ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (318/338)
子どもの暮らしを彩るモノ・コトづくりに愛をもって携わる達人に、その舞台裏を余すところなく語っていただく本連載。前回に続き、子どもの「あそび」にかかわる事業を展開するボーネルンドの「あそび道具」に精通したプロに、子どもの成長におけるあそび道具の役割やその大切さをお聞きしました。<お話をうかがった達人さん>新居紀子さん 株式会社ボーネルンド 商品部次長。入社以降一貫して商品部を担当。海外のメーカーとのやりとり、品質管理、商品開発なども手掛ける。13歳、5歳、4歳の男の子のママ。<ボーネルンドってどんな企業?>1977年創業。あそび場づくりから玩具の輸入・開発・販売など、子どもの「あそび」にまつわる事業を展開。全国に89ある店舗には約3,000点ものあそび道具やベビー用品など幅広い商品が並ぶ(2017年現在)。ショップにはあそびのプロが常駐し、さまざまなあそびの提案も行う。ボーネルンド ■子どもの発想力、思考力をはぐくむ「あそび道具」ってどんなもの?ボーネルンドは、創業以来子どもの「あそび」に向き合ってきました。デンマークをはじめとするヨーロッパの子育てやあそびの文化に触れ、日本にもその文化を取り入れるべくあそび場づくりに着手したのが、そもそものはじまりです。あそびの環境を整えるなかで、保育園や幼稚園、児童館などから「遊具だけでなく、あそびの道具も、子どもにとっていいものをそろえたい」との声が聞かれるようになりました。そこで、遊具と同様に「多様なあそびができる優れた道具」をポイントに、デンマークをはじめとするあそび先進国のあそび道具の輸入をスタートしました。私たちが考える「多様なあそびができる優れた道具」とは、子どもたちの「やりたい!」を引き出せて、ひとつの道具でも工夫次第であそびが広げられるものです。あそびを通して考える力をはぐくみ、子どもならではの自由な発想力をさまたげない。これは私たちがあそび場づくりで大切にしていることと同じです。たとえば赤ちゃんのあそび道具であっても、ただあやすものではなくて、赤ちゃんが自分で興味をもって、自然と手を伸ばしたくなる工夫があるかどうか。そんなことをしっかり見極めながら、世界中からすぐれたあそび道具をセレクトしています。あそび場づくりの達人へのインタビューは ※こちらから。 ■「やりたがり」「知りたがり」をどれだけ伸ばせるかが、やわらかい思考力をはぐくむカギ子どもはみんな、「やりたがり」で「知りたがり」です。いろんなことに興味を持って、実際にやってみる。そうした経験を積み重ねて、成長していきます。どうしたらたくさんの経験をさせてあげられて、子どもに本来そなわる思考力や発想力を伸ばしてあげられるかは、周りの大人の関わり方や環境、道具によっても変わると考えています。じつは、私たちが提供しているあそび道具は、遊び方がわかりにくいと言われることも多くて(笑)。それは、あえてあそびが限定されないよう、広い振れ幅のあるものを選んでいるからなんです。たとえば、「カラーステップ」というあそび道具。ぱっと見だけでは、どうやって遊ぶの? と首をかしげちゃいますよね。これは、いちばん低い棒を1とすると、2番目に低い棒はその倍、3番目の棒は3倍、そしていちばん高い棒は5倍の比率になっているブロックです。カラフルな積み木のように見えるので、子どもを自然とあそびに引き込んでくれる優れたデザインです。手のひらで握った感触や重みで、「1」の棒は「5」の棒より「小さい」「短い」「軽い」と、五感の体験をとおして学んでいくことができます。 実際に積んでみると、5種類に色分けされていることで、「2」の棒は「1」の棒が2つ分と、視覚からもわかりやすく量を認識することができます。 この経験がゆくゆくは足し算や引き算の理解を助けてくれるのです。 また、付属の木製フレームを使って「大きさ順」「色ごと」に並べる遊びや、「右から2番目の列の、前から3つめの棒の色はなに?」と、位置感覚をやしなう遊び方もできます。 このような自由度が高いあそび道具を、たくさんではなくていいので成長に応じてバランスよく取りそろえてあげることも、子どものやわらかい思考力をはぐくむ一助になるのではないかなと、私たちは思っています。ちなみに、ショップにはあそびのプロのインストラクターがいて、いろんな遊び方のご提案もしています。迷われたら、お気軽に声をかけてみてくださいね。■「男の子」「女の子」と分ける必要なし! ルールもゴールもない自由なあそびを私たちが、ママ・パパにお伝えしたいのが、「あそびは自由」ということです。たとえば、男の子はブロックやミニカー、女の子はお人形…というイメージがなんとなくあると思います。でも、乳幼児期のあそびに性別は関係ありません。お人形遊びは、情緒の発達を助けたり、小さい子への接し方を自然に学べますし、ブロックは遊びながら空間認識力やモノを構成していく力をやしなえます。これらは、男女問わず伸ばしてあげたい力です。だから、あそび道具も性別は気にせず、子どもが自分から遊びたいと思えるもの、興味を持ちそうなものを選んであげてほしいな、と思います。最近ボーネルンドで男女問わず人気のアイテムが、正方形や三角形などさまざまな形のピースを自由にくっつけて遊ぶ新感覚のブロック「マグ・フォーマー」です。 マグ・フォーマーの面白さは、直感で作品がつくれるところ。子どもって、手を動かしながら頭のなかではもう次のアイディアが浮かんでいたりします。つくりながら、ここはやり直したいな、と思ったら、すぐにはずせて、またすぐにくっつけられる。頭のなかで描いていることに手元が追いつく、そのスピード感が好評なんです。ピースの色が片面ずつ違うので、配色を考えながら遊んでいる子も多いですよ。また、ご両親はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんも楽しんでくださっているとの話も聞きます。性別や世代も超えて遊べて、図形への理解も深められる。まさに「多様なあそびができる道具」なんです。こういったブロック遊びも含めて、この道具ではこれをつくる、こういうあそびをするもの、といったルールはありません。子どもが迷ったり困ったりしている姿を見ると、つい、こういうのをつくってみたら? と大人が見本を示すことがあるかもしれません。私も3人の子を育てるなかで、先回りしたくなるシーンがよくあります。でも、子どもにとっては自分で試行錯誤する課程がとても大切。とくに、あそびは自由なものですから、ルールやゴール、答えを設定せずに見守ってあげられるのが理想です。これがなかなか難しいのですが(笑)、私も「先回りしない!」と自分自身に言い聞かせながら、子どもとの日々を過ごしています。■将来、子どもたちに求められる「力」も、あそびのなかではぐくまれるいま、日本の子どもの教育環境が変わりつつあります。これまでは、先生の話を聞いて知識を得るスタイルの授業がほとんどでしたが、ディスカッションやプレゼンテーションなどを授業に取り入れる学校も増えてきました。自らが考え、インプットだけでなくアウトプットができる子を育てよう、という流れです。実際2020年の大学入試からは、マーク式だけでなく記述式のテストの導入も検討されています。つまり、これからの子どもたちには、行動力や発想力、応用力、問題解決力、そしてコミュニケーション力といった、ペーパーテストだけでははかれない力がより求められるようになってきます。これらの力は幼いころにあそびを通して身に着けていけるものです。あそび道具は、あくまでも子どもたちの豊かなあそび体験の一助となるツールのひとつ。それをどう使って、どう体験につなげていくかを広く伝えていくことで、子どもはもちろん、ママ・パパの子育てを少しでもお手伝いできれば、と思っています。<新居さんレコメンド!>語彙が増え、会話を楽しめるようになってくる4歳くらいからのお子さんにおすすめなのが、「テルミー・ザ・ピクチャー」です。これは、子どもたちが対面となって、ひとりが見本カードを見ながら、どこに、どんな人物や動物がいるかを言葉で伝え、もうひとりがそのヒントを聞きながらボードにマグネットを配置していく、いわゆる絵を使った伝言ゲームのようなものです。対話をしながらコミュニケーション力をはぐくむ新しいタイプのあそび道具として、私も注目しています。文:コミヤカホル
2017年03月14日先日、塾帰りの娘、夢見を駅で待っていたとき、見知らぬ外国人男性に「ハロー。私、ナニ人だと思う?」と声をかけられた。私はすぐさま、これは怪しい、と思い、聞こえていないふりをしていると、男は間髪入れずに「……チューリップ」と頼んでもいないヒントを、謎にささやくような声で出してくる。息を吐きながらそっと発せられた「……チューリップ」の語感につい、吹き出しながら「オランダ?」と返事を返してしまった。なんたる失態。気を良くした自称オランダ人の男は、「外国人と試したことある?」などと卑猥な語句を連発して、自らの”寝技”の技術力を力説。「外国人は上手ね!レッツトライ!」と猛烈に性を押し売ってくる。逃げるようにその場を離れて何とか夢見と合流、家までの道すがら、自称オランダ人にしつこくされて大変だった、という話を(ある程度はオブラートに包んだ上で)すると、ふむふむと真面目な顔で聞いていた夢見がおもむろに言った。「それなら、フランス人がうまいらしいよ」思わず母は卒倒した。好きなアニメの影響で、世界史や世界情勢に私よりはるかに精通している夢見。中世ヨーロッパの歴史や植民地時代のアメリカに詳しいことは知っていたけれど、まさか現代人の夜のテクニックにまつわる知識まで身につけていたとは……夢見、あなどれない。夢見は見事に偏愛の人間だ。嫌いなこと、気が乗らないことはテコでもやらないが、好きなこと、一度はまったことは、決して飽きることなく延々と追いかけ続ける。そのせいで、さきほどのように余計な知識を仕入れることもまれにあるものの、それでも日々、消えずにいつまでも燃やし続けられる情熱をもっているというのは、正直うらやましい。最近は、学校の国語の授業で物語を書いている夢見。内容はやっぱりタイムスリップ・歴史もので、日本の子どもがジャンヌダルクとなって百年戦争を戦うのだという。文字数の制限はないが、目安は原稿用紙5~6枚という課題で、夢見の物語はすでに20枚を超えている。学校だけでは書き終わらないというので、ここ数日は家に持ち帰ってきてもいる。お年玉で買った参考文献と原稿用紙を、昭和の文豪のようにテーブルいっぱいに広げて、日夜、黙々と作業している。完成稿に目を通す先生の労力を思うと少し申し訳ないけれど、文字数オーバーによってたとえ国語の成績が下がろうと、これはもう、満足するまで書くしかないし、それでいい、と私は思っている。何しろ夢見にはそれが超楽しいことなのだ。作る過程、調べる過程を楽しめる力というのは、生きていく上で巨大な原動力になり得るものだと思う。私たちは平均的に80年くらい生きるとされていて、その間、大なり小なり、何かしら生活に張りがないと生きていけない。退屈は何より業が深い。芸能人の不倫スクープに、テレビ越しにマジギレするくらいしかやることがない日常はつらい。やっぱり、ある程度は高めの意識で、自分で都度、目標やハードルを設定したり、それに向かってアクションを起こせたりした方がいい。目標をクリアできたときには達成感が得られるし、あわよくば他人から褒められたり、ご褒美がもらえる可能性もある。でも、そこばかり目指しすぎるのはちょっと危ない。何しろ、人様は忙しい。自分の努力に見合うだけのリアクションを返してくれない可能性がある。もし思うように他人や社会の評価を得られなかったとき、努力がただ苦しいだけのものであれば、また新たな努力をしようとは思えなくなってしまうかもしれない。だからこそ、過程が重要なのだ。設定した目標に向けて手を動かす、目標までのその過程すら自分にとってのご褒美にできれば、それ以上最強なことなんてない。指定された文字数に収めるとか、相手の読みやすさを考えるとか、そういうのは、もし夢見がプロになりたいとか、それで稼ぎたいと思うようになったときに取り組めばいい。簡単には仕上がらないものに、面倒くさいと思わずに取り組めること、良い評価を得ようとか、打算抜きで考えずに手を動かせることの方が、きっと今ははるかに重要だ。簡単には成し得ないものに手を伸ばす、過程を楽しめることこそ生きる力なのだ。……そう、あの自称オランダ人だって、自分の高尚なテクニックを誇らしげに語っていたその表情は紛れもなく生きる力に満ちていた。成功(そして性交)へ挑むその過程すらご褒美に感じていた可能性もあり、そう考えるとこれについては何か無性にしゃくではある。イラスト:片岡泉
2017年03月14日初めての子どもである長男の時は、もうそれはそれは毎日連写の嵐でした。同じような写真がフォルダーにいっぱい!!少しの変化も見逃さないように毎日写真をいっぱい撮っていました。そして第二子の長女。もちろん長女の写真もパシャパシャ撮りますが、兄との2ショットが増え、長男の時に比べると単体の写真が少しだけ少なくなりました。そして第三子の次男。上二人同様、もちろん次男の写真もいっぱい撮るのですが、なにせ上二人の世話もしつつなので、二人に比べると激減。次男だけ撮ろうとすると、必ず兄姉が割り込んでくるので。笑 ブレた写真が増えました。笑そして第四子の三男。正直、新生児のころや赤ちゃん期の写真など、兄達に比べると激減も激減。もちろん!!もちろん三男もいっぱい撮ったはずなんですが…フォルダーを見ても少ししか入っていません。涙毎日めまぐるしく過ぎて、気がついたらもう2歳やん!! という感じです。笑兄弟。下にいけばいくほど、写真が少なくなるというのはあるあるでしょうか?
