹介しました。ちなみに、実際に経験はなくても、不倫願望のある既婚女性は実は多いのだとか…!その理由は、寂しさや欲求不満、非日常体験への憧れなどさまざまなようですが、誘惑に負けて迂闊に不倫に手を出さないよう、気をつけたいですね。©yamasan/Adobe文・小泉幸
2023年11月10日職場の後輩から恋愛相談を受けていた里香さん(仮名)。アドバイスをするうちに、後輩の恋愛は見事に成就します。自分のことのように喜びながら、恋人の写真を見せてもらったところ、そこには里香さんの夫の姿が…。ひょんなことから夫の不倫を知った女性が夫に制裁をくだしたエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。後輩の恋人は自分の夫!?里香さんは、片想いが実って喜んでいる後輩に悪いとは思いつつ、後輩が「彼氏」として見せてきた写真の人物が自分の夫であることを伝えます。その事実に対して後輩は驚愕し、大きなショックを受けた様子でした。しかし後輩は、里香さんに予想外の提案をしてきたのです。「私の言葉に、後輩も絶句していました。まさか自分の好きな人が既婚者だとは思わなかったでしょうし、その妻が私だとも知らなかったようでした。あのときの後輩の姿は演技ではなく、本気で裏切られたと感じているように見えましたね。あまりの衝撃に、しばらくお互いに無言でしたが、後輩は思ったよりも冷静でした。そして二人で話し合い、この問題をなんとか解決しようということになったのです。後輩によると、夫は里香さんが夜勤の日を狙って合コンに参加していたよう。後輩も合コンで夫と知り合い、「独身」と聞かされたので安心して連絡先を交換し、アプローチしていたという経緯がありました。その場で後輩から、『先輩、一緒に復讐しましょう』と提案されたんです。ちょっと迷いましたが、後輩は自分の恋心よりも私への同情心のほうが強くなったと言ってくれて、私のためにも彼に復讐したいとまで言っていました。そこで私も腹をくくって、一緒に制裁の計画を立てることに決めました」夫への復讐を決行「後輩からの情報によると、夫は『最近、彼女と別れたばかり』と言ったそうです。『もしかしたら不倫相手は私だけじゃないかも』という後輩の言葉を聞いて、なるほどなと思いました。その夜、夫のスマホを盗み見ると、後輩以外の女性とのやりとりが大量に見つかったので、彼女の推測通りでしたね」里香さんは、それから数日の間に不倫の証拠をそろえ、後輩と共に復讐を決行することに。後輩が夫を呼び出して二人が会話をしているところに、里香さんが登場して不倫を問い詰めたそうです。「私の姿を見て驚く夫に、自分と後輩の関係を淡々と告げました。後輩のスマホに残っている夫とのLINEのやりとりや、夫のスマホをスクショして入手した証拠もその場で突きつけました。最初は言い逃れしようとしていた夫も、数々の証拠を見て観念し、不倫を認めましたね。そして私は、後輩もいる目の前で、夫に離婚と慰謝料を請求しました」その後、話し合いの末に離婚が成立。夫から慰謝料も受け取れて、里香さんはそのお金をもとに生活を立て直すことができたそうです。仕事も変わらず、今までと同じ場所に勤務を続けています。「後輩とは数奇な体験をしたものの、今では笑い話として振り返ることができるようになりました。あのとき、後輩が私の味方をしてくれたことで、むしろ私と後輩の絆は深まりましたし、今では同僚というより親友のような関係です。夫は私への慰謝料の支払いで貯金がゼロになり、結婚していた頃とは比べ物にならないくらい質素な生活を送っていると人づてに聞きました。不倫をするような夫とは一緒にいられないので、離婚できて本当によかったです」夫の不倫相手が知人であれば、妻としては複雑な心境になるでしょう。妻が不倫相手と結託して夫に制裁をくだすのは容易なことではありませんが、今回のようなケースも起こりうるようです。夫の裏切りを知って速やかに対処することができたとあれば、新たなスタートを切りやすいかもしれません。©buritora/Adobe Stock ©Shisu_ka/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月10日平穏だった生活が、夫の不倫によって一変することもあるでしょう。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、予想もしないきっかけで夫の裏切りを知った30代妻のエピソードをお届けします。気づかないうちにじわじわと平和な日常が崩れていた…里香さん(仮名)は結婚4年目の30代女性。シフト制で夜勤のある仕事をしている関係で、夫と過ごす時間が少ないときもあったものの、夫婦の関係は良好で特に不満のない毎日を過ごしていました。ところが、ある出来事をきっかけに、突如として平穏な日々が壊れていったそう…。「職場でよく会話をする後輩の女性から、食事に誘われてOKしたんです。ちょうど私も、その後輩ともっと仲良くなりたかったので、いい機会だなと思いました。食事での話題は、後輩の恋愛相談がメイン。最近好きな人ができたらしく、どう進展させればいいか相談を受けました。私は結婚してから、なかなか他人の恋愛相談を受ける機会がなかったこともあり、後輩から恋愛相談をされたのが嬉しくて。自分のことのように親身になってアドバイスをして、うまくいくように願っていました」その日から後輩の恋愛事情について話す機会が増え、二人は急速に仲良くなったそう。里香さんは後輩と好きな人とのあいだに良いことがあれば一緒に喜び、後輩の恋愛を応援し続けました。それからしばらくしたある日、後輩から「好きな人と付き合えることになった!」と報告があり、自分のことのように嬉しくなったそうです。後輩の「恋人」は自分の夫だった…「そのときの私は、後輩の片想いが実ったと知り、本当に嬉しかったですね。幸せになってほしいなと心から思いました。それで『彼の写真はないの?』とたずねると、その後輩が恥ずかしそうにスマホを見せてくれたのですが…。その写真に写っていたのは、なんと私の夫だったのです」これには里香さんも驚くとともに、後輩がなぜ自分の夫を堂々と「彼氏」と言っているのか、理解ができなかったそう。しかも、これまでの話ぶりを思い返すと、後輩は既婚者に恋をしている雰囲気がなかったことから、強烈な違和感を抱いたそうです。その瞬間、「ひょっとして、夫が独身だと嘘をついているのでは?」とピンときたと言います。里香さんは思いもよらない形で、夫の裏切りを知ってしまったのでした…。既婚者であるにもかかわらず、妻以外の女性と平然と関係をもつ男性もいます。自分の夫と知人が偶然に関係をもつのは数奇な巡り合わせではありますが、夫婦の行動範囲が近い場合などは、こういった事例も起こりかねないのでしょう。©japolia/Adobe Stock ©smile/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月10日シングルマザーの愛佳さん(仮名・33歳)は、息子が幼稚園に上がり、ママ友の亜希子さん(仮名)と仲良くなります。仕事がある日は亜希子さんに子どもを預かってもらうようになり、亜希子さんの夫・義和さん(仮名)とも親しい間柄に。ある日子どもを幼稚園に送ったあと、義和さんとランチに行き、やがて不倫関係に堕ちてしまったそうです。その後、どのような展開を迎えたのでしょうか?ママ友に隠れて密会を重ねる「亜希子さんの仕事が忙しいのをいいことに、義和さんと密会を重ねていました。会うのはたいていお互いの家でしたね。周囲に気付かれないよう注意しながら、別々に家に入るようにしていました。義和さんはWEB関連の仕事をしていて、もともと自宅での作業も多かったため、怪しまれることもありませんでした。そして、不倫関係が1~2か月ほど続いたころ、ようやく亜希子さんの仕事も落ち着てきたようで、息子と一緒にランチに招かれました」ママ友宅でランチ会をすることに「義和さんと密会している家で、家族同士で向かい合うのはなんとなく気まずく、違和感がありましたね。義和さんも同じ気持ちなのか、いつもより口数が少なく、ぎこちない感じで…。ランチは、亜希子さんが手料理をふるまってくれました。亜希子さんは料理が上手で、子どもたちも“おいしい”と喜んで食べていました。そしてランチを終えたところで、亜希子さんが子どもたちに向かって、“あっちで遊んでいなさい”と子ども部屋のほうに促したんです」決定的な証拠を突きつけられ…「リビングには、大人3人となりました。そこで亜希子さんが咳払いをすると、急にスイッチが入ったように、雰囲気が変わって。部屋にピリッとした空気が流れました。亜希子さんと義和さんが、チラッと視線を合わせました。義和さんは、そのまま視線を下に落とし、うなだれるような体勢に。そこで、亜希子さんが口を開きました。“ふたりのことはもう知っている”と、不倫関係を指摘されたのです。義和さんの口数が少なかったのは、あとでこういう状況が待っているのが分かっていたからなのでしょう。亜希子さんが、テーブルの上にスマホを差し出しました。そこには、私と義和さんのLINEのやり取りが…。完璧な不倫の証拠です。言い逃れはできそうもなく、私はもう謝るしかありませんでした」罪悪感と後悔の日々「亜希子さんは、“離婚をするつもりはない”と言いました。ただ、“愛佳さんのことも許すつもりはない”と…。もう顔を見たくないし、二度と会いたくないということで、“完全に離れて欲しい”と言われました。ようするに、この地から去って欲しいということです。その代わり、“慰謝料は請求しない”という条件を提示されました。私も、経済的に余裕があるわけではありません。慰謝料を払うのは厳しい状況。亜希子さんの提示した条件を、受け入れるしかありませんでした。そして、私と息子は、ひとまず私の実家に戻ることにしたのです。結果的に、大きなダメージを受けるのは避けられましたが、子どもは違いました。幼稚園を去ることになったうえ、毎日のように遊んでいた亜希子さん夫妻の子どもとも二度と会えないことに…。知らない地での生活が始まりとても心細そうで、泣いていることもありました。すべて私の身勝手な行動により、招いてしまったこと。亜希子さんを裏切ってしまった罪悪感、両親や息子に対する負い目を感じながら、後悔の日々を過ごしています」“ママ友の夫を略奪したシングルマザーの告白”をご紹介しました。不倫により、ママ友を失ってしまっただけでなく、周囲の様々な人間関係も崩れてしまったようです。子どものためにも、次は大切な人たちを裏切らないようにして欲しいものです。©toya_uz/Adobe Stock ©naka/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月08日子どもを一人で育てている母親などは、誰かの手が必要になることもあるでしょう。シングルマザーの愛佳さん(仮名・33歳)もかつて、そんな状況でとある男性と親しくなったそう。しかしその相手は既婚者であったと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく伺いました。ママ友との出会い「私は高校時代から付き合っていた男性と、26歳のときに結婚しました。しかし彼の不倫が原因で、結婚4年目で離婚。私はシングルマザーとなりました。