マザコン夫との生活が苦痛で、新婚にも関わらず不倫に逃げてしまった30代の綾さん(仮名)。独身だと思っていた不倫相手の裕太さん(仮名)は、実は既婚者であり、彼の妻を通じて綾さんの夫にも不倫がバレてしまいます。話し合いのために綾さん夫婦はそろって裕太さん宅に向かいますが、そこで予想外のことが起こったそう。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、30代女性の悲惨な不倫エピソードをご紹介します。不倫相手宅で待ち受けていた衝撃の展開夫と一緒に裕太さん宅へ向かった綾さんは、その場でさらなる衝撃を受けることになったといいます。「裕太さんは自分の妻や私の夫に対して、私が裕太さんをたぶらかしてきて無理やり不倫関係に持ち込まれたと主張を始めたのです。過去に私が裕太さんに送っていたLINEも、裕太さんは自分に都合が悪いメッセージは削除したうえでスクショして、私が夫の悪口を言っていたり、裕太さんをデートに誘ったりしているところを証拠として見せてきて。まるで自分は嫌だったのに私がしつこく誘うから仕方なかったというような物語を作り始めたんです」裕太さんの用意周到な主張のせいで、綾さんのほうがしつこく不倫を誘ったのだという雰囲気になってしまったそう。突然のことに動揺した綾さんもうまく反論ができず、夫も裕太さんの妻も、綾さんの意見をまったく聞き入れなかったそうです。慰謝料請求と離婚を突きつけられて…「その謝罪の日から数日経って、夫から離婚を言い渡されました。もちろん慰謝料の請求もされました。もともと夫婦関係はうまくいっていませんでしたから、そこで結婚生活に固執する必要もないと判断した私は、自分がしたことの責任をとることにして、夫の要求通りの額を支払って離婚しました」独身時代からの貯金は全て慰謝料に消え、今はワンルームでの暮らしから再スタートを切った綾さん。当時の自分の行いについて、こう話します。「もともとはマザコンである夫を見抜けなかったところから始まった一連の出来事でしたが、当時の私は不倫を甘く捉えていたのだと思います。相手がまさか既婚者で、さらに私をあんな形で裏切るなんて想像もしていませんでした。今となってみればまずは夫と離婚をするのが先だったのに、目の前の問題から逃げるように不倫をした結果として、離婚の際に慰謝料も支払うことになって……自分の甘さや弱さを痛感しました。おそらく不倫じゃなければ裕太さんのような男性とは深い仲になっていなかったと思います。今でもあの頃のことは後悔しかありません」悲惨な結婚生活を送っていることが事実でも、そこから逃げるように不倫をしてしまえば非難されて当然でしょう。つらい毎日を送っていたとしても、安易に不倫へと逃げることは、決して許されるものではありません。冷静な判断を忘れないようにしたいところです。©siro46/Adobe Stock ©nfuru/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月01日結婚をしてから夫のマザコンを知り、愕然とする女性もいます。綾さん(仮名)は9歳年上の重度マザコン夫との生活から逃げるように、不倫をスタート。しかし現実は綾さんが考えるほど甘くありませんでした。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、30代女性が見舞われた残酷な現実にまつわるエピソードをお届けします。年上のマザコン夫に新婚当時からウンザリ35歳のときに9歳年上の夫と知人の紹介で知り合い、結婚へと至った綾さん(仮名)。しかし結婚後に、夫は近居の姑とべったりであることを知ります。夜の生活や家計にも義母が容赦なく口出ししてくるなど、綾さんは新婚当初から大きなストレスを抱えていたそうです。「新婚だというのに、結婚したことを後悔する毎日でした。夫は結婚するまで、マザコンをひた隠しにしていたのです。でも親のことや周りへの世間体を考えるとすぐに離婚というわけにもいかないなと思って、私は夫や義母の勝手な言動を黙認し続けていました。そんなときに、いつも行くカフェで顔を合わせる近所の男性・裕太さん(仮名)と意気投合し、その人に悩みを打ち明けるようになったのです」綾さんも裕太さんもテレワークが基本だったことから、週に何度か同じカフェで仕事をしているうちに親しくなり、LINEも交換するように。裕太さんは独身でしたが、過去には結婚歴があるそうで綾さんの悩みを親身に聞いてくれたのだとか。独身だと思っていた不倫相手がまさかの既婚者「裕太さんには自分の境遇を全て素直に打ち明けることができたので、この出会いは運命かもしれないって思いました。それに、夫と私はまだ結婚3か月だというのにレスになっていて、私が裕太さんに対して恋愛感情をもつのに時間はかかりませんでした」LINEを交換してからまもなく自然な成り行きでホテルに行く関係になったという綾さんと裕太さん。綾さんは「つらい新婚生活を乗り越えるためには、私には裕太さんとの癒しの時間が必要だ」と自分の不倫を正当化しながら、裕太さんと会い続けたそうです。しかしそんな関係が始まって4か月後のこと、綾さんは夫から「不倫をしているだろう?」と問い詰められてしまいます。「ある日、仕事から帰ってきた夫がとても険しい顔をしていて、何かあったのかなと不安になりました。すると悪い予感は的中して、夫は私に『君は不倫をしているよね?この男性と』と私と裕太さんが写った写真を見せてきたのです。写真がある以上は嘘をついてもだめだろうと観念した私は、その場で裕太さんとの仲を認めました。ところが驚いたのは、そのあとの話です。なんと裕太さんは結婚をしていて、地元で何代も続く製造業関連の会社の社長とのこと。独身というのも嘘で、結婚していて子どもが二人いると夫が言い出したのです。夫は裕太さんの妻から連絡があって私との不倫を知ったそう。夫が見せてきた私たちの写真は、裕太さんの妻から夫に送られてきた写真だったのです」独身で時間があると話していた裕太さんの身の上話が、作り話だったと悟ったという綾さん。夫婦で話し合った結果、後日相手の家に夫婦で話し合いに行くことになったそう。綾さんは自分が不倫していることは棚に上げて、裕太さんに騙されたことに憤りを感じていましたが、「謝罪に行って全てが終わるなら」と最終的には覚悟を決めたのだそうです。背景にどんな事情があったとしても、不倫をした側が悪いのは間違いありません。また残念ながら、既婚者であることを隠し「独身」と偽って近づく男性もいるのでしょう。不倫は周囲を不幸に巻き込んで家族や夫婦を壊す行為です。どんなことがあったとしても、絶対に足を踏み入れるべきではないでしょう。©kapinon/Adobe Stock©taka/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月01日好きな人との別れは悲しくつらいものです。それが不倫相手であればなおさら、一筋縄ではいかないこともあるでしょう。なかにはドン引きするような別れ方になるケースも…。今回はそんな“不倫相手との別れのシーン”について、女性が呆れた体験談を聞いてみました。会計を押し付けて去っていく「1年ほど、既婚者の男性と付き合っていました。あるとき私に好きな人ができて、その人と別れることに。そこで、食事をしているときに私のほうから別れを切り出したんです。すると、彼が一気に不機嫌になりました、“仕方ないけどさ”と言いつつ少し怒っていて。そして、“最後くらいお前が払えよ”と言って、店から去っていきました。私だって、今までまったくデート代を払わなかったわけではありません。毎回自分が払っているような態度に、腹が立ちましたね」アキナ(仮名)/29歳相手の男性はプライドが高く、不倫とはいえフラれたことを認められなかったのでしょうか。かえって未練なく別れることができたかもしれませんね。別れ際にキスを求められ「数年前に不倫をしていました。お互いに既婚者だったこともあり、半年間ぐらいのお付き合い。最後のほうは、なんとなく別れの気配が漂っていました。そこで私のほうから、“今回で最後にしよう”と伝えると、彼も、“分かった”と。そして、しばらく一緒に歩いて、駅に到着したときでした。彼が、“最後にキスして欲しい”と言ってきたんです。困りますよね。でも、“お願い!”と懇願され仕方なくキスをしました。本当にイヤでした…」マキコ(仮名)/32歳初々しいカップルでもないのに、駅でのキスは恥ずかしさがあったことでしょう。しかも二人は不倫関係ですから、リスクも大きかったはずです。ギャン泣きしてその場から動かない「以前不倫をしていたころ、相手と食事をした帰りに私から別れを伝えました。向こうも、別れの気配は感じていたんでしょう。すんなり受け入れてくれました。ところが、少し歩いたところで、彼が立ち止まって動かなくなったんです。そして、“うっ…うっ…”と嗚咽を漏らして泣き始めたのです。そのうちギャン泣きし始めたので、なんとか引っ張って近くの公園に避難。大変な別れ際でした」ハルナ(仮名)/30歳最後に感情があふれ出してしまったようです。お互いに対する思いに大きなギャップがあったのでしょう。「俺なしで生きていけるのか?」「以前、かなり年上の既婚男性と付き合っていました。その人は、年齢のこともありますが、私のことを見下すような発言をするので、嫌気がさして“別れたい”と伝えました。すると、“俺なしで生きていけるのか?”“絶対後悔するぞ”と言ってきたんです。どこまで自分に自信があるんだと思いましたね…。その後別れましたが、まったく後悔はありません」リカ(仮名)/28歳不倫相手にこのような態度を取るということは、妻にもモラハラをしていないか心配になるレベル。別れて正解ですね。“女性が呆れた不倫相手との別れのシーン”をご紹介しました。不倫関係とはいえ、最後くらいはキレイに終わらせたいと思うかもしれません。しかし、清い関係ではないだけに、きっと醜い感情があふれ出し、ドロドロとした最後となってしまうのでしょう。©健二 中村/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月28日大手企業に勤める既婚者の瞳子さん(仮名・34歳)は、同僚のユリコさん(仮名)から気になる上司の存在を告げられ、不倫をそそのかしたそう。やがてユリコさんは実際に上司と関係を持ってしまいました。そこで、自分も触発されてしまい、同じく同僚の湯沢さん(仮名)とW不倫の関係に。不倫やセクハラに厳しい職場であることを理解したうえで、つい始めてしまったという社内不倫。いったいどんな結末を迎えたのでしょうか…。職場内の不倫事情「同僚の湯沢くんと不倫関係になり、3か月が経とうとしていたころ。同じく上司と不倫をしていたユリコからある報告を受けました。なんでも上司が、“職場にはほかにも不倫をしている奴がいる”と言っていたそう。しかし職場で課されるペナルティを恐れ、とにかく秘密裏に行動しているとのこと。さらに男性社員が少ない職場であることをいいことに、“複数の女性社員と付き合っている奴もいる”と言っていたと聞かされました。ただ、それが誰なのかまでは、教えてくれなかったと…。それを聞いて、私はどこかで湯沢くんに対し、疑いの目を向けるようになったのです」不倫相手からの裏切り「湯沢くんとは頻繁に密会していたわけではなく、月に1~2回程度。食事をしたあと、2時間ほどホテルで過ごすような関係でした。