2017年03月14日休日に息子と様々なおもちゃで遊べる施設に出かけた。その施設にはボードゲーム、カードゲーム、積み木崩しゲームなどが豊富にそろっていて、好きなゲームを選んで机に運んで自由に遊べるシステムになっている。2歳の時にも一度訪れたことがあり、その時にはまだ単純な仕組みの遊具でしか遊べなかったので、3歳になって遊べる遊具が増えたのではないかという狙いがあった。係のお姉さんに3歳でも遊べるようなものを尋ねると「カエルのおもちゃ」をすすめられた。お姉さんは息子に対して「カエルのおしりを指で押さえるとピョンと飛び上がるんだよ」と動く原理を説明してくれた。しばらく遊んでいると、隣の席にいた5歳ぐらい?の女の子が「これやりたい」と言って近づいてきた。カエルのおもちゃは沢山箱に入っていたので半分ぐらい分けてあげた。すると係のお姉さんはその女の子にも説明を始めた。「このゲームは容器のフタをゴールにしてカエルを飛ばして多く中に入れた方が勝ちになるゲームです」と競争するゲームとして説明していた。息子も見よう見まねでカエルを放り込み始めた。その後、棒倒し、すごろくゲーム、カードゲームと勝敗のかかったゲームを繰り返すうちに息子の競争心に火が付いた。「次はコレ!」「次はコレ!」と興奮した様子でおもちゃを運んでくる。興奮しすぎて「絶対に僕が負けるぞ〜!!」と謎の宣言をしながら棒倒しの棒を抜いたり、「とりゃー!」とすごろくのサイコロを遠投したりとハチャメチャな死闘が続いた。戦いに疲れ果てて抜け殻になった僕たちは、お姉さんに「ここには競争するゲームしかないのですか?」と助けを求めるように聞いてみた。すると全プレイヤーが力を合わせてゴールを目指す勝敗の無いゲームを紹介してくれた。そのゲームは果樹園で育てた果物をカラスに荒らされる前に全部収穫するというのが目的で、ルールはだいたいこんな内容でした。 1、円形の木のカード4枚の上に果物を4つずつ載せます。正方形の道カード5枚を並べて片方の端に果樹園の門、もう一方の端にカラスを置きます。2、各プレイヤーは順番にサイコロを振って出た果物を共通のカゴに入れていく。(赤の目が出たらリンゴ1個、黄色は洋なしというように)3、サイコロには1面カラスの目があってカラスを出してしまうと一歩ずつカラスが果樹園に近づいてくる。カラスが5回出ると果樹園に到達してしまうので、それまでにみんなで協力して果物を全部取り入れろというのがゲームの主旨だ。プレイヤーに共通の敵を設定して団結させるという発想が、悪趣味な処世術のようだなあと思いながらも、遊び始めると「赤の目が出た!リンゴ1個!」「黄色だ!洋なし1個!」「うわあカラス出た!やばい!」と、まんまと団結して盛り上がってしまった。息子はこのゲームが気に入ったようで何度も何度も繰り返した。サイコロ6面中5面が果物なので、普通にやっていればだいたい成功するようになっている。だんだん飽きてきた息子は、サイコロを転がらないように真下に落としてカラスを出すという暴挙に出始めた。確かにこのゲームは果物を全部収穫することよりも、カラスが段々近づいてきて恐々とするところに面白みがあるように思う。カラスとまさかのタッグを組んだ息子は果樹園を荒らし尽くし、悪魔のような笑みを浮かべた。その後、別行動で映画を観終えた妻と合流しビュッフェのお店に昼食を食べに行った。一通り食べ終えてデザートを取りに行くと残り少なくなったケーキの取り合いになった。最後のケーキを無事ゲットして、席に戻ると「ご苦労」と言わんばかりにそのデザートを独り占めするカラスが現れた。ゲーム中の不敵な笑みが蘇る。「一人でぜ〜んぶ食べちゃう」誰かこのカラスを早く退治しておくれ。心の中で叫んだ。つづく
2017年03月14日結婚や出産などでお祝いをもらったときの「お返し」として知られる「内祝い」。その本来の意味や、内祝いを贈るべきケース、時期、「のし」の書き方など基礎知識をまとめました。気になる金額の相場や、メッセージの添え方についても詳しくご紹介します。基本のマナーをしっかりおさえて、失礼のないよう「内祝い」を贈りましょう。「内祝い」って? 「お返し」とはちがうの? 「内祝い=お祝いのお返し」だと思っていませんか? じつは内祝い本来の意味は、「お返し」ではありません。本来は「自分(の家)の祝いごとを記念して、親しい人(身内)にお祝いの品を配ること、もしくはその品物」という意味です。ですから、たとえば結婚や出産などの場合、お祝いをもらっていなくても内祝いを贈ることがあります。最近では「内祝い=お祝いのお返し」の意味で使われることも多くなっています。ただし本来は「お返し」ではないので、義務的な感じが出ないよう、あくまで「よろこびを分かち合うために贈る」ものだという前提をおさえておきましょう。結婚、出産、入学……内祝いを贈るべきなのはどんなとき? 結婚や出産、入学や就職など、どの場合に内祝いを贈るべきなのでしょうか? ここでは「お返し」という意味で、内祝いを贈るべきケースについて解説します。■結婚披露宴にお招きして、そこでお渡しする「引き出物」がお返しとなります。そのため、基本的には披露宴にお招きすれば内祝いの品を贈る必要はありません。ただし高額のご祝儀をもらった場合や、お祝いをもらったものの披露宴にお招きできなかった場合には、「結婚内祝い」として改めて贈りましょう。■出産基本的には、お祝いをくれた人みんなに「出産内祝い」として贈ります。■入園、入学、七五三など親しい人や親族からの「子どもの成長についてのお祝い」には、基本的に品物でのお返しは不要です。ただし、そこまで親しくない方からお祝いをもらった場合などには内祝いの品を贈ると丁寧です。内祝いはいつ贈ればいいの? 内祝いは、お祝いをもらってから1ヶ月以内を目安に贈りましょう。結婚や出産、入学などのイベント前後はご本人もご家族も何かと忙しいものですが、内祝いがあまり遅くなると失礼です。事前に品物や予算などの目安をつけておくといいでしょう。ただし、出産内祝いの場合は産後2ヶ月くらいまででも大丈夫です。というのも、生まれてくるまでママや赤ちゃんの健康状態、体調などはわからないもの。母子ともに健康であったとしても、産後の生活はなかなか余裕がないものです。ママやご家族に無理のない範囲で準備しましょう。内祝いの相場が知りたい!内祝いはあまり安いものだと失礼ですが、高すぎるのもいけません。高すぎると相手に気をつかわせてしまうだけでなく、人によっては「失礼だ」ととられることもあるからです。特に年配の方は、高価すぎる内祝いに対してマイナスイメージをもつことが多いので、気をつけましょう。内祝いの一般的な相場は、もらったお祝いの1/3~半額程度です。ただし厳密に「半額」と考えると、高額なお祝いをもらった場合、内祝いとしては高すぎてしまうことも。たとえば結婚祝いとして伯父さんから10万円もらっても、さすがに5万円の内祝いは高価すぎます。そこは相手との関係や年齢差なども考慮して、臨機応変に判断してください。特に身内の場合は、高価な品物よりも後でご紹介するような心のこもったメッセージやお祝いにちなんだ写真などが添えられているほうが、よろこばれることも多いようです。迷ったらご両親やきょうだい、年上の先輩などに相談してみるといいでしょう。内祝いの「のし」はどれが正解? 正しい書き方は? 内祝いを贈るときは「のし」をつけるのが一般的です。お祝い別に「のし」の種類や書き方を見ていきましょう。■結婚水引は紅白または金銀で、「結び切り」を選びましょう。「結び切り」には「二度と繰り返さないように(=一生添い遂げる)」という意味があります。表書きは上に「寿」または「内祝」と書き、下に夫婦の新姓(結婚後の名字)のみ、または連名を書きます。連名の場合は、中央に夫のフルネームを書き、左に妻のファーストネームのみを書くのが一般的です。ちなみに職場で旧姓を名乗り続ける場合などは、新姓やファーストネームだけだと誰からの内祝いなのかわからないことも。そういう場合は、宅配伝票や添えるメッセージに旧姓を書いておくと親切です。■出産水引は紅白の「蝶結び」です。「蝶結び」の水引は「何度繰り返してもいいお祝いごと」に使うので、一般的な慶事全般で使えます。表書きは上に「内祝」と書き、下に赤ちゃんのファーストネームを書きます。読み仮名もふっておきましょう。■入園、入学、七五三など水引は紅白の「蝶結び」です。表書きは上に「内祝」と書き、下にお子さんの名前を書きます。一般的には、小学生くらいまではファーストネームのみを書き、中学生以上はフルネームを書くことが多いようです。また、どのケースでも内祝いでは「内のし」が基本です。包装紙の外側にかける「のし」を「外のし」、内側にかけるものを「内のし」といい、ひかえめに贈りものをするときは「内のし」が適しているとされています。地域によるちがいもあるようですが、内祝いは身内でのお祝いなので、ひかえめな「内のし」を選ぶのが一般的です。無いと失礼? 内祝いは添えるメッセージも重要!内祝いを贈るときは、品物だけでなく必ずメッセージも添えましょう。特に年配の方は挨拶状や手紙がついていないと「失礼だ」と感じることが多いので、気をつけてください。メッセージの形式としては、丁寧な順に手書きの手紙、手書きのカード、印刷した手紙やカードなどがあります。「堅苦しいお礼状は苦手」という方は、たとえば結婚内祝いなら新婚旅行先で買った絵葉書にメッセージを添える、出産内祝いなら赤ちゃんの写真を添える……などのひと工夫を。義務的な感じにならず、気持ちも伝わりやすいでしょう。また、メッセージは「お礼の気持ちを伝える」という意識が大切です。「お返し」という言葉は縁起の悪い「忌み言葉」となりますし、義務的な印象になるので避けてください。「幸せのおすそわけ」と考えて内祝いはもともと「お返し」ではなく、身内の幸せを「おすそわけ」するもの。今回ご紹介した最低限のマナーをおさえて、相手も笑顔になるような内祝いを贈ってくださいね。
2017年03月13日着心地と機能性を兼ね備えたライフウェアを提案しているユニクロが、この春、子どもと家族のための新サービス「はじめてのコーディネート体験 MY FIRST OUTFIT(マイ・ファースト・アウトフィット)」をスタート。これは、子ども自らが服を選べる場をつくることで、これからの子どもたちに欠かせない「自分で決める・アクションを起こす」力をはぐくもうという、ユニクロが考える「服育」の取り組みなんだそう。服選びが、子どもの成長にどうかかわるの? そんな疑問を解消すべく、プレス説明会に足を運んでみました。さがす・みつける・かんがえる・きめる。服選びにはこんなにもたくさんのアクションがある!「MY FIRST OUTFIT」は、子どもが親と離れて服を探し、コーディネートを考えて、試着した姿を親にお披露目する体験型サービスです。体験中は店舗スタッフが子どもを見守り困ったときにはサポートをし、終了後には体験中の子どもの様子を親に伝えてくれるそう。この過程で子どもが体験するアクションが、「さがす」「みつける」「かんがえる」「きめる」。幼い子にはむずかしそう…と思いきや、4~5歳の子でも自分のお気に入りをみつけて、うれしそうにママ・パパの前でお披露目するとのこと。プレス説明会では、玉川大学大学院教育学研究科教授の大豆生田啓友(おおまめうだ・ひろとも)教授のトークセッション、4児のママであるタレントの東原亜季さんによるトークショーが行われ、ママにとって興味深いお話をたくさんお聞きすることができました。その一部をご紹介します。「子どもは自立したがっている」~大豆生田教授~乳幼児教育を研究されている大豆生田教授によれば、「自分で考えて、自分で決めてアクションを起こせることが、これからの子どもにはとても大切」なのだそう。アクティブラーニングの導入推進など教育の変革期にあるいま、子どもが自分の意思でものごとを決める体験をたくさんさせてあげることが、子どもの自信や自己肯定感につながり、ひいては社会を生き抜く力になる、と大豆生田教授は語ってくださいました。また、最近の乳幼児研究では、子どもには早い段階から「自分で決める力」「自分で育つ力」がそなわっている、つまり「子どもは自立したがっている」ことがわかってきている、とも。子ども自らが成長しようとする力を伸ばしてあげるには、親がなんでも決めたり与えたりせず、ときには見守る姿勢にスイッチすることが必要だと教えていただきました。「子どもの意外な一面に触れて、感動!」~東原亜季さん~東原亜季さんのトークショーでは、実際に「MY FIRST OUTFIT」を体験した息子さんの様子と、東原さんの気持ちの変化を語ってくださいました。これまでは、お子さんの服は動きやすさや着心地を重視しながら、赤系のアイテムやハーフパンツを東原さんが選ぶことが多かったそう。しかし、いざ「MY FIRST OUTFIT」にチャレンジした息子さんは、ブルー系のジャケットやフルレングスのジーンズをチョイス。大人っぽく着こなした姿に「こんな一面があったんだ、と感動しました!」と東原さん。また、息子さんは、制服を着ない週末は「MY FIRST OUTFIT」で自ら選んだ服を着るようになったり、ひっくり返った服を元に戻してから洗濯機に入れるようになったり…と、いろんな変化が見られたのだとか。そんな我が子の様子に「店内で走り回ったら迷惑かな、と思い、これまで息子を洋服屋さんに連れていかなかったことを反省しています」と東原さんは振り返っていました。トークショーの後半では、「MY FIRST OUTFIT」体験をした一般の親子も登壇。5歳の男の子が選んだのは青いパーカーとドラえもんのTシャツ。男の子のママは「じつは、半年前にもドラえもんのTシャツを欲しがったのですが、そのときは別のキャラのほうがいいんじゃない? と誘導してしまって…。でも、今回またドラえもんを選んだってことは、ずっと欲しかったんだなって」と語り、あらためて我が子の意思に触れ、思うところがあったご様子でした。幼いように思えても、子どもには自分で選び、決定する力がある。大豆生田教授のお話にぴったり当てはまるエピソードを披露してくださったおふたりでした。3月25日~4月23日まで、全国105店舗で「MY FIRST OUTFIT」が体験できます!プレス説明会の最後には、4歳の女の子がリアルタイムで「MY FIRST OUTFIT」を体験。小さい子が大きなカゴを持って店内を歩き回り、服を選ぶ姿はとても愛らしく、そしてちょっぴりお姉さんぽくもみえました!単純に服を選ぶだけにとどまらず、その課程で考えて、決めて…と子どもにとっていろんな経験ができる「MY FIRST OUTFIT」。そして、親も子どもの新たな一面を発見したり、成長を目の当たりにしたりと、家族それぞれが小さな育ちを実感できること間違いなしです。そんなユニクロの新サービス「MY FIRST OUTFIT」が、第一弾として3月25日(土)~4月23日(日)の毎週土日、全国105店舗で実施されます。参加費は無料、服のサイズが110~150㎝のひとりでお着替えができる子なら誰でも参加できます。1回につき4名まで参加できるので、きょうだいやお友だちと一緒に体験しても楽しそうですね。体験は予約制です。まずはお近くの実施店舗をチェックしてみてはいかがでしょう。===ユニクロ「はじめてのコーディネート体験 MY FIRST OUTFIT」 <実施期間>2017年3月25日(土)~4月23日(日)の毎週土日<実施店舗>全国105店舗 一覧はこちら <参加費>無料・要予約(店頭・電話で予約)<参加条件>服のサイズが110~150㎝ひとりで着替えができる1回につき最大4名まで参加可能===
2017年03月13日こんにちは、イラストレーターの栗生です。この連載では、子どもとお出かけ情報 「いこーよ」 に寄せられた子どもの言い間違いをピックアップして、イラスト付きでご紹介しています。それでは参りましょう、今回は「思わずドキッとした言い間違い」をお送りいたします!子どもの言い間違い1ママ、その服におう(似合う)ね!(5歳女の子の言い間違い) いこーよ:2017年7月の「今日のひと言」より (お帰りなさい!と言おうとして)お帰りください!(5歳男の子の言い間違い) いこーよ:2016年8月の「今日のひと言」より 言われた方は動揺してしまいそうな言い間違い。一文字変わるだけで全く意味が変わってしまいますね…! 言われた方はついつい突っ込みたくなってしまう言い間違いです。子どもの言い間違い2じぃじが上手く言えず、「じじい!」(3歳女の子の言い間違い) いこーよ:2016年9月の「今日のひと言」より 私がおじいちゃんだったら「思春期も来てない孫にじじいって言われた…」と寝込んでしまうこの言い間違い。しかし、じいじとばあばは言い間違えそうな要素が満載です。子どもの言い間違い3(消防車を見て)ぼーぼーしゃあったよ!(2歳男の子の言い間違い) いこーよ:2016年9月の「今日のひと言」より 水どころか火炎噴射器から火を噴出しそうな雰囲気の車です。もしくは車自体が燃えていそう…。男の子が大好きな働く車が勢いをまして走っているのが目に浮かびます。次回「栗生ゑゐこの子どもの言い間違い」は最終回! お楽しみに!