息子もまだ小さくて最初のうちは大変でしたが、実家から親も手伝いに来てくれて、助けを借りながらなんとか親子二人で生活をしていたんです。やがて息子が幼稚園に入園したとき、あるママ友と出会ったのです。亜希子さん(仮名)という女性で、家が近く年齢が同じということもあり、親しくなりました」ママ友夫妻と仲良くなり「亜希子さんは、私がシングルマザーであることを気にかけてくれる、とても優しい人でした。私は清掃会社で働いていて、帰りが遅くなってしまうことも多かったんですね。そういうとき、亜希子さんにお迎えを頼んだり、子どもを預かってもらったりするなど、良好な関係を築いていました。預けていた息子を迎えに行く際、亜希子さんの夫の義和さん(仮名)とも顔を合わせる機会がありました。義和さんは子ども好きらしく、私の息子ともよく遊んでくれているようで…。息子を連れて帰る際、お互いに手を振り合っている姿を見て、微笑ましく感じました。いいご夫婦だなと心から思いました」ママ友の夫と連絡先を交換「亜希子さんの仕事が繁忙期に入ったとき、夫の義和さんが子どもの送り迎えをするようになりました。当然私も義和さんと幼稚園で顔を合わせることが増えて、気軽に会話を交わすようになりましたね。ただ、亜希子さんが忙しいということは、息子のことを預かってもらえなくなるということ…。無理を承知で、それとなく義和さんにお願いできないかと尋ねてみると、“いいですよ”と言ってくれたのです。義和さんはWEB関連の仕事をしていて自宅でのリモートワークも多いらしく、快く受け入れてくれて。連絡先も交換し、何度か息子を預かってもらうことになりました」元夫を思い出して…「ある日、幼稚園に息子を送った際、義和さんと一緒になりました。その日は私は仕事が休みだったので良い機会だと思い、“お礼がしたい”とランチに誘ったんです。食事をしながら子どもに関する話をしていたんですが、義和さんがとても聞き上手で、気付けば私は元夫と暮らしていた頃の話をしてしまいました。そこで、つらかった時期を思い出してしまい、つい泣いてしまったんですね。心配した義和さんが、このまま私を一人で帰すことはできないと、家まで送ってくれました。そうなると、私もそのまま義和さんを帰すことができず、家にあげることに。そして私たちは、関係を持ってしまったのです…。それ以降も、亜希子さんの家に息子を預ける機会がありました。そして、息子が義和さんと仲良くしている姿を見て、本当の家族になれたら……と密かに夢見るようになってしまいました」“ママ友の夫を略奪したシングルマザーの告白”をご紹介しました。ママ友と知り合ったころは、まさかこんな状況になるとは思っていなかったでしょう。子どもを預かってくれて、恩も感じていたはず。その恩をまさに、仇で返す形になってしまったわけです。©polkadot/Adobe Stock ©maru54/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月08日育児がひと段落ついたタイミングで、スーパーでレジのパートを始めた成実さん(仮名・34歳)。ひょんなことから同僚の磯岡さん(仮名)と親しくなり、彼の影のある雰囲気に惹かれていきます。磯岡さんは結婚しているものの、ある事情から家族と離れて一人暮らしをしているそう。二人で食事をしたあとに関係を持ってしまい、W不倫に堕ちてしまったといいます。その後、不倫関係はどんな結末を迎えたのでしょうか…。パート先に家族がやってきて「パートを始めて半年が経過しました。職場では私たち以外にも不倫カップルが多くて、誰と誰が不倫している…などの噂話にも参加するように。私自身も秘かに磯岡さんとの関係を続けていました。ある出勤日に、会社や学校が休みだった夫と子どもが様子を見にお店にやってきました。磯岡さんの担当は鮮魚コーナーの奥なので、会う心配もなし。家族に対して手を振って応えていました。すると夫たちが去った20分後くらいに、レジに並んでいる女性がやけに私のことを見ているのに気づきました」睨みつけてきた女性の正体「レジの列が進み、その女性の番になりました。じっと、私を睨みつけるように見ているのです。クレームでも入れられるのかな…と思いましたが、そんなことはなく、普通に去っていったので安心しました。数日後、磯岡さんと仕事終わりに会う約束をしていました。私は夕方には仕事が終わるので、“先に部屋で待ってて”と鍵を渡されました。職場を出て彼のアパートへ行くと、建物の前に女性の姿が。それはなんと、数日前にレジで私を睨みつけてきた女性。スタスタと近づいてきて、“やっぱりあなただったのね”と言われました。女性は、磯岡さんの妻だったのです。そして彼女と近くのファミレスで話をすることに…」別居の理由が明らかに…「磯岡さんの妻が、“一緒に暮らしていない理由を聞いているか”と尋ねてきました。私は当時、お金の問題だと思っていたんです。暮らしも質素だったので、借金でもあるのかもしれないと。妻が言うには、女性問題。彼は前の店舗でも、女性と不倫をしていたそう。しかも、相手が一人ではなかったと。磯岡さんは、やはりモテるタイプだったようです。私のように雰囲気に惹かれる女性が多いらしく、“初めて見たときに相手はあなたじゃないかと思った”と言われました。それで、睨むような視線を向けてきたのだと分かりました。磯岡さんの不倫により、反省を促す意味で別居という形をとったそう。しかし彼は反省することなく、また同じことを繰り返してしまったというわけです。妻は、“私たちは離婚するけど、あなたは家庭を大事にしたほうがいい”と言いました。どうやら、スーパーで私が夫たちと接している姿を見ていたようでした」不倫相手のヤバい発言に…「翌日、磯岡さんから連絡が来て、“妻と離婚することになった”と報告されました。話がしたいと言われ、ファミレスに呼び出されたんです。磯岡さんは、やや怒っているような不機嫌な様子。“なんで俺だけ不幸な目に遭うんだ”と言い、私にも責任があるということをアピールしてきました。そして、関係を職場に漏らすというような発言も。他の同僚にバレてしまったら、家族にも伝わる可能性があります。これはヤバいと思い、磯岡さんと別れた後ですぐに職場へ連絡。家庭の事情で辞めさせて欲しいと伝えました。心苦しくはありましたが、翌週で辞めることができました。以降、磯岡さんとは連絡を取っていません。パートをやめて半年ほど経ちますが、当時の関係をリークされるのではないかという不安は今もあります。そしてやはり、そのスーパーを利用することはできなくなりましたね」“パート先で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。家族の崩壊は免れたようですが、まだその危険は残っています。いつ、不倫相手が行動に移すか分かりません。生きた心地がしない日々が、まだしばらくは続くことでしょう。©Liza5450/Adobe Stock ©beeboys/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月05日職場で不倫が始まってしまう話はたまに耳にします。なかには、パート先で不倫に堕ちてしまうケースもあるよう。成実さん(仮名・34歳)もかつてそんな経験をしたといいます。当時いったいどんな状況だったのかを詳しく伺いました。休憩室で見かけた男性が気になり…「子どもが小学校にあがり、手がかからなくなったタイミングでパートを始めました。家から歩いて15分ほどの場所にあるスーパーのレジ担当として働くことになったんです。そのスーパーは大型店で、大きな休憩スペースがありました。同じ場所で他部門の人も休憩をとるのですが、あるときから気になる男性ができました。年齢は40代後半くらい。鮮魚コーナー担当の人で、普段は奥で魚を捌いていました。どこか影のある雰囲気がカッコ良かったんです。ただ、休憩以外でまったく接点はなく、話す機会もありませんでした」スーパー内の不倫事情「研修期間が明け、正式にスタッフとして採用されて2週間ほどたったころ。休憩室から従業員用のトイレに行こうと、バックヤードを通っていたときです。途中で、男女の話し声が聞こえてきました。見ると、社員の男性と、パートの女性が親しげに話していたんです。距離も近くて、かなり親密な様子。私に気付いていないのか、離れる様子もなく、こっちのほうがドキドキしてしまいました。後日ほかのスタッフに話を聞いたところ、“あの二人はデキていて、どちらも既婚者だ”とのこと。そして、このスーパーではほかにも不倫をしているカップルが何人かいるとの情報を教えてくれました」居酒屋で偶然の遭遇「ある日、昔からの友人と二人で食事がてらお酒を飲むことになり、飲食店に入りました。するとそこには、見たことのある人が……。職場で気になっていたあの男性が、一人でカウンターに座って飲んでいたのです。私たちは小1時間ほどで店を出ようとしましたが、まだ彼がいたので、帰り際に“こんばんは”と声をかけてみました。最初は戸惑っている様子でしたが、“レジの……”と気づいてくれたんです。嬉しかったですね。そこから、休憩で一緒になった際、少し話をするようになりました。彼の名は、磯岡さん(仮名)。もともと魚屋で働いていたそうなのですが、店がなくなったため、今の職場に移ったそうです」休憩室で一緒になるうちに…「休憩室で磯岡さんと一緒になったとき、最初に声をかけた居酒屋の話になりました。“あそこおいしいですよね”と言うと、“もう1軒いい店がある”と教えてくれたんです。そこで“今度行きましょう”という話になりました。こうして、自然な流れで、ある日の仕事終わりで一緒にその居酒屋へ。そのときに今までできなかった込み入った話をしました。磯岡さんは家族がいるものの、今は一人で住んでいるとのこと。離婚しているわけではなく、“ある事情があって別居している”と……。変な話ですが、そのミステリアスで影のある様子がさらにカッコいいと思ってしまったんです。そして、店を出たタイミングで、“うちに寄っていきますか?”と言われ、素直に応じて部屋を訪ねました。こうして私は、パート先の同僚と不倫に堕ちてしまいました」“パート先で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。職場の同僚を密かに眺めているだけなら問題ないですが、関係を持ってしまうのはアウト。やがて噂話として、職場内に関係が広まってしまってもおかしくないかもしれません。©buritora/Adobe Stock ©anon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年11月05日不倫が妻にバレたことによって、家庭内で夫の肩身が狭くなるケースは多いようです。なかには、夫を震え上がらせるような仕返しを実行する妻もいるのだとか…!今回は、不倫がバレた経験を持つ男性に「妻からされた逆襲エピソード」を語ってもらいました。クレジットカードを取り上げられた「不倫がバレたことによって、妻からクレジットカードを取り上げられ、さらには小遣い制にされました。反省はしていますが、月に数万円しかもらえないので、同僚と飲みにいくこともままならず、毎日超ハードな節約生活。途方に暮れています…」(孝之/34歳)不倫がバレたのをきっかけに、クレジットカードを取られたりお金の管理をされるなど、妻から厳しい制裁を与えられてしまうこともあります。