まずは「背中の左右差」をチェック!エクササイズをご紹介する前に、まずはご自身の背中の左右差をチェックしてみましょう!出典:byBirth足幅を肩幅程度に広げて立ち、両腕は体の横に下ろします(写真右)。骨盤から下は動かさないようにして、上体を真横に倒していきます(写真左)。動きが制限されるところまで、ゆっくり倒していきましょう。左右それぞれチェックを行います。出典:byBirth上体を倒す際、上の写真のように捻れが生じないように注意しましょう。動作中は、胸を正面に向けたままにします。また、足が床から離れないようにしましょう。左右それぞれチェックを行ってみて、どちらかが「倒しにくい」と感じる場合、骨盤と背骨に歪みが生じていることが考えられます。例えば、右に倒しにくい場合、骨盤が右に傾いていて背骨は「逆Cの字」を描いている可能性があります。背中の筋肉に左右差が生じていると、骨盤や頭が常に傾いた状態になってしまっているので、腰痛や肩こりを起こしやすくなります。エクササイズ効果を高めるために行っておきたい「2つのストレッチ」それではエクササイズを…と言いたいところですが、左右差のあるままエクササイズを行ってしまうと、筋力が強い箇所は益々強くなり弱い箇所は刺激がうまく伝わらないので、左右差を益々大きくしてしまうことになります。そのため、エクササイズを行うにあたり、まず緊張の強い筋肉を静的ストレッチで緩めておきます。また、一方の筋肉の緊張が強いと、その反対方向への動きが制限されてしまい、もう一方の筋肉が十分に収縮できなくなってしまいます。そのため、もう一方の筋肉が十分に収縮できるように、動的ストレッチで動きを高めておきます。例えば先程のチェックで「左に倒しにくい」と感じた場合、右の体側部の筋肉である体幹側筋群への静的ストレッチを行い、次いで左方向への側屈動作を高める動的ストレッチを行っていきます。(1)体幹側筋群への静的ストレッチ出典:byBirth右脚を一歩後ろに引いて、反対側の脚とクロスします。左手は骨盤に添えて、右腕は上に上げます。左手で骨盤を右方向に軽く押し出しつつ、上体を左側に倒すことでストレッチされます(写真赤矢印参照)。体側部が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間ストレッチを行います。ストレッチ中は自然な呼吸を心がけ、呼吸を止めないようにしましょう。ストレッチは、反動や弾みをつけず、心地よく伸ばされた状態で静止するようにしましょう。(2)側屈動作を高める動的ストレッチ出典:byBirthイスに腰掛けて、両手を後頭部に添えます。骨盤を動かないように固定させたまま、上の写真のように上体を右に倒してから左に倒していく動作を10回繰り返します。動作は、必ず動きを高めたい方向で終わるようにしましょう。この場合では、右方向に倒してから左方向へ倒すようにします。動きはゆっくりと、丁寧に行うようにします。少しずつ左に倒していく動きを大きくしていくことが、可動域を広げるコツです。2つのストレッチを行ったら、もう一度先程行ったチェックを行ってみましょう。左右差がなくなっていることが確認できたら、エクササイズを行いましょう!背中の左右差を整えるエクササイズお待たせしました!それでは筋力を高めて左右差を整えるエクササイズをご紹介しましょう!今回ご紹介するエクササイズは、「サイドブリッジ・アブダクション」というものです。フローリングの床の上で行う場合は、ヨガマットもしくは大きめのバスタオルを敷いた上でエクササイズを行いましょう。出典:byBirth床に肘をついた体勢で横向きになります。肩の真下に肘が位置するようにします。両膝は90度に曲げて、膝、股関節、肩を結ぶラインが一直線になるようにします。そこから骨盤を上に引き上げて、上になっている股関節を外に開いた体勢を20秒間キープします。反対側も同様に行います。左右それぞれ20~30秒を3セット行いましょう。骨盤を引き上げることで下になっている体幹側筋群が、上になっている股関節を開くことで「中殿筋」という骨盤外側にある筋肉に効かせることができます。ポイント中殿筋に効かせるには、膝の位置がポイントになります。エクササイズ中は、膝が股関節よりも後ろに位置し、股関節よりも上の高さにキープすることで、中殿筋に効かせることができます。注意すべき点エクササイズ中は、上体は正面に向けるようにしましょう。また、呼吸が止まらないように注意しましょう。右(左)の体幹側筋群の筋力が弱いと、骨盤が右(左)に傾くので、左(右)の中殿筋が弱くなる傾向にあると言えます。そこでこのエクササイズを行うことで、背中の左右差をもたらしている筋肉を強化することができます。日頃から「左右差」も意識するようにしましょう!出典:byBirth今回は背中の左右差を整えるエクササイズをご紹介しました。普段、あまり気づきにくい左右差の問題ですが、これを見逃したままエクササイズを行うと、筋肉のつき方もアンバランスなものとなってしまいます。例えば、背中の左右差があるまま「スクワット」を行ってしまうと、お尻と太ももの筋肉のつき方も左右で違ったものとなってしまい、腰や膝などへの負担を大きくしてしまう原因となります。エクササイズを効果的に行うためにも、日頃から左右差を意識し、それを整えることも必要と言えます。
2020年10月12日そもそも「体幹」とは…そもそも「体幹」とはどの部分を指すのか、ご存知でしょうか?体幹は文字通り、「体の幹」のことで、胴体の部分を指しています。具体的には四肢(2本の腕と2本の脚)を除いた、お尻、お腹、背中、胸の部分が体幹と呼ばれています。出典:byBirth「体幹」を構成している筋肉体幹の筋肉は、表層部にあるアウターマッスルと深層部にあるインナーマッスルの2つのグループに大別されます。「腹直筋」、「外腹斜筋」、「脊柱起立筋」などは前者にあたり、体幹及び骨盤の動きに関与しています。一方、後者には「腹横筋」、「内腹斜筋」、「多裂筋」、「横隔膜」などが存在し、体幹及び骨盤の安定性に関与しています。腹横筋、多裂筋、横隔膜は、骨盤底筋群と共に内臓周りの部分を取り囲んでおり、この部分のことを「腹腔」と呼んでいます。「体幹エクササイズ」で得られる効果それでは、体幹エクササイズでどのような効果が得られるのでしょうか?体幹エクササイズで得られる効果として、主に3つ挙げることができます。効果1:姿勢が良くなる体幹エクササイズで体幹部の筋肉が強化されると脊柱(背骨)が安定し、その結果脊柱がニュートラルな状態で維持されるので、姿勢を良くすることができます。「脊柱のニュートラルな状態」というのは、脊柱が緩やかなS字状の弯曲を描いている状態です。具体的には体を横から見て、耳、肩、股関節(太ももの付け根)、膝関節の中心やや前方、そして外くるぶしのやや前方を結ぶラインが一直線となった状態です。「正しい姿勢」というのは、脊柱がニュートラルな状態になっている姿勢のことを言います。出典:byBirth効果2:腰痛と肩こりの予防・解消脊柱がニュートラルな状態になると姿勢が良くなるだけでなく、脊柱にかかる荷重や衝撃が分散されるようになります。そのため腰痛や肩こりの予防・解消という効果も期待できるようになります。効果3:お腹痩せ姿勢が良くなるということは、猫背の姿勢も改善されるということです。猫背の姿勢になると胸郭が下がり、それに伴い内臓が下垂して“ポッコリお腹”をもたらします。そのため、猫背の姿勢が改善されることで、お腹痩せしやすい状態になると言えます。合わせて腹横筋や多裂筋、横隔膜などといった腹腔を囲んでいる筋肉を強化することで、腹腔内圧を高めることができるので、お腹痩せ効果も期待できます。出典:byBirth「体幹エクササイズ」を効果的に行うポイントここで体幹エクササイズを実際に行ってみましょう。今回ご紹介する体幹エクササイズは、おうちで簡単にできるものですので、是非トライしてみてください!フローリングの上で行う場合は、ヨガマットもしくは大きめのバスタオルを敷いて行ってみてくださいね。(1)プランク出典:byBirth肘を付いた腕立ての体勢を作ります。手の幅は肩幅程度に、肩の真下に肘が位置するようにします。頭、肩、お尻、そして下腿部を結ぶラインが一直線の状態をキープします(写真赤線参照)。ちなみに「プランク」とは、「板」を意味しています。そのため、体で一枚の板を作るようにイメージして行ってみるとよいでしょう。30から60秒を1分間の休憩を入れながら、3セット行いましょう。このエクササイズを行うことで、脊柱の前後のバランスを整えることができます。そのため腰痛や肩こり解消はもちろんのこと、お腹痩せ効果が期待できます。ポイント落ちてくる腰を、お腹(腹横筋)で引き上げるようにすることが、腹横筋に効かせるコツです。注意すべき点腰またはお尻が上がり過ぎてしまわないように注意しましょう。腰を落とさないようにしようという意識が強すぎて、腰やお尻が上がり過ぎてしまうと、脊柱の一直線のラインが崩れてしまうので、却ってエクササイズ効果がダウンしてしまいます。頭を上げてしまうと、頭から足まで結ぶラインが崩れてしまうばかりか、頸椎に負担がかかりやすい状態となってしまいます。そのため、頭を上げないように心がけましょう。(2)サイドブリッジ出典:byBirth肘を付いた横向きの体勢をとり、肘は肩の真下に位置するようにします。両脚を真っ直ぐに伸ばしたところから、両膝を直角に曲げます。上の手は骨盤の横に添えて骨盤を持ち上げていき、床側の膝から肩を結ぶラインが一直線の状態をキープするようにします(写真赤線参照)。左右それぞれ30~60秒間を3セット行います。このエクササイズを行うことで、脊柱の左右のバランスを整えることができ、腰痛や肩こりの解消につなげることができます。また内・外腹斜筋に効くので、「くびれ」を作ることもできます。ポイント骨盤をしっかり引き上げることで、下になっている内・外腹斜筋などに効かせることができます。注意すべき点エクササイズ中、顔と骨盤は正面を向けるようにしましょう。骨盤がねじれた状態でサイドブリッジを行うと、ターゲットとする筋肉である内・外腹斜筋への効果がダウンしてしまうからです。また、エクササイズ中は呼吸を止めずに自然な呼吸を心がけるようにしましょう。エクササイズを効果につなげるコツ出典:byBirth今回は体幹エクササイズに関する基礎知識をお伝えしてきました。体幹エクササイズに限らず、エクササイズはただ漠然と行うよりも、それを行うことでどのような効果が得られるのか、また効果につなげるにはどの点に気をつけてエクササイズを行うべきかを頭に入れた上で行うべきです。これがエクササイズを効果につなげるコツです!このことを踏まえた上で、体幹エクササイズにトライしてみてください!
2020年09月30日腹筋力がなくてもできる!「体を起こさない腹筋エクササイズ」それでは早速、腹筋力に自信がなくてもできる、超簡単な腹筋エクササイズをご紹介しましょう。「腹筋エクササイズ」と言うと、シットアップやレッグレイズのような「体を起こす腹筋エクササイズ」を連想される方がほとんどではないでしょうか。しかし、今回ご紹介する腹筋エクササイズはズバリ、「体を起こさない腹筋エクササイズ」です!用意すべきものとしては、フローリングの上で行う場合は、ヨガマットもしくは大きめのバスタオル、それともう一つ必要なのは「やる気」です!出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、両腕は体の横で「ハの字」に構えます。両足とお尻の間は、足一つ分程度のスペースを作ります。両足の幅は骨盤に合わせます。息を吐きながら上の写真のように腹筋を使って腰を床に押し付けるように力を入れて(赤矢印参照)、息を吸いながら力を抜くという動作を繰り返すだけです!15~20回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行ってみましょう。腹筋に効かせるポイント腰と床の隙間をなくすように、腰を床に押し付けるようにしましょう。そうすることで骨盤が後傾し、腹筋に効かせることができます。エクササイズ強度を高める方法少し慣れてきて、20回3セットを楽にこなせるようになったら、エクササイズ強度を高めていきましょう。エクササイズ強度を高める方法として2つ挙げられます。1つは、腰を床に押し付けた体勢を3秒間キープしてみましょう。もう一つの方法として、両足の位置をお尻から遠ざけてみましょう。両足の位置をお尻から遠ざける程、腹筋が使いにくくなるので強度がアップします。「体を起こさない腹筋エクササイズ」で得られる効果このエクササイズは腰を床に押し付けることで骨盤が後傾し、それにより腹直筋及び腹斜筋群下部と腹横筋に効かせることができます。そのため、お腹痩せ効果はもちろんのこと、腰痛予防効果も期待できると言えます。また、腰への負担をかけることなく腹筋を強化することができるので、腰に不安のある方の腹筋強化エクササイズとしてもお勧めできます。「腰を床に押し付ける感覚がわからない…」という場合に行っておきたいストレッチこの腹筋エクササイズは、「腹筋力に自信がない」という方でも簡単にできるエクササイズです。それでも「腰を床に押し付ける感覚がわからない…」という場合があります。そのときは、エクササイズを一旦ストップして、次にご紹介するストレッチを行ってみましょう。出典:byBirth上の写真のように四つん這いの体勢になって、腰を軽く反らせてから腰を丸めていく動作を10回繰り返します。腰を丸める際、腰を天井に向かって突き上げるようにしましょう。少しずつ腰を丸める動きを大きくしていくようにすることで、可動域を広げることができます。このストレッチを行ったら、改めて体を起こさない腹筋エクササイズを行ってみましょう。このストレッチを行うことで骨盤後傾動作を高めることができるので、「腰を床に押し付ける」という感覚が理解できるようになるかと思います。腹筋力に自信が出てきた段階でチャレンジしておきたい「腹筋エクササイズ」この「体を起こさない腹筋エクササイズ」は、最低でも週3回は行っておきたいところです。週3回以上続けていれば、2ヶ月程度で腹筋力に自信がついてくるかと思います。腹筋は、大胸筋や広背筋、大腿四頭筋などのような筋肉と違って、大きな力を発揮できない反面、持久性に優れているという特徴があります。そのため余程疲労していない限りは、続けて行っても問題はありません。腹筋力に自信が出てきた段階で、「体を起こさない腹筋エクササイズ」に上体を起こす動作を加えてみましょう。出典:byBirth1. 両膝を立てて仰向けになり、両手は耳の後ろに添えて肘を開くようにします。肘を閉じてしまうと、腕の力を使って上体を起こしてしまうからです。出典:byBirth2. 息を吐きながら腹筋を使って腰を床にしっかりと押し付け(写真①)、次にみぞおちを支点に上体を起こします(写真②)。肩甲骨上部が床から離れるまで上体を起こしたら、息を吸いながら上体を床に下ろし、お腹の力を抜くという動作を繰り返します。10~15回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行ってみましょう。腹筋への効き具合、ハンパないです!エクササイズが続かない理由出典:byBirth今回は腹筋力に自信がない方でも簡単にできる腹筋エクササイズをご紹介しました。エクササイズをボディメイク効果につなげていくには、効果的なやり方を守り、それを続けて行うことが必要です。しかし、現実的には「エクササイズが続かない…」というケースがほとんどではないでしょうか。エクササイズが続かないのは、時間がないからではなく、エクササイズレベルが高すぎて合っていないことも理由の一つとし考えられます。そのためエクササイズを続けるには、「これなら続けられる!」と言えるくらいの、ご自身の体力レベルに見合ったエクササイズを行うことが重要と言えます。エクササイズが体力レベルに合っているかどうか、定期的に見直すことをお勧めします!