あるとき、ユリコからの報告が気になっていたこともあり、隙を見て湯沢くんのスマホを覗いてしまったんです。LINEを開いてみると、なんとほかの女性社員とのやり取りが…。僅かな時間しかなく詳しくは確認できませんでしたが、相手は後輩の女性社員でずいぶんと親密そうでした。彼に本気だったつもりはなかったのに、実際に親しげなやり取りを見ると嫉妬心が膨れ上がって、腹が立ちましたね。とはいえ、私も不倫中です。派手に行動すれば、自分の関係についても発覚しかねません。そのときから、何か湯沢くんを懲らしめるいい方法はないかと考えるようになりました」匿名で密告メールを送ることに「私が思いついたのが、会社に密告メールを送ることでした。彼と後輩の二人の関係だけを報告しようと思ったのです。自分のパソコンは使わずネットカフェのパソコンから、もちろん匿名で会社のホームページに送信。“支社の、とが不倫関係にある”といった内容のメールを送りました。すると、すぐに上司から湯沢くんへ呼び出しが入ったようでした。後になって“なんの話だったの?”とLINEで尋ねると、やはり密告メールについての確認だったようです。湯沢くんは“ありえない”と否定しましたが、私は後輩社員とのやり取りをこの目で見ています。なので、とぼける湯沢くんを冷ややかに見つめていましたね」見せしめの異動「これで湯沢くんと後輩社員との関係も、区切りがつくだろうと思いました。ですが、一件落着…とはならず。一度向けられた疑惑は晴らすのが難しいようで、なんと湯沢くんは別支社に異動となってしまったのです。さらに湯沢くんから、“メール送ったの瞳子でしょう?”とLINEで送られてきました。私は必死でとぼけましたが、湯沢くんは密告者が私だと確信しているようでした。そしてこの一件について、不倫関係にあった後輩社員、もしくは同僚の誰かに伝えたのでしょう。私が密告者であるという噂が、職場内に広まってしまったんです。表立って職場の状況は変わりませんが、みんなからの私への対応が、どこか素っ気なくなりました。完全に敬遠され、孤立する状況になってしまって…。おそらく、職場内には隠れて不倫をしている人が何人もいるのでしょう。事を荒立てれば、自分たちの関係も発覚しかねないと、波風立てないようにしているに違いありません。現に同僚のユリコは、現在も上司との不倫を続けています。湯沢くんとの関係は終わりましたが、私自身も既婚者ですから、当時のことがバレたら無事ではいられません。夫はまだ、私の不倫や密告の件は知りませんが、いつ伝わってもおかしくない状況であり、正直覚悟はしています」“大手企業で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。彼女は職場内において、危険人物扱いされるようになってしまったよう。今の職場に身を置く限り、心が休まることはなさそうです。©smile/Adobe Stock ©koumaru/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月27日「彼は既婚者だから、あたしを襲うことはないわ」とたかをくくってはいけません。なぜなら、その中には、妻に見つからぬよう楽しもうと画策している既婚男性も実在するからです。そんな先の見えない恋愛をしたいとは思わないですよね。そこで、あなたがそのような男性のターゲットになっているときに注意すべきサインを紹介します。[nextpage title="OUl0j0D I0nN-0k"]「一緒に」というフレーズが目立つもし、あなたが自分の好物やお気に入りのスポットについてただ話しているだけなのに「それなら次回は一緒にいこう?」と提案する既婚男性がいませんか?まれに1度あるかないかのことなら、たまたまの可能性もあります。しかし「僕も一緒にテイスティングしたいな」とか「僕、あそこのエリアなら紹介できるよ」など、似たようなセリフが連発される場合は、あなたと2人だけの時間を欲しているのかもしれません。たとえ冗談めいていても、何かと一緒にする機会を作りたいと考えている証拠です。1度でもその誘いに乗れば、次はもっと過激な求める内容になることでしょう。曲解されないためにも「それなら奥様と行かれては?」と、あなた自身が既婚男性と一緒に出歩く意思がないことをきちんと明示しましょう。奥さんとの不和を強調自分と奥さんとの間には仲が良好とは言えないとし、その内容をあなたに強くふりまわす行為も警戒すべきサインの1つといえるでしょう。悩みや相談を聞いてほしいと感じれば、自然とそれに耳を傾けてしまうかもしれません。そんな状況で「癒しがほしい」と語る男性はいませんか?奥さんとの関係が真に冷え込んでいて、他の女性から慰めを得ようとしている可能性もありますし、ただ楽しむためにうそをついているだけのこともあるでしょう。どちらのケースであっても、家庭の問題を話すことで、あなたとより親しい関係を築きたいという彼独自の心中が見て取れるかもしれません。話を聞いてあげることは大切ですが、何と言ってもあなたが浮気の片鱗に絡むようなことはないという節目をしっかりと表現したいことですね。[nextpage title="UO0D0K0Q000_0"]あなたの貞操観念を調査あなたが「浮気経験はある?」とか「浮気に対する価値観は?」などと問われたら、彼はあなたの浮気に対する価値感を詮索している可能性があります。もしもあなたが「好きな人がいれば仕方がない」とか「経験はある」と返答すれば、男性は「この女性なら稀には浮気も許容するんだ」と判断します。「自分にも可能性がある」と想像し、あなたに対する積極的な接触を始めるきっかけにもなるでしょう。浮気を断る強固な意志を示す浮気を考えている男性からのアプローチに気づいたら「浮気は無理」という強固な意志を示すことが一番です。「私には浮気は考えられない」とか「実は婚活を考えていて、浮気は出来ない」といったフレーズを会話の最中に挟むなどしましょう。「私と浮気は無理」とあなたが自己アピールすれば、そのような男性たちはすぐさま手を引いて行くことでしょう。(かりん/ライター)(愛カツ編集部)
2023年10月26日楓さん(仮名・30歳)は結婚して間もなく、カフェでパートを始めました。そこに来ていたイケメンの男性客、浅川さん(仮名)とひょんなことから不倫関係に。浅川さんには自分が既婚者であることを隠し、密会を続けていたと言います。あるとき夫がカフェを訪れたことをきっかけに、浅川さんとの関係を終わらせようと思った楓さんでしたが……。その後、状況はどう変化していったのでしょうか?再び夫がパート先を訪れて「夫がカフェを突然訪れ、浅川さんとニアミスをしたことで、この関係の危険性を痛感しました。浅川さんとの関係を終わりにしようとも思いましたが、会うとやはりイケメンということもあり、気分が浮かれて切り出せず……。しばらく関係を続けていたんです。すると1か月ほど経ったころ、再び夫が店にやって来ました。しかし、その日はちょうど浅川さんが来ていなかったので、私も余裕を持って構えていました。ところが、夫の様子がいつもと違ったのです」不倫相手を呼び出すように言われて「おもむろに、“あの男はどこ?”と聞いてきました。浅川さんのことを言っているんだと分かりましたが、私はしばらくとぼけていたんです。しかし、“とぼけても無駄。全部わかってる”と言われてしまって。周りの目もあるため、“連絡するから”と伝え、夫にはいったん落ち着いてもらい、別の店で待つよう促しました。そこからは私も、気が気じゃなかったです。仕事をしながらも、どう話をまとめるかを一生懸命考えました。しかし、いい案は一切浮かばず。もう、正直に話して謝るしかないのかもしれないと思いました。とりあえず私のパート終わりで、浅川さんを呼び出しました」夫の執念の尾行「やって来た浅川さんは、何が何だか分からず戸惑っている様子でした。それもそのはず。私は自分が既婚者であることを隠していたわけですから。夫も、浅川さんの事情を知って、少し驚いているようでした。夫は、普段の私の様子から、誰か男ができたのではないかと疑い始めたよう。もしそうなら、パート先しかないと推測。そこで、ちょくちょくカフェの近くに来ては、私のパート終わりを覗いていたようです。最初はほかの男性スタッフを疑っていたようでした。しかし、すぐに浅川さんと待ち合わせて、どこかに出かける姿を目撃。あとをつけたところ、ホテル街へと向かっていったと。その様子をスマホのカメラにおさめ、写真を証拠として突きつけられました」夫にも不倫相手にも責められて「浅川さんはというと、ただただショックを受けている様子。青ざめた表情で、“なんで……”と呟いていました。いわば、浅川さんも被害者ということ。夫も最初のうちは、浅川さんへ敵意を見せていましたが、途中から怒りの矛先は、完全に私一人に向けられました。浅川さんも、私を庇ってくれるようなことはなく、二人に責められる状況に……。その後いったん話を終え、帰宅。そこで再び話し合いが始まり、夫から離婚の意志を告げられました。合わせて、慰謝料も請求されることに。浅川さんに対しては、私が既婚者だと知らなかったということで、慰謝料の請求はされませんでした。離婚後は、カフェを辞めて違う場所でパートを始め、いくつか掛け持ちをしています。もちろん、浅川さんとの関係も断絶。今は、慰謝料支払いのために抱えた借金を返しながら、ひっそりと暮らしています」“パート先の男性客と不倫に堕ちた新婚妻の告白”をご紹介しました。ほんの出来心で始めたことが、悲惨な結末を招いてしまいました。せめて、既婚者であることを相手に伝えておけば、このような事態に陥ることはなかったのかもしれませんが……。すべては、後の祭りです。©yu_photo/Adobe Stock ©lielos/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月08日不倫というのは、普通の恋愛とは異なり、幸せになろうとしても一筋縄ではいかないもの。経験者に話を聞くと、「不倫をしてみて、想像以上の苦労があることを知った」と語る人が多いです。今回は、「不倫をして最も苦労したエピソード」を聞いてきました。前妻との子どもを紹介されて…「不倫を経て結婚しましたが、夫には、前妻との間に中学生の子どもがいるんです。結婚する前に彼から『子どもに会ってほしい』と頼まれ、会いに行ったものの、子どもからはかなりの悪態をつかれてしまいました。しかも彼、子どもから『弟や妹は絶対に作らないでね』と言われているらしく、子作りに前向きじゃないんです。私は子どもがほしいので、そのことでかなり揉めています。やっぱり不倫からの結婚は、普通の幸せな結婚とは違うんだということを痛感しています…」(梨香/32歳)不倫の場合、相手側には当然家族がいます。自分たちだけが幸せになればそれでいいというわけではなく、相手の妻や子どもたちの存在がある以上、離婚や再婚もスムーズには進まない可能性があります。略奪婚というのは、相当の覚悟をしておかないと、心が折れてしまうような大変な出来事もあるかもしれません。不倫の過去が恋人にバレて…「20代半ばくらいから既婚者と付き合っていました。不倫相手と一緒になりたいとかそういう願望は一切なかったので、そろそろ私も婚活をしよう…と思ったタイミングで不倫相手とはきっぱり別れたんです。婚活を頑張って、誰もが羨むようなハイスペ男性をゲット。結婚前提でお付き合いをすることになり、すっかり浮かれていたんですが、過去に不倫していたことがバレて彼にふられました…。しかもバラしたのは、私の友人でした…」(アリサ/31歳)過去に不倫していたことがあったとしても、別れてしまえばなかったことにできる…と思ったら、大間違いのようです。せっかく幸せになろうとしていたのに、自らの過去が足を引っ張るようなことだけは避けたいですね。軽い気持ちだとしても既婚者と関係を持つのは避けた方がいいです。結婚報告をしたら、周囲の態度が豹変「ずっと不倫していましたが、周りによく思われないことはわかっていたので、友人には隠していました。彼氏がいないと嘘をつき続けていたんです。5年以上の不倫を経て彼が離婚し、私と結婚することになったので、友人たちにも結婚報告をしました。その時に、ようやく結婚できるのが嬉しくて、ついみんなに本当のことを話してしまったんです。ところが不倫だったとわかった途端、それまで祝福ムードだった友人たちの態度が豹変。一気に冷たくなりました…」(かおり/35歳)不倫は周囲の理解を得にくいです。略奪婚の場合は、普通の結婚とは異なり、周りに祝福してもらえないことも覚悟すべき。本人たちにはいろんな事情があるかもしれませんが、他人からしたら不倫は所詮、不倫なのです。不倫経験者に聞いた「不倫をして最も苦労したエピソード」を紹介しました。不倫を経て結婚さえしてしまえば、めでたしめでたし…という簡単な話ではありません。できれば家族や友人たちに心から応援してもらえるような恋愛や結婚をしたいものです。©Prostock-studio/Adobe文・小泉幸