自由に使えるお金が全くないのは若干気の毒な気もしますが、自業自得としか言いようがありません。口をきいてくれなくなった「過去に不倫していたことがあり、妻にバレてしまいました。バレた瞬間は、怒鳴られたり泣かれたりするかと思ったのに、妻が意外とクールな対応だったので、驚きました。ところがその後1か月間、全く口をきいてくれなくて焦りました。家のなかに一緒にいるのに一言も話してもらえず、話しかけても無視されるのは、かなり辛かったです。最後は平謝りしてなんとか許してもらいましたが、一言ボソリと『次はないからね』と言われたのがものすごく怖かったです」(勇樹/33歳)夫の不倫を知ったら、誰だって気が動転しますよね。感情を思いのままにぶつけてしまうこともあるでしょう。ところが意外と男性は、冷静な態度でじわじわと詰められるほうが参ってしまうもの。こちらの男性の場合は、1か月程度で口をきいてもらえたのだからまだマシなほう。一回の裏切りによって、優しかった妻が永久に冷たくなってしまうケースもありえます。妻の金遣いが荒くなった「不倫がバレてから、妻の金遣いがいきなり荒くなりました。以前はあまり贅沢しないタイプだったのに…。僕が浮気相手と高級レストランに行ったのがバレてしまい、それ以来毎週のように僕のカードで外食やショッピングをしているようです。正直かなり痛いのですが、文句も言えなくて困っています…」(俊輔/35歳)自分は質素に暮らしていたのに、夫が不倫相手と高級店でデートしていたなんてことがわかったら、妻としては許せるはずがありません。このように、夫の不倫をきっかけに妻が別人のように豹変してしまうことも起こりうるのです。「不倫夫が妻からされた逆襲エピソード」を紹介しました。どんなに恐ろしい仕返しも、愛想を尽かされないだけまだマシなのかもしれません。妻からの愛情を失いたくなかったら、不倫に手を出すのはやめるべきでしょう。©KMPZZZ/Adobe文・小泉幸
2023年11月04日マザコン夫との生活が苦痛で、新婚にも関わらず不倫に逃げてしまった30代の綾さん(仮名)。独身だと思っていた不倫相手の裕太さん(仮名)は、実は既婚者であり、彼の妻を通じて綾さんの夫にも不倫がバレてしまいます。話し合いのために綾さん夫婦はそろって裕太さん宅に向かいますが、そこで予想外のことが起こったそう。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、30代女性の悲惨な不倫エピソードをご紹介します。不倫相手宅で待ち受けていた衝撃の展開夫と一緒に裕太さん宅へ向かった綾さんは、その場でさらなる衝撃を受けることになったといいます。「裕太さんは自分の妻や私の夫に対して、私が裕太さんをたぶらかしてきて無理やり不倫関係に持ち込まれたと主張を始めたのです。過去に私が裕太さんに送っていたLINEも、裕太さんは自分に都合が悪いメッセージは削除したうえでスクショして、私が夫の悪口を言っていたり、裕太さんをデートに誘ったりしているところを証拠として見せてきて。まるで自分は嫌だったのに私がしつこく誘うから仕方なかったというような物語を作り始めたんです」裕太さんの用意周到な主張のせいで、綾さんのほうがしつこく不倫を誘ったのだという雰囲気になってしまったそう。突然のことに動揺した綾さんもうまく反論ができず、夫も裕太さんの妻も、綾さんの意見をまったく聞き入れなかったそうです。慰謝料請求と離婚を突きつけられて…「その謝罪の日から数日経って、夫から離婚を言い渡されました。もちろん慰謝料の請求もされました。もともと夫婦関係はうまくいっていませんでしたから、そこで結婚生活に固執する必要もないと判断した私は、自分がしたことの責任をとることにして、夫の要求通りの額を支払って離婚しました」独身時代からの貯金は全て慰謝料に消え、今はワンルームでの暮らしから再スタートを切った綾さん。当時の自分の行いについて、こう話します。「もともとはマザコンである夫を見抜けなかったところから始まった一連の出来事でしたが、当時の私は不倫を甘く捉えていたのだと思います。相手がまさか既婚者で、さらに私をあんな形で裏切るなんて想像もしていませんでした。今となってみればまずは夫と離婚をするのが先だったのに、目の前の問題から逃げるように不倫をした結果として、離婚の際に慰謝料も支払うことになって……自分の甘さや弱さを痛感しました。おそらく不倫じゃなければ裕太さんのような男性とは深い仲になっていなかったと思います。今でもあの頃のことは後悔しかありません」悲惨な結婚生活を送っていることが事実でも、そこから逃げるように不倫をしてしまえば非難されて当然でしょう。つらい毎日を送っていたとしても、安易に不倫へと逃げることは、決して許されるものではありません。冷静な判断を忘れないようにしたいところです。©siro46/Adobe Stock ©nfuru/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月01日結婚をしてから夫のマザコンを知り、愕然とする女性もいます。綾さん(仮名)は9歳年上の重度マザコン夫との生活から逃げるように、不倫をスタート。しかし現実は綾さんが考えるほど甘くありませんでした。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、30代女性が見舞われた残酷な現実にまつわるエピソードをお届けします。年上のマザコン夫に新婚当時からウンザリ35歳のときに9歳年上の夫と知人の紹介で知り合い、結婚へと至った綾さん(仮名)。しかし結婚後に、夫は近居の姑とべったりであることを知ります。夜の生活や家計にも義母が容赦なく口出ししてくるなど、綾さんは新婚当初から大きなストレスを抱えていたそうです。「新婚だというのに、結婚したことを後悔する毎日でした。夫は結婚するまで、マザコンをひた隠しにしていたのです。でも親のことや周りへの世間体を考えるとすぐに離婚というわけにもいかないなと思って、私は夫や義母の勝手な言動を黙認し続けていました。そんなときに、いつも行くカフェで顔を合わせる近所の男性・裕太さん(仮名)と意気投合し、その人に悩みを打ち明けるようになったのです」綾さんも裕太さんもテレワークが基本だったことから、週に何度か同じカフェで仕事をしているうちに親しくなり、LINEも交換するように。裕太さんは独身でしたが、過去には結婚歴があるそうで綾さんの悩みを親身に聞いてくれたのだとか。独身だと思っていた不倫相手がまさかの既婚者「裕太さんには自分の境遇を全て素直に打ち明けることができたので、この出会いは運命かもしれないって思いました。それに、夫と私はまだ結婚3か月だというのにレスになっていて、私が裕太さんに対して恋愛感情をもつのに時間はかかりませんでした」LINEを交換してからまもなく自然な成り行きでホテルに行く関係になったという綾さんと裕太さん。綾さんは「つらい新婚生活を乗り越えるためには、私には裕太さんとの癒しの時間が必要だ」と自分の不倫を正当化しながら、裕太さんと会い続けたそうです。しかしそんな関係が始まって4か月後のこと、綾さんは夫から「不倫をしているだろう?」と問い詰められてしまいます。「ある日、仕事から帰ってきた夫がとても険しい顔をしていて、何かあったのかなと不安になりました。すると悪い予感は的中して、夫は私に『君は不倫をしているよね?この男性と』と私と裕太さんが写った写真を見せてきたのです。写真がある以上は嘘をついてもだめだろうと観念した私は、その場で裕太さんとの仲を認めました。ところが驚いたのは、そのあとの話です。なんと裕太さんは結婚をしていて、地元で何代も続く製造業関連の会社の社長とのこと。独身というのも嘘で、結婚していて子どもが二人いると夫が言い出したのです。夫は裕太さんの妻から連絡があって私との不倫を知ったそう。夫が見せてきた私たちの写真は、裕太さんの妻から夫に送られてきた写真だったのです」独身で時間があると話していた裕太さんの身の上話が、作り話だったと悟ったという綾さん。夫婦で話し合った結果、後日相手の家に夫婦で話し合いに行くことになったそう。綾さんは自分が不倫していることは棚に上げて、裕太さんに騙されたことに憤りを感じていましたが、「謝罪に行って全てが終わるなら」と最終的には覚悟を決めたのだそうです。背景にどんな事情があったとしても、不倫をした側が悪いのは間違いありません。また残念ながら、既婚者であることを隠し「独身」と偽って近づく男性もいるのでしょう。不倫は周囲を不幸に巻き込んで家族や夫婦を壊す行為です。どんなことがあったとしても、絶対に足を踏み入れるべきではないでしょう。©kapinon/Adobe Stock©taka/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月01日心から信じていたパートナーに裏切られていたことがわかったら、本当に傷つきますよね。「うちの夫に限って、不倫なんてするはずがない」。そう信じていたのに、思わぬきっかけで夫の裏切りが発覚することがあるようです。今回は、夫の不倫に気づいたきっかけを妻たちに聞いてきました。メールの下書きフォルダを見たら…「家のパソコンを夫婦共用で使っているんですが、ある時PCを開いたら、Gmailが夫のアカウントでログインしたままになっていました。それでつい、出来心で見てしまったんです。受信フォルダと送信フォルダをザッと見たところ、特に気になるメールは見当たりませんでした。ところが何気なく下書きフォルダを開いてみたら、2年前くらいの日付で、愛人宛の書きかけのメールを見つけてしまって…。夫を問い詰めたら素直に罪を認めたものの、その女性とは1年以上前に別れていて、今は会っていないとのこと。本当に反省しているようだったので一旦は許しましたが、その後は夫の行動に怪しいところがないか、目を光らせています」(涼子/33歳)不倫をしている男性は、不倫相手とのやり取りを残さないよう細心の注意を払っている人が多いです。そのためメールやLINEなどの履歴はこまめに消しているようですが、意外なところに不倫の形跡が残っていることも…。こちらの男性の場合は、下書きフォルダに未送信メールが残っていたことで、妻に不倫がバレてしまったよう。どんなに気をつけていても、思いがけないきっかけで、不倫がバレてしまうことはありえるのです。お店の人が放った一言で…「クリスマスに夫がおしゃれなレストランを予約してくれました。普段夫は仕事が忙しいので、デートなんて本当に久しぶりで、すごく嬉しかったです。ところがお店のスタッフの男性が夫に向かって『数か月ぶりですよね!お元気でしたか?』と親しげに話しかけてきたんです。すると夫は真っ青な顔になって口ごもり始めて…。『他の女性とデートで来てたってこと?』と問いただしたら、『仕事で男性と何度か来ただけ』と言い張っていました。でも、どう見てもデート向きの雰囲気の良いお店なんです。それがきっかけで、夫が浮気していたことに気づいてしまいました」(えり/32歳)不倫相手と行っていた店に妻を連れていくとは、なかなか度胸のある男性です。このように第三者の態度や発言によって、妻に不倫がバレてしまうことも。自分さえ隠し通せば、妻にバレないと思い込んでいる男性も多いですが、女性の勘は鋭いもの。そんなに甘くはありません。サプライズのつもりが…「夫の誕生日と私の大阪出張が被ってしまい、誕生日当日にお祝いできなくなってしまいました。ところが出張先でのミーティングが予定より早く終わって、急遽日帰りできることになったんです。サプライズで驚かせたくて、日帰りになったことは言わずに、新幹線の中から『今何してるの?』と聞いてみました。すると、行きつけの店で一人で飲んでいる…との返信が。東京に着いてから『実は日帰りになったの。今からすぐそのお店に向かうね』とLINEしたところ、夫から電話がかかってきて…。『実は事情がいろいろあって、今その店にはいないから来ないでほしい。家で会おう』とものすごく焦った様子で説得されました。どうやら女性とデートしていたみたいです…」(真実/31歳)妻が旅行や出張で不在にしている隙を狙って、浮気を楽しんでいる夫もいるようです。妻がいない間だったら、何をしてもバレないから大丈夫…というのは、あまりにも安直な考え。予想していなかったタイミングで不倫を見破られてしまうこともあります。妻たちに聞いた「夫の不倫に気づいたきっかけ」を紹介しました。このように意外な出来事がきっかけとなって、妻に不倫がバレてしまうことがあります。誰よりも信じていた夫が不倫していたことがわかったら、妻は簡単には許さないでしょう。たった一度の浮気でも、離婚に発展してしまう可能性があるということを、不倫中の男性は肝に銘じるべきです。©kapinon/Adobe文・小泉幸