2020年09月26日誰でも簡単にできる!壁を使ったチェック法それでは誰でも簡単にできるチェック法をご紹介しましょう。出典:byBirthまずは上の写真のように、壁にかかと、お尻、肩(肩甲骨)、そして頭をつけて立ちます。次に、腰と壁の間にできた隙間に手を入れます。出典:byBirth写真Aのように指を折り曲げた、いわゆる「猫の手」が入れば正常なのですが、写真Bのように握りこぶしが入ってしまう場合は「ポッコリお腹予備群」です!今すぐに“ポッコリお腹対策”を始めましょう!「ポッコリお腹」が起こるメカニズムポッコリお腹を防ぐためには、それがどのようにして引き起こされるのかを把握しておく必要があります。そこでポッコリお腹がどのようにして引き起こされるのか、そのメカニズムについて触れておきたいと思います。ポッコリお腹の原因として「骨盤の開き」が考えられます。「骨盤が開いた状態」というのは、本来逆三角形のような形をした骨盤が、台形のような形になった状態を言います。つまり、坐骨や恥骨といった骨盤の下の部分が開いた状態です。すると内臓が下垂して下腹部がポコッと出た状態になります。これがポッコリお腹が起こるメカニズムです。出典:byBirth「腰の反り」と「骨盤の開き」の関係では、先程のチェックと「骨盤の開き」がどう関係するのでしょうか。先程のチェックで腰と壁の隙間に握りこぶしが入ってしまうということは、腰の反りが強く、それに伴って骨盤の前傾も強くなっていることが推測できます。骨盤の前傾が強いということは、腹筋の筋力が低下した状態です。また、腹筋の筋力が低下すると、腰の反りだけでなく骨盤の開きをももたらします。つまり、強い腰の反りと骨盤の開きは、どちらも腹筋の筋力低下によってもたらされた問題です。腹筋が弱くなると骨盤の前傾が強くなるだけでなく、開きっぱなしとなってしまい、ポッコリお腹になりやすくなると考えられます。「ポッコリお腹」を防ぐストレッチとエクササイズそれでは、ポッコリお腹にならないようにするために行っておきたいストレッチとエクササイズをご紹介していきましょう。先程お伝えしたように、腹筋が弱くなると骨盤が開きっぱなしとなり、ポッコリお腹になりやすくなると考えられます。そのためポッコリお腹を防ぐには、腹筋の筋力を強化するエクササイズが必要となります。しかし、いきなり腹筋力を高めようとエクササイズに取り組んでも、腹筋への効果は期待できないと言えます。なぜなら骨盤の前傾が強い状態のままだからです。骨盤が強く前傾したまま腹筋エクササイズを行っても、腹筋を十分に収縮させることができないため、十分な効果が得られないと言えるのです。そこで腹筋エクササイズを行う前に、強く前傾した骨盤をストレッチでリセットさせる必要があります。骨盤を前傾させている筋肉として、「腸腰筋」という筋肉が挙げられます。この筋肉は腰椎から骨盤をまたがって太もも付け根の骨に停止している筋肉です。そのためこの筋肉の緊張が強くなると腰椎が前に引っ張られて「腰の反り」が強くなり、それに伴い骨盤の前傾も強くなると言えるのです。そのため強く前傾した骨盤をリセットさせるストレッチとして、「腸腰筋への静的ストレッチ」を行います。また、エクササイズで腹筋に効かせるには、骨盤を後傾方向に動かす必要があります。そのため静的ストレッチで腸腰筋の緊張を緩めたら、次に「骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ」を行うようにします。ポッコリお腹を防ぐ2つのストレッチ(1)腸腰筋への静的ストレッチ出典:byBirth脚を前後に開き、前脚の膝を立てて後ろ脚は膝が股関節よりも後ろに位置するようにします。両手を前脚の膝の上に乗せて重心を上体の真下に落とし、骨盤を後傾させることで後ろ脚の太もも付け根にある腸腰筋がストレッチされます。左右それぞれ、太もも付け根部分が心地よく伸ばされていることを感じながら、20~30秒間伸ばし続けるようにしましょう。目線をお腹に向けることで、骨盤を後傾させやすくなります。ストレッチ中は、骨盤を正面に向けるようにしましょう。(2)骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth四つん這いになり、腰を軽く反らせた体勢から腰を丸めることで骨盤を後傾させる動作を10回繰り返します。背中というよりは、腰を中心に動かしていくことが骨盤の動きを高めるコツです。動きはゆっくりと丁寧に行うようにし、腰を丸める動きを少しずつ大きくしていくようにしましょう。必ず骨盤を後傾させる動作で終わるようにしましょう。ポッコリお腹を防ぐエクササイズ強く前傾した骨盤をリセットさせた上で、骨盤の開きを改善させるために腹筋エクササイズを行います。しかし、「腹筋エクササイズ」と言っても色々なエクササイズがあり、どれを行えばよいのか判断に迷うところです。「骨盤の開きを改善させる」というねらいで腹筋エクササイズを行うのであれば、「リバースクランチ」というエクササイズがお勧めです。なぜならこのエクササイズは、骨盤の開きに大いに関与する腹直筋下部と内ももの筋肉である「股関節内転筋群」を同時に効かせることができるからです。出典:byBirth1. ヨガマットの上に仰向けになり、膝と股関節を90度に曲げます。両手は体の横に「ハの字」に開き、手のひらを天井に向けるようにします。そうすることで骨盤を起こす際、手の反動が使えなくなります。出典:byBirth2. 息を吐きながら、下腹部を支点に骨盤を起こすようにして後傾させます。尾骨の上の、仙骨が床から離れるところまで起こし、息を吸いながら骨盤を下ろします。動作中は膝と足が離れないようにしましょう。15~20回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行いましょう。問題に悩む前に対処しておきましょう!出典:byBirth今回は「ポッコリお腹」に悩む前に、その予備群かどうかを知る方法と、予防法として有効なストレッチとエクササイズをご紹介しました。エクササイズとストレッチは、週3回は行うようにしたいものです。ポッコリお腹や下半身太り、垂れ尻など問題が現れてからエクササイズに励むケースが多いですが、問題が現れる前に対処しておくことが大切です。「今は大丈夫」と思っていても、既に問題が潜んでいる可能性があります。問題に悩む前に、今のうちに対処しておきましょう!
2020年09月22日下腹痩せに効く「リバースクランチ」のフォーム出典:byBirth写真は腹直筋下部を刺激し、下腹痩せに効果的な腹筋エクササイズである「リバースクランチ」というエクササイズです。何度かご紹介しているエクササイズですが、改めておさらいをしておきましょう。仰向けになり、膝と股関節を90度に曲げて左右の膝と足を閉じるようにします。両手はカラダの横に「ハの字」に構え、手のひらを天井に向けるようにします。そうすることで手による反動が使いにくくなるからです。息を吐きながら下腹部を支点に骨盤を起こし、息を吸いながら骨盤を下ろす動作を繰り返します。下腹部を支点に骨盤を起こすようにすることで、腹直筋下部に効かせることができ、下腹の引き締めに効果が期待できます。「リバースクランチ」でよくある間違いリバースクランチでよくある間違いが、骨盤ではなく股関節の動きで行ってしまうことです。本来なら骨盤を起こすべきところを、股関節を曲げる動きで行ってしまうのです。すると効かせるべきはずの腹直筋下部ではなく、股関節の筋肉である「腸腰筋」に効いてしまいます。腸腰筋に効いてしまうとどうなるか。この筋肉には「股関節を曲げる」という働きの他、「骨盤を前傾させる」というそれもあるので、骨盤の前傾が更に強くなってしまいます。すると、益々腹筋群の収縮力が弱まってしまい、“ポッコリお腹”の原因でもある「骨盤の開き」を助長させてしまうことになります。出典:byBirth股関節の動きで腹筋エクササイズを行ってしまうことは、お腹痩せに逆効果をもたらすだけではありません!腰痛を引き起こす可能性もあります。その理由は、骨盤の前傾が強くなると腰の反りも強くなってしまうからです。腰の反りが強くなると腰部の筋肉の緊張が強くなるばかりか、腰椎後部への負担が大きくなってしまうのです。リバースクランチを行った後、太もも付け根辺りが痛くなったり腰が痛くなったりする場合は、股関節の動きでエクササイズを行っている可能性が十分に考えられます。なぜ「腹筋」ではなく「股関節」を使って腹筋エクササイズを行ってしまうのか?それではなぜ本来使うべきはずの腹筋ではなく、股関節の筋肉である腸腰筋を使って腹筋エクササイズを行ってしまうのでしょうか。その理由として、もともと骨盤が過度に前傾していることが考えられます。本来、骨盤はやや前傾しており、それによって背骨は横から見て、緩やかなS字状の弯曲を描くことが可能になります。ちなみに背骨は緩やかなS字を描くことで、背骨に加わる衝撃や荷重を分散させることが可能になると言われています。やや前傾しているはずの骨盤が過度に前傾してしまう背景には、ハイヒールによって重心の位置がつま先になってしまっていることなどが考えられます。足の重心位置は外くるぶしのやや前方であると言われています。それがつま先になってしまうことで、骨盤も前方に傾くかたちとなるのです。出典:byBirth腹筋エクササイズで確実に腹筋に効かせるために行っておきたい「2つのストレッチ」腹筋エクササイズで確実に腹筋に効かせるには、強く前傾した骨盤をリセットさせる必要があります。先程お伝えしましたように、骨盤の前傾を強めている筋肉として腸腰筋が挙げられます。そこで強く前傾した骨盤をリセットさせるためには、「腸腰筋への静的ストレッチ」を行います。しかし、腹筋エクササイズで腹筋に効かせるようにするためには、これだけでは不十分です!なぜなら骨盤を起こす動きが低下したままだからです。骨盤を起こす動作というのは、言い換えれば骨盤を後傾させる動作です。そのため合わせて骨盤後傾方向の動きを高める動的ストレッチも行うようにします。(1)腸腰筋への静的ストレッチ出典:byBirth両脚を前後に大きく開き、前脚の膝を立ててその膝の上に両手を乗せて、後ろ脚は股関節を伸ばします。重心を上体の真下に下ろし、腰部を丸めて骨盤を後傾させることで、太ももの付け根前面にある腸腰筋がストレッチされます。左右それぞれ、太もも付け根前面が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けるようにします。骨盤を後傾させるコツは、目線をお腹に向けることです。ストレッチ中は骨盤は正面へ向けるようにします。反動や弾みをつけず、静止した状態で筋肉を伸ばすようにしましょう。(2)骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth四つん這いになり腰部を軽く反らせた体勢から(写真上)、腰部を丸めていく動作(写真下)を10回繰り返します。ゆっくりと動かすように心がけ、腰部を丸めていく動きを少しずつ大きくしていくようにしましょう。必ず動作は、高めたい動きである腰部を丸める動きで終わるようにします。「2つのストレッチ」を行ったら効果を確認!出典:byBirth2つのストレッチを終えたら、もう一度「リバースクランチ」を行ってみましょう。その際、下腹部を支点にして骨盤を起こすように心がけてみましょう。するとストレッチ前よりも骨盤を起こしやすく感じられ、腹直筋下部に効いていることが実感できるようになるハズです!早速お試しください!
2020年09月13日みなさん、運動はお好きですか?私はとにかく“体を動かす”ことが嫌いです!!(キッパリ)いかなるスポーツも嫌いだし、日常生活においても極力体を動かさずに生活したいです。しかし健康を考えると多少の運動はした方がいいのも、見過ごせない事実。筋トレやジム通いをしていた時期もありますが、なんせ問題は楽しくないこと。もちろん楽しんでやっている方もたくさんいますが、根っからの運動嫌いにはただの試練でしかないので、どうしても腰が重くなってしまうんです。■楽しいから続くエクササイズ!そんな私が唯一“楽しく”“自発的に”しかも“子どもと一緒に”続けられているエクササイズが……これは本当に楽しいです!最近子ども達と3人で同じアイドルにハマっているので、ダンスの解説動画を見て振り付けを覚えて、一緒に踊っています。学校が始まってからはあまり一緒にやる時間がありませんが、日中に1人でやるだけでも楽しいです。まぁやるとしても1〜2曲程度なので「そこまでの運動にはならないんじゃないか?」と思うかもしれませんが、実際踊ってみると……私が人一倍体力がなさすぎるだけかもしれませんが…。でも本当に、見た感じの運動量と実際やってみて体感した運動量は全然違いました。私は普通にお菓子食べまくっているのでダイエットにはなっていませんが、食生活もきちんと見直した上でこれを毎日やれば効果はあると思います。とにかくダンスエクササイズにはたくさんのメリットがあるのでおすすめです!■もはやメリットしかない!デメリットを挙げるとすれば「運動神経0のくたびれた35歳が、可愛らしいダンスを踊ってる姿がキツイ」ということくらいですね!でも他人に見られなければ問題ありません!子ども達からも冷ややかな目線を向けられるようになったら、一人の時にだけひっそりやろうと思います。そしてエクササイズとは関係ありませんが、子どもを見ていてひしひしと感じたこともありました。飲み込みも早いし、動きが滑らかだし、体力すごいし、かわいいし……子どもってすごいですね。私は全てにおいてその真逆ですが、楽しめることが一番大事なのでこれからも続けていこうと思います。
2020年09月11日「ワイドスタンス・スクワット」のフォームを再確認!まず最初に、「ワイドスタンス・スクワット」のエクササイズフォームを再確認しておきましょう。出典:byBirth両脚で左右の足を底辺とする正三角形を作るイメージで、肩幅よりも広めに足幅をとります。つま先はやや外側に向けるようにします。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、息を吸いながら膝のライン(写真赤線参照)よりもやや下の位置までお尻を下ろしていき、息を吐きながら立ち上がる動作を繰り返します。足幅を肩幅より大きく広げることで、股関節の「開いて閉じる」という動作が強調されるようになり、内ももの筋肉の引き締め効果が期待できます。なぜ「ワイドスタンス・スクワット」を行っても、下半身痩せ効果が感じられないのか?ワイドスタンス・スクワットで下半身痩せ効果が感じられない原因として、股関節の「開いて閉じる」という動作ができていないことが考えられます。先程お伝えした通り、ワイドスタンス・スクワットは股関節の「開いて閉じる」という動作を繰り返すことで、内ももの筋肉である股関節内転筋群に効かせることができます。しかし、「股関節を開く」という動作が制限されてしまっていると、お尻を十分に下まで下ろすことができないばかりか、膝が前へ流れてしまいます。すると股関節の動きではなく膝の動きとなってしまい、筋肉への刺激は内ももではなく太もも前面に入ってしまいます。太もも前面の筋肉である「大腿四頭筋」は刺激が入りやすい上、肥大しやすい筋肉でもあります。そのためこの筋肉に効いてしまうと、下半身痩せどころか却って太ももが太くなってしまうことになってしまいます。出典:byBirthまた、膝が前へ流れてしまうということは、つま先よりも内側に入りやすくなるということなので、膝への負担も大きくなってしまうと言えます。そのためこのままエクササイズを続けていると、下半身痩せ効果が得られないばかりか、膝を痛めてしまう可能性が十分に考えられます。下半身痩せエクササイズの効果が感じられない場合に行っておきたい「股関節ストレッチ」それでは、ワイドスタンス・スクワットで股関節を開くという動作が制限されてしまっている場合に行っておきたい、股関節ストレッチをご紹介していきましょう。ここで「股関節を開く」という動作を制限している筋肉として、股関節を内側に閉じる働きをする「股関節内転筋群」と、内旋という内側に捻る作用をもたらす「股関節内旋筋群」が考えられます。これらの筋肉の緊張が強すぎて、「外側に開く」という働きが制限されてしまっているものと思われます。そのため、まずは股関節内転筋群と内旋筋群の過度な緊張を静的ストレッチで緩め、次に動的ストレッチで股関節を外に捻る動きと開く動きを高めていくようにします。(1)股関節内転・内旋筋群への静的ストレッチ出典:byBirth両脚を出来るだけ大きく開き、つま先を天井に向けるようにします。胸を張って骨盤を立てたまま上体を前傾させていくと、内ももにある股関節内転筋群と内旋筋群がストレッチされます。内ももの筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けるようにします。そうすることで股関節内転・内旋筋群の緊張を緩めることができます。このストレッチを行う際、背中が丸まらないように注意しましょう。背中を丸めてしまうと骨盤が後傾し、内ももの筋肉へのストレッチ効果が激減してしまうからです。そのため、胸を張り骨盤を立てるようにします。ストレッチ中は呼吸が止まらないように、自然な呼吸を心がけるようにしましょう。(2)股関節外旋方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth上の写真のように開脚状態で、内側から外側へ股関節を捻る動作を10回繰り返していきます。太ももの付け根から少しずつ大きく動かしていくようにしましょう。必ず高めたい動きである外側へ股関節を捻る動作で終えるようにします。(3)股関節外転方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth上の写真のように横向きの体勢になり、上になっている股関節を外に向かって開く動作を、左右それぞれ10回繰り返します。骨盤を動かさないようにすることと、少しずつ外に向かって開く動作を大きくしていくことが可動域を広げるポイントです。動的ストレッチも、無理のない範囲で動かしていくようにしましょう。もし動かして痛みや違和感があれば、中止するようにしましょう。エクササイズを効果のあるものにするためには…出典:byBirthストレッチを終えたら、改めてワイドスタンス・スクワットを行ってみて、股関節を開いて閉じる動作ができて、内ももの筋肉に効かせることができているかどうかを確かめておきましょう。いかがでしょうか。内ももの筋肉に効かせることができましたか?どんなに下半身痩せに効果的なエクササイズでも、ターゲットとする筋肉に効いていなければ効果は期待できません!エクササイズを効果のあるものにするためには、ターゲットとする筋肉にしっかりと効いているかどうか確かめながら行うようにしましょう。