2017年03月13日イラストレーターをしているやまもとりえです。息子と夫とネコと暮らしています。息子はよく「大人しいね」「お人好し」と言われますが、私は正直「どこが!?」と思っていました。二人きりで家の中にいることが多いので、好き放題やっている息子しか知らなかったのです。だけど一歩外に出ると…最後の一枚を、「あい、どーじょ」と、お人好しでした。カツアゲされてるみたいだけど。
2017年03月12日東村アキコ先生の名著『ママはテンパリスト』でも「ちびっこ男子はキムタク」とあるように、幼児期の男の子は自分がカッコよくて、「世界の女子はみんな自分のことが好き」と思っているような気がします。そして、その自信を裏付けるかのように、時に「君、イケメンですか!?」とツッコミたくなるような大胆な発言や行動をする息子。こんな風に思うのは私だけ? と思い、周りのママ友たちにリサーチしてみると、このような行動に同じように胸をズキュンとわしづかみされているママが多数!そこで、おそらく特定の年齢でしか見られない、そんな男の子たちのかわいいイケメンエピソードを紹介します。■暗闇で息子が発した一言にズキュン!運動神経抜群で怖いもの知らずの息子2歳。最近一気に話すようになって驚かせてくれるのですが、先日、夜寝る時に電気を消したあと、横になっている私の顔をのぞき込んで一言。「寝る前にチューしてあげるか~」暗闇の中で、息子の“したり顔”が思い浮かぶようでした(笑)。■ママのことが大好き負けん気が強いけれど、妹や小さい子に優しい3歳男児。この間私が「はぁ…」とため息をついたらすぐにかけ寄ってきて、「ママどうしたの? 大丈夫? 僕が守ってあげるよ」とハグしてくれた。ママのちょっとした変化に気づいてくれて、褒めてくれたり、気遣ってくれることが多くなってきました。■恋愛ドラマのワンシーン!?まだ言葉がほとんど出てこない2歳の息子。座ってテレビを見ていたら、後ろから急に抱きしめられ、もちろん無言で顔をぐいっと振り向かされ、キスされた…!これってキムタクしかやっちゃいけないヤツでは? とあたふたしました(笑)。■ママになっても言われたらうれしい言葉サッカーなど体を動かすことが大好きな4歳男児。私の髪がちょっと乱れていた時に、「ママちょっと待って」と言いながら髪を直してくれて一言。「これでママ、とってもかわいいよ」さらに、寒い日に温かい飲み物の入ったカップで手を温め、その手で私の顔を温めてくれた時もキューンときました。■結婚指輪をはめ直して…いつも笑顔でお調子者キャラの2歳男児。私の結婚指輪をはずし、はめ直して、「ママ、これで〇〇くんと結婚だね!」とニッコリ。これを何度も繰り返しやります(笑)。■疲れや苦労が一気に吹き飛ぶ“キュン”とする瞬間幼児期の男の子は、体力がどんどんついてきて、危ないことが好きで、力の加減もまだわからない時期。ママは日々追いかけまわすので必死だったり、痛い思いやヒヤヒヤする思いをすることも多いですよね。でも、こんな“キュン”としてしまう瞬間があると、あまりにかわいすぎて、疲れや苦労が一気に吹き飛んでしまうのではないでしょうか。そんな幼児期のあったかいエピソードは、息子からのママへのプレゼントなのかもしれません。ちなみに、今回小学生の男の子を持つママたちにも同様に聞いてみたのですが、「あぁ、そんな時期もあったような気がする…! けど忘れちゃったなぁ」なんて言葉がよく返ってきました。“キュン”とするようなエピソードがあったら、育児日記などにメモしておくといいかもしれませんね。いつか息子が大きくなった時に話して一緒に笑ったり、反抗期などこの先の子育てにつまずいた時にママが思い出すことで、大きな力になるかもしれません。(古口春菜)
2017年03月12日「保育園落ちた 日本死ね!!!」のブログが世間に知れ渡ってから1年。認可保育園の不承諾通知をもらい悲鳴を上げているママたちが多いこの時期が、またやってきてしまいました。3月7日に、SNSの「#保育園に入りたい」から派生した親たちが、イベントを開きました。約150人が衆議院委員会に集まり、わが子を抱きながらこの会に参加しているママ、中には子どもを抱えた男性の姿も見られました。ペーパー離婚に計画出産、保活のために繰り広げられる悲惨な現実待機児童数、保育士不足、さまざまな問題が解決していない中、イベント参加者の女性から「保育園に入れる=かわいそう、そう言われることが多かった…」という話が出ました。この女性は、10カ月で子どもを保育園に入れることができ、会社に復帰したが、同僚や地域の高齢者に「0才で保育園に入れるなんてかわいそう」と声をかけられたそう。年齢や育った環境によってもさまざまな意見があがるのがこのテーマです。1才まで一緒にいたい、でも0才で預けなければいけない理由があるそもそも、この保育園に入れない現状の中で、入園するためには定員が一番多い0歳児クラスに4月入園を希望する人がほとんど。その理由は簡単で、1歳から入ろうとしても、すでに1歳児クラスには0才児クラスから進級した子どもたちの定員でほとんど埋まってしまうからです。だからこそ、「子どもが1才になるまでは一緒にいて、その後保育園に入りたい」という願いはかなわないのが現実。イベントに登壇した元アエラ編集長で朝日新聞総合プロデュース室プロデューサーの浜田敬子さんも、過去の取材で保活のために、産む時期を決めて帝王切開した、という人も居たと言います。今やペーパー離婚なんて言葉は良く耳にするようになってしまった世の中。待機児童問題の解決には、まだまだ時間が掛かりそうです。0才で保育園に入れるなんてかわいそう、本当に?果たして保育園は本当に子どもを入園させるにはかわいそうな場所なのか…。この女性は「はじめは0才での入園に少し抵抗があったが、今では子どもは友達と遊べることが楽しいと感じているし、保育園に入れて良いことしかなかった」と話していました。イベントに登壇したNPOフローレンス代表の駒崎弘樹さんは、海外では幼児教育に力を入れると、30年後その子どもたちは、犯罪率が低い、所得が高い、学力が高まるという成果が出ていることを挙げ、保育園に入れることは未来の日本のためにもなると話しました。また、専業主婦率が2%※、女性が働くのが当たり前の国、スウェーデンを取材した日本総研調査部主任研究員の池本美香さんは、スウェーデンの保育園は、子どもを預けるために働きたい、と思えるほどの良環境だった、と日本の保育園のイメージとのギャップを語っていました。※専業主婦率2%…2011年、20~64歳女性のうち、家事が主務の人の割合。また、イベントに参加した大学生の女性は、自身の父親が育児に協力的ではなかったことから、母親が仕事を辞め「ずっと働きたかった」と言っていた言葉が今でも耳から離れないと話します。決して早いうちから保育園に入ることが正しいわけではありません。ただ、母親たちは何歳からでも子どもを保育園に入れられ、復職できる選択肢が欲しいのです。何をしたらいい? まずは声をあげることから始めよう待機児童問題は、子どもの有無に関係なく、すべての人に必ず形となって返ってきます。子どもが生まれなければ人口は減るし、女性が働かなければ国の税金は減る。老後を支えてくれる若者が居なければ、生きていくことさえ困難になる…。負のスパイラルはいつまでたっても続くのです。保育園に落ちたママたちが声をあげたからこそ、保育士の給与もやっとアップし、社会問題として議題に上がるようになってきました。しかし、この4月から保育園に通えない子を抱えるママたちの不安はまだ解消されていないのです。このイベントでは、子ども子育て予算にプラス1.4兆円を追加して、待機児童の解消を願う賛同者を募集しています。まずは一緒に声を上げることから始めてみませんか? みんな #保育園に入りたい! 子ども子育て予算にプラス1.4兆円追加して、待機児童を解消してください
2017年03月10日安倍政権になって、最初に始めた議論は、大学入試改革、道徳や英語の教科化、そして幼児教育の無償化でした。幼児教育の無償化は、幼児期の義務教育化が期待されていましたが、現在は財源の関係で、年収要件を付けた経済的支援という形になっています。教育というよりは子育て支援の一つと考えた方が正しいでしょう。最近になって、「教育の無償化」として、高校や大学まで、希望する人すべてが進学できるように、義務教育の後も無償化すべきという意見も聞かれるようになりました。ただ、幼児教育を無償化する財源の8000億円ですらなかったのですから、全ての教育を無償化するために必要な5兆円を国が配分するとは思えず、これはあまり期待しない方がよいと思います。そして、子どもに習わせたいお稽古ごとの上位に入る「英語」。これは、3年後に5、6年生で教科化されることになりました。教科になるというのは、成績もつくということです。そなると、「中学受験でも英語が必要?」と不安になりますよね。これは基本的に受け入れる側の中学の判断になりますから、これからは中学受験のための英語を勉強しなくてはならないこともあるかもしれません。ただ、大学受験のための英語がそうであるように、「受験のための英語」を学ぶことは、将来、実践としてはほとんど役に立ちませんから、本当に必要なことなのかどうか、学校側も、また親もしっかりと判断することが必要です。また、今5、6年生が「外国語活動」として行っているものを、3,4年生に前倒しします。つまり早期に始めることで、より「使える英語」にするということを目指しています。道徳の教科化については、いじめ問題への対応として始まったものでした。これも英語と同じタイミングで教科になり、やはり成績もつくようになります。とはいえ、なかなか数値での評価は難しいので、記述式での評価になる予定。今、道徳の授業といえば、年間35時間は教えることになっているものの、運動会などの練習に振り替えられたり、お話を読んで考えるという授業方法から、国語との違いがわからないなど、真剣に取り扱われていない実態があります。教科にすることによって、物事の善悪を考えたり、思いやりの心を育てたりなどいう本来の道徳の教育がきちんと行われるようになることが、期待されています。大学入試は、4年後に大学生になる今の中学2年生が受験をするときから、新しい制度になる予定です。数年間の試行期間を経て、本格的に変わるのは、そのあとになるので、今の段階では、まだまだどうなるのか不透明。でも方向性としては、1回きりの試験から、通年で機会がある、マークシートだけでなく記述問題も出るなど、少しずつ固まりつつあります。講義式の一方通行の授業から、自分たちで課題を見つけ考える「アクティブラーニング」、コンピューターに早くから慣れ親しむためのICT教育など、小学校では3年後、中学校では4年後の本格実施に向け、今、様々な準備が進められています。ちょうど、子供がこの時期に差し掛かるという世代が多いみなさんにとっては、不安もことさら大きいことでしょう。今の教育も、ましてや自分たちが受けてきた教育は、全く参考にならないのではとも思ってしまいますね。親として、こんなにたくさんある変化を、どう受け止めればよいのか。私は、まず親が、自分の子どもが生きていく将来の社会の姿を、一生懸命想像し、考えることだと思っています。科学の進歩は目覚ましく、今、小学生の子どもたちが将来就く仕事の6割は、今ない職業だとも言われています。今の小学生が社会人になるのは、あと10年ちょっとのことです。進歩や変化は早いので、なかなか想像するもの難しいと思いますが、とにかく頑張って、一生懸命考えるのです。そしてその将来の社会で、どんな能力が必要になるのか、それをさかのぼって考えていくことで、今、子供に必要な教育も見えてくるはずです。また一方で、社会がどう変わろうとも、「人」として必要なことは、どの時代も大きく変わるものではありません。例えば、人の気持ちを考えることができる、約束を守るなど人間としての基本は普遍的なものです。親としての責任は、子どもの将来に責任を持つことができるかということに尽きると私は思っています。今、親である自分自身が持っている最大の力を尽くして、一生懸命考え、想像し、責任を持って子供たちを、将来へ導いていきましょう。春は別れと出会いの季節。進級や進学を控える子どもにとっては、一年間の締めくくりです。それを見守る親としても、なかなか感慨深い日々が続きます。新しい環境のスタートである4月の新学期よりも、親にとっては、「3学期の終わり」にこそ、子どもの成長を実感するように思うのです。そして私自身も、今年、小学校を卒業する子どもに、成長への感慨深さと共に、何だか整理できない寂しさも感じています。ランドセル姿を見るのもあと10日。そんな進学や進級を控えた「別れと出会いの季節」に、これからの子どもたちの教育や、生きていく社会はどのようになるのかを、改めて考えてみるのもいい機会です。
2017年03月10日上智大学で、2017年3月17日(金)に「 カンボジアデー 」が開催されます。「カンボジアデー」では、実際にカンボジアで活動している上智大学生が、現地で行なっている活動を紹介するほか、学生団体ごとの個別ブース形式で、質問・交流コーナーも設けられ、海外での活動やボランティアに興味がある学生にとっては貴重な時間になりそう。また併せて夏休みに催行される「アンコールワット修復応援ボランティアツアー」の案内も実施。参加費は無料です。 上智大学は、1979年にカンボジア難民救済募金を開始して以来、1980年代にアンコール遺跡国際調査団の派遣、1996年にカンボジアの文化復興と平和構築を目指した「アジア人材養成研究センター」を建設する等、カンボジアとのかかわりが深く、「アンコール・ワット遺跡」の保存・修復を、国際協力(Sophia Mission)の哲学に掲げ、人材養成を行っています。 上智大学カンボジアデー ●日時2017年3月17日(金)開場9:00、開始9:30~12:00●場所上智大学2号館17階 国際会議場 (四谷キャンパス)●対象者・カンボジアに興味・関心のある、高校生及びご父兄・上智大学学生、教職員・一般のどなたでも●内容<第一部>・上智大学生達がカンボジアで行なっている活動を紹介。・夏休みに行われる、カンボジアでのアンコールワット遺跡修復応援ツアーの案内。 主催:(株) 地球の歩き方T&E<第二部>・カンボジアで活躍している学生団体ごとの個別ブース形式で、質問・交流コーナーを開催。