2023年10月31日妻に不倫されて離婚した祐介さん。しかし、祐介さんが新しいパートナーと同棲をし始めた途端、元妻は子どもたちとの面会交流を拒否。祐介さんは面会交流調停を起こし、面会に関するルールが決まりました。ようやく子どもたちとの面会が決まった祐介さんでしたが、久しぶりの面会はトンデモだらけでした…。その模様を私、野々原なつめがお届けします。【実は身近にある不倫】【実は身近にある不倫】面会交流時に「パパ」と呼ばれない?!不倫裁判が終盤を迎えた頃、祐介さんは、子どもたちとの面会交流が再開となりました。実に1年半ぶりだったのですが、蓋を開けてみるとトンデモだらけでした。「まず、元妻となかなか連絡が取れず面会交流の日程が決められませんでした。仕事の都合があるので、休みの申請を早めに会社に出さなければならないのに、元妻は1週間も僕のメールを無視することもありました。ようやく面会交流の日程が決まり、遊園地で会うことになったのですが、今までの面会も当日ドタキャンがあったので、本当に会えるのかどうか不安でした」面会交流当日、元妻は子どもたちを連れて遊園地の最寄り駅にやってきました。面会交流調停では「元妻同伴のもと会う」「第三者(交際相手)に会わせない」となっており、元妻は「遊園地の前に喫茶店があるので、そこで交際相手が現れないか見張っている」とのことでした。しかし、遊園地の駅前に行ってみると喫茶店などありません。元妻は祐介さんがひとりであることを確認すると、すぐに帰っていったというのです。「1年半ぶりに子どもに会えて涙が出ました。でも、子どもたちの様子がなんだかおかしいんです。僕に対してすごくよそよそしくて…。元妻と別れて遊園地の中に入ると、若干子どもたちの緊張がほぐれてきました。だけど、僕のことを『パパ』と呼ばずに名字の『鈴木さん(仮名)』と呼んでくるんです。長男に聞いてみると、元妻から『あの人はもう親じゃないからパパじゃなくて鈴木さんと呼びなさい』と言われたらしいんです。とても寂しかったです」しばらくは祐介さんのことを「鈴木さん」と呼んでいた子どもたちですが、妹が長男に「ママがいないから、内緒で今だけパパと呼ぼう」と言ったそうです。そこから妹は「パパ」と呼び始めましたが、長男は頑なに「パパ」と呼ばず「ねぇ」などと呼びかけていたといいます。おそらく長男は、母親にバレたときのことを考えてパパ呼びをためらったと考えられます。祐介さんにとっても長男にとってもぎこちない関係になっていたようです。「さらに元妻の嫌がらせがありました。長男のスマホがロックされており、家に帰ったら元妻に解除してもらえると言っていたんです。これは僕が子どものLINEを追加しないようにするためのようです。長男も『なんでパパとLINEをしたらいけないのかわからない』と僕とのLINEのやりとりを望んでいました」パパと呼ばせないことや、子どもが望んでいるのに祐介さんと連絡を取らせないようにすることは、心理的虐待にあたります。元妻は子どもたちに強い禁止令を出していることがうかがえます。「楽しい時間はあっという間に過ぎ、遊園地の最寄り駅に元妻が迎えにきました。次に会えるのは翌月です。ちょうど長男の誕生日の月だったので、元妻に長男に何が欲しいか聞いてほしいとメールするも、『それは子どもに直接聞いてください』とそっけない返信がきました。子どもとLINEできずやりとりができないから元妻に聞いているのに、本当に理解に苦しみます。何度か連絡してようやく欲しいものを聞けたのですが、レアでなかなか手に入らないものだったので第2希望まで聞きました。第1希望のレアなおもちゃを頑張って手に入れ、第2希望のものも一緒に購入したことを伝えると、『ゴミになるのであまりモノを与えないでください』と腹の立つ返信がきました。それに加え、翌月の面会交流の日程もなかなか決めてくれません」今回の面会交流で元妻との連絡がスムーズにいかなかったことを弁護士に伝えた祐介さん。すると弁護士はまた面会交流拒否が始まった場合は、罰金5万円の手続きをすると言ってくれたそうです。今後の面会交流はどうなってしまうのでしょうか。祐介さんが「あなたの返信があまりにも遅いので、また面会交流調停をやり直しましょうか?」とメールすると即座に返信が来たそうです。やはり第三者が入ると弱くなるのでしょう。面会交流は子どもの権利です。子どもの心が傷つけられず、健やかに育つことを願います。取材、文 野々原なつめ
2023年10月29日男性が軽い気持ちで不倫に手を出したら、不倫相手の女性が本気になってしまった…。このようなケースは珍しくありません。火遊びのつもりだったのに不倫相手がどんどん重くなってしまい、ようやく自分の行いを後悔することがあるようです。今回は、不倫経験のある男性に聞いた「不倫相手の女性が暴走したエピソード」を紹介します。妻のことを調べていた「不倫相手の彼女には、妻の話は一切していなかったはずなのに、なぜか妻の仕事や年齢まで知っていて怖くなったことがあります。たぶんこっそり妻のことを調べていたんだと思います。直接連絡でも取られたらどうしよう…と急に不安になって、彼女と距離を置こうと決意しました」(涼/34歳)女性のリサーチ力を甘く見てはいけません。「妻と不倫相手が繋がるはずがないから、不倫がバレることはありえない」と油断していると、痛い目にあうことも。不倫に本気になった女性が、妻のもとに押しかけたり、いきなり連絡を取ったりと、大胆な行動を起こしたエピソードはたくさんあるのです。両親に会ってほしいと頼まれた「不倫相手の彼女から『両親が今度上京するから、一度会ってほしい』と言われて、ドン引きしたことがあります。彼女は、僕が離婚して彼女と一緒になる未来を描いていたようです。さすがに不倫相手の両親に会うのは気まずすぎて…。彼女の気持ちが重くなってしまい、逃げるようにして別れました」(慶太/35歳)男性は遊びのつもりでも、女性側はそうとは限りません。本気になってしまい、不倫相手との将来を期待してしまうパターンも多いです。男性は、自らの欲求を満たすためだけに妻以外の女性に手を出すのは本当にやめてほしいものです。また女性側も、貴重な時間を無駄にしないためにも、既婚者との恋愛は避けるべきでしょう。別れた不倫相手がストーカー化「一時不倫をしていたのですが、不倫相手の彼女がだんだん重くなってきて別れることに。でも別れた後もしつこく連絡してきて、ちょっとストーカーっぽくなってきたのでLINEをブロックしました。するとその後、Facebookで僕の友人たちに連絡を取り、僕との関係を暴露するメッセージを送りつけてきたんです。軽い気持ちで不倫に手を出すものではないと心から反省しました…」(俊輔/35歳)不倫相手と別れた後に、トラブルに発展するケースもよく聞きます。ドロ沼化した結果、周囲を巻き込んだり、噂が広がって大切な人からの信頼を失ってしまうことも…。やはり不倫は、リスクがつきものです。不倫経験者に聞いた「不倫相手の女性が暴走したエピソード」を紹介しました。遊びのつもりで不倫に手を出した結果、相手の女性がのめり込んでしまい、取り返しのつかないトラブルに発展してしまうケースがあるようです。不倫というのは、人を狂わせるものだとあらためて感じさせられました。©naka/Adobe文・小泉幸
2023年10月29日高校生の娘に「お父さんが不倫しているかも」と告げられた聡子さん(仮名・44歳)。聡子さん自身も、以前から夫の女性関係を察していたものの、娘がひとり立ちするまでは家庭円満を維持しようと黙認していたそう。娘からの報告によって見過ごすわけにはいかなくなり、真剣に不倫の証拠集めを始めたのだと言います。このあと、関係はどうなっていったのでしょうか。夫の不倫の証拠「私は、離婚に向けてどうすべきか本格的に考えるようになり、ネットを使って調べました。まずは不倫の証拠集めが必要だということで、探偵に調査を依頼することに。すると1週間後にはもう、不倫の証拠となる資料が私の手もとに届きました。調査によると、夫の不倫相手は職場の部下。若い女性だったので、昔からの付き合いではないようです。おそらく、ここ数年で関係を持ち始めた相手だろうと思いました」娘からの言葉に背中を押され「証拠が揃い、離婚に向けて話し合いをしようと思ったものの、改めて不安が湧き上がりました。もし離婚をして経済的に不安定になった場合、娘の進学に関して支障が出るのではないか…。自分のことはともかく、娘に関する問題が気がかりだったんです。しかし尻込みしている私を見て、娘は察したようでした。すぐに、“私のことは気にしなくていいから”と言ってくれたのです。“だからお父さんと早く話し合って”と背中を押してくれました」目に涙を浮かべる夫に…「次の休日、娘が出かけているとき、夫に不倫の証拠を突き付けました。最初は何のことやらと資料を見ていた夫も、途中から目が泳ぎ始めて、完全に狼狽えていました。何か言い訳を探そうとしていたのかもしれませんが、証拠は完璧です。言い逃れはできないと思ったのか、“ごめん”と謝罪の言葉を口にしました。そこで私が離婚について切り出すと、夫が“えっ!”と驚いたような顔をしました。まさかそこまでの話だとは思っていなかったのでしょう。夫は言葉を失い、目に涙を浮かべて泣き始めてしまいました。そして夫は、娘のことが心配だと言い出しました。娘のことが1番の気がかりであるのは私も同じです。夫の発言を受けて、娘のことが頭をよぎりました。泣き出した夫を見て私も動揺してしまい、“やはり離婚は思いとどまったほうがいいのではないか”と決心が揺らいでしまって……。そこからはお互いに沈黙の状態が続きました」不倫の報い「そんな状況が続いていると、突然部屋に娘が入ってきました。娘はいつの間にか帰宅し、こっそりと話を聞いていたようです。そして娘は、夫に向かって“いい加減にしなよ!”と一喝。娘の毅然とした態度を見て、私も気持ちを立て直すことができ、改めてハッキリと“離婚したい”と告げました。それでも、夫は経済的な問題などをあげて、離婚したくないという姿勢を崩しません。