2020年09月06日「腹筋エクササイズ」をすると腰が痛くなる理由まずは腹筋エクササイズをするとなぜ腰が痛くなるのか、その理由についてお伝えしていきましょう。その理由は、腹筋ではなく股関節の筋肉を使ってしまっているからです。本来なら腹筋を使って腰椎を曲げていくべきところを、股関節の筋肉を使って股関節を曲げることで、エクササイズ動作を行ってしまっているのです。股関節を曲げる際に機能する主な筋肉は「腸腰筋」という筋肉です。腸腰筋が優位に働くようになると、腰椎が前方に引っ張られるため腰の反りが強くなってしまいます。すると腹筋に効きにくくなるばかりか、腰が痛くなってしまうと考えられます。例えば腹筋エクササイズを代表するエクササイズとして、「シットアップ」というものがあります。これは「上体起こし」とも言われ、下の写真のように上体を起こす動作を繰り返すことで、腹直筋と腹斜筋群に効かせることができます。出典:byBirthしかし、腹筋力が弱いと腹筋を使って上体を起こすことができないため、股関節の筋肉を使って股関節を曲げることで上体を起こそうとします。するとお腹ではなく太ももの付け根部分に効いてしまいます。その結果、腸腰筋の働きが優位になり、腰への負担が大きくなってしまうと考えられるのです。腹筋に確実に効く!腰が痛くならない「2つの腹筋エクササイズ」お待たせしました!それでは腹筋にしっかり効かせることができて、なおかつ腰が痛くならない腹筋エクササイズを、2つご紹介していきましょう!(1)上体を起こさない腹筋エクササイズ1つは「上体を起こさない腹筋エクササイズ」です。上体を起こさない腹筋と言われると、ピンと来ない方が多いと思いますが、上体を起こさないで行う腹筋エクササイズです!これは仰向けになって、骨盤後傾動作を繰り返すエクササイズです。出典:byBirth両膝を立てて仰向けになります。すると腰と床の間に隙間ができますので、その隙間に両手を入れます(写真上)。息を吐きながらお腹の力を使って両手を押し潰すようにすると、その反作用で尾骨、仙骨という順に床から離れていき骨盤が後傾していきます(写真下)。骨盤を後傾させたら、息を吸いながら力を抜いていきます。骨盤後傾動作を繰り返しますので、腹直筋下部を主に効かせることができ、下腹痩せにも有効と言えます。慣れてきてお腹の力を使って腰を床に押し付けるという感覚が分かってきたら、腰と床の隙間に入れていた両手を抜いてエクササイズを行ってみましょう。15~20回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行うとよいでしょう。ポイント仙骨が床から離れるところまでお腹に力を入れるようにしましょう。そうすることで腹筋に効かせることができます。注意すべき点お腹の力を使って両手を押し潰す際、息が止まらないようにしましょう。(2)あぐらクランチもう一つは「あぐらクランチ」と呼ばれるものです。これはその名の通り、あぐらをかいたような体勢でクランチ動作を繰り返すエクササイズです。出典:byBirth両膝を立てて仰向けになり、立てた両膝を外側に倒していき、膝を開いた状態を作ります。足の裏は合わせておきましょう。両手は耳の後ろに添えて、両肘を開くようにします(写真上)。息を吐きながら、みぞおちを支点に上体を起こしていきます(写真下)。肩甲骨上部が床から離れるところまで起こしたら、息を吸いながら上体を下ろしていきます。両膝を開くことで上体を起こす際に股関節が使えなくなり、腸腰筋が動作に関与しなくなるため、腰への負担を少なくすることができます。こちらも15~20回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行ってみましょう。ポイント必ずみぞおちから上体を起こすようにします。そうすることで腹直筋上部に効かせることができます。注意すべき点動作中はアゴを引かないようにします。アゴを引いてしまうと、腹筋ではなく首の筋肉を使って起こすことになるからです。また肘を閉じてしまうと、腹筋ではなく腕の力を使って起こすことになってしまいます。そのため、両肘は開いたままエクササイズを行うようにしましょう。腰に痛みを感じたら、エクササイズはすぐに中止しましょう出典:byBirth今回は腹筋エクササイズをすると腰が痛くなる理由と、腹筋に確実に効いて腰が痛くならない腹筋エクササイズを2つご紹介しました。腹筋エクササイズをしていて腰が痛くなる理由は、股関節の筋肉である腸腰筋を使ってエクササイズを行っているためで、腸腰筋の働きが強くなると腰の反りが強くなってしまうのです。いくらダイエットやお腹痩せ、下半身痩せなどに有効なエクササイズであっても、それを行うと腰や肩、膝などが痛くなったり違和感があったりする場合、そのままエクササイズを続けていると腰などを痛めてしまう可能性があります。そのため、関節に違和感があったら、エクササイズはすぐに中止するようにしましょう。その場合は一度、パーソナルトレーナーや専門家にフォームをチェックしてもらい、問題点がどこにあるのかを指摘してもらったり、関節への負担が少ないエクササイズを提案してもらったりすることをお勧めします。「エクササイズは安全かつ効果を感じられるものであってはじめて有意義なものとなる」ということを頭に入れておきましょう。
2020年09月02日引き締まり感のないお腹やぽっこりした下腹が気になる、ウエストのくびれが欲しいと思っていても、服を着れば隠れるし、見て見ぬふりをして放置していませんか?お腹周りの脂肪は、日頃の生活やちょっとした習慣を取り入れることで変化しやすい場所です。今回は、今からでも遅くない!10分でできるお腹マッサージ&ストレッチ法について、エステティシャンである筆者がお教えします。ぽっこりお腹・脂肪・たるみの原因って?(1)姿勢の歪みや骨盤の歪み立ち姿勢や座り姿勢が猫背気味や前傾姿勢になって、だらっとしていませんか?姿勢が悪くなると腹筋や背筋が低下し、お腹がぽっこり出たり、引き締まり感がなく、脂肪がついてたるみが目立ちやすくなります。片方に体重をかけて立つ、足を組むなども骨盤が歪みやすくなり、お腹や腰周りの筋力が低下し、内臓が支えきれず、お腹周りに脂肪がつきやすくなります。日頃から立ち姿勢や座り姿勢の際は、骨盤を立てて下腹を引き締める意識をすること、疲れてきたなと感じる場合は体を動かしてストレッチするなどして、体の中心軸を整えましょう。(2)食べ過ぎ、燃焼量が追いついていない1食の食事量が多い、味付けが濃く、高カロリーなものをよく食べる、脂質や糖質が中心の食事メニューになっていませんか?食べたものを燃やす代謝量が低いのに、食事による摂取カロリーが高すぎると燃焼スピードが追いつかず、脂肪へと蓄積しやすくなります。味付けの濃いものや高カロリーなものに偏りすぎないように、野菜を中心とした栄養バランスのとれた食事メニューを心がけ、汁物、野菜、魚、お肉、お米の順番で食べるように意識しましょう。(3)運動不足による筋肉の低下運動不足によって筋力が低下すると、食べたものを燃焼するスピードが低下し、脂肪となりやすいことと、余分なスペースに脂肪が溜まりやすくなります。日頃から適度な運動やストレッチ、姿勢を心がけで腹筋、背筋など全身の筋力を落とさないようにし、食べたものを燃やせる代謝量をキープしておきましょう。(4)便秘や腸の動きが悪い3~4日お通じがないなど、便秘が続くと下腹がぽっこりします。便秘ぎみだと感じる場合は、食物繊維や水分が少なくないか生活習慣を見直し、こまめに水を飲んでトイレに行くようにしましょう。また、ヨーグルトやキムチ、納豆などの乳酸菌を摂り、腸内環境を活性化させる、マッサージやストレッチ、運動によって腸を動かすように意識しましょう。ぽっこりお腹や脂肪、たるみが気になる場合は、原因は一つではないこともあるので、お腹のどのような部分が気になるか、どこを強化したり改善すれば良いかを考え、日頃の姿勢を整える、筋力をつけて燃焼スピードをあげる、腸内環境を整えることを意識しましょう。10分で出来るお腹引き締めマッサージ&ストレッチ(1)ウエストラインから骨盤の内側に向かって、手のひらを密着させて少し圧をかけながらゆっくり10回流します。出典:byBirth(2)へそ横を人差し指~小指で押さえ、下腹をグッと引き締めます。骨盤は正面を向いたまま、腸を動かすように上半身を右に倒します。出典:byBirth逆側も同じように、へそ横を人差し指~小指で押さえ、下腹をグッと引き締めます。骨盤は正面を向いたまま、腸を動かすように上半身を左に倒します。左右交互に10回繰り返します。出典:byBirth(3)へその横を押さえたまま、上半身を前に倒し、起こすをゆっくり10回繰り返します。出典:byBirth(4)下腹部分を人差し指~小指で押さえ、下腹をグッと引き締めます。骨盤は正面を向いたまま、上半身を右に倒します。出典:byBirth逆側も同じように、下腹部分を人差し指~小指で押さえ、下腹をグッと引き締めます。骨盤は正面を向いたまま、上半身を左に倒します。出典:byBirth(5)下腹を押さえたまま、体を前に倒す、上体を起こすをゆっくり10回繰り返します。出典:byBirth(6)足を肩幅に開き、右手で左手首を持ち、ウエストをねじるようにひねり5秒キープします。逆側も同じように、左手で右手首を持ち、ウエストをねじるようにひねり5秒キープし、左右交互に10回繰り返します。出典:byBirth(7)壁にかかととをつけ、手は腰に置き、腹筋をグッと引き締めます。胸を開いて肩を少し下に下げて、鎖骨がまっすぐになるように意識して、その姿勢を20秒キープし5セット繰り返します。出典:byBirthぽっこりお腹やお腹の脂肪といっても、決して食べ過ぎで太っていることだけが原因ではありません。姿勢による骨盤の歪みによって、本来あるべき位置に内蔵がおさまっていない、食べ過ぎによって内臓周りに脂肪がついている、腹筋や背筋の低下によって燃焼できていない、引き締まり感がなくメリハリがないなどが考えられます。まずは、ぽっこりお腹になる原因を見つけ出し、休憩時間やお風呂上がりにマッサージやストレッチを取り入れて続けてみましょう。お腹の肉質や見た目は変化しやすい場所なので、今からでも遅くはありません。ぜひ参考にしてみてはいかがですか?
2020年09月02日「下半身太り」が起こるメカニズムまずは下半身太りはどのようにして起こるのか、そのメカニズムに触れておきましょう。下半身太りが起こる原因として、「骨盤の開き」が考えられます。「骨盤が開く」とは、本来逆三角形のような形をした骨盤が、台形のような形になっている状態を言います。具体的には、骨盤上部にある腸骨が閉じて、骨盤下部にある坐骨や恥骨が外に開いた状態になります。すると、大腿骨も外に開きやすくなります。これがいわゆる「O脚」と言われる状態です。そうなると骨格に歪みが生じるので、血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物や不要な水分が排出されずに体内に留まってしまった結果、「むくみ」が生じます。不要な水分が体内に溜まってしまうと冷えやすくなるので、脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。更に、行き場を失った老廃物が皮下脂肪組織の周りに付着して、皮下脂肪が肥大化します。これが「セルライト」です。下半身太りはこのようにして起こると考えられます。出典:byBirth下半身痩せに有効な2つのエクササイズ下半身太りを引き起こしている骨盤の開きは、先程お伝えした通り、骨盤上部にある腸骨が閉じて、骨盤下部にある坐骨や恥骨が外に開いた状態です。坐骨や恥骨が外に開いているということは、内ももの筋肉である股関節内転筋群やお尻の筋肉である大殿筋が緩み、収縮力が低下した状態と言えます。そのため、骨盤の開きを改善し下半身痩せにつなげるためには、股関節内転筋群と大殿筋の筋力を強化するエクササイズが有効と言えます。具体的には、股関節内転筋群強化に効果的で、トレーニングツールなしでもできる「ワイドスタンス・スクワット」と、股関節内転筋群と大殿筋を強化できる「ボール挟み」という2つのエクササイズが挙げられます。(1)内ももを引き締める「ワイドスタンス・スクワット」出典:byBirth左右の足を底辺として正三角形を作り、つま先はやや外側に向けて立ちます。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、目線は正面に向けるようにします。息を吸いながらお尻をゆっくりと膝の高さ(写真赤線)よりも下に位置するまで下ろしていき、息を吐きながら立ち上がる動作を繰り返していきます。足幅を大きく広げることで、股関節の「開いて閉じる」動きが強調されるので、内ももの筋肉である股関節内転筋群に効かせることができ、内もも引き締め効果が期待できます。10回を1分間の休憩を入れながら、5セット行ってみましょう。ポイント股関節内転筋群に効かせるポイントは2つあります。1つはお尻をできるだけゆっくり下ろしていくことです。そうすることでターゲットである股関節内転筋群が伸ばされながら収縮することになり、筋肉に大きな刺激を与えることができるからです。もう一つは、お尻を膝の高さよりも下になるまで下ろすことです。運動範囲が広くなることで、股関節内転筋群への刺激が大きくなるからです。注意すべき点エクササイズ中は、膝とつま先が同じ方向を向くように心がけましょう。膝がつま先に対して内側に入ってしまうと、脚の歪みを大きくしてしまう上、膝への負担が大きくなってしまいます。(2)内ももとお尻の筋肉に効く「ボール挟み」出典:byBirth内ももに小さなエクササイズボールを挟み、左右のかかとを付けてつま先を最大限に外側に開くようにします。息を吐きながらボールをしっかりと挟み(写真赤矢印参照)、息を吸いながら緩めていく動作を繰り返します。このエクササイズを行うことで、内ももの筋肉はもちろんのこと、お尻の筋肉にも効かせることができます!小さなエクササイズボールがない場合は、クッションや枕などで代用しても構いません。10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。ポイント左右のかかとをしっかり付けて、つま先をできるだけ大きく外側に開くようにすることです。そうすることでお尻の筋肉に効かせることができます。注意すべき点エクササイズ中、膝は伸ばしたままで行うようにします。ボールを挟む際、呼吸が止まらないようにしましょう。エクササイズを続けるコツ出典:byBirth今回は下半身痩せに特に有効と言える2つのエクササイズを取り上げてみました。この2つのエクササイズを続けることで、下半身太りをもたらす骨盤の開きを改善させることができ、下半身痩せ効果が実現できます。個人差がありますが、エクササイズを週1~2回行うことで、2~3ヶ月で効果が現れます。しかし、どんなに有効なエクササイズでも、やはり続けなければ効果は得られません!エクササイズを続けるためには、「どのような下半身を目指したいのか」、「下半身痩せに成功したら何がしたいのか」ということをできるだけ明確にしておくことが大切です。目指す方向性が明確になると、エクササイズに対するモチベーションを高めることができると言えるからです。下半身痩せ、お腹痩せ、ダイエットなどどんな目的であれ、まずはゴールを明確に設定するところから取り組んでみましょう!
2020年08月30日お腹を引き締めながらお尻を引き上げる「プランク with ヒップエクステンション」今回ご紹介するエクササイズは、お腹引き締めに効果的な「プランク」というエクササイズと、お尻の筋肉である大殿筋のエクササイズである「ヒップエクステンション」を融合させた「プランク with ヒップエクステンション」というものです。出典:byBirth肘を付いた腕立ての体勢をとり、頭から足を結ぶラインが一直線となるようにします。この時、腰が落ちないように腹筋を使ってお腹を引き上げるようにします。その体勢のまま、上の写真のように片方の足を床から離し、骨盤が動かないように固定しながら、膝が股関節よりも上に位置するまで股関節を伸ばしていきます。そこから更につま先を外側に向けて捻りを加え、大殿筋が収縮していることが感じられるところで1秒程度静止し、ゆっくり下ろすようにします。左右それぞれ10~15回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行うようにします。エクササイズ効果を高めるポイントこのエクササイズで効果を高めるために押さえておきたいポイントが2つあります。1つは、お腹を引き上げる際、おへその部分を凹ませるようにしましょう。そうすることで腹筋群の深層部にあり、腹圧を高める働きをする腹横筋に効かせることができ、お腹引き締め効果につなげることができます。もう一つは、股関節を伸ばしたら、そこから更につま先を外に向けて捻りを加えることです。これがお尻の筋肉に効かせるコツです。お尻の筋肉である大殿筋は「股関節を伸ばす」という働きの他に、「股関節を外側に向かって回旋させる」というそれがあるからです。エクササイズ効果が感じられない場合に行っておきたい2つのストレッチしかし、実際にエクササイズを行ってみると、「お腹やお尻に効果が感じられない」という声も。例えばエクササイズを行ってみると「お尻ではなく背筋に効いてしまう…」という場合、その理由として骨盤が動いてしまっていることが考えられます。股関節の運動の土台となるはずの骨盤が前傾しながら動いてしまうと、股関節ではなく腰椎を伸ばす動作となってしまい、そのため背筋に効いてしまうのです。股関節を伸ばそうとすると骨盤が前傾方向に動いてしまう場合、股関節伸展動作が制限されている可能性があります。股関節伸展動作を制限している要因として、股関節屈筋である腸腰筋の緊張が強くなっていることが考えられます。そこで骨盤が動いてしまうという場合、「腸腰筋への静的ストレッチ」を行います。また、「エクササイズ中に骨盤が動いてしまう」ということは、お腹の筋肉も十分効いていない可能性があります。なぜならば「骨盤が動いてしまっている」ということは、「お腹の力が抜けてしまっている」ということでもあるからです。そこで腸腰筋へのストレッチと合わせて、「骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ」を行うとよいでしょう。(1)股関節伸展動作を制限している「腸腰筋」への静的ストレッチ出典:byBirth脚を前後に大きく開き、前脚の膝を立てて後ろ脚は膝が股関節よりも後ろに位置するように股関節を伸ばします。立てた前脚の膝の上に両手を乗せて、重心を上体の真下に預けて骨盤を後傾させることで、後ろ脚の太もも付け根部分にある腸腰筋がストレッチされます。骨盤を後傾させやすくするコツは、目線をお腹に向けることです。左右それぞれ20~30秒間、筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で伸ばし続けるようにします。腸腰筋へのストレッチ効果が感じられない原因出典:byBirth出典:byBirth「腸腰筋へのストレッチ効果が十分に感じられない…」という方、写真Aのように骨盤が外へ向いてしまった状態でストレッチを行っていませんか?そうすると腸腰筋を伸ばしているつもりでも、しっかりと伸ばされていないため、ストレッチ効果がダウンしてしまいます。そのためストレッチ中は、写真Bのように骨盤を正面に向けるようにしましょう。(2)骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth四つん這いの体勢から、背中を軽く反らせて骨盤を前傾させます(写真上)。そこから背中を丸めて骨盤を後傾させる動作を10回繰り返します(写真下)。ゆっくりと動かすようにし、骨盤を後傾させる動作を少しずつ大きくしていくようにしましょう。ヒップアップのカギは「腹筋」!?出典:byBirth2つのストレッチを行ったら、もう一度エクササイズにトライしてみましょう。すると骨盤が後傾させやすくなるため、腹筋の力が抜けにくくなり、お腹に効かせやすくなります。また腹筋がしっかり使われるようになると、股関節の運動の土台となる骨盤が固定されるようになるので、大殿筋にも効果が感じられるようになるハズです!そう考えるとヒップアップ効果を高める上で、腹筋は重要なカギを握ると言えるかもしれません。そのためヒップアップに効果的と言われるエクササイズを行う場合にも、腹筋をしっかり機能させた上で行う必要があると言えます。ヒップアップさせたい方、早速今日から腹筋をしっかり使いながら、ヒップアップエクササイズを行ってみましょう!