2023年10月06日結婚していても、気になる相手ができることはあるかもしれません。なかには、一線を越えないように気を付けていながら、関係が進展してしまうケースもあるようです。今回は、“不純な関係が加速した不倫デートスポット”について、男女に体験談を語ってもらいました。職場近くの「安い居酒屋」「私はお酒が好きで、たまに一人でお店に入ることもあります。職場近くに一軒、安い居酒屋があって、そこもたまに利用していました。ある日、部署は違うんですが、同じ会社の男性社員が一人で来ていたんです。彼が既婚者であることは知っていましたが、好印象を持っていたので、話すくらいなら良いだろうと一緒に飲みました。その後も、もしかしたら彼に会えるかもと思って居酒屋に頻繁に通うように。何度か会って親しくなり、やがて二軒目の店にも一緒に行くようになって…。ついにホテルまで行ってしまいました」レイ(仮名)/28歳お酒が入ると気持ちが緩み、ガードが下がってしまうことも。同僚とは共通の話題も多く、距離も縮まりやすかったのでしょう。「スポーツジム」のボクササイズコース「僕はスポーツジムに通っていて、あるときボクササイズコースに参加しました。そのコースには女性も参加していて、そのうちの一人が気になったので、つい声をかけてしまったんです。その日から挨拶をするようになり、会話する時間も長くなっていきました。お互いにカラダを褒め合うような会話をしているうちに、だんだんとセクシーな内容にも及ぶように…。僕も彼女も既婚者でしたが、しばらくして自然とカラダを求め合う関係になっていました」ハヤト(仮名)/33歳ジムではトレーニングで汗をかく場面もありますし、普段着よりも肌を露出していることが多いでしょう。次第にセクシーな雰囲気になってしまう人たちもいるのかもしれません。「映画館」の暗がりで「職場に、親しくしている後輩の男性社員がいます。彼は既婚者なんですが、なんとなく気になる存在でもありました。彼との共通点は、お互いに映画好きであること。あるとき観たい映画が重なり、タイミングを合わせて仕事終わりに観に行ったんです。すると映画の途中、私の手の上に彼が手を重ねてきました。それを拒まずにいたら、さらに手を握ってきたんです。そこから、一気に関係が加速しました」ジュンナ(仮名)/32歳映画館のような暗い場所は人目にもつきにくく、大胆な行動にも出やすいのかもしれません。不倫への初めの一歩を踏み出しやすい場所だと言えるでしょう。会員制バーの「VIP個室」「友だちに誘われた飲み会で、ちょっとお金を持っていそうな男性と知り合いました。会員制のバーがあるから行こうと誘われ、興味が湧いて誘いを受けたんです。これまで行ったことがない隠れ家のようなバーに入り、さらに店の奥へ。すると、番号式のロックのかかった扉があり、それを開けた先はVIP用の個室。ラグジュアリー感が満載でテンションが上がりましたね。そこでキスを求められ、関係を持ったあとに、“実は結婚しているんだ”とサラッと言われて驚きました」ユカリ(仮名)/27歳滅多に味わえないような感覚に舞い上がってしまったのでしょう。非日常的な空間のなかで不倫に落ちてしまう人もいます。“不純な関係が加速した不倫デートスポット”をご紹介しました。一歩踏み出してしまうと、そこから気持ちを制御するのは非常に難しいようです。ならば、まずはその第一歩を踏み出さないよう、気を引き締めて行動すべきでしょう。©buritora/Adobe Stock ©Taku/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月03日晩婚も珍しくない昨今。結婚したいとは思いつつも、婚期を逃したら……?30代独身女性のリアルな生活を描く漫画家のむすん(@nomusun777)さん。今回は、のむすん(@nomusun777)さんの実体験をもとにした漫画『独身女子のリアル』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。【あらすじ】34歳独身のさな。結婚願望はあるものの、どうしたら結婚できるのかわからずにいました。そんな中、さなは書店で、ある男性に一目惚れします。実は、男性も気持ちが同じだったようで2人は交際を開始。しかし、彼氏は交際後も自宅を見せようとしません。その後、さなが彼の自宅を訪ねると、彼は既婚者だと判明しました。ショックを受け……彼から着信があり……ここでクイズです!さなは、彼は未婚だと言っていたものの、実は既婚者だと知りました。その後、彼から着信が。さなは電話に出て、彼に怒りをぶつけます。果たして、彼氏の反応はどんなものだったでしょうか?ヒントは、さなとは温度感が違うようで……。彼氏の反応は?正解は、「ごめん」と謝られた!彼氏はさなに、「ごめん」とだけ謝罪します。しかし、さなの怒りがこれで鎮まる訳もなく……。こんなときどうする?もし、彼氏が未婚だと偽っていたらショックを受けて当然です。今回の彼氏は、真実を知ったさなに謝罪をしました。もし、さなと同じ立場だったら……、あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nomusun777)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月19日結婚するかしないか……。これば、誰しも一度は悩んだことがあるはず……。30代独身女性のリアルな生活を描く漫画家のむすん(@nomusun777)さん。今回は、のむすん(@nomusun777)さんの実体験をもとにした漫画『独身女子のリアル』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。【あらすじ】34歳独身のさな。結婚願望はあるものの、どうしたら結婚できるのかわからずにいました。そんな中、さなは書店で、ある男性に一目惚れします。実は、男性も気持ちが同じだったようで2人は交際を開始。しかし、彼氏は交際後も自宅を見せようとしません。さなは、探偵を使って住所を特定し、自宅を訪ねると……?彼氏の奥さん……?返答に絶望……ここでクイズです!独身だと思って付き合った彼氏。しかし、実は彼氏が既婚者だと判明……。果たして、この後さなはどんな行動に出るでしょうか?ヒントは、もう彼氏の妻とは対面してしまっていて……。さながした行動とは?正解は、事情を説明した!さなは、これまでの経緯を正直に妻に伝えます。なぜ自宅に来たのかや、独身だと言われ続けたことを話し……。こんなときどうする?自分の彼氏が既婚者だと知ったら、ショックを受けてしまいますよね。今回のさなは、彼氏の妻に事情を話しました。もし、あなたが同じ状況になったら……、あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nomusun777)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月17日晩婚化が進む昨今。結婚したくても、できないケースもあり……。30代独身女性のリアルな生活を描く漫画家のむすん(@nomusun777)さん。今回は、のむすん(@nomusun777)さんの実体験をもとにした漫画『独身女子のリアル』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。【あらすじ】34歳独身のさな。結婚願望はあるものの、どうしたら結婚できるのかわからずにいました。そんな中、さなは書店で、ある男性に一目惚れします。実は、男性も気持ちが同じだったようで2人は交際を開始。しかし、彼氏は交際後も自宅を見せようとしません。さなは、既婚者である可能性を疑い、探偵を使って住所を特定し……。ついに彼氏の自宅の前まで……インターホンを押す……?ここでクイズです!ついに彼氏の自宅のインターホンを押したさな。既婚者だと信じたくないさなは、玄関の前で緊張した面持ち。果たしてドアの向こうには、誰かいるのでしょうか?ヒントは、これまでの彼氏の言動で……。誰か出てくる?正解は、女性が現れた!インターホンを押すと、エプロンをつけた女性が現れます。まさかの展開に、さなは固まってしまい……。こんなときどうする?既婚者かも知れないとは思いつつも、事実を知ったら困惑しますよね。今回のさなは、彼氏の妻と思われる人物と遭遇してしまいました。もし、あなたがさなの立場だったら……、あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nomusun777)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月16日晩婚化が進む昨今。結婚したくても、できないケースもあり……。30代独身女性のリアルな生活を描く漫画家のむすん(@nomusun777)さん。今回は、のむすん(@nomusun777)さんの実体験をもとにした漫画『独身女子のリアル』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。【あらすじ】34歳独身のさな。結婚願望はあるものの、どうしたら結婚できるのかわからずにいました。そんな中、さなは書店で、ある男性に一目惚れします。実は、男性も気持ちが同じだったようで2人は交際を開始。しかし、彼氏は頑なに自宅を見せようとせず……。ネットで調べると……同じような人がいて……ここでクイズです!インターネット上で、さなと同じ悩みを持つ人を見つけます。さらに、さなはネットであるものを見つけました。それは一体、何でしょうか?ヒントは、自力で調べられないときは……?さなが見つけたものとは?正解は、探偵!さながインターネットで見つけたのは、探偵でした。彼氏が既婚者かどうか、探偵は調べてくれるのでしょうか?こんなときどうする?彼氏が既婚者かもしれないと思えば、探偵を雇いたくなる気持ちも分かります。