引き下がる夫に対し、娘は“お父さんに頼らなくても私がなんとする”と言い放ちました。その娘の姿に成長を感じて、思わず感動してしまいましたね。おそらく、夫も同じ気持ちだったのでしょう。娘の発言を受けて、そこからはすんなりと離婚を受け入れました。離婚が成立したあと、私は娘と二人で新たな生活をスタートさせました。夫とは連絡を取り続けていて、生活費や学費などの面はしっかりサポートしてもらっています。ただ、娘は“お父さんには会いたくない”と言い続けています。会うことを完全に拒否されていて、これまでしてきた裏切りの報いだと思いますね」“娘が夫の不倫に気付き、離婚を決意した妻の告白”をご紹介しました。娘のひと言によって、離婚が決定づけられたようです。娘の成長を頼もしく思ったことでしょう。これからは母と娘の二人で、幸せで平穏な日々を送ってほしいものです。©琢也 栂/Adobe Stock ©beeboys/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月29日不倫は許されざる行為。しかし、何らかの事情があり、家族の不倫を黙認せざるを得ない場合もあるようです。聡子さん(仮名・44歳)もかつてそんな経験をしたそう。当時、いったいどんな状況だったのかを詳しく伺いました。夫の異変に気付き…「私は、27歳のときに結婚。翌年に娘を授かりました。夫は大手企業に勤めていて、私も仕事をしていたので、経済的には問題のない生活を送っていました。しかし、娘が小学校低学年のころ、夫の言動に異変を感じるように。帰りが遅くなったり、休日に不自然な外出があったりと、女性の影を感じるようになったんです。でも当時は私も忙しく、子どもや家庭、仕事のことで手一杯。そのうちおさまるだろう…ぐらいに思って、見過ごしていました。いつか娘がひとり立ちをして、まだ許せない気持ちがあったのなら、そのときに離婚を考えようと思ったんです」娘の突然の告白「娘が高校生になったころのことです。ある日から突然、娘の夫に対する態度が変わりました。まったく会話はしないし、目も合わさなくなって…。ですが、思春期や反抗期特有の行動なのだろうと、さほど深くは考えていませんでした。そんな日々が続き、ある日娘と二人で家で夕食をとっていたときです。娘が突然、“お父さん、不倫してるかも”と言いました。そのころは夫の行動も落ち着いていて、さほど女性の影も感じなくなっていたので驚きましたね。それに、まさか娘に指摘されるとは思っていなかったので…」娘の幼馴染からの密告「私は平静を装い、“なんでそう思うの?”と娘に尋ねました。すると、“ミコちゃんが見たって”と言うのです。ミコちゃんは、近所に住む娘の幼馴染です。小さいころは、私たちの家にもよく遊びに来ていたので、夫の顔も知っています。娘は、そのミコちゃんと久しぶりに会ったそう。そこで、“おじさんと知らない女性が手をつないでいるのを見た”と言われたようなのです。ミコちゃんの通う高校は、少し離れた場所にありました。目撃した場所は、その付近にある繁華街。ミコちゃんは、友人たちと遊んでいたところ、偶然夫らしき人物を見たとのことでした。夫の職場のある方向でしたし、密会をするのには手ごろな地域です。ミコちゃんの話は信憑性の高い情報だと思いました」妻の決心「もともと、娘がひとり立ちしたら離婚を考えようとは思っていました。夫への不信感がありつつ、せめて娘が18歳になるまでは、家庭円満の状況を維持していたかったんです。ですが、夫の不倫を娘に勘付かれてしまった以上、もう黙っていることはできない状況に…。こうなると、何かしら行動を起こさなくてはいけません。“ミコちゃんの見間違えでしょう”と言おうかとも思いましたが、そのまえに娘は“許せない”“もうお父さんと一緒にいたくない”と言ったのです。娘の言葉を聞き、決心しました。予定していたよりも少し早い時期ではありましたが、私は離婚を真剣に考えて、まずは不倫の証拠を集めようと思いました」“娘が夫の不倫に気付き、離婚を決意した妻の告白”をご紹介しました。娘の発言がきっかけで、離婚の意思が固まったようです。このまま我慢を続けていても、いつかは家庭崩壊のときが来たはず。娘が夫の不倫に気付いたことは、必然だったとも言えるかもしれません。©yamasan/Adobe Stock ©ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年10月29日不倫をされて離婚し、慰謝料を求め訴訟を起こした祐介さん。裁判は長引き、ようやく1年半後に判決が下りました。果たしてどのような判決が出たのでしょうか。その模様を私、野々原なつめがお送りいたします。連載【実は身近にある不倫】【実は身近にある不倫】不倫した元妻と不倫相手に勝訴求祐介さんが元妻と不倫相手の男を被告にして起こした不倫裁判の判決がようやく下りました。結果は祐介さんの勝訴。元妻と不倫相手に共同責任で143万円の慰謝料の支払いが命じられました。「正直こんなに裁判が長引くとは思いませんでした。元妻は最後まで『元夫との関係は結婚直後から破綻していた』と主張していました。しかし、下の子どもが生まれていることや、別居せず一緒に暮らしていたことにより、裁判官は『夫婦関係は良好とは言えないものの破綻はしていなかった』と判断しました」しかし、裁判には勝訴したものの祐介さんはモヤモヤが残っていました。それまでの裁判で元妻と不倫相手は慰謝料を払いたくないがために自己破産の手続きを進めていたのです。自己破産すると免責となり慰謝料を払う義務がなくなります。「以前の裁判では元妻も不倫相手も自己破産の準備を進めていると聞いていました。しかし、判決が出たのに相手方の弁護士からはその話が出てきません。これは自己破産を途中でやめた可能性が高いとこちら側の弁護士が推測しています。ただ、元妻はシングルマザーでパート勤めの非課税世帯ですし、不倫相手は生活保護を受けています。慰謝料を支払える可能性は低いのです」本来なら判決が出たらすぐに慰謝料を支払わなければいけません。そこで弁護士が提案したのが、元妻の銀行口座と給与の差し押さえでした。「弁護士からは銀行口座が使えなくなることはかなりのダメージになると言われました。ただ、差し押さえしても取れるお金は数千円だろうとも言われ、勝訴はしたけれど弁護士費用を考えると損をしています。とはいえ、元妻はこの裁判を示談にせずに判決にし、そのうえで負けたことを、今後後悔するだろうと思っています」祐介さんは元妻が慰謝料を払えないのならば元妻の親に払ってもらいたいと思っていますが、法的には親に払う義務はありません。裁判中、保証人を親にして慰謝料を払ってほしいと要望を出しましたが、元妻側から断られていました。「法律に詳しい知人から、裁判で勝訴しても慰謝料の回収が厳しい話はよくあると聞きました。差し押さえはかなりのダメージを与えることになりますが、やはり慰謝料をきちんと支払ってもらいたいです。そのために、もうしばらく弁護士のお世話になるつもりです。弁護士も今回の件は、自己破産をちらつかせたりしてかなり悪質だと言っていました」どんな理由があっても不倫をしたら制裁が待っています。子どもがいる場合は子どもたちの教育にだってよくありません。不倫は百害あって一利なしです。取材、文 野々原なつめ
2023年10月29日好きな人との別れは悲しくつらいものです。それが不倫相手であればなおさら、一筋縄ではいかないこともあるでしょう。なかにはドン引きするような別れ方になるケースも…。今回はそんな“不倫相手との別れのシーン”について、女性が呆れた体験談を聞いてみました。会計を押し付けて去っていく「1年ほど、既婚者の男性と付き合っていました。あるとき私に好きな人ができて、その人と別れることに。そこで、食事をしているときに私のほうから別れを切り出したんです。すると、彼が一気に不機嫌になりました、“仕方ないけどさ”と言いつつ少し怒っていて。そして、“最後くらいお前が払えよ”と言って、店から去っていきました。私だって、今までまったくデート代を払わなかったわけではありません。毎回自分が払っているような態度に、腹が立ちましたね」アキナ(仮名)/29歳相手の男性はプライドが高く、不倫とはいえフラれたことを認められなかったのでしょうか。かえって未練なく別れることができたかもしれませんね。別れ際にキスを求められ「数年前に不倫をしていました。お互いに既婚者だったこともあり、半年間ぐらいのお付き合い。最後のほうは、なんとなく別れの気配が漂っていました。そこで私のほうから、“今回で最後にしよう”と伝えると、彼も、“分かった”と。そして、しばらく一緒に歩いて、駅に到着したときでした。彼が、“最後にキスして欲しい”と言ってきたんです。困りますよね。でも、“お願い!”と懇願され仕方なくキスをしました。本当にイヤでした…」マキコ(仮名)/32歳初々しいカップルでもないのに、駅でのキスは恥ずかしさがあったことでしょう。しかも二人は不倫関係ですから、リスクも大きかったはずです。ギャン泣きしてその場から動かない「以前不倫をしていたころ、相手と食事をした帰りに私から別れを伝えました。向こうも、別れの気配は感じていたんでしょう。すんなり受け入れてくれました。ところが、少し歩いたところで、彼が立ち止まって動かなくなったんです。そして、“うっ…うっ…”と嗚咽を漏らして泣き始めたのです。そのうちギャン泣きし始めたので、なんとか引っ張って近くの公園に避難。大変な別れ際でした」ハルナ(仮名)/30歳最後に感情があふれ出してしまったようです。お互いに対する思いに大きなギャップがあったのでしょう。「俺なしで生きていけるのか?」「以前、かなり年上の既婚男性と付き合っていました。その人は、年齢のこともありますが、私のことを見下すような発言をするので、嫌気がさして“別れたい”と伝えました。すると、“俺なしで生きていけるのか?”“絶対後悔するぞ”と言ってきたんです。どこまで自分に自信があるんだと思いましたね…。その後別れましたが、まったく後悔はありません」リカ(仮名)/28歳不倫相手にこのような態度を取るということは、妻にもモラハラをしていないか心配になるレベル。別れて正解ですね。“女性が呆れた不倫相手との別れのシーン”をご紹介しました。不倫関係とはいえ、最後くらいはキレイに終わらせたいと思うかもしれません。しかし、清い関係ではないだけに、きっと醜い感情があふれ出し、ドロドロとした最後となってしまうのでしょう。©健二 中村/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月28日大手企業に勤める既婚者の瞳子さん(仮名・34歳)は、同僚のユリコさん(仮名)から気になる上司の存在を告げられ、不倫をそそのかしたそう。やがてユリコさんは実際に上司と関係を持ってしまいました。そこで、自分も触発されてしまい、同じく同僚の湯沢さん(仮名)とW不倫の関係に。不倫やセクハラに厳しい職場であることを理解したうえで、つい始めてしまったという社内不倫。いったいどんな結末を迎えたのでしょうか…。職場内の不倫事情「同僚の湯沢くんと不倫関係になり、3か月が経とうとしていたころ。同じく上司と不倫をしていたユリコからある報告を受けました。なんでも上司が、“職場にはほかにも不倫をしている奴がいる”と言っていたそう。しかし職場で課されるペナルティを恐れ、とにかく秘密裏に行動しているとのこと。