2020年08月28日今年はコロナ禍によって、「食」に関する悩みが増えた……というママやパパが少なくないのではないでしょうか。在宅勤務、休校や変則的な時間割、さらには外食自粛のムードのなかで家族全員が家にいる時間が長くなり、必然的に食事の準備をする回数も増えているのではないでしょうか。また、豪雨や地震などの自然災害の発生もあり、食料備蓄の必要性も改めてクローズアップされています。仕事に家事、育児と毎日多忙なママやパパたちは、特にこんな「食に関するお悩み」が気になっているようです。お悩み(1)すぐに「お腹減った〜」と食べ盛りの子どもや家族に、“手軽に”おいしいものを提供したい!お悩み(2)外出自粛時、食事のメニューや栄養バランスを考える大変さを痛感。巣ごもり時でも“マンネリ化しない食生活”がしたい!お悩み(3)災害時や外出自粛時用とはいえ、どうせなら“おいしいもの”を賢くローリングストック(※)したい。家族みんながおいしく食べられる商品は?※ローリングストックとは?…「普段使う食料品で、保存期間の長いもの」を少し多めに買い置きし、消費期限をチェックしながら随時消費しつつ、食べた分だけ買い足して補充していく食料備蓄の方法。食事の悩みは、手軽でも“味じまん”なレトルト『DONBURI亭』で解決! お悩み(1)すぐに「お腹減った〜」と食べ盛りの子どもや家族に、“手軽に”おいしいものを提供したい!▼これ、「DONBURI亭」が解決してくれます!<温めるだけ5分で完成!>レトルトなので、調理はお湯で温めるだけ。さっと昼食を済ませたいときや、軽く夜食を食べたいときなどにも、5分程度で完成する手軽さはありがたいですよね。「中華丼」「カレー中華丼」以外は、電子レンジでの調理も可能なので、ママやパパの留守時、学校や部活帰りで“お腹ペコペコ”なお子さんが、自分で温めて食べることも可能です!<小腹を満たすちょうど良いサイズ!>どの商品も160g〜210gと、お茶碗一杯分のご飯にぴったりなサイズ感なので、“ちょっとした小腹メニュー”にも最適。具材も柔らかく煮込まれているので、小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、家族みんなが消化よく食べられます。お悩み(2)外出自粛時、食事のメニューや栄養バランスを考える大変さを痛感。巣ごもり時でも“マンネリ化しない食生活”がしたい!▼これ、「DONBURI亭」が解決してくれます! <気分で選べる幅広いラインナップ!>味付けがマンネリ化してくると、子どもから「飽きた〜」なんて声があがってしまうことも。DONBURI亭なら、定番の「中華丼」「親子丼」「牛丼」以外にも、「すき焼き丼」「カレー南蛮丼」、そしてAmazon限定の「カレー中華丼」まで、幅広いラインナップを楽しめます。同じ食卓を囲んでいながら、家族それぞれがその日の気分で食べたい「丼」をチョイスできれば、満足度もアップしそうですね。ご飯はもちろん、麺に「中華丼」をかければ、皿うどんやカタ焼きそばなどのアレンジメニューにも応用できます!<具材たっぷりで食べ応えあり!>DONBURI亭は、具材も豊富。たとえば「中華丼」「カレー中華丼」は10種類、「すき焼き丼」は8種類の具材が入っています。それでいながら、カロリーはいずれも107kcal〜171kcal程度と控えめ。栄養バランスが気になっているパパやママも、安心して食べられます!お悩み(3)災害時や外出自粛時用とはいえ、どうせなら“おいしいもの”を賢くローリングストック(※)したい。家族みんながおいしく食べられる商品は?▼これ、「DONBURI亭」が解決してくれます!<味付けも本格的なレトルト!>DONBURI亭は、食べるのがちょっと楽しみになる”味じまん“なレトルトです。「牛丼」には北海道産の昆布の旨みを加えた特製つゆを、「親子丼」には鰹・昆布・煮干をブレンドした和風だしを、そして人気の「中華丼」には、本格的なXO醤を使用。本格的な味が楽しめます。<3食パックで備蓄にぴったり!>備蓄用の食料は、家族の人数分の「数量」も必要になります。DONBURI亭はまとめて必要量のストックがしやすい、”お得な3食パック"も用意。いざというときのためにしっかり備蓄でき、かつ日々の食生活の中でおいしく消費していける“ローリングストック”にぴったりの商品です!家族みんなの食をサポート。頼れるローリングストックは、『DONBURI亭』におまかせ!家庭における「食事の悩み」が少しでも軽くなると、ママもパパも少し気持ちに余裕ができ、家族の笑顔や元気にもつながります。不安になるようなニュースが続き、休校や学校行事の中止などで、子どもたちの心身にも負担がかかっている今、家族みんなで安心して元気に毎日を過ごすためにも、賢く消費しながら備蓄もできる、おいしい食品をしっかりストックしておきたいですね!◆おいしく賢くローリングストック! DONBURI亭ローリングストックにも最適なDONBURI亭は、具材と味にこだわった、家族みんなが食べやすいレトルト。一番人気の「中華丼」は、うずら卵と9種類の野菜が入った、たっぷりの具材が自慢。特製の割り下で濃厚な味わいに仕上げた「すき焼き丼」、北海道産の真昆布のうまみが自慢の特製つゆで、柔らかい牛肉をトロトロに煮込んだ「牛丼」。他にも本格的な「親子丼」、「カレー南蛮丼」、LEEコラボの「カレー中華丼」(Amazon限定)などなど、どれもこれも一度は味わってみたいラインナップを揃えています! DONBURI亭の詳細はこちらから ◆お得な3食パックも!さらに人気の定番3商品(中華丼・牛丼・親子丼)では、買い置きにも便利でお得な3食パックも用意しています!提供:江崎グリコ株式会社
2020年08月25日「ポッコリお腹」と「下半身太り」の原因エクササイズをお伝えする前に、ポッコリお腹と下半身太りを引き起こす原因について触れておきましょう。この2つをもたらす原因として、「骨盤の開き」が考えられます。骨盤というのは本来、開いたり閉じたりを繰り返しているのですが、何らかの原因で開きっぱなしとなった状態です。骨盤が開いた状態になると、本来逆三角形をした骨盤が、台形のような形をした状態になります。具体的には、坐骨や恥骨といった骨盤の下の部分が開いた状態です。すると内臓が下垂して、下腹部がポコッと出た「ポッコリお腹」と呼ばれる状態になります。出典:byBirth更に、骨盤下部が開くと、股関節(大腿骨)も外に開いた状態となりやすくなるため、「O脚」になります。そうすると、血液やリンパの流れが妨げられるので、むくみやすくなり「下半身太り」へとつながると考えられます。以上のことから、ポッコリお腹と下半身太り解消には、開いた骨盤を改善するエクササイズが有効となります。「骨盤の開き」を改善し、お腹痩せと下半身痩せに導くエクササイズそれでは開いた骨盤を改善するには、どのようなエクササイズを行えばよいのでしょうか。骨盤下部が開いた状態というのは、恥骨と坐骨が外に向かって開いた状態なので、腹直筋、内・外腹斜筋、腹横筋から成る「腹筋群」と、内ももの筋肉である「股関節内転筋群」、そしてお尻の筋肉である「大殿筋」などといった筋力が弱くなっている状態と考えられます。そのため開いた骨盤を改善するには、腹筋群、股関節内転筋群、大殿筋を強化するエクササイズが有効と思われます。この3つの筋肉を一気に強化できるエクササイズがあります!それが「スタンディング・ドローイン」というエクササイズです。「骨盤の開き」を改善する「スタンディング・ドローイン」出典:byBirth立位の体勢から、左右のかかとをつけて、つま先をできるだけ大きく外に開きます(写真左)。左右の内ももを閉じたまま、肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お腹を凹ませた状態を30秒間キープします(写真右)。合間に30秒~1分程度の休憩を入れながら、3セット行いましょう。ポイントこのエクササイズを効果的に行うために、押さえておきたいポイントが2つあります。1つは、つま先をできるだけ大きく外に開いた状態で内ももを閉じるようにすることです。そうすることで、股関節内転筋群だけでなく、大殿筋に効かせることができます。もう一つは、おへその辺りを大きく凹ませるようにすることです。それにより腹筋群の深層部にある腹横筋に効かせることができ、お腹痩せ効果を得ることができます。注意すべき点お腹を凹ませようとすると呼吸が止まりやすくなってしまいますが、エクササイズ中は呼吸が止まらないように注意しましょう。「スタンディング・ドローイン」でよくある問題とその改善策スタンディング・ドローインは、「立った状態で内ももを閉じてお腹を凹ませる」という至ってシンプルなエクササイズです。しかし、このエクササイズを指導していると、「内ももを閉じる動作がうまくできない…」という声や、「お腹をうまく凹ませることができない…」という声もよく耳にします。そこでここでは、この2つの問題に対する改善策をお伝えしておきましょう。内ももを閉じる動作がうまくできない場合の改善策下の写真のように、小さなゴム状のエクササイズボールやクッションなどを内ももにセットして、それを挟むようにしてエクササイズを行ってみましょう。出典:byBirth合わせて行っておきたい「股関節外転筋群への静的ストレッチ」「内ももを閉じる動作がうまくできない」ということは、言い換えれば内ももを閉じる動作が制限されているということです。そこで、内ももを閉じる動作(股関節内転動作)を制限している筋肉である股関節外転筋群へのストレッチも合わせて行うとよいでしょう。出典:byBirthストレッチする方の脚を後ろに引いて、反対側の脚とクロスさせます。反対側の手を骨盤側方に添えて、骨盤をストレッチする側へスライドさせる(写真赤矢印参照)ことで、骨盤外側から太もも外側に走行している股関節外転筋群がストレッチされます。左右それぞれ20~30秒間、心地よく伸ばされていることが感じられる強度でストレッチします。お腹をうまく凹ませられない場合の改善策下の写真のようにおへそを覆うように片手を当てて、その手からお腹を離していくようにお腹を凹ませてみましょう。するとお腹を凹ませることができ、腹横筋に効かせることができます。出典:byBirthお腹の筋肉に効かせるために行っておきたい「腸腰筋への静的ストレッチ」腹横筋を機能させるには、骨盤を後傾方向に動かす必要があります。お腹がうまく凹ませられないということは、骨盤の前傾が強く、腹横筋がうまく機能していないことが考えられます。そこで、骨盤の前傾を強めている腸腰筋の過度な緊張を、ストレッチで緩めておくとよいでしょう。出典:byBirth脚を前後に大きく開き、前脚の膝は立てて後ろ脚は膝が股関節よりも後ろに位置するようにします。立てた前脚の膝の上に両手を乗せて骨盤を後傾させ、重心を上体の真下に下ろすことで、後ろ脚の太ももの付け根前面にある腸腰筋がストレッチされます。骨盤を後傾させるコツは、目線をお腹に向けることです。やはり左右それぞれ20~30秒間、後ろ脚の太もも付け根前面の部分が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で伸ばし続けましょう。「時間がない」という人にでも毎日続けられるエクササイズ!出典:byBirth今回はお腹と下半身を一気に引き締めることができる、スタンディング・ドローインというエクササイズをご紹介しました。このエクササイズは5分もあればできるものですので、「時間がない」という方でもスキマ時間に続けることができます!このエクササイズは毎日行うようにしてみましょう。合わせて全身の筋肉を刺激する筋トレを週2、3回行うようにすれば、2ヶ月ほどでお腹痩せと下半身痩せの効果が現れてくると思います。「お腹周りと太もも周りが気になる…」という方、早速今日から始めてみてください!
2020年08月12日痩せたい人は朝のちょっとした運動で差をつける!効率的に痩せたい人は、朝にちょっとした運動をするだけで脂肪が燃えやすくなります。朝は交感神経が優位になっている時間帯のため、夕方以降に運動するよりも痩せる効果が高いというメリットがあるんです。その効果については後ほどご紹介しますが、朝にちょっとした運動をすることで、1日中脂肪が燃えやすい状態になります。たった10分でも良いので、ぜひ試してみてくださいね。最小限の行動で最大限のダイエット効果を発揮するには、朝ダイエットがおすすめですよ。朝ダイエットに期待できる効果では、朝ダイエットにはどのような効果が期待できるのでしょうか?代謝アップで痩せやすい体に朝ダイエットの効果は、代謝がアップして痩せやすい体になることです。朝は交感神経が優位になっている時間帯のため、体温が高く体が活動モードになっています。そのため、血流がアップして代謝が高まり、痩せやすくなるのです。また、朝の段階で代謝を高めておけば、その後1日中代謝の良い状態が持続します。朝に運動をするかしないかで、1日の消費カロリーに差がつくと言えるでしょう。脂肪が燃焼しやすくなる出典:byBirth運動をするとエネルギーを消費しますが、通常はまず糖質から消費され、その後に脂肪が燃焼されます。しかし、朝は空腹で体内のエネルギーが少ないため、脂肪から消費しやすいメリットがあります。そのため、朝に運動をすると脂肪が燃焼しやすくなり、痩せやすくなるのです。規則正しい生活で自律神経が整う不規則な生活をしていると自律神経が乱れ、代謝が低下しやすくなります。しかし、規則正しい生活をすれば自律神経が整い、代謝がアップします。朝ダイエットは早起きして運動をするため、規則正しい生活を送ることができるのがメリットです。痩せやすい体になるだけでなく、健康な体を保つことができるのもメリットですね。目覚め効果で仕事の効率アップ朝に運動をすると血流がアップし、交感神経が優位になって体は活動モードになります。そのため目覚めが良くなり、仕事の効率がアップするメリットもあります。痩せるだけでなく仕事もうまくいけば、人生が充実して楽しいものになるでしょう。朝ダイエットにおすすめのエクササイズ朝は忙しいので、時間をかけずにできるエクササイズがおすすめです。10分でOKの朝ダイエットエクササイズをご紹介します。寝起きでも辛くないストレッチ寝起きはまだ体が目覚めていないことに加え、体内の水分量やエネルギーが不足している状態です。その状態でハードな運動をすると体に負担がかかるため、まずはストレッチで体を慣らすのがおすすめ!ストレッチをすると血流がアップし、徐々に体を目覚めさせることができます。寝たままできる腰ひねりストレッチ出典:byBirth腰をひねったまま呼吸をすることで、ウエストの脂肪が燃焼しやすくなります。床の上で仰向けになり、両手を横に広げます。片足を体の反対側へ移動し、腰をひねります。呼吸を止めずに、10~20秒キープしましょう。反対側も同様に行います。肩甲骨と首のストレッチ出典:byBirth肩甲骨のストレッチをすると、褐色脂肪細胞が刺激されて代謝がアップすると言われています。また、首のストレッチをすることで自律神経を整える効果が期待できます。両手を頭の上に上げ、片方の肘を持ってストレッチします。そのまま10秒間キープします。反対側も同様に行いましょう。次に、肩の力を抜いて首を左右にゆっくりと回します。左右10~20回ずつ行いましょう。新鮮な空気を取り入れる呼吸法朝の空気は新鮮で澄み渡っているため、酸素を多く取り込む呼吸法を実践してみましょう。深い呼吸をすることで血流がアップし、代謝が高まる効果が期待できます。交感神経を働かせる「胸式呼吸」出典:byBirthリラックスするためには副交感神経を優位にさせることが大切ですが、朝は活動モードにするために交感神経を働かせることが効果的です。交感神経を優位にし、代謝をアップさせる効果が期待できるのが「胸式呼吸」です。また、横隔膜を使うことでインナーマッスルが鍛えられ、体を引き締める効果も期待できます。楽な姿勢でイスや床に座ります。息を吐きながら背中を丸めます。両手を広げて胸を大きく開き、息を吸いこみます。これを10回程度くり返します。お腹をふくらませる腹式呼吸とは対照的に、胸をふくらませるのが胸式呼吸です。むくみ改善に効果的な下半身エクササイズ下半身の筋肉に刺激を与えると、むくみ改善に効果的です。朝は自宅で簡単にできる筋トレエクササイズがおすすめ。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、鍛えることで足のむくみを改善する効果があります。また、太ももを鍛えることで足の脂肪が燃焼しやすくなり、脚やせにも効果的です。つま先立ちエクササイズ出典:byBirthつま先立ちは、ふくらはぎを鍛える効果のある手軽なエクササイズのため、朝ダイエットにおすすめです。壁やイスの背もたれを持ち、つま先立ちをします。かかとをゆっくりと下ろしていき、床につく前にふたたび持ち上げます。これを20~30回くり返しましょう。スクワット出典:byBirth下半身を鍛えるエクササイズなら、スクワットがもっとも効果的。狭いスペースでもできるため、自宅でのエクササイズに最適です。足を肩幅よりもやや広めに開き、両手を前に出して立ちます。膝をつま先の方向にゆっくり曲げていき、お尻を後ろに突き出します。膝が90℃になったら、ゆっくりと戻します。これを20~30回くり返しましょう。朝ダイエットを挫折せずに続けるコツ朝ダイエットを続けるには、まずは早く起きる習慣を付けることが大切です。そこで、朝ダイエットを挫折せずに続けるコツについてご紹介します。夜更かしせずに早めに寝る朝ダイエットを続けるには、早起きするために夜更かしせずに早めに寝ましょう。早く寝ることで早寝早起きが習慣になり、健康的な体づくりができます。自律神経も整いやすくなり、ストレスの軽減やダイエット効果も期待できるでしょう。まずは20分の早起きからはじめよういきなり1時間も2時間も早起きするのは大変ですよね。まずは、20分の早起きからはじめてみましょう。早寝早起きが習慣化すれば、休日でもダラダラ寝ていることがなくなり、早く起きることが楽になりますよ。ながらエクササイズを取り入れる朝は出かける準備などで忙しい時間帯です。そのため朝ダイエットになかなか時間を割けない人も多いでしょう。そんな人は、ながらエクササイズを取り入れるのがおすすめ。朝のニュースを見ながら・歯磨きをしながら・メイクをしながらなど、何かをしながらできるエクササイズを探してみましょう。朝ダイエットで脂肪を燃やそう!朝ダイエットは代謝がアップし、脂肪が燃焼しやすくなる効果が期待できます。早起きを習慣にすることで健康的な体になり、美しく痩せることができるでしょう。はじめは辛いですが、少しずつ慣れてくれば朝ダイエットが楽しくなるはずですよ。