今回、さなはインターネットから探偵について知りました。もし、あなたがさなの立場だったら……、あなたならどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nomusun777)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月15日元カレと再会して復縁し、結婚を見据えた真剣交際をしていたはずの30代・実里さん(仮名)。しかし彼の妻を名乗る女性から電話がかかってきたことで、状況は一変します。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、実は既婚者だった元カレとの復縁で不倫に足を踏み入れてしまった女性のエピソードをお届けします。彼の妻が会社の前で待ち伏せ「彼の妻(Aさん)を名乗る女性からの留守電を聞いてみると、『話し合いがしたい』『夫が不倫しているのはわかっている』『穏便に済ませたいので、今日あなたの会社の前で待っているから時間を作ってほしい』という内容が残っていました。まさか彼に妻がいるなんて思ってもいなかったのでびっくりしてしまい、すぐに彼に電話やLINEをしました。でも、まったく連絡がとれなくて…。Aさんは私の職場も知っている様子。待ち伏せをしてまで話をしにくると言っている以上、逃げないほうがいいなという気がしたので、彼女が指定した時間に会社の前に行ってみたんです」彼の妻から聞いた衝撃的な真実実里さんは、Aさんと勤務先近くの喫茶店で話をすることに。そこでAさんから、彼にまつわる衝撃的な真実を聞いたと振り返ります。「彼とAさんは結婚5年目に入っていました。私と別れたあと、すぐに付き合って結婚したのがAさんだったようです。Aさんによると、彼は不倫の常習犯だったそう。仕事も安定せずに転職を繰り返し、年に何度か不倫の兆候がある夫に対して、Aさんは離婚をするか迷った時期があったそうです。迷っているうちに妊娠がわかり、ひとまず子どもが生まれてくるまでは離婚をしない方向で頑張っていたと話していました。ですが私との不倫がわかり、Aさんはかなり動揺したらしいです」Aさんは、彼が既婚者であることを実里さんが知らなかったと理解してくれたそう。そして「慰謝料の請求はしない。ただし、二度と彼とは連絡を取らないでほしい」と念を押され、実里さんは了承したそうです。「Aさんは私を罵るわけでもなく淡々とした様子で、『出産前に家庭内の揉めごとは避けたいから協力してほしい』というスタンスでした。話をしていて、Aさんも被害者だと思いましたし、私自身が不倫に加担していたことも忘れて同情していまいました。そしてAさんからは、『慰謝料を請求しない代わりに、今後彼と離婚の話を進めるにあたって、不倫の証拠が必要になったときには協力してほしい』とお願いされたんです。彼が妻の出産前に不倫をするような人だったんだとわかった途端、私の気持ちはスーッと冷めていましたし、不誠実すぎる彼に対して許せない気持ちが強くなっていたので、私はAさんの申し出を受け入れることにしました」そして今、出産を終えたAさんは離婚に向けて準備を開始したそうです。彼の不倫の証人になる話について、今のところ具体的な依頼はきていないそうですが、いつでも動けるように実里さんはAさんと連携を続けているそうです。「想定外の結末でしたが、不倫をするような男性は絶対に許せません。今回はAさんが理解ある人だったので私への慰謝料請求はありませんでしたが、相手が違えばもっとドロ沼になっていたかもしれませんよね。彼にはしっかりと償いをしてもらいたいと思っています」実里さんのように、妻が不倫相手とタッグを組む話は極めて稀でしょう。隠れ既婚者と交際し、既婚だと知ったあとも関係を続けてしまってドロ沼へと進む話は後を絶ちません。交際している相手に少しでもおかしな点や不可解な行動が見受けられれば、きちんとチェックをしてから交際を進めたほうが安心です。©ノンタン/PIXTA(ピクスタ) ©USSIE/PIXTA(ピクスタ)文・並木まき
2023年08月27日昔の恋人と再会し、よりを戻すこともあるでしょう。相手が独身であれば何の問題もありませんが、相手が既婚者であることを伏せているケースも…。実里さん(仮名)も、相手が既婚者だと知らずに復縁してしまったそう。思いがけず不倫へと足を踏み入れてしまった30代女性の悲惨なエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。旧友が主催したプチ同窓会で元カレと再会30代の実里さん(仮名)は、旧友が主催した同窓会で昔の恋人と再会。未練があったわけではなかったのに、「やっぱりいいかも」とときめいてしまい、その日のうちに関係を持ってしまったそうです。「彼と再会したのは、旧友がノリで開いた15人程度のプチ同窓会でした。彼と付き合っていたのは、別れた理由も忘れてしまうほど昔のことです。それまで特に思い出すこともありませんでしたが、同窓会で再会した彼はキラキラしていて、『こんなにイケてる男性だったっけ?』と不覚にもときめきました。彼も私に懐かしさを感じたようで、同窓会ではずっと隣の席を死守してくれていました。そして二次会の途中に、『このまま二人で抜けて、飲み直そうよ』と誘ってきたんです。彼の誘いに乗り、二人きりでたくさんお酒を飲んで、そのままホテルに行ってしまいました」結婚も視野に入れた復縁交際だったはずが…当時、実里さんは婚活をしていたわけではなかったものの、「いい人がいれば結婚したい」という思いは常にあったそう。元カレと復縁してからは、「この人となら結婚してもいいかもしれない」と感じたそうです。交際2か月目には、将来の結婚も視野に入れたお付き合いをしていたと話します。「二人のあいだで結婚の話題も出るようになっていたし、行動圏が似ていたこともあって、デートもかなり頻繁にしていました。だいたいは食事をしてそのままホテルに行き、翌日の仕事に備えて宿泊はせずに解散というパターンでしたね。毎週末ではないですが、休日もプチ遠出のデートをしたりしていて、お付き合いはかなり順調だと思っていました」ところが、そんな実里さんの幸せにかげりが見え始めます。「ある日、スマホに知らない番号から着信があったんです。私はスマホを仕事で使わないので、知らない番号から電話がかかってくることは滅多にありません。最初は間違い電話かと思いましたが、着信は一度だけではなく何度もかかってきていて、さすがに怖くなりました。そのまま放置していると、留守電は残っているものの、何かメッセージが入っているわけではなく…。誰かにストーカーされる覚えもなかったですし、相手が誰なのかまったく見当がつかなくて不気味でした」ある日、いつものように知らない番号から電話がかかってきて、実里さんが出ずに放置をしていると、初めて留守番電話にメッセージが残っていたそう。そのメッセージを聞いた実里さんは、驚きの真実を知ることになったのです。「留守電のメッセージは、“彼の妻”を名乗る人からでした。そこで初めて、私は彼が既婚者だと知ったんです。“夫が不倫しているのはわかっている”という言葉に唖然としました…。将来を見据えた交際だと思っていたのは、私だけだったんです。」既婚者であることを伏せて、昔の恋人に近づく男性もいます。共通の友人との交流が途絶えている場合は、相手が結婚したことに気づかないこともあるでしょう。少しでも「変だな」と感じるところがあれば、見過ごさずに身辺をチェックしたほうが安心です。©jessie/PIXTA(ピクスタ) ©プラナ/PIXTA(ピクスタ)文・並木まき
2023年08月27日元カレへの気持ちを残したまま結婚。結婚後、もしその彼から家飲みを提案されたら……?今回は、人気クリエイターのぱるる絵日記(@palulu_diary)さんが描いた創作漫画『2人の女性を同時に妊娠させた男』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!2人の女性を妊娠させた彼彼氏のF也に“浮気相手の遊子を妊娠させた”と打ち明けられ別れた1ヶ月後、自分も妊娠していることに気づいたユナさん。それから2年後、新たな彼氏と婚約していたユナさんでしたが、とあるキッカケでF也と再会し、離婚していたことを知ります。その後F也からの猛アタックに心惑わされながらも、ユナさんは婚約者と入籍。しかし、ある日、F也から食事に誘われ……。ここでクイズです!この後、ユナさんはF也からの“家飲み”の提案に“ある選択”をします。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、今のユナさんはF也の誘いを断れる……?ユナさんの選択とは……?正解は「うちで飲んじゃおっか」F也の提案を受け入れる選択をしたユナさん。これはもう後戻りができない展開になりそうな予感……。その後、F也への思いが高まるユナさんの人生の歯車はどんどん狂っていくのでした……!こんなときどうする?家飲みを提案する時点でF也には下心がありますよね。ユナさんはそれをわかってて提案を受け入れた……?その後のお話でユナさんは、既婚者でありながらF也と関係をもってしまいます。元カレへの思いが再燃したら……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月21日元カレへの気持ちを残したまま結婚。結婚後、もしその彼とデートすることになったら……?今回は、人気クリエイターのぱるる絵日記(@palulu_diary)さんが描いた創作漫画『2人の女性を同時に妊娠させた男』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!2人の女性を妊娠させた彼彼氏のF也に“浮気相手の遊子を妊娠させた”と打ち明けられ別れた1ヶ月後、自分も妊娠していることに気づいたユナさん。それから2年後、新たな彼氏と婚約していたユナさんでしたが、とあるキッカケでF也と再会し、離婚していたことを知ります。その後F也からの猛アタックに心惑わされながらも、ユナさんは婚約者と入籍。しかし、ある日、F也から食事に誘われ……。禁断の密会……ここでクイズです!この後、F也はユナさんに“危険な提案”をします。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、もしこの提案を飲んだら泥沼の展開になりそう……。F也の提案とは……?正解は「ユナの家で飲み直さない?」既婚者の家に上がろうとするF也。ユナさんはこの提案にどんな返事をするのでしょう……。その後、F也への思いが高まるユナさんの人生の歯車はどんどん狂っていくのでした……!こんなときどうする?ユナさんの家に行こうとするあたり、F也には下心がありそうですよね。その後のお話でユナさんは、既婚者でありながらF也と関係をもってしまいます。元カレへの思いが再燃したら……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月19日思いがけない場所で誰かと出会い、恋に落ちることもあると思います。しかし残念ながら、既婚者である場合は歓迎される出来事ではありません。それでも、関係を深めてしまうケースもあるでしょう。今回は、“不倫相手と出会った意外な場所”について、女性たちに話を聞きました。別々の同窓会で「高校の同窓会に参加したときです。