2017年03月10日道路交通法で6歳未満の乳児や幼児にはチャイルドシートの義務づけが定められています。特に小さい子どもは泣いて嫌がることもあるチャイルドシート。でも、万が一のためにも安全な装着が命を守ることになります。さて、今回は6歳以降のチャイルドシートやジュニアシートの使用についてもママたちに聞いてみました。Q.チャイルドシート(ジュニアシート)、何歳まで?1.~6歳 59.9%2.7歳~8歳 22.0%3.9歳~10歳 14.1%4.11歳~ 3.1%5.車に乗らない 0.8%義務づけである6歳までと答えた人が約60%と半数以上の結果になりました。義務ではなくとも、子どもの体の大きさによっては小学校低学年までは使用したという人も。子ども命を守るためのものですから、シートベルトが安全につけられるまでは使用する方がいいですね。■体格が小さめの子は長く使用年齢よりも身長や体格などで親が判断するのがベスト。義務づけは6歳までですが、座らせてシートベルトをつけた時に首にかかってしまうならばジュニアシートを使用した方が安全です。「うちの子は背が小さいため、車のシートベルトがきちっと使用できるまで使っていました。シートベルトが首にかかってしまう不安もあったので」(千葉県 40代女性)「10歳ですが小柄なほうなのので、ジュニアシートがナイトシートベルトが邪魔な位置にくるらしく、本人の希望でいまだに使用しています」(愛知県 40代女性)「小柄だったので高学年までジュニアシートを使っていました。年齢より身長での判断になりますね」(神奈川県 40代女性)■子どもの安全を守るのが親の役目チャイルドシートやジュニアシートは嫌がる子どもも多いため、泣いて騒いだときや、少しの距離のときには、着用せずに済ませてしまうという人も現実にはいます。でも、親やドライバーは車に乗せている子どもの命を守る責任があります。祖父母の車に乗せるときにも忘れずに。「子どもは8歳。小1からジュニアシートを使用しています。なぜ使用するのか説明し、納得しています」(東京都 40代女性)「先日、近所の国道でトラックとの事故で、2歳の子どもがチャイルドシート不使用で車外に放り出されて亡くなりました。一時のことと一生のこと、どっちが大切でしょうか」(埼玉県 40代女性)「子どもの命は誰が守るのですか。みんなで大切な命を守りましょう」(愛知県 40代女性)■チャイルドシートのおかげで助かった!実際に事故にあいチャイルドシートの大切さを実感したという人もいました。あとになってから「あのときああすれば……」では済まされないのが車の事故。ただつけるだけでなく、正しく装着できているかももう一度確認してみましょう。「年長児にもらい事故で車が一回転する事故にあいました。その時にチャイルドシートをガッチリ固定していたので、子どもは無傷ですみました! 私は首を骨折し全治6ヶ月入院コース。もし子どもがシートベルトだけで車に乗っていたら、この世にはいなかったかも」(千葉県 20代女性)Q.チャイルドシート(ジュニアシート)、何歳まで?アンケート回答数:6794件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年03月10日こんにちは、イラストレーターの栗生です。ぼちぼち春がやってきますね。わが家では夜、子どもが寝ながら徘徊を始める季節です。今回は「乳幼児の夜間の移動」についてご紹介したいと思います。子どもって、寝てる時も動くんですよね。それはもう、寝相の範ちゅうを超えてるんじゃないかというくらい…。小さい子をお持ちのみなさんは、夜、どのようなポジショニングで就寝していらっしゃるのでしょうか。わが家は6畳間にダブルの布団2組とベビー布団を並べて敷き、家族4人が横一列になる布陣で寝ています。そしてこちらが勢力図です。今、「なんで私はこんな火薬庫みたいな位置で寝てるんだろう…」と思ってしまいましたが、・子ども同士の衝突を避ける壁の役割・子どもが布団から飛び出したら掛ける・赤子が起き出したら乳をやり寝付かせる(乳離れ前)という機能を果たしていたんですね、多分。しかし、私も壁である以前に人間ですので、辛くなったら子どもたちの足元の安全地帯で寝ることにしています。一方、父は布団の端から動くことができない辺境の民。常に上の子の脅威にさらされています。私が初めて子どもの睡眠移動を目撃したのは、長女が8ヶ月ぐらいの赤ちゃんのころでした。寝室を何気なく覗いたところ、そこにはなんと寝ながらハイハイで徘徊するわが子がいるではないですか!あっけにとられて眺めているうちに、赤子は布団2組分のスペースをぐるりと一周して元の位置に戻ってきました。そういえば、私も幼少のころ朝起きたら180度回転していた、ということがしょっちゅうありましたっけ。しかし、1歳にも満たない赤子がこんなブーメランのような動きをするとは、想像してもいませんでした。そして下の子。赤子のころから添い乳で寝ていたためか、私の脇の下をめがけて突き刺さってきます。おそらく乳を探知しているのだと思います。乳離れ後は、寝ながらにして仰向けになっている私への登頂を試みるようになりました。回転と寝返りを武器に、機動力と破壊力を誇る上の子。魚雷のごとく脇をえぐってくる下の子。この二人の間で寝るとどうなるか?父親が上の子の来襲を受ける場合もありますが、基本的に何故か二人とも私の方に寄ってくる傾向があります。先日は圧を感じて目覚めたところ、二人が両側から私の顔と首に刺さっていました。これは痛かったなあ(遠い目)。冬の間は寝室が寒いためか、二人の動きはそこまで活発ではありませんでした。温かくなると激しくなってきます。上の子曰く「布団が暑い」んだそう。乳幼児は体温が大人より高め設定だからか、ひんやりした場所を求めてジプシーのように移動しているらしいのです。それが、幼子らが旅に出る理由なのね…。と得心したところで、やってくる本格的な春。今年は勢力図がどうなるのか、母として壁として、気になるところです。
2017年03月10日断乳初日。いつもどおりに家事や仕事に取り組み1日を過ごす。息子は相変わらず、何かあるごとにおっぱいを求める。離乳食は相変わらず上手に食べてくれない。これも断乳したらちょっとは変わるだろうか?今夜が最後のおっぱいだ。「かんちゃん、これでおしまいね。おっぱいに、バイバイしてね」。そう言って、おっぱいをあげた。「チュッチュッチュッ」わたしは息子を眺めながら、ちょうど1年前のことを振り返っていた。産まれて間もなく初めて胸に抱いた時の感触を思い出そうとしたけれど、難しかった。陣痛の痛みも思い出せなかった。あんなに苦しかったのに。すっかり忘れてしまうんだな。痛みも、喜びも、全部。あぁ、こうやっていつの間にかこの子も大きくなっていくんだな。最後のおっぱいをあげると、息子はベッドの上でうとうとと眠りについた。「おやすみ」かわいらしい寝顔。見ているだけで幸せな気持ちになれる。夫に息子を預け、わたしはひとり部屋から出る。産後、初めてひとりで眠るのだ。この365日、夜をひとりで過ごしていないなんて、嘘みたいだ。「あぁ、おっぱい終わっちゃったんだなー」。わたしは寂しさでいっぱいだった。あの愛おしい時間はもう戻ってこないのか。今だって十分可愛いけれど 、今日を境に息子は”赤ちゃん”とは呼べなくなってしまうんだなぁ。寝不足で眠たいはずなのに、頭の中が騒がしく眠れない。今思えば、辛いと思っていた授乳の時間も幸せだったなあと感じる。おっぱいが息子とわたしをしっかり繋いでくれていた。胸に抱いた時、安心できたのは息子だけじゃない。わたしだって、この子を抱いて安らいでいたのだ。その繋がりも、もう無くなるんだ。一緒にいることが当たり前でなくなるときが、そのうちやってくる。いつか大人になって、わたしの元を離れる時期も来るだろう。遠く感じている未来も、きっとすぐそこにある。わたしは枕に顔を埋めて、静かに泣いた。しばらくして、相変わらず眠れなかったわたしは寂しさに耐えかね、部屋に戻った。自分でも何をやっているんだろう。と思ったが、息子の様子が気になる。ちゃんと眠れているだろうか。夫と息子がスヤスヤ眠るベッドの中に潜り込み、いつものようにわたしも寝てみる。布団が温かい。あぁ、落ち着くなぁ……。しまった、わたしはすっと眠ってしまったのだ…!!深夜2時ごろ、いつものように息子の夜泣きで目が覚める。「びえ~!」と泣く息子に、いつもならおっぱいをあげるところだが、ここで負けてはいけない。寝ぼけながらも、手でおっぱいを探している息子。「びえ~!! びえ~!!」「かんちゃん、おっぱいはバイバイしたでしょ」ボロボロ涙を流しながら、おっぱいを求める息子を見ていたら、こちらまで悲しくなってきてしまった。その脇で、サポートするといっていたはずの夫は爆睡……。叩き起こそうかと思ったが、ひとまずできるところまではやってみようと夢の断乳成功の向けて攻防にでる。「びえ~!」「バイバイでしょ!」「びえ~! びえ~!!」「もう~、おっぱいはバイバイしたでしょ」あぁ、これは長期戦になりそうだ…。不安がよぎる。気持ちを切り替え、負けじと息子の背中をトントン優しく撫でていたら、泣き続けていた息子が30分後、ベッドの上をコロコロ転がりはじめ、しまいには力尽きたのか、しゃくりあげながらもスッと眠ってしまった。あれれ? こんなにも簡単に寝るもの? 思った以上に粘らずに諦めた息子に驚きを隠せない。断乳2日目、いったいどうなる?次回は「さようなら、おっぱい! 断乳に挑戦~ 後編~」をお送りします。
2017年03月09日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。小2・年中・3歳の三兄弟子育て中の母です。友人を励ますために使った言葉が自分に戻って励まされる友達に悩み事の相談に乗ってもらっている時に、以前自分が友達を励ましていた言葉で自分が励まされる、という事が時々あります。昔、友達を励ますためにかけた言葉を当の私は忘れてたけど友達は覚えてくれてて、同じ言葉で私を励ましてくれるっていう、いわゆるブーメラン方式ですね。ついこの間も、友達に言われたんです。「3・2・1の法則!!」あった!あった! そういればそんな事言ったことあった!!自分の中では当たり前に思ってることでも、実は他の人からしたら「目から鱗」ってこと、意外とあるんですね。「こんなこともう知ってるし!」って思われる方もいらっしゃるとは思いますし、特に変わったことでもないので大々的に書くのも気が引ける気もしますが、新米ママのお役に立てればいいなと思って書きますね。赤ちゃん期、出口の見えないときによく使った法則「3・2・1の法則」っていうのは、私が第一子の子育てをしていく中で見出だした法則で、何か困難にぶつかった時には、今でもこれを頭に置いて乗り越えようとしています。どういうことかと言いますと、特に赤ちゃんの時期のお世話って、先が見えないというか、出口が見えなかったりするんですよね。「この状況、いつまで続くの?」ってげんなりしてしまう時があるんです。あれは長男が生後8ヶ月ぐらいだったでしょうか。いつもにも増して後追いがひどい日があったんです。後ろをついてきては泣いてばかりで、ベッタリ離れず、一日なにもできませんでした。愛されてると思えれば楽なんでしょうけど、いかんせんこの私ですのでものすごく疲れました。が「まぁ、明日になれば治まるだろう」と思うことにして切り替えることにしましたが、なんと! 次の日も全く同じような感じで!!熱があるわけでもないし、どこが悪いわけでもないのに、日がな一日ぐずぐず泣いて片時も離れない長男。先が見えなくて漠然とイライラが増してしまいました。イライラしてどうしようもないときに見出した、「3・2・1の法則」そこで、「とりあえず3日、耐えよう」って目先の目標設定を定めることにしたんです。この3日っていうのが私的にはポイントで、「明日」じゃ急すぎるし、「2日」もまだ早いんですよね。「3日」っていうのが子ども界においては、大人の「一週間」ぐらいの尺度な気がしたんです。(※あくまで私の感覚です)大人でもなんだか不機嫌な時期があったとしても、一週間あれば少し前を向けれたり、前向きになれたりしませんか?子どもにとってはそれが「3日」。3日間は諦めて無駄な抵抗をやめ時の流れに身を任せることにして、とことん付き合いました。そしたら3日経ったあとには、グズグズ地獄の底からは脱することができていました。(後追いは長らく続きますが、「底」からは脱出できたということです。)この時に確立したのが、これです。もちろん3日でおさまらないときもあった。その時はの考え方が、3日でおさまらない時ももちろん出てくるわけです。長男が2歳ごろ、一時期、急にお風呂を嫌がりはじめて、絶対に入らないと近所中に響き渡る声で泣いた時がありました。これがまた物凄い泣き声で、体格も大きかったで大騒動。まずは3日経てば少しは変わるだろうと思いましたが3日たっても、一週間経っても、彼のお風呂ストライキは収まる気配を見せませんでした。毎日全力で暴れまくり、泣きまくり(白目)年齢があがるにつれて知恵も付いてきますからね。一筋縄ではいかなくなるわけです。そこで、目標を「2週間」に定めました。3日でダメだったものは、7日でもダメだな、と。そして設定通り2週間経った頃には、こちらもコツや改善策を見つけることができてきて、もめずにお風呂に入ってくれるようになりました。3日でも、1週間でも変わらなかった事態が、2週間あれば改善してたわけです。時が過ぎるのを待つのは、忍耐力がいる要するに「時が過ぎるのを待つ」というだけのことなのですが、この「待つ」っていうのがなかなか忍耐力がいる技なのです。いろんな技術をあれこれ試してみる価値も十分にありますが、私の経験上、「時が過ぎるのを待てる」というスキルも十分に大事なように思います。ひたすら待つのって難しいんですよね。なにかしら光を求めたくなるんです。なので私は、何か困難にぶつかったら、出口の見えないトンネルに明かりを灯して乗り切るようにしています。自分の中で何日経てばと区切りをつけたあと3日経てば…あと2週間…1ヶ月もすれば…漠然と待つより、目先の目標を定めてそこまでは耐えるように頑張るようにしています。子どもの「時間」って大人の時間よりも断然早いです。日に日に変わっていきます。3日前には歩けなかった子が、3日後にはヨチヨチ歩きだしたりするわけですから。これは赤ちゃん時代だけでなく、小学生になっても同じことで、1ヶ月の成長具合は大人と比べたら全然違います。(これは昨年の夏休みで実感しました)1ヶ月もあればぐ~~~ん!と成長していますし、成長していないように見えても、大きくジャンプする前の助走だと思うようにしています。成長するのを信じて、3日、2週間、1ヶ月、待ってみるということも時には必要かな、と思うのでした。久々に初心にかえって、「3・2・1の法則」を思い出させてくれた友達に感謝です。
2017年03月09日【入門編】今大注目のおすすめ子供服ブランド15選今の子ども服は種類もテイストもたくさんあって、とってもおしゃれなお子さんも多いですよね。「みんな、どこのブランドのアイテムを買ってるの?」そう思うパパママのためにKids Select編集部がとっておきの子ども服ブランドをご紹介します。プチプラでもかわいい男の子・女の子のためのおすすめブランドがたくさん。チェックしてみてくださいね。■branshes(ブランシェス) オリジナルファブリックにこだわり、テクスチャーやマテリアルにもトレンドを取り入れたキッズファッションブランド。デザインがおしゃれなところもポイントです。 定番アイテムもワンランク上のおしゃれを楽しむことができます。 公式サイトはコチラから>>> ■MARKEY’S(マーキーズ) MARKEY'S(マーキーズ)は全国に32店舗ほどのショップを展開していて、プレゼントを探すのにもおススメ。キッズがメインですがマタニティやベビーなどもあり、8ブランドが展開されています。中でもCALMIAのベビー服はかわいくておすすめです。親子コーデできる商品も多数あるので、ママもパパも楽しめます。一味も二味も違うラグジュアリーカジュアルをぜひチェックしてみてください。 公式サイトはコチラから>>> ■ampersand(アンパサンド) ampersand(アンパサンド)のアンドは(and)を意味する記号“&”のことです。主役にはならなくても何かと何かをつなぐためになくてはならない 存在でありたいという願いがこめられています。シューズにサンダル、バッグ、リュック、それに帽子等のファッション雑貨だけでなく、レイングッズやスイムウェア、甚平や浴衣にいたるまで、季節を先取りしたアイテムが、バリエーション豊かに揃っています。着こなしのポイントにampersandのアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか? 公式サイトはコチラから>>> ■BREEZE(ブリーズ) アメカジと言えばBREEZE(ブリーズ)! わくわくするような楽しさと掘り出し物を見つけた時の感動。ブリーズはアメリカのマーケットでの高揚感をアイテム選びに投影したいと作られたブランドです。トレンドを程よくミックスさせた、 子供たちのためのデイリーアメリカンカジュアルスタイルは、洗いや染めなどの加工によって、大人顔負けのユーズド感が表現されています。 公式サイトはコチラから>>> ■F.O. KIDS(エフオーキッズ) 安心して「毎日のおしゃれを楽しめる」をコンセプトのブランドです。アメリカンカジュアルをベースに、ユーズド感を加えており、ファッション性と機能性を兼ね備えたアイテムを取り扱っています。帽子・鞄などのデザイン性の高い小物雑貨も充実。トータルコーディネートを提案してくれます。幅広いサイズでの展開となり、 兄弟・親子で楽しめるおすすめの子ども服ブランドです。 公式サイトはコチラから>>> ■mezzo piano(メゾピアノ) mezzo piano(メゾピアノ)は、ナルミヤ・インターナショナル社が提供する女の子向けのブランド。女の子が可愛くなれる、ロマンティック&ラブリーなテイストです。カジュアルウェアからフォーマルドレスまで幅広く展開しているため、幅広いシーンで活躍してガーリーに目立つことができます!ぜひ一度、チェックしてみてくださいね。 公式サイトはコチラから>>> ■petit main(プティマイン) シンプルなものからおしゃれなものまでラインナップが豊富なので、兄弟コーデや親子コーデなども可能。 おしゃれな子ども服を探している! そんな方はぜひこちらのブランドをチェックしてみてください! 公式サイトはコチラから>>> ■ALGY(アルジー) ALGYとは、「型にはまらない・自由な」という意味の ”ALTERNATIVE”と「女のコっぽい可愛さ、甘さ」という意味の "GIRLY"を組み合わせた造語です。シーズンごとに様々なトレンド、テイストを取り入れ、型にはまらないスタイルを提案してくれるブランドです。オトナ顔負けのおしゃれでかわいいアイテムを取り扱っている、 おすすめの子ども服ブランドです! 