2020年08月11日なぜ太るの?!【お腹・お尻・太もも編】出典:byBirth太る理由は、その人のライフスタイルによって様々な原因が考えられます。当てはまることがあったら、ぜひ普段の生活で意識してみてください。1. 基礎代謝が低い基礎代謝は、生命を維持するために24時間常に働いている必要最低限のエネルギーをいいます。例えば体温を一定に保つことや呼吸、心臓が動くなどです。この基礎代謝が上がることで体温は上がり、血行が良くなります。同時にリンパの流れも良くなるため、老廃物が排出されてむくみを防止、脂肪を燃焼しやすくなります。新陳代謝も上がるので細胞を若々しく保つことができます。運動不足や、長時間のデスクワークなどで筋肉が凝り固まることで血の巡りが悪くなり、基礎代謝が低下する原因になります。太ももやふくらはぎが冷えることで脚はむくみ、それを放置することによって、やがて脂肪を蓄えることにもつながります。この基礎代謝を上げるためには、ヨガや筋トレなどで筋肉を動かすことが必要です。筋肉が伸び縮みして動くことによって、体温が上がり、脂肪を燃焼しやすく痩せやすい身体になります。2. 食べすぎによるもの1日に必要な摂取カロリーをオーバーしてしまうと、太る原因になります。その中で重要なのが、三大栄養素である「糖質」です。糖質は、炭水化物やチョコレート、菓子パンなどの甘いものを指します。この糖質を一気に摂取したり、過剰に摂取することで血糖値が急上昇し、脂肪を溜め込みやすくなります。しかし、摂取する量を守ることと、食べる順番を意識することでそれを防ぐことができます。血糖値が急上昇しないためには、ゆっくり食べること、また糖質の前に食物繊維などが含まれる野菜を摂ることがおすすめです。血糖値の上昇を緩やかにし、吸収のスピードを遅らせることができます。3. ストレスによるものストレスを感じて緊張状態にあることで交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れます。人は交感神経と副交感神経のバランスが保たれることで、心身ともに健康に過ごすことができます。しかし、交感神経ばかりが活発になることで血管は収縮し、冷えやむくみの原因に。他にも身体に様々な不調をきたします。自律神経と関係の深い胃腸にも影響が及ぶため、消化不良や便秘などを引き起こします。普段働いている臓器が、ストレスを感じることによって正常に働かなくなることにより、そこまでの量を食べていない人でも太りやすくなります。【 yoga 】で痩せる仕組み出典:byBirthヨガで大切にしているのが、「呼吸(プラーナーヤーマ)」です。深く息を吸ってゆっくりと吐く腹式呼吸でリラックスでき、副交感神経を優位にします。人は不安やイライラ、緊張を感じることで呼吸が浅くなりがちです。それは交感神経を優位にさせることにつながり、緊張状態が続くことで自律神経のバランスが崩れてしまいます。自律神経と関係の深い胃腸は、そういったストレスを感じることで正常な消化・吸収ができず、便秘や下痢となって身体の不調を知らせます。内臓機能も低下するため、身体が重い、もやもやするなどといった身体への負担となって現れます。ヨガと同じような、ゆったりとした呼吸を普段から意識的に行うことで、心身共にリラックスでき、心のコントロールも可能にします。ヨガのポーズ(アーサナ)は、激しい運動に比べると比較的ゆったりと行うことができます。普段あまり動かさない凝り固まった筋肉を伸ばし、柔軟にすることで血行が良くなり、リンパの流れもスムーズに。老廃物が排出されて冷えやむくみを防止、脂肪を溜め込みにくい身体にします。また血行が良くなることで内臓機能も活性化され、基礎代謝が上がります。私たちの内臓は筋肉によって支えられ、正常な位置に保たれていますが、普段の運動不足などで筋肉が衰えると、内臓が下がりやすくなります。 内臓が下がると下っ腹が出たり、太りやすくなります。この内臓の位置を正しい位置に戻すということも、ヨガでは可能です。同時に身体の歪みを整えられ、可動域が広がり痩せやすい身体になります。【 yoga 】を実践!毎日5分続けてみようプランクポーズ(板のポーズ)【30秒~1分】出典:byBirth効果:体幹、手首、腕の強化四つん這いの姿勢から膝をマットから離し、頭から足の先まで一直線になります。手は肩の真下につきます。お腹に力を入れて、お尻が上がりすぎないようにしましょう。最初は30秒から始めて、徐々に1分間できるまでチャレンジしてみてください。トラのポーズ【左右30秒ずつ→1分】出典:byBirth効果:体幹、お腹、太もも四つん這いの姿勢から、左脚をゆっくりと上げます。右手を前に伸ばし、呼吸します。伸ばした腕と脚が一直線になるように、体幹を意識してバランスをとりましょう。反対側も行います。ハイランジ【左右30秒ずつ→1分】出典:byBirth効果:太もも、股関節・肩の柔軟性ダウンドッグのポーズから入ります。左脚を両手の間につき、脚でしっかり踏ん張って上体を起こします。両手を上で合わせ、骨盤を真っ直ぐに下ろすイメージで両足で身体を支えましょう。3~5呼吸し、両手をマットにつきます。左脚を後ろへひいてダウンドッグへ。反対も同様に行います。ラクダのポーズ【1分】出典:byBirth効果:姿勢・肩こり改善、便秘の改善マットの上に膝立ちになります。腰に手を当てながら上体をゆっくり反らせ、両手で足首を掴みます。目線は天井へ。腰が後ろにいかないように気をつけましょう。
2020年07月08日ステイホームの運動不足解消に、たくさんのエクササイズ動画が公開されています。そんな中でも、『未満警察エクササイズ』がアツいという噂。ナビゲートは、土曜ドラマ『未満警察』に出演するSexy Zoneの中島健人さんとKing&Princeの平野紫耀さんです。警察官の所作や警察学校の訓練の動きを取り入れたエクササイズなのだそうで、ファンにとっては、好きなタレントの動画を見ながら運動できるまたとない機会!例えファンではなくても、笑顔でエクササイズをする2人の姿に励まされ、頑張れること間違いなしです。話題の動画は『日テレ公式チャンネル』で公開されています。ぜひご覧ください。実際に『未満警察エクササイズ』をやってみた人によると、見た目よりかなりハードなのだとか。最後にビシッと敬礼すれば、気分もシャキッとするかもしれませんね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年06月25日「下半身エクササイズ」が肩こり解消にも有効な理由一見関係なさそうに思える「肩こり解消」と「下半身エクササイズ」ですが、それではなぜ下半身エクササイズは肩こり解消にも有効と言えるのでしょうか?その理由は、下半身の筋力を強化することで筋肉によるポンプ作用がアップし、血流促進効果が期待できるからです。筋肉には「力を発揮して運動を起こす」という働き以外にも、血液とリンパ液を押し流す「ポンプ作用」という働きがあります。特に下半身の筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれ、脚に滞留した静脈血を心臓に送り出す働きもするのです。出典:byBirth筋肉のポンプ作用が弱まると、血液を十分に押し流すことができないため血行不良に陥ってしまい、肩こりを起こしやすくなると言えるのです。トレーニングツールなしでもできる!肩こり解消にも効く「下半身エクササイズ」それでは肩こり解消にお勧めな下半身エクササイズをご紹介していきましょう。今回ご紹介するエクササイズも、トレーニングツールなしでもできるものです!1. スクワット出典:byBirth肩幅もしくは肩幅よりも広めに足幅をとり、つま先はやや外側に向けます。両手を頭の後ろに組んで肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お尻を軽く後ろに突き出して目線は正面に向けます。息を吸いながら、後ろに軽く突き出したお尻を膝のラインよりもやや下に位置するまで下ろし(写真左)、息を吐きながら立ち上がる動作(写真右)を繰り返すことで、お尻の筋肉と太ももの筋肉に効かせることができます。10回を1分程度の休憩を入れながら、3~5セット行いましょう。ポイント肩甲骨を内側に寄せて胸を前に突き出し、お尻を後ろに軽く突き出すことで、上体が前傾しお尻の筋肉に効かせることができます。よくある間違い出典:byBirth上の写真のように、膝がつま先よりも前や内側に流れてしまっていませんか?そうすると、膝への負担が大きくなってしまい、膝を傷めてしまう可能性があります。動作中は膝とつま先は同じ方向を向くようにし、また膝がつま先よりも前に突き出さないように注意しましょう。お尻を後ろに突き出すことを意識してみましょう。すると膝がつま先よりも前に出にくくなります!2. カーフレイズ出典:byBirth腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けます。息を吐きながらかかとをできるだけ高く上げて3秒間キープし(写真左)、息を吸いながらゆっくりとかかとを床スレスレまで下ろす動作(写真右)を繰り返すことで、ふくらはぎの筋肉に効かせることができます。15~20回を1分程度の休憩を挟んで3セット行います。ポイントかかとをできるだけ高く上げるようにすることで、ふくらはぎの筋肉に効かせることができます。また、下ろす動作をゆっくりと、抵抗を受け止めるつもりで行うようにします。よくある間違い片方のつま先だけ内側もしくは外側を向いた状態で行ってしまうと、筋肉のバランスが悪くなってしまいます。左右のつま先が正面に向いているか確かめてから行うようにしましょう。3. 有酸素運動下半身エクササイズではないのですが、合わせて有酸素運動を行うとより効果的です。有酸素運動とは酸素を利用してエネルギー供給が行われる運動のことで、心臓のポンプ作用によって血液が促進され、酸素を含んだ血液が身体の各組織へ送り届けられます。したがって血流促進効果があり、肩こり解消に繋がると言えます。「ウォーキング」や「ジョギング」など、低強度でできる運動を20分程度行います。出典:byBirthポイント有酸素運動を行う際のポイントは運動強度です。息が乱れない程度で、「ちょっとキツい」と感じる運動強度で行うようにしましょう。エクササイズを行う頻度下半身エクササイズは、週2~3回を目安におこないましょう。有酸素運動に関しては、体調に差し支えなければ毎日行っても構いません。ストレッチやエクササイズと合わせて行っておきたいこと肩こり解消のために、ストレッチやエクササイズと合わせて行っておきたいことがあります。それは「湯船に浸かること」です。38~40度程度のぬるめのお湯に10分間浸かるようにしましょう。すると血流を促進させることができる上、副交感神経が優位になりリラックス効果が得られるため、筋肉の緊張を緩めることができ、肩こり解消効果を後押しすることができます。出典:byBirth熱いお湯に浸かってしまうと、身体を芯から温めるには至らずに血行促進効果は得られないと言われます。また、交感神経が優位になってしまうため、リラックス効果は得られにくいと言えます。エクササイズは無理をせず、ご自身の体調に合わせて行いましょう今回は、肩周りのストレッチやエクササイズを行っても肩こり解消効果が見られない方にお勧めな下半身エクササイズをお伝えしました。下半身エクササイズをすることで筋肉のポンプ作用がアップするので、血流が促進し、肩こり解消効果が期待できます。エクササイズは無理をせず、ご自身の体力、その日のコンディションに合わせて行うようにしましょう。頑固な肩こりでお悩みの方、是非お試しください!
2020年06月15日下半身太りの原因は「骨盤の開き」?!下半身太りの原因は「血液とリンパの流れの不良」であり、その背景として「筋肉のポンプ作用の低下」ともう一つ「開きっぱなしの骨盤」が考えられます。骨盤が開きっぱなしの状態というのは、本来「逆三角形」の形をした骨盤が「台形」のような形をした状態になっていることです。骨盤が開きっぱなしになると血管や鼠径リンパ節が圧迫されてしまい、脚から流れてくる血液やリンパ液が滞ってしまうからです。すると老廃物や不要な水分が滞留してしまい、「むくみ」が生じるのです。出典:byBirth骨盤の開きの原因の1つに「腹筋の筋力低下」が挙げられます。また、坐骨や恥骨などが外に開いた状態であるので、内ももやお尻の筋肉の筋力も低下している状態とも言えます。腹筋エクササイズの中に、腹筋と内ももの筋肉を同時に刺激することができるエクササイズがあります。それは「リバースクランチ」というエクササイズです。この腹筋エクササイズこそが、骨盤の開き改善に有効と考えられます。お腹痩せと下半身痩せに有効な「リバースクランチ」リバースクランチは以前にもご紹介したことがあるエクササイズですが、とても重要なエクササイズですので改めてお伝えしておきましょう。リバースクランチ出典:byBirth仰向けになり膝と股関節を90度に曲げて、膝と足をしっかりくっつけるようにします。両腕は手のひらを天井に向けて身体の横に「ハの字」に構えるか、頭の後ろに組みます。そうすることで手を使った反動が利用しにくくなるからです。息を吐きながら下腹部を軸に、「尾骨」というお尻の骨が床から離れるまで骨盤を起こしていき、息を吸いながらゆっくりと起こした骨盤を下ろしていく動作を繰り返すことで、腹直筋下部に効かせることができます。15~20回を1分間の休憩を挟みながら3セット行いましょう。ポイント腹直筋下部に効かせるポイントは2つあります。1つは下腹部を軸に骨盤を起こすように心がけることです。もう一つの重要なポイントは、膝と足をしっかりくっつけて離さないようにすることです。そうすることで腹直筋下部に効きやすくなる上、内ももの筋肉である股関節内転筋群に効かせることができるからです。「リバースクランチ」をしても腹筋に効かない理由と対処法リバースクランチをすると「下腹部ではなく太ももの付け根に効いてしまう…」という場合、骨盤ではなく股関節の動きで行ってしまっていることが考えられます。すると腹直筋下部ではなく股関節を曲げる働きをする「腸腰筋」に効いてしまうのです。腸腰筋には「骨盤を前傾させる」という働きもあるため、この筋肉の働きが強くなり過ぎると骨盤の前傾が強くなり、腹筋がますます機能しにくい状態になってしまう可能性があります。そこで、リバースクランチで腹直筋下部への効果が感じられない場合は、次にご紹介する2つのストレッチを行ってみましょう。1. 腸腰筋へのストレッチ出典:byBirth脚を前後に大きく開き、前脚の膝は立てて後ろ脚はしっかり伸ばすようにします。立てた前脚の膝の上に両手を乗せて重心を上体の真下に下ろすことで、後ろ脚の太ももの付け根前面にある腸腰筋がストレッチされます。後ろ脚の太もも付け根前面の部分が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けます。ストレッチの強度変換方法ストレッチの強度は後ろ脚の膝の位置で変えることができます。膝の位置は股関節よりも後ろにあることが基本ですが、股関節から後ろに遠ざけていくほどストレッチの強度は高いものになります。ポイントこのストレッチの決め手は「骨盤」にあります。骨盤を後傾させることと、正面に向けるようにすることで腸腰筋がストレッチされます。目線をお腹に向けるようにすると、骨盤を後傾させやすくなります。2. 骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチ出典:byBirth四つん這いになり、腰を軽く反らせてから(写真上)…腰を丸める動作(写真下)を10回繰り返します。ポイント腰を丸めていく動きをゆっくりと少しずつ大きくしていくようにすることで、骨盤後傾方向の動きを高めることができます。このストレッチでよくある間違いこのストレッチを行う際、顔も一緒に動かしていませんか?ストレッチ中、顔は床に向けたままにします。顔が動いてしまうと、骨盤というよりも背骨全体の動きを高めるストレッチになってしまうからです。エクササイズを効果のあるものにするコツストレッチを行ったら、改めてリバースクランチを行ってみましょう。すると、骨盤が後傾方向にしっかりと動くようになっているため、腹直筋下部に効いている感じが得られるかと思います!エクササイズは、ターゲットとする筋肉にしっかり効いているかどうか、確かめながら行うようにしましょう。それが、エクササイズを効果のあるものにするコツです。このようにリバースクランチは腹直筋下部と股関節内転筋群を強化することができるので、「ポッコリお腹」や「下半身太り」をもたらす骨盤の開きの改善に有効と言えるのです。出典:byBirthお腹痩せしたい方も下半身痩せしたい方も、是非リバースクランチをトレーニングメニューに加えてみてください!