ホテルの宴会場だったんですが、入ってみると知らない人たちばかり。おかしいなと思い、近くにいた男性に尋ねると、なんとそれは別の高校の同窓会。同じホテルでおこなわれていたようでした。すぐに移動して、自分の同窓会に参加。終わったあと、会場から出たところで、“大丈夫でした?”とさっきの男性に声をかけられました。少しお酒が入っていたこともあり、しばらく会話をしたんです。そして自然と連絡先を交換。お互いに既婚者でしたが、連絡を取り合い、そこから不倫に発展してしまったことがあります」ユイ(仮名)/32歳同窓会での再会で不倫に堕ちるという話は聞きますが、別々の会場で、というケースはなかなか珍しいですね。その偶然が二人の心に火をつけてしまったのかもしれません。友人の舞台の打ち上げで「友人が所属している劇団の舞台に招待され、観劇しに行ったときのことです。終わったあと打ち上げに誘われ、参加させてもらいました。そこで、打ち上げに参加していた他の劇団の役者さんに出会ったんです。彼はイケメンで、まさに私のタイプでした。私は結婚していましたが、次回の舞台を見に行きたいと言って、連絡先を交換することに。その後、まめ連絡を取り合うようになり、私は完全に彼を好きになってしまいました」ホナミ(仮名)/30歳舞台やライブの打ち上げなどは、普段会わないような人と知り合える場かもしれません。しかし、既婚者である場合、それがマイナスに働いてしまう場合もあるでしょう。プール掃除のボランティアで「近所の市民プールで、6月のプール開きを迎える前に、清掃のボランティアを募っていました。私も息子が利用するかもしれないので参加することに。そこで、同じくボランティアに参加していた別の子のお父さんと面識を持ちました。それからしばらくして、友人とうちの近くにある居酒屋を利用したとき、その男性とバッタリ遭遇。一緒に飲むことになり、話をしているうちに自然と連絡先を交換する流れに。やがて、二人で飲みに行く機会ができ、深い関係に。W不倫という状態になってしまいました」フミカ(仮名)/32歳ボランティア精神を持ったことが、不倫のキッカケになるとは思いもしなかったことでしょう。しかも、近所での不倫とは、なかなかの危険性を伴う状況です。パーソナルジムの食事指導から「30代に入り、体型が気になるようになりジムに通うことに。どうせならしっかり取り組もうと、パーソナルジムを選びました。そこでついてくれたトレーナーの男性が若くてカッコ良かったんです。私は食事指導もしてもらえるコースだったので、LINEで食べたメニューを送るように。そこから個人的なやり取りもするようになり、思い切って食事に誘ってしまったことで、あっという間に不倫に堕ちました」ユカ(仮名)/33歳トレーニングにより健康体を目指すはずが、不倫関係となってしまったよう。指導や相談などの建前があることで、どんどん関係性が深まり、ストッパーがきかなくなってしまったのかもしれません。“妻が不倫相手と出会った意外な場所”をご紹介しました。不倫をする人は、場所などは関係なく、どこにいても不倫をする流れになりやすいのかもしれません。結局は、しっかりと自制心を持つことが大事だということでしょう。©sirtravelalot/New Africa/Shutterstock文・塚田牧夫
2023年08月18日不倫のような“道ならぬ恋”に溺れると、人は正確な判断ができなくなるよう。既婚者を愛してしまい、幸せを手に入れられない苦しさから、不倫相手の女性が暴走することがあるのだとか…。そしてその矛先が、妻へと向かうことも多いようです。今回は、「妻たちが夫の不倫相手からされた最低の行動」を聞いてきました。自宅に乗り込んできた「夫の不倫相手が、家まで押しかけてきたことがあります。『ご主人が愛しているのは私なんです!早く離婚してください』と言って、ものすごい剣幕で乗り込んできて、本当に衝撃的でした。実は、夫が不倫していることはもともと勘づいていましたが、確証が得られなかったんです。でも、不倫相手の女性が自ら姿を現してくれたおかげで、不倫の証拠も不倫相手の正体も掴むことができました。その後、私は離婚したんですが、ガッツリ慰謝料を請求しました」(玲奈/33歳)不倫をしている女性の中には、相手に離婚してほしいあまり、妻に直談判しにいく人がいますが、自ら不倫の証拠を差し出しているのも同然。慰謝料を請求されても仕方がありません。不倫に溺れると、冷静さを失って自らを追い込むような行動を取ってしまうことがあるようです。内緒で子どもに会っていた「私はバツイチで子どももいます。数年前に離婚したんですが、元夫と別居していた当時、怒りで震えるような出来事がありました。彼との関係はすでに冷え切っていたので、他に付き合っている女性がいようがいまいが、あまり気にしていなかったんです。ところが私に内緒で、元夫が不倫相手の女性に、子どもを会わせていたことがわかり、さすがにその時はブチギレました。どうやら不倫相手の彼女が、『どうしても子どもに会わせてほしい!いつか家族になるかもしれないんだから』と懇願したらしいです…。ちなみにその後、彼女の気持ちがかなり重たくなって、彼が耐えきれなくなり、二人は別れたようです」(菜美/35歳)不倫をしている男性が、自分の子どもを不倫相手に合わせているケースは実はそう珍しくないようです。妻からすれば、大切な我が子を不倫現場に連れて行っているなんて、身の毛もよだつ出来事ですよね…。不倫をしている男女は自分たちのことしか見えていないので、普通の感覚では信じられない行動を取ることがあります。インスタで常に監視してくる「Instagramのストーリーを投稿すると、毎回あるアカウントから真っ先に足跡がつくんです。私のフォロワーは、数も少ないし、ほとんどがリアルな友人。その中で誰だかわからないアカウントから毎回足跡がつくので気になっていたんですが、どうやら夫の不倫相手だったみたいで……。なんだか監視されているみたいでかなり気分が悪かったです。監視してやりたいのはこっちの方なのに…」(由起/31歳)不倫をしている女性の中には、不倫相手の妻の存在が気になって仕方がない人も多いようです。その結果、妻のSNSを探し当て、投稿をチェックするのをやめられないのだとか。以上、「妻たちが夫の不倫相手からされた最低の行動」を紹介しました。既婚者を好きになってしまうと、どうしても妻の存在は無視できないので、苦しい思いを抱えることになってしまいます。妻に対する嫉妬や劣等感から、常識では考えられない行動を起こす人も少なくありません。不倫の世界に足を踏み入れ、自分を見失うことのないようにしたいものです。©Shuji Kobayashi/Gettyimages©Yagi Studio/Gettyimages©maruco/Gettyimages文・小泉幸
2023年08月02日今回は、「既婚者の男性に恋をしてしまった」とのお悩みに、ダンディな恋愛スペシャリストが愛のアドバイス。既婚者の男性に恋をしてしまった同じ職場に好きな人がいるのですが既婚者です。その人は私が好意を持っていることは知りません。ただの私の一方的な片思いですが、話しかけられたり優しくされたりするとうれしい反面、苦しいです。諦めなければいけないのにどうすればいいですか?(28歳/京都府)確かに既婚者男性は心に余裕があるから魅力的に映るよね。逆に心に余裕のない男はガツガツしてて魅力的に見えない。今回の子羊ちゃんの相談は、よくある「元彼が忘れられない」パターンと同じ。しかもその元彼が同じ学校だったり会社だったり、別れたあともちょいちょい顔を合わせるようなシチュエーションは地獄。忘れたい彼が日常の生活シーンに現れなければ、いずれ時間が解決してくれるんだけど。これから諦めなければいけない恋の忘れ方についてアドバイスしていこう。■出会いは待ってるだけじゃダメ。自分で作るもの。今回の子羊ちゃんを想像するに既婚者の彼が今はNo.1。彼以上の魅力的な男はいないとどこかで思ってる。今は……ね。ただ世の中は広い。まだまだ君は井の中の蛙状態。もっと子羊ちゃんが夢中になれる男は山ほどいるから。解決法を一言で言うと、今夢中になっている既婚者を忘れさせてくれるくらい魅力的な男を探す旅をしなさい。そのためには今のルーティーンの生活を変えることから。もし今、朝起きたら会社に行って、週一回くらいで会社の人とお酒を飲んで帰るような会社中心の生活なのであれば、そこを変えよう。そのままだとこの“既婚者魅力的アリ地獄”からはずっと抜け出せない。これからは今の会社中心の生活から、週末だけは必ず異性との出会いの場所に行く時間を強引でも作ること。例えは、相席居酒屋や合コンに行ってみてもいいし、行ったことのないBARに行ったり、趣味のオフ会に参加したりするでもいい。この時代、探せばなんでもある。今のコミュニティから一歩外に出てみると色んな男性と知り合える新たな世界が待っている。ただ、心の保険として、すぐに自分のタイプな男性と知り合えるとは思わないで。何事も継続。うまくいかなくても地道に続けることできっと君の未来は明るくなるから。また、そしているうちに恋愛以外のことに夢中になって気がついたら既婚者男性のことを忘れていることもあるかもしれない。もう一つ新しい出会いを引き寄せるテクニックを紹介しよう。例えば、自分の友達、同僚、先輩、後輩、周りの人に「彼氏募集中」をできるだけたくさんアピールしておくこと。簡単でしょ?彼氏がいるかどうかなんて口に出さないと周りは意外と分からない。こうして日頃からアピールしておけば、子羊ちゃんにピッタリな男性を周りの人たちが探してくれたり、良さそうな男性を見つけた時に紹介してくれたりする。「夢は口に出すとかなう」と同じこと。ぜひ試してみてね。悩める子羊に送る。今回の“ココロに染みるボイスメッセージ”(TETUYA)