さらに男性社員が少ない職場であることをいいことに、“複数の女性社員と付き合っている奴もいる”と言っていたと聞かされました。ただ、それが誰なのかまでは、教えてくれなかったと…。それを聞いて、私はどこかで湯沢くんに対し、疑いの目を向けるようになったのです」不倫相手からの裏切り「湯沢くんとは頻繁に密会していたわけではなく、月に1~2回程度。食事をしたあと、2時間ほどホテルで過ごすような関係でした。あるとき、ユリコからの報告が気になっていたこともあり、隙を見て湯沢くんのスマホを覗いてしまったんです。LINEを開いてみると、なんとほかの女性社員とのやり取りが…。僅かな時間しかなく詳しくは確認できませんでしたが、相手は後輩の女性社員でずいぶんと親密そうでした。彼に本気だったつもりはなかったのに、実際に親しげなやり取りを見ると嫉妬心が膨れ上がって、腹が立ちましたね。とはいえ、私も不倫中です。派手に行動すれば、自分の関係についても発覚しかねません。そのときから、何か湯沢くんを懲らしめるいい方法はないかと考えるようになりました」匿名で密告メールを送ることに「私が思いついたのが、会社に密告メールを送ることでした。彼と後輩の二人の関係だけを報告しようと思ったのです。自分のパソコンは使わずネットカフェのパソコンから、もちろん匿名で会社のホームページに送信。“支社の、とが不倫関係にある”といった内容のメールを送りました。すると、すぐに上司から湯沢くんへ呼び出しが入ったようでした。後になって“なんの話だったの?”とLINEで尋ねると、やはり密告メールについての確認だったようです。湯沢くんは“ありえない”と否定しましたが、私は後輩社員とのやり取りをこの目で見ています。なので、とぼける湯沢くんを冷ややかに見つめていましたね」見せしめの異動「これで湯沢くんと後輩社員との関係も、区切りがつくだろうと思いました。ですが、一件落着…とはならず。一度向けられた疑惑は晴らすのが難しいようで、なんと湯沢くんは別支社に異動となってしまったのです。さらに湯沢くんから、“メール送ったの瞳子でしょう?”とLINEで送られてきました。私は必死でとぼけましたが、湯沢くんは密告者が私だと確信しているようでした。そしてこの一件について、不倫関係にあった後輩社員、もしくは同僚の誰かに伝えたのでしょう。私が密告者であるという噂が、職場内に広まってしまったんです。表立って職場の状況は変わりませんが、みんなからの私への対応が、どこか素っ気なくなりました。完全に敬遠され、孤立する状況になってしまって…。おそらく、職場内には隠れて不倫をしている人が何人もいるのでしょう。事を荒立てれば、自分たちの関係も発覚しかねないと、波風立てないようにしているに違いありません。現に同僚のユリコは、現在も上司との不倫を続けています。湯沢くんとの関係は終わりましたが、私自身も既婚者ですから、当時のことがバレたら無事ではいられません。夫はまだ、私の不倫や密告の件は知りませんが、いつ伝わってもおかしくない状況であり、正直覚悟はしています」“大手企業で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。彼女は職場内において、危険人物扱いされるようになってしまったよう。今の職場に身を置く限り、心が休まることはなさそうです。©smile/Adobe Stock ©koumaru/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月27日結婚後、近くにいる人に好意を抱いてしまうこともあるかもしれません。そして、なかにはそのまま不倫関係となってしまう場合も…。瞳子さん(仮名・34歳)も、かつて社内不倫に堕ちてしまったと言います。当時の状況を詳しく伺いました。出産からの職場復帰「私は大学卒業後、金融関係の大手企業に就職をしました。女性が多い職場で、全体の7~8割ほどを占めていました。私は28歳で結婚して、翌年に出産。産休と育休を十分にとったあと、職場に復帰をしました。その後も、時短出勤などもあり、子育てに関しても苦痛を感じることはありませんでしたね。大手だけあって、そういった制度は充実していたと思います。充実した生活を送ることができていましたが、子どもに手がかからなくなってくると、次第に退屈さを感じるようになってきたんです」同僚の告白「私には、親しくしている同僚のユリコ(仮名)という友人がいます。ユリコも結婚して子どももいて、同じような環境だったため、よく情報を交換し合っていました。ある日、久しぶりにユリコと二人で飲みに行ったとき、“上司が気になる”という話を聞かされたんです。男性社員は少ないので、誰のことかはすぐに分かりました。久しぶりの恋バナです。私は遠い昔の学生時代を思い出し、新鮮な感覚に…。そこで、話もエスカレートして、“ユリコから誘ってみたら?”と煽ってしまったんです。うちの職場はセクハラなどにもとても厳しいこともあり、男性のほうから誘ってくることはまずありません。そこで、“こっちから…”と、ユリコをけしかけるようなことを言ってしまいました」友人に触発されてしまい…「すると、1か月も経たないうちに、ユリコから報告を受けました。“二人で飲みに行くことになった”と。さらに翌日、“ホテルに行ってしまった”とまで…。一時のノリだと思って話していたので、実際にそうなるとは驚きましたが、同時に興奮もしてしまって。そして、ユリコから詳しく話を聞くうちに、私のなかの恋の導火線にも、火がついてしまったのです。実は当時私にも、湯沢くん(仮名)という気になる同僚の男性社員がいて…。何も起こらないのが当たり前だと思っていたのに、ユリコの話を聞いたことで、“声かけてみようかな”という今までにない思考が芽生えてしまいました」2組の不倫カップル誕生「しばらくして、職場の飲み会がありました。そこに、気になっている湯沢くんも参加。なるべく近くに座り、自分のほうから話しかけました。そして、飲み会終わりで私のほうから、“もう少し飲まない?”と誘ってしまったんです。二人で近くのバーに入り、いい雰囲気に…。そこで終わらせることもできました。でも、もっと先に進みたい、ユリコに何か報告したいという思いもあり、店を出てホテルへ…。湯沢くんもまた既婚者であり、W不倫という形になってしまったんです。もし不倫が発覚すれば、厳しいペナルティが課される職場です。周囲にはバレないように心がけていましたが、完全に気分は浮かれていましたね」“大手企業で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。一人では行動に移す勇気がなくても、二人一緒なら心強い…という感覚になってしまったのかもしれません。しかし、責任は個々に降りかかってきます。厳しいペナルティが待っていることを、気分の浮かれていた当時は忘れてしまっていたのでしょう。©buritora/Adobe Stock ©metamorworks/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月27日社内不倫を繰り返すことで、高評価を得てきた弥生さん(仮名・34歳)。理想の上司である涼平さん(仮名・49歳)との不倫にハマるも、時を同じくして出会った律さん(仮名・24歳)から猛アプローチを受けることに。彼の情熱に根負けし一度限りのデートをするも、その現場を涼平さんに目撃されてしまって…。それが原因で、弥生さんの不倫はあっけなく終わりを告げてしまいます。弥生さんは不倫相手に捨てられても、そう簡単に彼を諦めきれなかったと言います。復縁を願って涼平さんにLINEするも、返事が来ることはなかったそうです。すべて受け入れてくれる彼氏と幸せになろうとするも…「あんな修羅場を目撃したにもかかわらず、律さんは私のそばにいてくれました。さらに不倫の過去さえも受け入れてくれて…彼となら幸せになれるかもしれないと思うように。そんな気持ちから律さんとお付き合いを始めると、すぐに『きちんとした形を取りたい』と言われて。私は『結婚話に違いない』と確信…律さんからの誘いもあり、彼の母(薫子さん・仮名・48歳)と会う約束をしました」しかし、幸せを感じ始めた弥生さんに予想外の出来事が待ち受けていました。「私は、緊張しながらも彼の母である薫子さんに挨拶をしました。すると目の前で、律さん親子が『ママ!約束通りこの女を連れてきたよ』『律、よくやったわ!』と意味不明な会話を繰り広げて。驚く私を見て『よくもうちの夫をたぶらかしてくれたわね』と薫子さんが突然怒鳴りつけてきたのです。彼女の話を聞くと、なんと夫は元不倫相手の涼平さんだと判明。と言うことは、彼氏の律さんは涼平さんの息子…私はあまりの事実に頭が真っ白になってしまいました」「元不倫相手の涼平さんと彼氏の律さんは実の親子」という信じがたい事実を突きつけられた弥生さん。なぜ、律さんは父親の浮気相手である弥生さんに近づいたのでしょうか。「私と涼平さんの不倫はすでにバレていたようです。妻の薫子さんが夫のスマホを見ると、『エステに行くからお金がほしい』と私から意味ありげなLINEが入っていて。すぐに不倫だと悟った薫子さんは、エステに息子を通わせ私を誘い出すよう仕向けたのだとか。最初から律さんが私の名前を知っていたのも、これで腑に落ちました。あの時涼平さんと出くわしたのは偶然でなく、息子の律さんがLINEで呼び出したのだと言います。さらに私たちを見て彼が顔面蒼白になったのは、息子を使って妻が不倫の制裁を下していると勘づいたからでした」ここで弥生さんは律さんに「今日は結婚の挨拶じゃなかったの…?」と詰め寄ったと言います。「彼は『「きちんとした形を取りたい」と言ったけれど「それが結婚話だと言った覚えはない」』と私を睨みつけてきました。続けて『君はきちんとママと話し合うべきだ』と言い放ったのです。私が彼のマザコンぶりに驚愕していると、薫子さんは『夫とは離婚しません…今後はスマホにGPS機能をつけて行動を徹底管理します』『もうあなたと顔を合わせることのないよう夫を転職させることにしました』と一方的に宣言してきて。とっくに涼平さんと別れていた私は、この言葉をすべて受け入れることにしました」「受け止めるにはあまりにも重い現実だった」と振り返る弥生さん。でも、気を取り直して翌日職場へ向かったのだとか。不倫の制裁で相手が退職…その時彼が放った衝撃的な言葉とは…?「朝礼で涼平さんの退職の挨拶がありました。妻から転職話を聞かされていたので、特に驚きはなかったのですが…。彼は『弥生さんとの不倫を清算するため、この仕事を辞めることになりました』と言い出して…妻にそう言うよう持ちかけられたのでしょう。すると、その場で『俺とも不倫していたのに』『他の男性とも関係を持っていたでしょ』という言葉が飛び交って。多くの不倫がバレた私は、職場にいられなくなり退職を余儀なくされました」悲しみに暮れる弥生さんにさらなる悲劇が襲いかかります。「現在、私はホテルを転々とする日々を送っています。涼平さんとの不倫関係が終わったので、家賃を払ってもらえなくなって…私はタワーマンションを引き払うことに。妻の薫子さんから慰謝料を請求されたものの、このご時世職に就くことは難しそうです。今までさんざん好き勝手してきたのだから、この結果は自業自得だと思います」自分の理想である「仕事のできる女」になるため、繰り返し不倫に走ってしまった弥生さん。それが原因で仕事を追われることになっても、今までしてきたことが巡り巡って返ってきたのだから当然の結果と言えるのではないでしょうか。自分勝手な行動で人を傷つけてはいけないと肝に銘じておきましょう。©Monet/Adobe文・菜花明芽