2020年06月12日「下半身太り」が起こるメカニズムエクササイズをご紹介する前に、下半身太りが起こるメカニズムに触れておきましょう。下半身太りの原因として「血液とリンパの流れの不良」が挙げられます。血液やリンパの流れが悪くなると、老廃物や不要な水分が排出できなくなるため「むくみ」が生じます。不要な水分が体内に留まると冷えやすくなります。冷えやすくなると脂肪が蓄積しやすくなり、更には「セルライト」が形成されるようになります。セルライトとは、主にお尻周りや太ももに見られる、老廃物や水分を取り込んで肥大化した皮下脂肪組織のことです。出典:byBirthこのようにして下半身太りは引き起こされると言われています。下半身痩せに効く3つのエクササイズそれでは下半身太り解消に効果的なエクササイズをご紹介しましょう。先ほど、「下半身太りの原因として『血液とリンパの流れの不良』が挙げられる」とお伝えしました。血液とリンパの流れが悪くなる背景の1つに、「筋肉のポンプ作用の低下」が考えられます。筋肉には「運動を起こす」という働き以外に、血液やリンパ液を送り出すポンプ作用というそれもあるのです。筋肉量が少なく、またその働きが弱いと、筋力だけでなくポンプ作用が低下してしまいます。すると血液とリンパの流れが悪くなり、下半身太りに繋がると考えられます。そこで下半身痩せには、下肢の筋肉を強化するエクササイズを行っていきます。ここで1つ注意したいことがあります。それは、下半身痩せ目的で下半身のエクササイズを行う場合、大腿四頭筋のエクササイズは避けるようにすることです。何故ならば大腿四頭筋は刺激を受けやすく、また太くなりやすいと言われているからです。下半身痩せを目的とする場合は、内ももの筋肉やお尻の筋肉、そしてふくらはぎの筋肉を強化するエクササイズを行っていきます。1. ワイドスタンス・スクワット出典:byBirth肩幅よりも広めに足幅をとり、つま先を外側に向けます。左右の足を結ぶ線を底辺とする正三角形を作るようなイメージです。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、目線は正面に向けます。上の写真のように、息を吸いながらお尻が膝のラインよりもやや下の位置になるまでゆっくり上体を下ろして股関節を外に開き、息を吐きながら股関節を閉じる動作を繰り返すことで、内ももの筋肉に効かせることができます。10回を1分程度の休憩をいれながら3~5セット行いましょう。ポイント股関節の「開いて閉じる」という動きを意識することで、内ももの筋肉に効かせることができます。注意すべき点エクササイズ中は、膝とつま先は同じ方向を向くようにしましょう。違う方向に向いてしまっていると、膝を傷めてしまう可能性があるからです。2. ボール挟みエクササイズ出典:byBirth太ももに小さなエクササイズボールを挟み、かかとをくっつけてつま先をできるだけ外側に向けるようにします。息を吐きながら、太ももに挟んだエクササイズボールを潰すように内ももを閉じて3秒間キープし(写真矢印参照)、息を吸いながら緩めていきます。10~15回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。内ももとお尻の筋肉に効かせることができます。両手は写真のように腰に当てるとよいでしょう。エクササイズボールの空気の量で強度が変わります。空気が入っているほど強度が高くなります。小さなエクササイズボールがない場合は、それに変わる挟みやすいもので行っても構いません。ポイントつま先をできるだけ大きく外側に向けるようにすることで、お尻の筋肉にも効かせるもことができるようになります。注意すべき点エクササイズ中は呼吸が止まらないように気をつけましょう。3. カーフレイズ出典:byBirth腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けて立ちます。息を吐きながらかかとをできるだけ高く上げて、ふくらはぎの筋肉が最大限に収縮したところで3秒間キープし(写真左)、息を吸いながらかかとを床スレスレまで下ろしていく動作(写真右)を繰り返すことで、ふくらはぎの筋肉に効かせることができます。15~20回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。もちろん何かにつかまりながら行っても構いません。ポイントかかとをできるだけ高くあげることが、ふくらはぎの筋肉に効かせるポイントです。注意すべき点エクササイズ中は、膝を伸ばしたままで行うようにしましょう。下半身痩せ効果を高めるためにエクササイズと合わせて心がけたいことエクササイズは週2、3回行うようにしましょう。下半身痩せ効果をよりアップさせるために、エクササイズと合わせて行っておきたいことがあります。それはカリウムの摂取です。何故ならカリウムには、体内の塩分を外に排出する効果があるからです。血液中の塩分濃度が高くなると、身体は水分をため込もうとします。これが表面化したものが「むくみ」です。そこでカリウムを摂ることで塩分と水分が排出され、むくみの解消に繋げることができると言えるからです。そのためエクササイズと並行して、普段の食事の中からカリウムを摂るように心がけてみましょう。カリウムを含む食品として、バナナ、ホウレンソウ、サツマイモ、納豆などが挙げられます。出典:byBirth以上をヒントに、下半身痩せに取り組んでみてくださいね!
2020年06月09日「腹筋エクササイズ」をしてもお腹痩せ効果が得られない理由「腹筋エクササイズをしているけれど、お腹痩せ効果を感じない…」。そんな声をよく耳にします。なぜお腹痩せ効果が感じられないのか、考えられる理由として、行っているエクササイズがお腹痩せ目的に適していない筋肉に効かせることができていないという2つのことが考えられます。1. 行っているエクササイズがお腹痩せ目的に適していないお腹痩せには「腹横筋」や「腹直筋下部」を刺激するエクササイズが必要です。なぜならこれらの筋肉が緩むと、下っ腹がポッコリと出る「ポッコリお腹」になりやすくなるからです。出典:byBirth腹横筋は文字通り腹部を横断し、腹腔内圧を高める働きをします。この筋肉が緩むとベルトが緩んだような状態となり、内臓が下垂したり脂肪が蓄積しやすくなったりするため、ポッコリお腹になりやすいと言われています。一方、腹直筋は一般的に「腹筋」と呼ばれているもので、腹部表面にあり縦に覆っています。この腹直筋の中でも特に下の部分は弱くなりやすく、この部分が弱くなると骨盤が開きやすくなるため、やはりポッコリお腹をもたらすと言えます。そのためお腹痩せ目的で腹筋エクササイズを行う場合は、腹横筋や腹直筋下部を刺激するエクササイズを選んで行うとよいでしょう。2. 筋肉に効かせることができていない腹横筋や腹直筋下部を刺激するエクササイズを行っているけれど、お腹痩せ効果が感じられない場合は、筋肉に効かせることができていないことが考えられます。筋肉に効かせることができていない場合、その原因としてエクササイズフォームが間違っているということが考えられます。筋肉に効かない場合のほとんどが、これに当てはまると言っても過言ではありません。そのためターゲットとする筋肉に効いていない場合は、まずはエクササイズフォームを見直してみましょう。出典:byBirth以上のことから、腹筋エクササイズでお腹痩せ効果に繋げるには、腹横筋、腹直筋下部を刺激するエクササイズを、適切なフォームで行うことがポイントとなります。それでは具体的にお腹痩せにはどのようなエクササイズを、どのように行えばよいのかお伝えしていきましょう!腹筋エクササイズの効果がグンとアップする!2つのストレッチエクササイズを行う前に、エクササイズ効果を高めるストレッチをご紹介しましょう。腹筋に効かせるには骨盤を後傾させることが前提条件ですが、骨盤後傾の動きが制限されてしまうと腹筋への効果がダウンしてしまいます。そこで腹筋エクササイズを行う前に、確実に腹筋に効かせることができるようにストレッチを行う必要があるのです。ストレッチは2つ行います。1つは「腸腰筋へのストレッチ」です。太もも付け根前面にある腸腰筋には「股関節を曲げる」という働きの他に、「骨盤を前傾させる」というそれもあります。そのため腸腰筋の緊張が強くなると骨盤の前傾が強くなり、後傾の動きが制限されてしまいます。そこでまずは、骨盤後傾の動きの制限因子となっている腸腰筋をストレッチでクリアにさせていきます。もう一つは「骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチ」です。骨盤後傾の動きの制限因子をクリアさせても、骨盤後傾方向への動きは低下したままです。そのため、動的ストレッチで骨盤後傾方向への動きを高めていくようにします。(1)腸腰筋へのストレッチ出典:byBirth両脚を前後に開いて前脚の膝を立てて後ろ脚を伸ばし、立てた膝の上に両手を乗せます。重心を上体の真下に下ろして、骨盤を後傾させることで後ろ脚の腸腰筋がストレッチされます。心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けましょう。ポイント腸腰筋へのストレッチ効果を高めるポイントは「骨盤」にあります。骨盤を後傾させ、更に正面に向けるようにしましょう。目線をお腹に向けることで、骨盤は後傾しやすくなります。注意すべき点反動や弾みをつけたりしないようにしましょう。(2)骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチ出典:byBirth四つん這いになり、腰を軽く反らせて骨盤を前傾させてから(写真上)、腰を丸めて骨盤を後傾させる動作(写真下)を10回繰り返します。ポイントゆっくりと、少しずつ骨盤を後傾させる動きを大きくしていくようにすることで、可動域を広げることができます。注意すべき点腰を反らせる際、強く反らさないようにしましょう。お腹痩せに効果大!手軽にできる「腹筋エクササイズ」お待たせしました!お腹痩せに効果的なエクササイズを2つご紹介しましょう。今回ご紹介するエクササイズも、トレーニングツール不要でおうちで手軽にできるものです!(1)腹横筋を強化し腹囲を縮める「ドローイン」出典:byBirth立位の体勢で左右のかかとをくっつけてつま先を外に開き、内ももを閉じるようにします(写真左)。肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、一方の手をおへそに当て、その手から遠ざけるようにお腹を凹ませます(写真右)。※写真ではもう一方の手を腰に当てていますが、お腹部分を見やすくするためです。実際は身体の横に下ろして行います。お腹を凹ませた状態を30秒キープし、1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。ポイントおへそをできるだけ凹ませるようにすることで、お腹痩せ効果を高めることができます。注意すべき点呼吸を止めないようにしましょう。(2)下っ腹を引き締める「リバースクランチ」出典:byBirth仰向けになり、膝と股関節を90度に曲げて左右の膝と足をくっつけます。両手は手のひらを天井に向けて身体の横に「ハの字」に構えるか、頭の後ろに組みます。下腹部を軸に息を吐きながら骨盤を起こし、息を吸いながらゆっくり下ろしていきます。15~20回を1分程度の休憩を入れながら3セット行います。ポイント凹ませたい下っ腹を軸にして骨盤を起こすようにすると、下っ腹痩せに効果的です!動作中は、左右の膝と足が離れないようにしっかりとくっつけるようにしましょう。そうすることで内ももの筋肉である股関節内転筋群にも効かせることができ、ポッコリお腹の原因である骨盤の開きの改善に繋げることができるからです。注意すべき点骨盤を起こし過ぎないようにしましょう。起こし過ぎてしまうと下っ腹に効かなくなってしまうからです。お尻に「尾骨」という骨がありますが、尾骨が床から離れるところまで起こすようにします。理想のお腹周りを目指すために…前回ご紹介した肩甲骨エクササイズと合わせて、この2つの腹筋エクササイズを行えば確実にお腹痩せできます!エクササイズは毎日行いたいところですが、最低でも週3回は行うようにしてみましょう。理想のお腹周りを目指して、是非ご参考にしてください!
2020年06月07日肩甲骨を整えるとお腹痩せ効果に繋がる3つの理由一見関係なさそうな「肩甲骨」と「お腹痩せ」ですが、なぜ肩甲骨を整えるとお腹痩せに繋げることができると言えるのでしょうか?その理由として3つ挙げることができます。理由1:「ポッコリお腹」の原因となる「猫背」が改善されるから下っ腹がポコっと出る「ポッコリお腹」の原因の一つとして、猫背が挙げられます。猫背の姿勢になると、肺や心臓などを取り囲んでいる「胸郭」という組織が下に落ち込みます。すると内臓が下垂し骨盤が開きっぱなしになるため、「ポッコリお腹」を引き起こすと言われています。そこで肩甲骨を整えることでポッコリお腹の原因となっている猫背の姿勢を改善させることができ、お腹痩せに繋げることができると考えられます。理由2:腹筋エクササイズ効果がアップするからまた、猫背になると腹筋の力が入りにくい状態になるので、腹筋の筋力低下を招いてしまいます。腹筋が弱くなると、骨盤が開きポッコリお腹へと繋がります。この状態でいくら腹筋エクササイズを行っても腹筋がうまく使えない状態なので、エクササイズ効果も低いものとなってしまいます。そのため肩甲骨を整えて猫背の姿勢を改善すると、腹筋に力が入りやすい状態となり、エクササイズ効果がアップすると言えます。出典:byBirth理由3:脂肪燃焼効率がアップするから猫背の姿勢になると、骨盤が開いて腹筋の筋力が低下するだけではありません。脂肪燃焼効率もダウンしてしまいます。猫背の姿勢は胸郭が落ち込む上、狭くなります。そうなると取り込むことができる酸素の量が少なくなってしまうため、脂肪燃焼効率がダウンしてしまうのです。脂肪を燃焼させるには大量の酸素が必要となります。そこで肩甲骨を整えて猫背を改善させることにより、胸郭が広がりたくさんの酸素を取り込めるようになるため、脂肪燃焼効率を高めることができます。以上の理由から、お腹痩せには肩甲骨を整えて猫背を改善することも必要と言えるのです。「肩甲骨エクササイズ」の効果を高めるために行っておきたい!簡単ストレッチ肩甲骨エクササイズをご紹介する前に、エクササイズ効果を高めるために「猫背改善ストレッチ」を行っておきましょう。このストレッチを行うことで胸椎の強い後弯をニュートラルに改善することができるので、猫背改善に有効です!このストレッチでは「テニスボール」を使いますが、誰でも簡単にできるものです!猫背改善ストレッチ出典:byBirthテニスボールを肩甲骨の間にセットして両膝を立てて仰向けになり、両腕は手のひらを天井に向けて身体の横に構えます。息を大きく吸いながら両腕を開くように、下から頭上に向かってゆっくりと大きく動かし(写真上)、息を大きく吐きながら両腕を閉じるように、頭上から下へゆっくりと大きく動かします(写真下)。これを3回繰り返すだけです!ストレッチ前後に床に仰向けになって寝てみることをお勧めします。するとストレッチ効果が実感できますよ!ポイントなるべく大きな円を描くイメージで、ゆっくりと動かしていくことです。猫背を改善してお腹痩せにも効くエクササイズそれでは猫背の姿勢を改善し、お腹痩せ効果に繋がる肩甲骨エクササイズをご紹介しましょう。猫背は、胸椎の後弯が強くなり肩甲骨が外に開いた状態になります。すると肩甲骨を内側に寄せる筋肉である肩甲骨内転筋群の筋力が低下した状態になります。そこで猫背改善エクササイズとして、「肩甲骨内転筋エクササイズ」を行います。肩甲骨内転筋エクササイズ出典:byBirthうつ伏せになり、両腕を肩のラインに伸ばし、親指側を天井に向けます(写真上)。胸を床から離し、その体勢をキープしたまま息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せる動きで両腕を上げて3秒間キープし(写真下)、息を吐きながら上げた両腕を床スレスレまで下ろす動作を繰り返します。15~20回を、1分間の休憩を入れながら3セット行います。ポイントこのエクササイズのポイントは、親指を天井に向けることです。そうすることで肩への負担が少なくなる上、肩甲骨内転筋である僧帽筋に効かせることができます。注意すべき点注意すべき点として2つ挙げられます。1つは、腰を反らさないようにしましょう。腰を反らしてしまうと、肩甲骨内側の筋肉ではなく腰の筋肉に効いてしまうばかりか、腰への負担が大きくなってしまうからです。あくまでもエクササイズ中は、胸を床から離した体勢を崩さないようにします。もう一つはアゴを上げすぎてしまうと頚椎への負担が大きくなってしまうので、アゴを上げすぎないように注意しましょう。「肩甲骨エクササイズ」を効果のあるものにするためには…ご紹介した肩甲骨エクササイズは、最低でも週3回は行うようにしましょう。どんなに効果のあるエクササイズでも、やはり続けなければ効果は得られません!1回に費やすトレーニング時間は20分程度でもよいので、トレーニングを生活習慣の中に組み込むようにしましょう。続けていけば必ず効果は現れます!出典:byBirthまた、肩甲骨エクササイズは、腹筋エクササイズと合わせて行うことでお腹痩せ効果を確実なものにすることができます。お腹痩せに効果的な腹筋エクササイズについては、次回ご紹介しましょう!