公式サイトはコチラから>>> ■global work(グローバルワーク) 一度はこのブランド名を見たことはあるのではないでしょうか。大人向けのおしゃれブランドとしても有名なGLOBAL WORK(グローバルワーク)には、キッズラインがあります。 WEARユーザーのキッズのコーデにもよく登場してくるおしゃれキッズ御用達のブランド。価格もプチプラで親子コーデにもピッタリ! パパママの服とおそろいにしてみてはいかがでしょう。GLOBAL WORKのサイトで、最新アイテムやコーデをチェック! 公式サイトはコチラから>>> ■Seraph(セラフ) スタイリッシュでスマートな子供服を着させたいママと子供のために。柔らかく暖かみのある素材で仕上げたブランドで、ボーダー、チェック、 ストライプといったシンプルなテキスタイルにトレンド要素をプラス。オトナ顔負けのカジュアルで上品なコーディネートを目指したい方におすすめです。 公式サイトはコチラから>>> ■RADCHAP(ラッドチャップ) 大人が着ているファッションをそのまま子どもに! スポーツ、サーフ、アウトドア、ミリタリー、ワーク、等の要素をMIXした ウェアー作りとそのライフスタイルを提案してくれるスタイルです。 公式サイトはコチラから>>> ■moujonjon(ムージョンジョン) いつでも楽しく遊ぶために子供達が楽しく着る服、元気な色、シンプルな型、着回しやすいアイテムが目白押し!プチプラ商品が多いので、かわいく手軽に揃えられる鉄板アイテムはぜひmoujonjonで。 公式サイトはコチラから>>> ■petit jam(プチジャム) 北欧~東欧のヴィンテージや雑貨からイメージしたアイテムが多く、 個性的な子供服が目白押し! トレンドに合わせたシーズナリーを加味したアイテムにおいても、petit jam(プチジャム)の世界観が踏襲されています。おしゃれキッズは必ずチェック! 公式サイトはコチラから>>> ■ikka(イッカ) 大人ブランドとしても知名度のあるikka(イッカ)の子ども服ラインはかなりおすすめ。ikka(イッカ)は「スマートに着る。スマートに生きる」をコンセプトに40代をメインターゲットにしたブランド。その子ども服ラインならではなアイテムは、子供っぽさよりも大人かっこよさを表現しています。そして意外にもプチプラ!落ち着いたファッションが好きなパパママとのお揃いコーデで、お出かけも一層楽しくなりそうですね!ikka(イッカ)のサイトはこちらからです♪ 公式サイトはコチラから>>> ■Daddy Oh Daddy(ダディオダディ) おすすめポイントはデニムアイテムがメインとなるこちらのブランド。ヴィンテージ感あふれるアメカジスタイルで、オトナ顔負けのアイテムや子ども服が大人気! サイズ展開も多く、幅広い年齢に対応したブランドです。 公式サイトはコチラから>>> いかがでしたか?デイリーユースなワードローブから、出産祝いや誕生日プレゼントのギフトまで。今おすすめの子供服ブランドを他にもたくさんKids Selectで紹介しておりますので、ぜひご覧ください。 Kids Selectはコチラから>>>
2017年03月09日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。卒業、進級のシーズンですね。そのせいなのか3月はなんとなく寂しい気持ちになります。モン太ももうすぐ年中さんが終わり、来月からは年長さん! あっという間に年長さんになったなという感覚です。ちゃんと小さい子たちに優しくできるかな? ドキドキしているかーちゃんです。今日はそんなおセンチな気持ちも吹っ飛ぶおはなし! 男の子の行動は本当に謎が多いんですが、今回も「なんで…なんで…なんで~?」とかーちゃんの頭をぐるぐる駆けめぐる騒動です。そう! 男の子ってなんで脱ぎたがるんでしょうか? 脱ぎたがるっていうか、出したがるという言葉の方がしっくりきます。誰か教えてください(笑)モン太はトイレに行きたくなると、ズボンとパンツを下ろして「トイレ行ってくる!」と宣言して行きます。いや、もう、宣言しなくていいから! ズボンもトイレで脱いでくれ~!モン太がしょっちゅうズボンを下ろしてふざけているので、2歳のキーちゃんまでも最近ズボンを下ろすことを覚えてしまいました。。。。お尻を向けてぷりぷり~とダンスを見せてくれるので、かわいらしいんですけどね。丸出しデビューがモン太より早いので、この先キーちゃんの方がすごくなっていきそうでかーちゃんは動揺を隠しきれません。しかし、ふと思ったのです。この「脱ぎたがり」「出したがり」男子はかーちゃんの時代にも存在していました。思い返せば小学1年生の頃、プールの着替えの時にすっ裸でこおどりしているのを冷ややかな目で女子が見つめていたような。あのあとすぐに私は転校してしまったのですが、あの彼は今頃立派な大人になっているのかもしれない…昔話はさておき、近所の男の子達と外で遊んでいる時も「脱ぎたがり」は急にズボンを脱ぎます。そしてなぜかゲラゲラ笑う! モン太が脱がなくても誰かしら脱ぐ! そして笑う!(繰り返される)女の子の世界にはない笑いですね、ほんと男子っぽい光景です。本人たちが楽しければいいけどね、でもね…でもね…外で出すのだけはやめて~! 虫に刺されるよ! そんな問題じゃないかもしれないけど! と低い雄叫びのような怒りの声が出てしまうかーちゃんです。
2017年03月09日「嘘つきは泥棒のはじまり」という言葉があるように、嘘をつくのはいけないこと。子どもに嘘をつかれたことが分かったら、ママとしてはショックですよね。でも、子どもの「嘘」にはいろいろな種類があり、叱るべきものとそうでないものが。子どもの嘘に気づいたら、どのように対処すればよいのでしょうか。■小さい子どもの嘘は、勘違いや想像であるケースもまだ小さいうちは、大人が「嘘」だと思っても、本人には悪気のないことがほとんど。たとえば、時系列をしっかり把握できずに、だいぶ前のことを「昨日おばあちゃんと遊んだ」と言ったり、空想と現実の区別がつかず、「ハワイに行った」などと話したりするケースがあります。このような場合は、叱らずに見守っていてOK。子どもが成長するとともに、実際の出来事や想像世界をきちんと把握できるようになるはずです。ただし、他人を傷つけるような内容の場合は、「そんなことを言ったら相手は悲しいよ」などとたしなめるようにしましょう。■その場しのぎの嘘には「ママと一緒にやろう」がおすすめ子どもが少し大きくなってくると、実際はやっていないのに「手を洗った」「宿題は終わった」などと、すぐにバレるような嘘をつくことがあります。これは「手を洗う」「宿題をする」という面倒なことから早く離れて、自分の興味があることをしたいから。「本当はやっていないでしょう」と叱ったところで、あまり効果がありません。子どものうちは、どうしても自分の興味が優先になってしまうもの。嘘をつかせないためには、親子で手を洗う、宿題を見てあげる、などママも一緒に行動するのがおすすめです。■保身のための嘘は、子どもの気持ちを知るきっかけにも小学生くらいになると保身のための嘘をつくケースも。自分の失敗を「友達がやった」「自分は何もしていない」などと他人のせいにしてしまうこともあります。子どもがこのような嘘をつくと、ママとしては「なんで嘘をつくの」と強く叱りたくなりますよね。でも、子どもは「本当のことを言うとママに叱られるかも」と分かっているから嘘をつくのです。頭ごなしに叱りつけるのではなく、まずは嘘をついた子どもの気持ちを聞き出してあげてください。そのうえで、「嘘をついてはいけない」ということを、冷静に言い聞かせましょう。親子で話す中で信頼関係が生まれ、子どもも「嘘をつくよりも正直に本当のことを話した方がいい」と学んでいくのではないでしょうか。子どもに「嘘はいけない」と教えるためには、ママやパパも嘘をつかないことが大切です。たとえば、グズる子どもをなだめようと「お菓子を買ってあげる」と言ったまま忘れていたり、「遊園地に連れて行ってあげる」と言っていたのに仕事の都合でキャンセルになったり……ということはありませんか?大人から見れば仕方のないことでも、子どもは「嘘をつかれた」と傷ついてしまいます。子どもとの約束を守れなくなったときは、きちんと理由を伝え、できるだけ代案を提示してあげられるとよいですね。
2017年03月08日春の新生活に向けて、贈る機会が増えてくる「入学祝い」。そこで、贈る時期や「のし」の書き方など基本的なマナーをおさらいしましょう。小学生、中学生、高校生などお子さんの年齢による、お祝いの相場も気になりますよね。年齢だけでなく、甥や姪、お孫さん、家族ぐるみのお付き合いをしているお宅のお子さんなど、贈る相手との関係によっても変わってくるのでご注意を。今回はそんな「入学祝い」について、詳しくご紹介します。そもそも入学祝いに、贈るものや時期に決まりはある?入学祝いとは、お子さんが小学校、中学校、高校、大学(短大)、専門学校などへ進学することを祝って現金や品物を贈ることです。「どのくらいの親しさなら贈るべき?」と気になるかもしれませんが、一般的には「身内でお祝いするもの」なので、親族や特に親しい友人・知人でなければ贈らなくても大丈夫です。内容について、特に決まりはありません。品物を贈ることが多い出産祝いなどにくらべると現金を包むことも多い傾向ですが、品物でもOKです。品物の場合は、ランドセルや学習机、学習用品など、進学に関係するものを贈るのが一般的です。贈るタイミングは「進学が決まったらなるべく早めに」がキホン。入学の1ヶ月前くらいがベストですが、遅くとも2~3週間前には贈るようにしましょう。特に入学時に必要な品物(ランドセルや学習机など)を贈る場合はギリギリになると相手も困るので、気をつけてください。入学祝いの相場が知りたい!入学祝いの相場はどのくらいなのでしょうか? あまり少ないと失礼だし、多すぎると相手の負担になってしまうかも……?と、気になりますよね。入学祝いの相場は、お子さんの年齢やお子さんとの関係でちがってきます。■祖父母の場合まずは「祖父母からお孫さんに贈る場合」の金額について、ギフト総合研究所がおこなったアンケート結果をもとに見てみましょう。小学校、中学校、高校、それ以上(大学、短大、専門学校など)の段階別に、多かった回答をご紹介します。●小学校:2万円以上(56.3%)、1万円~2万円(25.2%)●中学校:2万円以上(55.6%)、1万円~2万円(29.4%)●高校:2万円以上(63.6%)●それ以上(大学、専門など):2万円以上(70.2%)参照: 金額はいくらが妥当? 入園祝い・入学祝いの相場をチェック!|ギフトコンシェルジュ このように、祖父母からお孫さんへのお祝いは総じて「2万円以上」が多くなっています。ただし、義務教育の小学校~中学校までは1万円~2万円ということも多いようです。高校以上になると、学費や場合によっては仕送りなど、何かとお金がかかることもあるためか「2万円以上」がぐっと増えてきます。■親戚・友人・知人の場合親戚(甥や姪など)、友人、知人の場合はどうでしょうか?金額の相場は、祖父母から孫への場合とくらべると全体に低くなっています。ギフト総合研究所がおこなったアンケート結果から、多かった回答を見てみましょう。【親戚】●小学校:1万円前後(5千円~2万円がほとんど)●中学校:1万円~2万円(5千円~1万円、2万円以上も同じくらい多い)●高校以上:1万円~2万円(2万円以上も多め)【友人・知人】●小学校:5千円~1万円(3千円~5千円も多め)●中学校以上:5千円~1万円(1万円以上も多め)参照: 金額はいくらが妥当? 入園祝い・入学祝いの相場をチェック!|ギフトコンシェルジュ このように多少のばらつきはあるものの、全体として親戚の場合は「1万円~2万円」、友人・知人の場合は「5千円~1万円」が相場だといえます。また、お子さんの年齢が上がると相場もやや上がります。たとえばきょうだいそろって進学する場合は「義務教育まで」と「それ以上」で5千円~1万円程度の差をつけるといいでしょう。入学祝いの「のし」「祝儀袋」はどれが正解? 表の書き方は?入学祝いに現金や品物を贈る場合、現金なら「祝儀袋」に入れ、品物なら「のし」をかけましょう。どちらの場合も、水引は紅白の「蝶結び」を選んでください。蝶結びの水引は「何度繰り返してもいいお祝いごと」の意味があります。いっぽう、同じ紅白でも結婚祝いなどで使う「結び切り」の水引には「二度と繰り返さないでほしい」という意味があるので、間違えないでくださいね。「のし」の表は上部に「祝御入学」「入学御祝」「御入学御祝」などと書き、水引の下に贈る人の名前を書きます。祝儀袋も表の書き方は「のし」と同じです。包む金額によって、袋の「格」に気をつけましょう。1万円未満ならあまり豪華な祝儀袋はアンバランスです。市販の祝儀袋の多くは金額の目安が書いてあるので参考にしてください。5千円程度なら、水引が印刷された簡易なタイプでOKです。ランドセルや学習用品…現金以外を贈るならココに注意!入学祝いとして現金以外の品物を贈るのも素敵です。よろこんでもらうためには、選び方に注意しましょう。たとえばこんなケースは避けたいものです。●両家の祖父母からランドセルが届いた(2つもいらない!)●入学祝いに高級万年筆をもらったが、中学生では使い道がない●祖父母が学習机を贈ってくれたが、子ども部屋にサイズが合わなかったとくにお孫さんへランドセルや学習用品などを贈る場合、同じものを贈るつもりの方がいないか事前に確認してください。最近はランドセルの色やデザイン、機能などもさまざまなので、お子さん自身や保護者の希望もきいておくといいでしょう。入学祝いといえば昔は万年筆も定番でしたが、お子さんの年齢によってはただの記念品になってしまいますし、学校から卒業祝いで贈られることもあるのでご注意を。最近は記念品よりも、実用的な学習用品などのほうがよろこばれる傾向があります。ただし実用的といっても、学習のさまたげになるようなゲームやおもちゃの類は、入学祝いとしては不適切です。お子さんが欲しがっていたとしても、お誕生日などの機会にしたほうがいいでしょう。迷ったら図書券や商品券もいいですし、大学や専門学校への進学なら入学式などで着るための「スーツ仕立券」もおすすめです。基本のマナーをおさえて、うれしい入学を一緒にお祝いしよう進学や入学というのは、お子さん本人はもちろん、ご家族にとっても大変よろこばしいイベントです。今回ご紹介した基本のマナーをおさえて、お祝いの気持ちをうまく伝えてくださいね。