2023年08月02日入社してすぐの頃は、親しみやすい上司がいると安心感がありますよね。しかし、そんな親しみやすい上司の距離感が近いなんてことも……?今回は、ブラック企業でのエピソードを赤裸々に紹介する、ゆうこさん(@yuyuyuko0202)の人気漫画『ブラック企業の事情』の中から、衝撃のワンシーンをお届けします。衝撃が続く……社内恋愛、社内不倫…愛憎渦巻くブラック企業の恋愛模様のお話です。前回、ゆうこちゃんは人事担当者が堂々と社内不倫の話をしていることに衝撃を覚えました。しかし、まだまだ衝撃的なことは続くのです……。親しみやすい先輩のはずが……なぜか……頭ポンポン……教育係の先輩は、新卒社員にとって最も身近で親しみやすい先輩ですよね。とはいえ、違和感を感じてしまう頭ポンポン……。この後のお話で、魚住先輩とその奥さんを巻き込んだ事件に発展することになってしまうのでした……。この漫画に読者は『頭をポンポンしてスキンシップを図っているのかもしれませんが、今はもうアウトです。セクハラになります。私も上司にやられてゾッとしました。好きな人意外に頭なんて触られたくありません。』『優しい人ではあるけどスキンシップを取って来るって凄く気持ち悪いですよね。女性同士とかならともかくこれはセクハラではないでしょうか。でもいうことができないからモヤモヤしますよね。』『コミュニケーションと接触を一緒にしちゃ駄目です。新人の教育係というのが、また厄介ですね。』など、教育係の配慮が欠けた行動に、厳しい声が多く集まりました。既婚者なのに……既婚者にもかかわらず、後輩社員との距離感が近い魚住先輩。しかし、新入社員の立場で「やめてください」とは言いにくいのが現実ですよね……。もし上司や先輩が距離感の近い言動をしてきたら……、あなただったらどうしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@yuyuyuko0202)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月01日母(真理子さん・仮名・47歳)の過干渉に悩んでいた愛さん(仮名・25歳)。既婚者である上司(友也さん・仮名・40歳)に母のことを相談するうちに、いつの間にか二人は不倫関係に。しかし、突然母に不倫相手を略奪され…愛さんは実家を追われることになって…。悪い流れはここで留まることなく、さらに大きな渦となって愛さんを飲み込みます。母と不倫相手の裏切りによって、住む場所まで失ってしまった愛さん。そこで、藁にもすがる思いで父(晴彦さん・仮名・50歳)に連絡を入れると快く会ってくれることになったのだとか。父と久々の再会…そこで聞かされた母の衝撃的な正体とは?「父は久々の再会をとても喜んでくれました。私は恥を忍んで『上司と不倫していたら、相手を母さんに略奪された。それで急に実家を出ることになり行く当てもなく困っている。少しの間、父さんと一緒に暮らせないかな? 」と話を切り出したんです。そうしたら、父から『真理子なら平気で娘の彼を横取りするだろうな』と衝撃的な発言が…。『俺たちの結婚は親が決めたものだったんだ。最初はうまくいくと思ったけど、真理子は浮気ばかり繰り返して…しかも相手はいつも既婚者だった』と言い出して。私は母の本当の姿を知ってゾッとしました」思い返してみると愛さんがまだ小さい頃、夜遅くに目を覚ますと母がいないことが度々あったそうです。「驚く私をよそに父は話を続けました。『不倫を厳しく注意しても真理子は一向に態度を改めなかった。最終的に俺の堪忍袋の緒が切れて…それで離婚することになって。結局、真理子は人のものばかりほしくなるんだろう』と語ったのです。さらに『彼を母さんに略奪されたと言うけれど、元々は愛が不倫していたことが原因じゃないか!やっぱり親子だから似ているんだな』と嫌な顔をされてしまいました」そう言うとすぐにその場を立ち去ってしまったので、結局愛さんは父を頼ることができなかったそう。仕方なくホテルを転々とすることになった愛さんに、追い打ちをかけるように悪い出来事が立て続けに起こります。最悪の事実が社内で噂になってしまって…女性を待ち受ける驚愕の結末「ある日会社に行くと、みんなが私を見てコソコソ話をしていました。どうやら友也さんが離婚してすぐに再婚したという話題で持ち切りの様子。すると『友也さんは愛さんと不倫していたよね、でも再婚相手は愛さんの母親なんだって』『母親に彼を奪われるなんて話聞いたことないよ』と悪口が聞こえてきて…。職場に居づらくなった私は、これが原因で会社をやめることになりました」何もかも嫌になった愛さんは、見知らぬ土地へ引っ越して再スタートを切ろうと考えたのだとか。そのため、貯金していたお金を全額はたくことに…。心機一転で直したところで恐ろしいことが起きてしまいます。「引っ越して数か月経った頃、夜遅くにインターフォンが鳴ったのでドアを開けると、そこにはなんと母の姿が…。あまりのことに言葉を失っていると『愛、またお母さんと一緒に暮らしましょう』と平然と言ってきて。母は友也さんと再婚したにもかかわらず、もう飽きてしまったと話し出して…今度は私と一緒に住みたいという気持ちから、今の居場所を探偵に調べさせたのだとか。母はほしいものを手に入れた途端冷めるタイプで、寂しくなると私にベッタリする毒親になるのです。元はと言えば、不倫をしていた私が悪いのですが、ここまで嫌な思いをするなんて予想だにしていませんでした」不倫したことが原因で多くの悲劇に見舞われた愛さん。最初から相手が既婚者だとわかっていて手を出したのだから、この結果は身から出た錆と言えますね。これからどんなに困難なことが待ち構えていても、すべて受け入れて生きていくしかありません。©PLASTICBOYSTUDIO/Getty Images©Michael H/Getty Images文・菜花明芽
2023年07月27日浮気の原因は、配偶者との不仲だけとは限りません。結婚生活が上手くいっていても、浮気をしてしまう男性もいるものです。実際に、旦那に対して「は?離婚してから口説けば?」とイライラした経験のある女性も少なくないのではないと思います。彼らは、なぜ「浮気をしたい」と思うのでしょうか?男性たちに、浮気したくなった瞬間について聞いてみました。昇進して調子に乗った「会社でも昇進して、家庭も円満で、いろいろ勘違いしてましたね……。仲間に誘われて行ったお店の子と付き合うようにもなってました。結局妻にバレて子供を連れて実家に帰ってしまい、ものすごく反省しました」(35歳男性/IT)仕事や家庭が順調すぎると、つい調子に乗ってしまう男性もいます。そんなときに、チヤホヤしてくれる女性に会ってしまうと、流されてしまうのかもしれません。また、生活に余裕がでてきたタイミングで遊びたくなる男性も多いのでしょう。ほろ酔いだった「アルコールが入ると、女性がやたらかわいく見える。人恋しくなるというか……。目の前に女性がいたら、どうしても口説きたくなってしまうんです」(29歳男性/アパレル)お酒が入ると、つい本音や本性が表に出てしまうもの。全くそんなつもりはなかったのにお酒の雰囲気で流されてしまって……となりかねないので、女性は既婚者と2人で飲みに行くのは避けたほうが良いでしょう。子どもが生まれてからかまってくれない「子どもが生まれてから、妻が冷たくなってかまってくれなくなったんです。『私は大変なの』とずっと不機嫌……。家に帰っても居心地が悪くて、他に癒やしを求めてしまいました」(25歳男性/カーディーラー)母親が子どもを最優先にするのは、当然のことでしょう。家事や育児をせずに、外に癒やしを求めるなんて……。「妻に相手にしてもらえない」と言いながら誘ってくる既婚者と浮気してしまったら、自分も身勝手に振り回されるでしょう。男女で違う浮気のきっかけ女性は夫に不満があって、夫にないものを求めて他の男性と浮気に走る傾向にあります。一方、男性の場合は、夫婦仲が良いときほど調子に乗って遊びたくなる人が多い、というところにあるのかもしれません。「妻とは関係が冷めている」と口説いてこようが「妻と別れる気はない」と口説いてこようが、それは男性の勝手な都合。女性の立場で浮気相手になってしまったら、慰謝料を請求されるリスクも抱えます。くれぐれも流されないようにしてくださいね。(上岡史奈/ライター)(愛カツ編集部)
2023年07月26日友人と浮気をする夫。その現場を目撃したら……?今回は実体験をもとに描かれた、サレ妻マリコさん(@kusodan_gotohell)の漫画【信じていたのに、結婚してから豹変した夫】の話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!・漫画家名:サレ妻マリコ・原作:リンさん(マリコのInstagramから応募)・漫画:白米お米結婚後に豹変した夫……大学を卒業してすぐに夫のマサルと結婚するも、彼の“隠れた本性”を次々と目の当たりにするリン。ある日、友人がマッチングアプリでやり取りしている男性が夫だと判明。友人とともに証拠集めに乗り出すことにしたリンは弁護士に相談しに行き、離婚準備を進めることに!そんな中、夫はリンが実家に帰る日を狙って、友人をデートに誘っていて……。そこでハニートラップをしかけ、夫の浮気の証拠をつかむことにしたのです。談笑する夫……ここでクイズです!この後、友人は夫に“あること”を尋ねます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、友人はカマをかけてみたようです……。友人が聞いたこととは……?正解は「既婚者ですよね」既婚者であることを隠そうともしない夫。夫は割り切った関係で遊べる相手を探していたのかもしれませんね。その後リンは、両親に背中を押され、夫の浮気に関する有益な証拠を集めて、ようやく離婚にこぎつけたのでした!こんなときどうする?相手がリンの友人とも知らず、夫は随分と楽しそうですね。その後の話でリンは、友人と関係を持つ気満々の夫の前に登場し、制裁します。一生を誓い合った夫の浮気……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/白米お米様)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月25日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、2年前にマッチングアプリで知り合った彼のことが気になる女性。ところが、彼が名前や職場を偽っているとわかり…。佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「彼の名前や職業が、違うことが判明しました」【クラブ佑雪】vol. 3042年前に知り合った彼がいるのですが、気持ちがわかりません。 名前が違う、職場も違うのがわかりました。「結婚しよう、こっちに遊びに来たらいいやん、お金をなんぼかやるから」と言われましたが、期待させるだけ? と思いました。 連絡もとったりとらなかったりではあります。気になってしまうのですが、続けても大丈夫でしょうか?(ヒミツ?歳未婚? 肩書きはナイショ)「アプリで出会った男性の嘘を見抜く方法」しっかりしてください! その彼、詐欺師の可能性があります。少なくとも嘘つきですよね? まだ、お金をとられたなどの被害が出ていないから、「続けても大丈夫でしょうか?」という呑気なことをおっしゃっているのでしょうが、人生の貴重な時間を奪われているということ自体が、すでに損害。そして、ご相談者さまの名前や連絡先など、重要な情報も知られているわけです。わたくしは即座にお相手から離れることをおすすめします。このケースは大きく分けて2通りの可能性があると思われます。ひとつは犯罪の可能性です。考えられるのは、まずは結婚詐欺。結婚前提の交際を申し込み、お互いのことをよく知らないのに安易に「結婚しよう」を連発。羽振りのよさを見せつけ、女性を安心させておいて、しばらく経つと「急にお金が必要になった。手違いで、今、手元に現金がないが、2週間後には必ず返せるから、今だけ、お金を貸してほしい」という切羽詰まったお願いをしてくるのが王道パターンです。もうひとつは、お相手男性が、既婚者なのに独身を騙っているという可能性です。これもひどいですよね。「連絡もとったりとらなかったりではあります」とのことですが、向こうから連絡がこないのが、決まって週末やお盆、お正月休みだったりすると、お相手に妻子がいる疑いが濃厚になります。「彼の家にも行ったことがあって、ひとり暮らしだった」というだけでは、独身の証拠にはなりません。金銭的に余裕があれば、別に部屋くらい借りられますし、余裕がない場合は単に単身赴任中で家族と離れて暮らしているということもあります。というか、名前と職場が違ってる時点で、アウト! だと思うのですが、ご相談者さまは彼に「名前と職場、違ってるけど、どうして?」って彼に問いただしたことはあるのでしょうか?まだ聞いてないというのであれば、ぜひ、聞いてみてください。ただし、リアルで会ったときではなく、電話で聞いてください。