2020年06月06日エクササイズを安全かつ効果のあるものにする「動的ストレッチ」運動前に行うべきストレッチは、動きを伴う「動的ストレッチ」です。動的ストレッチとは、関節を回したり、曲げ伸ばし動作を繰り返したりするストレッチのことです。動的ストレッチの効果動的ストレッチを行うことで得られる効果として、主に2つ挙げられます。1つは、柔軟性の向上です。筋肉には「一方の筋肉が収縮すると、その反対側にあるもう一方の筋肉は弛緩する」という性質があります。動きを高めたい方向へ関節を動かす動作を繰り返すことにより、関節可動域を高めることができます。また、筋の伸縮動作を繰り返すことで、交感神経が刺激されて筋温を高めることができ、筋の硬度が低下し、筋の伸張性の向上につながると言われています。出典:byBirthもう一つは、筋出力の向上です。「筋出力」とは文字通り、筋肉が出すことができる力のことを言います。筋温が上昇すると神経伝達速度が向上し、その結果筋出力が向上します。そのため、動的ストレッチを行うことで、筋肉が本来持っている100%に近い力を発揮できるようになると言えます。以上の2つの効果が得られることから、動的ストレッチは運動前に行うべきストレッチで、エクササイズを安全かつ効果のあるものにすると言えます。運動前に行っておきたい動的ストレッチ5選では具体的にどのようなストレッチを行えばよいか、ご紹介していきましょう。1. 股関節回しストレッチ出典:byBirth開いて閉じるように股関節を10回回したら(写真左側)、今度は逆に股関節を外に向かって開くように股関節を10回回します(写真右側)。もちろん何かに掴まりながら行っても構いません。得られる効果このストレッチを行うことで、股関節全体の動きを高めることができると言えます。股関節は球関節で、「曲げる」「伸ばす」「開く」「閉じる」「内側に捻る」「外側に捻る」といった6通りの動きをしますが、その全ての動きが、「回す」という動きの中に網羅されているからです。2. 股関節曲げ伸ばしストレッチ出典:byBirthももを上げるように股関節を曲げたら(写真左側)、膝が股関節(太ももの付け根)よりも後ろにくるまで股関節を伸ばす動作を10回繰り返します(写真右側)。骨盤をできるだけ動かさないようにしましょう。このストレッチも何かに掴まりながら行っても構いません。得られる効果スクワットやバックランジは、股関節の曲げ伸ばし動作の繰り返しとなりますが、特に伸ばす動作が重要になります。股関節を曲げた状態から伸ばす動作を繰り返すことで、伸ばす動作を高めることができ、ターゲットとなる大殿筋に効かせやすくなります。3. 肩回しストレッチ出典:byBirth肘で円を描くように肩を前に10回回したら、後ろに10回回します。必ず前回しをしてから後ろ回しを行うようにしましょう。そうすることで胸を張った状態で終わらせることができるからです。得られる効果肩全体の可動域を高めることができ、肩のケガの予防につなげることができます。4. 肩甲骨内転ストレッチ出典:byBirth顔の前で前腕部を合わせて肩甲骨を外側に開いた(外転)状態から(写真左側)、胸を開くようにして肩甲骨を内側に寄せる(内転)動作を10回繰り返します(写真右側)。得られる効果スクワット、ランジ、腕立て伏せなど、エクササイズのほとんどが肩甲骨を内側に寄せた状態で行います。そうすることで、スクワットやランジならば背中のラインをまっすぐにさせることができ、腕立て伏せでは胸の筋肉である大胸筋に効かせられるようになります。そのため、このストレッチで肩甲骨を内側に寄せる動きを高めることで、エクササイズ効果アップにつながると言えます。5. 腕振りストレッチ出典:byBirthその名の通り、腕振り動作を行うだけです。無理のない範囲で少しずつ可動域を広げていきましょう。左右交互に20回行います。得られる効果肩の上げ下ろし動作を高めることができる上、心拍数を高めることができます。ストレッチ効果を高めるポイントストレッチの効果を高めるポイントは2つあります。1つは、動きはゆっくりと、そして少しずつ大きくしていくようにしましょう。ムリなく少しずつ大きく動かしていくことが、安全に可動域を広げていくコツです。もう一つは、ストレッチをする前に、軽く汗ばむ程度に有酸素運動を行うとより効果的です。ウォーキングをしたりエアロバイクを漕いだりなどといった有酸素運動を、軽く汗ばむ程度に行います。出典:byBirth個人差はありますが、10分程度行うとじんわりと汗が出てくると思います。そうすることで体温が上昇し筋肉が伸ばしやすくなり、更に柔軟性を高めやすくなります。ストレッチを行う上での注意点最後にストレッチを行う上での注意点を2つお伝えしておきましょう。1つは、ストレッチを行うにあたり、周りに障害物がないように安全を確保しておきましょう。ご紹介したストレッチは、全て畳一畳分のスペースさえあればできるものです。しかし、「ストレッチ中に障害物にぶつけて思わぬケガをしてしまった…」ということがないように、安全を確保した上で行うようにしましょう。もう一つは、関節を動かしていて違和感がある場合は、すぐに中止するようにしましょう。無理に動かし続けてしまいますと、関節を傷めてしまう可能性があります。以上をヒントに、エクササイズを更に効果のあるものにしていきましょう!
2020年05月21日ステイホーム・スマイルエクササイズとは?新型コロナウイルスの影響で「ステイホーム」が続く中、ママ・パパ・赤ちゃんが家で笑顔で過ごせるように、さまざまな企業が働きかけています。育児ブランド「アップリカ」がベビーモデルトレーナーの野田純子さんと協力して提案しているのが「ステイホーム・スマイルエクササイズ」です。赤ちゃんとママ・パパがリズムと呼吸をあわせて遊ぶことで、笑顔をシェアできます。赤ちゃんの成長にあわせて、楽しくて簡単な遊びが紹介されているので、日々のコミュニケーションに取り入れてみましょう。妊娠中のママがお腹の赤ちゃんとリズムを共有できるエクササイズもありますよ。※この記事はアップリカ「ステイホーム・スマイルエクササイズ」を参考に作成しています。ねんね期の赤ちゃん(生後0~6ヶ月頃)ねんね期の赤ちゃんは自分で動きまわることはできませんが、視覚や味覚、触覚など五感をとぎすましている時期です。ママやパパは積極的にコミュニケーションを取ってあげましょう。初めての笑顔はぜひ写真を残してあげてくださいね。どこまで追いかけられるかな?ラトルや鈴など、音の出るおもちゃを赤ちゃんの顔の40〜50cm先で揺らしてみましょう。シャンシャン音を鳴らしながら、右から左、上から下などゆっくり目線を誘導していきます。337拍子などのリズムを付けたり、掛け声をあわせたりすると、さらにスマイルになりますよ。月齢にあわせて距離や速度を調整すれば、寝返りの練習にもなります。赤ちゃんが自分の力で首や腕を動かすことで、筋肉をほぐすことができます。また、目の周りの筋肉も使うので、安眠効果も期待できますよ。足裏ギュッギュ!赤ちゃんが足を動かし始めたら、ママ・パパの手のひらと赤ちゃんの足裏をあわせてみましょう。赤ちゃんの足の動きに合わせて、そっと押して優しく圧をかけます。ギュッギュッと足裏で遊んだ後は、足の付け根から足首に向けてマッサージしたり、足の裏を優しく親指でトントンしてあげたりすると喜びますよ。足の筋肉を使って踏ん張ることで、赤ちゃんの血流促進につながります。自分の力で筋肉を動かすことで、姿勢が変わり赤ちゃん自身もスッキリしますよ。ハイハイ期(生後6~12 ヶ月頃)首が腰がすわってハイハイができるようになると、赤ちゃんの行動範囲は一気に広がります。この時期の赤ちゃんは、パパやママが大好きでいつも後をついて回るように。安全を確保しながら遊んであげましょう。一緒に「ポーン!」ボールを持って投げる動作ができるようになったら、動きにあわせてママ・パパが擬音をつけてあげましょう。「ポーン」と声をかけてあげれば、赤ちゃんはきゃっきゃっと喜んで何度も遊びたくなるはずです。「ぱちぱち」や「バイバイ」など、赤ちゃんの動きにあわせて言葉をかけてあげるのも良いですね。パパ・ママの共感が赤ちゃんの幸せにつながります。笑顔でたくさんハイハイできる環境を作ってあげることも大切です。リズムや歌にあわせてママ・パパが一緒にハイハイしたり、カラフルなおもちゃで誘導したりしてあげたりしましょう。赤ちゃんと同じ動きを共有することで、みんなに笑顔があふれます。ハイハイはタッチやあんよに移行するための基盤づくりにもなるので、ぜひ試してみてくださいね。あんよ期(生後12ヶ月~)よちよち歩きの赤ちゃんは、身体を使った遊びが大好きです。体力も増えるころなので、パパやママも一緒に動きながら楽しく遊びましょう。運動能力の向上にもつながりますよ。お部屋でアスレチックママ・パパの助けがあれば、お部屋の中でもアスレチックを楽しむことができます。子どもの「やりたい」という好奇心を引き出すきっかけにもなりますよ。まずは段ボールでお部屋に大きな遊具を作ってみましょう。跳び箱やトンネル、小さな滑り台などいろいろなものができそうですね。パパが参加できれば、さらにダイナミックな遊びも可能です。大きいバスタオルでハンモックやブランコ遊びもできますよ。枕やクッションを飛び石状に並べるだけでも、お家で石渡りが楽しめます。距離や高さは、成長に合わせて調整してあげましょう。掛け声をあわせて一緒にジャンプすれば、笑顔が広がりますよ。想像力と工夫次第で、さまざまなアスレチックが楽しめます。身体全体を使って遊べる安全な環境を作ってあげてくださいね。プレママ期(妊娠7~8ヶ月で胎動を感じ始めたら)胎動を感じ始めたら、お腹の赤ちゃんとコミュニケーションを取ってみましょう。赤ちゃんが生まれる日がより待ち遠しくなりますよ。お腹の中でもリズム共有赤ちゃんの胎動を感じるようになったら、プレママ期だけのスマイルエクササイズを楽しみましょう。赤ちゃんの胎動のタイミングに合わせて、そっとお腹をトントンします。胎動を感じた位置で返したり、同じリズムで返したり、お腹全体をマッサージしたりしましょう。心地良いリズムは、赤ちゃんにも伝わっていきますよ。赤ちゃんはママやパパの声も大好きです。優しく話しかけながらリズムをとったり、歌ったりしても良いですね。ゆったりした呼吸を意識しながら、赤ちゃんとの一体感を実感してみましょう。楽しく遊んで笑顔をシェアしよう!外出を控えたいときは、公園に行ったり買い物に行ったりしなくても、さまざまな楽しみ方があります。ご紹介したエクササイズも、おうち時間の楽しみ方のひとつとして参考にしてみてください。月齢にあわせたエクササイズを一緒に楽しんで、ママ・パパ・赤ちゃんと笑顔をシェアしていきましょう。家時間が楽しいものになれば、赤ちゃんとの絆も深まりますよ。※この記事は2020年5月時点の情報をもとに作成しています。
2020年05月13日骨盤の前傾が強くなる原因は「ハイヒール」?!そもそもなぜ骨盤の前傾が強くなるのでしょうか?骨盤の前傾が強くなる一因として、「ハイヒール」が考えられます。出典:byBirthハイヒールを履き続けていると、重心がつま先寄りになります。すると骨盤が前へ倒れるかたちとなり、前傾が強くなると考えられます。なぜ骨盤の前傾が強いと「ポッコリお腹」や「垂れ尻」になるのか?骨盤の前傾が強くなることで、下っ腹がポコっと出やすくなったり、お尻の筋肉が垂れやすくなったりしてしまいます。その理由は、骨盤が前傾し過ぎることで、腹筋群とお尻の筋肉である大殿筋の筋力が低下しやすくなるからです。これらの筋肉は、骨盤が後傾することで機能します。骨盤の前傾が強くなると、腹筋群ではなく脊柱起立筋(背筋)が、大殿筋ではなく腸腰筋が優位に働くようになるのです。出典:byBirth前傾し過ぎた骨盤をリセットする2つのストレッチそれではストレッチから紹介していきましょう。まず行っていくストレッチは、「腸腰筋へのストレッチ」です。なぜ腸腰筋をストレッチするのか?骨盤の前傾が強くなると、腸腰筋の緊張が強くなるからです。腸腰筋というのは腰椎から骨盤前面をまたがって太もも付け根に停止している筋肉で、「股関節を曲げる」という働きの他にも、「骨盤を前傾させる」というそれもあるのです。そのため骨盤後傾の動きにブレーキをかけている腸腰筋の緊張をストレッチで緩めていきます。しかし、腸腰筋の緊張を緩めただけでは不十分です!なぜなら骨盤後傾の動きは低下したままだからです。そこで次に「骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチ」を合わせて行うようにします。1. 腸腰筋ストレッチ出典:byBirth脚を前後に大きく開き、前脚の膝を立てて後ろ脚は伸ばすようにします。両手は立てた膝の上に乗せて、重心を真下に預けることで後ろ脚の太もも付け根前面にある腸腰筋がストレッチされます。心地よく筋肉が伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間行うようにしましょう。効果を更に高めるために、以下のポイントと注意点を踏まえておきましょう。ストレッチ効果を高めるポイント腸腰筋へのストレッチは、2つのポイントを心がけることで効果はグンとアップします!1つは骨盤を後傾させることです。目線をお腹に向けると後傾しやすくなります。もう1つは骨盤を正面に向けることです。腸腰筋が硬いと、ストレッチをする際、どうしても伸ばしている側の方向に開きやすくなってしまいます。するとストレッチ効果がダウンしてしまうので、骨盤を正面に向けるようにしましょう。注意点よくある間違いとして、重心を前にかけてしまうことが挙げられます。そうするとストレッチ効果がダウンしてしまいます。2. 骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチ出典:byBirth四つん這いになり、腰を軽く反らして骨盤を前傾させてから(写真①)、腰を丸めて骨盤を後傾させる動作(写真②)を10回繰り返します。ストレッチ効果を高めるポイント動きはゆっくりと、少しずつ大きくしていくようにすることが可動域を高めるポイントです。注意点骨盤の動きを高めることがねらいなので、目線は床に向けたまま行うようにしましょう。「ポッコリお腹」やO脚でお悩みの方におススメ!骨盤改善エクササイズ2つのストレッチを終えたら、エクササイズを行いましょう。骨盤の前傾が強いと、特に腹直筋下部の筋力が特に弱くなります。そこで骨盤を後傾させながら腹直筋下部を強化させる、「リバースクランチ」というエクササイズを行います。このエクササイズには骨盤の開きを改善する効果も期待できるので、ポッコリお腹やO脚でお悩みの方にお勧めです!リバースクランチ出典:byBirth仰向けになり、両腕は身体の横に「ハの字」に構え、手のひらを天井に向けます。そうすることで骨盤を起こす際、手の反動が使いにくくなります。膝と股関節をそれぞれ90度に曲げ、膝から足をしっかりくっつけて、息を吐きながら下腹部を軸に骨盤を起こします。お尻の下の部分が床から離れるまで起こしたら、息を吸いながら骨盤を下ろしていきます。2と3の動作を繰り返します。エクササイズ効果を高めるポイント動作中、膝から足のラインをしっかりくっつけるようにしましょう。そうすることで太もも内側の筋肉である股関節内転筋群も使われるようになる上、腹直筋下部に効きやすくなるからです。股関節内転筋群も腹直筋も共に恥骨に付いているため、股関節内転筋群が使われると腹直筋下部も使われやすくなると考えられます。注意点骨盤を起こし過ぎないようにしましょう。起こし過ぎてしまうと、腹直筋下部に効かなくなってしまうためです。お尻の下の部分が床から離れるまで起こすように心掛けましょう。以上のポイントと注意点を踏まえた上で、15~20回を1分程度の休憩を入れながら3セット行いましょう。ストレッチとエクササイズを効果のあるものにするために…今回は、お腹痩せやヒップアップ効果をダウンさせてしまう前傾し過ぎた骨盤をニュートラルにするストレッチとエクササイズをご紹介しました。ストレッチとエクササイズは、しっかりとポイントを踏まえた上で、最低でも週3回は行うようにしましょう。続ければ続けるほど効果が実感できますよ!
2020年05月07日ストレッチとエクササイズを行う前に心がけておきたいことこれからご紹介するストレッチとエクササイズは、ご自宅で、しかも畳一畳分のスペースがあればできるものです!しかし、周りに障害物がある中でストレッチとエクササイズを行ってしまいますと、思わぬケガをしかねません。そこでストレッチとエクササイズを安全に行うことができるように、まずは周りに障害物がないようにしておきましょう。また、フローリングの上で行う場合は、ヨガマットやそれに代わるもの(大きめのバスタオルなど)を敷いて行うことをお勧めします。たった3回で猫背をリセット!簡単ストレッチそれでは早速、猫背をリセットし、誰でも簡単にできるストレッチをご紹介していきましょう。ここでは「テニスボール」を1つ用意します。猫背リセットストレッチ出典:byBirthテニスボールを左右の肩甲骨の間にセットして仰向けになり、両膝を立てておきます。両腕はカラダの横に構え、手のひらを天井に向けます。そこから息を大きく吸いながら両腕を大きく開いていき(写真上)、頭の上まで両腕を開いたら、息をゆっくり吐きながら両腕を閉じていきます(写真下)。この動作を3回繰り返すだけです!できるだけゆっくり、大きく動かすことがストレッチ効果を高めるポイントです。このストレッチを行うことで、強く後弯した胸椎部分をリセットさせることができ、前回お伝えした背骨の「緩やかなS字状の弯曲」を取り戻すことができます。猫背解消に効果が高い肩甲骨エクササイズストレッチで一時的に姿勢をリセットさせることができますが、残念ながらそれはあくまでも「一時的」なものです。なぜなら姿勢を支える筋肉は弱いままだからです。そのため、良い姿勢が一時的なものとならないように、エクササイズで弱くなっている筋力を強化する必要があるのです。背中が丸くなり猫背になると、肩甲骨内転筋群(僧帽筋中部線維や菱形筋など肩甲骨内側の筋肉)や、脊柱起立筋(背筋)の上部などの筋力が低下した状態となります。そこで、これらの筋肉を同時に強化できるエクササイズを行っていきます。肩甲骨内転筋群エクササイズ出典:byBirthうつ伏せになり、両腕を肩のライン上に伸ばし親指側を天井に向けます。そうすることで肩への負担が少なくなります。そこから更に胸を床から離します(写真上)。息を吸いながら、肩甲骨を内側に引き寄せる動きで両腕を上げていきます。上げきったところで3秒止めて(写真下)、息を吐きながら両腕を床スレスレまで下ろしていく動作を繰り返していきます。注意すべき点が2つあります。1つは、あくまでも胸から上だけを起こすようにして、上体を起こし過ぎないようにしましょう。上体を起こし過ぎてしまうと、ターゲットである肩甲骨内側の筋肉と脊柱起立筋上部ではなく、脊柱起立筋下部を刺激してしまうからです。また、腰への負担が大きくなるので、腰痛のリスクも高くなってしまいます。もう一つは顔を上げないようにすることです。顔を上げてしまうと、頚椎への負担が大きくなるからです。顔を上げないように心がけて、目線は上目遣いで斜め前方に向けるようにしましょう。以上の注意点を踏まえた上で、15~20回を1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。やってみるとキツいかもしれませんが、キツい分効果を得ることができます!ストレッチとエクササイズを行ったら、もう一度姿勢をチェック!ストレッチとエクササイズを終えたら、もう一度前回ご紹介した壁を使った姿勢チェックを行い、効果を確かめてみましょう。壁にかかと、お尻、肩(肩甲骨)、そして頭を付けて立ちます。出典:byBirthいかがでしょうか?背中と壁がピッタリとくっつくような感触が実感できるかと思います!次に両腕を上げてみましょう。ストレッチとエクササイズを行う前と比べて両腕が上げやすくなり、壁と腰の隙間も狭くなっているのではないでしょうか。姿勢が変わるだけで、これだけ腕の動きも変わってくるのです。トレーニングで効果を得るコツこのようにご紹介したストレッチとエクササイズは、猫背の姿勢を改善するのに有効です。しかし、週1回行っただけではすぐに元の悪い姿勢に戻ってしまい、姿勢改善効果は期待できません!どんなに効果があるものでも、やはり続けなければ効果は得られません。そのためストレッチとエクササイズは、最低でも週3回は行うように心がけましょう。最低でも週3回は行い続けることで、2ヶ月ほどで姿勢改善効果が現れてきます。「継続は力なり」と言いますが、長く続けることこそがトレーニング効果を得るコツです!出典:byBirth今回ご紹介したストレッチとエクササイズは、5分あればできてしまうものです。ですから、どんなに時間がない方でもご自宅で続けることができます。お風呂に入る前でも良し、毎日の“スキマ時間”でも良し、出勤前でも良し、ご自身の都合の良いタイミングで行ってみてください!