2017年03月08日「保育参加」を体験してみた。「保育参加」とは保護者が1日限定で保育園での生活・保育士の役割を見学・体験できるシステム。春には引越先の保育園に転園予定なので、卒園までに体験しておきたいと思い、仕事をやり繰りして行ってみました。朝9時に息子とともに登園、朝のあいさつから始まりその後の過ごし方は子どもに決めさせる。最近インドア派の息子も父が来ているせいか高揚して「一緒に散歩行こう!」と誘ってきた。保護者が来ることにある程度慣れている子ども達は、矢継ぎ早に声を掛けてきて盛り上がっている。息子のクラスは発熱で外に出られない子を除く14人で公園に出かけることになった。2人1組で手をつないで公園まで(子どものペースで)20分ほど歩くコース。車が通る道は息子と2人で歩いていても危なっかしいのに、14人の子どもを保育士の先生3人(僕を除く)で引率する。出発前からとても緊張感があり、先生は口調こそ優しいが真剣に子ども達に注意事項を伝える。それでも子ども達は僕という異分子が気になってしまいチラ見しては笑っている。普段なら思いっきりリアクションしてあげたいところだけど「しっかり先生のお話聞こうね」と保育参加の身であることを肝に銘じた。出発の際、まずは誰が誰と手をつなぐかでひともめ。僕は息子とAくんと3人ペアになった。先生「出発!」子ども達「進行〜!」で園門から歩き出す。口々に「ベロベロバッ!ベ〜ロベロバッ!」と呪文を唱えながら街をねり歩く小さな部族。先頭に立つ先生は進行方向に注意を向けさせるために常に子ども達に話しかける。先生「今日は公園にカメさんいるかな〜?」Aくん「いないでしょっ!(怒)前もいなかったでしょっ!」Bくん「いないよね〜」先生「そっか〜。じゃあ畑のおじさんいるかな〜?」Aくん「いないよっ!ほら見て!ねっ!」先生「う〜ん」子どもに会話を広げようなんて気遣いがあるはずもなく、先生は必死で話題を振っていた。子ども達は思い思いに散歩を楽しんでおり、「お前は砂漠の放浪者か」と言いたくなるようなだらしない歩き方で急にゆっくり両膝をついて止まり列を乱す子。出発からずーっと律儀に「ベロベロバア」を連呼するストイックな子。ポスターを見つけては引っ掻く子。車(ジープ)のうんちくがあふれ出す子。バスの行き先に詳しい子。地蔵に話しかける子。猫を追いかける子…など目まぐるしい世界がそこにはあった。先生はその一つ一つを見逃さず注意し統制を保っている。このようにバラバラな子ども達が車・自転車が通る度にピタッと歩みを止め「右見て〜左見て〜」と安全確認を繰り返す姿に先生方の努力を垣間見た。たどり着いた公園で僕はただただ立ち尽くしているだけで、両手に抱えきれないほどの松ぼっくり、どんぐり、BB弾を手に入れることができた。14人の子ども達が人海戦術で公園に落ちているそれらを拾い集めてくるのだった。そしてそのままの状態で今度は鬼ごっこ。頂いた品を放棄することは許されず、大荷物のまま走り回った。その後、子ども達の中で流行っている遊びなのかどうかは謎のままだが、公園にあるはずの無い「人参」を探す旅に出ました。「畑じゃないから人参はないよ〜」というセリフを気に入ってもらえたようで、子ども達はみんな笑い転げていた。 保育園に戻る時間になって、帰りは誰と手をつなぐか問題でまたひともめ。先生「行く時と同じ人と手をつなぎましょう」で泣く子が続出。その時Cちゃんが「先生オシッコ〜」先生「保育園まで我慢できそう?」Cちゃん「うん」緊急事態にみんな泣き止んで早足で帰路につく。途中やはり皆の個性が噴出するも「Cちゃんがトイレ行きたいから!」の呼びかけでみんな我に返り、Cちゃんは無事トイレに間に合った。12時、子ども達にとっても僕にとっても楽しみな給食の時間。僕は保育園の給食に特別な関心があった。保育園に毎日提出する日誌がある、それによると息子はほぼ毎日給食をおかわりしている。家では完食することの方が少ない息子、その息子がおかわりするという保育園給食の謎を解き明かしたかった。その日の給食は中華そば・油揚げと小松菜の煮浸し・プチトマト・リンゴ。その中でも野菜がメインの小松菜の煮浸しに注目、家では確実に残すであろうメニューだ。子ども達は支度のできた順に一列に配膳の前に並び自分で席を見つけて「いただきます」。息子の支度が遅かったため同じ席には座れなかったものの、離れたところから給食の食べ方を見守った。メインの中華そばを食べ始めるのを見て僕も同じ中華そばに手をつけた。「おいしい。けど薄い。冷たい。」これが率直な感想。子ども達がどんどん給食を平らげて3回も4回もおかわりする姿に驚いた。ふと息子を見ると副菜皿まで全部ピッカピカに。保育園では子どもの味に大人が合わせていて、家では大人の味に子どもが合わせているということに今更ながら気付くことができた。食事中も容赦なく先生に向けて子ども達からのリクエストが飛び交う。「先生、鼻出た」「先生、こぼれた」「先生、グイってやられた(押された)」「先生、集めて(皿の隅に残った麺をスプーンで集めて欲しい)」リクエストが聞こえた後の先生の動きは素早い。自分が食べる手をすぐに止め立ち上がり、「鼻出た」と助けを呼ぶ2歳児にはティッシュの位置を目で確認することも無くサッサッスッ(イラスト参照)とあっという間に対処する。30人ほどいる子ども達をどこから見ているのか、食べこぼしもすぐに処理するし、お話に夢中の子ども達のケアも忘れない。保育のプロに感心しきりの一日でした。その後はお昼寝の時間。保護者が見ていると興奮して寝られなくなる子がいるからという配慮から、次は子ども達が目を覚ます15時にまた来てくださいということになった。掃除を手伝ってから一旦保育園を出る。近くのカフェで時間まで仕事をしてまた保育園に向かった。15時になるとお昼寝の部屋に入っても良いという許可が出たので、中に入る。窓からきれいな光が差し込む部屋で布団を並べて寝ている30人の子どもが1人また1人と寝ぼけ眼で起き上がっていく。ある子が「起きた〜?」と眠そうに誰かに声をかける。誰かが「う〜ん」とけだるい声を発する。しばらくみんな布団でぼんやりしている。こんなに穏やかな光景は見たことがない。先生達と布団を畳み終えると、みんなで一緒におやつを食べて保育参加は16時までで終了。またお迎えの時間(18時)に出直すというのも大変なので、その時間で息子と一緒に保育園を出た。帰り道、朝とは違う散歩コースを息子に案内してもらって僕が知らない息子だけの思い出の場所を色々と教えてもらった。卒園まで2ヵ月…。僕はしんみりしていた。その後、息子から「次はいつ来る?」と言われる日々が始まり「チャンスは一回きりなんだ」と説得している毎日です。つづく
2017年03月07日子どものころ、お風呂に入るのが嫌で嫌で仕方なかった。髪の毛を洗うのもめんどくさいし、湯船にじっと浸かるのも退屈の極み。それにうちは田舎の古い一軒家なので、冬場のお風呂は特に悲惨だ。真っ裸で外にいるのと同じくらい極寒なのだ。冷え切った体に熱いお湯をザバッとかけると、皮膚に刺すような刺激が走る。ひ~っとなりながら、そのままでいるとやっぱり寒いので湯船に入る。「寒い!」から、「熱い!」へ、急激な温度差に体が慣れるまで、しばし息を止めて、耐える。リラックスからは程遠い、拷問のようなひととき。大人になって知ったことによると、このお風呂の寒暖の差でなんと年間1万人以上死んでいるらしい。私のお風呂嫌いの理由の一つは、無意識に命の危機を感じていたからかもしれない。お風呂に入るとか、朝は顔を洗うとか、食後に歯を磨くとか。前日に次の日の持ち物を揃えておくとか、脱いだ靴下を放置しないとか、愛情深い両親のもと、小さいころから真人間の営みをそれなりに教えられてきたものの、残念ながら私には、それらが全然身につかなかった。身につくっていうのはきっと習慣付くってことで、別にそうしなくてもいいのについどうしてもやってしまう、というような状態になることをさすんだろうと思う。そして幼少期に、親から毎日うるさく言われていることは自ずと身についていくだろう、大人になって家を出て、一人で暮らすことになっても、きちんとできるようになるだろう、と、一派的には思われている。だから世の親はしつけに励むわけだが、現実には私、母に粘り勝ちして、子ども時代の最後まで、真人間たる生活習慣を身に付けなかったのだ。実家を出た後はすぐに結婚をして二人暮らしとなったのだが、真人間たる生活習慣が身についていなかったので当然、生活はままならなかった。脱いだ靴下を自分で洗濯物に持っていかなければ誰も持っていってくれない、というのはこういう状態か。食べた食器を洗わなければいつまでも汚れたまま、というのはこういう状態か。といちいち気づいて、痛い目をみて、“うわ、めんどくさ”と思いながらしぶしぶやるようになった。化粧をするようになると自ずと化粧を落とす必要がでてきて、顔もしぶしぶ洗っている。会う人に口が臭いと思われたくないからしぶしぶ歯も磨く。未だに全部、しぶしぶでやっている。しかし、こうなってくると逆に、必要に迫られさえすれば、しぶしぶとはいえ、やれるんだ、という妙な悟りも開けてきた。片付けが苦手でも、部屋に誰かを連れ込みたい、という欲望が生まれればしぶしぶ片付けるようになる。不潔だとモテないと分かれば、しぶしぶお風呂にだって入るようになるのだ。仮に今子どもに戻ったとしても、親や先生に囲まれながら生活習慣を守って生きていけるかと言われたら、やっぱりとてもじゃないけど無理だと思う。やってくれる人がいれば甘えるし、身綺麗であることが他人からの評価軸にならないうちは、身綺麗にしようとも思わないと思う。そんなもんだ。親は子を、生活力のある大人に育てなければならないと思うから、あれこれ口うるさく注意したり、教育を施そうとしたりする。そういう意味で、家って、子どもにとっての鍛錬の場だ。でも、それと同時に、いざとなったら逃げ込める、絶対的に安心できる場。家って、子どもにとっても、親にとっても、そうあるのがいいと私は思う。親と子は、教える側と教えられる側、育てる側と育てられる側であるけれども、同時に一つの基地に共に暮らす同居人でもあるのだ。共に心地よく暮らしたい。あれこれ備えさせたい気持ちと、共に心地よく暮らしたいという気持ち。その両立は難しい。きちんと生活させようと思うと一日中お小言だらけになってしまう。だから、大きな声では言えないけど、半分くらいはもう諦めている。必要に迫られたらきっとしぶしぶやるだろう、と。親である私が提供する心地よい暮らしに乗っかって、心地よい思いをすればいいだろう、と。だけどそんな心地よい暮らしの記憶を、大人になってからの「しぶしぶ」の原動力に変えてくれよ、と。……そんな風に思いながら、何度言っても床に落ちている脱ぎ捨てられた靴下を、今日も洗濯カゴに運ぶのである。イラスト:片岡泉
2017年03月07日子ども達の髪は、私が自宅で切っています。(夫も私が切ってます。)特にすぐに伸びてくる前髪は頻繁に切ります。切られすぎるのがイヤな長女。彼女の場合はジッとしていられるので、丁度いい長さに切りそろえられます。逆に、ジッとしていられない次男と三男ペア。切っている最中に動いてしまうと短く切りすぎてしまうことも。(↑セルフカットあるある。笑)結局その長さに合わせるので、最終的にかなり短いぱっつん前髪になります。笑私、子どもの短く切りそろえられた前髪が大好きなんです。なので切りすぎた前髪を見る度に、毎回、「わ~めっちゃ可愛いやん!!たまらん!!」ってなります。笑しかし小学生の長男は、そんな弟達を見て、「だからのぶは母ちゃんに切ってもらうのイヤやねん!!」と言います。笑今までは長男もされるがままぱっつん前髪だったのですが、小学生になってから切らせてくれなくなりました。そのうち次男と三男も切らせてくれなくなるんだろうな。
2017年03月07日まもなく新年度です。入園入学、進級、引っ越し、習いごとや塾通いをはじめるなど、新しい生活への期待が膨らむ一方で、ちょっとしたドキドキや不安を感じているママもいらっしゃるかもしれません。新生活を控えるこの時期だからこそ、子どもが安心して過ごせるよう、防犯についてあらためて考えてみませんか?安全インストラクターの武田信彦さんに、普段から子どもに教えておきたいこと、身に付けておきたいことを、詳しく教えていただきました。お話をうかがったのは…武田信彦(たけだ・のぶひこ)さん うさぎママのパトロール教室 主宰。安全インストラクター。日本犯罪社会学会、日本安全教育学会所属。大学在学中に国際的な犯罪防止NPOの活動に参加。都内を中心とした防犯活動を経て「うさぎママのパトロール教室」を開設。「一般市民ができる防犯」をテーマに、全国で講演や体験型プログラムによるワークショップを展開し、各世代に実践しやすい防犯のノウハウをわかりやすく伝えている。著書に『もしもテロにあったら、自分で自分の命を守る民間防衛マニュアル』(ウェッジ)など。知らない人にあいさつされたら…。子どもにどうやって教えていますか?みなさんは子どもに、知らない人にあいさつされたときの対処法をどう教えていますか?あいさつは大切だけど、知らない相手だったらスルーしたほうがいいのかも…と悩ましく思う保護者の方は多いかもしれませんね。実際に、ワークショップなどで子どもたちに「知らない人にあいさつされたらどうする?」と聞くと、最近では3割、多いときは半分くらいの子が「逃げる」と答えます。私は、「防犯はコミュニケーションの延長にある」と考えています。だから、あいさつや会話はどんな人とでもしていいと思っています。知らない人だからとシャットアウトしてしまうと、いざというときに助けてもらえる可能性まで狭めることにつながるからです。だからといって、誰にでも警戒心を解いて近づいていい、というわけではありません。相手の言動や行動を観察し、ちょっとおかしいなと思ったら離れる、助けを求められることが大切です。このように、子どもが自分で危険を察知し、回避できる力を「安全力」と呼んでいます。そして安全力は、防犯の知識と、相手のことを観察したり、助けを求めたりできるコミュニケーション力が両立してこそ、発揮されます。親子のコミュニケーションで、子どもの「安全力」を高める!防犯の知識と、コミュニケーション力。これらのベースには親子間の意思疎通が不可欠です。子どもと話しておきたいこと、保護者がやっておきたいことを具体的にみていきましょう。■子どもがひとりきりになるとき、場所を把握するまずは、子どもがひとりきりになるシーンや場所を洗い出してみましょう。学校や児童館、習いごと、友だちの家からの帰り道など、各家庭のライフスタイルによってそのシーンは様々なので、親子で確認してみてください。よく聞いてみると、親が知らない道を通っていたり、いつの間にか行動範囲が広がっていたりしているかもしれません。また、自宅やマンションの敷地に入ってからも、ひとりきりの時間は続いていることもお忘れなく。心配なときは、キッズケータイなどのGPS機能を活用するのもよいでしょう。■遊びに「安全力」レッスンを取り入れよう!後にも触れますが、街中で誰かとあいさつしたり、会話をするときは「触れられない距離」を保つのが防犯のキーポイントになります。その最低限の距離の目安は約1メートル。広げた新聞紙の横幅程度です。私のワークショップでは、新聞紙を巻いた棒を使って、おおむねの距離感を子どもにつかんでもらっています。たとえば、これを「自分の全方位1メートル以内にママを入れたらいけないゲーム」として、遊びながら親子でレッスンしてみてはいかがでしょう。実際にやってみることで、距離感を体で覚えることができますよ。■誰かに見守られている、つながっている安心感を子どもに「どんなときでも警戒しながら過ごしなさい」と言っても現実的には難しいですし、かえって不安をあおってしまいます。社会にはよからぬことを考えている人より善意を持っている人のほうが多く、街中には地域の人はもちろん、ボランティアでパトロールを行っている人もいます。そんな多くの目に見守られていることを子どもに伝え、不安を和らげてあげてくださいね。そして、子どもが出かけるときは「気を付けてね」と声をかけることも大切です。「気を付けてね」の一言が、子どもの安全スイッチを入れるきっかけにもなるのです。働くママであれば、キッズケータイなどを通しての声かけでもOKです。どこにいても誰かに見守られ、つながっている。これは子どもにとって大きな安心材料になるはずです。はなれているときも、つながれる安心感を。子どもの近くで見守ったり声かけができないときに、安心をサポートしてくれるツールのひとつがキッズケータイです。この春新登場した富士通のキッズケータイは、親子でより安心して使える機能がたっぷり。ひとりで大丈夫かな? とちょっと心配になるシーンでも、子どもに寄り添って、いつでもつながれる安心をサポートします。【たとえばこんなシーンで】・そろそろ学校や塾から家に帰る時間かな?会社や買い物などで自宅にいなくても、子どもが帰宅したら、親のスマホに通知がいきます。(※)はなれていても、ちゃんと帰宅したかどうかがわかるから安心。※「おかえり通知」機能。利用するには、IoTデバイス「Tomoru」が必要です。・一緒に外出したとき、はぐれてしまった公園で遊んでいる時やお買い物中、子どもが見守り範囲(Bluetooth®の接続範囲)から離れたときには親のスマホ、キッズケータイの両方にお知らせが届きます。(※)※Bluetooth®で接続。対応可能機種と使い方などは こちら から確認できます。・ひとりで遊びにいったとき、どこにいるのかな?いつもより帰りが遅いけれど大丈夫? そんなときに子どもの居場所をGPS確認できます。(※)もちろん防犯ブザー機能付き。ストラップをひっぱると大音量ブザーとサイドライトが点滅すると同時に、親にも自動で音声発信し、位置情報も通知できます。※docomoが提供する「イマドコサーチ」サービスへの加入が必要です。・落としたり濡らしたりは子どもの日常。公園遊びでも安心!富士通ならではの高い防水・防塵性能と堅牢性で、ちょっと落としたり濡れたりしても大丈夫。また、普通の携帯電話は長く使うと色が剥がれてボロボロになりますが、富士通のキッズケータイは本体の色が剥げない特殊な加工、抗菌コートも施されているので、きれいなまま長く使えます。【他にもこんな機能が!】親が使い慣れた自分のスマホでキッズケータイの連絡先や定型文を編集できるので入力の手間が省けます。また、よく連絡する人をあらかじめ登録しておけば、通話やメール送信もワンタッチでできます。さらに、位置情報や防犯ブザーなどの安心にかかわることはよりわかりやすくひとまとめにして、親が暗証番号で管理できるようになりました。富士通のキッズケータイについてもっと知りたい方は、 こちら から。これだけは伝えておきたい! 危険を遠ざける、6つの行動次に、実際の生活のなかではどうやったら「安全力」を発揮できるか、子どもに教えておきたい6つのアクションをご紹介します。