2023年10月26日仕事で上を目指したいと思うのはごく自然な感情ではないでしょうか。今回は、自分の目的を果たすため社内不倫に身を投じてしまった34歳女性のエピソードをご紹介します。思い通りの人生を送るも…社会人になりつまずいてしまって…弥生さん(仮名・34歳)は現在上司である既婚男性(涼平さん・仮名・49歳)と不倫関係にあると言います。なぜ弥生さんは禁断の恋に足を踏み入れてしまったのでしょうか。「自分で言うのもなんですが、昔から私は男性にモテました。そのため、人生は思いのままに進んでいたのですが、働き始めるとうまくいかず…。アイデアを出して商品化する企画部に配属になったものの、自分の考えた案はまったく通用しなかったのです。その結果、仕事で上を目指すため社内の既婚男性と不倫するように…。私はカラダの関係を持つことで、不倫相手から評価を得て瞬く間に出世しました」不倫と引き換えに得たコネで出世した弥生さん。既婚男性との社内不倫が周りにバレることはなかったのでしょうか。「結論から言うと、今まで不倫が公になったことはありません。相手の影響力が及ばなくなったら、私から別れ話を切り出して…たとえ引きとめられても『妻に不倫をバラす』と言えば簡単にサヨナラすることができました。そのため、後腐れなく別れるには既婚男性が狙い目だったのです。仕事のできる女を目指すため、不倫相手を何人も利用するつもりだったのですが…。私は、新しく企画部に配属になった上司の涼平さんとの不倫にハマってしまいました」彼は弥生さんが思い描く理想の上司そのものだったのだとか。さらに今までの不倫相手と違って、とても羽振りが良かったと言います。「不倫相手である涼平さんは、私に高級アクセサリーをプレゼントしてくれたり、なかなか予約の取れないレストランに連れて行ってくれたりしました。なんと家賃も払ってくれると言うので、私はタワーマンションへ引っ越すことに。贅沢をさせてもらって『彼の奥さんに申し訳ない』と思ったものの、『私と不倫することで涼平さんが憂さ晴らしをして、最終的に家庭がうまくいっているんだから、さほど問題はない』という考えに至りました」それからというもの、弥生さんは何をするにも涼平さんにお金を出してもらうことが当たり前になったそう。「私は自分に磨きをかけるためエステに通い始めました。その度『エステに行くからお金をちょうだい』と彼にLINEをして、費用を全額負担してもらっています。ちょうど半年ぐらい経った頃、エステにお客としてきていた見知らぬ男性(律さん・仮名・24歳)に声をかけられて…。『弥生さんですよね…?あなたみたいにきれいな人を初めて見ました』『僕とお付き合いしてもらえませんか』と言うじゃないですか。なぜ私の名前を知っているのか不審に思ったものの、若い男性に言い寄られて悪い気はしませんでした」この時、弥生さんは涼平さんと不倫関係にあったので、律さんのことをそれ程相手にしていなかったのだとか。他の男性とのデートを目撃されて…不倫相手が下した思いがけない決断とは…?「律さんは積極的に私にアプローチしてきました。顔を合わせると『一緒に飲みに行きませんか?』『週末デートしましょう』と誘われて。仕方ないので一度きりと思って二人で映画を観に行くことに。すると、律さんが私の手に触れてきて…手をつなぐ形になったところで、突然目の前に涼平さんが現れたのです。その場で『この人と付き合っている訳じゃないの!私はあなたに本気だから』『誤解しないでほしい』と必死に弁明するも時すでに遅し…。青白い顔の涼平さんに『君とはこれっきりにしたい…俺のことは諦めてくれ』と別れを告げられてしまって…こうして私は訳もわからず、不倫相手に捨てられてしまいました」予想外に不倫相手と別れることになってしまった弥生さん。しかし、身勝手な理由から既婚男性に手を出したのだから、悲しい結果になってもすべて受け入れるしかありません。©mapo/Adobe文・菜花明芽
2023年10月26日夫の単身赴任中、子どもを通じて知り合ったパパ友と不倫関係に至ってしまった30代の夕希さん(仮名)。「バレないだろう」とたかをくくっていたものの、現実はそう甘くなかったようです。出来心から不倫をしてしまい、人生が一気に転落した30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。夫が単身赴任なのをいいことに不倫三昧の毎日不倫相手の大輝さん(仮名)とホテルに行ってから帰宅し、子どもに「お風呂のにおいがする!」と言われて肝を冷やした夕希さん。しかしその後、夫は何事もなかったようにいつもと変わらない様子で単身赴任先へ戻っていったそう。「バレなくて本当によかった」と夕希さんは安堵すると同時に、夫が赴任先へ戻ったことで大輝さんと自由にデートできる環境になったことを嬉しく思ったと言います。「それから私は、たまに子どもを実家に預けて大輝さんと密会を重ねました。独身気分でデートをできたので、あの頃は本当に浮かれていましたし、毎日がとても楽しかったです。ところがある日、夫から『明日そっちへ戻るから、子どもを預けて僕の友だち夫婦と食事しよう』と急に連絡がきて、なんだかおかしいなって思いました」夫に指定された場所に行くと修羅場が待っていた夫から結婚後にそんな誘いを受けたことがなかった夕希さんは、少しだけ嫌な予感がしたそうです。しかし断る理由もなかったため、夫に指定された待ち合わせ場所に向かいました。するとそこには、大輝さんとその妻がいたとのこと……。その瞬間から、その場は壮絶な修羅場へと化したのです。「実は夫は、私に強い不信感を抱いていて、単身赴任先に戻ってから探偵に依頼して私の素行を調べていたそうです。出てきた証拠を見て私の不倫を確信し、保護者同士のコミュニティを通じて大輝さんの妻に連絡したと聞きました。話し合いの場に私をおびき出すために、大輝さんの妻と協力して食事の席を設けたようです」その場で不倫の証拠写真を突きつけられ、夕希さんも大輝さんも言い逃れができない状況へと追い込まれたそう。そして、お互いの配偶者からそれぞれが離婚と慰謝料を請求され、さらに親権を譲ることを求められたそうです。「私はそのとき大輝さんとの不倫に溺れていたので、『これで大輝さんと再婚できるかも?』とバカなことを考えていました。ですが、その後の話し合いの場で、大輝さんの妻から『夫と不仲になったのは夫のモラハラが原因です』とハッキリ言われて、ハッと冷静になりました。よくよく考えると、たしかに大輝さんのモラハラ気質っぽいところが思い当たりましたし、彼女が嘘をついているようには見えませんでした。さらに大輝さんは話し合いの場でも無責任な態度を取り続けていて、そんな大輝さんを見ているうちに私も大輝さんに幻滅してしまい、一瞬にして恋心が冷めたのです」大輝さんの態度にイライラが止まらなくなった夕希さんは不倫を後悔しましたが、すでに後の祭り。夫からは「全部相手のせいにするな、君が悪いんだろ」と正論を言われ、何も言い返せなかったと振り返ります。「私は夫も、子どもとの暮らしも失いました。今は狭いアパートで一人寂しく暮らしています。あまりにも壮絶な修羅場を経て離婚をしたので、なかなか次の恋愛をする気にならず、もう3年以上が経ちました。将来の生活も不安ですし、前を向いて人生をやり直さなくてはいけないと頭では考えていますが、なかなか行動に移せないまま時間ばかりが過ぎていて虚しいです」不倫の末に幸せになろうとしても、そう甘いものではありません。多くの人を傷つけ巻き込んだ代償は大きく、不倫を終えたあとも人生の軌道修正に時間がかかる人は少なくないのが現実でしょう。いかなる理由があったとしても、結婚している立場で配偶者以外の相手と深い仲になることは、絶対に避けるべき行為なのです。©smile/Adobe Stock ©rrice/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月25日夫の単身赴任中に、不倫へと足を踏み入れる女性もいるようです。子どもを通じて知り合った男性と、予想もしなかった不倫関係になってしまい、人生を狂わせてしまった経験をもつ30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。夫が単身赴任中に、身近な男性に恋心を…夕希さん(仮名)は、一人の子どもを育てる30代の妻で、夫は単身赴任中。毎日を淡々と過ごしていたある日、いつものように参加した保護者会で、子どもの友だちのパパである大輝さん(仮名)と親しくなったと言います。「大輝さんの妻は仕事で家を空けることが多く、学校行事は主に大輝さんが参加していると聞きました。 出会ったその日からなんとなくフィーリングが合うような気がしたんです。それからすぐに公園で子どもを一緒に遊ばせたりして、大輝さんとの交流が始まりました。私も夫が単身赴任中で、普段はなかなか男性との関わりがないこともあり、次第に大輝さんに好意を感じるようになってしまったんですよね」大輝さんと親しくなった当初は、不倫なんてまったく考えていなかったと、当時を振り返る夕希さん。しかし一緒に過ごす時間が長くなるにつれて、「この人が夫だったら幸せだっただろうなぁ」と恋心を抱き始めてしまったのだとか……。彼の相談を聞いているうちに心の距離が縮まってある日、夫が単身赴任から一時帰宅したときのこと。「僕が子どもを見ておくから、君は買い物でも行ってきたら?」と夫から提案され、夕希さんは久しぶりにフリーの時間を楽しめることになったそう。そして、夫に感謝しながら久しぶりの一人時間を満喫していると、偶然にも街で大輝さんに出会ったのだといいます。「本当にバッタリという感じでびっくりしました。その日、大輝さんは自宅で妻と喧嘩してしまい、家を出てきたとのこと。最近は夫婦仲がうまくいっていないと相談されて、話を聞くうちにだんだんと心の距離が縮まっていくのがわかりました。そして、その流れで関係を持ってしまったんです」夕希さんは大輝さんとホテルに行ったあと、何事もなかったように帰宅したとのこと。しかし、玄関で子どもに抱きつかれた瞬間、子どもに「ママからお風呂のにおいがするね!」と言われてしまい、ヒヤッとしたそうです。「子どもの声を夫に聞かれていたらホテルにいたことがバレる……と焦りましたが、夫の様子をチラリと見ると、スマホを見ていてこちらの声は聞こえていない様子で安心しました。肝を冷やしたので、今後大輝さんとホテルに行っても絶対にバレないように気をつけようと決意しましたね」パートナーと離れて暮らしていると、つい気持ちが緩み、別の人に惹かれてしまうこともあるのかもしれません。しかし結婚している身で別の相手と関係をもてば不倫です。パートナーを裏切る行為をしてしまえば、その後に甘くない展開が待ち受けていることは確実でしょう。©mapo/Adobe Stock©polkadot/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月25日涼花さん(仮名・31歳)は、あるときバー店長のタロウさん(仮名)と親しくなり、その日のうちにホテルに行ってしまいました。