リアルで、特に2人、密室にいるときにそういう質問をして、彼の都合が悪くなると、ご相談者さまの身に危険が及ぶ可能性があります。なので、電話で聞いてみてほしいのです。その場ではいろいろ、言い繕ってくるかもしれません。「俺のこと、信用できないなら、別れる!」という逆ギレフレーズも出そうです。ただ、その電話を切って以降、彼とは連絡がとれなくなると思います。それが“答え”です。彼とのつながりが消えると、ご相談者さまは寂しくなるかもしれません。でも、犯罪に遭わずに済んだと、むしろ、ホッと安心してほしいですね。彼とはアプリやSNSで出逢われたのですよね? アプリやSNSには出会いのチャンスがたくさん転がっていますが、同時に犯罪者や既婚者とつながってしまう可能性も非常に多く、社会的な問題となっています。今後も、アプリやSNSを活用されるのであれば、実際に会ったときに名刺をもらって、その名刺に書かれている情報を詳しく調べられるといいと思います。会社と住所、電話番号が一致しているか。名前と本人が一致しているか。怪しい場合は会社の登記簿を調べましょう。わたくしのもとには、「調べてみたら、名刺の人と本人が別人だった」「自営業の彼の名刺を調べたら、会社自体、存在してなかった」という報告が過去数件、寄せられています。また、付き合う前に、お互いの友人や家族なども交えて会っておくのもいいと思います。結婚を前提とするお付き合いをされるなら、そのくらいはやってもいいんじゃないですか?とにかく、結婚したい、寂しいという女性の心理を悪用する人間がこの世にはうじゃうじゃいます。結婚したいときほど、寂しいときほど、気をつけてください。そして、ご自身を守るために強くなってくださいね!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishimaマガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Laurence Mouton/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2023年07月24日有香さん(仮名・31歳)は、大学からの友人である紘奈さん(仮名)に誘われて既婚者飲み会に参加することに。そこでタイプの男性である渉さん(仮名)と出会いました。その後もデートを重ねるなかで不倫関係となってしまったそう。紘奈さんから「セカンドパートナーと考えればいい」とアドバイスを受けたことで、罪悪感なく、軽い気持ちで交際を続けてしまったといいます。その後、二人の関係は一体どうなっていったのでしょうか…。複数人と不倫をする友人が羨ましくなり…「紘奈からのアドバイスのとおり、“渉さんは不倫相手ではなくセカンドパートナーだから”と割り切ることで、さほど罪悪感もなく関係を続けていました。そんな日々が続くなか、だんだんと渉さんからの連絡が増えていって…。“今何してるの?”といった恋人同士のようなLINEがくるようになり、私は徐々に渉さんとの関係を面倒に感じるようになりました。紘奈はというと、やはり夫以外に親しくしている男性がいるらしく、セカンドどころか、複数人のパートナーがいるようでした。渉さんの存在を重く感じ始めていただけに、紘奈のフランクな交際が羨ましくなりましたね」不倫相手に店の前で待ち伏せされて…「渉さんとの連絡を少し控えるようにしていたころ、紘奈からまた既婚者飲み会の誘いがありました。渉さんに嫌気がさしていて、新しい出会いを求めていた私は、迷わず参加することに。指定されたお店に向かうと、お店の入口付近に見覚えのある姿が。近づくと、そこには渉さんが立っていました。渉さんは友人から飲み会の情報を聞きつけたらしく、私が参加するのではないかと予測をして、阻止するためにお店の前で待ち伏せしていたのです」不倫相手を暴挙に走らせたキッカケ「渉さんは私の腕を掴み、建物の影へと引っ張りました。そして、“なんでこんな会に参加するんだ”と怒り始めました。“友だちとの付き合いだから”“渉さんに命令される筋合いはない”と言い返すと、その場で口論に。かなり揉めてしまったので、私は結局飲み会に参加できなくなりました。邪魔をされたことでとても腹が立ち、“次の飲み会には参加するからね”と渉さんに言ってしまったんです。結果的に、その言葉が渉さんを暴挙に走らせてしまうキッカケとなりました…」最悪の結末「数日後、紘奈から連絡があり、“渉さんと何かあった?今、大変な状況になっているんだけど”と言われました。話を聞くと、既婚者飲み会を阻止しようとしたのか、渉さんがSNSなどを通じて紘奈の夫に密告したそうです。紘奈の夫は、私と紘奈が仲が良いことを知っていましたし、私の夫とも面識がありました。なので、既婚者飲み会の情報が私の夫に伝わるまでに時間はかかりませんでした。以前から夫は、私の行動に怪しい点があると睨んでいたようです。不倫相手が渉さんであるとすぐに特定され、渉さんの妻にも不貞関係について連絡されました。協議の末、私たち夫婦は離婚しました。渉さんは私の夫から慰謝料を請求され、支払いに応じたそうです。渉さんの妻にも不倫がバレてしまいましたが、渉さん夫婦の関係がどうなったかまではわかりません。紘奈はというと、離婚は免れたものの夫の監視の目は厳しくなり、到底飲み会などはできない状態のようです。やはり、既婚者同士の都合のいい関係なんて成立しないんだと思いましたし、今は心から反省しています」“既婚者飲み会で知り合った男性と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。こちらが都合のいい関係だと思っているからといって、相手も同じ気持ちとは限りません。バランスを保てていたとしても、いずれは均衡が崩れ、すべてが崩壊へと向かっていくことになるでしょう。©spukkato/fizkes/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月19日異性と結婚を前提とした恋愛をするのではなく、軽いお付き合いをしたいと望む人もいるでしょう。有香さん(仮名・31歳)もかつて、既婚者でありながらある男性とそんな関係を続けていたそうです。どういった経緯でそのような状況になったのか、当時の話を詳しく伺いました。大切な友人の存在「私には、大学時代から付き合いのある紘奈(仮名)という友人がいます。紘奈は容姿が良く、周りにはいつも男性がいるような状況。だから、一緒にいると賑やかで楽しかったんです。卒業後はお互いに就職しましたが、紘奈は途中で退職し、フリーランスとしてWEB関連の仕事をしていました。その後はお互いに結婚して少し疎遠になる時期があったものの、また定期的に会うように。紘奈は私にはない感性を持っていて、話をしているといつも新鮮な感覚を与えてくれるんです。私にとって紘奈は欠かせない存在でしたし、紘奈の言うことならなんでも信じてしまうくらい、絶対的な信頼を置いていました」既婚者飲み会への参加「あるとき紘奈から、“取材を兼ねた飲み会があるから参加しない?”というお誘いがありました。なんでも既婚者の男女が集まるらしく、その様子をちょっとした記事にしたいとのこと。“私の知っている人ばっかりだし、変な人はいないから”と言うので、私も恐る恐る参加させてもらうことにしたんです。場所はオシャレな居酒屋の個室で、男女の人数はそれぞれ5人ずつ。飲み会が始まると、紘奈が“ああいう人、好きでしょ?”と言って、色白でヒョロッとした体型の男性を指さしました。紘奈の言うとおり彼は私のタイプで、誠実そうな印象の男性です。さすが付き合いが長いだけあって、私の好みをよくわかっているなと思いました。まあ、既婚者飲み会に参加している時点で、誠実とは言い難いんですが…」不倫ではなく“セカンドパートナー”「その男性は渉さん(仮名)という名前で、金融系の会社で働いているとのこと。少し会話をして、連絡先を交換しました。すると後日、渉さんから食事のお誘いのLINEが。私は返答に困り、紘奈に相談したところ、“カラダの関係になるわけじゃないんだし、そんなに重く考える必要はない”と言われました。さらに、“もしカラダの関係になったとしても、不倫ではなくセカンドパートナーと考えればいい”と。もともと紘奈に対する絶対的な信頼があったので、話を聞くうちに“そのとおりだな”と思うようになり、渉さんからの誘いを受けることにしたんです」結局は肉体関係に…「渉さんとの食事は、とても楽しかったです。夫以外の男性と親しく話す機会がしばらくなかったので、新鮮さもありましたね。“食事に行くだけ”と決めていたのに、見た目がタイプな男性と楽しい時間を過ごしたからか、結局ホテルへ行ってしまいました…。その後も、渉さんと何度か会う日々が続きました。紘奈に渉さんとのことを伝えていなかったので、“伝えるべきかな”と渉さんに相談したんです。すると彼は、“紘奈ちゃんならもう知ってるよ。俺から伝えちゃったんだ”と言いました。さらに、“どうせ伝わると思うから先に言うけど、実は紘奈ちゃんに謝礼も払った”と言うのです。なんでも、あの会に参加した男性たちは、女性との関係が成立すると紘奈に謝礼を払っているそう。冷静に考えるとおかしな状況ですが、そのときは渉さんとの関係に夢中になっていたので、“そうやってお金を稼いだりもするんだな”と、特に不思議には思わなかったんです…」“既婚者飲み会で知り合った男性と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。セカンドパートナーと捉えることで気持ちが軽くなり、気ままな不倫生活を楽しんでいたようです。しかし、不倫は不倫。いずれはその代償を払うことになるのでしょう。©kokouu/itakayuki/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月19日夫を病気で亡くした知佳さん(仮名・33歳)。しかし1年も経たないうちに同僚の斎藤さん(仮名)と関係を持つことになります。しかも斎藤さんは既婚者であり、まぎれもなく不倫関係。夫への罪悪感を抱えながら社内不倫を続けた先に、どんな結末が待っていたのでしょうか……。亡き夫の妹と遭遇「夫を亡くして心細かった私にとって、斎藤くんの存在はありがたくもありました。関係を続けるうちに、夫への罪悪感も次第に薄れていきましたね。ある日、斎藤くんと二人で出かけていたときに、“知佳さん”と声をかけられたのです。相手は、亡き夫の妹の沙紀(仮名)でした。沙紀と私は仲が良く、かつては夫と3人で出かけることも。とっさに“沙紀ちゃん久しぶり”と返事をしましたが、隣には斎藤くんがいるので、どうしようかと焦りましたね。ところが、沙紀はなんだか嬉しそうな表情を浮かべていました。当然、沙紀は斎藤くんが既婚者だとは知らないので、私が不倫しているとは思わなかったようです」義妹からの優しいメッセージ「その夜、久しぶりに沙紀からLINEが来ました。どうやら、私が気まずそうにしていたのを見て、心配してくれたようです。“お兄ちゃんに気を遣わないで、新しい幸せを見つけて”というメッセージが届き、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。“ありがとう”というひと言がなかなか返せず、ずいぶん時間が経ってから返信しました。それからしばらくは穏やかな生活が続きましたが、夫の一周忌法要を境に、事態は急変したんです」一周忌法要のあとに呼び出され…「一周忌法要には多くの親戚が集まり、私は忙しなく動いていました。