その1:周りをよく見る、よく聞くクセをひとりで行動するときは、自分に近づいてくる人や車、自転車などを見たり、音を聞いたりして、関心を持ちながら歩きます。駐輪場に自転車を止めるとき、家のカギを開けるときなどもきょろきょろしてみます。この「きょろきょろする」行動が、犯罪などの「予防力」につながるのです。その2:距離をとる先にお話ししたとおり、コミュニケーション力をはぐくむうえで、あいさつはとても大切です。このときに守りたいのが、相手が誰であっても、触れられたリ、つかまれたりしない距離(約1メートル以上)を保つことです。この距離を保っていれば、異変を感じたときに逃げ出しやすくなります。その3:「できません」をはっきり言うもしもなにかをお願いされたり、ものをあげると言われても、はっきりと断ります。覚えるせりふは「できません」の一言でOK。けれど、いざその場になると困っている人を助けたい気持ちになる優しい子もいると思います。そんなときには、周囲の他の大人に「困っている人がいます」と声をかけて介入してもらいましょう。その4:こわい・いやだと感じたらすぐ逃げるちょっとでも様子がおかしいな、と感じたら、迷わずダッシュで逃げます。近くの友だちの家、学校や児童館、図書館などの公共施設、病院やお店など、いざというときに駆け込める場所を日ごろから親子でチェックしておきましょう。意外と、子どものほうが逃げ場所の引き出しを持っていることが多いです。その5:大きな声と身振りで「助けて!」いざというとき、周囲に人がいたら大きな声と身振りで「助けて」を伝えましょう。このとき「そこの黄色い服のお姉さん!」など、具体的に呼びかけるとより効果的です。その6:防犯ブザーは「腰」がおすすめもしものときの助けになるのが、防犯ブザーです。大きな音が鳴ると相手は一瞬びっくりしますので、逃げる隙が生まれやすくなります。ただし、持っていれば安心、というわけではありません。使い方をきちんと理解しておくことと、いつでも手の届くところにあることが大切です。おすすめなのは腰のあたり。移動ポケットなどに着けてもよいでしょう。逆に、首にかけるのはどこかにひっかかったりする心配があるので避けましょう。親子、地域とのコミュニケーション。あたたかい環境が防犯につながるこれまで、わかりやすいように「防犯」という言葉を使ってきましたが、防犯は文字通り「犯罪を防ぐ」こと。子どもにとっては、ちょっと怖いような、ネガティブにとらえられがちな言葉です。けれど、本来の防犯は、子ども自身の「安全力」を高めてあげることや、保護者や地域の人々とつながり、見守りといった、あたたかい環境があってこそだと私は思っています。繰り返しになりますが、やっぱりそこにはコミュニケーションが欠かせません。日ごろから親子で話をして子どもの行動を把握しておく、防犯の知識を教えておく、そしてあいさつを通して地域の人々とコミュニケーションをしておく。それが、ひいては防犯につながります。お子さんに話すときも、不安にさせるのではなく、「いつでもつながっているよ!」「安全力をアップしよう!」とポジティブに語ってあげてくださいね。最後に私から保護者のみなさんにご提案です。子どもだけでなくみなさんも、地域で見守りやパトロール活動をしている人を見かけたら、ぜひあいさつしてみてください。そんなママ・パパの姿はお手本として子どもの目に映るでしょうし、そして、私たちのように見守り活動をしている人にとっても、励みになります。親子、地域の人々とのコミュニケーションを通して、子どもが安心して過ごせる環境をみんなでつくっていく。そんなよい循環のお手伝いができたらと思っています。(インタビュー/武田信彦さん)
2017年03月06日こんにちは! そんたんママです。もうすぐ新年度。なんだかそわそわしますね。春から新しく幼稚園や保育園に入る子を持つママさんは、子どもはうまくやっていけるのか…ということや、入園準備。復帰する方は自分の仕事のことなど、ワクワクとドキドキが入り混じっているのではないでしょうか。新しい環境で離れてがんばる我が子を応援したい!そんな訳で今回は、入園グッズのひとつであるひもつきタオルを、ちょっとおもしろく手づくりしたいと思います。STEP1 材料をそろえよう材料はウォッシュタオル(30数センチ四方)、カラーひも(20センチほど)、フェルトまたは布、名前テープです。タオルは毎回洗うものなので、フェルトは水洗いOKのものを選びます。最初に色やデザインを考えてからそろえます。今回はちょっと遊びを加えて、ひもの部分をクジラの潮やウサギの耳、カエルの手に見立ててみます。STEP2 タオルにひもを縫いつけようタオルの表側の端にひもをつけます。ミシンがあればガタガタっと。なければ手で、はずれないようしっかりと縫いつけます。上から隠してしまうので見た目は気にしなくて大丈夫。STEP3 フェルトをカットしよう紙に下書きをして、サイズなどをみてからフェルトをカットします。布より強度は落ちますが、フェルトの良いところは端の始末をしなくて良いところ! 曲線もへっちゃらです。ただし前にも描いたように、必ず水洗いOKのフェルトを使うこと。普通のフェルトだと洗濯するうちに毛羽立ったり毛玉がついたりして、せっかく一生懸命つくったのにがっかり…となってしまいます。ちなみに私は100円均一に売っている洗えるフェルトを使いました。息子の帽子のパッチワークにも使っていて、洗濯機でごんごん洗っていますが今の所なんともありません。STEP4 刺しゅう、名前テープをつけようフェルトをタオルに縫いつける前に、名前テープをアイロンで貼ったり、刺しゅうで目をつけたりなど装飾をほどこします。名前テープはアイロンで接着できるものを使いましたが、はがれるのが心配であれば軽く縫いつけておくと安心です。余力があれば名前を刺しゅうするのもキュート! STEP5フェルトをタオルに縫いつけよう最後はひもの縫いつけ部分が隠れるように、フェルトをタオルに縫いつけて完成です!ちなみに我が家のきーちゃんは1歳の時に保育園デビュー。途中認証から認可に転園して、この春2歳クラスに進級です。正直最初の保育園の時は自分も仕事はじめで余裕がなく、市販のものに頼りきりでした。転園の頃やっと余裕ができ、色々と手づくりのものを増やしたのでした。今はできあいのものをどこでも安く買うことができますが、手づくりすればオンリーワン。子どもも自分のものだとわかりやすいです。ママと離れて過ごす子どもへのエールのつもりで、楽しみながらつくってみてはいかがでしょう。子どもにとってもママにとっても不安と緊張のシーズン! 親子で笑顔の新生活を始めたいですね。 ■春の入園&入学準備はOK? 新生活特集~ これから入園や入学を控えたママたちのために、専門家や先輩ママに聞いた「春の入園&入学準備に必要なモノ・コト情報」をお届けします! >>新生活特集に戻る
2017年03月06日赤ちゃんを子育て中のお母さん、おっぱいあげてますか? 赤ちゃんにおっぱいをあげている時間って、なんとも言えない愛しさがありますよね。母性が湧き出る感じ。あ~あの時間こそ至福の時。子どもが最高にかわいい瞬間だと思います。産まれたばっかりで最初にお乳をあげたとき、乳首が取れるんじゃないかというくらいの吸引力で「ぎえぇーーーーーー!!!」と、激痛に襲われましたが、もう子どもが1歳を迎えるころには乳首の形だって、ずいぶん変化しちゃって…。毎日吸われて自然とトレーニングされて、もう今ではどこから吸われようが怖いものなしの乳首になっていることと思います。そうはいっても、乳首だって身体の一部。感覚がないわけではない。赤ちゃんだった息子も、成長とともに歯が生え始め、あやまって乳首を噛もうものなら、「ぎゃーーーーーー!」と、痛みでのけぞりそうになる。ずーっとおっぱいをあげるのも容易ではない。産後ホルスタイン並みに立派なおっぱいだったわたしのおっぱいは、息子が1歳を迎えてからというもの、張りがなくなりしょんぼりしはじめ、元気がなくなってきた様子。産後、夜泣きのある毎日で、あれからずっと寝不足だし、体力的にもきついのは確か。体重も産前より2キロも落ちている。はて…わたしのおっぱい、もう引退時期なのではないか……?と思い始めた。いや、しかし……おっぱい、やめられるのか?息子の場合、夜は添い乳でないとまず寝てくれない。う~ん、おっぱいあげるのやめるのってどうなんだろ~。ひとまずネットや育児書で調べてみる。「断乳」=母のタイミングでおっぱいを止めること。「卒乳」=赤ちゃんのタイミングでおっぱいを止めること。どちらがいいのかは人それぞれ書いてあることが違うので、なんとも言えないが、健康で食事が進んでいるようであれば1歳を過ぎた時点で、おっぱいを飲まなくても食事で栄養を取れるようになるようだ。断乳、してみようかなあ。と、子持ちの友達に相談すると「いや~絶対泣くよ。うちの子、3日3晩、泣き腫らしたよ。もう大変だったよ~。断乳するなら絶対旦那に頼った方がいいよ」とアドバイスをくれた。しかし、断乳に成功すると、びっくりするくらい母は楽になるそうで、子どもは夜泣きもなくなり、夜寝たら朝までずーっと寝るようになるという。それってすごい! 夢のようだ!! これま3時間の細切り睡眠だったのが、7時間くらいぶっ通しで眠れるなんて。あぁ~いいな、いいな。育児に家事に仕事に奮闘している母としては、睡眠はとてもとても重要だった。う~ん、おっぱいをやめるのはなかなか大変そうだなあ。と、不安がよぎるも、いつかはやめなくてはいけない、おっぱい。赤ちゃんからこどもへ成長する過程で、必ず通らなくてはいけない試練。さっそく旦那に相談し、断乳日を決める。夫の仕事に影響のない日を3日連続でチョイスし、わたしたちはその日を「断乳トライ期間」にした。もし、息子がおっぱいを欲しがり泣きじゃくっても夫が添い寝でどうにか過ごす3日間。断乳初日を翌日に控えた息子に「明日の夜から、おっぱいバイバイね。大丈夫?」と、聞くと、分かっているのか分からないが口を開けたまま「うんうん」と頷いた。1歳6ヶ月、息子と母の挑戦が始まった。次回は「さようなら、おっぱい! 断乳に挑戦~ 中編~」をお送りします。
2017年03月06日「子どもは親を見て育つ」といわれるように、本当に細かいところまでよく見ているものです。ちょっとした口癖や家での習慣をまねすることは多々あり、出先で恥ずかしい思いをすることも…。みなさんにも、こんな経験はありませんか?■「どうせ遅くなるでしょ」「娘がうちでおままごとをしていたとき、夫役の男の子に向かって『どうせ遅くなるでしょ』と笑顔で言っていたんです。意味はわかっていないようですが、どうやら私がいつもこうして夫を送り出していたのを覚えていたみたい。子どもって本当によく見ていますね」(39歳・3歳児のママ)夫の帰宅がいつも遅いと、ついこんな愚痴をこぼしたくなるものです。しかし、子どもはそんな姿も見ています。その場にママ友はいなかったようですが、幼稚園などで言われてしまったら…。家庭事情が暴露されてしまいますね。■「痩せなくちゃ」「ママ友の手土産のケーキを食べながら、娘が『痩せなくちゃ』とポツリ。私が甘いものを食べるときにこうつぶやいていたようで…。ママ友は笑ってくれたけど、気を付けようと反省しました」(38歳・小学1年生のママ)子どもはその発言と行動の関連性がわからなくても、条件反射のようにつぶやいてしまうことがあります。無意識のうちに発した独り言まで真似されるとは、気が抜けません。■「もったいない」「子どもが食事を残したとき、まだ使えるものを捨てそうになったとき、私はよく『もったいないでしょ』と口にしていました。食べものなどを大事にしてほしかったからです。しかし、子連れでママ友との食事会に参加したとき、残った刺身のつまを見た息子が『もったいない』といって食べだしたんです。さらに、茶碗に米粒を残した人にも『もったいない』と指摘したり…。私、そんなにひんぱんに言っていたかな? と、我が身を振り返りました」(39歳・小学2年生のママ)「もったいない」とは日本特有の考え方のようで、世界中でも見直されているといいます。ものを大事にする精神はとてもすばらしいものですが、あまりにも口うるさく言ってしまうとこのような悲劇(?)が起きるとは!子どもは親の会話から言葉を覚えていきます。口癖なんかはとくに真似しやすいので気を付けましょう。 ■「ママのおっぱいはまな板」「息子とお風呂に入ったとき、シャンプーの泡で形を作って遊んでいたんです。そこで、『ママのおっぱいはまな板みたいにぺったんこでしょー』と冗談で言ったら大ウケ。しかし、次の日にママ友の前で『ママのおっぱいはまな板なんだよ!』と言い出して…。本当に恥ずかしかった!」(30歳・4歳児のママ)まだ言っていいことと悪いことがわからない年頃では、おもしろかったことをすぐにほかの人にも伝えようとしますよね。こんなトップシークレットな情報まで告白されては困ります…。■「ママの恋人がいる!」「独身時代から応援している芸能人がいて、今でもテレビに出ると夢中になる私。子どもに『この人が好きなの?』と聞かれれば、『ママの恋人なんだよ』なんて言っちゃうことも。それを覚えていたのか、買いもの中に娘が突然、『ママの恋人がいる!』と叫びだしたんです。その人のポスターを見かけて教えてくれたようなのですが、周りからは変な目で見られるし、娘を連れて走ってその場から逃げました」(35歳・5歳児のママ)結婚しても、イケメン俳優やアイドルにキャーキャー言いたくなる気持ちはわかります。でも、「恋人」と言ってしまったのは失敗かもしれませんね。ちょっとした言動でも子どもの印象に強く残ると、こんな恥ずかしい思いをしてしまう可能性があります。ひごろから気を付けたいものですが、予測できないことまで暴露されるから困ったものです。しかし、みんなも同じような経験をしているでしょうから、神経質になる必要はなし! もちろん、子どもに悪影響を与える口癖や行動は見直したほうがいいけれど、ふだんの言動なら「笑い話がひとつ増えた」と、おおらかな気持ちで子育てを楽しみましょう。
2017年03月05日ハイハイをする赤ちゃんの姿は愛らしく、赤ちゃんのイメージのなかにはハイハイをする様子が浮かぶという方も多いのではないでしょうか。首がすわり、身体つきもしっかりしてきて、寝返りが上手になってくると「次は、いよいよハイハイで動き出すかな?」と期待も高まりますよね。今回は、始める時期や順番、練習方法などが気になる“ハイハイ”について解説します!ハイハイとはハイハイは、手と足を使って前後左右、赤ちゃん自身が動きたいと思った方向に移動する運動のことです。四つん這いになって腕と足の力でパタパタと動き回る姿は可愛らしく、赤ちゃんらしい動作のひとつとして知られています。ハイハイは手や足を使って自分の力で移動することを指しているため、お腹を擦ったままで動く「ずりばい」や両手両足を伸ばした状態で動く「高ばい」など種類はさまざまで、個人差のとても大きな発達段階のひとつです。また、ハイハイをまったくせずに次の発達段階に移る子もおり、首すわりやお座りなどのように“絶対に通らなければならない発達段階”ではありません。ハイハイをしないと心配になってしまいますが、「この子はしないタイプなのかもしれない」とおおらかな気持ちで見守ってあげるようにしましょう。ハイハイの時期はいつ頃?早い子で、生後6ヶ月頃からハイハイする様子が見られる子もいます。早くからハイハイが始まる子は、“寝返りがしっかりできて活発に手足を動かす”という姿が見られ、ある時ふと見たらずりばいで移動していた、というパターンも多いようです。その後、生後10ヶ月頃にかけて、ハイハイする子が増えていき、上手に立って歩けるようになる1歳前後までハイハイ時期が続きます。両手両膝をつくハイハイからスタートする子もいれば、ずりばいからいきなり高ばいになる子など、子どもによってさまざまな成長が見られるのがハイハイの特徴です。ハイハイにはステップがあるハイハイには大きく分けて4つのステップがあります。ただし、ハイハイは必ずこのステップにそって成長するわけではありません。いきなりステップアップすることもあるので、焦らずその子なりの成長を喜んであげるようにしてくださいね。■ステップ1:寝返りハイハイの前段階として寝返りがあります。仰向けの状態からゴロンとうつ伏せになれたらハイハイが始まる可能性も。うつ伏せから仰向けに戻れるように(寝返り返り)なる前に、手足をバタバタ動かしていたらずりばいしていた、というケースも見られるため、窒息しないようにだけ注意して見守ってあげるようにしましょう。■ステップ2:ずりばいずりばいとは、腕も両膝も立てずにお腹をずりずりと引きずるように動くハイハイのことです。腕や膝を床につけた状態で、お腹でギュッギュッと床をずらすようにして行きたい方向へ動きます。