1週間後にバーを訪れると、実はタロウさんは店長ではなく、臨時で雇われていただけでもう店にはいないと聞かされたそう。タロウさんは、いったいどこへ消えたのでしょうか……。その後の展開を伺いました。不倫相手との再会「タロウさんに1回きりの関係で逃げられたと思い、落ち込んでいた翌日のこと。本人から“申し訳ない!”と謝罪のLINEが来たんです。どうやら、タロウさんを店長に紹介した人から連絡が来て、事情を聞いたようでした。そして、とりあえず1回会おうということに。別のお店で待ち合わせたのですが、やって来たタロウさんは、前回会ったときとまるで風貌が変わっていて驚きました。ピシっとしたスーツ姿で、いかにもビジネスマンといった装いだったのです」完全なる不倫関係に「タロウさんに話を聞くと、本当の職業は会社経営者だそう。バーは飲み友だちのつてで、たまに紹介を受けて1日店長などを務めることがあるそうでした。昼間の時間帯は仕事で忙しく、連絡ができなかったみたいです。ちなみにタロウさんはバツイチ。そういった話は、本当は前回伝えられていたようなのですが、私は酔っていたため全然覚えていませんでした。納得した私は、すっかり安心。その日もお酒が進んでホテルに行ってしまい、完全に不倫関係となってしまいました。それからしばらくして、タロウさんから、“また別の店で1日店長するから遊びに来て”とお誘いのLINEが届いたんです」カウンター席に座る怪しい女性「教えられた店を訪ねると、前回と同じような小さなバーでした。店内にはお客が数人いたんですが、カウンター席に座る女性が、やけに親し気にタロウさんに話しかけているのに気付いたんです。私はちょっと対抗意識が芽生え、女性の隣の席に。会話に加わってしばらく様子を窺うと、やはり女性はタロウさんとただならぬ関係である気配を感じました。そこからはもう、私もお酒を飲みまくりです。女性に負けまいとハイスピードで注文。すると、頭がくらくらするほどベロンベロンに酔っぱらってしまいました。そして、いつの間にかカウンターに座りながら眠ってしまっていたのです…」あわや乱闘騒ぎに…「突然、私の名前を呼ぶ声が聞こえました。ハッと目を覚ますと、そこには夫が。なぜか夫がバーまで迎えに来たのです。あとで分かりましたが、女性が私のスマホを勝手に使い、“潰れているから迎えてきてほしい”と連絡を入れたようでした。ですが、そのまますんなり帰宅とはなりませんでした。夫は以前から私の行動を疑い、男性の影を感じていたようなんです。そんななか、実際にタロウさんと会い、不倫相手だと確信したようでした。夫は、“妻をたぶらかしているのはあなたですか?”というようなことを、タロウさんに尋ねていました。ケンカ腰の夫に対し、タロウさんは相手にせず流すような態度を見せると、夫はますますヒートアップして、あわや乱闘騒ぎに。周囲のお客さんが止めてくれて、なんとかその場はおさまりました。しかし、夫の怒りが消えるはずもありません。帰宅後に徹底的に問い詰められ、私はタロウさんとの不倫関係を自白しました。すべてを話し終わると、夫から離婚の意思を告げられ、慰謝料を請求されました。そして夫は、私にだけでなくタロウさんにも慰謝料を請求していたようです。その日からタロウさんにLINEをしても返信がなく、一切連絡が取れなくなりました。最初は気まぐれでバーに寄っただけだったのに、こんなことになるなんて後悔してもしきれません。あの日をきっかけに、私はいろいろなものを失ってしまったのです…」“バーの店長と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。お店に夫が現れたときは、さぞ驚いたことでしょう。不倫は第三者が絡んで発覚するケースもあります。今回は偶然居合わせた女性客によって不倫発覚に至りましたが、たとえその出来事がなかったとしても、夫に対する裏切りをいつまでも隠し通すことはできなかったでしょう。©ah/Adobe Stock ©K+K/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月22日初めて行った場所で思いがけない出会いをして、その相手と深い関係になってしまうこともあると思います。それが不倫という場合もあるかもしれません。涼花さん(仮名・31歳)も、以前にお酒を飲みに行った先で出会った男性と不倫をしてしまい、大変な事態に巻き込まれたそう。当時の状況を詳しく伺いました。飲み会終わりにバーへ「ある日、職場の飲み会が開催されるということで、夫には帰りが遅くなると伝えていました。ただ、飲み会が1次会で終了して、早い時間に解散。このまま早く帰るのももったいないし、ちょっと飲み足りないとも思ったので、入ったことのないバーに一人で寄ってみたんです。カウンター席と、テーブル席が2つほどの小さなお店でした。私はカウンター席に座り、お酒を注文。そのとき、カウンターの向こうで仕事をしている店長が、ちょっとかっこいいことに気付いたんです」いつの間にか二人きりに「店長は40代後半ぐらいの男性で、佇まいが絵になる感じの、いわゆる“イケオジ”といった印象。名前はタロウさん(仮名)といいました。タロウさんと会話をしながら飲んでいると、いつの間にか2時間が経過していて、店内のお客は私一人になっていました。するとタロウさんに、“1杯付き合って”と言われ、バーを閉めて別のお店へ行くことに。そこでもだいぶ飲んでしまい、かなり酔ってしまって…。お店を出た後、誘われるがままホテルへ行ってしまったんです。タロウさんとホテルで過ごした後、さすがに泊まるのはいけないと思い、深夜2時ごろに家へ帰りました」LINEの返信がなく焦らされて…「翌日、タロウさんにLINEを送りました。バーの店長なら昼間の時間は空いているはず…と思ったのですが、返信がないんです。そして夜になって、ようやく返信が届きました。それから何度かやり取りをしたのですが、タロウさんからの返信は毎回遅くて。なのに甘く優しい言葉をかけてくれるので、タロウさんに会いたいという思いがだんだん強くなっていったんです。ただ、前回の飲み会の日に深夜に帰宅していたため、夫に対して負い目があり、しばらくは大人しくしていなければと思いました。ようやく時間が取れたのが1週間後。私はタロウさんに、“今日お店に行きます”とLINEを入れました。でも、やっぱり返信はなくて…」店を訪れるとカウンターには別人が…「仕事が終わり、とりあえずバーに向かいました。でも、店に入るとタロウさんがいなくて、カウンターには別の人が立っていました。あとから来るのかもしれないと思い、様子を窺っていたんですが、その気配もありません。そこで、私は思い切って、カウンターの従業員に「店長のタロウさんはいますか?」と聞いてみました。すると、「店長は私ですが」という返答が…。実は店長は海外旅行に出かけていて、先週の1週間だけは店を別の人に任せていたそう。店を1週間閉めておくのももったいないということで、知り合いに相談したところ、店をやらせてほしいという男性を紹介されたらしいのです。それがおそらく、タロウさんだろうという話でした。ただ、店長はタロウさんと直接知り合いではなく、あくまで友人の紹介。連絡を取れるかどうかは、友人に聞いてみないと分からないと言われました。それを聞いて、私は逃げられたんだと気付きました。一度きりの関係で、都合よく終わらされたのだと…。すっかりタロウさんに夢中になっていた私は、かなりショックを受けました」“バーの店長と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。お酒を飲むことは決して悪いことではありませんが、酔った結果、不倫に堕ちる可能性がある行動は慎むべきなのでしょう。©tarikkaanmuslu/Adobe Stock ©maru54/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月22日恋愛をすると、気分が盛り上がりますよね。その興奮を友人にも伝えたいと思い、LINEで報告をすることもあるかもしれません。しかし、受け取った相手はどう返信していいか困ってしまう場合も。そこで今回は、“ドン引きした友人からのノロケLINE”について、女性たちに話を聞いてみました。「このキスマーク、見て!」「3年ぶりくらいに友人に彼氏ができたんですね。私と友人は30代ですが、お相手はまだ20代半ばだそう。彼氏ができてからよくLINEが来るようになったんですが、ある日“このキスマーク、見て!”と写真付きのメッセージが…。首に薄っすらと小さなあざのようなものが写っていて、一応“羨ましい”と返しましたが、内心はいい大人が何をやってるんだ…と思いました」ユキ(仮名)/31歳友人は久しぶりに彼氏ができて浮かれているんでしょうね。キスマークの写真を送られてきた側からすると、「自分の年齢を考えて行動したほうがいいよ」と言いたくなったことでしょう。「睡眠時間が減っちゃって…」「職場で、同僚がウトウトすることが増えていたんです。ちょっと心配になり、“大丈夫?”とLINEを送りました。すると、“睡眠時間が減っちゃって…”と返信が。どうやら、夜に彼氏と2時間近く電話をしているようで、“彼氏が寝かせてくれないの”と言うんです。何をしようと自由ですが、睡眠時間くらいは自分でちゃんと確保してほしいです」リカコ(仮名)/27歳交際の仕方は自由ですが、仕事に支障が出ているのなら問題と言えます。社会人なら自己管理はしっかりしてほしいところです。「課長、今日うちから出勤したの」「仕事中に同僚から、“気付いた?”とLINEが来たんです。何のことかと尋ねると、“課長、今日うちから出勤したの”と。確かに、課長は昨日と同じ格好をしていました。ようするに課長と同僚は不倫をしていたんです。さらに、“家に帰りたくないって言うから”と自慢げに報告され、正直なところ気持ち悪いと思ってしまいました」アカリ(仮名)/28歳同僚や上司が不倫関係にあるとしても、細かいことは知りたくないと考える人は多いはず。普段の接し方にも気を使ってしまいそうです。「もう別れよっかな…」「友人がしょっちゅう、“もう彼と別れよっかな……”とLINEを送ってきます。そうするとこっちも、“何かあったの?”と聞かないわけにはいきませんよね。このやりとりがとても面倒です。しかもその理由も、“いびきがうるさい”とか“割り勘ばっかり”とか、どうでもいいものばかり…。ただのノロケだったりすることもあるので、相手をする時間がもったいない。いっそのこと“じゃあ別れなよ!”と返してやりたいぐらいです」アズサ(仮名)/28歳相手が聞き返してくることを前提としているLINEが送られてきて、いちいち付き合わなくてはいけない状況のようです。貴重な時間を割かなくてはならず、ウンザリするのも無理はないでしょう。“女性がドン引きした友人からのノロケLINE”をご紹介しました。恋愛中は気分が盛り上がっているかもしれませんが、ノロケLINEを受け取ったほうはそうではないはず。ノロケられるほど冷静になり、気持ちも離れてしまうでしょう。友人関係に亀裂が入るような状況にはならないようにしたいですね。©JustLife/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月20日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