2020年05月03日前衛的なファッションショーを見て「すごい服だな…」と思うことはありませんか。日常生活の中では絶対に見かけることのない服が登場して面白いですよね。漫画家の、みまたかほ(@kaho54235115)さんは、以前ファッションショーでモデルをしたことがあるそうです。そして、その時のことを描いた漫画がTwitterで話題となっています。ファッションの深淵を覗いた pic.twitter.com/DXiF5Rhv8F — みまたかほ (@kaho54235115) March 31, 2020 光ファイバー…!インパクトがありすぎて笑ってしまいます!モデルさんのなんともいえない表情にも笑いがこみ上げてきますね。漫画を見た人たちからは、このようなコメントが寄せられていました。・光ファイバーさんが無敵すぎる…!・「私は光ファイバーです」に、お腹を抱えて笑いました!・私も以前モデルをしたのですが、光ファイバーさん並にウィッグが大きくて苦労しました。・「ファッションって奥深いわ~」って無理に感じなくても大丈夫なんですよね?ちなみに、光ファイバーの衣装を着たモデルは、しっかりと仕事をこなしたそうです。奇抜な衣装をクールに着こなすモデルさんたちもすごいです。普段ほとんど見ないファッションショーも、たまに見てみると面白いかもしれません。この漫画を描いたみまたさんは、漫画連載などの仕事を募集中とのこと。気になる人は、みまたさんのTwitterをチェックしてみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月06日ふつうの腹筋エクササイズでは、お腹痩せはできても「くびれ」をつくることができません。まずは姿勢を改善し、脇腹に効くエクササイズをすれば、女性らしい曲線美を実現。美しいくびれをつくって、メリハリボディを手に入れましょう!メリハリボディに欠かせない「くびれ」が欲しい!出典:byBirthメリハリのあるボディラインは女性らしさの象徴。美しいくびれがあればファッションを自由自在に着こなせて、自分にも自信が持てますよね。とはいえ、忙しい生活の中で運動を日課にするのは大変。そのため日頃から体を動かさない人は、年齢とともにお腹に脂肪がたまりやすくなります。今回ご紹介する腹筋エクササイズは、ぽっこりお腹を解消するだけでなく、美しいくびれをつくる効果があります。1日1種類でも取り組めば、少しずつボディラインが変わってきますよ。お腹痩せしても「くびれ」をつくれない理由「ダイエットしているのに、くびれができない」と悩んでいませんか?食事制限や有酸素運動、ふつうの腹筋エクササイズだけではくびれをつくれません。その理由は、おもに「姿勢の悪さ」が原因。姿勢が悪いと「肋骨」と「骨盤」の間が狭くなり、ギュッと押しつぶされた状態になるため「くびれ」ができないのです。つまり、日頃から姿勢を良くするだけで「くびれ」をつくりやすくなります。さらに、お腹を伸ばすストレッチをすれば、肋骨と骨盤の間が広くなって効果的にくびれをつくれますよ。お腹を伸ばすストレッチ出典:byBirth両手を組み、頭の上で伸ばします。お腹を伸ばすようにストレッチするのがポイント。息を吐きながら、ゆっくりと左右に上体を倒します。3セットほどくり返しましょう。くびれをつくるエクササイズとともに、お腹を伸ばすストレッチにも取り組んでみてください。これだけでもくびれ効果が期待できます。くびれをつくるには「脇腹」に効く腹筋エクササイズが必要くびれをつくるには、前述の「お腹を伸ばすストレッチ」に加えて、脇腹に刺激を与えるエクササイズが必要です。ふつうの腹筋エクササイズは、おもにお腹の前側の筋肉にしか効きません。そのため、いくら腹筋を頑張ってもくびれをつくることができないのです。美しいくびれをつくるには、「脇腹」に効く腹筋エクササイズが必要。しっかりと脇腹の筋肉を刺激して、メリハリボディを実現させましょう。くびれをつくる腹筋エクササイズでは、くびれ効果のある腹筋エクササイズをご紹介します。脇腹を効果的に刺激して、くびれをつくっていきましょう。ひねりエクササイズ出典:byBirth壁を背にして、足を肩幅に開いて立ちます。かかとから壁までの距離は20センチ程度。ゆっくりと体をひねり、壁のほうに振り向き両手をつきます。このとき、かかとが浮かないように注意。反対側も行い、交互に10回くり返しましょう。脇腹に効かせるには、ひねりエクササイズがオススメ。腸の働きが活発になり、便秘解消にも効果的です。ツイストクランチ出典:byBirth仰向けになり、両膝を立てます。両手を頭につけて、右肘と左膝を近づけます。息を吐きながら行うのがポイント。息を吸いながら元に戻します。今度は、左肘と右膝を近づけます。これを20回くり返しましょう。反動をつけずにゆっくりと行うことで、インナーマッスルを鍛える効果があります。インナーマッスルを鍛えるとお腹の脂肪が燃焼しやすくなり、くびれ効果も期待できます。サイドプランク出典:byBirth両足を伸ばし、横向きに寝ます。肩の真下に来るように、下の肘を床につきます。上の手を腰に当て、お尻を持ち上げます。頭からかかとまでが一直線になるように30~60秒キープ。これを3回くり返します。腹式呼吸を意識すると、よりお腹の脂肪を落とす効果がアップ。脇腹に効いているのを感じながら行いましょう。お腹痩せしたい女性は「骨盤のゆがみ」を解消する出典:byBirthくびれエクササイズを3つご紹介しましたが、お腹痩せしたい女性にとって大切なことがもう1つあります。それは、骨盤のゆがみを解消すること。腹筋エクササイズをいくら頑張っても、骨盤にゆがみがある状態ではお腹まわりに脂肪がつきやすくなってしまうのです。そのため、骨盤のゆがみを解消するストレッチも取り入れてみましょう。丸めたバスタオルを骨盤の下に置き、その上に仰向けになります。両腕は頭の上に伸ばして、両手を重ねます。足の親指同士を重ねます。そのまま1~3分間キープ。5分以上は、やらないように注意。そのまま起き上がらず、ゴロンと横に体を転がしてから起き上がりましょう。骨盤のゆがみを解消すると、お腹痩せはもちろん、足のむくみを解消する効果もあります。スタイルアップには欠かせないストレッチなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。くびれをつくって女性らしいメリハリボディへ!お腹痩せだけなら食事制限やふつうの腹筋エクササイズでも効果がありますが、くびれが欲しいなら脇腹に効く腹筋エクササイズを取り入れてみましょう。どれも自宅で簡単にできるエクササイズです。1日1種類でもOKなので、ぜひ日課にしてみてくださいね。くびれストレッチや骨盤ストレッチも並行して行い、日頃から姿勢を良くしておくこともポイントです。くびれをつくって女性らしいメリハリボディを実現させましょう!
2020年03月14日先週、婚約者のオーランド・ブルームとの間に第1子を妊娠していると発表したケイティ・ペリー。「大きなバッグを持ち歩いてお腹のふくらみを隠したり、お腹をへこます必要がなくなってうれしい」と語ったように、8日(現地時間)、ライブでお腹のふくらみを披露した。この日、オーストラリアのメルボルンで開催されたクリケットの大会「ICC T20 ウィメンズ・ワールド・カップ」でパフォーマンスを行ったケイティは、女性チームの大会にちなみ「♀」のシンボルが散りばめられた奇抜なドレスと「♀」マークの大きなピアスを耳からぶら下げ登場。パフォーマンス中に「(赤ちゃんは)女の子だといいな」と願望を観客に向けて伝え、観客から大歓声が沸いた。ケイティは、衣装替えでゆったりとしたドレスの下に着用していたボディコンシャスなドレスも披露。こちらにはさらに大きな「♀」マークが施されていた。大会だけでなく、ケイティの願望も反映された衣装だったようだ。新曲「Never Worn White」のMVで妊娠を発表してから、ケイティは雑誌、ラジオ番組などで妊娠についてオープンに語るようになった、金曜日に出演したライアン・シークレストのラジオ番組では、「Never Worn White」は「次のアルバムからのリード・シングルというわけではない。『私は太っているんじゃなくて、妊娠しているだけ』とみんなに伝えたいがために出したようなもの」と語った。(Hiromi Kaku)
2020年03月09日時は流れ、そんな風にいつも母のお腹に癒されていた私のお腹にも、ひとつの命が芽生えていました。妊娠がわかって育児雑誌を買うと、そこここにある「妊娠線クリーム」の広告。これを朝晩にしっかり塗りこむと、妊娠線予防になるということで、まだ妊娠初期のころから「どの商品を使おうか」と吟味していました。このころの私は、「母のお腹のようにはなりたくない」と思っていました。ビキニが着れなくなるとか、そんな理由で。妊娠中期になって、一つのストレッチマークオイルを購入。母親教室や、子ども服屋さんでさんざん各社のサンプルを試し選んだ、保湿力が大変高く、オーガニック系のよい香りがするものでした。それを朝とお風呂上りに塗り込む日々。体調も比較的よい時期だったので「お母さんになるんだ・・・」と手放しで幸せを感じていた時期でした。ところが妊娠後期となり、ぶり返したつわりと、お腹が重くて熟睡できない日々の中で、次第に憂鬱な気持ちに。そして、どんどん大きくなる胎児にお腹の皮膚が耐え切れず、ところどころひび割れが始まっていました。それと同時に、とにかくお腹が痒くて仕方がない! 色素沈着するから掻いてはいけない、と普段は意識しているものの、ふとした時や寝ている間に掻きむしってしまい、横腹のあたりが赤黒くなってしまいました。この頃、ストレッチマーククリームは変わらず毎日二回塗り込んでいましたが、急激に大きくなるお腹と、掻きむしりの前には太刀打ちできず。「早く産んでしまいたい」、そんなことばかり思っていたのです。そしてようやく出産。すぐにしぼまないお腹にびっくりしつつも、それでも赤ちゃんがいなくなったお腹は、しぼんだ風船のような感じでした。水着はお腹を隠すものを着用するようになり、お腹のシワが目立つ姿勢(お腹を丸める姿勢など)にならないように気を付けながら、日々が過ぎていきました。一度できた妊娠線は基本的には治らないけど、保湿をしっかり継続することで少しは薄くなるという噂を信じて、毎日しっかり保湿。確かに、はじめは赤かった妊娠線は、次第に目立たなくなってきましたが、どうしてもひび割れた皮膚の凸凹だけは消せず落ち込みました。こんなお腹じゃ、みっともなくて温泉にも行きにくいなぁと思っていたのですが・・・妊娠線の凸凹の独特の柔らかさを堪能するように、寄せたり伸ばしたりつついたりする子どもたち。自分では嫌いだと思っていた凸凹お腹だったけど「この凸凹があるから、今この子たちがいるんだ」と思ったら、なんだかとても愛おしい気持ちに。だから私も、母と同じように子どもたちに言いました。「これは、あんたたちを生んだ証。ママの勲章だよ」と。薄着の時期になると、チラっとお腹が見えそうになって焦ることもありますが、今ではこの自分の凸凹お腹が大好きです。
2020年02月29日見るたびに、ため息が出そうになる羽生結弦(25)の優雅な立ち姿。だが、それは名伯楽の秘密のレッスンあってのものだった。「美姿勢をつくるエクササイズ」で、ゆづのように美しい姿勢を手に入れようーー。「結弦がつねに心がけているのが美しい姿勢です。ふだんの姿勢の悪さは、試合でのジャンプの出来にも大きく影響します。美姿勢を保つことも、彼の戦いなんです」そう語るのは、羽生結弦(25)が小学校2年生の時から、体のケアをしてきた元専属トレーナーの菊地晃さん(63)。2月7日、韓国・ソウルで行われる「四大陸フィギュアスケート選手権」で人類初の4回転半ジャンプに挑む羽生。なぜ姿勢がそれほどまでに大事なのか?「結弦のジャンプがほかの選手と違うのは、回転軸がぶれずに高速で回れること。そのためには、頭のてっぺんが糸で引っぱられているように背筋が伸び、骨盤が適度に前傾している美しい姿勢を維持しなければなりません。結弦のように、長い手足を持つ選手は本来軸がぶれやすい。でも、ふだんから正しい姿勢をとることで、試合の激しい動きの中でも、ほとんど意識せずに、軸を安定させられるのです」(菊地さん・以下同)日常からの“美姿勢”があの素晴らしい演技の秘密なのだ。“でも、私はゆづのようにアスリートでもないし、関係ないわ”と思ったそこのあなた、美姿勢は一般の人にとっても、生活を豊かにしてくれる大切なものだ。「背筋を伸ばすだけで見た目が10歳以上若く見えます。逆に姿勢が悪い状態が続くと、全身の血流が悪化し、肩こりや腰痛、疲労などさまざまな不調を招く。美しい姿勢は、体の外も内も美しくしてくれるのです」実際に羽生が行ってきたもののなかから、美姿勢をつくるのに役立つ運動を、“ゆづの思い出”と共に、菊地さんに教えてもらおう。美姿勢のためには、体幹の強化が欠かせない。■美しい姿勢を保つ「体幹アップ・スクワット」(1)壁を背にしてまっすぐ立つ。両足は肩幅に開き、頭、腰、かかとは壁につける。(2)息を吐きながら、壁を支えにひざが120度になるところまでゆっくり腰を下ろす。息を吸いながら元の体勢に戻す。1日10回を目安に。■体幹をしなやかにする「自転車こぎ腹筋」(1)あおむけになり、両手を後ろに組む。(2)息を吐きながら、自転車をこぐように両足を交互に伸ばしながら、ゆっくりと上げる。真上にきたところで、息継ぎをして、息を吐きながらゆっくりと下げる。5秒ほどで1セット。1日3回。「おなかの中心をコルセットのように取り囲んでいる腹横筋や、背骨を固定させる多裂筋など、体の深部にある筋肉を鍛えることで、背中が丸まるのを防げます。ジュニア時代の結弦が実践していたのが『体幹アップ・スクワット』と『自転車こぎ腹筋』のトレーニング。『きついよ!』と文句を言いながら、いつまでも続けていました」姿勢は、疲労や長時間座っていることなどでも、すぐに乱れる。そんなときは、次の運動が効果的。■頭を正しい位置に持っていく「姿勢矯正ストレッチ」(1)背筋を伸ばして椅子に座る。(2)頭を後ろに傾け、首を伸ばす。(3)首を伸ばしたまま、頭をひっぱり上げられるようにゆっくり立ち上がる。(4)ゆっくり首を戻す。立ったまま、ふたたび首を後ろに傾けて伸ばす。その状態で椅子に座り、首を戻す。この一連の動作を1日7回ほど行う。「試合会場に向かうバス移動だけで、姿勢が歪むことがあります。そのままでは演技のキレがなくなり、本来のパフォーマンスを十分発揮できません。ソチ五輪の本番前、結弦に姿勢の乱れがあったので、『姿勢矯正ストレッチ』をさせました。結弦は『なんで?』という顔をしていましたが『だまってやれ!』と(笑)。姿勢が悪くなると、首が本来の位置ではなく前に傾きます。そのため首の筋肉が硬くなります。そのコリを解消しながら、首を正しい位置に戻すのです」羽生の精神力の強さにも「美姿勢トレーニング」が生きていると、菊地さんはこう語る。「不安だったり、逆に意気込みすぎたりすると、骨盤が後ろに倒れてしまい姿勢の悪化を招きます。2連覇がかかった平昌五輪では、結弦の骨盤の位置が少しずれていました。本番前の結弦に指示したのが『菊地流腹筋』の運動です。本人もちょっとした体の異変を感じていたようで、黙々と続けていました」■骨盤の歪みを解消する「菊地流腹筋」(1)テーブルなどに手をつき、背筋が伸びるように、足をテーブルから離す。手の幅は肩幅に。(2)息を吐きながら、足を内側にねじりながら引き上げる。同時にひじを曲げる。息を吸いながら、最初の姿勢に戻る。右足と左足を交互に、計4回ほど行う。「体を大きくねじることで骨盤の位置が整い、背筋がスーッと伸びます。気管が広がり呼吸が深くなるリラックス効果もあり、自信をもって演技に臨めたのです」あんなジャンプはできないけれど、菊地さんの「エクササイズ」で、ゆづの美姿勢を手に入れよう。「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月07日