沙紀も気を遣ってくれているようでしたが、どうも態度がよそよそしかったんです。そして参列者のほとんどが帰ったあと、沙紀に“ちょっといい?”と呼ばれ、斎藤くんについて尋ねられました。“一緒にいた人って既婚者だよね?”と。沙紀は、私のSNSから斎藤くんのアカウントを見つけ、投稿の内容から既婚者だと気付いたそうです。“不倫だよね?”と迫られ、“絶対に別れるべき”と注意されました。不倫がいけないことは私も十分わかっていましたが、独り身になって心細い日々が続き、どうしようもなかったのも事実です。そんな言い訳があったからか、不倫はだめだと責められて腹が立ち、つい“沙紀ちゃんには関係ない”と言ってしまいました…」知らない番号からの電話「沙紀にひどいことを言ってしまった数日後。夜に知らない番号から着信があり、電話に出ると“斎藤の妻です”と告げられました。“話はすべて聞きました”と言われ、私はすべてバレてしまったと頭が真っ白に。沙紀の件で気分が沈んでいたこともあり、あまり考えず、“申し訳ありません”と謝ってしまったんです。ところが、斎藤くんの妻はLINEを見て怪しいと思った程度で、確たる証拠はなかったようでした。ですが、私が認めてしまったため、確信に至ったようです。“それなりの処置を取らせてもらう”と告げられ、後日慰謝料に関する書面が届きました。私はやむなく、夫の保険金から慰謝料を支払いました。その後、斎藤くんと妻は離婚したそうです。私は仕事を辞めて、斎藤くんとの関係も終わりました。沙紀やほかの親戚とも疎遠になり、今は一人でひっそりと暮らしています」“夫の死後に不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。自分を慕ってくれていた妹から親戚まで、すべての関係が断たれてしまったようです。不倫は、周囲との関係や過去の思い出すらも台無しにしてしまうのでしょう。©chaponta/shutterstock©Boy_Anupong/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月09日不倫はあってはならない行為ですが、ふと心細くなったときに誰かを頼ってしまい、そこから不倫関係になってしまうケースもあるでしょう。知佳さん(仮名・33歳)もかつてそんな経験をしたことがあるそうです。当時いったいどんな状況だったのか、詳しい話を伺いました。夫の死「私は28歳のときに結婚。夫は6歳上で、営業マンとしてバリバリ働いている人でした。あるとき、夫が健康診断を受け、再検査を勧められました。でも、当時の夫は忙しくてなかなか時間がとれず、再検査を受けたのは半年後。そこでガンが見つかりました。だいぶ進行してしまっていて、すぐに入院となり闘病生活が始まったんです。私は仕事をしながら、会社と病院と家を往復する日々。しかし、発覚から1年ほどして夫は亡くなりました」同僚からのお誘い「葬儀と四十九日法要を終え、身辺のバタバタもおさまり、私は職場に復帰しました。その後3か月ほどして、同僚の斎藤くん(仮名)に食事に誘われたんです。実は、斎藤くんのことは、夫が生前の頃から気になっていました。二人で食事に出かけたこともあります。ただ、斎藤くんも既婚者なので、同僚の域を超えない付き合いをしていました。そのうちに夫の闘病生活が始まり、斎藤くんとは徐々に会わなくなっていたんです。関わりがなくなってからしばらく経っていましたし、もうそんな気もないだろうと思っていたので、誘ってくれたのは素直に嬉しかったですね」二人で食事をした帰りに…「斎藤くんは夫の葬儀にも参列してくれて、私のことを心配してくれているのが伝わってきました。“息抜きに”と食事に誘われ、私もいろいろと話したいことがあったので、久しぶりに二人で出かけることにしました。そして二人で食事をしたあと、駅に向かう途中で斎藤くんが私の手を握ってきたんです。正直、夫を亡くして心細くなっていたこともあり、彼に身を委ねたい…と思ってしまいました。ただ、夫が亡くなってまだ半年ほど。やはり夫の顔がちらつき、罪悪感をおぼえました。私は彼の手をそっと払い、名残り惜しさを感じながらも一人で家に帰りました」喪服姿に惹かれて「食事から1か月後、再び斎藤くんからお誘いが。前回のことがあって、私のなかでも彼の存在が大きくなりつつありました。その頃には、私は自分に言い訳をするようになっていました。“夫は亡くなり、自分は独り身となったのだから、男性と出かけても何も悪いことはない”と。そう言い聞かせるようにして、斎藤くんからのお誘いにOKしました。食事に出かけると、斎藤くんは前回よりもかなり積極的。妻とうまくいっていないという話をされ、離婚も考えているとまで言うんです。どこまで本当かは分かりませんでしたが、私を強く求めているのは確かでした。そして、店を出たところでまた手を握られ、今度は振り払うことができず、手を引かれるままホテルに行ってしまったんです…。その後、彼がなぜ私を積極的に誘ったのかを話し始めました。彼は以前から私のことが気になっていたそうですが、葬儀に参列したときに私の喪服姿を見て、気持ちが膨れあがったのだそう。その姿があまりに頼りなく、“俺が守らなければいけないと思った”と言われました」“夫の死後に不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。夫を亡くして独り身になったとはいえ、関係を持った相手が既婚者であればそれは不倫です。辛い時期であっても、誰かを傷つける行為は慎むべきでしょう。©Kiwis/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月09日婚活中だった20代の沙耶香さん(仮名)は、同業界で働く理想の男性と知り合い、結婚を前提に交際することに。しかし、ひょんなことから彼が子持ちの既婚者であることを知ります。沙耶香さんは「このままでは許さない」と決め、本人と対面で話し合いをすることに決めました。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、20代女性に降りかかった災難エピソードをお届けします。彼と直接話をするも、途中で逃げられて…沙耶香さんは、彼が既婚者であることを問いただすために何度も連絡をしたそうですが、彼からは全く音沙汰がない状態が続いたそう。それでも諦めることなく、大量に着信を残し続けたところ、3日後に彼との電話がやっとつながったと言います。「何日も連絡がとれなかったのも不満でしたが、それよりも真実を知りたい気持ちのほうが強かった私は、その電話口で彼に対して『今日、私の仕事が終わり次第あなたの会社に行くから時間をとってね』と一方的に言って電話を切りました。そして仕事を早々に切り上げて彼の会社に行くと、会社で騒ぎを起こしたくなかったのか、彼はすぐにロビーまで出てきて対面で話すことができたのです」沙耶香さんが、彼が既婚者で子どももいることを聞いたと伝えると、彼は少しうんざりしている様子で「結婚はしていたけど離婚した。子どもは元妻が引き取っているので今は独身だ」と告げてきたそう。さらに、自分を家に招かないことなども問い詰めると「俺、仕事が残っているから戻る」とその場から逃げてしまい、さらにはLINEまでブロックされてしまったそうです。不倫男へ制裁! 20代女性の覚悟「彼の不誠実な対応に衝撃を受けた私は、このままでは許さないと覚悟を決めました。改めて、彼の会社からうちに出向している男性に彼のことを聞き、彼が離婚していないことを確認しました。それから私は彼の会社に、名前と立場を告げたうえで、一連の事情をリークしたのです」沙耶香さんが自分の立場や名前を明かしたのは「匿名だとうやむやにされそうだったから」と話します。「結果的に、こちらも覚悟を決めてリークをして良かったと思います。あとから聞いた話では、彼は左遷されたのちに社内に居づらくなって退職して、その直後に離婚したそうです。私は彼との出来事で恋愛に対して疲れてしまい、婚活をやめてしまいました。まだしばらくは誰とも付き合いたくないですね。でも心の傷が癒えたら、彼よりも素敵な人に出会えたらいいなと思っています」既婚者の立場で独身の女性に近づき、さらにはプロポーズまでするとなれば、相当な悪行です。大きな裏切りに遭ったあとほど、しばらくの間は自分をいたわり心を癒す時間を設けることも必要でしょう。©baona/gettyimages©polkadot_photo/shutterstock文・並木まき
2023年07月05日出会いからプロポーズまで順調に進んでいるように思えても、相手が素性を明かしていない場合にはとんでもないトラブルへと発展することがあります。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、20代女性に降りかかった災難なエピソードをご紹介します。理想の男性と奇跡的な出会い! 交際早々にプロポーズも広告会社で働く婚活中の沙耶香さん(仮名)は友人に誘われた合コンに参加し、そこで同業界の40代男性と知り合ったそうです。「私が20代で彼が40代なので、ちょっと年齢差はあったのですが、見た目も話し方もかなりタイプでした。初対面でいいなと思っていたら相手も同じように思ってくれていたみたいで、出会ってすぐにデートに誘われたんです。そして2回目のデートで正式に交際を申し込まれて、付き合うことになりました」沙耶香さんは大人の雰囲気がある彼に急速に惹かれていき、「この人と結婚したい」と思うようになるまでさほど時間はかからなかった、と振り返ります。「実は、付き合って早々にプロポーズの言葉があったので、すごく舞い上がってしまいました。もともと、結婚するなら同業の男性が良いなと思っていたんです。彼は私よりもキャリアを積んでいるので、将来的に夫婦で独立することになっても、仕事の面でもいい関係が築けそうだなという期待もありましたね」しかし彼と付き合うなかで、沙耶香さんは次第に違和感を覚え始めます。それは、沙耶香さんを家に呼んでくれないうえに、土日に連絡が取れない頻度が多いこと。そのうち、平日も連絡が取りづらくなっていく彼に対して、沙耶香さんの心配は募る一方だったとか…。不意に知ってしまった彼の秘密に動揺「ある日、私の部署に彼の会社から出向してきた男性がやってきたんです。それで、なにげなくその社員さんに彼のことを知っているか聞いてみたところ、驚くような答えが返ってきて…。『あぁ、知っていますよ。あの子煩悩なパパですね』と言われてしまって。それとなく聞きだしたところ、彼が子持ちの既婚者であることを知ったんです…」自分にプロポーズをしてきた男性が、まさか既婚者でさらには子どももいるなんて思ってもいなかったという沙耶香さん。しかしこの男性の話を聞き、自宅に呼んでくれないことや、連絡が取りにくいことに合点がいったそうです。出会いからとんとん拍子に関係が進んでも、相手の行動に違和感があるときには、何か良くない真実が隠されている可能性も。少しでも違和感があれば、モヤモヤとした気持ちを抱え続けずに、本人だけでなく周囲にも尋ねたほうが安心かもしれません。©metamorworks/kei907/shutterstock文・並木まき
2023年07月05日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