■ステップ3:いわゆるハイハイ両手をつっぱり、両膝を立てて腕と足の力で移動するいわゆるハイハイの動きは、ずりばいよりも早く動けるため、できるようになると嬉しそうにあちこち移動する姿が見られるようになります。始めの頃は、腕の力がまだ足らず、疲れて腕が曲がってしまい顔を床に打ってしまうこともあるため、床にはなるべく物を置かないようにして安全を確保してあげましょう。■ステップ4:高ばい高ばいはしない子も多いハイハイの最終形態のようなステップです。両手両足をつっぱり、動きます。足の力もついてきている証拠で、歩きだすまでの少しの間だけ見られたり、膝立ちがうまくできずに高ばいになってしまったりする子もいます。ハイハイしないけど練習は必要?なかなかハイハイしないとママやパパは「練習したほうがいいのかな?」と不安になってしまうかもしれませんが、練習してハイハイできるようにならなければいけない! ということはありません。普段一緒に遊ぶなかでハイハイをするときに使う部分を動かしてあげるなど、赤ちゃんと一緒に楽しみながら過ごしてあげるのはもちろんOKですが、「ハイハイするように練習するぞ」と気負う必要はないのです。■ハイハイしない子もいるハイハイはおまけの発達段階として考えられています。確かに多くの赤ちゃんがハイハイする姿が見られるため、ハイハイしないと焦ってしまうかもしれませんが、ハイハイができなくても、寝返りができていて自分で座れていれば問題ありません。また、ハイハイをしないままつかまり立ちをして歩きだすこともあるため、気にせず過ごすようにしましょう。■ハイハイ時期に楽しめる体遊びハイハイをしていても、していなくても、生後6〜10ヶ月くらいの赤ちゃんと遊ぶときには、体全体を使うような体遊びがおすすめです。ハイハイができるようになってきたら、段ボールなどでトンネルを作って、反対側からママやパパが呼んであげるとハイハイで一生懸命通ってきます。また、ハイハイが上手になってきたらクッションでゆるやかな山を作って登れるようにする遊びもいいですね。ハイハイがどんどん上手になってくるとハイハイスピードが上がったり、大きな山を乗り越えられるようになったりと成長も楽しめるようになります。上手にハイハイできない子やハイハイをしない子とは、ママやパパが横になった上に赤ちゃんを乗せてゆらゆらと揺れてバランスをとる楽しさを味わうだけでも、キャッキャと喜びます。仰向けになったママやパパが膝を曲げた状態で足のすねの上に赤ちゃんを乗せてしっかりと肘の当たりを掴んでゆっくり足を浮かせて揺らす“カンタン飛行機”で遊ぶのもおすすめです。ハイハイ時期を楽しめるグッズハイハイの時期を楽しめるグッズには、さまざまなものがあります。動きのあるおもちゃやボールなどがあると、ますますハイハイをするようになったり、追いかけまわすうちにたくさん運動していたり、ママやパパが一緒に遊ぶにもグッズが大活躍します。たとえば、コロコロと動くタイヤがついた車や汽車などのおもちゃ。0歳の子どもが遊んで口に入れても安全な大きさを選ぶ必要がありますが、ハイハイを始めた子にピッタリのグッズです。はじめのうちは、ママやパパが動かして追いかけてくるように促して遊んでいるうちに、自分で動かしながらハイハイができるようになる子も! 成長に合わせて遊び方が変わっていきますが、長い期間遊べるおもちゃになることもあるので、ハイハイを始める前頃から身近なおもちゃのひとつとして取り入れてあげるとよさそうです。■ハイハイ時期の安全を確保するグッズにも注目ハイハイを始めると、それまでは動けなかった部屋のなかのあちこちに移動していき、思いもしない行動を取ることがあります。赤ちゃんは、扉やフタがあれば開けたくなり、穴には何かを差し込みたくなるものです。赤ちゃんに触られたくないものが入っている扉やフタには、しっかり止められるストッパーやロックをつかえるようにしましょう。また、おもちゃが入っている場所であっても低い位置にいる赤ちゃんにとって、大人の腰くらいの高さからでも、おもちゃが落ちると危険です。大人の目が届く範囲で触らせ、危ないと感じる場所には対策を取る必要があります。また、家具の角も赤ちゃんにとっては危険な場所になります。クッション素材でできているカバーなどをつけてぶつかっても大怪我をしないようにしてあげましょう。ハイハイはしないこともありますが、赤ちゃんらしい動作は可愛らしく行動範囲も広がっていき、一緒に遊ぶのも楽しくなる頃です。無理に練習する必要はありませんが、たくさん遊んでいましかない一瞬一瞬を大切に過ごしてくださいね。<参考>『今求められる質の高い乳児保育の実践と子育て支援』ミネルヴァ書房・2007年4月20日初版第4刷発行・榊原洋一、今井和子編著者
2017年03月05日昔は「子ども」といえば無邪気なもので、恋愛などに関心を持つのは中学生になってから、というイメージがあったかもしれません。しかし、イマドキの小学生は恋人がいる子もおり、発育状況も親たちが子どものころとは変わってきています。そんな現状にどう対処すればいいのか? 先輩ママたちの経験談を紹介します。■中学年でも体に変化が!?「うちの娘は成長が早かったので、4年生のときからブラジャーを着けています。恥ずかしいと嫌がるかと思ったけれど、ほかにも着用している子はいるみたいだし、優越感にひたれるのか、『これ、かわいいから自慢できる!』なんて喜んでいました。初潮についても、3~4年生で迎える子が増えているらしく、4年生の時に保健体育の授業がありました。『お母さんも生理なの?』といきなり聞かれたときには驚きましたが…。娘は授業ではよく理解できなかったようなので説明しましたが、心はまだ子どもなんだなぁと少しホッとした思い出があります」(41歳・小学6年生のママ)私が子どものころは、ブラジャーを着けているのは高学年の一部の女子、保健体育も小学5年生の臨海学校の前に受けた記憶があります。しかし、最近の子は発育がいいようで、こうした教育も前倒しになっている学校もあるようです。ほかのママからも「娘の友だちが小3で初潮を迎えた」「小6の娘がまだ生理が来なくて悩んでいる」という声が…。ママとしては驚くかもしれませんが、こうした現実を受け止めつつ、性に対して教えてあげられるといいですね。このとき、学校ではどこまで教わったかを聞き出し、そのレベルに合わせて話すと、子どもにもわかりやすくなるでしょう。また、発育には個人差があります。「ママが初めてブラジャーをしたのは中学生のときだよ」といった経験を話してあげると、子どもは安心できるかもしれませんね。■恋の話しがしたいお年頃「うちの娘は4月から6年生になりますが、彼氏持ちのお友だちが多いといいます。うちに遊びに来ても、恋バナをして盛り上がっているそうです。そんな彼氏とのデートといえば、近所のショッピングセンターに行く程度。恋に恋したい年頃かもしれないし、親にもオープンに話してくれるので、しばらくは様子見です」(39歳・小学5年生のママ)思春期を迎えれば、異性に関心を抱くことは珍しいことではありません。人を好きになることで成長することもあるでしょうが、小学生にはちょっと早いかも? なんて思ってしまいますよね。小学校高学年になると、性に関する知識を得たり、興味がわいてきたりする年頃。さらに反抗期も迎えるので、完全に否定するのではなく、親子のコミュニケーションを密にしながら見守っていくのがいいかもしれません。 ■子どもの「思春期」、親子でどう向き合う?体や恋愛の変化といったことは、親子間ではなかなか話しにくいもの。とくにふだんから「あれはダメ」「これをやりなさい」と厳しい親に対しては、子どもが相談しにくいことも。私自身もそうで、初潮を迎えたときすら親に言い出せませんでした。ふだんから子どもと話す時間を作る、子どものやることをすぐに否定せずにまずは見守るなど、相談しやすい雰囲気を親が作ってあげること。こうしたことを子どもが思春期を迎える前にやっておくとよさそうです。子どもを取り巻く環境は、時代によってどんどん変わっていきます。その変化についていけず、驚かされることもしばしば。もちろん個人差はありますが、こうした事例を受け止めておくことも大事です。ただショックを受けるだけではなく、子どもにどう接したらいいかわかるかもしれません。
2017年03月04日ハロー!裏方さん~子どもの笑顔をつくる達人たち~子どもの暮らしを彩るモノ・コトづくりに愛をもって携わる達人に、その舞台裏を余すところなく語っていただく本連載。1回目は子どもの「あそび」にかかわる事業を展開する企業、ボーネルンドにおじゃましました。<お話をうかがった達人さん>林 耕介さん 株式会社ボーネルンド 企画部デザイン室部長。あそび場の企画・設計・デザイン、設計デザインチームのマネジメントを行う。6歳と2歳の男の子のパパ。<ボーネルンドってどんな企業?>1977年創業。あそび場の環境づくりからはじまり、あそび道具の輸入・開発・販売、親子の室内遊び場キドキドの開発・運営など、子どもの「あそび」を豊かにする事業を展開。これまでに手掛けた施設は35,000件以上。ショップは全国に89店舗(2017現在)。ボーネルンド ■自発的な「あそび」を通して、こころと頭、からだの成長のサポートをしたい子どもの健やかな成長に欠かせないことはなんでしょう。食べること、寝ること。そして「あそび」であると、私たちは考えています。あそびにはさまざまな要素がつまっています。たとえば、砂で山をつくるとき。ある程度までは積み上げられるけど、途中で崩れてしまう。では、水を使うとどうなる? 子どもは上手に山をつくろうといろいろ試したり、工夫したりしますよね。このように、子どもはあそびを通して、こころと頭、からだを使ってあらゆることを学んでいます。そんなあそびを、子どもたちが安心して、自由にできる環境を整えるのが私たちの仕事です。私たちがもうひとつ、大切にしていることがあります。それが、「あそび」とは受け身ではなく、子ども自らが「やりたい!」と思えるものであること。テレビゲームやビデオ鑑賞といったいわゆる「娯楽」は、一時的な楽しさであり、受動的なものだと考えています。一方の「あそび」は、子どもが普段から能動的に行い、どんどん蓄積されていくものです。先の砂遊びの例でいえば、失敗をもとに、崩れない高さにしたり、水の量を調整したり。そうやって遊ぶごとに高度になり、経験として蓄積されていくものを「あそび」、ととらえています。現代の子どもたちは、社会環境の変化から、自由にのびのびと遊ぶことが少なくなっていると感じています。公園一つとっても、その数自体は減っていないのですが、維持費や安全性の問題から遊具が撤去されたり、地域の繋がりが希薄になったりといった理由からあそびを楽しむための要素が失われています。子どもが遊びたいと思っても、相手がおらず遊具もない閑散とした場所ばかりになっているのです。だからこそこころ・頭・からだを使う本物のあそびをもっと体験してほしくて、あそび場づくりに注力しています。■北欧のすすんだ子育て環境を、日本にもボーネルンドというと、玩具ショップのイメージがあるかもしれませんが、じつは屋外の「あそび場」づくりからはじまっているんです。今から40年ほど前、仕事でデンマークを訪れていた創業者は、安全性が高く、カラフルな遊具が設置されているデンマークの公園を見て、当時の日本との落差に気づきました。デンマークでは当時から、「未来を担う子どもたちを社会全体で育てよう、そのために重要なのはあそびだ」という価値観が共有されていました。そのためあそびを研究することもすすんでいました。例えば公園の遊具の色は子どもたちのクレヨンで減っている色、つまり子どもたちが認識しやすい色を使うなどです。そんな北欧のあそびの文化が日本の子どもたちにも必要だ、との想いからボーネルンドが設立され、あそび場づくりがスタートします。2002年には福岡県・北九州市で室内のあそび場「KID-O-KID(キドキド)」をつくったのを皮切りに、屋外だけでなく屋内にもあそび場づくりのフィールドが広がり、これまで35,000件以上のあそび場づくりに携わってきました。想いがかたちになった、福島県での取り組み近年の取り組みのなかでとくに印象に残っているのが、2011年に福島県・郡山市につくった「ペップキッズこおりやま」です。東日本大震災後、福島の子どもたちは原発事故の影響で外で遊べない状況が続いていました。「遊ばないとお腹も減らず、夜も眠くなりにくい。このままでは子どもを健やかに育てるのは難しい。なんとか遊び場を作ってほしい。」そんな現地の方々の強い要望をいただいたのです。被災地の子どもたちの力になりたい。そんな想いでボーネルンドがもつノウハウのすべてを結集させ、外でできるはずだった砂遊びや水遊びなども含め、あらゆるあそびが室内でできる施設をつくったんです。ちょうど冬場のオープンだったので、室内でも湿った砂場に裸足で立っていると、かなり足元はひんやりするんです。そんななか、子どもたちが夢中で(長い時間)遊んでくれているのを目の当たりにしたときは、遊びたくても遊べない時間/現状を過ごしている子どもたちの声なき声を聞いたようで、こみあげるものがありました。 ■ガラスに絵の具、塗ったことある? 子どもの「自由」を引き出す、こだわりのあそび場づくりあそび場づくりでは、安全な設備で、安心して遊べることはもちろん、子ども相手だからと妥協しない、そして子どもの自由な発想をさまたげないことを念頭においています。たとえば、あそび場の壁に描いてある動物などのモチーフには、あえて性格や感情、年齢を想起させるようなキャラ付けをしていません。ある子のあそびでは友だちとして、別の子にとっては戦う相手として動物が登場する。そんなふうに、子どもが自由に想像できる余地を残しているんです。また、大阪府にある天王寺公園を大幅にリニューアルした「プレイヴィル天王寺公園」では、子どもたちが普段の生活の中でなかなか体験できないあそびを提案しよう! をテーマに新しい試みにもチャレンジしました。そのひとつが「表現あそび」です。室内施設には、ガラス一面に絵具やクレヨンで絵を描けるゾーンや、子どものからだの輪郭をなぞった等身大塗り絵を楽しんだり、様々なものづくりを行うワークショップスペースを設けました。もちろん、なにを、どんなふうに描いてもつくってもOK。子どもひとりひとりが、自由に表現していい場です。どれも普段はなかなかできない、むしろ家でされたら困るなあと思うようなことだったりします(笑)。だからこそ、面白い。大人のほうが夢中になっていることもありますよ。あそびのきっかけになる種はまいても、子どもの自由な発想、考える力はじゃましない。子どもが相手だからこそ妥協せず、とことんこだわったあそび環境づくりを目指しています。■やっぱり、ママ・パパにはかなわない!ボーネルンドはあそびの専門家集団です。日本はもちろん、海外の子どもの文化にも実際に触れ、各国の玩具メーカー、教育者や医療従事者、そして実際に遊びに来る子どもたちの反応、親の声など、全方位で情報を集めて、よりよいあそび環境づくりにつなげています。それでも、やっぱりママ・パパにはかなわないなあと思うこともあります。子どもだけでももちろんとても楽しそうですが、特に乳幼児期の子どもたちはあそびに親が加わった瞬間、子どもの表情がいっそう明るくなるのを何度も見てきました。ママ・パパが童心にかえって遊んでくれるのって、子どもにとってはすごくうれしいんでしょうね。ときには親も一緒になってめいっぱい遊ぶ。それが子どもたちの笑顔を最大限に引き出す一押しになるんだなと、実感しています。子どもが“のびのびと、自由に、とことん遊ぶ”ことができれば、それがいちばん!きっと子どもはますます生き生きとし、自ら成長していきます。 じつはやりたいこと、提案したいあそびはまだたくさんあるんです。ママ・パパの声を聞きながら、子どもがよりあそびにのめりこめるあそび環境、“やってみたい”を引き出すあそび環境をつくっていきたいと思っています。毎日が子どもとの真剣勝負です。<林さんレコメンド!>小さい子がいるママには、室内のあそび場「トット・ガーデン」が一押しです。乳幼児期ならではの、こころ・頭・からだを使うあそびをたっぷり集めました。周囲を気にすることなく、親子でのびのび過ごせるような環境をつくりました。子どもはもちろん、ママにとってもほっと一息つけるような場になるとうれしいです。トット・ガーデンについてもっと知りたい方はこちらから。 取材/文:コミヤカホル
2017年03月03日謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話
ドイツDE親バカ絵日記
yopipiのプチプラコーデ〜ときどき育児日記〜